目黒区議会 2012-02-01
平成24年議会運営委員会( 2月 1日)
平成24年
議会運営委員会( 2月 1日)
議 会 運 営 委 員 会
1 日 時 平成24年2月1日(水)
開会 午前10時00分
散会 午後 1時37分
2 場 所 第一委員会室
3 出席者 委員長 いその 弘 三 副委員長 武 藤 まさひろ
(12名)委 員 梅 原 たつろう 委 員 山 宮 きよたか
委 員 松 田 哲 也 委 員 鴨志田 リ エ
委 員 森 美 彦 委 員 田 島 けんじ
委 員 飯 田 倫 子 委 員 伊 藤 よしあき
議 長 栗 山 よしじ 副議長 関 けんいち
4 欠席者
(0名)
5
出席説明員 青 木 区長 鈴 木 副区長
(8名)小笠原 総務部長 伊 東 教育次長
一 宮
企画経営部長 平 岡
危機管理室長
中 野 財政課長 足 立 防災課長
6
区議会事務局 伊 藤 局長 篠 﨑 次長
(5名)長 島 庶務係長 松 本 議事・調査係長
小 林 議事・調査係長
7 議 題 議会の運営に関することについて
1 議会運営について
(区側)
(1)平成24年第1回区
議会定例会区長所信表明について (資料あり)
(2)平成24年度
組織改正について (資料あり)
(3)目黒区
行革計画(案)について (資料あり)
(4)平成23年度目黒区各
会計補正予算(第2号)案について (資料あり)
(5)平成24年度目黒区各
会計予算案について (資料あり)
(6)
予算編成過程の公表について (資料あり)
(7)平成24年新年のつどいの実施結果について (資料あり)
(8)
東京法務局について
(9)
災害対策本部初動対応訓練の実施について (資料あり)
(10)その他
(議会側)
(1)平成24年4月から平成25年3月までの
区議会予定表(案)に
ついて (
資料配付済)
(2)検討事項について (
資料配付済)
(3)その他
2 その他
3 次回の開催予定について
─────────────────────────────────────────
○いその委員長 それでは、おはようございます。
ただいまより
議会運営委員会を開会いたします。
本日の署名委員は、武藤副委員長、松田委員にお願いしたいと思います。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1 議会運営について
(区側)
(1)平成24年第1回区
議会定例会区長所信表明について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○いその委員長 それでは、早速ですが、議会運営の区側にまいります。
(1)平成24年第1回区
議会定例会区長所信表明について区長より発言がございますので、お願いいたします。
○青木区長 それでは、大変恐縮でございますけれども、貴重なお時間をいただきまして、平成24年第1回定例会の私の所信表明をこの後、骨子を
企画経営部長から御報告させていただきますが、それに先立ちまして、私から、冒頭、発言をさせていただきたいというふうに思います。
私は、平成16年に区長に就任をさせていただいて以来、8年間が今たっているところでございます。その間、「住みたいまち、住み続けたいまち目黒」実現に、例えば安全・安心の
まちづくりでありましたり、活力ある地域社会の形成、さらには環境問題の取り組みなど、その時々、折々の重要課題に適時適切に対応すべく区政運営に取り組んできたところでございます。
現在は、ごらんのとおり、大変厳しい財政状況にあり、大変難しい
かじ取り役が迫られるところでございますが、私は、この大変厳しい財政状況を乗り越えて、安定した財政基盤を確立し、そしてより区民福祉を向上していく、そういったために引き続き区長としての責務、責任を全うさせていただくべく、慎んでここに区民の皆さんの判断を仰がせていただくと、そういった考えに至ったところでございます。こういった思い、決意を後ほど御報告させていただきます所信表明の最後のほうに盛り込ませていただいてございますので、どうぞよろしくお願い申し上げたいというふうに思います。
それでは、骨子を
企画経営部長から説明いたさせます。
以上でございます。
○
一宮企画経営部長 それでは、平成24年第1回区
議会定例会の開催に当たりまして、区政運営の基本的な考え方について区長の所信表明として取りまとめ、お手元にも配付させていただきましたので御報告させていただきます。
本日、全体の構成についてのみ御説明させていただきまして、内容については後ほどごらんいただきたいとお願いいたします。
申しわけありませんけど、まず4ページ目をお開きいただきたいと思います。
4ページ目の中ほどからでございますけれども、区政を取り巻く状況の認識について述べてございます。
第一は経済状況と区財政について。第二は、6ページになりますけれども、6ページの
地域主権改革の動向についてでございます。それで、第三が7ページにあります人口構造の変化についてでございます。
続きまして、9ページをごらんいただきます。
9ページからは区政運営の基本的な姿勢について述べてございます。
次、11ページをごらんいただきまして、後段でございますけれども、ここからは平成24年度の重要課題に対する基本的な取り組みについて述べてございます。大きく4つの柱立てを行っておりますけれども、第一の柱が12ページに載せてございます。12ページにあります
財政健全化に向けた取り組みについてでございます。
第二の柱が、14ページをごらんください。14ページの後段にあります災害に強く安全に暮らせる
地域づくりへの取り組みについてでございます。3番目の柱は、17ページに記載してございまして、区民の暮らしの安心を支える取り組みについてでございます。最後、第四の柱が19ページでございまして、環境と調和した
地域づくりの取り組みについてでございます。
次、21ページをごらんください。
21ページの後段でございますけれども、24年度予算案について、その概要を述べてございます。
最後ですけども、23ページをごらんいただきまして、ここでは
基礎自治体としての取り組みであります平和と
基本的人権の尊重について述べてございます。
所信表明の構成は以上でございますけれども、内容につきましては後ほどごらんいただきますようにお願いいたします。
本件につきましては以上でございます。
○いその委員長 ただいま区長の所信表明に対しての構成の説明がございました。これについてはよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○いその委員長 それでは、議会運営の区側、(1)については以上で終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(2)平成24年度
組織改正について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○いその委員長 次に、(2)平成24年度
組織改正について
企画経営部長から説明をお願いいたします。
○
一宮企画経営部長 それでは、平成24年度の
組織改正について御報告申し上げます。
きょうはA4一枚の資料を御配付させていただいておりますけれども、まず1番目の
基本的考え方といたしまして、
組織改正につきましては、まず区民にわかりやすいということ、それとあと簡素で効率的であるということ、さらに緊急かつ重要な課題に適切に対応することを基本的な考え方として、
組織改正を行ったということでございます。
具体的な内容につきましては、2に書いてございます
組織改正の内容、表で載せてございますので、こちらをごらんいただきたいと存じます。
表の左側が現行組織でございます。右側が改正後ということになってございます。
まず、
企画経営部でございますけれども、
企画経営部、従来から取り組みが必要と言われておりました区有施設の
見直し検討を行うに当たりまして、新たに
施設改革担当課長と
施設改革担当係長を新設いたします。この組織につきましては24年度から3年間の時限設置とさせていただきます。
次、
区民生活部でございますけれども、
地域振興課の中で、
箱根保養所、これが廃止させていただくということでございます。
それと、その下の
滞納対策担当課長、この右側の改正後でございますけども、この
滞納対策担当課長のもとに
債権回収対策担当係長を新設いたします。この係長につきましては、公債権と私債権につきまして滞納対策の効率化に向けた全庁的な検討を進めるということで設置させていただきます。設置期間につきましては24年度から2年間とさせていただきます。
次、文化・
スポーツ担当部長でございますけれども、文化・交流課の中の
事業推進担当係長、これは組織の移行に伴いまして23年度限りの設置となっておりましたので、今回、廃止させていただくということです。改正後のほうにつきましては、同じく文化・交流課で
公益法人等調整担当係長を新設いたします。この係長につきましては、公益法人の再編の検討とその推進を担当するということでございまして、設置期間は24年度から2年間とさせていただきます。
次、
健康福祉部でございますけれども、
高齢福祉課とその下の
介護基盤整備担当課長、この中の
介護基盤整備担当課長を廃止いたしますので、その担当課長の下にありました
介護基盤整備担当係長を
高齢福祉課のほうに所属がえするというものでございます。
次が
障害福祉課でございますけれども、目黒本町福祉工房と
支援担当係長、いずれも
指定管理者導入によって廃止させていただきます。
次、
子育て支援部でございますけれども、保育課の中の第二ひもんや保育園、
指定管理者導入によりまして廃止といたします。右側でございますけれども、同じく保育課の中に
事業推進担当係長を新設させていただきます。この係長につきましては、保育料の見直し、
給食調理業務委託について担当するということでございまして、設置期間につきましては24年度の1年間限りということでございます。
次、
保育計画課でございますけれども、
保育サービス推進担当係長を廃止いたします。これは
事業見直しと組織の効率化による組織再編ということでございまして、この
保育サービス推進担当係長は廃止いたしますけれども、
保育計画担当係長というのがほかにいまして、そちらのほうに再編するという形をとらせていただきます。
資料の裏面をごらんいただきまして、
都市整備部でございますけれども、
土木工事課の
道路用地担当係長を、これは事業終了によって廃止させていただきます。
次、住宅課でございますけれども、
住宅調整担当係長、これを
住宅マスタープラン改定終了等に伴いまして廃止させていただくというものでございます。
次が
環境清掃部でございますけれども、
環境保全課の中の
温暖化対策担当係長と
環境情報係、これは、組織を再編いたしまして、
温暖化対策係と
環境情報担当係長に再編させていただきます。
次、
清掃リサイクル課でございますけれども、
普及担当係長及び
清掃計画担当係長、これを廃止いたしまして、
計画普及担当係長と組織を統合させていただくということでございます。
次、
清掃事務所でございますけれども、
資源化推進担当係長、これは事業の進捗状況とか組織の簡素化によりまして廃止とさせていただきます。
最後が
教育委員会でございますけれども、改正後のほうで
学校統合推進担当課長を新設いたします。これは、中学校の統合推進を担当するということで、設置期間につきましては24年度から3年間の設置とさせていただきます。
次、生涯学習課でございますけども、
社会教育事業担当係長を新設いたします。この担当係長につきましては、
社会教育館と
緑が丘文化会館の職員を生涯学習課のほうに集約いたしますので、その関係で担当係長を新設するものでございます。
最後が
八雲中央図書館でございますけれども、
大橋図書館移転準備担当係長を新設いたします。これは
大橋図書館の25年2月の移転に向けて準備を担当するということでございまして、設置期間につきましては24年度の1年間とさせていただきます。
具体的な組織の再編につきましては以上でございまして、以上の結果、区全体といたしましては、部としての変更はございません。課につきましては、2増1減ということで1課の増となってございます。係につきましては、7増10減ということで3係の減ということでございます。
組織改正につきましては以上でございます。
○いその委員長 ただいま平成24年度の
組織改正について報告がございました。これについて何かございますでしょうか。
○森委員 これまで区が
組織改正及びそれに伴う人員削減ということで発表してきたものときょう報告された中身で新たに明確になったものについて説明してください。
以上です。
○
一宮企画経営部長 今回も、例年と同じような先ほど申し上げました基本的な考え方に基づきまして組織編成を行いましたけれども、今回、人員削減を目的としたというようなことではございませんけれども、昨年来行っております事務事業の見直し、そういうところで出てきた課題に対応するということで
組織改正に当たったということでございます。
その結果、大きなところでは、やはり施設改革及び学校統合、そこの事業を推進するための担当課長の新設、あるいは保育課でございましたら、保育料の
改定作業等がございますので、その事務事業の増に伴う対応というふうな形で対応させていただいたということで、従来と基本的な考え方は違っていないということでございます。
以上です。
○森委員 その中で、人員的なもので、これまで総枠ではこれだけ削るよという計画がありましたけれども、内容で確定したものがその時点ではなかったと。確定してないものもあわせてこれだけ削るよというのがあった。今回の
組織改正によって、その関係で人数的に確定したものはどれですか。
○
一宮企画経営部長 先ほど課とか係のベースで言いましたけども、これを
人数ベースで申し上げますと、係につきましては、現時点ですけども、これはまだ若干動く可能性がありますけども、係長の
人数ベースで申し上げますと12人の減という形になっております。係としては3減ですけれども、いろいろな人の入り繰りがありますので、それらを反映しますと係長の
人数ベースで申し上げますと12人の減ということでございます。
あと、職員につきましては、今やってるところでございますので、正式に何人減ということは今の時点ではまとまってございません。
以上です。
○いその委員長 よろしいですか。
森委員の質疑を終わります。
ほかにございますでしょうか。
○田島委員 今回の
組織改正について、先ほどの行革云々のほうが、人員削減よりも重きを置いてというふうな御答弁いただいております。
1つちょっと確認しておきたいんですが、行革、素案が出てきたときに、我が会派としましても、住区の住区制度の見直しの検討ということを一つの課題として申し上げてきたところでございます。ここに、
施設改革担当課長と、それから係長の新設というふうに出ておるんで、住区制度に関しても施設からの見直しという部分はここでよくわかるんですけれども、今後、制度の見直しの検討について進めていくという御答弁を区長のほうからもいただいているわけでございまして、その辺のどういうふうな形で、ここに施設のほうからの見直しを始めるんだよということならば、それはそれでわかるんですけれども、その辺のことがこの
組織改正についてあらわれてないんですが、その辺、いかがでしょうか。
○
一宮企画経営部長 今、委員おっしゃいましたように、今回、
施設改革担当課長と
施設担当係長をつけますので、こちら、区の施設すべてを対象として、見直しを検討していくと。当然、その中に住区制度で言いますと住区センターが入ってきますので、まずは住区センターというハードな面から検討させていただくと。
ただ、その中で住区制度についても関連してくる可能性も出てきますので、そうしたときには別途対応させていただきたいと思いますけれども、今も
区民生活部のほうで住区住民会議に対する活性化とか基本計画で示した方向性に沿った取り組みはされてると思いますので、それと今回の施設改革のほうの取り組みと、これはどこかでやはり一回整合をとっていくというか、そういう場面も生じると思いますけども、現時点での
組織改正ではハードの面での検討を行うための
施設改革担当課長の設置ということでございます。
以上でございます。
○いその委員長 よろしいですか。
田島委員の質疑を終わります。
ほかにございますでしょうか。
○梅原委員 まず1点、要望なんですけど、部長も、そういう意味合いでは年度がある中でだと思いますけれど、基本的な考えに、組織整備に当たっては、区民にわかりやすく、簡素で効率的である。簡素で効率というのはよくわかります。だけど、区民にとってわかりづらいんです、
年じゅう名称が変わっちゃって、担当者がかわって、申しわけない、私、議員としても、今、
教育委員会ですら、例えば学務がどう変わったとか、そういうのはわかんないし、所管の委員、今度、委員会ですね、各委員に聞いても多分わかんないと思いますよ。
だから、そういう意味合いでは、名称によって内容が深まる、今までやってないところの係が加味するにしても、一番区民にとってわかりやすいのは、名前が変わらないということだということは認識しておいていただきたい、これは要望としてお伺いします。
それから、会派に帰って説明しなきゃいけないんであれなんですけれど、平成24年度、部課長で言うと、参事、副参事、参事であっても、名称は課長の人もいるようだと聞いてますけれど、これは、例えば何人が退職されて、何人が増員されてるのか。それから、係長級についても、私が聞いてるのは、非常になり手がない、なり手がないと聞いてるんで、ここで出してるのは、要は不補充にしてるようなところですから、現実に人員削減じゃないと言ってるわけですから、その内容について、ちょっと数字で結構なんで教えていただきたいんですが。
○
一宮企画経営部長 管理職につきましては、退職者数はわかります。これは、10人、部課長でやめます。ただ、区間交流とか特別区人事・
厚生事務組合からの派遣とか、そういうものも含めて入っておりますので、その後、24年度はどうなるかというのは、これは人事上のものですので、今、私どものほうとしては、これはちょっと把握してないという形でございます。
管理職については以上でございますが。
○梅原委員 じゃ、もう一度、管理職、要するに10名退職すると。そのうち再任用でどこかの
地域センターの所長になった、過去の例ですよ、それまでありますけれど、そういう意味合いで言えば、今回のこういう見直しの中に課の新設云々についてありますけれど、既存の中に行く人数の方々というのは何人いるのか、既存のですよ、外郭団体じゃなくして。
それから、東京都絡みというか、他区との交流というのは別にわからないでもいいんですけれど、少なくとも23年度中に管理職に受かった方というのはわかってるはずですよね。わかってますよね。だとしたら、それをちょっと教えていただきたい。
それから、初めの1点目で、係長の方々で、例えば数ですると7増10減ということなんですけれど、この10減という中に、中というか、差し引きすると3人減ということになるんですけれど、これは多分不補充になるという数字のものでしかないというふうに思うんですけれど、課長級と、課長というか、管理職級と同じように、係長というのは、23年度、何人ふえてるのか、その点をちょっと教えていただきたいんですが。
○
一宮企画経営部長 24年度で退職されるの、ちょっと詳しく申し上げますと、部長級で5名、参事も含めた課長で5名ということでございます。
それとあと、新たに区内部で24年度に
管理職昇任予定数としては7ということでございます。
ただ、あと医師とかも退職に含まれておりますので、そうした関係で、現時点では10人がやめますけれども、昇任予定としては7という形でございます。今の時点で7人ということでございます。
それとあと、ですから、そういう意味では、部長としては、
あと部課長で3名不足してるということでございます。
(「いいです、係長、わかんなかったら」と呼ぶ者あり)
○
一宮企画経営部長 申しわけありません、係長はちょっと。
(「結構です」と呼ぶ者あり)
○いその委員長 よろしいですか。
梅原委員の質疑を終わります。
ほかにございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○いその委員長 ないようなので、議会運営の区側(2)については以上で終わります。
次にまいります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(3)目黒区
行革計画(案)について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○いその委員長 (3)の目黒区
行革計画(案)について
企画経営部長から説明をお願いいたします。
○
一宮企画経営部長 それでは、目黒区
行革計画(案)について御説明申し上げます。
本日お配りしている資料でございますけれども、A4一枚の資料と目黒区
行革計画(案)という冊子、それと
あとパブリックコメントへの対応についてという横使いの資料、3種類お配りしておりますのでよろしくお願いしたいと思います。
では、説明をさせていただきます。
まず、目黒区
行革計画につきましては、昨年11月に素案として取りまとめまして御報告させていただきました。その後、素案以降の進捗状況とか
パブリックコメントで寄せられた御意見等を踏まえまして、今回、
行革計画(案)としてまとめたものでございます。
素案から変更した項目等については、後ほど御説明申し上げますけれども、今回、
パブリックコメントの実施状況についてまず御説明させていただきます。
パブリックコメントへの対応についてという横使いの資料をまずごらんいただきたいと存じます。
これは、表紙をはぐっていただきまして、表紙の裏面ですけれども、
パブリックコメントへの対応についてということで、1が
意見募集期間、記載のとおりの期間行いました。
2の提出件数でございますけれども、個人とか区民、議会・会派から合計で182件の御意見をいただいております。それで、いただいた件数としては182件でございますけども、1件の中に複数の項目が含まれてるというふうなことも多くありますので、それらについて区別したものが下の3の表の一番右下、件数の最後の欄に書いてあります261項目の意見に分類させていただいたということでございます。その261項目の意見について、それぞれ3に記載してありますように1から7の区分けをさせていただいて、それぞれの件数が右端に記載しているということでございます。
次のページ以降が、具体的なお寄せいただいた意見と対応、考え方を載せたものでございます。一番右端に区分が書いてございますけども、表の見方としましては、左から2つ目に項目番号が載ってございますけども、これは
行革計画素案の改革項目の番号順に整理させていただいたということでございます。そういう形で見ていただきたいと思います。内容については後ほどごらんいただきたいと思いますけれども、そういう見方をしていただきたいと思います。
それと、46ページの次のページをちょっとはぐっていただきたいと存じます。
46ページの次が、今回、
パブリックコメントと同時に区職員の意見も募集いたしました。その区職員の意見についてここに載せているものでございまして、提出件数は173件、項目数については大きく分けて34件ということでございます。
件数については以上でございますけども、大きくどういう意見があったかということをざっと申し上げますと、
パブリックコメントで一番多かったのは、児童館・学童保育クラブ運営方法の見直しということで、これは95件ほどございました。これは民営化反対とか質の低下を懸念するというような意見が多かったように存じます。
2番目に多かったのが高齢者サービスセンターの廃止ということで42件ございました。これは、高齢者サービスセンターの廃止に反対という意見とか、あるいは廃止後の活用策に関する意見ということでございます。
3番目に多かった意見といたしましては、区有資産の有効活用ということで32件、これは、JR用地あるいは大岡山寄付物件の売却に反対という意見、あるいは売却せずに福祉施設を設けてほしいというふうな意見がございました。
あと、職員からいただいた意見で一番多かったのは、やはり保育園民営化に関する意見ということで、民営化反対とか、そういう意見が101件ほど、こういうふうな状況でございます。
パブリックコメントで寄せられた意見の概要につきましては以上でございまして、こうした意見とか、あるいは素案以降の制度そのものの進捗等もありましたので、それらを踏まえて今回の案にかえさせていただきましたけれども、主な素案からの変更点につきましては、この1枚目の資料をごらんいただきまして、1の(1)に載せてございますように、素案から変更した項目ということで、大きくは3点ございます。
まず、1点目が改革項目番号、この
行革計画の本文をちょっとお開きいただきまして、11-7ということで31ページをごらんください。
行革本文の31ページに、中学校の統合に向けた取り組みということでございます。これは素案のときには中学校の統合を進めるという形で記載してございましたけども、その後、統合校の具体的な校名が明らかになりましたので、それらを含めて、東部・中央地区については、第三、第四、南部・西部地区については、七、八、九、十一中学校、これらについての統合を進めていくというような記述に変えさせていただいております。
2番目が、31-2ということで、行革本文でいきますと51ページをごらんください。
これは自動販売機の設置に係る公募制度等の導入という項目でございますけれども、ここで素案のときには、区が設置している112台の自動販売機について、すべてこれは区が集中して管理して公募等をかけたいという考えでございましたけども、その後、設置団体等と協議を続ける中で、やはり一度にすべてを区に戻すということは難しい状況ということが明らかになりましたので、今回、この中ほどにあります取り組みの工程表のとおり、24年度は25台、25年度が5台、26年度は1台、この台数について区が公募をかけていくという形に直させていただきました。
したがいまして、残りの台数につきましては、従来どおり、各設置団体が当面は運営していただくという形でございます。
これに伴いまして、当初、財源確保額として5,900万円余を想定しておりましたけれども、台数の減に伴いまして1,900万円余に減じたということでございます。
それとあと、3点目でございますけども、次の52ページでございます。区有資産の活用ということで、これも同じく取り組みの工程表の中の24年度に、売却を含めて検討の中で、大岡山寄付用地を含めてございました。これにつきましては、もう議会にも御報告いたしましたけれども、障害者グループホームとして活用を変更いたしましたので、この大岡山寄付用地については削除させていただいたというような変更がございます。
大きな変更については以上でございます。
次、1の(2)のその他でございますけれども、この
行革計画の素案につきましては、第2章が行財政運営の現状と課題ということで、図表を使って、数値等をお示ししておりましたけれども、ここで載せてございます数値等については、最新のものに更新させていただいたというふうなことがあります。
それともう一点、文言整理等ということでございまして、
パブリックコメントの意見にもございますけども、わかりづらい表記があるとかということがありましたので、もう一度、できる限りわかりやすい表現に改めたと、そういうことを結構多くの部分で行っておりますけども、内容の趣旨を変えるものではございませんので、個々の説明は省略させていただきますけれども、以上のような修正を行って案としてまとめたものでございます。
1枚目の資料にまた戻っていただきまして、3の今後の予定でございますけれども、きょうこの
議会運営委員会に報告させていただいた後、2月8日の企画総務委員会に報告させていただきまして、ほかの常任委員会と特別委員会には情報提供させていただくということでございます。
議会にお出しするときには、案としてお出しいたしまして、報告後、
行革計画として決定させていただきたいというふうに考えてございます。そして、3月については、ホームページ、区報等で区民に周知させていただくという予定で考えてございます。
行革計画の案につきましては以上でございます。
○いその委員長 ただいま
行革計画の案について説明がありました。これについて何かございますでしょうか。
○森委員 横長の
パブリックコメントへの対応についての表紙の裏ですが、1から7までの区分についての表現は従来どおりでしょうか。
それから、7のその他というのは何でしょうか。
それから、「取り上げています」とか「反映させていきます」とか「検討課題とします」などあるんですが、その件数の割には、素案から変更した項目が3項目のみで、どこに反映されているのかというのがわからないんですが、その点、説明してください。
それから、職員の意見で「職員等」となってるのは、「等」の意味というのは何でしょうか。
以上です。
○
一宮企画経営部長 まず、この区分けですけども、これは基本的には従来と変わってない区分けでございます。表現がちょっと違うかもしれませんけども、基本的には大体7項目程度に分けてございますので、基本的には変わってないということでございます。
7につきましては、これは意見の要旨をごらんいただければわかるんですけども、やはり1から6までどこにも該当しないんではないかというようなものがございますので、それらについて7としてまとめさせていただいたということでございます。
それとあと、反映したところはどこかということでございますけども、まず反映したということはこの対応でいきますと2番ということでございますんで、これをちょっと申し上げますと、行革本文のほうをごらんいただきたいと思います。失礼しました、
パブリックコメントの対応でございますね。これの対応区分2が書いてございますのは、横長の対応の28ページをごらんください。28ページの、まず通し番号で言いますと157番、これは大岡山寄付物件に関する意見でございます。それとあと次、29ページの通し番号で言いますと160番、ここについても大岡山寄付物件が入ってございます。
(「何番、もう一回」と呼ぶ者あり)
○
一宮企画経営部長 29ページの160番、それと16ページ、通し番号では89番、奨学資金貸付制度の見直しということです。この3件が計画には反映させていただいたというふうな形で2番となるものでございます。
あとそれと3番目が、「等」ということにつきましては、これは職員団体等からも御意見をいただいておりますので、そういう意味で「等」ということでございます。
以上でございます。
○森委員 反映したという3件については、そうすると大岡山の寄付地と奨学金、実質的には2件ということなんですかね。
261項目にわたる意見が出されて、非常に反映分が少ないなという印象ですが、3の「検討課題とします」というのは、これは、どんなものが、細かくはいいですけれども、これはどんなふうに検討する予定なんでしょうかね。
○
一宮企画経営部長 これは、3、どんなものかということでございますけども、この対応の一番、表の右側、意見区分という欄のここが3になってるところは、今後、
行革計画の検討課題とするということでございますんで、この3を拾っていただければ、どういうものが、今後の
行革計画の課題とさせていただくかというのがごらんいただけると思いますけども、これは数的にも相当多うございまして、改めて直ちにこの
行革計画には反映できないものでございますけども、やはり今後の行革を考えていく上では参考等にさせていただくという形で3とさせていただいたということでございますので、御理解をいただきたいと思います。
以上でございます。
○いその委員長 よろしいですか。
森委員の質疑を終わります。
ほかにございますでしょうか。
○鴨志田委員 こちらの自動販売機の公募制度については、第3回定例会で私も質問したところなんですけれども、監査委員からもずっと指摘があって、設置団体との交渉が非常に難しいということは御承知のことだったと思うんですけれども、ある意味、見通しが甘かったんじゃないかということが1点。
もう一つは、目黒区にしても、電気料とかも、設置料としてもわずかしかいただいてないわけですけども、例えば大阪市なんかは設置料で年間10万円とかというものをいただいてるんですね。こういった設置料をいただくみたいなことは考えてなかったんでしょうか。
以上です。
○
一宮企画経営部長 今回、自動販売機の公募制の導入等については、やはり財源確保額、いろいろ考える中で一つの方法として他の自治体等の動きも始まってるということで
事業見直しのところで取り上げさせていただいたということでございます。
当然、そのときも、障害者団体とかほかの公益的団体が設置してると、その設置場所を許可してるという形がありますので、なかなか難しいという思いはありましたけれども、やはり具体的に収入確保する中で、より多くの収入額を確保したいということで、当面、今、区の施設に設置している112台について対象にさせていただいたということでございます。
ただ、先ほど申し上げましたように、その各団体との協議の中で、それぞれの各団体の貴重な収入源となっているというようなことをお聞きしたわけでございますけど、そうした中でやはり一度にこれを区に引き上げるということは、難しいという判断をしましたので、そういう意味で当初の判断がもう少し違う判断をしておけばよかったというふうな思いもございますけれども、この取り組みは今回で終わったということではなく、今後も引き続きできるだけ可能な収入確保策としてほかの施設も含めて検討していきたいという思いは持っているところでございます。
それとあと、設置料の料金を取る考えはなかったかということでございますけども、先ほども申し上げましたように、区の施設に置いてある自販機、ほとんどが公益的な活動をする団体に許可してございますので、その中であえて設置料を取るという考え方は、今回はとってございませんでした。ただ、今後、先ほど申し上げましたけども、収入確保ということを考えていく中で、自動販売機も一方で環境対策面からも考えなければいけませんので、そうしたことも含めて、自販機の設置を考えていく中では、設置料ということも一つ参考にしていくということは考えられるんではないかというふうに思っております。
以上でございます。
○いその委員長 よろしいですね。
鴨志田委員の質疑を終わります。
ほかにございますでしょうか。
○飯田委員 先ほど部長が、意見区分の右側のところの数字が今後の対応とするものだという御説明だったんですけど、3番と4番、3番は「今後の検討課題とします」とあって、4番は「御意見の趣旨に沿うことは困難です」とあって、まるっきり反対だと思うんですが、意見区分のところに3と4と一緒に書いてある項目もありますが、こういうのはどういうふうに理解したらよろしいんでしょうか。
○
一宮企画経営部長 今、御指摘のとおり、通し番号の項目によっては、意見区分のところに複数の数字が入ってるところがございます。ただ、これについては、意見の要旨そのものが分かれていまして、それを一つにまとめるということができませんので並列して書いたと。ただ、その意見の中でもやはり対応としては異なってきますと。一部は今後の参考にさせていただくものもありますけれども、一部はその意見の趣旨に沿っていくことは困難だと、そういうことで、3、4と並列した区分が書かれてるところもあるということでごらんいただきたいと思います。
以上でございます。
○いその委員長 よろしいですか。
飯田委員の質疑を終わります。
ほかにございますでしょうか。
○梅原委員 51ページの行革の自動販売機設置にかかわるところなんですけど、81台が今回外れたんですが、81台というのは具体的にどういう団体だったんですか。
それから、25台、5台、1台という形で、3年間でやるんですけど、これはどういう団体がこの対象になったんですか。
○
一宮企画経営部長 今回、81台を区に、公募をかけるということ、これは、主に考え方としましては、総合庁舎に設置してあるものについては、区が一括して管理したいというふうな考えのもとに行っておりますので、そこで総合庁舎に設置してあるのは障害者団体と社会福祉協議会でございます。
それとあと、この81台の中には区民センターの体育館等も含まれますので、これらについて区が一括するということで、区民センターの体育館については、今、芸術文化振興財団に設置許可をしておりますけども、これは区のほうに戻していただくというような形での81台でございます。
すみません、失礼しました、31台ですね。今度、区で、この
行革計画で、3年間で区が集中的に管理するのが31台でございますので、今、私が81台と申しましたけども、これは区が管理する31台について、障害者団体と社会福祉協議会、それと芸術文化振興財団が持っていたものを区が管理する方向に改めるということでございます。
それと、外れた部分ですけども、これについては、民間事業者等がございますので、こうしたものがそれに含まれるということでございます。
以上でございます。
○梅原委員 委員会でもやってるようには聞いてますから、そこの中で重複しちゃいけないんで、重複してたら答えは結構ですけれど、例えば同じ団体かどうかわかりませんけれど、東京都の都議会に行きますと、議員用のフロアの販売価格と、それから職員用のフロアの販売価格が違うんですよね。
個々の違いというものをこれは、比較したことはありますか。私自身は、東京都の都議会の議会の出してるものよりか高いというふうに僕は思ってるんですよね。区長は、長年、少なくとも都議会にいたわけですから、その辺は肌として持ってると思うんですけれど、設置もさることながら、販売価格も実は利益を出してるという、僕は、両面の側面を実は見てるんですよ。これについては、議会では質疑されてないというふうに確認してるんで、やはり総合的に見るときに、民間であろうが団体であろうが、私からすれば、違った意味合いで区別はすべきじゃないし、差別につながると僕は思いますから、そういう意味合いでは、地方自治体、同じ東京都の中にあっても、山奥にある五日市とか、そういうようなところ、青梅とか何か違うことはあるかもしれませんけれど、実際からすれば、東京都にある設置されてるものとの比較等についても厳重にやっていくべきじゃないかなというふうに思いますので、その点の認識はお持ちいただけるのか。
趣旨はわかりますよね、言ってること。
○
一宮企画経営部長 自動販売機の販売価格につきましては、これまでも近隣の商店街等の影響等も考慮して設定してきたというふうな経緯がございますけれども、あと自販機を置く設置場所、これは、区民が使うものなのか、それともあるいは主に内部の施設利用者だけが使うものとか、いろいろと区分があろうと思います。そうした中で、今後やはり販売価格についても検討していく必要があると思いますので、今いただきました御意見等も参考にしながら、今後は、検討していきたいというふうに考えてございます。
以上です。
○いその委員長 よろしいですか。
梅原委員の質疑を終わります。
ほかにございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○いその委員長 ないようなので、(3)目黒区
行革計画(案)について終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(4)平成23年度目黒区各
会計補正予算(第2号)案について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○いその委員長 次にまいります。(4)の平成23年度目黒区各
会計補正予算(第2号)案について
企画経営部長から説明をお願いいたします。
○
一宮企画経営部長 それでは、平成23年度の補正予算(第2号)について御説明申し上げます。
資料はB4横使いの資料でございます。
表紙をめくっていただきまして、表紙の裏側でございますけれども、1ページ目に総括表が載ってございます。この見方は、従来と同じでございますけど、表頭を見ていただきまして、左側のほうから、区分、補正後の財政計画、財源内訳、補正前の財政計画、そして一番右側が補正予算と、こういうふうになってございますので、ごらんいただきたいと思います。
まず、この総括表で申し上げますと、左側から2つ目のところですけど、補正後の財政計画につきましては、歳入歳出とも、計欄に記載のとおり、888億2,877万円余となるものでございます。
補正前の財政計画と比較いたしまして、右側の欄をごらんいただきたいと思いますけれども、1億5,400万円余、率にいたしまして0.2%の減となる補正内容となってございます。
歳入歳出の主な補正の内容については、後ほど御説明させていただきます。
総括表については以上でございまして、2ページ目と3ページ目につきましては、款別の歳入歳出でございますので、説明は省略させていただきます。
次に、4ページをごらんください。
次、4ページ目が歳入歳出補正予算の概要ということで記載してございます。左側が1の歳入、右側が2で歳出となってございます。
まず、左側の歳入でございますけれども、歳入の主な補正の内容といたしましては、(1)の区税収入、これにつきましては5億6,600万円の増となってございます。これは、内訳を申し上げますと、特別区民税が3億1,300万円余の増、たばこ税が2億5,300万円の増となってございます。
次に、(2)の地方譲与税から(7)自動車取得税交付金までは、それぞれ実績による補正となってございまして、記載のとおりの数値でございます。
次、(8)でございますけれども、地方特例交付金、これにつきましては6,800万円余の増となってございます。これは児童手当及び子ども手当特例交付金の変更決定による増となってございます。
次が特別区交付金でございますけれども、ここは2億6,400万円余の減でございます。この内訳といたしましては、特別区交付金の中の特別交付金の実績による見込みの減ということになってございます。
(10)から(12)につきましては、それぞれ実績による見込みの減となってございます。
次、(13)でございますけれども、国庫支出金につきましては8,700万円余の減でございます。これはいずれも事業実績に基づくものでございまして、生活保護費と介護給付費につきましては増額ということでございます。一方、その下の子ども手当交付金については減となってございますけども、この減となった理由は、子ども手当の支給月額が、1万3,000円から1万円になる受給者が多かったということによるものでございます。
次、(14)の都支出金でございますけれども、1億800万円余の減となってございます。これも事業実績を踏まえた補正となっておりますけれども、特に大きなものは1行目に書いてありますグループホーム等介護基盤緊急整備でございます。これにつきましては、整備費の補助が決定した事業者の工事の進捗状況等によって減となるものでございます。
(15)、(16)につきましては省略させていただきまして、(17)繰入金でございますけども、ここは1,200万円余の減となってございます。これは、三田基金を活用いたしまして、三田フレンズの改修を行いますけれども、この三田フレンズ改修設計委託の確定に伴いまして、防災倉庫部分については基金を活用しないで整備するということでございましたので、その額につきまして取り崩しを減するものでございます。
次が18番の諸収入でございますけれども、これは1,100万円余の増となってございますけども、これは介護保険サービス収入が大きく7,700万円の減となっておりますけど、これは高齢者在宅サービスセンターの利用実績の見込みの減によるものでございます。
それと、(19)の特別区債でございますけども、これは9,200万円の減となってございます。これは都市計画道路補助30号線整備費の物件移転補償に係る都負担金の確定等による減となってございます。
次に、右側の歳出でございますけれども、主なものについて申し上げますと、(1)の人件費につきましては1億5,600万円余の増となってございます。これは、給与改定等に伴います減と退職手当の増がございますので、これらによって増となるというものでございます。
(2)の既定経費でございますけども、これは3億9,000万円余の増となってございます。主に事業実績による補正でございますけれども、大きなところでは国民健康保険特別会計繰出金、これは国庫返還金の確定等による増でございます。
あと、介護給付費につきましてはサービス利用の増、保護費につきましては保護受給者の増によって増になるものでございます。
それとあと、子ども手当は、先ほど申し上げましたように、1万3,000円から1万円に変更する方の人数が多かったことによる減ということでございます。
次、(3)の新規経費でございますけども、これは1,300万円余の減となってございます。それぞれ事業が書いてありますけども、事業開始時期の変更あるいは事業延期などによるものでございます。
次、(4)の臨時経費でございますけども、これは5億3,200万円余の減となってございます。いずれも事業実績とか事業の進捗状況を踏まえた補正となっておりますけれども、大きなところでは介護サービス基盤整備補助、これは、先ほど申し上げましたように、補助事業者の進捗状況に伴うもの、そうしたものでございます。それとあと、都市計画道路補助30号線については用地費の不用額ということになってございます。
主なものにつきましては以上でございまして、次、5ページをごらんいただきたいと存じます。
5ページに(3)の繰越明許費でございますけれども、これは緑が丘駅周辺のバリアフリー整備でございます。これは、震災の影響によりまして資材調達がおくれているということで、工事が24年度にかかるための繰越明許となってるものでございます。
その下の(4)の特別区債の補正でございますけれども、これにつきましては、都市計画道路補助30号線の整備につきまして、都の負担金の確定等に伴って補正するものということでございます。
次、6ページをごらんいただきまして、6ページが積立基金の状況でございます。上の表が補正1号時点、下の表が補正2号時点となってございます。
下の表をごらんいただきまして、22年度中の増減額というのがほぼ真ん中にありますけども、その中の取り崩し額と、失礼しました、増減額の積立額と取り崩し額で分けて書いてありますけども、それぞれの取り崩しがありますのでこういう数字になってございますけども、いわゆる財源活用として活用可能な財政調整基金と減債基金の一般分、施設整備基金については、これは、取り崩しは行っておりませんので、補正1号時点と変わってございません。
その結果、記載はございませんけれども、23年度末の財源活用可能基金の残高につきましては、3基金を合わせて72億円余となっておりまして、補正1号時点と変更はございません。
次が7ページ以降でございますけど、これは特別会計でございますので、説明は終わらせていただきまして、補正2号の説明については以上でございます。
○いその委員長 ただいま説明を受けました。御質疑があればお受けいたします。
○森委員 歳入見込みの区税収入についてです。5.6億円余増額補正ということなんですが、これは、こうした状況が見えてきたのは何月ごろなんでしょうか、もっと早い補正ができなかったのかどうかですね、5億円を超えてますのでね。
まずそれから、以上。
○中野財政課長 区税収入についてでございますが、この増の中身につきましては、分離譲渡の課税がふえたということで、これはまた20年度と同じような状況なんですが、形態はちょっと違うんですけども、お一人で4億ほど納められる予定の方が発生したということで、その状況が確認できたのが補正1号後の状況でございましたので、今回その分を載せさせていただいたということでございます。
以上でございます。
○森委員 今のはわかりました。
これは、進行管理という点では、歳入がどうなるかというのは非常に注目してきたところですが、月々の進行管理というのはどんな形でやられているのか、概括、説明していただきたいと思います。
それから、緊急財政対策で既に実行されている部分があるわけですが、その反映分というのは、この補正では、どんな形で見たらいんでしょうか、あらわれてるんでしょうか。
以上です。
○中野財政課長 歳入の進行管理につきましては、特に税につきまして、毎月、調定額、収入見込み額という形で、税務課のほうからデータをいただいた上で確認しているということでございます。
それと、財調につきましては、最終的に、今回、再調整ということはこの補正には盛り込んでございませんが、都区協議の中で再調整があれば、それを通常でしたら反映していくというような形になるかと思います。
それから、緊急財政対策の取り組みについてでございますが、今回の補正の中では約2,000万円ほど前倒しで対応させていただいてございます。個々の事業の積み上げになりますので細かいものになりますが、例えば区政要覧の発行を庁内印刷に変えたとか、区報の発行の新春号を休止にしているとか、そういったもろもろのものを積み上げますと、大体2,000万程度前倒しをさせていただいてるという状況でございます。
以上でございます。
○いその委員長 よろしいですか。
森委員の質疑を終わります。
ほかにございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○いその委員長 ないようなので、議会運営(区側)(4)の平成23年度目黒区各
会計補正予算(第2号)案について終わります。
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(5)平成24年度目黒区各
会計予算案について
――
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○いその委員長 次にまいります。(5)の平成24年度目黒区各
会計予算案について
企画経営部長から報告をお願いいたします。
○
一宮企画経営部長 それでは、平成24年度当初予算案について御説明させていただきます。
資料はA4横使いの資料でございます。
まず、この予算案につきましては、まず1月6日に全議員説明会におきまして予算原案として御説明させていただきました。その後、各会派あるいは各部局からの最終調整の要望、その他施策の動向等を踏まえまして予算案としてまとめさせていただいたものでございます。
本日、一般会計を中心にいたしまして原案からの主な変更点についてのみ御説明させていただきます。
じゃ、資料の表紙をはぐっていただきまして、1ページをごらんいただきたいと思います。
まず、1ページが総括表でございますけども、つくりは先ほどの補正2号と同一でございます。
まず、上段が歳入でございますので、歳入から申し上げますと、これは原案と比較した主な増減の内容で申し上げます。
まず、大きな1の区税収入でございますけれども、区税収入については変更がございません。
次、大きな2の税外収入でございますけど、その中の(1)一般財源の一番下のその他がありますけども、その他で自動車取得税交付金が4,900万円増となってございます。
次、(2)の特定財源でございますけども、まず1つ目の国庫支出金、国庫支出金につきましては、生物多様性保全活動支援などで900万円余の増となってございます。
次の都支出金につきましては緊急雇用創出などで2,500万円余の増、それと繰入金、これは、後ほども申し上げますけれども、施設整備基金繰入金が2億5,000万円余の減となってございまして、ここが大きな変更となってございます。
次、大きな3の特別区債でございますけども、この特別区債については原案と変更がございません。
その結果、歳入総額につきましては、予算原案と比べまして1億8,900万円余の減となってございます。
次に、下段の歳出でございますけれども、こちらも原案と比較した主な増減の内容について申し上げます。
まず、大きな1番の既定・レベルアップ経費でございますけども、その中の(1)既定経費でございますけども、人件費が2,000万円余の減、その下の一般事務事業費が、これは国民健康保険特別会計繰出金の減がありまして、ここは大きく変わりまして2億3,000万円余の減となってございます。
次に、(2)のレベルアップ経費でございますけども、ここは変更がございません。
次、大きな2の新規・臨時経費でございますけども、(1)の新規経費の一般事務事業費、ここで新たにグループ型小規模保育所整備などを入れておりますので1,600万円余の増となってございます。
(2)の臨時経費の一般事務事業費でございますけども、ここは、学校図書データベース化、子ども手当システム改修などで4,800万円余の増となってございます。
これらの変更によりまして、歳出につきましても原案と比較いたしまして1億8,900万円余の減となってございます。
原案からの主な変更点は以上でございますけども、その結果といたしまして、歳入歳出とも、計欄に記載してありますとおり、総額884億8,800万円余となりまして、前年度の財政計画と比較いたしますと、右端に書いてございますけれども、4億5,700万円余の減、率にいたしまして0.5%の減となってございます。
ただ、この総額につきまして、13年度に起債した36億円につきまして24年度が満期一括償還の年度に当たりますので、これによって数字が膨らんでいるということがあります。この満期一括償還分の影響を除きますと、事務事業の見直しなどがありましたので、実質的には前年度と比較いたしまして、約38億円減、率にいたしまして4.3%の減となってございます。
総括表につきましては以上でございまして、2ページ目と3ページにつきましては、款別歳入歳出予算でございますので省略させていただきます。
次、4ページ目をごらんください。
4ページ目は(3)債務負担行為と(4)特別区債ですけども、これは原案と変更がございません。
次、5ページでございます。5ページが積立基金の状況でございますけども、これは、上段が23年度末の見込み、下段が24年度末の見込みとなってございます。下の表をごらんいただきまして、原案と異なる主な変更点につきましては、下の表の基金名の一番下の施設整備基金、これを右側に追っていっていただきまして、24年度中の増減額の取り崩し額、ここに8億9,500万円という記載がございますけども、これは原案の時点で申し上げますと11億4,500万円余となってございましたので、今回はこの施設整備基金の取り崩しを2億5,000万円余減してございます。これは、歳入の不足を補うために11億4,500万円余を取り崩してございましたけども、2億5,000万円減することができたということでございます。
その結果、この表には記載してございませんけども、24年度末の財源対策として活用できる積立基金の合計は76億5,000万円余となってございます。原案時点では74億円ということでございましたので、2億5,000万円積み立てが余分にできたということでございます。
次、6ページから11ページまでが特別会計でございますので、説明は省略させていただきまして、12ページをごらんください。
12ページから21ページにかけては施策の状況を載せてございます。これは原案のときにもおつけしてございましたけども、今回、その後変わったものについて御説明申し上げます。
恐れ入ります、13ページをごらんいただきまして、13ページの計画番号の49というところが、字体がゴシックになっていて、下線が引かれてございます。こうしたゴシックに変更した部分が原案から変更した部分でございます。国庫補助金が対応できるとか、そういうようなものを中心に変更させていただいてございます。何点かありますので、この変更点は後ほどごらんいただきたいと存じます。
次、22ページをごらんください。
22ページが主要建設事業でございます。これについては原案と変更がございません。
次が、23ページから24ページ、主な財源確保の取り組みとして整理させていただいておりますけども、これも原案とは変更がございません。
以上が原案と変更した部分の説明でございまして、24年度の目黒区
会計予算案につきましては、2月3日金曜日、午後、プレス発表をさせていただく予定でございます。
予算案についての説明は以上でございまして、もう一つ横長の資料をお配りしてると思いますけれども、それにつきましては緊急財政対策にかかる見直し対象事業の24年度予算案の反映状況を載せてございます。これは、昨年9月に行いました事務事業の見直し結果、約700項目につきまして、24年度予算にどう反映されてるかということをまとめたものでございますので、ごらんいただきたいと思います。
ちょっと見方だけ御説明させていただきますと、表頭をごらんいただきまして、整理番号、右側に事業名、課名となってございまして、その次に緊急財政対策本部の見直し決定内容という形でなってございます。その下のところに区切ってありまして、24年度一財削減予定額(A)という欄がございますけども、これが9月時点の削減を予定した金額でございます。それに対して、その右側が23年度の予算額(B)、そしてその右側が24年度予算案(C)でございます。その右側が削減額ということで「D=B-C」ということになってまして、その右側のところに一般財源(D’)とございますけども、ここが、今回24年度でそれぞれの項目が、いかほど削減できたのか、できなかったのかということが記載してございます。一番右側が超過額ということで、「D’-A」ということで、ゼロという数字は予定どおり削減できたと、プラスの数字は予定以上に削減できたと、三角がついてるのは予定を満たせなかったというような形で見ていただくということです。
最後のページをちょっとごらんいただきます。16ページでございますけども、ここで1つ訂正をさせていただきまして、最後の教の162番で評価結果が抜けてございますけども、これは継続ですので継続と記入をしていただきたいと思います。申しわけありません。
それで、最後の一番下に計欄がございますけれども、見直し決定内容の1つ目、24年度の一財削減予定額(A)欄が32億5,300万円余と書いてあります。これが当初予定した見直し額です、24年度の。それで、今回の予算の結果、右から2つ目のD’の欄を見ていただきまして、一般財源の確保額、削減確保した額が32億6,300万円余となってございますので、一番右側に載ってるように、約1,000万円程度、支出について削減額を上回って確保できたということでございます。
内容については、後ほど詳しくごらんいただきたいと思います。
当初予算については以上でございます。
○いその委員長 ただいま報告を受けました。これについて何かございますか。
失礼いたしました。この中で議会費の関係がありますので、事務局長のほうからその部分の報告をお願いいたします。
○伊藤議会事務局長 申しわけございません、今の資料の3ページをごらんいただきたいんですが、款別の歳出のところで議会費が左上のほうにございます。議会費が、本年度予算案、この資料でいきますと7億5,726万円という状況で記載されておりますが、これにつきましては、原案……、すみません、
会計予算案の最初の資料をごらんいただきたい、その3ページでございます。申しわけございません。
歳出ということで款別に記載がございまして、1番が議会費になっておりまして、議会費の本年度予算額の欄をごらんいただきたいと思います。現在、数字が入っておりますのは7億5,726万円という数字でございますが、この数字は原案よりも964万5,000円減額されております。これはなぜ減額されたかというところでございますが、議員年金の負担金の算定式が、この間に通知がございまして、原案段階では概算で計算しておりましたけども、最終的に計算式に基づいて来年度の負担額が固まりましたので、それで修正をさせていただきました。その結果といたしまして、964万5,000円が減額になってるということでございます。
以上、議会費関係で補足をさせていただきました。よろしくお願いいたします。
○いその委員長 よろしいでしょうか。
それでは、報告を受けましたので、御質疑があればお受けいたします。
○森委員 予算案の規模について、実質的には38億円減ですという説明がありました。原案のときは、区長がそういうふうに説明しろと横から指示を出していたのは覚えてるんですが、借換債については、10年前に借りたものの満期一括返済の時期が初めて来たということで、何のために借りたのかと言えば、都市計画関連事業や大型箱物事業で30億円余り借りたのが、今回、借換債となったと。10億円余は返すけども、20億円余は借りかえて、また借金継続ということなんですが、これは、過去の借金、開発優先による借金がまだ残っていると、3分の2は残っているという反映です。ですから、そう考えると、実質的にはというのを改めて強調してるのは理解できないところなんですが、その真意についてお聞かせください。
それから、2点目は、緊急財政対策及び新
行革計画等による歳出削減額の反映についてなんですが、24ページ、最後のページに歳出額の合計額が35億円余とあって、一般財源額がその右に15億円余とあるんですが、それと24年度予算案反映状況の16ページ、最後のページのD’欄の32億円余というのは、これはどういうふうに見比べてみたらいんでしょうか。
○中野財政課長 それでは、まず1点目、実質的な予算規模についてでございますが、これにつきましては、満期一括償還方式という償還方式による起債による償還が今回初めてということで、13年度以降、通常のその当時の毎年、毎年度返していく定時償還方式、抽せんによる定時償還方式というふうに言ってましたが、その方式ですと、毎年、毎年度の元金の公債費としては大体2億程度の負担になりました。それが、今回の13年度からのこの新しい方式によると、満期一括で償還するまでの間は、減債基金に2億円ずつ、毎年度の償還相当額を積み立てておいて、一気に11年目で償還をすると、一時的に全額を償還するという形なので、見え方として予算規模がどうしても膨らんでしまうということがございますので、予算規模、今回、緊急財政対策に取り組んでいる中で、やはり皆さんに、予算規模と緊急財政対策の関係、これはどういった関係になってるのかというところを明確にお示しする意味から、そういった御説明をさせていただいてるものでございます。
それから、2点目の主な財源確保の取り組みの数字でございますが、これにつきましては、一番最初の資料、平成24年度の各会計の予算の資料につきましては、これは、主なものだけを取り上げて、その部分だけの合計をお示ししてますので、これの詳細、すべての姿がもう一つのB4の反映状況の資料というふうに御理解をいただければよろしいかと思います。
以上でございます。
○森委員 1点目の満期一括返済については、真意はそういうことだという説明がありましたが、区民にとってこの借換債とは何なのかというのがやっぱり見えなくなってしまうと、10年前のものであっても全体状況がわかると、なぜ今、区が言う財政不足に陥ってるのかということについての理解もわかりづらくなってしまいますので、これはしっかりと説明していっていただきたいと思います。答弁は結構です。
それから、2点目は、主なものということで、主なものの一般財源額の削減分は15億余だよと、全体的には32億余ですよということで、半分のものがこの予算案の最後のところに掲げられているということで理解できました。
この歳出額と一般財源額の合計欄で言うと、歳出額は、35億円、主なものだけでも反映してますよと。そのうち一般財源額は15億円余ですよということは、20億円余は、歳出は主なものだけでも35億削ったけども、一般財源で削ったのはそのうち15億余で、20億円は特別財源だと、もう削ってしまったと、そこは削ったというふうに見ていいんでしょうか。
○中野財政課長 緊急財政対策の取り組みにつきましては、基本的には一般財源ベースでどれだけ削減できるかということで、予定額、目標値を設定してございました。ただ、今までの議会にお示しする予算の資料としてのこの財源確保の取り組みの部分については、歳出ベース、事業費ベースでの数字を掲げてございましたので、これにつきましては、今回、両方、歳出ベースと一般財源ベースでお示ししたということで、基本的には一般財源ベースでの削減が実質的な効果というふうに理解してございますので、今回の見直しについては、詳細のほうの資料、これの計欄の32億、これが24年度の実質的な効果として反映されてるというふうに御理解いただければよろしいかと思います。
したがいまして、歳出の削減と一般財源ベースでの削減額との違いというのは、おっしゃられるように、特定財源の部分の差が出てくるということになります。
(「20億は特定財源を削ったということですね」と呼ぶ者あり)
○中野財政課長 そうです。
○いその委員長 よろしいですか。
森委員の質疑を終わります。
ほかにございますでしょうか。
○梅原委員 予算絡みは予算でやるだろうし、個別に提案というのはしてるつもりでいるんですけど、24年度の予算を出したときに、本来、目黒区民は、180億、185億とは思ってないけど、180億というのは意識の中あるようですけど、その結果から見たときに、じゃ予算原案はどうなのかといったときに、借かえ等はあっても、僕は、そういうときにどこかの会派さんは必ず会計のやり方というのを言ってたんで、何でそれを突出して言わないんだかよくわからないんですけれど、一番わかりやすい方法というのは今の方式じゃないですよというのは明らかに実証できると思うんですよね。
私、外資系にいましたから、そういう意味合いじゃ、日本の法体系自体もインターナショナル的には非常に理解しがたい。例えば研究費とか何かというものも、要するに利益からとっていいとか、これは日本の会計原則ですから、そういう面では日本の法治国家の中で通用するかもしれないけど、世界にこれは全然通用しない。
同じように、今回のものをそのままこうやって出してくると、区民は一生懸命痛み、ましてや今、私のところにも来てますけれど、デイホーム東山を何でやめちゃうんだとか、特養をつくらないだけじゃなくて、そんなのまでやってるんじゃないかと言ってる人たちが、もしこれを見ちゃうと、よっぽど精通してない限り、多分何なのとわからないと思いますよ。特に借りかえがありますよ、それから大きなところで言えば、納税者の多額納税があったからという形でこの3年間、それがようやく終わったと思ったら、先ほどまた4億円というのが出てきたという話ですよね。そうすると、そういうのがどういうような仕組みになってるのかわからないですよね。
やっぱりそういう意味合いでは、会計のあり方というものをもう一度、もう一度というかちゃんと研究されたほうがいいんじゃないかなというふうに思うんですけど、その認識は持たれるのか、持たれるというか、そういう点についても考えられるのかどうか。
それから、2点目、本当これは単純で申しわけないんですけど、こちら、こちらの中の見直し概要のほうに評価結果とあるじゃないですか。先ほど
教育委員会、最後、継続どうのつけ加えてくださいということわりをしてましたけど、これは当初のとおりの縮小とか改善なんですか。それとも、今回これをやったことによって、縮小はされましたよ、改善されましたよ、もしくは改善しなきゃいけないとかいうようなものなのか。それは、この言葉自体は、前回、私たちもちろん説明を受けています。それと全然変わらないんですか。
そういう中で、例えば一生懸命改善されたところがあれば、これは、括弧のところは、要はできなかったという話ですよね。例えば上から何行目かわかりませんけど、広報課のところ、企画、9番、ここで言うと三角で157万9,000円と出てますよね。そうすると、これはできなかったということですか、そうですよね。そうすると、その横の評価結果を見ると改善と書いてあるんですけれど、ある意味、改善はできたかもしれないけど、改善程度であってもできなかったというんだとしたらば、この辺も、ちゃんと認識というのを示すようなものはかえたらどうかなと思うんですが、その点だけ、一応確認します。
○
一宮企画経営部長 まず、1点目ですけど、会計、この予算案、区民がわかりやすいようにということはおっしゃるとおりだと思います。議会のほうからも、やはり新公会計制度の導入等についての御意見もいただいております。
私どものほうとしても、先進自治体等の研究等は進めておりますけれども、今のままのやり方がいいとは思っておりませんので、やはり改善していく必要はあろうかと思います。ただ、こういう予算とか会計制度を変えるということにつきますと、やはりシステムの変更とか多額の経費がかかりますので、そうしたことも見ながら、他自治体と比較できるような方法とか、そうしたことをやっていく必要があろうと思いますので、今そういう全く現状でいいとは思っておりませんけども、どうしていけばいいのかということを研究させていただいてる最中ということで受けとめていただきたいと思います。
それと、2点目なんですけども、評価結果でございますけど、これは9月時点の評価結果そのものをここに書いてありますので、今回の予算反映状況の評価結果ということではございません。
以上でございます。
○いその委員長 よろしいですか。
梅原委員の質疑を終わります。
ほかにございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○いその委員長 ないようなので、平成24年度目黒区各
会計予算案について終わります。
――
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(6)
予算編成過程の公表について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○いその委員長 次に、(6)の
予算編成過程の公表について、こちらは
企画経営部長から説明を受けるんですが、その説明の中で出てまいりますが、これは、個表というのが、各項目の個表があるんですが、これがかなり紙ベースで出すと膨大な量なんですね。事前に、ちょっと確認、了承をいただきたいなと思うのは、この個表に関しては、各会派に紙ベースでは1部ということで配付をさせていただきたいんですが、それでよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○いその委員長 よろしいですか。当然、ホームページ等にも掲載をされますので、各項目についてはそこでも確認ができる。また、どうしても紙ベースでここの部分が欲しいということであれば、それはまたちょっと相談いただいて、CD-ROMとか、そういう対応なんかはできるかなというふうに思いますので、その確認の上で説明に入りたいと思います。よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○いその委員長 ありがとうございます。
それでは、
企画経営部長、説明のほうをお願いいたします。
○
一宮企画経営部長 では、
予算編成過程の公表について御説明させていただきます。
この
予算編成過程の公表につきましては、議会側のほうからも御意見等をいただいてるものでございまして、やはり区の
予算編成過程を透明化するということで取り組みが始まっていると、国を初め各自治体でも取り組みが始まってるというような状況がございます。そうした状況を受けまして、本区におきましてもこの
予算編成過程の公表を行っていきたいというものでございます。
この編成過程の公表の目的につきましては、1に記載のとおりでございます。
2につきましては公表内容でございますけれども、公表する予算といたしましては、当初歳出予算事業のうち、政策的な判断が必要となる項目ということで、具体的には実施計画事業とか重点化対象事業、これらについて、新規・臨時・レベルアップとして要求があったものを対象にさせていただきたいと考えております。
(2)の公表する項目でございますけれども、24年度予算から始めたいと思っておりますが、この24年度予算につきましては、試行という形で予算要求状況と今回お示ししました予算案の内容について、その情報をここに書いてありますアとイと、こういう2つの様式を用いて公表させていただきたいと考えております。
1つは、予算査定状況一覧表という形で、次のページ、別紙1で載せてございますけれども、これは一覧表という形でございます。それぞれの事業名があって、要求額と原案、それと予算案と査定額ということで、査定額は、査定について500万円以上の査定があった場合にはその理由を簡単に記入するというものでございます。
それともう一つは、予算要求事項説明書ということで、これは次のページの別紙2に書いてありますけども、これは各所管部局から出された要求事項を簡単にまとめたものということで、この表に書いてありますとおり、事業区分とか事業期間、事業の種類あるいは一番下の経費、こうしたものをそれぞれの事業ごとに載せていくということでございます。
また、1ページ目の資料に戻っていただきまして、公表の方法でございますけども、これは、中心はホームページで行っていきたいと考えております。ただ、ホームページをごらんになれない方もいらっしゃいますので、紙ベースでも見れるようにいたしまして、区政情報コーナーあるいは地区サービス事務所、財政課で閲覧できるというような状況を整えたいと考えております。
今後の予定でございますけれども、きょうこの
議会運営委員会で報告させていただいた後、2月8日の企画総務委員会に報告させていただきまして、2月9日に先ほど言いましたホームページ等で公表を開始させていただきたいと考えております。
ただ、24年度の
予算編成過程を公表するということを2月5日のめぐろ区報で、簡単な記事ですけども、2月9日以降、公表しますという記事を出させていただきますので、あらかじめ御了解いただきたいと思います。
今回の公表に当たりまして、先ほど申し上げました別紙2に関する予算要求事項説明書、これが例年でいきますと約200から300ぐらいあると思いますので、それは各事業ごとに印刷して各会派に1部ずつ御配付させていただくようにきょう用意してございますので、後でごらんいただきたいと思います。
本件についての説明は以上でございます。
○いその委員長 ただいま説明を受けました。この件について何かございますでしょうか。
○森委員 別紙1の査定状況一覧表の表の中の査定額というのは、ちょっと説明をしていただきたいと思うんですが、それと主な増減説明500万円以上に、あればどんなふうに書くんでしょうか。
それから、1ページ目の公表内容の(1)政策的な判断が必要となる事項(実施計画、重点化対象事業等)とあります。これだけに限るのはどういう意味があるんでしょうか。それと、「等」というのは何でしょうか。
以上です。
○中野財政課長 それでは、まず1点目の査定額についてですが、別紙1の項目の横にございます要求額と予算案という額、最終的な予算案として固めた額の差額、これが査定額という形で載せてございます。
それから、主な増減説明でございますが、後ほどお配りしますのでごらんいただければわかると思うんですが、例えば財政状況を考慮して、一部施設整備の工期を分けて実施することとして、額を査定とかというような表現、スペースも限られますので、限られた表現で、こういった形で整理をしてございます。
それから、今回、政策判断が必要となる事項に絞った点でございますが、これは全部それ以外のいわゆる各部局で要求を行っているような臨時・新規経費等をまぜますと膨大な量になりますので、非常に限られた期間の中で整理をしてまいりますので、区の主要な政策的な判断が必要となる項目についてごらんいただくということで、限定をさせていただいてございます。
なおかつ、既定経費につきましては、そもそも要求という形をとってございませんので、もともと除外はされてしまうという状況でございます。
以上でございます。
○いその委員長 よろしいですか。
森委員の質疑を終わります。
ほかにございますでしょうか。
○飯田委員 今回こういうふうに公表することに踏み切るわけですけど、せっかく公表するからにはやっぱり区民の方がわかりやすくないといけないと思うんですが、当初目的のところで国や各自治体でもこういうことをやり始めているという御説明がありましたが、ほかの自治体の公表の仕方なんかも研究された結果、こういう公表のスタイルをとられたんでしょうか、どうなんでしょうか。
○
一宮企画経営部長 これにつきましては、国のほうでも、できる限り
予算編成過程は透明化するという形で、各省庁がホームページ等でやってございます。あと、特別区でも新宿区と板橋区がやってるということを聞いてございまして、その辺については調べさせていただきましたけれども、ほぼ本区が行おうとしてる程度のレベルでやっていると。ただ、全国的には、先ほど申し上げましたように、もっと細かいことをやっているんですけども、ただそれは財政規模等から見て相当小さな団体でございますので、そうしたことも可能なのかなというふうに考えておりますので、今回、目黒区がやろうとしてるレベルというのは、国あるいは他の23区と比べても遜色はないというふうに考えてございます。
以上です。
○いその委員長 よろしいですか。
飯田委員の質疑を終わります。
ほかに。
○鴨志田委員 非常に予算の可視化ということでは評価いたしますけども、区民のための予算ハンドブックというのが、これは毎年出してるものなんですけども、これは簡略化したものということで、これは継続していくのかどうかということが1点。
もう一点は、こういったハンドブックを毎年出してるわけですけれども、評価というものは、区民からこういった声はどのようなものが聞こえてくるのか。
この2点、お伺いいたします。
○中野財政課長 まず、公表についてのハンドブックの手法でございますが、今回につきましては、こういった公表も取り入れてございますので、あるいはプレス関係で、今後、資料を公開していきますけども、その内容とかなりダブる部分がございますので、ハンドブックという形については終了させていただく予定でございます。そのかわりに、プレスの資料等をホームページ等でアップして、ごらんいただくという形を考えてございます。なるべくわかりやすい資料ということを心がけて今後も対応してまいりたいというふうに考えてございます。
区民からのハンドブックの評価でございますが、例年、公表した段階でも特に余り反応がございませんで、区報について、年2回、財政状況ということで公表しておりますけども、その際でも、せいぜい1件か2件程度ということで、かなり限られた反応にとどまってるということでございます。
今後は、より関心を持っていただく必要があるかと思いますので、公表方法、内容についても、よりよいものにしてまいりたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○いその委員長 よろしいですか。
鴨志田委員の質疑を終わります。
ほかにございますでしょうか。
○梅原委員 先ほど地区センターにということなんですけど、最大限、まず住区に置くということからやってもらえませんかね。それで利用実績がないんだったら、縮小してもあれですけれど、私、なぜかといいますと、一番先に見るのは多分住区にいる方でしょうと。せめてその方々でもこういうのが出たということを知っていただくということが、ハンドブックを配ってるよりも、見せてるよりもはるかに効果が大きいわけです。
そういう意味合いで言えば、地区センターもさることながらですけども、一番、生活区域としては、区が、胸を張って、ずっと30年を超してやっているエリアがあるわけですから、そういう意味合いでは、住区に置くということ、マキシマムですよというけど、それをさらにって言いませんから、社会教育関係のだとか思いませんから、住区ぐらいのところはやっていただけないかなというふうに思うんですけれど、その点での認識はお持ちになりますか。
○
一宮企画経営部長 ちょっと今回、分量が多いもんですから、こういうところで地区サービス事務所までにとどめたんですけども、今、御意見いただきましたので、検討させていただきたいと思います。
以上でございます。
○いその委員長 よろしいですか。
梅原委員の質疑を終わります。
ほかにございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○いその委員長 ないようなので、
予算編成過程の公表について終わります。
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(7)平成24年新年のつどいの実施結果について
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○いその委員長 次に移ります。(7)平成24年新年のつどいの実施結果について総務部長から説明をお願いいたします。
○小笠原総務部長 それでは、お手元の資料に基づきまして、1月4日、目黒雅叙園で行いました新年のつどいの実施結果につきまして御報告させていただきます。
内容は、資料の3、参加者数をごらんいただきたいと思いますけども、外国大使等から区管理職まで、それぞれ記載のとおりの参加者がございまして、合計で608人の参加がございました。
なお、前年は656名でございましたので、前年と比べますと48人ほど減っているという状況でございますが、ほぼ想定される範囲内でおさまっているというふうに考えてるものでございます。
それから、表の一番右側、備考欄でございますけれども、無料参加者、それから会費をいただいた有料参加者の数の割合は記載のとおりでございます。
次に、4の開催経費でございますが、全体で263万5,000円余でございます。
それから、5の会費歳入金額でございますけども、お1人3,000円で514名参加していただきましたので、記載のとおり154万円余となっているものでございます。
したがいまして、全経費に占める会費の割合といたしましてはおおむね60%弱を会費で賄ったという結果になっているものでございます。
報告は以上でございます。
○いその委員長 ただいま報告を受けました。これについて何かございますでしょうか。
よろしいですか。
○鴨志田委員 今回の初めての会費を取った中でも、514人の方々が会費を払って参加というのは非常によい結果だったんではないかなと思います。
そこで、乾杯を例年どおり行ってるんですけども、ビールしか出ないで、ウーロン茶を飲む方が多いのに、テーブルの席でウーロン茶が乾杯の時配られてなくて、それで乾杯が遅くなったということがありましたので、次年度以降、こういう開催するならば、乾杯のときにウーロン茶とかジュースはテーブルに置いておくということを心がけていただきたいと思います。
また、例年と違って各大使館の参加者が多かったのではないかと思うんですけど、何か理由等がありましたらお答えください。
以上です。
○小笠原総務部長 貴重な御意見をいただきましたので、来年、実施するときには注意していきたいというふうに考えております。
それから、大使館の参加は、14名中9名ということでございますので、ほぼ例年どおりかなというふうに考えてございます。
以上です。
○いその委員長 よろしいですか。
鴨志田委員の質疑を終わります。
ほかにございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○いその委員長 ないようなので、(7)平成24年新年のつどいの実施結果について終わります。
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(8)
東京法務局について
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○いその委員長 それでは、次に移ります。裏面のほうです。(8)
東京法務局について、こちらは資料がございませんが、総務部長のほうから説明をしていただきます。
○小笠原総務部長 それでは、口頭で
東京法務局目黒出張所のその後の経過につきまして御報告をさせていただきます。
この件につきましては、昨年11月28日に
東京法務局の民事行政部長等が来庁いたしまして、議長並びに区長に対して
東京法務局目黒出張所の統廃合に関する通知が行われたわけでございます。
この件につきましては、
議会運営委員会及び企画総務委員会に御報告してきたところでございます。その際、具体的な統合日に関する通知につきましては、12月中に予定している旨、聞いているということを一緒に御報告させていただきました。
しかしながら、現時点においても
東京法務局から具体的な統合日に関する内容を記載した通知はございませんので、このことについて事務方で確認いたしましたところ、まだ本省との協議が調っていないということで、今のところ、いつになるかは未定だという状況でございますので、本日、この点につきまして口頭で御報告をさせていただくものでございます。
なお、2月8日開催予定の企画総務委員会につきましても同様の御報告をさせていただきます。
以上でございます。
○いその委員長 ただいま、資料はありませんが、現状の部分の報告を受けました。これについて何かございますでしょうか。
よろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○いその委員長 それでは、(8)の
東京法務局については以上で終わります。
――
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(9)
災害対策本部初動対応訓練の実施について
――
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○いその委員長 次に移ります。(9)の
災害対策本部初動対応訓練の実施について
危機管理室長から報告をお願いいたします。
○平岡
危機管理室長 それでは、御報告申し上げます。
内容としましては、3月11日に防災訓練の実施を予定しているというものでございます。
訓練内容といたしましては、災害対策本部の早期立ち上げのための本部員の参集をメーンとする災害対策本部の初動対応訓練ということでございます。
この訓練は、従来から阪神・淡路大震災の発生日である1月17日に行っておりましたけれども、今年度におきましては、東日本大震災の発生から丸1年を迎える3月11日に変更して実施するというものでございます。
訓練内容の詳細な部分において、まだ今詰めてる部分もございますけれども、現時点での内容といたしまして、資料記載のとおりでございます。
訓練日時は、3月11日日曜日、午後1時から3時までを予定しております。
場所は総合庁舎または防災センターということでございます。
訓練内容としましては、災害対策本部の初動対応訓練ということで、本部員の参集と、それから本部員が防災行政無線機器になれておくという意味からも、その取り扱いを予定しております。それから、午後2時46分には、今回の大震災による犠牲者の追悼の黙?を行いたいと思っております。
訓練対象者としましては、本部長以下、記載のとおりで計24名になります。
それから、当日は、本部員が携帯する緊急連絡用の携帯電話、これにメールを送信することで、訓練を開始するということで、徒歩または自転車の使用によりまして訓練場所に1時間以内に参集できない本部員につきましては、同じ部局のあらかじめ指定してる代理の職員に参集するよう指示して、その代理者が参集するということにしておるものでございます。
この件に関しましては、2月10日の特別委員会のほうへ御報告を予定してるものでございます。
以上でございます。
○いその委員長 ただいま災害対策本部の初動対応訓練の実施について報告を受けましたが、これについて何か御質問はありますでしょうか。
○山宮委員 1点、確認します。
公共機関が途絶えて、徒歩または自転車で訓練場所に来れる職員というのは、目黒区は二千何百人いる中で何人なんでしょうか、教えてください。
○足立防災課長 災害時に1時間以内で参集できる職員として、時間外の大震災が発生したときに災害対策本部運営の特例を定める要綱ということで指定している職員、これは1時間以内に参集できる職員ですが、全職員のうちおおむね830人程度ということでございます。
以上です。
○山宮委員 実際、830人の方々の実際に有事になったときに、具体的に動く体制で実際に区民の皆様に駆けつけろとか何だというけど、それはもちろんいろんなこれからの会議で決めるんでしょうけども、この830人のうち、実際に本当に使えるという言い方は変ですけども、実動できる人間というのはどれぐらいいるんでしょうか、要はフリーランスに動ける人間というのは。
○足立防災課長 今言いました830人は、まず駆けつける。本部員についてはすべての者を指定しています。目黒区の災害対策本部を立ち上げる、その中で活動していくということですので、この830人のうち被災して実際に来れない者とか、こういうのは当然出てくると思います。ですので、それはそのときの状況を見ないとわかりませんけども、この830人については活動できる者ということで見込んでいるものでございます。
○いその委員長 よろしいですか。
山宮委員の質疑を終わります。
ほかにございますでしょうか。
○梅原委員 特別委員会があるから、その中で論議がされてるんだと思いますけれど、私自身も、26万行政都市、関東エリアのところにも、調査に、この間、行ってきてるんですけど、26万都市のところで言えば、例えば群馬県前橋市、これは、3月12日、消防は南相馬市まで行ってるんですよね。この目黒区は、区長以下、何をやってたのかと僕はよく質疑しますけれど、これは、逆に言うと、警務・消防を預かってるところで言えば、指示が多くてということかもしれませんけど、まさに初動体制というのはどこにあるか。
それから、今回、これは訓練をやりますというけど、要するに訓練の通知をしないで、特別に、要するに抜き打ちでやってるところもありますよね。すべては、僕は、目黒なんていうの何なんですかと。これが来たら、本当に関東大震災、4年のうち70%、いつ来るかわかんないと、来たときに、何が手を打てる、何にもないと思いますよ。
一例で言えば、会派の中で要望とか出してますけれど、東京における関東大震災、あれから教訓で学ばなきゃいけないのは放射能じゃないですよね。何かといったら火災ですよね。じゃ、目黒区に防じんマスクはどれだけあるんですか。どこに買うという予算が出てるんですか。これは予算審議だからあれですけど、本当にあなた方が危機感を持って、同じ行政ですら、指示のもとに翌日には、もう消防、警務については、職員が、現地に、それも福島の南相馬まで、群馬の場合、行ってる。そういうところからしたら、逆に言ったら、何をここから学んでるか。
目黒区には、警務・消防、確かに職員はおりませんけど、でも目黒署にしろ、それから第三機動隊にしろ、第二警らにしろ、さらには消防にしろ、その職員は東京都から派遣されてますよ。だとしたら、そういうものを含めて、どこに学んで、さらにこういう防災訓練をやるかというのは、小学校でやる防災訓練とどういう違いがあるんですか、これは。
同じ26万市で、23区は除いてくださいよ、やっているところと比較してみてくださいよ、千葉にしても茨城にしてみても。かなり茨城もでかいですから、すぐわかりますから、そういう意味合いでは、やる以上は、やっぱり危機感を持って、区民からすれば、それは当然だと、ここまで危機感を持って、その結果を区民に受けとめられるものにすべきだと思うんですよね。
私からすれば、火災ですよという点については、うちの会派はもう特に今声を大にしてますけれど、ダイオキシン問題、この東三陸沖、一切これは封じられてるんですよね。しかし、これはすごい課題なんですよね、実は。放射能よりかもっと怖いわけですよね。
しかし、この関東大震災で何が一番だったのかと、燃えたんでしょう。だとしたら、今回だってもし来れば燃えるんですよ。その燃えたことによって何が起こるのか。じゃ、その訓練はどこに入ってますか。やっぱり消防当局にも確認する中で、何を新たな都市型の、もしくは関東大震災という中でやらなきゃいけないか。ヘルメットにするのか、ずきんにするのかよりか、幸いにも生き残った人たちの中で、一週間をたったときに、みんな気管支炎がやられる。そして、子どもたちは、将来、大きなダイオキシンは脊髄に残りますから、全部、蓄積されますから、やっぱりそういうようなことを今、東日本ですらタブー視されているけれど、でも本当に課題としていかなきゃいけないものというものを皆さんが、どこで感じて、どこで入れてるかですよ。
そういう点については、本当にきめ細かく同じ規模の自治体等、そういう中でどれだけ苦労しているのか、そういうところの中から、組織としてどういうふうな訓練をやってるか。そういう点でもっと充実していってもらいたい。今回は間に合わないにしても、でもそれはやっぱり早急に立ち上げておかないと、目黒は、僕はこれから思いますけれど、すべて私たちが加害者ですよ。だって、津波が来ると言われても、同じようにもう4年以内に関東大震災が来ると言われてるのに、何をやってるんですかと言われたら、私たちも、同じように、あの大川小学校の教職員と同じじゃないですか。津波が、来ますよ、来ますよとわかってるのに子どもたちと過ごしてた。目黒区民も、区民全体なんて危機意識といったって持ち切れないですよね。でも、実際からしたらどうなんですか。それに対して、ここの空き地がどうのとか、そんなようなことをやってて、本当に守らなきゃいけない、そういうようなものがどこにあるのかという点について含めて、危機管理室が対応もしくは情報を持ってこなかったら、どこがやるんですか、委員会だって直接そういうものをやってると聞かないし。
そういう点については、さらにその内容、目黒区民を守るという、特に気管支関係、一回やられたら、皆さん、御存じのとおり、マンションで火事になったって絶対行かないというのは、それを一回吸っちゃったら大変だと知ってるからでしょう。しかし、これは関東じゅうがそうなるということですよ。だとしたら、今のマスクで足りるんですかね。少なくとも、1類、2類までの防じんマスクぐらいは、最低限、特養を初め、小学校、中学校、保育園、せめてそこのところでは確保しておかなかったら守れないじゃないですか。命は守ったって、その後みんな病人になっちゃいますよ。
やっぱりそういう点も含めて、早期にもっと内容をつくった上で実施していっていただきたいと思います。その点ではどうですか、認識は。
○青木区長 本部長としてお答え申し上げます。
今、私ども、第一総括が終わったところで、これから国・都の総括が出ますので、そういった総括を含めて、今回、今お話があったように、まだ総括が、全部、国・都から出ておりませんので、したがいまして今回は、そういう点ではすべてが充足されていませんが、これはもうおっしゃるとおりでございますので、総括を踏まえて、よりグレードを上げていきたいなというふうに思っております。
それから、お言葉を返すようです、これは、もう全職員、常に危機感を持って、私は対応をしてるというふうに本部長として確認はしているつもりでございます。
それから、抜き打ちもやらせていただいています。ただ、3月11日については、やはり訓練と同時に大震災のここにも黙?が入ってございますけども、そういう意味で、今回は、抜き打ちということではなくて、3月11日、一つの大震災を踏まえて行いますので、そういう点では今回は抜き打ちではないという。ただし、抜き打ちも過去においてやってるということも申し上げておきたいと思います。
○梅原委員 確認したいのは、現場サイドではどういう認識を持ってるのかだけ、ちょっと教えてもらえますか。
(「現場ってどこを言ってるのか、明確に言ってもらわないとわからないです」と呼ぶ者あり)
○いその委員長 危機管理室のほうでよろしいですね。
○平岡
危機管理室長 今、御意見いただきましたので、確かに今求められてる課題を入れた今後の訓練内容について、充実を図っていくという観点から検討させていただきたいと存じます。
以上です。
○いその委員長 よろしいですね。
梅原委員の質疑を終わります。
ほかにこれはございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○いその委員長 それでは、(9)については以上で終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(10)その他
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○いその委員長 次の(10)その他は本日ございませんので、行政側については、区側は以上で終わり、午後から議会側に入りたいというふうに思います。
それでは、暫時休憩をいたしまして、再開は、13時5分、1時5分としますのでよろしくお願いいたします。
(休憩)
○いその委員長 それでは、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
――
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(議会側)
(1)平成24年4月から平成25年3月までの
区議会予定表(案)について
――
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○いその委員長 議会側の(1)からまいりたいと思います。
議会側の(1)平成24年4月から平成25年3月までの
区議会予定表(案)について確認をしたいというふうに思います。
これは前回お持ち帰りをいただきましたので、自民党さんから、じゃよろしいですか。
○田島委員 先日いただきました予定表に沿って、4月からのやつでございますけれども、我が会派としては、このとおりで、特別、異議はありません。ただ、緊急で何か入った場合にはまた御相談させていただきます。
○山宮委員 我が公明党会派としても検討しました。1週間前倒しの件に関しては賛成でございます。ただし、緊急に何か動きがあったとき、国会、国の動き、都の動きであった場合には、臨時会及び会期延長で対応するのはいいんではないかということで賛成をさせていただきます。
以上です。
○鴨志田委員
区議会予定表(案)については、こちらで結構でございます。
○森委員 日本共産党目黒区議団は賛成です。
以上です。
○梅原委員 私たちは、前回も言いましたけど、不測の事態等のことを考慮した中であれば、全会派一致ということで、日程についても、私たち会派も同じ立場に立たせていただきます。
○松田委員 私たちも、前倒しをして、もし緊急の事態があった場合は会期延長したり臨時会を開いたり、軽微な場合は首長専決も含めて臨機応変に対応していけばいいというふうに考えます。
○いその委員長 ということで、当然緊急の場合は、会期延長、それから臨時召集をかけるとか、そういった対応が必要になる場合は、また追って御相談した中で進めていくということで一致してると思いますので、それでは区議会の予定表、24年4月から25年3月については、案をとりまして、これで決定するということで確認をとりたいと思います。
よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○いその委員長 ありがとうございます。
それでは、議会側の(1)については終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(2)検討事項について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○いその委員長 次に、(2)の検討事項についてですが、これは、前回、一問一答について、試験的にでもということで、各会派、持ち帰って検討していただけないかということで終わっております。その検討した結果を各会派のほうから持ち寄っていただくということなので、自民党さんのほうからよろしくお願いします。
○田島委員 自民党としましては、会派内で議論いたしました。
ただ、予算委員会での試行云々というお話も出ておりましたけれども、ルールも、きちんとしたルールが決まってないということと、それから予算委員会においては、一問一答方式の試行というのも、予算委員会の今までの経緯を見ていても、余り試行といいながらも、実際の話、本会議でやるんならば非常にそれなりの効果云々もあるんだろうけども、予算委員会では試行の意味もないんでないかという意見も出てまいりました。
ですので、自民党の会派としましては、きちんとしたルールを決めて、それから一問一答方式のほうを提案していっていただきたいと、総体的に見て決めた後にしていくべきだということが会派の意見でございます。
○山宮委員 公明党目黒区議団としても、さまざま話をしましたが、まずやっぱり1点が、我が会派は、新人が4名おりまして、現状の今のスタイルにやっと今なれてきた状況でございます。そういったことも不安要素としてある中で、まず試しにどうかということでございましたので、一般質問からやっていただければいいかなということで話はまとまりました。
ただし、やりとりが何回までなのか、また多分やっていく中では非常に時間の使い方というのが、なかなか難しくなってくる部分が非常に不安要素としてありますので、できればそのルール、またその仕組みづくりというものを明記した上でまた検討させていただければというふうに思います。
基本的には、試しにやってみたらどうかに関しては賛成の方向でございます。
以上です。
○鴨志田委員 私どもも、るる検討した結果、現行どおりでよろしいという結論になりました。
○森委員 日本共産党目黒区議団は、一問一答形式について、現状の質問形式と一問一答形式を選択できるような形でスタートさせるということで賛成というのが結論です。
○梅原委員 何が反対なのかよくわからないですけど、今やってるものよりも議会側という形で出てたりその他で、これは一問一答方式なんですよね。だとしたら、これがなぜできないのかという、やらないという会派も、現状でいいんですといったら、一問一答方式、特に常任委員会なんてほとんど一問一答方式なんじゃないですかね。だから、それがどうしてだめかというのが全然わかんない。
ただ、自民党さんのほうも本会議であれば効果があると認めてるんだったら、一般質問でもいいからやってみたらというところに、やっぱり立ってもらえたらありがたいな。皆さん、忘れてもらっていただきたくないのは、議会改革というもとの中の一つですよね、これはね、違うんですか。そのために、前期の、今回の委員は行ってませんけど、視察まで行ってるということがあるわけですから、そういう中で導き出されてるものでうちの会派としては出てるんですから、冷静に今やっている常任委員会、特別委員会、そういうような中でやってることからしたら、私からすれば、現実にはもう一問一答方式でやってるということもあるし、そういうところの認識を持って十分検討してもらいたいなというふうに思います。
それから、公明党さんから一般質問からという形で、私たちは、どこであろうが、とにかく一回やってみたらという形のものに思いがありますし、1年生議員が多い公明党さんにとっては、ようやくなれたところというふうには思うんですけれど、それをまたさらにもう一歩なれるという意味合いで、日進月歩できるような課題だと思いますので、検討していっていただけたらというふうに思います。
それから、ルールというのは、これは、基本的に今あるルール、例えば時間、それをまず変えてというのは、私たちは言ってませんから、与えられた中でどうやるか。ですから、それが自分たちにとってあるものに固執しちゃえば、ほかのものはなくなっちゃうということがあるでしょうし、だからそういう点で理解していただいて、再度、持ち帰ってもらえるところがあったら持ち帰っていただけたらというふうに思います。
以上です。
○松田委員 一般質問については、前回も申し上げたとおり賛成なんですが、ちょっと論点整理を今聞いてからさせてもらいたいと思ったんですが、まずルールについては、2年前に、奥州市議会、それから白河市議会でも視察をしてきましたけれども、言われた回数については、当然一問一答ですから無制限、回数については、時間については、設けてるところもあれば、設けてないところもあって、私たちが考えてるのは、当然、会派に割り当てられた時間が、一般質問であれ、予特、決特であれあるわけですから、その制限の中でやるというのは当然のことで、時間制限は設けたらいいというのが基本的なルールなんじゃないかと思います。
それからもう一つは、一般質問でやるのがいいのか、予特、決特でやるのがいいのかということですけれども、梅原委員が言ったように、私たちも別にどちらでも構わないんです。一番近いのが予特であったから、予特ではどうですかということを言ってます。それに対して、今、公明さんは、自民さんですか、予特、決特では意味がないんじゃないかという意見もあったということをおっしゃった。それから、公明さんは一般質問からならいいというその理由をぜひお聞かせいただきたいと。
自分が考えるのは、予特、決特の場合は、一般質問も、本来、会派に時間が割り当てられてるんですが、初めから45分とかに決まってるわけですよね。予特、決特の場合は三百何時間とかという中でやるんで、ある意味、始まってしまえば、無制限じゃないですけど、かなり柔軟に使えるという意味では、予特、決特のほうが、導入に際しては、試験的にやるに当たってはやりやすいのかなというふうに考えます。
ちょっと先にその2つを聞かせていただければなと思います。
そのルールについてと、それから……
○田島委員 今の私のほうで出したのは、そういった意見もあったということで、私の感ずる意見ということで、その意見に感じたということで出させていただきますと、予特、決特ですと、先ほど独歩の委員からもお話があったように、現実問題やってるじゃないかというような感じだと思います。要するに、今やってるのが、常任委員会、それから決特、予特に関しても、大体、一問一答方式みたいな形で進んでて、余りそれに対しての効果が出ない。ただ、独歩の委員のほうからの発言で、議会改革を目指していくんだったらば、一歩進めばいいじゃないかというふうな御提案もありましたんで、その辺のことは、それを踏まえて、会派のほうにまた私のほうから伝えていきたいと思ってます。
○山宮委員 公明党としても、予算と決特に関しては、今までどおりで全然支障はないのではないかと、むしろ今ほぼ一問一答形式になってるんではないかという認識のもとで、大きく変わるとするならば一般質問であるというふうにうちの会派で話し合いました。
ですから、一般質問に対してどういうふうにやっていくかというのを試験的にやっていくのはどうかということでお話ししてるのであって、あくまでも今回の提案について否定をするとかということではなくて、前向きにここから具体的にやっていったらどうかという提案を踏み込んでお話しさせていただいたという内容でございます。
○松田委員 もちろん、おっしゃるとおり、対立することじゃなくて、それぞれ一緒に視察に行って進めたほうがいいという議員もいらっしゃるんで、今、整理だけ私もさせてもらって、また持ち帰りたいと思うんですが、梅原委員がどうおっしゃったか、ちょっとわかりませんけども、そういう意味じゃなかったと思うんですね。委員会では、事実上、一問一答形式になってると言ったんであって、予特、決特については言ってなかったというふうに思います。私はそういうふうに考えてます。予特、決特というのは、全く一問一答じゃなくて、あれは3回という回数があって、しかも一括質疑方式ですよね。最初に、A、B、C、3つ質問して、次、2回目、3回目というんだから、全く一問一答方式じゃないわけだから、それを一緒にされるのはどうかなというふうに考えていますんで、またそこも含めてぜひ御検討いただきたいなということを申し上げておきます。
○梅原委員 松田委員の補足の説明なんですけど、僕の言ってるところはまさにそういうところで、常任委員会でやってるんじゃないかというけど、それだって違ってる事例があるわけですよ、委員によっては。ルールとして一問一答方式というものは効率的にありますよと、理事者側にとってもという意味合いで言って、それに対して、今、松田委員が言ったけど、予算、決算についてはまるっきりそういう意味合いじゃ違うと。あえてそれをやってる人もいるけれど、ルール化はされてませんから、そういう意味合い。
でも、とにかく私自身が会派のほうで提案したというのは、どこかでやってみてほしいというのがありますから、今やらないというところは1会派ありますからあれですけれど、自民党さんも一般質問からという検討を、うちはもちろんどこからと言ってますから、一般質問からでもいいんですよ、そういう意味合いでは。できるところで合意できるところからやってみたらどうなのかな。
言っておきますけれど、もし課題が明らかになってきたら、そんなのは取捨選択すればいい話でしょう。もとにはいつでも戻せますけれどという意味合いでは、前回も言ったように、ともかく半歩、一歩踏み出してもらいたいな。それについて、公明党さんのほうの一般質問からどうですかという点については、もう私自身、会派に戻らなくても、一応それはオーケーで受け入れさせていただきたいという思いもありますし、それに承諾できない、それから共産党さんのはよくわかんない、どちらかを選択、両方とも選択できるとなっちゃうと、だったら今のままでいいのかという話になっちゃうから、その辺では、ちょっと2会派は違うのかなという思いもあるんですけれど、何とか一般質問からという合意点というか一つのハードルにしてもらって検討していってもらいたいなというのが各会派についての要望ですからお願いできないでしょうかね。
○いその委員長 ということで、きょうは、御意見を伺って、どういう状況かというのをまず確認しなきゃいけないなというふうに思ったので、今、大体出ました。
○松田委員 言ってないことと、それから今、梅原委員が言ったところについてちょっと補足したいんですが、選択制については、白河市では試験的に選択制をさせてました。本格的な実施まで1年かかってなかったかもしれませんけど、選択制はしていまいた。
それから、今、逆に課題として考えられるのは2つあって、1つは時間配分の問題、1つは理事者の対応の問題、時間配分については、一括質疑方式ならば、A、B、Cを3回やるわけですから、必ずBないしCの質問もできるんですけれども、一問一答で、Aを3回、例えばBを3回やったときに、Cにいかないということは一つ課題かなというふうに思っています。
ただ、極論すれば、一括質疑にしろ一問一答にしろ、質問者の時間配分、その能力が問われてくると思うんで、それは超えられるんじゃないかというふうに今のところ会派では考えています。
それから、もう一つの理事者の対応については、これはたしか奥州市だったと思うんですけれども、6月の定例会のときに、理事者が、新しい課長が答弁に困るというようなことを言っていました。これは、一般質問は理事者も答えるということになっているのでそういうことだったと思うんですけれども、予特、決特については、まだ9月まで時間もあるし、そこは問題がないのかなと。
ちょっと話が錯綜して申しわけありませんが、定例会についても、昨年、並行して区長だけに答弁をさせるんじゃなくて、議長の裁量はもともとありますけども、理事者に答弁させていいんじゃないかというような検討も並行して出されていましたから、そういう意味でも、仮に6月の答弁で、部長、課長が答弁するにした場合は、そういった懸念があるかもしれませんけれども、それはそれで、逆に我々も、しっかりと時間配分、上手に使うように勉強しなければいけないし、理事者も、そういったことについて、もう5月の段階で早速勉強に取りかかるということで、お互い努力すればいいんじゃないかなということで、結論としては、やはりわかりやすさを考えるならば、傍聴者に対してわかりやすい議会にするためには、一問一答のほうが明らかにいいというふうに考えていますので、ぜひそのことも検討していただきたいと思います。
○いその委員長 きょう、各会派の意向、持ち帰りの結果が出されたわけで、刷新さんは現行どおりでいいという御判断を現在なさってますが、検討事項ですから、ほかの会派さんはある程度前向きに考えていこうというようなスタンスに私にはとれました。
ただ、一定のルールとか確認事項をしないと、すぐに取りかかって混乱が起きるというのが、私も懸念される部分はあるかなというふうに思いますので、これは、課題点なんかは整理していく必要もあって、そこも、持ち帰っていただく中で、こういう課題に対してはどうするんだという議論もしていかないと、試験的に始めました、なかなかうまくいかないというのも、やはり無駄な議論の時間を費やすということもよくないでしょうから、試験的にやる方向でやる、まとまるにしても、その課題点整理はして、確認をした上で、じゃこの部分でやりましょうというふうにならないと、なかなか難しいのかなというふうに思いますんで、そこも含めて持ち帰っていただくということで御検討いただければ、きょうのところはいいのかなというふうに思うんですが、どうでしょうか。
○梅原委員 公明党さんが説明していただくとありがたかったんですけど、僕、一般質問というのは念頭にもちろん、私たちも。それは、どういうことかというと、質問通告を出すでしょう。だから、理事者も、予算、決算はふいに出るからという思いもあったりなんかするのかもしれないけど、国みたいに、予算質問も、本来、お題目というの、質問事項についてやるということもあるかもしれないけど、そういう意味合いじゃ大変だなというふうに思ったんですよ、非常に広いあれですからね。
でも、一般質問に特化して一応やってみませんかという点について、僕、非常にやりやすいというのと、質問通告を出すわけですから、理事者がそれについて何をやるなんていうことはあり得ないし、答弁もちゃんと出てくる。そうすると、あとその中身がどれだけ理解してる情報、情報量との戦いになるかなと思う。やっぱり議会が一番活性化するだろうということと、それから私自身は、皆さん、知りませんけど、私の中にビデオを見てるのがいるんですよ。そういうのからすると、言ってることと、本人と答えてる人以外、聞いててわかんないって言うんです。この話で答弁が来ちゃうと、次に要するにやっちゃいますよね、一般質問でも代表質問でも。それは整理し切れないというんですよ、区民の一部ですよ、変な話ですけど、そういう話が来る人たち、熱心に見てる方というのはあれなんですけど。
そういうことがあるから、僕からすれば、やったほうがいいな。そうすると、一問一答でやってますから、見てるほうも非常にわかるんですよ、結局どうなったか。ところが、あれを見たら、3回やってるうちに、あるときには、理事者の答弁が出たら、議員さんが違う質問に変わっちゃってるとか、だからそういう意味合いじゃ、ちゃんと見てる人からすると、私もその場に立ち会いましたけど、確かにそうなんですよ。
だから、そういうところからすると、公明党さんが言ってくれたまず第一歩どうですかという点については、一般質問というのは、非常にもし試験的にやってみるのもやりやすい。理事者にとってもできるという状況があるということだけは私自身も認識してますのでというふうに、私、別にそちらの補足じゃないですよ、私からすると、そういう意味合いではやっぱり言っていただけた一般質問というのはありがたいなというふうに見てますので、その点も各会派の方々に御理解いただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。
○伊藤委員 今言ってることは我々も認識してますよ。それで、その中で、一般質問の中でやる1、2、3項目あったとしても、各会派によっては、これが重点項目で、これを徹底的にやっていこうということの中で時間配分するわけだから、例えば、1、2、3あったとしても、2、3は1回で終わってしまうかもしれないし、1回のやつをこれは重点的に質問していこうといったら、それの範囲内でやればいいことですけど、そのほかについて、これは、だからそういった形でやることについては、うちのほうも十分検討させていただくし、また今ほかにそういった問題がないかなということをもう一度会派の中で検討させていただいて、次にまた問題点を提起して、皆さんに御意見をいただくということで、それは、もう検討することはやぶさかでないから、きょうは委員長の仕切りの中でやっぱり持ち帰らせていただきたいなと思います。
○いその委員長 よろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○いその委員長 この件で何かほかにありますか。
では、持ち帰っていただいて……
(「刷新さんは現行どおりで、持ち帰れない」と呼ぶ者あり)
○いその委員長 持ち帰っていただいて、現行どおりという回答ももちろんあるんでしょうが……
(「今の意見を聞いて」「もう一度持ち帰って議論するということですね、持ち帰るということでね」と呼ぶ者あり)
○いその委員長 これで終わらすわけにはいかないんじゃないでしょうかね。今、大変申しわけないけど、数がどうのこうのということではないですけど、少し前向きに試験的にやるにしても、ちょっと考えるべきじゃないかという話も多く出てるわけですから、そこは、やはり議論はすべきだというふうに思います。
なので、進めるにしても、やはり課題もありますんで、きょう出た中での課題をまた持ち帰っていただいて、また次の機会に議論を進めていくということでお願いしたいんですけど。
○森委員 例えば刷新さんのほうでは今のままがいいよということですが、仮に選択制、選択がとれるということであれば、今のままでいい人はそれでやるし、一問一答形式にチャレンジしてみようかなという人はやるだろうし、そういう幅というのは、持ち帰っていただいて……
○いその委員長 だから、中身の議論になってきちゃうから、だからまず持ち帰っていただきたいというふうにお願いしてるんですから、持ち帰って検討してくださいよ、そこは。
(「検討事項から外れてないんだから検討しますでしょう、それ以外、何もないでしょう」と呼ぶ者あり)
○いその委員長 そこは、まずやはりここで検討事項として議論するというふうに挙がった項目ですから、余りきちっとした議論がされずに、じゃ一致しないから終わりましょうと今までもやってきてないわけですから、そこはまず持ち帰っていただいて議論をまた再度するということで進めたいので、きょうの時点では、私の先ほど言ったように、持ち帰っていただいて、次回―次回、本会議等が始まりますんで、できるかどうかというのもありますけど、一番直近でできる機会を見つけて、また次回やりたいというふうに思いますので、その方向でお願いします。
○鴨志田委員 今の選択制もあるということが、御提案がありましたので、この件を持ち帰って検討させていただきます。
○いその委員長 よろしくお願いします。
○飯田委員 お聞きしたいんですけど、一般質問からということだと、壇上で、例えば、A、B、C、3つの質問があったとしたら、それは、A、B、C、ばあっと質問しちゃって、自席に戻って再質のときからAならAをばばばっとやりとりして、BならBをばばばっとやりとりしてという、そういうイメージなんですか。視察に行ってないからわからない。
○梅原委員 それをこれからとやってるんだから、それを含めて、そっちでまずどういうのかと言ってんだから、おれが答えちゃうわけにもいかないし……
○いその委員長 暫時休憩します。
(休憩)
○いその委員長 再開をさせていただきます。
今、休憩中にいろいろお話が出ました。というがごとく、いろいろな課題がありますんで、その課題も含めて、メモ程度で結構ですから、課題整理をしながら次にお持ち寄りいただきたいなというふうに思います。
(「先に出しちゃっていいの」と呼ぶ者あり)
○いその委員長 先に出しても構いません。
ということでよろしくお願いします。鴨志田さん、納得がいかない部分もあるでしょうけど、お持ち帰りいただいて、ぜひよろしくお願いいたします。
ということで、(2)の検討事項については、本日はここまでにしたいというふうに思います。
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(3)その他
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○いその委員長 (3)その他ですが、本日はございません。
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