• 会派再編成(/)
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  1. 大田区議会 2020-06-16
    令和 2年 6月  総務財政委員会-06月16日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    令和 2年 6月  総務財政委員会-06月16日-01号令和 2年 6月  総務財政委員会 令和2年6月16日                午前10時00分開会 ○押見 委員長 ただいまから総務財政委員会を開会いたします。  まず、本職から申し上げます。  新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、傍聴人が激しくせき込むなどの体調不良の症状が見られた場合、周囲への影響を鑑み、委員長の判断により、傍聴人には退室いただくことをお願いする場合があります。今般の社会情勢に鑑み、このような対応をさせていただく場合があることをご理解いただきますとともに、あらかじめご了承願います。  それでは、本日の審査予定について確認いたします。  初めに、新規に付託されました陳情の取扱いを決定をさせていただきたいと思います。  続いて、付託議案の討論・採決を行います。  以上の後、外郭団体の経営状況報告について報告を受け、質疑を行い、その後、所管事務報告を受け、質疑を行いたいと思います。  以上のとおり進めてまいりますので、委員の皆様並びに理事者の皆様のご協力をお願いいたします。  それでは、いつもと逆なのですけれども、まず、陳情の審査に入らせていただきたいと思います。  審査事件を一括して上程いたします。  審査の順序につきましては、昨日の議題順のとおりとし、同じ議題順の中におきましては、陳情番号順に1件ずつ議題とさせていただきます。  まず、2第64号 大田区のPRのためのVtuberをはじめてほしい陳情を議題といたします。  昨日、質疑は行いましたので、本日はよろしいですね。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 それでは、各会派から本陳情の取扱いをお伺いいたします。  発言は大会派から順次お願いいたします。会派名は略称とさせていただきます。
     では、自民からお願いします。 ◆渡司 委員 2第64号につきまして、陳情者は大田区から公認ブイチューバーを誕生させ、活動に十分な予算を基金から配分することを求めております。新型コロナウイルス感染症の区内経済への影響を鑑み、基金を取り崩しブイチューバーを誕生させることに区民の理解が得られるかは甚だ疑問でございます。  引き続き、昨年度策定された大田区シティプロモーション戦略に基づき、従来どおりPDCAサイクル等によってブラッシュアップを行いながら、戦略的広報を行っていただきたいと考え、不採択とさせていただきます。 ○押見 委員長 続いて、公明。 ◆広川 委員 大田区議会公明党は、2第64号 大田区のPRのためのVtuberをはじめてほしい陳情については、不採択でお願いいたします。  本陳情を含め、この陳情者の方から数多くの陳情が議会に寄せられました。区政に関心を寄せていただいたことに感謝いたします。また、新型コロナ感染症対応で大変な中にもかかわらず、陳情者に誠実にご対応いただいている理事者には心より感謝申し上げます。  大田区議会公明党は、この陳情者からの陳情を含め全ての陳情を真摯に受け止め、会派で協議の上、態度表明させていただきますことを、冒頭申し添えさせていただきます。  2第64号は、大田区のPR媒体に特定の方々に普及しているブイチューブを導入してほしいという陳情です。  まず、現下のような危機管理を伴う事態の情報発信力については、理事者見解でも述べられていたように、既存の媒体での情報発信を高めることに注力していただきたいと考えます。その上で、陳情では茨城県のいばキラTVを取り上げて、宣伝効果が絶大であると述べられていましたので確認したところ、記載のブイチューバー茨ひよりの第1回の配信こそ21万人強の視聴者数で、登録者数も約12万人となっていますが、それ以降は直近の配信の約11万人の視聴を除くと、平均して2万人前後の視聴にとどまっているようです。  他県の施策ですのでその是非を評価する立場ではありませんが、本区での導入の検討については、大切な税金を無駄に使うことのないよう費用対効果など十分な調査研究が必要と考え、本陳情は不採択といたします。 ○押見 委員長 続いて、共産。 ◆福井 委員 日本共産党大田区議団は、2第64号 大田区のPRのためのVtuberをはじめてほしい陳情は、継続を主張します。  大田区では、ホームページやツイッター、ユーチューブ、シティプロモーションサイトなどを行っています。今後の広報は、ブイチューバーが必要になってくるかもしれません。これから調査研究をしていただきたいと考え、継続を主張します。 ○押見 委員長 続いて、令和。 ◆松原〔元〕 委員 令和大田区議団は、ただいま上程されました2第64号の陳情に関しまして、不採択を主張いたします。  本陳情は、大田区の広報に対する提案であると理解をしております。しかしながら、74万区民を超える大田区の広報は、大変大きなテーマであります。昨日の議論を通しても、考えるに、本件はご意見と承りまして、採択に及ばないと考えます。 ○押見 委員長 続いて、エールお願いします。 ◆庄嶋 委員 エールおおた区議団は、2第64号 大田区のPRのためのVtuberをはじめてほしい陳情については、継続を主張します。  世界に誇るアニメ文化を持つ日本の玄関口、羽田空港を有する大田区の新たなPRツールの一つとして、ブイチューバーを検討する価値はあると考えます。もっとも、陳情文には茨城県のブイチューバー茨ひよりの広告効果について記載があるものの、ブイチューバーを始める費用、維持する費用についての記載はなく、すぐに取り組むべきとまでは言えないため、委員会として調査を経て採択の判断をするという意味で継続を主張します。 ○押見 委員長 続いて、無所属。 ◆馬橋 委員 大田無所属の会は、2第64号の本陳情については、不採択を主張します。  本陳情者のほうから、これまで大田区になかった新しい手法のPRについてご提案があったものと大変ありがたく思っておりますし、私自身もこの間、VRとかARとか新たな技術を活用した大田区のPRについて努めてほしいという要望も出させていただいたこともありますので、こういった分野についてはぜひ進めてほしいと思う半面、現在のコロナ禍の中において区民が苦境にあえいでいる中で、現在の体制をしっかりと充実させて、大田区のPRについては進めていっていただくことが望ましいと考えますので、本陳情については不採択を求めます。 ○押見 委員長 それでは、継続と採決で、それぞれ意見が分かれましたので、お諮りします。本件につきまして、継続することに賛成の方は挙手をお願いします。  (賛成者挙手) ○押見 委員長 賛成者少数であります。よって、これより採決を行います。  なお、採決の際は、採択に賛成の方の挙手を求めます。  挙手されない場合は不採択に賛成とみなしますので、ご注意願います。  本件につきまして、採択することに賛成の方は挙手をお願いします。  (賛成者挙手) ○押見 委員長 賛成者少数であります。よって、2第64号は不採択とすべきものと決定いたしました。  理由はいかがしましょうか。願意にそいがたいでよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 では、そのようにさせていただきます。  次に、2第106号 大田区のYoutubeチャンネルの名前などを変更してほしい陳情を議題といたします。  質疑はよろしいですね。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 それでは、各会派から本陳情の取扱いをお伺いします。  では、自民からお願いします。 ◆渡司 委員 2第106号に関しまして、陳情者は大田区の公式ユーチューブチャンネル名のもっとよい名前への変更を希望しておりますが、個別のネーミング等に関する主観的な意見については、陳情として区議会の委員会で審査をすることに違和感を感じております。  また、サブチャンネルに関しましても理事者見解にもあったとおり、混乱を招く可能性もあり、不採択とさせていただきます。 ○押見 委員長 続いて、公明。 ◆広川 委員 大田区議会公明党は、2第106号 大田区のYoutubeチャンネルの名前などを変更してほしい陳情については、名称変更の必要はないと考え、不採択を主張いたします。 ○押見 委員長 共産。 ◆福井 委員 日本共産党大田区議団は、2第106号 大田区のYoutubeチャンネルの名前などを変更してほしい陳情は、継続を主張します。  陳情者の趣旨はもっと大田区をPRするために、よりよいネーミングに変更を求める内容です。何をもってよいのか、悪いのかは主観が入ってきます。しかし、現時点でとどまらず、よりよくしていくという観点は必要だと考え、今後議論を深めていく必要があると考え、継続を主張します。 ○押見 委員長 続いて、令和。 ◆松原〔元〕 委員 令和大田区議団は、ただいま上程されました2第106号の陳情に関しまして、不採択を主張いたします。  これも先ほどの2第64号と同様に、大田区に対する広報の提案であると理解をしているところでございますが、ご意見としてはいただきながらも採択には及ばないと思います。 ○押見 委員長 続いて、エール。 ◆庄嶋 委員 エールおおた区議団は、2第106号 大田区のYoutubeチャンネルの名前などを変更してほしい陳情については、不採択を主張します。  陳情文では、チャンネル名が視聴数にどのように影響するのか、また、どのようなチャンネル名が効果的なのかといったことの裏づけが示されていないため、現時点ではチャンネル名の変更が必要とまでは言えず、不採択を主張します。 ○押見 委員長 無所属。 ◆馬橋 委員 大田無所属の会は、2第106号の本陳情について、不採択を主張します。  チャンネル名に関しましては、先ほど来、各委員から出ておりますとおり、かなり主観が入る部分だと思います。  ただ、この大田区のユーチューブチャンネルアクセス数の低さ等も、ほかの陳情で指摘をされておりますので、ぜひこれを契機にSEO対策アクセス数を増やすような取り組みをぜひやっていただきたいと要望して、不採択を主張します。 ○押見 委員長 それでは、またしても継続と採決で、それぞれ意見が分かれましたので、お諮りします。本件につきまして、継続することに賛成の方は、挙手願います。  (賛成者挙手) ○押見 委員長 賛成者少数であります。よって、これより採決を行います。  本件につきまして、採択することに賛成の方は挙手をお願いします。  (賛成者挙手) ○押見 委員長 賛成者少数であります。よって、2第106号は不採択とすべきものと決定いたしました。  理由は願意にそいがたいでよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 では、そのようにさせていただきます。  それでは、広聴広報課長、退席いただいて結構でございます。  (理事者退席) ○押見 委員長 次に、2第67号 大田区には税金を有効活用されるように考え使う感覚を取り入れてほしい陳情を議題といたします。  質疑はよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 それでは、各会派から、本陳情の取扱いをお伺いします。  自民から。 ◆渡司 委員 2第67号の陳情に関しまして、区は税金が有効活用されるよう考え使う感覚を常に持っており、本陳情を採択することは、区の予算執行や区議会、監査委員包括外部監査などの機能を否定することにほかなりません。稼働率や利用率、効率性のみで成果を判断することができない公的サービスや公共事業などを含め、適切に執行されており、本陳情は不採択を求めます。 ○押見 委員長 続いて、公明。 ◆広川 委員 大田区議会公明党は、2第67号 大田区には税金を有効活用されるように考え使う感覚を取り入れてほしい陳情については、不採択を主張します。  税金の有効活用については言わずもがなのことであり、有効活用されているかのチェックは、我々議会としてもさらにしっかりとその責任を果たしていかなければならないと考えます。  ただ、本区としてはPDCAサイクルを導入しているとの認識であり、本陳情については不採択を求めます。 ○押見 委員長 共産。 ◆福井 委員 日本共産党大田区議団は、2第67号 大田区には税金を有効活用されるように考え使う感覚を取り入れてほしい陳情は、採択を求めます。  陳情者の税金を有効活用することを求めるのは当然のことと考えます。  理由の中にある大田区のユーチューブチャンネル登録数が2,930人に対して、品川区は3,910人、新宿区は3,380人となっています。  陳情者は、PDCAサイクルの手法を取り入れた改善を求めています。  質疑の中で、大田区ではPDCAの手法を取り入れている旨の答弁がありました。採択をして、議会と行政が一体となり、税金の有効活用を、本来の地方自治体の仕事である住民の福祉の増進のために使うよう求めます。 ○押見 委員長 令和。 ◆松原〔元〕 委員 令和大田区議団は、ただいま上程されました2第67号の陳情に関しまして、不採択を主張いたします。  本陳情は、税金の有効活用のためPDCAサイクルを導入してほしいという陳情であると理解しております。しかしながら、先日の議論において本区では既に導入されているものであり、本陳情は採択に及ぶ必要はないと考えております。 ○押見 委員長 エール。 ◆庄嶋 委員 エールおおた区議団は、2第67号 大田区には税金を有効活用されるように考え使う感覚を取り入れてほしい陳情については、不採択を主張します。  件名は至極最もなのですが、陳情にある理由では幅広いテーマが述べられており、仮に採択したとしても、具体的に何をすることを求めているのかが判然としません。  また、陳情の趣旨で求められているPDCAサイクルについては、区の施策検証等に向けた大田区区民意識調査を毎年度行い、前基本計画であるおおた未来プラン10年についても「めざす姿」の達成度評価は行われていることから、既に導入済みと考えられるため、不採択を主張します。 ○押見 委員長 無所属。 ◆馬橋 委員 大田無所属の会は、2第67号の本陳情について、不採択を主張します。  区民の方にこうした疑義を持たれないように、議員としてもしっかりと責務を果たしていきたいと思っています。 ○押見 委員長 それでは、採択、不採択に分かれましたので、これより採決を行います。  本件につきまして、採択することに賛成の方は、挙手願います。  (賛成者挙手) ○押見 委員長 賛成者少数であります。よって、2第67号は不採択とすべきものと決定いたしました。  理由はいかがしましょうか。既にやっているとか、ちょっと的が絞りづらいとかあったので、願意にそいがたいということでよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 では、そのようにさせていただきます。  東穂経営改革担当課長も退席いただいて結構でございます。
     (理事者退席) ○押見 委員長 次に、2第84号 マイナンバーカード図書館カードにできるようにしてほしい陳情を議題といたします。  質疑はよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 それでは、各会派から本陳情の取扱いをお伺いします。  自民からお願いします。 ◆渡司 委員 2第84号の陳情につきましては、大田区立図書館の今後のあり方において、区民の図書館カード登録率は現在約24%、16歳以上では約19%程度となっており、減少傾向にあります。図書館カードとの共用で、マイナンバーカードの普及促進が期待できる程度の登録率であるかどうかは疑問です。  また、現状ではマイナンバーカード図書館カードの併用としている自治体も多く、利便性向上、発行管理の低減としてもメリットは少なく、相互作用的効果も期待できないため不採択とさせていただきます。 ○押見 委員長 続いて、公明。 ◆広川 委員 大田区議会公明党は、2第84号 マイナンバーカード図書館カードにできるようにしてほしい陳情も、不採択でお願いします。  マイナンバーカードの利便性の向上は大いに期待するところですので、マイナンバーカードの可能性として図書館カードへの活用をアピールすることはやぶさかではありませんが、実現については理事者説明でありましたとおり、マイナンバーカードが十二分に普及することが前提となります。本区の普及率20%の現状で、2022年の予算にシステム更新経費を盛り込むことは、この陳情者が前の陳情で言われたとおり税金の無駄遣いになりかねないため、現時点で決めることには無理があると考え、不採択を主張いたします。 ○押見 委員長 共産。 ◆福井 委員 日本共産党大田区議団は、2第84号 マイナンバーカード図書館カードにできるようにしてほしい陳情は、不採択を求めます。  陳情者は利便性を挙げていますが、危険性も考える必要があります。いわゆるマイナンバー制度は、税や社会保障だけでなく貯金口座など、官民問わず多くの個人情報を1つの個人番号で管理するため、年金情報漏れが大問題となったように、国民の個人情報流通やなりすまし詐欺などの危険性が指摘されています。  日本共産党はこの制度の持つ危険性と問題を指摘した上で、制度の廃止を求めています。よって、不採択を求めます。 ○押見 委員長 続いて、令和。 ◆松原〔元〕 委員 令和大田区議団は、ただいま上程されました2第84号の陳情に関しまして、継続を主張いたします。  マイナンバーカード図書館カードにも利用できるよう求める陳情であると理解しております。昨日の議論から、他自治体での導入実績はあり、この新型コロナウイルス感染症による非常事態の中、マイナンバーカードが急速に普及することが予想をされております。  しかしながら、この非常事態における新規の図書館設備を設けるかという課題や、実際にマイナンバーカードがどう普及していくのか注視する課題が多々あるため、採択には及ばないものの検討に値すると考えます。よって、継続を主張いたします。 ○押見 委員長 続いて、エール。 ◆庄嶋 委員 エールおおた区議団は、2第84号 マイナンバーカード図書館カードにできるようにしてほしい陳情については、不採択を主張します。  マイナンバーカード図書館カードとして利用できるようにしたとしても、図書館カード自体は併存するため、マイナンバーカードの普及が大きく進む理由になるとまでは言えません。  また、図書館カードに加えて、マイナンバーカードを読み取る機器を図書館に整備する追加費用も必要となります。マイナンバーカードの普及という目的のために、図書館カードの機能を持たせることが現時点で必要とまでは言えず、不採択を主張します。 ○押見 委員長 無所属。 ◆馬橋 委員 大田無所属の会は、2第84号の本陳情について、不採択を主張します。  子どもの本離れに関しては課題でありますし、新しい制度や取り組みについては検討されるべきだと思いますが、昨日の理事者見解でもあったとおり、財政投入を行うメリットは少ないと考えます。よって、不採択を主張します。 ○押見 委員長 それでは、継続と採決、それぞれ意見が分かれましたので、お諮りします。  本件につきまして、継続することに賛成の方は挙手願います。  (賛成者挙手) ○押見 委員長 賛成者少数であります。  それでは、これより採決を行います。  本件につきまして、採択することに賛成の方は挙手願います。  (賛成者挙手) ○押見 委員長 全員不採択であります。よって、2第84号の陳情は不採択とすべきものと決定いたしました。  理由は願意にそい難いでよろしいですかね。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 では、そのようにさせていただきます。  次に、2第52号 新型コロナウイルス感染症対策の拡充を求める陳情を議題といたします。  質疑はよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 それでは、本陳情の取扱いを大会派から伺います。  自民。 ◆渡司 委員 2第52号の陳情につきまして、まず、趣旨の①PCR検査を全ての希望者が公費で検査を受けられるようにとのことですが、大田区では医師会と協力し、専門家のご意見も伺った上で現体制を整備した経緯もあり、今後の体制についても医師会との連携のもと進めていくことが望ましいと考えます。  その他の予算措置に関しましても、第2波、第3波、長引く経済不安に備えるべく、国や都も連携しつつ適切な時期と規模を見極めていく必要があり、本陳情は不採択とさせていただきたいと思います。 ○押見 委員長 公明。 ◆広川 委員 大田区議会公明党は、2第52号 新型コロナウイルス感染症対策の拡充を求める陳情は、不採択を求めます。  このたびの新型コロナ感染症は、これまで当たり前と思われていた日常生活に大きな影響をもたらしました。見えざる脅威である感染症への対策は国が行うことが大前提ですが、感染拡大の状況や地域経済への影響などから、各自治体においても独自の対応を迫られました。本区における対策は昨日の理事者説明にあるとおりで、加えて、議会からの緊急要望に対して、誠実に対応をいただいたと評価しています。  今後は第2波、第3波が予想される中でどこに注力しなければならないかをしっかりと検討する必要があります。  支援策拡充のための国の第2次補正予算が成立したばかりで、その中には公明党が要望した生活支援経済支援策も多く盛り込まれているところから、まずはそうした支援策がスムーズに必要とされる方のところへ届けられることが重要と考えます。  今後については、感染症の影響など見極めながらということになると考えますが、現時点では本陳情の不採択を求めます。 ○押見 委員長 共産。 ◆福井 委員 日本共産党大田区議団は、2第52号 新型コロナウイルス感染症対策の拡充を求める陳情は、採択を求めます。  新型コロナウイルス感染症対策の拡充を求める内容です。具体的に5点挙げています。質疑の中で、5点全て大田区が行っているとの答弁がありました。しかし、陳情者が求めているのは拡充です。  国の第2次補正予算が成立いたしました。この中には、感染症緊急包括交付金の拡充で2兆2,370億円などが含まれています。こういった基金を活用して拡充を行うことを求めます。 ○押見 委員長 続いて、令和。 ◆松原〔元〕 委員 令和大田区議団は、ただいま上程されました2第52号の陳情に関しまして、不採択を主張いたします。  新型コロナウイルス感染症対策の拡充を求める陳情と理解しておりまして、陳情者のお気持ちは理解するところでありますが、趣旨にあります5項目は全て先日の議論から区は対応してきたと理解をしているものであります。よって、採択の必要はないと思います。 ○押見 委員長 エール。 ◆庄嶋 委員 エールおおた区議団は、2第52号 新型コロナウイルス感染症対策の拡充を求める陳情については、継続を主張します。  趣旨にある5点とも取り組んでいるとの理事者見解には同意しますが、唾液PCR検査も含めた検査体制や、経済的に困窮している区民への支援、エッセンシャルワーカーなどの感染防止策といったことは、今後の状況を追跡する中で適宜適切な対策がさらに求められる面もあることから、継続を主張します。 ○押見 委員長 無所属。 ◆馬橋 委員 大田無所属の会は、2第52号の本陳情について、不採択を主張します。  大田区として、これまでどおり東京都や国、それから関係機関としっかりと密に連携を取りながら、大変にこの苦境にあえいでいる区民に対してケアを行っていただくようにお願いをして、不採択を求めます。 ○押見 委員長 それでは、継続と採決、それぞれ意見が分かれましたので、お諮りします。  本件につきまして、継続することに賛成の方は挙手願います。  (賛成者挙手) ○押見 委員長 賛成者少数でありますので、これより採決を行います。  本件につきまして、採択することに賛成の方は挙手願います。  (賛成者挙手) ○押見 委員長 賛成者少数であります。よって、2第52号は不採択とすべきものと決定いたしました。  理由は願意にそいがたいでよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 では、そのようにさせていただきます。  続いて、2第72号 総務省にNHKのスクランブル化を求める意見書の提出を求める陳情を議題といたします。  質疑はよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 それでは、本陳情の取扱いを大会派からお願いします。  自民。 ◆渡司 委員 2第72号の陳情に関しましては、NHKのスクランブル化に関しての陳情でございます。NHKのスクランブル化は公共放送の理念や存在意義を大きくねじ曲げる可能性があり、容認することはできません。不採択を主張いたします。 ○押見 委員長 公明。 ◆広川 委員 大田区議会公明党は、2第72号 総務省にNHKのスクランブル化を求める意見書の提出を求める陳情につきましては、不採択を求めます。  公共放送に関する見解の相違のため、我が会派といたしましては放送法が変わらない限りこうした陳情については、不採択を主張いたします。 ○押見 委員長 共産。 ◆福井 委員 日本共産党大田区議団は、2第72号 総務省にNHKのスクランブル化を求める意見書の提出を求める陳情は、不採択を求めます。公共放送になじまないと考えるからです。  民間にできることは民間に、その流れの中で提起されたのがスクランブル化の導入です。スクランブル化は、電波の暗号化で、受信料未払いのものには映像が見られないシステムです。限られた受信者に情報を届けるという限定的な方式は、公共放送の役割になじまないと思います。  放送法第7条に、NHKはあまねく日本全国において受信できるように国内放送を行うとあります。全国どこでも分け隔てなく視聴できるから公共放送なのであり、ここに風穴を開けることは将来の民営化にもつながりかねません。NHKが公共放送としての役割を果たすことを求めます。 ○押見 委員長 令和。 ◆松原〔元〕 委員 令和大田区議団は、ただいま上程されました2第72号の陳情に関しまして、不採択を主張いたします。  本陳情は、NHKの受信料に関する陳情でありますが、NHKの受信料徴収のあり方は様々議論があることは承知をしておりますが、区から国へ意見書を提出すべき事案であるとは考えられません。 ○押見 委員長 エール。 ◆庄嶋 委員 エールおおた区議団は、2第72号 総務省にNHKのスクランブル化を求める意見書の提出を求める陳情については、不採択を主張します。  大田区役所は現在、NHKの受信料を適切に払っていると考えられ、スクランブル化を求める意見書を提出する必要があるとは考えられないため、不採択を主張します。 ○押見 委員長 無所属。 ◆馬橋 委員 2第72号の本陳情に、大田無所属の会は、不採択を主張します。  各人の政治的な考え方のもとでこういった主張をされることはやぶさかではないと思いますが、議会や行政として意見書を上げる必要はないと考えています。 ○押見 委員長 それでは、全員不採択とのご意見ですので、2第72号については不採択とすることにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 ご異議なしと認めます。よって、2第72号については不採択とすべきものと決定いたしました。  理由は願意にそいがたいでよろしいですかね。  (「はい」と呼ぶ者あり)
    ○押見 委員長 そのようにさせていただきます。  次に、2第78号 NHK受信料の支払いを拒否してほしい陳情を議題といたします。  質疑はよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 それでは、各会派から、本陳情の取扱いを大会派からお願いします。  自民。 ◆渡司 委員 2第78号の陳情につきまして、NHK受信料の支払い拒否は法令遵守の観点からも問題があり、このような違法行為を区に求める陳情を議会の委員会で審議すること自体、疑問を感じております。不採択でお願いいたします。 ○押見 委員長 公明。 ◆広川 委員 大田区議会公明党は、2第78号 NHK受信料の支払いを拒否してほしい陳情につきましては、2第72号と同じ理由により、不採択を主張いたします。 ○押見 委員長 共産。 ◆福井 委員 日本共産党大田区議団は、2第78号 NHK受信料の支払いを拒否してほしい陳情は、不採択を求めます。  契約をしている以上は、支払いの義務があります。区議会が支払いの拒否を促すことは問題があると考えます。 ○押見 委員長 令和。 ◆松原〔元〕 委員 令和大田区議団は、ただいま上程されました2第78号の陳情に関しまして、不採択を主張いたします。  この陳情は、NHKの受信料の支払いの拒否を求める陳情でありますが、罰則はないとはいえ違法行為にあたるため、議論にも及ばないと考えます。 ○押見 委員長 エール。 ◆庄嶋 委員 エールおおた区議団は、2第78号 NHK受信料の支払いを拒否してほしい陳情については、不採択を主張します。  大田区役所は現在、NHKの受信料を適切に払っていると考えられ、支払いをあえて拒否するという必要性や拒否という手段の妥当性も認められないため、不採択を主張します。 ○押見 委員長 無所属。 ◆馬橋 委員 大田無所属の会は、2第78号の本陳情について、不採択を主張します。2第72号と同様の意見です。 ○押見 委員長 それでは全員不採択とのご意見ですので、2第78号については不採択とすることにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 ご異議なしと認めます。2第78号については、不採択とすべきものと決定いたしました。  理由は願意にそいがたいでよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 そのようにさせていただきます。  続いて、2第79号 大田区の保有するテレビ台数、NHK受信料内訳、総額などの調査を求める陳情を議題といたします。  質疑はよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 それでは、大会派から本陳情の取扱いをお伺いします。  自民。 ◆渡司 委員 2第79号の陳情に関しまして、NHKとの契約に関し、詳細な情報提供を求める傾向が全国的に見られますが、大田区役所においては契約者間での問題や疑義は生じておらず、コロナ禍の今、膨大な調査作業と資料作成を区に求めることに緊急性や合理性を見いだすことができません。不採択とさせていただきます。 ○押見 委員長 公明。 ◆広川 委員 大田区議会公明党は、2第79号 大田区の保有するテレビ台数、NHK受信料内訳、総額などの調査を求める陳情について、不採択を求めます。  昨日の理事者説明では区の誠意ある対応が見られましたが、陳情者との行き違いがあったのではないかと考えられます。  ただ、こうした内容について陳情をされるかということにつきましては、内容的には区民の声課でいいのではないかと考え、陳情にふさわしくないと考えて不採択を求めます。 ○押見 委員長 共産。 ◆福井 委員 2第79号 大田区の保有するテレビ台数、NHK受信料内訳、総額などの調査を求める陳情は、継続を求めます。  大田区の保有するテレビ台数、NHK受信料の支払い件数などの情報開示を求める内容となっています。  質疑の中で、陳情者と協議をしている旨の答弁がありました。推移を見守りたいと思います。継続を求めます。 ○押見 委員長 令和。 ◆松原〔元〕 委員 令和大田区議団は、ただいま上程されました2第79号の陳情に関しまして、不採択を主張いたします。  本陳情、大田区の保有するテレビ台数や受信料総額を求める陳情でありますが、陳情者は区提供の資料から様々な疑問を感じているようであります。しかしながら、区組織全体の備品は膨大でありまして、これから今後、同様の陳情があった際にマンパワーを割くかという議論があれば、それは否であります。現実的でないと考えるところであります。  本陳情に関しましては不採択とし、区が陳情者と個別に対応していただくことを要望いたします。 ○押見 委員長 エール。 ◆庄嶋 委員 エールおおた区議団は、2第79号 大田区の保有するテレビ台数、NHK受信料内訳、総額などの調査を求める陳情については、不採択を主張します。  大田区役所は現在、NHKの受信料を適切に支払っているとの理事者見解があり、現時点で本件に重要性があるとは認められないため、不採択を主張します。 ○押見 委員長 無所属。 ◆馬橋 委員 大田無所属の会は、2第79号の本陳情については、調査の必要を感じないため、不採択を求めます。 ○押見 委員長 それでは、継続と採決それぞれ意見が分かれましたので、お諮りします。  本件につきまして、継続することに賛成の方は挙手願います。  (賛成者挙手) ○押見 委員長 賛成者少数であります。  これより採決を行います。  本件につきまして、採択することに賛成の方は挙手願います。  (賛成者挙手) ○押見 委員長 賛成者少数であります。よって、2第79号は不採択とすべきものと決定いたしました。  理由は願意にそい難いでよろしいですかね。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 そのようにさせていただきます。  次に、2第75号 大田区はNHKからの住民票の請求で疎明資料をきちんと要求するよう求める陳情を議題といたします。  質疑はよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 それでは、大会派から本陳情の取扱いをお伺いします。  自民。 ◆渡司 委員 2第75号の陳情に関しまして、陳情者は特殊詐欺などの被害に遭わないために、NHKからの住民票の請求には疎明資料の添付を要求するように求めておりますが、契約書などの疎明資料を添付することと契約者を詐欺被害から守ることは別次元の問題ではないかと考えます。  あらゆる詐欺被害から区民を守るため、警察、区、地域で啓もう活動を行うことは非常に大切ですが、受信契約者番号と契約締結年月日等を示し、第三者請求を行う現状の方法が特殊詐欺を促進するとは考えにくく、陳情者の願意にはそいがたく、不採択とさせていただきます。 ○押見 委員長 公明。 ◆広川 委員 大田区議会公明党は、2第75号 大田区はNHKからの住民票の請求で疎明資料をきちんと要求するよう求める陳情につきましては、本区は放送法にのっとり適切に対応をしていると考えますので、不採択を主張いたします。 ○押見 委員長 共産。 ◆福井 委員 日本共産党大田区議団は、2第75号 大田区はNHKからの住民票の請求で疎明資料をきちんと要求するよう求める陳情は、採択を求めます。  質疑の中で契約番号と締結年月日で確認をしている旨の答弁がありました。これで疎明資料にあたるのかとの懸念があります。陳情者が指摘しているように、契約書の写し等を疎明資料として検討すべきと考え採択を求めます。 ○押見 委員長 令和。 ◆松原〔元〕 委員 令和大田区議団は、ただいま上程されました2第75号の陳情に関しまして、不採択を主張いたします。  本当にこの提出者は、NHKに対しての何かしらの怒りを感じているのかもしれませんが、本陳情に関しましては昨日の議論において、区が契約者番号及び契約締結年月日の一覧を持って疎明資料としているとのご発言がありました。よって、願意は既に達せられるものと考えまして、不採択を主張いたします。 ○押見 委員長 エール。 ◆庄嶋 委員 エールおおた区議団は、2第75号 大田区はNHKからの住民票の請求で疎明資料をきちんと要求するよう求める陳情については、不採択を主張します。  大田区役所は、NHKが住民票の写しの交付を請求する際には、契約者番号、契約年月日の疎明資料を求めているとの理事者見解があり、本陳情の願意は達せられていると考えられるため、不採択を主張します。 ○押見 委員長 無所属。 ◆馬橋 委員 大田無所属の会は、2第75号の本陳情について不採択を求めます。  大田区としては、これまでどおり法令にのっとり、粛々と事業を執行していただくことを求めます。 ○押見 委員長 では、採択と不採択に分かれましたので、採決を行わせていただきます。  本件につきまして、採択することに賛成の方は挙手願います。  (賛成者挙手) ○押見 委員長 賛成者少数であります。よって、2第75号は不採択とすべきものと決定いたしました。  理由は願意にそいがたいでよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 そのようにさせていただきます。  次に、2第73号 大田区民全員を対象とした給付金を求める陳情を議題といたします。  質疑はよろしいですか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 それでは、大会派から陳情の取扱いをお伺いします。  自民。 ◆渡司 委員 2第73号の陳情につきまして、陳情者は大田区がこれまで大田区独自のコロナ対策の施策を実行していないとの認識のもと、全区民対象で子育て世帯増額の現金給付を求めていますが、この間大田区は感染症拡大防止の対策を講じつつ、区民生活支援、区内経済対策等を行ってきており、誤った認識のもと状況の違う他区と比較し、安易な現金給付を求める本陳情は不採択とさせていただきます。 ○押見 委員長 続いて、公明。 ◆広川 委員 大田区議会公明党は、2第73号 大田区民全員を対象とした給付金を求める陳情は、不採択を求めます。  理由については、2第52号でも述べましたが、第2波、第3波が予想される中でどこに注力しなければならないか、しっかり検討をする必要があります。また、国の支援策というのも新たに出されております。今後については、感染症の影響などを見極めながらということになるかと思いますが、こうした給付金の考え方について、現時点では不採択を主張いたします。 ○押見 委員長 共産。 ◆福井 委員 日本共産党大田区議団は、2第73号 大田区民全員を対象とした給付金を求める陳情は、採択を求めます。  コロナ禍の中で補正予算を組んで対応していますが、陳情者が指摘しているように、品川区では区民1人当たり3万円、中学生以下5万円を給付する補正予算案を公表しています。そして、財政調整基金がなくなった場合は、区債で対応することもできます。大田区独自のコロナ対策を進めるために陳情を採択し、給付金を支給することを求めます。
    ○押見 委員長 令和。 ◆松原〔元〕 委員 令和大田区議団は、ただいま上程されました2第73号の陳情に関しまして、不採択を主張いたします。  本陳情は、大田区民全員を対象とした給付金を求めた陳情であると理解をしておりますが、これまで大田区は区独自の融資あっせん事業のほか、様々支援事業を行ってきたわけでございます。まず、区には現在の支援事業の貫徹をされた後に、必要に応じた追加の支援をご検討いただけば十分であると考えます。 ○押見 委員長 エール。 ◆庄嶋 委員 エールおおた区議団は、2第73号 大田区民全員を対象とした給付金を求める陳情については、不採択を主張します。  200億円を超える大きな財源が必要となるため、慎重な検討が必要です。  本定例会の区長開会挨拶の中で、今後3年間で約560億円の財源不足になるとの見通しも示されており、対象を絞った支援など他の方法との比較検討も必要なため、区民全員を対象とした給付金という方向性を明示した上で、本件を採択や継続にすることは難しいところです。今後も引き続き区民生活の支援策が必要であることは認識した上で、不採択を主張します。 ○押見 委員長 無所属。 ◆馬橋 委員 大田無所属の会は、2第73号の本陳情については、不採択を主張します。  陳情者の理由の1行目に書いてありますが、大田区はこれまで残念ながら大田区独自のコロナ対策の政策を実行していませんでしたと書いてありますが、大田区としてはこの間、形は違えど区民の生命と財産を守るために独自の政策を数多く打ち出しております。今後も区としての現状をしっかりと把握をした上で、適時適切な対策を行っていただきたいと思います。 ○押見 委員長 それでは、これより採決を行わせていただきます。  本件につきまして、採択することに賛成の方は挙手をお願いします。  (賛成者挙手) ○押見 委員長 賛成者少数であります。よって、2第73号は不採択とすべきものと決定いたしました。  理由は願意にそいがたいでよろしいですかね。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 そのようにさせていただきます。  次に、2第97号 小池都知事のカイロ大学卒業証書の公開を求める意見書に関する陳情を議題といたします。  質疑はよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 それでは、大会派から本陳情の取扱いをお伺いいたします。  自民からお願いします。 ◆渡司 委員 2第97号の陳情に関しまして、陳情者の求めるような意見書を大田区議会から東京都へ提出することの意味、意義、理由は見あたりません。不採択とさせていただきます。 ○押見 委員長 公明。 ◆広川 委員 大田区議会公明党は、2第97号 小池都知事のカイロ大学卒業証書の公開を求める意見書に関する陳情は、意見書提出にそぐわない内容であると考え、不採択を主張いたします。 ○押見 委員長 共産。 ◆福井 委員 日本共産党大田区議団は、2第97号 小池都知事のカイロ大学卒業証書の公開を求める意見書に関する陳情は、不採択を求めます。  個人が証明する問題であり、議会が個人の問題に意見をするのは議会になじまないと考えます。 ○押見 委員長 令和。 ◆松原〔元〕 委員 令和大田区議団は、ただいま上程されました2第97号の陳情に関しまして、不採択を主張いたします。  本陳情は、大田区が取り扱うべきで内容ではないと考えます。 ○押見 委員長 エール。 ◆庄嶋 委員 エールおおた区議団は、2第97号 小池都知事のカイロ大学卒業証書の公開を求める意見書に関する陳情については、不採択を主張します。  意見書のテーマとしても疑問でありますし、また、昨日、小池百合子氏が記者会見の中でカイロ大学の卒業証書とする書類等を公開したことから、本陳情の願意はある程度達成されているのではないかとも考えるため、不採択を主張します。 ○押見 委員長 無所属。 ◆馬橋 委員 大田無所属の会は、2第97号の本陳情について意見書の提出は必要ないと考え、不採択を求めます。 ○押見 委員長 それでは、全員不採択との意見ですので、2第97号については不採択とすることにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 ご異議なしと認めます。よって、2第97号については不採択とすべきものと決定いたしました。  理由は願意にそいがたいでよろしいですかね。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 そのようにさせていただきます。  次に、2第25号 DV相談を電話だけではなく、面談相談も実施してほしい陳情を議題といたします。  質疑はよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 それでは、大会派から本陳情の取扱いをお伺いします。  自民。 ◆渡司 委員 2第25号の陳情に関しまして、不採択とさせていただきます。  区のDV相談の場合、緊急性の高いものは警察、法律的な専門性が必要な場合は弁護士会の窓口を、面接を希望される場合は区のたんぽぽ相談や東京都のウィメンズプラザなど、相談者の状況を聞き取った上で適切な相談機関へつなぐことが必要でありますし、現状でもそのような対応がなされていると確認をさせていただきました。  また、相談者の中には、必ずしもフェイストゥフェイスではなく電話などの匿名性により安心して相談できる方もいらっしゃいますし、心理面接などでは、安心できる閉じられた空間などの枠組みを確保することが重要であり、スカイプやズームなどのリモート相談に関しては、ICT環境の有無、安心できる環境の枠組みに適しているかなど慎重に検討する必要があり、利便性のみで判断すべきではないと考えます。 ○押見 委員長 公明。 ◆広川 委員 大田区議会公明党は、2第25号 DV相談を電話だけではなく、面談相談も実施してほしい陳情については、不採択を求めます。  DV相談については、女性のみではありますが面談も行っているということですので、事実誤認が認められることから不採択を主張いたします。 ○押見 委員長 共産。 ◆福井 委員 日本共産党大田区議団は、2第25号 DV相談を電話だけではなく、面談相談も実施してほしい陳情は、採択を求めます。  現在の大田区のDV相談は、面接相談は女性のみの対応となっています。男性の面接相談を行うことも必要です。ぜひ大田区でも取り組んでいただきたいと思い、採択を求めます。 ○押見 委員長 令和。 ◆松原〔元〕 委員 令和大田区議団は、ただいま上程されました2第25号の陳情に関しまして、不採択を主張いたします。  陳情者は面談相談を望んでいらっしゃいますが、現状女性に関しては行っているのでこれに関しては認識が間違っております。男性に関しましては、今後の議論はあると思いますが、コロナ禍の現状下において優先的に行うかは疑問が残ります。 ○押見 委員長 エール。 ◆庄嶋 委員 エールおおた区議団は、2第25号 DV相談を電話だけではなく、面談相談も実施してほしい陳情については、不採択を主張します。  新型コロナウイルス感染防止のため現時点では電話対応のみになっていますが、私からの質問に、もともとは面談相談も行っていたとの理事者説明があり、既に対応している内容と考えられるため不採択を主張します。 ○押見 委員長 無所属。 ◆馬橋 委員 大田無所属の会は、2第25号の本陳情については、不採択を求めます。  これまでどおり、大田区が相談者の方に寄り添ったしっかりとした対応を求めておきます。 ○押見 委員長 それでは、これより採決を行います。  本件につきまして、採択することに賛成の方は、挙手をお願いします。  (賛成者挙手) ○押見 委員長 賛成者少数であります。よって、2第25号は不採択とすべきものと決定いたしました。  理由は願意にそいがたいでよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 そのようにさせていただきます。  次に、2第26号 DV相談窓口の周知をしてほしい陳情を議題といたします。  質疑はよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 それでは、大会派から本陳情の取扱いをお伺いします。  自民から。 ◆渡司 委員 2第26号の陳情に関しまして、DV相談窓口の広報に関してですが、スマートフォンでの検索ができる方でしたら、様々な相談機関を検索することはさほど難しいことではありませんし、スマートフォンでの検索ができない方でも、区役所の代表番号に電話していただいても、DVに関する電話相談窓口は案内してもらうこともできます。  DV被害に遭った方、DVをしてしまう方が相談先としてどこを選択するか、有料なのか無料なのか、電話なのか面接なのか、自分に合った相談機関を見つけることができるという点が重要であり、費用対効果や稼働率という考え方はなじまないと考え、本陳情は不採択とさせていただきます。 ○押見 委員長 公明。 ◆広川 委員 大田区議会公明党は、2第26号 DV相談窓口の周知をしてほしい陳情については、不採択を主張いたします。  男女間の問題はデリケートな問題ではありますが、DVは特に女性や子どもについては生命に関わる問題でもあり、相談しようと勇気を出したときにつながること、相談しやすいことなどが重要ですので、身近に相談機関があることは大切と考えます。  本区でも、平成30年7月からDVに特化した大田区配偶者暴力相談センターを整備し、相談事業を開始したことを評価いたします。相談数を見ると、たんぽぽ相談に寄せられていた相談がスムーズに移行しているだけでなく、これまでの相談数と比較して、たんぽぽ相談に寄せられたDVの相談数より増えていることが見てとれますので、配偶者暴力相談と掲げたことによる周知の効果は一定程度出ていると考えられることから、不採択を主張いたします。 ○押見 委員長 共産。 ◆福井 委員 日本共産党大田区議団は、2第26号 DV相談窓口の周知をしてほしい陳情は、採択を求めます。  平成29年度内閣府が行った男女間における暴力に関する調査では、相談窓口の周知度の質問の中で、平成26年度の調査は相談窓口を知っていると答えたのが32%、そして29年には71%、2倍以上に上がっています。しかし、相談先の1番が家族・親戚が28%、2番で友人・知人が26%、3番の職場で4.6%、警察が2.2%、そして警察を除く公的機関が1.2%になっています。相談窓口は知っているが、公的機関に相談に行けない、行かない、こういった垣根が高いことが明らかです。  ここを改善し周知することが必要だと考え、採択を求めます。 ○押見 委員長 令和。 ◆松原〔元〕 委員 令和大田区議団は、ただいま上程されました2第26号の陳情に関しまして、不採択を主張いたします。  本陳情は、DV相談窓口の周知、広報をさらに積極的に行ってほしいという内容でありますが、昨日の理事者側の答弁より、区報であったりホームページやポスター等、区ができる広報のあり方はほぼ全て行っていると理解をしているところであります。  また、理由にあります1日のキャパシティを7、8件、これをいっぱいにすることが果たして是であるというのは、あまり理解できないところであります。よって、不採択を主張いたします。 ○押見 委員長 エール。 ◆庄嶋 委員 エールおおた区議団は、2第26号 DV相談窓口の周知をしてほしい陳情については、採択を主張します。  区報、区ホームページ、男女共同参画のための情報誌パステルでDV相談の周知を行っているとの理事者見解でしたが、新たにDV被害に遭った方にとっては、相談窓口を知る機会は多いほうがよいと考えます。例えば公共施設のトイレの中で案内を掲示したり配架したりするなど、もっと工夫の余地はあると考えるため採択を主張します。 ○押見 委員長 無所属。 ◆馬橋 委員 大田無所属の会は、2第26号の本陳情について、不採択を主張します。  主な理由は第25号と同様ですが、DV相談窓口の周知、また広報自体はこれまで同様に行っていく必要を感じています。ただし、この間の、例えばホームページだったりとか、それから会報誌だったりとか機関誌だったりとか、そういったところでの広報の充実を求めて、また、情報を取りたい方が取りたいときに取りやすいような環境を今後もつくっていただくように要望しておきます。 ○押見 委員長 それでは、これより採決を行います。  本件につきまして、採択することに賛成の方は挙手をお願いします。  (賛成者挙手
    ○押見 委員長 賛成者少数であります。よって、2第26号は不採択とすべきものと決定いたしました。  理由は願意にそい難いでよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 そのようにさせていただきます。  次に、2第45号 男性DV被害者の電話相談を改善してほしい陳情を議題といたします。  質疑はよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 それでは、各会派、大会派から本陳情の取扱いをお伺いします。  自民。 ◆渡司 委員 2第45号の陳情に関しまして、不採択とさせていただきます。  陳情者は、DV被害者の性別と相談員の性別にこだわっている印象を受けますが、DV相談においては同性カップル、親子、祖父母と孫など、家庭の中の様々な関係性の中で起こり得るものですし、相談する側と相談を受ける側でも性別のみで相談しやすい、しやすくないと単純に判断することはできません。  30年度から開設している大田区DV相談ダイヤルでは特に相談者の性別は明記しておらず、パートナーからの暴力で悩んでいる方の相談としております。相談員は女性であることは事実ですが、男性やトランスジェンダーの方も相談できるそうです。夜間の相談ダイヤルにおいても、相談員は男性ですが、女性やトランスジェンダーの方からの相談も断ることはないとのことです。  DVに苦しんでおられる方が、必ずしもその人にとって相性のよい相談員にあたるかというと難しいかもしれませんが、柔軟に対応していただいていることにより、性別によって相談窓口が限定されるということは、現実には考えにくいかと思います。 ○押見 委員長 続いて、公明。 ◆広川 委員 大田区議会公明党は、2第45号 男性DV被害者の電話相談を改善してほしい陳情も、不採択でお願いいたします。  男性からの相談もある程度あることから、男性に特化した電話相談を本年4月から開始したとのことです。まだ始まったばかりの事業であることから、状況を見た上で必要があれば有効な改善策を講じるべきとは考えますが、現時点では不採択を主張いたします。 ○押見 委員長 共産。 ◆福井 委員 日本共産党大田区議団は、2第45号 男性DV被害者の電話相談を改善してほしい陳情は、採択を求めます。  内閣府の調査でも、男性DV被害者の場合は69.5%がどこにも、誰にも相談しなかったと回答しています。また、男性が被害者になるDV相談は、警視庁の相談件数を見てみますと平成27年は421件、令和元年は1,660件と約4倍に増えています。  今年4月から始まった男性のDV相談ですが、しっかりと検証を行い、実態に見合った改善、拡充を行い、相談しやすい環境を整えることを求めます。 ○押見 委員長 令和。 ◆松原〔元〕 委員 令和大田区議団は、ただいま上程されました2第45号の陳情に関しまして、不採択を主張いたします。  この男性に対する電話相談に関して、今年度始まった事業としてこれから様々な改良の余地はあると思いますが、現時点の運用は区の説明のとおり合理性があると考えます。 ○押見 委員長 エール。 ◆庄嶋 委員 エールおおた区議団は、2第45号 男性DV被害者の電話相談を改善してほしい陳情については、継続を主張します。  男性相談ダイヤルの受付時間が限られていることや、相談員が男性のみであることについて改善を求める内容です。男性相談ダイヤルは、今年4月に始まったばかりであり、改善が必要かを判断するには、今しばらく利用状況を把握することが必要と考えるため、継続を主張します。 ○押見 委員長 無所属。 ◆馬橋 委員 大田無所属の会は、2第45号の本陳情について、不採択を主張します。  こういった件に関しては様々なご意見があろうかと思いますが、大田区として今後も動向を注視しながら、柔軟に対応していただきたいと思います。 ○押見 委員長 それでは、継続と採決、それぞれ意見が分かれましたので、お諮りします。  本件につきまして、継続することに賛成の方は挙手をお願いします。  (賛成者挙手) ○押見 委員長 賛成者少数であります。よって、これより採決を行います。  本件につきまして、採択することに賛成の方は挙手をお願いします。  (賛成者挙手) ○押見 委員長 賛成者少数であります。よって、2第45号は不採択とすべきものと決定いたしました。  理由は願意にそいがたいでよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 そのようにさせていただきます。  次に、2第85号 たんぽぽ相談の広報をしてほしい陳情を議題といたします。  質疑はよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 それでは、大会派から本陳情の取扱いをお伺いします。  自民。 ◆渡司 委員 2第85号、DV相談窓口と同様に、たんぽぽ相談に関しても稼働率を上げるために広報すべきとの考え方に違和感を覚えます。  たんぽぽ相談は、生き方や働き方、ハラスメントなど、幅広い相談に応じていただける貴重な相談窓口であります。相談件数を増やし、稼働率を上げることを目的とした本陳情は願意にそいがたく、不採択とさせていただきます。 ○押見 委員長 公明。 ◆広川 委員 大田区議会公明党は、2第85号 たんぽぽ相談の広報をしてほしい陳情は、不採択を求めます。  陳情の趣旨では広報をしてほしいといわれていますが、理由では相談受付体制の改善を求められており、陳情の意図を図りかねるというところで不採択を求めます。 ○押見 委員長 共産。 ◆福井 委員 日本共産党大田区議団は、2第85号 たんぽぽ相談の広報をしてほしい陳情は、採択を求めます。  たんぽぽ相談は1日1人で対応をしているために、同時に複数対応ができないことが分かりました。せっかく勇気を出して電話しても、話し中や連絡がつかないと、相談者の心が折れてしまう懸念があります。複数の相談に対応するためには、陳情者が指摘しているシステムの導入の検討や、相談員数を増やしての対応が必要です。  複数対応ができるように検討していただくことを求めて、採択を求めます。 ○押見 委員長 令和。 ◆松原〔元〕 委員 令和大田区議団は、ただいま上程されました、2第85号の陳情に関しまして、不採択を主張いたします。  相談件数の少ないたんぽぽ相談の利用拡大のため、さらなる広報を求める陳情であると理解はしておりますが、昨日の議論からも、件数自体は確かに減少傾向であるようですが、これは理事者からも答弁のあったDV専用の窓口の開設によるものである可能性も十分あり、一概に減少傾向であると判断はできません。  また、陳情理由の稼働率に関してでありますが、さきの第26号で申し上げたとおり、キャパシティぎりぎりまでそういう相談があることが、果たしていいことなのかというのは大変疑問に感じております。 ○押見 委員長 エール。 ◆庄嶋 委員 エールおおた区議団は、2第85号 たんぽぽ相談の広報をしてほしい陳情については、不採択を主張します。  陳情提出者は、2019年の相談件数785件に対して稼働率が低いとの見解を示していますが、平日は3時間、土曜日は6時間という相談時間であることを考えると、陳情提出者の示している1日平均2、3件という件数は妥当であり、稼働率が低いという指摘は当たりません。また、2017年度には921件、2018年度には829件と多くの相談があったことから、DV相談窓口を別に設けた経緯もあり、広報はできていないとは言えず、不採択を主張します。 ○押見 委員長 無所属。 ◆馬橋 委員 大田無所属の会は、2第85号の本陳情について、不採択を求めます。  制度は、事業を求める区民のために事業自体の適切な広報は必要だと考えますが、本陳情の趣旨にあるように、稼働率を上げるための本陳情については不採択を主張したいと思います。 ○押見 委員長 それでは、意見が分かれましたので、これより採決を行います。  本件につきまして、採択することに賛成の方は挙手をお願いします。  (賛成者挙手) ○押見 委員長 賛成者少数であります。よって、2第85号は不採択とすべきものと決定いたしました。  理由は願意にそいがたいでよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 そのようにさせていただきます。  次に、2第98号 あらゆる性暴力の根絶を目指す宣言を大田区は出してほしい陳情を議題といたします。  質疑はよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 それでは、大会派から本陳情の取扱いをお伺いします。 ○押見 委員長 自民。 ◆渡司 委員 2第98号の陳情に関しまして、件名にはあらゆる性暴力の根絶をうたいながら、趣旨と理由ではデジタル性暴力に対するメディアリテラシーの向上や、ネットによるひぼう中傷を含むメディアリテラシーの向上を求めており、あらゆる性暴力の根絶を目指す宣言のようなもので、可能なものを何かしら出してくださいとの陳情者の意図を図りかねます。  不採択とさせていただきます。 ○押見 委員長 公明。 ◆広川 委員 大田区議会公明党は、2第98号 あらゆる性暴力の根絶を目指す宣言を大田区は出してほしい陳情は、不採択でお願いします。  公明党は性暴力に限らず、全ての暴力がこの世から根絶されることを目指しています。  そのためにも、一人ひとりの心に非暴力の精神が根づくことが重要で、その意味からも教育の重要性を認識しています。大田区においても、教育現場での取り組みや不審者情報メールの配信、区報を活用したメディアリテラシーについての啓発等を実施しており、宣言を行うまでもなく、あらゆる取り組みを実施していると認識していますので、本陳情は不採択を求めます。  なお、非暴力の心を育む根源は、家庭にもあると考えます。陳情者におかれましても、大切なお子様が被害者や加害者になることのないよう、温かく育んでいただきますようお願いいたします。 ○押見 委員長 共産。 ◆福井 委員 日本共産党大田区議団は、2第98号 あらゆる性暴力の根絶を目指す宣言を大田区は出してほしい陳情は、採択を求めます。  性暴力は人間の尊厳を侵害する重大な犯罪です。ミートゥー、ウィズユー、フラワーデモなど、女性たちが今まで話せなかった被害を次の世代に続かせてはならないと、次々に発言に立っています。大学では、ストップ、キャンパス性暴力を掲げ、学内、就活での性暴力防止と性的同意を学び合う学生たちの運動が着実に進んでいます。  日本共産党は、個人の尊厳とジェンダー平等の実現、性暴力被害者支援の拡充と刑法の抜本改正を公約に掲げています。大田区でも宣言を行い、取り組みの強化を求めます。 ○押見 委員長 令和。 ◆松原〔元〕 委員 令和大田区議団は、ただいま上程されました2第98号の陳情に関しまして、不採択を主張いたします。  昨日の議論からも、例えば学校現場においては児童生徒、また、教職員らに対しての様々な取り組みが行われているとのご発言もありました。ただ、そもそもこの陳情の趣旨にある、可能なものの何かしらというのが正直分かりかねるものでございまして、不採択を主張いたします。 ○押見 委員長 エール。 ◆庄嶋 委員 エールおおた区議団は、2第98号 あらゆる性暴力の根絶を目指す宣言を大田区は出してほしい陳情については、採択を主張します。  陳情の趣旨や理由はデジタル性暴力の話が主であり、陳情提出者が求めている小中学校でのメディアリテラシー教育は既に行われていると考えますが、フラワーデモなどで性暴力の根絶が叫ばれる現状を踏まえ、大田区としても何らかの意思表示は有効と考えるため、採択を主張します。 ○押見 委員長 無所属。 ◆馬橋 委員 大田無所属の会は、2第98号の本陳情については、不採択を求めます。  あらゆる性暴力の根絶を目指すというのは、品性ある大田区、また、大田区議会として当然の根底でありますが、本陳情の趣旨にあるように、可能なものを何かしらという文言もありますとおり、大田区が出す宣言というのは大変に重いものだと感じております。  しっかりとした今後の動向に注視をして、大田区として、適時・適切に対応をしていただきたいと思います。 ○押見 委員長 それでは、これより採決を行います。  本件につきまして、採択することに賛成の方は挙手をお願いします。  (賛成者挙手) ○押見 委員長 賛成者少数であります。よって、2第98号は不採択とすべきものと決定いたしました。
     理由は願意にそいがたいでよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 そのようにさせていただきます。  以上で、16件、たくさんの陳情を今回提出されましたけれども、請願・陳情の審査を終了させていただきます。  塩沢人権・男女平等推進課長は、退席いただいて結構です。  (理事者退席) ○押見 委員長 なお、継続分の陳情につきましては、本定例会最終日に、議長宛て継続審査要求書を提出することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 では、そのようにさせていただきます。  続いて、本委員会に付託されました議案の審査を行います。  第70号議案 令和2年度大田区一般会計補正予算(第3次)ほか7件の議案を一括して議題といたします。  初めに、庄嶋委員より昨日の委員会での発言について訂正の申出がありましたので、発言を許可いたします。 ◆庄嶋 委員 昨日、第62号議案 大田区特別区税条例等の一部を改正する条例の質疑の中で、新設されたひとり親控除並びに従来の寡婦控除の控除額について、35万円と私が発言した箇所がありましたが、35万円は所得税についてであり、個人住民税については30万円が正しい数字であったことから、この場で訂正させていただきます。 ○押見 委員長 ただいまの件については、委員長において発言の訂正を許可いたしましたので、ご承知おき願います。  それでは、議案についての質疑は昨日行っておりますので、よろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 それでは、この際、委員の皆様に申し上げます。  黒沼委員及び福井委員から本職宛てに、第70号議案 令和2年度大田区一般会計補正予算(第3次)の編成替えを求める動議が提出されました。  本動議につきましては、サイドブックスに配信しておりますので、ご確認をお願いいたします。  それでは、第70号議案 令和2年度大田区一般会計補正予算(第3次)の編成替えを求める動議につきまして、提出者の説明を求めます。 ◆福井 委員 編成替えを求める動議の中身、ご説明をさせていただきます。  まずは、衛生費。第4款でPCR検査体制を強化するために5,814万8,000円を増額いたします。これはPCR検査2か所増設をいたします。  そして、第5款産業経済費では、経営継続支援金、そして事業者向け定額給付金を創設するために行います。具体的に、この事業者向け定額給付金は、区内の事業者に一律10万円を支給する、こういった中身となっています。経営継続支援金につきましては、制度融資を受けた事業者が、その融資がおりてくる間の期間をつなぐために1社50万円を想定して、3,000社を盛り込んでいます。このことによって、融資がおりるまでの間、このお金でつないでいただきたいと、こういった考えで今出しています。  そして歳入は、55億5,814万8,000円を繰入金から増額をいたします。 ○押見 委員長 それでは、これより委員の皆様からの質疑に入ります。  動議の質疑に対する答弁は、提出者がきちんと対応することになりますので、お願いをいたします。  質疑はありますか。 ◆松原〔元〕 委員 衛生費のPCR検査体制の強化でありますが、現状でもかなり十分ではないかというところでありますが、今後、大田区内で足りなくなる予想が立てられていらっしゃるのか、ちょっとご答弁をいただけると。 ◆黒沼 委員 表面的にはそう見えるかもしれませんが、この新型コロナウイルスの特徴は症状が出る前に広がるので、私たちが認知できたときには根絶できる局面は過ぎていたことになっています。お分かりですか。  広がって、やっと分かったということです。広がって、やっと分かったということが起こるのです。  これに対処するには、広範囲で検査し、感染者を早期に発見する必要があります。  同時に、感染を封じ込めない限り、経済が壊滅的な影響を受けることが考えられます。ですから、感染が下火になってきたのも、気候の影響が大きいと言われています。秋口から冬にかけて、インフルエンザと同時期に広がる可能性も言われています。2波、3波です。だからこそ、今の時期にPCR検査体制の抜本的強化が必要です。  専門家に言わせると、ツベルクリンとか含めてなのですが、国民の7割が抗体を持つことによって治まるとも言われています。  今の現状では1人が3人に広がっていますので、広がる一方です。それを1.5人に抑えることができれば自然に消滅していきます。これで勝利できるわけです。  そのためには、PCR検査で陰性の方も含めて、徹底的な検査によって抑えることができる、そう考えて提案させていただきました。 ◆松原〔元〕 委員 現状、たしか区内は求めれば即日で検査ができる体制であると思いましたが、今回これを強化をすることにより最大で1日、むしろ今のお話だともっと積極的に、自己申告だけではなくて検査をしていくというようなニュアンスに聞こえたのですが、どれぐらいの、全区民に対してやっていこうという、そういう意思のものなのでしょうか。 ◆黒沼 委員 今言いましたけれども、今現在のやり方は、発熱検査までようやく広がり始めました。  しかし、考えとして、保健所長も私の質問に答弁しましたが、クラスター方式なのですね。起きてから検査する。今のやり方ですと、私どもが言いました、6割から7割が抗体を持つことによって治まる。  世界的影響ですから、もう一つのことはあるのですけれど、日本だけ治まっても、世界の治まりがない場合にまた起こると。ですから2年、3年との戦いにはなるし、これからは、絶滅ではなくて共生だと。共に生きていく、コロナとね。なっていく結果、区民の7割程度が陰性であっても検査して、そのことによって区も適切な処置ができる、そう考えているわけです。 ◆鈴木 委員 前回の臨時会のときでしたかね、同じような編成替えを求める動議が提出されて、またPCR検査の拡充についてのご意見があったのですけれど、そのときに現場のドクターの皆さん、特に医師会の皆さんとの情報共有とか現場の調査というのはされたのでしょうかと言ったら、していないとおっしゃったのですけれど、今回はいかがでしょうか。 ◆黒沼 委員 日本医師会の会長含め、東京都医師会会長含めて、全ての医師会の数だけつくりたいということとの連動で、確かめるべくもないと思います。 ◆鈴木 委員 日本医師会を相手にして、ここで議論はしなくてもいいと思うのですけれども。  私たちはあくまでも大田区ですから、その中の5,800万円の算出根拠をお示しください。 ◆黒沼 委員 今回は東京都医師会の全ての医師会にて対応という、大田区では3医師会あります。3医師会に対応する上で、これまでの大田区の一つの医師会との、言っていいのかどうか、1か所できていますね、場所は言えませんけど。その金額の3倍、いわゆるプラス2か所にさせていただきました。これでいきますと、5,814万8,000円になります。 ◆鈴木 委員 単純に掛ける3ということですか。 ◆黒沼 委員 掛ける2です。いわゆるプラス2か所です。1か所できていますので。 ◆馬橋 委員 分かりました。  ちょっと後学のために知りたいのですけど、今回のPCR検査体制の強化で5,800万円ということなのですけど、この目的は何なのですか。検査を充実させる目的。  要は、何が言いたいかというと、もともとPCR検査は、要は、症状が疑わしい方、例えば熱が高いとか、そういう方を医療機関を通してPCR検査をして、新型コロナウイルスに感染していた場合、隔離をして感染を広げないということと、その方の回復を目指すということが医療現場としては当たり前にやることだと思うのですけれど。  今回、自発的な検査体制も含めて、先ほど黒沼委員からも国民の7割がというお話もありましたけど、例えばこれを増やしたところで、例えば中国は武漢で全市民対象にやりましたけれど、また今、第2波、第3波が来ているということで、このPCR検査体制を強化することで、大田区独自で、新型コロナウイルスの感染拡大が防げると思って、目的としてやっているのか。  私、これまで新型コロナウイルスに対して、専門的な知識を持っているわけではないのですけど、検査体制を強化したからといって、今、全国的にコロナウイルスがどんどん下火になっているかというと、そうでもないと思うのですよね。  なので、今回、5,800万円という税金を投入をして、この予算を通してどういうふうに大田区でやっていきたいのかというところをもう一回、ちょっと教えていただけますか。 ◆黒沼 委員 最初に言いましたけど、このコロナウイルスの特徴は、いわゆる広がってやっと分かったと。陽性者が発見されたときには既に広がった上で発見している特徴があります。ですから、熱が出たとか、発熱とかで、今のドライブスルーなどの方法で広がっているのはよいことなのですけれども、その広がっている状況を知るには、検査を徹底的にやらないと駄目だという考えなのです。  検査が少ないことに、それをクラスター体制と私は言っているのですけど、発生したらその場を防ぐだけ。でも、そのときにはもう既に広がっている。それが、発生源が分からない方がたくさん出てくる中で、いわゆるクラスター型から地域型になってしまったのです。  これは全員、極端に言うと、検査するしかない。それによって見えていない感染者も発見できる。それによって命も救い、回復もできる。そういう、広がってやっと分かったのですよ。 ◆馬橋 委員 おっしゃりたいことは何となく伝わってはくるのですけど、要は、全区民を対象にPCR検査をして、この人は陽性でした、この人は陰性でしたとすみ分けをして、その陽性だった人とか陰性だった人とか、それが分かって結果的にどうすればそのコロナを防げるのですかね。何のためにやるのかなって。  あと、もう一つ、先ほどPCRセンターの予算を2倍にしたとおっしゃったのですけど、今、大田区の中にあるPCRセンターとしては、週に、たしか20人のキャパでやっていますけど、大田区民は74万区民いるではないですか、そこで予算を2倍にしたところで、全区民対象にPCR検査をするとなると、どれぐらいの期間と、どれぐらいの手間とでやるつもりなのですか。5,500万円でできるのですか。 ◆黒沼 委員 今の可能性として、鈴木委員からもあったのですけど、医師会との協力が必要です。日本医師会の協力、東京都医師会の会長も言っている、全ての医師会の協力を得てと。財源は行政も加わって独自にやる。民間医療機関とは別にね。それが今のこの最も具体的で道理ある提案になるわけです。  もう一度言いますけど、発見してから分かったということで、その人が、熱が出てとか、喉が渇くとか、味が分からないとかいうところでのときには既に誰かに伝わっているのがこの特徴なのですよ。それを発見するやり方を今、大田区は持っていないわけです。クラスター体制ですから。  ようやく1か所、ドライブスルー、ウォーキングスルーというのでしょうか、一つその見方が分かったわけですよ。  でも、おっしゃるように、この人口の多いところではそれでは全くその目標に近づかない。近づくには医師会とも同じ気持ちで、全ての医師会で、そして今すぐできることというと、まだ足りないのですが、非常に根拠があって具体的だということなのです。 ◆馬橋 委員 今、それもまた黒沼委員からもありましたけど、要は、これは大田区だけでやれることではないと思うのですよね。結局、例えば品川の人、世田谷の人、もっと言えば千葉県の人、今、県外への移動は自粛になってますけど、そういう意味で言うと、例えば大田区民74万区民に検査をして、例えばそれを本当に隔離政策をやったとしても、結局、それまで陽性の間にお隣の品川区とか世田谷の人と交流して、そこから回っていたらとか、その辺って要は、PCR検査をして自分が陽性か陰性かと分かった段階で、別に新型コロナウイルス感染拡大防止という面では、そこまで大きな影響はないのではないかと私はちょっと正直思っていて。  当然、PCR検査自体は、罹患した人をしっかりと回復をさせるとか、もしくは分かった段階ですぐに封じ込めるとか、いろいろな必要な措置というのがあると思うのですけど、まず、5,500万円の予算で74万区民を全員やるのかというところとか、もしくはもっと言うと、そうやって拡大してマクロの視点で捉えたときに、果たしてこのお金というのがそれほど大きなメリットを生み出せるのかというと、ちょっと今のところ見えてこない気がするのですけど。  これはやはり意味はありますか、新型コロナウイルス感染拡大防止のために。 ◆黒沼 委員 思いを共有、認識を共有したいのは、コロナウイルスはこれから2波、3波とやってくるということがお互いに一致できるのが一つあります。  それに備えるにはどうするかというと、大田区もゼロではないわけですよ。1人がもし陽性になっても、それが分かったときにはもう誰かにうつっちゃっているという考え方もまた必要なのです。  そうすると、その人を見つけない限り、これ市中感染型ですね、クラスター型ではないのですよ。市中感染型をどう対応するかというと、うつした上で自分が発見されたので、次の人をどうするか。分からずにおさまってしまう人がいるかもしれない、死亡者もそんなに多くないですから。だけど、その人をどう見つけるかというとこれしかないでしょうと。圧倒的に検査をする。そうすると発見できるはずなのです。それが一番必要だというのはどうでしょうか。 ◆馬橋 委員 意味が全くないとは思わないのですけど、例えば今、新型コロナウイルスに感染している方の大体7割から8割は、もう感染経路不明の方ですよね。だから、陽性と分かった段階でもう、その時点でもう、どこでもらってきたか分からないという状況ではないですか。  だからこれ、今、事前にPCR検査をして陽性が分かっている、例えば有名な方では最近、巨人軍の坂本選手がかかっていましたけど、自主的に検査をして。坂本選手だけではないですけどね。  本当にどこに潜在しているか分からないような状況の中で、果たして、PCR検査をどんどん拡大してやっていくことにどれだけの大きな意味があるのだろうというのは、ちょっと私は疑問に思っている部分があるので。  その辺はゼロではないとは思いますけど、意味は。2割、3割はやはり感染経路が分かっている方もいらっしゃるので。ただ、そこを判明させることに、どれぐらいの感染を防ぐ効果があるのかなというのは、私は疑問です。でも、別に意味が全くないとか、提出する必要がないとは思いませんけど。意見として、後で言いますが。 ◆広川 委員 積算根拠で2か所増やすというふうに言われていましたが、この5,800万円強は何の費用で積算されているのですか。 ◆黒沼 委員 大田区が1か所作成した費用です。 ◆広川 委員 いわゆる建設費ということですか。 ◆黒沼 委員 設置費ですね。 ◆広川 委員 運用するためのお金というのはどうするのですか。 ◆黒沼 委員 あくまでも根拠は、大田区の臨時議会で出された大田区の第2次補正予算を根拠にしています。 ◆広川 委員 では、これは自分たちで調べられたというわけではないということですね。  今、大田区のPCR検査は週2日というふうに言われております。2か所設置ということであれば、別の場所をつくるということだと思いますが、拡充という意味だけであれば、日数を増やすという考え方もあると思いますが、そうであればこれだけの金額は必要ないと思うのですが、その辺についてはどう考えていますか。 ◆黒沼 委員 たしか、臨時議会では木曜日と土曜日と、つまり医師会が休みのときにと聞いております。休みだから出張手当を出す必要がなく、そのようになったと。それ以上増やすとなると多分、恐らくもっと多くかかるでしょう。出張手当、危険手当、含めてくるとね。  ですから、これは医師会との相談になりますが、木曜日の午後と土曜日の午後が各20人程度かな、その程度で考えるのは、当然、そのときには防護服とか、アクリル板とか必要なわけですが、いずれにしても金額が妥当だとすれば、あと二つの医師会も含めてやることが金額に基づく考え方かなと思います。 ◆広川 委員 区が出したものを単純に2倍したということで、ご自分たちがそれ以上医師会に負荷をかけることについて、想定される費用とか、そういうことについては一切考慮していないという提案というふうに理解していいわけですね。 ◆黒沼 委員 恐らく気持ちは同じだと思うのですが、私どもが思っているのは、医師会は使命感でやっているのが強いのです。本当は逃げたい。だけど、このコロナと戦うというのは私たちがやるしかないという命がけなのですよ。その気持ちでようやく開いた。その気持ちを尊重して、ありがとうと言いながら、お願いしますと、この気持ちでやっていきたい。 ◆広川 委員 直接、医師会の方とお話をしていただいた上で発言をしていただきたいと思います。 ◆黒沼 委員 馬橋委員、いろいろ言っていただいてありがとうございます。  あくまでも、陽性の、感染者が出たときにはもう市中感染になっていますので、誰かにうつして自分は分かるのですよ。その誰かにうつした人たちが分からない計算でやってきたわけです。その人がどこにいたかという密のところを探したわけですから。  でも、もう今ではそうではなくて、誰にうつしたか分からないのですから、その体制のために今、提案をさせていただいていて、やがてやってくる第2波、第3波の強烈なことに、今のうちに備えるのが大事。始まってからでは遅いなと思っていまして、その考えでぜひご理解いただきたいと思います。 ○押見 委員長 ほかに質疑は。 ◆渡司 委員 今回、PCR検査の拡充は、見つけることに重視した予算を立てていらっしゃると思うのですけれども、見つけた後には必ず対応をしなければならないと思うのですが、PCR検査体制を拡充しますというと非常にいいことで喜ばれる区民の方も多いかなと思いますけど、では検査結果が出ましたと。その後、どういうケアをしますかということに関する予算配分に関しては、どのようにお考えですか。 ◆黒沼 委員 それは国の責任が大きいと思います。つまり、医療機関なのですよ。六つの機関は公表されておりませんけど、およそ想像できるのですが、その六つの医療機関が何兆円という赤字となっています。  その病棟を確保する上でも、またそのために手術ができないとか、いろいろなことに関しても、それは今、国会で論議されているのでご存じかもしれませんが、そのことをセットしてやる、地方自治体のやることではないと。国にぼんと求めていくことが必要。  昨日、今日、もう閉会が間近なのですけど、お分かりかと思いますが、医療機関に対する大きな運動にもなっています。ご理解ください。 ◆渡司 委員 分かりました。  では、PCR検査を拡充しました、検査がたくさんできるようになりました、例えば会社が率先してPCR検査を受けたとして、その会社が休業しなければならないことに関することや医療的なケアは国がやってくれるだろうと。そういうところで予算には反映させるつもりはないということでよろしいですか。 ◆黒沼 委員 私たちは本当に不十分だと言っているのですが、この今回の補正でようやく家賃の制度も臨時に生まれました。雇用調整金も非常に改善されてきています。まだ不十分ですけどね。  そのこととセットで走りながらなのですが、お互い力を合わせて、自民党とも協力してやりたいと思います。よろしくひとつお願いいたします。 ○押見 委員長 ほかに。 ◆庄嶋 委員 今、衛生費の話が中心だったので、産業経済費のほうなのですけれども、今回、2点あるかと思うのですけど、書かれている2点目のほうになるのですかね。事業者向け定額給付金。先ほどの10万円を支給されるというお話だったかと思うのですけど、この事業者というのに含まれる範囲というのがどこまでなのでしょうか。  例えば企業規模がどうなのかとか、あとは法人格のあるなしがどうなのかとか、その辺はどうなのでしょうか。 ◆黒沼 委員 この数は、大田区の三つの税務署、納税対象事業所という数になっています。約4万事業所です。
     なぜそうしたかといいますと、納税が対象ですから、法人税を含めて税金の対象になっています。  今、大田区は融資で頑張っているのですけれども、福井委員の説明のときにありましたように、せっかく受けられても2か月待たなくてはならないとかあって、そのつなぎが必要だと。  今、仕事がなくなっている方がいて、そこを援助しなくてはらないということで、東京都の50万円と同じように拡大した意味です。協力金。 ○押見 委員長 ちょっと何か10万円のほうと50万円のほうとが、こんがらがっているような答弁なのですが。 ◆黒沼 委員 一律10万円ですから。国の10万円とは違いますよ。 ◆庄嶋 委員 話を整理して聞いてみた上でなのですけど、要は、10万円の事業者向け定額給付金の事業者は三つの納税対象事業所というところという話。3税務署のということですよね。法人も個人もある。では、法人も個人もあるというご説明ということですね。  これは逆に言うと、事業者の規模ということについては特に考慮せず、もちろん今回、新型コロナウイルスで多大な、どちらかというと悪影響というか、被害を受けているほうが多いかとは思うのですが、もちろんそうではない事業者もあると思いますし、今、言いました事業者規模、だって、10万円という数字を見たときに、すごく大きな企業とか事業者にとっての10万円と、やはり中小零細、特に零細というか、小さいところ、あるいは個人事業主、こういったところにおける10万円は全然意味が違うと思うのですが、それを一緒くたに10万円というふうにしている意味は何なのでしょうか。 ◆黒沼 委員 考え方としては、一刻も早く簡潔にお届けしたい制度にしたいということで、考え方ですけど、東京都の自粛協力金等でも、国の10万円もそうなのですが、事後処理してと、共産党の主張なのですけど、途中で審査していると間に合わないということで、まず10万円、50万円、100万円とか差をつけていると何か月も半年もかかるので、一律にして、しかも一刻も早く届ける制度にして、コロナの危機の状況に合うようにしたということです。 ◆広川 委員 55億円ですかね、これ。事業者向け定額給付金が10万円で、つなぎ融資が50万円の3,000件、では、事業者向け定額給付金は10万円をどのぐらい出すとこの55億円になるのですか。 ◆黒沼 委員 10万円にいわゆる4万件です。3税務署の対象事業所。法人、個人含んでということですね。 ◆広川 委員 4万件で40億円と15億円。それで55億円ですね。分かりました。 ○押見 委員長 ほかにはよろしいですか。 ◆馬橋 委員 50万円掛ける3,000件で15億円と10万円掛ける4,000件で40億円、合わせて55億円なのですけど、これは予算というか、編成替えを求める動議、補正予算なので、その55億円だと思うのですけれど。  当たり前ですけど、例えば給付するのに今回もあれですけど、給付の作業があって、取りまとめがあって、どういうやり方でやるのか、毎月郵送するとか、いろいろな手間とお金が見えている金額以外にたっぷりかかってくると思うのですけど、その辺は計算しているのですか。 ◆黒沼 委員 例えば、この50万円というのは約3,000件。3,000件の根拠は、大田区が臨時に扱ったコロナでの融資制度に約2,500件近い方々が融資を申し込んだわけです。それで、もう今はもっと増えているだろうということで3,000件にさせていただきました。  それが、大森の金融公庫にしても大田区の事業所にしても2か月ほどかかる。その間も待てない。そのためにはつなぎが必要だと多くの声を聞いて、そのことを大田区はやるべきだと。そうでないと、せっかく2か月たったら倒産していたとなりますよね。  その考えでやりましたので、その他のお金はどうするかということに関しては、組替え動議ですから、多くは区で考えていただくことになるのですが、予備費ということも考えています。 ◆馬橋 委員 私は実家も蒲田で、小さい印刷屋をやっているのですけど、やはりその規模でも融資の申込みも恐らく、多分しているのだと思うのですけど。やはり大田区がこの間、独自の対策としてやってきた、当初500万円の3年間、1年間だったかな、融資の利子補給制度、それはやはりいろいろな声があって5,000万円の9年間ということで拡幅しましたけど、やはりその規模なのですよね。  別に、お金は邪魔になるものではないので、もらえればうれしいと思うのですけど、例えば10万円とか、企業としてもらったところで焼け石に水状態になる可能性もあると思うんですね。だから、大田区としては、融資のあっせん制度を拡充したりとか、大田区の企業を守るためにいろいろと努力をされてきているのかなと思うのですけど。  そのあたり、金額的なものの根拠というか、50万円もらえれば首がつながるのか、2か月不渡りを出さないで済むのかとか、10万円もらえれば生きていけるのかと言われると、例えば品川だと3万円を配って、すごいいいねなんて言われているけど、一方で、3万円でどうやって生活するのだと言う人も中にはやはりいるし。  そういう中で、この経済支援という部分についてはかなり慎重にやるべきなのかなと。特に、お金をそのまま配るわけですからと、ちょっと私は思います。意見は後で言います。 ◆黒沼 委員 結構、持続化制度の、国の今、パソナとか電通とか言われていますけれども、それが100万円なのですよ。50%収益が下がったときに、私どもは20%と要求したのですけど、国はそれぐらい、でもやはり足りない、おっしゃるとおりなのです。  だから、これから2度、3度、あるかもしれないけれども、区としては、その10分の1、2分の1の50万円でも、100万円と比べたら、大田区はすごい、考えてくれたということが、国として100万円でしょう、200万円のところもありますけれども、そういうレベルと思っていただければいいのだと思います。 ○押見 委員長 よろしいですか。 ◆広川 委員 今回、3次補正の組替えということで55億円ですが、今回、区が提案されている補正の内容について、反対をしこういうふうに組み替えろと提案をされているということですか。 ◆黒沼 委員 賛成します。これだけでは足りない。  区も頑張っていることだけど、もっとよりよくしようということでやらせていただいております。前の臨時議会でもそうさせてもらいました。  こういうのは、もう政党に関係なく、会派に関係なく、みんなで力を合わせて知恵を出し合うべきだと、そうだと思います。よろしくひとつ。 ○押見 委員長 よろしいですか。  それでは、ほかの全ての議案も含めまして質疑は以上でよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 では、以上をもちまして、全ての議案の質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  討論は、先ほど提出されました予算の編成替えを求める動議も含め、全議案を一括して、大会派から順次お願いいたします。  それでは、自民からお願いいたします。 ◆鈴木 委員 自由民主党大田区民連合は、第60号から70号議案の、本委員会に付託をされました8件の議案に賛成、第70号議案の編成替えを求める動議に反対の立場から討論いたします。  一般会計補正予算に関しては3億2,000万円余が計上されておりますが、これは主に新型コロナウイルス感染拡大に伴うための措置であります。  特に、地域医療連携の推進に係る衛生費に関しては最前線で従事されている方々への敬意と感謝を表すとともに、医療現場の万全の体制の維持のために必要な措置と判断し賛成をいたします。  各契約案件に関しては、安全な施工と工期の管理を求めます。  その他法改正、関係法律の整備に関する法律の施行に伴うもの等は特段、意見はございません。  最後に、70号議案の編成替えを求める動議については予算算出の根拠も不明確であり、かつ現状とそぐわない対応措置と思われる部分もあり反対します。 ○押見 委員長 続いて、公明。 ◆田村 委員 ただいま上程されました第60号議案から第70号議案の本委員会に付託された区長提出議案について、公明党としては賛成とさせていただきます。  一つ一つ意見を述べさせていただきたいと思います。  まず、第60号議案 大田区手数料条例の一部を改正する条例は、国民一人ひとりに割り当てられたマイナンバーを証明するために送付されていた通知カードの新規発行等の手続が令和2年5月25日に廃止されたことに伴い、大田区手数料条例の通知カード交付手数料に係る規定を削除するもので、私たち公明党としては異議なく賛成を主張させていただきます。  引き続き、大田区につきましては、マイナンバーカードの普及啓発に努めてくださいますよう申し添えておきます。  第61号議案 大田区印鑑条例の一部を改正する条例は、成年後見制度の利用促進に関する法律に基づく措置として、成年被後見人及び被保佐人の人権が尊重され、成年被後見人等であることを理由に不当に差別されないよう、成年被後見人等に係る欠格条項その他の権利の制限に係る措置の適正化等が図られたことにより、大田区の印鑑条例の一部を改正するものであり、異議なく賛成を主張させていただきます。  第62号議案 大田区特別区税条例等の一部を改正する条例につきましては、まず、ひとり親に対する税制上の措置及び寡婦(寡夫)控除の見直しでは、国の令和2年度税制改正大綱に示された地方税制の改正に伴い、これまで課題とされていた婚姻を前提とした制度のため、寡婦(寡夫)控除が未婚のひとり親には適用されなかった点などを見直し、ひとり親の区分を新設することで控除対象を定めるものであります。  また、新型コロナウイルス感染症に係る緊急対策として、住宅ローン減税の控除期間13年の特例措置を設け、新型コロナウイルス感染症の影響で施主からの引き渡しが遅れた場合でも、要件を満たしていれば住宅借入金等特別税制控除の特例の対象とすることなどが改正され、区民への負担軽減が図られています。  こうした施策については、対象となる方々への周知徹底が大変重要と考えますので、丁寧な準備と対応をお願いいたします。  第70号議案 令和2年度大田区一般会計補正予算(第3次)につきましては、大田区議会公明党は賛成を主張させていただきます。  今回の補正予算では、新型コロナウイルス感染症の診療に従事されている医療機関に対する衛生資材の導入や財政支援のほか、区内商店街の活性化支援として、新たにプレミアム付地域商品券事業を主軸とした経済対策、また、新型コロナウイルス感染症防止対策として区立小中学校に非接触型の体温測定器を導入する費用などが計上されています。ウィズコロナのときを迎え、今、大田区としてできうる緊急施策への迅速な対応を評価するところであります。  また、補正予算のプレミアム付商品券事業につきましては、これまで行ってきた区内商品券事業の実績を踏まえ、今回の事業目的である区内経済の底上げがしっかりと結果として表れるよう、大田区商店街連合会と連携を図るよう要望させていただきます。  第66号議案、第67号議案、第68号議案、第69号議案につきましては、それぞれ賛成とさせていただきます。  なお、議員提出の第70号議案の編成替えを求める動議につきましては、反対を主張させていただきます。  このたびの議論の中でも、提案者の説明では新型コロナウイルスの危険性を述べるのみで、具体的な方法、対応策などについて理解を得ることができませんでした。区内におけるPCR検査体制については現状でも充足していると把握しており、拡充の必要性は考えられません。  先ほどの陳情審査の中でも、会派としての意見を申し上げましたとおり、今後の第2波、第3波に備えることが大変重要でありますので、そのことに対しても大田区に要望させていただき、本動議については反対とさせていただきます。 ○押見 委員長 続いて、共産。 ◆黒沼 委員 第70号議案の編成替え動議に賛成です。  衛生費のPCR検査体制の強化は、感染の特徴として、新型コロナは症状が出る前に広がるので、私たちが認知できたときには根絶できる局面は過ぎていたことになります。広がってやっと分かったということが起こります。  これに対処するには、広範囲で検査し感染者を早期に発見する、感染者を保護・隔離し、ウイルスを徹底的に封じ込める戦略へ、クラスター対策からかじを切る必要があります。  感染を封じ込めない限り、経済は破滅的な影響を受けます。ですから、PCR検査体制の抜本的強化の組替え動議を提出させていただきました。  感染が下火になってきたのも気候の影響が大きいといわれます。つまり、気候が変われば事態は動き、感染拡大の第2波が来る可能性は高い。だからこそ、今の時期にPCR検査体制の抜本的強化が必要です。  ウイルスと共生し、ある種の安定的な環境を築くしかありません。一定の集団が感染すると自然に収束する集団免疫を獲得するには、今の新型コロナも最終的に人間と安定的な関係になればいいのですが、それまでに被害が出続けるというのが今の状況だと思います。  ワクチンや薬が開発されるまで、1年半や2年はかかるといわれます。今、守るべきものは感染した人々、自粛で経済的に困窮している人たちです。具体的には、人的被害を最小化しつつ、感染やワクチン投与で日本の人口の7割が免疫を獲得することだと沖縄臨床研究センター長や長崎大学国際保健学教授は述べています。  初期のコロナ患者1人が直接感染させる人数は2.5人から3人弱でした。そこで3人中2人、約7割が免疫を持てば患者1人から感染するのは1人未満になり収束しますと述べています。  大規模な予算規模で検査を拡大すべきです。  次に、産業経済費です。  区民の状況は尋常ではありません。プラスチック成形は玩具を作るのですが、中国との関係でぴたっと注文は来なくなりました。政策金融公庫からようやく借りられたのも2か月後でないと融資が下りません。  一部、原子炉の仕事をしている町工場は不況知らずでしたが、今回、初めて、仕事が7割なくなったとのことです。100万円は申し込みましたが、まだ振り込まれていません。  さらに、持続化給付金の100万円を受け取った中小企業の社長も、さらにそれだけでは特別融資を受けないと乗り切れないとの痛切な声が届いています。  この皆さんは、東京都の協力金の対象にならなかったので、江戸川区の中小企業家賃助成30万円や、武蔵野市の30万円がうらやましいと言っています。お隣の品川区の独自給付金も、なぜ大田区でやらないのか、本当に助かるのにとの声も聞きました。  組替え動議は、区長の補正予算の款項目の範囲内になりますので、今回の内容になりました。  東京リサーチ情報本部長は、感染拡大の影響が真っ先に出た中国などから、部品、材料、商品が入らない、サプライチェーンの乱れがありますと述べています。さらに、当初の調査では、現状が続いた場合に資金繰りに影響があると答えた企業が50%で、3か月後の決算が心配と言っています。つまり7月です。  背景には、中小企業の手持ち現金が減り続けていることです。  支援は時間との闘いです。情報本部長は目の前の火事を消さずに、燃え尽きた後に水をかけるようなずれを感じますと言っていますが、その対応のためにも必要との立場で提案させていただきました。  第70号議案、2020年大田区一般会計補正予算(第3次)は賛成です。  商品券推進事業は、区商連不参加の個店でも活用できるよう要望します。また、3次に含まれなかった家賃助成と臨時交付金など、第4次補正も組まれるよう要望しておきます。  第60号議案 大田区手数料条例には反対です。  マイナンバーカード、個人番号の通知カードは、法改正により令和2年5月25日に廃止され、交付や住所等の券面記載事項変更の手続が当面行えなくなりました。  しかし、変更しないうちは使えます。住所の変更や紛失の場合は無効になりますということですが、なぜ通知カードが廃止になるかというと、通知カードだけでカードそのものを作らない方が多いために、作らせることを目的にしているからです。  今回の議案は、マイナンバーカードの取得の促進のためです。マイナンバーカードの狙いは、社会保障給付削減のためです。財界の求めです。  日本経団連は、2000年台から税と社会保障を一目で比較できるマイナンバー制度で、社会保障制度を自分が納めた税の対価としてのみ受け取る自己責任の制度に後退させ、給付抑制をし、その財源を大企業の税保険料負担軽減の削減を最大の狙いにしています。  顔写真付きのマイナンバーカードを取得した人は僅かに過ぎず、失敗は明らかです。ところが、安倍政権は国民が使わざるを得なくするため、デジタル手続法を2019年に成立させました。  今回の第60号議案は、このデジタル手続法の通知カードの廃止によるものです。顔写真のカードを持たざるを得ないようにしたものです。  しかも、政府はデジタル手続法により、暗証番号を要しない人力方式を入れ込み、厳格な個人情報保護法の安全対策を講じているとした、個人保護を後退することまでしたのです。しかも、ICT化の受注はNTT、富士通、日立といった上位3グループで全体の4分の3を占め、IT特需に沸いています。  いよいよマイナンバーカードが危険になったのです。よって、反対です。  第61号議案 大田区印鑑条例、成年被後見人等の権利の制限に関わる措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律で、これまで制限されていた成年被後見人が公務員などにもなれる道が開かれた法律で、区の印鑑条例を変更するもので賛成です。  第62号議案 大田区特別区税条例等、寡婦とは、国税庁のホームページでは、夫と死別または離別した後、婚姻していない女性で、扶養親族または生計を一にする子どものいる人を言います。そうすると、婚姻歴のない非婚、離婚のひとり親は寡婦控除の対象にはなりませんでした。  これはもともと未亡人の方に対する支援制度が始まりだったという歴史的背景があるとはいえ、不合理の立場でした。  実際、平成28年のひとり親世帯調査によれば、141.9万人世帯、そのうち、未婚世帯は10.8万世帯、厚労省の母子世帯の年間就労収入は平均200万円、さらに、未婚の母子世帯の年間就労収入は177万円です。これは、今回、これまでの寡婦に適用されてきた個人住民税の非課税を非婚、未婚のシングルマザー、シングルファザーにも適用すると約1万5,000人です。大田区もこれを取り組むことになりました。  厚労省はこれを子どもの貧困対策の観点から、子どもの未来が経済状況によって左右されることがないようにすべきとの立場から実現を目指したとのことです。これは他のサービスに関しても、負担軽減が拡大されることになるはずです。  しかし、今回、所得135万円に対して、住民税非課税措置を取ることにしたので、寡婦控除の場合、所得500万円未満のひとり親世帯程度の措置を求めています。さらに、周知徹底を要望しておきます。  昨年の税制改定で、未婚、非婚のひとり親に寡婦(寡夫)控除を適用し、未婚、死別の場合と全てを同等とすることが、2020年与党税制改定大綱に盛り込まれました。男性のひとり親と女性のひとり親の不公平の解消です。  当事者らの声と運動が実りました。よって賛成です。  第66号議案 包括外部監査契約の締結について。  包括外部監査制度は、1997年、地方自治法改正で制度化されました。ずさんな公費支出が問題になるなど、従来の監査制度が形骸化しているとの反省に立ち制度化されたもので、1999年度から実施されています。  外部の監査人はみなし公務員です。守秘義務を負います。しかし、外部監査項目は本人が選択するもので、区民からの公募などの道は開かれていません。改善を求めておきます。賛成です。  第67号議案、第69議案は賛成です。  第68号議案 仮称大田区南六郷創業支援施設内部改修その他工事請負契約について、賛成ですが、一言述べておきます。
     この入札は羽田旭のBICあさひを廃止し建設するものです。廃止されるBICあさひは27室、9ブースが、南六郷創業支援施設は実質、9ないし10のシェアードオフィス、コワーキングスペース、交流拠点スペースに変わり縮小になり、全て賛成できないことも指摘しておきます。 ○押見 委員長 続いて、令和。 ◆松原〔元〕 委員 令和大田区議団は、ただいま上程されました各議案、まず、第60号議案から第61号議案、第62号議案に関しましては、関係法律の改正に伴うもので意見はございません。賛成をいたします。  第66号議案に関しましては、よい御仁であることを祈っております。賛成です。  第67号議案、第68号議案に関しましては、異常に高い落札率が若干気になりますが、大変必要な工事であると考えます。賛成をいたします。  第69号議案も賛成であります。  ただ、大変長丁場な工事になることが想定されます。交通量も多く道幅の狭い地域でございますので、また、プール施設の利用も相当な時間制限が考えられます。地域に対する丁寧な説明を要望いたします。  第70号議案の令和2年度大田区一般会計補正予算に関しまして、賛成をいたします。  新型コロナウイルス感染症対策の非常時において必要な補正予算であると考えます。地域の病院への支援、地域の商店街に関わる事業、学校への必要な資材配備について、迅速なご対応をいただきますようお願いを申し上げます。  第70号議案の編成替えを求める動議に関しましては、反対をいたします。  こちらに関してでありますが、今の質疑に関してもこの必要性があまり理解できませんでした。現在、足りている、例えば衛生費、PCR検査体制に関しても、今後、もちろん注視をしていく必要はございますが、しかし、提出者のご答弁を聞いておりますと、74万区民全員にこの検査を行うのではないかというところも感じているところでございます。それは非現実的であると思います。よって反対をいたします。 ○押見 委員長 続いて、エール。 ◆庄嶋 委員 エール大田区議団は、ただいま上程されました区長提出の8件の議案について全て賛成の立場で討論いたします。  第60号議案 大田区手数料条例の一部を改正する条例は、マイナンバーの通知カードの廃止により交付手数料を削除するもので、法改正に合わせた対応であるため賛成します。  第61号議案 大田区印鑑条例の一部を改正する条例は、これまで印鑑登録を受けられなかった成年被後見人が、法定代理人の同行により印鑑登録を受けられるようにするもので、法改正に合わせた対応であるため賛成します。  第62号議案 大田区特別区税条例等の一部を改正する条例は、地方税法等の改正により複数の改正点がありますが、とりわけこれまで寡婦控除に含まれなかった未婚のひとり親を含めたひとり親控除を新設する点は、所得制限が設けられたことに注視していく必要はあるものの、控除対象の不平等を正すものであり評価できます。  ほかにも、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策を踏まえた改正も妥当なものであり賛成します。  第66号議案 包括外部監査契約の締結については、令和元年度と同じ包括外部監査人を契約の相手方とするものですが、令和元年度の大田区包括外部監査結果報告書「スポーツ指針に関する事務の執行について」においても、大変丁寧な監査作業が認められ、今年度の契約締結についても妥当と考えるため賛成します。  第67号議案 久根橋外1橋構造改良工事請負契約について、第68号議案 仮称大田区南六郷創業支援施設内部改修その他工事請負契約について、第69号議案 呑川合流改善貯留施設立坑設置に伴う用地整備工事請負契約については、いずれも入札の結果は妥当と考えられるため賛成します。  特に、第69号議案については、該当する区内事業者がないとのことで、区外事業者のみで入札を行った結果、落札率も87.19%と契約金額を抑えることができていると考えます。  第70号議案 令和2年度大田区一般会計補正予算(第3次)は、新型コロナウイルス感染拡大に備えた医療提供体制の整備、外出自粛で逸失した商店街の売上げを回復させるためのプレミアム付地域商品券の発行支援、区立小中学校並びに館山さざなみ学校の健康観察用サーモグラフィーの導入など、現時点で区の財源で可能な対策予算を計上したものであり賛成します。  ただし、プレミアム付地域商品券の予算1億8,000万円は、人口28万人の目黒区が約5億円の予算を計上しているのと比べても、人口74万人、都内最多の商店街数を誇る大田区としては控えめな数字にも見えます。今後、商品券の販売状況や店舗での利用状況などをリサーチし、必要が認められれば追加で予算づけすることを求めます。  また、プレミアム付地域商品券の名称も、目黒区の仮称めぐろ地元のお店応援券などを参考に、区民が目的を共有できる名称とすることを求めます。  特に今回は、単に商品券ではなく、あえて地域をつけた地域商品券ですので、地域住民が共感できる名称を商店街ごとに工夫するよう求めます。  なお、委員提出の令和2年度大田区一般会計補正予算(第3次)の編成替えを求める動議ですが、衛生費について現状のPCR検査センターへの検査依頼数を基にすると2か所増設の必要性があるとまでは言えないこと、産業経済費についても企業規模や新型コロナウイルス感染拡大の影響の出方にかかわらず、区内の全事業者に10万円を薄く広く給付するなどの方法に大きな財源を使うことが有効とは考えられないことから、賛成はしかね、反対いたします。 ○押見 委員長 続いて、無所属。 ◆馬橋 委員 大田無所属の会は、ただいま上程されました第70号議案 令和2年度大田区一般会計補正予算(第3次)に賛成、編成替えを求める動議には反対。それから、第60号議案から第62号議案までの各条例議案と、第66号議案から第69号議案までのその他議案については賛成の立場で討論をいたします。  第3次補正に関しては、基本的な考え方として、新型コロナウイルス感染症対策として、第2次補正予算編成後に生じた状況の変化に速やかに対応するための予算として、衛生費、産業経済費、教育費にわたり様々な項目で補正を組んでいただいております。  その中でも、昨日の質疑の中でも触れましたけれども、産業経済費のプレミアム付商品券については、この間のやり方は様々ありましたけれども、ぜひ大田区商店街連合会としっかりと連携を取りながら、大田区内の商店街に混乱が生じないように、また、今、懸念されております、密が生じないように、やり方をしっかりと考えて導入をしていただきたいというふうに思っています。  編成替えを求める動議につきましてですが、先ほどの質疑、討論もありましたけれども、目に見えない経費や労力などがあり、医療現場や行政現場においての見通しが不透明であり、予算化をしたところで適切な事業執行ができるとは思えない状況にあります。今後も国や都と密に連携をして、適時適切な新型コロナ対策を大田区に求めておきます。  第60号議案から第62号議案までの各条例議案につきましては、関係法令の改正に伴う条例整備であり特段、意見はありません。  第66号議案から第69号議案につきましても、契約案件であり、これも昨日、少し触れさせていただきましたが、入札額の多寡にかかわらずしっかりとした事業構成を行っていただき、大田区民の幸福のために取り組んでいただきたいと思います。 ○押見 委員長 それでは、これより採決を行います。  まず、第70号議案 令和2年度大田区一般会計補正予算(第3次)の編成替えを求める動議を採決いたします。  本動議に賛成の方は挙手願います。  (賛成者挙手) ○押見 委員長 賛成者少数であります。よって、第70号議案 令和2年度大田区一般会計補正予算(第3次)の編成替えを求める動議は否決されました。  次に、第60号議案 大田区手数料条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本案を原案どおり決定することに賛成の方は挙手をお願いいたします。  (賛成者挙手) ○押見 委員長 賛成者多数であります。よって、第60号議案は原案どおり決定いたしました。  次に、第61号議案 大田区印鑑条例の一部を改正する条例、第62号議案 大田区特別区税条例等の一部を改正する条例、第66号議案 包括外部監査契約の締結について、第67号議案 久根橋外1橋構造改良工事請負契約について、第68号議案 仮称大田区南六郷創業支援施設内部改修その他工事請負契約について、第69号議案 呑川合流改善貯留施設立坑設置に伴う用地整備工事請負契約について及び第70号議案 令和2年度大田区一般会計補正予算(第3次)の7件の議案を一括して採決いたします。  本案を原案どおり決定することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 ご異議なしと認めます。よって、第61号議案、第62号議案及び第66号議案から第70号議案に至る計7件の議案は、いずれも原案どおり決定いたしました。  以上で付託議案の審査を終了いたします。  なお、委員長報告につきましては、正副委員長及び理事にご一任いただくということで、よろしいでしょうか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 そのようにさせていただきます。  秋山課長と室内課長は退席いただいて結構です。  (理事者退席) ○押見 委員長 次に、調査事件のほうに移るところなのですけれども、ここで議事整理のため、一旦5分程度休憩といたします。                午後 0時07分休憩                午後 0時13分再開 ○押見 委員長 総務財政委員会を再開いたします。  調査事件を一括して上程いたします。  初めに、外郭団体の経営状況報告をお願いいたします。 ◎鈴木 経理管財課長 それでは、私から、総務部資料番号1によりまして、地方自治法第243条の3第2項に基づきます大田区土地開発公社の経営状況についてご報告をさせていただきます。  本件につきましては、報告議案として提出いたしました事業の計画及び決算に関する書類に基づきご報告させていただくものでございます。  まず初めに、1の令和元年度の経営状況についてでございます。  上段が貸借対照表、下段が損益計算書をお示ししてございますが、貸借対照表からご説明申し上げます。  貸借対照表は、決算時点での大田区土地開発公社の資産と負債、そして、その差額である資本を一覧にし、公社の財務状態を示すものでございます。  令和2年3月31日現在の資産の合計は、この表の3行目になりますが、107億8,846万6,900円。負債の合計は6行目になりますが、107億2,818万4,220円。これを差し引きました資本の合計がその下の行となりますが、6,028万2,680円となってございます。  次に、損益計算書でございます。  損益計算書は、大田区土地開発公社に1年間でどのくらいの収益があり、どのくらいの費用がかかったのか、その結果、利益または損失がどのくらい出たのかを示すものでございます。  令和元年度の当期純利益は一番下の行になりますが、5,185円でございました。  続きまして、2の令和元年度の主な事業報告でございます。  (1)の公有用地の先行取得でございますが、こちらは合計で12か所、792.22平米、支出金額が3億283万円でございました。  次に、(2)の土地の処分でございますが、こちらは合計で7か所、4,831.57平米、売却金額が18億7,518万8,000円でございました。  なお、これらの事業報告及び、先ほど報告させていただいた経営状況に関する係数関係書類につきましては、公社の監事により適正かつ正確である旨の監査が行われていることを申し添えさせていただきます。  続きまして、3の令和2年度の主な事業計画でございます。  (1)の公有用地の先行取得といたしましては、例年と同様の規模でございますが、50億円を見込んでございます。  続きまして、次ページ(2)土地の処分でございますが、こちらは都市計画道路用地として5か所、公園用地として2か所、道路用地として6か所を見込んでございます。  最後に4のその他といたしまして、役員等の異動についてでございます。  昨年の第2回大田区議会定例会で経営状況報告を行った令和元年6月13日以降の役員の異動について報告するものでございます。  内容といたしましては、理事等の異動でございまして、いずれも人事異動に伴うものでございます。 ○押見 委員長 それでは、委員の皆様、質疑をお願いいたします。  よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 それでは、次、所管事務報告に入らせていただきます。  理事者から一括して報告をお願いいたします。 ◎相川 企画経営部副参事〔情報政策担当〕 それでは、資料に基づきましてマイナポイント事業に関する区の取り組みにつきましてご報告いたします。  総務省が進めていますマイナポイント事業は、マイナポイントの活用によりまして、消費の活性化、マイナンバーカードの普及促進等を目的とする事業で、来月7月から申込みが開始されることに伴いまして、問合せや、あるいは来庁者数の増加が想定されますことから、区においても窓口の拡充を図ってまいります。  このマイナポイントの申込みは、来月7月1日から来年3月30日までの予定で行いますが、全国で先着4,000万人の予定定員に達し次第終了となるものです。  マイナポイントの付与は今年の9月から開始され、キャッシュレス決済利用で上限5,000円分のポイントが付与され、この付与されたポイントは通常のキャッシュレス決済時に使用可能となります。  区といたしましては、本庁舎及び大田区マイナンバーカードセンターのカード交付業務と併せまして、マイナポイント申込みに関する支援を行います。  実施場所は、大田区のマイナンバーカードセンターに加えまして、今月22日の月曜から本庁舎2階にも窓口を開設する予定にしております。  また、本委員会終了後、ホームページや大田区報等による区民への周知を行う予定でございます。  ご参考までに、国からのマイナポイントに関するパンフレットを添付しておりますので、後ほどご参照いただければと思います。 ◎中澤 総務課長 総務課からは、総務部資料2番につきましてご報告をさせていただきます。  こちらは昨年11月の総務財政委員会でご報告をさせていただきました令和元年度における開催日数の変更に係る実績の報告でございます。  開催期間は令和2年3月7日からの6日間。  概要につきましては、記載のとおり、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う無観客開催となったものでございます。  区のオリンピック・パラリンピック競技大会に向けての気運醸成等に関しましての取組としましては、予定しておりましたイベント等が中止となったため、ボートレース平和島ホームページにより区のオリンピック・パラリンピックの取り組みの周知が図られたというものでございます。  利用者は、無観客によるインターネットの利用によるものでございます。 ◎梅崎 人事課長 それでは、私から、総務部資料3番、大田区を離職した管理職員の就職状況についてご報告をさせていただきます。  まず初めに、1の概要でございます。  地方公務員法では営利企業等に就職した元職員が現職職員に対して、売買、請負などの契約に関して、職務上の行為をするように、またはしないように働きかけをするなどを禁止すると規定されております。  これは平成26年に地方公務員法の改正がございまして、職員の退職管理に関する規定が追加されたものでございます。  この規定を受けまして大田区では、このことの適性を確保するため、区を離職した管理職員が離職後2年以内に営利企業などに就職した場合には、その旨を区に届け出ることといたしまして、この届出に基づきまして、それらの方のお名前、区にいたときの役職、区を離職した年月日等々を公表することといたしておりまして、このたび既に区を退職している者から就職した旨の報告がございましたので、公表に先立ちまして、本委員会にご報告させていただくものでございます。
     次に、2の就職の状況をご覧いただきたいと思います。  今回、対象となる管理職員でございますが、平成30年度以降に新たに大田区を離職した管理職、具体的には平成30年度末、令和元年度末に定年退職を迎えた方、勧奨退職及び普通退職された方、あるいは任用管理職としての任期満了を迎えた方が対象となってございます。  その中で、今回、営利企業等ということで、いわゆる財団法人、社会福祉法人などに就職をした方は4名となってございます。  就職の状況等はこの表にお示ししたとおりでございます。  最後に公表方法でございます。  本件の公表方法につきましては、本委員会に報告をさせていただきました後、区のホームページで公表をさせていただく予定でございます。 ◎鈴木 経理管財課長 私からは、総務部資料番号4番によりまして、6件の工事請負契約のご報告をさせていただきます。  まず初めに、報告番号1、都市計画道路補助第44号線整備工事その13についてでございます。  契約金額が1億1,990万円。  契約の相手方が株式会社伊藤組。  契約年月日が令和2年5月26日。  工期が令和3年3月16日。  工事内容は排水施設工、交通安全施設工、街築工、舗装工で、案内図はご覧のとおりでございます。  次ページの入札経過調書をご覧ください。  入札年月日が令和2年5月26日。  第1回、第2回の入札とも予定価格を超過したため、最低価格の入札者と協議をした結果、株式会社伊藤組と地方自治法施行令第167条の2第1項第8号により随意契約を締結しております。  予定価格は1億2,000万8,900円でございました。  なお、本件につきましては、4月2日に不調となった案件の入札を行ったものでございます。  続きまして、報告番号2、大田区下丸子一丁目、西糀谷四丁目付近管渠改良工事(下水道)についてでございます。  契約金額が1億3,420万円。  契約の相手方が株式会社吉田組。  契約年月日が令和2年5月27日。  工期が令和3年2月26日。  工事内容は管布設、人孔築造、既設管改造、既設人孔改造一式で、案内図はご覧のとおりでございます。  次ページの入札経過調書をご覧ください。  入札年月日が令和2年5月27日。  第1回、第2回の入札とも予定価格を超過したため、最低価格の入札者と協議をした結果、株式会社吉田組と地方自治法施行令第167条の2第1項第8号により随意契約を締結しております。  なお、本件の予定価格は1億3,449万7,000円でございました。  続きまして、報告番号3、大田区中馬込三丁目、南馬込三丁目付近管路耐震化工事についてでございます。  契約金額が1億1,440万円。  契約の相手方が管清工業株式会社。  契約年月日が令和2年5月26日。  工期が令和3年2月26日。  工事内容は既設人孔改造(耐震化)、既設人孔改造(浮上抑制)、既設汚水枡取替え、汚水枡取付管取替えで、案内図はご覧のとおりでございます。  次ページの入札経過調書をご覧ください。  入札年月日は令和2年5月26日で、第1回の入札におきまして、管清工業株式会社が落札をしております。  予定価格は1億1,506万円でございましたので、落札率は99.43%でございました。  続きまして、報告番号4、大田区蒲田四丁目、萩中二丁目付近管路耐震化工事についてでございます。  契約金額が1億395万円。  契約の相手方が村石建工株式会社。  契約年月日が令和2年5月27日。  工期が令和3年2月26日。  工事内容は既設人孔改造(耐震化)、既設人孔改造(浮上抑制)一式で、案内図はご覧のとおりでございます。  次ページの入札経過調書をご覧ください。  入札年月日が令和2年5月27日。  第1回の入札におきまして、村石建工株式会社が落札をしております。  予定価格が1億704万7,600円でございましたので、落札率は97.11%でございました。  続きまして、報告番号5、大田区中馬込三丁目、西嶺町付近管路耐震化工事についてでございます。  契約金額が8,800万円。  契約の相手方が株式会社カワハラ。  契約年月日が令和2年5月26日。  工期が令和3年2月26日。  工事内容は既設人孔改造(耐震化)一式でございまして、案内図はご覧のとおりです。  次ページの入札経過調書をご覧ください。  入札年月日が令和2年5月26日。  第1回、第2回の入札とも予定価格を超過したため、最低価格の入札者と協議をした結果、株式会社カワハラと地方自治法施行令第167条の2第1項第8号により随意契約を締結しております。  なお、予定価格は8,906万4,800円でございました。  最後に、報告番号6、大田区立大森第四小学校校舎ほか1施設改築その他機械設備工事(Ⅱ期)についてでございます。  契約金額が6,270万円。  契約の相手方が株式会社新星工業。  契約年月日が令和2年6月8日。  工期が令和3年8月20日。  工事内容は小学校改築に伴う給排水衛生設備及び空調換気設備工事一式でございます。  次ページの入札経過調書をご覧ください。  入札年月日は令和2年6月8日。  第1回の入札におきまして、株式会社新星工業が落札をしております。  予定価格は6,604万6,200円でございましたので、落札率は94.93%でございました。 ◎阿部 区民部副参事〔特命担当〕 私からは、特別定額給付金給付の取り組み状況についてご報告いたします。  区民部資料番号1をご覧ください。  最新の数字にてご報告をするため、配信済みの資料の記載と一部相違がございます。ご了承ください。  まず、申請及び給付についてですが、オンライン申請分につきましては、約2万6,000件の申請に対し、本日現在、ほぼ給付手続を完了しております。  郵送分につきましては、6月15日現在ですが、27万2,571通の申請書、約68%が届いております。  給付につきましては、6月12日より順次開始を始めております。  今後の給付スケジュールについてですが、原則、火、木、金曜日に処理が終わったものについて順次、振込処理を行ってまいります。  3番、特別出張所での申請補助につきましては、高齢の方、障がいがある方などを中心に、申請書の作成が難しい方に向けて、各特別出張所において申請補助を行っております。これまでに1,500件を超える申請の補助や相談の対応を行っております。  次に、本庁舎におきましては、感染拡大防止のため原則的には郵送申請ということもあり、窓口のご案内はしておりませんが、申請書送付後から申請作成や申請内容の相談に多くの区民の方が来庁しております。特に、発送直後の6月8日には500件を超える相談等に対応いたしました。  次に、広報についてですが、6月3日の区報臨時号やホームページにて、申請方法や注意点について案内を行っております。引き続き、ホームページやツイッターを随時更新して、周知を図ってまいります。  最後に、本資料には間に合わなかったのですが、郵送申請受付を開始し、冒頭述べさせていただきましたように、今後は大量の申請分を迅速かつ的確に給付処理していかなくてはなりません。そのためオンライン申請の受付を終了いたします。  本日、本委員会後、ホームページにて受付終了の周知を開始し、約1週間後の6月21日いっぱいをもって受付を終了いたします。 ◎鴨志田 会計管理者 5月31日の令和元年度出納閉鎖に伴う大田区歳入歳出決算をご報告させていただきます。  会計管理室資料番号1、令和元年度大田区各会計歳入歳出決算をご覧ください。  資料の左が一般会計、右が各特別会計です。  一般会計です。  予算現額2,888億2,550万2,401円。  歳入総額2,806億7,690万3,118円、収入率97.18%。  歳出総額2,760億912万3,667円、執行率95.56%でした。  歳入歳出差引額は46億6,777万9,451円です。  この額から一般財源分の令和2年度繰越額10億1,345万3,500円を差し引いた額が実質収支額36億5,432万5,951円となります。  大田区財政基金条例第2条第1項により、実質収支額の2分の1、18億2,716万3,000円を財政基金に積み立て、残りを令和2年度の財源として繰り越します。  続いて、各特別会計決算です。  国民健康保険事業特別会計。  予算現額682億9,460万2,000円。  歳入総額683億6,801万65円、収入率100.11%。  歳出総額673億8,398万6,111円、執行率98.67%でした。  歳入歳出差引額は9億8,402万3,954円となり、令和2年度へ繰り越します。  後期高齢者医療特別会計。  予算現額171億2,192万3,000円。  歳入総額171億3,066万6,861円、収入率100.05%。  歳出総額170億712万684円、執行率99.33%でした。  歳入歳出差引額は1億2,354万6,177円となり、令和2年度へ繰り越します。
     介護保険特別会計。  予算現額572億5,531万2,000円。  歳入総額562億6,957万8,357円、収入率98.28%。  歳出総額541億1,776万9,041円、執行率94.52%でした。  歳入歳出差引額は21億5,180万9,316円となり、令和2年度へ繰り越します。 ○押見 委員長 それでは、委員の皆様からの質疑に入ります。  まず、企画経営部の「マイナポイント事業に関する区の取り組みについて」につきまして質疑をお願いいたします。 ◆福井 委員 この取り組みの目的は、消費の活性化とマイナンバーカードの普及促進とあるので、私たちは、マイナンバーカード自体は反対しているのですけれど、普及促進をしていこうということなので、大田区としてこれ以外に普及促進をしていこうということに、何か取り組んでいらっしゃるのでしょうか。 ◎杉村 戸籍住民課長 マイナンバーカードの普及につきましては、以前から申請補助などをして、マイナンバーカードの普及に努めております。引き続き行ってまいります。 ◆福井 委員 大田区が取り組む中で、しかし、20%にとどまっているということで、5,000ポイントをつけてあげようということが国の取り組みなので、私たちはカード持っている、持っていないかで不利益があってはいけないと思っているので、持っている人に対しては5,000ポイントあげるというのは、私たちはいかがなものかと思うので、意見だけ述べておきます。 ○押見 委員長 ほかに。  よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 それでは、相川企画経営部副参事(情報政策担当)は退席いただいて結構でございます。  (理事者退席) ○押見 委員長 次に、総務部の「平和島競走場における東京2020大会気運醸成に向けた競走の実施報告について」につきまして、質疑をお願いします。  特にいいですかね。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 それでは、次に、「大田区を離職した管理職員の就職状況について」の質疑をお願いします。 ◆黒沼 委員 これまで、合計何名いたか分かりますか。 ◎梅崎 人事課長 この間、公表してきた、離職した管理職員でございます。  昨年が1名、それから、一昨年が1名、その前、29年度のときに公表した方が3名、28年度に公表した方が1名でございます。 ◆黒沼 委員 この経験された方々のお仕事というのは、ずっと見ていくのですか、それとも、この発表で終わりなのですか。 ◎梅崎 人事課長 基本的には、就職した、離職後2年間ということになってございますので、今回は30年度と令和元年度ということになってございます。 ◆黒沼 委員 改めて確認したいのですけれど、この制度が始まった目的をもう一度教えてください。 ◎梅崎 人事課長 基本的には、地方公務員法が改正されたということでございます。  これは平成18年に関連企業に就職した職員、OBが、そういった汚職とか官製談合とか、そういったところが発生したということで、逮捕される事件が当時発生したということでございます。  こういったことを契機に、職員OBの口利き等を、そういった不正行為を防止することを目的として平成26年に地方公務員法が改正されたという背景でございます。 ◆黒沼 委員 そうすると、そういうことが起きないようにということだと思うのですが、今後、こういう方々との、これまでの方も含めて、お付き合いの仕方で気をつけ方とか、決まりごとは何かあるのですか。 ◎梅崎 人事課長 基本的には、まず、退職される方、現役職員についてもそうなのですけれども、基本的に退職する方については説明会等でしっかりこの趣旨を周知、徹底してまいります。  引き続き、当該制度を遵守するように、これからも機会を捉えて職員へ周知説明、その徹底を図っていくというところでございます。 ◆黒沼 委員 この趣旨に沿って、ぜひその制度が実るようご努力をよろしくお願いいたします。 ○押見 委員長 ほかに。  こちらもよろしいですかね。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 それでは、梅崎人事課長は退席いただいて結構です。  (理事者退席) ○押見 委員長 次に、「工事請負契約の報告について」質疑をお願いします。  こちらもよろしいですかね。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 それでは、施設整備課長、施設保全課長、経理管財課長、建設工事課長も退席いただいて結構でございます。  (理事者退席) ○押見 委員長 次に、区民部の質疑に入ります。「大田区特別定額給付金事業の取り組み状況について」何か質疑がございますか。 ◆黒沼 委員 確認します。  振り込みを始めた日は、12日、金曜日でよろしいですか。 ◎阿部 区民部副参事〔特命担当〕 郵送申請分につきましては、12日に開始しております。 ◆黒沼 委員 それで、火、木、金曜日の週3日ということは、今日が2日目ですか。  金曜日の実績はどうだったでしょうか。 ◎阿部 区民部副参事〔特命担当〕 初日につきましては、約800件振り込みをしております。 ◆黒沼 委員 たしか、大田区は40万世帯ほどで、今、約30万世帯の申請が大田区に届く中で、間もなく終わるということでいくと、このスピードでいくと、最悪6月中には振り込みをしたいということだったのですかね。もう終わりそうですか。 ◎阿部 区民部副参事〔特命担当〕 40万世帯全ての給付が完了の見込みなのですけれども、大方には8月中には給付を完了させたいと思っておりますが、エラー分ですとか、おっしゃっているように9月2日まで申請期限がございますので、ぎりぎりに申請される方もいらっしゃったりですとか、そういったことを考えると、最終的に完了までは9月いっぱいぐらいまではかかるかなと見込んでおります。 ◆黒沼 委員 郵便が戻ってきたというのはどのくらいあるのですか。 ◎阿部 区民部副参事〔特命担当〕 今日現在、戻りは1,500件ぐらい戻りが来ております。 ◆黒沼 委員 それはどのように対処するのでしょうか。 ◎阿部 区民部副参事〔特命担当〕 こちらは1件1件、もう一度、状況を洗い出して、再度発行をしたりですとか、あとはもう連絡を受けているもの等もありますので、個別対応という形になってきます。 ◆黒沼 委員 もう住所のない方も含めて、始まる前は福祉部の方などがご努力して、多摩川沿いなどにお住まいになっている皆さんも、お届けする体制を取るといったり、全国的には刑務所までも配るということがあるそうなのですが、その体制はどうでしょうか。 ◎阿部 区民部副参事〔特命担当〕 住所不定の方たちにつきましては、福祉部と連携し、福祉部で定期的に巡回する際のチラシに特別定額給付金の案内を入れる等して、連携をして対応をして行っております。 ◆黒沼 委員 何日に説明会があって、いつから始まったというのはありますか。 ◎阿部 区民部副参事〔特命担当〕 説明会等ということについては行っておりません。 ◆黒沼 委員 福祉部の皆さんは動くわけですよね。  例えば荒川区などでも、国の10万円の体制では、説明会を開いたら150人集まって、そこから動き始めたと。  動くにはそれなりのことをしなければいけないと思うのですが、福祉部に任せきりですか、そのスケジュールはあるのですか。 ◎阿部 区民部副参事〔特命担当〕 引き続き福祉部のほうと連携し、できることについて検討を続けてまいります。 ◆黒沼 委員 あと、最後に、届いたけれども違っていた、そういうトラブルの件数というのは分かりますか。 ◎阿部 区民部副参事〔特命担当〕 今のところ、違ったものが届いているですとか、そういった報告はまだ聞いておりません。 ◆黒沼 委員 我々も相談に乗っているのですが、ちょっと笑い話になってしまうのですけれど、名前まで違ったとかね。口座番号を間違ったら届かない。それから、コピーを忘れたり、それから、返信用の封筒をなくしてしまったが紙はあると、用紙はある。様々なことが起こっているのですよ。認知症のような方も含めて今、大変なのです、いろいろなお手伝いが。  届いた中にも様々あるのではないかなと。それとも、届かない方々、あと10万件ちょっとかな、20万件弱の方々の分について何かしら手を打たないと、もしかしたら投かんできない事情があるのであればね。  もう着いてから大分たっていますよね、届いて。届かなくて来ないわけではない、その辺どうなっているのですか。 ◎阿部 区民部副参事〔特命担当〕 申請書だけで届いてきたりですとか、あと、申請書なしで届いてきたりとか、そういったいろいろなケースがありまして、出張所を経由して添付書類のみ後々送っていただいたりですとか、逆のパターンもあったりします。そういったところについては、不備分として別に分けて突合というか、合わせて処理するように行っております。 ◆黒沼 委員 1,500件の戻りを除いて一応、全部届いているとみていいのですか、もう。作業は終わっていると。あとは本人次第だということでいいのでしょうか。まだこちらに届いていない皆さんのことですが。 ◎阿部 区民部副参事〔特命担当〕 先週、金曜日までは届いていないという問合せもあったのですが、今週に入っては受けておりませんので、あらかた住所の、ポストが分かりづらい方等につきましても届いているというふうには認識しております。 ◆福井 委員 2点だけ、この報告を受けて、20万件が返送ということは、申請をしたと、郵送でですね。半分ですね、40万世帯の中で20万世帯が送ったということになるのですけれど。  それで、目安なのですけれど、みんないつ届くのだというのが区民の声なのですね。ですから、大田区としては、申請を受けてから2週間とか3週間で届くように努力しているとか、そういった目安はあるのですか。届いてからですね。 ◎阿部 区民部副参事〔特命担当〕 ホームページ上でもお知らせはしておりますが、遅い場合でも3週間から1カ月半かかる場合があるとご案内しております。  それより前倒しする可能性もあります。 ◆福井 委員 出張所とかで補助するということは、申請補助は本当にいいことで、皆さんから喜ばれているのですけれど、これはいつまでやろうということは決まっていますか。 ◎阿部 区民部副参事〔特命担当〕 特に期限は設けておりません。ただし、今週に入ってからはかなり件数も減っておりまして、各所によっては1桁、ゼロの日もありますので、6月中であればもう終わるかなと考えております。 ◆馬橋 委員 1点だけ、出張所の申請補助についてなのですけれど、非常に区民に寄り添ったいい取り組みだなと思うのですが、これは出張所のほうに、要は、区民部のほうから、どういう現場のオペレーションを、指示をしているのか。  というのは、私、雪谷特別出張所は家からすぐ近くなのですけれど、この間ちょっと別件で行ったら、1人ずっと張りついているではないですか。そうしなくてはいけないという通達になっているのですか。1人ずっとそこにいてくださいという。 ◎阿部 区民部副参事〔特命担当〕 今回の出張所の申請補助につきましては、一部業務委託を行っておりまして、業務委託の職員につきましては、各所2名ずつ配置しております。  その関係で、基本的には2人いるはずなのですけれども、休憩ですとか、そういったことを含めて1人は必ずついて、来た場合について対応できるような準備をしております。 ◆馬橋 委員 業務委託ということは、外部から人を今回の件で雇ってやっているということですよね。一応、確認です。 ◎阿部 区民部副参事〔特命担当〕 そのとおりです。 ◆馬橋 委員 すごくいいことだとは思うのですけれど、やはり1日何件、各特別出張所によって相談件数があるのかというのはばらつきがあると思うのですけれど、雪谷特別出張所の場合は自動ドアを開けると目の前に窓口があって、私は何個か印鑑証明を取ったりとか、30分ぐらいいたのですけれど、ずっとそこに座って、ずっと座っていらっしゃるのですよね。  私も雪谷特別出張所は4か月ぐらい行っていなかったので、新しい方が入ったのかなと思って見ていたのですけど、何か活用の方法がもうちょっとあるのかと思ったので、どういう指示になっているのかと思って伺いましたが。  やはり基本的には、この間はそこにとにかくずっと張りついてもらって、座って待つという形になるのですか。 ◎阿部 区民部副参事〔特命担当〕 個人情報の関係もありますので、書類のチェック等は行えないのですが、まず、流れとしましては、役割としては、密にならないような並び方とか、あとは、申請書以外の添付書類を全て持ってきているかをチェックいただいて、申請書が全てそろっているけれどもコピーがない場合につきましてはコピーの補助、そこまでを踏まえ、前さばきの段階をしていただくということで、一部業務委託をしております。 ○押見 委員長 ほかによろしいですか。 ◆広川 委員 先ほど住所不定者の方のお話がございましたが、区内でどのぐらいいらっしゃるとか、大体分かるのですか。 ◎阿部 区民部副参事〔特命担当〕 正確な数は把握しておりません。 ◆広川 委員 住所不定者の方の取扱いとしては、一旦、住民票を起こして、大田区に起こしていただくと伺ったのですが、それを拒む方というのは受け取れないということになるのですよね。  何か違う方法はあるのですか。 ◎阿部 区民部副参事〔特命担当〕 おっしゃるとおり、現在のところ住民登録がなければ給付ができないという国の要領になっておりますので、拒む方については給付の対象にはなりません。 ○押見 委員長 よろしいですかね。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 それでは、阿部 区民部副参事(特命担当)も退席いただいて結構でございます。  (理事者退席) ○押見 委員長 それでは、次に、会計管理室の「令和元年度大田区各会計歳入歳出決算」について質疑をお願いします。 ◆黒沼 委員 右側のほうの特別会計で執行率100.11%との数値は、これはどういうときに出るのですか。 ◎鴨志田 会計管理者 各個別の原因、それから、内訳につきましては、現在、各事業課のほうで詳細な分析を行っている最中でございまして、第3回定例会のときまでにはご報告できるものと考えております。
    ○押見 委員長 皆さん、よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 それでは、本日は以上で質疑を終結し、調査事件を一括して継続といたします。  なお、本定例会最終日に、議長宛て特定事件継続調査要求書を提出することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 では、そのようにさせていただきます。  最後に、次回の委員会日程について確認いたします。  次回は来月、7月15日水曜日、午前10時開会ということでよろしいでしょうか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 では、そのようにさせていただきます。  以上をもちまして、総務財政委員会を閉会いたします。                午後 0時52分閉会...