ホームドアにつきましては、
東急目黒線の大岡山駅、
田園調布駅、
多摩川駅と
京浜急行本線の
平和島駅でございます。
エレベーターについては、
京急空港線の
天空橋駅、
東京モノレール株式会社の
羽田空港第2
ターミナル駅、新
整備場駅、
天空橋駅と
昭和島駅、
整備場駅が載ってございます。
次
ページをご覧いただきたいと思います。こちらは
東京都の
ホームページでございます。それぞれの
事業者の
ホームページにリンクするようになってございまして、こちらをクリックすると各
事業計画のほうが見られるようになってございます。
次
ページ以降が、
区内事業者の
整備計画でございます。最初が
東急電鉄でございます。
東急電鉄は
目黒線を6両
編成対応から8両編成化することに合わせて、2両分の
ホームドアを増設するという
計画でございます。
先ほど説明した大岡山駅、
田園調布駅、
多摩川駅が下の表に
記載をされてございます。
続きまして、めくっていただきますと今度は
京急電鉄でございます。まず
ホームドアについてでございます。こちらについては下の表について、
平和島駅が
記載をされてございます。その他の駅の
考え方につきましては、この上の四角の中の
三つ目に目標・取組の
考え方がございまして、そこで
駅ホームにおけるさらなる
安全性の強化を目的に
整備を推進と、下記以外の未
整備駅についても上記の
方針に沿った検討を推進し、進捗に合わせて
ホームドア整備予定駅を追加していくと
記載がございます。
続きまして、
エレベーターでございます。次
ページでございます。こちらは
天空橋駅について
記載をされております。こちらは7月3日に使用を開始になってございます。
次の
ページが
東京モノレールでございます。
エレベーターについてでございます。こちらでは、
羽田空港第2
ターミナル駅は2020
年度までに2
ルート目を
確保予定と
記載がございます。それと、その下ですね、新
整備場駅、
天空橋駅は
整備の
継続推進とございます。
昭和島駅、
整備場駅は一番下でございます。課題を抽出し検討を行いたいと
記載をされてございます。
鉄道駅
バリアフリーに関する
整備計画については以上でございます。
最後でございます。
令和2
年度エイトライナー促進協議会役員の改選及び
理事会・
総会について、ご
報告をいたします。
資料番号6をご覧ください。
エイトライナー促進協議会会長から
協議会委員宛ての
令和2
年度エイトライナー促進協議会理事会・
総会についてのご案内でございます。
エイトライナー促進協議会については、
平成28年4月の
交通政策審議会答申第198号において、「地域の成長に応じた
鉄道ネットワークの充実に資するプロジェクト」に位置づけられており、この答申において
事業計画や
整備方針が課題として挙げられております。
理事会・
総会については答申における
課題解決に向けて重要な
一定の
方向性を得られる年に開催することとしており、今
年度は開催いたしませんという内容でございます。
要綱の第4条4項、第5条3項に基づきまして、
幹事会における議決が
理事会・
総会における議決とみなされます。また今
年度は
理事における
役員改選の年でございまして、こちらについては
現役員の
皆様にご就任いただくとし、
理事会・
総会を開催しないということから、
要綱第5条4項に基づいて、書面の決議を行うこととしてございます。会員の
皆様には7月31日に
幹事会を開催しますので、そちらの議決後に
議案書を送付いたします。
次
ページにめくっていただきますと、
要綱についてでございます。
網掛け部分が今回の取扱いに関する
部分でございます。
最後の
ページですけれども、
エイトライナー促進協議会理事会・
総会の今後でございます。今
年度は
コスト縮減策の検討を行いまして、
理事会・
総会は次
年度以降に適宜開催をいたしますというところでございます。
○
松原〔元〕
委員長 それでは、
委員の
皆様からの質疑に入ります。まず、
京急線の
加算運賃(
令和元年度)に関しまして、質疑をお願いいたします。
◆
荒尾 委員 加算運賃については、もう早急になくしてほしいという思いでいるのですけれども、昨年10月に50円に
加算運賃が
引き下げられましたけれども、今後区としては早い時期に、この
加算運賃を
京急に対してなくすということを
要望するという立場でいいのですよね。一応確認で。
◎
遠藤 公共交通企画担当課長 区としましては、
加算運賃については
廃止ということを、これまで
京急に伝えておりますので、同じスタンスで
京急のほうに話をしていきます。
◆
荒尾 委員 本来であるならば、
回収率50%を超えた時点で、もう
加算運賃を
引き下げるということが本来はできるはずなのですけれども、
平成25年に出された通知で
加算運賃の終了時期の
判断方法と
情報提供の方法についてという通知の中で、100%
回収するまでは
加算運賃を取れますよということが書いてあって、
京急も100%
回収するまでは、この
加算運賃を残すつもりでいるのかなと思っているのですけれども、ただ、JRの
羽田アクセス線の
計画が進み出して、そういう
京急の
経営判断として、この
加算運賃の
引き下げということを打ち出してきたと思うのですけれども、ここまで下げたのだったら、もう100%
回収する前でも、もう
廃止してくださいと訴えることができるのかなと思うのですけれども、その点、そういうことを
京急に求める考えはあるのでしょうか。
◎
遠藤 公共交通企画担当課長 この
加算運賃については、その
回収の
状況を見て
鉄道事業者が
判断をするということになってございますので、今後については
京急が
判断していくということになると思いますが、
先ほども申し上げたとおり、区としてはもう
廃止を、これまでも言ってございますので、これからも引き続き、
京急については話をしていきたいと思います。
◆
荒尾 委員 羽田空港の
利用者、それと
あと区民の
皆さんの
要望でもありますので、ぜひそうした
利用者の立場に
大田区も立って、今後も
京急のほうと交渉していただきますよう
要望いたします。
○
松原〔元〕
委員長 ご
要望で。
◆
庄嶋 委員 今の
荒尾委員のご
質問にも関わる
部分かもしれませんが、ここのところ順調に
回収は進んでいるということのデータが出ているわけなのですけれども、昨年、
加算運賃が170円から50円に
引き下げられた
令和元年の10月といいますと、
消費税が、税率が上がったりしたこともあって、その痛税感を和らげる意味とか、あるいは
東京オリンピック・パラリンピックに向けて、やはり
利用しやすくなるようにするとか、あるいは実際に
利用が増えるであろうという
見込みもあっての
京急の
経営判断だったのかなと想像するわけなのですけれども、ただ実際今年に入りまして、この
新型コロナの影響で、かなり空港に行くための
利用が減っているのではないかなと思うのですけど、その辺りで何か把握されていることはございますでしょうか。
◎
遠藤 公共交通企画担当課長 おっしゃいますとおり、3月以降の
新型コロナ感染拡大に伴いまして、
鉄道事業者についての
利用者が減っているということは
情報として把握をしてございまして、特に4月、5月が
緊急事態宣言に伴って減っているという
状況を聞いてございます。この
加算運賃を
引き下げた時期には、こういった
状況は想定していなかったと思いますので、今後この
状況を踏まえて、
鉄道事業者がどのように
判断していくかというのは、区としても注視していきたいと思っております。
◆
庄嶋 委員 順調に100%に向けて
回収が進めば、
加算運賃の
廃止ということも目前に見えていたのかなと思うのですけれども、この
状況の変化で少し遠ざかる条件になっているのかなということも想像しますが、目標というのは
先ほどの
荒尾委員とのやり取りもありましたけれども、
廃止という目標は持っていただきながら進めていただければと思います。
○
松原〔元〕
委員長 ご
要望で。
◆
大竹 委員 基本的には同じなのですが、ただ、ほかの
空港関連の
加算運賃があるわけですよね。実際問題、そういう、
一つは企業の、
事業者の
判断というところの問題と、やはり
一定程度、国が、この間もいろいろなことを言っているのだけど、国としての
方針をきちんと持ってもらいたいという、そこら辺の
要望というのはしているのですか。
◎
遠藤 公共交通企画担当課長 国の
状況については、区も引き続き、国の動向というのは
情報収集をしてございます。そうした上で、あくまでも区としては
沿線自治体として
京急に引き続き話をしているという
状況でございます。
◆
大竹 委員 他
自治体との連携も
空港関連の
自治体との連携も、国に対して
意見書を出しているではないですか。こういう
加算運賃をなくすという問題で。やはりそういう
部分のことを含めて、実際100%
回収しても
加算運賃が残っているところも実際にありますよね、たしか。
加算運賃。ないのかな。
◎
遠藤 公共交通企画担当課長 把握している範囲ではないと思います。
◆
大竹 委員 各
空港関連の
自治体の
状況や何かも、この間の議論の中で出ていたものだから、そういう関連も含めて、やはり国の
判断も、それこそ国は10年とか50%とか、いろいろなことを言いながら、結局最終的には、この
事業者の
判断という話になっているから、やはり国としても、例えば、もう100%
回収したら
割増し運賃はなくすのだという
方針を出すだとか、そういうことというのは可能なのですか。不可能ですか。
◎
遠藤 公共交通企画担当課長 あくまでも国の動きについては、これは
鉄道事業者と国との話の中で、どのような形で進んでいるかというのは
情報収集していく必要はございますが、そこについてあくまでも
沿線自治体としてお話をするというところは、まず
京急電鉄に話をするのが我々としては筋かなと考えてございます。
◆
大竹 委員 確かに
自治体と
事業者との話し合いは前提になると思うのですが、ただ
空港関連の
自治体というのは結構あるわけだから、それとの連携を図って、やはり国に
一定の
方針を出す
判断を、
判断というか、
一定程度、国だって責任を持って出してもらいたいなと、もらいたいというか出すべきだと私は思っているので、ぜひそこら辺も含めて、国に対して
要望をしているというのは分かっていますが、ぜひそういう
部分でも強化していっていただきたいなということを
要望しておきます。よろしくお願いします。
○
松原〔元〕
委員長 ご
要望で。
◆
勝亦 委員 ほかの
鉄道会社で、要するに100%
回収しないと
加算運賃を
廃止していないのですかね、どうなのですか。
◎
遠藤 公共交通企画担当課長 今のところ把握しているところでは、100%に達しているというところが
鉄道事業者の中ではございません。そこでは、引き続き
加算運賃を徴収しているという
状況でございます。
◆
勝亦 委員 過去の事例で、要するに100%
回収して
加算運賃を0にしたという、そういう
鉄道会社というのはないのですか。
◎
遠藤 公共交通企画担当課長 ございません。
◆
勝亦 委員 170円から50円に
加算運賃を下げたときの、
大田区もずっと、議会もずっと
要望してきたわけではないですか。その中でそこで、こういう理由でとか、何か
京急側から
大田区に連絡はあったのですか。こういう理由で下げたとか。
◎
遠藤 公共交通企画担当課長 昨年、
加算運賃引き下げのご
報告をさせていただいたときに、
京急からの
資料では
回収状況を鑑みて
引き下げを行うということを
記載してございましたので、この
回収の
状況は、そのときでは30
年度末で81.8%というところでしたので、そういったところを踏まえて
判断したのかなと考えております。
◆
勝亦 委員 今後、その
京急が100%
回収というのはいつぐらいを見ているのですか。
◎
遠藤 公共交通企画担当課長 例年大体5%ずつ
回収率が上がっていたのですが、
平成30
年度から
令和元年度については3.4%の上昇に多少下がっているというか、少なくなっているのです。この理由としては、やはり
加算運賃引き下げが
一つの原因と考えられておりますが、もう
一つは3月末の
感染拡大に伴う
利用者数の減も影響しているようでございます。
なので、今後この数字をもって単純に残りの
年間数を割っていくと、大体出てくる数字ではあるのですが、
コロナの
状況でどのぐらい
見込みで出てくるというのが、読めない
状況でございます。
単純計算をしますと、向こう
あと5年ぐらいですね。ここまでの
状況から。
◆
勝亦 委員 分かりました。引き続き、
引き下げ要望をお願いいたします。
○
松原〔元〕
委員長 ご
要望ということで。
以上でよろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
松原〔元〕
委員長 では、次に
池上駅
改札切り替えについて、質疑をお願いをいたします。
◆
松原〔秀〕
委員 一昨日、見に行かせていただきましたが、感想としてまず立派な建物だなというのが
一つと、それから通路が広くて、長くて立派だなと印象を受けました。それで、その通路の両側に
本門寺らしいデザインというのですか、そういったものを施してあって、いい
雰囲気だと感じて帰ってまいりました。
それで
質問なのですけれども、昨日たまたま
東急の
担当部長にお会いしたときに、あのパネルは一時的なものであって、お店があったらなくなってしまうというので残念に思ったのですけれども、ただ上がったところすぐに写真で昔の
池上の写真とか、昔の写真が飾ってあったので、あれは多分残ると思うのです。そういったことで引き続き、そういった
本門寺らしさを醸し出してほしいなという、まず
要望です。
それで、同時に感じたのですが、やはり単なる駅として機能しているだけではなくて、そういった観光的な
雰囲気で、今後ともやはり地域の特性を考えて、そういった
観光振興とか、そういった役立つ方向で考えていらっしゃるかどうか。それをお聞きしたいのですが。
◎
遠藤 公共交通企画担当課長 この駅が完成するのが来年の3月と予定をしてございまして、そこの中には様々な
複合施設でございますので、
図書館を含めて入ってきます。やはり、ここをどう使っていただくかというのが、今後の重要なところだと思っております。そこについては、
まちづくりについては
都市開発課のほうで進めているところでございますが、やはりそこで全体の
まちの中の駅として、
皆さんに活用できる駅であるように議論をしていただきたいなと思ってございます。どう活用するのか、それを
きっかけとしてどのようなことをするかとかにつきまして、そこについては活用を考えていってほしいなと考えております。
◆
松原〔秀〕
委員 まだ全部完成しているわけではないのですけれども、恐らく
まちづくり協議会とか、
まちおこしの会と協議しながらやっていくことになると思います。
それから、
あと2点ばかり
質問をさせていただきます。今回まだ途中なので、
改札だけだったので、トイレと交番が恐らくこれから入ってくると思うのです。そのなくなった後の
駅前広場の
整備については、どう考えているのか。駅と関連してお尋ねしたいのですが。
◎
遠藤 公共交通企画担当課長 こちらで、まず把握しているのは駅舎についてのところでございまして、今後の前の
駅前広場についての
状況としては、今後の
まちの動きだとか
状況を把握していきたいと考えておりまして、そこは
都市開発課と連携をしながら
情報共有をしていきたいと思っております。
◆
松原〔秀〕
委員 もう1点だけ聞きます。恐らく、その通路にもこれからお店が入ってきて、いわば
一つの
商店街みたいな形になってくると思うのです。それから、
あとこれから3階、4階とか、
商業施設が入ってきた場合、
地元商店街との
関係が心配なのです。心配というか、やはり
地元の
商店街とともに発展していく方向で、うまく
東急とやってほしいなという
地元の
要望があると思うのです。その辺につきましては、どうお考えになっているのか。要するに、
東急の一人勝ちでは困ってしまうのです。
地元が発展して初めて意味があると思うので。
◎
遠藤 公共交通企画担当課長 先ほど話も出ましたとおり、
まちづくり協議会の中で
関係者に集まっていただいて、
まちをどうするかというのをお話をされていると聞いておりますし、私もその
協議会には参加をさせていただいております。そういった声を、その
協議会の中の声を我々としても話を聞く、
あと、そこをコーディネートする場所として、
都市開発課にもその役割を担っていただくというところでございますので、そこは
地元の
皆さん方がどのようなご意見をお持ちかというところについては、
情報共有をしたいと考えてございます。
協議会には
東急も入ってございますので、そこの中で
東急側にも
情報は入るという
状況でございます。
◆
松原〔秀〕
委員 とにかく、まだでき上がっていないので、これからいろいろ相談していかなくてはいけないと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。
◆三沢
委員 北口は既にそこそこに栄えているかと思うのですけど、
南口って多分揚州商人とかあるあちら側って、北と比べるとそれほど栄えていないように私は感じているのですけれども、何か今後
きっかけにして再
開発とか
まちづくりとかで話があれば教えてください。
◎
遠藤 公共交通企画担当課長 まず、そこについては
都市開発課のほうで、そういった
状況については確認できているかと思うのですが、私のほうには具体的な話はございませんが、当然この駅の
南口が、あの場所にできてどうなるかというのは私も当然、所管としても関心もございますし、そこは
都市開発課と
情報の共有はしていきたいと思っております。
◆
庄嶋 委員 質問というより、私も一昨日見に行ったので感想みたいなことなのですけど、今
南口の話が出て、私も
南口にもおりてみたのですけど、確かに店舗的なこととかは寂しいほうなのですが、私は結構自転車でよく行動をするものですから、
南口のほうに
駐輪場がある
関係で、
駐輪場を使っている方は
南口から上がりやすくなったのだろうなということは、想像したところです。
それから観光的なと、
先ほどご
質問のところで
一つ思ったのが、
改札をすぐ出たところの床のところに案内というかサインが出ていて、左側に向かって
池上本門寺とはっきり出ていたというのは、やはり観光的な意識がある駅なのかなということを感じまして、
池上の特徴をさらに出していっていただきたいなと思ったところです。
○
松原〔元〕
委員長 ご
要望で。
◆
大竹 委員 今回、
図書館、保育園が入ってということを含めてできると。
南口についてもできるということで、なかなか当初というか、
構内踏切をなくすというので
南口の問題が非常に周りの
商店街からも、人の流れが変わるのだということを含めて、やはりあったわけですよね。なかなか
南口ができなかったということを含めてあるので、そこら辺のことを含めて、今後、どうやって
まち全体を発展させていくかという観点で、ぜひ進めていっていただきたいなというのが
一つと、合わせてこの
池上駅については、
駅舎改善の
補助金か、
補助金だよね、国と、
あと大田区が出していますよね、たしか。たしか12億円ずつだったと思うのだけど、そういう中で区のどれだけの、やはり
補助金というのはあくまでも
駅舎改善で、
エレベーターだとかそういう
利用者の
利便性向上のために出しているのだとなっていると思うのだけど、どこまで区としての介入ができるのかなという、そこら辺についてはどうなのですかね。これ。
◎
遠藤 公共交通企画担当課長 区が
補助金を出す上では、区のほうで作成した
補助要綱に基づきまして、精査をしてございます。その結果の
補助金を出しておりますので、後はその後については適宜、検査をして確認をしていくというところで
チェックをしてございます。
◆
大竹 委員 それはあくまでも、いわゆる
要綱にのっとっているのだけど、その
要綱を見ますと、やはりここの
利用者の、いわゆる
利便性で
エレベーターをつけたり、段差の解消だとか、そういう意味での
補助金だと私自身もそれを見て分かっているのだけど、ただそうはいっても、やはり国の税金と区の税金を入れているわけです。合わせて24億円になるのかな。全体が60何億円だったかな、あそこは。ということを含めて、
一定程度の
利用者の
利便性向上と言いつつも、やはり
民間企業の
一つの駅ですよ、これ。これに対して税金が投入されて、やはり
一定程度の区としての
方向性というか、そういう駅に対する周りとの
関係の話だとか、そういうことについて
一定程度の意見というのは言えるのではないかと思うのだけど、そこら辺はどうですか。
◎
遠藤 公共交通企画担当課長 この
鉄道駅
総合改善事業については、
駅利用者の
利便性、
安全性の向上と、
あと駅の機能の
高度化でございますので、これも駅の施設だけではなくて地域として使っていただく
利便性が向上すると、駅の
利用だけではないというところで、そこに
補助金を出してございますので、
先ほども申し上げたとおり、その
要綱に従って
補助額については精査をしてございますので、そこで
チェックをしているというところでございます。
あとは、その進捗だとか、駅の工程については
協議会で適宜
報告をしているということでございますので、そこには地域の方々も入っているというところです。
◆
大竹 委員 先ほども出されている、
南口、北口の問題含めて、
商店街のこれからの在り方の問題だとか、
あと駅前広場の問題、あるいは先の交差点の問題等、いろいろ地域にある課題というのはいっぱいあるわけです。ですから、そういう課題についても併せて、やはり区としてもぜひいろいろな立場で主張していっていただきたいなと思っていますので、よろしくお願いします。
◎齋藤
まちづくり推進部長
池上駅に関する様々なご意見をいただきました。それで、
池上地区については、区のほうで昨
年度、
池上地区
まちづくりガイドライン、これをつくっております。その中で
池上駅についても、単なる1駅ということではなくて、地域の中の公共資源であるといったことで考えてございますので、当然のことながら駅の
利用者の
利便性とともに地域の方への還元とか、そういった役割を果たすということも
東急に求めていきたいですし、
先ほど松原(秀)
委員のお話にもあったように、
まちづくり協議会、これが大きな役割を果たしてございまして、その中には
東急も入っていますので、その中で我々も
東急には果たすべき役割を今後とも求めていきたいと考えてございます。
◆岸田
委員 私も今日、朝、北口からですけれども、乗ってきたのですけれども、意外と高いのですね、2階まで。あの階段の上り降り、エスカレーター、
エレベーター、大きなイベントがあるときは相当混乱するのだろうと思うのです。それで、また次の話にもなるのですけど、
ホームドアの
関係もあるのだけど、ホームが狭いですよね。おりて蒲田のほうに来たのですけれども、やはりそこの交差がすごく狭い。
あと安全性をどのように考えているのか、区としても多分把握はしているのだろうと思うのですけれども、例えば、
本門寺のお会式などのときの警備とか、そういう安全面というのは
東急だけにお任せではなくて、区も多分考えているのだろうと思うのですけど、どのようになっているのか。
◎
遠藤 公共交通企画担当課長 今、駅施設の中のホームの規模だとか、
あと乗降施設については、今ある敷地の中での、
東急がベストな
状況で配置をしていると考えてございます。おっしゃるとおり、当然お会式の時期となりますと、通常よりもかなり多い人が来ております。ここについては、駅側としても、その
状況に応じた人を出したりとかということを考えていくようになるのかなと思いますが、当然、今回
改札が変わった後で初めてのお会式ということになりますので、そこは
東急と、今、
工事中というところもございますので、
状況をお互い
情報共有をして、今後どうやっていくのかというところは考えていきたいと思っております。
◆岸田
委員 ホーム自体は、もうこれ以上変えようがないのだろうと思うのです。もうほとんどできてしまっている、
エレベーターもついたし、エスカレーターもついたので。
資料5にもあるのですけど、
ホームドアをセンサー式だけではなく、ぜひあそこは
池上線だけではないですよね。
多摩川線などもセンサー式の、3両しかないからという、多分あれだろうとは思うのですけれども、ぜひ区のほうからも
要望は出しているとは思うのですけれども、
資料5の質疑とかぶってしまうのですけれども、北千束など乗降客が一番少ない駅なのに
ホームドアがついているのです。
池上線、
多摩川線は確かに3両しかないのだけど、
ホームドアではなくてセンサー式ですよね。ぜひこれは
ホームドアにしていただきたいなと思うのですけれども、区はどのようにお考えなのか。
◎深川
まちづくり計画調整担当課長 昨
年度、区では
大田区移動等円滑化促進
方針を改定したところでございます。今後の取り組みになるのですけれども、現在、
池上地区ですね、駅を周辺とした
まちづくりにつきましては、移動等円滑化促進地区ということで新たに指定をしてございます。今後、
まちづくりの動きですとか、今日
報告させていただいた駅舎のこと、こういったことを含めて、
池上駅を中心とした
まちづくりの中で、この
まちをどう移動円滑化、
バリアフリー化していくかということを
計画を立てて取り組んでいきたいと思っているところでございます。
委員がおっしゃられたような駅の
部分のことも含めまして、今後具体的に検討し、取り組んでいきたいと考えているところでございます。
◎
遠藤 公共交通企画担当課長 先ほどの
ホームドアの件でございますけれども、
東急としてはセンサーつきの
ホームドアを
多摩川線と
池上線に設置しておりますので、安全対策は済んでいるというところでございますが、我々としては、やはり
利用者の立場にたちますと、
ホームドアで物理的にホームに転落しないという
状況が、より安全でございますので、そこについては引き続き、今
ホームドア未設置のところについては
東急に話をしていきたいと考えてございます。この駅については、今の
池上駅の駅舎改装のときにも
ホームドアをつけられないのかというのは、話は
東急にしてございますが、やはり
先ほどお話がございました駅のホームの狭さから、今回は見送っているという経過もございますが、引き続き、我々としては話をしていきたいと思ってございます。
◆岸田
委員 以前の
池上駅と大分様子が変わってきたので、乗り降りの人たちがエスカレーターとか
エレベーターを
利用する人たちと、交差する範囲がすごい狭い、1メートルぐらいしかないのでしょうか。ですから、ぜひ
ホームドア、とりあえず全駅につけていただきたいというのはもちろんそうなのですけれども、やはり危険性のある駅は、なるべく早めに設置するように区からもお願いしていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
○
松原〔元〕
委員長 ご
要望で。
◆岸田
委員 はい。
○
松原〔元〕
委員長 では、以上でよろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
松原〔元〕
委員長 では、次に
鉄道駅
バリアフリーに関する
整備計画の公表についての質疑をお願いいたします。
◆秋成
委員 今回、この
鉄道駅
バリアフリーに関する
整備計画について、ご
報告いただきました。やはり、この駅の
バリアフリーにつきましては障がい者の方、高齢者、妊産婦等を含めた全ての方の安全確保であったり、また
利便性という
部分では本当に重要であると思いますので、この未設置のところにつきましては、また引き続きまして設置を
要望いただきたいと思っております。中でも、この障がい者の方にとっては、
ホームドアについて、やはり視覚障がいの方については命に関わる
部分でもあると思います。また
エレベーターについては、肢体不自由の方について行動範囲が広がる、またそれはイコール本当に生活圏、世界が広がっていくという
部分では重要であると思いますので、また引き続きまして、よろしくお願いいたします。
1点お伺いします。この
資料の一番最後の
エレベーターなのですが、この②で1ルートとあるのですけれども、この
東京モノレールは5駅ありまして、この1ルートという意味の確認と、
あとついていない駅は四つという
部分の、これは現状でよろしいものでしょうか。
◎
遠藤 公共交通企画担当課長 まず、
羽田空港第2
ターミナル駅については、1ルート確保
状況ということで、1ルートについては確保してございます。ただ、ホームの反対側といいますか、そちらにつけることで
利便性が上がるということで、去年の
東京都の
優先整備の
考え方では、その2
ルート目についても優先の
考え方を示してございますので、2
ルート目を確保するということで今回、
羽田空港第2
ターミナル駅を
整備するというものでございます。
新
整備場駅と
天空橋駅については、まだ1ルート確保
状況欄にバツの印がついてございますが、このうちの
天空橋駅につきましては、今年の7月3日に羽田イノベーションシティの開業とともに使用開始をしてございますので、現時点では、まだ残
工事はありますが、1ルートは確保しているという
状況です。
新
整備場駅については、これは1ルートを確保するには
エレベーターを3基設置しなければいけないのですが、今のところ1基は設置済みと。残りの2基については、今まだ
整備の時期については未定ということでモノレールから聞いてございますので、ここに具体的な事業期間の終わりが出ていませんが、区としては引き続き、モノレールに対して早期に
整備するように話はしていきたいと思ってございます。
あと、一番下の
昭和島駅と
整備場駅については、ここについては1ルート確保できていないので、ここにも課題を抽出し検討を行いたいと書いてございます。区としても、引き続きルート確保についてモノレールには話をしていきたいと考えてございます。
◆秋成
委員 分かりました。もし分かれば教えていただきたいのですけれども、もしこの4駅、
東京モノレール4駅で
エレベーター未設置のところで車椅子の方がご
利用なさったとき、やはり駅員の方が階段等を持って運ばれるという
状況でしょうか。
◎
遠藤 公共交通企画担当課長 おっしゃるとおり、物理的な移動手段がないときには、その駅の係員等でそういった対応をすることになると思います。
◆秋成
委員 分かりました。
先ほどは安全確保であったり、また
利便性という
部分もあるのですけれども、やはりお仕事で
利用等も含めて、就労等にも大きく影響もあると思いますので、また引き続きまして、この未設置駅の
要望につきまして、よろしくお願いいたします。
要望です。
○
松原〔元〕
委員長 ご
要望で。
◆伊佐治
委員 今年の3月、予算特別
委員会の中でも
京急線の
ホームドアの設置ということで、極力、乗降客の人数で考えていくのではなくて、例えば、
一つの基準として人身事故の発生件数が多い駅を対象にして、
ホームドアの設置を求めていただきたいということで、そのときの議論では、ぜひ
京急にそういった議論があって、
要望が出ているということをお伝えいただきたいということをお話しをしたのですけど、それは進んではいますか。
◎
遠藤 公共交通企画担当課長 これまで区のほうに話がございました件だとか、議会の中でお話が出た件については、直ちに
京急のほうに伝えてございますし、併せて区としても早期に
整備が必要ではないかという話はしてございます。その結果が今回の
整備計画のところで反映、個別の駅については載ってきてはございませんが、進捗に合わせて
ホームドア整備予定駅を追加ということで文言が書かれているということなので、やはりこうやって引き続き話をしていくのが大事なのかなと思ってございます。今後についても、
京急に対しては話をしていきたいと思っております。
◆伊佐治
委員 そのとおりで、ここにこうした文言が入ったことが、すごい一歩なのだなというところを実感させていただいておりますので、
遠藤課長には本当にそういった対応をいただきまして、ありがとうございました。
今回、この
鉄道駅
バリアフリーに関する
整備計画が、こうやって示されているのですけど、たしか
東京都の
考え方としては、この
整備計画をつくる際には、
東京都と
鉄道事業者と市区町村が協議なり、意見交換なりをしてつくるということで聞いていたのですけど、実際にそういう場は設けられたのですかね。
◎
遠藤 公共交通企画担当課長 この
整備計画をつくった後に、
東京都から具体的な個別の駅について、
大田区からの意見を出す調査がございました。そこについては、
先ほどもお話が出ました駅を含めて、具体的に
状況を区としては
報告をしてございますし、区としては、やはり未設置駅については早期に
整備が必要ということで
東京都には返してございます。
◎齋藤
まちづくり推進部長 補足でございます。以前は
ホームドアの設置の基準というのが
利用者数10万人以上の駅ということだったのです。それを、議員の
皆様方の声もいただいて、
あと利用者の方とか地域の方の声もいただきながら、やはりそれだけではないと。危険なところとかもあるので、そういうところも含めて考えていただきたいということを
東京都に申し上げたところ、その基準を少し緩和して、
利用者数10万人未満の駅も、それは補助をみましょうよといったことに転換してきていますので、そういう意味では議員方を含めて、我々の声が届いたのかなと認識しております。
◆伊佐治
委員 もう本当におっしゃるとおりで、
利用人数がどう
関係してくるのかと、正直何にも実証されていないわけであって、やはり人数ではなくて、その駅の
状況を考えながら
判断をしていくというのは、私もすごく大事なことだと思っています。区と
東京都ができることというのは、基本的に財政支援のところのみとなってくると思いますので、
あとは引き続き、
事業者に継続的な
要望をしていただきまして、できる限り、前もお話ししたとおり、
京急線の場合は普通列車しかとまらない駅を快特が高速で通過していくわけですから、やはりああいう危険性から区民を守っていく、そうした
方針を示していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
◎深川
まちづくり計画調整担当課長 昨
年度、改定いたしました
大田区移動等円滑化促進
方針の中でも、改定にあたりまして、各種障がいのある
皆様の団体の方々と
まち歩き等をさせていただきました。その中でも、具体的なご意見としまして、京浜急行に関しまして通過駅ほど
ホームドアが欲しいというご意見もいただいております。このご意見につきましても、改定を協議する中で
事業者に対して、
京急電鉄ですね、きちんと伝えてございますので、今後こういったことについても、移動等円滑化促進
方針という視点からも取り組んでまいりたいと思っております。
◆
荒尾 委員 平和島駅ですけど、事業期間が2020
年度から2021
年度ということで、今後
ホームドアが
整備されるということなのですが、これまで、この
平和島駅に
ホームドアができない理由を
京急が、駅のホームにカーブがあるからということで説明をしていたと思うのですが、今回
整備をされるということで、技術的にその問題がクリアできるから
整備できますよとなったのか、その辺のところは
京急からの説明はどうなっているのでしょうか。
◎
遠藤 公共交通企画担当課長 これまで
ホームドアに対しての、区と都が
補助金として支援をするというのは、1日の
利用者数10万人以上でございましたので、
平和島駅については1日平均が
平成30
年度は4万8,000人でございます。ここがクリアされていないので、そういった支援をしていなかったという現状がございます。
去年の9月に
東京都が
優先整備の
考え方を示しまして、
利用者数10万人未満についても通過駅だとか乗り換え駅、ホームが狭いといったところにも優先的な
考え方で補助をしていきましょうという考えが出ましたので、これに基づいて今回
京急が
平和島駅を挙げてきたと考えてございます。
◆
荒尾 委員 やろうと思えば、もっと早く手を打てたのではないかなと私は思っているのですけれども、例えば、
東急多摩川駅は、あそこもホームが曲がっているのですけれども、
目黒線のほう、
あと東横線のほうも
ホームドアが設置されるということで、今やっていますけれども、いろいろな理由をつけて設置しないということを
京急のほうも言ってきたのかなと思っているのですが、ただやはり
委員の
皆さんの話でもありましたけれども、やはり沿線住民の
皆さんの声だったり、声を上げることで行政を動かして、何とか設置基準緩和ということまで動いてきたので、やはり今後も、できれば全部の駅にもう
ホームドアがあるべきだと思っていますので、ぜひ今後とも
鉄道事業者側とも話を進めて、
ホームドアの設置を促進していただきますよう、よろしくお願いします。