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令和 2年目黒区総合戦略等調査特別委員会( 1月10日)

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  1. 目黒区議会 2020-01-10
    令和 2年目黒区総合戦略等調査特別委員会( 1月10日)


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    最終取得日: 2021-05-05
    令和 2年目黒区総合戦略等調査特別委員会( 1月10日)                目 黒 区 総 合 戦 略 等 調 査 特 別 委 員 会 1 日    時 令和2年1月10日(金)          開会 午前10時00分          散会 午前10時30分 2 場    所 第三委員会室 3 出席者    委員長   武 藤 まさひろ  副委員長  西 村 ち ほ      (9名)委  員  小 林 かなこ   委  員  おのせ 康 裕          委  員  川 原 のぶあき  委  員  鴨志田 リ エ          委  員  石 川 恭 子   委  員  かいでん 和 弘          委  員  たぞえ 麻 友 4 欠席者      (0名)
    5 出席説明員  鈴 木 副区長         荒 牧 企画経営部長     (21名)田 中 政策企画課長      橋  長期計画コミュニティ課長          (経営改革推進課長)          酒 井 広報課長        村 田 区有施設プロジェクト部長          松  有施設プロジェクト課長                           橋 総務部長          大 野 参事(総務課長)    谷 合 危機管理室長           橋 区民生活部長      橋  産業経済部長          橿 原 産業経済消費生活課長 竹 内 文化・スポーツ部長          吉 田 文化・交流課長     金 元 スポーツ振興課長          佐 藤 オリンピックパラリンピック推進課長                          上 田 健康福祉部長          保 坂 障害福祉課長      澤 田 土木管理課長          秋 丸 教育次長 6 区議会事務局 山 口 次長          児 玉 議事・調査係長      (2名) 7 議    題 長期計画等、大規模国有地活用区有施設見直し等生活圏域整備計          画、地域コミュニティ施策推進ICT化及び東京2020オリンピ          ック・パラリンピック競技大会に向けた機運醸成施策全般に関する          調査について   【報告事項】   (1)東京2020大会聖火リレーについて            (資料あり)   【情報提供】   (1)東京2020大会における交通対策進捗状況について    (資料あり)   【その他】   (1)次回の委員会開催について ───────────────────────────────────────── ○武藤委員長  新年最初ですので、新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。  それでは、目黒区総合戦略等調査特別委員会を開会いたします。  署名委員は、西村副委員長鴨志田委員、よろしくお願いいたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(1)東京2020大会聖火リレーについて ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――武藤委員長  では早速、報告事項(1)東京2020大会聖火リレーについて、オリンピックパラリンピック推進課長、説明をお願いいたします。 ○佐藤オリンピックパラリンピック推進課長  それでは、東京2020大会聖火リレーにつきまして、御説明をいたします。  まず、資料、1の東京2020オリンピック聖火リレールートにつきましては、昨年7月に、区では7月23日に実施されることが公表された旨を、当委員会でも御報告をしたところでございます。さらに今回、昨年末の12月17日になりますが、聖火リレールートの詳細が公表されましたので、御報告をさせていただきます。  オリンピック聖火リレーにつきましては、本年3月26日に福島県をスタートし、全国をめぐりますが、区におきましては開会式前日の7月23日に、この日に聖火リレーを行う3つの区のうちの最初の区であることが決定されております。  区の出発地である総合庁舎中庭駐車場出発式を開催した後に、同地点を出発し、下に地図をつけてございますが、駒沢通りを右折いたしまして、駒沢陸橋の下を直進して、柿の木坂交差点を左折し、柿の木坂通りを経て、到着地であるめぐろ区民キャンパスまでを走行する約3.8キロメートルのルートが決定されたところでございます。  今回のこのルートにつきましては、1月15日のめぐろスポーツニュースにも掲載をして、周知をしてまいります。  続きまして、2の連絡協議会の設置についてでございますが、聖火リレーにつきましては、オリンピック大会パラリンピック大会を区民が最も身近に感じることができる貴重な機会でございます。区といたしましては、この機会に多くの区民が大会にかかわれるように、感動を共有できるようにと、また区内で行われる聖火リレーが安全で円滑に行えることを目的といたしまして、東京2020オリンピックパラリンピック聖火リレー目黒連絡協議会を設置することといたしました。  恐れ入りますが、別紙のほうをごらんいただきまして、設置要綱をごらんください。  この連絡協議会につきましては、第2条の所掌事項にも記載しておりますが、聖火リレーを安全・円滑に実施するため、必要に応じて各構成員から意見を伺い、参考にさせていただくために開催するものでございます。  主な議題といたしましては、出発地フィニッシュ地点での各種演出ボランティアに関することなどを想定しているところでございます。  なお、会の構成につきましては、さらに裏面をごらんいただきまして、区内での聖火リレールート目黒シティランのコースとほぼ同じであること、また聖火リレーにつきましても、多数のボランティアが必要であることが想定されることから、これまでの目黒シティランの経験を聖火リレーにも生かすために、目黒シティラン実行委員会、そしてその下部組織である各専門部会の団体の皆様に、引き続き構成団体となっていただき、区議会関係機関等を含めまして40の団体で構成をいたします。  恐れ入りますが、かがみの文書にお戻りいただきまして、今後の予定につきましては、記載のとおり1月15日に第1回連絡協議会を開催いたします。  説明は以上でございます。 ○武藤委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○おのせ委員  待ちに待った聖火リレーの詳細が発表されたということであります。私たちも全力で応援をしていきたいと思っておりますが、今月15日に連絡協議会が設置されるということです。  リレールートに関して詳細が発表されたということですが、例えば時間ですとか、出発の時間、終わりの時間、それと採火式のような名前のイベントがあるのかどうかや、あとはランナーの順番ですとか、これは公表できる方に限ってのことですけれども、こういったものは15日の協議会の中で、もう既に発表できる段階にあるのでしょうか。それともまだ、これは東京都準備委員会ですか、聖火リレー実行委員会からはまだ出ていないのでしょうか。1点目ですね、それが。  2点目は、初めの出発式のような式典、また警備に関して、それといろいろな看板を立てたりということをしますが、こういう費用はどこから出るのでしょうか。オリンピック委員会なのか、東京都なのか、目黒区が自分で出してくださいという内容なのでしょうか。ここも決まっている範囲で教えていただければと思います。  3点目は、この連絡協議会ですが、これは傍聴を可とするのでしょうか、不可とするのでしょうか。  以上3点です。 ○佐藤オリンピックパラリンピック推進課長  それでは順次、回答させていただきます。  まず、1点目のルートのさらなる詳細というのでしょうか、どの地点でトーチキスが行われるとか、そういった今回よりもさらに細かい部分、それから採火式、それからランナーの名前の公表等ということで、15日に発表ができるのかということでございますが、これらにつきまして、まだ私どもにつきましても詳細な情報はいただいてございません。組織委員会、それから東京都の発表を待って、また公表して、また連絡協議会のほうにも報告をしてまいりたいと存じます。  2点目につきまして、出発式等の費用、区のほうと、それから東京都実行委員会のほうで費用等をどのように分担するのかということかと思われますけれども、現在、私ども東京都のほうと調整をしながら進めているところで、今大体わかってきておりますのが、聖火リレーにつきまして、道を走るその警備であるとか、そういったところにつきましては、共催者であります東京都のほうで持っていくということでございます。  また、出発式につきましては、区が一部式典の前にちょっとイベントのような、本当に短い時間ですけれども、そういったことも考えられるということでございまして、そちらの費用については区がやるというところが決まってございます。この他詳細につきましては、東京都のほうと詰めてまいりたいと存じます。  3点目の、今後開催をしてまいります連絡協議会について傍聴が可能かどうかということでございますけれども、こちらにつきまして基本的には傍聴は可能という方向で考えてございます。  以上でございます。 ○おのせ委員  わかりました。やはりまだ東京都、または聖火リレー実行委員会のほうから詳細が出てきていないという判断をさせていただきました。何回かにわたる協議会を行って、そこで周知をしていくということだと思いますので、この認識でよろしければそういうことだと思います。  2点目は、これはちょっと先の話になって申しわけないのですが、めぐろ歴史資料館のほうにも前回のトーチが1あるはずです。こういったものに触れる機会は、やはりレガシーという部分でつくっていただきたいと思います。  聖火リレーが通る自治体も購入の権利はあるというふうに聞いておりますので、トーチに関しましては、終わった後、何らかの形で区民の方々に対応できるような形を、レガシーとしてとっていただけるような措置をこの中でも決めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○佐藤オリンピックパラリンピック推進課長  まず、第1点目につきまして、今後詳細が決まりましたことにつきましては、また必要なところへ報告をしながら進めてまいりたいと存じます。  2点目、トーチについてレガシーとして購入ができないかということでございますけれども、こちらにつきましては、基本的にトーチは走るランナーが買えるというところまでははっきりしているんですけれども、やはり区といたしましても、レガシーとしてそういうものを残したいという思いはございまして、東京都に問い合わせをしているところでございます。  東京都のほうでも、各自治体にそういった思いがあるということは理解をしたということで、今後ちょっと調整をさせてほしいというような回答をいただいているところでございます。  以上でございます。 ○武藤委員長  ほかにございますか。 ○鴨志田委員  今回のルート目黒シティランと同様ということで、ただ長さについては半分以下ということなんですけれども、今回に関してもボランティアを設置しようということで、どのぐらいの規模のボランティアを考えているかが1点。あと出発式の前にイベントも行うかもしれないということなんですけれども、やはり中庭の駐車場になると人数にも限りあると思うんですけれども、こういう出発式に参加したいという人たちは募集するのか、どのようなことを考えているのか。制限があるのか。  以上2点です。 ○佐藤オリンピックパラリンピック推進課長  まず、第1点目のボランティアの規模でございますけれども、現在、私どものほうで伺っている、公表も何もされておりませんけれども、打ち合わせの中で出てきている人数としては、600人前後かと言われております。ただ、これもまだ決定をしておりませんので、まだちょっと動きがあるのかなと想定をしているところでございます。  続いて、出発式でございますけれども、こちらについてもまだ東京都のほうが、出発式自体は東京都がやっていくというところでございますが、その前の段階では区のほうでもイベントができるということでございますので、ちょっと人数についてはまだこれから検討してまいりたいと存じます。  以上でございます。 ○鴨志田委員  ボランティアに関しては、目黒シティランと同様の呼びかけをするのか、また連絡協議会に参加している住区の方とか町会、多くの方がいわゆるシティランですとボランティアに参加してくれるんですけれども、この辺も制限をかけるのか、目黒シティランと同様なのか、その点1点だけお伺いします。 ○佐藤オリンピックパラリンピック推進課長  ボランティアにつきまして、目黒シティランにつきましては1,000人を超える、1,000人強の人数のボランティアということでございます。  今回聖火リレールートについては3.8キロで、今聞いている範囲で先ほど申し上げた600人というと、目黒シティランに比べると随分手厚く置く、ボランティアの皆さんに御協力いただくのかなというところを想定してございます。  私どものほうで今東京都のほうに連絡をとっておりますのは、例えば沿道に立つことが中心になって、そんな役割のボランティアの方が多いんだろうというところはわかるんですけれども、全くそれだけなのか、ほかの役割もあるのか、そういったことが全く示されておりませんので、早くそういうのを示してくれないと、私どもも検討がしにくいんだというところで、東京都に連絡をしているところでございます。  東京都のほうも早くそれは公表したいと言っておりますので、その辺を踏まえて、今後また検討してまいりたいと存じます。  以上でございます。 ○鴨志田委員  目黒シティランですと、おそろいのブルゾンみたいなのをつくって着て、ボランティアとかがやる側の応援をするわけですけれども、今回のこの聖火リレーも、東京都のほうから統一した制服じゃないんですけれども、何か供与があって、貸与があって、そういったもので統一感を持って聖火リレー出発式等ボランティアは行うのか、この辺をお伺います。 ○佐藤オリンピックパラリンピック推進課長  ボランティアウエアにつきましては、自治体が任意で設定をできるということにはなってございます。  その上で、やはり一つにはボランティアの方には役割がございますので、沿道に立っていただく場合におきましても、誰が見てもこの方がスタッフなんだというところがわかっていただけるような、そういったことも必要でございます。また、せっかくのオリンピック聖火リレーということで、協力した方につきましては、そういったウエアも記念品となることはございますので、きちんとそろえられるように検討してまいりたいと存じます。  以上でございます。 ○鴨志田委員  ウエアを今後検討するということなんですけれども、それは組織委員会から提供されるのか、それとも目黒区独自で考えるのか、1点お伺いします。 ○佐藤オリンピックパラリンピック推進課長  ウエア購入等につきましては、先ほど申し上げたように自治体の任意ということでございますので、区のほうでそろえてまいります。  以上でございます。 ○武藤委員長  ほかにございますか。 ○石川委員  設置要綱についてお聞きしたいんですけれども、こうした設置要綱というのは、前回のオリンピックのときはあったのかどうか、そもそも必要なかったのかどうか。  そして、2点目は今回沿道を通る自治体は、こうした設置要綱をつくるのかどうかということと、それと3点目は施行が12月27日からということが書いてあるんですけれども、その当日が終われば、この要綱というのは、そのまま必要なくなるということで考えていいんですか。この要綱はどうなるのかということなんですが、その3点。 ○佐藤オリンピックパラリンピック推進課長  まず、1点目で御質問がございました前回大会でこういった要綱があったのかどうかということでございますけれども、前回大会は50年前ということで、記録はもちろんなくて、私どもではちょっとその辺は把握ができておりません。  2点目につきまして、この設置要綱が必ず必要なものか、各自治体はどうなのかということでございますけれども、この取り組みについては目黒区独自ということでございまして、私どもほかの区の状況について、つぶさに承知しているわけではございません。  ただ、東京都に連絡もとっているところでございまして、私どもともう1区こういった連絡するための情報交換会のようなものは持っていて、そのほかでは東京都も把握していないというようなところは伺っているところでございます。  続いて、3点目でございますけれども、この設置要綱が大会の終了後どうなるのかということでございますけれども、やはり大会の終了後につきましては、この会自体が必要なくなってまいりますので、その旨、解散をして終了していくということで考えてございます。  以上でございます。 ○武藤委員長  ほかにございますか。 ○たぞえ委員  このルート駒沢通りなので、車線は上り下り両方封鎖になるんでしょうか。何時間ぐらいになるのか、またオリンピックパラリンピック、すごい歓迎されている方もいらっしゃれば、やっぱり日常生活がいろいろ困難なことがあるなと思う方もいらっしゃるので、そういった交通状況については、今わかっている時点での情報をいただきたいのと、あと立て看板とか、それこそどれくらい前から周知をされていくのかを、ちょっと伺いたいと思います。 ○佐藤オリンピックパラリンピック推進課長  ただいま3点の御質問をいただきましたけれども、こういったことについてまだ全てが決まって、ここが確定していますということがございませんという状況でございます。  ただ、まず第1点目の車線につきまして、駒沢通りというのが、目黒シティランであれば、上り下り両方とめて安全を確保しているというところでございます。こういった点を踏まえますと、基本的には駒沢通りにつきましても、その後の道につきましても、全線を通行どめとして、ルートとして利用していくということであろうと思われます。  2点目の時間につきましては、先ほど申し上げましたとおり、区この日の1つ目の区ということで出発式等を行わせていただく予定でございますけれども、こちらについてもまだ時間は決定してございませんので、多分、午前中に実施をしていくということはわかっておりますけれども、細かな時間というのが決定をしてございません。
     続いて3点目、近隣の対応ということでございますが、こちらにつきましては私どもにつきましても、目黒シティランの経験もございまして、生活者のほうに影響が出るということは、十分承知をしているところでございます。こういった点を東京都のほうにも目黒シティランの経験として伝えながら、なるべく、できるだけ影響が出ないような方法を検討してくれということで、連絡をとっているところでございます。  以上でございます。 ○たぞえ委員  いろいろわからない中、いろいろ探っていただいていると思うんですけれど、恐らく全線通行どめということは、やっぱり迂回ルートが発生したりだとか、そこにボランティアの方もつけていくということを想定されているという理解でよろしいでしょうか。 ○佐藤オリンピックパラリンピック推進課長  ボランティアの方にやっていただく役割というところが、当日につきましては、例えば警備員であるとか、警察署であるとか、消防署であるとか、いろいろな方がまたかかわってまいります。この状況は目黒シティランというマラソンの事業と同じというところでございますけれども、やはり地域の皆様にお手伝いいただける部分というのは、ある程度限定されてくると考えております。  例えば、交差点で歩行をさせていくのかいかないのかという判断が求められるところであるとか、そういったところについては専門の警備員と警察の関係の中でやっていくというようなことになろうかと存じます。  この部分につきましては、東京都実行委員会のほうで検討していくということでございますので、私どもとしてはそのボランティアの皆様に安全に活動していただけるような、そういった取り組みをしてまいりたいと存じます。  以上でございます。 ○武藤委員長  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○武藤委員長  ないようですので、報告事項(1)東京2020大会聖火リレーについて終わります。  報告事項は以上です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――情報提供】(1)東京2020大会における交通対策進捗状況について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――武藤委員長  次に、情報提供(1)東京2020大会における交通対策進捗状況について、土木管理課長より説明をお願いいたします。 ○澤田土木管理課長  それでは、東京2020大会における交通対策進捗状況につきまして、情報提供させていただきます。  皆様のお手元に資料がございますが、昨年12月23日に、第11回輸送連絡調整会議が開催されました。本日は、この会議で報告されました資料を抜粋しまして、情報提供させていただきます。  資料をおめくりいただきまして、2ページ、3ページをごらんいただきたいと存じます。  まず、交通需要マネジメント取り組み状況でございます。  この交通需要マネジメントTDM)と申しますのは、交通の発生を抑制調整するためのマネジメントでございます。大会期間中、選手、関係者観客等の輸送を確保するとともに、市民の移動や生活を確保するためには、多くの交通が発生します企業等におきまして、交通の発生を抑制調整する、このTDMが最大のポイントであると言われてございます。  昨年の夏でございますが、時差出勤配送調整などの取り組み企業等に対しまして協力を求めましたが、大会本番にはさらなる交通の発生を抑制する調整が必要であるというふうに言われているところでございます。  資料3ページをごらんいただきたいと存じます。  主な取組の予定でございます。  上段の主な期間を見ていただきますと、本年の1月でございますが、冬のスムーズビズを実践するということでの取り組みがございます。また、4月から6月におきましては、開会式100日前ということで、気運醸成等を行っていくということでございます。  資料をおめくりいただきまして、4ページをごらんいただきたいと存じます。  こちらでございますが、大会時の遅延等を想定した所要時間・経路検索システムでございます。  任意の出発地目的地を入力することで、大会時の所要時間増や迂回ルート等を案内するものでございます。ただし、このシステムを利用できるのが、TDM推進プロジェクト登録企業でございまして、交通量の発生を抑制調整することに対して協力する企業が利用できるシステムでございます。  5ページをごらんいただきたいと存じます。  先ほど申し上げました、冬のスムーズビズ実践期間でございます。  目的でございますが、さらなる取り組みが必要だということで、企業等に対しましてテレワーク、フレックス制度、時差出勤等の取り組みを求めるものでございます。  期間でございますが、1月14日から31日までの期間が予定されてございます。  右側の広報展開と記載してございますが、周知活動であったり、企業向けの働きかけが行われるものでございます。  資料をおめくりいただきまして、6ページをごらんいただきたいと存じます。  先ほどの冬のスムーズビズのポスターでございます。  後段のほうにスムーズビズで丸が3つ書いてございますが、時差Biz、テレワーク、TDMの実施協力を求めるものでございます。  資料7ページをごらんいただきたいと存じます。  先ほど申し上げましたが、大会期間中、選手、関係者観客等の輸送を確保するとともに、市民の移動や生活を確保するためには、交通量の発生を抑制、調整するこのTDMが最大のポイントでございますが、そこで荷主、物流事業者に宛てた協力依頼でございます。  資料をおめくりいただきまして、8ページ、9ページをごらんいただきたいと存じます。  こちらは、荷主に宛てた交通量抑制への依頼文でございます。  中ほどの四角囲みでございますが、一般交通と首都高速道路交通につきまして、目標値を掲げてございまして、例えば首都高速道路でしたら、交通量を最大30%減するという目標を立ててございます。この目標を達成するには、物流事業者、あと荷主のほうの協力を得るということでお願いしているものでございます。  資料9ページをごらんいただきたいと存じます。  項番1の交通量抑制のための取組例で、項番2では交通量の分散化・平準化のための取組例が記載してございまして、荷主にはこういった取り組みを求めていくものでございます。  資料をおめくりいただきまして、10ページをごらんいただきたいと存じます。  こちらは、物流事業者へ宛てた協力依頼でございます。  先ほどの荷主と同様でございまして、荷主と物流事業者とが連携し、取り組みを進めてほしいといった協力依頼文でございます。  資料をおめくりいただきまして、12ページをごらんいただきたいと存じます。  こちらは前回、委員会にも情報提供させていただきましたが、会場周辺における交通対策のイメージ図でございます。  中ほどにイメージ図が記載してございます。内容は記載のとおりでございます。  資料をおめくりいただきまして、13ページ、14ページをごらんいただきたいと存じます。  13ページにおきましては、選手村など主要な施設から競技会場、または練習会場までのルートでございまして、青く塗ってあるところが首都高速でございます。こちらのルートを使って選手を輸送するというものでございます。  14ページをごらんいただきたいと存じます。  関係者輸送ルートの検討状況でございます。  これまで選手村等の主要施設から競技会場までのルートは示されてございますが、練習会場へのルートがいまだに調整中ということでございます。  14ページ中ほどのルート検討状況を見ていただきますと、区では中央体育館がテコンドーの公式練習会場として指定されてございますが、まだ発表されてございません。現在調整中ということで、2019年度内に公表予定とされております。  また、大まかなイメージでございますが、下段の参考を見ていただきますと、ルート設定の基本的コンセプトが書いてございまして、一般道におきましては、交通容量の大きい4車線以上の道路を優先して選定する、最寄りとなる首都高速道路出入口から競技会場、これ練習会場に置き換えていただいて結構だと思いますが、最短距離で結ぶ経路を設定するということで検討が進められてございます。  資料をおめくりいただきまして、15ページをごらんいただきたいと存じます。  こちらは輸送に関する計画でございます。  こちらの輸送運営計画V2でございますが、組織委員会及び東京都が提供する輸送サービス等をとりまとめた計画でございます。  策定の目的でございますが、輸送の全体像を明確にする、輸送の全体像を関係者や市民と共有するためにまとめられたものでございます。  スケジュールでございますが、昨年の12月に、こちらの計画がIOCに提出されたという報告がございました。  資料をおめくりいただきまして、16ページをごらんいただきたいと存じます。  こちらは、章ごとの主な計画内容が示されてございます。  第1章のはじめにから始まりまして、第6章の競技日程及び会場。17ページをごらんいただきたいと存じます。  章の第8章、第9章、第10章では、輸送に関する計画が策定されてございます。  資料をおめくりいただきまして、18ページをごらんいただきたいと存じます。  第14章では、先ほど御説明いたしました交通マネジメントの計画が記載されてございます。  以上が計画内容となりますが、こちらの計画につきましては、まだ取り組むべき幾つかの課題もあるとのことですが、一旦この内容をもちまして計画とし、IOCに提出したという報告がございました。  今後の課題整理につきましては、附則において追加していくという説明がございました。  なお、区がかかわってまいります練習会場におけるルートであるところの計画につきましても、附則で追加するという説明がございました。  資料19ページをごらんいただきたいと存じます。  今後のスケジュールでございます。  一番上の段には輸送運営計画V2が記載してございまして、昨年の12月に作成提出されたということでございます。  本年でございますが、大会本番までテストイベント等による検証を行いながら、大会本番を迎えるというふうなスケジュールになってございます。  説明は以上でございます。 ○武藤委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○武藤委員長  それでは、情報提供(1)東京2020大会における交通対策進捗状況について終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【その他】(1)次回の委員会開催について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――武藤委員長  その他、次回の委員会開催につきましては、2月14日金曜日、午前10時から行わせていただきます。  以上をもちまして、本日の目黒区総合戦略等調査特別委員会を散会いたします。  大変にお疲れ様でした。...