目黒区議会 2020-01-08
令和 2年文教・子ども委員会( 1月 8日)
令和 2年文教・
子ども委員会( 1月 8日)
文教・
子ども委員会
1 日 時 令和2年1月8日(水)
開会 午前 9時58分
散会 午前11時53分
2 場 所 第四
委員会室
3 出席者 委員長 吉 野 正 人 委 員 白 川 愛
(8名)委 員 橋 本 しょうへい 委 員 芋 川 ゆうき
委 員 いいじま 和 代 委 員 西 村 ち ほ
委 員 たぞえ 麻 友 委 員 武 藤 まさひろ
4 欠席者 副委員長 いその 弘 三
(1名)
5
出席説明員 関 根 教育長 長 崎
子育て支援部長
(17名)篠 﨑
子育て支援課長 渡 邊
放課後子ども対策課長
松 尾
子ども家庭課長 後 藤
保育課長
(
児童相談所設置調整課長)
大 塚
保育計画課長 藤 原
保育施設整備課長
秋 丸
教育次長 山野井
教育政策課長
(
学校統合推進課長)
今 村
学校ICT課長 濵 下
学校運営課長
鹿 戸
学校施設計画課長 竹 花
教育指導課長
酒 井
教育支援課長 千 葉
生涯学習課長
増 田
八雲中央図書館長
6
区議会事務局 橋 本 議事・調査係長
(1名)
7 議 題
学校教育、
社会教育及び
子育て支援等について
【
報告事項】
(1)令和2年度
小学校自然宿泊体験教室について (資料あり)
(2)令和元年度いじめ問題を考えるめぐろ
子ども会議の実施結果について
(資料あり)
(3)第10回「ティーンズ・フェスタ・イン・めぐろ2019」の実施
結果について (資料あり)
(4)令和3年4月開設の
小学校内学童保育クラブ整備及び運営の取組に
ついて (資料あり)
【情報提供】
(1)
インフルエンザ等による
学級閉鎖等の状況について (資料あり)
(2)
賃貸型認可保育所の開設時期について (資料あり)
【その他】
(1)次回の
委員会開催について
─────────────────────────────────────────
○
吉野委員長 改めまして、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、ただいまから文教・
子ども委員会を開会いたします。
本日の
署名委員には、
芋川委員、
西村委員にお願いいたします。
なお、いその副委員長から欠席の届け出がありましたので、御報告いたします。
では、
報告事項に入ります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
報告事項】(1)令和2年度
小学校自然宿泊体験教室について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
吉野委員長 (1)令和2年度
小学校自然宿泊体験教室について報告を受けます。
○
濵下学校運営課長 それでは、令和2年度
小学校自然宿泊体験教室につきまして、
学校運営課から御報告をいたします。
資料をごらんください。
初めに、1経緯等の(1)本事業の実施状況でございますが、平成23年度から本格実施をいたしまして、小学校4年生から6年生まで、記載のとおり実施をしているところでございまして、毎年4月の本委員会で実施の状況について御報告をしているところでございます。
次に、(2)東京2020
大会開催による影響でございますが、まず1点目、本年夏に開催されます東京2020大会ですが、7月24日から8月9日までの期間に
オリンピック競技大会が、8月25日から9月6日までの期間に
パラリンピック競技大会が実施をされますが、
大会組織委員会は、
開催期間中、多くの
大会関係者が東京へ訪れることによりまして、逼迫するバスの需要の調整と交通混雑の回避という2つの課題があるというふうにしてございます。
2点目ですが、
大会組織委員会は、課題の2点、
バス不足と交通混雑への対応といたしまして、
大会期間中のバスの利用を伴う
教育関連旅行の実施時期の調整等につきまして、昨年7月、
文部科学省に対して協力依頼がございまして、本区にも東京都を通じて通知があったところでございます。
3点目ですが、
大会開催期間直前につきましても、参加国の公式練習などによりますバスの利用がふえることに伴いまして、
バス不足が懸念されることから、この期間に
自然宿泊体験教室で使用するバスの確保が困難になること、また、
バス借り上げ自体の契約が不調になることも懸念をされるところでございます。
次に、(3)
大会開催の影響を踏まえた
自然宿泊体験教室の
日程調整ですが、ただいま御説明しました
大会開催に伴います影響等を踏まえまして、令和2年度の本
事業実施の
日程調整に当たりまして、
大会開催期間及び開催直前の10日間程度は、例年6校程度実施をしているところでございますが、次年度、令和2年度は、この期間、
自然宿泊体験教室を実施しないということを前提に、各小学校に対して実施時期の
日程調整を行いました。
その結果、1経緯等の(1)に記載をしています従来の泊数で実施をした場合、6年生は例年10月上旬までに終了をしてございますが、11月中旬までの
実施期間の延長が必要になるということになります。また、4年生ですが、例年、6年生が終了した後に開始をいたしまして、11月下旬までには終了しているところですが、6年生の
実施期間が延長されるということによりまして、事業の開始時期が大幅におくれ、11月中旬からの実施、終了は翌年の1月の末までかかりまして、そういった
実施期間の延長が必要となるということになります。
次に、2、令和2年度の対応でございますが、令和2年度の
小学校自然宿泊体験教室につきましては、従来の泊数で実施をした場合、ただいま経緯等で御説明したとおり、全体の日程が後ろ倒しになることによりまして、6年生が中心となる
学校行事への影響といたしまして、特に学芸会、作品展が11月を中心に実施をされます。6年生が準備ですとか実施等、中心に取り組みますので、6年生がこの時期に不在となることによります、ほかの
学校行事への影響が出てしまうということが懸念されます。また、4年生につきましては、実施時期が11月中旬から1月下旬という冬場になることになりまして、寒い時期に
ハイキングをする、また現地での
海岸散策等の
体験活動をすることへの実施の影響、それから例年12月ごろから
インフルエンザが流行しますので、児童の体調不良など、そういった安全・安心への対応ですとか、また罹患児童がふえることによります、参加する児童が減ってしまう、また学級・学年閉鎖により事業自体が実施できない、そういったことも懸念されるところでございます。
以上のことから、
事業実施に当たりまして、従来の泊数で実施をした場合、影響が大きいことが懸念されますので、次年度、令和2年度の
小学校自然宿泊体験教室事業の実施につきましては、学校や児童への影響を十分に考慮いたしまして、6年生の泊数を1泊短縮をして2泊3日で実施することといたします。
なお、次年度の
日程調整を行う中で、6年生が2泊3日で実施をした場合、
例年どおり11月下旬ごろには本事業の全行程が終了するということを確認してございますので、6年生の泊数が1泊減ることによる対応につきましては、ほかの
教育活動の中で体験
学習活動をふやすことで対応を図ってまいりたいというふうに考えてございます。具体的には、
教育指導課が次年度の当初予算で要求をしてございますTGG、TOKYO GLOBAL GATEWAYでの
日帰り体験型英語学習を令和2年度から6年生も実施をすること、また理科の授業での実験ですとか
自然観察、また見学の機会をふやすなど、通常の
教育課程の中での工夫によりまして、体験
学習活動の機会の確保を図ってまいります。
最後の段落、なお書きのところでございますが、令和3年度以降の対応ですけども、ただいま御説明したような次年度の
事業実施結果等を踏まえまして、改めて検討してまいりたいというふうに考えてございます。
また、今後でございますが、今週金曜日に行われます
合同校園長会で本対応につきまして説明をするとともに、2月をめどに学校から保護者への通知、また5年生の
保護者会で学校から説明するなど、保護者にも周知を図ってまいりたいというふうに考えてございます。
私から以上です。
○
吉野委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○たぞえ委員 ちょっと詳しく伺いたいと思うんですけれども、次の6年生、今の5年生に一番影響が出るということなんですけども、今の5年生の、4年生のときからちょっと振り返りたいんですけども、私の記憶では、4年生のときに1泊減っての実施になっているかと思います。そして、5年生のときにはやっぱり、豪雨の影響でしたっけ、ちょっと道路の封鎖、閉鎖というか、終わりのほうに開催する小学校は、たしかすごく移動時間が長くて、すごく
プログラムに影響が出た。また、雨で最後の学校も非常に体力を消耗して、いろいろ子どもにも体力的な面でも影響が出ていて、結構この学年は何か影響がすごく大きいように、私が感じているだけかもしれないんですけれども、それでまた6年生で1泊減る。
もちろん、
オリンピック・
パラリンピックがあることは承知しているんですけれども、余りにもこの学年から
自然宿泊体験というか、野外での活動が減らされているようで、いろいろな影響はわかるんですけれども、多分御承知のとおり、行った
子どもたちはすごい楽しそうに帰ってきて、やっぱりクラスの結束力とかも強まって、本当にいい体験をしている中で、減らすことを前提にするのではなくて、維持もしくは戻すことを前提に、
宿泊体験のあり方とか、そこまで大きなことは言いたくありませんけれども、その意義をもう少し大事にしていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○
濵下学校運営課長 今の5年生のこれまでの対応ということですけれども、確かに4年生のときに、今の5年生が2泊3日から1泊2日に変更してございます。これは、平成30年度からでございます。これは、
外国語活動を行うということで、学校の
授業数確保ということが主な理由でございますけども、そういった形で2泊から1泊に減らしてございます。本年でございますけども、委員おっしゃいますように、この夏の豪雨ですとか台風、そのような影響で、八ヶ岳に向かう際にちょっと遠回りして行って、バスの時間が多くかかったというようなことで、そういった体力的な負担にもなったというような学校もあるというようなことは把握をしてございます。
今回、先ほど御説明させていただいた次年度の対応については、委員もおっしゃいましたとおり東京2020
大会開催に伴う影響ということで、その期間の課題等を踏まえた、1泊6年生の泊数を減らすという対応でございます。
確かに、4年、5年、6年の体験の連続性とか、発達段階に応じた
宿泊日数というのは、23年度からこの事業を本格実施していますので、その中での効果というものも、もちろん我々としては確認していますし、検証しながら進めているところでございます。ただ、この間のさまざまな
学習活動の変化ですとか、来年の東京2020大会の開催を踏まえた対応というのは、その時々に応じて対応しないといけないというような課題だと思いますので、そういったことも踏まえて
日程調整した結果、ただいま御説明したような1泊6年生は減らした対応で行うというような形で考えているところでございます。
減ることへの対応につきましては、先ほども少し御説明しましたけども、ほかの体験
学習の充実、それから2泊3日で興津を訪問する際の
プログラムの充実、中での行程の工夫、そういったことによりまして2泊3日でも充実した活動になるように、この辺は
教育指導課、それから学校とも連携をとりながら行いたいと思いますので、そういった対応をとっていきたいというふうに考えてございます。
以上です。
○たぞえ委員 一個一個なんですけれども、4年生のときのこま数の確保というのも、これは本当にいろんなところでいろいろ出てくるお話なので、少し言及させていただくと、午前5時間制とか始まりますけども、結局、こま数確保、こま数確保のために子どもが対応することを常に求められるんですけれども、学校の働き方改革も相まって、いろいろ変わっていってること自体はすごくいろいろ御尽力されているんだなと思うんですけど、結局、子どもにいつも強いるような現状があって、もうちょっと子どもに影響のないところで、そういう確保なり、先生たちの仕事時間の確保とかができないものかなと、そこも常に悩んでいるので、ちょっと質問にならないかもしれないんですけども、こま数の確保で
自然宿泊体験から削除していくというのは私は反対なんですけれども、今後、こま数確保について、
自然宿泊体験はこれ以上減ることはないと思うんですけれども、私は戻してもらいたいと思っているんですが、いかがでしょうか。
というのと、あと、6年生はどうしても2020
オリンピック・
パラリンピックがあるのでというところは理解してます。なんですけど、例えば予算にもありましたけども、予算に絡む部分だけで、そこは質問しないですけど、基本的に、目黒区としては
子どもたちが
オリンピック・
パラリンピック、
パラリンピックの会場に行けるようにという御配慮をいただいていると思うんですけども、ただ、それは学校判断ですよね、恐らく。学校によっては、暑さの中、行くの難しいんじゃないかと考えるところも出てくると思うんですけども、6年生については、本当にすべからく行っていただきたいと思ってます。そこについてどう考えているのか。
あと、TGGも予算に入ってるので、そこは詳しく聞きませんけれども、6年生は今回こういったことがあるからやるのか、それとも継続的にやっていく、やったほうが私はいいと思うんですけれども、今のお考えを伺いたいと思います。
以上です。
○
竹花教育指導課長 まず、1点目の4年生のこま数の確保ということで始まったということでございますけれども、こちらのほうは、年間35時間、当時、授業時数をふやさなくちゃいけないということで、4年生も5年生、6年生と同じような
教育課程、時間割を組んでいくことによって、4年生だけ十分な時間がとれないという実態があります。これは、目黒区だけでなく、東京都、全国の問題なんですけども、そのために4年生の授業時数を確保しなくちゃいけないというのは、どの学校でも取り組まなければならない中、
自然宿泊体験教室、こちらのほうを1泊減らすということで目黒区としては対応させていただいたところでございます。
また、2点目の
体験活動の充実というあたりで、
子どもたちには
自然宿泊体験教室が減泊となることから、体験
学習については、やはり継続して充実を図っていく必要があるのかなというふうに私どもも考えてございます。例えば、来年の、また正式に東京都のほうから決定の通知が届いていませんので、はっきりとお答えすることはできないのですが、
オリンピック・
パラリンピックの競技の子どもの観戦ですけれども、目黒区では全児童・生徒が観戦できると。大会の競技を観戦するということを前提として計画をしております。ですので、6年生についても確実に観戦できるように、その準備を進めているところでございます。
また、TGGについて、今回、予算要望をしているところでございますけれども、こちらのほうは、2泊3日に減泊になったので
体験教室ということも1つとしてはあるのですが、もう一つは、
英語教育について、さらに充実を図っていく必要があるというところがございます。といいますのは、目黒区では、
英語教育については全国に先駆けて実施をしておりまして、英語教科、外国語というものを、本当は来年度から全国でスタートするところですけれども、目黒区においては先行して昨年度から実施をしているところでございます。来年度になりますと、全く目黒もほかの全国の小学校も同じという状況になります。やはり目黒区の
英語教育は先進的に進めていく必要があるのではないかというふうに、こちらとしても考えてございまして、
英語教育の充実という目的で、TGGを小学校6年生にも行っていきたいというふうに考えているところでございます。
つきましては、TGGの
体験教室もふえるということから、
自然宿泊体験教室が減泊になるということも含めて、学校の
教育課程全体を通して、
子どもたちに必要な
体験活動の充実を図るとともに、各教科等の
教育活動が全て行えるように編成していかなくちゃいけないなというふうに考えてございます。
以上でございます。
○たぞえ委員 最後に1個だけ。
自然宿泊体験を1泊減らすことで確保できるこま数というのは、1日分で5こまという理解でよろしいんでしょうか。
○
竹花教育指導課長 1日分ですので、第6学年ですと5こまないし6こま、5時間または6時間分ということになります。
以上でございます。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
○
橋本委員 2点お願いします。
1点目が、既に日程というのはもう決めていて、これで期間を据え置きすることができるというふうな理解でいいのかということと、2点目なんですが、興津と八ヶ岳の各
プログラムに関して、以前視察させていただいたときに、例えばですけれども、東京ではできない経験として、両方とも星空を見るような
プログラムが入っていたりとか、あとは自然の中での
ハイキングというふうな
プログラム、ちょっと重複しているところもあるのかなというふうな印象を受けました。
ここに関しては、恐らく各学校で
プログラムを決める際に工夫はしていると思うんですけれども、そこでしかできないもの、八ヶ岳だったら山で冷涼な気候だったり、興津であれば海があってというふうなところですけれども、それぞれの特色がしっかり生きた形で、時間が無駄にならないような工夫、どんなことをされているのか、伺いたいと思います。お願いします。
○
濵下学校運営課長 まず、1点目の
日程調整の件でございますけども、先ほど御説明したこの辺の影響を踏まえまして、学校のほうには2泊3日、3泊4日、両方の日程を出していただくということで調整をしてみました。3泊4日で組んだ場合、先ほど御説明したように、後ろ倒しになってしまうということがわかった。2泊3日の場合で組んだ場合ですけども、これは例年大体11月下旬ごろ終了してますので、その辺で組めるということが大方わかってますので、その辺の日程については、現時点ではおおむね調整が済んでるというところでございます。
それから、2点目、興津、それから八ヶ岳での現地での体験の
プログラムのことでございますけども、委員おっしゃいますように、それぞれの現地の特色といいますか、環境を生かした活動を行ってるところでございまして、その辺の
プログラムについては、学校のほうに幾つか、もちろん御紹介をした上で、いろいろ組み立てていただく。その際、
モデルケース等もこちらで示しをさせていただいて、行程上、子どもに無理がないような行程、例えば現地バスを使って、ちょっと離れたとこまで行ったりというような活動もしてございますので、そういった中で無理のない行程を組む中で、限られた時間の中で有意義な
体験活動をするようなことをきちっとできるように、
教育委員会としても、現地の情報ですとか、そういったところをきちっと学校のほうにお伝えをしながら、また新たな
プログラムの開発、これも興津のほうには現地の職員もおりますので、その辺での新たな
プログラムの開発もした上で、新しい体験ができるというようなことも学校のほうにはお伝えした上で、そういった
プログラム、なるべく新たな体験といいますか、現地で貴重な体験ができるように
教育委員会としてもフォローしているというか、バックアップをしているところでございます。
以上です。
○
橋本委員 では、2点目の
プログラムのところについてなんですけれども、それぞれの現地のところからの提案のほうになってしまうと、どうしても俯瞰的に見てできなくなってしまうところがあると思いますので、ぜひ
学校運営課または
教育指導課の方々のほうで重複していないかとか、あと有意義な形でそれぞれの非常に限られた時間を有効活用できるように見ていただけたらと思いますが、いかがでしょうか。
○
濵下学校運営課長 それぞれ学校、こちらが学校へ提出する
プログラムの中で、
子どもたちに有意義な活動を組んでいただいてますけども、学校の中には
自然宿泊体験の担当の先生がいらっしゃって、全体で
運営委員会というようなものをつくってございます。その中で、振り返りではないですけども、そういった中で各学校の活動、お互いこういうことをしているというようなことを話し合う場もございますので、例えばことしうまくいかなかったというような学校があれば、そういったほかの学校の例も見ながら話し合う機会の中で、よりよい活動になるようなことについては取り組みができるかなと思いますので、そういったことを今後も取り組んでまいりたいというふうに思ってございます。
以上です。
○
吉野委員長 よろしいですか。ほかにございますか。
○
西村委員 私はバスのことについてお伺いしたいんですけれども、都内の学校が軒並みそうやって予定を来年度、2020年度変えてくるということは、やはりその時期が混んだりとか、通常こういう流れで、この時期にこういうふうに進めればというところがずれてくることがあると思うんですが、これでバスがうまくとれませんでしたといったら、ちょっと目も当てられないところになってしまうんですけれども、バスの業者さんへの連絡というか、確保時期とか、
あと値上げがあったりとかという面で、2020年度に対してどのような想定でこれから進めていくのか、お願いします。
○
濵下学校運営課長 自然宿泊体験を行う
オリンピックの
開催期間のバスの確保、あと費用ということでございますけども、全国的に同じような状況になりますので、この期間、バスが集中的に、取り合いじゃないですけど、そういった状況が起こる。
オリンピックについても、この期間、大体東京だけで2,000台ぐらい確保が必要だということで
組織委員会のほうは言ってございます。その中で我々も確保していかないといけないということで、さまざまな工夫をしないといけないかなというふうに思ってございます。
今回、
オリンピックの開催の直前、10日間程度ですけども、そういったところも、今回、
自然宿泊体験教室は行わないというふうにした理由の一つとして、やはりその辺のバスの確保が難しいというような状況、それから、そこの期間、今おっしゃいました値上げといいますか、そこの期間だけ金額が上がってしまうという懸念もございますので、それが理由となって、バスの契約は年間を通して契約する中で、そこの値段とか、バスが確保できないということで不調になってしまうということで、どうしてもやっぱり我々としては避けないといけない。そうすると、安全なところで事業を実施するためには、そこの期間を外して契約、今後入札を行っていく、そういったふうにしたほうがいいというようなアドバイスを契約
課のほうからもいただいたということもありますので、そういったことを踏まえながら、バスの確保については早目に行っていきたいというふうに思ってまして、通常の入札の依頼をする時期よりちょっと日程を早めた方向で事務的には進められないかということで、今、契約
課のほうとは話をしているところでございます。
2点目のバスの料金につきましては、やはり委員おっしゃいますように、金額についても上がる可能性、これも否定できないというふうに思ってございます。我々としても、それについては費用を確保しないといけないなというふうに思ってございまして、その辺も含めた形で次年度についての契約には臨むというか、取り組んで当たっていくというふうに考えているところでございます。
以上です。
○
西村委員 そうすると、通常だとどれぐらい、何月ぐらいとか、その入札がありまして、今回どれぐらい早める予定でしょうか。
○
濵下学校運営課長 契約につきましては、通常、年間の契約になりますので、大体2月初旬、その辺が通常の契約の入札の手続きを開始する期間というふうになりますけども、今回こういった事情がありますので、契約
課のほうと調整して、なるべく早くできるように調整をしたいというふうに思ってございます。
以上です。
○
西村委員 年間で契約されるということは、例えばもうその時点で日程を決めて、この日時のバスを確保するということが、もう最初の段階で全て決まって、それは動かないということでよろしいですか。
○
濵下学校運営課長 バスを契約する際の日程ですけども、先ほど申し上げました学校との
日程調整の中で、学校のスケジュール、これで決まってまいりますので、例えば何月にどの学校がどれぐらい行くというのは、あらかじめもうきちっと確定した上で入札のほうは出していって、その期間に使用するバスの確保はこれまでもしているところでございますので、次年度についてもそのようにやっていきたいというふうに思ってございます。
以上です。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
○白川委員 先ほど他の委員からも質問がありましたが、
プログラムに関し、自然体験
学習の
プログラムなんですけれども、新しい
プログラムを今後開発していく用意があるというふうに先ほど伺ったんですけれども、これも別に、今回6年生もTGGのほうに参加するということで、これは英語の
学習になるんじゃないですか。これって、同じく6年生の自然体験
学習している中で一緒に、別な場所に行くんじゃなくて、こま数確保もしやすくなると思うんですが、自然体験
プログラム自体を全部英語で実施するみたいなことというのは、何か今後考えていかれる用意があるのか伺ってみたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○
竹花教育指導課長 自然体験
学習の中でALTを活用して英語の体験
学習をするというのは、実際、夏休みの大鳥中学校の体験ではやってございます。
ただ、今回、小学生という段階で、やはりTGGの、まず英語を活用するという体験を味合わせたいということで、今回TGGという形で、体験という形で考えてございます。ですので、自然体験の中に英語
プログラムを入れるということは、今回は考えてございません。
以上です。
○白川委員 今回は考えておられないということですが、今後どんどん低年齢化していくと思うので、6年生から始めるよりも、より早く4年生の段階から英語とかにもっと触れているほうがなじみができてくると思うので、本当に、工作だったりとか、
ハイキングだったりとかというのは、別に日本の方が引率しなくても、逆に言ったら、そういうガイドみたいなボランティアをやっている学生さん、留学生の方もいらっしゃるし、そういうのを得意としてやられているNPOとかは多数あると思うので、今後のこととして、目黒区は
英語教育を推進していくということなので、こういうところにもどんどん
英語教育、自然に
子どもたちが普通に、英語を勉強するという感覚じゃなくて、日常的にそういう何か自然体験をしながら英語に触れる機会というのを自然の中でふやしていっていただけるようなことを考えていただきたいと思うんですけれども、今後に関してどのようにお考えか、伺いたいと思います。
○
竹花教育指導課長 今、委員のお話があったように、英語を日常的に使う機会をふやすということに関してですけども、そういった機会も非常に大事だとは思います。自然体験
学習の中でそこが入れられるかどうかというのは、ちょっと今後研究をしていきたいなというふうに思います。
以上でございます。
○
吉野委員長 よろしいですか。ほかにございますか。
○
芋川委員 今回、
オリンピック・
パラリンピックについてということで、ちょっと広くなっちゃうかもしれないんですけども、7月下旬から、お盆を挟んで9月の上旬まで続くという形の長い期間だと思うんですけど、日本全体からいろんな人が集まってくるしかり、海外からも渡航者がとてもふえてくるということが予想されます。その中で、交通状況だったり、ちょっと細かいところまでは見えてこないのかもしれないんですけれども、
子どもたち全体に対して、どういう休みのときの過ごし方とか、そういうような広いところで、
オリンピック・
パラリンピックのことの影響についてどのように周知というか、安全面を保った休みを過ごしてもらう等々を考えているか、あったら教えてください。
○
竹花教育指導課長 来年度
オリンピック・
パラリンピック競技大会が行われるということで、先ほど申し上げた、児童・生徒には
オリンピック・
パラリンピック競技の観戦ということもあります。また、今御指摘のあった、観戦については、暑さ対策とか、そういった注意喚起や、また安全対策というものもしていかなくちゃいけないというふうに考えてございます。
また、海外からの渡航者もふえて、そういった中での休みの過ごし方等につきましては、夏休みに向けての生活指導という、それを周知する機会がございますので、そういった機会に、各学校に令和2年度の夏休みの過ごし方について指導を行っていきたいというふうに考えてございます。
以上です。
○
芋川委員 加えてなんですけれども、目黒でいうと、中央体育館がテコンドーの練習地ということになっていると思うんですが、その中で、いろんな選手だったり、団体が目黒区に入ってくる、またバスの往来等がふえてくるとか、そういったのがふえていくと思うんですけれども、ここに関して、より何か具体的な指針だったりとか通達というのは、都のほうだったりとか
組織委員会から、その後あるのかどうかというのはいかがでしょうか。
○秋丸
教育次長 今の御質問は、いわゆるオリパラ関係においてどのような対応をしているかということだと思いますので、
教育委員会として何かということは、現時点ではございません。
以上です。
○
吉野委員長 芋川委員、
自然宿泊体験教室の報告なので、オリパラになると、なかなか答えられないと思うので、お願いいたします。
○
芋川委員 はい。じゃ、やめておきます。子どもの安全とか、そこら辺で。
○
吉野委員長 よろしいですか。
○
芋川委員 大丈夫です。
○
吉野委員長 ほかにないですか。大丈夫ですか。
○たぞえ委員 済みません。2回目ですけど、今、
自然宿泊体験、興津のほうは委託先があるかと思うんですけども、次の委託先の新たな選定って何年後でしょうか。
○
濵下学校運営課長 ただいまのは興津の施設の維持管理に係る委託ということかなと思いますけども、こちらはことしが、かわって1年目ということになりますので、こちらは契約上3年間ということになってますので、条件はありますけれども、あと2年間は同じ業者という可能性が高いというような状況でございます。
以上です。
○たぞえ委員 ごめんなさい。確認なんですけど、興津は設備の維持管理だけ委託してて、
プログラムは委託してないんでしたっけ。
あと、もう一つ、八ヶ岳のほうの
プログラム委託先、何か動物の名前の会社、言っていいんですよね。固有名詞って言っていいんでしたか。
○
吉野委員長 余り。
○たぞえ委員 余りなので、動物の名前の委託先。
○
濵下学校運営課長 興津、八ヶ岳ともに、施設の維持管理ですとか、あと給食、こちらの委託については長期継続契約の形でやってございますけども、そういった
プログラムを補助していただく、インストラクターを委託する事業については、こちらは単年度で契約をしてございますので、これは毎年区と契約をしているという状況でございます。
以上です。
○たぞえ委員 単年度ということで、わかりました。
さっき、ほかの委員から
プログラムについての質問もありましたけども、まず第一は安全に、やっぱり自然なので、どうしても危険が伴うというのがすごく心配されるので、やっぱり海でも山でも安全にガイドしていただくというのが大前提にはなると思います。ただ、屋外での活動で安全確保というののプロと、レクリエーション、体育館の中とか、本当にチームビルディングという中でのプロかどうかというのは、ちょっと聞く限り、私は今やっている1社がすぐれているかというと、ちょっと疑問があるところです。
なので、例えばなんですけど、やっぱり屋外のガイドというのと、あとは、それこそ次の報告にもいじめの問題がありますけど、
自然宿泊体験で宿泊していると、
子どもたちの関係もすごい見えてくると聞いています。なので、やっぱり
宿泊体験の中で、
子どもたちの関係性、チームビルディング、そこまでやってもらいたいという思いがあるんですが、それを契約に盛り込むというのは難しいと思うんですけど、単純に何かを身につけるということも、もちろん英語もITも組み入れて総合
学習として活用してもらいたいという気持ちもあるし、あとはやっぱり本当に寝泊まりするという中での
子どもたちの関係性を構築するという観点で、事業者選定についてはもっと力を入れてもらいたいと思うんですけども、いかがでしょうか。
○
濵下学校運営課長 興津、八ヶ岳も含めて、
子どもたちが
プログラムを行う際のインストラクター、インストラクト的な事業については、先ほど御説明したとおり単年度で契約をしていて、その中で安全確保というのはもちろんきちっとやっていただいているところでございます。
それぞれ行う
プログラムの中で、特徴的な活動、海なら海、山なら山での特徴的な活動がありますので、そこの魅力とかを
子どもたちに十分伝えながら、安全にできるようにサポートしてもらう。そこについては、これまでも変わらない考えで我々もやってございますので、今、委員がおっしゃったような、例えばほかの、英語ですとか、そういった面での充実はなかなか難しいかなと思いますけども、こういった
体験活動という中で行っていただいている、そういったインストラクター的な業務については、これまでの経験をもとに、安全・安心というところを第一に、今後もきちんと十分に取り組んでいく、その考えは変わりませんので、そういったところは
子どもたちのためにしっかり取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。
以上です。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
○いいじま委員 最後に1点だけ。
いろいろ出たんですけども、私が一番心配なのは、やっぱり
インフルエンザなんですね。この1カ月ずれることで、学級閉鎖とかが結構出てくる時期になっていくじゃないですか。今までよりも、やっぱり向こうに行って具合が悪くなる子に対しての対応が、またちょっと違ってくると思うんですが、そこら辺何か考えているかどうか、お伺いいたします。
○
濵下学校運営課長 自然宿泊体験教室における
インフルエンザ、感染症への対応ということでございますけども、現在も大体11月下旬もしくは12月の初旬ぐらいまでやる時期もありますので、委員おっしゃるように、そういった感染症が蔓延してしまったりとか、そういった心配はこれまでもあるところでございます。
そういった場合については、もちろん看護師、養護教諭がおりますので、現地でしっかり対応しているところでございますけど、今回、令和2年度につきましては、
例年どおりの宿泊数、6年生が3泊でやった場合、4年生が1月までずれ込んでしまうということ、それを回避といいますか、するために、今回6年生を2泊にすることによって、通常どおり11月下旬ぐらいには終わるというようなところで考えてございますので、まだ
インフルエンザのはやるちょっと直前には、今までどおりですので、にはなるのかなというふうには思ってございますけども、ただ、委員おっしゃいますように、そういった感染症への対策、対応というのは、しっかりとらないといけないというふうに思ってございますので、
日程調整の時期も含めて、4年生ですので、発達段階から体力的なところもありますので、そういったところにもきちっと配慮した行程の組み方というのは、これからもきちんと考えてまいりたいというふうに考えてございます。
以上です。
○
吉野委員長 よろしいですか。ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので、(1)令和2年度
小学校自然宿泊体験教室について終わります。
――
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【
報告事項】(2)令和元年度いじめ問題を考えるめぐろ
子ども会議の実施結果について
――
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○
吉野委員長 続きまして、(2)令和元年度いじめ問題を考えるめぐろ
子ども会議の実施結果について報告を受けます。
○
竹花教育指導課長 (2)令和元年度いじめ問題を考えるめぐろ
子ども会議の実施予定について、11月12日の本委員会で報告させていただいたところでございます。全ての会議が終了いたしましたので、本日、その実施結果について報告をさせていただくものでございます。
かがみ文の項番1、趣旨、項番2、主題、副主題は記載のとおりでございます。
項番3、実施時期及び会場は、9つの中学校区において、人権週間の前後に当たる11月19日から12月19日の間に実施をいたしました。
項番4、参加者及び参観者については、表をごらんいただきたいと思います。全中学校区で代表学年の全児童・生徒が参加しており、昨年度と同程度の2,387名となっております。学校長を含む教職員の参加者数は286名、教育委員、地域教育懇談会の構成員、学校評議員、PTA役員、主任児童委員等につきましては、19人ふえて112人となりました。
5番、実施結果の概要については、こちらは3ページにつけている別紙で御説明をいたしますので、別紙をごらんください。
中学校区ごとに、実施日時及び会場、副主題、主な内容、参加者、参観者をまとめたものでございます。副主題を見ていただきますと、四角1の第一中学校区の「考えよう自分ができる言葉や行動」、四角2の第七中学校区のコミュニケーションといったキーワードで代表されるように、いじめのない環境づくりに向けて、自分たちでできる言動について考えることを、どの校区も、副主題として取り組んでおります。主な内容をごらんいただきますと、四角3、第八中学校区では、話し合いの内容を踏まえたスローガンの作成、四角5、四角6、四角9の第十・第十一・大鳥中学校区では、附箋を活用した話し合い、四角7の東山中学校区では、東京都
教育委員会が作成した「STOP!いじめ あなたは大丈夫?」というDVDがありますが、その視聴をするなど、話し合いの活性化に向けた工夫が見られたところでございます。
実際の様子につきましては、4ページにつけてございます、いじめ問題を考えるめぐろ
子ども会議の様子、こちらをごらんください。こちらの写真は、複数の中学校区の様子をあわせて掲載してございます。
①、②の写真のように、全参加児童・生徒は一旦体育館に集まり、その後、③のように中学生の誘導などによりグループで話し合う会場に分かれていきます。大鳥中学校区は、本年度、グループに分かれた状態から開始をいたしました。グループの様子ですが、④のように意見を書きやすいように机を用意したり、また⑥のように膝を寄せて椅子に座ったりする様子が見られました。⑧、こちらはフィッシュボーン図、⑨はKJ法、こういった思考ツールを活用しながら話し合っている様子もございました。グループでの話し合いの後に、体育館に一堂に集まり、グループでの話し合いの内容を共有いたします。⑩のようにグループごとにまとめた資料を見合ったり、⑫のように大きく映し出して発表したりするといった工夫も見られたところでございます。
それでは、3ページにお戻りいただきまして、こちら、主な内容の欄には話し合いのグループの数が書かれておりますが、参加人数をグループ数で割った各グループの人数は、四角3の第八中学校区が最も少ない5名程度、その他は10名前後となってございます。一人一人の児童・生徒が発言する機会を多く持てるような配慮がされておりました。四角8、目黒中央中学校では、1つの分科会を話し合いの流れの中で、さらに細かく三、四人のグループに分けたといった工夫もございました。参加者、参観者は、それぞれ記載のとおりでございます。
なお、それぞれの
子ども会議には
教育指導課の指導主事が訪問いたしまして、その状況を把握しております。また、児童・生徒に対して直接目黒区いじめ防止対策推進条例の説明のほか、本年度は、前回御指摘いただきましたように、いじめ等の相談窓口のプリントを配布いたして、その案内もさせていただいたところでございます。
では、2ページに戻りまして、項番6、成果と課題につきまして、記載の2点となります。
アは、全ての中学校区で代表学年の全児童・生徒が参加するようになり3年目になることから、各中学校区で、より実態を捉えた改善を進めていることにかかわる内容でございます。具体的には、全体会からグループでの話し合いに移る際の移動時間を、会の流れや全体会の整列順を工夫することにより短縮したということ、また、1グループ当たりの人数をより少人数に編成することや、教員向けのファシリテーション研修で行った手法を取り入れることにより、話し合う時間そのものの確保と、意見を出しやすくするような工夫を行えたこと、これを成果として上げてございます。
また、地域等の方々の参観につきましては、イにございますように、地域教育懇談会を
子ども会議後に同日に開催をしたり、開催の周知を確実に行ったりするなどの努力により、5つの中学校区において、昨年度より参観者数を増加させることができました。
一方、(2)課題についてでございます。
1点目は、各中学校区における
子ども会議の位置づけ、事前・事後の指導を含む取り組み内容及び成果等を各中学校区間で共有をし、
子ども会議の内容の充実を一層図ること、2点目は、グループでの話し合いがより活性化するよう、引き続き、日ごろから発達段階に応じて、教科等において主体的・対話的で深い学びを実現するための授業改善に取り組む必要があるということを上げてございます。
項番7、次年度の方向性でございますが、今年度と同様の形態で、引き続き、各校区で取り組み方法等を工夫・改善しながら実施してまいりたいというふうに考えてございます。
報告は以上でございます。
○
吉野委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○
橋本委員 1点伺いたいと思います。
実際に話し合いの場を設けるというふうなところで、どのような意見が出たのか伺いたいと思います。多分記録に残るような形ではないとは思いますけれども、把握されている範囲で教えていただきたいと思います。お願いします。
○
竹花教育指導課長 それぞれテーマが変わるので、それぞれ違う意見が出されておりますけれども、例えば第十中学校区では、副主題が「明るい、活気ある学校とは?」という中で、「自分が みんなが して されて うれしいこと 楽しいこと」はどういうことですかということなんですけれども、例えばその中で、優しい気持ちになったとかという話が出てきたときに、中学生が小学生に対して、優しいって具体的にどんなことだろうと聞いてくれて、小学生が、失敗しても責めないことじゃないかな、中学生が、責められたら嫌だよね、小学生が、失敗は怒らないで、大丈夫だよとか言ったほうがいいということで、中学生がファシリテーターとなって、小学生の意見を引き出しながら話し合いを深める、そういったよい取り組みが見られました。これは、3年継続してやってきた成果の一つであるなというふうに考えてございます。
以上でございます。
○
橋本委員 ありがとうございます。
実施をしますよというふうな御報告があった11月12日の委員会では、留意事項として、本音で意見交換ができるような環境づくりを行うことというふうな記載があったと思うんですけれども、ここに関してですが、資料を見ると、2ページの6の(1)のイのところで、地域の方も参加していただけるような状況をつくったと。また、そこに関して、参加者が増加したというふうな話もありましたが、そういった大人の方が多くなり過ぎることで本音が言いづらくなってしまうような、萎縮してしまうようなことはなかったのかなというふうに少し懸念をしております。ここに関してはどのようにお考えか、お聞かせいただきたいと思います。お願いします。
○
竹花教育指導課長 参観者がいることで
子どもたちが自由に意見が言いづらいのではないかという、そういった懸念はございましたが、実際、私も参観させていただきましたが、そういった形はほとんど見られませんでした。ほとんどというか、全く見られませんでした。指導主事も全校区を回っておりますけれども、そういった話しにくい状況というのは全く見られませんで、また各中学校区にもそれぞれ事後にヒアリングをしておりますけれども、そのときに、児童・生徒は話しやすい環境の中で行われていましたかという意見では、全中学校区でそれができていたという回答もいただいております。
以上でございます。
○
吉野委員長 よろしいですか。ほかにございますか。
○いいじま委員 私も参観させていただいたんですけども、かなりグループによって持っていき方というか、すごく活発にやってるところと、本当に司会が読みながら何か緊張してやってシーンとしているところと、ちょっと差があったかなというのを感じたんですけども、前もってそこら辺をこういうふうにするようにとかという指導とかがあったのかどうかをお伺いいたします。
あと、中学校区間で共有しという、課題のところにもあるんですけども、終わった後で、ここがよかったとか、ああいうやり方のほうがよかったというのを共有していく場があるかどうか、お伺いいたします。
○
竹花教育指導課長 まず、グループによって緊張した生徒が出られると。参観ありがとうございました。
やはり生徒によってはグループの司会進行がなかなかうまくいかない生徒もいて、なかなか緊張して進められないという生徒も、中にはございます。そういった子への配慮としては、例えば司会の台本、原稿のようなものを教師のほうであらかじめつくって、それに沿って進められるような配慮をしているところでございます。また、教員のほうはファシリテーション研修を受けてございますので、ファシリテーターとして、小学生の意見をどういうふうに引き出していったらいいのかというものを研修していますので、それを生徒に伝えて、小学生の意見の引き出し方、そういったものを中学生にアドバイスをしているというところでございます。
また、中学校区間の共有というところでございますけれども、これまで、それぞれの校区で終わった後の振り返りというのを校区ごとにはされていたということなんですけれども、ことしからは、ほかの校区の実践はどうだったのかなということを共有する場を設定しております。既に実施しているのは、生活指導主任会で各校区の取り組みはどうだったのかというのを共有して、自分の校区の改善につなげていくといった取り組みをしているところでございます。今後も、今度は副校長会がございまして、副校長会でもそういった情報の共有の場を設定しているところでございます。
以上でございます。
○いいじま委員 得意な子と得意じゃない子がいるので、それも勉強になるかなと思うんですけど、あと一点、私が行ったところでいくと、行動宣言、張り出しているのが全員のじゃなくて、その学年だけだったりとかというのがあったんですが、行動宣言は基本的には全学年、自分が書いたものを張るということになっているかどうか、その点だけお伺いいたします。
○
竹花教育指導課長 行動宣言につきましては、本年度からは6月に作成の設定を変えています。年度の早いうちに行動宣言を作成することによって、いじめ防止に関する意識を高めていこうということで、年度の初めのほうに設定したところです。ですので、掲示に関しては、夏休み前に全ての学年で張られているというふうに思います。
また、今回の会に参加した学年の子がどういうふうに考えているかということで、その学年の掲示物を、その校区では張り出していたという状況でございます。
以上です。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
○
芋川委員 参加をしている教員の数のばらつきがあるのかなというのをちょっと思うんですけれども、これはどういった違いがあるんですか。もちろん児童・生徒の違いもあるので、3ページの3、第八中学校区、大岡山小、ここは児童・生徒の人数に対して教員のほうがとても多く配置されていて、同様に7の東山中学校区も多いのかなという形で、多く参加できるところとそれ以外のところと、どういった違いがあるのか、教えてください。
○
竹花教育指導課長 例えば、第八中学校区では、午後の授業をほかの学年は実施をしないで、
子ども会議に参加をする学年の先生だけじゃなく、ほかの教員も一緒に参加していると。そういった工夫をしているところがございます。ですので、そういった人数が多いところは、その学年の担当する先生だけではなく、ほかの学年も参観をしたというところでございます。
以上です。
○
芋川委員 それ以外のところは、その学年の教員が参加をするということだと思うんですけれども、その多く、ある意味努力をして出しているところで、やっぱりそれで毎年の推移を見てても、そういったのが継続されてるんだなと思うんですけれども、そういった実際の参加をした教員でそれを続けるメリットというか、よさというのは、ヒアリングできているかどうかはいかがでしょうか。
○
竹花教育指導課長 やはり教員も一緒に参加をするというよさは非常にあると思います。
子どもたちがどのようなことを考えているのかということを把握して、自分自身の指導に生かすということも考えられますし、また実際、めぐろ
子ども会議が今このような形態になって3年目を迎えながら、今後もっとどんな工夫ができるんだろうかと、そういったことを教員同士で一緒に考える、みんなで考えていくということも大事であろうというふうに思ってございます。
以上です。
○
芋川委員 ありがとうございます。
ぜひ、とても有意義なことであれば、横展開もされていると思うんですけれども、さらに横展開をしていただければと思いますが、どうでしょうか。
以上です。
○
竹花教育指導課長 先ほども申し上げましたけれども、今年度から中学校区を超えての情報交換という場を設定しておりますので、そういった中で、ほかの校区のいい取り組みなどについても自分の学校の校区に取り入れられるように、そういった機会をこれから設定して、それぞれの改善につなげていきたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○
吉野委員長 よろしいですか。ほかにございますか。
○武藤委員 1つは、まず1点目なんですけども、これ、4回目でいいかと思うんですけども、多分学校の校区は変わってないと思うんですが、学校区によって、小学校は6年生のところと4年生のところと5年生、中学が1年生だったり、2年生だったりするんですけど、この辺は4年間ずっとこの同じ学年の
子どもたちがその校区は来てるということでよろしいんでしょうか。
○
竹花教育指導課長 この形態になってからは、実施学年は同じ学年で実施をしております。
以上です。
○武藤委員 ということは、ダブってやらないというか、結局、第一中学校区のところであれば小学校は菅刈、駒場は6年生で、第一中学校の子は2年生ということでずっとやられてるということだと思います。
それで、現実的には、主題が「いじめのない学校をめざして」で、副主題がいろいろあるんですけども、いろんな形で取り組んでらっしゃられると思うんですが、現実的に、じゃ、いじめはどうなったのというところがあるかなと思いまして、5月29日に御報告いただいている目黒区立学校におけるいじめの状況についてを見ると、若干数字的には28年より30年度のほうが数がふえていってしまっている部分は、ちょっと残念な結果だなと思うんですけども、いろいろ手探りな部分で、こういった
子どもたちがいろいろコミュニケーション、ディスカッションをしながらやっていく。その
子どもたちはその1回だけですけれども、それを多分先生方はずっと見てらっしゃられて、その辺の手応え的なものというのは、先生の側からのそういったものはあるんですかね。
○
竹花教育指導課長 実際に、いじめの件数との関連というのは、それをあわせて考えるというのはなかなか難しいとは思うのですが、今回、資料をちょっといろいろ探ってみたところ、全国学力・
学習状況調査の質問紙調査の中で、いじめはどんな理由があってもいけないことだと思いますかという設問がございます。それが、ここ数年どのように変わってきたのかなというので、こちらで見てみました。
そうしますと、平成27年度の資料なんですけども、いじめはどんな理由があってもいけないことだと思いますかと。小学校6年生の目黒区の
子どもたちの回答は、いけないことだと当てはまるとはっきり答えられた子は79.9%だったんですが、本年度、令和元年度の実施結果を見ますと、83.6%に3.7ポイント上昇しておりました。いじめがいけないことだとはっきりと言えるという子どもがふえてきたのかなというふうに、こちらとしては捉えております。同様に、中学校におきましては、平成27年度69.5%だったんですが、それが令和元年度72.6%、こちらも上昇しているというところでございます。ただ、数値を見てみますと、これをはっきりと言えなければいけないところなんですけども、まだまだ
子どもたちに啓発、また、こういった機会を通した指導というのは必要になってくるかなというふうに考えてございます。
以上です。
○武藤委員 ありがとうございます。
本当にいじめに関して言うと、じゃ、自分を思い返して、自分の子ども時代になかったかって、ありました、現実的には。ということですので、なかなかこれをなくすということは、前、尾﨑教育長のときに、いじめはどうしてなくならないんですかみたいな質問をたしかした記憶がありまして、教育長のほうも非常に答えに窮していたところがあったんですけれども、いろんな意味で認識として考えながらやっていくというのも重要なんですけども、ただ、僕、個人的な感想で言わせていただきますと、いじめが悪いというのは頭ではわかる。ただ、いじめをしてしまう
子どもたちの中には、頭でなく感覚、感情、生理的な、そういったようなところでしてしまうようなこともあるんではないかと。だから、いじめは悪いとわかっていながらも、それをしてしまうような部分になるかと思うんですけども、その中で、要するに、今いじめられて、実際いじめられて
子どもたちが声を出している部分も非常に対応が必要なんですけども、今後、いじめる側の、どうしていじめてしまうのかという部分に関して、もうちょっと、何回か質問させていただいている部分もあるんですけども、そうした部分で、たしか前回の中では、先生のほうがいじめた子に対していろいろ話をしながら、お話をしているという部分もあるんですけども、理屈的には非常にいじめは悪いということはわかってても、なかなか小学生、また中学生の部分では、どうしてもそれが完全に自分の感情をコントロールするところまでできないようなものもあるんじゃないかと思うんですが、ちょっと非常に微妙な質問になりますけども、いかがでしょうか。
○
竹花教育指導課長 今、委員の御指摘にありました、いじめはやっぱりなくならないというところはあると思います。いじめは、やっぱりどの学校、どのクラスでも起こり得るというもとで学校では取り組んでいるところでございます。やはりそれには、まだ子どもですから、お互いにさまざまな感情を持った中で、その言動の中で、それを受けた人が嫌だと思えば、それはいじめというふうに当たるわけでありまして、そういったものをなくすというのは、小学校段階ではなかなか難しいところはあると思います。
ただ、そういったことがいじめに当たるんだ、相手の気持ちや立場を考えた言動をしなくちゃいけないということについては、引き続き指導していく必要があると思いますし、それぞれの学校の校長もそういう認識ですし、それぞれの各教員もそういった認識で
子どもたちの指導に当たっているところでございますので、今後も、そういった
子どもたちによるいじめ、言動を見逃さずに、子どもを教員がしっかりと対応、指導していくということがこれからも大事であるなというふうに考えてございます。
以上です。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
○白川委員 質問なんですけれども、いじめの問題、何をしたらいじめというのって、なかなか伝えづらいところがあると思うんですけど、今おっしゃってた、受けた人が嫌だと思ったら、もうそれっていじめになってしまう可能性があるよというところで、先生たちもそういう認識で指導していただいているということなんですけれども、最近ですけれども、区内の中学校の先生が年賀状にクラスの
子どもたちの写真を入れたものを送ってしまって、載せられたくなかった子もいたわけらしく、子どもの中には、その写真をというようなこともあり、その辺というのは、これは直接いじめとかというふうには、昔であれば、なかなか結びつきにくいところでありましたけれども、生徒が嫌だと思うようなことというのを先生のほうが、そこって何か、まず、そういうことを
教育委員会のほうでは既に認識をしておられるのかという質問が1点と、あと、生徒から嫌だよというような、受けられかねないようなことを先生がしておられるという、その辺の認識というのは統一されているのかというところを、どのあたりまでという、先生に対してですね。
子どもたちに対してもそうですけれども、教員に対して、ガイドライン的なもので規定があるのかどうかというのをちょっと伺いたいと思います。お願いいたします。
○
竹花教育指導課長 学校の先生方が生徒に対していじめをしちゃいけない、それはもちろん、当然、学校の教員は思っているもので、それにつきまして、人権感覚チェックシートというものを毎年作成して、各学校で取り組んでおります。その中で、生徒の気持ちを大事にした指導をしていくということを毎年確認をしているところでございます。
先ほど言った年賀状にクラスの写真を載せられたというケースでございますが、こちらについても、
教育指導課には情報は入っておりまして、実際見てみたら、非常に小さな、個人の写真がわかるようなものではなかった。また、個人情報のようなものではなかったんですけれども、ただ、それが相手方の生徒が嫌だという認識を持っていたかどうかについては、ちょっとこちらのほうでも把握しておりませんので、そういったことがあれば、学校のほうにお伝えをして対応させていきたいなというふうに考えてございます。
以上です。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので、(2)令和元年度いじめ問題を考えるめぐろ
子ども会議の実施結果について終わります。
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【
報告事項】(3)第10回「ティーンズ・フェスタ・イン・めぐろ2019」の実施結果について
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○
吉野委員長 続きまして、(3)第10回「ティーンズ・フェスタ・イン・めぐろ2019」の実施結果について報告を受けます。
○篠﨑
子育て支援課長 それでは、第10回「ティーンズ・フェスタ・イン・めぐろ2019」の実施結果について御説明いたします。
まず、この第10回のティーンズ・フェスタ・イン・めぐろ2019でございますが、11月27日の当委員会におきまして、実施のことについて御報告しました。それの実施結果ということでございます。
1の開催日時・会場・来場者数でございますが、記載のとおりでございまして、(5)の来場者数につきましては606人、昨年度に比べまして27人ほど増加したといったところでございます。
2の中高生実行委員会の取り組みでございますが、区内の公立中学校2校・私立中学校2校、あと区内外の都立高校5校・私立高校6校、合計15校の266人の実行委員として運営を進めました。これも大幅にふえております。実行委員が継続してかかわることで、高校生の実行委員が中学生を応援する姿とか、地域の大人の方とか協力団体の方たちとも顔なじみになってきたというのもありまして、交流が進んで、実行委員会の活性化が図られてきたといったところがございます。また、自主的・主体的に参画し、企画から準備、運営まで取り組めるように配慮する中で、9月から6回の実行委員会を重ねて取り組んできたといったところでございます。
3の2部制での実施結果でございますが、11月27日の報告でも申し上げましたとおり、今まではホールと体育館、第1・第2集会室、これは区民センター
社会教育館ですね、分散してやっておりましたところ、やはりそれぞれ、特にホールの観客数が少なくなってしまうなど、いろいろな課題がありましたので、今回から1部を午前ホール、2部を体育館ということでやったことで、実行委員の皆さんもそれぞれ分散しないで集中してできたことで、世代を超えた交流がより一層深められたという結果につながってございます。
4の学校、地域、協力団体と連携した取り組みですが、記載のとおりでございますが、まず
オリンピック・
パラリンピック機運醸成事業の一環として、
オリンピック・
パラリンピック推進
課と実行委員が連携して、VRフェンシングとかボッチャ、車いすバスケ、義足体験を行いました。
(2)としまして、防災
課と連携して、目黒中央中学校の生徒会実行委員が災害用トイレとか防災備蓄品の紹介を行いました。
また、(3)としまして、目黒学院高等学校の鉄道研究同好会とか、エコライフめぐろ推進協会の資源分け体験、こういったものも実行委員会としてやってございます。
(4)の飲料会社と都立駒場高校の生徒会が共同企画でレモネードスタンド、これは小児がん研究支援活動としての募金活動を行ったといったところでございます。
恐れ入りますが、裏面にまいりまして、(5)の障害者就労支援施設と実行委員会が連携・協力して自主製作品の販売をお手伝いしたりとか、(6)としましては、東日本大震災に伴う地域の支援活動としまして、被災地地域の高校生の進学支援を目的とする若草リボン基金の活動、これはそういうバッジを販売して基金の原資に充てるという活動でございますが、こういったものの販売もお手伝いをさせていただいております。
また、(7)としまして、めぐろ子ども食堂ネットワークと実行委員会が連携しましてバルーンアートなどを実施し、来場する幼児とか小学生なんかの対応もしてございます。
5の事業周知でございますが、11月30日放映のMXTVで区長がPRを行ったほか、区報、ホームページ、その他、ツイッターなどを使って周知を行ってございます。
6の中高生実行委員会の感想ですが、アンケートの中で、中高生の意見や発想を反映した企画・運営ができたか、達成感や満足感を実感できたかという問いに対しましては、大多数の実行委員が大いにできたと回答が寄せられてございます。また、自由意見の中で、みずからつくり上げて運営ができたとか、今回は全てのコーナーにかかわることができてよかったとか、そういったところもございました。
7の一般来場者の感想ですが、こちらも、ことしは2部制になって例年より来場者も多かったとか、ホールの観客が少なくなってしまう課題がうまく解決できた、そういったことで、いわゆるプラスの評価をいただいてございますので、実行委員の中高生たちも来年に向けた、また励みになったといったところでございます。
簡単ではございますが、実施結果についての説明は以上でございます。
○
吉野委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○
橋本委員 1点伺います。
ちょっと瑣末なところというふうに思われるかもしれないんですけれども、項番5番の(3)のところで、ツイッターを利用し事前情報、当日の開催情報発信を実施したというふうなところだったんですけれども、そのツイッターを実際に拝見したところ、リツイートとか、「いいね」とか、そういったエンゲージメントが非常に少ないなというふうな印象がありました。実際に同じ人ばかりが、決まった1人の方しか、「いいね」したり、リツイートしたりしていなかったというふうなところがありましたし、そういったところについては、実際に実行委員会で運営することができないかなというふうな印象を受けました。
というのも、彼らがやることで、友人の方であれば、ああ、あいつがやっているんだなとリツイートしたり、また行政にはなかなかない視点というふうな言い方はちょっと失礼かもしれないんですけれども、デジタルのところになれている彼らのやり方のほうがおもしろいものができるんじゃないかなと。あとは、当事者として発信できるもの、ここがおもしろいよと、当事者目線で言えたほうが情報の食いつきがよくなるというふうなことが情報発信に関して言われているので、そういった視点から、ぜひ、さまざまなリスクがあるのはわかっておりますけれども、ツイッターの運営を学生の方にやってもらうというふうなのは、来年以降いかがでしょうか。
○篠﨑
子育て支援課長 確かに、フォロワーの数とかが少ないのは毎年の課題でございまして、当委員会でも毎年何とかならないのかといった御意見をいただいてまして、実行委員会のほうでも幾つか検討はしてまいしたけども、やはり区のホームページでのといったところに一定の限界もございますので、委員おっしゃるとおり、もっと中高生の実行委員が主体的に活躍できるような、そういうSNS、いろんなものが出てますので、そういったものも活用できないか、実行委員会のほうに本日のそういった御意見もお伝えし、さらにこの辺の周知が充実できるように図ってまいりたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○
橋本委員 では、重ねてこの件に関して申し上げたいんですけれども、もちろんホームページ上で行政としてやっていくということで限界はあるというところは、私も承知をしております。ただ、その中で、例えばですけれども、行政ではこういうふうな視点で情報発信をしなければいけないんだとか、そういったところを教育する機会にもなるんじゃないかと。開催の目的のところでいろいろな方と生徒が連携するような機会をつくりたいというふうなところがありましたので、そういった視点からも、ぜひ前向きに検討していただけたらと思いますが、いかがでしょうか。
○篠﨑
子育て支援課長 確かに、それぞれの、公の立場でやるものと、自分たちの仲間うちでやるものとの違いとか、そういったものも踏まえて、どういうふうに情報発信していったら、より充実した周知ができるかというのは、研究していただけるようにお伝えしていきたいというふうに考えています。
以上でございます。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
○いいじま委員 今回、私も参加させていただいて、前回はホールがいつもがらがらで、もったいないなと思ったんですが、今回はすごくよかったなと思ってます。あと、オリパラの体験型がすごく盛り上がっていて、私も義足とか履かせてもらったり、いろいろやったんですけども、本当に体験しながら、その説明もやっぱり高校生の方がしてくれて、本当に何か一緒に楽しめるって、すごくよかったなと思ってるんですけれども、今のところ、中学生とか高校生の方たちのボランティアに参加をして、バッジとか買わせていただいたんですが、若草のリボンのバッジとか、ああいうことって、この中で体験をしてボランティア活動をしていくという経験が本当に大事だなって、すごく思いました。
今回、来場者数がプラス27、もっと多かったかな、もっとふえたかなという感覚だったんですけども、一般来場者、この①番がふえたのかどうか、そこをお伺いいたします。
○篠﨑
子育て支援課長 まず、いろいろお褒めいただきまして、このことはお伝えしたいと思います、実行委員会のほうに。
来場者数なんですが、トータルでは確かにふえてございますが、一般来場者数に限って申しますと、前年度が291人で、今回が225人で、実は減ってしまったといったところもございます。一方、中高生、自分たちの参加する側につきましては、前年度が174人に対して、今回266人と。ですから、一般の来場者は減ってますけども、逆に、自分たちがやるお祭りですので、自分たちの参加者がふえたといったところで、トータルでふえたといったところでございます。
以上でございます。
○いいじま委員 ありがとうございます。
すごくもったいないなって、すごく感じたんです。今回、レベルアップしたって、すごく感じたので、ぜひ、これがこんなに楽しかったよということのアピールを、参加者もそうなんですけども、参加する中高生がふえることもそうだし、そういう中高生がこんなに頑張って一生懸命取り組んでるんだなということを見させていただくことは、すごくこっちが元気になるし、すごく頼もしいなという思いになったので、そこら辺のアピールの仕方をもうちょっと考えていただければと思うんですが、いかがでしょうか。
○篠﨑
子育て支援課長 確かに、おっしゃるとおりでございます。こちらの資料のほうにも、一般来場者の感想で、中高生が頑張っているといったところで励ましのお言葉もいただいてございますので、よりみずから参加する人数をふやすというのも大事ですし、一般の方にもそういう活動を知ってもらうというのはもっと大事だというふうに考えますので、その辺についてどんな工夫ができるか、また、大人の目線だけじゃなくて、中高生の自由な発想から実際にできることなんかも考えながら工夫してまいりたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので、(3)第10回「ティーンズ・フェスタ・イン・めぐろ2019」の実施結果について終わります。
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【
報告事項】(4)令和3年4月開設の
小学校内学童保育クラブ整備及び運営の取組について
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○
吉野委員長 続きまして、(4)令和3年4月開設の
小学校内学童保育クラブ整備及び運営の取組について報告を受けます。
○渡邊
放課後子ども対策課長 それでは、放課後子ども対策
課から、令和3年4月開設の
小学校内学童保育クラブ整備及び運営の取組について御説明いたします。
1の経過でございますが、小学校内学童保育クラブの整備につきましては、平成30年10月10日に当委員会で御報告いたしました「目黒区版放課後子ども総合プランの実施に向けた取組について」の中で、令和2年4月開設予定の小学校だけではございませんで、令和3年4月開設を目指している候補小学校につきましても、引き続き調整することとしてございました。
次に、2の開設する小学校と整備の考え方でございますが、平成30年3月に公表いたしました目黒区人口・世帯数予測や児童数、利用実態等を総合的に判断しながら、学童保育クラブの需要が高いと見込まれる各小学校と調整を進めてきた結果、菅刈小学校、中目黒小学校、月光原小学校及び原町小学校の4校を新規開設することといたします。そして、引き続き整備内容や学校施設の使用に当たっての取り決め等の調整を進めていきます。
なお、整備手法としては、特別活動室のタイムシェア方式等を活用いたします。
ここで、裏面の別紙資料をごらんいただきたいと思います。
各小学校の整備概要として、学校施設の改修前後の状況と改修後に学童保育クラブとして育成室や事務室等として使用する状況を整理したものでございます。
菅刈小学校につきましては、特別教室棟のコンピューター室をメインのタイムシェア育成室として整備し、現在のコンピューター準備室を学童保育クラブの事務室兼静養室として使用いたします。
中目黒小学校につきましては、本校舎棟の第2音楽室をメインのタイムシェア育成室として整備し、第2音楽室内に事務室兼静養室を整備いたします。
月光原小学校につきましては、会議室を入れかえまして、タイムシェア育成室に近い場所へ事務室兼静養室を整備いたします。
なお、メインのタイムシェア育成室は家庭科室とします。
最後に、原町小学校につきましては、特別教室棟の第1オープンスペースに事務室兼静養室と育成室を整備し、育成室は唯一専有という形になる見込みでございます。
受入可能数につきましては、記載のとおりでございまして、今後、おおむね各小学校とは記載のとおり調整が進んでございますけども、今後、変更になる場合もあるかもしれません。また、特にメインのタイムシェア育成室として使用できない場合のサブの育成室につきましては、引き続き調整中でございまして、状況によっては工事が必要になる場合がございます。
説明文に戻っていただきまして、次に、3の運営の考え方でございますが、プロポーザル方式により民間事業者を選定し、運営を委託します。また、原則として、平日は午後7時まで延長保育を実施するとともに、対象年齢も小学6年生まで受け入れる方向で調整していきます。
説明は以上でございます。
○
吉野委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○
橋本委員 1点伺います。
5月29日の委員会では、令和元年度の5歳児の方が2,133人いて、ゼロ歳から5歳では要保育率が49.5%ほどだったということだったので、大体1学年当たり1,000人くらいが最大で必要になる、潜在的な需要になるのかなと。もちろん、小学校に入って習い事とかされる方もいらっしゃると思うんですけれども、1学年当たり1,000人近いのでしょうか。この需要に対して、現在では3学年くらい入る方がいらっしゃる中で、2,000人程度の受入可能数しかなかったというふうに記憶しております。
非常に頑張って学童保育クラブの整備を進めていらっしゃる中で、令和3年4月というのは、特に令和元年での4歳児の方が非常に多い年でもありますけれども、これによって充足の度合いといいますか、どのような認識を持っているのか、お伺いします。
○渡邊
放課後子ども対策課長 今後の需要数も含めての学童保育クラブが足りているかどうかという御質問でございますけども、私どもは、先ほど御説明申し上げましたとおり、平成30年3月に政策企画
課のほうで取りまとめてます人口・世帯数予測に基づきまして、ある程度、一定程度の保育率を掛け合わせながら、令和7年度には、今のところ、2,448人の学童保育クラブの人数の必要があるというふうな認識を持っています。これは1年生から3年生まででございますけれども、そういった人数が必要だというふうな認識を持ってございます。となると、ざっくり申し上げれば、1学年に800人から1,000人ぐらい、例えば1年生ですと、そういった需要数が必要になる見込みだというふうな認識は、私どもも持ってございます。
今現在、受入可能数につきましては、最新でございますけども、2,036人の受入可能数を準備させていただいてございまして、今後、令和2年4月におきましては、おおむね2,200人程度の受入可能という形で今のところ準備を進めてございます。今後、今御説明申し上げた4つの小学校、受入可能数を足し合わせると約2,340人程度という形で、1年から3年生の2,448人の目標に向かって、少しずつでございますけど、進めている状況でございますので、また今後、その推計だとか、また保育園から上がってくる、いわゆる要保育率というんですか、そういったものがまたどのぐらい変わってくるのか見きわめながら、また新たな推計が必要になれば、そういった予測も含めて検討していかなければならないと思ってございますが、今のところ、私どもの目標と整備の量といったものは、ある程度着実に進んでいるのかなというふうな認識を持ってございます。
以上でございます。
○
橋本委員 では、改めて伺いますが、今、子育ての状況が改善して、お子さんの数が以前よりもふえているというふうな状況があります。今後も注視していくと。子どもの人数に関してとか、そういった推計に関しては、細かく見ていくというふうなことでしたけれども、これからふえていくというところも見込んだ上で、引き続き、需要に関しては見ていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
○渡邊
放課後子ども対策課長 委員おっしゃるとおり、推計だけではなく、実際10月1日現在で、本当に今、実際お子さんがどの程度いらっしゃるのかというのも私どもは確認しながら、こういった整備を進めておるところでございますので、そういった実際のところの数字も含めて、しっかりと確認をしながら整備を進めてまいりたいと思ってございます。
また、ちょっと地域の偏在といったところもまだございまして、特に東部地区につきましては、小学校内に整備したとはいえ、まだ不足してくる小学校も出てくる可能性が今あるという認識を持ってございますので、そういった部分につきましては、また区有施設を活用するだとか、民間活力による整備、そういったことも含めて検討してまいりたいと思ってございます。
以上でございます。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
○武藤委員 校内学童クラブということで、令和3年4月が4校ですけども、今実際あるのが東根、中根で、今後令和2年が、済みません、ちょっと記憶が、八雲と、あと、どこでしょうか。
○渡邊
放課後子ども対策課長 令和2年4月開設に向けて開設準備というところも、今進んでございますけども、小学校内学童保育クラブにつきましては、八雲小学校、下目黒小学校、そして駒場小学校のほうで今、準備を進めさせていただいているという状況でございます。
なお、田道小学校につきましては、昨年の10月15日に早目に家庭科室をお借りして拡充の整備をさせていただいているといった状況でございます。
以上でございます。
○武藤委員 校内学童、当然、地域の中で学童保育クラブの人がふえて足りないというのが大前提なんですけれども、今後、これ以外の、要するに、ほかの小学校に関して、今の課長の話ですと、人口を見て、足りないところをつくっていくのであって、足りてるところに関しては校内学童は考えていない、また、いるのか、その辺をお伺いします。
○渡邊
放課後子ども対策課長 こちらの小学校内学童保育クラブにつきましては、大もとは放課後子ども総合プランといったものが大きな考え方にございます。目黒区につきましては、平成30年2月に放課後子ども総合プランを推進していこうということを決定してございますので、基本的には、実施可能な小学校から実施していくということでございますので、22校全部対象という形で進めてまいりたいと思ってございます。
ただ、今、学童のほうの需要と、今私どもが既存の学童保育クラブとの差異が出てくる、将来的にも出てくる部分につきましては、早目にその小学校に入らせていただいているという状況でございますが、基本的には全ての小学校に入っていくという形で考えてございますので、そういった計画を来年度にはつくってまいりたいと思ってございますので、その計画に基づいて進めていくといったことで考えてございます。
以上でございます。
○武藤委員 22校全部やるということですが、ただ、やはりまずはスペースの問題が非常に大きなところじゃないかなというようなところがあります。また、地域の中で、いろいろ学校のあり方というか、その歴史みたいなのもあって、全部じゃないんですけども、全ての場所が必ずしも簡単に使えないところもあるみたいなので、非常にその辺が、22校全部やるというのは難しいなと思っています。
ただ、結局、学童をつくるのが一つと、もう一つが東根、中根ですかね、視察させていただきましたけども、
子どもたちのランドセル広場の拡充ということで、室内、体育館とか、いろいろなところもやって、その運営員は学童の人たちにやっていただいているというのが事実なので、そうすると、結局、22校の中で、校内学童ができて、そうすると、校内学童の運営者の方が、ランドセル広場でいいんですかね、拡充のほうにもしていただけるんですが、そこができないと、ほかの小学校に関しましては、今現状で見ていただいているランドセル広場の方は、基本的にはボランティア的なことでいらっしゃいますので、そうした中で非常に差が出てきてしまうというところがあります。ですので、雨の日は、学内がある学校は雨の日も使えるけども、そうじゃないところは使えないという、非常に、全てをやるのはなかなか大変なんですけれども、できればやはり早目に22校に校内学童をつくっていただくか、また逆に、そうじゃなく、ほかの案があれば、校内学童をつくらずしても、ランドセル広場ができればいいと思うんですけども、それについてのお考えをお伺いします。
○渡邊
放課後子ども対策課長 委員おっしゃっていただいているとおり、22校全てやっていきたいと思ってございますが、例えば今回の4つの小学校で整備していくというふうな形で御報告申し上げましたけれども、それ以外にも、本来は、私どもとしては学校内学童を整備したいといった小学校も、実は、ございました。ただ、やはりおっしゃっていただいたとおり、学校の施設の問題、今後の児童数を考えると、やはり普通教室化していくという小学校もあって、私どもの学校内学童になかなか、協力したいんだけど協力できないといった学校もあるのも事実でございます。
そういったところにつきましては、今後、児童館の整備だとか、放課後の居場所もまたできますし、また隣接の学童保育クラブを御利用いただく、そういったことも私どもとしては考えてございますので、そういった形で総合的な放課後の居場所づくりに努めてまいりたいと思ってございます。
以上でございます。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
○たぞえ委員 ちょっと文言の確認から入りたいんですけれども、令和3年4月開設を目指している候補小学校についても、引き続き調整を行うこととしているとあるんですけど、済みません、この4つの小学校の令和3年4月開設を目指してて、その候補が4つなんですか。それとも、ごめんなさい、その4つは決定で、さらにふえる可能性があるということでよろしいでしょうか。
○渡邊
放課後子ども対策課長 令和3年4月開設を目指している候補小学校というのは、正直申し上げれば、4つ以外にも幾つかあったところでございまして、今、調整として進んでいるのはこの4つということでございます。それ以外の小学校につきましても、引き続き、私どもとしては調整をしているといった状況でございます。
以上でございます。
○たぞえ委員 そうすると、この4つの小学校もまだ調整中であって、4月開設を約束するものではないという理解でよろしいんでしょうか。
というのは、やっぱり4月に開設するとなれば、もちろん次に学童を使いたい保護者への周知などもあるし、PTAとかの調整もあると思うので、今この時点で出されているので、今の段階で結構なんですけど、要は、簡単に言うと頓挫する可能性もありながら、今回公表されたのかどうか、伺います。
○渡邊
放課後子ども対策課長 これは令和2年4月の開設の小学校も同様でございましたけれども、おおむね学校とは調整が進んでございまして、予算のほうも事務室兼静養室を整備したり、育成室のためにタイムシェアの部屋を少し改造したり、そういったことも考えながら調整も進んでいるという状況でございますので、通常、特段の課題等が出てこなければ、令和3年4月開設に向けて準備は進められるという状況でございます。
先ほど保護者の方の御意見をいただきましたけども、例えば次の利用申請の書類などには、令和3年4月開設ということであれば、載る状況になりますので、そこまでは確実に調整が済んで、皆さん方に御安心して使っていただけるような形で準備してまいりたいと思ってございます。
以上です。
○たぞえ委員 わかりました。
3、運営の考え方にお示しいただいたとおり、プロポーザル方式で選定した民間事業者が行うということなんですけども、保育園のほうでも同じことが起きてますよね。だから、結局、いろんな事業者がいろんな保育を行う。これが学童でも今、本当に、整備を進めていただいていることに賛成はするんですけども、やっぱりいろんな事業者がいろんなことをやってて、目黒の保育園についてはガイドラインも出していただきましたけど、結局、学童もいろんな学童がいろんなことをやってる状態に入ってきていると感じてます。
目黒区の学童の、築き上げていただいたものってあると思うんですね。保護者も多様化していますけれども、やっぱり学童保育としても、特に学童保育のほうが保育園よりも選びにくいんですよね。この学区の中で、ここに住んでいるんだったら、この学童に行ってくださいという指定が、すごく保育園よりもきついです。であれば、やっぱり保護者が選ぶということができにくい以上、同じサービスを提供しろというわけじゃないんですけども、ここは守ってねというところがないと、保護者としても、私はこの学童に行きたいですというような要望が今後出かねないなという危惧をしているところなんですけれども、いかがでしょうか。
○篠﨑
子育て支援課長 学童保育の運営に関するものですので、私のほうから御答弁いたします。
本区におきましては、目黒区学童保育クラブ運営指針というのがございまして、それに基づいて委託もやりますし、私立の学童が今年度当初から始まりましたけれども、そこも補助条件としまして、学童保育指針に基づいた保育を行うこととなってございます。
ただ、保育指針が細かいところまでは規定してございませんので、大きな方向なり、ある程度具体的なところもございますけども、その幅の中で、例えば学年構成が1年生が多いとか、男女の構成比が違うとか、あるいは各学年がバランスよくなってるとか、いろいろクラブによって状況が違いますので、
子どもたちの状況に合わせて、ある程度保育指針をもとに、それぞれのクラブが工夫して、よりよい放課後の生活を送っていただくというようなことでございますので、全く一律の保育ということではなくて、ある程度地域や
子どもたちに応じた保育は行いますけども、基本原則としてのガイドライン的な保育指針というものはずっと持ってまして、それに基づいてやっていただいているというようなことでございます。
以上でございます。
○渡邊
放課後子ども対策課長 ちょっと追加で答弁させていただきたいと思いますけども、先ほど令和2年4月開設に向けた小学校内学童の件で申し上げたとおり、1月から開設準備委託ということで、3カ月かけて、先ほど
子育て支援課長からも申し上げましたとおり、学童保育クラブ保育指針に基づいて、どういった形で引き継いでいったら、これまでの学童と同じような運営ができるのかといったことも、この3カ月でやっていく形にしてございます。
その中で、例えば八雲住区センター児童館学童保育クラブのところに八雲小学校内学童保育クラブの事業者が視察に行って、どういう取り組みをしているのか確認するといったことも行いまして、また、連絡帳のとり方だとか、そういったことも指導してまいりますので、そういった部分では、これまでの既存の学童保育クラブと同様な運営ができるような形で進めているといった状況でございます。
ただし、民間でございますので、それ以外、プラスアルファの部分も私どものメリットとして今回選定させていただいたところでございますので、そういった部分も、学童保育クラブ指針に基づいて運営して、安定したら、そういった部分も打ち出してくるかなと思いますが、まずは、基本は既存の学童保育クラブの運営をしっかりと吸収して運営していくという形になろうかと思います。
以上でございます。
○たぞえ委員 基本的には、学童保育クラブ運営指針に基づいてということなんですけども、すごく細かい例で挙げると、例えば学童でしっかり宿題をする時間をとるとか、特に原則として延長保育7時までを実施するということで、学校にとっても、保護者にとっても、やはり放課後に勉強しないと、じゃ、いつするんだというところとか、ここは私は最低限必要な時間だと思ってるんですけど、そういったところもきちんと実施してもらいたいですし、まず
学習時間の確保とか、そういったところはどう考えているのかというのと、あと、やっぱり保護者とか学校と、学童で担ってもらいたいこと、子どもが第一であるべきだとはもちろん思うんですけど、やっぱり学校、保護者にとって学童にやってもらいたいことというのは、きちんとヒアリングしているのかというのを伺いたいのと、やっぱり民間事業者に行っていただくと、午後7時までって可能になりますよね。これは、すごく根強くリクエストいただいていると思うんですけど、じゃ、今の既存の学童は7時まではやらないんでしょうか。これもさっき言ったことと同じなんですけど、選びにくいんであれば、時間とかについては、やっぱりそこは一律にしてほしいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
以上です。
○篠﨑
子育て支援課長 まず、
学習時間の確保でございますが、運営指針では、もちろんそういうところはございます。ただ、そのクラブの状況によって、確かに十分でないところとかがありまして、毎年保護者とか利用している
子どもたちから利用者アンケートをとってますが、その中でも、保護者の御意見の中で、もっとしっかり
学習時間をとってほしいといった御意見もございます。それについては、学校とか直接アンケートをとってるわけではございませんけども、学校なんかとも連携をとって、御意見をいただきながら、あるいは保護者のそういう要望を踏まえながら、よりよい運営に努めていきたいというふうに考えてございます。
2点目でございますけども、民間事業者は、最初からそういう条件で公募しますので、もちろん最初からそういうふうな運営形態をとります。既存の学童保育クラブにつきましては、最初からそういう条件ではなかったところでございますので、やはりそこで従事している職員の、例えば子育てをしていて保育園が何時までというようなものもあると思いますので、一定の準備期間を設けながら、延長していく方向で、今回、第4回区議会定例会でもそういう質問をいただきましたけれども、区長のほうから、延長する方向で条件を整えていきたいというふうな答弁もございましたとおり、そういった方向では検討していきますが、いきなりそういう条件が整うかというと、なかなかいろいろございますので、ある程度時間はいただきたいかなというふうに考えてございます。
ただ、延長の方向については、もちろんそういうニーズもありますし、特に、保育園と学童が近くにあって、保育園が延長保育を利用してて、学童だけ延長がないということで、上のお子さんだけ自宅に一人で帰って、下のお子さんを迎えに行くというような方からすると、やはり同じように延長してもらいたいという声は年々高まってございますので、そうした需要には応えていきたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○たぞえ委員 今、条件を整えるのに時間をということなんですけども、基本的に、今回も6年生まで対象にしていただいていますけども、今入所されている方は、基本的に3年生までということで、条件を整えているうちに卒業しちゃうぞというところがあるので、迅速にお願いしたいなと思います。
あと、私自身の経験からなんですけれども、既存の学童に通いながら、新しく学校内に新設されると、学区割もまた多分新たに調整されることも、あるような、ないような、ないにしても、親の思いもあって、例えば今は学校の外の学童だけれども、学校の中にしたいとか、そこでお友達関係が崩れたりだとか、いろんな余波があります。なので、きょう御報告いただいてますし、できる限り保護者周知、あと、学校に具体的な話を進め始めると、意外といろんな問題が出てくると思います。例えば、電気が足りないとか、結構大がかりなことになると、本当に工事が延長するということが想像を容易にできるので、なるべく早目にいろんな調整を進めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○渡邊
放課後子ども対策課長 今後の周知につきましては、次、1月18日に小学校のPTA連合会、そこでまた情報共有をさせていただきたいと思ってございます。その後、関係の4校の小学校の保護者宛てに周知を進めさせていただきながら、また、今現在のところ、4月の
保護者会でまた御周知をする、そういった段取りで今進めておる状況でございますので、今回、当委員会が終わりましたら、そのようなスケジュールを組んで保護者周知等に努めてまいりたいと思ってございます。
以上でございます。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので、(4)令和3年4月開設の
小学校内学童保育クラブ整備及び運営の取組について終わります。
以上で
報告事項を終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【情報提供】(1)
インフルエンザ等による
学級閉鎖等の状況について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
吉野委員長 次に、情報提供(1)
インフルエンザ等による
学級閉鎖等の状況について情報提供を受けます。
○
濵下学校運営課長 それでは、
インフルエンザ等による
学級閉鎖等の状況について情報提供させていただきます。
今回は、前回12月11日の情報提供以降の状況でございまして、資料の太枠番号11から16までの6件、5校9学級でございまして、対応、期間、対象等については、資料記載のとおりです。
説明は以上です。
○
吉野委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 よろしいですか。(1)
インフルエンザ等による
学級閉鎖等の状況について終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【情報提供】(2)
賃貸型認可保育所の開設時期について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
吉野委員長 続きまして、(2)
賃貸型認可保育所の開設時期について情報提供を受けます。
○藤原
保育施設整備課長 当委員会におきまして開設時期変更の御説明をした保育園の開設予定について情報提供させていただきます。
当該保育園の名称等は、資料のとおりでございます。五本木一丁目の保育園で、(仮称)あい・あい保育園祐天寺園と申します。
昨年9月10日の当委員会で、開設予定が確定した時点で改めて御説明するとしておりました。資料にございますとおり、本園の開設時期は令和2年10月となりました。現地では、既に工事が着工されております。今のところ、工事のおくれは生じておらず、順調に進んでいる状況でございます。本日以降は、窓口や区のホームページにて周知を図ってまいります。
以上で情報提供を終わります。
○
吉野委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○
橋本委員 1点だけ伺います。
設計変更に伴って開設時期がおくれたというふうなことだったと思いますが、地域からの御意見、その後はいかがでしょうか。
○藤原
保育施設整備課長 現在も、地域との、開設に向けたいろいろな運営に向けた取り決めというか、そういった条件の調整ということを定期的に、今も事業者は行っておりまして、具体的な開設に向けた話し合いというのを引き続きやっているという状況でございます。
以上でございます。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので、(2)
賃貸型認可保育所の開設時期について終わります。
以上で情報提供を終わります。
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――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【その他】(1)次回の
委員会開催について
――
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○
吉野委員長 次に、その他、次回の
委員会開催ですが、次回の委員会は2月12日水曜日午前10時から開会いたします。
以上で本日の委員会を散会いたします。
お疲れさまでした。...