また、
浜竹図書館でありますけれども、10月24日からオープンということでございますけれども、改修、改築、いわゆる箱物
の方は整備が整ったという状況になりますけれども、
図書館運営につきましても内容
の充実を今後とも図っていただきたいというように申し上げます。
また、第57
号議案の案件でありますけれども、
一般団体から日常的に
不公平感があるということ
の陳情を私どもいただいてきております。そういった意味合いで、今回
の条例改正はその
不公平感を解消できるということになるかと思います。今後とも
活動支援のために尽力していただきたいと申し上げます。
また、第58
号議案 大田区
廃棄物の減量及び
適正処理に関する条例
の一部を改正する条例でありますけれども、法改正によりまして、
不法投棄が厳格に取り締まっていけることになるかと思いますけれども、いわゆる
一般家庭ごみのことよりも、私たち
のこの
大田区役所に関係する施設、また学校等
の施設、こういったところから出てくる
一般ごみ、また
産業廃棄物においては、
不法投棄の原因になり得る要素が多分にあるかと思いますので、この法に照らして、そういう行政から
不法投棄の要因が解消されますことを清掃部、また総務課において厳格に自らを律していただきたいと要請して、全議案に賛成をいたします。
○
委員長 では、共産お願いいたします。
◆金子
委員 日本共産党大田区議団は、第54
号議案 平成15年度大田区
一般会計補正予算(第2次)、第56
号議案 大田区
組織条例の一部を改正する条例、第58
号議案大田区
廃棄物の減量及び
適正処理に関する条例
の一部を改正する条例、第63
号議案 選挙長等
の報酬及び
費用弁償に関する条例
の一部を改正する条例
の4件について賛成し、第55
号議案 平成15年度大田区
介護保険特別会計補正予算(第1次)、第57
号議案 大田区立男女平等推進センター条例の一部を改正する条例
の2件について反対します。
まず、第54
号議案 平成15年度大田区
一般会計補正予算(第2次)については
奨学金の貸付制度の増額、1,049人から1,143へ
の増額。
痴呆性高齢者グループホーム1カ所
の補助。
イベント事業や
活性化事業など、商店街へ
の事業補助2店舗へ。輝け
店舗支援事業など。区民
の暮らし、営業を支援する、施策を進める3億7,000万円余
の補正となっているので賛成します。
しかし、歳出
の中に
都心共同住宅供給事業で、
住宅共同化事業として
高層建築物を進める大型
の民間業者に対して、1億円も
の補助を出す一方で、区内
の中小事業者が要望する区融資
の利子補給などへ
の支援には消極的な
のは問題です。
さらに歳入では、
交付税の当初算定で、
地方消費税交付金10億円余、特別区
財政調整交付金8億円余、繰越金5億円余
の残額があったものを基金から
の繰入金45億円余を27億円余
の減額していることです。つまり
交付税の増額を
財政基金に積み立てたことになり問題です。今後、昨年第3次補正で基金を使って、
区民施設の改修
の前倒しなど、区民
のため
の積極的な
補正予算を組んだように、次回、第4回定例会で区民
の暮らしや営業に対する積極的な支援を進めるため
の補正予算を組むことを前提に賛成します。
次に、第55
号議案 平成15年度大田区
介護保険特別会計補正予算(第1次)では、
介護保険給付費準備基金で7億円余
の補正増となり、11億円余
の基金積み立てとなりました。これで
基金積み立ては29億円余となりました。今年度は3年ごと
の見直しとなり、基準額で130円
の保険料値上げが行われ、区民へ
の負担は約2億円増となりましたが、今後3年間
の推移があるものの、今回
の補正予算からも
保険料値上げしなくても
十分財源があったことを示しています。また、今定例会で我が党が提案した低所得者に対する
保険料利用料の減免は、この積立金を取り崩して行うもので、その財源も十分にあることを示したものであり、それを行わず積み立てた
のは問題であり反対です。
次に、第57
号議案 大田区立男女平等推進センター条例の一部を改正する条例では、そもそも
女性センターには
社会教育関係団体として100数十
の団体が登録していましたが、エセナおおたになり、新たな基準による
男女平等推進登録団体となり、そのことが最高でも36団体
の登録団体と、230を超える
一般利用団体、個人と
の間に
不公平感をつくりだしているところです。
社会教育法では第3条で、国及び
地方公共団体の任務として、すべて
の国民があらゆる機会を、あらゆる場所を利用して、自ら実際生活に即した文化的な教養を高める環境を醸成するように努めなければならないと定めています。それにもかかわらずこの間、
文化センターが
社会教育から
地域行政センターに移管になり、
社会教育がなくなっている状況です。そして、
社会教育関係団体が減少
の一途をたどっている
のです。今回
の条例
の改正は、そもそも
社会教育関係団体として
の女性センターだったものを
社会教育の位置づけを投げ捨てた結果、
登録団体が減少する状態をつくり出し、区民に
不公平感を生み出したものです。また、現在
の登録団体の優先使用がなくなり、使用料が2倍になるなど問題であり反対です。
○
委員長 それでは民主、お願いします。
◆山崎
委員 大田区
議会民主党は、ただいま上程をされました第54
号議案から第63
号議案すべて
の議案に賛成をいたします。今、自民党、公明党からも触れられましたけれども、今回
の補正予算、
ケーブルテレビ番組の制作が新たに入ったわけでありますけれども、今、区政を進めていく中で一番
の柱であります
区民参画と協働、こういった精神をもっともっと高めていくためにも、いわゆる行政側から
の情報提供のあり方というものをもっとやはり工夫していかなければいけない
のだろうというふうに思っています。この
ケーブルテレビもぜひともそんな
区民参加型
の広報
の形になっていくことを期待をし、意見を申し上げて、賛成
の答弁とさせていただきます。
○
委員長 それではネ無、お願いします。
◆内田
委員 ネット・
無所属連合は第54
号議案から第63
号議案まで賛成します。
少し意見を申し上げたい
のですが、
ケーブルテレビに関しては、各会派からいろいろ意見が出ましたが、私は今までもこの「
シティニュースおおた」という大田区
のニュースが
ケーブルテレビで流されていましたけど、なかなか多く
の人に知られていないというところでは、今回大田区全域とイッツコミュニケーションズに契約している周辺
の地域もこの
ニュースが見られるということで、やはり大田をもっと多く
の人たちに知ってもらうことと、
大田区内に住んでいる
人たちが
大田区内はすごく広いので、例えば羽田
の人たちが馬込
のことを知らなかったり、洗足池
のあたり
のいろいろな行事なんかもなかなか知ることができないので、ぜひこの「
シティニュースおおた」
の中で、行政から
の発信という番組ではなくて、
大田区民が見ていろいろなことが情報として知れるような
地域ニュースをつくってほしいなと思います。
それと保育園
のオートロックに関しては、これで全
園オートロックができたということで、安心して子どもを保育する側も、それから親にとってもとても安心していけるかなということで大変評価したいと思っています。
あと沼部の公衆トイレの解体についてですが、500万
の予算が計上がされていますが、これは予算という形で、実際にはこの
解体工事がどのぐらいかかるものな
のかということ
のたくさん
の見積もりをとった上で適正な価格で解体できるように、少しチェックをしていただきたいなと思います。
あと第58
号議案 大田区
廃棄物の減量及び
適正処理に関する条例
の一部を改正する条例ですが、
産業廃棄物に関してはいろいろ
処理業者がいたり、
あと産業廃棄物業者と
一般廃棄物業者が業種として同じ会社がその二つ
の廃棄をしているというところで、混在した
産業廃棄物の中に
一般廃棄物を混ぜて捨てたり処分したり、またその逆もあったりということで、現場では現場をチェックするという
のはかなり厳しいかと思いますけれども、そういう
不当投棄だけではなくて、不正な行為もあるということも聞いていますので、大田区
の区内
のごみを
事業系ごみ、それから
一般廃棄物も含めて、どういう形で投棄されているかを業者に任せきり、あるいは発覚したときに連動してこのような厳しい処分になるというだけでなく、その事前
の対策という
のがとれないものかという
のを意見として申し上げたいと思います。
それ以外に関しては、おおむね評価できるものとして
賛成討論といたします。
○
委員長 これで、討論を終結いたします。
それでは、これより採決に入ります。
まず、異論がありました第55
号議案 平成15年度大田区
介護保険特別会計補正予算(第1次)及び第57
号議案 大田区立男女平等推進センター条例の一部を改正する条例を採決いたします。
本案を原案どおり決定することに賛成
の方は挙手をお願いいたします。
(
賛成者挙手)
○
委員長 賛成者多数であります。よって、本案はいずれも原案どおり決定いたしました。
次に54
号議案 平成15年度大田区
一般会計補正予算(第2次)、第56
号議案 大田区
組織条例の一部を改正する条例、第58
号議案 大田区
廃棄物の減量及び
適正処理に関する条例
の一部を改正する条例、第63
号議案 選挙長等
の報酬及び
費用弁償に関する条例
の一部を改正する条例
の4件を一括して採決いたします。
本案を原案どおり決定すること異議ありませんでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長 ご異議なしと認めます。よって、本案はいずれも
全員異議なく、原案どおり決定いたしました。
なお、
付託議案の委員長報告につきましては、正副
委員長及び理事にご一任いただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長 それでは、そのようにさせていただきます。
次に、請願・陳情
の審査に入ります。
それでは、15第80号 北馬込一丁目7番
の法務省住宅跡地を大田区で取得し区民
のために活用することを求める陳情を議題といたします。
原本を回覧いたします。
それでは、回している間に書記に朗読をさせます。
(
書記朗読)
○
委員長 それでは、理事者
の見解をお願いいたします。
◎ 経営
管理部副参事〔
計画調整担当〕 それでは説明をさせていただきます。
今回、陳情をいただきました土地でございますけれども、北馬込一丁目7番15・16号で、現在、
法務省の職員住宅でございます。陳情
の中身では、
法務省住宅跡地という表現をしていらっしゃいますけれども、現状は今、
法務省の職員
の方ならびにその家族
の方、いわゆる区民
の方がお住まい
の住宅でございます。したがいまして跡地にはなっていないということをお含みおきいただきますよう、よろしくお願いいたします。
その上で説明をさせていただきます。場所については環状七号線
の夫婦坂
の交差点、いわゆる
上池台障害者会館、
学研通りと言われる道路と環七と
の交差点からちょうど北西、旗の台駅
の方に約2分行ったところにある、ちょうど環七と品川区と
の境
の中間にある住宅地
の中にございます。周辺
の交通ですけれども、バスで行きますと
夫婦坂交差点の駅がありますし、長原あるいは旗の台駅まで約500
メーター、5分圏内にございます。周辺には商店街、
市立病院、馬込第三小学校にも近く、住宅
の立地としては非常に利便性
の高いところと思っております。敷地には
法務省の住宅がA館、B館
の2棟ございます。それとあわせまして駐車場がございます。ともに住宅は
世帯向けの住宅でございまして、4階建てで16戸、計32戸ございます。
建築年度は調べましたところ昭和41年3月。
敷地面積は陳情にございますように1,764平米でございました。周辺
の用途地域でございますけれども、第1種
の中高層住居専用地域と言われまして、主として
中高層住宅にかかる良好な住居
の環境を保護する地域という
位置づけでございます。容積率は200%、それから建ぺい率は60%となっている地域でございます。
次に
公共施設の絡みが載っておりますので、ちょっと周辺
の状況を調べてございます。この土地を中心に考えたところでございますが、約半径500
メーター、徒歩で5、6分の圏内には馬込第三小学校、そして
小池保育園、公園が3カ所ございます。これを半径1キロにしますとかなりふえまして、
上池台障害者福祉会館、
馬込特別出張所、
洗足池図書館、
馬込図書館、
馬込文化センター、
子ども家庭支援センター、
洗足区民センター等々意外と
公共施設はございます。
それで、この土地
の内容に関してでございますけれども、現在、官舎ということで
法務省の大臣官房施設課公務員宿舎係の方に
問い合わせをして確認をさせていただいております。現段階におきましては、この施設は平成16年度末で
用途廃止を予定しているということで確認をとらせていただきました。ただし、それまで
の間は
職員住宅として活用していくということでございます。
通常、
用途廃止後は国
の場合は
財務省が引き継ぐことになりますので、あわせて
財務省の方にも
問い合わせをさせていただきました。
財務省の方
の見解でございますけれども、
法務省から
普通財産として
の移管が現段階ではなされていないこと。それから現在、入居している職員
の移転先住宅もまだ完成していない状況があることなども踏まえまして、現段階で
の計画は未定という確認をとらせていただいております。
国有財産の購入につきましては、一般的には
地方公共団体が特定
の目的で公共
の用に供する場合は先行取得できる場合がございます。いずれにしましても
財務省の判断になると考えております。今回
の用地につきましては、最初にお話をさせていただきましたとおり、
法務省の職員とは言いましても、区民
の方がお住まい
の住宅で現在も予定されております。廃止は確認できましたけれども、そういった状況がございますので、区として
の判断は現在
のところはいたしかねるということでございます。
○
委員長 それでは、
委員の皆さん
のご意見をお願いいたします。
◆大竹
委員 まだ現段階では
職員住宅として利用しているということですが、平成16年度中、具体的には例えば何月までとか、そういう話は具体的に出ている
のですか。
◎ 経営
管理部副参事〔
計画調整担当〕 お住まい
の方が具体的に引越しをされるという話もありますし、一応平成16年末で予定をしていますが、それが平成17年度に延びる可能性もあるという話は聞いております。
◆大竹
委員 それでこれからどういうふうに進んでいくかちょっとわかりませんが。例えば今ご説明あったように自治体
の優先権、大田区にそういうことで、どっちな
のでしょうね。
優先権ですからこれこれ
の用に使いたいという計画という
のか、実際、この見た場合に、いわゆる周辺と土地
の面積を見た場合、こういうことが計画できるかなというプランという
のは何か今
の段階で、そうなって見なくてはわからないというかもわからないけど、そういう
のはありますか。
◎ 経営
管理部副参事〔
計画調整担当〕 今
の段階では持っておりません。
◆大竹
委員 もしそれと同時に、こちらから
優先権という
のは、こちら言わなければ優先にならないということですよね。それらも実際問題、地方自治体に先に例えば買ってもらいたいと国から言ってくる
のか。それともこちらが手を挙げなければ
優先権にならない。それはどっちな
のですか。
◎
経理管財課長 一つ
の例で言いますと、
川端龍子の本宅が物納で
委員会にはご報告しておりますが、あの件につきましては最初、当初から
財務省と折衝して、現況で買い出たいと、こういう形
の交渉をしております。ですから、ある程度用途が決まらないと、国もなかなか
交渉相手として認めていただけないという部分もございますし、もろもろ
のケースがございまして。小さな土地ですと当然自治体が受けないだろうとか、国
の方も考えていろいろな対処方をしているという状況でございます。
◆大竹
委員 そうしますと、やはりこちらから手を挙げて
一定程度こういうものにしたいという構想を持ってあたっていかなければ、やはりこの陳情に書いてあるとおり、いわゆる一般
の民間に売買されてしまうという考え方でいい
のですか。
◎
経理管財課長 財務省と
の接触しか私
の方はわかりませんけど、
財務省としては当然その土地
の大きさ、用途等で判断して自治体に持っていくかどうかという形
の判断をされるという形だと思いますが。
◆大竹
委員 ですからそういうことになればわからないということだから、区として積極的にこういう用に使いたいということで手を挙げることが一番、もし取得するとした場合、国
の方から言ってくるか言ってこないかわからないということは、今
の話ですとあるわけですから、土地
の面積等で。ということは、もし本当にほしいというならば、今
の段階でもこういう
のを検討していることも含めて言っていかなければ、なかなかそうはなっていかないようなことになると思うので、そういうことですね。
◎小松 助役 今現在、
法務省の職員住宅として、現にお住まい
の人がいらっしゃるわけです。
委員ご指摘
の案件は
財務省に移って、初めてそのお話しになるわけでして、実際に区民
の方もその他人様
の土地を私はこういうふうに使うからほしい
のだという
のは、表明する時期ではない
のではないかと私は思う
のです。
普通財産になって初めて、地方自治体に声がかかるかどうかという、そういう手続きを踏まないと出てこない話ですから、一般的に現に住んでいらっしゃるところを平成16年度に閉鎖される予定だから、そのときはという、それはちょっといかがなものかなという気がいたします。
◆大竹
委員 時期
の問題はそれはいろいろあると思います。ただ流れ
の中では、いずれにしてもこれ平成16年度末あるいはちょっと延びるかもわからないと、そういう一つ
の流れにあるわけですから。もちろんそれなのに、今、人が住んでいるのに、とにかく買いますよという話はできないという
のは
一定程度わかる
のですが、ただ、そういう流れでいる中でいつ、やはりそういう声を挙げていく
のか。ただ国
の動向を待っている
のだったら、結局どうなっていくかという
のはわからないわけですから、そこら辺はそれとして、対応する必要がある
のではないかなと私自身は思っている
のです。
◆内田
委員 この場所はここ
の地域
の方たちがそれ以外に、何か建物あるいは公園とかにしてほしいなという声は区
の方に何かある
のでしょうか。この陳情ではなくて、それまで
の経過
の中でありますか。
◎ 経営
管理部副参事〔
計画調整担当〕 私
の方までは今そういったご要望は届いていない状況でございます。
◆内田
委員 先ほど
計画調整担当副参事がかなり広範囲
の施設
の名前をいろいろおっしゃっていらっしたけど、あれはもう環七を挟んだ向こう側で、ここ
の北馬込という
のは環七からもう本当に分断された地域だということはもうご存じだと思いますけれど。あのあたり
の人たちの行動半径からすると、環七を渡った向こうという
のは余り考えられない。ほか
のところへバスに乗って行けば行けますけど、そういう意味では小さな公園はありますけど、何もないかなと。馬込第三小学校が唯一あの地域
の活動
の場所で、それ以外
のところで何かをするということは、少し越えれば特別出張所、それから馬込区民センターがバスに乗って行けばありますけど。ちょっとこの方たちがおっしゃっているように、区政から取り残されているかどうかはわかりませんけど、陸
の孤島であるという印象は私たちが暮らしていても、そういうところは考えられるかなと思いますので。もし、可能性があって。ただ、この場所は道路に面してずっと横に長い。敷地は広いですけど横長
のところですよね。何かこの後に何が建つかわかりませんけど、この陳情以外にも地域
の声が聞ける
のであれば、いろいろな自治会や町会
の方たち
の声も聞きながら、少しずつどうしたらいい
のか考えてもいい
のではないかなと思います。
◆鈴木
委員 自分
の意見を言う前に幾つか聞きたい
のですけど、まずここ路線価大体幾らぐらいな
のですか。
◎
経理管財課長 相続税路線価平米一応30万ということで、直近
の価格については承知していない
のですが。推定
の価格をついでにお話ししますと、この平米から言いますと大体私ども
の推定ですと6億6,000万ぐらい
の評価かなと。実勢でございますが、それかなというふうに理解しております。
◆鈴木
委員 あと、防水用
の飲み水タンクがあるという、これは住民用
の飲み水
のタンクな
のですか。
◎ 経営
管理部副参事〔
計画調整担当〕 この飲み水タンクにつきましては、馬込
の今
の状況を調べましたけれども、当地域については上池台給水所という
のがすぐ環七挟んで反対側、長原にある
のです。その給水場が貯水されている水を応急給水することになっております。場所としては一番近くに馬込第三小学校が避難所として指定されておりまして、そこ
の受水槽も避難者用として利用できるので、当地域
の飲料水
の確保という点では十分かなと考えております。
◆鈴木
委員 この陳情を見させていただくと、とにかく北馬込地域に何もないという、そういう思いが強くてこの陳情を出されたと思う
のですけれども、実際にではそういう状況だからこの場所がそれに適切な
のかというふうに考えるには、やはりいろいろなことを考えてからやはり決めなければいけないと思う
のですけども。全体で6億ぐらい
の予算が必要であって、それがほかにまた建設費、何か建てるとなるとかかるわけですからその部分と、あと第1種住専ということでは高いものは建たないですから、この陳情書にあるような特養とかという
のは、利用勝手が悪いものができてしまう
のかなというようなことを勘案しますと。それとあの地域柄に障害者授産施設をつくって、皆さん
の反対がないかという
のもいろいろな問題がある
のではないかということを考えますと、この陳情者
の思いで、この北馬込に何もないということで考えてくれという、その投げかけにはなってきているとは思う
のですけれども、私はこの陳情者
のこの思いは、ちょっと無理がある
のかなという思いはいたします。
◆山崎
委員 この
法務省住宅跡地をどうするこうするという議論、確かに今ここでする
のは非常に適切ではない
のかなとは思います。ただ、この北馬込
のこの本当に環七挟んだ独特
の地域ということで、希望が非常にこうあるという
のは、これはやはりこれで読み取れる
のですけれども、ここ
の北馬込だけではなくて、各地域
の中でいろいろな要望・期待あると思う
のですけれど。先ほど500
メーター範囲、1キロ範囲という話出ましたけれど、実際
の環七という大きな、やはり大きな川があって、現実的な生活圏
の中で物事を一つ考えていくことも必要な
のかなと私は思っていますので。その中で今後この地域をどうするかといったようなことを議論していってもらいたいと思う
のですが。こういう議論という
のは、
地域行政センターの役割でどうな
のですか。こういう議論を深めていくのに、馬込
のこの地域
の話を深めていくのに、
地域行政センターが中心になって、特別出張所もありますけど、そういった声をちゃんとまとめていくというふうになかなかなっていかない
のかなというふうに、陳情者が直接議会に送ってくる
のもわかる
のですけど、その辺は今どんな状況でしょうか。
◎ 経営
管理部長
地域行政センターも一つ
の考え方かなと思いますけれども、我々
の方としましては、区としてそれぞれ
の事業部局
のどういった施設が必要な
のか、あるいはどういったものが必要な
のかという
のは毎年基本的には調査をしております。その中で必要なものがあれば、当然建てていくという形をとっております。
地域行政センターの中でそれだけ
の部分という形になりますと、何かものがこういうこと、計画がありますというものがあって、それで区民
の方たちとお話し合いをすることは実りがあるかなというふうに思いますけれども、例えばこの土地があります。では皆さん何かつくりましょうと言ったときに、どれだけ
の部分
のものを考えて、予算的にはどのぐらいある
のかということはある程度行政としてもスパンを押さえておかないと、単に希望だけでは物事は進まない
のかなと思っております。あとは確かにいろいろな地域
の情報が
地域行政センターの方に入ってくれば、当然こういった意向があるという
のは、当然、内部的にも集約は可能かなと思いますが、今直ちにこういう投げかけるという、具体的なものがあったときに投げかける
のは、今
のところではもう少し検討しなければならない事項かというふうに思います。
◆山崎
委員 申し上げたかったことは、もちろん区として全体
の中でどう配分する
のかという考えと、もう一つはやはり地域ごとにやはりどうする
のかという、それが合わさって区政
のこれから
の展開とかを考えていかなければいけないし。この土地だけではなくて、やはりこれからいろいろな跡地といういろいろなものも、社宅なんかが結構なくなっていくわけですからその活用とか、どれが必要でどれが必要ではない
のかを個々で、もちろんそのときそのときで判断していかなければいけない
のですけども、やはりそういう考え方
のプランというものが地域
の行政センター
の中にあってもいい
のではないかなと、柱になるような考え方が、ちょっとそんなことを思いましたので。
あと、ここは品川区と区境で、現実的に荏原商店街とかそちらを利用されているような方も多いと思う
のですけども。だからそういう
公共施設で、どうしても実際
の生活圏が品川寄り
の方も結構多いと思う
のです。そういうところ
のやはり考え方。私も六郷土手は一番端っこですけども、現実的には川崎にみんな買い物も含めて利用されていること
の方が多い
のですね。だからそれはそれでやはりまた考えて、円をかけない半円しかかけないところ
のこういう施設
のあり方というものも、やはり考えて検討してもらいたいと思います。
◆荒川
委員 山崎
委員と同じ地域に居住しておりまして、企画財政課長もそうな
のですが、人口比率から言いますと、やはり私どもが
公共施設が全くないという陸
の孤独感という
のを日常的に子ども
のときから私なんかも味わってきた。そうやって見ると、やはり地域で道路で分断されてしまっているとか地形
の問題、これはこういう北馬込
の方々が日常的に感じていらっしゃることもわかる
のですけども、人口比からいったらものすごく少ないなということも我々感じています。それからまた今、鈴木
委員が言われましたように、例えば6億以上
の財源を投げ打って取得していただく北馬込
の地域。それに見合って上物を建てることになると、これも私が区議会議員になったときに、私ども
の地元
の萩中
文化センターができました。予算を見たら同じ時期に嶺町
文化センターつくっている。地域的にやはり嶺町
の方が予算をかけている
のです。外見を見ましても嶺町
文化センターの方がデザイン的にもすてきな
のです。萩中はこざっぱりしている。そのときにどうしてかと予算特別
委員会でしたか、決算特別
委員会でしたか、理事者にお聞きしましたら、やはり環境にあわせている
のですと、こういう答弁がそのときあった
のです。環境にあわせている
のもいいけれど、例えばそういう山の手意識
のあるところに対しては、やはりつまらない施設をつくれないという考え方もわかる
のですけど。これ
大田区民全体からいうと、さっき
の男女平等推進室
のお話ではないけれども、やはり
不公平感という
のは非常に日常的に施設を提供してもらう、
公共施設を提供してもらう側からいうと
不公平感を感じている
のです。だから、ではこの陳情に対して反対ですよという表明は私はできない
のだろうと思います。なぜかというと、やはり地元的にこれ我々よりも早く
法務省の官舎が平成16年度には閉鎖される
のだという情報、これは多分
法務省のこの住宅に居住されている方
の情報がご近所
の方にこういう形で出てきたと。陳情者
の署名を見ますと、こういう案件という
のは神奈川県があったり埼玉県があったりと、いつもそんな陳情もある
のだけれど、これ全部北馬込一丁目、二丁目、地元
の皆さんから
のお声でありますから、これはやはり大事にしていかなければいけない。
では、にわかに賛成かというと、小松助役が言われましたように、やはり
普通財産になり得ていない、
財務省の持ち物になっていないものを、人が今現在お住まい
のところを勝手に私ども議会が賛成であるとか反対であるとかということも、これ決定することも非常に難しい問題であるということにおいて、とりあえず現状
普通財産になる時期を。意向としてはそれぞれ
の地域意向があって、やはりこういう
公共施設のため
の土地を取得していただきたいということは、地元住民からすれば大事な部分であるでありましょうし、議会とすればやはりそういう部分も後押ししていかなければいけないとは思う
のですけれども。思う
のですけれども、できればその
普通財産に移行していく流れを見つめさせていただき、北馬込
の皆さん方がなお一層機運が高まり、もう少し具体的な要請が出てくる。多分、公園だというとこれは反対すると思う
のです。防火水槽だとか、そのいわゆる飲み水を蓄えてということにおいては、規模的にいったら大田区
のそういう施設と比較すると、300坪わずかな土地にこういう施設を置き込んでいくということはいかがなものかなと思う
のです。もっともっと大きなところで提供されているわけですし、いろいろもろもろ考えますと、今は結論出せませんので、私は継続にして、できれば地元
の皆さん
の、私は公園をと思う
のですけど、これだけ
の土地。はっきり言って中途半端な土地ですよ。施設つくるにしてもこれだけ
の要望をかなえられるような土地ではありませんからね。だから私は公園用地と思う
のですけど、多分公園用地はうるさくて、必ず公園用地だということで地元説明しますと、皆さん方ご苦労されている、地域住民
の方から反対が起きるということがありますので、できれば、この推移、経過を見つめて議会としては判断をしていければと思いますので、継続にとりあえずしていただければと思います。
◆金子
委員 先ほど取得すれば大体このぐらいでというお話がありましたけれども、この
財務省に移った段階で必ず買わなければいけない
のでしょうか。取得しないで借りて借地でやるということは、これは全然考えられない
のかどうか。
◎
経理管財課長 借りるというケースは公園ですと、
財務省の規則に従いまして3分の1は借りるという形ができます。これは
財務省の規則がございまして。ですから先ほど申しました
川端龍子記念館などは3分の1は借りられるという形でフレームで動いているという
のがございます。
○
委員長 今回どうするかということですけども、継続ということでよろしいですか。置いておいてもしばらく
の間は何も手をつけられないということだと思う
のですね。ただ、不採択にする
のも忍びないという部分もある
のだろうと。ただ、それまでに何かまた区
の方でもどうしても必要なものという
のが出てきた場合は、またそれも生きてくるということで、しばらく継続ということでよろしいですか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長 それでは、15第80号 北馬込一丁目7番
の法務省住宅跡地を大田区で取得し区民
のために活用することを求める陳情を継続といたします。
では、次に継続分
の請願・陳情では何かございますでしょうか、状況が変わったものが。
なければ、これで終わらせていただきますが、私
の方から、富岡美術館
の陳情
の結果
の報告をいたします。
9月17日都議会
の文教
委員会にて富岡美術館
の存続を求める陳情が審査された
のですが、私と内田
委員、鈴木
委員、それから山崎
委員が傍聴にまいりました。残念なことに不採択という結果になりました。
それで、実はそのやりとりを聞いておりまして、大田区側から
のいろいろ聞いてきた経過と時系と、かなり
の間違いという
のはない
のですけれど、言い回しだとか、あるいは東京都が大田区にそういう考えだという、要らないよという考えだという
のに至った
のは、大田区に直接話を聞かないで富岡美術館から聞きましたということ
の判断で、私自身は傍聴していて、随分一方的だなという感じがしました。都議会
の方ではその件については突っ込んだ方がいなかった
のですけども、そういう中で都議会
のこれだけ
の今やりとりを私
の方で入手をしまして、今現在、これについて今まで
の流れと比べているところでございます。やはり私もこの中で見た中では、大田区がこう言っていますという
のも富岡美術館から聞いたということでありました。それから東京都は説明に大田区に行く
のかと
の質問に対して、そのときに考えますというようなのらりくらりとした答弁もしておりましたので、もし皆さんがどういうふうにしたらいい
のか、判断を仰ぎたいと思った
のですが。やはり不採択にはなった
のですが、これで一応、富岡美術館
の思いどおりに進んでいくということになると思います。ただ、それでは我々が言っていた、その財団法人
の設立
の根幹にかかわるものはどうなってしまう
のか。ですから、このままであの部分についてはあきらめたよという
のであれば何もしないことも一つな
のですが、やはりそういう間違いを正していく
のも区
の方から声を挙げていかないといけない
のではないかと私自身は思っております。ですから皆さん
の判断を仰いで、東京都
の方にどういう接触をまたしていく
のかということですけども。
◆鈴木
委員 私もいみじくも
委員長と一緒に傍聴させていただいた
のですけども、すごく大田区がなめられているなと思う
のは、要するに大田区と富岡美術館と
のやりとりを別に確認もしないにかかわらず、富岡美術館
の寄付行為
の変更について指導しているわけです。ということは広域自治体という
のは、やはり基礎的自治体に対して配慮するということは私は当然
のことだと思う
のですけれども、そのことを東京都
の教育
委員会が行っていないということに対しては、やはりこれは大田区からそれはおかしいだろという抗議は絶対に必要であるし、もしそういうことに至った説明というものは、やはり大田区そして、議会としても受けて理解しておく必要があるということが1点と。
あと教育
委員会が言っている一つ
の柱になっている、今回こういった手続きが適正だという柱になっている一つ
の理由は、区長が富岡美術館に仕方がないという話をしたという
のです。それがまずきっかけだ。要するに富岡が早稲田大学
の會津八一記念博物館に寄附したいということを区長に直接申したところ、区長は残念だけれどしょうがないということを言ったということが金科玉条的に、それを一つ
の根拠になって動いている
のですけれども、その部分という
のはその以前に私は前回
の委員会でも、
経理管財課長からいろいろ富岡美術館が区に寄付したい
のだけれどもという話で、区がいろいろ対応したという説明も受けていますので、はっきりしたそごがあるわけですよね。その部分もやはり
委員会としてきちっと確認してやはりおいておく必要があると思う
のですけど、いかがでしょうか。
○
委員長 という意見でございます。皆さんは。
◆大竹
委員 結果論を私言うわけではないですが、不採択になったという、このことが富岡美術館を早稲田大学に寄附することについて勇気づけたというやはり結論になっていると思う
のです。私は結果論を言いたくない
のだけれども、この大田区議会
の中では各会派がやはり一致してこの問題については進めていこうと。それが都議会でなぜ反映できなかった
のか。そこはやはりきちっと本当に我々とらえてもらいたいと思っている
のです。聞くところによると二つ
の会派が趣旨採択だと、ほかは不採択にしたわけでしょう。だからこれは言ってみれば、大田区
のこの場と東京都議会が全く違っているわけです。なぜそういう結果を生んだ
のか、ここは我々これとしては真剣に皆さん方にとらえてもらいたいと思っている
のです。その上でどうするかという
のは、やはりやっていくという
のが一つあると思う
のだけれども。あえて言いたくない
のだけれども、そのことは一応言っておかなければということで言わせてもらいます。
◆小原
委員 不採択されたものが覆るということはまずほとんど考えられない
のだけれど、あちらから来て説明する用意があるという
のは教育
委員会、それともこちらが頼めば来る可能性はあるということですか。ちょっとそれを。
○
委員長 向こうからわざわざ来ることは絶対あり得ません。
◆鈴木
委員 でも、このまま済ましてしまって何か。
◆荒川
委員 済ませてどうする
の。時間
のむだはやめてもらいたい。
委員会でやろうとしている
のだから。何を求めたいわけ。富岡美術館を戻したい
のか、その財産を戻したい
のか。鈴木
委員の考えは何な
のか。
◆鈴木
委員 私、今お話させていただいたように、不採択になったということ、そしてまた……。
◆荒川
委員 自民党は不採択ではない
のだね、自民党は都議会で。
◆鈴木
委員 不採択ですよ。
◆荒川
委員 それをどうしようという
の。それを聞きたい
のだよ。それでこちらでは教育
委員会を呼ぶだの、変な話、自分
のところでもってまとまらない話が……。
◆鈴木
委員 これは私個人
の見解で大変恐縮な
のですけれども、やはりその不採択になったものを覆すということはできないと思う
のですけども、やはり関係している以上はきちっとした説明を受けておくという
のは、陳情者がいるわけですので、そのことに対する責任を果たすという意味では大事なことな
のではないかなと。今
のままでは都議会
の、私たちも随分かかわって意見を言っていただいた
のですけど、傍聴していた中では時間的な問題もあって、私たちが聞いてほしいこともなかなか聞いていただけなかったところがあった。それは発言している方も認めてくださっている
のですけれども、そういったところで教育
委員会
の方で説明が不足している部分を、向こう
の方でも場合によってはそのときになったら検討してもいいというような話はしているので、説明を受けておくことは大事なことではないかなと思って、私はこう言わせていただいている
のですけれども。ですから、私が言いたい
のは東京都議会で決まったことに対して、覆す意図を目的として言っている
のではなくて、私たち
大田区民が陳情しているこの陳情
の案件に対して、東京都からきちっとした説明を受けておくということは必要な
のではないかという立場で私は言っているだけです。
◆荒川
委員 それなら東京都議会
の自民党が鈴木
委員の言うことを聞いてちゃんと対応してもらうなんておかしい
のではないか。都議会では教育
委員会
の話を聞いているんだろうから。
○
委員長 私は聞いて今までずっと働きかけたかげんでお話し申し上げますけれども、確かに残念ながら不採択になった。それで、東京都議会
の自民党と大田区
の自民党は全く違います。この物事について是か非かということだけ
の部分で判断をしていくわけですから、確かに東京都に任せておけば、その東京都議会
の中で
の話があったと思います。しかし、我々その物事に対してこれは当たり前
のことな
のか、当たり前
のことではない
のかという判断は、都議会、区議会関係なく、あるいは会派は関係ありません。そういう部分で私は今までやはりやってきたことについて、その納得をしておかないと何か気持ちが悪いという部分があります。
◆荒川
委員 納得なんかできる案件ではないじゃない。こんな結果を納得できるわけない
のではないか。そうでしょう、区民が納得できない
のではないか。教育
委員会ぐらい来ても納得できない。罵声浴びせて終わりだよ。そんな
のも
の教育
委員会に呼びつけて、納得なんてできない
のではないか、こんな結果。それでいいなら呼んでください。私ら怒鳴るだけだよ。
◆鈴木
委員 そのことがすごく大事だと思います。要するに東京都と大田区
のかかわりという
のは、ずっと当たり前ですけど今後も続く中で、やはり私たち
の意見というものをきちっと彼らに伝えておくということは、今後
のことにも絶対に大事だと思う
のです。そういった意味だけでも、やはり今回陳情者に対して、私たち自身も説明をきちっとまだ受けていないという感覚がある中で、もう都議会
の方で決まってしまった
のだからしようがないということになると、では私たちはもう都議会
のことに対しては、もう追従するしかないような状況になる。でも私はそうではないと思う
のです。役割分担がある中で、地元
のことは私たち
の方がはっきり言ってもっとよく知っている
のだという自負
のもとに、やはりやらせていただいているということを考えますと、私は今、荒川
委員がおっしゃったように罵声を浴びせる、それで十分で、もう本当に来て罵声を目いっぱい浴びて帰ってもらって、今後やはり大田区をなめるとこうなる
のだということを、やはり伝えておくことだけでも私は大事。もしそれがなければ、何だ、適当にやっていても通ってしまう
のだという話になれば、今後
のこともやはり続いていく
のではないかと私はこう思う
のですが、いかがですか。
◆荒川
委員 例えば前にも申し上げましたけれども、富岡美術館が大田区
の中でなくなるということは、いわゆる馬込文士村における重要な
位置づけという、それから馬込文士村におけるその冊子、パンフレット、こういったあらゆるもの、いわゆる印刷物、これ全部変更しなければならない
のです。内容が違うから。跡になるわけだから。富岡美術館跡にあるわけですよ。だからそういったこと
の予算が、例えばそのことによってこの今まで出していたものが区民に提供するわけにはいきませんよという状態になってしまっているわけでしょう、今現在。そうすると、そういう予算組みを大田区がやらなければならない。これははっきり言ってマイナスですよ。だからそういうことにおいても東京都教育
委員会はちゃんと補助金を出しなさいよと、あなたたちが勝手にそんなことをやった
のだからという話まで、やはり持っていかないと、ただ怒鳴っても変な者がいるというだけで終わる可能性があるので。できれば
委員会で呼びつける
のではなく、
委員会
の正式な
委員会ということではなくて違う形で、いわゆる懇談会
のような形
のセッティングをこちらが設けて、それでだまし討ちするしかないでしょうね。
◆小原
委員 それから財団法人そのもの
のあり方をそう簡単に、要するに無税
の形でそういう恩恵を、恩恵というとおかしいけど、そういうことが簡単にそう変えられるものな
のかどうかということも全部含んでいるので、やはりもう少し納得
のいくような説明を。だからそれは
委員会で呼ぶかどうかという
のは、またこれから
の問題としても。確かにこのままでは何か本当に中途半端すぎてしまうし、今言ったように財団法人そのもの
のあり方まで含んでいるので、これから先、では簡単にできてしまう
のかということにもつながっていくので。それもやはりおかしい
のではないかなというふうに思う
のです。だからそういう意味では、やはり何らかの形で納得はした方がいいと思う。
◆内田
委員 私もこの前
の傍聴と陳情書を出してきた日ですか、教育
委員会
の課長さんたちともお会いした中では、全然大田区
のことは、大田区という自治体
の考えは中に入っていないという
のが、この前
の委員会
の答弁もそうでしたけど、少し指摘はされていましたけど。それでやはり一番身近な自治体
の大田区に
問い合わせを1年間以上していないというところが、こちらから質問に行ったときには答えてはくれたとしても、都から一体どうなっている
のかということがあわせて何かそういうことが念頭にないというところは、やはりこれからそのままいかれては。この富岡美術館
の話だけではなくて、都議会を傍聴していても、はっきり言って思いっきり何か。もう自分たちは正しいことをしていて、ほか
の人たちはそれにただ何か従えばいいみたいなそういう雰囲気もあったので、やはり大田区として、そのまま黙ってああそうですか、不採択で残念でしたと言ってあきらめるには余りにもひどい文教
委員会でしたから。ただ、では来てくれるかどうかというと、ネット
の議員が区議会から要請があったらどうしますかという質問に対して、その時点で行くかどうかは検討いたしますと言って、
委員会
の答弁でもあるので、そういう意味ではもう一度東京都
の説明を正式に大田
の区議会から陳情も出ているし、私たちもそのことで要請に。都知事にも意見書を出していますから、正式な見解を東京都
の教育
委員会に求めるということで、この
委員会が罵声を浴びせないように静かに聞いてあげるという
のも一つ
の方法だと思います。文教
委員会
の答弁では、もう本当にどの質問も答えは同じな
のです。どの質問も答えは同じな
の。それはさっき水井
委員長がおっしゃられたように、大田区長が仕方がありませんとおっしゃっている、もうその一つだけがもうただすべて
の答え
の最後に必ずくる
のですね。それはやはりちょっと違う
のではないかなという、もう本当に傍聴しながら手を挙げたいぐらいな状況だったので。都議会
の方たちは私たち
の委員会を傍聴することはないかもしれませんけれども、この
委員会としては、やはりいろいろなものを出してきた中で、あの答弁では納得できないという、議事録も見ていただければわかると思いますけれども、やはり納得できないので、議会としてちゃんと説明をしてもらいたいという
のは、私が傍聴した中で
の気持ちはありますけれども。
◆田中
委員 今回
の問題をどこまで表現していい
のか、うまく言いがたいような内容も一方であると思う
のです。その中で、特に財団法人
の役割や許認可取り消し等
の問題等を含めて、その権限が東京都教育庁にあるとするならば、そういう文化的な事業
の観点で
の懇談会はあってもいい
のかなという気はします。あとは、私ども都議会自民党とうち
の会派
の問題を含めて、党でもう少し納得できるような説明をいただき、それを自分
のかかわりがある関係者があれば説明をするということで
の対応ぐらいしかない
のかなという気はしますけど。
◆大竹
委員 行政側に投げかける
のは筋近いかもわからないけど、例えば何かいわゆる損害賠償請求とか、何かそういう訴訟だとか、そういうような何か方法は何か考えられないですか。
◎
経理管財課長 基本的に考えられるとすると行政訴訟
の、いわゆるその行政行為に瑕疵があった場合、それによる私どもが訴訟するという形しかないと思いますけれど、果たして瑕疵があった
のかどうかと、その判断をしなければいけないかなと思っております。
◆冨田
委員 本当に何と言ったらいいかよくわからない中身な
のですが、やはりうちとしてもこれまで一生懸命取り組んできたわけですし、このまま不採択になったからしようがないという話では済まされないだろうなという気はします。だけども東京都
の教育
委員会にどういう瑕疵があった
のか確認する必要があると思いますが、相手がどういうふうに出てくるか、
委員会として出てくる
のかという
のはまだ定かではないわけですね。こちらで接触してみて、その後でまた判断しなければいけない
のかなと思いますので。
○
委員長 それでは、ここでちょっと議論する
のは、例えば皆さんが、皆さん
の意見が
委員会として来てもらって話を聞こうではないかという一つ
の方法と、いや、
委員とこの正式な
委員会ではなくて話をする
のかということとがあると思う
のです。ただ、私はこの底流に流れている問題は、やはりその本当に我々
の身近にあったことが、東京都という靴を履いて靴
の上からかゆいところをかいているような感じ
のことが、議会
の中でやはりそういうことがあっていくという
のは私も反省を今しているところですが。例えば荒川
委員が言ったように、自民党は何だった
のだよと言われると、やはりもう少し都議会と区議会はぴったりと話し合いをしていく中で、いろいろなことをやっていかなければいけないかなというものがあったりですね。東京都と大田区がいつも違うような部分があったりして、そういうことがやはり政治
の中で正していかないと、本当はすっきりした物事ができないという。ただ、この今回については採択、不採択というこれは東京都
の都議会
の判断ですから、これはちゃんと重く受けとめるべきだと思う
のです。ただ、そういう中でもう少し風通しよくしていかなければいけないなと、将来的にもですね。そのためにはではどうするかという話で。変わらないだろうけど、
委員会
の中でそういう形をとって呼んで話をする
のか、それとも全く違う形でやる
のかというようなこと
の判断が、皆さん
のこんな形があればということがあれば、取りまとめていきたいと思う
のですが。
◆鈴木
委員 私たち議会という
のも説明責任という
のは大事だと思う
のです。それで先ほど荒川
委員がおっしゃったように実をとるやり方もっと別
の場所で呼んで、譲歩を引き出せるような場所でそういうような。
委員会ではない別
の場所でやった方がいい
のではないかというお話だと思う
のですけど。私はそれで、では例えばさっき本気で言った
のか冗談で言った
のかわからない
のですけど、新たにパンフレットを書き直す予算を東京都から引き出させるという話、私はそれいかがなもの、できる
のかなと逆にそれは思いますけれども、そういうことを考えると引き出すものという
のはない
のではないかな。そういうので、では私たちが何で
委員会ではなくて、そういうような形を選ぶ
のかになると、まさにそれは住民
の立場に立った判断ではなくて、私たち要するに都議会
の自民党、公明党とかそういった立場で
の判断になってくると、今回
の陳情者に対して私たちが責任性を果たすことに関しては、やはり少し違ってきてしまう
のではないかなと思う
のです。私たち大田区議会という
のは、やはり住民
の立場に立ってという
のは議会
の質問
の中でもしょっちゅうされていますけれども、やはり私は東京都がおかしいというときは、大田区からもおかしいということをおかしいだろうと言っていくことが、これから絶対大事だと思う
のです。それにおいては、先ほど荒川
委員が呼びつけてしかりつけるだけだと言っても、それはそれですごく実
のあることだと私は思う
のです。ですから私は
委員会でぜひきちっと説明を聞くということがまず大事だと思っております。
◆荒川
委員 我々も議会ですから、例えば東京都議会、文教
委員会においてそういう理事者側が答弁したことが、大田区
の私ども
の委員会で要請して、例えばお出でいただいたとしても、それ以上
の答弁は引き出せないですね。絶対ない。それが変わることもない。だから住民説明が大事だといっても、やはり東京都議会
の延長戦
の話しか説明できないですよ、答えはわかっている
のだもの。それ以外
のことを言ったら、向こうは大変なことになってしまう。ここへ来てもそれ以外
のことは出ないですよ。だから傍聴された、気分を害した、そのまま同じ状況がこの
委員会でもまた出てくるでしょう。そうなるとばかし合いではないですか。
◆鈴木
委員 本当に突っ込んでいないところがある
のです。先ほど冨田副
委員長もおっしゃっていた
のですけど、東京都
の瑕疵がどうかという
のは、確かにそういった向こう側
のその瑕疵がどこにある
のかという
のを指摘する
のは難しいと思う
のですけど、私たち
の立場からすると、広域自治体でありながらそういった指導、要するに私たちと
の関係を全然持とうとしないで富岡美術館と
のやりとりで進めていって、それが9月に向こうが寄付行為
の書きかえで東京都に行って、私たちが区長がしようがないと言った
のが8月にもかかわらず、それを知らないで、要するに確認も知らないで、富岡美術館
の寄付行為
のその手続きだけを認めていたわけですよね。そうするとでは大田区と富岡美術館
の関係は一体どうなっている
のかという
のは、東京とは広域自治体でありながら、それを全然関知することもしなかったし、指導することもしなかった。それは私はこちらから見れば大いなるもう瑕疵ではないかなと、私たち
の立場からすれば、それは言えると思う
のです。
委員会
の中でそれを指摘している
委員という
のは一人いた
のですけれども、持ち時間があってほとんど言えない状況だったことを考えると、その部分は私たちはではきちっと説明を受けたいと思う
のですけど。
◆山崎
委員 水井
委員長からもさっきお話ありましたけれども、大田区議会も意見書を出した、そして住民からも都議会に陳情を出した。それで各会派、各党動いて、その結果が不採択ということだった。それはやはりちゃんと重く受け止めなければいけないと思う
のです。都議会
の決定を、やはりそれは自分たち
の意見と違ってもそれはそれでやはり重く受け止めなければいけない。その話を持ってきて、私は今
委員会でやるか、それとも違う形でやるかという話になりましたけれども、手続き的にきちんとしてやって、我々も努力をしてやった結果
の形
の中
の話を、やはりもう一回大田区議会
の正式なこの
委員会
の中に戻してまた説明をするという
のは、ちょっといかがなものな
のかな。また今、先ほど荒川
委員からも話がありましたけれども、あれだけ
の公式な形
の発言
の中を恐らくこちらに来て変えるということはできないと思う
のです。公式な発言をしたことに、教育
委員会側も発言をしたことで、それで結果を出してしまっていることだから、少なくとも公式
の場
の委員会
の中で、この区議会
のこの
委員会
の中で話をしたとしても、我々
の求めることに対して、実際にそれ以上何が深まる
のか。何を求めていく
のかということもある
のですけども。やはりそういったことで、結果として新しいものをなかなか生み出していけない
のではないかと思います。ただ、あのとき
の今先ほどお話あったけれど、東京都教育
委員会側も区
の方に説明をする意思はあること
の発言があるわけですから、それはやはりせっかく、せっかくと言ったらおかしいけれども、そういう意思がある
のであれば、こちらもそれを希望している
のだから、それは形として実現はしてほしいけれど、余り公式
の形はどうかなという
のが私
の率直な気持ちです。
◆小原
委員 むしろ、今回
の場合は教育
委員会
の方を呼ぶよりは、各会派
の都議とほか
の形
の懇談をした方がいいような気がします。今言っていることでも教育
委員会から来てもそれ以上
の進展はないわけだから。
◆内田
委員 同じ質問をしたら、答えは同じだろうという発言がありますけれども、それは同じ質問をすれば同じ答えが返ってくることは当たり前だと思う。それ以外
のことはないと思うけれど。この前
の文教
委員会
の中では、質問も本当に私たちが実は想定したいろいろな質問表とかありましたけれど、それも全部質問されていない。逆に教育
委員会が答えやすいような流れにしかなっていない部分という
のもあって。もちろん段取りつけているから、もうシナリオ通り、お互い
のシナリオ通りにやっているわけですよ。でも私たち
の委員会ではそういうことにならないわけで、ここ
のところが聞きたいという私たちがどうだった
のかということが、あそこ
の場面では聞くことができなかったわけだから、この
委員会でそのことについて聞いて、その答えが私たちにとって不承知なものであっても、ここにやはり陳情を出した方たちがいますよね、継続にまだなっていましたね。その方たちだって同じようにここに来て、東京都はそういう考えだった
のかを聞いてもらうだけでも私は意義があると思う
のです。
◆冨田
委員 都議会
の方に私ども出向いて40分ぐらい懇談して、さまざま意見を申し上げました。同じような今
のような話もしました。そのときもはっきり言って、もう木で鼻をくくったような一切瑕疵はありませんと。多分それでくる
のだろうと思う
のです。荒川
委員が今言っているような、もう来ても本当腹立だけだという意味も大変よくわかる
のですよ。もしかしたら、来ないかもしれないです。
委員会で招致しますと言っても、来ない可能性は私は高いと思っている。どっちみち来ても、それこそたたかれて帰るだけだから。それであれば、1回まず文章で、いわゆるポイントはなぜ大田区
の意思を確認しなかった
のかという、その1点ですよね。そこをまずどうでしょう、文章でぶつけたらどうかなと思う
のですけど。その先はまた後で考えればいい
のではないかと思います。
○
委員長 私もさっきから考えていた
のですが、呼んでも徒労に終わるだろうという意見も多いし、それなので、今この
委員会記録と私
の方でいろいろ調べてきた経過と照らし合わせて、生ぬるいかもしれないけれども、質問状的なものを東京都にお出しして、教育庁に返答をきちんともらうと。それでそれによって近隣にも説明もできるだろうし、あるいはそれによって東京都
の方がこういうことについてはうっかり、うっかりではない
のでしょうけれど、慎重に取り組まないといけないという姿勢を東京都
の方が持ってくれればいいかなという思いで、ここでいろいろと長い時間もらって話をしましたけれども、そういう形で書類で質問状的なものを東京都に持っていくと。あるいは各会派に私は持って行ってもあの状態ではもうだめだと思っています。正直言って、都議会議員を信頼しないとは言いません。しかし、やはり我々はここまでは知りたい
のですよといったことも、あの
委員会
の中で反映したその言葉として出てこなかった部分がありますから、これはデキレースというと言葉は悪いけれども、かなり打ち合わせをした結果であるという部分がありましたから、そういう部分で書類を向こうへ出すという
のはどうでしょうか。一応つくって、皆さんにその前にお見せをいたしますけれども、一応こういう形で向こうに質問をきちっとして返答をもらうという形で。そんな形でいいですか。最初から呼んで吊し上げても、また何かつまらないことがあればしようがないですから。では、一応そのようなことでそういうことにさせていただきます。
そうなると我々
のところに陳情として富岡美術館
のは出ておりますね。ですからそれは、このまま継続ということでよろしいですか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長 では、そういうことにいたします。
それでは、手短に
所管事務報告について理事者
の報告をお願い申し上げます。
◎ 経営
管理部参事〔企画財政課長〕 先般
の委員会で東京都が発表いたしました第二次財政再建プラン
の中間
のまとめを資料として出すようにということでございましたので、お手元
のとおり提出をいたします。
◎ 経営
管理部副参事〔経営計画担当〕 私
の方からは事務事業評価
の実施結果
の報告書がまとまりましたので、報告をさせていただきます。
お手元にお配りをさせていただきましたが、かなり厚いものですし、本日時間
の関係もございますので、概略だけ今回はご説明をするということで、中身につきましては、後ほどお読みいただければと思います。
この事務事業評価につきましては、大田区では平成13年度から準備を始め、昨年試行ということで試行結果51事業
の評価結果を公表いたしました。この事務事業評価は区が行っている主な事務事業について、今年度から本格実施ということでございますので、それぞれ
の事業を実施している部局が主体的に評価をするということで行ったものでございます。
今回、報告書としてまとめたものは平成14年度に大田区で実施をいたしました事務事業、全部で約1,700事業ございますが、このおおむね20%程度、350
の事務事業を選定して評価をいたしました。今回、報告書としてまとめたものは、そのうち236事業でございます。今回、平成14年度
の事務事業
の評価結果でございますので、平成14年度決算をご審議いただく、この第3回定例会にあわせて報告をさせていただくということでございます。
この236事業
の評価結果
の内訳ですけれども、総合評価4段階で評価をしております。一番よかった総合評価4という現行を維持すべきレベルにあるという事業が236事業
のうち80件ございました。その次
の評価段階が3、現行を維持すべきレベルにあるが、改善
の余地があるというものが145件、これが一番多くなってございます。評価結果2、現行を維持すべきかどうかも含め改善
の余地があるというものが10件。そして評価結果1、現行レベルを見直すとともに改善を図るというものが1件ございました。この評価結果1
のものは、スポーツ振興課で実施をしておりました成人スポーツ教室
のうち健康体操
の事業でございます。これにつきましては評価結果が1ということで、当初
の目的を達成したということもございまして、今年度から事業を廃止してございます。
この評価結果
の報告書につきましては、大田区
のホームページで公表をいたします。それと
区政情報コーナーあるいは図書館、特別出張所でも閲覧ができるように準備を進めております。これら
のことにつきまして10月1日、明日発行
の大田区報で掲載する予定となっております。
今回、公表をすることで、今回
の評価結果について区民や関係者
の皆さんからいろいろなご意見をいただき、さらに充実した事務事業評価
の実施を進めてまいりたいと考えております。
◎ 経営
管理部副参事〔
計画調整担当〕 私
の方から、おおた「はばたき」プログラム、大田区緊急プロジェクトと大田区
の新実施計画
の候補事業について説明をさせていただきます。
まず、おおた「はばたき」プログラムにつきましてでございますが、この資料につきましては、一つは冊子
のA4でとじてある部分と、この中身を簡単に説明をさせていただいたプログラム
の概要という二つ
の資料。
この緊急プロジェクトでございますけれども、6月よりプロジェクト化をしまして、各部で検討を進めまして9月に策定をしたものでございます。計画全体
の部分、また雇用も含めてでございますが、本
委員会で説明をさせていただくとともに、各担当する所管部局、産業・子育て・教育分野につきましては、それぞれ
の常任
委員会で現在説明をしていると思います。ほか
の議員
の皆様には、本日
の各常任
委員会説明後、資料
の方をお届けするように準備しているところでございます。
1ページをお開きいただきますと、プログラム
の背景等が書いてございます。いわゆる今、社会経済状況
の低迷化がもたらす大田区を支える中小企業
の経営ですとか、あるいは失業者
の増加や女性
の社会進出
の雇用形態も大きく変化している。また一方で、明日を担う子どもたち
の環境も大きく変化しているということで、子どもがかかわる事件
の多発が、今大きな社会問題になっております。また、教育
の面でも子ども
の個性、能力を踏まえて、確かな学力を保障していくことも緊急
の課題となってございます。
こうした状況
の中で区として安定した地域社会を築くために、高齢者福祉はもう当然
のこととしまして、早急に地域経済
の再生を図りながら、だれもが安心して働き、暮らし、未来を担う子どもたちが育む多様な世代が支え合える地域社会を構築することが不可欠ということで、特にこのお示しをしております産業・子育て・教育・雇用
の4分野において重点施策を緊急的に展開しまして、将来にわたり区内
の経済基盤
の安定と地域を支える力を蓄えるために、このおおた「はばたき」プログラムを作成したところでございます。
プログラム
の構成が2ページに書いてございます。それぞれ4分野ごとにあるべき姿、そして現状
の課題、取り組み
の方向、体系図、そしてプログラム
の事業概要というような流れでつくってございます。そしてプログラム
の事業概要においては、事業内容と実施年度等を説明させていただきました。
このプログラム
の進め方でございますが、区として初めて
の計画でございます。これら
の計画につきましては、平成15年から平成18年度
の4か年で重点的に取り組みまして、一定
の成果を下すことを基本としてございます。そのため、平成15年度から取り組めるものにつきましては、直ちに取り組むとともに、平成16年度から進める3か年
の実施計画、この後説明をさせていただきますけれども、その実施計画や各年度で実施しております事業計画に連動させることによりまして、より実現性を確保してまいりたいと考えてございます。
この中に、例えば事業名
の中に四角で「実計」と表示してあるものにつきましては、この後、説明をさせていただきます新実施計画
の候補事業になっているものでございます。
3ページをお開きいただきますと、まず産業部分。OTA産業再生・活性化プログラムという
のがございます。所管している部局は産業経済部でございます。内容につきましては後ほど詳しくお読みをいただければと思いますが、特に、ここでは大田区
の工業
の再生を活性化して、ものづくりおおた
のまちづくりを進めていくという
のが大きな目標でございます。あわせて区内商業地域
のにぎわいを目指してまいります。ここで解決をしていく課題としまして、産業再生基盤づくり、産業再生・活性化緊急支援、そして地域
のため
の活力ある商業
のまちづくりを目指してまいります。
4ページに施策名と取り組み
の方向。そしてその中で実施をして予定していきます事業名が書いてございます。産業再生基盤につきましては、取り組み
の方向にも書いてありますけれども、構造改革特区を推進するとともに、新産業創出・研究開発・産業連携
の強化につながる基盤を整備する。またあわせて羽田空港等
の国際化を視野に入れた土地誘導等も検討してまいります。主にここはハード
の部分が記述されているところで、事業としましては現在、大森南四丁目に土地開発公社で購入しておりますフシマン
の跡地
の用地
の活用、あるいは土木試験場
の再活用というようなハード面
の活用事業を出させていただいております。また2番目には産業再生・活性化緊急支援ということで、ものづくり
の過程で
の支援、主にソフト部分でございます。企業間
の連携、ドッキング、産業連携
の場をつくるため
の土台づくり、あるいは企業
の経営相談等
の強化等
の事業をこの中で進めていく予定でございます。そして3つ目が商業
の分野で、顧客満足度が得られる魅力ある商店やにぎわい
のある商店街づくりへ
の積極的な支援を考えてございます。
5ページには体系図がございまして、それぞれ
の課題ごとに事業
の流れを書いてございます。
そして6ページ以降には、それぞれ
の事業
の概要と年度計画が書いてございます。
次に9ページでございます。9ページは地域
の子育て・子育ち支援プログラムと称しまして、こども育成部が所管するプログラムでございます。ここでは子どもが尊重され、自分
の持てる能力を発揮し、健やかにのびのびと育つ地域環境
の実現を目指してまいります。そこで大きな課題が三つございます。地域で支える子育て、子育ち、保育園
の待機児解消、多様な活動主体と
の連携による保育サービス
の充実。この三つ
の柱を基本に事業が組み立てられております。
1番目
の地域で支える子育て・子育ちにつきましては、新たな事業としまして
子ども家庭支援センター機能
の拡充ということで、上池台にある
子ども家庭支援センターを大森地区、蒲田地区にも1カ所ずつ設けていくような考えで取り組んでまいります。この部分については以上でございます。
次に保育園
の待機児解消ということで、平成18年度までに待機児ゼロを目指してまいります。
次に多様な活動主体と
の連携協働による保育サービス
の充実ということで、延長保育、一時保育あるいは休日保育等
の一層
のサービス向上を図るため
の事業をそれぞれ展開させていただく予定でございます。体系図、概要については先ほどと同じような形で載せさせていただいております。
次に教育支援プログラムでございます。これは教育
委員会
の所管するものでございます。子どもたち
の健全育成に向けて、生命と他者へ
の思いやり、あるいは自ら学び、考え、判断できる基礎学力を身につける。そして健康な心と体を持つ子どもたちを育てていくというところで、大きな課題が三つございます。防犯教育と地域ぐるみ
の安全・安心づくり。そして健康な心・体と学力
の向上。そして学校運営
の活性化と環境整備ということで、取り組み
の方向はそれぞれご案内をしているとおりでございます。
次に雇用創出プログラム。19ページにございます。こちらは産業経済部、経営
管理部を中心としまして、公共サービス
の民間活力導入による地域雇用
の支援につきましては、全庁的に取り組んでいくところでございます。
ここで主に取り組みをしていきます
のは、先ほど説明をさせていただきました大田区産業再生・活性化プログラムを積極的に推進することで、地域
の新たな創出雇用につなげていくというところと、行政としてできるところ、それにつきましては極力区民雇用を確保する方向で取り組んでいくということで、公共サービスへ
の民間活力導入による地域雇用支援という項目を挙げさせていただきました。
それぞれ先ほど説明をさせていただいたとおり、平成15年度から取り組めるものは直ちに取り組みまして、実現を図っていく予定でございます。このプロジェクトにつきましては、区民
の皆様にも公表をする予定でございまして、概要版につきましては本庁舎や各特別出張所、各図書館で、きょう
の常任
委員会終了後に準備をしまして、あした中に配付をできるように用意をしていく予定でございます。それから本編につきましても出張所、あるいは図書館でごらんいただけるように準備をしているところでございます。それから大田区報については10月11日号
の区報へ掲載をして、ホームページも同日に掲載をする予定で今準備をしているところでございます。
以上で緊急プロジェクト
の説明は終わらせていただきます。
引き続きまして、A3
の横開きで裏表になっている「おおた
の明日を拓く」大田区新実施計画
の主な候補事業について説明をさせていただきます。
この実施計画は皆さんご存じ
のとおり「おおたプラン2015」
の確実な推進を図るために、当面する3か年
の実施すべき重要施策
の年度別事業計画を定めるものでございます。新しい実施計画につきましては、厳しい経済状況
の中ではございますが、社会環境
の変化や区民
の皆さん
のニーズを的確にとらえながら、「安心・輝き・潤い」、そして新しい区政
の進め方
の各分野におきまして、現在、来年3月
の策定に向けまして、全庁的に検討を進めているところでございます。
そこでそれぞれ
の分野
の現段階で
の主な候補事業、それを今回ご案内させていただきます。今、載せさせていただいております
のは全部で43事業、裏面にはそれぞれ
の候補事業
の事業概要を載せさせていただきました。先ほど説明をさせていただきました緊急プロジェクト「おおた「はばたき」プログラム」と連動しているものは、事業名
の最初に四角で「緊」というふうに囲んで表示をしております。また、新たな新規事業につきましては四角で「新」というふうに表示をさせていただいております。そして、この実施計画につきましてはイメージをしやすいように、「安心・輝き・潤い」にプラスしまして「おおた
の明日を拓く」というスローガンを掲げさせていただいております。将来に向かって、区民
の皆さんと
の連携協働
のもとに困難な状況を切り開き、そして課題解決を図り、大田区
のまちづくりを進めていくという意味を託してございます。また、新しい区政
の進め方が左下にございます。こちらにつきましては、さわやか、信頼、スピード区役所というサブタイトルをつけさせていただきまして、区民満足度
のより高い効率的な区役所を目指してまいります。
それぞれ
の分野
の主な候補事業はご案内
のとおりでございますが、右上に今後
のスケジュールが載せさせていただいております。これから平成16年度予算と連動しまして、実施計画事業
の具体的な検討に入ってまいります。そして平成16年2月に実施計画(案)
の公表という流れでございます。従来、議会や区民
の皆様へ
の公表につきましては、この実施計画(案)ができた段階、今回で言いますと平成16年2月に公表をしていたところでございますが、今回初めて
の試みでございますが、先ほど
のスピード区役所、あるいは区民と
の協働、開かれた区政
の推進
の視点からも、できるだけ早い時期に区民
の皆様に区で
の取り組み
の方向性をお知らせし、ご意見をちょうだいできると、するという考えで、主な候補事業という形ではございますが、策定
のスケジュールと候補事業
の内容を明らかにさせていただきました。今後、各部局におきまして具体的な検討に入っていくわけですが、最終的には3月に実施計画を策定し、平成16年4月には計画書
の配布を予定してございます。区民
の皆様には先ほど
のプロジェクトと同じように10月1日より本庁舎、図書館、出張所で配付できるように準備しております。こちら
の方につきましては、区報
の方は10月21日号でご案内をする予定でございます。内容までは入らないと思いますけれども、こういったことをやっていますよ。また、こういったところで資料を配付していますというようなご案内をさせていただこうと思っております。
◎ 経営
管理部長 今、川野副参事
の方から「おおた「はばたき」プログラム」
の概要等を説明させていただきました。若干、私
の方で文言
の訂正をさせていただきたいと思っております。
21ページをお開け願いたいと思います。全体にかかわる部分がございますので、一番わかりやすい
のはそこだということございますので、こういうような形で訂正をさせていただきたいと思います。
まず、21ページ
の区民が安心して働き、生活
の基盤をつくる地域社会、その中
の公共サービスへ
の民間活力導入により、地域雇用
の支援というところで、まず1点目
の道路、公園維持
管理業務
の民間委託
のときに、萩中、萩中と入っておりますけれども、これはそれをとっていただきまして、土木事務所
の委託、公園
管理事務所
の委託という形にさせていただきたいと思います。
次に保育サービス
の民間委託
の関係でございます。ここには区立保育園2園をいうことで、民営化平成16年度となっておりますけれど、一応、この体系図は平成15年から平成18年
の計画
の体系図になっておりますので、区立保育園
の民営委託あるいは民営化とこういう形
の文言に修正をさせていただくようにお願いをしたいと思います。当然、その関係に従いまして22ページ目
の部分につきましても、今平成16年度につきましては、まず①
の道路公園
管理業務
の民間委託について
の年次計画については、平成16年度は萩中と萩中公園
の土木事務所につきまして廃止を検討している中身がございます。それから保育サービス
の民間委託については平成16年、平成17年、平成18年度で各年度別ごとにそれぞれ、今こういう形で民営委託あるいは民間へというような形になっておりますので、その辺
の部分については文言を修正させていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
なお、それにかかわりまして概要版
の方も直さなければならないところがございますので、その辺は改めて修正した上でご訂正させていただきたいと思います。
◎
経理管財課長 旧伊豆山職員保養所
の売払い
の関係で補足説明という形で報告させていただきます。お手元に資料をつけさせていただいております。案内図ほか概要がお手元にあるかと思います。
先だって
の委員会でご質問
の中身がございますので、補足させていただく部分は、まず建物
の価格でございますが、おおむね533万円ほど取得価格も含めまして、増築費用等をかけまして、その程度
の金額はかかってございます。現況
の評価はゼロと、建物評価額はゼロというふうに理解してございます。土地につきましては取得価格が15万700円でございますが、現況
の評価という部分につきましては、よく考えますと入札前ということで、予定価格等非常に問題になる時期でございますので、入札が終わりましたら、いろいろお話ができるかと思いますが、大田区としてはより高く売りたいということで、きょう
の時点ではご容赦願いたいというところでございます。
◎ 清掃リサイクル課長 それでは私
の方から、ご配付をさせていただいてございます「清掃とリサイクル2003年版」についてご紹介をさせていただきたいと存じます。
これにつきましては毎年でございますが、東京二十三区
の清掃協議会が作成をいたしまして、9月16日
の発行年月日においてご配布をさせていただいているものでございます。特に例年と変わってございませんが、15ページをごらんいただきたいと存じます。15ページには下段でございますが、パソコンメーカー等による家庭系パソコン
のリサイクルが始まりますということで、新しい項目としてこれを掲載させていただいておりますので、ほか
のところ多少変わっている部分、数字は当然変わってございますが、ほか
の部分も多少変わっている部分はございますが、大方ほぼ同じでございますので、ご紹介については以上でございます。
続きましては口頭で大変恐縮でございます。前回
の委員会におきまして、荒川
委員から粗大ごみ
の収集
の際
の職員
の件で、ご指摘なり苦情なりをいただいてございます。私
の方で早速清掃事務所に
問い合わせをいたしまして把握をさせていただきましたが、粗大ごみ
の収集は1組3名で行っているものでございまして、当日は打ち合わせと粗大ごみ
の積荷が多くなったということもございまして、その打ち合わせも含めまして、他
の車と一緒に仕事をしていたことが判明をいたしまして、特に人数が多いということはございませんということでご報告をさせていただきたいと存じますが。なお、そのような不信感という
のですか、荒川
委員からご指摘をいただいているようなことを区民
の皆様からご指摘いただくことがないように、今後、さらに新しい形もできまして努めていくように、清掃部としては努めていくようにしていきたいと考えているところでございます。
○
委員長 それでは、質疑
の時間な
のですが、皆さんにご相談をしたい
のですけれども。次
の委員会が10月7日に予定をされています。そのときには請願・陳情
の審査をする
のですが2、3件しかないようですので、そのときにまた報告を受けて皆さんに質疑をお願いしたいと思いますが、よろしいですか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長 ボリュームもかなりありますので、それまでに勉強をしていただければありがたいと思います。
それでは、以上で
調査事件及び
審査事件を一括して継続といたします。
それでは、次回
の日程につきましては10月7日午前10時よりということでございます。
以上で、
総務財政委員会を閉会いたします。
午前11時52分閉会...