大田区議会 2018-05-25
平成30年 5月 総務財政委員会−05月25日-01号
○田中
委員長 それでは
委員の皆様、質疑をお願いいたします。
◆鈴木
委員 補正に関して、もう時間もないので端的に幾つかお伺いいたします。
第一期
事業のための
用地であると認識しているのですけれども、この
事業をするに当たりまして、区にどういう効果がもたらされるのか具体的にお示しください。
◎
山浦 事業調整担当課長 本
事業につきまして、
羽田空港跡地は高度なもの
づくり技術を有する
中小企業が集積する
京浜臨海部に位置し、24時間
国際拠点空港である
羽田空港に隣接するなどのすぐれた
立地特性を生かした、この場所でしかできない
取り組みが求められております。国内外から企業、人材、情報を呼び込み、交流させることで、
区内中小企業にとっても
ビジネスチャンスが広がることが期待されます。
第一期
事業の展開により
先端産業事業では、
区内ものづくり企業の
ビジネスチャンスの拡大や雇用の創出、
文化産業事業では最新の
クールジャパン文化コンテンツに触れる機会の提供や
文化産業事業の
取り組みを通じた、
大田の魅力の発信などの効果が期待できます。
加えて、
跡地の来街者が区内へ移動し、
消費活動をすることにより、
経済波及効果など多様な効果が期待できるものでございます。
◆鈴木
委員 これは大きな支出で、非常に長期にわたる
事業ですので、しっかりと効果を打ち出していただきたいと思っております。
次に聞きますのは
事業の進捗なのですけれども、我が会派で第1回の
定例会の
代表質問で触れさせてもらいました。
国有地の処分が非常に厳格になった昨今でありますけれども、定められた手続にのっとって、
事業の進捗におくれがないように、しっかりと取り組んでもらいたいというところは、さきの本会議でも質問をしたところでございます。
2020年のオリパラ前の
まち開きに関して取り組んでいるとは思っているのですけれども、
事業におくれが出ないのか、この辺は非常に危惧しておりますけれども、いかがでしょうか。
◎
山浦 事業調整担当課長 第1期
事業につきましては、
事業用地の
取得のための
議案を、本
補正予算の可決をいただけましたら、速やかに
用地取得の
議案として提出させていただき、ご
審議いただきたいと考えております。
第1ゾーンの
まちづくりにつきましては、
事業用地を
取得後、
事業者へ引き渡し、秋の着工、その後2020年の
まちづくりの概成を目指し、第1期
事業及び
基盤整備をしっかりと進めてまいります。
◆鈴木
委員 第1ゾーン全体においても、
事業の
スケジュールに沿ってしっかりと進めていただくように要望しまして、最後に1点、
用地取得に関しては165億円と非常に多額の支出となります。ですけれども、50年間の
定期借地の
事業ですので、地代の収入が歳入として実際入ってくると思っております。
この地代の収入も含めた第1期の
事業、全体の収支がどのようになっているのかお示しください。
◎
山浦 事業調整担当課長 第1期の
事業用地の
取得経費は、今回計上しております164億9,000万円余り、
事業者からの50年間の
地代収入は約212億円を見込んでおります。
また、本
事業地で行う新
産業創造・
発信拠点の形成を
官民連携事業として進めること並びに
空港島内において国以外の
土地所有者として初めて
大田区が位置づけられることとなります。
24時間
国際拠点空港近接地のすぐれた
立地特性のある本
事業地を
取得できることは、
大田区の大きな財産になるものと認識しております。
◆鈴木
委員 以上3点聞かせてもらいましたが、最後に意見だけ申し述べます。
いろんな意見があると思いますけれども、我が会派に関しては、今回のこの展開というのが、まさに
大田区の未来に投資をする積極的な前向きな
予算投下であると位置づけております。しっかりと
空港臨海部が発展するようにご努力いただくことを要望して質問を終わります。
◆犬伏
委員 私も、我が会派も、空港の
跡地についての
事業の進め方については特に異論を挟むものではないのですけど、
先ほど他の議員から質疑がありましたように、165億円弱の
補正予算案が1日だけの
臨時会に出てくるということについて、若干の疑義がないこともないなと。
補正でありますから、当初
予算の編成後に新たに生じたことについて、既定の
予算に追加や変更することが、
地方自治法で認められているところでありますけど、この案件については、既に相当長い期間をかけて、
事業決定をしているところでありますから、しっかりした
金額は、国との兼ね合いあるので出てこないでしょうけれど、当初
予算に
概算額で出しておいて、
減額補正、増額
補正するということであれば、
先ほどのような質疑も出てこなかったと思うわけでありますが、小さな自治体の
一般予算を上回るような
補正でありますから、その辺はなぜ当初
予算に入れてこなかったのか教えていただけますでしょうか。
◎梅崎
財政課長 羽田空港第一期の
事業予定地が今回の
用地取得の経費になってございます。
先ほどお話ししたとおり、当初
予算編成時には
土地の
取得金額が確定していなかったため、今回の
臨時会での
タイミングというふうにあわせて計上させていただいたところでございます。
◆犬伏
委員 いや、その確定していないのはわかるのですけど、おおむねの
金額、全ての
予算ってそうじゃないですか。例えば、今回出てきた
平和島ユースセンターであるとか、
大田スタジアムについても、確定する
金額というのは入札をしてみなきゃわからないから、
概算額で、それも
予算が余りわからないように何となくの
金額で計上して、今回のように
契約金額が確定したら、その足りない分、もしくは余った分を
減額補正するというのが
予算編成の仕組みですから、確定していないから当初
予算に入れなかったというのはちょっと
合理性を欠いている。
何か別にあったのか。例えば当初
予算に入れると国に
大田区の
取得する価格がばれてしまうから載せないとか、そういうのならわかるのだけど、何でなのかなという、そういうことなのですかね。
◎梅崎
財政課長 委員のほうから今、お話のあったように、確かに、例えば
工事予算とか、そういったところでも、詳細の
金額を確かに
予算計上させていただくと、例えば入札の、その辺の、
金額の
妥当性というか、
予定価格がある程度そこからはかり知れてしまうというような、確かにそういうご指摘もあると思います。
今回の場合、確かに
金額もかなり高額でございまして、この
予算について、
基金の範囲でできるのかどうか、また、今後の
事業の
スケジュール感を考えますと、やはり
金額がしっかり確定した段階で
補正予算、この
臨時会での
補正予算という
タイミングが一番適切だというふうに考えておりまして、今回上程させていただいたものでございます。
◆犬伏
委員 私、議員になって以来ずっと言っているのは、皆様はこちらで決めたことを執行する
執行機関で、議決するのはこっちだよと。そちらで決めるのではないんだよと。だからこそ丁寧な
議会審査、もしくは
議会に提出する
資料提供をお願いしますということをずっとお願いしているんですけど。
ちょっと165億円の
金額を1日、それももうこの後、本会議に
委員会の審査結果を戻して議決をするという、本当に
緊急性のあるもの、いとまがないようなものであればやむを得ないと思うんですけど、もうずっと前からわかっているものに対して価格がぴったり決まってからやる。例えば、もし、財源が不足するような場合であれば、それこそ
補正でやればいいわけであって、どうもいまいち納得しないのですけど。理由は、その、今おっしゃった以外には何もないわけですよね。
◎梅崎
財政課長 今、お話ししたとおりでございます。
◆犬伏
委員 臨時会で
金額を、
補正を出して、そして次の
定例会で購入するという
議案を決めないといけないという時間的な制約もあることでしょうが、例えばこれが1億円、2億円の
補正であればしょうがないなと思うんですけれども、165億円という膨大な
金額の
補正をきょう上程して、きょう議決するというのは、ちょっと
議会に対してどうなのかなという、私
ども与党でも野党でもありませんけれど、一議員として疑問を感じるところであります。意見として申し述べておきます。
◆
大竹 委員 私も、うちの会派もそういう立場は同じです。
議会運営委員会の中でも、この短い限られた
議会の
臨時会に、こういう、それも高額な
補正予算を提出するということについては、いろいろとやっぱり十分な
審議が必要だということも含めて、あと20日後には第2回
定例議会が開かれるわけです。その中で、十分
審議すべきだというふうに私はまず意見を述べておきたいというふうに思います。
それと同時に、契約についてなのですが、これで進めていくということになっていくというのですが、ただ、実際、今回で、
臨時会で決まらなかったら、じゃあ、その
スケジュールが大幅に狂うのかという、そこら辺はいかがですか。
◎
山浦 事業調整担当課長 私どもは、
スケジュールに沿って、しっかりと
事業を推進させていただきたいと、まず考えてございます。
◆
大竹 委員 ですから、今実際に、これが20日後の2定でかかって、それで大幅に
スケジュールが狂うのか。
実際問題あれですよね、当初
予算に計上するというのが、今回の
補正予算で結局は価格が決まらなかったということも含めて延びているわけですよ。これは、ここがさらにどれだけ、私は違うのかと思っちゃうのだけれども、それはそれとして、ぜひ十分な
審議をしていただきたいということを含めて、20日後の本会議のほうがいいのではないかということを述べておきます。
それで、区長が挨拶の中で述べられました、結局この
土地が1945年の
GHQによって接収されたと。羽田の3町、
羽田穴守町、
羽田鈴木町、
羽田江戸見町の3町約3,000人の住んでいた住宅も、そして、工場も穴守稲荷も神社も、これは
移転先という、こういうことが進められたと。
そういうことを受けて、我々よく言っているんですが、昭和56年の3
者協議によって、いわゆる確認がされて、
東京都が
取得して、
大田区のいわゆる利用については要望を十分受け入れるという、こういう形ができて、それで推移していったというふうに思っています。
私もかねてから、この
土地は、本来
東京都が買うべきじゃないかという、この合意に基づいてこれが進められてきて、この間も何度かそういう形で計画もつくられ、そして、
大田区議会も、そして国のほうもそれについて申し出を行ってきたと。なぜこれが結局は、今回
大田区の
取得になるのかということについて、いかがですか。
◎
山浦 事業調整担当課長 区長の挨拶にもありましたとおり、
平成22年、国、
東京都、
大田区、品川区で構成される
羽田空港移転問題協議会において、
羽田空港跡地まちづくり推進計画が策定され、この計画において、
大田区が
取得していく方針であると定めたものでございます。
◆
大竹 委員 その前に、2007年、
平成19年に、
羽田空港跡地事業計画に向けての素案を受けて、2008年に
松原区長は、当時の
石原都知事に対して要請を出しています。ここでも
東京都が
取得すべきだということとあわせて、仮に
東京都が
取得しない場合においては、区が
空港跡地を可能な限り
取得したいと考えていますと、こう言ってしまった、これを。そして、ここが、やっぱり大きな転機になっているんじゃないかということを私は思っております。
それが結局、3
者協、
先ほど言われた
平成22年の3
者協の合意に結びついていくと。こういう
状況がやっぱり一つは、かわってきているんじゃないかというふうに思っていますが、こういう合意をしているという、ここに大きな、私は問題があると見ます。それは指摘しておきます。
それと、この面積の問題。面積も、当初約200ヘクタールということが言われました。これもまた歴史的にどんどん変わっていく。いわゆる2000年、
平成12年には77ヘクタールということが言われ範囲を確定。確定というか77ヘクタールという面積が出ました。それから、2002年、
平成14年には53ヘクタールが、これは提示されると。そして2007年、
平成19年のいわゆる第47回
羽田空港移転問題協議会、ここが開始されて、この53ヘクタールと。いわゆる、その一部、第1ゾーン、これが決まっていくという、そういう過程があるんですよ。
本当に当初200ヘクタールからすると、16.5ヘクタールですから、実際、10分の1以下というこういう
状況が生まれてきたということを含めて、これはやっぱり
羽田空港周辺の住民だとか、
区民の納得は得られないのではないかというふうに思っていますが、それについてはどうですか。
◎
山浦 事業調整担当課長 これまで、
計画等の策定を進めるに当たりましては、その都度
パブリックコメント等を実施してさまざまなご意見を伺い、
区民の声を
計画等に反映してまいっております。
◆
大竹 委員 ですから、そのこと自体が、当初200ヘクタール、どんどん減らされていくわけですよ。これは、言ってみれば
区民に対する
裏切り行為ではないのかなと。実際そういうふうに私は感じている、どうなのでしょうかね、これは。
◎玉川
総務部長 これまでの経過にかかわるご質問ですので、私のほうで答弁をさせていただきたいと思いますけれども、
大竹委員がおっしゃるとおり当初200ヘクタールということから始まりましたが、この間、
羽田空港、当時、予想もしなかった、再
国際化であるとか、取り巻く
状況が非常に変わってきているということと、昭和56年に交わした一定の合意から、
大竹委員、
先ほどご指摘のあった
区長発石原都知事宛ての文書の時期、もう二十数年経過をして、なかなか進まないというような
状況が当時あったわけです。
私どもは、地元の羽田の地域の皆様と定期的に、いわゆる意見交換する中で、早期の
まちづくりの
具体化というようなご意見を多くいただいていた
状況でもありました。
三
者協で
平成20年3月に
跡地利用基本計画を立てました。22年に、
先ほど、推進計画立てた、その節々で
パブリックコメントをさせていただき、
区民の皆さんの広い意見をくみ取り、あわせて
羽田空港対策特別委員会にも
適時報告をし、ご
審議を賜りながら今日に至ったということでございますので、いろいろな
状況の変化の中で、地元の方々、それから
区議会の皆様のご
審議の中で今日に至ったと、こういうふうにご理解いただきたいと思います。
◆
大竹 委員 確かに、歴史的なそういう変遷というか経過も含めてあると思います。ただ、やっぱり区の姿勢が必要だというふうに思っています。50ヘクタールについても、結局はその第1、第2、第3ゾーンで、第1ゾーンだけが
大田区が確保するということになってきちゃったわけですよ。その第2、第3ゾーンについても、当然その200ヘクタールからすれば、決して
大田区としては使用できる部分であったのではないかと、そういう部分で、実際どうだったのかなというのが、私は非常に疑問に思っています。
そういうことが広く
区民を納得させるというのは、
幾らパブリックコメントといっても、これはやっぱり全
区民という形にはならないですよ。
やっぱり、全
区民の利益、
先ほど言ったように、戦後すぐの撤収させられた、
区民の悲惨なそういう思いがその上にどんとあるわけですよ、これ。ですから、本来ですと、
区民の
土地なのだというところからいえば、どういうことに、実際、この面積も、そして
先ほど言った
用地の
取得についても、
区民の、やっぱり、無理解というか、納得が十分得られないんじゃないのかということが私は言えると思います。
それと、今回も
羽田空港対策積立基金、これを使うわけです。そもそもこの
積立基金というのは、
平成3年3月の第1回
定例議会で議決した内容ですよね。中身としては、目的がそもそも
羽田空港周辺地域住民の
生活環境、
自然環境の保持・改善を図ることとするというのがこの
基金の趣旨、目的だった。当初は
基金総額20億円ということでこれが組まれて、それで積まれたわけですよ。
ところが、どんどんこの性格もかわってくると。
先ほど言ったように、区がこの
基金を使って、今度は
用地取得をしていきましょうと、こういう形に変わってきて、ちょうどそれを境に、19年と20年にそれぞれ80億円ずつ積んで168億円になったと、そういう経過も含めてあるんですよね。
実際問題、
土地取得に使わなければ、これがいろんな形のやっぱり、この間もいろんな計画つくりましたよね。
科学館だとか、これは
区民に夢を与えるというような、そういう構想もつくったりしているんですよ。このぐらいのお金があればそういうのもつくれる。わざわざ
土地を買わなければ、
東京都が
土地取得してくれれば、そういう構想も
大田区が十分持てるし、これは
区民の利益に大いにつながっていくというふうに思っているわけですよね。
ですから、そういう部分も含めて本当に、今回の165億円ですか、これが実際問題、
羽田空港対策の
積立金から使われると。本来だったら違うんじゃないのかなと、私はそう思っちゃうわけです。本来の使途は違う、途中から変わっちゃったのですが、むしろ本当にこういう
区民に応える
施設等も、実際つくれたのではないかというふうに思っているわけですが、これについてどうですかね。
◎
山浦 事業調整担当課長 羽田空港対策積立基金につきましては、
周辺地域の
環境改善、
公共施設の
整備、
まちづくり整備事業などに活用することを目的に設置されまして、今回、
跡地第1ゾーンの高いポテンシャルを生かした
土地利用に向け、
取得して、新
産業創造・
発信拠点の形成を目指すものでございます。
◆
大竹 委員 それは実際、そういうのは
先ほどから聞いています。ですから、そういう、言ってみれば、財政的なことをどこに充てるかということが大きく問われているのではないかというふうに思っています。
それと、きょうの本会議の質疑でもあったのですが、国がこの間も、
大田区として国に対しても、やっぱり
東京都に対しても、いろいろな形で
土地を、いわゆる適切な価格、特に
大田区はそういう
歴史的経過があるということを含めて、この時価についての
考え方もいろいろ示して、この間。例えば2008年の、
平成20年に
空港跡地利用OTA基本プランの
財政スキームというのをつくっていますよね。たとえ時価であっても、この
歴史的背景を十分踏まえた払い下げの実現、これを行っていくのだという、こういう言い方していますよね。そこには、やっぱり戦後の
GHQに接収された、これが
十分要因として入らなきゃならないのだということを一貫して言ってきた。実際、今回、この時価という話になって、何だ、そういう部分が入っているのかというふうに思うと、全く入っていないという
状況じゃないのかなと。今まで
大田区が言ってきたことと随分違うのですが、それはどうなのですか。
◎
山浦 事業調整担当課長 今回の売払いにつきましては、区長の挨拶にありましたように、
平成29年9月28日の
国有財産関東地方審議会において、
大田区に対し、
産業交流施設及び
クールジャパン発信拠点施設の敷地として時価売払いすることについて適当と認められる答申があったものでございます。
この間の
調整により、本来であれば、
国有地処分は
一般競争にて売却となりますが、当地において、
随意契約により国が売却することができるとなったものでございます。
◆
大竹 委員 ですから、そこには、言ってみれば減額だとか、減免だとかということが全くされていないということですよ。全くの時価で買うということになるでしょう。
165億円というと、
平米当たり約28万円ですよ、坪92万円。これは、実際問題、そういう類いじゃないよね。
そういう、いわゆる時価、一般的な時価ですよ、これで買うという。
先ほど何か、
競争入札じゃないとか何とかという話、これこそあれですよ。この間の歴史を踏まえて、
競争入札になり得るわけじゃありません、実際問題ね。
その部分含めてあるということと、それと
東京都の、それで
財政支援も、この間求めてきたけれど、
東京都の
財政支援ってあるのですか。
◎
山浦 事業調整担当課長 この間の経過につきましては、
先ほど申し上げました
平成22年、
羽田空港移転問題協議会において、
羽田空港跡地まちづくり推進計画が策定されまして、そちらの議論を踏まえて、
大田区が過去の経緯を踏まえて
取得する方向で検討するとされ、これまで進めてきたものでございます。
◆
大竹 委員 ですから、その
東京都の
財政支援というのはあるのですかということを聞いています。
◎
山浦 事業調整担当課長 今回の
用地取得に関しては、
東京都の支援はございません。
◎中村
空港基盤担当課長 今回の
用地取得については、
東京都の直接的な
補助等はございませんが、この間、
基盤整備を進めている中で、
土地区画整理事業の
補助金として
東京都が
補助金を出しているというところがございます。
◆
大竹 委員 ですから、いや、その例の護岸なのですか。
◎玉川
総務部長 ただいまの答弁、補足させていただきます。
東京都は
区画整備事業という部分と加えまして、海老取
川護岸に面したところの
整備、それから、
跡地の部分で将来発生する
汚水等にかかわる下水の再
整備という部分で、ご負担いただけるようなことで今進んでいるということでございます。
◆
大竹 委員 それは、どのぐらいの
財政支援なのですか。わかったらちょっと教えてください。
◎中村
空港基盤担当課長 護岸の
整備は、まだ設計が終わっておりませんので
金額としては確定しておりません。
下水道についても今設計中でございますので、
金額については確定していないというところでございます。
◆
大竹 委員 そうするとこの
用地取得については、財政的な支援は全くないということでいいということですよね。
ですから、いずれにしても、これは
議会も、そして、言ってみれば区もこの間、
東京都の
財政支援については言ってきた部分であるので、単なる護岸
整備だとかいうことで、事は終わらないのではないかと。十分な
財政支援というのを、本来ですと、この
用地取得の部分についても、区は
財政支援のほうをと言ってきているということ含めてあるので、そこら辺は今後も十分言っていただきたいということとあわせて、今回これがないということ自体がどうなのかなと。
それと
先ほどの本会議の、いわゆる財産価格審
議会を経ていないという答弁がありましたよね。実際この価格について適正なのかという、我々も、ここがやっぱり
区民に対してもあると思うのだよね。実際問題、これ
先ほど言ったように、
平米当たり28万円、坪92万円、これは適正なのか。この適正という判断、誰が、どこが、区が、国がやったのか。
◎梅崎
財政課長 先ほど、
議案質疑のほうでも答弁させていただきましたが、国の方針等に基づいたものであり、我々財政課としても適正なものと考えてございます。
◆
大竹 委員 ということは国の言いなりで決まったということなのかな、じゃあ。そういう話じゃないですか。だって国が決めて、それで、適当だと思って区が買うということでしょう。国の言いなりということですね。そうですか。
◎
山浦 事業調整担当課長 国の適正な評価に基づき、適正な手続を行っているというところでございます。
◆深川
委員 今あったように、国とずっと交渉してやっていたわけですね。
だから、羽田の住所がついているところの地価よりは当然安いわけですよね。それは、ある意味当たり前と言えば当たり前なのですけれど、それは、国の言いなりでやれば、あっちは高く売りたいわけですから、こっちはとにかく安く買いたいわけですから。そこで、ずっと議論していけば、1円でも安くというところで、さっき話があったように、
予算も組んでおいてこれでという話もありましたけれど、
基金がこれだけ積んであるから大体これくらいじゃなかろうかというふうには見えますけれど、それを積んでしまえば、これで満額出してくれるのですねと、もうちょっと出してくださいよと、どうせ
予算積んでいるじゃないですかと、
大田区は余裕あるでしょうと、こういう話になるわけですよね。
やっぱり、そこは悟られないように交渉していくというところが、1円でも安くというのが
区民の利益だというのは、当然のことながら当たり前のことですから、その交渉していくという流れの中で、今あったみたいな、羽田の住所のついている羽田一丁目とか六丁目とか、そういったところよりは当然安く
取得するということは、当然、区の利益につながるものだと思っていますし、私はそういうふうにしていったというのは当然のことだというふうに思っています。
◆菅谷
委員 私は、この本会議上でも議論がありましたけれども、今の価格の問題にしても、やはり今の国の動きを見ていたら信用できないという、森友学園、加計学園の問題もあるし、そういうこともあるので、やはり第三者
委員会なんかをちゃんと置いて、本当にそれが適切なのか、やっぱりきちっと見る機関、それがない限りは、やっぱりこれはおかしいというふうに位置づけられると思うので、その第三者評価
委員会とか、そういう設置の予定はありますか。審
議会とか、何かそういう、ちゃんと財源の見出し方をしっかり見るところ、評価するところを置くべきだと思いますが、いかがですか。
議会も必要だけれど、やっぱりそういう専門的なところも必要です。
◎
山浦 事業調整担当課長 今回の
取得に当たっては専門家の意見なども聞きまして、評価したものでございます。
◆菅谷
委員 どういう専門家の意見、どんな意見でしたか。
◎
山浦 事業調整担当課長 不動産関係にかかわる専門家の意見を聞いてございます。
○田中
委員長 菅谷
委員、次もたくさんあるので、よろしくお願いします。
◆菅谷
委員 これはだって165億円もかかる、それこそ本当に大事なことなのですが。
それと言いたいのは、
先ほどから皆さん言ってらっしゃるのですけれど、これまではずっとその
土地の活用の条件については、
羽田空港対策特別委員会でやっていたわけなのですよね、
用地の
取得とか。
先ほど本会議で言われたように、我が党の清水議員も、どこで
予算を出してくるのかと質問をして、先日の5月14日の
羽田空港対策特別委員会では福井議員が、
積立金を取り崩さなければできないだろうと、一体いつなのかと言ったら、そのときに適切な時期にという、それがわずか10日後の臨時
議会に出すのかということで、その165億円も
区民の大事な税金を使うのに、やっぱりこの臨時
議会の1日だけでやるということはおかしいと思いますが、いかがですか。
◎梅崎
財政課長 先ほども答弁させていただきましたが、今回の
補正予算については、緊急に議決すべきということで今回上程させていただいたものでございまして、私は適切な時期に上程させていただいたというふうに考えております。
◆菅谷
委員 区長もいつも言いますね、きょうも言ってくださいました。48時間の強制退去、ことごとくいろんなところで、このことを言われるのですよね。
じゃあ、その強制退去をした歴史の大変なところを、じゃあどこで担保しているのかということが、この165億円、たった1日の
議会で決めるという、このところを、踏まえていうところは、どういったところに反映されているのか、その点についてお答えください。
◎
山浦 事業調整担当課長 先ほど、収支というご質問をいただいておりまして、お答えしたとおり、今回50年間の
地代収入がございます。第一期
事業につきましては、この
定期借地権方式ですので、減額譲渡の対象とはならないというものでございます。
◆菅谷
委員 先ほど大事な期間だからと言われましたけれども、大体終戦後72年ですよね。そして昭和56年のこの協定から37年、時間かかりましたけれど、200ヘクタールの問題とか、時間かけて
議会も一緒にやってきたわけです。車の両輪と言いながら、こういう特別
委員会も無視して、お金を、もう緊急だから決めますよということでは、やっぱり
区民は納得できないなと。本当にこれはしっかりと、この165億円を使う、
議会だけでも開いて、きちんとやっぱり議論すべきだと思いますが、いかがですか。
もう同じ繰り返しになると思うけれど、やっぱりそういう
区民の声を無視することはいけないことだと思いますが、いかがでしょうか。
◎梅崎
財政課長 繰り返しの答弁になりますけれども、今回の
補正予算については、緊急に議決すべき理由というふうに判断してございまして、今後の2020年の
まち開きに向けて、遅滞なく
事業を進めていくということを勘案しますと、今回の時期が適切な時期だというふうに考えてございます。
○田中
委員長 それでは、第42
号議案についての質疑はよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○田中
委員長 それでは、以上で質疑を終結します。
討論・採決は、後ほどまとめて行います。
次に、第43
号議案 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
理事者の説明を求めます。
◎須川 人事課長 それでは私から職員の給与に関する一部を改正する条例につきまして、ご説明申し上げます。
総務部資料1番をご覧ください。
このたびの改正は、手当を支給する根拠となってございます法律、具体的には旅館業法が改正されることに伴いまして、旅館業法を引用している条文の文言を整理させていただくものです。
内容でございますが、条例第22条の2に災害派遣手当という手当を規定してございます。
災害派遣手当と申しますのは、
大田区で大規模な災害が発生したときに、災害応急対策、また災害復旧、また復興計画の作成などのために
大田区に派遣される職員に支給する手当でございます。この手当の額について、資料の中央にお示ししてございます表、別表8でございますが、このとおりに定めております。
このたび改正させていただく部分は、この表の下に備考とございまして、備考の(2)の部分でございます。表の中にございます、この表は、公用の施設又はこれに準ずる施設の定義を示しておりますが、旅館業法第2条に規定する、ホテル営業又は旅館営業の施設以外の施設をいうと規定してございます。この部分について旅館業法の改正にあわせて、文言を整理させていただきたいというものです。
この部分にかかわる旅館業法の改正内容でございますが、旅館業法第2条といいますのは、この旅館業の定義を示している条文でございます。この旅館業の定義の中に、ホテル営業又は旅館営業というのがございまして、ホテル営業はこういうものだよ、旅館営業はこういうものですというふうに定めている部分でございます。
このたび、この改正によりまして、ホテル営業と旅館営業が一つに統合されるといいますか、その中で旅館・ホテル営業ということになりましたので、これに伴いまして、
大田区の条例についても、具体的には旅館業法第2条という文言を、旅館業法第2条第2項に改正し、ホテル営業又は旅館営業という文言を、旅館・ホテル営業という文言に改正をさせていただきたくご提案申し上げるものでございます。
最後に、施行予定日でございますが、
平成30年6月15日でございます。
説明は以上でございます。何とぞご
審議賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○田中
委員長 それでは、質疑のある方は、質疑をお願いします。
◆菅谷
委員 今度、法が変わるということですけれども、公用施設又はこれに準ずる施設ということでありますけれども、そのところの説明と、そのほかの施設というところでそのところと、それから、そのほかの施設というところでは、
金額的に差が、それぞれあるのですけれど、どういったことが起こっているのかということと、この3,970円などの根拠、このところについて3つお願いします。
◎須川 人事課長 今回のこの公用の施設又はこれに準ずる施設と申しますのは、具体的には
大田区では、例えば
区民センターであるとか、文化センターであるとか、そういうところに泊まって利用していただくような場合。それから、借り上げてそこに生活して、住んでいただくようなもの、そのようなものを想定しています。
それ以外ということで、その他の施設については、一般にありますホテル、旅館、そういったものを想定しているものです。
この
金額については、災害対策基本法の中の施行令というのがございます。そこで、国家公務員の日額旅費であるとか、そういったものを考慮して、総合的に基準を国のほうで定めておりまして、それを準用しております。したがいまして、特別区23区は少なくとも全部同一でございます。
◆菅谷
委員 もう一点。
では、
大田区から被災地のほうに行っている方々もこれで適用されるということでしょうか。
◎須川 人事課長 現在、何人か行っておりますが、適用されている職員がいます。
○田中
委員長 そのほかございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○田中
委員長 よろしいですか。
それでは、以上で質疑を終結します。
討論・採決は、後ほどまとめて行います。
次に、第46
号議案 大田スタジアム施設改修工事請負契約について、第47
号議案 仮称
大田区立
平和島ユースセンター増築及び大規模改修工事請負契約について、第48
号議案 大田スタジアム施設改修電気設備工事請負契約について、第49
号議案 仮称
大田区立
平和島ユースセンター増築及び大規模改修電気設備工事請負契約について、及び、第50
号議案 仮称
大田区立
平和島ユースセンター増築及び大規模改修機械設備工事請負契約についての5件を一括して議題といたします。
理事者の説明を求めます。
◎有我 経理管財課長 それでは、まず総務部
資料番号2をご覧ください。
第46
号議案 大田スタジアム施設改修工事請負契約についてでございます。
工事概要はご覧のとおりでございますが、修繕改修、バリアフリー・ユニバーサルデザイン改修、バリューアップ改修等を内容としているものでございます。
入札経過でございます。入札年月日が
平成30年4月13日。本件につきましては、第1回から第3回、いずれにおきましても
予定価格超過のために、最低価格の入札者と協議をいたしました結果、北信・鏑谷・拓栄建設工事共同企業体と
地方自治法第167条の2第1項第8項によりまして
随意契約を締結いたしております。
契約金額が25億992万円でございます。
続きまして、総務部資料3、第47
号議案でございます。仮称
大田区立
平和島ユースセンター増築及び大規模改修工事請負契約についてでございます。
工事の概要は、ご覧のとおりでございまして、大規模改修工事、それから増築、また、これに伴います外構工事となってございます。
入札経過でございますが、入札年月日が
平成30年4月5日。第1回の入札におきまして、醍醐・湯建・横山建設工事共同企業体が落札をしております。
契約金額は、12億4,200万円。落札率は96.27%でございました。
続きまして、
資料番号4をご覧ください。第48
号議案 大田スタジアム施設改修電気設備工事請負契約についてでございます。
工事概要はご覧のとおりでございます。電気設備工事の一式となってございます。
入札経過でございますが、入札年月日は
平成30年4月16日。第1回の入札におきまして、永岡・城南・アイユー建設工事共同企業体が落札をしております。
契約金額が5億6,376万円。落札率は91.97%でございます。
続きまして、総務部
資料番号5、第49
号議案 仮称
大田区立
平和島ユースセンター増築及び大規模改修電気設備工事請負契約についてでございます。
工事の概要はご覧のとおりの一式となってございます。
入札経過でございますが、入札年月日が
平成30年4月6日。第1回の入札におきまして、福島・ミツル建設工事共同企業体が落札をしております。
契約金額が2億260万8,000円。落札率は97.64%でございます。
最後になります。総務部資料6、第50
号議案でございます。仮称
大田区立
平和島ユースセンター増築及び大規模改修機械設備工事請負契約についてでございます。
工事の概要はご覧のとおりでございまして、機械設備工事の一式となってございます。
入札経過です。入札年月日が
平成30年4月6日。第1回の入札におきまして、日産・エバジツ建設工事共同企業体が落札をしております。
契約金額が3億1,968万円。落札率は94.93%でございます。
○田中
委員長 それでは、質疑をお願いいたします。
◆深川
委員 ユースセンターのところですけれども、青少年健全育成施設としての機能を維持しながら、国内外のアスリートを初めとするさまざまな方々が利用できる施設として
整備するということで、今、あそこはスポーツ健康ゾーンの中心という位置づけでもあるということで、これから増築及び改築を今回するということですけれども、宿泊機能として、まずどのぐらい拡充されるか、お答えいただきたいと思います。
◎有我 経理管財課長 今回の宿泊棟の増築によりまして、宿泊人数51人分の洋室を新たに設置いたします。
また、改修に伴いまして、既存棟の宿泊人数も3人増で83人となりまして、これによりまして宿泊人数が合わせて134人となりまして、これまでの80人と比較いたしますと54人の増となります。
◆深川
委員 随分昔ですけれど、私も子供たちを連れて柔道の関係で泊まったことがあるのですけれど、やっぱり外国人の方とか、今どき、他人と一緒に泊まるというのが減っているのですよね。
特に競技者の方々がここに泊まるということもあると考えると、やっぱり個室という、洋室というところで個室というところが出てくると思うので、やはりこういった機能強化という部分では当然必要だと思っておりますし、ここに泊まってオリンピックに向けてだけではなくて、その先の議論をちゃんとしていって、やはりスポーツの中心地として、また、
大田区総合体育館ではバスケットの大会とかもあるので、そういった人たちが泊まったりして、場合によってはそこで近所の子どもたちに、小学生に各地域の選手、プロが教えてくれるとか。
やはり単体でおしまいではなくて、試合会場として使ってくださいではなくて、
大田区の子どもたちがそういう、本当にいろんなプロに接する機会があったり、やったこともないような、見たことも聞いたこともないような競技スポーツが体験できるというふうに派生していくと、やはりこの施設というもののメリットが出てくると思っていますし、あわせて少年、青年の合宿で使っていただいて、遠征というのも、やっぱりソフトボールの、この間も全国大会に出るというので壮行会行ってきましたけれど、
東京で大会が行われれば、そういう子どもが泊まることもあると思います。
ですので、ぜひ、そういう多角的な意味を込めて、人数が増になったということもありますし、これからもそういった形で進めていくべきだと思いますので、本当にまずは一歩というところで進んでいっているかなと思います。
◆犬伏
委員 大型の案件2つの入札ですけれど、
大田区はこういう大型の案件、建物等は、分離発注をしています。建物の建設工事、それから、電気設備、さらには機械設備と3つに分けているわけですが、
平和島ユースセンターはめでたく3つとも入札が整ったわけですけれど、
大田スタジアムについては、機械設備の入札が整っていない。これはいかなる事情でありましょうか。
◎有我 経理管財課長
大田スタジアムにつきましては、初回の入札におきまして、
予定価格の超過で不調となりました。
しかしながら、ちょうど本日、まさに本日午前中に第2回の入札がございまして、そこで落札がされてございます。
◆犬伏
委員 機械設備ですけれど、3回入札をして、
予定価格にいかないと、不調ということで流れてしまう。今回は建設工事が3回で流れちゃったけれど、不落随契で、ほぼ
大田区
予定価格の100%近くを業者さんが持っていっちゃうという、なるべく不落随契はやめましょうということでしたが、時間がないか何かで決めてしまったのでしょうけれど、この機械設備、きょう決まったということですが、3回やった入札で、私はいつも談合を疑うときの成果として、必ず一番安い業者、最安値の業者は何回やろうともA社で、2番、3番手は変わるけれど、最安値の業者は必ず1者というのは、これは談合を示す形ですよということを申し上げているのですが、再入札を今回、きょうされました。この間3回やった最安値の業者、多分3回とも同じ会社だと思いますが、会社名は要りませんが、今回落札した業者、JVかな、同じですかね、違いますか。
◎有我 経理管財課長
委員お話のとおり、第1回の入札におきましてはJVで発注をしたのですが、第2回におきましては、前回1者しか入札がなかったということもありまして、入札の機会を確保するという観点から、単体で発注してございます。
したがいまして、前回の入札参加者とは全く異なる参加者によりまして行われた入札ということになってございます。
◆犬伏
委員 JVの構成企業が今回、落札をされていますか。前回、不調になったときに札を入れた構成企業は入れていますか。
◎有我 経理管財課長 前回のJVの構成員とは全く違った業者でございます。
◆犬伏
委員 これは、たまには、まれなことがあるものですね。ほらみろ同じ業者だ、だから談合だと言おうと思ったのだけれど、それはおめでとうございます。
46
号議案の
大田スタジアムの改修工事を見ても、3回とも最安値は同じJVで、一つのJVは2回目から、もう結構でございますと、どうせ取れないのだからと諦めちゃう。
それと
東京都は1者入札やめたのですが、小池百合子都知事の特有のあれで、1者入札やめるのもやめちゃって。
今回、この
平和島ユースセンターの機械設備が1者入札といいますか、1JVしかエントリーしていなくて、一発でこの業者が持っていったということですが、1者入札、もしくは1JVしか参加していないというのは、私たち普通の感覚でいきますと、競争性が担保されていないじゃないかと、どこで競争しているのかということなのですが、これをもってしても、1者しか、1JVしか入札にエントリーしていないのに、競争性があったというふうに思われるのですか。
◎有我 経理管財課長 確かに、1者入札につきましては、できる限り多くの参加者が、多く参加されたほうが、外形的にも競争性が担保されたということが明らかなわけでございますけれども、仮に1者しか入札がなかったとしても、広く
競争入札をしている段階で、潜在的な参加者はあったが、参加されなかったということからすれば、その時点で競争は適正に行われているものというふうに考えてございます。
◆犬伏
委員 さっきの本会議場でのわけのわからない質疑と同じで、私の日本語能力を超越する説明なのだけど、1者しかこなくても潜在的な競争があったから、競争性は担保されたって。
例えば、100メートルのかけっこを1人で走って1位になるじゃないですか。でも1人で走ったけれど、後ろには参加しない子どもたちがいっぱいいたから、かけっこ1番になったのは競争性が担保されていると言われると、そうかな、やっぱり3人で走ったほうがいいんじゃないかと思うのだけれど、私の日本語がおかしいのか、課長の日本語がおかしいのか。
◎有我 経理管財課長 もとから門戸を閉ざした形で、参加者が少なかったという場合につきましては、私どものほうで競争性が確保できなかったという結果ということになるかもわかりませんけれども、初めから一般
競争入札ということであれば参加を閉ざしていないわけです。参加する可能性がある業者はいっぱいあったわけで、ただ、その工事の中身を見て参加されなかったということからすれば、その時点で競争というのは果たされている。これは学説的にも競争は保たれているというふうにされておりますので、私どもとしても同様の感覚であって、これは適正な競争であったという考えでございます。
◆犬伏
委員 10者来ようが、12者来ようが、どうせ談合しちゃうのだから競争性はないのだけれど、そうは言っても、さっき課長がおっしゃったように形として競争したという雰囲気がないのは、余りにもなんでございますし、それから、前から言っているのは、落札率99.9%とか役所をなめているような落札率はやめようよと申し上げたら、最近は談合を疑う95%のラインから気持ち下げてくるという、なかなか業者の皆さんも礼節を守ってくるようになったから、まあ、いいかなと。言わないよりよかったなと思っているのだけれど。
今後、ぜひ、普通に我々が感じている競争性を担保し、普通に談合じゃなくて、本当に競争しているのだなとなるように、これからも入札改革を進めていただきたいとお願いしておきます。
◆
大竹 委員 私は競争性の確保ということでは、1者入札、そして、今回も不落随意が1件あります。
原則、不落随意やらないと言いつつも、実際、工期が間に合わないということで、不落随意になると。こういう部分について、区としてきちんと調査をしているのかなと。
東京都がこの間、契約の改革ということでいろいろ
取り組みをやっています。
例えば、不落随意や何かについても調査するということを含めてやっている。あるいは、個々の辞退もまたありますよね。辞退についても調査を行って、やっぱりこうやって競争性を確保しようというふうな
取り組みをやっているんですよ。
大田区は何か、そういうことについてやっているのか。
それと、もう一つは2020年オリパラでいろいろ労務者の確保だとか非常に難しくなり、価格の上での競争もあるわけですよ。そういう部分に実は原因がないのかということを含めて、いろんな角度の調査をすべきだというふうに思っているわけで、こういうふうになってしまうと。
そこら辺についてはどういうふうに考えているのか、お聞きしたいのですが。
◎有我 経理管財課長
東京都のいわゆる入札契約制度の改革におきまして、今回、当初の試行の段階からの検証を経て、またさらに見直すということで報道が出ておりました。
その中で、
委員おっしゃるように、辞退の自己分析をするということを掲げているということで、公式には出ておりませんが、報道等では読んでおります。
私どもも、ただ、
東京都の背景としては、全者辞退というのが非常に多く、それによる不調が多いということを聞いておりますので、若干、都と区で事情が違うというところはありますが、私どもでも不調に至ったときに辞退が多かったような場合につきましては、
事業者の協力を得まして、どういったところであわなかったのかというところを一部、やっているということはございます。
今後も
東京都の辞退の事由確認というところをどういうふうにやっているのかというところのフォローをいたしまして、その執行条件によりましては、区でも反映できるところがあれば参考にさせていただきたいというふうに考えてございます。
◆
大竹 委員 それと、
先ほども言ったのですが、そのオリパラの関係で、いわゆる労務者確保と労賃の関係でいろいろと競争が行われているのではないかと、そういう部分で、いわゆる不落随意になっているという、そういうようなことというのは、関係はないのですか。
◎有我 経理管財課長 不落、
随意契約を結ぶ場合というのは
予定価格を超過した場合でございますので、労務費を抑えるということでの結果ではないのではないかなというふうに考えてございます。
◆
大竹 委員 それよりも、価格がどうしても上になってしまうという、そういう部分はないのかなというのは少し心配しているところです。
それと、
東京都もそうなのですが、
中小企業も入札参加しやすいようにということで、低価格帯の契約案件に限って事前公表しようという
取り組みもやられているんですよ。
そういう
取り組みについて、区として何か
考え方を持っているのかどうか。
◎有我 経理管財課長
東京都の場合、今回の入札契約制度改革によりまして、全部を事後公表にした結果の呼び戻しとして、価格が安いものについては事前公表に戻すという形でございますけれども、区におきましては従前から業者の積算能力の向上等も図る必要性から事後公表を原則としておりまして、現在のところは、事前公表に振り替えるという考えは、今のところはございません。
◆
大竹 委員 そうやっているのには、やっぱり
中小企業は大手に比べて人員体制が不十分であるということで、この働き方改革を今、国が一生懸命言っている。それに逆行するということでやっているというのですよね。そこら辺も十分検討していただきたいということを要望しておきます。
○田中
委員長 それでは、以上で質疑はよろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○田中
委員長 それでは、以上で質疑を終結いたします。
これから討論を行います。
討論は、全
議案を一括して、大会派から順次お願いいたします。
なお、会派名は、略称とさせていただきます。
それでは、自民からお願いいたします。
◆鈴木
委員 自由民主党
大田区民連合は、第42
号議案 平成30年度
大田区
一般会計補正予算(第1次)に関しまして、本
事業は本区の重要施策の一つであり、長期にわたる
事業であります。第1回
定例会の我が会派の
代表質問においても、
事業用地の
取得において、
国有地処分の手続が厳格になったとはいえ、国において定められた手続は適切に踏んでいくことが当然であり、
事業の進捗に影響することのないように要望いたしました。
今後も着実に
整備を進めていき、
羽田空港跡地をはじめ、
空港臨海部全域で、本区において最大の効果をもたらす
整備となるよう要望し、賛成をします。
◆伊佐治
委員 第43
号議案 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例については、これは法改正に伴う文言整理であるため、賛成をさせていただきます。
次に、第46
号議案 大田スタジアム施設改修工事請負契約について、第48
号議案 大田スタジアム施設改修電気設備工事請負契約について。これは
大田区のスポーツの象徴である
大田スタジアムの老朽化、またバリアフリー対応のために必要な契約のため、賛成をさせていただきます。
マウンド
整備とかいろいろ専門的な技術が必要な工事があるため、不落随契になってしまったことは、一理あるなというところもあるのですけれど、
先ほどの議論の中でもありましたとおり、やはり極力ないのが当然の形でありますから、その辺の検討については改めて、さらなる検討を進めていただきたいと思います。
◆深川
委員 47、49、50号、全てに賛成いたします。
まず47
号議案ですが、ユースセンター増築及び大規模改修工事についてです。
宿泊機能が51人分増設されることで新たに設置されるなど、合計54名増の134人が宿泊できることになります。そういった意味からも、今回の工事によって平和島という臨海部のスポーツ健康ゾーンの充実が図れることから、賛成いたします。
次に49、50号ですが、ユースセンターの電気及び機械工事についてです。
さきに述べたように一括して捉えるべきことであること、また、区内
事業者への仕事の創設といった観点からも賛成いたします。
○田中
委員長 次、公明。
◆玉川
委員 大田区議会公明党は、ただいま上程されました第42
号議案 平成30年度
大田区
一般会計補正予算(第1次)、第43
号議案 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、並びに第46
号議案から第50
号議案、全ての
議案に賛成いたします。
この際、若干意見を述べさせていただきます。
第42
号議案、都市
整備費にて、
羽田空港跡地第1ゾーンの
整備事業、第一期
事業に係る
用地購入とのことですが、先端産業拠点、クールジャパン
発信拠点として2020年の先行施設開業に向け
事業者に
用地を引き渡すために、
事業用地を
取得するための
予算です。予定どおり
整備が進められていくことを願います。
第43
号議案は、旅館業法の改正に伴う文言整理のため、特段問題はありません。
続いて、第46
号議案から第50
号議案については、
大田スタジアム、仮称
平和島ユースセンターといった施設の改修工事の契約案件であります。
大田スタジアムにおいては、車いす観覧席の増設や、サイン表示といったバリアフリーやユニバーサルデザインの改修、そして昇降式マウンドといったバリューアップ改修となります。
大田区の軟式野球の大会や、ユニバーサル駅伝、小学生駅伝など、私自身、野球の試合などでも
大田スタジアムのグラウンドには何度も入らせていただいておりますが、さらに魅力的なスタジアムとしてより多くの方に喜ばれ、ご利用されていくことを願います。
仮称
平和島ユースセンターにつきましては、増築を伴う大規模な改修工事となります。今後、アスリートや友好都市の外国人の方、また障がい者の方など、利用者の幅がさらに広がっていくことと思いますが、外構工事などにおいてはバリアフリーやユニバーサルデザインの視点で、よりよい形で改修されることを要望しておきます。
それぞれ工事の適正な管理を行っていただき、無事故の完成をよろしくお願いいたします。
○田中
委員長 次、共産お願いします。
◆菅谷
委員 日本共産党
大田区議団は、第42
号議案 平成30年度
大田区
一般会計補正予算(第1次)に反対し、第43
号議案 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、第46
号議案 大田スタジアム施設改修工事請負契約について、第47
号議案 仮称
大田区立
平和島ユースセンター増築及び大規模改修工事請負契約について、第48
号議案 大田スタジアム施設改修電気設備工事請負契約について、第49
号議案 仮称
大田区立
平和島ユースセンター増築及び大規模改修電気設備工事請負契約について、第50
号議案 仮称
大田区立
平和島ユースセンター増築及び大規模改修機械設備工事請負契約については、賛成いたします。
第42
号議案、この
補正予算に反対する理由は、まず第一に、当該
用地を
取得するべき歴史的経緯があるからです。
まず、忘れてはならない
羽田空港対策の根底をなす重い出来事として、終戦後、連合国軍により接収され、その際、1945年、昭和20年9月21日、48時間以内強制立ち退き命令により、
羽田空港敷地内に当時居住していた人々の住居はもとより、工場も、穴守稲荷神社も取り壊され、拡張工事が着工されたことです。
そして2007年10月、
羽田空港跡地利用計画素案を受けて、2008年、
平成20年5月1日、
松原区長は、当時の
石原都知事に対して
東京国際空港、
羽田空港跡地について要請を出し、
東京都に
跡地を一括して
取得していただくよう、改めてお願いするとともに公共、公用優先の立場から、仮に
東京都が
取得しない場合においては、区が
空港跡地、空港
用地外を可能な限り
取得したいと考えています。
東京都に対しては、区の
土地取得に際し、財政的支援をお願いしますと要請して、都の
取得について、あいまいにしてしまい、それ以来、区が
取得する方向で進んでしまったことです。これら歴史的経緯からも
土地購入に165億円の多額の税金投入は許されません。
反対の次の理由は、
跡地の面積が当初面積200ヘクタールから大幅に縮小されたことです。
反対の第三の理由は、
羽田空港対策積立基金の当初の目的は
土地取得ではなかったことです。
羽田空港対策積立基金は1991年、
平成3年3月7日、第1回
定例会で可決されました。
基金の目的は、
羽田空港周辺地域住民の
生活環境、
自然環境の保持、改善を図ることとして、
基金総額は20億円を予定し、
平成2年度10億円。以後毎年2億円ずつ、
平成7年、
羽田空港沖合展開
事業まで積立てをする。なお、
事業が完了しなかった場合には、毎年度2億円加えるとなっていました。そして、
跡地には
区民のための多目的広場や
科学館をはじめ、さまざまな計画を立てていました。
しかし、区が
取得の方向で進んでいく中、
跡地購入のため積み立てられ、2007年、
平成19年度、28億円に60億円を積み立てて88億円、翌年2008年、
平成20年には88億円に、さらに80億円積み立てて、168億円と大幅に積み立てられました。このことが本来、
跡地を都が
取得すべき責任を放棄することになったのです。
そして、反対の第四の理由は、例え区が
取得しようとしても、
空港跡地の
歴史的経過を十分に踏まえた払い下げの実現を求めながら、今回
補正では
土地購入5.9ヘクタール、165億円は、
平米当たり28万円となり、坪当たり92万円、
歴史的背景を十分に踏まえた払い下げとなっていないことです。また、
東京都の財政的支援も入っていないことがわかりました。このことを理由に反対といたします。
さらに、第46号から第49号の4件の契約
議案について意見を述べます。
この間、
東京都が契約の改革を行っていますが、競争性の確保などの観点から入札を辞退した業者への原因調査を強化する方針を示し、原因を探り、発注者としての対応改善につなげる。
中小企業が入札に参加しやすいよう、低価格帯の契約案件に限って事前公表に戻す。
中小企業は大手に比べて人員体制が十分でなく、働き方改革に逆行をする。不落随契については原則やらないとなっているけれども、工期が間に合わないとの理由で行われています。
2020年のオリンピック・パラリンピックを前にして労務者の確保が難しく、労賃に問題があるのかなど、問題点を検証等、さらなる改革を求めておきます。
○田中
委員長 次、無印お願いします。
◆犬伏
委員 たちあがれ・維新・無印の会は、ただいま上程されました第42
号議案以下全ての
議案に賛成します。
この際、各
議案について意見を申し述べておきます。
第42
号議案 平成30年度
大田区
一般会計補正予算(第1次)でありますが、
先ほども申し述べましたように、本
補正は164億8,935万5,000円と、大変高額な
補正予算であります。このような高額な
予算であれば、当初
予算に入れておいて、額が減額、もしくは増額した場合に
補正するのが本来の姿ではないでしょうか。
また、
臨時会、たった1日、そしてこの1時間余りの
委員会で164億円の審査をするというのは、果たして
議会に対して丁寧といえるのでありましょうか。
結果としては賛成多数で、この
補正予算が通ることは明白ではありますけれど、明白だからといって丁寧な審査をしないというのは話が違うものでありまして、このような
議案の出し方をしていると、地方
議会が形骸化し、さらには地方
議会なんか要らないのではないかという国民的な議論に発展するおそれもありますので、今後は丁寧な
議会審査をできるよう、時間をとっていただくよう要望しておきます。
第43号から45号に至る条例
議案につきましては、上位法の文言の整理のための条例改正でありますので、特に申し上げることはありません。
第46号から50号に至る契約
議案でありますが、毎度毎度申し上げますように、
大田区の建築、電気設備、機械設備については、談合の疑いが極めて高い契約案件が多数存在しているところであります。区内業者保護の立場から、制限付一般
競争入札、つまり区内に本社がなければだめ、
大田区において同様の工事をしなければだめという制限付という3文字の結果、
大田区のこれら業者は保護船団の中、順番に
大田区の仕事を充てがってもらう。その結果、競争性、競争力がなくなってしまって、皆さんご存じのように、区内の有力な建設業者の何社かが破綻をするという結果に陥ってしまいました。
あるべき区内業者の保護というような、区内業者の経営基盤をしっかりさせることであって、口をあけてぱくぱくしていると餌がもらえるというような現在の入札制度は早急に改革をする必要があろうかと思っております。
今後の
大田区当局の入札改革の対策に対する
取り組みに期待し、今回はしぶしぶ賛成をさせていただきます。
○田中
委員長 次、民主お願いします。
◆黒川
委員 おおた国民民主党、通称民主は、全ての
議案に賛成いたします。
ここで
跡地に関して一言申し上げます。
国の余波を受けて、若干の高値の買い物になったことは国のトップの成果は別にして、非常に残念ですが、受け入れざるを得ないと思っております。
玉川部長も言われておりましたけれども、今後50年間の
状況は大きく変化をし、
跡地周辺の
区民のニーズも変化をする可能性があります。
大田区として
跡地活用にしっかりと関与をして、
区民の生活に常にプラスとなり続けるようにしていただきたいと思います。
そして、
事業者への引き渡しの後も、周辺環境への影響や経済的な効果も含めて、具体的な数字を出していただくように強く要望いたします。
○田中
委員長 以上で討論を終結いたします。
これから採決を行います。
まず、第42
号議案 平成30年度
大田区
一般会計補正予算(第1次)を採決いたします。
本案を原案どおり決定することに賛成の方は、挙手願います。
(賛成者挙手)
○田中
委員長 賛成者多数であります。よって、本案は原案どおり決定いたしました。
次に、第43
号議案 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、第46
号議案 大田スタジアム施設改修工事請負契約について、第47
号議案 仮称
大田区立
平和島ユースセンター増築及び大規模改修工事請負契約について、第48
号議案 大田スタジアム施設改修電気設備工事請負契約について、第49
号議案 仮称
大田区立
平和島ユースセンター増築及び大規模改修電気設備工事請負契約について、第50
号議案 仮称
大田区立
平和島ユースセンター増築及び大規模改修機械設備工事請負契約についての6件の
議案を一括して採決いたします。
本案を原案どおり決定することに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○田中
委員長 ご異議なしと認めます。よって、第43
号議案、及び第46
号議案から第50
号議案に至る、計6件の
議案は、いずれも原案どおり決定いたしました。
以上で、
付託議案の審査を終了いたします。
なお、
委員長報告につきましては、正副
委員長及び理事に一任ということでよろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○田中
委員長 それでは、そのようにさせていただきます。
以上で、
総務財政委員会を閉会いたします。
午後3時38分閉会...