大田区議会 2017-08-16
平成29年 8月 オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会-08月16日-01号
次に、資料16番でございます。「
黒湯サイダー」の販売についてでございます。
この
黒湯サイダーは、2年前から販売を始めました。今年も概要等は、前年と大きく違いはございません。容量340ミリリットル、価格は、店頭での販売価格を200円(税込)とし、売っていただく店舗等への卸価格といたしましては、140円でございます。
販売開始につきましては、本委員会にご報告後に、順次、進めてまいります。
今年度の製造本数、2,928本。数字につきましては、1箱24本の換算でございますので、およそ3,000本と言っている部分での数でございます。
販売場所は、区内の銭湯や
観光情報センターなどでございます。
現状として把握しております施設を裏面に記載してございますので、後ほどご覧ください。
この販売につきましての広報は、区報9月1日号、ホームページ、
観光情報センターでの告知などで販売促進を進めてまいります。
また、参考に記載させていただきましたこの
黒湯サイダーについてでございます。経過として、試作品を平成26年度に作成いたしました。大田区と川崎市が実施しております連携事業の中の
土産品開発プロジェクトのワークショップとして開発をいたしました。
そして、商品化としては、平成27年度からこの大田区・川崎市
観光まちづくり連携事業実行委員会が製造いたしまして、両地域で販路を検討して販売してまいりました。
おめくりいただき、裏面に、現在、販売を予定している店舗でございます。1番の
観光情報センター、そして、2から8までは、各個店になります。浴場として、今、販売が8月16日以降、販売可能な施設がこの1から8でございます。
また順次、販売につきましては、在庫の確認等をいたしまして、可能な店舗がございましたら対応をしていく予定でございます。
続いて、イベントでの販売予定でございます。この後、予定されております区内の大きなイベントなどで販売の予定がございます。お示しいたしました1から3。
そして、まだ日程は決まっておりませんが、大田区・川崎市
観光まちづくり連携で行います事業の
イベント等での販売も予定してございます。
◎鈴木
スポーツ推進課長 私からは2件報告させていただきます。
まず、資料17番、「第34回大田区
区民スポーツまつり」の実施についてでございます。
1の事業趣旨でございますが、
スポーツ基本法の定めに基づきまして、体育の日を中心に、子どもから高齢者まで幅広い世代の区民が参加できる
プログラムを提供することで、体力の向上や健康増進、また、スポーツを通じた区民の相互交流による
生きがいづくりの機会とすることとしてございます。
2の概要でございますが、10月9日の体育の日、場所は、大田区総合体育館など、区内47会場で実施を予定してございます。
(4)で記載しております内容でございますけれども、総合体育館におきましては、
区内開催競技であるホッケーの体験教室を、昨年度に引き続き実施させていただきます。昨年度の様子は、左下の写真のとおりでございます。
また、
車椅子バスケットボールやボッチャなど、
パラリンピック競技種目の体験教室などを実施しまして、
オリンピック・
パラリンピックの気運醸成を図ってまいりたいと考えてございます。
そのほか、右下の写真にあります体力測定におきましては、年代別で実施をしまして、年齢に応じた現在の体力の分析、特に弱いところの分析とその改善に効果的な運動方法の提案を行うなど、イベント後の継続的かつ効果的な運動につながる
プログラムを用意してございます。
今年度の新たな取り組みとしましては、
大森東水辺スポーツ広場を活用しまして、
ビーチバレーの体験会のほか、小中学生を対象としましたビーチフラッグス、高齢者を対象としました
ビーチウォーキングなど、
ビーチスポーツを幅広く体験していただくことを予定してございます。
プログラムの詳細につきましては、本日、机上に配付をさせていただきましたA3縦の資料、大田区
区民スポーツまつりプログラムを後ほどご覧いただければと思います。
続きまして、資料18番をご覧ください。第23回
夏季デフリンピック競技大会における大田区在住選手の競技成績について報告をさせていただきます。
まず、
デフリンピックについてでございますが、身体障がい者の
オリンピックが
パラリンピックであるのに対しまして、そのうち、ろう者の
オリンピックが
デフリンピックでございます。
国際ろう者スポーツ委員会が主催をしておりまして、夏季大会は1924年、冬季大会は1949年に初めて開催されまして、夏季大会は、今大会で34回を数えてございます。
今回の大会でございますが、1の大会概要にありますとおり、7月18日から30日まで、
トルコ共和国において開催されました。
(4)の大会規模にありますが、21競技が行われまして、97か国と七つの地域から3,148名が参加されました。日本からは、177名の選手団を派遣しまして、11競技に出場、金6個、銀9個、銅12個のメダルを獲得しました。
メダル獲得だけが目的ではございませんけれども、参考までに
全日本ろうあ連盟スポーツ委員会では、大会前の獲得目標を25個としておりましたので、今回の27個の
メダル獲得というのは、非常にすばらしい結果でございます。
区内在住の選手につきましては、2をご覧ください。サッカーでは、
中島正行選手、
竹内裕樹選手、松本弘選手が出場し、結果は予選リーグ1勝1敗1分けでございました。
ビーチバレーでは
瀬井達也選手が出場し、
見事決勝トーナメントに進出され、世界ベスト16となりました。
今回の選手の皆さんの活躍に対しまして、日本障がい
者スポーツ協会が特別表彰を行うとの新聞報道が8月8日にございました。記事によりますと、日本障がい
者スポーツ協会では、選手たちの活躍が障がい
者スポーツのすそ野拡大や共生社会の実現に貢献したとの評価をしてございました。
区としましても、障がい
者スポーツの普及啓発等に、引き続き努めてまいりたいと考えてございます。
◎千葉
東京オリンピック・
パラリンピック推進担当課長 私からは、2点ご報告をさせていただきます。資料19番をご覧ください。東京2020
オリンピック・
パラリンピック大会3年前記念展示結果報告についてでございます。
1の事業概要でございます。2020年の大会が開幕する7月24日の3年前を記念いたしまして、本庁舎1階において、大会に関連するパネル及び
競技用具等を展示し、2020年大会に向けた区民に対する普及と大会の気運醸成を図るという目的で実施をいたしました。
2の実施内容でございます。期間としましては、7月31日から8月3日まで、1階の
北側展示コーナーで開催しております。
来場者数は、延べで322名ということでございました。
展示内容でございますが、2020年の
オリンピック・
パラリンピックについて、また、
ホッケー競技や
区ゆかりオリンピアン・パラリンピアン、過去の
オリンピック競技大会について、解説をするような写真、パネルの展示をしたほか、競技用具といたしまして、
車椅子バスケットボールの車椅子、ホッケーのスティックやボール、ボッチャのボール等を展示して、実際にさわっていただけるような形で展示をいたしました。
そのほか、写真、左側にありますような
カウントダウンボードというのを今回、作成いたしまして、展示をさせていただきまして、
オリンピック・
パラリンピックへの気運醸成にこちらを使って、今後、展開をしていくということで、展示をさせていただいております。
また、右側の写真にございますように、
事前キャンプについても6月25日に覚書締結をいたしましたので、そういったPRということで、ポスター等の展示を行ったところでございます。
3の参加者へのアンケートについてでございます。アンケートの回収数は、121枚ということで、3分の1ぐらいの方に回答をいただいております。この中では、やはりホッケーという
競技そのものは知っているのだけれども、区内で開催される競技であるということが、まだまだ
皆さんご存じでないということで、2割程度の方しか知らなかったという状況が確認できました。
また、ボランティアについても、関心を聞いてみましたところ、8割ぐらいの方は関心がありますということで、非常に関心が高いのだということも確認することができました。
裏面に参りまして、自由意見というところでございます。やはりここでは、
ホッケー競技の開催は知らなかったということが意見としてあったということ。
あとは、ボッチャのボールや車椅子をさわっていただいたことで、大会への関心ということを高めていただけたのかなと思っております。
また、要望としましては、もう少し広いスペースでの展示というのも、あってよかったのではないかということや、区役所以外でもこういうことをやってもらえるといいなということでのご意見などもいただきましたので、こういったことについても、今後、考えていきたいと思っております。
4のまとめでございますが、やはり今回の展示を通じて、
ホッケー競技の開催であったり、
事前キャンプの周知というのが、まだまだ十分でないなということがわかったところでございます。
ブラジルの
事前キャンプの決定については、6月25日ということで、まだ、周知の期間も十分ではない中ではありますが、今後、引き続き、こういった展示、あるいは広報、それから、イベントなど様々な手法を使って周知を行って、区の
オリパラ事業の取組や気運醸成を図ってまいりたいと考えております。
また、
カウントダウンボードについては、現在、1階南側の常設のオリパラの
展示コーナーのほうに設置をしております。今後の
イベント等でも活用しながら、気運醸成に活用していきたいと考えております。
続きまして、資料20番をご覧いただければと思います。
世界パラ陸上選手権におけるリオ2016
パラリンピック出場の
高田千明選手の競技成績についてご報告をさせていただきます。
7月14日にイギリスのロンドンにおいて開催されました
パラ陸上選手権大会で、
高田千明選手は、2種目に出場いたしました。
1、大会の概要といたしましては、開催期間が7月14日から7月23日まで。開催地はロンドン。開催規模としては、213の種目を実施しまして、100か国・地域から約1,300名が参加しております。日本の選手団は、約50名の選手を派遣をしているところです。
全体的な日本のメダルの獲得数は、金メダルが二つ、銀メダルが五つ、銅メダルが九つという結果でございました。
2の高田選手の競技成績でございます。一つ目の種目、女子100メートルに出場しましたが、こちらは、予選3位ということで、残念ながら敗退ということでございました。
それから、二つ目の
女子走り幅跳びでございます。こちらについては、4メートル49センチを飛びまして、自身の持つ日本記録を更新して、銀メダルを獲得をしたという結果になってございます。こちらにありますT11のクラスというのは、全盲ということで、全く視力がない、明るさぐらいはわかる程度の選手が出場するクラスということでございまして、クラスごとにいろいろな競技を行っているということでございます。
それから、3の今後の予定でございます。来週、8月24日、木曜日に、今回の大会の成績を報告していただくために、区長への表敬訪問を予定してございます。現在、詳細については、調整中でございます。
また、プレス等へも周知をしながら、こういったことを契機に関心を持っていただければと考えております。
○勝亦 委員長 それでは、委員の皆様からの質疑をお願いしたいのですが、まず、資料番号順にやっていきたいと思います。
はじめに、資料14番で質疑はありますか。特にありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○勝亦 委員長 では、続いて、資料15番の
コールセンター。
◆菅谷 委員 この間、この事業概要もいただきまして、この事業内容、
コールセンターの設置ということで、
ウェルカムショップの中で出ていたのですけれども、ここの予算が564万9,000円ですかね。そういう状況の中で、この予算規模としては、どのくらい大田区としては、考えて取り組んでいらっしゃるのか、教えてください。
◎中村 観光課長 この今、ご覧いただいた事業概要全体の中で、この
コールセンターの今年度の予算は、予算といいますか、まず、契約の金額でございますが、210万円です。
◆菅谷 委員 その210万円そのものが、ここの
コールセンターに充てられるということで、ここの
エヌ・ティ・ティマーケティングアクトとの契約に使うということでよろしいのでしょうか。
◎中村 観光課長 こちらの事業者との契約でございます。
◆菅谷 委員 聞き逃したかもしれないのですけれども、何社が応募して、それで、その契約金額は、向こうからの提案だったのか、そのところと、その金額規模が妥当なものなのかという、どういう判断なのかというところでお示しいただければと思います。
◎中村 観光課長 まず、
プロポーザルを実施する際に、こちらが提示した金額は、
プロポーザルの仕様の際に一定金額をお示ししてございます。それは、240万円ほどでございました。
それで、今回、応募のあった事業者は、2次審査まで2者でございます。提示された金額につきましては、
プロポーザルの予定の金額の範囲内であり、かつ自社の工夫などを取り入れた新たな提案を盛り込まれておりましたので、妥当なものと考えております。
◆菅谷 委員 それで、2者というところで、この
株式会社エヌ・ティ・ティマーケティングアクトをちょっと開くと、元は、NTT関連なのかなと思って、大きい事業所を構えていらっしゃるところなのかなと思ったのですけれども、2次審査に2者というところでは、もっと多く応募したのか、それとも、2次審査全体で応募数は、この2者ということでいいのでしょうか。
◎中村 観光課長 はい。最終的に応募の数が2者です。
◆菅谷 委員 その点数の差というところは、いかがでしょうか。2者の間で。
◎中村 観光課長 資料にお示ししました点数が、選定した事業者のもので、159点です。もう1者は、154点でした。
◆菅谷 委員 5点の差というところは、どんなところなのか、教えていただきたい。
◎中村 観光課長 今、5点の差についてなのですが、審査結果について、今、一覧が手元にございません。おおむねで申し上げますと、得意・不得意がございました。
例えば、必ずどちらか一方が一方的に高かったということではなく、提供されるサービスが比較的一般的に運営されているサービスなので、大きな違いというのは、大量な違いというのは、大きくは出ておりません。
◆菅谷 委員 どちらもあまり変わらなかったというところで、内容的に変わらなかったけれど、5点の差がついたというところでいいのでしょうか。
◎中村 観光課長 申し上げますと、対応する言語数に違いがございました。選定いたしました業者、こちらにつきましては、お示しのとおりでございます。
◆菅谷 委員 そこの言語数というところであるのですけれども、先ほど、ご説明があったフランス語や
タガログ語、ここのところは、10時から19時というところでサービスが切られていると。そういったところで差が出たのか、全然その種類が少なかったとかいう、どういったところでしょう。
◎中村 観光課長 もう一方の事業者の対応言語数は、英語、中国語、韓国語、タイ語、ロシア語でございました。
それで、タイ語とロシア語については、午前9時から午後6時までの対応というのが、もう一方の者の提示された提案の内容でございました。
◆菅谷 委員 この
事業そのものは、29年度計画というところで設置されますけれども、ここの契約項目としては、1年契約なのか、それとも、長年にわたって、今後、3年とか5年とか、そういったところになるのか、いかがでしょうか。
◎中村 観光課長 契約は、年度でございますので、まず、スタートの年、今年度1年度の契約でございます。翌年度以降のお約束というのは、現時点においては、ございません。
◆岡 委員 ここのところで、
コールセンターをつくる。今まで、
ウェルカムショップだとか、まちかど
観光案内所、登録してシールを貼って何かメリットがという部分が、あまりにも少なかったなと感じているので、行政で提供できるサービスが出るということで、本当に質を伴ったウェルカムなまちづくりになるのかなと思って期待するのですけれども、契約金額210万円でしたかね。これは
コールセンターだから、かけた通話料は、多分設置者が負担すればいいのでしょうけれども、ものすごく使われても、210万円固定という扱いだと、逆にものすごく使われたら、それは損ですよ、受け手としては。その辺は、だから、使えば使うほどどんどん
コールセンターに出る人が減ってくるとか、そういうことがあったりとか、その辺は、どうなのですか。
◎中村 観光課長 契約の金額の中の内訳は、問い合わせの件数の増減によって現状は変更はございません。少なくて減る、多くなったから増えるという回数での増減はございません。
それと、対応する数が多くなった場合なのですけれども、応答率というのを審査のときに確認しております。最低でも90%以上、こちらの業界で言いますと、おおむね95%、かけてつながらないということが、ほぼない形をとりたいと言われております。それによって対応する言語、回線数を調整したりとか、それは、この
コールセンターが持っているノウハウの中で調整が行われていくと聞いておりますので、契約につきましては、お示しした金額で参ります。
◆馬橋 委員 この
多言語コールセンターは、今回、
ウェルカムショップとまちかど
観光案内所対象ということなのですけれども、ちょっと確認というか、おさらいで、これは、たしか
ウェルカムショップとまちかど
観光案内所が事業運営されたのは、今年6年目とかですか、5年目ですか。
私は、この制度が始まったときも、この委員会にいさせてもらっていて、ちょっとでは、それを最初に教えてもらっていいですか。
◎中村 観光課長 まちかど
観光案内所につきましては、今、委員のお話にございました平成23年がスタートでございます。
◆馬橋 委員 そうすると、今年で7年目ということになると思うのですけれども、一番最初にこの制度をご提示いただいて、それで、最初は、このステッカーを貼るというのと、ステッカーをもらえるというのと、あとは、セミナーをやってもらえるという、多分、最初それだけだったのですけれども、そこで、ほかの委員さんもはじめ、何かもっとアドバンテージを出したほうがいいのではないかという意見もあって、何で7年目のこのタイミングでようやくやるかなというのが、何でこのタイミングなのかなというのが、すごく不思議なのですけれども、どうしてでしょうか。
◎中村 観光課長 委員お話のように、登録していただいている店舗の方になかなかどういうメリットがあるのかとか、そういうのがお示ししにくい環境でもありました。
それで、この直接この
コールセンターへというのは、昨年、議会の
常任委員会かと記憶しているのですが、視察に行った先で、
コールセンターの話が出たということがございました。
そこで、当時、ちょうど予算編成の時期でもございまして、この
コールセンターの検討をしようということで、着手をしたのが、今回、一番近い動きです。
それで、委員のお話の中に出てきました平成23年のころというのは、
受け入れ環境の国の拠点に蒲田が選ばれたということもありまして、この
ウェルカムショップやまちかど
観光案内所を充実させていこうというのがスタートでございました。
それで、その後、
オリンピック・
パラリンピック、こうしたよりたくさん外国の方がお見えになっているにもかかわらず、なかなか区内のお店で外国人の方が、回遊といいますか、利用しているというのが見られないのはなぜかという点で、こちらでは、多言語のパンフレットとかをずっと提供してまいりましたけれども、やはりその登録店舗の方々に直接お伺いした平成27年度の終わりですか、28年度にかけて調査をした結果、一番対面での対応に不安を感じる。言葉のやりとりに不安を感じるというのが、一番大きな数字として調査の結果が出ましたので、それを踏まえますと、店舗にとってのその不安を取り払うというのが第一ではないかということで、この制度の事業計画を立てた次第です。
◆馬橋 委員 やっていただけるのはすごくいいことだとは思うのですけれども、本当にこの導入当初、蒲田が国の
受け入れ環境整備促進事業の対象になって、そのときも、この委員会でもずっとこういう
コールセンターとか、言語対応の不安がまずあるでしょうというのは、ずっと委員会でも言っていて、7年たってようやく
コールセンターが入ってくるという、もうちょっと委員会の声もぜひ重要視していただきたいなと、これは、やっていただいて逆に思ったところなのですけれども。
ただ、その7年間でいろいろアドバンテージがどう出してきたのかというところもあると思うのですが、
ウェルカムショップとまちかど
観光案内所は、最初、2年ぐらいは、最初、40件、50件ぐらいから始まって、2年目で100件ぐらいになって、そこから3年目、4年目は、たしか推移がほとんどなかったように記憶しているのですけれども、今、この7年目になって、
ウェルカムショップとまちかど
観光案内所の登録店舗数というのは、増えてきているのですか。要は、対象店舗は、どれぐらいなのかという。
◎中村 観光課長 今現在、
ウェルカムショップは、209店舗でございます。一般のまちかど
観光案内所は、258か所です。区の施設を加えますと、さらにプラス64か所になります。
それで、
ウェルカムショップとまちかど
観光案内所、それぞれどちらか一方のところもございますけれども、両方でやっていただいている店舗もございます。
◆馬橋 委員 少しずつではあるけれども、増えてきているような気がするのですけれども、ようやくこの
ウェルカムショップとまちかど
観光案内所に登録をすると、ようやく実益が、一つシールを貼るだけではなくて、実益が一つできたのかなと思うので、しかも、先ほどの質疑の中で、同じ予算の中で件数は関係ないということなので、これをどうやって区内の商店の人とか、あとは、まちかど
観光案内所では、いろいろな可能性があると思うのですけれども、どう周知をしていくのかというのが課題だと思うのですけれども、その辺は、どう考えていらっしゃいますか。
◎中村 観光課長 28年度末にも、
ウェルカムショップ、まちかど
観光案内所向けに、こう活用してくださいというセミナーを開催いたしました。このサービス、電話サービスが入る前です。
それで、電話サービスも予算をいただいておりましたので、取り組む予定でございますという形でご案内もさせていただきました。
そして、今お話の各店舗につきましては、ご登録いただいていますメールアドレス、それから、アドレスがない場合は、郵送など、導入するサービスの詳細については、随時、告知をさせていただく予定でございます。
それで、一般の方が、普通にコールできるものではなく、ダイヤル番号をこの店舗にお知らせをする形になりますので、ホームページの中で広く一般周知という形は、とらない予定でおります。
◆馬橋 委員 そうではなくて、その
ウェルカムショップとまちかど
観光案内所に登録をすれば、こういうサービスが受けられるのですよというのを区内の商店とか、まちかど
観光案内所になりそうなところに広く周知をして、このサービスをどんどん大きくしていくことが、コストパフォーマンスを上げていくことだと思うのですけれども、その辺に関しては、どうお考えになっていらっしゃるのか。
◎中村 観光課長 その点につきましては、今回、今年ですが、観光のパンフレットもリニューアルした関係で、ご登録いただいていない中で、例えば、お土産100選に選ばれている、いちおしグルメになっている、そういった店舗を中心に。それから、主に力を昨年入れましたのは、宿泊施設です。ホテル、旅館、それから、特区民泊、そういった確実にお客様が滞在して、そこから動くであろう店舗に力を入れていこうと考えておりますので、そこは、区内にあるお店を回ったりしております。パンフレットを配ったりしておりますので、それは、観光協会、それから、
観光情報センター、それから、観光課の中で随時やらせていただいております。
◆馬橋 委員 一番最初は、店舗数を増やすために、結構個店に行きますみたいな話もあったのですね。
そこで、こういうサービスが大田区ではやっているので、登録してくださいというのをやりますというお話だったのですけれども、それはもう今はやっていないし、やらないということですか。
◎中村 観光課長 個店の店舗回りも現状としては、やっております。全部全てということではないのですが、申し上げました100選ですとか、いちおしですとか、そういった新たに加わった店舗は機会を捉えて取り組んでまいります。
◆馬橋 委員 なかなかこのサービスは、知らないと思うのです。私も地元の商店街に入っていますけれども、カレー屋とか、大田区の来~る大田区大使をやっている人は知っている、それはやっているけれども、ほかの飲食店の人は誰も知らない、え、何それみたいな、そういうこの制度自体の周知徹底というのが、これからの課題かなと思うので、ぜひ取り組んでいただきたいというのが一つと。
あと、一番最初に申し上げたとおり、この
ウェルカムショップと大田区まちかど
観光案内所のサービスが始まったときに、やはりもっとこの登録をすることのメリットを出してあげないと登録する店舗は増えないのではないですかという意見がたくさんあって、今、ようやく
コールセンターなのですけれども、ほかのサービスの追加というのは、随時考えているのでしょうか。
◎中村 観光課長 今年、このサービスを追加いたしましたが、また来年に向けてとか、随時、この中で新たなサービスの拡大というのは、現状としては、今、まだ予定はございませんが、利用していただく、例えば、
コールセンターもどんどん需要が広がっていって、問い合わせの件数とかに応じて数を増やすとか、加えていければいいなと思っております。
現状としては、
観光情報センターなどでやっております、おもてなしの講座ですとか、外国語講座ですとか、そういったものを昨年導入しましたもの、それから、今回、導入しましたこれとあわせて進めていきたいと思っております。
◆馬橋 委員 せっかくいい制度なのですけども、そのお店に来ないとこの制度も使えないし、私は、一番最初の年にご提案したのが、その当時、ホームページのマッピングサービスが結構はやっていて、グーグルのマップに
ウェルカムショップに登録すれば、そのマップからはそこにぽちっとアイコンがあって、そこを押すとそのお店が見えてくるとか、そういうサービスをやってもらえないですかという提案をした記憶があるのですけれども、何かそういうのをやっていくと、大田区でどんどん
ウェルカムショップが増えて、このサービスも充実をしてきて、それで、大田区の観光課が進めるまちあるきの観光とかがどんどん充実してくる気がするので、その1歩かなと思うのですけれども、ぜひこれにとどまらずに、ほかのサービスも追加をして、この
ウェルカムショップ、大田区まちかど
観光案内所の登録店舗をどんどん増やしていっていただきたいなとよろしくお願いします。
○勝亦 委員長 要望で。
◆馬橋 委員 はい。
◆黒沼 委員 これは、「大田区
ウェルカムショップ」・「大田区まちかど
観光案内所」登録店舗外国人受け入れに係る実態調査という報告書というのをいただいていて、このときの対象調査が、103店舗両方登録の方が、今、報告によると200を超えているということは、約1年の間にとりあえず倍になったということなのですか。
◎中村 観光課長 昨年、1年間では、増になった数はおよそ50店舗です。
それで、その調査の実施当時なのですけれども、
ウェルカムショップやまちかど
観光案内所の中には、実際に店舗ですが、お客様に接する機会の少ないところもありましたので、その調査を行う際は、回答いただけた対象とした数が、今、お示しした数でございます。
◆黒沼 委員 二つのデータにちょっと注目しますと、これの12ページなのですが、外国人の受け入れ対応に関する充足度というところで、多言語ウェブサイト作成に全く充足していないが56%、それから、現従業員に対する外国人のニーズ・対応研修が全く充足していないが59%という現状は認識しているのですけれども、こちらの22ページの外国人受け入れに対する意欲とサービス向上のため実施していることの関係性で、外国語対応ができる従業員がいない店舗に関しては、するのだけれども、積極的に受け入れたいのが22%で、どちらかというと受け入れたいが46%、合わせて約70%あるのですね。
それで、英語の話せる従業員のいるところでは、積極的は、当然なのですけれども、69%。どちらかというと受け入れたいが44%、いわゆる100%というか、これだから、いつでも対応できるからなのでしょうね、従業員がいるということは。
それで、中国語、韓国語となるとずっと落ちてきて、現状をあらわしているのだと思うのですが、外国人の受け入れに対する意欲で、看板名称の多言語表記の有無と対応言語というところは、同じような表示なのですけれども、恐らくこういう現状だと、今回のこの提案で、歓迎されると思うのですね。気持ちはあるのだけれども、従業員の研修まで追いついていないし、そういう人を雇用している状況でもまだない中で、こういう制度がもしあって、活用できるとすれば、多言語ウェブサイトで自分がセットすればあれでしょう、お客が来た場合にそれを使ってもらうということだと思うので、これをうまく生かすことが大事かなと思うのです。
ですから、この200近い店舗に対して、今の現状はどうなのですか。いわゆる普通、事を始めるときには、まず商業調査をやって、それで、必要性を感じて始めるではないですか。ここのそこでの十分これは待たれていて、使われるという意味の保証もあるということですよね。
◎中村 観光課長 ご覧いただきましたその調査、
ウェルカムショップへ対象とした調査の結果を受けて、事業の背景としては、早期に導入する必要性があるだろうと判断いたしました。
それで、できる方がいない、だけれども、受け入れようとする気持ちがある。そこのできないところが何なのかというのが、一つずつでも、ご支援できればという形の導入の第一歩でございます。
◆黒沼 委員 珍しいことだと思うのだけれども、議員の視察での成果と、その役所の中の希望が一致して実現したとみれば、やはり必要な視察はいいものだなと。
○勝亦 委員長 必要ではない視察はあるのですか。
◆黒沼 委員 違うのです。実現するということが大事なのですね。
だから、今回、もしどこかに行くとすれば、生きるためのやはり税金の使い方と必要だというのも教訓として、やはりこういうデータに応える、議会も含めて、役所の皆さんも後押しをしてあげて、頑張れ、頑張れということで。
というのは、やはり観光の資源がそんなにあると思えない大田区なのです。空港の近くにあっても。本門寺があったにしろ。それで、その難しいところに異動してもらって、頑張っている部長から課長、皆さんの努力が実るためには、観光資源の困難な中で全国で成功した例もあると思うのです。京都とか、箱根とか、もう満たされているところのところは、資源、あとは、国民や外国の人が。
(「報告と関係ない。」と呼ぶ者あり)
◆黒沼 委員 いや、あるのですよ。その必要な休暇をとって来られるとか条件とお金があるかどうかの二つと資源の三つがないと観光は成り立たないではないですか。そういうときに、大田区では、お金がある人も休暇をとれてこられる人も。でも、行ってみたいとこの資源が勝負だとすると、やはりこれだと思うのですよ。
それで、そういうところでの今回の提起が、もし、役に立って、個店の人も含めて、よしやるかという意欲も出て、200店舗ではなくて、600店舗、1,000店舗と増えるためには、この200店舗には増えているのだけれども、目標を持ってもらって、例えば、今、馬橋委員も言ったような、菅谷委員も言ったような、500店舗まで延ばさないと成り立たないとか、この目標店舗が必要だと思うのです。今の200店舗ではちょっと、もう少し頑張る必要があるかな。そこら辺は、どういう展望があるのですか。
◎中村 観光課長 1店舗でも、本当に多く加わっていただきたいと思っております。外国の方が訪れていて、特に必要なところ、駅前ですとかそういったところは、十分ではない部分も多々あります。そこを商店街を歩いていただく、あるいはスポットと言われているところに近くにある店舗には、特に回って、きっちりやっていただくには、不安を取り除いて取り組んでいただけるという姿勢をどんどん広げていきたいと思っておりますので、この登録店舗には上限があると思っておりません。まちを挙げて、全ての皆さんにどんどん手を挙げていただければという気持ちでおります。
◆黒沼 委員 要望ですが、このアンケートにあって、あまり受け入れたくない、33%、受け入れたくない、67%、空白が50%もあって、この可能性の部分、何でそう思うのかという消極性が出てくる根拠に、これだったらやってもいいなとこれがマッチするのだったら、やはり500、600店舗になっていく可能性はあると思うのです。
そういう市場というか可能性で、ぜひ頑張っていただきたいと要望しておきます。
○勝亦 委員長 では、続いて、資料16番、
黒湯サイダー。
◆岡 委員
黒湯サイダー、これは平成27年から始めているのですよね。それで、思うのですけれども、もうこれはなくしてしまってもいいのではないかな。もう廃止にしてしまってもいいのではないかと思う立場からちょっと意見させていただきたいなと思うのです。
これは、私もスタートのときにこの委員会にいて、当初6,000本だったか、初回販売分3,000本からスタートしたのかな。
それで、事業概要を見ると、1万1,373本実績があって、それで、今回、8月真夏の発売だけど、2,928本で、販売場所ももう全ての銭湯がつき合っているかと思うと、つき合わないし、コンビニみたいなところも置いてくれないしという意味で、初めのときに、大田区のみんな、大田区愛あふれるところから
黒湯サイダーが出たのだということが結構話題になったのはよかったなと。そういった意味で、売り出してみることはとてもよかったのかなと思うのです。
だけど、いわゆる廃盤になって、伝説的な商品という形でも、もはやいいのではないかなと思うのですよ。やはり売り上げが、販売本数をどんどん減らしていくというのは、売れないということと一緒なのではないのかな。そういった中で、どこまで行政が大した税金を出していないですけれども、ここについては、負担し続けるのかなというのは、本当に売れるものであれば、ものの価格に織り込んでやってしまえばいいはずなので、どうかなと思うのです。
そういった意味では、売れ行きというのは、やはり、スタートのころに比べれば減っているという理解でいいのですか。
◎中村 観光課長 平成27年度がスタートで、川崎、大田、それぞれが3,000本ずつで、28年度は、それぞれが6,000本ずつで、今回、29年度は、また、3,000本に戻しております。
委員お話のとおり、27年度は、当初、コンビニで置いたというのは、スリーエフでございます。なぜスリーエフなのだというところもたくさんご意見がありました。むしろ、限定することでプレミアム感を出したいというところで、川崎、大田で店舗数ないしは、共同できる全店舗で置いていただける形がとれたのが、そのスリーエフのコンビニでした。
それで28年度は、そのスリーエフというコンビニの経営形態もありますけれども、もう少し地域の中で、大田区の場合ですと、商店街などで売っていただきたいという思いがありまして、それで28年度、6,000本にして売ってきたというところです。
それで、これは売れ行きが落ちていっているという実感ではなくて、定着させていきたいという思いでいます。この3,000本は浴場で販売すること、それから、夏から秋にかけてのイベントで販売することによって、3,000本はちょうどといいますか、量としては販売し切れる数でございますので、現時点で売れずに減っていっているような認識ではないのですけれども、少し新鮮味に欠けるという点は承知しております。
ただ、黒湯という銭湯とつながるイメージ、それから、川崎の塩という、そういう連携のもとに生まれた商品ではありますので、できれば、残していきたいと観光課としては思っております。
◆岡 委員 私の質問がまずかったのかと思って。確かに売れていないわけではなくて、その販売ロットが3,000とか、6,000とか、それは、はけるのです。
だって、区役所の職員も4,000人ぐらいいるのだから、買ってしまえばこれで売れてしまうよという、それぐらいの数ですよ。それで、結局、その商品としての引き合いがもう全ての銭湯が置いてくれるわけでもないわけですよ、これを見たら。銭湯がもう、5店舗しか置いてくれないのかというのは、なかなかやはりそういった意味でニーズ、小売店側のニーズがないのかなというのを感じてしまうので、どうなのかな。
別に黒湯を売り込むとか、全然悪いことではないのですけれども、続けていくことの継続は力なりだなんて普通に思いませんので、そのものとしての話題をつくったというだけで、私は、この
黒湯サイダー事業は、大正解だったのではないかなと思うところでございます。
話は変わって、これは川崎との連携事業ではないですか。だから、これは、いろいろな形で大田区・川崎の連携事業を続けていくのだと思うのですけれども、例えば、来週、花火大会、世田谷・川崎共催で両方ともお金を出してやるではないですか。
例えば、昨日の六郷の花火大会も、あそこはある意味川崎ではないですか。そこに川崎からも出資を募るみたいなのは、今まで考えられたことはないですかね。ちょっと観光課ではなかったかもしれないですけれども、花火大会、職員の皆さんも寄付をされていらっしゃるけれども、川崎の官公庁から寄付を募るみたいなのは、なかったですか。
◎町田 スポーツ・文化担当部長 川崎と世田谷が共催している花火は両側に河川敷があって、両方から打ち上げているということでお金を出し合っていると。
それで、大田のほうは、川崎側は、ほとんど河川敷がなくて、河川敷で基本的に主催をするところがやっているということで、思いとしては、川崎側も大分見ているのでそういう気持ちもありますけれども、正式にそういうことを申し入れたことはないのかなと思いますが。
◆岡 委員 確かに、主催者側ではないほうが打ち上げる必要はないのでしょうけど。
私は、2年ほど前かな、川崎側から花火を見たことあって、結構土手というか、河川敷はあまりないのですが、土手にすごい人が張りついていて、やはりそういうのは、川崎の人にもっと大田区の花火大会をやっているのだよというのをアピールするという部分にもなるから、お金もちょっともらって、本当にちょっとでいいと思うのです。仕切りは、完全に大田区でいいので。
そういう形でより、まさに打ち上げ花火を一緒に楽しんでいるというのが、何か大田区も何万人か人が来て、川崎は何万人来て、何万人が六郷土手で平和を祈ったというと、何か、本当に
黒湯サイダーを1年で3,000本売るよりは、何かいい連携になるのではないかなと思った次第です。
○勝亦 委員長 意見ですね。
◆岡 委員 はい。
◆山崎 委員 花火は、川崎は平和記念の事業だから、花火大会ではないから、要するに。だから、川崎から寄付をいただかないのだという説明を以前受けたような記憶があるのですけれども、それは、置いておいて。
この販売先の一覧の黒湯の温泉というか銭湯ですけれども、ここは黒湯が出るところなのですか。逆に黒湯が出ないところでも
黒湯サイダーは置いているのですか。単純な質問です。
◎中村 観光課長 今、これは、このたび、16日以降予定しているところですので、店舗数は増える可能性があります。
それと、黒湯がないところでもサイダーとして
黒湯サイダーは、販売をしていただけます。
◆渡司 委員 この
黒湯サイダーの賞味期限というのを教えていただきたいのと、それから、私はこれを購入して飲んだことがあるのですけれども、後ろに書いてある製造元が川崎市になっているので、大田区の住民としては、何か大田区のものという実感が湧きにくいパッケージだったのですね。大々的に大田・川崎を両方押しているラベルだったら、大田区民も頑張って飲もうかなという気持ちになると思うのです。まずは、飲んでみようという気持ちに。でも、川崎市でつくっているという印象がすごく強いパッケージだったので、大田愛の強い人は、積極的に飲んだり、販売したりしようという気持ちが湧きにくいパッケージでございました。
今後、例えば、その大田・川崎を大々的に、例えば、大田バージョン、川崎バージョンみたいに、胸を張って大田のものだと言えるパッケージに変更するですとか、あと、産業のほうでやっているビジネスプランコンテストなどで、このサイダーをどれだけ売れるかをやってくれみたいな、そういう売り方も大田の人たちに委ねてみるみたいな、そういう発想で育てていくという戦略があれば、とてもおもしろい商品だなと思うのですが、その辺、賞味期限も含めて教えてください。
◎中村 観光課長 賞味期限は、炭酸飲料の関係でいきますと、1年と聞いております。今、手元に正確な日時がわかりませんので、戻り、確認をいたします。昨年の販売の例で行きますと、1年になっておりました。
それと、販売の戦略について、本当にありがとうございます。このラベルも、毎年、変えたほうがいいのではとか、それから、いや、継続的にずっと同じものでいくほうが定着するのでは、いろいろなご意見がございました。それで、今、委員からお話が出ました大田バージョン、それから、川崎バージョン、そのプレミアム感を出す、それから、地域の愛をもっと育むという点では、非常にサイダーそのものをどう皆さんにアピールしていくかという点では、非常に大事な部分だと思いますので、ご提案については検討していきたいと思います。
◆渡司 委員 この販売権、製造権というのは、どこが持っていて、例えば、大田区でこの
黒湯サイダーがつくれる場所があった場合、つくってもいいのかどうかというのは、どうでしょうか。
◎中村 観光課長 この販売する権利といいますか、これは、この連携事業実況委員会が有しております。それで、実行委員会が販売しているという形になっております。
それで、この製造につきましては、こういう形でどうでしょうかというので、試作から味を見て依頼をしておりますので、同様の製造が可能であれば別の工場でも可能になります。そこの工場の特許というか、限定ではありません。
ただ、この時期にサイダーを製造できる、なるべく近いところということで、塩などの飲料水などを使って工夫がされているここの事業者というのが、一番コスト的に有益だったという点で、ここを選択いたしました。
◆馬橋 委員 ちょっと先に、渡司委員の関連で、これは、私は、たしか初年度、大田区のバイスサワーをつくっているところ、コダマでしたか、何かありますよね、ピンク色の、あそこがやっていると聞いた記憶があったのですけれども、違うか。
では、私の記憶違いです。最初から、川崎でつくっていますか。
(「最初から川崎。」と呼ぶ者あり)
◆馬橋 委員 最初から川崎、そうなのだ。すみません、ではちょっとそれは置いておいて、これは、一番最初に3,000本つくって、今のこの意見と同様にちょっと少なくないかという。それで、2年目に6,000本になって、そのときに、私が質疑をさせていただき、これはロットを増やしていくのですかと聞いたら、そのつもりですという答弁をいただいた記憶があるのですけれども、今回、先ほどのご答弁では、2,928本を定着させたいという方向性に変わったのですか。この2,928本をずっと定着させていく方向に変えたのですか。
◎中村 観光課長 製造のロットが、3,000本になりますので、3,000本単位で3,000、6,000、9,000というロットになります、まず、製造につきましては。
それで、昨年のときに6,000本にしたのは、1回目のとき、27年度のときには、お届けするのが間に合わないぐらいの売れ行きで売れたというのがありました。なので、もう少し売れるだろうということで、売る場所もコンビニではなくて、商店街にも広げたいという形で6,000本にトライいたしました。
それで、昨年、やった反省も含めてなのですけれども、これは、反省点としては、個店としては、他の飲料水、飲み物の販売もある中で、この
黒湯サイダーにとっての売るメリットといいますか、そこは、かなり多いか少ないかでいきますと、それは、個店の選択だという点だと伺いました。今年度も、事前に商店街連合会とかに出向きましてご説明を差し上げたところ、商店街を挙げてという販売で手挙げをしていただいたところはなかったというのが、状況でございます。
そうしますと、売り出す場所がもう少し限定的になってしまうので、昨年と同数ではなく、半減して販売したというのが状況でございますので、今、委員のお話が出ました、どんどん増やしていきたいというのは、思いとしてはございますけれども、販路という点では、商店街、浴場だけではない部分でもう少し広げないと、販売を広げていくことができないのだというのが、昨年の実態で把握できました。
◆馬橋 委員 いろいろな要因があると思うのですけれども、スリーエフのとき、2年目でスリーエフをやめたときに関しては、相手から言われたということではなくてという、たしかご答弁があったと思うのですね。
それで、これはなぜそもそもこの
黒湯サイダーをつくって売るのかというところになると、黒湯というものを区内外に発信をしていくというところが一つの目的だと思うのですけれども、そうなると、ロットを増やしていって、話題性を広めていくことが必要なのですねという、たしかそういう話をさせていただいた記憶があるのです。
それで、今回、半減ということで、販路を拡大していく努力というのをしているのかなと、逆に、要は区の方向性が何か今回のご報告だと、いや、もう販路を拡大せずにやってくれるところで細々やっていくのですということなのかなと、私は、今、受け取ったのですけれども、どちらなのですか。
◎中村 観光課長
黒湯サイダーについては、2年やりました。3,000本、6,000本という形できましたので、昨年度売り始めるときには、どちらの商店街やどこのイベントに行ってもこの
黒湯サイダーがあって、皆さんに飲んでいただいているというそういう状況で、全て短期間で売り切るということを想定しておりました。
実際に6,000本つくって、売ったのは、賞味期限ぎりぎりまで、2か月とか、3か月で売り切るのではなくて、1年近くかけて売ってきたという状況がありましたので、6,000本を売り切るということは、非常に区内で今の販路のままでは難しいということが、年度の終わりに確認がとれました。
それで、これについては、今、委員がおっしゃるように、販路を広げていきたいとは思っているのですが、具体的にこれを売り込む策がなかったというのも実態でございますので、この売り方については、もう一度しっかりと検討していきたいと思っております。
◆馬橋 委員 初年度にあったそのスリーエフみたいにコンビニのああいう売り場の面をとるのは、食料品業界だとものすごく戦争のようになっているというではないですか。いいところにおけば売れるし。それをせっかく地域のスリーエフが協力してやってくれるのだったら、そこにもう1回お願いしに行って、協力をしてもらうというのが、一番近道ではないかなと。
それで、これは、卸価格は140円で、店頭価格で200円ということなので、例えば、ワンロット24ケース、銭湯とかが買ってくれたとして、もうちょっと多いのかもしれないですけれども、もうけは60円ではないですか。24本売っても1,440円です。もうあまりやる意味がないわけではないですか、お金としては。でも、大田区のそういう観光とか、黒湯を広めるという意味で協力をしてくれるということであれば、大田区も初年、要は、最初、たしか試作段階だとおっしゃったのですけれども、多少の身を切る覚悟でロットを増やせば、製造、商売をやれと言っているわけではないですけれども、大田区の目的として黒湯を広めていきたいという目的があるのだったら、ロットを増やすべきだというご答弁があった中で考えると、そこは売ってくれる店舗を増やす努力というのは一つ必要ではないかなと思うので、ちょっと大田区の方向性をもうちょっと出してやっていただいたほうが、私としてはわかりやすいかなと思いますので、よろしくお願いします。
○勝亦 委員長 いいですか、要望で。
◆馬橋 委員 はい。
○勝亦 委員長 では、続いて、資料17番、
区民スポーツまつりについて。
◆菅谷 委員 今回、このスポーツというところで、小中学生向けのビーチフラッグ、
大森東水辺スポーツ広場で、
ビーチバレーとか、シニア向け
ビーチウォーキング体験を行うということが書かれていますけれども、今、この地域的には、東のほうになるのですけれども、ここは全区域から参加してほしいということでされるのかということと、それから、あと、ここのどこもそうですけれども、ここの認知度ですかね。今、その砂浜が敷かれて、そういったものができるようになったということでは、区内にはどれぐらい知られていったのかというところで、情報がわかれば教えていただきたいのですが。
◎鈴木
スポーツ推進課長 全地域から来ていただきたいという思いは、あります。当然、この4月から新設された会場というところでございますので、こういうイベントをきっかけに、こういう水辺スポーツ広場というものがあるのだ。それから、砂浜があるのだというところを認識いただいて、大いに活用いただきたいというところを考えてございます。
2点目の部分としましては、そういう数字そのものは、持っておりませんけれども、現在、
ビーチバレー場の活用につきましては、4月から順次、利用率が上がっておりまして、4、5、6、直近の6月では、30%を超えてきたというところがあります。
ただし、まだそれでも30%程度というところがございますので、こういうイベントを通じて、今回、これは新たな取り組みということでございますが、水辺スポーツ広場もPRをしていきたいと考えてございます。
◆菅谷 委員 新しい競技でも、この地域ではあるのですけれども、そういった指導者とか、それからあと、その判定とか、そういったところでは、その大田区の今のスポーツ委員の方々があたるのか、それとも、きちんとした人たちを、会とか、団体を養成して行うのか、ここのところはいかがでしょう。
◎鈴木
スポーツ推進課長 ビーチバレーにつきましては、バレーボール協会の方に担っていただいて、きちんとした指導を行うということでございます。
それから、
ビーチスポーツにつきましては、水辺のにぎわい創出事業等で活躍をいただいております羽田ビーチクラブにご協力いただきまして、ご指導等をしていただくということを予定してございます。
◆菅谷 委員 団地に面しておりまして、こういった事業が活発にスポーツとして行われるのは、いいことだと思いますし、そういった意味では、地域に根差せるそういった施設になってもらいたいと思いますので、いろいろな声も受けとめていただきながら、苦情とか、今あまり、前回の質疑の中でも出ていないということを聞いておりましたので、地域と本当に一緒にマッチングできるようなことも考えていってもらいたいのと、あとは、やはり駐車場とか、そういったことの整備、そのことについても、交通委員会のほうになるかもしれませんけれども、このスポーツ振興という点では、横の連携をとってもらってやっていただきたいと要望しておきます。
◆黒沼 委員 大田区総合体育館で、このコンパスの観光・国際都市部事業概要のところの83ページに、「メインアリーナ・サブアリーナ 利用状況」というのがあって、その一つにこのスポーツまつりがあるのだと思うのですが、ついでにお聞きしたかったのですけれども、バレーボールが11.3%、バスケットボールが31.5%、フットサル11.3%、バトミントン1.4%、卓球5.5%、テニス9.2%、その他のスポーツ29.8%で、このその他のうちに、こういうまつりなどが入るのかなとは思うのですが、バスケットボールが、非常に3割以上使っている。何か突出しているのです。
それで、このその他のスポーツの内訳を知りたいのですけれども、広く区民に使ってもらえる。私どもは、見るスポーツも大事なのだけれども、するスポーツを重視していくのと、しっかりした指導員を確保すると、今、菅谷委員も言いましたが、あるので、この利用は、ちょっと偏っている気がするのだけれども、これは、実質どうなのですか。
◎鈴木
スポーツ推進課長 メインアリーナ、サブアリーナの利用割合につきましては、するスポーツというところでたくさんの方に利用いただきたいということの結果でございますけれども、バスケットボールについての割合が高くなっているということにつきましては、プロバスケットボールチームもそうですし、あと、アマチュアの大会というものも、非常に盛んであるというところがございます。そういう中で、利用割合が増えているということが挙げられます。
それで、その他のスポーツについては、ハンドボールであるとか、格闘技であるとか、あとは、イベントを通じて、様々な
パラリンピック競技というものも行っておりますので、そういうものを含めて29.8%という結果になってございます。
◆黒沼 委員 全て
オリンピックに向けて、いい
オリンピックにしていくためにも、この3年間ぐらいは、その他のスポーツのところの割合をできるだけ増やして、このスポーツまつりのようなところを四季おりおりも含めて、もっと頻繁に区民の方の状況をつくっていく、そういう努力をしてもらいたいのですけれども、その点はどうですか。
◎鈴木
スポーツ推進課長 これまで、例えば、7月に実施しましたスポーツ健康フェスタ等でもそうですけれども、
オリンピック・
パラリンピックを意識したというところで、
区内開催競技のホッケー、それから、
パラリンピック競技というものの普及というところでボッチャであるとか、シッティングバレーであるとか、今回、予定しております、車椅子バスケットというものをイベントの中で必ず盛り込むという形で今行っているところでございます。
◆黒沼 委員 ぜひもっと努力をと要望しておきます。
◆渡司 委員
区民スポーツまつりなのですけれども、34回やっていらっしゃって、続いていてすごくいいなと思うのですが、各会場ごとにいろいろなことをやっていらっしゃるのですけれども、その参加人員の増減ですとか、あと、年齢層別のその参加人員ですとか、そういうのは分析はされているのでしょうか。
◎鈴木
スポーツ推進課長 年齢別でというものについては、行っていないというのが、今まででございます。
それで、今年度につきましては、これは、体育協会に委託をして実施するのですけれども、そこら辺、アンケート等をほかのイベントと同様、しっかり行いながら、どういう方々が来ていて、どういう方々がちょっと少ないということをきちんと把握をしながら、次年度以降に生かしていくということで整理していきたいと考えてございます。
◆渡司 委員 要望なのですけれども、私も一つの会場でずっとお手伝いをしてきた中で、そのそれぞれの年齢層というのは記入していただいていたのですね、参加者の方に。なので、集約することは難しいことではないと思いますので、例えば、小学生、中学生、何歳以上とか、そういう形での年齢層による数的な把握も行っていただいて、その区民のどのあたりの方たちに、もっとスポーツを親しんでいただく必要があるのかとか、
オリンピックに向けて、この辺の方たちに経験してもらいたいというところの狙いを少し持って実施していただきたいなというのを要望させていただきます。
○勝亦 委員長 では、続いて、資料18番の
デフリンピック。
◆秋成 委員 18番で、夏季
デフリンピックの大田区在住選手の競技成績につきまして、詳細をおまとめいただきまして、ありがとうございました。
今回、私もあまりスポーツは詳しくないのですけれども、委員の皆様のほうがサッカーとかお詳しいと思うのですが、監督のお話を見ますと、やはりこの2005年、2009年、2013年と3回、4回と続く中で、この
デフリンピックは、サッカーにおいては予選でまず1勝するのがすごく大きな、とても想像できないことだったということで、今回はウクライナに勝ったということで、かなり大きな予選の1勝だったのではないかと感じました。
また、週末にこの大田区の聴覚障がい者の協会で、また報告がされるということが、選手の方がお見えになって報告があるということだったので、また、なかなかテレビでも放映が少ないとか、
デフリンピックの普及があまりなかなか進んでいないという部分では、今回のこのスポーツ推進課の報告でも喜ばれると感じました。
課題がちょっと見えてきましたので、幾つか。
まず、大会の渡航費について、国の補助以外の部分で、
パラリンピックにおいては企業の負担があるので、自己負担がゼロだと。
しかし、この
デフリンピックは連盟の寄付とかを合わせても、個人が20数万円かけて渡航するという部分があったりですとか、また、メダルの報償金も、
パラリンピックは数十万円から百数十万円もらえるという部分が、
デフリンピックはないということで、これは、国や都とかの大きな部分での課題だと思うのですけれども、こういったところで区の何かお考えとか、もしあれば、教えていただけますでしょうか。
◎鈴木
スポーツ推進課長 今、委員お話のとおり、
デフリンピックについては、渡航費であるとか、メダル報償金というものが、報償金はまずないということと渡航費で自己負担があるという部分については、私も今回のことを学ぶ中で、改めて認識をさせていただいたところでございます。実際に、聴覚障がい者の方々についての大会ということですが、認知度が現状11.2%と新聞報道がございました。それに対して、
パラリンピックは、98.2%の認知度ということでございますので、非常に開きがあるというところがございます。
それで、区では、いわゆる全国大会等の出場の奨励事業というものをやってございます。この中で、世界大会という形で行かれる場合については、選手1人当たり2万円という形で奨励金を出させていただいているということは、やってございますけれども、お金を出すことが、果たして最適な方法なのかというところも含めて、ただ、認知度が低いという現状がございますから、普及・啓発ということをどのように行っていく必要があるかというところをしっかりと検討していきたいと思っております。
◆秋成 委員 わかりました。
やはり、今回、7月6日に区長にも激励をいただいて、関係する所管の理事者の方にも同席いただいたときも、やはり選手の方々も様々いろいろなお考えをお持ちで、意識もとても高い4人の方でしたので、また今後、この
デフリンピックの普及も含めた障がい
者スポーツの振興について、区の行事というのをお招きをして、何かご講演なり、また、もしくは、何かイベントに一緒に出ていただくこともお考えいただければと思いますが、いかがでしょうか。
◎鈴木
スポーツ推進課長 様々なイベントで、先ほどの
区民スポーツまつりでも、
パラリンピックで指導者の方に来ていただくことも考えております。そのほか、以前実施した区民スポーツサミットというところでも、
パラリンピック出場選手に来ていただいて、貴重なご意見をいただくという画面をつくらせていただきました。今後も、区民の方々に、障がい
者スポーツというものを認識していただくとともに、関心を持っていただいて注目をしていただく。それから、障がい者と一緒に、健常者の方も一緒になってスポーツをできる環境づくりというものを進めてまいりたいと思っております。
◆秋成 委員 わかりました。
私、今回、ちょっと後から気づいて後悔したのですけれども、今回、177人、日本の代表の中で、大田区から4名の方だという部分で、ほかの区にたまたま江戸川区に行ったときなのですけれども、庁舎に大きな懸垂幕がかかっておりました。
こういった部分で、国の代表でもありますので、今後もし、また4年後について、そういった何か懸垂幕等のもし対応ができれば、次、またご検討をいただけたらと思います。要望です。よろしくお願いします。
◆岡 委員 この
デフリンピックに関連してなのですけれども、先ほど、ご答弁の中で、
デフリンピックと
パラリンピックの認知度は大分違うとおっしゃっていて、これは、まさに、
パラリンピックの興業的な成功がちゃんとできているよということのあらわれなのですよ。
オリンピックと同時開催のイベントにして、実際の競技中のものも、NHKでちゃんとライブで放送され、これは、まさに障がい
者スポーツを人々に知らしめる、本当にその障がい者それぞれの努力のストーリーもすごくしっかり報道されて、こうやってまさに障がい者問題の啓発を図って来られたというのは、
パラリンピックのまさに最大の成果だと思うのです。
そういった意味で、ちゃんと
パラリンピックをやっているのは、それは、東京であるのだというのをちゃんと知らしめていくべきなのではないかなと。やはりそれだけ世の中に知られているイベントにおける成功というのは、人々に刺激を与えられることだと思うのです。だから、そういった意味で、何でも国際大会であればいいのですよというと、ちょっとやはりそれは、人々の共感を得られない何かになってしまうのではないかなと思うのです。
そういった意味で、その
パラリンピックというのが3年後にあるよというのをしっかりと、もちろん区が啓発するまでもなくということなのですよ、これは。しっかりと日本中の商業メディアの中で、
パラリンピックが啓発されてくる。そこに向けての障がい者問題の啓発なのだなと感じたところです。
特に質問ではなくて、意見です。
○勝亦 委員長 では、続いて、資料19番の
オリンピック・
パラリンピックの記念展示。
◆小峰 委員 3年前の記念展示に私も行かせていただきまして、車椅子に乗せていただいたときに、介護用の車椅子とこんなにも違うものかと驚き、そして、そのバスケットボールをバウンドしてみたときに、こんな固いものを選手の方たちはやっているのだという、この体験の重要性をすごく感じました。
また、広くない場所で車椅子を回転できるほどのスペースをとっていただいたということで、区民の皆さんもきっと、いらっしゃった方たちというのはとても大きな印象が残ったのではないかと思いました。
このオリパラの事業の取組や気運醸成を今後も図っていくように、まとめにありますが、今後、2年前記念展示とか、1年前記念展示とか、そういう方向でお考えがあるのでしょうか。
◎千葉
東京オリンピック・
パラリンピック推進担当課長 今、委員からありましたように、今後、そういった1年前、2年前といった節目のタイミングで、やはりいい機会になりますので、気運醸成のための取り組みを行っていきたいと思っております。
展示であったり、イベントのような形で体験をしていただいたりということをいろいろと組み合わせながら、やっていければと考えております。
◆小峰 委員 本庁舎1階の
北側展示コーナーというのは、様々な展示がありますが、今回の322名というのは、平均からして多いのか、少ないのか、認識をお願いいたします。
◎千葉
東京オリンピック・
パラリンピック推進担当課長 申しわけありません。ちょっとほかの
イベント等との比較というのはしておりません。開催日数も4日間ということで、非常に短い開催でもありましたので、総体的な比較ということではないのですけれども、かなり多くの方にいらしていただけたのではないかという、個人的にはそういう感想を持っております。
◆小峰 委員 アンケートの自由意見に、下から三つ目あたりを私は着目したのですけれども、車椅子の実物が展示されていて、関心を持った。それから、もう少し大きなスペースで展示をしてほしい。区役所以外でも、オリパラの展示をしてほしいという意見がありまして、スポーツ健康フェスタとか、
区民スポーツまつりとか、実際に、例えば、
パラリンピックの体験コーナーがあるのですが、やはり関心のない方が、こういうところ、区役所といういろいろな方がいらしていただいている中の展示に触れて、そこをきっかけに関心を持っていくという点では、関心のない方たちに、関心を持っていただくというところでは、スポーツまつり以外でも、こういう展示というものの重要性、そこからの気運醸成ということのつながりというものも感じるので、要望としては、そのフェスタ、お祭り以外でも、こういう区役所以外でも展示、または、体験コーナーということでお願いしたいなと思います。
その上でクイズとか、それから、例えば、先ほど申しましたように、バスケット用の競技用の車椅子に乗った段階だけでもすごく実感として、選手の方たちはすごいなと思ったのですが、加えて、もしでき得れば、ビデオで実際にその選手の方たちがどうやってそれを使いながら競技をしているかというものも、目で触れることによって、
パラリンピックの成功なくして
オリンピックの成功なしと言われているこの現状の中で、より区民の方が、実感として感じ、そして、障がい者の方に敬意を持って接していくという方向にもつながっていくのかと思いますので、要望としてお伝えしておきます。
◆岡 委員 この資料19番の3年前記念展示のところのアンケートで、ボランティアについて関心がありますかという項目があるではないですか。みんな何か絡みたい、
オリンピック・
パラリンピックに何かしらで参加したいという思いは、やはりあるのだなという感じです。
東京都でいろいろなボランティア募集もやっているのかな。では、大田区で何かそのボランティアをやりたいのだという人に、どういう機会を提供できるのでしたか。
◎千葉
東京オリンピック・
パラリンピック推進担当課長 区としてのボランティアの取り組みということでございますけれども、当然、大会の期間中というのは、区内にも非常に国内外から多くの方が訪れるということが想定されます。
また、ブラジルの
事前キャンプというので、ブラジルの方がいらっしゃるという機会も今後出てくるかと思っておりますので、そういった方々をもてなしていったり、区の魅力を知ってもらう、そういった点で、大田区ならではのボランティアというのを進めていきたいなと考えております。
区民ボランティアということで、オリパラに参画することは非常に区民にとっても貴重な経験になっていきますので、そういったことを区の今後の観光やスポーツのボランティアの気運みたいなものにつなげていければと考えております。
まだ詳細は現在検討中というところではございますが、来年度に向けて、今、検討を進めさせていただいております。
◆岡 委員 組織委員会とか、東京都のボランティアはちょっと敷居が高い感じもあるので、そういうので区民に提供していただけるように、ぜひお願いいたします。
○勝亦 委員長 要望で。
◆岡 委員 はい。
○勝亦 委員長 では、続いて、20番の
パラリンピック出場の
高田千明選手の成績について。
◆渡司 委員 先ほどの
デフリンピックとも関連するのですが、
高田千明選手のご主人が、今回、
デフリンピックのほうに日本代表選手として出場されているのですね。高田裕士さんという陸上選手なのですけれども。
それで、ご主人は大田区出身ではないのですが、大田区出身の高田選手と支え合って、夫婦でそういう障がい
者スポーツで活躍しているということで、
デフリンピックのPRも兼ねて、高田選手の何か広報をされるときにご主人のことも一緒に、ご夫婦のアスリートということでぜひ告知をしていただいて、障がい
者スポーツの理解を深めていただきたいという要望がございます。お願いします。
○勝亦 委員長 それでは、本日は、以上で質疑を終結し、
継続調査事件を一括して継続といたします。
次回は、9月の委員会日程は、定例会中の9月27日、水曜日、午前10時からの開会ですので、よろしくお願いいたします。
以上で、
オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会を閉会いたします。
午前11時30分閉会...