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  1. 大田区議会 2019-07-12
    令和 1年 7月  まちづくり環境委員会-07月12日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    令和 1年 7月  まちづくり環境委員会-07月12日-01号令和 1年 7月  まちづくり環境委員会 令和元年7月12日                午前10時01分開会 ○高山 委員長 ただいまから、まちづくり環境委員会を開会いたします。  継続調査事件を一括して上程いたします。  まず、まちづくり推進部資料21番について、理事者の説明をお願いいたします。 ◎大見 拠点まちづくり担当課長 私のほうから、資料番号21番、蒲田駅東口駅前広場初動期整備デザイン基本プラン策定について、ご説明いたします。  ご存じのとおり、蒲田駅西口は、平成30年3月末に初動期整備が完成しました。東口も同様に、歩行者環境の改善を目指して、昨年度、広場検討部会で検討を重ねてまいりました。その結果、デザイン基本プラン(案)を作成し、令和元年6月27日に第15回都市づくり推進会議が開催され、承認、策定されましたので、ご報告いたします。なお、委員会資料の説明後、最後に3D動画を上映させていただきます。  まず、資料の1番、東口駅前広場検討部会の設置の目的でございますが、蒲田駅周辺のまちづくりは、蒲田駅周辺地区グランドデザインと蒲田駅周辺再編プロジェクトに基づき進めております。  蒲田駅周辺再編プロジェクトでは、蒲田駅周辺の現況課題を抽出し、東口駅前広場課題解決に向けた、初動期と中長期の駅前空間整備の方向性について整理を行いました。この蒲田駅周辺再編プロジェクトを具現化するために、東口駅前広場初動期整備におけるコンセプト施設配置計画などを取りまとめ、今後の設計へ反映する必要があります。そのため、蒲田駅東口駅前広場初動期整備デザイン基本プランの策定を目指し、蒲田都市づくり推進会議下部組織にあたる、東口駅前広場検討部会を設置いたしました。計5回の会議を重ね、デザイン基本プランを作成し、令和元年6月27日に第15回蒲田都市づくり推進会議において承認され、デザイン基本プランが策定されたところでございます。  続きまして、その下、2番、蒲田都市づくり推進会議構成委員開催日程は下記のとおりで、このメンバーで6月27日に第15回の都市づくり推進会議を開催し、承認されたところです。  続きまして、3番、東口駅前広場検討部会構成委員開催日程は下記のとおりで、蒲田都市づくり推進会議下部組織として、このメンバーで合計5回の検討部会を開催し、デザイン基本プラン(案)を作成しました。なお、今年1月の本委員会において、デザイン基本プランの案は報告してございます。  続きまして、4番、東口駅前広場初動期整備コンセプトについては、「まちとつながり賑わい溢れる駅前広場」となってございます。  具体的には、三つ記載のとおり、イベント等によるまちの活性化につながる賑わいのある駅前広場のほか、緑による快適な滞留空間とすっきりした駅前空間というコンセプトを整理いたしました。周りにある図は、そのイメージとなってございます。  続きまして、右側、5、施設配置計画は、主に4項目について整理しました。具体的には、喫煙所休憩施設整備方針オブジェ設置方針、最後に色彩計画を検討いたしました。  喫煙所につきましては、交通島に配置し、規模は現状と同程度とし、歩行者動線からなるべく離した位置としました。  休憩施設につきましても、交通島に配置するとともに、歩行者動線の近くに配置し、幅広い世代が使用できるように、一人がけ用スツール腰掛パイプを設置しております。  オブジェにつきましては、現在、モヤイ像、翼、希望、躍進工業蒲田上昇気流という五つのオブジェがございますが、モヤイ像と翼は再設置し、希望、躍進工業蒲田につきましては、京急蒲田駅の東西口に移設を行い、上昇気流につきましては、完全撤去となっております。再設置するモヤイ像については、待ち合わせの目印にという意見もありましたので、歩行者が視認しやすい位置に設置し、翼については背丈が高いため、全体を視認しやすいように、交通島の奥に設置することにしております。  色彩計画につきましては、今回、詳細な材質や仕様などは決めないものの、透水性舗装とし、高低差処理歩道幅員が広いことを考慮して、大き目な300角のインターロッキングブロック、または平板ブロックを使用する予定です。
     また、その下の舗装パターンにつきましては、歩行者通行空間と施設帯・停留所空間舗装デザインで分けることで、空間が線状として認識されやすく、円滑な通行効果が期待できます。  その右の色彩につきましては、ベージュ系の暖色系を基本として採用します。これは既に完成している西口駅前広場との一体性を重視するためです。  以上のコンセプト施設配置計画を平面図に落としたものが、2枚目でございます。2枚目の右側の7番、計画平面図になります。右側の下に各種凡例を示しており、計画平面図内の番号と対応してございます。  番号戻りまして、6番、「蒲田駅周辺再編プロジェクト」における初動期東口駅前広場レイアウトにつきましては、現況と初動期の将来計画を比較したものです。今パネルで囲われている、旧三和ビル跡地の部分が広がった形となってございます。  その下の8番、イメージパースにつきましては、上から見た鳥瞰図となっております。今年の3月に区役所3階のオープンスペースパネル展及び3D動画の上映会を開催し、広く区民の皆様に計画の内容を周知いたしました。冒頭に申しましたとおり、そのとき使用した3D動画を今から上映しながら説明させていただきますので、前方のスクリーンをご覧ください。  (3D動画上映) ◎大見 拠点まちづくり担当課長 まず、コンセプトにつきましては、先ほど言ったとおり、「まちとつながり賑わい溢れる駅前広場」ということを決めております。これは上から見た鳥瞰図になってございます。これが計画でございます。こちら歩道幅員が4メートル広がります。タクシーの乗車所がこちらにできます。それから、バスの乗降所がこちらにできます。バスの降車所は2か所できます。それから、交通島に約200平方メートル程度の広場ができ、ここに12台分のタクシー待機場ができます。  次に、ポプラード側からの景色になります。計画では、ここに地下自転車駐車場の出入口ができます。これが現況です。今駐車場の出入口はないということです。ここに新たにできるということです。  映像は、再び上空から、今度、環8側に移動します。これは環8側から見た図でございまして、計画で、やはり地下自転車駐車場の出入口は2か所できます。これは現況で、ない状況です。ここに2か所できるということです。  それから、広場のほうに行きます。左側が蒲田駅になってございます。JR蒲田駅です。これが先ほど言った、バスの乗降所がこちらにできます。それから、この歩道幅員が約4メートルです。今6.5メートルなのが最大10.5メートルに広がります。これは今の位置から見た形で、これが現在です。将来これぐらい、4メートル広がるということです。  次に、駅から東側の交通島を見た風景です。北に進みまして、ここに先ほど言った降車所が2か所こちらにできるようになります。  それから、横断歩道を渡りまして東側に進みます。再び、みずほの前の横断歩道を渡りまして、また交通広場のほう、駅前のほうに戻ります。右に見えるのが地下自転車駐車場の出入口でございます。  それから、駅前を南側に進みます。再び蒲田駅のほうに進みまして、これがモヤイ像待ち合わせの目印ということで、モヤイ像がこちらにございます。それから喫煙所については、動線から離れた奥に、こちら主動線から離れたところに現状と同規模程度喫煙所を置く予定です。  次に、交通島のイベント等を行う広場を見た形です。将来的には、例えば映像にあるようなイベントが行われて、にぎわいの拠点になるということを期待しております。  こちらは腰掛パイプです。周りに腰掛パイプを設置して、先ほど言った、もう一つの翼が、ちょっと背丈が高いために視認性の観点から奥に設置しているというところでございます。  反転しまして、後ろ側に腰掛パイプを設置したところなのですけども、この右側に一人がけ用のスツールも置く予定でございます。これはモヤイ像です。この梅ちゃん先生の木の2本は、こちらに設置する予定です。  再び駅のほうに渡ります。区役所がこちらにあって、区役所に向かって歩きます。タクシー乗車所がこちらにできます。先ほど言った、大田区役所が目の前に面しているということでございます。左側に駐輪場の出入口となってございます。  再び信号を渡りまして、北側を進みます。こちらでぐるりと一周した形になりますので、映像は、再びちょっと上に上がって、鳥瞰図になります。先ほど申しましたとおり、ここにタクシープールができると、12台分ということです。 ○高山 委員長 それでは、委員の皆様、質疑をお願いいたします。 ◆福井 委員 バスの動線について伺いたいのですが、今、バスは乗降のための2か所用意しますよと。具体的に、そこだと0番バスで羽田空港へ行きますよね。では、これは全体的にずらして、ここを降車専用だけにするという考え方で、今進めていくのかというのを確認したいのですが。 ◎大見 拠点まちづくり担当課長 バスにつきましては、今、先ほど、この委員会資料の中の7番の計画平面図をご覧いただきたいと思っておるのですけども、①と書いてあるところが、これは乗降所ということなのですけど、これが羽田空港行きの0番乗り場、今の0番乗り場でございます。  それから、その上に、先ほど降車所が2か所できると申し上げたのですけど、これにつきましては、今ポプラードのところに降車所が3か所ございますので、その3か所をここの2か所に集約すると、そういったことでございます。 ◆福井 委員 もう一つ伺いたいのは、タクシーの乗降客、降りるお客さん、今乗るお客さんについては整備するということでわかったのですが、これは西口についても、タクシーのドライバーから意見をいただいていて、降りるところが減ったよということで。今、タクシーのお客さんが降りるところはどこを想定していますか。 ◎大見 拠点まちづくり担当課長 警視庁との協議の中で、タクシーの降車所については、道路交通法上区画された特定の場所は設置できないという指導をされているところなのですが、タクシー乗車所周辺に、例えば色分け等をして、降車可能なスペースを確保できるように、今協議しているところでございます。 ◆福井 委員 タクシーの運転手から聞くと、なるべく駅に近いところで降ろしたいと。だから簡単に言うと、反対側に降ろすと、お客さんがその分歩くから、逆に苦情が来るので近くで降ろしたいというのが意見としてあって、これを見ると、やはり、なかなか降りる場所というのが想定しにくいので。そうすると、大田区として整備することによって、タクシーのお客さんが降りる場所を用意するという方向で検討するということでいいのですか。 ◎大見 拠点まちづくり担当課長 今ちょっと申しましたとおり、タクシー乗車所周辺色分け等をして、降車可能なスペースを確保できるように警視庁と協議しているところでございます。 ◆福井 委員 しっかり整備をしていただきたいなと思っています。  駐輪場についてなのですが、人専用だから、入って、自転車をとりに行くときは、この図の自転車というところで乗って出ていくということで。この人専用の出入口については、自転車の出入りがないと考えていいのですか。 ◎大見 拠点まちづくり担当課長 自転車につきましては、この広場の基本的なコンセプトとして、広場内に自転車を入れないということで、自転車で来られた方は、まず広場の外側で収納しようということでございまして、例えば、図の真ん中に9番と書いてあるところがあるのですけども、ここについては人専用になってございまして、その下の6番、7番と西出入口と書いてあるのですけど、こちらについても人専用ということになってございます。 ◆福井 委員 では、最後に喫煙所についてなのですが、喫煙所を設けますよということで、施設配置計画喫煙所整備方針ということで、閉鎖型か屋外型かというのは、これはまだ決まってないということですか。 ◎大見 拠点まちづくり担当課長 今後の国の動向とか、東京都の条例を注視していきたいと考えているのですけど、今現在の考え方としては、閉鎖型で一応考えてございまして、そのとおり図にしているのですが、先ほど言いましたとおり、今後、国の動向や都の条例というのを注視して、対応していきたいと考えてございます。 ◆福井 委員 駐輪場については機械式、タワー型を考えているような発言が以前あったのですけど、タワー型ではなくて平面で置けるような形になるのですか、駐輪場。 ◎大見 拠点まちづくり担当課長 茶筒式につきましては、過去に検討いたしました。茶筒式につきましては、1か所につき約250台から300台の駐車になってしまうので、それを設置すると出入口がたくさんできてしまうような状況がございますので、今回は地下1階まで降りてきてもらって、そこから機械式になってございます。 ◆馬橋 委員 私も2年前に、この委員会のときに、いろいろと計画を聞いていた中で、そのときの委員からもいろいろなご意見があったのですけど。というか、そのコンセプト自体は、すっきりとした空間と、あとは緑による快適な滞留空間ということで、蒲田駅の東口の駅前が、すごく人が滞留しやすいというか、回遊しやすい形になっていくのは、すごくいいことだなと思うのですが。  そのときにも出ていたのが、要は蒲田はターミナルの駅なので、そこに結局人が来て、例えばその地域に住んでいる方が車で迎えに来て、その人を乗せていくとか、もしくは地域に住んでいる方が蒲田まで人を送って、その送られた人が蒲田から電車に乗っていくということも、区民の要望としてはあるよねという意見がたくさんあって。  そのときに、今現状だと、蒲田のバス停の0番乗り場のちょっと手前のところの、ちょっとしたスペースのところで、よく車がしゅっと来て、人を降ろしてとか、もしくは交通島のところに車をとめて、例えば帰ってくる子どもを待っているお父さんがいたりとか。結構、車がここにとまっていることが、よく見受けられるのですけど、そのときに一般車の、要は乗降所についての整備はどうなるのですかという質問が、結構いろいろな委員から出て、その点については、検討しますというご回答があったと思うのですけど。  今回も見ていると、それがないのかなという気がするのですが、その辺は検討にはあがったのでしょうか。 ◎大見 拠点まちづくり担当課長 一般車両の件につきましては、警察との協議の中で、違法駐車を招くようなスペースを広場に設けることはできないということと、あと、現在も降車スペースというのはあるわけではないということで、ある程度運転手の判断で降ろしているところがあるのですが、そうは言っても、そういった要望もありますので、先ほどタクシーの話も出たのですけども、一般車両もあわせて、例えばタクシーの乗車所のところで降車可能なスペースが確保できないかというのを、今警視庁と協議しているところでございます。 ◆馬橋 委員 協議をしていただければ、うれしいのですが。ここまでもう具体的なパースが決まってきている中で、どこに置き込むのかというのをこれから考えるというのは、すごく難しいのかなと正直思います。  あとは、やはり一般車両タクシーの乗降所が同じという形になると、どっちが優先なのかとか、もしくはタクシーがそこにとまっていることがとがめられなくなった場合に、ずっととまられていると、一般車が置けないとか。やはり現状として、ない中でも、みんな一般車両がとめてしまっているというのが現状だと思うのです。だから、その受け皿があったほうがいいのではないかという意見だったと思うのですけど。その点については、検討ということは、この絵の中に入ってくるというのは、これからあり得るのですか。一般車両の乗降所だけではなくて、今後の蒲田都市づくり推進会議とか、いろいろグランドデザイン基本計画が出てきている中で、まだ改善の余地というのはあるのですか。 ◎大見 拠点まちづくり担当課長 この間、私たちも、いろいろな地域とか、いろいろなところに説明してきて、いろいろご意見をいただいたところなのですけども、これは初動期整備ということで、限られた空間の中で、あれも全て、これも全て実現するというのは、なかなか難しいところで、地域の人が一番利用しやすい駅前広場ということで目指してやっているのですけども。  私どもとしても、これはまだ、これでもう最終形というわけではなくて、今言ったいろいろなご意見を伺いながら、一般車両の停車、降車の話も含めて、今後まだ検討していきたいと考えてございます。 ◆馬橋 委員 この推進会議メンバーの皆さんの顔ぶれを見てもそうなのです。東口駅前広場検討部会の方々もそうなのです。要は地域の方というか、自治会・町会、商店街で、推進会議については、そこに有識者が入るという形になっていると思うのですけど、蒲田の東口の現状というのもあるではないですか。要は駅前で一般車両が人を降ろしたり、乗せたり、そこにとまっていたりという現状。その手前でいうと、例えばJTBとかの前だと、そこに団体用のバスがとまって、そこで人を乗せたり降ろしたりとかという、今の東口の現状というのがあると思うのです。そういうのは、やはり需要があるから、そうなってしまっているという部分があるので、せっかく再開発をするのであれば、その需要を、ある程度吸収できるような形にしてあげるほうが、やはりそれも区民だと思うのです。その地域の自治会・町会ももちろん区民なのですけど、蒲田駅を使っている人たちも区民だと思うので、そっちの意見が入ってくるような組織体になっているのかなというのが、ちょっと私はよくわからないところがあるのです。  なので、そこについては、やはり区のほうで、ある程度エッセンスを入れてもらって、地域の方以外にも区民の方は蒲田駅を利用するのですというところの中で、多くの区民が使いやすい東口広場にしてほしいなと思います。要望にしておきます。 ◆野呂 委員 動画で、映像で見ると、とてもすてきになるのかなというイメージですけど。個別に、今様々な委員の意見をお聞きしながら、私も今、馬橋委員がご指摘したように、車で人を降ろすこともあったり、自分が降りることもあるので、私自身は、この平面図で言うと、⑤の手前のところ、銀行のちょっと、とめてはいけないのでしょうけども、そこで降りるしかないとか。駅前だと難しいので、そこでちょっと降りて移動するのですけれども。そうした場所の確保というのは、とても大事かなと思いました。  あと、ここ⑮と書いてあるところに、ここは今2車線ですよね。2車線ではないのですか。ちょっと片側にとめて、人が乗り降りできて、その脇を通っていけるような状況ですけど、今度ここのスペースは1車線になってしまうのですか。 ◎大見 拠点まちづくり担当課長 こちらの東側の通りの話なのですけど、現況2車線でございまして、今こちらについても、幅員的には2車線分の幅員は確保してございます。ただ、警察の協議との中で、ゼブラで今ちょっと対応しているのですけど、幅員的には2車線分あるということでございます。 ◆野呂 委員 2車線にはならない、なる。どちらですか。 ◎大見 拠点まちづくり担当課長 警察との協議の中で、ここは1車線でということで、その協議の結果こうなっているということでございます。 ◆野呂 委員 西口からこちらに抜けて来たとき、あるいはここを回転したときに、1車線では混み合うかなというイメージが、私の中にはありました。  あと、せっかくここまできれいになさるのですけれど、グランデュオのトラックが、ごみの積み降ろしから荷物の積み降ろしをしますね。そこの場面が全然わからなかったのですけれど。そこを今回、駅ビルの持ち主の方たちも一緒に協議をして、何か少し改善してくださるようなことはないのですか。あくまでも、今左側はタクシー、そこをとにかく抜けて出てくる。そして、あそこでターンして帰ってくるということですか。ここは改善するということは見えているのでしょうか。 ◎大見 拠点まちづくり担当課長 基本的には、グランデュオの搬入というのは、今の状態と変わらないということで、当然、改善はしていかなくてはいけないと思っていますので、そのごみについては、今回は、初動期整備ということですので、中長期整備の中でしっかりそこら辺は解消できるように考えていきたいと考えています。 ◆野呂 委員 中長期整備の中で改善できる見通しは、きちっと持っていますか。あるのですか、今お答えになってますが。 ◎大見 拠点まちづくり担当課長 今年度から、当委員会でも5月に報告をさせていただいたのですけども、蒲田駅周辺のグランドデザインの改定を目指していますので、その中で中長期の検討というのは行ってまいりますので、しっかり鉄道事業者と話し合って、改善していきたいと考えてございます。 ◆野呂 委員 やはり、せっかく駅前が整備されて、それと同時に区役所への入り口がきちっと確保されていくときに、そこがいつもネックになっているかなと思うので。これはとても大事なことで、本来は今回の整備の中で、もっと詰められる条件は何かなかったかなとか思いながら拝見させていただきました。  大田区移動等円滑化推進協議会を設けて、多くの人が集まる場所、特に蒲田駅周辺についてユニバーサルデザインまちづくりをするということで、協議会で検討することになっていますよね。その点については、十分にこの計画の中で福祉部とも連携しながら置き込める状況になっているのでしょうか。どうなっているのでしょうか。 ◎大見 拠点まちづくり担当課長 当然、ユニバーサルデザインの点にも配慮して検討してございますし、ここに書いてあるのですが、委員にも特定非営利活動法人大身連の方にも入っていただきまして、そういったバリアフリーの観点としても十分配慮した計画となってございます。 ◆野呂 委員 人にやさしいまちづくりの会の方たちが、点検等に必ず参加されていますけど、まだ大田区の目標として100%に届かなくて、7割程度だったかと思うのです。先般の議会で、せっかくつくったけれども車椅子が入らない、そういったお手洗いだったりということが議会で指摘されてましたので、今回やはりこのユニバーサルデザインの視点をきっちり持って、その上でやっていくということを今年3月に出た計画の中にきっちり明記されていたので、そこは他の部署とも連携しながら頑張っていただきたいと思います。  あと一つは色彩なのですけれども、これは今後の課題かと思うのですけど、例えば道路上とか広場の点については、西口と一体感を出せるのはいいかと思うのです。あと、せっかく東口の商店街の方たちも入られるので、このまちの周りの建物のいろいろな看板であったり、その色彩とか、今後そういったことを協議していくということが非常に重要かなと思うのです。  今、地方都市に行くと、セブン-イレブン等であっても色を抑えたものだったり、そのまちの景観に合うものをと。蒲田は雑然としているから蒲田らしいというお声も聞こえてくるのですけれども、すごくいろいろな看板がぱっと目につくので、そういったことを協議の中で少し議論していただくような場というのを設けられないのですか。 ◎大見 拠点まちづくり担当課長 当然、初動期整備で広場を整備するのにあたっては、案内誘導サイン整備ガイドライン等に基づいて、所有者であったり、関係部署であったりというところと連携して、例えばなるべく統一されたものになっていくとか、そういったものの配慮はやっていきたいと考えています。 ◎齋藤 まちづくり推進部長 ちょっと補足でございます。今、大田区のほうに景観計画がございまして、それで景観アドバイザーもいらっしゃいます。その方に、例えば西口広場をやるときにもアドバイスを求めて、色彩だとか、そういったもののコーディネートというか、そういうのもやっていただいてございます。当然、東口広場につきましても、そういう立てつけなのかなと考えてございます。  それと同時に、先ほどお話が出ましたバリアフリーの観点も、バリアフリーは、かまた街なか“すいすい”プラン、これができておりますので、この更新というのも十分考えられますので。今、目標年次が令和2年度になってますので、この更新というのも視野に入れて、当然この広場についても考えていきたいと思っております。 ◆深川 委員 今、話の中で、何回も警視庁との協議というのが出てきて、何でもかんでも警視庁と協議して、警視庁に言われたとおりにやるというのは、私は正しくないと繰り返し言い続けているのだけど。さっき福井委員が言った、西口のタクシー乗り場のところも、知らない人があそこに入ってしまって、挟まれてしまっているときもよくあるのです。タクシーの運転手が、要するに乗車がどんどん流れていけばいいのだけど、知らないで入ってしまったら、アリ地獄だから、あれ。前が詰まっていると出られないとか。あの現状で、本当に警察がいいと思っているのかというのは、正直なところはあって。この整備の中で警視庁協議をさんざんしたのであれば、交番のところに来る、巡回に来るパトカーはどこにとめると、警視庁は言っているのですか。 ◎浦瀬 建設工事課長 基本的には、停車というのは、警視庁といえども交番の前に一時停止して、そこで乗り降りをするというところを、今伺っているところでございます。 ◆深川 委員 であれば、そこは明確に区域として警察の車をとめるとしないと、おかしいと思います。今現状で、あそこにとめている警察の車が、本当に道交法に適合しているのか。パトランプをつければいいというものではないです。本当に緊急車両なのかと、そういう議論も、ちゃんとうちの区から言わないと、何でもかんでも警察が言うとおりにやっていると、警察の都合がいいようになってしまうのは目に見えているし、この協議の中でも今いろいろ議論があって、この間、私も委員長を2回もやってますけれども、ずっと話していて、ここは代表質問でも触れさせてもらいましたけど、やはりそこら辺はちゃんと本当にこの地域の人たちの利便性というところを、どこまで警察は考えているのか。自分たちに都合がいい話と、あと上が決めてしまったからって、よくあるのです。  蒲田警察と話をすると、蒲田警察は変えたいのですけど、本庁がこういうふうに決めてしまったのでという話もよくある。それは、言葉は悪いけど役所の都合だから。我々は、区民の都合でやるべきだから。そこら辺の議論は、初動期なので、全部がこれで解決しなくても中長期でカバーするというのは、それはあります。確かに、蒲田駅の今グランデュオのところの建て替えの話もあるし、あのままでいいのかというところもあるし。  先ほど野呂委員からお話があった、看板がいっぱい並んでいる、ちょっとこの図で言うと、右側のあそこの建物も大分老朽化が進んでいて、建て替えもという話も出ているし、再開発の話も東口の一部では出ており、ブロックを限ってという話も出ているので。今回で全て解決するとは思ってませんけれども、何でもかんでも言うとおりというところだけは、しっかりこっちからも意見は言うということと、議会側が、そんなにはいはい言いませんよということだけは、しっかりと言っておいていただきたいと、要望だけしておきます。 ◆岸田 委員 図の⑨の白いエレベーターと人専用のと、あと給気施設と書いてありますよね。あれ、多分駅をおりた人が正面に見ると、すごい圧迫感があるのかなと。今のこの絵で見せていただくと、何かちょっとせっかく広場は広くしているのに、何か狭く見えるような気がするのですけども。いろいろ検討されたのだろうとは思うのですけども、あそこしかなかったのかなというのと、例えば分離して、もうちょっとちっちゃいものにしてもいいのかな。エレベーターと出入口と給気は別のほうにというのは、あまり考えていなかったのですか。 ◎浦瀬 建設工事課長 今、委員からご指摘のありました、この平面図で見ると、どうしても白くて、ちょっと目立つのですけれども、実際に位置としては、ちょっと構造上あの位置で動かすことは難しかったのですけれども、実際駅をおりて正面の空間が広く広がって見られるように、今我々のほうでは、ガラスでなるべく透明感があるような形で、圧迫感がないような形の整備を考えております。 ◎大見 拠点まちづくり担当課長 ちょっと補足させていただきたいのですけども、都市づくり推進会議の座長である、有識者である中井教授とか屋井教授も、そういったことは言われてございますので、先ほど言ったように、スケルトンにするとか、あとなるべく高さを抑えて圧迫感をなくすとか、そういった検討は、今進めているところでございます。 ◆岸田 委員 よろしくお願いいたします。せっかくいいものをつくって、やはりちょっとというのは。いろいろと失敗しているところはあるみたいなので、ぜひいいものをつくっていただきたいと思います。 ◆野呂 委員 蒲田のこの出迎える顔として、モヤイを置き込むのですけど、あれ、どうして京急側に向いてらっしゃるのですかね。私、蒲田駅から出たとき、いらっしゃいといってモヤイが迎えてくれるのかなと思ったのですけど、何かさっきの図面だと、逆を向いてなかったですか、わざとああしたのですか。 ◎大見 拠点まちづくり担当課長 モヤイ像につきましては、地域の要望で待ち合わせの場所ということなのですけど、モヤイ像って実は裏表ございまして、だから顔は両方にあるのです。なので京急を向いているというわけではないです。ちゃんとJR蒲田側にも向いています。 ◆野呂 委員 安心しました。何か、うちの役所の前だと二つ並んでいるのがあるので、あれと思いました。よかったです。  あと、この腰掛のスツールとかパイプなのですけど、パイプはちょっと年をとってくると座りにくいので、腰掛のスツールがあることと、それから、ベンチがありますよね、ベンチも置くのですよね。置かないのですか。 ◎大見 拠点まちづくり担当課長 腰掛パイプは、我々としては若者に座っていただきたいと思ってございまして、高齢者とかそういった方には、一人がけ用スツールを考えてございます。今おっしゃったベンチにつきましては、そこに置くと、いろいろそこで長居されたり、例えばなのですけど、何か飲食されたりとか、そういったことも考えられるので、やはり維持部門とか我々庁内で話した結果、そこに腰掛ベンチという形では置かないという形を考えています。 ◆野呂 委員 図面に腰掛ベンチ⑬とあるのですけど、だから聞いたのですけど。置いてくださるのだなと。腰掛ベンチと⑬、これは違うのですか。 ◎大見 拠点まちづくり担当課長 申しわけございません。これはベンチではございませんで、腰掛パイプです。すみませんでした。 ◆野呂 委員 間違いですか。これは腰掛パイプ。この周りにパイプを置くのですか。 ◎大見 拠点まちづくり担当課長 すみません、ベンチは設置せずに、腰掛パイプということです。 ○高山 委員長 その部分の映像は、すぐには出てこないですか。 ◆野呂 委員 私たちに示したくれた図面に、⑬腰掛ベンチと書いていたので、ベンチを置いてくださるのだなと、高齢者の方は助かるかなと思って見ていたのです。だけど、これは全部パイプということですね。 ◎大見 拠点まちづくり担当課長 大変申しわけございませんでした。資料の表記にミスがございますので、修正させていただきたいと思っています。申しわけありませんでした。 ◆馬橋 委員 今回、さっき動画の中でも、この交通島のところで将来的にイベントができればというお話もあったのですけど、この交通島はどういう扱いなのですか。公園になるのか、それとも道路になるのですか。 ◎大見 拠点まちづくり担当課長 道路という扱いになると。 ◆馬橋 委員 そうすると、例えば公園なんかだと、公園管理のほうにお願いをして、使用料を払って、そこでイベントというのはよくあると思うのですけど、道路というのは、道路使用許可をとって、ここでイベントをするということも可能になるのですか。その場合の使用料とか、許諾権とかというのは、どういう感じになるのですか。 ◎中山 地域基盤整備第二課長 現在も、例えば西口駅前広場でもイベント等が行われております。そういった際におきましては、地域の方々等の要望であったり、出張所のほうからイベント等の案内をいただきまして、区のほうで一時的な使用を認めているということがございます。  なお、警察の使用許可等につきましては、警察との協議になりますので、そちらのほうに提出をしていただいております。 ◆馬橋 委員 では今後、イベントという部分で、何かさっきのキッチンカーがここに入っていたりとか、テントが出ていたりとかと、割と本格的な感じのイメージがあるのですけど、どちらかというと商業というか利益目的というよりは、地域の方発議の地域主体の手づくりイベントみたいな、そういうのを想定しているというか、それしかできないということですか。 ◎中山 地域基盤整備第二課長 現在のところですと、委員のおっしゃるとおり、営利目的等に関しましては、ちょっと道路管理者としては許可できない状態になっておりますので、地域イベントとして検討してございます。 ◎大見 拠点まちづくり担当課長 補足させていただきますと、こちらに今、イベントを出してですけども、あくまでイメージということで、これをこのようにやるというわけではございませんので。今後、広場の完成に向けて、地域の方々と、例えばどういうイベントを開きたいのかとか、使い方のルールとか、そういうものを考えていきたいと思いますし、我々の前提としては、先ほど言ったとおり、公共性があるということと、地域振興に役立つとか、そういった観点がまず趣意なのかなと考えてございます。 ◆馬橋 委員 公共性とか地域振興とかというテーマが、多分大田区としての方向性だと認識をしました。ただ一方で、蒲田は、最近住みたくないまちランキングに入ってしまったりとか、あとタレントのマツコ・デラックスさんが蒲田に来て、何か蒲田は飲兵衛ばかりでとかと、そういう悪いイメージを植えつけられているから、だから、こういう駅前で、いわゆるちゃんとしたと言うとあれなのだけど、明るい楽しいイベントがやっているというのも、一つシティプロモーションとして使えるのではないかなと、まさに駅の目の前なので。  なので、そういう部分で、この広場は常にがらんとしているというよりは、よく、これもたしか本委員会だったと思うのですけど、富山のほうに視察に行かせていただいたときに、駅前の中央広場で週末になると必ずイベントをやるという。そうすると市民の方々が、週末ここに来れば何か必ずやっているから、富山の駅に集まってくるのだみたいな、そういうのがあって。富山の場合は、要は過疎地というか、地方に広がっている人たちを、どうやって都市部に呼んでくるかという、それが課題だったのですけど。この蒲田も、せっかくここにこういういい広場ができるのであれば、結構頻繁にこういうところでイベントをやっていたら、すごくおもしろいのになというのは、ちょっと思ったのです。なので使いやすい整備というか、規則整備はぜひやっていただきたいなと思います。 ◆深川 委員 今の話も、なかなか難しい部分があって、ほかのエリア、もっと地価の高いところだと、結局この店のこのロータリーの目の前に店を構えている人たちは、すごくお金を払っているわけ、固定資産税を含めて。だけど、ここでイベントをやる人が、例えば出店料2,000円でいいですと言われて、例えば30日やったら6万円キリ払わないで、あそこで開放的なイベントができて、目の前でお客さんをどんどん呼んでいって、その周りのお店は賃料を30万円も40万円も払っていて、目の前で全部かすめ取られてしまうということも、やはりあり得るのです。  だから、イベントをやるなという気もないし、かといって毎日やってしまえというつもりもなくて。そこら辺の調和をしっかりと考えてやっていかないと、何でもかんでもイベントをやってしまうと、周りのまともにお店を構えている人たちからすると、何なのだというところもあるので。ぜひ、そういった意味では、どういうコンセプトで何のためにやるというところを、やはりメインにして、地域の活性化とか、外国人の方々に楽しんでもらうとか。  例えばドイツだと、フライマルクトというイベントがあったり、クリスマスマーケットがあったりとかという、いわゆる季節的な、この季節になったらこんな感じというものが固定化されているわけです。それとうまく協調して、あれは毎年毎年やっても文句が出ないという話があると思うので、そこら辺は、ぜひ蒲田のこの商店街の方々に入ってもらっている協議体の中で議論をしていくのだけど、これもまた蒲田の人たちだけと話をすると、やはり話がおかしくて、やはり、これは区民全体のものだから、六郷の人と話をしてもいいし、調布の人と話をしてもいいし、大森の人と話をしてもいいしという部分で、あまり蒲田の現地のニーズというところにわい小化しないで、これもちょっと以前質問で言いましたけど、やはり区民全体を視野に入れた中での一番の中心拠点が、今蒲田になっているわけですから。その中での蒲田という位置づけにしないと、ローカルな駅の蓮沼駅と一緒にしてはいけないから。ほかの電車が重なって入ってくるわけだから、やはり普通のローカルな駅という位置づけではなく、ただ地元の人たちだけの意見を聞くのではなくて、もっともっと幅広い人たちから意見をとってくるという観点でやっていただきたいと、要望だけしておきます。 ◎齋藤 まちづくり推進部長 ちょっと今の点に関して、私からの補足でございますけども、もともと、この蒲田駅東口広場をつくるときのコンセプトが、歩行者空間、要するに歩行者に快適なという部分を主目的にしてございました。ですので、今回の初動期整備によって、歩行者空間が広がるというところでございます。  その中で例えば推進会議だとか、東口の検討部会の中でイベントをやりたいという要望も随分いただいたのですが、それはあくまで副次的な目的でございまして、イベントが主ではないですよと。ただ、せっかくある空間であるので、使っていただくことは結構ですということは申し上げてきました。  そんな中で、広場全体の何を優先するかというところも、もちろんございますし、それから、広場の使い方をどうするのか、これも全体的に考えなければいけない問題で、今ご指摘がありましたように、蒲田の地元だけではなくて、広く大田区民からご意見いただきながら、この広場をどういうふうに使い勝手よくしていくのかというところも考えていきたいと思っております。
    ◆奥本 委員 ⑨の人専用出入口エレベーターなのですけど、今地下に何も施設が、ここの場所になかったと思うのですけれども、何か施設をつくられる予定なのでしょうか。 ◎大見 拠点まちづくり担当課長 こちら、ごめんなさい、地下の部分なのでこの中には明示はしてないのですけども、この下の部分に地下自転車駐輪場ができます。先ほどから、地下自転車駐輪場の出入口と申し上げているのは、そういうことでございまして、この下に約2,800台が収容される、地下自転車駐車場ができるということでございます。 ◆奥本 委員 ということは、駐輪場の出入口が、ほかにもあるのですけど、そちらとつながっているという考え方ですか。 ◎大見 拠点まちづくり担当課長 そうなっております。先ほども申し上げたのですけども、コンセプトとして歩行者環境の改善ということで、今もそうなのですけど、この広場の中に自転車を入れないという方向性ですので、走ってきた自転車につきましては、今ここにすべては表現されてないのですけど、それぞれ外側の出入口のところで地下に入ってもらうということで、基本的に、この広場の中にある出入口というのは、人専用になってございます。 ○高山 委員長 よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 それでは、また気になる点があれば、個別に聞いていただければと思います。  次に、その他所管事務報告について、一括して理事者の説明をお願いいたします。 ◎榊原 都市計画課長 私からは、まちづくり推進部資料番号19、まちづくり推進部事業概要について報告させていただきます。  令和元年度のまちづくり推進部の事業概要としまして、部の目標、重点目標、組織、職員配置、各課の主な課題や事務事業をまとめたものでございます。  1ページに執行体制としまして、先ほど冒頭ご挨拶させていただきましたが、黒色が今年度変わった箇所でございます。その中で4月1日付けで耐震改修担当の副参事が設置されておりますので、つけ加えてご説明をさせていただきます。  次に、6ページなのですが、冒頭に部の目標としまして、「機能性×柔軟性=まちづくり推進部」としておりまして、機動性と柔軟性を兼ね備えた職員を育成するとともに、変化の激しい時代においても臨機応変に対応できる組織を構築して、持続的発展を続けられるまちづくりの実現に取り組んでいくものとしてございます。  以下に、重点項目や各種事業等を記載してございます。今後は、事業の進捗に合わせまして委員会報告させていただきますので、後ほどお目通しいただければと思います。 ◎深川 まちづくり計画調整担当課長 私からは、まちづくり推進部資料20番により、東京における都市計画道路の在り方に関する基本方針(案)について、ご報告いたします。  まず、1、現状ですが、東京都と区市町は、都市計画道路の整備を計画的に進めるため、おおむね10年間で整備すべき路線を優先整備路線と位置づけ、平成28年3月に第4次事業化計画を策定しております。現在、この計画に基づき整備を推進するとともに、都市計画道路の必要性を適宜検証し、見直しを行っているところでございます。  次に、2、都市計画道路の在り方検討についてでは、第4次事業化計画で優先整備路線等として選定されなかった、残る約2割の都市計画道路について、事業着手までに期間を要することから、新たな検証項目として、概成道路、交差点、都市計画公園との重複等を設定し、都と市区町協議で検討を行ってまいりました。  今後、変更対象となる都市計画道路の対応方針を示した、東京都における都市計画道路の在り方に関する基本方針の策定、公表に向けた取り組みを進めてまいります。  3、検討経過としましては、平成29年5月から都と区市町協働で検討を行い、これまでに課長級による協議を8回、部長級による協議を6回、特別区検討会を6回開催してまいりました。平成30年7月には、中間のまとめの公表及びパブコメを実施してございます。  4、現在の検討状況についてですが、基本方針(案)を本日の午後公表する予定でございます。  5、今後のスケジュールです。令和元年7月から8月の約1か月間、基本方針(案)についてパブリックコメントを実施し、東京都が意見等を募集いたします。その後、ご意見等を参考に、令和元年12月に基本方針を公表する予定でございます。  なお、この案につきまして、大田区内の都市計画道路につきましては、計画等に変更はございません。 ◎片平 地域整備担当課長 私からは、まちづくり推進部資料22番、地区まちづくり協議会の認定について、ご報告いたします。  地域力を生かした大田区まちづくり条例第12条第1項の規定に基づき、資料に記載の団体を、新たに地区まちづくり協議会として認定いたしました。  名称につきましては、田園調布・多摩川地区まちづくり協議会。  設立は、令和元年6月1日でございます。  活動範囲は、田園調布特別出張所管内を基本としております。  設立にあたっての組織構成は、地区の自治会・町会で構成されております、田園調布地区自治会連合会となっております。  協議会の会長は、地区自治会連合会の千葉謙吾会長となっております。  目的としましては、会員の総意に基づく運営により、歴史と伝統、自然といった地区の特性を生かした魅力あるまちづくりと、次の100年を見据えたまちづくりを目指し、まちの魅力と機能向上を図っていくことを目的としております。  続きまして、今年度の活動計画でございますが、1番目が、まちづくりの課題の整理と対応策の検討。2番目は、まちづくりの目標・方針骨格の検討。3番目は、まちづくり検討会議の開催。4番目が、重点検討範囲における検討。最後に、まちづくり広報活動の5項目となっております。  参考としまして、現在のまちづくり条例に基づく、地区まちづくり協議会認定団体について記載しております。 ◎榎田 住宅担当課長 まちづくり推進部資料23番、住宅マスタープランの改定について、ご報告いたします。  大田区住宅マスタープランの位置づけは、大田区基本構想及びおおた未来プランを実現するための個別計画でございます。  また、国の住生活基本計画や東京都住宅マスタープランとの整合をとり、大田区空家等対策計画など住宅政策に関係する他の個別計画と連携し、整合をとっております。  大田区住宅マスタープランは10か年計画で、当初に作成いたしましたのは、平成4年でございます。以後、平成13年、平成23年と2回改定しております。現在のプランは、令和3年で10年が経過いたします。また、平成23年の改定以降、空家の増加や住宅確保、要配慮者の増加、マンションの老朽化など状況が変化してきております。このため、国や東京都の動向を踏まえ、住宅環境の変化に対応し、地域特性に応じた今後の住宅政策を体系的・総合的に推進するための指針といたします。  スケジュールは、令和元年度と令和2年度の2か年で、資料記載の作業を行い、令和2年度末に改定を行います。  計画期間は、令和3年度から令和12年度まで、10年間でございます。 ◎中村 空港まちづくり課長 私からは、令和元年度空港まちづくり本部事業概要について、ご説明させていただきます。空港まちづくり本部資料番号1番をご覧ください。  令和元年度の空港まちづくり本部の事業概要としまして、部の目標、組織、職員配置、事務分掌、予算のほか、参考資料としまして、羽田空港国内線及び国際線定期便数の一覧、乗降客数、貨物取扱いの推移なども掲載させていただいております。  なお、各事業の進捗などにつきましては、今後、特別委員会におきまして、必要に応じてご説明させていただきますので、後ほどお目通しをいただければと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎保下 都市基盤管理課長 私からは、都市基盤整備部資料番号6番から10番まで、続けてご報告いたします。  初めに、資料番号6番をご覧ください。令和元年度都市基盤整備部の事業概要といたしまして、部の目標、重点項目、組織図、職員配置状況、分掌事務、主な事務事業の予算を取りまとめております。各事業の進捗などにつきましては、今後の委員会におきまして、必要に応じてご報告いたします。よろしくお願いいたします。  続きまして、資料番号7番、大田区無電柱化基本方針の策定について、ご報告いたします。  策定の趣旨でございますが、本方針は、次年度策定予定の(仮称)大田区無電柱化推進計画の基礎となる基本方針を策定するものでございます。区における無電柱化の考え方を定め、効果的な無電柱化の推進を図ることを目的としております。  2、策定のポイントでございます。国につきましては、平成28年4月に全国の国道の緊急輸送道路におきまして、電柱の新設を禁止いたしました。また、同年12月には、無電柱化の推進に関する法律が成立し、無電柱化を進めるための法整備が行われました。  さらに、法の中では、市町村の計画策定が努力義務となっております。区の動向といたしましては、現在、都市計画道路などで無電柱化を進めております。  右側をご覧ください。3、効果としまして、無電柱化を行うことにより、都市防災機能の強化、安全で快適な歩行空間の確保、良好な都市景観の創出が図られます。  策定にあたりましては、国や東京都の動向を踏まえながら、大田区の実態に即した方針を作成してまいります。  次に、計画面では、大田区緊急2か年計画や都市計画マスタープランなど、区の既存計画において無電柱化すべき道路の位置づけを整理、無電柱化路線選定に関する方向性を明確にしてまいります。  今後のスケジュールにつきましては、下のほうをご覧いただきたいと思います。今年度中に策定予定となっており、次年度中には基本方針を踏まえた無電柱化事業の実施計画とも言える、(仮称)大田区無電柱化推進計画を策定する予定となっております。  続きまして、資料番号8番、洗足池水環境改善基礎調査その2(生物調査)の報告についてでございます。  洗足池公園の約50%を占める洗足池は、江戸時代から中原街道の名勝地として知られ、景観や歴史的伝承を楽しむ憩いの場として親しまれております。この都内の有数の規模を誇る淡水池である洗足池のさらなる水環境改善に向け、調査、分析を行ったものでございます。平成29年度から調査を開始し、昨年度、平成30年度は、池及び周辺部の生物の生息状況を調査いたしました。  概要版の左側をご覧ください。実施期間は、平成30年4月から31年3月まででございます。調査した生物や調査回数、調査地点、調査方法は、表及び図面のとおりでございます。  調査結果を、右側、3.1生物調査結果概要の表をご覧ください。下のほうに集計がされておりますけれども、172の生物が発見されてございます。  2ページ目をご覧ください。生物の生息状況について整理したものでございます。生物の生息状況につきましては、陸地部広範囲に確認できた生物と、樹林地を中心に生息している生物に区分してございます。水域につきましては、1、池を広く利用している生物、2、岸部の水生植物周辺を利用する生物、3、ビオトープや水田、湧水が流入する流れ、池本体が離れた水域でございます。  左下の図は、生息範囲を図面でお示ししたものとなってございます。  右側のほう、調査結果をご覧ください。外来種対策(案)でございます。ブルーギルにつきましては、全魚類の確認個体数の7%と低い数値でございました。その下のほうをご覧ください。コイにつきましては生息個体数が多く、水性植物等に大きな影響を及ぼしている可能性があり、コイが生息しているため、ブルーギルが少ないという調査結果でございました。  その下をご覧ください。水生生物の生息環境の整備方針(案)でございます。ブルーギルの低密度エリア、また大型コイが進入できないエリアなどを形成し、低生生物、魚類への影響などの低減、また水生生物の回復を試みることが整備方針でございます。  また、ビオトープや水田、湧水が流入する流れの適切な維持管理、ヨシ類、ガマ類エリアの適切な維持管理、定期的な調査や経年変化をモニタリングすることが望ましいという整備方針(案)でございます。  公園利用に関する普及啓発については、記載のとおりとなっており、なお、令和元年度、2年間の調査及び事例検証を踏まえ、洗足池水環境改善対策基本構想(素案)を策定していく予定となってございます。  続きまして、資料番号9番をご覧ください。資料番号9番、公園緑地ストック活用基礎調査その2についての報告でございます。  調査概要・目的でございます。過年度実施いたしました公園実態調査の結果などを踏まえ、令和2年度に予定しております緑の基本計画の見直しに向け、公園整備・管理方針(素案)及び地域に根ざした公園整備計画構想(素案)を作成するための調査・検討を実施いたしました。  2、公園の整備方針(素案)についてでございます。今後の整備方針のあり方として、3点ございます。区民に親しまれる暮らしの庭、地域に根ざした身近な公園、3、おおたの魅力を発信する公園でございます。  次に、配置及び整備方針をご覧ください。6点の視点で整理してございます。  地域に根ざした公園の整備、拠点公園などの整備、新スポーツ健康ゾーンの整備、まちづくり事業と連携した公園の整備、多様な都市公園制度の活用、6、確保整備の目標でございます。  3、公園の管理方針(素案)につきましては、今後の公園管理のあり方につきまして、3点ございます。地域力との連携、二つ目に国際都市おおたの魅力発信、三つ目に公園利用の快適性や安全安心の向上でございます。  右上のほうをご覧ください。地域に根ざした公園管理方針につきましては、地域力を生かした公園利用の推進、地域特性を生かした魅力ある公園利活用の推進でございます。  その下をご覧ください。拠点公園の管理方針につきましては、公園特性に応じた魅力の向上、公民連携による公園利用の活性化でございます。  また、公園施設の適切な維持管理につきましては、長寿命化対策による施設の維持・更新、安心安全対策による衛生・防犯面の維持向上、適正な植生管理による生態・環境管理でございます。  その下、公園管理情報の一元化につきましては、効率的な管理体制の構築、積極的な情報発信を行ってまいります。  4、地域に根ざした公園整備計画構想につきましては、ストック活用と魅力向上の方針の提案がございます。一つ目が、いきいき健康公園づくりと、二つ目に子育てひろば公園づくりの点につきまして、活用方針の提案例をお示ししてございます。  モデル地区を例に挙げまして、2ページ目、3ページ目に例を挙げておりますので、後ほどご覧いただきたいと思います。  続きまして、資料番号10番、野川、仙川、谷沢川、丸子川洪水浸水想定区域図の改定及び呑川、丸子川の水位周知河川指定について、ご報告いたします。こちらの報告につきましては、防災安全対策特別委員会にも報告予定となってございます。  浸水想定区域図改定の目的は、平成27年度に改定されました水防法第14条により、想定降雨量を「想定し得る最大規模の降雨量」に変更することになりました。それを受けまして、東京都では、都内各河川流域の区域図の改定を進めてございます。今回、野川、仙川、谷沢川、丸子川洪水浸水想定区域図の改定が行われ、6月27日に公表されました。  洪水浸水想定区域図は、別紙のとおりとなってございます。  次に、呑川、丸子川の水位周知河川の指定についてでございます。東京都は、水防法第13条により、令和元年度から呑川、丸子川を水位周知河川に指定いたしました。水位周知河川とは、流域面積が小さく、洪水予報を行う時間的余裕がない河川につきまして、あらかじめ定めた警戒水位に到達した場合、都が、区や報道機関へ情報発信を行い、避難を促すものでございます。  なお、運用につきましては、都が監視カメラ、また水量板などを設置してから開始となります。開始予定月につきましては、9月以降を予定してございます。 ◎岡本 都市基盤整備部副参事〔糀谷・羽田地域基盤整備担当〕 続きまして、都市基盤整備部資料11番、西四児童公園の供用停止について、ご説明させていただきます。  公園に隣接する西糀谷老人いこいの家の廃止に伴い、児童公園といこいの家跡地をあわせて、新たな児童公園とする再整備工事を行うため、西四児童公園の供用を停止いたします。  西四児童公園の位置は、大田区西糀谷四丁目24番21号で、案内図にお示ししているところでございます。  供用停止期間は、令和元年9月7日から令和2年3月1日までの予定でございます。  なお、供用停止期間の満了後は、公園を増設して供用を開始いたします。既存公園面積は341.91平米、増設後の公園面積は922.92平米でございます。  資料2ページ目をご覧ください。上は公園の現況図、下は再整備後の平面図でございます。  資料3ページの図でございますけれども、公園整備後の完成予定図でございます。 ◎丸山 環境計画課長 環境清掃部からの所管事務報告は4件でございまして、私からは、資料番号7から9まで、一括してご説明させていただきます。  まず、資料番号7番をご覧ください。令和元年度の環境清掃部の事業概要としまして、部の目標、重点項目、組織、職員配置、予算、各課の課題や主な事業をまとめてございます。  4ページには、冒頭に部の目標を記載しておりまして、以下、重点項目等を記載しております。後ほど、お目通しいただければと存じます。  続きまして、資料番号8番でございます。おおた打ち水大会の実施でございます。  こちらのほうは、ヒートアイランド対策、また地球温暖化対策の一環としても実施しておるところでございまして、自然の力で手軽に涼しさがとれる打ち水の効果を、各家庭や地域に対してアピールするために、毎年実施をさせていただいている事業でございます。  今年で11回目となりまして、内容につきましては、記載のとおりでございます。  また、本年度につきましても、大蒲田祭の中のイベントとしまして実施をさせていただく予定でございます。  続きまして、資料番号9番、食品ロス削減プロジェクトの実施についてでございます。  食品ロス削減に向けた施策としましては、昨年度から本格的に開始をさせていただきました、フードドライブを実施しているところでございますが、今年度は、フードドライブに加えまして、記載の事業を含めて食品ロス削減プロジェクトとしまして、食品ロス削減の機運を高めてまいりたいと考えてございます。  事業の実施概要でございますが、まず、(1)大田区食べきり応援団でございますが、こちらは区内で食品ロスに取り組む飲食店、食料品取扱い店等を食べきり応援団としまして登録をしていただき、区ホームページなどでPRしまして、下記に掲載してあります登録店ステッカーや啓発用ポスター、卓上ポップを希望する事業者に配布することで、事業者及び消費者への食品ロスに対する意識啓発を図るものでございます。  飲食店等の食品ロス削減のための取り組み内容としましては、枠の中にありますように、ハーフサイズなどの小盛メニューの設定、また見切り品などの値引き販売などを実施している事業者が対象となります。  なお、登録事業者の募集は、今月から商店街連合会や宿泊業者団体等に周知をしまして、協力を依頼してまいる予定でございます。  次のページでございますけれども、食品ロスにかかわる出前事業でございます。将来を担う小中学生を対象にしまして、食品ロスについて知る、考えるきっかけとなるように出前授業を実施するものでございます。  事業の実施方法でございますけども、座学と調理実習方式でございまして、座学は3校、調理実習は1校を予定しております。座学につきましては、本日、12日、金曜日に大森第六中学校で実施をさせていただいているところでございます。なお、実施委託事業者は、一般社団法人フードサルベージという事業者になります。  続きまして、(3)の地産地消型未利用食品のマッチング事業でございます。こちらのほうですけども、区内の事業所から発生する、まだ食べられる未利用食品を、区内で食品を必要としている団体等にマッチングしまして、食品ロス削減を図る事業でございます。  事業のイメージでございますけども、次のページをご覧ください。こちらのほう、左側に区内小売や、卸売事業者等の事業者からの未利用食品、また区内事業者からの防災備蓄品などを、何をどの程度、いつ提供できるかという情報を、あわせて右側の食品の受益団体からの、何をどのぐらい、いつ必要かという情報を、事務局として区が電話、メール等の手段により把握しまして、マッチングしまして提供者から受益者へ直接運搬をしてもらうというシステムでございます。
     戻っていただきまして、2ページ目の下のほう、昨年度からこれまでの実績でございます。昨年度、試行の事業として実施してからの実績でございます。学期末の在庫整理となった給食用食材や企業の防災備蓄品などを、区内の福祉団体、ひとり親家庭の支援団体とか、こども食堂等に寄附をしているところでございます。 ◎池田 清掃事業課長 それでは、私から、大田区分別収集計画(第9期)の策定につきまして報告をいたします。  修正後の環境清掃部資料番号10番をご覧ください。本資料につきましては、一度配信をさせていただきましたが、その後、資料2枚目に記載の数値の誤りがあることがわかりまして、修正後として、改めて配信をさせていただいたものでございます。委員の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしまして、申しわけございませんでした。  資料の説明に入ります。1の根拠です。本計画は、容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律、通称、容器包装リサイクル法に基づき策定したものでございます。  次に、2、計画策定の目的でございます。一つ目は、区が3Rを推進するため、容器包装廃棄物の分別収集の実施に関する事項を定めること。二つ目は、容器包装廃棄物の量を推計し、国における再商品化計画の基礎数値とすることでございます。  3の計画期間につきましては、記載のとおりでございます。  4の計画量につきましては、別紙にまとめてございます。こちらにつきましては、後ほどご説明をいたします。  5、容器包装リサイクル法における役割分担につきましては、資料に記載のとおりでございます。  6、計画の対象品目でございます。こちらは事業者に再商品化の義務があるかどうかで、大きく二つに分類をされております。①の品目につきましては、事業者が再商品化費用を支払ってリサイクルが行われている品目になります。②の品目につきましては、既に市場の中でリサイクル、取引されている品目であり、事業者は再商品化費用を改めて支払う必要はない品目でございます。  本計画の位置づけにつきまして、資料一番下の米印で記載をしてございます。事業者による安定的な再商品化を実施するため、国の定める推計手法に基づき、全国の自治体が計画期間内における予測回収量を3年に一度見直し、都道府県を通じて国に報告しているものでございます。  したがいまして、計画策定時期における最新のデータをもとに、回収量の数値を算定し直し、報告していることを主眼としておりまして、中長期の計画を新たに策定しているというものではございません。  次に、資料の2枚目の別紙をご覧ください。こちらは、今回新たに策定した、第9期の計画と現在の計画である第8期の計画との数値を比較した表でございます。  1の計画期間につきましては、第9期と第8期の計画期間を、年度ごとに丸印で記載をしております。3年に1度見直しを行っており、令和2年度と令和3年度につきましては、計画期間が重複しております。  次に、2の回収量の見込みでございます。第9期の計画初年度であります令和2年度におきましては、1万9,458トンの回収量といたしました。前回第8期の計画では、令和2年度の回収量は1万8,287トンと見込んでおりましたので、資料の一番右側の列にございますとおり、前回計画に比べて106%、6%の増加という形で考えているものでございます。  回収する品目ごとの内訳につきましては、その下の表にまとめてございます。各年度ごとの数値につきまして、記載のとおりご確認をいただければと存じます。 ○高山 委員長 それでは、委員の皆様からの質疑をお願いいたしますけれども、今回各部から事業概要の説明がありましたけれども、今後、事業の進捗に合わせて必要に応じて説明をしていただくということになりますので、細かい内容についてもしあれば、後ほど個別にお問い合わせいただければと思います。  まずは、部ごとに行いますので、まちづくり推進部に関して、ご質問をお願いいたします。 ◆福井 委員 先ほど委員長のほうで、事業概要、細かいことはということだったので、大きな変更点について聞きたいと思います。  1番の1ページです。まちづくり推進部事業概要、今回、新空港線・まちづくり調整準備室ができましたよということで、今までは新空港線だけだったのが、まちづくりと調整をしていくということで。区長の挨拶の中でも、新空港線を整備することによって、この沿線のまちづくりをやっていきたいという話がありました。なので具体的に、この沿線というのはどこを指しているのか、調整していくのかというのを教えてください。 ◎榊原 都市計画課長 新空港線につきましては、多摩川線を通って京急蒲田までという流れで計画されておりますので、その沿線のまちづくりということで考えてございます。 ◆福井 委員 それは全ての多摩川線の沿線の各駅が、全てですか。 ○高山 委員長 どうしますか。新空港線・まちづくりの準備室の担当課長は、本日出席しておりませんが。 ◆福井 委員 体制が変わって、ここは大事なところでしょう、変わったところだから。事業概要の一番初めに書いてあるわけだから、新たにつくられた。 ○高山 委員長 お答えいただけるのであれば、いいですけれども。どうですか。 ◎榊原 都市計画課長 全てのまちづくりということを考えておりますが、その中でも優先度を決めて、今後進めてまいるような予定にしてございます。 ◆福井 委員 3ページの都市開発の10番目に東急多摩川線沿線駅と書いてあるのです。対象駅に限ると書いてあるので、これの整合性を聞きたかったのです。ですから、この対象駅というのは、どこになるのでしょうか。 ◎榊原 都市計画課長 対象の駅と書いてございますが、全線にわたり、今のところ対象になると考えておりますけれども、その中で、これから優先度の高い駅というのを計画してまいりまして、進めてまいる予定でございます。 ◆福井 委員 そうすると対象駅に限るというのは、今年で調べて、対象駅を絞っていくということでよろしいのですか。 ◎榊原 都市計画課長 今後の沿線のまちづくりの中で、当然地域の動きなども合わせまして考えていくものとしてございます。 ◆福井 委員 この準備室のほうで、負担割合を決めていきますよということなのです。負担割合を決めて、そのために調整、準備していくということなので、負担割合というのは、私は二つあると思っていて、東京都と大田区の割合と第三セクターで大田区が出資する割合というのが、二つあると思うのですけど、その負担割合は、この二つの考え方でよろしいですか。 ○高山 委員長 その辺の詳細なことについては。 ◆福井 委員 これで進めていくというのだから。今年変わった大きな点ではないですか、委員長。区長が言っているのだから。 ◎榊原 都市計画課長 負担割合につきましては、国の補助金の割合のほかに、東京都との負担割合、あと三セクに出資などもございますが、今現在、関係機関と調整中でございまして、それが調えば、またお知らせしてまいりたいと思います。 ◆福井 委員 その負担割合というのは、今60億円貯金していますよね。この60億円で賄えるかということなのですけど。そうしなければ、区民の皆さんに負担がかかるわけなので、この60億円で間に合うように話し合いをされているかどうかというのを教えてください。 ◎榊原 都市計画課長 その辺の調整を、ただいましているところですので、わかり次第、またお知らせしてまいりたいと思います。 ○高山 委員長 よろしいですかね、新空港線に関しては。さっき、最後と言ってましたけれども。必要に応じて、今後その辺は説明があると思いますので、今、担当課長がいませんし、都市計画課長が今わかる範囲で答えてはくれていますけれども、これ以上に関しては、後ほど個別に聞いていただければと思いますので。 ◆福井 委員 区民の負担が増えるかどうかは、大きな問題だと私たちは思っているから、今ある中でちゃんとできるのか、それとも今考えているというのであれば。 ○高山 委員長 だから、その辺をこれからしっかり調整するために、こういった準備室をつくって、これから検討していくということなので、その担当の課長がいないところで、ここで質問をしなくても、今後継続してやっていただければいいと思いますけれども。 ◆深川 委員 議運委員長の立場から申し上げたいと思うのですけど、その内容については、交通臨海部活性化特別委員会で所管するとなっているわけですから、その委員会で。事業概要は部全体を書いてあるのです。その中で局面担当として、この内容については特別委員会でやりましょうということは、これ議会全体で決めたルールですから、もし、失礼な言い方なのですけど、一人会派の方が、その委員会に出席されないから、ぜひともこの委員会で聞かせてくださいというのであれば、私はそれはやむを得ないかなという部分はありますけども、御党の場合は、この交通臨海に委員を出されている会派ですから、それはその会派の中で、議会の中で、どこの委員会で所管するかというのを決めたのですから、その議会のルールにはしっかり従っていただきたいと思います。 ◆福井 委員 この出された体制に対して聞いているので、室長もいらっしゃるわけでしょう。なので全体のこの考え方として、今伺っているので、細かいことについては、今、深川委員が言われたように、委員のほうには伝えてやっていきたいと思うのですが、全体的な考え方として私は聞いていたので、これについてやりたいと思っているのですけど。 ◆深川 委員 交通臨海の常時出席に、まちづくり推進部長がなられていることは、ご存じですよね。だから、その委員会で聞けるのです。この委員会で聞かなかったら室長がいないというのであれば、聞けないというロジックはわかりますけれども、いるので、その委員会に委員を出されているわけですから、そちらで聞いていただきたい。そのように分掌したのです。議会の決定として。それはぜひご認識いただきたいと思います。 ○高山 委員長 ほかに質問いかがでしょうか。 ◆馬橋 委員 資料番号22番の地区まちづくり協議会の認定についてというところで、これは私自身も、このまち協の設立総会も行かせていただいたのですけれども、結構この設立にあたっては、今回終わった2定のときには、せせらぎ公園の件も議案で出てきたりとかして、かなりまち協の設立総会というよりは、せせらぎ公園の開発についての質問がかなり多く出ていました。  その中ですごく感じたのですけど、下に参考として①から⑦まで各まちのまちづくり協議会が、今現在大田区内でこれだけありますねというのがあるのですが、そもそも、まちづくり協議会は、まちの住民の方々が、自発的に自分たちのまちをよくしたいという思いで立ち上げるものだと思うのです。その中で、やはり当然ですけど、それに賛成する人もいれば、それに対して少しご意見、物申したいという方もやはりいらっしゃって、今回の田園調布・多摩川地区まちづくり協議会の設立総会に参加をされている方のうち、私が勝手にみたところ、大体ですけど8割、9割ぐらいは、割とこんなこと知らなかったみたいな、何でこそこそやりやりやがってみたいな、そういう方が結構多かったのです。  ただ、何でもそうだと思うのですけど、大多数の賛成している方というのは、ある意味沈黙をされて、それ以外の小数で、やはり何か意見を言いたいという方が、やはりそういうところに来て、わっと声を上げるということが往々にしてあると思うのですが、その中で出た意見の中に、今回のまちづくり協議会を設立するにあたって、その情報は、どうやってその地域の方に周知したのですかという意見が結構多かったのです。それに対して、この千葉会長からのご回答としては、町会によって、町会長の裁量で、会報で回したところもあれば、回してないところもあったみたいな。その回されていないところの人たちは、全然知らなかったというのもたくさんあって。  なので、これは一応意見なのですけど、例えば、まちづくり協議会は、結構住民発意でやる大きな動きだと思うので、そんなにぽこぽこたくさんできるわけではないので、例えば区報とかホームページとか、何か一定期間多くの方が視認できるものに、認定をした後だと、ちょっと遅いとは思うのですけど、何か大田区として、地域の方にそういう動きがあるのですよというのを教えてあげるような助けというのは、何かできないものですかね。 ◎大木 都市開発課長 この田園調布・多摩川の協議会に限らず、全ての協議会で地域の皆さんにどのようにお知らせをしていくのかというところについては、やはり課題になっているところもあるとは聞いています。我々、行政のほうのスタンスとしましては、委員がおっしゃるとおり、地域の皆さんの主体的なまちづくり活動の支援というのが、まず第一義的にございます。その活動の周知も含めて、地域の皆さんの中で主体的にやっていただくというのが、まず第一義的かなと考えています。  運営経費ですとか、活動経費の助成支援の中に、その協議会による広報活動についても、当然対象にしてございますので、そういったところも活用していただきながら、まずは協議会の皆さんとして、しっかり地域の皆さんに周知をしていただく。その活動についても、しっかりと効果が上がるものにしていただくというところが、まず行政側としてのスタンスかなとは考えてございます。 ◆馬橋 委員 今回、千葉会長からも、いろいろとお話は伺ったのですけど、大田区の助成を対象にアドバイザーというのですか、コンサルが入って。その方は、この大田区内の二つか三つコンサルに入られた会社がやられてらっしゃる、弁護士だったか、コンサルが入られているのですけど。  ただ、準備会自体は、もう1年、2年前ぐらいから動いていたみたいなのですけど、やはり初めてのことを皆さんやってらっしゃるので、例えばそれを周知しますとかというのも、それこそ、回覧で回すといっても、結局、ではやろうとやってくれる町会長もいれば、やらない方もやはりいらっしゃったりとかして。やはり満遍なく地域の対象となる区民の方々に、この情報が行き渡ってなかったというのが、一つこの場が結構荒れた原因だったのかなと、私はちょっと思ったのです。  それが回っていれば、それはあなたが見てなかっただけではないですかと、多分言えたと思うのですけど。いろいろ確認したら、うちの町会は回ってなかったのだみたいなのが結構あって。それで、ちょっと不信感を持たれたというのも。あとは、たまたま、そのせせらぎ公園の再開発とタイミングが重なっているというのも、もちろんあると思うのですけど。  何か準備会を設立されて、そこから大田区の助成が入って、コンサルが入っていろいろ動いているという、そこまで行っているのであれば、まち協として認定をする前の段階でも、当然お金としての支援はそうなのですけど、大田区としてオフィシャルにこういう動きがあるのですというのが、何か少しでも、一定期間でもいいので、ホームページに出ていれば。例えばこういう動きが今多摩川・田園調布地域で行われていますとかというのが出ていると、それだけでちょっとしたエクスキューズにもなるし、ある意味情報の公開にもつながるのかなと、私は思うのですが、その辺の検討はしないのですか。 ◎大木 都市開発課長 この田園調布・多摩川の話には、ここでこうした活動が行われていて、準備活動が行われていて、協議会の設立に向けて活動をしていますということは、まちづくり認定審査会の中では報告として節目節目でされておりましたので、当然我々事務局も含めて把握はしておりました。それを我々、区の立場から、地域の皆さんにお知らせする、発信するというところは、正直今までやってきてなかったのですけれども、今回そういうご指摘もいただきましたので、今後の課題として、認定審査会の運営の方法も含めて、そういった中でもう少し工夫ができないかというところは検討してまいります。 ◆馬橋 委員 最後に要望をさせていただきたいのですけど、ちょっと年代で区切るのは、すごく語弊があるのですけど、今回、千葉会長をはじめ、町会長が、ほとんどまち協の役員になっているのです。ただ、今回この設立総会に来ていて、結構熱いご意見を言っている方というのは、大体お見受けすると30代から40代ぐらいの方が多くて、その辺は、やはり、いわゆるネットリテラシーの習熟度も全然違うので。この年代の方々というのは、SNSもそうだし、ホームページ、何でも情報をとりにいく世代で、やはり、今回まち協のいわゆる役員をやってらっしゃる方々というのは割と大先輩が多い中で、その情報公開のやり方というのも、また少し変わってくると思うのです。  その辺の感覚がやはりずれてくるので、そこを行政として、ある程度サポートしてもらえると。当然、区報とか、そういうのは今までのやり方として、区報は難しいのかもしれないのですけど、例えばホームページにちょっと載せるとか、それぐらいだったらできるのではないかなと、私はちょっと思ったので。少し検討していただけると、今後のまち協の設立の推進にもつながるし、やりやすい情報公開が進んでいくのかなと思いましたので、一応要望させていただきます。よろしくお願いします。 ◆野呂 委員 事業概要について、まず。先ほどの福井委員の質問で何かやりとりがございましたけれども、今回組織改正があって、それで組織の表記は変えましたけれど、新空港線の整備促進の重点事業の担当課は都市計画課のままで、私たちの委員会の資料として出してますよね。だから、これも変えればいいと思うのです、きちっと。新空港線・まちづくり調整準備担当を新たにつくったのですから。ここに重点事業として、新空港線の整備促進ということで、1ページをあえて割いて、お金についてはどうするとかいろいろ書いてますから、部長もいらっしゃるので、やはりできるだけ議員の質問というのは、やはり答えていく。この場で聞けることは聞くという、答えていくということが大事かと思います。  質問は、資料20番の都市計画道路についてなのですけれども、ほかのもう一つの報告の中でも記載されていましたけれども、この補助43、44とあるのですけども、東京都とも協議を、これまで8回行っている等のご説明がございましたけれども、環8に抜けるところ、まだこれからだと思うのですけど、この点について、今後も変わる兆しというのはないのですか。このままで行ってしまうのですか。昭和21年に計画されて、もう何十年も経過して、私も役所へ入って、こんな昔の計画道路が、このまま整備されるのだという驚きというのでしょうか。まちが変わっていくのに、住宅がどんどん建っているのに、その住宅を全部どけて、そろばん塾のところを貫通して、よけてもらって道路を通すような、やはりそうしたことというのは、本当にどこかで見直して、今ある道路を活用しながら抜け道を考えるとか、東京都とそういうご議論はしないのですか。それとも、地域のご意見としてはあげてくださっているのですかね。これはちょっとどうなっているのか教えてください。 ◎深川 まちづくり計画調整担当課長 今回の検討の中では、優先整備路線として指定されてなかった部分の、残り約2割のところの再検討をしたものでございます。これまで優先整備路線として計画されているものにつきましては、引き続き、活力とゆとりのある都市の実現ですとか、広域的な交通、あとまた災害に強い都市づくりという視点から、引き続き整備に向けて取り組んでいく予定でございます。 ◎榊原 都市計画課長 今の見直しというお話なのですが、都市計画道路というのは、大田区だけのネットワークではございませんでして、周辺区との連続性など、あとは交通量ということで決められております。ですので、その路線を廃止するにあたりましては、周辺に代替の道路があれば、廃止が可能となってございます。そういう中で見直しは何年ごとかで繰り返しされておりまして、そういう検討の中で代替がなかなか難しいということで、今のような形になってございます。 ◆野呂 委員 私が、かつてこの委員会で議論していたときも、21年にこの計画道路が決まったときに、ちょうど近隣に何かとても有名な国会議員が住んでらっしゃって、ちょっと変えたのだと。そこのうちの前のところ困るから脇にそれたのだという話を、委員会で先輩議員がされていて、えって。地域の声で変えられるのだ、だったらこれも変えられるかなと思いながら議論をしてきた経過がありました。  今、区内の道々橋から環8へ抜ける久が原のところですよね。もちろん環7に抜ける、道々橋から環7に抜けるところは、もう既に整備されていますし、あそこは広がっていくことがとても便利かと思うのですけど、道々橋から環8へ抜けるところの、まさに住宅を全部どいてもらって、道路を新しくつくって整備しなければいけないでしょう。そういったところをちょっと迂回しながらでも、抜けられるような形はできないのかなと、ずっと思っていましたけど。これは無理ということですか、よその区に関係ないと思うのです。 ◎榊原 都市計画課長 道路幅員というのは、必要な交通量に基づきまして算定をしております。それで今、委員のおっしゃられた道路というのは、44号線の道々橋から環8に抜けるような通りのお話だと思いますが、必要幅員が15メートルと今計画されておりまして、それで先ほど言いました、環7や環8周辺のネットワークの交通量を想定しながら必要な交通量というのを出しております。ですので、代替の道路がほかに同じような幅でできれば、そういうことが考えられて、廃止になるようなケースがございます。  この場合には、今のところそういう道路がなくて、このような計画になっているというところでございます。 ◆野呂 委員 東京都に、地域でこんな声が上がっているのだということを、届けてはくださっていらっしゃるのですかね。久が原の方は、いつもものすごい数の方たちが、どうにかしてほしいと。学校もありますし、そのそばを通るような拡幅の仕方になっていくので、それらも含めて、皆さんずっと住み続けてこれまでこられたので、東京都には、そういったお声は届けてくださってますか。 ◎榊原 都市計画課長 ですので、先ほど来、見直しを10年ごとにしているというお話を少しさせていただきましたが、その中で、当然そのような話はさせていただいております。 ◆福井 委員 野呂委員が言われたところも、私も気になっていたのですが。今回、都市計画道路で必要な見直しを行っていきますよということで、優先整備路線等に選定されたところは、事業概要の26ページに一覧表で書いてありますので、ここはしっかりやっていくということで、残りの2割の見直しを含めて、この見直しというのは、廃止も含まれているのでしょうか。 ◎深川 まちづくり計画調整担当課長 この2割につきましては、事業化まで相当な時間がかかることが想定されますので、今、委員がおっしゃるようなことも含めながら、道路の幅員ですとか、周辺のネットワークと全体を考慮して、今回見直しを検討したところでございます。 ◆福井 委員 確認なのですが、これを26ページの都市計画道路優先整備路線一覧、ここはしっかりやっていきますということで資料をいただきました。この中に先ほど野呂委員が言われた、南久が原のところは入ってないのですね。ということは、そこの見直しはこれからしていきますよということでよろしいのですか。 ◎深川 まちづくり計画調整担当課長 見直し対象路線ということでございます。 ○高山 委員長 ほか、いかがでしょうか。よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 それでは、続いて、空港まちづくり本部、こちらは事業概要のみということですので、よろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 それでは、次は、都市基盤整備部からの報告について、質疑をお願いいたします。 ◆岸田 委員 洗足池の資料番号8番、水環境改善調査。この調査で目的が池の水環境ということを書いてあるのですけども、これ調査した結果がどのようになるのかなというのが、あまりぴんと来ないのですけども、これから策定するということなのですけど。例えば、池の水の改善をしようとしているのか、例えばしゅんせつするとか、かいぼりするとかというそういうことまで、これから考えるということなのでしょう。 ◎保下 都市基盤管理課長 ただいま委員からご指摘ございました点につきましては、昨年の9月27日のまちづくり環境委員会で第1回目の調査報告をさせていただきました。そのとき洗足池の水深、また今後の水質浄化の手法ということで、今、委員のおっしゃいましたかいぼり、あと水質のほかにも水質改善の方法がございまして、例えば曝気と言いましてエアーを送るとか、いろいろな方法があるのですけれども、そうした項目を、6点ほど提案させていただきました。  今回は、その第2弾ということで、どういう生物が生息しているかということをしっかり把握して、今後水質改善が、例えばしゅんせつ、また曝気等を行いながら、現在も行っている水質浄化に、さらに水質を改善していくために生物の状況を把握したという状況でございます。  これら2か年の調査結果を踏まえまして、今後さらに水質を改善していきたいと、区としては考えてございます。 ◆岸田 委員 いろいろな調査をやられて、多分それなりに一生懸命やられているのだろうと思うのですけども、たまたま大岡山まちづくり協議会と大森六中と風致協会とで、2017年だから、2年前に樹木の調査をしているわけです。多分、区のほうも把握していると思うのですけども、例えばそういう調査をしたのに、またこの樹木の調査を1年かけてやったというのは、ちょっと無駄ではないのかなという気がするのですけども。  あと、例えば生物の調査とか、生き物の調査なども一生懸命やってはいただいているのだろうとは思うのですけども、そんなの、そういう地域にちょこっと聞けばいいのかなと、そこまできちんとした調査をする必要はないのではないかなという、私はそういう気がしているのです。  ちょっと個人的な話になりますけども、今日の朝たまたまちょっと時間があったので、洗足池の公園を歩いたのです。そしたら、ちょっと長い棒があるので、よく見たら蛇なのです。多分、今日は朝から雨が降っていたし、人もほとんど歩いてないし、朝8時10分ぐらいなのですけども。そういうことがここには載ってないのです。蛇がいる、アオダイショウがいるというのは書いてあるのだけど、多分シマヘビだったのです。今日は、つまんで持ってこようかなと思ったのだけど、こんなところに持ってきたら、多分えらい、このぐらい大きいので、多分1メートル2、30はあるのだろうと思う。何かシマヘビは食べるとおいしいらしいので、ということをテレビでやってましたけども、そういうのもいると。ここには出てきてないですよね、そういう蛇がいるというのは。  そういう調査は、やはり年に4回やって、多分1日どのぐらいの時間かわかりませんけども、そういう調査は本当に必要なのかなという気がしているのです。ちょっと無駄ではないのかな。もっとそういう、多分区のネットワークというか聞けば、こういうのがいるよとか、こういう木があるよというのも全てわかるのだろうと思うのですけども。区のほうもちゃんと把握はしているのだろうと思うのだけど、どこまでそういう、わざわざお金を出して調査をかける必要があるのかなというのをちょっと感じましたので。今後、調査、調べるのも必要なのだろうけども、それよりももっと期間を短くして、改善に向ける努力をしていただきたいなということを、とりあえずお願いしておきます。 ◆須藤 委員 私は、ちょっと洗足池のところで、かなり興味深く見せていただいて、サンプリングの方法とか、いろいろ細かいことは、後でお伺いしにいこうと思うのですけど。これ総数が全部で309で、魚が57、両生類、爬虫類が27、貝類、底生生物が150で、それ以外が75という、鳥、トンボ等75ということだと思うのですけど、私、ちょっとこの中で気になったことが、洗足池は、たしかトウキョウダルマガエルがいると、私は聞いていたのですけど。トウキョウダルマガエルは、最近では確認されてないのですか。 ◎保下 都市基盤管理課長 今回の生物調査につきましては、こちらにお示ししたように、やはり調査回数が限られているという点と、右側の調査結果概要の下のほうにも書いてあるのですけれども、その他の区民協働調査実績報告書などのデータも、情報を取り入れながら、今回調査結果に反映させていただいているということです。この右側にも既存資料の調査結果、22年から30年まで今までの調査蓄積もございます。そうした中、やはりこの調査の中で出てこない生物というのもいるということが、事実でございます。 ◆須藤 委員 先ほど、岸田委員からもあったと思うのですけど、やはり、このサンプリングは私としてはすごい興味深くて大事だと思うのですけど、もし、この鳥であったり、虫であったりとか、あと池の上層を泳いでいる魚とかを確認するのは、結構難しいと思うのですけど、この309のうち、貝類、底生生物が150となっていると思うのですけど、この底生生物は、例えば洗足池の底にいる生き物を、がつっと網とかですくえば、結構サンプリングしやすいので、もし大田区中の水質調査とかそういうのを簡便に、かつ広範囲で定期的に、経時的に例えば1年後、2年後、3年後、10年後とはかるのであったら、私は底生生物のサンプリングというのは、かなり有効的かなと。  特に、ここではトンボ成虫としか書いてないのですけど、例えばヤゴであったりとか、そういう洗足池にはギンヤンマのヤゴがいてとか、例えば、小池には何とかトンボがいるとか、世田谷公園にはオニヤンマがいるとか、いろいろそういうのがわかると思うのですけど、そういうのを、ちょっともし今後取り入れていただくと、大田区内のトンボという目で水質であったり、環境の変化というのがわかるのかなと思いました。 ○高山 委員長 意見ということでよろしいですね。 ◆須藤 委員 意見と要望です。 ◆岸田 委員 資料9番の公園の遊具は、区はどのような考えをしているのかというのが聞きたいのですけども。大岡山の、今ふたがけをしているところの公園に、昔ブランコがあったのです。ブランコは、私は子どもが遊ぶものだと思っていたのですけども、たまたまそこにそれなりの年配というかお年寄りの方が来て、息子に、ちょっと障がいのある子なので乗せてあげたいと。子どもたちにちょっと待っていてくれないかということを言われたのです。その方は、約二、三十分乗れば、もういいのだと。ですから、ちょっと子どもたち待ってもらえますかということを言われて。  そこがなくなってしまって。今度は、あそこは道路ですから遊具は置けないですよね。そのときに、今の子どもが乗る遊具と大人が使える健康遊具って、今ありますでしょう。それを例えば子どもではなくて、ある程度の年齢の方でも乗れるような、そういう例えばブランコなんかも設置していただければいいなという気がしたのですけども。そういう遊具は、区はどのように考えておられるのか、ブランコは子ども専用だから子どもしか乗れない幅、大きさ、そういうものしか置けないよとかというのは、例えば大人の人が乗れるような少し広目のブランコなども設置していただけるような、そういう考え方はないものなのかどうかという。今考えても、あれなのでしょうけど。 ◎保下 都市基盤管理課長 私たちが公園整備をする際に、遊具を設置する場合の基準がございまして、遊具には、それぞれ対象年齢というものが、その遊具メーカーから設定されてございます。例えば幼児対象、また、あと小学生対象など、年齢とか、あと体重制限などが設定されているという状況で、例えば大規模公園、多摩川台公園とか大きな公園を整備する際には、当然そこを利用する皆さんがいろいろな対象年齢がございますので、小学生、また大人が使える、ある一定以上の体重まで支えられる遊具などを設置していくのですけれども、小さな公園につきましては、その公園の目的に応じて、例えば保育園利用者が多いところについては、幼児用を設置したりしているというのが現状でございます。 ◆岸田 委員 資料11番の児童公園は、多分区としては子どもが対象の公園だろうという想定で、公園整備をしているのだろうと思うのですけども、これから高齢者の方々が多くなってくると、子どもたちが使うよりも、やはり高齢者の方が出てきていただいて、例えばそこでゆっくりお話をするとかという、そういう考え方もこれからは必要なのだろうと思うのです。そういう考え方をこれから取り入れて、整備も。児童遊園は、子どもたちだけの公園ではなくて、多くの方々が使えるような公園に、これからしていただきたいなということで、要望としてお話しさせていただきました。 ◎岡本 都市基盤整備部副参事〔糀谷・羽田地域基盤整備担当〕 今要望ということでございましたけども、今回こちらの資料番号11番のほうでご案内しておりました西四児童公園の整備計画、これはまさにちっちゃな子どもからお年寄りまでが、ちっちゃな幼児向けの遊具を配置するとともに、高齢者の健康づくりに役立つような健康遊具も配置するという、まさに今、委員がおっしゃったようなコンセプトに立って整備する児童公園でございます。 ◆岸田 委員 何か幼児が乗っかるようなブランコ、背もたれがあるブランコも設置していただけるということのお話を聞きましたので、すばらしいなと思っております。  もう一つ、ベンチのことなのですけども、やはりお年寄りが、例えばお話しながら座れる、単独のベンチではなくて、二、三人座れるようなベンチも考えていただいてもいいのかな。そして背もたれもあるベンチも考えていただけると、いいなという気がするのですけども。 ◎岡本 都市基盤整備部副参事〔糀谷・羽田地域基盤整備担当〕 こちらの今、西四児童公園ではございますけれども、お年寄りの方ですとかが複数談笑しながら過ごしていただけるように、サークル型のベンチを、木陰になるようにシンボルツリーを設けまして、その木の下でお休みいただけるようなベンチを設置したということでございます。 ◆岸田 委員 この絵を見させていただくと、背もたれがないですよね。単なる丸い円盤型のベンチですから。もし可能ならば背もたれがあると、高齢者の方が、私たちも背もたれがあると、この椅子はとても楽なので、これは背もたれのない椅子だと、ちょっと後ろにばたんと倒れてしまうかなという感じがするので、ちょっとそういうのも考えていただきたいと思います。 ◎大田 基盤工事担当課長 今回、建設工事課のほうで工事を行うのですけれども、この3ページ目の絵を見ていただきたいのですが、右側のほうのトイレのところには、背もたれのものがありまして、ちょっと場所によって、そのように使い分けた構造とさせていただいているところでございます。  サークルのところを背もたれにするかにつきましては、またいろいろ検討をさせていただきたいと考えております。 ◆岸田 委員 すみません。たまたま大岡山の駅の整備をしていただいて、木の木陰の下に丸いベンチがあって、そこは背もたれがあるのです。結構お年寄りの方が、そこに座りながら、お話しをしながら、要するに孤独ではなくて、隣に座った人と話しているような、そういうことが時々見かけますので、ぜひそういう観点も入れていただきたいということで、よろしくお願いいたします。
    ◆野呂 委員 公園の遊具のことと公園について出たので。包括外部監査が昨年度は公園について膨大な資料を監査してくださって、すごい読みごたえがあったのですけれども、その中に公園の台帳が整備されてないというご指摘があったので。これ公園法に基づいて台帳の整備をしなくてはいけないという決まりがあるのですけれど、大田区にその台帳がなかったということで、ご指摘を受けて。やはり全ての公園についての台帳をつくってあるのかということと、もう一つ、今遊具のお話が出たので。大田区で1,800を数える遊具が、区内のあちこちの公園にありますよね。この遊具の台帳がなかったように思うので、これはとても大事で、かつて下丸子の公園で事故があって、緊急ですぐ対処してくださって、すぐ動いてくださったのですけれども。やはり、いつ入れた遊具で、どのぐらい劣化が進んでいるということを、随時点検しなくてはいけないと思うのです。そういったこともあるので、その台帳というのは非常に大事なのかなと、今私も遊具の話を聞きながら思いました。  それから、もう一つ、ベンチについて。私がふれあいパークで管理している公園は、木の背もたれのあるベンチがあって、かつては2人がけを真ん中で仕切って、何かホームレスの方が横になれないようにしていたのですけど、最近とってくださったのです。だから非常に皆さん和気あいあいと腰かけて、お話ししながら、たまにお昼を食べながら過ごしてらっしゃるので、やはり区の大切な公園で、そういった高齢者にとっても背もたれのあるベンチというのは、とてもいいかなと。うちの公園には設置してくださっているので、とてもありがたいなと思っていました。 ◎武藤 道路公園課長 公園の台帳につきましては、各個別の図面等々を含めて、各地域基盤、維持部門ではできてはいるものの、しっかりとしたものができていない状況でございますので、台帳はなしということでございます。台帳については、整理していかなくてはいけないと我々は考えておりますので、今後の整理の手法等を含めて、今どのようにできるか検討しているところでございます。こちらにつきましては、大事なものと認識はしてございます。 ◎大田 基盤工事担当課長 遊具点検について、お話しさせていただきます。都市基盤整備部としましては、平成29年度に都市公園法の改正以前から、年1回委託による点検を全体的に行っています。その中で、各管理部署において把握をしているところでございます。 ◆福井 委員 資料7番、無電柱化基本方針の策定について伺いたいのですが、この策定にあたってのポイントの中で大田区の動向で、区においては東京都無電柱化推進計画に準じてやりますよと。そのためには歩道幅が2.5メートル以上確保できる都市計画道路の整備等に合わせて進めていくということなので、歩道幅が2.5メートル以上なければ、大田区として、これ未満だとやらないということなのですか。それとも、2.5メートル以上を、先にまずやっていこうということなのでしょうか。 ◎保下 都市基盤管理課長 本日の資料に大田区の動向として書いてありますのは、現在の動向でございまして、現在は、都市計画道路は歩道がしっかり、道路構造令に基づきまして2.5メートル以上確保しておりますので、現在都市計画道路で行っているという状況でございます。  今後の、この無電柱化基本方針につきましては、今後、基本方針を策定して、次年度具体的な推進計画を定めてまいりますので、その中でさらに具体的な推進を図ってまいりたいと考えてございます。 ◆福井 委員 進めるにあたっては、電線共同溝方式による場合だと、どうしてもやはり地上機器を設置するために、この幅が必要だよということで理解しているので、この電線共同溝方式だと、やはり2.5メートル以上なければ、無電柱化はできないということなのですか。ちょっと、その辺が。  というのが、仲池上に歩道が狭いところがあるのです。歩道が1メートル未満なところの真ん中に電柱が通っていて、車椅子が通れないわけです。ベビーカーも。車道に出ざるを得ない状況なので、まずはそういった狭いところをちゃんととってほしいということがあるので、だからその辺をちょっと細かく聞いているのですけど。この辺はどうなのですか。ですから、2.5メートルではなくても、1.5メートルでもやっていくよとかがあれば、教えてもらいたいのだけど、この2.5と書いてあるので、すみませんがちょっと詳しく。 ◎保下 都市基盤管理課長 今後、やはり基本方針策定ということで、それは今後の検討になるのですけれども、やはり技術革新も今後進んでいくということも考えられますし、大田区区道は776キロございますので、全ての道路をやるということは、非常にやはり費用的にも難しいという現状がございます。やはり優先順位をつけて行うにあたりまして、その歩道の幅員というのは、やはりポイントとなってくると考えてございます。  なぜ2.5メートルかと言いますと、道路構造令で有効幅員といいまして、人が歩く空間を2メートルしっかり設けないといけなくなります。そうしますと、2メートル以外、残り50センチの中で、そのボックス部分を設置していかなければならなくなりますので、約2.5メートルは必要となってまいります。  近年では、やはりいろいろな技術が進んでおりまして、公共空間とか民地、要は住宅の中に協力を得られる場合は、そうしたボックスを公共空間の中に設置しまして、その歩道幅員がないところでもやっている事例は全国でもございます。 ◎榊原 都市計画課長 羽田のバス通りにつきましては、歩道幅員、歩道と車道が区別されてないところなのですが、区としまして特別決定をして、そういう歩道がとれない場所でも重要な位置づけ、羽田の玄関口とか、あと防災道路として使うとか、そのようなところで決定して進めてまいります。そのときには、今言いました周辺の公園などの用地や公共施設を活用しまして、そういうボックスを、地上機器を置いて工夫して、取り組んでおります。  したがいまして、様々な優先度というのを、これから整理をしながら、できる箇所を決めていこうというところでございます。 ◆福井 委員 都市計画道路にあわせてというのは、もう理解して、幅がとれるので、ぜひお願いしたいのですが、この中で、三つの効果の中で、安全で快適な歩行空間の確保ということなので、歩道のど真ん中に電柱があって、車道に出ざるを得ないという環境をどうしても変えていただきたいというのがあるものですから、ぜひそれはいろいろな判断をしていただいて、特別決定を含めて考えていただいて、より区民の安全な歩行空間の確保に努めていただきたいと要望します。 ○高山 委員長 都市基盤整備部は、ではこれでよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ◆野呂 委員 すみません、まちづくり推進部の資料23番。この住宅マスタープランの改定ということで、これとても大きな本当に改定になるかと思うのです。特に空家が増えていたり、オリンピックからもう50年以上たって、改築等めじろ押しですし、まちがどう変わるのかという、大きな節目でもあると思うのです。  そうした中で、区がこの住宅マスタープランをどのように置き込んでいくかというのは、とても大事です。先般、全国居住支援法人協議会の設立で、厚労省の事務次官の村木氏が就任されて、大会に参加してきたのですけれども、全国、皆さん、本当に役所の方も住民も、それからNPOも、いろいろな支援に携わっている方たちも、今後の日本がどのようになっていくかということは興味を持ちながら、課題として議論をされているのが、非常に心に残って帰ってきました。  私は、これ丁寧に丁寧にやっていただきたいと思うのですけれども、スケジュールを見ますと、今年度、委託事業者の選定から庁内検討ということで、ほぼすでにでき上っているのかなという気がしないでもないのですけれども、特にこのパブコメと、それから素案ができ上ったときの住民説明を、これは本当にあちこちで丁寧にやっていただきたいと思うのです。その計画については、これからなのかどうかも、もうほぼスケジュールができているのか、ちょっとお示しいただけますか。 ◎榎田 住宅担当課長 まだ細かなスケジュールまでは、粗々なものは考えてはいるのですけれども、細かなスケジュールまでは決まっておりません。前回の10年前の例で言いますと、今年度最初の1年目は庁内検討会を4回開いておりまして、有識者検討会が1回でございます。2年目が、庁内検討会が4回開いておりまして、有識者検討会を4回開いております。また、10年前のときは、パブリックコメントはやっておりますけれども、住民説明会はやっておりません。 ◆野呂 委員 住民説明会もぜひやっていただきたいと、これはしっかりと要望をさせていただきます。やはり皆さんから、ただパブコメだと、来る意見は限られてしまうかなと思うのですけれど、できれば多くの方に知っていただきたいということと。  あと有識者会議の中で、その4回で終わってしまえるほどのもので、大丈夫なのですか。今回、いろいろな方たちのかかわりが、きっと必要になってくると思うのですけども、特に大田区では、この間もシルバーピアの改築とか、いろいろな公共施設であれば長寿命化とか、いろいろな対策を講じてきて、公共施設のものについても考えてきていますけれども、きっとこれからだと思うので、できるだけ丁寧に、そしていろいろな意見を吸い上げながら、今後をしっかり支えるプランができていくようにご議論を深めていただきたいと思いますので、課長、よろしくお願いします。 ○高山 委員長 要望ということで、よろしいですね。 ◆野呂 委員 はい。 ○高山 委員長 それでは、最後の環境清掃部について、質問があればお願いいたします。 ◆馬橋 委員 資料9番、食品ロスプロジェクトについて、1点伺いたいのと、1点ちょっとご提案をしたいのですけど。  まず、これまでの地産地消型未利用食品マッチングの実績ということで、2点挙げていただいていて、防災備蓄品と、黒光商事、給食関連をやっていただいているところの業者の件だと思うのですけど。これから大田区におけるマッチング事業のイメージということで、右側に別紙で絵を描いていただいているのですが。これは今後、見込みというか、事業のマッチングの中で、どういうところを意識しているのかというところと、あとは量的なもの、今までやってきた実績として、どれぐらいの実施期間でこれだけやってきて、今後どのように拡大をしていきたいとかというのを、ちょっと教えていただきたいのですが。 ◎丸山 環境計画課長 この事業の目的は、フードドライブというのがあるのですけども、これはこのマッチング事業との違いなのですけども、フードドライブは主に家庭から持て余している食品を寄附なり持ってきていただいて、有効活用をすると。こちらのほうは主に事業者から賞味期限間近とか、持て余しているような食品、また防災備蓄品、そういったものをこちらに提供していただいて、必要な受益団体に持っていくと。  この事業を構築するにあたりましては、昨年度調査をしております。こちらの資料にも書かせていただきましたけれども、地産地消型未利用食品の有効活用に向けた需給調査というのを行いまして、主にアンケート調査を115件行いまして、その中からある程度の該当のあったところを、ヒアリングを15者ぐらいやっております。これは提供事業者、受益団体等を含めますけども、こういった提供側と受益側が把握できましたので、そこら辺の要望、希望を集約して、食品ロスの削減に努めたいという事業なのですけども、家庭からいただく商品数とか重量は、どうしても小規模になるのですけども、これは1事業者から出る、いただくものというのは、かなりの品目で商品数、重量がありまして、ある程度、食品ロスの削減の効果が見込まれると考えておりまして、こちらのほうも食品ロス削減の事業として広めていきたいと考えております。  それと、あともう一つ、実績ですけども、ここに書かせていただいている防災備蓄品とか黒光商事、こちらは防災備蓄品、こちらからこの辺の事業者からいただいているもの、結構即席ペンネとかカレーうどんとか、通常のアルファ米とかそういったものとは違って、通常でも食されるようなものなので、これは引き合いもありました。かなりそういったところで消費できたというところでございまして、黒光商事は、これは給食の区内の卸業者でございまして、主に鶏肉などを扱っているのですけども、冷蔵冷凍車も持ってますので、そういう車を活用して、直接受益団体に配送できるというところでやっていただきました。 ◆馬橋 委員 今回マッチング事業ということで、いわゆる大口の1,800キロとか。黒光商事は、私、自宅が黒光商事のちょうど坂の上に住んでいるので、よく存じ上げておるのですが。それとフードドライブというところの事業が、今後はやはりSDGs、SDGsと言われている中で、やはり食品ロスを減らしていく取り組みというのは、これから多分たくさん出てくると思うのです。  あとは、こども食堂も全国的に増えていますし、やはりその背景には、子どもの貧困とかいろいろな問題があって、そういうところに対して、区がどのようにやっていくのかというところは、すごく私も注目をしているところなのですけど。  たまたま先日、ちょっと調べていたら、さいたま市が結構おもしろい取り組みをやっていて、いわゆる外郭団体の一つ拠点をつくって、そこに住民の方も、事業者の方も、使えそうにない食材とかをどんどん持ってきて、そこに欲しい人が取りに来る、簡単に言えばこういう仕組みをつくっているということで。  今回このマッチング事業のイメージだと、食品の提供者がメールか、もしくは電話で、それをさらに欲しそうな人に、また電話かメールして、また連絡をもらって、また引き渡し方法をまたこっちに連絡して、また持っていってもらって、もしくは持っていけそうになければ、今度は環境公社に連絡してみたいな、すごく手間と時間がかかる。しかもそれを環境清掃部の環境計画課がやるという、ちょっと手間暇かかり過ぎかなという感じがすごいするので。例えばこういうところ、ほかの他区、他市の先進事例もたくさんあると思うので、もうちょっと簡素化をして、本当に多くの区民の方が使えそうにない食材を気軽に持っていって、しかもさいたま市の場合、フードシェアアプリ、アプリケーションを使って、そういうことをやると健康ポイントがたまってとかと、いろいろな取り組みを連動させてやっているのです。  だからそういうのがあると、もっともっとこの大田区内でフードドライブもそうだし、使えない食品のマッチング事業も進むのかなと思いますので、この辺何か少し本腰を入れて取り組んでもらえるとうれしいなと思って、一つ提案で終わらせていただきます。 ◆福井 委員 資料10番、大田区分別収集計画(第9期)の策定についてということで、資料の2ページ目です。ペットボトルとその他プラスチックの容器包装が、来年と再来年度でぐっと上がっているのですけど、これ計算方法を変えていないと先ほど説明いただいたのですけど、この増えているというのはどういうことなのか教えてください。 ◎池田 清掃事業課長 ただいまペットボトルとその他プラスチック製容器包装の量の算出について、お尋ねいただきました。算出の方法につきましては、従前と大きく変えているところではございません。現行の回収の実績を踏まえて、その回収実績に基づいて、区民の方がお一人1日当たり大体どのぐらいの量を出すかというところを計算した上で、その上で現在の人口、そういったものを掛け合わせながら算出をしているというところでございます。現行の中では、非常にペットボトルの回収量が増えているという状況を見込んだ上で、今後の計画の中でも少し量の増を見込んでいるという、そういう結果になっているものでございます。 ◆福井 委員 前回の陳情の中にも、やはり廃プラについてはしっかりやってほしいという意見も出ていて。これをどう見たときに、今現在の人口で一人当たりが増えていくということで計画量も増えていると説明を聞いたのですけど、大田区の徹底が広がることによって、区民の意識がしっかり上がって、ちゃんと、ではプラスチックはこうやってまとめて出そうよという意識の高まりで増えたのだなという数字なのかなと思ったので、それを細かく聞いたのですが。  これは、では一人当たりの量が増えていくという推定だということでよろしいですか、もう1回確認です。 ◎池田 清掃事業課長 委員のおっしゃるとおりでございます。 ○高山 委員長 ほかはいかがですか、よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 それでは、本日は以上で質疑を終結し、継続調査事件を一括して継続といたします。  次に、継続審査事件を一括して上程いたします。  継続分の陳情について、理事者から何か変動はありますでしょうか。 ◎榊原 都市計画課長 特に変化はございません。 ○高山 委員長 委員の皆様、よろしいですね。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 特になければ、審査は行わないこととし、継続審査事件を一括して継続といたします。  最後に、次回の委員会日程について、確認いたします。次回の委員会は、定例日の8月15日、木曜日、午前10時から開会とすることでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○高山 委員長 では、そのようにさせていただきます。  以上で、まちづくり環境委員会を閉会いたします。                午後 0時21分閉会...