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  1. 目黒区議会 2018-05-09
    平成30年都市環境委員会( 5月 9日)


    取得元: 目黒区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    平成30年都市環境委員会( 5月 9日)                都市環境委員会 1 日    時 平成30年5月9日(水)          開会 午前10時00分          散会 午後 2時07分 2 場    所 第三委員会室 3 出席者    委員長   河 野 陽 子   副委員長  武 藤 まさひろ      (8名)委  員  竹 村 ゆうい   委  員  青 木 早 苗          委  員  森   美 彦   委  員  田 島 けんじ          委  員  広 吉 敦 子   委  員  飯 田 倫 子 4 欠席者      (0名) 5 出席説明員  中 澤 都市整備部長      橋 本 参事(都市計画課長
        (14名)立 山 都市整備課長      澤 田 道路管理課長          清 水 土木工事課長      櫻 田 みどりと公園課長          三 吉 建築課長        高 橋 住宅課長          清 水 街づくり推進部長    原   地区整備課長          林   木密地域整備課長    田 島 環境清掃部長          佐 藤 環境保全課長      大 迫 清掃事務所長 6 区議会事務局 青 野 議事・調査係長      (1名) 7 議    題 都市計画及び環境保全等について   【報告事項】   (1)西小山駅周辺地区街づくり取り組み状況について     (資料あり)   (2)工事報告(2件)について                 (資料あり)   (3)平成30年春 目黒川沿いの桜開花期間における取組結果について                                   (資料あり)   (4)目黒川水質浄化取組状況と今後の進め方について      (資料あり)   (5)平成30年度住宅用新エネルギー及び省エネルギー設備設置費助成      事業の実施について                    (資料あり)   【情報提供】   (1)林試の森公園周辺の国有地等の状況について         (資料あり)   (2)環状第6号線(上目黒地区)車道切回し工事のお知らせについて(資料あり)   (3)羽田空港見学会の開催について               (資料あり)   【その他】   (1)次回の委員会開催について ───────────────────────────────────────── ○河野委員長  おはようございます。  ただいまから、都市環境委員会を開会いたします。  本日の署名委員には、飯田委員青木委員にお願いいたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(1)西小山駅周辺地区街づくり取り組み状況について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――河野委員長  それでは、報告事項1番、西小山駅周辺地区街づくり取り組み状況についての説明を受けます。 ○林木密地域整備課長  それでは、私から西小山駅周辺地区街づくり取り組み状況につきまして、御報告させていただきます。  お手元の資料に沿って、説明させていただきます。  まず、1、経緯等です。  西小山駅周辺地区は、東京都木密地域不燃化10年プロジェクト不燃化特区内に位置しており、不燃化の促進等を進めているところです。  平成21年5月、西小山街づくり協議会が発足し、西小山街づくり構想の案を取りまとめ、平成24年に目黒区に提案しました。区では、提案等を踏まえ、西小山街づくり整備構想整備方針整備計画を策定してまいりました。  さらに、区では、地区の将来像を実現するための街づくりルールについて、協議会の提案等を踏まえ、平成27年1月に、西小山駅前地区地区計画を定めました。  ごらんのページ下の地図では、計画等の範囲を示しております。太い点線で示した部分が、凡例にございますとおり、西小山街づくり協議会及び街づくり整備計画の範囲でございます。  めくっていただきまして、2ページ目、2の平成29年度の街づくり取組状況についてです。  協議会では、これまでも、西小山地区街づくりルール(ソフト面)を取りまとめる等、継続的な活動を行ってきております。平成29年度については、今後の活動テーマについての検討を行っております。  ここで、資料1の2ページ、3ページをごらんください。  こちらに、平成29年度に検討した協議会の今後の活動テーマについての意見が記載されております。  2ページ目の中ほどにございますけれども、例えば、駅と商店街のある街として、にぎわいや暮らしの魅力をさらに高める活動として、西小山地区街づくりルール(ソフト面)の実践に向けた勉強会や、街の整備の機会を捉え、街の魅力をさらに高める活動などの意見が出されております。引き続き、テーマについて、検討されていくということとされています。  もとの資料に戻りまして、次に、3、原町一丁目7番・8番地区の街づくりについてです。  原町一丁目7番・8番地区の位置についてですが、こちら、資料2のほうをごらんください。  資料の左下のほうに、括弧書きで、西小山駅周辺地図とタイトルのついた地図がございます。この地図の中央部分よりやや右下に、縦じまで表示されている部分が原町一丁目7番・8番地区になります。この地区の現状は、道路が狭く、老朽木造建築物が密集しています。そして、西小山駅の駅前に位置しており、協議会や町会、商店街からは、商業の活性化について、大きな期待が寄せられている地区です。  こちらの地図の丸い点で囲まれた部分は、街づくり協議会及び整備計画の範囲で、約7.4ヘクタールございます。  縦じまで表示された原町一丁目7番・8番地区は、約3,700平方メートルあります。このうちの約3,200平方メートルが、建てかえに当たって、防災街区整備事業による共同化についての検討を進めた部分になります。  この中には、濃いグレーで示してございます、UR都市機構が所有する土地、約1,600平方メートルのほか、共同化に向けた、委託をしております、一般財団法人首都圏不燃建築公社の所有する土地、薄いグレーで示した、L字の部分ですが、こちらの約240平方メートルを含んでおります。  次に、資料2の上の部分、これまでの経緯につきましてまとめた表をごらんください。  平成21年5月に、区とUR都市機構が、街づくりの基本協定を締結いたしました。  平成25年6月から27年3月にかけては、原町一丁目7番・8番街区検討会を9回開催するとともに、地権者の方への個別訪問を開始いたしました。  平成27年10月には、区は、首都圏不燃建築公社に、街づくり検討活動支援等の業務を委託いたしました。  同年の12月には、街づくり検討会が発足し、共同化に向けた検討が開始されました。  平成28年6月には、首都圏不燃建築公社が、先ほど地図で御説明いたしました、薄いグレーで塗られたL字型の用地約240平方メートルを取得し、西小山駅周辺の街づくりに関する基本協定を区と締結いたしました。  そして、平成30年3月に、地権者により、原町一丁目7番・8番地区防災街整備事業準備組合が設立されたものでございます。  この7番・8番地区の共同化による、街づくりコンセプトにつきましては、これまでの経緯の表の下、資料中ほどの共同化による街づくりコンセプトに記載されておりますとおり、西小山駅周辺の防災対応力の強化のためのプロジェクト、商店街を核とした西小山駅前にぎわい再建などでございます。  では、初めの資料に戻りまして、2ページ目の4、今後の取り組みについて御説明さしあげます。  協議会では、街の整備と連携しながら、今後も活動していくこととしており、区は、引き続き支援をしてまいります。  また、準備組合では、事業化のために必要となる都市計画決定に向けて、おおむね年内での街づくり提案書の提出を目標に活動していく予定であり、あわせて、町会や商店街、協議会など、地元に対して情報提供を行っていく予定とのことでございます。  私からの説明は以上になります。 ○河野委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○田島委員  御説明ありがとうございます。  これは、21年から始まって、かなり年数も経過してきてると思います。  さまざまな地域の方の意見等があり、これを形にまとめていくというのは、大変であったと思うんですけども、区側としては、この協議会ですか、をどのように捉えていて、今、最終目的まではまだなんでしょうけれども、着地点というところまで大体どの程度、今後かかっていくのか、もう、ある程度の合意はできているとは思うんですけれども、具体的にこれから詳細の建築等に入っていくと思うんですけれども、その辺を含めて、今の御説明だと、この先のことがちょっと、言える部分と言えない部分とあるんでしょうけれども、わかる程度で教えていただければ。  私も地元ではないので、細かいことはわからないんですけれども、それから、ニュアンスとしてどんな感じなのか、道半ばなんでしょうけれども、到着地点までどの程度、どうなのかなと。今後、こういう課題もあります、こういう課題については、こうやって乗り越えていきますというようなことがわかる程度で結構ですので、お話しいただければと思います。 ○林木密地域整備課長  今の御質問につきまして、1点御確認をさせていただきたいところがありますけれども、協議会についてお答えすればよろしいのか、それとも、原町一丁目7番・8番地区の準備組合についてなのか。準備組合ということでよろしいのでしょうか。 ○田島委員  それぞれお聞きしてもいいんですけども、というよりも、どちらかというと、やはり、この地区の街づくり全体について、区としても、それから地域の方も、こんな街になったらいいんじゃないかなという部分が最終的にはあると思うので、その到達点は、どの程度どうなのかなと。まだ道半ばですよとか、こういう御意見もあります、そういった意味で、今後合意形成していかなければいけないんじゃないかというようなお話を、大体で、大体というんですか、概略。やはり、我々が気になるのは、目黒の中の、この原町の部分が、特に西小山の駅前ですから、今後どのように展開していくのかなというのが、非常に気がかりになる部分ですから、詳細云々よりも、今私が申したような感じで、今の現状を、進捗状況というか、大体経緯と、それから進捗状況は、ここで御説明いただきましたけど、やはり到達点まではどんな感じなのかなということをお聞きしたいと思います。 ○林木密地域整備課長  このたびの原町一丁目7番・8番地区の準備組合が設立されたということで、西小山の街づくり協議会のほうに、これから準備組合のほうが報告をしていくというような形になっております。報告をされた中でのことと思いますけれども、今後どのように、7番・8番地区の整備とあわせながら、街づくりについての活動をしていくかというのを検討されることと思います。  それにつきましては、資料1のほうをめくっていただきまして、2ページ目のほうの中ほどに、7番・8番地区の取り組みと連携した西小山駅周辺の街づくりというようなことも書かれております。  それから、3ページ目のほうにも、7番・8番地区の整備と連携したこれからの街づくりについてということも書いてございますので、今後、街づくり協議会といたしましても、こうした街の動きに連携しながら、街づくりに取り組んでいきたいということでございます。  そして、地区計画のほうもございますので、そちらの地区計画の中の、西小山という雰囲気を壊さない中での計画のほうを、準備組合としても進めていくものというふうに、私どもも認識しております。  最終的には、西小山の駅の街づくりの顔となる部分が、原町一丁目の7番・8番地区というふうに考えておりますので、この部分ができ上がったときに、改めて西小山駅周辺がどのような形になっていくのかというのが見えてくるかと存じます。  そうした中で、残っている部分の、駅前付近の木密地域につきまして、7番・8番を見ながら、こういうふうにしていくと西小山駅がいいところになるんだなというふうに、住んでいる皆さんとか、働いている皆さんに思っていただいて、その後の不燃化に対しての共同化が進んでいくような形になればというふうに区としては考えております。  以上でございます。 ○田島委員  ありがとうございました。  模範になるような御答弁でございましたけど、私、ちょっと聞きたいのは、道半ばで、どの程度まで到達してるのかなということをお聞きしたくて、聞いているわけで。今の進捗状況、それから考え方についてはよくわかりました。今後、こういう課題が、こういうふうに進めていきますというのがあれば教えていただきたい。確認で、まだ道半ばですよと、まだまだ先は見えませんということなら、それはそれで結構ですし、その辺の部分だけは、教えておいていただければと思います。  以上です。 ○林木密地域整備課長  今後につきましては、具体的には、原町一丁目7番・8番地区につきましては、街づくりの提案書を受けた後、いろいろな都市計画決定などの手続が入ってまいります。都市計画決定をして、告示をして、その後、組合を設立して、それから、工事に入るというような流れになります。  目黒本町五丁目の24番地区も同じような形で、防災街区整備事業としてやっておりますけれども、これが準備組合の設立から約5年程度ということになっております。原町一丁目7番・8番地区につきましては、実施計画のほうでも、防災街区整備事業を載せておりますけれども、その期間の中で、それに沿って進めていくということでございます。  ただ、一つの目安といたしまして、ただいま木密地域10年プロジェクトを東京都のほうでやっております。これが平成32年度までとなっておりますので、この期間内に、何らかの形で着工するというようなことを、準備組合としては目指すものというふうに、私どものほうでは考えております。  以上でございます。 ○河野委員長  どうされますか。  部長、よろしいですか。 ○清水街づくり推進部長  田島委員おっしゃられたように、西小山駅全体の街づくりがどのくらい進んでいるかということですけれども、今回7番・8番地区で、準備組合が立ち上がりましたけれども、私どもはまだほかのところでも、共同化に向けた動きといったものを探っております。地元の方からも、やはりまだまだ駅の周辺は防災上も問題があるし、商店街の活性化も図っていかなければいけないというような声を伺っております。そういう中で、まだまだやることがたくさんあるだろうと思っております。  そういう意味では、まだ本当に道半ばだと思っております。ただ、さまざまないい動きが出ておりますので、私どもとしては、そこを本当に丁寧に取り上げて、地元の皆さんと十分な話し合いをした上で、駅前にふさわしい形での整備、防災性の高い整備といったようなものを、これから進めていければと思っているところでございます。  以上です。 ○河野委員長  田島委員の質疑を終わります。  ほかにございますでしょうか。 ○森委員  西小山駅周辺地区の駅前、原町一丁目7番・8番地区の状況についてお聞きします。  準備組合が3月に設立されて、今後の動きがどうなるかということについてです。  先ほど、空気を壊さないような、つまり、西小山街づくり整備計画、構想、方針、計画、全部含めたものだと思いますけれども、空気を壊さないような共同化の内容とはどういうことかということについて聞きたいんですね。つまり、西小山街づくり整備計画に基づいて、この一画の駅前、7番・8番街区の共同化を進めていくということになっているので、全体の計画との整合性をどう図っていくかとも関係しております。その点はいかがでしょうか。  その中で、細かい質問になりますが、協議会や町会、商店街等への情報発信や説明を行っていくということなんですけど、行ってきたと思いますし、これからも当然行っていくんだと思いますが、これは十分に行われているんですか。どういうふうにやられているんでしょうか。  それから、地権者の方々の意見を丁寧に聞くと書いてある、資料1のニュースでもありますけども、これは、実際にどんなふうに聞いているんでしょうか。この意味するところは、7番・8番街区だけではなくて、やはり西小山という街全体の空気を壊さないような点にもかかわってくるので、7番・8番地区だけじゃなくて、全体的にというか、どんな聞き方を、意見を丁寧に聞くというのは、どういう範囲で、どう聞いている、聞いてきたのか、また、これから、かなり具体的になってますので、どういうふうに丁寧に聞くのか、その点はいかがでしょうか。  あと、手法は、防災街区整備事業という、そういう方向で検討じゃなくて、もう、防災街区整備事業を適用するというふうに決めたわけですか。  改めてちょっと聞きたいのは、不燃化特区として32年までの補助期間があって、打ち切られちゃうと。だから、その一番末でも、着工すれば補助金が出るということなんでしょうかね、着工を目指すという意味は。それで、その補助金の中身は、これまで国が2分の1、東京都が4分の1、区が4分の1、この区の4分の1の部分は、都市計画交付金が出るというお話で、これが、だから区の単費を使わなくて済むよということですよね。  それで、ここにおける、7番・8番街区における公共性、補助金を投入しますから、公共性は問われると思うんです。その公共性とは何かということについて質問したいんですけども、これまでの再開発だと、何らかの行政需要を見て、図書館を入れたり、保育園を入れたり、いろいろやってきましたけども、そこが公共性なのか、それとも防災街区整備事業を使うということになると、防災街区をつくると、木密を解消するという、そこが公共性オンリーで、やはり位置づけられているのか、この点はいかがでしょうか。  以上。
    林木密地域整備課長  今の森委員の質問にお答えをいたします。  まず、1点目、整備計画との整合ということでございますけれども、西小山街づくり整備計画の中には、土地の有効活用ということで、共同化等をしていくというようなことも書かれておりますので、こうした中で、今回共同化を進めるということで、整備計画に合わせての共同化ということでございます。  次に、2点目、地元への情報提供についてなんですけれども、情報提供につきましては、今後は、準備組合のほうから地元のほうに準備組合の設立等につきましての情報の提供をしていくというふうに聞いております。  次に、3点目の地権者に対しての、地権者の方々、また地元の方々に対しての意見についてなんですけれども、原町一丁目7番・8番地区のこの共同化に向けた検討の中で、ここの地区については、丁寧に地元の方々と、地権者お一人お一人とお会いしながら、意見を聞いていったところでございます。  そのほかの地域については、ちょっとまだそこまでといったところの、一人一人の意見というのは、直接的には、私どもでお会いして聞くということはないんですけれども、ただ、地元の方から区のほうには御要望があったり、あるいは、街づくり検討会の中での御意見というのは当然いただいておりますので、そういったものについては、区としてはちゃんと把握をしているというところでございます。  次に、4点目の防災街区整備事業の手法、補助について、それから、公共性ということでございますけれども、区といたしましては、防災街区整備事業を使うということは、まず共同化するということそのものが、やはり公共的に不燃化を解消する一つの手法であるというふうに考えておりますので、それに対しての投資というふうな認識でございます。  以上でございます。 ○森委員  準備組合の今後の取り組みについてです。  西小山街づくり協議会に対する説明、準備組合が3月にできまして、これから組合設立に向けて、こういう動きをしていきますと。具体的には、こういう共同化を目指していますよという説明をやっていくと、そういうお答えでしたかね。  問題は、その際に、7番・8番街区の人の意見は、一軒一軒聞いたけども、また、地域はまだ聞いてませんよと。これまでは、西小山街づくり協議会が行ってきた活動の中で、街の意見も聞いてきて、ニュースも発行されたりしてきましたけども、そういうところで聞いてきましたよと、こういう答弁だったと思うんですけども、動きが具体的に、準備組合が設立されて、動きが具体的になってきた、この段階で、どういう共同化を目指していくのかということについて、街の人たちは知りたいし、私たち議会も知りたいわけなんですね。  ニュースを今見ましたら、街の顔づくりとか、ブランドイメージとか、地域のシンボルとか書かれております。この意味するところというのは、どんなふうなことなんでしょうかね。これまでの区内の街づくりの常識でいうと、シンボルとかランドマークとか、そういうと、にょきっと高いものがあって、どこからでも、ああ、あそこは西小山の駅前だなというのが見えると。それがシンボル、あるいは、ランドマーク的という表現で言われてきました。そのこととどう関係しているのか、あるいは、実際どういうイメージなのかですね。  あと、事業性も考慮しながらの意味というのは、普通はできるだけ高いビルを建てて、採算性イコール事業性なんでしょう。採算性と事業性がイコールと考えていいのかどうかもちょっと質問したいと思うんですね、その点はいかがでしょうか。  あと、コンサルが、首都圏不燃建築公社になって、プロポーザル方式で選定してやってきたわけですけど、今そこに対する補助金というのは、年額で幾ら払っていて、コンサル契約の中身はどんな中身をお願いしているんですか。これは、プロポーザル方式で選定したのは、区ですよね。補助金が出ているわけでしょう。区が事務局になっているわけですから、そういうふうにしてきたと思うんですけど、支援という、一環としてやってきたと思うんですけど、どういう契約をして、共同化の、さっきの前段の話と絡むんですけど、何をやってもらおうと思って、お願いをしてるんでしょうか。  以上。 ○林木密地域整備課長  今の森委員の御質問にお答えをいたします。  まず、準備組合の設立等についての、地元の街づくり協議会との関係でございますけれども、街づくり協議会の中で、今こういった検討会を、準備組合設立前に、準備組合設立に向けて街づくり検討会等をやってございますので、資料2のほうの、これまでの経緯のところにございますけれども、平成25年6月から27年3月まで、街区検討会を全9回、それからその後、平成29年12月から平成30年2月にかけて、7番・8番地区の街づくり検討会、全9回というのをやってございますので、その中での検討事項につきましては、街づくり協議会のほうで、ある程度情報は、出せる範囲内ということにはなりますけれども……失礼いたしました。情報のほうは出してはございませんけれども、こういった検討会がなされてきたということにつきましては、地元の方々にとっては、御存じの面もあったかと思います。  このたび、準備組合が設立されましたので、今後につきましては、準備組合の理事会から、協議会を含めまして、皆様方のほうに準備組合が設立されたということにつきまして、情報を提供していくというふうになってございますので、特に区のほうから、何かしら情報というのは、今のところ、区のほうから積極的に情報を提供するというよりは、準備組合の地元の方が主体的に情報提供をしていくということになってございますので、そのようになっております。  それから、2点目の事業の採算性を考えると、高いタワーのようなものが建つのではないかというような御質問についてなんですけれども、これまでの検討会の中では、確かにいろいろな案があったようでございます。一つの考え方といたしまして、そういった高くなったほうが、事業の採算性がいいのではないかというような案もあったようだというふうに、私どものほうでは認識はしております。  ただ、現在のところは、地区計画の範囲内、地区計画で高さ36メーターというのが決められておりますけれども、その中の範囲内の10階程度の建物ということで、大方の地権者の方々の意見がそういう方向に行っているというふうに、私どものほうは聞いておりますので、そのような形で今後計画が進むものというふうに考えております。ですから、それがまさしく西小山らしさというふうに考えておりまして、地区計画の中から、逸脱しないような範囲での建築物というのが考えられているというふうに考えております。  次に、3点目のコンサルの業務支援についてなんですけれども、今年度、街づくり検討活動の支援業務委託というのを区のほうで行っておりますけれども、これにつきましては、準備組合ができまして、次に都市計画決定等に向けまして、防災街区整備事業を進めていくに当たりまして、どうしても東京都のほうに提出する資料等がございますので、そちらの資料の作成ということで、そちらの作成の支援ということでの委託を行っております。  以上でございます。 ○森委員  顔づくりブランドイメージ、地域のシンボル、それと西小山らしさ、これは、にょきっと高いようなイメージじゃなくて、これまで決められてきた、36メートルという高さの地区計画の範囲で、つまり10階程度で共同化を計画しているというお話がありました。  そこを受けて、36メートルというのは、確かに地区計画の範囲なんでしょうけれども、それと、区の絶対高さの決めである、商業地域、この地域、30メートルでしたよね。面積緩和が適用されるところなんですか。ちょっとその関係を質問したいと思うんです。  これから、新たな都市計画決定が求められているという、中身は、どんな中身になるんでしょうか。都計審にも係ることなので、その点を聞きたいと思うんですね。  コンサル契約の中身は、膨大な資料、膨大かどうか、一定の資料の作成を、首都圏不燃建築公社にお願いしているというお答えでしたけど、それだけなんですか。資料の作成だけ。  協議会を開いて、いろいろと前へ出て、この写真にも載ってますけど、いろんなことをやっているのは、一体、意見交換で模造紙に書いて、説明してる方は誰なんですか。専門家じゃないとできないということだと思うんですけど、そういうコンサルの契約の中身、書類をつくるだけじゃないでしょう。だから、そのあたり、もう一回聞きます。  きょうは、あと最後に、やっぱりソフトの部分もとても大事ですよね。この地域、隣の品川のほうが表で、こっちは裏だみたいな意見もありましたので、そういうところの解決、にぎわいもとても大事、防災だけじゃなくて、にぎわいもとても大事ですので、そういうところをどうするのかという課題が確かにあると思うんですよ。  それで、これまで品川と一体になって、ミステリーウオーキングでしたっけ、そういうのもやってましたよね。区も補助金を出してきましたよね。そういう中で、あれは、たしか中止になっちゃったのかな。なかなか、うまくいかない面が感じられるんですよ。それで、その連携として、目黒のほうのこの地区の商店会って、区商連にも入ってるわけでしょう。品川のほうは、品川の区商連に入ってない話は聞いてるんですけど、いろんな整合性の点で、もう少し街の意見というのを聞く必要があると思うんですよ。じゃ、一個一個の商店会に、その力があるのかという問いなんですけど、ちょっと失礼な言い方、避けますが、全体の街としての、束ねている街づくり協議会、そこに商店会もきっと入っているわけでしょう。  そういう中で、どこが主体的に、じゃ、意見を聞いていくのかと。ここがとても、目黒区がこれまで住民主体の街づくりと言ってきたわけですから、ここは握って放しちゃいけないと思うんですよ。だからこそ、意見を聞いていく必要があるんですよ、アンケート調査にしろ、コンサルに委託してやったりしてる向きもあるけど、あちこちでね。じゃなくて、本当に意見を聞いていく。例えば、区商連だって、委託して聞いていけばやるかもしれませんよ、しっかりしてるんだから。そういうことって考えないですかね。その上で、ここの7番・8番が本当に西小山の空気に沿った、プラスになるような共同化になっていくと思うんですよ。  だから、その関係もあるので、ぜひそういったことを、ここだけで決めると、何かURが最大地権者でしょう。それで、何か、失礼な言い方になるけど、やっぱり地権者だから、やっぱり採算性を考えるわけですよ。URがやってきたことって、街づくりイコール再開発みたいなでかい事業はばんばんやってきたところですから、その手法、イメージでここを最大地権者として発言すると、やっぱり全体の街の空気との整合性はどうなのかと問われることになりかねないと思うんだよね。そのあたりはいかがでしょうか。  (「道半ばだから」と呼ぶ者あり) ○森委員  あっという間にね、32年までに着工だから。相当前に決めておかないと、着工なんかできません。 ○林木密地域整備課長  今の森委員の御質問にお答えをいたします。  まず、地区計画の中での高さなんですけれども、私が先ほど36メーターというふうに申し上げましたが、原則30メーターということでございまして、36メーターにするには、認定を受けなくてはいけないということでございますので、それについて追加をさせていただくものでございます。  ですから、認定を受ければ、そこまでは建てられるということですので、36メーターの範囲内であれば、地区計画の中での高さにそぐうものというふうに考えております。  次に、2点目の委託についてでございますけれども、委託につきましては、区のほうでやる委託については、周辺環境への影響調査などということで、電波障害とか、風の環境とか、交通影響についての検討というような形での委託の内容を考えてございます。  先ほどの資料1のほうの2ページ目にございます、写真というか、この資料2につきましては、西小山の街づくりニュースでございまして、ここにあります写真は、街づくり協議会の様子でございまして、7番・8番地区での検討会の様子ではございませんので、ちょっと写真については、7番・8番地区の様子ではないということでございます。  それで、今現在なんですけれども、7番・8番地区につきましては、準備組合のほうが、こういった準備組合の中のさまざまな事務、例えば、理事会を開催したり、開催通知を出したりというのを、理事の方々と一緒になって、事務を請け負っているコンサルがございますので、そちらのコンサルのほうが、実質的な事務をやっているというような形になっておりまして、区のほうはそれに対して契約をしたり、補助金を出したりということは、今のところしておりません。  それから、3点目の駅前のにぎわいということについてでございます。  品川区側では、駅前広場も整備され、また商店街などの催しについても、活発に行われている部分があるというようなことは、私どものほうでも把握はしているものでございます。  今後、原町一丁目7番・8番地区の街づくりなどが順調に進んでいった場合につきましては、より一層西小山駅の周辺について、どのような街づくりを進めるかということについては、今委員がおっしゃいました、商店会としてどういうふうな形でというようなことにつきまして、例えば、産業経済課のほうと連携していくとかいうようなことも考えながら、進めていく必要があろうかということは思っております。いずれにいたしましても、こちらの7番・8番地区の進み方を見ながら、今後どうしていくかということにつきましては、検討してまいりたいというふうに考えます。  以上でございます。 ○河野委員長  森委員の質疑を終わります。  ほかにございますでしょうか。 ○飯田委員  先ほど、うちの委員からも、進捗状況についての質問をさせていただいたところ、道半ばというふうな御答弁をいただいたんですけども、この西小山駅の周辺の、東京都木密地域不燃化10年プロジェクトということに関しましては、今までいろんな委員会のほうにも、大分前から進捗状況が報告されてきたんですけど、きょうの報告を聞いても、何かちょっと、私、素人なので、また地域じゃないので、余り突っ込んで勉強してこなかったんですけど、何かすっきりしないんですね。  何か、進んでるのか、進んでないのかがちょっとわからなくて、東京都のこのプロジェクトをやっているのは、うちの区以外にも、ほかの区でやっているところがあると思うんですけど、うちの区と、こんなふうな進捗状況をほかでもしてるのかどうか、それは御存じでしょうかという点が1点と、準備組合が3月にできる前の27年に建築公社に、先ほどプロポーザルで、支援ということで、活動支援を委託したということなんですけど、これは順序も逆なんじゃないかなというふうに私なんかは思いますし、当事者である地域の方たちも、この進捗状況について、わかってらっしゃるのかどうか。  私がもしここに住んでる人間だったら、何が何だかわからなくなっちゃってるというふうに感じちゃうんですけど、もうちょっと区のほうで、やっぱりすっきりとわかりやすくイニシアチブをとって、進めるところは進める、束ねるところは束ねる、整理するところは整理するというふうにしていかないと、ちょっと32年というころまでに幾らも進まないんじゃないかなというふうに、素人ですけど、そういうふうに感ずるんですけど、これは印象を受けているのでそういう感じがしますけど、その点についてはどんなふうに区のほうではお考えか、お聞かせください。  以上。 ○林木密地域整備課長  まず、今の飯田委員の質問にお答えをいたします。  木密地域不燃化10年プロジェクトについて、まず御説明さしあげますけれども、これは東京都がやっている事業でございます。平成32年度までに、木密地域内の不燃領域率を70%に向上させることが目標ということになっておりまして、区と連携して、木密地域を、「燃え広がらない、燃えないまち」というふうにする取り組みを行っているものでございます。  本区におきましては、原町一丁目・洗足一丁目地区と目黒本町五丁目地区が不燃化推進特定整備地区、これは不燃化特区と略して呼んでおりますけれども、不燃化10年プロジェクトの中で、この不燃化特区に指定されておりまして、この中でさまざまな制度を活用して、不燃化について進めているところでございます。これにつきましては、前回の4月11日の都市環境委員会のほうで御報告を差し上げているところでございます。こうした中で、不燃化について進めておりまして、共同化というのもその中の一つでございます。  現在のところ、不燃領域率につきましては、目標が70%ということになっているんですけれども、最新の数字が、平成28年度の数字になりますけれども、原町一丁目・洗足一丁目地区につきましては、55%ということになっております。これは、その前の数字を出しているのが平成23年度になるんですが、23年度は52%、ですから、3ポイント、原町一丁目地区につきまして進んでいるということになります。これが共同化されることになりまして、またこの数字、不燃領域率の数字が上がるというふうに、私どもは考えておりまして、70%の目標に向けて、着実に事業を進めていけば、そのパーセンテージが上がっていくというふうに考えてございます。  2点目の区の役割ということでございますけれども、これまでにつきましては、共同化に向けて、7番・8番地区の実際の地権者の方々について、実際共同化をするのかどうかといったような、微妙なことについてのことだったために、余り表には出してこなかった。ただこういう検討会がされているということを、実際地権者の方から地元の方もお聞きになっていたかというふうに思います。  今後は、先ほど申し上げましたとおり、準備組合のほうから、いろいろなことが、地域のほうに情報が出ていくことというふうに思いますけれども、準備組合のほうが出した情報につきましては、当然区のほうも把握をしながら、準備組合の周知の仕方が足りないというふうに感じた場合につきましては、区と準備組合のほうで打ち合わせをしながら、地元のほうに、もう少し周知を図っていくというようなことができるかと思います。あくまでも、共同化につきましては、準備組合も含めてなんですけども、地権者様のほうが主体となって進めるものでございますので、区はそちらの支援ということになりますので、区のほうから何か表立ってやるという立場に区はないというふうに考えてございますので、今後もそのように進めていくというふうに考えております。  以上でございます。 ○飯田委員  1点目でお聞きしたかったことは、東京都が特区に指定したところでの進捗状況は、うちのこの特区と同じような状況なのかどうかということをお聞きしました。 ○林木密地域整備課長  ほかの地域につきましても、ある程度進んではいるんですけれども、全体的な進み方としては、目黒区のほうは、それなりに進んでいるというふうに、東京都のほうからは聞いております。なかなか進み方がいいというようなことでございます。  不燃化特区につきましては、不燃化の不燃領域率70%の中に、道路事業のほうも含まれておりますので、道路事業のほうがなかなかかなり進んでおりますので、それと合わせてということでございます。  以上でございます。 ○河野委員長  よろしいですか。  飯田委員の質疑を終わります。  ほかにございますか。 ○広吉委員  まず、西小山の街づくり協議会についてお聞きします。  設立してから9年ほどたって、今回のこの黄色いニュースを見て、少し協議会の中身も、メンバーも変わってきているのかなというふうに、ちょっと印象を受けました。  会則が去年の末に見直されたりして、あと若い世代などをふやすだとか、あと、ほかの団体や事業者と連携してとか、何かいろいろ前向きな意見がたくさん出ていてというところで、区としてはこの街づくり協議会のこの変化というのをどういうふうに捉えているのでしょうかという点をまずお聞きします。 ○林木密地域整備課長  街づくり協議会につきましては、活動が始まってからかなりの回数を重ねてきているというところでございます。  メンバーにつきましては、なかなかやはり若い人が、これはほかのところも同じだと思うんですけれども、なかなか若い人の参加というのが、なかなか大勢ないということで、そちらのほうにつきまして、どうやってふやしていこうかということは、毎回テーマとしては、テーマというか、課題としてはあるというふうには聞いております。  協議会のほうでも、活動するメンバーが固定化しないように、どういうふうにしていったらいいかということを考えているのが一つ。  それから、もう一つは、活動テーマを毎回考えながら、街づくりの中で、この街づくり協議会がどのような形で街づくりを行っていけるかということについても、常に考えながら活動しているというところでございます。  最近では、西小山地区の街づくりルールのソフト面というのを28年度につくっておりますけれども、そういった形で、何かしらの形で街づくりに寄与していくような活動をするというのが、今後も街づくり協議会のテーマとして活動をしていくということになっているようでございます。それにつきまして、区は、やはり街づくりですので、支援をしていくという形をとっております。  以上です。 ○広吉委員  よくわかりました。  若い人が入ってきているのではないかという印象をちょっと受けたんですが、そうではなく、そういう固定化しないような工夫をされているとか、あとテーマもつくりながら、なるべくいろんな話し合いができるようにというのはわかりました。  そこで、区がどういうふうにサポートしていくかということなんですが、そういう若い人がなかなか入ってこれないという現状で、区ができることというところで、このコラムに書いてあるような、西小山一番地会というような、何かこういうような活動には、結構若い方がいらっしゃるんじゃないかなと思うんですが、何かそういったところにお声がけをするだとか、やっている日にちを公開するだとか、いろいろ区のできることというのもあるような気がするんですが、その課題に対して具体的に区は今後どういうことをされる予定なんでしょうかということをお聞きします。 ○林木密地域整備課長  今、委員おっしゃいました、資料1の4ページ目のコラムなんですけれども、こういったものは、やはり若い方に興味を持っていただきたいということでつくっているページでございます。  協議会の日程等のお知らせにつきましても、なるべく皆さんに来ていただけるようにということで、住区の掲示板等に張り出しをしながら、PRをしているところでございます。  また、この街づくり協議会のニュースにつきましても、全戸配布というのを基本としておりまして、この協議会の地区、資料1の4ページ目、一番裏のところに点線で囲んである部分がありますけれども、こちらの協議会の区域につきまして、全戸配布するような形で、なるべく皆様の参加というのを促しているというところでございます。  以上でございます。 ○広吉委員  わかりました。全戸配布もされている、掲示板も使われているということで、近くにいらっしゃる方は目にしているんではないかと思いますが、ここに、ニュースの2ページの下のほうに、一緒に活動する仲間をふやしたいだとか、あと、活動の例の一番下に、テーマに応じた新たな協力者の発掘・連携などというふうに書かれています。それで、小山、この地域以外にも、周辺、体育館のほうだとか、ちょっと離れたところでも、興味を持っていらっしゃる方というのは多いと思いますので、あと、目黒区全体にも、区報等で働きかけるということもしてもいいのではないかなと思います。  毎回じゃなくて、今、西小山でこういう活動が進んでいて、今回はいろんな興味を持っている方の参加を募りますだとか、アイデアがある方は募りますとか、何かいろんなここの周辺、本当にコンパクトな、この丸ポチの間だけではなく、興味がある方もいらっしゃると思いますので、そういった方の参加ということは考えていないのでしょうかということをお聞きします。 ○林木密地域整備課長  今、委員おっしゃいました、確かにほかの地域との連携という意味につきましては、街づくりそのものは、西小山の街づくりはやはり地元の方が中心になって進めるものというふうには考えますけれども、いろいろな、それに対してのアイデアとか、若い人をどうやって呼び込むかといった手法などについては、ほかの地域のそういった活動をしているグループとの交流があれば、そういったものを新たに知る機会もふえると思いますので、今後そういったことをどうやったら交流が持てるかというようなことについては、ぜひ考えていきたいというふうに思います。  以上でございます。 ○広吉委員  ぜひ、その辺は、目黒全体の人材との交流という形で、広い視野で考えていっていただきたいなと思います。  それで、最後なんですが、この準備組合との兼ね合い、これから協議会はこの準備組合と連携していこうというふうに書いてありますので、先ほど、地権者が主体で、区はサポートというふうに聞いたんですが、やはり同じテーブルに着くような形で、話し合いが、すぐには、まず最初は、情報提供からだと思いますけど、いろいろ話が煮詰まってきたら、同じテーブルに着くようなときには、区がやはり中に入って、あと、いろんな大学とか、専門的な知識を持っている方とか、いろんな方が中に入りながら、話し合いの機会をつくっていくことも、今後必要になってくるのではないかなと思います。その点、今後の連携というところで、先々、そういったことを想定されているであろうかというところをお聞きします。 ○林木密地域整備課長  西小山地区の街づくり協議会の範囲につきましては、先ほどの原町一丁目7番・8番地区も入ってございますので、その準備組合に入っている方々も、地域の街づくり協議会のメンバーの中の一人ということになっておりますので、街づくり協議会のほうと、それから準備組合のほうというのは、いろんな機会を通して、情報交換等、意見交換などができるというふうに考えております。そうした中で、当然必要があれば区も入りまして、先ほど委員おっしゃいました、例えば専門家について、どのような方の、例えば御意見を聞いたりというような機会を持ったほうがいいかとか、あるいは、そういう方を1回お呼びしたいというような要望が地元のほうからあったときには、その橋渡しをするとかというような形で、区のほうは、今後もサポートをしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○河野委員長  広吉委員の質疑を終わります。  ほかにございますでしょうか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○河野委員長  ないようですので、報告事項1番、西小山駅周辺地区街づくり取り組み状況についてを終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(2)工事報告(2件)について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――河野委員長  続きまして、報告事項2番、工事報告(2件)についての説明を受けます。 ○清水土木工事課長  それでは、2件の工事報告をさせていただきます。  なお、こちらの工事報告につきましては、本日、企画総務委員会におきましても、契約報告がされておりますので、あわせて御報告させていただきます。  まず、1点目でございます。  おめくりいただいて、1ページ目をごらんください。  工事件名、道路維持工事(碑文谷四丁目)でございます。  場所につきましては、下の案内図、黒塗りの箇所が工事箇所となりまして、2カ所ございます。
     まず、1カ所目は、下の黒塗りの路線、すずめのお宿緑地公園の北側、碑さくら通りの延長約200メーターの路線になります。  2カ所目は、その北側、目黒通りに接するサレジオ通りの延長約50メーターの路線となります。  イオンスタイル碑文谷が、碑文谷四丁目1番先にございますので、その東側の道路という形になります。  場所、請負者、請負額につきましては、記載のとおりでございます。  主な工事概要でございますが、施工中心延長が255.1メートル、1番といたしまして、歩道の排水部分となります街渠が12.4メートル、歩道の止石が6.5メートル、3番としまして、アスコン舗装の車道部が1,593平方メートルで、歩道部が29平方メートルということでございます。4番といたしまして、歩道部に設置してございますガードパイプ、これの延伸設置が2メートルございます。  工期でございますが、本年4月18日から7月6日までの55日間でございます。  続きまして、2ページ目をごらんください。  道路維持工事(祐天寺二丁目)でございます。  工事件名が、道路維持工事(祐天寺二丁目)でございまして、場所につきましては、下の案内図、黒塗りの箇所が工事箇所となりまして、2カ所ございます。  まず、1カ所目が、下の黒塗りの路線、上目黒住区センターの西側の南北に走ります道路、延長約96メートルの路線になります。  2カ所目が、その北側、祐天寺一丁目25番、26番、27番の街区に囲まれました、延長207メートルの路線となります。  場所、請負者、請負額につきましては、記載のとおりでございます。  主な工事概要でございますが、施工中心延長が303.7メートル、L形溝が231.2メートル、アスコン舗装が840平方メートルでございます。  工期でございますが、本年4月19日から7月2日までの50日間でございます。  説明は、以上でございます。 ○河野委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○河野委員長  ないようですので、報告事項2番、工事報告(2件)についてを終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(3)平成30年春 目黒川沿いの桜開花期間における取組結果について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――河野委員長  続きまして、報告事項3番、平成30年春目黒川沿いの桜開花期間における取組結果についての報告を受けます。 ○清水土木工事課長  それでは、平成30年春目黒川沿いの桜開花期間における取組結果についてを御報告させていただきます。  なお、こちらの報告でございますが、本日、生活福祉委員会におきましても、この後御説明いたします、目黒川桜まつり等運営協議会の事務局を構成します、産業経済・消費生活課、文化・交流課から、情報提供されておりますので、あわせて御報告させていただきます。  それでは、資料をごらんください。  項番1、経緯等でございますが、目黒川沿いの桜並木、花見の名所といたしまして、毎年多くの花見客が訪れる一方で、記載のとおり、ごみの問題、山手通りの人の横断、花見客と車の交錯、人だまり、夜間の騒音など、さまざまな問題が生じております。  このため、3段落目でございますが、平成24年12月に、目黒川桜まつり等運営協議会を設置いたしまして、商店会、住区、町会等の地域の住民の方々、そして、警察署、区などの行政機関と、あと東急電鉄によりまして、課題解決に向けたさまざまな取り組みを行っておりまして、この春につきましても、必要な対策を行ってきたところでございます。  次に、項番2、桜の開花と中目黒駅の乗降客数でございますが、まず、(1)としまして、ことしの開花宣言は、3月17日で、昨年より4日早く、晴天が続きましたので、ことしの満開は3月24日、開花から7日目ということで、例年より少し早い満開となっております。  次に、(2)中目黒駅の1日当たりの最高乗降客数でございますが、昨年は、4月5日、24万4,000人と過去最高を記録しましたが、ことしは3月25日の日曜日、24万2,000人ということで、昨年比でいきますと、2,000人減ということでございますが、16日間の合計でいきますと、昨年よりも30万人も多い293万人という結果となっております。  続きまして、項番3、主な取り組み内容でございます。  まず、(1)といたしまして、合同パトロールでございますが、昨年同様、記載の7日間、警察を含みます運営協議会といたしまして、162名が参加、ごみの持ち帰りなど、マナー啓発、露店指導などを行っております。  次に、警備員の配置でございますが、3月21日水曜日から4月8日日曜日までの19日間、中目黒駅周辺と、目黒川沿いに専門の警備員を、昨年よりも3日間、167名多い、延べ1,372人を配置しております。警備員の配置の経費につきましては、2,555万円余の金額で対応したところでございます。  続きまして、次に、(3)宴会禁止の対策といたしまして、記載の宴会禁止看板等を、大橋から目黒新橋の間の川沿いに、桜開花前後の期間、設置いたしまして、次の(4)、おめくりいただいて、(4)では、飲食物の提供者に対する監視指導といたしまして、屋台等の出店者に対しまして、生活衛生課によります監視指導を、記載の期間、毎日巡回指導した結果、指導件数は154件ということで、昨年から43件減っている状況でございます。  次に、(5)仮設トイレの設置でございますが、記載の期間の16日間、昨年同様に、菅刈公園など、記載の4カ所、13基のところに水洗式の仮設トイレを設置しますとともに、本年から中目黒駅周辺のコンビニエンスストアに協力を依頼いたしまして、3店舗をトイレマップに掲載し、トイレの対応を図ったところでございます。  次に、(6)花見のマナーの啓発でございますが、めぐろ観光まちづくり協会が目黒川さくらMAPの日本語版、6万5,000部、多言語版を1万5,000部作成いたしまして、町会やパトロールのときに配布、また駅などに配置して対応したところでございます。  このマップには、主にトイレの位置、また、ごみは持ち帰ること、騒音の防止、マナーの啓発について、特に外国人の方にもわかりやすいように、案内をピクトグラム化しますとともに、区のホームページですとか、観光協会のホームページでも見ることができるよう対応いたしました。  また本年、新たに、緑道さくらMAPを2万部作成しまして、目黒川以外の桜の紹介をし、対応を図ったところでございます。  次の(7)目黒警察署による警備、記載のとおり、目黒警察署独自の交通警備を行って対応したところでございます。  次に、(8)中目黒駅前商店街振興組合によります警備員の配置でございますが、ライトアップの充実に伴いまして、土日を中心に、延べ30人の警備員を配置しております。  次に、区道投棄ごみの回収でございますが、保管庫を1カ所設置いたしまして、記載の期間、土木公園事務所を中心としました区の職員、そして、委託業者が毎朝回収しております。回収した後、その保管場所、これは中目黒公園の前の材料置き場でございますが、そこの保管場所に一度回収し、ごみを集めまして、清掃事務所の車両で清掃工場へ記載の搬出日に搬出したところでございます。  処分量は、3回の搬出で、合計1.68トンでございまして、前年よりも0.92トン減っております。これまで、ごみの持ち帰りのマナーの啓発、合同パトロールや宴会禁止の徹底によりまして、ごみの減量につながったものと考えております。  次に、(10)観光バスの駐車対応でございますが、東京に加えまして、記載の8県のバス協会に、目黒川周辺における交通関係法令の遵守、特に、駐車禁止等について、目黒区長名で申し入れを行っております。  次に、(11)池尻大橋駅への誘導表示の設置でございますが、中目黒駅から池尻大橋へと向かうよう、案内表示することで、中目黒駅にUターンしなくてもお帰りいただけるように、また、山手通りの横断の場所をスムーズに案内できるように、誘導表示を行ったものでございます。混雑の緩和をするための対策を講じているものでございます。  続きまして、3ページをごらんください。  次に、目黒川沿いの順路看板の設置でございますが、昨年、目黒警察署の要請により試行し、効果があるということを確認しましたので、ことしからの本格実施をするということで、順路を、通行する車と対面するような反時計回りに順路看板を設置いたしまして、花見客の安全確保を図ったところでございます。  区間としましては、千歳橋から日の出橋の間、約600メーターの区間で、この順路看板の対応で一方通行化を図ったということでございます。  次に、(13)から(15)までにつきましては、これまでの運営協議会での御意見等を踏まえまして、ことしから取り組みを始めた内容、また、拡充した内容についてでございまして、まず、(13)番では、植栽帯への立ち入りを規制するロープの設置範囲を拡充しております。  次の(14)番は、目黒川の立ち入りを制限するため、目黒川の川への立ち入り制限等に関する要綱を本年3月に制定した上で、河川への出入り部分に立入禁止の看板を設置し、対応したところでございます。  次に、(15)番、今春の新たな取り組みといたしまして、現地連絡所を開設しております。これは、花見客の安全・安心の確保、さまざまな課題への抑止力、初動体制の確保などを目的といたしまして、ことしから目黒川合流点遊び場に、現地連絡所を設置しております。3月24日から4月8日までの16日間、平日は17時から21時、土日は13時から21時の間、区職員2名と地域の方々を配置いたしまして、現場での問い合わせや状況確認等、対応したところでございます。  次に、(16)番、ホームページやツイッターによる情報発信でございますが、記載のとおり、マナーの啓発、桜の開花情報や混雑状況など、幅広い周知や情報発信に努めております。  最後、今後の対応でございますが、ことしは、昨年までの課題等を踏まえまして、ただいま御説明いたしました花見客に対しますマナー啓発の充実、また、花見客のふえたことに伴います安全確保として警備の増強、花見客の安全・安心の確保や抑止力を目的としました現地連絡所の新規の設置、また、植え込み柵、植栽帯へのロープ設置など、警察、地域の方々、行政と連携して対応し、さまざまな課題に対しまして、一定の改善は進んだというふうに認識しているところでございます。  一方で、これまでの課題のうち、特に露店、飲食店によるごみの問題等、ライトアップ終了後におきます騒音問題につきましては、近隣の方々の生活環境の悪化の防止、また安全・安心の確保の観点から、早急に対応を図る必要があるという課題もございました。  区といたしましては、運営協議会を構成します一員としまして、イベントの実施者、地域の方々、警察署などと、関係機関とより一層連携を図りながら、行政として対応すべき課題に対しまして、具体策を示しながら、解決に取り組んでいく必要があると考えております。  今後でございますが、今月、5月30日に、本年度1回目の目黒川桜まつり等運営協議会を行いまして、この春の課題、問題点を改めて整理いたしまして、必要な対応について話し合い、また、来年の春、桜開花期間に向けて、必要な対策を講じてまいりたいというふうに考えております。  説明は、以上でございます。 ○河野委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○田島委員  本当に御苦労さまでございました。  ことしはお天気がよくて、大変な人出で、年々年々ふえていっているようでございますし、その対応というのが、大変難しくなっていっているのも確かだと思います。  ただ、やっぱり上野公園もすばらしい桜なんでしょうけど、目黒川という部分においては、本当にアクセスがいいというか、駅からすぐということもあって、多くの人が花をめでに来られるということで、目黒区民としても、大変に自慢のできる場所になりました。  そこで、今回、人が多く、今回も前回もそうなんですけど、人が多くなったというのは、やっぱり中目黒の目黒川に関して、いろいろなメディアがいっときに取り上げてくれているということであると思います。  ただ、取り上げられ過ぎまして、メディアの中には、区民と花見客との確執みたいな、偏向報道と言っていいんですか、というような報道もあったと思います。区としても、その辺は把握されているとは思うんですけれども、それもやっぱり一つのメディアの取り扱い方で、おもしろおかしく、対立構造みたいなのを余計に表面化させて、番組を売ろうという意図はすごく感じたところですけれども、区としまして、基本的にやはり粛々と、川の整備というか、花見の対応をされていかなければいけないと思うんです。決して、報道であった対立というのが全てではないと思いますし、区民としても喜ばれている方も大勢いると思います。  やはり、そういった意味では、区がこれから、やっぱり安全で、そして秩序よく、花を見に来ていただけるような形をつくらなければならないと思うんですが、大きくその辺についての、今後の取り扱いについてもお伺いしたいと思います。  2点目としまして、やはり非常にごみが大変だったと。区のほうも回収をされているということなんですけれども、実際、朝回収されていたというふうに聞いておるんですが、ごみの持ち帰り、それから宴会の禁止ということ、これはますます人がふえるかもしれませんので、啓発活動としては大事な部分で、やっていかなければならないんですが、より一層、ごみの処理に関しては、もう少し現実問題として、どういう形で、やっぱりごみ箱といいますか、ごみの回収場所はふやしていかなければいけないんではないかなということも感じております。  それから、トイレの問題にしてもしかりでございますけれども、その辺について、今回の花見の取り組みの結果を受けまして、区のほうの今後の考え方についてお伺いしておきたいと思います。よろしくお願いします。 ○清水土木工事課長  田島委員の1点目の御質問でございます。  まず、メディア等に取り上げられた後の、区としての今後の対応等でございますけれども、皆さん御存じかと思いますけども、TBSのメディア等に取り上げられまして、私もその取材に対応した一人でございますけれども、取材を受けるに当たりましては、区の取り組みを積極的にPR、今回の報告内容も含めて、地元の方々と警察の方々、電鉄の方々と連携して安全対策、またごみの対応について、取り組んでいるということは、たくさんPRはさせていただいたんですが、残念ながらその部分につきましては、放映されることがなかったというところでございます。  今後、そういった区の取り組みをどのように情報発信していけばいいのかというのは、今後検討を進めていきたいと思います。委員からいただきましたように、区として粛々とやはり花見客への安全対策、これについては対応していかなければならないものというふうに区としても考えております。  2点目のごみの問題に関しての、現実問題としての今後の対応でございますけれども、放置ごみへの今後の対応策でございますが、屋台で購入した飲食物の容器等のごみにつきましては、花見客の方に、御自身に持ち帰っていただくか、購入したお店で引き取ってもらうかということを基本のマナーとして周知啓発を図ってきたところでございます。  ただ、実態として、買ったお店から、花見の特性として、そこにとどまって食べるのではなくて、花見を楽しみながら、歩きながらという方が多いので、今後、ごみ箱は屋台等に設置しているというのは、区としても確認はしてるんですが、お店の奥であったりとかいうことで、なかなかわかりづらいというところもありますので、今後屋台でのごみの回収方法、またそれの設置の周知については、また検討していきたいと思います。  また、実際問題として、毎朝回収はしておりますが、区のほうにもごみの問題としてたくさん区民の方から意見をいただいているところもございます。そういった中で、今後の検討にはなりますけれども、例えば、屋台、放置ごみの回収の頻度を上げるですとか、また、ボランティアをやりたいという声も今いただいているところがございますので、そういったボランティア清掃の活動の推進、また、ただ単にごみ箱を設置してしまいますと、ごみがごみを呼んで、またごみがあふれてしまう、またそれが苦情の種になってしまうというところもございますので、例えば、アトラスタワーでことし情報提供を受けたんですが、有人型のエコステーションを設置して、人がついて分別しながら、回収をすると。ただ、持ち帰りは基本としてますよということを周知しながらやるのも一つの手段かなというふうにも考えております。  そういったいろいろなアイデアも今出されておりますので、5月30日、運営協議会に向けて、また検討を進めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○田島委員  一つですね、やっぱり自慢の目黒の桜でございますので、大事にしていっていただきたいと思うんですが、今、ごみの回収に関しては、いろいろなアイデアを出していただいて、ごみがごみを呼ぶというのもおっしゃるとおりだと思いますし、一つ、そういった意味では、環境という部分を加味しながら進めていっていただきたいなと思っております。  余談ですけども、3月26日ですか、韓国と中国からの職員の方も見えて、目黒川をお楽しみいただいたということでございます。そういった意味では、本当にいい観光資源といいますか、目黒は余り観光資源がないものですから、これをどういうふうにして、区民のためにばかりじゃないじゃないかという意見もあるでしょうけど、やはり目黒区としても自慢ができる桜というもの。  今回、サクラ基金というのをしているわけなんですけども、区としては、そのサクラ基金、桜を見に来られた方に対して、何かうまい方法で、サクラ基金についてもPRを、というのは、していかなきゃいけないことだと思いますし、今回も何かやられたと思うんですけど、その辺について、お話を聞かせていただければと思うんですが、いかがでしょうか。 ○櫻田みどりと公園課長  今回、桜まつりの中で、秘書課のほうなんですけども、さくらMAPに挟み込んで、今、12月からウエブサイトでふるさと納税ができるようにということで始めておりますけども、そちらの御案内を挟み込んだり、あとは、それにQRコードなども印刷しまして、その場でスマホなどで寄附ができるような、アクセスできるような仕組みを取り入れております。  ただ、3月、4月は、サクラ基金、やはり季節ですので、毎年結構な額をいただいている時期なんですけれども、特に、桜まつりにいらしている方から、そういった取り組みをしたことで、すごくふえたかというと、ちょっとそうでもないような状況がございまして、これから検証をしてみたいなとは思っております。より効果的なアプローチの仕方を考えてまいりたいと思っております。  以上です。 ○田島委員  わかりました。  最後になりますけど、一つ、目黒の桜を続けていくために、皆さんからお願いしたいということはアピールしていただければいいんじゃないかなと。そして、そのために、それを使いながら、桜を見に来ていただけるお客様のためにもお金を使っていくと、その期間に。御報告の中で、いろいろかなり予算も使っているようには聞いておりますが、そういったような部分で、財源さえあれば、いろいろな部分で、きちんと安全で、皆さんが楽しんでいただけるようなおもてなしもできると思うので、相互に考えていただいて、進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。いかがでしょうか。 ○中澤都市整備部長  委員おっしゃるとおりでございまして、私も、過去から言いますと、これは6年目ですかね、私が運営協議会をつくって、当時よりは本当によりよくなってきたとは思いますが、ただその中でのやっぱり課題が抽出されてきているということで、そこは本当に考えていかなければいけないかなと思っております。  これだけ300万人も来るということと、なおかつ、いろんな外国の方もいらっしゃるということです。ですので、一番大事なのは、やはり、先ほどテレビにも放送されましたが、非常に部分的だけとりまして、私ども、非常に心外でございます、区といたしましては。本当に、3課長で説明をして、あるいは、地元の方々もちゃんと説明をしたのにもかかわらず、ほぼほぼカットということでございました。  やはり、ただ一方では、日経新聞のほうにも、ちゃんとした内容を記載していただいているのもございます。いろんな視点で皆さん見ていらっしゃる。ただ、これはいいことで、非常に注目を浴びているということだと思います。  ですので、私どもはやはり情報発信をしていくということが大事だと思いますので、ちょっとホームページのほうも、まだ対応策で手いっぱいだった、職員が本当に毎日毎日出て、交代交代で、地域の方も含めて一緒にやってましたので、やはりホームページで、いっぱい運営協議会のPRとか、あるいは、その基金のPRとか、そういうのをどんどんして、なおかつ、ことしからツイッターとかSNSもやりましたが、やはり羽生結弦さんのあの金メダルのイベントのときも、ごみが少なかった。あれは、羽生結弦さんがSNSでいろんな方に発信をして、結果、少なかったということがあるので、私どももその辺をうまいぐあいに、中目黒の財産もございますので、それをうまいぐあいに活用して、やっぱり若い方々にそういう意識を持っていただくような仕組みをやっぱり考えていく必要があると。ごみの関係は、ハード、ソフト、ありますけども、いろんなところで考えていきたいと思います。  いずれにいたしましても、貴重な財産でございますので、区といたしましては、地域の方の、やはり、ご迷惑な部分もありますけれども、そこを何とか軽減しながら、バランスのいい対応をしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○河野委員長  よろしいですか。  田島委員の質疑を終わります。  ほかに。 ○青木委員  久しぶりで、私もちょっと見に行こうかなと思って行きました。この区役所の守衛さんには、戻るようになるよ、すごい人だよと言われたんですけど。結果的には戻って来たんですけど、リュックサックをしょってる方が多くて、一体ここはどこなのって、区役所の前で言ってた方が大分いましたので、ああ、みんなテレビを見ながら来て、中目黒ということをわからないで来たのか、川越のほうからも来てる方もいたみたいで、ここの庁舎のトイレを借りる方が非常に多いというふうに、守衛さん、入ってくる方も、どっちから来る方もみんな、ほとんどトイレなんですって、役所の。  だから、役所のトイレを使っていただいていいのかなというふうに思ったんですけど、私も途中まで行って、帰って来たんですけど、橋のところで、やはり珍しいんでしょうね、外国の方が非常に桜をバックに写真を撮っている方が多いんですよ。  先ほどから、外国人の方ってお話がありましたけど、英語じゃない方もいましたので、この約300万人ですかね、数字を押さえてたら、どのぐらい外国の方がいたんでしょうかね。数字を押さえてなければ結構です。先ほど、ある委員からも、ここ、外国の方が見ていただいて、有名になってよかったって話もあったんですけど、わからなければ結構です。 ○清水土木工事課長  こちらの、乗降客数の293万人の情報でございますが、東急電鉄のほうから、その期間、乗降客数のデータをいただいて、今回御報告させていただいているものです。  その中で、外国人との区別というのは、人数ではないんですけれども、私もほぼ毎日、沿川を見て回る中では、本当に今外国人の方が多いな、これはツアーの方もたくさんいらっしゃったんですが、感覚で言いますと、2割、3割ぐらいはいたかなというふうに感じております。  以上でございます。 ○河野委員長  青木委員の質疑を終わります。  ほかに。 ○広吉委員  先ほど出ました、若い方のマナーの啓発のことについて質問します。  以前の都市環の委員会で、周辺のスターバックスさんやEXILE関係の会社の方たちの協力を仰いで、SNSだとかツイッターとかを利用して、啓発の協力を仰いでやっていくというようなお話があったと思うんですが、その取り組みは、今回はどうだったんでしょうかという点を、まず1回目質問します。 ○清水土木工事課長  若い人へのマナーの啓発ということでございます。
     委員お話しいただいたとおりに、目黒川、また山手通りのところに、お話しいただきましたEXILEの事務所ですとか、スターバックスさんがあるということは認識しております。  この辺とSNS等を活用した情報発信なんですけれども、一定程度、そのEXILEの事務所の方と、できることがあれば対応するということは、お話はいただいているんですが、実施にまでは至っていないというのが現状でございます。  今後、話がありましたとおり、お話ししましたとおり、区といたしましても、積極的にそういったSNS、メディアを活用することは重要だというふうに考えておりますので、来春に向けて、また検討を進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○広吉委員  ありがとうございます。  前回、この中目黒の川沿いの若い建築関係の方、デザイナーが中心となって、そういった活動を広めていくようなお話だったんじゃないかなと、ちょっと記憶しているんですが、そういった方、その方が、若い人たちにまず働きかけて、そして、その若い方たちの中での活動を膨らましていくような、そんなような報告があったように記憶しているんですが、そちらのほうはどういうふうになっているのでしょうか。 ○原地区整備課長  御質問について、中目黒拠点の整備計画の中で、目黒川の扱いについても御説明をしてきた経緯がありますので、私のほうから御説明をさせていただきます。  目黒川沿いということで言いますと、ここで話題になっているように、桜も含めて、川のもたらす潤いですとか、あと、従来からある町会や商店会、住区住民会議、そういったものが集まってくる街づくりの団体もございますし、加えて、やはり若い世代を中心とした来街者の方や、新しい事業者の方も入ってくるという状況が現在生じていると思いまして、その中で整備計画の中でも、できる範囲での一定の位置づけをして、なおかつ具体的にそういった方々と友好に協働するような形で、いい形の観光資源を生かした、訪れやすい、そしてクリーンな桜の時期の扱い方ができるか、そういった仕組みについて探っていきたいとは、現在考えているところです。  現在、策定中、策定の準備をしております整備計画の中でも、そういった川を含めた部分のエリアで、どういった皆さんが回遊をされて、どういった楽しみ方をされてというような調査もしてございますし、あるいは、新しくやって来られる事業者の方も含めて、今後、街の動きだとか、関係者の方がどのように変化していくかということも、ある程度調査した上で、実際にそういった方々との対話を通して、情報発信ができるような仕組みづくりというものの可能性をまさに探っているところですので、それについては、今年度も積極的に取り組んでいきたいと考えながら、整備計画にも位置づけをしたいという、現在そういう段階でございます。  以上です。 ○広吉委員  わかりました。そちらのほうも、まだ準備中ということで、今後そこを強化していくということはわかりました。  来年の来春の桜まつりのときに、もう少しそこら辺が発展していることが望ましいと思うんですが、やはりスターバックスさんやEXILEの事務局の方たちは、日常的な業務だとか、いろいろお忙しいとは思うので、やはり待っていてはなかなか進まないのではないかなと思います。なので、やはり区のほうからも、積極的に働きかけて、ことしの桜まつりの状況などを伝えたりしながら、協力を仰いでいくという、丁寧な対応が望ましいのではないかと思いますが、今後、そういった働きかけとして考えていることがあれば、教えてください。 ○清水土木工事課長  今回、御報告させていただいた中で、大きな課題としてごみとか騒音の問題がございます。その中で、委員からお話しいただきましたように、ごみの問題等に関しまして、先ほど部長からもありましたように、羽生結弦選手のパレードのときのSNSの活用ですとか、マナーの問題というのは、非常に重要な問題だというふうに認識しております。そういったことで、一つのアイデアとして、そういったEXILEであるとか、有名人の方に、影響力のある方にそういった発信をしてもらうというのも、一つのアイデアだと思います。  今後、それに限らず、いろいろなアイデアを出しながら、また運営協議会の中で諮りながら、来春に向けての、前に進める取り組みとして、検討を進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○広吉委員  庁舎の前から用賀のほうに行くバスの中で、EXILEの岩田さんの声で、お店のPRをするような放送が流れたりすることがあったりします。いろんな形で、それを聞く人は少ないかもしれませんが、いろんな形で、そういった、それはお店の宣伝ですが、いろいろマナー向上のことを、いろんな形で啓発ということはやれると思いますので、それも区の提案もあるかと思いますが、そこは向こうの提案も聞きながら、一緒に目黒を、目黒のマナーを一緒に向上していくというような形で、取り組めるといいなと思います。なので、ぜひその辺は、同じ目線で、対等に取り組んでいっていただきたいなと思います。  それと、やはりそこに、やっぱり区民が入っていくこともとても重要だと思っています。やはり、それを広めていくのは区民であったり、今回、現地連絡所の開設に、区民の方も数名入ってというところはとてもすばらしい、区の職員だけじゃなくてというところは、とてもすばらしいことだなと思います。なので、そういった啓発の、マナー向上の取り組みも、大きな企業さんと区と、あと区民と、三位一体となって取り組むことを今後進めていくべきだと思いますが、いかがでしょうか。 ○中澤都市整備部長  今、委員からお話のあった内容でございます。  これは、当然そういうことで、もうずっと進めてきているわけです。それで、それでもなかなか大変だと。要は、町会や商店街さんとか、地域の方々、住んでいる方々にもPRして、もう関係する機関を集めて、運営協議会をつくってとやっているわけで、それは十分やってますが、それでも足らない。じゃ、どうしようかということでの、いろんなツールを活用していくということだと思います。  一つに、やっぱり東京音楽大学も来ますし、そこには若い学生さんも今来ます。それとあわせて、先ほど言ったEXILEとかスターバックスさんの焙煎工場みたいなのもできますし、それはアイデアの一つであります。  ただ一方で、やっぱり地域貢献をしたいという企業の中にも入っていますので、あるいは別な企業もありますので、そういう方々ともやっぱり協力していくというのは、また加えていくという形だと思います。もう、既に私どもは、そこはもうタッグを組んで地域でやってますので、そこにもっとどんどん、仲間といいますか、一緒にやっていくメンバーをふやしていって、よりいい対策ができればというふうに思っておりますので、委員の今御指摘の部分を含めまして、私ども、しっかりとやってまいりたいと存じます。  以上でございます。 ○広吉委員  最後に1つだけ。やはり今の若い方たちは、すごく発信方法が全く違っていて、本当にスマホがもう生活の一部に入っていて、その発信方法も本当に日進月歩で進んでいて、やはりそこの一番、若い方に伝わるツールを知っているのはやっぱり若い方というところで、やはり区と事業者さんと区民、特に若い方のマナー向上は、いろんな方に発信はしたいですけど、特に若い方のマナー向上というところの指摘もありますので、そこはやはりそういった一番そのツールをわかっている方を入れて、町会や住区の方、商店街の方たちももちろん必要ですが、その若い方たち、区外から来てらっしゃるような、特に、この桜のときじゃなくても、最近若い方、たくさんあの辺に来られてますので、そういった方たちにも発信できるツールとして、そういったことを若い区民の方も交えて、行っていくべきだと思いますが、いかがでしょうか。 ○中澤都市整備部長  それも当然含めての話でございますので、その発信の方法は、非常に気をつけないといけないのは、情報というのは、ばあっと拡散してしまいますので、行政としてのやっぱり発信方法というのは、やはりある程度のちゃんと考えを持ったところでやらなきゃいけないというのが一つあります。  それと、若い方々、私もスマホを持ってますし、もう今若い方もお年寄りの方もスマホを使ってますので、若い方というのも一つですが、ただマナーが悪いのは、そこの方々が割と多いねということが、今職員のほうからも聞こえてますし、地域の方からも聞いてますので、そこをどのようにしたらいいかということのプラスの方策を今考えているわけで、若い方を入れるということは、若い方が入ってくればいいですけど、入ってくれないわけですよね。  だから、こういうふうな状況になっているというものもありますので、地域の方々も、町会さんも、商店街さんも、住区も、やはり若い方、やってくれないわけですよ。発信しても興味がない。じゃ、どうするんだ。そこから始まらないと、入れるとはおっしゃっても、なかなかそういう入ってくれなければ、どうにも進まないので、まずは発信の方法、それを丁寧にどうしたらいいか。  で、影響力のある方、区が発信しても、多分、そんなの知らねえやという感じで、若い方は思っちゃうかもしれませんね、私の息子とか、そうなるかもしれませんが。そういうことも含めて、やっぱり考えていく必要があるというふうに思っていますので、そこはしっかりと、今事務局のほうで、あるいは地区整備課も一緒に事務局に入ってますので、もう全体の中で、みんな各課、関係する課が非常に今メンバーが多過ぎて、会場も大変なんですが、一生懸命やっていますので、そこは御理解いただきたいと思います。  以上でございます。 ○河野委員長  広吉委員の質疑を終わります。  ほかにございますでしょうか。 ○竹村委員  済みません、ごみの回収のところを聞きます。  ことしが、今年度が1.68トンで、前年比で0.92トン減ったという報告がありました。ここについてなんですけど、どういった取り組みが作用して、こういうふうになったのかとか、どういった要素が大きく、この数字に至ったのかという分析をされてましたら、教えてください。 ○清水土木工事課長  ごみの量についてでございます。  お手元の資料のところの、ページでいきますと、2ページ目の(9)区道の投棄ごみの回収でございます。  これは、昨年に比べて0.92トンということで、1.68トンの、ごみの量としては減ということでございます。これの要因でございますけれども、これまで、平成24年に立ち上げました桜の運営協議会から始まって、ごみの持ち帰りのマナー啓発にずっと取り組んできたところでございます。説明でもしましたように、マナー啓発のポスターであるとか、現地への掲示、また、パンフレットの配布等をしながら、図ってきた効果が出てきているかなというふうに感じております。  一方で、とはいっても、全くなくなってないわけではございませんので、そこら辺の対応については、今後運営協議会とも話し合いながら、検討を進めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○竹村委員  ありがとうございます。  そことはまた違ったところを聞きたいんですけど、警備員の配置が、3月21日から4月8日になってます。この4月の7、8の土曜日、日曜日のときって、大分もう桜が終わっている時期で、上のほうの中目黒の乗降客数は6日までのデータになってますけど、その7、8の土日に、イーストエリアの桜まつりとかがまだあったと思います。今年度は、日程と、あと土日の関係で、7、8の後ろのほうにずれてしまったかと思うんですけども、仮に、7、8にイーストエリアの桜まつりがなかった場合は、この大分桜が終わってしまっていることしの7、8の土日のようなときに、警備員をたくさん配置するようなことは、もし桜まつりがここになければ、余り配置しないような感覚でいるんでしょうか。ちょっと、そこら辺の、桜まつりがあるからこそ、たくさん配置しているのか、そこら辺をちょっとお聞きしたいです。 ○清水土木工事課長  桜開花期間中の警備員の配置についての考え方でございますけれども、警備員の配置につきましては、目黒警察署からの指示によりまして、警備員を適宜、山手通りの横断するところ、また川沿いのところの警備について配置しているところでございます。  今回、委員がお話しいただいたように、4月7、8の土日については、そういったイベントがあるということと、桜はもうほぼ終わっている状況ではございましたが、まだ人出が少し予想されるであろうということの警察署との協議によりまして、7、8の土日につきましても、警備員を配置して、少し人数は落としてありますけれども、対応したところでございます。  今後も、そこら辺、桜の開花時期によって、人出は大分変わりますので、そこら辺は適宜警察署と協議しながら、対応してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○竹村委員  ありがとうございます。  最後に、もうちょっと細かく聞いちゃうかもしれないですけれども、桜まつりを主催する側が日程を決めるわけですけれども、この時期に、警備の日数がふえてしまったりすれば、経費もかかってしまったりもすると思うんです。桜の時期も、自然との兼ね合いなので、いつ咲くというのも、直前になってみないとわからないところもあるかと思うんですけれども、そこら辺の、関係団体の方といろいろ協議はされているかと思うんですけども、イベントの開催時期とか、そういったところは、区としても相談をされたりとか、そういったことはされているんでしょうか。 ○清水土木工事課長  イベントの開催時期等についての相談でございますけれども、委員お話しいただいたとおり、桜は生き物でございますので、天候によりまして、開花が早まったりですとか、開花期間についても大分影響があるところでございます。  開花時期がいつぐらいになるかというのは、テレビ等でも報道はされているところですけれども、そこら辺、区のほうに、実際目黒川はいつぐらいなんだということで、御相談いただきましたときには、今こういう状況ですということでは、情報提供は適宜しているところでございます。  また、警備員の配置につきましては、一定程度、警察との協議によりまして、本当に混雑しそうなときには、すごく厚目にしたりですとか、薄くしたりですとか、適宜協議しながら対応しているという状況でございます。  (「イベントを調整して」と呼ぶ者あり) ○清水土木工事課長  桜の運営協議会の中で、平成30年春、今春の桜開花期間中に行われるイベントにつきましては、皆さんにいつどこでどういうものが行われているのかというのは、共通認識を持つ必要がありますので、その資料の中でも、イベント名、代表の方、期間等、共通認識を持つ形で、一覧表をつくって、メンバーの方に周知して対応しているところでございます。  以上でございます。 ○河野委員長  イベント開催について、調整を区が図っているかという質問だったような気がするんですが。 ○清水土木工事課長  区で把握してる、今回の春では、15イベントぐらいありましたけれども、個別に開催時期を調整するようなところまでの調整は行ってはおりません。  以上でございます。 ○河野委員長  よろしいでしょうか。 ○竹村委員  済みません。何か割と、3月、4月なので、年度またぎというか、31日、1日が土日だと、そこをやりたがらなくて、こんなずらすとか、そういったことはあったりするんですけど、ちょうど目黒のシンボルでもある桜なので、余りそういった年度またぎを、実際に実施する側はやりたくないのかもしれないんですけども、桜のピークを逃してしまったりとか、あとは、警備をする側としては、7、8の終わってるときにイベントがあったほうが、警備はしやすいかもしれないんですけれども、せっかくマナーの問題とか混雑の問題とかもありますけれども、ピークのときに、目黒区としてかかわっている行事が、そこにぽんと桜があるときに、桜まつりがあったほうがいいなとは、個人的には思っているので、ちょっとことし、イーストエリアの桜まつりがずれてしまったのは、ちょっともったいないなという気は、個人的にはしていたんですけれども、そこら辺の調整というか、進言というか、アドバイスというか、そういうのをやっていただきたいなと個人的に思っているんですけども、いかがでしょうか。 ○中澤都市整備部長  今、委員がお話ししたような、商店街さんとかのイベントというのは、これは産業経済部のほうで、当然所管をしておりまして、今お話があるのは、イーストとか、また、中目黒の桜まつり、これは中目黒駅前商店街振興組合のところでやっているやつも7、8です。これは、ちょっと産業経済部とかに聞くところによりますと、やっぱり補助金の関係で、やはりここの日程でやらないと、なかなか補助が難しいとかいう話は聞いております。本当は、その前の週に持ってくればというんですが、年度のちょうどまたぎのところですと、やっぱり東京都の補助をもらっているので、そこはなかなか難しいところだというのは、私も現場で会長さんのほうから話は聞いておりますので、そういうことかなと思っております。  以上でございます。 ○河野委員長  よろしいですか。竹村委員の質疑を終わります。  ほかにございますでしょうか。 ○森委員  私も、苦情等について、具体的に、看板の文言を含めまして、すぐ対応していただいてありがとうございました。地元の人たちにとっても、よかったなと思えるような、桜の開花期間にしていく必要があるんだなというふうには思っています。  それで、これまでの乗客数というか、来街者の推移から見て、今後どういうふうに、お客さんの数がふえてくるのか、このあたりの推定を聞いておきたいと思います。それとの関係で、キャパというのがあると思うので、キャパとの関係ですね。毎年毎年、運営協議会で、問題点、課題を出し合って解決していると、非常に御苦労な取り組みをされているわけですけども、そういう取り組みの中で、いろんな問題を解決していくと。ごみのマナーなどを含めまして、そういうふうに見られているのか、それともちょっと一定の時期には、大きくシステムを変えていく必要は、というか、流れとか、乗降客を分散するとか、目黒区のさくらMAPを出したのも、ここにも桜はありますよみたいな、分散という考え方でやれているんだろうなと想像できますけども、そういった観点の検討はいかがでしょうか。  あと、ぼんぼりがないところが随分多くて、地元の人たちがほとんどですからね。それと、お客さんもふえているのとが、ちぐはぐのような気がしてならないんですけど、工夫はされていると思います、子どもさん誕生のぼんぼりとか、いろんな形を工夫されているのはわかるんですが、そのあたりはいかがでしょうか。  以上。 ○清水土木工事課長  森委員の1点目の、これまでの乗降客数の推移ということでございます。 ○河野委員長  今後です。 ○清水土木工事課長  今後のですね、はい。昨年との比較でいきますと、30万人ぐらいふえて、今293万人ということでございます。  今後でございますけれども、話にもありましたように、東京音楽大学が今後移転してくるということや、スターバックスの本社がまた開始するということでいくと、今後もそういった、人が集まる要素というんですかね、があるということは認識しております。今後も、これまでの取り組みの継続ですとか、こういった新たに出ている課題に対しての対応を充実させていくということが重要なのかなというふうに考えております。  それと、2点目でございますが、目黒川の沿道のキャパというお話ですけれども、委員からもお話しいただきましたけれども、やはり分散化にかかわる取り組みというのは重要かなというふうに考えております。  一つには、今回目黒川の緑道のさくらMAPをつくりましたのは、観光で紹介するという意味合いもございますけれども、目黒川だけではなくて、こういったところにも、桜並木がきれいなところがありますよというのを、来街者の方に案内をする、そして分散化を図っていくという目的もございます。  また、東急電鉄等も運営協議会に入っておりますので、中目黒駅に集中しないようにということで、目黒川の桜については、池尻大橋の駅からも行かれますということや、不動前、目黒駅からもできるということのアナウンスについては、東急電鉄側のほうからも協力を得て実施しているところでございます。これについては、取り組みを継続して行っていきたいというふうに考えてございます。  それと、ぼんぼりですけれども、委員お話しいただいたように、途中抜けているようなところがございますけれども、ぼんぼりの設置につきましては、目黒川上中流の会と、目黒川を豊かな生活環境にする会、この2団体が設置しております。そういった取り組みの中で、今花見客の方々を盛り上げるための取り組みとして行われているものと、区のほうでは認識しております。  以上でございます。 ○河野委員長  質疑の途中ですけれども、議事の都合により暫時休憩といたします。  再開は13時でよろしくお願いいたします。  (休憩) ○河野委員長  休憩前に引き続きまして、委員会を再開いたします。  森委員の質疑の途中でございましたので、森委員の質問からお願いいたします。 ○森委員  1点目の今後の桜まつりに来る人の数の推定についてです。  これは、まだこれまでの推移から見た今後の推定というのは出していないということなんですね。出していたら御説明いただきたいと思うんです。出していなければ、やっぱり推定については、今すごい状態なので、このまま目黒川の桜のよさが広まるにつれてふえるんじゃないかなという。これ以上ふえる状態というのは、想像しただけでちょっと動きがとれないような状況になる可能性がありますので、ふえればいいというだけの問題ではないというところからお聞きしたいと思うんです。  その解決策についても、今からちょっと手を打たれているとは思うんですけれども、分散化ですよね。池尻大橋や不動前や目黒駅からどうぞみたいな。さくらMAPも、こういうところにもありますよと。そういう流れを、ちょっと距離はありますけれども、つくっていくという工夫はされているようなんですけども、やっぱりキャパとの関係で、本腰を入れて考える時期ではないかなというふうに思っています。  それに当たって、東急はノウハウを持っているんじゃないかとは思うんですけどね。それのみならず、多角的な検討の中で、学識経験者の協力も得ながら、しっかり視野を広げてつくっていくということも必要ではないかと思うんですが、いかがでしょうか。  ぼんぼりについては、2団体がやられて、一生懸命やられて、工夫もされているのはわかるんですけどね。状況としては、1個、値上がって、今2,500円ですから、結構大変な状況の中で減っているのかなという想像をしております。これはちょっと推移を見たいと思いますけども、わかっていたら言っていただきたいんですが、特には結構です。  以上。 ○清水土木工事課長  今後の桜の花見客の推移、想定という御質問かと存じます。ことしの乗降客数については、先ほど御答弁させていただいたとおり、16日間293万人。平成30年春につきましては、ピーク時の1日で24万2,000人ということでございました。これまでの推移でいきますと、最初、運営協議会を立ち上げました24年春のピークの乗降客数でいきますと17万7,000人という状況で、それから比べますと、6年間で約7万人ふえているという状況でございます。  そういったことが想定される、上昇率があるということと、加えて、先ほどもお話しさせていただいたように、今後東京音大が来るということやスターバックスなどの企業が開業するということをあわせて、ふえる想定はしております。  また、できる安全対策といたしまして、これまでの取り組みといたしまして、先ほどもお話しましたけれども、一方通行化ですね、人の流れを車と対面するような形で行う安全対策もやってきております。これは警察との協議で行ってきているんですけれども、人が将棋倒しにならないような形で、人の流れを見ますと、おおむね8割程度はその順路の流れに沿って回遊し、花見をしていただけたのかなというふうに思っております。  また、今後ふえた場合の対応につきましては、適宜警察と協議し、安全対策を充実させていきたいというふうに考えております。  それと、東急電鉄等のノウハウということですけれども、運営協議会の中では東急電鉄も入っておりまして、また中目黒の駅、改札を出たところの安全対策としましては、警察署、警備会社、それと東急電鉄と連携しまして、山手通り側の出入り口についても、一方通行化といいますか、出口は出口、入り口は入り口ということで、その乗降客の方に道路側と駅側のほうで連携して、人の流れが一緒になるような形で連携を図りながら、そういった誘導をしてきたという状況でございます。  今後も、そういった運営協議会の中で情報共有を図りながら、安全対策に取り組んでいきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○河野委員長  よろしいですか。  森委員の質疑を終わります。  ほかにございますでしょうか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○河野委員長  ないようですので、報告事項3番、平成30年春目黒川沿いの桜開花期間における取組結果についてを終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(4)目黒川水質浄化取組状況と今後の進め方について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――河野委員長  続きまして、報告事項4番、目黒川水質浄化取組状況と今後の進め方についての説明を受けます。
    ○清水土木工事課長  それでは、目黒川水質浄化取組状況と今後の進め方について御説明させていただきます。  まず、1番の経緯でございますが、目黒川の河川環境整備につきましては、これまで東京都と目黒川流域の品川区、世田谷区と連携を図りながら、親水や治水、水質などの対策を進めてきております。その中で、親水や治水につきましては、沿川の親水施設整備や護岸改修、落合水再生センターからの高度処理水の送水等の対策が行われてきたところでございます。  水質につきましては、高度処理水の送水等によりまして一定の改善が見られたというところでございますが、悪臭や白濁等の解消について区民から要望を多く受けているという状況にございます。  区では、平成21年度から23年度に太鼓橋下流にあります悪臭や白濁の原因となります貧酸素層を解消するため、高濃度酸素溶解水の実験を品川区と合同で行いまして、さらに、平成28年・29年度には、水深が浅い区域における臭気対策といたしまして、河床の泥土の改善を目的としました実験を行い、目黒川の水質浄化に向けた取り組みを順次進めてきたところでございます。  平成30年度は、過年度のこれらの実験データを踏まえまして、目黒川におけます臭気発生原因の詳細調査を実施しますとともに、悪臭や白濁化の発生が顕著な船入場から下流域での水質浄化対策を進めるため、平成30年2月19日に、東京都、品川区、世田谷区、目黒区の関係部署で構成し設置しました目黒川水質浄化対策評価委員会におきまして、過年度実験結果を総合的に評価し、目黒川水質浄化対策の取り組みを進めてまいります。  次に、2番、平成29年度の取り組み状況について御説明いたします。  まず、水槽実験でございますが、期間等につきましては、平成29年6月28日から10月31日の期間、記載の場所で行っております。  (2)実験の方法ですが、実験施設内に幅30センチ、長さ60センチ、高さ36センチの実験水槽を設置しまして、3種類の改善材料を投入しまして、水槽内での泥土の変化を確認するものでございます。  実験施設内には、4つの水槽を設置しまして、毎月一度泥土を取り出しまして、化学的酸素要求量(COD)や全硫化物(T−S)などの検査を実施しました。  改善材料の凡例でございますが、黒四角が何も対策をしない無対策の水槽、黄色丸が粉末状の水酸化マグネシウムを投入した水槽、青のダイヤマークが粉砕したカキ殻を投入した水槽、緑色の三角が鉄と炭素を固めた物質を投入した水槽というふうになってございます。  (3)主な実験データでございますが、アといたしまして、泥土中の有機物量により汚れの度合いを示します値、化学的酸素要求量(COD)につきましては、図1のとおり、実験開始2カ月後の8月28日の分析結果で見ますと、改善材料を投入しました3対策は無対策を下回ることがあり、水質汚濁に対する改善効果があった結果となっております。  イといたしまして、臭気原因物質の全硫化物(T−S)につきましては、図2のとおり、いずれも基準値を上回っておりますが、8月28日の分析値は、無対策と比べてまして小さくなっておりまして、臭気対策に一定の効果があった結果というふうになってございます。  裏面をごらんください。  次に、河川内実験でございますが、期間につきましては、平成29年9月19日から11月1日の期間、記載の場所で行っております。  (2)の実験方法でございますが、目黒川から採取しましたヘドロと礫混じりの土をポリプロピレン袋、これは水を通すんですが泥土は流さない程度の粗さの袋に入れまして、無対策の袋と改善剤を入れた3袋を沈埋設置しまして、1カ月後に回収して分析を行ったという内容のものでございます。  (3)主な実験データでございますが、アといたしまして、泥土中の有機物量によりまして汚れの度合いを示しますCODにつきましては、図3のとおり、無対策と3対策ともに基準を下回っておりますが、乾燥粉砕したカキ殻と鉄と炭素を固めた物質の分析値は無対策と比べて大きくなっており、改善効果は見られないというような状況でございました。  イといたしまして、臭気原因物質の全硫化物(T−S)につきましては、図4に示しますとおり、無対策と3対策ともに基準値を上回っておりますが、無対策と比べて小さくなっており、臭気対策に一定の効果があったというふうに見られます。  続きまして、3番といたしまして、平成30年度の取り組みでございますが、(1)といたしまして、臭気発生原因の詳細調査を実施いたします。これは、目黒川において臭気発生要因を把握するため、硫化水素連続調査、臭気調査、水質調査等を下記の表、項目、目的、期間によりまして多角的に検証することによりまして、悪臭を抑制するための実現可能な対策の検討に生かしたいというふうに考えております。  具体的に申し上げますと、この詳細調査を行いますことで、臭気の原因が泥土から発しているものが大きいのか、また、太鼓橋下流にあります貧酸素層の水塊によるものなのかを明確にし、これらを判断した上で、これまで過年度実験をしておりました高濃度酸素溶解水のやり方なのか、改善材料による浄化なのか、最適な対策を選定していきたいというふうに考えております。  次に、(2)の評価委員会でございますが、悪臭や白濁化の発生が顕著な船入場から下流域での水質浄化対策を進めるため、本年2月19日に、東京都、品川区、世田谷区の関係部署で構成される評価委員会を設置しております。  この評価委員会では、平成21年から23年度に行いました高濃度酸素溶解水の浄化実験、平成28年度、29年度に行った底質改善剤の浄化実験、また、今年度、平成30年度に行います調査を総合的に評価して取りまとめ、今後の浄化対策に反映していくこととして考えております。  最後に、4番の今後の予定でございますが、平成30年、ことしの5月中旬から9月下旬にかけまして、臭気発生原因の詳細調査を実施いたします。また、5月下旬から評価委員会におきまして、過年度実験評価の取りまとめということで行っていきまして、平成31年度以降、水質浄化対策を実施する予定で考えております。  説明については以上になります。 ○河野委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○森委員  本来河川の浄化は東京都の仕事であるというふうに区は考えていますよね。この辺を確認した上で、都が余りやらないのか、ほとんどやらない、都は全くやっていないのかどうかをちょっとお聞きしたいんですね。  その上で、評価委員会を関係区が設置して、さらに詳細な調査をやろうとしているという段階だと思います。それを東京都も見ているんだと思うんですけど、東京都の反応はどんな状況になっているんでしょうかね。31年以降に水質浄化対策の実施となっていますけれども、これは実験を踏まえて、どんな規模で、つまり幾らお金をかけて、関係区が出し合ってやるんですかね。今も水については都と関係区が案分して金を払っているんだと思うんですけど、ですよね。ちょっとそのあたり、目黒区もお金を出していますから、それに加えてということになると思うので、そのあたりの状況は、東京都とも詰めて、つまり協議をしているのかどうか。  以上。 ○清水土木工事課長  森委員の1点目の御質問でございます。東京都がやっていく考えでよろしいのかという質問かと存じます。都と区の役割についてということでございますが、目黒川の水質浄化の抜本的な対策でいきますと、これは合流式下水道を分流式に変えることというのが抜本対策になろうかと思います。  ただ、この改善には長期間を要しますので、定期的に船団による大規模なしゅんせつ、これは東京都でも昨年度行っております。こういった対応をする必要があります。これらの抜本的な対策は東京都の役割であって、引き続き関係区と要望を行っていくということは重要であると思います。  また、本区といたしましては、特例条例に基づきまして、日常的な維持管理、工事報告もさせていただきましたが、河床整正ですとか、区が行っているしゅんせつを定期的に行っていくということが重要であるというふうに考えております。こういった取り組み、東京都への要望活動ですとか、抜本的な対策が終わるまでの日常の維持管理、これは区がしっかりやると。  3点目の今やっている取り組みの浄化実験、こういった調査・研究を東京都もちゃんと入れた中で行って、それを東京都の実施につなげていくというのがこの都と区の取り組みの中では重要なことであるかなというふうに考えております。最終的には、この評価委員会に東京都も入って検討してまいりますので、その中で、実施を東京都につなげていくという方向で考えております。  それと、どのような規模でこの水質浄化を行っていくかという御質問かと思います。関係区でお金を出していくのかということの御質問もございましたが、これらの今までやってきた浄化実験については、やはり基本的に、本来河川管理者である東京都が行うべきことだと思いますので、最初の要望活動につなげていくという点と、それとここら辺の規模につきましては、何をどこまでどのように行っていくかというのは、この評価委員会の中で詰めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○森委員  これまでの実験については、区はお金を出していませんよね、たしか。各企業というか、事業者に負担をお願いしてきましたよね。もし区が出している部分があったら、ちょっと説明いただきたいんですが。都区の役割分担の中で、抜本対策をやるまでは特例条例に基づいて日常的に区がやる部分があるよと、役割があるよということなんですけども、都が抜本的な対策をいつどのように打つかということについては、今後の要望活動に全面的にかかっているんですか。それとも、やる日程をもって都は考えていて、それがちょっともう少し後になるんでしょうか。  評価委員会に今後、都はいつの段階で加わって一緒にやっていき、さらにお金の分担なんかもそこで、そこで決めるんじゃないと思うんですけど、都区の協議の場で決めるんだと思うんですが、規模、それからお金の額、そういったことについて、要望活動の中身になると思うんですけど、案というか、考えは、全く区側にはないんでしょうか、あるんでしょうか。  以上。 ○清水土木工事課長  森委員の1点目の区が出していたコストについての御質問でございます。  委員お話しいただいたように、この3対策の実験の材料費につきましては、企業等からの材料費の支出ということで対応したものでございます。また、28年度、29年度、これらの実験を行うに当たっての実験委託につきましては、それぞれ28年度、29年度につきましては、経費が948万円余、1,941万円余の金額を計上し、この実験を行っているものでございます。また、こちらの金額につきましては、東京都との協議に基づきまして、特例交付金の対象として全額対象となっているものでございます。  2点目の都の抜本対策について、都がいつの時点で加わるのか、またそこら辺の規模ですね、抜本対策の規模とお金の話をどこら辺でしていくのかというような御質問かと思います。  まず、この評価委員会でございますけれども、先ほどもお話しさせていただきましたように、本年2月19日に評価委員会を立ち上げております。評価委員会の内容といたしましては、東京都の建設局、それと環境局、品川区、世田谷区、それから目黒区の課長級で構成し、評価委員会を設置しております。  その下に、実態的に作業部会でその評価委員会を進めるための資料の検討、また材料の検討を行うために、東京都建設局ですとか、関係の世田谷区、品川区、それと環境局の課長代理、係長級で構成します作業部会を構成して進めていくことということで、本年の2月に進め方、また設置について確認したところでございます。  今後でございますけれども、本年、そういった作業部会、評価委員会をともに参会いたしまして、21年から23年度に行った実験、また28年度、29年度に行った実験の評価と、あと今年度の詳細調査の内容を総合的に評価しまして、実施の具体的な内容をまとめていくということで考えております。そこら辺の今後の浄化対策の規模等につきましても、この評価委員会の中で今後詰めていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○河野委員長  よろしいですか。  森委員の質疑を終わります。  ほかにございますでしょうか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○河野委員長  ないようですので、報告事項4番、目黒川水質浄化取組状況と今後の進め方についてを終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告事項】(5)平成30年度住宅用新エネルギー及び省エネルギー設備設置費助成事業の実施について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――河野委員長  続きまして、報告事項5番、平成30年度住宅用新エネルギー及び省エネルギー設備設置費助成事業の実施についての説明を受けます。 ○佐藤環境保全課長  それでは、今年度でございますが、住宅用の新エネルギー、それから省エネルギー設備、これの助成事業で資料に基づいて御説明をいたします。  1ページ目の1番、目的につきましては、昨年度までも継続して取り組んできた中で、改めまして、記載のとおり、地球温暖化対策の推進の観点から、区民に対する助成ということで進めてまいります。  それから、2番の主な変更点、ちょっと話は前後いたしますが、(1)のとおり、これまで「機器」に対する設置費ということで、本委員会のこの資料についても「機器」設置費助成としてまいりましたが、昨年度末、実施計画の改定に伴いまして、昨年から取り入れた(3)にもございます住宅の高断熱化等の設備、これに対する助成も取り組んでいくということで、広く全体の「設備」の助成ということに実施計画上も事業名を変更したこととあわせまして、本日の御報告についても「設備」とさせていただいたところ、これが(1)変更点でございます。  それから、2番目、LED照明については27年度からということでございますが、段階的に補助上限額を下げさせていただいた上で取り組んできたということで、今年度は10万円ということでございます。  (3)については、昨年度からのネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの設備に対する補助。これについては、今年度から単独申請ができるようにということで変更してございます。  3番、助成額。(1)番目の総額、当初予算については、昨年度同様でございます。  内訳についても、それぞれの種別と、それから右側、予算額は、上限額掛ける件数については想定の件数ということで、今年度の予算措置をしてございます。  また、(3)のとおり、限度額については、これまでどおり本体価格3分の1以下ということで、上限までということでございます。  それから、一番下、4番の申請対象について、2ページ目まで続きますが、昨年までと変更等はございません。  2ページに進んで、5番の受け付けについては、今年度、本委員会に本日御報告の上、6月1日から年末までということで、郵送による先着順。  それから、6番の対象の時期については、本年1月1日から年末までの設置ということで、例年どおりでございます。  それから、7番の提出期限については、今年度については、年明け1月25日ということで設定してございます。  8番、周知方法について、この後、5月15日号の区報、それから同日にホームページで周知。それから、等ということで、各地区サービス事務所にも案内を置かせていただき、周知に努めてまいります。  それから、9番の昨年度の実施結果でございます。改めて、昨年も予算額、今年度と同額の中で、その下の表は予算の中身でございます。  3ページ目に進んでいただいた(2)の助成実績、これが昨年度決算ということで、まず総額で申すと、そちらのとおり1,121万8,000円ということで、予算額に対して97.4%ということで、一昨年より向上してございます。内訳については、記載のとおり、助成件数は全部足しますと168件ということでございます。  それから、昨年の募集期間は、記載のとおり、今年度と同様の期間に行ったところでございます。なお、書いてありますとおり、一番下ですが、予算額に対しての申請を多く受けたいということで、昨年度も期間の延長を1カ月ほど行ってございます。  その下、参考としては、21年度からの本取り組みについて、各種別ごとのこれまでの累計の助成件数ということで、備考欄には開始の年度等も記載してございます。  4ページに進んでいただきますと、4ページから5ページについては、今年度の詳細の設備に対する御説明、それから助成金額の詳細の説明ということで参考に載せてございます。それが最終6ページまで進んでございます。  改めまして、昨年度の実績等も踏まえながら、今年度についても引き続き温暖化対策を新たな実施計画に基づいた上で進めていくということで、こういった御説明、簡易ではございますが、改めて推進してまいりたい、このように存じます。  説明は以上です。 ○河野委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○広吉委員  まず、HEMSのところを聞きます。  今回も同じ予算額で、前回の実績として12件あったというところですが、これは、国は2030年までに全戸設備がつくのを目標として補助金を出しているわけですが、一応目黒区の計画としては、このまま大体年間この予算として進めていくのでしょうかというところを1点聞きます。  あと、HEMSは、家の電力の見える化を目的としているんですが、今自由化になって、いろんなところから電気を買っているんですけど、まだ新しい事業者だとその見える化が整っていなかったりしているところもあるみたいですが、その辺のところはどのように把握して、今後どのように啓発していくのでしょうかという2点をお聞きします。 ○佐藤環境保全課長  まず、1点目でございます。おっしゃるHEMS、家庭用の管理システムということで、こちらについては、先ほどの資料の御説明のとおり、27年度から助成対象としているところでございます。昨年、おっしゃるとおり12件ということで、これは、一昨年で申しますと20件ということで、若干この1年については件数的には減っている。  おっしゃる国等の補助金もあるようなこの種別ごとのものでございますけれど、区の一つの目標としましては、件数全体、先ほど昨年度168件と申しましたが、新たな実施計画については、1年間でこの合計が192件ということを一つ目標にしておりまして、これの旧実施計画との違いで申すと、これまでは107件ということでございました。そこは進んできているということで、ふやしているところでございます。  もうちょっと詳細に申すと、旧実施計画としては5年間で1,253件という目標がございましたが、実際にはそれを上回る件数が累積されたということで、これを段階的にふやしていこうという計画にしたところでございます。  区のスタンスとしては、それぞれの種別ごとということではなくて、全体、これまでも御答弁のとおり、目黒区の住宅については、特に一番上の太陽光発電等が中心であるというような認識のもと、種別ごとの目的ということはございませんが、全体は底上げしていきたいということで設定しているところでございまして、それぞれの周知において、あるいは問い合わせについては、おっしゃるような国等の補助の制度も説明しながら、全ての種別において取り組んでいきたいという考えでございます。  それから、2点目の電力の自由化等でございますが、今、各御家庭の電力についての取り組みというところは、区としてのものは、現段階でこのエネルギー助成はございますけれど、電力そのものについては特段の周知ということはございません。  翻って、区有施設等については、これまでも御報告のとおり、これまでの新電力であったり、さきに取り組んだ気仙沼のバイオマスであったりというところはやってございますが、現段階ではそういう考え方をもって区有施設について取り組んでいるというところでございます。  以上でございます。 ○広吉委員  全体的な底上げということで目標を掲げているというところはわかりました。そのHEMSに特化してなんですが、HEMSの中で、分電盤に対して少し工事をしていくということなんですが、その分電盤の工事をする際に、電力の自由化でいろんなところから電力を買っているときに、新しい電力の事業者の場合はまだ適用されていなかったりして、その分電盤の工事ができなかったりすることもあるみたいなことを聞いたのですが、そういったことの周知だとか、自由化によるHEMSへの対応というところはどうなっているのでしょうかというところを聞きます。 ○佐藤環境保全課長  おっしゃるようなところ、なかなか、少し幅を広げたネット・ゼロ・エネルギー・ハウス等も含めて、より専門的ということで、基本的には、例えば今、御質疑とは異なりますけど、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスで申せば、国の補助が認められたケースについて、区としても補助をするような仕組みということで、専門的なところは区の事務としての判断がつかない中では、そういったほかの補助であったり、それからこれ全体について、ハウスメーカーさん、ハウス業者さんであったり、あるいは建築業者さん、設備業者さんであったりというところの説明を一定頼りにした上で、申請については、そういったところも通じていただいているという経緯がございます。  御指摘の点については、これまで特段の問い合わせ等については認識していない中で、また今後全体の底上げの中で、おっしゃる種別の周知については、また御意見等も踏まえて、また私どももできるだけ今後把握をするような観点も含めて調査・研究をいたしたいと思います。  以上でございます。 ○広吉委員  ぜひその辺、自由化に伴う選択肢の多さというところで、新エネルギー・省エネルギー設備というところでわかりやすい説明と案内をぜひしていただきたいなと思います。それは要望です。  最後、このネット・ゼロ・エネルギー・ハウスですが、前年度も助成はゼロということで、少しわかりにくいのかなというところで、今後このネット・ゼロ・エネルギー・ハウスにおいて助成を広めていくというところで何か工夫は考えられているのでしょうかという問いを最後聞きます。 ○佐藤環境保全課長  3点目、御指摘のとおり、昨年度始めたところで、区としてはゼロということでございます。私ども、国の取り組みの中で把握しているところで申すと、昨年の23区全体でいうと87件という実績を国のホームページ等では把握しているので、目黒はゼロでございましたが、一定の申請はあるという認識でございます。その上で、もとに戻ったところで、今回の変更点の中で、(3)のとおり、昨年度スタートに当たっては太陽光の加算という形をとっておりましたが、今年度からは単独申請ができるようにということで、おっしゃるところの昨年のゼロを踏まえた申請方法等の変更をまた工夫した上で取り組んでまいり、今年度の申請状況について注視していきたい、このように存じているところでございます。  以上でございます。 ○河野委員長  よろしいですか。  広吉委員の質疑を終わります。  ほかにございますでしょうか。 ○森委員  旧実施計画の目標はできなかったという状況でした。それで、新実施計画の目標に対する進捗、これからですけれども、やっぱり目黒区のレベルがどうなのかということについては、多くの区民が関心を持っているわけです。その評価が非常に私はまだまだだなと率直に感じています。  飯田市もこの委員会で視察してまいりましたけれども、まさにネット・ゼロ・エネルギー・ハウスのモデルのようなところを回りまして視察をしてまいりました。やはりそうした方向に家の建てかえ時等ではなっていくのかなということも痛感しましたけれども、そういったことを促す上で、このHEMSについては重要で、一軒一軒がエネルギー・ゼロ、年間通じても自給自足で、エネルギー・ゼロ・ハウスを目指していくと、そういう考えですよね。  そこを普及させていく上で、今の目黒区の取り組みの状況について、どんなふうに認識されていますでしょうか。工夫は年々されているのはわかっているんですね。今回も、ZEHについても太陽光加算だったのが単独申請可能になったというのも一定の効果を奏するかどうか、これからですけれども、ゼロの打開策として工夫されていると思うんですけどね。  やっぱり抜本的にどう進めていくかということを考えていく必要があるんじゃないかと思うんですけども、そのあたりで、予算も関係していますからね、必ずしも本当にいわゆる抜本的なというところに行き着かないのかもしれないんですけど、目黒区として、新実施計画になった中で、今期はどうするのかということについて、何か促進の課題をちょっとお聞きしたいと思うんです。なかなか実績が上がらなかったので延ばしたりしてきましたけれども、もし実績が上がったら、補正予算なんかも組んでやっていくという姿勢で考えていいんでしょうか。それとも、実施計画の範囲で粛々とやっていくつもりなのか、そのあたりいかがですか。 ○佐藤環境保全課長  新旧実施計画と予算との関係でございます。  先ほど、御質疑をいただいた中で、私の御説明の仕方が誤っていたら恐れ入りますが、旧実施計画の目標については29年度末に達成をしているということでございまして、そこについてはまず件数としての実施計画上の達成はいたしたところでございます。
     その上で、さらに拡充していく、それと予算の関係でございますが、昨年度のこの実績をもうちょっと詳細に申すと、件数は先ほど申したとおり168件でございましたが、総額の決算、それから先ほど申した予算に対する97.4%の執行ということが、基本的には5年ほどさかのぼっても、これは過去最高という予算執行額になっています。  そういった意味で、今後、今ちょっと補正予算のお話もありましたが、確かに震災の際、23年度については非常に件数が多く、補正をしたというところは把握してございますけれど、基本的には一昨年までなかなかこの予算に対する決算が満額までいかなかった。延長もしたけれど、そこまで、97という数字は去年最高でございますので、まずこの実績は重々踏まえた上で、おおむね適正な予算の中で、この満額を目指していくという考え方。基本、予算的にはその考え方がございます。  一方で、翻って、実施計画上、年間の件数をふやした中で、168件というのは実は昨年よりも減っている状況がございます。この中で、予算の執行率と件数の勘案というところは、なかなか昨年の実績だけで見ると難しいとは考えておりますが、改めて今年度、冒頭におっしゃったネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの変更、それから当然、その管理としてのHEMSの重要性、ほかの委員からもいただきましたが、そういったところも周知をしながら、今年度ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスを単独で変更したところの結果も検証を注視しながら、来年度に向けて、またこの予算等へ執行率の関係、それから件数の関係については調査、検証をしていきたい、このように考えてございます。  以上でございます。 ○森委員  旧実施計画の実績達成ができたということについてはわかりました。ただ、レベルという点でいうと、求められている水準とはやっぱり乖離があって、まだまだだなというふうに痛感しております。3月の予算委員会でも、気仙沼のバイオマス電力を購入したということについては、もっとPRしたらどうかということを言う委員もいましたけれども、私も当初からこれを提携して気仙沼の応援含めて買ったらどうかということを提案してきた一人として、やはりこうした目黒区の取り組みを区民にもっともっと広くPRして、そして一緒にやっていきましょうと、目黒区も頑張っていますという姿勢を見せるのがとても今重要な時期なのではないかなというふうに思っています。  その中で、国の姿勢も私は問題だと思って見ていますけれども、やはり自治体として、環境の目黒区ですから、大いに再生可能エネルギー普及の先頭に立っていただくというぐらいの気概を持ってやっていただきたいと思うんですけど、PR含めての目黒区の姿勢、いかがでしょうか。 ○田島環境清掃部長  委員から今、御指摘がありましたとおり、PRの重要性、これは私どももよく認識しているところでございます。例えば、こういった助成の中で、区民の方々がこういった仕組みを見たときに一体何を感じるのかというと、私なんかが環境清掃部長になる前のことでこれを見たとすると、一体この仕組みは何のメリットがあるんだろうというのが、わかりにくいところがやっぱりあるんじゃないかなと思います。ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスですと、例えば新築の家を建てるときに、これにすると幾らプラスになるんだろうなんていうところがわからないと、ある意味、その家に何年住むかによって、元が取れるとか取れないとかという話にもなってくるかもしれません。  だから、そういったところも含めて、やっぱりこういったシステムを導入することのメリットみたいなところというのは、やはり区としてもこれからPR等をしていかないと、なかなか件数がふえない部分はあるのかなというふうに考えております。どういうふうにPRすればいいかというのはまた検討しなければいけないんですけど、委員から御指摘がありましたとおり、私どものほうも、やはり目標値を掲げてこれを推進していく以上、できる限り区民の方にわかりやすいような説明に努めていく、これは大事なことだと思っております。  以上です。 ○河野委員長  よろしいですか。  森委員の質疑を終わります。  ほかにございますでしょうか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○河野委員長  ないようですので、報告事項5番、平成30年度住宅用新エネルギー及び省エネルギー設備設置費助成事業の実施についてを終わります。  以上で報告事項を終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――情報提供】(1)林試の森公園周辺の国有地等の状況について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――河野委員長  続きまして、情報提供1番、林試の森公園周辺の国有地等の状況についての説明を受けます。 ○橋本都市計画課長  それでは、品川区内における林試の森公園周辺の状況について情報提供をさせていただきます。  なお、本件については、本日企画総務委員会においても同様に情報提供をさせていただいております。  本件の概要といたしましては、東京都において、林試の森公園について、国有地等を活用して公園区域を拡充するため、品川区の意向も受けながら、一体的に国有地の取得に向けて調整を進めているという内容でございます。  本日御用意させていただいた資料は、本年1月23日に品川区において議会報告された際の資料となります。資料の図で、位置関係について若干説明させていただきますと、図の緑色で表示された部分が現状の都立林試の森公園となります。公園の下側、方角で申しますと、公園南側で、小山台住宅跡地と記載されている部分が財務省管轄の官舎、国家公務員宿舎となっており、現在閉鎖管理をされております。この区域が主に公園拡充部分になると想定されております。そして、公園の左手、西側部分の区取得要望部分と表記された部分が品川区が手を挙げている土地で、国有地、都有地から成り、広さは5,000平米強になります。  現時点においては、項番2の(3)品川区が活用(案)として想定している具体的施設に関しましては、いずれも未確定の状況と聞いてございます。  今回の取得の調整がなされている区域は全て品川区内でございまして、図の左上、公園北西側に関しましては、不動住区エリアの目黒本町一丁目及び下目黒六丁目が隣接しており、図の下、公園南側に関しては、月光原住区エリアの目黒本町三丁目が隣接しているところとなります。  このように隣接しておりますことから、東京都等に対しては適時、適切な情報提供を要請しており、動きがあった場合には、改めて議会に情報提供等をさせていただきたいと考えております。  本件の説明は以上でございます。 ○河野委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○河野委員長  よろしいでしょうか。  それでは、情報提供1番、林試の森公園周辺の国有地等の状況についてを終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――情報提供】(2)環状第6号線(上目黒地区)車道切回し工事のお知らせについて ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――河野委員長  続きまして、情報提供2番、環状第6号線(上目黒地区)車道切回し工事のお知らせについての説明を受けます。 ○清水土木工事課長  それでは、環状第6号線(上目黒地区)車道切回し工事のお知らせについて、別添のとおり東京都から資料提供がありましたので、情報を提供させていただきます。  お手元の資料をごらんください。  左側の下段、記書きにあります工事の概要でございますが、工事件名は記載のとおりとなりまして、工事場所は上目黒一丁目地内、青葉台一丁目地内までの延長約280メートルが施工範囲となります。  工事の期間でございますが、平成30年5月上旬から平成31年2月上旬までの期間。工事時間につきましては、昼間作業が9時から18時までで、夜間作業が21時から6時で予定されております。夜間工事につきましては、主には車道工事が夜間工事であるというふうに聞いております。工事内容にあります舗装工、街渠工、照明施設設置工が予定されております。工事内容につきましては記載のとおりでございますが、若干補足をさせていただきます。  資料右側、中ほどの断面図をごらんください。  こちらの断面図が駒沢通りを背にして見た断面で、左側が中目黒の駅側、右側が目黒川側になります。上の断面図が現在の標準断面図となりまして、駅側の歩道を拡幅することに伴いまして、車道側の車線を目黒川側に振りながら工事を進めるということと、目黒川の歩道部分に関しましても、下の完了後の標準断面図にあるような幅員構成で整備する工事内容となっております。  裏面をごらんください。  完成後のイメージ図となりまして、上から、計画平面図、標準断面図、下が平面図に記載の断面を切り取りましたイメージパースというふうになっております。  また、関係します町会、商店会及び沿道の方々には、個別配布により周知を図っていくというふうに聞いてございます。  説明は以上でございます。 ○河野委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○河野委員長  ないようですので、情報提供2番、環状第6号線(上目黒地区)車道切回し工事のお知らせについてを終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――情報提供】(3)羽田空港見学会の開催について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――河野委員長  続きまして、情報提供3番、羽田空港見学会の開催についての説明を受けます。 ○佐藤環境保全課長  それでは、羽田空港見学会の開催について、これは国が作成しましたチラシそのものを今回情報提供資料としてございますので、こちらでございます。  これまで本委員会に情報提供してまいりました国の主催の住民説明会、こういったものの継続の国の取り組みとして、より情報提供、周知をしていくという観点での見学会の開催でございます。  冒頭、1点、経緯とおわびでございますが、本内容については、年度中に自治体向けには案内がございましたが、機能強化されたときに飛行機の下になる自治体ということでございますが、これは国のほうで5月1日をもってホームページに掲載し募集を開始するということで、各自治体、それに合わせてリンクを張ることと区報等での周知という依頼がありましたので、年度中の委員会、それから4月の委員会では情報提供等ができませんでしたこと、それから、あわせて準備しましたので、5月1日から区のホームページに載せさせていただいたことと、5月5日の区報にも載せさせていただいたこと、本日と前後いたしますが、経緯とおわびでございます。申しわけございません。  その上で、内容については、チラシをごらんのとおり、全12回ということで記載の年月日を予定しているということで、見学場所について、記載の管制塔であったり、各航空会社の整備工場(格納庫)というようなふだんは見られないような場所ということでございますが、より羽田に親しんでいただきたいという趣旨と聞いてございます。  応募要件は、先ほど申した該当する区市町村、特別区については13区となってございます。その上で、応募要項等、記載のとおりでございまして、私ども、これをホームページ、区報、それから各施設、地区サービス事務所であったり、住区センター等、図書館についても配布いたして、この後、周知をさらに努めてまいるということで取り組んでまいります。  私からは以上でございます。 ○河野委員長  説明が終わりましたので、質疑を受けます。 ○広吉委員  区報とホームページ等に載せるということですが、そこに載せる文言としては、このチラシのトップに掲げてあるような、飛行経路の見直しによる機能強化の実現に向けてというような、こういう内容で掲載をされるのでしょうかというところをお聞きします。 ○佐藤環境保全課長  各自治体の内容についても国から一定の物差しのような形で内容の依頼はありまして、その中、おっしゃるとおり、ここにある羽田空港機能強化の一環ということは入った上で、その上での見学会ということでの周知となってございます。  以上でございます。 ○広吉委員  まだまだ目黒区の一部、三田地区のほうですけど、その上を飛行するということを知らない区民の方もたくさんいらっしゃいますので、その辺も余りあおるような書き方はよくないと思うんですが、何か少し周知を広げるという意味でも工夫することが必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○佐藤環境保全課長  おっしゃる趣旨については、これまでの国の説明会等の案内も含めて本委員会に情報提供するとともに、今回もこのチラシそのものを広く周知に努めていくということでございます。  それから、本年第1回定例会における区長の御答弁のとおり、特に特定の地区については国に対して説明会等の要望もしているということで、おっしゃる周知をきちんとしていくということ、区でできることについては今後もきちんと検討してまいりたい、このように存じます。  以上でございます。 ○河野委員長  広吉委員の質疑を終わります。  ほかにございますでしょうか。 ○森委員  該当する日は、ここに書かれている見学場所のほかに、羽田の低空飛行の関係で、説明や、つまり質問対応はしてもらえるんでしょうか。 ○佐藤環境保全課長  ただいまの御質疑については、私どもに国からは知らされている内容というところで申せば、このチラシの内容ということでございます。  以上でございます。 ○森委員  羽田の今、国交省の関係で質問を常時受け付けているところや、とりわけ三田の上空は真上を通りますが、三田の細い、500メートルは真上を通るんですけど、ヒカリエの上、いわゆる渋谷区内を通るものの水平距離が旧山手通りに接している青葉台一丁目、二丁目、三丁目の住民にとっては、数百メートルですね、五、六百メートルぐらいしかなくて、それはどのくらい真下を通る人と騒音レベルが低減するのかというような話も聞きましたけれども、オープン型で。そういうことも含めた、この施設の見学会へ出たときに、そういった施設の案内もしてもらえるようにしてくださいと区から言えないですかね。  それと、教室型についても、こういう機会を捉えてしっかり言っていただくと。区長は、オープン型、目黒区の食堂でやったときに言いましたと、その場で口頭で言いましたという話でしたけど、あらゆる場所で言っていただくということが大事ですので、その点を要望しておきたいんですが、いかがですか。 ○田島環境清掃部長  今回の件は、この見学会のお話ということでお聞きいただきたいと思います。今、委員から言われたことは、別の機会にこれまでも言ってきておりますし、今後も我々は必要なことは申し入れていきたいということは繰り返し述べさせていただきます。  以上です。 ○河野委員長  よろしいでしょうか。 ○森委員  要望として。要望は要望です。 ○河野委員長  ほかにございますでしょうか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○河野委員長  ないようですので、情報提供3番、羽田空港見学会の開催についてを終わります。  以上で、情報提供を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【その他】(1)次回の委員会開催について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――河野委員長  続きまして、その他ですが、次回の委員会開催については来期の新体制のもとで設定されるものと思いますので省略いたします。  ここで、きょうは最後でございますので、私から一言御挨拶をさせていただきたいと思います。  まずは、委員の皆様、そして理事者の皆様、本当に1年間大変お世話になりまして、ありがとうございました。おかげさまで、大変皆様不安なところもあったと思いますが、無事に1年間委員会を終わることができました。  この都市環境委員会は、街の変わりゆく姿を感じる委員会だと思っております。それゆえに、例えばきょう出てまいりました不燃化特区でありますとか、それから各地区の地区整備でありますとか、あるいは川のにおいなど、長いスパンをかけての取り組みが多い中で、何年も前の先輩議員たちがここで論じてきたことが、ことし花開いていたり、あるいはことし私たちが議論したことが、数年後にきっとまた花開くこともあるのかなというような長いスパンの取り組みの中で、皆様本当にいろいろ闊達な議論をしていただきましたことに大変感謝しております。  そういう中で、ことしは、空き家ですとか、それからシェアサイクルなど、非常にタイムリーな話題もございました。その中、私、最後に一言申し上げたいのは、一番最後、全会一致で通しました区内のコミュニティ交通に関する陳情がございましたけれども、そこに非常に私は感慨深いものがございまして、メンバーはかわりますが、そこがやはり区民の総意というか、思いだということを引き続き理事者の皆様に引き継いでいただきまして、区政前進のために、また皆様で協力していただければと思っております。  本当にことし1年ありがとうございました。それから、武藤副委員長、本当にお支えいただきまして、ありがとうございました。そして、事務局にも大変お世話になりまして、ありがとうございました。  以上でございます。  (拍手) ○武藤副委員長  では、最後。1期目で、また初めての委員長、大変にお疲れさまでした。無事に多分できたんじゃないかなと思います。委員、また理事者の皆様、本当にありがとうございました。本当に都市環境委員会は、委員長も言いましたけれども、街づくり、桜や道路ですね。先月、議員の中の7名で海外に行かせていただきました。この中にも一緒に行かせていただいた方があったんですけれども、やはり初めての街におりたときに見るものは、その都市の街だったり、道路だったり、建物、あとにおいだったり、環境なんですね。やはりそれが非常に印象があったので、目黒において、例えば海外の方が来られたということは、目黒のこの都市環境委員会の皆様の所管のいろいろやっていることが非常に印象として海外の方に残るのではないかというふうに思っております。ですので、しっかりとまた頑張っていただければと思います。  私、今回、今期活躍したのは、委員長がちょっと声が出なかったときに若干交代したぐらいしかお役に立てませんでしたが、1年間本当にありがとうございました。  (拍手) ○河野委員長  それでは、以上をもちまして、都市環境委員会、本日は散会とさせていただきます。  ありがとうございました。...