目黒区議会 2016-05-11
平成28年生活福祉委員会( 5月11日)
平成28年
生活福祉委員会( 5月11日)
生活福祉委員会
1 日 時 平成28年5月11日(水)
開会 午前10時00分
散会 午前11時12分
2 場 所 第二
委員会室
3
出席者 委員長 宮 澤 宏 行 副
委員長 飯 田 倫 子
(9名)委 員 小 林 かなこ 委 員 竹 村 ゆうい
委 員 西 崎 つばさ 委 員 星 見 てい子
委 員 関 けんいち 委 員 広 吉 敦 子
委 員 今 井 れい子
4
欠席者
(0名)
以上2点、済みません。
○
山口オリンピック・
パラリンピック推進課長 1点目の
区内在住枠に漏れた方につきましては、
一般受付のほうに再度申し込んでいただいて結構です。
最初の
区民枠の結果につきましては、ちょっと時期についてはこれから業者のほうと詰めますけども、抽せん結果後、速やかに通知はさせていただく予定となってございます。
以上です。
○
宮澤委員長 飯田副
委員長の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○
広吉委員 先行募集のことなんですが、目黒区在住の方は5月31日の10時からということなんですが、どうして、何か6月1日からというのだと区民がわかりやすいと思うんですけど、5月31日にした理由を聞かせてください。
あと、
一般受付は8時からになってるんですけど、こちらは目黒区在住は10時からということで、ここも8時にしなくて10時にした理由を教えてください。
○
山口オリンピック・
パラリンピック推進課長 募集時期につきましては、既に事前の案内で5月に
募集予定ということで御案内しておりましたので、5月の最終日ということでさせていただいております。
あと、受付の時間ですけども、先行、区内の
先行受付につきましては抽せんですので、その期間に申し込んでいただければ結構です。
一般受付につきましては先着順になりますので8時という設定でさせていただいてます。
以上です。
○
宮澤委員長 よろしいですか。
広吉委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宮澤委員長 ないようですので、(3)めぐろ10km
マラソン(仮称)の
名称決定及び
大会ロゴマークの
公募等についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
報告事項】(4)
食中毒の発生に伴う
不利益処分について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
宮澤委員長 次に、(4)
食中毒の発生に伴う
不利益処分について報告を受けます。
○
白濱生活衛生課長 それでは、
食中毒の発生に伴う
不利益処分について、お手元の資料に沿って御報告いたします。
まず1の事件の探知でございますが、平成28年4月15日の夕方18時40分に、東京都を通じ渋谷区保健所から、同月7日に
目黒区内の飲食店で喫食した12名中5名が同12日夕方から吐き気、水様
性下痢等の症状を呈している等の通報があり、直ちに調査を開始したというものでございます。
次に、2の調査結果の概要でございますが、まず患者数は5名、次に
病因物質は
カンピロバクター、次に
原因食品は4月7日に調理提供された食品で、鶏たたき、鶏わさ等の
半生料理を含むものとなってございます。
次に、
原因施設につきましては、
資料記載のとおりでございます。
次に、3の
不利益処分でございますが、
資料記載のとおり、4月26日に目黒区
保健所長が
当該営業施設で調理提供した食事による
食中毒と断定し、
食品衛生法第55条及び56条に基づき、同月27日から6日間の
営業停止処分並びに施設及び
取扱改善命令の
行政処分を行ったものでございます。
最後に、4の公表につきましては、4月27日から5月3日まで、目黒
区ホームページ、目黒区
保健所掲示板において公表してございます。
なお、囲み枠の中に参考といたしまして
カンピロバクターに関する解説を記載してございますので、参考にしていただければと存じます。
私からは以上でございます。
○
宮澤委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。ないですか。
〔発言する者なし〕
○
宮澤委員長 質疑がないようですので、(4)
食中毒の発生に伴う
不利益処分についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
報告事項】(5)
高齢者の
熱中症対策事業の実施について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
宮澤委員長 次に、(5)
高齢者の
熱中症対策事業の実施について報告を受けます。
○
田邉高齢福祉課長 それでは、御報告の前に、お机の上に置かせていただいておりますこのボトルアンドプルトップ
オープナーというものにつきましては、今年度の
啓発グッズの一部でございまして、後ほど御報告をさせていただきたいと存じます。
それでは……
○
宮澤委員長 実演で。
○
田邉高齢福祉課長 はい。
近年の猛暑による
高齢者の
熱中症の増加や、
高齢者になるほど重症化しやすいことなどを踏まえまして、昨年に引き続き、
高齢者を対象とした
熱中症対策事業を実施いたします。
まず1の
事業概要でございます。
(1)から(4)までございますが、
啓発グッズ及び
啓発チラシの配付。
ひとりぐらし等の
高齢者登録をしていただいてる方及び要
援護高齢者、これは個別に対応を必要とする
高齢者のことをいいます、に
啓発グッズ、こちらがこの
ペットボトルオープナーと
冷却用ジェルシート、きょうはまだ納品されておりませんで間に合いませんでしたが、
冷却用ジェルシートを6枚ほど及び
啓発チラシを配付し、
啓発チラシは資料につけさせていただいております昨年同様の
チラシでございます。配付し、
熱中症に対する
注意喚起を行ってまいります。
アの
ひとりぐらし等の
高齢者登録をしている方につきましては、
配付方法は二通りございます。
まず@ですが、
民生委員さんへのお名前とか住所を
情報提供を同意している方につきましては、毎年行っております
民生委員の
個別訪問調査にあわせて配付してまいります。
Aの不同意の方、
情報提供が不同意の方につきましては、区の
高齢福祉課から
個別郵送により配付してまいります。
イの要
援護高齢者につきましては、
包括支援センター職員等の
個別訪問によってお渡しするような形となります。
(2)の
老人いこいの家等の活用でございますが、これも近年、例年、
老人いこいの家24カ所及び
高齢者センターの
談話コーナー等を一時的に避難できる
涼み処として活用しております。また、今年度につきましても、
のぼり旗「
涼み処」を掲げまして、麦茶の提供を行いまして活用してまいる予定でございます。
(3)の
経口補水液・
補水ゼリーの配付です。
こちらは、
包括支援センター、また
訪問指導という区の
事業等で把握いたしました要
援護高齢者の方に対しまして、
水分摂取の
保健指導のために
補水液や
補水ゼリーをお配りいたします。
(4)のその他でございますが、アが各
包括支援センターの窓口、イが区の
介護予防事業、それから
地域交流サロン・
会食サービス等の事業に参加していただく方に対して、またウといたしましては、
高齢者一般ということで、
介護事業者連絡会等で
熱中症対策を
チラシ等を配付して呼びかけてまいります。
ここで、ちょっとグッズについて御説明をさせていただきます。
昨日、
委員長打ち合わせでちょっと、どういう使い方をするかを御説明させていただいたほうがよろしいというふうに御意見いただきましたので、
ペットボトルがございます。で、こちらがお手元に配っている
オープナーですが、挟んでかちって音がするまで、
高齢者の方が握力が弱いのでなかなか
ペットボトルをあけることもできないということで、かちっと音が出るまであけていただいて、あとは手で回して、できるだけ水分をとっていただくということです。またこれは、ここにマグネットがついてますので、なくならないように
冷蔵庫等に貼りつけることができます。
それから、缶もあけづらいというのが
高齢者の方の特徴なので、この端のとがったところがこう、ここに挟んでプルトップをあけます。で、あけ切らないときは、このとがったところでさらにあけて、缶もあけることができるというものでございます。
それで、これにつきましては、
民生委員さんの
合同民協という協議体がございまして、そちらで毎年配っていただくものにつきまして御意見を伺いましたら、やはり
高齢者の方が
ペットボトルがあけづらい、水分もとりづらいということで、こちらを御提案いただきましたので、ああすばらしいなと思ってこれにいたしました。
それでは、2の
実施期間でございます。
5月27日から9月下旬です。
5月27日といたしましたのは、
ひとりぐらし、これ、済みません、
ひとりぐらし等高齢者登録者への
民生委員の訪問のところが月曜日となっておりますが、大変失礼いたしました、こちらも金曜日、曜日違っていて失礼いたしました。金曜日でございます。
民生委員さんの訪問の開始日がこちらですので、7月下旬までに配っていただくということでこのようにしております。
また、
老人いこいの家等の
涼み処につきましては、9月下旬、涼しくなるまでは開放しておりますので、記載のとおりの
実施期間とさせていただきます。
3の
周知方法でございますが、めぐろ区報及び
ホームページ、6月5日号で
高齢者の方の
涼み処と、あと区の一般の
熱中症予防ということで、
保健予防課とともに周知をしてまいります。
説明は以上でございます。
チラシにつきましては、参考にお目通しいただければと存じます。
以上です。
○
宮澤委員長 ありがとうございます。
説明が終わりましたので、質疑をお受けします。
○
星見委員 去年も同じようにやって、おととしもやってましたね、と思います。
それで、去年と少し違うところが、配付する
啓発グッズが変わったのは今御説明いただいたのでわかりました。
それで、去年、
老人いこいの家の活用が6月25日からだったのが、ことしは1カ月早めていらっしゃっていいなと思ってるんですけども、どういう検討があったのか教えてください。
それからもう一つ、経費なんですけども、どのぐらいかかっていて、区費がどのぐらいなのかというのをあわせて教えてください。
以上です。
○
田邉高齢福祉課長 まず1点目の今年度早めた状況ということでございますが、委員おっしゃいますように、もう今月も
熱中症の搬送を
ニュースでやっておりますように、一日でも早くということで1カ月、区報の発行も6月5日とし、それよりも早くにさせていただきました。
経費につきましては、まずこちらの
オープナー等につきましては合計して389万円ほどでございます。これ以外に、
のぼりがもう何年か使っていてちょっと古くなったので、今発注しておりまして、
のぼりについても経費を使っております。また、まだ頼んでおりませんが、麦茶につきましても、こちらは予算の範囲内で注文する予定です。
補水液等が5万7,000円ぐらい、先ほどの
のぼりについては約5万円で依頼をしているところです。
以上です。
○
宮澤委員長 よろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
宮澤委員長 星見委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○
広吉委員 去年の人数を教えてほしいんですけど、
涼み処で各
老人いこいの家とか
高齢者センターの談話室を開放して
涼み処をしているんですが、大体平均してどのくらい1日に利用されている方、また時間ももし、大体1人の方がどのくらい滞在していらっしゃったのかとか、その辺もしわかれば教えてください。
あと、先ほどの経費のところなんですが、麦茶も用意するということですが、費用の中に入ってるということですが、これも
ペットボトルということなんでしょうか。その2点、教えてください。
○
田邉高齢福祉課長 昨年度の
涼み処の利用の実績でございます。
老人いこいの家、24カ所で、6月は5日間ですが、6月から9月下旬までということで、578名が御利用されています。
高齢者センターにつきましては約129名、合計で707名が利用されていらっしゃいます。
いこいの家につきまして、大体1日どのぐらいの方が御利用かということですけれども、月によって全然違いまして、6月は多くて18名弱、7月が10名弱、8月が7名ちょっと、9月が2名ぐらいで、合計で大体7人ぐらいが御利用かというふうに考えております。
高齢者センターにつきましては1日当たりということではなくて、御利用の方という考え方にしております。
それから、時間なんですが、時間は、
涼み処ですと、なかなか老人クラブの方たちが主に活動されてる場所なので、長時間という御利用は余り聞いておりません。それで、時間帯につきましても把握はしておりませんので、ことしはちょっと調べてみたいと思います。
高齢者センターにつきましては、来た方、長時間、昼を挟んでいらっしゃいますので、時間的には昼を挟んだ割と長い時間ということです。
2点目の麦茶ですけれども、麦茶は
ペットボトルではありません。各いこいの家に麦茶のティーポットと麦茶のパックを渡して、それでつくって冷やしてお出しするというシステムにしています。
以上です。
○
広吉委員 大体1日、
涼み処の利用者は平均7名ぐらいということで、時間はことしちょっと調査ということなんですが、去年もそうでしたし、すごく暑い日がまたことしもあるのかなと思うんですけど、
高齢者の熱中対策なんですけど、7名ぐらいだったら、これは所管が違うのであれですけど、ほかの本当に困った方もそういうところがありますよっていうふうにもう少し間口を広げても、7名ぐらいだったらいいんではないか、例えば乳幼児だとか、家に帰り着くまでにちょっとすごく暑くて、ちょっとだけ涼んでいきたいとか、皆さんそんなに長時間利用していないということであれば、そういった、本当に暑いときって異常な暑さですので、
高齢者だけにっていうことの検討とかを今後される予定はないでしょうかっていう点が1点と、あと先ほどの麦茶の件ですが、
ペットボトルではなくてつくってらっしゃるってことは、とてもごみのこととかでいいと思いますので、それを続けていっていただきたいと思います。その1点を聞きます。
○
田邉高齢福祉課長 1点目につきましては、
高齢者の方以外の方が、例えばとても暑くて涼みたいというふうにおっしゃったときにお断りは全くしておりません。私どもは、これをきっかけにいろいろな方が使っていただいたり、世代交流ができれば一番よろしいかと思っています。
ただ、全くどうぞどうぞということでは、やはり
老人いこいの家という性格柄、なかなか難しいかとは思います。住区センターと併設しているところも多くございますので、今後の検討かとは考えております。
2点目の麦茶につきましては、できる限り冷たいものを引き続き御利用いただくよう努力してまいります。
以上です。
○
宮澤委員長 よろしいですか。
○
広吉委員 ほかの
高齢者以外の方も
涼み処を利用するのはお断りはしていないということで、広報してしまうと、やはりそれは誰でもってなってしまうのでまた混乱を招いてしまうかもしれないので、そういった子育て支援と連携して、そういった児童館の集いのときに少し広報してもらうとか、本当に暑い場合は救急的な避難場所としてそういうところもありますよっていうふうに少し告知をすると、やはりお母さんたち、小さい子を連れた方とか、気分が悪くなった方とか、やっぱり少しそういう場所がある情報が入っていると助かると思いますので、その辺の告知の工夫をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
○
田邉高齢福祉課長 老人いこいの家や
高齢者センターについて言えば、
高齢者の対象の施設ですので、緊急避難的な場合はもちろんおいでいただくことは当然なんですけれども、児童館等を御利用の方については、基本的には区のいろいろな施設でやはり緊急避難の場所としての受け入れをするのが筋かというふうには考えております。
以上です。
○
宮澤委員長 広吉委員の質疑を終わります。
ほかに。
○西崎委員 さきの委員からも対策事業が前倒しで行われるということがあって、私もそれはすばらしいことだと思うんですけれども、ちょっとごめんなさい、教えていただきたいんですが、子どもだと、児童・生徒だと5月に入って、特にゴールデンウィーク明けぐらいになると一気に
熱中症がふえると。体がなれていなくて、かといって、7月、8月ほど暑くはないんだけれども、水分補給などを怠って
熱中症になってしまうという数字が、これは間違いなく上がってくるという数字があると思うんですけれども、御
高齢者の場合もやはり同じような傾向があるのかということを教えていただきたいのが1点と、そうであると、そこに対するやはり注意を喚起をしたほうがいいんじゃないかなと思うんですけれども、そのあたりはいかがでございましょうか。
以上です。
○
田邉高齢福祉課長 委員おっしゃいますように、やはり
高齢者の方の場合でも、例えば昨年度、27年の消防署の救急搬送の月別を見てみますと、
高齢者だけではないんですが、6月が13人、7月が56人、8月になるとちょっと下がって24人というふうに、やはり7月が一番ピークではあるんですが、今年度、先ほど消防署に確認しましたら、既に2件、目黒消防署のほうで
熱中症で救急搬送をしています。
高齢者に限らず、子どもに限らず、やはり5月、発生して、6月、7月とふえていくというのが現状で、半数以上が65歳以上の
高齢者、かつ屋内での
熱中症事故も多いというのが消防署のほうのこれまで毎年出ている
情報提供を見るとそのような状況が把握できます。
以上です。
○西崎委員 そして、これは対策事業なので、今後お配りしていくものなので、時期的にあれだと思うんですけれど、やっぱり何らかの形で5月ぐらいから危ないですよっていうことをぜひ継続的に周知していただければなと思うんですが、いかがでしょうか。
○
田邉高齢福祉課長 高齢者に限らず、委員おっしゃいますように、5月から
熱中症対策は必要だということで、今回も区報の掲載時期を早めたものでございます。来年度以降につきまして、さらに早めることができるかどうかも含めて検討して進めてまいりたいと存じます。
以上です。
○
宮澤委員長 西崎委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔発言する者なし〕
○
宮澤委員長 ないようですので、(5)
高齢者の
熱中症対策事業の実施についてを終わります。
以上で
報告事項を終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【
情報提供】(1)平成28年春目黒川沿いの
桜開花期間における取組結果について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
宮澤委員長 次に、
情報提供に入ります。
(1)平成28年春目黒川沿いの
桜開花期間における取組結果について
情報提供を受けます。
○村上文化・
交流課長 それでは、平成28年春目黒川沿いの
桜開花期間における取組結果について
情報提供させていただきます。
なお、桜の関係では、区の対応の中心になりますのが都市整備部土木工事課ということで、現在行われております都市環境
委員会におきまして、同じ資料を用いて土木工事課から報告をし、この後御説明をする目黒川桜まつり等運営協議会、こちらの
事務局を構成してございます
産業経済部
産業経済・消費生活課、そして私ども文化・スポーツ部文化・交流課から当
委員会に
情報提供するものでございます。
資料をごらんください。
1番の経緯等でございますが、目黒川沿いの桜並木、花見の名所として広く紹介されまして、年々多くの花見客が訪れてございます。
このため、区道や民有地内に投棄されるごみの問題あるいは環状6号線の人の横断、特に中目黒駅前ですね、そして区道における花見客と通行している車との交錯あるいはその写真撮影や出店による人だまり、飲酒等による夜の騒音など、さまざまな問題が生じてございます。
このために、平成24年12月に目黒川桜まつり等運営協議会を構成いたしまして、商店会、住区、町会等の地域住民の方々、そして警察署、区等の行政機関、そして東急電鉄さん、御協力いただきまして、課題解決に向けたさまざまな取り組みを行っているところでございます。この春につきましても必要な対策を行いました。
2番の桜の開花と中目黒駅の乗降客数でございますが、(1)の東京地方の開花宣言、ことしは3月21日ということで、昨年よりも2日早い開花宣言がございました。ただ、その後、気温の低い日が続きましたので、通常、開花から7日から9日ぐらいに満開を迎えるんですが、ことしは満開が大体4月の2日ごろ、開花から13日目ごろとなりました。
このため、(2)にありますように、中目黒駅の1日当たりの最高乗降客数のピークの日にちも、昨年3月31日、22万1,000人でございましたが、ことしは4月2日の土曜日、23万3,000人ということで、昨年比1万2,000人の増ということでございました。
3番の主な取組内容でございます。
まず(1)の合同パトロールでございますが、記載のような実施日に合同でパトロールを行いました。
(2)の警備員の配置、これは区が予算を措置して専門の警備員を配置してございますが、3月25日の金曜日から4月7日の木曜日にかけて14日間、中目黒駅周辺、それから目黒川の沿線に警備員を配置してございます。これが14日間合計で延べ912人ということで、昨年は土日を中心に247人の配置だったんですが、警察署の御指導によりこのような形で膨らませているところでございます。
(3)の宴会禁止の対策、これは宴会禁止看板等の設置で、宴会禁止の看板やブルーシートを撤去するといった旨の警告の看板、これらをずっと川沿いに掲げてございます。
(4)の生活衛生課による監視指導ということで、屋台等の出店者に対する食品衛生監視についても行ったところでございます。
おめくりいただきまして、(5)の仮設トイレの設置でございますが、3月22日火曜日から4月13日水曜日にかけまして、記載の箇所に水洗式の仮設トイレを設置してございます。
なお、ことしはトイレ増設ということで、西郷山公園に新たに3基、この水洗式の仮設トイレを増設してございます。
それから、(6)の花見マナーの啓発ということで、こちらはめぐろ観光まちづくり協会に作成を依頼して、めぐろWALK2016のさくらMAP、これが日本語版を昨年よりも3万部ふやしまして合計8万部印刷をいたしました。多言語版につきましては、ことし初めて英語、中国語、それから台湾向けの漢字のもの、そしてハングル表記の韓国語と4カ国語対応での多言語版を初めてつくって配布したところでございます。
なお、これらの情報につきましては、区の
ホームページや観光協会の
ホームページでもごらんいただくことができるものでございます。
主にはトイレの位置など、それからごみの持ち帰り、騒音の防止、こういったものをマナー啓発をし、特に外国人の方にもわかりやすいようにピクトグラム化してるところでございます。
(7)の目黒警察署による警備、記載のように目黒警察署独自で交通警備を行っていただきました。
(8)の区道投棄ごみの回収でございますが、これは目黒川の沿線、河川通路に1カ所集積所を設けまして、記載の期間、区の職員、これは土木事務所が中心でございますが、と委託業者で毎朝回収し、集積所へ一旦集め、集まったものを清掃事務所の車両で清掃工場へ搬入したものでございます。計2回の搬出で合計ことしは1.16トンということで、前年比0.4トンの減という形になります。
ちなみに、平成26年が3.27トンございましたので、この間の、特に宴会禁止、ブルーシート等を敷いての宴会禁止を徹底したことによって、ごみについてはかなり減ってきている状況がございます。
(9)の観光バスの駐車対応でございますが、一般社団法人東京バス協会に対しまして、目黒川周辺における交通関係法令の厳守、特に駐車禁止等について目黒区と目黒警察署連名で申し入れを行ってるところでございます。
(10)の池尻大橋駅への誘導表示の設置でございますが、これは予算特別
委員会等で議会の皆様から御指摘いただいたことに従いまして、中目黒駅でおりて回遊をし、それがまた中目黒駅に戻らずとも池尻大橋方面にも抜けられるという案内を橋のたもとにして、なるべく人の混雑を緩和すべきという御意見をいただきましたので、その誘導表示をこの春設置してございます。
4番の今後の対応でございますが、このような対応を行ってるところなんですけども、地域とその業者の連携による取り組みの結果、一定程度の改善は進んではいるんですけども、露店によるそのごみの問題、特にごみの回収あるいは飲食によるそのごみの投棄、特に民有地、個人宅へのごみの投棄等もございますのでそういった問題、それから夜間の騒音ですね、特に飲酒をされた後、夜中にわたっての夜間の騒音など、地域にお住まいの方々から苦情が寄せられている状況でございます。
この後、5月23日に本年度初の目黒川桜まつり等運営協議会を行いまして、この春の課題を、問題点を改めて整理をし、必要な対応について検討し合いまして、また来年の春の
桜開花期間に向けて必要な対策を講じていくところでございます。
情報提供は以上でございます。
○
宮澤委員長 説明が終わりました。
当案件は、都市環境
委員会で今現在報告をされてるという内容での
情報提供としていただきました。その内容の中で、当所管の中での質疑があればお受けをいたします。いかがでしょうか。
○小林委員 済みません、わかる範囲で結構ですので、教えていただければと思います。
まず、警備員の配置ということで、昨年度に比べてかなりの数をふやされていますが、これは警備員の配置される場所も目黒川沿い、かなり拡大をされたということなのでしょうか。どのあたりからどのあたりまでか、わかる範囲で教えていただければと思います。
あとそれから、4番の生活衛生課による監視指導件数なんですが、ことしは517件ということで、昨年に比べてこれはふえたんでしょうか。またどういった内容を指導された、どういうことについて一番多く指導があったのか教えていただければと思います。
以上です。
○村上文化・
交流課長 1点目は私から、情報を伺ってますのでお答えをいたします。
警備員につきましては、休日と平日でシフトを変えて、休日は特に多くの警備員を配置するような形になっています。
警備員の配置につきましては、千歳橋から宝来橋までの9橋、9つの橋ですね、そこへ、人は川に沿って歩いていて、そこを車が通常、川を渡るために橋を渡りますので、そこの交錯を避けるために各橋、9本の橋に各2人、それから橋と橋の間に警備ということで8人、さらに中目黒駅周辺に6人ということで、休日については32名体制、平日は少し橋の区間を、より混雑するところに限定をいたしまして、先ほどの2人体制を5橋、5本の橋、それから中目黒駅前につきましては同様に6人ということで16人のシフトを組んでるところでございます。
以上です。
○
白濱生活衛生課長 では、引き続き御質問にございました生活衛生課による監視指導の状況でございます。
今年度は延べにいたしまして517件となってございますが、昨年は581件となってございます。やや減ってる傾向でございます。
また、その内容といたしましては、こんだけありますと多岐にわたるものがございますが、大体イメージするものといたしましては、許可を出している段階での取り扱い以外の食品を扱っているとか、それから設備的な課題があるとか、配置の問題であるとか、そういった食品衛生的な視点からの指導が主なものでございます。
以上でございます。
○小林委員 ありがとうございました。
ことしは4カ国語対応での啓発、マナー啓発への外国語もつくっていったりとか、区内を訪れる外国の方もふえているようですし、またほかの日本の観光客のほうもふえてくると思います。来年度もまた警備のほう、このままの状態でいくのか、ふやしていくのか、これから桜まつりの
実行委員会での内容でも整理して、来年度に向けて検討していくということですので、もう本当に事故がないように警備のほうもぜひこれからも手厚くしていただきたいと思いますが、その点はいかがでしょうか。
あとまた、指導のほうは昨年度より減ったということで、こちらもその指導の結果が出ているのかと思います。こちらのほうも来年度もまた数が減っていけるように引き続き指導のほうを強化していっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
以上2点です。
○村上文化・
交流課長 警備でございますが、先ほどちょっとシフトの時間をお伝えし忘れたんですが、平日が15時から21時、休日が13時から21時という時間の警備になります。
そうすると、その警備が、区の配置した警備がいなくなった後、結局まだお店等は営業していてお客さんは飲酒できる状態、あるいはお店が仮にレジを締めたとしても、仲間と楽しくアルコールの入った状態で橋の上等で桜を見ながらお話をされると、本当に御近所にお住まいの方たち、夜間就寝される時間にとてもうるさいという苦情をいただいています。そういったところがやはり課題なのかなと。
ただ、税を投入してその夜間まで目黒区が警備をしなければいけないのか、そういったことも踏まえまして、この協議会のほうで今年度の課題等についてまた話し合っていきたいというふうに思っています。
以上です。
○
白濱生活衛生課長 では、再度の御質問でございます。
臨時営業の店舗につきましては、委員御指摘のとおり、来年度に向かいまして方向性といたしましては、まずは申請時の徹底した窓口での指導をした上に、さらに現場に赴きましての指導を
食品衛生法に沿ってしっかりとしてまいりたいというふうに考えてるところでございます。
以上でございます。
○
宮澤委員長 小林委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○
星見委員 裏面の(9)の観光バスの件についてお伺いします。
私、観光バスがどういうふうに今入ってるのか知らないんですけども、例えば去年、ことしでこの桜まつりを入れている観光ツアーみたいのが組まれているんだなと思うんですけど、どういう実態なのか、把握している限りで結構なんですけども教えてください。それが1点です。
それから、もう一つは、全体で、都市環でもやってるんで、余り細かいことは要らないんですけども、私も昨年、実は中目黒の駅からおりて渡って、ちょっと桜の見えるとこまで行ってみたんです。で、自分で行ってみて本当にびっくりしました。一つは怖かったです。日ごろ歩いてるので、大体どういうまち並みか知ってるじゃないですか。その人の量が本当にすごくて、まず中目黒の駅から出られなかったんですよね。中目黒の駅からおりてきて、山手通り、信号を渡るところが人で埋まってしまうので、あそこみんな渡るために集まりますよね。と、信号が赤の場合にだーっと構内まで人が埋まってしまって出られなく、私が行ったとき、ちょうど夕方、もう6時ぐらいでしたから、お勤めの人たちが多分全都から集まってきたのかもしれませんが、若い人たちでびっしりで出られない状態でした。
去年も大変だなと思ったんですが、ことしもピーク時は去年よりも上回ってるっていうのを見て、ちょっとどこまで人数、人が今後集中していくのかなというのが心配です。
それで、全国では花火大会で事故が起きたということで、行政側の責任が問われていると、裁判等もあれですけども、ことがありました。
そういうふうに考えると、一つは、東急電鉄と毎年問題点の整理等もやってるようなんですけども、例えばことしも、さっき御報告がありましたように、ピーク時が23万3,000人、4月2日に来てるんですけども、東急電鉄とか、交通機関、それから警察も入ってるとは思うんですけれども、大体許容人数は何人なんだろうと私はちょっと怖いなと思ってるんです。本当にあんまり集中し過ぎるようなことになるようであればね、やっぱり一定どうするのかというような関係機関との相談も必要になるんじゃないかと。余りにも人数が限られたスペースに、それも道路だという、公園ならまだしも、この道路にどんどん集中してくるってことになると、近隣の騒音はもちろんですけども、やっぱりそういう事故だとかっていうことに対する問題が一番怖いなと思ってるんです。その辺について全体的な考え方とか議論の方向があれば教えてください。
以上です。
○村上文化・
交流課長 まず1点目のバスの関係ですけども、今、よく新聞の折り込み
チラシとか、新聞に掲載された日帰りバスツアーとかで結構さまざまな企画があって、この時期、東京都内の桜の観光名所を幾つか回りますみたいな、結構そういうものがございます。特に大橋ジャンクションができたときにはそれとの組み合わせもあって、大橋ジャンクション付近にかなり違法なバスの駐車があった、危険なものがございましたので、この駐車指導、警察との連名での指導を行って、その辺についてはほとんど見られなくなりました。
で、バスについても、山手通りで一旦横づけをしてお客様をおろした後、一旦そのバスは出発して、ほかで待機して、また一定の時間に迎えにくるという体制をとっているのをちょっと目撃しています。
それから、本当に委員おっしゃるように、余りの人出の多さ、特に集中するところはやはり上流ですね。上流は目黒川の川幅が狭く、そこへ桜の木が覆いかぶさるような映像、これもマスコミ等で流れますので、その写真を撮りたくて皆さん橋の上に集まるんですね。橋は車が、先ほど言ったように車は橋しか横断できませんから、そこを車が走る、そこは非常に人が集中し、スマホ等で自撮りなんかをしながら人混みがある、そこへまたさらに車が来るということで、非常に危険な状況は確かにございます。
また、駅につきましては、電鉄側でも非常に努力をしていただいて、相当多くの警備員を配置をし、駅に関してはなるべく祐天寺側の出口から降車をさせて、とにかく待ち合わせはこの場でさせないと。南口から降車させて、りそな銀行側の横断歩道をなるべく渡らせるように、区の警備員との連動もそういう形で行ってるところです。
なおかつ、電鉄側では、あらかじめその渋谷駅から乗車する人に対して、中目黒駅、非常に混雑してるので、手前の代官山でおりるようにといった車内アナウンスを行ったり、それから電車の運行に関しても、万一ホームからの転落等あった場合にはすぐに電車が緊急停止できるような、そういう体制をとっていただいてます。
この後、目黒区として大変うれしいことですけども、新たに音楽大学が中目黒に開校されるということで、ちょうどその入学式のシーズンと桜のシーズンも重なってくるのかなと。これはもう本当に将来的な課題になると思うんですけども、まず中目黒駅の横断をどういう形で解決していくのか、つまり駅舎の改善ができるのか、その辺は桜まつり等運営協議会に地区整備担当課長あるいは道路管理課長等も入っていますので、そういったところでまた抜本的な解決策というんでしょうか、それは考えていかなければいけないのかなというふうに思います。
例えば区が公園を管理していて、公園の中に入場規制とかということであれば、その中の人数はできると思うんです。全く一般の区道ですから、そこへ人を立ち入らせない、車を通らせないというのは非常に難しい状況はありますので、あとはマスコミへのお願いっていいますか、花見は、あおるっていうと失礼なんですけども、宣伝していただいて大変うれしいんですけども、やはり人出の多さ、それから近隣にお住まいの方たちへの御迷惑、そういった形でも何か訴えていけるものがあればというふうに考えています。
以上です。
○
星見委員 年々ピーク時に、1日に殺到する人の数、ばらけていくとそうでもないんですけども、どうしても一番きれいなときに一定集まってくるっていうので、ちょっとぜひシミュレーションもしていただいて、関係、警察だとか電鉄、その他も皆さん集まる場で、私ね、本当これ、どうしてもふえ続けていった場合に、何か起きてからどうしましょうかってなったんでは遅いなと思うと、やっぱり少し、あの道路ではある、ましてや道路であるっていう、広場じゃないんだ、道路だっていうところに一時的にどのぐらいの人間が入った場合って何が起きるのかっていうのは、ちょっと研究をぜひ一度してもらったほうがいいかなと。そういうことも、危機管理っていう意味で、一番やっぱり、このままふえ続けていった場合何が起きるのか、それを逆算するとやっぱりどうすべきなのかっていう逆の方策もまた見えてくるかなと。
どうしても、当面、当面だけやっていくと、何か最後はとどめがとまらなくなるんじゃないかという怖さがあって、きれいなものを見たいっていうことで来てるのでね、悪いことではないんですけども、少し先のことも検討しないとどうかなと思いますが、いかがでしょうか。
○上田文化・
スポーツ部長 委員の御指摘のいろんな事故がありましたが、そういう報告書も出ておりまして、警察のほうからは、一定時間にこの1平方メートル当たり何人が集中した場合は危険という判断というのは報告書が出ております。そういったものも我々も
情報提供いただいている中で、今の中目黒の駅の周辺についてはかなり危険な状態だということは我々も重々承知しているところでございます。
ただ、この中目黒駅のこの周辺の対応につきましては、この報告の中をごらんになっていただくとわかるように、各所管にまたがっておりまして、いろんな庁内体制もしっかり整えた上での対応策を整えていかなくてはいけないというふうに私どもは認識してるところでございます。
今月末に全体の運営協議会がありますので、そういったところでの反省あるいは評価、御意見を伺いながら、来年に向けてどういう体制で臨んだらいいのか、警察等とも調整しながら検討してまいりたいと、そのように考えてございます。
以上でございます。
○
宮澤委員長 星見委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○
広吉委員 3点伺います。
今、さきの委員から出た危険度の話なんですが、やはり9つの橋の上に人が集まるということで、もっと中目黒公園側も、桜、とてもきれいですし、あちらのほうまで抜けるとかなり人数が減ってとても見やすくなるっていう情報はなかなか周知されてないんじゃないかなと思います。
区外から来られる方が多いということで、余り地理などもわかっていないのではないかということで、解決方法の一つとして、分散っていうことで、人の流れを中目黒公園の向こう側からの景色もいいですよというような形で誘導を考えるというのはどうでしょうかという点が1点と、あと、合同パトロールの実施なんですが、この実態として、5日間、153名参加で行われたということですが、大体どのような、警察は警察で動いて、目黒区は目黒区、運営協議会は運営協議会という形で時間も別々で行われたのかどうか、ちょっとのその辺の実態をもう少し詳しく教えてください。
あと、近隣住民の対策なんですが、去年も陳情が、去年じゃない、ことしですね、陳情が上がって不採択とはなりましたが、その中……
○
宮澤委員長 それは都市環だから。
○
広吉委員 都市環で不採択となりましたが……
○
宮澤委員長 所管以外は、注意してください、
広吉委員。所管外のちょっと質疑は注意して質疑をしてください。
○
広吉委員 じゃ、それは今の訂正というか、陳情のことではなく、周辺住民のということで、周辺住民の対策ということで、今後、運営協議会で話し合われるということなんですが、その運営協議会での話し合いをどのような形で周辺住民に報告していくのかというところをこちらの所管の中でどのように考えているかということをお聞かせください。
○村上文化・
交流課長 1点目の分散化ですけれども、先ほど資料の裏面で御説明した(6)の花見マナー啓発で目黒WALKさくらマップも例年つくっています。なるべくお客様を分散化させる意味で、昨年度まではページごとに池尻大橋からのアプローチ、中目黒駅からのアプローチ、目黒駅、不動前駅からのアプローチということで、ページを分けて、あえて川を切った形で掲載をしていたんですね。それによって分散化を目指したんですけども、遠方からお越しの方々は、逆にその3つの駅の位置関係がわからないっていうことがあって、ことしはそれを逆に改善して、一本の目黒川で、どこに池尻大橋駅があり、中目黒駅があり、中目黒公園があり、そこにも桜がある、その他の地域の公園にも桜がある、そして目黒駅、不動前駅と、全ての位置関係がわかるような形での地図に改善をして分散化を図ることの努力をいたしました。
また、特に文化・交流課には遠方から、かなり地方の方から、本当に目黒駅がどこにあるかもわからない、中目黒駅っていうのが何線が入っていてっていうのもわからないような地方の方から交通の
問い合わせ等があるんですけども、そういった方たちについてはなるべく目黒駅から来るといいですよみたいな、そういうなるべく分散化をするような御案内もしてるところでございます。
それから、2点目の合同パトロールですけども、警察は警察で公道上の警備を、先ほど(7)のところで御説明しましたが、合同パトロールはまさにこの運営協議会を構成している地元の商店街や町会の方々、目黒区の関係所管、そして警察と一緒になって同じ組を組んで、右岸、左岸分かれてこの区間をパトロールをすると。違法出店してるものについては生活衛生課の方がそこで指導を行い、違法看板等、あるいは違法な出店が行われてる場合は道路管理課の職員から指導を行い、何かトラブルがあれば警察官が対応しという、そういう形で、また地元の町会や我々が一緒になってそのマップを配ったりと、そういう形での合同パトロールでございます。
それから、地元対応につきましては、本当に御迷惑をおかけしていて申しわけない状況ですので、いかに、お越しいただくのはありがたいことなんですが、マナーを守ってごみを残さず、汚さず、静かにお帰りいただけるような、そういった方法を検討して、なるべく地元に影響のないような形をとっていけるように引き続き検討していきたいというふうに思います。
以上です。
○
広吉委員 花見客の分散化のことは、ことしは地図などをつくって努力されたということはわかりました。しかし、人数がふえたということでまだ危険度は低くなっていないという現状だということもわかりました。
それで、その中での対策なんですが、夜間のパトロールが少ないということで、合同パトロールも本当に10時以降はなかなかできない、また警備員も、9時ですかね、9時以降は配置していないというところでの騒音だとか、そういったことも地元の方たちはかなりこたえているという声が聞こえているのですが、そういった夜間の対策を今後どのように考えているのでしょうかという点が1点と、あと、マナーの件ですが、先ほどマスコミとかにお願いをして近隣の方たちがどのような迷惑を感じてらっしゃるかということを発信して、なるべく皆さんの協力を仰ぐようにというような御発言があったんですが、そのようなこと、具体的に今後進めていくのかどうか。やはりラジオだとかテレビだとか、さまざまなそういった媒体と協力して危険な状態にならないように、また周辺住民も気持ちよく共存できるような状態にしていくのが望ましいと思いますが、いかがでしょうか。
○村上文化・
交流課長 夜間パトロール、なかなか難しい面があって、職員が時間外手当を使って酔客、逆に何かを注意すれば危険を感じるようなお客様を相手に、一般の区道の上でそれをやってはいけないっていうことを指導できるのか、あるいはさらに税を投入して警備員を雇っていくのか、あるいは本当に警察にもうお願いして、それも通報の都度警察に御出動いただくような形にするのか、こういったところはちょっと引き続き検討していきたいというふうに思います。
それから、マナーについては、ことしの桜の開花期間中の区の桜の御案内の
ホームページに、もう本当にごみの山の写真までも含めて啓発をし、かなり桜を見る方たちへの御案内を強く行っていますので、引き続きそういったことを続けていくとともに、何か取材でテレビ等の報道の取材があれば、そういった中でも、単にお越しいただきたいということだけではなくて、マナーを守って、地域の方に御迷惑をおかけしないように、ともに楽しめるようなそういう報道を行っていただくような形での取材の受け方をしていきたいというふうに思います。
以上です。
○
広吉委員 夜間の対策は今後検討していくということで、なかなか経費もかかるということで大変だとは思いますが、警察との連携の上、夜間の対策も引き続き検討していってほしいなと思います。
マナーの件ですが、ごみの山の写真を撮ったりというお話がありましたが、取材、こちらから、区からも働きかけてマスコミとの協力ということ、積極的な協力ということも必要だと思いますがいかがでしょうかということと、あと、実際ことしの花見のときに植木の周りとかで、木の周りとかにシートを敷いて宴会をやっている方たちってどのくらい実際にいたのでしょうか。なかなかそれは、大体でいいので、年々減ってきて、禁止の看板が出たということで減ってきているとは思うんですが、まだどのくらい、大体どのくらい出ているのかというのをもし把握していたら教えてください。
○
宮澤委員長 今の質疑の中で、答えられる所管の範囲の中で結構です。
広吉委員もちょっと繰り返しに、何か多分答弁いただいてる内容も含まれてまた質疑をされてるので、繰り返しにならないようにお願いいたします。
○田島
産業経済部長 私どもも
事務局の一課でございますので、ちょっと答えさせていただきます。
まず夜間の警備なんですけども、これは私ども、例えば
産業経済・消費生活課、文化・交流課、土木工事課というとこも
事務局として参加しておりますが、区、いろんな所管が出ております。例えば生活安全課と相談して夜間どうするかっていう話もこれからやっぱりやっていくべきかなというふうにも思っております。
区全体として、あるいは警察とかそういったとこにも御協力いただいて、どういう形で夜間の対応をするのが一番いいか、これは運営協議会等を通して検討してまいりたいと思います。
それから、宴会なんですけど、これ具体的に件数ちょっと把握はしておりませんが、確実に毎年、ブルーシートを敷いたり、あるいは、休むところがあるんですね、川沿いに、ベンチみたいのがあって、そういうところでお酒を飲まれて長時間いらっしゃる方は減っているというのは我々は認識してるところでございます。
今後とも、宴会等をやるっていうことで、何か個別にそれをパトロールするわけではございませんけども、やはり注意できるところをきちんと注意しながらそういった、歩いて見るところが基本となってるところでございますんで、そういったところに邪魔にならないような形で御協力をお願いしていくことは続けていきたいと思います。
以上です。
○
宮澤委員長 よろしいですか。
広吉委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宮澤委員長 ないようですので、(1)平成28年春目黒川沿いの
桜開花期間における取組結果についての
情報提供を終わります。
――
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【
資料配付】(1)
高齢者向け給付金(
年金生活者等支援臨時福祉給付金)のご案内
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○
宮澤委員長 次に、
資料配付(1)
高齢者向け給付金(
年金生活者等支援臨時福祉給付金)のご案内についての資料が机上に配付されておりますので、お目通しのほうよろしくお願いたします。
以上でございます。
――
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【その他】(1)次回の
委員会開催について
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○
宮澤委員長 それでは、5月の23日の臨時会までに特に何かあるようでしたら緊急で
委員会を開くことがあるかもしれませんが、今年度の
生活福祉委員会としてはこれで終了という形になりますので、正副
委員長のほうから一言だけ御挨拶をさせていただきたいと思います。
まず、委員の皆様方に御推挙いただきまして、それで支えていただきながら、この1年間、
委員長という大役を務めさせていただくことができました。本当に勉強になりました。まことにありがとうございました。
また、理事者各位におかれましても、かなり丁寧な御答弁、わかりやすい御答弁にお努めいただいて、委員との間でもかなりコミュニケーションがしっかりとれた
委員会ではなかったかなというふうに感謝をしてるところでございます。まことにありがとうございました。
また、
事務局のほうといたしましても、しっかりと議事をとっていただいて、お疲れさまでした。ありがとうございます。
当
委員会は、生活福祉ということで、区民に直接直結してるような内容が非常に多い
委員会でございました。その中で、それぞれ
報告事項を受けたり、あと条例の審査、陳情の審査というのもさせていただく中で、一つ思いましたのが、それぞれの政党とか、会派とか、委員の皆様方におかれましてはあるんですけども、そういった枠を超えて、やっぱり区民のために何ができるのかっていうことを真剣に議論ができたのかなというようなところも思っておりますので、それぞれの思いはあるとは思いますけども、目黒区民に対する区民サービスの向上、区民に対するしっかりした福祉という気持ちは多分一緒だと思いますので、またそれぞれの場面でお会いさせていただいて、区民のためになるような活動ができればというふうに思いました。
1年間、まことにありがとうございました。
(拍手)
○
宮澤委員長 副
委員長、お願いします。
○飯田副
委員長 今年度、最後のほうになりまして、臨時に副
委員長という職をいただきまして、御協力いただきましてありがとうございました。
先ほど
委員長のお話にもありましたが、高齢化の進む本区にあって、特に
高齢者の問題等、この当
委員会の課題が非常にたくさん挙がってきたと思いますが、私も
生活福祉委員会は今回で何回目かなんですけれども、各課題について、理事者の皆さんが本当に前向きに精いっぱい努力されて、一生懸命答弁いただいたと思います。
議員とそれから理事者と、行政側と一緒になってやっぱり区民の皆様の課題にこれからも引き続き頑張っていけたらいいなと思います。
本当にありがとうございました。
(拍手)
○
宮澤委員長 それでは、これにて本日の
生活福祉委員会を閉会させていただきます。
ありがとうございました。...