• 選挙管理委員の選挙(/)
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  1. 大田区議会 2003-09-30
    平成15年 9月  総務財政委員会-09月30日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    平成15年 9月  総務財政委員会-09月30日-01号平成15年 9月  総務財政委員会 平成15年9月30日                午前10時00分開会 ○  委員長 ただいまより総務財政委員会を開会いたします。  きょうは、まず第54号議案 平成15年度大田区一般会計補正予算(第2次)ほか5件議案について、討論・採決を行います。その後、新規付託分請願・陳情審査を行い、最後に所管事務報告を受けたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  それでは、調査事件及び審査事件を一括して上程いたします。  これより付託議案審査に入ります。  第54号議案 平成15年度大田区一般会計補正予算(第2次)ほか5件を一括して議題といたします。  これより討論を行います。討論は全議案一括してお願いいたします。  それでは、大会派順にお願いいたします。なお、会派名は略称とさせていただきます。  まず、自民からお願いします。 ◆小原 委員 自由民主党大田区民連合は、第54号議案 平成15年度大田区一般会計補正予算ほか5件すべて議案に賛成をいたします。  まず、第54号議案、55号議案に関して申し上げます。今回補正額は歳入・歳出ともに3億7,300万円余であります。歳入面では都区財政調整による特別区交付金8億8,500万円を中心に国庫支出金都支出金繰越金等を財源として編成をされております。歳出面ではケーブルテレビ番組制作、奨学金貸付事業充実、痴呆性高齢者グループホーム整備事業補助老人医療給付等にかかわる経費など、各種事業に計上しております。中には伊豆高原荘管理運営費として計上している浴室及び機械室改修工事など、若干議論分かれるものも入っておりますが、おおむね了解できるものであり、賛成をいたします。  介護保険特別会計では歳入・歳出ともに9億9,500万円余りでありますが、特徴としては、歳出ほとんどを基金積立金7億4,900万円余を計上している点であります。基金積立額からして保険料値上げはおかしいという意見もありますが、介護保険を全体的に長期的な視点から考えて、基金使い道については慎重にしていただきたいと思います。  それから第58号議案ですが、一般廃棄物不法投棄を防止するということで、処理業者許可に関する規定を整備する議案であり、近い将来行われる、清掃事業が区へ完全移管されたときに一番心配される不法投棄について、非常に厳しく規定をしているというところをぜひ適正にしていただきたいと思います。  他議案については、特に申し上げることはありません。 ○  委員長 では、公明お願いいたします。 ◆荒川 委員 大田議会公明党は、ただいま上程されました第54号議案 平成15年度大田区一般会計補正予算(第2次)ほか5件すべて議案に賛成をいたします。  この機会をいただきまして若干要望をさせていただきます。第54号議案 平成15年度大田区一般会計補正予算(第2次)につきましては、今、自民党からもお話がございましたように、ケーブルテレビ11月から広報番組として放映される、その製作予算でございますけれども、区民身近な区政情報を提供していただくわけであります。ぜひ、親しみある情報提供制作をお願いいたしたいと思います。
     また、浜竹図書館でありますけれども、10月24日からオープンということでございますけれども、改修、改築、いわゆる箱物方は整備が整ったという状況になりますけれども、図書館運営につきましても内容充実を今後とも図っていただきたいというように申し上げます。  また、第57号議案案件でありますけれども、一般団体から日常的に不公平感があるということ陳情を私どもいただいてきております。そういった意味合いで、今回条例改正はその不公平感を解消できるということになるかと思います。今後とも活動支援ために尽力していただきたいと申し上げます。  また、第58号議案 大田区廃棄物減量及び適正処理に関する条例一部を改正する条例でありますけれども、法改正によりまして、不法投棄が厳格に取り締まっていけることになるかと思いますけれども、いわゆる一般家庭ごみことよりも、私たちこの大田区役所に関係する施設、また学校等施設、こういったところから出てくる一般ごみ、また産業廃棄物においては、不法投棄原因になり得る要素が多分にあるかと思いますので、この法に照らして、そういう行政から不法投棄要因が解消されますことを清掃部、また総務課において厳格に自らを律していただきたいと要請して、全議案に賛成をいたします。 ○  委員長 では、共産お願いいたします。 ◆金子 委員 日本共産党大田区議団は、第54号議案 平成15年度大田区一般会計補正予算(第2次)、第56号議案 大田区組織条例一部を改正する条例、第58号議案大田廃棄物減量及び適正処理に関する条例一部を改正する条例、第63号議案 選挙長等報酬及び費用弁償に関する条例一部を改正する条例4件について賛成し、第55号議案 平成15年度大田区介護保険特別会計補正予算(第1次)、第57号議案 大田区立男女平等推進センター条例一部を改正する条例2件について反対します。  まず、第54号議案 平成15年度大田区一般会計補正予算(第2次)については奨学金貸付制度増額、1,049人から1,143へ増額。痴呆性高齢者グループホーム1カ所補助。イベント事業活性化事業など、商店街へ事業補助2店舗へ。輝け店舗支援事業など。区民暮らし、営業を支援する、施策を進める3億7,000万円余補正となっているので賛成します。  しかし、歳出中に都心共同住宅供給事業で、住宅共同化事業として高層建築物を進める大型民間業者に対して、1億円も補助を出す一方で、区内中小事業者が要望する区融資利子補給などへ支援には消極的なは問題です。  さらに歳入では、交付税当初算定で、地方消費税交付金10億円余、特別区財政調整交付金8億円余、繰越金5億円余残額があったものを基金から繰入金45億円余を27億円余減額していることです。つまり交付税増額を財政基金に積み立てたことになり問題です。今後、昨年第3次補正で基金を使って、区民施設改修前倒しなど、区民ため積極的な補正予算を組んだように、次回、第4回定例会で区民暮らしや営業に対する積極的な支援を進めるため補正予算を組むことを前提に賛成します。  次に、第55号議案 平成15年度大田区介護保険特別会計補正予算(第1次)では、介護保険給付費準備基金で7億円余補正増となり、11億円余基金積み立てとなりました。これで基金積み立ては29億円余となりました。今年度は3年ごと見直しとなり、基準額で130円保険料値上げが行われ、区民へ負担は約2億円増となりましたが、今後3年間推移があるものの、今回補正予算からも保険料値上げしなくても十分財源があったことを示しています。また、今定例会で我が党が提案した低所得者に対する保険料利用料減免は、この積立金を取り崩して行うもので、その財源も十分にあることを示したものであり、それを行わず積み立てたは問題であり反対です。  次に、第57号議案 大田区立男女平等推進センター条例一部を改正する条例では、そもそも女性センターには社会教育関係団体として100数十団体が登録していましたが、エセナおおたになり、新たな基準による男女平等推進登録団体となり、そのことが最高でも36団体登録団体と、230を超える一般利用団体、個人と間に不公平感をつくりだしているところです。社会教育法では第3条で、国及び地方公共団体任務として、すべて国民があらゆる機会を、あらゆる場所を利用して、自ら実際生活に即した文化的な教養を高める環境を醸成するように努めなければならないと定めています。それにもかかわらずこの間、文化センター社会教育から地域行政センターに移管になり、社会教育がなくなっている状況です。そして、社会教育関係団体が減少一途をたどっているです。今回条例改正は、そもそも社会教育関係団体として女性センターだったものを社会教育位置づけを投げ捨てた結果、登録団体が減少する状態をつくり出し、区民に不公平感を生み出したものです。また、現在登録団体優先使用がなくなり、使用料が2倍になるなど問題であり反対です。 ○  委員長 それでは民主、お願いします。 ◆山崎 委員 大田議会民主党は、ただいま上程をされました第54号議案から第63号議案すべて議案に賛成をいたします。今、自民党、公明党からも触れられましたけれども、今回補正予算ケーブルテレビ番組制作が新たに入ったわけでありますけれども、今、区政を進めていく中で一番柱であります区民参画と協働、こういった精神をもっともっと高めていくためにも、いわゆる行政側から情報提供あり方というものをもっとやはり工夫していかなければいけないだろうというふうに思っています。このケーブルテレビもぜひともそんな区民参加広報形になっていくことを期待をし、意見を申し上げて、賛成答弁とさせていただきます。 ○  委員長 それではネ無、お願いします。 ◆内田 委員 ネット無所属連合は第54号議案から第63号議案まで賛成します。  少し意見を申し上げたいですが、ケーブルテレビに関しては、各会派からいろいろ意見が出ましたが、私は今までもこの「シティニュースおおた」という大田区ニュースケーブルテレビで流されていましたけど、なかなか多く人に知られていないというところでは、今回大田区全域とイッツコミュニケーションズに契約している周辺地域もこのニュースが見られるということで、やはり大田をもっと多く人たちに知ってもらうことと、大田区内に住んでいる人たち大田区内はすごく広いので、例えば羽田人たちが馬込ことを知らなかったり、洗足池あたりいろいろな行事なんかもなかなか知ることができないので、ぜひこの「シティニュースおおた」中で、行政から発信という番組ではなくて、大田区民が見ていろいろなことが情報として知れるような地域ニュースをつくってほしいなと思います。  それと保育園オートロックに関しては、これで全園オートロックができたということで、安心して子どもを保育する側も、それから親にとってもとても安心していけるかなということで大変評価したいと思っています。  あと沼部公衆トイレ解体についてですが、500万予算が計上がされていますが、これは予算という形で、実際にはこの解体工事がどのぐらいかかるものなかということたくさん見積もりをとった上で適正な価格で解体できるように、少しチェックをしていただきたいなと思います。  あと第58号議案 大田区廃棄物減量及び適正処理に関する条例一部を改正する条例ですが、産業廃棄物に関してはいろいろ処理業者がいたり、あと産業廃棄物業者一般廃棄物業者が業種として同じ会社がその二つ廃棄をしているというところで、混在した産業廃棄物中に一般廃棄物を混ぜて捨てたり処分したり、またその逆もあったりということで、現場では現場をチェックするというはかなり厳しいかと思いますけれども、そういう不当投棄だけではなくて、不正な行為もあるということも聞いていますので、大田区区内ごみを事業系ごみ、それから一般廃棄物も含めて、どういう形で投棄されているかを業者に任せきり、あるいは発覚したときに連動してこのような厳しい処分になるというだけでなく、その事前対策というがとれないものかというを意見として申し上げたいと思います。  それ以外に関しては、おおむね評価できるものとして賛成討論といたします。 ○  委員長 これで、討論を終結いたします。  それでは、これより採決に入ります。  まず、異論がありました第55号議案 平成15年度大田区介護保険特別会計補正予算(第1次)及び第57号議案 大田区立男女平等推進センター条例一部を改正する条例を採決いたします。  本案を原案どおり決定することに賛成方は挙手をお願いいたします。  (賛成者挙手) ○  委員長 賛成者多数であります。よって、本案はいずれも原案どおり決定いたしました。  次に54号議案 平成15年度大田区一般会計補正予算(第2次)、第56号議案 大田区組織条例一部を改正する条例、第58号議案 大田区廃棄物減量及び適正処理に関する条例一部を改正する条例、第63号議案 選挙長等報酬及び費用弁償に関する条例一部を改正する条例4件を一括して採決いたします。  本案を原案どおり決定すること異議ありませんでしょうか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○  委員長 ご異議なしと認めます。よって、本案はいずれも全員異議なく、原案どおり決定いたしました。  なお、付託議案の委員長報告につきましては、正副委員長及び理事にご一任いただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○  委員長 それでは、そのようにさせていただきます。  次に、請願・陳情審査に入ります。  それでは、15第80号 北馬込一丁目7番法務省住宅跡地を大田区で取得し区民ために活用することを求める陳情を議題といたします。  原本を回覧いたします。  それでは、回している間に書記に朗読をさせます。  (書記朗読) ○  委員長 それでは、理事者見解をお願いいたします。 ◎  経営管理部副参事〔計画調整担当〕 それでは説明をさせていただきます。  今回、陳情をいただきました土地でございますけれども、北馬込一丁目7番15・16号で、現在、法務省職員住宅でございます。陳情中身では、法務省住宅跡地という表現をしていらっしゃいますけれども、現状は今、法務省職員方ならびにその家族方、いわゆる区民方がお住まい住宅でございます。したがいまして跡地にはなっていないということをお含みおきいただきますよう、よろしくお願いいたします。  その上で説明をさせていただきます。場所については環状七号線夫婦坂交差点、いわゆる上池台障害者会館学研通りと言われる道路と環七と交差点からちょうど北西、旗の台駅方に約2分行ったところにある、ちょうど環七と品川区と中間にある住宅地中にございます。周辺交通ですけれども、バスで行きますと夫婦坂交差点駅がありますし、長原あるいは旗の台駅まで約500メーター、5分圏内にございます。周辺には商店街、市立病院、馬込第三小学校にも近く、住宅立地としては非常に利便性高いところと思っております。敷地には法務省住宅がA館、B館2棟ございます。それとあわせまして駐車場がございます。ともに住宅は世帯向け住宅でございまして、4階建てで16戸、計32戸ございます。建築年度は調べましたところ昭和41年3月。敷地面積は陳情にございますように1,764平米でございました。周辺用途地域でございますけれども、第1種中高層住居専用地域と言われまして、主として中高層住宅にかかる良好な住居環境を保護する地域という位置づけでございます。容積率は200%、それから建ぺい率は60%となっている地域でございます。  次に公共施設絡みが載っておりますので、ちょっと周辺状況を調べてございます。この土地を中心に考えたところでございますが、約半径500メーター、徒歩で5、6分の圏内には馬込第三小学校、そして小池保育園、公園が3カ所ございます。これを半径1キロにしますとかなりふえまして、上池台障害者福祉会館馬込特別出張所洗足池図書館馬込図書館馬込文化センター子ども家庭支援センター洗足区民センター等々意外と公共施設はございます。  それで、この土地内容に関してでございますけれども、現在、官舎ということで法務省大臣官房施設課公務員宿舎係方に問い合わせをして確認をさせていただいております。現段階におきましては、この施設は平成16年度末で用途廃止を予定しているということで確認をとらせていただきました。ただし、それまで間は職員住宅として活用していくということでございます。  通常、用途廃止後は国場合は財務省が引き継ぐことになりますので、あわせて財務省方にも問い合わせをさせていただきました。財務省見解でございますけれども、法務省から普通財産として移管が現段階ではなされていないこと。それから現在、入居している職員移転先住宅もまだ完成していない状況があることなども踏まえまして、現段階で計画は未定という確認をとらせていただいております。  国有財産購入につきましては、一般的には地方公共団体が特定目的で公共用に供する場合は先行取得できる場合がございます。いずれにしましても財務省判断になると考えております。今回用地につきましては、最初にお話をさせていただきましたとおり、法務省職員とは言いましても、区民方がお住まい住宅で現在も予定されております。廃止は確認できましたけれども、そういった状況がございますので、区として判断は現在ところはいたしかねるということでございます。 ○  委員長 それでは、委員の皆さんご意見をお願いいたします。 ◆大竹 委員 まだ現段階では職員住宅として利用しているということですが、平成16年度中、具体的には例えば何月までとか、そういう話は具体的に出ているですか。 ◎  経営管理部副参事〔計画調整担当〕 お住まい方が具体的に引越しをされるという話もありますし、一応平成16年末で予定をしていますが、それが平成17年度に延びる可能性もあるという話は聞いております。 ◆大竹 委員 それでこれからどういうふうに進んでいくかちょっとわかりませんが。例えば今ご説明あったように自治体優先権、大田区にそういうことで、どっちなでしょうね。優先権ですからこれこれ用に使いたいという計画というか、実際、この見た場合に、いわゆる周辺と土地面積を見た場合、こういうことが計画できるかなというプランというは何か今段階で、そうなって見なくてはわからないというかもわからないけど、そういうはありますか。 ◎  経営管理部副参事〔計画調整担当〕 今段階では持っておりません。 ◆大竹 委員 もしそれと同時に、こちらから優先権というは、こちら言わなければ優先にならないということですよね。それらも実際問題、地方自治体に先に例えば買ってもらいたいと国から言ってくるか。それともこちらが手を挙げなければ優先権にならない。それはどっちなですか。 ◎  経理管財課長 一つ例で言いますと、川端龍子本宅が物納で委員会にはご報告しておりますが、あの件につきましては最初、当初から財務省と折衝して、現況で買い出たいと、こういう形交渉をしております。ですから、ある程度用途が決まらないと、国もなかなか交渉相手として認めていただけないという部分もございますし、もろもろケースがございまして。小さな土地ですと当然自治体が受けないだろうとか、国方も考えていろいろな対処方をしているという状況でございます。 ◆大竹 委員 そうしますと、やはりこちらから手を挙げて一定程度こういうものにしたいという構想を持ってあたっていかなければ、やはりこの陳情に書いてあるとおり、いわゆる一般民間に売買されてしまうという考え方でいいですか。 ◎  経理管財課長 財務省接触しか私方はわかりませんけど、財務省としては当然その土地大きさ、用途等で判断して自治体に持っていくかどうかという形判断をされるという形だと思いますが。 ◆大竹 委員 ですからそういうことになればわからないということだから、区として積極的にこういう用に使いたいということで手を挙げることが一番、もし取得するとした場合、国方から言ってくるか言ってこないかわからないということは、今話ですとあるわけですから、土地面積等で。ということは、もし本当にほしいというならば、今段階でもこういうを検討していることも含めて言っていかなければ、なかなかそうはなっていかないようなことになると思うので、そういうことですね。 ◎小松 助役 今現在、法務省職員住宅として、現にお住まい人がいらっしゃるわけです。委員ご指摘案件は財務省に移って、初めてそのお話しになるわけでして、実際に区民方もその他人様土地を私はこういうふうに使うからほしいだというは、表明する時期ではないではないかと私は思うです。普通財産になって初めて、地方自治体に声がかかるかどうかという、そういう手続きを踏まないと出てこない話ですから、一般的に現に住んでいらっしゃるところを平成16年度に閉鎖される予定だから、そのときはという、それはちょっといかがなものかなという気がいたします。 ◆大竹 委員 時期問題はそれはいろいろあると思います。ただ流れ中では、いずれにしてもこれ平成16年度末あるいはちょっと延びるかもわからないと、そういう一つ流れにあるわけですから。もちろんそれなのに、今、人が住んでいるのに、とにかく買いますよという話はできないという一定程度わかるですが、ただ、そういう流れでいる中でいつ、やはりそういう声を挙げていくか。ただ国動向を待っているだったら、結局どうなっていくかというはわからないわけですから、そこら辺はそれとして、対応する必要があるではないかなと私自身は思っているです。 ◆内田 委員 この場所はここ地域方たちがそれ以外に、何か建物あるいは公園とかにしてほしいなという声は区方に何かあるでしょうか。この陳情ではなくて、それまで経過中でありますか。 ◎  経営管理部副参事〔計画調整担当〕 私方までは今そういったご要望は届いていない状況でございます。 ◆内田 委員 先ほど計画調整担当副参事がかなり広範囲施設名前をいろいろおっしゃっていらっしたけど、あれはもう環七を挟んだ向こう側で、ここ北馬込というは環七からもう本当に分断された地域だということはもうご存じだと思いますけれど。あのあたり人たち行動半径からすると、環七を渡った向こうというは余り考えられない。ほかところへバスに乗って行けば行けますけど、そういう意味では小さな公園はありますけど、何もないかなと。馬込第三小学校が唯一あの地域活動場所で、それ以外ところで何かをするということは、少し越えれば特別出張所、それから馬込区民センターがバスに乗って行けばありますけど。ちょっとこの方たちがおっしゃっているように、区政から取り残されているかどうかはわかりませんけど、陸孤島であるという印象は私たちが暮らしていても、そういうところは考えられるかなと思いますので。もし、可能性があって。ただ、この場所は道路に面してずっと横に長い。敷地は広いですけど横長ところですよね。何かこの後に何が建つかわかりませんけど、この陳情以外にも地域声が聞けるであれば、いろいろな自治会や町会方たち声も聞きながら、少しずつどうしたらいいか考えてもいいではないかなと思います。 ◆鈴木 委員 自分意見を言う前に幾つか聞きたいですけど、まずここ路線価大体幾らぐらいなですか。 ◎  経理管財課長 相続税路線価平米一応30万ということで、直近価格については承知していないですが。推定価格をついでにお話ししますと、この平米から言いますと大体私ども推定ですと6億6,000万ぐらい評価かなと。実勢でございますが、それかなというふうに理解しております。 ◆鈴木 委員 あと、防水用飲み水タンクがあるという、これは住民用飲み水タンクなですか。 ◎  経営管理部副参事〔計画調整担当〕 この飲み水タンクにつきましては、馬込状況を調べましたけれども、当地域については上池台給水所というがすぐ環七挟んで反対側、長原にあるです。その給水場が貯水されている水を応急給水することになっております。場所としては一番近くに馬込第三小学校が避難所として指定されておりまして、そこ受水槽も避難者用として利用できるので、当地域飲料水確保という点では十分かなと考えております。 ◆鈴木 委員 この陳情を見させていただくと、とにかく北馬込地域に何もないという、そういう思いが強くてこの陳情を出されたと思うですけれども、実際にではそういう状況だからこの場所がそれに適切なかというふうに考えるには、やはりいろいろなことを考えてからやはり決めなければいけないと思うですけども。全体で6億ぐらい予算が必要であって、それがほかにまた建設費、何か建てるとなるとかかるわけですからその部分と、あと第1種住専ということでは高いものは建たないですから、この陳情書にあるような特養とかというは、利用勝手が悪いものができてしまうかなというようなことを勘案しますと。それとあの地域柄に障害者授産施設をつくって、皆さん反対がないかというもいろいろな問題があるではないかということを考えますと、この陳情者思いで、この北馬込に何もないということで考えてくれという、その投げかけにはなってきているとは思うですけれども、私はこの陳情者この思いは、ちょっと無理があるかなという思いはいたします。 ◆山崎 委員 この法務省住宅跡地をどうするこうするという議論、確かに今ここでするは非常に適切ではないかなとは思います。ただ、この北馬込この本当に環七挟んだ独特地域ということで、希望が非常にこうあるというは、これはやはりこれで読み取れるですけれども、ここ北馬込だけではなくて、各地域中でいろいろな要望・期待あると思うですけれど。先ほど500メーター範囲、1キロ範囲という話出ましたけれど、実際環七という大きな、やはり大きな川があって、現実的な生活圏中で物事を一つ考えていくことも必要なかなと私は思っていますので。その中で今後この地域をどうするかといったようなことを議論していってもらいたいと思うですが。こういう議論というは、地域行政センター役割でどうなですか。こういう議論を深めていくのに、馬込この地域話を深めていくのに、地域行政センターが中心になって、特別出張所もありますけど、そういった声をちゃんとまとめていくというふうになかなかなっていかないかなというふうに、陳情者が直接議会に送ってくるもわかるですけど、その辺は今どんな状況でしょうか。 ◎  経営管理部長 地域行政センターも一つ考え方かなと思いますけれども、我々方としましては、区としてそれぞれ事業部局どういった施設が必要なか、あるいはどういったものが必要なかというは毎年基本的には調査をしております。その中で必要なものがあれば、当然建てていくという形をとっております。地域行政センター中でそれだけ部分という形になりますと、何かものがこういうこと、計画がありますというものがあって、それで区民方たちとお話し合いをすることは実りがあるかなというふうに思いますけれども、例えばこの土地があります。では皆さん何かつくりましょうと言ったときに、どれだけ部分ものを考えて、予算的にはどのぐらいあるかということはある程度行政としてもスパンを押さえておかないと、単に希望だけでは物事は進まないかなと思っております。あとは確かにいろいろな地域情報が地域行政センター方に入ってくれば、当然こういった意向があるというは、当然、内部的にも集約は可能かなと思いますが、今直ちにこういう投げかけるという、具体的なものがあったときに投げかけるは、今ところではもう少し検討しなければならない事項かというふうに思います。 ◆山崎 委員 申し上げたかったことは、もちろん区として全体中でどう配分するかという考えと、もう一つはやはり地域ごとにやはりどうするかという、それが合わさって区政これから展開とかを考えていかなければいけないし。この土地だけではなくて、やはりこれからいろいろな跡地といういろいろなものも、社宅なんかが結構なくなっていくわけですからその活用とか、どれが必要でどれが必要ではないかを個々で、もちろんそのときそのときで判断していかなければいけないですけども、やはりそういう考え方プランというものが地域行政センター中にあってもいいではないかなと、柱になるような考え方が、ちょっとそんなことを思いましたので。  あと、ここは品川区と区境で、現実的に荏原商店街とかそちらを利用されているような方も多いと思うですけども。だからそういう公共施設で、どうしても実際生活圏が品川寄り方も結構多いと思うです。そういうところやはり考え方。私も六郷土手は一番端っこですけども、現実的には川崎にみんな買い物も含めて利用されていること方が多いですね。だからそれはそれでやはりまた考えて、円をかけない半円しかかけないところこういう施設あり方というものも、やはり考えて検討してもらいたいと思います。 ◆荒川 委員 山崎委員と同じ地域に居住しておりまして、企画財政課長もそうなですが、人口比率から言いますと、やはり私どもが公共施設が全くないという陸孤独感というを日常的に子どもときから私なんかも味わってきた。そうやって見ると、やはり地域で道路で分断されてしまっているとか地形問題、これはこういう北馬込方々が日常的に感じていらっしゃることもわかるですけども、人口比からいったらものすごく少ないなということも我々感じています。それからまた今、鈴木委員が言われましたように、例えば6億以上財源を投げ打って取得していただく北馬込地域。それに見合って上物を建てることになると、これも私が区議会議員になったときに、私ども地元萩中文化センターができました。予算を見たら同じ時期に嶺町文化センターつくっている。地域的にやはり嶺町方が予算をかけているです。外見を見ましても嶺町文化センター方がデザイン的にもすてきなです。萩中はこざっぱりしている。そのときにどうしてかと予算特別委員会でしたか、決算特別委員会でしたか、理事者にお聞きしましたら、やはり環境にあわせているですと、こういう答弁がそのときあったです。環境にあわせているもいいけれど、例えばそういう山の手意識あるところに対しては、やはりつまらない施設をつくれないという考え方もわかるですけど。これ大田区民全体からいうと、さっき男女平等推進室お話ではないけれども、やはり不公平感というは非常に日常的に施設を提供してもらう、公共施設を提供してもらう側からいうと不公平感を感じているです。だから、ではこの陳情に対して反対ですよという表明は私はできないだろうと思います。なぜかというと、やはり地元的にこれ我々よりも早く法務省官舎が平成16年度には閉鎖されるだという情報、これは多分法務省この住宅に居住されている方情報がご近所方にこういう形で出てきたと。陳情者署名を見ますと、こういう案件というは神奈川県があったり埼玉県があったりと、いつもそんな陳情もあるだけれど、これ全部北馬込一丁目、二丁目、地元皆さんからお声でありますから、これはやはり大事にしていかなければいけない。  では、にわかに賛成かというと、小松助役が言われましたように、やはり普通財産になり得ていない、財務省持ち物になっていないものを、人が今現在お住まいところを勝手に私ども議会が賛成であるとか反対であるとかということも、これ決定することも非常に難しい問題であるということにおいて、とりあえず現状普通財産になる時期を。意向としてはそれぞれ地域意向があって、やはりこういう公共施設ため土地を取得していただきたいということは、地元住民からすれば大事な部分であるでありましょうし、議会とすればやはりそういう部分も後押ししていかなければいけないとは思うですけれども。思うですけれども、できればその普通財産に移行していく流れを見つめさせていただき、北馬込皆さん方がなお一層機運が高まり、もう少し具体的な要請が出てくる。多分、公園だというとこれは反対すると思うです。防火水槽だとか、そのいわゆる飲み水を蓄えてということにおいては、規模的にいったら大田区そういう施設と比較すると、300坪わずかな土地にこういう施設を置き込んでいくということはいかがなものかなと思うです。もっともっと大きなところで提供されているわけですし、いろいろもろもろ考えますと、今は結論出せませんので、私は継続にして、できれば地元皆さん、私は公園をと思うですけど、これだけ土地。はっきり言って中途半端な土地ですよ。施設つくるにしてもこれだけ要望をかなえられるような土地ではありませんからね。だから私は公園用地と思うですけど、多分公園用地はうるさくて、必ず公園用地だということで地元説明しますと、皆さん方ご苦労されている、地域住民方から反対が起きるということがありますので、できれば、この推移、経過を見つめて議会としては判断をしていければと思いますので、継続にとりあえずしていただければと思います。 ◆金子 委員 先ほど取得すれば大体このぐらいでというお話がありましたけれども、この財務省に移った段階で必ず買わなければいけないでしょうか。取得しないで借りて借地でやるということは、これは全然考えられないかどうか。 ◎  経理管財課長 借りるというケースは公園ですと、財務省規則に従いまして3分の1は借りるという形ができます。これは財務省規則がございまして。ですから先ほど申しました川端龍子記念館などは3分の1は借りられるという形でフレームで動いているというがございます。 ○  委員長 今回どうするかということですけども、継続ということでよろしいですか。置いておいてもしばらく間は何も手をつけられないということだと思うですね。ただ、不採択にするも忍びないという部分もあるだろうと。ただ、それまでに何かまた区方でもどうしても必要なものというが出てきた場合は、またそれも生きてくるということで、しばらく継続ということでよろしいですか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○  委員長 それでは、15第80号 北馬込一丁目7番法務省住宅跡地を大田区で取得し区民ために活用することを求める陳情を継続といたします。  では、次に継続分請願・陳情では何かございますでしょうか、状況が変わったものが。  なければ、これで終わらせていただきますが、私方から、富岡美術館陳情結果報告をいたします。  9月17日都議会文教委員会にて富岡美術館存続を求める陳情が審査されたですが、私と内田委員、鈴木委員、それから山崎委員が傍聴にまいりました。残念なことに不採択という結果になりました。  それで、実はそのやりとりを聞いておりまして、大田区側からいろいろ聞いてきた経過と時系と、かなり間違いというはないですけれど、言い回しだとか、あるいは東京都が大田区にそういう考えだという、要らないよという考えだというに至ったは、大田区に直接話を聞かないで富岡美術館から聞きましたということ判断で、私自身は傍聴していて、随分一方的だなという感じがしました。都議会方ではその件については突っ込んだ方がいなかったですけども、そういう中で都議会これだけ今やりとりを私方で入手をしまして、今現在、これについて今まで流れと比べているところでございます。やはり私もこの中で見た中では、大田区がこう言っていますというも富岡美術館から聞いたということでありました。それから東京都は説明に大田区に行くかと質問に対して、そのときに考えますというようなのらりくらりとした答弁もしておりましたので、もし皆さんがどういうふうにしたらいいか、判断を仰ぎたいと思ったですが。やはり不採択にはなったですが、これで一応、富岡美術館思いどおりに進んでいくということになると思います。ただ、それでは我々が言っていた、その財団法人設立根幹にかかわるものはどうなってしまうか。ですから、このままであの部分についてはあきらめたよというであれば何もしないことも一つなですが、やはりそういう間違いを正していくも区方から声を挙げていかないといけないではないかと私自身は思っております。ですから皆さん判断を仰いで、東京都方にどういう接触をまたしていくかということですけども。 ◆鈴木 委員 私もいみじくも委員長と一緒に傍聴させていただいたですけども、すごく大田区がなめられているなと思うは、要するに大田区と富岡美術館とやりとりを別に確認もしないにかかわらず、富岡美術館寄付行為変更について指導しているわけです。ということは広域自治体というは、やはり基礎的自治体に対して配慮するということは私は当然ことだと思うですけれども、そのことを東京都教育委員会が行っていないということに対しては、やはりこれは大田区からそれはおかしいだろという抗議は絶対に必要であるし、もしそういうことに至った説明というものは、やはり大田区そして、議会としても受けて理解しておく必要があるということが1点と。  あと教育委員会が言っている一つ柱になっている、今回こういった手続きが適正だという柱になっている一つ理由は、区長が富岡美術館に仕方がないという話をしたというです。それがまずきっかけだ。要するに富岡が早稲田大学會津八一記念博物館に寄附したいということを区長に直接申したところ、区長は残念だけれどしょうがないということを言ったということが金科玉条的に、それを一つ根拠になって動いているですけれども、その部分というはその以前に私は前回の委員会でも、経理管財課長からいろいろ富岡美術館が区に寄付したいだけれどもという話で、区がいろいろ対応したという説明も受けていますので、はっきりしたそごがあるわけですよね。その部分もやはり委員会としてきちっと確認してやはりおいておく必要があると思うですけど、いかがでしょうか。 ○  委員長 という意見でございます。皆さんは。 ◆大竹 委員 結果論を私言うわけではないですが、不採択になったという、このことが富岡美術館を早稲田大学に寄附することについて勇気づけたというやはり結論になっていると思うです。私は結果論を言いたくないだけれども、この大田区議会中では各会派がやはり一致してこの問題については進めていこうと。それが都議会でなぜ反映できなかったか。そこはやはりきちっと本当に我々とらえてもらいたいと思っているです。聞くところによると二つ会派が趣旨採択だと、ほかは不採択にしたわけでしょう。だからこれは言ってみれば、大田区この場と東京都議会が全く違っているわけです。なぜそういう結果を生んだか、ここは我々これとしては真剣に皆さん方にとらえてもらいたいと思っているです。その上でどうするかというは、やはりやっていくというが一つあると思うだけれども。あえて言いたくないだけれども、そのことは一応言っておかなければということで言わせてもらいます。 ◆小原 委員 不採択されたものが覆るということはまずほとんど考えられないだけれど、あちらから来て説明する用意があるというは教育委員会、それともこちらが頼めば来る可能性はあるということですか。ちょっとそれを。 ○  委員長 向こうからわざわざ来ることは絶対あり得ません。 ◆鈴木 委員 でも、このまま済ましてしまって何か。 ◆荒川 委員 済ませてどうする。時間むだはやめてもらいたい。委員会でやろうとしているだから。何を求めたいわけ。富岡美術館を戻したいか、その財産を戻したいか。鈴木委員の考えは何なか。 ◆鈴木 委員 私、今お話させていただいたように、不採択になったということ、そしてまた……。 ◆荒川 委員 自民党は不採択ではないだね、自民党は都議会で。 ◆鈴木 委員 不採択ですよ。 ◆荒川 委員 それをどうしようという。それを聞きたいだよ。それでこちらでは教育委員会を呼ぶだの、変な話、自分ところでもってまとまらない話が……。 ◆鈴木 委員 これは私個人見解で大変恐縮なですけれども、やはりその不採択になったものを覆すということはできないと思うですけども、やはり関係している以上はきちっとした説明を受けておくというは、陳情者がいるわけですので、そのことに対する責任を果たすという意味では大事なことなではないかなと。今ままでは都議会、私たちも随分かかわって意見を言っていただいたですけど、傍聴していた中では時間的な問題もあって、私たちが聞いてほしいこともなかなか聞いていただけなかったところがあった。それは発言している方も認めてくださっているですけれども、そういったところで教育委員方で説明が不足している部分を、向こう方でも場合によってはそのときになったら検討してもいいというような話はしているので、説明を受けておくことは大事なことではないかなと思って、私はこう言わせていただいているですけれども。ですから、私が言いたいは東京都議会で決まったことに対して、覆す意図を目的として言っているではなくて、私たち大田区民が陳情しているこの陳情案件に対して、東京都からきちっとした説明を受けておくということは必要なではないかという立場で私は言っているだけです。 ◆荒川 委員 それなら東京都議会自民党が鈴木委員の言うことを聞いてちゃんと対応してもらうなんておかしいではないか。都議会では教育委員話を聞いているんだろうから。 ○  委員長 私は聞いて今までずっと働きかけたかげんでお話し申し上げますけれども、確かに残念ながら不採択になった。それで、東京都議会自民党と大田区自民党は全く違います。この物事について是か非かということだけ部分で判断をしていくわけですから、確かに東京都に任せておけば、その東京都議会中で話があったと思います。しかし、我々その物事に対してこれは当たり前ことなか、当たり前ことではないかという判断は、都議会、区議会関係なく、あるいは会派は関係ありません。そういう部分で私は今までやはりやってきたことについて、その納得をしておかないと何か気持ちが悪いという部分があります。 ◆荒川 委員 納得なんかできる案件ではないじゃない。こんな結果を納得できるわけないではないか。そうでしょう、区民が納得できないではないか。教育委員会ぐらい来ても納得できない。罵声浴びせて終わりだよ。そんな教育委員会に呼びつけて、納得なんてできないではないか、こんな結果。それでいいなら呼んでください。私ら怒鳴るだけだよ。 ◆鈴木 委員 そのことがすごく大事だと思います。要するに東京都と大田区かかわりというは、ずっと当たり前ですけど今後も続く中で、やはり私たち意見というものをきちっと彼らに伝えておくということは、今後ことにも絶対に大事だと思うです。そういった意味だけでも、やはり今回陳情者に対して、私たち自身も説明をきちっとまだ受けていないという感覚がある中で、もう都議会方で決まってしまっただからしようがないということになると、では私たちはもう都議会ことに対しては、もう追従するしかないような状況になる。でも私はそうではないと思うです。役割分担がある中で、地元ことは私たち方がはっきり言ってもっとよく知っているだという自負もとに、やはりやらせていただいているということを考えますと、私は今、荒川委員がおっしゃったように罵声を浴びせる、それで十分で、もう本当に来て罵声を目いっぱい浴びて帰ってもらって、今後やはり大田区をなめるとこうなるだということを、やはり伝えておくことだけでも私は大事。もしそれがなければ、何だ、適当にやっていても通ってしまうだという話になれば、今後こともやはり続いていくではないかと私はこう思うですが、いかがですか。 ◆荒川 委員 例えば前にも申し上げましたけれども、富岡美術館が大田区中でなくなるということは、いわゆる馬込文士村における重要な位置づけという、それから馬込文士村におけるその冊子、パンフレット、こういったあらゆるもの、いわゆる印刷物、これ全部変更しなければならないです。内容が違うから。跡になるわけだから。富岡美術館跡にあるわけですよ。だからそういったこと予算が、例えばそのことによってこの今まで出していたものが区民に提供するわけにはいきませんよという状態になってしまっているわけでしょう、今現在。そうすると、そういう予算組みを大田区がやらなければならない。これははっきり言ってマイナスですよ。だからそういうことにおいても東京都教育委員会はちゃんと補助金を出しなさいよと、あなたたちが勝手にそんなことをやっただからという話まで、やはり持っていかないと、ただ怒鳴っても変な者がいるというだけで終わる可能性があるので。できれば委員会で呼びつけるではなく、委員正式な委員会ということではなくて違う形で、いわゆる懇談会ような形セッティングをこちらが設けて、それでだまし討ちするしかないでしょうね。 ◆小原 委員 それから財団法人そのものあり方をそう簡単に、要するに無税形でそういう恩恵を、恩恵というとおかしいけど、そういうことが簡単にそう変えられるものなかどうかということも全部含んでいるので、やはりもう少し納得いくような説明を。だからそれは委員会で呼ぶかどうかというは、またこれから問題としても。確かにこのままでは何か本当に中途半端すぎてしまうし、今言ったように財団法人そのものあり方まで含んでいるので、これから先、では簡単にできてしまうかということにもつながっていくので。それもやはりおかしいではないかなというふうに思うです。だからそういう意味では、やはり何らかの形で納得はした方がいいと思う。 ◆内田 委員 私もこの前傍聴と陳情書を出してきた日ですか、教育委員課長さんたちともお会いした中では、全然大田区ことは、大田区という自治体考えは中に入っていないというが、この前の委員答弁もそうでしたけど、少し指摘はされていましたけど。それでやはり一番身近な自治体大田区に問い合わせを1年間以上していないというところが、こちらから質問に行ったときには答えてはくれたとしても、都から一体どうなっているかということがあわせて何かそういうことが念頭にないというところは、やはりこれからそのままいかれては。この富岡美術館話だけではなくて、都議会を傍聴していても、はっきり言って思いっきり何か。もう自分たちは正しいことをしていて、ほか人たちはそれにただ何か従えばいいみたいなそういう雰囲気もあったので、やはり大田区として、そのまま黙ってああそうですか、不採択で残念でしたと言ってあきらめるには余りにもひどい文教委員会でしたから。ただ、では来てくれるかどうかというと、ネット議員が区議会から要請があったらどうしますかという質問に対して、その時点で行くかどうかは検討いたしますと言って、委員答弁でもあるので、そういう意味ではもう一度東京都説明を正式に大田区議会から陳情も出ているし、私たちもそのことで要請に。都知事にも意見書を出していますから、正式な見解を東京都教育委員会に求めるということで、この委員会が罵声を浴びせないように静かに聞いてあげるというも一つ方法だと思います。文教委員答弁では、もう本当にどの質問も答えは同じなです。どの質問も答えは同じな。それはさっき水井委員長がおっしゃられたように、大田区長が仕方がありませんとおっしゃっている、もうその一つだけがもうただすべて答え最後に必ずくるですね。それはやはりちょっと違うではないかなという、もう本当に傍聴しながら手を挙げたいぐらいな状況だったので。都議会方たちは私たちの委員会を傍聴することはないかもしれませんけれども、この委員会としては、やはりいろいろなものを出してきた中で、あの答弁では納得できないという、議事録も見ていただければわかると思いますけれども、やはり納得できないので、議会としてちゃんと説明をしてもらいたいというは、私が傍聴した中で気持ちはありますけれども。
    ◆田中 委員 今回問題をどこまで表現していいか、うまく言いがたいような内容も一方であると思うです。その中で、特に財団法人役割や許認可取り消し等問題等を含めて、その権限が東京都教育庁にあるとするならば、そういう文化的な事業観点で懇談会はあってもいいかなという気はします。あとは、私ども都議会自民党とうち会派問題を含めて、党でもう少し納得できるような説明をいただき、それを自分かかわりがある関係者があれば説明をするということで対応ぐらいしかないかなという気はしますけど。 ◆大竹 委員 行政側に投げかけるは筋近いかもわからないけど、例えば何かいわゆる損害賠償請求とか、何かそういう訴訟だとか、そういうような何か方法は何か考えられないですか。 ◎  経理管財課長 基本的に考えられるとすると行政訴訟、いわゆるその行政行為に瑕疵があった場合、それによる私どもが訴訟するという形しかないと思いますけれど、果たして瑕疵があったかどうかと、その判断をしなければいけないかなと思っております。 ◆冨田 委員 本当に何と言ったらいいかよくわからない中身なですが、やはりうちとしてもこれまで一生懸命取り組んできたわけですし、このまま不採択になったからしようがないという話では済まされないだろうなという気はします。だけども東京都教育委員会にどういう瑕疵があったか確認する必要があると思いますが、相手がどういうふうに出てくるか、委員会として出てくるかというはまだ定かではないわけですね。こちらで接触してみて、その後でまた判断しなければいけないかなと思いますので。 ○  委員長 それでは、ここでちょっと議論するは、例えば皆さんが、皆さん意見が委員会として来てもらって話を聞こうではないかという一つ方法と、いや、委員とこの正式な委員会ではなくて話をするかということとがあると思うです。ただ、私はこの底流に流れている問題は、やはりその本当に我々身近にあったことが、東京都という靴を履いて靴上からかゆいところをかいているような感じことが、議会中でやはりそういうことがあっていくというは私も反省を今しているところですが。例えば荒川委員が言ったように、自民党は何だっただよと言われると、やはりもう少し都議会と区議会はぴったりと話し合いをしていく中で、いろいろなことをやっていかなければいけないかなというものがあったりですね。東京都と大田区がいつも違うような部分があったりして、そういうことがやはり政治中で正していかないと、本当はすっきりした物事ができないという。ただ、この今回については採択、不採択というこれは東京都都議会判断ですから、これはちゃんと重く受けとめるべきだと思うです。ただ、そういう中でもう少し風通しよくしていかなければいけないなと、将来的にもですね。そのためにはではどうするかという話で。変わらないだろうけど、委員中でそういう形をとって呼んで話をするか、それとも全く違う形でやるかというようなこと判断が、皆さんこんな形があればということがあれば、取りまとめていきたいと思うですが。 ◆鈴木 委員 私たち議会というも説明責任というは大事だと思うです。それで先ほど荒川委員がおっしゃったように実をとるやり方もっと別場所で呼んで、譲歩を引き出せるような場所でそういうような。委員会ではない別場所でやった方がいいではないかというお話だと思うですけど。私はそれで、では例えばさっき本気で言ったか冗談で言ったかわからないですけど、新たにパンフレットを書き直す予算を東京都から引き出させるという話、私はそれいかがなもの、できるかなと逆にそれは思いますけれども、そういうことを考えると引き出すものというはないではないかな。そういうので、では私たちが何で委員会ではなくて、そういうような形を選ぶかになると、まさにそれは住民立場に立った判断ではなくて、私たち要するに都議会自民党、公明党とかそういった立場で判断になってくると、今回陳情者に対して私たちが責任性を果たすことに関しては、やはり少し違ってきてしまうではないかなと思うです。私たち大田区議会というは、やはり住民立場に立ってというは議会質問中でもしょっちゅうされていますけれども、やはり私は東京都がおかしいというときは、大田区からもおかしいということをおかしいだろうと言っていくことが、これから絶対大事だと思うです。それにおいては、先ほど荒川委員が呼びつけてしかりつけるだけだと言っても、それはそれですごく実あることだと私は思うです。ですから私は委員会でぜひきちっと説明を聞くということがまず大事だと思っております。 ◆荒川 委員 我々も議会ですから、例えば東京都議会、文教委員会においてそういう理事者側が答弁したことが、大田区私どもの委員会で要請して、例えばお出でいただいたとしても、それ以上答弁は引き出せないですね。絶対ない。それが変わることもない。だから住民説明が大事だといっても、やはり東京都議会延長戦話しか説明できないですよ、答えはわかっているだもの。それ以外ことを言ったら、向こうは大変なことになってしまう。ここへ来てもそれ以外ことは出ないですよ。だから傍聴された、気分を害した、そのまま同じ状況がこの委員会でもまた出てくるでしょう。そうなるとばかし合いではないですか。 ◆鈴木 委員 本当に突っ込んでいないところがあるです。先ほど冨田副委員長もおっしゃっていたですけど、東京都瑕疵がどうかというは、確かにそういった向こう側その瑕疵がどこにあるかというを指摘するは難しいと思うですけど、私たち立場からすると、広域自治体でありながらそういった指導、要するに私たちと関係を全然持とうとしないで富岡美術館とやりとりで進めていって、それが9月に向こうが寄付行為書きかえで東京都に行って、私たちが区長がしようがないと言ったが8月にもかかわらず、それを知らないで、要するに確認も知らないで、富岡美術館寄付行為その手続きだけを認めていたわけですよね。そうするとでは大田区と富岡美術館関係は一体どうなっているかというは、東京とは広域自治体でありながら、それを全然関知することもしなかったし、指導することもしなかった。それは私はこちらから見れば大いなるもう瑕疵ではないかなと、私たち立場からすれば、それは言えると思うです。委員中でそれを指摘している委員というは一人いたですけれども、持ち時間があってほとんど言えない状況だったことを考えると、その部分は私たちはではきちっと説明を受けたいと思うですけど。 ◆山崎 委員 水井委員長からもさっきお話ありましたけれども、大田区議会も意見書を出した、そして住民からも都議会に陳情を出した。それで各会派、各党動いて、その結果が不採択ということだった。それはやはりちゃんと重く受け止めなければいけないと思うです。都議会決定を、やはりそれは自分たち意見と違ってもそれはそれでやはり重く受け止めなければいけない。その話を持ってきて、私は今委員会でやるか、それとも違う形でやるかという話になりましたけれども、手続き的にきちんとしてやって、我々も努力をしてやった結果話を、やはりもう一回大田区議会正式なこの委員中に戻してまた説明をするというは、ちょっといかがなものなかな。また今、先ほど荒川委員からも話がありましたけれども、あれだけ公式な形発言中を恐らくこちらに来て変えるということはできないと思うです。公式な発言をしたことに、教育委員会側も発言をしたことで、それで結果を出してしまっていることだから、少なくとも公式の委員中で、この区議会この委員中で話をしたとしても、我々求めることに対して、実際にそれ以上何が深まるか。何を求めていくかということもあるですけども。やはりそういったことで、結果として新しいものをなかなか生み出していけないではないかと思います。ただ、あのとき今先ほどお話あったけれど、東京都教育委員会側も区方に説明をする意思はあること発言があるわけですから、それはやはりせっかく、せっかくと言ったらおかしいけれども、そういう意思があるであれば、こちらもそれを希望しているだから、それは形として実現はしてほしいけれど、余り公式形はどうかなというが私率直な気持ちです。 ◆小原 委員 むしろ、今回場合は教育委員方を呼ぶよりは、各会派都議とほか懇談をした方がいいような気がします。今言っていることでも教育委員会から来てもそれ以上進展はないわけだから。 ◆内田 委員 同じ質問をしたら、答えは同じだろうという発言がありますけれども、それは同じ質問をすれば同じ答えが返ってくることは当たり前だと思う。それ以外ことはないと思うけれど。この前文教委員中では、質問も本当に私たちが実は想定したいろいろな質問表とかありましたけれど、それも全部質問されていない。逆に教育委員会が答えやすいような流れにしかなっていない部分というもあって。もちろん段取りつけているから、もうシナリオ通り、お互いシナリオ通りにやっているわけですよ。でも私たちの委員会ではそういうことにならないわけで、ここところが聞きたいという私たちがどうだったかということが、あそこ場面では聞くことができなかったわけだから、この委員会でそのことについて聞いて、その答えが私たちにとって不承知なものであっても、ここにやはり陳情を出した方たちがいますよね、継続にまだなっていましたね。その方たちだって同じようにここに来て、東京都はそういう考えだったかを聞いてもらうだけでも私は意義があると思うです。 ◆冨田 委員 都議会方に私ども出向いて40分ぐらい懇談して、さまざま意見を申し上げました。同じような今ような話もしました。そのときもはっきり言って、もう木で鼻をくくったような一切瑕疵はありませんと。多分それでくるだろうと思うです。荒川委員が今言っているような、もう来ても本当腹立だけだという意味も大変よくわかるですよ。もしかしたら、来ないかもしれないです。委員会で招致しますと言っても、来ない可能性は私は高いと思っている。どっちみち来ても、それこそたたかれて帰るだけだから。それであれば、1回まず文章で、いわゆるポイントはなぜ大田区意思を確認しなかったかという、その1点ですよね。そこをまずどうでしょう、文章でぶつけたらどうかなと思うですけど。その先はまた後で考えればいいではないかと思います。 ○  委員長 私もさっきから考えていたですが、呼んでも徒労に終わるだろうという意見も多いし、それなので、今この委員会記録と私方でいろいろ調べてきた経過と照らし合わせて、生ぬるいかもしれないけれども、質問状的なものを東京都にお出しして、教育庁に返答をきちんともらうと。それでそれによって近隣にも説明もできるだろうし、あるいはそれによって東京都方がこういうことについてはうっかり、うっかりではないでしょうけれど、慎重に取り組まないといけないという姿勢を東京都方が持ってくれればいいかなという思いで、ここでいろいろと長い時間もらって話をしましたけれども、そういう形で書類で質問状的なものを東京都に持っていくと。あるいは各会派に私は持って行ってもあの状態ではもうだめだと思っています。正直言って、都議会議員を信頼しないとは言いません。しかし、やはり我々はここまでは知りたいですよといったことも、あの委員中で反映したその言葉として出てこなかった部分がありますから、これはデキレースというと言葉は悪いけれども、かなり打ち合わせをした結果であるという部分がありましたから、そういう部分で書類を向こうへ出すというはどうでしょうか。一応つくって、皆さんにその前にお見せをいたしますけれども、一応こういう形で向こうに質問をきちっとして返答をもらうという形で。そんな形でいいですか。最初から呼んで吊し上げても、また何かつまらないことがあればしようがないですから。では、一応そのようなことでそういうことにさせていただきます。  そうなると我々ところに陳情として富岡美術館は出ておりますね。ですからそれは、このまま継続ということでよろしいですか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○  委員長 では、そういうことにいたします。  それでは、手短に所管事務報告について理事者報告をお願い申し上げます。 ◎  経営管理部参事〔企画財政課長〕 先般の委員会で東京都が発表いたしました第二次財政再建プラン中間まとめを資料として出すようにということでございましたので、お手元とおり提出をいたします。 ◎  経営管理部副参事〔経営計画担当〕 私方からは事務事業評価実施結果報告書がまとまりましたので、報告をさせていただきます。  お手元にお配りをさせていただきましたが、かなり厚いものですし、本日時間関係もございますので、概略だけ今回はご説明をするということで、中身につきましては、後ほどお読みいただければと思います。  この事務事業評価につきましては、大田区では平成13年度から準備を始め、昨年試行ということで試行結果51事業評価結果を公表いたしました。この事務事業評価は区が行っている主な事務事業について、今年度から本格実施ということでございますので、それぞれ事業を実施している部局が主体的に評価をするということで行ったものでございます。  今回、報告書としてまとめたものは平成14年度に大田区で実施をいたしました事務事業、全部で約1,700事業ございますが、このおおむね20%程度、350事務事業を選定して評価をいたしました。今回、報告書としてまとめたものは、そのうち236事業でございます。今回、平成14年度事務事業評価結果でございますので、平成14年度決算をご審議いただく、この第3回定例会にあわせて報告をさせていただくということでございます。  この236事業評価結果内訳ですけれども、総合評価4段階で評価をしております。一番よかった総合評価4という現行を維持すべきレベルにあるという事業が236事業うち80件ございました。その次評価段階が3、現行を維持すべきレベルにあるが、改善余地があるというものが145件、これが一番多くなってございます。評価結果2、現行を維持すべきかどうかも含め改善余地があるというものが10件。そして評価結果1、現行レベルを見直すとともに改善を図るというものが1件ございました。この評価結果1ものは、スポーツ振興課で実施をしておりました成人スポーツ教室うち健康体操事業でございます。これにつきましては評価結果が1ということで、当初目的を達成したということもございまして、今年度から事業を廃止してございます。  この評価結果報告書につきましては、大田区ホームページで公表をいたします。それと区政情報コーナーあるいは図書館、特別出張所でも閲覧ができるように準備を進めております。これらことにつきまして10月1日、明日発行大田区報で掲載する予定となっております。  今回、公表をすることで、今回評価結果について区民や関係者皆さんからいろいろなご意見をいただき、さらに充実した事務事業評価実施を進めてまいりたいと考えております。 ◎  経営管理部副参事〔計画調整担当〕 私方から、おおた「はばたき」プログラム、大田区緊急プロジェクトと大田区新実施計画候補事業について説明をさせていただきます。  まず、おおた「はばたき」プログラムにつきましてでございますが、この資料につきましては、一つは冊子A4でとじてある部分と、この中身を簡単に説明をさせていただいたプログラム概要という二つ資料。  この緊急プロジェクトでございますけれども、6月よりプロジェクト化をしまして、各部で検討を進めまして9月に策定をしたものでございます。計画全体部分、また雇用も含めてでございますが、本委員会で説明をさせていただくとともに、各担当する所管部局、産業・子育て・教育分野につきましては、それぞれ常任委員会で現在説明をしていると思います。ほか議員皆様には、本日各常任委員会説明後、資料方をお届けするように準備しているところでございます。  1ページをお開きいただきますと、プログラム背景等が書いてございます。いわゆる今、社会経済状況低迷化がもたらす大田区を支える中小企業経営ですとか、あるいは失業者増加や女性社会進出雇用形態も大きく変化している。また一方で、明日を担う子どもたち環境も大きく変化しているということで、子どもがかかわる事件多発が、今大きな社会問題になっております。また、教育面でも子ども個性、能力を踏まえて、確かな学力を保障していくことも緊急課題となってございます。  こうした状況中で区として安定した地域社会を築くために、高齢者福祉はもう当然こととしまして、早急に地域経済再生を図りながら、だれもが安心して働き、暮らし、未来を担う子どもたちが育む多様な世代が支え合える地域社会を構築することが不可欠ということで、特にこのお示しをしております産業・子育て・教育・雇用4分野において重点施策を緊急的に展開しまして、将来にわたり区内経済基盤安定と地域を支える力を蓄えるために、このおおた「はばたき」プログラムを作成したところでございます。  プログラム構成が2ページに書いてございます。それぞれ4分野ごとにあるべき姿、そして現状課題、取り組み方向、体系図、そしてプログラム事業概要というような流れでつくってございます。そしてプログラム事業概要においては、事業内容と実施年度等を説明させていただきました。  このプログラム進め方でございますが、区として初めて計画でございます。これら計画につきましては、平成15年から平成18年度4か年で重点的に取り組みまして、一定成果を下すことを基本としてございます。そのため、平成15年度から取り組めるものにつきましては、直ちに取り組むとともに、平成16年度から進める3か年実施計画、この後説明をさせていただきますけれども、その実施計画や各年度で実施しております事業計画に連動させることによりまして、より実現性を確保してまいりたいと考えてございます。  この中に、例えば事業名中に四角で「実計」と表示してあるものにつきましては、この後、説明をさせていただきます新実施計画候補事業になっているものでございます。  3ページをお開きいただきますと、まず産業部分。OTA産業再生・活性化プログラムというがございます。所管している部局は産業経済部でございます。内容につきましては後ほど詳しくお読みをいただければと思いますが、特に、ここでは大田区工業再生を活性化して、ものづくりおおたまちづくりを進めていくというが大きな目標でございます。あわせて区内商業地域にぎわいを目指してまいります。ここで解決をしていく課題としまして、産業再生基盤づくり、産業再生・活性化緊急支援、そして地域ため活力ある商業まちづくりを目指してまいります。  4ページに施策名と取り組み方向。そしてその中で実施をして予定していきます事業名が書いてございます。産業再生基盤につきましては、取り組み方向にも書いてありますけれども、構造改革特区を推進するとともに、新産業創出・研究開発・産業連携強化につながる基盤を整備する。またあわせて羽田空港等国際化を視野に入れた土地誘導等も検討してまいります。主にここはハード部分が記述されているところで、事業としましては現在、大森南四丁目に土地開発公社で購入しておりますフシマン跡地用地活用、あるいは土木試験場再活用というようなハード面活用事業を出させていただいております。また2番目には産業再生・活性化緊急支援ということで、ものづくり過程で支援、主にソフト部分でございます。企業間連携、ドッキング、産業連携場をつくるため土台づくり、あるいは企業経営相談等強化等事業をこの中で進めていく予定でございます。そして3つ目が商業分野で、顧客満足度が得られる魅力ある商店やにぎわいある商店街づくりへ積極的な支援を考えてございます。  5ページには体系図がございまして、それぞれ課題ごとに事業流れを書いてございます。  そして6ページ以降には、それぞれ事業概要と年度計画が書いてございます。  次に9ページでございます。9ページは地域子育て・子育ち支援プログラムと称しまして、こども育成部が所管するプログラムでございます。ここでは子どもが尊重され、自分持てる能力を発揮し、健やかにのびのびと育つ地域環境実現を目指してまいります。そこで大きな課題が三つございます。地域で支える子育て、子育ち、保育園待機児解消、多様な活動主体と連携による保育サービス充実。この三つ柱を基本に事業が組み立てられております。  1番目地域で支える子育て・子育ちにつきましては、新たな事業としまして子ども家庭支援センター機能拡充ということで、上池台にある子ども家庭支援センターを大森地区、蒲田地区にも1カ所ずつ設けていくような考えで取り組んでまいります。この部分については以上でございます。  次に保育園待機児解消ということで、平成18年度までに待機児ゼロを目指してまいります。  次に多様な活動主体と連携協働による保育サービス充実ということで、延長保育、一時保育あるいは休日保育等一層サービス向上を図るため事業をそれぞれ展開させていただく予定でございます。体系図、概要については先ほどと同じような形で載せさせていただいております。  次に教育支援プログラムでございます。これは教育委員所管するものでございます。子どもたち健全育成に向けて、生命と他者へ思いやり、あるいは自ら学び、考え、判断できる基礎学力を身につける。そして健康な心と体を持つ子どもたちを育てていくというところで、大きな課題が三つございます。防犯教育と地域ぐるみ安全・安心づくり。そして健康な心・体と学力向上。そして学校運営活性化と環境整備ということで、取り組み方向はそれぞれご案内をしているとおりでございます。  次に雇用創出プログラム。19ページにございます。こちらは産業経済部、経営管理部を中心としまして、公共サービス民間活力導入による地域雇用支援につきましては、全庁的に取り組んでいくところでございます。  ここで主に取り組みをしていきますは、先ほど説明をさせていただきました大田区産業再生・活性化プログラムを積極的に推進することで、地域新たな創出雇用につなげていくというところと、行政としてできるところ、それにつきましては極力区民雇用を確保する方向で取り組んでいくということで、公共サービスへ民間活力導入による地域雇用支援という項目を挙げさせていただきました。  それぞれ先ほど説明をさせていただいたとおり、平成15年度から取り組めるものは直ちに取り組みまして、実現を図っていく予定でございます。このプロジェクトにつきましては、区民皆様にも公表をする予定でございまして、概要版につきましては本庁舎や各特別出張所、各図書館で、きょう常任委員会終了後に準備をしまして、あした中に配付をできるように用意をしていく予定でございます。それから本編につきましても出張所、あるいは図書館でごらんいただけるように準備をしているところでございます。それから大田区報については10月11日号区報へ掲載をして、ホームページも同日に掲載をする予定で今準備をしているところでございます。  以上で緊急プロジェクト説明は終わらせていただきます。  引き続きまして、A3横開きで裏表になっている「おおた明日を拓く」大田区新実施計画主な候補事業について説明をさせていただきます。  この実施計画は皆さんご存じとおり「おおたプラン2015」確実な推進を図るために、当面する3か年実施すべき重要施策年度別事業計画を定めるものでございます。新しい実施計画につきましては、厳しい経済状況中ではございますが、社会環境変化や区民皆さんニーズを的確にとらえながら、「安心・輝き・潤い」、そして新しい区政進め方各分野におきまして、現在、来年3月策定に向けまして、全庁的に検討を進めているところでございます。  そこでそれぞれ分野現段階で主な候補事業、それを今回ご案内させていただきます。今、載せさせていただいておりますは全部で43事業、裏面にはそれぞれ候補事業事業概要を載せさせていただきました。先ほど説明をさせていただきました緊急プロジェクト「おおた「はばたき」プログラム」と連動しているものは、事業名最初に四角で「緊」というふうに囲んで表示をしております。また、新たな新規事業につきましては四角で「新」というふうに表示をさせていただいております。そして、この実施計画につきましてはイメージをしやすいように、「安心・輝き・潤い」にプラスしまして「おおた明日を拓く」というスローガンを掲げさせていただいております。将来に向かって、区民皆さんと連携協働もとに困難な状況を切り開き、そして課題解決を図り、大田区まちづくりを進めていくという意味を託してございます。また、新しい区政進め方が左下にございます。こちらにつきましては、さわやか、信頼、スピード区役所というサブタイトルをつけさせていただきまして、区民満足度より高い効率的な区役所を目指してまいります。  それぞれ分野主な候補事業はご案内とおりでございますが、右上に今後スケジュールが載せさせていただいております。これから平成16年度予算と連動しまして、実施計画事業具体的な検討に入ってまいります。そして平成16年2月に実施計画(案)公表という流れでございます。従来、議会や区民皆様へ公表につきましては、この実施計画(案)ができた段階、今回で言いますと平成16年2月に公表をしていたところでございますが、今回初めて試みでございますが、先ほどスピード区役所、あるいは区民と協働、開かれた区政推進視点からも、できるだけ早い時期に区民皆様に区で取り組み方向性をお知らせし、ご意見をちょうだいできると、するという考えで、主な候補事業という形ではございますが、策定スケジュールと候補事業内容を明らかにさせていただきました。今後、各部局におきまして具体的な検討に入っていくわけですが、最終的には3月に実施計画を策定し、平成16年4月には計画書配布を予定してございます。区民皆様には先ほどプロジェクトと同じように10月1日より本庁舎、図書館、出張所で配付できるように準備しております。こちら方につきましては、区報方は10月21日号でご案内をする予定でございます。内容までは入らないと思いますけれども、こういったことをやっていますよ。また、こういったところで資料を配付していますというようなご案内をさせていただこうと思っております。 ◎  経営管理部長 今、川野副参事方から「おおた「はばたき」プログラム」概要等を説明させていただきました。若干、私方で文言訂正をさせていただきたいと思っております。  21ページをお開け願いたいと思います。全体にかかわる部分がございますので、一番わかりやすいはそこだということございますので、こういうような形で訂正をさせていただきたいと思います。  まず、21ページ区民が安心して働き、生活基盤をつくる地域社会、その中公共サービスへ民間活力導入により、地域雇用支援というところで、まず1点目道路、公園維持管理業務民間委託ときに、萩中、萩中と入っておりますけれども、これはそれをとっていただきまして、土木事務所委託、公園管理事務所委託という形にさせていただきたいと思います。  次に保育サービス民間委託関係でございます。ここには区立保育園2園をいうことで、民営化平成16年度となっておりますけれど、一応、この体系図は平成15年から平成18年計画体系図になっておりますので、区立保育園民営委託あるいは民営化とこういう形文言に修正をさせていただくようにお願いをしたいと思います。当然、その関係に従いまして22ページ目部分につきましても、今平成16年度につきましては、まず①道路公園管理業務民間委託について年次計画については、平成16年度は萩中と萩中公園土木事務所につきまして廃止を検討している中身がございます。それから保育サービス民間委託については平成16年、平成17年、平成18年度で各年度別ごとにそれぞれ、今こういう形で民営委託あるいは民間へというような形になっておりますので、その辺部分については文言を修正させていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  なお、それにかかわりまして概要版方も直さなければならないところがございますので、その辺は改めて修正した上でご訂正させていただきたいと思います。 ◎  経理管財課長 旧伊豆山職員保養所売払い関係で補足説明という形で報告させていただきます。お手元に資料をつけさせていただいております。案内図ほか概要がお手元にあるかと思います。  先だっての委員会でご質問中身がございますので、補足させていただく部分は、まず建物価格でございますが、おおむね533万円ほど取得価格も含めまして、増築費用等をかけまして、その程度金額はかかってございます。現況評価はゼロと、建物評価額はゼロというふうに理解してございます。土地につきましては取得価格が15万700円でございますが、現況評価という部分につきましては、よく考えますと入札前ということで、予定価格等非常に問題になる時期でございますので、入札が終わりましたら、いろいろお話ができるかと思いますが、大田区としてはより高く売りたいということで、きょう時点ではご容赦願いたいというところでございます。 ◎  清掃リサイクル課長 それでは私方から、ご配付をさせていただいてございます「清掃とリサイクル2003年版」についてご紹介をさせていただきたいと存じます。  これにつきましては毎年でございますが、東京二十三区清掃協議会が作成をいたしまして、9月16日発行年月日においてご配布をさせていただいているものでございます。特に例年と変わってございませんが、15ページをごらんいただきたいと存じます。15ページには下段でございますが、パソコンメーカー等による家庭系パソコンリサイクルが始まりますということで、新しい項目としてこれを掲載させていただいておりますので、ほかところ多少変わっている部分、数字は当然変わってございますが、ほか部分も多少変わっている部分はございますが、大方ほぼ同じでございますので、ご紹介については以上でございます。  続きましては口頭で大変恐縮でございます。前回の委員会におきまして、荒川委員から粗大ごみ収集職員件で、ご指摘なり苦情なりをいただいてございます。私方で早速清掃事務所に問い合わせをいたしまして把握をさせていただきましたが、粗大ごみ収集は1組3名で行っているものでございまして、当日は打ち合わせと粗大ごみ積荷が多くなったということもございまして、その打ち合わせも含めまして、他車と一緒に仕事をしていたことが判明をいたしまして、特に人数が多いということはございませんということでご報告をさせていただきたいと存じますが。なお、そのような不信感というですか、荒川委員からご指摘をいただいているようなことを区民皆様からご指摘いただくことがないように、今後、さらに新しい形もできまして努めていくように、清掃部としては努めていくようにしていきたいと考えているところでございます。 ○  委員長 それでは、質疑時間なですが、皆さんにご相談をしたいですけれども。次の委員会が10月7日に予定をされています。そのときには請願・陳情審査をするですが2、3件しかないようですので、そのときにまた報告を受けて皆さんに質疑をお願いしたいと思いますが、よろしいですか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○  委員長 ボリュームもかなりありますので、それまでに勉強をしていただければありがたいと思います。  それでは、以上で調査事件及び審査事件を一括して継続といたします。  それでは、次回日程につきましては10月7日午前10時よりということでございます。  以上で、総務財政委員会を閉会いたします。                午前11時52分閉会...