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平成28年 9月  議会運営委員会−09月06日-01号

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  1. 大田区議会 2016-09-06
    平成28年 9月  議会運営委員会−09月06日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    平成28年 9月  議会運営委員会−09月06日-01号平成28年 9月  議会運営委員会 平成28年9月6日                午前10時00分開会 ○押見 委員長 ただいまから、議会運営委員会を開会いたします。  継続調査事件を一括して上程いたします。  それでは、議題に入ります。  まず、平成28年第3回区議会定例会提出予定議案についてを議題といたします。  本日は、区長がお見えになっておりますので、ご挨拶をお願いいたします。 ◎松原 区長 皆さん、おはようございます。  本日は、第3回区議会定例会に提出いたします議案について説明させていただきたく、参上を申し上げました。  今回提出いたします議案決算4件、補正予算4件、条例廃止1件及び改正8件、その他議案といたしまして、あらたに生じた土地の確認1件、あらたに加える市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法について1件、契約議案3件、友好都市の提携1件の計23件でございます。  また、報告議案といたしまして平成27年度決算に基づく健全化判断比率報告1件、民事訴訟の提起に係る専決処分に関するもの2件、訴え提起前の和解に係る専決処分に関するもの1件、区の義務に属する損害賠償額決定に係る専決処分に関するもの1件及び契約変更専決処分に関するもの2件の計7件を上げております。  今回は第3回定例会でございますので、各決算のご認定をお願いする次第でございます。  以上、よろしくお取り計らいくださいますよう、お願いを申し上げます。  それぞれの議案につきましては、副区長からご案内をさせていただきます。  以上でございます。 ○押見 委員長 それでは、理事者から説明をお願します。 ◎遠藤 副区長 それでは、平成28年第3回区議会定例会提出予定議案につきまして、ご説明させていただきます。  お手元に配付させていただいております予定議案一覧をご覧いただきたいと存じます。
     まず、議決議案でございます。  1から4は平成27年度各会計歳入歳出決算でございます。  お手元に配付いたしました資料平成27年度大田区各会計歳入歳出決算をご覧いただきたいと存じます。  一般会計でございますが、歳入決算額2,573億1,336万9,801円。歳出決算額2,446億6,988万8,713円。差額126億4,348万1,088円でございます。  国民健康保険事業特別会計でございますが、歳入決算額854億4,529万2,096円。歳出決算額841億2,123万1,869円。差額13億2,406万227円でございます。  後期高齢者医療特別会計でございますが、歳入決算額143億4,790万1,689円。歳出決算額142億2,963万8,429円。差額1億1,826万3,260円でございます。  介護保険特別会計でございますが、歳入決算額485億3,405万9,499円。歳出決算額474億9,484万3,132円。差額10億3,921万6,367円でございます。  合計でございますが、歳入決算額4,056億4,062万3,085円。歳出決算額3,905億1,560万2,143円。差額151億2,502万942円でございます。  なお、次のページ以降でございますが、各会計歳入歳出それぞれの款別の内容となってございますので、ご覧いただいて説明にかえさせていただきたいと存じます。  続きまして、一覧にお戻りいただきまして、  5、平成28年度大田一般会計補正予算(第2次)。  6、平成28年度大田国民健康保険事業特別会計補正予算(第1次)。  7、平成28年度大田後期高齢者医療特別会計補正予算(第1次)。  8、平成28年度大田介護保険特別会計補正予算(第1次)についてご説明いたします。  お手元の平成28年度補正予算案の概要をご覧いただきたいと存じます。1ページをご覧ください。  1、基本的な考え方。  平成28年度補正予算案一般会計第2次、特別会計第1次)につきましては、以下の視点に基づき予算を計上いたしました。  (1)一般会計。  第1次補正予算編成後に生じた状況の変化に速やかに対応するための予算。  平成27年度決算確定に伴う精算等を行うための予算。  (2)特別会計。  当初予算編成後に生じた状況の変化に速やかに対応するための予算。  平成27年度決算確定に伴う精算等を行うための予算。  2、補正予算の規模。  基本的な考え方に基づいて編成した補正予算案の規模は以下のとおりです。  (1)一般会計。  36億7,722万3,000円で、補正後の予算額は、2,610億7,434万7,000円となりました。  (2)特別会計。  国民健康保険事業特別会計補正額は3,762万円で、補正後の予算額は835億9,061万4,000円となりました。  後期高齢者医療特別会計補正額は1億2,401万3,000円で、補正後の予算額は149億4,579万3,000円となりました。  介護保険特別会計補正額は10億7,314万7,000円で、補正後の予算額は520億4,888万4,000円となりました。  2ページは補正予算の財源でございます。  3ページから5ページにつきましては、4、補正予算歳出事業概要。  6、7ページにつきましては、5、歳入歳出(款別)一覧。  8ページは、6、歳入財源別)・歳出性質別一覧。  9ページは、7、債務負担行為補正。  10ページは、8、積立基金の状況。  11ページは、9、国民健康保険事業特別会計歳入歳出(款別)一覧。  12ページは、10、後期高齢者医療特別会計歳入歳出(款別)一覧。  13ページは、11、介護保険特別会計歳入歳出(款別)一覧でございます。  以上、よろしくお願いを申し上げます。  続きまして、提出予定議案一覧にお戻りいただきたいと存じます。  議決議案の9番からご説明させていただきます。  9、大田区教育に関する事務職務権限の特例に関する条例の一部を改正する条例。  10、大田区立新蒲田福祉センター条例の一部を改正する条例。  11、大田区立上池台障害者福祉会館条例の一部を改正する条例。  12、大田区空き家の適正管理に関する条例を廃止する条例。  13、大田空家等対策審議会条例の一部を改正する条例。  14、大田学童保育実施等に関する条例の一部を改正する条例。  15、大田区保育の必要性認定等に関する条例の一部を改正する条例。  16、大田家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例。  17、大田区立学校学校医学校歯科医及び学校薬剤師公務災害補償に関する条例。  18、あらたに生じた土地の確認について。  19、あらたに加える市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法について。  20、大田区立東六郷小学校校舎取りこわし工事及び体育館改築工事請負契約について。  21、災害対策用毛布の購入について。  22、災害用簡易トイレの購入について。  23、大田区と宮城県東松島市との友好都市の提携について。  次に報告議案でございます。  1、平成27年度決算に基づく健全化判断比率の状況について。  2、民事訴訟の提起に係る専決処分報告について。  3、民事訴訟の提起に係る専決処分報告について。  4、訴え提起前の和解に係る専決処分報告について。  5、区の義務に属する損害賠償額決定に係る専決処分報告について。  6、本村橋構造改良工事請負契約専決処分報告について。  7、大田区立東六郷小学校校舎改築工事請負契約専決処分報告についてでございます。  内容につきましては、提出予定議案一覧のとおりでございます。  以上、議案としてよろしくお取り計らいいただきますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○押見 委員長 ありがとうございます。  それでは、質疑はございますか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 それでは、これらの議案については、第3回定例会に上程することでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 そのように決定いたします。  それでは、区長、理事者の皆様はご退席ください。  (区長・理事者退席) ○押見 委員長 次に、平成28年第2回大田議会定例会における課題についてを議題といたします。  第2回定例会において、奈須議員が当委員会議事順序を確定後に、15件の質疑を行う旨の通告を2度にわたり変更され、結果10件の質疑を行われました。本来、議事順序確認後に質疑をやめることについては、当委員会を開催し、改めて議事順序確認をすべきところを、2度にわたり委員の皆様へ持ち回りによる確認という特例的な対応をいたしました。  今回の件は当委員会、また本会議自体を軽んじていると言わざるを得ないのではないかといった多数のご意見をいただきました。  奈須議員確認したところ、1度目は質疑通告の締切時間と理事者説明時間との関係で質疑を取りやめ、2度目は理事者から調整の依頼を受けたため質疑を取りやめたと説明を受けました。  その際私からは、今後このようなことが起きないようにするための注意を電話で行わせていただきました。  今回の件について振り返りの議運を開催しないという判断に当たり、直接お会いしてお話しをさせていただく等、それ相応の対応をすることとし、次回の当委員報告をさせていただくことをお約束いたしましたので、少しお話をさせていただきます。  第2回定例会最終日の6月20日の本会議終了後に、奈須議員と直接お会いをいたしましてお話しさせていただきました。時間にして小1時間ぐらいいろいろ話させていただきました。中心は、今回のこの件を話させていただいたのですが、やはり今お話ししたように、基本的に奈須議員が言っていたことは、締切時間と理事者説明時間の関係で急遽質疑を取りやめたとか、理事者が調整してほしいということで取りやめたというようなことを話されておりました。その際、これはやはり明らかにルール違反だというようなことを話させていただき、奈須議員も、この件に関しましては、今後このようなことはいたしませんというようなお約束をしていただきました。  やはり円滑な議会運営にご協力をしていただくためにも、これからも私、委員長としてもなるべく奈須議員とはコミュニケーションをとりながら、円滑な議会運営のご協力を呼びかけていきたいと思っておりますので、ご報告とさせていただきます。  この件でご意見はございますか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 それでは本件については、先ほどのご報告のとおりとさせていただきます。よろしくお願いいたします。  なお、当委員会においては、厳正で円滑な議会運営を行っていくため、引き続き今後の課題として検討していきたいと思います。委員の皆様、よろしくお願いいたします。  次に、議員の辞職に伴う協議事項についてを議題とします。  事務局より説明願います。 ◎政木 議会事務局次長 それでは、議員の辞職に伴う協議事項についてご説明をさせていただきます。  議会運営委員会資料2番、それから3番でございます。  まず、議会運営委員会資料番号2のほうでございますが、大田区議会議席、第18期の変更案をお示ししてございます。  森愛議員の辞職に伴いまして、議席の取り扱いについてご協議いただくものでございます。森愛議員議席は、こちらの資料で40番、少し色を変えてございますが、こちらが森愛議員議席でございました。この議席を欠番として空席にすることでよろしいかどうか、ご協議、ご決定お願いしたいと考えてございます。  続いて、資料番号3番でございます。本会議における各会派質問時間について(案)ということでございます。  こちらについては、第2回定例会の際にご確認をいただいた事項でございますけれども、議員数が50名から49名になったことに伴って、会派持ち時間が変わってくるというところで、ご確認をいただければと思います。  基本的な考え方等のご説明については、これまでどおり変更はございませんので割愛をさせていただきますが、3の一般質問の(4)をご覧いただきますと計算式が書いてございます。500分から460分になってございますが、これは代表質問の40分を引いた、500分引く40分が460分となっております。この460分から一人会派、二人会派持ち時間である80分を引いた数、380分を49人引く8人。これは全体の49人の議員数から一人会派、二人会派議員を抜いた数でございますが、380を41で割らせていただくと、一人当たりのお時間が9.27分と変わってまいります。  これを改めまして、下の4、持ち時間の表で各会派の人数に割り返しをいたしますと、このような変更になります。  変更前というのが一番右の欄でございます。155分から始まっているところが、2定までの持ち時間でございましたが、3定はその隣の変更後のところ、自民が159分、公明が121分、共産が93分、民進が47分というように変更になります。
     ちなみに、9.27分でございます。これを掛け直したときに端数が出てまいりまして、それを切り捨てる形になりますので端数1分が生じてまいります。この1分については、最大会派自民党で調整をさせていただくということで、合計500分という形になってございます。こちらについて、第3回定例会を迎えるに当たりまして、改めてご確認いただければと思います。  以上でございます。 ○押見 委員長 質疑意見はございますか。 ◆岡元 委員 議席変更案ということで、森議員の部分が抜けただけという形のようですけど、通常、余りいないと思いますが、そのように欠番になった場合は一部が動くのではなくて、その方の部分だけが空席とするということが、通例なのでしょうか。 ◎政木 議会事務局次長 これまでもさまざまな形で議員の辞職に伴って空席があったことがございました。その都度、会派のほうで、どのようにされるのかというご意見を伺った上で、そしてまた幹事長会の場でご協議をいただき、ご決定をいただいているところでございます。  したがいまして、空席が出た場合にそこを詰めたケース、それからそのまま空けていたケース、さまざまあろうかと思いますけども、今回はここをあけるということでご確認をいただいたことで、議運でご確認をいただくものでございます。 ◆岡元 委員 そういうものは、一定の決まりは決めなくていいものなのでしょうか。こちらで話すことでしょうか。 ◎政木 議会事務局次長 議席については、一定の決まりというのはございません。ただし、変更が生じた場合は議会の議決が必要になってまいりますので、もし変更をする場合は議決いただくことになります。  今後、空席が出た場合のルールその他整備については、この議会運営委員会意見交換をしていただく必要があろうかと考えてございます。 ◆岡元 委員 今回に関しては、森議員のいらっしゃった民進党がこの案でということを、幹事長会で了承されたということでよろしいですか。 ◆黒川 委員 山崎幹事長はこれでいきたいとおっしゃっていたと思うのですけども、松原元議員を後ろにしてもいいということですよね。でも、もうこれで決まりなのですよね。 ◎政木 議会事務局次長 幹事長会等で調整をした結果がこのような形でございますので、当議会運営委員会でご確認いただければと考えてございます。 ○押見 委員長 ほかには、よろしいですか。 ◆黒沼 委員 持ち時間ですが、共産の場合83.43分というと限りなく84分に近いのですが、こういう場合どういう判断をすればいいのでしょうか。 ◎政木 議会事務局次長 今のは、切り捨てた数が一番多いのでということでよろしかったでしょうか。  そちらにつきましても、1分の処理をどのようにするかというところは、あらかじめ会派代表会議である幹事長会の中でご協議いただいた上で、最大会派での調整ということで結論を得たものでございます。  実際、決算特別委員会等につきましては、時間がおさまりきらない数字については、最大会派自民党で調整をしているというところもありますので、その先例を踏まえてのご判断と認識をしてございます。 ○押見 委員長 よろしいですか、ほかには大丈夫ですか。  (「はい」と呼ぶ者あり)  それでは、ただいまの説明のとおり、議員の辞職に伴い、当該議員議席は空席、議席番号については欠番とし、各会派質問時間については、配付資料のとおりとすることでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 そのように確認をいたしました。  次に、平成28年第3回大田議会定例会日程表(案)についてを議題とします。  事務局より説明願います。 ◎政木 議会事務局次長 議会運営委員会資料番号4番、平成28年第3回大田議会定例会日程表(案)についてご協議をいただきたいと思います。  日程表につきましては、直近の議会運営委員会でご決定をいただいた後、議案と一緒に各議員に配付をさせていただいていますので、ご協議いただければと思います。  順次、日程ごとに読み上げさせていただきます。  まず、9月でございますが、5日、昨日の月曜日、午後1時30分から幹事長会が実施されております。その後、午後3時からICT化調査研究会が実施されました。  本日9月6日でございます。午前10時から議会運営委員会が開催されております。午後4時から告示・議案発送。  翌7日でございます。水曜日、代表質問受付。午前8時30分から同日の午後1時まで。代表質問については会派順で行っておりますので、こちらについては会派順受け付けをさせていただきます。  続いて、一般質問受付、7日、午前8時30分から、翌8日、午後5時まで。こちらについては、届出順ということになってございますので、届け出た順番に整理をさせていただきます。あわせて9月7日でございますが、請願・陳情の第1次受付締切となってございます。  週が明けまして12日、月曜日、議会運営委員会が午前10時から予定されております。こちらの議題は、14日それから15日の議事順序(案)についてが中心になってまいります。  9月14日、水曜日、本議会第1日、午後1時開会予定でございます。あわせてこの日は、請願・陳情の第2次受付の締切日となってございますので、ご確認お願いいたします。  続いて9月15日、本会議第2日、午後10時開議予定でございます。本会議終了後、本会議場で引き続き、決算特別委員が開催される予定でございます。  9月16日、金曜日、常任委員会が午前10時から。  そして21日、常任委員会が午前10時から。そして、幹事長会が午後3時から開催をされるという予定になってございます。  9月23日、金曜日、午前10時から議会運営委員会。午後1時から区議会だよりの編集委員会。午後2時30分から議員研修会予定されてございます。  そして9月26日、午前10時から特別委員会。  28日、水曜日、午前10時から議会運営委員会。本議会の第3日が、午後1時から本会議場で開催されます。こちらも、決算特別委員会が本会議終了後に開催される予定でございます。  そして、29日は委員会想定日でございます。  9月30日、金曜日、決算特別委員会の審査第1日目。1日目は総括質疑等が実施されることから午前10時開会予定でございますので、ご注意をお願いしたいと思います。  翌10月3日から10月11日までが、決算特別委員会の2日目から6日目になります。こちらの開会時間は今のところでございますが、午後1時開会予定でございます。  そして10月12日、1時30分から幹事長会。  翌10月13日、10時から議会運営委員会が開催され、本会議の4日目でございます。午後1時に開議予定でございます。  そして、先ほど9月7日のときにご説明をさせていただきました質問締切日、時間等でございますが、欄外に改めて記載をさせていただいていますので、提出漏れのないようにご協力をお願いしたいと思ってございます。  日程表については以上でございます。 ○押見 委員長 質疑はございますか。 ◆黒川 委員 関連してなのですけど、14日の本会議1日目の代表質問民進党質問というのは翌日ですか。 ◎政木 議会事務局次長 明日の受け付けになりますので、通告時間によって5時までに入りきらなければ2日目になる可能性はあるところでございます。  まだ通告が出てきてございませんので、シミュレーション表等はつくっておりませんので、未定でございます。 ○押見 委員長 よろしいですか、ほかにはないですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 それでは、日程表(案)のとおり決定することでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 そのように決定いたします。  また、日程表議案と一緒に会派控室へ配付することでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 そのようにさせていただきます。  次に、本会議等における議員貸与タブレット型端末使用についてを議題とします。  事務局より説明願います。 ◎政木 議会事務局次長 それでは、議会運営委員会資料番号5番でございます。議員貸与タブレット型端末試用期間における使用についてでございます。  議員に貸与しておりますタブレットにつきましては、幹事長会の下に設置されておりますICT化調査研究会で、議会におけるペーパーレス、それから議会におけるタブレット使用等について、ルールも含めまして、ご協議をいただいているところでございます。  今般、ICT化調査研究会の中で、第3回定例会の本会議タブレット端末を持ち込んで使用することについて意見がまとめられました。それを幹事長会報告がされまして、了承されたという手続を踏んでございます。  しかしながら、本会議における端末の持ち込み等につきましては、議長からの議会運営委員会への諮問、答申の手続を経ております。直近の例で言いますと、平成25年2月21日付の議会運営委員会決定していただいているのが、本会議においては、現状ではIT機器持ち込みは認めないこととするという答申が議運から議長宛に出されております。  これらの答申を踏まえて、どのような形で、第3回定例会使用するかというご協議をいただきたいと思いますけれども。今回、タブレット型の端末の使用については、あくまでも試用期間ということで、第3回定例会で一度使ってみて、そしてその反省点ICT化調査研究会の中でまた意見交換をした上で、本格導入というような予定ICT化調査研究会については考えているというところでございます。  したがいまして、資料5にございますとおり、現行、タブレット使用に当たってのルールを定めているものを改正することによって、第3回定例会では使用できるようにすると。そして議論の後、定例会でも持ち込むことで合意形成が最終的に得られた後に、改めて議長から議運に諮問をいただいて、議運から答申を正式に返すという手続をとりたいと考えてございます。  つきましては、資料番号5番でございます。今現在、平成28年3月7日付で試用期間におけるタブレット使用について、議長決定を経ているところでございますが、1番、会議での使用のところ、これまで本会議が入っておりませんでした。これを持ち込みを認める会議ということで、本会議を入れさせていただくということで、この案でご了承いただければ、直ちに議長決定をとらせていただいた上で、第3回定例会使用できるようにするというようにしたいと考えているところでございます。  また、資料5には、その他のアプリケーションのインストールの報告書でありますとか、紛失・破損の報告書、ウイルス感染等による事故発生報告書等の様式もつけてございますので改めてご確認いただきまして、今回の取扱いについてご協議決定をいただければと思います。  事務局からは以上でございます。 ○押見 委員長 試用期間ではありますが、本会議場タブレットを持ち込んでいくということで意見交換をしていきたいと思いますけど、ご意見はございますか。特にはないですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 では、まず第3回定例会での議場へのタブレット型端末の持込みについてお諮りします。本会議へのIT機器の持込みについては、当委員会からの議長への答申において、現状では認めないと結論付けております。  今回のタブレット端末の持込みについては、あくまでも試用期間における取扱いとする旨を前提に、持込みを認めることでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 そのように決定いたします。  次に、今後、決算特別委員会が設置された場合の、タブレット型端末の持込みについてお諮りします。委員会へのIT機器の持込みについては、当委員会からの議長への答申において、引き続き検討を行うとしています。決算特別委員会へのタブレット型端末の持込みについては、前回の予算特別委員会と同様に、試用期間における検討の一環と捉え、持込みを認めることでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 そのように決定いたします。  次に、タブレット型端末の試用期間における使用ルールについては、資料5のとおり改正することでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 そのように決定いたします。  なお、ただいまの決定を踏まえ、使用ルール、第3回定例会及び設置された場合の決算特別委員会へのタブレット型端末の持込みについては、議長から全議員への通知にあわせ、執行機関へもお知らせすることでよろしいでしょうか。 ◆長野 委員 タブレット型端末の持込については、区民に対しても議場におけるIT機器使用について、意図及びルールについての周知が必要であると思いますので、対応をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎政木 議会事務局次長 議員が本会議場等でタブレット使用するときに、過去ICT化調査研究会の中でも、区民から見て、タブレットを操作して何を見ているんだというようなご意見があるといけないので、きちんとホームページ等で本会議ないし委員会で、タブレット使用していますということを広報してきた経過がございます。今回も、議運でそれでよろしいということであればホームページ等で、本会議タブレット使用していますということはお知らせをしていこうと思いますが、それでよろしいかどうか。 ○押見 委員長 わかりました。では今、長野委員から出ました区民への周知も含めて、執行機関へもお知らせする、また全議員へもお知らせするということでよろしいでしょうか。 ◆長野 委員 傍聴者についてですけれども、傍聴者も今、IT器機の使用というのは制限があると思いますので、議員が議場で使っているからいいじゃないかと勘違いされないように、その辺の規則の徹底もあわせてお願いします。これは意見です。 ◆清水 委員 資料5、4の(6)のコンピュータウイルスの際の報告ですけど、これ大変なことになると思うので、ちょっと弱いというか。発生したときまたは発生したと疑われるときは直ちに中止するとともに報告するということですけれども、もちろん当たり前ですけど、もう少し強くというか、報告する義務があるというか、大変なことになりかねないように。もう皆さんその辺についてはよくご存知だとは思うのですけれど、そのウイルスには十分に気をつけないといけないなと思っていますので。その辺はこの文章でいいですけれども、使用する際は、各議員はこの辺の届出がどういうときに、また私も経験がないので、感染したときってどういうふうになるのかとか、想像をちょっとしにくいのですけど、この辺のところは十分にみんなで気をつけなければいけないなと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○押見 委員長 そうですね、50人の議員がLANなどで横につながっていないので、ウイルスも一斉に全議員タブレットに感染してしまうことはないのですけれども。やはりその辺のウイルス対策については、事務局としても周知徹底をよろしくお願いいたします。 ◆黒川 委員 禁止事項に対する罰則規定というか、使用停止期間みたいなのがあっていいのかなという気がします。  先ほどのウイルスの話もそうですけど、アプリのダウンロードも含めて、やっぱりある程度何かないと、みんな自由にやるのかなという気もするのですけども。 ◎政木 議会事務局次長 そのあたりのお話というのは、ICT化調査研究会の中でも実際にお話が出ていたというのが事実でございます。  現在、罰則まではお話が具体的にはなっていませんが、その辺についても議論はされているということでございます。ICT化調査研究会は、各会派の代表の方が出ていただいておりますので、もうちょっとこうしたほうがいいのではないかというところは、ICT化の調査・研究会の会員を通じて、またICT化調査研究会で議論していくのかと考えているところでございます。 ○押見 委員長 それでは、全議員及び執行機関へのお知らせをする。そして、区民への周知も行っていくということでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 そのように決定をいたします。  次に、議会傍聴における補聴援助システムの導入についてを議題といたします。  事務局より説明願います。 ◎政木 議会事務局次長 本会議における補聴援助システムの導入についてご説明をさせていただきます。  背景といたしましては、平成28年4月1日に障害者差別解消法が施行されたところでございます。この差別解消法の目的でございますが、障がいの有無にかかわらず全ての国民がともに生きる社会を実現することを目的としているところでございます。  内容的には、障がい者に対して不当な差別の取扱いの禁止と、合理的配慮の不提供の禁止というのが義務づけられているところです。
     この、障がいを理由とした不当な差別的取扱いの禁止ということで、国及び地方公共団体の行政機関は法的義務を負うということ。それから合理的配慮の不提供の禁止につきましては、国、地方公共団体の行政機関、これも法的義務を負うということでございます。  民間事業者については、今のところ努力義務というところにおさまっているわけでございますけれども、法的義務を負うというところも踏まえた上で、大田区議会として何らかの形で、聴覚障がい者の方に対して配慮ができないかということの議論が年度の初めから幹事長会等で行われておりました。  現在、障がいをお持ちの方への対応については、例えば視覚障がいをお持ちの方については、声の区議会だよりのCDの作成・発送、それから議会の録画中継やデジタルサイネージということで対応してまいりました。  また、聴覚障がいをお持ちの方につきましては、傍聴の際の手話通訳者の派遣でありますとか、会議録検索システム等で対応してまいりました。  また、肢体不自由の方については、車椅子席の確保ということもやらせていただいて、その他といたしましては、平成26年には手話言語法の制定を求める意見書を全会派で議決をいたしまして、各関係、衆議院議長、それから参議院議長等に送付をさせていただいたというところの取り組みでございます。  これをさらに第3回では発展させる形で、この補聴援助システムの導入を事務局として考え、幹事長会等でご説明をしてきて合意を得たというところでございます。  実機を持ってきておりますので、ご説明をさせていただきたいと思いますがよろしいでしょうか。  イメージ的には、磁気ループのもう少し発展したものと思っていただければわかりやすいと思いますが。磁気ループと申しますのは、機械から出た音声を増幅して一定のエリアに磁界をつくりまして、その磁界の中に入っていただくと、その磁気ループに対応した補聴器の方については音声が増幅された形で、より聞きやすい音声がクリアに入ってくるというのが磁気ループの仕組みでございます。  事務局として調査・研究を進めていく上で、磁気ループよりももう少し発展した汎用性のいい形のものが見つかったというか、そのようなことがわかりましたので、それを導入することでご説明をさせていただきます。  今回の補聴援助システムは、非常に簡単なものでございます。  この機械、これはいわゆるFMトランスミッターだと思っていただければと思います。これをモニター室にあります音響機器に接続をいたします。議場の中の音声というのは全て、その音響機器を通じて議場の中に出ておりますので、そちらにつなぎます。そうすると、音声が増幅された形でFM波が飛ぶ形になります。  それをどうやって受信するかということですが、3種類の方法があります。  まず1つ目は、こういったレシーバーを貸与させていただいて、これを首にかけていただくと、この首にかけるひもが磁気ループになっていて、ここで受信した音声を増幅をして補聴器の中に音声が拡大された形で入ってくることになります。Tコイル式の補聴器を使っていないと対応できないのですが、このような形で聞く方法がまず1つ。  2つ目の方法として、補聴器はつけていないけれども、少し声が遠いなという方がいた場合には、この受信機にヘッドフォンを接続していただいて、ヘッドフォンで聞いていただくことによって、普通にスピーカーから出ている音声よりも、耳元で増幅された音声を聞くことができるという方法が1つ。  もう1つは、今、こういう補聴器を皆さんつけていらっしゃいますけれども、ここにFMのレシーバー付きのものというが販売されています。小さいものですが、これをつけると、これは若い方などは既に装着されて、補聴器を使っていらっしゃるということなので、このようなFMレシーバーをつけている方は、機器が何もなくても補聴器では拡大した音声が聞けるということになります。  この3通りの方法で音声を聞くことができます。磁気ループと違いまして、大体、直線距離で85メートルぐらい、この音声が届くといわれておりまして、議場の傍聴席の中で、もう既に業者を入れて実験をさせていただきましたけども、傍聴席のどこにいても音声が増幅して聞こえるようなご確認をさせていただいております。  したがいまして、磁気ループを敷設するような手順というのは必要がない形で、FMレシーバー等を使って増幅された音声を聞くことができるというものでございます。  これは今後また、委員会等での使用拡大というのもご検討がされるところだとは思いますけれども、基本的にはライン出力というものがあれば、それにこれをつなげば、音声が増幅されて耳元に届くことができるということになりますので、本会議以外の他の会議等での拡張性というものも、これからは検討ができると思ってございます。  取り急ぎ、このレシーバーは1台ですが、この子機については2台、第3回定例会にはご用意し導入が可能と考えてございますので、改めて当議会運営委員会でご確認いただきまして、導入についてお諮りをいただきたいと思ってございます。  資料番号6番でつけさせていただいたのが、この補聴援助システムに関する貸与要綱というものでございます。やはり区民の方に財物でありますこの子機をお貸しする都合がございますので、基本的には申請の手続を取らせていただきたいと思います。  その他この要綱をご覧いただきますと、目的でありますとか対象の会議、それから手続、裏面を見ていただきますと、補償の問題について記載をさせていただいております。  もし、本日議会運営委員会でご了解をいただきましたら、第3回定例会で導入するような形で進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  事務局からは以上でございます。 ○押見 委員長 この件で質疑はございますか。 ◆黒沼 委員 例えば8人ぐらいで来た場合は、どうするのですか。 ◎政木 議会事務局次長 現行、とりあえず2台ということにさせていただきましたのは、手話通訳者の申請件数等を見ますと、やっぱり年間1人か2人というところもございます。まだまだ傍聴者が少ないというところもございますので、取り急ぎ、2台という形で、第3回定例会から用意できそうな機械子機の数からスタートさせていただきまして、今後ニーズに応じて拡大をさせていただきたいと考えてございます。  障がい者団体等にも導入について通知をさせていただく予定でおりますけれども、ぜひ体験をしていただいて、これを少し交換するような形で体験をしていただくということも、ひとつのあり方かと思いますので。子機の追加購入については、今後の課題とさせていただきたいと考えてございます。 ◆黒沼 委員 法律からいっても、できるだけ来ないほうがいいという立場ではなくて、来ていただくということを考えると、団体等に用意しましたのでぜひ使ってみてくださいということを聞きましたから、こぞって来ていただいて、なるほどこういうものかということを、ぜひ成功するように、きめ細かな手配はよろしくお願いしたいと思います。 ○押見 委員長 ほかに。 ◆清水 委員 聴覚障がい者の方だけでなく、先ほどのヘッドフォンタイプのほうは、高齢者の方にも非常に喜ばれるのではないかなというふうに思います。  聴覚障がい者の方だけというふうな認識でいたのですけど、ヘッドフォンのタイプは、もし傍聴に来られる方が来ていただくときに、もしお耳が不自由でしたらこういうのもありますよというみたいなものも、きめ細かく対応したら喜ばれるのではないかなと思いますので、障がい者団体だけでなく、高齢者の方とか、耳の不自由な、障がいではないけどちょっと聞き取りにくいという人がいらっしゃると思うので、そちらのほうにも周知していただきたいのですけど、どうでしょうか。 ◎政木 議会事務局次長 基本的には、障がいをお持ちの方5団体程度が代表的なところということで福祉部には確認をしておりますけれども。その他福祉部とご相談をさせていただいて、ここにはお知らせしたほうが、より周知が進むであるとか、そういうところがございましたら、その辺は事務局のほうで対応させていただきたいと思ってございます。 ◆清水 委員 まだ23区では、こういったものを導入しているところが少ないようで大田区が先進事例ということで大変評価しておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いしたいと思います。 ◎政木 議会事務局次長 参考に申し上げますと、23区お調べしましたら、大田区議会が初めてということでございます。  磁気ループを敷設している区議会等はあるのですけれども、このFM補聴システムは大田区議会が初めてということでございます。 ◆岡元 委員 これを導入していると、手話通訳の方は不要になるということになるのですか。 ◎政木 議会事務局次長 傍聴を希望される方、さまざまいらっしゃると思いますので、現行の制度は維持をしつつ、これを追加導入する形でございますので、手話通訳についても継続をさせていただきたいと思ってございます。 ◆岡元 委員 これでは不十分ということなのか、例えば、先ほどの子機が2台だから、不足するかもしれないからとかその辺はどういう理由でしょうか。 ◎政木 議会事務局次長 全く聴力がない方については、やっぱり幾ら音声が増幅されてもなかなか難しいところというのはあるかと思いますので、当然そういう方については手話通訳のニーズがあると認識をしてございます。  今後の検討課題の中では、音声をテロップで流すだとかというところも研究していかないといけないと認識はしてございますけれども、このような形で今回は対応させていただきたいと考えてございます。 ◆黒沼 委員 5団体、福祉部との確認をされているということですが、できればシニアクラブ、高齢者団体も入れていただいて、最初から広く活用したほうがいいかなということはどうでしょうか。 ◎政木 議会事務局次長 シニアクラブ等についても福祉部と協議をさせていただきながら、整理をさせていただきたいと考えてございます。 ○押見 委員長 ほかに。 ◆黒川 委員 1台幾らなのかということと、福祉部と連携されているのでしたら、大田区として何台か買われて、イヤホンとかも10台ぐらい用意してみたいな、それでうまく、年に2回ぐらいしか使わないのだったら、区の施設で回していったほうがいいのかなという気もしたわけですけど、その辺はいかがでしょうか。 ◎政木 議会事務局次長 契約についてはまだ済んでございませんので、具体的な金額は40万円程度ということでご説明をさせていただきたいと思います。  福祉部との連携につきましては、大田区議会で第3回定例会に向けて、こういうものを導入するということは、福祉部側には資料も含めて情報提供はしてございます。  それらを踏まえて執行機関のほうでも必要があれば対応するというのは今後も検討されるのではないかということが推測されるところでございます。 ○押見 委員長 よろしいですか、ほかには。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 それでは、議会傍聴における補聴援助システムについては、説明のとおり、第3回定例会から導入することでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 そのように決定いたします。  なお、機器貸与の運用については、大田区議会補聴援助システム貸与要綱(案)に基づき取り扱うことでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 そのように決定いたします。  また導入については、区議会ホームページや関係福祉団体へお知らせすることでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 そのように決定いたします。  その他、何かございますか。 ◆黒川 委員 先ほどの奈須議員の件で、委員長大変だったなということでお疲れさまでしたということと。よくよく考えますと、先ほどの奈須議員の言い方ですと自分は悪くないというようなとられ方もできるような発言だったなという気もしまして。質問の件数にとらわれがちですけども、我々も一人会派にだんだん近づいてきているので余り言えないですが、やっぱり何件も自由に話していいという話ではないと思います。時間も含めて議運で細かく精査していければなという感想でございます。 ○押見 委員長 ほかよろしいですか。 ◎大森 議長 私のほうから議運の皆様にご意見確認しておきたいなという件が1点ございまして。実は今、奈須利江議員のお話が出ていましたけど、先般、羽田空港の飛行ルートのことについていろいろと議論がなされてきております。  私も議長就任以来、6月の16日だったと思いますが、区長とそれから羽田空港近辺の自治会連合会の会長さんたちとともに、国交省のほうに伺って要望書を提出してきた経緯がございます。その後、空港事務所のほうで空港関係者の方たちと懇談の場がございまして、そこでも発言をしてきた経緯がございます。その中身は、従来から羽田空港、今現状も北向きの、旋回して左に旋回しているのを中止してやめるようにという要望をずっとやってきたのですけど。それが今、もう5回から3回に減ってきているので、そろそろもうやめていただけないかという要望が主なのですけども。その後に2020のオリンピックをにらんで、やはり外国人や、または国内からの航空機を利用した方たちの羽田空港を離発着される方が大変数の多くなってきている現状の中では、どうやっても、特に海外からの人の流れということを受けますと、羽田空港をより強力に、発着枠を増やしながら拡充していくという形で空港利用していきたいというのは、国からのお話の向きだったわけです。区長会を初めとして、私も先般の懇談の中では、とりあえず、左旋回については廃止をしていただくというのをまず第1点と。  その後の問題については、話し合いをもとに協力できることは協力していくという話で終わっているのですけども。反対しているということの事実は、だめですねというふうなことは一切言っていないんですね。  ところが奈須議員のブログやツイッターでは、8月25日付のツイッターでは、大田区議会が反対している中という記述があるのですけども。これは先日、大変多くの傍聴人がお見えになった羽田空港対策特別委員会での議論は恐らく、それに伴った賛否両論いろんな話があったのかなというふうには思うのですけども。現状として、大田区議会が一丸となって飛行ルートの変更については反対をしているという動きは、一切発言もしていませんし、書面もつくっていないし、私もそういう意味合いでの言葉は、区議会を代表しての発言はやってきた経緯が、今現時点ない中で、こういうふうなことを。ちょっと職員に確認してもらったら、いまだにそのままブログに載っているという実態がございましたので今発言しました。どうでしょう。 ○押見 委員長 奈須議員のツイッターについて、今議長からありました。  大田区議会が反対しているというような意見が、羽田空港の低空飛行に大田区議会が反対しているというのは事実無根だと思いますけど、そのような話が出ていたのですか。 ◆黒沼 委員 議会の中での議員の発言かと思っておりました。今のは、24時間どこでどんな態度をとっても責任を持たなくてはいけないんですが、この議運での議題というのは、そこまでやるのは違うのではないかと思うのですが。 ◆清水 委員 ブログとかツイッターについて、今ここでみんなの意見をというのは、私は議運としてそぐわないと思います。できれば議長がご本人とお話ししていただければよろしいかなと思います。 ◆松原 委員 個人的な意見を言うのは、私は自由だと思います。ただ議会でそれが決まったとか、反対しているというのは、ちょっとやはりいき過ぎだと思いますので、事実誤認あるので、それはやっぱり議長から厳しく注意してほしいと思います。  その他いろいろ、奈須議員の場合には、いろんなところでマスコミ発言がちょっと加熱しているところもありますので、個人の発言の部分と、議会で決まったこと、決まっていないことにつきましては、厳しくやはりそれは注意すべきだと思います。 ○押見 委員長 注意すべきというような意見が出ましたので、議運委員長として議長ともご相談させていただいて、この件は大田区議会が反対しているというのは、やはり事実無根であるということは間違いないことなので。議長とお話をさせていただいて、奈須議員にどのような形で注意するか検討させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○押見 委員長 ほかは、その他よろしいですか。  それでは、次回の日程について確認いたします。  次回は9月12日、月曜日、午前10時から開会いたします。  議題は、平成28年第3回定例会(第1日、第2日)議事順序(案)についてほかとなります。よろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○押見 委員長 そのように決定いたします。  以上で、継続調査事件を一括して継続とし、議会運営委員会を閉会します。                午前10時59分閉会...