• 子どもの貧困(/)
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  1. 江東区議会 2019-12-04
    2019-12-04 令和元年文教委員会 本文


    取得元: 江東区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-04
    ↓ 最初ヒットへ(全 0 ヒット) 1               午前9時59分 開会     ◎開会宣告 ◯委員長  おはようございます。ただいまから、文教委員会を開催いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題1 1陳情第10号 江東区放課後こどもプラン拡充を求める陳情                 (継)          (同趣旨陳情外1件 1陳情第20号)     ◎議題7 1陳情第45号 江東区放課後こどもプラン拡充を求める陳情                 (継) 2 ◯委員長  それでは早速、委員会審査に入ります。  これから審査いたします、議題1「1陳情第10号外1件」及び議題7「1陳情第45号」2件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを一括議題といたします。  理事者から、一括説明を願います。 3 ◯地域教育課長  それでは私から、1陳情第10号及び1陳情第45号状況についてお答えいたします。  これまで事業を拡充した新たな放課後こどもプランに基づく事業、こちらを令和2年4月1日から実施するため、現在、新年度B登録児童を対象に募集案内を周知・配布し、入会受け付けをしているところでございます。  以上でございます。 4 ◯委員長  本件について、一括質疑を願います。 5 ◯赤羽目民雄委員  おはようございます。この間、この委員会審議中で、この陳情についてB登録育成室確保が難しいと。確保できてないクラブが9つあるというが、この間、課長さん答弁中でありましたけれども、具体的にどこクラブが確保できないか御教授いただきたい。  それと、今御説明あったとおり、来年度申し込みが始まるということですけれども、それはいつから始まるか。それから、育成室確保については見通しは立っていらっしゃるか。確保できない場合には、かわる対応策というは検討されているか伺います。 6 ◯地域教育課長  まず、育成室確保が困難なクラブでございますが、例えば元加賀小学校であったりとか、砂町地区四砂小学校、明治小学校等と保留児童が発生しているところというは確保が非常に困難なかと考えているところでございます。  次に、来年度募集につきましては、今現在、B登録につきましては募集案内、受け付けをしているところでございます。その結果につきましては、2月以降に順次、入会決定を保護者宛てに通知してまいりたいと考えているところでございますが、そのほかA登録事業につきましては、3月上旬を皮切りに募集を開始させていただくということで、既に御案内をさせていただいているところでございます。
     次に、育成室確保についてお尋ねでございますが、まず、確保に関する考え方前提でございます。こちらは児童数ですとか学校施設利用状況、こちらをまず鑑みた上で、最善策を検討していくということでございますが、この前提中で2つ考えを中心に、今現在対応しているところでございます。  まず、1つ目といたしましては、放課後こどもプランに記載してございますが、環境改善、つまりこちらは学校と今現在覚書をクラブで交わしておりますが、児童利用環境を改善するために学校と調整をさせていただいている内容といたしましては、空き教室を効率的に活用するということを前提といたしまして、学校運営状況もございますので、そちらをあわせながら月単位、もしくは週単位を基本に、学校側にも最大限配慮をいただきながら、活動スペース確保について協議しながら対応しているところでございます。  それからもう一つ、こちらは今回本会議でも御答弁申し上げましたところでございますが、他公共的施設活用ということを今現在考えているところでございます。ただ、この考え方は、学校施設を利用することでございますので、その安全確保が非常に重要だと考えているところでございます。そのため、ボランティア、保護者など地域協力もいただきながら、児童が多様な経験ができるように努めてまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 7 ◯赤羽目民雄委員  では、簡潔に1点だけ。本会議で答弁でもあったとおり、ほか公共的施設活用も検討するという答弁だったですけれども、具体的にどんな施設を考えていらっしゃるか。例えばスポーツセンターとか、そういう施設も対象になるですか。伺います。 8 ◯地域教育課長  まず、具体的な施設につきましては、現在検討を進めているところでございますが、利用している児童学校、利用学校に比較的近い施設、当然これはスポーツ関係施設を視野に入れているところでございます。ただ、こちらにつきまして、まず安全確保をしっかり固めた上で、対象施設を選定してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 9 ◯委員長  ほかにございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 10 ◯委員長  本件は一括継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 11 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は一括継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題2 1陳情第12号 幼稚園廃園計画見直しを求める陳情(継)     ◎議題5 1陳情第22号 幼稚園廃園計画中止を求める陳情(継)     ◎議題6 1陳情第40号 区立幼稚園4園廃園計画中止を求める陳情                 (継)     ◎議題8 1陳情第46号 幼稚園廃園計画見直しを求める陳情(継)     ◎議題10 1陳情第55号 江東区立幼稚園民営化をしないことと、3年保                 育拡充を求める陳情(継) 12 ◯委員長  次に、これから審査いたします議題2「1陳情第12号」、議題5「1陳情第22号」、議題6「1陳情第40号」、議題8「1陳情第46号」及び議題10「1陳情第55号」5件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを一括議題といたします。  理事者から、一括説明を願います。 13 ◯学務課長  これら5件陳情でございますが、区立幼稚園今後あり方に対するものでございまして、前回報告から特段動きはございません。  以上でございます。 14 ◯委員長  本件について、一括質疑を願います。 15 ◯赤羽目民雄委員  この後報告ともかぶってしまうですけれども、来年4月から南陽幼稚園豊洲幼稚園で3歳児保育が始まるという、その応募があって、抽せんになりまして、その結果、今回入れないお子さんがたくさん出てしまったと伺いました。区立幼稚園はこの間、人が集まらないとかというお話だったですけれども、区民ニーズに合わせたら、それだけ多く保護者方が応募されるわけで、それは今回この結果を見て、本当に証明されたではないかと思うです。  この廃園計画というは、ここで1回立ちどまって、3歳児保育実施園を拡充して、区民ニーズに合わせていくほうが大事ではないかと思いますけれども、その辺はいかがか、区見解を伺いたいと思います。  それから、廃園対象とした理由中に入園希望が少ない、今言っている在園児数が少ない園となっていましたけれども、今回、廃園対象ちどり幼稚園は、3歳児保育を実施してない幼稚園では、辰巳幼稚園ひばり幼稚園東砂幼稚園に次いで4番目に応募者が多い幼稚園でした。地域多く方がこの幼稚園にお子さんを預けたいということだと思いますので、これはいま一度需要調査というをやるべきではないかと思うです。  このまま計画どおりに進められてしまうと、ちどり幼稚園富岡地区唯一区立園です。これはこれまでにも指摘しましたけれども、このままだとこの地区から幼児教育センターがなくなってしまいますし、障害児とか発達に課題があるお子さん、支援を要するお子さんを受け入れる施設が減ってしまうことになってしまうと思うですけれども、その辺も含めて区見解を伺いたいと思います。 16 ◯学務課長  令和2年度園児募集状況については、後ほど報告事項で詳しく説明をさせていただきますけれども、赤羽目委員お尋ねとおり、令和2年4月から開所いたします南陽幼稚園豊洲幼稚園、2園3歳児につきましてはかなり応募者数があったものと認識をしています。より低年齢児からこどもを預かってほしいという区民ニーズについては、予測していたところではありますけれども、やはり多いと感じたところでございます。  今後、3歳児実施園をさらに拡大すべきと御意見かと存じますけれども、区立はまずこの2園で3歳児を来年実施させていただいて、その実施状況を当然見ていくこともございますけれども、これまで区内幼稚園状況といたしましては区立幼稚園が2年保育、私立幼稚園が3年保育ということで、役割分担中で実施をしてきたということでございます。その点では、今回私立幼稚園応募状況もつぶさに見ていかなければいけないかと思っています。  まだ途中段階ですので、確定的なことは申し上げられませんけれども、私立幼稚園3歳児募集について、無償化影響も考えていかなければなりませんが、余り多くふえてはいない、やや微減でないかという園もございまして、今回、南陽幼稚園豊洲幼稚園で3歳児を始めた理由中に、まず南陽幼稚園については東陽地区に私立幼稚園がないというところもありまして、実施をしたところ、また豊洲幼稚園につきましてはこども数が多い、待機児も多いということで実施をさせていただいているものでありますが、今後、3歳児に拡大していくに当たっては私立幼稚園理解も得ながら進めていかなければならない、慎重に検討していくべきと考えております。  また、今回募集中で廃園が決定していながら減っていない園もある、ちどり幼稚園という御指摘でございますけれども、これにつきましてはかねてより御答弁差し上げているとおり、今回単年度応募状況を見るだけではなくて、今後各地域児童数状況も踏まえて検討してきましたし、今後も確認をしていくべきと考えております。  毎年募集をしておりまして、その状況を見ることで、需要調査を改めてするという考えは今ございませんけれども、無償化影響、あるいは経年変化をつぶさに見ながら、計画について見直しが必要かどうかというはその都度確認をしていくべきと考えております。  以上でございます。 17 ◯赤羽目民雄委員  かなり応募があって、区民ニーズは非常に多いと。区民ニーズは、公立幼稚園に預けたいというが私は大きいではないかと思っています。  あと、この間、今後状況を見ていくというお話だったけれども、廃園計画が進んで、後報告事項ともかぶってしまうので、同じことを言うはあれなですけれども、また報告事項で言いますけれども、今後状況中で今までもこども数が減っていくとか、児童が少ないと言って、小学校、例えば白河小学校を廃校にしました。そうしたら、その地域にマンション計画がぶわっとふえて、学校が足りなくなるような、教室が不足するような事態になって、今、元加賀小学校とか教室不足で深刻な現状があります。  低年齢児お子さんを預けたいという区民ニーズがあると課長さん答弁があったけれども、今なかなか解消されない保育園待機児童問題にとってもこれは効果的なではないかと思うので、廃園計画は立ちどまって、再考をぜひ求めたいと思います。  以上です。 18 ◯福馬恵美子委員  この計画そのものに、計画をつくる段階でさまざまな意見を述べて、これができたということは十分承知しております。幼稚園周年行事、本当に人数が少ないところはこれで集団教育ができるかと。イベントには頑張っている、みんなが生き生きと踊りを踊ったりして、私たちに披露してくれるすばらしい時間でありましたけれども、日常的な幼児教育において人数があれくらい少ないとどうかというところもありました。  これを粛々と進めようとされていると思うですけれども、今、赤羽目委員が言われたように、区民ニーズに合っているかどうかというはその時その時に立ちどまりながら、しっかりと慎重に検討していただきたいということが1点と、廃園になる園跡地利用を地域方がどういうふうに要望されているかというを、廃園が決まっているところにはできるだけ速やかに意見を聞く場所なり、あるいは構想なりを示すべきと思うですが、その2点お伺いします。 19 ◯学務課長  今福馬委員指摘どおり、1学級人数、あるいは園総体として人数が減ってまいりますと、教育を施す上で適正な集団規模による集団教育効果というものに困難が生じてくるということは問題意識として持っております。  したがいまして、現在、令和6年度末までこの計画につきましても、後ほど応募人数について申し上げますけれども、3歳児はふえたとはいえ、4歳児については今年度も相当減少しております。ですので、現行計画まま粛々と行くではなくて、その都度ニーズも捉え、立ちどまってというお言葉がございましたけれども、私どもといたしましてもまさに園児集団教育効果・効率的な運営という視点から、その都度見直しをするかどうかという検討についてはしなければならないと考えております。  もう1点、跡地に関するお尋ねでございますけれども、計画として一番早いところでもみじ幼稚園、小名木川幼稚園廃園が来年度末というところで、実際迫っている部分もございます。教育委員会のみならず跡地管理を管轄しています部門とも調整をいたしまして、今後進め方についてなるべく速やかに、あるいは地元方々御理解を得られるような方法について相談をしていきたいと考えております。  以上でございます。 20 ◯委員長  よろしいでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 21 ◯委員長  本件は一括継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 22 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は一括継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題3 1陳情第16号 子育て支援一環として小中学校給食費助成を                 求める陳情(継) 23 ◯委員長  次に、議題3「1陳情第16号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 24 ◯学務課長  こちらにつきましては、前回報告と変更はございませんけれども、学校給食費無償化につきましては、引き続き国や他自治体動向を注視してまいります。  以上でございます。 25 ◯委員長  本件について、質疑を願います。 26 ◯赤羽目民雄委員  こちらも後で報告事項で給食費値上げが報告されるので、ここでは意見だけ述べておきたいと思います。  この間、消費税が増税されて、子育て世帯経済的負担は一層重くなっているわけで、こどもの貧困が社会問題になっているときに給食費無償化は有効な対策一つだと思います。他区動向を注視するというお話でしたけれども、この間、紹介しているとおり、北区で多子世帯給食費負担軽減に踏み出したように、全国的にも広がっております。これは議会審議中でも皆さん共通認識になっていると思います。食育は教育一環で、義務教育は無償原則からいっても、子育て支援観点からも、陳情趣旨とおり無償化すべきだと思います。  以上です。 27 ◯委員長  ほかにございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 28 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 29 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題4 1陳情第21号2 保育園・幼稚園児童等散歩や園外活動安                  全を求める陳情(継) 30 ◯委員長  次に、議題4「1陳情第21号2」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 31 ◯指導室長  本件につきましては、前回報告より特段動きはありませんが、今後もこどもたちが安全に園や学校で生活を送れるよう、指導徹底に努めてまいります。  以上でございます。 32 ◯委員長  本件について、質疑を願います。 33 ◯赤羽目民雄委員  特段報告することはないというお話だったですけれども、第3回定例会本委員会ではPTAや地域方と危険箇所調査、洗い出しを行って、その結果をまとめているということだったですけれども、その結果からどんな問題が見えてきたか。一緒にまとめられたPTA方とか、それから地域方々に協力いただいた皆さんからどのような御意見があったか、ぜひ紹介していただきたいと思います。 34 ◯指導室長  こちらにつきましてはPTA、また道路関係者、交通管理者等と一緒に洗い出しをしたところについて分担をしまして、それぞれで再度点検をし、できるところについて取り組みを進めていくということになっております。例えば工事を行っているところについては、こどもたち安全指導を徹底していくとか、歩行者青信号が早目に変わってしまって、なかなか渡り切れないところについても確認をしていくとか、こういうところについて今後それぞれができるところについて進めていくということになっております。  以上です。 35 ◯赤羽目民雄委員  もう少し踏み込んで聞きたいですけれども、危険箇所洗い出しをやった中で、区としてすぐに対応できるところも幾つかあったではないかと思うですけれども、そこについては既に対応は終わっているですか。  それから、いろいろな方々協力をいただいて、今回あのような痛ましい事故があった後やった中で、今後課題として何か区として捉えていることがあったら伺います。 36 ◯指導室長  すぐにできるところにつきましては、学校あるいは園からこどもたちへ指導、また教員へ周知という形になっておりますので、こちらにつきましては教育委員会ほうから校園長会等を通じながら、各園へ注意喚起を行っているところです。そのような形で適切な指導を進めながら、また安全指導等日を月1回設けておりますので、こういった中でこどもたちにも安全意識を高めていくことを今後も継続して続けていくということを課題として捉えて、進めていきたいと思っております。  以上です。 37 ◯にしがき誠委員  本件は、先日本会議一般質問で少し私も触れさせていただきましたけれども、平成30年度取り組みについては区ホームページに全部対応状況が出ていますから、私もそこを読んで理解しておりますけれども、一般質問でも申し上げたとおり、PTAとか学校から信号をつけてくれとか、そういった要望に対して児童へ注意喚起で終わっているケースが結構多く見受けられたので、ハード面で整備をより、これは道路管理者とか警察問題がいろいろあると思いますけれども、進めていただきたいと、あと11月に内閣府と厚労省からキッズゾーンを積極的に進めるようにという通達も出ていますので、ここもあわせてぜひ取り組んでいただければということを要望しておきます。  以上です。 38 ◯委員長  ほかにございませんでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 39 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 40 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題9 1陳情第49号 私立学童クラブへ補助金を江東区放課後こども                 プランに位置づいた事業としてふさわしい水準へ                 改善を求める陳情(継) 41 ◯委員長  次に、議題9「1陳情第49号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 42 ◯地域教育課長  1陳情第49号について、お答えいたします。前回報告した内容から特段状況に変化はございません。  以上でございます。 43 ◯委員長  本件について、質疑を願います。 44 ◯赤羽目民雄委員  私立学童陳情ですけれども、私、先日私立学童、風の子クラブさんにお邪魔して、指導員さんと保護者皆さんから現状お話を伺ってきました。本当に皆さん工夫を凝らしながら、一生懸命こどもたち放課後安全、居場所を確保しようということで頑張っている様子を肌身で感じてきたところです。  陳情理由にあるとおり、指導員さんは本当に大変で、主任指導員さんは勤続19年で手取り20万円に満たないということです。都内でひとり暮らしする人平均生活費、家賃を除いた金額は約15万円ということですから、本当にぎりぎり、時には貯蓄を崩さないと日々生活が送れないような状況で、今頑張っていらっしゃるということです。  今、正規指導員さんはお二人いるですけれども、もう1人方は低賃金で生活できないということで、退職することになっているそうです。今後職員確保についてもめどが立たないような状況に私は感じたですけれども、こういうクラブ現状を区はどう受けとめますでしょうか。
     それから、私立学童は以前4カ所あったですけれども、もっとあったかもしれません。しかし、今、運営が本当に大変で、最近でも閉鎖してしまったクラブがあります。今は区内3カ所になっていますけれども、放課後こどもプラン、さっき風の子クラブは四砂小お子さんが多く来る。四砂小はきっずクラブ保留児が出ていると。学童クラブ補完的な役割を担っていて、しかもきちんと放課後こどもプランにも位置づけられていて、区としても重要性を認めている施設ですから、これは一層支援が必要だと思います。  区は延々と検討中だとしていますけれども、陳情にあるとおり、国が実施している処遇改善事業は早急に活用すべきではないかと思うですけれども、これがなぜ活用できないか、進まないか、そこをまず伺いたいと思います。 45 ◯地域教育課長  まず、私立学童クラブ活動に対する区現状認識ということでございますが、こちらにつきましては、これまで答弁をさせていただいているところでございます。職員ほうで創意工夫を凝らしながら、民間視点も持ち、こどもを育成している。さらに、保留児童が発生している地域におきましては、補完的な事業も行っていると認識しているところでございます。  それから、処遇改善事業活用、これはこれまでずっと検討課題という形でお答えさせていただきましたが、具体的になぜ活用できないかということにつきましては、処遇改善事業制度、これは御存じように国制度でございますが、本制度趣旨といたしましては、各クラブほうで支給している給与額改定額差額について、国や自治体が補助するという制度と認識してございます。その点を踏まえた場合、現時点ではその適用は困難であると考えており、今後検討課題とさせていただいているところでございます。  以上でございます。 46 ◯赤羽目民雄委員  私質問が悪かったか、私が聞いたは低賃金で本当に生活がままならない、今仕事を続けられないと言っているきっずクラブ補完的な役割で、しかも放課後こどもプランに明記されている、この大変な現状をどう受けとめますかと聞いたです。ぜひ課長さん、現場に足を運んでいただいて、指導員さんとか保護者さん声を聞いていただきたいと思います。  それから、国補助金ですけれども、運営者が処遇を引き上げたら、その分を国が補助するという仕組みなわけです。そうすると、賃上げお金をどこかにプールしておかないといけないわけで、今、私立学童財政面は当然区にも報告が上がっていて、把握されていると思うので、その賃上げお金を確保できないから、でもこの事業を拡充したいという思いで支援を求めているです。  今、私立学童、風の子クラブさん基本保育料は1万4,000円です。基本保育料がです。このほかに延長保育とか、長期休暇ときとか、また別にお金がかかって、そこにまた職員さん賃上げで保護者方に負担を求めるということはできないとおっしゃっているです。国処遇事業活用が進まないということであれば、ここは区独自にさらなる補助、運営支援をぜひやっていただきたい。これは、ぜひ前向きな答弁をお願いしたいと思います。伺います。 47 ◯地域教育課長  まず、私立学童クラブ位置づけにつきまして、改めてお答えさせていただきますが、放課後こどもプランにおきまして私立学童クラブ事業実施状況ということで、具体的に対象児童、クラブ数とか開設日や時間、この現状を記載しているものでございます。  あと、各クラブ賃金等々も含めて運営が非常に困難であるという現状につきましては、これまでもある程度担当職員、私も数少ないですけれども、足を運ばせていただいて、お声は聞いております。このような仕組みにつきましては、今後も継続してまいりたいと考えているところでございます。  それから、区独自支援ということで、一定程度私立学童クラブ運営に対して助成なりということに関する考え方につきましては、まず、そもそも補助金適用自体は私立学童クラブも含めて事業公益性が担保されているという、一部特定組織や団体に対する給付でございます。そのようなことで、仮に事業で公益性というものが担保されていたとしても、これは学童クラブに限らずさまざまな公益的な事業がございます。  その中で補助金実施につきましては、これは学童クラブ事業も含めて区が行っている全て事業について、その適用を慎重に考えていく必要があるかと思っているところでございますので、私立学童クラブに対する補助については、引き続き区として、改めて検討課題とさせていただいているところでございます。  以上でございます。 48 ◯委員長  ほかにございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 49 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 50 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題11 1陳情第56号2 発達障害者支援法に従い、こどもから成人まで                  発達障害者を手厚く支援することを求める陳                  情                  (継) 51 ◯委員長  次に、議題11「1陳情第56号2」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 52 ◯教育支援課長  本陳情について、前回報告と変更はございません。引き続き就学支援委員会等を通じて、一人一人こども状況に応じて丁寧に就学相談を進めてまいります。  以上でございます。 53 ◯委員長  本件について、質疑を願います。              (「なし」と呼ぶ者あり) 54 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 55 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題12 1陳情第57号 江東区における江東区立中等教育学校、高等学校                 設置に係る陳情(継) 56 ◯委員長  次に、議題12「1陳情第57号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 57 ◯庶務課長  1陳情第57号につきましては、前回報告時より特段変更はございません。  以上でございます。 58 ◯委員長  本件について、質疑を願います。              (「なし」と呼ぶ者あり) 59 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 60 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題13 1陳情第60号2 保育無償化・待機児童解消・保育士処遇改                  善ため必要な措置を求める陳情(継) 61 ◯委員長  次に、議題13「1陳情第60号2」を議題といたします。  本件は追加署名簿が提出されておりますので、事務局より報告を願います。                 (事務局報告) 62 ◯委員長  理事者から、説明を願います。 63 ◯学務課長  本陳情趣旨は、幼稚園において全てこども食材費を公費負担とすることを求めるものですが、保育園とは給食位置づけや実施状況が異なりますことから、幼稚園につきましては公費負担を行う考えはございません。ただし、低所得者等につきましては、国補助事業を活用いたしまして副食費免除を行う経費を第3回定例会補正予算で計上いたしましたので、現在この給付手続を進めているところでございます。  私からは以上でございます。 64 ◯委員長  本件について、質疑を願います。 65 ◯赤羽目民雄委員  補正予算で幼稚園給食についても一定保護者負担軽減が図られたということですけれども、対象はどのぐらいお子さんがいらっしゃるか。それは今おっしゃったとおり、給食をやっている幼稚園だけで、給食をやっていればお弁当を持ってくる幼稚園お子さんと差が出てくるではないかと思うけれども、その辺考え方というはどう思っていますか。 66 ◯学務課長  赤羽目委員お尋ね副食費補助事業でございますけれども、まず、対象は給食を行っている園のみとなります。区立幼稚園全園を含め、給食を実施してない園につきましては、対象とはなりません。  対象者数でございますけれども、予算計上際にはおおむね200名程度を計上しておりまして、現在、申請をしていただいているところですけれども、全体から見ますとおおむね10%弱といった状況でございます。  給食を実施している園と実施してない園とで公平性問題でありますけれども、これはまさに陳情趣旨にあります全てこども給食を無償化できるかという問題へ課題ともなりますけれども、こちらは国補助事業ですけれども、国につきましても、本事業については、まず給食を実施していることが前提と決定をしております。矛盾がある程度存在している中で、給食実施園については低所得者に配慮をする本事業について、区としても判断としては難しいものがございましたけれども、国事業を活用することで少しでも実費負担が軽減できればということで、実施をすることとしたものでございます。  以上でございます。 67 ◯赤羽目民雄委員  難しい判断をしたという答弁だったですけれども、幼稚園に通うお子さんで、同じ家計所得でありながら、一方では給食が出ているところは補助が出て、片方はお母さんがお弁当をつくってやっているというところで、例えばお弁当代で500円補助するとか、そういうふうに何か工夫することを検討して、不公平感を是正するというも一つ課題ではないかと思うけれども、その辺、考え方をお聞かせください。 68 ◯学務課長  現時点で、区単独で給食を実施していない園保護者へ補助を行う考えはございません。国スキームに合わせて、こういった補助については実施していく考えということでございます。  以上でございます。 69 ◯委員長  ほかにはよろしいでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 70 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 71 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項9 令和2年度第5学年宿泊行事について 72 ◯委員長  次に、これから審査いたします請願・陳情につきましては、報告事項9と密接な関係があることから、ここで審査順序を変更し、まず報告事項9報告を聴取し、その後に請願・陳情審査に入りたいと存じます。  それでは、報告事項9「令和2年度第5学年宿泊行事について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 73 ◯指導室長  それでは、令和2年度第5学年宿泊行事について御報告いたします。資料9をごらんください。  初めに、夏季宿泊行事位置づけから説明をいたします。下ボックスをごらんください。小学校5年生で実施している夏季宿泊行事は、教育課程外任意参加宿泊行事であるため、保護者同意を得た者が参加し、登校日数には数えません。したがって、不参加でも欠席扱いになりません。  また、場所選定、交通手段確保は学校ごとに行っておりますので、千葉や山梨、福島、栃木等さまざま工夫を凝らして実施しております。ちなみに、6年生で実施している移動教室につきましては、教育課程内宿泊行事で、授業として実施をしますので、こちらは休むと欠席扱いとなります。また、宿泊は区施設を使用して、バス手配も教育委員会が行っておりますので、同じ宿泊でも位置づけが異なります。  それでは、本資料冒頭に戻ります。令和2年度につきましては、小学校5年生で実施している夏季宿泊行事を中止し、日帰り自然体験学習に変更いたします。  変更に至った経緯について御説明いたします。  まず、江東区内で実施するオリンピック・パラリンピック競技観戦を、区内全てこどもたちに対して実施することを最優先としたいと考えました。  また、本区では学校ごとに宿舎や交通手段を確保しているため、次年度はバス確保が難しく、実施できない学校が生じ、全校で実施ができないことが挙げられます。  夏季休業中に実施するにはお盆時期しかなく、臨海学校は適期から外れるとともに、交通渋滞及び費用高騰が考えられます。また、この時期はこどもを家庭に帰すとともに、地域行事へかかわりを優先させたいと考えております。  秋以降休日に宿泊行事を実施することも考えましたが、こどもたちには月曜日から日曜日まで連続した7日間授業が発生し、健康面でふさわしくないことが考えられます。  また、秋以降平日に宿泊行事を実施した場合には、こどもたち安全確保ため他学年や音楽、図工等教員引率が必要であるため、学校に残る他学年こどもたちへ指導が不十分になったり、他行事と重なったりするため、学校運営が難しい状況が生じます。また、冬休みについては、家庭に戻すことを原則としたいと考えております。  次に、宿泊にかわる日帰り自然体験学習についてです。宿泊にかわる心に残る体験となるよう、各学校で工夫をいたします。そのため、こどもたちによる検討委員会を組織し、意見を反映したり、PTA役員、学年代表保護者等に意見を求めたりするなど、実施場所、内容等について検討してまいります。  説明は以上でございます。 74 ◯委員長  本件に関する不明な点質疑につきましては、この後請願・陳情審査際、あわせてお願いいたします。  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題14 1陳情第64号 2020年夏休み中林間学校・臨海学校中止撤                 回を求める陳情     ◎議題15 1請願第2号 2020年度江東区立小学校第5学年宿泊行事に関す                る請願     ◎議題16 1陳情第67号 2020年夏休み中林間・臨海学校について中止せ                 ず、代替時期や別案で対応するよう求める陳情 75 ◯委員長  次に、これから審査いたします議題14「1陳情第64号」、議題15「1請願第2号」及び議題16「1陳情第67号」3件につきましては、ともに関連する請願・陳情ですので、これを一括議題といたします。  本件は新規付託でありますので、事務局より順次朗読を願います。                 (事務局朗読) 76 ◯委員長  理事者から、一括説明を願います。 77 ◯指導室長  まず、1陳情第64号についてです。本陳情は、5年生夏休み中林間学校・臨海学校は宿泊を伴い、豊かな自然に触れ合う貴重な体験であることから、オリンピック開催ため、バス等運転手確保が難しいことを理由に中止するよう学校に指導したことを撤回してほしい旨ものです。小学校5年生で実施をしている夏季宿泊行事は、教育課程外任意参加宿泊行事であるため、保護者同意を得て参加するものです。また、場所選定、交通手段確保については、各学校が行っているものです。  したがって、教育委員会は校長会から実施が難しい状況であることについて相談を受け、よりよい方策について一緒に検討いたしましたが、学校に対して中止をするよう指導はしておりません。  なお、さまざま検討を重ねた結果、こどもたち心に残る自然体験を日帰りで実施し、その内容等については、こどもたち意見を取り入れながら検討していくことといたしました。
     続いて、1請願第2号についてです。本請願は、2020年オリンピック・パラリンピック競技大会を理由に、2020年江東区立小学校第5学年宿泊行事を見合わせず、夏季以外時期で実施を求めるもの、また代替措置として日帰り自然体験学習を実施する案を、日帰りではなく、宿泊学習として実施することを求める請願です。  学校から保護者へ事前相談についてですけれども、学校長からPTAへ説明を行っております。  江東区立小学校長会、教育委員会、学校長名前で決定事項が書面配布されたとことについてですけれども、保護者会等で校長から説明を行いながら配布をしております。  代替措置について内容が不明確であるとことですけれども、こどもたち心に残る体験となるよう、日帰り自然体験を実施する予定です。内容についてはこどもたち意見を取り入れて計画を立てるとともに、事前や事後学習を行うことによってより充実した取り組みとなるよう、校長会中で情報共有を行いながら実施していく予定となっております。  オリンピック・パラリンピック実施については事前にわかっていたもので、対策が不十分であるとことですけれども、バス手配問題については情報が入ってきたときから校長会を中心に、各学校がバス会社に問い合わせをするなどして確認をしてまいりました。その上で、どうやったらうまく実施できるか、年が明けた時期から協議を重ね、今回結論に至りました。  7月から8月にかけて宿泊行事を実施する理由が明らかではないとことについてですけれども、小学校5年生で実施している夏季宿泊行事は教育課程外任意参加宿泊行事であるため、保護者同意を得て参加するものです。6年生移動教室と違い、授業位置づけではないため、参加しなくとも欠席扱いとはなりません。そのため夏季休業中に実施し、場所選定、交通手段確保については、教育委員会ではなく各学校が行うため、この時期実施となっております。  こども教育や学習機会を奪うことは、オリンピック憲章やオリンピズム根本原則理念に反しているとことですが、本区全て小中学生、幼稚園5歳児につきましては、次年度オリンピック・パラリンピック競技うち区内で開催する競技観戦を予定しております。また、区独自オリンピック・パラリンピック教育を推進しており、スポーツと文化及び教育と関連づけた取り組みを推進しております。  憲法第26条、教育を受ける権利侵害であるとことについてですが、全て学校が学習指導要領にのっとり適正に教育課程を編成し、計画的に教育を実施しております。  子どもの権利条約第28条、教育へ権利並びに第31条、休息、余暇、遊び、文化的・芸術的生活へ参加侵害であるとことですが、各学校では学習指導要領にのっとり適正に教育課程を編成し、その上で特色ある教育活動を実施しております。こどもたちかかわりを深める特別活動や運動会、展覧会等、さまざまな行事等を年間計画に基づいて実施をしております。  続いて、1陳情第67号についてです。本陳情は、5年生林間・臨海学校をオリンピック開催ため、バスと運転手確保が難しいことから中止とするではなく、代替時期や案をぜひ設けてほしい旨陳情です。  小学校5年生で実施している夏季宿泊学習は、教育課程外任意参加宿泊行事であるため、保護者同意を得て参加をするものです。また、場所選定、交通手段確保については、各学校が行っているものです。したがって、教育委員会は、校長会からバス確保が難しい状況であることについて相談を受け、よりよい方策について一緒に検討したため、校長会から依頼により、通知に教育委員会名前が連名で入ったという経緯があります。  来年度5年生児童、保護者、PTAへ説明についてですが、PTAには各学校から事前に周知をしております。その上で、保護者会等にて校長より説明を行っております。児童には各担任から説明を行っております。  他区状況についてですが、23区では本区ような教育課程外宿泊行事をもともと実施していない区が8区あります。また、中止した区が1区あります。  自然と触れ合い豊かな体験を育むこと大切さについてですが、こどもたち心に残る体験となるよう、日帰り自然体験を実施する予定です。内容については、こどもたち意見を取り入れて計画を立てるとともに、事前や事後学習を行うことによって、より充実した取り組みとなるよう、校長会中で情報共有を行いながら実施していく予定でございます。  説明は以上です。 78 ◯委員長  本件について、報告事項9とあわせて一括質疑を願います。 79 ◯山本香代子委員  今回5年生夏季宿泊行事ですが、こちら資料9にも記載とおり、教育課程外ということで通常学校行事と違うという位置づけで書かれておりますが、長く5年生は楽しみにしておりまして、こういったすみ分けがされているというが具体的に書かれているですけれども、実際、今回これはあくまでもオリンピック・パラリンピック競技観戦を最優先に考えて、こういった形にしたということですが、実際、来年7月、8月観戦、江東区教育委員会がきちんとその意向をオリンピック・パラリンピックほうにしっかり伝え、相手がきちんと尊重してやっていただけるまで具体的に決まっているでしょうか、今段階で。 80 ◯指導室長  区内で競技観戦について、ぜひ江東区こどもたちがということについては、都ほうに意向を伝え、区内競技をこどもたちが観戦できるというところまで回答を得ています。 81 ◯山本香代子委員  オリンピック・パラリンピック観戦具体性というが、今段階ではわかりにくいです。逆に、そちらよりも通常5年生夏季宿泊行事ほうがいいというお子さん、もしくは親御さん気持ちもあるとなると、たとえ7月、8月バス手配とか、そういったこととかいろいろ御心配旨がここに淡々と、経緯もそうですが、書いてありますけれども、教育委員会がこうせい、ああせいということではなく、あくまでも校長会ほうでという話だったけれども、逆に学校に任せるというわけにはいかないですか。学校判断に委ねる。  なぜならば、先ほど申し上げたとおり、オリンピック・パラリンピック観戦具体性が全く見えない中で、それを今段階で決めて、こういうふうにやらないという方向で打ち出されてはいるですけれども、私もこれは納得いかないという部分は、オリンピック・パラリンピック観戦が明らかにされてない中で悩ましいと思いますが、その点いかがでしょうか。 82 ◯指導室長  オリンピック・パラリンピック観戦につきましては、実を言いますと、夏段階で各学校に、この学校はこの競技をこの時間に観戦するというものは示されています。ただ、これについては暫定案であるというが都見解であるため、今ところ、それをまだ、うち学校はこの競技はいつ行きますよといったものを外出しできないという状況となっております。  本来的には、10月末には案内をするという都から約束であったですが、実を言いますと、中にはマラソン競技等を、本区でありません、他区で観戦するということになっていたものもありまして、それが今回急遽変更になったりしまして、その再調整が入ったということで、最終案をお示しすることがおくれているので、今、暫定版であるけれども、決定版と言えないという言い方がされているので、御案内ができていないというところです。ただし、本区については、こどもたちが区外競技を観戦するということに変更になることはないということで、都と確認はとれているところです。  また、学校判断に委ねるということで御意見いただいたところですけれども、これは校長会中でさまざま検討したということで、実施をするに当たっては全校で実施ということで進めていきたいという中で、全校実施を進めるに当たって各学校、行った学校がある、行かない学校があるという状況にはしたくないという見解があったため、このような判断を下したということになっております。  以上でございます。 83 ◯山本香代子委員  全校で同じようにやらなければいけないということ自体は、あくまでもこれは教育課程外だから、何かに合わせる必要があるかどうかということは私も納得いかないと思います。当然、学校側とPTA・保護者方々がいろいろお話ししている中でこれだけ陳情等々が出ているということは、そうではなくて、何らかの形で夏季宿泊行事をやっていただきたいというお声が多いかと思っていまして、あとオリンピック・パラリンピック観戦も暫定的だからということで、逆を言うと、オリンピック・パラリンピック観戦も自由なです、参加するしないは。その辺。 84 ◯指導室長  オリンピック・パラリンピック観戦につきましては、チケットを全部都ほうで割り振りをしておりますので、都合で観戦をしないことはなしということになっております。 85 ◯山本香代子委員  今、いろいろふつふつ出てきますが、これは逆に教育課程内話ですか。 86 ◯指導室長  オリンピック・パラリンピック観戦については、教育課程内で実施をするということになっております。この日については授業という形で実施をする。これは都教委ほうで、高等学校、また全部区市町村についてこういう形で進めていくという方針が示されているものに、本区ほうでものっとってということで考えております。 87 ◯山本香代子委員  そうであるならば、教育課程内はそれでよろしいかと思いますが、教育課程内5年夏季宿泊行事はもう決まってだめなかどうかわかりませんけれども、これは先ほど話ではないけれども、もう1回立ちどまって考えたらいかがでしょうか。これは今お答えできないと思いますけれども、私は今回こういう形で発言をさせていただきましたが、今からでも全然遅くありません、検討していただきたいと思います。  以上です。 88 ◯赤羽目民雄委員  今、山本委員とやりとりを聞いて、疑念が深まってしまったですけれども、教育課程内ということで授業としてオリンピック・パラリンピックを観戦するということは、来年1年間授業日数がふえるということなですか。来年だけ特別。  それと、オリンピック・パラリンピックと重なるということは想定できたと。これは各学校がバスを手配して、任意参加だということですけれども、99.8%生徒が参加していると聞いておりますし、バス確保については各学校任せではなくて、区が一括して借り上げるということはできなかったか。東京オリンピック・パラリンピックですから、東京以外関東近県は確かにあるかもしれないけれども、ほか地方バス会社には当たったか。今からでもまだ、打診できるではないかと思うですけれども。  それとあともう一つ、今課長さん説明中で中止したは1区、もともとやってないが8区ですと。では、ほか区はやるかというところね。ほか区がやると判断して、うちがやらないというは整合性がないし、この宿泊行事は私も三十数年前に参加して、いまだに心に残っているし、そのとき友達と関係が今でもずっとずっと続いて、大切なものになっているので、これは大人が汗を流してもう少し工夫すればできるであれば、ぜひやるべきだと思うですけれども、いかがでしょうか。 89 ◯指導室長  授業日数については、これは教育課程内でこのときに1日実施をする形になりますので、その1日がふえるという形で考えております。  また、他区状況中で、実施できるところがあるではないかというお話があったところですが、こちらについては本区説明中で、6年生移動教室は同じ場所で、区で一括をしてバスも借り上げているという説明をさせていただきましたけれども、他区で実施をしているところはそのような状況ものであるので、宿泊場所、また交通手段等が同じところで実施できるという、区で一括して契約等ができるところが大きな違いとなっております。  一方で、本区につきましては、先ほど行っている場所がさまざまになっているところが特色であったがゆえに、個々に契約をする形になり、それで厳しい状況が出てきたということになっております。  また、こういったものについては、想定できるものでもっと工夫できなかったかという御質問につきましてですけれども、さまざま時期を変えた宿泊学習については、先ほどお話ししたとおり、休日で実施、平日で実施、また、さまざまなパターンを検討したけれども、難しいという状況であったということ。また、1泊2日で時期を変えてということも考えましたが、移動が半日掛ける2日間を要したり、また宿泊費、交通費についても校長会で見積もり等をとっていただいたところではあるですけれども、2泊3日とほとんど変わらないような状況もあるというところも生じているということで、この中では先ほどお話をさせていただいた平日で日帰りで自然体験が一番よろしいではないかという結論に至ったという経緯でございます。 90 ◯赤羽目民雄委員  やはり納得いかないです。ほか区は一括で借り上げて、一括で契約したからできたと。江東区だって今回は特別な事情なわけですから、そういう対応は今からでもやろうと思えばできるではないか、可能性としてできるではないかというところでお答えいただきたい。  最悪バスが借りられなかったら、電車というは考えられないですか。移動に時間がかかって、自然体験が短くなるということだけれども、移動時間もかけがえない体験だと思いますので、私たちところにもこの件でたくさん区民方から声が寄せられているです。区民方みんなが経験してきたことで、こどもたちにも体験してもらいたいという気持ちをぜひ酌んでいただきたいと思うです。  あと、工夫一つとして、江東区青少年地区対策委員会はそれぞれ地区対で御殿場へ行ったり、若洲キャンプ場でキャンプしたりと、いろいろなそういう行事もやっていますよね。そういうところとリンクするというか、教育委員会とタイアップしてという工夫も一つあるではないか。  私はやはり宿泊体験、これは小学校生活中で大事な行事なので、皆さんもきっと同じ思いだと思うですけれども、ぜひ立ちどまって再考していただきたいと思います。 91 ◯指導室長  今から可能性ということでありますけれども、実際に夏宿泊時期にオリンピック・パラリンピック観戦予定はもう入っているという状況になっています。ですので、こちらについては難しいということで回答させていただきたいと思います。  また、電車についてということですけれども、こどもたちが宿泊で今使っているところにつきましては、駅から宿泊施設まで距離が遠かったり、また、そこから自然体験を行うところでバスを移動したりするというところについては非常に難しい状況になるということ、また海につきましては、内房線電車などは日曜日ときに特急が動くという形で、大きなダイヤ変更等もありましたので、なかなか使いにくい状況になっているというが現在であり、難しいと判断をしております。  また、こどもたちへ自然体験工夫ということでありますけれども、今回ものに当たりましては、先ほど説明をしたですけれども、実施に当たってはこどもたち意見を取り入れるということが今回大きなポイントになるかと思っております。これまで学校行事は、ある程度学校で決めたもので実施をするということが多かったかと思うですけれども、こどもたちが行事あり方を考えたりとか、また主体的に参画するという意識を高める契機にもしていきたいと思っておりますので、そういった取り組みを通して、日帰り自然体験ではあるですけれども、こどもたち心に残るものにつくり上げていきたいと考えております。  また、さまざまな地区対等とタイアップということですけれども、PTA方ともお話をしたときに、こどもたちについては地域がそうやってこどもたちを宿泊等に連れていったりすることも考えられるよねという御意見もいただいているところですので、地域でこどもたちを育てるといったところについてさまざまな可能性があるかと思いますので、こちらについては教育委員会としても勉強させていただきたいと思っております。  以上でございます。 92 ◯赤羽目民雄委員  こどもたちが参画して、その中で心に残る体験をということだったですけれども、宿泊行事ができないできない、難しいというお話ばかりですけれども、こどもたちが参画して一緒に考える中で、どうしても宿泊がしたいとなったら、どうするですか。主体的にこどもたちが希望したら、それに応える教育委員会役割ではないですか。 93 ◯指導室長  宿泊については、今回中でこどもたち意見もさまざま出てくるものもあるかと思いますけれども、今回ものについては一生に一度あるかどうかというオリンピック観戦について理解を、こどもたちにも十分求めていきたいと思っております。その旨、これまでも江東区においては独自オリンピック・パラリンピック教育も進めてきて、準備を着実に進めてきたところです。  ですので、そういったものに着実にこどもたちが、このオリンピック・パラリンピック教育集大成という形で観戦をするということ、また、そのことが今後こどもたち確実なレガシーにつながっていくと考えておりますので、そういったこともこどもたちにも十分理解をさせながら、取り組みについて進めていきたいと思っております。  以上でございます。 94 ◯赤羽目民雄委員  だから宿泊はしません、オリンピック観戦がありますと言って、何かやりたいことを意見出してという指導をするわけですね。自由にこどもたちが考えて、一緒にやろうというではなくて、枠を決めて日帰りですよ、その中で皆さんやりたいことを一緒にやりましょうという、教育委員会が上からぐっと押さえつけるような印象を受けるけれども、その中でもこどもたちが宿泊がいいと言ったら、それには応えるべきなではないかと思うだけれども。 95 ◯指導室長  教育委員会で全部締めつけるというつもりはございません。一方で、こどもたちにつきましては、今、自分たちはどのように考えているということについて、自分たち思いを自由に発言する部分は必要かと思っておりますので、その中でそういったものをやりたいという意見も出てくるかと思いますが、全体として今教育進める方向、また、オリンピック・パラリンピックを迎える江東区という中で意義を、こどもたちには重ねて十分理解をしていただきながら、進めていきたいと思っております。  以上です。 96 ◯福馬恵美子委員  今、質疑を聞いていて、この宿泊行事は中止ありきで、変更に至った経緯について、あるいは自然体験学習についてという文書が出されているとしか私には思えない。初めて、任意参加という言葉で宿泊行事がされていたということを認識したですけれども、こどもたちは親から離れて宿泊をするということが、先ほどオリンピックレガシーとおっしゃいましたけれども、自然体験もこどもたちレガシーになるです、遺産として。ですから、どうも今指導室長答弁には少し無理があると思います。  オリンピックを見ることも本当に大切な授業だと思います。これは1日ですよね。そうすると、夏休み前期、後期休みがありますよね。その辺も海には行けなくても、林間学校には行けるわけです。だから、もう少し幅広い検討をしていただくことはできないかと思います。校長先生中には、やりたかったということをぽろっと漏らす校長先生もいらっしゃいますので、任意参加ならば各学校でやるかやらないかを決めさせればいいではないですか。  私も少年サッカーで合宿へ行きます。昨年行って、来年が決まれば、そのときに予約をしているので、バスも宿泊地も確保してきました。バスが本当に大変だと思います、移動。  ただ、宿泊地ほうは、静岡や新潟人はこの期間に2泊でこどもたちが来てくれるを非常に喜ぶではないですか。そういうことを考えたら、時期をずらすなり、学校で参加ができる方法をもう少し模索してから結果でいいではないかと思うですけれども、私発言に無理がありますか。無理はないと思うですけれども、いかがですか。 97 ◯指導室長  今いろいろ福馬委員から御意見をいただいたところでありますけれども、中止ありきということではなく、さまざまな可能性を探って協議をしてきた結果であるということは、もう一度重ねて申し上げさせていただきたいと思っております。  また、自然体験もレガシーというお言葉をいただいたところでありますけれども、今考えているもの中で、学校でこういう案が出ているという情報もいただいたところであるですけれども、例えば春時期に田植えをして、秋時期に稲刈りに行って、それで飯ごう炊さんをやって帰ってくるということです。そういうことを考えていると。この案を一緒に検討しているよ、こどもたちと一緒に委員会を立ち上げてやっているよという取り組みについてもお聞きをしております。  また、山梨ほうに行ったところにつきましては、ほうとうづくりをやって、それを自分たちでつくって食べて、向こう文化とかそういったものについて、地元人と触れ合いながら帰ってこようということなど、今、日帰りというところではあるですけれども、その中で最大限こどもたち心に残るもの、自然中で学べるもの、また、その地域で学んで戻ってこれるもの、得られるもの、こういったものなどが最大限に大きくなるように今検討している最中でございます。  以上です。 98 ◯福馬恵美子委員  日帰り自然体験学習についていろいろ述べられましたけれども、私は宿泊行事をこどもたちに体験させてやりたいと思っています。こども成長中でも、1日自然体験でも得るものはあると思います。でも、宿泊という、宿泊を伴うこどもたちだけで一緒に寝るということで、1日では得られない体験をこどもたちが学ぶことができるではないかと強く思います。  任意参加学校行事と位置づけるならば、もう少し学校自由を認めていただきたい。私、これが出たときに指導室から出されたという、学校行事が中止になったと捉えました。ですから、学校任意であるならば、そのことを学校がどのように認識しているかということをもう一度掘り起こすべきだと思うですが、その点はどのようにお考えですか。 99 ◯教育委員会事務局次長  今、宿泊行事関係でいろいろ御意見いただいてございます。各学校ほうでこれまでやってきたものをということですけれども、学校長会とも、その学校校長会中でも各校長中で話し合って決めたということで、行く学校と行かない学校があるというはかなり問題があるだろうという認識、これは各学校校長で持っているところでございますので、こういった判断に至ったというところでございます。  あと、今いろいろと再三、何が何でも宿泊すればいいだというお話があるですけれども、ごく少数かもしれませんが、今、集団生活になじめないこどもたちが何とか学校に行っている状況で、そこで宿泊となると、これがなかなか厳しいというお子さんがかなりふえているということも現実としてございます。例えば、日光高原学園につきましても、お風呂も集団で入れないというところで、1つ別に確保するという改修もしているところでございます。  そういったいろいろな事情があることから、物理的に難しい部分があって、今回こういう形になりましたけれども、来年度以降にはもう1回立ちどまって、この行事については考える必要がある。そういった認識を持っているところでございますので、御理解いただければと思います。  以上でございます。 100 ◯千葉早希恵委員  私自身がちょうど小学4年生こどもがいて、お便りをいただいて、そこでは、バス確保が困難であるということなど幾つか課題が判明いたしましたというお便りでした。その幾つか課題というが、きょう報告いただいたところかと思うですが、まず、先ほど福馬委員もおっしゃった任意参加という認識がほぼないではないかと思っております。学校行事としてこの宿泊行事がなくなるということに対して、保護者方はかなり反応されています。  保護者方とこどもたちにも意見を聞いてきたですが、日常から離れて過ごす体験ということで、日帰りとなると活動時間半分ぐらいが移動時間になってしまうです。そうすると、できることが限られるということと、あと自然体験というところで経済的にだったり、親意向によってするしないというが、かなり体験違いが各家庭で出てきています。それが実感としてあるですが、そこで学校としてそういう自然体験を用意する、その機会を与えてあげるということは重要ではないかと思っております。  こども意見としては、何で俺はついてないだという子がいたりとか、もちろん野外炊さん、あとキャンプファイヤーがしたいというところで、こども意見を聞いてこれから検討会をするというはとてもいいと思うですが、やはり日帰りというところが決まっていると受けとめているので、そこで話し合いが決まっているが納得いかないという反応がとても多かったです。  今回報告いただいた幾つか課題を、またさらに保護者方にお知らせする予定はあるでしょうか。今ところ、バス確保が困難ということだけしか伝わっていないので、そこ幾つか課題というところがわかればもう少し納得できるかと思います。 101 ◯指導室長  今、千葉委員御指摘にありました中で、保護者に今回意図が十分伝わり切れてないではないかというところも大きいという御指摘をいただきました。こちらにつきましては、各学校ほうでも同様ことを感じているところもあるかと思っております。ですので、校園長会でも引き続き、再度校長からもしっかりと重ねて、何度も繰り返しで構わないので、説明をするということで、校長会長とも話をしているところになっておりますので、そこについてはしっかりと理解をして、そして、こどもたちが楽しく参加できるような状況をつくっていかなければいけないと思っております。そこを大切にしたいと思っておりますので、学校からも繰り返し説明していくような形に持っていきたいと思っております。  また、自然体験機会は重要である。これは、学校も私どももそのとおりだと認識をしているところがありますので、さまざまな機会で捉えていきたいと同時に、また自然を見る目といったところについては、身近なところでもしっかりと目を向けるという活動とつなげながら、機会は少なくなるかもしれないですけれども、そういったところで日ごろ学んだことがしっかりと生かされて、こういうことなだと理解できるような自然体験につながるように内容、また質的に高いものにつなげて実施をしていきたいと思っています。  また、日帰りについてです。こちらは重ねてになりますけれども、さまざま検討した結果流れ中で、何とかこどもたちためと思って考えたところが、この日帰り自然体験であるということです。さまざまな検討はした上でということです。こちらについても、説明が不十分だったところも否めないかと思いますので、重ねて保護者に理解を求められるような取り組みを進めていきたいと思っております。  以上でございます。 102 ◯にしがき誠委員  幾つかお伺いしますけれども、私はこどもが3人おりまして、区立小学校を3人出ていますので、この行事を体験した保護者としてという前提でまずお話しすると、この変更については一応私は賛成立場で幾つか質問したいと思っております。  まず、請願・陳情中で確認しなければいけないことがあると思うですが、例えばこれは文書中で、子どもの権利条約等権利を侵害しているという表現があると思うですけれども、子どもの権利条約というはこども養育は親に責任があるということと、あとは学校に行かせなさいということであると同時に、休みとか遊び権利を確認ということでありますけれども、これについては遊びとか、そういった文化的行事というは今回宿泊行事に求めるものではないと思っているですが、まずその確認をしたいと思います。 103 ◯指導室長  一番最初ところで説明させていただいたとおりですけれども、こどもたちについては多様な経験を行っていくことが必要だと考えております。ですので、こういったもの中では、教育課程という話を繰り返し使っておりますけれども、計画的に学校中で実施をしているということになっております。  ですので、さまざまな体験、さまざまな行事を年間計画中に位置づけておりますので、こちら権利条約等について反することはないという認識を持っております。  以上です。 104 ◯にしがき誠委員  まず、前提を確認した上で御意見をさせていただきたいと思いますけれども、この行事が学校行事ではないということは私は認識しておりましたけれども、確かに質疑応答があったとおり、学校行事だと勘違いといいましょうか、認識されている保護者方が非常に多いかと思いますので、ここはまず改めて保護者方にもしっかりお伝えすべき内容だろうと思っております。  当然、任意参加でありますので、行く子もいれば、ほとんどいないでしょうが、行かなかった子もいると。その参加しなかった理由を把握しておられたら、お示しいただければと思います。 105 ◯指導室長  しなかった理由として挙げられるものとしては、1つは家族等と旅行と重なっていて行けないとか、さまざまな習い事などで大きな大会があって、重なってしまっているので行けないと。あるいは、海などについては日焼け、水着で出るが自分は嫌だということで遠慮させていただきたいという理由で、不参加というお子さんたちがいるというが事実です。 106 ◯にしがき誠委員  本当に御答弁いただいたとおりだと思いますが、多分中には経済的理由で参加できなかった御家庭もあるだろうと思います。それをこどもを通じて学校にお伝えしづらいという雰囲気は当然あると思うので。  今、幾つか答弁があった中で、交通渋滞とか費用高騰などが想定されるということでありますから、費用が高くてもやるだということで、逆にそういったこどもたち、御家庭が参加したくてもできない状況にもなる可能性があるということと、あとちなみに私こどもは車酔いがひどくて、バス、本当嫌なんだよねということで、前日から緊張して眠れなくてみたいな状況があるけれども、友達が行くから行くわみたいな状況で、全て御家庭、こどもがこれを楽しみにしているわけではないということも現実的にはあるということであります。  日帰りということでありますが、限られた時間中、こどもと先生方が検討会を組織して、こういったことをやろうよ、飯ごう炊さんやろうよとか、そういった想像力を膨らませて、こどもたち意見を取り入れてやるというは非常にいいことだと思います。  あとは、学校によってそれぞれ判断すればいいではないかという御意見もありましたけれども、例えば私が住んでいる豊洲地区は学区域が入り乱れていまして、同じマンションでも豊洲小に行っている子もいれば、豊洲北小に行っている子もいたりということで、学校任せにすると地域で不和が起こるではないかと懸念していますけれども、校長会で全校やめようという判断に至ったということだと思うですが、繰り返しかもしれません、校長会で一気にみんなやめようという、各学校に任せなかった理由というは、一番大きなものは何なでしょうか。 107 ◯指導室長  各学校判断に任せなかった一つ理由としては、学校こういった運営につきましては校長会中で協議をしながら進めてきているものです。ですので、こういった宿泊行事につきましても、校外学習委員会というが校長会中にありまして、毎年毎年どのような形で実施していくがよりよいかということについて検討する組織があります。  その組織中で、今回件についても小学校長会で十分に検討した上で、その流れ中で、にしがき委員御指摘ありましたとおり、ある学校は行けて、ある学校は行けないという状況は避けたいというが、校長会中で部会意見であり、そこから上がってきたものが小学校長会全体総意という形になったというが、このように至った経緯でございます。 108 ◯にしがき誠委員  今御答弁いただいた内容で、各学校並びに学校長集まりである校長会御判断ということであれば、日帰りをどうやって楽しませようかとかじを切ることで、来年夏に向けてこどもたち想像力をより引き出していくということで教育的効果が、同等ものが生まれればいいと思いますので、私はこの変更については賛成ということで態度表明しておきたいと思います。  以上です。 109 ◯山本香代子委員  私は全く逆で、全校が全てそろい踏みで何かやらなければいけないということは、ある一方では各学校特色ある学校づくりをしていますよね。こういったことに関しては、一律一緒にということ自体が、今後教育中でそういう歩み方でいいかとすごく疑念を持っています。  例えば、1日日帰り自然体験学習もいいでしょう、学校で決まれば。でも、いろいろ工夫して宿泊をしたいという学校があれば、それもいいでしょう。そういうふうに弾力的に学校PTAと十分話し合っていただいて、やるべきではないかと思います。  今回いろいろ協議をしたということでございますが、あくまでも今回イレギュラーな形はオリンピック・パラリンピック観戦ということが一つキーワードで、そこためにいろいろ変えなければいけないというところがいかがなものかと思っていますので、私はそういった形で態度表明させていただきます。  以上です。 110 ◯高村きよみ委員  さまざまな御意見があったかと思うですけれども、校長会で話し合って決定して、保護者にお伝えされたということですが、その前に保護者、児童意見を聞くような場が先にあってもよかったではないかと思います。一生に一度経験なので、こどもたちにはさまざまな捉え方があるかと思います。  でも、いろいろ諸事情で日帰り行事にせざるを得ないということは、今さまざま伺って理解できたところですが、任意行事ということで各学校判断でこれからも行われていくと思うですけれども、イレギュラーな形で実施なので、教育委員会としては教育課程ではないけれども、各学校へ特段支援をしていくべきではないかと思います。日帰りにしても交通手段確保とか、さまざま必要になってくると思うので、ぜひそういったところは各学校でまた温度差が起きないように、教育委員会としてもしっかりと支援をしていただきたいと思います。  やはり、少し残念だと思いますけれども、日帰り行事充実をしっかりとしていただいて、こどもたちが日帰り行事でも宿泊に劣らないというか、楽しい行事だったと思ってもらえるようにしっかり取り組んでいただきたいと意見だけ述べさせていただきます。 111 ◯川北直人委員  今、各委員皆さんから賛成、反対を含めて、るる出まして、私も含めて、これが授業にカウントされない行事であるということは、実は不勉強で、今といいますか、この件で知りました。にしがき委員からあったように、そういったところをまだまだ知らない方々も多いというも今回明らかになったと思います。  これまで学校行事ということで各学校がそれぞれ手配をしたり、現地を見に行ったりということをやられていたところ、今回件があったということで、教育委員会、指導室がグリップをしました、形上。指導室も含めて、この件について中止方向性レポートといいますか、案内を出したということは、これは名実ともに指導室がグリップしたことになると思うです。
     今回この委員会で賛成、反対いろいろ出ました。私も実は各学校判断に委ねられないかと思っていたです。ところが、校長会でいろいろなステップを踏まえて、全体として意思決定したということなので、そこ部分というは指導室がこれからそれを変えられるかどうかわかりませんが、これだけ文教委員会中で各委員から出てきた意見というは非常に重要だと思いますので、グリップしたであれば、再度それを校長会に戻して議論をしていただくことが必要かと思うですが、そういった段取りというはできるでしょうか。その1点、最後聞きます。 112 ◯指導室長  ここ場でさまざま御意見いただいたことについては、校長会ほうにも話をしていきます。その流れ中で、先ほど話と一緒になりますけれども、一番よいあり方について、そして一番重要なはこどもたちにとって心に残る体験となるように、この実施が一番大切な部分だと考えておりますので、それに向けてできるだけ理解をしっかりと図って進めていきたいと思っております。  以上です。 113 ◯川北直人委員  最後にお伝えしたいといいますか、言いたいですけれども、先ほど福馬委員から、実は校長会中でも行きたかっただという話が出てくるというは、これは私、非常に不満といいますか、問題だと思います。意思決定しておきながら実は違うというであれば、それだったら自分学校は行きたいと主張すればいいと思います。そういう校長会でなければいけないと思いますし、それを指導室として、今後そういった方向に校長会が行くように、ぜひ指導していただきたいということを要望しておきます。 114 ◯委員長  ほかにございませんでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 115 ◯委員長  本件に関しましては、立ちどまって考えてほしいという御意見も含めまして、さまざまな意見が委員から述べられました。これら意見等も踏まえまして大事なは、お子さん気持ちや立場に立った対応をしていくということですとか、あとは保護者方にも丁寧な対応をやっていくことが必要であるかと思います。  本件は非常に重要な課題となりますので、本委員会に対しては今後動きがあれば、丁寧な説明ですとか情報提供を求めたいと、私ほうからも求めさせていただきたいと思います。  本件について、一括継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございますか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 116 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は一括継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題17 1陳情第68号2 江東区内における不登校こども居場所に関                  する陳情 117 ◯委員長  次に、議題17「1陳情第68号2」を議題といたします。  本件は新規付託でありますので、事務局より朗読を願います。                 (事務局朗読) 118 ◯委員長  理事者から、説明を願います。 119 ◯指導室長  本陳情は、江東区内に不登校こどもが安心して過ごせる居場所開設を求めるものです。各学校ではこどもたちが安心して学校生活を送れるよう、担任や養護教諭等がこどもたち一人一人状況を把握するとともに、スクールカウンセラーがこどもや保護者悩み等に対応できるよう、相談体制を構築しております。  また、欠席が続いた場合には家庭訪問等、家庭と連絡を密にとりながら、一人一人に寄り添った対応を行うとともに、状況に応じてスクールソーシャルワーカーを派遣し、学校と家庭と接続を図るだけでなく、関係機関等と連携を進めるなど、個別状況に応じた対応を丁寧に行っているところです。  また、教育委員会ではブリッジスクールを開設し、不登校児童・生徒に個別学習指導、体験活動、相談活動等を通して、こども学ぶこと大切さを知らせるとともに、自立心や社会性を身につけることを目的として、主に学校へ復帰を目指した取り組みを行っております。教育委員会として新たに不登校こども居場所開設を行う予定はありませんが、学校や関係機関等と連携を密にして、不登校未然防止や早期発見、適切な対応に努めてまいります。  説明は以上でございます。 120 ◯委員長  本件について、質疑を願います。 121 ◯赤羽目民雄委員  委員長、これもこの後報告事項と絡むので、正副委員長打ち合わせときにはぜひ考えていただきたいですけれども、報告事項資料でもあるですけれども、不登校こども推移といいますか、ずっと小学校も中学校も不登校お子さんがふえています。その中で、小学生についてはこの5年間で2倍にふえているですけれども、これはカウント方法とかが何か変わったか、それと不登校、学校に行けなくなったこども要因、不登校要因という教育委員会としてどんな分析をお持ちなかというを伺いたいと思います。  それからあと、居場所としてブリッジスクール事業に取り組んでいますという今、説明だったですが、このブリッジスクールも今これだけ不登校お子さんが多い中で、今、混んでいるとかいっぱいになっているというお話も伺っているですけれども、実際にどのぐらいお子さんがこのブリッジスクールに通っていらっしゃるか。東大島文化センターと教育センター2カ所でやっているということですけれども、今後方向性とか何かお持ちなら伺いたいと思います。  それから、私、ブリッジスクールに通っているお子さんに少しお話を聞く機会がありまして、このブリッジスクールは原則として在籍校制服を着用しなければいけないことになっていると。学校に行きづらいというお子さんが、この制服を着ていくことに抵抗があるという声があったですけれども、そういう学校に行けない、気持ちが不安定なお子さんへ対応というところでは、もう少し寄り添った対応ができないかというところと、あと学校復帰が目的だと言うですけれども、小学校だったり中学校に戻るというより、学校という大きいくくりでいえば、さまざまな機会を通じて高校や大学に復帰ということでも、長い目で見て支援をすることが必要なではないかと思うですけれども、伺います。 122 ◯指導室長  まず1点目、カウント方法が変わったかというお話をいただいたところですけれども、不登校定義については変わっておりません。長期欠席30日以上という規定は変わっておりません。ですので、不登校こども数がふえた結果ということになっております。  また、その要因についてということですけれども、さまざまな要因がありまして、例えば小学校では家庭による状況等が多かったり、また、中学校では友人関係という内容が多いということになっております。こちらについては、資料8にも入れさせていただいているところでございます。  また、ブリッジスクールに通っているこども数ですけれども、昨年度末人数になりますが、出入りがありますけれども、昨年度末で119名こどもが通っているという状況になっております。  制服について、もう少し弾力的にできないかという御意見についてですけれども、こどもたち一人一人状況は異なっていますので、個別によく相談をしながら、私服でも構わないということで対応しているところでありますけれども、一律に考え方押しつけにならないようにということについては十分配慮しながら、またこども同士とかかわる際にも配慮をするということで対応しているところになっております。  学校復帰が目的ではない、あるいは長いスパンでということで御意見をいただきました。こちらについては、教育委員会としてもそのような考え方で進めております。早急に学校復帰というものを目指すものではなく、まずは、こどもたちが学習をしたいという考え、そういったものを支援するように努めていき、その先に学校復帰というものがあるではないかと思っておりますので、一人一人こどもたちに寄り添った支援充実を確実に図ってまいりたいと思っております。  以上です。 123 ◯赤羽目民雄委員  そもそも不登校という、学校に行けないお子さんですけれども、教育機会確保法附帯決議でも、不登校は決して問題行動ではないというが記されています。ですから、学校に行けないさまざまな事情があって、今お話があったとおり、家庭事情だったり、友達関係ことがあって、でもその中で勉強したいという思いでブリッジスクールに通ってくるお子さんには親身にというか、丁寧というか、対応していただきたいと思います。  その中で制服について、私服でもいいというは初めて聞いたので、これは周知をしていただきたいと思いました。  それから、学校に行けないお子さんがふえている中で、それは江東区に限ったことではないです。ほか自治体でもそういう問題について、自治体で問題意識を持ってさまざまな今事業を展開しているところがある中で、ほか自治体取り組みなども何か参考にしたりするところは、何か検討されたことありますか。 124 ◯指導室長  ほか自治体で取り組み参考ということですけれども、さまざま指導室課長会等を通じながら、他区様子等については情報交換機会を設けております。ですので、それぞれ取り組み中でよりよいものについては、情報交換をしながら、本区においても取り入れる形に持っていきたいと思っているところです。  以上です。 125 ◯河野清史委員  本区ブリッジスクールは何度か行かせていただきまして、本当に個別指導をされていて、すごくいいと思っておりますし、進学率も結構いいということで評価しているところです。その上で、不登校児童・生徒がふえているということは、現実、本当に課題だと思っております。  以前からも区内でブリッジスクール拡充なども訴えさせていただいておりまして、先ほどは今ところ検討はないという話でしたが、特に本区設置に関連するわけではないですが、フリースクール話も以前、私、少し話させていただきまして、そこと連携をどう考えているかと、あとブリッジスクールは小学校3年からですけれども、特に今、小学校1年とか2年とか、低学年対応もかなり重要だと思いますので、そこら辺考えを伺いたいと思います。 126 ◯指導室長  ブリッジスクールが3年生からということについて、私ほうからお答えをさせていただきたいと思います。  ブリッジスクールについては、3年生からという形で今ところ進めさせていただいているところですけれども、1、2年生につきましても、例えばこどもたちに不適応な状況が起こらないようにということで、江東区においては小1支援員ということで人をつけて、まず、こどもたちが楽しく学校生活が過ごせるようにということで、支援をする体制を行っております。  また、その上でスクールカウンセラーを配置して、ふだんからこどもたち悩み、また保護者悩み等にも相談する体制を整えているということになっております。  また、スクールソーシャルワーカーが家庭と間をつなぐということを行っております。実際にブリッジスクール等に通っているこどもたちについても、3年生からではあるですけれども、多いは高学年になってからというが今実情でありますので、例えば小さな学年こどもたちについても相談、あるいは学校中でどのような形で進めていったらいいか等については、各学校でも相談ができるような状況を整えているというが今現状でございます。 127 ◯教育支援課長  フリースクールについて御質問もございましたが、フリースクールについては費用が非常に高額で、保護者負担が非常に大きいということを、まず保護者方に教育相談中で適切にお示しし、御納得いただいた上で、最終的には保護者方が御判断いただくですけれども、意外と情報がなかなか、フリースクールでどれぐらい費用がかかるというところがわからないものですから、そういったところはきちんと説明して、教育相談を進めているところでございます。  以上でございます。 128 ◯河野清史委員  今年度から教育相談がワンストップということで、そういう意味ではいろいろな御相談をしっかりといろいろな機関につなげていけるかと思っております。  先ほどリスク件も御提示していただいているような話でしたので、しっかりまた児童・生徒、特に親御さんはお子さんが学校に通えなくなったことで、苦しんでいるところはあると思いますので、しっかりお声を聞きながら具体的に御提示していただいて、対応していただきたいと思います。  以上です。 129 ◯千葉早希恵委員  陳情中で、ブリッジスクールなどもあります。こどもたちにとって敷居低い居場所が今ところないということで、不登校定義で30日以上欠席した児童・生徒が不登校と定義されていますが、学校に行かないとなると、家にいるしかないです。  行くところもなくて、学校に行かないと放課後、友達とも遊べないというところで、小学生、中学生、例えば青少年プラザで開設しているはおおむね15歳から40歳というところで、小中学生が行く場所がなくて、友達とも遊べないというところで、居場所があると、共感できる仲間がそこにいるということが考えられるかと思います。居場所をつくる意向がないということですが、そういった状況はどのように考えますか。学校に行っていないときは家庭内でしかいられなくて、他者とコミュニケーションが絶たれてしまうということが問題になってくるかと思っています。それについて見解を伺います。 130 ◯指導室長  家にいるとなかなか友達とも遊べる機会が少なくなって、こども教育にとってよろしくない状況になるということで御意見をいただいたところです。各学校においては、学校担任が中心となって家庭訪問をしたりする中でこども状況を把握したり、また、先ほどお話をさせていただいたですけれども、養護教諭またはSSW(スクールソーシャルワーカー)等がいつでも相談をできる体制をつくっていくということで、学校中でも相談体制を充実させていくということについては確実に進めていきたいと思っているところです。  また、不登校こどもでもうまく友達と遊んでいるという状況報告もいただいているところでありますので、周りこどもたちもそういったこどもに対する理解促進をするなどして、こどもたちコミュニケーションがマイナスにならないように学校としてもできるだけ配慮しながら対処していくように、また相談窓口をしっかりと開いていきたいと思っております。  以上です。  ──────────────────────────────────── 131 ◯委員長  間もなく正午になりますので、本件陳情審査終了後に休憩といたしたいと存じますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) 132 ◯委員長  それでは、審査を続けます。  ──────────────────────────────────── 133 ◯にしがき誠委員  資料8を先んじて見ていますけれども、不登校数が減らないという中で、2点確認したいですが、今、フリースクールは費用が高額である等々お話がありましたけれども、フリースクールに行っている児童・生徒は、例えばそこ学校に行ったときに授業日数というか、登校として本区はカウントしているか、もしくは決められた学校に来てないので、欠席として扱っているかという質問が1点と、あとはフリースクールに通われている方人数を把握しているかどうかを、まず伺います。 134 ◯指導室長  まずは、出席扱いということですけれども、1つ言えていることとしましては、ブリッジスクールで出席扱いをしているとき基本的な考え方として、ブリッジスクールに来ていて、その状況を学校と連絡し合う、報告をし合うということを確実に行うというを一つ条件としております。  また、先ほどブリッジスクール目的としては、1つ、今学校になかなか行けない状況があり、その中で居場所をつくるということが大きな目的になっておりますので、フリースクール中で今ような条件が達成できたところについては、学校とフリースクールと連携中で、必要な出席日数等について両方で検討しながら進めていっているというが今ところです。  ですので、確実な日数等については、詳細な部分、また人数について、今、私どもほうで確実な部分は把握ができていないところであるですけれども、こどもたちにとってはフリースクール中で居場所、またそこ中で学校とつながりを持ちながら進めているというが今現状です。 135 ◯にしがき誠委員  今、御答弁中で数は把握し切れてないということでありましたけれども、そこは私は結構大事なところだと思っていまして、例えば自分学校に行けなくてフリースクールに行っている。ただ、うまく連携がとれていて、例えば出席扱いになっているということになると、多分ここ数値も変わってくると思うです。  自分学校に行けてない子がフリースクールに行って出席扱いになっているというと、本来不登校数がもっとふえてくるだろうと思うので、ぜひそこは今後、数を把握していただくとともに、あと陳情趣旨中で、これは場所が少ないというお話だと思うです。区民環境委員会に付託されている部分は今御答弁は求めませんけれども、陳情趣旨からはブリッジスクール以外場所も欲しいということであると思いますけれども、学校空き教室などは難しいでしょうけれども、江東区は40.16キロ平米と広いエリアでありますから、複数拠点を設けることもぜひ検討するべきかと思いますけれども、以上、伺います。 136 ◯指導室長  学校で空きスペース等活用ということで御意見いただいたところでありますけれども、実際にそこに対処する部分はなかなか難しいところも今現状ではあるかと思っております。  ですので、今現実的にできるところとしましては、先ほど説明させていただいたですけれども、担任を中心としましてこどもとしっかりと連絡を取り合い、また保護者とも取り合い、今悩み解決に向けて進めていくというがまず一番ではないかと思いますので、まず、そのあたりできるところからしっかりと進めてまいりたいと思っております。  以上です。 137 ◯千葉早希恵委員  学校と連絡をとるということですが、その学校自体にすごく拒否感があるこどもたちなので、確かに先生方はとてもよく対応していただいているはわかるですが、その連絡が来るがつらいという事情もあります。ここにも書いているように、学校でケースはさまざまだと思うですが、それで傷ついた心を、学校復帰を目指すため場所ではなくて、別場所を確保してもらえると、そこで傷が癒えて、少し行ってみようかという気にならないかという気がするので、ぜひ居場所拡充というをお願いしたいと思います。 138 ◯委員長  ほかにございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 139 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 140 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  それでは、陳情審査を終わります。  それでは、休憩といたします。なお、再開は午後1時といたします。               午後0時03分 休憩  ────────────────────────────────────               午後0時59分 再開 141 ◯委員長  休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項1 令和2年度生江東区奨学資金貸付運用方針について 142 ◯委員長  報告事項1「令和2年度生江東区奨学資金貸付運用方針について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 143 ◯庶務課長  では、報告事項1について御説明します。資料1をごらんください。  令和2年度生江東区奨学資金貸付運用方針について御説明いたします。去る10月17日に第1回江東区奨学資金貸付審査会を開催し、令和2年度における運用方針が決定しましたので、御報告させていただきます。おおむね例年同様となっておりますが、簡単に説明を申し上げます。  項番1、予約採用基準でございます。(1)、区内に居住する中学校3年生及び義務教育学校9年生で、高等学校等へ進学を来年度希望する者であること。(2)、学習成績がおおよそ平均点以上であること。(3)になりますが、本人属する世帯所得金額が生活保護法による基準額15割以下ということで所得制限を設けてございます。ただし、(2)、(3)につきましては、採用予定人員に満たない場合は基準を緩和することとなっております。  採用予定人員は70名を募集人員としております。  3、申請につきまして、(1)、区立中学校・義務教育学校在学生については、希望者に学校を通じて申請をするということで、11月中旬に各中学校3年生及び義務教育学校9年生全員に向けて申込書発送をしたところでございます。(2)、その他中学校に在学している希望者は直接教育委員会申請となります。ホームページで周知ほか、11月21日号こうとう区報により、本件については御案内をさせていただきました。(3)、(4)につきましては記載とおりとなっております。  項番4、貸付予約者決定でございます。申し込みを締め切りました後、審査に入りまして、要件を満たす者について来年2月上旬に予定をしております。第2回貸付審査会において決定する予定でございます。  恐れ入ります。裏面ほうへお進みください。済みません2ページです。貸付についてでございます。貸し付け額については(2)になりますが、国公立学校については月額8,000円、年額で9万6,000円、私立につきましては月額2万8,000円、年額33万6,000円、入学準備金としまして国公立場合は5万円、私立におきましては10万円という内容になっております。  次に、項番6番目、これまで決定状況を参考に掲載してございます。最近傾向としましては、ごらんとおり年々減少傾向であるということでございます。これは国高等学校授業料無償化制度や、東京都や私学財団等支援制度が充実していることによるものと捉えてございます。  説明は以上でございます。 144 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 145 ◯赤羽目民雄委員  江東区奨学資金ですけれども、以前は採用予定人員を上回る応募があったときもあったですが、今、御説明あったとおり、ほか奨学金が充実されてきたり、無償化が少し進んできたもあると思うですけれども、私はそれだけではないと思うです。  これは、区奨学金制度に少し改善余地があるではないかと思うですけれども、奨学金は無利子で、後負担ことを考えたら、こちらを利用したいけれども、金額が少ないと。区奨学金も活用しながら、ほか奨学金を利用することは今認めてもらえてない、利用できないというところで、それからいろいろ細かいところで、あと中学3年生から9年生という対象も限定しているところがあります。教育費負担軽減というところで国も重い腰を上げて動き出したときですから、区奨学金もぜひ改善方向で検討していただきたいと思うですけれども、見解を伺いたいと思います。 146 ◯庶務課長  繰り返しになりますけれども、高等学校授業料等支援について、国や東京都、各種機関で実施している現行就学資金援助や奨学資金等制度が充実しているため、当面間は本区として改善方向で検討するという事態にはなっていない状況でございます。  いずれにしましても、就学意思ある者が経済的な事由によって進学道を絶たれることないよう社会情勢動向を注視し、本区制度も含め、さまざまな支援制度活用、ほかもの、こんながあるよということで、そういった紹介等を行っていきたいと考えてございます。  以上でございます。 147 ◯赤羽目民雄委員  今、当面間という答弁でしたけれども、予算は70名分確保していて、この実績だと、区ことですから、削られてしまうことだって考えられるわけです。せっかく予算を確保して、この分はきちんと希望する進路に進学できるように活用するというところで、奨学金を給付型にするとか、それから金額を引き上げるとか、改善をぜひしていただきたいと要望して終わります。 148 ◯委員長  ほかにございませんでしょうか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり) 149 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項2 使用料等見直しについて 150 ◯委員長  次に、報告事項2「使用料等見直しについて」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 151 ◯庶務課長  それでは、報告事項2、使用料等見直しについて御報告させていただきます。資料2-1は概要版、2-2は報告書となってございます。本日は概要版を中心に御報告をさせていただきますので、2-1をごらんいただきたいと存じます。  使用料等につきましては4年に一度見直し検討を行ってございまして、今年度は該当年度となりますことから全庁的に検討を行い、今回その結果を御報告させていただくものでございます。  教育委員会としましては、教育センター会議室と豊洲西小体育館棟スポーツ施設が対象施設ということになります。  まず項番1、使用料等分析についてでございます。(1)検証結果でございますが、使用料見直しを行う際に算定する各施設維持管理コストは、今まで物件費や人件費をもとに算出しておりましたが、今回見直しに当たりましては、将来施設改修や改築等に多額経費が必要となることなどを見据えまして、物件費、人件費ほかに新たに減価償却費を加えて分析となってございます。その結果、維持管理コストと最大徴収使用料、こちらは仮に貸し出し施設が営業期間中にフル稼働した場合に得られる最大使用料収入でございますが、この乖離が前回見直し以降から拡大傾向にありまして、減価償却費を含めますとさらに拡大してございます。  参考として、28年度から30年度まで3カ年分各施設を文化センター系、スポーツ施設系、区民館系と大きく3つカテゴリーに分けて分析を行い、乖離率を算出した表を掲載してございます。なお、検討対象施設詳細については、資料2-24ページにも記載していますので、後ほど御確認いただけたらと存じます。  資料2-1表をごらんいただきますと、28年度から30年度にかけまして乖離が拡大しております。こちらは、維持管理コストと最大徴収使用料差が大きくなっております。また、減価償却費用を含めますと、文化センター系が1.83倍、スポーツ施設系が2.10倍、区民館系が2.23倍、全施設では2.15倍と乖離がさらに拡大してございます。  次に、(2)改定方針でございますが、維持管理コストについては今後も物価、労務単価上昇など、引き続き増加していくことが見込まれます。本区では、施設効率的な運営や人員適正化等によりコスト削減に努めておりますが、乖離を解消するには限界があるものと認識してございます。  また、本区では受益者負担原則に基づきまして、この乖離分を区と施設利用者で前回改定時は2分の1ずつ負担することとしておりましたが、減価償却費を含めた場合では、カテゴリーごとに見ますと、乖離に大きなばらつきが生じてございます。また、全施設でトータルで見た場合でも、乖離が2倍以上となっていることから、前回同様負担割合で改定しますと、使用料等を50%程度引き上げる必要が出てまいります。  そのため、今回は減価償却費を算入することによる激変緩和措置としまして、従来利用者負担2分の1さらに2分の1を公費負担とすることと整理し、また施設間で改定バランスを鑑みまして、カテゴリーごと引き上げではなく、全施設で乖離数値をもとに20%程度引き上げを実施したいという考えでございます。  なお、引き上げ時期につきましては、利用者へ周知が必要であることから、令和2年10月からを予定してございます。  (3)今後課題でございますが、今回見直しでは激変緩和措置として、公費を前回50%負担から75%負担としたところですが、次回見直し際にはこの割合についても検討が必要であると考えております。  なお、今回は各施設20%程度使用料引き上げとなりますが、特例措置としまして、小中学生と65歳以上高齢者個人利用は、引き上げを行わずに金額は据え置くことといたします。また、一部貸し室におきましては、利用実態等を踏まえ、現行料金を据え置く場合もあるということでございます。  次に、2、文化スポーツ施設等駐車場障害者へ利用減免についてでございます。現在、文化センター等では障害者方が施設駐車場を利用する際には、駐車場料金について半額免除、スポーツ施設では全額免除と施設によって基準が統一されていないことから、今回見直しを機に全額免除ということで統一いたします。こちらにつきましては、令和2年4月からを予定しております。  なお、今定例会において、関係する各委員会におきまして同様内容を報告させていただき、次回第1回定例会で関係条例等改正案を提出する予定となってございます。  報告は以上でございます。 152 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 153 ◯山本香代子委員  今文教委員会中でこの使用料見直しは、豊洲西小学校にあるスポーツ施設と教育センター貸しスペースということでございますが、ここ利用率を教えてください。 154 ◯教育センター所長  教育センターでございますが、まず、利用について3種類ほど利用がございまして、優先的に行っているは教員関係研修機能、そして社会教育関係研修機能、あと一般社会教育登録団体等機能となっており、利用率については3つ合わせておおむね90%を超えている状況になります。  以上でございます。 155 ◯学務課長  学務課では豊洲西小体育館棟利用を所管しておりますけれども、プールとトレーニング室になりますが、プールが平成30年度実績で延べ3万5,000人弱、トレーニング室は2万8,000人程度ということで、全て個人利用ですけれども、登録者数は30年度末で累計2,927人という状況でございます。学校利用がトレーニング室を除いては優先となりますので、利用率等については算出してございません。  以上でございます。 156 ◯山本香代子委員  文教委員会中で使用料部分に関してわかりました。  何で数字を聞いたかと申し上げますと、スポーツセンター利用が結構多いですけれども、この間いろいろな要望がありまして、今、区民でも区外方でも一律使用料です。この4年に一度見直しときに、健康スポーツ公社には再三、区外使用料は通常区民使用料よりも値を上げるべきだと議論をしてほしいと言ったですが、そういったことも反映されてないようなこの見直しです。  今回、文教委員会中では、教育センターはいいですが、一般利用豊洲西小学校スポーツ施設に関しましては、そういった区外使用料に関して増額すべきではないかという意見はあったでしょうか。 157 ◯学務課長  豊洲西小体育館棟に関しましては、プール、トレーニング室個人利用ともに現状で区内に在住・在勤・在学する者としまして、身分確認上、利用者登録を行っているという状況でございます。  以上です。 158 ◯山本香代子委員  では、豊洲西小学校スポーツ施設に関しましては、今、私が申し上げた区外利用はないということでございますので、該当しないということがわかりました。今後、文教委員会ではなく、ほかところでまたこのことについて意見を述べたいと思います。  以上です。 159 ◯赤羽目民雄委員  区内施設使用料改定について御報告いただきました。不明な点だけ質問したいと思いますけれども、まず、そもそも区内施設を整備するときには区債を発行して、後年度負担を原則にして整備してきた経過があると思うですけれども、今回、使用料改定するに当たって、そのとき後年度負担で今人たちもさらに負担すると。負担が倍増するでないかと思うけれども、見解を伺いたいと思います。  それから、コストがうんと上がったので、それは大幅値上げになるから、激変緩和をしたと言うけれども、それも今後、使用料がまたさらなる大幅値上げになるではないかという心配をするですが、そういう点はどうなっているか。  それから今、山本委員からもお話があった教育センターと、文教では豊洲西小体育館ということだけれども、今、一部貸し室とか、こども、高齢者使用料は据え置き措置がなされていると言うですけれども、文教両施設についてはそういう配慮というはされるでしょうか。  関連してですけれども、豊洲西小学校だけではなくて、学校体育館とか校庭も貸し出していますよね。そこ使用料というは今回改定対象になるですか。伺います。 160 ◯学務課長  まず、使用料改定に関する最初御質問ですけれども、赤羽目委員御指摘とおり、区債は施設建設費用について、その一部を将来世代に負担していただくために発行するものでございます。しかしながら、今回使用料算定基礎となる人件費や物件費等維持管理コストまでを賄うものではございません。維持管理コストにつきましては、受益者負担原則に基づきまして、サービスを利用し、利益を受ける方に公平かつ適切な負担を求めることが基本的な考え方となっております。  また、今回激変緩和に関するお尋ねですけれども、今回見直しに当たりましては、新たに減価償却費を維持管理コストに算入したことから、乖離率が大きく上昇いたしました。そのため、大幅な区民負担増加が生じないよう、これまでは改定率に対する公費と受益者負担割合を1対1としていたところ、公費3対受益者負担1として激変緩和を図ったところでございます。しかしながら、こちらにつきましてはあくまで例外的な対応ということでございまして、次回、4年後になるかと思いますが、見直し時におきましては、公費と受益者負担あるべき姿について、改めて検討が全庁的になされるものと考えております。  続きまして、高齢者、こどもへ配慮お尋ねでございます。豊洲西小体育館棟についてお答えをいたします。プールについては高齢者と小中学生利用区分、またトレーニング室につきましては高齢者利用区分がございますけれども、豊洲西小体育館につきましては他スポーツ施設と同様に据え置く方針としまして、現在、改定準備を進めているところでございます。  さらに、体育館や校庭開放についてでございますけれども、御指摘とおり区立全小中学校で行っているものですが、学校運営上支障がない時間や日のみに使用が限定されているなど、他スポーツ施設や区民施設とは運用がかなり異なっておりますことから、従前より体育館と校庭に関しましては、この使用料検討対象とはなっておりません。現在、値上げ予定はございませんけれども、こちら使用料あり方につきましては、教育委員会として個別に必要に応じて検討すべきものと考えております。  以上でございます。 161 ◯教育センター所長  教育センター利用料について、お答えいたします。  教育センターは教職員及び区関係者研修実施施設であるとともに、社会教育登録団体研修施設として貸し出しを行っております。団体単位で貸し出し業務となっており、構成員中で高齢者一人一人使用料配慮という側面はございません。また、こども使用についても貸し出し対象としてはおりませんので、特段措置はございません。  以上でございます。 162 ◯赤羽目民雄委員  まず、教育センターほうは団体利用だから、ここが対象になってないか、それとも団体で減免対象になっているから、今回値上げにはなりませんということなか、そこを一つ確認させてもらいたいと、それから減価償却費を維持管理に新たに算入したと言うけれども、こういうをやったら際限なく、どんどん使用料が4年ごとに負担がふえていくではないかと思うです。区民方が身近で使えるようにするには、この考え方というは賛同できないと思っております。そこを1つだけお答えください。 163 ◯教育センター所長  教育センター利用についてですが、団体貸し出しとなっており、社会教育団体には現在でも2分の1減免措置をしているところでございます。今後について、高齢者に据え置き措置はございませんという形でお話を申し上げました。よろしくお願いします。 164 ◯学務課長  減価償却費算入考え方でございますけれども、区施設を建設するためには多額経費がかかるはもちろんですけれども、またそれを維持するため改築や大規模改修にもまた多く費用がかかります。こうした将来に発生する費用を御負担いただくという考え方が減価償却費でして、ならしておりますので、そういった意味では、これが毎年ふえていくということは減価償却費に関してはございません。  以上でございます。 165 ◯にしがき誠委員  2点ほどお伺いをいたしますけれども、まず、本区スポーツ施設系利用料というは、他区と比べると少し高いではないかという御意見を多くいただくことがあるですが、受益者負担ということで当然理解はしておりますけれども、具体的に江戸川区は非常に安いと聞いておりますけれども、今後もこれは多分、値上げ方向になっていくかという確認が1点。  あともう1点、これはもしアイデアがあればお答えいただきたいですが、オリパラが終わった後、アイススケートリンク場ができるかという話、この辺は触れないほうがいいですか。区に委託をするとかしないとかというお話も少し聞いたことがあって、そこは今後、別機会にお聞きしたいと思っていますが、アイデアがあればということで冒頭申し上げましたけれども、少しそこが懸念されるところがあるので、アイデアがなければここでは結構でございますので、利用料今後予測される推移について認識があれば教えてください。 166 ◯学務課長  他区と比較ということでございますけれども、使用料考え方等もさまざま、あるいは利用状況もということがございまして、本区と比べて高い区もあれば、安価な区もあると認識をしております。その中で今回、使用料検討委員会中で新たに減価償却を入れたわけですけれども、基本的にはこれまで考え方に基づいて、負担していただくべき割合を決定したところでございます。  なお、学校開放としてプール施設を開放している区が本区ほかに幾つかございますけれども、料金に関しては本区は平均的なところかと考えております。  今後引き上げ動向ということですけれども、これは今後経済状況ですとか、主に人件費ですとか物件費コスト上昇等によって、また変わってくるかと考えております。  アイスリンクにつきましては、特に教育委員会として現状、情報は持っておりません。  以上でございます。 167 ◯委員長  ほかにございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 168 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項3 令和2年度学校用務業務委託実施校について 169 ◯委員長  次に、報告事項3「令和2年度学校用務業務委託実施校について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 170 ◯庶務課長  それでは、令和2年度学校用務業務委託実施校について御説明いたします。資料3をごらんください。  学校、幼稚園用務業務は、江東区行財政改革計画及び定員適正化計画に基づき、原則、退職不補充もとに用務委託を進めてございます。用務職員今年度末定年退職者、再任用職員終了者などを勘案し、令和2年度より新たに第二辰巳小学校、亀高小学校、辰巳中学校、東陽中学校、南陽幼稚園豊洲幼稚園6校園について委託を行います。委託業者を選定後、来年4月1日より委託を開始いたします。  説明は以上でございます。 171 ◯委員長  本件について、何お聞きになりたい点はございますか。 172 ◯赤羽目民雄委員  今、御説明があった6校決定基準というはどういうふうになっているでしょうか。とりわけ、南陽幼稚園豊洲幼稚園は3歳児保育が始まる年で、大きく制度が動くときで、新しいこどもたちが来て、今までこどもたちとあわせて、本当に現場は大変な状況になるがわかっているときに、学校用務でこどもたち一人一人顔もわかっている人たちをかえてしまうというは、教育委員会としてどんな基準で判断したかと思うです。この間、蓄積されてきたノウハウを少なくとも新しい制度に変わるときは残すというか、維持するべきなではないですか。伺います。 173 ◯庶務課長  まず、業務委託に際して選定基準です。主なものについては、その年度に仮校舎へ移転等を伴う改修・改築工事がないこと、それから周年行事等に影響を余り与えないこと、区費警備職員が配置されていないことなどが基本的な選定基準となっておりまして、ここから先選定については江東区職員労働組合、現業ほう部会と丁寧に話し合いをしながら、人事異動も含め決定をしていきます。  以上でございます。 174 ◯赤羽目民雄委員  では、南陽幼稚園豊洲幼稚園は新しく3歳児保育を実施するに当たって業務委託しても、混乱なく、遅滞なく対応できるということですか。今、こどもたち安全をめぐっていろいろなことが言われて、心配されているときに、しかも新しい制度が動くときに委託自体はよくないと思いますし、区が直営でしっかりとやっていくべきだと思うし、とりわけ大きく3歳児保育が始まる園については今回は見送るべきだと思います。  以上です。 175 ◯委員長  ほかにございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 176 ◯委員長  では、以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項4 令和2年度新1・7年生学校選択一次結果について 177 ◯委員長  次に、報告事項4「令和2年度新1・7年生学校選択一次結果について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 178 ◯学務課長  それでは、資料4をお願いいたします。11月8日に申し込みを終了いたしました本年度学校選択一次結果についてでございます。資料は全部で5ページございます。1ページ目が一次結果見方等について、2ページ目が小学校及び義務教育学校前期課程深川地区結果。3ページ目が同じく城東地区結果。4ページ目が中学校及び義務教育学校後期課程結果。そして、最後5ページ目が学校選択一次結果イメージ、すなわち受け入れ可能な人数イメージとなっております。  それでは、5ページイメージ図からまずごらんいただきたいと思います。一番上に受け入れ可能な人数Fをお示ししておりますが、これは既に御報告をいたしました各学校基準学級数により算定をいたします。その下に通学区域内対象者を示しておりますが、その対象者はそのまま指定校に行くA方と、他学校を希望している他校選択希望者Bとに分類をされます。  通学区域内から受け入れ可能な人数考え方ですが、B他校選択希望者が全員他校に入学した場合はそれだけ受け入れ枠が拡大をしますので、最多受け入れ可能数Gとなります。反対にB方が全員他学校に入学できず、指定校に結果として入ることになった場合は最少受け入れ可能数となります。この2つ点線矢印幅が受け入れ可能数範囲ということで御理解いただきたいと思います。今回一次結果では、こうした人数を含め発表をしたところです。  ここで1点御留意いただきたいは、実際AやB中には、後日、私立中学校等へ入学や転出等により辞退をされる方がおりまして、また反対に区外から転入されてくる方もおりますので、今後、変動していく数値であるという点でございます。  では、改めて表説明をさせていただきます。恐れ入りますが、2ページ目にお戻りいただきまして、表上から2つ目深川小学校を例にして御説明をいたします。なお、表各列アルファベットは、今ごらんいただきましたイメージ図記号と一致をしております。  まず、A欄、通学区域内入学予定者数60名ですが、これは深川小学校学区域内に居住されている方中でそのまま深川小へ通う予定方であります。なお、この中には抽せん特例方、兄・姉がいたり、転入が深川小へ確実である方等が含まれております。  次に、B欄は他校選択希望者で、通学区域内方で深川小以外学校を選択している方が1名いることを示しております。この方は、選択希望した学校に入学できない場合は、指定校である深川小に入学をすることになります。  次に、C欄ですが、これは通学区域外から深川小を希望した人数となっておりまして、5名いるということを示しております。  この結果を受け、D欄には現時点で深川小に入学する可能性ある人数合計を計上しております。  隣E欄は当初募集時に定めました基準学級数、F欄は学校選択受入枠、つまりその学校における受け入れ予定人数でございまして、小学校1年生については35人学級となりますが、その1割相当3名を転入受け入れ分として差し引き、32名を1クラスとして計上しております。深川小場合、32名掛ける2クラスで64名となります。  一番右G欄が、現時点で通学区域外受け入れ可能人数を示しております。これは先ほどイメージ図で御説明をしたとおり、現時点で最多受け入れ人数と最少受け入れ人数範囲となります。深川小は3名から4名となっておりますが、最多4名はF64名からA欄60名を引いた数字、最少3名はそこからさらにB欄1名を引いた数字となります。  なお、こちら中で最多受け入れ数も最少受け入れ数もゼロという学校、例えば8番東陽小などがごらんいただけるかと思います。こちらにつきましては、一次結果段階では通学区域内予定者数が受け入れ枠を上回っていますけれども、実際にはA中から私立学校等へ入学による辞退が出てくるため、最終的には受け入れ可能になると予測をしております。昨年度もこの一次結果発表段階で、最多受け入れも最少受け入れもゼロという学校はありましたが、ほとんど学校で通学区域外からも何名か入学をしております。  また、1番明治小を初め小学校8校にFとG欄に横棒が付されておりますが、これら学校につきましては学区域内児童増加による収容対策ため、通学区域外から受け入れを行わない学校となっております。  そして、4番臨海小など、C欄人数右にアスタリスクが付されている学校選択希望者ですけれども、11月18日から22日まで選択変更期間に変更がなければ、11月29日二次結果公表時に無抽せんで全員当選見込みということで記しておりますが、実際に11月29日に抽せんなしで当選となっております。この資料にはございませんが、既に二次結果は11月29日に発表しておりまして、抽せん校は小学校が13校、中学校が20校となっております。  今後スケジュールでございますが、12月10日と11日に小学校、中学校等抽せん対象校で公開抽せんを実施いたします。その後、補欠者については順次、受け入れ枠が発生次第、繰り上げ当選し、小学校では来年1月23日、中学校では2月19日に最終的な繰り上げ結果を公表いたします。  学校選択一次結果について御報告は、以上でございます。 179 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 180 ◯赤羽目民雄委員  私は閉会中委員会でも申し上げたとおり、選択制が導入されて約10年たつですけれども、そのときから学校大規模化と小規模化、この格差ことはずっと指摘されてきたと思うです。  その都度、教育委員会は学校特色を生かした魅力を発信して、その格差を是正していくというお話だったですけれども、10年たっても大規模校はずっと大規模校ままだし、小規模校は今まで大規模だったが急に小規模になって、そのままずっと小規模になっているけれども、本来その学校に行くべき子が行かない、その状況がずっとこのまま放置されている、この状況をこれでよしと思っているかどうか。学校によっては人数が少ないと部活動ができなかったり、ほか学校でできることができなくなったり、そういうこともあります。その状況をずっとそのままにしておいていいかと思うだけれども、その辺どうですか。 181 ◯指導室長  今、学校魅力化というお話がありました。例えば、四砂中学校さんなどは人数が少ないという状況が続いております。一方で、この前、周年行事等、先生方も見ていただいたと思うですけれども、こどもたちが非常に落ち着いていて、また礼儀正しいという状況学校が構築されていました。また、昨年度につきましては研究発表を行いまして、先生方も2人組ペアで学校力向上、また授業力向上という取り組みを行っているところです。こどもたち姿、学校姿を見ていただければ、本当に魅力ある学校、特色ある学校をつくっているという状況になってきているかと思っております。
     ですので、今後につきましては、それをしっかりと外に向けて発信をして、その学校よさをさらに周知していく部分が今後さらに必要であると考えておりますので、学校は頑張ったところを発信する部分が得意でないところもありますので、ぜひ頑張っているところを教育委員会も支援をしながら、積極的な発信をして、魅力を伝えていきたいと思っているところです。  以上です。 182 ◯委員長  ほかにございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 183 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項5 令和2年度区立幼稚園園児募集応募状況及び募集後対応            について 184 ◯委員長  次に、報告事項5「令和2年度区立幼稚園園児募集応募状況及び募集後対応について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 185 ◯学務課長  それでは、資料5をごらんください。令和2年度区立幼稚園新入園児募集は、11月5日から7日3日間にかけて、区立幼稚園全20園で行いました。  まず、資料上段から中段にかけて4歳児でございます。申し込み最終日11月7日現在応募数は526名、昨年度この時点で637名に比べ111名減少となっております。また、下段でございます。令和2年4月から南陽幼稚園豊洲幼稚園で開始をいたします3歳児応募数は、募集人員100名に対しまして280名となりました。3歳児については1学級20名、4歳児については1学級人数を30名から最大35名まで広げた上で、さらに申し込み者が上回る場合には公開抽せんにより当選者を決定いたします。  表対応欄にございますとおり、応募数が募集人員を上回った園は4歳児、3歳児ともに南陽幼稚園豊洲幼稚園2園でしたが、豊洲幼稚園4歳児につきましては抽せん前に辞退者が出ましたため抽せんを行わず、応募者全員を当選としたところです。  抽せんにつきましては、11月18日に江東区文化センターにおいて行い、当選者と補欠者を決定したところでございます。また、定員にあきがある幼稚園におきましては、11月29日より追加募集を行っております。  私から説明は以上でございます。 186 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 187 ◯山本香代子委員  数字を確認したいですが、今、全体4歳児合計は昨年と比べて111名減ということでございます。個別に確認します。ひばり幼稚園は今回は33名ですけれども、昨年は何名だったか教えてください。  それとあとは、令和3年度に廃園予定もみじ幼稚園、小名木川幼稚園、今ところ令和5年度予定ちどり幼稚園昨年度人数を教えてください。 188 ◯学務課長  応募者数ということで、昨年度と比較で申し上げます。  まず、ひばり幼稚園ですが、昨年度申し込み者数は37名です。ことしが33名ですので、4名減でございます。  それから、もみじ幼稚園ですけれども、昨年度は15名、これが8名ですので、7名減。小名木川幼稚園につきましては昨年度16名、そこから3名減ことしは13名。  そして、ちどり幼稚園ですが、昨年度は33名でしたので、ことしは3名減30名ということでございます。  以上でございます。 189 ◯山本香代子委員  先ほど陳情ときにも質問を少し迷ったですが、今回数字を追って確認します。  そういった意味では、昨年度よりも全体的に減っているということがこれでもよくわかります。そこで今、令和3年度廃園予定もみじ幼稚園、小名木川幼稚園はこの数字わかったですが、ちどり幼稚園に関しましては今回も33名から30名、3名減です。富岡地区に関しては、先ほどもお話にありましたけれども、ちどり幼稚園が唯一区立幼稚園1園で、お近くに平久幼稚園があるからということで令和5年度廃園予定には入っておりますけれども、これは数字的に悩ましい問題があります。  それとあと、この間、私立幼稚園状況はこの数字ではわからないから、どういうことかわかりませんが、区立幼稚園あり方検討中では必ず私立幼稚園理解も得ながらというところがありまして、当然それはよくわかるですが、今回たまたま私立幼稚園を希望された、少し障害をお持ちお子さんは私立幼稚園には残念ながら入ることができず、今回区立幼稚園ほうで受け入れていただいたという経緯もあって、少し障害をお持ち、もしくは支援が必要なお子様は、どちらかというと区立幼稚園ほうが望ましいかと私は思っていますが、私立幼稚園障害をお持ちお子さんに対する区から支援というは何かしているでしょうか。 190 ◯学務課長  支援が必要なお子さんへ補助ですけれども、今年度区としても補助制度を整備しまして、補助制度を始めたところでございます。これ以外に、園運営体制にもよるですけれども、いわゆる私学助成園であれば国ほうから補助金もあり、また新制度移行園であれば、こうした支援が必要なお子さんを受け入れているということに対する補助もございます。  以上でございます。 191 ◯山本香代子委員  今、私立幼稚園にも補助があるということでございますが、私立幼稚園に支援必要なお子さんが入学しにくいというは何かほか理由があるかといろいろ考えているですが、区立幼稚園はそういった意味では安心だから、地元における園児減少ということだけにとらわれることなく、もう少し弾力的な視点を持って考えていただきたいと思います。  この間、再三この文教委員会中でも、区立幼稚園廃園ことに関しましては、地元としてもちどり幼稚園廃園に関しては少し懸念があります。今後、数字だけではなく、そういったことも踏まえて考えていただきたいですけれども、いかがでしょうか。 192 ◯学務課長  先ほど御答弁差し上げたとおり、区立幼稚園あり方を考えますためには、今回3歳児については抽せんということではありましたけれども、4歳児に関しましては前年度から111名減と。この計画を立てたときに令和6年度末園児数について1,115人という数字を推計しましたけれども、来年度2年度で既にこの数字に近くなってくる。思った以上に区立幼稚園園児数が減少しているという状況は、ございます。  こうした状況中で幼稚園適正配置につきましては、地区ところだけではなくて、全体数園児数を考えて、なおかつ今回計画は3歳児と預かり実施、適正配置、認定こども園転換ということで、これらをセットで進めると考えていますので、地区ごと状況も確認は必要ですけれども、それ以上に区全体として区立幼稚園を今後どうしていくかということを考えながら、検討していくべきものと考えております。  また、お尋ねにありましたように、富岡地区は確かに区立幼稚園は1園でございますけれども、富岡地区には多く私立幼稚園または類似施設もございます。これらことし応募状況についてはまだ全て把握し切っておりませんが、実際3歳児が減少している園もあるように聞いております。  区立幼稚園募集状況につきましても、現在、526ということで御説明をしましたが、実際4月に向けてはこの中からまた、例年動きですと辞退も実は出てまいります。無償化影響もございまして、来年4月、実際何人方が区立幼稚園に入園するかというは、まだ保育園ほうも結果が出ていませんので、これで全て結果が出たとは考えにくいところもございます。  今回応募状況、あるいは来年度3歳児預かりを始めさせていただきますけれども、その状況、また評価も見ながら、現行計画見直しが必要かどうかについては適宜検討していきたいと思っております。  以上でございます。 193 ◯山本香代子委員  私立幼稚園人数も来年春以降はっきりするわけですから、またその数字はしっかりお示ししていただきたいと思います。  以上です。 194 ◯赤羽目民雄委員  今やりとりも伺っていまして、幼稚園とか類似施設応募状況が多いとか少ないとか、そういうことではなくて、区民が区立幼稚園にお子さんを預けたいというニーズがあるということで、とりわけ私たちところにお話があった南陽幼稚園ですけれども、今回4歳児クラスでも定員を超えています。この地域、基本的に歩いていける範囲に区立幼稚園ということですけれども、南陽幼稚園に入れなかったお子さんは近所だと平久幼稚園になって、幼稚園に入れなくて、もう1年お母さんが家庭で見て、5歳になったときに入れる保証というはないではないか、どうしても南陽幼稚園に預けたいと思ったときに。そういう考え方はどうなかというは、言われています。  それから、4歳が定員を超えたら、3歳ほうはもっと超えているです。その方は当然持ち上がるわけで、4歳になって定員が少しふえるですか。でも、今回みたいに応募が多かったら、4歳でも入れないではないかという心配があります。それは一部幼稚園だと、ほかはあいている幼稚園があるから、そこに行けばいいという考え方なか。やはり身近なところで、区立幼稚園は環境がいいですから、園庭もあるし、そこにこどもを預けて、良好な教育環境もと、幼児教育を受けさせたいという保護者願いに応えるというは大事なところなではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。 195 ◯学務課長  区立幼稚園に対する評価を高くいただいていることについては、非常にありがたく思っています。とはいえ、先ほど来答弁させていただいているとおり、どうしても園児数が減少しているという実態を目にしたとき、お尋ね良好な教育環境を今後も維持していく上では、一定程度園児数が必要という考え方に基づいてあり方をこれまで検討してきましたし、3歳児預かりほうも実施するという判断に至ったわけでございます。  南陽幼稚園受け入れ関係でございます。今回3歳児を募集して、それで当選に漏れた方が、次は4歳児ということだと思うですけれども、入園できるかということですけれども、3歳児から4歳児に上がるときに10人程度は枠が出る予定ということでございます。さらに、区立幼稚園場合は結構途中退園も多いので、それ以上に枠が出てくる可能性もございます。  そして、南陽幼稚園を希望しているけれども、当選しなかった場合ですけれども、区立幼稚園については学区域という考え方を持っておりませんので、地区方優先というわけにはまいらない部分がございます。ただ、近隣園、あるいは私立幼稚園にあきがございますので、特に区立幼稚園に関しましては近隣園に受け入れが可能な状態でございますので、そちらほうにお変えをいただくということになるかと存じます。  以上でございます。 196 ◯赤羽目民雄委員  一定人数で幼児教育をすることが大事だと言うけれども、では言っている人数は何人ですか。ちどり幼稚園は30人も今回応募があっても、それでも廃園対象園なです。そこで、何基準も示さないで、ただ、近所に私立幼稚園があるからとか言われて、一方では申し込んでも入れない幼稚園があって、これからどうなるかわからないという状況中で、これで、はい、いいですよ、どうぞとは到底言えないと思うです。  それとあと、私たちはこの間ずっと周年行事にお邪魔しましたけれども、幼稚園それぞれいいところがあるし、区立幼稚園ならではすばらしさというを、何回も言うけれども、高く評価しているです。そこは区として、多分、効率性を優先して、少ないところは集約してしまえというところにあるではないかと私は思うけれども、区立幼稚園すばらしさをもっと発信して、あと足りないところはPTA人や地域人から知恵や力をかりて、もっと発展に向けて前向きに検討するべきではないかと思います。お願いします。 197 ◯学務課長  望ましい定員充足率でございますけれども、あり方に関する基本方針中に記載をしておりまして、4、5歳児であれば35人まで受け入れ可能なわけですけれども、望ましい定員充足率を70%、1学級25人と。ただ、この望ましいというもそれが一番いいということではなくて、あくまで最低限ということでございます。したがいまして、今回応募した幼稚園中にはこれをはるかに下回る十幾つとか、あるいは10をも下回るような園も複数出ておりまして、効果的・効率的、また質高い教育を実施する上では困難が生じるかと考えております。  あと、廃園ですけれども、適正配置をどのように進めていくか、どの園をということに関しましては、先ほど来御答弁差し上げているとおり、私立幼稚園立地問題ですとか、それぞれ設備状況、3歳児預かりを2園で始めたわけですけれども、そういった場合には保育室数というも重要なファクターとなってまいりますので、そうしたことも鑑みながら総合的に検討していくべきものと考えております。  以上でございます。 198 ◯委員長  ほかにございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 199 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項6 幼保連携型認定こども園開設について 200 ◯委員長  次に、報告事項6「幼保連携型認定こども園開設について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 201 ◯学務課長  それでは、幼保連携型認定こども園開設について、資料6をごらん願います。  本件につきましては、平成28年本委員会で、設置と運営事業者決定について報告をさせていただいたものでありますが、予定どおり令和2年4月に開設できる運びとなりましたので、その御報告となります。  まず初めに、1施設名称についてです。まだ認可申請前ため、仮称を付しておりますが、武蔵野大学附属有明こども園を予定しており、所在地は有明二丁目1番4号となっております。  次ページに現地案内図を掲載しておりますので、後ほど御参照ください。  次に、3施設内容から5運営主体につきましては、記載とおりでございまして、平成28年に報告をさせていただいたとおり、学校法人武蔵野大学が運営を行います。  次に、6定員につきましては、保育園機能利用児、いわゆる2、3号認定が100名。幼稚園機能利用児、1号認定が180名合計280名となっております。  続いて、7開所時間についてです。開所時間につきましても、まだ認可申請前ため、予定としておりますけれども、1号認定、幼稚園部分教育時間は8時半から13時半まで5時間。2、3号保育園機能部分保育時間は7時半から18時半まで11時間を通常保育時間とし、延長保育時間として18時半から20時半まで2時間を設定しております。  次に、8保育料につきましては、幼児教育・保育無償化開始に伴いましてゼロ円となりますが、園が定める上乗せ徴収費用保護者負担額が別途ございます。  次に、9入園申込についてです。1号、幼稚園部分につきましては園が直接園児募集、選考を行い、入園者を決定しますが、一方、保育園部分につきましては、区入所調整を経て入園者が決定されるものです。  最後に、今後スケジュールについてです。3月中旬東京都子供・子育て会議幼保連携型認定こども園部会で認可を受け、令和2年4月1日付で開設となります。  私から説明は以上でございます。 202 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 203 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項7 学校給食費改定について 204 ◯委員長  次に、報告事項7「学校給食費改定について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 205 ◯学務課長  それでは、資料7をごらんください。現行学校給食費、これはすなわち保護者に御負担いただいている食材料費、学校徴収金一つとなりますけれども、これは平成21年度に改定をした後、約10年が経過をしたところでございます。1に記載とおり、こちらにつきまして令和2年4月から改定を行うことといたします。  2改定給食費をごらんください。給食費につきましては、小学校低学年、中学年、高学年と中学校と合計4区分で設定をしております。それぞれ現行額と改定額、そしてその差を回数率とあわせて記載をしてございます。江東区では、給食費を月額で徴収しております。これは1食に必要となる食材費に年間基準回数を掛け、給食を主に食べる月数11で割った金額となっております。  改定金額ですが、小学校低学年が4,140円、中学年が4,850円、高学年が5,550円、そして中学校が5,890円です。差欄に記載をしたとおり、現行給食費と差は各区分で異なりますが、120円から580円、率としては3.0%から11.7%上昇で、特に小学校高学年で上昇率が大きくなっております。また、基準回数については、小中学校ともに今年度と比べまして4回増としております。  なお、改定給食費は、文部科学省が示します摂取基準と過去1年間江東区における食材購入実績調査に基づき算定をしておりまして、算定方法はこれまでと同様となっております。  続いて、3改定理由を御説明いたします。大きく3点ございます。  まず、1点目は食材費上昇です。消費税率変更ほか、食材購入実績を現行給食費を算定した平成20年度と比較をいたしますと、野菜類が34%、魚介類が13.9%など食材価格が上昇しております。このため、食材選択に制約がかかりまして、提供できる献立がどうしても限定されつつあります。また、旬食材を用いた食育推進に困難が生じつつあるところでございます。  2点目は摂取基準改正です。児童・生徒発育状況などに基づき、文科省が5年ごとに改正する学校給食摂取基準は、熱量やタンパク質、ビタミン類など、児童・生徒1人1回当り平均所要栄養量を定めたもので、学校給食はこれに基づき提供を行っております。この摂取基準が小中学校ともに上昇しておりまして、特に今回、小学校高学年で上昇幅が大きかったため、改定給食費もこの区分で最も大きい影響が生じたところです。  最後に、3点目は給食回数増です。新学習指導要領全面実施に伴う授業時数増加に対応するため、給食回数をふやす必要がございます。  なお、本件につきましては、今後、校長会へ報告を行うとともに、保護者皆様御理解が得られるよう、教育委員会としても丁寧に御説明してまいりたいと考えております。  私から説明は以上でございます。 206 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 207 ◯赤羽目民雄委員  この値上げですけれども、ここに書いている月額ですけれども、年額だと小学校、中学校それぞれ幾らになるでしょうか。  あと、今回、消費税増税とか食材が上昇とか、いろいろ値上げ改定理由があると思うですけれども、これまでにも食材はどんどん上昇してきましたし、消費税についても今まで上がってきたけれども、給食費は改定されなかった、据え置かれてきた。今回も同じ対応をすべきではないかと。それがいろいろほかにも改定があって、上げなければいけないだったら、区がその分お金を出して、今以上給食を出すように改善すればいいではないかと思うです。 208 ◯学務課長  年額上げ幅でございますけれども、資料7にお示ししました差金額は月額差ですので、これを11回に分けて払っていただいていますので、それぞれこの金額に11を掛けたものが上昇額ということになります。例えば、小学校低学年であれば120円ですので、年額影響は1,320円ということになるかと思います。  また、ほかお尋ねでございますけれども、平成26年4月に消費税率が8%になったとき、値上げしなくて済んだ理由は何かというお尋ねですけれども、その前年度に学校給食摂取基準が改定されておりまして、これは5年に一度改定でございますので、直近では平成30年度、その前がちょうど平成25年4月だったですが、この際に小学校、中学校ともに熱量基準値が下がりました。ですので、一部食材使用量を減らすこととなったので、消費税が増になったにもかかわらず給食費については上昇しないで何とか持ちこたえたということでございます。  また、主食である米価格がこの時期低下しておりまして、それも一つ理由かと考えております。  そして今回、上昇すべき金額を区として補助すべきではないかというお尋ねですけれども、この間陳情審査でもございましたけれども、受益者負担考え方、あるいは低所得世帯方に関しましては生活保護と就学援助で、今回改定するわけですけれども、実額を全額免除ということになってまいります。こうした対応もとっておりますので、区としてこれを補助するという考え方はございません。  以上でございます。 209 ◯赤羽目民雄委員  基準回数が4回ふえるというですけれども、これはどういうことなでしょうか。例えば4日間というは、どういうところが4日間ふえるですか。授業が今4時間ところが5時間、6時間にふえるということ、それが4日ふえるということなですか。だから、今まで給食が出てなかったところが出るという、その分こどもたちは勉強する時間がふえるということになるかというを1つ確認したい。  あと、就学援助で全額補助ですよね、学校給食費は。値上げ分も当然これは反映されるかというを確認させてください。  以上です。 210 ◯指導室長  まず、喫食回数増加についてですけれども、学期始まりとき、また終わりとき、そこ中で、赤羽目委員お話があったとおり、4時間ところを給食を出すことによって、6時間という部分で日数がふえるということでございます。 211 ◯学務課長  低所得者へ補助につきましては、生活保護世帯につきましては生活保護費中で、準要保護お子さんに対しては、教育委員会ほうで就学援助費ということで計上しております。今回給食費改定に関しましては、関係部署、あるいは予算所管部署と情報を共有いたしまして、来年度所要経費についてきちんと計上できるよう、現在調整をしているところでございます。  以上でございます。 212 ◯赤羽目民雄委員  ごめんなさい、何度も。室長さん、休み明け給食がふえるということは、夏休みが終わった始業式日はそのまま授業が始まるということで、今までは午前中で帰れたところが給食が出て、その後、夏休み、冬休み、長期休み明けは始業式で早く帰れないで、始業式と言わないか、今何と言うかわからないけれども、もう授業になるということなですか。 213 ◯指導室長  江東区では2期制を実施しておりますので、ちょうど夏休みおしまい、また、冬休みについても学期途中という形になりますので、そういった観点も含めまして、すぐに給食を食べながら午後授業という形になるということでございます。
    214 ◯委員長  済みません。委員長から申し上げます。報告事項ですので、不明な点確認を簡潔にお聞きいただきますように、今後よろしくお願いいたします。  ほかにございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 215 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項8 平成30年度児童生徒不登校、いじめ、暴力行為状況につ            いて 216 ◯委員長  次に、報告事項8「平成30年度児童生徒不登校、いじめ、暴力行為状況について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 217 ◯指導室長  それでは、平成30年度児童生徒不登校、いじめ、暴力行為状況について御報告いたします。資料8をごらんください。  まず、不登校状況でございます。不登校定義でございますが、昨年度1年間に30日以上欠席した長期欠席児童・生徒うち、何らかの要因、背景により登校しない、あるいは登校したくてもできない状況にあることを不登校としており、病気等を理由とする長期欠席児童・生徒は除いております。  不登校児童・生徒数は、小学校及び義務教育学校前期課程は172人で、昨年度は145人でしたので、27人増加となっております。一昨年は118人でしたので、この2年で54人増加しております。出現率は0.71%で、昨年度は0.61%でしたので、0.1ポイント増加となっております。中学校及び義務教育学校後期課程は327人で、昨年度は280人でしたので、47人増加となっております。一昨年度は307人でしたので、この2年で増加は20人となっております。出現率は4.14%で、昨年度3.51%から0.63ポイント増加となっております。  不登校要因ですが、家庭に係る状況が最も多く、次いでいじめを除く友人関係をめぐる問題となっております。要因については複合的な場合も多く、不登校児童・生徒が抱えている問題複雑化、困難化傾向があると捉えております。  学校復帰率は小学校及び義務教育学校前期課程が27%、中学校及び義務教育学校後期課程が24%となっており、昨年度と比べ小中学校、義務教育学校ともに高まっており、学校復帰が難しいところでありますが、不登校児童・生徒がふえる中で、学校やブリッジスクール、SSW等取り組みを進めていることが改善につながったと考えております。  対応でございますが、不登校児童・生徒がさらにふえてきている現状を受け、不登校担当者会を年6回実施し、不登校未然防止に力を入れております。さらに不登校調査を毎月実施し、不登校傾向児童・生徒へ早期対応、各学校効果的な対応事例共有にも取り組んでおります。さらに、今年度からは教育センター相談窓口を一本化し、相談に乗りやすい体制を確立するとともに、毎週、不登校や課題ある児童・生徒情報を共有し、具体的な支援につなげるようにしています。  不登校こどもたちへ多様な学び提供等について規定した、義務教育段階における普通教育に相当する教育機会確保等に関する法律、いわゆる教育機会確保法が平成28年末に公布され、平成29年2月に完全施行となりました。また、ことし10月には、文部科学省より「不登校児童生徒へ支援在り方について」通知が出されております。それらでは、不登校は問題行動ではないこと、不登校児童・生徒が学校を休むこと必要性、児童・生徒がみずから進路を主体的に捉えて、社会で自立することを目指す必要があること等についても示されております。これらを踏まえた対応をさらに進めてまいります。  不登校については、学校復帰や不登校という状態に視点がいきがちですが、こどもたちが人間関係を構築する力、困難を乗り越える力を身につけることが重要であり、そのためには学校がこどもたちが行きたい場所であることが重要と考えております。各学校には、不登校対策で重要なは、学校が本来あるべきこどもたちが行きたくなる場所であることであり、そのため魅力ある学校づくりに努めるよう働きかけてまいります。  次に、暴力行為状況についてでございます。暴力行為とは、対教師、生徒間、対人へ暴力、器物損壊4形態暴力行為を指しております。昨年度暴力行為は小学校、義務教育学校前期課程では31件。中学校、義務教育学校後期課程では18件となっており、前年度と比べ小学校、義務教育学校前期課程は19件増加。中学校、義務教育学校後期課程は11件減少となっております。特に小学校、義務教育学校前期課程では、発達に課題を抱えている児童が気持ちコントロールができず、結果として暴力行為となっているケースが多くあります。中学校、義務教育学校後期課程では、生活指導的な問題、外部生徒等とかかわりに起因するケースが多く、家庭と連携を図りながら特別支援的な対応充実も図っております。  最後に、いじめ状況についてです。まず、いじめ定義ですが、児童・生徒に対して、当該児童・生徒が在籍する学校に在籍している等、当該児童・生徒と一定人間関係ある他児童・生徒が行う心理的または物理的な影響を与える行為、インターネットを通じて行われるものを含むであって、当該行為対象となった児童・生徒が心身に苦痛を感じているもので、起こった場所は学校内外を問わないとなっております。この定義を確実に捉えますと、その子ためを思って好意で行ったことも、受けたこどもが心理的に苦痛を感じてしまえばいじめとなります。  いじめ認知件数は小学校2,656件、中学校344件計3,000件であり、昨年度より大幅に増加をしております。この現状につきましては、いじめはどの学校、誰にでも起こり得ることであり、小さないじめを見逃さず、いじめを認知することをちゅうちょしないよう繰り返し学校に呼びかけてきた結果であると捉えております。いじめ定義に基づく学校におけるいじめ認知精度が上がってきたと捉えております。  なお、今回、認知したいじめ解消率が86.2%で、若干下がっておりますが、これだけいじめ認知件数がふえても解消率が高くなっていることは評価できると考えております。いじめ解消につきましては、国方針改定により、おおむね3カ月程度再発がないことと継続的に見守っていくことが示されましたので、これまで以上にいじめに対する個別見守りに取り組んでいくことが大切と考えております。  いじめへ対応につきましては、学校ごといじめ防止基本方針に基づく全教職員確実な対応徹底をさらに図っていくこと、そして学校いじめ問題対策委員会確実な実施と組織的な対応充実を進めてまいります。こちらには記載しておりませんが、ことしは各学校でいじめに関する授業を年3回、いじめに関する研修を年間3回実施することにしております。  また、年2回江東区いじめ問題対策連絡協議会を、教育長を初め教育委員会事務局部課長、学校、警察、人権擁護委員、青少年委員等関係機関代表方々に参加いただき開催をいたします。この会では、本区いじめ状況や各学校で取り組みをお話しし、各機関方々から御意見をいただいております。いじめ未然防止と早期対応が重要ですけれども、学校やこどもたち、保護者と日ごろから信頼関係を構築していくことも大切です。  また、こどもたちにいじめについてしっかりと理解させ、道徳や特別活動における、こどもたちが主体となる取り組み等充実を図っていく必要があると考えております。今後も本区におけるいじめに対する取り組みさらなる充実を図ってまいります。  報告は以上でございます。 218 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 219 ◯千葉早希恵委員  幾つか質問があります。不登校要因として、小学校では家庭に係る状況が一番多いということですが、どのような状況かというを具体的にお伺いします。  その下主な対応として、不登校担当者会及び不登校未然防止連絡会充実とありますが、こちらに関しても具体的な取り組みというをお伺いします。  あと最後に、いじめところで小学校では4年生、中学校では1年生がいじめ認知件数として多く挙がっているということですが、その要因と具体的に行っている対策はどういうものがあるかお伺いします。 220 ◯指導室長  まず、家庭に係る状況とはどのようなものであるかということですけれども、各家庭中で落ち着いてこどもたちが過ごせる状況でないとか、そのような状況を家庭中で抱えている中で、こどもが学校になかなか行きづらい状態が出てくる。また、その流れ中で生活習慣が乱れてしまったりとか、そのような要因が一つ大きく考えられると思っております。  また、不登校未然防止連絡会につきましては、各学校生活指導担当教員を相談センターほうで集めまして、各学校状況について情報交換をしたり、またその中で効果ある取り組みについて相互に話し合うことによって、各学校で持ち帰り、自分学校に生かしていくというものについてです。  それから、小学校4年生、また中学校1年生が多い要因についてということですけれども、小学校につきましてはこどもたちがある程度学校生活になれ、また自我等が芽生えてきた中で、それぞれ思いをうまく調整できなかったりする年齢というところで、4年生でいじめ等件数がふえてきているではないかと分析をしております。また、中学校1年生につきましては、学校環境が変わった中で、こどもたち変化が生じているではないかと感じているところでございます。  以上です。 221 ◯福馬恵美子委員  最初に不登校定義が書かれていますけれども、不登校に至るまで担任働きかけが当然あると思うですけれども、具体的にどういうふうにされているか。今、教員働き方改革ということがあって、担任先生が、例えば給食費を払っていらっしゃらない人へ働きかけ、あるいはこういう不登校やいじめへ働きかけ等、いろいろなところで仕事量がふえているというアンケート等もあるわけですけれども、基本的には不登校最初きっかけには担任先生が働きかけをされると思うですけれども、それが長期化したときにどういう支援体制で続けていかれるか、それがまず1点目。  2点目は、いじめから不登校になるという、それぞれ状況が報告されましたけれども、いじめによって不登校になるということも多くあると思うですけれども、これはどういうふうに掌握されていて、先生はどういう対応をされているか。  最後は、数カ月前に教員同士いじめという大変恥ずかしい事例が報告されておりましたけれども、江東区において教員同士いじめ、こういうことは全くないと思いますし、暴力行為にしても、いじめにしても先生がこどもたちにということは件数としては挙がってないと思うですけれども、そういうことに対する研修等はどういうふうにされているかが3点目。  平成30年度、いじめ状況が突出をしているが少し気になるですけれども、定義が変わったわけではないと。些細なこともいじめとして掌握するということをしたら、こういうふうな数になったと報告があったと思うですけれども、今後この突出した認知件数をどういうふうに捉えて、今年度、令和元年度されているか。4点お願いします。 222 ◯指導室長  こどもたちがまず不登校等になるときについては、最初段階初期対応が大変重要であると捉えております。ですので、こどもが休んでいる、あるいは欠席が2日、3日続いてきたという中で、一番最初に気づくところが担任ということになりますので、この段階で早期に家庭と連絡等をとりながらこども状況を把握し、初期対応を図っていくという部分で担任が動いている。また、そこで養護教諭が出欠席管理を行っているので、こういったところでフォローアップをしたりするということになっております。  また、長期化へ支援につきましては、スクールカウンセラーが学校にいますので、さまざまな状況について相談に乗れるようにしております。また、保護者相談にも乗れるという状況になっております。さらに長期化してなかなか難しい状況になったときについては、SSW等がつないでいく、また関係機関等も紹介をしていくという取り組みになって、支援をしていくということになっております。  また、いじめから不登校へ掌握ということですけれども、こちらにつきましては学校中に校内委員会を設けまして、例えば中学校中では毎週こどもたち生活指導について情報交換を行うことになっております。こういった中でこども状況を相互に情報交換する中で、チームとして対応を図っていくという形になっております。その中で、いじめ、あるいは不登校状況について対応策を一緒に考えていくということになっております。  3点目教員いじめということについてですけれども、本区において教員いじめについて報告は現在ところありません。一方で、先生方中においても、社会と同じように思い入れないところというは多々あるかと思っておりますので、管理職がしっかりと組織としてまとめていくと同時に、先生方思いや悩みがたくさんあったときには、スクールカウンセラー、あるいは産業医等についても相談が受けられるような体制を整えていっております。  突出したいじめについてどう捉え、対応していくかについてです。こちらについては、本区としましては確実な認知と確実な対応をしていこうということで、校長会等、また、生活指導主任等連絡会中でも話をしてきているところです。ですので、認知をしていないとその後対応ができなかったという形になるので、まず疑いも含めて認知をするところから始めようということになりました。その中で特に小学校が多かったところについては、些細なこともまず挙げて、対応に結びつけていこうと。その中で特に大きな課題がなければそれでいいという対応中で進めてきた結果、特に数が大きくなってきたと考えているところです。  以上でございます。 223 ◯福馬恵美子委員  今、答弁があったことを全てやっておられれば、これからいじめ、あるいは不登校というは減少するかと思いますが、一方で早期対応と未然防止ということは、教員資質あるいは学校体制、それを指導する江東区教育委員会体制が大きくかかわってくると思うです。  よく言われる不登校、いじめ、暴力行為はどこでもある。今までなくても、いつでも起こると言われておりますので、日ごろから早期対応、未然防止、それには今、新卒で学校先生になられる人たちが非常に多くなっているので、そういう方に早期対応、未然防止ということがなかなか浸透、授業だけでいっぱいな先生方もいると聞いておりますので、その辺フォロー体制をどこかがやるではなく、全て部署でやれるような体制を教育委員会でとるべきと思いますが、その辺に関してお答えください。 224 ◯指導室長  早期対応に向けてという中で、初任者資質・能力向上ということでお話をいただいたところです。まず、初任者資質・能力向上につきましては、初任者研修等中で研修を通じて実施しているというがまず1つです。  その流れ中でどのような対応をしたらいいかという、その対応あり方について身につけていくというがまず1つです。また、何よりもこういったものについては現場中で学んでいくことが大変重要ですので、OJTといいますか、現場中で先輩先生と一緒に取り組む中で、対応を通して学んでいくことが重要になっております。学校によってはこういったことを、例えば若手研修という形で、少しリーダー格先生方が一緒について対応したり、そのあり方について相談に応じたりする中で初任者をフォローし、また資質育成を図っているというが現状でございます。 225 ◯河野清史委員  私から3点。今、認知件数がふえたことによっていじめ重いケースとか、そういうこと見きわめをどうしているかを知りたいと、あと解消率が高いということは重いケースが減少していて、ただ、解消されているかどうかというがわからないですが、そこが2点目。  3点目が、加害者、被害者はいじめがよく見えますけれども、ほかに目撃している、傍観者と言うと少し語弊がありますが、児童・生徒行動によっていじめ解消につながるという科学的な発表などもありまして、そういうことを考えて、いじめ予防についてどのように取り組んでいるか、3点お伺いします。 226 ◯指導室長  重いケース見きわめということです。こちらについては学校中で、先ほど校内でケース会という話をしましたけれども、こういう中で担任が自分1人で解決が難しいところについては情報をどんどん出しながら、一緒に改善あり方について複数で対応していく中で、まずその入り口を早く、担任が自分で抱え込まないで出していく。ここが見きわめというスタート部分ではないかと考えているところです。  また、しっかり解消されているかというところについてです。これは3カ月程度そのような状況が起こらないということで、今、学校ほうでもじっくり見ながらという、こちらについては定義が変わってきたところであるので、その分、解消部分は少し少なくなっているかと思うですけれども、一方で、しっかりとこどもたち状況を確認しながら、解消に向けて取り組んでいるところであると考えております。  いじめ予防についてということです。こちらについては、いじめはどんなことがあってもいけないことであるという指導徹底を図っているところであります。特に今、道徳教科化ということがありまして、この中では教科書中にいじめについて考える、また、あなたはどのように考えて行動したらいいかという問いが入るような授業があります。  そういった中で、実際に自分がいじめにかかわっていなくても、どのように考えて、どのように対応していったらいいかという部分などを授業中でも考える機会を設けておりますので、学校全体、あるいは区全体としてこういった防止に向けた取り組みを一層進めてまいりたいと思っております。  以上です。 227 ◯山本香代子委員  1点だけ確認します。暴力行為状況ですけれども、平成30年は小学校が31件と急にふえたという感じがあるですが、この中でこの暴力行為は教師に対する暴力なか、生徒間ものかいろいろあります。これはどういったことか内訳をお聞かせください。 228 ◯指導室長  こちらにつきましては教師に対するものと、こども間といったものと両方になっております。対教師についてとこども間が、ちょうど半分半分ぐらいになるではないかという数になっております。ここ流れ中には、こども同士中では相手にちょっかいを出して蹴ったとか、先生については指導されたときに、その後、激高して先生をたたいたという状況ものが報告されているということです。 229 ◯山本香代子委員  こども同士けんかは何となくわかるですけれども、今は教師は体罰をしませんから、多分口で何か叱っただと思うけれども、それで小学生が先生に対して暴力を振るうというは、この数字はしっかり見きわめをして、これがふえることがない、また、この小学生が先生に対する尊敬念とか、そういったものが全くないか、それともたまたまそうやって怒られたことに対してこどもが暴力という形で、その程度はわかりませんけれども、この数字は意外と中学生と違って、小学生1年生、6年生中で暴力行為となると、これは問題ではないと思うですが、指導室長としてどうお考えでしょうか。 230 ◯指導室長  こちらにつきましては、今、こどもたちに特別な支援を要するお子さん等もいて、自分中で我慢ができなかったり、思った行動がそのまま出てしまうというところがあって、そういったこどもたちについては大人に対しても同様行動が出てしまうという形で、今回報告を見ますと、そういうこどもたちが件数として挙がっているとこちらとしても認識をしているところです。 231 ◯山本香代子委員  それは、暴力行為としてカウントされるが、私もそうなかと少しびっくりしましたけれども、そういうことという認識でよろしいでしょうか。 232 ◯指導室長  さまざまな要因はあるかと思うですけれども、今、こちら中で行動として挙げてもらっているところは、そういったものも含めながら入っているというが、現状カウント状況になっているということでございます。 233 ◯赤羽目民雄委員  私からも簡潔に伺います。不登校定義ですけれども、30日間学校に行けなかったお子さんということですが、例えば20日間とか長期にわたって学校に行けなかったお子さんというはもう少し多いではないかと思うけれども、その辺は把握されているか伺いたい。  それから、主な対応で相談できる人、体制としてスクールソーシャルワーカーが今4名いらっしゃるですけれども、江東区教育推進プラン・江東では令和2年度までに5名配置するということになっているですけれども、そのめどというはどうなでしょうか。それと、5名というは、今いじめ問題がこのぐらいあって、暴力行為があって、不登校もふえているという現状では、もう少しふやした方向で検討したほうがいいでないかと思うけれども、いかがでしょうか。 234 ◯指導室長  20日程度というこどもたち数について認識ということで、質問いただいたところです。30日以上ということで数をこちらほうで挙げているところであるので、実を言うと、20日という部分ではこちらで掌握し切れてないところはあります。  ただ、毎月こどもたち不登校状況については報告をして、連絡をしていますので、その流れ中で拾い上げていけば、今後30日に近づいてくるというこどもであるので、適切な対応が必要なこどもたちであるので、そこ中で適切な対応をして、できる限り30日を超えないように、それは一つめどではあるですけれども、対応を確実に進めていきたいと思っております。 235 ◯教育支援課長  スクールソーシャルワーカー増員についてお問い合わせでございますが、本区では平成26年度に1人目スクールソーシャルワーカーを配置しました。27年度に策定いたしました教育推進プラン・江東後期では、27年度2名。当時は平成32年度という表記になっておりますが、そこに向けて5名まで段階的にふやしていく目標として明示されています。段階的にふやした中で、現在4名という形になっております。来年度につきましても現在、予算要求を行っているところでございます。  目標として来年度5名を目指しているところですが、今後につきましては、こどもたち状況が深刻化してくる部分もございます。今後については、教育推進プラン・江東改定作業中で必要な状況であるとか、学校からニーズを分析した上で、改めて目標を立てていきたいと考えています。  以上です。 236 ◯委員長  ほかにございませんでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 237 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項10 SNS教育相談実施結果について 238 ◯委員長  次に、報告事項10「SNS教育相談実施結果について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 239 ◯教育支援課長  それでは、資料10をごらんいただきたいと存じます。SNS教育相談実施結果についてということで、初めに目的でございますが、さまざまな悩みを抱えながらも誰にも相談できない生徒に対して、SNSを活用した教育相談を実施し、問題深刻化を未然に防止するという目的で実施いたしました。  実施概要ですが、区内中学校及び義務教育学校後期課程生徒約8,000名を対象に行っております。  実施期間ですけれども、夏休み明け8月26日月曜日から9月8日日曜日まで2週間、時間については午後5時から午後9時までということで、時間限定でやらせていただいています。夜中に設定しなかったは、SNS学校ルールであるとか、家庭ごとSNS家庭ルールというがございますので、そこにきちんと当てはめる形でさせていただいているところでございます。しかしながら、どうしても夜中に問い合わせをする子がいますので、その子に関しては、次日にオペレーターから打ち返しをするという仕組みをとっております。  3番、実施結果です。登録者数でございます。LINEアプリを使いますので、LINEを通じて104名登録がございました。対象者に対して登録率ですけれども、9月末現在全国的な主な自治体平均値が1.19%ということですので、江東区1.36%、初めて取り組みとしてはまずまず数字かと考えているところでございます。  相談件数ですけれども、127件ということでございます。その下に1回から8回、リピーターがどの程度いるかという集計と、右側に相談内容件数別集計を載せさせていただきました。さまざまな相談がございます。右側相談件数分類は東京都教育相談分類となっておりますので、それに準じています。したがって、その他事項が多いは、恋愛相談であるとか、冷やかしというが東京都相談件数に入っていないので、ここに全部集約されるので少し多くなっているということです。  最後、4点目、成果と今後についてですけれども、ごらんように2回以上相談してきたリピーター生徒が半数以上いたところから、SNS教育相談に対する潜在的なニーズがあるということが、まず分析でわかりました。  2つ目、中学生には自分が投稿したということを相手に知られたくない傾向が非常に強いために、匿名性を保ちつつ相談ができるという、今回仕組みについてはニーズが高いと考えられております。無応答件数が59件ですけれども、どこ自治体も約半分は、クリックはするけれども、様子をずっとうかがっているという無応答ですので、これについては全国的に同じような傾向だということで承っております。  今後についてですけれども、実施時期であるとか、集中的に今回は2週間行いましたが、今後、定期的なものにしていくかというも業者や中学校長会と詰めながら、よりよいシステムを構築してまいりたいと考えております。  以上でございます。 240 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 241 ◯高村きよみ委員  今回調査で、ある一定ニーズがあるということがわかったというお話だったですけれども、無応答件数も59件あるですけれども、登録者ほうから特に相談という形でしないけれども、何らかのこちら側から発信という形で相手に何か提供するという使い方もあるかと思うですが、そういうことに関してはこれからどういう考えでいらっしゃるかお示しください。 242 ◯教育支援課長  まず、登録者については、実施初日夕方5時に始まりますという発信をこちらからしております。そして、定期的に何日か置きにしております。そうすると、発信をしたその日はこどもたちは気がつくので、そこで相談件数が少し上がるという傾向がございますので、今後は発信タイミングをしっかりやっていきたいということが1つ。  もう一つは、無応答こどもについても、心理士が全部オペレーターで受けておりますので、うまく話に乗ってくるような形で誘い込んでいます。乗ってきた子は相談件数ほうに入っているですけれども、それでも乗ってこないお子さんであるとか、あとは夜中に問い合わせが入って、それを次5時に打ち返しをしたけれども、反応がなかったという子も含めて59ということなので、そこ辺は専門業者ですので、プロ話術にかかっているですけれども、59件はどうしてもそれ以上進めないという子です。今後続けていくことで、この子たちが心を開いてくれればということを願っているところです。  以上です。 243 ◯高村きよみ委員  ぜひ続けて、こどもたちに安心して相談できる場所としてしっかり定着していくように、よろしくお願いしたいと思います。要望です。 244 ◯委員長  ほかにございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 245 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項11 入退室管理システム先行導入について 246 ◯委員長  次に、報告事項11「入退室管理システム先行導入について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 247 ◯地域教育課長  それでは、報告事項11、入退室管理システム先行導入について御説明します。資料11をごらんください。  初めに、入退室管理システムについて御説明いたします。  まず、趣旨ですが、2番システム概要図とあわせてごらんください。きっずクラブ利用児童が入室・退室それぞれときに、あらかじめ区が用意して配付したQRコード、実際には図ように個人ごとにQRコードを名刺程度大きさ紙に印字したカードになりますが、このカードを認証できるタブレット端末にかざすことで、事前に登録しておいた保護者メールアドレス宛てに入室したこと、もしくは退室したことメールがその都度リアルタイムで送信される仕組みことです。  なお、送信されるメールには、カードをタブレットにかざした際写真も一緒に添付することとなっております。
     このシステムは入退室に関する児童安全、そして保護者に対する安心感を提供すること、さらに各クラブ職員が毎日行う利用児童出欠管理簡略化を目的として、令和2年4月1日から実施いたしますが、この時期は児童や保護者、さらにクラブ職員にとって大きな環境変化時期でもございます。そのため、あらかじめ2月から先行的に導入することでスムーズな実施を目指すものでございます。  次に、3番目事業者選定です。本件システムを導入するためには委託をする必要がありましたので、公募によるプロポーザル方式により委託事業者を選定したものでございますが、その手続などを御説明します。  まず、委託内容と開始日です。繰り返しになりますが、委託内容は全てきっずクラブと学童クラブを対象とした児童入退室を管理するシステム導入業務で、来年2月1日から実施開始をいたします。  次に、選定方法といたしまして、入退室管理システム導入業務委託事業者選定委員会を設置し、選定いたしました。  2ページ目をごらんください。委員長には教育委員会事務局次長、そして委員には地域教育課長、庶務課長、学務課長、情報システム課長を構成とし、第一次審査では事業者提出企画提案に対する書類審査を、第二次審査ではプレゼンテーションと実際タブレットでQRコードを用いたデモンストレーションとヒアリング、これを本件プロポーザル参加希望事業者を対象に行い、その結果、総合評価点が選定基準を満たした事業者を受託候補者として選定いたしました。  審査結果につきましては、3番とおりでございまして、次に4番選考結果をごらんください。  公募した際、実際に応募いただいた事業者は1社でございますが、当該事業者はビヨンド・パースペクティブ・ソリューションズ株式会社で、評価点は一次で800点中676点、二次では1,000点中844点、合計1,800点中1,520点を獲得しており、要項において定めた選定基準となる6割、1,080点を上回り、審査結果、選定といたしました。  次に、5番選定理由です。本件事業者はこのシステムを現在1自治体14拠点、そして学習塾で1,000拠点以上で導入しておりますが、本区においては前年度、一部クラブにおいて1カ月無料で試験的に実施する際に御協力いただき、その結果保護者アンケートを行いましたが、好評を得ており、実績としては問題ございませんでした。  また、プレゼンテーション等においては、業務へ考え方、システムセキュリティーが高く評価されております。さらに獲得した評価点基準である6割を超えており、これら結果を踏まえ、受託候補者とさせていただきました。  最後に備考でございます。本システムにつきましては、2月先行導入運用結果を踏まえ、新年度4月1日から全面的に実施してまいります。  報告は以上でございます。 248 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 249 ◯赤羽目民雄委員  このシステムですけれども、お子さんがカードをかざすと、その情報が保護者ところにいく間に、その子が所属しているきっずクラブに記録が残る。それから、教育委員会ほうにも連絡がいく。要するにこの間、情報というは親御さんだけではなくて、誰がこのデータを管理するかというを思ったと、それから、入退室カードを例えば忘れました、なくしましたといったときにはどんな対応をされるか。  あと、こういうカードは持たせたくないという保護者意向があったりしたときは、どう対応されるか、その辺ことをお聞かせください。 250 ◯地域教育課長  データ管理につきましては、これは個人情報観点もございますので、まずは必要最小限データを管理するということでございます。そのため、管理するに当たりましては、これはクラウド上、いわゆるこういうシステム機器上にデータが残らないような仮想的なシステムで運用する形になります。  さらに、今お尋ね送信する相手先、内容ですけれども、これは我々区ほうには個人情報として必要ない情報になりますので、情報としては保護者とクラブ間で直接交換されるということでございます。クラブほうで管理することになります。  あと、カード紛失につきましては、こちらはQRコード、これは紙に簡易的に印字できるものでございますので、紛失際には即時的に対応できるものでございます。  持たせたくない保護者がいた場合に、今ところ少数であると想定しておりますが、目視、いわゆる従前指導員が個別に児童入退室を管理していくと考えているところでございます。  カード管理についてですけれども、カードにつきましては紛失おそれがないようにクラブほうでお預かりという形になります。ですので、児童が利用する際というは、あくまでもクラブにある、例えばパスケースみたいなところに置いてあるところを個人が持って、それでタブレットにかざして、またもとところに戻すと。このような形で管理しておりますので、紛失ということについては今ところ想定してないと。紛失した場合については、即時的に再発行できるということでございます。  以上でございます。 251 ◯委員長  ほかにございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 252 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項12 令和2年度江東きっずクラブB登録児童募集について 253 ◯委員長  次に、報告事項12「令和2年度江東きっずクラブB登録児童募集について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 254 ◯地域教育課長  それでは、報告事項12、令和2年度江東きっずクラブB登録児童募集についてでございます。資料12をごらんください。  区では保護者就労や疾病などにより、放課後、家庭で適切な保護を受けることができない児童を対象として、健全な育成を図るため、遊びや生活場を提供する事業、江東きっずクラブB登録を実施しております。令和2年度入会につきましては、11月11日号区報1面を活用し、御案内しておりますが、改めてその概要を説明いたします。  まず、募集期間です。4月1日入会ため集中募集期間を設け、その期間は令和元年12月2日から16日までとしております。  次に、入会対象児童は、表左側小学校内クラブ、そして表右側児童館や集合住宅に設置する学校外クラブともに、区内に住所を有する児童で、まず、小学校内クラブはきっずクラブ実施校に在籍している3年生以下児童、そして特別支援学級や特別支援教室に在籍する4年生から6年生児童です。また、区立学校以外に在籍する国立や私立など小学生や、特別支援学校に在籍し、住所地が実施クラブ学区域内にある1年生から3年生が対象となりますが、特別支援学校在籍4年生から6年生児童については、同じく住所地や実施クラブ学区域内であれば対象となります。  一方、学校外クラブにつきましては、国立、区立、私立を問わず、小学校に通学している3年生以下児童、そして特別支援学級などに在籍する4年生から6年生児童が対象となります。  次に、開設日と開設時間ですが、開設時間は見直しを行い、小学校内、小学校外クラブともに月曜日から金曜日は放課後から18時まで、学校休業日は8時から18時までとなりますが、保護者就業状況により19時まで延長利用ができます。  なお、学校外クラブうち、潮見や塩浜など5施設では、昨年度に引き続き延長はございません。  2ページ目をごらんください。費用についてです。利用料は来年度から改定し、月額5,000円で、18時を超えて利用する場合は月額1,000円追加となります。そして、間食費、いわゆるおやつ代で月額1,500円、傷害に対する保険料として年額500円を予定しております。  なお、これら経費につきましては、生活保護受給世帯などに対しましては区が助成いたしますので、免除もしくは減額となります。また、きっずクラブを兄弟・姉妹で利用する場合もございますが、この場合は年長者利用料を5割減額いたします。  次に、今後スケジュールです。募集期間中にいただいた入会申請に基づき、保護者就労状況などを12月中旬から2月にかけて審査し、来年2月下旬以降、審査結果に基づく入会承認書など発送を行います。その後、随時各きっずクラブにおいて、入会予定保護者を対象に入会説明会を開催いたします。  最後に、参考をごらんください。今回御説明した募集期間内に申し込みが間に合わない場合は二次、三次募集となりますが、この場合はクラブにそれぞれあきがあった場合募集となり、スケジュールは記載とおりとなっております。また、土曜江東きっずクラブは来年2月25日から、そしてきっずクラブA登録は3月2日からそれぞれ受け付けいたします。  私から報告は以上でございます。 255 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 256 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項13 令和元年度江東きっずクラブ保護者アンケート実施結果につ            いて 257 ◯委員長  次に、報告事項13「令和元年度江東きっずクラブ保護者アンケート実施結果について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 258 ◯地域教育課長  それでは、私から報告事項13、令和元年度江東きっずクラブ保護者アンケート実施結果について御説明いたします。資料13をごらんください。  江東きっずクラブでは、毎年、登録児童保護者に対し、きっずクラブに関するアンケート調査を実施しております。このたび調査結果がまとまりましたので、御報告いたします。なお、資料といたしましては、別添詳細を記載した別紙資料もございますが、本日は1ページ目に記載アンケート傾向や意見に基づく区対応を基本に御説明いたします。  まず、対象者です。全46きっずクラブA登録、B登録児童保護者を対象とし、ことし8月26日から9月13日まで期間で調査を行いました。アンケート回収・配布状況ですが、1万3,462通配布し、7,652通、56.8%回収率です。なお、昨年度は回収率57.3%でございましたので、ほぼ同様となっております。  それでは、下傾向をごらんください。まず、A登録利用頻度は週1日が32.6%に対し、毎日である週5日利用は20.1%となっております。また、帰宅時間はほとんど利用者が17時までには帰宅し、一方で延長利用児童は1割に満たず、学校帰宅指導時間とほぼ合致しているところでございます。一方、B登録は保護者就労などを要件とすることもあり、週5日利用者が主で、18時まで利用者が42.6%と最も多くなっております。  次に、入会理由です。A登録は学校中で活動することに安心感を感じていること、また、保護者就労時安全な居場所であるとして利用していることが多くなっております。  次に、児童感想として、A登録では8割以上が楽しいと感じており、友達やゲーム、おもちゃなどによる遊び機会があることがその理由となっています。また、B登録でも同様傾向で、9割以上が楽しいと回答しております。  次に、指導員対応については、A登録、B登録ともに9割以上保護者からよい評価をいただいております。  なお、今後要望といたしましては、体力向上授業充実を求める声が多くございました。  次に、自由意見についてですが、この内容につきましては、恐れ入りますが、別紙8ページをごらんください。  問12として、A登録保護者御意見をまとめております。まず、肯定的意見としては、安心して楽しく過ごせる環境であること、これはアンケート傾向について既に御説明した御意見でございます。  主な要望といたしましては、まず、1番通常遊びや活動内容でございます。学校空き施設を活用した体を動かす時間確保ですとか、宿題ができる空間や図書室利用など、育成室以外活動提供に関する御要望をいただいております。次に、2番運営システムについては、利用時間拡大に関する意見が多くありました。また、3番指導員については、こどもに寄り添う育成姿勢を求める一方で、しつけ、規律に関する御要望もいただいております。  恐れ入りますが、15ページをごらんください。今度はこちら問23、B登録保護者御意見となります。  肯定的意見としては、安心して預けられる環境であることや、指導員に対する信頼感など御意見をいただいております。  また、主な要望といたしましては、まず、1番通常遊び・活動内容については、これは就労している保護者意見でもありますので、お弁当づくり負担軽減要望がありました。また、けがへ対応や室温調整などに対する御意見もいただいております。次に、2番運営システムについては、利用時間拡大に関する意見が多くございました。また、指導員が業務に専心できる環境整備について御意見もいただいております。その他として、おやつに関する要望やイベント充実など御意見もございました。  ここで恐れ入りますが、資料131ページ目にお戻りください。これら傾向や要望を踏まえた区対応策です。  夏休みや学校行事振りかえ日など学校休業日は、来年度からスポット利用や時間延長などにより、開所時間を朝8時からといたしました。また、現在実施する土曜江東きっずクラブは、指導員による見守り中で居場所を提供する事業でございますが、来年度から就労家庭児童に対し、家庭にかわる生活場を提供する事業といたします。そして、クラブで実施する事業については、工作や折り紙、囲碁・将棋ほか、サッカーやダンスなど文化的、そして体力向上に資するプログラムに加え、季節行事なども取り入れたさまざまな活動を目指してまいります。  私から説明は以上でございますが、2ページ目にはアンケート結果概要を抽出し、記載しておりますので、別紙詳細とあわせて後ほど御参照いただきたく存じます。  私からは以上でございます。 259 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 260 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎協議事項 通学区域変更について 261 ◯委員長  続きまして、協議事項に入ります。協議事項1「通学区域変更について」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 262 ◯学務課長  それでは、資料14をごらんください。通学区域変更2件について御説明をさせていただきますが、いずれも将来的な児童・生徒受け入れ困難に伴うマンション単位で変更となっております。  まず、1対象校ですが、(1)に記載とおり東雲小学校及び有明中学校と第二辰巳小学校及び辰巳中学校と間、(2)とおり第一大島小学校と北砂小学校と間で通学区域を変更するものでございます。(1)から順に変更内容について、御説明をいたします。  恐れ入りますが、資料6ページ目地図をごらんください。東雲、辰巳地区地図でございまして、赤い線が小学校通学区域、青い線が中学校通学区域をあらわしております。このたび区域を変更させていただきますマンションは、ページ上方を黒く塗り潰してございますけれども、東雲一丁目に建設中プラウドシティ東雲キャナルマークスで、令和2年1月竣工予定でございます。  このマンション小学校通学区域は、現在、東雲小学校ですけれども、東雲小学校は児童数増加により収容が大変厳しい状況にあることから、平成26年度からは学校選択による受け入れをやめ、通学区域内に居住する児童のみを入学対象としております。しかしながら、来年度以降も児童数増加が東雲小学校においては続く見込みとなっておりますので、本物件、プラウドシティ東雲キャナルマークスにつきましては、指定校を第二辰巳小学校へ変更し、東雲小負担をできるだけ軽減させたいと考えております。  また、中学校につきましても、現行指定校であります有明中学校が将来収容状況が厳しいことから、指定校を辰巳中学校へ変更するものでございます。  恐れ入ります。資料2ページをごらんください。こちらには東雲小学校、第二辰巳小学校児童数と学級数推計をお示ししております。上段現行欄は、プラウドシティ東雲キャナルマークス通学区域を東雲小学校ままとした場合、そして下段変更後につきましては、受け入れ先を第二辰巳小学校へと変更した場合児童数、学級数それぞれ推移となっております。  列中ほど、令和4年度推計値をごらんください。指定校を東雲小学校ままとした場合は、現行欄にございますとおり、児童数が1,137名、学級数は33学級と利用可能教室と同数となり、さらに令和7年度には34学級となって、利用可能教室を超えてしまうこととなります。これに対しまして、今回通学区域変更を行いました場合には、変更後とおり、令和4年度1,047名、学級数31をピークに減少し、東雲小負担を軽減できるものと考えております。  一方で、第二辰巳小学校におきましても年々児童数は増加しておりますが、変更後令和6年度においても利用可能教室を超えることはないと見込んでおります。しかしながら、7年度には31学級という推計になっておりまして、利用可能教室を超えることとなりますが、この対応につきましては、もし超えた場合は普通教室へ変更など、所要収容対策について検討してまいります。  続きまして、3ページ、こちらには有明中学校と辰巳中学校推計をお示ししております。中学校につきましては、今回通学区域変更を行った場合でも、令和7年度に有明中学校は19学級と、利用可能教室数を1つ超過してしまう推計に変わりありませんが、それでも変更しない場合と比べ生徒数で9名減が見込まれることから、今回変更により同校収容上負担軽減を図っていきたいと考えております。また、利用可能教室超過につきましては、普通教室へ変更など所要収容対策について検討してまいります。  続きまして、もう1件第一大島小学校と北砂小学校変更についてでございます。恐れ入りますが、資料7ページ、再び地図をごらんください。こちらは通学区域を変更させていただくマンションですが、大島一丁目に建設中プラウド住吉という物件でして、令和2年2月竣工予定、現行指定校は第一大島小学校となっております。第一大島小学校においても年々児童数が増加しておりまして、将来推計で令和3年度には利用可能教室を超えてしまう状況となっております。このため、プラウド住吉につきましては指定校を北砂小学校へ変更し、第一大島小負担をできるだけ軽減させたいと考えております。  恐れ入ります。資料4ページをごらんください。先ほどと同様に、現行と変更後児童数、学級数推計を示しております。今回通学区域変更を行った場合でも、令和5年度に第一大島小学校は19学級となり、利用可能教室18を1つ超過してしまう状況に変わりはありませんが、児童数で23名減を見込んでおります。また、この変更により、第一大島小学校が利用可能教室18を超え、19学級となる時期が令和3年度から令和5年度へ2年おくらせることが可能となりますため、今回変更により同校収容上負担軽減を図っていきたいと考えております。また、利用可能教室超過につきましては、これも普通教室へ変更など所要収容対策について検討してまいります。  恐れ入りますが、資料1ページほうへお戻りください。4今後予定に記載とおり、本日御協議いただきました後、12月20日教育委員会において規則改正議案を提出する予定としております。  説明は以上でございます。御審議ほど、よろしくお願いいたします。 263 ◯委員長  本件について、協議を願います。 264 ◯にしがき誠委員  数値確認をさせていただきたいですけれども、例えば東雲小ところで見ますと、34クラスになるので利用可能教室を超えるので、第二辰巳小に変更しますということだと思うですけれども、そもそもこの数値というは、住民基本台帳推移数値をそのまま丸ごと小学校も中学校も反映させているか。例えば有明中学校は、今、有明小から有明中って、毎年5割ぐらいしか進学しないです。私立に半分ぐらい行くので、その半分出ていく数値が、例えば有明中推移に反映しているか、それとも住民基本台帳でそのままはまっているかというを、まずは確認させてください。 265 ◯学務課長  将来推計数字ですけれども、表米印1つ目にございますとおり、児童数・学級数将来推計は、住基から推計した新1年生に、マンション計画から予測した児童数を進行させて推計をしているということでございます。また、私学へ進学につきましても、この推計では過去実績等から見込んでいるところでございます。  以上でございます。 266 ◯にしがき誠委員  半分外に行くを加味していないであれば、この数値はまだまだ上限で余裕が出てくるかと少し思っていたですけれども、そこも加味してあるということでございますので、変更というはいいかというと、あと、そもそもこのマンション場所が、今条件ですと、例えば東雲ここマンション人は大きな晴海通りを渡って東雲小に行くという、交通事故リスクもあるので、大きな都道を渡らないという意味では、この変更というは私はいいかと思っております。  以上です。 267 ◯赤羽目民雄委員  収容対策上問題で、本当に大変だと思うですけれども、私は大島一大小が北砂小学校にかわったことについて伺いたいですけれども、大島一丁目お子さんが北砂小に通うということは、北砂小は御案内とおり、砂町出張所管内ですよね。それで、一大小は大島出張所管内です。同じ大島一丁目町会で違う出張所管内学校にお子さんが通うことになって、地区対もそれぞれあるだろうから、地域負担もふえるではないかと思うだけれども、その辺はどう考えていらっしゃるか。地域へ説明というはこれから入るか。相談というはされているですか。  それから、途中、小名木川を挟んで移動になって、移動距離もあるし、クローバー橋から回っていくかどうかわからないけれども、安全上についてもどうなかと思うけれども、一大小にプレハブでもいいからと言ったって、校庭が狭いからそんな場所はないし、ほかに妙案はないので、やむを得ないかという苦渋。だって、ほかにこうしろというがないから。 268 ◯学務課長  施設収容上限界もございますので、学区域を過去というか、これまで歴史的な経緯から大きく変更することなく、新築マンション変更ということでこれまで幾つか対応してきたところでございます。地元町会へ説明につきましては既に終えておりまして、一定理解をいただいたものと考えております。  さらに、通学路関係ですけれども、確かに一大小から北砂小に通学区域を変更することで、試算ですけれども、経路にもよりますけれども、250メートルぐらい遠くなるではないかというところであります。現行北砂小学校区域からでも遠いほうではありませんし、通学路安全につきましては本件にかかわらず、教育委員会としては、全て学校において安全が図られるよう今後も努めてまいります。  以上でございます。 269 ◯委員長  ほかにございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 270 ◯委員長  本件につきましては、了承するということでよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり)
    271 ◯委員長  それでは、本件は了承することといたします。  以上で本件を終了いたします。  本日予定されておりました案件は全て終了いたしましたが、ここで閉会中委員会開会に関する連絡がございますので、理事者から説明を願います。 272 ◯庶務課長  私から御提案したい件が1件ございます。来年1月に臨時文教委員会開催をお願いしたいと考えております。文教委員会では、毎年度この時期に教育委員会委員と意見交換会も含め、学校等へ現地視察を臨時会中で実施しているということでございます。今年度は、毛利小学校授業様子をごらんいただきたいと考えております。  毛利小学校は平成30年度、令和元年度2年間にわたり、東京都教育委員会プログラミング教育推進校及び本区研究協力校として、プログラミング的思考を働かせて課題を解決する児童育成をテーマに校内研究を進め、11月29日に発表を終えたところでございます。新学習指導要領でも、将来情報化社会で生き抜くことができる児童・生徒を育成するために、プログラミング教育を含む情報活用能力育成が重要事項として挙げられております。予算面でも学校へICT機器導入を進めている中で、今日話題となっているプログラミング教育について一体どんなものなか、授業で実践様子をごらんいただきたいと考えてございます。  当日は5時間目授業を御視察いただいた後に、文教委員、教育委員、事務局、学校を交えましてプログラミング教育あり方など、特色等について意見交換する流れで進めていく考えでございます。  なお、5時間目授業に合わせる関係から、午後1時に委員会を開会し、当日視察概要報告、その後直ちに移動開始ということで、午後1時20分ごろマイクロバスにて区役所を出発、戻りは4時前後というスケジュールを考えてございます。詳細につきましては、議会事務局と調整上、改めて御案内させていただきたいと考えてございます。  以上でございます。 273 ◯委員長  ただいま、理事者から閉会中委員会について提案がございましたので、さよう取り計らいたいと思います。  なお、開催日につきましては、正副委員長で協議をした結果、1月31日金曜日に開催いたしたいと存じますので、よろしくお願いいたします。 274 ◯福馬恵美子委員  貴重な時間ですけれども、地域コミュニケーション核として学校避難所について、質問をさせていただきたいと思います。  今回台風19号時における学校避難所について、教育委員会として総括をされていると思いますが、どういう総括をされているかお示しいただきたいと思います。今回避難所運営について、今回経験を生かして、よりよい江東区防災レベルアップにつながるようにするために質問をさせていただきますので、答弁ほう、よろしくお願いします。 275 ◯教育委員会事務局次長  教育委員会として現時点で台風19号で避難所関係、こちらについて整理している課題という部分でお答えになるかと思いますけれども、まず、学校長や副校長が参集できない場合避難所開設仕方徹底について1つ。  それとあと、避難所に指定されていない小中学校においても区民が自主避難をしてきてしまう、その際対応について。  それと、学校児童・生徒用備蓄物資と避難者用備蓄物資取り扱いについて。  それと、そもそも地震対策と水害対策とで避難所運営仕方が異なるということで、改めて防災課指導もとで避難所運営訓練が必要であること、こういったことにつきまして教育委員会で整理した意見として防災課ほうに提出しているところでございます。  今後、区防災計画中で、こういったことについては整理されていくと考えているところでございます。  以上です。  ────────────────────────────────────     ◎閉会宣告 276 ◯委員長  これをもちまして、本日委員会を閉会いたします。               午後3時25分 閉会 Copyright (c) Koto City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページ先頭へ...