• 概算数量(/)
ツイート シェア
  1. 大田区議会 2009-09-24
    平成21年 9月  都市・環境委員会−09月24日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    平成21年 9月  都市・環境委員会−09月24日-01号平成21年 9月  都市・環境委員会 平成21年9月24日               午前10時00分開会 ○飯田 委員長 ただいまから、都市・環境委員会を開会いたします。  本日は、まず先日に質疑を行いました付託議案について、討論・採決を行います。その後、補正予算の説明、各部から所管事務報告行政評価報告書包括外部監査と進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。  これより、付託議案の審査を行います。  第94号議案 大田区立児童遊園条例の一部を改正する条例、第99号議案 特別区道路線の廃止について、第100号議案 特別区道路線の認定について、報告第18号 区の義務に属する損害賠償額決定に係る専決処分の承認について、以上4件を議題といたします。  先日の委員会において質疑を行いましたが、委員の皆様、引き続き質疑がありましたらお願いいたします。よろしいですか。  なければ、以上で質疑を終了いたします。  それでは、これより討論を行います。4件の議案について、一括して討論を行います。討論は、大会派順にお願いいたします。なお、会派名は略称とさせていただきます。  それでは、公明からお願いいたします。 ◆丸山 委員 第94号議案 大田区立児童遊園条例の一部を改正する条例に、大田区議会公明党は賛成をいたします。  都市計画道路大田区街路1号線の工事に伴い廃止ということですが、長年親しまれていた公園がなくなることによっての寂しさは否めないと思います。しかしながら、遊歩道をつくるということでありますので、少しでも区民の憩えるようなものをつくっていただきたいと要望いたします。合わせて、近隣に児童公園を確保していただく努力を引き続きお願いいたします。  次に、第99号議案 特別区道路線の廃止について、及び第100号議案 特別区道路線の認定について。この二つの議案は、特別区道の一部を臨海道路とするための必要手続でありますので、賛成をいたします。  次に、報告第18号 区の義務に属する損害賠償決定に係る専決処分の承認については、承認いたします。 ○飯田 委員長 大田自民、お願いいたします。 ◆安藤 委員 94号議案についてから報告18号、すべての3議案と報告については賛成をいたします。  いわゆる北千束ひつじ児童公園廃止について、我が派の同僚議員からの要望として、同じような規模でどこかできるような方向で検討していただきたい旨の要望がありましたことをお伝えいたします。  99、100号議案については、廃止と再認定についてでございますので、賛成といたします。
     報告18号については、区の義務に属するということで、専決処分についての承認については承認いたします。 ○飯田 委員長 自民、お願いいたします。 ◆伊藤 委員 94号については、賛成いたします。地元の意見を聞いて、みんなに喜ばれるものをつくってもらいたいと思います。  99号、100号については、単に手続の問題と割り切らないで、やはり大田区の責任を果たしていただいて、あの地域の区道だけでもしっかりと、区民のための道路だという認識で整備をしていただきたいと思います。  それと、報告第18号については、専決処分の承認というのはよく意味がわからないのですけれども。これは、承認せざるを得ないのかなという思いがあります。あえて反対はしません。 ○飯田 委員長 共産、お願いします。 ◆清水 委員 日本共産党大田区議団は、議案94号には賛成をいたします。それに伴いまして、若干の要望を述べさせていただきます。  公園・児童遊園の区民の1人当たりの面積は不足しているというのが区の見解ですし、またこの北千束ひつじ児童遊園は、視察をいたしましたら、大変見通しもよくて、子どもにとっては遊びやすい遊園だったのではないかなと思います。地元から親しまれたと聞いております。代替地をしっかり確保していただくように求めます。それと、車道と歩道をしっかり広げていただいて、安心なまちづくりを進めていただきますよう要望いたします。  それから、99号と100号について、特別区道路線の廃止と認定についてですが。日本共産党大田区議団は、賛成をいたします。しかし、やはり意見を述べさせていただきます。  交通ネットワークを強めるためと、幹線道路として利用するという意味合いがあるようですけれども、大田区内、殊に環7道路とつながりまして、区内のほうに大量の車が入ってくると、そういう今事情になってきております。大森東一丁目交差点の大渋滞、大気汚染も大きな問題になっております。区内への交通の規制など、そういう声も出ておりますので、区内に入る交通量について、ぜひしっかりと区のほうはやっていただきたいと思います。  それから、報告第18号の、区の義務に属する損害賠償額決定に係る専決処分の承認については、承認をいたします。事故が起きないように、日ごろの努力を最大限していただきますよう、要望いたします。 ○飯田 委員長 次に民主、お願いします。 ◆森 委員 大田区議会民主党といたしましては、すべての議案に賛成をいたし、報告事項についても承認をいたします。  94号議案については、現地も見させていただきまして、道路法上では道路ということですが、地域の憩いの場となるように、ベンチと緑をできるだけ置き込んでいただくことを要望させていただきます。  また加えて、自転車道についても、今後はできるだけ整備を進めていってほしいという中で、今回2車線の道路のほうと1車線の部分がありましたが、自転車道についてもご考慮いただきたいと要望させていただきます。  また、区道については、街路樹など、やはりすべての大田区の今、緑の計画が改定をされる中でも、緑をできるだけ置きこむようなまちづくりについて要望させていただきます。  専決処分は、たびたびこういったことがありますが、さらに安全の、現場の教育などを徹底していただきたいと要望させていただきます。 ○飯田 委員長 区民の会、お願いします。 ◆西村 委員 区議会大田区民の会としましては、94号、及び99号、100号の議案につきまして、賛成いたします。また、報告第18号につきまして、承認をしたいと思います。  皆さんの意見と大体同じなのですが。特に94号については、一方通行等の、今現在での規制もちょっと頭に入れながら、この環7と中原街道の間の抜け道にならないような道路整備をしていただきたいと思っております。  それと、皆さんと同じなのですが、代替遊園地、公園ですね。小学生あたりがちょっと、鬼ごっこをしたり、キャッチボールをしたり、ボールを蹴ったりする場所がやはり足りていないというのが現場といいますか、この近くでもそうですので、よろしくお願いいたします。 ○飯田 委員長 ネット、お願いします。 ◆奈須 委員 大田・生活者ネットワークは、第94号議案、第99号議案、第100号議案に賛成いたします。合わせて、報告第18号についても承認をさせていただきます。  一言、意見を申し述べさせていただきます。  第94号議案につきましては、遊歩道としての整備にあたっては、できる限り高齢者から小さな子どもまで、すべての歩行者が快適に歩行したり、休んだりできる空間として、整備されることを要望いたします。  また、区は、場所を確保できれば、新たな子ども遊び場の整備も行っていく考えがあるということでしたが、単なる場所の確保にとどまらない、子どもが声を出して元気に遊べる公園を念頭に整備されることを望みます。同時に、現在、近隣にある公園の中には、ごみの集積所となっているため清潔でないところもあります。児童遊園廃止までに、周辺の公園などを今一度点検し、快適に過ごせる空間として再点検することもあわせて要望いたします。  承認事項につきましては、職員の処分にかかわる重大事故については、速やかな報告を要望いたします。合わせて、こうした職員の処分に関する公表の基準を定めていただくことも要望させていただきます。 ○飯田 委員長 以上で、討論を終了いたします。  これより、付託議案の採決を行います。  第94号議案 大田区立児童遊園条例の一部を改正する条例、第99号議案 特別区道路線の廃止について、第100号議案 特別区道路線の認定について、報告第18号 区の義務に属する損害賠償額決定に係る専決処分の承認についての4件を一括して採決いたします。  本案をいずれも原案どおり、決定、承認することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○飯田 委員長 ご異議なしと認めます。よって本案は、全員異議なく原案どおり決定いたしました。  以上をもちまして、付託議案の審査は終了いたしました。  なお、付託議案委員長報告につきましては、正副委員長及び理事にご一任いただくことにご異議ありませんでしょうか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○飯田 委員長 ご異議なしと認め、そのようにさせていただきます。  次に、調査事件を一括して上程いたします。  本日は、補正予算の説明、所管事務報告行政評価報告書包括外部監査について行います。  それではまず、補正予算の説明から、理事者の報告をお願いいたします。 ◎川野 まちづくり推進部参事まちづくり課長〕 それでは、一般会計補正予算第2次につきまして、まちづくり推進部関係の予算につきましてご案内をさせていただきます。  恐縮でございますが、事項別明細書のほうでご案内をさせていただきますので、ご用意をお願いいたします。  まず、歳入でございます。8ページをお開きください。一番上にございます。第15款財産収入財産運用収入の第1目財産買付収入でございますが、1,250万円の補正でございます。こちらにつきましては、大森北一丁目開発の地代の確定によりまして、今年度分について計上させていただいたものでございます。  続きまして、歳出についてご案内をさせていただきます。34ページ、都市整備費をお開きください。  都市整備費の第2目でございますが、900万円の補正でございます。こちらにつきましては、後ほど黒澤課長から、所管事務報告資料番号15のほうで詳細のご案内をさせていただきますが、がけ等の整備事業といたしまして、がけ・擁壁改修資金助成を新たに設けまして、それに取り組むための予算として900万円の計上でございます。  続きまして、36ページをお開きください。第2項建築費、第3目の建築行政費で、2,340万円の補正をさせていただいております。こちらにつきましては、耐震診断耐震改修で、高齢者、障害者等への特別加算。また、助成工事基準緩和によります助成見込みの伸びに対応した予算を計上させていただきました。  続きまして、1枚おめくりをいただきまして、第3項住宅費、第1目住宅管理費で、250万1,000円の補正をさせていただいております。こちらにつきましては、プラムハイツ北糀谷の修繕で、緊急修繕工事といたしまして、自動ドアの改修、消防設備等の改修、電波障害等改修費用として計上させていただきました。  続きまして、42ページ、第8款都市環境費環境保全費の第3目緑化推進費で補正をさせていただいております。こちらにつきましては、199万円の減でございます。緑の基本計画の策定にかかわる経費等でございますが、報償費、報酬費につきましては、計画策定委員会の設置要綱の変更に伴いまして、予算の組みかえをさせていただいています、額は変わりございません。それから、旅費を1万円計上させていただいておりますが、こちらにつきましては、委員のうち、区外から参加いただく方がいらっしゃいますので、その費用弁償として計上させていただきました。  それから、委託料でマイナス200万円でございます。こちらにつきましては、56、57ページの債務負担と関連しますので、あわせてご案内をさせていただきます。この委託料につきましては、2年間で緑の基本計画を策定する関係から、総額で約1,200万円余で予定してございますが、総額は変わりませんが、年度ごとに委託契約を切らないで、継続的に業務を推進するために、債務負担とさせていただきました。その関係で、200万円の減ということで、総額は変更ございません。 ◎黒澤 都市開発課長 ただいま補正予算の説明で言及のありましたがけ等整備に関する新たな支援制度について、所管事務報告として説明をさせていただきます。まちづくり推進部資料番号15番をごらんいただきたいと思います。  大田区内は、かなりがけを有しておりまして、昭和40年代に一斉調査した際には、5,000弱箇所の、2メートル以上のがけ・擁壁がございました。当時の調査対象のうち、危険度の高いものにつきまして、平成14年度まで経年調査していた中で、まだ未改修のものが80件余りございます。また、ご案内のとおり、地域防災計画の中には、5メートル以上の高いがけが70件報告されてございます。  こういった中で、近年、毎年のようにがけの崩壊の事案、また所有者からの相談が寄せられてございます。区の支援制度といたしましては、平成14年度をもちまして、旧融資あっせんの制度を廃止いたしましたが、この間の気象状況や実態を受けまして、やはり急ぎ支援の制度が必要であるという判断で、このたび10月1日より施行の要綱を制定いたしました。  支援の制度といたしましては、他区におきましても、やはりこの低金利の中で融資あっせんについてはほとんど実績がないという実態が続いている中で、他の区に、横浜、川崎、板橋と、ここ近年の間に直接助成の制度を創設しております。やはり、誘因効果の高い制度ということで、融資あっせんではなくて、助成金による支援制度といたしております。  改めて目的ですが、台風や集中豪雨、地震等により災害が発生する恐れのあるがけ等の整備工事に必要な資金の一部を助成することにより、区民の生命、財産を保護し、災害に強いまちづくりの推進を図ることを目的としてございます。  支援制度の骨子ですが、まず対象となる、申請できる方は、がけの所有者である個人の方、住民税を滞納していない方でございます。ただ、これ以外でも、法人等で小規模事業者で、ご本人の住宅を併設している場合などについては、助成の対象とする場合もございます。助成対象となるがけは、工作物確認が必要となる2メートル以上の高さを持ち、整備が必要だと認められる危険ながけということがまず大前提になります。その上で、1番建築基準法上の道路に面するがけ。これは、公道、私道を含めて、基準法の道路に面しているということでございます。また、基準法の道路に面していなくても、2番といたしまして、崩壊により住居に被害が及ぶ恐れのあるがけでございます。  裏面をちょっとごらんいただきたいと思います。まず危険ながけの例といたしましては、三つここに載せさせていただきました。いわゆるのり面が露出している自然がけ大宅石積み、これにつきまして裏側にコンクリートの充填がないケースのものでございます。いわゆるから積み擁壁と言っております。3点目には、継ぎ足し擁壁。これらは、構造自体が既に崩壊の危険があるという危険ながけになると考えております。こういった危険なものではなくて、正当な工法でつくられたものでありましても、経年劣化によって変形等があり、危険な場合は個別に審査をして対象とするかどうかの判断をしてまいります。  次に、住居に被害を及ぼすケースの説明ですが、下の絵をごらんいただきたいと思います。がけの高さの2倍の範囲に家屋がある場合、東京都の安全条例でがけの安全性を確保することが求められております。この考え方に準拠いたしまして、高さの2倍の範囲に住居がある場合は、助成の対象といたしますが、これより離れたところに建物がある場合は、住居への被害の危険が低いということで対象とはいたしません。  また1面にお戻りいただきたいのですが、助成金の額につきましては、整備工事費全体の3割以内、300万円といたします。助成の目的として、当然、堅固な擁壁を築造していただくということが目的でございますので、検査済み証の取得を条件として助成をいたします。  新たながけの支援制度についての説明は以上でございます。 ◎杉村 都市基盤整備部参事都市基盤管理課長〕 それでは、私のほうから都市基盤整備部補正予算の概要をご説明いたします。  明細書のほう、28ページをごらんいただけますでしょうか。  土木管理費の第3目交通安全対策費交通安全対策推進事業といたしまして、幼児用自転車ヘルメット購入助成に対する経費を1,777万9,000円余を上げさせていただいております。  あと、順次、今総括でご説明しますけれども、資料に基づいて、後ほど個別に説明させていただきます。  めくっていただきまして、30ページ。第3項河川費、第1目河川維持費河川維持管理費として、丸子川の護岸の整備工事267万5,000円です。  次です32ページ。第4項公園費、第1目の公園管理費では、公園等の維持管理として、公園遊具緊急改修工事6,762万7,000円。それと、第2目の公園新設改良費で、公園の新設拡張といたしまして、公園施設整備工事、平和の森フィールドアスレチックを5,374万円上げさせていただいております。  それでは、都市基盤整備部資料番号21から、所管事務報告のほうからご説明をさせていただきます。  幼児用ヘルメット、事業の目的としましては、平成20年度6月に道路交通法の改正により、児童・幼児を自転車に乗車させるときのヘルメット着用の保護者の努力義務が施行されました。実際、幼児を乗せた自転車の転倒事故のうち、幼児のけがの4割は頭部ということで、このような状況から幼児用自転車ヘルメット購入助成を助成し、ヘルメットの着用の普及を図るために、この助成事業を実施させていただこうというものでございます。  事業の概要としましては、区民が幼児用自転車ヘルメットを購入する際に、税込み価格から購入価格2,000円を助成いたします。幼児1人につき、SGマークつきヘルメット1個までと。助成期間としては、平成21年度から23年度までを考えてございます。対象としましては、区内在住の満2歳から小学校就学前までの児童を保護する方に助成をさせていただこうと思っております。事業協力店として、東京都自転車商協同組合大田区4支部連合会、自転車の販売店の皆さんにご協力をいただいて、そこに行って購入すると。  次、助成を受ける方法でありますけれども、A4サイズのチラシを皆さんにお配りいたしまして、そこの下段に申込票をつけていただいて、申請書を記入していただく。事業協力店自転車店にお持ちいただいて、その申請書と引き換えにヘルメットを2,000引きで購入するということの考えでございます。  助成制度の広報といたしましては、区内すべての私立、公立保育園、幼稚園、児童館、本庁、各地域庁舎、各特別出張所申請書つきチラシポスターを配付いたしまして、広報に努めたいと考えております。あと、事業協力自転車店にチラシとポスターを配付させていただこうと思っております。また、申請書を含めて、このホームページに掲載をしたいと思っております。助成制度の予算額としては、補正予算額でございます。  実施時期としては、この補正予算をご承認いただきましたら、11月ごろを目途に進めていきたいと考えております。  それと裏面に、有料自転車ヘルメットの購入の助成の流れとして、購入申込書自転車商さんに持って行っていただいて、区民の方は2,000円引きで販売を受けると。自転車商としては、それをまとめて区に請求していただいて、区は助成金分を払うというシステムでございます。区民の方は、自転車商に1回行くだけで済む。なるべく簡便化するということを目指してございます。  このあと、所管の課長から、報告事項について詳細を説明させていただきます。 ◎小出 調布まちなみ維持課長 私からは、丸子川護岸補修工事について報告させていただきます。  都市基盤整備部資料番号22をごらんください。丸子川につきましては、区が維持管理を行っておりますけれども。護岸の良好な維持管理を行うため、平成20年度、昨年の11月からの渇水期に護岸の点検調査を委託で行いました。その結果が、今年の3月に調査結果が出されたところです。  今回、補正予算をお願いいたしますのは、今年の3月に出されました調査結果により、特に損傷の著しい箇所について急いで補修工事を行うものです。補正金額は、工事請負費267万5,000円です。工事箇所は、案内図に出ておりますとおり、丸子川の田園調布一丁目55番から64番先(虹橋)までの間の右岸4カ所です。工事期間は、渇水期にあたります平成21年11月から来年、平成22年3月までを予定しております。工事は、川の中に立ち行って、いたんだ護岸をコンクリート及び炭素繊維シートにて補習を行うものです。隣接する道路の交通、及び歩行者の通行には影響は及びません。 ◎室田 都市基盤施設担当課長 私のほうから、都市基盤整備部資料番号23にもとづきまして、公園遊具安全点検及び遊具改修について、ご報告させていただきます。  まず、遊具の安全点検でございますが。平成20年度におきまして、各地域行政センターまちなみ整備課において、委託によりまして遊具の安全点検を実施させていただきました。委託先につきましては、公園施設製品安全管理士、及び公園施設製品整備士の資格を有する職員のいる民間会社でございます。  点検の基準でございますが、国土交通省都市公園における遊具の安全確保に関する指針、及び社団法人公園施設業協会策定の遊具の安全に関する基準に基づいて行わせていただきました。  点検につきましては、二つの基準で実施してございます。一つは、劣化の診断でございます。遊具を構成いたします部材の腐食、破損、摩耗等による劣化の度合いを診断するものでございます。また、二つ目は、基準診断と申しまして、遊具周り安全領域が確保されているかどうか。あるいは、基礎部の露出、あるいは落下防止策の構造や突起物の有無等について、適、不適当の判断を行ったものでございます。  また、安全点検につきましては、昨年中に終わりましたが、点検結果を受けまして、現地確認を行いました。その後、緊急に補修すべき遊具の補修を行いながら、全体補修計画の策定を行ってまいりました。なお、対象は区内の公園、緑地等にある遊具のすべてでございます。ただ、平和の森公園につきましては、次に報告があるかと思いますが、その数は入ってございません。  点検結果を受けまして、劣化診断でDの判定のもの等につきましては、既に撤去してございます。その他の遊具につきましては、現地確認をまず行いながら、緊急に補修すべき遊具、簡易に補修できるものについては補修を行いながら、補正予算での対応も視野に入れながら、全体補修計画の計画をつくってまいりました。その点検結果を受けまして、劣化診断のCという度合い、やや重要な箇所に部分的な異常があるというレベルのものでございますが。それと、基準診断のバツが二つついている部分につきましては、対応が急がれるものから順次補修、撤去を行いながら3年間で523の遊具を補習・撤去等を行う予定でございます。なお、特に基準診断のバツが二つついている遊具につきましては、今年度中に補修または撤去を行う予定でございます。また、新たに275基を3年間で設置していく予定でございます。その補習・撤去、新設等の絡みで、第2次補正予算案では、6,762万7,000円を緊急改修工事として組ませていただきました。 ◎伊藤〔廉〕 建設工事課長 私のほうからは、都市基盤整備部資料番号24、平和の森公園フィールドアスレチック遊具改修工事について報告させていただきます。  本工事は、先ほど説明のありました、平成20年度実施しました公園遊具安全点検におきまして、部材の劣化等により対策が必要な遊具が確認されたことに基づきまして、改修工事を行うものでございます。工事場所は、資料24の案内図にありますように、平和の森公園の中です。  工事期間といたしましては、平成22年1月中旬から3月中旬までの2カ月間、公園を閉鎖しまして実施する予定でおります。  改修内容としましては、下の図面にありますように、遊具が全部で50カ所ありますが、そのうちの、図面の中で丸のついた25基につきまして撤去、新設を行うものです。予算としましては、先ほど説明のありましたように、5,374万円ということで予定しております。 ◎東平 環境清掃部参事〔環境保全課長〕 それでは、環境清掃部の関係の補正予算の説明をさせていただきます。  事項別明細書ですと43ページですが、別に資料を用意しましたので、そちらをごらんいただきたいと思います。資料番号34と35が該当になるかと思います。  まず、太陽光発電システムの設置補助金の補正でございます。当初予算は、平均的に3キロワットで10万円で100件という形で見こませていただきました。ところが、ふたを開けてみますと、6月の段階で87件ということで、7月上旬には目いっぱいになってしまいました。そういった関係で、補正をお願いするものでございます。  今回、補正する金額につきましては、実際には平均3.3キロワット程度になっていますので、3.3キロワットとさせていただきました。また、件数につきましては、東京都が21年度、22年度で4万件。したがいまして、21年度で2万件でございますが、大田区の比率は約5.5%、そのうちの約31%程度が出てくるのではないかという想定で、350件と見込みまして、差し引き250件分の補正予算を計上させていただいたということでございます。  それから、もう1点でございますが。資料番号35でございます。  京浜急行の今、国際ターミナル駅の工事をしている最中でございますが、京浜急行のほうから、地域新エネルギー等促進導入事業の申請を受けて、申請をして補助金を受けて太陽光パネルを取りつけたいという要請がございましたので、大田区もそれにのみまして、一部負担金を出して共同申請をするという形になりました。  お手元の資料のモノクロで大変恐縮ですが、写真が載っているかと思いますが、京浜急行の地下駅の上の、屋根の上に、ちょうどモノレールからはよく見えるところになるかと思いますが、そこに、59.97キロワットの太陽光パネルを取りつけるということでございます。総事業費は6,680万円で、補助金申請額は2,400万円ということでございます。そのうち大田区の補助額は78万3,300円ということでございまして、内訳は37インチの液晶パネルと、それからそれに関連します表示ソフトでございます。  表示といたしましては、大田区の温暖化対策に対するPRと、それから京浜急行のPRということを併設して行うということで、これは24時間行う予定でございます。5年間につきましては、大田区はこれに対する負担金はないという形でございます。そういう形で、78万4,000円という金額でございます。  このほか、太陽光パネルを設置したご家庭に対しまして、アンケート調査をするという金額の郵送料5万6,000円を計上してございます。 ○飯田 委員長 それでは、委員の皆様の補正予算関連の質疑をお願いします。 ◆伊藤 委員 フィールドアスレチック、とりあえず、まず。  資料はこれだけなのですか。これは、遊具をどのように直すとか、どこが悪いとか、このような丸がついているだけで、5,000万円の予算を通せというのは乱暴な話ではないですか。もうちょっとていねいな資料をつけなければ、このようなのは議論のしようがないでしょう。 ◎伊藤〔廉〕 建設工事課長 資料、説明不足なのは申しわけございません。これは、平成20年に実施した調査によりまして、先ほど説明のありました調査結果の中で、C判定とB判定と2種類あったわけですけれども。C判定が21基ございまして、B判定の4基と合わせて、その判定基準に従って補修工事を行うということになったわけですけれども。その内容につきまして、ちょっとこの資料、添付してございませんで、あれでしたけれども。大まかな説明としては、そういうことでございます。 ◆伊藤 委員 だから、これでどうやって議論をしなさいというのですか。要するに何がだめなのですか、木が腐っているのですか。ロープが腐っているのですか。
    ◎伊藤〔廉〕 建設工事課長 主には腐食でございます。例えば、道路を挟んで渡る木造の橋などもございますが、この支柱の部分ですとか、根元に鋼管で巻いている部分がほとんどなのですけれども、その上部が根元の部分で腐っているとか。いわゆる、木そのものの腐食がほとんどでございます。 ◆伊藤 委員 それを直すのに幾らかかるのですか。7番については幾らかかるのですか。 ◎伊藤〔廉〕 建設工事課長 7番そのものの資料は、今ちょっと手元にないのですが。先ほど説明しました、C判定基準に相当するものが約2,900万円。それから、B判定基準に相当するものが約570万円ということになっております。 ◆伊藤 委員 だから、それを私たちに、これから、その金額が適正かどうかを審査してくださいという資料ですから、そういうものが具体的になければ、全然議論のしようがないではないですか。自分たちだけ納得していて、合計、総額で賛成してくださいよと言ってもそれは無理な話でね。  例えば、本気でみんなに説明をしようと思ったら、それこそ視察ですよ。あのような道路認定よりも、よほど見る必要性があると思いますよ。本当にC判定というのはどういう程度なのか、D判定というのはどういうものなのか。これは早急に補正を組まなければいけないぐらい緊急の話なのかとか。そういうのを、紙を出すのではなくて伝えたいという気持ちが見えてこない。しっかり仕事をやってほしい。もうちょっと、もう1回、資料をわかるように出し直してくれないですか。 ◎伊藤〔廉〕 建設工事課長 資料につきましては、先ほど申しました平成20年度の調査で詳細がございますので、それにつきましては改めて提出したいと思います。 ○飯田 委員長 資料要求ということでよろしいのですか、皆さん。 ◆清水 委員 今の21カ所と、Cが21カ所、Bが4カ所の値段。予定金額、5,374万円にならないです。 ◎伊藤〔廉〕 建設工事課長 詳細の数字まで報告せず、申しわけございません。  C判定が21基で2,900万、それからB判定が4基で約600万。それに、諸経費を加えて、トータルで5,374万ということでございます。申しわけございません。 ○飯田 委員長 では、資料をいただくということでよろしいですか。 (「はい」と呼ぶ者あり) ○飯田 委員長 では、資料を出してください。よろしいですね。 ◆奈須 委員 関連してなのですけれども。結局、点検をして取りかえるのはわかったのですが。取りかえたり、直したりするのはわかったのですけれど。遊具もどのような遊具を新しく、同じものを入れるものでもないと思うのですよ。時代によって多分、遊具というのも、はやりすたりだとか、使われる、使われないということもあると思うのですね。そういうものは、どのように決めているのかとか。  あと、こういう遊具というのは、多分対応年数というのがあって、結構前から、こういう児童公園でお子さんが、遊び方がちょっと良くなくて、けがをされたりというのもあるし。この点検の視点のように、もう劣化してしまっていてけがをされているというのもあると思うのですが。多分、こういうことというのは、対応年数の中で劣化しているものはあるけれど、定期的に点検をしていくことで防げるものだと思うとすると、区の体制はどうなっているのかとか。お子さんが一体、通常はどういう遊び方をしているのかということを見ることによって、これは設置すべきではないのか、あるいはきちんと指導をすることで、そういうものは未然に防げるのかとか。いろいろな視点があっての多分、公園遊具というものを大田区としてどうするのかという話だと思うのですが。  何かこれは、そういうものがすっぽり抜けてしまっていて、何か突然、古くなりましたから一気に取りかえましょうだけだと、本当に伊藤委員が言っているように、一体何なのという感じで、何か、よくわからないですよね、遊具に対する考え方も。このようなことをまた続けていると、あと10年か20年後に同じことを繰り返していくだけだとすると。大切な区の財産ですよね、こういうものを安全に、快適に、そしてまた少しでも長もちするように使うという視点はどこにもないという気がするのですが。本来は、そういう方針があって初めて、このようになりましたというものがあるので。  先ほどの委員のおっしゃることはもっともで、まず本当は調査をしたのだったら、その報告書がこちらに出てきて、そろそろ買いかえなくてはいけないと思うのですが、どうですかとか、改修をする必要があると思うのですが、どうですかとか。このことについて、区民の皆さんにご意見を伺ったら、通常使っている方は、このようなものはいらないからもう撤去してそのまま必要ないと言っていたとか、何かいろいろなその前段階があって。これというのは、単なる結果の報告でしかないと思うのですが。  私は、資料の請求の中で、先ほどおっしゃっていたことに加えて、今の部分がなければ、全くこれは意味がないのではないかなと思うのですが。そこの部分は、果たして検討されているのですか。区としての方針はあるのでしょうか。 ◎伊藤〔廉〕 建設工事課長 今のご指摘の点でございますが、大きくは2点あったかと思いますけれども、一つは、この遊具を今度変えるにあたりまして、同じようなものをやるのか、それとも、別のものをやるのかという点でございますけれども、この点につきましては、私どもも、やはり使っている皆様のどういった今までのご要望なり、評判といいますか、そういった要求があるのかということに関しましては、そこに注目しまして、現在、アンケート調査を現地で、公園に参加されている方を中心にしてやっております。その辺を参考に、これからの設計につきまして反映できるようにと、一つは考えております。  それと、もう一つは、点検の中身、まだそれを今後の設計にどう反映していうかということでございますけれども。これにつきましても、設計にあたる前に、先ほど言いました調査結果に基づきまして、今後、耐用年数、それから寿命ができるだけ伸びるように、長寿命ということも含めまして、検討していく予定でおります。 ◆奈須 委員 今回、何かしっかり額が出てしまっているところが、そういうことを決める前にとてもびっくりなのですけれど。ぜひ、実際に発注する前に、点検の基準とか、区民のご希望とか、実際の遊ばれている状況みたいなものが見えるようにしていただいた上で、こういう発注をしましたとか、しますということを見せていただきたいなと思いますが。それで、いいのでしょうか。 ◎伊藤〔廉〕 建設工事課長 おっしゃいますように、私どもとしましても、中身につきましては、この予算というのはあくまで、予算請求をする段階での話ですので。まだ詳細の、具体的な中身まで詰め切った中身にはなっておりませんので。これから設計をかける段階で、今おっしゃいました主な2点につきましてはしっかりやっていきたいと思っております。 ◎室田 都市基盤施設担当課長 遊具全般につきまして、今ご質問かなと思いますので。  新設遊具につきまして、約275基ほど3年間で新設していきたいということでお話し申し上げましたが、もちろん、新しい遊具につきましては、近隣の皆様の利用者の皆様から、ご意見をちょうだいしたり、あるいはまた町会、青少対の皆様からもご意見をちょうだいしながら新たな遊具を設置していきたいと考えているところでございます。 ◆西村 委員 予算請求額ということが出ましたので、今回、提出願うその資料に含めてほしいもので、いくつか質問形式でお答え願いたいのですが。  まず、この予定価格、予算要求額というか請求額は、これは見積もり方式ですか、それとも積算方式ですか。 ◎伊藤〔廉〕 建設工事課長 これは、見積もり方式と積算と両方です。検討して、一応概算として出しております。 ◆西村 委員 そうであれば、見積もりのほうを何社か取られたと思うので、その見積もりの内容がわかるように出してほしいのと。そのときに、これは先ほど伺ったら、2,900万円とか、570万円というのは人件費を含まない、直接材料費、要はものの購入費なのかなと。それに、あまりにも諸経費が大きいので、諸経費の中に人件費が入っているのかどうかとか、その辺が明確になるような見積もりの状態を出してほしいということです。  それと、やはり腐食、点検、25カ所なので、どういうトレードをされたかで。丸々購入しても、1基200万円ぐらいかかっているわけなので。全部新しいものにしたほうが、新しいものを購入することのトレードをされたかどうか。  それと、今回これは2カ月間も閉鎖するのですけれど。要は、閉鎖ということは、やはり現地でしか修理できない状態で、これは新しいものと取りかえにもなるかと思うのですが、持ち帰りで修理するのか、あるいは現地で修理するのか、それができるかできないか等々も含めた資料がいただきたいなと思っています。よろしくお願いします。要望です。 ◆森 委員 この遊具についてなのですけれども、いろいろな安全点検の中で、事故の起こる可能性が高く危険であるというのも、今年度中に対応されるのが154基あるのですけれども、現状としては、今は遊べない状態になっているのでしょうか。現状はどのような状態になっていますか。 ◎室田 都市基盤施設担当課長 現在、C判定と、いわゆるバツが二つついた判定につきまして、現時点における対応済みにつきましては、134基ほど補修また撤去させていただいてございます。また、D判定については、先ほど申しましたが、すべて撤去させていただいてございます。 ○飯田 委員長 ちょっと、もう一度はっきり説明してください。 ◎室田 都市基盤施設担当課長 まず、いわゆるC判定と、それからバツが二つつきましたバツバツ判定、これは重複してございますので、実際には数にいたしまして523基ほどございます。そのうち、至急対応が必要な部分につきまして、既に既定の予算の枠内で対応したものが134基でございます。今後、151基に対応していきたいと今年度は思うわけでございますが、実際の中身といたしましては、補修につきまして48基、撤去につきまして103基。それから、新たに新設させていただくものとして38基ほどを、今年度中に行いたいと考えているところでございます。 ◆森 委員 先ほどもあったのですけれども、本当にそれが必要なのかということから、すべて公園の住み分けがあってもいいのではないかという。その地域の方も踏まえて話し合いが必要だと思うのですけれども。  例えば、本当に小さな規模でしたら、お母さんと赤ちゃんがゆっくりと集えるような公園であっていいと思いますし。逆にそういった赤ちゃんとか親御さんがゆったりしている横で、子どもたちがボールをけっていたら、やはり危ないという声がある中で、子どもたちが思いっきりボールをけったり遊べる公園も必要だという中で。公園ごとの、本当に、すべての公園に遊具を置いて、画一的にしてしまうと、だれもが使いやすいようで、だれにとっても使いにくいものになってしまうのではないかという中で、ターゲットを絞った公園づくりも今後は必要だと感じるのですけれども。そういった計画などは、どのようになっているのでしょうか。 ◎室田 都市基盤施設担当課長 未来プラン10年の中で、公園のリニューアルというのを順次行っていくという計画がございます。その計画の中で、公園全体の見直しというのは行っていきたいとは思ってございますが。今回、仮に撤去いたしました後に、新設するものにつきましても、先ほど申し上げましたが、地域での利用するお子様たち、それから近隣の皆様方とも相談しながら、新たな設置基準については調整を図りながら設置していきたいと思ってございます。 ◆森 委員 先ほど、撤去の数を発表していただいたのですけれども。事故の起こる可能性の高いものについては、ではもう方向としては遊べない、ちゃんと子どもたちの安全を確保されていると考えてよろしいのでしょうか。 ◎室田 都市基盤施設担当課長 各まちなみ整備課におきまして、1基1基点検いたしまして、危険性のあるものについては使用中止になったものもございますし。また、危険性がそれほどでないものにつきましては、使用しているものもございます。ただ、1件、1件、いわゆる公園の維持管理業者、それから区の職員、一緒になりながら1基、1基点検しているところでございます。 ◆森 委員 公園について、今シルバー人材センターの方などもごみの集積にあたられていたり、そういった方とも一緒に現地などを見る機会も多いのですけれども。やはり公園、本当にヨーロッパの庭園とか、小さな公園でもすごく緑がはえていて、遊具はあまりなくても、緑とあと本を読む人々でいい空間になっていたりだとか。公園ごとに、もっと特色であったり、多様でいいという感じがありますので。公園全体の見直しと計画も行われるということですので。  そういった、だれにとってどういう憩いの場になるのかということを幅広く考えていただいて、遊具についても、すべての公園にこういった遊具を置きこめばいいというだけではなくて、逆に無いほうがすっきりとして、子どもたちがここでボールで遊べていたのにという声が聞かれる場合もあったりするので。そういったことを十分に考慮していただいて、計画をまた見せていただきたいと思います。 ◎堤 都市基盤整備部長 今の、公園のほうのご要望でございますけれども、リニューアルということで今進めているところでございますけれども、公園につきまして、地元によって、ご要望が結構違うことがございまして。例えば、お子様が多いところですと、お子様中心のご要望がかなり多くなります。それとあと、ゲートボール等を使ったお年寄りの多いところは、どちらかというと、そういう要望が出たりとか。それとあと、お子様でもちょっと大きい方ですと、キャッチボールだとか、そういうのをぜひ優先してくれと。そういうお話が出ますので、地元の町会といろいろお話をしあって、それで今やっている方法なので、いずれにしてもよく地元の意見を聞きながらやりたいと思います。またお子様でも近所の人はみんな大きくなってしまうと、またちょっとご要望が、使い勝手が変わったりとか。あと時間的なものも多少ございますので、皆さんの地元のほうの意見をよく聞きながら、キャッチボール場でも、あと砂場それから滑り台等ございますので、よく地元の意見を聞きながらやるのが中心になるかと思っています。  それと、先ほどの公園遊具安全点検ということで、いろいろご質問いただいているわけでございますけれども、これは20年8月に国土交通省から指針が新たに出されてございます。それと社団法人の日本公園建設業界、遊具の安全に関する基準というのが20年8月に実は出されまして、それまでは平成14年に出ていたのですけれども、それ以上は少しシビアというのですか、そういうものは20年8月に出されまして、それに基づいて20年度は調査を行ったわけでございます。  その結果、20年3月に出まして、その後、私どもいろいろ整理する中で、こういうお手元の資料が整理できたわけでございます。その中で、内容を見ると結構厳しい、急ぐものがあるということで、まずできるものは平成20年度に既にやってしまいました。3月のときに非常に危険なものを。  21年度、今年度でございますけれども、外せるもの対応できるものはここに書いてあるとおりやってございます。それでもまだやりきれないものを平成21年度の補正予算でございます。今年度の後半にぜひやりたいと思います。それで残ったものは平成22年度以降ということでお願いしているわけでございます。  劣化診断とか基準診断いろいろございますけれども、やはり緊急を急ぐものということで、今回のんびりするわけにいきませんもので、どうしても思ったより数が大きかったということで、今回急に補正をお願いしているものでございます。資料等が足らなかったと、あとご説明が少なかったということは大変申しわけないと思ってございます。 ◆奈須 委員 今、公園の使い方について、地元町会の意見を聞きながらというお話があったのですが、確かに地元町会の意見も大切なのですけれど、町会の皆さんは高齢化していらっしゃるのですよ。  今、一番公園の中で問題になっているのは、公園の存在そのものが迷惑施設になってしまっていて、お子さんたちの。さっきも、だから私は声を出して元気に遊べるという言い方をしたのですけれども、遊べる場所になっていない。公園があることによって、日照だとか通風だとか環境で保全されている部分もあるわけです。ところがその部分が当然のように、当たり前のようになっていて、本来の公園の目的というものがどこかにいってしまって、うるさくしてはだめだという形になっているのが、果たして公園を、税金を使って購入して維持管理をしていて、一体だれのためと。その近隣の人たちのお庭ですかとなっているのは、私はちょっと問題ではないかと思っています。  どこの公園も、夜遅くまでうるさくしていいとか、ボールがお家の壁にばんばんあたるのがいいとか言っているのではありませんが、やはり区も公園を取得している中で、一定程度の面積が確保できるのであれば、そこはやはり、少子化になってくればなるほど利害関係者が少なくなってきて、声が反映できないということもあるかもしれませんが、逆に言うと、この少子化の時期だからこそ、子どもがすくすくのびのびと育ち・遊べる場所をどうやって区としても確保できるかと考えていくときに、地元の町会だけの意見では、私はこれが本当に公園としての十分な活用になるのかというのがすごく気になるところなのです。  だからやはり、もっともっと公園ってどうあるべきかということをきちんと考えて、区も全体的な視点の中で公園の整備をしていかないと、公園ってただの空き地で、本当に地域のお庭にしかならないと思います。お庭というのは遊べない、本当に単なる景観の場所でしかなくなってしまうと思います。  そういう部分もあっていいと思うのですけれども、ポケットパークのようなところは。もうちょっとそのあたりは十分に考えていただいて、せっかく設置した遊具が活用できる状況、取得した用地が十分に生かされる公園というものを考えていただきたいと思いますが、いかがですか。 ◎秋山 副区長 今、部長のほうからもお話をさせていただきましたけれども、今ご意見いただいたように、公園というのは都市における、非常にそういった意味では貴重な空間であるということは十分私どもも承知してございます。  今まで、公園というのはどうしても三種の神器というのがありまして、これが公園の代名詞と言われていましたけれども、多様化する世の中になって、そういった意味での公園のあり方というのは十分、今、問われていると思っています。  そういった意味で、公園を改修したりするのに、いろいろ皆さんのご意見をお伺いしながら公園を改修していきたいと申し上げたつもりでございまして、町会だけのご意見をお伺いするつもりでは全くございません。利用者の皆さん、そして、今、議員からもご指摘いただきましたような、議会の皆様からのご意見も含めて、どういった公園のあり方がいいのかということをこれからもしっかりと考え、そしてそういった方向をしっかりと見つめて進んでまいりたいと思ってございます。 ◆清水 委員 この2目の公園新設改修費だけ、財源が国庫支出金が2,900万円となっているのですけれども、これは先ほど来から20年8月に国土交通省から新たな指針が出たということなのですが、この平和の森公園のフィールドアスレチックの改修のところだけ、国庫支出金2,900万円という財源があるというのは、何か理由があるのですか。 ◎室田 都市基盤施設担当課長 正式な名称を失念いたしましたが、今年度、緊急に行った国の経済対策の一環として、そういった工事につきましても補助がつくということになってございます。正式な名称、申しわけございませんが失念いたしました。 ◆清水 委員 ちゃんとその辺は答えていただかないと財源は。要するに1目のほうの公園管理費は一般財源ですよね。2目だけ、なぜ国庫支出金が入っているのかというのが、やはり説明していただかないと。 ◎堤 都市基盤整備部長 正式名は、地域活性化経済危機対策臨時交付金というものでございます。たまたま要件はいろいろ、詳しいことは今、把握していませんけれども、たまたまフィールドアスレチックの規模と同じものが出るということで、たまたまそちらが該当したと。一般の公園のほうには該当しなかったので、フィールドアスレチックのほうで、適用したということでございます。 ◆清水 委員 とすると、歳入のところの6ページと7ページにある、総務費補助金の1億1,301万8,000円の地域活性化経済危機対策臨時交付金ということになるという、ご説明ですと。ちょっと納得がいかないです。これは、後でまた聞きますけれども、今の非常に厳しい経済状況の中で、前の政府がつくったものですよね。これがどうして公園のところに入るのかというのが、もう少し説明していただかないと納得できないのですけれども。何か根拠があるなら。 ◎堤 都市基盤整備部長 政権はかわったということでございますけれども、いろいろその後、普通ですとだめとか、いいとかという話は事務レベルでいろいろ話は来るのですけれども、特に今のところ来てございませんので、今さら、えいと変える理由もないので、そのまま当然もらえるものだろうということで載せてございます。 ◆清水 委員 我が党の代表質問でも提案させていただきましたけれども、やはり、今、大田区内の中小企業とか商店街とか、非常に景気が厳しい状況の中で組まれた、この地域活性化経済危機対策臨時交付金、この使い道を提案しておりますけれど、公園も大変な状況で命にかかわる場合もありますから、早く改修しなければいけないというのは重々わかるのですけれども。1目のほうでは一般財源から出ているのだから、大田区もお金がないわけではないので、この新設改修費もわざわざ別目をたてなくても、一般財源からなぜできなかったのかというのが単純な思いだったのです。  それと、できればこういう、国が本当に何とか景気をよくしようという目的で立てたものですから、使い道はここではないのかと思ったわけです。でもここに使おうと、区が判断をして補正予算を組んだということであれば、例えば、こういった工事を区内の業者が請け負うだとか、そういったことを踏まえてやっているのかと思うのですけれども、その辺のところはどうですか。  これは大田区内の経済対策につながるという判断のもとだとしたら、この改修工事はどうなっているのですか。区内の業者にきちんとまわっていて、大田区の景気をよくする道になりますか。 ◎伊藤〔廉〕 建設工事課長 現段階では、まだ設計を終了しておりませんので、発注はどういう形になるのかというところまではまだ詰めておりませんが、できるだけ区内の業者はそういったものに役立てるような方向では考えていきたいと思っております。 ◎室田 都市基盤施設担当課長 公園の遊具等の補修あるいは撤去等、登記や新設等につきましては、基本的には遊具一つ一つ注文していくような形になりますので、どうしても予算的にまとめて発注するとかということは少なかろうとございます。  撤去工事等につきましては、まとめて出すこともあろうかと思いますが、いずれにしましては、実施いたしますのは各まちなみ整備課ということでございますので、基本的には区内業者が主要に行っていくということが言えるかと思います。 ◆清水 委員 とにかく、この68万人以上の区民が住んでいる大田区に、たったの1億1,300万円しか、この地域活性化の交付金がこないということは、本当に足りないと思っているわけですけれども。  もう一つ最後に、ちょっと今、新聞・テレビ等でも話題になっていますけれども、この補正を、国が政権が変わった今時点で凍結ということになっても、工事期間も決まっているわけですから、やるわけですね。そこの確認だけお願いします。 ◎堤 都市基盤整備部長 私の段階で答えていいのかと思いますけれども。とにかく安全に期するものでございますので、早急にやりたいということで20年度の3月の調査結果を見て上げたものでございますので、私の気持ちとしては、とにかく国庫補助等にかかわらずやりたいという気持ちは変わりません。  直接の最終権限は持ってございませんけれども、今のところ、私としてはやりたいと考えてございます。 ◆清水 委員 本当に、このフィールドアスレチックは、区内の小学校の課外授業等でも使っていて、こういう場でもしもの事故なんかが起きたら大変なことですので、いろいろ悲惨な事故が起きた結果、国が出した新たな指針だと思いますので。その辺についてはしっかりやっていただきたいということと、使っている補助金2,900万円、地域活性化経済危機対策臨時交付金だとをいうことがわかりましたので、ぜひその点についてもしっかりやっていただきたいし、今、部長から政権で凍結になったとしてもやるのだという答えをいただきましたので、よろしくお願いいたしたいと思います。 ◆西村 委員 今、部長からも安全という言葉をいただいたので、特に加えなくてもいいかもしれませんけれども、私もやはり、安全管理という面から攻めてほしいわけです。国の国土交通省の指針も、多分、安全確保というのはちょっと弱いのだけれども、安全管理の面で、今、現状、対象としているのはCの3倍位の数がB判定に異常があるということが出ているわけでしょう。  それからもっとひどいのは、基準診断については、事故が起こる可能性があるとうたっているのが、今回、改修をやる154の10倍相当にあたるわけですから、ここをやらないで事故が起こったら、ではだれがどう責任をとるのかと安全管理上は、普通、民間の企業というか、公のほうが特にもっと安全管理はしっかりしてほしいのですけれども、考えられないので。この1,189及び1,107という数を目指して、安全管理上の点からせめて予算を組んでいくというのも一つだし。  それをやるためには、先ほど私が要望したように、きちんと削られるところを、見積もりはきちんと取って、経費を削減しつつ必要なところに当て込んでいかないと、ゆるゆるでやっていったら本当にできるところもできなくなると。要はゼロか1の話になって、ここはできたけれども、あっちはできないとならないようなやり方をしないと、今度は公園だけではなくて建物の修繕、それから建て替え等がどんどんこれから始まってくるのに追いつかなくなってしまうということで、よろしくお願いしたいと思います。要望です。 ○飯田 委員長 公園関係はよろしいいですね。 ◆古山 委員 幼児用自転車ヘルメット助成制度についてです。  お母さんたちの要望もありまして、この助成制度を実現していただきまして本当に心から感謝をいたします。我が党の議員も本会議場で質問をさせていただきまして、理事者の方からは、しっかりと検討をいたしますということで約1年近くたちまして、実現をいたします。ありがとうございます。  それで、実施が11月を目途にということですが、1年間ずっと検討していただいておりますので、補正予算がとおるのがぎりぎりの10月30日でしょうか。そういうこともあるのでしょうか、少し早目にできないかということなのですが、その辺はいかがでしょうか。 ◎杉村 都市基盤整備部参事都市基盤管理課長〕 できれば私たちも早くやりたいというところであります。多方面から、本当にご要望いただいているところであります。ただ、チラシ・ポスター、これから予算をいただいて印刷と、それから配布ということは、とりあえずご審議いただいてからということなので、それをもって速やかにやりたいと思います。 ◆古山 委員 できれば11月というよりも、10月ぐらいの半ばぐらいからとか、できればありがたいという要望をさせていただきます。  もう一つですが、この予算だと大体8,000人ちょっとですか9,000人弱の方々になるのですか、2,000円だと。そうですか8,000人ぐらいですか。それで、大体3年間やってくださるということで、そうすると一応のヘルメット着用の普及が大体満たされるのではないかということでよろしいのでしょうか。 ◎杉村 都市基盤整備部参事都市基盤管理課長〕 人数については、実は今年の4月で、対象の2歳から6歳までのお子さんというのは約2万5,000人いらっしゃいます。そのうちの3割ぐらいがご要望をされてくるのかというところで、7,600人ほどの2,000円と。あとはポスター・パンフレットとなるのですが。  いろいろな話を聞いていますと、既に被っていらっしゃる方もいらっしゃるということなのですが、安全のために区としても取り組んで行くということでございます。とりあえず3年をやってみて、またその辺で評価いろいろ定めていかなけばいけないのかと思いますが、一応3年ということで区切らさせていただいております。 ◆清水 委員 もう買ってしまった方が残念がっているのですけれども、せめて平成20年6月の道路交通法の改正が出た後に買った方、例えば領収書があったりとかしたら助成を受けられるとか、そういうことは何も考えなかったでしょうか。そういうことはやっていただけないでしょうか。 ◎杉村 都市基盤整備部参事都市基盤管理課長〕 なるべく多くの方にというご要望はわかるところではありますが、これからということで考えさせていただきました。 ◆西村 委員 我が家の二人分のヘルメットが2個あまっていまして、そういうのを区で引き取って。まだ新品なのですよ、事故が起こらない限りあまり壊れるものではないので、区とか地域が引き取って。学校でそういうことをやっているところもあるかと思うのですけれども。そういうことをやって、そうすると予算も、やはり予算がかさむからというので3割ぐらいと見込んで8,000人弱になっているのだとすれば、やはりそういう工夫もしてほしいのが一つと。  これは2歳から6歳、就学前。2歳未満は前のかごにも乗せてはいけないという何か規則はありましたか。 ◎杉村 都市基盤整備部参事都市基盤管理課長〕 まず、再利用の件でございますが、ヘルメットというのはバイクもそうなのですが、1回衝撃を与えると次のときに守れるかどうかという点が心配なところがあります。そういう面もありまして、今のところリサイクルというのは考えておらなかったわけです。ただ、事故歴が多分ないということで、あれば地域の中でお譲りいただけるといいのかと。近隣の保育園とか情報交換をしていただく上には差し支えないと思いますが、区で責任を持ってやるというところはなかなか難しい面もあります。  それから、年齢ですね。特になかったと思いますが、各区ほかの例を見ても、対象としているところ、多分、文京区なんかで0歳のところはあります。練馬区とかはありますが、1歳とかですね。ただあまり首がすわらない方なんかは。あとは大きさが、かなりアジャスターも効くのですけれども、一応、適正年齢からということで、2歳ということで考えさせていただきました。 ◆西村 委員 要するに、そこで線引きする必要はないということですね。2歳でも小さい子もいれば1歳でも大きい子もいるし。就学前の子どもでもまだまだ小さい子もいるわけですし。あまり線引きするより半年違うだけでもえらい違うわけですから、線引きせずに、そこはアバウトで、ちょっと2歳切れていてもそこはもう認めてあげるとか、そういう柔軟な対応をした上で、30%とは言わず、もう少し積み上げるような、先ほどの地域力も含めたような動きも見せながらやっていくほうが、ソフト的な面ではいいのかと思っています。要望ということでお願いします。 ◆伊藤 委員 京急の太陽光発電装置をつけるのが、この線路の上には絵を描いてくれたのは、つける場所の位置を書いてくれたのだと思うのですけれども、表示装置というのはどこにつけるのでしょうか。 ◎東平 環境清掃部参事〔環境保全課長〕 その図の中では、ちょっとなかなか説明しにくいので、後ろにあるビルの中に表示装置をつけると聞いています。色がついているところがありますね。屋根の後ろ側のビルの中にくっつけると。3階部分につけると聞いています。 ◆伊藤 委員 具体的に、人が、お客さんが見るところなのか、どんな形で、画面なのか数字のこういうパネルの。 ◎東平 環境清掃部参事〔環境保全課長〕 京急の改札口ができますので、その改札口を入ったところということで、乗降客から見えるところになると思います。ここにも書いてございますように、37インチの液晶パネルをつけると。そこに文字情報を流すような形を考えているということです。 ◆伊藤 委員 文字情報だけということになるのですか。 ◎東平 環境清掃部参事〔環境保全課長〕 文字のほかに、多少、映像とか画像も入ると聞いています。 ◆伊藤 委員 2,400万円で5年間の利用料ですよね、現実的には。 ◎東平 環境清掃部参事〔環境保全課長〕 2,400万円というのは、京急が大田区と共同申請した結果、京急が受ける額でございます。大田区が支出する額というのは78万3,000円ということでございます。 ◆伊藤 委員 これだけ。 ◎東平 環境清掃部参事〔環境保全課長〕 そこに書いてあるには、液晶パネルとそれからその液晶パネルに文字情報を写すためのコンピューターシステム。あるいはオペレーターの人件費、そういったものの費用で、実際にはこれ以上の金額は京急が負担することになろうかと思いますが、大田区のほうにはそういう形で78万3,000円の負担のみです。
    ◆伊藤 委員 どこか勘違いしていました。むしろ78万ぐらいで5年間使わせてくれるなら、これは結構、交渉上手みたいな話でおいしい話かと。あとはせいぜい中身でPRをうまくできるといいと。これだけやってくれるなら一つではなくて幾つかつけたいですよね。これぐらいの金額なら。やはり昔の大田区のPRブースみたいなのに比べたら、経費がえらい安いではないですか。どんどんこういう形でPRはしていったほうが。委員会が違うかもしれないけれども、宣伝はたくさんしたほうがいいと思います。ぜひ交渉をこれからも続けてください。 ◆奈須 委員 今の件なのですが、公募事業ですよね。社団法人の新エネルギー導入促進協議会の補助金事業みたいなものというのですか。それに京急が応募したくて大田区一緒しませんかというストーリーだと思うのですけれども、こういった形で大田区に協力をいただいて環境に貢献するというのも、私一つのいい方法だと思うのです。今回の場合には区の負担がありますけれども、それに応じた区としてのメリットも、区としては評価したということだと思うのですが。  今、東京都ですとか国ですとか、あるいはさまざまな団体がいろいろな事業を行っていますよね。こういう同様の、環境に優しい仕組みみたいなものを導入する際には、区としては、これは何というのでしょうか、共同に申請していただくことについては、何かハードルとかはあるのですか。何で京急だったらよくて。多分、ほかの方たちも、大田区が一緒にやってくれるのだったら、公的な事業になるから、申請しやすいから、ぜひ申請したいと思われる方は、これを読んだらたくさんいらっしゃると思うのです。自社の社屋に太陽光パネルを設置したいとか、いろいろなお考えある思います。  それがやはり、直接環境に対して貢献もできるし、企業イメージもアップできるということもあると思うのです。とすると、大田区としては、こういう事業だったらどこにでも共同申請していただけるのかというところが、次にやはり気になってきますよね。どうお考えでしょうか。 ◎東平 環境清掃部参事〔環境保全課長〕 この申し出にあたりましては、羽田空港という公共性の高い場所だということと、それから京浜急行の改札口に入ったところにそういったパネルをつけるということ。そういったもののPR効果、こういったものを見きわめて判断したということでございます。  そういったことで、さまざまな企業あたりから、こういった共同申請という話は出てくるかもしれませんが、これにつきましてはケース・バイ・ケースで判断していきたいと考えています。 ◆奈須 委員 そうしますと、今のお話でも、公共性があったり区としての一定程度のメリットというか、その企業の宣伝に偏らないものであれば、こういった共同の申請も検討していただけると考えてよろしいわけですね。 ◎東平 環境清掃部参事〔環境保全課長〕 今お話ししましたように、公共性あるいはPR性、あるいは区のメリット。そういったものを総合的に勘案して判断していきたいと考えています。 ◆西村 委員 太陽光発電システムの資料番号34の中なのですが、この350件の件数をはじき出した根拠は、少しわかりづらかったのでもう一度、説明いただけますか。  それともう一つは、もう少しやってほしいというのがあって、それについてどういう考え方なのかということなのですけれど。 ◎東平 環境清掃部参事〔環境保全課長〕 先ほどもお話ししましたように、今年度、東京都の目標値は東京都全体で2万件です。それで大田区の世帯比率というのは、東京都全体から見ると約5.5%ということで計算をいたしまして、当初、そのうちの10%程度だろうということで100件という数字をはじいたのですけれども、実際には21年度ふたを開けてみますと、資料にもございますように、6月までかなりの申請件数がございました。  こういったことも勘案しながら、かといって補正をお願いした中で、逆にこれだけ補正を出して申請が思ったより少なかったというのも困りますので、おおよそ350件ぐらいが相当ではないかということで数字をはじき出したものでございます。 ◆西村 委員 私が一番問題にするのは、都の2万件というものの根拠なのですよ。あまり根拠ということを言いたくないからこう言っているわけで、もっと引っ張っていく上で、どのぐらいここに、特に政権が変わって、新しい政権、国レベルでどういう考え方でそれに都が、どのぐらいそれに一緒になってやっていこうかと。あと区も一緒になって。区も三段階で、各住戸への補助については、大田区は10万円上乗せ方式でやっていますので非常にいいと思うのですけれども。それにしたって、やはり戸数をかせいでいかないと、なかなか新しい政権のトップのおっしゃっているところには、個人の住居周りの環境としてはなかなか整わないと思っているのですが。  その辺、今後、大田区としては、どういう計画というか指針、今、継続中のあれでもいいのですけれども、もう一言ここは、全然足りないと思うのです。私はやはり一けた足りないね。一けた、ないし二けた足りないような感じがするのですけれど。都で2万ではなくて、区で2万ぐらい。1万ないし2万ぐらいの。ということでは、どのぐらいの額という話だというのをやっていかないと太陽発電システムも代替新エネルギー等もやっていけないと思います。 ◎東平 環境清掃部参事〔環境保全課長〕 太陽光発電システムの助成ということでございますので、当然、個人負担もございます。また取りつける方は、かなり自分のお家の屋根の日照を大分、気にされておりまして、どの程度発電できるかということも考えて取りつけているやに聞いています。  そういった点から、やはりつけていらっしゃる方はご自分の持ち家というのが中心でございます。したがって借家、までということは考えている方はあまりおられないようでございますので、そういった点から、都がどうして2万件という数字が出たか私は承知していませんが、現状の中で実現可能な数字ということで350件を見込んだということでございます。  また11月からは、余った余剰電力の買い取り制度等もはじまりますので、そういった意味では、この制度と一緒に活用することによって、よりメリットが増しますので、そういった面ではもう少し、太陽光発電装置をつけるスピードが若干加速する可能性もあるのかと考えてございます。 ◆西村 委員 この資料番号35の新エネルギー促進事業についても、まだまだこれ逆算しかできていませんけれども、やはり6,700万円相当の事業経費というのは私は高いと思っているのです。それをやっていたのではスケールメリットも出ていない、規模も小さい、そしてメーカー及び工事業者等々もまだまだ一歩を踏み出していないところを、やはり官民一体となって協力し合って、それから個人の、要は区民住民、区民国民の下の皆さんも一体となってやらないと、これはなかなか間に合わないですよ。ということを認識していただいて、これは要望ですけれども、前進していっていただきたいと思います。よろしくお願いします。要望です。 ○飯田 委員長 質疑はこの程度でよろしいですか。 (「はい」と呼ぶ者あり) ○飯田 委員長 続きまして、その他の所管事務報告をお願いをいたします。 ◎津田 建築審査課長 私からは、大田区手数料条例の一部を改正する条例についてご説明させていただきます。  本件につきましては、先週18日に総務財政委員会におきましてご説明申し上げましたことをご報告させていただきます。  それでは、お手元の資料番号11をごらんいただきたいと存じます。  改正理由といたしましては、平成21年3月31日付交付、同年4月1日から施行された所得税法の一部を改正する法律により、租税特別措置法の一部が改正されまして、同法第31条の2第1項中第13号、第62条の3第4項中第13号が削除されました。このため、当該の項を引用する優良宅地、優良住宅の認定事務に係る大田区手数料条例別表116及び117の各根拠規定の号数にずれが生じたため改正を行う。つまり、条項ずれを修正するというものでございます。施行予定日は交付の日としております。  お開きいただきますと、横長の大田区手数料条例別表となっております。この新旧対照表をごらんいただきますと、1枚目は116項で優良宅地、2枚目が117項で優良住宅認定の規定及び手数料額となってございます。そして上段が旧、下段が新となっております。今回、改正部分は下線部分で、記載のとおりの変更となっております。  これは租税特別措置法31条及び62条の中の、大都市地域における優良宅地開発の促進に関する緊急措置法の認定及び開発行為を受けて行われる複合的宅地開発事業の事業者に対する譲渡の規定が廃止されたことによる条項ずれのためでございます。なお手数料額につきましては変更はございません。手数料条例改正につきまして、私からは以上でございます。 ◎外崎 住宅課長 資料番号12をごらんいただければと思います。  区営住宅及び都営住宅の入居者募集です。1番、平成21年10月、家族向け区営住宅(空き家)の募集ですが、募集住宅、戸数は23戸です。申込期間は10月13日から10月26日まで。周知方法につきましては10月11日号の区報のほか、資料のとおりでございます。配布場所は住宅課と特別出張所です。  続きまして、2番、平成21年11月、都営住宅(空き家)の募集でございますが、まだ資料がきておりませんので、わかる範囲でご報告させていただきます。  募集住宅は資料のとおり4種類、戸数についてはまだわかっておりません。申込期間は11月2日から11月11日までです。周知方法につきましては10月21日号の区報などでお知らせします。配布場所は区営住宅と同じでございます。  続きまして、資料番号14をごらんいただければと思います。  大田区住宅マスタープランの改定についてでございます。1番、改定の目的と趣旨でございますが、現在の大田区住宅マスタープランは、平成22年度までの10年間の計画期間とするもので、間もなく終了時期を迎えるため、平成23年度からスタートする大田区住宅マスタープランを改定するための作業にとりかかることとしました。  2番、改定の方法でございますが、まちづくり推進部長ほか、関連部局の課長12名で構成する庁内検討会を設置するとともに、有識者専門部会を設置して、専門的な見地から指導・助言を受けて、3番目に書いてありますスケジュールに従いまして、来年度末までに決定し公表する予定でございます。  なお、有識者専門部会の構成は、大学教授と学識経験者、民間事業者、区議会議員、都及び区の部長職を予定しているところです。  あとは、資料ございませんが、続きまして、プラムハイツ千鳥の火災事故について口頭で行います。なお、この件につきましては機会がなかったのでご報告おくれました。申しわけございません。  事の起こり、8月26日の午前11時ごろ、プラムハイツ千鳥の3階の一室にて火災が発生いたしました。消防車が出動し、放水により正午過ぎに鎮火しました。延焼面積は15平方メートルでしたが、この火事により部屋全体がすすをかぶりまして、燃えていない部分についても全面的な改修が必要な状態になっていました。この火災による人的被害はなく、また左右の両隣、それと上下階の居室についての延焼被害はございませんでした。ただ放水した水がパイプの外に漏れて、1階集会室の天井にシミができたという被害はございました。  火災の原因でございますが、公式の発表ではございませんが、燃えたあとの消防署による現場検証では、建物、電気設備による火災ではないこと、また放火でもないとのことでした。したがいまして、居住者の火の不始末による火災であると推定されているところではございます。 ◎鈴木 都市計画担当課長 大田区都市計画マスタープランの改定について、資料番号13番をお願いいたしたいと思います。  まず、改定の目的と趣旨でございますが、都市計画マスタープラン策定から10年が経過しておりまして、新たな基本構想、おおた未来プラン10年が策定されまして、各分野の個別計画が策定されつつあるというところでございます。また、羽田空港の再拡張事業による国際化及び空港跡地利用など新たな課題が出てきております。それから少子高齢化の進展等、社会経済状況の変化に対応するため、都市計画マスタープランの改定を行うという趣旨、目的でございます。  改定の方法でございますが、各種構想・計画との整合性を図るため、まず庁内検討委員会を実施する。それから大田区都市計画審議会委員による都市計画マスタープラン改定委員会を設置いたしまして、専門的な見地から指導・助言を受けまして、都市計画マスタープランを検討するということでございます。  3番のスケジュールでございますが、21年、今現在、基礎資料の調査等を行ってございまして、10月に都市計画マスタープランの改定委員会を行う予定でございます。その中で基礎資料の整理状況報告、土地利用と人口の現状分析と将来予測とそれから改定方針案というのを検討していただく予定でございます。  続きまして、骨子案の検討それから改定素案の検討、改定素案の策定、それからパブリックコメント説明会等の実施、それから改定案の策定ということで、おおむね22年度、23年度の3月までに改定案を策定する予定でございます。その後23年度に入りまして都市計画決定をしていきたいということでございます。 ◎川野 まちづくり推進部参事まちづくり管理課長〕 私からは、資料番号16、都市計画緑地の都市計画変更手続についてご報告をさせていただきます。  中央五丁目緑地につきましては、8月10日の都市・環境委員会でご報告をさせていただきましたが、7月22日の説明会の当日、52名参加をいただきまして、このときは保育園等の用地活用の問題がございまして、もう一度、別途開催ということで閉会をさせていただきました。第2回目につきましては、9月16日、7時から9時15分までかかりましたが、64名のご参加をいただいて都市計画緑地案とあわせて保育園の土地利用についてご説明をさせていただきました。  説明会の結果について概要を書いてございますが、都市計画緑地とすることについては、おおむねご賛同を得られたと考えてございますが、その中で隣接する部分、これが保育園の部分でございますが、その部分も含めて計画区域とするべきであるというご意見がございました。  なお、残る土地、約1,000平米の保育園計画用地でございますが、こちらにつきましては新たに説明会を開催させていただくということで、現在庁内で準備をさせていただいているところでございます。  都市計画緑地のほうではございますが、今後の予定につきまして最後にご案内してございますとおり、東京都の知事同意、こちらにつきましては、現在、手続をさせていただいているところでございます。都市計画法の17条縦覧につきましては、10月21日の区報掲載をさせていただき、縦覧、意見書の受け付けを10月30日から2週間、11月13日まで予定してございます。その後、都市計画審議会を開催をさせていただきます。12月15日に、今、予定をしてございますが、開催後に都市計画決定をし告示をするという作業を予定してございます。  この決定後、速やかに事業認可を取得しまして、おおむね5年間をかけて整備を進めて行く予定でございます。 ◎室田 都市基盤施設担当課長 私のほうからは、大田区公園緑地等仮称図につきまして、資料番号25に基づきましてご説明させていただきます。  今、皆様方のお手元に、この大田区の公園緑地等箇所図、お手元にあろうかと思います。この地図につきましては、2年に1回毎年作成しておるものでございます。作成部数でございますが、400部ほどつくってございます。また実際に完成いたしましたのはこの8月でございました。  配布先でございますが、小学校ですとか各都市基盤整備、あるいは各まちなみ維持課等含めまして、仕様には庁内でございますが335部ほどは配布してございまして、残りの部数につきましては、2年に1回でございますので、必要なところに改めてまた配布をしていくといった形で配布していきたいと思います。 ◎小田川 環境清掃管理課長 私のほうからは、環境清掃部資料番号28番、29番、30番。この3件につきましてご報告をさせていただきます。  まず、資料番号28ですが、ごみをつくらないまち・おおた推進月間についてでございます。毎年10月を、ごみをつくらないまち・おおた推進月間とさせていただいております。この期間を集中的に、ごみ減量・リサイクルに関する啓発事業を実施しているものでございます。ごみをつくらないまち・おおたの広報関係ですが、まず10月1日号の区報にて掲載をさせていただきます。また区設の掲示板、こちらも10月13日から26日の間のポスター等で啓発をさせていただきます。並びにホームページまた不要品活用の情報誌としてバトンタッチというものを発行してございますので、その中でも広報をさせていただいていく予定でございます。  ごみ減量のリサイクルポスターの募集・展示でございますが、こちらも毎年小・中学生を対象に標記のポスターを募集しているところでございます。この中からごみ・リサイクルについて考えるきっかけをつくっていただこうということで、各イベントの会場にて展示をし、区民の方に見ていただいているところでございます。  下の表に書き込んでございますのが、このごみをつくらないまち・おおたの推進月間のポスター展を中心に開催をする会場になります。一番上の環境フェアにつきましては、これは多摩川清掃工場の中で、区民向けのお祭りを、今年で3回目になりますが、こちらの会場にてポスター展の受賞者の表彰式を行わさせていただく予定にしてございます。そのほかに、スケルトン車等の積み込み体験なども実施をしてまいりたいと思ってございます。  以下、富士通のソリューションスクエアくすのき祭が、10月25日10時から16時。また消費者生活センターにおきまして生活展、これが10月31日から11月1日10時から15時半まで。並びにOTAふれあいフェスタ、こちらも11月7日、8日ですが平和の森公園会場にて、スケルトン車での積み込み体験と3R・ごみに関するクイズなどを実施していく予定でございます。なお本庁舎のロビーでは11月27日から12月1日ということで、ごみ減量・リサイクルポスター展を実施する予定です。  あと、これは来年になるのですが、2月21日10時から16時ということで、山王小学校を会場にいたしましてエコフェスタワンダーランド、こちらでも同じようにポスター展、ごみ減量・リサイクルの展示とスケルトン車のごみ積み込み体験などを実施していく予定でございます。  引き続きまして、資料番号29、大田清掃工場第二工場解体工事に伴う土壌調査結果についてでございます。  こちらにつきましては、既に清掃一部事務組合から速報という形でお知らせがありましたので、文書をもちまして皆様方には既にお知らせをしている件でございますが、改めてご報告をさせていただきます。  今回の調査目的につきましては、大田清掃工場の第二工場解体に伴います敷地内での土壌調査を把握をするもので、こちらの根拠としましては、東京都の環境確保条例第116条に基づく土壌汚染調査を実施をしたものでございます。調査日程につきましては、今年の7月28日から8月6日におきまして試料を採取してございます。調査・分析機関ですが、こちら帝人エコ・サイエンス株式会社という国の指定調査機関になってございます。  調査内容ですが、調査項目、これは条例に定める第二種有害物質という重金属類、これは9物質あります。それから第三種有害物質、農薬類としまして6物質中の2物質を、合計11物質を調査項目としております。具体的な調査数量等につきましては、検体数が111検体、分析項目としましては、土壌溶出量試験全11物質。それから土壌含有量試験、第二種有害物質になってございます。なおこの土壌溶出量試験と申しますのは、人が飲んで健康にどういう被害が及ぼすかと、及ぼさない基準を定めた試験でございます。それから土壌の含有量試験といいますのは、これは土壌が直接口から入った場合の危険度を検査したものでございます。  この調査の結果、以下の3物質が土壌溶出量試験において基準値を超える値となったということで報告がございました。いずれの地点におきましても、大きくは基準値を下回っていませんが、その他8物質については、土壌含有量ともに基準値を超えるものはありませんでしたということで、下の表に書いてございます。  検出されましたのが、フッ素。これは18検体が検出されてございます。溶出量試験の基準値は0.8ミリグラム/リットルが基準なのですが、その中で検出されましたのが0.9から1.8の数値が検出されてございます。なお、含有量試験につきましては基準値が4,000ミリグラム/キログラムですので、その中から19から230ということでこれは範囲内ということでございます。  2点目のヒ素。これは111検体の中で6検体が検出されてございます。基準値につきましては0.01ミリグラム/リットル中の0.011から0.018という数字が検出をされております。なお含有量試験につきましては、同じく150ミリグラム/キログラムの基準に対して不検出から1ということで、こちらのほうについてはほとんど基準値内ということでございます。  3項目が全シアンということで、111検体の中の5検体が検出されてございまして、こちらの溶出量試験につきましては、検出されないことという基準値でありますが、0.1から0.4という数値が検出されてございます。  なお下段に解説がありますが、定量下限0.1ミリグラム/リットルと言いますのは、測定できる限界量ということで報告されてございます。同じく含有量試験につきましては50ミリグラム/キログラムということで、こちらについては不検出ということになってございます。  今後の予定でございますが、基準値を超えた地点、今回、解体工事は、地表部分は手を触れないで地上部分の建物について解体をするということでございますので、今回の解体工事の範囲には含まれていませんということです。またこのことによる環境面や健康面の影響は生じないものと考えていると。今後詳細な検討を加え、また関係各所と調整し適切に対応してまいりますということで、清掃一部事務組合からの報告がありました。  続きまして、資料番号30番、品川清掃工場における日立造船株式会社の労働災害死亡事故についてでございます。こちらの件につきましては、もう既にマスコミ等で報道されている点でございますが、改めて報告をさせていただきます。平成21年9月5日土曜日21時30分ごろ、一組が運転業務委託をしている日立造船株式会社の従業員がコンベアに引き込まれる事故が発生し、救急病院へ搬送されましたが、同日22時50分に死亡が確認されました。日立造船の報告からは、本来複数で作業すべきところを単独で行っていたことが大きな要因であると考えておりますという報告でございます。  事故発生は、ただいま申し上げましたように9月5日21時30分ごろ。事故の発生場所につきましては、品川清掃工場の灰溶融施設密閉型灰搬送用コンベア内ということで、灰を搬送するコンベアを、筒状に密閉をしているコンベアの中で、該当被災者の方が挟まれ死亡に至ったという事故でございます。  被災者につきましては、日立造船株式会社の従業員男性21歳ということで、以下に事故状況が時間経過とともに書かれてございます。大きなところは、灰溶融、灰の密閉型コンベアに不具合が生じまして、当初20時52分に被災者が単独で復旧にとりかかったというところでございます。その後、そのコンベアが動いていないということをまた制御所のほうで確認ができたので現場に行ったところ、当従事者がベルトコンベアに挟まれていたと。以下救急搬送されましたが死亡が確認をされたという内容でございます。以下日立造船の関係者等が湾岸署の立ち会いのもと事情聴取を受けているということがその時間帯で経過が説明をされています。  裏面の5番目に、今後の対応ということで、今回の事故について重大かつ深刻な事態として受けとめ、委託業者に対し単独作業の禁止や機器の停止を確認した上での作業など、安全作業マニュアルにのっとった作業を一層徹底させてまいりますということでございます。その他、灰溶融施設の管理委託を行うにあたっての当組合、委託仕様書並びに日立造船が当組合に提示した安全作業マニュアルでは次のとおりということで、以下のマニュアルが示されてございます。この中でも、点検作業については原則二人で行うということが書かれておりますので、この辺が遵守されなかったということで、今後委託業者につきましては指導を徹底するとともに、関係工場の工場長を招集して再点検ということで報告がきてございます。 ◎東平 環境清掃部参事〔環境保全課長〕 私からは、2点ばかり報告させていただきます。  資料番号32でございます。環境イベントの実施ということで10月18日に自然観察会を行います。第2回目ということで、今回は雑木林のみちということで、多摩川台公園を中心とした自然観察会でございます。午前10時、10時半、11時、11時30分の4回に分けて出発して、それぞれ1時間程度の自然観察会を行います。秋の七草とかシジュウカラとかそういったものの観察ができるかと考えてございます。当日は直接受付場所へということで、申し込みは不要でございます。雨天の場合には中止ということになってございます。  続きまして、資料番号33でございます。昨年度から大気中のアスベスト濃度の結果を年2回ずつ観測してございます。今回は8月6日の日に観察会を行いましてその結果が出ております。今回は雨が降りまして2回ほど延期になりまして、本来ならば7月20日前後に調査をするつもりでしたけれども、8月6日まで延びてしまいました。その結果でございますが、大森南四丁目9番のところではいずれも0.3未満、それから本蒲田老人いこいの家のところでは0.3未満。それから糀谷特別出張所のところでは0.3未満ということで、0.3未満というのは転用限界値ということになってございます。 ○飯田 委員長 委員の皆さんに相談なのですけれども、1日に委員会があるので、今ご報告のあった所管事務報告の質疑、それから行政評価報告書包括外部監査等の説明質疑等は1日に行うということでいいですか。 (「はい」と呼ぶ者あり) ○飯田 委員長 では、そうさせていただきます。  それでは、調査事件を一括して継続といたします。  次に、審査事件も一括して継続としたいと思います。  次回の委員会日程を確認をいたします。  次回の委員会日程は、10月1日、午前10時からこの第4委員会室で行いますので、よろしくお願いをいたします。  次回の委員会には、陳情の二次締め切り分として数件付託されると予想されます。視察等が必要な場合には早急にご連絡いたします。  以上で、都市・環境委員会を閉会といたします。              午後0時00分閉会...