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墨田区議会
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2019-06-13
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06月13日-01号
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墨田区議会 2019-06-13
06月13日-01号
取得元:
墨田区議会公式サイト
最終取得日: 2021-08-11
令和
1年
定例会議会
(6月)
令和
元
年度定例会
6月
議会
墨田
区
議会会議録
1 期日
令和元年
6月13日2 場所
墨田
区
議会議事堂
3
出席議員
(32人) 1番
藤崎こうき
君 17番 とも宣子君 2番
山下ひろみ
君 18番
高橋正利
君 3番 たき
ざわ正
宜君 19番
じんの博義
君 4番
坂井ひであき
君 20番
大瀬康介
君 5番
坂井ユカコ
君 21番 あべきみこ君 6番
たかはしのりこ
君 22番 としま 剛君 7番 かんだすなお君 23番
福田はるみ
君 8番 堀 よしあき君 24番
樋口敏郎
君 9番 渋田ちしゅう君 25番 沖山 仁君 10番 井上ノエミ君 26番
田中邦友
君 11番
中村あきひろ
君 27番 木内 清君 12番
あさの清美
君 28番 お
おこし勝広
君 13番 佐藤 篤君 29番 加納 進君 14番 しもむら 緑君 30番
田中
哲君 15番 加藤 拓君 31番 はらつとむ君 16番 はねだ福代君 32番
高柳東彦君
4
欠席議員
なし5
出席理事者
区長
山本
亨君
福祉保健部長
後藤隆宏
君 副
区長
高野祐次
君
子ども
・
子育て支援部長
岩佐一郎
君
教育長
加藤裕之
君
都市計画部長
渡辺茂男
君
企画経営室長
岸川紀子
君
都市整備部長
田中正明
君
総務部長
小暮眞人
君
企画経営室参事
郡司剛英
君
区民部長
石井秀和
君
地域力支援部参事
前田恵子
君
地域力支援部長
関口芳正
君
保健衛生担当部長
伊津野
孝君
産業観光部長
鹿島田和宏
君
保健衛生担当次長
高橋宏幸
君
保健衛生担当参事
西塚 至君
教育委員会事務局次長
青木 剛君
危機管理担当部長
小久保 明君
教育委員会事務局参事
宮本知幸
君
環境担当部長
佐久間 之君
選挙管理委員会事務局長
岩瀬 均君
立体化推進担当部長
宮本知明
君
監査委員事務局長
酒井敏春
君
会計管理者
中山 誠君6
出席事務局職員
事務局長
浜田将彰
君
議事主査
松本光考
君
事務局次長
瀬戸正徳
君 書記 大胡三沙緒君
議事主査
荒井 栄君
令和元年
度
墨田
区
議会定例会
6月
議会議事日程
第1号
令和元年
6月13日午後1時
開議
第1
議案
第4号
墨田
区
附属機関
の設置に関する
条例
の一部を改正する
条例
第2
議案
第5号
墨田
区
総合体育館
の
管理運営
に関する
条例
の一部を改正する
条例
第3
議案
第6号
墨田区立学校
の
学校医
、
学校歯科医
及び
学校薬剤師
の
公務災害補償
に関する
条例
の一部を改正する
条例
第4
議案
第7号
墨田
区
印鑑条例
の一部を改正する
条例
第5
議案
第8号
墨田
区特別区
税条例等
の一部を改正する
条例
第6
議案
第9号
墨田
区
介護保険条例
の一部を改正する
条例
第7
議案
第3号
令和元年
度
墨田
区
一般会計補正予算
第8
議案
第10号
文花子育てひろば新築工事請負契約
第9
議案
第11号
隅田公園
再
整備工事
(その2)
請負契約
第10
議案
第12号 小梅橋架け替えその他
工事請負契約
の一部
変更
について第11
議案
第13号 物品の買入れについて 午後1時
開議
○
議長
(
田中邦友
君) ただいまから
令和元年
度
墨田
区
議会定例会
6月
議会
を開会いたします。 これより本日の
会議
を開きます。
-----------------------------------
○
議長
(
田中邦友
君) まず、
会議録署名員
を定めます。 本件は、
会議規則
第123条の
規定
に基づき、
議長
からご指名申し上げます。 2番
山下ひろみ
君 19番
じんの博義
君のご両君にお願いいたします。
-----------------------------------
○
議長
(
田中邦友
君) 次に、今
定例議会
の
議会期間
についてお諮りいたします。
議会期間
は、本日から7月5日までの23日間といたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○
議長
(
田中邦友
君) ご異議ないものと認めます。 よって、
議会期間
は23日間と決定いたしました。
-----------------------------------
○
議長
(
田中邦友
君)
事務局次長
から諸般の
報告
をいたします。 〔
事務局次長報告〕-----------------------------------
31
墨総
総第383号
令和元年
6月6日
墨田
区
議会議長
田中邦友
様
墨田区長
山本
亨
議案
の送付について
令和元年
度
墨田
区
議会定例会
6月
議会
に提出するため、
下記議案
を送付します。 〔
巻末
諸
報告
の
部参照〕-----------------------------------
31
墨総職
第437号
令和元年
5月27日
墨田
区
議会議長
田中邦友
様
墨田区長
山本
亨 副
区長
の
就任
について(
通知
) このことについて、
下記
のとおり
就任
しましたのでお知らせします。 〔
巻末
諸
報告
の
部参照〕-----------------------------------
31
墨総職
第465号
令和元年
5月27日
墨田
区
議会議長
田中邦友
様
墨田区長
山本
亨
墨田
区
監査委員
の就退任について(
通知
) このことについて、
下記
のとおり就退任しましたのでお知らせします。 〔
巻末
諸
報告
の
部参照〕-----------------------------------
31
墨総
総第306号
令和元年
5月27日
墨田
区
議会議長
田中邦友
様
墨田区長
山本
亨
令和元年
中における
議会説明職員
の一部
変更
について(
通知
) このことについて、
令和元年
5月27日
付け
副
区長高野祐次
の
就任
に伴い、
地方自治法
第121条に係る
委任
をしたので
通知
します。 〔
巻末
諸
報告
の
部参照〕-----------------------------------
31
墨総
総第352号
令和元年
6月3日
墨田
区
議会議長
田中邦友
様
墨田区長
山本
亨
令和元年
中における
議会説明職員
の一部
変更
について(
通知
) このことについて、
令和元年
6月1日
付け人事異動等
に伴い、
地方自治法
第121条に係る
委任
を
下記
のとおり
変更
したので
通知
します。 〔
巻末
諸
報告
の
部参照〕-----------------------------------
31
墨教庶第
420号
令和元年
6月3日
墨田
区
議会議長
田中邦友
様
墨田
区
教育委員会教育長
加藤裕之
令和元年
中における
議会説明職員
の一部
変更
について(
通知
)
地方自治法
第121条による
委任
について、
令和元年
6月1日
付け人事異動等
に伴い
下記
のとおり
変更
したので
通知
します。 〔
巻末
諸
報告
の
部参照〕-----------------------------------
31墨選第225号
令和元年
6月3日
墨田
区
議会議長
田中邦友
様
墨田
区
選挙管理委員会委員長
出羽邦夫
令和元年
中における
議会説明職員
の
変更
について(
通知
)
議会説明職員
については、
令和元年
6月1日
付け人事異動等
に伴い、
下記
の通り
変更
しましたので
通知
します。 〔
巻末
諸
報告
の
部参照〕-----------------------------------
31
墨監第
124号
令和元年
6月3日
墨田
区
議会議長
田中邦友
様
墨田
区
代表監査委員
長谷川昌伸
令和元年
中における
議会説明職員
について(
通知
)
議会説明職員
については、
地方自治法
第121条の
規定
により、
下記
の
職員
に
委任
しましたので
通知
します。 〔
巻末
諸
報告
の
部参照〕-----------------------------------
31
墨総
総第377号
令和元年
6月6日
墨田
区
議会議長
田中邦友
様
墨田区長
山本
亨
地方自治法
第221条第3項の法人の
経営状況説明書類
の提出について このことについて、
地方自治法
第243条の3第2項の
規定
に基づき、
下記
のとおり提出します。 〔
巻末
諸
報告
の
部参照〕-----------------------------------
31
墨総
総第378号
令和元年
6月6日
墨田
区
議会議長
田中邦友
様
墨田区長
山本
亨
平成
30年度
繰越明許費
に係る
繰越額
の
報告
について このことについて、
地方自治法施行令
第146条第2項の
規定
に基づき、別紙のとおり
報告
します。 〔
巻末
諸
報告
の
部参照〕-----------------------------------
31
墨総
総第379号
令和元年
6月6日
墨田
区
議会議長
田中邦友
様
墨田区長
山本
亨 訴えの提起、和解及び
損害賠償額
の決定に関する
区長
の
専決処分
について このことについて、
地方自治法
第180条第2項の
規定
に基づき、別紙のとおり
報告
します。 〔
巻末
諸
報告
の
部参照〕-----------------------------------
31
墨監第
113号
令和元年
5月27日
墨田
区
議会議長
田中邦友
様
墨田
区
監査委員
長谷川昌伸
同
福島優子
同
寺田政弘
令和元年
5月
例月出納検査
の結果について このことについて、
地方自治法
第235条の2第3項の
規定
に基づき、
下記
のとおり
報告
します。 〔
巻末
諸
報告
の
部参照〕-----------------------------------
○
議長
(
田中邦友
君) 諸般の
報告
を終わります。
-----------------------------------
○
議長
(
田中邦友
君) 次に、去る5月27日
付け
で本区副
区長
に
就任
されました、
高野祐次
君をご紹介申し上げます。
高野祐次
君からご
あいさつ
があります。 〔副
区長
高野祐次
君
登壇
〕 ◎副
区長
(
高野祐次
君) 本
会議
の貴重なお時間をおかりいたしまして、一言ご
あいさつ
申し上げます。 私は、去る5月27日の
令和
元
年度定例会招集議会
におきまして、
皆様方
のご同意を賜り、同日
付け
で
山本区長
から再び副
区長
を拝命いたしました。私にとりまして身に余る光栄でありますとともに、その責任の重さを痛感しているところでございます。 前任期におきましては、さまざまな
課題
が山積する中、不十分ながらも何とか職責を全うすることができましたのも、ひとえに
皆様方
のご
支援
のたまものと深く感謝を申し上げる次第でございます。今任期におきましても、微力ではございますが、過去4年間の経験を生かしつつ、改めて初心に立ち返り、
山本区長
を補佐し、暮らし続けたい
まち
、働き続けたい
まち
、訪れたい
まち墨田
の
実現
に向けて、全力を尽くして職務を全うする覚悟でございます。 何とぞ従前にも変わらぬご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、ご
あいさつ
とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○
議長
(
田中邦友
君) 以上で、副
区長
のご紹介を終わります。
-----------------------------------
○
議長
(
田中邦友
君) 次に、同様に5月27日
付け
で本区
監査委員
に
就任
されました、
高橋正利
君をご紹介申し上げます。
高橋正利
君からご
あいさつ
があります。 〔
監査委員
高橋正利
君
登壇
〕 ◆
監査委員
(
高橋正利
君) 私は、去る5月27日に開催されました
区議会招集議会
におきまして、
皆様方
のご同意をいただき、
監査委員
に
就任
させていただきました。 貴重な本
会議
の時間をいただき、
一言就任
のご
あいさつ
をさせていただきます。
墨田
区は、
山本区長
の
民間感覚
と
区民目線
による
区政
の展開、
スピード感
のある、
区民
に開かれた
区政
の
推進
という
基本姿勢
のもと、厳しい
財政状況
の中でも
待機児童解消
のため、大幅な
保育定員
の拡大をはじめとする
子育て支援
の
強化
、(仮称)
i専門職大学
や
千葉大学
「
デザイン
・
建築スクール
」の誘致、
北十間
川・
隅田公園
の
観光回遊路
の
整備
など、暮らし続けたい、働き続けたい、訪れたい
まち
の
実現
に向け、着実に、そして力強く
区政
が進展しております。 しかしその一方、
区財政
の
健全化
については道半ばであり、大きな
課題
として存在しているものと認識しております。そのような中で、区の財務や
事務
の執行を監査する
監査委員
の職責は、来年の4月1日に施行される
地方自治法
の改正により、
地方公共団体
の
監査制度
の充実・
強化
が図られることからも、ますます重いものとなっていると考えております。 私は、このたび
監査委員
をお引き受けするに当たり、
区政
の
効率性
と今後の大いなる進展のバランスについても十分に意識し、これまでの議員としての知識と経験を生かしつつ、微力とは存じますが、常に公正で高潔な人格の求められる
監査委員
の職務に最善を尽くす覚悟でございます。 何とぞ皆様のご
支援
、ご
協力
を賜りますよう心から申し上げ、
就任
の
あいさつ
とさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。ありがとうございました。 ○
議長
(
田中邦友
君) 以上で、
監査委員
のご紹介を終わります。
-----------------------------------
○
議長
(
田中邦友
君) 改選後、初の
定例議会
に当たり、
区長
・
山本亨
君から、
区政
についての
所信表明
のための発言の申出がありますので、これを聴取いたします。 〔
区長
山本亨
君
登壇
〕 ◎
区長
(
山本亨
君)
令和
元
年度定例会
6月
議会
の開会にあたり、私にとりまして
区長
2期目のスタートとなる
区議会
ですので、この機会に
区政運営
に対する私の基本的な考え方について述べ、
区議会
ならびに
区民
の
皆さん
のご理解とご
協力
を賜りますようお願い申し上げます。 初めに、先般の
選挙
を通じて私の感じたことについてです。
選挙期間
中は限られた日数ではありましたが、
区内全域
を回り、多くの
区民
の
皆さん
と直に接し、
区政
に対する大きな期待やさまざまな御意見、思いを伺うことができました。中でも、
お子さん連れ
で
まち
を歩く
子育て世帯
や、
シルバーカー
を押す
高齢者
の
皆さん
に出会い、
子育て
や
教育
、
高齢者施策
の
重要性
を強く感じたところです。また、
外国人観光客
や主要な
駅周辺
の来
街者数
も増加しており、多様化する
まち
や
区民
の姿に、
すみ
だならではの「共生」のあり方を考える必要を強く感じました。 そうした中で、今回の
選挙
では、
区民
の
皆さん
に、私の
区政
1期目の実績と、今後4年間の
区政
に取り組む姿勢をお伝えし、
有効投票数
の7割の得票を得ることができました。これは、私が掲げた「
すみ
だの“夢”」の
実現
により、どこよりも素敵で魅力的な
まちづくり
に邁進していきたいという思いを、多くの
皆さん
に受け止めていただいたことによるものと、大変うれしく、また光栄に思っています。 一方で、
投票率
は43.76%と前回を下回ったことから、このことを真摯に受け止め、特に若い世代の
区政
への関心を高める工夫を更に検討する
必要性
を感じました。こうしたことに留意し、今後の
区政運営
に当たっていきたいと考えています。 東京2020オリンピック・パラリンピックの開催までいよいよ1年余りとなりました。結論が持ち越されていた
ボクシング競技
については、その
実現
に向け、
区議会
や
区民
の
皆さん
に
署名活動
などのご
協力
をいただいた結果が実を結び、先月22日に開催された
IOC理事会
において、
競技実施
の方針が決定されました。まずはこの決定に安堵するとともに、本区としても、改めて「
オールすみ
だ」で、大会の成功に向け取り組んでいきます。 元号が
平成
から
令和
に替わった5月1日、
令和
の
幕開け
とともに幸せな
新婚生活
をスタートする方々の新たな門出をお祝いする
特設コーナー
を庁舎に設けたところ、311組ものカップルが訪れ、
婚姻届
を提出されました。私もその場で一緒にお祝いをさせていただきましたが、
希望
にあふれる新時代の
幕開け
になったと考えます。 新元号「
令和
」には、「一人ひとりの日本人が、明日への
希望
とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができるように」との願いが込められています。私は、誰もが明日への
希望
を抱きながら、その能力を発揮し、夢を叶えることができる
まち
、
区民
が誇れる
まち
“
すみ
だ”の
実現
を目指して、引き続き真摯に
区政運営
に取り組んでいきます。 次に、向こう4年間にわたる
区政運営全般
に関する私の
基本姿勢
について申し述べます。 これまで私は、「
民間感覚
と
区民目線
による、更なる
可能性
を追求した
区政
の展開」、そして、「
スピード感
のある、
区民
に開かれた
区政
の
推進
」の二つを
基本姿勢
として掲げ、
区政運営
に取り組んできました。
社会情勢
が大きく変化する中で、これまで以上に
区民目線
に立つことで、刻々と変わる
区民ニーズ
を的確に捉えながら、コンプライアンスを重視し、
行政運営
を着実に進めていきたいと考えています。
区長就任
以来、
職員
に対し、行政を担うプロとして、フット
ワーク
、
ヘッドワーク
、チーム
ワーク
、ネット
ワーク
の4つの
ワーク
を念頭に仕事に臨むよう徹底してきました。
職員
自らが現場に足を運び、耳を傾け、問題をしっかり把握すること。現場の
課題
に対し
解決策
・
対応策
を徹底的に考えること。それを他の
職員
や
区民
・
関係者
の
皆さん
と共有し、そこで築いた信頼と絆を
区政
の更なる発展に結び
付け
ていくよう求めてきました。 これからも、私自身が
職員
の先頭に立ち、この二つの
基本姿勢
を堅持しつつ、大胆な発想と決断で、
区政
をリードしていきます。 次に、
区政運営
の基本的な
取組方針
についてご説明します。 第一には、1期目の成果を踏まえた
区政
の更なる発展「
ステージアップ
」についてです。 私は、
平成
28年6月に、10年後の
すみ
だの将来像を示し、
区政運営
の羅針盤となる「
墨田
区
基本計画
」を策定しました。その中で、
計画
全体を牽引する「
すみ
だの“夢”
実現プロジェクト
」を掲げ、「暮らし続けたい、働き続けたい、訪れたい
まち
」の
実現
と、夢と
希望
を育む、どこよりも素敵で魅力的な
まちづくり
に取り組んできました。 この間、
若年世代
の方々の転入などにより、
計画策定
時、約26万人だった本区の人口は、現在、約27万4,000人へと増加し、公園などでは、
家族連れ
や若者の姿も多く見られるようになりました。
区民
の
皆さん
に、これからも
すみ
だに住み続けたいと思っていただけるような
まちづくり
を進め、
基本計画
を着実に
推進
していきます。 まず、「暮らし続けたい
まち
」の
実現
では、
子ども
・
子育て支援
について最優先に取り組み、
待機児童
の
解消
については、
平成
28年度から
平成
30年度末まで、当初の
計画
を大きく上回る1,636人に
保育定員
を拡大し、
学童クラブ
の定員も299人拡大するとともに、
子育てひろば事業
の充実などに力を入れてきました。さらに、
区内在住
の親世帯と同居又は近居する
子育て世帯向け
に
住宅取得支援制度
を創設するなど、
ファミリー世帯
の
定住促進
にも取り組んできました。引き続き、
待機児童
の
解消
をはじめ多様な
ニーズ
に対応した質の高い
保育サービス
を展開するなど、安心して
子ども
を産み育てることができる
環境づくり
を
推進
し、
子育て
しやすい、「暮らし続けたい
まちすみ
だ」につなげていきます。 「働き続けたい
まち
」の
実現
では、
すみ
だ
ビジネスサポートセンター
の開設や、新
ものづくり創出拠点整備事業
など、新たな
産業施策
を展開してきました。
地域産業
を牽引する
中小企業
も増加してきており、今後開学する大学との連携や、
創業支援
の
強化
などにより、新分野への
新規参入
・異分野との連携・融合を促進し、次代の
ものづくり
を担う人材を育成・
支援
していきます。こうした取組を通じて、
区内
の産業の
活性化
を図り、さまざまな人が
区内
で活躍し、働き続けられる
環境づくり
を進めていきます。 「訪れたい
まち
」の
実現
では、
平成
28年11月に、
すみ
だ
北斎美術館
が開館し、これまで国内外から65万人を超える
来館者
を迎え入れています。また、
刀剣博物館
の開館など
区内
の
文化施設
の集積も進み、さらに多くの
観光客
が本区を訪れるようになってきました。今後は、浅草から
北十間
川・
隅田公園
、押上・
スカイツリー
までの
観光回遊路
の
動線強化
とエリアの賑わいを創出し、回遊できる環境を
整備
していきます。
シティプロモーション
については、
区長就任
後、「人つながる
墨田
区」をテーマに、
ロゴマーク
の普及や啓発、
SNS等
を活用した
情報発信
の
強化
に積極的に取り組んできましたが、
区民
や
事業者
の
皆さん
がさらにつながる
まち
をつくるため、戦略的な取組を進めていきます。 いよいよ来年4月には、(仮称)
i専門職大学
が、再来年4月には、
千葉大学
「
デザイン
・
建築スクール
」が開学します。両大学との包括連携協定に基づき、大学の知見を活用した
教育
、産業振興、人材育成など、地域の
活性化
も含め、大学のある
まちづくり
を進めていきます。 なお、
基本計画
については
令和
2年度で前期が終了しますので、これまでの成果を検証しつつ、社会経済状況の変化を踏まえて、
区議会
の
皆さん
との議論や
区民
参加を図りながら、中間改定を行います。 第二には、東京2020オリンピック・パラリンピックを通じて生み出されるレガシーを発展させて、誰もが安心して暮らせる
まちづくり
の
推進
です。 この大会が、将来を担う
子ども
たちをはじめ、多くの
区民
の記憶に残り、
墨田
区の
活性化
につながるような取組とするため、国連が設定する「持続可能な開発のための目標」(SDGs)の理念や視点を取り入れ、本区の成長や発展に向けた取組を
推進
していきます。 また、大会ビジョンである全員参加・自己ベストのもと、お互いを理解し合う心を育み、成熟社会においても心豊かな、誰もが健康で暮らしやすい
まちづくり
を進めます。障害の有無に関わらず互いを尊重し、誰もが生き生きとした人生を享受することができる、地域で支え合う「
すみ
だ型共生社会」の
実現
をめざしていきます。 第三には、持続可能な行財政運営です。 本区においては、
待機児童
対策などの
子育て支援
をはじめ、さまざまな行政需要が増加する一方、地方法人課税の一部国税化等の不合理な税制改正などによる減収が発生しており、今後の財政運営への影響を注視する必要があります。
すみ
だの“夢”
実現
に向けて、
基本計画
に掲げた施策を
推進
していくためには、「行財政改革実施
計画
」に基づくさまざまな取組を着実に進めるとともに、「第2次公共施設マネジメント実行
計画
」による公共施設の再編・整理、跡地の有効活用など、これまで以上に不断の行財政改革を
推進
していく必要があります。そのためには、今年度作成する「財政白書」により
区財政
の可視化を図るとともに、行政として担うべき業務の選択と集中を進め、持続可能な財政基盤の確立と効率的な行政システムの構築を進めます。 また、業務改善
推進
プロジェクトにより、具体的な事業の見直しや業務改善、AI・RPAなどの導入や、全庁共通業務の簡素・効率化に取り組んでいきます。 以上、申し上げました
区政運営
の基本的な
取組方針
を基に、具体的な施策の大綱について、その概要を申し上げます。私は、このたびの
区長
選挙
におけるマニフェスト、いわゆる「
すみ
だの「夢」
実現
~
ステージアップ
構想~」の中で、七つのプログラムを
区民
の
皆さん
にお示ししました。 その第一点は、
子育て
と
教育
の環境をしっかり整え、生まれ育った地域に自信と誇りが持てる
まち
の創造です。 将来の年齢構成を考慮しつつ健全に人口規模を維持していくためには、次代を担う
子ども
の育ちを社会全体で応援するため、
子育て
にかかる負担の軽減や、安心して
子ども
を産み育てることができる
環境づくり
を
推進
していく必要があります。
待機児童
対策をはじめとする
子育て支援
施策に引き続き力を入れるとともに、
子育て
ひろばの
整備
などの在宅
子育て支援
をより一層充実させ、多様な
子育て
の
ニーズ
に対応していきます。また、公園や児童遊園の
整備
により、
子ども
たちの笑顔があふれる
まちづくり
を進めていきます。 さらに、新たに産後ケア事業や周産期母子サポート体制を
推進
することで妊娠期から
子育て
期にわたる切れ目のない
支援
を行っていきます。 児童虐待への取組については、対応の
強化
を図り、虐待の早期発見、未然防止等に努めていきます。
教育
環境については、「学力向上新3カ年
計画
」を着実に
推進
するため、現
計画
に基づいた3年間の取組の成果を評価するとともに、今年度に第2次
計画
を策定し、
子ども
たちの更なる学力の向上と定着をめざします。また、グローバル化を視野に入れた英語
教育
の更なる充実や
子ども
の未来応援、知・極・体のバランスのとれた
教育
等を
教育
委員会と連携し
推進
していきます。加えて、児童・生徒の猛暑による熱中症対策及び災害発生時の避難所施設の機能向上を図るため、学校屋内運動場へ空調設備を
整備
します。 二点目は、人がつながり、支えあうことができる仕組みづくりを通じて、誰もが安心して暮らせる
まち
の創造です。 現在、本区の人口は増加傾向にあるものの、2040年問題に象徴されるような超高齢社会の到来や人口減少、自然災害の発生等を見据え、福祉や防災、
子育て支援
などさまざまな
課題
の解決に向けて、地域におけるつながりや支えあう仕組みを構築することが重要となります。そのためには、協治(ガバナンス)の観点から、人づくり・場づくり・仕組みづくりを進めていく必要があり、これらを具現化するため、地域力をさまざまな視点から捉えつつ、地域力向上プラットフォーム事業など新たな施策を加え、地域力の向上を図っていきます。 また、「災害に強い安全・安心な
まちづくり
」については、さまざまな主体の連携により地域の災害対応力を高めていくとともに、建築物の不燃化や耐震化等を促進し、ソフト・ハード両面からの安全・安心な
まちづくり
を進めます。さらに特殊詐欺対策や防犯カメラの設置など、地域防犯力の向上にも努めていきます。 三点目は、
高齢者
や障害者が健康でいきいきと暮らし、地域力の
強化
に貢献していただける
まち
の創造です。 区では、この間、施設
整備
をはじめ、さまざまな
高齢者
福祉事業や在宅医療・介護サービスの連携
強化
等に取り組んできました。今後、
高齢者
人口が急速に増加していく中で、住み慣れた
まち
でいきいきと暮らし続けるためには、健康長寿に向けた取組や、医療と介護の連携など、地域包括ケアの充実が
課題
です。こうした
課題
を受け、福祉総合型
高齢者
支援
総合センターなどにおいて、地域のつながりの中で介護予防を行う取組を展開するとともに、
すみ
だならではの地域包括ケアシステムを構築していきます。また、
区民
の健康を守り、健康寿命の延伸を図る取組として、総合的ながん対策の充実を図ります。加えて、生涯健康都市づくりの拠点として、
令和
4年度中の竣工を目指している新保健施設等複合施設の
整備
を着実に進めていきます。 本年4月に施行した「
墨田
区手話言語及び障害者の意思疎通に関する
条例
」を契機とし、手話を言語として認識するとともに、障害の有無にかかわらず、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する地域社会の
実現
を目指します。 また、本年12月に開場予定の総合運動場では、スポーツ活動の輪を広げ、
子ども
から
高齢者
、障害のある人もない人も、健康づくりの場として、活用できるように運営していきます。 四点目は、
地域産業
の次世代を担う若者が、伝統を生かしながら新たな視点で活躍できる
まち
の創造です。 本区は、わが国における近代産業発祥の地であり、
ものづくり
の
まち
として発展してきましたが、近年は産業構造の変化などにより、事業所数及び従業者数が減少傾向となっているなど、
区内
企業を取り巻く環境は厳しさを増しています。区ではこれまで、
区内
産業の
活性化
に向けて、技術開発や販路開拓、経営基盤の
強化
など既存
事業者
の
支援
や、ベンチャー企業など、新たな産業を
区内
に取り込むための
創業支援
等を行ってきました。今後も、国内外の変化に的確に対応し、
地域産業
の持続的発展につなげていくことが求められています。そのためには、
すみ
だブランドを中心に、産業振興施策を再構築し、次世代を担う若者が“働く場”としての魅力を本区に見出せるようにすることが重要です。
すみ
だの
ものづくり
の伝統や技術等に関する情報を効果的に発信することで次世代の
ものづくり
人材を
区内
に引き寄せ、
区内
企業と結び
付け
るとともに、
ものづくり
の現場を学びの場とし、次世代の人材育成につながる施策展開を図っていきます。 五点目は、地域資源の更なる掘り起こしと磨き上げを通じて、
すみ
だの魅力を内外に発信できる
まち
の創造です。 私は、訪れたい
まち
とは他にはない魅力的な観光コンテンツがあり、訪れた人を受け入れる環境が整っている
まち
であると考えています。
すみ
だには、歴史的に培われた魅力的な地域資源があり、訪れる
観光客
にとって、地域の商店街とのふれあいや銭湯での体験など、日々の生活、いわゆる日常の中に新たな発見や“住まうように旅する”といった楽しみがあります。今後はこうした日常を掘り起こし、
すみ
だならではの観光資源として活用していくことで、地域特性をさらに生かした観光
推進
につなげていきます。 また、
区内
に集積する美術館・博物館や文化芸術プロジェクトの実施等を通じて来街者を呼び込み、持続的に賑わいを創出していくとともに、本区の特色である豊かな水辺環境を活かした魅力ある空間や舟運を取り入れた回遊ルートの構築などを進めます。こうしたさまざまな
すみ
だの魅力を効果的・戦略的な
情報発信
によって国内外に広め、区外の人々の
すみ
だに対する共感を生み、憧れを高める取組を
推進
していきます。 六点目は、産業・観光・
教育
の融合から、新たな価値観を生み、将来の展望が開ける
まち
の創造です。 産業分野では、AIなどによる技術革新が著しく進むなど、社会経済環境が変化する中で、事業承継や商店街の抱える
課題
が顕在化しています。観光の分野においても、日本に訪れる
外国人観光客
が、地域の文化を深掘するような観光スタイルに変わっていることから、今後は、インバウンドに対応した個店の取組や、商店街の受け皿づくりなど、従来の枠組みにとらわれない対応を進めていきます。また、大学とベンチャーとの連携で次世代の人材育成を進めつつ、これらの変化と実績を踏まえ、
令和
4年度までを
計画
期間とする、産業振興マスタープランを前倒しで改定し、観光振興プランと統合することで、産業と観光相互の視点で重層的な事業展開を図っていきます。 七点目は、
区内
各エリアの特性を活かし、それぞれの地域がますます光り、魅力あふれる
まち
の創造です。 主な地域ごとの特性を活かした
まちづくり
を進めるため、エリアマネジメントの視点を取り入れた、
北十間
川・
隅田公園
観光回遊路
の
整備
を進めます。また、文花地区の大学のある
まちづくり
、東武伊勢崎線(とうきょう
スカイツリー
駅付近)立体化事業に伴う
まちづくり
、そして両国リバーセンタープロジェクトの
推進
など、それぞれの地域特性を活かし、人と人、地域と人のつながりを大きな力とするとともに、官民協働の相乗効果による、にぎわいや特色ある魅力的な
まちづくり
を
推進
していきます。 以上、今任期中における私の
区政
に対する心構えや基本的な考え方について、るる述べてきました。一方、昨今の社会経済情勢を見ると、景気の先行きについては不透明感が高まっています。中小・零細企業が多く集積する本区においては、景気悪化の影響を受けやすいことから、その状況を注視していく必要があります。このため、これまで以上に最小の経費で最大の効果を上げるため、
民間感覚
も取り入れて、コスト意識を持ったより効果的・効率的な
行政運営
を行っていきます。 本年10月には消費税率の引上げが予定されており、それに伴う対応として、幼児
教育
の無償化やプレミアム付商品券の発行
事務
など、実施に向けて着実に準備を進めていきます。また、いよいよ1年後に迫った東京2020オリンピック・パラリンピックに向け、競技会場周辺のインフラ
整備
や機運醸成、さらには大会後のレガシーにつながる取組を
推進
します。 「
令和
」には、「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味も込められており、私は、新時代の本区においても、人と人とが温かい心でつながり、支え合う「人つながる
墨田
区」をさらに
推進
していきます。 そして「
すみ
だの“夢”
実現
ステージアップ
」に向けて、引き続きリーダーシップを発揮して、全力で
区政運営
に取り組んでいきますので、
区議会
の皆様をはじめ
区民
の方々の格別のご理解とご
協力
を賜りますようお願いを申し上げまして、私の
所信表明
といたします。 ご清聴、誠にありがとうございました。 ○
議長
(
田中邦友
君) 以上をもって、
区長
の発言は終わりました。
-----------------------------------
◆14番(しもむら緑君) この際、議事進行の動議を提出いたします。 本日の
会議
はこれをもって散会し、明14日から20日までの7日間、
議案
調査のため休会されることを望みます。 お諮り願います。 ◆5番(
坂井ユカコ
君) ただいまのしもむら議員の動議に賛成いたします。 ○
議長
(
田中邦友
君) ただいま14番・しもむら緑君から、本日の
会議
はこれをもって散会し、明14日から20日までの7日間、
議案
調査のため休会されたいとの動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。 よって、本動議を直ちに議題といたします。 お諮りいたします。 ただいまの動議のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○
議長
(
田中邦友
君) ご異議ないものと認めます。 よって、本日はこれをもって散会し、明14日から20日までの7日間、
議案
調査のため休会することに決定いたしました。
-----------------------------------
○
議長
(
田中邦友
君) 本
会議
は、来る21日午後1時から開会いたします。 本日は、これをもって散会いたします。 午後1時43分散会
議長
田中邦友
議員
山下ひろみ
議員
じんの博義
...
地方議会議事録
全都道府県市区町村議会
47都道府県議会
東京23区議会
政令指定都市議会
各都道府県内市区町村議会議事録
北海道
青森県
岩手県
宮城県
秋田県
山形県
福島県
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
東京都
神奈川県
新潟県
富山県
石川県
福井県
山梨県
長野県
岐阜県
静岡県
愛知県
三重県
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
和歌山県
鳥取県
島根県
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