ツイート シェア
  1. 大田区議会 2017-07-18
    平成29年 7月  オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会-07月18日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    平成29年 7月  オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会-07月18日-01号平成29年 7月  オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会 平成29年7月18日                午前10時00分開会 ○勝亦 委員長 それでは、ただいまよりオリンピック パラリンピック観光推進特別委員会を開会いたします。  継続調査事件を一括して上程をいたします。  前回、保留答弁がありましたので、理事者の答弁をお願いいたします。 ◎鈴木 スポーツ推進課長 前回の委員会にて保留とさせていただきました大森東水辺スポーツ広場の整備費についてでございます。整備費用の総額は、2億505万960円でございます。 ○勝亦 委員長 今の答弁に質疑はありますか。よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○勝亦 委員長 それでは、理事者から所管事務報告をお願いいたします。 ◎中村 観光課長 それでは、私から2件ご報告させていただきます。観光・国際都市部資料9番をご覧ください。平成29年度観光・国際都市部管理職名簿でございます。  7月1日の異動を反映してございます。こちらは、上から三つ目、副参事、産業経済部産業振興課長との兼務でございます。その一覧でいきますと、下から三つ目、参事、大田区体育協会派遣事務局長が変更しております。  次に、資料10番をご覧ください。大田の観光にぎわい創出事業補助金交付事業の決定についてでございます。  この事業は、大田区で地域が主体となって大田の観光資源を生かし、新たな地域のにぎわいを創出するために本事業を支援することにより、区への来訪者の誘致の促進及び地域の活性化を図ることを目的として実施しているものでございます。既に、募集は4月21日から5月19日までの間に実施いたしました。その申請状況交付決定事業を、資料に落とさせていただいております。  まず1(1)、申請事業の総事業数は8事業でございました。  (2)内訳でございます。3種別ございます事業の中で、①水辺のにぎわい創出事業に3事業。②地域のにぎわいを創出する事業に4事業。③産業観光受入環境整備事業に1事業、あわせて8事業でございます。  交付決定いたしました事業は、2にお示ししているとおりでございます。  まず、(1)の水辺のにぎわい創出事業につきましては、あわせて3事業の交付を決定いたしました。この表は、申請事業名や団体名、代表者名、交付を予定しております決定額をお示ししてございます。  NO.1の「ふるはまビーチフェス」でございます。こちらは、ふるさと浜辺公園において、音楽や水辺の体験など様々なイベントを実施して、ふる浜周辺の魅力をPRするものを予定しております。
     NO.2、「江戸前づくし水辺パーティー」でございます。こちらは天空橋周辺エリアにおいて、羽田で取れた魚貝類の即売や和をイメージしたステージイベントなどを実施して、天空橋周辺の魅力をPRするものでございます。  NO.3、「身近な水辺 舟運フェス」でございます。水上バスの運行やエレクトリカルパレードなどを実施して、水辺が身近にあり、水辺の活用や舟運の魅力をPRするものでございます。  これらの水辺に関する事業を3事業、(1)の事業として選定いたしました。交付の決定総額は、あわせて2,002万円でございます。  次のページをご覧ください。(2)の地域のにぎわいを創出する事業として、4事業の申請がございましたが交付の対象としたのは3事業でございます。  こちらの事業の一つ目、「大森地域見所再発見!街コン(婚活事業)を通じて出会いを創出」でございます。旧東海道を中心とした大森地域において、地元観光のアピールや商店街振興を目的としての街コンを絡めた人と人の交流や出会いをきっかけにコミュニケーションの場を提供する事業でございます。  二つ目、「大田の技×クリエイター製品化ストーリー体験型プログラム」でございます。こちらは、大田のモノづくりの特徴を活かした製造ストーリー体験型プログラムを実施することにより、大田区のモノづくりの魅力を広く発信するものでございます。  三つ目、「蒲田西地区文化共生日本工学院イベント」でございます。こちらは、蒲田西地区において、町会・自治会・商店街・NPOや、多くの留学生が在籍する日本工学院との連携によって、国際交流伝統文化を核とするイベントを実施するものでございます。  この地域のにぎわいを創出する事業三つで、あわせて181万6,000円でございます。  そして、(3)でございます。こちらは、産業観光受入環境整備事業でございます。こちらの事業は書類審査のみで行っております。申請がございました1件、「見学者用会社案内等の作成」として、当該事業者を決定いたしました。金額は48万8,000円でございます。  三つの事業あわせまして、合計が2,232万4,000円の事業でございます。 ◎鈴木 スポーツ推進課長 私からは、観光・国際都市部資料11番、「第4回おおたスポーツ健康フェスタ」の実施結果について、ご報告をさせていただきます。  1、事業概要でございますが、7月1日、大田区総合体育館で実施をしまして、延べ3,100人の参加がございました。  (1)内容につきましては、主なプログラムの実施結果をお示ししてございます。①おもしろ運動会では、じゃんけんトレインや綱引き、また左下の写真にありますへび遊びなど、様々な競技を午前、午後と実施いたしました。今年度は、スポーツ推進委員やゲストの方から、子どもを連れて来られた保護者の皆様にも参加いただけるよう、積極的に声かけを行っていただいたこともありまして、より多くの世代の方々に楽しみながら体を動かしていただくことができたと感じてございます。  ②でございます。オリンピアントークショーでございますが、千葉真子氏から本格的な競技を始めたのは高校に入ってからで、最初は周りの選手についていくことも難しかったこと、また初めて出場した世界大会オリンピックだったことなど、あまり知られていない話を披露いただく中で、何事も諦めずに継続すること。それから、練習の中では考えること、工夫することの大切さなどを伝えていただきました。また、右下の写真にあるとおり、走り方のレクチャーも行っていただき、会場にいらしたお子さんたちも立ち上がって、まねをしながら話に聞き入っていました。  ③他のプログラムとしましては、子ども運動能力測定会やヨガなど、幅広い世代の方に参加いただけるプログラムを実施させていただきましたが、特にパラリンピック競技の体験会として実施しましたボッチャやシッティングバレーには、大変多くの方々にご参加いただきまして、健常者も障がい者も一緒になってスポーツを実施しました。  裏面をご覧ください。参加いただいた方々へのアンケートの結果でございます。(1)スポーツ健康フェスタの参加したことで、これまで以上にスポーツに興味を持ったかとの問いに対しましては、既に日常的にスポーツを実施している方が44パーセントであったことに加えまして、興味を持ち今後もスポーツに取り組みたいと回答した方が半数弱を占めました。  (2)新スポーツ健康ゾーンの中で、今後利用したいスポーツ施設についてはプールやアスレチック施設への関心が高いことがわかりました。  最後のまとめでございます。先ほどのアンケート結果で、今後もスポーツに取り組みたいと回答した方が半数弱を占めたことからも、今回のスポーツフェスタがスポーツに親しむよいきっかけになったと考えてございます。  また、千葉真子氏による実体験に基づくトークショーパラリンピック正式種目の体験会などを通じまして、東京オリンピックパラリンピックへの気運醸成につながったものと考えてございます。  さらに、新スポーツ健康ゾーンに関するアンケートから、平和島公園のプールであるとか、平和の森公園アスレチック施設などの活用策を講じていくことが、ゾーンの活性化に寄与するということがわかりました。 ◎原 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 私のほうからは2件報告させていただきます。  まず初めに、東京2020オリンピック競技大会事前キャンプ覚書締結について、説明させていただきます。資料番号の12番をご覧ください。前回の委員会で報告いたしましたブラジルオリンピック委員会との覚書締結式が6月25日に無事に終了いたしました。その内容を報告させていただきます。  まず、利用予定協議利用予定施設でございますが、男子バレーボールを大田区総合体育館ビーチバレーボール(男女)を大森東水辺スポーツ広場ビーチバレー場。ハンドボール(男女)を大森スポーツセンター水泳マラソン(男女)、この競技が海で10キロメートル泳ぐ競技なのですけれども、実際の大会時にはお台場海浜公園で実施されますけども、大田区では海面が使えませんので平和島の公園のプールで実施いたします。それから、アーチェリー(男女)をやはり平和の森公園アーチェリー場で実施いたします。  また、平和島ユースセンターを選手等の宿泊等のベースキャンプに使用する予定でございます。  今後の予定でございますけども、本年度は区民の皆様への事前キャンプブラジルの周知、それからホストタウンの登録。平成30年度は各チームによる試験的利用や、ブラジル文化の紹介。31年度は、契約書締結テストイベントでの使用、そして32年度にはオリンピックでの事前キャンプの利用、それから区民と選手等との交流等を予定してございます。  写真は、覚書締結式の様子でございます。  続きまして、資料番号13をご覧ください。東京2020応援プログラムについて、報告させていただきます。この事業は、東京オリンピックパラリンピック競技大会組織委員会が実施している事業でございまして、多くの地域住民や団体等にオリンピックについて参画してもらい、大会気運の醸成を図ることを目的にしてございます。  事業内容につきましては、別紙のカラーのパンフレットをご覧ください。この事業は、大会に関連する地域の事業を東京2020応援プログラムとして認証いたしまして、応援プログラムのマーク、表紙の左上についていると思いますけども、このマークの使用とか、オリンピックの文言の使用ができるというものでございます。  1枚おめくりください。1枚おめくりいただきますと、左下にいつも見なれているオリンピックパラリンピックエンブレムがあると思うのですけども、このエンブレムは原則的には大会主催者、それから大会スポンサーしか使用することができません。なぜかと申しますと、このエンブレムを使って大会スポンサーは大会の費用を出して、それによってオリンピックを運営するという仕組みになってございますので、なかなかこのエンブレムを自由に使うことができないということで、右にあります応援プログラムを地域のイベント等に使って気運醸成を図っていきたいと考えてございます。  1枚おめくりください。町会、自治会等での活用例を記載してございます。例えば、地域の運動会や防災訓練、地域の連合会等が行っている交流イベント、それからスポーツGOMI拾い大会等に活用できると考えてございます。受付期間は平成29年の7月20日からでございます。大会の終了まで実施する予定でございます。  もう1枚おめくりください。この夏限定で盆踊り等夏祭り等を認証する特別プログラムも実施してございます。資料にはございませんけども、オリパラエンブレム入りのはっぴを大会組織委員会で作成しましたものを区でも購入いたしまして、自治会、町会等のイベントに貸し出す予定にしてございます。 ○勝亦 委員長 それでは、委員の皆様、質疑をお願いしたいと思うのですけど。まず資料番号9番で何かありますか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○勝亦 委員長 続いて、資料10番。 ◆山崎 委員 1点だけ。これ交付決定をした事業で、水辺のにぎわい創出事業というのがありますけども、どうみてもイメージ的に夏のイメージなのですけども、交付決定してからこの夏、7月、8月に大体事業が間に合う状況にあるのかだけ教えてください。 ◎中村 観光課長 こちらの事業は、実施日が9月30日と10月1日を想定していると伺っておりますので、7月、8月、9月の前半にかけて進捗管理を確認してまいります。 ◆山崎 委員 地域イベントは当然秋が多いのですけども、夏向けイベントみたいなのもあるわけですけども、それについてはなかなか予算が決まってから、この交付決定までの間の中で審査も含めるとなかなか難しいと理解してよろしいですか。 ◎中村 観光課長 この事業は初年度でございまして、今、委員おっしゃるとおり、実施が夏というのは募集審査の確認からしますと大変難しいと思われます。 ◆山崎 委員 とはいいながらも、水辺等々を考えたときに夏向けのイベントというのは当然、夏に人が一番集まるときですからね、そういった意味でも、その辺を工夫していっていただければなと思いました。 ◆菅谷 委員 この観光にぎわい創出事業ということで、今、単年度というお話がありました。それで、事業概要の20ページに載っていて、このところで三つの29年度計画ということで、2,500万円ですかね。今のお話ですと、今回の計画は2,234万円と。残りについては、今年はこの三つに限って、この8事業に限ってということで、もう終わりなのか。追加で、まだ余地があるのか。そのところはいかがでしょうか。 ◎中村 観光課長 今お話がございました種別で申し上げますと、①と②につきましては、今回の募集で終了する予定でございます。③に関しまして、産業観光受入環境整備につきましては、従来、昨年度までは秋以降に募集していたものでございますので、今回1社のみの申請で、1社を指定したものでございました。これにつきましては、時期を改めまして、もう一度募集をかける想定でおります。 ◆菅谷 委員 それと、この選出の方法と、それから、例えば、8事業しか来なかったのですけど、もっとやりようによっては区民の事業所の方々が応募できるのではないかなと思うのですけれども、この選び方のプロセスとか、それから周知の方法とか、そういったものはどのようにされたのですか。 ◎中村 観光課長 まず、この事業は4月21日から5月19日までで募集をいたしました。区報を通して、それから区のホームページを通して募集を始めました。締め切り以降、それぞれ申請いただいたものの書類審査に直後から入り、審査委員に対して6月8日から14日までの間で書類審査を行いました。14日までの書類審査を終えてから、プレゼン審査ということで6月22日にプレゼン審査を実施いたしました。そのプレゼン審査は、発表10分、それから質問として一般的なにぎわい事業が10分、水辺のにぎわい事業15分という形でプレゼンを実施いたしました。  このプレゼンの際、審査として、特に書類審査プレゼンを通して審査の内容として確認いたしました点は、主に5項目ございます。団体として事業を担える団体か。二つ目、地域や社会のためになるか。三つ目、適切な形での実施体制を組めるか。四つ目、大田区の観光について理解のある団体であるか。そして、総合的な助成事業としてふさわしいか否かという五つの点を中心に審査いたしました。 ◆菅谷 委員 その要件にかなったので、申し出があったところは全部受け入れたということですね。私、この事業が発展することはいいことだと思うのですけれども、例えば、予算的にもっと拡充できないのかなと思ったこともあるんですけど、例えば、②のにぎわいを創出する事業ということで、(2)の2のクリエイター製品化ストーリー体験型プログラムということで、その(3)の産業に入らずに、こちらの(2)の地域のにぎわいというところに入った理由はどうしてなのか、ちょっと教えてもらいたいのですけど。 ◎中村 観光課長 この(3)の産業観光受入環境整備事業につきましては、区内で製造業等を見学者が受け入れられる事業者に対するものが③でございます。この(2)にございますものは、新たな地域のにぎわいを創出する事業、主にイベントですとかワークショップですとか、そういった地域の皆さんに自由に参加していただけるような事業を想定しております。ですので、交付団体が違う点が一番大きいかと思います。 ◆菅谷 委員 その辺は、ちょっとまた考えてみたいと思います。  最初に概要で発表された大田区の予算案の概要の発表のときにいただいた、大田の観光にぎわい創出補助事業で、ここでは水辺のにぎわい創出事業の支援2,000万円、それから産業観光資源を活用したにぎわい創出事業の支援500万円というところで組まれておりまして、この水辺のにぎわい創出事業の支援というところでは、3年間ということをうたってあるので、この事業そのものは3年間を大田区として補助していくものなのか、それから、補助率を段階的に下げて、自分たちの自立化を図っていくということが目的となっておりますけれども、そのところについて説明をお願いします。 ◎中村 観光課長 今お話がございました水辺のにぎわいに関しましては、この補助事業全体は補助のあり方に沿って進めておりますので、3年をまず限定としております。新たな水辺のにぎわいに関しましては、初年度5分の4、その翌年度5分の3、さらに5分の2と補助率を変動させ、自立して主体者に実施していただけるような事業を目指すものでございます。  そして、地域のにぎわい事業につきましては、補助率3分の2でございますので、これにつきましては3分の2のままでございます。ただ、こちらについては新たな事業ということでございますので、翌年、翌翌年への同一事業で同一の補助の実施はございません。 ◆菅谷 委員 地域のにぎわいということで3年間なのですけども、その間、区のほうがかかわりもしていくと思うのですけど、どのように事業者からは報告を得て、それから大田区としての支援は補助金だけなのか、それとも適切な支援をしていくのか、そのところではいかがでしょうか。 ◎中村 観光課長 事業の実施者は実行委員会ですとか協議会を組織して実施してまいりますので、実態としては自立して事業実施が可能な状況を確認していきます。また区には、観光でいいますと大田観光協会ですとか、それから事業をする内容によりましては産業団体とか、様々なところの協力を得ながら進めていく場合もあろうかと思います。この事業がにぎわいの事業として定着、あるいはどんどん人に来ていただけるようなにぎわいが醸し出せるような事業になるための区及び外郭団体の協力が、事案に応じて適切に支援してまいりたいと考えております。 ◆岡 委員 水辺のにぎわい創出事業、これは交付決定総額2,002万円ということなのですけど、予算のときは2,000万円という金額が出ていたので、予算総額がわずかに上回るのはどうしてですか。 ◎中村 観光課長 予算の内訳として想定いたしましたのは、今、委員がおっしゃるように2,000万円でございました。事業としては、一つの事業で大きな枠で2,500万円でございます。この水辺の事業の2,000万円と、それから二つ目、三つ目をあわせて500万円ほど。全てあわせて2,500万円を想定してございました。 ◆岡 委員 私も事業概要、配られたものも並べて見ていて、去年は品川との連携事業みたいな補助事業もあって、それも割と水辺に来ているようなコンセプトの事業が入っていたのかなと思っていて、だけど今度それがなくなって大田区だけになってしまうのですけど、水辺って区界というところがあまりないものですから、見えにくいものですから、そういう川崎連携という、引き続き予算に入っていますけども、品川連携の方が本当は意義があるなと思うのですけど。どうして品川連携というのはなくなるんですか。 ◎中村 観光課長 今、委員のお話にありました品川の連携は、品川と大田の観光協会に対する、観光協会まちづくり協議会を構成しておりまして、その協議会に対して補助をするものでした。なので、品川と大田の引き続きの、観光協会を通じた、あるいは区も通じての事業というものの、補助金の形は変えましたけれども、実施は行っていく想定をしております。このにぎわい創出補助事業を実施するとき、これを予定をした段階で、やはり観光協会同士だけの補助ではなくて、多様な団体への補助ややっていただける主体がより広がるような補助制度に見直した経過がございますので、お話にございました品川とのつながりでいいますと、水辺あたりは同じ時期に品川区のイベントですとか、広域的な事業も実施されることとの連動というのは、想定の中にございます。 ◆岡 委員 よくわかりました。最近、品川って天王洲なんかを中心とした、いわゆる倉庫街の活性化というのをすごくやられていて、とてもいいなと思っていて、今回の資料の地域のにぎわいの2のところで、大田区だったら野原先生なんかのプロジェクトに補助金を出していてとあるけど、大田区でもそういう鉄工島アートでしたっけ、何かそういう、ああいうのも新しい民間の取り組みなのでしょうけど、京浜島でしたっけ、鉄工所ですごいアートフェスをやるみたいな。そういうのも、やはり東京、大田区らしいまちおこしアートかなと思ったのですけど、その辺ってどうですか。 ◎中村 観光課長 今、お話のありました城南島、京浜島などで、鉄工島と称してフェスの企画が想定されているというお話を伺っております。こちらの事業は、今年に関しましては東京都の助成を活用すると伺って、企画されているそうです。ただ、助成外だから何もしないということではなくて、まちとして、大田区がエリアになりますので、そういった部分では協力、後援等をしていきたいと考えております。 ◆馬橋 委員 ちょっと1点だけ、ふるはまのビーチフェスの内容というか、プレゼンの内容について、ちょっと聞きたいのですけど、これはふるさと浜辺にぎわい事業実行委員会なので、恐らくというか、条件の中に入っている自治会連合会に加盟している自治会とか町会とかが構成員としてメンバーに入っているんだと思うのですが、音楽とか、いろいろふる浜でイベントをやられるということで、私が知っている限り、過去に何度かここで音楽のイベントをやられていることはあったと思うのですけど、私の知り合いでも、やはりここで音楽のイベントをやってみたいという人が結構いて、ただ、その中で一応あそこは公園なので、やることはできるけれども近隣の住民の方の合意をとってくださいというのが一番のネックになっているんですよね。今回、その団体の中に自治会、町会が入っているんだとは思うのですが、その近隣に住んでいらっしゃる方に対する周知とか、ここでこの日、これだけの音量を使って音楽をやりますよとか、そういうところの周知徹底みたいなものというのは、プレゼンの中でどういうふうに入っているんですか。 ◎中村 観光課長 ご指摘の点が、やはりプレゼンのときにも話題になりました。この事業としては水辺の体験やビーチバレーに加えて、音楽など、キッチンカーの活用なども想定しているということでしたので、こと音楽に関しましては音というのが大変議論になりました。この申請者が説明した内容は、実施する事業を、もちろん団体としては責任を持ってやっていくとはいいながらも専門的なこと、風向きですとか、それから使う楽器の種類などによって非常に難しい部分があるので、そこは専門家に委託していくというお話でした。  そして、まず機械音ではなくて比較的アコースティックなものを中心に実施するので、騒音と、もちろん近隣住民への説明は十分にしていくということを説明の中では確認いたしました。 ◆馬橋 委員 なかなか説明をするといっても、し切れなくてクレームが入ってというのがよくあるパターンだと思うのですけど、そこがクリアできるのであれば、これは事業の条件として持続可能な事業であることというのと、3,000人以上の規模であることというのが条件になっているんだと思うのですけど、それだけの条件でかつ継続していくことができるとなると、非常に近隣住民の方へのケアというのはすごく難しくなってくると思うのです。そこが逆にこういうスキームで、ここまでやってくれればOKなんだよというものがもしあるのであれば、多分この事業だけではなくてほかのいろいろな団体とか民間の企業とかも、せっかく都内であんなにきれいな浜辺があるので、あそこで何かイベントをやりたい、あそこでにぎわいを創出したいという事業者がいると思うのです。だから、ここまでやってくれれば音をこれだけ出してもいいですよという、今回のこの事業をスタートに何かスキームみたいなものをつくってやってくれたら、すごくわかりやすいのかなと思うのですけど、そういうのは区としては用意するのですか。 ◎中村 観光課長 今お話がありました具体的な音量ですとか、それから実施しながら具体的に出てくるような様々な課題について、今の時点でこの範囲とか、これ以上のものをというのは募集の段階でお示ししたもののみで、細かいものの指定は、今年度に関してはしておりません。こちらを実施していくときに効果検証ですとか、当然実施事業者もやりますけれども、補助を出して実施している区としましても、実施が確実に進んでいる、今苦情が生まれないようにとか、実施体制が確実にとられていることを、1月を単位に確認していく、進捗報告を受けるようにしております。補助金を出したときに、課題となる条件などの制約項目なども多々あるので、その報告などもあわせて求めていくような、そういう進捗管理はとっておりますが、今委員のお話にあったような具体的な数字としての枠を実態としてはつかんでおりません。ただ、育てていく事業でありますので、翌年に向けて今年実施した課題をしっかり整理して、取り組んでいきたいと思っております。 ◆馬橋 委員 この事業自体を育てていくことも、もちろん大事なのですけど、区としては何でこの補助金を出すのかって、要はお題目にあるのが、この水辺のにぎわいを創出するためではないですか。この事業だけではなくて、これができるなら、では私たちもこういう事業をできるよねという人たちが、多分たくさんいると思うので、それを今後、別に補助金を出さなくても俺らは自主事業でできるよという人たちがいる中で、では地域の近隣住民に対してここまでやってくれれば、例えば、この範囲はポスティングを全部やってくださいねとか、大田区としてそのスキームを用意してくれれば、この補助金事業だけではなくて、もっとたくさんにぎわいを創出してくれる事業者が出てくるんではないかなと思うのですよね。なので、区としてこの事業を皮切りに、ここまでやってくれれば、ふる浜でこういうイベントができますよとか、もともと公園なので、ここ飲食店も出すのは、たしかだめなのですよね。なんだけれども、この事業が特別によくなっている。たしか区長が特別に認めればOKという条件があるので、そういうやり方をしているのかなと推測するのですが、それもここまで用意してくれれば飲食物も出してもいいですよとか、そういう条件整備みたいなもの、これをきっかけにしてくれれば、この事業単独でお金を出して終わるんではなくて、もっとばっと広まる気がするので、そこまで考えてやっていただいているのかなというところのご意見を聞きたかったです。 ◎中村 観光課長 ご指摘の点の詳細について、現時点でお示しできるような具体的な細かい条件とか規制のようなものはご用意はありません。ただ、これをやるためには観光事業で観光が補助を出すとはいいながらも、やるエリアが、おっしゃるように公園だったり、様々な部局が関連しているところもあります。なので、公園所管ですとか庁内連携の中で条件整備、今はできないことでも委員がおっしゃるようにやっていけるような条件が、規制緩和まではいかないのかもしれませんけれども、条件の整備について何らかのフレームがお出しできるように、実施結果を受けて考えていきたいと思います。 ◆馬橋 委員 最後にします。ぜひ考えていただきたいと思うのですけど、せっかくこの1事業だけでも752万円かけてやるわけなので、この事業を育てて、ただ単にこの3,000人来てよかったねと終わるのではなくて、区としては752万円拠出しているわけですから、これをきっかけにもっともっと、この1事業だけではなくてにぎわいを創出していけるような、そういう一歩目にしてもらえたほうが費用対効果はすごく高いのではないかなと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆長野 委員 確認なのですけども、地域のにぎわいを創出する事業に関しては新規の事業のみとおっしゃっていたけど、それは間違いないですよね。 ◎中村 観光課長 新規でございます。新たな地域のにぎわいということでございます。 ◆長野 委員 水辺のにぎわいに関しては継続することが条件で、何で地域のほうは新規でなくてはいけないって、そこの違いというのは何か理由があるんですか。 ◎中村 観光課長 水辺のにぎわいに関しましては、3年間で補助率を低減させていくということによりまして、自主的な財源で自主的な運営が可能な事業を創出していきたいということでございます。一方で、地域のにぎわいに関しましては、補助率を3分の2にしております。低減させるようなものではなく、広くいろいろなところで活用していただきたいということがありまして、3分の2の補助率がそのまま3年間いく予定でおります。その意味で、続けて同じものを補助率を低減させて実施するということは、地域に関しては想定しておりません。 ◆長野 委員 その理由は、何で地域のほうは低減して続けていくというスキームではだめなのですか。 ◎中村 観光課長 地域のにぎわいの創出に関しましては、例えば、今年度実施したものが、そのまま継続してやられていく場合には3分の2の補助をしておりますので、可能であれば100万円の上限の中でございますけれども、自主化して独立してやっていただきたいという考えでございます。新たなものにつきましては、広域のもので200万円、単体地域のもので、大田区内のもので100万円というものでございますので、できれば数多く、多様な方々にトライしていただくというか、イベントとして実施していただければという想定でございます。より多くの皆さんに活用していただきたいという想定でございます。 ◆黒沼 委員 観光事業ですよね。観光って何かということとの関係で、祭り、フェスティバル、イベント、観光、この一時的なイベントと観光の違いは日常か数回のみかだと思うのですけれども、この事業を通して小さな観光地として成り立たせていくとなると、日常が条件になると思うのですけれども、これでなるかな、イベントで終わるのではないかな、観光にはなるのだろうかということで、なぜ観光事業なのか、ちょっと説明をしてください。 ◎中村 観光課長 この事業の主眼は、区の観光資源を生かしていただきたいということでございます。今、委員がおっしゃるように一過的に終わるものというのが、例えば、ある一時期、その一つのイベントがその日で終わってしまったとしても、前のお話にも出ました、例えば、水辺でこういうふうな楽しみ方や、こんなイベントができるんだということを、まず皆さんに知っていただく、資源の生かし方をアピールしていただくことが、この事業をスタートさせた部分が一番大きな点でございますので、日常的にいろいろなイベントがいろいろなまちの中で起こるというよりも、区にある観光資源をどう生かすか、その生かした形でどういうものが皆様に見せられるか、そのことによって結果として来訪者がこのイベントを目指して訪れていただける、そんなような活性化につながればという点で観光のほうで事業の制度をつくりました。 ◆黒沼 委員 観光が成り立つには、観光に行くための所得が必要でしょう。観光に行くための自由な時間が必要だと。魅力ある観光資源の活用。この三つがあって観光地が成り立つと思うのです。おっしゃっていただいた観光資源を魅力あるものにするという点では、とてもいいことかもしれません。さらに、おおすごいな、そんなふる浜が、ビーチがあるんだったら行ってみようと。行ってみたところ、その日は何もなかったとなると、これは観光と言えるのかな。資源を生かしているかなということがあって、まだまだちょっと未熟さはあるのかもしれないけれども、行ってみたい魅力ある観光地をつくり上げるためですよね。果たしてなるかと、その目的は区の来訪者誘致が目的だというのですから、区への来訪者というのはどこを狙っているんですかね。品川区の人か、アメリカの人か、飛行場を利用するかって、これ主に何を。 ◎中村 観光課長 観光の対象というのは、様々いると思います。遠くからお金を使ってまちに訪れて、そこを見て回るという観光もあれば、遠くへ行かなくても、地域の魅力的な資源があるんだということを知って、そこをどう生かしていくか、そこでどう楽しむかというものも観光の種類ではないかと考えております。もちろん広いエリアの方々にお越しいただくことも対象にしていないわけではございませんが、今回打ち出しました、この事業に関しましては、地域の主体の皆様に地域を知っていただくことをまず中心に始めようと。さらに、水辺のように大きなイベントで広域的なところから誘客が見込めるものについては、他地域との連携や連動も視野に入れて事業を支援していくという形も想定しておりますので、今、委員のお話にあるような双方向それぞれかと思いますけれども、この事業に関しましては、なるべく身近なところで区民の皆さんに来ていただけるような企画を考えていければと思っております。 ◆黒沼 委員 今後とも検討してもらいたいのですけど、普通イメージとしては箱根とかお台場とか、いつ行っても楽しめる、いつ行っても魅力ある、観光資源の活用、ここはいつ行っても浜辺はありますから楽しめるのですけど、このイベントによって小さな観光地となるかどうか、魅力ある観光地となるかというと、やはり日常性は保証されていないのと、やるときはすごくいいのかもしれません。でも、それだったら観光ではなくてフェスティバルかイベントではないかなと思うので、観光のジャンルに入るための納得できる説明がもう少し欲しい、どうでしょうか。 ◎中村 観光課長 今お話に出ています観光地というように、大田区は観光地化ということだと思うのです。箱根ですとか浅草ですとか、のべつ幕なし大勢の方々が集まってきて、そこで楽しむ、大田区がそういう観光地になり得るかとなると、これは現状ではそういうものを大田区が目指して、今観光そのものは実施していないというのはちょっと語弊がありますけれども、大田区には大田区らしい観光の見せ方、魅力の発信の仕方、磨き方というのがあるんではないかと考えておりますので、今回、例えば、区でいえば水辺を特に取り上げておりますのは、東京都も水辺というのをまず中心的な観光のエリアに選んで、船ですとか水辺の楽しみ方をアピールしていこうという、ユニークベニューのようなものをたくさん増やしていこうと、東京都は東京都としての考えがあってやっております。その点でいきますと、都は水辺に力を入れて、船で楽しむ舟運船旅のようなものをアピールしております。そこでいいますと大田区は、まさに立地としては羽田からのお客様も、それから都心からのお客様も、運河がある水辺をどう楽しむか、それから内陸のほうですね、蒲田や大森につなげて、そこにいらした方に区内をどう回遊していただくか、そういうつながりを少しずつ実証してつくり上げていきたいというのが、今大田区にとっての観光振興の一つの方向性だと思っておりますので、今委員のおっしゃるように、本当に明らかに小さくても、確実な観光地になり得るかというと、なかなかその点では訪れる皆様にとってそう見えるかという点までは、まだたどり着いていないかと思います。 ◆菅谷 委員 この自立して将来的に事業化していくというところがあると思うのですけど、参加した人たちから江戸前づくしを買ってもらうとか、参加したら幾らか、この来た人たちからお金を取るとか、そういったところについては何か規制とか、あと大田区の考えをちょっと教えてもらいたいのですけど。 ◎中村 観光課長 事業として、この申請している団体が収益を上げる営利というのは認めておりません。ただ例えば、そのイベントで前売りのチケットなどを販売して船に乗るですとか、それから飲食をするですとか、そういった企画は出されている事業の企画の中に入っておりますので、実際にそこで購買したり、それから活用して何か参加するためにお金を落とされるということは生じるものと考えております。 ○勝亦 委員長 では、続いて資料番号11番。質疑ありますか。 ◆菅谷 委員 事業概要のところでは、平成29年度予算額が555万円となっているのですけど、ここ1回で、この予算は使い切ったということの考えでいいのかというところはいかがでしょうか。 ◎鈴木 スポーツ推進課長 555万円という予算で、実際に細かい精算については今やっているところですけども、おおむね555万円で実施したということになってございます。 ◆菅谷 委員 先ほどのご説明の中で、より多くの世代の方が体を動かすことの楽しさを体感できたとあるのですけれども、年齢的にどのぐらいだったのかというところで、延べ3,100人ということで実質何人だったのかということもありますけれども年代的な、わかりますか。わかれば教えてください。 ◎鈴木 スポーツ推進課長 20歳未満の方が全体の25パーセント。それから、30代の方が31パーセント。それから、40代の方が34パーセント。それから、50代、60代の方が5パーセント。あと70代、80代が3パーセントという形になってございます。 ◆菅谷 委員 ということは、学校を対象として呼びかけが多かったのかなと思いますが、いかがですか。 ◎鈴木 スポーツ推進課長 今回のフェスタは様々な形、区報であるとかツイッターであるとか、ホームページ等でもやったのですけども、一番力を入れたのは学校チラシというところもございまして、ですので低年齢層の方の参加が多かったと考えてございます。 ◆菅谷 委員 この事業概要でも過去3回のフェスタでは3,000人の来場者がありということで、大体同じような状況なのかなとも思ったりするんですけれども、今回特にこの3回、今回4回目と通して、先ほどご発言があったかもしれませんけれども、特にこれまでと違っているところとか、それから、けがとかそういったところについては対処的なものとか、そういったところは大丈夫だったのか、その2点をお願いします。 ◎鈴木 スポーツ推進課長 今回の特徴としましては、人数については昨年度が3,300人ということですので、若干延べ人数、減少はしてございますが、ただ参加していただいた方につきましては、先ほど説明もさせていただきましたが、昨年度までは保護者が子どもを連れてきて、子どもが参加をして、保護者の方が観覧席で見ているという光景が多く見られたのですけれども、今年度については、子どもを連れてきた保護者の方も一緒に参加して体を動かしていただくということができたと考えてございます。  あともう一つ、けがについては、特にけががあったという報告はございません。 ◆菅谷 委員 健康フェスタっていろいろラジオ体操を朝行ってやっていたりとか、いろいろな場面場面があって、先ほど高齢者の皆さんは5%の参加ということなので、その場面場面で、そのかかわりはいろいろなことを計画されると思いますけれども、健康フェスタというところでは多年齢にわたっていろいろな取り組みを考えていっていただきたいかなと、先ほどの年齢別を聞いたときに思ったところです。 ◆馬橋 委員 ちょっと個人的なというか、偏った意見で伺いたいのですけど、まず日程が、毎年自分がやっているサッカーの大会があって、ここ2回か3回行けていなくて本当に申しわけないのですが、この日程だと、やはり野球とかサッカーとか週末やっている人たちとか団体は、もうほとんど来られないのだろうなという気はしていて、その中でアンケートを見させていただいているのですけど、ちょっとよくわからないというかビックリしたのが、このスポーツ健康フェスタというタイトルの会に参加をしている人の中で、10%、スポーツに興味を持っていない人がいるというのが、これどういう人なのかなとすごく不思議なのですけど、これアンケートの有効回答数とか、あとは例えば、参加している方だけが対象なのか、スタッフも含めた対象なのか、ちょっとその辺を教えていただいていいですか。 ◎鈴木 スポーツ推進課長 今回のアンケートにつきましては、全体で23%の回収率という形になってございます。対象は、実際に参加をされた方のみとしてございます。 ◆馬橋 委員 スポーツ健康フェスタに参加をしていて、スポーツに興味をもっていない人が10%ということで、しかも今後もスポーツに興味をもたないという人が10パーセントいるという、すごく不思議な10%の人なのだろうなという気がするんですけど、逆に言うと44%の日常的にやっている人は、そのままきっと44%、今後もスポーツをやりたいと思ったのだろうなという感じがして、この10%の人に興味をもたせられなかったのか、何なのかなとすごく不思議なのですが、この辺は何か分析していますか。 ◎鈴木 スポーツ推進課長 興味をもっていないということで、今回のアンケートをとる中で、このイベント自体が特にスポーツに興味がない方にも積極的に声をかけて、来ていただきたいということでやったのですけれども、その中で実際にフェスタに参加したけれども、今後継続的にスポーツをするまでには至らなかったという部分があったのかなと思っております。ただ、やはりこういうイベントを通じて、少しでも関心を高めてもらうということ、それから、スポーツイベントについては、いつも申し上げておりますが、このイベント単発で終わらせないというところが重要なのかなと考えてございます。  今回の運営は総合型の地域スポーツクラブが行いましたけれども、その地域スポーツクラブの相談ブースなども今回設置をさせていただいて、今回参加してもっと運動したいという方については、教室がありますよという案内もさせていただきましたので、そういう中で継続してスポーツを実施して健康になると、いわゆる健康都市宣言に掲げることを実現していくための一つの入り口と捉えておりますので、興味のない方についても来ていただいたということについては大いに評価し、そこで興味が新たにわかなかったという部分については、来年度実施する、しないはまだわかりませんけれども、どういう形でやっていくことが潜在的な、少しはスポーツをやってみたいけれど、まだ実際にやるには至っていないという方の動機づけをどのようにしていくのが、効果的なのかというところは民間の団体と一緒になって考えていきたいと思っております。 ◆馬橋 委員 ぜひ頑張っていただきたいと思うのですが、私も当日行けていれば、このアンケートの内容もわかるので、ちょっとこういう質問は本当に申しわけないのですけど、例えば、3(2)だと、これ相撲場が0%と書いてあるのですけど、要はこれ選択肢式だったのですかね。マークチェックというかマークシートみたいな。というのが、今度、スポーツ健康ゾーンで昭和島のほうにサッカーコートを整備していただけることになっているのですけど、もしそれが選択肢に入っているのであれば、例えば、サッカー0%とか出るのかなと思ったのです。せっかく整備していただくのに、何かここにサッカーコートって何も出てこないと、サッカーって何、全然需要ないのというように見えてしまうのかなという気がして、野球なんかも人口はすごく多いのだろうけど、やはり3%しかいないというのは、きっと土日だから、なかなかここに来られていないのかなというのが背景にあるのかなと推測するのですけど、その辺はちょっとどうなっているのか教えていただいていいですか。 ◎鈴木 スポーツ推進課長 委員お話のとおり、今回のアンケートにつきましては、なるべく文字を書いてもらうということを減らして、負担を減らしたいというところがありましたので、幾つか挙げさせていただいて、それにチェックを入れていただくということにさせていただきました。ですので、その中で今回実際にサッカーというものについては選択肢の中に入れていなかったというのがあります。その中で、その他という項目がありましたので、そこで書いていただいてもよかったのですけれども、その辺の記入は特になかったというところで、今後アンケートをとっていくときにも幅広い意見を取り入れられるように工夫していきたいと考えてございます。 ◆馬橋 委員 先ほど申し上げたように、新しくコートも整備していただけることになりましたし、もともと森ケ崎はスポーツ健康ゾーンに入っていますけど、森ケ崎にはサッカーコートもあるし、もっというと森ケ崎のサッカーコートの横には、自由に使えるバスケットボールのコートがあったりとか、何かここに出てこないスポーツ施設もあるのかなと思ったので。プールとかアスレチックなんかは気軽に一人でも楽しめるようなものだから、きっと割合が増えているのかなとも思うのですが、その辺も漏れなく書いていただけたらよかったのかなというのは正直ちょっと思いますので、ちょっと今後の検討課題にしていただければなと思います。よろしくお願いします。 ◆黒沼 委員 逆のアンケートなのですけど、このプールの規模が非常に大きい。アスレチックも含めてなのですけど、しかしこの健康フェスタの目的が区民にスポーツ健康都市宣言を広く周知するため、平成26年から始めてスポーツ体験、スポーツ教室等々で区民のスポーツ実施率の向上を目指す。健康の維持増進を図るという意味では、野球もサッカーもあるのですけど、多く親しまれているプールについて、ないのですよね。これをやらずして参加の機会を提供するとか、区民のスポーツ実施率を増やすとか、あるのかな。この結果を、どう来年度以降に生かすかというのは、何かこれからですか、それともここで言えるのでしょうか。
    ◎鈴木 スポーツ推進課長 今回につきましては、まずこのイベントについては先ほど委員もお話されましたが、まさにスポーツ健康都市宣言に掲げておりますスポーツを通じて区民が健康で豊かに暮らせるまちの実現ということで、障がいの有無であるとか性別であるとか、国籍であるとかということを問わず、誰でも気軽にスポーツを体験していただくということをテーマにしてございます。その中で体を動かすということが楽しいなと思った方が、区内にたくさんあるスポーツ施設を今後利用していただいて、その中にはプールのような施設も入ってくると思いますけれども。そういうところで体を動かそうという動機づけ、きっかけづくりになればと考えているところでございます。ですので、このフェスタが来年度以降どういう形でということについては、これから今回の効果検証を含めて検討していくことになりますけれども。ただ会場を、例えば、総合体育館でやるといった場合には、なかなかプールということは難しいですけれども、水泳教室等々も体育協会の事業でやっているというところもございますから、そういうところにちょっと手を挙げてみようかなというきっかけになることは、大いに期待しているところでございます。 ◆黒沼 委員 話を聞いているうちに、この体育館をつくるときの計画を思い出したのですけど、やはりプールをつくれという、議会でも数多くやってきたのですが、あのとき近隣の民間スポーツ施設に影響を与えるからということでつくらなかったのだなと記憶にまだあります。体育館にプールをつくらなくても、その民間は潰れてしまったのですよね。だから、プールをつくらなくても潰れてしまったのだから、つくったから潰れたかどうかは別にしても、今もってあのレイアウトを見ると、地下のプールとなると自転車の国道沿いの駐輪場からずっと広場の下につくれたのだなと、悔しくて残念でならない。だから、プールのない体育館なんて今どき何なのだということをこのアンケートを見ていて、この区民の要求に応えられたのになということなのですけど、今さらつくるのは無理ですから、せめて萩中、調布含めて、平和島含めての、この主催者の力量も問われて、広げれば広げるほど運営が大変なのでしょうけれども、やはりこの健康フェスタの趣旨と、それからこの規模を、来年からはできるだけ実現させる方法で取り組んでもらいたい。そうすることが、そんなに予算は増えていかないでしょう。膨大に予算が増えますかね。やれると思うのですけど、どうでしょう。 ◎鈴木 スポーツ推進課長 またちょっと重複する答弁になりますけれども、このスポーツ健康フェスタにつきましては、この機会を通じて体を動かすことの楽しさというのも、あらゆる世代の方に感じてほしいと。そこでもっとやりたいなという思い、動機づけができればということでございますので、ここで全ての競技をやるということが必ずしも必要とは捉えておりません。 ◆黒沼 委員 ぜひ、もう一度検討をし直しても欲しいのですけど、やはり私なんか萩中プールしかあまり利用しませんけど、歩くことから泳ぐことから含めて、あらゆる層があらゆる条件にあって健康を維持するなというのがよくわかります。夏のプールも含めてなのですが。ですから、この挙げているヨガ、それからバドミントン、バスケットボール等の激しいスポーツとともに、誰でも取り組めるスポーツというのは、もっともっと検討して、このスポーツ健康フェスタがより一層の区民の参加を勝ちえて、そのきっかけになるという意味では、うんと広げたほうがいいと思うのです。この目的からして。ですから、多分この総合体育館でしかやらないという意味は、恐らく主催者等を含めての運営のキャパがそうさせているのかなと。区民のニーズからではないのではないかなと思いますので、ぜひご検討していただきたいと要望しておきます。 ○勝亦 委員長 ほかには。よろしいですか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○勝亦 委員長 続いて、資料番号12番で質疑をお願いします。 ◆岡 委員 オリンピック事前キャンプの覚書締結のところですけど、オリンピックが本当に近づいてきたのだなというのが、こうしてブラジルが5競技の事前キャンプを含めてやっていくぞというので伝わってくるところです。今回、覚書を結んでというところですけど、大田区の義務、どんな義務がこれには含まれているのか教えてください。 ◎原 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 今回の覚書は、大まかな契約ということで、ブラジルオリンピック委員会が大田区において事前キャンプをやりましょうということの、大まかな覚書を結びました。今後、これから細かい義務関係といいますか、費用の負担とか、期間とか、そういうものは本契約の中で結んでいきますので、その中でブラジルオリンピック委員会と大田区の中で詰めていくと、そういうことになってございます。 ◆岡 委員 わかりました。ちょっと懸念してしまうのは、先ほどプールは大切だよねという話もあったりした中で、では選手たちが使う、ぜひしっかりと使っていただかなくてはいけないのですけども、使っていただくことによって、平和島公園プールがオリンピックの前年とかオリンピックの年、区民が使えなくなっては困るなと思うので、そのあたりどう使い分けるのですか。 ◎原 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 今回の覚書を結ぶ前に、視察を何回か受け入れてございまして、その中で競技団体、実際に競技する主要なコーチ、そういう方たちにも施設を見ていただいてございます。その中でプールは、確かに夏の利用が多いですので、全部オリンピック事前キャンプに使うということは、これは不可能ですので、水泳マラソンにつきましては競技人数も少ないことですから、委員もご存じのとおり50mプールがあると思うので、その1レーンを使って練習をするということで、それはもう合意してございます。 ◆岡 委員 とても安心したところです。私はこの間の本会議の質問で触れているのですけれども、平和島ユースセンターが今回キャンプ地としてまさに使われるということで、オリンピックの年だから一般の区民の夏休み利用、これはストップするのはこれはしようがないかなと思うのですけども、前年とか、またリフォームの工事の中で使えなくなるよという部分もあるのですけれども、そういった意味では、あれは施設所管としては地域力推進課になってしまうのですけれども、そういった意味でオリンピック担当としてしっかりと責任を持って、ブラジルにも貸し出すのだけど、区民が使えなくなるということの理解を求めていくのと、代替として何があるのだということを示していただくというのは、施設所管がどこであるかは別にして、オリンピック担当でもケアしていただきたいなと思うのですけど、どうですか。 ◎原 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 委員おっしゃるとおりに、ブラジルオリンピック委員会は、当年平和島ユースセンターを使って選手の宿泊とかコーチの宿泊とか、そういうふうに利用する予定にしてございます。これにつきましては、所管課とよく連携をとりながら、実際に利用する方たち、夏休みが一番利用が多いですから、そういうところに丁寧に説明をして理解を得るとともに、また選手たちの交流とか、そういう代替案をつくって区民の皆様に理解を得るように努力してまいりたいと考えてございます。 ◆馬橋 委員 先ほどご答弁で、50メートルレーンを1レーンを使うとおっしゃったのですけど、それはもう決まっているのですか。 ◎原 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 ちょっと今、1レーンと申しましたけども、そのときにちょっと1レーン使う予定ですというぐらいまでですので、決まっているわけではございません。そのときの見解でございます。 ◆馬橋 委員 私の勝手なイメージだと、オリンピアンの方って事前練習とかキャンプとか、練習を公開しない方もいるイメージがあったのです。メディアにも公開しないみたいな。何か平和島のプールで、1レーンでオリンピアンが泳いでいて、横で区民の人たちがぱちゃぱちゃ楽しそうに泳いでいる絵が全然浮かんでこないのですけど、それでいいのですかね。というのが一つと、あと一応まだ3年あるので、大田区の総合体育館はプロスポーツだと1年前までかな、たしか。予定が入ると思うのですけど、私個人的な意見としては、この時期くらいは、キャンプでもし使うのだったらあけてあげてもいいのかなという気がするのですけど、ここはやはり区民利用と折半して、区としては、うまくやっていく方向なのですか。というか、覚書の中にどこまで入っているのかなという。 ◎原 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 その辺のところは、これから本契約の中で詳細につめてまいるのですけど、まず1点目のプールなのですけども、プールは実際にコーチの方に見てもらって、そこを閉鎖するといいますか、区民に見せないでやりたいと、そういうことは聞いてございません。一緒に使っても大丈夫だと聞いてございます。  それから、総合体育館とかの利用につきましては、それはこれから協議してまいります。 ◆馬橋 委員 ブラジルの方はおおらかだなと思いますが、何か結構ぴりぴりしているのかなという気もしていたのですけど、ある意味そういう、でも私だったら、もしそこで選手が泳いでいると聞いたら、別にいつもは平和島に行かないけど、ちょっとお客さんになって行って見てみようかなみたいな、ものすごいギャラリーになるのではないかなという気がするのですけど、それはぜひちょっと細かいところを詰めていっていただいて、今回他区、他市とも覚書を締結していると思うのですけど、何かあまりに大田区でやった選手が、こんな環境でとならないようにぜひやっていただきたいなと思うのと、あと1点だけ興味本位なのですけど、バレーボールって、たしかブラジルは女子がすごく強かったイメージがあるのですけど、これは何で男子だけになってしまったのかなという。ほかのは、全部男女が来るのですけど、バレーボールだけ男子しか来ないというのは何かあるのですか。 ◎原 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 バレーボールは男子のほうが強いのです。男子が今回金メダル、世界一ですね。男子と女子はちょっと分かれていまして、女子は相模原でキャンプをする予定にしています。 ◎町田 スポーツ・文化担当部長 若干補足をさせていただくと、覚書はまだ具体的なことは決めていません。それで、馬橋委員がおっしゃったような、1レーンで泳ぐという話なのですけれども、それも決まった話ではなくて、これから選手のセキュリティという問題が大きな問題として出てくるのです。そのセキュリティをどう確保するか。それから、選手が施設を使うのにいろいろな動線だとか、バス等で来たときに一般の人と、ここは離してほしいとか、これからいろいろな、そういう話が出てきますので、そういう具体的な話を詰めていくというのが、これからの段階なので、今課長が答えたのは、今まで事前に視察等来たときに話をした内容とお考えいただければ結構かなと思います。 ◆長野 委員 これから契約に向けて具体的な詳細を詰めていくということなので、ちょっとイメージだけでも結構ですので、一般的な事例だとか想定で結構なのですけれども、どのくらいの期間、どのくらいの人数の方が、この大田区でキャンプされるのでしょうか。 ◎原 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 今、予定といいますか、一般的なお話ですけども、大体事前キャンプは大会が7月24日から始まるのですけども、その1か月ぐらい前に現地のほうに来ていただいて気候とか、そういうものになれるために実際にやるということになっています。  あとブラジルの選手団は、現在のところ約80名いらっしゃる予定になっています。 ◆長野 委員 それにプラススタッフなんかも一緒に、ここに泊まったりするということですか。 ◎原 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 そうですね、それプラス、スタッフもいらっしゃるということです。 ◆長野 委員 これも一般的な事例の話で結構なのですけれども、多分ポルトガル語の通訳が必要になってくると思うのですけども、これというのは受け入れるホスト側のまちが用意するのか、ブラジル側が連れてくるのかというのは、どういう感じなのでしょうか。一般的な話で結構ですけれど。 ◎原 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 通訳に関しても、これから本契約の中で向こうと話し合っていく一つの重要な内容になると思うのですけども、基本的には両者で用意するということになるのではないかと思います。 ◆長野 委員 なかなか英語圏と違ってポルトガル語となると、日本の中でもどのくらいの方を集められるのかとかいろいろあると思いますので、その辺の具体的なイメージもだんだん詰めていける、多分いろいろ交渉の中で具体的につめていって、ある程度契約の前で内容というのは固まってくると思うので、その辺もまたご報告いただけたらと思いますので、よろしくお願いします。 ◆菅谷 委員 この初年度にもらった計画のところで、事前キャンプ誘致促進事業の、早々とブラジルと決まったというところで、この事前キャンプの930万5,000円という誘致に向けての予算が組まれているのですけれども、この内容はわかりますか。 ◎原 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 誘致の予算につきましては、今回覚書を締結したのですけども、覚書を締結するまでの法務相談であるとか、それから覚書締結するための諸費用、それから覚書締結した後に選手の方が来て、試験的な利用をするための準備の費用等を予算化してございます。 ◆菅谷 委員 実際今回のこの、今日発表されたことについてかかった経費とかはここで明らかにできるものってあるのですか。 ◎原 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 法務の相談費用については、ちょっと今手元にございませんけども。あと今回締結式を行った費用につきましては、各自治体で折半して出しましたけれども約60万円かかりました。 ◆菅谷 委員 それと、ブラジルが今回締結したのですけども、ほかにはなかったのかということと、それともう一つ、例えば、区民がユースセンターで迎えたときにボランティアの出動が必要なのか、何か区民がかかわりを持つという場面はどんなところがあるのか、教えていただければと思いますが。 ◎原 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 そういうボランティアについても今後検討していきたいと思っているのですけども、できるだけ区民の方と、それから選手の方が交流できるようにいろいろな練習のサポートであるとか、平和島ユースセンターでのサポートであるとか、できるだけ区民の方と選手の方が交流できるように努めてまいりたいと考えてございます。  あとブラジルだけかという質問ですけども、ブラジルのほかの国とも交渉いたしましたけども、結果的にはブラジル事前キャンプになったということでございます。 ○勝亦 委員長 よろしいですか。ほかにはいいですか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○勝亦 委員長 では、次に資料番号13番で。 ◆岡 委員 これはちょっとよくわからなかったのですけど、この2020応援プログラムに認められると補助金とか、そういうのも出るのですか。 ◎原 東京オリンピックパラリンピック推進担当課長 補助金等は残念ながら出ないのです。マークを使えて、このマークをチラシとかそういうところで表示ができると。あとはオリンピックの言葉というのは、なかなか制限が厳しくて、例えば、チラシに東京オリンピックパラリンピック2020大会というのもなかなか載せられないのです。これを認められれば、そういうチラシにそういうものを載せてPRができると、そういう事業でございます。 ◆黒沼 委員 1件だけ戻っていいですか。 ○勝亦 委員長 1回だけですよ。 ◆黒沼 委員 資料10番の観光にぎわいなのですけど、菅谷委員が質問した産業関係なのに、なぜ地域のにぎわいに入るのか、これイベントだからだということなのですけど、今ずっと考えていたのは2(3)の、この書類審査のみの件は、これはいいなと思いまして、ただなぜ1件だけかというと、例えば、ヨーロッパに行って皆さんなんかよく見てきていると思うのですが、イタリアを歩いたりドイツを歩いたりすると、よくテレビで金属を打つ音がして、すっと入れて、その技術を見て、そこでちょっとした記念品をもらって帰るという産業が観光になる上での、これはすごくいい試みだなと思って、下丸子のファクトリーなんかでテレビに出て、赤塚刻印製作所だったかな、これは小さなお土産をもらうのがとてもいいという、これはお土産代までは入らなくて案内等の作成なのかなと思うので、でもとても今までなかった、区は思い切ったことをやってここに踏み切ったのだなと思いますけど、何でこれ1社だけなのかと思うので、これ100社ぐらいあってもいいと思うのだけど、これは何で1社なのですかね。 ◎中村 観光課長 こちらは、まず前提として見学者を受け入れるという準備が、なかなか操業しながらの環境では難しいというのを伺っておりますので、積極的にご協力いただいている事業者の方というのは、こちらに申請していただいているかと思います。普通に町中に歩いている方が、今の町工場の中で技術をすぐ目の前に見るようなのは、現状としてはなかなか対応ができないというところも、見せることと、それからつくっている場面を見せて、その製品を売るということをすぐにつなげてやっているような事業者であれば、今言ったようなものも実現できるかなとは思います。現状としては、この会社のように案内を作成するとか、それから見学に来ていただいている歩く方の動線の手すりをつくるとか、段差をスロープにするだとか、そういう受入環境整備に通じるものは全て対象にしておりますので、事業者の工夫の中でやっていただければと。ただ、負担が全額ではありませんので、3分の2が補助になりますので受け入れていただく皆さんの負担もありますという点で、活用がなかなか限られているのかなとは思っております。 ◆黒沼 委員 それで、大田工連含めて、中学生等の受け入れは結構実績があって、それは日常ではないですからまた違う条件が出てくるのですけど、ぜひこれを、この委員会も挙げて応援して、これがもし産業観光に乗るのだったら、大田区は一躍国際的になるのかな、スイスにも負けない、イタリアにも負けない。特に、いつも海外に行っていらっしゃる皆さんの努力をここに生かしてもらいたいという要望も含めて、しかし、生きているようには思えないのが残念なことですけど、ぜひ生かしてもらいたいことも含めて、ここは常時なので観光になり得るすごい条件があると思っています。今回けちらないで思い切って投資をすると、この部長の腹も含めて、一つ予算要望はどうでしょうか、部長、決意を。 ◎近藤 観光・国際都市部長 ご指名でございますのでお答えさせていただきますが、これは産業観光を促進するという意味で、今回初めてではなくて数年前から実施されております。課長が申し上げましたように、段差の解消ですとか、ものづくりの現場を見ていただくということは観光の促進にも重要なのだという、そういう見識の中から始めさせていただいたものと私は認識しておりまして、そこで受け入れてくださるものづくり系の会社を幾つか、この事業で助成金を交付をいたしまして整備をしていただいている実例は私も承知しております。それは、大田の特徴を促進していくためには非常に重要なことだと思ってございますので、これは引き続き、この事業の中で維持をしていく必要性は十分に重要なことだろうという認識でございます。 ◆黒沼 委員 今、部長の決意も含めて、今の部長が一番適任なのではないかなと思うのは、産業経済部長も経験されたでしょう。今の観光も中心に座っている。今の部長のときこそできる仕事ではないかな、ぜひ任期中に100件ぐらいまで広げる運動、ぜひお願いして、要望だけしておきます。よろしくお願いします。 ◆秋成 委員 前回の委員会で、ちょうど聞こえない人たちの障がい者のデフリンピックがあるということで報告をさせていただきました。そのときも福祉だけではなく、このオリンピック パラリンピック観光推進特別委員会のほうでもまた何か詰めていっていただきたいとお願いしたのですけれども、7月6日に区長のもとをその選手集団の方が訪問されまして、サッカーの中島選手、松本選手、竹内選手、ビーチバレーの瀬井選手という4名の方と関係者の方が訪問されました。区長にお会いいただきまして、担当の部長、また課長の同席いただきまして、激励の言葉をいただきました。そういう中で選手のほうから、やはりメダル獲得の抱負や決意を述べられていたのですが、やはりデフリンピックを広げていってほしいというお話がありました。  そういう中で、やはりスポーツという点で、障がい者スポーツという部分で、これは選手もおっしゃっていたのですが、障がい者と健常者が一緒に楽しめるのもスポーツであるというところで、そういった広がりも、またつくっていってほしいということがありましたので、またこれは要望なのですけれども、もう既に区のほうでもユニバーサル駅伝というかかわりをもちながら、一緒に障がい者とスポーツを楽しもうというのを進めていっていただいているのですけれども、やはりまた今後、このデフリンピックも含めて、あともう1点、知的障がいの方のスペシャルオリンピックというのもあると聞いたのです。それも含めて、やはり今後またこの行政としても、そういった障がい者スポーツという部分で、どのようにまた広げていっていただけるものか、ちょっと教えていただければと思いました。 ◎町田 スポーツ・文化担当部長 先週の土曜日にスポーツサミットという体育協会が行ったイベントがあったのですけども、そのときに田口さんという車椅子の射撃の方がおっしゃっていたのです。その方は、どういうことをおっしゃっていたかというと、射撃についても、ご自身は25歳で障がいになられて、その後どうしようかとなったときに、いろいろな競技を経験して、その中に射撃があったと。そこから始めて、自分はパラリンピック3大会連続出場だとおっしゃっていましたね。ユニバーサルデザインだとかバリアフリーがそういう射撃場にもできていないですよと。そして、パラリンピックのことをより広めてほしいと。パラリンピックの中には知的障がいの方が参加する競技もありますと。  今、委員がおっしゃったようにデフリンピックの選手についての、この間、一緒に参加させていただいて、私もデフリンピックという競技がパラリンピックよりも古くからあって、今回も日本の選手は100人以上がそこに参加して、全員が参加したのが5千何百人という、そういう中で多くの日本選手が参加しているのだなということを改めて知りました。今おっしゃったように、普通のオリンピックもそうですし、パラもそうですし、デフリンピックと。また新たな、我々が知らないような競技だとかということも、より広めてほしいというお話があって、パラについては東京オリンピックというのは54年前に初めて同一の都市でオリンピックパラリンピックが開かれた都市と。それが、2回目が開かれるというのは世界で東京が初めてだということですので、我々オリンピックパラリンピック担当の職員、観光・国際都市部全体でそうですけれども、今回区内開催競技のホッケーというのは広めているのですが、それのほかに2回目という、世界で2例目の同じ都市で開かれるということも積極的にアピールしながら、パラの競技についても広めていきたいという思いです。  そして、デフリンピックをすぐに広めるというところの発想はなかなかなかったのですが、そういう競技についても、我々自身がまず知らないと、人に発信していくことができませんので、いろいろなそういう競技ですとか種目ですとか、新たなそういうものについても知った上で、前回の7月1日の区報にもオリンピックパラリンピックの特集をつくりましたけれども、そういう形で様々な機会を通して、いろいろな競技についても知らしめていくというところから始めなければいけないなと思ってございます。 ◆秋成 委員 わかりました。選手の方もビーチバレーの方がいらっしゃったのですが、やはり大田区にビーチバレー場ができたことをとても喜んでおられて、今まで本当に遠方の場所で合宿をしたりとかしていたのだけれども、今後使わせていただきたいというお話がありました。また、今日からトルコでデフリンピックが始まっていますので、またニュースがご覧いただけたらと思います。 ◆菅谷 委員 要望なのですけど。観光・国際都市部事業概要、これをもらえないかと思って。とても役に立って。 ○勝亦 委員長 もらえるのですかね。 ◆菅谷 委員 こうやって見るのはすごく便利なので。希望があればいいですか。 ◎中村 観光課長 事業概要は私の認識では常任委員会終了後に全て配付されていると伺っておりますので。 ○勝亦 委員長 委員の方以外にも配っているということですよね。 ◎中村 観光課長 はい。 ○勝亦 委員長 確認してください。 ◆菅谷 委員 はい。 ○勝亦 委員長 では以上で、本日は質疑を終結し、継続調査事件を一括して継続といたします。  次回、8月の委員会の日程ですけれども、8月16日、水曜日、午前10時から開会をいたしますので、よろしくお願いいたします。  以上で、オリンピック パラリンピック観光推進特別委員会を閉会いたします。                午前11時29分閉会...