ツイート シェア
  1. 大田区議会 2017-05-15
    平成29年 5月  都市整備委員会-05月15日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    平成29年 5月  都市整備委員会-05月15日-01号平成29年 5月  都市整備委員会 平成29年5月15日                午前10時00分開会 ○深川 委員長 ただいまから、都市整備委員会を開会いたします。  継続調査事件を一括して上程いたします。  所管事務報告につきましては、一括して理事者説明をお願いします。 ◎瀬戸 防災まちづくり課長 私からは、羽田地区におけるまちづくりルール地区計画)に関する検討状況について、説明させていただきます。まちづくり推進部資料59番をご覧ください。  平成28年5月に、羽田地区の町会の代表者などを中心とした羽田防災まちづくりの会から受領しました「羽田地区まちづくりルールに関する提言書」をもとに、地区計画内容検討してまいりました。提言書に関しては、昨年6月の都市整備委員会でも報告をさせていただいたところでございます。  今回は、現在検討中の地区計画内容について、羽田地区地権者などにこれまで行ってきた説明会アンケート調査の経過と、今後の取り組みについて報告をさせていただきます。  1番のこれまでの経過に記載のとおり、昨年5月の提言書を受領後、地域において説明会検討中の地区計画に関するアンケート調査を行いました。  2枚目、3枚目の資料が、アンケート調査結果の説明資料になっております。この資料は3月に羽田地区の方々に配布をさせていただきました。  2枚目のカラー刷りのA3の資料を開きましたところ、こちらに検討中の地区計画ルール内容を、記載しております。前回の都市整備委員会でも報告させていただいておりますので、詳細はここでは割愛させていただきます。  アンケートを行った結果が、3枚目の資料にございます。3枚目の資料の表紙にございますとおり、昨年11月に調査を行い、地域内にお住まいの方や地区外地権者の方、計9,546名の方のうち1,701名からご回答をいただきました。  3番以降が調査結果になっております。このページの一番下の1-2、③の設問にございますけれども、地区計画検討が進められていることについて、「知らない」と答えられた方が69.1%、7割弱との結果となり、今まで以上に周知に力を入れていく必要があると言えます。  次のページを開いていただき、左側一番上の問2の1番、まちづくりルール地区計画)の目的に関する設問では、災害に強いまちにしていくという目的に、8割以上の方が賛同されております。  それ以降に記載の調査結果は、建物の建て替えに関する個別のルールになります。吹き出しで、ルールに関する賛否の状況についてコメントが入ってございます。①番の敷地面積最低限度に関する設問は、これ以上の住宅密集を防ぐための敷地面積最低限度を設けることに関する調査になりますが、9割近くの方が必要性を認めています。  右のページの3番、骨格となる道路に関するルールの⑤番、壁面の位置の制限では、現在6m幅の道路拡幅を進めている重点整備路線の沿道の方に適用されるルールでございます。拡幅予定範囲建物を建築することを制限するルールに対し、右側の円グラフ、重点整備路線沿道の方々について、多数の方から、権利者の理解を得た上で進めてほしいといった声をいただいており、左側の全体集計でも、約9割の方がルール必要性を認めています。  今回のアンケート説明会などを通じて、改めて行政主体ではなく、丁寧に住民説明を行ってほしいという声もいただいております。  1枚目の資料にお戻りください。2番のところに、アンケート調査結果の評価が記載されております。今回のアンケート調査により、地区計画の目的や個別のルール必要性については、おおむね賛同が得られました。一方で地区計画検討状況が十分に知られていないことや、アンケート回答数などからも直接影響が少ないと考える方も多く、関心が低い結果もございます。
     今後は地域の方が中心となり、ルール化していく地区計画の趣旨などについて、一層周知をしていくことが必要と考えております。  今後の予定が3番に記載されておりますが、羽田地区の各町会と協力して、地区計画の制度の趣旨や導入を予定している個別のルールについて、改めて説明会を行ってまいります。  その後、再度アンケート調査を行い、地区関係者の意向を内容に反映し、ルール化を実現できるよう、都市計画法に基づく手続を目指してまいります。 ◎明立 都市基盤管理課長 私からは、都市基盤整備部資料番号44、46を続けて説明させていただきます。よろしくお願いいたします。  まず、平成29年度土木事業計画箇所図について、ご説明をいたします。資料番号44番をご覧ください。  それでは、まず1ページ目をおめくりいただきたいと思います。1ページ目おめくりいただきますと、道路改良工事といたしまして、池上梅園周辺石畳舗装など3件や、オリンピック・パラリンピックのホッケー会場周辺道路電線共同溝整備など、2件の整備を行う予定でございます。  次に、道路等維持補修につきましては、老朽化した道路改修といたしまして、15件のアスファルト舗装工事自転車走行環境整備を各4地区において、ナビマーク、ナビラインの整備を行います。また、上池台一丁目で擁壁工事田園調布街路樹根上り対策予定してございます。  次に、呑川緑道及び桜のプロムナードにつきましては、各1路線ずつの整備予定してございまして、呑川緑道については案内標識を設置してまいります。  次に、臨海部散策路整備でございます。おめくりいただきます。裏面になりますが、臨海部整備でございますが、南前堀・貴船堀、旧呑川締切護岸整備等森ケ崎海岸公園でのトイレ設置予定してございます。  次に、都市計画道路ほかでございますが、補助38号線の旭橋の撤去、補助44号線の電線共同溝整備、大岡山駅周辺地区整備JR蒲田西口駅前広場整備など、計5件の整備予定してございます。  次に、公園の新設、拡張でございますが、水神公園休憩所・擁壁などの29年・30年の債務負担工事を、また園内灯LED化は3か年計画の2年目で11件、このほか池上梅園多摩川台公園などを含め、21件の工事予定してございます。  次に、都市計画公園整備でございますが、佐伯山緑地、洗足池公園勝海舟記念館周辺整備や(仮称)昭和島二丁目公園整備など、計6件の整備予定してございます。  次に、公園等維持管理でございますが、西嶺高砂公園石積擁壁改修、また池上五丁目公園につきましては、地域要望等を踏まえまして、誰でもトイレ整備予定してございます。そのほか、木製複合遊具の取りかえなどを含めまして、12件の工事予定してございます。  次に、体育施設等維持管理につきましては、萩中公園水泳場多摩川田園調布緑地維持修繕工事予定してございます。  橋りょう長寿命化については、旧呑川にかかる呑川橋と内川にかかる新橋の2橋の補修を予定してございます。  橋りょう耐震整備につきましては、内川の橋りょうJR線都営地下鉄をまたぐ跨線人道橋など、計5橋の工事予定しております。  次に、公共下水道枝線でございます。おめくりいただきたいと思います。下水道耐震化事業といたしまして4地域、また久が原五丁目及び大森西六丁目で管きょの改良工事予定してございます。  次に、河川維持管理でございますが、呑川、内川、丸子川での水質改善対策といたしまして、河床整正水質浄化施設基礎工事汚泥しゅんせつ等を行う予定でございます。  次に、街路灯新設・改良でございますが、街路灯灯部LEDに取りかえる事業で、約2万1,000灯ある街路灯を5年間で改良していく計画の4年目となってございます。  おめくりいただきまして、A3の折り込みでございます。今説明をさせていただきました工事箇所図となってございますので、ご確認いただきたいと思います。  もう1枚つけてございますのが、A3でございます、平成29年度の都市計画道路橋りょう公園等の主な整備箇所図ということでございます。これも参考としていただければと思います。よろしくお願いいたします。  それでは、引き続きまして、一つ飛ばしていただきまして、資料番号46番、呑川流域河川整備基本方針の策定について、ご説明をしたいと思います。  東京都では、河川法に基づき4月20日に河川整備基本方針を策定しましたので、情報提供したいと考えてございます。  なお、本基本方針につきましては、5月16日より東京都公報及び東京都建設局ホームページで公表する予定となってございます。  それでは、まず1ページをご覧いただきたいと思います。2枚めくっていただきまして、第1章といたしまして、流域及び河川の概要となってございます。ここでは、流域の概要、土地利用などの呑川の特徴について記載されてございます。  3ページをご覧ください。(8)番、治水事業の沿革でございますが、昭和60年に発生いたしました水害の状況やその後の治水事業について説明がございます。  3ページ下のほうですが、(10)番、河川水質では、高度成長期に非常に汚くなった呑川が、下水道の普及に伴って環境基準以下の水質に戻ったこと。一方、下流部では、一時的に白濁化やスカムの発生などが見られることなどが示されてございます。  4ページでございますが、(11)河川環境でございますが、ボラなどの魚類やマガモなどの鳥類のほか、希少種であるニホンウナギなども確認されていることについて記載がされてございます。  次に5ページでございますが、第2章といたしまして、河川の総合的な保全と利用に関する基本方針といたしまして、現在の1時間あたり50ミリメートルの対応を、1時間100ミリメートルへの対応を目指していくとしてございます。  そのほか、津波や高潮への対応、河川適正利用河川環境整備と保全について記載をされてございます。  次に、8ページをご覧いただきたいと思います。第3章、河川整備の基本となるべき事項でございますが、河道への配分流量計画水位川幅等について示してございます。  最後のページには、呑川の流域も含めた全体が示されてございます。  今後この基本方針をもとに、河川整備計画が作成される予定となってございます。 ◎榊原 建設工事課長 私からは、都市基盤整備部資料番号45番の都市計画道路大田区画街路第7号線事業用地大田土地開発公社による取得について(報告)について、ご説明させていただきます。  この案件は、本日の総務財政委員会でも、同じ内容でご報告させていただいているところでございます。  都市計画道路大田区画街路第7号線の事業用地としまして、6の案内図の箇所であります、大田区蒲田五丁目14番1、2、3、住居表示でいいますと、同番1号の用地、575.15平方メートルを平成29年4月18日付で、土地開発公社が31億2,719万4,597円で取得いたしました。  平成30年6月末までに所有者が解体しまして、更地にて公社が引き渡しを受ける予定となってございます。  当該用地は、今後JR蒲田駅東口の駅前広場として整備されることになってございます。JR蒲田駅東口の駅前広場整備についてですが、今年度は駅前広場地下自転車駐車場設計委託を実施しておりまして、事業認可期間であります、平成38年度の完成を目指しているところでございます。 ○深川 委員長 では、榊原建設工事課長総務財政委員会に出席するため、まずは都市基盤整備部報告について質疑をお願いいたします。  まず44番について。 ◆塩野目 委員 池上五丁目公園についてです。昨年の決算特別委員会におきまして、我が党の松原秀典委員より質問をさせていただきました池上五丁目公園ですが、子どもから高齢者まで多くの利用者利用しているだけではなく、地域拠点公園として、ラジオ体操や盆踊りなどの町会活動にも活用されている公園で、現状のトイレはロケット型の古いものとなっており、早急に改善すべきと提案をさせていただきました。  この質問に対する理事者答弁は、公園実態調査を踏まえ、池上五丁目公園トイレ改修優先度を判断したいとの回答でありました。今回の整備に至った経緯について、ご説明をいただきたいと思います。 ◎明立 都市基盤管理課長 昨年の決算特別委員会においてご提案のあった、池上五丁目公園トイレにつきましては、答弁の中でお答えをいたしましたとおり、公園実態調査平成28年度に行ったところでございます。現在、実態調査につきましては集計中でございますが、速報値といたしまして、調査を行った公園利用者数を把握してございます。  調査結果を見ますと、池上五丁目公園利用者数は、平日で142人、休日で162人で、池上地区では一番多く、また区内でも2番目に利用者が多い公園となってございます。  また、今年に入りまして、地元町会長より区長に対しまして、トイレ整備地域として要望する旨、要望書が提出されました。  以上のような経緯から、区といたしましては、他の公園と比較し、誰でもトイレ整備優先順位が高いと判断し、本年度の整備としたものでございます。 ◆塩野目 委員 大変よかったと思います。  大田区の公園は、全体的に見ても、様々な課題はあるとは思うのですけれども、地元の要望あと実態調査を踏まえまして、適宜適切に整備していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◆菅谷 委員 関連して、一言要望させていただきます。この委員会にも陳情が何回も出されまして、トイレを改築してほしいということで議論にもなったところで、各会派からも出されていた要望でもあるので、そういった方向で進めることはいいことだと思います。  あわせて、ほかの公園でも、萩中公園とか、いろいろなところで要望が出されているので、もう一度利用数とか、環境とかを考えていただいて、実現に向けて頑張っていただきたいと、要望です。 ◆馬橋 委員 土木計画の一覧をいただいて、いろいろ公園だったり道路だったり、橋りょうだったりというところの工事がいろいろあるのだなと思ったのですが。一番気になったのが、ひとつ伺いたいのが体育施設のところで、今回、田園調布五丁目先の軟式野球場ということで、改修、内野の打替とバックネット改修というふうに上がっているのですが、優先度合というのはどういう基準で決まってくるものですか。限られた予算の中で、どこから改修をしていくかというところの判断というのは、どうやっていらっしゃるのですか。 ◎石井 都市基盤整備部副参事〔土木工事担当〕 先ほど明立課長のほうからもお話が出ていたように、利用率とか、あと老朽度も踏まえまして、整備計画しているところでございます。 ◆馬橋 委員 というのが、結構、調布のほうに、私はサッカーをやっているので、いろいろサッカーグラウンドをつくってほしいとかというのがよくあるのですけれども。3年前かな、鵜の木グラウンドをつくっていただいて、今稼働しているのですが、鵜の木グラウンドが芝生のフリックというのですか、ぼこぼこした感じが本当にすごくて、結構走っているだけで足をくじいてしまうようなぼこぼこぐあいにはなってきていて、ここを使っているサッカーの団体の方とかから、何とかこのフリックを直してもらえないかという要望がかなり上がっているのですけれども、これは今回は全くそ上に上がらなかったという感じでしょうか。 ◎明立 都市基盤管理課長 基本的に、そういった危険性がある、通常の利用の仕方をして、けがを伴うようなことが起こるようであれば、それは当然そ上に上げるのは当たり前でございますので、その辺は計画、こういった年間事業計画だけではなく、維持工事として対応させていただいている部分もございますので、でき得れば、各管理施設者のほうにご相談をいただけるというのがよろしいかと思います。その上で判断をさせていただきたいと。 ◆馬橋 委員 わかりました。直接ご相談に、多分行っていないのだとは思うのですけれども、ぜひやってほしいという要望があるのを覚えていただけるといいなというのと。  あと、あわせて、野球も一緒かもしれないのですけれども、河川側に、これ、多分河川が、水が増水したときの対策というのもあると思うのですけれども、ネットがないのですよね。今回バックネット改修と書いてあるので、バックネットというのはあれか、ホームベース側のことを言うのかな。そういうネットとかも、できればつけてほしいという要望もあって、そういうのも直接言わなければいけないのかもわからないですけれども、ぜひそういう要望もぜひ覚えていただけるとうれしいなと思って、言わせていただきました。 ◎明立 都市基盤管理課長 バックネットも、今、委員がおっしゃられたとおり、増水時に撤去というのですか、バックネットまで倒すのですね。そういった作業が限られた人数の中で対応し、限られた時間の中で対応しなければいけないということもあって、なかなか増やすのが難しい状況ではありますが、ご要望については承ります。ただ、先ほど言ったように、なかなか厳しい状況ではあるということはご理解いただきたいと思ってございます。 ◆荻野 委員 質問なのですけれども。今回、公園の新設、拡張のところで、公園灯改良LED)75灯と出ていますけれども、これ、全体だとどのぐらい今進んでいるものなのでしょうか。 ◎鈴木 基盤工事担当課長 全体で言いますと、公園灯でございますけれども、2,100灯余りございまして、平成28年度が約600灯やっておりますので、3割程度が済んでいるという状況でございます。 ◆荻野 委員 今、先ほどほかの件でも、優先順位とか順番というのもあったのですけれども、これは順次、何年度までに終わらせるとかという計画で進めているのでしょうか。 ◎鈴木 基盤工事担当課長 こちらですけれども、小型の街路灯、大型の街路灯公園灯、いずれにつきましても、平成30年度までを予定してございます。 ◆荻野 委員 ぜひ進めていっていただきたいなと思うのですけれども。今回、たまたまこの地図を見ると、西六郷あたり、新蒲田、多摩川、矢口というところがちょっと寂しいなと思いますので、順次進めていっていただければと思います。これは要望です、お願いします。 ◆玉川 委員 公園維持管理のところで、洗足池公園要望を受けていたのがあって、池月橋から中原街道に出る側、勝海舟のと反対側のところにベンチが全然ないというお話があって、何か改修した際の余ったベンチをそこに設置できるかもしれないなんてお話があったのですが、そういうのはこの維持管理には入らないレベルのものと考えていいのでしょうか。 ◎明立 都市基盤管理課長 維持管理上、例えば何か物が壊れましたという補修については、あるいはけがをしそうな場所があるといったような類のものは、緊急に直さなければいけない。その中で、個別にやっていくということの一部の事業になるかなと考えてございます。 ◆玉川 委員 けさもそういった声をいただいたばかりだったので、ぜひともそちらのほうをまたお願いしたいと思います。また、私も現場の課長ともお話ししていきたいと思います。よろしくお願いします。 ○深川 委員長 続いて、45番。 ◆菅谷 委員 ここの事業用地土地開発公社による取得ということで、報告がありました。大体、31億2,719万円というところでは、相場としてはどのような感覚なのでしょうか。坪あたり幾らとかといったことでお話しいただければ、お願いいたします。 ◎榊原 建設工事課長 まず土地の代金なのですが、土地の代金が21億3,476万6,425円で、物件移転補償金が9億9,242万8,172円です。したがいまして、土地平米単価につきましては、大田財産価格審議会で決められておりますが、平米約370万円ということでございます。 ◆菅谷 委員 決められた中で、良好だよという判断でいいですね。  それと、物件移転ということで9億円余でしたね。それで、物件移転ではどれぐらい入っていらしたのでしょうか。何社とか、そういった移転に伴う、これは1社ですか、このビルの中には。 ◎榊原 建設工事課長 物件の移転補償費というのは、土地移転と新たに土地移転するのに求める仲介手数料や、あと建物が現在ございますので、その建物をほかの場所に同等のものをつくるための費用、除却費用プラス建物移転費用というものがございまして、土地所有者1、私人と法人1。建物移転につきましては、法人1社という内訳がなってございます。 ○深川 委員長 では、続いて46番、呑川。よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○深川 委員長 では、都市基盤は終わりにしますので、榊原課長総務財政委員会に出席をされていただければと思います。お疲れさまでした。  (建設工事課長退席) ○深川 委員長 続きまして、まちづくり推進部羽田。 ◆菅谷 委員 羽田防災まちづくりルールというところで、羽田小学校参加者26名と、それから第2回目も30名というところで行われておりますね。それで、例えばこの参加者26名、30名というのは、全部が住民なのですか。区の職員とかを含めずでしょうか。うちの藤原幸雄議員も参加していて、すごく少ないなと感じたと報告を受けていますが。 ◎瀬戸 防災まちづくり課長 事務等を行っています区の職員といったものは、含んでございません。 ◆菅谷 委員 それでも、皆さんがこの会があるのかどうかというところで、知られていないというところとか。  それから、時間は何時ぐらいに行っていらっしゃるのですか。皆さんが参加しやすい日時を選んでいらっしゃるのか、その点ではいかがでしょうか。 ◎瀬戸 防災まちづくり課長 時間は、働いている方も参加できるように、夕方以降の時間等を設定させていただきました。 ◆菅谷 委員 一人ひとり、そこの方々が、地権者やいろいろな方がいらっしゃると思うのですけれども、まちづくりルールアンケートで、配布数が、その権利を持っている方々を含めて、9,546と。これは、全てその対象者という数でよろしいのですか。9,546というのは、このまちづくり対象者全てを含む数でしょうか。 ◎瀬戸 防災まちづくり課長 こちらの方は、この地区にお住まいの方、それから土地等をお持ちの方、そういった地区計画の導入に影響を及ぼす方全てを対象としております。 ◆菅谷 委員 アンケート結果では1,701件と。それから、こっちの説明会では本当に数が少ないというところで、もっと一人ひとりに意見を聞くという、いろいろなこれまでも報告があったように、外部からの委託で、2社でしたか、東京都からも、それからあと公団というか、どこかもう一つ、二つに委託されていると思うのですけれども。そういったところで、1件1件に意見を聞くとかといった考えはないのですか。 ◎瀬戸 防災まちづくり課長 地区計画の導入に際しては、関係する権利者の方の意向を反映するということが大事だということは認識してございます。そういったことを実現するためにアンケートも今回行いましたが、この結果をもとに、これから町会等と協力をして、地元にしっかりと入って、丁寧な説明をしていくということで、この結果を生かして、皆さんの意向を反映できるように、丁寧な説明に努めてまいりたいと考えております。 ◆菅谷 委員 地権者と、それから借りている人もいるし、先ほど言ったように、アパートとして、上は買ってということで貸している人も、いろいろな人が様々に入り乱れているこの地域だと聞いております。そのところにやっていらっしゃる不動産の方にも聞いていても、なかなか、みんなの意見をまとめるにはかなりの時間がかかるだろうと。  防災という観点では、すごく大事なことなのですね。救急車が入ったり、いろいろなまちづくりで、壁とかいろいろな道とか、道路の確保とかがあると思うので、そういった意味でも、緊急性もあると思うのですけれども、やはりそこのまちというのは、長い間培ってきたまちなので、やはり丁寧な取り組みで、追い出しとかにならないようにお願いしたいと思います。 ○深川 委員長 要望で。 ◆菅谷 委員 はい。 ◆田島 委員 一つ、アンケートでの回答で気になったところがありまして、最後の問4の防災まちづくりに関するもので、セットバックした家を元に戻す人がいるというのがありまして、これというのは何か確認というか、把握されていますでしょうか。 ◎瀬戸 防災まちづくり課長 こちらの個別の細かい意見については、具体的にどこという場所までは確認はできていないのですけれども。こういったものがあった場合には、法律に基づいた違反指導だとかといった形での対応が必要なのではないかと考えております。 ◆田島 委員 そうですね、せっかくセットバックというルールに基づいてやったものをまた元に戻すとなると、何のためのルールなのかということになってしまって、なし崩しになりかねないので、それはきちんと指導を今後ともお願いしたいと思います。 ○深川 委員長 では、質疑を以上で終結いたします。  継続調査事件を一括して継続といたします。  次に、継続審査事件について一括して上程いたします。  先ほど、都市基盤整備部報告の中で、陳情28第27号にかかわる内容がありましたので、改めて理事者から説明をお願いします。 ◎武藤 地域基盤整備第一課長 私からは、28第27号 池上五丁目公園を保育園の代替遊技場として整備することを求める陳情について、一部状況の変化がございましたので報告させていただきます。  変化がございましたのは、陳情の一部ではございますが、池上五丁目公園トイレの改善でございます。先ほど都市基盤整備部資料44番で説明をさせていただいたとおりでございますが、池上五丁目公園につきまして、今年度トイレ改築を実施します。設置するトイレは、誰でもトイレ予定しております。  今後設計を開始してまいりますので、設置箇所や構造等具体的な内容については、未定でございます。  なお、代替遊技場の整備については、状況の変化はございません。
    深川 委員長 この件について質疑はありますか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○深川 委員長 なければ、継続としたいと思います。 ◆菅谷 委員 改善されるので、採択ということはだめなのですか。 ○深川 委員長 どうですか、皆様。  では、態度を皆さんにお伺いしますが、態度表明でよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○深川 委員長 では、今、菅谷委員のほうからお話がありましたので、では取扱いを大会派順にお願いしたいと思います。会派名は略称としてお願いします。  自民からお願いします。 ◆塩野目 委員 陳情ですが、二つ目のほうは、先ほども質問したように、改善されるわけであります。  ただ、一つ目のほうは変化がありませんので、私どもとしては継続でお願いしたいと思います。 ○深川 委員長 続いて、公明。 ◆田島 委員 私どものほうも、保育園の関係はこども家庭部と今後きちんと、またあり方を検討していくということですので、まだ推移を見る必要があるのかなということで、継続を主張したいと思います。 ○深川 委員長 では、共産、お願いします。 ◆菅谷 委員 共産党は、かねてから賛成しておりましたので、それと大変、誰でもトイレ設置地域でも、保育園の方々にも喜ばれると思います。ぜひ、今日は採択できればと思います。 ○深川 委員長 続いて、無印。 ◆荻野 委員 たちあがれ・維新・無印の会は、この陳情につきましては、継続を主張します。  先ほどからありますように、1番のほうの代替遊技場としての整備ということは行われますが、陳情者の願意が全て満たされたわけではありませんので、引き続きの継続を主張いたします。 ○深川 委員長 改革。 ◆湯本 委員 経緯を見守るということで、継続でお願いします。 ○深川 委員長 続いて、無所属。 ◆馬橋 委員 大田無所属の会も、変わらず、継続でお願いしたいと思います。 ○深川 委員長 それでは、採決と継続と分かれましたので、継続に賛成の方の挙手を願います。  (賛成者挙手) ○深川 委員長 賛成者多数。よって、28第27号は、継続審査と決定いたしました。  次、その他の陳情について何かありますか。 ◎保下 都市計画課長 その他の陳情につきましては、状況変化はございません。 ○深川 委員長 では、なければ、そのほかの陳情については審査を行わないこととし、継続審査事件を一括して継続といたします。  続いて、前回の委員会でお知らせいたしました、特別区議会議長会の要望事項調査についてを議題といたします。  当委員会では、お手元に配付のとおり、菅谷委員から提案がございました。この後、菅谷委員から説明を受けたいと思います。  本件につきましては、前回の委員会で確認したとおり、全会派一致で賛同を得られた要望のみ、次期委員長に申し送りをしたいと思います。  それでは、菅谷委員から提案理由の説明をお願いします。 ◆菅谷 委員 今、電線共同溝の促進が進められておりますけれども、まだバリアフリーの観点からしても、それからオリンピックが控えておりますけれども、もう少し速度を上げるためにも、財政的にも、東京都の財源措置がもっと強化されることが必要ではないかと。地中化の要望は、各会派からも出されておりましたので、そのところでみんなで一致できる内容ではないかと思いまして、提案させていただきました。 ○深川 委員長 では、委員の皆様から質疑がございましたら、お願いします。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○深川 委員長 なし。  では、大会派から順次、賛成、反対を含めた意見をお伺いいたします。  では、自民からお願いします。 ◆塩野目 委員 賛成はしかねます。 ○深川 委員長 続いて、公明。 ◆田島 委員 公明党としては、これはあえて要望すべきではないと判断いたします。  東京都の予算は、昨年度よりも、平成29年度予算は、無電柱化に関する予算は増額をされています。あと、プラスして、補正予算も組んで700億円の無電柱化の推進基金というものをつくっておりますので、かなり東京都、小池都知事の肝いりの政策でもありますので、かなり力を入れているということもありますので、あえて意見書を提出をする、要望を出すということはしなくてもいいのではないかという判断をいたしました。 ○深川 委員長 続いて、共産。 ◆菅谷 委員 先ほど述べたとおり、無電柱化促進のために、さらに東京都が力を尽くすということでお願いしたいと思います。 ○深川 委員長 無印。 ◆荻野 委員 たちあがれ・維新・無印の会ですが、賛成いたしかねます。  理由といたしましては、既に東京都のほうが、この要望とは別に財源強化という姿勢は打ち出しておりますので、そこに対してあわせて、さらに補助金で強化ということをやるのではなくて、都と連携して、都の様子も見ながら進めていくべきだと考えます。 ○深川 委員長 改革。 ◆湯本 委員 闘う改革の会といたしましては、様々な政策課題がある中で、何をもってこれだけ財源の措置強化を図るのかといった部分について、若干整理がつかないなという思いがございますので、賛成をすることはできないなという考えです。 ○深川 委員長 無所属。 ◆馬橋 委員 大田無所属の会も、同様に賛成しかねるという結果であります。  電線の地中化は、臨海部は今回土木工事のあれに入っていましたけれども、これは喫緊の課題ではあると同時に、ただこれだけをやるというわけにもいかないということも含めての回答です。お願いします。 ○深川 委員長 では、本件につきましては、全会派の一致が望ましいということでしたので、望めないということでございます。次期委員会への申し送りはしないこととさせていただきます。  以上で、特別区議会議長会の要望事項調査についての協議を終了いたします。  最後に、本日が、現構成メンバーでの最後の委員会となりますので、閉会にあたり委員会を代表して一言ご挨拶を申し上げます。  1年間本当にありがとうございました。様々な課題があるということで、今日も個別の案件がありましたけれども、各議員のほうからも皆様に要望がいろいろあると思いますので、しっかり真摯に区民の声を聞いていただければと思いますので、よろしくお願いを申し上げまして、委員長のご挨拶にかえさせていただきます。ありがとうございました。  続きまして、理事者を代表して、黒澤まちづくり推進部長にご挨拶をお願いいたします。 ◎黒澤 まちづくり推進部長 この1年間、まちづくり推進部都市基盤整備部まちづくりの諸施策事業に関しましてご審議をいただき、まことにありがとうございます。  両部が所管するまちづくりの課題、本当に多様化しておりまして、今まで以上に区議会の皆様とより緊密に連携しながら、政策議論は必要なのかなと考えております。この1年間いただきましたご提案やご指摘をしっかり受けとめ、活かしながら、両部が連携して取り組んでまいります。本当に1年間ありがとうございました。 ○深川 委員長 以上で、都市整備委員会を閉会いたします。                午前10時42分閉会...