目黒区議会 2020-05-13
令和 2年都市環境委員会( 5月13日)
令和 2年
都市環境委員会( 5月13日)
都市環境委員会
1 日 時 令和2年5月13日(水)
開会 午前 9時59分
散会 午前10時51分
2 場 所 第三
委員会室
3
出席者 委員長 鴨志田 リ エ 副
委員長 関 けんいち
(9名)委 員 かいでん 和 弘 委 員 川 端 しんじ
委 員 岸 大 介 委 員 梅 田 まさみ
委 員 松 嶋 祐一郎 委 員 河 野 陽 子
委 員 田 島 けんじ
4
欠席者
(0名)
請負者、
請負金額につきましては記載のとおりでございます。
工事概要ですが、
施工中心延長で338.2メートル。内容としましては、
横断U形溝、雨水ます設置、それと
アスコン舗装が399平方メートル、
ブロック舗装が296平方メートルでございます。
工期は、令和2年4月8日から7月6日までの60日間でございます。
続きまして、項番2、2ページ目を御覧ください。
道路維持工事(中央町二丁目)でございます。
場所が中央町二丁目22番先から5番先、ほか2か所でございます。
請負者、
請負金額については記載のとおりでございます。
工事概要ですが、
施工中心延長が253.5メートル。
L形溝、街渠、
歩道止石、
車道アスコン舗装が1,511平方メートル、
歩道ブロック舗装が38平方メートルでございます。
工期は、令和2年4月9日から6月30日までの55日間でございます。
おめくりいただきまして、裏面、項番3、
道路維持工事(
中目黒五丁目)でございます。
場所が
中目黒五丁目10番先から13番先、ほか2か所でございます。
請負者、
請負金額については記載のとおりでございます。
工事概要でございますが、
施工中心延長が597.4メートル。
L形溝、
歩道止石、
車道アスコン舗装が1,435平方メートル、
歩道透水性舗装が201平方メートルでございます。
工期は、令和2年4月10日から7月8日までの60日間でございます。
次の4ページに、ほか2か所のうちの1か所の
五本木二丁目の現場のところがございます。この工事で、これは
五本木二丁目18番の
案内図となります。
続いて、項番4、
道路維持工事(
五本木一丁目)でございます。
場所が
五本木一丁目7番先から12番先。
請負者、
請負金額については記載のとおりでございます。
工事概要ですが、
施工中心延長が271.9メートル。
L形溝、境石、
車道アスコン舗装が626平方メートル、
歩道舗装が109平方メートル、
ガードパイプが58メートルでございます。
工期は、令和2年4月17日から7月15日までの60日間でございます。
続きまして、項番5、
道路維持工事(
碑文谷二丁目)でございます。
場所につきましては、
碑文谷二丁目17番先から
碑文谷一丁目14番先でございます。
請負者、
請負金額は記載のとおりでございます。
工事概要ですが、
施工中心延長が356.3メートル。街渠、それと
車道アスコン舗装が2,036平方メートル、
歩道舗装が20平方メートルでございます。
工期は、令和2年4月21日から7月10日までの55日間となります。
説明は以上でございます。
○
鴨志田委員長 ありがとうございました。
こちら、説明のみということですので、
報告事項(3)……
(「
委員長」と呼ぶ者あり)
○
清水道路公園課長 こちら5件、工事につきましては、5月6日までの間、
緊急事態宣言下におきまして、
施工者と協議の上、
工事中止をしていたものでございます。改めて、
工期変更等ある場合は
施工者と協議して対応するものとしておりますので、補足させていただきます。
以上でございます。
○
鴨志田委員長 よろしいですね。
補足ありがとうございます。
それでは、こちらも説明のみということで、
報告事項(3)
工事報告(5件)についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
報告事項】(4)令和2年春
目黒川沿いの
桜開花期間における取組について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
鴨志田委員長 次に、
報告事項(4)令和2年春
目黒川沿いの
桜開花期間における取組について報告を受けます。
○
清水道路公園課長 それでは、令和2年春
目黒川沿いの
桜開花期間における取組について御説明いたします。
なお、本件につきましては、本日の
生活福祉委員会におきましても
情報提供されておりますので、併せて御報告いたします。
まず、1番の
経緯等でございますが、
目黒川沿いの桜は例年、多くの
花見客、また露店で販売されたごみの問題、また
山手通りの人の横断など様々な問題が生じております。これらの問題を解決するために、
商店街、
地域住民と警察署、区などの
関係団体で構成します「目黒川
桜開花期間安全対策協議会」、これは「
桜まつり等運営協議会」から、今年の2月付で名称変更しております。この
協議会の中で様々な取組を行っているというものでございます。
令和2年春は、
新型コロナウイルス感染症の拡大を受けまして、令和2年2月20日に、
区主催イベント等を
原則中止または延期と決定いたしまして、
協議会では、
目黒川沿いで開催される
桜まつりのぼんぼりの設置ですとか、区が共催や後援をしている
イベント等、露店の
臨時営業などについて、
主催者へ自粛の要請を行っているものでございます。
また、令和2年3月27日及び4月3日には、区長が
ビデオメッセージで、目黒川の桜は来年も咲くので
不要不急の外出を控えるよう、
ホームページから自粛の呼びかけを行っているというところでございます。
項番2でございますが、(1)桜の
東京地方の
開花宣言は3月14日でございます。
(2)
桜開花期間中の1日当たりの
中目黒の
最大乗降客数ですが、3月25日で13万7,000人、昨年比で11万9,000人の減という状況です。また、3月17日から4月1日の16日間の
乗降客数は約155万人と、昨年よりも156万人の減と、約半分という状況でございました。
項番3、中止になった
イベント等については記載のとおりでございます。
項番4、主な
取組内容ですが、まず(1)の警備につきましては、記載の内容、期間で実施いたしまして、
警備人数は、延べ17日間で491名に縮小して実施しております。また、深夜の巡回につきましては、2名体制で夜8時から翌朝の5時まで、記載の7日間行いまして、2ページに移りまして、
新型コロナウイルスの
感染拡大を受けまして、3月27日から4月5日まで、
目黒川沿いでの
外出自粛のアナウンス及び
巡回警備を行っております。
(2)の
パトロールにつきましては、
合同パトロールは中止、
安全パトロールは記載の期間、
マナー啓発ですとか屋台の指導を行いまして、昨年から実施しております夜9時からの
夜間パトロールについては中止をしております。ウの青パトにつきましては記載の2日間、皀樹橋から中の橋の区間を
パトロールしているものでございます。
(4)
飲食物提供者への
自粛要請は、
新型コロナウイルス感染症対策としまして、露店の
出店者に対しまして3月4日に155件の
自粛要請、3月27日に再度、
通知時点で営業しています52件に現地にて文書を手渡し、自粛を要請しているというものでございます。
(5)
仮設トイレにつきましては、今年、オー
パス夢ひろばにも
仮設トイレを設置いたしまして、またコンビニエンスストアにも協力を依頼し、3店舗を
トイレマップに掲載して現地に表示をしているというものでございます。
3ページに移りまして、(6)周知につきましては、
ホームページで3月27日から、イベントの中止情報ですとか
感染症対策のポイント、
マナー啓発などの情報を掲載しております。また、先ほどもお話ししましたが、区長からの
ビデオメッセージ、それと今ツイッターで、記載の期間、公式ツイッターを4回更新し、
不要不急の外出を控えるよう発信しております。
(7)区道等の投棄ごみにつきましては、区の職員及び委託業者によりまして、3月16日から4月10日の毎朝、それと夜間の23時まで回収を行った結果、ごみの量は合計で4.18トンで、昨年が7.27トンでしたので、前年比よりも3.09トン減という結果になっております。また、カの「なかめスタイル」における地域活動としてのごみの受け取りは中止しております。
(8)観光バスの駐車対応につきましては、昨年と同様に、日本バス協会などに通知を出して依頼をしております。
(9)誘導掲示板につきましては、順路看板を千歳橋から日の出橋の区間、車と対面するように反時計回りに通行するよう、120枚程度設置し、4ページに移りまして、宴会禁止看板等については例年どおり設置しているというものでございます。
(10)植栽帯のロープ設置についても例年と同様に実施しております。
(11)現地連絡所につきましては、例年、合流点遊び場に設置しておりましたが、
イベント等の中止に伴いまして、連絡体制表に対応として中止しております。
これに伴いまして、(12)の合流点遊び場につきましては、通常の開園時間の8時半から17時の開園としております。
それと、(13)
出店者対策としまして、昨年12月18日に、
桜開花期間中、飲食物の販売を予定する方を対象に、期間中の現状と課題、それとこれまでの取組を説明しますとともに、様々な課題への対策についての意見交換会を行っております。
協議会からは、営業時間やごみの受け取り等について要望を行っております。
出店者には、昨年春に連絡先を収集した38名に案内を送付いたしまして、出欠連絡のない
出店者に対しては電話で確認、11店舗の方に参加いただいたものでございます。また、連絡先の確認、更新を行うとともに、今後土地所有者等への働きかけができるように、場所を借りていると思われる
出店者については出店場所の特定を行っているという状況でございます。
5ページに移りまして、(14)花見
自粛要請の看板等につきましては、
目黒川沿いの橋の付近に、
新型コロナウイルスへの注意喚起として12枚、それと花見の
自粛要請を12枚設置しております。
最後に、今後の対応でございますが、今春は
新型コロナウイルスの
感染症対策の影響で来訪者が減少するということが予想されておりましたが、
一定程度の人出を見込みまして、必要な対策について
協議会で検討して取り組んだものでございます。
来春につきましては、引き続き沿川の方々の生活環境を守り、また来街者が安全に安心して通行できる対策を検討しまして、
協議会を構成します団体等と連携を図りながら必要な対策を講じていくこととしております。
説明については以上となります。
○
鴨志田委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、御質疑をお受けいたします。
○田島委員 質問を簡単にさせていただきます。
丁寧な説明がありましたので特別なあれはないんですが、今回やはり予想以上に桜を見る方が見えて、自粛期間にもかかわらず、少し目黒川、心配されたところもあって、区側も急遽自粛のお願いをしたような形なんですが、目黒川の
桜開花期間安全対策協議会、これが中心になって行ったと思いますが、この対策
協議会自体が、やっぱり
コロナに対しての対策、終わった後は何でも言えるんですけれども、やはりこの開花期間の桜を見る
協議会が中心になって、今回の
コロナの災害に対してもきちっと対策を得るべきだったというのが大きな教訓だと思うんですが、区側としましてはどのように教訓について、今回のこの桜の部分の教訓としてどのように受け止めているか、今のところで総括的に感じていることがあれば、次回に生かすということで、何か総括があればお答えいただきたいと思います。よろしくお願いします。
○
清水道路公園課長 今回の危機管理としての総括という御質疑でございますけれども、昨年比で156万人減っているという状況ではございましたが、
コロナ発生直後も一部メディアで開花期間の状況と開花の状況とか報道する動きもありまして、3月27日頃まで
一定程度の人出があったという状況でございます。これを受けて、区長から
ビデオメッセージ、また新聞報道をしていただいて、それから大分落ち着いて、抑止の効果があったものというふうに考えております。委員御指摘いただいたように、こういった危機管理の観点ですけれども、来年春に
コロナウイルス、どうなっているか分かりませんけれども、今回自粛で我慢していただいた方々の反動といいますか、そういった揺り戻しというのもあると思いますので、今後もそういった安全対策について、この危機管理も含めて、そういった
コロナ感染症の対策も含めましてしっかりと検討して、来春に向けて対応してまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
○
中澤都市整備部長 若干補足をさせていただきますけども、この安全対策
協議会、桜の関係で
コロナもやるというのはなかなか大変な状況だとは思います。一方で、私ども区のほうには
新型コロナウイルスの対策本部がございますので、やっぱりある程度連携しながらやってくということが一番いいのかなというのは教訓でございます。
今回はもう、走りながら考えてたところがございましたので、かなり、これ、安全対策
協議会につきましては地域の方が相当入ってまして、町会あるいは東急さんも入ってますけども、皆それぞれ、その時々の判断で考えながらやっていったということがございました。だから、やはり皆さんで一緒に考えていくっていうことが大事だなというのが、一つ教訓になりました。
今後、こういう緊急時、いろいろとございますけども、やはり皆さんと相談しながら、ただ適時適切、やはり早く対応するようなそういう打合せをしていく、いわゆる、やっぱり人間関係っていうのは一番大事かなと思っておりますので、そういう安全対策
協議会の、やっぱり今あるメンバー、その委員との連携、これを密にして、来年に向けて取り組んでいきたいと思います。
以上です。
○
鴨志田委員長 田島委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。よろしいですか。
○かいでん委員 1点だけ細かいことをお聞きしたいんですが、今回警備の委託に関して、去年よりも規模を縮小していると思いますが、このときの委託費とか、そういう契約変更で縮小されたのかどうか、そこの部分だけお伺いします。
○
清水道路公園課長 警備費の関係でございますけれども、警備費につきまして、説明させていただいたとおりの縮小という形でさせていただきました。
経費ですけれども、昨年が警備費につきましては3,950万円余、今年度令和2年の対応につきましては2,590万円余という金額でございます。これにつきまして、決算の中で詳細については新たに説明していきたいというふうに考えております。
以上です。
○
鴨志田委員長 かいでん委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○岸委員 総括ということで伺ったので、なるほどな、なんて思って伺っておりました。
1点だけお伺いしたいのは、私もこの現場でどういったものなのかなってことで、何度か、庁舎に来た折なんか、帰りがけに自転車で回ったりとかしていたんですけども、やはり今の委員の指摘のとおりでありまして、警備の人数を少なくしたことによって、結構そこに負担がかかってしまっていたんじゃないのかなってことをとても感じるような状況を多々見かけました。
それで一つお伺いしたいのが、例えば露店業者に対して注意指導をしてるようなことがあったと思うんですけども、それに関して従わない方たちに対してはどのような対応をなされていたのか。あと、これから先どういった対応が可能なのかってことだけお伺いさせてください。
僕のところには、この期間で、
中目黒の話ですと五、六件やっぱり相談事が来ていて、地元に住んでるんだけども、住んでる人間の意識と、人が通る川の目の前にいる方たちで露店を出している方、あるいはマンションのオーナーさん、あと駐車場のオーナーさんたちの意識がかなり温度差があるようで、結構困っているみたいな話をよく聞いたものでありまして、以上、お伺いいたします。
○
清水道路公園課長 出店者に対しての対策でございますけれども、先ほど御説明の中でもさせていただきましたとおり、
出店者に対して155件、当初通知を出したのと、あと3月27日時点でそれでもまだ出店されてる方に対して52件、これは直接お店にお伺いして、自粛の、これはあくまでお願いになってしまうんですけれども、強制的に何かやめさせるということが現行の中で難しいというところがありますので、こういった形で要請をしたと。
来年度に向けましても同様の取組、それと御説明でもしましたけれども、委員からもありましたけれども、そこに場所を貸している方々に対してもそういった意識、そういった課題があるということを意識を持っていただくために、そういった方々の、
出店者とその土地の所有者の方の特定というのも今進めているという状況でございます。
以上でございます。
○
鴨志田委員長 岸委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鴨志田委員長 よろしいですか。
ないようですので、
報告事項(4)令和2年春
目黒川沿いの
桜開花期間における取組についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
報告事項】(5)令和2年度
住宅用新エネルギー及び
省エネルギー設備設置費助成事業の実施について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
鴨志田委員長 次に、
報告事項(5)令和2年度
住宅用新エネルギー及び
省エネルギー設備設置費助成事業の実施について報告を受けます。
○金元
環境保全課長 それでは、令和2年度
住宅用新エネルギー及び
省エネルギー設備設置費助成事業の実施について、資料に基づきまして御説明いたします。
まず、本事業の位置づけでございます。
本区では、地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく地方公共団体の実行計画として、目黒区地球温暖化対策地域推進計画を平成20年3月に策定をしております。この計画において、新エネルギー・省エネルギーの導入支援を施策に掲げており、本事業は平成21年度から毎年取り組んでいるものでございます。
その上で、1の目的につきましては、記載のとおり、二酸化炭素排出量の削減に配慮した
住宅用の新エネルギー・省エネルギー設備の設置費用の一部助成により環境負荷の少ないエネルギー利用を促進し、もって地球温暖化対策を推進するものでございます。
2の助成対象となる設備及び設置時期でございます。
記載の期間において設置または工事を完了した新エネルギー及び省エネルギーの設備本体の導入費用の一部を助成いたします。なお、本年1月1日からとなっておりますのは、昨年度の申込み期間を1月末までとしているため、暦年で前年度のものも申請可能としてるものでございます。
それでは、ここでおめくりいただきまして、3ページの別表を御覧いただけますでしょうか。
こちらに、助成対象設備と助成金額を表としてまとめてございます。
簡潔に説明させていただきますが、新エネルギー設備としましては太陽光発電
システム、太陽電池を利用し太陽光エネルギーを直接的に電力に変換する
システムでございまして、発電した電力は家庭内の様々な家電製品に供給できるものでございます。
助成については、設備本体価格の3分の1とし、10万円を上限としております。ただし、その他の助成対象設備、これ、エコ住宅を除きますが、申請する場合は、その数に応じて1万円ずつ加算するものでございます。例えば、太陽光発電
システムと省エネルギーの家庭用蓄電
システムを併用して申請された場合は、最大で10万円と5万円と足しまして、あと1万円を加算しまして16万円の助成を行うというものでございます。
続きまして、燃料電池
システムでございますが、こちらについては一般家庭に設置する自家発電、給湯設備、通常エネファームと申しますが、都市ガスなどから
水素を取り入れ、空気中の酸素と化学反応させて発電する
システムで、発電時の排熱は給湯に利用されるものでございます。
こちらについても本体価格の3分の1、5万円を上限とするものでございます。
この2つが、新たにエネルギーを生み出す新エネルギーの設備でございます。
残りの下の5つが既存のエネルギーを節約できる設備でございまして、家庭用蓄電
システムについては、記載のとおり、大容量の蓄電池に夜間電力や太陽光発電で発電した電気を蓄えておく装置。日常電力のほか、災害などで停電になったときの電力としても利用できるものでございまして、昨今、利用件数が増えているものでございます。
こちらは本体価格の3分の1までで、5万円を上限といたします。
次に、CO2冷媒ヒートポンプ給湯器でございます。
ヒートポンプ技術、こちらは外気の熱を利用して、少ない電力で効率的に給湯することができる技術でございます。
こちらについては本体価格の3分の1までとし、3万2,000円を上限としております。
次に、HEMS(家庭用エネルギー管理
システム)でございます。
こちらは電気メーターを設置し、それで新エネ・省エネの設備や家電の稼働状況を管理し、電力の使用状況を確認し、自動制御も行うものでございます。
こちらについては3分の1まで、2万円を上限といたします。
次に、こちら、集合住宅を対象といたしますが、マンションの共用部のLED照明でございます。
こちらについては、設備本体価格の3分の1まで、10万円を上限とするものでございます。
最後に、エコ住宅でございます。
こちらは、太陽光発電
システム等の新エネ・省エネ設備を設置すること、壁や窓の断熱性能が高いこと、省エネ機器をHEMSにより管理していることなどによって、年間に消費するネット、正味のエネルギー量がおおむねゼロとなるよう設計された住宅でございます。経産省と国が実施しているネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業、また東京都が令和元年度から開始しましたが、東京ゼロエミ住宅導入促進事業において補助対象となってるものについて、1件当たり30万円を助成するものでございます。
それでは、すみません、1枚目にお戻りいただきまして、3の申請対象でございます。
(1)は個人住宅を対象とする設備について、(2)は集合住宅を対象とする設備についての記載でございます。
(3)については、平成21年度以降に同一の機種による助成を受けていないことを要件とするものでございます。
4の助成額でございます。(1)は全体の予算額で1,100万円余、(2)の助成額は、表にしておりますが、補助割合は3分の1で、設備の種別ごとの助成の上限額は記載のとおりでございます。
おめくりいただきまして、裏面をお願いいたします。
5の申請の受付期間は記載のとおりでございます。締切り後、申請状況を見まして、予算の範囲内で対応する予定でございます。
6の区の報告書提出期限については記載のとおりでございます。
7の
周知方法については、区の
ホームページに記載するほか、各地区サービス事務所でも利用の手引を配布いたします。
最後に、8の昨年度の実施結果でございます。
昨年度も同様の期間において助成を実施し、129件、810万1,000円の執行額でございました。なお、参考に、平成21年度以降の助成件数の累計を記載してございます。
説明は以上でございます。
○
鴨志田委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、質疑をお受けいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鴨志田委員長 よろしいですか。
ないようですので、
報告事項(5)令和2年度
住宅用新エネルギー及び
省エネルギー設備設置費助成事業の実施についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
情報提供】(1)災害時対応における
初動体制の見直しについて
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
鴨志田委員長 次に、
情報提供に移ります。
(1)災害時対応における
初動体制の見直しについて説明を受けます。
○
清水道路公園課長 それでは、御説明させていただきます。
こちらの
初動体制の見直しにつきましては、本日の
企画総務委員会で報告されておりますので、併せて御報告させていただきます。
まず、前提といたしまして、昨年10月の台風19号の対応を踏まえまして、庁内に検討会を設置して検討し、風水害対応につきましては、全部局横断的な体制の構築や、できるだけ多くの対応職員の確保が必要となったということが背景にございます。ついては、項番2のとおり、災害時の対応における
初動体制の見直しについて、大きく4つの柱で整理したというものでございます。
順に御説明させていただきます。
まず、(1)災害対策本部運営規定の見直しでございます。
災害救助法適用の有無にかかわらず、区民生活に影響を及ぼす大規模な災害の発生が想定され、区として全庁的に災害対応に取り組んでいく必要があると判断したときに、災害対策本部を柔軟に設置できるよう、規定の整理をするというものでございます。
続きまして、2ページ目、(2)風水害等非常配備態勢の確立でございます。
まず、2枚めくっていただきまして、A4横使いの別紙1を御覧ください。
この表が、震度5弱以上の地震が発生した際には、こちらの非常配備態勢基準表に基づいて、職員が指定された活動場所で災害対応に当たるということになっておりますが、風水害につきましては、これまで特にこうした態勢基準表がございませんでした。このため、1枚おめくりいただきまして、新たに風水害についての非常配備態勢基準表を作成したというのが、こちらの別紙2になります。
ここでは、まず左上、水防本部が設置される際には区分のaからcの態勢を取りまして、次に、被害の拡大が予想されまして災害対策本部に移行するとなった場合には、区分dからhの態勢を取ることとなります。災害対策本部員のほか、地域避難所の運営、また本部業務の補助などを分担するというものでございます。その他、災害の状況に応じて、区分iとjの態勢を取ります。こうして、地震のときに倣いまして、風水害についても3段階で配備態勢を取ることといたします。
すみません、本編資料の2ページ目にお戻りください。
次に、(3)風水害対策指定職員制度を創設いたします。
3ページに移りまして、先ほどの別紙に、
管理職を除きましてaからhまでの態勢に従事するのが、風水害の指定職員でございます。指定職員は大きく3つに分けまして、ア、本部職員は第1次非常配備態勢職員で、危機管理室、
都市整備部、広報課の一部の職員といたします。
イの地域避難所開設・運営職員ですが、避難所については、既に別紙1の地震が発生した際の非常配備態勢で参集する職員が指定されておりますので、これを風水害にもそのまま充てることといたします。ただ、1か所当たり5人という配置になっておりますけれども、風水害時に開設する可能性の高い目黒川流域の地域避難所6か所につきましては、職員の負担を軽減するために2名ずつ加配するということで考えております。
ウ、本部補助職員は、
管理職及びアとイの職員を除く目黒区内在住の職員を充てることといたします。
(4)区内在住職員の確保策では、風水害発生時の
初動体制に従事することを前提といたしまして、一定の条件の下で職員への家賃助成を行うものでございます。家賃助成を受給した職員は、風水害発生時には、主に本部の補助業務に優先的に初動対応に当たります。それと、総合水防訓練などへの参加を義務づけるという条件の下に助成するものでございます。
最後に、項番3、今年4月から制度が始まりました会計年度任用職員の取扱いについて、原則として、勤務時間中に発災した際にその勤務場所で災害対応に従事してもらうというものでございます。原則、非常配備態勢上は第3態勢に組み込んでおりますが、ただ職の設置の目的や職責等によりまして、第1・第2の非常配備態勢要員として災害対応に従事することもあるというものでございます。
5ページ目は参考に、災害対策本部・水防本部の設置基準を記載しておりますので、後ほど御覧いただければと思います。
説明は以上でございます。
○
鴨志田委員長 ありがとうございました。
これは説明のみということになりますので、
情報提供を終わらせていただきます。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【その他】(1)次回の
委員会開催について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
鴨志田委員長 その他、次回の
委員会開催は、次の
委員会体制の下で決めることになります。
また、昨年、改選後に構成されたこの
都市環境委員会、1期生も4人交えながら、非常に地域に根づいた政策を展開するということで、非常に活発な議論がされたことと思います。そして、今日がこの
都市環境委員会、このメンバーで最後となります。また、例年ですと、この最終の
委員会の後、理事者を交えて大変楽しい懇談会が予定されているんですが、今回はこの
コロナ禍ということで、残念ながら中止となりました。今後もこの1年間の議論を踏まえて、さらに地域の中で生かしていただけたらと思います。
委員長の御挨拶でございます。
副
委員長、何かあれば。
○関副
委員長 1年間、どうもありがとうございました。
本当に去年の8月、9月、10月は本当に大規模風水害ということで、本当に新たにしなければいけないことが多くありました。そういった観点で、今日最後に
情報提供がありましたけれども、こうした体制もしっかりと充実した取組にしていく。また、今回新型
コロナということで、
委員会の構成についても新たな体制で今回臨んでいますけれども、こうしたことにおいて、
都市整備と環境清掃においても、様々都市のインフラとか、環境の状態についてとか、様々関わりがあると思ってます。そういったことからも、これからもしっかりと取り組んでいただくように切にお願い申し上げて、副
委員長からの挨拶とさせていただきます。本当に1年間ありがとうございました。(拍手)
○
鴨志田委員長 それでは、任期最後の
委員会ということで、
都市環境委員会を閉会いたします。
ありがとうございました。...