目黒区議会 2018-11-28
平成30年都市環境委員会(11月28日)
平成30年
都市環境委員会(11月28日)
都市環境委員会
1 日 時 平成30年11月28日(水)
開会 午前10時00分
散会 午後 4時12分
2 場 所 第三委員会室
3 出席者 委員長 吉 野 正 人 副委員長 小 林 かなこ
(8名)委 員 山 本 ひろこ 委 員 川 原 のぶあき
委 員 佐 藤 ゆたか 委 員 青 木 早 苗
委 員 森 美 彦 委 員 田 島 けんじ
4 欠席者
(0名)
5 出席説明員 中 澤
都市整備部長 橋 本 参事(
都市計画課長)
(15名)立 山
都市整備課長 澤 田
道路管理課長
清 水
土木工事課長 櫻 田 みどりと公園課長
三 吉 建築課長 高 橋 住宅課長
清 水
街づくり推進部長 原
地区整備課長
林
木密地域整備課長 田 島
環境清掃部長
佐 藤
環境保全課長 秋 田
清掃リサイクル課長
大 迫
清掃事務所長
6
区議会事務局 藤 田 議事・調査係長
(1名)
7 議 題
【視 察】
(1)特別区道路線(
下目黒四丁目地内)〔議案第86号〕
【議 案】
(1)議案第77号 目黒区
三田地区駐車場の
指定管理者の指定について
(2)議案第78号
目黒区立自転車等駐車場の
指定管理者の指定について
(3)議案第79号
目黒区立公園の
指定管理者の指定について
(4)議案第80号
目黒区営住宅の
指定管理者の指定について
(5)議案第81号
目黒区立区民住宅の
指定管理者の指定について
(6)議案第82号 目黒区
三田地区整備事業住宅の
指定管理者の指定について
(7)議案第83号 目黒区
従前居住者用住宅の
指定管理者の指定について
(8)議案第84号 目黒区エコプラザの
指定管理者の指定について
(9)議案第86号 特別区道路線の認定について
【その他】
(1)次回の
委員会開催について
─────────────────────────────────────────
○
吉野委員長 ただいまから
都市環境委員会を開会いたします。
本日の署名委員は、佐藤委員、森委員にお願いいたします。
議事の都合により、暫時休憩いたします。
再開は放送をもってお知らせいたします。
(休憩)
○
吉野委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【議 案】(1)議案第77号 目黒区
三田地区駐車場の
指定管理者の指定について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
吉野委員長 それでは、議案審査に入ります。
(1)議案第77号、目黒区
三田地区駐車場の
指定管理者の指定についてを議題といたします。
理事者から補足説明があれば受けます。
○
中澤都市整備部長 それでは、お手元の資料に基づきまして補足説明を申し上げたいと思います。
なお、本議案を含めまして、議案第77号から議案第83号までの
指定管理者の指定に関しましては、7月11日の
都市環境委員会に各施設の
指定管理者制度実施方針並びに
募集要項案について御報告したところでございます。
では、お手元の資料の目黒区
三田地区駐車場の
指定管理者の指定についてをごらんいただきたいと思います。
まず、目黒区
三田地区駐車場が設置されています
三田フレンズには、駐車場のほか住宅、また住区施設等がございますが、
指定管理者は施設ごとに公募いたしますので、住宅、住区施設を除いて、
三田フレンズとして
指定管理者を募集してございます。
では、まず1でございますが、
指定管理者の概要ですが、(1)対象施設の名称は
三田フレンズで、(2)指定する団体は、
株式会社日進産業でございます。(3)指定の期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間でございます。
2の募集結果ですが、(1)募集期間は、平成30年7月15日から8月13日まででございます。(2)応募者は1団体、
株式会社日進産業から応募がございました。
3の選定方法は記載のとおりで、要綱に基づき、
都市整備施設指定管理者選定評価委員会で応募団体に対し第一次評価及び第二次評価を行っております。
なお、この
選定評価委員会の構成につきましては、ページをちょっと開いていきますと、次のページ、2ページ目の下にございますので、こちらに別表のとおりに、今回の
都市整備部の所管の施設、この
指定管理者候補者の選定に当たりましては、全てこの
選定評価委員会による評価結果に基づいて行ってございます。別表でございますが、5人の委員で構成してございます。
それでは、1ページ目にちょっとお戻りいただきまして、4の選定の概要でございますが、(1)評価基準は表のとおりでございまして、第一次評価は、1、サービスに関する事項、2、
経営能力等に関する事項、改めましてこの3でございますが、今回
選定評価委員会で議論がございまして、改めて施設の効用を高める事項、これを加えております、各施設ですが。それと4、管理経費の効率化が図られるかでございます。第二次評価は、
ヒアリング及び質疑に係る事項ということで、最終的には総合評価を評価項目といたしております。それと総合評価でございます。
配点につきましては、表の配点欄に記載しておりますが、第一次評価のサービスに関する事項、
経営能力等に関する事項、また施設の効用に関する事項につきましては、
選定評価委員1人が最高115点を持ち点といたしまして、また次、管理経費の効率化につきましては、区から提示した参考金額に対する縮減率1%につき0.5ポイントということで上限を7ポイントとし、委員の数を乗じて加算してございます。第二次評価につきましては、委員1人当たり25点を持ち点といたしております。
(2)、裏面をごらんいただきたいと存じます。2ページ目でございます。
評価結果でございますが、総合得点が
株式会社日進産業が424点となってございます。
なお、評価項目の細目別の得点は、3ページの別紙に書かれておりますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。
次に、(3)選定理由ですが、
株式会社日進産業は、第一次評価において、サービスに関する事項及び
経営能力等に関する事項の各項目で高い評価を得ております。特に
経営能力等に関する事項の業務の実績、資格者の登録状況及び環境配慮の項目について高く評価されてございます。よって、第一次評価と第二次評価の結果を総合的に判断いたしまして、
株式会社日進産業を
三田フレンズ、いわゆるこの
三田地区駐車場の管理業務を遂行できる能力を有する団体として、第1位の
指定管理者候補者に選定したところでございます。
5でございますが、別添資料がございます。これは、団体の概要、それと定款でございます。ページでいきますと4ページが団体の概要でございます。5ページから定款、それと7ページからが財務の状況でございます。それと9ページからが仮基本協定書ということになっております。添付してございますので、あわせてごらんいただければと存じます。
補足説明は以上でございます。
○
吉野委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○田島委員 最初の
指定管理者の指定ということでございますので、少し質疑をさせていただきたいと思います。
まず、これを見ますと、応募者が1団体ということでございます。ずっとこの今までの経歴を見てみますと、類似施設というやつですが、平成18年からずっと変わらず指定管理を続けてきたということで、いい部分もあるんですけれども、それに伴って起きてくる、長くやっているがためにだんだん緊張感がなくなるとか、なれ合いになるということではないんでしょうけれども、そういう部分も危惧されております。まずは応募者1団体だったということに関して、区側としてはもう少し広く告知等、それから
応募要件等を考えていかなければいけなかったんではないかということで、そこを1点目お伺いしておきます。
2点目として、
選定委員会を組まれて評価について御審議いただいたわけなんですけれども、この審議内容というのがどんな部分なのか、要は今部長のほうから御説明いただいて、選定に値するかどうかという部分は非常に御協議いただいて、審議されてそれに値するという評価を得たということだと思うんですけど、そのほかにやっぱり1者、1団体で今まで決めてきたという部分、先ほどの質問と一緒になってしまうんですけれども、その辺についての評価があればお聞きしたいと思います。
それから、ちょっと気になったのは、この定款なんですけども、ビルの清掃及び管理というのがあるんですけど、やることが
駐車場管理ということだと思うんです、業務としては。この定款でいいのかどうかというのが2点目、ちょっとお聞きしておきます。
三田フレンズに関しましては、いろいろな問題もありながらも続けてきた部分でしょうから、それで。
あと、駐車場ですから、駐車料金について何か特筆するべきものがあれば教えておいていただきたいと思います。
以上です。
○
立山都市整備課長 では、委員、4点にわたる御質問でございます。
まず、1点目、1団体であったということで、この問題といいますか、そういうところでございます。過去、前回の平成25年の選定評価の段階では複数者、2者応募があった状態でございます。区側といたしましては、複数者応募していただくことを想定して募集をかけたところではございますが、今回は1者しか応募がなかったというところでございます。
途中経緯でいきますと、今回応募期間の問い合わせはなかったんですが、前回の25年以降、駐車場の管理をしているような会社から次の指定期間に向けてちょっと
問い合わせ等は複数あったとは聞いてございます。ただ、3点目のところとも若干かぶりますが、
三田フレンズが駐車場だけの指定管理ではございませんで、ほかの住宅や住区施設、それぞれの指定管理が行っているところの共有部分については、この業者が全体的に管理をしているというところで、ビル管理も含めて行うというところで、なかなか若干、管理形態が特化していない部分、ビル管理と
駐車場管理というところがございまして、駐車場の専門的な業者さんとしては入りづらかったのかなというところは、ちょっと想定はしてございます。
できるだけ応募等についても、今後はまた検討していく必要があるのかなと。また、応募期間だけではなく、先ほど言いましたように、通常の期間の中でも
問い合わせ等あれば、次回の選定に向けて適切な御案内はしていきたいと考えてございます。
2点目の評価でございます。評価の中でどういう評価が、ということでございます。
1点目でもありましたマンネリ化してくるとやはり問題ではないかというところで、部長のほうの補足説明でもございました評価項目を1ページの第一次評価の項目の表の中、3点目の施設の効用に関する事項ということで、これは
選定委員会の中で従来と同じことをやっていてはだめでしょうということで、できるだけ効用を図るという部分を、効果をもっと上げていくというそういう視点を持つべきだという御指摘が
評価委員会の中からあって、こういう項目を今回からふやしてございます。
その評価がどうだったかというと、結果としては、この日進産業については、ほかの項目に比べまして、3ページの別紙を見ていただきますと、この3番目の点数は若干やはりほかのところに比べると低いかなというところがございます。そういう意味では、なかなか狙った部分は厳しいところはあったのかな、ビル管理的な、どちらかというと維持管理が中心の業務でございますので難しい部分があったのかなとは思います。ただ、そういう点も含めて厳しく
選定評価委員会では評価していただいていると考えてございます。
3点目は先ほどの説明と同じでございまして、4点目、駐車場の料金というところでございます。若干マンネリ化している部分を何とかしなければいけないという部分では、
駐車場料金そのものについては、これは7月の
運営評価委員会のほうで御報告させていただいていますが、駐車場の
料金収入自体はかなり上がってきておりまして、前回の選定のときは560万程度の収入に落ち込んでいたところ、29年度については、今、1,000万を超える状況になってきてございます。そういう努力はしている。そういう意味で、経営の能力とかサービスに関するところ、そういうところでは
一定程度評価はしていただいているのかなと考えているところでございます。
以上でございます。
○
吉野委員長 よろしいですか。
ほかにございますか。
○川原委員 さきの委員が質問した内容と若干重複する部分もあるかと思うんですが、要は1者だけでしたので、もうちょっと詳しく聞きたい部分があるかなというふうに思います。これは全体的な部分ですけども、やっぱり配点だけでの評価で選定理由ということで書かれている部分を参考にして、私たちは最終的にこの条例に賛成するか賛成しないかという判断をしなきゃいけないので、もうちょっと具体的に聞ければなと思うんですが、今回のその第一次の評価の中に施設の効用ということで、これは
評価委員会の要望で
指定管理者制度も平成18年ぐらいからスタートして、もう10年以上超えて、やっぱり新たな段階に入ってきているのかなという部分を踏まえて、こういうふうなものが入れられたんじゃないかなというふうに思っておりまして、それは評価をしていきたいというふうに思います。
その中で、先ほどビル管理がメーンの会社というか、部分が多いので、その
管理コストの削減とかそういうような部分では努力があるのかなと思うんですが、そのいまいち、いわゆる向上案、利用率の向上案とかサービスの向上案では弱かったという評価だったんですけど、この具体的にどんなような提案が、特筆すべきものがあれば、もしあれば聞かせていただきたいなというのがございますので、その点だけ確認したいと思います。
以上です。
○
立山都市整備課長 提案の内容で効用に関する部分でございますが、当初提案されていたのは、従来、
現状運営評価の中で提案してきているコスト削減とかそういうところをまたなぞった形の提案が主であった部分がありまして、そういう意味で努力していないわけではないけども、目新しい部分がないということで、評価としては余り高くはなかったのかなと。ただ、通常のサービスに関する事項や経営状況というところでは安定しているという御評価はいただいたのかなと。
ただ、
ヒアリングのときに、何か駐車場のもうちょっと利用向上というところで、今、
スマートフォンなりカーナビで駐車場の空き情報というのが見られるけど、そういう努力はということで、提案のときはまだ検討中だったので提案書に載せていなかったようでございますが、
ヒアリングの段階では、そういう
アプリケーションの会社と協議をして、近々導入する予定というそういう回答はございましたので、そういう意味では二次評価の中の施設の効用が発揮される提案というところでは、若干評価はその分出てきているのかなというふうには考えてございます。
以上でございます。
○川原委員 第一次のときはそういった部分で不確定要素もあったので挙げなかったということで、その
ヒアリングの時期にこの空き情報などのスマホ等を利用してできるようなものも検討していくというか、実施していくということで、
利用率向上につながっていくんだろうなというふうに思います。
今後、やはりこれはもう全体の指定管理に言えることですけども、先ほどのやっぱり施設の効用に関する事項というのは、今回から入れられているので、しっかりその辺を公募する際にアピールと言いますか、ちゃんとそういった部分を強調して、応募者に対して提案時にしっかり考えてくるようにということもアピールしていただきたいなと思いますし、これは見せ方の課題かと思いますけども、紙面の関係もあるので報告書の中に書き込めない部分もあるかもしれませんが、もし特筆すべき点があれば、今後その指定管理の報告の中にそういった部分でのところがあったというようなことも入れていただくと、我々は見て判断できる部分もあると思いますので、その辺改良と言いますか、次回以降見せ方について、記載の内容について検討いただければと思いますが、その点だけ確認したいと思います。
以上です。
○
立山都市整備課長 委員御指摘のとおりでございます。
選定評価委員会でもそこを強調すべきだということで、項目として一次評価の表で言うと一番左側の大きい項目にちゃんと載せていこうということもやってございます。募集要項にもそういう形では載せてございますが、今後また次回の5年後ではございますが、そこに向けてきちんとこういう部分、PRをしていくように、これについては検討していきたい、また申し送りもしていきたいと考えてございます。
○川原委員 ちょっと答弁漏れだと思いますけど、要はこの報告事項の中身の記載の方法についても、検討と言いますか、申し送りと言いますか、お願いできればと思うんですが、その点だけ確認したいと思います。
○
立山都市整備課長 済みません、答弁漏れで。
報告の中でもそういうところ、きちっとわかるような形で今後工夫させていただきたいと存じます。
○
吉野委員長 よろしいですか。
川原委員の質疑を終わります。
議事の都合により暫時休憩します。
休憩後、議案審査のため現地視察に向かいますので、議案第86号の条例案と追加資料をお持ちください。委員ならびに理事者の皆様は、午後1時に、3階南口に直接ご集合ください。委員会の再開は放送をもってお知らせしますので、よろしくお願いします。
(休憩)
○
吉野委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
引き続き、質疑を受けます。
○森委員 それでは、1点目ですが、
公契約条例が守られているかをどのようにチェックするのかという点についてです。リスク分担の表を見ましたけれども、物価変動や人件費の変動は、
指定管理者の分担になっています。そのことと
公契約条例の関係はどのようになっていますでしょうか。
それから2点目は、前期は、今の期ですね、5年間、管理施設の対象が変更になっています。そういう場合に、単年度の協定の中で管理経費に変更はあったんでしょうか。
そのことと関連して、住区
センター施設はどこまでが管理業務に入っているんでしょうか。
それから3点目は、施設の効用を高めるような提案はどうであったかという点です。今回新たに入れたんだけれども、余りその提案がなかったようで、点数が低かったという報告を先ほど受けました。空き状況をアプリを入れて、導入するというお話もありましたけども、その経費は区が持つのか
指定管理者が持つのか、その点はいかがでしょうか。
4点目が、障害者の利用と減免についてですけれども、条例で減免規定はないというお話は以前伺っているんですけども、やはり多様な所管の施設が入っていると。そこに障害者の利用も当然あるわけですし、昨今のさまざまな前進、障害者の権利の前進面を見ますと、やはり配慮すべきことかなと思いまして質問します。
一般の人と同じ額をここで出して駐車させているんでしょうかね。だとすると、少し配慮してもいいのかなと。だったら、要綱などで減免規定を設けてもいいのではないかというふうに思うんですが、いかがでしょうか。
それから最後、駐車場の使用料収入の推移と値上げの影響についてです。値上げしたので収入が上がったと、そういう関係はあるんでしょうけども、恐らくPR効果とかいろんな効果と
プラスマイナスだと思うんですよね。頭打ちの利用料金も1,500円でしたか、入れてますから、そういったことでも利用は促進されたと思いますし、そういうもろもろの
プラスマイナスでどんなふうに把握されているのか、利用率と定期利用の関係もその中に入っていると思いますので、ちょっと定期利用はどういう位置づけでふやしているのか、固定しているのか、そのあたりの状況いかがでしょうか。
以上。
○
立山都市整備課長 まず1点目、
公契約条例に関してでございます。
今回は、新たな期間の選定評価ということでございますので、募集要項の中に、目黒区の
公契約条例の適用を受けますということで募集の中に記載をしているところでございます。具体的にそれの、履行の確認というのはこれからになりますので、今どういうふうにということではございませんが、
公契約条例の規定の中には、その規定に載っています最低賃金といいますか支払いの限度額に関して、従事する職員が目にできるところにちゃんと掲示をするとか周知を図るというようなところも条例の中で、ございますので、それについては実際に31年度以降に実質的には確認をしていくのかなと考えてございます。
それと、これまで、現在の管理運営をしている中での変更でございますが、これについては店舗施設が昨年の12月に条例で改正してなくなってございます。そういう関係で、なくなった施設については、その施設に関係する、例えば施設の点検業務とかそういうものは、全て協議の中で不要になったものについては、随時協議をして
指定管理者との協定の中で金額は変更して、不要になったものは減額変更しているところでございます。
それと、住区
センター等の管理業務ということでございます。
三田フレンズにつきましては、住区
センター等最初説明もありましたが、住宅が別の
指定管理者で運営をされていますので、
三田フレンズのこの日進産業が行っているのは、共有部分の管理というところで業務を行っている。駐車場とその他の施設の共有部分について管理をしているというところでございます。
それと、施設の効用を高める点で、空き情報の
アプリケーションの経費ということでございます。
これについては、
指定管理者がいろいろと業者さん等を調べている中で、無料のアプリで、無料で掲載できるというものがあったということで、それを利用するというふうに聞いてございますので、これについては今経費はかからない、そういうものを努力として見つけてきたということでございます。
それと4点目、障害者の減免規定でございます。
これにつきましては、そもそもここの駐車場の目的がこの地域、恵比寿の
ガーデンプレイス等を含めた三田地区の開発が行われて、道路上の
違法駐車等をなくすための全体の交通計画の中で必要な
公共駐車場を、
三田フレンズの中でも確保するという目的でございます。大きな目的はそういう交通の流れといいますか、そういうところを阻害しないような交通安全対策的なところでございますので、
障害者対応ということは、もともと考えているものではございません。住区
センター等施設利用者の駐車場というような目的ではございませんので、減免規定ということは考えてございません。
必要に応じて若干場所はありますが、直近では、三田分室の前に
駐車スペースもございますし、そういう住区施設等を御利用される方で
障害者等利用があるということであれば、そういうところと連携して対応していきたいと考えてございます。
それと、駐車料金の収入でございますが、これについては、平成25年度に一度料金の値上げをしている。そういう中でも効果がなかなか上がりませんで、利用率が若干低下しているようなところも見受けられたということで、26年度に駐車の上限額、5時間以上駐車すると、5時間までで上限1,500円で、それ以降料金は上がらないという上限額を設定したということで、その辺の効果があってかなり利用率が上がってきているというふうに考えてございます。
全体の利用数の中で25%ほどは、年によって若干違いますけども、上限額以上の利用、5時間以上の駐車というところで、そこが大きく変わってきたのかなと。それまでは、近隣の駐車場がそういう上限枠の設定をしていた関係で、それまでここの駐車場を利用されていた方が周りにとめるようになったのかなというところから改正をしてございまして、徐々に利用率は上がってきている。
それと、定期利用についても一定程度上がってきてございまして、今約10台ほど毎月定期利用がございます。ただ、全体で駐車場が34台の
駐車スペースでございますので、余り定期利用をふやすと、一般利用がとめられなくなる。最近、実は時間帯によっては満車のときも見られるようになっているというところで、定期利用についても、この10台程度が妥当なところではないかなというところで、これは
指定管理者のほうと協議しながら、駐車の収入の増に向けて努めていきたいと考えているところでございます。
以上でございます。
○森委員
公契約条例との関係についてです。31年以降、実態は確認していくことになるのかなというお話でした。
これは、そうすると、初年度の31年度の単年度協定、仮契約を結んだわけですけども、その中に初年度の反映はどういうふうにうたわれているんでしょうか。5月に審議会を開いて、2019年は、というか、2019年からじゃないですね、あれ、1,010円って決めましたよね。ことしの10月1日に最賃、東京都の最低賃金は九百幾らだっけな、985円でしたっけ。東京都の最賃決まりましたよね、10月1日に。それで、それ以上なので、今年度は反映しなくても済むと思うんですけど、公契約を適用しても。
来年度、もし1,010円でいくとすると、途中でまた10月1日、また東京都の最賃が変わると、年度途中で。それはそれ以上じゃなきゃいけないよという決めなんだから、仮に1,010円って、来年5月にどうするかというのはありますけど、逆転しちゃった場合は、途中で単年度協定も変えなきゃいけないんでしょう。だとすると、翌年確認しますよなんていうのは、最賃制との関係で言うと遅いんじゃないかと思うんですけど、その点。
それから2点目は、管理業務の範囲についてです。
共有部分だけのようなことをおっしゃっているけども、設備は全部やってもらうわけでしょう、設備。ですよね、共有スペースだけじゃないですよね、設備全部やるんですよね。それで、住区センターのほうの所管では、受け付けだけやるんだよとか言ってたそうで、何かどこまでが管理業務の範囲になっているのかが、この書類を幾ら読んでもわからないんですよ。
例えば、住区
センター施設で床がちょっと小修繕必要になったと。区民部のほうでやるのか、こっちでやるのか、
指定管理者の業務の範囲はどうなっているのかということをお聞きしてるんです。
非常通報システムの維持管理はこっちですよね。でしょう、書いてあるんだから。消防設備についてもこっちですよね。各種住宅の室内の火災報知器は更新されているのかどうか。更新したようなんだけど、その計画というのはどっちがつくるのか、誰がつくるのかということをお聞きしたいんですよ、いかがでしょうか。
○
立山都市整備課長 まず1点、
公契約条例でございます。
これは、
公契約条例については、来年度の
公契約条例の最低額というか下限額だったと思いますが、それについては、これから公契約審議会で審議されて、そこで価格等が答申されて、それを参考に目黒区として来年度の金額を幾らにするということになりますので、今の段階で
公契約条例に基づく金額が決まっているわけではございませんので、それについては審議会のほうから答申があって、それを受けて目黒区として幾らにする。それに基づいて、こういう
指定管理者についてもどういうふうにするかというのは、またそれは全庁的な流れで指示が来るというふうに考えてございます。
現段階では、委員御指摘の最低賃金という形では、
指定管理者のほうはそこは確保した形で雇用しているというふうには聞いてございます。
2点目、管理業務の範囲でございます。
済みません、説明が不足してございますが、共有部分という意味では、例えばエレベーターとか全体にかかわる設備関係は日進産業のほうで行っているところでございますので、個別のシステム等については、それは個別でそれぞれやるところはあると思いますが、資料の14ページの業務の範囲のところで、基本的に行う業務というのを記載してございます。ここで(1)のアの部分が
指定管理者の業務、日進産業の業務、イのところで除かれる業務ということで、イのところで記載してございます。こういう形で分けをしているということでございます。
以上でございます。
○
吉野委員長 よろしいですか。
森委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○佐藤委員 1点だけ。来年の4月から同じ業者がまた引き継ぐことになると思うんですが、ここは保育園がオープンされますが、そういう部分で、先ほどの共有部分の管理という部分では、例えば敷地内、廊下とか
三田フレンズの正面側の敷地内も管理に入るんでしょうか。
それと、あとやはりそういう保育園とか、あとここは大丸跨線橋を使っての通学路にもなっていますので、そういう意味で、今までの仕事範囲からもうちょっと安全とかに対策とかを、そういうのは業者のほうに要望することできるんでしょうか、配慮することはできるんでしょうか。
以上です。
○
立山都市整備課長 まず1点目、敷地内の範囲ということで、建物の外構部分、出入り口のちょっと広場的になっているようなところとか庭の部分については、これは現在、
指定管理者の日進産業が管理する部分ということで業務を行ってございます。日常の施設点検とか清掃とか、そういうものは対象範囲になっているところでございます。
2点目は、大丸跨線橋から通じる通学路というところでございますが、ここは
指定管理者の業務という形でちょっと、業務とかそういうものではないところがございます。常識の範囲で施設の関係する部分で日常点検等というところは、そこは協力依頼をするようなことは可能かもしれませんが、そこはまた個別の課題ということで検討させていただきたいと思います。
○佐藤委員 済みません、私の言い方が間違っていまして、駐車場の出入り口のところですね。大丸跨線橋を利用して通学路にもなっているので、そこの
三田フレンズの駐車場の入り口付近とかの安全対策とか、あとやはり保育園になると自転車でお母さんたちがお子さんを連れてくると。そのときに、安全配慮が業務の中に入るというか、そういうのも見てくださいということは要望できるんでしょうかということです。
以上です。
○
立山都市整備課長 失礼いたしました。駐車場の出入り口は、当然これは
駐車場管理の範囲内で安全対策をしていくというのは当然の業務だと思っております。また、来年度から保育園ができるということも、これは募集要項の中にも記載してございますので、当然そこを配慮した管理運営をしていくということで、そこは範疇に入っていると考えてございます。
○
吉野委員長 よろしいですか。
佐藤委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので、質疑を終わります。
続きまして、意見・要望を受けます。
○森委員 日本共産党目黒区議団の意見・要望を言います。
今回の
指定管理者の業務の範囲は、
三田地区駐車場の管理が中心であり、指定する団体は、長い安定した実績があるので賛成する。
なお、
三田フレンズの施設には住宅、保育施設、住区
センター施設、街づくり活動室もあり、障害者などが車で来館し駐車場を利用する場合が考えられるので、要綱等で減免規定を設けることを要望する。
他の議案にもかかわることなのでここで述べるが、そもそも
指定管理者制度の本格実施から12年が経過するが、総務省自治行政局長通知と全国的な導入状況調査の結果を踏まえたとき、適用施設の限定だけでなく制度廃止をも含めた抜本的な見直しこそ緊急課題となっている。しかし、目黒区において多くの施設が
指定管理者制度を導入し運営されている現状があるもとで、公の施設が本来の目的に沿って十分な役割が発揮できているのか、それを的確に把握し改善していくことが重要となる。そのためには、施設修繕、備品、緊急時対応などのリスク分担、労働法令の遵守、雇用・労働条件への配慮規定、個人情報保護などがしっかり守られているか、十分に実態を把握すべきである。とりわけ今回の
指定管理者の指定にかかわり、目黒区
公契約条例に基づき委託料や運営の改善を図っていくことを要望する。
以上。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので、意見・要望を終わります。
議事の都合により暫時休憩いたします。
(休憩)
○
吉野委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
それでは、採決に入ります。
ただいま議題に供しました、議案第77号、目黒区
三田地区駐車場の
指定管理者の指定についてにつきましては、原案どおり可決すべきものと議決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 御異議なしと認めます。
本案につきましては、原案どおり可決すべきものと議決いたしました。
以上で、(1)議案第77号、目黒区
三田地区駐車場の
指定管理者の指定についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【議 案】(2)議案第78号
目黒区立自転車等駐車場の
指定管理者の指定について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
吉野委員長 続きまして、(2)議案第78号、
目黒区立自転車等駐車場の
指定管理者の指定についてを議題といたします。
理事者から補足説明があれば受けます。
○
中澤都市整備部長 それでは、資料に基づきまして補足説明をさせていただきます。
それでは、お手元の資料の
目黒区立自転車等駐車場の
指定管理者の指定についてをごらんいただきたいと存じます。
まず、
指定管理者の概要でございますが、(1)対象施設は記載のとおりでございます。
(2)指定する団体は、日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社で、(3)指定期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間でございます。
2の募集結果でございますが、募集期間、平成30年7月15日から8月13日まで募集を行い、応募者が記載の1団体からございました。
3の選定方法ですが、記載のとおり、先ほど申しました要綱に基づきました、
選定評価委員会で応募団体に対し、第一次評価及び第二次評価を行ってございます。
4の選定の概要でございますが、(1)評価基準は表のとおりでございまして、第一次評価は、1、サービスの実施に関する事項、2、
経営能力等に関する事項、3、利用料金制に関する事項、また第二次評価としましては、
ヒアリング及び質疑に係る事項、それと総合評価ということで評価項目としております。
配点につきましては、配点欄のとおりでございまして、第一次評価のサービスの実施に関する事項、
経営能力等に関する事項、利用料金制に関する事項につきましては、
選定評価委員1人が最高155点を持ち点としてございます。第二次評価につきましては、委員1人当たり25点を持ち点としております。
それでは、ちょっと裏面のほうをごらんいただきたいと存じます。
(2)評価結果でございますが、日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社につきましては625点満点中の461点ということでございます。
なお、評価項目の細目別の得点は、右側にございますが、3ページ目に掲げておりますので、あわせてごらんいただければと存じます。
次に、(3)選定理由でございます。日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社は、第一次評価におきまして、サービスに関する事項、また
経営能力等に関する事項が高く評価され、具体的にはサービス向上策、同種業務の実績、個人情報マニュアルの整備の各項目について評価されております。また、第二次評価におきましては、質疑に対する回答が的確であることが評価されております。
第一次評価と第二次評価の結果を総合的に判断いたしまして、日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社を自転車等駐車場の管理業務を遂行できる能力を有する団体として
指定管理者に選定いたしました。
5、添付書類といたしましては、先ほども申しましたが、先ほどと同様でございますが、団体の概要、定款、財務状況、仮基本協定書を添付してございますので、あわせて御参照いただければと存じます。
補足説明は以上でございます。
○
吉野委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○山本委員 駐輪場に関しては、以前より利用状況を調査した上で、一時利用と定期利用の配分の見直しを随時行ってもらいたいという要望を挙げていたんですけれども、そういった検討はこの評価のうちに何か含まれているのでしょうか、お伺いします。
○澤田
道路管理課長 駐輪場におけます定期利用と一般利用の比率でございますが、今回の
指定管理者の選定に当たりましては、事業者から提案された内容の中では特段記載されておりませんが、駐輪場の利用率が高い駅におきましては、民営駐輪場の利用状況も把握した上で、区立の駐輪場が満車の場合には、民営駐輪場へ案内を行うような体制を整えるなどの提案があったところでございます。
区としましては、事業者と協働して利用率の向上を図る姿勢を確認したことから、費用対効果を勘案しつつ
利用率向上策を区と
指定管理者間で検討していくこととしております。
以上でございます。
○山本委員 じゃ、今回の提案には含まれなかったということで、今後この提案の中に含まれていなかったとしても、そういった実態調査を含めニーズに応じた配分変更を検討していくということでしょうか。
○澤田
道路管理課長 各駐輪場におきましては、利用状況がやはりまちまちでございます。その駐輪場の利用実態に応じた1日利用と定期利用の配分というのは当然、施設利用を高めるためには大切だと思っておりますので、今後、
指定管理者が決定した際には、
指定管理者からの情報、区が持っている情報をお互いに情報交換しまして、利用率の高い駐輪場に努めてまいりたいと思います。
以上でございます。
○
吉野委員長 よろしいですか。
山本委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○森委員 1点目は、再委託の状況についてお聞きします。
さまざまな再委託先があると思いますが、その全体状況を説明してください。
その中に、大どころの管理をやっているシルバー人材センターがあります。この人件費については、
公契約条例に基づく労働報酬下限額を守るという認識でよろしいんでしょうか。
それから、シルバー人材センターが
指定管理者からの再委託を受ける場合の今の配分金、つまり時給単価といいますか、これについては目黒区とシルバー人材センターの間で協議しているんでしょうか。つまり、シルバー人材センターでは、会員さんは、請負委任契約に基づいて仕事をすることになっているので、雇用契約関係はない。労働関係の法律と最賃、いわゆる最低賃金法に基づく法律等の適用はされない。会員が仕事をしたときの対価を配分金と言っているわけですよね。配分金単価については、地域における仕事の一般的な対価に比べて著しく低くならないように、仕事の種類、量、内容とあわせて東京都の最低賃金を考慮して、つまり10月1日改定によれば985円になったと。それを考慮して、見積もりとして発注者のほうに提示して決定していくと、こういう段取りでいいのかどうか、その協議はやっているのかという質問です。
それから、利用料金制をしいているわけですけども、条例による使用料とイコール、全てイコールというふうに考えるというか、同額かということなんですが、いかがでしょうか。
それから3点目は、開設時間の設定の経緯と時間延長。この間ずっと利用者の要望に基づいて、24時間営業のところも含めまして広げてきたと思うんですけど、全体の見通しはどうなんでしょうか。
私も全部回っているわけじゃないからわからないんですけど、有人か無人かですよね。有人の場合だったら、厳寒のときとか猛暑のときなどの労働環境の確保はしっかりできているのかどうか、そのあたりを聞きたいと思います。
あと、故障や事故なんかのときの、私もすったもんだしているところへ遭遇したことあるんですけど、やっぱり24時間対応すべきところもあるわけですから、そういったことについてはどういう状況になってますでしょうか。
全部一挙に聞いちゃいますけど、あと、これまでの論議でもよく出ていたのは、規格外タイプの電動自転車ですよね、大型化している、場内の改善状況はどうなってますでしょうか。
これまでも、大規模な駐輪場はスケールメリットがあるので黒字だよと、小規模なところは赤字だと、ずっとやりとりあるんですけども、大型化する自転車のスペース改善をすれば、台数が少なくなるという関係もあるのではないかというふうに考えられるんですよ。そうすると、小規模のところだと余計に抵抗感があるのかなと思って質問しているわけですけども、そういった場内の改善状況はいかがでしょうか。
以上。
○澤田
道路管理課長 何点か御質問いただきましたが、答弁漏れあったらまた御質問いただければと思います。
まず1点目でございますが、再委託でございますが、9つの部門に再委託を行っております。順に申し上げますと、駐輪場案内業務、サイクルコンベヤー、これは地下駐輪場への自転車の搬入のベルトコンベヤーでございますが、こちらの保守点検。あと、管理システムの保守点検・修理、それと同じ、システムの保守点検でございます。それと、電磁ロック式といいまして機械式の駐輪場がございますが、そちらのロック関係の機器保守点検でございます。それと、室内型の駐輪場におきましては、機械警備等の再委託、それと現金回収の委託と清掃・消防設備点検の委託、あと駐輪場の門扉の施錠の委託でございます。以上が再委託の内容でございます。
それと、シルバー人材センターにつきましては、再委託で、1番目に申し上げました駐輪場案内業務につきまして再委託がされている状況でございます。こちらの賃金につきましては、今の
指定管理者でございますが、最低賃金を支払っていると確認してございます。
引き続き日本コンピュータ・ダイナミクスでございますが、こちらの最低賃金につきましても、改めて確認してまいりたいというふうに考えております。
それと、シルバー人材センターと
指定管理者との関係でございますが、例えば
指定管理者の配分金であったりとか労働環境のお尋ねかと思いますが、こちらにつきましては、日本コンピュータ・ダイナミクスとシルバー人材センターとの関係でございますので、こちらの詳細につきましては承知してございませんが、ただ、労働環境ですとか賃金のところについては、最低賃金であったり法令に基づいた労働環境が守られるような指導をしてまいりたいというふうに考えてございます。
使用料でございますが、自転車等駐車場条例の中で、1日利用と定期利用の使用料を規定してございます。
指定管理者につきましては、条例で定める範囲内で料金を設定するということで募集要項のほうを作成し、提示しているところでございます。今年度までの
指定管理者につきましては、条例と同様の金額、1日利用と定期利用いずれもでございますが、同様の料金設定をしてございます。
それと、利用時間のお尋ねでございますが、駐輪場によりましては24時間開設しているものもあれば、時間を決めて利用いただいているものもあります。
駐輪場の利用に当たっては、当然なるべく多くの方に利用いただきたいというのは施設設置の目的ですし、駐輪場の管理の問題でもございます。そういった観点から、今後、
指定管理者が決まりましたら、改めましてそういった開設時間が適切なのか、その辺については
指定管理者と協議してまいりたいと考えてございます。
それと、突発的な事故への対応でございますが、日本コンピュータ・ダイナミクスにおきましては、24時間のコールセンターを開設してございます。駐輪場の中にもコールセンターの案内をしてございますので、この案内に沿って、利用上に問題があれば事故等も発生するかもしれませんし、利用に関する質問もあるかと思いますが、そういったことにつきましては、24時間対応のコールセンターで対応しておりますので、引き続き日本コンピュータ・ダイナミクスのほうで24時間コールセンターで対応しているということでございます。
それと、最後になりますが、最近、電動アシストつき自転車、自転車が大型化になってございます。ラックが設置してある駐輪場につきましては、大型の電動アシストつき自転車はおさまり切れませんので、どうしても平置きというタイプになってしまいます。駐輪場のスペースも限られておりますので、
指定管理者のほうとその辺は、各駐輪場におきまして利用状況を見ながら大型の駐輪、自転車もとめれるような対策を講じてまいりたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
○森委員 再委託先であるシルバー人材センターとの関係についてです。
来年度から、とりわけ単年度協定でも
公契約条例をしっかり守るということで進めていくことになるわけです。その際に、これまでは最賃を守るというところまでは、当たり前だと思うんですけど、来てるわけですよね。これからは、最賃にプラスアルファを加えた、目黒区の
公契約条例に基づく、審議会で決めた単価下限額でいくんだと、こういうことですよね。それを単年度協定の中に反映させていく。そこまではいいと思うんですけども、その実態をいつ、どうやってつかむか。台帳できちっとつかむことになってて、報告も受けるんでしょうけれども、いつの段階で受けるのか、区のほうでは、誰がそれに関与するのか、そのあたりちょっと説明してください。
問題は、シルバー人材センター内部でどう配分金が手当てされるかという問題です。先ほどのお答えですと、コンピュータ・ダイナミクスとシルバー人材センターの関係なので、区は承知していないとまず最初に言われました。ただ、その後、目黒区の
公契約条例は守らせるという指導をしていきたいと言われましたので、重なる面もありますけども、どうやってその点を守らせるのか、もう少し具体的に説明してください。
私は、しっかり協議をする場を設定したほうがいいと思っているんですよ、この点は曖昧にしないで。まず、その点いかがですか。
2点目は、管理体制です。有人か無人かも含めまして、18にふえていますよね、駐輪場が。その有人、無人の、幾つが有人で幾つが無人かということをお聞きしたいのと、あと24時間体制でやっているところが18のうち幾つなのか。ほかのところも、うちの駅のところは、要するに、遅く帰ってきても、終電前後に帰ってきても自転車で、もう帰れないんだということになっちゃうと不平等というか、そういうことも言われかねないので、行く行くはそうすると24時間に持っていくのか、そのあたり見通しをお聞きしたいと思うんです。
やっぱり猛暑だし、夜も昼もすごいですよね。だから、また冬は冬で厳寒ですよ。ですので、労働環境はどうやってチェックをしているのか。区の責任でやるところもあるんでしょう。コンピュータ・ダイナミクスさんに全部お任せで、後で書類を出してもらってチェックしてるだけではないんでしょう。区も視察して回っているんですか、そのあたりはお聞きしたいと思うんです。
あと規格外タイプの自転車ですけど、確かに平置きしかないというのはずっとやりとりで聞いてますから、じゃあ、どうやってふやすんだと。どうも方向性が具体的に語られてなかったので、もう一回お聞きします。
以上。
○澤田
道路管理課長 再委託先のシルバー人材センターの関係でございますが、先ほどの御答弁の中で、
公契約条例に該当するというふうに私は説明さしあげたつもりはなくて、
公契約条例の施行規則の中で、
公契約条例を適用する施設というのが定められてございます。こちらの中で、業務委託契約の中での12施設でございますが、この中で自転車駐輪場は入ってございません。指定されてございません。
それで、先ほど私申し上げましたのは、
公契約条例施行されてございますので、当然、こちらの
公契約条例の規定に沿った、そういった対応について
指定管理者のほうに指導していくというふうに申し上げたところでございます。
それに関連しまして、例えば賃金の支払いの実態の把握であるとか、日本コンピュータ・ダイナミクスとシルバー人材との間の配分金等につきましては、
公契約条例の規定に沿った形で、日本コンピュータ・ダイナミクスへ今後指導していくということで御理解いただければと存じます。
それと、2点目の管理体制でございますが、今回、提案の中で支出の中で人件費という記載がございますが、日本コンピュータ・ダイナミクスが直接雇用する職員が6人、18の駐輪場に対して6人の職員を配置する。それと、シルバー人材センターの職員の方につきましては、84人配置するということでの収支予算書というものが提出されてございます。
この職員の数の中で、各施設に1人ずつの配置は難しい状況がございますが、巡回という手法をとってございまして、ある職員の方は、2つとか3つという施設を受け持って、巡回方式により施設の管理を行っているというところでございます。
それと、利用時間のお尋ねでございますが、18ある駐輪場のうち24時間対応している自転車駐輪場は、今現在でございますが、施設名を申し上げますと、地理的に北のほうからでございますが、駒場東大前東大口駐輪場、それと駒場東大前西口駐輪場、それと駒場三丁目駐輪場、次に池尻大橋駅北口駐輪場、飛びまして、学芸大学駅西口第一駐輪場、それと学芸大学駅西口第二駐輪場、都立大になりますが、中根一丁目駐輪場、以上が24時間対応でございます。
こちらの利用時間の設定でございますが、先ほども御答弁いたしましたが、駐輪場の利用状況を見ながら、
指定管理者と協議の上、適正な利用時間の設定にしてまいりたいというふうに考えてございます。
それと、この夏でございますが、異常気象で猛暑の日が続きました。区のほうから
指定管理者のほうへは、猛暑が続いてるので、日本コンピュータ・ダイナミクスの職員を初め再委託している、例えばシルバー人材センターの方の健康には十分留意するようにということで申し伝えてございまして、シルバー人材センターのほうも、現場指揮の役割を担ってございますので、シルバー人材センターを通じて職員の健康管理に努めたところでございます。
それと、大型自転車の3点目でございますが、具体的な対応ということでございますが、なかなか駐輪場のスペースが限られておりますので、電動アシストつき自転車は平置きしかない状況でございますが、具体的に今のところ、ある駐輪場に何台置くとかという御提案まで今できる状況にはございません。今後、駐輪場の利用状況を見ながら、その辺は
指定管理者と協議の上、対策を講じてまいりたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○
吉野委員長 よろしいですか。
森委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので、質疑を終わります。
続きまして、意見・要望を受けます。
○森委員 日本共産党目黒区議団の意見・要望を言います。
指定する団体は、長い安定した実績があるので賛成する。
なお、
指定管理者から再委託を受けるシルバー人材センターについては、
公契約条例の適用を受けない施設とされているが、
公契約条例の趣旨を生かして配分金・時給単価については目黒区とシルバー人材センターとの間で協議すること、また規格外タイプの大型電動自転車への駐輪スペース、働く人の労働環境改善などについて要望する。
以上。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
○山本委員 以前より一時利用と定期利用の割合を、利用状況調査の上で随時見直すべきと訴えているが、いまだに実施されるめどが立っていない。限られた区立駐輪場の効果的な活用のため、事業者と連携の上、早期に調査と見直しを実施するよう強く求め、本議案に賛成する。
以上です。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので、意見・要望を終わります。
議事の都合により暫時休憩いたします。
(休憩)
○
吉野委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
それでは、採決に入ります。
ただいま議題に供しました、議案第78号、
目黒区立自転車等駐車場の
指定管理者の指定についてにつきましては、原案どおり可決すべきものと議決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 御異議なしと認めます。
本案につきましては、原案どおり可決すべきものと議決いたしました。
(2)議案第78号、
目黒区立自転車等駐車場の
指定管理者の指定についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【議 案】(3)議案第79号
目黒区立公園の
指定管理者の指定について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
吉野委員長 続きまして、(3)議案第79号、
目黒区立公園の
指定管理者の指定についてを議題といたします。
理事者から補足説明があれば受けます。
○
中澤都市整備部長 それでは、議案第79号の
目黒区立公園の
指定管理者の指定につきまして補足説明をさせていただきます。
ちょっと3カ所、3施設になりますので、御説明少し長くなりますが、御了承いただければと存じます。
まず、対象となる施設は、資料3つございますが、目黒区立碑文谷公園ポニー園、それと目黒区立駒場公園茶室、和室及び、目黒区立駒場野公園デイキャンプ場でございます。
まずは、それではお手元の資料の目黒区立碑文谷公園ポニー園の
指定管理者の指定についての資料をごらんいただきたいと存じます。
まず、1の
指定管理者の概要ですが、(1)施設の名称は、目黒区立碑文谷公園ポニー園でございまして、(2)
指定管理者は、公益財団法人ハーモニィセンターでございます。
(3)指定期間は、記載のとおりの5年間でございます。
次に、2、募集結果でございますが、募集期間は、7月15日から8月13日までで、応募者は1団体、公益財団法人ハーモニィセンターからでございました。
3、選定方法でございますが、記載のとおりで、ほかの施設と同様でございます。
4の選定の概要でございますが、(1)評価基準、これにつきましては、第一次評価が表に記載のとおりで、まずは1つ目として、サービスに関する事項、2が
経営能力等に関する事項、3が施設の効用に関する事項、これにつきましても、先ほどの
三田フレンズ、駐車場の関係ですが、それと同様に今回ここに加えているものでございます。4、管理運営経費に関する事項、また第二次評価につきましては
ヒアリングと質疑、それと総合評価を合わせまして評価項目としてございます。
また、配点につきましては、表の配点欄に記載しておりますが、第一次評価のサービスに関する事項と
経営能力等に関する事項、また施設の効用に関する事項につきましては、
選定評価委員が最高210点ということを持ち点といたしました。また、管理運営経費に関する事項につきましては、区が提示した参考金額に対する縮減率1%につき0.4ポイントとしまして、委員の数を乗じて加算しているところでございます。第二次評価におきましては、ほかの施設と同様、委員1人当たり25点を持ち点としております。
続きまして2ページ目、裏面をごらんください。
(2)評価結果でございます。総合得点が、ここにございますように、配点が625点で、公益財団法人ハーモニィセンターにつきましては474点となっているものでございます。
なお、評価項目の細目欄の得点は、先ほどの施設と同様、右ページの3ページに詳細がございますので、あわせてごらんいただければと存じます。
次に、選定理由でございますが、公益財団法人ハーモニィセンターにつきましては、第一次評価において、ポニー園の管理運営を行うに当たっての運営方針や自立支援の計画について高く評価されてございます。
よって、第一次評価と第二次評価の結果を総合的に判断いたしまして、ポニー園の管理業務を遂行できる能力を有するとして、公益財団法人ハーモニィセンターを
指定管理者の候補者として選定いたしたところでございます。
添付資料といたしましては、先ほどの団体と同様でございますが、団体の概要、定款、財務状況、仮基本協定書を添付してございますので、あわせて御参照いただければと存じます。
続きまして、次の施設でございますが、お手元の目黒区立駒場公園茶室、和室の
指定管理者の指定についての資料をごらんいただきたいと存じます。
なお、この駒場公園の茶室、和室の
指定管理者につきましては、7月11日に当委員会にお示ししました
指定管理者制度の実施方針案、その中で、特例として公募によらず継続として選定を行っているものでございます。
1番でございます。
指定管理者の概要でございますが、(1)施設の名称は目黒区立駒場公園茶室、和室でございます。
(2)
指定管理者は記載のとおりで、目黒区シルバー人材センターでございます。
(3)指定期間は、記載の5年間でございます。
2といたしまして、選定方法は、これも先ほどの施設と同様でございますが、要綱に基づき設置した
選定評価委員会におきまして、ここは公募によらず継続としてございますので、評価の項目が、①指定期間中の運営評価結果の状況、②として、次期指定期間中の事業計画、収支予算計画の評価結果、それによりまして継続による選定の適否を総括的に評価をしているものでございます。
続きまして3、選定の概要についてでございますが、こちら見ていただきますと、指定期間中の運営評価の状況、先ほど申しました①は、指定期間中の運営評価の結果ですが、これは前回お示ししてございますが、運営評価は69点、水準に達しているというものでございます。
2ページ目をごらんください。
こちらには、次期指定期間中の事業計画等の評価ということでの結果でございますが、アの評価基準は表に記載のとおりでございまして、1、サービスの実施に関する事項、2としまして
経営能力等に関する事項、3としまして施設の効用に関する事項を評価項目といたしております。この3、施設の効用も、今回新たに入れた項目でございます。
イとしまして、評価結果でございますが、この事業計画等の評価でございますが、これは68点ということで、水準に達しているということでございます。
評価項目の内容別の得点は表のとおりでございますので、ごらんいただければと存じます。
続きまして、次のページにいきまして、4でございます。選定理由でございますが、先ほどの選定の条件がございましたが、指定期間中の運営評価の結果の状況については、平成29年度運営評価において水準に達しているという結果。それと、次期指定期間の事業計画等につきましても、利用者サービス向上や利用率の向上の提案についてさらなる努力とされておりますが、これまでの実績を踏まえまして、施設の管理運営の項目、研修体制などについて高く評価され、水準に達しているとの結果になりましたので、以上から総合的に判断いたしまして、現行の団体は
指定管理者候補者として妥当であり、継続による選定は適当と評価するものということでございます。
5といたしまして、添付資料といたしましては、先ほどの団体と同じでございますが、団体の概要、定款、財務状況、仮基本協定書を添付してございますので、あわせてごらんいただければと存じます。
続きまして、次、3つ目の施設でございますが、目黒区立駒場野公園デイキャンプ場の
指定管理者の指定についての資料をごらんいただきたいと存じます。
この駒場野公園デイキャンプ場につきましても、先ほどの茶室、和室と同様、当委員会におきまして、実施方針案において、特例として、まず公募によらず継続として選定を行ったものでございます。
まず、1、
指定管理者の概要でございますが、先ほど同様、名称は駒場野公園デイキャンプ場で、
指定管理者につきましては、シルバー人材センターでございまして、(3)の指定期間は、記載のとおりの5年間でございます。
2としまして、選定方法も記載のとおり、先ほど御説明したように、①と②を総合的、総括的に判断する、評価するというものでございます。
続きまして3、選定の概要についてでございますが、こちらは以前、当委員会にも御報告しておりますが、運営評価は66点で水準に達しているというものでございます。
裏面をごらんいただきたいと思います。
こちらにつきましては、次期指定期間中の事業計画等の評価についてでございます。こちらもア、評価基準は、1としましてサービスの実施に関する事項、2、
経営能力等に関する事項、3、施設の効用に関する事項ということでございます。
それで、イの評価結果でございますが、事業計画等評価が68点ということでございます。これは、イのところに記載しておりますが、水準に達しているということでございます。
続きまして、次のページの3ページ目をごらんください。
4の選定理由でございます。指定期間中の運営評価結果の状況、これは平成29年度運営評価が水準に達しているという評価結果が出ております。
また、次期指定期間の事業計画等については、利用率の向上の提案については、さらなる努力とされておりますが、これまでの実績を踏まえまして、デイキャンプ場の管理運営を行うに当たっての運営方針、研修体制などについて高く評価されまして、水準に達しているとの結果になっております。
以上から総合的に判断し、現行団体は
指定管理者候補者として妥当であるということで、継続による選定は適当と評価するものでございます。
5といたしまして、添付資料につきましては、先ほどと同様でございます。
補足説明は以上でございます。
○
吉野委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○川原委員 1点だけ。7月のときにも、この公募の特例ということで、駒場公園、駒場野公園については、従来のシルバー人材センターというところになってくるということはお聞きしているんですけども、駒場公園の、いわゆる茶室、和室の部分で、7月11日のときにも若干お聞きをしてますけども、10月の末に、東京都がこれは管理をしております前田家本邸の、いわゆる洋館がリニューアルオープンしたということで私も見てまいりましたけれども、その建設当時の内容にリニューアルされて、非常に貴重な調度品等も置かれておりまして、見応えがあるなというふうに感じたところでございますけれども、これからWi-Fiの、公衆無線LANのスポットも駒場公園内の前田家本邸にも設置されるということも聞いておりますし、またあわせてポータルサイトとして、防災・観光のポータルサイトサービスもスタートするということで、ちょっときのう見ますと、いわゆる駒場エリアの回遊のまち歩きのそういったものの案内なんかも出てたので、恐らくこの駒場公園内の前田家本邸のところにも寄られる方が多くなってくるのかなと思うんですが、やはり洋館だけでとまっちゃって、和館は通り過ぎていっちゃうようなことになってはいけないなというふうに思いますので、やはり利用率の向上といいますか、やっぱり来られた方がしっかりとこの和館にも寄っていただけるような工夫が必要かなと思っているんですけど、今回のこの、次年度のいわゆる評価の中の施設の効用というところで、まだ
利用率向上に向けての提案が、課題があるというふうに書かれておりますけれども、この利用サービス向上の提案30点という配点がついているので、何か具体的なものが紹介できるものがあれば教えていただければと思います。
以上です。
○櫻田みどりと公園課長 今回、次期の指定管理期間中の新たな取り組みということで、今回のシルバー人材センター
指定管理者からは、東京都、洋館ガイドボランティアが今ずっとおりますので、都との協力連携といったところで、洋館もあのようにリニューアルいたしましたし、あとは和館の中でもガイドボランティアとの定期的な連絡会を行っておりますので、その中で、洋館を説明したらば和館へも、和館を説明して洋館へというような連携をしっかり図っていくといったところがございます。
それから、外国人の方の対応といったところで、今、日本語版、英語版をつくっているところなんですが、今後、中国語、ハングルのリーフレットを作成していくという提案が来ております。
それから、日本文化を楽しむ場といったところで、和館の歴史、文化的価値、これまでもこういった事業をやっておりますけれども、日本文化に親しむ場としての運営を心して図っていくというような記載がございました。
あとは情報発信、ホームページ等をシルバー人材センターも持っておりますので、そういったところで季節ごとの施設の表情ですとかイベントを紹介していくとかといったところで提案を受けております。
以上でございます。
○
吉野委員長 よろしいですか。
川原委員の質疑を終わります。
議事の都合により暫時休憩いたします。再開は3時10分といたします。
(休憩)
○
吉野委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
引き続き質疑を受けます。
○森委員 1点目は
公契約条例の適用についてです。
シルバー人材センターについては、議案78号のやりとりのとおりです。意見・要望も含めてそのとおりです。今回の公園の関係で、ポニー園について、ハーモニィセンターについては適用の対象となる職員の体制はどうなっているんでしょうか。
それから2点目は、緊急財政対策のときに利用料を値上げしたわけですけれども、その影響はどうだったんでしょうか。
それから3点目はボランティアについてです。ここは非常に多くのボランティアが組織されておりますし、本当に親しまれる施設として裾野を広げているんだなというふうに思っています。そのボランティアの状況について御説明ください。
最後は4点目、新たに設けた項目、効用を増進するという点での何かハーモニィセンターからの提案はあったんでしょうか。
以上。
○櫻田みどりと公園課長 森委員の4点にわたる御質問にお答えいたします。
まず1点目、
公契約条例の適用についてです。ポニー園は御指摘のとおり
公契約条例の適用になるということになります。職員の体制でございますけれども、責任者、副責任者と、あとは管理に従事する者、職員が5人です。それから臨時職員ですね、アルバイトとして年間延べ535人といったところで提案が出ております。こちらが土日とか平日とか、多少人数違うんですけれども、平常時、繁忙期ということで人数を変えながら現場に従事しているという体制になっております。アルバイトも含めて
公契約条例の適用になります。
それから2点目でございます。緊急財政の影響、値上げの影響どうだったかという御質問でございます。緊急財政で値上げしてから数年たっているわけなんですけれども、ポニー園は特に引き馬などはやはり屋外施設でございますので値上げの影響を直接というよりは、その翌年、天候の影響を受けてかなり増減は出ました。ただ、教室は個人教室、団体教室というポニー教室ございますが、いずれも値上げしたから人数が減ったという傾向はございませんでしたので、大きな影響はなかったというふうに私どもでは把握しております。
3点目、ボランティアの状況です。こちらポニー園はボランティアとしまして、大人のボランティア、子どものボランティア、いろいろとございます。子どもさんのボランティアですと、動物クラブというのがありまして、動物たちの世話をしているような形です。昨年度の状況でいいますと、動物クラブが1,528人ですか、これは一昨年度とそんなに変わらないです。あとは個人ボランティアさんが915人で、その前の年よりも40人ばかりふえている状況。それからボランティアとちょっと違うんですが、職業体験というのも結構こちらの施設は多くて、中学生のお子さんが来てくださったりしています。あとは大学と連携をしておりまして、特に獣医系の大学生がボランティアとして参加をしてくれています。
それから効用を高めるような今回の提案といったところでございます。ポニー園につきましては、利用率の向上のためにブログ等を活用して、イベント情報、施設案内など、施設の魅力を発信する、情報発信といった項目と、それからこちらの碑文谷公園内、体育館ですとか、公園活動登録団体ございますので、そういったところと連携をして日常業務における協力、それから通常の避難訓練なども一緒にやっておりますけれども、そういったところで公園全体の利用促進を図るといったところが提案されています。
それから、ポニー教室の先行予約のようなものを検討していくというふうに今、提案をもらっています。これは教育機関、小学校とか幼稚園とか、前もって予定を組まないとちょっと困るようなところですね。そういったところを先行予約を可能にするような仕組みをつくっていくという提案を受けております。
以上でございます。
○
吉野委員長 よろしいですか。
森委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○山本委員 さきの質問の引き続きみたいな感じになるんですけれども、デイキャンプ場についても
利用率向上の提案の具体例についてお伺いします。
○櫻田みどりと公園課長 では、次期指定管理期間の取り組みといったところで、デイキャンプ場につきましては、出てまいりました内容が自然保護活動とか生物多様性保全林事業との協力・連携。これは今、私ども区のほうで駒場野公園につきましては特に森があったり、池があったり、自然クラブといって子どもたちの活動も盛んですので、そういった生物多様性の地域戦略に基づく保全林という事業を今やり始めております。そういった園内で活動するボランティア団体とか地域団体と一緒になって運営会議、駒場野フォーラムというものをやっておりますけれども、そういったところを通じながら、そういった場、それから日常業務においても協力・連携を図るといった内容がきております。
あとは、この公園の自然のすばらしさをホームページですとか、研修などを通じて、いらっしゃる方が自然に親しめるようにすばらしさを紹介していくといったような内容。それから公園ですので、季節ごとに表情どんどん変わりますので、その場にいる、従事している者ならではの発見もありますので、そういったものをタイムリーにホームページ等で発信していくというような内容で出てきております。
以上です。
○
吉野委員長 よろしいですか。
山本委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので、質疑を終わります。
続きまして、意見・要望を受けます。
○森委員 日本共産党目黒区議団の反対意見を言います。
ポニー園は学校や幼稚園・保育園、障害者団体や福祉団体などが利用し、教育的、福祉的な役割が多い施設である。また多くのボランティアが協力し、利用者もふえてきている。また、指定管理制度のもとでは、区立公園内の事故においては過去の例を見ても、結果的にその責任を
指定管理者が負うことになる。
そもそもポニー園は動物と触れ合う体験によって障害のある子どもの社会参加と自立を促進する目的を持ち、文部科学省から認定された財団法人がポニーを使って青少年の教育に資することを導入の目的としている施設である。また、駒場公園和館は重要文化財に指定され、文化財保護行政からも教育的役割が高まっている施設であり、経費削減を狙いとした
指定管理者制度はなじまず、直営に戻し一部を業務委託すべきである。
よって、本議案に反対する。
以上。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
○山本委員 パークPFIなど公園の利活用が全国的に盛んになっている中、目黒区では特色のある利活用がなされてこなかった。その上で従前と同じ
指定管理者に管理委託するのであれば、これまで以上に区が先導して新たな利活用策を図っていくことを強く求め、本議案に賛成する。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので、意見・要望を終わります。
議事の都合により、暫時休憩いたします。
(休憩)
○
吉野委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
それでは採決に入ります。
ただいま議題に供しました、議案第79号、
目黒区立公園の
指定管理者の指定についてにつきましては、原案どおり可決すべきものと議決することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。
〔賛成者挙手〕
○
吉野委員長 賛成多数と認めます。
本案につきましては、原案どおり可決すべきものと議決いたしました。
以上で、(3)議案第79号、
目黒区立公園の
指定管理者の指定についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【議 案】(4)議案第80号
目黒区営住宅の
指定管理者の指定について
(5)議案第81号
目黒区立区民住宅の
指定管理者の指定について
(6)議案第82号 目黒区
三田地区整備事業住宅の
指定管理者の指定について
(7)議案第83号 目黒区
従前居住者用住宅の
指定管理者の指定について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
吉野委員長 続きまして、(4)議案第80号、
目黒区営住宅の
指定管理者の指定について、(5)議案第81号、
目黒区立区民住宅の
指定管理者の指定について、(6)議案第82号、目黒区
三田地区整備事業住宅の
指定管理者の指定について、(7)議案第83号、目黒区
従前居住者用住宅の
指定管理者の指定についてにつきまして一括して議題に供します。
理事者から議案4件について、一括して補足説明を受けます。
○
中澤都市整備部長 それでは、資料に基づきまして補足説明をさせていただきます。
これにつきましては、この4議案につきましては施設が住宅の管理ということでございますので一括して
指定管理者の募集を行ってございまして、今回同一の団体を
指定管理者とするということになっておりますので、あわせて御説明するものでございます。
それではお手元の
目黒区営住宅等の
指定管理者の指定についての資料をごらんいただきたいと存じます。
まず1番目でございます。
指定管理者の概要でございますが、対象となる施設はアからエでございまして、アが
目黒区営住宅、イが
目黒区立区民住宅、ウが目黒区
三田地区整備事業住宅、エが目黒区
従前居住者用住宅でございます。
(2)の指定する団体は、株式会社東急コミュニティーで、(3)、指定期間は記載のとおりの5年間でございます。
次に2、募集結果でございますが、募集期間は7月15日から8月13日まで。記載の2団体から応募がございました。
3、選定方法でございますが、記載のとおり、先ほど申しました
選定評価委員会で行ってございます。
4でございますが、選定の概要でございますが、(1)、評価基準は表のとおりでございまして、第一次評価は、1、サービスに関する事項、2、
経営能力等に関する事項、3としまして管理運営経費に関する事項。
2ページにまいりまして、第二次評価につきましては、先ほどの施設とも同様でございますが、
ヒアリング及び質疑に関する事項、それと総合評価というものを評価項目としております。
ここで申しわけございません、1ページに戻っていただきまして配点でございますが、第一次評価のサービスに関する事項、
経営能力等に関する事項につきましては、
選定評価委員1人が最高115点を持ち点としているものでございます。また管理運営経費に関する事項につきましては、区が提示した参考金額に対する縮減率1%につき0.5ポイントとし、委員の数を乗じて加算しております。
申しわけございません、また2ページにいっていただきたいと存じます。
次に第二次評価の配点でございますが、先ほどこれまでの施設同様、委員1人当たり25点を持ち点としております。(2)、評価結果でございますが、株式会社東急コミュニティーが509点ということで、もう一つの団体につきましては363点ということになっております。
なお、評価項目の細目別の得点は、先ほどと同様ですが、4ページ目の別紙2に掲げてございますので、あわせてごらんいただきたいと存じます。
次に(3)、選定理由ですが、A団体、株式会社東急コミュニティーは第一次評価においてサービスに関する事項及び
経営能力等に関する事項で高い評価を得てございます。特にサービスに関する事項につきましては、管理運営体制、入居者ニーズの把握、トラブル・苦情処理等の項目が高く評価されております。
よって、第一次評価と第二次評価の結果を総合的に判断いたしまして、A団体、株式会社東急コミュニティーを
目黒区営住宅等の管理業務を遂行できる能力を有する団体として
指定管理者候補者に選定いたしました。
なおB団体につきましては、一定の水準に満たない評価となったため、
指定管理者候補者とはいたしておりません。
5、添付資料でございます。これまでと同様でございますが、団体の概要、定款、財務状況、仮基本協定書を添付してございますのであわせてごらんいただきたいと存じます。
補足説明は以上でございます。
○
吉野委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○青木委員 それでは議案第80号、
目黒区営住宅の
指定管理者の指定について。ちょっとこの議案だけお尋ねします。
3ページ左上に指定管理対象施設一覧と書いてあります。
目黒区営住宅、ずっと下まで書いてあるんですけど、上からちょうど7番目、目黒区営南一丁目アパート。これがうちからすぐ近くなんで、ちょっとこれについてお尋ねします。
古い職員さんは御存じだと思うんですけど、かつてはこれは都営住宅でございました。ある時期、区に移管されました。その移管されることによって大改修が行われ、相当長い時間足場がかけられておりました。すっかりきれいになり、都営住宅のときはエレベーターがなかったんですけど、区に移管されてからエレベーター、1棟、2棟、2つあるんですけど、両方エレベーターが設置されました。
かつては多分60年以上東京都が持っていたんだと思うんですけど、最初は。私の同級生も何人かこの都営住宅のところにいましたし、今の区営になってからも知人が何人かここに居住しております。結構、当時この辺はまだ畑があったりして土地が安かったんで、東京都もすごくゆったり建てているんですね。1棟と2棟の間がすごく距離があり、1階でもすごく日が当たるとてもいい住まいなんです。居住者がきっと自分たちの管理がいいんだと思います。四季折々の花が咲いてとてもすばらしく、または第9分団の施設にも一部、この間させていただいた場所だと思うんです。
それで民間や何かですと、例えば大手の、これは東急コミュニティーですよね。東急不動産の一会社に位置していると思うんですけど、ここが相手だったら大体競争相手だったら負けちゃうのかなって。東急コミュニティーが大体管理としてとるんじゃないかなっていうぐらい、この地域では有名だし、大きい会社だと思うんです。
例えば地元の不動産屋さんなんか管理している場合、1人入居で貸しますよね。その人に鍵をあげます。そうするとお友だちが合い鍵をつくり、その友だちも出入りしていて、いつのまにか1人で入居していたのが2人になる。大家さんまたは不動産屋さんが知らない間に6万円を2人で半々に折半して3万ずつで借りるなんてこともあると思うんですね。それは全部の不動産屋さんなり、オーナーが近くにいない場合、どういう人が住んでいるかわからないし、家賃さえ入ってきていればいいんだろうぐらいに思ってわからないと思うんですね。
例えばこの一つの南一丁目アパートを例にとりますと、すごく一つの住まいが大きいんですね、一部屋ごとが。今の例えば6畳なんていったらコンパクトサイズなんですけど、ここは当時ですからすごく大きくできています。例えば3人いらしてお母さん、お父さん、お子さんいた。お子さんが独立して出る。御主人も亡くなっちゃった。今、奥さん1人でいらっしゃるという方もいると思うんですね。そうすると、例えば私1人なのよと、お友だちか何かに1人じゃもったいないからあなたもいらっしゃいみたいな感じで、そういうこともあり得るかと思うんですけど、逆にそういうことがあって困るようなこと、こういう管理会社から聞いたことございますでしょうか。知らない間に鍵を知り合いに貸して住んでいて困ってしまうみたいなこと、区に逆にそういうお話が来たことがありますでしょうか。
○高橋住宅課長 それでは、青木委員の御質問にお答えいたします。
今みたいなケースですね、いわゆる区とか
指定管理者の知らない間に何か鍵が違う人に渡ったりとか、そういったケースですけれど、今のところ
指定管理者のほうからそのような報告は受けたことはございません。
指定管理者のほうでも大体月1回ぐらいのペースでその住宅を見回ったりしていまして、必要に応じていろいろな入居者の方からもお話を伺ったりして現状の把握に努めているところでございます。
以上です。
○
吉野委員長 よろしいですか。
青木委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○森委員 区営住宅にかかわって1点目は、区内業者の活用についてお聞きします。
再委託と請負契約の状況については、全体状況がどのようになっていますでしょうか。計画修繕、個別改善、小規模修繕の実績はどうなっていますか。メーカー、専門業者、区内業者、区外業者のそれぞれの内訳はどうなっていますでしょうか。
それから、以前質疑したときに7割程度の区内業者を活用しているというんですけども、この7割の意味というのは件数、金額のどっちなんでしょうか。それぞれどうなっていますでしょうか。
それから、新たに入居募集をしてやっと当たって入ってきたという人にとって、結構あっちもまだ壊れているとか、畳がえはしたけど、畳表だけかえたけど、もう下の木のところはべかべかだとかね、いろいろ水回りが、とか苦情も聞いているんですね。業者のほうからも、例えばリフォーム協会などと懇談しましたけど、お金が出ないと、だからできないというような話も聞いていまして、どちらも直してほしい、直したいというお気持ちなんですけど、改善の方向はどういうふうになっていますか。
指定管理者のいろんな提案も出ていると思いますのでお聞きします。
それから大きな2点目は、区営住宅の空き室状況なんですけれども、
指定管理者からももう少しまめに活用を図る立場から募集したらどうかという提案が出ていることは聞いています。その点に対して区がどういう検討をしているのかについてお聞きします。
3点目は、孤独死防止と見守りについてです。非常通報装置と生活リズムセンサーの普及については、区営住宅ですから、あるいは区の住宅ですから、やはり普及をしっかり図っていくということが必要だと思っています。その点で、
指定管理者の働きかけはどんな状況ですか。見守りの対象と頻度は、前のビケンテクノよりは東急コミュニティーのほうがよくなったのかなという印象は受けているんですけど、見守り対象と頻度についてはいかがでしょうか。
4点目は、高齢化によって厳しくなっている防災訓練ね。碑文谷は自治会があるのでここはやったけど、あとはできないんだと。できないということでちょっとそれでお聞きしたいのは、今回の協定書の中にそういう取り決めを入れたかどうか。やっぱり草むしりもできないよとかいろいろ声があるわけですよね、高齢化によってね。今回の協定書にそういうことを
指定管理者に一定の予算をつけてやってもらうと、こういうところに足を踏み出したかどうか、そのあたりをお聞きします。
公契約条例の適用状況について聞いておきたいと思います。今回初めてですからね。対象の職員体制はどうなっていますでしょうか。
最後に住宅相談についてなんですけども、やはり
指定管理者は、別館で年中人が来ていますよね。その中には何度も応募したけど落選ばっかしと言って、何とかしてよみたいな苦情もあると思うんですよ。そういう中で住宅確保要配慮者との面談でのメモ、これをやっぱり生かしていく必要があると思っているんです。その生かし方についてはどういう状況でしょうか。
以上。
○高橋住宅課長 森委員の6点についての御質問、順次お答えいたします。
まず、区内業者の活用につきまして、前回私のほうで御答弁さしあげた約7割というところでございますけれども、平成29年度の実績で申し上げますと、全体でいろいろな契約関係で大体287件あるうちの区内業者を使ったのは190件ということで、これが66%ということで約7割というふうに申し上げたところでございます。その他は区外業者であったり、メーカーであったり、やはりなるべく私どもとしては区内業者を活用するようにということなんですけれども、どうしてもメーカー指定の点検であったりとか、やむを得ない場合もございますので、それでもなるべく使っていただくということですが、今のところは現状としては大体約7割、件数ベースで約7割というような状況になっております。
あと、畳がえのお話もありましたので、そういった区内業者を活用するに当たりまして、その辺の施工状況なんかにつきましても、きちんと
指定管理者のほうで確認するようにということで、この辺は区のほうからも申し入れていきたいというふうに考えております。
○
吉野委員長 課長、済みません、金額を教えてほしいということです。
○高橋住宅課長 はい。金額ベースでいきますと62%ぐらいということで、ちょっと件数よりは落ちますけれども、それでもやはり6割以上ということが現状になっております。
そして2点目でございますが、空き室状況でございます。これも森委員のほうから以前御質問ありました。確かに区営住宅につきましても、まだ空き室等、見受けられるところでございます。昨年度10月に区営住宅の募集を図りまして、ちょっとまだ全員の方が入り切っていない状況ですので、ちょっと入居の手続を今進めているところでございます。今後の募集につきまして、空き室のままというのはなかなかこれも余り好ましい状況ではございませんので、来年度に向けて空き室募集、その体制的なところも含めて今、課内で検討しているところでございます。
3点目が、高齢者の方の見守りにつきましてでございます。今の東急コミュニティーになりまして、高齢者の方の見守り訪問というのを実施しております。対象は80歳以上の方で、大体3カ月に1回ぐらいのペースで見守りを行っています。実際に訪問してお会いできればいいんですけれども、なかなかお留守だったりとか、ちょっと人に会いたくないとか、いろいろな方がいらっしゃいますので、そういう方にはお手紙を入れて、訪問しましたよというのをサインを示したりということで、状況、今しているところでございます。
それと4点目の防災訓練の話ですね。防災訓練に関しましては、確かに重要なことというのは私ども当然認識しているところでございますけれども、なかなか区営住宅の入居の方が高齢化が進んでいるというところで、実際に自発的にそういう防災訓練をやろうというのが難しい状況というのもあるかなというふうに思います。それで御指摘ありましたように、平成28年度に碑文谷アパートのほうで1回あったきりで、昨年度もゼロ件、本年度も特にそういう話は聞いておりません。
こういったのを含めまして、今回東急コミュニティーさんからの提案の中で、防火教室、防災訓練の実施ということで御提案をいただいております。自治会のほうにそういった、なるべく今度はこちらから、待っているだけじゃなくて、こちらから積極的に働きかけをしていこうというような御提案をいただいておりますので、その辺は、その提案を踏まえまして区と
指定管理者と協議をしまして、実現に向けて計画的に進めてまいりたいと考えております。
次が公契約ですね。公契約の関係でいきますと、職員体制は今5人体制で行っているところでございます。5人体制の中で、所長以下5人の中で施設管理とかそういったものを実際に従事していただいているところでございます。
6点目の住宅相談につきましても、今、公営住宅の窓口ということで総合庁舎の別館の6階のところに窓口を置きまして、そちらでいろいろな入居者の方の苦情であったり、いろんな相談であったり、そういうのを受けております。
指定管理者のほうでそういった苦情、いろんなデータをデータベース化しまして、事例を蓄積して、改善すべきところは改善すると。必要であれば区のほうに相談をして改善をしていくというようなところで、連携をとりながらやっているというのが現状でございます。
漏れがなければ、以上でございます。
○森委員 区内業者の活用についてです。
件数で66%、金額で62%ということですけれども、やはり大手が入ったときに非常に不安が広がりました。こういった計画修繕、小修繕のあらゆるものがそっちのグループ企業に持っていかれるんじゃないかという不安です。まだまだ実際には低いというふうに思いますので、これを高める手だてを具体的にぜひとっていただきたいと思うんです。
ただ、あくまで東急コミュニティーの立場もあるでしょうから、そのあたりがどうなっていくのかというところだと思います。やっぱり当選して入る人の立場、そして本当に気持ちよく入居していただく、そのための工事を請け負っている業者の方たちの立場、やっぱりそれをかなえていく必要が区としてもあると思うんですね。
それで、予算つけないとなかなか直せないと。予算がつかないかのように言っているんですけど、ここは実費で業者が言い出せるんですかね。請負だから、東急コミュニティーが区に言わないと、ここはかなえられないんですか。だからそこら辺が業者も下請みたいになっちゃうと余計言いづらいようなんですよ。その仕組みはどう改善していったらいいのか、その点についてお聞きします。
それから2点目の空き室状況、好ましくないので体制つくって課内で検討中だよと、これは積極的にやっていただくしかないのでね、頑張っていただきたいと思います。お答えはいいです。
それで孤独死防止、見守りでいいますと、頑張ってやられているんだなと思いますけれども、やはり非常通報、生活リズムセンサー、所管は違いますけども、区営住宅であるならばやっぱり区もしっかり把握していくということは大事ですし、普及促進するという立場に立ちませんと、これは孤独死防止になりませんのでよろしくお願いしたいと思うんです。これも結構です。
最後にというか、住宅相談のところなんですけども、入居者についての苦情等は聞いているけれども、入居できない人は、あそこへは郵送だからほとんどは郵送のやりとりなんでしょうけども、訪れないんですかね。そういう相談はどうやっているんですか。区営については以上です。
区民住宅についてですけども、借り上げの場合、20年で次々変化してなくなっていっていますから
管理コストは減っていると思うんですけど、今期5年間における管理団地と管理戸数の変化についてお聞きしたいと思うんです。その中で空き室もどんどん、退去者のほうが入居者よりも上回っていますので出ていると。区がその分を支払わざるを得ない、全く不効率な状況になっていますけれども、その状況は区民住宅69戸のうち何戸があいているんですか。それについて
指定管理者として、活用についての提案はあったんでしょうか。今回、新規の効用をアップするような提案も入れているわけですけれども、新たな提案はありましたか。
その延長線上で、6団地のうち借り上げが59戸、区有の部分が10戸あるわけですけども、そこを含めてのどう活用していったらいいのかとか、今後どうしようとか、そういう提案は
指定管理者の方にも出してもらっているんですか。
あと三田の整備事業住宅に関係してです。三田のほうの空き室状況、転用の検討状況についてお聞きします。
それから従前居住者住宅の転用の状況、その可能性についても最後にお聞きして終わります。
以上。
○高橋住宅課長 それでは再質問お答えいたします。
まず区内業者の活用につきましては、今後もなるべく活用するようにということで
指定管理者のほうには申し入れていきたいというふうに思っております。あとちょっと予算がつかないとかお話がありましたけれども、私どもは毎年度の年度協定の中で、一般修繕とか空き室修繕みたいな形で何百万とか一千何百万という形で、ちょっと大枠で予算を指定管理経費として計上しておりまして、それをもってそういった各住宅の修繕に当てていただくというふうな形をとっていただいて、最終的に決算で実際に使った金額で精算するという形をとっておりますので、全く予算が足りないとか、多分そういうことはないんじゃないかなというふうには思っております。
あと相談についてですね。入居している方の相談は確かに別館6階の公営住宅の窓口のほうで受けておりますが、入居できなかった方につきましては、私ども住宅課のほうの窓口で居住支援の担当であったり、住宅計画の担当であったり、それぞれ担当おりますので、住宅のお困りの状況とか、そういった御相談は住宅課のほうで受けているのが現状でございます。
区民住宅につきましては、この5年間でトータルで139戸の返還がございました。区民住宅は御指摘のように、借り上げ20年間を過ぎたところで徐々に返還しているというところで、この5年間で139戸の返還があったところでございます。なおかつ空き室も実際に出ているところでございます。ちなみに最新の状況ですと、空き室は区民住宅ですと現在16件ほど出ております。
区立の区民住宅も含めての空き室をどうするかというようなことは、今回の
指定管理者の指定の中での具体的な提案というのは出てはいないところですけれども、この空き室を埋めるに当たりましては、平成28年2月に条例を改正しまして、区民住宅については区内在住、当時は1年以上という要件があったんですけれども、それをなくして実際に随時募集もしていくということで、そういった形で空き室解消に向けた取り組みは進めているところでございます。
あと三田地区とか
従前居住者用住宅につきまして、
従前居住者用住宅はホーム月光原ですか、こちらはまだ実際に事業が進んでいるところですので、それに伴って転居をやむなくされた方がまだ入居する可能性もございますので、なかなかここを区営住宅とか高齢福祉住宅に転用するというのはちょっとまだ難しいかなと思いますが、三田地区のほうにつきましては、事業は既に終わってございますので、徐々にそういった区営住宅ですとか、高齢福祉住宅の転用というのを随時進めていくというような方針で今、考えております。
以上です。
○
吉野委員長 よろしいですか。
森委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので、議案4件についての質疑を終わります。
続きまして、議案第80号、
目黒区営住宅の
指定管理者の指定についてにつきまして、意見・要望を受けます。
○森委員 日本共産党目黒区議団の反対意見を言います。
公的住宅の管理は計画修繕、個別改善、小規模修繕などの改修事業や住環境保全事業、使用料にかかわる業務、納付指導や居住者の相談や苦情対応、入退去に伴う事務、都営・区営住宅などの入居者募集事務、さらに災害時等の対応や孤立死防止のための訪問調査など、大変多岐にわたるものである。しかも入居申請の審査や収入報告書や減免申請書の送付、受け付け業務、提出書類の内容審査など、取り扱う個人情報も重大なものも多い。
公的住宅の管理自体が孤立防止策など福祉的要素が強く、重大な集積した個人情報を取り扱うことからも、
指定管理者制度を導入して営利を目的とした民間企業に管理を代行させることは容認できない。また、区内業者の育成、仕事おこしというこれまでの区内業者に対する方針も後退しかねない。現に大手がグループ企業を使うので仕事が回ってこないと区内業者の不安も広がっているところである。
この制度は、公の施設の設置目的を効果的に達成するため、必要があると認めるときに活用できる制度であり、機械的に導入した目黒区においては抜本的に再検討をすべきであった。ところが民間の営利企業が引き続き指定されている。よって本議案に反対する。
なお、区営住宅においては区内業者のさらなる活用、空き室の定期的な募集等、さらに住宅相談についても住宅確保要配慮者の実情をしっかり踏まえた区営住宅の対応をするよう求めます。
以上。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので、意見・要望を終わります。
議事の都合により暫時休憩いたします。
(休憩)
○
吉野委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
それでは、採決に入ります。
ただいま議題に供しました、議案第80号、
目黒区営住宅の
指定管理者の指定についてにつきましては、原案どおり可決すべきものと議決することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。
〔賛成者挙手〕
○
吉野委員長 賛成多数と認めます。
本案につきましては、原案どおり可決すべきものと議決いたしました。
次に、議案第81号、
目黒区立区民住宅の
指定管理者の指定についてにつきまして、意見・要望を受けます。
○森委員 議案第80号、
目黒区営住宅の
指定管理者の指定について、述べた意見と基本的に同じ理由によって本議案に反対する。
なお、区民住宅の今後の空き室と返還後の利活用について、具体的な検討をしっかり行うことを要望する。
以上。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので、意見・要望を終わります。
議事の都合により暫時休憩いたします。
(休憩)
○
吉野委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
それでは、採決に入ります。
ただいま議題に供しました、議案第81号、
目黒区立区民住宅の
指定管理者の指定についてにつきましては、原案どおり可決すべきものと議決することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。
〔賛成者挙手〕
○
吉野委員長 賛成多数と認めます。
本案につきましては、原案どおり可決すべきものと議決いたしました。
次に、議案第82号、目黒区
三田地区整備事業住宅の
指定管理者の指定についてにつきまして、意見・要望を受けます。
○森委員 議案第80号について述べた反対意見と基本的に同じ理由によって、本議案に反対する。
なお、
三田地区整備事業住宅の空き室利用については、随時具体的に検討すること。
以上。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので、意見・要望を終わります。
議事の都合により暫時休憩いたします。
(休憩)
○
吉野委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
それでは、採決に入ります。
ただいま議題に供しました、議案第82号、目黒区
三田地区整備事業住宅の
指定管理者の指定についてにつきましては、原案どおり可決すべきものと議決することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。
〔賛成者挙手〕
○
吉野委員長 賛成多数と認めます。
本案につきましては、原案どおり可決すべきものと議決いたしました。
次に、議案第83号、目黒区
従前居住者用住宅の
指定管理者の指定についてにつきまして、意見・要望を受けます。
○森委員 議案第80号で述べた反対意見と基本的に同じ理由によって本議案に反対する。
以上です。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので、意見・要望を終わります。
議事の都合により暫時休憩いたします。
(休憩)
○
吉野委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
それでは、採決に入ります。
ただいま議題に供しました、議案第83号、目黒区
従前居住者用住宅の
指定管理者の指定についてにつきましては、原案どおり可決すべきものと議決することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。
〔賛成者挙手〕
○
吉野委員長 賛成多数と認めます。
本案につきましては、原案どおり可決すべきものと議決いたしました。
以上をもちまして、(4)議案第80号、
目黒区営住宅の
指定管理者の指定について、(5)議案第81号、
目黒区立区民住宅の
指定管理者の指定について、(6)議案第82号、目黒区
三田地区整備事業住宅の
指定管理者の指定について、(7)議案第83号、目黒区
従前居住者用住宅の
指定管理者の指定についての議案4件について終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【議 案】(8)議案第84号 目黒区エコプラザの
指定管理者の指定について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
吉野委員長 続きまして、(8)議案第84号、目黒区エコプラザの
指定管理者の指定についてを議題といたします。
理事者から補足説明があれば受けます。
○田島
環境清掃部長 それでは、議案第84号、目黒区エコプラザの
指定管理者の指定について、補足説明を申し上げます。
お手元の資料、目黒区エコプラザの
指定管理者の指定についてをごらんください。
目黒区エコプラザの次期
指定管理者の選定につきましては、本年7月11日の当委員会で実施方針案について御報告をしましたとおり、現行の
指定管理者について特例として公募によらず継続として選定を行ったものでございます。
1番目の
指定管理者の概要でございますが、(1)、施設の名称は目黒区エコプラザ、(2)、
指定管理者はエコライフめぐろ推進協会でございます。(3)の指定期間は記載のとおり平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5カ年間でございます。
2、選定方法でございますが、要綱に基づき設置されました目黒区エコプラザ
指定管理者選定評価委員会において、①指定期間中の運営評価結果の状況、それから②次期指定期間中の事業計画、収支予算計画の評価結果から、継続による選定の適否に関し総括的に評価を行ったものでございます。
3の選定の概要でございます。(1)、指定期間中の運営評価結果の状況でございますが、総合評価の欄にございますとおり80.7点で十分水準を超えていたという評価でございました。点数の内訳については、その下の表をごらんいただければと思います。(2)、次期指定期間中の事業計画等の評価結果の概要でございますが、ア、評価基準は表に記載のとおりで、1として、事業の実施に関する事項、2、管理運営に関する事項、3、管理経費に係る経費縮減努力に関する事項の3項目を評価項目といたしました。
お手数ですけれども、ページ裏面を見ていただけますでしょうか。
一番上のイ、次期指定期間中の事業計画等の評価結果でございますが、表の記載につきましては各委員の平均点で記載をしてございます。評価項目、内容、それぞれの細目についての配点、各委員の平均点の得点につきましては、表に記載のとおりでございます。表の合計欄というところをごらんください。百点満点に換算いたしまして81.2点ということで、表の下の参考の選定評価区分にございますように、こちらにつきましても十分水準を超えているという評価でございました。
その次の4番目の選定理由でございますが、指定期間中の運営評価結果につきましては、平成29年度の運営評価において十分水準を超えていたという結果でございます。また次期指定期間中の事業計画等については、事業の実施に関する事項、管理運営に関する事項の多くの項目で高い評価を得ており、結論といたしまして十分水準を超えているという結果でございます。
また、経営状況も安定しておりまして、実績から見ても次期指定管理の事業運営を行うことのできる能力を有しているということで、以上から総合的に判断いたしまして現行の
指定管理者を継続する団体として判断したものでございます。
別表は
評価委員会の構成委員名簿でございます。
最後に5番目、添付資料といたしまして団体の概要、それから会則、財務状況、仮基本協定書を添付してございます。
補足説明は以上でございます。
○
吉野委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○森委員 1点目は、シルバーアトリエ休止の代替としての不用品情報コーナーについてです。不用品情報の登録件数の実績はどうなっていますでしょうか。
2点目は、区と協会の連絡体制についてです。より濃密な連絡体制をつくっていく必要がますます求められていると思います。その改善も含めてどんな状況になっていますでしょうか。
3点目は、
公契約条例の適用の関係についてどんな状況かお伺いします。
以上。
○佐藤
環境保全課長 それでは1点目でございます。
御質疑のシルバーアトリエ休止に伴う不用品情報につきましては、今、28年度、それから29年度、直近の1年間の比較で申しますと、登録件数は28年度の301件から、こちらの代替事業としてエコプラザとして力を入れた結果、29年度は約1.7倍の524件、こういった登録件数の伸びははっきり結果が出ているところでございます。
ただ一方、あっせんの成立については、28年度92件に対して29年度89件と横ばいの状況でございまして、こちらについてはこれからまた課題があるという認識でございます。
それから2点目の連絡体制については、年間の中で必要なときに応じて私ども出向いた上で連絡会議をしている。今のところは年3回程度でございますが、ただ今年度については通常の運営評価、それ以外に5年に一度の選定評価、こういったものもありましたので、そういった節目についてはより連絡を密にとりながら連携してきたという状況でございます。
それから3点目の
公契約条例については、この施設については区として該当ではないというお答えでございます。
以上でございます。
○
吉野委員長 よろしいですか。
森委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので質疑を終わります。
続きまして、意見・要望を受けます。
○森委員 賛成意見を言います。
エコプラザは区の環境基本計画などに基づき、地球温暖化対策やヒートアイランド対策、リサイクルの推進、再生可能エネルギーなどの普及啓発活動など、地域や区民団体と連携した環境対策を進める拠点である。特に地球温暖化対策や再生可能エネルギーの普及など、緊急課題の対応を考えれば、今後ますますエコプラザ事業、環境施策の推進へのエコライフめぐろ推進協会の果たす役割は大きくなる。目黒清掃工場の建てかえ中でもあり、さらに目黒区との濃密な関係を堅持するよう要望し、本議案に賛成する。
なお、経費削減優先でなく、設置目的と重要課題にふさわしく、行動的で意欲的な創意も生かせるような管理運営体制と経費を組むことを要望する。
以上。
○
吉野委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので、意見・要望を終わります。
議事の都合により暫時休憩いたします。
(休憩)
○
吉野委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
それでは採決に入ります。
ただいま議題に供しました、議案第84号、目黒区エコプラザの
指定管理者の指定についてにつきましては、原案どおり可決すべきものと議決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 御異議なしと認めます。
本案につきましては、原案どおり可決すべきものと議決いたしました。
以上で、(8)議案第84号、目黒区エコプラザの
指定管理者の指定についてを終わります。
――
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【議 案】(9)議案第86号 特別区道路線の認定について
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○
吉野委員長 続きまして、(9)議案第86号、特別区道路線の認定についてを議題といたします。
理事者から補足説明があれば受けます。
○
中澤都市整備部長 昨日の副区長提案説明のとおりでございますし、視察もしていただきましたので補足説明はございません。
以上でございます。
○
吉野委員長 ありがとうございました。
補足説明は特になしということでございますので、質疑を受けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので質疑を終わります。
続きまして、意見・要望を受けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 ないようですので意見・要望を終わります。
議事の都合により暫時休憩いたします。
(休憩)
○
吉野委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
それでは採決に入ります。
ただいま議題に供しました、議案第86号、特別区道路線の認定についてにつきましては、原案どおり可決すべきものと議決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉野委員長 御異議なしと認めます。
本案につきましては、原案どおり可決すべきものと議決いたしました。
以上で、(9)議案第86号、特別区道路線の認定についてを終わります。
以上で、本委員会に付託されました議案9件の審査を終了いたします。
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【その他】(1)次回の
委員会開催について
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○
吉野委員長 ここで、本来であれば報告事項に移るところではございますが、その他に入ります。
その他の(1)次回の
委員会開催につきましては、11月29日の木曜日、午前10時からとさせていただきます。
残りの報告案件につきましては明、29日の委員会に回したいと思います。
ここで
都市整備課長より発言の申し出がありましたのでどうぞ。
○
立山都市整備課長 空き家対策計画素案についての報告が明日になりますので、1点お断りとおわびを申し上げたいと思います。
本日当委員会に報告して、明日からパブリックコメントという予定にしてございましたので、明日から、もうパブリックコメントのほうをホームページ等でオープンになることになりますので、御了解をお願いしたいなと。
それと1点、おわびでございますが、明日からパブリックコメントということで、めぐろ区報の今月の25日号にパブリックコメントを募集しますということで、当委員会に報告する前に区報に募集するという記事を掲載してしまいまして、大変申しわけございません。素案そのものは明日からでないと見られないような状況にはしてございますが、ちょっと発表と報告が前後したところをおわびいたします。
以上でございます。
○
吉野委員長 そういうことでございますので、よろしくお願いいたします。
以上で、本日の委員会を散会いたします。
大変お疲れさまでございました。...