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平成30年  5月 福祉保健常任委員会−05月16日-01号

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  1. 世田谷区議会 2018-05-16
    平成30年  5月 福祉保健常任委員会−05月16日-01号


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    平成30年  5月 福祉保健常任委員会−05月16日-01号平成30年 5月 福祉保健常任委員会 世田谷議会福祉保健常任委員会会議録第七号 平成三十年五月十六日(水曜日)  場  所 第二委員会室  出席委員(十名)    委員長         佐藤弘人    副委員長        ゆさ吉宏                菅沼つとむ                山内 彰                津上仁志                藤井まな                江口じゅん子                大庭正明                佐藤美樹                高岡じゅん子  事務局職員    議事担当係長      長谷川桂一    調査係主任       阿閉孝一郎  出席説明員    副区長         宮崎健二
      世田谷総合支所    保健福祉センター所長  皆川健一   玉川総合支所    総合支所長       岩元浩一   保健福祉部    部長          板谷雅光    調整・指導課長     加賀谷 実   障害福祉担当部    部長          松本公平   高齢福祉部    部長          瓜生律子   子ども若者部    部長          澁田景子    子ども育成推進課長   堀込章仁    児童課長        相蘇康隆   保育担当部    部長          知久孝之   世田谷保健所    所長          辻 佳織    副所長         伊藤美和子    生活保健課長      山本惠造   ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 本日の会議に付した事件  1.議案審査   ・ 議案第六十五号 世田谷放課後児童健全育成事業設備及び運営基準に関する条例の一部を改正する条例   ・ 議案第六十六号 世田谷旅館業法施行条例の一部を改正する条例  2.閉会中の特定事件審査調査事項について  3.協議事項   (1) 次回委員会開催について   ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇     午前九時五十九分開議佐藤弘人 委員長 ただいまから福祉保健常任委員会を開会いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━佐藤弘人 委員長 本日は、議案審査等を行います。  それでは、1議案審査に入ります。  まず、議案第六十五号「世田谷放課後児童健全育成事業設備及び運営基準に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本件について、理事者説明を求めます。 ◎澁田 子ども若者部長 議案第六十五号「世田谷放課後児童健全育成事業設備及び運営基準に関する条例の一部を改正する条例」について御説明をさせていただきます。  本件は、放課後児童健全育成事業設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、放課後児童支援員要件の変更を行うため、条例の一部を改正する必要が生じましたので、御提案を申し上げた次第でございます。  なお、内容につきましては、四月二十五日の本委員会で御報告をしたとおりでございます。  条例施行日は、公布日により施行する予定としております。  御審査のほど、よろしくお願いいたします。 ○佐藤弘人 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆江口じゅん子 委員 ちょっと伺いたいんですけれども、改正内容のところで、五年以上の従事者であって、区長が適当と認めたものとするというところで聞きたいんですが、これが適用となるのは非常勤の方だけ、そういう理解でよろしいんですか。 ◎相蘇 児童課長 現在、区の職員として新BOPに従事している非常勤指導員がおりますが、この区分が四つ、ABCDとございます。このうちのCとDについては、基礎資格を問わない採用になっておりますので、今回のものに該当する職員としては、その者が当たるというふうに考えております。 ◆江口じゅん子 委員 正規の方は、福祉職採用ということで、それぞれ保育士さんなどの免許を持っているということなんですけれども、非常勤の方のC、Dが基礎資格を問わないで、前回委員会でも伺ったんですけれども、中卒以上の方だったら、区長が適当と認めたとすれば、今回の改正内容で該当するようになるということで、やはり質というところがどう担保されるかというのが気になるんですね。  私も保護者の方からもお話を伺いましたけれども、やはり子ども放課後保育ですから、確かに支援員の方が足りないという状況保護者の方も認識はしていますけれども、だからといって緩和によって質が落ちるというところが大変気になると、そういった意見をいただいております。やはり質をどう担保するかというところが重要だと思うんですが、区の考えをちょっと聞かせていただきたいんですが。 ◎相蘇 児童課長 この放課後児童支援員については、放課後児童健全育成事業を行うに当たっては必置の人材ということになりますので、その質の担保については非常に重要なものだというふうに考えておりますし、国のほうは基準を定めているということになります。今回、資格を問わずに従事の年数を要件とする、区長が認める場合についてということになっておりますので、区長が認める内容についても、質の担保については非常に重要であるというふうに考えております。具体的には今後、取り扱いを定めてまいりますけれども、勤務をした形態であるとか日数であるとか勤務内容等をもとに判断をしていくというふうになると考えております。 ◆江口じゅん子 委員 質の担保は重要ということですので、勤務形態内容なども考慮して認めていくというようなことでしたので、ぜひ質を落とさないよう、きちんと別途定めるということなので、お願いしたいと思います。  やはり質の低下というのは、子どもに大きな影響も及ぼしますし、現場が混乱してもいけないと思うんですね。今、質の担保というところで勤務形態とか日数とかを考慮しますということですけれども、こういった区としての基準を決めるときに、ぜひ現場の声も聞いていただきたいと思うんですが、いかがですか。 ◎相蘇 児童課長 基準を定めるに当たっては、実態部分を勘案するのも必要だと思いますので、必要に応じて現場の声というのも聞いていきたいと思っております。 ○佐藤弘人 委員長 それでは、意見に入ります。  本件について御意見がありましたらお願いします。 ◆江口じゅん子 委員 賛成立場意見を申し上げます。  今やりとりをさせていただきましたけれども、やはり支援員の門戸を広げるということで、こういった条例改正になりますけれども、重要なのは、区もおっしゃったように、質の担保です。別途定めるということで、いろいろ考慮していくということですけれども、ぜひ現場の声も聞いて、質を落とさないように、この区長が適当と認めたものとするというところを定めていただきたいと要望しまして、賛成意見とします。 ○佐藤弘人 委員長 それでは、これより採決に入ります。  お諮りいたします。  本件原案どおり可決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○佐藤弘人 委員長 御異議なしと認めます。よって議案第六十五号は原案どおり可決と決定いたしました。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━佐藤弘人 委員長 次に議案第六十六号「世田谷旅館業法施行条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本件について、理事者説明を求めます。 ◎辻 世田谷保健所長 議案第六十六号「世田谷旅館業法施行条例の一部を改正する条例」について御説明いたします。  本件は、旅館業法の一部を改正する法律が平成二十九年十二月十五日に公布されたことに伴い、旅館ホテル営業施設構造設備基準について定めるとともに、簡易宿所営業施設及び下宿営業施設構造設備基準を変更し、あわせて規定の整備を図るため、条例の一部を改正する必要が生じましたので、御提案申し上げた次第でございます。  内容につきましては、四月二十五日の委員会で御報告したとおりでございます。  御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○佐藤弘人 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆高岡じゅん子 委員 四月のときにも質問したんですが、六月十五日に旅館業法施行ということで、それに対応した条例というのは必要だと思いますが、あのときにはまだ民泊届け出が四件で、一件しか受理がなかったということなのですが、この六月十五日に向けての準備状況に関して、ちょっと御報告お願いいたします。 ◎山本 生活保健課長 住宅宿泊事業の今の届け出件数なんですが、昨日までで十一件、そのうち八件はもう受理をしております。今のところ届け出状況はそんな状況となっております。 ◆大庭正明 委員 定員は何名なんですか、八件で。 ◎山本 生活保健課長 件数ですので、八部屋というイメージでおります。八部屋ということになっております。 ○佐藤弘人 委員長 八部屋で定員はわからないんですね、要するに。 ◎山本 生活保健課長 済みません、ちょっと定員については今資料がございません。申しわけないです。 ◆江口じゅん子 委員 改正の概要で違法な民泊サービスの広がりを踏まえた無許可営業者に対する規制強化が入っていて、大変重要だと思っております。ただ、前回委員会でもやりとりがあったと思うんですが、強化することで本当にこの違法民泊をこの世田谷で取り締まれるのかと。やっぱり実効性というところが大変気になるんですが、それについていま一度確認させてください。 ◎山本 生活保健課長 現在も、近隣住民の方から、あそこで民泊をやられているというふうな話があった場合に、実際の現場調査しまして、手紙のポスティング等を行っております。今後は、実際、立ち入り権限があったりとか、報告を求めることもできますので、例えば現場に行ったときに宿泊者等がいた場合は、そうした方からのヒアリングも可能になりますし、今後は、共同住宅等であれば、管理会社の聞き取りを行って、営業者を特定して事実を確認していく。立ち入りができますので、実際、営業者の同意を得ながら立ち入りをしていくという形になっていきます。こういった形の規制強化されておりますし、また、罰則等強化もされておりますので、ある意味、それが一つの歯どめという形になっていくと思いますので、そういった中で行政指導という形で取り締まりを進めていく。そういったものを守らない場合は行政処分ということにもなってきますし、そういった形でも営業を停止しない場合については、告発ということも視野に入れて今後対応していく、そういう流れになっております。 ◆江口じゅん子 委員 今お話を伺ったように、確かに一定強化されているということですけれども、ただ、委員会でも各委員から、それを行う保健所の方の人員はどうなんだという、その体制というところも聞かれてきたと思うんですよね。それについてもちょっと確認を。 ◎山本 生活保健課長 この四月から、職員でいいますと正規職員一名、非常勤一名という形で増員をしております。そういった中で課の中で対応していきますし、また状況に応じては保健所全体で対応していくという、そういった流れで今考えております。 ◆菅沼つとむ 委員 確認なんですけれども、行政処分をする場合は、世田谷区の職員でできるんですか。 ◎山本 生活保健課長 行政処分については区のほうがやることになりますし、告発という部分に関しては、これは警察のほうが対応していく形になっていくというふうに考えております。 ◆菅沼つとむ 委員 そうすると、警察と区が一緒にやるということになるわけですか。 ◎山本 生活保健課長 はい。情報交換しながら、連携しながら進めていく形になっていくというふうに考えております。 ◆佐藤美樹 委員 先ほど江口委員とのやりとりで、立ち入り権限があるとおっしゃっていたんですけれども、違法民泊に対してあるのは理解しているんですけれども、違法じゃなくてきちんと届け出をしているんだけれども、事業者人たちが誤解をしていたり、あるいは区に届け出している内容と、意図的ではないんだけれども、違うような実態運営をしていた。例えば消防設備においてだったりとか。結局、違法じゃない民泊、だけれどもガイドラインから外れているものとかも立ち入り対象になるんですか。 ◎山本 生活保健課長 まずはその事業者に連絡をとって、そういった事実確認をして、是正してもらうような形で指導していくという形になっていくと思います。施設を見るということも、それは可能だというふうに認識しております。 ◆大庭正明 委員 罰金は区に入るんですか。 ◎山本 生活保健課長 恐らく区に入るという形ではないのかなというふうには認識しているんですけれども……。 ○佐藤弘人 委員長 入る形ではない……。 ◎山本 生活保健課長 ちょっと確認はしていないんですけれども、はい。 ○佐藤弘人 委員長 確認を求めますか、大庭委員。 ◆大庭正明 委員 次でいいです。 ○佐藤弘人 委員長 では確認をしておいてください。 ◎山本 生活保健課長 はい、確認しておきます。 ○佐藤弘人 委員長 それでは、意見に入ります。  本件について御意見がありましたらお願いします。 ◆江口じゅん子 委員 日本共産党議団は、賛成立場意見要望を申し述べます。  やはり今回の改正に伴って重要なのは、今もやりとりしたんですが、違法民泊が本当に取り締まれるのか、実効性はどう担保するのか、そこだと思います。今質問をして、一定強化なので、必要なことは最大限やっていくということでしたけれども、職員もそれに合わせて、正規非常勤、各一名ずつ増員になったということですが、でも、しかし、果たしてそれで十分なんだろうかというところでは、やはり区民の方の不安というのはあると思います。やはり区として、ここの人員体制強化などをしっかりやっていただきたいというのは区民要望だと思うので、それを要望し、賛成意見とします。 ○佐藤弘人 委員長 それでは、これより採決に入ります。  お諮りいたします。  本件原案どおり可決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    佐藤弘人 委員長 御異議なしと認めます。よって議案第六十六号は原案どおり可決と決定いたしました。  以上で議案審査を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━佐藤弘人 委員長 次に、2閉会中の特定事件審査調査事項についてお諮りします。 1. 社会福祉について 2. 保健衛生について とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○佐藤弘人 委員長 御異議なしと認め、そのように決定いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━佐藤弘人 委員長 次に、3協議事項に入ります。  (1)次回委員会開催についてですが、年間予定である五月二十五日金曜日午前十時から開催したいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○佐藤弘人 委員長 それでは、次回委員会は五月二十五日金曜日午前十時から開催することに決定いたします。  以上で協議事項を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━佐藤弘人 委員長 その他、何かございますか。 ◆菅沼つとむ 委員 お願いなんですけれども、福祉始まって以来、十五分ということで終わるのかなというふうに思うんですけれども、こういうときこそ報告事項を入れていただければ大変助かるなというふうに、委員長含め、理事者の人も、お願いしておきます。よろしくお願いいたします。そのツケが後にどっと来ますから。お願いでございます。 ○佐藤弘人 委員長 わかりました。では今後、正副で検討させていただきたいと思いますので。極端だということですね。  では、以上で本日の福祉保健常任委員会を散会いたします。     午前十時十五分散会    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━  署名   福祉保健常任委員会    委員長...