前にも御紹介しましたけれども、年収が400万円、30歳代でこども2人、4人家族ですと、前の
水準でたしかこれは年額42万6,000円余の
保険料になります。
中小企業のサラリーマンの方が入っている
協会けんぽの場合ですと、約19万8,000円ぐらいですので、やはり
国保が22万8,000円も高いという
状況です。さらにそれに輪をかけて高くなってしまうという
状況は、やはり避けていただきたかったなというふうに思っています。
滞納世帯も1万9,000
世帯から1万8,000
世帯、大体
加入世帯全体の25%、4
世帯に1
世帯が滞納しているという現況をあわせて考えますと、やはり今回の
値上げは
中止をしていただきたかったというふうに思います。
一般財源から3億2,000万円、国で出していただければ
値上げ中止は可能になるというふうに考えております。今回の
値上げについては
賛成できません。
以上です。
7
◯中村まさ子委員 今回も
均等割の額が上がっていますし、年々
国保の
保険料が上がっています。それで、今、
菅谷委員からもあったんですけど、お聞きしたいのが、
江東区の
加入者の1人
当たりの
平均所得と
世帯の
平均所得というのがわかるでしょうか。全国は、1人
当たり国保の
加入者の
平均所得が90万円で、
世帯平均額160万円ぐらいというふうになっていますが、
江東区もそれと同じ程度ということでよろしいでしょうか。
8
◯医療保険課長 そういう統計はとっていないところでございます。
9
◯中村まさ子委員 国が国の数字で言うとね、そういう1人90万、
世帯で160万円というふうに聞いております。ほかの健保であれば、例えば雇い主が半分出すと、
負担するというような
制度があるんですが、
国保はそれがなくて国の
国庫負担がある程度あります。ただ、それも下がってきているということで、
国保の
保険料の
負担は大変重いものになっているという
状態が続いています。
それで、
消費税も
全額社会保障費に使うと言っていたのが、実際にそれに使われているのは数分の1ということなので、国が約束を守っていない。
国保にも、
消費税、もし上げるんであれば、投入して
保険料の
負担軽減ができるというはずなんですが、それができていない。
中位所得者の
負担増が非常に重たい。
所得の高い人は、上限が今回値上がりしたとしても61万円ですから、収入が1,000万あろうと2,000万あろうと61万円で済むわけですけれども、
中位所得、
中位所得と言っても200万円、
所得200万円台ぐらいの方の
負担が非常に重くなっているなというふうに見ています。それは
均等割の見直しとか、
国庫負担の
国庫のもっと
負担をふやすという形でないと、それが行われないと、この
国保料の
負担が軽減できないという
状態が続いていますので、今の
制度の中でこの
国民健康保険料の値上がりしていますけれども、これには
反対をいたします。
10
◯委員長 本案については、既に
反対との意見が出されておりますので、これより
挙手により採決を行います。
お諮りいたします。
本案は
区長提案のとおり可決することに、
賛成の
委員は
挙手を願います。
(
賛成者挙手)
11
◯委員長 賛成多数であります。よって、
本案は
区長提案のとおり可決することに決しました。
なお、その旨を議長宛て報告いたします。
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◎
閉会の
宣告
12
◯委員長 本日予定されておりました
案件は、全て終了いたしました。
これをもちまして、本日の
委員会を
閉会いたします。
午後2時38分
閉会
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