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  1. 目黒区議会 2018-02-26
    平成30年議会運営委員会( 2月26日)


    取得元: 目黒区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    平成30年議会運営委員会( 2月26日)                議 会 運 営 委 員 会 1 日    時 平成30年2月26日(月)          開会 午前10時00分          散会 午後 4時08分 2 場    所 第一委員会室 3 出席者    委員長   田 島 けんじ   副委員長  武 藤 まさひろ     (11名)委  員  小 林 かなこ   委  員  いいじま 和 代          委  員  青 木 早 苗   委  員  石 川 恭 子          委  員  宮 澤 宏 行   委  員  岩 崎 ふみひろ          委  員  おのせ 康 裕          議  長  佐 藤   昇   副議長   川 原 のぶあき 4 欠席者    委  員  いその 弘 三      (1名)
    5 出席説明員  青 木 区長          鈴 木 副区長      (5名)野 口 教育次長        中 野 総務課長          濱 出 企画経営部長 6 区議会事務局 髙 橋 局長          金 元 次長      (5名)小 林 庶務係長        中 野 議事・調査係長          松 江 議事・調査係長 7 議    題 議会の運営に関することについて   1 陳情取り下げについて                    (資料あり)   2 議事日程及び進行順序について                (資料あり)   3 意見書(案)について   4 議会運営について    (区側)    (1)平成30年度都区財政調整方針について          (資料あり)    (2)平成29年度都区財政調整調整方針について       (資料あり)    (3)その他    (議会側)   5 その他   6 陳情審査    (1)陳情30第2号 陳情採択どおり区議会議場へ早急に国旗掲揚を求める陳               情(新規)   7 次回の開催予定について   8 配付資料    (1)「職員に関する条例」に対する意見聴取について(回答)(写)(議案第2       、第3号)    (2)「職員に関する条例」に対する意見聴取について(回答)(写)(議案第2       6号)    (3)厚生年金への地方議会議員の加入に関する要請活動について(依頼) ───────────────────────────────────────── ○田島委員長  おはようございます。  それでは、議会運営委員会を開会いたします。  署名委員は、武藤副委員長、おのせ委員お願いします。  いその委員から欠席の届けが出ております。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  1 陳情取り下げについて ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――田島委員長  それでは、1番にまいります。陳情取り下げについて。  局長に説明を求めます。 ○髙橋区議会事務局長  それでは、資料がございますので、ごらんいただきたいと思います。  平成30年2月20日付で陳情の取り下げ願いがございました。  件名については、3歳児健診の弱視発見の見逃しと検査機器導入お願いについての陳情についてでございます。2月8日付で提出されたものでございます。  この陳情につきましては、本日の本会議で委員会付託して審議する予定でございましたが、付託前に取り下げとなってございます。  説明は以上でございます。 ○田島委員長  1番、陳情の取り下げについて、よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  2 議事日程及び進行順序について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――田島委員長  2番にまいります。議事日程及び進行順序について。  局長に説明を求めます。 ○髙橋区議会事務局長  それでは、資料がありますので、ごらんいただきたいと思います。第1回目黒区議会定例会議事日程、第5号でございます。  本日の2月26日、午後1時に開議ということでございます。  初めに、会議録署名議員を定めまして、18番の石川恭子議員、20番武藤まさひろ議員でございます。  署名議員を定めました後、日程に入ってまいります。  恐れ入りますが、件名の読み上げについては省略をさせていただきたいと思います。  まず日程第1、議案第1号から日程第3、議案第3号までの3件を一括上程させていただきます。副区長から提案理由説明を受けました後に総括質疑を行いまして、これら3件につきましては企画総務委員会に付託する予定でございます。  なお、日程第2及び日程第3の2議案につきましては、地方公務員法第5条第2項の規定により、あらかじめ人事委員会意見聴取をし、異議なしの回答を得てございます。  次に、日程第4、議案第4号から日程第10、議案第10号までの7件を一括上程いたします。副区長から提案理由説明を受けました後に総括質疑を行いまして、これら7件につきましては生活福祉委員会に付託する予定でございます。  続きまして、日程第11、議案第11号から日程第14、議案第14号の4件を一括上程いたします。副区長から提案理由説明を受けました後に総括質疑を行い、これら4件につきましては都市環境委員会に付託する予定でございます。  次に、日程第15、議案第15号を上程いたします。副区長から提案理由説明を受けました後に総括質疑を行い、こちらにつきましては文教・子ども委員会に付託する予定でございます。  次に、裏面にまいりまして2ページになります。  日程第16、議案第16号から日程第19、議案第19号までの4件を一括上程いたします。副区長から提案理由説明を受けました後に総括質疑を行い、これら4件につきましては企画総務委員会に付託する予定でございます。  次に、日程第20、議案第20号から日程第23、議案第23号までの4件を一括上程いたします。副区長から提案理由説明を受けました後に、これら4件につきましては議長を除く33人の議員によりまして予算特別委員会を設置し、そこに付託をして審査することを諮りまして、決定をしていただくという形になります。  次に、日程第24、議案第24号を上程いたします。副区長から提案理由説明を受けた後に総括質疑を行い、質疑応答の後にこちらにつきましては生活福祉委員会に付託する予定でございます。  次に、日程第25、議案第25号を上程いたします。同じく副区長から提案理由説明を受けた後に総括質疑を行い、質疑後、こちらにつきましては生活福祉委員会へ付託する予定でございます。  次に、3ページにまいります。  第5号追加の1をごらんいただきたいと思います。  初めに、追加日程9件を上程することを諮りまして、決定をしていただきます。決定後、追加日程に入ってまいります。  まず、追加日程第1を上程いたします。副区長から提案理由説明を受けた後に総括質疑を行いまして、質疑後、こちらにつきましては企画総務委員会へ付託する予定でございます。  なお、本議案につきましては、地方公務員法第5条第2項の規定により、あらかじめ人事委員会意見聴取をし、異議なしの回答を得てございます。  次に、追加日程第2、議案第27号を上程いたします。副区長から提案理由説明を受けました後に総括質疑を行い、こちらにつきましては生活福祉委員会へ付託する予定でございます。  次に、追加日程の第3から第5の3件を一括上程いたします。これらにつきましては、陳情の取り下げ願いを受理したことに伴う撤回の承認になりまして、これは即決する形になります。  次に、追加日程第6を上程いたします。こちらにつきましては生活福祉委員会へ付託する予定でございます。  続きまして、追加日程第7を上程いたします。こちらにつきましては都市環境委員会へ付託する予定でございます。  続きまして、追加日程第8を上程いたします。こちらにつきましては文教・子ども委員会へ付託する予定でございます。  次に、追加日程第9を上程いたします。こちらにつきましては議会運営委員会へ付託する予定でございます。  以上で本日の日程は終了ということでございます。  追加日程第9が終了した後に、委員会審査のため2月27日から3月7日まで休会することを諮りまして、決定をしていただきます。決定後、次の本会議は3月8日、午後1時から開くことを告げまして、本日の日程は終了、散会ということでございます。  なお、本日につきましては、本会議終了後に予算特別委員会予定しております。終了後、15分ほど休憩をとらせていただきました後に、予算特別委員会を同じく議場で開会させていただきたいと思います。  本日の予算特別委員会におきましては、委員会の進行につきまして、冒頭は議長が行いました後に、その後、年長議員でございます須藤甚一郎議員の進行により始めてまいります。  初めに、委員長の互選を指名推選の方法によることを諮りまして、決定をされました後に委員長の指名を行い、決定をいたします。委員長の挨拶の後に進行は委員長に移りまして、委員長が副委員長の互選を、これも指名推選で行うことを諮りまして、副委員長を決定していただきます。副委員長が決定されました後に、副委員長から御挨拶をいただきます。  その後、理事会の設置を諮りまして、決定していただくという形になります。理事会の構成につきましては、各会派から1名を選出し、正副委員長を含めて6名で構成することを決定していただきます。その後に理事の選出をお願いいたします。理事の選出後、次の委員会は3月9日の午前10時から開くことを告げまして、予算特別委員会につきましては終了という形になります。  ただ、予算特別委員会が終了した後、理事の皆さんにつきましては理事会を、予算委員会の進め方につきまして理事会を開きたいと思いますので、第三会議室のほうで開会されますので、よろしくお願いをいたします。  理事会の終了後でございますが、最後に陳情審査のため議運を開催する予定というふうになっておりますので、こちらのほうもよろしくお願いしたいと思います。  以上が本日の議事日程進行順序と、あわせて本会議の次にやる予算特別委員会進行順序につきましても説明をさせていただいた次第でございます。  以上でございます。 ○田島委員長  よろしいですか、日程について。  (「はい」と呼ぶ者あり) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  3 意見書(案)について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――田島委員長  それでは、3番の意見書(案)についてにまいります。  各会派から態度表明お願いいたします。 ○宮澤委員  自民党は1番の地方消費税清算基準見直しに関する意見書はマルでございます。  2番の国有地の更なる活用のための減免措置の拡充及び要件緩和を求める意見書(案)もマルでございます。  次に3番目、国有地を活用する際の定期借地契約に対する補助の拡充を求める意見書(案)はバツでございます。  4番目は、東京都シルバーパス負担軽減制度改善を求める意見書もバツでございます。  そして、5番目の骨髄移植ドナーに対する支援の充実を求める意見書(案)につきましては、この期間に文言の修正を立憲民主区民クラブのほうに依頼をしております。その内容で立憲民主区民クラブのほうがよろしければマルになるというような状況でございます。
     以上です。 ○田島委員長  続きまして、公明党さん。 ○いいじま委員  公明党は、1番マル、2番マル、3番は調整をしていただいて、2番とまとまればマルになります。今のままではバツの状態です。4番がバツ、5番は三角、文言修正があればマルということになります。  以上です。 ○田島委員長  続きまして、共産党さん。 ○石川委員  1番の地方消費税清算基準見直しに関する意見書(案)についてですが、私たちは消費税については税制のあり方としては誤っているという反対の立場ですが、しかし今回の清算基準見直しによって、自治体財源確保が非常に難しいということですので、賛成です、マルです。  そして、2番目の国有地の更なる活用のための減免措置の拡充及び要件緩和を求める意見(案)ですが、私どもと意見書(案)とかぶるところがありますが、しかし私たちも慎重に審議しました結果、特に項目の3番等が私どもと違うということで、バツです。  続きまして、私どもが出した国有地を活用する際の定期借地契約に対する補助の拡充を求める意見書(案)はマルで、続いて東京都に出す東京都シルバーパス負担軽減制度改善を求める意見書(案)はマルです。  立区の提案された骨髄移植ドナーに対する支援の拡充を求める意見書(案)についてはマルです。  以上です。 ○田島委員長  それでは、立区の青木委員。 ○青木委員  1番はマルです。2番はマル、3番はマル、4番はバツ、5番はうちが最初出したのがマルなんですけど、自民党さんから文言修正がありましたので、それを受けました。修正いたしまして、今事務局から配っていただけると思うんですけど、内容については自民の政調会長さんから説明していただき、休憩を入れてから皆さんで審議してください。 ○田島委員長  ただいま態度表明が出ました。1番に関しては、4会派ともマルということでございますので、この意見書を提出させていただきたいと。  (「委員長」と呼ぶ者あり) ○石川委員  済みません、私ども賛成の立場ですが、提案者の中には私どもは入りませんので。 ○田島委員長  わかりました。ということで、進めさせていただいてよろしいですね。  1番は提出させていただくということでございます。基本的には全会派一致という形ですが、共産党さんは提案者にはならないということでございます。  2番に関しましては、反対がありますので、取り扱わずということでございます。  3番に関しましても、反対がおりますので、取り扱わず。  4番に関しましても、反対がありますので、取り扱わず。  5番の、先ほど立区さんのほうから提案いただいている意見書に関しましては、文言修正という部分があるということでございますので、ここで文言修正について事務局から配っていただきたいと思います。  じゃ、休憩とします。  (休憩) ○田島委員長  それでは、休憩を解いて再開します。  それでは、この5番の意見書についてでございますが、提案者の立区の青木委員お願いします。 ○青木委員  自民党さんと何回か打ち合わせした中で、文言修正の申し出がございまして、修正させていただきました。  内容については、今から自民の政調会長さんから説明していただくということで、どうぞよろしくお願いいたします。 ○宮澤委員  そういたしましたら、立憲民主区民クラブのほうから出ております骨髄移植ドナーに対する意見書でございますけども、自民党のほうで大きなポイントとしましては、意見書で最後のところに出ております目黒区議会として国会、政府に対しての推進を図る旨の文言があるんですけど、そこの中でドナー骨髄等提供に伴う入院、通院、打ち合わせ等の休業をする場合の補償制度を創設するというところは、我々自民党としても全くそのとおりだと思うところでございます。ただ、もう一点、ドナー休暇制度化を推進するというところを調整して、省いていただきたいというのが大もとでございます。それを除いた、新しく文言を修正した文面を読まさせていただきたいと思います。  骨髄移植ドナーに対する支援の充実を求める意見書(案)  骨髄移植及び末梢血幹細胞移植は、白血病等難治性血液疾患等に対する有効な治療法と言われている。この治療には安全な骨髄及び末梢血幹細胞の安定的かつ公平な提供等、任意による提供の補償が確立されなければならない。そのために「移植に用いる造血幹細胞の適切な提供の推進に関する法律」(以下「法」という。)が制定され、公益財団法人日本骨髄バンクが主体となって、広く一般の方々に善意による骨髄等提供を呼びかける骨髄バンク事業(以下「本事業」という。)が実施されている。  本事業におけるドナー登録者数は平成29年12月末現在で48万人を超え、患者とのヒト白血球抗原(HLA)の初回検索適合率は9割を超えているが、移植率は6割未満にとどまっている。つまり多くの善意に支えられて移植可能性が高いにもかかわらず、実際の移植に至る数は少ない。その要因はさまざまにあるが、ドナーの健康問題という制度の根幹にかかわる当然の要因は別として、被雇用者ドナーとなる場合の本人及び事業者の負担については改善の必要がある。  本事業では、骨髄等提供のための検査や入院等の費用について、ドナーの負担はない。また、万一、骨髄等提供に伴う健康被害が生じた場合でも、骨髄バンク団体傷害保険による保険金が支払われる。このようにドナーに負担をかけない制度になっていることは法の趣旨にかない、評価できる。  しかし、ドナーが検査や入院等で仕事を休業した場合の本人及び事業者への補償は、一部の地方公共団体や企業を除いて行われていない。これは善意の提供者による有給休暇などの活用に頼った制度設計である。この仕組みは、経済活動の現場においては、善意の提供者(被雇用者)とその理解者事業者)に負担を強いることになってしまっており、中でも我が国の企業の大半を占める中小企業においては、善意の提供者(被雇用者)が職場への遠慮等提供に必要や休暇の取得等を躊躇する要因があるばかりでなく、派遣労働を含め、雇用形態が多様化し、経済情勢も日々変動している中、休暇の取得自体利益減収入減)に直結する中小企業事業者も少なくない。  目黒区は、法の制定趣旨に鑑み、平成29年度に提供者事業者に対する補償事業を実施している。全国的にドナーが安心して骨髄等を患者に提供できる仕組みが求められている今日、この制度は法の趣旨からも、自治体間の公平を図る上からも、全国的に実施されるべきものである。  よって、目黒区議会は国及び政府に対して、骨髄移植等の一層の推進を図るため、ドナー骨髄等提供に伴う入院、打ち合わせ等のために休業する場合の補償制度を創設するよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成30年3月8日。  目黒区議会議長 佐藤昇。  衆議院議長参議院議長内閣総理大臣厚生労働大臣宛て。  というふうに文言を修正させていただきました。よろしくお願いをいたします。 ○田島委員長  5番の骨髄移植ドナーに対する支援の充実を求める意見書でございますけど、自民党さんのほうから修正案提案がございました。これについて何かありますか。 ○川原副議長  今、この文章の中で、ドナー登録数が48万人と書いてありまして、その4が修正みたいに線が残ってますので、確認しましたら48万人が正であるということなので、本番の意見書につきましては修正しない形で事務局で直しておいていただければと思います。  以上です。 ○田島委員長  他に何かございますでしょうか。 ○岩崎委員  今、自民党さんのほうから修正案が出てきたということなので、ちょっと持ち帰らせていただきまして、午後に再開される議運のときに改めて意思表示はさせていただきたいなと思います。  以上です。 ○田島委員長  それでは、午後に確認ということでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○田島委員長  それでは、まず1番目の地方消費税清算基準見直しに関する意見書(案)、これに関しましては全会派一致ということでございますので、3月8日の本会議に提案することでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○田島委員長  1番の意見書の関しましては確認させていただきました。  2、3、4に関してでございますけれども、会派で一致しておりませんので、議会運営委員会としては提案しないということを確認させていただきます。  5番に関しましては、午後の議運での結果を待つという形で、引き続き待っていただきます。よろしいですか。 ○宮澤委員  2番の我が会派から出しております国有地の更なる活用のところの意見書ですけども、これは議運での提案がなし得ませんでしたので、議員としての提案をさせていただきたいと思います。 ○田島委員長  自民党さんからの議員提案ということですね。  今、2番のほうは議員提案をするということで確認させていただきました。  この3番の意見書について、よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  4 議会運営について    (区側)    (1)平成30年度都区財政調整方針について    (2)平成29年度都区財政調整調整方針について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――田島委員長  4番の議会運営についてでございます。  区側にまいります。  (1)平成30年度都区財政調整方針についてと(2)平成29年度都区財政調整調整方針について、これを一括で御説明いただきます。 ○濱出企画経営部長  それでは、2件を一括して御報告をさせていただきます。  本件につきましては、去る2月1日に開催されました平成29年度第2回都区協議会で合意が成立したものでございます。  まず、平成30年度都区財政調整方針のほうをごらんください。  資料の1ページ目で算定の考え方について、第一から第三まで記載がありますが、こちらは例年と同様でございますので、本日は説明は省略をさせていただきます。  2ページをごらんください。  2ページに30年度の都区財政調整フレーム対比)が記載されております。  まず表の1つ目交付金の総額のところですけれども、縦書き調整税とある欄をごらんいただきまして、一番上の固定資産税とその下の市町村民税法人分がともに前年度比で増となっており、1つ飛んで下の計欄に記載のとおり、30年度当初見込みの調整三税の総額は1兆8,544億円余でございます。  この額にその下の欄にある都の条例で定めている特別区への配分割合55%を掛けたものがその下の欄の当年度分の金額で、これに28年度の精算分を反映させたものが計欄Aに太字で記載のとおり1兆227億円余で、これが交付金の総額でございます。29年度に比べ699億円余、率にして7.3%の増となっております。  次に、大きな2つ目にまいりまして、まず基準財政収入額Bは29年度と比べ83億円余、率にして0.7%増の1兆1,315億円余となっております。  内訳としては、29年度と比べ増となっているものとして、縦書きで特別区税とある部分の一番上の特別区民税など、一方減となっているものとして、特別区民税から1つ飛んで下の特別区たばこ税や特別区税の小計の欄から4つ下地方消費税交付金などでございます。  それから、ずっと下のほうにまいりまして、基準財政需要額Cは2兆1,031億円余で、29年度と比べ748億円余、率にして3.7%の増となってございます。  2つ飛んで差し引き、CマイナスBの欄は、基準財政需要額Cから基準財政収入額Bを差し引いたもので9,716億円余となっております。これはその下の普通交付金の額と同額となっておりまして、29年度と比べ664億円余、率にして7.3%の増となるものでございます。  次に、資料3ページをごらんください。平成30年度基準財政需要額の増減の説明でございます。  まず、経常的経費は692億7,800万円の増で、1の新規算定から5のその他の増減まで主なものが記載されてございます。  次に、投資的経費は55億4,400万円余の増となっておりまして、内訳は1、2に記載のとおりでございます。  30年度の都区財政調整方針につきましては以上でございます。  次に、もう一つの資料であります平成29年度都区財政調整調整方針をごらんください。  資料の表題の下に記載のとおり、29年度の都区財政調整につきましては、昨年8月に区別算定が行われましたが、その後の調整税の動向を踏まえ、再調整を行うこととなったものでございます。  記書きの第二、基準財政需要額に記載のとおり、1から3までの3項目について再算定するものでございます。  資料の裏面をごらんください。  裏面の1に記載のとおり、再調整額は333億400万円となっております。  (1)に記載のとおり、昨年8月の段階で当初算定の残額が109億7,400万円となっておりましたが、(2)に記載のとおり、調整三税の増により交付金がさらに223億3,000万円増となったものでございます。  次に、2再調整の内容の(1)普通交付金所要額は、記載のとおり保育所整備等対応経費の臨時的算定が主な内容でございます。また、(2)特別交付金には23億4,100万円が加算されることとなってございます。  29年度の再調整方針は以上でございますが、これに伴いまして本区への普通交付金の見込みにつきましては、今回御審議いただく一般会計補正第3号予算案で1,700万円の減額をするものとしております。  29年度都区財政調整調整方針につきましては以上でございます。  本日、この2件の内容につきましては、明日の企画総務委員会に御報告をさせていただく予定でございます。  説明は以上です。 ○田島委員長  ただいま説明が終わりました。  (1)(2)につきまして、一括で何か御質問あればお受けします。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○田島委員長  それでは、区側の(1)(2)を終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    (3)その他
    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――田島委員長  (3)のその他でございます。 ○中野総務課長  特にございません。 ○田島委員長  特にないということでございます。  区側、御苦労さまでございました。ありがとうございます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    (議会側) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――田島委員長  それでは、議会側にまいります。  特別委員会の設置について、これについて局長から説明を……、私から。  それでは、平成30年度の特別委員会の設置について提案させていただきます。私から来年度の特別委員会の設置の御提案についてでございます。  今年度の特別委員会は目黒区総合戦略等調査特別委員会が設置されておりますが、この委員会の調査期間は設置要綱で1年間、5月の臨時議会までとなっております。来年度、平成30年度における特別委員会の設置をどのようにするかについて、各会派から御提案をいただき、それをもとに議会運営委員会の場で協議し、詰めてまいりたいと思います。  特別委員会を設置するかしないか、また設置する場合は委員会の名称、付託事項、委員の人数などを御提案いただきたいと思います。提案書の提出締め切りは3月6日の火曜日までとさせていただきます。事務局に提出をお願いいたしたいと。以上です。  よろしいですか。3月6日までに提出してください。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  5 その他 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――田島委員長  それでは、5番のその他。 ○髙橋区議会事務局長  それでは、私のほうから配付資料説明でございます。  (1)につきまして、議案第2号、第3号に係る人事委員会意見聴取の回答になってございます。  (2)につきましても、同じく議案第26号に係る人事委員会意見聴取の回答でございます。  それから(3)でございますが、こちらにつきましては全国市議会議長会からの依頼文書でございまして、厚生年金への地方議会議員の加入に関する要請活動についてということで、参考に配付をさせていただきます。  以上でございます。 ○田島委員長  5番、その他についてを終わります。  それでは、本日午後にまた議会運営委員会予定しておりますので、休憩とさせていただきます。  なお、意見書の5番に関しましては、各会派持ち帰りということでございますので、午後の議運再開後に態度の表明をよろしくお願いいたします。  以上でございます。  (休憩) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  6 陳情審査 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――田島委員長  休憩前に引き続き議会運営委員会を再開いたします。  まず最初に、陳情審査をさせていただきます。  それでは、陳情30第2号、陳情採択どおり区議会議場へ早急に国旗掲揚を求める陳情を議題に供します。  本陳情に関し、補足説明があれば受けます。  事務局、何かございますか。 ○髙橋区議会事務局長  こちらからは特にございません。 ○田島委員長  説明がございませんので、質疑を受けます。 ○宮澤委員  採択どおりに区議会議場へ早急に国旗掲揚を求める陳情というふうに出ておりまして、趣旨の中で、平成19年度目黒区議会第4回定例会において、こういったことが採択されましたというふうに陳情者は申しております。  それで、私、平成19年にはこの議会にまだおりませんので、このときにどういう流れがあって、どういう形に採択されて、その後どういうような状態で今に来てるのかというところを、もし事務局、そこら辺の内容がわかりましたら御説明をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○田島委員長  事務局、わかりますか。 ○髙橋区議会事務局長  それでは、平成19年の第4回定例会以降の経過というお尋ねでございます。  この陳情、今お話にありました平成19年の第4回定例会に区議会の議場に国旗の掲揚を求める陳情、これが提出をされまして、議会運営委員会に付託をされまして、これが審査をされ、最終的に採択されたという状況がございます。  その後の議会運営委員会等での検討の状況でございますが、これを受けてということでございますが、平成20年、翌年の20年5月に他自治体の視察ということで、世田谷区、豊島区、調布市議会、こちらの議会を視察してるという記録が残っているところでございます。  その後、この件について議論された形跡をちょっと調べてみたんですが、平成21年5月に議長から、この件について結論を出すような発言がございまして、次期に引き継ぐというような記録が残されてございます。  それから、平成23年6月に議会運営委員会委員長から、議運として掲揚方法の検討の提案というのがございましたが、このときもさまざまな議論がございまして、掲揚の仕方について協議するという認識を持っていただきたいというようなことで、最後の委員長発言で終了してるというような状況になってございます。  それ以降は、議会運営委員会での議論の経過をちょっと調べさせていただいたんですが、特に議論がなされた形跡というのはございません。  以上でございます。 ○宮澤委員  今、大体の流れを伺うことができました。実際に議会運営委員会で採択をされてから、なぜか停滞したまんまで、まず視察に行ってどんな形でやっているのかというところを見たことは非常にいいことだと思うんですけど、その後なかなか動いてなかったということで、また10年たってこの陳情が出たということですよね。  それで、その視察の流れがあると思うんですけども、例えば東京23区特別区の中で、区旗ですとか国旗ですとかというものを議場に掲揚している区が何区あるのか、またそういったものを掲揚してない区が何区あるのか、状況がわかればお知らせいただければと思います。 ○髙橋区議会事務局長  23区の状況でございます。こちらにつきましては他区が実施した調査というのが、ことしの1月にまとまったものがございまして、現在掲揚している区が16区ございます。掲揚してない区が7区という状況でございます。  以上でございます。 ○田島委員長  よろしいですか。ほかにございますか。 ○石川委員  議会で10年前に国旗掲揚の陳情が採択されたということですけども、しかしそれを実施してこなかったということは、やはりこの目黒区議会が区民の皆さんの感情等さまざまな状況を配慮した中で、国旗を掲揚してこなかったということだと思います。  そもそも国旗・国歌法が制定されましたが、しかしその審議の中でも明らかなように、国旗は国の公的な場、国事行事などの公式行事に用いることであるが、国民の憲法で保障された思想信条の自由、内心の自由を侵してまで強制するものではないと、当時の自民党の首相の発言からも確認されています。こうした状況の配慮から、今まで目黒区議会は採択されても掲揚してこなかった。こうした状況があると思います。  そもそも日の丸は古い歴史を持っていますが、国旗としては1870年太政官布告で、陸・海軍が掲げる国旗として定めたのが最初です。太平洋戦争中、侵略戦争の旗印となってきたことから、国民の中には拒絶反応を持つ部分が多くあります。現在でも国民的合意があるとは言えません。  外国でもあの第二次世界大戦の侵略国家であったドイツやイタリアは大戦当時と同じ旗を国旗とはせず、新しい国旗をつくりました。しかし、日本はあの侵略戦争の旗印であった日の丸を使っています。  現在、区民の中でもこの日の丸に対する思いは多様であり、区民を二分する、こうした状況です。だからこそ今までこの日の丸の掲揚をしてこなかったし、日の丸を侵略戦争の象徴と認識しているという、こうした人たちもいるから、配慮して目黒区議会は行ってこなかったんだと思います。  そうした点をきちんと考えた中で、今なぜ急にまた持ち出して、国旗掲揚をしなければならないのか。その辺をきちんと見る必要があると思います。  議会にかけられたのですから、ぜひ皆さんでここで論議する必要があると思います。 ○田島委員長  ほかに。 ○岩崎委員  我々、議員になるときに、今配られているかどうかわかりませんけど、事務局から議員必携というものが配られますけれども、そこで議会の役割ということもきちんと書かれています。議会というのはそこの住民の代表者であると。そこの住民から負託を受けた代表者が議会に集まるという、そういう仕組みを持っているのが議会です。  ですから、日の丸について、戦前の侵略戦争を思い出させるというような意見が区民にもあれば、日の丸、別に構わないというような人もいるということで、そういう人たちのさまざまな意見の代表者が議会に集まっているということを考えると、これはもちろん国旗だからといって強制をするものではないし、当時、国歌・国旗法が通ったときの小渕首相も内心の自由を侵すものではないというような答弁もしているということで、強制するものではありません。  また、そういう議会というさまざまな区民の政治的信条、それから内心の自由、それを背負って議員が代表者として議会に出てきているという、そういう性格からいっても、議会の中では議員の中でもいろいろ日の丸についてさまざまな意見があり、さまざまな思いを持っているということで、議会という場で国旗を掲揚する、日の丸を掲揚するということは、そもそもなじまないというふうに思うんですけれども、質疑せよということであれば、議員必携も配っておられる事務局に対して、議会というのはそういう場ではないのかということをお聞きしたいと思うんですけども、いかがでしょうか。 ○田島委員長  岩崎委員、誰に聞きますか。 ○岩崎委員  事務局に。 ○髙橋区議会事務局長  基本的なお尋ねなのかと思いますが、まさに区民の代表である皆さんの議論の中でさまざまな政策、議会のあり方も一つでしょうけども、そういったものが議論の中で決まっていく、そういうシステム、民主主義、それがこの一環、それから地方自治の根幹にかかわる部分だというふうに認識しております。  以上でございます。 ○田島委員長  ほかにございますか。 ○おのせ委員  先ほど議員間でのお話というのもありまして、ここで話したほうがいいということでございましたから、私も意見を述べさせていただきたいと思いますが、おっしゃるとおり思想信条、小渕首相がおっしゃった内心の自由というのはあると思います。しかし、ここは議会であって、私たちは目黒区民の負託を受けて選出をされて、議員としてこの区の行く末、または予算等を審議をする場所であります。  目黒区役所自体にも入ってすぐのところに区旗と国旗が掲げてございます。これは地方自治のやはり象徴であり、国の一部の公共機関であるという誇りのもとに区旗と国旗を掲げておると私は認識をしています。その中に入れば、その方向性と違った形で議場の中に掲揚していないということは、私は恥じるべきことで、私の個人のこれは信条ですから、はっきり申し上げさせていただきますが、恥じるべきことであって、私は日本国民として日本の国の歴史にも誇りを持っておりますし、また私が日本国民として生きてることに対して大変誇りを持っております。それは世界の方々、同じことでありますし、昭和20年に戦争が終わりまして、国旗を掲げることが、独立をすることが6年、7年できなかった。日本の国にあってもこの国旗を掲げることすらできなかった。国旗を掲げたときが日本人の独立の初めての一歩であったと思っています。  そういう点では、私の思想信条、内心の自由でいいますと、目黒区議会として区民の負託を受けてそこで議論する場所が、公共の場所であり、地方自治のシンボルであるならば、やはり庁舎と同じように日本の国旗または区旗をそこに掲揚して、その区旗・国旗に対して、他党の方、他党の信条の方、イデオロギー上、その国旗に対してこうべを垂れる必要はないと思います。私はそこに掲揚されていれば、やはりその後ろにいる国民、家族に対しての感謝と崇敬の念を持って、国旗に対してこうべを垂れて議場に出入りをするようになると思います。ここの部分がまさに思想信条、内心の自由であって、掲揚すること自体がこの思想信条、内心の自由を踏みにじるものではないと思っております。  以上です。 ○田島委員長  ほかによろしいですか。 ○石川委員  先ほど事務局から経緯が紹介されましたが、10年前にこの陳情が通った。その後これを見ていると、議会運営委員会で採択されたから、議運でその検討に入ろうという会議があったらしいんですけども、当時、私どもとその当時は無所属・独歩の方もいらっしゃって、やはりそうしたものは区民感情から見たら不適切というか、ちょっと言い方はあれですけども、やっぱり考慮して取り上げるべきではないという抗議の中で、それは流れたということも聞いています。  そうしたことも、当時は、だから皆さん、おのせ委員の国旗に対する思いは、それは重々わかりますが、区民の中にはそうではない人もいらっしゃるということを、そこを理解されて、当時はそれを実現させなかったという、こうした経緯もあるので、やはり今回もそうした立場に立って、今回の国旗掲揚については、陳情が出されましたけども、実施すべきではないと思うんですが、再度伺います。 ○おのせ委員  今、石川委員がおっしゃった内容、それがそのまま国旗を掲揚したいと思っている、この国を愛している、そしてこの国旗を掲揚したいと思っている人たちの思いを踏みにじっているところもあるんです。その逆もあるということは、御自身がまさに今おっしゃった内容です。  そして、このことに関しては、10年間進んでこなかったことに対しては、水面下ではいろいろな議論があったと思います。そして、いろいろな配慮もあったと思います。ただし、今回の陳情文書を読んでおると、10年前に決まったことがなし遂げられてないじゃないかというお怒りの部分です。私たちはお怒りを受けて、また陳情を受ける。大変この陳情者に対しても、議会として決めたことを履行してないことに対しても、私は申しわけないと思っています。また、このことを再度陳情審査して、結果を出したならば、速やかにやはりその遂行をしていかなければならないと思います。  今おっしゃった内容は、そのまま国旗を掲揚するべきである、日本の国を愛していて、何で目黒の区議会は日本の議会なのに、日本の国の中にある機関の議会なのに、国旗を掲揚してないんだという憤りをお持ちの方々がその数いらっしゃる。そのことをどう決めていくかといえば、ここは議場で、議会ですから、議決で、多数決で決めていくところであります。賛否というのはそういうものでありまして、賛否が出たものに対して今まで配慮をしていたというのが、いいか悪いかはわかりませんが、その結果として今回も賛否を行って、その賛否に従って行っていくというのが議会の基本的な姿勢だと思っています。  以上です。 ○田島委員長  ほかに。 ○岩崎委員  先ほど公共機関である目黒区としては掲揚しているじゃないかという話ですけども、掲揚するかしないかは目黒区の執行機関の話でもあるということなんですけども、議会はその執行機関のいろいろな施策などについてチェックをすると。もちろん場合によっては議員が議案を提出するという権利もあるわけなんですけれども、そういういろいろな議員の思想信条、政治的な立場、内心の自由の立場から区政をチェックしていくというような役割があるというような中で、やはりさっきも言ったように、日の丸を掲揚するということについては、議員間でいろいろな立場の違いがあると。  立場の違い、それから意見の違いがあるということであるのであれば、それは掲揚するじゃなくて、掲揚をしないというようなやり方でしか、それはないというふうに思うんです。全ての人が一致しているわけではないので、これは掲揚しないというような形で我々の内心の自由を守っていただくということが、これは議会で必要ではないかなというふうに思っています。  以上です。 ○おのせ委員  今、岩崎委員石川委員と結局聞いていれば同じことをおっしゃっているなと思いまして。決まってない、判断できないのであれば掲揚しないことが一番だというお話ですが、では先ほど私が申しましたとおり、私も含めて、掲揚してほしいと思っている、そういう掲揚することが正しいと思っている人たちの気持ちを踏みにじったまま行くということになります。ですので、議会に陳情が出てきて、議決をして、数は本来であれば議運の場合は一致するのが正しいわけですが、ほかの議決に関しては、結局多数決をとって、着席、退席、または起立という採決の方法をとっています。これは民主主義の原則でございますから、多数決をとって、その中で1回陳情が通されて、10年間着手されなかったことだけでございますので、今回は再度区民の方からお怒りの陳情が出てきて、それに対して再度採決をして、それに基づいて履行をしていく。議会ルールとしては甚だ正しい形で、多数決で行っていく。  ただ、私どもが申しますのは、思想信条、内心の自由という小渕総理の言葉をお話しされましたが、それに対してこうべを垂れて入る、入らない、その取り扱いに対して、私どもは国旗を下におろすことはございません。羽生結弦選手も国旗を下に置くことはありませんでした。この取り扱いに対してはどうその方々がおやりになっても、ここが思想信条、内心の自由であって、掲揚することに関しては、ここはかかわってこないと思います。掲揚に関しては、私たちにもその思想信条、内心の自由があるわけで、それを数で示すという形で今回は議決という、議会の決められたルールで行うということだけの話でございますので、それを行うことによって、今、岩崎委員がおっしゃった、私たちの決まってない中であれば、掲揚しないのが正しいというのは、それは共産党さんの御意見かなと私は思っております。  以上です。 ○石川委員  平行線であるわけなんですけども、やはりかつての第二次世界大戦、日本がアジア諸国を侵略したときに、まさに錦の旗としてこれを掲げて戦争をしたわけですよ。この反省から、一緒になって侵略戦争を行ったドイツやイタリアは国旗を変えたわけですよ。ところが、残念ながら、先ほども言いましたように、日本は変えなかった。その侵略戦争の旗印をそのまま持ってきたと。そういう中で、区民の皆さん、戦争体験者などは非常に嫌悪感を感じるわけです。そうしたことについてはどのように考えていらっしゃるのかなと思うんですけども。 ○おのせ委員  だとすれば、オリンピックの選手が国旗を掲げて、国旗をまとってスケートで歩いたり、掲揚する。これはそのことを意図して、NHKに対しても、NHKと個別を申し上げましたが、放送でそれを見ることによって、またそういうふうな感じ方をするのか。また、侵略戦争等々に関してはいろいろな考え方もあると思います。また、国旗の扱いに対して、では政府はなぜ国旗・国歌法で日の丸を採用したのか。先ほど申しましたとおり、太政官でやったという話もありますが、それ以前から日の丸はございます。国旗としてですね。  ですので、国旗・国歌法で国が定めたときに、そういう議論はおさまっておりまして、それを小渕首相は思想信条、内心の自由ということで表現をされたんだと思います。ですから、侵略戦争とそれを位置づける方もいらっしゃれば、戦後に生まれた方々は、あの旗に関しましては、教育は受けてるかもしれませんが、自分たちの自国の旗だという認識をもう持っております。  そして、私どもが申しますのは、軍が使っていた旭日旗をあそこに張れというのではありません。私どもが言っているのは、日の丸は国旗・国歌法に制定された国旗ですから、日本丸を掲げてくださいというお願いをしてるのであって、お願いじゃないですね。私はそういう気持ちを持っているのであって、戦前の侵略戦争と結びつけるのは、御党はそういう考え方をお持ちかもしれませんが、ほとんどの方々がそういう認識を持っていれば、オリンピックの選手はあそこで持って歩くことはないと思います。国旗として認証されているものですから、それをオリンピックの選手が国旗として、国の代表として戦っているから、あそこで掲げられるのであって、それを数がどっちが多い少ないということで言う話ではないですし、価値観の問題もそこで示すべきものではないと思っています。  以上です。 ○田島委員長  よろしいですか。かなり意見も出ております。ただ、平行線であることも確かなところでございますので、ここで意向を聞いてきたいと思いますが、よろしいですね。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○田島委員長  それでは、議事の都合により暫時休憩いたします。  (休憩) ○田島委員長  それでは、休憩前に引き続き委員会を再開します。  ただいま議題に供しました陳情30第2号、陳情採択どおり区議会議場へ早急に国旗掲揚を求める陳情につきましては、採択するべきものと議決することに賛成の委員の挙手をお願いします。  〔賛成者挙手〕 ○田島委員長  賛成者多数ということでございます。
     賛成者多数と認め、本陳情につきましては採択すべきものと議決いたしました。  以上で陳情審査を終わらせていただきます。 ○田島委員長  次に、午前中の議運に引き続きまして、3、意見書(案)についてにまいります。  意見書(案)についてでございますけれども、5番の立区さんから提案がありました骨髄移植ドナーに対する支援の充実を求める意見書、これに関しましては文言修正ということで自民党のほうから提案されてますものを持ち帰っていただきました。  共産党さんの御意見としまして。 ○石川委員  賛成です。 ○田島委員長  賛成でよろしいですね。  そうしますと、5番のこの骨髄移植ドナーに対する支援の充実を求める意見書に関しましては、全会派一致いたしましたので、これは議運提案として提案させていただきます。  そして、午前中にございました1番の地方消費税清算基準見直しに関する意見書とともに、議会運営委員会から提案させていただく形となりますが、よろしいですね。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○田島委員長  それでは、提案理由の説明、順番ということで決めさせていただきたいと思いますけれども、まず1番の地方消費税清算基準見直しに関する意見書に関しましては、公明党さんに提案をしていただきます。そして、5番の骨髄移植ドナーに対する支援の充実を求める意見書に関しましては、共産党さんにお願いするということでよろしいですね。確認させていただきます。  そして、これの署名が必要になりますので、休憩をとらせていただきます。  (休憩) ○田島委員長  休憩前に引き続き再開いたします。  署名に関しましては、事務局のほうで各提案者に回らせていただきますので、よろしくお願いいたします。  よろしいですね。  (「はい」と呼ぶ者あり) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  7 次回の開催予定について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――田島委員長  次回の開催予定について、3月8日、午前10時からということでございます。  確認いたしましたので、これで議会運営委員会を散会いたします。...