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  1. 目黒区議会 2019-04-05
    平成31年生活福祉委員会( 4月 5日)


    取得元: 目黒区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    平成31年生活福祉委員会( 4月 5日)                  生活福祉委員会 1 日    時 平成31年4月5日(金)          開会 午前10時00分          散会 午後 1時37分 2 場    所 第二委員会室 3 出席者    委員長   今 井 れい子   副委員長  石 川 恭 子      (8名)委  員  西 崎 つばさ   委  員  鴨志田 リ エ          委  員  いいじま 和 代  委  員  西 村 ち ほ          委  員  宮 澤 宏 行   委  員  たぞえ 麻 友 4 欠席者      (0名)
    5 出席説明員  鈴 木 副区長          橋 区民生活部長     (27名)松 原 地域振興課長      白 濱 参事(税務課長)          (東部地区サービス事務所長)          中 野 滞納対策課長      和 田 国保年金課長          落 合 戸籍住民課長      三 吉 北部地区サービス事務所長           雄 中央地区サービス事務所長                          関 田 南部地区サービス事務所長          藤 田 西部地区サービス事務所長                          橋 本 産業経済部長          橿 原 産業経済・消費生活課長 竹 内 文化・スポーツ部長          吉 田 文化・交流課長     金 元 スポーツ振興課長          佐 藤 オリンピック・パラリンピック推進課長                          上 田 健康福祉部長                          (福祉事務所長)          田 邉 健康福祉計画課長    細 野 福祉総合課長          伊 藤 介護保険課長      松 下 高齢福祉課長          樫 本 生活福祉課長      石 原 健康推進部長                          (保健所長)          小野塚 健康推進課長      堀 内 生活衛生課長          橘   碑文谷保健センター長 6 区議会事務局 中 野 局長          児 玉 議事・調査係長      (2名) 7 議    題 地域振興、保健衛生、社会福祉及び文化・スポーツ等について   【報告事項】   (1)出席説明員の紹介について   (2)区議会事務局長の紹介について   (3)平成31年度公益財団法人目黒芸術文化振興財団の事業計画等に      ついて                          (資料あり)   (4)平成31年度公益財団法人目黒区国際交流協会の事業計画等につい      て                            (資料あり)   (5)ポーランド共和国大使館との文化交流の実施について     (資料あり)   (6)平成31年度「第43回目黒区民まつり」及び「第43回目黒区民      作品展」の日程について                  (資料あり)   (7)めぐろパーシモンホール大ホールの臨時休館について     (資料あり)   (8)八雲住区センター構成施設の臨時休館について        (資料あり)   (9)目黒区地域包括支援センター事業委託事業者の選定結果について(資料あり)  (10)認知症高齢者グループホームの指定について         (資料あり)   【資料配付】   (1)平成31年度中小企業のための融資あっせん制度のご案内   【その他】   (1)次回の委員会の開催について ───────────────────────────────────────── ○今井委員長  おはようございます。  ただいまから生活福祉委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、西崎委員とたぞえ委員にお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(1)出席説明員の紹介について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○今井委員長  それでは、報告事項からまいります。  (1)出席説明員の紹介について、お願いいたします。 ○鈴木副区長  それでは、4月1日の人事異動に伴いまして、当委員会の出席説明員に異動がございましたので、私のほうからは部長級職員につきまして御紹介させていただきたいと思います。  区民生活部長、橋和人参事でございます。  産業経済部長、橋本知明参事でございます。  税務課長事務取扱をいたします白濱利一参事でございます。  私のほうからは以上でございます。 ○橋区民生活部長  それでは、私から区民生活部の課長級の出席説明員、再任用の職員も含めまして御紹介をさせていただきます。  まず、滞納対策課長、新任でございます、中野善靖副参事でございます。  国保年金課長、和田信之副参事でございます。  北部地区サービス事務所長、三吉英郎副参事でございます。  中央地区サービス事務所長、雄幹夫副参事でございます。  私からは以上でございます。 ○竹内文化・スポーツ部長  それでは、私から文化・スポーツ部の課長級出席説明員を紹介させていただきます。  文化・交流課長、吉田武広副参事でございます。  私からは以上でございます。 ○上田健康福祉部長  それでは、私から健康福祉部の課長級出席説明員を再任用の職員も含めて紹介させていただきます。  健康福祉計画課長、田邉俊子副参事でございます。  福祉総合課長、細野博司副参事でございます。  介護保険課長、伊藤信之副参事でございます。  高齢福祉課長、松下健治副参事でございます。  私からは以上でございます。 ○石原健康推進部長  それでは、私から健康推進部の課長級出席説明員を紹介させていただきます。  健康推進課長、小野塚知子副参事、保健所健康推進課長を兼務いたします。  次に、生活衛生課長、堀内雅浩副参事、保健所生活衛生課長を兼務いたします。  私からは以上でございます。 ○今井委員長  それでは、(1)出席説明員の紹介について、終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(2)区議会事務局長の紹介について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○今井委員長  (2)区議会事務局長の紹介について。 ○中野区議会事務局長  それでは、自己紹介となりますが、区議会事務局長に就任いたしました中野愉界でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○今井委員長  それでは、(2)区議会事務局長の紹介について、終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(3)平成31年度公益財団法人目黒芸術文化振興財団の事業計画等について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○今井委員長  報告事項にまいります。 (3)平成31年度公益財団法人目黒芸術文化振興財団の事業計画等について、お願いいたします。 ○吉田文化・交流課長  それでは、平成31年度公益財団法人目黒芸術文化振興財団の事業計画等について、御報告をいたします。  本件は、芸術文化振興財団から提出されました事業計画書等につきまして、議会との取り決めに従い、御報告するものでございます。  まず、資料を1枚おめくりいただきまして、本年度の芸術文化振興財団の事業計画でございます。  1ページに基本方針といたしまして、引き続き指定管理業務を担うことになったことを踏まえ、質の高い事業の展開に努めるという決意が示されております。  そして、本日、別に御報告を予定してございますが、大ホールの舞台機構や照明機器の更新工事を計画していることや、目黒区民センターの今後のあり方の検討の中で、美術館について区と積極的に意見交換するとしてございます。区の芸術文化振興プランを基本に据え、地域の芸術文化活動を推進していることや、中期的に見た収支見通しの策定に取り組むとございます。  2ページ目から3ページ目にかけまして、目黒区文化ホールの1番、事業方針が5事業示されてございます。主催5事業、共催10事業の(1)鑑賞事業、そして施設利用や広報などによる(2)地域の芸術文化・支援事業、アウトリーチプログラムワークショップ事業などの(3)体験・普及事業、54回目となります目黒区文化祭などの(4)受託事業、そして(5)貸館事業と分類しており、それぞれの具体的な事業の内訳につきましては、7ページ以降に一覧表でお示しをしてございます。  7ページをお開きいただきますと、横使いの形でそれぞれ主催事業5事業、共催事業について、それぞれの内容や名称などが書いてございます。  それでは、資料、お戻りいただきまして、3ページ目でございます。  3ページ目、中ほどから、こちらに運営方針とございまして、ホールの魅力を周知し、地域に根差したホールとして親しまれるよう取り組みを進めること。創造性・発信性のある事業の実施。参加型事業の充実。アウトリーチプログラムでは関係機関や施設と連携し、特に小・中学校へ赴き行う児童・生徒を対象にしたプログラムでは、豊かな感性が育めるよう努めること。美術館との連携を図ること。利用者ニーズの把握に努め、SNS活用など集客力の向上に努めること。各種助成事業の活用など、収入の確保に努めること。ホールの一般利用枠の確保と利用率の向上に努めること。そして質の高い演奏会を実施することなど、8項目を示してございます。  4ページ中ほどから5ページにかけては、目黒区美術館について、1、事業方針を示してございます。  まず、区展を加え、200日程度の開館日と6つの展示で3万5,600人の入館者数を目標として行う(1)展覧会事業でございます。自主企画展3展、めぐろの子どもたち展ほか、指定管理者事業2展示、受託事業として初開催となりますが、障害をお持ちの方々による作品展を行うとしております。
     5ページにまいりまして、ワークショップギャラリーツアーなどの(2)教育普及事業、(3)調査研究、(4)区民等の芸術文化活動の支援、(5)区民ギャラリーの運営の5事業でございまして、それぞれ具体的な事業の内訳を11ページ、12ページに一覧表でお示ししてございます。  11ページ、12ページにお進みいただきますと、先ほどと同じようにA4横使いの形で、それぞれの事業ごとに展覧会名でありますとか内容についての記載がございます。  13ページをお開きいただきまして、13ページが今年度の収支予算書(正味財産増減計算ベース)、14ページがその内訳表でございます。こちらを開いて、見開きでごらんいただければと思います。  13ページ、Tの1、経常増減の部というところで(1)経常収益が@基本財産運用益からHの雑収益までございまして、上から3分の1ほどの行のところに経常収益計がございます。当年度予算として4億5,000万円余、昨年度と比較いたしまして1,600万円余の増を見込んでございます。この行をそのまま横に、14ページにスライドして見ていただきますと、その当年度予算の経常収益計の内訳がございまして、公益目的事業のところの計で3億8,500万円余、収益事業等会計では6,000万円余と示してございます。  このままもう一度13ページに戻りまして、1行下ったところから(2)経常費用でございます。  事業費と管理費支出が大きく項目としてございまして、その下に経常費用計がございます。経常費用計が4億7,600万円余、こちらは前年と比較しまして500万円余の増を見込んでございまして、この行をそのまま14ページに進みますと、当年度の予算額、経常費用計の内訳として、公益目的事業会計で4億1,700万円余、収益事業等会計で5,300万円余と示してございます。  資料の説明は以上でございます。  なお、本日は、公益財団法人目黒芸術文化振興財団から伊東事務局長、村上事務局次長島ア目黒パーシモンホール館長、そして目黒区美術館から秋山美術館館長、島田美術館副館長にお越しいただいてございます。  説明は以上でございます。 ○今井委員長  説明が終わりましたが、委員の方々に、(3)と(4)でございますが、区側に聞くのか、財団に聞くのか、質疑するときにお伝えいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○いいじま委員  これはちょっと区側かな、両方なんですけれど、ちょっと区側のほうに。  4ページなんですけれども、今回、めぐろの障がい者アート展、初めて開催をすることになって、前回もお話ししたんです。今、各ほかのところでも、区においてもこれ、パラアートということで、パラリンピックに向けてかなり大きく大々的にやっているところがふえてきていて、その成功しているところを見ると、やっぱり教育分野と連携をとっているということと、障害福祉課との連携、連携がいかにとれているかという、そこがすごく何か成功するかどうかのポイントになっているんですね。  前回もありましたけれども、障害者の方との交流、芸術によって障害者の方との交流だったり、あと障害者の方々にとっても、芸術が心が豊かになるものであると、あと魅力の新しい発見になるような、やっぱりこの、どうしても縦割りになりがちなんですけれども、そこら辺の交流をしっかりと連携をとってもらいたいなと思っているんですが、いかがでしょうか。そこの1点だけです。 ○吉田文化・交流課長  今、各区内の障害者の方々の施設でありますとか、それから広く区民の皆様に作品のお申し込みをいただいたりしている状況でございますが、委員御指摘のとおり、いろいろなところとの交流や連携というのが必要になってくると思います。  実施までの間、美術館ともよく相談をしながら連携、交流を図って実施してまいりたいと思います。  以上でございます。 ○今井委員長  いいじま委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○鴨志田委員  4点質問するんですけれど、1から3は区側だと思いますので、よろしくお願いします。  平成31年度、東京音楽大学、また障害者アート、それと前田邸の展示、所蔵展示品の検討などというふうになっていまして、こういったものが充実してくるとさらに文化の香り高い目黒というものが充実してくるんだなと思っている中で、やはり役所の方々は美術の専門家じゃないわけですから、さまざまな書類作成と企画はできても、本当にどう広げていくかという企画、やっぱり専門性を持った人との連携、協働でつくり上げていくということが必要だと思うんですけれども、財団にもキュレーターはいらっしゃるとしても、やはり美術館もベテランの学芸員が退職したりということがあるんだけれども、やっぱり役所とか芸文だけじゃなくて、ほかのもっと専門性を持った人たちと会議を重ねたりとか、いろんなアドバイスを受けながら新しい事業に取り組むことも必要だと思うんですけれど、この点はどうでしょうか。  2点目は、3ページの(4)目黒区文化祭やめぐろオータムアートについて、目黒区や美術館と連携を図りとなっているんですけれども、もう10年以上前からやっているんですけれども、区民まつりのときはあれだけ何万人という人があそこの区民センターの敷地に来ながら、美術館はがらがらという状況で、区民まつりと美術館の連携をして、区民まつりの期間中にもっと美術館を訪問してくれるような企画をすべきだとずっと言っているんですけれど、実現していないんですが、これいかがでしょうか。  3点目は、来年はもう東京オリンピックということで、東京都もアートなどをこのオリンピック期間中に企画していると思うんですけれども、2020に対して東京都との連携、また目黒区としては何を考えているのか。  以上4点です。 ○吉田文化・交流課長  今年度、新たに、今委員から御指摘をいただきました幾つかの充実として行う企画がございます。委員御指摘のとおり、やはりよりよい内容にしていくためには、非常に高い専門性が必要になるということは御指摘のとおりだと思います。  美術館のキュレーターも含めまして、またそれぞれ美術館同士の横のつながりとか、専門家同士のつながりというものもございましょうから、そういったものも活用しながら、できるだけ専門性の高い、集客力のある内容の充実した企画としていくよう努力してまいろうと考えてございます。  それから、区民まつりの活動期間中の美術館の集客、連携についてでございますけれども、こちらにつきましても、委員御指摘のとおり、人がせっかく集まっているという状況でございますので、さまざまな動線計画でありますとか、全体の企画の中で検討してまいりたいというふうに思います。  それから、3点目でございます。東京オリンピックパラリンピック、こちらに向けた東京都との連携という御指摘でございましたが、今のところ、特段目黒区として、東京都との連携でこういったことを芸術文化振興財団の活動の中で行っていこうという、目出しのものというのは特段ございません。  そういう状況ではございますけれども、アンテナを張りまして、さまざまな事業についてそういったこと、連携を図って行えることがないかどうかとか、そういったことについては、研究してまいりたいというふうに思います。  以上でございます。 ○鴨志田委員  1点目は、専門性を活用するということだけれども、当たり前のことなんで、どういったチーム、例えば評議員も理事会もあるわけですから、やっぱり専門性を持った方もいらっしゃると。その枠を超えて、やっぱり目黒区にも芸術に大変スペシャリストもいらっしゃるわけですから、こういった方たちにお声がけをして、新しいプロジェクトに参加してもらうとか、そういった新しさがないとやっぱりこの目黒区役所とか芸術文化振興財団だけで考えていたら枠を超えていかないと思うんですよね。こういったものをもっとちょっと深めてアドバイスをいただく、専門性を深めてチームをつくるとか、こういったことをやるべきだと思うんですけれど、いかがでしょうか。  2点目の区民まつりと美術館の連携、これは美術館長がせっかくいらっしゃっているんで、美術館長のほうにお尋ねいたします。  館長についてから数年がたたれると思うんですけれども、ぜひ区民センター、区民まつりだけじゃなくて、あそこでは集客できるようなイベントがあるわけですから、それにあわせて美術館が区側と連携して集客できるように、美術館としても、区側には十数年言っていますので、美術館としては連携してほしいんですけれど、いかがでしょうか。  それと、3点目の、特に都からは何もないというようなお話だったんですけれども、東京も2020に向けていろんなプロジェクトがあるので、やはり都側のほうに問い合わせるなり何なりして、もしくはそれぞれ23区全部美術館を持っているわけじゃないので、美術館を持っている目黒区として、もしかしたら助成金が何かやれば出るかもしれないわけですから、この辺は探ってみてはいかがでしょうか。  すみません、4点目、芸文に。忘れちゃったんですけれど、こちらのほうの予算書のほうに役員報酬とあるんですけれども、これはどなたが対象になっているのか。  以上です。 ○吉田文化・交流課長  美術館の充実ということで、専門性を高めるということで、これまでと同じではなく、新たな取り組みを外部の専門家にということでございますが、美術館のほうともよく相談をしながら、どういったことができるかということを考えてまいりたいと思います。  それから、3点目のオリンピックに関係したプロジェクト等々、東京都で行っている事業について、区側からも問い合わせをして助成金等々が活用できないかということを検討という御指摘でございましたが、こちらの目黒区のほうからもそういったことは確認をしてまいりたいというふうに思います。  以上でございます。 ○今井委員長  それでは、暫時休憩いたします。  (休憩) ○今井委員長  休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。 ○鴨志田委員  1点目は、美術館を発展させるのに専門性をと聞いているんじゃなくて、もとに戻ると、新しいプロジェクトが今回ありますよね。東京音楽大学、障害者アート、それとこちらに前田邸の展示、こういう新しいことに関しては外部の専門的な人たちのアドバイスを受けたらどうですかという、そういう目黒区の中にもアートに詳しいスペシャリストが何人もいらっしゃるわけですから、こういう方を募って、アドバイザーとして今後の企画に関してかかわってもらう、こういったこともないですかということで、美術館に特定してとかじゃないので、これは区側です。  2点目、芸文のほうなんですけれども、館長のほうから、区展をしているが、今後これから考えたいということだったんですけれども、繰り返しになりますが、十数年前から言っていますので、館長と区の担当と、来年にかけてもいいですから、もうしっかりミーティングをして、どうしたらあれだけの区民まつりに来ている人たちがもっと目黒区美術館を訪れる、認知度を高めるような企画をするとか、これはしっかりやっていただきたいんですけれど、いかがでしょうか。  あと、役員報酬なんですけれども、費用弁償も含まれている、理事長の報酬も含まれているということなんですが、理事長の報酬というのは幾らでしょうか。  以上です。 ○竹内文化・スポーツ部長  1点目の区民の中にもスペシャリストが多いということで、そういう方のアドバイスもいただきながらということで、御意見をいただきました。確かに区民の中には、いろんなそういう才能をお持ちの方がいることも存じ上げております。新しいことについて、いろんな御意見をいただきながらやはり充実させていくということは大事な視点だと思っております。  例えば、東京音楽大学でいえば、そういうところについても、そこの中にもいろんな専門家の方たちもおりますので、委員の御指摘もいただきながら、今後どういう形でより新しい事業を充実させていくことができるか、ということは引き続き研究してまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○今井委員長  暫時休憩いたします。  (休憩) ○今井委員長  休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。 ○鴨志田委員  最後に、私も芸術文化に関してはもう十何年前からずっと取り組んでいる中で、以前は評議員は区議会議員が選出されて、私もかなり意見したんですけれども、公益財団法人になってから区議会議員は評議員にならなくて、なかなか意見を言う場がここしかないという、なかなか遠い存在になって、状況が把握できないような現状なんですけれども、私の感想からすると、じゃ、区側と財団と美術館と本当に連携とれているんですかと、そういった印象は拭えないんですよ。  ですから、今回、令和になって、日本人が文化を感じられるという、こういったコメントもあったように、もっと連携をして、芸術文化って空気のように感じるかもしれないですけれども、この目黒区民の中では目黒区、芸術文化がすごい高いよねとか、パーシモンホールではすごくいい企画をやっていて、目黒区民でよかったという声も聞こえるわけですよ。でも、それに満足をしていたら発展はないわけですから、今後3つの新しいプロジェクトもあるわけですから、しっかりと区側、芸術文化振興財団、美術館と連携をして、もっと文化の香り高いまち目黒を醸成してくための、組織はもうあるわけですけれども、その強化をしてほしいんですけれども、いかがでしょうか。これは区側。 ○竹内文化・スポーツ部長  今、るる御指摘をいただきましたが、目黒区と、そして芸術文化振興財団、それは美術館も含めてということで、これまでも定期的な懇談の場、意見交換の場、または事業実施に当たってはかなり密度を濃く連携もしているところでございますが、今の御指摘もいただきながら、やはりさらにその文化の香り高いまち目黒に向けて連携が深まるよう、私どもとしても努力してまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○今井委員長  鴨志田委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○西崎委員  財団のほうになろうかと思いますけれども、美術館についてなんですけれども、区立美術館なので、区民の文化振興という側面は非常に大きいかと思いますが、とはいえ、やっている以上、多くの方にお越しいただければよりいいのかなというところで伺いたいのが、現在集客の中で外国人の方というのはふえているのか、それともそういう数字的なものはわからないのか、まず、その状況はいかがでしょうか。 ○今井委員長  暫時休憩いたします。  (休憩) ○今井委員長  休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。 ○西崎委員  すみません、一度に言えばよかったです。  そうすると、いわゆるインバウンドで来年には訪日客4,000万人なんていうことが言われているわけですけれども、そういったところにもお越しをいただけるのがよりよいのかなと思っています。  とはいえ、区立美術館でそうしたそれ向けに特化して発信するというのはなかなか現実的ではないので、事業運営方針の中でもSNSというところがありますけれども、これは訪日客だけにとどまりませんけれども、もちろんこれまで財団としての発信というのは私も拝見をしていて、いろいろな工夫をされているなと思っているんですけれども、やはりSNSで財団が発信するだけではなくて、来ていただいた方々に発信をしてもらう仕組みというのが必要だと思います。特に訪日客はいわゆる口コミというか、SNS、そういったものでさらなるお客さんを呼ぶというようなこともあるかと思いますので、そうした取り組みについてぜひ検討すべきだと思いますが、いかがでしょうか。  財団です。 ○今井委員長  暫時休憩いたします。  (休憩) ○今井委員長  休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  西崎委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○石川副委員長  芸文のほうにお聞きします。  事業計画の基本方針の1ページのところなんですが、先ほどの質問とかぶるところがあるかもしれませんが、下の段落のところに、31年度は東京音楽大学の中目黒・代官山キャンパスの開学や云々かんぬんと書いて、「財団の新たな取り組みへの下地作りの年となります」ということが書かれているんですけれども、具体的にはどういうことをこの新年度でやっていこうとしているのかということと、あと、指定管理ということで、5年間の期間が限られているわけですけれども、この5年間、大きく見たときにどのくらいの計画目標の中で、この平成31年度は行っていこうとしているのか、特に音楽大学ができた中でどのような取り組みをされていこうとしているのか、この点伺いたいと思います。 ○今井委員長  暫時休憩いたします。  (休憩) ○今井委員長  休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。 ○石川副委員長  芸文のほうにさらに質問したいんですが、その段落の下に、公益を目的とする財団として収支相償というんですか、相償の原則と書かれて、覚悟が書いてあるんですが、この3文章というのは、今まできちんと私、読んでいなかった私が悪いのか、これは今までの計画にもあった文言なんですか。それとも新たにこれから区有施設の見直し等々いろいろ、区民センターの見直し等々ある中では、あの中の施設もどうなのかという部分があるんですが、その中でこの公益を目的とする財団として、こうした新たな3行の文というのは、今回初めて入ったんですか。従来どおりの決意なんですか。その辺はどうなんでしょうか。財団のほう。1点だけです。 ○今井委員長  暫時休憩いたします。  (休憩) ○今井委員長  休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  石川副委員長の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○今井委員長  ないようですので、(3)平成31年度公益財団法人目黒芸術文化振興財団の事業計画等について、終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(4)平成31年度公益財団法人目黒区国際交流協会の事業計画等について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○今井委員長  (4)平成31年度公益財団法人目黒区国際交流協会の事業計画等について、お願いいたします。 ○吉田文化・交流課長  それでは、平成31年度公益財団法人目黒区国際交流協会の事業計画等について御報告をいたします。  本件は、国際交流協会から提出されました事業計画書等につきまして、議会との取り決めに従い、報告するものでございます。  まず、資料1をおめくりいただきまして、本年度の国際交流協会の事業方針でございます。  基本的考え方といたしまして、国の在留外国人が246万人と過去最高を記録し、訪日客数が5年間で3倍の3,000万人に急増していること、目黒区においても外国人住民数は年間6.9%増加し、全人口の3.26%を占めており、来年のオリンピック・パラリンピックに向け増加傾向は一層加速する見込みであるという背景の中、多文化共生への取り組みのさらなる推進が期待されているとし、長年にわたりボランティアや留学生等の豊富な人材に支えられ、積み上げてきた活動実績を有するという協会の強みを生かし、今後も事業を積極的に展開するとしています。また、これに当たり、事業の重点化を図り、効果的・効率的に進めるとしてございます。  事業方針として、めぐろ多文化共生推進ビジョンの実現に寄与することと、それから東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機とした人的・文化的な交流を促進する、の大きく2点を掲げてございます。  3ページから5ページにかけ、事業計画書として、国際交流事業、外国人支援事業、国際交流並びに外国人支援に関する調査・研究・広報活動、地域の国際交流活動団体との連絡・調整及び支援、国際交流ボランティアの発掘と支援、その他事業の大きく6点にわたる事業の具体的な内訳を一覧表でお示ししてございます。  新規事業といたしましては、めぐろ観光まちづくり協会と連携した外国人と楽しむ観光まち歩き事業を実施、そして、これに伴って目黒区散策事業を終了するという計画でございまして、充実する事業といたしましては、災害時多言語支援事業、それから多文化共生に関する研究事業など、9事業を挙げてございます。  また、売上高が減少してきた等々の理由で、MIFAバザーなど3事業は休止するとしてございます。  6ページが、今年度の収支予算書でございます。  7ページが、その内訳表でございます。先ほどと同じように、見開きでごらんいただけると幸いです。  6ページ、Tの1の(1)経常収益が基本財産運用益から雑収益までございまして、上から4分の1ほどの行のところに経常収益計がございます。当年度予算額として4,854万円余、昨年度と比較いたしまして242万円余の増を見込んでございます。  この行をそのまま7ページに進みますと、当年度の予算計上収支計の内訳として、公益目的事業会計で4,106万円余、収益事業等会計では747万円余と示してございます。
     この行をそのまま6ページに戻りまして、1行下ると、(2)で経常費用でございます。  大項目として太字になってございまして、事業費と管理費がございます。その下に経常費用計がございます。経常費用計4,811万円余は、昨年度と比較いたしまして233万円余の増を見込んでございまして、この行をそのまま7ページに進みますと、当年度予算額経常費用計の内訳といたしまして、公益目的事業会計で4,117万円余、法人会計で693万円余と示してございます。  資料の説明は以上でございます。  なお、本日は、公益財団法人目黒区国際交流協会から田島事務局長にお越しいただいてございます。  以上でございます。 ○今井委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○鴨志田委員  今回も分けるということ。 ○今井委員長  そうです。お願いします。 ○鴨志田委員  3点は、区側に対して質問いたします。  先日、毛受さんによる多文化共生のまちづくり、大変すばらしい講師で内容も充実していて、私自身勉強になりました。今後、政府の方針で外国人居住者または働く方々がふえていくことは確実ですし、世界に開かれた目黒として、やっぱりMIFAのほうは充実させなきゃいけないし、区側のほうも徐々に人口もふえていますしね、本当にそう思います。  そういう中で、毛受さんが最もおっしゃっていたのは、移民政策でやっぱり失敗している国の例は、やはり教育をしなかったということですね。その国の言語、例えば日本語教室をしっかり開くとか、あと子どもの教育ということだったんですけれど、MIFAはボランティアの方々が日本語教室を開いている中で、この間の毛受さんの講座に参加された方は、自分たちで日本語教室をNPOでも立ち上げたいというようなお話をなさっていたんですけれども、こういったMIFAだけではなく、日本語教室を外国人向けに開きたいというような支援体制は、今後とるのかどうかということが1点。  あと2点目は、私も以前、議会で指摘しまして、中目黒のまちづくりの講演会でも意見が出たんですけれども、外国人向けの表示パネルの充実、特に目黒川の花見の方は外国人がどんどんふえる中で、もっと外国語の表示をふやしてほしいということを、どのように思うかということが2点目。  それと、今回、外国人相談窓口について、処遇の向上ということが書いてあるんですけれども、あそこの方は非常勤の方が全員なのかということが1点。処遇向上ということはどういうことを示すのかということが2点目。  あと、もう一つ、これ新聞に書いてあったんですけれども、外国人相談窓口に関しては、国からの助成金が出ると。外国人相談窓口を設置していない都道府県があるというようなことが報道にあったのですけれども、こういった外国人相談窓口設置に関して、国などの助成を受けているのかどうかということが大きな3点目。  あとは財団のほうなんですけれども、役員報酬、芸術文化振興財団のほうは340万円の役員報酬が計上されていたんですけれども、MIFAのほうは60万円ちょっとですか、これ役員報酬の内訳をお伺いします。  以上です。 ○吉田文化・交流課長  1点目の支援体制、MIFAに対する支援ということではなくて、NPOを新たに開設しようとされる方に対して、どのような支援を行うかというところでございますが、今、具体的にそういったものを予算化されているとか、そういったものはございませんけれども、一つの見方としては、チャンネルを一つに集約して、情報発信がばらばらになってしまわないようにというところも視点としてはございましょうから、その辺一番効果的な方法で、結果的には日本語を習得したいと思われている居住されている方々の支援をするという目的が、どの方法が一番適正であるのかということを検討しながら、個別の補助についてもどういった形が一番いいのかということを考えていく必要があろうかなというふうに考えてございます。  それから、表示パネルの充実ということでございますけれど、こちらは都市計画でございますとか、道路の管理でございますとか、そういった、あとはそれぞれの施設でございますとか、さまざまな全庁的な対応という形になってまいろうかと思いますので、そういった、もちろん各部局も国や都の動向も踏まえながら、その表示については調査研究しながら進めているところではございますけれども、さらなる研究が必要かと思いますので、委員の御指摘も踏まえまして、全庁的な課題として今後どうしていくか、もちろん充実する方向ではございますけれども、検討してまいりたいと思います。  それから、相談員のことに関しましては、申しわけございません、所管といたしましては、この相談業務のところは区民の声課のところが委託して行っている事業ということで、ちょっと先ほどの国からの助成金のことについて、どのようになっているかということは把握できてございません。今の職員さんは、非常勤さんという形で配置はしてございます。  以上でございます。 ○今井委員長  暫時休憩いたします。  (休憩) ○今井委員長  休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。 ○鴨志田委員  私、区の外郭団体の中で国際交流協会って大変高く評価しているんです。ボランティアの方々も一生懸命国際交流、また日本語教室に携わっていて、その中でもちろんMIFAフェスティバルも多くの方が訪問して、近隣区ではああいった国際交流フェスティバルはないので、目黒区ってすごいねという声もあります。  その中で、こうやって多文化共生を今後進めてく中で、やっぱりMIFAの強化が私は必要だと思うんですね。それには支える人、ボランティアの方や窓口の処遇改善もそうなんですけれど、向上もそうなんですけれども、もっともっと組織的にボランティアをふやすとか、組織体制を強化するという方向をもっと打ち出すべきだと思うんですけれど、いかがでしょうか。  以上です。 ○吉田文化・交流課長  ボランティアの皆様に、先ほどの協会のほうの事業計画にもございましたけれども、ボランティアの皆様や、それから留学生の皆様、そういった皆様に支えられながら今行っているということで、やはりMIFAの機能を強化するというところでは、委員御指摘のとおり、そういったボランティアの皆様等々のお力を強化していくことが大きな発展につながるということは御指摘のとおりだと思いますので、どういった形でそういったことができるか、国際交流協会ともよく相談をしながら区としてもバックアップに努めてまいりたいと思います。  以上でございます。 ○今井委員長  暫時休憩いたします。  (休憩) ○今井委員長  休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。 ○鴨志田委員  じゃ、最後に、芸術文化振興財団はSNSやいろんなことで発信を強化するということで、ここにもMIFAの国際交流協会にも入っているんですけれども、あれだけの人材がいらっしゃるわけですから、交流自体はSNS等々を使って、もっともっと発信をすると多くのボランティアが集ってくるんじゃないかと思いますので、SNSは無料なんですから、人材を活用して施設の発信にもっと力を入れていただきたいんですけれど、いかがでしょうか。  以上です。 ○吉田文化・交流課長  委員御指摘のとおりだと思います。口コミの形でSNSで今、活用されて多く広がりをつくっておりますので、SNSの活用はここの事業に限らず、重要なことと思います。  協会ともよく相談をしながら、そちらの点に力を入れてまいりたいと思います。  以上でございます。 ○今井委員長  暫時休憩いたします。  (休憩) ○今井委員長  休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。 ○鴨志田委員  ということは、芸術文化振興財団のほうは理事長に対する報酬は支払っているけれども、国際交流協会に関しては理事長に対しての報酬は費用弁償という形で支払っているという、月額の支払いはしてないということでよろしいでしょうか。 ○今井委員長  暫時休憩いたします。  (休憩) ○今井委員長  休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  鴨志田委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○石川副委員長  事業方針の中の1ページの、1のめぐろ多文化共生推進云々かんぬんの中の一番上の丸、外国人住民が安心して生活し、働くことができる環境整備ということが書かれています。これはMIFAのほうなんですけれども、これは具体的に言うとどういうことを行っていくということなのかということが1点と。この1ページの文章にも書かれているように、昨年入管法が改正されまして、これからいわゆる技能労働者、これがたくさん入ってくると思うんですね。私は最近、特養ホームに伺ったら、既に技能労働者の方でベトナム人の方が4人くらい働いていらっしゃいました。この人たちの労働問題とか、さまざまな問題、課題はあるんですが、その問題をここではあれですけれども、そうした人たちがたくさん入ってくる中でのMIFAとしての交流というか、そういうのをどのように考えていらっしゃるのかどうか、その点です。 ○今井委員長  暫時休憩いたします。  (休憩) ○今井委員長  休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。 ○石川副委員長  法改正されて、技能労働者の方たち、なかなかみずから、公的なところにみずから来るというのはなかなか少ないと思うんですね。留学生とはまた違う要求や生活の困難さ、さまざまなことがあると思うので、福祉を初め、さまざまな職場で働かれるという、そういうところでMIFAとして待っているんじゃなくて、要はそちら、例えば福祉労働者のところに福祉施設に入ってきているし、これからも多分入ってくると思うんですね。そういうところに積極的にみずから情報発信していくと。例えば資料を配ったりとか、そういうことをぜひ、積極的にやっていただきたいなと私は思っているんですが、それはいかがでしょうか、MIFAのほうに。  それと、区のほうになんですけれども、法改正されたわけですよね。そうすると、当然法律改正すると行政関係には影響してくるわけなんだと思うんですけれども、区としてこうしたさまざまな形の労働者が目黒区内に入ってくると、そうした場合、区としてはどのように対応、労働環境は区じゃないよといつも言われるんですけれども、そういうことじゃなくて、いろんな形の人たちが目黒区内に存在するというところでは、どのように考えているのか。例えばMIFAに対してはどのような要望というか、それをされているのか、あるのかないのか、その点について伺いたいと思います。  以上です。 ○吉田文化・交流課長  法改正に伴って新たに国際交流協会に対しまして、何かこういうことをやってほしい、ああいうことをやってほしいといったようなものを具体的に今示しているかというと、そういう対応は今の時点ではしていないという状況でございますが、さまざまなことが予想されますので、そういったことを踏まえまして、連携してどんなことをする必要があって、どんなことをしなければいけないかということは、この後研究して対策してまいりたいというふうに考えます。  以上でございます。 ○今井委員長  暫時休憩いたします。  (休憩) ○今井委員長  休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  石川副委員長の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○たぞえ委員  区のほうに伺いたいんですけれども、きょうの御報告は国際交流協会の事業計画ということなんですけれども、今もう国際交流という視点よりも、ビジョンの名前でもある多文化共生推進ということで、やはり外国の方が人数少ないときはやっぱり国際交流という観点、本当に非常に重要だったと思うし、そのボランティアの方も楽しんでやっていただけることを進めていただいていたと思うんですけれど、今ほかの委員の方からも質問があったように、入管法の改正とかあって、本当に珍しい存在でも全くなくて、本当に今一緒に暮らしている方々なんですけれども、これ、文化交流というところなのか、それとも大きく外国籍の方、要は日本語の理解が難しい方に、どうやって快適に目黒区で過ごしていただくかということに、もうちょっと視点を広げていただきたいと思うんですね。  ちょっと例えばなんですけれど、私はやっぱり小学校でお父さん、お母さんのどちらかが外国籍の方とかもいらっしゃるんですけれど、何か区にリクエストありますかと聞いたら、学校のプリントが毎日山ほど来て、お父さんが日本語わからないので、ママが全部見ていると。これデータでもらえたら今翻訳できるからすごい助かるし、私が全部通訳するのは本当に大変なんだよね、というふうに言われたんですね。  これ、私はこういう仕事をさせていただいているので、じゃ、教育所管に言おうとかもちろんわかるんですけれど、普通に暮らしている方にはそんなことわからないし、あえて変えようという気概のある方なんてまれなんですよね。でもやっぱり日々暮らしていて、やっぱり自分の配偶者が外国籍で日本語がわからないとこんなにも大変だなということがいっぱい生活の中にあると思うんです。だから、もうちょっと国際交流を越えて、本当に共生の中にもっともっと深く入り込んでもらいたいと思うんですが、楽しい事業もやっていただきたい一方で、やっぱりまだ生活の中での御苦労を少しでも和らげていただけるような支援が少ないように感じるのですが、いかがでしょうか。 ○吉田文化・交流課長  委員御指摘の国際交流から多文化共生へという流れは、区の計画の流れの中でもそういった流れを踏まえてございます。  楽しいイベントごとというところに関しましては、先ほど前の委員の御指摘もございましたけれども、やはりボランティア活動とか、そういったところの裾野を広げていくところでは非常に重要かなというふうに思ってございます。  それとは別に、共生の生はともに生きる、生活、生きていくということでございましょうから、学校の中での生活でございますとか、職場での生活でございますとか、公共機関、その他、そういったものに関してもっと新しい、今のスマートフォンでありますとか、翻訳ソフトでありますとか、そういった新しいインフラに対応した対応をしていくという視点は、今後ますます重要になってくるという認識は持ってございますので、そういったことも含めて、先ほどSNSのお話もありましたけれども、そういったことも含めて検討してまいる課題だというふうに認識しております。  以上でございます。 ○今井委員長  たぞえ委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○今井委員長  ないようですので、では、(4)平成31年度公益財団法人目黒区国際交流協会の事業計画等について、終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(5)ポーランド共和国大使館との文化交流の実施について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○今井委員長  (5)ポーランド共和国大使館との文化交流の実施について、お願いいたします。 ○吉田文化・交流課長  それでは、ポーランド共和国大使館との文化交流の実施についてを御報告いたします。  項番1、目的でございます。  ポーランド共和国大使館とは、これまでもさまざまな交流により関係を深めてまいりました。ことし、日本とポーランドは国交樹立100周年を迎える節目の年でございます。  時を同じくしまして、4月に東京音楽大学新キャンパスが開校、この時期を捉えまして、区民の皆様が芸術文化に触れる機会の充実、それから文化交流ということで、ポーランド大使館、それからポーランド広報文化センター、そして東京音楽大学、そして目黒区の4者が連携し、ポーランド生まれの作曲家のショパンの曲などを、ポーランドの演奏家と、それから東京音楽大学の出身の演奏家によるコンサートを実施するものでございます。  主催は、今御説明した4者という形になります。  事業名は、日本・ポーランド国交樹立100周年記念交流コンサート。  日時は、ことしの6月10日月曜日、18時30分から20時30分まででございます。  会場が東京音楽大学中目黒・代官山キャンパス内にございますTCMホールという音楽ホールでございます。  内容は、先ほど御説明したとおりでございます。  こちら、募集人数でございます。入場無料という形で、区民200名様を御招待する形を考えてございます。はがきやファクスによって文化・交流課にお申し込みいただきまして、応募者多数の場合には抽せんを行うことを考えてございます。  本件の周知に関しましては、めぐろ区報4月25日号、そして区のホームページや各団体のホームページ及びチラシにて行う予定でございます。  御報告は以上でございます。 ○今井委員長  説明が終わりました。  質疑を受けます。 ○たぞえ委員  事業内容は理解して、そこは質問ないんですけれど、ちょっと最近口酸っぱくいろんなところに言っているんですけれど、この申し込みなんですけれど、はがき、ファクス、もう紙やめませんかって私、結構最近いろんなところで言っているんですけれど、はがき、ファクス、手元、家にない御家庭もたくさんあるので、はがき、ファクスはもちろんありだとは思うんですけれど、それに加えてほかの手段、ネットとか、どうでしょうか。 ○吉田文化・交流課長  企画の段階では、はがき、ファクスという形で広報等も組んでございまして、今のところ、今回のこの事業に関しましてはその形で行わせていただくということでございますけれども、類似の事業に関しましては、御指摘も踏まえて、どういった形でたくさんの方が気軽に応募できる方策がないかということは検討してまいりたいと思います。  以上でございます。 ○今井委員長  たぞえ委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○鴨志田委員  ポーランド大使館は目黒区にあるということ、またショパンの国なので、樹立100周年に目黒区でこういうコンサートを開けるということは大変喜ばしいかなと思っています。  そこで、主催者がポーランド大使館、ポーランド広報文化センター、東京音楽大学及び目黒区の共催ということで、これは予算はどうなっているんでしょうかということが1点です。  あと、目黒区としては、区報、ホームページ、各団体のホームページ及びチラシということなんですけれども、チラシは共通のものをつくると思うんですけれども、どこがつくるんですか。  あと、どこがつくるのかということと、周知に関しては同じ共通のチラシ及び同じホームページの画面を共通してアップするのかどうか。  以上です。 ○吉田文化・交流課長  この事業に関しましては、予算額としては今100万円を計上しておりまして、基本的に、予算は区の予算で行う形を考えてございます。会場などの御提供をいただくのは東京音楽大学という形で、ポーランド大使館にはポーランド側の演奏者を御手配いただいたり、御紹介いただいたりというような形で実施を行う予定でございます。  チラシにつきましては、現在3者、ポーランドの大使館と、それから目黒区と東京音楽大学で内容を詰めてございまして、印刷はこちらで行いますけれども、一つのものを共同で作成しているというような状況でございます。ですので、それぞれの団体のホームページなども、それをベースに展開していくという形になります。
     以上でございます。 ○鴨志田委員  ありがとうございます。  ということは、区が100万円の予算をとっているというのは、主にやっぱり広報、チラシの作成とか、こういったことに使われる、会場費は東京音楽大学、また演奏者はポーランド大使館と、こういう内容になっているのでしょうか。  以上です。 ○吉田文化・交流課長  今委員がおっしゃった内容に加えまして、演奏者の出演料の部分が予算の中には組み込まれてございます。  以上でございます。 ○鴨志田委員  ということは、これはポーランド大使館側からも東京音楽大学側からも演奏者を出すということですけれども、個々の、ポーランド側からも東京音楽大学側からも演奏者に出演料を払うという予算で、それは幾らぐらいなのでしょうか。  以上です。 ○吉田文化・交流課長  やはり演奏者、プロの演奏家でございますので、やはり一定のペイメントというのはきちんと支払うという形は必要なことかなと思います。  しかし、金額に関しましては1人10万円程度で、学生さんに関しましては無償でやっていただくというような形で今進めております。  以上でございます。 ○鴨志田委員  まあまあプロの演奏家で大体10万円と。そうすると、チラシ作成、印刷費には幾らぐらいを計上しているのでしょうか。  以上です。 ○吉田文化・交流課長  チラシに関しましては、8万円程度でございます。  以上でございます。 ○今井委員長  鴨志田委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○今井委員長  ないようですので、(5)ポーランド共和国大使館との文化交流の実施について、終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(6)平成31年度「第43回目黒区民まつり」及び「第43回目黒区民作品展」の日程について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○今井委員長  (6)平成31年度「第43回目黒区民まつり」及び「第43回目黒区民作品展」の日程について、お願いいたします。 ○吉田文化・交流課長  それでは、(6)平成31年度「第43回目黒区民まつり」及び「第43回目黒区民作品展」の日程についてについて御報告いたします。  初めに、1番、第43回目黒区民まつりでございますけれども、(1)開催の趣旨、(2)主催につきましては資料記載のとおりでございます。  (3)日程でございますけれども、本年9月15日日曜日に田道広場公園などで記載の内容のとおり、おおむね例年どおりの目黒のさんま祭などを実施してまいります。  (4)組織につきましては、第43回実行委員会のもとに、公募等によりメンバーを集めまして運営チームを組織して、事業ごとの企画・運営を行うものでございます。  続きまして、2番、第43回目黒区民作品展でございますけれども、(1)開催の趣旨、(2)主催は記載のとおりでございます。  (3)日程でございますけれども、9月18日から9月29日まで、目黒区美術館ギャラリーを含めまして、絵画でありますとか書、手工芸、写真作品展を区民の皆様の力作を展示するという企画でございます。  次に、(4)組織につきましては、こちらも実行委員会を立ち上げて、例年どおり部門ごとに部会を置いて、企画・運営を行ってまいります。  周知方法でございますけれども、8月下旬からめぐろ区報、ポスター、パンフレット、区のホームページ等でPRしてまいります。  以上でございます。 ○今井委員長  説明は終わりました。  質疑を受けます。 ○宮澤委員  区民まつりの日程について伺います。  うちの会派からも大分日程については、9月15日というか、9月の第3日曜日でいつも組まれていると思うんですけれども、ちょうどそれぞれの地域でお祭りとか神社系のお祭りとかがあって、なかなか区民まつりというと区全体のお祭りを年に1回やるわけで、参加ができないという話が出ていました。それで、日程等を検討していただきたいということを我々自由民主党目黒区議団の議員からは、各予算委員会や決算委員会等で何回か質疑をさせていただいていると思うんですけれども、日程については何か御検討をされたのかというのをまず、1点聞きたいと思います。 ○吉田文化・交流課長  さまざま繰り返しの御意見をいただきまして、日程の検討ということは区側のほうも検討してまいりますというふうに答弁してきてございます。  今回に関しましても、第1回の実行委員会の中でそういったことを議題に上げましてお話し申し上げたところでございますが、今回に関しましてはさまざまこれまで御説明してきた事情などを鑑みて、例年どおりの開催日で開催するということで、考えているところでございます。  以上でございます。 ○宮澤委員  実行委員会の方々は、それぞれの5地区の代表が入っているのかな、全部入っているのかちょっとわかりませんけれども、さんま祭りがある程度主体になってやっているような、さんまはさんまでこの時期だというふうに思いますので、その時期的なものはわかるんですけれども、区民まつりということ全体で考えて、前に、じゃ、さんま祭と目黒の区民まつりというのはちょっと分けようという議論もたしかあったのではないかと思います。その辺も含めて、一部の地域の方とは言いませんけれども、かなり離れている、目黒区は5地区に分かれているわけですので、そういった方々、全体の意見を聞いての区民まつりというような、目黒区を代表するお祭りであるのかということも、しっかり議論されていたのかどうかを確認したいと思います。 ○吉田文化・交流課長  区側のほうもこれは区民まつりであるということ、そして全区的な催し物であるということは強く意識をしているところでございます。  しかしながら、やはり会場が一定の場所ということになってまいりますので、御指摘のような一部に偏りがあるというような御意見等々もこれまでいただいているところでございますが、できる限り区民全体のお祭りであるというところを強く打ち出していきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○宮澤委員  すみません。今の所管課長からの御答弁もいただいていますけれども、それぞれ区民まつりは、じゃ、年に1回やるだけでいいのか、それぞれ大きく5地区に分かれなかったとしても、それこそ目黒地区と碑文谷地区という、まずは大きなくくりの分けがありますから、そういうような形で別の形の区民まつりを組んでいただくということも一つ考えとしてはあるかなというふうに思います。  これ、きのう、きょうの話ではなくて、もう何年も、今もうこれ、区民まつりは第43回ですので、43年間されているんでしょうけれど、会派の議員からも再三お話しをさせていただいていますので、その検討をされて、実行委員会のほうに投げかけられているということは理解しますが、区全体として考えていただきたい課題ですので、ぜひとも区民まつりをいろいろ分けた形でやるのか、さんま祭ともまた切り離すのか、あと日程について、全体で1回やるのであれば再考ができないかということは、強く、自由民主党目黒区議団としては要望したいと思います。  その点を含めて、今後の展開を最後に伺いたいと思います。 ○竹内文化・スポーツ部長  ただいま御指摘いただきました前回の区民まつりの実施結果報告の際にも御意見をいただいて、私ども、今課長からも申し上げましたとおり、まず、区民まつりの日程、そして区民まつりのあり方については、これまでもですが、御意見等々いただいた後にも、さまざまな形で内部を中心に検討もしてきたところでございます。  区民まつりと分離、さんま祭と分離したときのメリット、デメリット等々も総合的に勘案していかなければならないというふうに考えているところでございます。すぐに今年度から変更ということには、そこまでの検討は今できていない状況でございます。ただ、さまざまな御意見をいただいていることは十分承知しておりますので、引き続き私どもとしても日程を含めて、区民まつりのあり方についてはしっかり検討を続けてまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○今井委員長  宮澤委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○鴨志田委員  まず1点目、先ほどから申し上げているような区民まつりのときに美術館との連携なんですが、この日程見ていると、9月15日が区民まつりで、目黒区民作品展は9月18日からということは、区民まつりの日は美術館休館で準備をしているということでしょうか、ということが1点目。  あと2点目は、目黒区民まつりのはっぴ、気仙沼及び臼杵市も、みんなかっこいいデザイン性のあふれるはっぴを着て登場されるんですよ。主催側の目黒区だけ四半世紀以上たっているような区民まつりのはっぴを着ているということなので、やはり主催者側として、文化の香り高いまち目黒として、新しいはっぴをデザインされてはいかがでしょうか。  以上2点です。 ○吉田文化・交流課長  区民作品展は9月18日から9月29日という期間の中で、9月24日火曜日につきましてのみ、休館という形で行うということを考えてございます。  失礼いたしました。15日も休館という形でございます。  はっぴにつきましては、実行委員会とも相談しながら検討してまいりたいと思います。予算その他の使い方というところもございましょうから、そういったところで検討してまいりたいと思います。  以上でございます。 ○鴨志田委員  さっきの繰り返しになるんですけれど、ずっと連携してくださいと言いつつも、あれだけ何万人という、5万人ですか、前回は、大勢の方が来て、横見たら、何だかわからないけれど美術館は閉館というか、閑散たる状況。これじゃ何の発信力も努力の結果も見えないですよね。これは努力してくださいと申し上げている。区民まつりにいらしても、目黒区に美術館があったということを知らない目黒区民もいるということを、もうずっと言っているんですけれども、この辺は来年はしっかりこの区民まつりのときに、美術館が何らかの企画展を開催して、それが区展であってもいいかもしれないけれども、多くの方たちが美術館に訪れて、目黒区の美術館はすばらしいものがあったなと、そこはお茶も飲めるところがあるんですから、そういう努力をしていただきたいんですけれど、いかがでしょうか。  目黒区独自のはっぴですね、実行委員会とも相談していく方針ということですが、予算をつけるのは区側なんですから、ぜひ来年に向けてやっていただけないか、新区民生活部長、どうでしょう、意気込みは、新しいはっぴ。 ○竹内文化・スポーツ部長  まず、1点目の日程のことでございます。  鴨志田委員からはこれまでも御指摘をいただいているところでございます。本当に私どもとしても、その区民まつりで多くの方が来るときに、そのときにぜひ美術館で作品を見ていただきたいという気持ちは持っているところでございます。  一方で、美術展の企画展については、かなり、一、二年度、数年前から日程等々が一定程度決まっているということもございまして、本来であれば今年度からということでいろいろ調整もしたところでございますが、今年度は区民まつりの日に美術館の展示をしていないということで、そこが解消できなかったということでございます。これについては、美術館ともよく調整して相談しておりますので、来年に向けては、ぜひ区民まつりにお越しいただいた方に美術館の作品を見ていただくという形ができるよう、引き続き取り組んでまいりたいと思っております。  2点目のはっぴについて、でございます。  これについては、確かにいろんな自治体が集まったときに、私ども、かなり古いはっぴを着ていただいているということは承知をしております。これについては、財政的な面もございますが、どういう形でできるのかということについては、引き続き実行委員会ともよく相談しながら対応してまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○鴨志田委員  区民まつりの日に美術館が休館ということで、先ほど指摘しているように、結局連携がとれていないんですよ、区側と美術館側というんですか。連携がとれてないのがこの結果になっていると思うんですよ。ですから、重々先ほど申し上げたように連携をとって、どう目黒区を盛り上げていくかということが大事なんで、連携を深めて結果を出してほしいんですよ。できない理由じゃなくて、結果を出してほしいんですけれど、いかがでしょうか。  はっぴに関しては、もちろん予算も必要ですし、気仙沼、臼杵市があんなかっこいいはっぴを着ていながら、ちょっと目黒区はアンティークな感じということを今度の9月の区民まつりでしっかり比較をして、目黒区らしいはっぴがどういうものがいいかということをアイデアを出しながら、来年度でも予算に向けて組んでいただきたいんですけれど、区民生活部長、いかがでしょうか。 ○竹内文化・スポーツ部長  連携の話については引き続きしっかり連携していくということで、目に見える形の成果ということはおっしゃるとおりでございますので、そういう意味で引き続き対応してまいりたいと思っております。  2点目のはっぴにつきましては、新たに作成するかどうかということも含めまして、委員の御指摘も参考にしながら、引き続き検討はさせていただきたいと思っております。  以上でございます。 ○今井委員長  鴨志田委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○西崎委員  区民まつりについてなんですけれども、まず、先月だったか先日、サンマの漁が通年解禁化されたということで、その背景には漁獲量の減少、特に隣国との兼ね合いというものがあるかと思うんですけれども、基本的には気仙沼のほうからは、とれてもとなくても毎年持ってきていただいているというような認識がありますので、実施すること自体に心配はしていないんですけれども、現状でその見通しであるとか、最近の状況であるとか、そういったところの情報というのはお持ちでしょうか。まず、一回伺います。 ○吉田文化・交流課長  今年度の量に関しましては、特段今のところ気仙沼のほうからこういうふうに大きく状況が変わります、といったような情報というのは今の時点では来てございませんが、1年、2年経過する中で状況の変化が起きてくるということはあろうかと思いますので、連絡を密にとりながら状況を注視してまいりたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○西崎委員  何で伺ったかというと、私も南部の人間なので、この区民まつりの日程については関心を持っておりまして、要は漁の時期が通年化されてこれまでと変化があったということで、さんま祭の実施時期も、もしかしたら何か新しい変化が加えられるのではないかと少し期待をしているところですので、これまでも再三御答弁の中で、他の委員への御答弁の中で検討するということをおっしゃっておりますけれども、ぜひそういった新しい視点を加えていただければと思うのですが、いかがでしょうか。 ○吉田文化・交流課長  委員御指摘のとおり、気仙沼の皆さんのサイドの事情というものが変化してくれば、それにあわせていろいろと検討事項も変わってこようかと思いますので、先ほどの答弁の繰り返しになりますけれども、変更については常に検討しておりますので、状況の変化もその検討の中に加えて検討してまいりたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○今井委員長  西崎委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○今井委員長  (6)平成31年度「第43回目黒区民まつり」及び「第43回目黒区民作品展」の日程について、終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(7)めぐろパーシモンホール大ホールの臨時休館について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○今井委員長  (7)めぐろパーシモンホール大ホールの臨時休館について、お願いいたします。 ○吉田文化・交流課長  それでは、(7)めぐろパーシモンホール大ホールの臨時休館について、御説明申し上げます。  項番1、臨時休館を行う日でございます。来年でございます。来年の1月14日火曜日から3月24日火曜日までの71日間でございます。  この期間、小ホールやリハーサル室、練習室、会議室等の利用は可能でございます。ですので、その間の利用申し込みや問い合わせ受付等は、通常どおり行う形となります。  対象施設が大ホールでございます。  理由でございますけれども、パーシモンホール大ホールの照明機器の更新と、舞台機構、大きなバトンでありますとか、そういったものの改修工事を行うためでございます。  区民への周知でございますけれども、区報としては、5月5日号の区報で周知を行ってまいります。  目黒区ホームページ及び館内表示等につきましては、当委員会終了後に速やかに行ってまいりたいというふうに考えてございます。  この件に関しましては、告示も行います。告示は本日委員会報告後に行うことを考えてございます。  報告は以上でございます。 ○今井委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。よろしいですか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○今井委員長  それでは、(7)めぐろパーシモンホール大ホールの臨時休館について、終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
    【報告事項】(8)八雲住区センター構成施設の臨時休館について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○今井委員長  (8)八雲住区センター構成施設の臨時休館について、お願いいたします。 ○藤田西部地区サービス事務所長  それでは、八雲住区センター構成施設の臨時休館について、御説明いたします。  なお、本件につきましては、4月10日に開催される文教・子ども委員会においても報告をいたします。  資料をごらんください。  項番1の八雲住区センター構成施設は、住区会議室、老人いこいの家、児童館、学童保育クラブの4施設でございます。  次に、項番2の臨時休館の期間は、令和元年10月1日火曜日から令和2年1月19日日曜日までで、この間、住区会議室及び老人いこいの家は休館いたします。  続きまして、項番3の臨時休館の理由は、開館して20年を経過した八雲住区センター全館の空気調和設備の改修工事を行うためです。同時に、照明をLEDに切りかえるための電気工事や、天井材の撤去、新設に伴う建築工事などを行うため、工事期間が約3カ月半になります。  続きまして、項番4の工事期間中の管理体制ですが、住区会議室の利用受付や日常の施設管理は行います。なお、八雲住区センター本館から離れた場所にある中根一丁目会議室、第5・第6会議室ですが、こちらは通常どおり開館いたします。  最後に、項番5の周知方法ですが、区報の5月15日号、ホームページ、集会施設予約システムへの掲載、公営掲示板及び館内掲示により周知いたします。  利用者の皆様には御不便をおかけいたしますが、工事の目的や効果など丁寧な説明を行ってまいりたいと思います。  私からの説明は以上になります。 ○今井委員長  説明が終わりました。  質疑を受けます。よろしいですか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○今井委員長  それでは、(8)八雲住区センター構成施設の臨時休館について、終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(9)目黒区地域包括支援センター事業委託事業者の選定結果について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○今井委員長  (9)目黒区地域包括支援センター事業委託事業者の選定結果について、お願いいたします。 ○細野福祉総合課長  それでは、資料に沿って御説明申し上げます。  本件は、本年1月9日の本委員会において、平成32年度以降の事業運営に向け、目黒区地域包括支援センター事業委託事業者の選定を行うことについて、報告したところでございますが、このたび、その選定を行いましたので、結果を御報告するものでございます。  資料、項番1、経過といたしまして、記載のとおり、1月10日から2月12日までの約1カ月間の公募期間を設定し、2月24日と3月3日に実施した選定委員会による審査を経て、選定に至ったものでございます。  次に、資料、項番2、応募状況及び選定事業者でございます。  表に各地区ごとの応募事業者数と選定事業者を記載しております。  北部、南部、西部につきましては、引き続きの現在の事業者を選定いたしました。東部と中央につきましては、現在と異なる事業者を選定しております。  選定に当たりましては、資料の下の部分に参考として、選定委員会の名簿を載せてありますが、健康福祉部長を委員長とし、副委員長に社会福祉の専門家である学識経験者を、委員には経営及び財務に関する有識者と健康福祉部の管理職6名を充て、事業者選定委員会を設置いたしました。  次に、資料1をごらんください。  こちらは、第一次審査及び第二次審査の選定結果の一覧表でございます。  第一次審査と第二次審査の得点の合計が、一番下の総合計欄の得点でございます。地区ごとに得点が最も高い事業者を選定しております。  資料の項番3、今後の予定でございますが、事業者の交代がある地区においては、平成31年度中に業務引き継ぎを実施し、来年4月から新受託者による業務を開始する予定でございます。  説明は以上でございます。 ○今井委員長  説明が終わりました。 ○宮澤委員  すいません、今補足説明をしていただいた中で、もしかして聞き漏らしたかもしれませんけれど、これ、事業委託される期間って何年とおっしゃっていましたでしょうか。  そこを1点目と、あと、今回新しく入られているところも中にありますよね。それで、たしか目黒区社会福祉事業団が幾つか入っていたかなというふうに少し記憶をしているんですけれども、どこがどういうふうに変わられたのかというところを確認させていただきたいと思います。  1点目、そのじゃ2つ、期間と。 ○細野福祉総合課長  委託の期間でございますが、5年間でございます。  それから、委員が御指摘のとおり、現在、社会福祉事業団は東部、中央、西部の3カ所の地域包括支援センター業務を受託しております。そのうち東部と中央の2カ所が、来年度から奉優会に変更になるということでございます。  以上でございます。 ○宮澤委員  わかりました。  2カ所変わったということです。それで、入れかえになったということですけれども、何か新しい事業とか、何か付加されたことがあったのかというか、選定をされたんでしょうから、どういう形でどういう理由で変わられたのかということを、1点伺いたいと思います。 ○細野福祉総合課長  今回新たに選定された事業者の事業計画では、制度のはざまに生じている課題に関する相談や、災害時要援護者への支援など新たな提案が数多くなされ、その積極性が高く評価されたものと考えております。  以上でございます。 ○宮澤委員  多分、奉優会さんもそうでしょうけれども、事業団さんのほうも事業団さんのほうで多分提案されていて、結果、多分この資料1を見ればわかるんでしょうけれど、今課長が答弁されたような数多くのことが上回っていたというのは、それは、これ包括支援センターですから、もう本当に核になってこれからやっていくところですけれども、目黒区が考えている肝になるとしている部分が、奉優会のほうがすぐれていたというようなことの判断でよろしいわけですよね。そこを確認したいと思います。 ○細野福祉総合課長  選定委員会では、奉優会が現在指定管理を行っている高齢者センター及び田道在宅ケア多機能センター、7月に旧第六中学校跡地に新設する特別養護老人ホームとの連携が期待できる。また、精神保健福祉士の配置等、総合相談の対応など、具体的な提案を高く評価するとの議論がありました。  このような点が、現在の事業者の実績を上回る評価につながったものと考えております。  以上でございます。 ○宮澤委員  結果的には、これから期待するところもたくさんあるわけですけれども、区内でもさまざま委託をしているところですので、連携もしっかりとっていただくという話も今、答弁でいただきました。  その連携というのとはちょっと違うんですけれど、結局委託を今後の予定で平成31年度中に引き継ぎをして、令和2年4月から新しく事業を開始するという今後の予定もありますけれども、この引き継ぎに関しては、しっかりとやっていただきたいと。ここが先ほどからお話しさせていただいているように、総合福祉課もできて、包括支援センターというのが各地区での拠点になっていく場所ですので、事業者が変わるわけですから、そういった引き継ぎに漏れがないように、そのあたりの対応はどのような感じでされていくのかというのを最後伺いたいと思います。 ○細野福祉総合課長  区といたしましては、9カ月程度の引き継ぎ期間を想定していますので、受託事業者の交代により区民サービスが低下することがないよう、これから受託事業者と引き継ぎの調整をしてまいります。  以上でございます。 ○今井委員長  宮澤委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○たぞえ委員  2つほど法人が変わったということで、新しい風が吹いてきていいんじゃないかなと思うんですが、ちょっと1点、選定結果のほうで、東部と中央と西部で何か3位の点数がすごく低いんですけれども、これは何か資料のつくり方とか、ちゃんとやっぱり、継続されているところとか、なれていらっしゃるところのほうが多分通りやすいのかなとか、そういうのもあると思うんですけれど、しっかり指導していただいたのかどうかというのと、あとは今回、東部、中央、西部で、西部は事業団で1,050点とっているんですけれど、東部と中央も1,055点とか1,061点とか、全部で近い点数をとれているにもかかわらず、東部とか中央とかで同じぐらいの点数がちょっと届かなかったというのは、やっぱり、さっきの委員の質問の中にもあったのかもしれないんですけれど、特性があるのでしょうか。  以上2点です。 ○細野福祉総合課長  1点目の低い評価のところがあったということでございますが、この一覧表をごらんいただいて、左のところにそれぞれの項目がございます。これに対して一つ一つの項目にそれぞれ委員の配点が5点とか10点とかありますので、それを8人の委員がそれぞれ評価した合計ですので、何か意図があって下げているとか、そういうことではございません。その資料上の、提出された資料とか、プレゼンテーションについての評価を適正にしたものと考えております。  2点目でございますが、今申し上げましたことと同様になりますが、その地区ごとの特性とか、そういうものは特にないのですが、その出てきたものをそれぞれ評価した結果がこのような点数になっておりますので、地区によってこれが高いからとか、例えば北部地区が998点で事業者はとっておりますが、ここは提案業者1者しかございませんので、そのままとったと。あとは点が高いところが競争というか、評価上、点数、得点化した場合に、一定の点数をとっていてもその点数の差で負けてしまう、とれなかったというところもございます。  以上でございます。 ○たぞえ委員  ふだんきついことを言っていますが、あんまり別に評価がしっかりできていないとは質問の中で言ったつもりではございませんで、開きがあることの背景をちょっと伺いたかっただけなんですけれど、3位のところ、普通、競ってくれるのかなと思ったんですけれど、やっぱり3位のところだけがくんと点数が落ちるので、新規とか継続とか、何か申し込みされるときに、本来評価されるべきところがきちんと評価されるような申請書だったのかとか、ちゃんと競っていただけるように、何かアドバイスとかはしていただけたのか、それともそういうことはしないから、やっぱり書類作成においても各事業者の努力ですといったところなのかが伺いたいのと。この点数ですといったところは別に疑問を抱いていなくて、疑問なのは、多分選定事業者と2位、3位って、東部、中央、西部だと大体同じだと思うんです。だけれども、この差が出たということがちょっと疑問に思ったのであえて聞いているんですが、いかがでしょうか。 ○上田健康福祉部長  ただいま、1点目の第3位のところがかなり低いというお尋ねでございます。  第3位のところは、東部、中央、西部とも同じ業者でございます。ここの3位になった業者につきましては、ほかでも実績はございますので、それなりのものを私どもも期待していたところです。書類等には不備はございませんし、事前に視察、包括支援センターの見学等も積極的に参加されて、全部の箇所を参加されたこともあったので、私どももかなり期待したところでございますが、中身が余り追いついてこなかった、というところが実際でございます。  あと、金額については、金額を1位と2位のところも比べていただいてわかるように、見積もり金額で私どもはいわゆる安かろう悪かろうというようなことにはさせないようにするために、余り差をつけることなく、配点したところでございます。ただ、それでもかなり3位のところについては高い金額を示してきたのは事実でございます。  中身についてもっと言えば、新しく、先ほど申し上げたような災害要配慮者とか、あと総合相談事業に向けた取り組みの姿勢、そういったものがほかでもやっているというふうに提案があったんですけれども、それなりのものが提案されなかったと、そこが全体として評価が低くなったというふうに私どもは考えてございます。  また、東部、中央の2位と、それから選定事業者となった1位との差でございますが、おっしゃるとおり、東部、中央、それから西部として選定をとった事業者の点数はそれほど変わりないのは事実でございます。  これにつきましても、先ほど御説明したとおり、西部については今までの実績もあり、地域のこともよく知っているということで、2位、3位の業者と比べればきめ細かな提案がなされました。ただ、東部、中央に関しましては、今までとそれなりに変わりがない、今後の発展性がない。それと新しい複合課題へのはざまの問題に対しても、もう少し積極的に決めていただける、そういったものもあったかというふうに私どもは評価したところでございます。  申しわけありません。ちょっと訂正がございます。  3位につきましては、金額が高過ぎではなくて安過ぎておりまして、それについてはちょっとどうかということと、あと包括支援センター、今15人前後、今どの地区も組んでございますが、3位につきましてはかなり低い人数で、しかもこれから採用する、経験者も配置する、そういったものも提案なんかございませんでしたので、そういった意味では先行きの不確かさというものも考慮に入れて、点数が低くなったというところでございます。  以上でございます。 ○今井委員長  たぞえ委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○石川副委員長  幾つか質問していきます。  要は、事業団が東部と中央で落っこちたわけですよね。別に私は事業団だけを評価しているというわけではありませんが、従来やっていた事業団は落ちて、それで、しかし西部だけ社会福祉事業団は生き残ったという形なんですけれども、やはり包括支援センターは今後福祉の拠点となるわけで、重要な役割だと思うんですけれども、同じ事業団で、地域によって同じ事業体ですよね、それがその地域によってそんなに変わるのかと。要は同じ方針のもとでやっているところで、地域によってそんな差があるのかと。そもそもはあるのかどうか、その辺が不思議でならないのですが、その点について、だから、具体的に西部で評価されて、東部と中央でなぜ落ちなければならなかったのかということを、具体的に教えていただきたいというのが1点目。  それと、北部は1事業者、東部と中央が3、そして西部が3で南部が1ですが、それぞれの地域の状況があるからとおっしゃるんですけれども、それであれば、単純に思うのは、1事業者しかなければ、それはそこしか指定にはならないですよね。それであるならば、包括であるならば、東西南北一緒にして、例えば、要は一緒くたにして、事業者を公募することもできるわけですよね。そこの中で高い順にとっていくということもできるわけですよ。それで、北部とか南部かな、そこの地域を知っているとか言っていますけれども、知っている事業団が変わって新たなところになるということを考えれば、地区ごとにその包括支援センターを公募する必要があるのかどうか。全体でやって高い順にとっていくというのが合理的ではないかと思うのですが、その点についてはいがでしょうか。 ○上田健康福祉部長  確かに、事業団が3カ所今まで組んでいました。西部のことは地域のことをよく存じ上げているということも先ほど御説明いたしましたが、提案の中で一番事業団の説明の中で感じたこと、それから書類の中で感じたこと、西部については本当に地域のことをよく存じ上げていて、地域との連携あるいは町会との連携、あるいは地元にある団体との連携、自分たちはその地域の中の資源をいかに使って、これからアウトリーチ、相談に来られない人たちのところへの訪問、そういったものの提案もよくされていて、理解が進んでいるというふうに私どもは感じたところでございます。  ただ、それと同じような状況が東部と中央にあったかというと、東部は一番、総合庁舎の中に包括支援センターもありますので、相談者数が多いところです。それにもかかわらず、そこら辺の経験則を生かせていないということ、あと東部もそれなりに地域が広いので、出張相談等も行っていますが、それについての自分たちとしてのノウハウを生かしながら、より多くの人たちに包括支援センターを知っていただく、そういった工夫が余りされていないというところは、私どもとしては、今までの実績があるにもかかわらずどうか、というところで評価したところでございます。  もう一つ、5カ所一遍にというお話がありましたが、そもそも包括支援センター立ち上げるときに、平成18年のときに地区保健サービス事務所、それが5地区あり、それとまず並行して包括を立ち上げた、そういう経緯がございますので、それぞれのそのときからその地域、地域でしっかり保健福祉サービス事務所が地域を把握して進めていくという方針を立てたところでございますので、そこから全部を一括して、上から順番にとっていくというのは、それは余りにも地域のこと、区民のことをちょっと、よく知っている人たちがやるべきであって、だからといって交代があり得ないかというと、そういうわけではありませんので、今、今回交代がありましたけれども、その交代があったときの先に、じゃ、地域をどうするかというので引き継ぎ期間を、私どもとしては9カ月設けて、きちんと把握した上で先に進めていこうというふうに考えた結論でございます。  以上です。 ○石川副委員長  包括支援センターの設置された経過は、重々理解しています。しかし、そもそも社会福祉事業団というのは、目黒区が特養ホームを運営するに当たってつくった組織ですよね。それと、あそこには元区の職員の幹部がどんどん送られているわけですよね。それで、目黒の福祉、特養ホームなどを担ってきていたわけですよ。それで、特養ホームでは、民間の施設とは違って、区の施設だということで、民間にはない補助とか、そういうのが入ってきた事業団なんですよね。その事業団に今まで本当に包括支援センターというのは私は重要な役割をするからこそ、事業団がとっていったんだと思うんです。  一つの組織が地域によって全く違っていたりというか、要はきちんとされていなかったという現状がある結果が、ここに今回落とされたということですよね。その辺は事業団に対して、区は今までそうした問題が、この指定がある選定委員会以前にそうした問題というのを指摘することができなかったのかと。だって、区がつくった施設でしょう。区の幹部がどんどん行っていたわけでしょう。それが非常に私はよくわからないし、特養ホームを、ちょっと話がずれますが、選定するときも、事業団、この間落ちているところもありますよね。そうしたところでは、やはり、きちんとその事業団についての区のかかわり方というか、そういうものが非常に指摘されるのではないかと思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。  そして、私はやっぱり、地域があるから別々にというところで指定の公募をやるということですけれども、でもやっぱり現実問題、事業団から奉優会に変わる地域があるわけですから、私は別にその包括が一括して公募しても、やはり高いところの事業者があればきちんと配置していくというところでは、それは引き継ぎのところで問題は当然出てくる、それは同じところがやるわけではないですからね。でもそれは、きちんとした点数のところで評価できるのではないかなと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。 ○今井委員長  暫時休憩いたします。再開は、午後1時。  (休憩) ○今井委員長  休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  石川副委員長の答弁からお願いをいたします。 ○上田健康福祉部長  区と事業団との関係のお話がございました。さかのぼることかなり昔になりますが、昭和46年のときに社会福祉事業団の設立ということに関して、国から通知が出されました。それに基づきまして、平成元年10月に目黒区では、区立特別養護老人ホームなどの区立福祉施設を運営させる目的として事業団を設立した。確かにそのときはそういうことはございました。  ただ、その後、状況が変化しまして、平成14年の厚生労働省の通知によりまして、この昭和46年の通知というのは、義務づけの通知から技術的助言という形に変わってまいりました。それとともに、事業団の役割というものが国の通知におきましても、先駆的な事業とか研究事業への取り組み、そういったものにシフトし、また一般の社会福祉法人では果たすことができない困難な事業、そういったものへの取り組みが求められるようになってきたところでございます。  この通知の変化によりまして、区の設置した福祉施設の委託先、そういったものも特段事業団にさせなければいけないという、そういった制約もなくなりました。同時に、介護保険制度も導入されてきましたので、高齢福祉分野には特にそうなんですけれども、一般社会福祉法人、こういったものが公の施設への参入が可能となったというところがございます。  先ほど委員がおっしゃったように、確かに最初は事業団は区がつくりました。今もそこは区が設立したことについては変わってございません。ただ、今までの社会状況の変化の中で、必ずしも区立の福祉施設を事業団にさせなくてはいけないという状況ではなくなったということは、御理解いただきたいと思います。  ただ、そうはいっても、昨年の議会でも議決いただきましたように、指定管理者制度の引き続きの施設運営に関しては、特別養護老人ホームあるいは障害者の施設、これまでの利用者との関係、これまでの実績も含めまして社会福祉事業団に継続してお願いしている、またそこは御理解いただきたいと思っております。  今後のいろんなことにつきましては、今までも高齢者センターとか、あるいは小規模多機能のように公募もかけてきてございます。その都度とれるところ、とれないところ、それはさまざまございます。その分につきましては、一般の社会福祉法人がそれなりにできてきているところ、これだけ数多くが出てきたところで、我々も事業団のみを特命というか随意契約でやれるかどうかというのは、やはり公金の使い方として考えねばいけないと、そのように考えている次第でございます。  今回の包括支援センターにおきましては、委託の関係での仕事というところでございますので、あくまでも主導権といいますか、責任の所在は区のほうにございます。しかも、最大で5年間という時限つきでございますので、そういった意味では公募という選択をこれまでもしてきたところなので、今回もそういった公募を行ってきたと。  今回の包括支援センターの選定に当たっては、きちんとした選定基準を設け、その内容に応じて複数の委員が選定委員会を設け、学識経験者も入れ、税理士も入れた上での第三者的な公平な観点から選定した結果、このような結果になったというところでございます。  事業団との関係でいえば、これまでも福祉施設をさまざま運用してきてございますので、そういった意味では毎月定期的に話し合いも設けておりますし、指導というよりはお互いに協議を重ねて、運営についていろいろ取り交わしてきているところでございます。  それは、こと区立施設の運営だけではなくて、事業団本体として今後どういうふうに進むべきか、こういった動きについてはどう対応するかといった、そういった問題についても十分話し合ってきておりますので、今後もそれは引き続き行っていきたいと思っております。  また、5カ所の選定の件ですが、全部まとめて公募して、それぞれ充てるというのは、やはり少し行き過ぎかというところもございまして、先ほどもちょっと申し上げましたように、包括的相談支援体制、そういったものが国のほうが地域共生社会の位置づけを目指していますように、区もそれに応じて対応していくということで、この4月には福祉総合課も設置してまいりました。それの区民向けの最初の窓口はやっぱり地域包括支援センターですので、きめ細かな対応というのは包括支援センターに求められてきているところでございます。  これまでも5地区でそれなりの地域性を加味した上での運営を行ってきておりますが、そういった地域の中の特色、それから資源というものを最大限に生かし、引き出しながら区民の方の相談に応えていく。また相談に応えるだけではなくて、相談にこられない方たちのもとにアプローチをして課題を解決していきたいと、そういう思いですので、一括して選定して順番に充てるというのではなくて、やはりその地域、この地域ではどういうことが展開できるという提案をいただいた上で、そこの選定に当たってきたと、そういう経緯でございます。  以上でございます。 ○石川副委員長  まず、事業団のことですが、今経過をお聞きしたんですが、一つは、例えば今回の包括を選定するに当たっては、同じ事業団、運営状況、一つの事業団ですよね、であっても、包括支援センターを運営する、3カ所今までやってきたわけですから、それを評価した結果、同じ事業団であっても全く評価は違うと。極端に言えば、内容は違うという理解でよろしいんですよね。  それと、事業団は目黒区がつくってきたわけですけれども、今、区立の施設を指定管理していますよね。だから、他の民間の施設とは異なり、重度の方が入っていたりとか、さまざまな課題を区立施設として受けているから、民間にはその補助が入っていないけれど入っているんだよと。そうすると、将来的には、私なんかは、従来は区の施設とかさまざまな施設については事業団というか、と思っていましたが、既にもう事業団が選定で落ちているケースもあるので、今後も、今もそうですが、今後も事業団は社会福祉法人の一事業者として、区としては扱っていくという理解でいいんですか。要は評価したときによってきちんと、幾つかの中で高ければ活用するけれども、評価が悪ければ、事業団だからといって必ず利用することはないという、区の方針はそういうことなんでしょうか。
     今たまたま、指定管理で特養ホームはなりましたよね、区立の特養。なっているから、区立の特別養護老人ホームだからこそ、そこに補助が入っている。その事業団だからということではないという理解でいいんでしょうかということ。  あとは、5地域の部分で地域性をとおっしゃったんですが、地域性を重視したからということも、それはそれで理解できるところもあるんですけれども、でも包括が例えば事業団から奉優会に変わる、要は結局変わるところだって出ているわけですから、私はこれは平行線になるわけですけれども、必ずしも、1包括のところを別々に公募する必要はあるのだろうかというのは、やっぱり例えば評価の点数の高いところがあっても、こちら低いところがあっても通るわけですよね、今の状況だとね。例えば1包括のところに1事業者しかいなければ、そこが通っていくわけですから、その辺についてはちょっと、私は平行線になっていくんだろうなとは思うんですけれども、こうした検討というか、公募の仕方を今後もやっていくのかなとちょっとお聞きしたいと思います。  以上です。 ○上田健康福祉部長  まず、1点目の同じ事業団といっても、東部、中央、西部、それぞれの内容で判断したというふうに御理解いただければと思っております。  点数を見ていただくと、東部、中央、西部の事業団の点数は、そんなに大きく変わっていないと思います。ただ、それにまさるものが東部と中央にあったということと、西部については極端に数字が低いというところもあり、やはり競争の中でいけば、西部は事業団が残ったというところかなというふうに思っています。  中身については、西部の中身はやはり東部と中央とはやっぱり違う中身でした。西部の提案内容は、地域のことをよく理解していますので、こういったつながりの中でこういう提案というのがきめ細かく出てきております。それは日ごろの包括支援センター事業の中でも苦情対応等は政府は比較的少なく、何か課題があればすぐに対応できるという、そういったところの迅速性もかなり日ごろの評価も高いというところもございましたので、そこはやっぱり東部と中央とは若干事業運営の中身が、同じ事業団であっても違うということは私どもも今回本当に数字的に見ても明らかになったというふうに考えています。  それから、今後、区立施設の事業団の指定管理などのそういった考え方ですけれども、指定管理についてはことしから10年間というところでやっていますので、10年後の状況がどうなるかは、それはちょっと今、急にどうするかということはまだ言えないところでございます。  ただ、今回の指定管理者のときの評価委員会の中で、10年というのは余りにも長いので、5年後にやはりもう一度きちんとした評価をしたらどうかという御意見もありましたので、そういった評価の中から、今後続けていくかどうかというところは判断せざるを得ないと思います。  ただ、にわかに公募するとか、ほかの事業団と一緒に全てを公募するという考え方はここでは申し上げられませんけれども、やはりそのときの状況とか社会福祉事業団の置かれている状況、あとこれから目黒三丁目も手がけていきますので、そういった状況も加味しながらその都度判断していく、という形にあるというふうに私どもは思っているところでございます。  あえて区立施設、今、区立施設だから補助金は出しているということでございますが、高齢者施設も障害者施設も介護報酬等で成り立ってございますので、収入があり、それで支出がありますので、そこは介護保険制度にのっとってやっています。  ただ、区立施設として求められるものというのが、先ほど委員おっしゃったように、重度の方を受け入れる、民間では受け入れられない障害者の方を受け入れる、あるいはショートステイを充実させる、そういった事業の部分については補助金を上乗せして、私たちは区立施設の運営を行ってきているというところでございます。  それから、5地区、あえてやはり分けることはないというところでございますが、やはりこれからはよりよいサービスを包括的な支援体制という中で、一人一人が抱える課題はよく世の中で言われるように、複合的で複雑になってきています。そこにきめ細かく対応する、あるいは障害者のサービスも今後受けていこうではないかということも今検討しているところの中で、そこを一くくりにやるというよりは、やっぱり地域に合った実情、やはり目黒区といえども、狭いといえども、やはりその地域、地域はやっぱりそれなりに資源も人も特性も違いますので、きめ細かな対応をしていくことが、我々は必要だと考えているところでございます。  以上です。 ○石川副委員長  平行線であるということですが、最後に1点なんですが、事業団に、そうすると、区の元幹部というか、送る必要があるのですかというか、その辺非常に疑問なんですが、あるんでしょうかねということで、最後1点です。 ○上田健康福祉部長  それは今回の件とはまた別の話でございますので、そこについては、また別途の検討になるかと思いますので、御了承いただきたいと思います。 ○今井委員長  石川副委員長の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○鴨志田委員  福祉もサービス業なので、一人一人によって、こういう切磋琢磨があって、結論が出たということ、これは私はいいと思っています。  当委員会でも、区の直営の特養ホームはどうもゆっくり時間が流れているという指摘もしたことがあるんですけれども、この結果を受けて、事業団のほうは何かコメント等あったらお伺いします。  以上です。 ○上田健康福祉部長  事業団のほうには、結果を3月末にお伝え申し上げました。率直に申し上げれば、落ちるとは思っていなかったということが、まず、第一です。  ただ、そのことについては、これまでも指定管理者の選定に当たっても、これから今までどおりではいけないと。今後はやはり事業団といえども、施策においても、事業の展開においても充実をしていかなくてはいけないし、ほかの社会福祉法人に負けないような新たな提案も研究をしていかなきゃいけないと、そこが求められているところだということをお話し申し上げ、御自分たちでもさまざまな経営改善計画とか、計画されておりますけれども、それも見直しをかけて少し前向きに考えていきたいということはお話がありました。  以上でございます。 ○鴨志田委員  お話を伺うと、事業団の中にもゆっくり時が流れているのかなという、そんな雰囲気があるんですけれども、当委員会には言ったんですけれども、やはり民間のほうが、私もいろんな民間行くんですけれど、やっぱりサービスがすぐれているんですね。それが活気であったり、指導者、管理者の指導であったり、やる気とかそういうものはある。当委員会でも、いろんな民間のところを、事業者さん自体も、また特養ホームも、施設長も視察に行って勉強したらどうかという提案をした中で、それをやっぱり実現していっていただいて、事業団が本当に切磋琢磨して残れるような体制は、区が幾ら指導しても無理だと思うんですよ、議会から言っても。やっぱり事業者さん自体が再生していかなきゃいけないと思うんですね。その辺をしっかり区側から伝えて、事業団の再生というのを、じゃ、誰が担ってくのかということになるんですけれど、その辺いかがでしょうか。 ○上田健康福祉部長  事業団の、特に特別養護老人ホームの御指摘がございましたが、ことし7月には第六中学校跡の特別養護老人ホーム、これは民間で立ち上がります。また、第四中学校跡の特別養護老人ホーム、障害施設についても令和3年とかに立ち上がる予定でございます。  そういったものが身近にできますので、事業団としてもそこは注視しておりまして、そちらのほうの視察はもちろんですけれども、意見交換などをぜひされて、職員の育成とか、職員のモチベーションのアップのさせ方とか、今回の包括の中でも提案があって明らかに差が出てきておりますので、そういったことはぜひ参考にしてほしいということはこちらからもお話し申し上げておりますので、今後も引き続きそういった指導はしていきたいと、そのように考えてございます。 ○鴨志田委員  先ほどの質問は、その中で事業団は誰が担っていくのかという、そういう改革なりスキルのアップですよね、それがポイントになる。幾ら区側が言ったところで、事業の組織自体が、また管理者が動いていかなければ変革していかないわけですから、誰が担うかということが事業の中でポイントだと思うんですけれど、いかがでしょうか。 ○上田健康福祉部長  事業団におきましてもちゃんとした組織がございますので、理事長以下、理事の方々が理事会を構成する評議員会もございます。そういった中で議論していただき、経営本部長を頭とした職員の組織もございますので、しっかりその中で検討していただいて、自分たちで力を発揮していただければと、そのように考えてございます。  以上です。 ○今井委員長  鴨志田委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○いいじま委員  1点だけ、私も高齢者の方に相談を受けて、中央なので、中央包括支援センターにはもう週に何回も行ったりするんですけれども、高齢者の方たちがすごく本当に信頼されていて、頼っているという状況で、今回、これ、全体の問題なんですけれど、平成から令和に変わるだけでもいろんな事件が、振り込め詐欺だったり、悪質なことが起こっている中で、やっぱり変わるということで何かがあってはいけないなと思っているんですけれども、不安になったり、何か注意喚起みたいなことを考えているかどうか。変わりますよということで、何かあったら困るなということがあるので、何かありましたら。 ○上田健康福祉部長  まず、きょうの御報告のもと、今後オープンにしていきますので、そこでまず、指定管理者が変わりますと。ただ、来年の4月からの指定管理者の変更ですので、その間、先ほど課長が答弁申し上げましたように、引き継ぎをちゃんとしていく中で、区民の方たちの不安を払拭できるような、そういった工夫も事業者と相談しながら進めてまいりたいと、そのように考えてございます。  以上です。 ○今井委員長  いいじま委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○今井委員長  ないようですので、(9)目黒区地域包括支援センター事業委託事業者の選定結果について、終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【報告事項】(10)認知症高齢者グループホームの指定について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○今井委員長  (10)認知症高齢者グループホームの指定について、お願いいたします。 ○伊藤介護保険課長  それでは、資料に基づきまして、認知症高齢者グループホームの指定について御説明を申し上げます。  ちなみに、この認知症高齢者グループホームでございますが、こちらは認知症の方が共同生活をする住宅で、食事ですとか入浴、排せつなどの日常生活上の支援や機能訓練などが受けられるというようなサービスを受けられるものでございます。これを一般的に認知症高齢者グループホームなどと呼んでいるものでございます。  まず、この指定の事業者でございますが、項番1、株式会社ケア21、本社は大阪にございます。ただ、こちらの事業者は23区内でも大田区や世田谷区、杉並区、中野区等で同様の認知症グループホームを既に運営している事業者でございます。  項番2、運営する事業所でございます。  名称及び事業の種類でございますが、グループホームたのしい家目黒東が丘という名称でございまして、介護保険上の事業の種類といたしましては、認知症対応型共同生活介護、介護予防認知症対応型共同生活介護という種類のものとなります。  (2)住所でございますが、目黒区東が丘一丁目29番4号でございます。駒沢通りから見まして、国立医療センターの裏手、東根公園のそばで、比較的世田谷区との区境に近い場所に設置をしてございます。  建物の構造でございますが、2階建ての鉄骨造でございます。  利用定員等につきましては、2ユニット、1ユニット9名で定員18人、居室数は18室でございまして、居室の面積は9.46平方メートルから10.08平方メートルとなっているものでございます。  指定年月日等につきましては、平成31年4月1日。  指定の有効期間といたしましては、この4月1日から令和7年3月31日までの6年間でございます。  また、本事業所の指定に当たりましては、介護保険法の規定に基づきまして、介護保険の被保険者、その他関係者からの意見等を反映させるよう努めなければならないとされていることもございます。このため、先月3月4日に学識経験者や被保険者などから構成いたします地域包括ケアに係る推進委員会にて協議をして、了承をいただいているものでございます。  説明は以上でございます。 ○今井委員長  説明が終わりました。  質疑を受けます。 ○鴨志田委員  私もいろんな相談を受ける中で、やっぱり認知症の家族を抱えてというのがすごくふえてきて、ニーズはますます高まるのかなという思いがしています。  そういう中で、目黒区の認知症グループホームができたのがまだ10年足らずだと思うんですけれども、今これは何件目なのかということが1点。  あと、これを見ますと、建物がセットで提案されたという提案型でよろしいのかということが2点目。  あと、認知症グループホームに入るには、もしニーズが高い場合はどこが選定するのか、目黒区なのか。  以上3点。 ○伊藤介護保険課長  3つの御質問でございますが、本グループホームは、目黒区では13番目の施設でございます。  それから、建物とのセットかというようなところでございますが、こちらにつきましては、いわゆるここの土地所有のオーナーさんがグループホームを建設いたしまして、それをこの事業者が借りて運営をするという形式でございます。  入居に当たりましてでございますが、こちらは通常いわゆるケアマネジャーさんがそれぞれの個々の方のケアマネジメントをしております。そういった中で、御家族の御事情ですとか御本人の状態、御希望等々を踏まえまして、ケアマネジャーさんのほうでこういうグループホームで生活されることがより適当だと判断いたしましたら、事業者のほうに申し込みをいたしまして、事業者さんのほうで最終的に決定するものでございます。  以上です。 ○鴨志田委員  ありがとうございました。わかりました。  ケアマネさんが紹介をして、事業者が決定するということなんですけれど、目黒区、13番目の今回グループホームということで、これは目黒区の中で認知症の方が入居する施設というのは充足しているのかどうか。充足していなかったとしたら、入居率は何%あるのかお伺いします。 ○伊藤介護保険課長  目黒区の介護保険事業計画によりますと、計画上のユニット数がございまして、現在、計画上は平成30年度末で見込みといたしまして29ユニット、1ユニット9人でございますので、29ユニットの261人が計画上でございますが、現在は28ユニット、252人が入居しているという、計画上ではそういう数字でございます。  以上でございます。 ○鴨志田委員  じゃ、平成30年度末ではほぼ目標は達成していると。そうすると、入居率というのは結構満杯なんでしょうか。 ○伊藤介護保険課長  入居者の数というところまでは、こちらでは、申しわけございません、正確には把握はしてございませんが、皆さんほぼ満室だというようなことは聞いてはございます。  以上でございます。 ○鴨志田委員  先ほど申し上げた、今後非常にニーズが高まっていくと思うんですよ。そういう中で、区として事業計画等はいかがでしょう。こういうグループホームがいいのか、それともまた別の形の認知症を対象にした施設がいいのか、お伺いします。 ○伊藤介護保険課長  委員御指摘のとおり、例えば特別養護老人ホームなどでも、目黒区ではかなりニーズがあるというようなところは御案内かと存じます。  いずれにいたしましても、目黒区はなかなか施設を建てる場合にも、やはり地価の問題等でなかなかすんなりと新しい施設が建てられるというものではございませんが、いずれにいたしましても3年に1回、介護保険の保険料の改定等の際には被保険者の皆さんなどのアンケート調査等もさせていただいて、その中からどういうものが必要かというところを区のほうで分析をして、計画を立てていくというところでございます。  以上でございます。 ○鴨志田委員  今、13番目の認知症グループホームができたということなんですけれども、入居費、月額ほぼ同じなのか、それとも結構差があるのか、この辺はどうなんでしょうか。 ○伊藤介護保険課長  全部をちょっと横断的に把握はしてございませんが、ほぼ大体食事のお値段とか、そういったところは比較的似ているところがございます。  ただ、例えばお家賃に関しましては、やはりそこの設置状況によって、多少差がある場合があるというふうに聞いております。  以上でございます。 ○鴨志田委員  やっぱり入居者さんにとって家賃というのは大きなポイントなので、ケアマネさんによってこういった事業者さんが紹介されて決定するということなんだけれど、価格の比較表みたいなのは、目黒区自体は持っていないんでしょうか。リストと価格表ですね。  以上です。 ○伊藤介護保険課長  そのような形で、御利用者の方に比較をしていただくというような資料というのはつくってはございません。  ただ、お家賃等につきましては事前に届け出ていただきますので、区のほうでは把握はしてございます。  以上でございます。 ○今井委員長  鴨志田委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○いいじま委員  1点だけ、ちょっと私も本当に御相談される機会が多いので、ちょっと細かいことなんですけれど、認知症高齢者グループホームの場合、皆さんで食事とかするので、普通食じゃなくちゃいけないというところがあったりするのですが、ここも腎臓食だったり、今、胃ろうを受けている方が結構いらして、特別食だったりとかということでは、断られてしまうというちょっと御相談があったんですけれども、ここはどうなのでしょうか。そこら辺、わかりますか。 ○伊藤介護保険課長  確かに、実は一つはこういった共同生活を営むことが可能な方というのが大前提に、申しわけございません、ございます。ただ、例えば御入居中にそうなった場合等もあるかもしれませんが、そういったところはグループホームと御家族等との御相談あるいはそういう状態の方で、より適切な介護を受けていただくような施設に例えば移っていただくとか、いろんな選択肢はあるかとは思いますが、いずれにいたしましても、基本はこの共同生活が可能な方というところが、大前提にあるというところでございます。 ○今井委員長  いいじま委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○石川副委員長  前もお聞きしたのですが、確認ですが、そして今の前の質問とちょっとかかわる部分もあるのですが、やはり認知症グループホームはついの住みかにはならないんですよね。結局認知症が進んで、共同で生活ができない場合というのは、基本的には出なければならないのか、それとも民民で契約しているわけですが、それは施設の判断なのか、その辺はどうなのでしょうか。 ○伊藤介護保険課長  グループホームによりましては、みとりというところまでやりますというところもございます。ちなみに、こちらのグループはみとりのほうもやっていきたいというような位置づけでございます。  ただ、先ほども申し上げましたように、例えば極度に、本当につきっきりで医療が必要な方とか、そういった場合には、やはりそこでお過ごしになるよりは、例えば医療のケアがより厚いところで生活をしていただいたほうが、例えば御本人が最終的にはふさわしいという場合もございますので、そういったところはしっかり見きわめていただかないといけないとは思っております。  以上です。 ○石川副委員長  あくまでも、その施設によってケース・バイ・ケースという考え方ということなのか、それと、基本的にはやっぱり認知症のグループホームはついの住みかというふうになり得る施設では、基本はグループで生活できる人というのが前提だと思いますので、ついの住みかとなるかどうかは、それは基本的にはならないという理解でいいんですか。 ○伊藤介護保険課長  繰り返しにはなるのでございますが、あくまでもこの共同生活の中で生活を営んでいただけるというところが大前提でございます。  ただし、今申し上げましたように、施設によりまして、医療の程度にもよるかとは思いますが、みとりというところもございます。そういう意味では、ついの住みかになる可能性はございます。ただ、いずれにしましても、その方の御状態ですとか、お気持ちですとか、御家族の御意向とか、そういったものを総合的に勘案して決まってくるものなのかなというふうに考えてございます。 ○今井委員長  石川副委員長の質疑を終わります。  ほかにございますか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○今井委員長  ないようですので、(10)認知症高齢者グループホームの指定について、終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【資料配付】(1)平成31年度中小企業のための融資あっせん制度のご案内 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○今井委員長  次に、資料配付。よろしいですか。  じゃ、これお読みください。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【その他】(1)次回の委員会の開催について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○今井委員長  その他でございますが、次回の委員会開催についてでございますが、こちらにつきましては、次期の体制のもとで決めることになりますので、省略をさせていただきます。  以上で、その他を終わらせていただきます。  本日は、今期最後の委員会でございますので、正副委員長より一言ずつ御挨拶をさせていただきます。  生活福祉委員会の委員長として、石川副委員長、委員の皆様、理事者の方々、そして事務局の方には大変お支えいただきまして1年間過ごすことができました。本当にありがとうございました。  この生活福祉委員会の委員長は、各委員会の委員長とは違いまして、区民に向き合ったというか、そういう会合とか、それから団体の総会とか新年会というのが多くございました。そういう中で、ある先輩議員は、選挙の年は生活福祉委員会の委員長をやりたいという方もいらっしゃいました。そういう部分では私はよかったのかな、ありがたかったのかなと思っているところでございます。  委員の方々には、これから本当に忙しくなりますが、頑張ってまいりましょう。  1年間お世話になりました。ありがとうございました。(拍手) ○石川副委員長  1年間どうもありがとうございました。  個人的には、2年間ここの委員会にいさせていただきました。制度がどんどん変わるので本当に難しいなと思っております。理事者の方も多分勉強するので大変なんだろうなとは思っていますが、さすが行政マンだなと思っていたりもします。  本当に目黒の福祉、なかなか国の制度改悪等々あって大変だとは思うのですが、ぜひ現場の皆さん、行政の皆さん、頑張ってください。  また、全員というか、頑張って、ここに来てぜひ皆さんの答弁を受けたいと思います。またよろしくお願いします。  本当にどうも1年間ありがとうございました。(拍手) ○今井委員長  委員の方でありますか。よろしいですか。理事者の方もよろしいですか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○今井委員長  これで閉会とさせていただきます。ありがとうございました。...