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  1. 大田区議会 2015-07-15
    平成27年 7月  地域・産業委員会−07月15日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    平成27年 7月  地域・産業委員会−07月15日-01号平成27年 7月  地域・産業委員会 平成27年7月15日                午前10時03分開会 ○勝亦 委員長 ただいまから、地域・産業委員会を開会いたします。  継続調査事件を一括して上程いたします。所管事務報告については、一括して理事者の説明をお願いいたします。  はじめに、地域力推進部のほうから順次。 ◎柏原 地域力推進課長 私のほうから所管事務報告を始めさせていただきます。資料番号12番をお出しください。自治会・町会等に対する感謝状贈呈についてでございます。  自治会・町会の役員の方で多年にわたり地域住民のために貢献している方々に対して、毎年、感謝状を贈って、その功績に報いる制度がございます。感謝状の贈呈者は地区連合会長と大田区長の連名でございます。贈呈基準につきましては、引き続き4年以上役員をやられた方ということになっております。  表のほうを見ていただきますとわかりますように、5月20日から一番遅いところが7月9日まで各地区の連合会の総会の席上で地区連合会長と大田区長のほうから感謝状を贈呈させていただいております。今年につきましては、合計で431人の方に感謝状を贈呈させていただきました。  続きまして、2番、大田区自治会・町会正副会長に対する感謝状贈呈式でございます。こちらのほうは自治会・町会の正副会長に対しての感謝状贈呈でございます。こちらのほうは20年以上というところで、それと要綱に基づきまして、20年、そして30年、40年、45年及び50年以上ということで区切りをつけさせていただきまして、感謝状を贈呈させていただいております。  こちらのほうは感謝状の贈呈の日時については、8月25日の午後4時から産業プラザのほうで自治会・町会長大会を開催させていただきますので、その席上で感謝状等を贈呈させていただきます。  来賓として、地域・産業委員会委員長区議会議長、副議長等に出席を賜ることになっております。 ○勝亦 委員長 資料11番について、何かコメントはないですか。 ◎柏原 地域力推進課長 申しわけございません。資料番号11番の管理職名簿のほうは星印についてが変更になった管理職でございます。こちらの資料を見ていただければと思います。 ◎井出 区民協働担当課長 私からは資料番号13番、平成27年度地域力応援基金助成事業についてご説明いたします。  平成27年度の募集実施であります地域力応援基金助成事業スタートアップ助成事業の実施団体がその資料のとおり決定しましたので、ご報告申し上げます。  本事業は4月13日から24日までの募集期間中申し込まれた団体が全部で14団体ございました。その中から区民協働推進会議の委員と区管理職からなる審査委員による書類審査によりまして、14団体中11団体が面接審査に進み、またその面接審査を経て本資料にあります8団体が決定されたものでございます。  既に、各団体には連絡済みではございますが、一般への公表は本委員会の報告をもちまして、7月21日号の区報への掲載、またホームページ等に掲載してまいる予定でございます。  続きまして、資料14番、多目的トイレ絆ステーション」の贈呈についてご説明申し上げます。まことに恐縮ですが、本報告につきましては、昨日の配布資料には間に合ってございませんので、ご了承お願いします。
     それでは内容でございますが、経緯としましては、東松島市「とっておきの音楽祭実行委員会」から大田区被災地支援ボランティア調整センターに対しまして、高齢者や障がい者が利用できる多目的トイレの設置要望がございました。そういった中で、羽田ロータリークラブの前会長、岩田様より、資材の提供の申し出をいただきまして、区内の職能ボランティア、大工さんでございますが、4名の方に施工をお願いし、まちの中にある「あったかいホール」、当日音楽祭の会場になったところでございますけれども、多目的トイレを設置したものでございます。  そのオープニングセレモニーがこの7月12日、日曜日、午前10時からございました。これは「とっておきの音楽祭IN東まつしま2015」、かなり大きいお祭りで11回目になるそうでございますが、その開催当日にセレモニーが行われたものでございます。場所は矢本駅近くのあったかいホールでございます。参列者としましては、羽田ロータリークラブの岩田様、また当然でございますが東松島市長、それから区としましては、区長がちょっと都合が悪かったものでございますので、観光・国際都市部長のほうにお願いしたものでございます。地域力推進部長もちょうどその日は事業がございまして、そういったことからお願いいたしました。なお、当日の式典でございますけれども、その中でこの写真にあるとおり、テープカットも行われまして、3人しか写ってございませんが、市長の右側に東松島市の関係者が何名かおりますけれども、わかりやすいように3名にさせていただきました。ちなみに、この一番左側に小さく写っている男性の方がいると思いますが、そのすぐ右側がトイレの入り口になっています。その入り口にはいったところのトイレがこの右側にあるような写真になってございます。  なお、地元の河北新報という新聞があるのですが、それの7月11日にも掲載されまして、車椅子でも利用できる多目的トイレの設置が大田区区民有志による支援として紹介されてございます。 ○勝亦 委員長 続いて観光・国際都市部、お願いします。 ◎高野 国際都市・多文化共生推進課長 私のほうからは3点ご報告させていただきます。まず、資料番号7番ごらんください。  平成27年度観光・国際都市部管理職名簿となっております。星印のところが、7月1日から変わった管理職となっておりますので、後でごらんいただければと思います。  続きまして、資料番号8番ごらんください。セーラム市民団の大田区訪問についてというところでございます。アメリカのセーラム市が1991年に姉妹都市、大田区と結びまして、友好を深めてまいりました。こちらのセーラム市と大田区なのですけれども、隔年で訪問団をそれぞれ派遣し合っております。今年は7月2日から15日までセーラム市の市民団の15名の皆様が大田区を訪問しております。15日までということなので、今日の午後お帰りになるというところでございます。  内容のところなのですけれども、7月2日に日本にいらしていただいて、3日には区議会のほうを表敬訪問していただいたということです。4日には区長表敬と歓迎パーティーというところでございますが、歓迎パーティーにおいては議員の皆さんも多数お出でいただきまして、大変盛り上がりました。ありがとうございます。それで、11日には区民との交流会、14日には、昨日ですが、さよならパーティーという形にしております。それで、今日帰国という形になっております。  裏面をごらんください。今回の成果なのですけれども、こちらに書いてあるとおりなのですが、昨日さよならパーティーをやったのですが、そこで皆さんおっしゃるには、大田区のよさをたくさん発見して、貴重な体験をしたということをおっしゃっていました。セーラム市に帰っても大田区のよさを伝えて、今後とも交流を深めていきたいという力強い言葉もいただいたところでございます。  こちらの写真が7月4日の表敬訪問、下のほうが歓迎パーティーという写真になっております。今後もいろいろ姉妹都市として友好を深めてまいりたいと思います。  続きまして、資料9番をごらんください。国際交流員の採用についてというところでございます。こちらのほうなのですが、一般財団法人自治体国際化協会が主管するJETプログラムJETプログラムというのは、外国の青年を招致して、地方自治体などで任用して、外国語教育の充実を、地域の国際交流の推進を図る事業ということでなっております。こちらのプログラムにより選抜された日本に関心のある海外の優秀な青年を国際交流委員として採用いたしました。  目的は、「国際都市おおた」の推進に向けて多彩な国際交流・多文化共生事業を展開するということでございます。採用者についてなのですが、お名前がハンナ・ヴァッサローさん、女性でございます。国籍はイギリスということになっております。  区長なのですが、先日、スイス、ロンドンに海外出張したときに、ハンナさんにも通訳をしていただいて、区長の感想としてはすばらしい方だということで、きちんと通訳、いろいろ案内をしていただいたということでございます。  3番の業務内容でございますが、(1)から(5)までございますが、区の国際交流関係事務の補助、職員・区民に対する語学指導への協力、民間国際交流団体の事業活動に対する助言及び参画、区民の異文化理解のための交流活動及び外国人住民生活支援活動への協力という形になっておりますが、観光・国際都市部だけではなくて、他部局とも連携して、さまざまな業務で、いろいろ活躍していただければと思っております。  4番、任用開始年月日なのですが、平成27年8月5日から大田区のほうにいらしていただいて、いろいろ仕事をしていただくという形になっております。 ◎西野 産業振興課長 私からは3件ご報告いたします。  資料20番をごらんください。産業経済部管理職名簿でございます。7月に異動がございました。今後はこのメンバーで進めてまいります。どうかよろしくお願いいたします。  次に、資料21番をごらんください。おいしい音楽祭のお知らせでございます。去る6月29日に「さかさ川通り‐おいしい道計画‐」が国家戦略特別区域の区域計画の認定を受けてから、最初の催し物となります。7月24日、25日、26日、この3日間だけ道路がビアガーデンに早変わりし、地域の飲食店舗の有志が特設店舗として軒を連ねます。同時開催中の「アプリコみんなの音楽祭」からミュージシャンたちがやって来て、屋外での食事に花を添えてくれます。ぜひお立ち寄りくださればと思います。  続きまして、資料22番をごらんください。プレミアム付き商品券事業第2回販売についてでございます。第1回販売につきましては、多くのご意見をいただきました。区議会第2回定例会でもご意見をいただいたところでございます。そうしたことから一般販売分は上限額を第1回の金額の半分の5万円とし、第1回の購入者1万人を上回る人数分を確保したいと考えてございます。  また、事前予約販売を導入いたします。対象は75歳以上の方、要介護者、身体障がい者手帳所持者などの方々でございます。往復はがきによる応募とし、購入限度額はお一人3万円までとします。希望者多数で1万人を超える場合は1万人を抽選いたします。  購入の際は引換用返信はがきと、年齢などの証明資料を購入窓口にお持ちいただくことになります。  事務経費につきましては、事前予約販売を導入することで、約1,500万円増の9,000万円となる見込みでございます。また、第2回の商品券発行規模は32万冊でございます。  利用店舗につきましては、大型店を増やしたり、タクシー会社などの拡大の予定でございます。 ◎杉山 工業振興担当課長 私からは6件ご報告をさせていただきます。  まず、資料番号23番でございます。「大田の工匠 Next Generation展 2015」の開催についてでございます。この開催は大田区産業振興協会のほうが実施するものでございます。今回の事業名につきましては、〜未来へ続く、大田のものづくり〜という副題の中で、7月29日から8月9日までの延べ12日間を開催いたします。今回は夏休み期間中ということもございますので、「触れる」「参加する」あるいは子どもたちへのさまざまな取り組みとして、実施内容のところに書かせていただいているとおり、体験型の学習ができるような教室もさせていただくところでございます。今回のこのNext Generation展は昨年度に引き続き2回目という形になってございます。  続きまして、資料番号24番、大田区「優工場」募集についてでございます。優工場につきましては、平成7年度からスタートしまして、昨年度で20年を経過した事業でございます。優工場につきましては、人やまちに優しい、技術や経営に優れた工場を「優工場」として認定をさせていただくものでございます。「住工調和」や「技術・経営力」のさまざまな観点から工場を認定・表彰することで、区内外への関係者へのアピール、あるいは工業に対する理解を深めていただく、こういった制度になっているところでございます。  今回の募集期間につきましては、7月1日から8月21日までの期間を想定しているところでございます。  認定の部門につきましては、4番に書かせていただいておりますとおり、さまざまな部門の賞を設けているところでございます。  なお、表彰式につきましては、平成28年2月4日に行われます工業フェアの中で行いたいと考えてございます。  引き続きまして、資料番号25番、平成27年度新製品・新技術開発支援事業に関する採択企業のご報告でございます。6月30日に最終審査が終わりまして、このような企業の事業者の企業の皆様方が採択をされたというところでございます。改めてご報告を申し上げます。続きまして、26番、27番の資料でございます。この新製品・新技術コンクール並びにビジネスプランコンテストにつきましては、6月15日の委員会でご報告をさせていただきまして、今回カラー刷りのチラシができ上がりましたので、改めてご案内をするものでございます。説明は割愛させていただきます。  続きまして、資料番号28番でございます。平成27年度創業塾募集についてでございます。この事業につきましては、平成26年3月20日に国から認定をいただきました産業競争力強化法に基づく創業支援事業計画、これに基づきまして行われる事業でございます。これも大田区産業振興協会が実施するものでございます。この事業計画の中身の中に、大田区産業振興協会の役割として創業支援の実施というところがございます。この中の一環といたしまして、セミナーを開催し、区内で創業を目指す創業者、あるいは第二創業、この第二創業というのは、既に事業を営んでいる中小企業の方において、業態転換や新事業・新分野へ進出する方々のことを指しているものでございますが、こういった方々への支援策としてセミナーを開催するものでございます。定員は40名で開催し、4番のような予定で実施をさせていただきたいと考えてございます。 ◎堀江 産業交流担当課長 私からは1件ご報告をさせていただきます。資料番号29番、羽田空港跡地第1ゾーン整備方針の策定及びパブリックコメント等の結果についてでございます。こちらにつきましては、5月27日開催の本委員会におきましてご報告をさせていただきました、羽田空港跡地第1ゾーン整備方針(素案)に関して実施しましたパブリックコメントの結果報告でございます。パブリックコメントにつきましては、本年6月1日、月曜日より6月15日、月曜日までの計15日間にわたり、意見の公募を行いました。整備方針(素案)等の関連資料につきましては、区ホームページのほか、本庁舎、産業プラザ、各特別出張所及び図書館において閲覧を可能とさせていただきまして、その結果、15名の方々から計46件のご意見を頂戴しております。  その内容につきましては、1枚めくっていただいた資料にまとめさせていただいておりますが、うち、産業に関する意見は4件ございまして、5ページから6ページにかけて、そのあたりの内容をまとめさせていただいております。4問中3問につきましては、今後の取り組みに向けた具体的なご提案、1問につきましては環境への影響に関する内容でございました。前者につきましてはご提案を踏まえ、今後施設の具体化を検討していく中でのご参考とさせていただきたい旨、また、後者につきましては、事業実施にあたり、環境関連法令の遵守について努めてまいります旨を区の考え方として示させていただいております。  その他のご意見等につきましては、後ほど資料をお読みいただければと思います。また、6月5日、金曜日には、本庁舎2階において区民説明会を開催させていただきました。こちらのほうには41名の方々にご参加をいただいております。区といたしましては、羽田空港跡地第1ゾーン整備方針【概要版】、羽田空港跡地第1ゾーン整備方針ということで資料をお配りしておりますが、整備方針についてこの内容でまとめさせていただいて、今後、空港跡地の整備に向けた動きを空港まちづくり本部と一体となって前に進めたいと考えております。 ◎西野 産業振興課長 展示会・イベント情報を机上に配付させていただいております。A4横になります。2件ございます。第80回東京インターナショナルギフトショー、それと、2015"よい仕事おこし"フェア(城南信用金庫)、この2点をご案内いたします。 ○勝亦 委員長 次に環境清掃部、お願いします。 ◎井上 環境清掃管理課長 環境清掃部、報告案件5点順次報告をさせていただきます。  まず、平成27年度環境清掃部の事業概要でございます。ページをおめくりいただきまして、13ページをお願いいたします。環境清掃部の執行体制でございます。環境清掃部長をはじめ環境清掃管理課、それから、今年度より環境保全課より環境・地球温暖化対策課となってございます。それぞれ、あと、大森・調布・蒲田の清掃事務所、多摩川の清掃事業所ということでございます。そのほか、環境計画の推進担当の副参事、この体制で執行しているところでございます。なお、それぞれの分掌事務につきましては、14ページ、15ページをお読み取りいただければと思います。  続きまして、37ページをおめくりいただければと思います。清掃事業の決算概要でございます。清掃事業費につきましては、ここ数年、23年度の決算ベースになりますけれども、23年度の95億円、24年度は89億円、25年度については86億円と年々削減しているところでございます。  また、19ページにお戻りいただきますと、こちら予算ベースになりますけれども、清掃のリサイクルについては必ず売払金というのが出ます。26年度については、約1億8,000万円の売払金が出ている。なおかつ、27年度、予算ベースでございますけれども、さまざまなリサイクルの取り組みによりまして、2億5,000万円の売払金が出るということで、歳出を削りつつ、歳入を上げているという努力をして、リサイクル率、ごみの減量に取り組んでいるところでございます。  それぞれ37ページにはごみ量、人口、ごみ処理費等々お示ししたものでございます。  続きまして、39ページにつきましては、それぞれの資源とごみの流れについてお示ししたものでございます。  続きまして、78ページ、環境・地球温暖化対策課のページでございます。4番、委員会でも常々報告をさせていただいているところでございますけれども、平成25年10月から地域力を生かしまして18色の緑づくりの支援を行っているところでございます。26年度の実績につきましてもお示しのとおり効果を上げているところでございます。27年度も引き続き取り組んでまいりたいと考えているところでございます。  また、80ページをおめくりいただきますと、ハクビシン等の被害対策、こちらも昨年度、緊急に取り組んだものでございます。26年度の実績をお示ししているところでございます。こうした内容で緊急性を要するもの、また、継続して、安定して取り組むもの等々、事業概要の中にお示ししてございますので、後ほどお読み取りいただければと思います。 ◎近藤 環境・地球温暖化対策課長 私のほうからは、資料番号9番から12番までの4件についてご報告させていただきます。  まずはじめに、資料番号9番、川崎天然ガス発電所3・4号機増設計画に係る計画段階環境配慮書に関する区長意見についてでございます。この事業は川崎天然ガス発電株式会社が川崎市の扇町に天然ガスを燃料とした発電設備を2機増設するものでございます。本件は環境影響評価法に基づく最初の手続となり、本年6月11日から7月10日の期間に計画段階環境配慮書の縦覧が行われ、この計画段階環境配慮書に対する区長意見の提出でございます。計画段階配慮事項として、大気質、動物、景観の3項目が選定されております。  区長の意見として、大気質の状況把握及び予測について、大田区内においては東京都設置の測定局1局のみの利用となっているので、大田区独自の測定局、8局の測定結果を環境影響評価方法書に反映させること。また、今回、配慮事項の項目には選定されていませんが、環境影響評価方法書においては水質を評価項目として選定し、大田区が多摩川下流域において独自に実施している調査結果を反映させることの2点を意見として提出しております。詳しくは、資料のパンフレットを参照していただければと思います。  次に、資料番号10番、JFE扇島火力発電所更新計画に係る環境影響評価方法書に対する区長意見についてでございます。この事業はJFEスチール株式会社扇島火力発電所の1号機の老朽化により、機器の更新を行うものでございます。事業者は大気環境、水環境、動物等、9項目について配慮事項を設けております。本件の環境影響評価手続につきましては、昨年の10月に計画段階環境配慮書に対する区長意見を提出しております。今回の環境影響評価方法書には計画段階環境配慮書に対する大気質等について区長意見がおおむね反映されております。今回は、区長の意見として大気質の影響地域やその濃度について、より詳細に予測・評価するとともに、予測地点については環境影響を的確に把握できる地点を選定すること、工事の実施及び資材の搬出入により温室効果ガスの排出が予測されることから、工事期間中も含めた温室効果ガス等の排出の低減対策について今後の準備書以降の図書において環境保全の詳細を記載することの2点を区長意見として提出いたしました。  次に、資料番号11番、こども省エネチャレンジin国際都市おおたの実施でございます。家庭における地球温暖化対策の推進として、児童生徒の地球温暖化や省エネに対する意識啓発、児童生徒の取り組みを通じた保護者への意識啓発を目的に行うものでございます。対象は小学生から中学生までとなっております。夏休み中、省エネに取り組み、実施したことの「エコチェック」、地球温暖化防止や省エネに関する標語を考える「エコ標語」の募集が実質の内容でございます。メインターゲットとなる小学校3・4年生には応募用紙を直接配付いたします。また、ホームページからのダウンロードができるようにしております。  次に、資料番号12番、イベントの結果と予定一覧でございます。イベントの結果でございますが、6月2日に蒲田駅東西口、大森駅東西口にて駅頭喫煙マナーアップキャンペーンを、6月3日には区民ホールアプリコにて緑の講演会、6月10日から16日に区役所1階展示コーナーにおいて環境月間パネル展を行いました。また、18色の緑づくりにつきましては、2地域にて育成講習会を開催しております。詳しくはお手元の資料をご参照いただければと思います。  今後のイベントの予定でございますが、8月2日の午後4時から自然観察会本門寺公園周辺にて開催します。今回はセミの羽化の観察とコウモリの鳴き声を聞いたりする内容となります。  また、8月9日、午後3時からは大蒲田祭の中のイベントとしておおた打ち水大会を実施いたします。 ○勝亦 委員長 それでは、委員の皆様、まずは地域力推進部からの質疑をお願いいたします。 ◆福井 委員 資料番号12番の感謝状の贈呈についてちょっとわからないので教えてもらいたいのですけれども、2番は自治会・町会の正副会長を20年以上の長きにわたってやっていただいた人に感謝状を出しますよということなのですけども、この1番は自治会・町会役員は4年以上なのですよね。だから、5年、10年、20年ということではなくて4年以上の意味というのが、私はわからないので教えてもらいたいのですけれども。なぜ、4年以上になっているかというのを。 ◎柏原 地域力推進課長 この役員の永年在職については、それぞれの単会ごとで役員についてのどこまでを役員にするというのがすごくさまざまです。その中で、例えば、組織部長とか会議部長だとかさまざまな部長さんであるだとか、各班の班長さんまで入れるとか、いろいろございます。最初に4年間というものが一つの区切りといいますか、まず4年というものを設定させていただいて、たくさんの方に自治会・町会に関与していただくと。一所懸命やっていただいた班長であるとか組長さんであるとか、そういった方を一所懸命やっていただいた役員として感謝状を贈呈する。そういった意味で、1クール4年という一つの基準を設けさせていただいて、感謝状を贈呈させていただいているところでございます。 ◆福井 委員 これは何年かたったらもう1回重複してもらえるものなのか、記念品というのは具体的に何か、というのを教えてください。 ◎柏原 地域力推進課長 まず1点目は、4年以上、またもっと続けてそういった班長さんとかやっていただいた場合については、1回に限りまして、再度贈呈をさせていただくということにさせていただいております。記念品とございますが、賞状のホルダーといいますか、賞状を希望される方は額縁。それともう一つは、賞状ではなくて、卒業証書のような小さなA4の、そういうものがございます。それを入れさせていただくホルダーを記念品とさせていただいております。 ◆福井 委員 これは推薦ですか、基本的に。4年になったら自動的にということなのでしょうか。 ◎柏原 地域力推進課長 これは各自治会・町会から出していただかないと、こちらのほうで役員を全て把握できませんので、自治会・町会のほうから推薦をいただいて、そこで決めさせていただいております。 ◆田島 委員 今の感謝状の関係なのですけれども、そうすると、記念品というのは10年、20年、30年、40年、50年と年数が変わっても同じということでしょうか。 ◎柏原 地域力推進課長 1番の永年在職者の役員のほうの感謝状の記念品が今の額縁というものでございます。自治会・町会正副会長に対する記念品については、これは予算措置上ですけれども、20年以上の方には5,000円相当の記念品、50年以上の方については3万円相当の記念品ということで、段階を分けて予算措置をさせていただいて、記念品を決めさせていただいております。 ◆田島 委員 ある町会長からお声いただきまして、感謝状だけではなくて、盾にしてもらえないかというご意見がございました。何十年やってもいつも感謝状ばかりで、盾にしてくれないかというご意見がございまして、もしできれば検討していただければと思います。要望でございます。 ◆北澤 委員 スタートアップ助成ですけれども、これは何団体ぐらいの申し込みがあって、落ちたところがどのぐらいあるのか教えてください。 ◎井出 区民協働担当課長 スタートアップ助成事業につきましては、全部で申し込みされた方が14団体。今回、最終的に8団体になりましたので、6団体が助成できなかったということになります。 ◆北澤 委員 例えば、ここの中で、ウォーキングがありますけれども、ポールdeウォークというのは、たしか高齢福祉課でも事業の中にポールdeウォークというのが、あったと思うのですけれども、こういうものというのは、担当課、所管課との連携で事業が展開されていくのでしょうか。このノルディックウォーキングとかポールdeウォークがそれにあたると思うのですけれども、ほかのところも所管課と何か連携をして進めていっているのでしょうか。その辺を教えてください。 ◎井出 区民協働担当課長 このスタートアップ助成事業は設立間もない団体への助成ということで、そういったところがこのスタートアップ助成、次のステップアップ助成、そういったものにだんだん育っていくことを目的としてございます。ジャンプアップ助成というのが実はまた別にございまして、それは区のほうである程度課題を設定して、それで実際に区の事業に結びついたというのも過去には2事業ほどございます。  それから、今、委員がおっしゃったノルディックウォーキングは比較的高齢者まで対象としますけれども、若い方もできるということらしいです。それから、ポールdeウォークのほうはどちらかというと高齢者向け。同じスキーのストックを使って運動するについても、若干手法が違うらしいのですが、いずれにしましても直ちに所管課と連携して事業をするという内容ではございませんが、やはり区民の主体的な活動をこれからどんどん進めていくという意味では重要な事業だとは認識してございます。 ◆北澤 委員 直ちにということはなかなか難しいことだと思うのですけれども、初めての事業だと思うので。その成果を見て、やはりこれからすごく高齢社会を迎えるにあたって、健康づくりというのはとても大事なことだと思うので、連携をとっていただいたり、スポーツをしたいけれどもどういう形でしていいかわからないとおっしゃる区民もいるので、こんなことをやっているというアピールをしていかれるといいかなと思うのです。  このウォーキング以外のほかのものも、特に所管課との関係は、やはりスタートアップだからまだ持ってないということですか。 ◎井出 区民協働担当課長 先ほど申し上げたとおり、設立5年以内の、設立したばかりの団体の育成ということがございますので、そういった団体がしっかりと育成されて、例えば、ほかの所管と連携ができるような、そういった区民の団体が育ってくれば、当然所管のところとの連携というのも当然必要というか、あり得ると考えているところでございます。 ◆北澤 委員 ぜひ成果を見て、これから区の事業とどのような連携ができるのか見ていただきたいと思うのですけれども、やっている最中に、地域力推進課のほうでどんなふうに行われているのかを、途中経過を見に行くということはされていますか。それがとても大事だと思うのですけれども。 ◎井出 区民協働担当課長 このスタートアップ助成事業につきましては、当然フォローアップということで、途中につきましても、今資料がないのですが、何回かは推進委員も含めて、それから区の職員と、実際にうまく進んでいるのかどうかとか、あるいは何か問題があってうまくいっていないのではないかとか、そういったフォローアップもしています。  また、この事業が終わった後も、次の段階で何かこういうふうに進めたいというご相談があれば、そういったご相談にも乗っているところでございます。 ◆玉川 委員 このスタートアップ助成の3番目の学校支援地域本部サポート松仙。学校支援地域本部というもの自体は、こういうのを運営する予算というのはないからこういうものができたのかと思うのですが、その辺はどういう状況なのかがわからなかったので確認したいのですけれども。 ◎井出 区民協働担当課長 学校支援地域本部そのものの所管が私のほうでございませんので、詳しくないところもありますけれども。今回の助成事業に該当した内容としましては、年間を通して、例えば、防災の勉強会だとか、講演会だとか、ホームページの作成とか、それから防災キャンプ、いろいろな形で報告会とか、そういった一つの地域の活動団体としての活動として、当然その町会の防災訓練があればそれにも参加するということでなってございますので、そういった中からこういった団体が区内で育成されていくことは好ましいということで、今回助成の対象になっているところでございます。 ◎河野 観光・国際都市部長 補足説明をさせてください。地域力推進部長でしたから、このスタートアップ助成のほうにかかわっていましたので。今の説明の中で所管でないからというところがあったのですけれども、実際に、この学校支援地域本部自体は教育委員会の所管です。教育委員会のほうで助成が出ています。それはその当該校のそういう子どもたち、学校のために、支援するための助成が年間10万円ちょっと出ていると思います。  では、この学校支援地域本部サポート松仙はなぜこのスタートアップ助成を出してきたのかといいますと、今の説明のようにその当該校だけではなくてその地域、またほかの学校、この防災の重要性をその学校のみならず地域全体で考えていくための活動をこの本部を母体として進めていきたい、これから広げていきたいと。そういうところで、そういう説明がありまして、その中で、ただスタートアップ助成についてはそれを重複するようなことがあるものについては、補助枠の削減をさせてもらっています。  具体的にいいますと、これが本部そのものの活動であれば、それは支援しません。それ以外の、今言った防災を中心として広げていくための、そういう活動助成ということであれば、それについては認めます。そういうような内容で、今回この決定に至った経緯があります。 ◆玉川 委員 松仙は近くに東調布だったり田園調布高校があったり、そこの学校の連携とかも含んだものという、今のお話だとそういうことになるのですか。 ◎井出 区民協働担当課長 この助成事業の連携協働の相手方ということで、申請の中に近隣町会と、当然幾つかの町会ということで。それから、それ以外に緑のプロジェクトだとか、あるいは消防署、赤十字社、それからステーション久が原とか、これはホームページを作成する関係ですが。そういった幾つかの団体と連携しているということになってございます。 ◆深川 委員 今の、私も同じところで同じように疑問を持ったので。やる枠組みとしてはおもしろい取り組みだと思うのです。このスタートアップ助成とかが、そもそも何なのだという話をし始めてしまうと、1時間も2時間もかかるのであえてしないのですけれども、そもそも論のところからしたときに、この学校支援地域本部とかというのも、今の話で行くと、スタートアップ助成を項目によっては使っていいよということであれば、ぜひこういうところが各地区にもできているわけですから。ただ、できてから5年という条件もあるので、そういう条件に該当していて、松仙ではこういう取り組みをやって、現に採択をし、予算をつけることにしたので、もしほかのところで同じようなことで、同じ防災をやるのはちょっとおもしろくないのだけれども、違う取り組みでやっていくのであれば、この予算は使っていいのですよというご案内もしてもらえると、では、うちはそれにいい意味で対抗して、防災、防災ではおもしろくないから何かほかのことをやろうよという、そういうような取り組みをしていったりと広げていってもらいたいと思うし。  例えば、この2番の茶道なんかも、私自身も昔お茶をやっていたのでとてもおもしろいなと思っているし、これから広げていきたいなと思うのですけれども、こういうのもやっていく、池上梅園でやるという形のスキームだけではなくて、裏千家だと同門の会という支部みたいな形になっているような団体もあるので、裏もあれば表もあるので、そういう各お茶の団体のところにも、こういった事業に協力してもらって広げていっていただけるのですよと。実際、池上梅園とか、あと、使い勝手が悪いのだけれども馬込第三小学校か何かに茶室がありますよね。あれはすごい使い勝手がよくないのだけれども。水屋がないのです。だから実際にお茶を点てられないのです。移築したのだけれども。あれももったいないから、水屋がないのだけれどもうまい使い方をして、体験とか、そういう形でうまくやることもできなくもないので。せっかくある文化財みたいなものを使わないで置いておくと、畳も何も全部傷んでしまうので、毎日使うのではなくて、そういう特別なイベントのときに活用みたいな形も含めて視野に入れていくと、地域力としてのスタートアップ助成かもしれませんが、観光と国際都市にも十二分にかかわっていける部分かなと思うので、ぜひそこら辺をもう1回考えて、また各方面に情報提供をしていただきたいなということだけ要望しておきたいと思います。 ◆北澤 委員 私もその関連ですけれども、やはりせっかくいい事業が行われるのですから、報告会だとか、発表会だとか、しっかりやっていただいて、ほかの区民が参考にできるような形をとっていただきたいと思います。要望です。 ◆玉川 委員 私は実は「とっておきの音楽祭」の現地に行かせてもらいました。大田区のボランティアのメンバーも現地で演者として、ボランティアの合唱隊と女性のシンガーの方が向こうで歌われて、もう4回目になるのですか、向こうで歌われるのが。ものすごいやはり喜んでくれていて、大田区のメンバーはそろいのTシャツを着ていたものですから、現地へ行くと「大田区の人たちだ」ということで、私も同じTシャツを着て行ったのですけれども、ほんとうにこのトイレのこともすごい喜んでいまして。大田区被災地支援ボランティア調整センターにそういう依頼があったということで。これは現地に行って知ったことなのでちょっと補足ですが、もともとは大きなスーパーの駐車場で行っていた音楽祭だったのですが、もともと障がい者のためのそういう音楽祭だったのだけれど、それをまちの商店街でやろうというときに障がい者の方がトイレを利用できないのだったら商店街ではできないという弊害がある中で、こういうトイレをつくりたいという要望があったことで、ボランティアのメンバーがこういうトイレをつくったことによって実施に至ったという経緯があったとのことでした。私も過去2回も行っていたのですが、やはりもう全然違うというか、まちおこし的なイベントであって、同じことを大田区でできるかというと難しいかもしれないのですけれども、何かヒントを私自身もすごく得ることができたなと思います。大田区でも絆音楽祭というのが日本工学院専門学校で毎年行われていますけれども、またこういう新しい形の音楽祭、また現地の地域の障がい者の方が参加できる音楽祭みたいなものを倣ってやっていければなと思うのですけれども。  前置きが長くなってしまったのですが、今、東松島市と大田区というのは、防災の協定か何かはあったかもしれないのですが、今パイプになっているのは大田区被災地支援ボランティア調整センターが窓口になっている感じなのですか。この内容ですと、向こうから大田区被災地支援ボランティア調整センターに対して要望があったということなのですが、要は、大田区の区民協働担当課のほうに話があるとか、どういう窓口関係になっているのかなというのが気になったのですけれども。 ◎井出 区民協働担当課長 現在東松島市への、そういった被災地支援等につきましては、大田区被災地支援ボランティア調整センターを一応窓口にして対応しているところでございます。したがいまして、今回の案件につきましても当然大田区のほうにそういう話をする中で、大田区被災地支援ボランティア調整センターを通したということでございます。なお、補足ですが、委員がおっしゃられたとおり、この祭りにつきましては、障がいのある人もない人も一緒に音楽を楽しむ、とっておき音楽祭ということで、先ほど11回目と申し上げましたけれども、東松島市としては参加団体が88団体で、今回760名のそういった関係者によるかなり大きなお祭りだそうでございます。矢本駅の反対側に市役所があるのですけれども、矢本駅の商店街側でやるのは今回が初めてと。なおかつそういった障がい者用のトイレが会場になかった関係から、大田区被災地支援ボランティア調整センターを通して大田区でそういう支援をしてもらえないかというところで、私のほうで大田区被災地支援ボランティア調整センターも含めて調整した結果、羽田ロータリークラブのほうでそういった申し出がいただけましたものですから、施工のボランティアも含めて決めさせていただいたという経過でございます。 ◆玉川 委員 改めて区長の代理ということで河野部長だったと思うのですが、向こうの市長とともにテープカットするということは、これはすごいことだなと思うのですけれども、実際行かれていた河野部長の感想があれば、お聞きしたいのですけれども。 ◎河野 観光・国際都市部長 今の井出課長の説明に補足させていただきますと、玉川委員の話にあったように、当然、行政対行政の窓口、支援している主体は区民協働担当課です。ただ、地域交流、ボランティア交流がほんとうにこの間盛んになってきていますので、現場の声がどうしても、今回の場合であれば向こうの商店街の人だとか、ほんとうに地域の人の声は実際に現場でそういう活動をしている大田区被災地支援ボランティア調整センターのほうに話が行きやすいということで、そういう形で大田区被災地支援ボランティア調整センターのほうに来ています。ただ、現実の窓口といえば、これは区民協働担当課です。ですから、今回のこういうような内容のものも区民協働担当課のほうに来ておりますし、あくまでも大田区被災地支援ボランティア調整センターは区民協働担当課が委託している一事業の一部の部門になっているわけですから、主体は区民協働担当課にあります。  そういう中で今回参加をさせていただいたのですけれども、私も玉川委員と同じように、今回この障がい者トイレは、今までは男女別々のトイレがあったのですけれども、このあったかいホールというのは昔映画館で、その後使われなくなって、家具屋になって、今回、区が震災の後提供を受けたという施設なのですけれども、そこにトイレはあったのですけれども、先ほどの経過からこの身障者用のトイレと、これは女性が使えるトイレが一緒になっています。ほんとうに広々して、障がい者の方も誰でも使えるということで、我々が行って、思った以上に地域の方は喜んでくれていました。  それもこれもやはり行政交流もありますけれども、地域のボランティアとか、このような形で絆音楽祭をこれまで支えてきてくれている区民ボランティアや、今回であれば、羽田ロータリークラブのそういうような支援とか、そういうさまざまな形で、本当に交流ができているということを改めて実感したセレモニーでした。ほんとうにあたたかい内容のものを事前にやらせていただいて、この後鼓笛隊が出たり、それぞれ6か所の会場でまちなかのイベントが、暑い中でしたけれども本当に盛り上がって、ああいうような形でできてよかったなと思っています。 ◆玉川 委員 あと、現地のボランティアというのは昔、もう毎月のように行っていたのが、今はなくなって、防災塾とかのほうにどんどん移行しているとは思うのですが、でもその中で、8月には向こうのお祭りをお手伝いするボランティアがあったり、8月の下旬にもまたそういう現地ボランティアの募集とかがある。今回はちょっと報告がなかったですけれども。数は減っているけれども、まだ現地に行くボランティアはあるということはすごいなと思いますので、ぜひともまた次回以降委員会でそういうような状況もまた報告していただきたいと思います。要望です。 ○勝亦 委員長 では、よろしいですか。次に観光・国際都市部の質疑をお願いします。 ◆北澤 委員 国際交流員の採用について。非常勤職員ということなのですけれども、英語ができる方というのは結構たくさんいらっしゃると思うのです。例えば、職員の中でも帰国子女の方がいらしたりということがあると思うのですけれども、本当だったら大田区のことを紹介するという意味合いだとすれば、区の職員の中で英語の堪能な人がこういう役割をするのがいいのではないのかなと思ったりしたのです。このハンナさんという人の経歴だとかということで、この人を雇うと効果的だと思われたのだと思うのですけれども、その辺のことが見えないので、経歴だとか、日ごろはどこにいらっしゃって、どんなふうに活動されるのか、もうちょっと詳しく教えていただきたいと思います。 ◎高野 国際都市・多文化共生推進課長 まず、このハンナさんなのですが、私どもの国際都市・多文化共生推進課の職員と一緒の場所に常に、時間は毎週月曜日から金曜日で午前9時から午後5時までいらっしゃいます。  今、委員がおっしゃったように、職員でも外国語が話せる職員も何人かおります。ただやはり、外国の方から見た大田区を学んでいただいて、そういったところからまず発信をしていただいたり、日本人とはまた違った目でいろいろな面で見ていただくというところも、こちらのほうに来ていただく一つの理由にもなっておるというところです。 ◆北澤 委員 外国人の目から見た大田区、日本ということでしたら、来〜る大田区大使はそのような役を果たしているのだと私は思っていたのですけれども、その辺はいかがなのでしょうか。 ◎高野 国際都市・多文化共生推進課長 すみません、ちょっと説明不足で。あくまでもこのハンナさんというのは、日本に関心のある外国の優秀な方なので。そういったところの、日本に興味・関心のある方で、実際日本語も堪能で、そういった方にやはりこちらのほうで働いていただくというのは、やはり国際都市おおたを目指す上において、かなり強力な職員になると思っております。 ◆福井 委員 大前提というのは、この国際交流員として受けるということが大前提になるんですよね。 ◎高野 国際都市・多文化共生推進課長 そのとおりです。 ◆福井 委員 任期と賃金というのを教えてもらいたいのですが。
    ◎高野 国際都市・多文化共生推進課長 任期については1年更新でございます。最長5年という形になっております。報酬は、大田区非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例に基づいて支給するという形になっております。 ◆福井 委員 自治体国際化協会が主管するJETプログラムによって選抜されてどうですかということで、では、大田区でも引き受けますよということでやったのですか。 ◎高野 国際都市・多文化共生推進課長 まず、大田区のほうで、このJETプログラムにのっとって、こういった日本に関心のある海外の優秀な青年をこちらのほうへぜひ派遣していただきたいということで、依頼をして、向こうが選抜をして来ていただいたという状況でございます。 ◆福井 委員 そうすると、賃金自体を大田区が出すということでいいわけですね。 ◎高野 国際都市・多文化共生推進課長 はい、そのとおりです。 ◆福井 委員 後で結構なので、賃金を教えてもらいたいのと。先月の委員会でオリンピックに向けてプログラムを進めていく上で、非常勤職員を雇いますよという報告があったのです。その連携はこれは絡んでくるのですか。それとも、単発でやるのですか。 ◎高野 国際都市・多文化共生推進課長 こちらは単発というか、国際交流員として採用するということですね。ただ、いろいろなそういった非常勤職員の方とも連携をしながらやっていくというのは、もちろんやっていくつもりでございます。 ◆押見 委員 今の関連なのですけれども、これはクレアからの派遣ということになるのでしょうか。 ◎高野 国際都市・多文化共生推進課長 そうですね。自治会国際化協会クレアという形です。 ◆押見 委員 大田区の職員でもシンガポールに、1年交代で行っているのですかね。1年に一人ずつずっと派遣を。2年ですか。 ◎高野 国際都市・多文化共生推進課長 3年でございます。 ◆押見 委員 すみません。3年間ということで、大田区の中でももう何人か行っている方たちで、戻ってきて、その後、例えば、観光課に配属されて、来〜る大田区大使との橋渡し役で頑張っていただいたりとか、かなり私自身もすごい印象に残る活躍をされている職員が多く誕生してきているなということで、非常にどんどん進めていただきたいし、またこのように逆に大田区として受け入れるというのは今まで聞いていなかったので、非常にこのハンナさんにも頑張っていただきたいと。それで、ぜひ区としても、また次に大田区はよかったよとこの人から伝えていただいて、次に職員を希望して来てもらえるような体制作りをやっていただきたいし、また外国人の立場から、来〜る大田区大使との交流とか、さっき月曜日から金曜日とおっしゃいましたけれども、逆に土・日曜日も出ていただいたりしながら、どんどん大田区のまちにも出ていっていただきたいと、お願いしたいのと同時に、この資料で、ハンナ・ヴァッサローさんとなっていて。アルファベットぐらい適宜入れておいていただけるのが国際化としての第一歩ではないかと思います。要望いたします。 ◆深川 委員 押見委員と一緒で、私もやっと、初めてではないのかな、観光・国際都市部が国際都市っぽいことをしたことって。とてもいいことだと思うのです。これは、今、話としては、イギリスの方が、たまたまイギリスの方だったのかもしれないけれども。ずっと今、うちの区でも交流しているドイツも、ギムナジウムという、日本でいう高校相当、要するに、ギムナジウムを終わると、アビトゥーアという大学検定試験、入学試験があって、そこで点数をとって、点数の上位から上のほうの大学に希望すると入れる、こういうシステムなのです。ただ、そのアビトゥーアの試験がよくなくても、それなりだったとしても、その後に1年間ぐらいの研修を自分たちでやることによって、加点をするということができるのです。それは具体的に何かというと、例えば、日本の経済学の勉強をしている人とかというのは、現実に半年ぐらい日本に来るんですよ。日本のどこかの企業に受け入れてもらって、それで、そこで研修を受けて、現実に日本という国に行ってみて、日本語という言葉をしゃべってみて、文化を体験して、それを元にして、大学で勉強するというシステムが、ドイツなんかはあるのですよ。実際、この話自体私はドイツのほうから依頼を受けていて、区とも、実は、前にこんな話を人事のほうともずっと話をしていたのだけれども、そのときはそれっきりで、また考えましょうということになったのだけれども。このクレアと一挙にこういう話が進んだというところと、今回、イギリスになった何か理由がもしあれば教えてください。逆に、例えば、ほかのドイツだとかフランスだとかそういったところと話があったのだけれども、今回はイギリスにしたということなのか、それとも、手が挙がってきたのはイギリスだけだったのかというのもちょっと教えてください。 ◎高野 国際都市・多文化共生推進課長 この人選なのですけれども、あくまでも大田区は、このクレアに対して、JETプログラムにのっとって、こういった日本に関心のある優秀な海外の方が欲しいというだけで、選ぶのは全部クレアのほうなので、こちらは一切選択肢がない状態でこの方が来ますという状況で、こちらに来ていただきました。 ◆深川 委員 そうすると、これは、例えば、手を挙げると、極端な話、うちの区として100人くれと言ったら、何人ぐらいまで出してくれるというか、話ができるのですかね。 ◎高野 国際都市・多文化共生推進課長 すみません。そこまでちょっと詳しくはあれなのですが、例えば、複数名も多分言えば、いろいろ相談には乗っていただけるとは思うのですね。  ただ、向こうにその辺の人材がいるかどうかというのを含めて、その辺の形になると思うのです。 ◆深川 委員 先ほど申し上げたように、いろいろな国でいろいろな事情があって、そういった取り組みをしているので、ぜひうちの区として、こういうのを積極的に受けていくということと、やはり、例えば、ホームページも、Ota City Navigation、中身のないもの、ああいうのだと外国人が困るわけ。やはり区報が全部英語で訳されているとか、訳していないにしても、訳してくれるとか、やはりそう寄り添う形にすると、まさに国際都市になるのだけれども、今、基本的に区のホームページも、翻訳ソフトを使った翻訳でしょう。  だから、それではだめなのよという話を、隣に昔の広報課長がいるので、その話もしたと思うのですが、やはりそういうのも外国語の方々に対応するとか、今言ったような、例えば、非常事態が起きたときに、テレビで何を言っているかわからないとかということがないように案内をしてあげるとかというところも、外国人だからこその目線。  特に地震というのは、ほとんど日本にしか存在しないと思っていていいぐらい、外国ではほとんどないので、特にヨーロッパなんかはないので、そういった部分に対する脅威というか、恐怖感は、今でもずっと持ち続けているのですよ。そうするとそういうものが日本では当たり前、ある意味、震度1とか2とかというのは毎日あるのは当たり前ですとかというのは、いい悪いではなくて、それが今の日本の地球規模での現実だと思うので、そういったところのサポートも実は、してあげると、不安感解消につながるとか、やはりその外国人目線というのは大きいと思う。  今回、区長がイギリスに行かれて、我々議会でも、いろいろな国、私もこの間ドイツとスイスに行って帰ってきましたけれども、そういういろいろな国を見て、やはり世界の中での日本という位置づけをしていかないと、日本は、いつまで行っても、井の中のカワズになってしまうと思うので、ぜひ職員の方々も含めて、積極的にやはり海外に目を向けて、そして、足を向けて活動しながら、その国際空港を持っている、羽田空港を持っている大田区としての活動をこれからも続けていってもらいたいと思う。とてもを何回も言いたいぐらい、いい取り組みだと思いますので。  すばらしいですね、河野部長。ぜひ続けていってください。要望しておきます。 ◆福井 委員 資料番号の8番、セーラム市民団の大田区訪問についてで、隔年で訪問団を派遣していますと書いてあるのですね。この歓迎パーティーには、うちの会派からも、清水幹事長など行っているのですけれども、そのときに市民団の方と話をしたときに、今回の訪問は私費で来ていますよと。自分たちで出してやりましたよということなのですけれども、大田区が派遣する場合というのは、私費でやっているのか、それとも、大田区で出して行っているのかをちょっと教えてください。 ◎高野 国際都市・多文化共生推進課長 こちらから、セーラム市へ行く場合ですね。それは、自費で負担をしていただくという形です。 ◆北澤 委員 国際交流員のことなのですけれども、大田区に住んでいらっしゃる国の人で一番多いのは、たしか中国だったと思うのですけれども、やはりそういうことを考えたり、これからアジアの人との交流も、もっともっと盛んになると思うのですけれども、ある意味、英語は当たり前だとしたら支援してくださる方がいると思うのですけれども、本当は、やはり中国語だとか、韓国語だとかで、きちんと話ができる人が大田区にいるということは、とても大きなことだと思うのですけれども、今後の方向性というのは、どうなのでしょうか。  また、ドイツ語やフランス語ということに対しては、どうなのでしょうか。 ◎高野 国際都市・多文化共生推進課長 委員おっしゃったように、中国の方、韓国の方が多いということはもちろんこちらも重々承知をしておりまして、世界的には、英語が一番主流ですけれども、そちらはもちろん、やはりおっしゃるように中国語、韓国語、ほかのいろいろな言語も、そういったところでいろいろこちら、職員をはじめ、区民の方にもそういった習う機会というのをいろいろ与えて、周知をしていくのと、もちろん通訳の方についても、こちらもその辺をきちんと雇ってやっていきたいと思っております。 ○勝亦 委員長 では、続いて、産業経済部の質疑をお願いいたします。 ◆福井 委員 プレミアム付き商品券、資料22番について教えてもらいたいのですけれども、これは、いつごろを予定しているのかというのと、前回は、第1回目というのは、国からおりてきたので、10分の10、国が出していると思うのですけれども、今回は、大田区の負担分というのは、幾らぐらいを予定しているのか、教えてください。 ◎西野 産業振興課長 一般販売につきましては、10月10日、土曜日からの開始を予定しております。  それと、事前予約販売につきましては、10月1日から10月9日での交換を予定してございます。  次に、2番目のご質問の件でございますが、このプレミアム付き商品券につきましては、総額で3億7,474万2,000円ということで、国から2億5,274万2,000円でございます。都からの交付金が、1億2,200万円でございます。合わせて3億7,474万2,000円でございまして、区の負担はございません。 ◆福井 委員 前回、10万円が上限ということで、買えない人が出たため、今回は上限額を5万円に引き下げてということで努力されたのですけれども。事前予約販売については、購入時に引き換え用返信はがきと年齢確認証明資料を窓口に持参と書いてあるのですけれども、そうすると、予約をする段階では、その人が本当に対象者かどうかというのは確認しないということですか。 ◎西野 産業振興課長 予約の段階では、確認はできません。購入されるときに、はがきと証明するものを窓口にお持ちいただいて、販売をするということになります。 ◎鴨志田 産業経済部長 1点、補足させていただきます。当然、今回、事前予約販売の対象となる方が、どういった方なのだということについて、十分に周知を行いまして、そういった方にのみご応募いただけるように周知を徹底したいと考えております。 ◆福井 委員 もう1回、ちょっと聞き忘れていたら申しわけないのですが、その事前予約販売の方と普通の方というのは、一緒に買えるのですか。 ◎西野 産業振興課長 事前予約販売の方々につきましては、9月に決定をいたします。1万人未満であれば、全員購入できます。1万人を超えれば抽選という形になります。引き換えは、10月1日から10月9日まで。この期間で購入をしていただきます。10月10日から一般の方々の販売を始めます。 ◆福井 委員 利用店舗については、大型店舗のものを増やしますよということなのですけれども、具体的にどのあたりを考えているのか、ちょっと教えてください。  あと、商店街の負担に関しては、発生するのかしないのかというのを教えてもらいたいのです。この事業委託経費7,400万円ですよと書いてあるのですけれども、これが9,000万円になりますよということなのだけれども、これについて、各商店街で負担を求めるのか、いや、これについては全部国と東京都の予算の中でやるのかというのを教えてください。 ◎西野 産業振興課長 大型店舗につきましては、蒲田地区には最大限用意してございますので、大森地区、調布地区に増やしてまいりたいと、努力してまいりたいと思っております。  それから、経費について負担が増えるのは、事前予約販売ということで抽選、はがきの整理等がございますので、そういうもので増えるということでございます。先ほどの質問にお答えしましたように、決められた総額の経費の中で賄ってまいりますので、経済的な負担については、かからないようになってございます。 ◆北澤 委員 利用店舗のところで、大型店数店舗とタクシー会社グループ等に拡大予定というのは、タクシーも使えるということですか。それから、そのグループ等というのをちょっと詳しく教えてください。 ◎西野 産業振興課長 大型店舗につきましては、数店舗、さらに増やしたいと。それから、タクシー会社についても、今、交渉をしていきたいと、利用できるようにしていきたい。等につきましては、ホテル等も検討に入っているということで、等をつけてございます。 ◆玉川 委員 前回、やはり多くの方が買えなかったとすごく不満の声をいただく中で、上限額を前回の半分の5万円にしたということと、あと、事前予約販売をされたということで、こういう新たに改善されたということは、非常によいことだと思っております。  その中で、あえてまた要望ですが、やはり前回買えなかった、それで、事前予約販売にも、今回、対象にならないという方がまだいると思うのですが、あくまでも抽選というのがありますので、この3要件に該当する人以外にも、一般の方にも予約できるのですよみたいな枠をつくってみたらいいのではないか。その中の上限額とか多少考えるなりして、あくまでもこの3要件の方が優先ですよという感じで。もし、これは、満たない場合もあるかもしれないので、よその自治体でもやはり事前予約をしたけれども、満たなかったので、また、完売されましたなんてこともちょっと聞いているので、その辺はどうですか。これからまた新たなことをするのは大変なのかもしれないですが、その辺はどのようにお考えでしょうか。 ◎西野 産業振興課長 事前予約販売の方々につきましては、ご自身が並ぶことが難しいという方を基準に対象といたしました。  当然、1万人に達しない場合もございますし、全員が3万円まるまるご購入されるとも限りません。  それで、もし、そこで金額の余裕があれば、一般枠に回して使わせていただくという形にしたいと考えてございます。 ◆松原〔元〕 委員 今のプレミアム付き商品券についてちょっとお伺いしたいのですが、玉川委員がおっしゃっていたとおり、前回、すごく買えなかったという声がございまして、今回、1回で購入できる額を減らしたということでございますが、その重複をしないようにするそういった取り組みというのは、何かございますでしょうか。 ◎西野 産業振興課長 このプレミアム付き商品券の第2回の販売につきましては、いろいろと広報をしますけれども、重複はできませんということをきちんとうたってアナウンスしてまいりたいと思っております。 ◆北澤 委員 何かタクシーも使えるとなると、商店街の振興というのが初めの目的だったと思うのですが、違うのですか。  地域経済ですか。わかりました。消費拡大ですね。すみません。 ◆深川 委員 発売日なのだけれども、今、10月10日とおっしゃいましたか。 ◎西野 産業振興課長 10月10日、土曜日を考えてございます。 ◆深川 委員 逆に理事者の方で答えられる方がいたら、10月12日は何がありますか。  誰も答弁できる方はいない。では、いいや。  10月12日は本門寺のお会式なのですよ。まず、観光・国際都市部がいて、誰も答弁できないのはどういうこと。  そして、産業経済部はそこに発売日をぶつけてくる。悪いけれども、うちの池上なんかは売れないよ、こんなのは。こんなお会式の2日前に売り出しをします、売れるわけないではないか、うちらは、悪いけれども。何という日程の設定をしているの。  どうぞ、答弁を。 ◎鴨志田 産業経済部長 先ほど答弁いたしました、10月1日から9日までの事前予約販売の引き換え、それから、10月10日の一般販売ということにつきましては、現時点での案でございます。まだ確定したものではございませんので、必要があれば、この日程については、変更についても検討することもあり得るものと考えております。 ◆深川 委員 変更してくれなかったら、これは受けられません。申しわけないけれども。話にならない。やはり地元のそういう大きな行事、大きなイベントを考えて、このお会式に使ってもらうために、その前に準備してどうのこうのというのは、まだわかる。  だけど、この直前に売り出しなんかされて、地元の商店街が対応できるわけない。全く商店街のことを考えていない、地域のことを。何のためにこれをやっているのですか。地域振興ではない、消費喚起だよ。消費喚起だけれど、商店街がこれを受けるのだから、そこら辺の手間もちょっとあわせて考えてくれないと。何でこんな10月10日なんて、わけのわからない数字が出てくるのか、全く理解できない。 ○勝亦 委員長 これはあれですか、1回目のときもそうだったのだけれども、商店街とか、例えば、場所によっては、ちょっと日にちがずれていた部分があったと思うのですね。そういう意味では、今、鴨志田部長が言ったように、あと、いつからやるかというのは、各商店街とか、その店舗の判断になるのでしょうか。どうなのですか。 ◎鴨志田 産業経済部長 4月に行った反省点の一つに、平日に郵便局でまず売り出したというのが最初だったという点があったと考えております。  そういった意味で、販売の初日については、土日から始めたいということから、先ほどの案が出たわけでございますけれども、地域にさまざまな行事があろうかと思いますので、どんな日にちが、一番地域の皆様にとって、売る側にとっても、買う側にとっても、利便性が高いのか、その点を再調整したいと考えております。 ◆玉川 委員 最後に、前回の4月のときは、もう決まってから、販売までの期間はものすごく短い期間の中で、多少試行錯誤の中での実施だったと思うのですが、今回は時間的にゆとりがありますので、先ほど、副委員長からもありました日程のこととかももう一度やはりしっかりと考えて、前回の改善点、この時間がある中でしっかりと検討して、本当に多くの方がやはり喜ばれる商品券の販売に努めていただきたいと思います。要望させていただきます。 ◆押見 委員 もう1点、関連なのですけれども、事前予約販売で、高齢者、要介護者、障がい者等を対象にということになっているのですけれども、特に子育て世代がしっかり買えるような、これは、普通の商店街対策のプレミアム付き商品券のときもそうですけれども、やはり彼らが商店街で使っていただいたりとか、大田区で使っていただくということが、景気高揚とか、そういった部分を考えると非常に重要だと思いますので、私は、何でこの事前の予約販売でそういったような子育て世代を入れていただけなかったのかなと、非常に疑問に思うところもあるし、マクロ的に捉えれば、75歳以上の高齢者の方と子育て世帯を比べたら、高齢者のほうがお金を持っているというのは、もう事実ですから、やはりこういう高齢者を入れるのであれば、子育て世帯をしっかり入れていただいて、例えば、子どもの医療証でも見せれば、十分証明書になりますので、そういったところを、今回がもし無理であれば、次回、大田区のプレミアム付き商品券とかをやるときに、ぜひ導入していただけたらと要望させていただきます。 ◆福井 委員 資料24番についてちょっと教えてください。  優工場のマークでよく町工場のところに張ってあるのですけれども、今までやってきて、幾つまで認定をしているのかというのと、これをやったことによってどういう変化が生まれたのかというのを、わかる範囲で結構なので教えてください。 ◎杉山 工業振興担当課長 これまで延べですけれども、218社の認定をしてございます。現在のところでは、更新をされている方、されていない企業様もいらっしゃいますが、現在は53社で、延べこれまでの間で218社というところでございます。  委員ご指摘のとおり、名刺等に企業様のほうでも、印刷をしていただいたり、それから、工場の中でご掲示をしていただいたり、さまざまな形で大田区の工業、あるいは、自分たちの仕事場、工場のPRとしてお使いいただいているというところで、数字的な所は、申しわけございません、持ち合わせてございませんが、そういったアピール度という意味では、かなり大きなところはあるのかなと考えてございます。 ◆福井 委員 資料24番に「区民や製造業者をはじめ」と書いてあるのですが、区民のこの工場の認知度というのは、区報で伝えているということですか。あまり区民の方は、どうやって認知するのかなというのがわからないので、ちょっと教えてください。 ◎杉山 工業振興担当課長 区報等のほかに、さまざまなイベントですとか、あるいは工業展等ございますので、そういったところでもPRをさせていただいております。  先ほど、ちょっとご案内をさせていただきましたが、制度としては20年ほどの、非常に長く使わせていただいている制度でございますので、少しずつではございますが、浸透はしているのかなという認識でございます。 ◆福井 委員 資料29番のパブリックコメントについてなのですけれども、いろいろコメントをいただいて、その後ろについている文書、この「羽田空港跡地第1ゾーン整備方針」と書いてありますね。これは、案がとれているから、決定になったということでいいですか。 ◎堀江 産業交流担当課長 パブリックコメント等の意見等を踏まえて、この形にさせていただきたいという位置づけでございます。 ◆福井 委員 そうすると、平成27年で事業スキームを決めますよということでいいわけですよね。 ◎堀江 産業交流担当課長 事業スキームにつきましては、平成27年度から28年度にかけて、検討・決定をしていくというスキームでございます。 ◆福井 委員 この事業スキームによっては、多額に大田区がやはり費用負担をしなければいけないということも発生するということも考えられるので、これについては、しっかりと議論しなければいけないと思っているのですけれども、これは、従来方式、または、定期借地権について方式が変わるだけで、100億・200億円単位の区の負担というのが変わってくると思うので、これは、では、この2年の中で決定し、進めていくと。それを議会で諮って、決めるということで流れとしてよろしいですか。 ◎堀江 産業交流担当課長 現状のところ、そういう方向で検討を進めてまいりたいと考えております。 ◆藤原 委員 これは、区民からの意見公募を先ほどもやられてきていて、出されて、一つは産業問題と一つは歴史問題、土地利用とかいろいろなことがありますけれども、これは、産業経済部のほうで、この空港跡地の第1ゾーンについては、中心になって進めていくということなのですか。大田区全体の中で。 ◎堀江 産業交流担当課長 跡地の整備につきましては、空港まちづくり本部が中心ではございますけれども、産業経済部につきましても、産業交流施設等々ございますので、一体となって考えてまいりたいと考えております。 ◆藤原 委員 一体となって、では、進めていくと。では、中心は、その空港まちづくり本部で進めていくけれども、主に産業分野は産業経済部で進めていくということになるのですね。 ◎堀江 産業交流担当課長 一体となってやっていくといったところでございます。 ◆藤原 委員 それで、いろいろ産業分野もあるのですけれども、具体的には、例えば、歴史とかそういう分野においては、どこがやるのですか。 ◎堀江 産業交流担当課長 こちらにつきましても、空港まちづくり本部を中心となって検討をしてまいりますが、当然、関連部署等必要な場面で出てくることもあろうかと思います。そういった中では、区役所全体が一体となって検討してまいりたいということになろうかなと考えております。 ◆藤原 委員 今年、戦後70年という問題で、今日、国会では、どうなるかといろいろな問題があるけれども、同時に、羽田の人たちは、48時間強制退去の問題もあって、そういうことも含めた歴史的なそういうこれからの人たちに残していきたいという思いの人がかなりいるわけですよね。そういうものもあわせて、この産業経済交流のさまざまな施設の中に置き込むのか、それとも、別にするのか、そういうことを立案するのは、どこでやるのですか。 ◎堀江 産業交流担当課長 このあたりにつきましては、過去の経過、あるいは地元のご意向等も十分踏まえながら、空港まちづくり本部が中心となって検討してまいりたいというところでございます。 ◆藤原 委員 空港まちづくり本部というのは、都市整備に入るのですか。中心的に議論する場は。 ◎堀江 産業交流担当課長 7月以前の体制ですと、まちづくり推進部まちづくり管理課の中で空港まちづくり担当ということでございましたが、今回の組織改正を受けて、空港まちづくり本部という組織が設立をされてございます。 ◆藤原 委員 それは、どこの委員会でやりますか。 ◎堀江 産業交流担当課長 委員会ですか。 ◆藤原 委員 ええ。 ◎堀江 産業交流担当課長 羽田空港対策特別委員会のほうです。 ◆藤原 委員 それで、資料には、「羽田空港跡地第1ゾーンにおいて、大田区のみならず」とあるけれども、これは、土地は、大田区分の第1ゾーンについては、もう購入するのですか、大田区で土地を。それとも、この全体の53ヘクタールという問題があったり、第1、第2、第3があるけれども、こういう分野については、まだ、はっきり議会では、土地を購入するとかは、決まっていないと思ったのだけれども、もう決まったのですか。 ◎堀江 産業交流担当課長 第1ゾーンにつきましては、まだ、そのあたり購入する方向でというところではございますが、正式な形としては、まだ動いていない状態でございます。 ○勝亦 委員長 次、環境清掃部、お願いします。 ◆福井 委員 環境清掃部事業概要の中で、先ほど、井上課長から説明していただいた37ページ、事業の経費がちょっとずつ減っていますという分野ですが、これを見たら、人件費が減っていますよね。これは、働く人の人件費、あと、車の車両経費も若干減っているのだけれども、人自体が減っているのですか。 ◎井上 環境清掃管理課長 今のところ事務所のほうでは、定数を満たしていますので、トータルでは、退職補充という形にはなっておりますけれども、定数を満たしたままで事業を行っていると。  それから、車の車両経費につきましては、当然、ごみ量から推計しまして必要な車両が出ますので、ごみが年間減っているという傾向ですので、当然車両経費も減っているというところでございます。
    ◆福井 委員 ごみが減っていっても、例えば、1か所出ているのが、10キログラム出ているのが8キログラムになっている場合もあるし、回る箇所自体は、減らないですよね。 ◎井上 環境清掃管理課長 集積所、個々のごみ量というのは、それぞれ日によっても変動がございますし、季節によっても変動がございます。  しかしながら、区の総体量も減っていますし、区民お一人おひとりが出されているごみの量も減っているということで、総体のごみ量が減っている中での計算でございます。個々の集積所2万6,000か所の一個一個の中で車両を決めるわけではありませんので、基本的には、総体で割返して、車両の台数を決める。車両の台数に基づいて、人が決まってくるということでございます。 ◆福井 委員 一番懸念しているのが、人が減ったことによって、仕事量は変わらないけれども、人が減るということは、一人ひとりの労働時間が増えるのではないかという懸念がちょっと出ているのですけれども、そこは、一人ひとりの仕事量は増えないということでよろしいですか。 ◎井上 環境清掃管理課長 当然業務量というのは定められていますので、その業務量を超えることはございません。 ◆福井 委員 環境で一番取り組んでもらいたいことの一つとして、呑川のユスリカなのですね。清掃回数を増やすと書いてあるのですけれども、そのほかにユスリカについて、こういったことを今度やっていきますよということが今年度の計画の中であれば、教えていただきたいのですけれども。 ◎井上 環境清掃管理課長 呑川の調査については、環境清掃部のほうで行いますけれども、実際の清掃等々につきましては、都市基盤整備部になりますので、ここでの答弁は、避けさせていただきます。 ◆福井 委員 もう一つ、事業概要9ページ。分別をこれからしっかりやる、さらに可燃ごみの分別ですよね、これ、やっていくのと。あと、資源の持ち去りについてなのですけれど、連携してやっていきますよということなのですが、実際に大田区の職員、また委託されている職員が発見した場合、対処というのは、これはやってはいけませんよという警告書を渡す範囲でとどまっているのか、それともちょっとこちらに来なさいみたいなことでやっているのか。対策を、実際に効果があるものとして考えたときに、やはり警察がからまないと対応はできないということなのですかね。 ◎井上 環境清掃管理課長 持ち去りパトロールにつきましては、事業概要49ページをお開きいただければと思います。  大田区におきましては、平成15年に、資源については大田区に所有権は帰属しますよということです。この間も、警察とともに摘発を行い、また現在も当然その場での注意は、警告書を渡す、それでもだめな場合は一応告発という形を取っていますので、決して「だめですよ」だけではなくて、一定の手続を踏まえた上で告発まで行えるとなっています。 ◆福井 委員 もう1点、事業概要82ページの環境美化啓発についてなのですけれど。このたばこについて、今の喫煙のできるところを決めて、JR蒲田・大森駅を決めていますけれど、ほかの私鉄の駅については、これをさらに拡大してやっていく方向があるのか、それともとりあえずはJR蒲田・大森駅で様子を見ましょうというのか。この喫煙コーナーを設けて、ほかは禁煙ですよといった広がりを大田区として持っているのかというのをちょっと教えてください。 ◎近藤 環境・地球温暖化対策課長 各私鉄駅、スペース等の関係もございまして、現状では増やしていくことは考えておりません。 ◆藤原 委員 これから1年間、この概要に基づいて我々も勉強していきたいと思って。かなり、本当に頑張ってくれているなというのは、予算面とかいろいろ見てわかるのですけれども。  一つは、部局重要事務事業のところで、9ページでこの三つのごみの問題で書かれていて。ちょっと聞きたいのですけれども、この環境学習や地域への出前講座というのは、どういう方が環境清掃部に申込むと出前講座をしてもらえるのか、ちょっと教えてください。 ◎井上 環境清掃管理課長 まず環境学習につきましては、小学校4年生を対象として学校、清掃事務所のほうでそれぞれ申込み、受付をしてございます。  出前講座につきましては、町会・自治会、またその他の団体の方でも結構なのですけれども、清掃事務所の所長が自ら出向きまして、実際に集まった方に対して、昨年度は小型家電について中心的にお話をさせていただきました。さまざまな地域の課題、あるいは現在の清掃行政の動きとか、そういったお聞きになりたいもののリクエストを受けながら、地域に出向いて清掃事務所が中心になってやっているものでございます。 ◆藤原 委員 わかりました。どんどんやってもらいたいと思います。  では申込みはそこにすると。  それから、最後のほうになりますけれども、騒音問題で、概要に書いてある自動車、空港、鉄道、こういうのがあります。具体的に私なども言われているのだけれども、これは朝早くとか、夜遅くというときにうるさいという声がある場合には、うるさいと感じた方が自らの努力でもって機械を借りて騒音を測定するのか。それとも、行政のほうで来ていただいて、朝5時半ごろうるさいからといった場合に来てくれるのか、それはどうなのでしょうかね。 ◎近藤 環境・地球温暖化対策課長 まず、騒音・振動等につきましては、環境・地球温暖化対策課のほうで測定器を持っておりますので、区民の方に貸し出しを行っております。  また航空機につきましては、24時間の測定を行っているところでございます。 ◆藤原 委員 だから、空港の騒音などは委員会でも出ますけれども。特に今、京浜急行の連続立体高架事業が行われて終わって、潜るのと上がるのと中間が一番うるさいと言われて、区間ですよ。高齢者の方だから、機械を持って来られて、自分で朝早く起きて測定するというのはなかなか困難だと思うのだけれど、そういうときには、行政のほうとか、行政が委託しているところとか、来て実際に測ってもらえるのかというのはどうなのですか。 ◎近藤 環境・地球温暖化対策課長 機器の操作自体はそんなに難しいものではないので、職員が丁寧に説明ということなのですけれども。なかなか時間外というところになりますと、騒音自体の音が、この環境基準に比べてどうなのかというところもございますので、なかなか時間外の対応は今のところ難しい状況でございます。 ◆藤原 委員 それは、後で細かいことはその本人も含めてやりましょう。  次に、概要の99ページに、工場等の苦情とか、これは昔からずっと我々も言われたのだけれど。どんどん減ってきているということは、これは工場の数が減ってきているから苦情が減っているのか、それともきちんとした騒音が出ないような建物にどんどん建て替えられているから周りから出ないのか、それはどうなのでしょうか。 ◎近藤 環境・地球温暖化対策課長 結論から言いますと、両方の要素があると思います。工場自体も減っておりますけれども、機器自体の性能が向上しておりますので、工場の騒音に対する苦情自体は減っております。 ◆藤原 委員 この数字があるように、平成24年度279件、26年度190件などとずっと減ってきていますよね。だから、私はこれをただ減っているからうれしいなだけでなくて、これは工場が減っているという問題もやはり、産業経済部なども含めて考えていかないと。では工場がどんどん減れば騒音がなくなるからいいではないかという形になるのかなと思っているのですけれど。この辺は、産業経済部はどのように考えていますかね。 ◎鴨志田 産業経済部長 区としましては、防臭、防音、防振に対しまして、企業立地継続助成の補助制度を現在採っております。そういったものをご活用いただきながら、特に住工混在地区にございます工場を中心に、そういった補助制度をご活用いただく中で操業の維持というものを図ってまいりたいと考えております。 ◆藤原 委員 最後に、103ページの放射線に関する取組みで、3か所やっていましたよね、東糀谷の防災公園とか。今は結局、もうそれは放射能の汚染はどんどん減ってきているから、もう蒲田だけで結構だとなったのか、それとも、まだ心配だから時々はやっていますよということなのか、ちょっと教えてください ◎近藤 環境・地球温暖化対策課長 いずれも数値が基準値より下回っておりますので、1か所やっております。 ◆藤原 委員 1か所やっているのは書いてあるのでわかっているよ、本蒲田公園ね。ただ、時々区のほうでやはり心配して、では雪谷のほうとか、大森のほうとか、そういうことも含めて調査するということも必要ではないかと私は思っているのです。だから、この蒲田でやっていることは、これはこれとしてよろしいけれども、時々はやはり出向いて行って、どうかなとしないと、もう肯定しているからそれでよろしいとなっては困ると思っているので、どうなのでしょうか。 ◎近藤 環境・地球温暖化対策課長 東京工業大学にもご協力いただいておりまして、直接対応しているのは本蒲田公園でございますけれども、東京工業大学のほうからも数値はもらっております。 ◆藤原 委員 東京工業大学、103ページの1番に書いてありますけれども、そこから各地域のが集まるのですか。では羽田何丁目何番地については幾らだと、そういう数値が。萩中公園はこうだということなのですか。 ◎近藤 環境・地球温暖化対策課長 東京工業大学の中の数値でございます。現状、数値がもう既に基準を下回っておりますので、必要ないと判断して1か所でやっているところでございます。 ◆藤原 委員 決してそうではないところはあらわれるのですよ、時々。だから私は、別に決めつけなくてもいいのですけれども、例えば3か月に1回は、今回は矢口のほうを調べてみようかと、次はまた3か月に1回、今度は大森のほうに行ってみようかということを、蒲田は蒲田としてこれでしておいて、そういう必要があるのではないかと思って言っているのですが、そのことについては、そういうことはやらないということなのですね。 ◎近藤 環境・地球温暖化対策課長 現状、基準値を下回っておりますので考えておりません。 ◆玉川 委員 事業概要80ページの、先ほどお伺いしましたハクビシンの被害対策ということで、相談件数合計127に対して、わなの設置件数は50にも満たない感じですが。これは、相談の中でそこまでする必要はないという判断だったり、この数がこれぐらいの割合というのはどのような状況からなのでしょうか。 ◎近藤 環境・地球温暖化対策課長 わなの設置でございますけれども、それぞれご相談があった中で、ご自宅のベランダ等に置いていただくという話が整ったものについて対応しておりますので、相談者の中にはなかなかわなの設置まで行かなかったケースもあるということでございます。 ◆玉川 委員 その上で、またわなの設置の捕獲率というか、3割ぐらいなのかなということで。これは年度での合計なので、設置した時期とかの違いもあるのかなと思うのですが。この中でアライグマはゼロということで、そもそもやはりアライグマ自身はないということですか。相談者はハクビシンかアライグマかわからないのかもしれないのですけれども。これは結果的にこうだったかもしれないのですが、この捕獲率的にはどのようなものなのですかね。 ◎近藤 環境・地球温暖化対策課長 なかなか頭がいいということで、わなをしてもなかなか捕まえられないということを聞いております。あと、アライグマにつきましては目撃情報が出ております。  あと、先ほどの相談件数のところで補足なのですけれども、相談件数の中には、見かけたという目撃情報も入っております。 ◆玉川 委員 あと、ハクビシンの発生しやすい時期というか、季節というのはあるのでしょう。そうすれば、そのキャンペーンというか、カラスなどは春を過ぎるとカラスの時期ですと区報などでも、こういうことに注意しましょうと出るのですけれども。もしそういうのがあるのであれば、わなの設置もできるのですよと、改めて情報を発信していただけたらと思うのですが、その辺はどうでしょうか。 ◎近藤 環境・地球温暖化対策課長 ハクビシンにつきましては、どうも時期というのはこちらのほうでは把握しておりません。 ◆北澤 委員 緑化の推進・自然環境の保護のところ、74ページなのですけれども。  やはり緑の保護はとてもこれから大事になると思うのですけれども、屋敷林を保護していくことは難しいところで、結構広いお庭があって、でも固定資産税のことがあるからどうしようかと思っていらっしゃる方も多いと思うのです。公開をすることによって固定資産税が免除されるということが、東京都のやっていることだと思うのですけれども、そういう事業を利用して区民に開放しているおうちの方がいらっしゃるのですよね。馬込だったか、中央だったか、ちょっと忘れたのですけれど、とてもいい制度だなと思ったのですね。そういうことをもっと周知して、東京都の事業であったとしても、大田区の緑が残ることにつながるので、周知をしてこのようなことができるのですよ、屋敷林を少しでも維持しましょうということを宣伝していただきたいなと思うのですけれど、いかがでしょうか。 ◎近藤 環境・地球温暖化対策課長 ただいまの委員の意見につきましては、今後参考にさせていただきたいと思っております。 ◎佐藤 環境清掃部長 環境・地球温暖化対策課のほうで緑化の推進等にかかわっているものは、比較的個人が所有する緑の保全という立場で行っております。  先ほどおっしゃられたような屋敷林の保護等につきましては、私どもも全くかかわらないわけではありませんけれども、基本的にはまちづくりの観点からまちづくり推進部のほうで広く取り組んでいるというところでございます。 ◆北澤 委員 そうだとは思うのですけれども、大田区全体の緑を豊かに残していくという観点で、双方から宣伝をしていただけるとありがたいかなと思います。  これもまちづくりのほうだからということだとは思うのですけれども、実は私は池上に住んでおりまして、近くの池上梅園の生け垣が随分荒れているのですね。道路に面したところの生け垣がすかすかになっているのですよ、植わっていないというのですかね、枯れてしまって。だから、まちづくりの管轄だとは思うのですけれども、見かけたときにこの緑はどうなっているのだろう、例えば道路の脇にあるツツジなども随分荒れているところときれいになっているところ、随分整備のされ方が地域によって違うところもあると思うのです。大田区全体の緑を見渡して、監視というのも変ですけれども、そういうことは環境・地球温暖化対策課のほうではなさらないのでしょうか。 ◎近藤 環境・地球温暖化対策課長 それぞれの整備につきましては、それぞれ管理している所管の部局の対応でやっていただくということを基本としております。 ◎佐藤 環境清掃部長 最近の動きというのが一つありましたので、情報提供という形でお伝えさせていただければと思うのですが。池上の生け垣ですね。地域の皆さんで守っていこうという動きもありまして、その中で一定の生け垣について、私どものほうに助成の申請があったというのが1件ございました。所有者とその申請者は異なるという形でした。なかなかそういう形態がないものですから、私どものほうでも確認させていただきまして、その所有者ではないのだけれども通りの皆さんで協力して、生け垣について整備していこうということでの助成が、つい最近申請されたという状況があります。そのような動きも最近はあるのかなというところで、私どもも確認をしているところです。 ◆玉川 委員 緑のことなのですけれども、小中学校の学校内にかなり、学校にもよるのですけれども、樹木があるところがあって、この間、ちょっと馬込中学校を見に行ったときに、こんなに木があるのだという感じでちょっとびっくりしたのですが、やはりその枯れ葉の対応を用務員のおじさんが一生懸命やっているという話があったのですけれども、この辺の管理というか考え方というのは、それも先ほどのお話のように学校の中で全部やってもらうというそういう考え方でよろしいのでしょうか。 ◎近藤 環境・地球温暖化対策課長 委員のおっしゃっているとおりでございます。 ◆福井 委員 先ほどの喫煙の件について、近藤課長からは禁煙のところは場所の問題もあるから増やすことができないよということなのですけれど、そうであるならば、この喫煙マナー啓発指導員を主要駅だけではなくて、私鉄にもさらに増やして指導していただきたいと思っているのです。私が地元の石川台駅、朝宣伝すると、小学生が近くに学校があるので通学するのですけれど、駅前でたばこを吸っている人が1か所しか灰皿がないので、そこに2、3人集まったらもう吸えないから離れて吸うわけですよ。そうすると、この煙が通学路の前にどんどん通っていくので、こういったことをやはり見るのであれば、ぜひ大田区として増やすことができないのであれば指導員をさらに拡充して、私鉄主要駅、私は石川台駅は主要駅だと思っていますけれど、主要駅だけではなくて私鉄のほうにも増やしていただいて、啓発マナーの業務自体を各地域に広げていただきたいと思っているのですけれど、ぜひ検討していただきたいのですけれど、どうでしょうか。 ◎近藤 環境・地球温暖化対策課長 喫煙についてはいろいろと区民の方からもご意見をいただいておりまして、今年度は啓発指導員、巡回する回数等を現実増やしております。また、それぞれの路面シートの貼付とか、ステッカー張りなどの周知になるのですけれども、いろいろお話いただいている現場につきましては、こちらのほうで毎月計画を立てるのですけれども、その際にその場所に集中的に行ってもらうこともやっております。 ◎井上 環境清掃管理課長 今、委員からありましたようにたばこのポイ捨て、あるいは路上喫煙、そのほかのごみの排出も含めてそうなのですけれども、区ではルールもきちっと定めています。なおかつ、排出等のPRもしっかりやらせていただいています。ただ、やはりこういったものというのはマナーとモラル、区民お一人おひとりのお気持ちが非常に大事なところですので、区ががんじがらめにルールをつくったり監視員を増やすということだけではなくて、我々はPRもしっかりさせていただいて、内発的にたばこのポイ捨て、通学路に煙が行くというのは、これは大人として子どもに対する責任のなさと、その辺のところも含めてご理解いただけるようにPRを続けているところでございます。  ルールはしっかりつくってまいりますけれども、区民の皆様にご理解とご協力をいただけるように、今、事業を進めているところでございます。 ◆福井 委員 今まで大田区は努力をされて、マナーの啓発もやってきたと。その中で、実際にこういったことがあるわけですよね。だから、今まで以上にやっていただかないと、このことというのはなかなか減らないのではないかなと思うのです。それに向けてさらに力を入れていただきたいということなのですけれど、どうでしょうか。 ◎井上 環境清掃管理課長 今、排出、ポイ捨ても含めてのお話と伺いました。我々としてはこれまで以上に進めていく、今までもやってきましたし、やはり区民の皆様お一人おひとりにしっかりご理解とご協力いただくことが大事だと思っています。  また、大田区は今、転入の方が非常に増えていて、人数は一緒ですけれども、中におられる方がかわっているということですので、引き続き今までの事業をしっかり展開して、喫煙、あるいはこういったごみのモラルのマナーの徹底等を区民の皆様にお願いとご協力をしていきたいと考えてございます。 ◆北澤 委員 JFE扇島火力発電所更新計画のところで、4番の方法書の内容及び区長意見のところを見ますと、「環境に影響を及ぼすおそれがあると想定される対象事業実施区域を中心とした半径約20キロメートルの範囲には、大田区全域が含まれるため、事業の実施による大田区の大気環境への影響は広範囲にわたることが懸念される」と書いてあるので、例えば、直下型地震が起きて、ここが何か破壊をされることがあって、大田区全域に環境影響があるということが想定されたときに、ではどうすればいいのか、区民はどうすればいいのかという、そういうところまで考えることはされているのでしょうか。  例えば、風向きがこういう風向きのときにはこちらに逃げればいいとか、例えば高性能のマスクをあらかじめ配っておかなければならないとか、このことに対する対策ということはどのように大田区は考えているのでしょうか。 ◎近藤 環境・地球温暖化対策課長 環境アセスメントの区長意見というのは、選ばれた環境影響評価項目に対して、事業者に対して区からの意見を述べることでございまして、今、委員ご指摘のお話の内容は、危機管理等の分野に入りますので、この環境アセスメントにおいて触れていく部分ではないところでございます。 ◆北澤 委員 そうすると、これはそういうものだとして、では危機管理というのは防災課のほうが担当するという意味でいいのでしょうか。 ◎近藤 環境・地球温暖化対策課長 この部分については、そうだと思います。 ◆北澤 委員 それならば、このことを防災課のほうに伝えるという、防災課が知るということはちゃんとできるような仕組みになっているのでしょうか。 ◎近藤 環境・地球温暖化対策課長 必要な情報については、関係部局に提供していきます。 ◆北澤 委員 よろしくお願いします。 ◎佐藤 環境清掃部長 先ほど、しばらく前のご質問だったかと思うのですが、学校の樹木について、玉川委員のほうからお話があったかと思います。  学校の樹木の管理につきましては、そこの管理者である学校の責任において処理していくということになります。その上で、事業系の廃棄物ということになりますので、施設管理者である学校が、学校の責任において費用を負担して処理をするというものになってまいりますので、ちょっと遅くなってしまいましたが、お伝えさせていただきます。 ◆深川 委員 打ち水なのですけれど、昨日もめったにテレビを見ないのですが、ちょっと早目に帰ったのでテレビを見たら、サーモグラフィか何かで、ヘリコプターか何かで見ると、やはり東京がとても、アスファルトのところがとても温度が上がっていますよという話があって。打ち水の効用については、前からいろいろと議会でも質問をさせていただいて、特に障がい者の施設の方々にもご協力をいただいて、今、施設の周りを皆さんに作業の一環としてやっていただいているのですけれど。せっかくこの環境と地域力が一緒の委員会なので、ぜひ、地域力、地域力というのだけれど何をしたらいいかわからないと、これも議会で前に質問をしたのですけれど。こういうものを一つの位置づけとして、ご自宅の前、ちょこっと朝方でも水をまいていただいて、もしくは昼間でもいいのですけれど、水をまいていただいてということが地球温暖化対策としてもなるし、それから地域が少しでも、気持ちかもしれないけれども、幾分でも涼しくなるとやはりいいよねという部分があるので。ぜひそういった部分のご案内も、環境でやっている取り組みの宣伝をするというのも、地域力としてやっていただきたいと思うのですがいかがでしょうか。 ◎柏原 地域力推進課長 深川委員がおっしゃったとおり、こういった日々の生活にかかわって今のような打ち水とか、先人からの知恵ですよね、昔は夕方になったらそうやって皆で水をやったりだとか、朝方やったりとかあったと思います。なかなかそういうところが地域のつながりの中や、そういった転居される方等でいろいろあるかと思いますので、今言ったような協力できるところ、そこのところを、地域力推進会議であるとか、地区委員会であるとか、自治会連合会の集まりのときにそういった情報提供をしっかりとやって、日々できるところから何が協力できるのか、そういったところのいろいろな、今のような環境に対するそういった情報提供もしっかりとやらせていただいて、一つひとつ進めていきたいと考えております。 ◆深川 委員 環境のほうにもぜひ、今、たまたま地域力の話をしましたけれど、子どもが水鉄砲で遊んでいても打ち水のかわりだと思っているので。そういういろいろなところに発想を広げていって、水遊びをするとかね。大雪が降ったら雪かきをすると、これはお互いさま、近所で助け合うのが一番だと思っているので、やはりそういうことをやると行政の仕事が減るのですよ、無駄な仕事がね。自分たちでできること、ちょっとずつなのだけれども、やはりそれによって大きく環境負荷が変わってくると、やはりエアコンの部分で省エネにつながっていくし、という部分が全部つながっていくと思うので。ぜひ環境のほうからも、学校とかそういった関係しそうなところに積極的に声をかけていただいて、この取り組みを1日の大会のイベントという位置づけではなくて、日ごろ取り組みを続けていく一つのものという位置づけにしていただきたいということだけ要望しておきたいと思います。 ◆北澤 委員 池上本門寺の公園の中にある弁天池の水がとても汚い、濁っている、釣りをする方が多いのでということで、区民の方が多くの署名を集めて意見を出されたということがあるのですけれども。何か、弁天池の清掃とか浄化に関して対策は考えていらっしゃいますでしょうか。 ○勝亦 委員長 それは公園だから所管が違う。 ◆深川 委員 都市基盤整備部。 ◆北澤 委員 都市基盤整備部ですか。すみません。 ○勝亦 委員長 それではよろしいですね。  以上で、本日の質疑を終結し、調査事件を一括して継続といたします。  最後に、次回の委員会は8月14日、金曜日、午前10時からの開会としたいと思いますが、よろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○勝亦 委員長 以上で、地域・産業委員会を閉会いたします。                午後 0時06分閉会...