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  1. 大田区議会 2018-01-15
    平成30年 1月  地域産業委員会−01月15日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    平成30年 1月  地域産業委員会−01月15日-01号平成30年 1月  地域産業委員会 平成30年1月15日                午前10時00分開会 ○松本 委員長 ただいまから、地域産業委員会を開会いたします。  継続調査事件を一括して上程いたします。  所管事務報告について、一括して理事者の説明をお願いいたします。 ◎林 青少年健全育成担当課長 それでは、地域力推進部資料番号21番の去る1月8日、大田区総合体育館にて開催いたしました、今年度の成人のつどいの実施結果について、資料に沿ってご報告いたします。  1番と2番、日時と会場はご覧のとおりでございまして、3番の企画・運営は、写真の右上に掲載されておりますが、新成人8名で構成する運営委員会が行いました。  4番の参加者数につきましては、約3,250人。  5番でございます。第1部の祝賀式典につきましては、恐れ入りますが、6番の総括をご覧いただけますでしょうか。  文章の2行目をご覧ください。区長、議長からのお祝いの言葉をいただくとともに、大田区出身のオリンピアンの熨斗谷さくら氏から、新成人を代表して、これからの抱負についてスピーチをいただきました。  恐れ入ります。5番の内容を再度ご覧ください。第2部の催し物につきましては、サブアリーナ写真撮影コーナー似顔絵コーナー等のブースを設け、楽しんでいただくとともに、ステージアトラクションとしてバスキングミュージシャン、これは、ストリートミュージシャンの意味合いでございますが、奏メイナ氏。  そして、明治大学のアカペラ同好会の「Vasallo!」の皆さんによるパフォーマンスを披露していただきました。  最後は、右下の写真にございますように、会場全体で合唱し、閉会となりました。 ◎高野 国際都市・多文化共生推進課長 私からは、2点、ご報告をさせていただきます。  まず、一般財団法人国際都市おおた協会の設立について報告をいたします。資料番号36番をご覧ください。  これまで、当委員会において、国際都市おおた協会の準備状況等について、ご報告をさせていただいたところでございますが、このたび、昨年の12月21日に、一般財団法人として登記し、協会を設立させていただいたところでございます。  目的についてでございますが、定款に定められた内容となります。内容についてでございますが、この法人は、国際都市おおた宣言で表現された観光の魅力、多文化共生の大切さ、産業の力強さを伸張させるため、大田区における国際交流及び国際協力の活動支援や国際人材の育成を地域の力との連携・協働を通じて推進し、もって地域の活性化に寄与することを目的とさせていただきました。  続いて、事業についてでございますが、これまでの課題でございます、多文化パワーを地域力として十分に生かしていないとか、コーディネーター機能がまだ不十分であったり、他分野との連携・協働が、まだ、ちょっと不十分であるなどの課題を解決することを意識した事業を展開していきたいと思っております。
     (1)番、多文化共生の推進に関する事業。(2)番、国際交流の推進に関する事業についてですが、多言語対応ですとか、日本語習得支援などのコミュニケーション支援ですとか、外国人に向けての情報発信、そして、防災などの生活支援、国際交流ボランティアの育成、また、姉妹・友好都市等との交流などを想定しております。これまでの事業を中心に、さらに充実させてまいりたいと思っております。  (3)番の国際人材育成国際協力に関する事業についてでございますが、国内企業の元海外駐在員ですとか、海外駐在経験のある区民、あと、留学経験のある日本人学生など、グローバル人材が活躍できるような事業を行ってまいりたいと思っております。  その他、情報収集ですとか、調査研究及び広報、あと、大田区及び他の公共機関等から受託する事業なども行っていくものでございます。  続いて、評議員及び役員についてでございますが、理事や監事の選任や定款の変更、重要な業務運営について意見を述べるなど、運営をチェックして、法人の業務を公正に行うための重要な機関である評議員会についてでございますが、表にある区議会議員の方を含む7名の方で構成をさせていただいております。  次ページをご覧ください。法人の業務執行の決定等を行う理事会についてでございますが、代表理事として、成田浩氏に承認をしていただいたところでございます。  その他の理事については、表にある7名の方で構成をさせていただいているところでございます。  法人の財産及び理事の業務執行を監督する機関である監事については、この表にある2名の方でございます。  拠出財産についてでございますが、区から出資する400万円となります。基本財産については、300万円、運営財産については、100万円という内訳でございます。  続いて、主たる事務所の所在地でございますが、こちらのほうは、住所は、蒲田五丁目13番14号でございます。移転先である大森まちづくり推進施設の改装工事のためですが、4月からは、区役所の9階の1室を借りる予定でございます。  そのため、住所は、区役所と同一という形にさせていただいております。  その後、7月に移転する予定となっておりますが、この移転については、都市開発課施設保全課等と調整の上、進めてまいります。  7番のその他でございます。こちらのほうのスケジュールでございますが、昨年の12月27日に第1回の理事会を開催させていただきました。  その後、12月27日から1月15日、今日まででございますが、職員の募集を行っております。  そして、2月からの第1回区議会定例会では、職員派遣等に関する条例の改正案ですとか、協会に対する補助に関する条例の制定案を提出させていただく予定でございます。  そして、平成30年4月に、国際都市おおた協会を開設するというスケジュールとなっております。  続きまして、資料番号37番をご覧ください。多文化交流会ジャパンデイ」の開催についてでございます。  開催目的でございます。日本伝統文化の趣を多くの区民の方に堪能していただくとともに、イベントを通じて外国人区民日本人区民の交流促進を図って、多文化共生社会の実現に向けた相互理解を進めることを目的として実施するものでございます。  テーマでございますが、「早春を味わい、和の心を感じよう!」というテーマになっております。  実施日時でございます。平成30年2月25日、日曜日でございます。午前11時から午後3時という形でさせていただきます。  会場でございます。池上梅園と南之院の駐車場という形でございます。  内容についてでございますが、茶道ですとか餅つき、けん玉などの日本の伝統的な遊びやひな人形の展示など、日本文化の体験を満喫していただくような形でやっております。あと、池上地区のまちおこしの会による「梅まつり」、こちらと同日開催として、より集客効果を高め、地域の魅力を発信してまいるというところでございます。主に、まちおこしの会の「梅まつり」の会場が、南之院の駐車場となっております。  また、昨年、リニューアルされた管理棟でございますが、そちらのほうでは、来〜る大田区大使がかかわって、お茶の体験などもやっていきたいと思っております。  主催については、こちらの国際都市・多文化共生推進課。あと、協力については、大田区華道茶道文化協会ですとか、道楽工房という国際交流団体のほうに登録をしていただいております。  また、多くのボランティアの方にもかかわっていただくような形で、今後、やってまいります。  写真については、昨年のジャパンデイの様子でございます。ご覧いただければと思います。 ◎上田 文化振興課長 続きまして、資料番号38番をご覧ください。「おおた和の祭典」の開催について、ご報告いたします。  開催目的でございます。多様な日本の伝統文化・芸能を「見る」「聞く」「触れる」「体験する」を通じて、子どもや外国人を含む来場者へ、日本文化に親しむ機会を提供することを目的として開催をいたします。  日時でございます。3月21日、祝日でございます。午前11時から午後5時まででございます。  会場は、大田区民プラザです。  主催は、大田区及び大田区文化振興協会でございます。  協力団体は、5番に書かれているとおりでございます。  内容でございます。鑑賞コーナー体験コーナー、その他を設けてございます。鑑賞コーナーにつきましては、現在、仮称でございますが、「人間国宝 箏曲家 米川文子先生と未来へはばたく子ども達による邦楽公演」、邦楽囃子日本舞踊公演でございます。  体験コーナーは、茶道、書道、三味線、邦楽囃子、箏、尺八、日本舞踊、和太鼓でございます。  その他、「和遊ひろば」、また、「憩処」、華道展示、茶道見学でございます。  来場予想者数は、2,000名を予定しておりまして、そのうち500名は、子どもたちの予定でございます。  昨年度の様子を写真として載せさせていただきました。  当日、区民プラザにおきましては、エントランスロビーで華道展示を行いまして、皆様方をお迎えいたします。大ホールで日本舞踊を行っていただきます。和室で茶道体験を行っていただきまして、美術室で書道体験、小ホールで、琴、尺八等の体験を行っていただきます。リハーサル室日本舞踊体験、第一音楽スタジオでは、和太鼓の体験など、体験メニューを充実した催しとしたいと考えております。 ◎町田 観光・国際都市部副参事〔文化計画施設担当〕 私からは、資料番号39番に基づきまして、旧清明文庫改修前の内覧会の実施報告について、ご報告を申し上げます。  内覧会は、12月11日、13日の両日で行われました。(仮称)勝海舟記念館が着工ということになりますので、最後の機会ということで、内覧会を開催いたしました。当日、それぞれの来場者数は11日が39名、13日が76名の計115名でございました。11日には、郷土博物館の学芸員の築地という職員による説明、13日は、日大の理工学部の大川特任教授による建物の説明をしていただきました。  5番の(3)をご覧いただきたいと思います。参加者の様子といたしまして、地域の皆様、過去に幼稚園として運営された当時に、そこに通園された方なども見学に参加されまして、建物としての特徴の説明、あるいは過去の様々なこの経過について興味深く聞き入っていらっしゃいました。また、懐かしいなどの感想。さらには、今後、完成が待ち遠しいと、勝海舟記念館への思いもお話をされている方が、多くいらっしゃいました。  続きまして、資料番号40番をご覧いただきたいと思います。(仮称)勝海舟記念館展示制作業務委託プロポーザルの実施についてでございます。  こちらは、建物の内部に設置をする什器・備品類、そして、それに関係するコンテンツ類の制作というものをプロポーザルにより、事業者を選定するということでございます。目的は、記載のとおりです。  二つ目の施設の概要は、記載のとおりです。  三つ目の業務委託内容でございますが、次の添付資料をご覧いただきたいと思いますが、次の資料には、1階の平面図ともう一つの資料がレプリカということで、勝海舟の肖像の写真というのを添付させていただきました。  1階の平面図のほうをご覧いただきたいと思いますが、下の図面で少し小さいのでわかりにくいのですが、これは、1階の平面図です。それで、下側から入っていただいて、丸く形ができているところが、勝海舟の海舟ブレイン。勝海舟がどのようなことを考えて過ごしたかということで、それぞれ勝海舟の思いですとか、そういうものが映像と資料によってここで展開をされます。  その周囲が見にくいのですが、「出世への道」、それから、「国際社会のなかで」、「江戸を戦火から救う」、「勝海舟にとっての明治」、「洗足軒の海舟、そして、死」というのが、ぐるりと回る形でそれぞれ展示が行われるという想定でございます。  また、右側の展示室4は、企画展示スペースとして、特別展ということを考えてございます。それぞれの什器としての展示ケース、それから、展示ケース展示ケースの間に、タッチパネル方式で見られるような映像とグラフィックで見学ができる機器類、そのようなものをそれぞれ配置いたします。  委託内容としては、展示造作、什器・家具の制作、展示電気・AV機器の搬入・設置、展示グラフィックの設定、展示映像・情報コンテンツの設定、展示模型・レプリカ等の制作・設定という形で、それぞれプロポーザルにより決めていきます。  スケジュールのほうは、業者公募を平成30年1月19日から2月9日。プレゼンテーションが2月19日。契約の締結を3月中旬という予定でございます。契約が決まりましたら、委託期間は、契約締結日から平成31年の8月末までという予定で進めたいと思ってございます。  最後に、肖像写真については、レプリカの例としてお出ししたものですが、常に、そこに展示をするもので貴重なもの、傷みやすいものは、レプリカとして幾つかのものをつくっていきたいというところでございます。 ◎中澤 環境計画課長 環境清掃部からのご報告は、4件ございます。  1件目でございます。資料番号23番、「大田区の環境〜平成28年度大田区環境基本計画に基づく実績報告〜」についてをご覧ください。  大田区の環境は、大田区環境基本計画の進行管理にあたりまして、その取組みの実績等、進捗状況の点検評価をすることを目的といたしまして、区長を会長といたします、大田環境基本計画推進会議、また、大田区環境基本条例に基づいて設置されました大田区環境審議会の審議を経て、毎年度、公表させていただいているものでございます。  なお、大田区環境基本計画につきましては、昨年度、中間の見直しを行いまして、今年度から平成33年度までを計画期間といたします大田区環境基本計画(後期)として改定させていただきました。  このため、こちらの大田区の環境につきましては、前期計画の取り組み実績につきまして、点検評価をしたものとなります。  評価につきましては、タブレット資料の16ページから18ページでございます。こちらにつきまして、重点プロジェクト取り組み内容と評価というところでございます。こちらは、進捗管理のために、各分野ごと、26の項目につきまして抽出をしまして、評価をしたものでございます。こちらは、26項目につきまして、Bということで、計画どおりの進捗があったとの評価をいただいているところでございます。  こちらの内容につきましては、今後、区のホームページ、区政情報コーナー、また、特別出張所等で公開をさせていただく予定でございます。  続きまして、資料番号24番、平成28年度エコオフィス推進プラン実績報告をご覧ください。  まず、1ページ目でございます。エコオフィス推進プランの第4次計画の数値目標につきましては、計画の最終年度でございます平成31年度に、基準年度の平成21年度と比較し、どれだけ削減しているかをあらわしているものでございます。  今回の実績報告は、平成28年度の実績値によるものでございます。  本日は、前回の実績より増加がございました、1の二酸化炭素の排出量と4のコピー用紙の使用量につきまして、絞ってご説明をさせていただきます。  まず、1の二酸化炭素排出量でございます。こちらの目標値は、21年度比、マイナス15%でございます。グラフの左横の取組結果をご覧ください。平成28年度につきましては、基準年度の21年度と比較では、マイナス10.1%と減少となりましたが、前年、27年度との比較では、約2.8%の増加となりました。こちらは、理由といたしましては、該当年の8月から9月にかけて、残暑が平均気温で1.8度ほど、2度近く厳しかったという点。また、11月から早期に寒くなったことから、冷暖房の使用頻度が増加したことが1点。また、もう1点といたしまして、学校施設の約3分の1が、電気を購入いたしております東京エコサービス株式会社が、一部清掃工場の不具合等によりまして、二酸化炭素排出係数の高い電気を購入したため、使用電力全体の二酸化炭素の排出係数が高くなった点がございます。  続きまして、こちら、1ページをおめくりください。見開きの右上、4のコピー用紙でございます。コピー用紙は、平成31年度までに平成21年度以下に使用枚数を削減することが目標となっておりますが、平成28年度のコピー用紙使用量といたしましては、410.7トン。A4の用紙にいたしまして、約1億300万枚という使用量となっているところでございます。こちらは、基準年度比で24.7%増となりまして、28年度時点においても、増加傾向はとまっておりません。  増加の要因といたしまして、区制70周年の記念事業、マイナンバー制度の本格稼働、また、多様化する区民の要望に応えるため、説明資料等の作成等により、用紙の使用量が増加しているというものが考えられます。  目標達成は、大変厳しい状況となっておりまして、対策につきまして、この後、別途ご説明をさせていただきます。  こちら、また1枚おめくりをいただきまして、最後、総括でございます。1点目といたしまして、二酸化炭素排出量の増加につきましてでございますが、今年度から、各区有施設エネルギー使用量の変化が、一目でわかるよう、新たに集計システムを導入したところでございます。各施設の使用エネルギーの見える化をはかりまして、今後、このデータを活用し、さらに、各施設において見直しを実施いたしまして、全庁的な環境負荷の低減を進めていきたいと考えております。  続きまして、その下、総括の2といたしまして、コピー用紙使用量の増加への対応でございます。現在、推進しております対策といたしましては、ペーパーレス会議の推進でございます。本日、議会のほうでも、ペーパーレス化をはかっていただきまして、ありがとうございます。  また、理事者側といたしましても、定例的に行っております部課長会につきましてもペーパーレス化を図り、また、資料の簡素化、作成部数の精査、誤印刷の防止等の徹底を進めているところでございます。  これに加えまして、今年度、導入いたしましたPaperLabを活用いたしました庁内リサイクル体制を再構築いたしまして、コピー用紙の使用量の削減に取り組んでまいります。  今回、新たに実施するものとしては、職員の環境意識の改善がございます。今後、PaperLabで作成したチラシや啓発グッズなどに、こちら資料の右のロゴマーク等を使用することによりまして、区職員の意識改善を図るとともに、区の環境意識取り組み状況のPRを同時に推進させていただく予定でございます。  こちらは、「持続可能なOTA CHOICE」という文言でございますが、こちらは、大田区役所が事業者といたしまして、職員から地球温暖化防止に向けた宣言を募りまして、定めたキャッチフレーズでございます。こちらを活用した最初の取り組みといたしまして、まず、職員名刺をPaperLab再生紙で作成した厚紙に原則切りかえてまいります。  持続可能な区の環境配慮行動をPRするとともに、使用する職員の環境マインドのさらなる育成を推進させていただきます。  続きまして、資料番号25番、大田区地球温暖化防止講演会「JAL SKYMUSEUMとそらエコ教室〜飛行機の世界から学ぶ地球温暖化対策〜」の実施報告でございます。こちらにつきましては、地球温暖化防止講演会として、今年度、2回目となるものでございます。区内企業と連携し、次世代を担う中高生の環境意識の向上を図ることを目的として実施したものでございます。  当日は、区内在住・在学の中高生70名が参加いたしまして、JALメンテナンスセンターで見学及び機長によるそらエコ教室を受講しました。  そらエコ教室では、温暖化の影響による天候の変化に関するものとしまして、夏の北極海の海面の氷が少なくなっている状況。また、飛行中に、10年前にはなかったシベリア上空で積乱雲が発生しているお話。また、飛行中に森林火災の発見の報告等の協力を行っていることなども、お聞きすることができました。  また、CO2削減のため、飛行ルートの計画にあたっても、追い風の強いコースを特に選び、また、飛行中の室内の温度管理のために、客室の日よけを有効に活用する。こういった配慮を行っているということで、温暖化対策への細かい配慮についてもお話を聞くことができ、日ごろからの環境配慮行動の大切さが生徒の皆さんにも伝わったと考えているところでございます。  最後でございます。資料番号26番、エコレシピコンクールの実施報告についてをご覧ください。  こちらは、環境に配慮したレシピの募集を通じまして、地球温暖化防止や食品ロスの削減など、環境配慮意識の向上を目指し、昨年12月に佐伯栄養専門学校から調理室を提供いただき、二次審査として調理審査を行ったものの報告でございます。  応募者につきましては、総数152件、主婦の方から、小学生との親子、また、中学生単独でのご参加まで、多くの方に参加をいただいたところでございます。このうち、最後の調理審査の結果、最優秀賞をはじめ、表記の結果となりました。最優秀賞のレシピにつきましては、短い調理時間という省エネですね。また、食材も皮を含め、余すことなく使えるなどの点が評価されたものでございます。  また、優秀賞の中学校のグループでは、サラダに使いましたトウモロコシの余った芯をミキサーで砕き、その汁を搾ってコーンスープに使うなど、斬新な発想をいただくような形になりました。  今後の環境配慮行動の啓発にあたりまして、若い方々に対してもインパクトのある教材ができたものと考えております。  今回のエコレシピにつきましては、3月17日に最優秀作品を活用しまして、区民の環境保全意識の啓発に向けた料理教室を開催するなど、有効に活用させていただく予定でございます。 ○松本 委員長 それでは、委員の皆様、まず、最初に地域力推進部からの成人式の報告に対する質疑をお願いいたします。 ◆北澤 委員 お天気も何とかもって、成人式にたくさんの方がいらしてよかったと思うのですけれども、お楽しみコーナーは、昨年は、たしか模擬選挙のところがあったり、昨年と今年で変更した点だとか、工夫した点だとか、その辺のことを教えていただければと思います。 ◎林 青少年健全育成担当課長 今年度のお楽しみコーナーにつきましては、運営委員会の企画によりまして、パリのまちを再現すると。そんなイメージで会場を設定したといったというところが、一つの工夫点でございます。  また、今年度のテーマは、「CANVAS 真似できない彩=vというテーマを運営委員会によって決定しまして、趣旨としては、式典をこれまでの20年間を振り返って、今後、どう歩んでいきたいかを問う機会とする。そういう意味で、10年後へのはがきですとか、CANBASHIという寄せ書きのコーナーをつくったり、また、新成人を励ますような言葉をおみくじ形式のくじに書いた花占い等々、そんなようなところを工夫したところでございます。 ◆北澤 委員 では、実行委員の人たちの、本当に主体性に任せてという形なのですね。 ◎林 青少年健全育成担当課長 おっしゃるとおりでございます。成人のつどいそのものが、青少年の最後の仕上げを祝う式典ということで、この新成人で構成される運営委員会のお一人おひとりのご発案、アイデア等を最大限に尊重した結果でございます。 ◆三沢 委員 着物の着つけができなかったという、何か問題があったかと思うのですけれども、大田区で何かそういう対象者をつかんだりしているのですか。 ◎林 青少年健全育成担当課長 特に、そのような対象者は聞いておりません。 ◆三沢 委員 何かニュースを聞くと、結構広がりをみせて、来年の着つけとか、そういう予約も、何かいろいろ被害を被っているという話も聞いているのですけれども、もし、今後、大田区で何かしらあったら、そこに対して何か考えとかありますか。特にないですか。 ◎小泉 地域力推進課長 ニュース等で報道されている「はれのひ」の被害の関係なのですけれども、大田区の消費者生活センターのほうに、成人のつどいの日以降、3件問い合わせがあったと。  ただ、いずれの方も、着物が着られなかったということはございませんで、業者の特典の問題、あるいは写真撮影、こちらのほうでお金の支払いはあったのだけれども、実際、業者のほうと連絡がとれなくなってしまったという状況でございまして、こういった相談につきまして、引き続いて消費者生活センターのほうで対応をしてまいりたいと考えています。 ◆三沢 委員 本当にせっかくの晴れの日が、すごく残念な結果にならないように、区として何かできることがあれば、親身になって、まずは話を聞いていただいて、対応できるところは対応いただければと思います。よろしくお願いします。 ○松本 委員長 それでは、次に、観光・国際都市部からの報告に対する質疑をお願いいたします。  初めに、おおた協会の関係で。 ◆黒沼 委員 4番の評議員及び役員等の小松氏は、小松ばね工業株式会社の現役の代表取締役社長だと思うのですけれども、その下の赤津氏という方は副支店長となっているのですが、副支店長ぐらいならば、お仕事ができるかなと思うのですけれども、この現役社長となると、こんな時間があるのかなと思っている場合に、仕事ができるかどうかという点では、どういうことなのでしょうか。 ◎高野 国際都市・多文化共生推進課長 こちらなのですが、当然、小松氏のほうに直にお伺いしまして、こちらの趣旨など、こういった形で事業をやっていく上で、評議員会のほうに出ていただく大体の回数等をお伝えした上で、こちらのほうは、大丈夫ですという形でご回答をいただいているところでございます。 ◆黒沼 委員 普通だったら、こういう外交的なものは、会長がやるのですよね。社長は、内的なことをやってということなので、よく引き受けてくれたなと思うのですが。小松ばねと言えば、今、社長というと、仕事に専念することが社長の役割かなという意味では、こういう方にお願いするきっかけというのは、どのようにして選ぶのですか。 ◎高野 国際都市・多文化共生推進課長 今回のこの協会については、「多文化共生」、「観光」、「産業」という3本柱でやって、それを具現化する協会となっておりまして、そういったところの関係者の方にいろいろ評議員とか、理事のほうになっていただくのですけれども、その際に、大田区のほうでこういったグローバル的な部分で活躍している会社の方という形で今回、この小松ばねのほうは、お願いをさせていただいたということでございます。
    ◆黒沼 委員 普通ですと、JTBとか、国際都市大田区というと、国際的な面での企業などを選ぶのかなと思ったのですが、この小松ばねは、いわゆる有名な会社ですけれども、それではなくて、いわゆる製造業そのものだという点での位置づけは、聞いておきたいのですけれども、どういうことでしょうか。 ◎高野 国際都市・多文化共生推進課長 製造業というよりは、やはり区内でそういったグローバル、世界を見据えて展開をしている業者というところで、そういったところでは、いろいろな部分でご意見をいただけるかと思いまして、今回、こういった形でなっていただいたというところでございます。 ◆黒沼 委員 とりあえず期待しておきます。よろしくお願いします。 ◆三沢 委員 これまで、これと親和性の近い役割として、micsおおたがあったり、また、観光・国際都市部がここにあったりするわけですけれども、そういった兼ね合いで、蒲田にあったほうがいろいろと連携をしやすいのかなとは思う部分があるのですが、これは、大森に置いた理由というのは、何なのでしょうか。 ◎高野 国際都市・多文化共生推進課長 やはり蒲田も当然考えましたし、いろいろな部分で考えたのですけれども、まず、大森にしたというのは、蒲田では、今、micsおおたがあるということで、そちらのほうで相談業務をやっておりますし、区役所もあるということです。  大森のほうでも、山王会館がございまして、国際交流施設がございますし、そういったところでいろいろな活躍している方もいらっしゃいますので、そういったところで今回、大森にさせていただいたというところでございます。 ◆北澤 委員 この評議員とか、理事の方というのは、意見を聞くという立場の人だと思うのですけれども、実際は、事務方の人たちが、つくっていくということだと思うのですけれども、その事務方の人というのは、どういう方がなるのでしょうか。 ◎高野 国際都市・多文化共生推進課長 事務局については、公募といいますか、職員の募集をし、採用された方と、あと、職員の派遣も考えておりまして、そういった方々が形成すると言いますか、事務局を担うという形に考えております。 ◆北澤 委員 公募といっても、今までの大田区のmicsおおただとか、そういうところの連携もあると思いますので、やはり相当コーディネート力のある人で、今までの流れがわかっている人ではないとだめだと思うのですけれども、その辺は、何か骨格になる方がつかれるということではあるのですか。 ◎高野 国際都市・多文化共生推進課長 協会のほうのコーディネート力を高めるということがございますので、当然、そういった職員を募集するにおいても、そういった経験がある方を当然選ぶといいますか、審査がありますけれども。あと、派遣についても、当然今までこちらのほうで担っていたよくわかる方がなっていただくのが、ベストだと思うのですけれども、そういった人選については、また今後になるのですけれども、そういった方は、委員がおっしゃるとおり、踏まえて選んでいかなければいけないなと思っております。 ◆北澤 委員 機関ができても、やはり中心になる人が大事だと思いますし、これは、何をやりたいのかというのがはっきり見えないと、物事は動いていかないと思いますので、その辺、またぜひ力を入れていただきたいし、報告をしていただきたいと思います。お願いします。 ○松本 委員長 それでは、ジャパンデイについて。 ◆椿 委員 これは、去年も池上梅園でされたと思うのですけれども、去年の外国人の来場というのは、何名だったでしょうか。 ◎高野 国際都市・多文化共生推進課長 すみません。正確な数字というのはちょっと把握しておりませんが、大体100名ぐらいでございます。 ◆椿 委員 せっかく100名もの外国人の方が来られるということで、例えばですけれども、外国人の方々に知っていただきたい、日本の文化というのは、本当に重要だと思うのですが。例えば、ごみの出し方とか。新しいアプリをつくられましたよね、区で。あれは、非常にわかりやすいと思いますし、例えば、防災的な部分の区のルールというか、小中学校にとか、そういったのはいかがでしょうか。 ◎高野 国際都市・多文化共生推進課長 昨年も、防災については、ちょっとパンフレットなどを置かしていただいたり、そのときに問い合わせといいますか、聞かれたときには、応対するような形をさせていただいたのですが、そのごみの出し方とか、今おっしゃったような新しいといいますか、今までやっていないようなことを、外国人に有益な情報は、きちんと提供するような形で、何らかの方法を考えていきたいと思っております。 ◆椿 委員 ぜひともよろしくお願いします。要望です。 ◆三沢 委員 この外国人が100名程度という、どうやって人選されているのですか。一応中国人が7、8,000人、朝鮮人が4,000人ぐらい、フィリピン、ネパールの方が3,000人ぐらいいるかと思うのですけれども、どんな形で選んでいますか。 ◎高野 国際都市・多文化共生推進課長 このジャパンデイに関しましては、日本語教室で日本語を学んでいる外国人の方に主にお声かけをして、例えば、餅つきとかお茶の体験など、初めに事前の申請が必要なので、そういったことで、ご本人から応募していただいているというところでございます。 ◆大橋 委員 このイベントに関して、来〜る大田区大使の皆さんにアピール、また、その来〜る大田区大使からアピールしてもらうという動きはありますか。 ◎高野 国際都市・多文化共生推進課長 今、委員がおっしゃったように、来〜る大田区大使の活躍が、今までちょっと弱かったかなというところがございますので、今回は、新しくできた管理棟ですね、そちらのほうで来〜る大田区大使の方が、日本の方と外国の方にお茶とかを振る舞うという形でちょっと新しい企画を考えさせていただきました。  そういうことによって、この間、来〜る大田区大使を集めた交流会がございましたが、そういったところで、その来〜る大田区大使からいろいろSNSとか口頭とか、そういった形で皆さんに発信してくださいといったところでございます。 ○松本 委員長 それでは、続いて、和の祭典について。 ◆北澤 委員 先ほどのイベントもそうなのですけれども、この和の祭典も、せっかくの機会なので、多くの外国人に知ってもらうといいと思うのですけれども、これは、宣伝の仕方。例えば、羽田とかのどこかの観光案内のところにチラシを置かせてもらうとか、何か今まで大田区のことを知らなかった人にも呼びかける工夫は、されるのですか。 ◎上田 文化振興課長 今、和の祭典のPRにつきましては、国際交流団体やシティナビゲーション、ジャパンデイのチラシの配布を考えているところでございます。羽田空港と観光協会等でどうPRできるか、ちょっと検討させていただきまして、1人でも多くの外国人の方にPRできればと思います。 ◆北澤 委員 ぜひジャパンデイも含めてですけれども、もう既に知っている人ではなくて、初めて触れるという人を開拓することに意味があるのではないかなと思うので、その辺、よろしくお願いします。 ○松本 委員長 それでは、清明文庫の内覧会及び勝海舟記念館プロポーザルについて。 ◆北澤 委員 資料40番の平面図を見ると、もう相当構想ができ上がっているのだなと思うのですけれども、これからまた公募をして、実際、中身をつくっていく人を選ぶということだと思うのですけれども、この設計をした人と中身をつくる人というのは、同じ人ではなくても大丈夫なのですか。 ◎町田 観光・国際都市部副参事〔文化計画施設担当〕 設計のほうは、大きく二つあると思うのですね。一つは、什器・備品類、つくりものとして設計図どおりつくるということと、もう一つは、その中のコンテンツについては、例えば、この平面図の左上のところに、展示室1というのがあるのですが、そこでは、海舟が全国行脚というコーナーで、その中で、全国行脚して様々なところに勝海舟は行っているので、それを映像ですとか、グラフィックで示してほしいということを提案の中に書いていただくのですね。  それで、その事業者の中は、全国行脚したところの単にその場所を映像で出すのか、あるいは、そこに人を介して、一つずつ案内をするとか、いろいろな提案があると思うのです。  ですので、つくりものとしてのものは設計図どおりなので、さほど変わらないのですけれども、その内容ですとか、コンテンツ系のものは、それぞれの会社の特徴だとか、提案というのが出てくるのかなと思っています。 ◆北澤 委員 やはりこういうことというのは、とても意志というのかしら、勝海舟のどういうところを人に知ってもらうというのか、そういう意志というものが、とても強く働くものだと思うのですけれども、内容が決まっていて、それをあらわす機械的なものだけをつくってもらうという、それが分かれているというのが、なかなかちょっと理解できないのですけれども、その辺は、よくよく打ち合わせながら、気持ちを合わせてやっていくという、これからの過程があるのですか。  それとも、もうこれをやってくださいと、もう仕事が決まっているということなのですかね。 ◎町田 観光・国際都市部副参事〔文化計画施設担当〕 ただいま申し上げたとおり、そこのそれぞれのところで展示する内容ですとか、大まかなものは、ぐるりと勝海舟の一生を回るだとか、そういうのは、考え方は決まっているのですね。それをどうあらわすかということが、各社で競っていただこうという大きなポイントだと思っていますので。当然ながら、まず、考え方を示した上で、それに応募してきて、決まった後も我々とそれを詰めながら、しっかりと今、運営委員会というのを同時並行でやっていますけれどもその中でこう示してくださいとか、あるいは、学芸員からもいろいろな注文があると思いますので、それは、また、随時詰めていくという作業が入ると思います。 ◆北澤 委員 それでは、考え方を持つということは、まず、大田区の学芸員が中心になって、それを示していくということですね。 ◎町田 観光・国際都市部副参事〔文化計画施設担当〕 学芸員は、個別のところをお話をしますけれども、大きなところとしては、その勝海舟の思いが伝わる博物館ということと、地元の国登録有形文化財を生かす、それから、その基本計画として定められた、それを含めた五つの事項というのが基本になって、後は、個別にどうつくっていくかという細かなところは、当然学芸員は話しますけれども、基本のところは、今までの計画の中で進めてくという考え方です。 ◆北澤 委員 思いが伝わる、思いがどんなものだったのかということが今の人たちの夢だとか、そういうことにどうつながるのかということが、とても大きな意味合いになると思うのですけれども、例えば、郷土博物館で言えば、基本的な展示の仕方も時々変えていくとか、そういうことがあると思うのですけれども、これは、全くもう今のこういう思いというのがあって、それを表現するというのを決めたら、もうそれは、ずっと変わらないということなのですね。この博物館に関しての基本的なところは。 ◎町田 観光・国際都市部副参事〔文化計画施設担当〕 今、約4,000点の資料を読み解いているところですけれども、初めて来た方も、勝海舟が、生涯どのような考え方でその思いを持って、一生過ごしたのかというところの大きなところは、基本的には変わらない。そして、特別展というところは、それは、都度都度、年に数回、展示がえをして、テーマごとに変えていくと。それで、変わらないと言った常設展も、ある程度の期間、5年とか10年とかということになれば、それは、変わりますし、個々に展示しているものは、資料が傷みやすいので、ずっと展示するというわけにはいかないので、少しずつ期間を変えて、展示がえをしますので、中身が変わらないということはないです。 ◆北澤 委員 今、NHKの大河ドラマの「西郷どん」が始まって、西郷隆盛はちょうど同じ時代に生きたということで、そのつながりから何か宣伝みたいなことは考えていらっしゃいますか。 ◎町田 観光・国際都市部副参事〔文化計画施設担当〕 「西郷どん」の中で、勝海舟との無血開城の場面というのは、後半部分で必ず出てくるはずなのですね。象徴的な場面になると思うのです。  それで、西郷隆盛の勝海舟がつくった碑というのも、あそこの施設の横にすぐあります。そういう関係で、「西郷どん」でというよりも、勝海舟と西郷隆盛の関係というのは、その中で当然ながら、展示の一部として行われると思いますし、あるいは、今、ちょっと私の頭の中だけですけれども、来年度はシンポジウムを、議決をいただいたらやろうと思っていますが、そのシンポジウムの中で、そのようなことが、何かテーマとして一つでも入れられたらいいかなと思っています。 ◆北澤 委員 ぜひせっかくですので、機会を捉えて、効果的な周知ができるといいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆三沢 委員 ちょっとこれは、1点確認なのですけれども、これは、くつろげるスペースみたいなものというのはあるのでしょうか。座るスペースがあまりなさそうに見受けられるのですけれども。 ◎町田 観光・国際都市部副参事〔文化計画施設担当〕 1階はほぼ展示ということで、2階が、集会の部分と少し座るスペースをつくるという予定ではおります。 ◆三沢 委員 例えば、早稲田にある漱石山房記念館とかも、ぐるっと展示を見た後で、最後、喫茶スペースみたいなのとか、あと、関係書籍とか、あと、お土産物コーナーとかがあったりして、そこで、結構お客様が談笑されたり、振り返ったりしているのですね。  何か、そういうのがちょっと記憶にあったので、ここでもそういった形で、せっかくすばらしい資料を見て、いろいろ知見を深めることができたら、最後、みんなで話し合うスペースとかがあったりすると、より余韻を楽しめるのかなと思ったのですけれども、そういうのは、2階とうまくつながる感じでイメージしておいてよろしいのですか。 ◎町田 観光・国際都市部副参事〔文化計画施設担当〕 2階は、勝海舟と大田区ということ、あるいは地域の風致協会ですとか、そういうものも展示をするという予定になっていて、2階は、遮光、光を閉ざすということをしないしつらえなのですね。以前に、その清明文庫が、講堂としての使われ方があったということと、今回の施設の中に国登録有形文化財としての建物を保存するということもあるので、内部からも建物が見られるようにという、昭和初期の特徴的な建物も見せるというようなしつらえなのです。  それで、資料が多くなったので、もう少し展示をしたらどうかというご意見をいただいたり、あるいは、2階で子どもたちに教育の機関という意味合いを持たせたりということも考えています。  飲食を館内でやるかというのは、今、決め切れていませんけれども、運営委員会の中で、それは決めていきます。  もう一つは、ミュージアムショップについては、1階の中に、そういうスペースをつくって、今、設置をしていこうという方向で動いてございます。 ◆大橋 委員 内覧会なのですけれども、来場者のうち、区内、区外の方の人数は、大体わかりますか。 ◎町田 観光・国際都市部副参事〔文化計画施設担当〕 ほぼ9割以上が区内だと思います。 ○松本 委員長 それでは、環境清掃部からの報告に対する質疑をお願いいたします。 ◆黒沼 委員 「大田区の環境」について、毎年、出されているということなのですが、一読してなかなか大変な、量も多いのですけれども、ビオトープづくりとか、それから、スマートコミュニティの形成が低炭素まちづくりの関係で書かれているのですけれども、すごく片仮名が多いのですけれども、どんなものかなというイメージがよく湧いてこなくて、結構こういう言葉を使ってこの計画が成り立っているのですけれども、基本としては、こういうのを大田区が取り組んでいくということなのだけれども、実現性はどうなのですか。 ◎中澤 環境計画課長 実現性というところで、各所管の部局が、こちらの計画に基づいて、今、未来プラン(後期)でございますが、そちらに基づいて、具体的な事業を大田区の環境において環境審議会のほうに報告をして、審査を受けているという中で、各部局においての計画の進捗を踏まえて、計画どおりに進んでいるというところで、今、B判定をいただいているというところでございます。 ◆黒沼 委員 今後、追いかけていけばいいと思うのですけれども、スマートコミュニティに関しては、IoTもかかわってくるということで、すぐに取り組めるのかなという問題が一つあります。  それで、次回からでもいいのですけれども、とりあえずビオトープづくり。現在、6団体、それで、これから9団体、10団体等に増やしていく。それで、現在行われている6団体がどういう団体で、何の役割を果たしているかというのをお知らせ願えればいいかなということと、スマートコミュニティに関しては、その幾つかの段階を経ていかなければいけないと思うのですけれども、「再生可能エネルギーやスマートコミュニティに関する情報を収集し」という記載がありますので、随時、そのことを個々に示していただければありがたいと要望しておきます。  その上に立って、最初の「はじめに」なのですが、去年と全く違っているのは、去年の「平均気温が過去100年で約3度上昇しています」という記述がなくなりました。  それで、もう一つは、「東日本大震災以降、二酸化炭素排出量の多い火力発電への依存度も高まっています」という、この初めの文章がなくなっているのです。  ところが、この104ページのところに関しては、進捗管理指標のところに、「東日本大震災以降、火力発電による電力供給が増加し、電気の排出係数が上昇したことが主な要因です」ということで、今、報告にも、係数の高い電気を使ったために上がったという報告があったので、このことも関連しているのかな。  それで、区民1人当たりの温室効果ガス排出量についても、同じ書き方をしているのですね。それで、こういうのが、今回の「はじめに」になくなっているのですが、しかし、前回はなかったが、この「はじめに」のところに、国の方針として、「省・再生可能エネルギー、気候変動対策、循環型社会」というのが入ってきて、取り組みなどを優先課題とする「持続可能な開発目標実施指針」を策定されたところですと書かれて、この点では、新しく見直した点もあるのかなと思うのですけれども、継続するものは、したほうがいいのではないかと思うのですが、この3度というのは、とても危険な段階なのですね。地球は、1度上がっただけでも危ない状況になるわけだと思うのですけれども、これが、見直しの中でどうなったのか。なくさなくてよかったのではないかなと思うのですけれども、どうでしょうか。 ◎中澤 環境計画課長 委員お話の104ページですか、そちらの個別施策につきましては、前期計画に基づいてのターゲットに対しての進捗状況というところでやっていたものに対してのコメントというものでございます。  それで、大田区の環境の「はじめに」につきましては、最新の状況を、今後、区としてどういう方向性でやるか、大田区の環境について捉えて、それをどう扱っていくかというところを概括的に説明したものです。  それで、その中で、やはり直近の平成27年9月、SDGsというところで、大きく全てを網羅するというのですか、一番基本的な開発目標が新たに設定されたと。やはりこれを素通りで、環境について語ることはなかなかできないかというところで、こちらのほうに掲載をさせていただいたというところでございます。 ◆黒沼 委員 世界的には、トランプ政権が抜けたパリ協定があるわけですけれども、そのパリ協定では、化石燃料時代の終えんを告げたのですよ。終わりにしようということで、地球を守るために、化石燃料は、これ以上燃やしてはいけないというイメージを発したのですね。  ところが、日本では、今の内閣も含めて大規模、小規模を合わせて、これから19の都道府県で49基の火力発電所の計画があります。  それで、40年の耐用年数とすると、2050年を過ぎても、火力発電所は動き続けることになるのですけれども、このパリ協定には、200か国以上が合意したのですね。  それで、再生可能エネルギーへの転換をお願いしたのに対して、ドイツでは脱化石燃料宣言をして、それに向かっていっています。日本とは逆なのです。イギリスでは、2025年までに、既存の火力発電所の廃止を宣言したのですね。  カナダは、同じく2030年までの廃止を宣言し、気候脆弱国連合という小さい、南洋の海に埋もれてしまうような国々の連合なのですけれども、それが、火力発電の廃止を宣言して、2020年までに再生可能エネルギー100%宣言をして、世界はその方向に向かっているのではないかな。  こういう捉え方は、この「はじめに」のところにあってもいいのではないかなと思うのですけれども、どうでしょうか。 ◎中澤 環境計画課長 当然、大田区が実施するもの、国が実施するものとして、こちらに持続可能な開発目標実施指針という形で、国の指針のほうを示していただいた。  ただ、そこから大田区としてどういう方向性で持っていくかというところで、やはり地域社会のふだんの行動と、やはり区民、また、行政が一体となった環境配慮をベースとした環境マインドの醸成、それをベースとした取り組み、こういうものが必要だろうというところでまとめさせていただいたものでございますので、国ベースのものは国ベース。また、地域として優先しなければいけないものや、私たちが本当にやらなければいけないもの、できるものというところを、やはり整合をとれるような形で選ばせていただいて、掲載させていただいているというところでございます。 ◆黒沼 委員 何でお聞きしたかというと、この「はじめに」のところの真ん中あたりに、「こうした世界的規模で環境に対する姿勢が変化する中」と書いてあるのです。こういう言葉を書く以上は、世界の正しい変化を捉えた書き方をしないと。「こうした世界的規模で環境に対する姿勢が変化する中」というのを、見誤ってしまったり、見落としたりすると、こうした世界の変化と大田区は見ているわけですから、聞いたのです。  ですから、ぜひもっと研究しながら、「こうした世界的規模で環境に対する姿勢が変化する中」というのは、一体どういうことなのだと随時聞いていきますけれども、なぜこれを書いたのか。それと、上の段がそうなるわけですよ。この見方に基づいて進められているわけですから、と聞いたのです。ぜひ一つ、この点、見てもらえればありがたいなということなのですね。  それでいくと、この4ページのところの、基本目標C、低炭素社会の構築で、低炭素まちづくりということでいくと、一番大きいのは、やはり車社会の改善だと思うのですよ。  これが、ここには見えないのですけれども、交通ネットワークの構築というのがあって、この点をどう捉えているのかというのは、答弁できますか。 ◎中澤 環境計画課長 前期計画で次世代自動車の普及というところがございましたが、やはり大きな観点から捉えなければいけないというところで、次世代自動車ではなく、次世代エネルギーの普及・促進という形で、中間の見直しの後、改めさせていただきまして、やはりその中でできる施策を行っていこうというところで、今年度から進めさせていただくというところでございます。  こちらは、初めに、自動車の普及というところがあったのですが、電気自動車の急速充電施設の普及促進というものがございます。そちらを掲げましたら、行政が進めるより民間事業者のほうがどんどん進めまして、行政がやるべきことではなく、行政は、もっと啓発的なものを行おうというところで、ハード面については、民間事業者にお任せするというところで方向を転換して、次世代自動車から今度は、次世代エネルギーという形で見直しを随時図っているところでございます。また、今後、状況を見ながら、全て毎年同じものではなく、状況の変化がございましたら、環境審議会等を経まして、目標等もまた変えさせていただくところがございます。 ◆黒沼 委員 これは、産業経済部にもかかわるのですが、羽田空港の跡地の活用で、トヨタ自動車などが、電気自動車等々に転換する場所にもしたいと書かれているように受けとめているのですけれども、その流れのことが一つと。昨日、ニュースで流れていましたけれども、河野外務大臣が大変申しわけないと。日本は、非常に再生エネルギー活動が遅れていて、これは、遺憾に思って、皆さん、オリンピックまでに水素・エネルギー関係で、世界中の皆さんをお迎えいたしますので、その約束をいたしますというニュースが流れていました。  それで、今、課長の答弁で、国は、大きく変わっていくと思いますので、この日本の低炭素まちづくり、地球温暖化への対応の遅れを、もし、オリンピックを含めて克服できる方向に流れたら、来年も含めて、この大田区の環境の冊子は変わっていくのかなという意味で、ぜひ要注意しながら見ていってもらいたなと思います。  そういう意味でいくと、この6ページの個別施策の取り組みの概要で、「環境産業の創出として新製品・新技術の開発支援策や環境技術分野における国際交流・貢献の取組として環境技術情報の提供を進めました」ということで書かれているのですけれども、その中で、去年の11月ごろでしたか、環境製品技術カタログの英語版が発行されて書かれているのですけれども、ただ、この一番最後のところの中には、1社しか書かれていないのです。  それで、これ全部載せればよかったのになと思うのですけれども、その捉えた方、ここの位置づけはどうですかね。 ◎中澤 環境計画課長 こちらは、優工場とか、新技術等の表彰を受けた区内企業にアポイントをとりまして、掲載は、いかがでしょうかというところで、合意の上、この掲載分についても、そちらの企業の確認を経た上で載せさせていただいているというところでございますので、全てこちらの意思で載せているというところではございません。 ◆黒沼 委員 ぜひ研究していただきたいと思います。  それで、63ページのところの低炭素まちづくりの一つで、蒲田駅周辺のまちづくり、大森駅周辺のまちづくりがあるのですが、車との関係で思っていたのですけれども、このまちづくりがここに入ってくる意味は、どういうことなのでしょうか。 ◎中澤 環境計画課長 こちらは、あくまでも最初のほうにもございますけれども、1ページ、この構成でございます。あくまで環境基本計画は大田区の基本構想に基づきまして、おおた未来プラン10年の計画に基づいて、その環境面でサポートする。それについて具体的な目標を定めて、進捗管理していくというようなところになっておりますので、こちらに計画があるというより、元の計画の環境面についてこちらに掲載をさせていただいているというところでございますので。例えば、まちづくりについてもそのベースの計画に基づいて、こちらのほうで環境面の進捗管理をさせていただいているという流れでございます。 ◆黒沼 委員 ここで書かれてあるのは、「保護樹木指定1件及び管理経費の助成3件を行い」ということと、「18色の緑づくりによる地域の緑化活動を支援し、花と緑があふれる魅力あるまちづくりを推進しました」ということで、とてもちっぽけなのですよ。やらないよりはましですけれども、もっと研究して、非常に大きな金額も投資するわけですから、こういう書き方よりも、もっと何か区民にすごいなと言わせる書き方はないのかなと思います。どうでしょうか。 ◎中澤 環境計画課長 こちらは、個別の計画に基づいて進捗管理をしているところでございます。また、こちらが、全て固定的なものではなく、その状況の変化等を捉えて柔軟に計画等もまた、変わっていくものと考えておりますので、こちらの規模の大小というところで判断をしているものでございます。 ◆黒沼 委員 ぜひ検討してもらいたいと思います。  71ページの次世代自動車の普及促進では、答弁としての民間が始めているので、民間に任せたいという話があったのですけれども、今、大田区は1台ですか。それとも、何台。 ◎中澤 環境計画課長 教育総務部が持っています電気自動車もございます。あと、低公害車、また、ハイブリッドとかいろいろなものがございますけれども、一応、低公害車というところでは、複数台持っているものは確かでございます。  ただ、現在、この次世代自動車の普及促進というところでは、大きな観点から先ほどお話ししたとおり、次世代エネルギーというところで見直しをさせていただいているものでございますので、こちらは、あくまで28年度のものでございます。 ◆黒沼 委員 大田区の所有する車の半分くらいをこれで走らせようという意気込みで、もっと区民に見える形で、すごいな、ああいうように変わっていくのだなという希望を見せてもらえないかなということですけれども、それは、今回ないのでしょうか。 ◎中澤 環境計画課長 実際に、低公害車、また、そういう観点で、国の定めるものの基準において、区としても、そういう方向性で、そろえていることは確かでございますが、燃料電池車を何台買うとか、リースで契約するとか、そういうものについては、今、私どものところでは、具体的なものはございません。 ◆黒沼 委員 この項目を立てる以上、これは、相当貧弱になってくるのですよ。  ですから、もっと研究して、来年でもいいのですけれども、国も変わってくるでしょうけれども、追いついてもらって、なるほどなと思う内容にしてもらえば、ありがたいと要望だけしておきます。  最後ですけれども、103ページと104ページのところの具体的なところ。温室効果ガス排出量。ここは一番最初に言いましたけれども、「電気の排出係数が上昇したことが主な要因です」と書いてあるのですが、最初、述べた世界の動きは、パリ協定に基づいて動いていますので、日本は遅れているし、何を今さら火力発電所をつくるのだと。19の都道府県でも建設計画があるのですが、委員長とも相談なのですけれども、議会も、行政も、国に対して意見書を出して、早急に再生可能エネルギーに転換を図りなさいと。もう火力発電所の建設は、やめるべきだと。そうでないと、こういう環境関係では、世界に遅れをとるし、違った方向になってしまうし、日本の環境も守れない。大田区もそうだと思うのですけれども。地方から国に向けてその動きをつくるという点では、国の言いなりではなくて。 ◆安藤 委員 言いなりなんかなっていないのだから。 ◆黒沼 委員 だから、いや、この計画はそうですよ、これを見ると。今言った流れでいくと。それで、最初に語っているものがそうなのですよ。また、そこまで読まなかったけれども。そうすると、大田区に羽田空港があって、その空港から出る環境問題も特別にあるわけですから、そこの誇りと自主性をもって意見書はどうかなと。それで、世界の流れのパリ協定に基づいて進もうという。安藤委員もそう思っていらっしゃるかもしれませんが。ということで国に対して意見書はどうかなと。 ○松本 委員長 それは、各委員の皆さんとまた、別途相談をしましょう。
    ◆黒沼 委員 理事者は、どうですか。 ◎中澤 環境計画課長 火力発電所の増加というようなお話をされていたところなのですけれども、8月15日の本委員会で大田区内のGHG、温室効果ガスの発生というところでは、ずっと増加傾向がございましたが、26年度実績では、震災後初というところでCO2の排出、GHGの温室効果ガスの排出量が減ったという状況で、そちらにつきましても、水力、また新エネルギーが増加傾向になっている。そちらについては、1点、お話だけはさせていただきたいと考えています。 ◆黒沼 委員 大田区の町工場の技術も生かして、様々な今度もこのカタログがあって、おおた工業フェア、これは非常にすばらしいものなのですが、例えば、環境製品技術フェアみたいなものを大田区で、もう一つ立ち上げて、この環境清掃部と一緒になって、その技術を生かして、原発さよならということと、水素・電気エネルギーをもっと促進して、大田区の技術を生かして、世界に貢献、日本に貢献という大田区の役割は、あってもいいのではないかなと思うのです。これは、産業経済部長ですか。ちょっとその工業面でもっと貢献してはどうかと。 ◎宮本 工業振興担当課長 大田区では、基本的には、三つ展示会を大きく開いておりまして、それぞれに大きな目的を持ってやっているところでございます。大田区内は中小企業やかなり小さい企業も多いということで、そうした小さい企業、3人以下の企業を中心とした展示会とかもやっているところでございますので、そういう工業界の状況なんかを見ながら、進めているところでございます。 ◆黒沼 委員 ぜひ検討して、この分野で大田区が切り開いていく、生き延びていく。きっとできると思うのですよ。今の町工場の力や能力も含めて。  ですから、改めて、どんな技術があって、どう転換できるのか。もう大田区の準備はできていると思いますので、もっと規模を大きく、こちらの方向に大きく大田区の産業界の流れをつくっていくということを要望しておきます。 ○松本 委員長 ほかの項目も結構ですよ。 ◆大橋 委員 地球温暖化防止講演会ですけれども、この企画は、本当にすばらしいと思います。JALのご協力により、多分ほとんどの中高生の方々が、初めて聞いたり、見たりするもので、非常にいい企画だと思うのですが、この機長によるエコ教室は、なかなか機長に直接お話を伺うこともない機会ですばらしいと思いますけれども、この写真でわかるように、この手を挙げて、いろいろなことも質問できるのかなと思うのですが、この機長からのエコ教室は、どういう観点のお話だったのでしょうか。 ◎中澤 環境計画課長 やはりJALも進めています航空機、また、羽田空港自体の駅ビルもそうなのですが、実際、二酸化炭素の排出量低減というのですか、そういう温暖化防止という観点で進めていると。  ですから、今まで飛行機については、結構水を大量に積んでいた。それについては、非常に少なくする。飛行機のトイレもそうなのですけれども、水を使わないということによって重量を減らして、省エネの飛行をする。  また、燃料も大量に積むのではなく、計算したところで、余裕率を極力減らしていくというところ、細かいそういう運航についてのお話。なかなか小学生だと難しいのですが、ターゲットはやはり中高生というところでしていただいたので、結構そういう具体的なお話をお聞きすることができました。 ◆大橋 委員 また、参加者の中高生にアンケートか何かをとられているのでしょうか。もし、とられていればそのお声が聞けたら教えてもらえますか。 ◎中澤 環境計画課長 実際に、アンケートもとらせていただいているのですが、その場での質問で出たものが、どうやったらパイロットになれるかというところで、やはり高校生の方は、そういう自分の将来というか、やはり空港関係とか、そういうお仕事につきたいというところで、今回参加していただいた方もいらっしゃいました。特に機長の方、航空関係の方も大田区内に寮があったり、随分お世話になったというところで、そのお世話になっている地域に対して恩返しをしたいというお話もございまして、そういう面では、すごく密着した人間関係が築けていけるのかなというところもメリットでございました。 ◆大橋 委員 こういった企画をぜひとも進めていただきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。要望です。 ◆椿 委員 先ほどの黒沼委員のほうで、火力発電がまるで悪みたいなことをおっしゃっていたのですけれども、それは、今の技術の火力発電のエネルギーの抽出量は昔とでは全然違うと私は記憶しておりますので、つくることが悪いのではなくて、つくることによって、最新の技術で効率のいいエネルギーを出すとなっているはずです。  国の方針ですから、我々が、意見は言えるかもしれませんけれども、それを安易にこの場で否定というのは、ちょっとおかしいのではないかなと思いまして、ちょっと一言、言わせていただきました。 ◆黒沼 委員 非常に貴重な意見をありがとうございます。研究いたしますけれども、ただ、ここに大田区のそのものが書いてあるように、「火力発電による電力供給が増加し、電気の排出係数が上昇したことが主な要因です」と見事に書いてあるのですよ。このことは、また事実なのですね。  確かに、技術を改善して、CO2発生を防いできているのは、私も知っています。  でも、根本的には、やはりだめなのですよ、化石燃料は。悪というのではなくて、世界中もパリ協定でそのことに決別をしたという流れもぜひお互いに知り合って、ともに研究して、これからも改善のためにお互いに頑張っていきたいと申し上げておきます。 ◆北澤 委員 今のとちょっと関連ですけれども、やはり廃棄物が減ったというのはとてもよかったなと思うのですけれども、今、特にヨーロッパなんかでは、プラスチックについて、やはりその環境問題につながるということで、例えば、スーパーなんかではマイバッグというのが、もうフランスもイギリスもそれが当たり前になってきていると聞いているのですけれども。日本でも、やはりオーケーストアなんかもビニール袋は買うことになっているし、幾つかそういう店舗も出てきて、とてもいいことだなと思うのですけれども、やはり事業者と協力しないと、なかなかその区民の意識が変わらないと思うのですね。だから、そういう例えば、一生懸命環境問題に取り組んでいる事業者をこういうところに名前を挙げるとか、何か協力をして、その大田区が理想を掲げて区民に啓発するという立場にあるとすれば、そのいいことをしている事業者と連携をして示していくということが、一つの大きな効果になるのではないかと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ◎中澤 環境計画課長 今回の中間の見直しにおきまして、環境マインドの醸成というところで、今まで事業者に対しては、個別の廃棄物の管理責任者の講習会でそういう成績のよかった方に対しては表彰をしております。そういうものを含めて、大きく表彰制度を区として、そういう励んでいる方に対して連携してやっていこうというところでは、中間の見直しの中で整理をしまして、計画を変更しているというところでございます。  今後、そういうものが実態として実践されているものと考えています。 ◆北澤 委員 ぜひそれを推進していただきたいと思いますし、区民に直接、そのプラスチックごみは減らそうとか、そういうことも、どんどんやっていく必要があるのではないかなと思います。よろしくお願いします。 ◆三沢 委員 このJALのエコ教室の件なのですけれども、参加者が約70名の在学中の区内の中高生という中で、この写真だけ見る限りでは、割と男性比率が高い気がするわけですけれども、男女比率はどんな感じだったかわかりますか。 ◎中澤 環境計画課長 やはり男性のほうが多かったのですが、ただ、中学生の女性2人組みとか、そういう形でもいらしていただいているので、やはり工業系の方が多いのかなという想像をしていたのですけれども、ちょっとそれとは別で、やはりグループで来ているので、1人が関心あるとほかの子も誘ってきていただいているというところで、そういう輪が広がっているのかなというところがございます。  なかなか来ていただくと、結構JALのミュージアムには、今、キャビンアテンダントの制服とか、そういうものがございますので、いろいろな角度からも興味を持っていただけたのかなと思っています。 ◆三沢 委員 今、まさにそのCAの話が出たのですけれども、これが、やはり男の子が割と中心になる可能性が高いのであれば、やはり女の子というか、女性中心で、CAとの座談会であったり、例えば、オンジョブトレーニングとか、そういうのをちょっと近くで1回見てみるとか、そんなことをすると、地域の女の子たち、女性たちも、やはり航空会社に関心を持ったり、もしくは将来目指したりとかで、航空会社もやはり地域の方々との地域貢献というか、結びつきが強くなったりすることなんてあり得るかなと思うのですけれども、そこら辺はいかがですか。 ◎中澤 環境計画課長 こちらにつきましては、第1回目ということで、先ほど、大橋委員のほうからもアンケートのお話がございましたが、そういうものを踏まえるとともに、やはり今回、また教育委員会との連携というのもありまして、またそちらも別の角度から、クラブ活動とか、そういう活動にまで、ちょっと顧問の方にお話をするとか、もう少し大勢の方にも参加いただけるような手法も考えていきたい。内容とか手法は、また検討させていただきたいなと思っています。 ◆三沢 委員 やはり現役のCAは、寮だったり、大田区に住んでいる方もたくさんいらっしゃいますし、もう結婚されたり退職された方でも、やはり大田区内に住んでいらっしゃる方はたくさんいらっしゃいますので、せっかくですので、そういった方々もうまく一緒に大田区を盛り上げていくために、力を貸していただけるとうれしいなと思うので、これは要望でお願いいたします。 ◆椿 委員 エコレシピコンクールに関してですが、この5番の環境イベントでのレシピ配付とか、要は優秀賞の方々のレシピをどんどん配付していって、広げていくということだと思うのですが。せっかくですので、教育委員会のほうとかと連携していきながら、子どもの家庭科とかで、実際につくっていただいたほうが、家庭の中でも浸透していっておもしろいのではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。 ◎中澤 環境計画課長 今回のエコレシピコンクールにつきましては、審査員の方に教育委員会の指導主事の方にも入っていただきましたし、当日は、貝塚中学校の家庭科の教員の方にも立ち会っていただいている状況がございます。  また、そういうところで、今後、エコレシピの活用については、教育委員会と連携して、有効に活用したいと考えています。 ◆椿 委員 それで、エコフェスタワンダーランドのほうでも食品ロス削減を、かなり頑張っていただくと書いてあるのですけれども、エコレシピにしても、エコフェスタワンダーランドの中での食品ロス削減にしても、家庭系が中心と感じるのですが、事業系の食品ロスの削減について教えていだければと思います。 ◎中澤 環境計画課長 事業系につきましては、また、今、やはり流通業とか小売業者から出ている事業系の一般廃棄物が大きな課題だと考えているところでございます。以前、決算特別委員会でもご質問をいただいておりまして、十分検討させていただきたいと考えています。 ◆椿 委員 よろしくお願いします。 ◆黒沼 委員 資料番号25番にちょっと戻りますけれども、課長の報告によると、飛行ルートも追い風の強いときなどを選ぶようにしているという報告しかなかったのですが、この講演会に私も参加したいと言ったら、子どもしかだめですよとなって残念だったのですけれども、このタイトルは「飛行機の世界から学ぶ地球温暖化対策」でしょう。とても魅力ある、興味あるタイトルなのです。本当に、これは関心が多いところなのですけれども、追い風の強いときは、多分A滑走路を選ぶか、C滑走路を選ぶか、それとも、B滑走路を選ぶかということだと思うのですよ。4分に1機飛んでいる今のダイヤの中で、風を待っているなんていう余裕はありませんよ。飛ぶのですよ、とにかく。  そうすると、今日、課長の報告が、それでなくて、私なんかはもっと軽量化のほうがよほどエネルギーを使わないと思うのですよ。軽量化のほうが。  だから、課長の報告がこのタイトルに沿わないのではないか。「飛行機の世界から学ぶ地球温暖化対策」というのに、今日の報告は、この追い風の強いときを選ぶということと、シベリアの上空に何だという二つしかないでしょう。何でこんな方向になってしまうのかなという意味で、これは、感想文もあったということなのですが、これのタイトルにふさわしい報告書が欲しいのですよ。こんな薄っぺらなA4のものではなくて。ないのですか。 ◎中澤 環境計画課長 委員にちょっと誤解があると思っているのですが、実際に、偏西風とか、そういう長距離、大きな気流の関係をお話ししているまでで、北風、南風という局所的なお話をしているわけではございません。 ◆黒沼 委員 もし、そうであれば、そういう説明をしてほしいわけですよ。そんなのは、わかり切ったことなのですよ。昔からやっていることであって、今、配慮するようになったわけでもないのです。それで、この始まった大田区地球温暖化防止講演会にふさわしい内容があるのだと思うのですよ。それで、そのことに基づいて、その角度からここに報告書を出してほしいなと思うのです。ないのですかね。 ◎中澤 環境計画課長 こちらの報告をさせていただいたものは、次世代を担う中高生の皆様に環境保全と環境配慮の取り組みを紹介していこうというものをご報告させていますので、飛行機の運航状況について報告をさせていただいているわけではございません。 ◆黒沼 委員 では、今後検討してほしいのですが、この実施目的の(1)にふさわしい報告をしてください。意識の向上を図るために開かれたのでしょう。意識の向上が図られましたという報告をしてくれなければ困るのですよ。  そうすると、目的の「区内企業と連携し、地球温暖化対策を推進する」、これがどう図られたのかいう報告がはないではないですか。何なのですか、これは。 ◎中澤 環境計画課長 区内企業である日本航空も、また来年もやりたいというお話をされていたと。あと、区内のほうにも、お住まいになられてお世話になったというところ。  今後、その環境については、JALが計画しているものについて、ぜひ大田区のほうにも知ってもらいたいと。ですから、こちらとしても、できるだけそういうものを広めていきたいというところでございます。かなり参加された方は、笑顔で帰られたというところで、また、今後、飛行機の運航状況についても、そういう環境配慮の中で、今運航されているのだというところで見方が変わったなというところを私どもは考えているところでございます。 ◆黒沼 委員 せっかく感想文があるというのだったら、私が、課長だったら、1人か2人の感想文の引用をここに書いて、なるほど、その感想文によると、(1)の目的の環境意識の向上を図るということで、参加された方々はすごく役に立ちましたという報告をすると思いますよ。これがないではないですか。 ◎中澤 環境計画課長 そちらにつきましては、委員のご意見として承るというところで、よろしいかと思います。 ◆黒沼 委員 私は、もっと誠実にやってほしいと言っているだけですよ。 ◆北澤 委員 私も、ちょっと今のやりとりを聞いていて、ちょっと思い浮かんだのですけれども、これは、すごく「大田区地球温暖化防止講演会」とすごくいいタイトルだと思うのですけれども、これは、例えばJALだけではなくて、大田区内のすばらしいいろいろな工場の中のいろいろな事業者の幾つかを呼んで、こんなように地球温暖化防止のためにやっているのですよと。いろいろな事業者を呼んで、こういうのを毎年やるといいのではないかなと思ったのです。別にこれは、そのJALを宣伝するとか、そういうことではなくて、たまたま地球温暖化のために飛行機がこんな工夫をしているということで、今回はJALを選定したというわけだと思うのですけれども、何もJALに頼まれてやったというとわけでもないのですものね。そうしたら、ぜひ、大田区にはこんなすばらしい会社があるのだとか、こんな取り組みがあるのだということを、継続してやっていただくといいのではないかなと思いました。いかがでしょうか。 ◎中澤 環境計画課長 これから年度末にかけまして、地球温暖化対策地域協議会と連携しまして、区内企業の温暖化対策の努力ですね。施設整備とか、行動とか、そういうものをまた見学会というところで、今回、事業者の方をターゲットとして広めていこうというところで、今、考えているというところがございます。  ですから、JALというのは、1回、そこが応じてくれたという例でございまして、いろいろなところが応じていただければ、もうどんどん広まっていくのかなというところでございます。 ◆北澤 委員 ぜひパイロットになりたいという憧れは、きっと多いのではないかなと思うのですけれども、こんな会社で働きたいとか、こういう技術を自分も習得したいとか、そういう子どもたちが、憧れをたくさん持てる機会を提供できるといいのはないかなと思いました。よろしくお願いします。 ◆大橋 委員 先ほど、ちょっとご意見が出ていましたけれども、私は、至って環境清掃部は、この地球温暖化対策に向けて、誠実にしっかりとやっていただいていると思っております。  また、アンケートについても、これはプライバシーもありますので、その辺をちょっと慎重に検討いただきたいなと。そういうことで、「えっ」ということもあると思いますので、ちょっと考えていただきたいと思います。  やはりこの温暖化について、JALも本当に真摯に取り組んでいるということを、この参加してくださった中高生にしっかりと伝えていただいていると。こういう取り組みが、これから未来をつくるこの中高生の子どもたちが大人になって、また、大田区を、世の中をよくしていこうというきっかけづくりにしっかりなっていると思いますので、引き続き環境清掃部の方々、よろしくお願いいたします。 ◆黒沼 委員 こんなにいいことをやっているのをくみ取ってほしいというだけなのです。  空の日でも、JALは会場の入り口ですごくいいことをやっていたではないですか。これだけ地球温暖化対策をやっていますと。それで、私は帰ってきてまたホームページで見たら、JALのCO2の削減はすごいのですよ。それで、改めてやっているのだなと思って見ましたので、そういう努力がここにあらわれていないのではないかなと思ったのです。だって、タイトルがこうでしょう。それをちゃんと受けとめていてくれるのかなと思ったものですから、お聞きしたのです。いいことはいいことなりにちゃんとくみ取っていただきたいと、これだけなのです。 ◆大橋 委員 エコレシピコンクールは、152件もの応募があったということで、すごいなと思います。写真を見ると、小さなお子様から本当に皆さん、創意工夫をして、本当に考えに考えて、工夫してやられたのだろうなという想像がつくのですが、これを実際、実施してみてどうですか。この感想といいますか、どういった、こういう工夫といいますか、何かちょっと感想を。 ◎中澤 環境計画課長 かなり皆さん、真剣で、主催しているほうからすると本当に感謝しているというところです。非常にいろいろなことに細かく配慮して、中には、一切ガスを使わない、熱を加えないで、全部でき合いのものと言ったら悪いのですが、そういうものを組み合わせてつくったものとか。  やはり、ただ、最終的には、飲食というところで、味まで踏まえて優秀作品が決まったというところがございますので、それぞれの世代ごととか、その立場によって、いろいろなアイデアがあるのだなというところで、ぜひこういうものを活用していければと考えているところでございます。 ◆大橋 委員 非常にいい取り組みだと思います。また、佐伯栄養学校専門にもご協力いただいての取り組みで、こういった取り組みを引き続きお願いしたいと思いますので、要望いたします。 ◆北澤 委員 このエコレシピコンクールに参加した年代層というのは、どんな感じなのでしょうか。 ◎中澤 環境計画課長 具体的に、お幾つの方というところまでは、見ていないのですが、やはり、小学生は親子で参加している方もいらっしゃいました。中学生単独のお一人の方もいらっしゃいましたし、中学生のグループ、また、主婦お一人の方とか。あと、いろいろなサークル活動というのですか、そういう中で、年配の男女の方がグループで参加しているとか、いろいろな多様性がございました。 ◆北澤 委員 これは、別に年齢制限はなくて、誰でも応募できるものですものね。  これは、すごくおもしろい、すてきな企画だなと思うのですけれども、やはり日本は伝統的には、割とものを使い切るとか大事に使う。昔のおばあちゃんたちは、にんじんの皮も大根の皮も、全部それはそれでお漬け物にするとか、無駄なく使うということを伝統的にやってきた日本の文化というのがあると思うのですけれども。でも、若い人たちの感覚で、今のエコというものもあると思うので、そういう世代間交流ができて、日本の伝統的なものにもいいものもあるし、新しい発想でこんなものができるのだと、本当にちょうどいい世代間交流の場にもなると思うので、ぜひこれをいろいろなところで紹介し合って、交流が生まれるといいかなと思う。  今後の展開としては、何かもうちょっと教えていただければと思いますけれども。 ◎中澤 環境計画課長 実際に、この年齢層が幅広い中で試食の時間もありまして、いろいろほかのグループがどういう考えでつくったとか、そういうお互いの考え方も広く共有できたというところもよかったと思います。  また、当日、ジェイコムの取材がございまして、ちょっと長目の10分弱ぐらいのものをジェイコムが流しているというところがございますので、そういう映像を今後、こちらもイベントとか、そういう啓発のものにも活用させていただくというところも考えています。  あとは、書いてあるとおりのレシピをできるだけ中高生などの次世代を担う方に対して、興味を持って広げていきたいなと考えています。 ◆北澤 委員 とてもいい試みだと思いますので、展開を楽しみにしております。  それで、ちょっと関係ないかもしれないのですけれども、ほかの自治体のことで、ちょっと心配なことを聞いたのですけれども、心配というか食品ロスのことなのですけれども、ほかの自治体で、台風になって学校が急に休校になって、給食の食材を全部廃棄したことを聞いたので、もしそんなことがあるとしたら、とてももったいないことなので、そういうときがあったときのマニュアルというのは、別にちゃんとつくって、無駄にならないような仕組みというのをつくる必要があるのではないかなと思ったのですけれども、ちょっと頭に入れておいていただけるとありがたいと思います。  何かそういうのはあるのですか、連携というのは。 ◎中澤 環境計画課長 現年度予算で、教育総務部との連携におきまして、給食残さについてそれを資源化するというところで、区内企業の力をかりて、資源化するという研究を今進めているというところでございます。  ですから、給食残さだとか給食の調理の仕方とか、そういうものについては、常に今、連携を進めていて、情報共有をかなり深めているというところでございます。 ◆北澤 委員 では、残さというのは食べ残しということだと思うのですけれども、そうではなくて、万が一、学校が休校になったときに、それをどう使うかとか、そんなこともちょっと連携というのをしていただけたらと思います。 ◎中澤 環境計画課長 残さという表現だったのですが、実際に、給食から出た廃棄物の量をこちらも把握していますので、例年から突然増加しているとか、そういうところでは、今、見受けられるものはございませんので、経年的な中で減少してきているところはあります。 ◆北澤 委員 先ほど言ったのは、台風なんかの突発的なときに、学校の給食が使われないときに、その食材をどうするのかというのも考えていただければと思います。よろしくお願いします。 ○松本 委員長 それでは、本日の質疑を終結し、継続調査事件を一括して継続といたします。  次に、継続審査事件を一括して上程いたします。  これより、陳情の審査を行います。  まず、29第51号 馬込文士村記念館(仮称)開設に関する陳情を議題といたします。  本陳情につきましては、1月11日付けで陳情の取り下げ願いが提出されました。  このことに伴い、委員の皆様にお諮りいたします。  29第51号の陳情については、本人の申し出のとおり、取り下げを承認することにご異議ございませんでしょうか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○松本 委員長 それでは、本委員会は、取り下げを承認することといたします。  その他、継続分の陳情について、状況の変化はございますでしょうか。 ◎小泉 地域力推進課長 私から、29第25号、一般社団法人田園調布会運営に関する陳情につきまして、若干状況の変化がございましたので、ご報告をさせていただきます。  区が田園調布会に交付いたしました地域活動負担金などにつきまして、昨年の12月28日でございますけれども、大田区監査委員宛に住民監査請求書が提出されまして、請求の受け付けがされたとのことでございます。今後、住民監査請求に基づく監査を実施するか否かにつきましては、監査委員会で決定されると聞いております。  状況の変化がございましたら、また委員会でご報告をさせていただければと思います。  もう一つの継続分の陳情、29第15号の馬込文化センター等の陳情につきまして、状況の変化はございません。 ○松本 委員長 皆さんもよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○松本 委員長 それでは、継続審査事件を一括して継続といたします。  最後に、次回の委員会日程でございますけれども、定例日の2月15日、木曜日、午前10時から開会といたしますので、よろしくお願いいたします。  以上で、地域産業委員会を閉会といたします。                午前11時43分閉会...