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  1. 江東区議会 2020-06-17
    2020-06-17 令和2年文教委員会 本文


    取得元: 江東区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-04
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1               午前9時59分 開会     ◎開会の宣告 ◯委員長  おはようございます。ただいまから、文教委員会を開会いたします。  なお、矢次委員から欠席の届け出がありましたので、御報告をいたします。  ────────────────────────────────────     ◎委員長挨拶 2 ◯委員長  本日は、改選後初の委員会でありますので、一言御挨拶を申し上げます。  御承知のとおり、去る第1回区議会臨時会におきまして、正副委員長互選の結果、委員長には私が、副委員長には金子ひさし委員が選出され、就任することとなりました。  委員会審査に当たりましては、誠意をもって適正な運営を図ってまいりたいと存じますので、委員各位はもとより、理事者におかれましても、特段の御協力をいただきますよう、お願いいたします。  簡単ではございますが、御挨拶とさせていただきます。  ────────────────────────────────────     ◎副議長挨拶 3 ◯委員長  続きまして、副議長から御挨拶を願います。 4 ◯副議長  おはようございます。去る5月25日の第1回区議会臨時会におきまして、副議長に就任いたしました磯野繁夫でございます。  文教委員会は、未来を担うこどもの学習環境の整備や学力の向上に関わる重要な委員会でございます。  各委員におかれましては、白岩委員長、金子副委員長のもと、活発な御議論をいただき、本区発展のため御尽力をいただきたいと存じます。  私も、副議長といたしまして、若林議長を補佐し、円満な議会運営に誠心誠意努力してまいる所存でございます。  どうぞよろしくお願いいたします。  ────────────────────────────────────     ◎委員席の了承
    5 ◯委員長  初めに、本委員会の委員席につきましては、現在着席のとおりで御了承願います。  ────────────────────────────────────     ◎出席理事者の紹介・所管事項の説明 6 ◯委員長  次に、本委員会の出席理事者及び所管事項につきましては、それぞれ一覧表をタブレットに掲載しておりますので、御参照願います。  ────────────────────────────────────     ◎委員会進行について 7 ◯委員長  これより委員会審査に入りたいと存じますが、ここで本日の委員会進行について申し上げます。  新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、理事者からの説明及び答弁につきましては、簡潔に行うことにより、会議時間の短縮化に努めていただきますよう、よろしくお願いいたします。  また、委員各位におかれましても、特段の御配慮をいただきますよう、よろしくお願いいたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題1 議案第55号 江東区奨学資金貸付金の返還請求に関する民事訴訟                の提起について 8 ◯委員長  それでは、議題1「議案第55号 江東区奨学資金貸付金の返還請求に関する民事訴訟の提起について」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 9 ◯庶務課長  それでは、私から、議案第55号について御説明いたします。  まず1番、江東区奨学資金貸付金についてでございます。  この制度は、生計上の理由で高等学校までの就学が困難な江東区在住の生徒に対し、奨学資金を貸し付けるもので、昭和33年度の制度発足以来、これまで3,692人に対し総額17億8,914万円を貸し付けており、そのうち令和2年3月末現在の滞納件数は75件、滞納金額は2,590万円余となっております。  次に、弁護士事務所への委託につきましては、平成27年4月施行の江東区私債権の管理に関する条例に基づき、滞納案件の適切な処理を求め、弁護士事務所に委託を開始したところでございます。  これまでの実績でございますが、平成27年度から令和元年度まで合計219件のうち、完納が91件、分納合意が66件と、合計157件回収しております。一方で、未回収案件は62件で、そのうち債権を放棄したものが30件、そのほか継続案件が32件となっております。  次に、返還請求に関する民事訴訟の提起についてでございます。  まず、訴訟提起をこれから予定する件数は9件でございます。表をごらんください。  網かけ部分の下、訴訟物の価額の合計は446万5,800円です。いずれも長年にわたり滞納状況を解消できず、そのため弁護士事務所に回収の委託をし、期日を指定し、滞納額を支払うよう督促状を送付したところでございますが、この督促に対して連絡なく、あるいは一部返済後連絡なく、もしくは支払いの意思がないというところでございました。  次に、2ページ目をごらんください。  訴訟提起を行うメリットといたしましては、和解となり、返還に至る可能性が高くなります。平成30年度の実績としては、8件訴訟提起をいたしましたが、そのうち7件が完納または分納の合意に至っております。また、返済資力に欠けるなど経済状況が明らかになれば、分納や返済猶予などの措置がとれる可能性がございます。  最後に、スケジュールでございます。  本件を御決定いただいた後、6月30日、区議会定例会において御議決いただければ、7月1日以降、訴えの提起をし、区としての債務名義を取得いたしたいと考えているところでございます。  私からの説明は以上でございます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げます。 10 ◯委員長  本案について、質疑を願います。 11 ◯赤羽目民雄委員  おはようございます。それでは、本議案について幾つか伺います。  まず、これは平成28年度から、毎年奨学金の返還請求に関する民事訴訟が提起されています。これまで訴訟までいかずに、話し合いで返済に至ったケースもあると聞いておりますが、訴訟の前に和解となった件数、それとこれまで区が起こした訴訟の件数について伺います。  次に、今回は9名の方を訴訟提起予定としておりますが、議案を見ますと、都営住宅や民間の賃貸住宅にお住まいの方が多いと思われるのですが、経済的状況も考慮した上での今回の提起なのか、どういう判断のもとで訴訟を提起されたのかお聞かせください。  それから、回収業務を弁護士に委託されていますが、弁護士への報酬はどのようにして決まっていて、昨年度は幾ら支払ったのか伺います。  最後に、今、新型コロナウイルス感染症が区民の生活に深刻な影響を及ぼしているとき、区民の悲鳴に応えて区もさまざまな支援を行っているときに、なぜこの時期に訴訟を提起しなくてはいけなかったのか。少なくとも時期については検討の余地があったのではないかと思いますけれども、以上何点か伺います。 12 ◯庶務課長  それでは、まず和解の件数でございますが、裁判に至らずに和解になった件数になりますけれども、こちらでいいますと、資料の1ページ目の2の(1)の委託実績において、回収案件が157件というところでございますので、こちらが和解とみなすことができるのかと考えているところでございます。  次に、訴訟の判断でございますけれども、経済的事情は個々それぞれございますので、まずは御連絡いただければ、当然、相応の対応は検討させていただきます。しかし、今回提起するのは、いずれも支払いがない、もしくは連絡なく支払いの意思がないといったものでございまして、そのような案件につきましては回収困難案件ということで、弁護士事務所に相談、委託いたします。その中で、改めて弁護士事務所のほうから催促して、それでも御連絡いただけないものなどにつきましては、訴訟相当という形で区に報告がありますので、これに基づきまして、区といたしましては、今回の件につきまして訴訟の判断をさせていただいたところでございます。  次に、弁護士事務所への報酬でございますが、こちらは回収額の25%というのを委託契約の中で締結しているところでございます。  それから、実績でございますけれども、こちらは昨年度32件実績がございますけれども、これにつきまして5月に支払いをしているところでございますが、これは税込みで220万円余でございます。  それから、コロナの時期、なかなかこの時期にということでございますが、まずはこの資金の原資自体、税金でございます。負担と公平性の見地からやむを得ないところでございますけれども、例えば新型コロナウイルス感染症の影響など経済的な事情がある方については、仮に訴訟があったといたしましても、これまで同様、御連絡いただいた方に対しましては、分割納付といったような状況など、個々の事情に応じながら丁寧に対応を継続してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 13 ◯赤羽目民雄委員  連絡がとれない人を対象にしたということですけれども、事前にいただいた資料によりますと、確かに全く応答のない人もいますが、中には昨年末まで、また今年の1月までやりとりをしていた方も提起予定となっています。ことしに入って1月以降、コロナの影響で返済が滞ってしまったのではないかとも推察されます。  これは弁護士に委託して、滞納者の住所も分かっているのですから、教育委員会が訪問するなどして、どのような状況にあるのか確認できたのではないか。訴訟提起以前のところでまだまだ対応できることはあったと思います。  奨学金事業というのは、経済的に困窮している生徒の教育を保障するという目的で行う、ある意味、福祉的な面も多く持っている事業だと思います。しかも奨学金の返済が若者の生活を苦しめていると。これはマスコミでも報じられ、社会問題になっているときに、法的措置に訴えて収納対策を進めるという方策については、容認できません。  以上です。 14 ◯さんのへあや委員  奨学資金貸付審査会でも同じ旨の質疑をしたのですけれども、お金の返済がなくて勧告も無視すると、最悪の場合、訴訟を提起しますという旨は、お金を貸し付けた時点で十分に説明がなされているかどうか。ホームページとか案内のプリントというのも、私、拝見したのですけれども、そういったところが触れられてなかったので、貸し付け時にそういった説明がなされているのか伺います。 15 ◯庶務課長  貸し付け時における説明でございますけれども、このような相談につきましては、事前に御本人、関係者の方が来庁して御相談に参ります。その段階で書類に書かれてないこともございますので、そういった意味できちんと対応しているところでございます。  以上でございます。 16 ◯さんのへあや委員  来庁された際に説明をしていると。10年間無利子で、学習意欲もあって、ただ、経済的困窮がある方にお金を貸し付けて、借金を負わせているわけですから、今後もそこの点を、最悪の場合、こういうケースも有り得ますよというところを十分に配慮して貸し付けを実施されるということを前提に、賛成をさせていただきます。  以上です。 17 ◯佐竹としこ委員  我が会派も賛成の立場です。  先ほど赤羽目委員からもコロナの時期にという話があり、それは理解はできますけれども、これまでの対象者を考えますと、連絡のない方ということで書いてあります。また、訴訟提起を行うメリットの2番のところに、経済状況が明らかになるということで、分納とか返還猶予、また免除などの措置がとれる可能性もあるということですので、メリットの意味も考えて賛成をしたいと思います。 18 ◯佐藤信夫委員  この間、丁寧にお仕事をやっていただいたと私は思っております。特にここに書いてありますとおり、督促・勧告が出されて全然対応がないということは、区当局としてもがっかりしているのではなかろうかと思っています。  また、この事業で本当に助かって、今、第一線で頑張って、汗を流して働いている人のことも考えれば、今後ともこのような順序で丁寧に進めていただきたい。そのように思っております。  自民党としては了承といいますか、丁寧に進めてください。 19 ◯福馬恵美子委員  この問題は、これまで返還ができなくなって提訴に至る、この間どうしたかというのが行政に問われると思います。昨年もこの件で私はそのように発言したと思いますが、きちんとした過程を経て、それでなおかつ何の連絡もないという方々に対しては、税金を貸し出しているという毅然とした態度で臨むべきだと思います。  今後も若者が借金になるとかいろいろありますけれども、これがどういう形で貸し出されているかということを十二分に御理解をいただいて返還していただくように、きちんとした手だてをしていただくことをお願いして、賛成をいたします。  以上です。 20 ◯委員長  本案につきましては、既に反対の意見が出ておりますので、挙手により採決をいたします。  お諮りいたします。  本案について、区長提案のとおり可決することに賛成の委員は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 21 ◯委員長  賛成多数であります。  よって、本案は区長提案のとおり可決することに決しました。  なお、その旨を議長宛て報告いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項16 江東きっずクラブの状況について 22 ◯委員長  続きまして、請願・陳情の審査に入ります。  なお、本日は当初委員会でありますので、審査に当たりましては、理事者の説明と不明な点の質疑を中心に行うことといたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 23 ◯委員長  御異議ございませんので、さよう取り計らいます。  これから審査いたします陳情につきましては、報告事項16と密接な関係があることから、ここで審査順序を変更し、まず、報告事項16の報告を聴取し、その後に陳情審査に入りたいと存じます。  それでは、報告事項16「江東きっずクラブの状況について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 24 ◯地域教育課長  資料18をお願いいたします。毎年御報告をしてございます江東きっずクラブの5月1日登録状況について、御報告をさせていただきます。  まず、A登録の状況ということで、こちらにつきましては小学校及び義務教育学校全46校で実施をしてございますけれども、表の最下段に記載のとおり、合計で5,522名となってございます。  1枚おめくりいただきまして、2ページ及びその次の3ページにはB登録、こちらは学童クラブ機能を有するものでございますけれども、学校内、学校外クラブの登録状況をそれぞれ記載したものでございます。3ページの中段にB登録全体の合計数を載せてございます。5月1日現在で4,095名、前年から286名の増となったものです。  報告は以上です。 25 ◯委員長  本件に関する不明な点の質疑につきましては、この後の陳情審査の際にあわせてお願いいたします。  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題2 1陳情第10号 江東区放課後こどもプランの拡充を求める陳情                 (継)           (同趣旨の陳情外1件 1陳情第20号)     ◎議題8 1陳情第45号 江東区放課後こどもプランの拡充を求める陳情                 (継) 26 ◯委員長  次に、これから審査いたします議題2「1陳情第10号外1件」及び議題8「1陳情第45号」の2件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを一括議題といたします。  理事者から、一括説明を願います。 27 ◯地域教育課長  恐れ入ります、資料2の1ページをお開き願います。  陳情の趣旨でございますけれども、学童クラブ、きっずクラブに対しまして、受け入れ専用スペースの確保等、記載の8項目について区に働きかけを求めるものでございまして、審査経過及び概要につきましては、各項目ごとに対比する形で記載をしているところでございます。  区の放課後支援事業につきましては、従来より、就労家庭から要望が多かった朝の受け入れ時間の拡大など、これまで実施をしてきました事業を拡充した形で、新たな放課後こどもプランに基づく事業を令和2年4月から展開しているところでございますけれども、既に御案内のとおり、新型コロナウイルス感染症拡大防止ということがございまして、現在、きっずクラブにおきましては、原則として利用休止の措置、これが現在までも続いているという状況にございます。  また、資料2、同じ資料ですけれども、8ページ、9ページには、1陳情第45号について同様の記載をしてございます。  説明は以上です。 28 ◯委員長  本件について、報告事項16とあわせて不明な点はございますか。 29 ◯赤羽目民雄委員  今、地域教育課長さんの説明の中で、きっずクラブは休止中との報告でした。学校の分散登校が始まるなど動きがある中で、きっずクラブを利用したい方もふえてくると思うのですけれども、今後の対応方針をお聞かせください。  それから、きっずクラブに申し込んでも入れなかった保留児の状況について伺いたいと思いますけれども、今年度保留児が出てしまったクラブ数と人数の推移、それからどの地域で多いのか。申し込み段階である程度把握できたと思うのですけれども、対策として区が行ったことはありますでしょうか、伺います。 30 ◯地域教育課長  新型コロナウイルス感染症の蔓延につきましては、感染拡大防止ということで3月から利用自粛を始めまして、4月7日からは、原則、施設の利用休止としたものでございます。これにつきましては、国の緊急事態宣言発出前に区として決定をし、利用登録している各児童保護者宛てに通知をしたということで、きょう現在までも継続している状況ということです。  しかしながら、現在、分散登校が開始されているということもございますので、今後、学校の一斉登校の開始、通常の状態に戻るということにあわせまして、きっずクラブにつきましても通常サイクルになるものと考えてございます。  この間、原則休止ということはございますけれども、マスコミ等でも報道がなされてございますが、医療従事者など就労を避け得ない家庭につきましては、一定の条件を満たす場合におきましては、受け入れを継続してきたところでございます。  次に、保留児童の関係でございますけれども、今年の入会保留ということで、5月1日現在の集計では303名という数字が出てございます。昨年につきましては、本委員会で129名という報告をさせていただきましたので、対前年比で比較をしますと、174名ふえたということでございます。クラブ数につきましては、今年度20クラブで発生をしているということで、昨年から8施設ふえてございます。  また、保留児童の解消に向けての対策ということになりますけれども、こちらの必要面積の確保ということにつきましてはハード面、こちらは一朝一夕に解決することが非常に難しいということもございます。根本的な解決にならないというところは十分認識をしてございますけれども、学校の増改築計画等にあわせまして、学校施設課及び学校現場、教育機関全体として調整を図って、建設計画の際には育成室に必要な面積を求めていく、確保していくということは進めてございますので、今後も引き続きこの確保にできる限り努めていきたい、そのように考えてございます。  以上です。
    31 ◯赤羽目民雄委員  急な再開にはならないように、情報は適時的確に保護者や学校関係者の皆さんに伝えていただきたいと要望したいと思います。  それから、保留児の状況ですけれども、きっずクラブB登録に入れなかった保留児童が20か所であるということですけれども、その中で10名以上の保留児がいるクラブというのは幾つありますか。  それから、保育園卒園者の多くはB登録を必要としていると思うのです。保育園児の増加を考えると、きちんと整備していくことが必要なのではないかと思うのですけれども、増改築の際に育成室を確保していくということですけれども、整備するという方向で、区の見解を伺いたいと思います。 32 ◯地域教育課長  先ほども質問ございました。答弁漏れで申しわけございませんでした。  今回、10名以上の保留児が出ている施設につきましては、20施設中11の施設になります。特に多いクラブ、地区ということで考えますと、豊洲西であるとか有明西とか、こちらにつきましてはそれぞれ40名以上保留が出ているという状況です。それからあと、特に多いのは元加賀の35名、あと東陽19名、数矢26名という状況にございます。また、昨年から減ったところは、例えば1つ、扇橋につきましては昨年18名保留児が出ていましたけれども、今年は5名に減ってございます。  それから、整備ということでございますけれども、学校内に新たな施設を設けるというのは難しいのかなと思ってございます。先ほども少しお話をしましたけれども、根本的な解決にはならないということになりますけれども、現状では学校外クラブの利用であるとか、あとはA登録におけるスポット利用で補完していかざるを得ないと考えてございます。  説明は以上です。 33 ◯委員長  本件は一括継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 34 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は一括継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題3 1陳情第12号 幼稚園廃園計画の見直しを求める陳情(継)     ◎議題6 1陳情第22号 幼稚園廃園計画の中止を求める陳情(継)     ◎議題7 1陳情第40号 区立幼稚園4園の廃園計画の中止を求める陳情                 (継)     ◎議題9 1陳情第46号 幼稚園廃園計画の見直しを求める陳情(継)     ◎議題11 1陳情第55号 江東区立幼稚園の民営化をしないことと、3年保                 育の拡充を求める陳情(継) 35 ◯委員長  次に、これから審査いたします議題3「1陳情第12号」、議題6「1陳情第22号」、議題7「1陳情第40号」、議題9「1陳情第46号」及び議題11「1陳情第55号」の5件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを一括議題といたします。  理事者から、一括説明を願います。 36 ◯教育委員会事務局次長  それでは、陳情について御説明いたします。  資料2になりますけれども、資料2の3ページ、6ページ、7ページ、10ページに記載がございます。いずれも令和6年度末までに計画している区立幼稚園4園の廃園を中止してほしいというものでございます。園児数が減少傾向にあることから、現時点では廃園を見直す考えはありませんが、基本方針に係る実施計画については、最新の将来推計や今年度始めた3歳児保育、預り保育の実施状況を踏まえながら、絶えず検討を進めていくということで答えております。  それと13ページ、1陳情第55号ですが、区立幼稚園の民営化を行わないこと、3年保育の全園での実施を求める内容となっております。現行の計画では区立幼稚園を民営化する方針はありませんが、認定こども園への転換等のあり方の中でうたっていますけれども、こちら区立・私立のいずれの運営形態とするか、これは今後検討を進めていくという状況です。  また、3歳児保育の拡大につきましては、本年4月から開始している2園の実施状況を確認しながら、保護者ニーズを踏まえながら検討していきたいと考えてございます。  以上です。 37 ◯委員長  本件について、不明な点はございますか。 38 ◯赤羽目民雄委員  私から1点。今、教育委員会事務局次長さんから説明があった基本方針では、令和6年度までの計画期間中に急激な社会情勢の変化等が生じた場合には、計画内容の見直しを行うとなっておりますけれども、先行きがまだまだ不透明かつ新たな生活様式による暮らし方が求められ、働き方の多様性が強調される今、まさに立ち止まって見直す状況にあるのではないかと思いますけれども、伺います。 39 ◯教育委員会事務局次長  現在、人口推計といいますか、幼児推計ですけれども、こちらについては幼児人口全体としては微増もしくは横ばいという状況になる中、保育園の需要というのはかなり高まっているという中で、幼稚園の需要はどんどん落ちてきているという状況です。  今後の推計を踏まえながら、現時点ではここについて見直す考えはございませんけれども、一方で、先ほど申し上げました3歳の預り需要というのはふえていると考えられますので、こちらの状況を見ながら、この計画について総合的なある程度の検討は必要だと考えているところでございます。 40 ◯赤羽目民雄委員  こどもの数とか、保育園・幼稚園の需要は分かったのですけれども、急激な社会情勢の変化というところでは、区が想定する、そういう状況というのはどういう状況なのか伺いたいと思います。  区立幼稚園は幼児期における教育のセンターですから、本当に大変な今こそ、その役割を発揮させ、一人一人のこどもの学びや成長を支えるようにするべきなのではないかと思います。 41 ◯教育委員会事務局次長  急激な社会情勢の変化というところですけれども、区内全体の中での幼児の人口ですと、幼稚園需要が劇的に増加するとか、また減少する、こういった状況がない限りは、こちらについてはこのあり方の検討で決めた計画どおり進めていきたいと考えてございます。 42 ◯指導室長  センター機能の充実ということで御質問いただきましたので、幼稚園につきましては、就学前教育のスタンダードを策定しましたので、小中学校と連携しながらこどもたちの発達を支え、また子育ての相談に適切に対応しながら、幼児教育の充実をしっかりと担ってまいりたいと思っております。  以上です。 43 ◯福馬恵美子委員  4園の廃園については、園児数が本当に少ない園もありますので、やむを得ないのかなという思いもある一方で、今、保護者が幼稚園に何を望んでいるかということをしっかり把握して、3歳児保育、あるいは預り保育を充実させるという答弁もありますけれども、その辺をしっかりやっていただきたい。これは要望です。  廃園になる園の今後の利用のあり方、これが地域の中では要望があるやに聞いておりますので、これをどういうふうに検討して、どこで話し合いをして、どういうふうに決めていくか、これを園のある地域に示すべきだと思いますけれども、今後のスケジュールをお示しください。 44 ◯教育委員会事務局次長  廃園した後の跡地利用の関係ですけれども、今御答弁したかと思うのですけれども、今後、政策経営部を含めた全庁的な会議の中で、方向性を検討していきたいと考えてございます。  スケジュールにつきましては、申しわけございませんけれども、現時点ではいつからということはありませんけれども、今後それも含めてお示しし、地域のほうにも入っていきたいと考えているところでございます。  以上です。 45 ◯委員長  本件は一括継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 46 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は一括継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題4 1陳情第16号 子育て支援の一環として小中学校給食費の助成を                 求める陳情(継)     ◎議題19 2陳情第6号 2020年4月からの小中学校の給食費の値上げをやめ、                据え置きを求める陳情(継)     ◎議題20 2陳情第10号 給食費値上げ中止に関する陳情(継) 47 ◯委員長  次に、これから審査いたします議題4「1陳情第16号」、議題19「2陳情第6号」及び議題20「2陳情第10号」の3件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを一括議題といたします。  理事者から、一括説明を願います。 48 ◯教育委員会事務局次長  それでは、資料2の4ページの1陳情第16号ですけれども、こちらは小中学校の給食費について、全額または半額でも助成してほしいというものでございます。  学校給食法におきまして、食材費は保護者の負担と定められていること、また受益者負担の観点から、一律に助成を行う考えはありませんが、低所得者世帯については、生活保護と就学援助の制度により、全額を援助しておるところでございます。  助成のあり方につきましては、引き続き国や他自治体の動向を注視していきます。  次に、21ページと22ページの2つの陳情につきましては、令和2年4月からの給食費の値上げの中止を求めるものです。  このたびの改定は、食材費の上昇等の理由により、既に保護者宛てに通知しておりまして、6月から集金も始まっているところです。  以上でございます。 49 ◯佐藤信夫委員  ただいま説明していただきましたけれども、1陳情第16号についてはそのまま継続でよろしいかと思いますけれども、2陳情第6号と第10号の2件につきましては、本年4月からもう既に給食費は上がっておりまして、これは正副委員長が陳情者に対して少し汗を流していただいて、取り下げ願いを出していただいたほうがよろしいかなと提案しますが、いかがですか。 50 ◯赤羽目民雄委員  まだ給食も元どおりに戻っておりませんし、これから本当にどうなるのかというのが分からない状況ですので、私はこれはぜひ継続で審議していくべきだと思っております。  無償化のほうの陳情ですけれども、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、子育て世代の経済的な負担を軽減する、小中学校の全児童・生徒の給食費を無償化する動きが今広がっております。大阪市、愛知県豊田市、都内ではお隣の江戸川区も1学期は給食費を無償にするとしております。  江東区としては、今週の月曜日から学校給食が一部再開されて、事前に伺ったところ、今週いっぱいは牛乳と主食の「ヒトサラ給食」が提供されて、その分の給食費については無償と聞いておりますけれども、無償にする際に予算はどのくらいかかるのか、それから来週以降の給食費についてはどうなるのか伺います。 51 ◯教育委員会事務局次長  今週の月曜日から「ヒトサラ給食」という形でやってございますけれども、全校分で1週間1,500万程度と考えてございます。  それと、来週以降につきましては、栄養価的にも申し分のない「フタサラ給食」を提供する予定ですので、こちらについては給食費をそれぞれ徴収するという考えでございます。  以上です。 52 ◯赤羽目民雄委員  今、所得が減少している子育て世帯の負担軽減、陳情の趣旨にあるとおり、不安を和らげようというのでさまざまな取り組みが行われている今、来週から給食費を徴収するというのは、区の今取り組んでいるところと少し相反するのではないかと思います。  来週以降も無償にした場合の予算は幾ら必要なのか。それから、今、他自治体の動向を見ていくと答弁されたのですけれども、コロナ禍における子育て支援の一つとして全国に広がっている給食費の無償化、これは本区としてもぜひ実施していただきたいと要望します。以上お答えください。 53 ◯委員長  陳情者への意向確認に関する提案が先ほどございましたので、2陳情第6号並びに2陳情第10号につきましては、正副委員長で対応を協議するとし、その結果は次回の委員会で御報告したいと存じます。 54 ◯佐竹としこ委員  先ほど佐藤委員のおっしゃるように、また今、委員長がまとめてくださいましたけれども、2陳情第6号と第10号に対しては、今の委員長の計らいに賛成いたします。  その前の陳情ですが、我が会派も給食費の無償化はずっとやっていまして、要望をしております。また、前回の代表質問の中でも、前教育長からの答弁ですが、私どもは食育の観点からということで要望しているのですが、「本区はこれまで食育の観点からも他自治体の調査研究に努めてきたところですが、現在、国において給食費の無償化の議論がなされたため、当面はその動向を注視していく」という答弁をいただいていますので、そのもとでしっかりと私たちも取り組んでいきたいと思います。これは意見です。 55 ◯委員長  それでは、本件は、本日のところは一括継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 56 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は一括継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題5 1陳情第21号の2 保育園・幼稚園児童等の散歩や園外活動の安                  全を求める陳情(継) 57 ◯委員長  次に、議題5「1陳情第21号の2」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 58 ◯指導室長  本陳情は、保育園・幼稚園児童等の散歩や園外活動の安全を求めるという陳情でございます。  幼稚園における園外活動につきましては、事前に実地踏査を行い、安全等の確認を行った上で実施をしております。また、毎月1回、安全指導日を設けまして、こどもたちに交通安全等の指導を実施し、安全に努めております。  以上でございます。 59 ◯委員長  本件について、不明な点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 60 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 61 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題10 1陳情第49号 私立学童クラブへの補助金を江東区放課後こども                 プランに位置づいた事業としてふさわしい水準へ                 の改善を求める陳情(継) 62 ◯委員長  次に、議題10「1陳情第49号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 63 ◯地域教育課長  資料2の11ページをごらん願います。  陳情の趣旨につきましては、本区の私立学童クラブに関して、補助対象の拡大であるとか補助金の増額、職員配置の増員など、7項目について区に働きかけを求めるというものでございまして、審査経過及び概要につきましては記載のとおりとなってございます。  私立学童クラブに関しましては、今年度補正予算(第3号)におきまして、私立学童クラブ臨時休所支援事業を盛り込んだところでございまして、引き続き区としましても、当該事業に対しましては補助、支援を継続していくという状況にございます。  説明は以上です。 64 ◯委員長  本件について、不明な点はございますか。 65 ◯赤羽目民雄委員  陳情の中にパート職員の人件費単価の引き上げがあるのですけれども、昨年、東京都のほうで最低賃金の引き上げがありましたけれども、これについては反映されたのでしょうか。その辺、1点伺います。 66 ◯地域教育課長  赤羽目委員から御指摘のありました東京都の最低賃金増額ということで、令和元年10月に出されてございますけれども、こちらの増額にあわせまして、令和2年度4月から臨時職員の時間単価を上げてございます。従前が1,010円だったものを、1,020円に増額したところでございます。  これによりまして、従前から実施しております私立学童クラブへの運営補助金、こちらは3施設、結構な額を出してございますけれども、予算ベースで3,800万円余というところもあわせまして、引き続き支援をしている状況にあります。  以上です。 67 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 68 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題12 1陳情第56号の2 発達障害者支援法に従い、こどもから成人まで                  での発達障害者を手厚く支援することを求める                  る陳情(継) 69 ◯委員長  次に、議題12「1陳情第56号の2」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 70 ◯教育支援課長  発達障害者を手厚く支援することを求める陳情でございます。資料2の14ページをごらんいただければと存じます。  学校教育の場での徹底したサポートを求めるとともに、発達障害者で特別支援学級を希望する場合には、希望を尊重してほしいという趣旨でございます。  今後につきましては、学習支援員等の配置など、サポート体制の充実に努めてまいります。また、こども一人一人の障害種別に応じて適切な支援を行える特別支援教室、特別支援学級、特別支援学校など、こういった就学先への就学相談を適切に今後も進めてまいります。  以上でございます。 71 ◯委員長  本件について、不明な点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 72 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 73 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題13 1陳情第57号 江東区における江東区立中等教育学校、高等学校                 の設置に係る陳情(継) 74 ◯委員長  次に、議題13「1陳情第57号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 75 ◯庶務課長  それでは、1陳情第57号について御説明します。15ページをごらんください。  本陳情に対する区の考え方でございますが、義務教育を担う基礎的自治体である区といたしましては、区域内に小中学校を設置するという法律の趣旨を踏まえる一方で、高等教育につきましては、都道府県単位の広域的役割を担う都立学校があります。そういった中で、都内にはさまざま設置されておりますので、区といたしましては、高等学校等を設置する必要性は極めて低いものと考えているところでございます。  以上でございます。 76 ◯委員長  本件について、不明な点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 77 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 78 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題14 1陳情第60号の2 保育の無償化・待機児童解消・保育士の処遇                  改善のための必要な措置を求める陳情(継) 79 ◯委員長  次に、議題14「1陳情第60号の2」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 80 ◯教育委員会事務局次長  資料2の16ページをごらんください。  陳情の趣旨ですけれども、幼稚園において全てのこどもの食材費を公費負担とすることを求めるものでございます。  給食の提供を義務としている保育園とは異なりまして、幼稚園では給食の位置づけ、実施状況が異なることから、公費負担を行う考えはございません。ただし、低所得者世帯に対しましては、副食費を免除する事業を昨年の10月から実施しているところでございます。  説明は以上でございます。 81 ◯委員長  本件について、不明な点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 82 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 83 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題15 1陳情第64号 2020年夏休み中の林間学校・臨海学校の中止の撤                 回を求める陳情(継)     ◎議題16 1請願第2号 2020年度江東区立小学校第5学年の宿泊行事に関                する請願(継)     ◎議題17 1陳情第67号 2020年夏休み中の林間・臨海学校について中止せ                 ず、代替の時期や別案で対応するよう求める陳情                 (継) 84 ◯委員長  次に、これから審査いたします議題15「1陳情第64号」、議題16「1請願第2号」及び議題17「1陳情第67号」の3件につきましては、ともに関連する請願・陳情でございますので、これを一括議題といたします。  理事者から、一括説明を願います。 85 ◯指導室長  本件は、2020年夏休み中の林間学校・臨海学校を中止せず、別案で対応を求める陳情及び請願でございます。  こちらにつきましては、小学校5年生の夏季宿泊行事は教育課程外の任意参加の宿泊行事であるため、保護者の同意のもと、実施をしております。場所の選定、交通手段の確保につきましては、各学校が行っております。  校長会から次年度の実施が難しいということで相談を受け、より良い方策について一緒に検討を重ねた結果、こどもたちの心に残る自然体験学習を日帰りで実施し、内容等につきましては各学校で検討することになっているということでございます。  以上でございます。 86 ◯委員長  本件について、不明な点はございますか。 87 ◯さんのへあや委員  オリンピック・パラリンピックが1年後に延期されましたが、来年の林間学校・臨海学校の実施は今どのように方針が決定されているのか、また、決定されているのはどの機関で決定されているのか教えてください。 88 ◯指導室長  来年の動きにつきましては、まだ都のほうから、こどもの参加等も含めまして具体的な提示がございません。また、各学校につきましても、今、学校が再開したところでありますので、これから検討するということになっております。  以上です。 89 ◯さんのへあや委員  これから検討されるということですので、去年のように9月に突然、紙一枚で、高速バスが手配できないから林間学校が中止になるといった保護者に対して通知が、同じようなことがなされないように、十分協議していただくことを強く要望いたします。  また、その意思決定に関して、校長会と一緒に協議なされていると思うのですけれども、そもそも校長会は任意の会議体であって、議事録が残らないと。そこで一生懸命話し合いがされて、合理的な判断がなされているかというのが、全く保護者にもこどもたちにも分からない状態です。ここの決定がどういう結果であれ、必ずそのプロセスが見えるように、しっかりと御説明いただけるように強く要望いたします。  以上です。 90 ◯福馬恵美子委員  今年度、コロナの関係で学校行事等が中止や延期、あるいは再考ということになっておりますけれども、昨年この陳情が出されたときに、こどもたちにどういう体験学習をさせるかという質問をいたしました。そのときに、同様の体験ができるように各学校で考えて、こどもも巻き込んで考えて行うという答弁だったと思いますが、今年度はどういうふうに実行されようとしているのか、現段階でお示しできるところを示していただきたいと思います。 91 ◯指導室長  各学校でどのような形で取り組むかというところにつきましては、本来ならば3月の保護者会等で説明をし、また年を明けた4月以降のところでこどもたちと話をしながら、確立していくことになっていたということが、これまでの予定です。  一方で、今コロナで臨時休業ということになりましたので、実施のあり方も含めて、この後の状況を見ながら決めていくことになるかと思っております。  以上です。 92 ◯福馬恵美子委員  いろいろな行事が中止になって、こどもたちも窮屈な思いや不安な思いをしていると思いますので、5年生の思い出づくり、体験学習を有意義なものにしていただくように、教育委員会としてもフォローしていただくことを要望しておきます。 93 ◯委員長  本件は一括継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 94 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は一括継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題18 1陳情第68号の2 江東区内における不登校のこどもの居場所に関                  する陳情(継) 95 ◯委員長  次に、議題18「1陳情第68号の2」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 96 ◯指導室長  本件は、江東区内における不登校のこどもの居場所に関する陳情でございます。  こちらにつきましては、各学校ではこどもたちが安心して学校生活を送れるよう、不登校の未然防止に努めているところでございます。また、不登校のこどもたちには個別の状況に応じた対応を丁寧に行っております。  教育委員会におきましては、ブリッジスクールを開設し、不登校のこどもたちへの個別の学習指導、体験活動、相談活動等を通して、学ぶことの大切さへの理解や自立心、社会性を身につけることを目的とした取り組みを行っております。  以上でございます。 97 ◯委員長  本件について、不明な点はございますか。 98 ◯赤羽目民雄委員  ブリッジスクールですけれども、コロナ禍において、こちらも休校であったと思うのですけれども、これは再開はされたのでしょうか。  それと、普通の学校では、普通のと言ったらあれですけれども、児童・生徒のお子さんの状況を担任の先生が電話等で確認されたり、ふだんの生活状況の把握に御尽力されていたと思うのですけれども、ブリッジスクールにおいても、とりわけ心身にいろいろな面を持っている、悩みを抱えているお子さんたちですから、そういうところに寄り添う対応というのはされたのでしょうか。 99 ◯指導室長  ブリッジスクールにおきましては、この6月、他校も含めまして、今、分散登校より始まったところです。ブリッジスクールにつきましては、今、入級のための相談が始まったところでありまして、これからこどもたちが通ってくるという状況にある、今スタートの段階に立っているところでございます。  また、こどもたちの状況につきましては、臨時休業でありましたので、不登校であるなしにかかわらず、先ほど赤羽目委員からお話があったとおり、担任が電話等、あるいは直接顔を合わせるとき、教材の配付等、そういったときなどを踏まえましてこどもたちの状況をつかんで、何か心配なことがないかどうかということについては、聞き取りをしながら適切に対応してきたところであります。  以上でございます。 100 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 101 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題21 2陳情第31号の4 江東区の全公共施設の使用料2割値上げ実施の                  中止を求める陳情          (同趣旨の陳情外1件 2陳情第32号の4)     ◎議題22 2陳情第33号の4 江東区の全公共施設の使用料2割値上げ実施の                  中止を求める陳情 102 ◯委員長  次に、これから審査いたします議題21「2陳情第31号の4外1件」及び議題22「2陳情第33号の4」の2件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを一括議題といたします。  本件は新規付託でありますので、事務局より順次朗読を願います。                 (事務局朗読)
    103 ◯委員長  理事者から、一括説明を願います。 104 ◯教育支援課長  令和元年度中に使用料検討委員会を開催し、令和2年第1回区議会定例会において、各施設等の条例改正を行ってきたところでございます。今回の使用料改定につきましては、あくまでも受益者負担の原則に基づき、施設の維持管理コストと最大徴収使用料との乖離を減少させるためのものでございます。そのため、今後の使用料引き上げについては中止する考えはございません。  以上でございます。 105 ◯委員長  本件について、不明な点はございますか。 106 ◯赤羽目民雄委員  施設使用料については、本年第1回定例会で条例が可決されましたが、施行期日は10月となっています。第1回定例会のときと状況が変わっております。本件に関わっている教育センターも、豊洲西小学校のスポーツ施設も、コロナの影響で区民の皆さんが利用できなくなってしまいました。今月から再開されましたが、利用の制限がかかっていたり、密を避けるために大きい部屋を借りなくてはならず、負担が増加していると区民の方から聞いております。そこで、再開後の稼働状況について伺いたいと思います。  次に、使用料の値上げについては、周知期間6か月をとるとしてきましたけれども、閉館や利用の自粛、制限がいまだに続いており、区民への周知は図られていないと思うのですけれども、区の認識を伺いたいと思います。  深刻なコロナ危機から区民生活を守るために、先ほども申し上げましたが、区もさまざまな支援策に取り組まれております。今後の見通しも立たないような状況の中で負担増を強いるということは、到底受け入れられないと私は思います。各会派を初め、皆さんのほうにもたくさんの区民の方から声が寄せられていると思います。区民の声に応えて、ぜひ再検討していただきたいと思いますけれども、見解を伺います。 107 ◯教育支援課長  今、3点御質問いただいたことについてお答え申し上げます。  まず、再開後の稼働状況でございますが、教育センターにつきましては、2か月前にあらかじめ予約という形をとっておりますので、2か月前の予約に基づき、おおむね利用が図られている状況でございます。  豊洲西小学校のスポーツ施設につきましては、ソーシャルディスタンスを保つということでございますが、現状ではあらかじめ予約電話をしていただいた上で、利用していただいているところでございます。  次に、周知につきましては、当初4月より料金改定の周知を行う予定でございましたが、今般の感染症の流行によりまして施設が休館するなど、十分な周知を図れる状況でなかったこともあり、周知開始を見送ってきたところでございますが、今後、区報、ホームページ、各施設において周知を図ってまいりたいと考えているところでございます。  また、今後の方針についてですが、区全体での方針となりますので、今後、使用料検討委員会において議論していくものと思われます。  以上でございます。 108 ◯佐竹としこ委員  この陳情に関しては他の委員会にも出されていまして、その中で、きのう、区民環境委員会の中でもありましたけれども、これは条例が可決されたものですから、変わることはできないけれども、運用面とか、さまざまな面で配慮できるところがあるのではないかという意見もありました。  そういうことも含めて、今の答弁で全庁的にという話もありましたので、そこも考えて、ぜひ配慮をお願いしたいと思います。これは要望です。 109 ◯委員長  本件は一括継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 110 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は一括継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題23 委員の派遣について 111 ◯委員長  次に、議題23「委員の派遣について」を議題といたします。  本件について、事務局より説明を願います。 112 ◯事務局次長  ただいま議題となりました、委員の派遣について御説明いたします。資料はございません。  委員会におきまして視察等を実施する場合は、会議規則により、あらかじめ議長に日時、場所等の承認を得なければならないとなっております。  しかし、議長の承認を得るためだけに、その都度、委員会を開会して、日時、場所等を決定した後に視察を実施することは、スケジュール調整等で困難な面がございます。  したがいまして、今後、本委員会で視察等を実施することとなった場合、あらかじめ議長に承認を得ることにつきましては、委員長一任とすることを本日の委員会で決定をしていただきたいと存じます。  説明は以上でございます。 113 ◯委員長  事務局の説明は以上です。  お諮りいたします。  本件につきましては、事務局の説明のとおり、本職に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 114 ◯委員長  御異議ございませんので、さよう決定いたします。  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項1 新型コロナウイルス感染症にかかる区立学校園の対応につい            て 115 ◯委員長  続きまして、報告事項に入ります。  報告事項1「新型コロナウイルス感染症にかかる区立学校園の対応について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 116 ◯教育委員会事務局次長  それでは、資料3をごらんください。  新型コロナウイルス感染症に係る学校の対応につきましては、1ページから2ページにかけて、令和2年度に入って、4月3日に学校の臨時休業の延長の通知をしてから今日に至るまでの学校、保護者への周知の経緯について一覧としておりますので、御参照ください。  3ページをお開きください。  ここでは直近の通知として、6月26日までの学校運営についての通知を添付しております。分散登校を続けること、学校給食については15日、おとといからですけれども、1皿からスタートすること。3は、きっずクラブの運営として、これまでの通常の取り扱いを継続する、つまり、分散登校中は引き続き休室とするというお知らせをしてございます。4のその他においては、6月28日までは学校の施設開放及び部活動は中止としております。  なお、この先、6月29日以降の学校運営につきましては、分散登校を継続するか、通常登校とするか、そういったことがポイントになりますけれども、あしたの教育委員会で協議をして、決定していく予定でございます。  報告は以上でございます。 117 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 118 ◯佐藤信夫委員  補正予算のときも少しお話したのですが、教職員、生徒、特に大変な期間ではなかったかなと推察します。言葉は悪いですけれども、この穴埋めは相当時間が必要になるのかなと。要は夏休みの有効活用とか、土日の活用とか言われていますけれども、先を見据えて、ぜひ丁寧に進めていただきたいなと。  特に先ほど福馬委員からも少しお話があったのですけれども、5月、6月の学校行事、全て中止になっております。後で報告事項にもありますけれども、年内、恐らく外での行事は全て中止になってくるのかなと。特に宿泊を楽しみにしていた小学校の高学年、あるいは中学校、恐らく2団に分かれて修学旅行の季節だったのではなかろうかと思いますけれども、東京都の指示でこれからも慎重に、感染防止は第一ですから、健康第一ですから、丁寧に進めていただきたいと思っています。  ここで1つだけ。我が党からもこの期間、ICTについて要望しました。各校、現場ではどのように導入されて、どのような対応を今までされたのか、1点お伺いしておきます。 119 ◯指導室長  ICTの環境につきましては、5月の段階で、学校にあるタブレットパソコン、これにモバイルルーターをセットにしまして、インターネット環境が整っていないという形で回答のあった御家庭に配布をさせていただきまして、全ての御家庭でネット環境が整うようにということで、まず整備をしてきたところです。  そして、6月に入りまして、こちらのほうも予算を通らせていただきましたオンライン学習ソフトを、動画等でこどもたちが家庭で学べるソフト、こちらを6月からID、パスワードを配布しまして、順次これを使って家庭での学習が進められるというところまで環境が整ってきました。  今、こちらを見ながら、こどもたちは授業に関する予習ができ、また、学校で学んだものを家に持って帰りまして、まだ学習の不十分なところについては、家で学びを進められるという環境が整ったと考えております。  以上です。 120 ◯佐藤信夫委員  今、段階的に学校で授業が始まっておりますけれども、ICTについて、学校側の指導によってバランスが少し悪いなとお伺いしています。この間、特にこれを率先してやった学校、またそれに学ばなくてはいけないのかなと思っていますが、特に今回すぐれた実践活動をやった学校に対して、名前を公表していただくというのは難しいかと思いますが、統一的な教育が必要かと思うのですが、その辺はどのように見ていますでしょうか。 121 ◯指導室長  今回、コロナの状況で、学校の教育についても、これまでにない非常事態ということで考えてきておりました。通常ならば、全て環境が整ったところでこどもたちの家庭学習をスタートするというのが本来の手はずであったのですけれども、今回につきましては各学校でまず工夫をして、さまざま取り組んでいただきたいと。その中で課題を洗い出しながら、また、この取り組みはいいよというものについては、共有をしながら進めていこうということでやってきました。  結果として、先進的に進めたところと、今その後を追いかけているという学校の差ができたところはあるかと思いますけれども、今、本当にスタートしたところでありますので、それぞれの取り組みの良いところをしっかりと共有しながら、江東区内の学校が全校しっかりとICTを活用しながらの学習が進められるように、前に進めていきたいと思っております。  また、オンラインの研修につきましても、教員研修は、通常ならば教員を教育センター等に集めて研修を行うのですけれども、今回は学校にいながら、オンラインで研修をするということを試みました。これによって、多くの先生方が同時に研修を積むこともできましたので、こういったものなどにつきましても、今後もぜひ取り入れてまいりたいと思っております。  以上です。 122 ◯佐藤信夫委員  前段でも申し上げましたけれども、緊急事態宣言で学校教育現場、今まで想像もつかなかった状況だったのではなかろうかと推察します。  何が言いたいかというと、学校給食も含めて江東区全体が一律でなかなか、これだけ大きな自治体でありますから、速やかにという言葉は使うには使いますけれども、難しい点もあると思いますが、江東区全体、教育現場で1校に対してみんなで補えるところは補って、水平的な考えでバックアップをこれからもしていただきたい。これは要望しておきます。  以上です。 123 ◯教育長  今お話いただきました新型コロナウイルス感染症対策につきましては、佐藤委員からもありましたけれども、今までには全くないような状況で、学校も、そして保護者、家庭も困りながら、対応しながらやっているところであります。  私たちといたしましても、これを教育を変えていく、一歩進めていく大きな機会として考えております。今、佐藤委員からもありましたように、教育委員会だけではなく、学校現場、そして保護者も含めて、心一つに前へ進めていけるように我々は考えております。  現状、学校に対するという部分でもありましたけれども、私も時間を見つけながら、今、幼稚園、小学校、中学校、学校へ行っております。現状を見ている中で、先生方が一生懸命頑張っているところもあります。そして、長期の休業の中、保護者の方にも多くの負担をかけてまいりましたので、そういったことも含めてしっかりと取り組んでまいりたいと思いますし、学校に対するフォローもやっていきたいと思っています。よろしくお願いいたします。  以上です。 124 ◯佐竹としこ委員  この件に対しては、江東区議会の新型コロナウイルス対策本部会議の中でも、まとめていろいろ要望もさせていただきました。  そのときに、給食のことなのですが、学校を休むということでなかなか給食ができないと。食育の観点から、栄養バランスとか、こどもたちの健康のためのそういうアドバイスも家庭にしていただきたいという要望もさせていただきました。これは、それぞれ少しは何かされたのかと思うのですが、もし何かありましたら、答弁願いたいと思います。  そして、いよいよ給食が始まるわけですけれども、感染リスクを減らすための注意点というのが、この前、NHKのモバイル動画に投稿されていました。それを見たのですけれども、給食をするためのガイドラインとか、何か示されているのか、その点を伺いたいと思います。  それから、この前、ある新聞で全国の主要な小中学校にアンケートをとったときに、4割強が今、分散登校とかいろいろされている中で、授業不足を補うために9割が夏休みを短縮するというお答えだったとありました。また、家庭学習分を授業として導入するとか、いろいろ取り組みをして、教育課程を3月まで何とか終わらせるという考えであるというお答えだったように読ませていただきました。  その中の最後のところに、学びの質が課題ということでありましたけれども、今、教育長の答弁もありましたし、佐藤委員の質問のICT教育に対しては、いろいろ課題が今浮彫りにされておりますが、今、学校現場、家庭という教育長の話もありましたけれども、これから課題をきちんと浮き彫りにしながら、全体的にその課題をどうしていくか。今こどもたちの教育もそうですし、健康もそうですので、健やかな成長をするための教育委員会としての取り組みが今すごく重要だと考えますが、その点に対して答弁お願いします。 125 ◯教育委員会事務局次長  私から、1点目にお答えしたいと思います。  臨時休業中の食育の関係ですけれども、本来、提供する予定であった給食のメニューですとか、あとは家庭でとってほしい栄養素については、各学校から保護者向けにホームページ等で発信をしているところでございます。  ただ、今後、第2波・第3波で、また休業ということもあり得ますので、そういった際には、教育委員会としてしっかりとそういったメニューを作って、それで発信できるような体制を整えていきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 126 ◯指導室長  今、教育委員会事務局次長のほうで答弁をいただいたところでありますけれども、こどもたちの休校中の生活につきましては、教育委員会で日課表というものを作りまして、そこにこどもたちが記録をしながら自分でスケジュールを立て、保護者と一緒にそのスケジュールにのっとった生活を送ることを進めてきたということになっております。  また、テレビ会議のアプリ等を使いまして朝の会を行うなどして、規則正しい生活が送れるようにという取り組みも始めたところでございます。  2点目の、給食に関するリスク等を避けるためのガイドラインということでございました。こちらにつきましては、江東区立学校の感染症予防ガイドラインというものを作成しまして、こちらを各学校と共有しております。この中に学校給食に関する注意点等を入れてありますので、こちらにのっとって各学校が工夫をしながら取り組みをしている、留意をしながら進めていることになっております。  それから、学びの質をしっかりと担保せよというお話をいただきました。こちらにつきましては、佐竹委員からお話がありましたとおり、ICTを上手に活用しながらと考えております。ですので、学校での学びにつきましては、こどもたちがそこで議論をしたりとか、発表し合ったりするとか、そういったところにできるだけ力点を置けるような、学校でしかできないものをしっかりと進めてまいりたいと思っております。  また、それに対して家庭で行えるものとしては、自分の中で習熟を図るとか、そういったところなどについては家庭の中でもできると思いますので、そこの部分をICTでしっかりと結んでまいりたいと思っております。  以上です。 127 ◯さんのへあや委員  先ほど教育長から各学校へのフォローをしっかり行っていくと、大変力強いお言葉を頂戴したのですけれども、現状、6月から導入されたスタディサプリ学習支援ソフト、この案内一つとっても、各学校でかなり対応が異なっております。  学校でこういった方針で授業を行っていくから、そのフォローとして使っていくとか、そういった説明をしっかりなされているところもあれば、ただただ登録してください、以上ですと。導入して終わりではなくて、その活用度ですとか、各学校でそれが活用されているかというところをしっかりアフターフォローしていただいて、今後、第2波・第3波が来ることが予想されておりますので、そのときに備えていただくように強く要望させていただきます。  以上です。 128 ◯赤羽目民雄委員  今、密を避けるということで、分散登校が行われていると思うのですけれども、これは状況次第ではありますが、これから元に戻るということになると、1クラス大体40人規模ぐらいのクラスになると思うのですけれども、そうするとソーシャルディスタンス、身体的距離の確保ができないのではないか。これは新しい生活様式のもと、学校だから仕方がないとは言えないのではないかと思うのですけれども、そのことについて教育委員会はどう考えているのか。  私たちは本会議でも述べたとおり、感染対策としても、それから一人一人のこどもに寄り添った教育を実践していくためにも、教職員をふやして少人数学級を進めていくべきなのではないかと思いますけれども、あわせて伺います。 129 ◯指導室長  この後、だんだんと学校も通常のものに近づけていけるよう、状況を見ながら慎重に、適切に考えて指示を出してまいりたいと思っております。  その中で、こどもたちにつきましては、持続的に学びを保障していかなければいけないと考えております。今回のコロナの対応は、中長期にわたる対応が求められるのではないかということで、教育委員会も認識をしています。ですので、感染リスクを可能な限り避けながら、あるいはそれに対応するすべをしっかりと持ちながら、学習指導等を進めてまいりたいと思っております。そして、その中でこどもたちの学びを保障してまいりたいと思っております。  2点目に教員の増員というお話があったところでありますけれども、教員の定数につきましては、都のほうで定められているところです。一方で、区としてスタンダード強化講師であれ、小1支援員であれ、こういったさまざまな人材を有効に活用しているところでございます。  特に今、分散登校の状況になっておりますので、担任以外のところでこどもたちを指導する人材がとても必要になってきています。ここの中で、スタンダード強化講師等が、今、それぞれ力を発揮しているということで、学校からも報告を受けているところであります。  ですので、本区として貴重な人材をしっかりと確保しておりますので、こういった人材を活用しながら、こどもたちの学びを支えてまいりたいと思っております。  以上です。 130 ◯福馬恵美子委員  今、答弁を聞いていますと、学びの質を担保する、あるいは学びを保障するというお言葉がたくさん出ておりましたけれども、こどもたちは非常に不安な毎日を送っているということを前提に、そして受け手の学校と学校の教員が同一ではない、同じ質を持っているということではないということを前提に、きめ細かな指導が要るということを強く思っております。  家庭学習で授業を補うということですけれども、これは学習の担保にはならない。というのは、家庭によって時間をとってこどもと一緒に向き合える家庭とそうでない家庭、あるいは小学校の低学年ならば何とか一緒にできるけれども、高学年、あるいは中学校の生徒に対しては非常に難しくなるということもありますので、その辺を画一的に提案したら、各家庭が全て受け入れてくれて、こどもたちとともに学ぶということが全ての家庭でできないということを、しっかりと認識していただきたいと思います。  先ほど言われた、自分でスケジュールを作って、規則正しい生活をしましょうと提案したところも、できる子と全くできない子と、そして言われることは半分ぐらいできるという3つあると思うのです。  ですから、できる子はそのままでいいですけれども、あるいはもう少し細かく指導しなければできない子、私も代表質問でしましたが、学校でも家庭でも人間関係ができていない子に、家庭で学習という一方的なお願いだけでは決してできないと思います。そのフォローを教育委員会がしなければならないのです。手探り状態はこれから続くと思いますけれども、まず各先生がゆとりのある授業ができるように、もっともっときめ細かな指導をしていただきたい。  それで、スタンダード強化講師等を言われましたけれども、その先生たちもすごく大変であると。ある学校ではその人たちに指導するために教員がいるというお声もいただいておりますので、その辺も教育委員会として、指導教員あるいは指導員、スタンダード強化講師、その人たちへの研修を今後どうするか、ここはお示しいただきたいと思います。 131 ◯指導室長  今、福馬委員のほうから、きめ細かなフォローが必要だということでありましたので、こちらにつきましては、これまでも各学校がこども一人一人の状況をしっかりと認知して、指導してきたところであります。  ICTにつきましても、こどもたちの学習状況をしっかりと確認することができていまして、その中でその子に応じた助言をこれまでも行ってきているということがありまして、全てがお願いをしておしまいということではないように進めていったところでありますので、これからもきめ細かな指導については心がけてまいりたいと思っております。  スタンダード強化講師等の研修についてということで御質問がありましたけれども、こちらにつきましてもこれまで、例えば授業を一緒に参観しながらという形、あるいは区で作りましたスタンダードの資料がありまして、こういったものなどを用いながら研修を進めてきたところであります。  実際に授業を見ながらといったことは、今年度の研修は難しいところがあるかもしれませんので、こちらもそれで研修なしということではなく、資料をもとに、その中身について報告をしてもらったり、またそれについて管理職が指導したりするという中で、指導力の向上に努めてまいりたいと思っております。
     以上です。 132 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項2 江東区私債権の管理に関する条例に基づき放棄した債権の報            告について 133 ◯委員長  次に、報告事項2「江東区私債権の管理に関する条例に基づき放棄した債権の報告について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 134 ◯庶務課長  それでは、私から報告事項2を御説明します。資料4をごらんください。  この報告は、私債権の管理に関する条例の規定を適用し、消滅時効10年が完成した債権について放棄する旨、御報告するものでございます。  該当する債権は3件で、いずれも消滅時効10年を既に経過する一方で、保証人が死亡するなどやむを得ず放棄するもので、3件の債務合計24万5,000円について、令和2年3月31日にこの旨、意思決定したものでございます。  私からの報告は以上でございます。 135 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 136 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項3 学校施設の収容対策について 137 ◯委員長  次に、報告事項3「学校施設の収容対策について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 138 ◯庶務課長  それでは、報告事項3について御説明します。資料5をごらんください。  本件は、令和2年5月1日現在の児童・生徒数をもとに令和8年度までの人数を推計した結果、必要と見込む教室数に対し、各学校における使用可能な教室数と比較し、今後、収容対策が必要と見込まれる学校をお示しするものでございます。  1ページ目は対象となる小学校、2ページ目は中学校と義務教育学校を示しております。このうち黒丸で示す4つの小学校については、既に収容対策が決定し、工事等を進めております。また、アスタリスクで示す学校、小学校10校、中学校3校及び義務教育学校につきましては、今後の推移を見ながら対策の検討を進めていく学校でございます。  なお、3ページ目以降につきましては、算定する数値等の考え方を記載するとともに、全ての学校に対する見込数を記載しておりますので、後ほど御確認願います。  私からの説明は以上でございます。 139 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 140 ◯赤羽目民雄委員  私から南部地域に絞って伺いますけれども、この地域は3万人の人口フレームを持っていますけれども、そういう推計がある中で、当然収容対策については検討されていると思います。  そこで伺いたいのですが、過去の資料を幾つか見てきました。数年前から東雲小学校は所要の収容対策を検討するとなっておりますけれども、今の検討状況、具体的内容、どういうふうに検討されているのか伺いたい。  それから、有明西学園ですけれども、今年度は後期課程の教室を活用して充足しているということですけれども、今後の推計をどう立てていらっしゃるのか。今後も後期課程の教室を活用すれば収容できる、対策等は必要ないという見解なのかお聞かせください。 141 ◯庶務課長  臨海部における収容対策の検討状況でございますが、最初に東雲小学校につきましては、検討した状況も踏まえまして、今回の長期計画におきまして、校舎等の増設に関して令和4年度から設計して、6年度工事、7年度竣工と位置づけているものでございます。  それから有明西学園、この地域につきましては、臨海部も含めまして関係部署と情報共有、特に土地利用の動向などについて意見交換をしながら、今後、必要な対策等々について講じていく。そのような状況でございます。  以上でございます。 142 ◯にしがき誠委員  私からも、収容対策について1点お伺いしたいと思います。  私が住んでいる豊洲エリアにつきましては、公立の小学校から公立の中学校へ行く割合が非常に少ないということで、これは報告事項7と少し逆転してしまっていますけれども、去年で言えば、4割弱が公立の中学校へ行っている。逆に言うと、6割が私立に行っています。  ということで、深川第五中学校を例にとってみますと、収容対策は今後検討ということになっていますけれども、例えば2008年のいわゆるリーマンショックと言われた世界的な大不況があった翌々年あたりの公立志向というのですか、経済的な事情によって、保護者の方が私立を諦めて公立へ行かせるという動きもあったやに聞いておりますけれども、今回の推計値というのは、恐らく過去3年の公立小学校から公立中学校への入学率の平均をとったと認識はしておりますけれども、今回の新型コロナウイルスの影響でまた大規模な不況があって、今後、公立志向というのが進んできた場合に、今のこの推計値だと、もしかしたら間に合わない、追いつかないこともあるのではないかという懸念をしております。  そこで質問は、過去のリーマンショックの後に公立中学校への進学が少しふえたとか、そういった数値も加味しておられるのかというところ、そういったデータは検討に値するのかどうかということも含めて質問したいと思います。 143 ◯庶務課長  入学率の推計値、おっしゃるとおり、特に経済状況に左右される部分が多いかと思います。リーマンショックの状況も、今後、新型コロナウイルス関連で経済的な停滞状況も、場合によって見込まれるということも想定できますので、これから秋以降、改めてこのような推計をまた算出してまいりますので、その際の過去の経済的な不況の状況などを加味したことも、一つの材料として今後見込んでいきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 144 ◯にしがき誠委員  ぜひ、より精緻な水準に近づけていただきたいということと、今後、分かりませんけれども、国のほうでもしかしたら35人以下学級をさらに推進するという、少人数化という動きも出てくることがあるかもしれませんので、そういった場合に必要な教室数がふえていくと思いますから、そういった国なり都なりの動向をしっかりと注視していただくように、要望としてお願いいたします。  以上です。 145 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項4 第2期教育推進プラン・江東の策定について 146 ◯委員長  次に、報告事項4「第2期教育推進プラン・江東の策定について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 147 ◯庶務課長  それでは、私から、報告事項4について御説明いたします。資料6をごらんください。  本件の内容につきましては、令和2年3月開催の本文教委員会において、今年度末までに新たなプランを策定する旨、既に御報告済みではございますが、その後の状況といたしまして、策定に際して検討いただく検討委員会委員、これは2ページ目に記載がございますけれども、このように決まりました。それから、そのほか住民意見をより広く伺うということを念頭に置きまして、その対象者に小学校2年生の保護者を加える。それからさらに、本件業務の委託事業者を選定したということにつきまして、年度が変わったことにあわせまして、改めて御報告させていただきます。  以上でございます。 148 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 149 ◯福馬恵美子委員  今回の代表質問の中で、教育推進プラン・江東の策定はスケジュールどおりという答弁でありましたけれども、コロナの感染ということで、3月の報告から大きく状況が変わってきたと思うのです。  今回の意識調査がどういうものになるのかというのが分からないのですけれども、今の調査が10年後の江東区の教育推進プランを決める基礎調査になっていいのかなという疑問が少しあるのですけれども、その辺はどういうふうな今回の意識調査になるのか、そして今回のコロナの影響をどういうふうに意識調査の中にも入れていくことができるのか、その辺の認識をお示しください。 150 ◯庶務課長  意識調査につきましては、新型コロナウイルスの関連の項目について、特段の項目を設けているというものではございません。  ただ、前回の意識調査と、それから今回新たに新型コロナウイルスが蔓延したことに伴う意識の変化というものも、場合によって、前回の比較との中で読み取れる可能性が出てくるかと思っております。  一方で、こどもたちはこれから5年、10年を生きていくに当たって、今年1年、さらにどの程度続くか分かりませんけれども、新型コロナウイルスとともに、ウィズコロナという背景もございますので、これを踏まえた形で育っていく、生きていくということもありますので、コロナのことも一定程度加味するという内容も、今回の教育推進プラン・江東の中には一定程度必要な部分もあるのかと考えているところでございます。  以上でございます。 151 ◯福馬恵美子委員  このスケジュールがここへ示されていますけれども、6月、教育に関する意識調査の実施とあるわけです。そうすると、もうきょうは6月17日なわけですよね。ですから、具体的にどういう調査をするのかということは、方針としては決まっていると私は思っております。  今の答弁ですと、コロナの関係も読み取るときに加味するのかもしれないというような、少し曖昧な答弁だったのですけれども、これは終息しているわけではないし、今後、いろいろな影響があると思いますので、意識調査の内容というのは今はお示しできないのですか、私たちに対して。もしできれば、前回の調査とどういうことが違う、新たな調査をするとか、その違いだけでもお示しいただければと思います。 152 ◯庶務課長  前回の意識調査と異なる点につきましては、大きく1点ございます。ICT関係、特にSociety5.0、このような情報化社会というものを見据えた形で、こどもたちがそれとどのようにかかわって生きていくか、そのようなことを教育の中に落とし込めるような内容を、大きく1つ項目として設けてございます。  あとは、基本的に意識というのは社会それぞれの状況の中で一定程度変化はございますけれども、前回の内容を基本として、どのように変化していくかということが重要でございますので、大半の内容につきましては、前回の意識調査の項目を踏襲している、それに加えてICT関連の項目を1つ加えるということで、今回考えているところでございます。  以上でございます。 153 ◯佐竹としこ委員  少し確認をさせていただきたいと思うのですが、4番のその他のところに、委託事業者で株式会社ぎょうせいということになっているのですが、この委託内容はどんなことを委託しようとしているのかお願いします。 154 ◯庶務課長  委託内容でございますが、まず今、御説明を簡単にさせていただきました意識調査アンケート内容の集計と分析、さらにまずは本プランを今後策定するに当たっての基礎資料、国や東京都関連データの整理、さらに区の関係する情報との整合、そういったものを横断的に抽出した中で、必要なこどもたちに対する教育のあり方というのをまずは整理して、ぎょうせいに提出していただく。そのようなことで、今回委託させていただいているものでございます。 155 ◯佐竹としこ委員  分かりました。ぎょうせいで抽出されて、それが基礎となって、各15名の委員に提出されると思うのですが、その間の教育委員会もしっかり関わっていくということで、それは当たり前ということで捉えていいのですね。 156 ◯庶務課長  おっしゃるとおり、教育委員会事務局、担当も含めて膝を詰めながら、もちろん現在も整理しながら検討しているところでございます。  以上でございます。 157 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項5 改築・大規模改修工事期間中の学校等移転先について 158 ◯委員長  次に、報告事項5「改築・大規模改修工事期間中の学校等移転先について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 159 ◯学校施設課長  恐れ入りますが、資料7をごらんください。  江東区長期計画におきまして、年度ごとの改築工事や大規模改修工事の計画を明らかにしたところでございますけれども、来年度までに設計を開始する案件のうち、工事に伴う移転を予定しているものについて、移転先等を報告いたします。  対象となる学校(園)、工事内容、工事期間、移転期間や移転先までの通学・通園手段等、詳細につきましては資料に記載のとおりでございますので、後ほどごらんください。  説明は以上でございます。 160 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 161 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項6 新型コロナウイルス感染症に伴う工事への影響について 162 ◯委員長  次に、報告事項6「新型コロナウイルス感染症に伴う工事への影響について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 163 ◯学校施設課長  恐れ入りますが、資料8をごらんください。  例年の夏休みにつきましては、授業がないため、集中的に工事を行っておりますが、既存の鉄筋コンクリート躯体のはつり作業といった、とりわけ騒音・振動の大きな作業工程や、一定期間工事箇所への立ち入りが不可能となるような作業を、これまでは夏休みの期間に充ててまいりました。  今年度につきましては、新型コロナウイルス感染拡大による学校休校により、夏休みが17日間に縮小されてしまうことになりましたので、授業に支障が出るということを考慮しまして、工事の実施を取りやめ、次年度への見送り等、実施期間の見直しを行います。  詳細は資料にございますので、後ほど御参照ください。  説明は以上です。 164 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 165 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項7 令和2年度新1年生の学校選択結果について 166 ◯委員長  次に、報告事項7「令和2年度新1年生の学校選択結果について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 167 ◯教育委員会事務局次長  資料9をごらんください。  毎年この時期に報告しているもので、1ページが小学校、2ページが中学校となっております。それぞれ欄外の右下に記載しておりますけれども、全体に占める通学区域外からの入学者数、学校選択割合は、小学校は14.4%、中学校は26.6%でした。また、最終繰り上げでも希望の学校に入れなかった補欠残ですけれども、小学校がこの表の下にありますけれども33人、中学校が100人となってございます。  あわせて、3ページには、5月1日現在の児童・生徒・園児数の一覧をおつけしてございます。後ほど御参照いただければと存じます。  報告は以上でございます。 168 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 169 ◯赤羽目民雄委員  学校選択の結果について報告いただきましたが、中学校で生徒数が608人17学級ある学校がある一方で、90人4学級の学校もある。今年の入学生は15人と。これまでも私、指摘してきましたが、大規模校と小規模校の格差が非常に大きい。しかも、この格差が広がっているのではないかと思うのですけれども、その辺の区の認識を伺いたい。  それから、大規模校はこどもが大勢いますから、一人一人の生徒に気配りや目配りが行き届かなくなってしまうのではないか。小規模校は、とりわけ新入生15人の学校では、集団教育という点で考えなくてはいけないのではないかと思うのですけれども、見解を伺いたい。  この間、格差是正を求めてきましたが、教育委員会は特色ある学校づくりを支援していくと答弁されてきました。昨年、私、区内の小中学校の周年行事に参加させてもらいましたが、どこも特色ある学校づくりが進んでいるなと、すばらしさを感じてきました。これまでの学校任せの対策ではなくて、そういう対策は行き詰まっているのでないかと思うのです。もう選択制が始まって18年ですか、区の責任でこういう格差を是正すべきだと思うのですけれども、いかがでしょうか。 170 ◯指導室長  学校の規模によって学びの格差が生じるということで御質問いただいたところでありますけれども、大きな学校につきましては、学び合いという中でさまざまなこどもたちの学習活動が進んでいるということで、こちらも認識をしております。
     また、小さな学校につきましては、個別指導等丁寧な指導を進めているということで、こういったところがそれぞれの学校の実態、あるいは特色に合わせた指導ではないかと思っているところです。  また、地域、あるいは学校のこれまでの伝統も生かしながら、それぞれが学校の特色をしっかりと出しながら進めていると認識をしているところであります。  ですので、これまでのよさといったものをしっかりと継続しながら、またその中で、今回のようなコロナの状況がありますので、新しいチャレンジもあわせて進めていきたいと思っております。  以上でございます。 171 ◯教育委員会事務局次長  学校選択制度のお尋ねですけれども、こちらにつきましては地域からはよく指摘がありますけれども、地域のつながりが少し薄くなるのではないかといった課題があるというのは、今でもあるところでございます。  一方で、保護者のニーズ、あるいは教職員についても意識改革が進んでいるところですので、今御指摘があったように18年たちますけれども、今後も当面、これは継続していきたいと考えているところでございます。 172 ◯赤羽目民雄委員  答弁が漏れています。この18年で、大規模校はずっと大規模校のまま、小規模校はずっと小規模校のまま、この格差は、この状況があっていいのかと聞いているのです。  これが広がっているのではないかという認識はない、それは少人数は少人数でいいのだと。でも、少人数のこどもたちは、部活動は制限されますよね。大規模校は大規模校で、たくさんの問題もあると思いますけれども、公教育ですから、学ぶ環境によって自分のやりたいことができない状況というのは是正していくべきだと思うのですけれども、大規模と小規模はこのままでいいのかというところ、区教育委員会はどう考えているのか教えてください。 173 ◯指導室長  さまざま、収容対策等でこれから先のことを見通しながら、区教育委員会としましては全体の調整を図っているというのが、今の実情であると考えております。その中で、実態に即した対応は、当然のことながら必要になると考えているところです。ですので、それぞれの学校の中で、今できることをしっかりとやっていきたい。  また、部活動という話がありましたけれども、学校をまたいだ部活動等も今実施をしているところでありますので、こういったものもうまく生かしながら進めていきたいと思っております。  以上です。 174 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項8 令和元年度学校給食における放射性物質検査結果について 175 ◯委員長  次に、報告事項8「令和元年度学校給食における放射性物質検査結果について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 176 ◯教育委員会事務局次長  資料10をごらんください。  放射性物質の検査結果についてですけれども、これも例年ですけれども、1の学校給食用食材は、給食使用日の前日に保健所の機械で検査を行うもの、2の学校給食用牛乳については、乳業メーカーで組織する東京学乳協議会の検査結果を確認する方法としておりますが、いずれも基準値未満でございました。  以上でございます。 177 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 178 ◯福馬恵美子委員  今後、この検査はどういうふうにされるのか。同じようにされるのか、変更があるのか、その点お示しください。 179 ◯教育委員会事務局次長  令和元年度、昨年度から検査について簡素化をしたところでございまして、当面はこの形でやっていきますけれども、福馬委員おっしゃるとおり、今後の状況を見ながら、見直しは考えていきたいと思ってございます。  以上です。 180 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項9 令和2年度中学校及び義務教育学校後期課程教科用図書採択            について 181 ◯委員長  次に、報告事項9「令和2年度中学校及び義務教育学校後期課程教科用図書採択について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 182 ◯指導室長  それでは、令和2年度中学校及び義務教育学校後期課程教科用図書採択について御報告いたします。資料11をごらんください。  本年度は、中学校及び義務教育学校後期課程で、新しい学習指導要領に即して改定された令和3年度に使用する教科書の採択を行います。  1の採択までの手続きですが、まず本区の職員で構成する調査部会を設置し、今回、文部科学省の検定に合格し、本区に送付された全ての教科書について調査し、調査結果をまとめます。  次に、教育委員会が採択資料作成委員会に対して、教科書についての検討及び教科書採択の際の検討材料の一つとする報告書の作成を依頼し、教育委員会に提出を求めます。その上で、教育委員会にて教科書採択を行います。  次に、2の採択に関する資料等についてです。  教育委員会で教科書採択を行う際に活用する資料は、ここにお示しさせていただきました(1)から(6)の6種類を予定しております。  次に、3、教科書展示についてです。  教科書展示は、江東区教育センター管理棟の2階にございます教科書センターにおいて、6月1日から開催をしております。  なお、(2)に記載いたしましたが、より多くの方々に教科書を見ていただくために、採択の対象となる教科書を豊洲図書館、深川図書館、砂町図書館において特別展示を実施しております。  報告は以上でございます。 183 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 184 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項10 令和2年度江東区教育委員会研究協力校(園)等について 185 ◯委員長  次に、報告事項10「令和2年度江東区教育委員会研究協力校(園)等について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 186 ◯指導室長  それでは、令和2年度江東区教育委員会研究協力校(園)等について御報告いたします。資料12をごらんください。  (1)から(5)は、江東区教育委員会指定の研究校(園)であります。  (1)は、令和元年・2年度の研究協力校(園)で、今年度2年目を迎え、研究発表を実施する予定でございましたが、次年度に延期をいたします。  (2)は、今年度新たに研究協力校(園)と決定した学校(園)です。令和3年度に研究発表を行います。  (3)は、研究開発校で、有明西学園を指定し、義務教育学校としての研究を進めていきます。  (4)は、心の教育推進校です。  いじめや不登校、心の問題の解決に向けて、教育の一層の推進を図っていくことを目指して研究を進めてまいります。  (5)は、江東区として取り組みを推進すべき教育課題について、研究を進める教育課題研究校(園)です。年度末には文書発表等を行います。  (6)から(8)は、東京都教育委員会の研究指定校であります。  (6)及び(7)は、人権尊重教育推進校で、第五大島小学校が研究発表会を行う予定でありましたけれども、資料等での発表となります。  (8)は、コオーディネーショントレーニング地域拠点校です。  コオーディネーショントレーニングとは、運動の巧緻性、いわゆる動きの巧みさを向上させるトレーニングの一種です。これらの研究指定校につきましては、取り組みの成果を各校に広げることにより、本区の教育の一層の充実につなげてまいります。  報告は以上でございます。 187 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 188 ◯福馬恵美子委員  学校が大変な時期で、こういう協力校になるというのはさらに大変さが増すものではないかと思うので、(1)は協力校の報告は来年度に回すということですけれども、もう一度これを考え直して、少しゆとりのある学校現場を作ってあげてはいかがですか。東京都のものはどういう扱いになるかは別として、江東区が指定するものに関してはもう一度考え直すときではないかと思うのですが、いかがでしょうか。 189 ◯指導室長  区の研究校につきましては、教育委員会のほうで毎年、何が一番大切かということで厳選をしてお願いしているところであります。  ですので、これから新しい教育を進めるに当たって、ちょうど新しい学習指導要領が全面実施されるところでありましたので、そこに焦点を絞るという形で、できる限り目の前の教育をより良く進めていくため、あるいは他校も先行実践をした研究校に沿っていったら、各学校も実を言うと、やりやすいという研究を進めていただくように絞って指定をしているところでありますので、ゆとりというお話もありましたけれども、そういった意味で必要な部分に限定をして進めてまいりたいと思っております。  以上です。 190 ◯福馬恵美子委員  それぞれの学校長の判断もあろうと思うのですけれども、今年度は特別な年だということを教育委員会も学校現場も認識していただいて、ぜひフォローしていただくように要望しておきます。負担にならないように、特に配慮をしていただくよう要望したいと思います。 191 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ──────────────────────────────────── 192 ◯委員長  間もなく正午になりますが、このまま委員会審査を続けたいと存じますが、よろしいでしょうか。          (「休憩をとってはどうか」と呼ぶ者あり) 193 ◯委員長  では、トイレ休憩を10分とって、12時10分からということでよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) 194 ◯委員長  では、再開は12時10分からお願いいたします。  暫時休憩いたします。              午前11時58分 休憩  ────────────────────────────────────               午後0時09分 再開 195 ◯委員長  それでは、委員会を再開いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項11 令和2年度江東区立中学校生徒海外短期留学の中止について 196 ◯委員長  次に、報告事項11「令和2年度江東区立中学校生徒海外短期留学の中止について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 197 ◯指導室長  令和2年度江東区立中学校生徒海外短期留学の中止について、御報告いたします。資料13をごらんください。  本事業は、江東区立中学校第3学年に在籍する生徒をカナダに短期間派遣し、語学研修、ホームステイ等を体験することにより、国際化に対応した人材の育成を図るものでございます。  目的は、1に示したとおりです。  留学日程等につきましては、2のとおりです。  中止の理由でございますけれども、今般の新型コロナウイルス感染症の発生状況を鑑み、該当生徒の健康・安全を確保した状況での実施が困難であること、また、本来の短期留学の目的を十分に達成することが困難であることから、中止といたしました。  なお、保護者へは既に学校を通じて周知をしております。  報告は以上でございます。 198 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 199 ◯佐藤信夫委員  教育長が数年前に団長を務められて、「30年の歩み」でしたっけ、書かれて、私は初当選してからこの事業をバックアップしてきた1人です。  ただ、サレー市は江東区と姉妹都市提携をしておりますので、サレー市に対しては文書か何かで出す予定かどうか。私としてはきちんと、こういう状況でもサレー市側には、江東区の意思、教育委員会の意思を続けていただきたいと思うのですが、その点はどうでしょうか。 200 ◯指導室長  サレー市につきましては、これを中止と決める段階のところで、実際に英文で前の教育長がやりとりを一度させていただいたことがあります。ですので、今後もよろしくお願いをしたいということで、サレー市とはやりとりをさせていただいております。  以上です。 201 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項12 令和元年度こうとう学びスタンダード定着度調査結果報告書            について 202 ◯委員長  次に、報告事項12「令和元年度こうとう学びスタンダード定着度調査結果報告書について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 203 ◯指導室長  それでは、令和元年度こうとう学びスタンダード定着度調査結果報告書について、御報告をいたします。資料14及び参考となっております報告書の冊子を使って御説明をさせていただきたいと思います。
     まず、資料14をごらんください。  まず1、調査の概要についてです。  調査の目的は、本区独自の取り組みであるこうとう学びスタンダードの定着状況を把握し、その結果をもとに、さらなる授業改善を図ることにあります。  調査は、本区の区立小中学校等の全児童・生徒を対象としております。昨年度の10月に実施し、結果は11月中に学校に返し、12月までに個人面談等の機会を活用する等して、保護者にお渡ししております。その後、詳細な結果を報告書にまとめました。  それでは、参考となっております報告書の冊子をごらんいただけますでしょうか。小学校を例に御説明いたしたいと思います。  まず、5ページを見ていただけますでしょうか。  このページに小学校のデータの概要をお示ししてあります。  1枚おめくりいただきまして、6ページをごらんいただきたいと思います。  定着度調査の平均正答率を、平成27年度から令和元年度の5か年で比較をしております。右側の水色の棒グラフが、令和元年度です。特に、最終学年の6年生で年々定着度が高くなっているということがお分かりいただけるかと思っております。  7ページ以降につきましては、こどもたちへのアンケート調査の結果となっております。  続いて、10ページです。  10ページは姿勢についてです。こちらにつきましては、多くの学年で引き続き課題となっております。  続いて、14ページです。  こちらは家庭学習です。高学年で肯定的に回答する児童の割合が、現在少しずつふえてきております。  続きまして、78ページをごらんください。  ここには6年生の国語の定着度調査の結果がグラフで示してあります。こうとう学びスタンダードは100%の定着を目指しておりますので、児童数が多い右の柱のグラフの人数をふやすことが目標となります。学校では、児童数の少ない左側にいるこどもたちに対して、個別指導や放課後学習教室等を効果的に活用して、指導の充実を行っております。  79ページの右下、結果の概要にはクロス集計の傾向が示してあります。学び方アンケートの各項目に、「よくできる」と答えた児童の正答率は「できない」と答えた児童の正答率よりも高くなっており、着席、挨拶、返事では20ポイント以上の差が見られました。  報告書の構成はこのようになっておりまして、全ての学年についての結果を掲載しております。  それでは、資料14にお戻りください。  一番下の3の今後の改善についてです。  一人一人の定着状況をもとに、指導方法の工夫・改善と人的支援の有効活用を図ってまいります。また、ICT機器等の効果的な活用を進めながら、主体的な学びのさらなる充実を図ってまいります。  なお、新型コロナウイルス感染症拡大にかかわる臨時休業を考慮しまして、今年度の調査につきましては中止といたします。  報告は以上であります。 204 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 205 ◯佐藤信夫委員  今、簡単に御説明いただいたのですけれども、小学校の部分だけ見ますと、小学校1年生から6年生までのデータを見ると、何となくだんだん左側の面積が少なくなってきている。大変という言葉が少し少なくなってきている。この理由、分析というのはやられているのでしょうか。 206 ◯指導室長  こどもたちは少しずつ頑張っているということと同時に、各学校の先生方が一人一人きめ細かな指導をしている中で、改善の傾向がどんどん見られていると教育委員会では認識をしております。 207 ◯佐藤信夫委員  たまたま今、俳句を作ろう云々というところを出しているのですが、特に深川第七中学校の校長をされた先生方がいらっしゃるのですけれども、5年生、6年生になると少し自分の守備範囲も広くなるのが一つの影響かなと私は考えているのですが、ぜひ中学校へ入る前にもう一工夫して、皆さんがそれに沿うような体制を改めて構築しなくてはいけないのかなと私は思っております。  特に今、このような環境でなかなか難しい時点かと思いますけれども、中学校の3年間というのは一生を決める大事な3年間だと私は思っているので、改めて分析して、改善できるところは改善して中学校へ送っていただきたい。それを要望しておきます。 208 ◯福馬恵美子委員  今回の結果報告書を見せていただいて、体力的な問題点が江東区の児童・生徒にはあるのかなと。全国テストとの比較等でも、東京都の平均より江東区のほうが体力的な、例えばボール投げであるとか、そういうものが落ちている。少しは上がったのかなと思うのですけれども、その辺で体力がないと気力が充実しないし、授業にも影響があると思うのですけれども、その体力を向上させるために、ここに書かれていることが少し抽象的なので、今後の改善点についてお示しください。 209 ◯指導室長  真ん中のところに、体力にかかわる項目について報告をさせていただいているところでありますけれども、小学校でいいますとわくわくタイムというもの、また中学校でいいますとウォームアップタイムというものを、江東区の各学校で実施しております。  例えば小学校のわくわくタイムというのは、江東区の体育の授業の初めのときに、大体5分間程度、授業の内容にかかわる基礎的な運動を行いながら、主たる運動に結びつけていくということで、体を動かしながら、温めながら主の運動が身につくように、またそこでの活動がその後の体育の授業に有効に活用できる、あるいは楽しくなるようなものを必ず取り入れておりますので、こういったものなどの取り組みは、今後も含めて確実に進めてまいりたいと思っております。 210 ◯福馬恵美子委員  わくわくタイムのアンケートを見ても、「あまりかんばっていない」「かんばっていない」というのがそんなに減っていないですよね。逆に6年生等は、平成27年から見てもふえているように思うのですけれども、やはり一つ工夫が要るのかなと。  授業をすれば必ず、ある学校ではすごく効果が出る、ある学校ではそんなに効果が出ないという差が出ると思うのです。それを教育委員会は吸い上げて、よい面を各学校に指導すると思うのですけれども、そういうことはどう工夫をされて、実際に各学校への取り組みを指導されているのですか。 211 ◯指導室長  教育委員会では、こうとう学びスタンダードの指導資料というものを作成しております。ここの中に、わくわくタイムとかウォームアップタイムについての考え方、あるいは具体的な取り組みの例などを載せながら、指導資料をもとに、よい取り組みを各学校でも実践できるようにということで、資料提供等を行っております。  また、体育の研究会等の中で実際の授業を公開しまして、それを先生方がみんなで見合って研さんを図るということで、体力の向上に向けた取り組みを進めているところでございます。  以上です。 212 ◯福馬恵美子委員  結果報告書の中にそういう事例であるとか、今後の方針であるとか、そういうことをもう少しこの中に書くことはできないのですか。そうすれば、もう少し多くの方がそれを目にすることができるのではないか。  結果報告書と書いてあるので、結果報告だけなのですけれども、これをどういうふうに分析して、どういうふうに生かしていくかというのができればいいのかなと、いつもこういう報告書をもらうと思うのですけれども、そういう取り組みをされるつもりはないですか。もしないとしたら、していただければと思うのですが、認識をお尋ねします。 213 ◯指導室長  福馬委員御指摘のとおり、結果で終わってしまったら意味がない。もちろんのことだと思っております。ですので、各学校にはこれのもう少し細かいといいますか、学年ごととかクラスごととか、あるいはこどもたち一人一人、こういったものなどについてもデータが届いているわけです。そういったものをしっかりと分析しながら、また授業改善プランというものを、この結果をもとに各学校が分析をしたもとで、次年度の計画等も含めて進めて作っていくということで、PDCAサイクルを回していく中の一環にこれを組み入れていることになっています。  今回報告させていただいたものは結果報告書でありますので、その中の一部になってしまっているので、見えないということがあったかもしれませんけれども、先ほど言った指導資料につきましては、また別の冊子などを用意しまして、こうとう学びスタンダードの全教科について網羅をして、また指導の具体的な授業例が載っているので、それだけでもかなりの量になってしまうところがあるので、また別の冊子の中でまとめさせていただいているところです。 214 ◯福馬恵美子委員  ここは文教委員会ですよね。江東区の教育に対して、こういうのがいいのではないかとか、あるいは報告を聞いて検討するところなので、この報告書だけではなく、実はこういうところもしっかりと検討して、各学校にはこういうフォローをしていますよというのが、全部でなくても、一部でも分かるような報告を、きょうは報告事項ですからしていただければ、私たちもそういうふうにしているのだ、では現場の先生方と会ったときに、これはいかがですかとか、もう少し進んだ会話ができるのではないかと思うのですけれども、きょう、あすでできるわけではないと思いますので、ぜひ御検討いただくように要望しておきます。 215 ◯佐竹としこ委員  私もこの冊子を読ませていただいて、「はじめに」というところに、これは令和2年3月ですので、前年度の報告として報告されていることだと思うのですが、それで捉えますと、前年度からこうとう学びスタンダードはネクストステージになったと。そのように記入されています。  それで、これからもネクストステージとしての取り組みを確実に推進するということになっているのですが、平成27年度からずっと5年間の流れの結果が、今この表になってあらわれているわけですけれども、ネクストステージの取り組みというのが、今、福馬委員のお話と少しかぶるかもしれないのですが、どういう形なのかというのが理解できないのですけれども、どう捉えたらいいのか、分かりやすく教えていただければと思います。 216 ◯指導室長  ネクストステージについてということですけれども、この前の、ネクストステージ以前という部分とネクストステージという中で、こうとう学びスタンダードの取り組みの項目が変わったということではありません。一方で、その中の質的な改善といいますか、新しい学習指導要領がちょうど今、全面実施になるところでありますので、主体的・対話的で深い学びといいますか、こどもたちが主体的に学習に取り組んだりとか、話し合い活動みたいなものをより充実させていくということ、また学んだものと学んだものをつないで学びを深めていくといった観点で、もう一度取り組みを見直ししたということを、ネクストステージという考え方で進めているところでございます。  以上です。 217 ◯佐竹としこ委員  何となく分かりました。以前に質問の中で、国語、算数、数学、英語ということだったのですが、これからの社会の中では理科、科学も必要ではないかということで、こうとう学びスタンダードの中にそういうのを入れたらどうかと提案したことがあるのですけれども、教科を変えるとかではなくて、これまでの定着したこうとう学びスタンダードは変えないけれども、それを一歩深めていくということで、今理解をいたしました。  いろいろな件で、今後もこどもたちにとって、社会にとってどんなことが必要かということで、こうとう学びスタンダード自体も少しずつ変えていくことが重要ではないかと思いますので、それはしっかりと要望いたします。 218 ◯委員長  お願いがあるのですけれど、この文教委員会の中で、私もいつも、こうとう学びスタンダードの表を見たときによくはなっていると思うけれども、悪くなっているとか、改善面とか、いろいろなものがあると思うのですが、それが報告されてないということを聞いていたので、今後、提出できるものがあるのだったら、こういうことを改善して、こういうよい方向へ向かっているというものをお示しいただけるとありがたいということだけつけ加えておきます。 219 ◯教育委員会事務局次長  今、白岩委員長を含め、さまざまな御意見をいただきましたので、この定着度調査の結果報告につきましては、今後、出し方については教育委員会の中でよく協議をいたしまして、できるだけ分かりやすい形で、簡潔に御報告できるように努めてまいりたいと思います。  以上です。 220 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項13 いじめ防止対策推進法に基づく重大事態に係る調査結果につ            いて 221 ◯委員長  次に、報告事項13「いじめ防止対策推進法に基づく重大事態に係る調査結果について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 222 ◯指導室長  それでは、いじめ防止対策推進法に基づく重大事態に係る調査結果について、御報告いたします。資料15をごらんください。  いじめ防止対策推進法に基づく令和元年度における重大事態について、4件報告をさせていただきます。  まず、重大事態について御説明いたします。  いじめ防止対策推進法の第28条において、次に掲げる事態を重大事態としております。(1)いじめにより当該学校に在籍する児童等の生命、心身又は財産に重大な被害が生じた疑いがあると認めるとき。(2)いじめにより当該学校に在籍する児童等が相当の期間学校を欠席することを余儀なくされている疑いがあると認められているとき。なお、相当の期間とは、不登校の定義を踏まえて、年間30日の欠席を目安としております。  それでは、今般発生しました重大事態について御説明をいたします。今回のこの4件につきましては、今御説明させていただいた中では、全て(2)に該当するということで報告をさせていただきます。  まず、事案アについて御説明いたします。  被害児童は、当時小学校6年生でした。いじめの様態は、嫌だと感じることを言われるです。  事案の概要と教育委員会の見解です。  被害児童の保護者より、被害児童が同学級の児童から、グループ活動や委員会活動、係活動で、嫌だと感じることを言われたと訴えがありました。学校は、関係児童から聞き取りを行いましたが、いじめ行為を認知するに至りませんでした。学校は、被害児童の保護者にその旨を伝えるとともに、複数回にわたり話し合いを行いましたが、納得を得られず、被害児童は学校を欠席するようになってしまいました。  卒業後は、区立中学校に進学をしております。今後も当該小学校及び進学先の中学校と教育委員会が連携しまして、いじめの再発防止に努めてまいります。  続いて、事案イについて御説明いたします。  被害児童は、当時小学校の6年生でした。いじめの様態は、悪口、たたかれたり、蹴られたりするです。  事案の概要と教育委員会の見解についてです。  被害児童の保護者から、被害児童が同学級の児童から宿泊学習中に悪口を言われたと感じたり、遊びがエスカレートしてたたかれたりしたとの訴えがありました。学校は、加害児童から聞き取りをするなどして事実関係の把握に努めるとともに、いじめの行為を踏まえ、加害児童への指導を行い、被害・加害双方の保護者に指導内容を伝え謝罪をしようとしましたけれども、被害児童の保護者に受け入れられませんでした。  本件発生後、被害児童の欠席は続き、ブリッジスクールに入室をいたしました。ブリッジスクールでは、友人関係を築き、中学校進学への意欲を高め、現在、区立中学校に進学をしております。今後も当該小学校及び進学先中学校と教育委員会が連携し、いじめの再発防止に努めてまいります。  続いて、事案ウについて御説明いたします。  被害生徒は、当時中学校2年生でした。いじめの様態は、嫌なことを言われたり、嫌なことをされたりするでした。  事案の概要と教育委員会の見解についてです。  被害生徒の保護者から、嫌なことを言われたり、嫌なことをされたりしたとの訴えがありました。学校は、事実確認の上、加害生徒保護者同席のもと、加害生徒に指導しました。後日、いじめ行為について、加害生徒とその保護者は被害生徒とその保護者に謝罪を行いましたが、十分な理解が得られませんでした。  担任は、電話連絡や被害生徒宅を複数回訪問するなどして、被害生徒の状況把握や登校を促すことに努めましたが、登校再開に至らず、ブリッジスクールに通うことになりました。ブリッジスクール入級後も担任は家庭訪問を継続しながら、スクールソーシャルワーカーとの連携等を図っております。今後も当該中学校と教育委員会が連携しまして、いじめの再発防止に努めてまいります。  続いて、事案エについて御説明いたします。  被害生徒は、当時中学校1年生でした。いじめの様態は、冷やかしやからかい、嫌なことを言われるです。  事案の概要と教育委員会の見解についてです。  担任は、欠席が多くなった被害生徒を気にかけ、話を聞いたところ、陰口を言われている気がするということを聞き取りました。クラスの関係生徒の聞き取りでは事実は認められず、今後に向けた指導を担任から行いました。  後日、被害生徒の保護者から、人間関係が理由とのことでブリッジスクールへの入級を希望する旨の話があり、その後、ブリッジスクールに入級することになりました。ブリッジスクールには休まず通っており、心理士や担当職員が心のケアを行いながら指導に当たっております。今後も当該中学校と教育委員会が連携し、いじめの再発防止に努めてまいります。  報告は以上でございます。 223 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 224 ◯佐竹としこ委員  いじめは、とにかく何よりも早期発見で、早期対応が大事だと思うのですけれども、この4件の事案の中で、3件が保護者からの訴えということになっているわけですけれども、そのほかにスクールカウンセラーとか、スクールソーシャルワーカーなどの直接相談で把握できた事案はなかったのでしょうか。 225 ◯指導室長  今回報告をさせていただいた事案については、保護者からの訴えということになっているところでありますけれども、全てのいじめ重大事態ということではなく、いじめということの事案につきましては、当然のことながら、スクールカウンセラーが把握をして、担任と連携をして解決に向けて取り組みを進めたり、あるいはスクールソーシャルワーカーが学校と家庭をつないで、解決に向けて動いたということもたくさんあります。 226 ◯佐竹としこ委員  今伺いましたので、とにかく今後も所管の連携はすごく大事だと思いますので、児童・生徒一人一人を大事にしながら、ぜひよろしくお願いいたします。 227 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項14 地域学校協働本部への移行について 228 ◯委員長  次に、報告事項14「地域学校協働本部への移行について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 229 ◯地域教育課長  資料16をごらん願います。  まず、1の経緯でございますけれども、中央教育審議会答申や社会教育法の改正等を受けまして、昨年、学校支援地域本部の全校設置が完了しました。今回、令和2年4月より、これを地域学校協働本部へと移行したものでございます。  2の概要につきましては記載のとおりでございますが、ここで1枚おめくりいただきまして2ページをごらん願います。より御理解をいただけますように、図を交えたものを記載してございます。  この事業につきましては、これまで学校支援地域本部を初め、地域住民や保護者の方等々によりまして、さまざまな学校支援の取り組みがなされてきたわけでございますけれども、これらをもととしまして、協働というキーワードのもとに各団体との緩やかなネットワーク、いわゆるお互いのつながりということで連携を形づくるということで、こどもの健やかな成長を支えるという共通の目的のために、みんなで協力し、時に補い合いながら、学校も含めた地域全体で連携・協働してさまざまな活動を進めていく、この体制を地域学校協働本部とするものでございます。  2ページの下のほうには、地域学校協働本部全体のイメージ図を載せてございます。図の中にCと書いてございますけれども、青の四角で表示してございますが、従前からの学校支援地域本部を初めとしまして、各活動団体をこちらに記載してございます。現状、団体ごとに熱意を持って活動されている方も多くいらっしゃる中で、団体相互の連携という部分では少し希薄であるという部分も多くありまして、支えるべき学校に対し、各団体がそれぞれ個別に学校と連絡調整を行うということもあった中で、効率性や連携による効果なども、地域によって差はございますけれども、十分に得られていないだろうという見方が一つございます。  こうしたことから、各団体に地域学校協働活動推進員、これをコーディネーターと呼びますけれども、これを設置しまして、団体や個人をつないでまとめる調整役として確立するというものでございます。  図の中にAとして記載してございますけれども、主任コーディネーターということでございます。各団体のコーディネーターの中から1名を選んでいただきまして、地域学校協働本部運営のリーダー役として、各学校との連絡・調整を行う役割を担っていただくというものでございます。ある意味、この主任コーディネーターがキーパーソンとなるのかなと考えてございます。  図の中のBとしまして、オレンジ色のラインで示してございますのが、連絡会と呼ばれるものです。この連絡会につきましては、主任コーディネーターと各団体のコーディネーターなどによりまして構成をするということで、各団体の情報を全体で共有する、あるいは課題解決に向けた意見交換など、先ほど御説明いたしました地域学校協働本部の連携・協働を具現化するためのツールの一つというものでございます。  隣、3ページでございますけれども、主任コーディネーター連絡会、コーディネーターそれぞれの役割や、業務等の説明を記載してございます。
     また、3ページの下でございますけれども、今後に向けてということで、これは将来的に目指すべき姿を描いたものでございます。目標を共有しながら協働活動を実施、展開していくことで、学校を中心に一つのチームになる、地域全体で学校を支えていく、これが一つの理想の形かと考えてございます。  説明は以上です。 230 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 231 ◯さんのへあや委員  地域学校協働本部事業について、この説明を受けて、学校の評議員と何が違うのだろうという認識を受けたのですけれども、これは役割的にはどういう分担になるのでしょうか。 232 ◯地域教育課長  学校評議員会は、学校の教育方針の説明や活動報告、学校評価の役割をつかさどるというところがございまして、こちらの地域学校協働本部というのは、それぞれ地域で活動されている方たちの、ある意味、形を今回コーディネーターと位置づけて、これは区の委嘱を伴うことになりますけれども、今後ますます活動しやすくなるような位置づけをはっきりさせるものでございまして、少し種類が違うのかなと思ってございます。  以上です。 233 ◯さんのへあや委員  地域と学校をまとめるコーディネーター的役割というところで、私、学校評議員自体もそういった役割があると認識していたのですけれども、そうではなかったということですか。 234 ◯地域教育課長  今回の地域学校協働本部ということで、各団体の活動ということになりますと、2ページに図を記載してございますけれども、これまであった学校支援地域本部を初め、ほかにも学校によって、おやじの会であるとか、ウィークエンドスクールで活発な活動をしているところ、あるいは町会とかPTA、それぞれ地域によって温度差はありますけれども、いろいろな活動をそれぞれされている。  学校評議員会というのは、学校の教育方針の説明であるということなので、地域の活動とは少し違う形になります。  ですので、このような地域のそれぞれの活動を、先ほど申し上げましたとおり、コーディネーターという形でしっかりと位置づけをしまして、より活動しやすくしていただくということです。イメージとしては、新たに地域学校協働本部を作るというよりは、現在ある組織、体制を生かしながら、再構築していくというイメージかと思ってございます。  以上です。 235 ◯さんのへあや委員  承知いたしました。これは連絡会など実施されると思うのですけれども、議事録などは残らないですよね。要は任意の会議体として存在するということですよね。 236 ◯地域教育課長  今のところ、任意の活動ということになりますけれども、ただ、この4月から移行したというところで、地域学校協働本部事業がそれぞれ今、コーディネーターを学校側に推薦していただくという段階にございます。ですので、先行してすぐに活動が活発に動く学校もあれば、当面、まだまだ少し時間がかかるかなと。この時間、例えば2年、3年なのか、5年なのかというところもありますので、その辺は長い目で支えていく、見てきていただきたいと思ってございますので、また議員各位にはお力添えいただければと思ってございます。  以上です。 237 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項15 江東きっずクラブの指定管理者の選定について 238 ◯委員長  次に、報告事項15「江東きっずクラブの指定管理者の選定について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 239 ◯地域教育課長  資料17をお願いいたします。  江東きっずクラブを併設する平野児童館及び東雲児童館につきましては、指定管理者制度による指定期間が令和2年度末をもちまして満了となります。このことから、今回、再選定を行うことになるものです。  対象の施設、指定期間、選定方法につきましては、記載のとおりとなってございます。  いずれの施設につきましても、事業者は建物全体の指定管理業務を受託することになりますので、江東きっずクラブ平野児童館につきましては深川老人福祉センターの、また、江東キッズクラブ東雲児童館につきましては東雲児童館の指定管理業務を受託するに当たりまして、その中にきっずクラブ運営業務を含む形で業者は受託をするということになるものです。  所管課は、それぞれ福祉部福祉課、こども未来部こども家庭支援課となるものでございます。  説明は以上です。 240 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 241 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎協議事項1 令和3年度東京都に対する要望事項について 242 ◯委員長  続きまして、協議事項に入ります。  協議事項1「令和3年度東京都に対する要望事項について」を議題といたします。  初めに、要望事項の取り扱いについて、事務局から説明願います。 243 ◯事務局次長  それでは、東京都に対する要望事項の取り扱いについて御説明申し上げます。  まず、東京都への要望事項の実施でございますが、委員会の権限となっておりますので、今年度都要望を行うかどうかにつきましては、本日の委員会の中で御協議をお願いします。  また、都要望を行うことになった場合は、要望事項の内容についての協議、また都の関係局への提出についても、委員会で実施をしていただきます。  なお、都への要望につきましては、23区の共通事項は特別区議会議長会を通じて行っていることから、委員会での要望につきましては、本区特有の事項に限って要望することになっております。  なお、昨年度、当委員会では、本区特有のものがないということで、東京都への要望は実施していないところでございます。  説明は以上でございます。 244 ◯委員長  本年度はどのような取り扱いとするか御協議願います。            (「委員長一任」と呼ぶ者あり) 245 ◯委員長  委員長一任ということでございますので、委員長といたしましては、要望する事項について特段に御意見がないことから、本委員会といたしましては要望事項書を提出しないことといたします。  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎協議事項2 通学区域の新設について 246 ◯委員長  次に、協議事項2「通学区域の新設について」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 247 ◯教育委員会事務局次長  それでは、本区に帰属が決定した中央防波堤埋立地の海の森一丁目から三丁目について、本年4月1日に本区の町区域として新設されたため、新たに通学区域を設定するものでございます。  学校までの距離や通学経路等の条件を考慮いたしまして、有明西学園、小学校は前期課程、中学校は後期課程を指定校としたいと考えております。  施行日は7月1日とし、6月26日の教育委員会に規則改正案を提出する予定としております。  説明は以上です。御協議のほど、よろしくお願いいたします。 248 ◯委員長  本件について、協議を願います。              (「なし」と呼ぶ者あり) 249 ◯委員長  本件につきましては、了承するということでよろしいでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 250 ◯委員長  それでは、本件は了承することといたします。  以上で本件を終了いたします。  ──────────────────────────────────── 251 ◯佐藤信夫委員  このように新型コロナウイルス感染拡大中ではございますが、毎年たしか、この委員会では教育委員の先生方と意見交換、あるいは先ほど質問させていただいたのですが、今年は第二大島小学校で教育をやっていらっしゃるということで、授業を拝見したいなと。また、学校給食の場も、先ほど来からいろいろな説明がありますが、学校で栄養のことまで各家庭に指導している現代社会、それは時を見て委員長の計らいで進めていただきたいと要望しておきます。  以上です。 252 ◯委員長  この件につきましては、正副委員長の打ち合わせのときも出ましたけれども、こういう時期ですので、早めに機会を持たせていただければありがたいと思いますので、御配慮の上、よろしくお願いいたします。  ────────────────────────────────────     ◎閉会の宣告 253 ◯委員長  本日予定されておりました案件は、全て終了いたしました。  これをもちまして、本日の委員会を閉会いたします。どうも御苦労さまでした。               午後0時47分 閉会 Copyright (c) Koto City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...