○清波
委員長 では公明、お願いいたします。
◆渡部 委員 大田区
議会公明党は、第23
号議案 大田区立公園条例の一部を改正する条例から、第39
号議案 特別区
道路線の認定についての8件について、賛成をいたします。一言申し上げておきたいと思います。
第25
号議案につきましては、
区営住宅等、新たに建てるとなりますと、区の
財政負担が大変重いと。それに比べたならば、
借上げ方式、これは区の負担も少なくてすむし、また、なおかつ民間の活力の導入にもなるかと思います。そういった意味で、大いに進めてもらいたいと思いますし。今後とも
高齢者が安心して住めるような施策を今後とも前向きに検討してもらいたいと思います。
それから第38
号議案につきましては、
蒲田西口駅前の
まちづくりとして、今後の命運をかけるべき開発となり、重要な施策となってまいります。
地元住民とのコンセンサスを十分に行い、今後の
まちづくりを進めていただきたいことを要望いたします。
○清波
委員長 共産、お願いいたします。
◆金子 委員
日本共産党大田区議団は、今回出されている、第23
号議案から第39
号議案まで、賛成をします。この際、意見を申し上げておきます。
第25号、26号、27
号議案は、
区営住宅、
区民住宅シルバーピアから
暴力団員を排除するための条例です。
区営住宅などが安全であることは、第一義的に優先されなければなりません。しかし、個人の人権、
個人情報保護の立場からは、問題がないわけではありません。条例の運用にあたっての十分な
判断材料が提供されていないので、実質的な内容が不明であること、それから
入居募集などにかかわる規則の内容が明らかになっていないことが挙げられます。
暴力団員の疑いがあると判断する
入居資格要件の審査や、具体的な対応にあたり、
個人情報の保護に
十分配慮を行うこと。適正な運用のために、
第三者機関を設置するなど、検討してはどうかという意見をつけて賛成をします。
特に第25
号議案では、新しい
シルバーピアなどをつくるための要件を少し緩和をされるようにということを要望しておきます。
第23
号議案は、既に使われていた
せせらぎ公園内のクラブハウスの
集会所、
多目的室を条例化するために規定を整理するというものです。意見としては、仮に徴収していたことは、要綱で定めていたので問題はないという説明でしたが、
集会室を使用開始するときに、リフォームなどもしていたはずですので、そのとき同時に条例を定めた方が無理がなかったのではないかと考えました。他の施設と違う
取扱いは、後々なぜそうしたかが必ず問題になると考えますので、同様の案件が今後出てくるときは注意を払っていただきたいと思います。
また、他の施設と同様に料金が決められていますが、
納税者である区民が使うのですから、他区に比べて高い
施設使用料をなるべく最小限の
使用料金に見直しをして、区民の
地域活動を応援することを要望します。
第24
号議案については、この建物は
多摩川緑地の
ゴルフ場を開放するときに、区民の使用について便宜を図るという
区民要求に沿ったもので、
休憩所や
シャワー室などもつくられたものです。残った施設がよりよく区民に使われるよう、一層注意を払っていただきたいと思います。
また、第38
号議案と39
号議案は、
日本工学院の
開発行為によって区道を廃止すること、また認定をするというものです。
地域住民から、これは大変困るという意見はないようですから問題はないと考えますが。区道は、区民の
共有財産でありますから、今後のあの地域の使われ方などについては、区としても
十分注意を払って行くよう要望します。まちが相当大きく変わっていくということですので、この辺について、やはり
まちづくりに対する条例なども検討して行くべきではないかということを意見として上げたいと思います。
もう一つの区道を廃止することについては、歴史的な経過があるようですが。それはそれとして、あの場所が区道として使われていたのには、それなりの意味があったのかなということを考えまして賛成いたします。
○清波
委員長 民主、お願いします。
◆黒川 委員 大田区
議会民主党は、第23
号議案から、第39
号議案まで賛成いたします。
○清波
委員長 ではネ無自、お願いいたします。
◆奈須 委員 ネット・無所属・
自由連合は、第23
号議案、24
号議案、25号、26号、27号、37
号議案について、賛成いたします。また、私個人といたしまして、38
号議案、39
号議案につきましては、継続を主張させていただきます。
この際ですので、少し意見を申し述べさせていただきます。第25
号議案につきましては、
シルバーピアは民間が住宅を建設した
建設費の一部を補助するとともに、
家賃補助をするもので。
区営住宅に比べての
費用負担が軽減されるメリットがあります。しかし、現在の運用のままでは、区の目標にはほど遠い現状であり、
高齢者専用住宅を
シルバーピアだけで充足させようとするには限界があります。
シルバーピアの目的である、
高齢者の
住宅対策には、建築して充足させるだけではなく、
高齢者向けの
バリアフリーの
賃貸住宅市場もまた整備する必要があると考えます。
障害者の
住宅対策にもなる
バリアフリーの
賃貸住宅市場整備について要望いたしまして、賛成をさせていただきたいと思います。
また38
号議案、39
号議案につきましては、地域の
まちづくりは開発の是非も含め、区が方針を示すべきであると考えます。蒲田駅周辺の
ビジョンのない状況で、
民間開発に牽引される形で安易に道路の廃止を決定するのは問題があると考えます。道路は、建物の建築と強く結びついています。道路があれば、
建築プランに制約がかかる土地の区道の廃止は、一
地権者である、ときには
地権者の
財産価値を高めることにもなり、より慎重に判断がなされなければならないと考えます。区道の廃止の議案ではありますが、廃止することにより開発が許可され、結果として
開発行為として建築される建物の
地域住民への影響について、十分な予測がなし得ないこと。そして区の
蒲田地域への
まちづくりの
ビジョンのないことから、継続を主張させていただきたいと思います。
○清波
委員長 それでは、意見が分かれておりますので。まず初めに、継続とするか、また採決をするかについてお諮りいたします。継続ということで賛成の方は挙手をお願いします。
(
賛成者挙手)
○清波
委員長 賛成者少数により、継続については否決されました。それでは、採決を。38
号議案と39
号議案につきまして、採決をいたします。
それでは、第38
号議案 特別区
道路線の廃止についてと、第39
号議案 特別区
道路線の認定について、
原案どおり決定をすることに賛成の方は挙手をお願いいたします。
(
賛成者挙手)
○清波
委員長 それでは、
原案どおり決定をいたしました。
つづいて、第23
号議案、24
号議案、25
号議案、26
号議案、27
号議案、37
号議案を一括して採決といたします。
原案どおり決定することに賛成の方は挙手をお願いいたします。
(
賛成者挙手)
○清波
委員長 皆さんご異議ないようですので、これは
原案どおり決定をいたしました。
以上をもちまして、
付託議案の審査は終了いたしました。この際お諮りいたします。
付託議案の
委員長報告につきましては、正副
委員長及び理事にご一任いただくことにご異議ございませんか。
◆金子 委員 一応、
委員長報告を回していただきたいと思うのですが。すみませんが、よろしくお願いいたします。
○清波
委員長 よろしいですか、報告は
皆さんに回すということで。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○清波
委員長 では、そのようにさせていただきます。
それでは、陳情の審査に入ります。19第98号
都営地下鉄馬込修理工場跡地に
商業施設を誘致する構想に反対の陳情、20第3号
ラグビーグラウンド建設に関する陳情、20第9号
都営地下鉄馬込車両工場跡地を大田区が
公園用地(
公共用地)として購入するよう依頼する陳情を一括して議題といたします。それでは、新規に付託されました陳情の
取扱いにつきまして、皆様のご意見をお願いします。発言は大
会派順にお願いいたします。
初めに、19第98号
都営地下鉄馬込修理工場跡地に
商業施設を誘致する構想に反対の陳情についてお願いいたします。
自民、お願いいたします。
◆岸田 委員 継続でお願いいたします。やはり、もう少し地域の声をよく聞いて判断していただきたいと思いますので、継続ということでよろしくお願いします。
○清波
委員長 公明、お願いいたします。
◆渡部 委員 大田区
議会公明党も、継続でお願いいたします。
○清波
委員長 共産、お願いいたします。
◆金子 委員 この
商業施設を誘致するということが、いろいろ、こういうときにうわさで出ているということがあったときに、それは必ずしも無関係かということはありませんので、この陳情を採択して、
商業施設ができることについてもう少し考えたらどうかという感じでは、一応賛成ですけれども。状況としては、ちょっと見守ってもいい気もするのですが。
商業施設ができるということについては、反対ですので、これに賛成で私はいいと思います。
○清波
委員長 継続ですか、採択ですか。
◆金子 委員 採択です。
○清波
委員長 民主、お願いします。
◆黒川 委員 継続でお願いします。
○清波
委員長 ネ無自、お願いします。
◆奈須 委員 継続でお願いします。
○清波
委員長 それでは、
取扱いについてですが。本日のところは継続ということで、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○清波
委員長 続きまして、20第3号
ラグビーグラウンド建設に関する陳情について、お願いをいたします。
自民、お願いいたします。
◆岸田 委員 これも継続でお願いいたします。
○清波
委員長 公明、お願いいたします。
◆渡部 委員 前回の
理事者の説明でも、1万平米程度の敷地がいるようになってくるとなると、負担も相当大きくなりますので、検討するという意味で、継続でお願いいたします。
○清波
委員長 共産、お願いいたします。
◆金子 委員 使える
ラグビー場はないわけではないということなのですが。ぜひ、この
ラグビーというのも最近
大変注目をされるスポーツになってきていますし。その場所を大田区は確保できるのではないかと考えますので、採択で。
○清波
委員長 民主、お願いします。
◆黒川 委員 私も
高校時代に
ラグビーをやっておりましたけれども、少しですけれども、やはりこの
ラグビーの精神、非常にすばらしい精神でありますので、いいと思うのですけれど、やはり何分場所がございませんので、継続でお願いします。
○清波
委員長 ネ無自、お願いします。
◆奈須 委員 継続でお願いします。
○清波
委員長 では、20第3号につきましては、本日のところは継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○清波
委員長 続いて、20第9号
都営地下鉄馬込車両工場跡地を大田区が
公園用地(
公共用地)として購入するよう依頼する陳情につきましてお願いいたします。
自民、お願いいたします。
◆岸田 委員 継続でお願いいたします。
○清波
委員長 公明、お願いいたします。
◆渡部 委員 大田区
議会公明党も、継続でお願いしたいと思いますが、内容の趣旨は大変理解できるものも多々あるわけでございますけれども、これを区で購入するとなると、100億円以上の莫大な資金が必要となってくるということがありますので、できれば、都の土地でございますから、都の責任でもって進めてもらいたいと思っております。この陳情につきましては、今までも
障害者施設をつくってもらいたいとか、あるいは
高齢者施設をつくってもらいたい等でもって陳情が採択されたものもあるわけでございます。あるいは公園、ふれあいパークにしてもらいたいというたくさんの声があるわけでありますので、それらの住民の声も十分考慮して跡地の活用を進めていただきたいということを要望して、今日のところは継続で。
○清波
委員長 共産、お願いいたします。
◆金子 委員 この
都営地下鉄馬込車両工場跡地を大田区が
公園用地、または
障害者施設などの、そういう用地として買っていただきたいという同主旨の陳情が出て、それを採択をしているわけですので。この陳情についても、採択をすべきだと考えます。
○清波
委員長 民主、お願いいたします。
◆黒川 委員 継続でお願いします。
○清波
委員長 ネ無自、お願いいたします。
◆奈須 委員 区の
公園購入に際しての基準があいまいであると考えます。これほど大きな土地を取得できるチャンスは多くありません。
土壌汚染対策も進み、時期的にも購入するか否か、早く決める必要があると思いますので、採択をお願いしたいと思います。
○清波
委員長 それでは、本日のところは継続ということでよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○清波
委員長 では、そのようにさせていただきます。
それでは、
調査事件に移ります。
調査事件を一括して上程いたします。
理事者からの報告をお願いいたします。
◎佐々木
まちづくり推進部参事〔
まちづくり課長〕 私の方からは、第5次の
補正予算について、ご説明をさせていただきます。
事項別明細書をごらんいただきたいと思います。まず最初に歳入でございます。
事項別明細書の6ページ、7ページをごらんいただきたいと思います。ちょうど
真ん中あたりでございます。
第12
款使用料及び
手数料、第1項
使用料、第5目
土木使用料でございます。
補正額2億9,170万9,000円でございます。その内訳でございますが、
道路占用料が3億2,688万7,000円の増でございます。今年度、
道路占用料の改定による増が主なものでございます。4番
公園使用料、3,517万8,000円の減でございますが。河川敷に
有料駐車場を設置に伴う収入を見込んでおりましたが、実現が難しい状況のため、減させていただくものでございます。続きまして8目
教育使用料。
補正額が823万7,000円の減でございます。内訳でございますが、
運動場使用料、これは台風の影響による歳入減でございます。
続きまして、第2項
手数料、第4目
土木手数料、
補正額が130万円でございます。
屋外広告物の申請が多かったための増でございます。
続きまして、8ページ、9ページをごらんいただきたいと思います。第13
款国庫支出金、第1項
国庫負担金、第4目
土木費補助金、
補正額が1,555万円でございます。内訳でございますが、1番の
道路橋梁費補助金4,555万円の増でございます。
都市計画道路44号線、43号線の整備の
用地費が充当されたことによる増でございます。それから
踏切構造改良、JRの踏切2カ所につきまして、
国庫補助金が2,255万円充当されたことによる増でございます。続きまして2番、
公園費補助金3,000万円の減でございます。
公園用地費、
大森ふるさとの
浜辺整備、
公園整備費、いずれも
事業費確定による増減でございます。
続きまして、第5目
都市整備費補助金。
補正額4億7,423万6,000円の減でございます。まず最初に1番、
都市整備費補助金3,711万2,000円の減でございます。1番でございますが、
住宅防音工事費3,577万円の減でございますが、
住宅騒音防止工事、いわゆる
羽田空港周辺における
住宅騒音防止工事の、
空気調和機再
更新工事の
申請件数が少なかったことによる減でございます。2番、
都市防災不燃化促進事業444万円の減でございます。当初予定していた件数より、申請が少なかったことによる減でございます。3番、
住宅等建築物耐震改修事業費250万4,000円の減でございます。
耐震改修促進計画策定業務の
契約落差による減でございます。4番が、
指定道路台帳整備事業560万2,000円の増でございます。新たに
国庫補助金が充当されたことによるものでございます。2番、
住宅費補助金612万4,000円の減でございます。1番が
公営住宅ストック総合改善地域住宅交付金524万9,000円の減でございますが、
事業費確定による減でございます。2番、
区営住宅建設地域住宅交付金87万5,000円の減でございますが。いずれも、
事業費確定による減でございます。1行飛びまして4番、狭あい
道路拡幅整備事業地域住宅交付金。狭あい
道路拡幅整備事業の
住宅交付金でございますが。当初予定していたより、6,850万円減したことによる減でございます。5番、
雨水浸透升等設置助成事業地域住宅交付金。この事業が、新たに
国庫補助金が充当されたことによる増でございます。
続きまして、10ページ、11ページ、一番上でございますが、
防犯灯設置助成事業地域住宅交付金、これも新たに
国庫補助金が充当されたことによる増でございます。次に第14
款都支出金、第1項
都負担金、一番下でございますが、第5目
土木費補助金、
補正額が1億5,256万7,000円の減でございます。内訳としましては、
都市計画道路事業、補助44号線、43号線、
区画街路1号線の
事業費が確定したことによる減でございます。そのほか、
都市計画公園事業、
田園調布せせらぎ、
大森ふるさとの
浜辺関係の6公園の
事業費が確定したことによる減でございます。
続きまして、12ページ、13ページをごらんいただきたいと思います。第14
款都支出金、第2項
都補助金、第6目
都市整備費補助金、
補正額が4,965万3,000円の減でございます。内訳でございますが、2番の
都市整備費補助金680万円、1番の
都市防災不燃化促進事業費、
申請件数が当初の見込みより少なかったことによる減でございます。2番の
防災生活圏促進事業費、申請がなかったことによる減でございます。
続きまして、14ページ、15ページをごらんいただきたいと思います。
真ん中あたりでございますが、第19
款諸収入、第4項
受託事業収入、第4目
土木費受託収入、
補正額が6,907万1,000円の増でございます。
道路復旧費の収入が増えたことによる増でございます。続きまして第7項雑入、第8目
施設等収入、409万4,000円の増でございます。
シルバーピア関係、あるいは
区営住宅、
区民住宅関係の実績による増減でございます。
続きまして、歳入は以上でございまして、歳出に移らせていただきます。42ページ、43ページをごらんいただきたいと思います。
第6
款土木費、第1項
土木管理費、第2目
公衆便所費、
補正額5,860万円の減でございます。内訳でございますが、1番としまして、
公衆便所の
新設改良5,650万円の減でございますが。大森東三丁目公園、
西六郷公園の
公衆便所の契約不調により、翌年度に工事を回したための減が主な理由でございます。2番の
公衆便所の
維持管理費210万円の減でございますが。下丸子三丁目30番、ガス橋の交番横に
国土交通省が
公衆便所を設置しまして、区が維持管理する予定でございましたが、完成が今月になる予定のため、
維持管理費が不要となったものでございます。続きまして、第3目
交通安全対策費、
補正額が5,571万、3000円の減でございます。内訳でございますが、
放置自転車等の撤去、保管所の
維持管理費等640万6,000円でございますが、この金額は、
放置自転車撤去作業委託の
契約差金でございます。2番でございますが、
自転車等駐車場の整備、
維持管理費等でございます。金額が4,930万7,000円でございますが、主なものとしましては
有料制自転車駐車場の
業務委託の
契約差金でございます。
続きまして、44ページ、45ページでございます。第2項
道路橋梁費、第1目
道路橋梁総務費、
補正額3,907万円の減でございますが、このうち、2番の
地籍調査事業1,100万円の減でございますが、主な理由としましては、
契約差金の減でございます。続きまして、第2目
道路維持費、
補正額483万円の減でございます。これは、
道路等の清掃、主に
廃棄物収集運搬作業委託等の
契約差金等でございます。続きまして、第3目
道路新設改良費、
補正額3億9,063万3,000円の減でございます。内訳でございますが、1番大岡山駅
周辺地区の整備304万8,000円の減でございますが、
土地鑑定委託等の実績がなかったことによる減でございます。2番の
道路改良事業、
補正額が1億3,900万円の減でございますが、
道路改良事業を行った
契約差金の全体の金額でございます。3番が
都市計画道路の整備、
補正額が2億4,734万6,000円の減でございます。
土地収用対象物件が、
任意買収に応じることになったことによる
補償費等の減でございます。4番の桜のプロムナードの整備、123万9,000円の減でございますが、
契約差金でございます。続きまして、第5目
橋梁新設改良費、
補正額3,750万5,000円の減でございます。内訳でございますが、橋梁の
耐震整備、
耐震補強整備9橋、架替3橋、いずれも
設計委託でございますが、
契約落差による減でございます。
続きまして、1枚飛びまして48ページ、49ページをごらんいただきたいと思います。第3項
河川費、第1目
河川維持費、
補正額200万円の減でございます。
清掃経費の
不用額の減額でございます。
続きまして、50ページ、51ページをごらんいただきたいと思います。第4項公園費、第2目公園管理費、
補正額5,535万8,000円の減でございます。内訳でございますが、公園等の
維持管理費でございまして、河川敷の
有料駐車場の工事を予定しておりましたが、今年度は困難となったことによる減でございます。続きまして第3目公園
新設改良費、
補正額1,765万6,000円の減でございます。内訳でございますが。都市計画公園の整備でございますが、洗足池公園の護岸の工事施工方法の見直し等による減でございます。
続きまして、52ページ、53ページをごらんいただきたいと思います。第7款都市整備費、第1項都市整備費、第2目都市整備費、
補正額が2,402万7,000円の減でございます。内訳でございますが、1番
都市防災不燃化促進事業1,607万9,000円の減でございます。当初の見込みより
申請件数が少なかったことによる減でございます。2番、防災生活圏促進事業294万円の減でございます。これは、
申請件数がなかったことによる減でございます。3番の住宅等建築物耐震改修事業500万8,000円でございますが、
耐震改修促進計画策定業務の
契約落差による減でございます。続きまして、第3目空港対策費、
補正額19億1,872万1,000円でございます。このうち、1番の航空機による
住宅騒音防止工事の助成、空調機器の再
更新工事の申し込み台数が少なかったことによる減でございます。
次に1枚飛びまして、56ページ、57ページをごらんいただきたいと思います。第3項住宅費、第1目住宅管理費、
補正額1,620万円でございます。内訳でございますが、2番の
高齢者アパートの提供としまして、
高齢者アパート建築資金借入金の利子助成についてでございますが、当初の予定していた金利が高くなったことによる増でございます。3番でございますが、住宅修築資金融資事務でございますが、アスベスト除去、あるいは耐震改修工事の利子補給について当初計上しましたが、実績がなかったことによる減でございます。次に4番、耐震強度偽装建築物
入居者支援229万8,000円の増でございます。これまで未請求の方の申請、移転費及び家賃助成が新たに計上させていただいたところでございます。
続きまして、58ページ、59ページをごらんいただきたいと思います。第4項環境保全費、第2目環境対策費、
補正額2,593万8,000円の減でございます。内訳でございますが、当初PCB廃棄物処理に伴う経費を計上させていただきましたが、廃棄物処理施設の不具合により処理できなくなったため、減するものでございます。
第5次補正については、以上でございます。
◎中山 建築審査課長 私からは、資料番号56に基づきまして、
手数料条例改正についてご報告いたします。本件は、2月29日の総務財政
委員会に付託いたしました、第13
号議案でございます。
今回改正しようといたしますのは、計画通知に基づく審査にかかる
手数料を徴収するための規定を設けるものでございます。国ですとか、東京都が建築物を大田区内に建築する場合、延1万平米以下でございますけれども、大田区建築主事あてに計画通知を提出して、建築関係規定に適合していることを審査を受けるということになってございます。従来、その手続につきましては、
手数料を徴収せず、審査も省略する形で最低限の審査を行ってきたところでございますが、昨年施行されました改正建築基準法に基づきまして、計画通知につきましても一般の建築確認と同様の細かい審査を行うということになりましたことから、同様に
手数料を徴収しようということになったものでございます。同様の審査を行いますので、
手数料額につきましては、一般の確認と同じ額ということになりますので。改正内容としましては、計画通知にかかる部分について追加するという形で、字句の修正ということになってございます。なお、施行につきましては、本年4月1日を予定しております。
◎菅 大田西地域行政センターまちなみ整備課長 私の方からは、一つは今日資料をお配りしましたガス橋駐車場の整備について、現状についてご報告申し上げたいと思います。もう1点は、資料はございませんが、大岡山駅前広場の完成式典が、地域の
皆さんにより開催されるということがありますので、その点について口頭報告をさせていただきたいと思います。
最初にガス橋駐車場の整備でございますが。昨年の11月15日の当
委員会において、整備計画と地域の利用者調整についてご報告を申し上げました。その中で、現状が無料制で、管理人も配置されていないという状況なので、今度は管理人は誘導員を配置して、スポーツ施設としての駐車場に整備すると。料金については、利用者の皆様に応分の負担をいただく形に制度改正をしていきたいと、このような形でご報告申し上げました。その結果、利用者説明会については1月15日にさせていただきました。要するに、ガス橋を、運動施設を利用している方々に対する説明でございます。その結果、大枠としては利用者の皆様には合意をいただいております。
ただし、区の大会とか、区が後援になっているとか、東京都が後援になっている大会については、指導者の
皆さんについては何らかの減免処置を考えてほしいという要請もありましたので、その点については要綱等を作成する中で、何らかの対応策を考えていくというご回答をして、ある程度合意形成がされたと思います。
次に、地域説明でございますけれども。このガス橋駐車場にかかわる地域の
皆さんと言えば、矢口地区、それから鵜の木地区だと思います。矢口地区については、最初に町会長会議に、1月24日の町会長会議にこの整備計画についてご説明を申し上げました。その中で、ガス橋の前にあるマンションの自治会の会長から、もう少し具体的な内容、もう一つは不安があるということがありました。そういう面で、矢口地区については、次に2月17日に矢口地区の、すぐ前のマンションの
皆さんに地域説明会という形でさせていただきました。
その中でご意見をいただいたのは、一つは騒音の関係、それから大気汚染の関係、それから景観が悪くなるという関係、もう一つは今まであった駐車場から川下の方に移すということでしたので、そういう面では今まであった部分が緑地だったものですから、その部分が駐車場になるということで。今駐車場の部分を緑地に戻すということなので、平米数の関係で縮小されるということに対するご不満。それから、有料化することによって、利用者の
皆さんがお金を取られるなら、地域に路上駐車をしようかということで、地域に違法駐車が増えるのではないかというご心配。こういう点が説明会の中で出てきました。
私どもの方からは、一つは騒音大気汚染の関係については、現在も140台の駐車スペースになっております。河川敷に2、30台がそのつど、土日祝日には駐車場に入れなくてとまっていますので、結果的には総台数の変化はないだろうというお話を説明の中でさせていただきました。それから、大気汚染についてもそういう状況ですので、大幅な変化はないだろうということもご説明させていただきました。それから景観の関係については、マンションの
皆さんにとっては今まで、確かに緑が見えたところに駐車場が見えることになりますので、そういう面についてはご不満は理解する。しかし、河川敷の駐車所については、現状の中で、少ない状況で河川敷にも日常的にとめられていると、こういう状況を解消して行きたいということからご理解をいただきたいという説明をしてきています。それから地域の方に違法駐車が増えるのではないかということについては、当然利用者には駐車場の利用を啓もうしていきますし、また地域にそういう状況があるとすれば、警察とも連携しながら、違法駐車については誠意をもって対応して行きたいというお話をしてきました。
その中で、マンションの
皆さんから、その段階では合意形成はいただけませんでした。やはり景観の問題が一番大きなマンションの
皆さん方の関心というか、思いがあるのだなということは受けとめてきています。
今度は、3月9日に第2回目のマンションの
皆さんと話し合いをしましょうということになっています。それにあたっては、矢口の連合会長、それからそのマンションの自治会長とも何度か下打ち合わせをさせていただいて、何かお互いに落ち着くところはないのかというお話もしてきました。その中で、若干、植栽をするなり、駐車場を緑に見える形、要するに芝生を、そのままの芝生ですとすぐにだめになってしまいますので、それを要するに何らかの対応をする方法があるかということも、少し今検討して3月9日に、その案についてはお示しする予定でいます。
ただし、その景観という問題については、なかなか、どの辺まで地域の
皆さんが「仕方がないな。」となっていただけるか、9日を見ませんと状況はわかりません。そういう関係で、現在のところは、工事については着工しておりません。経過としてはこういう状況になっております。
それから、大岡山駅前広場の完成式典でございますが。3月末をもって、駅前広場は完成いたします。そういう関係で、地域の
皆さん、要するに洗足の自治会、それから商店街、それから目黒区の商店街も含めてですが、地域の
皆さんが自主的に駅前の完成式典を3月30日、11時30分から12時30分まで式典を行うと。その中で、地域の
皆さんが、大田区長と目黒区長に招待状をお出しするという話も聞いております。
そういう関係で、我々行政の方は直接的な参加にはなっておりませんが、できるものについては地域がやることですので、お手伝いもさせていただくということで何人か当日は職員を配置して対応して行きたい。当日は、池上から洗足大岡山まで、これはウォークラリーと言うのでしょうか。要するに、池上大井町線80周年記念ということで、東急の関係と地域の
皆さんがウォークラリーをして、池上から歩いて大岡山に到着すると。それが、記念式典が終わった後に、大岡山の方に1,000人規模ぐらいで到着すると聞いております。その関係で、まちなみ整備課としては、当然それだけの人数が来ますので、自転車対策だとか、そういう面での職員の配置は数名考えております。
◎小塚 道路公園課長 口頭で報告させていただきます。前の
委員会でもご報告申し上げましたけれども、多摩川の不法係留。こちらの方の行政代執行が、2月19日から執行されておりました。順調に進みまして、明後日の3月5日にほとんど作業が終了すると。6日の午前中には、代執行の終了宣言をいたしますということで、京浜河川事務所からご連絡がございましたので、ご報告申し上げます。
○清波
委員長 それでは、委員の皆様の質疑をお願いいたします。
◆飯田 委員
契約差金が、ずいぶん説明ありましたけれど、なぜこんなに出てしまうのかという、大体。このようになってしまうのですか。
◎佐々木
まちづくり推進部参事〔
まちづくり課長〕 契約する場合、当然設計して設計金額が決まって、当然入札するわけでございます。私どもが設計するには当然基準を持っていまして、それにのっとって設計して、契約の方に契約事務手続きをお願いするわけですが、なぜ
契約差金がこんなに出るかというのも、なかなか答えづらいのですけれども。やはり業者の入札に参加された業者の
皆さんが、その設計価格を下回ったことによるとしか言いようがちょっとないのですけれども、やはり、下回った契約によって差金が出るということになろうかと思います。
◆飯田 委員 予算が少し高めであるということではないのですか。そういうあれではないのですか。
◎佐々木
まちづくり推進部参事〔
まちづくり課長〕 私どもが先ほども申し上げましたが、設計基準というのを持っていまして、それにのっとって設計しておりますので、そういう意味ではその視点はないと思います。
◆飯田 委員 あと、この空調機の件で、53ページに航空機による
住宅騒音防止工事等の助成、これが5,184万円減になっております。先ほど空調機の台数が少なかったと。何台から何台ぐらいになったのか。
◎佐々木
まちづくり推進部参事〔
まちづくり課長〕 私ども、430台を予定したのですけれども、実際の申し込み、最終的には190台ぐらい、このような実績になると考えております。
◆金子 委員 空港対策費の2番目、53ページ。羽田空港対策積立基金が、これで19億円増額をするわけですけれども、これで今までの分をみんな足して、80億円になるのでしたか。
◎佐々木
まちづくり推進部参事〔
まちづくり課長〕 すみません、ちょっと所管が違うのでお答えしづらいのですけれど、経営管理部の方の所管でございますので。
◆奈須 委員 いくつかお伺いしたいのですが、屋外の広告
使用料が増えていると思うのですが、これは理由は何でしょうか。
◎菅 大田西地域行政センターまちなみ整備課長 広告
使用料については、東京都の当然関連がありますけれど、東京都もありますので、要するに単価アップを東京都がしていますので、それに見合う対応を区もさせていただいたと。その結果、単価が上がりましたと、それが春の段階でわかりませんので、東京都の状況を見ながら、それがわかった時点で単価アップをさせていただきました。
◆奈須 委員 あとはPCBの処理なのですけれど、これは汚染物質は、ごめんなさい、
皆さんもうご存じかもしれないのですけれど、どこから出た汚染物質なのですか。
◎榎田 環境保全課長 これは大田区の区役所で持っているコンデンサー等を日本環境関連事業という処理施設に対応して処理する予定で、平成19年度に予算を組んだものでございます。工場の操業状況が思わしくなくて、平成18年度ほとんど操業できませんでしたので、その分の積み残しがございまして、平成19年度が処理できないということで、平成19年度も処理が難しくなったものでございます。
◆奈須 委員 現状はどのように保管していて、今後はどうなるのですか。
◎榎田 環境保全課長 現状では、稼働状況は5割程度でございます。平成20年度は、4月からは通常どおり操業できると聞いてございます。
◆奈須 委員 現状というのは、区でその処理できないでいるPCBはどうなっているのかということも。
◎榎田 環境保全課長 清掃部で持っております羽田の粗大ゴミ置き場のところの建屋の中に、区役所の中の施設から集めたPCB関係の安定器コンデンサー等を保管してございます。
◆奈須 委員 これは当然、安全に施錠がかかるところできちんと管理をされているということでよろしいわけですよね。
◎榎田 環境保全課長 建屋には施錠してございます。また、液漏れ等がないように、鉄製の容器に入れて保管してございます。
◆奈須 委員 あと、確認の
手数料の件なのですけれども。これは、何が課題でこのように変わったのですか。
◎中山 建築審査課長 先ほど申し上げましたように、確認の審査ですね。従来は建築基準法の中で、いわゆる建築確認、民間の物件だけ
手数料を徴収していたと。国とか、東京等が申請するものについては、民間と同等の審査は不要ということで、
手数料徴収の規定がなかったということでございます。
その後、当初は法令に入れられていたのですけれども、地方分権一括法の関係で、その後
手数料条例の中に建築確認
手数料も入れ込むことになったのですけれども、審査は同様に行ってきたという経緯がございますので、
手数料は引き続き徴収しないで来たと。それで昨年来、厳格な審査を行うということが官民問わず、行われる必要が生じた関係から、国とか東京都の
手数料についても徴収することは構わないという国の文書も出ておりますので、それに合わせて、東京都、それから23区と調整してまいりまして、この時期になりましたけれども徴収するということになったということです。
◆奈須 委員 実態として、これまで審査をしてこなかったと。それを、審査をすることになったということは、今ではどこでもチェックがされなかったということなのですか。
◎中山 建築審査課長 一切合財審査をしないということではなく、大きく言えば、構造審査部分、その部分について省略されていたと。それ以外の建築のボリュームですとか、防火関係ですとか、そのようなことについては審査を行ってきたと。それが、今度民間と同じようになったということです。
◆奈須 委員 私は、偽装のことが気になるわけなのですけれども、いわゆる公共の建物は安全であると思っていたのですが、構造の部分が省略されているということは、構造について、だれもチェックをしてこなかったとすると、見逃してきた可能性があると思っていいのでしょうか。どういうことなのですか。
◎中山 建築審査課長 基本的に公共建築物でも、細かく言えば国ですとか、東京都、それから市区町村の場合は、建築主事を置いている市区町村と。それが、いわゆる
手数料を徴収しない審査での形の省略審査を行っていたと。それは、それなりのそういう機関であれば、建築技術職が、いわゆる営繕部隊が設計チェックをしておりますので、民間のものと同列に扱う必要はないだろうという発想があったのではないかなと思われます。
◆奈須 委員 とすると、一つすごく気になるのが、今、民間に大きな建物の検査が流れている中で、区のそういった専門職の方も採用しなくなってきているにもかかわらず、今後は区でそういった公共建物のチェック、確認審査をしなくてはいけないということになると。現実問題として通常は割と小さな建物の確認申請だけを受けているにもかかわらず、公共の建物のボリュームの大きい建物が来たときに、現状の段階ですと優秀な中山さんとかたくさんいらっしゃるので大丈夫だと思いますけれども、将来的にもそういった技術が、いわゆるこの大田区の中で維持されていくということは可能なのでしょうか。
◎中山 建築審査課長 これまでも、というか、まず国等の建築物については、民間に出すことはできなくて、建築主事のみが審査できるという状況にありますので、規模の大小を問わず、従来から審査を行ってきたし、これからも行って行くと。また、民間のものについても、どちらに出してもいいわけですから、民間の規模の大きなものが区に審査を求めてくることも当然ありますので。状況については、変わらないと考えております。
◆奈須 委員 専門職の採用は、今大田区では控えているということも聞いているのですけれども、建築士の、これは、今後どのように、いわゆる構造についての審査の技術を自治体で維持して行くかというのは、公共の建物にかかわらず、今後大きな課題になってくると思うのですね。民間に検査が流れたとしても、最終的な責任は自治体が負うとなっていますから、そのあたりが民間に行ったもので、民間が偽装したとしても、それは大田区の責任になってくるわけですよね。そのあたりの技術的な部分を確保するということについては、大田区はどのように問題意識をとらえていらっしゃるのでしょうか。
◎秋山 副区長 建築の技術者の問題ということで、今ご質問いただきました。特に、建築の構造審査に関しては、かなり専門的な部分がございまして。委員がご指摘のとおり、その専門知識を有している職員が必要だということは十分承知をしております。そういった意味では、建築技術職も、ここのところ団塊の世代を含めて退職が非常に多く、あるいは勧奨退職も含めて退職者が増えているという実態がございます。
そういった意味では、やはりその技術的な部分での補完は必要だと考えておりますので、今後はどのような形で採用して行くかも含めて、研究をしていきたいと思ってございます。特に、耐震偽装問題以降、技術職の力量というのは非常に問われる状況になってきておりまして、今るるお話し申し上げましたように、国も規制も大分強化をしております。そういったものに対して、区がどのような対応できちっとした技術職員を養成し、そしてそういった区民の安全、安心のために信頼に応えていくかということについては、大変大きな課題だと思っておりますので、今申し上げましたように、職員の採用も含めて今後どうあるべきか、その辺については十分検討してまいりたいと思っております。
◆奈須 委員 確認は一時滞りましたけれども、昨年の建築基準法の改正で、少しずつ今戻ってきているとは言われていますけれども、やはり、さらに確認に際してはていねいな審査が求められると同時に、民間から申請する側にとってはやはりスピードが要求されるわけですよね。その中で見抜く技術だとか、目というものが非常に重要になってきている中で、やはり実態としては自治体のその建築確認というものの内容は、より軽微なものに、またもとに戻って行くのではないかと私は認識をしていますので、ぜひ、今副区長も今後の検討をしてくださると言っていましたけれども。
やはり、そこの部分はきちんと守って行かないと、民間の力を使う部分と、きちんとそこを制度として押さえて行って、いわゆる不正を許さないという体制は、ぜひ大田区でもつくっていただきたいと思います。要望として。
◎菅 大田西地域行政センターまちなみ整備課長 先ほど、奈須委員からのご質問に対して、ちょっと間違っていましたので訂正させていただきます。
屋外広告物許可
手数料について、なぜアップしたのかというご質問だったのですが、私、勘違いをしまして、
道路等の占用料と勘違いして答弁をさせていただきました。
屋外広告物に関しましては、職場の中で小さい看板等について、今までなかなかそこまで対応しきれなかったものを、今回地域を回って、指導をして、申請をしてくださいという勧誘をした結果ということで、若干アップしております。大変失礼いたしました。
◆奈須 委員 指導をした結果、どのぐらいの割合できちんとお支払いいただけるようになっているのですか。お声をかければ
皆さん払っていただける状況になっているのでしょか。
◎菅 大田西地域行政センターまちなみ整備課長 必ずしも声をかけた
皆さんが、必ずしも申請をするとはなっていません。やはり漏れる部分もあります。
◆奈須 委員 知らない顔をして払わないで得をしたということがないように、努力はすごく、いいことだと思うので、そのあたりはなかなか難しいですけれどもね。手間をかけてどのぐらい回収できるかというのは、きちんともらえるといいなとは、これは感想として。
◆渡部 委員 今の7ページの、
屋外広告物の許可
手数料の件ですけれども。
屋外広告物で
手数料を取るということで、例えば路上であれば駐輪場、自転車の撤去
手数料等あるのですけれども。区道に、いわゆる、例えば不動産とか、いろいろな広告とかがでかでかと、商店街でも道路でもものすごく氾濫をしていて。なぜああいったところに
手数料を取らないのだと、こういう声があるのですけれど、これはどうなのですか。
◎廣瀬 大田北地域行政センターまちなみ整備課長 今の道路不法占用の関係で、かなりいろいろと問題を抱えていることは事実です。一番大きな問題は、自転車の違法駐輪でございます。それとあいまって、違法の広告看板がやはり自転車と自転車の間に置き去りにされるというケースが非常に多くございます。
これについては、私どもは自転車については、自転車対策の係がございまして、放置対策をずっと延々とやってきているという経緯がございます。それから、違法看板につきましては、各まちなみ管理係というところがございまして、その監察というメンバーが、基本的には違法看板に対して警告を発して撤去するように指導をしているという状況です。
基本的には、これはもう違法の看板でございますので、徴収料を取るというよりは、撤去させるという方向性なのですけれども、現状では、非常にいたちごっこのような、追いかけごっこをやっています。撤去指導をしたときにすっと片づけますけれど、撤去指導が終わったあとすぐまた看板が出てくるという、特に私は北のまちなみですけれど、大森駅前は毎日のように不動産物件が見えないような形での警告札を貼りますけれども、我々がいなくなった途端に、警告札をはがしていくということをやっておりまして。たまにですけれど、ときどき警察とも一緒になってその事務所を訪れまして指導しますと、そのときは排除をするのですけれども、また1週間ぐらいするとまた出して来るという、こういう状況でございます。
まちなみの整備全般としましては、自転車の不法駐輪を基本的に撤去しながら、そういったその違法広告物も撤去して行かないと、自転車があるからいいだろうとか、いろいろな自転車の波にまみれて違法広告物を置き込んで行くという、そのときそのとき、いろいろ、業者によってもいろいろな考え方があるのですけれども、そのような状況が、大きな駅前では常に展開されております。非常に頭の痛い問題ですけれども、何とか自転車の問題を解決する中で、広告物も一緒に解決させていきたいと考えているところです。
◆渡部 委員 昨日も大変風が強くて、ああいった大きな広告物が風で流されて大変危険だということもありますので。先ほど、まちなみの課長からもお話がありましたけれども、やはり自転車を撤去してもなぜ広告物は持って行かないのだと、区の怠慢ではないかと、こういった声も聞かれておりますので、検討してもらいたいと思います。
もう一つ、11ページの一番上に、防犯と設置助成事業で、歳入があるのですけれども、これは、区道、私道問わず増設、増えたということですか。それでお金をもらったということですか。
◎石井 建築調整課長 これは、私道においての防犯灯でございまして、新たに地域
住宅交付金の対象になったものでございます。
◆渡部 委員 今回、平成20年度予算で青色防犯灯というのが出ておりましたけれども、これとは関係ないのですか。
◎石井 建築調整課長 これは、蛍光灯の防犯灯でございます。
◆渡部 委員 蛍光灯の防犯灯ですよね。いわゆる区道、私道を問わず各地域で防犯対策上、あるいはまた環境対策上、青色の防犯灯を使ってやることによって、その犯罪を防げると。こういったことが各都道府県、ほとんどの県でやっているのですけれども。こういったことを大田区でも検討はしていますか。
◎石井 建築調整課長 指導の防犯灯につきましては、大変小規模なことでございますし。また青色ということは、研究はしておりますけれど、まだ試験的ということも聞いておりますので、状況を見ながら、また費用もかなり高くなるということもございますので、調査検討中でございます。
○清波
委員長 よろしいですか。補正の中で、51ページで、公園費のところで、ちょっと先ほど聞き逃してしまったのかもしれませんが、今年度、困難という説明があったのですが。それはどういうあれでしょうか。
◎佐々木
まちづくり推進部参事〔
まちづくり課長〕 51ページの公園管理費でよろしいでしょうか。
○清波
委員長 はい、そこだと思います。
◎佐々木
まちづくり推進部参事〔
まちづくり課長〕 5,535万8,000円でございます。この内訳で一番大きいのは、河川敷の
有料駐車場の設置工事、これについて、今年度設置が困難になったための減が主なものでございます。それが3,338万8,000円でございまして、それ以外にトイレの改修工事が契約不調による減が1,950万円ほどございます。
○清波
委員長 わかりました。それで、今年度困難というのは、どういう理由からだったのでしょうか。先ほどのですか。ガス橋のことですか。
◎佐々木
まちづくり推進部参事〔
まちづくり課長〕 失礼いたしました。六郷橋及びガス橋緑地の駐車場設置工事でございます。
○清波
委員長 それが延びたというか。わかりました。もう1点。そのガス橋のところの件ですが。工事期間が延びてしまってということになるわけですか。2月上旬から3月末で、4月供用開始ですよね。それが延びてしまったということになるのですか。
◎菅 大田西地域行政センターまちなみ整備課長 今の補正の関係ですが、委託費なのですが、要するに、ガス橋の駐車場が完成した時点で、民間業者に委託をして維持管理をしていくと。その経費を、年度当初に当然、工事費と一緒に予算計上させていただいていたわけですが。先ほど説明したとおり、工事は延びておりますので、平成19年度は全く完成しておりませんので、現時点で。委託費は使わなかった、執行しなかったと、こういう意味です。
○清波
委員長 関連なのです、すみません。ということは、4月1日から本当は供用開始で、もう3月の初めからは工事が始まっていて当然だったわけですよね。それが遅れてしまったということですが、これは、例えば住民の方に対する説明というのが、遅れたというそういう、もっと早くすればよかったのではなかったかなと思うのですが、その辺は、それが原因ですか。
◎菅 大田西地域行政センターまちなみ整備課長 地域の方からも、もっと早く説明しろというお叱りは受けました。それに対して、私の方からご説明というか、釈明も含めてなのですが、最初はお詫びをしました。当然、遅くなったのは事実ですから、その原因なのですが、一つは、当初予算に計上しておりましたので、即執行して行こうという考え方はあったのですが、ガス橋が川崎が管理しているものですが、進めていく中で、耐震補強工事をしていくということが明らかになりました。その関係で、そちらを具体化しないと、駐車場の整備が、要するに材料置き場だとか、大田側の河川敷の方から工事もしますから、その関係で工事車両等が出入りをしていく。こういう点を調整しておかないと、駐車場をつくってもまたそこが使えなくなると、こういう状況もあるので。川崎の方と調整しましたが、川崎の方は平成19年度は実施計画をしていて、それがなかなか決まらないという状況から、たらればの報告はいただいていましたが、具体的に川崎市の議会の承認をいただいた結果としてなっていなかったので、その様子を見ながら進めてきた結果、先ほど申し上げましたとおり、当常任
委員会にも11月に具体的に進めていくことをご報告申し上げたという、こういう経過で遅れてしまって地域説明も遅れたと。
○清波
委員長 わかりました。他市との関係があったから、やはりいろいろうまくいかなかったのだと思いますけれども。やはりもうちょっと早く、この大田区はこれ計画を立てていたわけですから、できればもうちょっと早く根回しというか、地元のやはり説明をしておいた方が、補正を組まないでもっと早くできたのではないかなという気もいたします。
◆永井 委員 もう時間が時間なので、やめようかと思ったのですが。河川敷の駐車場、なぜ機械でというか。そうすると、あまり人もいらないではないかという。委託料もいらないではないかという。もうずっと前から言っているのですけれど。あそこはもうそういうものをつくってはいけないと言われるのだと、言うのですけれど。本当ですかと、誰がそのようなことを言うのだという、
国土交通省とかと言うのですけれど。そんな話はないだろうと。国の方がふざけるなという切り返しができないのですか。
例えば、ずっといろいろな契約で見ていて、計算をどうしているのか知らないけれど、現場で働いている人たちの時間給を聞くと、そんなに払っていないよという、会社が儲けているのではないかという、そのあたりのえらい矛盾を。行政側としては全然無視してよろしいのかという、その両方を考えることをいつも思っているのですけれど。最初の、私が言った河川敷の機械で、百円入れたりして出入りできるようなそのようなことができないものかという、改めてもう一回答えてください。
◎菅 大田西地域行政センターまちなみ整備課長 河川敷については、占用を国からもらって、我々が運動施設、または緑地等をつくっておりますけれども。その中で、
国土交通省の方は、工作物等をつくるにしても、すぐに撤去できることが前提で。固定化することは、要するに河川管理としては非常に問題が多いと。要するに、洪水等に対して、それが河口に流れていくということも含めての考え方から、工作物については原則固定化しないで撤去できることが条件。要するに大水が出たら、必ず現在は私たちの方で、便所から何からみんな撤去しております。そういう条件のもとに許可がされているというのが実態でございます。
◆永井 委員 だから、それはそういう言い方はよくわかるけれど。それがなぜ、バー一つをつくって、そのようなもので、それは普通の人間が考えたら、そのような能書きは絶対に通用しないよということだと私は思うのですけれど。それを平気でもうずっと、これはもう15年、20年前から言っているのです。なぜそんなことを国が言うのだということなのですよ。
それはまた、行政の側として区側も国からお借りしているものではなくて、うちの近所の広場なのだという、国ががたがた言うことではない、うちの方で処理をするから心配するなというそういう雰囲気になぜ取れないのだということなのですけれど。こうなったら副区長ですね。
◎秋山 副区長 私も南センターにおりましたときに、多摩川の河川敷の管理でいろいろと国とやり取りをさせていただきました。かなり、やはり国の考え方というのは固いところがございまして。そういったことで、ご承知のようにトイレも移動式にしています。大きなトイレも車で運ぶようにということでしております。この間、たまたま河川敷が氾濫をして、大分いろいろな物が流れてきて、そのあと、行った状況を見ますとやはり固定物のところにかたまっているのが多かったということで。これが国としては、管理上非常に問題があると。そういったことで、国としてはどうしてもそこは譲れない線だというのが大きな話としてあります。
私どもとしては、もう少し柔軟に何とかできないのかということで、交渉の中ではお話をさせていただいておりますけれども、なかなかまだそこは突破できないというところでございまして、なるべく固定にならないものを設置をしていこうということで、今作業をさせていただいております。
◆永井 委員 しつこいようですけれど、要は、もうちょっと知恵を働かせて、そういうことができる可能性を探らなければいけないと思います。どこかに委託をすると言っても、どうも怪しげだと思っているし。いろいろな業者のからみがあるかもしれないけれど、会社が儲かればいいということではないと私は思っているので。そこまで言うのならば、働く人たちの時間給だとか、そのあたりのこともつぶさに調べながらやって行かないと。会社が儲かればいいと、よく葬儀屋が儲けてベンツに乗っていると私は頭に来るのですよ、人の不幸を喜びに変えるような。それと同じように、ちょっとしたいろいろな区の委託を受けながら、社長が大きな態度をしているとこのやろうという気持ちになるので。そのあたりのことを考えていただきたいと要望しておきます。
○清波
委員長 要望で。ほかによろしいですか。
◆金子 委員
都市整備委員会で、例えば視察に行く案件が出てきたときには、今までは1日目に行ったそうなのですね。ですから、やはり1日目の方がいいのではないかと思うのですけれども、討論の関係等で、そのようにお願いします。
○清波
委員長 それでは、前回金子委員の方から申し出がありました、そのガス橋のこの駐車場のところの視察をというお話がありましたけれども。次回にというお話だったのですが、
皆さん、もし行かれるとしたら次の
委員会ということになりますが、どうされますか。
◆金子 委員 駐車場ではなく、
ラグビー場があるという説明だったので、それが見らればということで。
○清波
委員長 では両方を兼ねということで。どうしますか、
皆さん、もし。
◆永井 委員 継続になったのでしょう。
○清波
委員長 継続ですけれども、前回、次のときにということになっていましたよね。ですから、もし行かれるようであれば。もし行かれるとしたら、次にまた9時か10時ということに。9時ということになりますが。行かなくてもいいよという意見の方もいらっしゃいますが。どうでしょうか、行くとしたら9時ということになりますが。どういたしますか、行くことに賛成でいいですか。よろしいですか。次回のときは9時ということで、視察に行かせていただこうと思います。10日ですね。
それでは以上で、
調査事件を一括して継続といたします。次回の日程についてお諮りいたしますが、次回は3月10日、今
皆さんのお話で9時ということで、
委員会を一旦開始してから視察に行くということで、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○清波
委員長 それでは、そのようにさせていただきます。
理事者の
皆さん、よろしいですか。
以上で、
都市整備委員会を閉会いたします。
午後12時08分閉会...