目黒区議会 2019-12-11
令和元年文教・子ども委員会(12月11日)
令和元年文教・
子ども委員会(12月11日)
文教・
子ども委員会
1 日 時
令和元年12月11日(水)
開会 午前 9時58分
散会 午後 3時06分
2 場 所 第四
委員会室
3
出席者 委員長 吉 野 正 人 副
委員長 いその 弘 三
(9名)委 員 白 川 愛 委 員 橋 本 しょうへい
委 員 芋 川 ゆうき 委 員 いいじま 和 代
委 員 西 村 ち ほ 委 員 たぞえ 麻 友
委 員 武 藤
まさひろ
4
欠席者
(0名)
5
出席説明員 関 根
教育長 長 崎
子育て支援部長
(17名)篠 﨑
子育て支援課長 渡 邊
放課後子ども対策課長
松 尾
子ども家庭課長 後 藤
保育課長
(
児童相談所設置調整課長)
大 塚
保育計画課長 藤 原
保育施設整備課長
秋 丸
教育次長 山野井
教育政策課長
(
学校統合推進課長)
今 村
学校ICT課長 濵 下
学校運営課長
鹿 戸
学校施設計画課長 竹 花
教育指導課長
酒 井
教育支援課長 千 葉
生涯学習課長
増 田
八雲中央図書館長
6
区議会事務局 橋 本 議事・
調査係長
(1名)
7 議 題
学校教育、
社会教育及び
子育て支援等について
【
報告事項】
(1)令和2年度
隣接中学校希望入学制度の申込結果について (資料あり)
(2)平成31年度東京都「児童・生徒の
学力向上を図るための調査」の
結果について (資料あり)
(3)地域子育てふれあい
ひろば事業の
実施事業者公募結果及び
私立認可
保育園内子育てふれあいひろばの実施について (資料あり)
(4)
碑文谷公園内認可保育園整備・
運営事業者の公募に係る選定結果に
ついて (資料あり)
【
情報提供】
(1)
インフルエンザ等による
学級閉鎖等の状況について (資料あり)
【
資料配付】
(1)
生涯学習フォーラム(
周知用チラシ)
【視 察】
(1)
品川児童相談所
【その他】
(1)次回の
委員会の開催について
─────────────────────────────────────────
○
吉野委員長 おはようございます。
ただいまから文教・
子ども委員会を開会いたします。
本日の
署名委員は、
白川委員、いいじま委員にお願いいたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
報告事項】(1)令和2年度
隣接中学校希望入学制度の申込結果について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
吉野委員長 それでは、
報告事項に入ります。
(1)令和2年度
隣接中学校希望入学制度の申込結果について報告を受けます。
○
濵下学校運営課長 それでは、令和2年度
隣接中学校希望入学制度の
最終申込結果につきまして御報告いたします。
本件でございますが、8月7日開催の本
委員会で、本制度の実施について御報告したところでございますけれども、今回、
申し込み結果がまとまりましたので、例年、この時期に報告をしているものでございます。
資料をごらんください。
初めに1、
対象者数ですが、1,825人で、昨年が1,764人でしたので、前年比61人増で、
対象者はその下の説明に記載のとおりです。
次に2、当初申請ですが、
申請者は記載の期間に
受け付けをした結果321人で、昨年が339でございましたので、前年比18人の減でございましたが、ここまでを
中間集計としまして
申し込み状況を各
保護者にお返しし、次の項番3、
変更希望申請に記載の期間に
受け付けをしまして、(2)に記載のとおり9人が
変更申請を行いまして、主な内訳ですけれども、
希望校変更が2人、
希望申請を辞退し
指定校へ戻るという方が5人ということでございました。
次に4、
最終申請者数は314人、昨年度が331人でしたので、前年比17人減。次の5、
申請率ですけれども、17.21%で、昨年が18.76%で1.55ポイントの減ということでございました。
次に6、
学校別の
申請内訳ですけども、こちらは裏面2ページ、別紙1、こちらをごらんください。
別表1ですが、各
学校別の
申し込みの結果の一覧でございまして、各学校の上段、
網かけ部分が今年度、下段が昨年度の状況でございます。
まず、表のつくりでございますけども、左から2列目が各校の
受け入れの人数、その右側、
申込者数欄は、その下に増減計がありますけども、そちらの入の欄が
当該校を希望した人数、右の出の欄が
当該校から
隣接校を希望した人数で、差引欄は出入りの差し引きの増減の数、その右は
男女別の欄と、それから
対象区域内の
増減率も参考に示してございます。また、右側、欄外ですけれども、各
中学校の
対象区域内の国公立、私立を含めました
小学校6年生の
男女別の在住の状況、それから一番右ですけども、
区立小学校6年生の
在籍者数となります。
今年度の
申し込み結果ですが、まず
受け入れの人数ですけども、8月7日の本
委員会でも御説明したとおり原則35人で、表の一番下、
大鳥中学校のみ、学区内の学齢の
児童数の状況等を踏まえまして25というふうになってございます。
次に、
申し込み者数の状況ですけれども、
増減数の欄、こちらを見ていただきますと、
出入りともに多い学校が
目黒中央中学校、
大鳥中学校の2校、それから入の欄、
申し込み者が多い学校が第八
中学校、
東山中学校の2校、逆に
申し込み者が少なく他校を選択した数が大きい学校が第一
中学校、第七
中学校、第九
中学校の3校という状況でございまして、下段の昨年度と比較いたしましても同様の傾向で、例年と大きく変動はございませんでした。
例えば、他校を選択する出が多い学校で第一
中学校をごらんいただきますと、例年、出の数が多く、ことしは51人、昨年が43人ですので、ふえている状況がございますけども、
対象学区内の6年生の
児童数、こちらも昨年よりも35人ふえているということ、学区内の6年生が他校を選択する割合を計算してみますと、今年度が32%、昨年度は35%ということですので、大きな変動はないという状況。同様に、その下の第七
中学校も、出の数が昨年よりふえてございますけども、他校を選択する割合は昨年と同じ割合の40%後半ぐらいというふうになってございます。
また、例年、出の数が多い第九
中学校ですけども、
対象区域内及び
区立小学校の在籍の6年生の数、こちらは昨年と比較すると減っているという状況ですけども、他校を選択した数はことしが37人と、昨年より13人ふえておりまして、他校を選択する割合も34%と昨年より10%ちょっと伸びているという状況がございますけども、これは出るということで37人おりますけども、このうち23人が区域外の
小学校、隣接の制度を利用しまして、そちらの
小学校に通っている状況がもともとありまして、今の通学している
小学校の指定先の
中学校を選んでいるというような状況が要因の一つかなとは思いますけれども、ここ5年の第九
中学校の平均の割合を見てみますと30%前後でございますので、おおむね
例年どおりというような状況でございました。
一方、ほかの学校から入る入の数が多い学校、こちらも
例年どおりの傾向で、第八
中学校、
東山中学校、
目黒中央中学校、
大鳥中学校の4校で、いずれも
受け入れ人数の枠を超えた
申し込みがあったという状況でございます。この4校は、抽せんの対象になりますけども、第八
中学校、
東山中学校、
目黒中央中学校の3校につきましては、例年の国・公・私立への進学の状況、こちらを踏まえまして抽せんは行ってございません。
なお、資料一番下の
大鳥中学校でございますが、こちらは一番下の米印に記載のとおり、
辞退者を考慮しても
受け入れ人数の枠を超えることが予想されましたので、
申し込み者52人を対象としまして11月14日に抽せんを行いまして、
受け入れ者25人を決定、残りは
補欠登録となりまして、今後の国・公・私立等への
進学状況による辞退の状況に応じて、順次、繰り上げをしていく、このような状況でございます。
続きまして、3ページでございます。
希望選択票の集計ということで、上段が別表2-1として本年度の内訳、下段のほうに別表2-2として昨年の状況を記載してございまして、ただいま説明しました2ページの別表1の
学校別の増減の内訳、このようになります。
表の見方を簡単に御説明しますと、上の表の一番上、
選択校が横に並んでございます。この右から2番目、
目黒中央中学校の欄をごらんいただきまして、こちらを例に説明をいたします。この
目黒中央中学校の減の欄を下に見ていただきますと、二重の枠で示しています52、こちらの数字が
目黒中央中学校学区でほかの学校を選択した人数で、この52の行を左右に見ていただきますと、
白抜きで数字が入っている欄が、
目黒中央中学校から本制度で選択ができる学校で、一番左、第一
中学校、その横、第七
中学校はゼロですので、希望した人はゼロ、そこから横を見ていただきますと、第八
中学校が7人、それから第十
中学校が3人、
東山中学校が22人、
大鳥中学校が20人ということですので、
目黒中央中学校学区で他校を選択した52人の内訳が、この横の表になります。
一方、増の欄ですけども、縦に
白抜きで入っている数字は、
目黒中央中学校を選択できる学校ということで、一番上、第一
中学校のところに11という数字が入っています。こちらが、
指定校が第一
中学校で、11人が第一
中学校から
目黒中央中学校を選択した人数、下に見ていただきますと、同様に七中から19人、八中から2人、十中から11人、東山中から13人、一番下の大鳥中から29人ということで、一番下の合計85人が、
受け入れ枠35人に対して選んだ人数となってございまして、2ページの表と一致しておりまして、ほかの学校も同様のつくりとなってございます。
最後、今後の手続でございますが、12月20日に本制度による選択結果を反映しました次年度の
就学通知書を
保護者宛てに発送いたしまして、令和2年4月入学に向けた手続を進めてまいりたいというふうに思ってございます。
説明は以上です。
○
吉野委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○
橋本委員 1点伺います。2ページのところで、表のところを見ると、
目黒中央中学校の
対象区域内増減率が上がっているというのがちょっと印象的だったんですけれども、ここに関しての要因というのはどんなものがあったのか御教示ください。
○
濵下学校運営課長 目黒中央中学校、昨年と比較しますと
増減率といいますか、そちらはふえている状況がございます。過去、ちなみに、こちらを見てみますと、基本的には同様の傾向を示しているという状況がございますけども、その年の学区の対象の
お子さんですとか、そういった状況が
年度ごとに若干増減しますので、その範囲かなというふうには思ってございます。
以上です。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので、(1)令和2年度
隣接中学校希望入学制度の申込結果についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
報告事項】(2)平成31年度東京都「児童・生徒の
学力向上を図るための調査」の結果について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
吉野委員長 続きまして、(2)平成31年度東京都「児童・生徒の
学力向上を図るための調査」の結果について報告を受けます。
○
竹花教育指導課長 それでは、私から、平成31年度東京都「児童・生徒の
学力向上を図るための調査」の結果について御報告させていただきます。
資料の表面、項番1、調査の目的をごらんください。
東京都では、平成15年度から本調査を開始し、平成22年度から読み解く力に関する調査を開発して、昨年度まで調査を続けてきたところです。今年度の調査からは、(1)にございますように、新
学習指導要領の
全面実施に向けて、現行
学習指導要領の教科の目標や内容の
実現状況を把握する目的の調査と変更になっております。ですので、読み解く力の観点がないなど、昨年度までと評価の観点が大きく変更となっております。
そのため、本報告では、昨年度と今年度の調査結果を直接比較することはできませんので、
参考資料として一番最後のページに昨年度の
調査計画の資料を添付しておりますので、御参考としていただけたらと思っております。
表面に戻りまして、項番2、
調査実施日、項番3、
調査対象、項番4、
集計児童・生徒数は記載のとおりでございます。
項番5、
調査内容については、
学力向上を図るための調査として、
小学校第5学年では記載の4教科、
中学校では記載の5教科で実施をいたしました。
項番6、調査結果については、こちらにつきましては資料1から資料3を用いて御説明したいと考えております。
恐れ入りますが、おめくりいただきまして、3ページの資料1をごらんください。
資料1は、各強化の
観点ごとの
平均正答率でございます。上段に、
小学校の4教科、下段に
中学校の5教科を記載しております。
表の見方でございますが、
小学校の表の一番上をごらんください。評価の観点として①から④まで記載がございますが、評価の観点は各
教科別に設定されておりますので、一番下の評価の観点の表とあわせてごらんください。
上段の
小学校国語を例にいたしますと、評価の観点①は、一番下の評価の観点の表の国語では、①は話す・聞く能力となっております。
網かけの欄の70.5という数値が目黒区、無色の欄の65.9の数値が東京都の
平均正答率となってございます。
調査の結果でございますが、
小学校、
中学校ともに全ての観点で東京都の
平均正答率を上回っております。
網かけされている今年度の数値で、
ゴシック体で強調しているところは、同じ項目で東京都の
平均正答率を5ポイント以上、上回っているところを示してございます。東京都との比較において、その差が顕著にあらわれている教科とその観点でございますが、
小学校では算数の3つの観点全てで都の平均を5ポイント以上、上回っております。
また、
中学校につきましては、外国語において3つの観点全てが上回っており、また、社会と数学では2つの観点が都の平均を5ポイント以上、上回っている状況でございました。
おめくりいただきまして、5ページ、資料2をごらんください。
資料2は、
小学校の各教科の中で
平均正答率が低かった問題を抽出したものでございます。裏面につけましたのが、
中学校の同じく各教科での
平均正答率が低かったものになります。
5ページの一番下の米印の3番目をごらんください。
東京都の問題は、基礎的・基本的な内容で確実な習得を目指す内容を
教科書例題レベルの問題としており、この表では白い星で
問題番号の下に示してございます。また、到達することが望ましいとする内容を、
教科書練習問題レベルの問題とあらわしており、この表では黒い星で示しております。
小学校を見ますと、2段目の社会で、
教科書例題レベルで
正答率が低い問題がございました。社会と算数と理科につきましては、
問題番号を
四角囲みにしたものがございますが、こちらは東京都の平均より目黒区が低かった問題でございます。
また、裏面の6ページをごらんください。
6ページの
中学校になりますと、国語、数学、理科において、
教科書例題レベルの問題での
正答率が低い問題、白い星のところでございますが、それがございました。また、社会と理科においては、
問題番号、
四角囲みの東京都の平均より低かった問題が1問ずつございました。
正答率の低い問題につきましては、
授業改善のポイントを示しながら各校に結果を
情報提供するとともに、
当該学年だけでなく他の学年でも同様の傾向に陥らないように、指導の充実を促していきたいというふうに考えてございます。
続きまして、7ページ、A3判の資料3、こちらをごらんください。こちらは、
正答数の分布をあらわした資料となります。
上段左側、
グラフ①から、中段の左側、④までが
小学校、中央の⑤から下段の⑨英語までが
中学校を示しております。
グラフの見方ですが、
上段左側①の
小学校の国語を例にいたしますと、淡い色の
棒グラフが東京都、そして濃い色の
棒グラフが目黒区のそれぞれの
正答数の
分布状況をあらわしてございます。曲線は、目黒区の
棒グラフの特色が理解されやすいように、事務局のほうで補助的に記載したものでございます。
グラフ内の左側の
網かけの範囲は、
習得目標値に満たない児童・生徒の状況を示したものです。
習得目標値は、先ほど申し上げた
教科書例題レベルの
問題数未満となっており、
教科ごとにこの
問題数は異なっております。
①の
グラフで申し上げますと、第5学年の国語では、4問が
教科書例題レベルの確実な習得を目指す内容であったことをあらわしております。目黒区は、
正答数が4問未満だった児童は1.2%、東京都は1.7%という結果でございます。同様に、右側の
網かけの範囲は、
到達目標値に達した児童・生徒を示しております。こちらは、先ほど教科書の
例題レベルの問題と
練習問題レベルの問題、両方を会わせて14問以上正答した範囲となっております。
小学校の国語では、目黒区は
正答数14問以上の達成した児童が50.8%、東京都は39.2%という結果でございます。
なお、
グラフの中の点線につきましては、目黒区と東京都のそれぞれの
平均正答率を示したものでございます。
これらをもとに、小・
中学校の調査結果を俯瞰してみますと、全教科において
グラフの左側、
習得目標値未満の割合は都を下回っておりますし、また、
グラフの右側、
到達目標値の達成の割合は、都の割合を上回っているという状況でございました。また、
小学校の国語、社会、理科では、おおむね分布の頂点が高い
正答率の位置にございまして、
中学校の国語も同様のことが言えます。一方で、
小学校では算数、
中学校では国語以外の4教科で、
正答数の分布に散らばりが多く、とりわけ社会や英語ではなだからな台形型を示しておりまして、生徒の
習得状況に差が見られることがわかりました。
これらの状況を踏まえまして、今後も児童・生徒の実態に応じた
習熟度別指導や
個別指導の充実を図ることが必要だと考え、各校に指導、助言してまいりたいと考えてございます。
恐れ入りますが、2ページにお戻りいただきまして、項番7番、調査結果の活用でございますが、各項で区の
学力調査とあわせて自校の課題を明確にし、主体的に解決策を編み出していただき、これから編成してまいります次年度の
教育課程に適切に記載されるよう、各校の
授業改善を促してまいりたいと考えてございます。
以上でございます。
○
吉野委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○
芋川委員 今回の学力の調査を行うに当たって、実際に行った各学校から何か問題であったりとか意見とか、そういったものは上がってきていますでしょうか。聞かせてください。
○
竹花教育指導課長 特に各学校からの問題点の指摘等はございません。
以上です。
○
芋川委員 では、改めてなんですけれども、やはり勉強についていけてないという生徒も、それはしようがない、出てしまっているんですけれども、今後の課題というところでおっしゃっていただいたんですが、実際に具体的にどういったふうに検討されているか、ちょっとあるのであれば、教えてください。
○
竹花教育指導課長 先ほど申し上げましたように、
習熟度別の指導や
個別指導の充実を図る教科があるというふうに報告させていただきました。目黒区におきましては、
小学校で
学習指導講師の配置をしておりまして、
習熟度、少人数の指導をできるだけ多く取り入れられるように、これまでも行ってまいりました。こういった取り組みを継続することによって、より少ない人数の中で
子どもたち一人一人に
個別対応ができる指導をこれからも実践していきたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○
芋川委員 ありがとうございます。
あとは、
子どもたち自身から、何か声を聞いて対応する内容になっているかだけ、再度、確認なんですけれども、こちらのほうから
個別指導ということで促していくとか、そういったところももちろん大事なんですけれども、実際に
子どもたちがどうしていきたいかという、そういった意見も聞いていくのかどうか、確認させてください。
○
竹花教育指導課長 子どもたち自身から、直接、
教育指導課のほうで声を聞いているということはございませんけれども、各学校の中で、やはり担任と
子どもと、また
保護者も含めた、そういった面談を通して
学習相談の機会というのはたびたびあると思います。そういった中で、どういった
学習方法を行っていったらいいのかということは、それぞれに助言ができると。また、そういうふうに実際行っているというふうに捉えてございます。
以上でございます。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
○
橋本委員 さっき、他の委員からの質問でもお答えいただいていたと思うんですけれども、
習熟度別個別指導を促していくというところで、もう少し掘り下げて伺いたいと思います。特に、
習熟度別というのは、学校を見学させていただいたときに、教室を2つに分けてといいますか、そういった形で比較的ベーシックなところをやるところと、それから発展的なところをやっていくところというふうにしていたと思うんですけれども、個別の指導というのは先生方の、すごく忙しくなっていたり、
指導要領変更とか、そういった中で負担がある状態で、具体的にどのように行っているのか御教示いただけたらと思います。
○
竹花教育指導課長 まず、
習熟度別につきましては、委員のお話のとおり、
習熟度に分けて、例えば2学級を3つのクラスに分けて、それぞれ発展的といいますか、
学習の進度が速い
お子さん、それと
学習をゆっくり学びたいという
お子さん、そういった
子どもたちに合わせた指導を行っているということです。
小学校においては算数、また
中学校においては数学と英語で実施をしてございます。また、
個別指導につきましては、授業の中で、例えば児童・生徒が練習問題をしている時間、また作業的な
学習をしている中で、教員がそれぞれ
机間指導を行います。そういった
机間指導を行っている間に、それぞれ
子どもにあった指導、助言を行っていくということでございます。また、
放課後等に
子どもたちを残して、少し補充的な
学習を実施していると、そういった工夫を学校では行ってございます。
以上でございます。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
○いいじま委員 すみません。ちょっと私、ばっと見ただけなので、違ってたら教えていただきたいんですが、3ページの各教科の
観点ごとの
平均正答率と、
参考資料、30年のを比べてみますと、
小学校の5年生のほうが少しずつですけれども、平均が下がって、東京都は全部上がっているんですけれども、ちょっと下がっているかなというところがあるんですが、そこら辺、どう捉えているか。また、ちょっと下がっている部分が、私もちょっと詳しくこの評価の観点の細かいところまで見られてないんですけれども、どこが下がってしまったのかというのがわかれば教えていただければと思います。
○
竹花教育指導課長 算数につきましては、下がっているというよりも、各評価の観点でそれぞれ5ポイント以上、上回っている状況、こちらが昨年度もそういった状況でございましたが、維持できているとこちらは考えてございます。単純に、これは問題が違いますので、去年との比較はできないんですが、全体の平均という観点や、またそれぞれの項目で去年も5ポイント以上、上回っている状況がありましたので、ことしもそれぞれ5ポイント以上、上回っている状況ですので、全体的に見れば、そういった低下しているというふうにこちらとしては捉えていなくて、学力を維持できているというふうに捉えてございます。
以上です。
○いいじま委員 東京都の比較は、上がっている。目黒区、すみません、全体の平均で、例えば社会なんかは74.5だったのが、今回、70.1、目黒区になっていますよね。東京都に比べたら、かなり目黒区って両方ともいいんですが、30年度の目黒区と今回の目黒区と比べると、ちょっと算数以外がみんな下がっているなというところがちょっと気になったんですけれども、そこら辺、どう捉えているか。どこが原因でという、考えているかどうかをお伺いいたします。
○
竹花教育指導課長 実際、去年までは読み解く力に力点を置いた調査で、ことしは
学習内容の定着ぐあいをはかるための調査で、問題が全く異なっているので、
平均正答率をそのまま比較はできないんですが、例えば、今の社会科の件ですが、確かに昨年度の目黒区は
平均正答率が74.5で、ことしは70.1と、こういった下がっているように見えますが、東京都が昨年70.2でございまして、東京都の平均は66.3に下がっています。ですので、両方下がっておりますので、比較してみれば両方下がっているので、目黒区は東京都より高い状況であるということは、去年までと変わっていないということでございます。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
○
白川委員 今回実施されたのが、実施日が7月4日ということなんですけれども、以前の
委員会で報告いただいたときに、これは4月16日に実施で、同じ学年に
学力調査をかけていると思うんですけれども、そこでちょっと、結構細かい話ですけれども、やはり社会とか理科とかって全体的に下がってきていて、前回の4月のときにも、やはり同じような設問で、電気の部分について誤答率が結構高いんですよね。6割近く間違っちゃってる問題があって、今回もやっぱり同じところで、同じ学年で同じ単元でつまずいているというのがこれを見てうかがえるんですけれども、例えばこれはこのときも、前回のときも課題が見つかって、この3カ月間で捉え直す時間を設定するというふうに改善のポイントまで記載されてるんですけれども、具体的にそれが実際に改善されたのか、どういうふうにそういう時間をとられたのかというのまでは追っていらっしゃるのかというのを、短い期間ですけれども、伺いたいと思います。
○
竹花教育指導課長 目黒区の
学力調査の実施日は、確かに4月に行い、そして東京都の
学力調査、これは
小学校でいうと5年生だけの対象ですけれども、7月に実施ということでございます。出題範囲なんですが、前年度の範囲というふうになってございますので、そうしますと、目黒区で行っているもの、東京都で行っているもの、5年生は4年生で
学習したものの内容についての範囲でテストをするものなので、その子たちにとって、その学年の子に合わせた
授業改善というのは、すぐできるものではございません。ですので、これは現4年生にこれからどういうふうに指導していったらいいのかという、その指導の改善、それを学校に提示して、学校には4年生、前学年の指導の充実を促しているというものでございます。
以上でございます。
○
白川委員 ちょっと理解が……。東京都の今回のテストの範囲というのが、前年度
学習した4年生で習った内容を5年生で受けてるということですよね。前の4月のテストというのは、オンタイムで目黒区の5年生がそのときに授業でやっていることがそのまま出ているという結果ということで……そうじゃない。
○
竹花教育指導課長 例えば、5年生を例にとりますと、今回、東京都の4月に実施したテストの範囲は、前年度、4年生までの範囲が主な出題範囲となっている。そして、区の
学力調査、4月に行ったものも、現5年生が受験した区の
学力調査も、4年生の前年度の範囲になっているということでございます。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので、(2)平成31年度東京都「児童・生徒の
学力向上を図るための調査」の結果についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
報告事項】(3)地域子育てふれあい
ひろば事業の
実施事業者公募結果及び
私立認可保
育園内子育てふれあいひろばの実施について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
吉野委員長 続きまして、(3)地域子育てふれあい
ひろば事業の
実施事業者公募結果及び
私立認可保育園内子育てふれあいひろばの実施について報告を受けます。
○篠﨑
子育て支援課長 それでは、(3)地域子育てふれあい
ひろば事業の
実施事業者公募結果及び
私立認可保育園内子育てふれあいひろばの実施について御報告いたします。
まず、1の地域子育てふれあい
ひろば事業実施事業者の公募結果についてでございますが、これにつきましては10月9日の当
委員会におきまして、今年度も1カ所程度、民間のふれあいひろばの事業者を募集しますということで御報告したものでございます。主な経緯でございますが、10月15日から募集要項の配布を開始しまして、10月23日に事業者の説明会を実施し、11月5日に応募書類の提出期限ということで、令和2年1月から事業実施ということで予定してございましたが、公募の結果、10月23日の説明会には2事業者の参加がございましたけれども、最終的な期限までに提出した事業者はなかった、募集結果ゼロということでございました。
今後の対応ですが、応募がなかった理由等を検証して、次年度に向けて改善策を検討すると。どういう理由で応募できなかったのかというあたりは、説明会にいらした事業者なんかに、今、聞き取りなんかをしているところでございます。
続きまして、2点目、
私立認可保育園内子育てふれあいひろばの実施についてでございます。
(1)の主な経緯でございますが、区内の
私立認可保育園、双葉の園保育園が、保育園の施設内にことし7月に子育てふれあいひろばの事業をするところを開設しまして、これについて継続性とか安定性とか、そういったことを今後も引き続きやっていただきたいということで、この1の公募とは別に、今、指定管理でやっている目黒保育園も子育てふれあいひろばをやってるんですが、令和2年4月から民営化されますので、民間の保育園の子育てふれあいひろばが予定されてございまして、この双葉の園保育園も、それに先駆けて7月から自主的にやっていただいたということですので、公募、選定ということではなくて、そのままやっていただくと。ただし、安定性、継続性といったところから、運営費について同じように補助をして支援していこうということで、条件が合うかどうか確認した後に、(3)に記載のとおり、運営費補助を令和2年1月から開始していくといった内容でございます。この結果によりまして、今現在、区内には子育てふれあいひろばの事業者が10カ所になったといったところでございます。
簡単ではございますが、説明は以上でございます。
○
吉野委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○
橋本委員 1の(1)のところなんですけれども、先ほどの御説明では、事業者応募説明会のところに事業者が2つだけしかいらっしゃらなかったということでしたけれども、これに関しては周知の方法をどのようにしていたのか。例えばですけれども、知っている、募集してますよというところを知っている企業が非常に少なければ、そういったところになるのもおかしくはないのかなというふうにも思いますし、もしかしたら、採算が合わないから、知ってはいるけれども応募をしていなかったという可能性もありますけれども、そこに関してはどのようにお考えか御教示ください。
○篠﨑
子育て支援課長 周知期間につきましては、確かに若干短かったかなという気はいたしますが、事前に幾つか、去年の例もございますので、相談を受けておりました。そうした中で、
令和元年度も募集しますよというようなアナウンスはしていたところです。ですので、事前にある程度、相談していた団体を想定しましてこうした時期に募集したところ、2団体の説明会参加があったといった内容でございます。
(3)の今後の対応のところにもございますように、応募しなかった理由について伺いましたところ、やはり職員の配置の状況によって人件費がちょっときついというような話も伺ってございますので、そこら辺について、今現在、西部地区でやっている子育てふれあい
ひろば事業は今の基準額でもやれていますので、そこら辺、もうちょっと細かいところを突っ込んだ上で、どういった対応ができるのかというのを今後の課題として検討してまいりたいといったふうに考えているところでございます。
以上でございます。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
○たぞえ委員 運営費補助とあるんですけど、大体幾らぐらいなのか伺いたいのと、運営費の補助は開設する場所によっても異なるのかを伺いたいです。
以上です。
○篠﨑
子育て支援課長 まず、運営費ですが、今年度の予定では、1月から3月の3カ月分ということで、これは国の補助の基準額ですので、開設する日数によって額が違うんですけれども、週のうち3日から4日をやる場合には100万2,000円で、週5日やる場合には122万8,000円、6日から7日やる場合には145万5,000円という補助金額です。これが年間になれば、これの4倍といった額でございます。
それから、開設準備に係る経費も別途予算計上しまして、これは補助はないんですけども、そういった形で予定はしていたんです。ですので、開設する場所によっては、若干、補助金等が変わってくるといったところでございます。
以上でございます。
○たぞえ委員 開設準備費用があることはありがたいんですけど、家賃というか、だから認可保育園の中でやっていただくときは、保育園の場所があるんですけど、そうじゃないところに対しては、その家賃なのか、それか場所を借りるお金とか、そういった上乗せはあるのか伺います。
○篠﨑
子育て支援課長 この補助金の中で、家賃と人件費を賄うという枠組みでございます。現に、今、西部地区でやっていらっしゃるところは建物を借りていますので、建物というか、部屋を借りていますので、そこで家賃の負担もしているという状況でございます。
以上でございます。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
○
芋川委員 やはりこの話を聞いて思うのが、民間だと採算であったりと、いろいろなハードルがあるんだなというところを実感するんですけど、改めてこの2事業者の説明会というのと、結局、その後に進まなかったという、これって数字的には、2事業者というのは一般的なものなのか、それともこれ自体も少ないのかというと、それはどうなんでしょうか。
○篠﨑
子育て支援課長 2事業者が一般的に多いか少ないかといったあたりは、これは民間の事業者ですので、大体、子育てふれあい
ひろば事業をやっているところというのは、保育園併設といったところが区内では、もちろん公立もありますし、ほかの区においても多いといったところでございますので、民間が独自にやるというのは少ないというふうに認識してございます。このうちの1事業者につきましては、保育園を経営している事業者ですけれども、もう一つの事業者は、事業者といいますか、団体といいますか、自分たちで自主保育のサークル的な運営をしていて、地域での活動をされているというものでございまして、そこにつきましては話を聞いたところ、今回、ちょっとまだ準備期間が足りないと、また次回よろしくお願いします、というような話でしたので、事業者によってさまざまな状況があるというふうに考えてございます。区としましては、そういう地域の子育て支援の活動をしている団体なんかにも門戸を開いて、地域における面的な広がりといいますか、そういったものも期待しているところでございます。
以上でございます。
○
芋川委員 半分要望にもなるんですけれども、やはりこの状況で、ただ区民からの願いとか、そういったのはやっぱり子育てふれあいひろば等々、子育ての支援できる場所というのは多く望んでいると思うんです。だからといって、見切り発車するということも、もちろん安全の観点から見て心配な部分もあるので、慎重に、かつ大胆にという形で、広く選定などをしていただきながら、いろんな視点で見ていただきたいと思うんですけれども、もちろん安全・安心第一に考えていただきまして、そういったところはいかがでしょうか。
○篠﨑
子育て支援課長 確かに委員おっしゃるとおり、乳幼児、3歳児ぐらいまでを主なターゲットとしていますので、もちろんその後もありますけれども、ですから、そういう安全・安心というのは最も重要なところでございますので、選定
委員会の中でも、そこら辺を重点的に審査する基準を設けまして、評価基準のもと安全・安心が確保できると、そういうような事業者を今後も選定してまいりたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
○
橋本委員 ちょっと追加で伺いたいんですが、他の委員の質問で、補助をどのくらい出しているのかというところで、人件費が四半期であったら100万円とか144万円でしたっけ、こういった金額が出ているというところなんですけれども、特に人件費に関しては、最低賃金も年々上がっていますし、またそれだけではなくて、この地域、いろいろなほかの、例えばですけれども、スーパーでもどんどん賃金が上がっているというふうな状態になっています。こういったところを考えて、この金額を上げていくとか、あとは、もう一つ伺いたいのが、現在の事業者さんのところで採算がしっかりとれていて、事業の継続ができる状態なのか、この2点について御教示ください。
○篠﨑
子育て支援課長 まず、1点目ですけれども、これにつきましては国の補助基準額をそのまま横引きして使ってますので、国の補助基準額が増額になれば、当然、それに合わせて増額というのが原則的な考え方でございますけれども、ただ、これは、北は北海道から南は沖縄まで全国一律の金額ですので、ほかの福祉施設なんかですと、特別区で加算があったりとかというのもございますので、その辺がこの補助の枠組みにはないという中で、どうしていくのかというのは今後の検討課題かなというふうに考えてございます。
2点目でございますが、今現在やっていただいている西部地区の子育てふれあいひろばですが、これから実施日を、今、週3日を週5日に変えて、預かり保育とか、そういうオプションをふやすといったところで、今、調整してございます。そういうオプションをすることで、経営的には若干楽になるというふうな話も聞いてますので、積極的に日常保育の需要というのは非常に高くて、ちょっと美容院へ行きたいとかといったときに、短時間預かってもらえるというのはかなりの需要があるそうですので、そういった需要にも応えながら、子育てふれあいひろばの経営の安定にも寄与していきたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○
橋本委員 もう少し掘り下げて伺いたいんですけれども、北海道や沖縄と一律の金額でしか補助ができないということなんですけれども、区で独自に追加してでき得るものはあるのかどうか。また、そこに関してどのような選択肢が、今、頭の中にあるのかが1点目です。
また、2点目の事業の継続性なんですけれども、さまざまな工夫をすることで、西部地区では運営ができているというふうなことなんですが、そういったところについては、公に言うことはできなかったとしても、相談された事業者の方、団体の方に、こういった形で工夫をしていますよとか、そういったところで安心させるだけでも、せっかく応募していただいたところ、もう少し深く興味を持ってくれるのではないかというふうに考えるんですけれども、いかがでしょうか。
○篠﨑
子育て支援課長 まず、1点目ですが、これにつきましてはいろいろな予算上の考え方とか、いろいろございますので、今すぐここで区の上乗せをいたしますというようなことはお答えしづらいというふうに考えてございます。
2点目の継続性ですが、そうした今の補助の枠組みの中で、繰り返しになりますけれども、一次保育だとか啓発の講演会とか、そういうオプションをやることで補助額というのがまた増額になりますので、そうしたことも含めて相談に乗っていきたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
○西村委員 この2番の1月から補助を開始する事業者なんですけれども、これは当初からできなかった理由というのは、調整を行いということで補助を開始するということですけれども、当初は何か条件だったりとかが満たないことがあったのでしょうか。1個、お願いします。
○篠﨑
子育て支援課長 7月から実際に始めたというのを、「始めましたので」という御挨拶をいただいて、私どもとしては「えっ」という感じだったものですから、その後、やはり予算措置だとか、そういったものも含めて財政と調整したり、そういうのもありましたし、公募の枠組みに入れるのはちょっと違うだろうというような部内の検討もありましたので、そうしたところで、じゃ、もともと今回募集した1月から補助をする部分について応募がなかったといったところもございますので、当然、補正予算には間に合わなかったというのもありますけれども、そうした中で、じゃ、1月からきちんとやろうといったところでございます。ですので、この
運営事業者、双葉の園保育園のほうは、もともと補助を当てにしてどうこうというんじゃなくて、自前でどんどんやって、やってましたというような感じですので、しかしながら、私どもの考え方としては、先ほどと繰り返しになりますけども、安定性、継続性、そういったところで負担にならないように支援をしてまいりたいといった考え方でございますので、1月からというのはそういう予算の関係もあって、その月からやるということでございます。
以上でございます。
○西村委員 ということは、国の補助というのは、保育園の事業者さんとかというのは余り知られていないものなんでしょうか。例えば、今、普通に保育園をやっていらっしゃる事業者さんが子育てふれあいひろばをやれば、ある程度、補助も受けながらできるということをどれぐらい知られているのか。それとも、目黒区が補助を始めたというか、これは以前からある補助なのかということで、ごめんなさい、確認させてください。
○篠﨑
子育て支援課長 区がこの補助制度を始めたのは昨年度からでございまして、それにつきましては区内の保育園全園に、私立も含めて、こういうのを始めますよ、応募してくださいというような形でアナウンスはしていたところでございます。ただ、それがどこまで浸透していたかといったあたりは、説明会を開いたりとか、そこまではやってございませんでしたので、双葉の園保育園のほうでは、むしろニーズ先行といいますか、こういう要望があって、こういうのに応えなきゃという園側の主導で自主的に始められたというふうに聞いてございます。
以上でございます。
○西村委員 そうしたら、公募ももちろん来年度に向けて改善策をということで進めていただきたいんですけれども、やはり今、もしかしてまだ手を挙げる可能性がある現状の事業者さんもあるのかなと思うので、もう一度改めて、目黒区ではぜひ子育てふれあいひろばを広げたいと思っていますよということを、今の保育園等を運営している事業者さんとかにも広く募集をかけるといいますか、やってもらえませんかと。目黒区で、やっぱり広げたいんですよね、子育てふれあいひろば。なので、ぜひ、こちらのほうも、新規だけではないところで、ぜひ応募というか公募、周知を広めていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
○篠﨑
子育て支援課長 今回の募集に当たりましても、10月に募集要項配布開始といったときに、区内のそういう可能性のあるところ、保育園なんかにつきましては、全ての園にこういうことを募集しますということでアナウンスはしてございます。ただ、問い合わせは余りなかったというのが、今回、ちょっと反省点ではありますので。
ただ、来年度につきましては、こうやって時期を決めて公募選定という方法もありますけれども、そうじゃなくて通年で、条件が合えば、いつでも名乗りを上げていただければ、審査した上で、比較して1事業者を選ぶということじゃなくて、地域が足りないところであって、そこに必要な条件をきちんとそろえて、安心・安全な運営ができるといった審査を通せば補助をするというような枠組みも、一つの選択肢として今後は考えていきたいなというふうに思っております。
以上でございます。
○西村委員 あと、最後に、次年度に向けて改善策を検討する今後の対応ということですけども、どれくらい待つんでしょうか。次の子育てふれあいひろばの実施に向けての公募などするのは、いつでしょうか。
○篠﨑
子育て支援課長 まずは、令和2年度の予算が成立した後に、先ほどの答弁にも重なりますけれども、通年募集にしようかどうかというのを、今、検討した上で、予算が成立した後に公募といいますか、募集を始めて、あとは随時になるのか、やはり時期を決めてやるのかというのは、今、検討していますけれども、実際にその開設準備の費用も含めて、きちんとお知らせした上で、事前に相談に乗って、なるべくふやしていけるような、そういう努力はしてまいりたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
○たぞえ委員 すみません。もう一回なんですけれども、ちょっといろいろな意見が出たところで、結構、要件からしてできるところとできないところの差はあるのかなと思っているんです。人材不足が言われる業界で、この条件、特に週3とか週5とかはきついと思うんですけれども、結構、保育園、いろいろなところを見ていると、やっていることは月1日だけども、子育てふれあいひろばに近いようなことをやっていらっしゃるところもあって、そういったところが大きくなれば、事業になっていくのかなと思うんです。
例えばなんですけど、地域子育てふれあい
ひろば事業の、これは国の補助とはいえ、多分、区の持ち出しもあるかないかわからないですけど、もしあるんだったら、予算が余ったときに、そういったチャレンジしているところには、じゃ、月1回やるところもちょっと補助を出すとか、次の受け皿をつくるということとかは、何か策はあるんでしょうか。
○篠﨑
子育て支援課長 まず、補助金の枠組みですけども、これは負担割合ということで、国の補助を使う場合には、国2分の1、東京都4分の1、区4分の1ということですので、区も当然、応分の負担をするといった内容でございます……失礼しました。国、都、区、それぞれ3分の1ずつでございました。おわびして訂正させていただきます。
月1回とか、地域の子育てサークルの中でもそういう活動をされているところがございますので、町会の会館を借りたりとか、保育園だけじゃなくて、そういった状況もあります中で、どのような支援ができるのか。例えば、区だけじゃなくて、社会福祉協議会のいろんな補助金なんかの制度もございますし、そういった中で一番使いやすくというものを、やっぱり今後の検討課題かなというふうには思ってございますが、予算が余ったらということではなくて、やっぱりきっちり、そういう事業を組み立てるのであれば、そういう準備をしてやっていきたいなというふうには考えてございます。
○たぞえ委員 何となく前向きな感じのお答えをいただいて、私も子育てふれあい
ひろば事業ができないけど、やっぱり地域貢献とか、やっぱり孤立した子育てをしているというところに感度がある保育園が少しずつやっている事業を、もっと支援していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○篠﨑
子育て支援課長 そういう本来の保育園事業ではなくて、それに上乗せしてそういう地域の子育てに関する支援とか、いわゆる区の子育てに貢献している、そういう保育園に対してどのような補助ができるのか、支援ができるのかというのは、確かに委員おっしゃるとおり、ただ持ち出しでやっているということではなくて、何らかの支援ができたら、それがやがて発展して、週3日以上の子育てふれあいひろばになる可能性もございます。そういったあたりについては、今後の検討課題とさせていただけたらと思います。
以上でございます。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので、(3)地域子育てふれあい
ひろば事業の
実施事業者公募結果及び
私立認可保育園内子育てふれあいひろばの実施についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
報告事項】(4)碑文谷公園内認可保育所整備・
運営事業者の公募に係る選定結果について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
吉野委員長 続きまして、(4)碑文谷公園内認可保育所整備・
運営事業者の公募に係る選定結果について報告を受けます。
○大塚
保育計画課長 それでは、碑文谷公園内認可保育所整備・
運営事業者の公募に係る選定結果について御報告をいたします。
本件につきましては、
令和元年7月10日の本
委員会におきまして、碑文谷公園のうち旧公園事務所跡地の一部を都市公園法の占用の手続を受けまして保育所を整備することとし、その
運営事業者を公募する旨、御報告したところでございます。また、旧公園事務所跡地における公園整備全体の内容につきましては、同じく7月10日の都市環境
委員会におきまして、みどり土木政策
課から報告を行っております。
本日は、このうち
私立認可保育所整備についての公募が終了いたしましたので、その
運営事業者の決定について御報告するものでございます。
資料をごらんいただきまして、項番1、主な経緯でございます。
7月に保育事業者の公募を開始後、10月までに書類審査による一次審査を行いまして、11月末まで、その後、既存運営園の視察及びヒアリングによる二次審査を実施いたしました。このたびの選定に至ったものでございます。
項番2の決定事業者でございます。
福岡市に本部がございます社会福祉法人信正会でございまして、認可保育所4カ所、そのうち都内が3カ所でございますが、また、認定こども園1カ所の運営実績がございます。
項番3の事業地についてでございます。
碑文谷六丁目13番の旧公園事務所の跡地のうち540平米を、都市公園法に規定する占用の手続を行いまして、保育所を整備するものでございます。
資料裏面には、
参考資料といたしまして、公園の中の広場の位置、また占用部分の位置図を掲載しておりますので、後ほど御確認いただければと思います。
項番4の施設概要でございます。
まず、(1)の保育定員でございますが、ゼロ歳9人、1歳10人、2歳12人、3歳から5歳がそれぞれ15人の合わせて76人でございます。これに、一次保育事業の2人ないし3人を加えまして、地元の調整結果でございます公募の上限であるほぼ80人の定員、
お子さんをお預かりするものとなるものです。
お手数ですが、資料をおめくりいただきまして、2枚目の図面により具体的な配置などの内容を御説明いたします。
なお、もとの提案図面からの写しでございますので、縮尺につきましては誤差がございますことを御理解いただきたいと存じます。また、毎回のお願いではございますが、図面につきましては保育所開設後のセキュリティーに配慮した取り扱いをお願い申し上げます。
2枚目の表面、建物の全体でございますが、鉄骨造の2階建てで、公募の条件でもございます、近隣に配慮して建物の高さを6.65メートルに抑えてございます。
1階は、ゼロ歳児、1歳児の保育室を、公園の緑が見える側に配置しております。また、南側は植栽、倉庫などとなっており、住宅地が近接しておりますので、近隣への音にも配慮してございます。
特徴として、図の右下、横使いに見ていただいて、右上側の角のほうなんですが、こちらのほうはエントランスの公園側に大きなひさしを設けまして、その下をピロティー構造としておりまして、今後の地域交流に活用できるスペースとなっております。
資料、図面の裏面に行っていただきまして、こちらは2階になってございます。2歳児から5歳児の保育室、それに一次保育室がございます。階段とエレベーターの前のところに、2Fホール、31平米余りですが、大き目のホールがあることが特徴でございまして、こちらで異なる年齢の
子どもたちが一緒に遊ぶ場としても機能するというような御提案を頂戴しているところです。
たびたびお手数ですが、資料の表面にお戻りいただきまして、項番5、応募の状況についてでございます。
(1)にございますように、28の事業者の応募がございまして、うち2つの事業者は期日までに提案書類を提出いたしませんでしたので、辞退となりました。残りの26事業者につきまして、一次審査を実施いたしております。その結果、(2)にございますように、一次事業者上位の8事業者を対象事業者としたものでございます。
なお、別途、公認会計士に依頼いたしまして、各法人の財務状況について適切であることを確認しております。
次に、項番6、選考結果でございます。
表の下、アスタリスクのところにございますように、選定
委員会は子育て支援部の管理職及び区立保育園の園長経験者である保育所指導係長2名など6名で構成されております。
審査につきましては、通常の国公有地の公募における評価項目のほか、都市公園を占用して保育所を整備する観点から、これまでの地元との検討会からの意見、要望を踏まえまして公募要項に加えました内容につきましても、評価項目に追加して審査を実施したものでございます。
表には、大項目ごと、また合計の評価点及び得点率について、二次審査の対象となりました8事業者について記載をしてございます。
表の一番下、評価点の合計ですが、7,560点満点で、1位となりました社会福祉法人信正会が5,491点、72.63%の得点率、次点事業者が5,449点、72.08%、以下、記載のとおり8番目のF事業者が5,039点、66.65%まで、いずれの事業者も得点率60%を超えておりまして、一定の水準にはございましたけれども、1位の得点となりました社会福祉法人信正会を決定事業者としたものでございます。
最後に、項番7、今後の予定でございます。
本
委員会の後、12月23日月曜日の午後7時から、碑文谷体育館の会議室におきまして、決定事業者の御紹介と保育所整備計画の概要について、地元の皆様への説明会を行います。その後、工事前の工事説明会などを経まして、令和2年度に施設整備を行いまして、令和3年4月の開設予定でございます。
また、参考でございますが、旧公園事務所跡地の公園整備側の整備内容の懇談会の1回目を、12月17日の火曜日、午後7時から、同じ碑文谷体育館会議室で行う予定となってございまして、公園につきましては今年度中に整備計画を取りまとめ、令和2年秋から整備を開始し、3年4月の保育所開設と同時に一般開放の予定となっております。この公園整備の懇談会につきましても、このたび決定いたしました保育事業者が参加しまして、保育所の計画のほうにも一定程度、反映させていくというような予定となっております。
説明は以上でございます。
○
吉野委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○武藤委員 まず、決定の事業者が福岡ですので、非常に遠いようなところもあるんじゃないかと思いますが、まずこの認可保育実績で4カ所ありますが、これはどちらでされているのか。また、非常にイメージ的にすると、福岡からこちらに事務所を持つのか、多分、園ができれば誰か職員なのか、派遣するのか、その辺がどのようになるのか、まずお伺いさせていただきます。
○大塚
保育計画課長 1点目です。本部は福岡にございまして、都内に3カ所、認可保育園の実績がございますけれども、場所といたしましては足立区、武蔵野市、調布市になります。本部と遠いということでございますが、今回、都内の認可保育園を整備する実働部隊といいますか、担当につきましては、足立区のほうの保育園に常駐しておりまして、目黒区ともすぐにやりとりできるような状況になってございます。
以上でございます。
○武藤委員 そういった都内で実績があれば、非常に心強いところがあるんですけれども、そうすると、保育士さんの公募的なことも大丈夫なのでしょうか。
あと、今回28事業者と非常に多い、そのうち8事業者なんですけれども、実際、この保育園の運営で目黒区は非常にたくさんつくっていますが、こうしたようにある程度、公の土地を使っての整備と、あと、民間のところを借りての整備と、これは事業者にとっては、何かやっぱり公の土地のほうが数が多いんですけど、この辺はどういった理由が考えられますか。
○大塚
保育計画課長 1点目でございますけれども、保育士の確保ですけれども、実際に足立区のほうの既存園にも視察に行っておりますけれども、そういった中で保育士等の雇用ですとか、その辺に支障が出たというような状況はないというふうに視察のほうで確認しているところでございます。
2点目の公有地に28事業者が集まってというところでございますけれども、こちらは事業者によりまして、こういう公募案件に積極的に手を挙げるところと、あるいは賃貸型で自分で物件を探して、それを自治体に持ち込むことしかやらないという、いろいろ事業者さんなりの考え方がございますけれども、今回多かった大きな要因といたしましては、国公有地の整備の公募そのものが23区内で大分減少してきているというような状況がありまして、いろいろな事業者が少ない案件に集まってきたのかなというふうに認識しているところでございます。
以上でございます。
○武藤委員 ありがとうございます。
次に、選考の内容なんですけれども、6名の選考の委員で、部長から課長、係長なんですけれども、この中で配点があります。保育所運営管理というのが1人310点、保育内容が240点、計画内容が380点、ヒアリングで330点で、この点数の1人の持ち点が310とか240とか差があって、これはどのような考えのもとにこういった配点になっているのか。要するに、表を見ると、やはり配点が高いところをたくさんとったほうが、当然、トータルのあれはなっていくということになりますけども、計画内容でも何か見ると、やはり運営とか保育内容のほうが充実したほうがいいんじゃないかななんて、これはちょっとここから見ただけの判断ですけども、そういったことがありますのでお伺いさせていただきたいと思います。
あと、ここの地域で、いろいろやはり公園の跡地ということもありまして、いろいろと地域の中でいろんな声が出たかと思います。今後、説明会のほうを引き続きやっていただく部分がありますし、建物がどちらかというと住宅側のほうにこの設計はなっているので、そんなに高い建物では多分ないとは思いますけども、いろいろやはり後から建てられると、いろいろほかの保育園の中でも窓の配置だとかということで、地域、近隣から、これはどっちかというと、もう個別の案件になってしまいますけども、その辺の対応というのも可能なのかお伺いさせていただきます。
○大塚
保育計画課長 1点目の配点でございますけれども、これまでの公有地の公募案件におきましても、ほぼこういった配分で点数をつけているところでございます。
ただ、今回、碑文谷公園を占用するということですので、例えば計画内容のところ、1人380点と若干高くなってございますけれども、これは公園との建物の調和ですとか、そういった部分を公園ならではというところで、今までの評価点にさらにプラスして乗せていますので、そういうところで他の公募案件と若干配点が違っている部分はあろうかと思います。
2点目の地域と公園のところでございますけれども、今後とも事業者との説明会の機会、それから先ほども申し上げましたように、公園の整備の検討会の中にも、保育事業者、傍聴という形ですけれども、参加させていくというようなことをとります。また、近隣の方との窓の位置、それから厨房の換気扇の位置ですとか、そういったものは個別の調整になろうかというふうに考えております。
以上でございます。
○武藤委員 最後なんですけれども、本当に待機児童ゼロを目指して、非常にたくさん設置をしていただいて、今、現状、ちょっと正確に覚えていませんが、認可保育園78ですか……79で、令和2年の4月に予定の案件で、今回、これは3年ですけれども、予定されている部分で予定の認可保育園の開所の数がわかれば教えてください。
以上です。
○大塚
保育計画課長 ちょっと今、手元に、申しわけございません。園の数字のほうは、ちょっと今、手元にないので、後ほどでよろしいでしょうか。
○
吉野委員長 後ほどでよろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
吉野委員長 ほかにございますか。
○たぞえ委員 事務所の解体から長くかかって、やっとここまでやっていただいて、大変感謝しております。
ちょっと聞いていて気になったのは、地元説明会でも12月23日と、公園整備は17と分かれているということのようなんですけども、やっぱり図面を拝見すると、公園はどうなっているのかというのもやっぱり一緒に聞きたいなというのが率直な感想です。近隣の方の御希望なのか、それとも2回に分けてやるほどのボリュームなのか。何で2回に分けてやるのかというのが1点と、ちょっと細かい話なんですけども、図面を見るとエントランスホールというのがかなり広くあって、下足スペースがエントランスホールの下にあるんですけど、これは結局、どこで靴を脱いで、どこから上がるのかをちょっと聞きたいんです。
というのは、何が気になるかというと、公園への動線を以前にもちょっと伺った記憶がかすかにあるんですけど、
子どもたちは安全にどうやって公園に出ることができるのか。それで、さっきの質問とかぶるんですけど、公園の整備がどうなるかわからないと、例えば
子どもが公園からぴゅって……もちろんそんなことはないんですけど、公園に飛び出すことも考えると、じゃ、公園の塀とか入り口というのはどういうことになっているのかを、ちょっと伺いたいです。
以上です。
○大塚
保育計画課長 何点か御質問いただきましたけれども、まず12月23日と17日に検討会、懇談会と説明会が分かれているというところでございますけども、17日の懇談会につきましては、公園整備用地の部分につきまして、どのような公園にしたいかということを地元の方から広く伺う機会というふうに、みどり土木政策
課のほうから聞いてございまして、かなり時間をかけて公園のイメージをつめていくというようなところでございます。
したがいまして、ちょっとお答えが前後しますけれども、3点目にございました飛び出し防止で公園のほうの柵ですとか出入り口がどこになるかというところなんですが、現在のところ未定という形です。
2点目のホールの部分と公園の動線ですけれども、現在の計画図面ですと、下足スペースのほかに広くエントランスホールがとられているのは、ここの部分、子育てのためのイベントに活用したりですとか、公園の利用者との連携コラボなどの部分の、そういったスペースにも使えるのかなということで、かなり広目にてっていただいている御提案になっております。そのエントランスの上のところに、ちょうど平行の点線が若干入っていて、スロープがあって、その向こう側が土間というふうになっているかと思うんですが、そちらのところまでが、いわゆる土足で入れるエリアということです。ここから公園への、イメージですけれども、この右側というか、東側の出入り口から園児は出ていきまして、前に植栽帯で飛び出し防止の形になっていますので、そのまま道路側に出るのではなくて、公園の園路の外周をずっと東から北へ逆時計回りに回っていきまして、野球場の横の広場があるほうの入り口のほうに横断していくというようなイメージで、今のところ、考えているところです。
以上でございます。
○たぞえ委員 公園が後から決まってくるということで、地元説明会と公園の懇談会は、多分、来る方が異なるということなんだと思うんですけど、保育園があるということは、多分わかっていただくと思うんですけど、地域の方も利用していただく公園でもあるんですけど、やっぱり保育園があるということでいろいろ気にかけていただきたいところがあるのは御説明いただきたいんですけど、その公園整備の懇談会のほうに保育
課からは誰か行かれるんでしょうか。
○大塚
保育計画課長 先ほどの御説明がちょっと不足していまして申しわけございませんでした。保育事業者も公園整備の懇談会に出席いたしますし、保育計画
課も同様に出席する予定でございます。
以上です。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
○西村委員 先ほどの子育てふれあいひろばの公募がなかったのに比べて、28の応募があったというのはすごいなと思うんですけれども、逆にそれだけいろいろな事業者さんが手を出している分野で、5件、6件だったころに比べて28の事業者から二次に8事業者を選んでということだったんですけれども、選定するほうも物すごく大変なのではないかなと思うんです。この、まず二次に8事業者選ばれて、そこからということなんですけれども、この二次審査の対象になる事業者の数というのはどのように決められているのでしょうか。お願いします。
○大塚
保育計画課長 二次審査進出事業者の数でございますけれども、こちらは選定
委員会の第1回の中で、一次に応募した事業者がこのぐらいいるというところで、おおむね何事業者程度を二次に進出させるというところで、これは物理的に視察日程が組めるかどうかというようなところもあるんですけれども、何事業者ぐらいを二次に進出させようと。今度、一次事業者の評価がまとまりましたら、予定していた二次事業者の進出者の数ということではなくて、その前後の得点差ですとか内容なとも加味しまして、進出させる事業者を数件ふやしたり、へらしたりというようなことを行って、二次事業者進出の数を決めているというようなところでございます。
以上でございます。
○西村委員 私も、この視察とかも行かれると思うので、数が多くてもしっかりとやっぱり審査していただきたいと思う中で、8の事業者さんを細かく見ていくというのはすごく大変だと思っていて、もともとの応募者数にかかわらず、二次に上げるとかというところをもう少し絞ったりということはないのでしょうか。
○大塚
保育計画課長 今回、繰り返しでございますけれども、視察、それからヒアリング、それから、通常、二次の審査は保育園のほうに視察に行きまして、40分から45分程度、中の保育の状況を視察させていただいて、その後、60分程度、ヒアリングを行っているんですが、そういった日程が組める範囲でやっておりますので、支障なく8事業者、きちっと見れたのかなというふうに評価しているところです。
以上です。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
○
芋川委員 確認です。これは、保育施設があるところのいわゆる公園を使えないというのは、都市公園法か何かの兼ね合いだったんでしょうか。ちょっとすみません、改めて何でここを使っちゃいけないんだっけなというのを教えてください。
○大塚
保育計画課長 資料の本文の裏面のところに、碑文谷公園の配置図というのがございます。その中の上のほうの碑文谷公園の図面の中に、斜線でマーキングしてございます広場というところが4カ所ございますけれども、都市公園法の占用によりまして保育所を建てることができるというのは、この広場という部分に限られてございます。その中で、地元との検討会を繰り返した結果、旧公園事務所跡地の広場の一部を占用させていただいて保育園を建てるというようなところでまとまったものでございます。
この保育所整備予定地の位置ですけれども、やはり公園ですけれども、区民の皆様に広く開かれた公共の施設というところで、保育所として整備するための最小限範囲を占用させていただいたというものでございます。
以上でございます。
○
芋川委員 ちょっと聞き方を変えます。
子どもたちは、そうすると、ここの場所は使えるんですか。以前に報告いただいた、憩いのゾーンとか、イメージで書いてあったと思うんですけど、そういった場所は使えるんでしたでしょうか。
○大塚
保育計画課長 公園整備用地の部分ですけれども、先ほども申し上げましたとおり、現在のところどのような公園にするかというところにつきましては、今後の検討になってございます。一般論になってしまいますけれども、いわゆる認可上の園庭がとれない形での保育所の認可になりますので、代替屋外遊技場を指定するということになります。こちら、碑文谷公園内に建築する保育所ですので、当然、碑文谷公園を代替屋外遊技場として指定していくという流れになるかと思いますので、ちょっとどのような使い方になるかは別といたしまして、こちらの園児が碑文谷公園を使えないということにはならないというふうに考えてございます。
以上でございます。
○
芋川委員 あり方検討会等、幾つか参加させていただいたことがあるんですけど、結構、区民の方もカフェをちょっと置いてほしいとか、自由な発想をしているなという印象だったんですけれども、じゃ、そういった詳細に関しては、園児がどれくらい使えてとか、近隣の方がどのように使えるというのは、またそれは今後の話ということでよろしいんでしょうか。最後、確認です。
○大塚
保育計画課長 委員おっしゃるとおり、今後の公園整備の懇談会の中で、細かいところは詰めていくことになろうかと思います。
以上でございます。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大塚
保育計画課長 先ほどの武藤委員の御質問で、今後の保育所開設予定というところですけれども、まず現在、令和2年4月に向けて、賃貸型の認可保育所14カ所を整備中でございます。また、3年度、この碑文谷公園も含まれます3年度でございますけれども、国公有地と賃貸型を合わせまして、今のところ7カ所の開設を予定してございます。
以上でございます。
○
吉野委員長 よろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
吉野委員長 それでは、(4)
碑文谷公園内認可保育園整備・
運営事業者の公募に係る選定結果についてを終わります。
以上で
報告事項を終わります。
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