ちなみに、9.27分でございます。これを掛け直したときに端数が出てまいりまして、それを切り捨てる形になりますので端数1分が生じてまいります。この1分については、
最大会派の
自民党で調整をさせていただくということで、合計500分という形になってございます。こちらについて、第3回
定例会を迎えるに当たりまして、改めてご
確認いただければと思います。
以上でございます。
○
押見 委員長 質疑、
意見はございますか。
◆岡元
委員 議席の
変更案ということで、
森議員の部分が抜けただけという形のようですけど、通常、余りいないと思いますが、そのように欠番になった場合は一部が動くのではなくて、その方の部分だけが空席とするということが、通例なのでしょうか。
◎
政木 議会事務局次長 これまでもさまざまな形で
議員の辞職に伴って空席があったことがございました。その都度、
会派のほうで、どのようにされるのかというご
意見を伺った上で、そしてまた
幹事長会の場でご
協議をいただき、ご
決定をいただいているところでございます。
したがいまして、空席が出た場合にそこを詰めた
ケース、それからそのまま空けていた
ケース、さまざまあろうかと思いますけども、今回はここをあけるということでご
確認をいただいたことで、議運でご
確認をいただくものでございます。
◆岡元
委員 そういうものは、一定の
決まりは決めなくていいものなのでしょうか。こちらで話すことでしょうか。
◎
政木 議会事務局次長 議席については、一定の
決まりというのはございません。ただし、
変更が生じた場合は
議会の議決が必要になってまいりますので、もし
変更をする場合は議決いただくことになります。
今後、空席が出た場合の
ルールその他整備については、この
議会運営委員会で
意見交換をしていただく必要があろうかと考えてございます。
◆岡元
委員 今回に関しては、
森議員のいらっしゃった
民進党がこの案でということを、
幹事長会で了承されたということでよろしいですか。
◆黒川
委員 山崎幹事長はこれでいきたいとおっしゃっていたと思うのですけども、松原元
議員を後ろにしてもいいということですよね。でも、もうこれで
決まりなのですよね。
◎
政木 議会事務局次長 幹事長会等で調整をした結果がこのような形でございますので、当
議会運営委員会でご
確認いただければと考えてございます。
○
押見 委員長 ほかには、よろしいですか。
◆黒沼
委員 持ち時間ですが、共産の場合83.43分というと限りなく84分に近いのですが、こういう場合どういう
判断をすればいいのでしょうか。
◎
政木 議会事務局次長 今のは、切り捨てた数が一番多いのでということでよろしかったでしょうか。
そちらにつきましても、1分の処理をどのようにするかというところは、あらかじめ
会派代表の
会議である
幹事長会の中でご
協議いただいた上で、
最大会派での調整ということで結論を得たものでございます。
実際、
決算特別委員会等につきましては、時間がおさまりきらない数字については、
最大会派の
自民党で調整をしているというところもありますので、その先例を踏まえてのご
判断と認識をしてございます。
○
押見 委員長 よろしいですか、ほかには大丈夫ですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
それでは、ただいまの
説明のとおり、
議員の辞職に伴い、
当該議員の
議席は空席、
議席番号については欠番とし、各
会派の
質問時間については、
配付資料のとおりとすることでよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
押見 委員長 そのように
確認をいたしました。
次に、
平成28年第3回
大田区
議会定例会日程表(案)についてを
議題とします。
事務局より
説明願います。
◎
政木 議会事務局次長 議会運営委員会資料番号4番、
平成28年第3回
大田区
議会定例会日程表(案)についてご
協議をいただきたいと思います。
日程表につきましては、直近の
議会運営委員会でご
決定をいただいた後、
議案と一緒に各
議員に配付をさせていただいていますので、ご
協議いただければと思います。
順次、
日程ごとに読み上げさせていただきます。
まず、9月でございますが、5日、昨日の月曜日、午後1時30分から
幹事長会が実施されております。その後、午後3時から
ICT化調査・
研究会が実施されました。
本日9月6日でございます。午前10時から
議会運営委員会が開催されております。午後4時から告示・
議案発送。
翌7日でございます。水曜日、
代表質問受付。午前8時30分から同日の午後1時まで。
代表質問については
会派順で行っておりますので、こちらについては
会派順で
受け付けをさせていただきます。
続いて、
一般質問受付、7日、午前8時30分から、翌8日、午後5時まで。こちらについては、
届出順ということになってございますので、届け出た順番に整理をさせていただきます。あわせて9月7日でございますが、請願・陳情の第1次
受付締切となってございます。
週が明けまして12日、月曜日、
議会運営委員会が午前10時から
予定されております。こちらの
議題は、14日それから15日の
議事順序(案)についてが中心になってまいります。
9月14日、水曜日、本
議会第1日、午後1時
開会予定でございます。あわせてこの日は、請願・陳情の第2次受付の
締切日となってございますので、ご
確認お願いいたします。
続いて9月15日、本
会議第2日、午後10時
開議予定でございます。本
会議終了後、本
会議場で引き続き、
決算特別委員が開催される
予定でございます。
9月16日、金曜日、
常任委員会が午前10時から。
そして21日、
常任委員会が午前10時から。そして、
幹事長会が午後3時から開催をされるという
予定になってございます。
9月23日、金曜日、午前10時から
議会運営委員会。午後1時から
区議会だよりの
編集委員会。午後2時30分から
議員研修会が
予定されてございます。
そして9月26日、午前10時から
特別委員会。
28日、水曜日、午前10時から
議会運営委員会。本
議会の第3日が、午後1時から本
会議場で開催されます。こちらも、
決算特別委員会が本
会議終了後に開催される
予定でございます。
そして、29日は
委員会想定日でございます。
9月30日、金曜日、
決算特別委員会の審査第1日目。1日目は
総括質疑等が実施されることから午前10時
開会予定でございますので、ご注意を
お願いしたいと思います。
翌10月3日から10月11日までが、
決算特別委員会の2日目から6日目になります。こちらの開会時間は今のところでございますが、午後1時
開会予定でございます。
そして10月12日、1時30分から
幹事長会。
翌10月13日、10時から
議会運営委員会が開催され、本
会議の4日目でございます。午後1時に
開議予定でございます。
そして、先ほど9月7日のときにご
説明をさせていただきました
質問の
締切日、時間等でございますが、欄外に改めて記載をさせていただいていますので、
提出漏れのないようにご協力を
お願いしたいと思ってございます。
日程表については以上でございます。
○
押見 委員長 質疑はございますか。
◆黒川
委員 関連してなのですけど、14日の本
会議1日目の
代表質問の
民進党の
質問というのは翌日ですか。
◎
政木 議会事務局次長 明日の
受け付けになりますので、通告時間によって5時までに入りきらなければ2日目になる
可能性はあるところでございます。
まだ通告が出てきてございませんので、
シミュレーション表等はつくっておりませんので、未定でございます。
○
押見 委員長 よろしいですか、ほかにはないですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
押見 委員長 それでは、
日程表(案)のとおり
決定することでよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
押見 委員長 そのように
決定いたします。
また、
日程表は
議案と一緒に
会派控室へ配付することでよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
押見 委員長 そのようにさせていただきます。
次に、本
会議等における
議員貸与タブレット型端末の
使用についてを
議題とします。
事務局より
説明願います。
◎
政木 議会事務局次長 それでは、
議会運営委員会資料番号5番でございます。
議員貸与タブレット型端末の
試用期間における
使用についてでございます。
議員に貸与しております
タブレットにつきましては、
幹事長会の下に設置されております
ICT化調査・
研究会で、
議会における
ペーパーレス、それから
議会における
タブレットの
使用等について、
ルールも含めまして、ご
協議をいただいているところでございます。
今般、
ICT化調査・
研究会の中で、第3回
定例会の本
会議に
タブレット端末を持ち込んで
使用することについて
意見がまとめられました。それを
幹事長会に
報告がされまして、了承されたという手続を踏んでございます。
しかしながら、本
会議における端末の
持ち込み等につきましては、議長からの
議会運営委員会への諮問、答申の手続を経ております。直近の例で言いますと、
平成25年2月21日付の
議会運営委員会で
決定していただいているのが、本
会議においては、現状では
IT機器の
持ち込みは認めないこととするという答申が議運から
議長宛に出されております。
これらの答申を踏まえて、どのような形で、第3回
定例会で
使用するかというご
協議をいただきたいと思いますけれども。今回、
タブレット型の端末の
使用については、あくまでも
試用期間ということで、第3回
定例会で一度使ってみて、そしてその
反省点を
ICT化調査・
研究会の中でまた
意見交換をした上で、
本格導入というような
予定で
ICT化調査・
研究会については考えているというところでございます。
したがいまして、
資料5にございますとおり、現行、
タブレットの
使用に当たっての
ルールを定めているものを改正することによって、第3回
定例会では
使用できるようにすると。そして議論の後、
定例会でも持ち込むことで
合意形成が最終的に得られた後に、改めて議長から議運に諮問をいただいて、議運から答申を正式に返すという手続をとりたいと考えてございます。
つきましては、
資料番号5番でございます。今現在、
平成28年3月7日付で
試用期間における
タブレットの
使用について、
議長決定を経ているところでございますが、1番、
会議での
使用のところ、これまで本
会議が入っておりませんでした。これを
持ち込みを認める
会議ということで、本
会議を入れさせていただくということで、この案でご了承いただければ、直ちに
議長決定をとらせていただいた上で、第3回
定例会で
使用できるようにするというようにしたいと考えているところでございます。
また、
資料5には、その他のアプリケーションのインストールの
報告書でありますとか、紛失・破損の
報告書、ウイルス感染等による事故発生
報告書等の様式もつけてございますので改めてご
確認いただきまして、今回の取扱いについてご
協議、
決定をいただければと思います。
事務局からは以上でございます。
○
押見 委員長 試用期間ではありますが、本
会議場へ
タブレットを持ち込んでいくということで
意見交換をしていきたいと思いますけど、ご
意見はございますか。特にはないですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
押見 委員長 では、まず第3回
定例会での議場への
タブレット型端末の持込みについてお諮りします。本
会議への
IT機器の持込みについては、当
委員会からの議長への答申において、現状では認めないと結論付けております。
今回の
タブレット端末の持込みについては、あくまでも
試用期間における取扱いとする旨を前提に、持込みを認めることでよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
押見 委員長 そのように
決定いたします。
次に、今後、
決算特別委員会が設置された場合の、
タブレット型端末の持込みについてお諮りします。
委員会への
IT機器の持込みについては、当
委員会からの議長への答申において、引き続き検討を行うとしています。
決算特別委員会への
タブレット型端末の持込みについては、前回の
予算特別委員会と同様に、
試用期間における検討の一環と捉え、持込みを認めることでよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
押見 委員長 そのように
決定いたします。
次に、
タブレット型端末の
試用期間における
使用ルールについては、
資料5のとおり改正することでよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
押見 委員長 そのように
決定いたします。
なお、ただいまの
決定を踏まえ、
使用ルール、第3回
定例会及び設置された場合の
決算特別委員会への
タブレット型端末の持込みについては、議長から全
議員への通知にあわせ、執行機関へもお知らせすることでよろしいでしょうか。
◆長野
委員 タブレット型端末の持込については、区民に対しても議場における
IT機器の
使用について、意図及び
ルールについての周知が必要であると思いますので、対応を
お願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
◎
政木 議会事務局次長 議員が本
会議場等で
タブレットを
使用するときに、過去
ICT化調査・
研究会の中でも、区民から見て、
タブレットを操作して何を見ているんだというようなご
意見があるといけないので、きちんとホームページ等で本
会議ないし
委員会で、
タブレットを
使用していますということを広報してきた経過がございます。今回も、議運でそれでよろしいということであればホームページ等で、本
会議で
タブレットを
使用していますということはお知らせをしていこうと思いますが、それでよろしいかどうか。
○
押見 委員長 わかりました。では今、長野
委員から出ました区民への周知も含めて、執行機関へもお知らせする、また全
議員へもお知らせするということでよろしいでしょうか。
◆長野
委員 傍聴者についてですけれども、傍聴者も今、IT器機の
使用というのは制限があると思いますので、
議員が議場で使っているからいいじゃないかと勘違いされないように、その辺の規則の徹底もあわせて
お願いします。これは
意見です。
◆清水
委員 資料5、4の(6)のコンピュータウイルスの際の
報告ですけど、これ大変なことになると思うので、ちょっと弱いというか。発生したときまたは発生したと疑われるときは直ちに中止するとともに
報告するということですけれども、もちろん当たり前ですけど、もう少し強くというか、
報告する義務があるというか、大変なことになりかねないように。もう皆さんその辺についてはよくご存知だとは思うのですけれど、そのウイルスには十分に気をつけないといけないなと思っていますので。その辺はこの文章でいいですけれども、
使用する際は、各
議員はこの辺の届出がどういうときに、また私も経験がないので、感染したときってどういうふうになるのかとか、想像をちょっとしにくいのですけど、この辺のところは十分にみんなで気をつけなければいけないなと思っておりますので、よろしく
お願いします。
○
押見 委員長 そうですね、50人の
議員がLANなどで横につながっていないので、ウイルスも一斉に全
議員の
タブレットに感染してしまうことはないのですけれども。やはりその辺のウイルス対策については、
事務局としても周知徹底をよろしく
お願いいたします。
◆黒川
委員 禁止事項に対する罰則規定というか、
使用停止期間みたいなのがあっていいのかなという気がします。
先ほどのウイルスの話もそうですけど、アプリのダウンロードも含めて、やっぱりある程度何かないと、みんな自由にやるのかなという気もするのですけども。
◎
政木 議会事務局次長 そのあたりのお話というのは、
ICT化調査・
研究会の中でも実際にお話が出ていたというのが事実でございます。
現在、罰則まではお話が具体的にはなっていませんが、その辺についても議論はされているということでございます。
ICT化調査・
研究会は、各
会派の代表の方が出ていただいておりますので、もうちょっとこうしたほうがいいのではないかというところは、ICT化の調査・
研究会の会員を通じて、また
ICT化調査・
研究会で議論していくのかと考えているところでございます。
○
押見 委員長 それでは、全
議員及び執行機関へのお知らせをする。そして、区民への周知も行っていくということでよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
押見 委員長 そのように
決定をいたします。
次に、
議会傍聴における補聴援助システムの導入についてを
議題といたします。
事務局より
説明願います。
◎
政木 議会事務局次長 本
会議における補聴援助システムの導入についてご
説明をさせていただきます。
背景といたしましては、
平成28年4月1日に障害者差別解消法が施行されたところでございます。この差別解消法の目的でございますが、障がいの有無にかかわらず全ての国民がともに生きる社会を実現することを目的としているところでございます。
内容的には、障がい者に対して不当な差別の取扱いの禁止と、合理的配慮の不提供の禁止というのが義務づけられているところです。
この、障がいを理由とした不当な差別的取扱いの禁止ということで、国及び地方公共団体の行政機関は法的義務を負うということ。それから合理的配慮の不提供の禁止につきましては、国、地方公共団体の行政機関、これも法的義務を負うということでございます。
民間事業者については、今のところ努力義務というところにおさまっているわけでございますけれども、法的義務を負うというところも踏まえた上で、
大田区議会として何らかの形で、聴覚障がい者の方に対して配慮ができないかということの議論が年度の初めから
幹事長会等で行われておりました。
現在、障がいをお持ちの方への対応については、例えば視覚障がいをお持ちの方については、声の
区議会だよりのCDの作成・発送、それから
議会の録画中継やデジタルサイネージということで対応してまいりました。
また、聴覚障がいをお持ちの方につきましては、傍聴の際の手話通訳者の派遣でありますとか、
会議録検索システム等で対応してまいりました。
また、肢体不自由の方については、車椅子席の確保ということもやらせていただいて、その他といたしましては、
平成26年には手話言語法の制定を求める
意見書を全
会派で議決をいたしまして、各関係、衆議院議長、それから参議院議長等に送付をさせていただいたというところの取り組みでございます。
これをさらに第3回では発展させる形で、この補聴援助システムの導入を
事務局として考え、
幹事長会等でご
説明をしてきて合意を得たというところでございます。
実機を持ってきておりますので、ご
説明をさせていただきたいと思いますがよろしいでしょうか。
イメージ的には、磁気ループのもう少し発展したものと思っていただければわかりやすいと思いますが。磁気ループと申しますのは、機械から出た音声を増幅して一定のエリアに磁界をつくりまして、その磁界の中に入っていただくと、その磁気ループに対応した
補聴器の方については音声が増幅された形で、より聞きやすい音声がクリアに入ってくるというのが磁気ループの仕組みでございます。
事務局として調査・研究を進めていく上で、磁気ループよりももう少し発展した汎用性のいい形のものが見つかったというか、そのようなことがわかりましたので、それを導入することでご
説明をさせていただきます。
今回の補聴援助システムは、非常に簡単なものでございます。
この機械、これはいわゆるFMトランスミッターだと思っていただければと思います。これをモニター室にあります音響機器に接続をいたします。議場の中の音声というのは全て、その音響機器を通じて議場の中に出ておりますので、そちらにつなぎます。そうすると、音声が増幅された形でFM波が飛ぶ形になります。
それをどうやって受信するかということですが、3種類の方法があります。
まず1つ目は、こういったレシーバーを貸与させていただいて、これを首にかけていただくと、この首にかけるひもが磁気ループになっていて、ここで受信した音声を増幅をして
補聴器の中に音声が拡大された形で入ってくることになります。Tコイル式の
補聴器を使っていないと対応できないのですが、このような形で聞く方法がまず1つ。
2つ目の方法として、
補聴器はつけていないけれども、少し声が遠いなという方がいた場合には、この受信機にヘッドフォンを接続していただいて、ヘッドフォンで聞いていただくことによって、普通にスピーカーから出ている音声よりも、耳元で増幅された音声を聞くことができるという方法が1つ。
もう1つは、今、こういう
補聴器を皆さんつけていらっしゃいますけれども、ここにFMのレシーバー付きのものというが販売されています。小さいものですが、これをつけると、これは若い方などは既に装着されて、
補聴器を使っていらっしゃるということなので、このようなFMレシーバーをつけている方は、機器が何もなくても
補聴器では拡大した音声が聞けるということになります。
この3通りの方法で音声を聞くことができます。磁気ループと違いまして、大体、直線距離で85メートルぐらい、この音声が届くといわれておりまして、議場の傍聴席の中で、もう既に業者を入れて実験をさせていただきましたけども、傍聴席のどこにいても音声が増幅して聞こえるようなご
確認をさせていただいております。
したがいまして、磁気ループを敷設するような手順というのは必要がない形で、FMレシーバー等を使って増幅された音声を聞くことができるというものでございます。
これは今後また、
委員会等での
使用拡大というのもご検討がされるところだとは思いますけれども、基本的にはライン出力というものがあれば、それにこれをつなげば、音声が増幅されて耳元に届くことができるということになりますので、本
会議以外の他の
会議等での拡張性というものも、これからは検討ができると思ってございます。
取り急ぎ、このレシーバーは1台ですが、この子機については2台、第3回
定例会にはご用意し導入が可能と考えてございますので、改めて当
議会運営委員会でご
確認いただきまして、導入についてお諮りをいただきたいと思ってございます。
資料番号6番でつけさせていただいたのが、この補聴援助システムに関する貸与要綱というものでございます。やはり区民の方に財物でありますこの子機をお貸しする都合がございますので、基本的には申請の手続を取らせていただきたいと思います。
その他この要綱をご覧いただきますと、目的でありますとか対象の
会議、それから手続、裏面を見ていただきますと、補償の問題について記載をさせていただいております。
もし、本日
議会運営委員会でご了解をいただきましたら、第3回
定例会で導入するような形で進めてまいりたいと考えておりますので、よろしく
お願いいたします。
事務局からは以上でございます。
○
押見 委員長 この件で
質疑はございますか。
◆黒沼
委員 例えば8人ぐらいで来た場合は、どうするのですか。
◎
政木 議会事務局次長 現行、とりあえず2台ということにさせていただきましたのは、手話通訳者の申請件数等を見ますと、やっぱり年間1人か2人というところもございます。まだまだ傍聴者が少ないというところもございますので、取り急ぎ、2台という形で、第3回
定例会から用意できそうな機械子機の数からスタートさせていただきまして、今後ニーズに応じて拡大をさせていただきたいと考えてございます。
障がい者団体等にも導入について通知をさせていただく
予定でおりますけれども、ぜひ体験をしていただいて、これを少し交換するような形で体験をしていただくということも、ひとつのあり方かと思いますので。子機の追加購入については、今後の課題とさせていただきたいと考えてございます。
◆黒沼
委員 法律からいっても、できるだけ来ないほうがいいという立場ではなくて、来ていただくということを考えると、団体等に用意しましたのでぜひ使ってみてくださいということを聞きましたから、こぞって来ていただいて、なるほどこういうものかということを、ぜひ成功するように、きめ細かな手配はよろしく
お願いしたいと思います。
○
押見 委員長 ほかに。
◆清水
委員 聴覚障がい者の方だけでなく、先ほどのヘッドフォンタイプのほうは、高齢者の方にも非常に喜ばれるのではないかなというふうに思います。
聴覚障がい者の方だけというふうな認識でいたのですけど、ヘッドフォンのタイプは、もし傍聴に来られる方が来ていただくときに、もしお耳が不自由でしたらこういうのもありますよというみたいなものも、きめ細かく対応したら喜ばれるのではないかなと思いますので、障がい者団体だけでなく、高齢者の方とか、耳の不自由な、障がいではないけどちょっと聞き取りにくいという人がいらっしゃると思うので、そちらのほうにも周知していただきたいのですけど、どうでしょうか。
◎
政木 議会事務局次長 基本的には、障がいをお持ちの方5団体程度が代表的なところということで福祉部には
確認をしておりますけれども。その他福祉部とご相談をさせていただいて、ここにはお知らせしたほうが、より周知が進むであるとか、そういうところがございましたら、その辺は
事務局のほうで対応させていただきたいと思ってございます。
◆清水
委員 まだ23区では、こういったものを導入しているところが少ないようで
大田区が先進事例ということで大変評価しておりますので、今後ともどうぞよろしく
お願いしたいと思います。
◎
政木 議会事務局次長 参考に申し上げますと、23区お調べしましたら、
大田区議会が初めてということでございます。
磁気ループを敷設している
区議会等はあるのですけれども、このFM補聴システムは
大田区議会が初めてということでございます。
◆岡元
委員 これを導入していると、手話通訳の方は不要になるということになるのですか。
◎
政木 議会事務局次長 傍聴を希望される方、さまざまいらっしゃると思いますので、現行の制度は維持をしつつ、これを追加導入する形でございますので、手話通訳についても継続をさせていただきたいと思ってございます。
◆岡元
委員 これでは不十分ということなのか、例えば、先ほどの子機が2台だから、不足するかもしれないからとかその辺はどういう理由でしょうか。
◎
政木 議会事務局次長 全く聴力がない方については、やっぱり幾ら音声が増幅されてもなかなか難しいところというのはあるかと思いますので、当然そういう方については手話通訳のニーズがあると認識をしてございます。
今後の検討課題の中では、音声をテロップで流すだとかというところも研究していかないといけないと認識はしてございますけれども、このような形で今回は対応させていただきたいと考えてございます。
◆黒沼
委員 5団体、福祉部との
確認をされているということですが、できればシニアクラブ、高齢者団体も入れていただいて、最初から広く活用したほうがいいかなということはどうでしょうか。
◎
政木 議会事務局次長 シニアクラブ等についても福祉部と
協議をさせていただきながら、整理をさせていただきたいと考えてございます。
○
押見 委員長 ほかに。
◆黒川
委員 1台幾らなのかということと、福祉部と連携されているのでしたら、
大田区として何台か買われて、イヤホンとかも10台ぐらい用意してみたいな、それでうまく、年に2回ぐらいしか使わないのだったら、区の施設で回していったほうがいいのかなという気もしたわけですけど、その辺はいかがでしょうか。
◎
政木 議会事務局次長 契約についてはまだ済んでございませんので、具体的な金額は40万円程度ということでご
説明をさせていただきたいと思います。
福祉部との連携につきましては、
大田区議会で第3回
定例会に向けて、こういうものを導入するということは、福祉部側には
資料も含めて情報提供はしてございます。
それらを踏まえて執行機関のほうでも必要があれば対応するというのは今後も検討されるのではないかということが推測されるところでございます。
○
押見 委員長 よろしいですか、ほかには。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
押見 委員長 それでは、
議会傍聴における補聴援助システムについては、
説明のとおり、第3回
定例会から導入することでよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
押見 委員長 そのように
決定いたします。
なお、機器貸与の運用については、
大田区議会補聴援助システム貸与要綱(案)に基づき取り扱うことでよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
押見 委員長 そのように
決定いたします。
また導入については、
区議会ホームページや関係福祉団体へお知らせすることでよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
押見 委員長 そのように
決定いたします。
その他、何かございますか。
◆黒川
委員 先ほどの
奈須議員の件で、
委員長大変だったなということでお疲れさまでしたということと。よくよく考えますと、先ほどの
奈須議員の言い方ですと自分は悪くないというようなとられ方もできるような発言だったなという気もしまして。
質問の件数にとらわれがちですけども、我々も一人
会派にだんだん近づいてきているので余り言えないですが、やっぱり何件も自由に話していいという話ではないと思います。時間も含めて議運で細かく精査していければなという感想でございます。
○
押見 委員長 ほかよろしいですか。
◎大森 議長 私のほうから議運の皆様にご
意見を
確認しておきたいなという件が1点ございまして。実は今、奈須利江
議員のお話が出ていましたけど、先般、羽田空港の飛行ルートのことについていろいろと議論がなされてきております。
私も議長就任以来、6月の16日だったと思いますが、区長とそれから羽田空港近辺の自治会連合会の会長さんたちとともに、国交省のほうに伺って要望書を提出してきた経緯がございます。その後、空港
事務所のほうで空港関係者の方たちと懇談の場がございまして、そこでも発言をしてきた経緯がございます。その中身は、従来から羽田空港、今現状も北向きの、旋回して左に旋回しているのを中止してやめるようにという要望をずっとやってきたのですけど。それが今、もう5回から3回に減ってきているので、そろそろもうやめていただけないかという要望が主なのですけども。その後に2020のオリンピックをにらんで、やはり外国人や、または国内からの航空機を利用した方たちの羽田空港を離発着される方が大変数の多くなってきている現状の中では、どうやっても、特に海外からの人の流れということを受けますと、羽田空港をより強力に、発着枠を増やしながら拡充していくという形で空港利用していきたいというのは、国からのお話の向きだったわけです。区長会を初めとして、私も先般の懇談の中では、とりあえず、左旋回については廃止をしていただくというのをまず第1点と。
その後の問題については、話し合いをもとに協力できることは協力していくという話で終わっているのですけども。反対しているということの事実は、だめですねというふうなことは一切言っていないんですね。
ところが
奈須議員のブログやツイッターでは、8月25日付のツイッターでは、
大田区議会が反対している中という記述があるのですけども。これは先日、大変多くの傍聴人がお見えになった羽田空港対策
特別委員会での議論は恐らく、それに伴った賛否両論いろんな話があったのかなというふうには思うのですけども。現状として、
大田区議会が一丸となって飛行ルートの
変更については反対をしているという動きは、一切発言もしていませんし、書面もつくっていないし、私もそういう意味合いでの言葉は、
区議会を代表しての発言はやってきた経緯が、今現時点ない中で、こういうふうなことを。ちょっと職員に
確認してもらったら、いまだにそのままブログに載っているという実態がございましたので今発言しました。どうでしょう。
○
押見 委員長 奈須議員のツイッターについて、今議長からありました。
大田区議会が反対しているというような
意見が、羽田空港の低空飛行に
大田区議会が反対しているというのは事実無根だと思いますけど、そのような話が出ていたのですか。
◆黒沼
委員 議会の中での
議員の発言かと思っておりました。今のは、24時間どこでどんな態度をとっても責任を持たなくてはいけないんですが、この議運での
議題というのは、そこまでやるのは違うのではないかと思うのですが。
◆清水
委員 ブログとかツイッターについて、今ここでみんなの
意見をというのは、私は議運としてそぐわないと思います。できれば議長がご本人とお話ししていただければよろしいかなと思います。
◆松原
委員 個人的な
意見を言うのは、私は自由だと思います。ただ
議会でそれが決まったとか、反対しているというのは、ちょっとやはりいき過ぎだと思いますので、事実誤認あるので、それはやっぱり議長から厳しく注意してほしいと思います。
その他いろいろ、
奈須議員の場合には、いろんなところでマスコミ発言がちょっと加熱しているところもありますので、個人の発言の部分と、
議会で決まったこと、決まっていないことにつきましては、厳しくやはりそれは注意すべきだと思います。
○
押見 委員長 注意すべきというような
意見が出ましたので、議運
委員長として議長ともご相談させていただいて、この件は
大田区議会が反対しているというのは、やはり事実無根であるということは間違いないことなので。議長とお話をさせていただいて、
奈須議員にどのような形で注意するか検討させていただきますので、よろしく
お願いいたします。
○
押見 委員長 ほかは、その他よろしいですか。
それでは、次回の日程について
確認いたします。
次回は9月12日、月曜日、午前10時から開会いたします。
議題は、
平成28年第3回
定例会(第1日、第2日)
議事順序(案)についてほかとなります。よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
押見 委員長 そのように
決定いたします。
以上で、
継続調査事件を一括して継続とし、
議会運営委員会を閉会します。
午前10時59分閉会...