5
出席説明員 関 根
教育長 長 崎
子育て支援部長
(6名)篠 﨑
子育て支援課長 大 塚
保育課長
秋 丸
教育次長 濵 下
学校運営課長
6
区議会事務局 伴 議事・
調査係長
(1名)
7 議 題
学校教育、
社会教育及び
子育て支援等について
【
報告事項】
(1)
令和3
年度隣接中学校希望入学制度の
申込結果について (
資料あり)
【
情報提供】
(1)
訴訟事件の結果について (
資料あり)
【その他】
(1)次回の
委員会開催について
─────────────────────────────────────────
○
田島委員長 それでは、文教・
子ども委員会を開会いたします。
本日の
署名委員は、
佐藤委員、
松田委員にお願いいたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
報告事項】(1)
令和3
年度隣接中学校希望入学制度の
申込結果について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
田島委員長 それでは、
報告事項(1)
令和3
年度隣接中学校希望入学制度の
申込結果について、
学校運営課長より
説明を求めます。
○
濵下学校運営課長 それでは、
令和3
年度隣接中学校希望入学制度の
最終申込結果について御報告いたします。
本件ですが、8月4日開催の本
委員会で、本
制度の
実施について御報告をしたところでございますけれども、
申込み結果がまとまったということで、今回御報告をするものでございます。
資料を御覧いただきまして、初めに、1、
対象者数ですが、1,831人で、昨
年度が1,825人でしたので、前年比6人増、
対象者の
説明は記載のとおりです。
次に、2、当初
申請ですが、
申請者は記載の期間に受付した結果327人で、昨
年度が321人でしたので、前年比6人増でしたが、ここまでを
中間集計として
申込み状況を各
保護者にお返しし、次の項番3、
変更希望申請に記載の期間に受付をいたしまして、こちらの(2)に記載のとおり、6人が
変更申請を行いまして、主な内訳は、
希望校変更が2人、
希望申請を辞退し
指定校への戻りが4人ということでした。
次に、4、
最終申請者数は323人、昨
年度が314人でしたので、前年比9人増で、次の5、
申請率は17.64%、昨
年度が17.21%で、前年比0.43ポイントの増となりましたが、全体の
申込み結果の
傾向といたしましては、
対象者数はここ数年の
学齢児童数の増に伴いまして増えているところでございますが、
申込者数は、過去5年を見てみますと、平均324人ということで
横ばい、
申込率はここ2年は20%前後から17%台に減少をしているという
状況です。
次に、6、
学校別申請内訳ですが、こちらは裏面2ページ、別紙1を御覧ください。
別紙1は、各
学校別の
申込み結果の一覧で、各
学校の上段の網かけ部分が今
年度、下段が昨
年度の
状況になってございます。
表のつくりを少し補足いたしますと、左から2列目が各
学校の
受入れ人数、その右、
増減計の入の欄が
当該校を
希望した
人数、その隣の出の欄が
当該校から
隣接校を
希望した
人数で、
差引欄は
出入りの差引の
増減数、その右、
男女欄は、その
出入りの男女の内訳、その隣が
対象区域の
増減率で、これも参考にお示しをしております。
また、右の欄外ですけれども、各
中学校の
対象区域内の
国公私立を含めた
小学校6年生の
男女別の在住の
状況、それから一番右ですけれども、
区立小学校6年生在籍の
児童数となりますので、表の補足の
説明は以上でございます。
今
年度の
申込みの結果ですが、まず
受入れ人数は、8月4日の本
委員会でも御
説明したとおり、原則35人ですけれども、
学区域内の
学齢児童数ですとか
空き教室数を、そういった
状況を踏まえまして、
目黒中央中学校は30人、
大鳥中学校は15人としたところでございます。
次に、
申込者の
状況ですが、
増減計の欄を御覧いただきまして、
出入りともに多い
学校が
目黒中央、
大鳥中の2校、入の欄の
申込者が多い
学校は第八、
東山中学校の2校、逆に
申込者が少なく
他校を選択した数が多い
学校は第一、第七、第九
中学校の3校という
状況でございまして、下段の昨
年度と比較をいたしましても同様の
傾向で、
例年とは大きな変動はないというような
状況でございました。
ちょっと補足をいたしますと、例えば第一
中学校ですけれども、
例年、出の数が多い
状況ですけれども、今年は45人、昨年が51人と6人減っておりますが、
対象の
学区域内の6年生の
児童数は昨年より34人減っておりますので、第一
中学校から
他校を選択する割合を計算してみますと、今
年度が約36%、昨
年度は約32%と少し増えてますけれども、数年の
状況を見ると
横ばい、こういう
状況でございます。
また、同様に、第七
中学校も
例年、出の数が多い
学校ですけれども、昨年より出の数、それから
学区内の
児童数が減っているという
状況で、
他校を選択する割合も
例年とほぼ同じ割合の47%ということで、大きな変動はございませんでした。
それから、もう一校、第九
中学校ですけれども、
学区域内の
児童数は微増、それから
区立小学校の第6学年の在籍の
児童数は19人増えていると。
状況ですけれども、出の数は22人と、昨年より15人の減ということで、
他校を選択する割合、今
年度は約19%、昨年が約34%でしたので、数字的には
回復傾向が見られたというふうに受け止めています。
一方、
他校からの入りの数が多い
学校は、こちらも
例年どおりの
傾向で、第八、東山、
目黒中央、
大鳥中の4校ですけれども、いずれも
受入れ人数の枠を超えた
申込みがございました。なお、このうち、
大鳥中学校は昨年より
申込者が減っていますけれども、これは
受入れ人数を昨年の25人から15人に絞ったことが影響しているのかなというふうに推測しているところです。
この4校は
抽せんの
対象となるところですが、第八、
東山中学校の2校については、
例年の
国公私立への進学の
状況を踏まえまして、
抽せんは行ってございません。
なお、入りの数が多い残りの2校ですが、
目黒中央及び
大鳥中の2校につきましては、
資料の一番下、米印に記載のとおり、
辞退者を考慮しても
受入れ人数の枠を超えることが予想されるということで、11月12日に
抽せんを
実施いたしました。
目黒中央中学校の
抽せん対象者は93人で、
受入れが30人、
大鳥中学校は
対象者が33人で、
受入れが15人を決定しまして、いずれも残りは
補欠登録となりまして、今後の
国公私立等への進学による
辞退等の
状況に応じて、順次繰上げをしていくこととなります。
続きまして、3ページを御覧いただきまして、こちらが
希望選択票の集計ということで、上段が別表2-1として本
年度の内訳、下段が別表2-2で昨
年度の
状況です。ただいま御
説明しました2ページの別表1を、
学校ごとに詳細に示したものでございます。
表の見方ですが、表の一番上、
選択校のうち、右から2番目の
目黒中央中学校を例に少し
説明をしたいと思います。
上の表の
目黒中央中学校欄を御覧いただきまして、こちらの減の欄を御覧いただきますと、二重の枠で下のほうに示しています82という数字が、
目黒中央中学区で
他校を選択した
人数、この行を左右に見ていただきますと、
白抜きで数字が入っている欄が
目黒中央中から本
制度で選択できる
学校になります。一番左、第一
中学校を見ていただきますとゼロということで、
目黒中央中学区から一中を選択した人はゼロ、ほか、数字が入っている
学校ですけれども、七中が1人、八中が16人、十中が3人、東山中が35人、
大鳥中が27人ですので、
目黒中央中学区で
他校を選択した82人の、この横が内訳ということになります。
一方、
目黒中央中の増の欄を見ていただきまして、今度は縦に
白抜きで数字が入っている欄が、
目黒中央中を選択できる
学校で、一番上の8の欄を左に見ていきますと、こちらが、
指定校が一中で8人が一中から
中央中を選択した数となりまして、その下は同様になります。こちらの一番下の合計が95人ということで、
受入れ枠30人に対しまして
目黒中央中を選択した数となります。
ほかの
学校も同様の
状況でございます。
資料の
説明は以上でございますが、本年8月の本
委員会での御
意見等も踏まえまして、今
回申込みの際に、
保護者から任意で、本
制度への
申込み理由を伺う
アンケートを試行として
実施をいたしました。こちら
資料はございませんけれども、今回の
申込者327人中262人、約8割の方から回答を頂きまして、
保護者に伺った
アンケート項目としては、本
制度の
申込み理由として、自宅からの距離、
友人関係、部活、
学校の
教育方針など、18項目で
複数回答を可としておりまして、
アンケートの項目は、本
制度の検証の際に平成29
年度に
実施をした
アンケートの項目と比較ができるよう、おおむね同様としております。
今回の
アンケートの結果ですけれども、
保護者には結果を公表しないという前提で回答を頂きましたので、各校の詳細など個別の内容は御
説明を控えますけれども、今回頂いた全体集計の結果では、
選択希望の理由として、一番多かった項目は自宅からの距離で、その次が校舎・設備、以下
友人関係、
生徒数が多い、
学校の
教育方針の順ということで、前回29
年度に
アンケートを
実施した結果とほぼ同様の
傾向が見られました。
なお、今回は試行の
実施ということですので、次
年度以降の対応については、今回の結果等を踏まえてまた検討してまいりますけれども、この
アンケート結果から見えてくる
課題等があれば、それを解決することで、各校の魅力ある
学校づくりですとか、今後の
学校運営の参考になるのではないかというふうに存じております。
最後、今後の手続ですけれども、12月18日に本
制度による選択結果を反映した次
年度の
就学通知を
保護者宛てに発送し、
令和3年4月
入学に向けた手続を進めてまいります。
長くなりました。
説明は以上でございます。
○
田島委員長 説明が終わりました。
質疑を受けます。
御質疑のある方。
○
小林委員 丁寧な御
説明を頂きまして、ありがとうございます。
さきの
委員会でも
アンケートの件に触れましたけれども、今回試行ということで
実施をしていただきました。結果としては、平成29
年度と同様の返答が見られたということでしたけれども、これは回収も大変だと思いますが、この先も継続できればしていきながら、その
学校の様々な課題が何か見えてくれば、それを各
学校にも提供していくということで、ぜひ継続を検討していただきたいと思います。
それで、質問なんですけれども、まず、今回この
申請者327人で、実際に今回
コロナということで、
学校の
中学校説明会、
学校公開というのが
例年のとおりにはいかなくて、例えば
日程変更があったり、2部制になったりとか、そういった様々な変更が余儀なくされたと思いますけれども、全部の
中学校で
実施ができたのか、その
実施状況の確認が1点目です。
それから、この結果を見ると、やっぱり集まるところには集まる、
ばらつきがやはり表からも見て取れるんですが、この
ばらつきについて
教育委員会はどのように考えて、捉えているか。実際その
アンケートの中では、自宅から近いとかという回答が一番多かったようではありますけれども、
教育委員会としてもどのようにこの結果を捉えているのか、所見をちょっと伺えればと思います。
あと、最後、また
コロナの関連の話なんですが、様々な
社会状況の変化で、自宅からも仕事ができたり、また地方に移住しても今の仕事は続けられたりというふうに、
保護者の
勤務体系もちょっと変わってきています。それで、今年
目黒の
区立小・中学校の
児童数が、この
年度中に
保護者の勤務の
状況によって
増減があったのか、分かればですね。
年度途中に地方に
保護者が行って同じ仕事を続けている。それに伴って引っ越して転校したというようなことがあったのか、もし分かればちょっとその
状況をお伺いしたいと思います。
以上3点です。
○
濵下学校運営課長 それでは、3点の質問に順次お答えします。
まず、1点目の今回の
学校説明会でございます。こちらは7月から9月にかけまして、今
年度全校で
実施をいたしております。今回、
新型コロナウイルス感染拡大防止のための措置を講じた上ということで
実施をしたというふうに聞いてございます。
ちょっと
人数とか詳細は伺っていないんですけれども、各
学校で
実施をする中で工夫をしたというところがありまして、後日
ユーチューブでその映像をアップするなど、いらっしゃれなかった方にも御覧いただけるような工夫をしたということも聞いてございますので、次
年度以降、こういったところをまた工夫しながら、こういう
状況であっても、選択できる方に丁寧な
説明が
学校からできるような
状況というのは考えていけるのかなと思いますので、この辺はまた工夫をしてみたいと思います。
1点目は以上です。
それから、2点目の、今回のこの
隣接の結果を受けた
教育委員会の所見でございますけれども、御
説明のときに申し上げたとおり、
傾向としては、ここ数年どこの
学校も同じような
傾向が出ています。この
隣接の
制度自体が平成15年ぐらいから始めているんですけれども、
学校を選択できるその
隣接ということで、実際、
学区の区界というんですか、そういう方が、もともとの
指定校ではなくて
隣接の
学校を選択できる。そういう
希望がやっぱり一番多いという
状況がありますので、そういったところが多い
学区についてはそんな
傾向が出ているのかなというふうに思います。
各
学校ごとの
増減なんですけれども、やはり
小学校の
隣接も実際やってございましたので、
小学校で
自分の
学区じゃないところに
入学をした方、やっぱり持ち上がって
中学校も
隣接の
学区に入るというような
傾向がありますので、そういった子は、各
地域ごとの
状況を見てみますと、
傾向としては、そういった
状況を受けた流れとしては変わらないというふうに受けているんですけれども、やはり年々そういった
増減、若干変わっていきますので、そういったところを見ながら、この
制度としては
中学校の
魅力づくりには一定の寄与をしている
制度だと思いますので、こういったことを
学校を選択できる
制度として運用していきながら、
保護者のそういった要望にも応えられる
制度というふうに認識、所見をしているところでございます。
それから、3点目の
年度途中の
児童数の
増減というところですけれども、細かく実際
増減でどれぐらい出たかというところまでは、詳細には把握していないところですけれども、例えば
小学校でいくと、5月1日の
児童・
生徒数が、本年は9,918人ということになりまして、直近で一番調べているのが、9月1日付の
児童・
生徒数でいくと9,937人という、若干増えている。こういう
状況があります。各校、
新型コロナウイルスの関係で委員おっしゃるような
状況があったかどうか、ちょっとつぶさに確認はしてないんですけれども、現状の数としてはこういう
状況でございます。
以上です。
○
小林委員 ありがとうございます。
説明会の
実施については
ユーチューブでも、当日来られなかった方を
対象に後日も見られるようにしていただいて、また今年は特殊な年でもありましたので、そういった御配慮を頂いて、また
学校のほうにも非常に感謝を申し上げたいと思います。
それで、前、
委員会で
目黒の
中学校の
資料を配付していただいたのを読んでみると、それぞれの
学校の特色がすごく分かるように作られていて、私はすごくいい
参考資料になると思うんですね。今、
アンケートの話も先ほど触れましたけれども、通学に一番近いからという理由ではなく、教育の特色があって選ぶという、
学校の魅力を感じて
希望するという回答が、ランキングのほうではまだ下のほうにもあるんですが、この
資料をこれから、すごく中身はとても充実しているので、これから
GIGAスクール構想が、来年春から
児童・
生徒1人1台端末、整備されていきますが、例えばなんですけれども、将来的に
学校に通っている
生徒たちが、
自分の
学校を紹介する
PR動画とか、そういった何かコンテンツを、将来的に授業の中で私たちの
学校はこんなところですというようなものを、この冊子を参考にしながら、何か
子どもたち、
児童・
生徒の目線で作ったものを
学校の
説明会のときにも将来的に流せれば、授業と連動した、何か
自分たちの目で見た
学校のいいところというようなものも発信できるのかなと思うので、この冊子は冊子で参考にはとてもなると思うんですが、今回
ユーチューブでの
説明会をやりましたけれども、それとはまた別に、授業で作った
自分の
学校の魅力というようなものも、ちょっと課が違ってしまうかもしれませんが、利用しながらいろんな意味で、ただ
学校が近いから選ぶというだけではなくて、こういったすてきなところに私も行って、先輩と一緒に授業をしたいというような、そういったきっかけになるようなものにもなっていけたらと思うんですが、そのあたりお考えはいかがでしょうか。もしかしたら
運営課じゃなく
指導課になってくるかもしれませんけれども、そこを伺います。
あと、それから、先ほどちょっと細かい
年度内の
児童・
生徒の変動についてお伺いしてしまいましたけれども、そうすると
目黒の中では微増しているということで、特に区外に出たというようなことは
年度中にはなかったということでした。今後、
学校の
統合計画もこれから西部、
南部地区は控えてますけれども、
児童・
生徒の推移というのが非常に予測しにくい様々な
状況がある中で、でも
学校の施設の
老朽化もあるし、やっぱり進めていかなければならないところにはあるんですが、これもちょっと難しい質問になると思うんですけれども、
児童・
生徒の数の推移というのは、非常に計画に大きな影響を与えると思うので、今後の見込みというか、どのように、非常に難しいとは思うんですけれども、見ているのか、大きい質問になりますが、ちょっと伺いたいと思います。
以上です。
○
濵下学校運営課長 まず1点目の
目黒の
中学校案内、こういったところを
子どもたちが
ICTなどを活用して
自分の
学校の魅力として発信というようなことですけれども、委員お話しいただきましたとおり、今後、1人1台端末が整備されて、いろんな
活用方法をこれから考えていくところですけれども、
自分の
学校をPRといいますか、誇りを持ってきちっと紹介していくというようなことを
子どもが関わるということ、これは大事な視点かなというふうに私は思ってございます。
今後そういった活用を、どのように活用していくかということを
学校の中で整理していく中で、今回の
ユーチューブを使った
学校紹介という例もありますので、どんな形で
自分の
学校を紹介していけるのか、そしてそこに
子どもたちがどう関わっていけるのかというのは、内容とかにもよりますけれども、発信の仕方によっては本当にいいPRになってくると思いますので、
子どもたちの生の声が聞けたりというようなこともあると思います。そういったところについては、
教育指導課、それから
学校ICT課を含めて、
教育委員会全体で活用を考える中の一つのアイデアとして検討していけるのではないかなというふうには感じております。
1点目は以上です。
それから、2点目の
児童・
生徒数の今後の推移ということですけれども、
例年5月1日付の
児童・
生徒数を報告する中でお話ししていることですけれども、ここ数年、
児童・
生徒数、
学区域内の
お子さんも含めて、どんどん増えている
状況がずっと続いております。特に
小学校のほうの学齢の
お子さん、それから
児童・
生徒数もここ5年はずっと継続して増え続けているという
状況がございます。
今後の推移を見てみますと、これは東京都が公表してます
教育人口推計というのがございまして、今後5年間ぐらいの
推計値というのを出しているんですけれども、
目黒区の人口、今後どう増えていくかということ、
状況と大体リンクしているような形で、今後5年ぐらいはまだ増えていくというように、我々も東京都の
人口推計から予想しております。
そうすると、今の
学校の
教室数では足りない
学校が幾つか出てくるということも想定をしているところでございます。ですので、今後
推計が5年ぐらい出てますので、そういった
状況も見ながら、この間の
教室数不足が生じるというところについては、前回の陳情のときも少しお話ししましたけれども、早めにそういった対策を打つということで、足りない
教室は
特別教室等を転用して早めに準備をするというようなことはやってございますけれども、もっと大きなところでいくと、5年後は大体
児童数でいけば1万人を超えてくるような
推計も出てますので、そういったところをやはりつぶさに見ていきながら、
学校の施設の
状況、
教室の
状況を踏まえて対応していく。また、
学校施設の
更新計画等もありますので、そういったところを見据えながら、
児童数の
推計についてはしっかりと注視をしていく、そのように考えてございます。
以上です。
○
田島委員長 ほかに。
○
松田委員 じゃ、私からは、
アンケートを取られて、距離が近いところ、あるいは校舎が新しいところ、さらには友人や
生徒が多いところということだったと思うんですが、ぜひ、さらに深く
アンケートを取るなり、あるいは分析をしてもらいたいと思うんです。
そこで、私が思うには、3番目の友人とか
生徒数が多いというお答えに対してなんですけど、やっぱり中学生、
お子さんにとっては、学業であれスポーツであれ
人間力の形成であれ、やっぱり友達との出会いとか
多様性、刺激というのがとても貴重な財産になると思うんですね。
人数が少ないとそういったものが損なわれていくと。あるいはそもそも少
人数の学級で、あるいは
学級数の少ない
学校で、そこで何か
人間関係につまずいたり、そもそも性格が合わなかったり、そういうことはやっぱりありますから、
選択肢が少ないと、逃げる場所というか、頼る友達の
選択肢も減っていくと思うんです。
そこで質問なんですけれども、今、中期的には5年、6年上がっていくと。
教室も一定程度足らなくなるかもしれないということなんですが、長期的には下がっていくわけですよね。だから質問としては、こういった
アンケートも踏まえて、例えば中期的にさらにそこに少
人数学級を進めてしまうと負担も大きくなるし、長期的に考えればこういった
生徒さんの
希望もあるんじゃないかと、私は先ほど言った理由で分析をしているんです。推察をしているんです。その分析について、あるいは長期的にはどうするかということについて、その2点、お答えください。
あと、補足ですけれども、この
隣接希望制度と
指定校変更制度というのは、あくまでも私はセットで考えています。
指定校変更制度のほうがより深刻というか、具体的な九つの理由、条件に合うかどうかで決まるわけですけど、そこで、これはもう御答弁だけでいいんですが、
隣接希望制度は323人、
指定校変更のほうは、まだ今年出ていなければいいんですが、
例年何人ぐらいかというのだけお知らせください。
○
濵下学校運営課長 まず1点目でございます。今回
アンケートを
実施しまして、いろんな
申込みされた方の声を頂きました。やはり
生徒数が多い、少ないという
アンケートを聞く中で、やはり多い
学校に通いたいという方ももちろんいらっしゃいますし、逆に少ないところで、少
人数を
希望されるという方ももちろん、中にはいらっしゃいます。
教育委員会としては、
中学校の
学校規模としては、統合方針の中でも言ってますけれども、11学級以上300人というような基準がありますので、そういった中での教育活動を通じて、
子どもたちをそこの中で育んでいくという目標からすると、やはり
学校の規模はそういった形でやることが、教育活動、それから部活、それから
友人関係、そういったことを築く上でも一つの目安になるというふうに思ってますので、
学校統合についてはまた方針に沿って進めていくべきものだと思いますけれども、こういった
隣接の
制度を利用して、そういった
学区の境にお住まいの方で近いところの
学校に行くですとか、様々な理由はありますけれども、この
制度の運用の中で、そういった
生徒数の多いですとか少ないですとか、そういったところの
希望に沿うような形での運用は続けていきたいというふうに思っているところでございます。
それからあと、今後の
児童・
生徒数の推移を考えたこの
制度の運用ということかなというふうに思いますけれども、確かに国でも30人学級ということが言われている中で、それを全部
実施してしまうと、なかなか
学校の
教室は足りないというところは出てくる
状況でございますので、そこは
人口推計、今後の推移をきちっと見極めた上で、実際すぐに足りないところはもちろん手を打たなきゃいけないというふうに思いますけれども、中長期的な視点を見ながら、そこはしっかりと対応していかなければいけないというふうに思ってございます。
それから、2点目の
隣接と
指定校変更制度のお話でございますけれども、基本は
目黒区は
指定校制度、これが大原則でございますので、住所地にお住まいの指定された
小学校、
中学校に通っていただく。その中で
保護者のそういった意向ですとか、さらなる
学校の
魅力づくりということで、今度
隣接の
制度を始めてございますので、そういった中で
隣接については運用しているところでございます。
また、委員お話しいただきました
指定校変更制度は、この
隣接の
制度が始まる前から基準を設けまして、その基準に該当するというようなことであれば、
指定校の変更を認めるという
制度はずっと運用してございます。その運用の実績ということでございますけれども、例えば、昨年、
令和2年の
入学の方での
指定校変更制度の数でいいますと、
令和2年、
小学校が90件、それから
中学校が10件というような
状況になっております。承認理由としては、もちろん兄弟関係ですとか調整区域という、こういったところも含みますけれども、様々な事情があるということで、お話を伺いながら、一つ一つ基準に合うかということで判断をして行っている
制度というようなものでございます。
以上です。
○
松田委員 ありがとうございました。
重ねて、最後に確認になりますけれども、二つのことを確認したいんですが、少
人数学級自体を、
人数はともかく、全く否定しているということではなくて、あくまでも人口動態を見ながら、人口動態とコストの見合いをしっかり図りながらやってもらいたいというのが一つと、それからあとは、
コロナの感染
状況もしっかりと見ながら、この前の陳情にもありましたけれども、そのときそのときに分散登校するとか、そういった対応、この二つを織り交ぜながら運用していただきたいというふうに考えますけれども、いかがでしょうか。
○
濵下学校運営課長 2点の質問、まとめてお答えしたいなと思います。
委員おっしゃるとおりだと思います。今後の人口の
推計をしっかり見ながら、コスト面ですとか様々な条件、
状況を鑑みて、今後も整備をしていくということはもちろんだと思いますし、現在の
新型コロナウイルスの
状況をきちっと踏まえて、今、
学校で3密にならないようにしっかり取り組んでいるところでございますけれども、
教室の中での密を避ける
状況、活動の中での避ける
状況、しっかりやっていきながら、
学校の運営を適切に行っていく。当然のことだと思ってますので、そのように対応してまいりたいというふうに思ってございます。
以上です。
○
田島委員長 ほかに、よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
田島委員長 それでは、(1)を終わります。
報告事項を終了させていただきます。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
情報提供】(1)
訴訟事件の結果について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――