江東区議会 2020-10-14
2020-10-14 令和2年区民環境委員会 本文
2の
選定方法ですが、非公募による選定でございます。
(1)の非
公募選定の理由ですが、
商工情報センターは
カメリアプラザの9階に位置しておりまして、会議室・研修室の貸出し業務、施設・設備の維持管理が主な業務となっており、
効率的な管理運営の観点からも、亀戸
文化センターとの一体的な管理運営が望ましいということ。加えて、江東区
文化コミュニティ財団の
施設管理については、
文化センター全体の評価においても、施設の維持管理面で高く評価されており、これまでの業務管理等の経験、実績及び
効率的運営の観点から、同財団を非公募の
指定管理者の候補者として選定することといたしました。
(2)の非
公募選定の方法ですが、候補者からの提出書類の審査及び
ヒアリングを行った結果、推薦基準を満たしたということで、
指定管理者候補者として選定したものでございます。
2ページにお進みください。
3の選定の経過でございますが、表に記載のとおり、
専門部会及び
選定評価委員会を経て候補者を選定しております。
4の選定結果です。3ページに記載しておりますが、評価につきましては、
外部有識者を含む
指定管理者選定評価
専門部会員9名によって実施しております。結果につきましては、6つの項目、27の細目を設定しまして、160点中126.1点、約80%の得点と高い評価となっております。
最後に、5の
選定理由です。
施設管理につきましては、利用者ニーズの把握に努め、安心・安全で利用者の目線に立った運営により、区民サービスの向上に努めております。また、台風時には泊まりがけで、避難する多くの区民の対応に当たるなど、緊急時対応についても高く評価できると考えております。
組織運営については、経費の縮減に努めるほか、
各種助成金の獲得や寄附金の外部資金の受入れなど、その経営努力は評価に値するところです。
今後も施設利用者の要望把握と経費の縮減に努めるとともに、さらなる区民サービスの向上と
効率的な
施設運営が期待できると考えております。
このような点を総合的に判断し、江東区
文化コミュニティ財団を
指定管理者候補者として選定した次第でございます。
以上、御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。
26
◯委員長 本案につきまして、質疑を願います。よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
27
◯委員長 質疑がないようでございます。
お諮りいたします。
本案は、
区長提案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
28
◯委員長 御異議ございませんので、本案は
区長提案のとおり可決することに決しました。
なお、その旨を議長宛て報告いたします。
────────────────────────────────────
◎議題13 1陳情第8号 「柏崎刈羽原発に頼らない脱炭素の東京再生可能エ
ネルギー計画」の策定を求める意見書の提出を求
める陳情(継)
29
◯委員長 続きまして、陳情の審査に入ります。
議題13「1陳情第8号」を議題といたします。
理事者から、説明を願います。
30 ◯温暖化対策課長 1陳情第8号につきましては、柏崎刈羽原子力発電所につきまして動きがありましたので、まず、それを御報告させていただきます。
報道等によれば、東京電力ホールディングスにおきましては、9月25日に、柏崎刈羽原子力発電所7号機の設計及び工事計画認可申請の補正書を、原子力規制委員会へ提出いたしました。その後、工事完了時期が2020年12月から21年4月に遅れることも報道されたところでございます。安全対策工事に時間がかかっているためとのことでございました。
東京電力ホールディングスにおきましては、引き続き、原子力規制委員会による審査に真摯かつ丁寧に対応するとともに、福島第一原子力発電所の事故から得た教訓を踏まえ、さらなる安全性、信頼性の向上に努めてまいりますと表明しております。
なお、地元同意の手続につきましては、明確なルールや法的な定めはございませんが、同社は、柏崎刈羽原子力発電所につきまして、立地自治体の新潟県柏崎市刈羽村と安全協定を結んでおり、原発や関連施設を増設、変更する場合には、三者から事前に了解を得るとしております。
2007年、平成19年の中越沖地震で停止した際には、県、市、村の首長の同意を得ているため、今後の再稼働には地元同意が必要となります。
折しも今日の朝の報道でございますけれども、東北電力女川原子力発電所につきましては、再稼働につき、地元の宮城県が同意とのニュースがあったところでございます。
一方、東京都におきましては、柏崎刈羽原子力発電所から電力の供給を平成24年度から受けていないため、この発電所を現在も使用しておりません。
また、昨年12月には、ゼロエミッション東京戦略を公表。現在、この戦略に沿って動いております。この戦略は、2050年に、二酸化炭素排出量実質ゼロに貢献するという計画でございます。この中で、東京都は太陽光や風力などの再生可能エネルギーを主力とすることを明記しております。
具体的には、2030年に向けた主要目標として、再生可能エネルギーによる電力利用割合30%への拡大、都内太陽光発電設備導入量の増加、都庁第一本庁舎の使用電力の再生エネルギーの100%などを挙げております。
このうち、再生可能エネルギーによる電力利用割合30%への拡大につきましては、2016年3月に東京都環境局が作成した東京都環境基本計画、それに、同年12月に東京都政策局が設定いたしました4か年実施計画、2020年に向けた実行プランにも記載があったところでございます。
なお、現行の東京都環境基本計画では、江東区環境基本計画と異なりまして、期間の設定はございません。
現行の東京都環境基本計画が作成されたときは、その前の計画から8年ぶりであったこと。改定の理由として、都の環境施策に関わる状況の変化を挙げていること。現計画では、目標達成の時期を2030年までと明記していることなどから、現行の東京都環境基本計画が改定される時期は不明でございます。
一方、2020年に向けた実行プランでは、新たな実施計画を2020年に予定しているとしているところでございます。本区といたしましては、国や都などの今後の動きを引き続き注視してまいります。
説明は以上でございます。
31
◯委員長 本件について、質疑を願います。よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
32
◯委員長 ないようでございます。本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
33
◯委員長 御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。
────────────────────────────────────
◎議題14 1陳情第27号 自衛官、防衛大学校等及び、陸上自衛隊高等工科学
校生徒の対象者の保護者に募集事務として、住民
基本台帳閲覧の中止を求める陳情(継)
34
◯委員長 次に、議題14「1陳情第27号」を議題といたします。
理事者から、説明を願います。
35 ◯区民課長 本件につきましては、特に変更はございません。
以上でございます。
36
◯委員長 本件につきまして、質疑を願います。よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
37
◯委員長 本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
38
◯委員長 御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。
────────────────────────────────────
◎議題15 1陳情第54号の1 受動喫煙防止強化・禁煙外来受診促進・路上喫
煙注意促進に係る陳情(継)
39
◯委員長 次に、議題15「1陳情第54号の1」を議題といたします。
理事者から、説明を願います。
40 ◯環境保全課長 本件につきましては、前回以降、特に変更はございません。
以上です。
41
◯委員長 本件につきまして、質疑を願います。ございませんか。
42
◯鬼頭たつや委員 門前仲町の周辺なんですけど、やはり重点地域ということで、朝7時から9時、また、17時から19時という、この2時間・2時間なんですけど、これをもっと増やすことというのは可能じゃないですかね。周りの、たばこを全部、何て言いますか、吸わせないようにしてほしいという声が非常に商店街で多いんですけど、東陽町にもそういうのが貼ってありますけども、今後どういうふうに考えているか、聞きたいと思います。
43 ◯環境保全課長 現在、パトロールにつきましては、7班体制で動いておりますけれども、基本的には、鬼頭委員おっしゃられたとおり、重点地区を定点として動いております。それ以外に、7班中6班については定点で動いておりますけど、ほかの1班については機動的に、苦情が多いところですとか、そういったところを回るように指示をして、柔軟に動いていただいているというところでございます。
門前仲町が喫煙の関係で苦情が多いことは承知してございます。パトロールを増やすということにつきましては、予算の範囲内で動いておるものですから、今後どれだけ増やせるかというのは、ちょっと研究させていただきたいと思いますが、ただ、パトロールで注意をしたり指導して、苦情とかたばこのポイ捨て、歩きたばこが減ると簡単にはならなくて、やはり、吸う方の居場所づくりですとか、町全体のそういうマナーを向上させるという意識向上ですとか、様々な施策を連携しながらつくっていくということが必要であると思いますので、そういった意味で、パトロールに限らず、総合的に少しでも納得していただいてマナーが向上するような形を取るように取り組んでいきたいと思います。
以上です。
44
◯鬼頭たつや委員 よろしくお願いします。非常にやはりこどもたちが嫌がりますね、お母さんとか。そういうことで本当にたばこゼロにしてほしいと思います。
以上です。
45 ◯三次ゆりか委員 私から陳情とちょっと近いところで言うと、路上の歩きたばこというのを、先ほど環境保全課長も答弁いただいていたパトロールでは、最近は少し豊洲地域ですけど減ってきているなというふうに感じてはいるんですが、しかし、飲食店のほうで、御飯を食べた後に一服したい方々のために、恐らくお店が用意した、出入口の外に灰皿を置くケースというのが見受けられました。それに対して、やはりこどもたちがとても多く通る場所ですし、何とか江東区としても、喫煙所をどこかに設置していかなければいけないということを考えられてはいるとは思うんですけども、そういったお店も、お客さん対応、お客さんがたばこを吸いたいだろうと思うがあまり、外に灰皿を設置してしまい、そこにかなりの人が集まって、余計、受動喫煙が広がっているというふうに感じているんですけど、このことについて、ちょっとどのように感じているのか、伺います。
46 ◯環境保全課長 豊洲地域の飲食店の外の灰皿ということでございますが、こちらにも日々そういった、いわゆるお店の外に灰皿が置いてあって、そこは、公有地ではございませんが、民間の敷地内の中で、喫煙者が多くいて、それでその歩道等で受動喫煙になってしまうという苦情を受けております。一つ一つ苦情を受けた際に、そこのお店に職員が伺って、何とか受動喫煙にならないようにということでお願いをし、また、灰皿の撤去をお願いしているところでございます。
先ほども申し上げたように、お店側のほうはそれで結構納得いただいて、要望があれば撤去したり、あるいは、喫煙をされている方、灰皿がなくてもされる方もいらっしゃるので、そういう方に注意をしていただくというようなこともしております。先ほど申し上げたように、その注意だけではなかなか解決には至らない。そこで喫煙所の設置という話が出てくるんですけれども、今年の夏に、豊洲の町会長さん等に、何人かの町会長さんにも、懇談をする機会を設けましてお話を伺ったんですが、なかなか喫煙所設置については、場所がないことと、それから、つくろうとすると、やはり喫煙所をつくることでそこに喫煙者が集まって余計に受動喫煙がひどくなるんではないかというふうに考える、特に、若いお母さん方からの反対もあって、町会等としては、一本化して喫煙所をつくってほしいという意見にはならないというふうに伺っております。
先ほどの灰皿があるからたばこを吸う方がいらっしゃる、ですけど、受動喫煙になるということで注意はしますが、先ほどの鬼頭委員のほうでも答弁させていただいたとおり、やはり、喫煙者をただ単に排除するという考えではなくて、どこかしかにやっぱり居場所、喫煙できる場所をつくっていくということは必要なのかなというふうに思ってございます。豊洲でも何か所かつくれないかということで打診はしていますが、やはり、町会等からもちょっと厳しいというお話をいただいておりまして、そのジレンマで今、検討を重ねているというところでございます。決して単に排除すればよくなるというものではございませんので、吸う方も吸わない方も共生していく社会というのを俯瞰的に見ながら、何とか施策を少しずつでも前に進めたいと思います。御理解いただきたいと思います。
以上です。
47 ◯三次ゆりか委員 ありがとうございます。
1個、ちょっと提案なんですけども、豊洲エリアにおいては、私、豊洲五丁目のいろんなビルに御連絡をして、会社自体に、御社には喫煙所がありますかということをちょっと調査させていただいたことがありまして、大体の会社、ビル内に喫煙所が設けられているということでした。なので、もし可能であれば、その地域全体の皆さんの健康を守るために、もちろん1階であればセキュリティ問題とかあると思うんですけども、その企業のセキュリティが大丈夫であれば、その地域に開放していただけませんかとか、その企業さんを巻き込んで、例えば、ららぽーとに行けば喫煙所もありますし、その近くの会社に行けば喫煙所があるということとかも、周知、何と言うんでしょう、協力を得て周知していけば、私は何とかできるんじゃないかなというふうに思ったので、ちょっとこれ御提案をさせていただきます。ありがとうございます。
48
◯委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
49
◯委員長 本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
50
◯委員長 御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。
────────────────────────────────────
◎議題16 1陳情第58号の1 江東区の南北交通網の一刻も早い整備、暫定的
な都営バスの運行本数大幅増加に係る陳情(継)
51
◯委員長 次に、議題16「1陳情第58号の1」を議題といたします。
理事者から、説明を願います。
52 ◯豊洲特別出張所長 南北交通網が不便なことに鑑みた豊洲出張所の取扱業務のさらなる拡充を求める陳情でございますが、前回の委員会以降、特に変化はございません。
以上でございます。
53 ◯課税課長 本件のうち、豊洲地区に税務署を設置することにつきましては、前回の委員会以降、状況に変化はございません。
以上でございます。
54
◯委員長 本件について、質疑を願います。よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
55
◯委員長 本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
56
◯委員長 御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。
────────────────────────────────────
◎議題17 1陳情第68号の1 江東区内における不登校のこどもの居場所に関
する陳情(継)
57
◯委員長 次に、議題17「1陳情第68号の1」を議題といたします。
本件は追加署名簿が提出されておりますので、事務局より報告を願います。
(事務局報告)
58
◯委員長 理事者から、説明を願います。
59 ◯青少年課長 本件陳情につきましては、前回委員会以後、変更はございません。
以上でございます。
60
◯委員長 本件について、質疑を願います。
61 ◯千葉早希恵委員 青少年交流プラザで開催している居場所事業ですが、今年度から週2回に拡充されたかと思うんですが、拡充したことについて、とても評価しています。
利用者が、実際にはコロナの関係でやっぱり関係性がちょっと途切れてしまったということをスタッフの方から伺いました。今まで来ていた方がやっぱり気持ち的に来れなくなってしまったという現状があって、今、拡充されて週2回やっていますけど、やっぱりなかなか利用する方が少ないという現状を伺ってきました。
この陳情の内容ですと、小学生から利用できるようにということで、これは教育委員会のほうとのお話になるかと思うんですが、やはり、当事者の方から言うと、中学生も対象にはなっていないんですが、中学生以上のこどもに関しては、親ができることがなかなかない、引っ張っていったとしても来れるものではないというところで、やはり、何かこう、手の打ちようのある小学生、なかなか学校には行けないんだけども、親子2人で家にいるということですごく煮詰まってしまうだとか、何でしょう、親が仕事に出ている場合、もう1日中、朝から晩まで小学生1人で家にいなければいけないという現状があります。なので、小学生から利用できるようにということを求めたいと思いますが、状況を伺います。
62 ◯青少年課長 今、千葉委員御指摘のとおり、青少年交流プラザにおける居場所事業について、小学生あるいは中学生からの拡充を、という御意見でございました。この居場所事業については、大きく分けて2つございます。
1つが、広く門戸を開放し、どんなこどもでも学校が終わった後に居場所として開放して、友達であったり、学校以外の友人との時間をここで過ごすという趣旨の居場所事業が1点。
もう一点、こちらのこの陳情にあるほうが、不登校であったり、ひきこもりであったり、何らかの困っているこどもたち、青少年に対するひきこもり対策事業についての居場所でございます。
現在この陳情に上がっている居場所事業というのは、このひきこもり対策、いわゆる区でやっている青少年相談事業、ゆーすてっぷの対象の内容でございます。
このゆーすてっぷ、青少年相談事業というのは、義務教育修了後の青少年を対象としてございます。それは、例えば、不登校であったり、ひきこもりであったりというのは、窓口の一元化という見地から、まず、中学生までの不登校については教育委員会が窓口となる。中学校卒業後、義務教育修了後は青少年課のゆーすてっぷという構造になってございます。そのため、いわゆるゆーすてっぷにおける居場所事業として、現在、小学生もしくは中学生、今、義務教育に通われている児童・生徒の方を対象にするのは、このゆーすてっぷの構造では難しいというところでございます。
以上でございます。
63 ◯千葉早希恵委員 構造的に難しいということですが、その窓口というところ、間口を広げるというところでも、やはり、来てもいいよというふうに言っていただいて、その中で、教育相談であったり、ブリッジスクールというのが不登校のところではよくお話に上がるんですけども、こういうところがあるよという紹介も、来た方にはしているというふうにも伺ったんです。
なので、全て一元化しているからそっちに行ってくださいではなくて、いてもいいよという、間口を広げるという意味で、やはり、ここも開放していただきたいというのと、陳情のこの文言の中では、青少年交流プラザというところに限定はしているんですけども、やはり、区内にそういう居場所、小学生もいられるところがあるというのが陳情者の思いですので、ぜひ、小学生まで対象になる居場所を江東区の中につくっていただきたいと思っています。要望して終わります。
64 ◯三次ゆりか委員 私からは初めに、こどもの自殺がとても増えている状況で、不登校の方の保護者から何人か、前から連絡いただいている中で、心療内科に通われているという状況までのこどももいるというふうに伺っています。そのこどもは、特にふだんと変わった様子は今まで見られなかったということだったんですけども、いきなり不登校になって心療内科に通われたということなんです。このようなこどもとその親への、まず、区としてのサポート体制というのを現状で伺いたいと思います。
65 ◯青少年課長 先ほども御答弁いたしましたけれども、基本的に、青少年課の中のいわゆる困った児童・生徒、青少年という対象の中では、青少年課では青少年問題協議会、そして、青少年相談事業、ゆーすてっぷというものがございまして、青少年問題協議会というのは関係機関の連絡協議会形態で、実際に事業を行っているというものではございません。その中で、やはり、青少年相談、ゆーすてっぷが実際の青少年に対する救済というものになるところがございます。
御指摘のあった、小学生、中学生に対する積極的な、例えば青少年活動ですね。ジュニアリーダーであったり、あるいは、少年キャンプといった事業というのは青少年課で行っておりますけれども、現に今困っている、困窮しているということに対する救済手段、区の事業としては、現在、青少年課では行ってはいないという現状でございます。
以上でございます。
66 ◯三次ゆりか委員 青少年課でできることが、今、限定されているということだと思います。この相談を、この陳情者の方と同じような内容でちょっと質問させていただくと、こどものSOSということに親は気づけるのかという不安を持った方もいらっしゃいますし、お子さん、不登校のお子さんも、とても居場所がないということに関して、心療内科に通われてしまうという現状もあり、さらに、摂食障害を患ってしまったということまで聞きました。その子は身長の割に体重が少なかったということもありまして、そういったことも何か区としてしっかりと、ちょっと青少年課のほうでは難しいという答弁だったんですけど、これ、教育委員会も含めて全体的にしっかりサポートしていかないと。実は、別件で私、1週間前に知人より、友人が追い込まれて自殺しそうだ、してしまうかもしれないという連絡が入りまして、その子は愛知県の子なんですけども、SNS、ツイッターでつぶやいてたので、私はそれは通報をさせていただきましたが、次の日か2日後ぐらいに自ら命を絶ってしまったという事件がありまして、その子、18歳だったんですよね。18歳の女の子で。親もどうしたらSOSに気づけるのかという相談も受けておりまして、区としてもそういった対応をしていただきたいというふうに思っているそうです。
それで、この陳情者の方も居場所を重視しているので、いつでも相談ができるお兄さん、お姉さんのような存在が常にいる、第三者が関われる常設のプレーパークが必要なんじゃないかなというふうに私は強く感じております。
今、大島九丁目公園などもこれから整備されるということで、そういったところに常設のプレーパークを、青少年課じゃなく、もっと大きな、全庁一丸となってつくっていただき、そういった自ら命を絶たないように、居場所をつくっていただきたいというふうに思っていますが、ちょっと答えづらいかもしれないですけど、見解を伺います。
67
◯委員長 今ね、所管の委員会とちょっと違うからね、答えるのも大変だと思うんだけど、答えられる範囲で答えてください。
68 ◯青少年課長 今、三次委員から御質問があったとおり、例えば、18歳以上の方、ゆーすてっぷの中でも、相談していて、自殺未遂という相談内容、あります、ございます、現に。その中で、ゆーすてっぷでは入り口となっておりますので、医療機関、保健所、あるいは必要とあれば保護課、そしてNPO団体、それから自助グループと言われる民間のお互いに回復を支え合う団体というところを紹介してございます。
三次委員御指摘のとおり、区は自殺防止計画を策定いたしましたけれども、関係所管一丸となって解決するべき問題であり、青少年課もその一翼を担うべきであると考えてございます。
以上でございます。
69 ◯三次ゆりか委員 ありがとうございます。この問題は青少年課だけじゃなくて、教育委員会も全庁で一丸となって、自殺、そして、不登校を解消していただきたいというふうに思います。
先日の区報の講座の欄で、中学生の親の家庭教育学級という募集がされていました。恐らく、これ地域教育課から出ていますね。こういったところもありますので、一緒に連携していただきたいというふうに思います。
以上です。
70
◯委員長 ほかにございませんか。よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
71
◯委員長 本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
72
◯委員長 御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。
────────────────────────────────────
◎議題18 2陳情第12号 首都高速7号線上り車線の遮音板延伸等に関する
陳情(継)
73
◯委員長 次に、議題18「2陳情第12号」を議題といたします。
理事者から、説明を願います。
74 ◯環境保全課長 本件は、大島二丁目付近の首都高速7号小松川線の南側の遮音板が、北側の全区間の遮音板やその他の区間の遮音板と比べ、1メートルほど低くなっていることから、その近くに住む陳情者が、深夜の首都高を通る自動車騒音がうるさく安眠できない、遮音板のかさ上げの改修を関係機関に働きかけてくださいというものでございます。
騒音そのものについての違法性はないと考えますが、前回の委員会以前に、3月でございますが、区として、首都高速道路公団に遮音板の改修を依頼いたしました。昨日、首都高公団にその件について問合せをいたしました。小松川線の上り下りそれぞれ2車線のうち、外側1車線ずつ、計2車線について、騒音低減効果の高い高機能舗装工事が既に終了し、また、来年2月に残りの2車線も同様の舗装工事を行う予定だということです。
遮音板のかさ上げは、その後に改修の有無も含めて検討するとの回答でございました。区としては、本陳情の趣旨のとおり、関係機関である首都高速道路公団に働きかけを行い、道路公団は補修工事を始めております。今後の補修工事の完了を注視し、区としてさらにできることがあるか、陳情者とも連絡を取ってまいります。
説明は以上です。
75
◯委員長 本件について、質疑を願います。
76 ◯おおやね匠委員 この首都高7号線沿いの大島二丁目のマンションの騒音問題なんですけれども、今の、担当の西野課長さんの御報告にもありましたように、本区としては最大限のことをしたんじゃないかなと思います。実際、今、御報告があったように、首都高側に申入れをして、その結果、壁ではなくて舗装面の改修をしたと。来年にももう一車線ずつもするということで、我が自民党会派としては、事実上、本区としてのやるべきこと、そしてまた、管轄をする首都高も一応きちっとやったということを鑑みれば、この陳情の取下げを陳情者のほうに確認していただくというのが、今、現状ではないかなと思うんです。やっぱり、引き続き継続よりも、今、ここで一区切りをして様子を見ると、経過措置を見るということが、今、現状のことではないかなと思います。どうでしょうか。
77 ◯環境保全課長 おおやね委員のお話の中で、働きかけは区として最大限させていただきましたが、働きかけたから首都高公団が工事をしたわけではございませんで、実は、その前から少しは計画をしていたというのが正直なところでございます。
ただ、こちらとしても、かさ上げについては何とか検討していただけないかというお話をさせていただいて、先ほど申し上げた高機能舗装工事が終了して、公団としても、当然、道路騒音測定をした上で、効果のいかんをはかると思うんですが、その上で、かさ上げをするかどうかも含めて検討してまいりますということでございます。区としては、ちょっと差し出がましいかもしれませんが、これ以上ちょっと働きかける内容もございませんので、おおやね委員のおっしゃるとおりであるのかなというふうには考えてございます。
以上です。
78 ◯関根友子委員 陳情者のこの趣旨というのが、遮音板の延伸とかさ上げの改修をするよう関係機関に働きかけてくださいということでございまして、今、理事者のほうからの御回答にもございましたけど、結構働きかけてきたわけでございます。
ただ、先ほどおっしゃったこの騒音的なものに関してなんですけれども、1つ質問をさせていただければ、騒音測定結果というのを陳情者のほうにたしかお示ししたということだったんですけど、大体どのぐらいだったんでしょうか。
79 ◯環境保全課長 丸1日、騒音測定を行いました。結果は、昼間が69デシベル、夜間が67デシベルでございます。前回も申し上げましたが、環境基準は、昼間が70デシベル、夜間が65デシベルなので、夜間のほうは実際の測定値が2デシベル基準より大きかったんですが、ただ、この環境基準というのは、望ましい基準というふうに環境基本法には規定されてございまして、現実的には、環境規制法に要請限度という基準がありまして、こちらのほうがもっと厳しいんですけれども、これで言うと、昼間の要請限度は75デシベル、実際の実測値は69デシベルですから、要請限度を超えていないと。それから、夜間の要請限度は70デシベルで、実測値は67デシベルですね。ですので、これも超えてないということで、その結果については、陳情者のほうには説明をさせていただいております。
以上です。
80 ◯関根友子委員 個人にもよると思うんですけれども、今、お話がございましたけれども、社会的な受忍限度というのかな、そこに関しては、ぎりぎり夜の部分でも入っているようなんですけれども、今回働きかけを十二分にしているということと、今、おおやね委員からもございましたけれども、働きかけが十分されていたということと、それから、これからまた補修工事をしていくということ、それで検討していくんだという首都高側の御答弁もいただき、こちら側としても、また、丁寧な対応を行っていくということですから、この陳情に関しては、取下げでよろしいかなと思っております。
この遮音板をプラス高くするとか、全面的にその音をなくすということについては、かなり期間が必要なわけで、また、今回の陳情におきましては、個人の陳情であるということも含めて、様子を見たいところではあるけれど、区へのこの陳情に関しては、ここまで動きが出てきたということで、陳情者と1回お話をしていただいて、取り下げていただいてもよいのかなと考えます。
以上です。
81
◯鈴木綾子委員 我が会派も、おおやね委員と関根委員のお話にありましたように、今回の陳情の趣旨、願意については果たされているものだというふうに思います。
ただ、この陳情者の方が、陳情、仮にその取下げを、話をした場合でも、しっかり進捗を見守っていただいて、万全に対応していただくということが必要かと思いますので、陳情者の方ともよくお話をしていただいていますし、取下げ可能ということであれば取下げをして、その後はしっかりとフォローしていただければというふうに思います。
以上です。
82
◯委員長 意向確認に対する提案がございました。対応方法について、正副委員長で協議をし、陳情者に図っていきたいと思っていますので、本日のところは継続審査にいたしたいと存じますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
83
◯委員長 御異議ございませんので、本日は継続審査といたします。
────────────────────────────────────
◎報告事項1 使用料等の特例的措置について
84
◯委員長 次に、これから審査いたします陳情につきましては、報告事項1と密接な関係があることから、ここで審査順序を変更し、まず、報告事項1の報告を聴取し、その後に陳情審査に入りたいと存じます。
それでは、報告事項1「使用料等の特例的措置について」を議題といたします。
理事者から、報告を願います。
85 ◯地域振興課長 それでは、報告事項1、使用料等の特例的措置について、御説明いたします。
資料6-1は概要版、資料6-2が報告書となってございます。本日は、資料6-1にて御報告をさせていただきますので、資料のほうを御覧いただきたいと存じます。
定期的に検討を行っております使用料等の見直しにつきましては、本年第1回定例会におきまして、関連する条例改正の御可決をいただき、本年10月から利用料金の改定を予定していたところでございますが、今回、特例的な措置を講じるということになったことから御報告させていただくものでございます。
本区では、施設での安定的なサービス提供と受益者負担の公平の視点から、施設使用料等の改定を行っているところですが、
新型コロナウイルス感染症の大きな影響がある中で、施設利用に際しては、様々な制約をはじめ、施設利用者の負担など、総合的に勘案し、区独自の施設利用者への支援策としまして、特例的措置を行うということでございます。
まず、1、特例的措置の内容ですが、条例上、10月1日の利用申込み分から改定後の使用料金等となりますが、今回、令和3年3月31日までの利用分につきましては、貸切り、個人利用を問わず、改定前の料金に据え置くということとしてございます。
2、対応方針ですが、各施設の対応としましては、
指定管理施設は区との協議の上、改定前の額に据え置く対応となります。
一方、区直営施設におきましては、使用料が条例上規定されていますが、減額規定を適用し、改定後の料金から減額することで、改定前の額に据え置くことが可能となり、
指定管理施設、区の直営施設のいずれの施設でも、改定前の額で年度内は利用できるということが可能になってございます。
また、(2)利用者等への周知ですが、9月1日の区報やホームページ、各施設での掲示等により、周知を図ってございます。
(3)その他としまして、年度内の利用分につきましては、施設利用料が据置きとなりますが、令和3年4月1日利用分からは改定後料金が適用されることになります。
加えまして、
新型コロナウイルス感染症を理由とするキャンセルにつきましては使用料等の全額返還をする取扱いを、9月30日までの申出分と10月以降のキャンセルについては従前どおりの取扱いということでございます。
なお、今回の特例的措置に伴う影響額につきましては、補正予算(第5号)にて計上したところでございます。
報告は以上となります。
86
◯委員長 本件に関する不明な点の質疑につきましては、この後の陳情審査の際、併せてお願いいたします。
以上で本件を終了いたします。
────────────────────────────────────
◎議題19 2陳情第17号 江東区の施設使用料の値上げ延期を求める陳情
(継)
◎議題20 2陳情第19号 江東区の施設使用料の値上げ延期を求める陳情
(継)
◎議題22 2陳情第21号 江東区の施設使用料値上げの実施延期を求める陳
情(継)
◎議題23 2陳情第22号 江東区の施設使用料値上げの実施延期を求める陳
情(継)
◎議題24 2陳情第23号 江東区の施設使用料値上げの延期を求める陳情
(継)
◎議題25 2陳情第25号 江東区の施設使用料値上げの実施延期を求める陳
情(継)
◎議題27 2陳情第31号の2 江東区の全公共施設の使用料2割値上げ実施の
中止を求める陳情(継)
(同趣旨の陳情外1件 2陳情第32号の2)
◎議題28 2陳情第33号の2 江東区の全公共施設の使用料2割値上げ実施の
中止を求める陳情(継)
◎議題29 2陳情第36号 江東区
文化施設利用料金の値上げに関する陳情
87
◯委員長 次に、これから審査いたします議題19「2陳情第17号」、議題20「2陳情第19号」、議題22「2陳情第21号」、議題23「2陳情第22号」、議題24「2陳情第23号」、議題25「2陳情第25号」、議題27「2陳情第31号の2」ほか1件、議題28「2陳情第33号の2」及び議題29「2陳情第36号」の9件はともに関連する陳情でありますので、これを
一括議題といたします。
なお、2陳情第31号の2につきましては、追加署名簿が提出されており、2陳情第36号につきましては、新規付託でありますので、事務局より報告及び朗読を願います。
(事務局報告及び朗読)
88
◯委員長 理事者から、
一括説明を願います。
89 ◯地域振興課長 それでは、私から、議題19、20、22、23、24、25については、施設使用料の値上げ延期を、議題27、28は、使用料の値上げ中止を求める陳情となってございまして、いずれも施設使用料の値上げに係る内容で、一括での御説明ということになってございます。
本陳情につきましては、第2回定例会におきまして御議論いただいた際に、運用面等について検討する必要があるのではないか、また、次回委員会での報告を受け、経緯を見たいという御意見をいただき、継続審査となったところでございます。
今回、本区における特例的措置について、先ほど御報告させていただいたとおりでございます。
説明は以上でございます。
90
◯委員長 本件について、報告事項1と併せて、
一括質疑を願います。
91 ◯おおやね匠委員 この施設使用料については、まず、議会で条例を可決しているというところからスタートをしなければならないと思います。今定例会でも、企画総務委員会、厚生委員会、文教委員会、高齢者支援・介護保険制度特別委員会と同様の陳情が出ていますけども、まず、その委員会での取扱いはどうなっているのか、これをちょっと教えていただきたいと思います。
92 ◯事務局次長 それでは、こちら分割付託されております陳情、具体的に言いますと、2陳情第31号の2、また、2陳情第33号の2でございますが、これらの分割付託されたほかの委員会での審議状況でございます。
分割付託された委員会につきましては、企画総務委員会、厚生委員会、それから本委員会、また、文教委員会、高齢者支援・介護保険制度特別委員会と、これらの委員会にそれぞれ分割付託されているものでございます。既に審議を終えております企画総務委員会、厚生委員会、文教委員会におきましては、中止を求める陳情というところでございますが、特例措置のほうが現在継続しているということもありまして、委員のほうからもいろいろ御意見がありましたが、最終的にはいずれの委員会におきましても、既に議会としては条例を可決したということもありますので、陳情者のほうに1度その旨を働きかけた上で、取下げ等の意向確認を正副委員長のほうではかるということでのまとめになり、継続審査となっているところでございます。
以上です。
93 ◯おおやね匠委員 分かりました。我が自民党会派では、この案件についていろいろ審議をしました。やっぱり、条例も可決しているということもあって、不採択でもいいんじゃないかという声も確かにありました。
ところが、現在、定例会中でございまして、他の委員会の意向も考えて、本委員会でもやはり、陳情者に取下げを前提とした意向の確認をすると、そういう方向で考えるべきじゃないかなと思います。今回の特例的措置もありますし、これはそういう方向で考えるべきだと思います。
でも、実際は継続で、それを踏まえた状態で確認をいただきたいと思います。
94
◯委員長 ほかにございませんか。よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
95
◯委員長 おおやね委員から発言がありましたとおり、この問題につきましてはいろいろ議論があったわけでございますが、この陳情者に対しまして、陳情者の意向について、今回、この件につきましては、取下げを前提とした協議をしたいと思っています。正副委員長で陳情者と協議をしたいと思っていますので、よろしいでしょうか。それを踏まえまして一括継続審査といたします。よろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
96
◯委員長 御異議ございませんので、本件は一括継続審査といたします。
────────────────────────────────────
◎議題21 2陳情第20号 羽田新ルートに関する陳情(継)
97
◯委員長 次に、議題21「2陳情第20号」を議題といたします。
本件は、追加署名簿が提出されておりますので、事務局より報告を願います。
(事務局報告)
98
◯委員長 理事者から、説明を願います。
99 ◯環境保全課長 本件につきましては、前回の委員会以降、特に変更はございません。
以上です。
100
◯委員長 本件につきまして、質疑を願います。
101 ◯釼先美彦委員 この陳情の状況は、昨年、新ルートが決まる前から新聞等でも報道され、また、他の区議会も含めて協議されていることなんですけども、羽田新ルートということで、この陳情では中止撤回ということになっているんですけども、区の判断というか、区のほうでも判断し切れないところが実はあるんじゃないかなと私は思っているんです。この3月から新ルートで飛んでいるわけなんですけども、たまたまこのコロナ禍において、飛行のルートの本数も減ったり、羽田の事業形態も変わったりしていることなので、現状としてそういう苦情というか騒音の苦情、ここでは陳情者側から音を測ったりとかということも報告されているんですけども、この地域、特に、江東区の場合は東砂、また、小松川エリアのほうで一番近いところを飛んでいるわけなんですけど、その苦情や、ここでは落下物というふうに記事は出ているんですけど、その苦情というのは増えたというか、そういうところがあるのかどうか、御報告お願いします。
102 ◯環境保全課長 苦情でございますが、本区のほうに届く苦情、これは国の事業ですので本来は国のほうに苦情が行くんですが、区のほうにも苦情が届いております。統計で申し上げますと、4月が12件、5月3件、6月9件、7月2件、8月5件、9月4件というふうに1桁台で推移しております。
ちなみに、国土交通省の苦情受付窓口のほうには、4月が1,600件ですが、直近で8月までデータが出ていますが、8月は560件と、3分の1に今、減っておりまして、その間も暫時、低減傾向になっているといったところでございます。
以上です。
103 ◯釼先美彦委員 国交省への苦情が1,600件から560件に下がったということですけど、江東区のエリアということでも、国交省には江東区議会の、今、ここで陳情の方向が変わった品川とか渋谷とか、以前のところからの件数も多いわけだから、この件数の落差が激しいと思うんですけども、たまたま飛行ルートの現状が、今、変化しているということがあっての数字の少なさなのか、やはり、新聞ではほとんどこの新ルートに関しての報道とかは、今、されてないんですけども、本当に現状として、江東区としてどういうふうに判断ができるのかということが問われているとは思うんですけども、被害想定が、今、答えになかったんですけど、落下物等の報告がないんであれば、騒音ということだけで絞って考えていかなくちゃいけないと思うんですけども、その辺もう一点お聞きします。
104 ◯環境保全課長 落下物の苦情は特にございません。
それと、このコロナ禍の減便でございますが、直近の9月では、当初予定に比べて国内線が5割減、国際線は9割減ということでございます。9月は出てないんですけど、8月、荒川上空の運行数は1,400機という数字が出てございます。
先ほど申し上げたように、苦情の数は減ってはいるんですが、やはり、内容につきましては、騒音がうるさいとか、あと、飛行経路がちょっと荒川じゃなくて江東区の上空を飛んでいるんではないかとか、あるいは、減便とか運用の中止をしてくれないかといったような御意見をいただいております。
区としては、これまでこの羽田空港の件につきましては、運用前については、羽田空港の増便、それから、特に国際線の増便と観光客等の誘致ということでは、この新ルートを飛行することはやむを得ず、理解はするけれども、決して国の考え方に沿っているということではなくて、そうではあっても、やはり、ルート下の住民の方の負担というのはすごく大きいので、そこはもう最大限継続して対策をとっていただきたいというふうに申し伝えております。
先週と、それから実は、昨日もそうなんですが、国の担当者と会いまして、様々なその苦情を一つ一つ説明をし、また、対応を今後もやっていただきたいと。特に、新聞報道などでは、南風の対応というか、南風のほうがすごくクローズアップされますが、昨日も申し上げたんですけれども、北風の経路下の人たちも、決して苦情がないわけじゃなくて我慢しているんですと。負担が大きいけれども、それなりに受け止めて、国の方針も含めて理解していただいて、それでもあんまり苦情は言わないけどやっぱりあるんですと。ですから、騒音も含めて、それから、ルートの適正な運行等も含めて、引き続き、これ以上ないというぐらい継続して対策を打っていただきたいということは、重々にお願いをしております。
先ほど申し上げたように、区への問合せ件数、苦情件数は少ないんですが、1件1件来るたびに、国のほうに連絡を取って、こういう要望がありましたということで伝えてもございますので、一貫して、区民の負担の立場を考えて、国に対しては意見を申し上げていくという姿勢を貫いていきたいと思います。
以上です。
105 ◯釼先美彦委員 ありがとうございます。今、御報告のとおり、1件ずつ苦情があるたびに対応しているということでありますし、また、このコロナのほうが終息して、海外便も含めて、増便じゃなくて、また元に戻っていくということだと、騒音のことに関してはまたいろいろ苦情が出ると思いますけども、引き続き区民のために一応耳も立てていただいて、その意見をきちんと国交省のほうというか、報告していただいて、中止撤回というのは区が判断できるものじゃないと思いますけども、それだけ音は広がっているんだということだけでも、非常に、苦情というか、意見というか、報告のほうをきちんとしていくということで、引き続き継続審査でお願いしたいと思います。
106 ◯千葉早希恵委員 陳情趣旨の3番の騒音についてちょっと伺います。
測定局は区としての設置の考えはないということですが、国のほうで東砂地域に短期間、暫定的に設置をする計画があるというふうに伺っていますが、どのような状況でしょうか、伺います。
107 ◯環境保全課長 今現在、常時測定局として、東京都の交通局の大島総合庁舎に設置がしてございます。それから、本区内ではございませんが、江戸川区の第五葛西小学校の建物の屋上に設置しております。これは荒川から等距離で東砂辺りが近いことから参考値になるのかなというふうに思っています。
前回申し上げたかと思いますが、今、千葉委員御指摘の短期測定でございます。これにつきましては、第二砂町中学校の屋上に設置をさせていただいて、第1回目は9月30日から10月6日、先週まで1週間連続して測定を行っております。その後ですけれども、1月から2月の間に1週間測定を行うということで、年2回、1週間ずつ測定を行って、これは短期になりますけども、そのデータを毎年毎年積み上げていって、常時測定局とは別に、短期測定局としてもその数値を出して、ホームページでも出すというふうに国は言っておりますけれども、そこでどの程度の騒音の影響があるのかということを分析をしていくというふうに聞いてございます。
以上です。
108 ◯千葉早希恵委員 ありがとうございます。その測定値というのはもう出ているんでしょうか。
あと、今、川の向こう側にある江戸川区のほうの測定値というのは分かっていればお知らせください。
109 ◯環境保全課長 江戸川区の測定値は江戸川区立第五葛西小学校でございます。それ以外にも、今回の運用開始以前から江戸川区南部を飛行機が時々ですけど飛ぶということがございまして、それに対しての意識が、江戸川区のほうでも、騒音の影響の、何と言うんでしょうか、苦情とか多いものですから、江戸川区ではそこの部分について測定局を単独で持っておりまして、そこのデータもこちらのほうには入ってくるというような状況でございます。これは、江戸川区のホームページのほうで数値は出ているところでございます。
以上です。
110
◯委員長 ほかにございませんでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
111
◯委員長 ほかにございませんでしたら、本件は継続審査といたしたいと存じますが、いかがでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
112
◯委員長 御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。
────────────────────────────────────
◎議題26 2陳情第28号 不況対策として消費税の一時的減税を求める意
見書を国に提出することに関する陳情(継)
113
◯委員長 次に、議題26「2陳情第28号」を議題といたします。
理事者から、説明を願います。
114 ◯課税課長 本件につきましては、前回と状況に変化はございません。
以上でございます。
115
◯委員長 本件につきまして、質疑を願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
116
◯委員長 本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
117
◯委員長 御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。
────────────────────────────────────
◎議題30 2陳情第37号 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続につ
いて意見書の提出に関する陳情
(同趣旨の陳情外1件 2陳情第38号)
118
◯委員長 次に、議題30「2陳情第37号」ほか1件を議題といたします。
本件は新規付託でありますので、事務局より朗読を願います。
(事務局朗読)
119
◯委員長 理事者から、説明を願います。
120 ◯課税課長 それでは、議題30、2陳情第37号について、御説明させていただきます。
恐れ入りますが、資料5を御覧願います。
初めに、1の小規模住宅用地に対する都市計画税の軽減措置でございますが、都民の税負担に配慮し、昭和63年度から軽減措置を実施してございます。
(2)の概要でございますが、23区内の住宅1戸につき200平方メートルまでの土地を対象として、都市計画税を2分の1に軽減するものでございます。この制度による江東区分の影響額は、東京都の令和元年度決算で約9億4,000万円と聞いてございます。
次に、2の小規模非住宅用地に対する固定資産税及び都市計画税の減免措置でございます。この減免措置は、厳しい経済状況下にある中小企業等への支援を目的として、平成14年度から実施してございます。
(2)の概要でございますが、23区内の非住宅用地のうち、一画地が400平方メートル以下を対象として、200平方メートルまでの部分について、固定資産税及び都市計画税を2割減免するものでございます。江東区分の影響額は、固定資産税と都市計画税を合わせて約4億4,000万円と聞いてございます。
次のページを御覧願います。
3の商業地等に対する固定資産税及び都市計画税の負担水準の上限引下げ措置でございます。東京都では、負担水準の不均衡の是正及び過重な負担の緩和を目的として、平成17年度から実施してございます。
軽減措置の概要は、23区内の商業地等を対象に、負担水準が65%を超えた場合は、課税標準額を価格掛ける65%に減額するものでございます。この減額措置による江東区分の影響額は、固定資産税と都市計画税を合わせて約270万円と聞いてございます。
なお、これら3つの軽減措置による影響額は、江東区で約13億8,000万円、東京都全体では約590億円となってございます。
最後に、東京都でも、これら軽減措置継続の取扱いにつきましては、ここ数年の例では、年明けの1月に継続の決定を行い、都議会第1回定例会で都税条例の改正が行われております。
説明は以上でございます。
121
◯委員長 本件について、質疑を願います。
122 ◯釼先美彦委員 今、御報告ありがとうございます。この固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続なんですけど、毎年この時期に陳情書を提出され、採択しているわけなんですけども、江東区は皆さん御存じのように、多くのね、零細企業も含めて、中小企業というか、小規模事業者が商売をしておりますし、議員でもそういう方々もいらっしゃいます。長期的なこういう、景気が必ずしも回復したわけではないし、低迷も続いて、環境としては大変。いい状況ではないことは確かでございます。
まず、この小規模事業者に関してのほうの、先に、固定資産税のほうに入りますけども、23区の土地や家屋の評価、少しずつでは上がっていると思うんですけども、大きな変動はないわけで、地価の公示価格を基準とした固定資産税の評価額は非常に高く23区はなっていて、特に、商店街がある商業地は跳ね上がっているというふうに思っております。
それもありますし、今、お話しの都市計画税のほうの軽減措置に関しましては、30年以上この軽減措置が進められているということもありますし、定着しているということでこの陳情も例年出ているわけなんですけども、特に、このコロナ禍においては、とても、各事業者が継続するということが、大変に苦しい思いをしながら各事業者も今、商売していることは間違いないことなので、固定資産税及び都市計画税の軽減措置が廃止されますと、多くの区民の生活や、中小企業、小規模事業者の方々の経営に大きく響くと思います。例年どおり本陳情を採択してもらって、軽減措置の継続を求める意見書を提出するべきだと思います。
以上です。
123
◯委員長 お諮りいたします。
本陳情を採択することといたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
124
◯委員長 御異議ございませんので、本陳情は採択することに決しました。
なお、その旨を議長宛て報告いたします。
また、意見書の提出につきましては、時期を逸しないよう、今定例会での提出を考えております。
ついては、意見書の案文の作成は正副委員長に御一任いただき、この委員会の後に各委員に御確認いただいた上で御了承いただきたいと存じますが、いかがでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
125
◯委員長 それでは、さよう決定いたしますので、
委員各位の御協力をよろしくお願いいたします。
以上で本件を終了いたします。
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◎議題31 2陳情第40号の1 新型コロナウイルス感染拡大防止のための情報
公開とPCR検査の実施に関する陳情
126
◯委員長 次に、議題31「2陳情第40号の1」を議題といたします。
本件は新規付託でありますので、事務局より朗読を願います。
(事務局朗読)
127
◯委員長 理事者から、説明を願います。
128 ◯清掃事務所長 陳情の内容は、清掃職員に対して定期的にPCR検査を実施し、社会的インフラを継続的に維持するというものでございます。本区としましては、これまでどおり新型コロナウイルスへの感染予防対策を徹底することで、ごみの収集を継続してまいりたいと考えております。
現在、感染予防対策としては、収集職員に1日3枚のマスクを支給し、午前の収集、午後の収集、それと、事務所内で着用していただいております。それと、アルコール濃度75%以上の消毒用のアルコールを清掃事務所の各出入口、それと、各執務室内に設置して、こまめに消毒ができるように対策をしております。また、事務所内の会議室や研修室を活用し、収集班ごとに待機・休憩場所を分散し、3密を回避しているところでございます。
そのほかにも、受付カウンター、執務スペース、待機場所のテーブルに飛沫防止の仕切り板やシートを設置しまして、それと、1日2回の検温、手洗いの励行、所内マスクの着用など、これらを徹底することで、清掃業務を継続し、区民生活を支えてまいりたいと考えております。
以上でございます。
129
◯委員長 本件につきまして、質疑を願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
130
◯委員長 本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
131
◯委員長 御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。
────────────────────────────────────
◎報告事項2 江東区文化財の指定について
132
◯委員長 続きまして、報告事項に入ります。
報告事項2「江東区文化財の指定について」を議題といたします。
理事者から、報告を願います。
133
◯文化観光課長 資料の7を御覧ください。
江東区文化財の指定について、御説明いたします。対象となるのは史跡で、越中島砲台跡であります。
場所は越中島二丁目1番。国立大学法人東京海洋大学敷地内となります。
ここで、越中島砲台について、若干説明をさせていただきますと、越中島砲台は、江戸湾防備体制の一環として築造された砲台であります。歴史的には、18世紀の末から、日本近海に海外の船舶が多数来航するようになりまして、それに脅威を感じた当時の幕府は、様々な海防政策を展開いたしますが、その一つとして江戸湾防備というのがございます。
きっかけとなった生麦事件というのが、これは文久2年、1862年に、イギリスの4人の乗馬中の方が薩摩藩の行列を妨害したということで、殺されたり傷つけられて、そういう事件が起きるんですが、この賠償問題をめぐりまして、翌年の文久3年、1863年に、イギリスの軍艦が横浜・品川沖へ来航したということを契機に、江戸湾防備の強化というのが図られまして、新規砲台11か所の築造が計画されたということでございます。
越中島砲台につきましては、当時、築造のための石座の切り出しから運搬まで一式を請け負った請負業者といいますか、当時は名主の方なんですけども、今で言うと横須賀辺りにお住まいだったということなんですが、その方の書状が残っていまして、石垣が竣工し、砲台の形状は八角形を半分にした台形に近い形であったと、陸地から南西方向の海面に突き出ていたということが分かっております。
ただ、その後、この越中島砲台は、明治維新後に明治政府に接収されまして、明治30年頃には商船学校、現在の東京海洋大学の校地となって、その後の工事か何かで損壊したと、ここが推定されます。
ですので、現在、跡地と見られる範囲には、残念ながら明示する遺構は特に残っていないという状況であります。ですので、相当な創造力を働かせないと、ここにあったというのはちょっと分からないんですが、ただ、江戸湾防備の重要拠点の一つということで、歴史的に非常に重要な施設があった土地であるということ、それから、臨海部という江東区域の特性が表れた史跡ということから、江東区文化財保護審議会におきまして、区指定文化財としての指定の答申がありまして、本年7月1日付で江東区教育委員会で文化財に指定されたものでございます。
説明は以上でございます。
134
◯委員長 本件について、何かお聞きになりたいことはございますか。
135
◯鬼頭たつや委員 私、地元なんですけど、海洋大学、昔の商船大学ということですね。残っていない、損壊して、ないということ。じゃ、どの辺ということも、校門から入ってどの辺に位置したのか、そういうこともあれですか。今、船があるじゃないですか。どの辺に、学校のキャンパスの中にあるかという、それも分かってないんですか。
136
◯文化観光課長 あくまでも跡地の推測というか、当時の図面と今の航空写真とかで照らし合わせてという形になるんですけども、どうも職員会館の辺りからその周辺の舗装道路とか芝生、一部はポンドというか池がありますけども、その辺にかかるあたりだと推測されております。
以上でございます。
137
◯鬼頭たつや委員 分かりました。やはり、この文化財指定ということですね。もし、私、聞かれたら、あそこだよということで。明日、行ってきます。
以上です。
138
◯委員長 以上で本件を終了いたします。
────────────────────────────────────
◎報告事項3 「奥の細道サミットin江東」の開催について
139
◯委員長 次に、報告事項3「『奥の細道サミットin江東』の開催について」を議題といたします。
理事者から、報告を願います。
140
◯文化観光課長 続きまして、資料の8を御覧ください。奥の細道サミットin江東の開催について、説明いたします。
奥の細道サミットとは、奥の細道紀行300年を契機に、ゆかりの区市町村と関係機関が芭蕉翁の業績を一層顕彰するという、それと同時に、地域活性化に結びつく活動と郷土の
歴史文化の活用を連携しながら内外に向けて展開するということを目的としておりまして、各自治体を巡りながら毎年開催しております。
本区での開催は、平成11年の第12回に続き2回目というふうになります。主催は奥の細道サミットin江東実行委員会で、令和2年12月5日の土曜日に、
深川江戸資料館小劇場を会場に記念イベントを行う予定でございます。
イベントの内容につきましては、仮称ですが、「俳句のまち江東~芭蕉、一茶、波郷の住んだ町」という10分程度の映画になりますが、その上映と、長谷川櫂氏とドゥーグル・J・リンズィー氏のトークショーを予定しております。
そのほか、このサミットの開催に合わせまして、
地域文化センター等でスタンプラリーだとか展示会、あと、コンサート、史跡巡りなど、関連事業を展開してまいりたいと思います。
なお、本イベントは、現在のコロナ禍という状況の中で、当初の予定に比べまして、規模、内容を縮小しながらの開催となります。ただ、本イベントの開催によりまして、奥の細道と本区との関わりを内外に発信し、区の文化観光資源を知ってもらう機会の創出につながるものと考えてございます。
なお、本サミットのほか、展示会や史跡巡りなどのイベント情報につきましては、11月11日号の区報で掲載する予定でございます。
説明は以上でございます。
141
◯委員長 本件につきまして、何かお聞きになりたいことはございませんでしょうか。よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
142
◯委員長 以上で本件を終了いたします。
────────────────────────────────────
◎報告事項4 令和3年成人式の開催について
143
◯委員長 次に、報告事項4「令和3年成人式の開催について」を議題といたします。
理事者から、報告を願います。
144 ◯青少年課長 それでは、私から、令和3年成人式の開催について、御報告いたします。
資料9を御覧ください。
毎年、本区では、御承知のとおり、成人の日に新成人の新たな門出をお祝いするため成人式を開催してございます。しかし、本年、コロナ禍において、新型コロナ感染対策のために、何らかの方法によって開催するというふうに決定してございます。
その中で、国が求める新しい生活様式に適応した開催方法によって、コロナ禍においても区民から理解を得られる安全・安心な成人式とするため、今回、以下のとおり、開催方法の変更をいたします。
まず、日にちについては変わらず、成人の日。来年は1月11日になります。会場もティアラ江東でございます。
大きな変更点でございますけれども、これまで、午前、午後と2部制で実施してございましたが、城東・深川地区をさらに分割して4部制で開催をいたします。右、変更後のように、城東地区は亀戸、大島と砂町に、深川地区は深川と臨海地区に分けて4部制で実施いたします。
また、5番、その他の対策等についてでございますけども、入場者の体温測定のための検温所の設置。そして、入場者及び事務従事者、来賓の方についても、マスクの着用。それから、入り口、出口の分離による滞留・密集の防止ということで、今回、新成人の方、入り口と出口を分けることによって滞留を防止する。また、入場整理券を工夫して、当日の出席者の把握。それから、SNSを活用した速やかな情報提供等を対策として行ってまいります。
最後に補足でございますけども、23区では品川区が2部制で実施と公表してございます。
私からは以上でございます。
145
◯委員長 本件につきまして、何かお聞きになりたい点はございますか。
146 ◯釼先美彦委員 御報告ありがとうございました。この最後に、川崎市なんかは、2部制から3部制に変更するとともに、音楽ライブ等の中止を公表ということですけども、江東区も葵太鼓がオープニングでたたいたり、非常にいろんなイベントをしていたわけなんですけども、この時間帯からすると約1時間あるかないかということで、御挨拶等を含めますとその時間内で終わってしまうということだと思うんですけども、今までやっていたスターバックスのコーヒーをあげたり、あと、消防団もね、私、隊員ですけども、勧誘を一生懸命やっていただいたりとか、あと、保護司会が一生懸命薬物乱用協議会の活動をしていただいたりとか、屋外も含めたそういうものはどういう形で今、計画がされているのか、お聞きします。
147 ◯青少年課長 それでは、成人式の内容について、御説明いたします。
まず、スターバックスコーヒー、若者に人気であったんですけども、今回は飲食危険ということで、スターバックスは今回、出店をお願いしない予定でございます。
また、入り口広場のほうに、例えば、保護司会であったりとか、薬乱の関係ですね、それから、選挙管理委員会等、ブースを出して新成人に啓発をしていただいたんですけども、これも今後、内容等を考慮しながら、基本的にはブースを出店しないという方向で検討してございます。
以上でございます。
148 ◯釼先美彦委員 スターバックスコーヒーを飲めないというのはちょっと寂しいなと思ったんですけど、結局、お土産にしていたペットボトルですか、ペットボトルと言わないのか、これ、ボトルですね、あれ、ずっと何年も好評で、それを捨てないでみんな喜んで新成人は持って帰っていたんですけども、その辺は実際にお渡しするというやり方があれなのか、反対に全員に郵送で後から渡すのか、そういうことがまず1つ聞きたいところと、また、今のお話だと、入り口から出口という形で指定されているということなので、1階の大ホールから下の地下に行った大会議室のほうでも映像で見られるような形に多分するのかなと推測するんですけども、青少年委員会がずっと警備を手伝っているんですけども、出入りに関して、4回あるということは、それだけ人の出入りが激しいということなので、そういうところの警備に関しても同等に、青少年委員会の協力を得て計画的にやれるのかどうか、2点、御質問します。
149 ◯青少年課長 まず1点目、成人式の記念品の関係でございますけども、本年1月の成人式から、スターバックスのコップというんですか、あれはやめて、今回は手回し式のLEDのライトに変更してございます。次回、いわゆる令和3年の成人式についても、現在、そのLED付きのライトで検討しているところでございます。
その手渡し方法についてでございますけども、現状のとおりティアラ江東で開催できるのであれば、昨年同様にティアラ江東で御来場者の方に手渡しをするという方向で検討してございます。
次に、出入りに関してですけれども、釼先委員御指摘のとおり、今まで出入りにかなり時間がかかっていたんですけども、入り口は従来のティアラの広場から、そして、出口は南側のほうにございます。公園のほうになっている、その出口から出て、河川を回って出ていくという方向を検討してございます。
4部制ですので、出入りはかなり激しくなると思います。釼先委員御指摘のとおり、青少年委員の御協力をはじめ、民間の事業者委託も行う予定でございます。混乱のないように実施してまいります。
以上でございます。
150 ◯釼先美彦委員 今、お話のように、南側から出るということだと、階段をまた上がって裏から出て、多分裏の銅像がある間から出ていくと思うんですけども、あの辺は駐輪場もあるので、非常に注意深くしていかないと。これだけの人数で4回やるということは、特に、入り口はいいとしても出口の階は。あと、横十間川は木造のほうが、今、通れませんので、やっぱり、橋にたむろってくるようなことになると思いますので、その辺のことも考慮して、出口に関しては注意深く、駐輪場もありますので、やっていただきたいなというふうに要望します。
151
◯委員長 ほかにございませんか。
152 ◯おおやね匠委員 今の釼先委員の答弁にもう尽きると思うんですけど、私、その、幾つか教えていただきたいのが、スタバのタンブラーをやめてLEDライトということなんですけれども、これ、私はスタバのタンブラーも良かったんですけれど、このLEDライト、もう配られましたよね、去年というか、今年か、今年ですね、今年配られた。これは1人当たり、予算で幾らぐらいのLEDなんですか。
見ましたけど、幾らぐらいなのかということと、あと、基本的に、今、答弁にありましたように、青少年課として会場の設営や参加者をどうするかというのも本当に策を講じられているんだなと思いますし、大変な策を講じられたんだなと思います。事実上、この成人式をやるという判断、これは私はすばらしいと思うんですよね、実際に。今現在、コロナ禍として先が見えない状況で延期はないと。そうすると、やるかやらないか。各自治体もやるかやらないかということになっていますけれども、本区はやるということ。成人式って一生に1回しかないですから。やはり、何が何でもやるということで、私はもうその判断は正しかったと思います。
あと、もう一つ、コロナ禍で運営の方法として、これ、録画映像による配信と書いてあるんですけれども、なぜライブじゃないのかと。先ほど釼先委員の話でね、違う部屋のほうにライブ映像を流してということも非常にあり得ると思うんですよね。
また、この時期ですから、やはり、オンラインならば参加しますというような話も多分成人の人であったと思うんです。そういう、問合せみたいなのもあったのかどうか分からないですよ。あったかどうかというのと、やっぱり、リモートで参加するというのも一つ、このコロナ禍において負の遺産というのかな、リモートというのが非常に社会に根付いてきているということもあり、リモート参加というのも一つ考えられるんじゃないかなと思うんですけども、その辺ちょっと教えてください。
153 ◯青少年課長 まず、1点目の御質問でございます。本年1月にお配りした記念品のLEDライトの単価ですけども、1,000円ちょっとぐらいでございます。
次いで2番目、なぜライブ配信でないかという御質問でございますけども、当初、このWEB配信、ケーブルテレビによる成人式というのは、開催ができなかった場合を想定してございました。
例えば、12月、年末年始の休みのときに、クラスターであったり、再度の緊急事態宣言があったときに、そこから動画を作って、動画でお祝いをするということは間に合わないという中で、それでは、ティアラ江東での開催と動画での開催を並行して行うというところからスタートしてございます。ですので、当初からライブでというのではなくて、映像によるお祝いを述べることと、現地によるお祝いという二本立て、並行して行うという予定でしたので、ライブというのは、そういうところから、検討はしてなかった次第でございます。
また、リモート参加についてでございますけれども、具体的に4,000名を超える成人の方にどのようにリモートで参加していただけるのかというのが、青少年課の中でも検討はしたんですけども、なかなか具現化することはなくて、一方方向にはなってしまうんですけども、区からお祝いを申し上げるという形にした次第でございます。
以上でございます。
154 ◯おおやね匠委員 ありがとうございます。分かりました。
今後ね、この令和3年、次の1月の成人式はそれで私いいと思うんですよね。今後、コロナ禍がこのまま引き続きこういう状況であって先が見えないとなると、多様性の時代というのはよくあります。多様性の時代もあってね、会場に行って参加の人、あるいは、いわゆるZoomとかそんなリモートじゃなくていいんですよ、ただ、帰郷できないような方々に対して、ライブを見ていわゆる参加をしたというような、その思いかな。そういうので、やっぱり60%じゃないですか、出席率が、この4,000人のうちの。決算委員会で60%とおっしゃっていましたよね。ですから、あとの40%の方々のためにも、引き続き、このライブ配信というのを、再来年か再来年以降、ちょっと考えていただければなと思います。これ、要望です、すみません。
155
◯委員長 ほかにございませんか。よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
156
◯委員長 以上で本件を終了いたします。
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◎報告事項5 成年年齢の引き下げに伴う成人式アンケート調査の結果につ
いて
157
◯委員長 次に、報告事項5「成年年齢の引き下げに伴う成人式アンケート調査の結果について」を議題といたします。
理事者から、報告を願います。
158 ◯青少年課長 それでは、成年年齢の引下げに伴う成人式アンケート調査の結果について、御報告いたします。
資料10を御覧ください。
御承知のとおり、民法が改正され、2022年、令和4年から、現在の20歳の成年年齢が18歳に引き下げられます。現在、江東区をはじめ、日本全国各地の市町村では、20歳の方を対象に、成人の日に成人式を開催しておりますけれども、それでは、2022年、令和4年から、18歳が成人になったときに、区として18歳で成人式を行うのか、20歳で成人式を行うのか、現在、区では検討を重ねております。そのため、18歳がいいか、20歳がいいかについて、当事者である現在の高校生にアンケートを取りました。
2番の概要の調査対象者でございます。区内にあります都立高校8校、私立高校4校の1年生から3年生全てにアンケートを取りました。
令和4年に20歳というのは現在の高校3年生、そして、18歳というのが現在の高校1年生ということで、丸々1年生から3年生まで当事者ということになります。
調査方法ですけれども、回答者個人を特定しない無記名、学校に訪問して授業の合間に回答していただきました。そのため、配付数、回答数でございますけれども、全部で7,241名に配付のうち、6,626名から回答をいただき、回答率は91.5%でございました。
戻りまして、実施期間が7月13日から8月12日まで実施してございます。
2ページ目を御覧ください。
結論から申し上げますと、高校1年生から3年生に聞いた中で、「今までどおり20歳が良い」というのが84.8%という結果になってございます。その次の問い2の20歳が良いと思う理由ですけれども、一番多いのが39.4%ですけども、「18歳(高校3年の1月)は受験や就職活動など、大切な時期で忙しいから」というふうになってございます。
このアンケート結果を踏まえまして、区では庁内検討委員会を立ち上げて、今後、各自治体の動向等も踏まえながら、年齢について決定してまいります。また、決定次第、直ちに本委員会のほうに御報告申し上げます。
以上でございます。
159
◯委員長 本件につきまして、何かお聞きになりたいことはございますか。よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
160
◯委員長 以上で本件を終了いたします。
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◎報告事項6 江東区環境基本計画の令和元年度進捗状況について
161
◯委員長 次に、報告事項6「江東区環境基本計画の令和元年度進捗状況について」を議題といたします。
理事者から、報告を願います。
162 ◯温暖化対策課長 恐れ入りますが、資料11を御覧ください。
まず、1、概要でございます。平成27年3月に策定いたしました江東区環境基本計画では、「水と緑豊かな地球環境にやさしいまち」を計画の目標と位置づけ、目指すべき区の環境像といたしました。
前期期間は平成27年度から令和元年度、後期期間は令和2年度から6年度でございます。
この目標の実現に向けまして、数値目標を挙げる管理指標と、特に重点的に取り組む重点事業との進捗状況を毎年度に評価いたしまして、計画を管理しております。
また、管理指標や重点事業を含む区の環境施策における取組は、江東区の環境白書として毎年度公表もしております。
次に2、その管理指標と令和元年度の実績についてでございます。管理指標の総数は、重複する3つを含めまして46ございます。一部を除き、いずれも目標値が設定されており、この目標値と毎年度の実績値、それに基準値、この3つを比較することにより、環境基本計画の進捗状況を管理しております。令和元年度は前期の総括でございました。
目標値を持つ管理指標数は、重複する1つを含め38でございます。このうち、令和元年度の実績で目標値を達成した管理指標数は21、そして、達成には至らなかった管理指標数は重複する1を含めまして17でございました。
内訳は、基準値より向上した管理指標数が9、減少した管理指標数が、重複する1を含めまして8でございました。
恐れ入りますが、2ページを御覧ください。
表1はこれらの明細でございます。幾つかを御説明いたします。
まず、目標値を達成した管理指標のうち、指標8、江東区役所の二酸化炭素排出量についてでございます。
恐れ入りますが、4ページをお願いいたします。
真ん中よりやや上、ナンバー8でございます。年度実績につきましては、これまで、基準値、目標値をともに上回る状況が続いておりましたが、令和元年度は目標値を下回り、達成となりました。その背景には、全区立小学校でごみ発電を開始したことが挙げられます。
次に、向上した管理指標のうち、指標2、太陽光発電システムの助成件数及び導入によるCO2削減量についてでございます。これはその上のナンバー2でございます。目標値には届きませんでしたが、年度の実績は増加傾向にございました。
次に、減少した管理指標のうち、指標44、講座・イベント等の開催状況についてでございます。これは5ページの下部、ナンバー44でございます。平成30年度までは、平成28年度の回数を除き、実績値は目標値を達成したところでございますが、令和元年度は、
新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策といたしまして、2月下旬から講座を中止、3月から環境学習情報館を臨時休館したことが影響いたしました。
恐れ入りますが、3ページにお戻りください。
次に、3、重点事業と令和元年度の実績についてでございます。重点事業は、区の主要事業を中心に、区民、事業者、区が一体となって進めることが有効な事業を、環境基本計画の策定時に選定したものでございます。その数は23で、目標値を持つ事業数は16でございます。このうち、管理指標を活用する事業数は11でございます。
令和元年度に目標値を達成した事業数は6でございまして、それが表4でございます。
恐れ入りますが、6ページを御覧ください。
全ての重点事業と令和元年度の実績値をお示しいたしました。色彩部分が目標値を持つ重点事業で、また、ナンバーが丸で囲まれたものが管理指標を活用する事業でございます。
例えば、ナンバー4、街路灯の改修を御覧ください。これは、目標値を持つ事業で管理指標を活用しない事業です。水銀灯からLED灯などへの改修につき、目標値2,800基に対し、令和元年度の実績が3,019基で、令和元年度に目標値を達成いたしました。
私からの説明は以上でございます。
163
◯委員長 本件につきまして、何かお聞きになりたいことはございますか。
164 ◯千葉早希恵委員 5ページで言うと5-2の水環境の保全の推進のところで、35番、36番の水質の基準のところなんですが、水に含まれている酸素の量が少ないということで、DOの環境基準適合率が48%というふうになっていて、これが、水域類型が見直されて基準が強化されたことによって適合率が下がってしまったということなんですが、環境基準を調べると、一番きれいなところがAで、汚いところがEというところ。この基準になる類型というのはどのようになっていますか、伺います。
165 ◯環境保全課長 水域類型の御質問でございます。環境基本法に基づいて、都道府県が水域類型を指定し、指定の見直しを行うというふうになってございます。下水道の普及等により河川へ流入する汚濁が減少し、現状と合わない水域類型が増加したために、平成29年度より新たな水域類型が適用されることとなったと。
基準そのものは変わっていないんですが、先ほど千葉委員がおっしゃられたAからEの基準、ランクですね、これが、平成29年度に見直しが行われまして、区内12河川中10河川が、全てCだったものがAまたはBに変更になったと、基準が厳しくなったということでございます。そうは言っても、この今の5ページの資料を見ますと、従前も高くて82%で現在は37%。直近の元年度が37%ということは、かなり低いという認識でございます。これは、基準が変わった、類型が変わったということで、調べますと、測定値自体はどんどん下がっているんです。平成元年度から比べると、平成15年度ぐらいでその汚さ、汚れが3分の1まで減りまして、そこからほとんど下げ止まり状態で今まで来ているということでございます。ですが、類型の見直しで達成率は低くなったというところでございます。
引き続き、この汚れ具合については、測定を行って、情報提供、それから区民への河川の汚れの意識啓発、きれいにしていくという意識啓発に努めていきたいと思います。
以上です。
166 ◯千葉早希恵委員 ありがとうございます。水辺の景色が美しい江東区なので、こどもたちも親水公園で遊んでいて水辺に親しんでいるので、よりきれいに保てるように、こちらの計画のほうには書いてあるんですけど、区民が生活用水を汚さないような取組というのも必要だと思いますので、情報提供を引き続きお願いします。要望です。
167
◯委員長 ほかにございませんか。よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
168
◯委員長 以上で本件を終了いたします。
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◎閉会の宣告
169
◯委員長 本日予定されておりました案件は、全て終了いたしました。
これをもちまして、本日の委員会を閉会いたします。どうもお疲れさまでした。
午後4時06分 閉会
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