○
鈴木委員長 ないようですので、
報告事項1番、
目黒区
商工まつりの
中止及びめぐろ
事業者応援プロジェクトの
実施についてを終わります。
説明員の
入替えを行います。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
報告事項】(2)
介護医療院の
開設について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
鈴木委員長 それでは、
報告事項2番、
介護医療院の
開設について
報告を受けます。
○
伊藤介護保険課長 それでは、お手元の
資料に基づきまして御
説明をさせていただきたいと存じます。
介護医療院の
開設についてでございますが、経緯といたしまして、
項番1にございますが、従来、
介護保険施設の一つであります
介護療養型の
医療施設、こちらにつきましては、
急性期の治療が終わって継続的に
医療サービスを受けながら長期の
療養を必要とする方が御入所されて、
療養上の管理や看護、
機能訓練などを行うというような機能を持ってございました。こうした
施設が
法改正によりまして廃止することが決定いたしました。
その一方で、
地域包括ケアシステムの強化のための
介護保険法等の一部を改正する法律によりまして、新たに
介護保険施設といたしまして
介護医療院が創設されたという経緯がございます。
この
介護医療院は、今後増加が見込まれます
慢性期の
医療や
介護ニーズへの対応のために、日常的な
医療の必要な要
介護高齢者の
皆さんの
長期療養ですとか
生活の
施設としての機能を兼ね備えたものでございまして、先ほど申し上げました廃止が決定されました
介護療養型の
医療施設に代わりまして
転換先の一つとして位置づけられているものでございます。
目黒区におきましては、この
介護療養型医療施設に1
施設位置づけされていた
ところでございますが、この
法改正に伴いまして、
令和2年3月31日をもちましてこちらの
施設を廃止し、新たに
東京都知事から
令和2年4月1日付で
介護医療院として
開設が許可をされたということでございます。
2番の
施設の概要でございます。
表の左側が廃止された
施設、右側は新たに
開設の許可を受けた
施設でございますが、
施設名は記載のとおりで、新設の
施設名は、
医療法人財団日扇会第一
病院介護医療院と申します。
所在地は
目黒区中根二丁目10番20号、
開設者は
医療法人財団日扇会、
開設者の
所在地は上記の
所在地と同様でございます。
こちら入所の定員でございますが、従来は24名でございましたが19名となってございます。これは、それぞれの
施設の
面積要件ですとか、
あとは
介護医療院の場合には、多床室の場合に、例えばこれまではカーテンの仕切りだけで大丈夫だったものが、それだけではなくて什器ですとか、つい立てですとか、そういったものでそれぞれの方のプライバシーを保護するというような
ところでございますので、部屋のほうを改装して、定員が若干少なくなっているという
ところでございますが、従前の
施設を御利用された方は、そのまま御希望の方は
介護医療院をそのまま引き続き御利用されているというふうに病院のほうから伺っている
ところでございます。
3番、
開設に当たりましての区の
支援といたしまして、
令和元年度の
施設開設準備経費補助金としまして246万4,000円を
補助金として
支援をしている
ところでございます。
説明は以上でございます。
○
鈴木委員長 説明が終わりましたので、
質疑を受けます。
○おのせ
委員 何点かお尋ねいたします。ただ、
民間院のことなので、分かる
範囲で結構です。
まず1点目は、この
介護医療院の形を取って
区内で
準備をされているほかの
施設はありますでしょうか。
2点目は、この
介護医療院という
システムですけども、私も、ごめんなさい、
勉強不足で申し訳ないんですけど、
介護医療院というこの
施設に関しての、入院なのかな、入院の資格みたいなのはあるんでしょうか。また、その入院するためには、どういうフローを踏んでいくんでしょうか、これが2点目です。
3点目は、
開設に伴っての区の
支援ですが、
令和元年度の
施設の
準備経費が出ています。そんなに高額ではないなと思っているんですが、これ、国や都からも同じように出ているんでしょうか、その額は幾らぐらいでしょうか。また、
令和2年度に当たっては、今度、運営の
支援金というのがここに出てくるものなんでしょうか。
以上です。
○
伊藤介護保険課長 それでは、お尋ねにつきまして順次お答えをさせていただきたいと存じます。
まず、
介護医療院の
ところでございますが、現在は、この1か所のみでございます。他に
準備をしていらっしゃるというような、
開設を考えていらっしゃるという
ところは聞いてございません。
また、入所のフローでございますが、こちら、介護
施設でございますので、例えば通常のようにケアマネジャーさんがいろいろとその方のアセスメントをして、こういったことが必要だということであれば御入所いただくという形になってまいります。
簡単に申し上げますと、1点目、2点目は以上となります。
○山口
高齢福祉課長 それでは、3点目の
補助金の関係でございますけども、こちらは東京都のほうから支出されてる
補助金でございまして、その財源の内訳としまして、国が3分の2、東京都が3分の1ということで、区からの持ち出しはございません。
それと、2年度以降の運営経費の補助はないのかということでございますけども、そちらについては、
補助金としてはございません。
以上です。
○
鈴木委員長 おのせ
委員の
質疑を終わります。
ほかにございますか。
○青木
委員 この
介護医療院について、Ⅰ型、Ⅱ型で症状の重さで種別があると思うんですけども、今回のこの
介護医療院については何型に当たるのか教えてください。
○
鈴木委員長 1点ですね。
○青木
委員 1点です。
○
伊藤介護保険課長 こちらの
施設に直接確認いたしまして、いわゆる比較的重度な方を介護させていただくⅠ型と伺っております。
以上でございます。
○青木
委員 ありがとうございます。
この入居者については、スライドして引き続き利用されているということでしたが、今回そのⅠ型で重度の方がメインということで、今までの入所者で軽い人が、これは重度の方がメインなんで、この
施設には入れませんよということはなかったということでよろしいですかね。
○
伊藤介護保険課長 御希望される方は全て移られたというふうに伺っておりますので、そういうことはないものと認識してございます。
以上でございます。
○
鈴木委員長 青木
委員の
質疑を終わります。
ほかにございますか。
○
石川委員 法改正によって
療養病床が廃止によって
介護医療院になるということなんですけども、私もいまいち、まだ
イメージが分からないんですが、先の
委員の
質問の中で、ここはⅠ型ですよということなんですけども、
介護医療院というのは、
療養病床のサービスと老健のサービスを提供するという、要は、ミックスしたものを提供するというわけなんですけども、今Ⅰ型とおっしゃったんですけども、このⅠ型と老健のほうのⅡ型かな、そういうものの
施設を
開設するに当たってそれはないんですか、その今の
状況がⅠ型なんだよということなのかどうかよく分からないんですが、それが1点。
療養病床から
介護医療院に移る場合、基準が規制緩和できるよということが言われているんですけども、そうすると、今回の
介護医療院になった場合、今までの
療養病床の基準よりも、先ほど、お部屋の問題、
報告されていましたけども、緩和された
ところがあるのかどうか。そして、Ⅰ型であれば、その基準は、この
施設が開いている間ずっとⅠ型の基準で、例えば
施設面積とか人員配置とか、それはずっといくんですか。例えば
状況変わって、Ⅱ型とかのそういう
部分も作るのか、その辺がよく分からないんですが、もうちょっと詳しく教えていただきたいなということです。
○
伊藤介護保険課長 今のお尋ねでございますが、1つは、
状況で変わるかという
ところでございますが、こちらはあらかじめⅠ型かⅡ型かという
ところで人員基準等が異なってございます。こちらの
施設は定員19人ですがⅠ型ということで、こちらに沿った人員基準をしているということを確認している
ところでございます。ですので、
状況によって変わるという
ところではございません。
また、各種の基準でございますが、先ほど私、
面積要件と申しましたのは、例えば多床型の
ところの
面積要件でございまして、
あと、例えば今回の場合ですと、Ⅰ型ですと、介護職員の比率が、
療養型ですと6対1から4対1ぐらいだったんですが、
介護医療院のこのⅠ型ですと5対1から4対1とかその程度の基準の変更はございますが、一方で、病院と
医療機関と併設の場合には本来ドクターを置くんですけども、
医療機関の医師が例えば兼務できるですとか、そういった一定の緩和的な要件はあるという
ところでございます。
以上でございます。
○
石川委員 そうすると、今回ここが、できたわけですけども、緩和した
部分というのは、そのドクターが本院のほうにいるお医者さんが兼務するという
ところのその辺の
部分だけなんでしょうか。心配されるのは、緩和された中で本当に
介護医療院としてのその役割というか、できるのかどうかという
ところで、当初心配が関係者の中から出てたんですが、その辺を伺いたいなと思うのと、それと、
あとここはあくまでも介護
施設ですよね。そうすると、先ほども
質疑があったんだけど、例えば特養だと、今原則、要介護3以上ですよね。そうすると、ここは基本的にはケアマネジャーが、入所をすると、例えば空いていたら、
事業者がオーケーとすれば、その介護度幾つとかそういう条件はないんでしょうか、どうなるんでしょうかということと、
あと、今回は
療養病床が廃止されてこの
介護医療院になるわけですけども、例えば
目黒区では今の
ところありませんよということなんですけども、
療養病床はないですけども、新たに作るということも可能なんでしょうか。
以上です。
○
伊藤介護保険課長 お尋ねの件でございますが、当然、兼務は機械的に兼務をできるということではございません。業務に支障がない限りそういったことを兼ねることができるとされてございます。実際に
開設に当たりましては、そういった諸
状況を勘案した形で兼務をしていらっしゃるというようなことであろうというふうに認識をしている
ところでございます。
それから、介護度につきましては、特に要介護1から5の方という
ところだけの制限でございます。
また、通常の流れとしましては、どちらかというと、これまでも長期の
療養が必要な方が介護と、これまでは
機能訓練とかそういった
ところがメインの
医療、
療養型の
施設だったんですが、そこに
生活の場というような
ところが入ってきた
施設となります。そういった
ところで変わってくるものでございますが、現在では、今後につきましては、介護保険
事業計画上は特段には設けてはおりませんが、今後の
状況を見まして必要に応じて計画をしていくものという
ところでございます。
以上でございます。
○
鈴木委員長 新たな設置、いいですか。
じゃ、もう一回
質問してください。
○
石川委員 そうすると、例えば今回、
療養病床にいた人が横で入ってスライドしてきたわけですよね。それで、その
人たちで定員いっぱいだと思うんですが、例えば今後ケアマネジャー、当然ここは介護
施設だから、例えばここに入りたいという人も出てくると思うんです。その場合、例えばここが持ってる法人の今までの
療養病床にいたような方が例えば、入院した場合、ここからスライドしてくる場合もあると思う。要は、ここで入院してる人が
介護医療院に行く人のほうが、ケースが多いと思うんだけど、要は、一般の人が、例えばここに入ることが、普通の介護
施設として入ることが可能なのかどうか、そこの辺がよく分からないんですけど。
○
伊藤介護保険課長 今のお尋ねでございますが、
委員御指摘のような
ところでございますが、通常は居宅から
介護医療院というよりは、この趣旨からしますと、長期的な
療養がもともと必要な方という
ところでございますので、御自宅でずっと
療養している方もいらっしゃるかもしれませんが、いずれにしましても、例えば病院で長期的に入院をして、
医療的な治療という、積極的な治療というようなことではなくて、
医療的なケアと介護と、そこを踏まえた上で
生活していただけるというような方でありましたら、これは空きがございましたら御入所はできるというものでございます。こちらも、今必ずしも満床であるということではないというふうには聞いてございます。ですので、そういったその方の御事情に合えば御入所はできるという
ところでございます。
以上でございます。
○
石川委員 この
介護医療院という、こういう介護
施設ができるようになったわけなんですが、そうすると、今後、例えば病院を持っていなくても、例えば介護
施設として
事業者がこれに参入しようという、お医者さんとかそういう人が必要になるわけですが、そういう動きというのは、今、全国の中であるのかどうか。それで、今後、計画の介護
施設として、この
施設をどう位置づけるかというのは、
目黒区でそうした
状況を見て検討していくのかどうか、その辺はどうなんでしょうか。
○上田
健康福祉部長 こちらの
資料の最初の経緯の
ところにも書いてありますように、国の動きの中で、
療養病床を廃止して
介護医療院等に転換しろという方針が出ていますので、全国的に
療養病床はもう順次廃止され、
介護医療院のほうに展開する、もしくは新たに
介護医療院をつくるといった動きが出てきているのは事実です。
私ども
目黒区の今の介護保険
事業計画は、先ほど課長も申し上げましたとおり、今のこの第7期では1か所のみという整備計画です。今年度、計画改定の時期でございますので、今後の動きあるいは介護認定者の動きあるいはサービス量の増大等の傾向を踏まえて、来期の計画でこの
介護医療院の整備をどうするか今後検討してまいりたいと、そのように考えてございます。
以上です。
○
鈴木委員長 石川委員の
質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木委員長 ないようですので、
報告事項2番、
介護医療院の
開設についてを終わります。
以上で
報告事項を終わります。
続いて、
情報提供に移ります。
説明員の
入替えを行います。
――
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【
情報提供】(1)
目黒区産後
ケア事業(宿泊型)の
実施施設の追加について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
鈴木委員長 それでは、
情報提供に移ります。
情報提供1番、
目黒区産後
ケア事業(宿泊型)の
実施施設の追加について
説明を受けます。
○橘
碑文谷保健センター長 それでは、
目黒区産後
ケア事業(宿泊型)の
実施施設の追加について
情報提供いたします。
本件につきましては、昨年12月の本
委員会において、
目黒区産後
ケア事業(宿泊型)の
実施についてということで御
報告しているものでございます。この4月から受けていただける
施設を1か所追加いたしましたので、
情報提供するものでございます。
お手元の
資料は、区民向けのチラシになってございますが、チラシの中ほど、育良クリニックが今回
施設として受託していただけることになりました。
利用の条件等につきましては、利用日数4日間、利用料金等、厚生中央病院と同条件で受けていただけることになりましたので、このたび、4月からの契約に至ったものでございます。
説明は以上でございます。
○
鈴木委員長 説明が終わりましたので、
質疑を受けます。
○おのせ
委員 まさに育良クリニックにおいては、平成19年から医師会の産婦人科部会として、この産後ケアをやりますよということを手を挙げていただいた病院でございまして、実質ここで、当時言っていた方が一緒に足並みがそろったという形でよかったと思います。
現在、
コロナの
状況ですが、この育良クリニックは産婦人科でありますので、それは専属でいいかと思いますけども、厚生中央病院におかれましては総合病院でございますから、この辺の受入
状況はどうなっているんでしょうか。
2点目は、これ、厚生中央病院が始まってからの利用実績はどのように、堅調に伸びているんでしょうか。
2点です。
○橘
碑文谷保健センター長 まず1点目、この
コロナの
状況を受けての受入れの
状況ということでございます。
緊急事態宣言が発せられるということで、2つの病院と調整してまいりました。昨日、2つの病院から、感染拡大防止の観点から、一旦退院をされた方は受入れはできないということを告げられております。自院で出産されて、そのまま延長してこの
事業を使う方のみということで、今般条件を整えた
ところでございます。
それによりまして、既に4月以降、予約申請を受けております6件の方に今回は、一旦退院されている方ですので、また自院ではない出産をされた方ですので、キャンセルということを碑文谷保健センターのほうから御利用者宛てに連絡をさせていただくことになっております。
それと、実績でございます。
1月から利用登録申請を受け付けまして、2月から宿泊を実際に始めておりますが、5件、2月は4件、3月1件ということで実績がございます。
以上でございます。
○
鈴木委員長 おのせ
委員の
質疑を終わります。
ほかにございますか。
○金井
委員 私からは1点だけです。
先ほどの
委員の引き続きになるんですけども、4月が予約6件あったという
ところの、そのキャンセルを保健所のほうからかけさせていただいたということなんですが、その後のフォロー体制というのはどういうふうに考えていらっしゃるのか、また、具体的にもう動いているのであれば、それも教えてください。
以上です。
○橘
碑文谷保健センター長 利用ができない方へのフォローということでございます。
大変利用を希望されてる方は、個別の事情がございますので、地区担当の保健師が個別の事情をよく伺いながら、まず、地区担当保健師がフォローをさせていただきたいと考えて今、動いております。ただ、地区担当保健師は手技といいますか母乳のマッサージなどはできないものですから、緊急でそれが必要な場合は、それができる助産院などを御紹介したりということを考えている
ところでございます。
以上でございます。
○
鈴木委員長 よろしいですか。
金井
委員の
質疑を終わります。
ほかにございますか。