• スリット化(/)
ツイート シェア
  1. 江東区議会 2016-06-14
    2016-06-14 平成28年建設委員会 本文


    取得元: 江東区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-04
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1               午前10時01分 開会     ◎開会の宣告 ◯委員長  おはようございます。ただいまから、建設委員会を開会いたします。  ────────────────────────────────────     ◎委員長挨拶 2 ◯委員長  本日は、改正後初の委員会でありますので、一言御挨拶を申し上げます。  御承知のとおり、去る第1回区議会臨時会におきまして、正副委員長互選の結果、委員長に私が、副委員長には中嶋雅樹委員が選出され、就任することとなりました。  委員会審査に当たりましては、誠意を持って適正な運営を図ってまいりたいと存じますので、委員各位はもとより、理事者におかれましても、特段の御協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。  簡単ではございますが、御挨拶とさせていただきます。  ────────────────────────────────────     ◎議長挨拶 3 ◯委員長  続きまして、建設委員会の委員でもございます議長から御挨拶願います。 4 ◯議長  おはようございます。去る5月25日の第1回区議会臨時会において議長に就任いたしました、堀川幸志でございます。一言御挨拶申し上げます。  私も建設委員会のメンバーでございますが、本委員会は、道路、公園、住宅など、住環境の整備促進にかかわる重要な委員会でございます。各委員におかれましては、正保委員長、中嶋副委員長のもと、活発な御議論をいただき、本区発展のため御尽力いただきたいと存じます。  私も議長といたしまして、高村直樹副議長と力を合わせ、円満な議会運営に誠心誠意努力してまいる所存でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  ────────────────────────────────────     ◎委員席の了承 5 ◯委員長  初めに、本委員会の委員席につきましては、現在御着席のとおりで御了承願います。  ────────────────────────────────────     ◎出席理事者の紹介
    6 ◯委員長  次に、本委員会出席理事者の御紹介を願います。         (都市整備部長 自己紹介関係理事者紹介)          (土木部長 自己紹介関係理事者紹介)  ────────────────────────────────────     ◎所管事項の説明 7 ◯委員長  続いて、本委員会所管事項について、事務局から説明をいたさせます。 8 ◯事務局長  それでは私から、建設委員会所管事項について御説明をさせていただきます。  本日は、資料3点をお配りしてございます。一番上が常任・議運・特別委員会委員の名簿で、これは先月25日開会の区議会臨時会で決定されました各委員の構成委員等を一覧表にまとめたものでございます。こちらについては、御参考にしていただければと存じます。  続きまして、委員会出席理事者の名簿でございますが、これにつきましては、先ほど各部長から紹介のありました理事者を記載してございます。  もう一点でございますけれども、1ページ目が常任委員会所管事項及び解釈運用、そして3ページ以降が特別委員会付託事件及び解釈運用となってございます。  1ページ目の表の下から2段目に建設委員会について記載してございますが、本委員会委員定数は8名でございまして、所管事項は、1の都市整備部に関する事項、2の土木部に関する事項となってございます。  また、解釈運用では、「相隣紛争に関する事項は当委員会の所管とする」となってございます。  なお、これら所管事項解釈運用は、従前と変更はございません。  欄外をごらんいただきたいと存じます。欄外に3点ございますけれども、1)といたしまして、特別委員会付託事件となった事項は、常任委員会の所管から除くとなってございます。  また、2)といたしまして、特別委員会で審議した事項は、常任委員会で再度審議することはできないとなってございます。また、3)では、ごみ問題に関連するコミュニティ施設建設計画及び南部港湾地域開発計画の中の施設につきましては、特別委員会当該計画について大枠の決定がなされるまでは、常任委員会では審議できないとなってございまして、これら欄外の記述につきましても、従前と変更はございません。  以上でございます。  ────────────────────────────────────     ◎議題1 議案第67号 江東区特別工業地区における建築の制限等に関する                条例の一部を改正する条例 9 ◯委員長  それでは早速、委員会審査に入ります。  議題1「議案第67号 江東区特別工業地区における建築の制限等に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 10 ◯建築課長  それでは、私のほうから議案第67号、江東区特別工業地区における建築の制限等に関する条例の一部を改正する条例について、御説明させていただきます。恐れ入ります、資料1をごらん願います。  1の改正する条例につきましては、江東区特別工業地区における建築の制限等に関する条例でございます。  2の条例改正の理由につきましては、風俗営業等の規制及び業務の適正等に関する法律、いわゆる風営法の改正に伴い、本条例の一部を改正するものでございます。風営法につきましては、ダンスに対する国民意識の変化や、風紀上の問題が生じていないことなどを踏まえ、改正されたものでございます。  また、本条例改正に係る第二種特別工業地区につきましては、区内のおよそ半分を占める準工業地域のうち、そのおよそ2割に当たる344ヘクタールが指定されてございます。  なお、本地区におきまして、従前より風俗営業用途のものは存在してございませんが、引き続き同様の規制をしていくものでございます。  3の改正の概要につきましては、本条例第4条の第二種特別工業地区内の建築制限において、用途を定めている別表第1の第4条関係(3)中、「第6号までに規定する営業」を、「第3号までに規定する営業又は同条第11項に規定する営業(ナイトクラブその他設備を設けて客にダンスをさせ、かつ、客に飲食をさせるものに限る。)」に改めるものでございます。  4の施行期日につきましては、公布の日でございます。  5は新旧対照表でございます。別表第1の改正案は表の右側に記載しており、下線部分変更箇所でございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議の上、御可決くださいますようお願い申し上げます。 11 ◯委員長  本案について、質疑を願います。 12 ◯山本真委員  条例の改正案に賛成の立場でお聞きしたいと思います。  ダンスホールが規制の対象から外れたということなのですが、そうであっても、ダンスホール居住地域の中にできるとなると、やはり大変だと思いますので、今後、どういった規制がダンスホールなどにかけられるのか伺いたいと思います。 13 ◯建築課長  ダンスホールにつきましては、建築基準法の中でも緩和がされており、カラオケボックスと同等の用途規制をかけてございます。この場合、第二種住居地域から可能となってございまして、当然、それらの用途規制の中で、従前のとおり規制をかけていくという形で対応していきたいと考えております。 14 ◯委員長  ほかにございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 15 ◯委員長  お諮りいたします。  本案は、区長提案のとおり可決することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 16 ◯委員長  御異議がありませんので、本案は区長提案のとおり可決することに決しました。  なお、その旨を議長宛て報告いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題2 27陳情第24号 福山通運の新トラックターミナルの屋上を駐車場                 にする計画に対して指導を求める陳情(継)     ◎議題3 27陳情第25号 琴平通り三商交差点~釣船橋間の福山通運側歩                 道の安全通行に関する陳情(継)     ◎議題8 28陳情第56号 福山通運トラックターミナル西側に適切なフェン                 スの設置をするよう求める陳情     ◎議題9 28陳情第57号 越中島通り福山通運側歩道安全確保を求める陳                 情 17 ◯委員長  続きまして、陳情審査に入ります。  ここで、お諮りいたします。  議題2、3、8、及び9の4件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを一括議題といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 18 ◯委員長  御異議がありませんので、議題2「27陳情第24号」、議題3「27陳情第25号、議題8「28陳情第56号」及び議題9「28陳情第57号」の4件を一括議題といたします。  なお、28陳情第56号及び28陳情第57号の2件につきましては、新規付託でありますので、事務局より朗読いたさせます。                (事務局朗読) 19 ◯委員長  理事者から、一括説明を願います。 20 ◯建築調整課長  それではまず、議題2、27陳情第24号について御説明いたします。資料2-1の1ページ目をごらんください。  陳情の趣旨は、福山通運株式会社トラックターミナルの建設に関して、屋上を駐車場にしないことを福山通運株式会社に指導するよう区に働きかけてくださいというものでございます。  受理年月日、陳情者の住所、氏名は記載のとおりでございます。  審査経過については、配置図にて説明をさせていただきたいと思いますので、2ページをごらんください。  配置図の中央のターミナル棟と書かれている部分に、210台分の駐車場スペースがございます。審査経過としましては、この駐車場を使用しないということについて、福山通運株式会社に再三要望を伝え、改善できる部分について協議してまいりました。  福山通運株式会社としましては、越中島ハイツ側の境界線から屋上外壁ラインまで約53メートル離れていること、基本的に夜間の駐車スペースとして利用すること、また、屋上の高さは38メートルあるのですが、越中島ハイツ最上階の目線と同等であること、また屋上の部分については、擁壁は1.6メートルのRC製とし、照明は足元に設置すること、そして23時から翌朝6時までの出入りは極力避けること等、運用面でカバーしたいということを伺っております。区としましては、陳情者の方への配慮について、できるだけ真摯に対応するよう求めております。  次に、議題3、27陳情第25号について御説明いたします。資料2-1の3ページをごらんください。  陳情の趣旨は2点ありまして、琴平通り福山通運側の歩道を4メートル以上に拡幅することと、三商前交差点の曲がり角の見通しをよくすることについて、福山通運株式会社に指導するよう区に働きかけてくださいというものでございます。  受理年月日、陳情者の住所、氏名は記載のとおりでございます。  審査経過につきましては配置図にて御説明しますので、再度2ページをごらんください。  まず、1点目です。配置図の下部が琴平通りになりますが、陳情では、現状の歩道の幅2メートルと、福山通運株式会社が提供する歩道上空地が1メートルありますが、そこに、さらに1メートルの歩道上空地を設けることを求めております。琴平通りのさらなる拡幅につきましては、会社の方針として、現行の計画どおりで進めたいという意向を確認しております。  次に、2点目です。配置図の左下に交差点がございます。そこにある扇状の白い部分が、福山通運株式会社が提供するオープンスペースとなります。  福山通運株式会社としましては、このスペース周辺は低木帯であり、見通しが悪いとは言いがたいということで、会社の方針として、現行の計画どおりで進めたいという意向でした。しかし、昨年の本委員会でお話がでた越中島小学校児童の登下校の状況、都立第三商業高等学校生徒自転車登校の状況等を御理解していただき、また本委員会からの三商前交差点の横断歩道の部分だけでも拡幅できないかという提案も含め、オープンスペースのさらなる拡幅及び三商前交差点の横断歩道前まで歩道上空地を広げていただけることを確認いたしました。  またその他にも、審査の中でありました、琴平通り側の電柱の移設、越中島小学校通学路安全点検という意見を真摯に受けとめまていただき、越中島通り出入り口側の電柱を福山通運側の敷地内に移設していただけることを確認しております。  また、災害時の避難誘導等のために、地域貢献として地域協定を結んでいただけるということを確認しております。  以上が27陳情第24号、27陳情第25号の審査経過となります。  次に、議題8、28陳情第56号について御説明します。資料2-3をごらんください。  陳情の趣旨としましては、越中島ハイツとの境界線へのフェンス設置について、仕様の変更を求めるものです。配置図について御説明させていただきたいと思いますので、資料2-1の2ページを再度お開きください。  場所としましては、配置図の上部が越中島三丁目ハイツとの境界線になります。  福山通運株式会社としましては、騒音や排気ガスについては、旧ターミナルでの騒音対策として新トラックターミナル棟は閉鎖型で建設したことや、越中島ハイツ側の車道に関しては、低速走行や23時から翌朝6時までの使用を極力避けるなど、屋上と同様に運用面でのカバーをしていきたいとのことでございました。  次に、スリット入りのフェンスを光が透けないものへ変更することについてでございます。  昨年、越中島三丁目ハイツ側には高さ2.5メートルのメッシュフェンスを設置するということでお伝えしたところでございますが、その過程で、福山通運株式会社からは、越中島三丁目ハイツ側からの要望を全て満たすものではございませんけれども、2.5メートルから3メートルのフェンスに変更し、さらに、正面からは光が透けないような目隠しフェンスに変更したという説明がありました。  また現在、越中島三丁目ハイツ側には万年塀があることから、光が透けることは考えにくいという認識でした。  次に、土壌の流出についてですが、今回の工事で越中島三丁目ハイツ側地盤レベル福山通運側地盤レベルがほぼ同じになることから、流出は考えにくいとのことでございました。  区としましては、敷地境界線になりますので、福山通運株式会社と越中島三丁目ハイツが話し合っていくことで進めていただきたい旨は、陳情者に伝えてございます。また、福山通運株式会社についても、陳情者の方へできるだけ真摯に対応していただくよう求めております。  次に、議題9、28陳情第57号について御説明します。資料2-3をごらんください。  陳情の趣旨ですが、1点目は、現在施工中である越中島通り側の擁壁を後退させ、歩道との接道部分を低木帯にしてほしいとのことです。  2点目は、ターミナル棟店舗用駐車場排気ガスを通行人が浴びることがないよう、防護フェンスを設置してほしいとのことです。  3点目は、店舗用駐車場出入り口の見通しをよくするとともに、緩やかな勾配のスロープにしてほしいとのことでございます。  配置図にて御説明させていただきたいと思いますので、資料2-1の2ページを再度お開きください。  1点目です。配置図では擁壁の位置がわかりにくいのですが、図面の左側の道路境界線部分にあります擁壁についてです。福山通運株式会社からは、基本的には、昨年の第4回区議会定例会で提出しましたイメージパースのような仕様になっているとの説明がございました。しかしながら、計画時から、実際の敷地の状況を含め、擁壁の設置位置を一部変更し、また、外構のおさまり上6メートルほどではありますが、擁壁が延長されているとのことでございました。  2点目の防護フェンスについてですが、配置図の左上にあります駐車場が店舗用の駐車場でございます。ここは幹線道路沿いであり、境界から3メートルほど離れていることから、歩行者に直接排気ガスが当たるとは考えにくいとのことで、もともと予定していたメッシュフェンスを設置したいとのことでございました。  3点目の店舗用駐車場スロープ出入り口の見通しについてでございますが、配置図の左上にあります車両出入り口をごらんください。出入り口の幅は8.4メートルほどありまして、両サイドは緑地の低木帯となっていることから、見通しは決して悪くないとのことでございました。また、スロープについては、5%の勾配で、これは1メートルの長さに対して5センチメートル上がるものになりますが、その勾配で敷地内において駐車場のレベルに合わせるとのことであり、問題ないとの認識でございました。  区としましては、陳情者の方はスロープ設置状況など御理解されていない部分もあるようですので、再度、御説明するよう要望しております。  説明は以上でございます。 21 ◯委員長  本件について、一括質疑を願います。 22 ◯山本真委員  まず、屋上に関しては運用面で対応するという部分についてです。23時から午前6時までは使わないようにするという話ですが、実際には、23時までは使われるとか、午前6時から使われるというような実態があると思うのです。そうなると、23時でも午前6時でもまだ寝ている方などもいらっしゃるような状況で、屋上でトラックが音を立てて動いているという事態も生まれてくると思います。もともとは、屋上を使わないでほしいという要望もあったのですから、運用面だけで対応するのではなくて、屋上を使うのであれば、フェンスなどをきちんとつくって、音や排気ガスなどが住民の方のところへ行かないように対応すべきではないかと思うのです。この点はいかがでしょうか。  また、過去の陳情ですが、交差点のところはセットバックしているということで、新たに今回広がってたまり場が大きくなったということは、とてもいいことだと思います。  そこで、このたまり場についてです。角の部分が90度の切り込みのような形になっているため、もう少しなだらかな形でたまり場をつくることはできないものかとも思いますので、その点も伺いたいと思います。  次に、越中島通りの擁壁のセットバックについてです。先ほど第4回区議会定例会イメージパースが示されたということでした。絵の資料をいただいたのですが、その絵を見る限りでは、左手側に歩行空間が広がっている状況でした。しかし、実際にはその絵の後ろに当たる部分には擁壁がずっと並んでいて、元どおりの歩道の範囲にしかなっていないということですので、こういったやり方自体に住民の方は怒りを感じているのだと思います。  私もきのうこの地域を見に行ったのですが、大雨が降っていたので自転車はさすがにいなかったものの、傘を差しながらこどもたちが学校に行く姿や、通勤する方などの姿もあり、すごくごった返した状況でした。ですので、この場所も、もう少し広げたほうが安心して通行できると思いますので、ぜひこの点についても要望をお願いします。
     最後に、越中島ハイツ福山通運株式会社の境界の壁についてです。万年塀が越中島三丁目ハイツ側にあるのですが、福山通運株式会社でも新たに壁をつくるということで、2枚の壁があると間ができてしまいます。先ほど話したように、こどもたちが通学路として通っている場所でもあるので、こどもたちがその壁と壁の間に入り込んでしまうといった危険があると思います。一方的に、万年壁があるのだからこれでいいだろうということではなくて、ぜひしっかりと話し合って、陳情者の方が納得のいく形のフェンスを設置するよう要望していただきたいと思いますが、まず、区としてどのように考えていて、今後、福山通運株式会社にも働きかけていくのか伺いたいと思います。 23 ◯建築調整課長  ではまず、1点目の屋上の件ですが、先ほど御説明した点に関して、福山通運株式会社としては、例えば、できるだけ低速走行にしていくなど、運用面でできるだけカバーしていきたいということに関して、区としては今後の動向を見守っていこうと考えております。  2点目の交差点に関する拡幅の部分につきましては、陳情をいただいてから福山通運株式会社と再三話をしてきた中で、さらなる拡幅ということを受けていただきました。形に関してはそれぞれあると思いますが、現状でかなり広がっておりますので、動向を見ていきたいと思います。  3点目の越中島通り側の擁壁に関しましては、第4回区議会定例会で、イメージパースを用いて私も説明させていただきました。1.5メートルの低木帯があり、その奥に1.5メートルの生け垣があるということで御説明させていただいております。これ自体は、あくまでもイメージパースでありまして、平成25年に地域住民の方にはそのイメージパース、また、それ以外に配置図もお配りしておりますが、それを拝見しますと、もともと擁壁があったということがうかがえます。また、状況によりますが、今後、福山通運株式会社には、この擁壁に関して、どこまで対応が可能なのかを確認し、要望していきたいと思っております。  4点目の万年塀と福山通運株式会社で立てるフェンスとの間の件ですが、これに関しましては、私からヒアリングの中でもこどもが入るのではないのかということは御指摘してあります。境界線上ですので、越中島三丁目ハイツと福山通運株式会社とでしっかり話し合いをしていただき、こどもが入らないような仕組みにしていただくことなどについて検討していただきたいということは伝えてあります。  以上です。 24 ◯山本真委員  住民の方の健康や、通学路という点では、こどもたちの安全や命にかかわる問題ですので、ぜひ区としても、安全を守る立場、健康を守る立場で交渉に挑んでいただきたいと思います。要望もしてください。ぜひお願いします。  要望です。 25 ◯川北直人委員  幾つか確認をさせてください。  まず、若干の工事のおくれなどもあるかもしれないので、この建築計画そのものの建物と外構周りの工事について、工期がいつなのかということを確認させてください。  それから、新規に出されました28陳情第56号と28陳情第57号ですけれども、そもそも、イメージパースで示されていたものと若干違うのではないかという陳情者の方々の御見解があるようです。そもそもブロック塀が越中島通りに並べられるといいますか、擁壁になるという件に関して、計画から大きく変更された点は長さが変わったということだけなのか、確認で伺います。  また、スロープの勾配に関しては、今、5%という御説明をいただきました。一般的に、こういったスロープに関しては公共の建物などでは取り決めがあると思うのですが、そういったものと比べて、この5%の勾配というものがどういった程度のものなのか、その辺を確認させてください。 26 ◯建築調整課長  まず、1点目の工期に関しましては、建物自体の工事はほぼ完了しておりまして、内装に入っております。今は建物の外壁に足場があるのですが、足場は今月中に取り払うということで、あとは内部の作業になっております。外構工事に関しましては4月から始まっておりまして、12月のギリギリまでかかるとのことでございます。  2点目の28陳情第57号のイメージパースとの違いについてですが、私も確認しましたが、現行の配置図では、擁壁は64メートルございます。今、設置されている擁壁は約70メートルあるということで、6メートルほど擁壁が延長されているということでございます。要因としましては、外構をつくり込んでいく中で、掘削した状況や建物との高低差の関係で、おさまり上、擁壁の位置も若干変わっているということは伺っております。  3点目のスロープに関しましては、車椅子でいいますと、屋外では15分の1ということで、6.7%という基準が、基本的にございます。今回、福山通運株式会社から聞いているのは5%の勾配ということで、車椅子の6.7%よりは緩やかであるということは確認しております。  以上です。 27 ◯川北直人委員  ありがとうございます。そうすると、外構工事が完了するのが12月ということですから、外構の計画も当然進んでいるわけで、外構の計画が進んでいるということは、擁壁関係は宅地の高さが決まっている以上、手のつけようがないということなのでしょうか。つまり、今、陳情者の方が申し出ている低木帯をさらに広げて区道との接道部分の緑地をさらに広げてほしいという趣旨に関しては、物理的に、技術的に対応ができる話なのか、もう一度確認させてください。  それから、スロープに関しては、車椅子の基準よりも緩い勾配であるという点では、急勾配と主張されていることは当てはまらないと私も今、感じました。  それから、陳情が変わりますが、27陳情第25号で、今、建築調整課長から御説明がありましたとおり、さらなる拡幅がなされて、それには事業者の御協力があったということ、さらに、電柱の移設をしていただけるということ、協定等によって地域貢献が図られたということで、かなり進展が見られたと思います。建築調整課長には非常に御苦労いただいたと思うので、感謝申し上げます。  そのような点では、27陳情第25号に関しては、4メートルの拡幅についても、現実としてほぼ竣工間際になっている段階ですから、願意が達成された、もしくは、結論が見出されてきているのかと思います。その点をもう一度御報告いただけますか。 28 ◯建築調整課長  まず1点目の外構工事の進捗状況でございますが、越中島通り側に関しましては、既に擁壁が設置されている状況です。今の段階でいきますと、なかなか厳しい状況ではあると認識しております。しかしながら、陳情の内容を含めまして、福山通運株式会社にはヒアリングを続けていきたいと思っております。  2点目のスロープに関しましては、川北委員にお話ししていただきました車椅子の関係からいきますと、非常に緩い勾配になっておりますので、その点に関しましては、陳情者側へしっかりと説明するよう要望していきたいと思っております。  3点目の27陳情第25号につきましては、昨年度の本委員会におけるさまざまな審査過程の中で、電柱の移設や協定の締結など、さまざまなものを福山通運株式会社に受け入れていただいたということでございます。さらなる琴平通り側歩道の拡幅に関しては、会社の意向というところで、なかなか難しいのではないかと思っております。  以上です。 29 ◯川北直人委員  ありがとうございます。そういたしますと、新規で出された28陳情第56号と28陳情第57号に関しましては、現実的に厳しいところはありながらも、区として陳情者側の御意向をしっかりと事業者側にお伝えしていただきながら、少しでも譲歩いただける部分があるならば、それはしっかり頑張っていただきたいということで、継続審査でよろしいかと思います。  27陳情第25号に関しましては、事業者側からの譲歩もあり、拡幅等にも積極的に協力していただいている点や、電柱の移設や地域貢献の件も含めて、事業者として前向きに検討していただいた結果があらわれていると思いますので、ぜひ委員長には陳情者とお会いしていただいて、この部分に関して取り下げできないかということをお話ししていただければと思います。  以上です。 30 ◯委員長  川北委員に確認いたしますけれども、27陳情第24号、同第25号についてということですか。           (「27陳情第25号です」と呼ぶ者あり) 31 ◯委員長  27陳情第25号のみということですね。  今、川北委員のほうから、27陳情第25号について、取り下げの交渉も含めて陳情者の方とお会いしてほしいという提案がございましたが、ほかの委員の方からも御意見をいただきたいと思います。 32 ◯鈴木綾子委員  その前に、確認したいことがあるのですが、それでも大丈夫でしょうか。 33 ◯委員長  どうぞ。 34 ◯鈴木綾子委員  まず、今までの委員の質疑の中で、大体のことは理解させていただきました。区も陳情者の方に配慮するような対応をされてきていて、今後も事業者に求めていくということでしたので、そのような形で続けていただければよいと私は考えています。  そこで、27陳情第25号の質疑の中で、地域貢献のために地域協定を結ぶというお話があったのですが、その地域協定の内容というか、具体的な話について、私はことしから委員になったので経過がわからない部分もありますから、お示しいただければと思います。 35 ◯建築調整課長  昨年の委員会の中で、この陳情の内容だけでは進まないだろうということがあり、福山通運株式会社として地域への貢献というところでも配慮してもらえないかということもお話が出ておりました。福山通運株式会社と再三話をした中で、災害時における地域協定等も含めた形で、今の区の中でも地域協定を結んでいる佐川急便株式会社やトラック関係の協会と同じような内容ができないのかということはお話をしてきました。それに関しては、竣工後に地域協定を結んで、地域への貢献をしたいということを伺っております。 36 ◯鈴木綾子委員  それについては、ありがとうございます。  私としては、陳情は継続審査でよろしいと思います。引き続き経過を見ていかなくてはいけないことなどもありますので、陳情者の御要望があればということはあるのですけれども、私は継続審査がよいと考えております。  以上です。 37 ◯中嶋雅樹委員  私は、27陳情第25号については、取り下げの方向でよろしいと思います。  そのほかに1点確認といいますか、運用が始まった後のことについて伺います。  越中島通りの西側、いわゆる店舗側に入る出入り口のかなり近くに、越中島三丁目ハイツの出入り口があります。そして、越中島通りには信号と横断歩道があろうかと思います。  この図では位置関係がはっきりしませんが、運用後、例えば、店舗から出てくる車、あるいは越中島三丁目ハイツから出てくる車がありますけれども、想像するに、あそこは朝夕とかなり交通量が多いので、横断歩道の信号が青になったときに出ていくパターンがかなりふえるのではないでしょうか。そのときに左折の車、右折の車といった、それぞれの施設から出てくる車がぶつかってしまうというような交通事故が起こることが予想されますので、例えば、注意喚起の表示といったことについて、どこがどういうふうに表示していくのかということもありますが、この点を少しお聞きしたいと思います。 38 ◯建築調整課長  中嶋委員御指摘のとおり、越中島三丁目ハイツ側の駐車場の出入り口と店舗用の出入り口が近いことは認識しております。今のお話に関しましては、福山通運株式会社に御要望させていただきたいと思います。  以上です。 39 ◯細田勇委員  私からも、若干質問させていただきます。  初回の委員会ですけれども、28陳情第57号について、各委員からいろいろな御意見がありましたので理解はできてきたのですが、駐車場の防護フェンスのことについて、一つ確認で伺いたいと思います。  中嶋委員も言われていましたが、交通安全に関しては、やり過ぎているというくらいしっかりやっておくというのは、本当に大事なことです。昨年は、このエリアではありませんが、警視庁管内の警察署でワーストワンという結果もありました。そういう点では、地域の皆様とともに、越中島三丁目ハイツの住民の皆様も、また、事業者の方々も、協働して、寄り添って、安全対策を図っていくことは大事なことでありますから、その視点から少し伺います。  まず、スロープですが、5%の勾配ということで、車椅子よりもさらに緩やかだから大丈夫ですということがありました。そこで、勾配ゼロでフラットにして右側の駐車場に入っていくことは技術的にできないのかということの確認と、それが技術的、もしくはコスト的にどうなのかということを伺います。可能でしたら、そういうことも選択肢としてあるのではないかということを、区から福山通運株式会社に伺っていただきたいと思います。  次に、防護フェンスのことですが、この間、錦糸町でも事故がありましたが、アクセルとブレーキを踏み間違えて事故になってしまうということがあります。そういう点では、段差がありまして、そのまま越中島通りのほうに直面するわけですので、いきなり飛び出てくるかもしれません。もちろん、そういうことがいつもあるというわけではないのですが、そういうことを考えたときに、3メートルあるからメッシュフェンスではなくてもいいということではなくて、もしも、そういう安全を担保できるようなやり方があるのであれば、なおかつ、それに対して住民の皆さんもこのほうが安全だと歩み寄ることができるのであれば、そのほうがいいのではないかということの確認と、その話し合いは建設的にされてもいいのではないかという気が私はします。その点について、区はどのように考えているのか。  また、まだ途中であるならば、まだ出たばかりの陳情ですから、そういうことを福山通運株式会社にも要望の上、住民の方々との間をとりもっていただければと思います。  とりあえず、そこまでお願いします。 40 ◯建築調整課長  それでは、1点目のスロープについてですが、福山通運株式会社から聞いていますのは、歩道との敷地境界から1.5メートルくらいはフラットになっていて、そこからスロープになっていくという状況だということでございます。それをさらにフラットにできるかどうかというのは、これからヒアリングをしていかなければわからないと思っております。  2点目の防護フェンスの関係でございますが、3メートル離れているからいいということではなくということですが、ここに関しましても、今、細田委員御指摘のとおり、その点を含めましてヒアリングをしていきたいと思っております。  以上です。 41 ◯細田勇委員  よろしくお願いします。都立第三商業高等学校前の交差点の見通しについては、前議長も昨年度の委員会で一生懸命頑張って、この委員会で大きく前進しているということを伺っていました。それは、大変喜ばしいことだと思います。一つ一つ積んでいけばいいと、ただし、可及的速やかに前進してほしいと願っています。  先ほど川北委員が言われましたことに関しては、私もそういう対応でいいのではないかと思います。本件は継続審査で、また一部、住民の皆様方がこれは取り下げでいいとおっしゃるものに関しては、委員長のほうから打診していただければと思います。  以上です。 42 ◯三次ゆりか委員  私からは、28陳情第56号と28陳情第57号、そして先ほどの27陳情第25号の件を質問させていただきたいと思います。  28陳情第56号にある福山通運株式会社が設置予定のフェンスの図面をいただきました。プールサイド等の地面盤から高い場所に、何か目隠しになるフェンスをということがあり、こちらのフェンスの値段を調べてもらったようなのですが、意外に結構高かったということでした。しかし、安いものでも防音等ができるものがあるということをお聞きしました。ですので、そちらに変更をお願いするように要望してもらいたいということが1つです。  また、先ほども山本委員からありましたが、こどもが間に入ってしまうということがあったり、間に草が茂ってしまったり、動物の死体があってにおいが出るということで、どちらがどう管理していくのかということも、今後話し合わなければいけないと思っています。こちらも、できれば間に入ってお話をしてほしいとは思っているのですが、民民のことだからということであれば、なるべく福山通運株式会社さんにも、越中島三丁目ハイツさんの要望に寄り添っていただけたらと思います。万年塀があるから防音ができるものにしないということではなくて、万年塀はないものとして考えていただければと私は思いました。ですので、変更してもらえるのかということを伺います。  あとは、28陳情第57号の駐車場のフェンスについては、こちらもメッシュフェンスです。メッシュフェンスなのは、3メートルあるからだとおっしゃいましたが、万が一ということもありますし、防護できないのではないかということがありますので、こちらもメッシュフェンスから防護ができる壁にできないかということを福山通運株式会社さんに打診できないでしょうか。  また、先ほどもスロープの件でいろいろありましたが、新築のマンションが建設されるときに模型が出されます。そういった模型などで示されたほうが住民の方へ説明するときにも、皆さんにわかりやすく伝えられるのではないかと私は思いましたので、模型などを簡単につくっていただいて御説明してもらえないものかと思いました。  あとは、27陳情第25号の件ですが、陳情者の方とお話をして、陳情者の方が継続審査でということであれば継続審査でいいと思っております。取り下げるという場合には取り下げという、陳情者の方の意向に沿った形でいいと思います。 43 ◯建築調整課長  それではまず、28陳情第56号のフェンスの仕様に関してだと思いますが、目隠しフェンスの費用に関しては、私は把握しておりませんので、福山通運株式会社に要望として伝えていきたいと思っております。  また、万年塀と新たにつくるフェンスとの間のスペースに関しましては、私からも御指摘はしておりますので、双方が話し合えるような関係になっていただきたいということは伝えております。  28陳情第57号のメッシュフェンスに関しましては、これも今後のヒアリングの中で福山通運株式会社と協議していきたいと思っております。  模型に関しては、さすがに私からつくってくださいとはなかなか言えないものですから、これも御要望として伝えていきたいと思っております。  以上です。 44 ◯山本真委員  27陳情第25号についての意見ですけれども、私は継続審査にしたほうがいいと思っています。交差点のスペースが広げられたということで、確かに前進は見られるのですが、広げられた場所も横断歩道の真ん前まで広げられているといった状況です。例えば、越中島の駅から越中島通りを通ってこの交差点に入る自転車などがあるときには、信号の手前でとまっていたりします。そうすると、今まで拡幅された場所からもう少し越中島の駅側も広げたほうが安心できると思いますし、スペースもとれると思います。ですので、今後の動向も見守っていきたいと思いますので、継続審査を希望します。 45 ◯委員長  ほかにはよろしいですか。  本件は、一括継続審査といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 46 ◯細田勇委員  継続審査はもちろんいいのですが、先ほどの川北委員、中嶋委員、また、私が言ったことに関してはどのようにされるのか。委員長、取りまとめをお願いします。 47 ◯委員長  委員の皆さんから、27陳情第25号については、取り下げの交渉をという御意見、それから安全通行対策についての経過を見たいという継続審査の御意見もございました。  委員長としては、そのことも踏まえて、当初委員会でありますので、今後、議論を深めていくということで、一括して継続審査といたしたいと思いますけれども、そういう方向で御異議ありませんか。 48 ◯川北直人委員  今の委員長のお取り計らいは、わかりました。  ただ、議会なので、やはり結論は出していくべきだと思います。陳情も相手がいる以上、交渉事ですから、何でもかんでも出していけばいいということではないと思います。そういう意味で、ある程度、この1年間議論してきて、その上で、しかるべき方々がしっかり事業者に対応を求めて、その答えが出てきているという点を見て、議会としても何らかの行動はしていくべきだということを申し上げ、委員長の御意向に従います。 49 ◯議長  委員長、27陳情第25号についてですけれども、陳情者の方と話し合って取り下げの意向を確認するか、継続審査にするかということを委員会で諮らないと、まずいと思います。そういう意見も出ているのだから、一括継続審査にするのではなくて、27陳情第25号については、陳情者の方と会っていただいて、議会でこういう意見が出ましたけれどもいかがですかと伝える。相手が取り下げませんと言ったら、それでいいわけです。そういうことをきちんとやってもらわないと困ります。私の意見です。 50 ◯委員長  委員長としては、先ほど申し上げましたように、当初委員会ということもあり、また、安全通行対策についてさらに経過を見たいという御意見もありました。そしてまた、取り下げという御意見も承知いたしました。それを踏まえて、ぜひ次回の委員会で、この陳情についての取り扱いもきちんとするということで、きょうのところは、27陳情第25号を含めまして一括継続審査といたしたいと存じますが、よろしいですか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 51 ◯委員長  よろしくお願いします。ありがとうございます。  それでは、本件は一括継続審査といたします。  ─────────────────────────────────────     ◎議題4 27陳情第28号 駐輪禁止指定区域指定についての陳情(継) 52 ◯委員長  次に、議題4「27陳情第28号」を議題といたします。  本件については、陳情者より陳情取下申請書が提出されておりますので、事務局より朗読いたさせます。                (事務局朗読) 53 ◯委員長  本件については、取り下げを了承いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 54 ◯委員長  御異議がありませんので、本件は取り下げを了承いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題5 28陳情第11号 松島橋公衆トイレ撤去に関する陳情(継) 55 ◯委員長  次に、議題5「28陳情第11号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 56 ◯河川公園課長  私からは、議題5、28陳情第11号、松島橋公衆トイレ撤去に関する陳情について御説明いたします。恐れ入りますが、資料2-1の4ページをごらんください。次ページに案内図をお示ししております。  陳情理由ですが、当該公衆便所は車両の休憩地点となっており、排気ガスや飲食物のごみの放置があり、また、夏場に不快な臭気があるため、陳情者の方とその家族の居住環境を悪化させているとの内容です。  本陳情にある松島橋際公衆便所は、松島橋の北詰めの西側に平成3年に設置され、その後、平成14年に障害者対応のトイレに改修され、和便器が1、小便器が2、障害者用便器1を備えた12.8平米、鉄骨アルミプレハブ製の公衆便所でございます。そして、松島橋際公衆便所の北西側に平成23年に竣工いたしました、陳情者の方がお住まいのマンションがございます。  松島橋際公衆便所を含めた松島橋児童遊園内の維持管理は、施設保全課で適切に行っており、現在、車両の排気ガス等を含めて陳情は寄せられていないと聞いております。  したがいまして、現段階ではこの公衆便所に限らず、どの公衆便所も撤去の予定はなく、前回の委員会での御報告以降、状況に変化はございません。  私からの説明は以上でございます。
    57 ◯委員長  本件について、質疑を願います。 58 ◯川北直人委員  前回委員会でも議論があったと思うのですが、確認ですけれども、アイドリングする車や、ごみを投げ捨てていく行為、たばこを投げ捨てていく行為に対する注意喚起のようなものは、看板類も含めて、当該公園トイレ付近に設置されているのかどうかの確認だけさせてください。 59 ◯施設保全課長  公園はいろいろな使い方がされており、マナーを守れないということが多くあるものですから、マナーを守っていただくために、いろいろな看板を設置しております。  以上でございます。 60 ◯委員長  本件は、継続審査といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 61 ◯委員長  御異議がありませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題6 28陳情第47号 仙台堀川公園のリニューアルに関する陳情     ◎議題7 28陳情第50号 仙台堀川公園・沿道の改修に関する陳情 62 ◯委員長  ここでお諮りいたします。  議題6及び議題7の2件につきましては、ともに仙台堀川公園に関する陳情ですので、これを一括議題といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 63 ◯委員長  御異議がありませんので、議題6「28陳情第47号」及び議題7「28陳情第50号」の2件を一括議題といたします。  なお、本件につきましては、新規付託でありますので、事務局より朗読いたさせます。                (事務局朗読) 64 ◯委員長  理事者から、一括説明を願います。 65 ◯河川公園課長  私から、議題6、28陳情第47号、仙台堀川公園のリニューアルに関する陳情及び議題7、28陳情第50号、仙台堀川公園・沿道の改修に関する陳情について御説明いたします。恐れ入りますが、資料2-2をごらんください。  また、2ページ目に仙台堀川公園整備計画概要、3ページに仙台堀川公園・道路整備計画断面図を記載しておりますので、あわせてごらんください。  まず、仙台堀川公園のリニューアルに関する陳情にある、水遊びに対応したシャワー等の設置や水質浄化、施設の安全対策及び生き物への配慮については、基本設計でも検討しており、これから実施設計に向け、地元区民、町会及び自治会と調整を図ってまいります。  次に、仙台堀川公園・沿道の改修に関する陳情にある、公園内の歩行者と自転車の分離、ナビマークの表示につきましては、公園内の自転車の通行は、原則、おりて移動することを想定しており、また、ナビマーク表示については、相互通行のために、自転車通行空間よりも幅を必要とするため、基本設計をそのまま生かしたいと考えます。  車のスピード抑制と公園内のベンチ数については、実施設計で検討してまいります。  なお、ことし4月24日に開催いたしました仙台堀川公園整備計画(案)の地元説明会でのQアンドAと整備計画(案)について、5月31日に現地である仙台堀川公園内の3カ所に掲示しており、実施設計に向け、現在、公園利用者に意見聴取と周知を行っているところでございます。  私からは以上でございます。 66 ◯委員長  本件について、一括質疑を願います。 67 ◯山本真委員  この公園は、公園内でお花見や盆踊りなどもされているということで、とても地域に親しまれている公園だと思います。計画では、幅が合わせて8メートル削られるということですが、最初に伺いたいのは、削られることによってどれくらい公園の面積が少なくなるのでしょうか。  また、木なども伐採しなければならなくなるのかもしれませんが、どのような見通しなのでしょうか。まず、それを伺いたいと思います。 68 ◯河川公園課長  この公園自体が約1.1キロメートル、1,100メートルです。これに8メートルを掛けますので、おおよそですが、8,800平米減るという形になろうかと思います。  それと、狭まった場合ですが、原則論から申し上げまして、今利用されている施設そのものについては、区民の方々が楽しんで利用されていることを鑑みて、その機能は残していきたいということが基本的な考えになっております。  以上でございます。 69 ◯委員長  木などの伐採についてはどうですか。 70 ◯河川公園課長  失礼いたしました。桜の木に関しては、現在、区民要望、地域要望、それから、町会要望、その他いろいろな要望等で、なるべく残してほしいという声が多数寄せられております。それにつきましては、私どもとしましても、できるだけ残してあげたいと考えています。ただ、病気のものや弱っているもの、あるいは、今回、出入り口のバリアフリーを考えておりますので、バリアフリー対応にしたときに、どうしても支障になるものについては、移動及び撤去せざるを得ないということはあります。  ただし、撤去したものに対して、新しく、最初は細いのですが、桜の木を補植する形でふやしていくことも考えておりますので、総数を考えると逆にふえていくことになろうかと思います。  以上でございます。 71 ◯山本真委員  ありがとうございます。公園の長さが1.1キロメートルで、それに8を掛けるということで、減る公園の面積は8,800平米ということでした。公園の面積がそれだけ削られるということで、現状を維持したいということではありますが、さまざまな制限や規制が出てくるのではないかと思います。それで、陳情にも極力公園のスペースを削らないようにしてほしいということがありますが、そのような努力や配慮などをされているのかということをお聞きしたいと思います。住民の意見の中には、この東西道路を一方通行にすることは検討したのかというものもありました。確かに、あそこの道は両面通行するのは困難なので、一方通行にすることができればいいと思います。自転車道も2車線ずつ設ける必要はないということもありますが、このような道路を一方通行にするという検討はされているのでしょうか。それもお願いします。 72 ◯道路課長  道路の件ですので、私からお答えいたします。  一方通行にすることを検討したのかというお話ですが、確かに、地元へ説明に入ったときに、一方通行にできないのかというお話はございました。しかしながら、現在が両面通行になっておりまして、やはり沿線に住まわれている方の利便性を損なってしまうというところが大きな問題であり、これを一方通行にするほうが、問題が大きいのではないかというところで、今は両面通行で考えてございます。  以上でございます。 73 ◯委員長  山本委員、一問一答ではないのでまとめて質問をお願いします。 74 ◯山本真委員  済みません。  一方通行の検討ですが、利便性が損なわれるということですが、ここには公園という性質があります。多くのこどもたちが利用する場所では、車の通りを優先することよりも、公園を利用する歩行者といった人たちへの配慮ということが大事にしなければならないところだと思いますので、そこへの配慮なども必要になると思います。  まとめて質問しますが、道路の幅を広げるということでは、車のスピードが速くなる危険性もあります。そうすると、ここは通学路にもなっていますし、多くの人が公園に行きますから、人の行き交う道にもなりますので、こういう場所については、車のスピード対策などもきちんと行う必要があると思います。その点、どのようになっているのか伺いたいと思います。  また、この公園でゲートボールを楽しんでいる方がいらっしゃるということで、それについての要望も出ていると思います。その要望の趣旨や、それに応えられる状況なのかということも伺いたいと思います。  以上で終わります。 75 ◯道路課長  道路の幅を広げることによってスピードが出るのではないかという御質問にお答えいたします。  確かに、現在は車道が狭いため、ようやくすれ違いができるような状況ですが、道路の幅が広がると、すれ違いがスムーズにできて、スピードは出ると思います。その辺は、やはり地元からも、スピード抑制について考えてほしいという話は伺っておりますので、今後、予備設計、詳細設計の中でスピード対策は十分に考えてまいりたいと思います。  以上でございます。 76 ◯河川公園課長  ゲートボールについての御質問でございます。ゲートボールにつきましては、要望書が出ているということは認識しております。その中で、ゲートボール広場の最小の大きさとして、大体15メートルから20メートルというデータがあるのですが、外側に追い出されたボールをもう一回内側に戻すという作業があると振り幅が出るので、プラス1メートルずつくらいは絶対に必要になると思います。今回、仙台堀川公園が8メートルほど縮まるのですが、ゲートボール広場をつくるとしたときに、物理的には可能な含みを持っています。ただし、桜の木やほかの樹木が支障になるということも避けられません。この辺につきましては、これからの詳細設計に当たって、近隣の公園などの代替地も含めて地元町会及び地域区民さんと詰めていきたいと考えております。  以上でございます。 77 ◯山本真委員  ぜひ、今まで公園で行っていたことが、そのままその公園でできるよう、住民の方の意向も実現できるようにお願いしたいと思います。  要望です。 78 ◯中嶋雅樹委員  私は山本(真)委員と捉え方が違うのですが、この計画をお聞きしたとき、そして、こうしたイメージパースや断面図等を見させていただいたときに、この整備は公園と道路を分離したものであるという捉え方ではなくて、私のイメージの中では、公園の中に道路が通っているという捉え方をしているのですが、そのような捉え方でよろしいのでしょうか。  それから、地域住民の皆さんへの説明ですが、私のもとには既に、「今度は川の流れはなくなるのですよね」といった声も飛び込んできていて、私は驚いているのです。  例えば、断面図等においても、暗渠のような場所ばかりが目についてしまうのだと思います。これから大変長い期間がかかる整備でありますので、もう一度、地域住民の皆さんには説明をしっかりとしていただいて、今は細かいところを詰めていくのではなく、江東区のはっきりとした、明るい、前進するイメージを一人でも多くの方に理解していただくという努力のほうが大事ではないかと思いますので、要望でありますが、お願いいたします。 79 ◯委員長  公園の中を道路が通っているという捉え方でいいのかということですね。 80 ◯河川公園課長  公園の中に道路が通っているというイメージではなくて、公園と道路が一体となって整備されるというものでございます。  公園そのものは、今、一時避難場所に指定されております。周りの区道そのものにつきましては、防災上の観点から無電柱を行い、なおかつ緊急資材の搬入にも便利になるように幅員を広げていき、防災上の安全を図っていくという観点も兼ね備えております。  続けて、川の流れにつきましては、大体、秒速二、三十センチメートルを目標にしているのですが、今、詳細設計を詰めている段階でございます。先ほどゲートボール広場は、物理的には可能だと申し上げましたが、目いっぱい広げますので、そこにはどうしても多少暗渠する部分も出てきます。そういった部分もありますが、できる限り川の流れが感じられるようにしたいと考えております。現在は、ほとんど流れを感じられないような水路になっておりますので、今度のリニューアルでは、流れを感じられるようにつくっていきたいと考えております。  以上です。 81 ◯細田勇委員  本陳情は、仙台堀川公園の整備に関する期待の裏返しといいますか、期待があるからこそ出てきている陳情ではないかと思います。そして、区議会議員の方々もいろいろなお声を聞いているところだと思います。  そこで、まず、この陳情は基本的に継続審査でお願いしたいと思います。  できる限り自然に近く、生き物が生息しやすい環境をつくることについては、まさにそういうことでやろうとしているわけですから、いいと思います。また、例えば、水質浄化についてもずっと議会で言い続けていて、また、江東区も努力し続けているところでありますが、技術的に、果たしてそこまでできるのかということもあるわけです。また、シャワーや更衣室は、管理面や安全面のことがありますし、そうではなくても、だれでもトイレにおいていろいろな問題が起こるということもあるわけです。一つずつ精査していくと、今、この場ですぐに結論を出していくことは難しいと思います。  ただ、冒頭に申し上げましたように、仙台堀川公園をよりよい公園にしていこうと、区長も全力で頑張り、議会も頑張っておりますから、期待の裏返しの中での区民の意見だと思います。  今の計画について、委員長のほうからも、住民の方には、住民説明会がありますので行ってくださいという説明や、もし御要望等があった場合には、いただいた話は承りましたということを話していただいて、その中で継続審査をしていっていただければありがたいと思います。  そこで、今、住民の方への今後の説明会の予定などはどのようになっているのでしょうか、伺います。 82 ◯河川公園課長  最近の説明会の状況から説明させていただきます。  砂町議員団である11名の区議会議員の先生には、平成28年3月30日に御説明させていただきました。その後、平成28年4月24日に砂町文化センターで全体の住民説明会を開催させていただきました。その後、住民説明会につきましては、個々の町会等に当たってございます。きのうの時点で、沿線の7町会及び自治会については説明が終了し、細かい要望等はございましたけれども、基本的なつくり込みについては、反対の御意見等はございませんでした。  以上でございます。 83 ◯細田勇委員  これからのものはありませんでしたか。 84 ◯河川公園課長  公園のつくり込みに関しましては、今年度、実施設計に入ってまいります。今、基本設計を住民の方々に説明した上で、7月15日まで、仙台堀川公園に3カ所、意見募集という形で資料を掲示させていただいてございます。それを踏まえて、実施設計に入っていきます。それをまた住民の方にフィードバックして、実施設計ができ上がっていくという手順でございます。  以上でございます。 85 ◯細田勇委員  わかりました。そうしましたら、今回の陳情の意見があるということも、この場で認識されたと理解して、継続審査でお願いします。 86 ◯委員長  本件は、一括継続審査といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 87 ◯委員長  御異議がありませんので、本件は一括継続審査といたします。  ─────────────────────────────────────     ◎議題10 委員の派遣について 88 ◯委員長  次に、議題10、委員の派遣についてを議題といたします。  まず、本件について、事務局より説明いたさせます。 89 ◯事務局長  委員の派遣についてでございます。  委員会視察等を実施する場合、会議規則により、委員会はあらかじめ議長に日時、場所等の承認を得なければならないとなっております。  しかし、そのために、その都度1回、委員会を開会して、日時、場所等を決定し、改めて委員会を開会し視察等を実施することはスケジュール調整等、困難な面がございます。  したがいまして、視察等を実施する場合には、委員長から議長に承認を得ることについて、委員長一任とすることを本日の委員会で御決定いただきたいと存じます。  以上でございます。 90 ◯委員長  事務局の説明は、以上です。  お諮りいたします。  本件につきましては、事務局説明のとおり、本職に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 91 ◯委員長  御異議がありませんので、さよう決定いたします。  以上で本件を終了いたします。  ─────────────────────────────────────     ◎報告事項1 江東区立亀戸駅東口自転車駐車場建替え工事に伴う施設の休            止等について 92 ◯委員長  続きまして、報告事項に入ります。  報告事項1「江東区立亀戸駅東口自転車駐車場建替え工事に伴う施設の休止等について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 93 ◯交通対策課長  恐れ入ります、資料3をごらん願います。  亀戸駅東口自転車駐車場につきましては、施設の老朽が著しいことから、本年、建てかえを予定してございます。これに伴いまして、施設の休止及び代替自転車駐車場の運営を予定しておりますので、御報告いたします。  まず、現在の施設の概要につきましては、資料に記載のとおりでございますが、(6)休止予定期間に記載のとおり、本年9月上旬から解体工事に入ることとし、整備が終了する平成29年9月末までの休止を予定してございます。  次に、2の代替自転車駐車場につきましては、前回の本委員会でも御報告したところでございますが、今般、記載の4カ所で903台を確保してございまして、利用料金を決定してございます。
     まず、亀戸五丁目第二公園を一時利用として活用することとしており、料金は他の自転車駐車場と同様に100円でございます。  また、竪川第二公園及び昭和橋北詰区有地につきましては、定期利用を予定しております。駅までの距離が相当あることから、月額500円としてございます。  また、亀戸駅東口第二自転車駐車場につきましては増設でございますので、現行の第二自転車駐車場と同様の料金とし、定期利用1,300円、学生は900円としてございます。  (2)の代替自転車駐車場の整備・運営期間でございますが、今月下旬から順次、整備工事に入ってまいります。この運用につきましては、来年9月までを予定してございます。  また、(3)に記載しておりますが、亀戸駅東口第二自転車駐車場につきましては、増設ということでございますので、本体の建てかえ工事完了後も恒久的に運用していくことを予定してございます。  説明は以上でございます。 94 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 95 ◯山本真委員  代替自転車駐輪場ということで、亀戸五丁目第二公園と竪川第二公園が指定されているということですが、ここの2カ所に関して、公園としての機能はどのようになるのか伺いたいと思います。 96 ◯交通対策課長  この公園の利用につきましては、地元の町会様と御相談をさせていただきながら決めてきたところでございますが、亀戸五丁目第二公園につきましては、公園の奥の広場になっているようなスペース、こちらは370平米程度ですけれども、ここを活用します。手前の遊具等を置いている場所については、これまでどおり、公園として御利用いただけるように、自転車利用者と公園利用者が交錯しないよう、動線はしっかり設けていきたいと思っております。  また、亀戸五丁目第二公園につきましては、原則、全面を自転車駐車場として利用する予定でございます。  以上でございます。 97 ◯山本真委員  1,800台の自転車駐輪場の改修ということなので、大規模なものですから、なかなか大変だとは思うのですが、今後もこのようなことがあったときに、できるだけ公園を使わないような配慮をお願いしたいと思います。  以上です。 98 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ─────────────────────────────────────     ◎報告事項2 自転車放置禁止区域の拡大について 99 ◯委員長  次に、報告事項2「自転車放置禁止区域の拡大について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 100 ◯交通対策課長  それでは、資料4をごらん願います。  まず、亀戸駅につきましては、ただいま申し上げました、亀戸駅東口自転車駐車場の改築に合わせ、代替自転車駐車場を整備いたします。その周辺の放置自転車対策として、この図でいいますと黄色く斜線が入った路線でございますが、こちらを新たに自転車放置禁止区域とするものでございます。  施行日でございますが、こちらは本年9月1日としてございます。  恐れ入ります、裏面をごらん願います。  次に、豊洲駅でございますが、以前、豊洲シビックセンターの隣地に仮設の豊洲子ども家庭支援センターがございましたけれども、現在は停止し、ここが空地となってございます。このため、このエリアを新たに自転車放置禁止区域とするものでございます。  なお、このエリアにつきましては、既に自転車がとめやすい状況といいますか、自由に人が往来できる状況になってございますので、本年7月1日より施行してまいりたいと考えてございます。  説明は以上でございます。 101 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。             (「なし」と呼ぶ者あり) 102 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ─────────────────────────────────────     ◎報告事項3 自転車駐車場の整備について 103 ◯委員長  次に、報告事項3「自転車駐車場の整備について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 104 ◯交通対策課長  それでは、資料5をごらん願います。今般、新たに民設民営の自転車駐車場を整備することといたしましたので、御報告させていただきます。  まず、1の整備計画の概要でございますが、施設名は、(仮称)江東区新木場駅北自転車駐車場としてございまして、場所は新木場一丁目5番地先でございます。  案内図で申し上げますと、中ほどに首都高速湾岸線がございますが、こちらに沿って黒丸が2カ所ございまして、「計画地」と記載しているところでございます。ここが国道357号線の立体高架下でございます。上り下りそれぞれの高架下を国土交通省から無償で借り受け、自転車駐車場を整備するものでございます。当該箇所の面積は約860平方メートル、収容台数は約400台を見込んでございます。  3の周辺の放置状況でございます。まず、左側の写真が、案内図で申し上げますと、駅の南側の1)と書いてある場所でございます。こちらに調査時点で24台の放置自転車が見受けられます。また、右側の写真は、夢の島公園の際でございまして、案内図で申し上げますと駅の北側、2)と記載されている場所でございます。167台の放置が見られる状況となってございます。こちらは、いずれも現在は自転車放置禁止区域外の場所でございます。  恐れ入ります、裏面をごらんください。  4の整備手法でございますが、この自転車駐車場につきましては、区が提供する用地において、民間事業者が整備運営を行う民設型自転車駐車場として整備をいたします。このため、整備及び運営に関する区の経費負担は一切ございません。  また、5、スケジュールでございますが、今月から整備運営事業者の公募を行ってまいりたいと考えてございます。事業者決定後、関係機関の協議等を経て、平成29年5月の開設を予定してございます。  6のその他でございますが、先ほど御説明したとおり、自転車放置禁止区域の外側に放置自転車が拡散している状況が見られることから、この自転車駐車場を整備しましたら、あわせまして自転車放置禁止区域の拡大をしていきたいと考えてございます。エリアにつきましては、今後、関係機関とも協議の上、別途、本委員会にも御報告をさせていただきたいと考えております。  また、(2)といたしまして、現在、新木場駅の西側に、収容台数200台の江東区立新木場自転車駐車場がございます。この駐車場につきましては、新たな自転車駐車場が整備されましたら、こちらに統合し、廃止することとしたいと考えております。これによりまして、現在、駐車場の土地借料として、東京メトロに年間230万円お支払いしてございますが、この経費が節減できるものと考えてございます。  施設の廃止につきましては、平成29年第1回区議会定例会におきまして、条例改正案を提出する予定でございます。  説明は以上でございます。 105 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。             (「なし」と呼ぶ者あり」) 106 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ─────────────────────────────────────     ◎協議事項1 平成29年度東京都に対する要望事項について 107 ◯委員長  続きまして、協議事項に入ります。  協議事項1「平成29年度東京都に対する要望事項について」を議題といたします。  初めに、要望事項の取り扱いについて、事務局から説明いたさせます。 108 ◯事務局長  都要望の取り扱いについてでございます。  まず、都要望の実施は委員会の権限となりますので、本日の委員会の中で、都要望を行うかどうか御協議をいただくことになります。  また、都要望を行う場合は、当委員会で要望事項の内容について協議をしていただき、要望書を都の関係局に提出していただくことになります。  なお、都への要望につきましては、23区の共通事項は特別区議会議長会を通じて行っているため、それとの重複を避ける意味合いから、本区特有の事項に絞って要望することとなってございます。  要望事項の提出時期でございますが、都の来年度の予算編成に間に合うように、速やかに提出することになってございます。  昨年度の建設委員会でございますが、8月24日に建設局、港湾局、下水道局に要望書を提出してございます。  説明は以上でございます。 109 ◯委員長  次に、昨年度提出した要望事項のその後の経過及び今後の見通しについて、理事者の協力を得てまとめましたので、理事者から説明を願います。 110 ◯河川公園課長  私からは、1、河川事業の整備促進についてと、2、港湾地区の整備促進についての御説明をいたします。恐れ入りますが、資料6の2ページをお開きください。  1、河川事業の整備促進については、建設局への要望であり、資料の左側が要望事項、中央が要望後の経過、右側が今後の見通しとなっております。  重立った要望について、簡潔に御説明いたします。  建設局へは5つの要望事項を提出しており、(1)護岸や水門・排水機場等の整備計画を着実に実施されたいでは、護岸については平成36年度までに、水門・排水機場等については平成31年度までに耐震・耐水対策を完了させる予定で、現在、小名木川排水機場が施工中とのことです。今後の見通しですが、継続して北十間川、横十間川で護岸の低水路整備と修景工事を進めるとのことです。  恐れ入りますが、3ページをごらんください。  (3)東側地区の水位低下河川における護岸整備事業の早期完成を図られたいでは、耐震護岸整備計画長が1万2,700メートルであるのに対し、昨年度末で9,450メートルが完了しており、引き続き整備を行うとのことです。今後は継続して事業を進め、平成36年度までに完了させるとのことです。  (5)親水性や景観に配慮し、連続性・回遊性のある水辺空間を創出されたいでは、平成24年度に旧中川整備事業が完了し、また小名木川塩の道が今年度完了予定であり、北十間川水辺の散歩道は整備中とのことです。今後は小名木川、北十間川とも継続して事業を進め、横十間川については、順次開放予定とのことです。  次に、港湾局への要望である、2、港湾地区の整備促進についての御説明を簡潔にいたします。恐れ入りますが、4ページをお開きください。  港湾局へは3つの要望事項を提出しており、(1)防潮堤や水門・排水機場等の整備計画を早急に実施されたいでは、防潮堤及び水門については平成31年度までに、排水機場については平成33年度までに耐震・耐水対策を完了させるとのことです。昨年度は、新砂水門、辰巳水門ほかで整備中であり、今後も継続して事業を推進していくとのことです。  恐れ入りますが、5ページをごらんください。(3)親水性やにぎわいのある水辺空間の創出と舟運に寄与する桟橋等の整備を図られたいでは、港湾計画に基づき、生物や景観に配慮した護岸及び空間整備をしていくとのことです。参考までに、区による潮風の散歩道の整備率は約32.9%となっております。今後は継続して事業を推進していくとのことです。  なお、現在、豊洲五丁目地先の東雲運河に、桟橋と水陸両用車用スロープが施工中です。  私からの説明は以上です。 111 ◯道路課長  続きまして、私からは、3、管内道路の整備促進について及び4、下水道の整備拡充についての2件につきまして、昨年度東京都へ要望した事項に対する要望後の経過と今後の見通しの重立った点を御説明いたします。恐れ入りますが、6ページをお開きください。  3、管内道路の整備促進についてです。表の左側、要望事項の内容に対する要望後の経過及び今後の見通しでございます。恐れ入りますが、7ページをごらんください。  (3)道路の無電柱促進につきましては、多くの都道で着実に実施されており、今後も都市計画幅員で完成した都道につきまして、平成31年度の完了を目指し、継続していくこととなっております。  恐れ入ります、8ページをお開きください。(4)都市計画事業の早期完了につきましては、放射第32号線、四ツ目通りの最後に残った1件の用地交渉がまとまっており、正式な契約後、建物の切り取り工事に入る予定でございます。  恐れ入ります、9ページをごらんください。(7)未整備都市計画道路網の早期完成の努力及び国道357号線における辰巳、東雲、有明の3交差点の立体に対する国への要望につきましては、辰巳、東雲、有明の立体交差事業を所管する国土交通省へ要望しており、東京港トンネルの海側につきましては、平成28年3月26日に開通いたしました。  (8)道路橋の耐震対策につきましては、昨年度をもって緊急輸送道路上の橋梁について耐震を完了させております。  10ページをお開きください。  (9)オリンピック・パラリンピック開催に必要なユニバーサルデザイン対策などの財政支援につきましては、東京都において、外国人旅行者を含めた全ての人にわかりやすい道路案内標識の整備を行うため、平成28年1月に「東京のみちしるべ」を策定いたしました。各自治体への財政支援につきましては、現在、東京都内部で検討されております。  引き続き、4、下水道の整備拡充についての御説明をいたします。恐れ入ります、11ページをごらんください。  こちらは下水道局への要望となります。要望事項の内容に対する要望後の経過と今後の見通しについてですが、恐れ入ります、12ページをお開きください。  (2)雨水対策の推進につきましては、下水道幹線整備やポンプ所整備を行うほか、親水被害が多い場所につきましては、先行して再構築を行い、余力のある下水道管に暫定貯留するなどの対策を行っております。  (3)下水道施設の再構築促進につきましては、再構築事業が平成8年度から実施されており、平成41年度の完成を目指しております。  恐れ入ります、13ページをごらんください。(5)旧中川の水質改善をするための小松川第二ポンプ所早期完成と、東大島幹線、南大島幹線整備の推進につきましては、小松川第二ポンプ所の早期完成を目指すとともに、東大島幹線及び南大島幹線につきましても、引き続き工事を進めてございます。  私からの説明は、以上でございます。 112 ◯委員長  それでは、昨年度提出した要望事項の経過及び現在の状況を踏まえまして、本年度も東京都へ要望事項を提出するかどうかについて御協議願います。 113 ◯山本真委員  私は、この都要望を今年度も続けていくべきだと思います。  江東区は6割がゼロメートル地帯ということで、23区のほかの区にはない特有の要望がありますし、水害になったときには本当に多くの被害が出てしまう地域だと思います。災害がいつ起こるかわからないという点でも、さまざまな工事を早急に終わらせることが必要だと思いますので、引き続き要望をしていただきたいと思います。  幾つか中身について不明な点があるのでお聞きしたいのですが、まず、5ページの(2)の部分です。内部護岸の新設については、まだ5,000メートル残っているということですが、どの地域が残っているのか。また、平成31年度までに完成するということですが、その見通しはどうなっているのかということを伺いたいと思います。  その下の(3)の部分では、水陸両用バス用スロープ及び桟橋が施工中であるということですが、これの完成予定はいつなのかもお願いします。  7ページの(2)ですが、豊住橋は昨年、橋のたもとで交通事故の死亡事故などもありましたので、ここも急勾配などに対して改善が必要だと思います。完成予定が未定ということなので、今どういった状況なのか、今年度どこまで進む計画なのかということも伺いたいと思います。  9ページの(7)、国道357号線の辰巳、東雲、有明の3交差点の立体については国に要望済みということですが、国はどういった状況なのか教えてください。  次に、11ページの(1)ですが、下水道幹線等についても計画が進められているということですけれども、小松川第二ポンプ所などは平成13年度から着手されているということで、これらの完成予定もいつごろなのか教えてください。  そして、13ページの(4)ですが、ここに新たに追加された避難所や災害復旧拠点等の37カ所について耐震を進めていくということが書いてあるのですけれども、新たにどのような場所が追加されたのか、これがどういったスケジュールで進むのかということも伺いたいと思います。  以上です。お願いします。 114 ◯河川公園課長  防潮堤の未整備箇所という御質問に、まずお答えしたいと思います。  東京港の防災計画図の中には、東雲二丁目の建材埠頭や東雲の辰巳運河と東雲運河に囲まれた部分、あるいは曙運河の辰巳二丁目あたりがまだ未整備であるということが記されております。  なお、以前に、防潮堤ができ上がっていてもレベル2対応になっていない部分もございますので、それについては建設局同様、レベル2対応にするために再整備が行われるということは聞いております。  それから、豊洲五丁目の東電堀の水陸両用車用スロープと桟橋ができ上がる月日ですけれども、一応、豊洲市場開場の11月7日を目途に仕上げていくということは聞いております。  以上でございます。
    115 ◯道路課長  私からは、まず豊住橋についてお答えいたします。  豊住橋につきましては、平成26年度に東京都のほうで基本設計が終わってございます。その後、道路占用企業者と打ち合わせを行い、今年度につきましては、公園管理者である河川公園課や道路管理者と区道の取り合いといったところを協議して、工事着手を目指しているとは聞いております。しかし、具体的に何年に着手するかは未定でございます。  国道357号線の立体につきましては、これも再三、東京都からも要望していただきまして、また、江東区からも強く要望してございます。川崎国道事務所からは、昨年度につきましては、予算要求をしたけれどもつかなかったということは聞いてございます。今後につきましても、早期完成について強く要望してまいります。  また、小松川第二ポンプ所につきましては、昨年度まで、平成31年度の完成を目指していたということは聞いていたのですが、若干のおくれがあるとは聞いてございます。それが何年おくれるのかということは未定でございます。  新たに追加された避難所につきましては、平成25年度に一度、全て完了したのですけれども、避難所に加え災害復旧拠点が37カ所ピックアップされています。今、具体的な場所はわからないのですが、37カ所について耐震を進めていくということで、それにつきましては、平成30年度を目途に進めていくと聞いてございます。  以上でございます。 116 ◯山本真委員  要望をしているけれども、まだ具体的に進んでいないところが幾つかありますので、ぜひ今後も要望を続けていただきたいと思います。  以上です。 117 ◯委員長  ほかの委員からは、ございますか。             (「なし」と呼ぶ声あり) 118 ◯委員長  ことしも東京都に対して要望書を提出することといたしたいと存じますが、御異議ありませんか。            (「異議なし」と呼ぶ者あり) 119 ◯委員長  御異議がありませんので、さよう決定いたします。  なお、要望書の案文につきましては、正副委員長に御一任いただき、次回の委員会に案文を提出することでよろしいでしょうか。             (「はい」と呼ぶ者あり) 120 ◯委員長  なお、次回の閉会中の委員会の開催日につきましては、追って御連絡したいと存じます。 121 ◯細田勇委員  都要望ですけれども、明確に進んでいることもありますし、また、河川整備の促進やオリンピック・パラリンピックにかかわる道路整備などは、本区特有のものであるということも、そのとおりだと思います。  ですので、今年度の要望書は、具体的な箇所をより明確にするような取りまとめをしていただくよう、委員長には、ぜひお願いしたいと思っています。 122 ◯委員長  細田委員の御提案も踏まえまして対応したいと思います。  以上で本件を終了いたします。  ───────────────────────────────────── 123 ◯委員長  本日予定されておりました案件は、全て終了いたしました。  これをもちまして、本日の委員会を閉会いたします。               午前11時47分 閉会 Copyright (c) Koto City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...