目黒区議会 2020-11-10
令和 2年都市環境委員会(11月10日)
令和 2年
都市環境委員会(11月10日)
都市環境委員会
1 日 時 令和2年11月10日(火)
開会 午前 9時59分
散会 午前11時44分
2 場 所 第三委員会室
3 出席者 委員長 岩 崎 ふみひろ 副委員長 いその
弘 三
(8名)委 員 芋 川 ゆうき 委 員 西 村 ち ほ
委 員 西 崎 つばさ 委 員 山 宮 きよたか
委 員 たぞえ 麻 友 委 員 宮 澤 宏 行
4 欠席者
(0名)
5
出席説明員 中 澤
都市整備部長 澤 田
土木管理課長
(11名)(
街づくり推進部長)
髙 橋
みどり土木政策課長 清 水
道路公園課長
渡 邊
道路公園サービス課長 照 井 建築課長
鵜 沼
住宅課長 小 林
地区整備課長
清 水
環境清掃部長 金 元
環境保全課長
大 迫
清掃事務所長
6
区議会事務局 明 石 議事・調査係長
(1名)
7 議 題 都市計画、都市整備、環境保全、清掃事業及び
リサイクル等について
【
報告事項】
(1)
東山中児童遊園改良工事整備計画(案)について (資料あり)
(2)
工事報告(1件)について (資料あり)
(3)借
上型区民住宅(
特定優良賃貸住宅)の一部返還について (資料あり)
(4)区営住宅の
入居者募集について (資料あり)
(5)
屋内型指定公衆喫煙所の新設及び
屋外型指定公衆喫煙所の廃止等に
ついて (資料あり)
(6)令和2年度年末年始の資源回収・ごみ収集のお知らせについて (資料あり)
(7)
工事報告(1件)について (資料あり)
【情報提供】
(1)東京音楽大学における2020年度
グッドデザイン賞の受賞につい
て (資料あり)
(2)
一般社団法人中目黒駅
周辺地区エリアマネジメントの設立について
(資料あり)
(3)事故の発生について (資料あり)
【その他】
(1)次回の
委員会開催について
─────────────────────────────────────────
○
岩崎委員長 おはようございます。
少し早いですが、定刻が近づいていますので、
都市環境委員会を開会します。
今日の署名委員は、
宮澤委員、
芋川委員にお願いします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
報告事項】(1)
東山中児童遊園改良工事整備計画(案)について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
岩崎委員長 報告事項(1)
東山中児童遊園改良工事整備計画(案)について、報告を受けます。
○
髙橋みどり土木政策課長 それでは、
東山中児童遊園改良工事整備計画(案)について、御報告をいたします。
なお、本件につきましては、本年4月8日の当委員会におきまして、
東山中児童遊園改良に向けた取組について御報告をいたしまして、その後、取組を進めてきたものでございます。
それでは、項番の1です。敷地の概要ですけれども、所在地につきましては記載のとおりで、敷地面積413.22平方メートル、供用開始が昭和47年の4月11日でございます。
項番の2、現状と課題ですけれども、2段目です。
東山中児童遊園は開園後48年が経過しており、全体的な改修が必要ということで、今回、
改良工事を行うものでございます。
整備に当たっては、安全で安心な
施設づくり・施設の
バリアフリー化を基本といたしまして、整備を進めていくというものでございます。
なお、住民の意見の集約につきましては、このコロナ禍の対応として、
近隣住民等への
アンケートで実施をいたしました。
項番3の
アンケートの実施及び主な意見要望と検討結果でございます。
(1)の
アンケート期間ですけれども、令和2年の10月8日から21日、住区、町会、近隣住民、隣接の保育園に
アンケート調査をいたしました。件数の記載がございませんけれども、件数で57件配布をいたしまして、13件の回収でございました。
(2)の主な意見要望と検討結果は、別紙参照ということで、すみません、こちらで別紙を御覧いただきたいと思います。
1枚おめくりいただきますと、
東山中児童遊園改良工事アンケート調査結果と
整備計画案のお知らせということで、
アンケートに基づいて取りまとめたものでございます。
整備計画案への主な御意見といたしまして、まず公園の施設です。遊具関係につきましては、今のままでいいのではないかというような御意見が多くございました。ただ、遊具の点検を私どものほうで毎年やってございまして、その中では、やはり部材が破損、劣化が見られるということ、また、遊具の
安全基準に照らして、その
安全領域が侵されているというような状況もございますので、全体的な遊具の取替えをしていくというものでございます。
また、健康遊具の設置ということの御要望もございまして、今回はスペースが狭いために、大きな健康遊具は設置できませんけれども、ベンチを背伸ばしベンチに替えるということで対応を図っていきたいと考えています。
また、トイレの要望がございました。トイレにつきまして、この
児童遊園につきましては、以前設置してあって、いたずら、
破損行為等が続いたということで、撤去した経緯がございます。そういったことを踏まえまして、今回の工事では、トイレは設置をしないということにしました。
防犯カメラの要望もございました。
防犯カメラにつきましては、今、比較的規模の大きい公園で設置を順次計画的に進めてございます。大体、年間5公園ぐらいのペースで進めている状況です。こちらにつきましては、また今回は、設置の計画はございませんけれども、今後の利用状況、また、警察や地元の方の要請などを勘案しまして、設置の必要性については検討していきたいというふうに考えてございます。
時計の設置の要望がございまして、これは街路灯に、園内灯に共架させるタイプの時計を設置していきます。
また、
自転車置場についても要望がございまして、設置場所を確保いたしました。
石のスツールが現在3個あるんですけれども、それを再利用すればという御意見がございまして、なるべく再利用する方向で検討いたしまして、2個については再利用と。1個は少し破損が大きいので、撤去ということになりました。
また、ベンチについては、マンションから離れた場所にということで、今現在と反対側の
東山保育園側に設置を考えています。
樹木については、切らないでほしいという御意見、また、
落ち葉対策をしてほしいという御意見等がございまして、民地側に植えてあります、サワラについては、これまで
落ち葉対策ということで強剪定を続けてきた結果、樹勢が衰えてございますので、こちらについては伐採をすると。それ以外のものについては、基本は保全をするという形で進めてまいります。
その他の御意見としては、出入口の改装、また、通り抜けができるように、また、
バリアフリー化、また、コロナによる
水飲み対策、
熱中症対策などの御意見がございました。
コロナによる
水飲み対策ですけれども、今回は屋外施設ということで、今、メーカーのほうへも問合せをしているんですけれども、自動で出るような水飲みという施設は今のところないということで、どういったものができるかというのは、メーカーのほうで今検討をさらに進めているところでございます。
熱中症対策、遊具が直射日光で熱くなるのではという御意見がございまして、こちらにつきましては、金属製の遊具を避けて、なるべく木陰になるように配置をしていきたいというふうに考えてございます。
裏面を御覧いただきたいと思います。
整備計画案になりますけれども、基本、シーソーであるとか、ブランコ、砂場、滑り台については、もともとあったものの位置を変更いたしまして、
安全領域が確保できるような配置にしてございます。
ベンチについては、背伸ばしベンチとベンチということで2脚で、スツールをコブシのほうに2個置くような形に配置を考えてございます。
入り口につきましては、左側はフラットな状態で園に入れるような入り口になってございます。ここに入っていただいて、上のほうに
自転車置場を設けたという形になります。
右側については、これ階段になってございまして、大体2メートルぐらいの段差がございまして、これは改修ができないということで、階段の補修をするというような形になります。
すみません、表面、1枚目に戻っていただきまして、1枚目の裏面に案内図が記載してございます。真ん中に斜線で灰色に塗られた箇所が
東山中児童遊園、この隣が
東山保育園でございまして、現在、民設ということで建て替えをしているところでございます。保育園については、来年4月に開園予定ということで、それに合わせるような形でこちらの
児童遊園についても改修をしているところでございます。
下に
整備計画案がございますけれども、ここに方位が書いてなくて申し訳ないんですけれども、上になっているところが北西側ですね。北西側にこの保育園が隣接してあるというような状況になります。
保育園からは非常時の出入りの入り口を確保するように、もともと設置してありましたので、それについては、また再度設置をするということで、保育園とも調整をしてございます。
すみません、表面にお戻りいただきまして、項番4の
整備計画案につきましては、今御説明したとおりでございます。
項番5の今後の予定ですけれども、先ほどの別紙を近隣の方へ周知ということで、この11月に配布をさせていただきます。工事につきましては、年明けの令和3年1月から3月という予定をしてございます。
説明については、以上でございます。
○
岩崎委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○
芋川委員 2つ教えてください。
区立の
児童公園の多くが、だんだん老朽化が著しいということで、この改修を行っていく優先順位とは、どういった指針を持って決めているのか、1つ教えていただきたいのと、
アンケートにもあります
ブランコ等の遊具の
安全基準云々で、空間の確保ができていなかったという、これっていうのは、遊具を建設した時には問題なかったけれども、後に基準が変わったとか、そういったことなんでしょうか。それとも、そもそも何か基準に定められているものができてなかったとか、そういったところ教えてください。
以上です。
○
髙橋みどり土木政策課長 公園の大規模な改修につきましては、目黒区
公園施設長寿命化計画を平成31年3月に定めてございます。ここで長期計画に基づきまして、計画的な改修を進めているということでございます。
基本的には、施設の点検等の結果から、やはり老朽化が著しく進んでいるもの等の点数化をしまして、優先順位を決めて順番を定めているというところでございます。
この改修については、実施計画にも位置づけをしてございまして、大体、
児童遊園が1か所、公園が1か所というようなペースで改良していくというような形になってございます。
2点目の空間基準、
安全領域の話でございますけれども、やはり遊具に関わる事故が多いということで、これは全国的な話でございまして、そういったところから
国土交通省のほうをはじめ、全国的に安全な遊具の
配置基準等を定めてございます。それに基づいて、今の
安全基準に基づいて配置をしていくということで、当時はそこまでの基準がなかったということで、設置した時は基準を守っていないということではなくて、やはり安全側に見て、今の基準が厳しくなってきているという状況でございます。
以上でございます。
○
岩崎委員長 ほかにありますか。
○
宮澤委員 前に報告受けたのをちょっと探していたんですけど、見当たらなかったんですけど、前たしか碑文谷の公園でしたっけ、何かあそこちょっとトイレの問題、今回
アンケートでトイレを造ってほしいという希望があったんですけども、様々ここでたばこを吸われたとか、壊されたとか、何かそういうような経緯があったので、今回設置しないという話になっていると思うんですけども、やっぱりある程度、今何ていうんでしょうかね、確かにトイレ壊されたりするとよくないのは十分に分かるんですけど、最近は民間のコンビニエンスストアとかもトイレが使えないというような状況もあったり、やっぱりトイレを設置してほしいという希望があるというのは、この辺でお子さんを遊ばせたり、お年寄りの方が集ったりするようなときに、水飲み場はちゃんと新しくされるみたいなんですけど、やっぱりトイレを設置していただいたほうがいいんじゃないのかなと思いますけど、そこはどうなんでしょうかね。
○
髙橋みどり土木政策課長 トイレなんですけれども、やはりここは比較的狭い公園ということで、今ですと、だれでもトイレということで、少し大きな形のトイレになってまいります。設置するとなるとですね。そうすると、例えばそのトイレを設置することによって、先ほどの
安全領域の確保が難しくなって、遊具が減っていくというようなところもございます。
これまで設置して撤去したという経過もありまして、やはり近隣の方の合意がなかなか取るのが難しいというところもございまして、今回は設置については見送ったものでございます。
ただ、今後そういった話がまた地域の方でまとまってお話しできるような状況になれば、トイレの設置についても検討はしてまいりたいというふうには考えてございます。
ただ、今回のコロナ禍の中で、十分な地域の意見の集約が難しい状況の中で、これまでの経緯を無視してトイレを設置しますというところまでは、なかなかいかなかったというのが現状でございます。
以上でございます。
○
宮澤委員 分かりました。様々議論されてということでしたら、致し方ないのかもしませんけど、今後、近隣住民ともいろいろ打合せされたり、使用されている方とぜひ協議をされて、必要性があるのであれば、設置する方向をまた再検討いただければと思います。
あと、それに絡めてなんですけど、これは
児童遊園や公園全体の
トイレ事情に関わることで、関連してお聞きしたいんですけど、例えば災害が起こったときに、避難所に避難していったところは
マンホール直結型というか、ああいうトイレを整備されていると思うんですね。それで、こういう区がやっている公園みたいなところの、それぞれトイレがあるところ、ないところあると思うんですけど、そういうトイレっていうのは、防災の時に対応できるような仕様になっているのか、もしなっていないのであれば、そういう使い方ができるようなとか、何か今後、工夫をやっぱり防災・災害対策とある程度絡めていっていただきたいと思うんですけども、その辺はどういう考え方なのかというのを伺いたいと思います。
○
髙橋みどり土木政策課長 まず1点目の再検討のお話ですけれども、この後、
アンケートに対する
整備計画案のお知らせということで、地域の方にお配りしますので、そこの辺のまたこれに対する御意見も多分出てくると思いますので、それについては、真摯にお伺いして、対応してまいりたいというふうに考えてございます。
2点目の防災時、災害時のトイレのお話でございますけれども、基本的には大規模な公園等については、防災課のほうとも連携して、災害時の
広域避難場所であれば、そういった御利用もあるということで、例えば
中目黒公園であれば、埋設型の災害時用のトイレを設置するとか、そういった対応をしてきてございます。
今回は、この
東山中児童遊園については、防災上のトイレの設置は見込んでございませんけれども、例えば
碑文谷公園については、防災課のほうと協議をしながら、その必要性については確認をしてきているところでございます。
以上でございます。
○
岩崎委員長 ほかにありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
岩崎委員長 ないようですので、
報告事項(1)を終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
報告事項】(2)
工事報告(1件)について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
岩崎委員長 次に、
報告事項(2)
工事報告(1件)について、報告を受けます。
○
髙橋みどり土木政策課長 それでは、
工事報告(1件)を行わさせていただきます。
なお、本日の
企画総務委員会におきまして、
契約報告として報告をさせていただいております。
また、本件につきましては、今年の6月9日の当委員会におきまして、整備について御報告をいたしまして、懇談会の結果を受けての
整備計画案について御説明をさせていただいてございます。
それでは、
工事報告書になります。
件名が
公園整備工事(
碑文谷公園旧
公園事務所跡地)になります。
場所、請負者、請負金額については記載のとおりでございまして、工事概要につきましては、園路広場の整備、また、修景施設、
休養施設等の整備をしてまいります。
工期につきましては、令和2年の10月29日から令和3年の3月30日までの100日間になります。
下に案内図を記載してございますけれども、旧
公園事務所の敷地の跡に公園を整備するものでございます。
裏面を御覧いただきたいと思います。
裏面が平面図になります。
整備計画案にお示しした時の計画図とほとんど変わっていないんですけれども、南側の保育園を建設する予定地がございますけれども、こことの取り合いで、スロープとなっていますけれども、こちらが従前は階段になってございました。これを、スロープに改良することにいたしました。
あとは、基本的には
整備計画案のとおりの計画になってございます。
説明については、以上でございます。
○
岩崎委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
岩崎委員長 ないようですので、
報告事項(2)を終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
報告事項】(3)借
上型区民住宅(
特定優良賃貸住宅)の一部返還について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
岩崎委員長 次に、
報告事項(3)借
上型区民住宅(
特定優良賃貸住宅)の一部返還について、報告を受けます。
○
鵜沼住宅課長 それでは、お手元の資料にしたがいまして、借
上型区民住宅の一部返還について、御報告させていただきます。
項番1の事業概要でございますけれども、
区民住宅には、区が建設した住宅と民間から借り上げた住宅の2種類がございます。このうち民間からの借上型につきましては、建物竣工後20年間の
建物賃貸借契約により、一括借上げしているところでございます。
次に、項番2でございます。
平成7年度から13年度までの間に整備を行って、
区単独住宅が2団地10戸、それから、借
上型区民住宅が13団地198戸ございました。その後、20年間を経過したことを機に、平成26年度から順次返還してまいりました。
次に、項番3の既存団地の返還でございます。
現在につきましては、3団地45戸が残っております。今年度内に
契約期間の満了を迎えるものが2団地ございます。また、令和3年度には、下の資料にございますけれども、1団地が
契約期間の満了を迎え、これで全ての借
上型区民住宅を返還する予定でございます。
最後に、項番4の今後の予定でございますけれども、11月の第4回区
議会定例会に、
目黒区立区民住宅条例の一部を改正する条例の議案の提出を予定してございます。
また、先ほど申し伝えましたけれども、今回廃止します2団地の24戸、こちらのほうは、
メイプル中目黒の返還が13戸、五反山ヒルズの返還が11戸でございます。
私からは以上でございます。
○
岩崎委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○
芋川委員 まず教えていただきたいんですが、この返還に当たって、既存で住んでいる方とかの扱いといいますか、そういった方ってどうなるんでしょうか。そこをまず教えてください。
○
鵜沼住宅課長 こちらの方につきましては、1年半ほど前、こちらの
契約期間終了の1年半ほど前から、御意向の調査というのをさせていただいております。私どものほうから返還して、今建物を所有していらっしゃる方がオーナーさんになられるということで、残っていかれるのか、また、お引っ越しをされるのかということの意向調査をさせていただいております。
以上でございます。
○
芋川委員 では、付け加えてなんですが、それで意向調査を行って、出ていきたいという方、または残りたいという方がいらっしゃると思うんですけれども、残りたいといった場合は、その条件というのが変わっていくのか、そもそも住むことも自体できなくなってしまうのか、そういったところはどうでしょうか。
○
鵜沼住宅課長 こちらのほうの承継につきましては、当初契約しておりますので、現在の契約条件というか、私どものほうが請書でやっておりますので、条件については変わりません。
また、新たに
賃貸借契約を結ぶかどうかにつきましては、それは新しいオーナーさんと残られる方の住民の方の御判断というふうにさせていただいているところでございます。
通常は、私どものほうから契約を変更してくれとか、そういったようなことはございません。今住んでいらっしゃる条件、それから、使用料につきましては、軽減措置をしているところにつきましては、軽減措置がなくなってしまいますので、当初、使用料として設定している使用料になるものですけれども、こちらのほうの今2団地ございますけれども、どちらももう軽減措置のほうが最終になっておりますので、そういったものがないものとして、使用料は当初の使用料となってございます。
以上でございます。
○
芋川委員 分かりました。
内容としては、1年半前からこういった理由でありますよという意向を聞きながら、本人の意思と、あとは新しいオーナーとの話合いで、区としては条件を変えないでほしいというお願いはしているけれども、実際のところどうなっていくかというのは、オーナーとの話合いになっていくということですかね。だと、ちょっと今思ったんですけども、違ったら言ってください。
それに対して、ここの物件だけじゃないんですけど、あと地域のいろんな方に話聞くと、目黒は土地が高いですから、やっぱり不動産業の方って目をつけるところでもあって、オーナーが替わった途端、出ていってくださいというふうに言われてしまったという相談が区民から寄せられることが多いんです。今回のケースはそれとは違うんですけれども、結果として条件が変わってしまうことがあった場合、住みたくても住み続けることがやっぱりできなくなってしまう実態が出てくるんじゃないかというところを懸念してます。
ぜひそういったところに、区としては相談というところで、しっかり乗ってほしいなと思うんですが、そこはいかがでしょうか。
○
鵜沼住宅課長 ただいまの
芋川委員のお話なんですが、1点だけ、条件が変わるという点につきましては、そこはないものとして、私どものほうで区と、それから新しい建物の
賃貸借契約の段階で、
賃貸借契約終了後も区のほうの同じ条件でというところで、承継をするというところのお約束ができております。
ただ、その後において、オーナーさん側から借りている方々への申入れとして、新たに契約を結んでくださいとか、そういうようなお話合いがある場合もございます。それをお受けになるかどうかというのは、住んでいらっしゃる方の御判断になります。
条件が変わるということはございませんので、今、
区民住宅に住んでいらっしゃる方の条件は、変更はないものというふうに区は考えてございます。
また、住み続けられるということで、使用期限を区のほうでは定めておりませんので、一般の民間賃貸住宅の契約ですと2年、または3年というような契約条件もございます。ただ、
区民住宅の場合はそれがございませんので、今住んでいらっしゃる方が現行の使用料で、そのまま住み続けていただけるものというふうに考えてございます。
また、御相談があった場合については、もちろん適宜お受けいたしておりますので、こちらのほうでも御要望等はお承りしているところでございます。
以上でございます。
○
岩崎委員長 ほかにありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
岩崎委員長 ないようですので、
報告事項の(3)を終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
報告事項】(4)区営住宅の
入居者募集について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
岩崎委員長 次に、
報告事項(4)区営住宅の
入居者募集について、報告を受けます。
○
鵜沼住宅課長 区営住宅の
入居者募集について、御報告いたします。
項番1の募集概要でございます。
こちら、区営住宅の空き住戸の入居募集を行うものでございます。期限までに申込みのあった方を対象に抽せんを行って、その当選番号上位の方から書類審査を行って、合格者を住宅に順次あっせんするというものでございます。
今回の募集におきましては、昨年度、区営住宅の募集を行った際に、地区割りによる募集を実施いたしましたが、これと同様の地区割りを行うと、住宅の住戸に偏りが生じてしまいますので、住宅別での募集を行うことといたしております。
また、今回から初めて居室内で病死等があった住宅について、新たに募集タイプJを設けることといたしております。
なお、来年度以降、次年度以降なんですけれども、新たに募集を行う場合につきましては、毎年度実施する方向性も含めまして、募集方法等を検討していきたいというふうに考えてございます。
項番2の募集住宅のタイプと募集戸数でございますが、記載のとおりAからJまでございます。こちらのほうで、先ほど地区割りにすると偏りが出ると申し上げましたところがAタイプでございます。Aタイプを地区割りにすると、青葉台一丁目アパートが1戸、それと申込区分の2、3の清水町アパートと南一丁目アパートが旧でいくとAの2タイプになりますので、こちらのほうが合わせて13戸と偏りが出てしまいますので、ここの解消として、各住宅別の募集というふうにさせていただいたところでございます。
それから、こちらの1番下のJのところに、八雲五丁目アパートにつきましては、居室内で病死等があった住宅ということで1戸、別に募集をかけるところでございます。全部で21戸でございます。
項番3の入居資格でございますけれども、区内に1年以上居住していること、住宅に困窮していること、家族数に応じた所得基準以内であること、それから、単身者は60歳以上であることなど、それぞれの入居資格がございます。
次に、裏面を御覧ください。
募集案内の配布でございます。
配布期間につきましては、令和2年の12月1日から12月10日まででございます。
配布場所につきましては、目黒区の総合庁舎、それから、公営住宅の窓口も含めまして、地区サービス事務所、行政サービスの窓口がございます。目黒区の総合庁舎と目黒駅行政サービス窓口につきましては、土曜日、日曜日も配布を予定しているところでございます。
項番5の申込方法、申込期限でございますけれども、申込方法につきましては、募集案内に記載もしてございますけれども、こちらのほうの募集案内に挟み込んでございますが、専用申込書を封筒に入れて郵送の申込みのみの受付となってございます。
申込期限でございますけれども、令和2年の12月15日、目黒郵便局必着となってございます。
項番6の抽せん方法でございます。こちらのほう、公開抽せんでございますけれども、毎年、公開抽せんを行っておりますけれども、今年度につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大予防を踏まえまして、来場者の指定をさせていただきます。来場者の指定につきましては、応募者の住宅タイプ別の先頭抽せん番号の1番目の方を予定しております。
抽せん日でございます。年明け令和3年1月29日を予定しているところでございます。
7番目の周知方法でございます。11月15日号のめぐろ区報、それから、同日に目黒区のホームページ、それと今年から初めて、メールマガジンのほうにも11月15日から配信を予定しているところでございます。その他、公営掲示板、それと民生児童委員、それから、障害者団体への情報提供も行っていくところでございます。
項番8の入居までのスケジュールでございますけれども、こちらのほう、令和3年の2月上旬から抽せん結果の発送を行う予定でございます。2月中旬以降、順次、資格審査書類の提出を行っていただき、3月の下旬に合格通知の発送を予定しております。
入居につきましては、5月の上旬ぐらいからということで、一応予定しているところでございますけれども、それぞれの方の御事情がございまして、資格審査の段階とか、書類審査のところで若干期間が早まることもあります。
別紙のほうに、申込みから入居までの流れを図式しているものもございますので、後ほど御覧いただきたいと存じます。
私からは以上でございます。
○
岩崎委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○
芋川委員 2つまず聞きたいんですが、1つは募集をかけるに当たって、その部屋が、亡くなってしまったり、施設に入られたり、また、外に普通に退去されて出られたりという形で空くと思うんですけれども、その後、また募集をかけるまでにどういったことが行われるのかという流れ、クリーニングですとか、そういったことを行うと思うんですが、募集をかけるまでにどういったことを行うのかをまず教えていただきたいのと、今回Aタイプの申込区分3にある南一丁目アパートが10戸と多く出ているんですが、ほかと比べても数多くこういった形で出せるというか、出てきた理由など、あったら教えてください。
○
鵜沼住宅課長 まず、住戸のほうの空きが出てからの実際の手続ですけれども、お引っ越しをされて出ていかれた後に、そこに住んでいらっしゃった方とまず返還の確認を行って、どういう状態でリフォームが必要かというよりは、直していただかなければならないところとか確認をしていく作業がございます。その後に、汚れがひどいところ、それから、亀裂などが入っているところ、そういったものの修繕等を行う場合もございます。
ただ、おおむね、出ていかれた後で住宅のリフォームをかけるのは、できれば入る直前を一応予定しているので、募集をかけるところから半年ぐらい前の間でクリーニング等はかけていっているところでございます。
それと、南一丁目アパートでございますけれども、この募集戸数10戸につきましては、多い理由なんですけれども、たまたまとしか言いようがなかったところでございます。先ほど委員のお話にもございましたけれども、各御事情があって、例えば施設への入居だけではなくて、御自身お一人で住むのは、もう難しいという方については、御親族の方等のところへの転居というものもございますし、返還の理由につきましては、それぞれあるところでございます。病院で亡くなられた方もいらっしゃるというふうには聞いておりますけれども、これにつきましても、南一丁目アパートにつきましても、本当にたまたまというようなところでございます。実際にこれだけ出るというのは、あまりない、今まであまりここまで出るということはなかったので、そういったような事情かなというふうには考えております。
以上でございます。
○
芋川委員 ありがとうございます。
私も地域の中でこういった都営も含めてですけれども、公営住宅の調査を行うこと多くあるんですが、見ると空いているけれども、入居にはなってないなという期間が長いなと思う部屋も見てあるんですね。やはり募集の応募倍率から見ても、都営含めてですが、区営だと3桁まで行ってしまうときがあると思うんです。100倍以上ね。
そういった中で、やっぱり要望している区民は多くいるという、こういった問題がある中で、区としてもしっかりと提供はしていきたいというところがあると思うんですけれども、質問ですが、逆に空いてるけれども、募集がかけられないものとかっていうのはあるんでしょうか。そこをすみません、質問で聞かせてください。
○
鵜沼住宅課長 お一人でお住まいの方で相続がなかなか決まらなくて、中に置いてある荷物が出せないというケースがございます。こちらのほうは、相続人の方にいろいろと働きかけをしておりまして、早く引き取ってくださいというお願いもしているんですけれども、なかなか決まらなくて、そこで空いているというケースはございます。
ただ、そこもあまり放置していくわけにもいきませんので、私どものところでも鋭意努力をしているというところでございます。
以上です。
○
芋川委員 やはり区民の目線からになってしまうんですけれども、やっぱり区民の人もあそこは空いてるけれど、募集だと出てないねとかっていう、そういった声も相談の中で受けたりします。こちらとしても細かい調査ができるもの等、ここどうなんですかと聞くことはできるんですけれども、住宅問題というのは本当に衣食住の中でも本当大切なところにもなっていく、生活の根幹にもなっていくので、ぜひそういったところも踏まえて対応いただければと思いますが、いかがでしょうか。
○
鵜沼住宅課長 なかなかやはり空かないというところにつきましては、片付けができないというふうなところもございます。今後はこういったケースも多くなってくると思いますので、私どものところでも、最後を通らないとなかなか貸主側というか、私ども区のほうで中の荷物を撤去するというか、出してしまうということができませんので、そういった法的なことも含めまして、来年度にも予算要求など行いながら、しっかりと適切な管理をしていきたいというふうに考えてございます。
一戸でも多く住宅に困窮していらっしゃる方に提供したいというのは、私どものほうの願いでもございます。
以上でございます。
○
岩崎委員長 ほかにありますか。
○西崎委員 まず、今回新しい募集タイプのJのところなんですけれども、都営とかでは結構申込みがあったりするものだったと思うんですけれども、今回新たに区分を設けたということなんですが、先ほどの説明の中で今後も継続して募集を検討すると言ったのは、このJタイプのことの説明でよかったのかという単純な確認を伺いたいということが1点目と、もう1つがいわゆる居室内で病死等があった住宅というのは、多分今回初めて出た……これまでもあったんじゃないかなと思うんですけれども、これまではどう対応してきて、また、なぜ新たにこういった区分を設けたのかって、そのあたりの事情がありましたら、お聞かせをいただきたいと思います。
以上でございます。
○
鵜沼住宅課長 こちらのJタイプでございますけれども、今までは住宅別の募集を行っておりませんでしたので、タイプ別、例えば今回ここでいきますと3DKの3人以上のタイプですので、ここのタイプがCタイプのうちに入ります。Cタイプの中で、居室内で病死等があった住宅というところでの、皆さんへの住戸の割当てということになるんですけれども、こちらのほうやはり気になされる方は、そこは嫌だということで、こちらのほうをキャンセルされてしまって、次のところにということになってしまいます。
そういったようなキャンセルをされないような工夫というところで、申し訳ないんですけれども、居室内で病死等があった住宅でも、お入りになりたいという方も中にはいらっしゃるというふうに聞いております。ですので、あえて住宅別にした関係もございましたので、こちらのほうの募集をさせていただくような変更をさせていただきました。
また、先ほど委員のほうからお尋ねのございました、このような継続をされるのかということなんですけれども、住宅別での募集を継続するかというところの部分に入っていくかと思います。
毎年行うに当たっては、これだけの戸数、今年出ておりますのは、21戸というのは南一丁目アパートの10戸があったので、21戸ということになります。毎年これ募集をかけて、皆さんが入居された後にどのくらいの部屋が空くのか、住宅の中で居室が空くのかというのも、まだ私どものほうでは予測がつかないところでございます。もしかすると、1戸も出ない可能性もございますし、逆に南一丁目アパートのように何戸も出るかもしれません。ですので、毎年行うかどうかといったときに、1戸でもあったら募集をかけるのかというようなお問合せにもなりますけれども、私どもと実際に入居募集の手続を行っているのは、指定管理者のほうでやってございますので、そちらとの協議も行いながら、今後については検討させていただきたいということで、お話をさせていただいたところでございます。
以上でございます。
○
岩崎委員長 ほかにありますか。
○山宮委員 私からは、申込方法と申込期限について伺いたいと思います。
募集案内の配布が12月1日から10日で配布されて、期限が12月15日の目黒郵便局必着となっていますけれども、期限が短いんじゃないかなと非常に率直に思います。毎回思っているんですね。なぜなら、今回まとまった数がこれだけ出たのは久しぶりなんじゃないですか。この同じエリアで。さっきもお話ししていたとおり。結構この地域を狙っていらっしゃる方々もいるし、募集については、非常に問合せも増えてくる可能性もあるんじゃないかなというふうには思っていますが、その辺はどう考えていらっしゃるか、対応はどう考えていらっしゃるのか、聞きたいと思います。
以上、2点。
○
鵜沼住宅課長 今の委員の御質問でございますけれども、募集期間につきましては、事前に11月の半ばからいろいろな関係団体、それとインターネット、それから、ホームぺージ、あとは掲示板等を通して、広く行ってまいりますので、募集案内につきましても、土日も配布しているところでございます。できるだけこの期間で来ていただきたいというのはございます。
期間が短いということでございますけれども、そういった要望が多くございますようであれば、今後の検討課題というふうにさせていただきたいというふうには存じておりますけれども、今まで募集期間が短いというふうなところでのそういうお問合せ等については、今まではなかったものでございます。
また、新型コロナで6月の都営住宅の募集時のように外に出られない、外出できないという方が多かった時がございました。そういった時には都営住宅の募集については、時期をずらしたりということもございましたので、また私どものほうでの募集案内をかけた時に、ここで緊急事態宣言等のようなことが行われた場合については、またそれも検討していくというようなことで、課題として挙げているところでございます。
それと、郵便局への必着でございます。大体、区内であると1日で届きますので、ぎりぎりでも目黒郵便局のほうに持ち込んでいただいたケースもあるというふうに聞いておりますので、その点につきましては、皆様の御協力をいただいているところでございます。
以上でございます。
○山宮委員 私、このコロナ禍で3月から夏までの6か月間、区民相談500件いただいて、その中で本当に生活に困窮されている方が増えているなという実感があります。住居に対して困っていらっしゃる方が非常にいて、そういう方たちは、ほかのエリアに行けば安い家賃でっていうふうに考える前に、やっぱ住み慣れたまちで住みたいというものを持っていらっしゃる方が非常に多いんですね。
僕の感覚では、この区民相談を受けてきた自分の中の西部エリア、特に南部エリアの部分での声を聞くと、この区営住宅、都営住宅ないですかという相談等非常にある、声があるんですね、ニーズが。これは、コロナ禍になってから増えているんじゃないかなと思っています。実体験的に言うと。
ですので、今までこういう仕組みでやってきたからこうだというふうな部分ではなくて、抽せん方法としては1月29日に抽せんで、もちろん事務手続いろいろあると思うんですけども、この配布期間が12月10日で申込締切りが15日、5日もない。土日が入るわけで、例えば書類を整える時だって、行政に行っていろいろな書類を整えたり、確認しなきゃいけない作業があるのに、平日が2回しかないというのはね、どうなのかなって思うんです。
毎回この区営住宅、都営住宅の申込みについては、知らなかったっていう方って必ず出てくるわけですよね。それは人数の問題じゃなくて、そういうことが事実としてあるということと、あとは今、町会の情報ニュースが町会の掲示板、回覧板が回っていないし、なかなか会う機会が減っていますから、口コミという情報が少ない部分ってあるんですよね。
こういった情報って、自分で取りにいかなきゃいけない時代になってきていて、住宅に困窮されている方は、自分で情報を取るということがなかなかできない方々が多いわけですよね。やっぱり紙ベースを非常に重視されている方が多いわけですから、そういった部分では、より細かく丁寧に配布周知をしていただきながら、申込期限をある程度緩和していく方向を取ってあげないと、僕は本当にそういった困っていらっしゃる方のニーズを酌み上げられることができないんじゃないかな。その環境を申込期限を延ばすことによって、少しでも賄えるんであれば、やる可能性としては十分できるんじゃないかな。これ経費がかかるわけでもないし、ただ、事務作業的な部分での段取りがあるということがあるんであればしようがないけれども、そういった相談体制を、じゃ、代替案として強化するとか、何かそういうふうなアプローチをしていくべき、今このときなんじゃないかなと、今年は特に思うんですけど、いかがですか。
○
鵜沼住宅課長 申込期間でございます。こちらのほうは、JKKが行っているんですけれども、都営住宅の募集期間と同じ期間を設定してございます。
また、今、山宮委員のほうから御指摘がございましたけれども、もっと丁寧な案内をということでございますので、私どものところでは、まず住宅に困っていらっしゃる方を対象に、情報提供の事業を行っておりますので、そういった方々には直接御連絡をさせていただいているところもございます。区営住宅の申込みがありますということで、御連絡させていただいております。
また、庁内のほうの連携といたしましては、高齢福祉課のほうと、それから、生活福祉課のほうにも区営住宅の募集があるということは、事前に通知いたしているところでございますし、まちのほうでの御案内としては、児童民生委員の方々への周知も徹底しているところでございます。
また、障害者団体の方へも、もちろん直接お話をさせていただく機会等がございます。あるときにはやっております。ただ、コロナ禍ですので、こちらのほう直接お話しすることがなかなか難しいということですので、書類のほうの配布をさせていただいております。
それと、今後につきましては、もう少しやはりいろいろな方への周知ということですので、できるだけ宅建業界のほうにも、こういったようなものがあるというふうなことは周知していきたいかなというふうに考えております。なかなか見つからないとかということもございますので、そういった方々への手助けとして、私どものほうも販路を広げていきたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
○山宮委員 じゃ、申込期限は延びないということが分かりました。
であるんであれば、そのサポート体制を強化するということに、御答弁いただいた宅建も含めた不動産業界含めて、包括支援センターとか福祉課とか、いろんなところと連携して協力してやっていくと。
であるんであれば、特に募集案内の添付資料、様々な書類の作成については、やっぱりきめ細かくやるべき必要があると思います。
本当に今回のこのコロナでもそうでしたけども、いろんな書類を書くときに、読めば分かりますと言われても、やっぱりいろんな部分で書けない方って増えてきているなっていうのをすごく実感しています。それは年齢じゃないと思う。高齢者になればなるほどもちろんそうだけれども、やっぱり読んでいても何をどう書けばいいのかっていうのがなかなか分からない方というのが増えてきているし、そろえなければならない書類がどこでそろえられるかというのがね、やっぱりなかなか分からないという部分って出てくるかと思います。
とにかく区役所へというふうに思っていらっしゃる方いるけれども、なかなかやっぱり体が不自由だったりとか、いろんな生活の状況があって、それができない場合も出てくるわけだし、そういったときに1番頼りになるのが民生委員だったり、地域の支えの仕組みのところだと思いますよ。
特にやっぱり不動産業界の方々は、やっぱりそもそもその人たちは不動産を探し歩いているわけだからね。そういった部分で、そういったところをきめ細かく本当に落とし込める体制をつくれるのかなっていうのを、最後に伺いたいなと思います。
○
鵜沼住宅課長 私どものほうでは、やはり募集の申込みの際につきましては、整える書類というのはございません。本当にはがき1枚にお名前と、それから、念書を書いていただくような簡単なものにしているところでございます。
ただ、委員御指摘のように、なかなか書き方について難しいという方も中にはいらっしゃいます。窓口のほうでのサポートはもちろん、それから、包括支援センターの方々へのお問合せにつきましても、適宜適切に承っているところでございます。
それと、公営住宅の窓口のところでも同じように受付をして、書き方については御説明をさせていただいているところでございます。
また、今回募集案内のほうにつきましても、やはり分かりやすい表現を目指しております。
あと、以前お話がございましたように、間取りにつきましても、今年の募集案内のほうには個別の間取りではございませんけれども、標準的な間取りとして載せて、皆さんに分かりやすい、どんなような住宅かということも併せてお知らせして、お示ししているところでございます。
これからにつきまして、ますます難しいところもございますけれども、福祉の関係の部署と協同ということで、適切な対応をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
○
岩崎委員長 ほかにありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
岩崎委員長 ないようですので、
報告事項の(4)を終わります。
少々お待ちください。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
報告事項】(5)
屋内型指定公衆喫煙所の新設及び
屋外型指定公衆喫煙所の廃止等について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
岩崎委員長 次に、
報告事項(5)
屋内型指定公衆喫煙所の新設及び
屋外型指定公衆喫煙所の廃止等について、報告を受けます。
○金元
環境保全課長 それでは、
屋内型指定公衆喫煙所の新設及び
屋外型指定公衆喫煙所の廃止等について、御説明をさせていただきます。
本日は、現在休止中の中目黒アリーナ横、
屋外型指定公衆喫煙所の場所に新たにコンテナタイプの
屋内型指定公衆喫煙所を設置することと併せまして、中目黒アリーナをはじめとする屋外型の指定公衆喫煙所を廃止する方向性について、御報告をさせていただきます。
それでは、資料に基づき御説明をいたします。
1の経緯等でございます。
区では、これまで「目黒区ポイ捨てなどのないまちをみんなでつくる条例」に基づき、記載の4駅周辺を路上喫煙禁止区域に指定し、その代替措置として区域内に指定喫煙所を整備し、たばこを吸う人と吸わない人が共存できる環境の整備とともに、ポイ捨ての抑止に努めてきたところでございます。
一方、屋内での喫煙を原則禁止とする改正健康増進法及び東京都受動喫煙防止条例が、本年4月に全面施行となったことから、屋外での喫煙やポイ捨ての抑制を図るため、昨年度、区の補助制度を創設しまして、区内に6施設10か所の屋内型公衆喫煙所を整備いたしました。
屋内型指定公衆喫煙所の整備を踏まえ、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を契機として、
屋外型指定公衆喫煙所を4月中旬から閉鎖し、現在まで休止を継続しているところでございます。
休止中の屋外型喫煙所では、近隣の屋内型喫煙所を案内・誘導することで、喫煙所の確保と受動喫煙の防止を図っており、今日まで大きなトラブルは発生しておりません。
しかしながら、区内で最も利用者が多い、中目黒駅周辺の喫煙所利用者からは、一定数の再開の要望を受けております。また、喫煙所周辺での喫煙が散見され、ポイ捨てによる美観の低下や喫煙による受動喫煙の苦情が発生しております。
2の中目黒駅周辺の
屋内型指定公衆喫煙所の新設についてでございます。
(1)喫煙所の類型は、屋内型喫煙所(コンテナ型)になります。面積8.36平方メートル、利用定員は10名、利用時間は学芸大学駅西口の
屋内型指定公衆喫煙所と同様に、午前7時から午後11時といたします。深夜時間帯は、施錠の上、利用不可といたします。
(2)設置予定箇所は、おめくりをいただきまして、2枚目の資料で位置を確認いただきたいと存じます。
資料の中目黒アリーナとアトラスタワーの間の部分、下の拡大図が見やすいかと存じます。網がけしたエリアは、特別区道上になります。このうち四角で囲まれた部分が、現在休止中の屋外型喫煙所の場所になります。こちらに屋内型を設置し、屋外型を廃止したいと考えております。
上の図は、近隣の喫煙所を記載しております。
山手通りを挟んで反対側の四角で囲まれた部分、ちょっと小さくて恐縮ですが、こちらが現在休止中の中目黒GT前喫煙所になります。また、
星印を施しているところですが、こちらは昨年度整備した民間事業者の屋内型喫煙所でして、休止中の喫煙所では3施設4か所御案内をしております。
中目黒アリーナ側が2か所で3人、中目黒GT側が2か所で8人の定員となっております。利用時間帯は、記載のとおりです。
資料おめくりいただいて、裏面は、休止前と休止中の中目黒アリーナ横喫煙所の写真でございます。写真が小さくて恐縮ですが、喫煙所の行き止まりの部分は、駐輪場の上部になります。ここから目黒川沿いの遊歩道までが、駐輪場の屋根のガラス張りの部分になってございます。
下の写真は、コンテナ型喫煙所のイメージになります。換気機能、消臭機能を備えた施設となります。
お戻りいただきまして、かがみ文の2の(3)設置理由でございます。
中目黒駅周辺については、近隣の
屋内型指定公衆喫煙所では不十分であり、また、休止中の喫煙所付近でのポイ捨てや喫煙への苦情も多く、環境美化と受動喫煙防止の観点から屋内型の設置が必要と判断いたしました。
また、設置場所について、様々な候補地の中から比較検討した結果、駅から直近に位置する、こちらの場所が適切と判断いたしました。
次に、(4)設置に向けた課題と今後の進め方でございます。
以下の課題について、法令等に基づき必要な準備を進めてまいります。
アの道路占用許可ですが、特別区道上ということで、道路法第32条に基づく道路占用許可が必要となります。
イの道路内の建築物の許可については、建築基準法第44条に基づく道路内の建築物の許可が必要となり、そのためには、あらかじめ建築審査会の同意が必要となっております。
ウの近隣住民への周知でございます。中目黒アリーナ横の屋外型を廃止し、屋内型を設置することに対し、地域住民への周知を図ってまいります。こちらについては、中目黒駅周辺地区街づくり協議会の主要なメンバーの方には、その方向性について内諾をいただいております。今後、街づくり協議会でも情報提供を図っていくとともに、中目黒アリーナの店舗、アトラスタワーの居住者、店舗の皆様にも周知し、御理解いただけるよう努めてまいります。
次に、3の
屋外型指定公衆喫煙所の廃止等についてでございます。おめくりください。すみません。
平成29年4月に、学芸大学駅の西口に公衆便所を改修した
屋内型指定公衆喫煙所を整備した後に、
屋外型指定公衆喫煙所を廃止した例と同様に、近隣に
屋内型指定公衆喫煙所の整備が完了した場合は、順次廃止したいと考えております。
(1)の廃止する喫煙所は、中目黒GT前、中目黒アリーナ横と都立大学駅前の3か所といたします。なお、都立大学駅周辺については、一時休止を行うまでは通学路ということで、朝7時30分から8時30分までの1時間、利用休止する取扱いとしておりましたが、それでは不十分として、昨年度、地域の方から早期の撤去を求める要望をいただいているところでございます。
昨年度、整備された駅すぐ近くのパチンコ店の中に、2か所合わせて15人が利用できる
屋内型指定公衆喫煙所の整備が完了していまして、こちらに案内・誘導できておりまして、屋内型の再開の要望は全くない状況でございます。
次に、(2)の休止を継続する、自由が丘駅周辺でございます。こちらは昨年度、
屋内型指定公衆喫煙所の整備が完了いたしませんでした。ただし、近隣の自前で屋内型喫煙所を整備した店舗から、現地で案内することについて了承をいただいたため、一時休止を継続しております。こちらも、喫煙所再開の要望はほとんどない状況でございます。
こうしたことから、自由が丘駅周辺については、当面は一時休止を継続し、
屋内型指定公衆喫煙所の整備が完了した時点で廃止することといたします。
4の環境美化と受動喫煙防止に向けた今後の取組でございます。
中目黒アリーナ横の
屋内型指定公衆喫煙所は、令和3年3月設置予定としております。このほかにも設置可能な屋内型喫煙所の整備を進めるとともに、民間事業者が自主的に整備した屋内の喫煙所を公衆喫煙所に指定する場合に、令和3年度より管理運営費の一部を助成するための予算を計上しているところでございます。
最後に、今後の主なスケジュールでございます。
11月17日に建築審査会の同意をいただけましたら、道路内の建築物の許可の手続を進めてまいります。併せて、道路占用許可などの必要な手続を進め、令和3年3月に中目黒アリーナ横に
屋内型指定公衆喫煙所を設置し、4月1日から運用したいと考えております。
説明は以上でございます。
○
岩崎委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○
芋川委員 3つお聞かせいただきたいと思います。
まず1つは、定員10名とあるんですが、これお昼とかやっぱ集中しそうなイメージを持っているんです。そこの部分について、どういうふうな状況を考えているのか、教えてください。やっぱ閉め切る前提ですから、換気システムはしっかりしているとはいえ、ちょっとコロナの心配もあるので、すみません、まず1つお願いします。
2つ目、廃止についてなんですけど、
屋内型指定公衆喫煙所の廃止ということで、ざっくりとしためどとか、いつまでにやりたいとか、そういうのあったらちょっと教えていただければと思います。
3つ目が、これ都の補助金が使えるのかどうかと、加えてそれで幾らかかって行う事業なのかというところを教えてください。
以上、3つです。
○金元
環境保全課長 ただいま3点いただいた質問に、順次お答え申し上げます。
まず定員が10名ということ、ただし、お昼時間帯は混み合うだろうということで、そこでの対応ということでございます。
一応、今現在考えておりますのは、喫煙所に混み合う時間帯に人に立ってもらって、シルバー人材センターさんを想定しているんですけども、適宜誘導、案内、啓発等を行っていただきたいというふうに考えております。
また、定員は何名ですということを書いて、一応それに順番にお使いくださいですとか、混み合う場合はお控えくださいとか、順番にお並びくださいというふうな適切な表示をして、混乱しないような形で運用していきたいというふうに考えております。
2点目、廃止の予定でございます。
こちらについては、今年度できるだけ早くというふうに考えてございます。廃止できる中目黒GT前、それから、都立大学駅前については、これまでも苦情をいただいていたと。結局、灰皿がブルーシートに囲われて置かれている状態だと、そこは今は使えないけど、吸える場所だったんだなという意識からか、どこかにちょっと隠れて吸われるようなマナー違反も散見されるような状況もございますので、もう完全に取っ払って歩行空間にしてしまうということで、そういった喫煙やポイ捨ての抑止にもつなげてまいりたいというふうに考えております。
それから、3点目の経費でございます。
1,300万円余の経費を見込んでございます。しかし、その上で補助金なんですが、東京都の補助金が1,000万円を上限としてございます。自治体が設置する場合も補助対象となっておりまして、それを差し引くと300万円余の一般財源の負担が想定されると。
さらに、これから競争入札をかけていく中で、こちらの一般財源の負担も幾分は圧縮できるのかなというふうに今見込んでいるところでございます。
以上です。
○
芋川委員 ありがとうございます。
ちょっと最後にお考えだけ聞いていきたいんですけれども、もともと屋外の公衆喫煙所から、屋内型をいろいろ設備していきたいという、そういう流れがある中で、今回こういったコンテナ型というふうなものを設置するという形で検討するということなんですけれども、ほかの場所での状況で、もうもしこういった形で該当するようなことがあったら、ちょっと考えていくのかどうか、また、その場所とかのイメージしているものがあったら、教えていただきたいと思うんですが、以上です。
○金元
環境保全課長 このコンテナ型の設置、屋外なんですけれども、屋内の機能を有するコンテナ型ということでございます。こちらこの整備に当たっては、様々な条件をクリアしないといけないということで、今回、特別区道上ということで、それはそれで調整もいろいろあったんですけれども、なかなか当初、ここ以外で中目黒GTの敷地内ですとか、アトラスタワーの公開空地ですとか、いろいろそういうところでもできないかとも調整したんですけれども、なかなか難しい状況がございます。
今回は、本当に全ての条件が調整の上整ったということで、特例的な整備かと考えておりまして、同じような案件を区内に幾つか想定しているかといいますと、今時点では全くしていない状況でございます。
もちろん条件に合った場所があれば、それはそれで検討する余地はあるのかなと思っているんですが、まずは民間事業者による屋内型の整備を引き続き進めていきたいと考えているところでございます。
○
岩崎委員長 ほかにありますか。
○たぞえ委員 今の質疑に関連して、もう1回確認なんですけど、
屋外型指定公衆喫煙所の廃止の項目の中で、近隣に
屋内型指定公衆喫煙所の整備が完了した場合は、順次廃止していくことって書いてありますけど、さっきの答弁だと、もう撤去していくということなんですか。それとも、例えば中目黒だったら4月1日に屋内型ができて、それと同時に撤去なんですか。撤去はどんどんしていくんですね。そうすると、これ何かよく分からない文章なんですけど。これをちょっと確認したいです。
あともう1個が、今回、都の補助も使って整備していただくということなんですけど、例えば、何か中のフィルターの交換とか何か、毎年かかってくる何か更新経費とかいうのはあるんでしょうか。
以上2点伺います。
○金元
環境保全課長 ただいま2点の御質問にお答えいたします。
まず1点目の屋内型の完了した後には廃止すると。これの意味するところなんですけれども、中目黒GT、それから、中目黒アリーナ、それから、都立大学駅前に関しては、もう既に昨年度に整備ができておりますので、今回廃止すると。できるだけ早く廃止をしていくというところでございます。
それで、この完了後に廃止するという意味ですけど、こちらは自由が丘駅周辺の喫煙所については、昨年度、近隣に民間事業者による屋内型喫煙所は整備ができなかったということで、自由が丘については、今、自前で持っていらっしゃる屋内型喫煙所の案内をしてもいいですよというふうにおっしゃっていただいた店舗を現地で御紹介しているんですけれども、本来であれば屋内型の、都の補助を受けて屋内型の喫煙所が一定数整備されれば、その後に廃止をしていくということで、そういう扱いの違いがあるということで、こういう表現をしたということでございます。
それから、2点目のメンテナンスに係る費用なんですが、一応今、予算編成の中で見込んでいるのは、年間五、六十万円程度かなというふうに考えているところでございます。
以上です。
○
岩崎委員長 ほかにありますか。
○西村委員 このコンテナ型ができて、本当にうれしく思います。コンテナ型というと、例えば、ぽんと置くだけではなく、電源が必要だったりとかするんですけども、そういった工事というのはどのように行われるのかということが1点と、あと利用時間が限られていますので、開錠と施錠があると思うんですけれども、これはどのように行われるのかをお願いします。
○金元
環境保全課長 まず1点目の電源工事でございます。
確かに大型の空気清浄機、それから、換気扇等、それから、当然これはまだ分からないですけど、電気錠にする場合など、電気がかなり必要になるということになりますので、一定数その電圧を確保するような工事は必要と考えておりまして、それについては設置するときに施工業者のほうで、そういった電圧を確保していくというような工事を行う予定でございます。それは、3月中に完了する予定でございます。
それから、2点目の鍵の施錠の管理なんですけれども、ただいま学芸大学駅西口については、シルバー人材センターの方に夜と朝、それぞれ開けていただいて、ちょっとした清掃もしていただいている状況でございますけれども、この同様の扱いにするのか、あるいは先ほど申し上げた電気錠という扱いにするのか、今検討中でございます。
いずれにしても……、失礼しました、学芸大学駅西口については、朝は電気で開けて、夜はシルバー人材センターの方に清掃と閉めをお願いしているという状況でございます。どういう取扱いにするかは、今後もう少し検討させていただきたいというふうに考えております。
以上です。
○西村委員 ありがとうございます。
あと、このコンテナ型のところでもう1点。これって後ろの通路に通り抜けができるような場所でしたでしょうか。今回コンテナ型を置くと、全部が例えば埋まってしまうようになるのか、それとも通路が確保されるのかということを、コンテナ型について1点お聞きします。
あと、廃止するか休止するかというところなんですけれども、以前も私ちょっと申し上げたことがあったんですが、使われていなくて、そのまま休止で置かれていると、非常に汚くなる。中目黒とかもそうなんですけど、テープで立入禁止のようなのが貼ってあるのが、びろびろしたりとか、その近隣で吸ったりというようなことがあります。
自由が丘については、休止を継続するということなんですけれども、これはほかに屋内型が設置されていないから、休止が継続。だけれども、できるまでひたすら休止をして、予定がたったら廃止するということでしたら、そこの点をただただ閉じて置いておくというのが、環境的というか、見た目的にもあまりよくないかなと思うんですけど、こちらの点についてどうか工夫をできないのかということをお伺いします。
以上です。
○金元
環境保全課長 2点いただきました。
まず1点目の通行上の支障についてでございます。
こちらについては、道路管理者から通行上の支障は少ないというような見解をいただいております。確かに道路空間に箱ができますので、通行するエリアは狭くなってしまうんですけれども、通行上の支障は少ないというふうに確認をしております。
また、迂回通路なんですけれども、アトラスタワー側にこれまでも従前もそうだったんですけれども、アトラスタワー側に平行して通れるようなスペースがありますので、そこについてはこれまでもそうですし、これからも使っていいですよということで、アトラスタワーの方にも確認をしているところでございます。
2点目ですけれども、自由が丘の休止中ということで、今のままのがいつまでも放置されるのは、よろしくないんじゃないかということでの御質疑かと存じますが、実は7月に、自由が丘商店街振興組合の理事会にお邪魔をさせていただいて、こういった補助制度1,000万円までの屋内型の補助制度がありますよと。自由が丘の店舗等で、もしそういうお声があれば、いつでも御相談に乗らせていただきますというお話はしているところでございます。
今後、自由が丘の中で、そういった路上喫煙禁止区域内というのが条件になりますけれども、その中で適地があるかどうか、早急に検討してまいりたいと考えております。
例えば現地には、現在、屋内型の整備に向けて調整、検討していますとか、そういった形で少しでも不安を払拭できるような表示ができるかも含めて、今後ちょっと検討させていただきたいと考えております。
以上です。
○
岩崎委員長 ほかにありますか。
○いその副委員長 導入時の件は、さっき答弁があったんでいいんですけど、いわゆる維持管理経費、管理運営費の部分は、これ民間事業者に振るわけだよね。それで設置します、で、管理運営していきます、で、一部を助成するって書いてあるんだけど、どれぐらい、どういうふうにやっていくつもりなのか、この辺のことは、どうなってるのかな。
○金元
環境保全課長 今、副委員長がおっしゃられた民間事業者への管理運営費の一部助成についてでございます。
今、学芸大学駅西口の恭文堂書店さんの中に屋内型の喫煙所を整備して、運営をしていただいているところでございます。こちらには、年間40数万円の運営費をお願いしてございます。
ただ、今後検討していく中でなんですけれども、一般の店舗の中で自前で、店舗の利用者の方用にもメインにといいますか、公衆喫煙所にはなるんですけれども、店舗の利用者が原則メインで使われるという趣旨で、でも、公衆喫煙所にしていいですよという趣旨で屋内型公衆喫煙所を整備するという場合の費用負担ですので、電気代等、恭文堂さんとは運営主体といいますか、運営の手法がちょっとまた違うということで、それほど大きな経費負担にはならない形でも、本当にもうごく一部の御支援という形で考えているところでございます。
○いその副委員長 いや、僕が心配しているのは、例えば恭文堂さんみたいに店舗であれば、人は来るから、それがお客さんになって、行く可能性もあるから、ある程度、管理運営費の部分はね、そんなに全額負担してもらわなくても済む場合があるのかなというふうに推察するんだけど、例えば今回は、区道上に設置するわけじゃないですか。で、どこがやるのか分からないけど、例えば月額50万円かかります、で、区の一部助成が20万円ですといったら、実際、今言ってたフィルターの清掃とかね、ふだんの日常の清掃とか含めて回っていくのかどうかというのを心配しているわけ。だから、その辺は、どういうふうになっているのか、ちゃんと言ってもらわないと分かんないから。
○金元
環境保全課長 特別区道上に整備する今回の中目黒アリーナ横の屋内型公衆喫煙所については、こちらは区で設置しますので、区が責任を持って運営管理をいたします。
先ほど御議論にあった民間事業者の整備というのは、民間事業者が自前で整備した、区の補助を受けずに自前で整備したものを公衆喫煙所として、区のホームページ等で紹介してもいいですよという場合に、その協力に関して一部の費用を負担するというもので、今回の特別区道上に整備する喫煙所については、区で責任を持って管理しますので、フィルターの交換ですとか、様々な保守委託に関しても、全部、区で費用負担するものでございまして、そこは、民間事業者の自前で造ったものとの一部助成とは、違う扱いとなっております。
以上です。
○いその副委員長 理解しました。
○
岩崎委員長 ほかにありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
岩崎委員長 ないようですので、
報告事項(5)を終わります。
――
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【
報告事項】(6)令和2年度年末年始の資源回収・ごみ収集のお知らせについて
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
岩崎委員長 次に、(6)令和2年度年末年始の資源回収・ごみ収集のお知らせについて、報告を受けます。
○大迫
清掃事務所長 資料を御覧ください。
毎年この時期に御報告をいたしております、年末年始の資源・ごみの収集の予定でございます。
項番1、このスケジュールでございますけれども、表を御覧いただければ一目瞭然というところでございます。12月は30日まで通常どおりの収集をいたします。で、31日から1月3日まで、ここお休みをさせていただきまして、1月は4日からまた曜日どおりの通常の収集となるということでございます。
項番2、周知方法でございます。
(1)の町会・自治会等の回覧、それから、集積所への貼り付けるビラ、これ(6)でございますけれども、これについては12月1日からお示しをすると。それから、めぐろ区報、区ホームページ、それから、メールマガジン、これについては12月5日、区報については12月5日号に掲載をしまして、ホームページとメールマガジンも同日の公開ということでございます。
ツイッターにつきましては、即時性の高いメディアということもございます。また、あまり早くつぶやいていただいても、忘れられてしまうということがございますので、広報課と調整をいたしまして、12月17日ぎりぎり、ここが1番遅くできるということでございますので、ここでつぶやいていただくということにしてございます。
また、この資料には記載してございませんが、ごみの収集時間等、何せ年末年始、非常にごみ量が増えますので、収集車もちょっと予定を変えて、コースを変えたりいたします。その関係もございますので、区報と、それからホームページには、午前8時までに必ずお出しくださいということでお願いをしてまいりたいと思っております。
私からは以上でございます。
○
岩崎委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○たぞえ委員 ごみ、年末年始ってたくさん出ると思うんです。大掃除とかもすると思うんですけど、ツイッターでできるかどうか分からないんですけど、お知らせにやっぱりその分別と、あと目黒区のほうで、パソコンを1台入れて捨てると安くできる事業者さんと提携されていますよね。あれ結構いいと思うんですけど、あまり周知、何か行ってない気がするんで、そういった情報も含めて周知していただけないかなと思いますが、いかがでしょうか。
○大迫
清掃事務所長 今のお尋ねでございます。分別につきましては、区報と、それからホームページ、チラシについて記載をいたしまして、必ず分別をお願いしたいということで、今のところまだ原稿しかございませんで、皆様にお示しできる資料として持ってきてございませんけれども、そのような形でお知らせをしていきたいと思っております。
パソコンにつきましては、確かにいい取組で、だんだん実績も上がっているということでございますけれども、清掃リサイクル課のほうと協調しまして、今後とも周知していきたいと思っております。
以上でございます。
○
岩崎委員長 ほかにありますか。
○西崎委員 単純な質問なんですけれども、今年のコロナ対策で、年末年始の休業延長みたいな話が出ていたかと思うんですけれども、これどう具体的になるかって、まだ定まってもいないし、よく実際にそうなるかも分からないんですけれども、そうした場合に何か対応しなければならない余地みたいなものは、今お考えになっているのか、何か見られているのか、そのあたりだけ1点お聞かせください。
以上でございます。
○大迫
清掃事務所長 年末のお休みの延長要請ということで、私どもも伺っておりますが、私どもは通常どおりこの予定でやっていくと。実は、ごみは年末年始だけじゃございませんで、ここにカレンダーで12月24日から1月10日となってございます。この時期が、私どもでは特別期間といたしまして、態勢を強化して収集を行っているというところでございます。10日までということで、10日は日曜日なんで、今回はお休みなんですけれども、場合によっては、11日以降もそのような態勢考えていかなきゃならないかもしれません。その辺については、今後検討しながら、様子を見ながら検討していきたいと思っております。
以上でございます。
○
岩崎委員長 ほかにありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
岩崎委員長 ないようですので、
報告事項(6)を終わります。
――
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【
報告事項】(7)
工事報告(1件)について
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○
岩崎委員長 報告事項(7)
工事報告(1件)について、報告を受けます。
○清水
道路公園課長 それでは、
工事報告をさせていただきます。
こちらの案件につきましては、
企画総務委員会に本日、
契約報告されておりますので、併せて御報告いたします。
件名が、道路維持工事(上目黒五丁目)でございます。
場所が、上目黒五丁目31番先から19番先、下図の黒塗りの案内図のとおり、蛇崩の交差点を含みます野沢通りとなります。
請負者、請負額については、記載のとおりでございます。
工事の概要でございますが、歩道の街渠、歩道止石のほかアスコン舗装が1,202平方メートル、これは夜間工事で行います。
4番の歩道舗装、それとガードパイプについては、記載の数量を修繕いたします。
工期につきましては、令和2年10月22日から令和3年3月26日までの工期となっております。
説明は以上でございます。
○
岩崎委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
岩崎委員長 ないようですので、
報告事項(7)を終わります。
――
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【情報提供】(1)東京音楽大学における2020年度
グッドデザイン賞の受賞について
――
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○
岩崎委員長 次に、情報提供(1)東京音楽大学における2020年度
グッドデザイン賞の受賞について、説明を受けます。
○小林
地区整備課長 それでは、東京音楽大学における2020年度
グッドデザイン賞の受賞について、情報提供いたします。
お手元に配付いたしました資料は、東京音楽大学が本年10月に
グッドデザイン賞を受賞し、大学側が公式に発表した際の資料でございます。
この
グッドデザイン賞につきましては、日本デザイン振興会が主催しており、様々なデザインによって暮らしや産業、社会全体を豊かにするデザインを顕彰する活動でございます。
資料に記載はございませんが、この
グッドデザイン賞の対象としましては、家電製品や自動車など、身の回りのあらゆるものが対象となります。
この受賞には、単にデザインの優劣によって決まるものではなく、そのデザインがいかに暮らしや社会を豊かにし得るか、という視点に基づいて決定されるものでして、まさに中目黒・代官山キャンパスのコンセプトがこの視点に合致したことが評価され、受賞に至ったものでございます。
キャンパスの概要につきましては、資料の項番3を御覧ください。大学側が次の新しい社会に向けて、「まちと協奏する新しい概念の音楽大学」をコンセプトに掲げ、開校後、様々な取組を区とともに連携しながら実施しております。
この取組状況につきましては、本年6月の当委員会において御報告したところでございます。
次に、受賞に至った審査員の評価につきましては、項番4を御覧ください。キャンパスを計画するに当たり、閉ざされた領域をつくるのではなく、公共的な道の整備や野外で音楽を楽しめる空間、地域の皆さんも利用できるカフェを整備するとともに、実際に音楽イベントが実施されるなど、地域に開かれた良質な都市環境をつくったことが評価されております。
資料の内容は以上となりますが、区としましては、区と都の共同事業である上目黒一丁目地区プロジェクトから始まり、様々な検討の中から東京音楽大学が開校するに至った結果、このたび、
グッドデザイン賞を受賞したことは非常に意義があると考えており、引き続き同大学との行う芸術文化の発信などについて、進行確認を行いながら、連携した街づくりの取組を展開してまいりたいと存じます。
私からの情報提供は、以上でございます。
○
岩崎委員長 説明が終わりましたので、質疑があればお受けいたします。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
岩崎委員長 質疑はないようですので、情報提供(1)を終わります。
――
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【情報提供】(2)
一般社団法人中目黒駅
周辺地区エリアマネジメントの設立について
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○
岩崎委員長 次に、(2)
一般社団法人中目黒駅
周辺地区エリアマネジメントの設立について、情報提供を受けます。
○小林
地区整備課長 それでは、引き続きまして私のほうから、
一般社団法人中目黒駅
周辺地区エリアマネジメントの設立について、情報提供いたします。
まず項番1、一般社団法人の設立でございます。
区では、中目黒駅周辺地区の整備を実施計画に位置づけ、「中目黒駅周辺地区街づくり協議会」を設立し、地域の課題解決に向けた取組を行っているところでございます。
平成30年度には整備計画を改定し、街づくり活動である「なかめスタイル」を計画に位置づけ、地域が主体となって身近な生活環境改善に向けた活動を実施しております。
協議会では、街づくり活動を主体的かつ継続的に行っていくため、令和元年10月に準備会を設立いたしました。昨年の目黒シティラン開催時には、目黒川船入場広場でイベントを実施し、本年4月にはコロナ禍の飲食店支援としてテイクアウト情報を発信するなど、地域の意向を反映した活動を主体となって実施しております。
その後、協議会では中目黒駅周辺地域に関わる人々が、より豊かな暮らしを実現できる環境をつくることを目的とし、令和2年10月2日に「
一般社団法人中目黒駅
周辺地区エリアマネジメント」を設立いたしました。地元では、この頭文字を取って「NAM」と呼んでおります。
このNAMは、コロナ禍のさらなる飲食店支援として、本年10月19日から11月8日までキッチンカーを活用した「ナカメテイクアウトプロジェクト」を目黒川船入場広場で実施するなど、地域の課題解決に向けた官民連携による取組を主体となって実施しているところでございます。
区といたしましては、引き続きNAMによる民間活力を活用した地域主体の街づくり活動を支援し、まちの課題解決に向けた取組を地域とともに推進してまいります。
NAMの概要につきましては、項番2を御覧ください。
名称などにつきましては、記載のとおりです。
(4)の理事につきましては、協議会の委員を中心に構成された7名の方々でして、代表理事は記載のとおりです。
(5)活動内容につきましては、なかめスタイル活動の支援、目黒川船入場など公共空間・公共施設の活用、企業・行政との連携でございます。特に、企業と連携した街づくりを展開するためには、一般社団法人からのしっかりとした組織体制を確立することが企業側から求められております。
(6)位置づけにつきましては、別紙を御覧ください。
別紙の大きな四角の枠組みが協議会の活動範囲でして、このたび設立されたNAMは、協議会の枠の中に位置づけられており、協議会が検討した街づくり活動を実行するための組織として、区民や企業とともに活動していくことが示されております。
区の役割としましては、NAMの活動をサポートしながら、官民連携による街づくりを推進してまいります。
私からの情報提供は、以上でございます。
○
岩崎委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○
芋川委員 情報提供なので、さわりの部分だけ聞きたいんですが、この目黒区のサポートっていうところ、ちょっと具体的にどういうサポートをするのかというのを聞かせてください。
○小林
地区整備課長 区のサポートでございます。
これからNAMがさらに街づくり活動を展開していく中で、例えば公共施設、このたびは船入場広場等ですけども、そういった取組の中での広場を活用するに当たっての、例えば許可の手続ですとか、あと各所管との、例えば飲食店出す場合の営業許可とか、そういった橋渡しなどの調整なども我々のほうで行っております。
また、今後NAMが育っていく中で、国の例えば補助制度を使いながら自立していくことも、将来的には目指しておりまして、そういった将来的なNAMの展開を目指して、今、例えば国ですとか東京都も、今後地域主体で活動できる団体の制度ですとか、仕組みづくりをしっかり協議しながらNAMに引き渡していけるようなところも今、既に調整入ってございますので、そういった自立した展開ができるように、我々もしっかり国なり都の制度を活用して、NAMに情報提供しながら、しっかりと官民連携できるような形の枠組みをつくっていきたいというふうに考えてございます。区の指針としては、そういった形になってございます。
私からは以上でございます。
○たぞえ委員 今のに関連してなんですけど、自立した展開というのがちょっと分からなかったのと、今回のナカメテイクアウトプロジェクトだと、お金の何か収支とかはあったのかを伺いたいです。
○小林
地区整備課長 まず1点目の自立した展開についてでございます。
街づくり活動を地域の皆様と我々地区整備課で、いろいろ目黒区内の広域生活拠点を中心にやらせていただいているんですが、例えば区のほうでコンサルの委託をしたりですとか、様々なイベントなり展開するにも、例えば資金の面だったり、様々下支えさせていただいているんですけれども、自立した展開というのは、地域の皆様が地域のまさにまちの課題を、自分たちでどう考えて解決できるかというのを、自分たちで活動して展開していくというのが、まさにエリアマネジメント、地域主体の街づくりになってございます。
そのためには、例えば資金の面でいきますと、民間企業さん、民間企業もCSR、地域活動なんかも大分展開してございますので、そういった企業さんとも連携しながら、例えば資金面だったり、物資の面だったり、民間から援助を受けながら、地域の皆さんがイベントを展開したりですとか、例えば環境問題のボランティア活動、清掃活動をするとか、そういった形で自分たちで街づくりを主体になって回していく、これができることが我々の目指す目標のビジョンでございます。それに向けて今、様々な支援をさせていただいております。
今回、2点目の件ですが、なかめスタイルのテイクアウトの活動でございます。これにつきましても、今週の日曜日、11月8日まで実施させていただきまして、出店された7店舗、中目黒の飲食店ですが、皆さん非常に好評でして、またぜひやりたいと。参加してよかったというお声をいただいております。
歳入の面、その辺につきましては、今、集計まとめているところでございますので、また今後の展開の中で委員会にも御報告していきたいと考えておりまして、特に今回は飲食店支援という形ですので、最小の経費でテイクアウトにチャレンジしてくださいという形で、大分圧縮してございますので、趣旨としては歳入確保の面ではなく、飲食店支援という形でやっていますので、その辺は、数字的なものはお示しできるようにしていきたいなというふうに考えてございます。
私からは以上でございます。
○
岩崎委員長 ほかにありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
岩崎委員長 ないようですので、情報提供(2)を終わります。
――
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【情報提供】(3)事故の発生について
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○
岩崎委員長 次に、情報提供(3)事故の発生について、説明を受けます。
○清水
道路公園課長 それでは、事故の発生について、情報提供させていただきます。
こちらの案件につきましては、本日の
企画総務委員会で報告されておりますので、併せて御報告いたします。
まず、項番1の件名にありますとおり、目黒区立中根公園における負傷事故(2件)でございます。
発生日時は、1件目が令和2年7月25日午後5時頃、2件目が令和2年10月3日午後3時頃。
発生場所は、中根公園の滑り台となります。
ここで、裏面の現場図を御覧ください。滑り台は、中根公園の東側、南側の斜面地の傾斜を利用しまして、平成6年の公園改修時に設置された大型の滑り台となります。
表面にお戻りいただきまして、項番4、相手方は大田区在住の小学校4年生と、世田谷区在住の小学校1年生で、負傷の状況につきましては、1件目の事故が左足大腿骨骨幹部骨折、2件目が右足大腿骨骨折となります。
項番6、事故の概要でございますが、まず、7月25日に発生した事故につきましては、事故の5日後の7月30日に、数日前に中根公園の滑り台で小学生が足を骨折したとの通報が、当事者の母親の知人から区に入りまして、この時は当事者の情報を得ることができず、相手方の特定には至らなかったというものでございます。
10月3日に発生した事故につきましては、事故の3日後の10月6日に、中根公園の滑り台で小学生が足を骨折して入院しているとの通報が、当事者の母親の知人から区に入り、その後、10月17日に区が当事者の母親と面会いたしまして、事故の概要を確認したというものでございます。
項番7、7月25日の事故把握に至る経過でございますが、10月3日の当事者が入院した病院から、直近3か月で中根公園の滑り台で子どもの骨折事故が2件発生しているという連絡を受けまして、7月にけがをされた方が病院に入院していることが分かり、その後、病院を通じまして区から連絡を取り、10月28日、当事者の母親と面会し、事故の概要を確認したというものでございます。
裏面を見ていただきまして、項番8、区の対応でございますが、7月30日の通報を受けまして、直ちに滑り台の緊急点検を行いまして、部材・部品等の劣化、損傷等がないことを確認しまして、滑り台の入り口や階段の目立つ場所に、利用に当たっての注意看板を増設しております。
その後、10月6日の通報を受けまして、滑り台の周囲を封鎖して、利用を中止するということと、区のホームページで中根公園の滑り台の閉鎖の周知を行ったというものでございます。
項番9、今後の対応でございますが、事故の原因や滑り台の安全性を検証するため、早急に遊具を扱う専門家によります調査を実施してまいります。また、当該負傷者への対応等につきましては、事故の発生原因の調査を踏まえて、適切に対応してまいります。
説明については、以上となります。
○
岩崎委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○たぞえ委員 情報提供なんで、ちょっと簡単に。
こういうことってよくあるんですかっていうのが1点と、あと滑り台で骨折って、あまり私は考えにくくて、例えばなんですけど、この裏に平面図つけていただいて、私、この公園行ったことないんで申し訳ないんですけど、段差とかあるんですか。例えば1番考えられるのは、滑り台から降りて、その先に何かがあるというのが滑り台だと考えられることなんですけど、何かの危険性はあるんですか、今の時点で。
○清水
道路公園課長 まず1点目のこういった事故、よくあるのかという御質問ですけれども、過去のこういった受付記録等確認しましたけれども、こういった骨折事故というのは、今回が初めてでございます。
あと、2点目の骨折事故の経過でございますけれども、こちらの中根公園の滑り台につきましては、大型の滑り台になっておりまして、水平距離で約12メートル、高低差が約6メートルぐらいあるものでございます。真ん中の部分にスピードを緩めるための緩衝部、平面部のところがございまして、お子さんからの聞き取りによりますと、ここの中間部分のところで、スピードの出るところで少しバウンドして、どこかにぶつけて、そのまま下に降りてきたというお話でございます。
その事故の当時、その親御さんも近くにいらっしゃらなくて、その瞬間のところを見てなかったということでして、お子さんからの聞き取りだと、そういう状況であったということで確認しております。
以上でございます。
○
岩崎委員長 ほかにありますか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
岩崎委員長 ないようですので、情報提供の(3)を終わります。
――
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【その他】(1)次回の
委員会開催について
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○
岩崎委員長 その他ですけれども、次回の委員会の開催は、11月26日木曜日、午前10時からです。
以上で、本日の
都市環境委員会を散会します。
お疲れさまでした。...