• 自転車事故(/)
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  1. 目黒区議会 2021-02-26
    令和 3年都市環境委員会( 2月26日)


    取得元: 目黒区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    令和 3年都市環境委員会( 2月26日)                都市環境委員会 1 日    時 令和3年2月26日(金)          開会 午前 9時59分          散会 午後 2時09分 2 場    所 第三委員会室 3 出席者    委員長   岩 崎 ふみひろ  副委員長  いその 弘 三      (8名)委  員  芋 川 ゆうき   委  員  西 村 ち ほ          委  員  西 崎 つばさ   委  員  山 宮 きよたか          委  員  たぞえ 麻 友   委  員  宮 澤 宏 行 4 欠席者      (0名) 5 出席説明員  中 澤 都市整備部長      馬 場 都市計画課長
        (10名)(街づくり推進部長)          櫻 田 都市整備課長      澤 田 土木管理課長          髙 橋 みどり土木政策課長   清 水 道路公園課長          清 水 環境清掃部長      金 元 環境保全課長          榊 原 清掃リサイクル課長   大 迫 清掃事務所長 6 区議会事務局 明 石 議事・調査係長      (1名) 7 議    題   【議  案】   (1)議案第5号 目黒区立自転車等駐車場条例の一部を改正する条例   【報告事項】   (1)目黒区豪雨対策計画案について               (資料あり)   (2)第10次目黒区交通安全計画素案について          (資料あり)   (3)「地域交通の支援方針」の説明会の結果と今後の取組について (資料あり)   (7)目黒区災害廃棄物処理計画策定の進め方について       (資料あり)   【資料配付】   (1)ボーイング777型機の運航停止指示について   【その他】   (1)次回の委員会の開催について ───────────────────────────────────────── ○岩崎委員長  おはようございます。  ただいまから都市環境委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、西村委員西崎委員にお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【議  案】(1)議案第5号 目黒区立自転車等駐車場条例の一部を改正する条例 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――岩崎委員長  それでは、議案審査に入ります。  議案第5号、目黒区立自転車等駐車場条例の一部を改正する条例を議題に供します。  理事者から補足説明があれば受けます。 ○中澤都市整備部長  それでは、昨日、副区長が説明したとおりでございますが、本日は補足の説明資料ということで、池尻大橋駅周辺の駐輪場の位置というものの資料をお配りしてございます。あわせまして確認いたしますが、自転車等の放置防止に寄与するため、現在、条例を制定して駐輪場を設置しているところでございます。  この池尻大橋につきましては、駅周辺につきましては大橋一丁目周辺地区整備計画、これは、今おおむね終わってございますが、平成21年4月には、まず北口の駐輪場を造りました。平成22年4月には東口、大橋ジャンクションのちょうどループの下のところの空いたスペースですね。そこに1日利用のみの運営の駐輪場を設置してございます。  ここに書いてありますように、オーパス夢ひろばがございますが、ちょうど正面の、資料をめくってもらいますと2ページのところにございますが、ちょうど首都高速道路の車両が出入りする大きな入り口がございます。そこをちょっと行きますと左側に、もうちょっと周知しないといけないかもしれないですけど、自転車の出入口がございます。そこをずっと結構奥まで行きまして、奥へ行きますと上の1日利用の駐輪スペースがございます。そこに今回定期も設置をしたいということで、定期利用ということですので、当然、現在の東口の駐輪場の条例の中に入ってございませんので、その定期利用の使用料を設けるということで、今回の条例改正でございます。  補足説明は以上でございます。 ○岩崎委員長  補足説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○芋川委員  幾つかちょっと質問させていただきたいと思います。  さっきおっしゃっていただいたように、今回は池尻大橋駅の東口の駐輪場を定期利用するための条例ということで出されておりますけれども、その背景は池尻大橋北口駐輪場の使用率が高い水準であることに起因をしています。  区民の利便性の向上の観点から、本条例により東口駐輪場定期利用を進めるとともに、北口の駐輪場の利便性をまずどのように考えているのかどうか、まず1つお聞きいたします。  また、さきの副区長のお話の中で、放置自転車の緩和というか、ここに対してのアクションでもあるという話もありましたが、放置台数が1日約30台程度とお聞きしておりますけれども、東口駐輪場定期利用を進めていく中で、放置自転車に対しての何か具体的なアクションがあれば、どうかを教えていただきたいと思います。  また、これにより、今、北口、東口駐輪場の管理人に関しての人数ですとか体制はどのように変わるのかお聞きいたします。  以上3つです。 ○澤田土木管理課長  まず1点目でございますが、北口駐輪場の利便性をどう考えてるかという御質問でございます。  北口駐輪場につきましては、定期利用と1日利用の併用をしてございまして、定期利用利用可能台数が365台、1日利用が65台で24時間利用ができるものでございます。  北口駐輪場補足説明資料がございますけれども、池尻大橋駅に最も近い駐輪場でございますので、利用される方はなるべく近い駐輪場を利用されるというのが常かと思います。利便性の向上をどう考えるかという御質疑でございますけども、指定管理者により駐輪場を運営してございますが、毎年アンケート調査してございます。指定管理者の評価の際にアンケート調査してございまして、その際に、駐輪場の利用に対して何か問題はあるかとか、こうしてほしいという要望を聞いておりますので、そういったアンケート調査を基に18の駐輪場を改善していくということでございまして、北口駐輪場におきましても、利用者のニーズに応じた利用の状態で御利用いただいてるという状況でございます。  2点目でございますが、放置自転車は1日当たり30台ほど、横ばい状況にございます。これの放置につきましては、放置禁止区域を定めてございまして、警告、撤去を行ってございまして、これにつきましての看板を出して、「ここは放置禁止区域です。駐輪はしないでください」という啓発の看板、それとホームページ等で啓発してるところでございますが、なかなかやまないというのが実態でございまして、これはいたちごっこになりますが、いわゆる警告・撤去を繰り返していくのが最善なのかなというふうに考えてございます。その中で、放置された方から、撤去された際に一定の保管費用を頂きますが、そういったことで止めてはいけないんだなというところを御認識いただいて、駐輪場を御利用いただくと。  こちらの池尻大橋東口駐輪場でございますが、1日利用の空きがございますので、そちらへの誘導につきましては、もう少し多く利用いただけるように周知のほうを行ってまいりたいと考えてございます。  それと、3点目でございますが、今回、定期利用に当たりまして、業務を担当する管理員の数が変化するのかというお尋ねでございますが、今回、定期更新の区分を追加したといたしましても、こちらにつきましては人数の増減はございません。  以上でございます。 ○芋川委員  ありがとうございます。  ちょっと併せてお聞きさせていただきます。今回の定期利用が、初め40台で始めていくということですが、その内容としては、放置台数が大体1日30台ということと、今回の東口駐輪場定期利用するに当たって、北口駐輪場定期利用等との方々で、東口ができたら移動してもいいというか、そういったアンケートもしっかりと取っていらっしゃって、10人程度希望する方もいたということで、40台からのスタート。  この台数については、条例について特に明記されるものではないので、流動的に変更していくことはできるとお伺いしてるんですけども、今後もその北口駐輪場利用動向、どうしても、先ほどおっしゃってもらったように北口が近くて利便性が高いので、そちらに集中してしまうのは分かるんですけれども、そこから、中には東口のほうがいい方もいらっしゃるかもしれないので、しっかりとそういったところに周知、加えてアンケート等も内容として盛り込んでいただいて、動向を見ながら、双方の利便性を追求していただきたいなと思います。  放置台数に関しては30台横ばいということですが、この後にも報告あります自転車の条例等々に、目標ということでも定められていくというところになっていますので、なかなかゼロにしていくというのは、その時々の、本当にお買物の時だけちょっと止めたいとか、そういった要望もあるから、なかなかゼロにしていくことは難しいのかもしれないんですけれども、その中でも、せっかく東口駐輪場がしっかりと常設で定期利用、1日利用だけではなく定期利用ということにもなるので、そういったところも検討していただきたいと思うんですけども、そこに関してもいかがでしょうか。  また最後ですね、管理人を今回は置かないということですかね。ちょっとすみません、答弁があれだったんですけれども、そこについて、どういった経緯で結果となったのか、いま一度教えてください。  以上です。 ○澤田土木管理課長  まず1点目でございますが、委員御指摘のとおり、まず40台のほうからスタートさせていただきます。それで、毎年北口駐輪場、今回東口に定期利用を追加しますので、北口と東口を併せてアンケートを定期的に行いまして、そういった東口への誘導を行ってまいりたいと考えております。あわせて、当然周知も必要でございますので、東口の定期利用、また1日利用の空きがあるということをお知らせして、なるべく御利用いただくような形で周知してまいりたいと考えてございます。  それと、2点目の放置でございますが、お買物とかの短時間放置が今多い状況でございます。通勤とか通学でほぼ日中、遠くに出かけている方の駐輪はほとんどない状況でございますが、短時間の駐輪が多いというところで、警告・撤去した結果、1日30台という数字が出てるところでございます。  やはり、商店の方との連携も必要ですので、今後商店の皆さんと短時間駐輪について、例えばお店の空きスペースがあれば、そちらに止めていただくような誘導をしていただいたり、その辺はちょっと細かな対応を検討いたしまして、商店の皆さんと連携していきたいなというふうに考えてるところでございます。  それと、管理人でございますが、今現在、北口駐輪場に管理人を置いてございます。それで、今回東口の管理員につきましては、北口の管理員が東口も見るということで考えて、巡回すると考えてございますので、今回東口の定期利用区分を設けるに当たりまして、管理人を増やすものではないという考えでいるところでございます。  以上でございます。 ○芋川委員  そうすると、北口の駐輪場に委託として入っている管理人の方が、てくてく歩いていきながらなのか自転車乗りながらなのか、東口のほうにも行って、巡回、見に行くという形のイメージだと思うんですけれども、ちょっとそこ、やっぱり心配が残りますので、もちろん駐輪場としての機能を促進するとともに、人の目があることによってそういった防犯であったりですとか、いろんないいところも出てきます。そういうところと、逆に、今北口駐輪場の方が移動するに当たって、今度北口駐輪場にたくさん止めてるわけですけども、そちらの業務が何かちょっと抜けてくるところがないかどうかというところも心配になってくるところでございますので、そういったところもちょっと注視しながら、対応はしていっていただきたいと思うんですけれども、そこの部分も加えていかがでしょうか。  以上です。 ○中澤都市整備部長  委員御心配なのはそういう管理の関係だと思いますが、これにつきましては、私ども指定管理者を設けてございますので、利用料金制も取ってございますので、今後どのような管理が効率的なのか。それは指定管理者日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社ですか、そこと協議してまいりたいと思います。  いずれにしても、7月に利用開始になりますので、その辺は適切な対応、当然コロナ禍の中でございますので、そういうことも含めて。いずれにしても、指定管理者との協議は一番大事でございますので、しっかりとやってまいりたいと存じます。  以上です。 ○岩崎委員長  ほかにありますか。 ○西村委員  2点お伺いしたいと思ってます。  まず、東口の駐輪場の認知度についてなんですけれども、出入口が分かりづらいというようなお話もありましたけれども、そうはいえ、できてから10年はたっているというところで、区民の方の北口の駐輪場の利用者だけではなく、一般的にオーパスのところの駐輪場、1日利用だということはあっても、駐輪場があるということをどのように認知されているかというのは、区としてどう把握、認識しているかということが1点です。  もう1点が、北口は今回料金表が出ましたけれども、ごめんなさい、東口ですね。東口は出ましたけれども、北口と同じになるかと思うんですが、やはり同料金でちょっと遠いと、使い勝手的に行く気持ちというのが、なかなか誘導につながるのかなというところがありまして、今、北口の駐輪場を使っていない人、つまり放置したりしている方を中心に誘導してるところが重要になってくるかと思うんですけれども、なので、北口の駐輪場の中に、東口がありますよというふうにやるだけではなくて、今使ってない方に向けての紹介、誘導というのが必要になってくると思うんですが、それをどのように進めるかというところを伺います。 ○澤田土木管理課長  東口の駐輪場の利用状況につきましては低い状況でございまして、令和元年度は14%、平成30年は15%と、かなり低い状況がございます。  区の認識としましては、この利用状況から、お知らせする方法が十分ではないのかなと考えてございますので、今後、指定管理者とともに、どういった形で利用していただけるのかというところを工夫してまいりますし、区といたしましても、改めて区報、ホームページの周知のほかに、例えば駐輪場の脇を通られる方に、一言の調整になりますけれども、例えば何か大きな表示で駐輪場の存在、あるということをお知らせできないかなというところも、ちょっと工夫して考えてみたいというふうに思っております。  2点目でございますが、料金は、委員御指摘のとおり北口駐輪場と同じ価格設定でございます。料金設定に当たりましては、建設するに当たっての整備費用であったり、維持管理費用が年間どれぐらいかかるのかということを試算いたしまして、それで年間の経費にいたしまして月当たり幾らになるのかというところで計算したものでございますが、その中で、やはり2,000円というのが妥当だということでの判断でございます。  また、北口も2,000円でございますので、バランスを取る意味でも設定いたしましたが、委員御指摘の利用率が低いところはもう少し安くして、利用率を上げてはどうだという御指摘かと存じますが、区内全体で定期利用料金という金額を設定してございますが、最低価格2,000円ということで設けさせていただいておりますので、この金額で設定してまいりたいと。  ただ、1点目の御質問でいただきましたが、やはり利用していただくということが目的でございますので、いかに利用率を上げていくかというのは区の課題といたしまして、今後指定管理者と連携して取り組んでまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 ○西村委員  前回の駐輪場の利用の見直しについてということで御報告を受けた時に、東口の駐輪場の利用方法の変更周知というのが、4月が予定されてるんですけども、これから春に向けて生活スタイルというか、つまり学校へ通うなり会社に入社するなりということで、駐輪場の利用をしたいなと考えるきっかけになる時期になると思うんですけれども、そうすると、例えば北口の駐輪場は今空いていますかだったり、そういう問合せが来たときに、もう既に東口もということで御案内してはいかがかと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○澤田土木管理課長  委員の御指摘どおりでございまして、4月から入学、新入社員という方が増えていって、駐輪場利用も増えていくというふうに考えております。  そこで、4月からでは遅いのではないかという御指摘でございますが、駐輪場の例えば利用の御質問があったときには、東口は結構空きがありますよということと、7月から定期利用が始まりますよということを併せて周知して、利用のアップにつなげていきたいと考えてございます。  以上でございます。 ○岩崎委員長  ほかにありますか。 ○西崎委員  まず最初に、前回おっしゃっていただいたのか、先に北口ができて、その後東口の駐輪場のほうができているかと思うんですけれども、その東口のほうに定期利用を最初に設定しなかったというのは、どういう経緯だったのかというのを、まず最初に伺います。お願いします。 ○澤田土木管理課長  北口駐輪場は平成21年4月に、東口駐輪場は平成22年4月に設置したところでございますが、設置の時には利用人数を把握した上で駐輪場の設置をしたというふうに認識してございます。その結果が、1日利用の希望が多くて定期利用があまり希望がなかったということで、今の利用形態になってるというふうに認識してございます。 ○中澤都市整備部長  ちょっと補足です。先ほど冒頭、補足説明の時にお話ししましたが、これは池尻大橋周辺地区の大橋一丁目周辺地区整備計画、これに基づいて、その項目として駐輪場を設置してございますので、その当時の計画の中での台数と。それと、定期貸しと1日利用ということでの設置ということで設置したものでございますので、根拠はそこでございます。  以上でございます。 ○西崎委員  ということは、もう10年もたってるのでニーズ等々も変わってくるということで、今回新たに必要になったということで変更するということは理解いたしました。  確認させていただきたいんですけれども、区立の自転車等となってますけど、駐輪場については、その利用に関しては目黒区民であることを限定して受け付けているのかという、ごめんなさい、基本的なところで恐縮なんですけれども、確認をさせてください。お願いいたします。 ○澤田土木管理課長  駐輪場の利用に当たりましては、区民の方、区民以外の方問わず利用いただいております。これは18か所の駐輪場全てでございます。ただ、区境にある駐輪場におきましては、どうしても隣接区からの利用の要望もありますので、そういった方々が止めていまして、池尻大橋駅の北口におきましては、世田谷区の区民の方が多い状況はございます。  以上でございます。 ○中澤都市整備部長  ちょっと補足でございますが、放置自転車対策、これにつきましてはもう目黒区だけじゃなくて、23区の大きな課題であったわけです。ですので、財調でお金を規定して都からももらう形で、23区全部やっております。ですので、どこの区の駐輪場、例えば池尻大橋世田谷区民は入れないよということではなくて、品川さんのところにできた駐輪場も目黒区民も使ってるよと。そういう取組でやってございますので、駐輪場整備でちゃんとお金をもらって皆さん、財調ですので、23区均等にといいますか、皆さんでちゃんと使いましょうねということでございます。  ですので、池尻大橋については多分70%ぐらい世田谷だったっけ。結構、世田谷さんが多いですので、逆に言いますと、東口の周知も世田谷さんのほうにもPRしていくことが大事かなと。いずれにしても歳入があるわけですので、お金も入るわけですから、指定管理者とその辺は協議してまいりたいと存じます。  以上です。 ○西崎委員  財調の措置のところまで教えていただいたので、何となく全体が見えてきたと思います。  今、池尻大橋の周辺の駐輪場、世田谷区も区立の駐輪場を持っているかと思うんですけれども、そこは定期利用がなくて日ぎめと時間ぎめというんですかね、運用されているということなので、そうすると、当然向こうから目黒区立の駐輪場に流入してくるねということを思って伺ったんですけれども、そういう意味では、財調措置までというところですみ分けというか、そういう意味での世田谷区との連携ではないですけれども、役割分担というところが今に落ち着いているような認識で、要はこれ以上、世田谷区に、そっちにちゃんとつけてくれとかそういうことではなく、何となくすみ分けがしっかりできてるというような認識でよろしいのかということを伺います。 ○澤田土木管理課長  池尻大橋駅の近くに世田谷区の区立の駐輪場がございます。こちらの駐輪場におきましては、今現在稼働しておりまして、かなりの利用率があると聞いております。やはり、区境にある駐輪場は特にでございますが、委員御指摘のとおり、隣接区同士の連携が大変必要でありますので、今現在でも連携を行っておりますが、今後さらに連携を強化して、放置対策、駐輪場の利用率アップにつなげていきたいと考えてございます。  以上でございます。 ○岩崎委員長  ほかにありますか。 ○山宮委員  安全確認、管理上の安全確認。さっき芋川委員もおっしゃってましたけども、管理員の方が常駐されてるのは北口の側で、東口には臨機応変に対応するというお話でしたけども、こちらの東口の駐輪場、定期利用ということが始まりますと、決まった方がそこに止めに行くということになります。そうすると、行動としてパターンが確立してくると、ストーカー事案だとかいろんな犯罪、そういう防犯上の部分で心配なことが幾つか出てくるかなという懸念が若干あります。  また、この建物の駐輪場の死角が非常に多いのかなという印象があるんですが、管理運営上防犯カメラの設置ですとか、管理上の対応については少ししっかりと対応しておかないと、悲しい、つらい、そういう事件、事案が出ないような環境整備が重要かなと思ってるので、確認をしたいと思います。  以上です。 ○澤田土木管理課長  補足説明資料の写真で御覧いただきますと、地下に入っていく駐輪場でございまして、この東口というのは密閉された空間でございます。委員御指摘のとおり、定期利用が増えると行動パターンも決まってきますので、そういった方を狙った犯罪等が起きるおそれもなきにしもあらずでございます。
     この駐輪場には防犯カメラを4台設置してございまして、防犯対策を行ってるところでございますが、委員御指摘は、管理員をきちっと配置して、そういった防犯対策に当たるべきではないかという御指摘でございますが、今回の開始に当たりましては、北口におります管理員を巡回させてまいりますが、今後の利用状況を見ながら、例えば東口駐輪場の巡回を増やすとか、場合によってはそこに管理員を常駐させるという方法も考えられますので、その点につきましては、利用状況を見ながら指定管理者と調整して対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○山宮委員  ありがとうございます。  あわせまして、だから多分、管理員の方は最少人数でやるんだと思うので、例えばどっち側にいても、どっちのカメラでも確認できるとかね、そういう環境をやっぱりつくっておく、それを指定管理者に要望する。できる範囲の中で、どこまでそれが実現できるかも含めて対応していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。  以上です。 ○澤田土木管理課長  委員御指摘のとおりでございまして、犯罪を起こしてはならないというところに区の役割があるかと思います。委員御指摘のとおり、相互に確認できるような仕組み、またそれ以外に安全対策がどのような形で講じられるのかというのは、区でも考えてまいりますし、指定管理者と協議しながら安全確保に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○岩崎委員長  ほかにありますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岩崎委員長  ないようですので、質疑を終わります。  次に、意見・要望を受けます。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岩崎委員長  ないようですので、意見・要望を終わります。  暫時休憩します。  (休憩) ○岩崎委員長  休憩前に引き続き、委員会を再開します。  それでは、採決に入ります。  ただいま議題に供しました議案第5号、目黒区立自転車等駐車場条例の一部を改正する条例につきましては、原案どおり可決すべきものと議決することに御異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○岩崎委員長  御異議なしと認め、本案につきましては原案どおり可決すべきものと議決いたしました。  以上で、本委員会に付託されました議案第5号、目黒区立自転車等駐車場条例の一部を改正する条例の審査を終了いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(1)目黒区豪雨対策計画案について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――岩崎委員長  次に、報告事項に移ります。  (1)目黒区豪雨対策計画案について説明を受けます。 ○馬場都市計画課長  それでは、目黒区豪雨対策計画案について御報告いたします。  初めに資料のほうを確認させていただきます。  まず1枚目、本日の説明文のかがみ文でございます。そして別紙1としてパブリックコメントの実施結果について、別紙2として素案からの変更内容について、別紙3として概要版、別紙4として計画の本編、別紙5で区民向けのリーフレットでございます。  それでは報告させていただきます。  まず1の改定の背景等です。素案につきましては、12月9日、本委員会のほうに報告させていただきました。その後、パブリックコメントを12月15日から1月22日まで実施し、その結果等を踏まえ、今回計画をまとめたものでございます。  項番2の計画素案に対するパブリックコメントの実施結果でございます。  恐れ入りますが別紙1を御覧ください。  パブリックコメントの実施結果でございますが、(1)の意見募集期間は記載のとおりでございます。  (2)の周知方法ア、イは記載のとおりでございます。  ウのその他といたしまして、住宅課のメールマガジンで住まいの情報を配信し、また、目黒川そして呑川の沿川の関係町会へも素案を送付してございます。  また、都市計画審議会、住宅政策審議会、空き家対策審議会等の委員にも情報を提供し、意見をいただいてございます。  (3)の意見提出状況でございますが、個人が提出者数5、団体が1、議会が3会派、合計9でございます。意見件数はそれぞれ14、3、27、合計44でございます。  (4)の意見に対する対応区分別の件数でございますが、対応区分の1の御意見の趣旨を踏まえて計画案に反映しますが8件、そして5番の御意見の趣旨に沿うことが困難ですが1件というような状況。その他の内訳は記載のとおりでございます。  ここで何点か概要を説明させていただきます。  まず、お開きいただきまして3ページ目、整理番号、一番左の欄でございますが、4を御覧ください。  議会からで、浸水実績のグラフについて少し分かりづらいというような御意見がございました。御意見の趣旨を踏まえまして、グラフを棟数と世帯数の2項目にし、3項目の数値の表を追加してございます。  続きまして3ページの一番下、整理番号8を御覧ください。  避難防災対策の課題のところでございますが、令和元年に発生した台風第15号・19号で浮き彫りになった情報発信のあり方や伝え方などに課題が生じた、といった内容の記載を加筆願いたいというような御意見でございました。  これにつきましては、御意見を踏まえ、本編の26ページでございますが、また令和元年に発生した台風第15号、19号により危機管理体制、情報の一元管理と発信体制、避難所開設、運営などで課題が明らかになりましたと追記してございます。  続きまして5ページをお開きください。  5ページの下から2つ目、整理番号12でございます。  第6章のところに調節池の計画を書いてございましたが、ここにどこに整備されるのか分かるように所在地を明記するように要望するということでございましたので、御意見の趣旨を踏まえ、所在地を、区名を入れてございます。  次に15ページを御覧ください。  一番下の整理番号40、緊急用土のうの関係でございます。  緊急用土のうの設置場所については、ホームページだけではなくて防災行動マニュアルにも掲載しているので、その旨を記載すべきであるというような御意見でございました。これにつきましては、御意見の趣旨を踏まえ、文中に追記いたしました。  以上が、1の項目の計画案に反映しますという内容の主なものでございます。  続きまして、先ほど申し上げました5の御意見の趣旨に沿うことは困難ですのところの1件でございます。  恐れ入りますが、2ページをお開きください。  2ページの整理番号2、自助・共助・公助についての箇所でございます。「自助・共助・公助の観点から」という文言を削除してもよいと思う。なぜならこの言葉が自助を強調し、自助も共助もできなくなって、ようやく公的責任を果たすと理解され問題視されがちである等でございます。  これにつきましては、検討結果の欄を御覧ください。  区の災害対策基本条例において区民、事業者及び行政は自助、共助、公助の下、互いに連携を取り、災害対策を進めていかなければならないとしてございます。豪雨対策につきましても、当然、区だけではなくて区民や事業者等の協力が不可欠でございます。その考えから、今回削除はいたしません。ただ、表現として下から2行目でございます。自助、共助、公助の、従前は「観点から」という表記でしたけども、「考えのもと」に修正してございます。  パブリックコメントの実施結果につきましては以上でございます。  続きまして、項番3計画素案から主な変更内容ということで説明させていただきます。  恐れ入りますが、別紙2を御覧ください。  まず別紙2の変更番号3でございます。水害発生状況、先ほど申し上げましたグラフが分かりにくいということで、2項目を横に表示し、そして3項目について実績値を記載してございます。  次に、3ページを御覧ください。  変更番号8でございます。先ほど申し上げましたパブリックコメントの8番と同様で文言の追加ということで、変更後ということで、アンダーラインの部分を追加してございます。  続きまして、最後のページ、4ページを御覧いただければと存じます。  4ページの上から2つ目、11でございます。豪雨対策のところの土のうの関係でございます。  これは前回、12月9日の時、委員のほうから御指摘がございました土のうの設置場所の関係でございます。それで、今回、本編の49ページ見ていただいたほうが少し分かりやすいかと思います。恐れ入りますが、本編の49ページをお開きください。  49ページのエのところの下でございます。右側の写真が保管箱の写真でございます。その右上のところに少し黄色がかった部分があると思いますけど、そこに左側の周知内容ということでQRコードを設けて、土のうの利用方法、土のう保管箱の設置場所、そして目黒区水害ハザードマップということで、QRコードを読み込むことによって、これらの情報が表示されるということでございます。  これにつきましては、現在、区内に82箱ございますので、3月中に全てこのような対応をする予定でございます。  箇所数につきましては、右側50ページの上を御覧ください。全てで56か所、先ほど申し上げましたように56か所で82箱、合計で8,200袋というような状況でございます。  続きまして、変更番号の12番、豪雨対策の取組とスケジュールということで、前回の素案の時にはお示ししておりませんでしたけども、今回、スケジュールを案の段階で追加してございます。  恐れ入りますが、51ページを御覧ください。  51ページから53ページまで、区分、基本施策、そして令和3年度、来年度から令和7年度、そして目標である令和19年度という形で基本施策についてどういう形で取り組んでいくかというスケジュールを今回追加させていただいております。  続きまして、変更番号の13でございます。  恐れ入りますが、本編の54ページをお開きください。  12月9日の都市環境委員会でも御意見いただきましたので、今回、新たに第7章ということで、区民そして事業者の皆さんに取り組んでいただく主な内容ということで、第6章等に記載してある内容をここで再掲いたしました。これによってどういう形で取り組めばいいかということが分かりやすくなると思います。  別紙2の主な変更内容につきましては以上でございます。  続きまして、計画案の概要版、そして本編については後ほど御覧いただければと存じます。  次に、別紙の5でございます。  今後、区民あるいは事業者に周知するに当たって、概要版等も配布いたしますけども、区民向けリーフレットということで、先ほどの第7章に追加した内容、これをリーフレットという形で作成いたしました。これを概要版、そして、共に区民の皆さんへ周知し、より豪雨対策に協力していただくということで作成したものでございます。  最後になりますけれども、6の今後の予定でございます。  3月に対策計画を改定し、そして3月25日に区報、区ホームページにより周知する予定でございます。  目黒区豪雨対策計画案についての説明は以上でございます。 ○岩崎委員長  説明が終わりましたので質疑を受けます。 ○芋川委員  お示しいただきまして、質問なんですけれども、パブリックコメントを私の会派からも出させていただいたところで、やはり東京都と区と連携して時間75ミリ対応にしていくという、ちょっとそういった大きな枠になるんですけれども、近年のゲリラ豪雨、加えて昨年の7月、熊本豪雨等々、線状降水帯という形で、いつ豪雨が襲ってくるかというところで、目黒の区内でも平成25年、時間100ミリ経験して、200軒以上を超える被害、平成30年にも時間76ミリという形で出ているというところで、やはり都との連携というところがとても重要になっていくと思います。ですが、やはり計画をちょっと見ても、都に関してはずっと横棒が引いてあって、都として進めていくという形になっているわけですけれども、これは具体的に東京都との連携というか、中間報告というか、進捗というか、そういったものはどういうふうにやり取りをして、またその中で区としてやっていくことと、東京都としてやってもらうことということで、要するに性急に進めていくべきだなというふうに思ってはいるんですが、ちょっとそこの具体的なやり取りのところを、まず一つ聞かせていただければと思います。  また、今回改めて加えていただいたところとして、第7章のところで再掲というところと、区民向けのリーフレットあるんですけど、このリーフレットは完成版ではないですよね。こういったものでつくっていきたいというところなのかどうなのか。ちょっとこれが完成版のイメージだと、若干見づらかったりもするので、そこについての御意見というか、いただきたいなと思うんですが、まずその二つをお願いいたします。 ○馬場都市計画課長  まず1点目、都と区の関係でございますけども、都の進捗ということでございますけども、当然、見える化という形で都の進捗状況についても随時報告をしていきます。都と区の役割でございますけども、当然、都につきましては河川、そして下水道の整備ということで、目標は何年後ということで示していますけども、都もなるべく早くといいますか、そういう形で取り組んでいくものと考えております。  区につきましても、当然、早めに整備してほしいということで常に要請してまいります。  2点目のリーフレットの関係でございますが、今回、先ほど申し上げましたようにより区民の皆さん等が取り組んでいただきやすくなるようにということで作成したものでございます。基本的にはこの内容で今回は配らせていただいて、今後さらにブラッシュアップしてよりよいものにしていきたいというふうに考えてございます。  私からは以上でございます。 ○芋川委員  ありがとうございます。  やはり区民の感情として、毎回夏が近づくと台風が来るんだろうな、今回はどれくらいの強さなんだろうなという形の中で生活しなければいけない中で、目標としておおむね30年後に向けて時間75ミリの降水までは浸水被害をまず防止というのと、時間75ミリを超える降雨に対しても生命の安全を確保という形にはなっています。その中で、時間75ミリの降雨までは、浸水被害を防止ということですから、それを超えてくるところには、やはり浸水というのは起こってくるだろうと予測した中で土のう対策であったりとか、いろいろ流域対策、または道路の雨水をよく吸うものに替えていったりとかという形になっているんですけれども、ただ、本を正せば平成22年5月という形でスタートして、その中でものの10年というところで台風19号等々で、また平成25年というところで、その改定3年後で時間100ミリを経験しているということですから、区民の感情としてはより早く、しっかりと安心して生活できるようにしていきたいというふうにしてほしいなというところがあります。そこについてしっかりと協議はしていくというところではありますが、常にその部分を念頭に置いて、時間75ミリ対応ですけれども、さらにその上まで許容していくようなイメージをしっかりと持っていきながら、今後もしっかりと対応していただきたいと思うんですが、どうでしょうか。  または、またリーフレットになりますけれども、今回これでちょっと一回出して見るということではありますが、それにしても表面も写真等々が見づらかったりですとか、解像度自体とかもあれだったりという形になるので、やっぱり区民の目線から見たら行政文書だなという形で思ってしまうのはあれなんですけども、さすがにキャラクターを創ってどうのこうのというわけではないんですが、よりきれいに、また見やすいような形を心がけていただくとより浸透していくし、実際に内容としても見られるかなと。中面もそうですね、そういったところも踏まえながら対応していただきたいと思うんですけれども。  あと、裏面になりますが、ホームページで確認しようというところで、やはりここにもQRコードをしっかりと載せていただきたいなと。これは多分、文字で打っていくのかな。そうなると文字では打つのが手間でもありますし、そういった観点を持ちながら、今後も対応はしていってほしいと思っております。いかがでしょうか。  以上です。 ○馬場都市計画課長  昨今も豪雨が、ゲリラ豪雨等で浸水という状況も発生しておりますけども、時間75ミリの上をということでございます。  なかなか下水あるいは調節池という形でハード、整備については一朝一夕に完成するものではありませんので、それはやはり計画を持って進めていく。また、流域対策として区民の皆さん、事業者の皆さんにも協力していただきながら進めていきたいというふうに考えてございます。  2点目のリーフレットでございますが、今、委員おっしゃられますように、今回初めて作るものでございますので、今後より見やすいもの、あるいは検索しやすいものという形で改善していきたいというふうに考えております。  私からは以上でございます。 ○岩崎委員長  ほかにありますか。 ○たぞえ委員  もう既に言っていただいたところもあるんですけど、私、前に自転車のヘルメットのチラシの時にちょっと言い過ぎたかなと思うところはあったんですけど、でもやっぱり直ってないというか、これだと何だろうと、ぱっと見て難しいなと、理解する前に見ようというのはちょっと難しいなというのがまずあるので、別に都市整備部さんだけの問題じゃないんですけどね。デザインのガイドラインがないのでなかなか難しいところはあるんですけど、せめてUDフォントにしてみるとか、文字の大きさとか、ちょっと変えてみたらいかがかなというふうに思うんですけど、いかがでしょうかというのと、あと私、この間も一般質問させていただいたんですけど、あの質問の問題意識は、いろんな情報をいただいたりとかしてるんですけど、さっきのパブリックコメントの中に自助・共助・公助のときに、私はやっぱり自助が一番だと思ってるんですけど、いろいろハザードマップもらったりとか、この間も情報発信に努めてますということだったんで、いろいろ頂いてるのは分かるんですけど、じゃあそれをもって区民が判断できるのかといったところで、昔、目黒区でマイ・タイムラインみたいなものの目黒区版があったとも聞いてて、それはいいんですけど、それぐらい何かあったときにこう動くんですよという、資料をはいどうぞじゃなくて、資料があるんで、このときどう判断するという、結局、あくまで資料は判断のためのものだけど、判断の軸というのを示したもの、マイ・タイムラインがそれだとは思うんですけど、そういうのが分からないと、いっぱいホームページで確認しようと言われても、確認はするけど、じゃあどうするのというところが見えないので、それをどう、パンフレットではないとは思うんですけど、どうやって判断する軸を示していただけるのか。
     以上です。 ○馬場都市計画課長  まず1点目のリーフレットでございますが、見やすくというようなことでございますので、まだ今回変えられますので、こちらのほうで、これは案でございますので、なるべく今、御意見いただいていますので、より文字のポイントであったり、そういうものについて、内容が云々ではなくて、見やすさ等では変えて、それで区民の皆さんに周知していく。内容を変えるということではございませんので、まず見やすさという部分で今回は変えさせていただいて、そして今後どういう内容を掲載していけばいいかというのは、皆さんの御意見等をいただきながら、よりよいものにしていきたいというふうに考えてございます。  2点目の、区民の皆さんの行動の関係の判断でございますが、委員おっしゃられるように、ただ情報発信するだけではなかなか行動に移せないということでございますので、これにつきましては今後、防災課等とも連携しながら、どういう形で周知し、それを実際区民の皆さんが水害等あったときに行動していただければいいのかということで、今後検討して、よりよいものを発信していきたいと思います。  ありがとうございます。 ○岩崎委員長  ほかに質疑ありますか。 ○西村委員  時間75ミリの強化地区に自由が丘の名前が出たと思うんですけど、これを今見たら23ページのところに呑川の75ミリのという表の下に米印でちょっと加えられて、ここの部分だけがこのような形で載るということなんでしょうか。それとも実際にできるまでに何か変更部分があれば教えてください。 ○馬場都市計画課長  今回、委員の皆様には情報提供させていただきましたけども、東京都の下水道事業の経営計画2021、これが2月12日から来月の3月13日まで意見募集という形で、今、行っております。その中で、記載のように九品仏川幹線流域の増強施設に取り組むということで目黒区自由が丘が掲載されるということで、この計画の決定の時期が、都の下水道の経営計画、これより前に決定しますので、今回の表記としてはこのような表記にさせていただく形になります。ですが、都のほうは3月中には決定しますけども、区はその前に計画を決定して、それで表に出しますので、これが確定ということでちょっと表記はできませんけども、考え方としては変わらないというふうには思います。  ですからタイミングの問題なんですけども、ちょっと遅く出していいということだったらあれなんですけども、今の予定ですと3月の初めに計画を決定して、印刷等をして、それで周知をしたいということで考えておりますので、そのスケジュールからいうとちょっとスケジュール的に間に合わないので、このような表記。ただ、都のほうはこのような考えでいますので、それが変わるということはないと思いますので、内容的にはこの形で進んでいくというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○岩崎委員長  ほかにありますか。  よろしいですか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岩崎委員長  ないようですので、報告事項の(1)を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(2)第10次目黒区交通安全計画素案について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――岩崎委員長  次に、報告事項(2)第10次目黒区交通安全計画素案について説明を受けます。 ○澤田土木管理課長  お手元の配付資料でございますが、かがみ文が1枚、両面刷りでございます。それとA3判の折り込みで概要版1部、それと冊子になってございますが、計画の素案、本編でございます。  御説明につきましては、かがみ文と概要版で御説明差し上げたいと存じます。  まず、かがみ文でございます。  1番、計画策定の背景でございます。  目黒区の交通安全対策は、これまで9次にわたり交通安全計画を策定し、取組を進めるとともに、駐輪場の整備や放置自転車等の撤去活動を行ってきたところでございます。近年におきましては、区内の交通事故件数及び死傷者数は減少傾向にありますが、子どもや高齢者におかれましては、毎年多くの方が死傷しておりまして、守るための交通安全対策が必要となっております。また、買物など短時間の放置に対する取組も必要になってございます。  自動車運転におきましては、ニュース等で皆さん御承知のとおりでございますが、高齢者によるブレーキの踏み間違い事故、あおり運転など、免許返納への取組や罰則の強化が図られているところでございます。  自転車利用におきましては、区といたしましては令和2年10月1日でございますが、自転車の安全な利用の促進に関する条例を施行いたしまして、保険の加入、ヘルメットの着用の推進など、安全対策に取り組んでるところでございます。  一方、国におきましては、環境対策、交通対策、健康増進等への対応といたしまして、自転車活用推進法を施行いたしました。本区では、自転車ナビマーク等の整備、自転車シェアリング事業を展開し、自転車活用を進めているところでございますが、町なかでよく見られますが、交通ルール違反も増加してる状況でございます。  今後、自転車活用を進めると同時に、安全運転に対する意識向上への取組が必要となっているものでございます。  第10次目黒区交通安全計画では、交通事故を未然に防止するための対策を推進するとともに、自転車の活用推進と同時に、安全利用の定着を目指し、総合的な交通安全対策を推進するものでございます。  項番2、課題でございます。  (1)でございますが、啓発活動といたしまして、自転車が関与する交通事故をなくし、子どもや高齢者を事故から守る、また違反防止等の啓発活動が必要となってございます。  環境の改善でございますが、歩行者か安全で安心して通行できるよう、交通環境の改善が必要となってございます。  (3)自転車対策でございます。自転車利用者が交通ルール違反は危険な行為であることを理解していただくための対策が必要となってございます。  項番3でございます。計画素案の概要でございますが、ここからお手元資料のA3判の折り込みの概要版で御説明差し上げたいと存じます。  まず1ページ目御覧いただきたいと存じます。  経緯は、先ほど御説明したとおりでございます。  計画の期間でございますが、令和3年度から令和7年度までの5年間といたします。  計画の目標でございます。歩行者はじめ自転車、自動車など、全ての運転者が交通ルールを知り、守り、そして交通弱者に対する思いやりのある行動を促していくため、以下の目標像を掲げ計画を推進してまいります。  目標像といたしましては、交通弱者である歩行者が安心して歩けるやさしさのあるまちを目指してまいります。  達成目標でございますが、交通安全対策、自転車活用の推進と区分けしてございますが、安全対策といたしましては、年間交通事故死傷者数を330人以下、第9次計画では470人以下としてございます。  次に、1日の自転車放置台数でございますが230台以下、9次では290台以下としてございます。  自転車活用の推進でございますが、自転車シェアリング事業の区内全域展開、自転車安全利用意識の定着でございます。  次に、一番下の枠でございますが、第10次計画の枠組みでございますが、交通安全対策と自転車の活用をリンクして、車の両輪に例えて推進してまいりたい。総体といたしましては、総合的な交通安全対策を推進してまいりたいという考えでございます。  資料をおめくりいただきまして、見開きの2ページ、3ページを御覧いただきたいと存じます。  こちらでは、分野別施策の一覧を記載してございます。  交通安全対策と自転車活用の推進の枠に2つ分けてございますが、まず交通安全対策といたしましては、第1から第8まで記載してございます。記載中2ページの下段でございますが、凡例を記載してございます。黒丸が新規施策、二重丸が拡充施策、丸が継続施策でございます。  第1から第3までを重点事項としてございまして、自転車利用者、子ども、高齢者を対象とした交通安全対策を重点事項としてございます。  まず、第1の自転車利用者でございますが、一番上でございますが、1の1でございますが、自転車利用ルールの周知、安全運転の徹底ということで、交通ルールの周知徹底をしてまいります。加えまして自転車保険の加入促進、ヘルメット着用の促進、自転車点検整備の促進でございます。  第2でございますが、中ほど、子どもを対象とした交通安全施設の整備ということで、スクールゾーンの見直し、キッズゾーンの設定をしてまいります。  下段でございますが、自転車利用に係る教育でございますが、保護者を通じた安全教育に努めてまいります。  第3でございます。高齢者を対象とした対策でございますが、3の1で安全意識の醸成、高齢者に向けた啓発の充実。中ほどでございますが、高齢運転者の安全支援、下段でございますが、免許返納後の支援を掲げてございます。  第4でございますが、誰もが安心できる交通安全対策という施策を掲げてございます。  二重丸で記載してございますが、やはり外国人の方にも啓発が必要であります。また、障害者の方に対しても啓発が必要であるという施策を取り組んでまいります。  第5でございますが、交通違反の防止対策といたしまして、一番下段になりますが、あおり運転など、違法行為に関する周知啓発を行ってまいります。  第6でございますが、交通環境等の整備といたしまして、中ほど6の3でございますが、道路適正利用の推進といたしまして、関係機関と合同パトロールの実施をしてまいりたいと考えてございます。  第7でございますが、救急救命、災害に備えた安全対策といたしまして、下段でございますが、災害時、電線等の切断によりまして信号機等が消えないように、例えばバッテリーを積んだ信号機の設置であったり、バッテリーを積んでないところは充電器をつけて信号復帰に努めるというところの取組が警察のほうで行われるところでございます。  第8でございますが、推進体制の連携強化ということで、交通安全協議会組織の連携強化を図ってまいりたいという内容でございます。  次に、一番右の枠でございますが、自転車活用の推進でございます。  安全利用に対する取組でございますが、1-1から1-4まで、これは再掲でございますので説明を省略させていただきます。  第2でございます。自転車シェアリング事業を進めてまいります。  第3でございますが、自転車走行環境等の整備によりまして、利用環境の整備に努めてまいるということでございます。  第4でございますが、健康増進・観光振興に係る取組といたしましては、自転車を活用いただいて運動習慣づくりの推進等を行っていただきたいという取組を取り組んでまいります。  おめくりいただきまして4ページを御覧いただきたいと存じます。  こちらにつきましては、左側に交通安全対策、下段に自転車活用の推進をリンクして行ってまいりますが、その施策体系をお示ししたものでございます。  冊子のほうを御覧いただけますでしょうか。  冊子の28ページを御覧いただきますと、第2部といたしまして、第10次目黒区交通安全計画の目標と施策体系をお示ししてございます。  おめくりいただきまして、29ページに枠組み、30ページには施策体系、おめくりいただきまして31ページから第3部といたしまして分野別施策を掲げてございます。  第1章では、交通安全対策といたしまして、第1からおめくりいただきまして35ページでは、子どもを対象とした交通安全対策、おめくりいただきまして39ページでは高齢者を対象とした交通安全対策、こちらの3項目は重点事項として取り組んでまいります。  資料をおめくりいただきまして42ページでございますが、第4といたしまして誰もが安心できる交通安全対策。  資料をおめくりいただきまして、46ページでは第5といたしまして交通違反の防止対策。  資料をおめくりいただきまして、50ページでは第6といたしまして交通環境等の整備。  資料をおめくりいただきまして58ページでございますが、第7といたしまして救急救命・災害時に備えた交通安全対策。  62ページでございますが、第8といたしまして関係機関等との連携を記載してございます。  63ページからは、第2章といたしまして、自転車活用の推進でございます。  第1は自転車安全利用に対する取組。こちらは再掲したものでございます。  おめくりいただきまして、66ページでは、自転車シェアリング事業の推進。  おめくりいただきまして、68ページでは、第3といたしまして自転車利用環境の整備。  おめくりいただきまして、70ページでは健康増進・観光振興に関わる取組を記載してございます。  かがみ文にお戻りいただけますでしょうか。  裏面2ページでございますが、(2)の計画の目標、計画の枠組み、主な施策につきましては、ただいま御説明させていただいたとおりでございます。  4の今後の予定でございます。  本日、本委員会に御報告後、パブリックコメントを実施いたしまして、4月6日まで御意見をいただくことで進めてまいります。  5月でございますが、第10次の目黒区交通安全計画を策定ということでございます。  この5月につきましては、交通安全計画につきましては、国が交通安全基本計画をつくりまして、その後、東京都が東京都交通安全計画をつくります。その後、目黒区が目黒区交通安全計画をつくってまいりますので、東京都のスケジュールでございますが、今現在パブリックコメントを実施してございます。2月22日から3月23日でございますが、こちらのパブリックコメントを経て、4月に東京都が交通安全計画を策定する予定となってございますので、目黒区におきましては5月に計画策定というスケジュールで取り組んでまいります。  説明は以上でございます。 ○岩崎委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○芋川委員  幾つか質問をさせていただきます。  まず大きい体系的なところで、現在、第9次ということで、今回、第10次という素案なんですけども、実際に目黒区の概要とかもしっかり載せてもらって分かりやすいなというところを思う反面、はじめにという、そこがちょっとないんですけれども、それをなくした理由とか、または違うのかどうか一つ教えていただきたいと思います。  2つ目ですが、第2章ですね。4ページのところ、第2の道路状況等で目黒区は狭隘道路が多いということで、23区中22位というところなんですけれども、こういった特徴がある中で、どういったところについてのアクションにつながっていくのかというのがもし示されてるのであれば、そこもちょっと教えてください。  3つ目が、14ページの放置自転車の推移が出ていて、第9次の時の目標が290台以下という形で、1日の自転車放置台数290台以下ということで、結果ちょっと達成にはならなかったけれども下げてきたというところがある中で、今回さらに踏み込んで230台以下まで頑張ろうねという形になっているんですが、一方で人口はピークを迎えていく。そういった中で、もちろんそれだけ高い目標を持つことはいいことではあるんですけれども、一方でそれの整合性がしっかり取れてるのかどうかというところで、この230台になった経緯というか、どういった判断でなってるのかというのも教えてください。  あと、自転車ヘルメットについてなんですけど、これは区民の方に周知をして、早速、助成も使って買いに行ったよというお声もある一方で、大人用のものを買いに行ったんだけど売ってなかったんだよねという形で言われてしまったこともあって、ちょっとそこについて実績と今の現場の状況等、併せて教えていただければと思います。  以上、4つかな。 ○澤田土木管理課長  まず1点目でございますが、よく計画書の中には、はじめにという言葉が載ってるというふうな御指摘でございますが、今回、1ページ御覧をいただきますと、計画策定の背景、こちらをはじめというか、この計画の策定するに至った経緯と現状と、第10次ではどのようなもの、どういう計画にしていくのかというところを整理したものでございまして、こちらの1ページの計画策定の背景のところで整理させていただいたところでございます。  2点目でございますが、計画書本編の4ページでございますが、第2の道路状況の中で目黒区でございますが、23区では下から2番目の狭い平均幅員という区でございます。こちらの道路状況から、今回の第10次計画をどのように反映されてるのかという質疑でございますけれども、本編の29ページ、30ページを御覧いただけますでしょうか。こちらに計画の枠組みと施策体系を記載してございますが、目黒区の状況におきましては重点項目で自転車利用者に対する対策、あと子ども、高齢者に対する対策を重点事項とさせていただいておりますが、道路の事情からだというふうに考えてございますが、やはり自転車利用者、お子さん、御高齢の方に対して、これは重点的に取り組んでいかなきゃいけないということで盛り込んでございます。  例えば自転車でございますが、30ページ御覧いただきますと、ルールの周知に始まりまして、点検整備もこれは重要なことなんだと。やはりブレーキが効かないと交差点、停止線で止まれないということになりますので、そういったところの対策。それと、お子さんにおきましては、成長に応じた交通安全教育と。ただ、お子さんだから一律的にではなくて、やはり成長に応じたそういった教育を実施してまいりたいということでございますとともに、あとは保護者の方が御家庭でお子さんに教育いただきたいなというところもございますので、お母さん、お父さんとお子さんが一緒に交通安全教育を学べる機会を設けていきたいというふうに考えてございます。  高齢の方でございますが、例えばブレーキの踏み間違いとかでありますけれども、そういった免許返納の呼びかけであったり、返納もこんなメリットがありますよというところも、今現在ホームページ等で紹介させていただいておりますが、そういったところから、やはり加齢による身体機能ですね、そういったところが低下してるところもお伝えしながら対策を進めてまいりたいということで考えておりまして、目黒区のそういった道路状況等も踏まえまして、これらの施策を考えてるものでございます。  3点目でございますが、14ページにお戻りいただきますが、放置自転車対策でございます。  下の図を見ていただきますと、第9次の計画目標は290台以下ということで目指してまいりましたが、令和元年度でございますが331台と、達成していない状況でございます。放置につきましては、放置禁止区域を設けておりまして、即時撤去という形で行っておりますが、自転車のお買物等による短時間の駐輪が多い状況でございまして、これにつきましてはどういった形で対応していくのかというのが課題になってございます。  そういった中で、例えば商店にお出かけの方であれば、商店の方々と連携した取組も必要ではないかなと考えてございまして、今後、短時間の放置をなるべく少なくしていくということで対策を考えてるものでございます。  それと4点目、ヘルメットでございますが、大人用が売ってないということで、誠に申し訳ございません。  それで、今回、自転車商組合さんと連携させていただいてございまして、そちらの中から御協力できるお店7店舗さんに御協力いただいているところでございます。それと加えまして、全日本交通安全協会、昨年の7月でございますが協定を結びましたが、そちらの協会さんのほうでもヘルメットの販売をしていただいたところでございます。  大人用のヘルメットが売ってないということで、その辺は今後、御協力いただいてるお店の方とか、交通安全協会さんのほうにはお話ししまして、大人用も十分そろえるようにということでしてまいります。ヘルメットの、2月24日現在でございますが、167個の補助実績でございます。
     補足いたします。令和2年度でございますが、300個の補助個数に対しまして、現在167個でございまして、1個当たり2,000円の補助でございます。  以上でございます。 ○芋川委員  ありがとうございます。お答えいただきまして。  その総論の中に第10次の背景というのも盛り込んであるんですよと言っていただいたんですが、前回も総論というのが一部でしっかりと立てられていて、そこはしっかりと総論という形であるんですけれども、やっぱりはじめにという目的をしっかりと明記しているのと、今までこれの動向といいますか、こういったのがしっかり優しい言葉で書かれていたりするので、やっぱり分かりやすいところがあるので、もしつけられるのであればちょっと検討していただければなと思うんですが、いかがでしょうか。  2点目で、今回いいと思ったところが第2章のところで、しっかりとその根拠になる数字ですとか、人口動向、道路状況等しっかりまとめていただいてるので、ここと内容はさらにリンクするといいなと思っていて、先ほど29、30ページで、一応こういったところで対応するんですよとおっしゃってもらったんですが、見てみると、また第2章の体系、枠組みが結局出てきたので、この中でやってくんだろうなというのは分かるんですが、区民の目線から見ると、実際それをどういうふうに具体的な内容として取り組んでいって、実際にそれが私たちにどんな影響があるのかなというのがもし分かると、せっかくこの第2章でまとめていただいてるところがさらに生きてくるのかなと思いますので、こういったところの観点もいただければなと思うんですが、併せてどうでしょうか。  放置自転車に関しては答弁が食い違ってしまったんですけれども、私の聞いたのは、今回230台以下という形で目標を設けた、その根拠を教えてくださいということです。というのも、人口はピークを迎えていくに当たって、もちろん自転車に乗る方、乗らない方、シェアがどんどん膨れていっているということなので、そういった意味ではもしかしたら所有する人が少なくなるのかもしれないのかなと思う一方で、その高い目標はうれしいところではあるんですけれども、本当に実現できるのかどうかと、今そこに向かうべきなのかどうなのかという、そういった部分が分からず、290台を達成してない中で、今度は第10次だから230台にしようという形でさらにというような側面なのかなというふうにも思えてしまうので、その根拠を再度お示しいただければと思います。  4点目がヘルメットに関して。おっしゃってもらったとおり、目黒区独自というか、自分たちだけでやるんではなくて、しっかり連携を取りながらやっているので、状況を見ながらということではあったんですけれども、ぜひここはいいなと思うところなので、拡充に向けてもアピールしていってほしいなと思うところでありますので、併せていかがでしょうか。  ちょっと付け加えてで申し訳ないんですが、昨今のデリバリー需要ということで、目黒区ないし目黒区ではないところから、いろいろ自転車が移動することが多いと思うので、そういった中で、もちろんスマホを見ながらの運転というのは法律的にはいけないので、それに関しては警察のほうでしっかり取り締まるということではあるんですけれども、こういった目黒区民の観点から、そういった方に向けてというか、目黒区では逆に狭隘道路が多いから、むしろ気をつけてくださいねということが外にも発信できるような何かがちょっとあるといいな、なんていうふうに思ってたりもするんですけれども、そういったちょっとアイデアなんかがあればお聞かせいただきたいんですが、以上でございます。 ○中澤都市整備部長  1点目の件でございます。はじめにということで、基本的に計画をつくる時に素案の段階で、はじめには区長にコメントを書いてもらう形になりますので、案の段階でそこも含めて入れておこうかと思っております。今は素案の段階で御意見いただきますので、基本的に大体、計画は最終的に、例えば基本計画であれば最後はここに写真が載って、区長の名前とかいうのもありますし、いろいろバージョンあるんですが、そこはちょっと検討させていただければ。別段これ、要らない、要るとこだわっているわけじゃなくて、ここは区としての考え方を示しているところですので、はじめにというのは必要かなと思いますから、そこは含めていきたいと思います。  それとあと私のほうから1点、課長のほうの補足ですが、狭い道での話ということでございますが、区として、ちょうど概要版の2ページ目の左のところに、今回やっと復活予算で通学路裏通りの安全対策がつきましたが、これが一番大事なところなんですね、狭い道の。なかなか都市整備も厳しい状況でございますが、今後とも。  それとあと、スクールゾーンの見直しもありますが、キッズゾーンの設定、100を超える保育園、実を言いますと200メートルの円を描きますと目黒区全部入っちゃいますので、これが目黒区のこれからの取組という、狭い道を抱える区道が約350キロメートルぐらいですかね。私道も入れますと約400キロ、450ぐらいか。そうしますと、意外と目黒区は道路が多いんですよ。ですので、そうしたところの対策が一番私ども区としても必要なところかなと。来年度、ちょうど碑文谷公園の中に旧公園事務所の跡地がありますけども、そこに認可保育園が新設されます。そこの横に公園も造りますけども、その周辺はモデルケースで安全対策の整備をしていくし、あるいはそこをソフトの関係、普及啓発、当然親御さんもそこに入ってくるでしょうから、そこは子育て支援部とも調整し、また周辺にもそういうお約束をして保育園を造るということになってございますので、そこが区の今回の大事な、狭い道での目黒区の対応というのはそこが重要かなと思って、この計画の中に細々といろいろなところに入れてるところでございます。  総論的に、そういうことでございます。  私からは以上で、細かい点は課長のほうからお答えさせます。 ○澤田土木管理課長  2点目から御答弁させていただきます。  委員の御指摘で、第2章のほうで、3ページでございますが、人口動向、道路状況等、現状を整理した上で施策との関連性をもう少し明確にすべきではないかという御指摘でございますが、今回の取りまとめに当たりましては、連携させたつもりでございますが、そこのところにつきましてはもう少し、今、御意見いただきましたので、改めてこの冊子のほうを見直しまして、もう少しきちっとした形でリンクできないか、それは検討してまいりたいと考えております。  それと、放置の230台以下の根拠でございますけれども、こちらにつきましてはここ5年間の放置台数の減少傾向から見まして、今後5年間の達成目標でございますので、何台にいくのかというところの、一つは推計から考えてございます。  あと加えまして、新しい日常生活もこれから始まってまいりますので、そういった中でも自転車利用がこれから多くなっていくのかなというふうに考えてございまして、そうすると放置も一定数、分かりませんけども影響があるのかなということで考えてございます。  ただ、今後その動向を見ながらになりますけれども、今回5年間の計画を定めるに当たりましては、これまでの推移から5年後の数値を推測いたしまして、この230台以下ということで設定したところでございます。  それとヘルメットでございますが、令和2年度は300個のうち160個ほどの補助実績でございますが、300個の目標を達成したいということで、駐輪場に補助制度ありますよという掲示を掲げたり、いろんな職員が知恵を出して、ヘルメットをなるべく着用を推進していくような取組にしてございまして、令和3年度でございますが、予算要求の段階でございますが600個の補助をしてまいりたいということで予算案を提出させていただいてるところでございます。  5点目でございますが、委員御指摘のとおりデリバリー、ウーバーイーツはちょっと言い過ぎでございますが、デリバリーのそういった自転車利用の方を多く見かけております。報道を見ますと、そういった方々の違反も多いということと、あと実際、当て逃げして逃げたというような事件で、先日逮捕されたという報道もされているところでございます。  区といたしましても、狭い区道の中でやっぱり縦横無尽にそういった自転車が走りますと、やはり歩いてる方が不安に思われると。ただでさえ区民の方から自転車のスピード走行が怖い思いをするというような区民の声を多くいただいておりますので、そういった委員の御指摘のとおり、配達の方々にそういった啓発を呼びかけていく、啓発をしてくというのは大変なことだと思っております。今後、外食産業の方がどのような形で啓発できるのかは研究してまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 ○芋川委員  ありがとうございます、いろいろお答えいただいて。  ちょっと細かいところで最後あれなんですけども、自転車のヘルメットですが、その助成の個数は167ですかね、今お聞かせいただいて、多分その内訳を見ると、やはり大人よりも子どものほうが助成使ってるのかなと思うんですが、そういった意味で、じゃ、どういったところにしっかりと周知をするべきかというと、まずはやっぱり子どもではあるとは思うんです。ですが一方で、区民みんなに被ってほしい、自分たちの命を守ってほしいと、そういった側面もあるわけですから、それと一方で販路の拡充ですとか、よりそういった大人に向けての周知、そういった部分も整えていっていただきたいと思うんですけれども、それも重ねていかがでしょうか。  以上です。 ○澤田土木管理課長  ヘルメットの補助個数167個でございますが、委員御指摘のとおりお子さんのほうの補助が多いという状況がございます。区としましては、区内見ますと電動アシスト自転車、スピードが出る自転車でお子さんを乗せて送迎されているという光景をよく見かけますので、電動自転車に限らず普通自転車もそうでございますが、やはり大人の方にもヘルメットを被っていただきたいという思いはございまして、なるべくヘルメット補助を活用いただいて、なるべく被っていただくということを考えてるところでございます。  今後、ヘルメットの着用推進に向けていろんな知恵を絞って推進してまいりたいと考えてございます。  いずれにしましても、今回は素案でございますので、これからパブリックコメントも実施いたしますので、また各会派からいろんな御意見いただきたいと存じます。  以上でございます。 ○岩崎委員長  ほかにありますか。 ○たぞえ委員  今回拝見してて、最初にいろいろ現状があるので、特に5ページに下のグラフで、子ども及び高齢者の減少率がほかの年齢層に比べ低くなっていますとあるので、交通安全対策の第2に子どもを、第3に高齢者を対象とした交通安全対策とあるのはすごく分かりやすいなと思うんですけど、6ページの下のグラフが、全国ではということで全国のデータが出てるんですけど、小学校就学後の7歳児が歩行中に死傷する人数が多くとあるんですけど、これって目黒区にもその傾向があるのかが分からなくて、そういうのは目黒区って学校から自宅まで、ほかに比べて近いほうだと思うんですよね。だからこれミスリードにならないかということを確認したいので、高齢者のほうは幅がありますから、65歳から69歳とか、7ページで年齢別にあるので、子どもって特に7歳がこれだけ突出するのかどうかを聞きたいのと、37ページのほうに通学路の見直し点検ということで、国道工事事務所さんとか都第二建設事務所さんとか、区以外の方にも入っていただくということになってるんですけど、具体的にどう、会議体とかを持つんですか。というのは、やっぱり都道の案件、御相談いただくことあるんですけど、どうしたもんだろうなといつも悩むんです。だから、都道が関わるときに、どうやって改善をお願いできるのか、やり方とかルートとか、何か会議体とかがあれば聞きたいなと思うんですけど、いかがでしょうか。 ○澤田土木管理課長  今、御指摘いただきました目黒区の概要のところでございます。  6ページの全国ということでございますが、やはり地方部と都市部というのは当然、道路事情、交通事情が違いますので、一概にこれが目黒区に当てはまるのかということがございますが、ただ小学校の生徒さんというのは、今まで保育園、お父さん、お母さんに送り迎えしていただいたのが、今度自分で行き来するとなると、やはり交通安全というのはなかなか分からなくて、交通ルールというんでしょうか、それが事故につながっているのかなとこちらでは推測してございまして、そういった啓発する観点からも、こういった実際に小学校上がってすぐのお子さんというのは事故に遭う傾向が多いですよ、ということをお知らせしたく載せたところもございます。  目黒区といたしましては、新入学する児童さんおられますよね。そういった方々には保護者会ですか、そういう機会に交通ルールのパンフレット等を配ったりして、親御さんからお子さんに交通ルールを教えてくださいねと啓発してるところでございますけども、こちらの委員御指摘の目黒区に当てはまらないのではないかというのは、申し訳ございませんがそこまで研究してございませんので、区といたしましては啓発の意味で7歳児、小学校に上がった生徒さんは全国では事故に遭う確率高いですよということでお示ししたものでございます。  2点目でございますが、通学路の見直しでございます。これにつきましては、教育委員会のほうが実際的に主導してやるようになりますが、ただ、国道とか都道のところも通学路に指定してございまして、そこをどういうふうにやるかという話がございますが、あくまでも警察署が時間規制をかけたりしますので、国道、都道、区道は関係ございません。ですので、そういった中では目黒区の教育委員会で通学路を設定しておりますので、例えばそこの見直しが必要であれば、教育委員会のほうと都市整備部も連携して、警察のほうと調整取りながら見直ししていくものかなと考えてるところでございます。 ○中澤都市整備部長  補足しますが1点目6ページでございます。基本的にこの辺、このコロナ禍の中でよく職員まとめたと思って、私は結構評価してるんですが、警察署のほうと協議をして、どういうものを上げたほうがいいかとか、いろいろと傾向として、目黒区だけという数字はないので、ですので今の段階ではこういう数字を入れております。  就学というのは、ちょうど小学校に上がった時期が危ないよということの啓発でございます。ですので、この辺の整理についてはまた警察署さんと協議して、どのような表記がいいか。最終的には区の計画でございますが、かなり警察の役割が大きいですので、そこはちょっと協議してまいりたいと思います。  2点目については、たぞえ委員のお話は、何かございましたら都道でも区のほうに言っていただければ、私どものほうが都に言いますので、それは迷わず言っていただければと思います。都道の交通じゃなくても、ほかの関係でもいろいろ要望とか地元から入りますので、その際はぜひ御連絡いただければ。交通関係であれば土木管理課のほうに言っていただければと思います。  以上です。 ○たぞえ委員  就学してすぐだと、おっしゃったとおり事故が多いだろうなというのは分かります。なので、そこに対策とか安全教室とかやっていただくのは賛成なんです。  ただ、ここまで突出したグラフを出されると、ますます不安になるなというところがあって、例えば学童の話ですと、学校の中に学童があるところもあれば、学校の外にある学童もあって、やっぱり学校の中がいいじゃないかと思ったり、要は不安をあおらないでほしいというのと、やっぱりデータに基づいて政策を打っていただきたいと思うんです。であれば、目黒区のデータを今後警察と協力して出していただきたいなと思います。  私の中の感覚では結構、いわゆるギャングエイジと言われる高学年の子たちのほうがすごい蛇行運転みたいなのをしたりだとか、すごいはちゃめちゃな自転車の乗り方をしていたりだとか、そういういろんな危ないところがあるので、もうちょっとここは詳細にいただきたいなというリクエストです。  あともう一点のほうが、逆にここに名前が上がってる国道工事事務所と第二建設事務所は何をするんですか。名前が上がってる以上、何かするんですよねという疑問なんですけど、いかがですか。 ○中澤都市整備部長  先ほども私のほうで御説明したんで、私から説明いたします。  委員の、何かそれで不安をあおるとかいう話なんですが、逆に言うと警察のほうとしては、こういう傾向だから、子ども視点で一緒にやっていきましょうねということでの資料を協議しながら掲載してますので、そこは御意見としていただいて、それをどうするか、これからこちらのほうで検討したいと思います。  2点目のほうは、先ほどたぞえ委員からあったのは、何かあったらということだった。それは区のほうで直に言っていただければ、例えばお問合せというか、あっちのほうに私ども言いますよということであって、この取組は当然、国道、都道関係なしにやってく話で、オール目黒でやる話ですので、協議体というのは目黒区の交通安全協議会というのがありますから、これは区長が頭の、ただ、今はコロナ禍で協議会ができないので書面会議とかになりますけども、いずれにしても分けて区の職員のほうが、今、説明に行ったりとかして整理をしてますので、何もやらないんじゃなくて、やりますので、やらせるような計画でございます。つまり、これでちゃんと計画をつくって、例えば国も東京都も人が替わりますから、人が替わってもこのとおりやってくださいねということで、区のほうもちゃんとアプローチしてございます。いわゆる行政計画でございます。東京都もつくってるし、国もつくってると。一緒にやりましょう、そういう計画ですので、さっき言った協議体は交通安全協議会というのがございます。  以上でございます。 ○たぞえ委員  ちょっと細かい話になるんですけど、計画を進めていく上でそういった会議体があるのは、はい、分かりましたというところなんですけど、じゃあ具体的に通学路で危険箇所とか、私も一保護者として通学路点検とかやってるんですけど、どこで事故が起きてるかとかは結構保護者の口コミベースなんですよね。だから、本当にどこで事故が起きてるのかとか、そういったデータは持ち得てないまま、何となく危険だよねって話をいつもしてるんですけど、国とか都が参加するということは、そういった事故データとか、そういうのって持ち寄った上で対策とかってされるんでしょうか。 ○中澤都市整備部長  委員の話もよく分かります。通学路とか、例えば小学校単位でPTAさんと、あと区の人間、例えば国道が絡んだら国の人間、都道が絡めば東京都の人間も入れて、要は警察も来て、まち歩きをしてます、今は。それは教育委員会がそういう考え方の指針もありますし、うちのほうも先ほども言った裏通り、通学路、やっと一応300万円ですが出ましたから、それで一緒に回って、その際にやっぱり委員おっしゃるように分からないんですよ、細かい点は。だから、例えば駐車場から急に飛び出すという。それは民地の駐車場から飛び出しますというのもあるし、いろんな情報がありまして、そのまち歩きをして、その中で危険マップみたいな感じで、当然その対策をしていくというのをずっとやってきてますので、引き続き私どもはそういうふうに。だから、これは所管がどうのこうのじゃなくて、区として区に関係する所管と関係する行政機関も含めて、一緒にまち歩きをして調整をしていくということですので、引き続きそういう取組をしていきたいと思います。  ですので、データの話になりますと細かいデータはございません。出してくれない、警察からは。  以上でございます。 ○たぞえ委員  私の認識と一緒です。あくまでも地域住民の目から見て危険と思われる箇所を、区だったり警察だったりと共有していく場なんだと思います。  でも、やっぱり警察のほうにお願いしなきゃいけないことなんですけど、じゃ、実際にどこで事故が起きてるのかということ、通学路点検については教育委員会のホームページで見てるので全部知ってますが、それはあくまでも区民目線での、要は交通事故ではなくて、どっちかというと、ヒヤリ・ハットのレベルでの話がまとまってるものだと承知してます。  じゃ、実際にどこで事故起きてるのよと。ヒヤリ・ハットは本当に主観です。じゃ、事故本当に起きてるのはどこなのよというのをいただきたいんですけど、それは警察のホームページにあるんでしょうか。 ○中澤都市整備部長  私がちょっと話したんで。  一応、今、職員がいますが、45ページの一番下に、警視庁ではホームページにおいて事故発生箇所図を公開してますということになってますが、結構細かいのがどこまで出てるか私も……。  目黒区も出てるそうでございますので、ちょっと御覧いただければと存じます。  以上です。 ○岩崎委員長  ほかにありますか。 ○西崎委員  まず、同じような質問になっちゃうかと思うんですけれども、データの話、どこまで、細かくは取れないとか、そういう現実的なところはあろうかと思うんですけれども、今も出てた子どもの交通事故でいえば、全国的に7歳の歩行中の事故が多いということで、傾向としては当然あると思うんですよね。さらにこれ突っ込んでくと、もっと多分いろいろ見えてくるはずで、これデータとして出てるはずで、例えば交通事故が5月に一番多いとか、朝よりも夕方に圧倒的に多いとか、そのあたり別にここに書き込むかどうかも別ですし、ただ対策を打っていく上では、そうしたところはきちんと見ていく必要があるんだなと。もちろん定性的な部分というんですかね、しっかりと目視して点検していくということも非常に重要ですし、その上でうまくバランス取りながら、データもしっかりと一定見ながらやっていただきたいと思うんですが、いかがでしょうかというのが1点目です。  もう一点なんですけれども、これは計画というよりは普及啓発の全般的に言えることで、よく小学校でもいわゆるスタントマンの方を使っての教室だったりというのがあるかと思うんですけれども、今、前の計画である5年前と今で大きく違うのが、やっぱり多くの人が動画にアクセスしやすいという環境がかなり変わってきてると思います。その上で、やっぱり事故を防ぐというのが一番重要だとは思うんですけれども、どういうふうに事故になったかと、なかなか言われても分からないし、場所が分かっても気をつけなきゃなと思ってるけど、何となく抽象的に気をつけなきゃなと思うだけだと思うんですけれども、今、動画、つまりドラレコの普及率が非常に高くなっていて、それを使って啓発を行っていくということが、今、現実的にかなりやりやすくなっているかと思います。  民間等でも、そうした事故動画を啓発の目的で発信をされているようなところもありますので、また、警察庁のほうでも、今見たら、ドライブレコーダーを活用した交通安全教育マニュアルと、これも10年以上前に出てるものですけれども、私もちょっと見たことありますけれども、本当に、こうやって事故起こるんだと、正直目を覆いたくなるような場面もあるんですが、それだけ逆に言えば身にしみて事故の恐ろしさというのが分かる点があるかと思いますので、この計画は計画で策定をして、その後の話だと思いますけれども、ぜひそうしたドラレコの動画というのを、今後さらに活用の余地が広がっていくと思いますので、そうしたものも検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。  以上、2点でございます。 ○澤田土木管理課長  まず1点目でございますが、確かに計画の中身では細かいところの、例えば月ごとでしたり、時間帯という、そういったところをなかなか入れ込むことができないのでこういった形になってございますが、個々の施策を進めてく中では、こちらのデータをもう少し分析した上で、どのような対策が効果的なのかということは、個々の施策の中でデータに基づきながら進めてまいりたいと考えてございます。  2点目でございますが、ドライブレコーダーの動画配信という御指摘がございますが、私も免許更新の時、更新の場所で怖い画像を見ると、その日はかなり慎重な運転になりますが、やはり時間たつとどうしても記憶が薄れていくということでなりますので、やはり常にそういった動画を配信してれば、常にそういった危機感を持って運転とか道路を通行いただけるのかなと思ってございます。  今回の第10次の中で、今まではルール、マナーを教えるだけの啓発であったんですが、今回からは、細かいところを記載してございませんが、施策の中でやはり事故の怖さ、痛さを知る、そういう教室って必要なんじゃないかと。そうすると、ルール、マナーというのは多分それ知ってるということで左から右に流れてくということもあり得ますので、そういったことを交通安全の教室の中で取り組んでまいりたいというように考えてるところはございます。  いずれにしましても警察との連携も必要になりますので、委員からの御指摘につきましては、今後、警察と協議しながら検討してまいりたいと考えてございます。  以上でございます。  それで、補足させていただきますが、第3部の分野別施策のところで32ページでございますけれども、この中で実際に交通ルールの周知、安全運転の徹底ということで施策を取り上げてございます。それで、先ほどちょっと私、お話ししたところは記載してございませんので、その辺は今の委員の御指摘を踏まえて、この辺の記載を少し工夫してみたいと考えてございます。  この32ページの中で、そういった取組を考えてるところでございます。  以上でございます。 ○岩崎委員長  ほかに。  議事の都合により、暫時休憩します。  (休憩) ○岩崎委員長  休憩前に引き続き、委員会を再開します。  では、報告事項の(2)第10次目黒区交通安全計画素案について、引き続き質疑を受けます。 ○山宮委員  節目でもありますし、国や都も今、連動してやっている交通安全計画でございますので、非常に重要な時であるというふうに認識をした上で質問させていただきます。  やはり東京都も国のほうもそうですが、この安全環境整備というものについては非常に、特に自転車ですよね。細かくやっていて、東京都は幹線道路に全部ブルーレーンを引いていくという方針が定められました。そういった部分では、東京都中心ですけれども、基本的には連動していく区道や接道についてもブルーレーンの統一化というものをちゃんとやっていかなきゃいけない。自転車のナビマーク等も含めてやっていかなければならないというふうに認識をしています。  そこで質問なんです。私は1点だけです。  今、道路の標示、また標識等が、僕たちが車の免許を取る時に学んだものとは違うようなというか、進化したものが出始めました。例えば凹凸があるよとか、減速をするべきだよとか、横断歩道がこの先あるんだよとか。もちろん、自転車専用ナビレーンのマークもそうですけれども、車の運転免許を持ってる人というのは教習で学びます。ですが、自転車を本当に手軽に乗っている世代の方々やそういう機会がない方が、やはり標識を認識してるというのは本当に少なくなってきてるなというのを実感します。  地域でも、もちろん自転車レーンのところが描いてあるところは極力そこに沿って左側通行やる方いますが、やはりいまだに右側で普通に来られる方もいらっしゃるし、横断歩道がある交差点があるところの減速のマークが、あれがデザインだと思ってらっしゃる方もいらっしゃるし、地域を歩いて交通安全のヒヤリ・ハットをやるときにもそういう質問が多く出るんですね。  そこで、この計画の中でできる限りでいいんですが、そういったマークを分かりやすく載せることも重要かなと思います。例えばゾーン30、子どもの安心歩行エリアとか、キッズゾーン、こういった皆さんにやっぱりちゃんと分かっていただかなきゃいけないことについては、そのマーク並びに標示についてを分かりやすく写真入りで一覧表という形で載せることは非常に大事かなというふうに思ってるので、そういったことをしっかり子どもや保護者も含めた上でいろんな世代の方々にも改めて、この節目となります第10次の交通安全計画という部分も含めた上でやるべきじゃないかと非常に思ってるんですが、その辺の考えについて聞きます。  以上です。 ○澤田土木管理課長  委員の今の御指摘でございますが、車を運転する方は免許取得しなければなりませんし、一定期間で更新時期を迎えますので、その際に交通ルールを学ぶ機会がございます。一方、自転車は道路交通法では軽車両の扱いでございますが、免許制度ではないために、そういった交通ルールを学ぶ機会がないと言ったほうがよろしいのかと思います。  ただ、目黒区のほうでは、そういったことをカバーする意味で交通安全教室を開催してございますが、委員御指摘のとおり今回の計画の中にそういった写真入りで分かりやすく、そういった道路規制というものを載せることも一つの区民の皆さんへの周知になりますので、そういったところの記載につきましては今後検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○山宮委員  詳しくはまたパブリックコメントも募集してるので、私も出しますけれども、先ほど西崎委員もおっしゃってましたけど、この計画が目黒区でつくっていく過程も含めて、決まったときには区民に周知をしますけれども、そのときにぜひホームページ上でそういった映像を使って、こういった自転車の安全走行だとか、本当に分かりやすく発信できるような環境もチャレンジするということも重要になってくるかなと。今、一生懸命区長が、最近は区長選以来、動画、あれだけお願いしてもやらなかったのが気に入ってましたね。逆にネタは何かないのかと言ってるということも漏れ聞いておりますから、そういった部分ではしっかり、誰がやるとは別として、しっかりそういった区民に対しての動画での発信等も含めてやっていただけるとありがたいなと思います。その辺の検討についてお願いします。 ○中澤都市整備部長  おっしゃるとおりでございます。デジタル担当の課長もできますしね、いろいろ。  私どもの取組で、最近、委託の関係で、祐天寺の関係で、コロナなので説明会できなかったので、それはコンサルタントに作らせてツイッターのあれを使いながら、そこから見れるようにして説明会の内容の説明をしたりとか、あと、うちは本当はユーチューブが使いたいんですが、やっと区のほうもユーチューブの検討を始めたので、そういうのをどんどん使って発信していきたいと思っております。特に私どもは、道路通報システムもそうですし、今いろんな検討してますので、お金がないけど知恵を使うと職員には言ってますので、頑張っていこうということを言ってますので、そこはぜひ工夫していきたいと思います。  以上です。 ○山宮委員  提案というかアイデアとして、以前、いその副委員長も本会議の一般質問等でも提案したかと思いますが、ドローンを活用して、やっぱり特に都市整備というのは俯瞰的に道路って見ないと、やっぱり人の動線とか流れというのを掌握するというのは、平面ではなかなかやりづらい。そういった部分で立体的に、俯瞰的に人の交通の動き、また動向というものをやれるようにするという映像も重要だと思うし、それがあることによって臨場感が出ると思うんですね。ですからそういったこと、できるできないはもちろん技術的にもあること思うし、お金もかかることなので、今すぐというわけでもないけれども、そういった視点も持ちながら展開をしていただきたいと思うし、目黒の都市整備の方々はすごく優秀で、何がどこが悪い、木が倒れた、あそこがないと言ってもすぐにやってくださるのは、本当に23区の中でもトップクラスだというふうに言ってくださる方も多いですので、ぜひともそういった力になっていただきたいと思いますので、お願いしたいと思いますがいかがでしょう。 ○澤田土木管理課長  今、山宮委員の御指摘につきましては、確かに区民の方にどうしたら分かりやすく伝わるかということの視点が一番重要だと思います。今、ドローンという御提案もございましたが、そういった俯瞰的に見れたり、全体を通して見れるような、そういった区民の方への周知につきましては、今後検討してまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 ○岩崎委員長  ほかにありますか。 ○宮澤委員  いろいろもう質疑が出ましたので、1点確認を含めて聞きたいんですけど、この素案の14ページのところで、放置自転車に関しては結構力を入れて目標も立ててということでやっておられます。  それで、この表の中で、まず細かいところからお聞きしたいんですけど、例えば大岡山駅というのの周辺なんだと思いますけども、ここ10年ぐらいでゼロ件だったり1件だったりしてて、駒沢大学駅はずっと統計取られてなくて、後半に来てゼロ、ゼロみたいな形の数字になってるんですけども、これは放置自転車は駅を対象にしたとき、例えば半径どれぐらいの距離とか、ここの場所とここの場所みたいに決めて定点観測をされてるのか。本当に大岡山の駅前でゼロ、放置自転車が1台もないのかとか、そういうふうに感じてしまうところがあるわけですよ。だから、どういうような形で放置自転車というふうに認識をしてカウントをしているのかということと、あわせて、放置自転車にくくられるのかもしれないんですけど、放置されてるオートバイというのは別枠でカウントするのか、放置自転車の中に吸収して入れてるのかという、その2点を伺えればと思います。 ○澤田土木管理課長  14ページでございますが、こちら放置自転車台数の推移の表でございます。こちらにつきましては、第4の下に記載してございますが、1日当たりの放置自転車ということで、10月の晴天のある平日の日を通して毎年調査してるものでございます。ですので、例えば1年間通したら当然ばらつきございますけども、10月のある日ということで定点で観測してるものでございます。こちらの調査につきましては、放置禁止区域、各駅周辺で設置してございますので、そちらのある地点での観測の数字でございます。  それで、大岡山駅につきましては、平成22年度からの数字になってございますが、10月のある日ということでこの数字になっているという表示でございます。  それと2点目でございますが、こちらのカウントにつきましては、放置自転車という定義が、自転車と原動機付自転車を対象としております。ですので、委員御指摘にございました自動二輪のオートバイにつきましては、こちらの数字にはカウントされてございません。  以上でございます。
    ○宮澤委員  原付オートバイの件は分かりました。  それで、今、確かにこれ1日当たりと書いてあるから、10月のとある日をということですけども、例えばそういうような形で観測をして、あたかも全体的な平均値っぽく、これ以外の表ってなかなかないじゃないですか、放置自転車。だから平均値っぽく捉えてるのもどうなのかなと。例えば冬場とか夏場とか、今、晴れてる日とかとおっしゃってましたけど、雨の日は自転車を使わないだろうというようなことなのかもしれないんですけども、それによってこの駅は台数が多いとか少ないとか、とある日を選んで230台以下の目標にするというのも何か感覚としてちょっとよく分からないなというのと、あとは駅前の、先ほど半径何メートル以内のところとかって指定をされているのか、それともここの場所みたいなのを決めて、そこをばっと観測しに行って、今日は20台あるなとか、そういうふうな観測のカウントの仕方をしてるのか。駅前の周りも、それこそ先ほどの条例審査の時には北口があったり、東口があったりって駅はあるわけですけど、それぞれの箇所で何か所か、5か所見たうちの合計で20台だったとか、そういうようなカウントになってるのかというのも、ちょっと詳細を伺いたいと思います。 ○澤田土木管理課長  こちらの10月ある日の1日の調査でございますが、これはオール東京の中で実施してございまして、調査要領が決まっているものでの調査をかけた結果でございます。その数字が、この14ページの表になってございます。  エリアにつきましては、放置禁止区域の中での定点観測でございますが、定点の1か所について観測地点がございまして、委員御指摘の、やはり1か所では正確な数字ではないんじゃないかという御指摘もございます。ただ、この調査方法が決まった段階でのこちらのデータでございますので、この表はそういう見方をしていただければと存じます。  ただ、放置の状況の把握につきましては、各駅ごとに警告、撤去活動を行ってございますが、その際に1年間の警告数であるとか、撤去台数という調書を作ってございますので、その中で放置が多い駅、少ない駅というのは当然出てまいりますが、その状況に応じて撤去活動を行って、放置防止に努めているところでございます。  以上でございます。 ○宮澤委員  そうしますと、これオール東京でやられてるって、東京全体である日を決めて調査に行かれるということで、こういう素案の放置自転車のこういうような1日当たりあるんだよというような形で出されるんだと思うんですけど、これとは別に、それこそ一番上の駒場東大前駅だったら、こういう場所に放置自転車がよく、区民とか使う人の感情からすると、この辺にちょろっと止めといちゃったら、そのまま通勤しちゃったらいいよなとかって、そういう場所というのは逆に区としてつかんでいるのか。結局、この表のデータに基づいて、例えばここは放置自転車が多いから駐輪場を造らなければならないとか、そういうような計画を立てていくものなのか、それとも区としては別の、これはこれでオール東京でやってるものでしょうけど、区としては別にそれぞれ調査をしたりして、ここの地域は、駅前は放置自転車が多いから、少し離れたところでも駐輪場をしっかり整備していかなくちゃいけないと計画に入れてくるというようなことで、全部この計画が立ててるのかと、その辺の詳細が分かれば教えてもらいたいと思います。 ○澤田土木管理課長  放置自転車につきましては、各駅周辺で放置禁止区域としてございまして、放置の多い駅であれば週に数多くやってますし、放置の少ない駅だとその分ちょっと回数を減らしてるという状況でございます。  ですので、放置禁止区域エリアの中全てを巡回して放置自転車を警告・撤去しておりますので、放置禁止区域内には、ここに止めれば持っていかれないというか、撤去されないというエリアはございません。しかし、放置禁止区域のエリアから一歩でも外れれば即時撤去になりませんので。その前に放置禁止区域内につきましては、その日に警告したら即時撤去してございます。放置禁止区域外ですと、警告してから1週間、7日間移動がなければ撤去という形でのそういう作業をしておりまして、禁止区域内であれば即時撤去、禁止区域外だと、これは目黒区のルールでございますが7日間ということになりますので、禁止区域外ですと委員おっしゃっているとおり、放置をされてる場所がございます。そういったところにつきましては、地域の皆さんと確認を取りながら、放置禁止区域を変更したいんだけどという提案をしながら、放置禁止区域エリアを変更してる今状況にございます。  それと、2点目でございますが、放置の状況に応じて駐輪場の整備というのは連動させてるのかという御質疑でございますけども、放置対策につきましては、いたちごっこになりますが、警告・撤去、これが一番最善なのかなと思ってございまして、駐輪場の整備につきましては区だけでは限界ございますので、民間の一定規模以上の、例えばお店については附置義務といいまして、自転車駐輪場を設けてくださいという、そういう制度を設けてございますので、そういった中で放置等駐輪場の対策を行ってるところでございます。  以上でございます。 ○宮澤委員  どうしても放置自転車というものに対しては、撤去作業員が行って撤去するとか、何か貼るとか、どうやったって人海戦術的に動かなくちゃならないところがあって、また撤去してその後取りに来なかったら処分するとか、そういうようなことがどうしてもいたちごっこであるというのは十分分かるし、御苦労されてると思うんです。  例えばですけど、それこそ今デジタルの力を、先ほどの山宮委員のドローンという話もありましたけども、例えば放置自転車で、ある程度こういう駅前の放置をされてるという、駅前を見渡せるような防犯カメラを区として設置をしといて、それでもって普通に立て看板とかで、自転車を放置しちゃ駄目だよということはあるんでしょうけども、そういうのを朝とか夕方とかの時に、今、多分デジタルの力を使えば、人が映って警告を発するということだってできると思うんですよ。放置自転車区域は、そこの区域では自転車を放置しないでくれというようなのを目黒区としてそういうのを発信して、それで駐輪場とかに促すとかね。そういうのを防犯カメラのある角度をこうやって変えてるところにやっておくというのも一つの策なのかもしれないと。  だから、今回はそれぞれの各委員が一般質問でDXに関してはかなり質問してる中で、都市整備部で道路に関しても区民とのいろんな情報を共有するみたいな、そういう仕組みも取り入れてったらどうだという話があったと思うんですけど、結局そういうものをうまく使いながら、やっぱり監視の目がある。どういうふうに使うとかいう話じゃなくて、監視の目があると自分が抑制するんじゃないのかなと。ここにちょっと止めといても、あとで担当の人が来て、あるいはステッカー貼ってくだけだからちょっとならいいやって、誰も見てないからいいやというような気の緩みというのはどうしても人間は出てくるので、そのようにしっかり、駄目なところに対しては、置いちゃいけないところに対してはチェックしてますよみたいなアナウンスを含めて、そういうデジタル技術を活用してくというのは、今後の展開として十分考えられるんじゃないかと思うんですけど、その辺どうですか、部長。 ○中澤都市整備部長  ちょっと聞き入っちゃってすみませんでした。  委員おっしゃるとおりで、まず、どうしても撤去になりますと条例で、そうやって放置禁止区域内であれば撤去できるというふうになってますから即時撤去しますけど、どうしてもそこじゃない外は、私有財産というか個人の持ち物ですので勝手に動かすとまたいろいろと問題が出ちゃうということで非常に難しいところなんですね。  行ってこいでどんどん広げてくんですけど、本当はうちは狭くしたいんですよ、放置禁止区域というのは。もうないですよと、逆に。だけど、それがどんどん広がってって、目黒区全体が放置禁止区域になったら最悪ですけども、そういうふうにならないように、今、周知をしていると。  あと、今言ったデジタル関係、当然おっしゃるとおりで、道路の損傷とか、あるいは放置自転車がありますよとか、そういうのもいろんな通報としてはいただければと思いますし、ただ、仕組みとしてはどうしても区域外であれば1週間貼って、それでこれは国もそうなんですけども、札を貼って1週間見て、駄目であれば撤去しますと。それはごみとして撤去するという形になりますので、考え方がちょっと変わってきます。ごみというか不法投棄ということですので、ただ、デジタルの関係は、私は部内にデジタルの検討会も設けてやってますので、それも含めて、メニューとしてどうできるか、ちょっと検討してみたいと思います。  以上です。 ○宮澤委員  今、部長から答弁いただきましたので、ぜひデジタルの力を使って抑止になるようなことになればいいなと思うので、検討を進めていただきたいと思います。  あと、ちょっと戻っちゃうんですけど、この表の中で駒沢大学駅のところのゼロ、ゼロと書いてあって、これも目黒区側のところをいろいろ見られてるんでしょうけど、これは駒澤大学近いんで、よくこの住人の方々から言われてることに対してですけど、駅があるのは世田谷区なんですけども、世田谷区との区境のところにあって、世田谷区側の駅前のところは、放置禁止区域には世田谷区として指定をされてるんだろうけども、目黒区側のところって多分、駅が完全に世田谷区にあるんで、もしかしたら放置禁止区域に指定されてないのかも、ちょっと確認なんですけど、かなと思ってて、それでよく区境の住人の方から言われるのが、世田谷区側に置いていると、みんな即日とか次の日には全部持ってっちゃうんだけど、みんな利口になってるから目黒区側に全部置いてるらしいんですよ、自転車を。だから、その辺はやっぱり近隣区とよく連携していただいて、足並みそろえていかないと、悪知恵の働く方は幾らでもいらっしゃるんで、そういう負担にならない。これゼロ、ゼロと書いてあるけども、結構、放置自転車あるんだよねと地域の方でおっしゃる方もいるので、そこら辺をよく連携してやっていただきたいというところを最後に伺います。 ○澤田土木管理課長  宮澤委員おっしゃるとおりでございまして、実は駒沢大学駅周辺におきましても、駅自体は世田谷区にございますが、放置禁止区域として目黒区内は指定してございます。町会の方から、ここが多いのでそういうことを検討できないかと、そういった御提案いただきましたので、放置禁止区域に指定して撤去活動を行ってるところでございます。  その際にも、世田谷区のほうの放置禁止区域もございますので、世田谷区とも連携図りながら設定してございまして、今後また地域の方々から、いたちごっこで、ここを放置禁止にすればここは止めていいっていう、そうなっていく傾向もございますので、また放置の状況に応じて放置禁止区域の見直しというのは可能でございますので、地域の方々の声を聞きながら放置対策に取り組んでまいりたいと思います。  以上でございます。 ○岩崎委員長  ほかにありますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岩崎委員長  ないようですので、報告事項の(2)を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(3)「地域交通の支援方針」の説明会の結果と今後の取組について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――岩崎委員長  次に、報告事項(3)「地域交通の支援方針」の説明会の結果と今後の取組について説明を受けます。 ○髙橋みどり土木政策課長  それでは、「地域交通の支援」の説明会の結果と今後の取組について御報告をさせていただきます。  項番1の経緯等です。  国では、人口減少、高齢者の免許返納などで地域交通を維持することが難しくなっているということで、地域の暮らしと産業を支える移動手段を確保するということで、令和2年11月、地域交通の活性化及び再生に関する法律等の一部改正する法律を施行いたしました。  すみません、ちょっと順番が逆になりましたけど、まず資料の確認をさせていただきたいと思います。  1枚目がかがみ文になりまして、別紙1が地域交通活性化及び再生に関する法律等の一部を改正する法律。別紙2が、1月18日からということで、町田市の取組の資料です。もう一枚めくっていただきますと、今度は説明会の実施結果、A3の横使いのもの。そしてもう一枚が運行ルートのイメージ(概要)です。これもA3の横使いのもの。そして、A4で運行ルートのイメージ、北部地区、東部地区、西部地区と3枚ございます。そのほかに資料1「目黒区地域交通の支援方針」の説明会等の実施結果、そして資料2で運行ルートのイメージの冊子になってございます。  大変申し訳ございませんでした。  それでは戻りまして、1の経緯等の続きからです。  中段ですけれども、東京都では令和2年10月に東京都における地域交通のあり方検討会を開催してございまして、令和3年度中に地域交通に関する基本方針をまとめることとしてございます。  一方、コロナ禍におきまして、公共交通の利用者についてはタクシー協会、バス事業者にヒアリングを行ったところ、約3割の利用客が減っている状況だと。なかなか戻ってこないというような状況をヒアリングしてございます。また、バス路線については、運行本数の見直しが随時今、行われている状況でございます。  このような状況の中で、区では、令和2年6月に地域交通の支援方針を策定いたしました。この10月には、区内5地区と総合庁舎においてオープンハウス方式の説明会を開催いたしました。この説明会に併せまして、ヒアリングやアンケート調査を行いまして、地域交通導入に向けた地域での検討を推進するための運行ルートのイメージを検討素材としてまとめたものでございます。  項番の2です。「目黒区地域交通の支援方針」の説明会等の実施結果でございますが、(1)の記載のとおりでございまして、全体で63名の方の御参加がございました。  今回は町会、住区、またホームページでの周知と併せまして、高齢福祉課と連携を取りまして、老人クラブ連合会を通して高齢者の方にも御案内をさせていただいてございます。  (2)のアンケート調査の結果につきましては、記載の111件の回答が寄せられたところでございます。  裏面にまいりまして、運行ルートのイメージです。  アンケート調査の結果から、やはり地域の方の行き先の目的地ですけれども、病院や公共施設等の具体的には目的地の要望が多くございました。いただいた御意見から要望の多かった施設を巡回するということで、おおむね10キロの路線、約1時間で巡回できるということで、3ルートを地域での検討素材としてまとめたものでございます。  今回の設定したルートにつきましては、要望のあった施設を経由するということで、道路幅員が狭い場所を通るため、ワゴン車を使用してのルートとしてございます。  別紙1を御覧いただきたいと思います。  地域交通活性化及び再生に関する法律等の一部改正する法律の抜粋になります。一番最後の後段の3段目ですけれども、国が持続可能な運送サービスの提供の確保に資する取組を推進するためということで、法律改正で11月27日に施行されたものでございます。  概要につきましては、1番で地域が自らデザインする地域交通ということで、地方公共団体における地域公共交通計画の作成が努力義務となったもの。また、2番で、地域の移動ニーズにきめ細かく対応できるメニューとして上がってございます。3番では、交通インフラに対する支援の充実などが盛り込まれてございます。  この裏面を御覧いただきたいと思います。  裏面が交通事業者との意見交換のメモでございまして、東京ハイヤー・タクシー協会、そして東急バスとのヒアリングの結果でございます。  別紙2が、今現在、先進的な自治体として実証実験が行われております町田市のオンデマンド交通に係る実証実験の資料になります。  1月18日から3月12日まで町田市で実施ということで、鉄道会社間の境界を超えたシームレスな移動ができる社会の実現に向けた実証実験になってございます。アプリを使いまして、公式アプリ「EMot」というものを導入して動いてるということで、下に図ありますけれども、団地、建物があって、そこからワゴン車で主要なバス停に行って、そこから路線バスに乗り継いでいくと。さらに鉄道を利用するというようなイメージで考えてるところでございます。  このワゴン車については、1回100円の有償で運行と。ただ、小田急とかルミネと書いてございますけども、ここである程度買物をしていただくと無料のチケットが発券されるというようなシステムになってございます。  1枚めくっていただきまして、説明会の実施結果の概要でございます。  3番のアンケート調査の結果ですけれども、地域交通の必要性です。これにつきましては、アンケート結果からは、平均で70%が必要と。特に北部地区、東部地区で高い状況となってございました。  (2)の検討会への参加意向ですけれども、北部地区で70%、東部で55%。それ以外につきましては50%を切るような状況でございました。  (3)のまとまった需要の可能性ということで、行き先の多かったところ、5件以上のものをまとめてございます。一番多かったのが区役所、2番で区民キャンパス、それ以降は病院関係が多くありました。  すみません、1枚めくっていただきます。今度は運行ルートのイメージの概要です。  先ほど申し上げましたとおり、ワゴン車を想定しておおむね10キロという距離で設定をしてございます。運行時間、運行本数については記載のとおりのものでございまして、国土交通省がこの運行経費について標準的な単価ということで、1キロ当たり770円というような運行経費がかかりますよというような示し方をしてますので、これを参考に使ってございまして、(4)の車両と運行距離の関係です。ワゴン車の場合、利用人数が9人と想定してございますけれども、これは途中で入れ替わりがあるというような想定を加味した人数になってございます。利用運賃が200円と想定したときに、9人掛ける200円で1回当たり1,800円の運賃収入があると。これが運行経費770円ですと、この運賃収入で賄える運行距離というのは2.3キロメートルしか走れないというような結果になりますというものです。  その下の表になってますけれども、ワゴン車で1,800円、縦軸で2.3キロメートルと書いてあります。ここまでが運賃収入で賄える範囲。今回、10キロメートルを想定してございますので、赤線のところまでの範囲が不足額というような形になります。  この右側の表を見ていただきたいんですけれども、これを1年間に換算したときにどの程度の金額になるかというのを算出してございます。ワゴン車の場合、不足額が2,100万円余、小型バスですと180万円余の運行経費の不足額が発生してくるというものでございます。  これは運行経費だけの比較をしてございますので、バスの購入費用、またバス停の整備費用等については、またこれのほかに別途かかってくるというものでございます。  (5)の今後の検討課題ですけれども、今申し上げましたとおり、まずアで更なる財源の確保、例えばスポンサーであるとか、サポーターであるとか、そういったものの新たな財源の確保の手法も検討の必要がありますと。またイで運行車両やルートの検討ということで、利用人数、利用頻度が少ない場合はタクシーの活用を含めた他のルートの検討、また本当に必要なルートがどこなのかということの検討が必要ですと。ウで運行形態の検討なんですけれども、定時定路線で運行するのか、デマンドにするのか、この辺の検討もさらに必要かと。そして、エでデジタル技術の活用ということで、先ほど町田市の例を挙げましたけれども、MaaSといいまして、「Mobility as a Service」、スマートフォンなどから目的地までの各交通サービスの経路検索や予約、支払いが一括でできるサービスのデジタル技術などを活用した移動の支援について総合的に検討していく必要があるというふうに課題として上げてございます。これらを基に今後、地域の中で検討を進めていきたい。  もう一枚めくっていただきますと、運行ルートのイメージです。赤の点線で記載しているのが、今回の運行ルートとしてイメージとして示したものになります。この北部地区ルートですと、巡回型で路線の延長として8.2キロメートルでした。この右側の表にあるとおり、まず道路幅員との関係ですね。ワゴン車の場合、車両の全幅が1.9メートルですので、車道幅員が4.3メートル以上必要だというような条件が書いてございます。  その下の表が1時間1便なのか、2便なのか、3便なのかということで、年間の経費の算出をしてございます。  同じく東部地区、そして西部地区のイメージ図を記載してございます。  すみません、表面にお戻りいただきまして、4番の今後の進め方です。地域での検討を進めるに当たって、持続可能な運行を確保するため、利用頻度、また運行車両、道路幅員などからルートを検討すると。さらに、定時定路線運行やデマンド運行、また区域内の相乗り運行など、運行形態の検討も地域で話をしてもらう。また、サポート企業などの検討も併せて行っていく必要があります。  そして、デジタル技術を活用した交通の利便性の向上についても併せて検討し、総合的に判断していく必要があるということにしてございます。  今現在、北部地区で勉強会が既に動いてございまして、こういった勉強会の運営支援をしてまいります。また、北部地区については、複数の組織が立ち上げに向けて動き出してございますので、連携した取組が進むように支援をしてまいります。さらに、その他の地域につきましては、勉強会の開催などに向けて働きかけを行ってまいります。  5番の今後の予定ですけれども、3月の上旬に区ホームページで今回の運行ルートのイメージを公表いたしまして、下旬には北部地区で意見交換会を開催したいというふうに考えてございます。  説明は以上でございます。 ○岩崎委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○芋川委員  だんだんと形になってくるとともにちょっといろんな課題も見えてきたなという形で聞いていたんですけれども、ちょっと大きくまず2つ聞いておきたいことが、まず1つがルートに関してのものです。この折ってある資料を見させてもらうと、まとまった需要の可能性というところで、1ページの右側ですね。もちろんその中の詳細も見ていくと、例えばスーパーも書いてあったりとかで、ただ、そこには近隣の駅に行けばそこに行けるのかなというのもあるんですけれども、病院と駅、あとは公共施設というのが多いなということと、あとまた改めて、やはり高齢者の足になっていく、生活の得になっていくのが重要だなという形で聞いていたんですが、ちょっとそこについて細かいところで申し訳ないんですが、例えばルートを3つ示していただいたんですけども、西部地区のルートになるんですが、洗足ですとか大岡山の駅、またこういってあるんですけども、この中でちょっと気になったのが、いろいろ加味してくださっていると思うんですが、大岡山駅のところから、これは恐らく商店街を抜けて行って、それで坂を下ってという形になってるんですけれども、さっきの条件、例えば道の幅ですとかあると思うんですが、やはり大変なのは坂になるのかなというところなので、例えば商店街の中を突っ切るよりも、どこかでちょっと下りて、坂を下って例えば中根住区センターとか、そういったところまで行ってからみたいな、そういったルートとかももしかしたら検討できるのかなと思ったんですが、それも踏まえてちょっとお考えをお聞かせいただければと思います。  もう一つが運賃になるんですけれども、今こういった形で考えてきた中で、また今後の課題とあるんですが、まずは示してあるのが770円というこの運行経費というところと、実際に運営したときの部分との乖離を見て、どれだけお金が足らなくなるか等とあるんですけれども、そもそもこれはもちろん使える補助金とか、そういったものはまだ全然、今後考えていくことであって、先にそれを加味したものというのはまずはないんでしょうか。  ちょっとその2つお願いいたします。 ○髙橋みどり土木政策課長  まず1点目の今回のルート設定ですけれども、基本的にはアンケート調査等で行きたい場所を聞いてございます。そこを結ぶような形で設定をしてございまして、坂道に特化したというような形では捉えてございません。運行ルートについて幅員の関係、また一方通行だとか交通規制の関係等も出てくるので、一つの試案として示したということでございますので、別に坂道を排除するとか、そういうことではございませんで、こういったものを使って地域で話合いを進めていただきたいという趣旨でございます。  2点目の運賃でございます。運賃は770円ということで、国土交通省のほうで運行経費として示している金額でございます。これを比較対照としたものでございまして、補助金については、今、国のほうでも補助金あるんですけれども、地方が中心というようなスキームになってございます。これについては、区としても補助金の拡大については要望しているという状況でございますので、具体的な補助、これを使ってこういうふうにするというところまでは至っておりません。これについては今後さらに研究は進めていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○芋川委員  ありがとうございます。  今後の検討をしていくというところになるとは思うんですが、やはり日々の足になるというところで、できるだけ運賃は安いほうがいいというのは区民の思いでもあると思います。ただ、それだけではなく、実際に単発で終わってしまっても、これというのは駄目ということではありますので、そういった中で今後高齢者が増えていく中で、その生活の足となるべく、ちょっと考えていただきたいと思うんですが、使えるものはしっかりと使っていきながらちょっと検討していただきたいなと思うところですが、そこについていま一度、課題の中でデジタルというところはあるんですけれども、アンケートの回答で見ると、やはり65歳以上の方で七、八割方がアンケートの回答で埋まっているので、そこについてこのデジタルというのがどこまで実際活用できるかというところも踏まえて、ただ使うことによって何か経費が抑えられたりとか、そういった利点もあると思うんですが、実際に利用者のほうでそれが使えなかったら、そこに関しても無駄になってしまうというところにもなりかねないので、ここについても慎重に情報収集していきながら、しっかりと利用者の目線として活用できるのかどうか、そこも慎重に対応していただきたいなと思うんですけれども、そこに関してはいかがでしょうか。 ○髙橋みどり土木政策課長  まず、1点目の使えるものは使ってというのは、まさに委員おっしゃるとおりだと思いますので、その辺はアンテナを高くして情報収集しながら、使えるものは使って、導入がスムーズにいくように、また負担が軽減できるような方策を探りながら進めていきたいというふうには考えてございます。  2点目のデジタルの関係ですけれども、先ほど町田市で実施してる例を挙げさせていただきました。ここも、スマートフォンで呼び出してやるというようなスタイルなんですけども、当然、スマートフォンが使えない方もいらっしゃるということで、今回は電話での受付も並行してやってるというふうに聞いてございます。  こういった先行事例をぜひ参考にしながら、利用しやすいもの、高齢者でも利用できるようなものを探りながら進めていければというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○芋川委員  それじゃ、最後になります。  もう民間等のタクシー会社であったりですとか、東急バスという形で意見交換しながらという形なので、運行ルートであったりですとか、手伝ってもらえるところは手伝っていただきながらという形で考えてらっしゃると思うんですけれども、ここについて事業者にも、民業圧迫とまではいかないとは思うんですけれども、もちろん交通のしっかりと充実してるところは充実してるところとして、それ以外の本当に区民の、地域の中に入ったものであってほしいなと思うのがありますので、そこについても引き続き協議を進めていっていただきながら、相互にメリットのあるような形にしていただきたいと思うんですけれども、そこについてはいかがでしょうか。  以上です。 ○髙橋みどり土木政策課長  この事業については、やはり公共交通事業者の協力が欠かせません。そういった意味で、なるべく早めに区としては公共交通事業者と連携を取りながら進めていきたいというふうに考えてございまして、支援方針をつくった段階で打合せ、意見交換をしたところでございます。  先ほど申し上げたとおり、やはりコロナ禍でかなり交通事業者のほうも厳しい状況に今置かれてると。バスの運行本数もかなり減っている路線も実際ございます。そういったことも踏まえながら、今あるルートを減らしていかないような、その辺の意見交換もしながら進めていければというふうに思ってございます。ですから、これをやってバス路線がなくなるというのは本末転倒なので、そこは避けながら、連携できるようなことを模索していきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○岩崎委員長  ほかに。 ○たぞえ委員  需要をどう見るかだと思うんですけど、もちろん需要がない、民間で成り立たないから役所がやるんだというのは前提だとは思うんですけど、出していただいた運行ルートのイメージ(概要)の右の上のほうに1年間の運行経費と運賃収入、そして不足額と出していただいてて、もちろん(5)の今後の検討課題のところにもさらなる財源確保が必要となると書かれているんですけど、これはやっぱりワゴン車が9人掛ける200円で掛ける365してますよね。だけど満杯になるってちょっと考えにくくて、それはほかの区、特に渋谷区とかじゃなくて、住宅地を走っている区のバスの運行状況、特に何人乗ってるのかというところはちょっと参考にしていただきたくて、それを考えると、本当に需要があるんだったら、小型バスとかワゴン車である必要があるんですけど、そんなに必要ないんだったら、実はタクシーなんじゃないかとか、やっぱり初期投資をしてしまうとやめられないことになるので、本当にどっちが個別にタクシーを呼んで、それを補助するのは考えにくいんですけど、どっちが効率がいいのかという、MaaSとかいく前の話を考えていただきたいと思うんですが、いかがでしょうかというのが1点と、あとMaaSのほうの電話受付もやってるというのは逆に驚きで、携帯電話を使うから、コールセンターとか電話受付がないから費用がかからないというのが根本的なところだと思うんですけど、よく区長が答弁でいろいろおっしゃるのが、デジタルディバイドと言うんですけど、あれをやたら覚えててよくおっしゃるんだけども、よく聞くんですけどね。でもそこに対してじゃあ何してるのというところなんですよね。デジタルが使えないから電話じゃなくて、デジタルにどう慣れてもらうのかという、これはここで聞くことではないんですけど、デジタルができないから電話というのは、それだとコストかかるじゃんという、そのやり方なのかなという疑問がどんどん湧いてきちゃうんです。  だから、比較検討するのは町田市なのか、もう今、既にやってる玉ちゃんバスとかなのか、ちょっとほかも見てもらいたいと思うんですけど、いかがでしょうかというのと、あともう一つが、地域交通の必要性、そこそこ高いなと思うんですけど、アンケートに答えてる人自体が多分関心があるから高いんだと思うんですよね。じゃあ、病院に月何回行くのという、結局自分が行きたいところは分かりますけど、本当にバス走らせたら乗ってくれるんですかねという、そこの需要予測、1個目の質問とほぼ一緒ですけど、どうやって需要予測してくのかというのを聞いておきたいです。  以上です。 ○髙橋みどり土木政策課長  今、たぞえ委員から御指摘のとおりでございまして、その需要をどういうふうに把握して掘り下げていくのかというところが課題でございます。  今回は、今いろいろ地域のほうでこれから話合いをするに当たって、まずは全体像としてどんなものがあって、どういった課題が出てくるのかという取っかかりとしてこれをつくってございます。ですからこれから、例えば地域の意見としては自分の家の前まで来てすぐ乗れてというような、それはそのとおりだと思うんですけど、それをやるにはどういう課題がありますよとか、一人だけの要望だとなかなか難しいですから、じゃあどれだけ乗る人がいますかって、それはこれから地域の中で話合いを進めて把握していく必要があるかなと思ってます。ですから、今回、課題出しを見やすくするためにこういう形でまとめたものでございます。  2点目のデジタル技術の活用ですけども、おっしゃるとおりだと思うんですけども、実際今、町田市の例では使えない方のために電話での対応も併せてやってると聞いてますので、そういった効果は、どれだけ費用がかかって、効果的なのかどうか。その辺の検証結果もいただきながら、私どものほうとしてはいろんな手法を考えながら進めていければというふうに考えてございます。  3点目は、先ほどの需要の話でございまして、これから地域で話合いをしていきますので、課題としてこういうことがありますということをお見せしながら話を進めていけるかと思ってございます。結果的に、継続できるもの、持続可能なものを、バスを入れるということに限定するわけではなくて、例えばタクシーの乗り合いであるとか、いろんな手法が多分話合いの中でアイデアとして出てくると思うんです。そこを整理していければというふうに考えてございます。
     以上でございます。 ○たぞえ委員  これだけつくっていただいて、やっと皆さんのイメージが湧くのかなと思います。なので、需要についてはちょっと厳しく、多分ルートを見た瞬間、うちの前通らないじゃないかという話にもなって、でも、あなたのためだけに走らせるわけじゃないというところはしっかり言っていただきたいなと思うのと、あとやっぱりデジタルと言った瞬間、自分はデジタル分からないというふうにおっしゃるかもしれないんですけど、基本的にMaaSって、携帯電話で一切合切が終わるんです。例えばルート検索から乗る時のピッとやって精算するところ、これも全部終わるからこそのMaaSだと思ってるので、そこもちゃんと御説明されたほうがいいと思うんですけど、いかがでしょうか。 ○髙橋みどり土木政策課長  ルートの検証については、需要の予測については、地域の方と話しながら、より厳密にしてかないとやはり運行経費が出せませんので、そこは慎重にしていきたいというふうに思います。  あと、MaaSの紹介ですけども、当然、今、委員おっしゃったとおり、スマートフォンで目的地を入れて、そこまでの運行経費と運行ルートが出てくるというようなものですので、そういった利点も含めて御紹介しながら進めていければと思います。  ただ、先ほど来お話ししてるとおり、スマートフォンをお持ちでない方もいらっしゃるよというような話も出てくると思いますので、その辺も併せてお話しできればなというふうに考えてございます。  持ってない人に対して、じゃあ電話なのか、それともどこかのお店で連絡してもらうのかとか、そんなアイデアも多分出てくると思いますので、そこは工夫をしていければというふうに考えてございます。  以上です。 ○たぞえ委員  最後に、言い忘れたんですけども、病院とかそういったところが結構リクエストとして多いって話なんですけど、そこに多分、公衆電話もあると思うんですけど、こういう行き先のほうがどれだけ協力をしていただけるのかというのも大事だと思うんです。例えば、もし仮に走るとしたら、こちらからも運行経費の一部を担っていただくとか、そこは前提にしていただかないと、なぜにここに利便が働くようなことをするのかとなるので、ぜひそれも御検討の一つに入れていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○髙橋みどり土木政策課長  今、医療機関がかなり多くありますし、そういった意味では医療機関との連携というのも当然必要になってくると思いますので、そこを運行ルートを決めていく際には、その辺の御意見も伺いながら進めていければというふうに考えてございます。 ○岩崎委員長  ほかにありますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岩崎委員長  ないようですので、報告事項の(3)を終わります。  報告事項の(4)と(5)と(6)については、3月1日の委員会で報告を受けます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(7)目黒区災害廃棄物処理計画策定の進め方について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――岩崎委員長  報告事項の(7)目黒区災害廃棄物処理計画策定の進め方について説明を受けます。 ○大迫清掃事務所長  順番について御配慮いただきましてありがとうございます。御礼申し上げます。  それでは御説明申し上げます。  資料を御覧ください。  目黒区災害廃棄物処理計画策定の進め方ということでございまして、1番、計画策定の背景でございます。  平成23年の東日本大震災以来、各地で災害が起こっておりまして、これに対しまして環境省が国の災害廃棄物対策指針を平成30年3月に改訂しております。この中で、都道府県区市町村に対し、災害廃棄物の処理計画を策定するようにということが求められてございます。これによりまして、目黒区においてもこの災害廃棄物の処理計画を策定するものでございます。  2番にいきまして、計画の基本的な考え方でございます。  (1)計画の構成でございます。今後、発生が予想される自然災害に対しまして、その災害別の処理体制の確立、それから迅速かつ適切な処理に資する計画。災害の種別ごとの体制の確立、また仮集積所の設置、生活系ごみやし尿処理、これは避難所のごみとかも含めますけれども、そういうものを、時系列に沿ったものとしてマニュアル化していくというものでございます。  また、清掃一部事務組合、東京都など、清掃事業は広域処理、共同処理でございますので、このような各種団体との共同、連携ということについても表していきたいと思っております。  また、区内の業界団体さん、特に建設業団体とか、いろいろ瓦礫の撤去とかにはお世話になることになると思いますので、こちらとの連携についても明らかにしてまいりたいと思っております。  また、区民の方への広報や協力関係の構築、資機材の確保、これは仮集積所を作ったりとか、そういう瓦礫の撤去とかに資する資材の確保等についても示していきたいと思っております。  (2)関連計画等との整合でございます。以下に示しておりますとおり、目黒区でも災害関係の計画、指針、マニュアル等いろいろ持ってございます。こういったものでありますとか、東京都の災害廃棄物処理計画、それから特別区で持っております災害廃棄物処理対策ガイドライン、こういったものとの整合性を図っていく。また、私ども清掃の職員が東日本大震災や令和元年の台風災害、こちら被災地のほうに収集の応援に参っておりますので、この時に得た知見もなるべく生かしていきたいと考えてございます。  (3)計画の見直しでございます。適宜、国の計画、都の計画、いろいろ状況に応じて変わっていくと思いますので、これに沿った見直しを行ってまいりたいと考えております。  裏面にまいります。  策定に向けた進め方でございます。基本的にコンサルタントさんにお願いしまして、委託でやっていくんですけれども、同時に庁内の検討体制を構築いたしまして、この中に都市整備部であるとか危機管理部、そういうところに入っていただきまして、また衛生関係も入ってもらいまして、全庁的に検討を進めていきたいと考えてございます。また、目黒区廃棄物減量等推進審議会、こちらにもお諮りをしていきたいと考えてございます。  最後に、区民意見の集約でございますが、このような計画でございます。区民の御協力必須でございますので、パブリックコメントをいたしまして、区民の方からの御意見を頂戴したいと考えております。  4番、今後の予定でございます。8月に素案をお示しした上でパブリックコメント、これはちょっと慌ただしいところでございますけれども、秋の台風シーズンの前に素案まではつくっておきたいということで考えてございます。  それから11月計画案、12月策定ということで、令和3年中には完成をさせていきたいと考えているものでございます。  私からは以上でございます。 ○岩崎委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○山宮委員  計画の基本的な考え方、(1)計画の構成についてなんですけれども、ごみについて予想されることをお示しするということであって、真ん中辺ですよね、タイムラインに沿ったものとするというふうにあります。このタイムラインというのは、どのようなタイムラインなのか、災害時にはタイムラインをしっかり踏まえ、タイムラインを作成と話もありましたけども、何をベースにつくったタイムラインで、どこをどのようにしてつくったものなのか、その確認だけ。よろしくお願いします。 ○大迫清掃事務所長  このタイムラインというのは発災後の時間経過に伴ってごみの発生量、その他し尿の発生量というものを算定していって、その計画をつくっていくというものでございます。基本は特別区のガイドライン、国のガイドライン、そういったものに準拠したものとしております。  以上でございます。 ○岩崎委員長  ほかにありますか。 ○西崎委員  1点だけ、これから計画を進めていくということなので、具体的な中身はこれからということかと思うんですけれども、1つの仮集積所について、ほかの既に発生した風水害であったり、もしくは地震の廃棄物の量によって、1年とかそういうレベルで処理に時間がかかっているというようなケースもあるかと思うんですけれども、そうすると、それをどこに置いておくか。例えば大規模な地震が発生したら、当然、目黒区外に置くということは、近隣もきっと同じような状況なのでできないでしょうし、そういう意味で置いておく仮集積所をどこに設置するかって、かなり地域の合意を丁寧に得なければならないような話になるのかなと思うんですけれども、そういう意味では最終的にはパブリックコメントも実施をするということですけれども、素案をつくっていく段階に当たって、そしてその地域需要であるとか、その辺をどういうふうに丁寧に進めていくのかなというところが少し気になるんですけれども、そこについて現在での考え方を教えていただければと思います。  以上です。 ○大迫清掃事務所長  今のお尋ねでございます。仮集積所については私どもも非常に頭の痛いところでございまして、どこにするかということについてなんですけれども、まず共同処理ということがございますので、特別区のガイドラインのほうで、各区で一次集積所を設ける。これは大規模な、それこそ東日本大震災級のもの、首都直下地震のような激甚災害で非常に大きな被害が見込まれるものでございますけれども、それにつきましては各区で一次集積所を設け、それから広域処理的に二次集積所を設け、最終処分を行っていくという計画になってございます。  区内におきまして一次集積所、大きな公園ということになると思います。ただ、災害の起きる前に皆様にお示しすると、なかなかこれは抵抗の大きいところかと思われますので、私どももちろん内々のマニュアルをこれに沿って作成していくんですけれども、そこには大体の目星はつけておく。ただ、今後の書き方としましては、皆様にお示しするのは災害の大きさ、瓦礫の発生状況に応じて決めていきますというようなお示しをしていきたいと考えてございます。  以上でございます。 ○岩崎委員長  ほかにありますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岩崎委員長  ないようですので、報告事項の(7)を終わります。  情報提供の(1)と(2)については、3月1日の委員会で情報提供を受けます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――資料配付】(1)ボーイング777型機の運航停止指示について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――岩崎委員長  資料配付(1)ボーイング777型機の運航停止指示について資料を配付しております。何か説明はありますか。 ○金元環境保全課長  委員の皆様も既に報道等により御承知のこととは存じますが、国土交通省航空局首都圏空港課から区に配付資料の内容について情報提供があったため、プレスリリースの内容について資料を配付するものでございます。  以上です。 ○岩崎委員長  ただいま資料の説明がありましたが、特に質疑などはありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○岩崎委員長  では、資料配付、御確認ください。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【その他】(1)次回の委員会開催について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――岩崎委員長  その他です。次回の委員会の開催は、3月1日月曜日、10時からです。  以上をもちまして、本日の都市環境委員会を散会します。  お疲れさまでした。...