目黒区議会 2010-11-29
平成22年議会運営委員会(11月29日)
平成22年
議会運営委員会(11月29日)
議 会 運 営 委 員 会
1 日 時 平成22年11月29日(月)
開会 午前10時00分
散会 午前11時23分
2 場 所 第一
委員会室
3
出席者 委員長 橋 本 欣 一 副
委員長 松 田 哲 也
(12名)委 員 石 橋 ひとし 委 員 そうだ 次 郎
委 員 富士見 大 郎 委 員 市 沢 芳 範
委 員 栗 山 よしじ 委 員 坂 本 史 子
委 員 森 美 彦 委 員 宮 沢 信 男
議 長 今 井 れい子 副議長 つちや 克 彦
4
欠席者
(0名)
(1)
尖閣諸島沖における
中国漁船衝突事件に関する
意見書(案)、(2)
ロシア大統領の
北方領土訪問に対し、
毅然とした
外交姿勢を求める
意見書(案)、こちらにつきまして、
提出者に
説明をお願いいたします。
○そうだ
委員 (1)の
尖閣諸島沖における
中国漁船衝突事件に関する
意見書(案)ということで、私のほうから概略を
説明させていただきます。
尖閣諸島が
我が国の固有の領土であることは歴史的にも
国際法上も疑いのないところであり、
我が国がこれを支配しているということで、解決すべき
領有権の問題は存在しておらず、
中国政府が主張している
領有権を裏づける
国際法上有効な論拠はどこにもないということで、この一連の
中国政府の動きを含めて、
我が国の産業に悪影響を及ぼすばかりか、国民に大きな不安を与えてしまうという趣旨から
意見書を
提出させていただきたいと思います。
○
橋本委員長 これは今、2本一緒に、すみません、私は今、2本一緒に、ここに上程してしまいましたが、1本ずつにさせていただきましょう。失礼しました。
(1)の尖閣のほうにつきまして、そうだ
委員から今
説明がありましたが、補足はありますか、そうだ
委員、よろしいですか。
○そうだ
委員 はい。
○
橋本委員長 よろしいですね。
では、こちらにつきまして
質疑があれば受けます。
よろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
橋本委員長 なければ、(1)につきましての
説明を終わります。
続いて、(2)
ロシア大統領の
北方領土訪問に対し、
毅然とした
外交姿勢を求める
意見書(案)について
説明を求めたいと思います。
○
市沢委員 ロシア大統領の
北方領土訪問に対し、
毅然とした
外交姿勢を求める
意見書の
提出にあっては、
北方領土は、
我が国が発見し開拓し、住み続けてきた島々であります。こうした歴史的な経緯から見ても、
我が国の領土であるということに関し、
大統領のこのたびの
国後訪問は、こういうふるさとの地を踏む元島民の
方々の
感情等も大きく傷つけるものであり、早急な
外交戦略の立て直しを求め、提案をさせていただきます。
以上です。
○
橋本委員長 こちらにつきましては、御
質疑はございますか。
よろしいですか。
では、(2)の
説明を終わります。
それでは今、双方、(1)、(2)とも明日の本会議に追加上程し、即決したいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
橋本委員長 では、各会派の賛否の
態度表明は、明日の
議会運営委員会で求めることとしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
橋本委員長 では、なければ、この2番、
意見書(案)につきまして終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
3
議会運営について
(
区側)
(1)
目黒区
友好交流代表団の
北京市
東城区
訪問等について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
橋本委員長 続いて3番、
議会運営について、
区側でございますが、(1)
目黒区
友好交流代表団の
北京市
東城区
訪問等について
説明を求めます。
○
伊藤総務部長 1件、御
報告がございます。お
手元に
資料をお配りしてあるかと思いますので、それをごらんいただければと思います。
目黒区
友好交流代表団の
北京市
東城区
訪問等についてという
資料でございます。
北京市
崇文区とは、これまで
友好協力関係の
維持促進を図るということで、毎年、毎
年度、交互に双方の
議会、行政で、4年に一度のローテーションで
相互訪問を行ってきたところでございます。今
年度の当初に
崇文区との間で取り交わしました平成22
年度目黒区・
崇文区
友好協力事業につきましての覚書、この中に、今
年度は
目黒区行政の
代表団が訪中する旨
記載してございます。その後、既に
議会にも情報提供してまいりましたけれども、隣接をする
東城区と合併をいたしまして、新たな
東城区となりました。その後、
東城区とは、今
年度の
友好交流事業につきましては、今回の
代表団訪問を含めまして、旧
崇文区と
年度当初に交わしました覚書どおり実施することを確認をしたところでございます。また、
東城区の新
区長には旧
崇文区の
区長が就任してございます。このたび
東城区との今後の
友好協力に関しまして
意見交換及び
情報収集等、こういったことを行うために
目黒区
友好交流代表団を派遣することといたしました。
訪問日程と
代表団の構成、
訪問内容は
記載のとおりでございますけども、特に今回の
訪問では、相手方の自治体の再編という情勢の変化がございましたことも踏まえまして、現地を確認しながら今後の
友好交流の
方向性、あるいは
内容を協議してまいりたいと考えております。
東城区長との懇談や
区施設の見学もお願いしてございます。また今後の課題といたしまして、
中国の
経済発展を背景といたしました
商業振興、あるいは
観光振興などの
産業経済分野での
交流も考えられますので、この分野の
情報交換などもしてまいりたいと考えております。
次に、その他に
記載のとおり、
東城区
訪問の帰路に
韓国ソウル特別市中浪区へ立ち寄りまして、今後の
交流に向けて現地の
情報収集や
意見交換を行う
予定でございます。中浪区からの
友好交流要望につきましては、8月に
議会にも御
報告をさせていだきましたけれども、その後、11月4日には
実務代表団が
目黒区を
訪問いたしまして、
区長との懇談、区内の施設の視察、こういったことを行いました。本区との
交流に積極的な姿勢を持っておりまして、区としても今回の機会を活用して現地を確認いたしまして、将来の
交流の布石を投じたいと考えておりまして、立ち寄ることを計画いたしました。具体的な日程といたしましては、20日、21日に
東城区に滞在をいたしまして、22日に中浪区に立ち寄るということで、23日に帰国する
予定でございます。いずれもこれは当初予算の枠内で対応する
予定でございまして、今回、
東城区、中浪区のいずれからも、今回の
訪問を歓迎する旨の書面をいただいているところでございます。
なお、最後に、
区長の
海外出張に伴いまして、12月20日から23日までの間は副
区長を
職務代理者といたしますので、
関係機関に通知をさせていただきたいと思っております。
以上です。
○
橋本委員長 説明が終わりました。
質疑を受けます。
○そうだ
委員 1点、御質問させていただきます。
11月4日に、
実務者代表団ということで中浪区から副
区庁長が団長ということでお見えになっていると思いますけれども、今回、
中国の
北京市
東城区ですか、
東城区はそれでわかるんですけども、この中浪区に関してはですね、前回、11月には、やっぱりそういう副
区庁長が団長として来ているということですので、今回、
区長が団長として中浪区に行くということは、実質、既成事実になってしまうんではないかなというふうに思うんですけれども、その辺はどのようにお考えでしょうか。
○
伊藤総務部長 前回、中浪区の方がお見えになったのは、副
区庁長以下、
実務代表団ということでございました。今回、
区長が立ち寄るということは、主目的は
東城区への
訪問が、まず眼目でございますけれども、あわせて中浪区のほうからも招聘の要請がございましたので立ち寄るということの計画をしてございますけども、改めて中浪区に立ち寄るよりは、経費的にも、あるいは日程的にも効率的に進められると、そういった判断から今回は立ち寄りの計画をさせていただきました。中浪区だけを
訪問するということであれば、今、
委員がおっしゃったようなことも多少勘案する必要があろうかと思いますけども、あくまでも今回、
東城区をまず
訪問して、その帰路に今回、中浪区に立ち寄らせていただいて、全体を効率的・効果的に進めさせていただくということで計画をさせていただくもので御理解をいただければと思います。
以上です。
○そうだ
委員 今、御
説明があったと思いますが、今までにも、やはり、最初に
目黒区の
区長が
訪問するというようなことは多分なかったのではないかなというふうに思うんですよね。経費的な
部分だとかも含めて、
北京からソウルへという
部分はあるかもしれませんが、やはり
区長が行く、区の代表として行くということであれば、やはり同じようなことになるのではないかなと思うんですけれども、どうでしょうか。
○
伊藤総務部長 今回、確かに
区長が中浪区を
訪問させていただくわけでございますけども、あくまでもこれは今後の
交流の是非、あるいは進め方も含めて
方向性を探ってくるといいましょうか、ここで具体的に決定的なものを持ち帰ってくると、あるいは取り決めてくるということでは決してございませんでして、お互いの
情報交換、あるいは現地の確認ということで、今後
交流を進めていくべきか、あるいは進める場合に、どういった方向で向き合っていくかと、そういった検討の素材にするために立ち寄らせていただくということで御理解をいただければと思いますけど。
以上です。
○そうだ
委員 そういう素材を探りに行くことが、やはりトップが行くことでしょうかという質問をさせていただいていたと思うのですが、いかがですか。
○青木
区長 これは行政のトップとして、じかに、私の考えとして、いろんな考えがあります。そうだ
委員の話のような考え方もあると思いますが、私としては、やはりじかにどういった形なのか
情報収集をし、やはり私は行政のトップとして一定の判断をどこかで下さなければいけないので、やはりじかに私が見て判断をするということは、否定されることではないというふうに私は思っております。
○
橋本委員長 よろしいですか。
ほかにございますか。
○
坂本委員 1点目は、今回の経費についてどの程度かというのが1点目です。
2点目は、主な
訪問内容で、(3)に産業分野での
交流の可能性ということが書いてありますが、これについて具体的に何か、区内産業との橋渡し的なことも念頭にあるのかどうなのかについてお聞きします。
○
伊藤総務部長 まず、1点目の経費の点でございますけども、これは今
年度は本区が
訪問する番ということで、当初予算では56万、すべて見積もって56万を
予定してございました。今回、この日程で、3名で3泊4日ということでございますけれども、現在のところ
予定では約39万、全体で39万で抑えられるかなと思っております。したがいまして、予算の範囲内で対応できるものと理解しております。
それから、2点目でございますけれども、産業分野での
交流ということで申し上げましたけれども、現時点で具体的に、これこれこういったことで
交流を図っていきたいという大きなものを持っているわけではございませんけれども、これまでも
崇文区とのやりとりの中で、やはり単なる
友好交流の域を、枠を超えて、もっと実務的な
交流を図りたいという、特に
産業経済分野ということの要望が、これまでの話し合いでございました。そういった意味で、私どもとしても、もう少し踏み込んだ
交流といいますか、道筋ができないかどうか、そういう意味でここに掲げさせていただいたところでございます。
内容はこれからということで御理解をいただければと思います。
○
坂本委員 私もちょっと
内容的にわかりませんが、区内を含めて、経済団体というか、というところの
意見といいますか、というのも聴取しながら、機会があれば、その当地の
北京の
崇文区の産業団体などとの友好関係というんですか、民間の、そういうのも一つのあり方があるのかなというふうに思うんですけれども、その辺、産業経済部でそういう意向を持って、ちょっと実験的にやってみるというようなことがあるのかどうなのか。
それと、部長もそうなんですけれども、やっぱり実務的には課長というのがあると思うんです。そういうところで、民間とのそういった橋渡しということであれば、そういうことも考えたほうがいいんではないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○
伊藤総務部長 産業経済分野での
交流を図るということになりますと、当然これは行政が主体となるというのは、なかなか困難でございますし、やはり民間が主体となって相互に
交流を図ると、あるいは草の根
交流という視点から考えても、当然やはり双方のそれぞれの民間団体が何らかの
交流を図っていくということが、将来的には大切なことではないかなと思っています。そういった意味では、行政側としてはその道筋をつける、あるいは橋渡しをするということではないかと思っております。そういったことで、その
方向性を探っていきたいということでございます。
それから実務担当者で、今回、担当部長ということで部長が同行いたしますけども、部長は、現在観光のほうも兼務をしてございますので、そういった意味では、決して部長が行って実務的に支障を来すということではございませんでして、組織的に対応してまいりますので、その辺は支障はないと考えております。
以上です。
○
橋本委員長 よろしいですか。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
橋本委員長 なければ、(1)
目黒区
友好交流代表団の
北京市
東城区
訪問等についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(2)その他
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
橋本委員長 (2)のその他、何かございますでしょうか。
○
伊藤総務部長 特にございません。
○
橋本委員長 なしということでございます。
では、(2)を終わります。
では御退出、どうぞ。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(
議会側)
(1)
議会検討事項協議会の
報告について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
橋本委員長 続きまして、
議会側でございます。(1)
議会検討事項協議会の
報告について
説明を求めます。
○
栗山委員 議会検討事項協議会の座長として
報告いたします。
議会検討事項協議会では、6月以来、
議会基本
条例の制定に関して順次議論を進めてまいりましたが、議運の視察の結果等を踏まえ、改めて今後の検討の進め方について話し合いを持ちました。その結果、このまま協議を進め
条例骨子をまとめたとしても、全
議員が共有した問題意識とならず、
議会基本
条例については手順を見直し、来期に検討することが望ましいとの結論に至りました。詳しくは、
事務局から補足
説明させますが、こうした検討の進め方の変更を、ぜひ御了解いただきたいと思い、御
報告させていただきます。なお、2月に来期の
議会日程が決まりましたら協
議会を開き、来期に向けての準備を行いたいと思っております。
以上です。
○
橋本委員長 座長から
報告がございましたが、御
質疑ございますか。
(「その前に」と呼ぶ者あり)
○
橋本委員長 すみません、失礼しました。
○伊藤
区議会事務局長 今、座長から御
説明ございましたけれど、若干詳しく
説明させていただきたいと思います。
本
委員会におきまして、もう既に御案内でございますけども、今月の4日から5日にかけまして、
議会基本
条例制定の先行自治体といたしまして会津若松市と奥州市を視察されております。その中で、とりわけ会津若松市でございますけども、
議会基本
条例をもとに政策形成や
議会報告会など、
条例制定後の全
議員によります一体となった熱意あふれる取り組みに接しまして、そういったことから、
条例を施行したときに、それで成果を上げていくためには何が必要なのかというあたりを、その視察によって再認識させられたところがあったということが一つございます。
それから手順でございますが、
条例制定の本格的な検討の前段におきまして、会津若松市、奥州市とも、専門家を事前に招きまして学習機会を設ける中で、各
議員間で
意見交換を進め、
議員間での意識のすり合わせとか、それから施行に至った場合の取り組みについての意識づくりという、覚悟といいますか、そういったところを固めていったという手順がございまして、そういったプロセスが一つ必要ではないかという認識を持たれたということが背景にはあったかと思います。
そういったことから、11月12日と25日の2回でございますけども、
議会事項検討協
議会では、こうした視察の結果等を踏まえまして、改めて今後の進め方について話し合いが持たれたということでございます。その結果といたしまして、
議会基本
条例の制定を実のあるものにしていくためには、
条例骨子づくりを、
条例の骨子をつくる前に、まず
議員同士の理解の深化と合意の形成等が重要であるとの認識のもと、整理しますとおおむね3点かと思いますけども、次のような検討がなされたということでございます。
まず1点目は、
議会基本
条例づくりにつきましては、時間的にも来期の
議会において進めることが望ましいということでございました。それから2点目といたしましては、その場合、
条例内容の論議の前に、学識経験者等の協力を得ながら、全
議員において目的意識の共有や協力関係の構築等をしっかりと行っていく必要があるという認識でございます。3点目といたしましては、今
年度におきまして
議会検討事項協議会におきまして、来期における検討スケジュールや講演会等の計画など、準備にかかる協議を進めていったらよろしいのではないかということで、以上のような結論に至ったということでございます。
一応、経過の補足
説明といたしましては以上でございます。
○
橋本委員長 今、
説明がございましたが、御
質疑等ございますでしょうか。
よろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
橋本委員長 では、(1)の
議会検討事項協議会の
報告について終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(2)東京都
後期高齢者医療広域連合議会の
報告について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
橋本委員長 (2)番、東京都
後期高齢者医療広域連合議会の
報告について
説明を求めます。
○森
委員 11月24日、東京都
後期高齢者医療広域連合議会の平成22
年度第2回定例会が区政会館で開催され、出席をしてまいりました。広域連合
議員の定数は、区市町村62の半数、31名です。現在、八丈出身の方が
任期満了で欠員となり、内訳は、区議17人、市議12人、町村議1人と、欠員があって1人となっております。当日の出席は24名、欠席は6名でした。
次に、広域連合長の
提出議案は4件でした。お
手元の
資料をごらんください。
提出予定案件概要となっておりますけれども、このとおりに提案されました。21年度一般会計及び特別会計の決算の認定です。特別会計については、歳入決算額が9,311億円余、歳出決算額は9,150億円余、差引額は161億円でした。一般会計及び特別会計決算の認定は、賛成多数で採択されました。また、22
年度一般会計補正1号及び特別会計補正2号は、全会一致で採択されました。陳情は、同趣旨のものが4本出されまして、賛成少数で不採択となりました。陳情の
資料はございませんけれども、
内容は、1点目は短期証、資格証の発行をやめてほしいということ、2点目は、次期の保険料改定に当たって東京都から財政支援を求めることという趣旨でした。
次に、発言したのは配付しました発言通告表のとおりです。中ほどにとじてありますけれども、一般質問4人、それから
議案の
質疑が延べ3人、実質2人です。また、陳情の
質疑が2人、討論が、1人の方が2度行っております。
内容については省略をさせていただきます。
次に、発言の主な
内容です。1点目は、多田正見連合長は、冒頭あいさつで、国の新しい高齢者医療制度の改革会議の動向に触れまして、将来にわたり安定した制度となるよう拙速は避け、慎重に
審議し、真に抜本的な改革案を取りまとめ、国民の合意を得て進めることが大事だと述べました。また、
質疑の中で連合長は、改革案について、急増する医療費をだれがどう負担するかを示さないと抜本改革にならない、国も都道府県も負担せず、区市町村、支払基金、そして75歳以上の被扶養者に負担させようとしていると答えました。次に、24
年度の保険料改定に当たっては、値上げはゼロにすべきだとの
質疑に対して、広域連合は、11月18日には全国協
議会として、広域連合の全国協
議会として保険料の値上げゼロの立場で国に財政負担を要望した、東京都にもゼロの立場で要望していくと答えました。次です。剰余金27億円については、全額、次期保険料に使うべきではないかとの
質疑に対しまして、27億円は次期保険料改定に使える、また早目に保険料を試算し、必要な財源を国や都に要望すると答えました。次です。21
年度決算で繰越金が、先ほど言いましたとおり161億円と多額に出たことについて
質疑があり、広域連合に自主財源がない中、流行性感冒などで医療費総額が上昇することも見込みながら赤字を出さないようにしている、繰越金がある程度出るのはやむを得ないとの答弁がありました。最後です。陳情
内容についてです。短期証の発行を中止すること、また保険料軽減のための財政措置を東京都に要請することの2件でした。
質疑に対しまして、8月31日現在、短期証発行数は62区市町村全体で1,052件である、都に対して財源要望を早い時期に要望すると答えました。
以上が発言の主な
内容です。
以上です。
○
橋本委員長 説明が終わりました。
質疑を受けます。
○
坂本委員 そうすると、多田連合長は、後期高齢者医療制度を含め、新制度に対し、どういう立場で連合長として臨もうとしているのか、またはそういう
意見というかを出そうとしているのかというのは、うかがい知れたでしょうか。
○森
委員 質疑の中で、多田連合長に対しまして、抜本改正のために、まず広域化はやめるべきだと埼玉県連合長が定例会で表明したのに続いて、東京都広域連合長も表明する考えはないか、そしてまた、国費の投入をするかどうかが抜本改正の分かれ目なので、国費を投入せよとここで表明する考えはないか質問を受け、それに対して、抜本改正は必要であると、現在のものはとてもそれに値しないという趣旨のことを答弁しました。ただ、埼玉の連合長のように広域化反対という表明はいたしませんでした。
以上です。
○
橋本委員長 よろしいですか。
ほかにありますか。
○
栗山委員 賛否に対して森
議員の態度がどうだったのかお聞きしたいのと、これはちょっと初歩的なことをお聞きしたいのですが、一般質問と
質疑と認定とか陳情とか、その違いがよくわからないんですけど。それをちょっと基本的なところで教えてください。すみません。
○森
委員 東京都
後期高齢者医療広域連合議会は、年に3回開かれます。そのうち1回が臨時会で、一般質問と陳情は取り扱わないという申し合わせになっています。ですから、一般質問と陳情が取り扱われるのは決算
議会、11月の決算
議会と1月の予算
議会の2回になるわけです。一般質問については、自治体
議会、広域連合も自治体ですけれども、地方自治法上では、区市町村
議会と同様、非常に重要度のある一般質問が行われています。また、
議案に対する
質疑については、その
議案に集中して関連した
質疑が行われます。陳情については、今回は4本、同趣旨のものが、先ほど
説明したとおりの
内容で出されました。
私の態度は、決算の認定については、一般会計も特別会計も反対いたしました。また補正予算については、一般会計、特別会計とも賛成をいたしました。理由は、決算の確定数字の整理という性格が強かったからです。問題があったわけではないので、問題点は指摘し、
質疑をさせていただきました。陳情4本については、私はすべて賛成をいたしましたが、少数のため否決されました。
以上です。
○
橋本委員長 よろしいですか。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
橋本委員長 なければ、(2)東京都
後期高齢者医療広域連合議会の
報告についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(3)その他
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
橋本委員長 続きまして、(3)その他でございますが、何かございますでしょうか。
○今井議長 それでは、2点についてお話しさせていただきます。
1点目は、11月25日木曜日、午後1時から
幹事長会を行いましたので、そのことについて、細かい点についてはさせていただきませんが、一応その中で2点ございました。
1点目は、費用弁償についてでございます。これについては、
議会検討事項協議会で練ってきたものであるので11月30日の本会議に出せないかというお話がございましたが、
審議会等の問題とか、それから前に政務調査費のときに学識経験者を頼んだりなんかしたときの費用とかがございますので、そういうものも全部精査すると、やはり今
年度、3月までにそちらの方をして、終わらせて、3月の本会議にかけたらいいんではないかというお話が
事務局からございましたので、費用弁償につきましては、11月の本会議ではかけられないというお話になりました。
それから、2点目は
議会検討事項協議会、これも先ほど座長からお話がございました。それで来期に持ち越すようになりましたが、この
幹事長会の中で、やはり
報酬について、これから検討をしていったらどうだということがございまして、これは、先ほど
議会検討事項協議会にするか、それはわかりませんけれども、議運に一応これをお諮りして、そういう会を持って検討していったらどうでしょうというお話が出ましたので、これにつきましては議運のほうにお願いをしたいと思っております。
それから2点目でございますが、前回、ポスターの決議のことについて議長にというお話がございました。私がいろいろ考えたことでございますが、今、張っていらっしゃる方たちだけの問題では、これはないと思うんです。これから新しい方が出て、またそれに対してポスターを張る方もいらっしゃるかもしれない。そういうことを思うと、今の張っていらっしゃる方だけに議長として決議等を出すのではなくて、1月の区
議会だよりの中にこの決議があるということを、決議書ですか、それを載せたらどうかなというのが私の
意見でございます。
以上でございます。
○
橋本委員長 議長から、今、3本につきまして、
幹事長会の
報告が2点、それから別途ポスターの件が1点ですが、分けて議論をして御
意見をいただきたいと思います。
まず、
幹事長会の
報告につきまして進めていきたいと思いますが、こちらにつきまして御
質疑や御
意見ございましたら伺いますが。
(「二つ分かれているんですけど」と呼ぶ者あり)
○
橋本委員長 じゃ1本ずつやりますか。
では、費用弁償についてを先に。
今、議長から
報告をいただきましたが、まず、じゃ費用弁償についてです。どうぞ。
○
坂本委員 中身についてはありません。それで、関連の
条例と、それから
審議会の関係の費用弁償を変更したときの関連する規則的なものですか、それを
事務局のほうでまとめていただいているのであれば、それを後ほど
資料で
提出していただければ結構です。
○
橋本委員長 事務局、いかがですか。
○伊藤
区議会事務局長 関連事項でございますが、
条例といたしましては、
目黒区
議会議員の
議員報酬、費用弁償及び
期末手当に関する
条例ということで、まず費用弁償、日額旅費の
減額といった
内容が一つあろうかと思います。それから、この項目がすぐ費用弁償と関連しているわけではございませんが、同じ
条例の条文の中で、今月、予算の、いわゆる来
年度の
議会費の検討をされたときに、海外視察の中で支度料については不要という御
意見でございましたので、そういった規定も
条例上ございますので、そういった
取り扱いをどうするかという点も調整が要るのかなと思っております。それから関連
条例では、今、お話ありましたように、昨年、
条例改正いたしました
目黒区
議会の調査または公聴会に出頭した者の費用弁償等に関する
条例につきまして、いわゆる学識経験者等についての謝礼金といたしまして、費用弁償の5,000円プラス1万5,000円で合計2万円相当を上限とする。これは、かつての政調費の第三者機関のときの
報酬の額を念頭に、そういった最高額を定めておりますので、費用弁償の額をいじりますと、その謝礼金の額が、当時
予定していた2万円から最高額が減ってきますので、その辺の
取り扱いをどうするのかといったあたりの御検討が必要かと思っております。
あとは、これは
条例は関係ございませんが、実態上といたしまして、平成18年に区の関係の団体、いわゆる財団等外郭団体につきまして、そこで評
議員等で出席された場合の、いわゆる手当といいますか、そういったものの額については費用弁償を、日額の費用弁償の額を念頭に5,000円とすることを
区側に申し入れてございますので、今回このあたりの問題をどうするかといったようなことが、整理すべき事項として残っているかと思います。これにつきましては、しかるべき時期に、私のほうから
資料として整理させていただきまして、御検討をお願いしたいというふうに思っております。
以上でございます。
○
橋本委員長 よろしいですか。
費用弁償について、ほかにはよろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
橋本委員長 では、費用弁償を終わります。
続いて、先ほど、
議会検討事項協議会につきまして、
報酬についてですか、検討を行ったらどうかと、こういう
意見が議長からございました。こちらのほうは、じゃ御
意見、御
質疑を伺ってまいりたいと思いますが。
○
栗山委員 確認なんですけど、
議会検討事項協議会のようなものをつくったらどうかということですよね、今の協
議会をそのまま運用するんじゃない。それをちょっとまず確認してほしいんですが。
○
橋本委員長 そういうことでよろしいですか、議長。
○今井議長 今、
栗山委員がおっしゃられたように、議運でそういうものを、検討
委員会みたいなものをつくれないかということの提案です。
○
橋本委員長 そういう提案があって、進めたらどうかということなんですが、いかがでしょうか。
いいも悪いもないですか、御
意見は。
(「いいと思います」と呼ぶ者あり)
○
橋本委員長 今、皆さん、そういうような組織体をつくることについては、御同意いただいたということでよろしいんでしょうか。
(「確認」と呼ぶ者あり)
○
橋本委員長 では、石橋
委員、どうぞ。
○石橋
委員 議運の諮問機関ではなくて、明確な議長のもとの諮問機関というような、そういう意味合いのものという理解でよろしいですね。確認です。
○
橋本委員長 よろしいんですか。
今の御
意見は、議長のもとにつくるということを御質問されたんですね。先ほど議長は、議運のところにというふうにおっしゃっていらっしゃいますけれども、ちょっとそこは違いがありますが、どういうふうに見ますか、議長。
○今井議長 議運で決めていただきたい。
(「はい、了解です」と呼ぶ者あり)
○
橋本委員長 そうしますと、議運のもとに、1例ですが、これまで費用弁償と、それから
議会条例を進めてきた、俗称PTと言っていますが、このような会議体というか、協
議会のようなものをつくるということで、皆さんよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
橋本委員長 では、これは今後進めてまいりたいと思いますので、追ってまた皆様にお知らせする時期があると思いますが、今後協議を進めていきたいと思います。
こちらはよろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
橋本委員長 よろしいですね。
では、
報酬につきましては終わりたいと思います。
次に3番目ですが、ポスターの決議について議長から今御
意見がございました。
こちらにつきましては、皆さんいかがでしょうか。
○森
委員 ポスターの自粛決議については、憲法上の政治活動の自由、表現の自由など基本的人権を侵すものであるという立場から日本共産党
目黒区議団は反対をいたしました。二度とも反対をいたしました。ですから、全会一致のものでないという性格のものであります。それを、一致した場である区
議会だよりに載せるというのは反対です。なお、過去の決議を載せるということになると、その判断もいかがなものかと思うんですが、普通は今
議会で決議を上げたものについては載せますけれども、通常そういうことはやってなかったはずであります。
以上です。
○
橋本委員長 そういう御
意見がございました。
いかがでしょうか。
○宮沢
委員 今、森
委員がおっしゃったのは、
目黒区
議会、区
議会で決議しているものですから、何ら問題なく堂々と広報に出していいかというふうに私は判断しています。
議会、
目黒の
議会で決議して、賛成多数で可決されているんですから、そういうことを載っけるのは何ら問題ないというふうに思いますけども。私は思いますよ。そう思います。
○
橋本委員長 ほかにございますか。
では、議事の都合により
暫時休憩いたします。
(休憩)
○
橋本委員長 委員会を再開いたします。
ただいま休憩中に各
委員の間で、このポスターの決議についての区
議会だよりの掲載につきましては、いろいろ協議、
意見がございました。その結果、ポスター自粛の決議について、区
議会だよりの掲載につきましては、議長から御提案いただきましたが、この件につきましては差し戻しとしたいというふうに思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
橋本委員長 では、ポスターの件を終わりたいと思います。
その他は何かございますでしょうか。
(発言する者あり)
○
橋本委員長 それでは、
議会運営委員会を再度休憩いたします。
(休憩)
○
橋本委員長 休憩を解きます。
その他は何かございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
橋本委員長 よろしいですか。
それでは、(3)のその他を終わります。
――
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4 その他
――
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○
橋本委員長 4番のその他は何かございますでしょうか。
局長、よろしいですか。
○伊藤
区議会事務局長 特にございません。
○
橋本委員長 特にないということでございます。
それでは、4番のその他を終わります。
――
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5 次回の
開催予定について
――
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○
橋本委員長 では5番、次回の
開催予定ですが、11月30日火曜日、午前10時からといたしたいと思います。
それでは本日の
議会運営委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。...