大田区議会 > 2016-02-10 >
平成28年 2月  議会運営委員会−02月10日-01号

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  1. 大田区議会 2016-02-10
    平成28年 2月  議会運営委員会−02月10日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    平成28年 2月  議会運営委員会−02月10日-01号平成28年 2月  議会運営委員会 平成28年2月10日                午前10時00分開会 ○鈴木 委員長 ただいまから、議会運営委員会を開会します。  継続調査事件を一括して上程します。  それでは議題に入ります。  初めに、平成28年第1回区議会定例会提出予定議案についてを議題といたします。  本日は区長がお見えになっておりますので、ご挨拶をお願いいたします。 ◎松原 区長 皆さん、おはようございます。  本日は、第1回区議会定例会提出いたします議案について説明をさせていただきたく参上をいたしました。  今回、提出いたします議案は、平成28年度予算4件、平成27年度補正予算4件、条例制定2件、改正63件及び廃止1件、その他といたしまして土地の取得1件、後期高齢者医療広域連合規約の変更1件、指定管理者の指定1件、特別区道路線の認定1件、廃止1件及び公園廃止1件の計80件でございます。  また、報告議案といたしまして、民事訴訟の提起に係る専決処分に関するもの2件、訴訟上の和解に係る専決処分に関するもの1件、区の義務に属する損害賠償額決定に係る専決処分に関するもの1件及び契約変更専決処分に関するもの1件の計5件を上げております。以上、よろしくお取り計らいくださいますようお願いを申し上げます。  それぞれの議案につきましては、副区長からご案内をさせていただきます。  なお、当初議案とは別に、大田職員定数条例の一部を改正する議案大田手数料条例の一部を改正する議案大田国民健康保険条例の一部を改正する議案大田放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する議案及び平成27年度大田一般会計補正予算(第5次)の提出予定しております。議案提出の準備が整いましたら、改めてご説明に参上いたしますので、よろしくお願いを申し上げます。  また、新年度の予算内容につきましては、2月12日にプレス発表を行う予定でございますので、ご承知おきをいただきたいと思います。  以上でございます。 ○鈴木 委員長 ありがとうございました。  それでは、理事者から説明お願いいたします。 ◎遠藤 副区長 それでは、平成28年第1回区議会定例会提出予定議案につきまして、ご説明させていただきます。お手元に配付させていただいております予定議案一覧をご覧いただきたいと存じます。
     まず、議決議案でございます。  1、平成28年度大田一般会計予算。  2、平成28年度大田国民健康保険事業特別会計予算。  3、平成28年度大田後期高齢者医療特別会計予算。  4、平成28年度大田介護保険特別会計予算でございますが、これらにつきまして、お手元に配付させていただいております平成28年度予算(案)の概要をご覧いただければと存じます。  8ページをご覧いただきたいと存じます。平成28年度予算編成の基本的な考え方をお示ししております。  平成28年度予算は「暮らしてよし、訪れてよし、地域力あふれる国際都市おおた」を実現するために、積極予算を編成いたしました。  予算編成に当たりましては、4つの重点課題を設定いたしまして、特に優先的に対応しました。「少子高齢化進行等人口構成の変化への対応」、「防災力防犯力を強化し、安全・安心なまちづくり」、「「東京オリンピックパラリンピック開催を契機とする、「国際都市おおた」の実現、次世代に「夢と遺産(レガシー)」を残す取り組み」」、「「国家戦略特別区域」の仕組みを最大限活用した取り組み」」の4つの課題でございます。  9ページをご覧ください。2、財政規模でございます。一般会計予算規模は、前年度に比べて2.9%増の2,574億円となりました。  続きまして、10ページ以降でございますが、10ページから19ページまでは、歳入歳出状況特別会計、基金・特別区債の状況経営改革取り組み、今後の行財政運営組織改正です。  20ページと21ページは、一般会計予算(案)集計表となってございます。  平成28年度予算(案)の主な取り組みについて取りまとめたものが、お手元にお配りをさせていただいておりますA3判の資料となります。平成28年度大田予算(案)概要につきまして、ご説明をさせていただきました。  続きまして。  5、平成27年度大田一般会計補正予算(第4次)。  6、平成27年度大田国民健康保険事業特別会計補正予算(第1次)。  7、平成27年度大田後期高齢者医療特別会計補正予算(第2次)。  8、平成27年度大田介護保険特別会計補正予算(第3次)。  これらにつきましては、お手元平成27年度補正予算(案)の概要をご覧いただきたいと存じます。  1ページをご覧ください。  1、基本的な考え方ですが、一般会計(第4次)、特別会計(第1次・第2次・第3次)につきましては、それぞれ既定の予算編成後に生じた状況変化等に速やかに対応するための予算でございます。  2、補正予算の規模でございますが、(1)一般会計は15億217万8,000円で、補正後の予算額は2,567億9,371万1,000円となりました。  (2)国民健康保険事業特別会計補正額マイナス2億1,179万9,000円で、補正後の予算額が849億8,638万4,000円となりました。  後期高齢者医療特別会計補正額マイナス4億2,266万3,000円で、補正後の予算額は142億9,517万7,000円となりました。  介護保険特別会計補正額マイナス7,958万6,000円で、補正後の予算額は490億9,579万4,000円となりました。  2ページ以降、14ページまででございますが、それぞれ補正予算の財源、補正予算歳出事業概要歳入歳出(款別)一覧歳入財源別)・歳出性質別一覧繰越明許費債務負担行為補正地方債補正積立基金状況を、15ページから17ページつきましては、国民健康保険事業特別会計後期高齢者医療特別会計及び介護保険特別会計歳入歳出(款別)一覧でございます。以上、よろしくお願いを申し上げます。  続きまして、提出予定議案一覧にお戻りいただきまして、議決議案の9から74までについてでございますが、これは条例議案でございます。  この条例議案のうち、新規に制定する条例でございますが、12号、大田行政不服審査法施行条例及び59号、大田係留施設条例の2件でございます。  また、条例廃止するものにつきましては、30号、職員の結核休養に関する条例廃止する条例の1件でございます。  それ以外の条例案件につきましては、条例の一部を改正するもので、法改正に伴い規定を整備するもの、事務等の追加や変更を伴うもの、社会状況等によりまして施設使用料の見直しを行うものなど、63件となっております。  それぞれの条例案件につきましては、議案一覧のとおりでございます。それぞれの説明は割愛させていただきたくお願い申し上げます。  続きまして、75から80まではその他の議案となってございます。  75、土地の取得について。  76、東京都後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更する規約に関する協議について。  77、大田区立男女平等推進センター指定管理者の指定について。  78及び79、特別区道路線の認定及び廃止について。  80、大田区立仲六郷二丁目公園廃止についてでございます。  続きまして、報告議案です。  1及び2、民事訴訟の提起に係る専決処分報告について。  3、訴訟上の和解に係る専決処分報告について。  4、区の義務に属する損害賠償額決定に係る専決処分報告について。  5、大田区立東六郷小学校校舎改築工事請負契約専決処分報告についてでございます。  それぞれの内容につきましては、提出予定議案一覧のとおりでございます。  以上、議案として、よろしくお取り計らいいただきますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○鈴木 委員長 ありがとうございました。  質疑はございますでしょうか。よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○鈴木 委員長 それでは、これらの議案については、第1回定例会に上程することでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○鈴木 委員長 そのように決定いたします。  それでは、区長理事者皆様はご退席ください。お疲れさまでした。  (区長理事者退席) ○鈴木 委員長 よろしいでしょうか。  それでは、始めます。  次に、特別委員会付託予定議案についてを議題といたします。  事務局より説明を願います。 ◎政木 議会事務局次長 先ほど、区長ほか執行機関からご説明がありました、第74号議案 大田防災業務従事者損害補償条例の一部を改正する条例についての付託委員会について、ご協議をいただきたいと存じます。  こちらにつきましては、平成8年、それから平成12年、平成17年と、この条例の一部改正が行われてきたわけでございますけれども、いずれも改正のときには防災調査事件とする特別委員会に付託をしていたという実績を踏まえまして、防災安全対策特別委員会に付託することでよろしいかどうか、ご協議、ご決定お願いいたします。  以上でございます。 ○鈴木 委員長 質疑はございますでしょうか。よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○鈴木 委員長 それでは、ただいま説明がありましたとおり、資料1の提出予定議案一覧のうち、74号議案 大田防災業務従事者損害補償条例の一部を改正する条例については、防災安全対策特別委員会に付託でよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○鈴木 委員長 そのように決定いたします。  次に、議案取扱いについてを議題とします。  事務局より説明お願いいたします。 ◎政木 議会事務局次長 議会運営委員会資料番号2番でございます。議案取扱い(特別多数議決)についてでございます。  対象の議案でございますが、大田区立仲六郷二丁目公園廃止についてという議案が第1回定例会提出されてございます。こちらについて、特別多数議決を要するものとなってございます。  (2)根拠法令等がございます。地方自治法の第244条の2第2項には、「普通地方公共団体は、条例で定める重要な公の施設のうち条例で定める特に重要なものについて、これを廃止し、又は条例で定める長期かつ独占的な利用をさせようとするときは、議会において出席議員の3分の2以上の者の同意を得なければならない」という規定がございます。  これに基づきまして、大田区議会として条例制定をしておりますのが、大田区議会議決に付すべき契約、財産又は公の施設に関する条例というものが、昭和39年4月1日付で条例として制定をされてございます。  ここの第5条の中に、「公の施設廃止又は10年を超える期間にわたって独占的な利用をさせようとする場合で、地方自治法第244条の2第2項の規定により、議会において出席議員の3分の2以上の者の同意を得なければならないものは、次のとおりとする」というところの列挙の中で、(1)公園、(2)体育館になってございます。  したがいまして、この公園廃止については特別多数議決を要するということになります。  (3)議長表決権でございますが、こちらは行政実例により、特別多数議決を要する場合には議長表決権を有しているということになります。したがいまして、賛否が分かれるような起立採決にこの議案がなるとすれば、議長もその場で表決権を行使するということになります。  (4)過去の採決事例でございますが、平成4年の第2回定例会で、蒲田東公園廃止については、起立により採決をいたしました。このときは議長議長席で起立をしたという経過がございます。それ以降、平成17年から平成27年までの公園廃止については、簡易採決ということになってございますので、特にそのような取り扱いはしてございません。  こちらについて、このような取り扱いでよろしいかどうか、ご確認お願いいたします。  以上でございます。 ○鈴木 委員長 質疑はございますでしょうか。 ◆伊藤 委員 公園廃止、これは手続論の話なんだろうけれども、計画が少し遅れているという話があって、この議案だけ予定どおり通してしまうかどうかの話なのだけれども。これをここで議案として通してしまうと、廃止することができるとなるのか、それとも廃止しなければならなくなってしまうのかということについては、どう思うかと。条例を通しておいて、いつやるのかはまた変えていいという話になるのだろうか。 ◎政木 議会事務局次長 議案にも書いてございますが、廃止することについての議決をいただくということになります。  したがいまして、議決を得ましたら廃止ができるということになりますが、廃止の期日として出ているのが平成28年6月1日ということで資料議案説明の中に書いてございますので、その日をもって廃止の準備をするということになるというように理解しております。 ◆伊藤 委員 そのまま議案を通すと、この日に廃止することが決定するということになってしまうのですよね。  例えば、それを7月に延ばすとか、そういうこともできなくなるということですよね、多分。 ◎政木 議会事務局次長 廃止の期日として、議案として提出されているのが6月1日ということになりますので、この日を持って廃止をするというところ議決内容に含まれるというように理解してございます。 ○鈴木 委員長 よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○鈴木 委員長 それでは、議案取扱いにつきましては、説明のとおりとなることをご承知おきください。  次に、平成28年第1回大田議会定例会日程表(案)についてを議題といたします。  事務局より説明お願いいたします。 ◎政木 議会事務局次長 議会運営委員会資料番号3番でございます。平成28年第1回大田議会定例会日程表(案)でございます。  日程表につきましては、直近の議会運営委員会でご決定をいただくことになってございますので、本日ご決定をいただければと思います。  それでは、日付を追って読ませていただきたいと思います。  まず、2月9日、火曜日、昨日でございますが、午後1時30分から幹事長会が開催されました。  そして、本日2月10日、午前10時から議会運営委員会が開催されているところでございます。本日午後4時に、告示・議案発送予定されてございます。  そして、2月12日、金曜日でございます。代表質問受付開始一般質問受付開始が同日になってございます。  通常の定例会と違いますのは、12日に受付をして、締め切りは19日の午後5時までということになってございます。それは、2月19日に本会議第1日が行われますけれども、こちらで区長施政方針演説、それから所信表明予定されているというところもございます。それらを聞いた上での代表質問一般質問ということも視野に入れた上での締め切りとしてございます。通常の締め切りと異なってございますので、この辺についてはご確認をいただければと思います。  通常どおり代表質問については会派順、それから一般質問については届出順ということになってございます。あわせて2月12日、金曜日、請願・陳情の1次締切ということになってございます。  週が明けまして、2月15日、月曜日、総務財政委員会保健福祉委員会都市整備委員会が午前10時から予定されてございます。  2月16日、17日。こちらにつきましては、東御市議会への親善訪問ということで予定がされてございます。  2月19日、金曜日、午前10時から議会運営委員会予定されております。この日、同日でございますけれども、本会議第1日、午後1時開会予定というふうになってございます。  次に2月23日、午前10時から議会運営委員会、それから午前11時30分からICT化調査研究会予定されてございます。
     24日、水曜日、請願・陳情の2次締切。  25日、木曜日、本会議第2日、午後1時開議予定。  それから26日、金曜日、本会議第3日が午前10時開議予定ということになってございます。そして本会議終了後、予算特別委員会が開催される予定でございます。  2月29日、それから3月1日、午前10時から常任委員会。  そして3月1日、午後1時30分から幹事長会が開催される予定でございます。  3月2日、午前10時から議会運営委員会。あわせまして、午後1時から区議会だより編集委員会予定されてございます。  3月3日、午前10時から特別委員会。  そして、3月7日でございます。議会運営委員会が午前10時から、そして本会議の第4日目が午後1時開議予定でございます。この日も予算特別委員会が本会議終了後に予定されているというところです。  そして3月8日、午前10時から委員会が想定されてございます。これは案件によって、また委員会によって、開催するかどうかというのは別途ご決定をいただくことになります。  9日、予算特別委員会審査第1日目、午前10時に開会予定でございます。  それから3月10日から17日までは、予算特別委員会審査2日目から審査7日目、午後1時に開会予定でございます。  そして3月22日、予算特別委員会審査第8日目、午後1時開会予定。  そして3月23日、幹事長会が午後1時30分から予定されてございます。  そして3月25日、金曜日、最終日でございますけれども、議会運営委員会が午前10時から、そして本会議第5日目が午後1時開議予定でございます。  先ほど2月12日のところでご説明をさせていただきました質問の締め切りにつきましては、改めまして枠外にも記載されてございますので、ご確認をいただければと思います。  以上、日程表(案)の説明とさせていただきます。 ○鈴木 委員長 ご質疑ございますでしょうか。よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○鈴木 委員長 それでは、日程表(案)のとおり決定をすることでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○鈴木 委員長 そのように決定いたします。  また、日程表議案と一緒に会派控室へ配付することでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○鈴木 委員長 そのようにさせていただきます。  次に、親善訪問調査等についてを議題といたします。 ◎松原 議長 本職から一言申し上げます。  大田区議会における海外親善訪問調査につきましては、今期の会派代表者会議で議論され、調査については毎年主たるテーマを決め、実施していく方向性確認されております。  来年度の海外親善訪問調査は、今年度と同様、幹事長会において議論し、全会派に対して意向調査を行った上で実施に向けて整理しているところでございます。  平成28年度予算決定が前提ではありますが、これまで以上に充実した調査となるよう、今後の手続きを進めてまいりたいと考えております。  改めて議会運営委員会でご議論いただくことになるため、本日、経過報告をさせていただきました。  以上、よろしくお願いを申し上げます。 ◆伊藤 委員 うちの会派意見のほうにも書いてあるのだけれども、セーラムともう1個の政策調査に加えて、今年は順番で行くと北京、大連がない年なのだけれども、北京については例年どおり一年おきでいいかもしれないが、大連については、ここのところ向こうからもすごく積極的に大田区を訪問してくれているという実績があって、今月も向こうの人代副主任を初め、青少年の人たち大田区に来てくれるということが決まっているらしい。そういう中なので、大連市については今年も親善訪問を実施してもらいたいと思っています。ぜひ、皆さんの賛同をいただきますようお願いいたします。 ○鈴木 委員長 ほかに何かありますか。よろしいですか。 ◆大竹 委員 幹事長会で議論されているということなのですが、一応、各会派調査というのは終わっていると思うんですよ。その結果というのは当委員会に出るのですか。まず聞きたいです。 ◎松原 議長 先ほど申し上げましたように、幹事長に今いろいろなことをお願いしていて、それが決定しましたら、議運でご審議いただこうと、このようになっております。 ◆大竹 委員 内容についても、やはり随時、議運のほうに報告していただきたいというように思っているのですよ。  もちろん、形式というか、建前というか、幹事長会で決めるというふうになっているのはわかっています。ただ、そうは言いつつも、今いろいろな意見とかも出されているので、それは議運の関係も含めてそういう意見というのは出されているというように思っています。伊藤委員からね。  そうすると、そういう議論も今、議運でやっていくのかなというのが提案されているので、その過程の部分でいろいろな要素が議運の中でもあるのではないかというように思っているので、随時、できたら内容についても報告していただきたいというように思っています。 ○鈴木 委員長 この件については、今日のところ意見を承りまして、意見を集約・整理しているところですので、後日改めてきちんと議題としたいと思っております。本日のところはよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ◆清水 委員 今、伊藤委員のほうから、大連市の親善で双方の親交が深まっているということで、調査に入れていただきたいというご意見がありましたので、その意見について私どもの意見を述べたいと思います。  議長が提案されましたように、まだ予算執行について決まっていないと。これから予算の審議が始まるというときだからこそ出されたのだと思いますけれども。だからこそ私どもは、区民の意見もちゃんと聞いて、大切な税金の使い道としてはやはりいかがなものかというように思っております。  議員が親交を深めるという点を重視するとしたら、やはり政務調査費なり、自費なりで行くことがいいのではないかというのが私どもの意見です。 ○鈴木 委員長 では、そちらもご意見として承りましたので、本日はこのぐらいでよろしいですか。 ◆清水 委員 すみません、訂正します。政務活動費について訂正いたします。 ○鈴木 委員長 わかりました。  次に、平成28年第1回定例会開催にあたってを議題といたします。 ◎松原 議長 本職より、第1回定例会開催にあたって一言申し上げます。  先の平成27年第4回定例会において、議会運営委員会皆様から議会運営について多くのご意見をいただきました。  本職においては、委員皆様からいただいたご意見は大変重いものと受け止め、厳正に対処する旨、お答えしております。  つきましては、本日お手元に配付させていただきました文書を、第1回定例会第1日の際に改めて全議員皆様の議席に配付し、ご協力をお願い申し上げたく存じますので、ご理解の程、よろしくお願いを申し上げます。 ○鈴木 委員長 事務局から、本件についての説明お願いいたします。 ◎政木 議会事務局次長 ただいま、議長のほうからお話がありましたとおり、議会運営委員会資料番号4番でございます。  議長名議員各位宛ての「第1回定例会開催にあたって」という文書が案として配付をされているところでございます。こちらにつきまして、確認のため案文を朗読させていただきたいと思います。よろしいでしょうか。  議員各位。  大田議会議長松原茂登樹。  平成28年第1回定例会開催にあたって。  日頃より、各議員におかれましては、議会運営にご協力、ご尽力を賜り、厚く御礼申し上げます。  さて、これまでの本会議においても、議場の秩序を保持し、議事を整理する議長としての立場から、議場において会議規則順守等、再三にわたり議員皆様にご協力をいただきますよう、お願い申し上げてまいりました。  また、第17期に行った「本会議における発言及び質疑・討論のあり方に関する申し合わせについて」は、今期第18期の会派代表者会議において改めて確認されたことは皆様ご承知のことと存じます。  先般、第4回定例会閉会後、議会運営を振り返るための議会運営委員会が開催され、これまでの議会運営についての意見交換がなされました。  議論の結果、議会運営委員長より、本職あてこれまでの議会運営に関する意見について申し送り書が提出され、厳正に対処する旨、お答えをいたしました。  この申し送りは、議員の発言を制限するものではなく、大田区議会議員としての品位と規律を重んじ、会議規則に定める場面に応じた適切な発言を求めるものであると理解しております。  本職においては、この議会運営委員会からの申し送りを大変重いものと受け止め、今回の文書をもって皆様お願いを申し上げるものであります。  議長就任の際に議員皆様にお誓い申し上げた、議会の品位と規律、秩序の確保を重んじた議会運営に努めてまいりたいと存じますので、議員各位におかれましても、議会運営にご協力を賜りますよう、今一度お願い申し上げます。  以上でございます。  こちらにつきまして、本会議第1日目でございますが、その日に議席に配付をさせていただきたいという議長からのお話でございました。その取り扱いでよろしいかどうか議会運営委員会でご確認お願いしたいと思います。  以上でございます。 ○鈴木 委員長 委員皆さん、ご意見はございますか。よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○鈴木 委員長 それでは、第1回定例会開催に当たって、議長からの発言のとおり行うことを議会運営委員会として確認することでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○鈴木 委員長 そのように確認いたしました。  委員皆様も改めて議長からの文書の趣旨をご理解いただき、議会運営にご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。  次に、北朝鮮に対する抗議声明についてを議題といたします。 ◎松原 議長 本職より本件について申し上げます。  北朝鮮は、平成28年2月7日に「人工衛星の打ち上げ」と称する事実上の長距離弾道ミサイルを発射いたしました。このミサイル発射は、国連安全保障理事会決議に違反する、決して許されない暴挙であります。  よって、北朝鮮に対して厳重に抗議するため、区議会ホームページに抗議声明を掲載したいと考えております。  つきましては、掲載に当たりまして、当議会運営委員会皆様にご確認をいただきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。 ○鈴木 委員長 ありがとうございました。  では、事務局から説明お願いいたします。 ◎政木 議会事務局次長 議会運営委員会資料番号5番でございます。  こちらについても、朗読をもってご説明とさせていただきます。  北朝鮮による人工衛星と称するミサイル発射に対する抗議声明。  北朝鮮は、平成28年2月7日に「人工衛星の打ち上げ」と称する事実上の長距離弾道ミサイルを発射した。  今回のミサイル発射は国連安全保障理事会決議に違反する行為であり、1月6日の核実験実施に続き、決して許されない暴挙である。  世界の恒久平和と人類の永遠の繁栄を願い、「大田区平和都市宣言」を行った大田区の議会として、区民の生活と安全を脅かす極めて遺憾な行為に対して強い憤りをもって厳重に抗議する。  年月日。  大田議会議長。  こちらにつきまして、この声明を出すに当たり、議会運営委員会確認をいただきたいという議長のご発言でございました。それに基づきまして、議会運営委員会皆様でご確認をいただければと思います。  以上でございます。 ○鈴木 委員長 この件について、委員皆様は何かございますか。 ◆伊佐治 委員 これは多分、メンバー的に、例えば幹事長会とかそういうところでは話が出ていると思うのですけれども、一人・二人会派に対する対応というのはどうなっているのですか。 ◎政木 議会事務局次長 それでは、こちらの抗議声明を提出するに当たっての経過をご説明させていただきます。  ミサイル発射の報道については皆様ご承知のところだと思います。ほかの特別区で今、板橋区、それから荒川区、渋谷区がミサイル発射に対する抗議声明というものを提出している中で、大田区議会においてもどのような対応をとるかということで、昨日の幹事長会議長からこの案文が提出されているところでございます。  それを昨日の幹事長会でご協議をいたしまして、方向性としては提出するということになりました。提出するに当たって、一人・二人会派のほうにも情報提供をきちんとした上で、本日の議会運営委員会確認をするというような手続が確認されたところでございます。  それらに則って、本日の議会運営委員会提出されているというところでございます。 ◆伊佐治 委員 その中で何か意見はありましたか。 ◎政木 議会事務局次長 今朝9時ぐらいですけれども、議会事務局宛てのメールでフェアな民主主義の奈須利江議員から、大田議会議長、副議長、それから自民、公明、共産、民主の幹事長、それから議会運営委員長宛てに議長声明についてのご意見のメールが届いております。事務局としては、それを直ちにこの宛先の皆様に今朝お配りしたというところでございます。  以上でございます。
    ◆伊佐治 委員 私も、同じ会派の中に議運委員長幹事長議長がいらっしゃるわけでありますから、内容について聞かせていただきました。  正直なところ、なぜこの抗議声明文にそんな意見をしなければならないのかと、とても疑問がありまして。本人としては中身に関係なくという意見を書かれてはいるのですが、私としては、完全にこの北朝鮮のミサイルの発射に対して批判をする意思がないのかということを感じ取りました。  その文書も拝見をしたのですが、中には例えば「議長議会の総意を代表するのではなく、議長が政治的立場で議会を代表して発言するようになっています」という言葉があるのですけれども、そもそも議員必携にも書かれているとおり、議長には代表権があるわけです。議会を代表する権利があって、総意を代表しているのではなくて、代表権をもって代表権を行使しているわけでありますから、議長が政治的な立場かどうかということはそこには関係なく、代表して発言することはできるわけであります。  だから、こうしたいいがかりをつけるような話というのはちょっとおかしいのかなと思いますし。そもそもこの議長の発言が何を根拠にしているのかと言いますけれども、これは議長が代表権を持った中で行使をしている内容ですから、それが根拠に当たると思いますし、これにどんな効力があるのかと言われたときに、いろんな疑問があるかもしれないですけれども、私たちの議会として、北朝鮮のミサイルの発射に対しては抗議をしますよということが趣旨であって、この効力というのは受けた側が判断をすることなんです。  例えば、安保理決議をされて、それに対して無視をして核実験を行うということは、安保理として決議をした内容を出したにしても、相手側が判断をした話であって、相手側としてはやるわけではないですか。では、うちとして効果がないのだったらやらなくていいという話ではなくて、やはり私たちの議会がどういう意見を持っているかというのは積極的に出していく必要があると思います。  また、議長声明と大田区全体としての意見書の提出という話になってくると、今回は緊急性があったわけでありますし、何よりも招集する時間もなかったわけですよね。そうした中で、とにかく私たちの意見を早く出すという意味では、議長が積極的にこうして早期に判断をしてくださったことは、逆に私たちとしては感謝すべきことだと思います。以上です。 ○鈴木 委員長 ほかにご意見ございますか。よろしいですか。 ◆清水 委員 私もこの議長声明については、幹事長会議長から提案されまして、賛成をした立場で一言申し上げたいと思います。  今、伊佐治委員からもありましたように、やはり国連安保理決議に違反する行為をしたと。そういう国については、話し合いで、とにかく世界の皆さんの思いをしっかりと伝えて、特に北東アジアの平和のためにはみんなが力を尽くさなきゃいけないと、そういうふうに思っています。  抗議声明ですから、これの効力についてどうかというお話がありましたけれども、やはり政治家、議会としては抗議の声を上げるということは重要なことだと思い、賛成をしております。  そして、意見書というものですと定例議会の中でということになりますので、やはり一刻も早くという意味で声明に賛成をしたところです。我が党の意見ということで発言させていただきます。 ○鈴木 委員長 ほかにはよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○鈴木 委員長 それでは、お手元に配付の案文のとおり声明を出すことでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○鈴木 委員長 そのように確認をいたしました。  その他、何かございますでしょうか。よろしいですね。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○鈴木 委員長 それでは、次回の日程について確認いたします。  次回は2月19日、金曜日、午前10時から開会いたします。  議題は、平成28年第1回定例会(第1日)議事順序(案)について、ほかとなります。  よろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○鈴木 委員長 そのように決定いたします。  以上で、継続調査事件を一括して継続とし、議会運営委員会を閉会いたします。                午前10時39分閉会...