続きまして、
東急目黒線輸送力増強に伴う
施設改修工事の
お知らせについて説明をいたします。
資料番号22番をご覧ください。
東急電鉄は、
東急目黒線の
混雑緩和と
利便性向上を目的に、6両編成の車両を8両編成に順次変更し、輸送力の増強を行います。このため、目黒線の
田園調布駅と大岡山において、現在設置されている6両分の
ホームドアに2両分の
ホームドアを増設する工事を行うとの
お知らせが
東急電鉄からございました。
この
改修工事は、2020年1月から2021年3月までの予定となってございます。
最初のページが
田園調布駅についての
お知らせでございます。イメージとしまして、ホームの両側に1両分ずつ
ホームドアを増設するという計画でございます。
ページをめくっていただきますと、次のページが大岡山駅でございます。ホームの
田園調布方面側に2両分の
ホームドアを増設いたします。
次のページをご覧ください。現時点での
区内各駅の
バリアフリー化状況一覧でございます。こちらは、昨年JRの大森駅と蒲田駅の
ホームドアが
使用開始となりましたので、その部分を更新しております。
また、赤色の着色の字の部分が今回工事を行う部分でございます。後ほどご覧いただければと思います。
○犬伏
委員長 それでは、ただいまの報告に対する質疑をお願いいたします。
◆荒尾 委員
コミュニティバスについてですけれども、前年度との比較で100%を上回っているという状況で、何とか
収支率も51%台ということで、とどまっているということですけれども、先ほどのご説明でも冬場は
利用者数が減るということで、それは
棒グラフでも示されているのですけれども、ただ、今年度に限っては10月から12月の推移が
利用者数がそれほど減っていない、ほぼ
横ばい状態になっていて、今までと違う傾向なのかと思っているのですけれども、これについては、区のほうではどういった要因があるのかと考えているのでしょうか。
◎遠藤
公共交通企画担当課長 こちらにつきましては、やはり2年目の
収支率50%を目指すという地域の方々の
取り組みで、
利用者数がアップしたものと考えられます。
また、おととしの7月から
回数券を
矢口特別出張所で販売してございますが、その
回数券を購入して、それを地域のイベントとかで乗ってもらう
きっかけづくりとして使っていただいています。その
回数券の購入も引き続き10月以降もございましたので、それが今回、押し上げた要因になっているのかと思います。
◆荒尾 委員 矢口の出張所に行くと、
回数券を売っていますというのがわかりやすい場所に示されているので、
回数券の効果というのは、やはりこういうところにあらわれているのかと私も感じています。
あと、それとあわせて地域の
人たちが本当にたまちゃんバスを頑張って支えているというのを本当に感じられると思っています。地域の皆さんの努力と合わせて、あと、区としても
コミュニティバスをさらに事業を進めていただきたいということを要望しておきます。
予測で参考として出されていますけれども、この予測に基づくと、令和元年度も何とか51%を超えるという予測を立てているということだと思うのですが、この50%を超えるということの予測を立てて、今後、ルートの変更だったり、あと、ほかの地域での検討というのも、踏み出す必要があるかと思っているのですが、そこの辺はいかがでしょうか。
◎遠藤
公共交通企画担当課長 ルート変更も含めた
運行改善につきましては、これまでも地域の方々とお話をさせていただいております。今年度につきましては、まずは2年連続、
収支率50%を達成させて、
新車購入条件の2年連続の
収支率50%、そこを目指すということで地域の方々と目標を共有してございますので、引き続きそういったところと
運行改善に向けた検討というのは、地域の方々と一緒になって考えていきたいと思ってございます。
それと、あと、他地域についてもこのたまちゃんバスの
本格運行の2年目の状況と
収支率、今年度達成を目指してございますので、そういった状況をにらんで今後の他の
交通不便地域への
取り組みについては、今、ガイドラインを区のほうで検討してございます。そういった今の
矢口地域の状況を考えながら、検討してまいりたいと思ってございます。
◆荒尾 委員 さらに他の地域にこの
コミュニティバスが広がって、より
交通利便性が高まることを求めておきます。それを早い時期にできれば実現していただきたいということも、あわせて申し上げておきます。
○犬伏
委員長 要望でよろしいですか。
◆荒尾 委員 要望で。
◆野呂 委員 地元の方が
コミュニティバスの継続に一生懸命なので、皆さん頑張っているのですけれども、消費税の引き上げに伴って大人の運賃が変わりましたよね。それで、今まで
回数券を積極的に買ってくださっているのですけど、これが2,000円で2,300円分利用できる。
ただ、これ、運賃が160円に引き上がったので、14回使うと端数が出ますよね、60円。今までの15回使えないのですけど。これについては何かご検討するというお気持ちはあるのですか。結構、皆さん、チケットを買って利用しているので、その分も収入分を引き上げていると思うのです。
見直しによって、2,000円で2,300円分使えるとなっているのですけど、これは何か検討されているかどうか。
◎遠藤
公共交通企画担当課長 回数券の取扱いについては、
消費税率8%のときは150円券を大人の場合ですと15枚と50円券を1枚ということで合計で2,300円でございます。
消費税率改定後は、160円券を14枚と60円券を1枚という構成で2,300円とし、対応してございます。
従前の持っている
回数券につきましては、皆さんそれにご乗車するときは10円を足していただいているというところで、今のところそれで大きなトラブルなく対応できているかと思っています。
◆野呂 委員
回数券はこれまでのように2,000円で2,300円使えるという形でずっと継続していくということですね。子どもの料金は変わらなかったので、そのままですね。
あと、
広告収入をもう少し増やしていけたらといつも思うのですけれども。大きな企業があるのですけれども、特段利用しないからなのでしょうか。広告を載せてくださるということがないように感じるのですけれども、昨年度、私
たち委員会が視察に行った先では、非常に
広告収入をうまく活用していたものですから、何かこれがもう少し工夫できたらと思うのですけど、何かお考えはございますか。
◎遠藤
公共交通企画担当課長 おっしゃるとおり、
広告媒体として
車内広告も引き続き使っていただきたいと考えておりますので、そこは地域の方々とPRをしていきたいと思ってございます。
一時期、
広告収入が9万円まで下がった時期がございまして、平成27年でしたけれども、その後、今の広告は1年間、ある
広告代理店と一括で契約をしておりまして、その後、収入が増えてございます。
現在、28万円の見込みとなってございますので、そこについてはアップをしてございますが、やはりこういう
広告収入をさらに上げるということも考えていかなければいけないと思います。
以前、ラッピングバスとかという方法もお話の中ではあるのですが、やはりたまちゃんバスはバスの本体にたまちゃんの絵が描いてございますので、そういったバランスもあるかと思います。そういった難しい点もありますけれども、やはりいろいろな方面で
広告収入アップの方策を考えていかなければいけないのかなと考えております。
◆野呂 委員 その点をぜひいろいろな自治体の事例等も研究なさっているかと思うので、頑張っていただきたいと思います。
あとこれ、雨の日とか、乗客の中のどういった世代が朝の時間帯は
多いとか、私はわかってはいないのですけれども、
高齢者の方、あとは赤ちゃんを連れた
方たちとか、雨の日とかも特に利用しますけど、始発の時間帯は1便ですよね。
例えば7時台は、
武蔵新田駅は7時50分ぐらいに1回ですよね。これは、もう少し見直すということは厳しいのでしょうね。通勤の
方たちが一番、
多摩川土手の通勤の
方たちが朝、緊急のときに乗るとか、何かうまい具合に行けばいいかなと思うときもあるのですけど、この時間は警察との協議もあるので難しいのでしょうけれども、この点は何かありますか。
◎遠藤
公共交通企画担当課長 運行形態の変更は、やはり収入を上げるための検討に必要だと考えてございますので、引き続き地域の方と一緒になって考えていきたいと思ってございます。
具体的に、今、始発、
武蔵新田駅7時50分でございますけれども、そのダイヤを変えるとなると、ダイヤの変更に伴う様々な
運行経費が変わってきたり、時刻表の書きかえだとかの経費もかかってきたりしますので、そういった面もあわせて収入増にどうつながるかというところが判断する上で大事だと思いますので、そういったところは引き続き地域の方と考えていきたいと思っております。
◆野呂 委員 車であれば、
国道沿いに毎日カウンターを持った
方たちが車何台通るとか、いろいろ計測していますよね。たまちゃんバスに例えば終日乗って、どういった層の方が乗ってくるかとか、そういった調査のようなものはしてはあるのですか。
◎遠藤
公共交通企画担当課長 以前、アンケートをとったり、
利用者の調査をしたことがございまして、
移動実態調査というのをやってございます。その時点ですと、乗っている方々としては、ご高齢の方、
高齢者が全体の70.8%と、やはり
多くなってございます。
これは平日でございまして、休日についても
高齢者が66.7%でございまして、やはりお年寄りの方が駅まで行ったり、あと、病院まで行ったりというときにご利用になっているかと思います。
あとは、夏の暑い時期も
利用者が
多いので、やはり涼しいバスに乗って移動される方も
多いと考えてございます。
◆野呂 委員 やはり、どういった階層の方が乗っているか、あとはどういった階層の方がもっと利用したいかということの調査は何年か置きに行うことは、とても大事かと思うのです。また、矢口三丁目には新しい大きなマンションもできてきて、きっとまた利用される
方たちも増えてくるかと思うのですけれども、それを継続的にしながら働きかけていくとか、すごく大事かと思うので、地域の足として、これからますます本当は必要になるかと思うのです。
ですから、努力もしてくださって宣伝もよくしてくださっているので、この50%以上というのを切らないように頑張っていって継続したいと思います。
◆松原〔元〕 委員 たまちゃんバスに関して、以前から何回か
回数券の件で伺っておりまして、今回もやはり
利用者と、
あと収入がやはり。
つまり利用者が減っても逆に収入が上がっているという月があってきっと、
回数券がかかわっているのかと思うところが見てとれました。
それで、先ほどから何度かご答弁で地元と話し合ってというところがあったのですが、邪推だといいのですが、これが収益が少なくなっているという場合に、地元に対して催しの際に行政のほうから
回数券の購入を働きかけるとか、そういうことはないのでしょうか。
◎遠藤
公共交通企画担当課長 あくまでも地域の方々と共有している目標というのは、
収支率を上げて、たまちゃんバスをまず
本格運行しようということで進めてきて、今回2年目となってございます。
その中で
回数券をご利用いただいているというのは、その地域の方々の自発的な考えだと考えております。
◆菅谷 委員 私も
利用者の、どういった
人たちの層が利用しているのかというのは、聞こうと思っていて、
野呂委員が言ったように、やはりきちんとどういう層と、それからどういった時間帯が
多いのかとか、そういったことも調査を一度きちんとしてもらいたいということと。
先ほどから地域という言葉がたくさん出てきて、本当にまさに
コミュニティということでそのことを感じているわけなのです。地域の方々の思いと。私も久しぶりに
交通臨海部活性化特別委員になったので、地域の方々はどういう仕組みで今、集まって検討されているのか教えてください。
◎遠藤
公共交通企画担当課長 たまちゃんバスの
矢口地域については、地域の
検討会議とございまして、その中に
作業部会というのがございます。
作業部会に地域の方々、町会、商店街を含めてメンバーになっていただいておりまして、その
作業部会を適宜開催して、そこでお
話し合いをさせていただいているという状況でございます。
◆菅谷 委員 今の状況でしたら、町会長と主な人が来て、各町会のトップの人が出てきて、あとは持ち帰って何町会かでそのところを話し合っているのか、その辺についてはいかがなのですか。
◎遠藤
公共交通企画担当課長 作業部会の中で、
コミュニティバスについての
話し合いをさせていただいておりますので、そこに出席された方々で、その場で議論をさせていただいております。
◆菅谷 委員 何人ぐらいですか。
◎遠藤
公共交通企画担当課長 正確な人数は、今、手元に名簿がございませんが、大体30人以上はおります。
◆菅谷 委員 それは、自治会・町会だけではなくて、区の
人たちも入ってということですか。
◎遠藤
公共交通企画担当課長 作業部会は、地域の方々の部会でございまして、区としては事務局として我々が加わってございます。
◆菅谷 委員 ということは、やはり地域の方々がたくさん参加されているということの理解でいいですよね。やはりそういうたくさんの方々がいるからこそ、情報の伝達も早くてということで、
自分たちでしっかりしていこうという、本当に手弁当ですよね。幾らか補助金とか、部会で出ているのですか。
◎遠藤
公共交通企画担当課長 その
作業部会補助金という形では出ておりません。
◆菅谷 委員 本当にすばらしいと思うし、そういった50%を維持して新しい新車も購入したいということで、大田区がもっと本当に予算も充実して早く、何か頑張れと底上げだけではなくて、やはりもっと早く夢をかなえてあげるような
取り組みも必要なのではないかということを思ったのと。
それから、あと、各地域でもそういった
コミュニティということをしっかりすれば、
不便地域にも拡充がもっとできていくのではないかという見通しも、こういった中で示せるということでは、もっと区全体にもそういったことを知らせていくことが必要かということと。
それから、今年は
オリンピック・パラリンピックがあるのですけれども、そういった中で
コミュニティバスが地域の人の足だと思うのですけど、そういう
取り組みについては何か地域で検討しているとか、そういったことはないのでしょうか。
◎遠藤
公共交通企画担当課長 あくまでも
コミュニティバスは地域の方々の足としての役割でございますので、
あと運行も現在は休日も平日も同じ運行でございます。そういったところで、特に
オリンピックを見据えてということのお話はございません。
◆田村 委員 区のホームページでたまちゃんバスを検索していくと、
広告掲載募集案内というのがリンクされていて、裏面にたまちゃんバスの内装のこの部分は
月額幾ら、この部分は
月額幾らと書いてある。
1か月全部足すと2万8,500円になるのですね。印刷代は別ですけど、これが12か月あったとして、先ほどの予測だと28万円になっていますけど、マックスではないということなのですか。
◎遠藤
公共交通企画担当課長 年度の初めに28万円ということで取り交わしてございますので、今年度収入は28万円は固まってございます。
◆田村 委員 先ほど、
野呂委員もおっしゃっていましたけど、やはり
広告収入を上げるためには、契約だから28万円でいいのだではなくて、どうしたら上がっていくのかということを区としても検討させるというか、どのようなことができるのかということをしっかり話していく必要があるのかと思ったのです。その辺はいかがですか。
◎遠藤
公共交通企画担当課長 委員がおっしゃいますとおり、やはり
広告収入を上げるためには、常に車内の広告があいていない状況にした上で、そういった魅力のある状況で、さらに
広告収入を上げる方策を考える必要があると思いますので、引き続き広告の掲載についてはPRをしていきたいと思ってございます。
◆田村 委員 あと、
バス停の名称というのは何かとったりするのですか。会社名とか入っているではないですか、
バス停に、ああいったものについてはとっていないのですか。
◎遠藤
公共交通企画担当課長 バス停名については、特にとってはございません。
◆田村 委員 では、そういうことも含めて、また先々検討していただければと思います。よろしくお願いします。
◆高山 委員 今、
田村委員からお話があった広告料のことで、
バス停の名称、今までとっていなかったということなので、来年度からお願いできませんかというのは、多分、難しいのかとも思うのですけれども、今後、他の地域で
コミュニティバスを検討していく上で、
バス停の名称をどうするかというところで、そういった各地元の企業などと相談しながらやっていくのはいいのかと思うので、ぜひ今後の課題ということで検討していただけたらと思います。
それで、3か月ごとにこうやって報告していただいていて、なかなか乗客の伸びなかった10、11、12月も昨年と比べて
大分回数券のほうも含めて
利用者が
多くなっていて、これまでのところ103.5%、本当に区の
周知活動もそうですし、地元の方々の努力などもあってかなり大幅に上回った昨年をさらに超えて、2年連続で何とか
収支率50%以上を達成して、新車を購入したいという地元の
人たちの思いがつながっているのかと思っているのですけれども、何とかこのままいって
収支率50%を超えてほしいと思っているのですけれども、それにはやはり共同で事業をやってくれている
バス事業者の努力も欠かせないと思うのです。
事業費という意味では。
ずっと前の資料を見ると、平成22年度は
事業費1,261万5,000円なのです。ほぼ同じルートをぐるぐる回っているのですけれども、1,261万5,000円から1,300万円台、1,500万円、1,600万円と何か
利用者が増えるのに比例するような形で
事業費もどんどん、昨年も前年の平成29年度と比べると150万円近く
事業費が増えていて、今年度の
事業費がどうなるかと。この
事業費は見込みということになると思うのですけれども、地元の
人たちにとっては、昨年度以上、年度が終わった時点で100%を超える
利用者があったときに、
収支率が50%いきませんでしたという報告はできないと思うのです。
そこを何とか
バス事業者にも努力していただきたいと思うので、その辺の見込みというのは、どうなのでしょうか。
◎遠藤
公共交通企画担当課長 委員がおっしゃるとおり、昨年度は、いわゆる人件費が上がって
事業費が押し上がって
収支率が当初の見込みより下がったという事実がございますので、今年度に入ってから東急バスとは、やはり継続的な運行と地域がこれだけ頑張っていただいているということと、2年連続の50%に向けて取り組んでいるというところは、機会あるごとにお話をさせていただいておりますと同時に、やはり東急側の情報も適宜こちらとして入手して、やはり
目標達成のために
目標意識は共有していきたいと思っていますし、これまでもしてございますので、さらにこの3か月、目的としては共有をしていきたいと考えてございます。
◆高山 委員 定期的に
バス事業者と
情報交換とか、
意見交換をしている中で、今年度の
事業費に関してはどうですか。昨年度と同じぐらい、あるいはそれを下回るぐらいでやっていただけそうなのか、どうなのかというのはいかがでしょうか。
◎遠藤
公共交通企画担当課長 今のところの情報としては、
懸念材料として燃料費、軽油が若干上がっているというのは、お話として聞いてございます。
あと、人件費については、まだなかなか年度末になってこないと明確になってこない部分がございますが、その中で今、話をしている中では、今、大きなそういう上昇要因としてのお話は来てございませんが、今後も我々としては東急バスに聞きながら、情報共有していきたいと思っております。
◆高山 委員 ぜひそういう形で
利用者がこれだけ頑張って増えているので、何とか50%以上の
収支率で今年度もいけたらいいなと思っているので、お願いします。
この
事業費に関しては、今年度50%にいくいかないというのはもちろんですけれども、
コミュニティバスのあり方を考える上でも、かなり重要な位置づけになってくると思うのです。
利用者の数だけではなく、やはり全体かかったお金の中で区の負担が幾らぐらいなのか、何%ぐらいなのかというのがいろいろなところで進める上でも検討材料になってくると思いますので、そういった中では
バス事業者の
事業費としての何というのか、効率のいい運営の協力というのは欠かせないものだと思うので、その辺もガイドラインを作成していく上でもそうですし、
バス事業者との協力体制を引き続き築いていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
◎齋藤 まちづくり推進部長 今、高山委員のほうからご指摘いただきまして、おっしゃるとおり
事業費の圧縮というのは必要だと考えてございます。その中で、背景として課長から申し上げたように、燃料費の高騰であるとか運転手不足、特にこの辺が深刻なのですけれども、その待遇改善で人件費が上がったといった経緯もございます。ただ、これはそうは言っても、やはり常に削減する努力というのは求めていくべきだと思いますし、我々もそうしたいと思っています。
それから、
コミュニティバスに限らないのですが、運転手不足というのはバス業界全体の問題なのです。なので、今、自動運転、これをやるべきだという話もございまして、ちょうど羽田空港跡地で実証実験なども行います。
そのような中で、将来的には運転手が多少足らなくても、そういう方策で補うとか、もっと抜本的な対策を考えながらやっていきたいというのが区としての考え方でございます。
◆野呂 委員 広告について確認なのですけど、月単位の、例えばイベントがあるために、今月、2か月間は広告を出したいとか、そういったことも受けていらっしゃるのですか。
◎遠藤
公共交通企画担当課長 期限を区切っての広告掲載もできます。
◆野呂 委員 その場合、例えば車内放送でもこういうイベントがあるので、ぜひおいでくださいとか、1か月間流すとか、そういったことはできないのですか。
◎遠藤
公共交通企画担当課長 今のところ、
広告収入としましては、掲示による広告の収入を前提としてございます。
◆野呂 委員 自治体によっては、車内放送で月で幾らとか、そういったところもあるのです。だから、何か大きなイベントがあるときに、集客のためにあえてそれを広告としてやるということもあるので、何か今後検討していただきたいと思います。
あと、区長会で
コミュニティバスについてはずっと財調で赤阪部長がいる時代から半分は見ましょうみたいな感じで、ようやく23区のうち17区ですか、やっている状況の中で、平成31年(2019年)の分も協議がなかなか整わない、区によって利用の状況とか、
交通不便地域というのが違うので、なかなか課題があるのですけど、大田区は一番最初の協議のときには、10か所で協議を始めましたので、その中から矢口が選ばれて、選ばれなかった山坂の
多いある地域とか非常に、うちが何で選ばれなかったのだろうとかたくさんのお声があがったのですけど、今後、この矢口の動向を見ながら、まだ改善しなければいけない
交通不便地域のエリアについて、何か選定していくということはあるのですか。あのとき、10か所やっていたので、それはどうでしょうか。
◎遠藤
公共交通企画担当課長 交通不便地域としては、まだ残された箇所が9か所ございまして、そこにどういった形で検討していくかというガイドラインを今、区のほうで状況整理して検討してございます。
その中で、たまちゃんバスの今までの
取り組みとか、見えてきた課題とかを反映して作成していきたいと考えてございます。
◆平野 委員 関連なのですけど、
交通不便地域で10か所やると、
野呂委員からあがっていたというものがあると思うのですけど、今の時点で、では次、もしたまちゃんバスが収支状況がよかったら
コミュニティバスを考えてみるというところはあるのでしょうか。
◎遠藤
公共交通企画担当課長 今のところ、次はどこという箇所ということは区では考えてございません。そうした検討する仕組みを、どういった形が一番いいのかというのを考えている状況でございます。
◆平野 委員 ぜひ、そのときに入ると思うのですけど、地域の声を聞けるようなものをやっていただければと思います。要望です。
○犬伏
委員長 ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶものあり)
○犬伏
委員長 それでは、報告に対する質疑は終結いたしますが、私から1件だけ確認なのですが、昨日の朝刊に京急の羽田空港駅の待機場所は今、2編成しかないのだけど4編成にして、1時間に今24回の発着を30回の発着にするという記事が出ていまして、空港の機能強化というのは当委員会の所管ではないのですけど、問題はエアポート快特が一時、空港線は京急蒲田はとまらないで一気に品川へ行ってしまうという問題で大騒ぎになったのですけど、増える6回の発着がまた同じようなことにならないかどうかという情報はお持ちですか。
◎遠藤
公共交通企画担当課長 今、羽田空港駅の引き上げ線の設置による新聞報道がされまして、それは来年度、国土交通省の航空局で予算化されるという情報でございます。ただ、運行計画については、これは京急電鉄が定めるものでございまして、まだこちらにも情報はございませんし、今後、恐らくそういった情報というか、検討をしていくのではないのかと考えておりますので、引き続きそういう情報は手に入れていきたいと思ってございます。
○犬伏
委員長 京急の場合、決めてから言ってくれるケースが
多いので、ぜひ決まる前に情報をとっていただいて、場合によっては苦情を申し立てるぐらいの勢いでやっていただければと思います。
◆荒尾 委員 その他ではないのですけど、
ホームドアの件、いいですか。
資料22番の目黒線の
ホームドアの件で、すみません。
田園調布駅と大岡山駅に8両対応するということで、目黒線が
ホームドアが新たに追加されるということなのですけれども、目黒線は当初から
ホームドアが設置されているのですが、この工事は
ホームドアの設置だけでホームの延伸とか、あと補強とか、そういった工事は含まれているのかどうかというのを教えていただけますか。