目黒区議会 2017-06-14
平成29年企画総務委員会( 6月14日)
平成29年
企画総務委員会( 6月14日)
企 画 総 務 委 員 会
1 日 時 平成29年6月14日(水)
開会 午前10時00分
散会 午前10時52分
2 場 所 第一
委員会室
3
出席者 委員長 宮 澤 宏 行 副
委員長 関 けんいち
(9名)委 員
鴨志田 リ エ 委 員 松 田 哲 也
委 員 西 村 ち ほ 委 員 たぞえ 麻 友
委 員 岩 崎
ふみひろ 委 員 おのせ 康 裕
委 員 今 井 れい子
4
欠席者
(0名)
なお、告示日は3月28日、開札日は5月9日でございました。
入札経過につきましては、裏面記載のとおりでございまして、
落札率は86.0%でございます。
辞退が1者ございました。辞退理由は、技術者の配置が困難なためでございます。
次に、資料3でございます。
件名が、めぐろ区民キャンパス大ホール舞台機構制御盤内インバータ交換工事で、
契約金額は4,752万円でございます。
履行場所は八雲一丁目1番1号で、契約内容は資料記載のとおりでございます。契約の相手方は、港区のカヤバシステムマシナリー株式会社で、会社経歴は資料記載のとおりでございます。契約年月日は本年5月10日、工期は同日から30年2月28日まででございます。
契約方法は、随意契約による契約でございます。
随意契約の理由につきまして、口頭にて補足をさせていただきますと、こちらのめぐろ区民キャンパス大ホールの制御盤内インバーターは、当該
事業者が施工し保守管理を行っております。このため、施設の運営上、長期の期間の作業期間を設けることができず、また速やかに作業を完了し、その後の運営に支障を来さないよう改修工事を行う必要もあるため、交換機の機能や必要機器の手配にも熟知し、かつシステム全体の補償がかかれる当該
事業者と随意契約を締結したものでございます。
次に、資料4でございます。
件名が、目黒区民センター非常用発電設備改修工事で、
契約金額は1億6,502万4,000円でございます。
履行場所は目黒二丁目4番36号で、契約内容は資料記載のとおりでございます。契約の相手方は、青葉台一丁目の宮崎電気工事株式会社で、会社経歴は資料の記載のとおりでございます。契約年月日は本年5月26日、工期は同日から30年3月16日まででございます。
契約方法は、条件付き一般競争入札による契約でありまして、主な入札参加資格要件といたしましては、業種登録に電気工事があり、共同格付による等級がA等級からB等級であって、区内業者であり、電気工事業の特定建設業の許可を有することを告示をいたしました。その上で申し込みのあった5者を条件付き一般競争入札に付したものでございます。
なお、告示日は4月12日、開札は5月25日でございました。
入札経過につきましては、裏面記載のとおりでございます。
落札率は96.2%でございました。
次に、資料5でございます。
件名が、目黒区立特別養護老人ホーム東が丘認知デイ移設等工事でございます。
契約金額は1,974万2,400円でございます。
履行場所は東が丘一丁目6番4号で、契約内容は資料記載のとおりでございます。契約の相手方は、平町一丁目の白井建設株式会社目黒支店で、会社経歴は資料記載のとおりでございます。契約年月日は本年5月31日、工期は同日から同年9月29日まででございます。
契約方法は、条件付き一般競争入札による契約でありまして、主な入札参加資格要件といたしましては、業種登録に建築工事があり、共同格付による等級がA等級からD等級であって、区内業者であることを告示をいたしました。その上で申し込みのあった8者を条件付き一般競争入札に付したものでございます。
なお、告示日は4月21日、開札は5月30日でございました。
入札経過につきましては、裏面記載のとおりでございます。
落札率は86.3%でございました。辞退が3者、不参加が1者ございました。辞退理由は、いずれも不明でございます。
報告は以上でございます。
○
宮澤委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○おのせ
委員 資料2番の河川維持工事についてお尋ねいたします。
こちらは、ちょっと私は予算書を読み込んでこなかったので申しわけないんですが、契約は決まってますけども、財源は全額一財でしょうか、それとも補助金が入ってますでしょうか。
以上です。
○
藤井契約課長 こちらは、事務または特例交付金の対象となる見込みでございます。
○
宮澤委員長 おのせ
委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○
鴨志田委員 1点目の東山小学校の空調工事についてなんですけども、東山小学校の後期の工事に関しても数度不調に終わって、ようやく引き受けたところがあったという経緯があって、工事
説明会にも私も参加をいたしました。
当時は空調設備がまだ
事業者は決まってない状況で、そういう中で、なるべく区内業者を選ぶようなことも考慮してくださいなんていう発言をしたんですけれども、今回も入札不調だったということで、結局随意契約になったということなんですけども、ほかを見てると
落札率が八十何%とか九十何%で落札しながら、東山小学校だけ常に入札が不調というのは何か要因があるのかどうか、1点お伺いします。
○
藤井契約課長 東山の工事、後期も前期も建築工事が不調になって随意契約をしたという、
委員御指摘のとおりでございます。
また、今回、空調の設備工事につきましても2回にわたり不調になったということで、やはり工期が長いものにつきましては、我々でも適正に設計の
労務単価で最新の人件費、それから資材費を考慮して算定をしているところでございますけども、やはり工期が長いと、どうしてもリスクを回避する観点から、人件費、それから材料費ともに、その見積もりの仕方が我々とちょっと考え方が違うのではないかというふうに思ってはいるところでございます。
ただ、その考え方の違いにつきましては、どういうことなのかというのは、ちょっとなかなか定かではないというところでございまして、やはりこのように、ほかでも長い工事につきましては
落札率が100%に近いとか、一部は不調ということが出ておりますので、原因につきましては、さらに入札の状況を分析しつつ、今後とも研究はしていきたいというふうに思っております。
以上でございます。
○
鴨志田委員 工期が長いことによるリスクということではないかということだったんですけども、東京都の積算根拠の本があって、そこから割り出しているんだと思うんですけれども、オリンピックに向けていろんな工事が重なって、いろんな資材が高騰してるという理由もあるんですけども、じゃあ、行政側の積算根拠と請け負う側の会社と開きがあるという認識があるんだとしたら、しっかりやっぱり請負業者と話し合う機会を設けて、なるべくすり寄っていくことが大事じゃないかと思うんですよね。
特に東山小学校も、当初よりも延期、延期になってきて、来年4月には必ず開校しなきゃいけないという工期が迫ってるということもあるので、行政側と請負業者との溝が深まったままだとスムーズにいかない可能性もありますし、公共であるからには、やっぱり質の担保というのが大事なので、安かろう、悪かろうではないと思うんですよね。
ですから、その辺はしっかり
事業者と、請負業者とちゃんと溝を埋めるための話の場を設けるということを提案しますけど、いかがでしょうか。
○板垣
施設課長 工事費等の予定金額の出し方ということだと思いますが、積算の仕方については、当然標準単価ですとか
労務単価ですとか、そういうある程度決まったものがございますので、そういうものを基準に出すというのが当然基本なわけでございます。業者によってそれぞれ都合があるとは思いますが、それを協議の上考慮するというのは、一般的なやり方としては、なかなか受け入れられないのかなというふうに考えてございます。
また、一般競争入札でございますので、複数の業者が入札にかかわってくるかと思いますので、特定の業者等と相談するということはなかなか難しいのかなと考えてございます。
以上です。
○
宮澤委員長 よろしいですか。
鴨志田委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○
岩崎委員 今の東山小学校のことですけれども、工期が長いと見積もりの考え方が違うというふうにおっしゃったんですが、具体的に言うと、どういうところが考え方が違うということなんでしょうか。わかりますでしょうか。
○
藤井契約課長 それにつきましては、ちょっとはっきりした見解というのは今調査中ということで、はっきりしたことは申し上げられないということは、ちょっとお断りをさせていただきたいと思いますけれども、やはり資材価格が変動しております。今ちょっと最近は下がってはいますけども、二、三年前まで上がっていたということで、その辺の工期が長くなれば調達する資材の期間も長くなるわけですから、その辺を見込んで、上がる局面のときは多少我々が考えるよりも高目に積算をしてくるのかなというところでございます。
人件費につきましても、同じようにやはり建設関係の技能労働者の一部の職種で不足が生じるというふうに聞いておりますので、その辺の経費を見込んでというような考えではないかというふうに考えております。
以上でございます。
○
岩崎委員 そうすると、競争入札ということで入札を行おうとした場合に、こういう工期が長いものについては、要するに、この見積もりの考え方を従来の東京都などから示されている基準ということではなくて、多少資材の調達などを見越して、そうしたことも考慮に入れて
予定価格も積算していくというような、そういう流れになっていくんでしょうか。
今回も結局、積算価格を見直すということをやっても、1者しか折り合いがつかなかったというようなことなんですけれども、随意契約というのはもちろんあり得るんですけれども、競争入札という、きちんとした競争性を保った入札制度をやっていくというためには、その辺も考慮していくという流れになりつつあるというようなことなんでしょうか。
以上です。
○
藤井契約課長 やはり入札でやるというのが一番筋でございまして、随意契約は特例というふうに考えておりますので、随意契約はなるべく避けるように、一般競争入札で落ちるように、積算価格は今後とも適切に算定はしていきたいというふうに思っておりますけども、一応それにつきましては、ほかの区の事例等も、ほかの区につきましても大規模工事は不調になってるというところは23区の共通課題の認識にも上がってるところでございますので、23区の経理
課長会等を通じまして調査・研究はしていきたいというふうに思っております。
以上でございます。
○
宮澤委員長 岩崎委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宮澤委員長 ないようですので、(5)
契約報告(5件)についての
報告を終わります。
――
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【
報告事項】(6)平成28年度各
会計決算総括(
速報値)について
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○
宮澤委員長 次に、(6)平成28年度各
会計決算総括(
速報値)について、
報告を受けます。
○足立
会計管理者 それでは、本日は5月31日の出納閉鎖に伴いまして平成28年度各
会計決算総括の
速報値について御
報告をさせていただきます。
なお、正式な決算書等は今後作成をいたしまして、監査
委員の決算審査意見書を付した上で9月の議会に提出する予定となってございますので、よろしくお願いいたします。
それでは、本日は一般会計について
説明をさせていただきます。
資料の表の左から2列目の一般会計の欄をごらんください。
まず、1の予算現額ですが、歳入歳出予算額Aの940億7,674万8,000円に繰越明許費Cの4,900万円を加えまして、合計Eは941億2,574万8,000円となりました。
次に、2の歳入歳出決算見込内訳ですけれども、歳入の欄の決算見込額F、これは収入済額で944億5,155万5,527円、予算比では100.35%でした。
次のG欄は収入済額である決算見込額Fから予算現額Eを引いた比較でございまして、3億2,580万円余のプラスとなっております。
詳細な分析につきましては後日となりますけれども、歳入では特別区税の収入済額が434億円余となったようなこともありまして、特別区税が予算現額を6億4,000万円余上回っております。
次に、歳出ですが、決算見込額Hは支出済額でありまして、908億9,647万8,814円で、対予算比は96.57%でした。
次のI欄は、予算現額Eから支出済額である決算見込額Hを引いた比較で32億2,926万9,186円となりました。
その内訳は、不用額Jが32億903万5,186円で、対予算比は3.41%となっております。繰越額Kが繰越明許費の2,023万4,000円となっております。
次に、歳入歳出差引額Lの欄ですが、これは歳入の決算見込額Fから歳出の決算見込額Hの差引額でありまして、35億5,507万6,713円となっております。そこから減じるものはございませんので、実質収支額Pも同額となってございます。
なお、欄外に繰越明許費について記載しております。翌年度繰越額Kは2,023万4,000円で、これは番号制度事務に関する
地方公共団体情報システム機構負担金でありまして、補正2号予算で議決されたものでございます。
内訳としましては、翌年度へ繰り越すべき財源はゼロ円で、全て未収入の特定財源であり、国庫支出金となってございます。
裏面をごらんください。
こちらは28年度と27年度との比較でございまして、1の一般会計、1行目の予算現額Aの比較増減額は56億4,759万9,000円のマイナスで、5.66%の減となりました。
2行目の歳入の決算見込額Bの比較増減額は58億9,774万円余のマイナスで、5.88%の減となっております。
歳出の決算見込額Dの比較増減額は57億52万円余のマイナスで、5.90%の減となってございます。一般会計の表の一番下の行の実質収支額の比較増減額は1億7,272万円余のマイナスで、4.63%の減となっております。
なお、一般会計の不用額Fは、27年度と比べまして8,169万円余の増となってございます。
そのほかの会計につきましては、資料のほうをごらんいただければと存じます。
説明は以上です。
○
宮澤委員長 説明が終わりましたので、質疑をお受けします。
○
鴨志田委員 今回は歳入のほうが予算より多くなったということで、一つに特別区民税が6億ぐらい予算よりも多かったということで、その要因をお伺いします。
例えば1人の納税者が多額の納税をしてくれたのか、それとも納税者がふえたのか、または景気がよくなって全体的に特別区民税収が多くなったのか、どういった要因なのか、1点お伺いします。
○斎藤
財政課長 税についてのお尋ねでございますけれども、現時点でまだその要因につきましては分析中でございまして、現時点でまだどういった要因でということで、ちょっとお答えできる状況ではないということでございます。
○
宮澤委員長 よろしいですね。
鴨志田委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宮澤委員長 ないようですので、(6)平成28年度各
会計決算総括(
速報値)についてを終わります。
以上で
報告事項6件、全て終了いたしました。
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【その他】(1)次回の
委員会開催について
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○
宮澤委員長 次に、その他、(1)次回の
委員会開催予定につきましては、6月22日木曜日、午前10時からとさせていただきたいと思います。
それでは、本日の
企画総務委員会はこれにて散会をいたします。
お疲れさまでした。...