江東区議会 2019-03-12
2019-03-12 平成31年オリンピック・パラリンピック推進特別委員会 本文
↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午前10時00分 開会
◎開会の宣告
◯委員長 おはようございます。ただいまから、
オリンピック・
パラリンピック推進特別委員会を開会いたします。
────────────────────────────────────
◎議題1 28陳情第48号
都バス停留所の
椅子設置に関する陳情(継)
◎議題2 28陳情第91号 バス停に上屋と椅子の設置を求める陳情(継)
2
◯委員長 それでは早速、
委員会審査に入ります。
ここでお諮りいたします。
議題1及び2の2件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを
一括議題といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
3
◯委員長 御異議ございませんので、議題1「28陳情第48号」及び議題2「28陳情第91号」の2件を
一括議題といたします。
理事者から、
一括説明を願います。
4
◯交通対策課長 都バス停留所に関する陳情でございます。
資料はございません。
まず、北砂一丁目バス停につきましては、葛西駅行きの
停留所地先の
マンション工事のため、バス停が移動され、
ベンチ設置手続ができない状況でございました。しかし、工事も終了し、本年2月5日に両方向にベンチが設置されてございます。
これで、本陳情におきましては、亀高橋の東陽町駅前行き、さらに北砂一丁目の両方向の停留所でベンチが設置されたこととなります。しかしながら、亀高橋の
亀戸駅前行き、また南砂一丁目の両方向につきましては、消火栓や電柱の支線等があり、設置できない状況に変更はございません。
以上でございます。
5
◯委員長 本件について、
一括質疑を願います。
6 ◯そえや
良夫委員 南砂一丁目の東行きというんですか、葛西のほうに行くやつ。植栽があってなかなかという場所だったと思うんですが、この間の審議の中で、植栽をいじってでもベンチだけは設置したいと、たしかそんなふうなことで東京都と交渉するというふうなお話をいただいたかと思うんですが、その辺、その後動きどうなっているか、ちょっと教えていただければと思うんですが。
7
◯交通対策課長 南砂一丁目のバス停につきましては、そえや委員おっしゃるように植栽ございまして、こちらのほうは植栽移動できないために
ベンチ設置できないというのが交通局の回答でございました。しかしながら、昨年、植栽の一部撤去で街路灯の設置などが行われてございまして、改めてこちらから東京都のほうに
ベンチ設置の依頼をしているところ、東京都のほうで、現在、第五
建設事務所、
道路管理者と改めて設置できないか、協議をするという話は聞いてはございます。しかしながら、まだ設置できるといったような方向には進んでいないというところでございます。
29ページをごらん願います。
下段、
会場周辺路線の遮熱性舗装につきましては、大会における暑熱対策といたしまして、31年度までに潮見、辰巳、有明地区の区道における遮熱性舗装を実施してまいります。
30ページをごらんください。
豊洲ふ頭公園内ミスト設備等設置事業については、東京2020大会競技大会周辺の暑さ対策として、豊洲六丁目公園、豊洲六丁目第二公園、豊洲ぐるり公園、豊洲公園にミスト設備つきのパーゴラ、いわゆる日除けでございます、そのほかあずまやを設置するというものでございます。
簡単ではございますが、主な
取り組みの説明は以上でございます。
これまでの
取り組みを踏まえまして、次年度につきましては、大会1年前を迎えるということになることから、大会の準備が加速していくこととなります。区としても、準備の集大成となる年でございますので、大会の成功に向けて、引き続き取り組んでまいります。
なお、東京2020大会参考資料といたしまして、江東区内で実施される競技、会場及び整備スケジュール等を末尾に添付してございますので、後ほど御参照いただければと思います。
説明は以上でございます。
30
◯委員長 本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。
31 ◯堀川幸志委員 大変ですね、支援事業がいっぱいあって江東区も大変だと思いますけど、まあひとつ頑張ってくださいよ。
商店連合会支援事業の中でちょっと質問したいんですけど、江東ロゴマークの入った
応援フラッグを作成して、希望する商店連合会加盟店の装飾灯、アーケードに
応援フラッグの取りつけを、東京2020大会終了まで掲出するというんだけど、ちょっとこれ文章がおかしいと思うんだよね、これね。希望する商店連合会って、希望しなかったらつけないわけ。こういうのは普通お願いするんじゃないの、ぜひお願いしますって。希望を待ってたんじゃわかんないよ、いつ来るかわかんない。やっぱりこれはせっかくやるんだから、恐らく数をかなりつくるんでしょう。そうしたら、やっぱりお願いしてね、全部でやんないとだめで盛り上がりませんよ。しかも約1年やるわけでしょう。どうなんですか、それは。
32 ◯経済課長 フラッグ、今回希望する商店街のほうに掲げると書いている趣旨でございますけども、商店街によりましては、例えば団地の下にある南砂商店街とか、そもそも装飾灯とかアーチがない、そういった商店街も幾つかございまして、念のため今回そういったことも確認の意味で、希望どうですかということで希望をかけたものでございます。基本的には装飾灯、アーチがあるところについては、多くのところが希望を募って提出してきている、そういう状況でございます。
また、今後、商店街連合会と引き続き協議をしまして、できるだけ多くの商店街に掲げられるように協力を求めていきたいと考えてございます。
以上です。
33 ◯堀川幸志委員 それじゃ、今の答弁だとお願しているわけね、どうですかということで、希望を待っているんじゃなくて、そうでしょう、そういうふうに聞こえたけど。
それで、今言ったアーケードでつけるところがないところ、そういうところもね、逆にそういうところというのは意外と人が集まるんじゃないかと思うんだけど、そういうところこそ何か工夫してね、ポールを立てるとか、何かロープ張るとか、いろんな工夫してやったらどうですかね、どうですか。
34 ◯経済課長 商店街、区内全体の商店街で
オリンピックに向けた
機運醸成ということで盛り上げていくことが必要なことだと考えてございまして、堀川委員おっしゃるとおり、例えばフラッグはできなくてもポスターの掲示だとか、そういったことができないかということで、今後引き続き、検討していきたいと考えてございます。
以上です。
35 ◯そえや
良夫委員 私も堀川先生と同じところですけど。これ商連加盟ということですよね。結構商連に入ってないとか、商連に加盟できなくなったというか、そういうところもあると思うんですよ。それで、区内挙げて
機運醸成だということであるならば、何でこの商連加盟だけにしたのかね、そこのところちょっと教えてもらいたいなと思います。
36 ◯経済課長 区内全体の商店街で盛り上げていくことは、当然欠かせないことだと考えてございます。一方で、商店街連合会の加盟ということで、組織力のないところについては、外れているということも事実でございまして、そういったところは、先ほど申し上げましたように、ポスターだとかということで活用していきたいと考えてございます。
なぜ商連に加盟、限定したかということでございますけども、商連の中でいろいろ、例えば区の行事に協力していただいている、そういったこともございますので、そういったところでは、商店街連合会加盟というところで一部補助を厚くしている、そういったことも事実でございます。
以上です。
37 ◯そえや
良夫委員 通常ね、いろんなところで区の行事、その他に協力してもらっているということで厚くしたんだということですけれども、商連から抜ける事情というのは、経済課長も御存じだと思いますけれども、なかなかその商連のところまで行って活動できないと、そんなふうなことでこの商連から抜けている。しかし、商店街、商店会としてはいろいろ苦労しながら運営しているわけですよ。だから、そういうことでね、やっているところなのにわざわざそこだけ外すというのは、やっぱり一層そういう頑張っている商店街に対してどうなのかとあるわけじゃないですか。そういう意味でね、希望をとってということですから、できるのか、できないのか含めて、ぜひその商連を抜けたところに対しても、きちっと希望をとって私はやるべきだというふうに思いますけれども、再度お願いしたいと思います。
38 ◯経済課長 そえや委員おっしゃる点でございますけれども、商連に加盟してない商店街、こういったところで
オリンピックに向けた
機運醸成、どういったことができるか。例えば区の今回そのフラッグ以外にも、例えば東京都のほうでも全商店街に向けて、東京都の、それは区のロゴは入らないんですけども、東京全体を統一しようということでフラッグの希望、今後進めていくと聞いてございます。そういったことも活用できないかということで、区内全体の盛り上げに向けてさらに検討を進めていきたいと考えてございます。
以上です。
39 ◯そえや
良夫委員 これね、東京都がということですけれども、区の姿勢が問われているから私、言っているんです。ぜひそういう点ではね、きちっと再度、区商連から抜けたというか、区商連の活動まではできなくなったけれども地元で頑張っている商店街、しっかりここも視野に入れた
取り組みをしてほしいと強く要望しておきたいと思います。
以上です。
40 ◯おおやね匠委員 私からは、高校生のジュニアリーダーの海外派遣についてちょっとお伺いしたいんですけど、毎年夏にオレゴン州のポートランドに10名行っているということで私も認識しておりますけれども、もし
オリンピック・
パラリンピックの開催準備プランの1つとして高校生に体験をさせるならば、ことしだけでも同じアメリカでもロスとかね、今まで
オリンピックが開催されたロスとか、あとアトランタとか、そういったところにことしだけでも行くべきじゃないかなと思うんですが、その点どうでしょうか。
41
◯オリンピック・
パラリンピック開催準備課長 こちらのジュニアリーダー海外派遣事業の趣旨といたしましては、
ボランティアの精神、こういったところを学ぶというところでございまして、現在派遣しているところがそういったところというところでございます。
こういった方々がオレゴン州で体験してきた
ボランティアに関する心構えですとか、
ボランティアの意義ですとかを、大会に向けて発揮していただきたいという趣旨でやっているというところでございます。
また、こういった方々が大会の
ボランティアですとか、都市
ボランティアに参加いただきたいというところの中で、応募もいただいているところでございます。
オリンピックに関する意義等々につきましては、そういったところの研修会の中でももう実施されていくということになってございますので、そういった形で調整を進めているというところでございます。
以上でございます。
42 ◯おおやね匠委員 そうですね、もちろん継続性があるので場所を変えるというのは難しいかもしれないですけれども、実際アメリカのオレゴン州のポートランドだけで
ボランティアのことを学べるかというか、ほかでも十分アメリカだと学べますので、実際にこのロスではどうだった、アトランタはどうだったということで私は、ことしは特に
オリンピックイヤーの前年ですから、私は特別な
プログラムを組んでもいいかなと思いますけど、これ要望ですけど、以上です。
43
◯委員長 そのほかに質問などはございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
44
◯委員長 ないようですので、以上で本件を終了いたします。
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◎
報告事項5 東京2020
大会期間中における青海・有明地区での聖火台及び
ショーケーシングエリア等の設置について
45
◯委員長 次に、
報告事項5「東京2020
大会期間中における青海・有明地区での聖火台及びショーケーシングエリア等の設置について」を議題といたします。
理事者から、報告を願います。
46
◯オリンピック・
パラリンピック開催準備課長 東京2020
大会期間中における青海・有明地区での聖火台及びショーケーシングエリア等の設置についての御報告でございます。
資料5-1をごらん願います
東京2020
大会期間中の青海・有明エリアにつきましては、チケットのない方でも楽しむことができるエリアとして活用され、聖火台の設置や大会
パートナー企業のパビリオンなどが設置される、大会を象徴するエリアとなることが公表されたところでございます。今般、その概要について御報告するものでございます。
まず、競技期間用の聖火台の設置についてでございます。開会式におきまして、聖火のセレモニーが行われるわけでございますが、東京大会におきましては、式典で使用した聖火台を
オリンピックスタジアムに設置し続けることや、聖火を消すことなく移動させることが困難ということでございまして、式典用とは別に競技期間用の聖火台を設置することが、
大会組織委員会から公表されたというところでございます。
設置場所につきましては、江東区有明三丁目の夢の大橋の有明側というふうにされているところでございます。
具体的な場所ですとか大きさ、この後どのように式典用から競技期間用の聖火に引き継ぐかなどの詳細については、現在未定というふうになってございます。
ちなみにですね、リオ大会のときには同じく聖火台が2つというところでございまして、競技期間中につきましては、市街地のところに聖火台が設置されて多くの人でにぎわったというふうに聞いているところでございます。
また、大会後につきまして、本競技用聖火台につきましては、東京2020大会のレガシーとして、設置場所、または関連する場所に残されることが自然であり、東京都が管理するものとされたところでございます。
次に、
大会期間中のショーケーシングエリア等についてでございます。
まず、ショーケーシングエリアというところでございますが、こちらは、
オリンピック・
パラリンピックを盛り上げるために大会の
パートナー企業、いわゆるスポンサーさんですね、こちらが例えば企業の展示ですとか物販、
競技体験などのパビリオンを出展するというエリアというふうになってございます。こちらにつきましても、青海・有明地区に設置されるというものでございます。
このため、この聖火台ですとかショーケーシングエリア、こういったものをまとめまして、
大会組織委員会が中心となりまして、青海・有明地区を、チケットを持たない来訪者でも
オリンピック・
パラリンピックの雰囲気を体感できる特別なエリアとしていくとして、今後、詳細な検討がなされていくものでございます。
資料の5-2をごらんください。青海・有明地区のイメージでございます。
黄色の丸が聖火台の設置場所、左側にありますオレンジが大会パートナーのエリア、両者を含んで赤い点線で囲まれた部分を特別な盛り上げエリアとすることとされてございます。
説明は以上でございます。
47
◯委員長 本件について、何かお聞きなりたい点はございますか。
48 ◯鈴木綾子委員 聖火台が有明地区に設置をされるということで、
オリンピック気分の盛り上げということでも、地元住民の方から歓迎するということも聞いております。
ショーケーシングエリアということで、誰でも入れるようなエリアをつくって盛り上げていくというふうな御説明だったんですけれども、そのパートナーショーケーシングというものが、この資料5-2を見ると2つあるんですけれども、具体的にどのぐらいの大きさのものがあるのかというのと、あとは、1つのパートナーショーケーシングの中に複数のパートナー、
オリンピックのパートナーをやっている企業さんが入るのかとか、ちょっと具体的なお話がもしわかれば教えていただきたいと思います。
あとは、レガシーについてということで聖火台が、今後東京都がレガシー管理をするという形になるんですけれども、そのレガシー管理というのはどういった意味合いなのかというところについて、2点お答えいただければと思います。
49
◯オリンピック・
パラリンピック開催準備課長 パートナーショーケーシングのまず規模感等々についてでございます。5-2に記載をされておりますとおり、パートナーショーケーシングエリアにつきまして大きく2つに分かれているというところでございます。オレンジで囲った部分です。
1つがUV地区と言われるところで、こちらかなり大規模なものでございます。真ん中ら辺にありますパートナーショーケーシングにつきましては、ビッグサイトの仮設の展示場を使うと、
大会期間中使えないときのための仮設の展示場、こちらを使用するというふうに聞いてございます。
ここのブロックの中に複数の
パートナー企業が入って、それぞれいろいろな企業の展示、物販、あとは
競技体験、こういったものをパートナーさん企業が考えて実施をするという形になってございます。
また、レガシーにつきましては、具体的なところというのはまだ決まってございません。東京都が管理をするというところでございますので、どこかに移設するのか、そのまま存置するのか、そこの中で東京都が例えば
オリンピックミニパークみたいなものを整備するのか、こういったものにつきましては、まだ決まっているところではございません。今後区としても、こちらにつきましては、レガシーとしては非常に区民の方に楽しんでいただけるものというところでございますので、この辺につきましては、協議等々進めてまいりたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
50 ◯鈴木綾子委員 大体イメージがわかりました。ありがとうございました。
そのパートナーショーケーシングなんですけれども、これは有料とか無料とか、そういったところというのはわかっているのでしょうか。
51
◯オリンピック・
パラリンピック開催準備課長 申しわけございません、有料、無料についても、多分パートナーさんの中で決めていくという形になってございます。ただ、
組織委員会が中心となって、全体としてここ盛り上げていくというところでございますので、有料のところばかりではないという形になるかというふうに考えてございます。
以上でございます。
52
◯委員長 そのほかに質問などはございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
53
◯委員長 ないようですので、以上で本件を終了いたします。
────────────────────────────────────
◎
報告事項6 区内バス路線等の変更について
54
◯委員長 次に、
報告事項6「区内バス路線等の変更について」を議題といたします。
理事者から、報告を願います。
55
◯交通対策課長 資料6をごらんください。区内バス路線等の変更について御報告いたします。
1、
都営バス路線のダイヤ見直し変更についてでございます。これは、4月1日からの主な変更予定の便となってございます。
まず、赤いラインで引いてあります都05-2並びに青いラインで引いてございます錦18系統の2系統につきましては、乗客数の増加による増便となってございます。
都05-2は、東京駅と東京ビッグサイトを結ぶ路線でございまして、錦18は、錦糸町駅から
亀戸駅前通り、城東地区を経由いたしまして臨海部国際展示場のほうを結ぶ路線となってございます。
特に錦18につきましては、昨年4月に一部が新木場駅から国際展示場駅へ延伸された路線でございまして、東京都に対し拡充を要望していた城東地区から臨海部へのアクセス向上につながるものが、今回も増便となったというところでございます。
次に、黄色いライン、木11系統。ピンクのラインでございます、門21系統。さらにオレンジのライン、草24系統の3系統につきましては、現在遅延発生によるダイヤの見直しを行うために、一部運行本数が減少するということでございます。改正後のダイヤについては、本日時点、まだ東京都は公表してございません。
東京都によりますと、利用者の高齢化及び増加に伴いまして、乗降に要する時間が伸びる傾向にあることですとか、また、交通量の増加、区内の交通量の増加による渋滞の発生などから、現在慢性的にかなりのおくれが発生しているということでございます。そのため、現在時刻表どおりの運行ができずに適切な折り返し時間の確保、定時性の確保のためにダイヤを見直すものと聞いてございます。
続きまして、緑のラインでございます。亀24系統、こちら後ほど御報告いたしますけれども、経路が変更されます。それに伴いまして、江戸川営業所への回送経路に変更が生じたため、回送に必要な時間が長くなり、一部ダイヤの見直しを行うものでございます。
恐れ入ります、2ページをごらんください。
2、葛西橋工事に伴う都バス、亀24系統、両28系統の経路変更終了についてでございます。亀24系統、両28系統につきましては、葛西橋橋梁工事に伴いまして、葛西橋下にあった操車場が使用不可となった関係で、平成27年の8月から終点の葛西橋停留所を東砂六丁目停留所に変更してございました。このたび橋梁工事が終了し、操車場が復旧したことにより、従前の停留所に戻ることになります。
図を記してございますけれども、いずれも左側の現ルートから右側の新ルートに変更となります。それに伴いまして、右側葛西橋行きルート、いずれも上側、北側から南に向かう、上から向かうルートになりますけれども、赤く囲った東砂六丁目北停留所、それから旧葛西橋停留所の場所が移動となります。
さらに、今まで両系統で使用していた、終点としていた東砂六丁目停留所が廃止という形になります。
周知につきましては、停留所や立て看板で周知するほか、東京都ホームページや都バス車内等で周知を図ると聞いてございます。
次に、3、ゆりかもめ駅名称変更に伴う
都営バス停留所名称変更についてでございます。
3月16日のゆりかもめの名称変更に伴いまして、同日、
都バス停留所の船の科学館駅前が、東京国際クルーズターミナル駅前に、国際展示場正門駅前が東京ビッグサイト駅前に変更となります。
報告は以上となります。
56
◯委員長 本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。
57 ◯そえや
良夫委員 遅延発生によるダイヤの見直しだということで、理由としては、乗降に時間がかかるとか渋滞だというふうなことでありました。しかし、バスの通常の走行スピードとか、そういうのから見るとですね、渋滞が発生して遅延が出たとか、あるいは渋滞で遅延が出てダイヤを見直さなきゃならないと、そこまでの状態は私はないと思うんだよね。もっと別な理由があるんじゃないの、これ。
それで、高齢者がふえて時間がかかるからというのも、これひどい話だと思うんですよ、乗降に。むしろ高齢者がふえるからこそ、バス路線充実しなきゃならないのにね、それで時間がかかるから減らすと。やっぱり本末転倒だと思うんですが、そこら辺の考え方。
それからあと、亀24ですか。回送に必要な時間が長くなるということだったんですけども、これもともと今の工事に伴ってルートが変更されたときに、朝の一番の便が減らされて、たしか不満が出てましたよ。今度、まっすぐ来てまっすぐ帰ると。葛西橋の下には今まで待機所があって、そこがまた使えるようになったわけじゃないですか、今よりも条件よくなるはずですよ。それが何で回送によって必要な時間が長くなるので減らすんだと。こういうことにはならないと思うんですけど、そこのところ再度、東京都何て言っているのか教えてください。
58
◯交通対策課長 今回の遅延発生によるダイヤ見直しでございますけれども、確かに東京都のほうも、高齢者の増加による乗りおりの時間等とも言ってございますが、ただそれだけではございませんで、高齢者がふえているから減らすというわけではなくて、それも一つの要因ではございますが、ほかにもやはり渋滞等、交通環境が大きく変化していると。その中で、やはり車両、それから乗務員等が限られた人数の中で進めていかなければいけないという状況ですので、見直しを行うというところでございます。
また、亀24の件でございますけれども、こちらは江戸川の営業所に戻るときに、右折入庫でバスが戻っていたというところでございますが、これが交通管理者、警察のほうから右折入庫は不可だというような指導を受けて迂回をするようになったと、その回送のために時間がかかったために見直しを行うという形で説明を聞いてございます。
以上でございます。
59 ◯そえや
良夫委員 そうすると、亀24というのは、右折入庫というのは江戸川の車庫のほうですか。今までも同じルートから帰っていたはずですよね。どこをどう帰ろうと葛西橋渡らなければ向こうには行けないわけで、ちょっと理屈が合わないかなと。そこんところ再度教えてほしいのと、乗降の時間だけじゃなく渋滞という話もありましたけども、しかし、これ地区内の道路というのは、湾岸道路ができたり高速がいろいろできたりして町ん中、一般道は相当昔から見れば交通量減っているかなというふうに、私は感じています。
この渋滞を理由にダイヤの見直しだと。いや、どうしても納得いかない。それで、人と車だということであれば、これ交通局が住民の足をどう守るかと、こういう立場で私ね、しっかり取り組むべき課題だというふうに思うんですけども、その辺東京都どう言っているのか、お願いしたいと思います。
60
◯交通対策課長 亀24の話でございますけれども、こちら右折入庫につきましては、また改めて確認等はしていきますけれども、やはり交通管理者としても右折入庫はだめだというところは指導があったと。その指導に従って今回見直しをしたというところで聞いているところでございます。
あと、渋滞、その他の件でございます。こちらのほうも、交通局としては、交通局の経営計画2019という経営計画をつい先日発表しまして、2019から21年までの経営についてまとめたものでございますけれども、その中でも当然、採算性が低く運行が難しい路線であっても、地域に必要な路線については公営企業とし維持するですとか、また、乗員の確保、かなり困難であるけれども確保に努めていく、そのため今後、安定的かつ継続的に事業運営するため乗務員の確保、育成に努めますという形でございますので、基本的には都バス路線、公共の足として交通局のほうも維持していくという考えがあるということでございます。
また、今回も都バス、今回のこの見直しというのが、江東区内ではなくて東京都全体のお話でございます。先ほどホームページでダイヤの公表をしているというところでございますが、けさ確認したところ、運行回数の変更ということなので、具体的に減便、増便はわからないんですけれども、数えてきたら42系統、運行回数の変更、これ都内全部、北区から渋谷区から品川から、いろんな営業所なんですけれども、やってございます。東京都はそういった幅広い中で見直しを行っている。
増便はなかなか厳しいという中でもありながら、江東区は今回、こちらの要望にのっとって2便増便がなっているという状況もございます。ですので、交通局としても、江東区のほう、ある程度配慮は見せていただいているということは、こちら重々承知はしていますが、やはり減便等、減少というのは、やはりこちら江東区としてもなかなか厳しいものがございますので、引き続き足の確保というのは区としても求めていくという、そういう考えでございます。
以上でございます。
61 ◯そえや
良夫委員 交通対策課も随分頑張ってくれたというのは伝わってきましたけども、しかし、東京全体でというふうに言いながら、やはり人と車の関係で減便傾向だということになれば、いつこれこっちに吹っ飛んでくるかわからないし、それからやっぱり増便してほしいところもあるわけですよね、豊洲-東陽町だとか。そういうのをやるときには、どこか減らせという前提になってきたら、そういうこと自体がだんだん難しくなると、こういうこともあるわけですよ。そういう意味で、じゃ、これ引き続き、東京都に対しては、人と車、きちっと確保しながら増便にも対応できるようにということで、強く求めていただければなというふうに思います。要望だけで結構です。
62
◯委員長 お疲れさまでした。
63 ◯にしがき誠委員 今の内容も踏まえてなんですけども、過去いろんな会派から、本区にもコミュニティバスを導入したらどうだという声がたくさん上がっていたと思いますが、そのときの御答弁は一貫して、コミュニティバスを走らすと都バスが減らされるからという御答弁だったと思いますが、こんな形で減便されるんであれば、そのあたりあんまりもう気にせずに本区としてもぼちぼちコミュニティバス、区独自でね、検討する時期に来ているんじゃないかなというふうに思うんですが、また、今後シルバーパスのホルダーもふえてくると思うので、乗降に今後も時間かかってまた減らしますよなんていうことを、これ東京都の交通局がやっていることですから、我々が何言っても、減らすと言われたら多分減らされちゃうんだと思うんですが、ちょっとそのあたり転換期に来ているんじゃないかなというふうに思うんですが、そのあたり見解いかがでしょうか。
64
◯交通対策課長 コミュニティバスの要望につきましては、以前からいろいろといただいているところではございます。その都度お答えしているところで、やはり都バスとの路線の重複による減便、これは当然こちらとして危機感持ってございまして、現状をこういった形で見直しが行われているというところではございますけれども、かといってその場所、減便されても数便のところ、まだちょっと確認してないんですけれども、数%のところを区が見るというのは、もし走らせるとなるとそれ以上の減便、さらになるというのはかなり可能性としてございます。
今回もダイヤの見直しということですので、需要に関する減便というわけではないと。いわゆる需要がない赤字路線なので減便しているというわけではないというところでございますので、これをもってすぐにコミュニティバスを走らせるというところは、ちょっと今考えてはいないところではございます。
今後、そういったどういった形で区民の方の足の利用の確保があるのかというのは、コミバスに限らないんですけれども、そういったところは今後またこちらのほうで研究してまいりたいと考えているところでございます。
以上です。
65 ◯にしがき誠委員 今おっしゃった御答弁、もう私も何回もお聞きしていますけども、そんなに交通局って意地悪してくるもんなんですかねという。例えば提案をしてみて、いや、それじゃ減らしますよと言われたんだったらわかるんですけど、こういうことを考えていますって、ちょっと一度感触を確かめるとかね、ちょっと一歩踏み出すことをやって、いや、場合によってはそういうことありますよって脅されるんだったらまだ、そういう実績が過去あったのかどうか、ちょっとそのあたり確認です。
66
◯交通対策課長 決して交通局が意地悪というわけではございませんで、やはり交通局も限られた車両、人を有効に活用していくという形で、増便をしていく上では、どこかしらの便を持っていくといったようなのは、かつてそういったことは言ってございます。
この減便されるというのは、実際に例えば台東区などは「めぐりん」というコミュニティバス、結構走らせているんですけれども、これによりまして、都バスは減便、撤退等をしてございます。品川でも減便は発生してございます。
実際コミュニティバスを走らせて、ほかの区でそういったような減便が出てございますので、そういったところを見てやはり江東区、ほかの区に比べてバス路線、かなり網の目のように走ってございますので、そこは慎重に考えなければいけないと考えているところでございます。
以上です。
67 ◯にしがき誠委員 例えば、コミュニティバスを走らせたとして減便されました。だったら、コミュニティバス、走らしたら経営が成り立つわけじゃないですか。もし意地悪されたとしたらね。で、なおかつ本区独自でやらなくても民間の力をかりるとか、どこかスポンサーに入ってもらってBRTのように合同で会社つくってもらって走らせるとか、研究するんだったら、多分研究してから3年、5年かかるんだと思うんですよ。ですから、将来見据えてね、ちょっとそういったことも考える時期になっていると思いますので、ちょっと最後、そこをちょっと一歩踏み出せませんかという御提案と区の感触を最後伺います。
68
◯交通対策課長 まず、コミュニティバスの考え方といいますか、目的もいろいろございまして、本区で行っている「しおかぜ」は、交通不便地域、潮見駅周辺は都バスがなかったために、そのために走らせていると。その点、ほかの台東区などのように観光目的のようなものとちょっと違っているというところでございまして、よく要望いただいているのは、不便地域に走らせていただきたいという話なんですね。そういったところであれば、もう既に都バスが入っているところになってくるわけです。そこに入っていないところに改めて走らせるとなりますと、やはり採算性という意味ではかなり厳しいと考えてございます。採算性をとるためには大きな駅同士を結ぶと。例えば亀戸から東陽町ですとか、いろいろなところを結ぶとなった場合には、その間に入っている、迂回しても実際都バス路線がございますので、直通でほかに行っている便が減便になる可能性があるというところでございますので、コミュニティバスにつきましては、ちょっと答弁何度も繰り返しになって大変恐縮なんですけれども、やはり減便等の可能性というのは十分考えていかなければならない。
にしがき委員おっしゃっていたコミバスということではなかなかそういったところもありますけれども、こちらも何かそういった足の確保というのは、これからの研究課題ということは重々承知してございますので、何かしらまた動向を見ながら取り組んでいきたいと考えているところでございます。
以上でございます。
69 ◯やしきだ綾香委員 今さまざまな委員から
報告事項6、この路線バスについての質疑がなされております。この公共交通のあり方、考え方が、そもそもこの考え方でいいのかどうかというのをまず問いたいと思います。
一つの要因と言っていましたけれども、高齢者の割合が多くなって、高齢者の方が例えば座るのにちょっと時間がかかったり、つえを突いている方が少しずつ歩くのが、バスの中で座るまでの時間がかかるとか、そういった部分でダイヤが乱れてしまった結果、今後ダイヤの適正化というものを図るということで減便というような、その要因の一つというふうに今交通対策課長からの御答弁、御説明がありましたけれども、これが果たして公共交通の考え方でいいのかどうか、これ改めて都にもきちんと要望していただきたいですし、この考え方で減便されるというのは、私含め、多くの皆さんも今質疑なされておりましたけれども、納得いかないと思います。
今後も高齢者は江東区もふえてまいります。江東区では、江東区だけじゃないですけれども、高齢者には免許の返納も促しておりますよね。そういった面から、江東区は
都営バスは確かに多いですが、バスに乗ってやはり行動する方が高齢者の方でふえている。また、免許を返納している方がふえつつある、これからふえていく中で、減便されてしまうというふうになってしまうと、移動するというものの確保をどうしていくのか、今後公共交通をどうしていくのかということをきちんと考えなくてはなりませんし、あわせて強く今後も引き続き、都に要望していただきたいと思います。
先ほど人材の確保、それから採算性の問題等々御説明もありましたけれども、採算性ということが果たして公共の交通という部分とイコールで考えてしまっていいのかどうか、そういったものもきちんと考えなくてはいけないのではないかと私は思っております。
こういうふうに今後減便をする、あるいはダイヤが見直される、増便ももちろんありますけれども、若い人が多いところでは増便、ただ高齢者のところでは減便、そういうふうなことが今後ふえていくんであれば、早急にこの問題を解決するような方向性をきちんと考えなくてはいけないですし、強く都に要望するようにお願いいたします。
要望で終わります。
70
◯委員長 そのほかに質問などございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
71
◯委員長 ないようですので、以上で本件を終了いたします。
72 ◯議長 その他で2件、情報がわかればお答えいただきたいと思うんですが、この2週間の間で、まず、来月4月から
オリンピック・
パラリンピックのチケットの販売を、予約を受け付けるという報道がございました。
2点目に、7月に聖火リレーのコース、メンバーを公表するというような報道もありましたが、きょうの
報告事項にはございませんが、担当の課長のほうでそういった情報があれば、また公表できる範囲で結構でございますから、お答えをいただきたいと思います。
73
◯オリンピック・
パラリンピック開催準備課長 チケットと聖火リレーの件でございます。
まず、チケットについて、現在公表されているのが、4月からチケットの抽せん販売が始まるというところ。その後に一般発売、大会当日、2020年については直接の販売もしていくというところのスケジュール感が今示されているというところでございます。
具体的にもうちょっと詳細につきましては、この後発表されるというふうに聞いてございますので、ちょっとそれを待たないと、詳細についてはなかなかわからないというところございます。
ただ、抽せん販売については、基本的にはインターネットでの予約という形になってございまして、東京2020のIDに登録をしていただいて、そこからインターネットで入っていくという形になってございます。
また、聖火リレーにつきましては、現在、各都道府県に実行委員会というものが設けられてございまして、ここの中でリレーのルート等々について協議を行っているというところでございます。こちらにつきましても、公表の時期も含めて、区のほうにはまだ情報がないというところでございます。
以上でございます。
74 ◯議長 一般の区民の皆さん方も、その辺をちょっと知らない方が多いようでございまして、なかなかこれ江東区からインターネットで予約販売、4月から始まりますよってどこまで共有していいか、ちょっと難しい部分があるんですが、また聖火リレー等々につきましても2年前から23区はもとより、いろんな形で要望、要請活動してきたんですが、少し一部の状況を聞きますと、何か一方的にスポンサー重視に決められるという報道も掲載があったんですが、その辺もなかなか意思がコントロールされてないところがございまして、正確な情報が入ったときには、いち早く当委員会、正副委員長を初め、我々にもお示しをいただきたいなと、そのように思っております。
以上です。
75
◯委員長 その他につきましても、終了いたします。
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76
◯委員長 本日予定されておりました案件は、全て終了いたしました。
これをもちまして、本日の委員会を閉会とします。
午前10時58分 閉会
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