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  1. 目黒区議会 2020-04-08
    令和 2年生活福祉委員会( 4月 8日)


    取得元: 目黒区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    令和 2年生活福祉委員会( 4月 8日)                  生活福祉委員会 1 日    時 令和2年4月8日(水)          開会 午前10時00分          散会 午前10時49分 2 場    所 第二委員会室 3 出 席 者  委員長   鈴 木 まさし   副委員長  西 崎 つばさ      (8名)委  員  青 木 英 太   委  員  金 井 ひろし          委  員  山 宮 きよたか  委  員  石 川 恭 子          委  員  おのせ 康 裕   委  員  松 田 哲 也 4 欠席者      (0名)
    5 出席説明員  鈴 木 副区長         橋 本 産業経済部長     (10名)橿 原 産業経済消費生活課長 竹 内 文化スポーツ部長          吉 田 文化交流課長     上 田 健康福祉部長                          (福祉事務所長)          伊 藤 介護保険課長      山 口 高齢福祉課長          石 原 健康推進部長      橘   碑文谷保健センター長          (保健所長) 6 区議会事務局 青 野 議事・調査係長      (1名) 7 議    題 地域振興保健衛生社会福祉及び文化スポーツ等について   【報告事項】   (1)目黒商工まつり中止及びめぐろ事業者応援プロジェクト実施      について                         (資料あり)   (2)介護医療院開設について                 (資料あり)   【情報提供】   (1)目黒区産後ケア事業(宿泊型)の実施施設の追加について   (資料あり)   【資料配付】   (1)令和2年度公益財団法人目黒国際交流協会事業計画等について   (2)令和2年度公益財団法人目黒芸術文化振興財団事業計画等につ      いて   (3)「第44回目黒区民まつり」の日程について   (4)令和2・3年度目黒スポーツ推進委員の委嘱について   (5)令和2年度中小企業支援制度のご案内   (6)鷹番住センター構成施設臨時休館について   (7)目黒ペット防災の手引き   (8)地域密着型サービス等に係る区内事業所の指定について   (9)目黒区立特別養護老人ホーム中目黒改修工事に係る実施設計につ      いて  (10)目黒発達障害支援拠点ぽると リーフレット   【その他】   (1)次回の委員会開催について ───────────────────────────────────────── ○鈴木委員長  おはようございます。  それでは、ただいまから生活福祉委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、石川委員、おのせ委員お願いいたします。  では、議題に入る前に、本日の進行について若干説明を申し上げます。  まず、本日、新型コロナウイルス感染症の対策として、委員会室への入室は、各議題に関係する説明員のみとさせていただきますので、議題報告事項ごと入替えを行います。質疑に関しましては、説明員範囲が限られていますので、その範囲内で質問をしていただくということで御理解をお願いしたいと思います。  続いて2点目ですけれども、毎回4月の定例常任委員会においては、冒頭の報告事項人事異動に伴う出席説明員の紹介というのが入りますが、今回は進行の簡素化を図るために省略をさせていただきます。  なお、進行表項番5のところを見ていただくと、出席説明員の欄に網かけが入っている説明員がございます。この網かけが入っている説明員が4月1日付で人事異動で就任した説明員となりますので、よろしくお願いします。  なお、白濱税務課長は、課長級で引き続き同職に再任用となったというものでございます。  それから、3点目として、発言の際ですけれども、この発言の際にはマスクを着用したままということで、マスクを外さずに発言のほうをお願いいたします。  最後に1点、本日、資料配付にもなっておりますが、目黒国際交流協会と、それから目黒芸術文化振興財団事業計画等についてが資料配付になっております。本来は、財団からも来ていただいて質疑応答ということになるんですが、こういう新型コロナウイルス状況で、事業計画どおりに今進む状況ではございませんので、ここのところを今回は資料配付とさせていただいておりますが、その事情について文化交流課長から説明があれば求めます。 ○竹内文化スポーツ部長  目黒国際交流協会及び目黒芸術文化振興財団から提出されました今年度の事業計画等につきましては、本年2月に開催されましたそれぞれの理事会において決定されたものでございますが、その後の新型コロナウイルス感染症の拡大により、既に事業中止等の変更が生じているところでございます。今後更なる変更が予想されますが、先が見通せない中で事業計画を見直すことも困難な状況でございますので、本資料の配付をもって今年度の御報告とさせていただきたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。  私からは以上でございます。 ○鈴木委員長  この件はよろしいですね。 ○おのせ委員  この報告方法については、今年だけ特例ということでの確認でよろしいですか。 ○鈴木委員長  そういうことです。今年だけの特例です。  あと、よろしいですか、この件は。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○鈴木委員長  では、以上です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(1)目黒商工まつり中止及びめぐろ事業者応援プロジェクト実施について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――鈴木委員長  それでは、議題に入ってまいります。  まず、報告事項1番、目黒商工まつり中止及びめぐろ事業者応援プロジェクト実施について報告を受けます。 ○橿原産業経済消費生活課長  目黒商工まつり中止及びめぐろ事業者応援プロジェクト実施について御報告をいたします。  資料を御覧ください。  項番1でございますが、毎年7月下旬に区民センターで開催している商工まつり目黒リバーサイドフェスティバル)につきましては、今般の新型コロナウイルス感染状況に鑑み、今年については中止するものでございます。  この中止に当たりましては、商工まつりを主催する商工まつり運営委員会の中でも様々な議論がありましたが、現状では新型コロナウイルス感染症影響により準備予定どおりに進められないというような意見が多数ございました。  項番2でございます。中止となる商工まつりに代えまして、めぐろ事業者応援プロジェクトを立ち上げ、商工まつり運営委員会と区が連携して実施してまいります。  商工まつり運営委員会は、目黒商店街連合会目黒産業連合会東京商工会議所目黒支部をはじめ、区内各種中小企業団体のメンバーである区内事業者により構成された組織であることから、区内産業振興について効果的・効率的な支援が可能であると考えますが、何分こうした非常事態における新規事業でございますので、区としても商工まつり運営委員会と歩調をしっかりと合わせ取り組んでまいります。  実施方法等は記載のとおりでございますが、内容は、(2)のとおり、区内飲食店持ち帰りオーケー店舗紹介などにつきまして、目黒商店街連合会などの区内中小企業団体と連携をしながら、(3)のとおり、今月からスピード感を持って着手していくものでございます。その後は、逐次、各種企画を具体化し、年度内にわたり実施してまいります。  項番3は、周知方法でございまして、区のホームページ等により周知を行う予定です。  区といたしましても、なるべく多くの事業者の方に御参加、御賛同いただけるようにプロジェクトの充実に努めてまいります。  報告は以上でございます。 ○鈴木委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○おのせ委員  まず、1点目の商工まつり、大変残念ですが、コロナの対策ということで、こういう形で中止は分かりました。  私どもも、これは区議会BCPのほうで何とか区内商工業者応援してもらいたいということで、何か手だてがないかということでお願いをしてきたわけでありまして、早速にこういう形で展開していただけことを感謝申し上げたいと思います。  結果、たまたま商工まつり、これが休止になって、実行委員会の方々が区の産業の代表の方が多く集まっている団体かと認識しています。その中で、こういった形で区内飲食店持ち帰りのことは、これは区議会BCPでも出ていた話でございますし、実際はもう動いていらっしゃる有志の区民の方もいらっしゃるわけでして、これは例えば中目黒とか学大とかエリアごとに、その商工業者の方がもう動いている部分もあります。こういった今生きているその素材を生かしながら、この団体が進めていくという考え方も必要だと思います。これは自発的に動いているものがありますので、それを生かして動いていってもらいたいと思います。これについていかがでしょうか。  2点目は、これ、今回は区内飲食店持ち帰りオーケーというのは、これは例えばネットなんかでやるわけですけども、これ早急に多分できる、もう動いていることもありますから、できることだと思っています。  そのほかに、例えば区側から今検討課題として上がっているもの、区内商工業者ということは、例えば農作物もあれば工業製品ですね、商品、工業製品というものもあって、飲食店だけではないと思います。そういうことに対して、または区内文化芸術部分に関しましても大変厳しい状況にあるわけでして、こういったことを網羅して俯瞰的にこの事業者応援プロジェクトのほうで取り扱っていただくことが大切かと思います。この点についていかがですか。これはどういう取組ができるのかということです。  3点目は、やはり私たちが気にしてたのは、今、うちの産業経済は、融資のことで多分手いっぱいだと思っています。私たちお願い以上にお願いをして、それでも列ができる状況にあると聞いておりますから、そこに集中していただくためにこういう手法を取ったということの私たちのこの感覚でよろしいんでしょうか。  以上です。 ○橿原産業経済消費生活課長  3点の質問を頂きました。順次お答えをさせていただきます。  まず、1点目の飲食店のいわゆる持ち帰りオーケー店舗紹介などでございますが、これにつきましては、現在動いていらっしゃるというところも当然お声がけをして幅広く御参加を募っていきたいということで、なるべく大きなものを1つ見れば、区内では、こういうところでお持ち帰りができるんだということがお分かりになるようなものを作りたいと考えておりますので、その辺はいろいろ御協力をお願いしながら進めてまいりたいと考えているところでございます。  続きまして、第2点目なんですが、当然、飲食店だけではなく、今回の新型コロナウイルス感染症影響というのはいろんな産業に及んでいるというところでございますので、御指摘を頂きました部分区内で農業なんかもやっておりますし、当然、そこで農産物が生産がされているというところでもあるんですが、区の事業でも、いわゆる収穫体験等もやってはいるんですが、なかなかそういったイベントが、今後開催するのが難しいというような状況もございますので、そういった農作物の販路的なものですね、これはできるかどうかも含めて今後検討させていただきたいと思いますが、どうしても今、農作物の成長を止めるとかそういうこともできませんし、もう自然に生産の時期を迎えてしまうというところもあるので、そこを、かなり時間的な制約はあると思うんですけども、その辺できるかどうかも含めて今後検討していきたいというところでございます。  あと工業製品とか芸術の分野というお話もございましたが、芸術の分野でもなかなか、例えば一般社団法人とかそういった形でおやりになっているようなものとか、あと公益社団法人のものというのは融資を受けにくいというか、融資が受けられないようなところも結構あると聞いておりますので、そういった部分支援、ちょっとその辺、どういったものができるかというのも含めまして、例えば一例として申し上げますと、クラウドファンディングですね、そういった手法で、いわゆるそういう応援の資金が集められるかどうかというものも今後検討してまいりたいと思います。  続きまして、3点目なんですが、いわゆる御指摘を頂きましたとおり、今、産業経済消費生活課の窓口では融資の対応ですね、こういったもので多くの方がお見えになりまして、なかなか忙しくて厳しい状況でございます。そこで、区の単体ではやはりこういった事業実施するのはなかなか難しいかなというところもございますので、やはりいろんな企業団体の方で、また区とは違うノウハウをたくさんお持ちの方もいらっしゃいますので、やはりそういった方の協力を仰ぎながら、こういった区内産業支援になるような取組を進めていきたいと考えて、こういった事業を立ち上げた次第でございます。  以上でございます。 ○おのせ委員  今、本当にすぐ動いていかなきゃいけないということが1点。  それと、やはり区だけではできない視点があって、区だけではできない活動の仕方というのが大事なのかなと思って、それはフレキシブルに動かなきゃいけないのかなと思ってます。そういう点では、この目黒商工まつり実行委員会皆さんというのは、いろんな団体から人を出していただいてますので、動きやすいのかなということが1点ありますが、逆に、区のほうの区内商工業者振興ということ、私たちが望んでいる部分というのはやはり大事な視点でありまして、ここを実現していくためにも、区側からも必要な課題に対して可及的速やかにこの団体お願いをし、実行していただくという視点が必要かと思います。こういう形の動き方でよろしいでしょうか。  2点目は、そういう点も含めて、速やかに動くという点では急がなきゃいけないんですが、やはり急がなきゃいけない中にも、区の事業という部分もありますので、透明性を確保していただいて、さっきお話がありましたが、いろんな方が参加できるような、手を挙げて協力しますよということであれば参加できるような、風通しのよい組織にしておいていただかなきゃいけないと思っています。これは言っていることが逆なこともあるんですが、そういうフレキシビリティを確保した上で、団体自主性も持った上で、風通しよく課題や人々、また団体が流入できるような仕組みは作っておいていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○橿原産業経済消費生活課長  2点の質問を頂きました。順次お答えさせていただきます。  まず、1点目の御質問でございますが、やはりこういった、いわゆる普通ではないというか非常事態でございますので、当然スピード性が求められているというところは認識しております。また、フレキシブルにやっていくというのも当然、御指摘のとおりだと考えているところでございます。ですので、こういった団体お願いするとしましても、いろんな団体にやはりお声をかけていただいて、その上でなおかつスピードアップを図っていくというようなことで考えてはおりますし、あと区側の要望というか、ある程度、区のほうでもこういったものをやっていただきたいというものは、しっかりと要望しながら反映させていただければというふうに考えているところでございます。  2点目の、そういったやっていく段階での組織透明性等お話でございますが、やはりこれも多くの方に参加いただかないと、なかなか一部の人間で考えてばかりいると、ちょっと偏ったりする場合もあるかなというところもありますので、なるべく多くの方に御参加を頂いた上で透明性、そういったものも確保していくような組織づくりを区のほうも、主導で行っていきたいと考えております。  以上です。 ○鈴木委員長  おのせ委員質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○石川委員  商店街を歩くと、本当に疲弊している実態がもう手に取るように明らかになってきて、飲食の方とか、あとブティックの方とか、そういうところは収益が激減している実態が明らかになっているわけですけども、既に飲食ところで店舗の中に入れないわけですから、自主的に店の入り口に、例えば揚げ物とかそういうのを出してやってるところとか、あと、飲み屋さんがお弁当をやりますという形で出ているところなんかが、もう生き残っていくために必死にやっていらっしゃるんですが、そうした人たちが、そうした商店が例えばこれをやる場合、例えば各種企画実施するとか、そういう期間とか、そういうものなのか、ちょっと具体的なイメージがよく分からないんだけど、今そうした努力をされている人たちも一緒になってやっていくということなのか、その辺が。例えばいろんな団体に関わっているところならば、そういう情報とか分かるんですけども、個々でやってる方たちに対して、そういう人たちもここに参加させていくということなのか。そして、その期間というか企画実施するというのは、一定の期間なのか、どういうことなのかというところ。いいと思うんですけど、その辺のイメージがよく分からないんですけども、もう少し詳しく教えていただけますでしょうか。 ○橿原産業経済消費生活課長  いわゆるプロジェクト実施する主体のお話かなと思うんですけども、今おっしゃられたような、例えばテイクアウトのメニューとかそういったものについては、やはり広く公募した上で載せていくということで情報発信をさせていただくということを考えております。ただ、いろんな意見が区にも実際寄せられているところでございますので、そういったものを参考にしながら、組織はある程度の大きさは必要なんですが、あまり大きくなり過ぎますとまたいろいろとスピードの面とかその辺が難しくなる部分もありますので、御意見とかそういったものを頂ければと思いますし、また、どうしても参加したいという方がいらっしゃる場合には、参加を頂くことも当然考えてはいきます。例えばこのホームページに、いわゆるお持ち帰りメニューを載せるというような方全員がこのプロジェクトに、いわゆる企画の段階から参加するというようなものではなく、まずはそういう情報を頂いて、その情報を出していくというようなイメージでよろしいかと思います。  続きまして、この期間なんですけども、この新型コロナウイルス影響がどの程度続くのかというのは見通しが立ちませんので、そういったことにつきまして、期間につきましては、一応年度内である程度完結できないかなということで考えているところでございます。  以上です。 ○石川委員  そうすると、確認すると、例えば今既にいろんな取組をやってる人たちも、要は、申し込んで、そしてネット上で紹介していくという形なんですか、というイメージでいいんですか。 ○橿原産業経済消費生活課長  主なイメージとしては、今委員がおっしゃったとおりでよろしいかと思いますが、ただ、いろんな先行事例がありますので、そういったものを取り込んでいくにはどういった方法がいいのかというのは、今後検討が必要かなと考えています。  以上です。 ○鈴木委員長  よろしいですか。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    鈴木委員長  ないようですので、報告事項1番、目黒商工まつり中止及びめぐろ事業者応援プロジェクト実施についてを終わります。  説明員入替えを行います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(2)介護医療院開設について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――鈴木委員長  それでは、報告事項2番、介護医療院開設について報告を受けます。 ○伊藤介護保険課長  それでは、お手元の資料に基づきまして御説明をさせていただきたいと存じます。  介護医療院開設についてでございますが、経緯といたしまして、項番1にございますが、従来、介護保険施設の一つであります介護療養型の医療施設、こちらにつきましては、急性期の治療が終わって継続的に医療サービスを受けながら長期の療養を必要とする方が御入所されて、療養上の管理や看護、機能訓練などを行うというような機能を持ってございました。こうした施設法改正によりまして廃止することが決定いたしました。  その一方で、地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律によりまして、新たに介護保険施設といたしまして介護医療院が創設されたという経緯がございます。  この介護医療院は、今後増加が見込まれます慢性期医療介護ニーズへの対応のために、日常的な医療の必要な要介護高齢者皆さん長期療養ですとか生活施設としての機能を兼ね備えたものでございまして、先ほど申し上げました廃止が決定されました介護療養型の医療施設に代わりまして転換先の一つとして位置づけられているものでございます。  目黒区におきましては、この介護療養型医療施設に1施設位置づけされていたところでございますが、この法改正に伴いまして、令和2年3月31日をもちましてこちらの施設を廃止し、新たに東京都知事から令和2年4月1日付で介護医療院として開設が許可をされたということでございます。  2番の施設の概要でございます。  表の左側が廃止された施設、右側は新たに開設の許可を受けた施設でございますが、施設名は記載のとおりで、新設の施設名は、医療法人財団日扇会第一病院介護医療院と申します。所在地目黒区中根二丁目10番20号、開設者医療法人財団日扇会開設者所在地は上記の所在地と同様でございます。  こちら入所の定員でございますが、従来は24名でございましたが19名となってございます。これは、それぞれの施設面積要件ですとか、あと介護医療院の場合には、多床室の場合に、例えばこれまではカーテンの仕切りだけで大丈夫だったものが、それだけではなくて什器ですとか、つい立てですとか、そういったものでそれぞれの方のプライバシーを保護するというようなところでございますので、部屋のほうを改装して、定員が若干少なくなっているというところでございますが、従前の施設を御利用された方は、そのまま御希望の方は介護医療院をそのまま引き続き御利用されているというふうに病院のほうから伺っているところでございます。  3番、開設に当たりましての区の支援といたしまして、令和元年度の施設開設準備経費補助金としまして246万4,000円を補助金として支援をしているところでございます。  説明は以上でございます。 ○鈴木委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○おのせ委員  何点かお尋ねいたします。ただ、民間院のことなので、分かる範囲で結構です。  まず1点目は、この介護医療院の形を取って区内準備をされているほかの施設はありますでしょうか。  2点目は、この介護医療院というシステムですけども、私も、ごめんなさい、勉強不足で申し訳ないんですけど、介護医療院というこの施設に関しての、入院なのかな、入院の資格みたいなのはあるんでしょうか。また、その入院するためには、どういうフローを踏んでいくんでしょうか、これが2点目です。  3点目は、開設に伴っての区の支援ですが、令和元年度の施設準備経費が出ています。そんなに高額ではないなと思っているんですが、これ、国や都からも同じように出ているんでしょうか、その額は幾らぐらいでしょうか。また、令和2年度に当たっては、今度、運営の支援金というのがここに出てくるものなんでしょうか。  以上です。 ○伊藤介護保険課長  それでは、お尋ねにつきまして順次お答えをさせていただきたいと存じます。  まず、介護医療院ところでございますが、現在は、この1か所のみでございます。他に準備をしていらっしゃるというような、開設を考えていらっしゃるというところは聞いてございません。  また、入所のフローでございますが、こちら、介護施設でございますので、例えば通常のようにケアマネジャーさんがいろいろとその方のアセスメントをして、こういったことが必要だということであれば御入所いただくという形になってまいります。  簡単に申し上げますと、1点目、2点目は以上となります。 ○山口高齢福祉課長  それでは、3点目の補助金の関係でございますけども、こちらは東京都のほうから支出されてる補助金でございまして、その財源の内訳としまして、国が3分の2、東京都が3分の1ということで、区からの持ち出しはございません。  それと、2年度以降の運営経費の補助はないのかということでございますけども、そちらについては、補助金としてはございません。  以上です。 ○鈴木委員長  おのせ委員質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○青木委員  この介護医療院について、Ⅰ型、Ⅱ型で症状の重さで種別があると思うんですけども、今回のこの介護医療院については何型に当たるのか教えてください。 ○鈴木委員長  1点ですね。 ○青木委員  1点です。 ○伊藤介護保険課長  こちらの施設に直接確認いたしまして、いわゆる比較的重度な方を介護させていただくⅠ型と伺っております。  以上でございます。 ○青木委員  ありがとうございます。  この入居者については、スライドして引き続き利用されているということでしたが、今回そのⅠ型で重度の方がメインということで、今までの入所者で軽い人が、これは重度の方がメインなんで、この施設には入れませんよということはなかったということでよろしいですかね。 ○伊藤介護保険課長  御希望される方は全て移られたというふうに伺っておりますので、そういうことはないものと認識してございます。  以上でございます。 ○鈴木委員長  青木委員質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○石川委員  法改正によって療養病床が廃止によって介護医療院になるということなんですけども、私もいまいち、まだイメージが分からないんですが、先の委員質問の中で、ここはⅠ型ですよということなんですけども、介護医療院というのは、療養病床のサービスと老健のサービスを提供するという、要は、ミックスしたものを提供するというわけなんですけども、今Ⅰ型とおっしゃったんですけども、このⅠ型と老健のほうのⅡ型かな、そういうものの施設開設するに当たってそれはないんですか、その今の状況がⅠ型なんだよということなのかどうかよく分からないんですが、それが1点。療養病床から介護医療院に移る場合、基準が規制緩和できるよということが言われているんですけども、そうすると、今回の介護医療院になった場合、今までの療養病床の基準よりも、先ほど、お部屋の問題、報告されていましたけども、緩和されたところがあるのかどうか。そして、Ⅰ型であれば、その基準は、この施設が開いている間ずっとⅠ型の基準で、例えば施設面積とか人員配置とか、それはずっといくんですか。例えば状況変わって、Ⅱ型とかのそういう部分も作るのか、その辺がよく分からないんですが、もうちょっと詳しく教えていただきたいなということです。 ○伊藤介護保険課長  今のお尋ねでございますが、1つは、状況で変わるかというところでございますが、こちらはあらかじめⅠ型かⅡ型かというところで人員基準等が異なってございます。こちらの施設は定員19人ですがⅠ型ということで、こちらに沿った人員基準をしているということを確認しているところでございます。ですので、状況によって変わるというところではございません。  また、各種の基準でございますが、先ほど私、面積要件と申しましたのは、例えば多床型のところ面積要件でございまして、あと、例えば今回の場合ですと、Ⅰ型ですと、介護職員の比率が、療養型ですと6対1から4対1ぐらいだったんですが、介護医療院のこのⅠ型ですと5対1から4対1とかその程度の基準の変更はございますが、一方で、病院と医療機関と併設の場合には本来ドクターを置くんですけども、医療機関の医師が例えば兼務できるですとか、そういった一定の緩和的な要件はあるというところでございます。  以上でございます。 ○石川委員  そうすると、今回ここが、できたわけですけども、緩和した部分というのは、そのドクターが本院のほうにいるお医者さんが兼務するというところのその辺の部分だけなんでしょうか。心配されるのは、緩和された中で本当に介護医療院としてのその役割というか、できるのかどうかというところで、当初心配が関係者の中から出てたんですが、その辺を伺いたいなと思うのと、それと、あとここはあくまでも介護施設ですよね。そうすると、先ほども質疑があったんだけど、例えば特養だと、今原則、要介護3以上ですよね。そうすると、ここは基本的にはケアマネジャーが、入所をすると、例えば空いていたら、事業者がオーケーとすれば、その介護度幾つとかそういう条件はないんでしょうか、どうなるんでしょうかということと、あと、今回は療養病床が廃止されてこの介護医療院になるわけですけども、例えば目黒区では今のところありませんよということなんですけども、療養病床はないですけども、新たに作るということも可能なんでしょうか。  以上です。 ○伊藤介護保険課長  お尋ねの件でございますが、当然、兼務は機械的に兼務をできるということではございません。業務に支障がない限りそういったことを兼ねることができるとされてございます。実際に開設に当たりましては、そういった諸状況を勘案した形で兼務をしていらっしゃるというようなことであろうというふうに認識をしているところでございます。  それから、介護度につきましては、特に要介護1から5の方というところだけの制限でございます。  また、通常の流れとしましては、どちらかというと、これまでも長期の療養が必要な方が介護と、これまでは機能訓練とかそういったところがメインの医療療養型の施設だったんですが、そこに生活の場というようなところが入ってきた施設となります。そういったところで変わってくるものでございますが、現在では、今後につきましては、介護保険事業計画上は特段には設けてはおりませんが、今後の状況を見まして必要に応じて計画をしていくものというところでございます。  以上でございます。 ○鈴木委員長  新たな設置、いいですか。  じゃ、もう一回質問してください。 ○石川委員  そうすると、例えば今回、療養病床にいた人が横で入ってスライドしてきたわけですよね。それで、その人たちで定員いっぱいだと思うんですが、例えば今後ケアマネジャー、当然ここは介護施設だから、例えばここに入りたいという人も出てくると思うんです。その場合、例えばここが持ってる法人の今までの療養病床にいたような方が例えば、入院した場合、ここからスライドしてくる場合もあると思う。要は、ここで入院してる人が介護医療院に行く人のほうが、ケースが多いと思うんだけど、要は、一般の人が、例えばここに入ることが、普通の介護施設として入ることが可能なのかどうか、そこの辺がよく分からないんですけど。 ○伊藤介護保険課長  今のお尋ねでございますが、委員御指摘のようなところでございますが、通常は居宅から介護医療院というよりは、この趣旨からしますと、長期的な療養がもともと必要な方というところでございますので、御自宅でずっと療養している方もいらっしゃるかもしれませんが、いずれにしましても、例えば病院で長期的に入院をして、医療的な治療という、積極的な治療というようなことではなくて、医療的なケアと介護と、そこを踏まえた上で生活していただけるというような方でありましたら、これは空きがございましたら御入所はできるというものでございます。こちらも、今必ずしも満床であるということではないというふうには聞いてございます。ですので、そういったその方の御事情に合えば御入所はできるというところでございます。  以上でございます。 ○石川委員  この介護医療院という、こういう介護施設ができるようになったわけなんですが、そうすると、今後、例えば病院を持っていなくても、例えば介護施設として事業者がこれに参入しようという、お医者さんとかそういう人が必要になるわけですが、そういう動きというのは、今、全国の中であるのかどうか。それで、今後、計画の介護施設として、この施設をどう位置づけるかというのは、目黒区でそうした状況を見て検討していくのかどうか、その辺はどうなんでしょうか。 ○上田健康福祉部長  こちらの資料の最初の経緯のところにも書いてありますように、国の動きの中で、療養病床を廃止して介護医療院等に転換しろという方針が出ていますので、全国的に療養病床はもう順次廃止され、介護医療院のほうに展開する、もしくは新たに介護医療院をつくるといった動きが出てきているのは事実です。  私ども目黒区の今の介護保険事業計画は、先ほど課長も申し上げましたとおり、今のこの第7期では1か所のみという整備計画です。今年度、計画改定の時期でございますので、今後の動きあるいは介護認定者の動きあるいはサービス量の増大等の傾向を踏まえて、来期の計画でこの介護医療院の整備をどうするか今後検討してまいりたいと、そのように考えてございます。  以上です。 ○鈴木委員長  石川委員質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木委員長  ないようですので、報告事項2番、介護医療院開設についてを終わります。  以上で報告事項を終わります。  続いて、情報提供に移ります。  説明員入替えを行います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――情報提供】(1)目黒区産後ケア事業(宿泊型)の実施施設の追加について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――鈴木委員長  それでは、情報提供に移ります。  情報提供1番、目黒区産後ケア事業(宿泊型)の実施施設の追加について説明を受けます。 ○橘碑文谷保健センター長  それでは、目黒区産後ケア事業(宿泊型)の実施施設の追加について情報提供いたします。  本件につきましては、昨年12月の本委員会において、目黒区産後ケア事業(宿泊型)の実施についてということで御報告しているものでございます。この4月から受けていただける施設を1か所追加いたしましたので、情報提供するものでございます。  お手元の資料は、区民向けのチラシになってございますが、チラシの中ほど、育良クリニックが今回施設として受託していただけることになりました。  利用の条件等につきましては、利用日数4日間、利用料金等、厚生中央病院と同条件で受けていただけることになりましたので、このたび、4月からの契約に至ったものでございます。  説明は以上でございます。 ○鈴木委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○おのせ委員  まさに育良クリニックにおいては、平成19年から医師会の産婦人科部会として、この産後ケアをやりますよということを手を挙げていただいた病院でございまして、実質ここで、当時言っていた方が一緒に足並みがそろったという形でよかったと思います。  現在、コロナ状況ですが、この育良クリニックは産婦人科でありますので、それは専属でいいかと思いますけども、厚生中央病院におかれましては総合病院でございますから、この辺の受入状況はどうなっているんでしょうか。  2点目は、これ、厚生中央病院が始まってからの利用実績はどのように、堅調に伸びているんでしょうか。  2点です。 ○橘碑文谷保健センター長  まず1点目、このコロナ状況を受けての受入れの状況ということでございます。  緊急事態宣言が発せられるということで、2つの病院と調整してまいりました。昨日、2つの病院から、感染拡大防止の観点から、一旦退院をされた方は受入れはできないということを告げられております。自院で出産されて、そのまま延長してこの事業を使う方のみということで、今般条件を整えたところでございます。  それによりまして、既に4月以降、予約申請を受けております6件の方に今回は、一旦退院されている方ですので、また自院ではない出産をされた方ですので、キャンセルということを碑文谷保健センターのほうから御利用者宛てに連絡をさせていただくことになっております。  それと、実績でございます。  1月から利用登録申請を受け付けまして、2月から宿泊を実際に始めておりますが、5件、2月は4件、3月1件ということで実績がございます。  以上でございます。 ○鈴木委員長  おのせ委員質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○金井委員  私からは1点だけです。  先ほどの委員の引き続きになるんですけども、4月が予約6件あったというところの、そのキャンセルを保健所のほうからかけさせていただいたということなんですが、その後のフォロー体制というのはどういうふうに考えていらっしゃるのか、また、具体的にもう動いているのであれば、それも教えてください。  以上です。 ○橘碑文谷保健センター長  利用ができない方へのフォローということでございます。  大変利用を希望されてる方は、個別の事情がございますので、地区担当の保健師が個別の事情をよく伺いながら、まず、地区担当保健師がフォローをさせていただきたいと考えて今、動いております。ただ、地区担当保健師は手技といいますか母乳のマッサージなどはできないものですから、緊急でそれが必要な場合は、それができる助産院などを御紹介したりということを考えているところでございます。  以上でございます。 ○鈴木委員長  よろしいですか。  金井委員質疑を終わります。  ほかにございますか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木委員長  ないようですので、情報提供1番、目黒区産後ケア事業(宿泊型)の実施施設の追加についてを終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――資料配付】(1)令和2年度公益財団法人目黒国際交流協会事業計画等について       (2)令和2年度公益財団法人目黒芸術文化振興財団事業計画等について       (3)「第44回目黒区民まつり」の日程について       (4)令和2・3年度目黒スポーツ推進委員の委嘱について       (5)令和2年度中小企業支援制度のご案内       (6)鷹番住センター構成施設臨時休館について       (7)目黒ペット防災の手引き       (8)地域密着型サービス等に係る区内事業所の指定について       (9)目黒区立特別養護老人ホーム中目黒改修工事に係る実施設計について      (10)目黒発達障害支援拠点ぽると リーフレット ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――鈴木委員長  続いて、資料配付ですが、資料配付1番、令和2年度公益財団法人目黒国際交流協会事業計画等について、2番、令和2年度公益財団法人目黒芸術文化振興財団事業計画等について、3番、「第44回目黒区民まつり」の日程について、4番、令和2・3年度目黒スポーツ推進委員の委嘱について、5番、令和2年度中小企業支援制度のご案内、6番、鷹番住センター構成施設臨時休館について、7番、目黒ペット防災の手引き、8番、地域密着型サービス等に係る区内事業所の指定について、9番、目黒区立特別養護老人ホーム中目黒改修工事に係る実施設計について、10番、目黒発達障害支援拠点ぽるとリーフレット、以上が資料配付でございますので、御確認ください。  (「ちょっと待ってください、ごめんね。この資料ってさ、ここミスじゃないの。これでいいの。地域密着型サービス等に係る区内事業所の指定についてなんだけど、2番の1、要は、田道ですよね。田道の(2)のところってさ、これ、2の19の15って、これ庁舎ですよね。田道ふれあい館。これは違うんじゃないですか」「本当だ。25の26だもんね」と呼ぶ者あり) ○鈴木委員長  じゃ、これは訂正をしてもう一度机上配付でよろしいですか。  (「田道ふれあい館でいいんでしょう、これ」と呼ぶ者あり) ○鈴木委員長  はい。  (「じゃ、そういうことですということにしましょうよ」と呼ぶ者あり) ○鈴木委員長  はい。ありがとうございます。  では、修正をしていただきたいと思います。  よろしいですね。  (「はい」と呼ぶ者あり) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【その他】(1)次回の委員会開催について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――鈴木委員長  では、次にその他、次回の委員会開催についてですが、次回の委員会は5月13日水曜日、午前10時から開会いたします。  以上で本日の委員会を散会いたします。  お疲れさまでした。...