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  1. 台東区議会 2020-05-15
    令和 2年第1回臨時会−05月15日-付録


    取得元: 台東区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-13
    令和 2年第1回臨時会−05月15日-付録令和 2年第1回臨時会 議案の部 報告第1号       東京都台東区介護保険条例の一部を改正する条例の専決処分について  介護保険法施行令(平成10年政令第412号)の一部改正に伴い、標記条例を専決処分したので、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第3項の規定に基づき報告する。   令和2年5月15日                         東京都台東区長  服 部 征 夫                専  決  処  分  書  次の事項について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認め専決処分する。           東京都台東区介護保険条例の一部を改正する条例 (別 紙) 理由  介護保険法施行令及び介護保険の国庫負担金の算定等に関する政令の一部を改正する政令(令和2年政令第98号)が、令和2年3月30日に公布され、保険料率の算定に関する基準等についての一部改正がなされたことに伴い、所要の規定の整備を図るため、東京都台東区介護保険条例の一部を改正する必要が生じた。  本件の改正する条例については、令和2年4月1日以後の介護保険料より適用するため早急に措置する必要があり、区議会を招集する時間的余裕がないので、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分する。   令和2年3月31日                         東京都台東区長  服 部 征 夫
           東京都台東区介護保険条例の一部を改正する条例を公布する。   令和2年3月31日                         東京都台東区長  服 部 征 夫 台東区条例第14号           東京都台東区介護保険条例の一部を改正する条例  東京都台東区介護保険条例(平成12年3月台東区条例第50号)の一部を次のように改正する。  付則第2条の次に次の1条を加える。 (令和2年度における保険料率の特例) 第2条の2 令和2年度における保険料率(第5条第1号から第3号までに係る保険料率に限る。)は、同条第1号から第3号までの規定にかかわらず、次の各号に掲げる第1号被保険者の区分に応じそれぞれ当該各号に定める額とする。  (1) 令第39条第1項第1号に掲げる者 22,100円  (2) 令第39条第1項第2号に掲げる者 31,700円  (3) 令第39条第1項第3号に掲げる者 47,900円    付 則 (施行期日) 1 この条例は、令和2年4月1日から施行する。 (経過措置) 2 この条例による改正後の東京都台東区介護保険条例の規定は、令和2年度分の保険料について適用し、令和元年度分までの保険料については、なお従前の例による。  ────────────────────────────────────────── 第28号議案          令和2年度東京都台東区一般会計補正予算(第1回)  令和2年度東京都台東区の一般会計補正予算(第1回)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ23,291,579千円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ126,991,579千円と定める。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の総額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。   令和2年5月15日提出                         東京都台東区長  服 部 征 夫  第1表 歳入歳出予算補正   歳 入                                    (単位:千円) ┌───────────┬───────────┬───────┬───────┬───────┐ │款          │項          │補正前の額  │補正額    │計      │ ├───────────┼───────────┼───────┼───────┼───────┤ │13  国庫支出金   │           │  22,302,196│  21,100,438│  43,402,634│ │           ├───────────┼───────┼───────┼───────┤ │           │1  国庫負担金    │  20,939,329│    54,214│  20,993,543│ │           ├───────────┼───────┼───────┼───────┤ │           │2  国庫補助金    │   1,302,571│  21,046,224│  22,348,795│ ├───────────┼───────────┼───────┼───────┼───────┤ │14  都支出金    │           │   8,515,255│    30,650│   8,545,905│ │           ├───────────┼───────┼───────┼───────┤ │           │2  都補助金     │   2,715,690│    30,650│   2,746,340│ ├───────────┼───────────┼───────┼───────┼───────┤ │17  繰入金     │           │   5,690,071│    960,491│   6,650,562│ │           ├───────────┼───────┼───────┼───────┤ │           │1  基金繰入金    │   5,690,071│    960,491│   6,650,562│ ├───────────┼───────────┼───────┼───────┼───────┤ │19  諸収入     │           │   3,283,387│   1,200,000│   4,483,387│ │           ├───────────┼───────┼───────┼───────┤ │           │3  貸付金元利収入  │   2,066,646│   1,200,000│   3,266,646│ ├───────────┴───────────┼───────┼───────┼───────┤ │歳  入  合  計             │  103,700,000│  23,291,579│  126,991,579│ └───────────────────────┴───────┴───────┴───────┘   歳 出                                    (単位:千円) ┌───────────┬───────────┬───────┬───────┬───────┐ │款          │項          │補正前の額  │補正額    │計      │ ├───────────┼───────────┼───────┼───────┼───────┤ │2  総務費     │           │  13,909,410│  20,683,379│  34,592,789│ │           ├───────────┼───────┼───────┼───────┤ │           │1  総務管理費    │   8,827,859│  20,683,379│  29,511,238│ ├───────────┼───────────┼───────┼───────┼───────┤ │3  民生費     │           │  36,137,881│    303,888│  36,441,769│ │           ├───────────┼───────┼───────┼───────┤ │           │1  社会福祉費    │  11,327,298│    114,253│  11,441,551│ │           ├───────────┼───────┼───────┼───────┤ │           │2  児童福祉費    │   4,480,020│    189,635│   4,669,655│ ├───────────┼───────────┼───────┼───────┼───────┤ │4  衛生費     │           │   8,974,736│    180,621│   9,155,357│ │           ├───────────┼───────┼───────┼───────┤ │           │1  衛生管理費    │   1,031,749│    103,314│   1,135,063│ │           ├───────────┼───────┼───────┼───────┤ │           │2  保健所費     │   1,263,387│     1,860│   1,265,247│ │           ├───────────┼───────┼───────┼───────┤ │           │3  公衆衛生費    │   2,473,204│    75,447│   2,548,651│ ├───────────┼───────────┼───────┼───────┼───────┤ │6  産業経済費   │           │   3,539,712│   1,956,048│   5,495,760│ │           ├───────────┼───────┼───────┼───────┤ │           │1  産業経済費    │   3,539,712│   1,956,048│   5,495,760│ ├───────────┼───────────┼───────┼───────┼───────┤ │9  諸支出金    │           │   8,091,999│    17,643│   8,109,642│ │           ├───────────┼───────┼───────┼───────┤ │           │4  特別会計繰出金  │   7,350,350│    17,643│   7,367,993│ ├───────────┼───────────┼───────┼───────┼───────┤ │10  予備費     │           │    150,000│    150,000│    300,000│ │           ├───────────┼───────┼───────┼───────┤ │           │1  予備費      │    150,000│    150,000│    300,000│ ├───────────┴───────────┼───────┼───────┼───────┤ │歳  出  合  計             │  103,700,000│  23,291,579│  126,991,579│ └───────────────────────┴───────┴───────┴───────┘  ────────────────────────────────────────── 第29号議案       令和2年度東京都台東区国民健康保険事業会計補正予算(第1回)  令和2年度東京都台東区の国民健康保険事業会計補正予算(第1回)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ42,643千円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ23,170,643千円と定める。
    2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の総額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。   令和2年5月15日提出                         東京都台東区長  服 部 征 夫  第1表 歳入歳出予算補正   歳 入                                    (単位:千円) ┌───────────┬───────────┬───────┬───────┬───────┐ │款          │項          │補正前の額  │補正額    │計      │ ├───────────┼───────────┼───────┼───────┼───────┤ │5  都支出金    │           │  14,100,339│    25,000│  14,125,339│ │           ├───────────┼───────┼───────┼───────┤ │           │1  保険給付費    │       │       │       │ │           │           │  14,100,339│    25,000│  14,125,339│ │           │   等交付金     │       │       │       │ ├───────────┼───────────┼───────┼───────┼───────┤ │7  繰入金     │           │   3,129,878│    17,643│   3,147,521│ │           ├───────────┼───────┼───────┼───────┤ │           │1  一般会計繰入金  │   3,129,878│    17,643│   3,147,521│ ├───────────┴───────────┼───────┼───────┼───────┤ │歳  入  合  計             │  23,128,000│    42,643│  23,170,643│ └───────────────────────┴───────┴───────┴───────┘   歳 出                                    (単位:千円) ┌───────────┬───────────┬───────┬───────┬───────┐ │款          │項          │補正前の額  │補正額    │計      │ ├───────────┼───────────┼───────┼───────┼───────┤ │1  総務費     │           │    520,424│    17,643│    538,067│ │           ├───────────┼───────┼───────┼───────┤ │           │1  総務管理費    │    417,098│    17,643│    434,741│ ├───────────┼───────────┼───────┼───────┼───────┤ │2  保険給付費   │           │  14,088,876│    25,000│  14,113,876│ │           ├───────────┼───────┼───────┼───────┤ │           │7  傷病手当金    │       0│    25,000│    25,000│ ├───────────┴───────────┼───────┼───────┼───────┤ │歳  出  合  計             │  23,128,000│    42,643│  23,170,643│ └───────────────────────┴───────┴───────┴───────┘  ────────────────────────────────────────── 第30号議案       東京都台東区職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例  上記の議案を提出する。   令和2年5月15日                       提出者 東京都台東区長  服 部 征 夫 (提案理由)  この案は、新型コロナウイルス感染症に係る業務に従事した職員の保健衛生業務手当の特例を定めるため提出します。       東京都台東区職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例  東京都台東区職員の特殊勤務手当に関する条例(平成11年3月台東区条例第2号)の一部を次のように改正する。  付則に次の3項を加える。 (新型コロナウイルス感染症に係る保健衛生業務手当) 4 保健所及び保健センターに勤務する職員が、新型コロナウイルス感染症新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令(令和2年政令第11号)第1条に規定する新型コロナウイルス感染症をいう。)から区民等の生命及び健康を保護するために緊急に行われた措置に係る業務であって、規則で定めるものに従事したときは、保健衛生業務手当を支給する。この場合において、第5条の規定は、適用しない。 5 前項に規定する手当の額は、従事した日1日につき4,000円を超えない範囲内において、規則で定める。 6 付則第4項の規定により保健衛生業務手当を支給する場合においては、第7条中「第3条から前条まで」とあるのは、「第3条、第4条、前条及び付則第4項」とする。    付 則  この条例は、公布の日から施行し、この条例による改正後の東京都台東区職員の特殊勤務手当に関する条例付則第4項から第6項までの規定は、令和2年1月27日から適用する。  ────────────────────────────────────────── 第31号議案          東京都台東区国民健康保険条例の一部を改正する条例  上記の議案を提出する。   令和2年5月15日                       提出者 東京都台東区長  服 部 征 夫 (提案理由)  この案は、新型コロナウイルス感染症に係る傷病手当金の支給に関し、必要な事項を定めるため提出します。          東京都台東区国民健康保険条例の一部を改正する条例  東京都台東区国民健康保険条例(昭和34年11月台東区条例第16号)の一部を次のように改正する。  付則に次の3条を加える。 (新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に係る傷病手当金) 第7条 給与等(所得税法第28条第1項に規定する給与等をいい、賞与(健康保険法第3条第6項に規定する賞与をいう。)を除く。以下同じ。)の支払いを受けている被保険者が療養のため労務に服することができないとき(新型インフルエンザ等対策特別措置法(平成24年法律第31号)附則第1条の2第1項に規定する新型コロナウイルス感染症に感染したとき又は発熱等の症状があり当該感染症の感染が疑われるときに限る。)は、その労務に服することができなくなつた日から起算して3日を経過した日から労務に服することができない期間のうち労務に就くことを予定していた日について、傷病手当金を支給する。 2 傷病手当金の額は、1日につき、傷病手当金の支給を始める日の属する月以前の直近の継続した3月間の給与等の収入の額の合計額を就労日数で除して得た額(その額に、5円未満の端数があるときは、これを切り捨て、5円以上10円未満の端数があるときは、これを10円に切り上げるものとする。)の3分の2に相当する金額(その金額に、50銭未満の端数があるときは、これを切り捨て、50銭以上1円未満の端数があるときは、これを1円に切り上げるものとする。)とする。ただし、健康保険法第40条第1項に規定する標準報酬月額等級の最高等級の標準報酬月額の30分の1に相当する額(その額に、5円未満の端数があるときは、これを切り捨て、5円以上10円未満の端数があるときは、これを10円に切り上げるものとする。)の3分の2に相当する金額(その金額に、50銭未満の端数があるときは、これを切り捨て、50銭以上1円未満の端数があるときは、これを1円に切り上げるものとする。)を超えるときは、その金額とする。 3 傷病手当金の支給期間は、その支給を始めた日から起算して1年6月を超えないものとする。 (新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に係る傷病手当金と給与等との調整) 第8条 新型コロナウイルス感染症に感染した場合又は発熱等の症状があり当該感染症の感染が疑われる場合において給与等の全部又は一部を受けることができる者に対しては、これを受けることができる期間は、傷病手当金を支給しない。ただし、その受けることができる給与等の額が、前条第2項の規定により算定される金額より少ないときは、その差額を支給する。 第9条 前条に規定する者が、新型コロナウイルス感染症に感染した場合又は発熱等の症状があり当該感染症の感染が疑われる場合において、その受けることができるはずであつた給与等の全部又は一部につき、その全額を受けることができなかつたときは傷病手当金の全額、その一部を受けることができなかつた場合においてその受けた額が傷病手当金の額より少ないときはその額と傷病手当金との差額を支給する。ただし、同条ただし書の規定により傷病手当金の一部を受けたときは、その額を支給額から控除する。 2 前項の規定により区が支給した金額は、当該被保険者を使用する事業所の事業主から徴収する。    付 則  この条例は、令和2年6月1日から施行し、改正後の東京都台東区国民健康保険条例付則第7条から第9条までの規定は、傷病手当金の支給を始める日が令和2年1月1日から台東区規則で定める日までの間に属する場合について適用する。 諸報告の部                                    2台総総第177号                                    令和2年5月12日 東京都台東区議会議長    石 塚   猛 殿                         東京都台東区長  服 部 征 夫         令和2年第1回台東区議会臨時会の招集について(通知)  令和2年第1回台東区議会臨時会を本日別紙写のとおり招集したので通知します。  ────────────────────────────────────────── 台東区告示第266号  令和2年第1回台東区議会臨時会を次のとおり招集する。   令和2年5月12日                         東京都台東区長  服 部 征 夫                     記 1 招 集 日  令和2年5月15日 2 招集の場所  台東区議会議事堂 3 付議すべき事件
    (1)東京都台東区介護保険条例の一部を改正する条例の専決処分について (2)令和2年度東京都台東区一般会計補正予算(第1回) (3)令和2年度東京都台東区国民健康保険事業会計補正予算(第1回) (4)東京都台東区職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例 (5)東京都台東区国民健康保険条例の一部を改正する条例  ──────────────────────────────────────────                                    31台総総第1380号                                    令和2年3月26日 東京都台東区議会議長    石 塚   猛 殿                         東京都台東区長  服 部 征 夫    「議会の議決を得た契約の変更に関する区長の専決処分の指定について」に基づく専決処分について(報告)  請負契約に係る契約金額の変更について、令和2年3月26日別紙写しのとおり専決処分したので、地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第2項の規定に基づき報告します。               専  決  処  分  書  道路改良工事(31−08)請負契約に係る契約金額の変更について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第1項の規定により、次のとおり専決処分する。 1 契約金額変更の  施工に伴う歩道封鎖による迂回路の案内を行う交通誘導員の増員のため   理由 2 新契約金額  183,931,000円 3 現契約金額  178,970,000円 4 差引増減額   4,961,000円の増   令和2年3月26日                         東京都台東区長  服 部 征 夫  ──────────────────────────────────────────                                     2台総総第75号                                    令和2年4月1日 東京都台東区議会議長    石 塚   猛 殿                         東京都台東区長  服 部 征 夫             区長説明委任者の変更について(通知)  令和2年4月1日付をもって人事異動を行ったことに伴い、地方自治法(昭和22年法律第67号)第121条の規定に基づく区議会における区長説明委任者を下記のとおり一部変更したので通知します。                     記 用地・施設活用担当部長    梶   靖 彦(前 産業振興担当部長) 総務部長    野 村 武 治(前 環境清掃部長) 総務部参事    前 田 幹 生(前 都市づくり部参事(都市計画課長事務取扱)) 総務部参事    嶋 田 邦 彦(前 総務部参事(総務部副参事事務取扱)) 総務部参事    河 井 卓 治(前 国際・都市交流推進室長)【再任用】 危機管理室長    内 田   円(前 総務部参事(人事課長事務取扱)) 国際・都市交流推進室長    松 本 浩 一(前 危機管理室長) 区民部長    望 月   昇(前 区民部長)【再任用】 産業振興担当部長    中 沢 陽 一(前 監査事務局長) 福祉部参事    雨 宮 真一郎(前 福祉部福祉課長)【昇任】 健康部参事    吹 澤 孝 行(前 会計管理室長(会計管理室会計課長事務取扱)) 環境清掃部長    小 澤   隆(前 教育委員会庶務課長)【昇任】 都市づくり部参事    渡 部 行 房 会計管理室長    吉 田 美 生(前 区民部参事(税務課長事務取扱)) 企画財政部経営改革担当課長    植 野   譲(前 都市づくり部地域整備第二課長) 企画財政部情報政策課長    川 田 崇 彰(前 企画財政部情報システム課長) 企画財政部情報システム課長    落 合   亨(前 区民部くらしの相談課長) 総務部総務課長 兼 総務部東京オリンピック・パラリンピック担当課長 事務取扱    総務部参事 前 田 幹 生 総務部人事課長 兼 総務部人材育成担当課長    伊 東 孝 之(前 総務部総務課長 兼 総務部東京オリンピック・パラリンピック担当課長) 総務部広報課長    川 口 卓 志(前 区民部子育て・若者支援課長) 総務部人権・男女共同参画課長    三 澤 一 樹(前 文化産業観光部産業振興課産業振興担当係長)【昇任】 総務部生活安全推進課長    浅 野 将 弘(現 警視庁生活安全部生活安全総務課警視)【併任】 総務部副参事 事務取扱    総務部参事 嶋 田 邦 彦 総務部副参事 事務取扱    総務部参事 河 井 卓 治 総務部国際交流担当課長 兼 総務部世界遺産担当課長 事務取扱    国際・都市交流推進室長 松 本 浩 一 区民部くらしの相談課長    松 原 秀 樹(前 総務部国際交流担当課長 兼 総務部世界遺産担当課長)【再任用】 区民部税務課長    宇 野   妥(前 中央図書館長) 区民部収納課長    稲 木 有 司(前 総務部人材育成担当課長) 区民部子育て・若者支援課長    飯 野 秀 則(前 都市づくり部住宅課長) 文化産業観光部文化振興課長    齊 藤 明 美(前 福祉部高齢福祉課長) 文化産業観光部副参事    櫻 井 敬 子(前 企画財政部企画課企画担当係長)【昇任】 福祉部福祉課長 事務取扱    福祉部参事 雨 宮 真一郎
    福祉部高齢福祉課長    福 田 健 一(前 企画財政部経営改革担当課長) 福祉部施設整備担当課長    仲 田 賢太郎(前 教育委員会スポーツ振興課スポーツ振興担当係長)【昇任】 福祉部介護予防・地域支援課長    立 石 淑 子(前 健康部保健予防課保健予防担当係長)【昇任】 福祉部介護保険課長    吉 田 美弥子(前 文化産業観光部副参事) 松が谷福祉会館長    古 屋 和 世(前 福祉部副参事) 健康部生活衛生課長 事務取扱    健康部参事 吹 澤 孝 行 健康部新型コロナウイルス感染症対策室長    山 本 光 洋(前 健康部生活衛生課長) 都市づくり部都市計画課長    浦 里 健太郎(前 都市づくり部地域整備第一課長) 都市づくり部地域整備第一課長    三 瓶 共 洋(前 文化産業観光部文化振興課長) 都市づくり部地域整備第二課長    井 上 知 美(前 都市づくり部計画調整課計画調整担当係長)【昇任】 都市づくり部住宅課長    清 水 良 登(前 総務部人権・男女共同参画課長) 都市づくり部交通対策課長    石 川 洋 二(前 都市づくり部交通対策課長 兼 都市づくり部道路管理課長)【再任用】 都市づくり部道路管理課長    齋 藤   洋(前 都市づくり部土木課長) 都市づくり部土木課長    原 島   悟(前 都市づくり部公園課長) 都市づくり部公園課長    村 松 有 希(前 環境清掃部清掃リサイクル課清掃リサイクル担当係長)【昇任】 都市づくり部副参事    西 田 拓 泰 都市づくり部副参事    堀   次 郎 会計管理室会計課長 事務取扱    会計管理室長 吉 田 美 生  前総務部長 佐藤 徳久、前区民部収納課長 依田 幾雄、前福祉部介護予防・地域支援課長 山口 順子及び前福祉部介護保険課長 西澤 栄子は、令和2年3月31日付をもって退職いたしました。  前総務部生活安全推進課長 湯澤 憲治の併任は、令和2年3月31日付をもって解除いたしました。  前用地・施設活用担当部長 箱ア 正夫の区長説明委任者は、令和2年3月31日付をもって解除いたしました。  企画財政部用地・施設活用担当課長 河野 友和の福祉部副参事兼務は、令和2年3月31日付をもって解除いたしました。  ──────────────────────────────────────────                                    2台総総第163号                                    令和2年4月23日 東京都台東区議会議長    石 塚   猛 殿                         東京都台東区長  服 部 征 夫             区長説明委任者の変更について(通知)  令和2年4月23日付をもって人事異動を行ったことに伴い、地方自治法(昭和22年法律第67号)第121条の規定に基づく区議会における区長説明委任者を下記のとおり一部変更したので通知します。                     記 企画財政部副参事    櫻 井 敬 子(前 文化産業観光部副参事)  ──────────────────────────────────────────                                    2台教庶第117号                                    令和2年4月1日 東京都台東区議会議長    石 塚   猛 殿                         東京都台東区教育委員会                             教育長  矢 下   薫            教育長説明委任者の変更について(通知)  令和2年4月1日付をもって人事異動を行ったことに伴い、地方自治法(昭和22年法律第67号)第121条に基づく区議会における教育長説明委任者を下記のとおり一部変更したので通知します。                     記 庶務課長  佐々木 洋 人 (前 児童保育課長) 児童保育課長  横 倉   亨 (前 総務部広報課長) 指導課長  瀧 田 健 二 (現 東京都教育庁指導部主任指導主事)【併任】 中央図書館長  田 畑 俊 典 (前 総務部広報課広報担当係長)【昇任】  前庶務課長 小澤 隆、前中央図書館長 宇野 妥は、令和2年3月31日付をもって教育委員会事務従事を免ぜられました。  前指導課長 小柴 憲一の併任は、令和2年3月31日付をもって解除いたしました。  ──────────────────────────────────────────                                      2台選第20号                                    令和2年4月1日 東京都台東区議会議長    石 塚   猛 殿                         東京都台東区選挙管理委員会                             委員長  実 川 利 隆         選挙管理委員会委員長説明委任者の変更について(通知)  地方自治法(昭和22年法律第67号)第121条の規定に基づき、下記の者を区議会における選挙管理委員会委員長の説明委任者に命じたので、通知いたします。                     記  選挙管理委員会事務局長   河 井 卓 治(前 国際・都市交流推進室長)【再任用】  前選挙管理委員会事務局長 嶋 田 邦 彦は、令和2年3月31日付をもって選挙管理委員会事務従事を免ぜられました。  ──────────────────────────────────────────                                      31台監第54号                                    令和2年3月27日 台東区議会議長    石 塚   猛 殿                                台東区監査委員                                   元 田 秀 治                                   大 場 賢 一
                                      中 澤 史 夫         令和元年度財政援助団体等監査の結果について(報告)  地方自治法第199条第7項の規定に基づき、標記監査を実施しましたので、この結果を同法第199条第9項の規定により、別紙のとおり報告いたします。                                       (別紙) 1 監査期間   令和元年9月27日(金)〜 令和2年3月27日(金) 2 監査対象   監査対象は、「東京都台東区監査事務実施要領」に定める財政援助団体等監査対象選定基準に基づき、出捐等団体5団体、補助金等交付団体34団体を選定した。   監査実施団体名及び主管課名は、次のとおりである。   1【出捐等団体:毎年実施】(5団体)【※は実地監査実施団体】   ┌───────────────────┬──────────┬───┐   │団体名                │主管課       │ページ│   ├───────────────────┼──────────┼───┤   │台東区土地開発公社          │経理課       │  4│   ├───────────────────┼──────────┼───┤   │※公益財団法人 台東区芸術文化財団  │文化振興課     │  4│   ├───────────────────┼──────────┼───┤   │※公益財団法人 台東区産業振興事業団 │産業振興課     │  6│   ├───────────────────┼──────────┼───┤   │※社会福祉法人 台東区社会福祉事業団 │福祉課       │  8│   ├───────────────────┼──────────┼───┤   │※社会福祉法人 台東つばさ福祉会   │障害福祉課     │  11│   └───────────────────┴──────────┴───┘   2【補助金等交付団体】(34団体)【※は実地監査実施団体】   ┌───────────────────┬──────────┬───┐   │団体名                │主管課       │ページ│   ├───────────────────┼──────────┼───┤   │※社会福祉法人 台東区社会福祉協議会 │福祉課       │  14│   ├───────────────────┼──────────┼───┤   │※公益社団法人 台東区シルバー人材セン│高齢福祉課     │  15│   │ター                 │          │   │   ├───────────────────┼──────────┼───┤   │ときめきたいとうフェスタ推進委員会  │都市交流課     │  17│   ├───────────────────┼──────────┼───┤   │上野地区町会連合会          │区民課       │  17│   ├───────────────────┤          ├───┤   │雷門地区町会連合会          │          │  18│   ├───────────────────┼──────────┼───┤   │台東区青少年育成上野地区委員会    │子育て・若者支援課 │  18│   ├───────────────────┤          ├───┤   │台東区青少年育成雷門地区委員会    │          │  19│   ├───────────────────┼──────────┼───┤   │江戸まちたいとう芸楽祭実行委員会   │文化振興課     │  19│   ├───────────────────┼──────────┼───┤   │浅草サンバカーニバル実行委員会    │観光課       │  20│   ├───────────────────┼──────────┼───┤   │台東区産業フェア実行委員会      │産業振興課     │  20│   ├───────────────────┤          ├───┤   │台東区商店街連合会          │          │  21│   ├───────────────────┼──────────┼───┤   │社会福祉法人 有隣協会        │高齢福祉課     │  21│   ├───────────────────┼──────────┼───┤   │特定非営利活動法人 ほおずきの会   │障害福祉課     │  22│   ├───────────────────┤          ├───┤   │特定非営利活動法人 りんご村     │          │  23│   ├───────────────────┤          ├───┤   │心臓病のこどもの集い こばと園    │          │  23│   ├───────────────────┼──────────┼───┤   │公益財団法人             │健康課       │  24│   │ ライフ・エクステンション研究所   │          │   │   ├───────────────────┼──────────┼───┤   │特定非営利活動法人 えん       │保健予防課     │  24│   ├───────────────────┼──────────┼───┤   │東日本旅客鉄道株式会社        │計画調整課     │  25│   ├───────────────────┼──────────┼───┤   │学校法人 當麻学園          │庶務課       │  26│   │                   │児童保育課     │   │   ├───────────────────┼──────────┼───┤   │株式会社 ソラスト          │児童保育課     │  26│   │                   │介護保険課     │   │   ├───────────────────┼──────────┼───┤   │学校法人 三幸学園          │児童保育課     │  27│   ├───────────────────┤          ├───┤   │株式会社 日本保育サービス      │          │  28│   ├───────────────────┤          ├───┤   │株式会社 スターズ          │          │  29│   ├───────────────────┤          ├───┤   │株式会社 ポピンズ          │          │  29│   ├───────────────────┤          ├───┤   │ライフサポート株式会社        │          │  30│   ├───────────────────┤          ├───┤   │株式会社 チャイルドステージ     │          │  31│   ├───────────────────┤          ├───┤   │株式会社 ユニマットマミー&キッズ  │          │  31│   ├───────────────────┤          ├───┤   │株式会社 東京ライフケア       │          │  32│   ├───────────────────┤          ├───┤   │株式会社 クオリス          │          │  33│   ├───────────────────┤          ├───┤   │株式会社 千趣会チャイルドケア    │          │  33│   ├───────────────────┤          ├───┤   │株式会社 さくらさくみらい      │          │  34│   ├───────────────────┤          ├───┤   │株式会社 チャイルドビジョン     │          │  34│   ├───────────────────┤          ├───┤   │株式会社 東昇商事          │          │  35│   ├───────────────────┼──────────┼───┤   │宗教法人 浅草寺           │生涯学習課     │  35│
      └───────────────────┴──────────┴───┘ 3 監査の範囲   原則として、平成30年度における出捐等団体及び補助金等交付団体の財政的援助に係る出納その他の事務の執行について実施した。 4 監査の観点   年度計画の基本方針に基づき、財政援助に係る事務がその目的に沿って適正かつ効率的に行われているかどうか、また、主管課の団体に対する指導・監督が適切に行われているかどうかを主眼として監査を実施した。 5 留意事項   出捐等団体については、会計経理面に特に留意した。また、補助金等交付団体については、補助金等の交付手続き、時期の適正性及び資金が補助目的に沿って効率的かつ確実に執行されているかに留意して監査を行った。 6 監査の方法   監査実施の全団体について、主管課から提出された補助金交付申請書、交付決定に関する原議及び出捐団体・補助金等交付団体の実績報告書、調査票等に基づき、書面監査を行うとともに主管課職員に説明を求めた。   なお、出捐等団体である公益財団法人 台東区芸術文化財団、公益財団法人 台東区産業振興事業団、社会福祉法人 台東区社会福祉事業団、社会福祉法人 台東つばさ福祉会及び補助金等交付団体である社会福祉法人 台東区社会福祉協議会、公益社団法人 台東区シルバー人材センターの6団体については、監査委員が、団体職員の出席を求め、あらかじめ提出を求めた監査資料に基づき、質疑応答を行うとともに、必要に応じ施設の管理運営状況を実地監査した。また、監査委員による監査とともに、事務局職員が関係資料や現地の調査等の予備監査を行い、基本的事実関係を確認した。  (1)実地監査、予備監査日程  ┌───────────────┬───────┬───────────────┐  │監査対象団体         │実地監査日  │予備監査日          │  ├───────────────┼───────┼───────────────┤  │社会福祉法人         │12月6日(金)│12月5日(木)        │  │台東区社会福祉協議会     │       │12月6日(金)        │  ├───────────────┼───────┼───────────────┤  │公益財団法人         │12月10日(火)│12月10日(火)        │  │台東区産業振興事業団     │       │               │  ├───────────────┼───────┼───────────────┤  │社会福祉法人         │12月17日(火)│11月26日(火)        │  │台東区社会福祉事業団     │       │ 老人福祉センター      │  │               │       │12月3日(火)        │  │               │       │ 特別養護老人ホーム浅草   │  │               │       │12月11日(水)        │  │               │       │ 特別養護老人ホーム三ノ輪  │  │               │       │12月12日(木)        │  │               │       │ 特別養護老人ホーム谷中   │  │               │       │12月16日(月)・17日(火)  │  │               │       │ 事業団本部、児童館     │  ├───────────────┼───────┼───────────────┤  │公益財団法人         │12月20日(金)│12月19日(木)        │  │台東区芸術文化財団      │       │12月20日(金)        │  ├───────────────┼───────┼───────────────┤  │公益社団法人         │12月25日(水)│12月25日(水)        │  │台東区シルバー人材センター  │       │               │  ├───────────────┤       │               │  │社会福祉法人         │       │               │  │台東つばさ福祉会       │       │               │  └───────────────┴───────┴───────────────┘  (2)監査における主な確認書類    ア 実地監査対象団体の予備監査    (ア)財務諸表(貸借対照表、損益計算書、収支計算書等)、事業報告書、役員名簿    (イ)内部統制文書(運営規程、就業規則、経理規程、個人情報保護に関する規程等)    (ウ)給与、服務関係書類(出勤簿、休暇簿、超過勤務命令簿、旅行命令簿、労使協定書等労基署届出・報告書、勤怠関係報告書等)    (エ)経理関係書類(総勘定元帳、伝票、契約書、領収書、小口現金等現金出納帳、預金残高証明書等)    (オ)利用収入関係書類    (カ)施設・備品管理関係書類(建物設備関係諸書類、消防関係諸書類、備品台帳等)    イ 書面監査    (ア)補助金等交付決定に関する書類(交付申請書、原議、交付決定通知書写し等)    (イ)補助金等額の確定に関する書類(実績報告書、原議、交付確定通知書写し等)    (ウ)補助金交付根拠法令規則、例規及び補助金交付要綱等    (エ)財政援助団体等に関する調査票(団体及び補助対象事業の概要等、補助金の交付状況調査) 7 監査の結果   各団体の監査結果は次のとおりである。 1【出捐等団体】                団体名  台東区土地開発公社 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    台東区土地開発公社は、昭和62年10月に設立された法人である。    公社は、「公有地の拡大の推進に関する法律」に基づいて、地域の秩序ある整備を図るために必要な公有地となるべき土地等の取得及び造成その他の管理等を行うことを目的として、土地の取得等の事業を行っている。    なお、平成30年度の収支決算状況は、次表のとおりである。    ┌───────────┬──────────┬──────────────┐    │科目         │決算額       │摘要            │    ├───────────┼──────────┼──────────────┤    │収入総額       │      131,298円│受取利息及び運営費負担金  │    ├───────────┼──────────┼──────────────┤    │支出総額       │      130,041円│事務局運営費        │    ├───────────┼──────────┼──────────────┤    │収入支出差引金額   │       1,257円│              │    └───────────┴──────────┴──────────────┘  2 台東区との関係    区は、昭和62年10月、公社設立に伴い、基本財産の1,100万円を出捐している。 第2 監査の結果    会計事務処理は、良好に行われており、特に指摘・指示する事項はない。            団体名  公益財団法人 台東区芸術文化財団 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    台東区芸術文化財団は、昭和58年設立の(財)台東区文化・スポーツ振興財団と、昭和61年設立の(財)台東区芸術・歴史協会が合併し、平成11年4月に財団法人台東区芸術文化財団として発足したが、公益法人制度改革に伴い、平成23年4月公益財団法人へ移行した。    法人は、公益目的事業として台東区立の芸術・文化・スポーツ施設の指定管理を担うと同時に、区民の自主的な活動を促進し、豊かな区民生活の向上と地域の発展に寄与することを目的として、次の事業を行っている。   (1)芸術文化に関する事業   (2)スポーツ文化に関する事業   (3)芸術・文化・スポーツ施設の管理運営   (4)芸術・文化・スポーツ活動の調査・情報収集及び提供に関する事業   (5)その他目的達成に必要な事業    なお、平成30年度の法人の正味財産増減計算書に基づく決算状況は、次表のとおりである。    ┌────────┬────────┬────────┬────────┐    │正味財産期首残高│総収益額    │総費用額    │正味財産期末残高│    ├────────┼────────┼────────┼────────┤    │  541,062,740円│  673,290,189円│  679,750,432円│  534,602,497円│    └────────┴────────┴────────┴────────┘  2 台東区との関係  (1)出捐     区は、平成11年4月、旧財団法人設立に伴い、基本財産5億円を出捐、平成23年4月公益財団法人への移行後も出捐関係を継続している。  (2)指定管理者(管理運営委託)     区は、次表のとおり各施設の指定管理者として法人を指定している。     指定期間は、台東リバーサイドスポーツセンターは平成30年4月から5年間、その他の施設は平成27年4月から5年間である。   ┌─────────┬────────┬───────────────────┐   │施設名      │指定管理料   │根拠法令               │
      ├─────────┼────────┼───────────────────┤   │台東リバーサイド │        │東京都台東区体育施設条例       │   │スポーツセンター │  195,645,414円│(昭和50年台東区条例第12号)     │   ├─────────┼────────┼───────────────────┤   │朝倉彫塑館    │        │東京都台東区立朝倉彫塑館条例     │   │         │  26,318,814円│(昭和61年台東区条例第41号)     │   ├─────────┼────────┼───────────────────┤   │下町風俗資料館  │        │東京都台東区立下町風俗資料館条例   │   │         │  17,116,818円│(昭和55年台東区条例第3号)     │   ├─────────┼────────┼───────────────────┤   │一葉記念館    │        │東京都台東区立一葉記念館条例     │   │         │  14,831,765円│(昭和36年台東区条例第1号)     │   ├─────────┼────────┼───────────────────┤   │旧東京音楽学校  │        │東京都台東区立旧東京音楽学校奏楽堂条例│   │奏楽堂      │  19,729,883円│(昭和62年台東区条例第2号)     │   ├─────────┼────────┼───────────────────┤   │書道博物館    │        │東京都台東区立書道博物館条例     │   │         │  20,293,049円│(平成11年台東区条例第35号)     │   ├─────────┼────────┼───────────────────┤   │指定管理料の合計 │  293,935,743円│                   │   └─────────┴────────┴───────────────────┘  (3)指定管理者(事業委託)     区は、法人に協定に基づき次の事業を委託している。      台東リバーサイドスポーツセンター        施設開放           3,203,870円        初心者スポーツ教室      5,208,612円        計              8,412,482円  (4)補助事業     区は、「東京都台東区一般財団法人に対する助成等に関する条例(平成3年台東区条例第18号)」に基づき、法人の運営等に要する経費として補助金を交付している。     補助総額 231,897,079円      内訳 管理補助金 172,078,209円         事業補助金  59,818,870円     平成30年度の法人の総収益額(673,290,189円)に占める区補助金(231,897,079円)の割合は34.4%である。 第2 監査の結果    法人の事業は、補助目的に沿って執行されている。    また、会計事務処理についても、おおむね良好に行われているものと認められ、特に指摘・指示する事項はないが、事務処理上軽微ではあるが、次の誤り等の事例があったので、その場で、口頭にて注意した。今後は適正な事務処理に努められたい。    なお、主管課においても、適切に指導・監督が行われている。   (口頭注意事項)   ・出勤簿の表示誤り   ・振替等命令簿の未処理   ・時限前出張簿に記載はあるが、旅行命令簿に記載がないもの   ・起案書の決裁日の記載もれ   ・見積書の日付の記載もれ   ・請書の内訳金額の記載誤り            団体名  公益財団法人 台東区産業振興事業団 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    台東区産業振興事業団は、昭和58年10月に財団法人として設立され、平成11年4月に台東区勤労者サービスセンターと統合したが、公益法人制度改革に伴い、平成24年4月公益財団法人へ移行した。    法人は、台東区における産業の経営基盤を整備し、中小企業の育成を図るとともに、中小企業勤労者及び事業主並びにこれに準じる区民を対象とした勤労者福祉事業を総合的かつ効果的に展開し、中小企業勤労者福祉を向上させ、中小企業の振興と地域社会の発展に寄与することを目的として、次の事業を行っている。   (1)中小企業の育成及び中小企業勤労者等の福祉に係る各種研修会、講習会等の事業   (2)中小企業の育成及び中小企業勤労者等の福祉に係る調査研究、情報提供並びに普及事業   (3)中小企業勤労者等のための勤労者福祉事業   (4)中小企業のための各種経営支援等の事業   (5)区及び他団体が行う中小企業の育成事業並びに中小企業勤労者福祉推進事業への協力・交流事業   (6)台東区立産業研修センターの管理運営及び中小企業振興事業に関連を有する範囲において区から受託する事業    なお、平成30年度の法人の正味財産増減計算書に基づく決算状況は、次表のとおりである。    ┌────────┬────────┬────────┬────────┐    │正味財産期首残高│総収益額    │総費用額    │正味財産期末残高│    ├────────┼────────┼────────┼────────┤    │  582,508,722円│  185,914,607円│  191,584,923円│  576,838,406円│    └────────┴────────┴────────┴────────┘  2 台東区との関係  (1)出捐     区は、平成11年4月、財団法人統合に伴い、基本財産5億円を出捐、平成24年4月公益財団法人への移行後も出捐関係を継続している。  (2)指定管理者     区は、「東京都台東区立産業研修センター条例(平成15年台東区条例第1号)」に基づき、産業研修センターの指定管理者に、平成28年4月から5年間再指定している。     なお、区は、平成30年度の指定管理料として委託料16,120,360円を支出している。  (3)補助事業     区は、「東京都台東区一般財団法人に対する助成等に関する条例(平成3年台東区条例第18号)」に基づき、法人の事業運営等に要する経費として69,366,234円の補助金を交付している。     平成30年度の法人の総収益額(185,914,607円)に占める区補助金(69,366,234円)の割合は37.3%である。 第2 監査の結果    法人の事業は、補助目的に沿って執行されている。    また、会計事務処理についても、おおむね良好に行われているものと認められ、特に指摘・指示する事項はないが、事務処理上軽微ではあるが、次の誤り等の事例があったので、その場で、口頭にて注意した。今後は適正な事務処理に努められたい。    なお、主管課においても、適切に指導・監督が行われている。   (口頭注意事項)   ・週休日の振替等命令簿の命令権者の押印もれ   ・出勤簿の押印もれ   ・領収書の宛名の記載もれ   ・請求書の日付の記載もれ   ・給付金請求書の押印もれ            団体名  社会福祉法人 台東区社会福祉事業団 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    台東区社会福祉事業団は、昭和61年10月に設立された社会福祉法人である。    法人は、台東区が設立した社会福祉施設を受託運営するほか、台東区の福祉行政と一体となって区民福祉の向上に資する多様な福祉サービスを提供している。    法人の事業は次のとおりである。  (1)第一種社会福祉事業    ア 区立特別養護老人ホーム「浅草」「千束」「谷中」「三ノ輪」の管理運営  (2)第二種社会福祉事業    ア 区立児童館「千束」「玉姫」「台東」「池之端」「松が谷」「今戸」「寿」「谷中」の管理運営(こどもクラブを含む。)    イ 区立高齢者在宅サービスセンター「あさくさ(一般と認知)」「うえの」「やなか」「みのわ(一般と認知)」及びデイホーム「たなか」「せんぞく(認知)」の管理運営    ウ 区立老人福祉センター及び老人福祉館「入谷」「橋場」「三筋」の管理運営  (3)その他    ア 区立地域包括支援センター「あさくさ」「やなか」「みのわ」の管理運営    なお、平成30年度の法人の事業活動計算書に基づく決算状況は、次表のとおりである。  T 法人決算増減  ┌───────────┬─────────┬─────────┬───────────┐  │前期繰越活動増減差額 │総収益額     │総費用額     │次期繰越活動増減差額 │
     ├───────────┼─────────┼─────────┼───────────┤  │     705,981,669円│  2,946,109,597円│  2,961,116,409円│     603,522,999円│  └───────────┴─────────┴─────────┴───────────┘  ※次期繰越活動増減差額は、その他の積立金積立額(△87,451,858円)が反映されている。  U 拠点区分別単年度決算増減  ※各会計において、費用が超過している区分は、前期繰越金を充当している。  ┌──────────────────────┬─────────┬─────────┬──────────┐  │区分                    │総収益額     │総費用額     │当期活動増減差額  │  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │本部                    │   279,207,312円│   190,281,686円│    88,925,626円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │千束児童館                 │   71,571,991円│   71,575,068円│      △3,077円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │玉姫児童館                 │   53,348,605円│   53,351,682円│      △3,077円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │台東児童館                 │   42,096,986円│   42,099,291円│      △2,305円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │池之端児童館                │   56,869,950円│   56,873,027円│      △3,077円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │松が谷児童館                │   71,908,955円│   71,917,411円│      △8,456円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │今戸児童館                 │   64,812,849円│   64,815,926円│      △3,077円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │寿児童館                  │   103,666,577円│   103,670,426円│      △3,849円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │谷中児童館                 │   58,892,535円│   58,895,612円│      △3,077円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │特別養護老人ホーム 浅 草         │   413,130,730円│   396,498,580円│    16,632,150円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │特別養護老人ホーム 千 束         │   201,839,329円│   192,834,953円│     9,004,376円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │特別養護老人ホーム 谷 中         │   263,256,410円│   278,436,154円│   △15,179,744円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │特別養護老人ホーム 三ノ輪         │   320,670,778円│   337,032,547円│   △16,361,769円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │短期入所生活介護 あさくさ         │   28,803,642円│   50,742,563円│   △21,938,921円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │短期入所生活介護 せんぞく         │   12,862,221円│   39,064,780円│   △26,202,559円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │短期入所生活介護 や な か         │   23,658,108円│   30,460,392円│    △6,802,284円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │短期入所生活介護 み の わ         │   24,241,045円│   29,103,616円│    △4,862,571円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │あさくさ高齢者在宅サービスセンター     │   81,262,303円│   88,871,964円│    △7,609,661円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │あさくさ高齢者在宅サービスセンター(認知症)│   34,153,410円│   39,421,952円│    △5,268,542円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │うえの 高齢者在宅サービスセンター     │   63,502,204円│   72,273,716円│    △8,771,512円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │やなか 高齢者在宅サービスセンター     │   81,313,631円│   90,406,703円│    △9,093,072円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │みのわ 高齢者在宅サービスセンター     │   96,533,332円│   109,967,920円│   △13,434,588円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │みのわ高齢者在宅サービスセンター(認知症) │   30,633,365円│   38,855,937円│    △8,222,572円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │たなかデイホーム              │   27,320,466円│   29,911,699円│    △2,591,233円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │せんぞくデイホーム             │   39,624,787円│   42,029,414円│    △2,404,627円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │あさくさ地域包括支援センター        │   55,870,908円│   51,935,530円│     3,935,378円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │やなか地域包括支援センター         │   35,596,106円│   33,489,385円│     2,106,721円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │みのわ地域包括支援センター         │   61,462,550円│   59,102,650円│     2,359,900円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │ケアマネジメントセンターあさくさ      │   34,316,936円│   31,269,782円│     3,047,154円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │ケアマネジメントセンターやなか       │    9,686,367円│    7,399,507円│     2,286,860円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │ケアマネジメントセンターみのわ       │   39,583,090円│   42,100,099円│    △2,517,009円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │あさくさ訪問介護支援センター        │   65,966,432円│   59,178,778円│     6,787,654円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │みのわ訪問介護支援センター         │   63,110,201円│   65,900,698円│    △2,790,497円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │老人福祉センター              │   56,065,000円│   53,396,419円│     2,668,581円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │入谷老人福祉館               │   19,985,000円│   18,156,888円│     1,828,112円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │橋場老人福祉館               │   16,550,000円│   17,175,523円│     △625,523円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │三筋老人福祉館               │   19,424,966円│   19,307,611円│      117,355円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │内部取引消去                │  △76,689,480円│  △76,689,480円│         0円│  ├──────────────────────┼─────────┼─────────┼──────────┤  │合計                    │  2,946,109,597円│  2,961,116,409円│   △15,006,812円│  └──────────────────────┴─────────┴─────────┴──────────┘  2 台東区との関係  (1)出捐     区は、昭和61年10月、社会福祉法人設立に伴い、基本財産500万円を出捐している。  (2)指定管理者     区は、次表のとおり各施設の指定管理者に法人を指定している。     なお、指定期間は、特別養護老人ホーム及び児童館等の施設は平成27年4月から5年間、老人福祉センター、各老人福祉館及びうえの高齢者在宅サービスセンターは平成28年4月から5年間である。     また、区は、指定管理料のほか、業務委託による委託料を支出している。   ┌───────────────────┬─────────┬────────┐   │サービス区分             │区支出額     │設置条例    │   ├───────────────────┼─────────┼────────┤   │本部                 │   12,525,300円│        │   ├─┬─────────────────┼─────────┤        │   │ │要介護認定調査          │   12,525,300円│        │
      ├─┴─────────────────┼─────────┼────────┤   │児童館                │   523,035,848円│東京都台東区立児│   ├─┬─────────────────┼─────────┤童館条例    │   │ │児童館管理運営          │   326,942,553円│(昭和44年台東区│   │ ├─────────────────┼─────────┤条例第3号)  │   │ │こどもクラブ事業運営       │   196,093,295円│        │   ├─┴─────────────────┼─────────┼────────┤   │特別養護老人ホーム          │   203,645,208円│東京都台東区立特│   ├─┬─────────────────┼─────────┤別養護老人ホーム│   │ │特養浅草指定管理料        │   51,100,000円│条例      │   │ ├─────────────────┼─────────┤(平成12年台東区│   │ │特養千束指定管理料        │   51,367,784円│条例第13号)  │   │ ├─────────────────┼─────────┤        │   │ │特養谷中指定管理料        │   43,407,840円│        │   │ ├─────────────────┼─────────┤        │   │ │特養三ノ輪指定管理料       │   57,769,584円│        │   ├─┴─────────────────┼─────────┼────────┤   │高齢者在宅サービスセンター      │   44,543,200円│東京都台東区立高│   ├─┬─────────────────┼─────────┤齢者在宅サービス│   │ │あさくさ指定管理料        │    6,331,000円│センター条例  │   │ ├─────────────────┼─────────┤(平成12年台東区│   │ │せんぞくデイホーム指定管理料   │    6,586,000円│条例第14号)  │   │ ├─────────────────┼─────────┤        │   │ │やなか(デイホーム含む)指定管理料│    8,506,200円│        │   │ ├─────────────────┼─────────┤        │   │ │みのわ(デイホーム含む)指定管理料│   15,298,000円│        │   │ ├─────────────────┼─────────┤        │   │ │うえの指定管理料         │    7,822,000円│        │   ├─┴─────────────────┼─────────┼────────┤   │地域包括支援センター         │   102,501,566円│        │   ├─┬─────────────────┼─────────┤        │   │ │あさくさ             │   36,471,522円│        │   │ ├─────────────────┼─────────┤        │   │ │やなか              │   27,419,522円│        │   │ ├─────────────────┼─────────┤        │   │ │みのわ              │   38,610,522円│        │   ├─┴─────────────────┼─────────┼────────┤   │老人福祉施設             │   111,726,000円│東京都台東区立老│   ├─┬─────────────────┼─────────┤人福祉施設の設置│   │ │老人福祉センター指定管理料    │   51,257,000円│等に関する条例 │   │ ├─────────────────┼─────────┤(昭和53年台東区│   │ │老人福祉館3館指定管理料     │   55,931,000円│条例第30号)  │   │ ├─────────────────┼─────────┤        │   │ │健康カラオケ教室         │     851,000円│        │   │ ├─────────────────┼─────────┤        │   │ │高齢者はつらつトレーニング    │    3,687,000円│        │   ├─┴─────────────────┼─────────┼────────┤   │上記外事業委託            │   19,373,884円│        │   ├─┬─────────────────┼─────────┤        │   │ │介護職員実践者研修実施      │     298,000円│        │   │ ├─────────────────┼─────────┤        │   │ │高齢者肺炎球菌予防接種      │     180,508円│        │   │ ├─────────────────┼─────────┤        │   │ │高齢者インフルエンザ予防接種   │     952,658円│        │   │ ├─────────────────┼─────────┤        │   │ │高齢者住宅シルバーピア生活援助員 │    8,618,400円│        │   │ ├─────────────────┼─────────┤        │   │ │機能強化型地域包括支援センター運営│    7,874,386円│        │   │ ├─────────────────┼─────────┤        │   │ │住所地特例に係る総合事業     │     186,732円│        │   │ ├─────────────────┼─────────┤        │   │ │認知症初期集中支援        │     115,200円│        │   │ ├─────────────────┼─────────┤        │   │ │育児支援ヘルパー事業       │    1,148,000円│        │   ├─┴─────────────────┼─────────┼────────┤   │  指定管理料及び業務委託料の計   │  1,017,351,006円│        │   └───────────────────┴─────────┴────────┘  (3)補助事業     区は、法人の運営等に要する経費として、「社会福祉法人に対する助成の手続きに関する条例(昭和51年台東区条例第21号)」に基づき、168,802,890円の補助金を交付している。     平成30年度の法人の総収益額(2,946,109,597円)に占める区補助金(168,802,890円)の割合は5.7%である。 第2 監査の結果    法人の事業は、補助目的に沿って執行されている。    また、会計事務処理についても、おおむね良好に行われているものと認められ、特に指摘・指示する事項はないが、事務処理上軽微ではあるが、次の誤り等の事例があったので、その場で、口頭にて注意した。今後は適正な事務処理に努められたい。    なお、主管課においても、適切に指導・監督が行われている。   (口頭注意事項)   ・出勤簿の表示もれ、表示誤り   ・時限前出張簿に記載はあるが、旅行命令簿に記載がないもの   ・旅行命令簿の旅行時間や復路経路の記載もれ   ・超過勤務等命令簿の勤務内容、時間合計、支給額の記載もれ、押印もれ   ・領収書の宛名の記載もれ   ・請求書、見積書、領収書の日付の記載もれ   ・仕訳伝票、伺書の会計責任者の押印もれ   ・仮払金精算書の精算年月日の記載もれ   ・講師謝礼の領収書の押印もれ             団体名  社会福祉法人 台東つばさ福祉会 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    台東つばさ福祉会は、平成6年4月に設立された社会福祉法人である。    法人は、障害福祉サービスを必要とする人々が心身ともに健やかに育成され、社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に参加する機会を与えられるとともに、その環境や年齢及び心身の状況に応じ、地域において必要なサービスを総合的に援助することを目的として、次の事業を行っている。  (1)第二種社会福祉事業    ア 生活介護施設(つばさ福祉工房)の管理運営    イ 福祉ホーム(フロム千束)の管理運営    ウ グループホームの管理運営     (たいとう寮、元浅寮、いずみ寮、千草寮、みすじ寮、グループホームまつば)    エ 短期入所(ショートステイ)・日中一時支援事業(たいとう寮)    オ 就労移行支援・就労継続支援B型事業(すてっぷつばさ)    カ 放課後等デイサービス事業(つばさ放課後クラブ)    キ 指定特定相談支援(つばさ相談支援センター)  (2)公益事業
       ア 障害者就労支援事業(台東区障害者就労支援室)    なお、平成30年度の法人の事業活動計算書に基づく決算状況は、次表のとおりである。  T 法人決算増減  ┌───────────┬─────────┬─────────┬───────────┐  │前期繰越活動増減差額 │総収益額     │総費用額     │次期繰越活動増減差額 │  ├───────────┼─────────┼─────────┼───────────┤  │     10,952,269円│   492,727,400円│   493,868,986円│      9,424,683円│  └───────────┴─────────┴─────────┴───────────┘  ※次期繰越活動増減差額は、その他の積立金積立額(△386,000円)が反映されている。  U 事業区分別、拠点区分別決算収支  @ 社会福祉事業区分  ┌─────────────┬─────────┬─────────┬─────────┐  │拠点区分         │総収益額     │総費用額     │当期活動増減差額 │  ├─────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤  │本部           │   42,347,687円│   42,347,688円│       △1円│  ├─────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤  │つばさ福祉工房      │   131,378,582円│   131,262,285円│     116,297円│  ├─────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤  │フロム千束        │   60,150,222円│   60,150,222円│        0円│  ├─────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤  │たいとう寮        │   192,796,106円│   197,230,916円│   △4,434,810円│  ├─────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤  │すてっぷつばさ      │   14,670,068円│   13,081,796円│    1,588,272円│  ├─────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤  │指定計画相談支援     │    2,013,924円│     395,278円│    1,618,646円│  ├─────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤  │つばさ放課後クラブ    │   36,187,133円│   36,217,123円│    △29,990円│  ├─────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤  │内部取引消去       │  △12,854,496円│  △12,854,496円│        0円│  ├─────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤  │社会福祉事業区分の計   │   466,689,226円│   467,830,812円│   △1,141,586円│  └─────────────┴─────────┴─────────┴─────────┘  A 公益事業区分  ┌─────────────┬─────────┬─────────┬─────────┐  │拠点区分         │総収益額     │総費用額     │当期活動増減差額 │  ├─────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤  │就労支援事業       │   26,038,174円│   26,038,174円│        0円│  └─────────────┴─────────┴─────────┴─────────┘  2 台東区との関係  (1)出捐等     区は、平成6年4月、社会福祉法人設立に伴い、基本財産相当額1億円を補助している。  (2)指定管理者     区は、「東京都台東区身体障害者生活ホーム条例(平成6年台東区条例第2号)」に基づき、同法人を「フロム千束」の指定管理者として、平成27年4月から5年間指定し、管理運営経費として56,779,956円を支出している。  (3)補助事業     区は、法人、事業及び各施設の運営等に要する経費として、「社会福祉法人に対する助成の手続きに関する条例(昭和51年台東区条例第21号)」に基づき、次表のとおり補助金を交付している。     ┌────────────┬─────────────┐     │施設等名        │金額           │     ├────────────┼─────────────┤     │本部          │       24,981,021円│     ├────────────┼─────────────┤     │つばさ福祉工房     │       68,742,851円│     ├────────────┼─────────────┤     │たいとう寮       │       42,189,991円│     ├────────────┼─────────────┤     │元浅寮         │        1,291,844円│     ├────────────┼─────────────┤     │いずみ寮        │            0円│     ├────────────┼─────────────┤     │千草寮         │            0円│     ├────────────┼─────────────┤     │みすじ寮        │         749,132円│     ├────────────┼─────────────┤     │グループホームまつば  │        3,395,059円│     ├────────────┼─────────────┤     │つばさ放課後クラブ   │       13,022,902円│     ├────────────┼─────────────┤     │すてっぷつばさ     │         38,844円│     ├────────────┼─────────────┤     │つばさ相談支援センター │            0円│     ├────────────┼─────────────┤     │合計          │       154,411,644円│     └────────────┴─────────────┘  (4)委託事業     区は、障害者就労支援事業に要する経費として、26,038,174円を支出している。     平成30年度の法人の総収益額(492,727,400円)に占める区補助金(154,411,644円)の割合は31.3%である。 第2 監査の結果    法人の事業は、補助目的に沿って執行されている。    また、会計事務処理についても、おおむね良好に行われているものと認められ、特に指摘・指示する事項はないが、事務処理上軽微ではあるが、次の誤り等の事例があったので、その場で、口頭にて注意した。今後は適正な事務処理に努められたい。    なお、主管課においても、適切に指導・監督が行われている。   (口頭注意事項)   ・出勤簿の押印もれ   ・勤務振替命令簿の命令権者の押印もれ 2【補助金等交付団体】            団体名  社会福祉法人 台東区社会福祉協議会 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    台東区社会福祉協議会は、昭和38年4月に設立された社会福祉法人である。    法人は、台東区における社会福祉事業その他社会福祉を目的とする事業の健全な発達及び社会福祉に関する活動の活性化により、地域福祉の推進を図ることを目的として、次の事業を行っている。  (1)法人運営事業  (2)地域福祉事業  (3)在宅福祉事業  (4)ボランティア活動推進事業  (5)権利擁護センター事業  (6)応急援護資金貸付事業  (7)歳末たすけあい運動事業  (8)ファミリー・サポート・センター事業  (9)自動販売機設置事業    なお、平成30年度の法人の事業活動計算書に基づく収支決算状況は、次表のとおりである。  T 法人決算増減
     ┌───────────┬─────────┬─────────┬───────────┐  │前期繰越活動増減差額 │総収益額     │総費用額     │次期繰越活動増減差額 │  ├───────────┼─────────┼─────────┼───────────┤  │     90,814,614円│   253,949,645円│   271,724,588円│     73,039,671円│  └───────────┴─────────┴─────────┴───────────┘  U 拠点区分別決算収支  ※各区分において、費用が超過している区分は、前期繰越金を充当している。  ┌─────────────────┬─────────┬─────────┬─────────┐  │拠点区分             │総収益額     │総費用額     │当期活動増減差額 │  ├─────────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤  │地域福祉活動推進事業       │   232,068,501円│   249,110,644円│  △17,042,143円│  ├─────────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤  │応急援護資金貸付事業       │        0円│     20,000円│    △20,000円│  ├─────────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤  │歳末たすけあい運動事業      │     40,254円│     40,254円│        0円│  ├─────────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤  │ファミリー・サポート・センター事業│   18,863,470円│   19,576,270円│    △712,800円│  ├─────────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤  │自動販売機設置事業        │    6,623,854円│    6,623,854円│        0円│  ├─────────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤  │内部取引消去           │   △3,646,434円│   △3,646,434円│        0円│  ├─────────────────┼─────────┼─────────┼─────────┤  │合計               │   253,949,645円│   271,724,588円│  △17,774,943円│  └─────────────────┴─────────┴─────────┴─────────┘  2 台東区との関係    区は、「社会福祉法人に対する助成の手続きに関する条例(昭和51年台東区条例第21号)」に基づき、次表のとおり補助金を交付している。    ┌───────────────┬───────────┐    │対象事業           │補助金額       │    ├───────────────┼───────────┤    │法人運営費          │     100,253,000円│    ├───────────────┼───────────┤    │はつらつサービス事業費    │     37,421,000円│    ├───────────────┼───────────┤    │権利擁護センター事業費    │          0円│    ├───────────────┼───────────┤    │ボランティアセンター事業費  │      1,818,000円│    ├───────────────┼───────────┤    │成年後見制度推進事業費    │          0円│    ├───────────────┼───────────┤    │合計             │     139,492,000円│    └───────────────┴───────────┘    平成30年度の法人の総収益額(253,949,645円)に占める区補助金(139,492,000円)の割合は54.9%である。 第2 監査の結果    法人の事業は、補助目的に沿って執行されている。    また、会計事務処理についても、おおむね良好に行われているものと認められ、特に指摘・指示する事項はないが、事務処理上軽微ではあるが、次の誤り等の事例があったので、その場で、口頭にて注意した。今後は適正な事務処理に努められたい。    なお、主管課においても、適切に指導・監督が行われている。   (口頭注意事項)   ・出勤簿の表示誤り   ・超過勤務等命令簿の勤務時間の記載もれ、命令権者の押印もれ   ・請求書の日付の記載もれ   ・領収書の宛名の記載もれ          団体名  公益社団法人 台東区シルバー人材センター 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    台東区シルバー人材センターは、昭和52年1月に「台東区高齢者事業団」として設立され、昭和55年12月に社団法人となった。平成2年7月に「社団法人台東区シルバー人材センター」と改称し、平成23年4月に公益社団法人へ移行した。    同センターは、働く意欲を持つ健康な高齢者のために、就業の機会を確保し、生活感の充実及び福祉の増進を図るとともに、活力ある地域社会づくりに寄与することを目的として、高齢者に対する就業機会の開拓及び提供、高齢者の就業に関する情報の収集・提供・相談等の事業を行っている。    なお、平成30年度の法人の正味財産増減計算書に基づく決算状況は、次表のとおりである。  T 法人収支  ┌────────┬────────┬────────┬────────┐  │正味財産期首残高│総収益額    │総費用額    │正味財産期末残高│  ├────────┼────────┼────────┼────────┤  │  50,152,585円│  423,986,309円│  419,889,307円│  54,249,587円│  └────────┴────────┴────────┴────────┘  U 会計別、経理区分別単年度収支  (ア) 公益目的事業会計  ┌────────────┬─────────┬─────────┬───────────┐  │経理区分        │総収益額     │総費用額     │当期一般正味財産増減額│  ├────────────┼─────────┼─────────┼───────────┤  │シルバー人材センター事業│   415,028,630円│   410,931,628円│      4,097,002円│  └────────────┴─────────┴─────────┴───────────┘  (イ) 法人会計  ┌────────────┬─────────┬─────────┬───────────┐  │経理区分        │総収益額     │総費用額     │当期一般正味財産増減額│  ├────────────┼─────────┼─────────┼───────────┤  │法人          │    8,957,679円│    8,957,679円│          0円│  └────────────┴─────────┴─────────┴───────────┘  2 台東区との関係    区は、法人の運営等に要する経費として、「公益社団法人台東区シルバー人材センター運営補助金交付要綱」に基づき、次表のとおり補助金を交付している。     ┌───────────────┬───────────────┐     │経理区分           │補助金額           │     ├───────────────┼───────────────┤     │シルバー人材センター事業   │         62,973,996円│     ├───────────────┼───────────────┤     │法人             │          7,308,233円│     ├───────────────┼───────────────┤     │合計             │         70,282,229円│     └───────────────┴───────────────┘    平成30年度の法人の総収益額(423,986,309円)に占める区補助金(70,282,229円)の割合は16.6%である。 第2 監査の結果    法人の事業は、補助目的に沿って執行されている。    また、会計事務処理についても、おおむね良好に行われているものと認められ、特に指摘・指示する事項はないが、事務処理上軽微ではあるが、次の誤り等の事例があったので、その場で、口頭にて注意した。今後は適正な事務処理に努められたい。    なお、主管課においても、適切に指導・監督が行われている。   (口頭注意事項)   ・補助金決定原議の押印もれ   ・出勤簿の押印もれ、表示誤り   ・伝票、現金有高表兼金種表の押印もれ           団体名  ときめき たいとうフェスタ推進委員会 第1 監査対象の概要
     1 事業の概要    ときめき たいとうフェスタ推進委員会は、平成10年4月に設立された団体である。    団体は、台東区民及び他都市等の住民との交流を深め、まちのにぎわいを創造しながら人々が楽しく住める街の実現を目指し、また、豊かな伝統文化を守り育て、様々な地域資源・魅力をさらに高め、区の情報を発信しながら台東区を広くアピールすることを目的に事業を行っている。  2 台東区との関係    区は、台東区の魅力を高め、もって地域交流・産業交流の振興を図るため、「ときめき たいとうフェスタ推進委員会補助金交付要綱」に基づき、平成30年度の団体の事業運営 等に要する経費として78,536,756円の補助金を交付している。 第2 監査の結果    団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。                団体名  上野地区町会連合会 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    上野地区町会連合会は、各町会相互の連絡と親睦を図り、区域内の発展と居住者の福祉増進に寄与することを目的として、上野地区における地域福祉増進の事業を行っている。  2 台東区との関係    区は、地域福祉増進のため、「台東区町会等運営補助金交付要綱」に基づき、団体の運営等に要する経費として1,993,850円の補助金を交付している。    平成30年度における補助対象事業経費(4,876,932円)に占める区補助金(1,993,850円)の割合は40.9%である。 第2 監査の結果    団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。                団体名  雷門地区町会連合会 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    雷門地区町会連合会は、各町会相互の連絡と親睦を図り、区域内の発展と居住者の福祉増進に寄与することを目的として、雷門地区における地域福祉増進の事業を行っている。  2 台東区との関係    区は、地域福祉増進のため、「台東区町会等運営補助金交付要綱」に基づき、団体の運営等に要する経費として2,060,900円の補助金を交付している。    平成30年度における補助対象事業経費(8,939,072円)に占める区補助金(2,060,900円)の割合は23.1%である。 第2 監査の結果    団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。             団体名  台東区青少年育成上野地区委員会 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    上野地区委員会は、昭和36年4月に設立された団体である。    団体は、台東区青少年問題協議会の施策及び関係機関・団体等の行う青少年健全育成活動に対し、積極的に援助・協力するとともに、地域の実情に応じた施策を実施し、これを推進することを目的として、上野地区における青少年健全育成活動の事業を行っている。  2 台東区との関係    区は、青少年健全育成活動を促進するため、「台東区青少年育成地区委員会事業補助金交付要綱」に基づき、団体の事業運営等に要する経費として515,000円の補助金を交付している。    平成30年度における補助対象事業経費(1,036,466円)に占める区補助金(515,000円)の割合は49.7%である。 第2 監査の結果    団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。             団体名  台東区青少年育成雷門地区委員会 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    雷門地区委員会は、昭和36年4月に設立された団体である。    団体は、台東区青少年問題協議会の施策及び関係機関・団体等の行う青少年健全育成活動に対し、積極的に援助・協力するとともに、地域の実情に応じた施策を実施し、これを推進することを目的として、雷門地区における青少年健全育成活動の事業を行っている。  2 台東区との関係    区は、青少年健全育成活動を促進するため、「台東区青少年育成地区委員会事業補助金交付要綱」に基づき、団体の事業運営等に要する経費として593,000円の補助金を交付している。    平成30年度における補助対象事業経費(593,022円)に占める区補助金(593,000円)の割合は100.0%である。 第2 監査の結果    団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。            団体名  江戸まちたいとう芸楽祭実行委員会 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    江戸まちたいとう芸楽祭実行委員会は、平成30年4月に設立された団体である。    団体は、本区の歴史ある豊富な芸能や伝統文化を総合的に支援し、地域に根差した取り組みとして展開、発信していくことで、区民や来訪者がこれらの文化に気軽に触れる機会の充実を図り、本区に根付く文化の継承・発展を目的として、江戸まちたいとう芸楽祭を開催している。  2 台東区との関係    区は、本区の芸能及び伝統文化の継承・発展に寄与することを目的として、「江戸まちたいとう芸楽祭実行委員会事業費助成金交付要綱」に基づき、事業運営に要する経費として50,992,024円の補助金を交付している。    平成30年度における補助対象事業経費(56,250,768円)に占める区補助金(50,992,024円)の割合は90.7%である。 第2 監査の結果    団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。             団体名  浅草サンバカーニバル実行委員会 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    浅草サンバカーニバル実行委員会は、浅草地域の観光振興に寄与することを目的とし、多数の参加者と観衆を集めている行事である浅草サンバカーニバルを実施している。    浅草サンバカーニバルは昭和56年に始まり、平成30年には第37回目を実施した。  2 台東区との関係    区は、浅草地域の活性化および商業の振興を図るため、「台東区観光団体等観光振興事業助成金交付要綱」に基づき、13,792,000円の補助金を交付している。    平成30年度における補助対象経費(27,585,455円)に占める区補助金(13,792,000円)の割合は50.0%である。 第2 監査の結果    団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。              団体名  台東区産業フェア実行委員会 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    台東区産業フェア実行委員会は、経営環境の改善や販路開拓などに取り組む意欲的な事業を支援し、台東区ブランドを内外に発信していくことを目的に台東区産業フェアを実施している。  2 台東区との関係    区は、中小企業の経営環境の改善や販路開拓を目的に、「台東区産業フェア実行委員会に対する補助金交付要綱」に基づき、事業運営等に要する経費として31,301,860円の補助金を交付している。    平成30年度における補助対象事業経費(31,720,000円)に占める区補助金(31,301,860円)の割合は98.7%である。 第2 監査の結果    団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。                団体名  台東区商店街連合会 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    台東区商店街連合会は、昭和40年3月に設立された団体である。    団体は、区内商業の振興と商店街の健全な発展に尽くすとともに、地域のまちづくりと生活文化の向上に貢献することを目的として、各種事業を行っている。  2 台東区との関係    区は、商店街活性化と区内商業の振興に寄与することを目的として、次表の補助金を交付している。   ┌────────────────┬──────┬────────────────┐   │対象事業            │金額    │根拠法令等           │   ├────────────────┼──────┼────────────────┤   │台東区商店街連合会事業運営   │ 5,553,000円│台東区商店街連合会補助金交付要綱│   ├────────────────┼──────┼────────────────┤   │ふれあい下町大バザール(歳末)│ 2,461,000円│台東区商店街連合会支援事業   │   ├────────────────┼──────┤補助金交付要綱         │   │ふれあい下町大バザール(中元)│ 2,108,000円│                │   └────────────────┴──────┴────────────────┘    平成30年度の団体の補助対象経費総額(17,962,830円)に占める区補助金(10,122,000円)の割合は、56.3%である。
    第2 監査の結果    団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。               団体名  社会福祉法人 有隣協会 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    有隣協会は、昭和28年7月に設立された社会福祉法人である。    法人は、多様な福祉サービスがその利用者の意向を尊重して総合的に提供されるよう創意工夫することにより、利用者が、個人の尊厳を保持しつつ、自立した生活を地域社会において営むことができるよう支援することを目的として、更生施設、養護老人ホーム、宿泊所の経営等の社会福祉事業を行っている。  2 台東区との関係    区は、養護老人ホームの整備を促進し、老人福祉の向上を図るため、「老人福祉施設等施設整備費及び設備整備費補助要綱」に基づき、養護老人ホーム千寿苑の整備に要した費用の一部として5,464,000円の補助金を交付している。    補助金総額は129,000,000円。(平成13年度から令和2年度までの20年間)平成30年度における補助対象事業経費(744,950,000円)に占める区補助金(5,464,000円)の割合は0.7%である。 第2 監査の結果    法人への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。            団体名  特定非営利活動法人 ほおずきの会 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    ほおずきの会は、昭和53年4月に設立され、平成14年5月に特定非営利活動法人となった。    法人は、主に心身障害者(児)に対し、相互扶助の視点に立ち、心身障害者(児)の生活能力の向上、地域生活における自立生活支援に関する事業を行い、社会生活の利益の増進に寄与することを目的として、心身障害者(児)の通所訓練事業、宿泊訓練事業等を行っている。  2 台東区との関係    区は、集団生活の機会の少ない在宅の心身障害者(児)に対し通所の方法により指導を行う通所訓練や、心身障害者(児)の地域社会における自立と社会参加を促進するための施設運営等、法人が実施する各種事業に対し、次表の補助金を交付している。   ┌──────────────────┬──────┬─────────────────────┐   │対象事業              │金額    │根拠法令等                │   ├──────────────────┼──────┼─────────────────────┤   │ほおずきの家通所訓練        │12,673,230円│台東区心身障害児(者)通所訓練事業補助要綱│   ├──────────────────┼──────┼─────────────────────┤   │ぐるーぷポテト運営         │ 7,604,393円│台東区心身障害者(児)          │   ├──────────────────┼──────┤施設等整備運営補助要綱          │   │ほおずきの家宿泊訓練        │ 4,879,443円│                     │   ├──────────────────┼──────┤                     │   │グループホーム「リーフ」運営    │ 4,234,000円│                     │   ├──────────────────┼──────┤                     │   │グループホーム「クローバー」運営  │ 3,645,000円│                     │   ├──────────────────┼──────┤                     │   │グループホーム「マロン」施設整備  │ 3,339,178円│                     │   ├──────────────────┼──────┤                     │   │グループホーム「ジンジャー」施設整備│ 3,255,903円│                     │   ├──────────────────┼──────┤                     │   │グループホーム「ジンジャー」運営  │ 2,635,000円│                     │   ├──────────────────┼──────┤                     │   │グループホーム「コットン」運営   │ 2,050,000円│                     │   └──────────────────┴──────┴─────────────────────┘    平成30年度における補助対象経費総額(113,245,988円)に占める区補助金(44,316,147円)の割合は39.1%である。 第2 監査の結果    法人への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。             団体名  特定非営利活動法人 りんご村 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    りんご村は、昭和62年7月に設立され、平成14年4月に特定非営利活動法人となった。    法人は、障害者とそれに係る地域住民に対して、地域での交流・連帯の促進を図り、障害者とその家族が住み慣れた地域で生活できるよう支援し、地域生活の実現に関する事業を行い、地域福祉の増進に寄与することを目的として、宿泊訓練活動や学習会活動、地域生活援助等の事業を行っている。  2 台東区との関係    区は、心身障害者(児)とその家族が住み慣れた地域で普通に生活することができるよう支援する地域生活実現に関する事業や、重度身体障害者の自立を促進するための施設運営等、法人が実施する各種事業に対し、次表の補助金を交付している。   ┌──────────────┬──────┬─────────────┐   │対象事業          │金額    │根拠法令等        │   ├──────────────┼──────┼─────────────┤   │重度身体障害者       │      │台東区重度身体障害者   │   │グループホーム「アポロ」運営│14,733,000円│グループホーム事業補助要綱│   ├──────────────┼──────┼─────────────┤   │生活ホームりんご村運営   │      │台東区心身障害者(児)  │   │              │ 9,118,062円│施設等整備運営補助要綱  │   └──────────────┴──────┴─────────────┘    平成30年度における補助対象経費総額(28,083,464円)に占める区補助金(23,851,062円)の割合は、84.9%である。 第2 監査の結果    法人への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。             団体名  心臓病のこどもの集い こばと園 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    心臓病のこどもの集い「こばと園」は、昭和51年5月に設立された団体である。    団体は、集団生活を必要としながら、心臓病や障害のために、幼稚園や保育園への受入が困難な就学前までの子どもに集団生活を通じて、豊かな経験を与え、心身の成長を助ける保育をすることを目的としている。    また、医療機関や就園、就学等に関する保護者との情報交換会等を行うなど、児童の心身の豊かな発達と家族の負担軽減を図っている。  2 台東区との関係    区は、適切な指導訓練に欠ける在宅の心身障害児に対し通所の方法により指導を行い、地域社会が一体となって心身障害児の自立更生を促進するため、「東京都台東区心身障害児(者)通所訓練事業補助要綱」に基づき、団体の事業運営等に要する経費として5,445,230円の補助金を交付している。    平成30年度における補助対象経費(6,835,000円)に占める区補助金(5,445,230円)の割合は79.7%である。 第2 監査の結果    団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。     団体名  公益財団法人 ライフ・エクステンション研究所付属 永寿総合病院 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    ライフ・エクステンション研究所は、昭和42年2月に設立された財団法人であり、平成24年4月に公益財団法人に移行した。    法人は、現代科学に立脚し活動年齢の延長を図るため、各種疾病の成因、予防、診断、治療及び後療法等を実践する地域医療の中核を担う永寿総合病院を運営するとともに、これらの活動を通して調査及び試験研究を行っている。  2 台東区との関係    区は、永寿総合病院において、地域医療の中核病院としての機能をさらに強化するため、「台東区中核病院機能強化支援補助金交付要綱」に基づき、平成28年度から毎年100,000,000円を限度額に補助金を交付している。    平成30年度における補助対象事業経費(260,000,000円)に占める区補助金(100,000,000円)の割合は、38.5%である。 第2 監査の結果    法人への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。              団体名  特定非営利活動法人 えん 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    えんは、平成19年1月に設立された特定非営利活動法人である。    法人は、精神障害者の地域生活向上と社会的自立、社会参加の助長と雇用促進を支援し、精神障害者が地域で安心して自分らしく暮らしていける社会の実現を図るとともに、地域の精神保健福祉の増進に寄与することを目的として、精神障害者共同作業所の運営を主として、精神保健福祉の理解を深める相談・啓発事業及び障害福祉サービス事業などを行っている。  2 台東区との関係    区は、地域社会における在宅精神障害者の社会適応訓練の場を確保し、社会復帰の促進を図るための施設運営等、法人が実施する各種事業に対し、次表の補助金を交付している。   ┌──────────────┬──────┬───────────────┐   │対象事業          │金額    │根拠法令等          │   ├──────────────┼──────┼───────────────┤   │台東区精神障害者通所サービス│      │台東区精神障害者通所サービス │
      │(たいとう倶楽部)     │17,669,388円│事業補助金交付要綱      │   ├──────────────┼──────┼───────────────┤   │台東区精神障害者日中活動系 │      │台東区精神障害者日中活動系  │   │サービス推進(かれん)   │ 4,080,000円│サービス推進事業補助金交付要綱│   └──────────────┴──────┴───────────────┘    平成30年度における補助対象経費総額(22,009,258円)に占める区補助金(21,749,388円)の割合は98.8%である。 第2 監査の結果    法人への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。しかしながら、補助金の交付決定において、交付申請書に収受印の押印がないものが見受けられた。今後は適正な事務執行について留意されたい。               団体名  東日本旅客鉄道株式会社 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    東日本旅客鉄道株式会社は、昭和62年4月に設立され、旅客鉄道事業、貨物鉄道事業、旅客自動車運送事業等を行っている。    旅客鉄道事業にあたり、区内の鉄道駅をバリアフリー化することで、福祉のまちづくりを推進している。  2 台東区との関係    区は、JR御徒町駅の可動式ホーム柵及びJR上野駅のエレベーター整備事業に係る経費の一部として、次表の補助金を交付している。   ┌─────────────────┬──────┬──────────────┐   │対象事業             │金額    │根拠法令等         │   ├─────────────────┼──────┼──────────────┤   │鉄道駅総合バリアフリー推進    │      │台東区鉄道駅総合バリアフリー│   │(JR御徒町駅可動式ホーム柵整備)│83,935,000円│推進事業費補助金交付要綱  │   ├─────────────────┼──────┤              │   │鉄道駅総合バリアフリー推進    │      │              │   │(JR上野駅エレベーター整備)  │10,000,000円│              │   └─────────────────┴──────┴──────────────┘    平成30年度における補助対象事業経費(298,542,798円)に占める区補助金(93,935,000円)の割合は31.5%である。 第2 監査の結果    会社への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。                団体名  学校法人 當麻学園 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    當麻学園は、昭和29年1月に設立された学校法人である。    法人は、教育事業・保育事業を通して地域の児童教育・福祉に貢献することを目的として、幼稚園(仰願寺幼稚園)、保育園(あさくさあおぞらナーサリースクール)の運営等を行っている。  2 台東区との関係    区は、保育所の設置を促進し待機児童の解消を目的として、保育園整備費の一部や区民の子育て支援と幼稚園教育の向上を図るため、次表の補助金を交付している。   ┌─────────────┬──────┬───────────────┐   │対象事業         │金額    │根拠法令等          │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │保育所等整備       │94,770,000円│台東区保育所等整備事業補助要綱│   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │台東区小規模私立幼稚園補助│      │台東区小規模私立幼稚園補助及び│   │及び健康管理補助     │ 1,561,000円│健康管理補助金交付要綱    │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │私立幼稚園教育活動推進  │      │台東区私立幼稚園教育活動推進 │   │             │  800,000円│事業に対する補助金交付要綱  │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │私立幼稚園預かり保育推進 │      │台東区私立幼稚園預かり保育  │   │             │  600,000円│推進補助金交付要綱      │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │私立幼稚園児の体力向上  │      │台東区私立幼稚園児の体力向上 │   │             │  300,000円│事業に対する補助金交付要綱  │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │私立幼稚園等オリンピック │      │台東区私立幼稚園等      │   │・パラリンピック教育推進 │  300,000円│オリンピック・パラリンピック │   │             │      │教育推進事業補助金交付要綱  │   └─────────────┴──────┴───────────────┘    平成30年度における補助対象経費総額(112,598,272円)に占める区補助金(98,331,000円)の割合は、87.3%である。 第2 監査の結果    法人への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。                団体名  株式会社 ソラスト 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    ソラストは、昭和43年10月日本初の医療事務教育機関として創業、平成24年10月1日に現在の社名に変更した。    会社は、医療・介護・保育・教育関連事業を通じて良質で均一なサービスを提供し、地域社会の医療と福祉の向上を図ることを目的として、保育園(ソラスト浅草、ソラスト竜泉保育園)や介護事業所(ソラスト台東)の運営等を行っている。  2 台東区との関係    区は、区民の子育て支援と児童・介護福祉の増進を図るため、次表の補助金を交付している。   ┌─────────────────┬──────┬─────────────────┐   │対象事業             │金額    │根拠法令等            │   ├─────────────────┼──────┼─────────────────┤   │認証保育所運営費等助成      │      │台東区認証保育所運営費等     │   │                 │55,531,380円│補助要綱             │   ├─────────────────┼──────┼─────────────────┤   │保育士等キャリア育成       │      │台東区保育士等キャリア育成    │   │                 │18,596,000円│補助金交付要綱          │   ├─────────────────┼──────┼─────────────────┤   │保育従事職員宿舎借上げ支援    │      │台東区保育従事職員宿舎借上げ   │   │                 │ 8,229,880円│支援事業補助金交付要綱      │   ├─────────────────┼──────┼─────────────────┤   │保育サービス推進補助金      │      │台東区保育サービス推進事業    │   │                 │ 5,406,000円│補助金交付要綱          │   ├─────────────────┼──────┼─────────────────┤   │保育力強化            │  650,000円│台東区保育力強化事業補助金交付要綱│   ├─────────────────┼──────┼─────────────────┤   │私立保育園児体力向上事業補助   │      │台東区私立保育園児体力向上事業補 │   │                 │  251,100円│助金交付要綱           │   ├─────────────────┼──────┼─────────────────┤   │介護サービス第三者評価受審費用助成│      │台東区介護サービス第三者評価   │   │                 │  123,000円│受審費用の助成に関する要綱    │   ├─────────────────┼──────┼─────────────────┤   │保育士就職説明会等支援事業補助金 │      │台東区保育士就職説明会等支援   │   │                 │  65,000円│事業補助金交付要綱        │   ├─────────────────┼──────┼─────────────────┤   │私立幼稚園オリンピック・     │      │台東区私立幼稚園等        │   │パラリンピック教育推進事業補助金 │  44,800円│オリンピック・パラリンピック   │   │                 │      │教育推進事業補助金交付要綱    │   └─────────────────┴──────┴─────────────────┘    平成30年度における補助対象経費総額(125,099,358円)に占める区補助金の割合(88,897,160円)は、71.1%である。 第2 監査の結果
       会社への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。                団体名  学校法人 三幸学園 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    三幸学園は、昭和60年3月に設立された学校法人である。    法人は、個々を受容し、共感する中で主体性を育むことを目的として、保育園(ぽけっとランド雷門、ぽけっとランド入谷、ぽけっとランド浅草タワー、ぽけっとランド浅草橋等)の運営等を行っている。  2 台東区との関係    区は、区民の子育て支援と児童福祉の増進、保育士の人材確保や処遇改善等を図るため、次表の補助金を交付している。   ┌─────────────┬───────┬───────────────┐   │対象事業         │金額     │根拠法令等          │   ├─────────────┼───────┼───────────────┤   │認証保育所運営費等助成  │       │台東区認証保育所運営費等   │   │             │ 163,281,340円│補助要綱           │   ├─────────────┼───────┼───────────────┤   │保育士等キャリア育成   │       │台東区保育士等キャリア育成  │   │             │ 34,277,000円│補助金交付要綱        │   ├─────────────┼───────┼───────────────┤   │保育サービス推進     │       │台東区保育サービス推進事業  │   │             │  7,424,000円│補助金交付要綱        │   ├─────────────┼───────┼───────────────┤   │保育力強化        │       │台東区保育力強化事業     │   │             │  1,714,000円│補助金交付要綱        │   ├─────────────┼───────┼───────────────┤   │保育従事職員宿舎借上げ支援│       │台東区保育従事職員宿舎借上げ │   │             │   799,680円│支援事業補助金交付要綱    │   ├─────────────┼───────┼───────────────┤   │私立保育園児体力向上   │       │台東区私立保育園児体力向上事業│   │             │   300,000円│補助金交付要綱        │   ├─────────────┼───────┼───────────────┤   │保育士就職説明会等支援  │       │台東区保育士就職説明会等支援 │   │             │   65,000円│事業補助金交付要綱      │   └─────────────┴───────┴───────────────┘    平成30年度における補助対象経費総額(346,985,055円)に占める区補助金の割合(207,861,020円)は、59.9%である。 第2 監査の結果    法人への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。              団体名  株式会社 日本保育サービス 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    日本保育サービスは、平成16年10月に設立された株式会社である。    会社は、育児と仕事の両立を図る保護者をサポートするため、延長保育や一時預かりなど多様なサービスを提供することを目的として、保育園(アスク浅草橋保育園、アスクくらまえ保育園、アスクりゅうほく保育園等)や児童館等の運営を行っている。  2 台東区との関係    区は、区民の子育て支援と児童福祉の増進、保育士の人材確保や処遇改善等を図るため、次表の補助金を交付している。   ┌─────────────┬──────┬───────────────┐   │対象事業         │金額    │根拠法令等          │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │認証保育所運営費等助成  │      │台東区認証保育所運営費等   │   │             │39,653,292円│補助要綱           │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │保育士等キャリア育成   │      │台東区保育士等キャリア育成  │   │             │23,304,000円│補助金交付要綱        │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │民設民営型学童クラブ運営 │      │台東区民設民営型学童クラブ運営│   │             │18,841,000円│補助金交付要綱        │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │保育サービス推進     │      │台東区保育サービス推進事業  │   │             │ 8,541,000円│補助金交付要綱        │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │保育従事職員宿舎借上げ支援│      │台東区保育従事職員宿舎借上げ │   │             │ 2,801,000円│支援事業補助金交付要綱    │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │私立保育園児体力向上   │      │台東区私立保育園児体力向上事業│   │             │  600,000円│補助金交付要綱        │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │私立幼稚園等オリンピック │      │台東区私立幼稚園等      │   │・パラリンピック教育推進 │  496,309円│オリンピック・パラリンピック │   │             │      │教育推進事業補助金交付要綱  │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │保育力強化        │      │台東区保育力強化事業     │   │             │  244,000円│補助金交付要綱        │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │保育士就職説明会等支援  │      │台東区保育士就職説明会等   │   │             │  130,000円│支援事業補助金交付要綱    │   └─────────────┴──────┴───────────────┘    平成30年度における補助対象経費総額(118,472,898円)に占める区補助金(94,610,601円)の割合は、79.9%である。 第2 監査の結果    会社への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。                団体名  株式会社 スターズ 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    スターズは、平成22年9月に設立された株式会社である。    会社は、「児童憲章」「児童福祉法」「子どもの権利条約」「保育所保育指針」に基づき、子供一人ひとりを大切に、生きる力を培う保育、地域に愛される保育園の設立を目的として、保育園(スターキッズ谷中保育園、スターキッズ上野桜木保育園、スターキッズ保育園等)の運営等を行っている。  2 台東区との関係    区は、区民の子育て支援と児童福祉の増進、保育士の人材確保や処遇改善等を図るため、次表の補助金を交付している。   ┌─────────────┬──────┬───────────────┐   │対象事業         │金額    │根拠法令等          │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │認証保育所運営費等助成  │      │台東区認証保育所運営費等   │   │             │54,845,910円│補助要綱           │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │保育従事職員宿舎借上げ支援│      │台東区保育従事職員宿舎借上げ │   │             │21,711,390円│支援事業補助金交付要綱    │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │保育士等キャリア育成   │      │台東区保育士等キャリア育成  │   │             │11,418,000円│補助金交付要綱        │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │保育サービス推進     │      │台東区保育サービス推進事業  │   │             │  944,000円│補助金交付要綱        │
      ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │保育力強化        │      │台東区保育力強化事業     │   │             │  332,000円│補助金交付要綱        │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │私立保育園児体力向上   │      │台東区私立保育園児体力向上事業│   │             │  300,000円│補助金交付要綱        │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │私立幼稚園等オリンピック │      │台東区私立幼稚園等      │   │・パラリンピック教育推進 │  300,000円│オリンピック・パラリンピック │   │             │      │教育推進事業補助金交付要綱  │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │保育士就職説明会等支援  │      │台東区保育士就職説明会等   │   │             │  65,000円│支援事業補助金交付要綱    │   └─────────────┴──────┴───────────────┘    平成30年度における補助対象経費総額(173,736,063円)に占める区補助金(89,916,300円)の割合は、51.8%である。 第2 監査の結果    会社への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。                団体名  株式会社 ポピンズ 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    ポピンズは、昭和62年3月に設立された株式会社である。    会社は、保護者の教育方針を尊重しながら、児童を良好な環境で保育し、その健全育成及び社会福祉に寄与することを目的として、保育園(ポピンズナーサリースクール駒形)の運営等を行っている。  2 台東区との関係    区は、区民の子育て支援と児童福祉の増進、保育士の人材確保や処遇改善等を図るため、次表の補助金を交付している。   ┌───────────┬──────┬──────────────┐   │対象事業       │金額    │根拠法令等         │   ├───────────┼──────┼──────────────┤   │認証保育所運営費等助成│      │台東区認証保育所運営費等  │   │           │43,176,480円│補助要綱          │   ├───────────┼──────┼──────────────┤   │保育士等キャリア育成 │      │台東区保育士等キャリア育成 │   │           │ 6,063,000円│補助金交付要綱       │   ├───────────┼──────┼──────────────┤   │保育力強化      │      │台東区保育力強化事業    │   │           │  408,000円│補助金交付要綱       │   ├───────────┼──────┼──────────────┤   │保育所における    │      │台東区保育所等における児童の│   │児童の安全対策強化  │  300,000円│安全対策強化事業補助金要綱 │   └───────────┴──────┴──────────────┘    平成30年度における補助対象経費総額(329,829,055円)に占める区補助金の割合(49,947,480円)は、15.1%である。 第2 監査の結果    会社への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。               団体名  ライフサポート株式会社 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    ライフサポートは、平成7年2月に設立された株式会社である。    会社は、保育事業と介護事業を通して、明るく豊かな福祉社会の実現を目指し、保育園(ゆらりん上野保育園、ゆらりん竹町保育園等)や老人ホームの運営、介護・訪問看護等の事業を行っている。  2 台東区との関係    区は、区民の子育て支援と児童福祉の増進、保育士の人材確保や処遇改善等を図るため、次表の補助金を交付している。   ┌─────────────┬──────┬───────────────┐   │対象事業         │金額    │根拠法令等          │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │認証保育所運営費等助成  │      │台東区認証保育所運営費等   │   │             │32,036,030円│補助要綱           │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │保育士等キャリア育成   │      │台東区保育士等キャリア育成  │   │             │15,127,000円│補助金交付要綱        │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │保育従事職員宿舎借上げ支援│      │台東区保育従事職員宿舎借上げ │   │             │10,935,970円│支援事業補助金交付要綱    │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │保育サービス推進     │      │台東区保育サービス推進事業  │   │             │ 5,119,000円│補助金交付要綱        │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │保育所における      │      │台東区保育所等における児童の │   │児童の安全対策強化    │  530,100円│安全対策強化事業補助金要綱  │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │私立保育園児体力向上   │      │台東区私立保育園児体力向上事業│   │             │  300,000円│補助金交付要綱        │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │保育力強化        │      │台東区保育力強化事業     │   │             │  100,000円│補助金交付要綱        │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │保育士就職説明会等支援  │      │台東区保育士就職説明会等支援 │   │             │  65,000円│事業補助金交付要綱      │   └─────────────┴──────┴───────────────┘    平成30年度における補助対象経費総額(210,084,562円)に占める区補助金(64,213,100円)の割合は、30.6%である。 第2 監査の結果    会社への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。             団体名  株式会社 チャイルドステージ 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    チャイルドステージは、平成16年8月に設立された株式会社である。    会社は、保育園(チェリッシュ浅草保育園、チェリッシュ上野の森保育園等)の運営、保育事業に関する経営コンサルティング等、将来を担う人材の育成を目的として業務を行っている。  2 台東区との関係    区は、児童福祉の向上と保育士の人材確保や処遇改善を図るため、次表の補助金を交付している。   ┌─────────────┬──────┬────────────────┐   │対象事業         │金額    │根拠法令等           │   ├─────────────┼──────┼────────────────┤   │保育士等キャリア育成   │      │台東区保育士等キャリア育成   │   │             │15,091,000円│補助金交付要綱         │   ├─────────────┼──────┼────────────────┤   │保育従事職員宿舎借上げ支援│      │台東区保育従事職員宿舎借上げ  │   │             │10,078,710円│支援事業補助金交付要綱     │   ├─────────────┼──────┼────────────────┤   │保育サービス推進     │      │台東区保育サービス推進事業   │   │             │ 4,125,000円│補助金交付要綱         │
      ├─────────────┼──────┼────────────────┤   │保育所等における業務効率化│      │台東区保育所等における業務効率化│   │推進事業補助金      │ 2,000,000円│推進事業補助金交付要綱     │   ├─────────────┼──────┼────────────────┤   │保育所における      │      │台東区保育所等における児童の  │   │児童の安全対策強化    │  790,920円│安全対策強化事業補助金要綱   │   ├─────────────┼──────┼────────────────┤   │私立保育園児体力向上   │      │台東区私立保育園児体力向上事業 │   │             │  600,000円│補助金交付要綱         │   ├─────────────┼──────┼────────────────┤   │保育士就職説明会等支援  │      │台東区保育士就職説明会等支援  │   │             │  130,000円│事業補助金交付要綱       │   └─────────────┴──────┴────────────────┘    平成30年度における補助対象経費総額(35,098,167円)に占める区補助金の割合(32,815,630円)は、93.5%である。 第2 監査の結果    会社への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。            団体名  株式会社 ユニマットマミー&キッズ 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    ユニマットマミー&キッズは、平成26年8月に設立された株式会社である。    会社は、子どもの安全に十分配慮し、毎日のびのびと過ごせる環境を提供するとともに、子ども一人ひとりの成長のお手伝いを目的として、保育園(シンシア保育園等)の運営等を行っている。  2 台東区との関係    区は、児童福祉の向上と保育士の人材確保や処遇改善を図るため、次表の補助金を交付している。   ┌───────────┬──────┬──────────────┐   │対象事業       │金額    │根拠法令等         │   ├───────────┼──────┼──────────────┤   │小規模保育事業改修費等│      │台東区小規模保育事業改修費等│   │           │30,000,000円│補助金交付要綱       │   ├───────────┼──────┼──────────────┤   │共同型家庭的保育   │      │台東区共同型家庭的保育事業 │   │           │16,283,520円│補助金交付要綱       │   ├───────────┼──────┼──────────────┤   │保育士等キャリア育成 │      │台東区保育士等キャリア育成 │   │           │ 2,063,000円│補助金交付要綱       │   ├───────────┼──────┼──────────────┤   │保育力強化      │      │台東区保育力強化事業    │   │           │  938,000円│補助金交付要綱       │   └───────────┴──────┴──────────────┘    平成30年度における補助対象経費総額(58,145,979円)に占める区補助金の割合(49,284,520円)は、84.8%である。 第2 監査の結果    会社への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。              団体名  株式会社 東京ライフケア 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    東京ライフケアは、平成26年12月に設立された株式会社である。    会社は、保育所の経営、保育所・認定こども園・学童保育所・児童館の設立・運営及びこれらに関連するコンサルタント業務、介護保険法による居宅サービス等の業務を行っている。  2 台東区との関係    区は、区民の子育て支援と児童福祉の増進、保育士の人材確保や処遇改善等を図るため、次表の補助金を交付している。   ┌─────────────┬──────┬───────────────┐   │対象事業         │金額    │根拠法令等          │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │保育士等キャリア育成   │      │台東区保育士等キャリア育成  │   │             │15,123,000円│補助金交付要綱        │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │保育従事職員宿舎借上げ支援│      │台東区保育従事職員宿舎借上げ │   │             │ 7,229,090円│支援事業補助金交付要綱    │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │保育サービス推進     │      │台東区保育サービス推進事業  │   │             │ 3,470,000円│補助金交付要綱        │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │私立保育園児体力向上   │      │台東区私立保育園児体力向上事業│   │             │  600,000円│補助金交付要綱        │   ├─────────────┼──────┼───────────────┤   │私立幼稚園等オリンピック │      │台東区私立幼稚園等      │   │・パラリンピック教育推進 │  516,531円│オリンピック・パラリンピック │   │             │      │教育推進事業補助金交付要綱  │   └─────────────┴──────┴───────────────┘    平成30年度における補助対象経費総額(27,973,365円)に占める区補助金(26,938,621円)の割合は96.3%である。 第2 監査の結果    会社への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。                団体名  株式会社 クオリス 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    クオリスは、平成17年10月に設立された株式会社である。    会社は、保育サービスを通じて地域社会に貢献し、豊かな人間性を持った子どもを育成することを目的として、保育園(クオリスキッズ浅草橋保育園)の運営等を行っている。  2 台東区との関係    区は、保育所整備を促進し、児童福祉の向上を図ることを目的として、保育園整備費の一部としての次表のとおり補助金を交付している。   ┌──────────┬───────┬─────────────┐   │対象事業      │金額     │根拠法令等        │   ├──────────┼───────┼─────────────┤   │私立保育所開設整備等│       │台東区私立保育所開設整備費│   │          │ 173,680,000円│補助金交付要綱      │   └──────────┴───────┴─────────────┘    平成30年度における補助対象経費(187,885,225円)に占める区補助金(173,680,000円)の割合は92.4%である。 第2 監査の結果    会社への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。             団体名  株式会社 千趣会チャイルドケア 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    千趣会チャイルドケアは、平成25年11月に設立された。    会社は、保育事業・学童事業を通して子どもたちの育成に貢献し、子どもと子育てにかかわるすべての人を笑顔にすることを目的として、保育園(えがおの森保育園・あさくさ)の運営等を行っている。  2 台東区との関係    区は、保育所整備を促進し、児童福祉の向上を図ることを目的として、保育園整備費の一部としての次表のとおり補助金を交付している。   ┌──────────┬───────┬─────────────┐   │対象事業      │金額     │根拠法令等        │   ├──────────┼───────┼─────────────┤
      │私立保育所開設整備等│       │台東区私立保育所開設整備費│   │          │ 148,686,000円│補助金交付要綱      │   └──────────┴───────┴─────────────┘    平成30年度における補助対象経費(160,523,208円)に占める区補助金(148,686,000円)の割合は92.6%である。 第2 監査の結果    会社への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。              団体名  株式会社 さくらさくみらい 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    さくらさくみらいは、平成21年8月に設立された。    会社は、保育事業を通し、子どもたちの未来のために、安心して成長できる環境を提供することを目的として、保育園(さくらさくみらい入谷)の運営等を行っている。  2 台東区との関係    区は、保育所整備を促進し、児童福祉の向上を図ることを目的として、保育園整備費の一部としての次表のとおり補助金を交付している。   ┌──────────┬───────┬─────────────┐   │対象事業      │金額     │根拠法令等        │   ├──────────┼───────┼─────────────┤   │私立保育所開設整備等│       │台東区私立保育所開設整備費│   │          │ 141,471,000円│補助金交付要綱      │   └──────────┴───────┴─────────────┘    平成30年度における補助対象経費(152,279,037円)に占める区補助金(141,471,000円)の割合は92.9%である。 第2 監査の結果    会社への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。しかしながら、補助金実績報告書添付資料「当該補助事業に係る収支決算(見込)書」の収支合計額が異なっていた事例があったため、補助金交付主管課に対し、口頭にて注意した。今後は適正な事務処理に努められたい。             団体名  株式会社 チャイルドビジョン 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    チャイルドビジョンは、平成22年3月に設立された。    会社は、保育事業を通し、子どもひとりひとりの個性を尊いものとして認め、伸ばす保育を行うことを目的として、保育園(こどもヶ丘保育園根岸園)の運営等を行っている。  2 台東区との関係    区は、保育所整備を促進し、児童福祉の向上を図ることを目的として、保育園整備費の一部としての次表のとおり補助金を交付している。   ┌──────────┬───────┬─────────────┐   │対象事業      │金額     │根拠法令等        │   ├──────────┼───────┼─────────────┤   │私立保育所開設整備等│       │台東区私立保育所開設整備費│   │          │ 130,571,000円│補助金交付要綱      │   └──────────┴───────┴─────────────┘    平成30年度における補助対象経費(140,667,256円)に占める区補助金(130,571,000円)の割合は92.8%である。 第2 監査の結果    会社への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。                団体名  株式会社 東昇商事 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    東昇商事は、平成7年3月に設立された。    会社は、保育事業を通じて、子ども・保護者・地域に笑顔を届けることを目的として、保育園(マリー保育園浅草)の運営等を行っている。  2 台東区との関係    区は、保育所の設置を促進し待機児童の解消を目的として、保育園整備費の一部や保育士の人材確保や処遇改善を図るため次表のとおり補助金を交付している。   ┌─────────────┬──────┬──────────────┐   │対象事業         │金額    │根拠法令等         │   ├─────────────┼──────┼──────────────┤   │私立保育所開設整備等   │      │台東区私立保育所開設整備費 │   │             │89,154,000円│補助金交付要綱       │   ├─────────────┼──────┼──────────────┤   │保育士等キャリア育成   │      │台東区保育士等キャリア育成 │   │             │ 1,832,000円│補助金交付要綱       │   ├─────────────┼──────┼──────────────┤   │保育従事職員宿舎借上げ支援│      │台東区保育従事職員宿舎借上げ│   │             │ 1,435,000円│支援事業補助金交付要綱   │   ├─────────────┼──────┼──────────────┤   │保育サービス推進     │      │台東区保育サービス推進事業 │   │             │  477,000円│補助金交付要綱       │   └─────────────┴──────┴──────────────┘    平成30年度における補助対象経費総額(99,520,752円)に占める区補助金(92,898,000円)の割合は93.3%である。 第2 監査の結果    会社への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。                団体名  宗教法人 浅草寺 第1 監査対象の概要  1 事業の概要    浅草寺の伝法院は、庭園が平成23年に国の名勝に、「客殿、玄関、大書院、小書院、新書院、台所」の6棟が平成27年に国の重要文化財に指定された。    庭園については、文化財の価値の維持・向上を図るために整備事業に着手し、建造物については、最も損傷の著しい客殿と玄関の解体修理を行っている。また、文化財の汚れの除去、解体、修復等も行い、適切な状態に戻すことを目的に事業を行っている。  2 台東区との関係    区は、文化財の保存又は活用を図るため、次表の補助金を交付している。   ┌───────────────┬──────┬──────────────┐   │対象事業           │金額    │根拠法令等         │   ├───────────────┼──────┼──────────────┤   │名 伝法院庭園 歴史活き活き!│      │台東区国指定文化財保存事業費│   │史跡等総合活用整備      │18,930,000円│補助金交付要綱       │   ├───────────────┼──────┤              │   │重文 浅草寺伝法院客殿及び  │      │              │   │玄関 建造物保存修理     │12,500,000円│              │   ├───────────────┼──────┤              │   │重文 大蔵経(元版)美術工芸品│      │              │   │保存修理抜本強化事業     │  260,000円│              │   ├───────────────┼──────┼──────────────┤   │浅草寺境内総絵図修理事業   │      │台東区都指定文化財保存事業費│   │               │  845,000円│補助金交付要綱       │   └───────────────┴──────┴──────────────┘    平成30年度における補助対象経費総額(258,312,000円)に占める区補助金(32,535,000円)の割合は、12.6%である。 第2 監査の結果    団体への補助金は、補助目的に沿って執行され、特に指摘・指示する事項はない。しかしながら、補助金の交付決定において、交付申請書に収受印の押印がないものが見受けられた。今後は適正な事務執行について留意されたい。 8 監査委員による主な質疑応答  ┌────────────┬─────────────────────────────────┐  │監査対象団体      │社会福祉法人 台東区社会福祉協議会                │  ├────────────┼─────────────────────────────────┤  │監査実施日       │令和元年12月6日(金)                      │  ├────────────┴─────────────────────────────────┤  │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:法人)                       │  ├───┬──────────────────────────────────────────┤
     │ Q │支払資金残高(繰越金)が4千万円を切ってくる状況だと、あと2年ぐらいで良くない状  │  │   │況になるのではないか。                               │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │地域福祉コーディネーターを社協の自主財源で設置しているため、その事業費に繰越金を  │  │   │充ててきた。今後は繰越金が減らないように、社会福祉充実計画に基づき基金を取り崩し  │  │   │対応する予定。                                   │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │社会福祉協議会の会員数が少しでも減らないようにしてほしい。             │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │亡くなられたり、転居などの要因で、昨年より200人ぐらい減っている。今年度から会費を  │  │   │コンビニで支払うことが出来るような取り組みもしている。               │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │はつらつサービスの協力会員は足りているのか。                    │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │実際に活動しているのは、協力会員の約半数であるが、熱心に活動していただいており、  │  │   │活動時間数から考えると、問題なく事業執行できている。                │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │受験生チャレンジ支援貸付けの相談件数と決定件数にかなり差があるのはなぜか。     │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │問合せの電話も相談件数にカウントしているため、相談件数の数字が増えている。パンフ  │  │   │レットも区内全中学校・高校に配布しており、申込者は事前に読んで申込みにくるため、  │  │   │そもそも対象外として断る方は少ない。                        │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │収益を上げている自動販売機の設置については、設置数は伸ばせないとのことだが、現状  │  │   │の台数は確保できるのか。                              │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │区の方針で、区有施設で自動販売機を設置する場合、原則として公募入札制度を活用する  │  │   │ことになっている。                                 │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │コンビニで会費の支払いができるようになったのはどうしてか。             │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │平成30年度までは民生委員に会費を集めてもらっていたが、負担軽減のため、今年度から  │  │   │納付書送付に切替えた。7〜8割の方はコンビニで支払いをしている。          │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │台東区からの補助金や会費以外に、社会福祉協議会の自主事業で収益を上げることを検討  │  │   │していないのか。                                  │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │権利擁護センターで行っている法人後見の後見人報酬などで、利用料収入を上げている。  │  ├───┴──────────────────────────────────────────┤  │ 監査委員意見                                       │  ├──────────────────────────────────────────────┤  │・昨年、CATVで番組を制作して効果があったということだが、継続してやるのはどうか。    │  │・自主事業に積極的に取り組むことで、職員のモチベーションをさらに上げる工夫を続けてもら   │  │いたい。                                          │  └──────────────────────────────────────────────┘  ┌────────────┬─────────────────────────────────┐  │監査対象団体      │公益財団法人 台東区産業振興事業団                │  ├────────────┼─────────────────────────────────┤  │監査実施日       │令和元年12月10日(火)                      │  ├────────────┴─────────────────────────────────┤  │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:法人)                       │  ├───┬──────────────────────────────────────────┤  │ Q │工作機械等個別技術講習の受講者が63人増となった理由は何か。             │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │皮革物を作りたいという希望者が増えたためと想定している。              │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │商工相談件数が増えているのは、消費税増税の関係なのか。               │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │経営関係の相談では、廃業や売り上げ、販路拡大などが増えた。専門コーディネーターが  │  │   │外に出て事業団事業の周知をしていることで増えている。                │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │勤労者サービスセンターの会員数で、3月の退会者が多い理由は何か。また、会員の年齢  │  │   │構成はどうか。                                   │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │高齢の会員が多い。3月に退会者が多いのは、退職者が退会するためである。会員の年齢  │  │   │は40歳以上が多く、60歳以上で40%を占めている。                   │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │消費税増税にあたり、どのようなことを行ったのか。                  │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │昨年度はレジの使い方やキャッシュレス決済のセミナーを行ったほか、消費税率引き上げ  │  │   │に伴う経営相談窓口を開設した。今年度は、東京商工会議所とセミナーを開催し、商店街  │  │   │連合会や近隣型商店街に対して国の補助制度を周知した。                │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │バンコクの展示会の出展業者はどのように選定するのか。また、費用負担はどうしている  │  │   │のか。                                       │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │展示会は生活雑貨やホテル用品なので、その内容を踏まえ事業者を選定している。物品の  │  │   │輸送費は産業振興課が負担し、旅費は各出店事業者が負担している。           │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │バンコクでの出展で契約に至ったのはどのような業者か。                │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │かき氷機、畳屋のコースター、金で内張した桐箱である。                │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │勤労者サービスセンターの今年度の入会者は345人だが、会員になるきっかけは何か。    │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │企業の働き方改革への取り組みや、入会金無料キャンペーンチラシのポスティングなどの  │  │   │効果によるものである。                               │  ├───┴──────────────────────────────────────────┤  │ 監査委員意見                                       │  ├──────────────────────────────────────────────┤  │・他に先駆けて行っているバンコクでの出展は、年々周知されて盛り上がっているとのことだが   │  │、ノウハウを蓄積して今後も続けてもらいたい。                        │  │・専門コーディネーターは、区内を回って成果を挙げており素晴らしい。             │  │・女性で小さな店、プチ事業を始めたいという方がいるが、事業団で支援があるということをア   │  │ピールしてもらいたい。                                   │  └──────────────────────────────────────────────┘  ┌────────────┬─────────────────────────────────┐  │監査対象団体      │社会福祉法人 台東区社会福祉事業団                │
     ├────────────┼─────────────────────────────────┤  │監査実施日       │令和元年12月17日(火)                      │  ├────────────┴─────────────────────────────────┤  │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:法人)                       │  ├───┬──────────────────────────────────────────┤  │ Q │北上野こどもクラブについて、台東区は社会福祉事業団から民間へ委託先を変えるとのこ  │  │   │とだが、民間への流れは今後も続くのか。                       │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │児童館併設のもの以外は民間への委託になり、社会福祉事業団は今後7つのこどもクラブ  │  │   │を受託していく。                                  │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │法人単位事業活動計算書で、その他の事業収益が前年度決算よりも7千4百万円ほどの増  │  │   │となった理由は。                                  │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │幹部職員の身分が社会福祉事業団の固有職員になったことに伴う補助金の増や、退職金に  │  │   │係る経費を区の補助金で賄ったことなどによるもので、新たな事業収益があったものでは  │  │   │ない。                                       │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │無資格者の雇用と資格取得のフォローとは何か。                    │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │介護の資格を持たない採用者に対する初任者研修や資格取得のための特別休暇付与、費用  │  │   │負担などで職員の確保及び定着を図るものである。                   │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │防災訓練を実施しているが、水害対策はどうか。施設でしっかりやってほしい。      │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │特養浅草では、食料の備蓄を地下から5階に移し、施設の防災委員会において、2階の入  │  │   │居者の上階への移転について申し合わせを行っている。                 │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │経営改革案を示して指定管理料が増額となったとのことだが、経営改革とはどのようなも  │  │   │のか。                                       │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │人材確保の取り組みを進め、人件費が割高な人材派遣を解消していくこと。また、利用率  │  │   │の向上による介護報酬の増や、業務委託費の見直しなどを骨子としている。        │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │平成30年度に行った認知症の支援や排泄方法の支援など、QOLを向上させた職員の自発  │  │   │的活動事例とは何か。                                │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │レビー小体型認知症の症例を踏まえた支援や、利用者が希望する排泄方法の実現に向けた  │  │   │支援の過程をまとめた活動である。                          │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │平成30年度に39人の採用ができたことは大きな収穫なのか。               │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │退職者もそれなりにいるので、それをカバーできる採用をしていく必要がある。      │  │   │採用担当者との良好な関係を築く地道な取り組みが実り、今年度は専門学校から13人の採  │  │   │用に結び付いた。                                  │  ├───┴──────────────────────────────────────────┤  │ 監査委員意見                                       │  ├──────────────────────────────────────────────┤  │・社会福祉法人制度改革により内部統制機能強化の要請があったということだが、是非これから   │  │も取り組んでほしい。                                    │  │・経営改革は一朝一夕にはいかないが、取り組んでもらいたい。                 │  └──────────────────────────────────────────────┘  ┌────────────┬─────────────────────────────────┐  │監査対象団体      │公益財団法人 台東区芸術文化財団                 │  ├────────────┼─────────────────────────────────┤  │監査実施日       │令和元年12月20日(金)                      │  ├────────────┴─────────────────────────────────┤  │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:法人)                       │  ├───┬──────────────────────────────────────────┤  │ Q │決算をみると前年度に比べて支出が7千万円増えているが、人件費がほとんどなのか。   │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │区から芸術文化財団の固有職員になった分の人件費の増と、奏楽堂のリニューアルオープ  │  │   │ンによるものである。                                │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │グッズ販売が3割ほど伸びて好評とのことだが、何の販売が伸びたのか。また、グッズの  │  │   │在庫品が多いとのことだったが、現在はどのような状況か。               │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │書道博物館が東京国立博物館との連携事業で行った王義之の特別展の図録や館の関連グッ  │  │   │ズを東京国立博物館で販売したことで伸びた。また、グッズの作成数を財団本部でコント  │  │   │ロールしており、在庫数は減少してきている。                     │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │芸術文化財団は施設の管理運営と自主事業の二本柱だが、平成30年度に一番好評だった自  │  │   │主事業は何か。                                   │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │ウクレレファミリーワークショップとコンサートである。ワークショップは抽選になり、  │  │   │コンサートも満席に近かった。                            │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │好評だったウクレレファミリーワークショップとコンサートは続けていくのか。      │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │アンケートの反応が好評で事業効果もあるなら、翌年も続けたいが、経費や時期の問題、  │  │   │講師などの相手方の都合もある。また、体験セミナーはきっかけづくりとの考え方から、  │  │   │隔年実施もある。                                  │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │区役所のショップたいとうで、芸術文化財団のグッズも販売しているのか。        │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │芸術文化財団のグッズも販売しており、書道博物館のトートバッグなどがよく売れている  │  │   │。                                         │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │文化施設の入館者数が、昨年度に比べて減少している施設が多いのではないか。      │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │今年はどの文化施設も10月までは伸びているが、一葉記念館は11月の一葉祭の3日間は天  │  │   │候が悪く11月は減少となった。展示内容だけでなく天候などの影響もある。        │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │文化施設のPR方法は変えているのか。                        │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │日比谷線上野駅のデジタルサイネージを使い、一葉記念館を紹介した。          │  ├───┴──────────────────────────────────────────┤  │ 監査委員意見                                       │  ├──────────────────────────────────────────────┤
     │・毎年、様々な企画を行い、そのノウハウを蓄積している。好評な企画は続けてほしい。      │  │・児童生徒の来館者が少ない施設があるが、来館してもらえばその後の興味に繋がるので、子供   │  │のうちに見てもらえると良い。                                │  └──────────────────────────────────────────────┘  ┌────────────┬─────────────────────────────────┐  │監査対象団体      │公益社団法人 台東区シルバー人材センター             │  ├────────────┼─────────────────────────────────┤  │監査実施日       │令和元年12月25日(水)                      │  ├────────────┴─────────────────────────────────┤  │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:法人)                       │  ├───┬──────────────────────────────────────────┤  │ Q │収入の16%が区の補助金だが、その割合は決まっているのか。              │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │人件費を区の補助金でみてもらうことになっている。平成30年4月から正規職員が1名増  │  │   │となったために人件費が増えた。                           │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │決算でみると、防災マップの全戸配布が終了して就業率は減少したが、配分金は増加して  │  │   │いる。最低賃金の伸びが影響しているのか。                      │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │増加した一番の理由は上野東照宮から筆耕の大口受注があったためである。その他、東京  │  │   │藝大学の体育館の業務の受注や最低賃金の伸びなどの影響もある。           │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │会員が退会する理由は何か。                             │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │年1,000円の会費を3年間未払いの場合は退会としている。その他、加齢や体力、家庭の事  │  │   │情などがある。                                   │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │就業は月10日、週20時間を超えないことという制約があり、会員は75歳以上が増加してい  │  │   │る。仕事を受注して、人手が足りないということはないのか。              │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │会員の高齢化のため事故や熱中症が心配で、仕事があっても人手が足りないということも  │  │   │ある。                                       │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │会員の事故の問題があるということだが、労災関係はどうなっているのか。        │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │請負は労災の対象外なので、都全体でシルバー保険に加入している。派遣は労働者なので  │  │   │労災の適用がある。                                 │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │会費が未納の場合は、督促をしないのか。                       │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │年1回、会費納入のお知らせを送付しているが、それ以外は支払の依頼はしていない。仕  │  │   │事をして年会費を払ってもらいたいと考えており、費用対効果の面からも督促はしていな  │  │   │い。                                        │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │家事援助の受注する仕事は1日で終わる仕事か。内容は清掃等が多いのか。        │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │大体は1日で終わる仕事で、窓拭きなど清掃関係が多い。                │  ├───┴──────────────────────────────────────────┤  │ 監査委員意見                                       │  ├──────────────────────────────────────────────┤  │・会員の高齢化や集めづらさは仕方ない面もあるが、女性を掘り起こすなどなんとか盛り上げて   │  │ほしい。                                          │  │・労働者派遣事業については、まだ実績はないとのことだが、派遣事業を起爆剤にして取り組ん   │  │でほしい。                                         │  │・会員数を維持していくためには、費用がかからないような連絡をするなど、退会防止の取り組   │  │みは大事なことなので検討してほしい。                            │  │・一般的なPRではなく、町会や老人会に出向いてシルバーのメリットを説明するなど、直接働   │  │きかける方が効果的ではないか。                               │  └──────────────────────────────────────────────┘  ┌────────────┬─────────────────────────────────┐  │監査対象団体      │社会福祉法人 台東つばさ福祉会                  │  ├────────────┼─────────────────────────────────┤  │監査実施日       │令和元年12月25日(水)                      │  ├────────────┴─────────────────────────────────┤  │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:法人)                       │  ├───┬──────────────────────────────────────────┤  │ Q │平成29年度と平成30年度の補助金と委託料の推移をみると、たいとう寮とつばさ放課後ク  │  │   │ラブで伸びているのはなぜか。                            │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │人件費が増えている。つばさ放課後クラブは利用減等による収入減のため、その分の補助  │  │   │金が増えている。                                  │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │自立生活体験事業の体験期間が1〜3カ月というのは目安なのか。            │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │体験事業を繰り返し利用されている方もいるので、必要に応じて自立に向けて、期間を延  │  │   │ばして体験してもらうよう提案している。                       │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │つばさ相談支援センターの相談件数は伸びているのか。また、相談内容は何か。      │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │一般相談は伸びる傾向にあり、利用計画は微増である。相談内容としては、一人暮らしを  │  │   │したいとか、他の事業所に移りたいというものや、福祉サービスの利用など多岐にわたっ  │  │   │ている。                                      │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │法人の予算と決算の推移をみると、決算が少ないのは人が集まらないための人員の問題か  │  │   │。                                         │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │予算を確保して人を集めようと努めているが、まだ人手不足の状況にある。        │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │ショートステイの利用定員は2名だが、需要との関係ではどうか。希望が多くて利用でき  │  │   │ないということはないのか。                             │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │枠の中で皆さんに利用してもらっており、概ねご利用いただいている。たいとう寮の稼働  │  │   │率は100%を超えているが、区内には他の法人が運営する施設もあるので、多くの方が利用  │  │   │できるように、今後も工夫していきたい。                       │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │障害者の就労を妨げる原因は何か。                          │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │受け入れるために、事業所の環境整備や障害者の理解が必要なことである。        │
     ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │就労支援事業は大事な事業だが、状況はどうか。                    │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │移行支援事業は一般就労の窓口が広がってきている。また、B型支援事業所は都の月額工  │  │   │賃平均額の15,000円を超える受注ができている。                    │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │法人の基本方針に「時代のニーズに的確に対応し」とあるが、時代のニーズと最近感じる  │  │   │ものは何か。                                    │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │障害者の就労支援や障害児の放課後対策である。                    │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │つばさ相談支援センターのモニタリング実績とは何か。                 │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │サービス等利用計画の中で立てた目標について、3カ月に1回モニタリングをし、生活が  │  │   │豊かになるための事業の紹介などを行っている。                    │  └───┴──────────────────────────────────────────┘ 9 まとめ   今回、実地監査を行った6団体は、区民サービスの充実のために熱心な取り組みがなされており、職員の創意工夫の成果が見受けられた。また、区からの補助金等も目的に沿って適切かつ効果的に執行されていることが見受けられた。   それぞれの設立趣旨に沿った事業の実施についても、適切に運営されていることを確認できた。   書面監査を行った各団体についても、補助金の交付要綱に基づき、区の補助金の交付・確定の事務手続、団体の行っている事業がその補助目的に沿って適切に執行されていることが認められた。しかしながら、事務処理における文書の取り扱いについて、文書取扱規定に基づく文書収受がなされていない事例が見受けられた。   なお、昨年の児童保育課からの事業者に対する保育従事職員宿舎借上げ支援事業の補助金確定通知書で、上半期分の補助金額がもれていた事例については全て改善されていることを確認した。   今後とも、所管部課においては、適切な指導・監督を行うとともに、補助事業の必要性や効果について適宜見直しを行い、区民サービスの充実と効果的な区政運営のため、引き続き適正な事務執行に努められたい。  ──────────────────────────────────────────                                      31台監第55号                                    令和2年3月27日 台東区議会議長    石 塚   猛 殿                          台東区監査委員 元 田 秀 治                          同       大 場 賢 一                          同       中 澤 史 夫              台東区監査基準の策定について(報告)  地方自治法第198条の4第1項の規定に基づき、台東区監査基準を策定しましたので、本基準を同法第198条の4第3項の規定により別紙のとおり公表します。                   台東区監査基準                                    令和2年3月27日                                      監査委員決定  第1章 一般基準 (監査委員が行うこととされている監査、検査、審査その他の行為の目的) 第1条 台東区(以下「区」という。)において監査委員が行うこととされている監査、検査、審査その他の行為は、区の事務の管理及び執行等について、法令に適合し、正確で、経済的、効率的かつ効果的な実施を確保し、区民の福祉の増進に資することを目的とする。 2 監査委員は、監査基準に従い公正不偏の態度を保持し、正当な注意を払ってその職務を遂行する。それによって自ら入手した証拠に基づき意見等を形成し、結果に関する報告等を決定し、これを区議会及び区長等(以下「区長等」という。)に提出する。 (監査等の範囲及び目的) 第2条 監査、検査、審査その他の行為のうち、本基準における監査等は次に掲げるものとし、それぞれ当該各号に定めることを目的とする。  (1) 定期監査 地方自治法(昭和22年法律第67号。以下「法」という。)第199条第1項、第2項及び第4項の規定に基づき、財務に関する事務の執行等が法令に適合し、正確で、最少の経費で最大の効果を挙げるようにし、その組織及び運営の合理化に努めているか監査すること  (2) 工事監査 法第199条第1項及び第5項の規定に基づき、必要があると認めるとき、定期監査に準じて、区の事務事業の執行に係る工事等について、当該工事の設計、施工等が適正に行われているか監査すること  (3) 行政監査 事務の執行が法令に適合し、正確で、最少の経費で最大の効果を挙げるようにし、その組織及び運営の合理化に努めているか監査すること  (4) 財政援助団体等監査 補助金、交付金、負担金等の財政的援助を与えている団体、出資している団体、借入金の元金又は利子の支払を保証している団体、信託の受託者及び公の施設の管理を行わせている団体の当該財政的援助等に係る出納その他の事務の執行が当該財政的援助等の目的に沿って行われているか監査すること  (5) 決算審査 決算その他関係書類が法令に適合し、かつ正確であるか審査すること  (6) 例月出納検査 会計管理者の現金の出納事務が正確に行われているか検査すること  (7) 基金運用審査 基金の運用の状況を示す書類の計数が正確であり、基金の運用が確実かつ効率的に行われているか審査すること  (8) 健全化判断比率審査 健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類が法令に適合し、かつ正確であるか審査すること  (9) 内部統制評価報告書審査 区長が作成した内部統制評価報告書について、区長による評価が適切に実施され、内部統制の不備について重大な不備に当たるかどうかの判断が適切に行われているか審査すること 2 法令の規定により監査委員が行うこととされている監査、検査、審査その他の行為(監査等を除く。)については、法令の規定に基づき、かつ、本基準の趣旨に鑑み、実施するものとする。 (倫理規範) 第3条 監査委員は、高潔な人格を維持し、誠実に、かつ、本基準に則ってその職務を遂行するものとする。 (独立性、公正不偏の態度及び正当な注意) 第4条 監査委員は、独立的かつ客観的な立場で公正不偏の態度を保持し、その職務を遂行するものとする。 2 監査委員は、正当な注意を払ってその職務を遂行するものとする。 (専門性) 第5条 監査委員は、区の財務管理その他行政運営に関し優れた識見を有することが求められ、その職務を遂行するため、自らの専門能力の向上と知識の蓄積を図り、その専門性を維持及び確保するため研鑽に努めるものとする。 2 監査委員は、監査委員の事務を補助する職員(以下「事務補助職員」という。)に対し、監査委員の職務が本基準に則って遂行されるよう、区の財務管理その他行政運営に関して、自らの専門能力の向上と知識の蓄積を図るよう研鑽に努めさせるものとする。 (質の管理) 第6条 監査委員は、本基準に則って、その職務を遂行するに当たり求められる質を確保するものとする。そのために、事務補助職員に対して、適切に指揮及び監督を行うものとする。 2 監査委員は、監査計画、監査等の内容、判断の過程、証拠及び結果その他の監査委員が必要と認める事項を監査調書等として作成し、保存するものとする。  第2章 実施基準 (監査計画) 第7条 監査委員は、監査等を効率的かつ効果的に実施することができるよう、リスク(組織目的の達成を阻害する要因をいう。以下同じ。)の内容及び程度、過去の監査結果、監査結果の措置状況、監査資源等を総合的に勘案し、監査計画を策定するものとする。監査計画には、監査等の種類、対象、時期、実施体制等を定めるものとする。 2 監査委員は、監査計画の前提として把握した事象若しくは状況が変化した場合又は監査等の実施過程で新たな事実を発見した場合には、必要に応じて適宜、監査計画を修正するものとする。 (リスクの識別と対応) 第8条 監査委員は、監査等(内部統制評価報告書審査を除く。本条、次条第2項並びに第15条第3項及び第4項において同じ。)の対象のリスクを識別し、そのリスクの内容及び程度を検討した上で、監査等を実施するものとする。 (内部統制に依拠した監査等) 第9条 前条のリスクの内容及び程度の検討にあたっては、内部統制の整備状況及び運用状況について情報を集め、判断するものとする。 2 監査委員は、監査等の種類に応じ、内部統制に依拠する程度を勘案し、適切に監査等を行うものとする。 (監査等の実施手続) 第10条 監査委員は、必要な監査等の証拠を効率的かつ効果的に入手するため、監査計画に基づき、実施すべき監査等の手続を選択し、実施するものとする。 (監査等の証拠入手) 第11条 監査委員は、監査等の結果を形成するため、必要な監査等の証拠を入手するものとする。 2 監査委員は、監査等の証拠を評価した結果、想定していなかった事象若しくは状況が生じた場合又は新たな事実を発見した場合には、適宜監査等の手続を追加して必要な監査等の証拠を入手するものとする。 (各種の監査等の有機的な連携及び調整) 第12条 監査委員は、各種の監査等が相互に有機的に連携して行われるよう調整し、監査等を行うものとする。 (監査専門委員、外部監査人等との連携) 第13条 監査委員は、必要に応じて監査専門委員を選任し、必要な事項を調査させることができる。 2 監査委員は、監査等の実施に当たり、効率的かつ効果的に実施することができるよう、監査専門委員、外部監査人等との連携を図るものとする。  第3章 報告基準 (監査等の結果に関する報告等の作成及び提出) 第14条 監査委員は、定期監査、工事監査、行政監査及び財政援助団体等監査に係る監査の結果に関する報告を作成し、区長等に提出するものとする。 2 監査委員は、前項の監査の結果に関する報告については、当該報告に添えてその意見を提出することができるとともに、当該報告のうち特に措置を講ずる必要があると認める事項については勧告することができる。 3 監査委員は、例月出納検査の結果に関する報告を作成し、区議会及び区長に提出するものとする。 4 監査委員は、決算審査、基金運用審査、健全化判断比率審査及び内部統制評価報告書審査を終了したときは、意見を区長に提出するものとする。 (監査等の結果に関する報告等への記載事項) 第15条 監査等の結果に関する報告等には、原則として次に掲げる事項その他監査委員が必要と認める事項を記載するものとする。  (1) 本基準に準拠している旨  (2) 監査等の種類  (3) 監査等の対象  (4) 監査等の着眼点(評価項目)  (5) 監査等の実施内容  (6) 監査等の結果 2 前項第6号の監査等の結果には、次の各号に掲げる監査等の種類に応じて、重要な点において当該各号に定める事項が認められる場合にはその旨その他監査委員が必要と認める事項を記載するものとする。  (1) 定期監査、工事監査及び行政監査 前項第1号から第5号までの記載事項のとおり監査した限りにおいて、監査の対象となった事務が法令に適合し、正確に行われ、最少の経費で最大の効果を挙げるようにし、その組織及び運営の合理化に努めていること
     (2) 財政援助団体等監査 前項第1号から第5号までの記載事項のとおり監査した限りにおいて、監査の対象となった財政援助団体等の当該財政的援助等に係る出納その他の事務の執行が当該財政的援助等の目的に沿って行われていること  (3) 決算審査 前項第1号から第5号までの記載事項のとおり審査した限りにおいて、決算その他関係書類が法令に適合し、かつ正確であること  (4) 例月出納検査 前項第1号から第5号までの記載事項のとおり検査した限りにおいて、会計管理者の現金の出納事務が正確に行われていること  (5) 基金運用審査 前項第1号から第5号までの記載事項のとおり審査した限りにおいて、区長から提出された基金の運用の状況を示す書類の計数が正確であると認められ、基金の運用が確実かつ効率的に行われていること  (6) 健全化判断比率審査 健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類が法令に適合し、かつ正確であること  (7) 内部統制評価報告書審査 区長が作成した内部統制評価報告書について、監査委員が確認した内部統制の整備状況及び運用状況、評価に係る資料並びに監査委員が行うこととされている監査、検査、審査その他の行為によって得られた知見に基づき、区長による評価が評価手続に沿って適切に実施されたか及び内部統制の不備について重大な不備に当たるかどうかの判断が適切に行われているかという観点から検証を行い審査した限りにおいて、内部統制評価報告書の評価手続及び評価結果に係る記載は相当であること 3 第1項第6号の監査等の結果には、前項各号に掲げる監査等の種類に応じて、重要な点において当該各号に定める事項が認められない場合にはその旨その他監査委員が必要と認める事項を記載するものとする。 4 監査委員は、是正又は改善が必要である事項が認められる場合、その内容を監査等の結果に記載するとともに、必要に応じて、監査等の実施過程で明らかとなった当該事項の原因等を記載するよう努めるものとする。 5 監査委員は、内部統制評価報告書審査においては、区長による評価が評価手続に沿って適切に実施されていないと考えられる場合及び内部統制の不備について重大な不備に当たるかどうかの判断が適切に行われていないと考えられる場合は、その内容を記載するものとする。 (合 議) 第16条 監査等のうち、次に掲げる事項については、監査委員の合議によるものとする。  (1) 監査の結果に関する報告(定期監査、工事監査、行政監査及び財政援助団体等監査に係るものに限る。以下同じ。)の決定  (2) 監査の結果に関する報告に添える意見の決定  (3) 監査の結果に関する報告に係る勧告の決定  (4) 決算審査に係る意見の決定  (5) 基金運用審査に係る意見の決定  (6) 健全化判断比率審査に係る意見の決定  (7) 内部統制評価報告書審査に係る意見の決定 2 監査委員は、監査の結果に関する報告の決定について、各監査委員の意見が一致しないことにより、前項の合議により決定することができない事項がある場合には、その旨及び当該事項についての各監査委員の意見を区長等に提出するとともに公表するものとする。 (公 表) 第17条 監査委員は、次に掲げる事項を監査委員全員の連名で公表するものとする。  (1) 監査の結果に関する報告の内容  (2) 監査の結果に関する報告に添える意見の内容  (3) 監査の結果に関する報告に係る勧告の内容 (措置状況の公表等) 第18条 監査委員は、監査の結果に関する報告を提出した者及び監査の結果に関する報告に係る勧告をした者から、措置の内容の通知を受けた場合は当該措置の内容を公表するものとする。 2 監査委員は、監査の結果に関する報告を提出した者及び監査の結果に関する報告に係る勧告をした者に、適時、措置状況の報告を求めるよう努めるものとする。    付 則 (施行期日) 1 この基準は、令和2年4月1日(以下「施行日」という。)から施行する。 (東京都台東区監査基準の廃止) 2 東京都台東区監査基準(平成6年1月27日監査委員決定)は、廃止する。 (内部統制評価報告書審査に係る経過措置) 3 この基準における内部統制評価報告書審査の規定は、施行日以後に区長が監査委員に提出する内部統制評価報告書から適用する。  ──────────────────────────────────────────                                      31台監第57号                                    令和2年3月27日 台東区議会議長    石 塚   猛 殿                                台東区監査委員                                   元 田 秀 治                                   大 場 賢 一                                   中 澤 史 夫         令和元年度2月分例月出納検査の結果について(報告)  地方自治法第235条の2の規定による標記検査の結果は、下記のとおりです。                     記 1.検査の対象   令和2年2月末日現在における一般会計、特別会計及び基金(用品調達基金、郵便料金基金、公共料金支払基金)ならびに歳入歳出外に属する現金の出納状況 2.検査月日   令和2年3月27日(金) 3.検査の結果  (1)収支の計数について     「歳入計算表」及び「歳出計算表」のとおり相違ありません。  (2)現金出納状況及び現金保管状況     「現金受払表」及び「現金保管状況表」のとおり相違ありません。 【令和元年度】                                                     令和2年2月29日現在                 歳  入  計  算  表                                                         単位:円(収入率は百分率%) ┌────┬────────┬────────┬────────┬────────┬──────┬───────┬────────┬────────┐ │会計  │一般会計    │国民健康保険  │後期高齢者   │介護保険会計  │老人保健  │病院施設会計 │用地会計    │合計      │ │    │        │事業会計    │医療会計    │        │施設会計  │       │        │        │ ├────┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼───────┼────────┼────────┤ │予算現額│ 102,206,410,000│ 23,447,665,000│  4,892,000,000│ 16,461,741,000│ 138,500,000│  493,530,000│        0│ 147,639,846,000│ ├────┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼───────┼────────┼────────┤ │調定済額│ 86,409,982,160│ 22,927,323,153│  5,092,696,066│ 16,364,179,288│ 128,554,460│  465,177,924│        0│ 131,387,913,051│ ├─┬──┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼───────┼────────┼────────┤ │収│本月│  6,395,905,357│  1,838,179,318│   267,031,116│   803,171,670│   27,500│  19,178,280│        0│  9,323,493,241│ │入├──┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼───────┼────────┼────────┤ │済│累計│ 80,529,422,501│ 19,817,647,397│  4,115,479,218│ 14,327,957,891│ 128,531,360│  247,342,874│        0│ 119,166,381,241│ │額│  │        │        │        │        │      │       │        │        │ ├─┴──┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼───────┼────────┼────────┤ │不 納  │    4,182,830│        0│        0│        0│      0│       0│        0│    4,182,830│ │欠損額 │        │        │        │        │      │       │        │        │ ├────┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼───────┼────────┼────────┤ │還 付  │        0│        0│        0│        0│      0│       0│        0│        0│ │未済額 │        │        │        │        │      │       │        │        │ ├────┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼───────┼────────┼────────┤ │収 入  │  5,876,376,829│  3,109,675,756│   977,216,848│  2,036,221,397│   23,100│  217,835,050│        0│ 12,217,348,980│ │未済額 │        │        │        │        │      │       │        │        │ ├────┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼───────┼────────┼────────┤ │対予算 │△21,676,987,499│ △3,630,017,603│  △776,520,782│ △2,133,783,109│ △9,968,640│ △246,187,126│        0│△28,473,464,759│ │増(△)減│        │        │        │        │      │       │        │        │ ├─┬──┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼───────┼────────┼────────┤ │収│予算│      78.8│      84.5│      84.1│      87.0│    92.8│     50.1│       −│      80.7│ │入│対比│        │        │        │        │      │       │        │        │ │率├──┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼───────┼────────┼────────┤ │ │調定│      93.2│      86.4│      80.8│      87.6│    100.0│     53.2│       −│      90.7│ │ │対比│        │        │        │        │      │       │        │        │ └─┴──┴────────┴────────┴────────┴────────┴──────┴───────┴────────┴────────┘                 歳  出  計  算  表                                                         単位:円(執行率は百分率%) ┌────┬────────┬────────┬────────┬────────┬──────┬───────┬────────┬────────┐ │会計  │一般会計    │国民健康保険  │後期高齢者   │介護保険会計  │老人保健  │病院施設会計 │用地会計    │合計      │ │    │        │事業会計    │医療会計    │        │施設会計  │       │        │        │ ├────┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼───────┼────────┼────────┤ │予算現額│ 102,206,410,000│ 23,447,665,000│  4,892,000,000│ 16,461,741,000│ 138,500,000│  493,530,000│        │ 147,639,846,000│
    ├─┬──┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼───────┼────────┼────────┤ │支│本月│  6,533,231,114│  2,178,494,302│   481,395,174│  1,326,342,948│      0│  35,700,000│        │ 10,555,163,538│ │出├──┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼───────┼────────┼────────┤ │額│累計│ 81,182,412,442│ 18,586,576,663│  3,874,646,353│ 13,434,187,806│ 67,023,080│  339,647,493│        0│ 117,484,493,837│ ├─┴──┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼───────┼────────┼────────┤ │予算残額│ 21,023,997,558│  4,861,088,337│  1,017,353,647│  3,027,553,194│ 71,476,920│  153,882,507│        0│ 30,155,352,163│ ├────┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼───────┼────────┼────────┤ │執 行 率│      79.4│      79.3│      79.2│      81.6│    48.4│     68.8│       −│      79.6│ └────┴────────┴────────┴────────┴────────┴──────┴───────┴────────┴────────┘                 現  金  受  払  表                                                               単位:円 ┌────┬────────┬────────┬───────┬────────┬─────┬──────┬────┬───────┐ │区分  │一般会計    │国民健康保険  │後期高齢者  │介護保険会計  │老人保健 │病院施設会計│用地会計│雑部金    │ │    │        │事業会計    │医療会計   │        │施設会計 │      │    │       │ ├────┼────────┼────────┼───────┼────────┼─────┼──────┼────┼───────┤ │前月  │   82,492,816│  1,571,325,718│  455,151,923│  1,416,851,363│61,480,780│ 24,217,101│    0│ 2,786,158,859│ │繰越高 │        │        │       │        │     │      │    │       │ ├────┼────────┼────────┼───────┼────────┼─────┼──────┼────┼───────┤ │受入高 │   99,961,000│        0│ △200,000,000│  △500,000,000│     0│      0│    0│  600,000,000│ │    │  6,395,905,357│  1,838,179,318│  267,031,116│   803,171,670│  27,500│ 19,178,280│    0│ 3,170,928,298│ ├────┼────────┼────────┼───────┼────────┼─────┼──────┼────┼───────┤ │支払高 │  6,533,231,114│  2,178,494,302│  481,395,174│  1,326,342,948│     0│ 35,700,000│    0│ 2,459,862,944│ ├────┼────────┼────────┼───────┼────────┼─────┼──────┼────┼───────┤ │残高  │   45,128,059│  1,231,010,734│  40,787,865│   393,680,085│61,508,280│  7,695,381│    0│ 4,097,224,213│ ├────┼────────┼────────┼───────┼────────┼─────┴──────┴────┴───────┘ │区分  │用品調達基金  │郵便料金基金  │公共料金   │合計      │ │    │        │        │支払基金   │        │ ├────┼────────┼────────┼───────┼────────┤ │前月  │   14,393,275│    7,663,246│  76,538,919│  6,496,274,000│ │繰越高 │        │        │       │        │ ├────┼────────┼────────┼───────┼────────┤ │受入高 │        0│        0│       0│    △39,000│(注) 受入高欄の上段の数字は、当月における運用金の │    │    2,011,889│    7,392,200│  98,671,763│ 12,602,497,391│収支を示す ├────┼────────┼────────┼───────┼────────┤ │支払高 │    2,225,974│   12,531,645│  76,538,919│ 13,106,323,020│ ├────┼────────┼────────┼───────┼────────┤ │残高  │   14,179,190│    2,523,801│  98,671,763│  5,992,409,371│ └────┴────────┴────────┴───────┴────────┘                 現 金 保 管 状 況 表                                       単位:円 ┌────┬────────┬────────┬────────┬─────────┐ │預金内訳│当座預金    │普通預金    │大口定期預金  │定期預金     │ │    ├────────┼────────┼────────┼─────────┤ │    │     409,371│  5,991,000,000│       −│     1,000,000│ │    ├────────┼────────┼────────┼─────────┤ │    │譲渡性預金   │通知預金    │その他     │合計       │ │    ├────────┼────────┼────────┼─────────┤ │    │       −│       −│       −│   5,992,409,371│ └────┴────────┴────────┴────────┴─────────┘                                      31台監第58号                                    令和2年3月27日 台東区議会議長    石 塚   猛 殿                                台東区監査委員                                   元 田 秀 治                                   大 場 賢 一                                   中 澤 史 夫             令和元年度工事監査の結果について(報告)  地方自治法第199条第5項の規定に基づき、標記監査を実施しましたので、この結果を同法第199条第9項の規定により、別紙のとおり報告いたします。                            別紙令和元年度工事監査結果報告 1 監査期間   令和元年12月27日(金)〜 令和2年3月27日(金) 2 監査対象部課   総務部 施設課 3 監査対象工事  (1)蔵前小学校改築工事[書面監査及び実地監査]     (電気設備工事、空調設備工事、給排水設備工事、昇降機設備工事、工事監理業務委託)  (2)黒門小学校大規模改修工事[書面監査]     (電気設備工事、空調等設備工事、昇降機設備工事、環境整備工事) 4 監査の範囲   当該工事にかかる財務に関する事務の執行状況及び工事の施工状況 5 監査の方法   監査委員は関係課長から対象工事の施工状況等について説明を聴取し、質疑応答を行うとともに、工事現場の実地調査を行った。   また、事務局職員は監査委員による監査に先立ち、関係課に工事関係書類の提出を求め、調査及び事情聴取等の予備監査を行った。 6 確認した関係書類   起工書、設計図書、積算及び見積書、工事写真、諸検査結果報告書等 7 監査の結果   提出された対象工事関係書類をもとに、工事が適法に合理性をもって施工されているか、予算の執行が適正かつ効率的に行われているかどうかについて、書面監査及び実地監査をしたところ、監査対象工事の2件ともおおむね良好に実施されたものと認められ、特に指摘・指示する事項はない。   しかしながら、軽微ではあるが、次の誤り等の事例があったので、口頭にて注意した。今後の適正、適切な事務執行に留意されたい。  【口頭注意事項】    ・工事記録写真に写っている日付と横に書かれたコメントの日付が違うもの    ・工事記録写真が不鮮明なもの    ・設計図書の記載内容に軽微な誤りがあるもの    ・起案文書に決裁日、施行日が記入されていないもの    ・見積書に日付の無いもの    ・完了図と現場で軽微な差異の有るもの 8 実地監査実施日及び監査委員の主な質疑応答事項 ┌───────────┬──────────────────────────────────┐ │監査対象部課     │総務部 施設課                           │ ├───────────┼──────────────────────────────────┤ │実地監査対象工事   │蔵前小学校改築工事                         │ ├───────────┼──────────────────────────────────┤ │監査実施日      │令和2年2月18日(火)                       │ ├───────────┴──────────────────────────────────┤ │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:施設課長等)                    │ ├───┬──────────────────────────────────────────┤
    │ Q │工事監理業務は随意契約となっているが、設計段階の時は入札を掛けたのか。       │ ├───┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │設計は入札を行い業者を決定した。その設計をした業者が、設計の意図や学校要望につい  │ │   │て一番理解しているため、工事監理業務委託も随意契約で同じ業者に委託を行った。    │ ├───┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │今回、災害対策の面で色々な事をしているが、発電機が72時間稼働できるのは、照明とか  │ │   │を使った場合が72時間で、空調は入らないのか。                    │ ├───┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │非常用自家発電設備を稼働させた場合に運転する設備に空調設備は入らず、照明と一部電  │ │   │灯・コンセントになっています。ただ、避難所となるアリーナ系統のガスエンジン・ヒー  │ │   │トポンプ・エアコンは、電源が遮断された場合でも、都市ガスが遮断されなければ、エア  │ │   │コンを駆動することができるような機器を採用している。                │ ├───┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │オープンスペースも広いし、オレンジホール、メディアセンター、ふれあいホールという  │ │   │形で、3階のアリーナもそうだが、相当ゆとりのある空間が実現して素晴らしいと思う。  │ │   │主に学校側の要望が実現したという感じなのか。                    │ ├───┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │元々ここに建っていた精華小学校の造り方が、教室を南面に置き、ある程度オープンスペ  │ │   │ースを確保しているという形であった。敷地の大きさが変わらない中で、子ども達が比較  │ │   │的ゆったりと過ごせる空間を確保していきたいという学校側の要望であったが、必要な教  │ │   │室数は確保しなければならないし、それ以外に特別教室も配置しなければならない。学校  │ │   │として必要な教室が沢山あるが、うまく配置して、スペースを設けて、ゆとりのある学校  │ │   │は出来ないかを検討し、設計を行った。その結果、要望に合った非常に広いスペースを生  │ │   │むことができた。                                  │ ├───┴──────────────────────────────────────────┤ │ 監査委員意見                                       │ ├──────────────────────────────────────────────┤ │聞きしに勝る素晴らしい学校で、コンクールに出しても恥ずかしくないと思える学校だ。南側に   │ │公園があるということで、明るさが確保されて開放感もあるし、全てにおいて最高の小学校であ   │ │ると実感した。この素晴らしい校舎を存分に利用して、素晴らしい教育効果をあげて頂きたい。   │ └──────────────────────────────────────────────┘ 9 工事概要 (1)蔵前小学校改築工事   蔵前小学校は児童数の増加に伴う、教室数不足を解消するため、改築工事による施設整備を行った。外観は蔵をモチーフにした庇や和をイメージしたルーバーを設け、誰もが親しみをもてる外観とした。また、エコスクール計画として自然エネルギーの活用(太陽光発電、地中熱利用、雨水利用)や、木材の積極利用、見えやすい壁面緑化、発電量モニターを設置することで環境啓発に配慮した。災害対策として受変電設備と非常用発電機は屋上に設置し、体育館等の照明は非常用発電機からの電源供給で、災害時に72時間稼働できる。また、備蓄倉庫を1階及び3階に配置した。 (2)黒門小学校大規模改修工事   黒門小学校は震災復興小学校として昭和5年に竣工した。築80年以上経過し、施設の老朽化に伴い、竣工当初のデザインを残すなど歴史的価値を維持しつつ、電気、空調、給排水等の基幹設備の更新、及びバリアフリー対応の改修工事、教育環境の整備を中心とした改修工事を行った。   外観は、露出配管を最小限にし、既存の外観のデザインを強調させる工夫をすると共に、現状の体育館棟と校舎棟の異なる外壁の色調を統一した。内観は、廊下の特徴的なアーチ型の梁を美しく魅せるため、外観同様に設備配管を教室の天井内に隠蔽する計画とした。LED照明器具への更新や太陽光発電設備の設置等、省エネルギーに配慮した設備の導入を行った。また、だれでもトイレの新設やエレベーターの設置といったバリアフリー対応の改修も行った。 10 まとめ   本年度の工事監査は、総務部施設課を対象として実施したものである。   学校としては約30年振りの改築工事となる蔵前小学校改築工事については、限られた敷地で必要な教室数を確保しなければならない中で、教室を南側に置き、特別教室をうまく配置して、残った部分をオープンスペースとして利用できるように工夫されている。省エネや防災についても配慮されており、明るくて十分な教育環境が整えられていた。この素晴らしい校舎を活用して、素晴らしい教育効果をあげて頂きたい。   黒門小学校大規模改修工事については、施設の老朽化対策を図るとともに、震災復興建物の当時の面影を復元しつつ、生徒たちが安心して学び生活できる学習環境の整備がなされているものと認められる。居ながら工事でありながら、電気や配管の切り回し方を工夫したり、授業時間中の音出し作業を最低限に努めるなど、生徒の教育環境確保に十分な配慮もなされていた。新たに生まれ変わった校舎が学業や地域の人々に活用され、引き続き生徒が充実した学校生活を送れるよう教育活動に努められたい。   今後の施設整備にあたっては、これらの工事で得られた知識や経験を蓄積し、活かしていくことが重要であると考える。区有施設に求められる様々なニーズに的確に応え、経済性、安全性、環境性等の確保に十分配慮し、区民福祉の向上に資する施設整備が不断に取り組まれることを望むものである。  ──────────────────────────────────────────                                      31台監第59号                                    令和2年3月30日 台東区議会議長    石 塚   猛 殿                                台東区監査委員                                   元 田 秀 治                                   大 場 賢 一                                   中 澤 史 夫           令和元年度指定管理者監査の結果について(報告)  地方自治法第199条第7項の規定に基づき、標記監査を実施しましたので、この結果を同法第199条第9項の規定により、別紙のとおり報告いたします。                                         別紙 1 監査期間   令和元年8月28日(水)〜 令和2年3月27日(金) 2 監査対象    「東京都台東区監査事務実施要領」に定める指定管理者監査対象選定基準に基づき選定し、指定管理者4団体を監査した。    指定管理者、施設及び主管課は、次のとおりである。  ┌─────────────┬────────────┬─────────┐  │指定管理者名       │施設名         │主管課      │  ├─────────────┼────────────┼─────────┤  │社会福祉法人 愛隣団   │母子生活支援施設さくら荘│子育て・若者支援課│  ├─────────────┼────────────┼─────────┤  │特定非営利活動法人    │寿子ども家庭支援センター│子ども家庭支援  │  │子育て台東        │            │センター     │  │             ├────────────┼─────────┤  │             │ことぶきこども園    │学務課      │  ├─────────────┼────────────┼─────────┤  │社会福祉法人 東京児童協会│たいとうこども園    │学務課      │  ├─────────────┼────────────┼─────────┤  │社会福祉法人 康保会   │東上野乳児保育園    │児童保育課    │  └─────────────┴────────────┴─────────┘    ※なお、当初予定していた株式会社ニッコクトラストは、諸般の事情により、監査の実施を見送りました。 3 監査の範囲    原則として、平成30年度における指定管理者の公の施設の管理に係る出納その他の事務の執行について実施した。 4 監査の観点    年度計画の基本方針に基づき、指定管理者の公の施設の管理に係る出納その他の事務が、その目的に沿って適正かつ効率的に執行されているかどうか、また、主管課の指定管理者に対する指導・監督が適切に行われているかどうかを主眼として実施した。 5 留意事項    協定等に則り、会計経理が適正かつ効率的に執行されているかに留意して監査を行った。 6 監査の方法    監査委員は、指定管理者の出席を求め、あらかじめ提出を求めた監査資料に基づき、質疑応答を行うとともに、必要に応じ施設の管理運営状況について実地調査を行った。    また、事務局職員が関係資料や現地の調査等の予備監査を行い、基本的な事実関係を確認した。  (1)実地監査、予備監査日程  ┌────────────────┬──────────┬──────────┐  │指定管理者           │実地監査日     │予備監査日     │  ├────────────────┼──────────┼──────────┤  │社会福祉法人 愛隣団      │11月19日(火)   │11月13日(水)   │  ├────────────────┤          ├──────────┤  │特定非営利活動法人 子育て台東 │          │11月14日(木)   │  ├────────────────┼──────────┼──────────┤  │社会福祉法人 康保会      │11月25日(月)   │11月18日(月)   │  ├────────────────┤          ├──────────┤  │社会福祉法人 東京児童協会   │          │11月11日(月)   │  └────────────────┴──────────┴──────────┘  (2)予備監査における主な確認書類    @ 主管課
       (ア)指定管理委託料等支出に関する書類(指定、委託料等支出にかかる原議等諸書類)    (イ)当該施設の指定管理に係る根拠となる条例、規則    (ウ)基本協定書、年度協定書等    (エ)指定管理者に関する調査票    A 指定管理者    (ア)指定管理施設に関する事業報告書    (イ)指定管理施設に関する決算報告書    (ウ)関係諸規程(運営規程、経理規程、個人情報保護の基準等に関する規程等)    (エ)給与・服務関係諸書類    (オ)経理関係書類(総勘定元帳、伝票、契約書、領収書、現金出納帳、預金残高証明等)    (カ)収入関係書類(区委託料等に関する書類、利用料収入に関する書類等)    (キ)設備・備品管理関係書類(建物設備関係書類、備品台帳等) 7 監査結果    各指定管理者に対する監査結果は、次のとおりである。              指定管理者名  社会福祉法人 愛隣団 第1 監査対象の概要 1 法人の概要    愛隣団は、キリスト教精神に基づき、多様な福祉サービスを総合的に提供して、一人ひとりの生活を守ると共に、地域の人々の助け合いの輪を広げてゆくことを目的に、昭和27年5月に設立され、現在に至る。   主な事業    ・保育所の経営    ・母子生活支援施設の管理運営 2 指定施設等    法人が台東区において指定管理者として管理している施設は、次のとおりである。  (1)施設名等  ┌──────────┬───────────┬────┬──────────┐  │施設名       │設置条例       │指定期間│設置目的      │  ├──────────┼───────────┼────┼──────────┤  │母子生活支援施設  │東京都台東区母子生活 │平成27年│配偶者のいない女子及│  │さくら荘      │支援施設条例     │4月から│びその女子が監護すべ│  │          │(昭和40年台東区条例 │5年間 │き児童等を入所させて│  │          │第9号)       │    │保護するとともに、自│  │          │           │    │立の促進のためにその│  │          │           │    │生活を支援する   │  └──────────┴───────────┴────┴──────────┘  (2)施設概要   ┌─────┬──────────────────────────────┐   │開設年月 │昭和40年4月                        │   ├─────┼──────────────────────────────┤   │建物延面積│830.61u                          │   ├─────┼──────────────────────────────┤   │世帯   │10世帯                           │   └─────┴──────────────────────────────┘ 3 施設の収支決算状況等(平成30年度)                 単位:円  ┌─────────────┬────────┬────────┬────────┐  │施設名          │収入      │支出      │区からの    │  │             │        │        │指定管理委託料 │  ├─────────────┼────────┼────────┼────────┤  │母子生活支援施設さくら荘 │  47,610,898円│  47,610,898円│  46,800,000円│  └─────────────┴────────┴────────┴────────┘ 第2 監査の結果    指定管理者の母子生活支援施設さくら荘の管理にかかる出納、その他の事務処理については、おおむね良好に行われているものと認められ特に指摘・指示する事項はないが、事務処理上軽微ではあるが、次の誤り等の事例があったので、その場で、口頭にて注意した。今後の適正、適切な事務執行に留意されたい。 (口頭注意事項)   ・領収書の宛名の記載のない事例   ・支払証明書の荘長印の押印もれの事例           指定管理者名  特定非営利活動法人 子育て台東 第1 監査対象の概要 1 法人の概要   子育て台東は、平成18年11月に、社会教育の推進及び子どもの健全育成に資することを目的に設立された特定非営利活動法人である。   同法人は、子育て支援事業、家庭と連携した保育事業及び0歳から5歳の一貫した教育・保育の事業を運営している。 2 指定施設等   同法人が台東区において指定管理者として管理している施設は、次のとおりである。  (1)施設名等  ┌──────────┬───────────┬────┬──────────┐  │施設名       │設置条例       │指定期間│設置目的      │  ├──────────┼───────────┼────┼──────────┤  │ことぶきこども園  │東京都台東区立保育所 │平成31年│就学前の子どもに関す│  │          │条例         │4月から│る教育、保育等の総合│  │          │(昭和36年台東区条例 │5年間 │的な提供      │  │          │第2号)       │    │          │  │          │東京都台東区認定こど │    │          │  │          │も園に関する規則   │    │          │  │          │(平成27年教育委員会 │    │          │  │          │規則第9号)     │    │          │  ├──────────┼───────────┤    ├──────────┤  │寿子ども家庭    │東京都台東区立子ども │    │子どもと家庭の相談及│  │支援センター    │家庭支援センター条例 │    │び指導、子育て支援、│  │          │(平成13年台東区条例 │    │情報提供等     │  │          │第5号)       │    │          │  └──────────┴───────────┴────┴──────────┘   ア ことぶきこども園について     ことぶきこども園は、保育所型の認定こども園で、区内2番目のこども園として平成21年4月1日から旧済美小学校跡地に開設され、子育て台東が指定管理者として受託し管理運営を行っている。   イ 寿子ども家庭支援センターについて     区内3番目の子ども家庭支援センターとして、こども園と同時に開設され、子育ての相談や事業を通じて子どもと家庭を支援し、区民が安心して子どもを産み育てることができる地域環境の形成を図ることを目的に事業を行っている。  (2)施設概要    ○ことぶきこども園   ┌─────┬──────────────────────────────┐   │所在地  │寿1−10−9                        │   ├─────┼──────────────────────────────┤   │開設年月 │平成21年4月                        │   ├─────┼──────────────────────────────┤   │建物延面積│1,926.00u                         │   ├─────┼──────────────────────────────┤   │屋外遊戯場│1,018.97u                         │   ├─────┼──────────────────────────────┤   │定員   │213名                            │   └─────┴──────────────────────────────┘    ○寿子ども家庭支援センター   ┌─────┬──────────────────────────────┐
      │所在地  │寿1−10−10                        │   ├─────┼──────────────────────────────┤   │開設年月 │平成21年4月                        │   ├─────┼──────────────────────────────┤   │建物延面積│520.65u                          │   └─────┴──────────────────────────────┘ 3 施設の収支決算状況等(平成30年度)                 単位:円  ┌─────────────┬────────┬────────┬────────┐  │施設名          │収入      │支出      │区からの    │  │             │        │        │指定管理委託料 │  ├─────────────┼────────┼────────┼────────┤  │ことぶきこども園     │  336,962,266円│  315,107,512円│  330,780,586円│  ├─────────────┼────────┼────────┼────────┤  │寿子ども家庭支援センター │  29,025,140円│  29,025,140円│  29,025,085円│  ├─────────────┼────────┼────────┼────────┤  │計            │  365,987,406円│  344,132,652円│  359,805,671円│  └─────────────┴────────┴────────┴────────┘ 第2 監査の結果    指定管理者のことぶきこども園、寿子ども家庭支援センターの管理にかかる出納、その他の事務処理については、おおむね良好に行われているものと認められ特に指摘・指示する事項はないが、事務処理上軽微ではあるが、次の誤り等の事例があったので、その場で、口頭にて注意した。今後の適正、適切な事務執行に留意されたい。 (口頭注意事項)   ・経理規程第26条第2項において、小口現金の限度額は10万円とするとあるが、10万円を超えて小口現金の残高がある日があった。また、小口現金で1件の支払いが10万円を超えている事例   ・出金伝票の金額と伝票に添付されている内訳の金額が一致しない事例              指定管理者名  社会福祉法人 康保会 第1 監査対象の概要 1 法人の概要   康保会は、大正9年に「浅草会館」として設立され、昭和13年に社会福祉法人となり、昭和16年に「康保会」として名称変更。   法人は、博愛の精神により、福祉サービスを必要とする者が心身ともに健やかに育成され、年齢及び心身の状況に応じ、地域において必要な福祉サービスを総合的に提供されるように援助することを目的として、次の事業を行っている。 (1)第一種社会福祉事業    康保会玉淀園乳児院の設置経営 (2)第二種社会福祉事業    康保会保育園、康保会乳児保育所の設置経営、東上野乳児保育園の受託経営 2 指定施設等   法人が台東区において指定管理者として管理している東上野乳児保育園の概要は、次のとおりである。  (1)施設名等  ┌──────────┬───────────┬────┬──────────┐  │施設名       │設置条例       │指定期間│設置目的      │  ├──────────┼───────────┼────┼──────────┤  │東上野乳児     │東京都台東区立保育所 │平成27年│保育を必要とする0歳│  │保育園       │条例         │4月から│〜3歳児未満の乳幼児│  │          │(昭和36年台東区条例 │5年間 │の保育を行う    │  │          │第2号)       │    │          │  └──────────┴───────────┴────┴──────────┘  (2)施設概要   ┌─────┬──────────────────────────────┐   │所在地  │東上野4−22−3                      │   ├─────┼──────────────────────────────┤   │開設年月 │平成9年6月                        │   ├─────┼──────────────────────────────┤   │建物床面積│678.08u                          │   ├─────┼──────────────────────────────┤   │定員   │60人(0歳児〜2歳児各20人)                │   └─────┴──────────────────────────────┘ 3 施設の収支決算状況等(平成30年度)                 単位:円  ┌─────────────┬────────┬────────┬────────┐  │施設名          │収入      │支出      │区からの    │  │             │        │        │指定管理委託料 │  ├─────────────┼────────┼────────┼────────┤  │東上野乳児保育園     │  209,359,070円│  195,539,308円│  207,950,540円│  └─────────────┴────────┴────────┴────────┘ 第2 監査の結果    指定管理者の東上野乳児保育園の管理にかかる出納、その他の事務処理については、おおむね良好に行われているものと認められ特に指摘・指示する事項はないが、事務処理上軽微ではあるが、次の誤り等の事例があったので、その場で、口頭にて注意した。今後の適正、適切な事務執行に留意されたい。 (口頭注意事項)   ・小口現金で3月の残高が、金種の内訳金額とあっていない事例   ・小口現金出納帳の勘定科目誤りの事例            指定管理者名  社会福祉法人 東京児童協会 第1 監査対象の概要 1 法人の概要   東京児童協会は、昭和5年に江東区に設立された大島中央幼稚園を前身とし、昭和35年社会福祉法人に認可され社会福祉法人東京児童協会を設立、一貫して保育事業に取り組み現在に至る。 2 指定施設等   法人が台東区において指定管理者として管理しているたいとうこども園の概要は、次のとおりである。  (1)施設名等  ┌──────────┬───────────┬────┬──────────┐  │施設名       │設置条例       │指定期間│設置目的      │  ├──────────┼───────────┼────┼──────────┤  │たいとうこども園  │東京都台東区立保育所 │平成31年│就学前の子どもに関す│  │          │条例         │4月から│る教育、保育等の総合│  │          │(昭和36年台東区条例 │5年間 │的な提供      │  │          │第2号)       │    │          │  │          │東京都台東区認定こど │    │          │  │          │も園に関する規則   │    │          │  │          │(平成27年教育委員会 │    │          │  │          │規則第9号)     │    │          │  └──────────┴───────────┴────┴──────────┘  (2)施設概要   ┌───────┬────────────────────────────┐   │所在地    │台東区下谷3−1−12                  │   ├───────┼────────────────────────────┤   │開設年月   │平成26年4月                      │   ├───────┼────────────────────────────┤   │建物延面積  │1,536.26u                       │   ├───────┼────────────────────────────┤   │屋外遊戯場  │456u                          │   ├───────┼────────────────────────────┤   │定員     │161名                          │   └───────┴────────────────────────────┘ 3 施設の収支決算状況等(平成30年度)                 単位:円  ┌─────────────┬────────┬────────┬────────┐  │施設名          │収入      │支出      │区からの    │
     │             │        │        │指定管理委託料 │  ├─────────────┼────────┼────────┼────────┤  │たいとうこども園     │  251,152,261円│  208,580,376円│  245,364,776円│  └─────────────┴────────┴────────┴────────┘ 第2 監査の結果    指定管理者のたいとうこども園の管理にかかる出納、その他の事務処理については、おおむね良好に行われているものと認められ特に指摘・指示する事項はないが、事務処理上軽微ではあるが、次の誤り等の事例があったので、その場で、口頭にて注意した。今後の適正、適切な事務執行に留意されたい。 (口頭注意事項)   ・小口現金出納帳の勘定科目誤りの事例   ・領収書の宛名のない事例   ・休暇の届出日と出勤簿の休暇日が違う事例 8 監査委員による主な質疑応答事項  ┌────────────┬─────────────────────────────────┐  │監査対象指定管理者   │社会福祉法人 愛隣団                       │  ├────────────┼─────────────────────────────────┤  │監査実施日       │令和元年11月19日(火)                      │  ├────────────┴─────────────────────────────────┤  │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:指定管理者)                    │  ├──────────────────────────────────────────────┤  │【母子生活支援施設さくら荘】                                │  ├───┬──────────────────────────────────────────┤  │ Q │学習支援を利用する児童・生徒は増えているのか。                   │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │増えていることはない。中学生になると部活動で忙しくなるのか、利用する機会が少なく  │  │   │なっていく。ただ、試験の前になると、利用する状況である。              │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │学習支援の手ごたえは。                               │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │先生からは、成績が上がっているとお褒めの言葉をもらう。学校と違って、大人数の対応  │  │   │ではなく、一対一での対応だからとも考える。                     │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │外国籍の入所者とのコミュニケーションは、とれているのか。              │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │細かな感情を表現するところは、理解するのがなかなか難しい。日本でストレスを感じた  │  │   │時に、本当に言いたいことが、言えないのではないかと思う。              │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │子ども家庭支援センター閉館後にやっている夜間の電話相談で、現場の対応は。      │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │電話相談は、子ども家庭支援センターから業務委託を受け、行っている事業。虐待通告な  │  │   │ので、医療関係者や学校関係者からの相談や、子供を叩きそうだという本人からも相談が  │  │   │くるが、相談員は、こまやかな対応を心がけている。                  │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │さくら荘の入所期限は2年だが、2年で退所する方は多いのか。             │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │少ない。2年は法的には規定されていない。いろいろ事情を抱えた方もいるので、退所で  │  │   │きない方も多く、2年という区切りは難しい。家族が支援され、地域で自立していくとす  │  │   │ると、母子支援施設が必要になる。                          │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │就労支援は、就労につなげることが大事だが、就労につながらない事もあるのか。     │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │就労につながらない事はない。就労支援の自立センターで仕事をしている方や就労のため  │  │   │の看護学校に通われている方もいる。                         │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │2年を超える場合は更新の申請になるのか。更新後の期間も2年なのか。         │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │更新については、本人と施設と子育て・若者支援課とで協議して行う。更新請求は、事情  │  │   │があれば、大体通る。更新後の期間は、半年の方もいれば、1年の方もいる。その方の事  │  │   │情による。                                     │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │DVの場合、退所した後は、どのような状況か。                    │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │住民票閲覧制限をかける等している。                         │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │施設の入所待ちはあるのか。                             │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │現在、入所待ちの状態ではない。必要な人にはPRの必要がある。窓口を児童相談所や女  │  │   │性相談センター等に広げて欲しい。                          │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │学習支援の学習指導については、職員内部で研鑽はしているのか。            │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │教員免許を持っている人があたったり、養成校からのボランティアに来てもらい教えても  │  │   │らったりしている。                                 │  └───┴──────────────────────────────────────────┘  ┌────────────┬─────────────────────────────────┐  │監査対象指定管理者   │特定非営利活動法人 子育て台東                  │  ├────────────┼─────────────────────────────────┤  │監査実施日       │令和元年11月19日(火)                      │  ├────────────┴─────────────────────────────────┤  │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:指定管理者)                    │  ├──────────────────────────────────────────────┤  │【ことぶきこども園】                                    │  ├───┬──────────────────────────────────────────┤  │ Q │PTAやおやじクラブなど、保護者は積極的に参加しているが、負担に感じている方はい  │  │   │るのか。                                      │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │園に対しては、非常に協力的であり、負担を感じている人はない状態で、関係は本当に良  │  │   │い。出来る人が出来る時に出来る事をやろうという互助精神、助け合いの精神が行き届い  │  │   │ている。                                      │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │災害時等、たくさんの子供たちを預かっている苦労は。                 │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │災害時に保育者が心をこめて子供の命を守る姿勢が大切である。避難訓練等での先生の真  │  │   │剣さが子供に伝わり、遊んでいる子供も、警報が鳴ると静かになり、先生の指示に従って  │  │   │いる。                                       │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │災害が起こった場合、園の先生の集合体制や通勤手段の状況は。             │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │地方から来た人には区からの補助金による借り上げ制度があり、本法人が借り上げたとこ  │  │   │ろに住むようにしている。30分以内に駆け付けられる場所に住むことを原則としており、  │  │   │駆け付ける体制はできている。                            │
     ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │こども園の長所は。                                 │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │こども園には、様々な家庭が集まるからこそ、助け合いや思いやりの心が生まれる。良い  │  │   │学びの場となっている。                               │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │こども園の運営で公立の利点と私立の利点を取り入れるという考え方は。         │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │公立は遊びを重点に、私立は課題達成のための取組みを重視し、主体性を育てていくよう  │  │   │に感じられるが、両方大切な事だと思われる。学級の課題に対し積極的に取り組む姿勢を  │  │   │育てたいと考えている。                               │  ├───┴──────────────────────────────────────────┤  │【寿子ども家庭支援センター】                                │  ├───┬──────────────────────────────────────────┤  │ Q │他のセンターと比べ、利用者が一番多い理由は、イベントの実施が実ったためか。     │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │イベントは、親のニーズを把握し、企画内容を決定している。また、職員の持っている専  │  │   │門知識を活用し、育児に必要な情報を提供している。                  │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │センター運営で大切なものは何か。                          │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │職員の資質向上が大事なので、実務的な研修に参加させている。相談業務については、対  │  │   │応・方法等を職員間で情報共有し、知識や技術向上に努めている。            │  ├───┴──────────────────────────────────────────┤  │ 監査委員の意見・要望                                   │  ├──────────────────────────────────────────────┤  │・様々な家庭や年齢の子供がいるこども園の制度の良さを、もっと幼稚園業界や保育園業界に広   │  │げてほしい。                                        │  │・子ども家庭支援センターの「ちょっと一服」というイベントで、親と子が離れて一時的にでも   │  │親がリラックスできる時間ができるのは非常に大事だと思う。引き続き親のニーズにあったイベ   │  │ントの開催に努力していただきたい。                             │  └──────────────────────────────────────────────┘  ┌────────────┬─────────────────────────────────┐  │監査対象指定管理者   │社会福祉法人 康保会                       │  ├────────────┼─────────────────────────────────┤  │監査実施日       │令和元年11月25日(月)                      │  ├────────────┴─────────────────────────────────┤  │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:指定管理者)                    │  ├──────────────────────────────────────────────┤  │【東上野乳児保育園】                                    │  ├───┬──────────────────────────────────────────┤  │ Q │東京だけでなく、地方にも保育士を求人しているようだが、その取り組みは。       │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │東京や地方の学校に求人票やパンフレットを配るほか、また、理事長が自ら行って、学校  │  │   │の先生と話をしたり、教育団体養成校との交流会にも出席し、当園の経営について説明し  │  │   │ている。地方から来ないと都内だけでは厳しい。                    │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │年次有給休暇の取得率が53.4%だが、伸びてはいるのか。                │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │義務化された5日間はクリアしている。目標は100%。すべてのスタッフが好きな時に休   │  │   │暇が取れるよう、そのため、人をたくさん集めたい。                  │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │研修に力を入れているようだが、園内研修の今後は。                  │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │業者と契約して、本人たちが行きたい研修に行ってもらう。園内研修は、外の研修で聞い  │  │   │てきたことを発表する。モチベーションを削がないよう、自ら率先して研修に行きやすい  │  │   │ような土壌を作ることが大切だと考えている。                     │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │災害時対策は。                                   │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │災害に対してしっかり対応するため、BCPを整えている。災害時のBCPに伴う非常食  │  │   │、物品の整備はしっかりやっている。また、ハザードマップについても、荒川が決壊する  │  │   │想定の下、見直しも進めている。                           │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │非常食の液体ミルクの考え方は。                           │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │ミルクはあまりおいしくないが、使わざるを得ない。非常食に慣れさせないといけないの  │  │   │で、9月に非常食を使ったものを与えたり、液体ミルク以外も考えないといけないと思う  │  │   │。水のストックは、しっかりしている。                        │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │職員は、資格の保有だけでなく一定レベルを保つため、どんな点に気を付けているのか。  │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │保育士という仕事は、コミュニケーションの能力がかなり重要視される。また、子どもと  │  │   │接するだけではなく、保護者とも接する。その時に第1印象で不愉快な思いをさせる方は  │  │   │、向かないと考えている。                              │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │区への要望は。                                   │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │荒川が決壊したら、台東区にも浸水する。その場合どうするか。その時の対応が不安であ  │  │   │る。施設を休園しますとは、園の判断ではなかなか言い難い。台風時の対応で、他区では  │  │   │、拠点の園では預かるが、ほかの園は休みなさいという指示があったところもある。保育  │  │   │園で働く職員の命も大切である。職員がケガや死亡した時の責任もある。区としての災害  │  │   │時の速やかな対応を望んでいる。                           │  ├───┴──────────────────────────────────────────┤  │ 監査委員の意見・要望                                   │  ├──────────────────────────────────────────────┤  │・災害時、荒川の氾濫等水害については、区の対応があまり進んでない状態。保育園を開園する   │  │のか閉園するのか、台東区としての指示も含めて、水害対策を進めてほしい。           │  └──────────────────────────────────────────────┘  ┌────────────┬─────────────────────────────────┐  │監査対象指定管理者   │社会福祉法人 東京児童協会                    │  ├────────────┼─────────────────────────────────┤  │監査実施日       │令和元年11月25日(月)                      │  ├────────────┴─────────────────────────────────┤  │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:指定管理者)                    │  ├──────────────────────────────────────────────┤  │【たいとうこども園】                                    │  ├───┬──────────────────────────────────────────┤
     │ Q │こども園はいくつ展開しているのか。                         │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │3園ある。公設民営は当園だけである。                        │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │保育園と比べて、こども園の難しさをどう感じているか。                │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │9時から14時までのコアタイムの中で、保育を均等に実施するというのは、保育園にはな  │  │   │かった。保育園は、午前と午後のバランスを考えて、保育活動をコーディネートできるが  │  │   │、風土(保育の重要点)が違うところがある。                     │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │採用の苦労の中での工夫は。                             │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │土日も含めて、地方まで採用のフェアには出かけて行く。地域によっては、潜在保     │  │   │育士のセミナーも行っていて、人とのつながりができるようにやっている。        │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │園長が変わると園の運営方針は変わるのか。                      │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │安全・安心なこども園、地域から必要とされるこども園の方針は変わらない。理事長が運  │  │   │営方針を語る中から抜粋したり、保育所保育指針と台東区の小さな芽と本法人の指針をす  │  │   │り合わせてやっていく。                               │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │ICTの導入で保護者と園の関係は。                         │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │業務の簡素化を図るために導入した。保護者は携帯のアプリを持ち、職員も一台端末を持  │  │   │つようにしている。一番の問題は電波問題。回線のネットワークが途中で切れてしまうこ  │  │   │とがある。                                     │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │災害時の対応は。                                  │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │法人全体でBCPも含め考えている。ただ、自治体にも従っていかなければいけないとこ  │  │   │ろもある。災害だけでなく、危機管理のプロジェクトチームを立ち上げ、誰がどこの園に  │  │   │行って指示を出すなど、研究している。                        │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │子ども同士の関係はどうか。                             │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │0歳児も3歳児もいるが、分け隔てなく溶け込める雰囲気がある。就学に向けてという意  │  │   │味では、2クラスあって、その中で友達とのネットワークができる、時にはけんかがある  │  │   │、支えあうということができる環境にある。                      │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │職員のキャリアアップは、どのように行っているのか。                 │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │キャリアアップテストがある。法人として役職を担っているか、業務の実績はどうかとい  │  │   │う試験を通って、昇格していくという取り組みをしている。               │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ Q │試験は、具体的にどのようなものか。                         │  ├───┼──────────────────────────────────────────┤  │ A │知識的な面では法人の沿革や方針、指針の改定等の行政の動きがある。保護者対応、職員  │  │   │指導、管理職の心得を確認する。面接は当園長と姉妹園の園長が多角的な角度で本人の知  │  │   │見や人格面を判断していく。                             │  └───┴──────────────────────────────────────────┘ 9 まとめ  今回の監査対象とした各指定管理者は、これまでの管理運営で培った知識と経験、民間事業者としてのノウハウを活かし、区との協定に沿って、区民サービスの向上に努めていることが認められた。  また、近年は、全国各地において台風による強風の被害や河川の氾濫による水害も発生しており、各指定管理者においては、交通機関の不通等危機管理に対する取り組みも求められるところである。利用者の安全だけでなく、職員の安全にも配慮し、災害時における最善の取るべき対応も考えられたい。  各所管課においては、関係法令や協定等に沿ったサービスの提供が確実に行われているかどうか監督し、引き続き適切な指導や助言に努められたい。  今後とも、区と指定管理者は連携を深め、利用者のニーズを的確に把握し、一層のサービスの向上を目指した施設運営が図られることを要望する。  ──────────────────────────────────────────                                      31台監第60号                                    令和2年3月30日 台東区議会議長    石 塚   猛 殿                                台東区監査委員                                   元 田 秀 治                                   大 場 賢 一                                   中 澤 史 夫       令和元年度定期監査(事業所その二、学校等)の結果について(報告)  地方自治法第199条第1項及び第4項の規定に基づき標記監査を実施しましたので、この結果を同法第199条第9項の規定により、別紙のとおり報告いたします。                                       (別紙) 1 監査期間 (1)事業所    令和元年9月2日(月)〜令和2年3月27日(金) (2)小学校、中学校、幼稚園、こども園    令和元年11月28日(木)〜令和2年3月27日(金) 2 監査対象 (1)事業所    南部区民事務所、台東地区センター、東上野地区センター、上野地区センター、    浅草橋地区センター、台東区民会館、台東子ども家庭支援センター、松が谷福祉会館、    浅草保健相談センター、玉姫保育園、谷中保育園、千束保育園、待乳保育園、    根岸図書館、石浜図書館 (2)小学校、中学校、幼稚園、こども園    上野小学校、根岸小学校、忍岡小学校、金曾木小学校、大正小学校、台東育英小学校、富士小学校、千束小学校、金竜小学校、柏葉中学校、上野中学校、浅草中学校、    根岸幼稚園、清島幼稚園、大正幼稚園、育英幼稚園、千束幼稚園、金竜幼稚園、    富士幼稚園、石浜橋場こども園 3 監査の範囲   主として令和元年度にかかる財務における事務の執行状況及び施設の管理運営が、法令等に基づいて適正かつ効率的に行われているかどうかを主眼として実施した。 4 監査の方法   監査委員は、関係部課長、事業所長、学校長、園長から、事務事業の運営状況及び予算の執行状況等の説明を聴取し質疑応答を行い、監査を実施した。   また、事務局職員は監査委員の命を受け、監査対象事業所・学校等から関係書類及び帳簿等の提出を求め、調査及び事情聴取等の予備監査を行い、その結果を監査委員に報告した。  予備監査における主な確認書類  (1)職員服務関係書類(出勤簿、休暇簿、超過勤務等命令簿、給与簿、各種届出書等)  (2)旅費執行関係書類(旅行命令簿兼旅費請求内訳書、出張復命書等)  (3)経理関係書類(契約締結請求書、請書、各種整理簿、金券受払簿等)  (4)収入関係書類(施設使用許可・使用料減額免除申請書、収納金関係書類等)  (5)施設・備品管理関係書類(施設保守点検報告書、供用備品現在高一覧表等)  (6)給食関係書類〔保育園・認定こども園のみ〕(賄材料納品書、仕入帳等) 5 監査の結果   提出された関係書類等を基に、事務事業の執行状況や施設の管理運営等について監査したところ、おおむね良好に行われており、特に、指摘・指示を要する事項はない。ただし、軽微ではあるが次のような口頭注意事項があったため、今後の適正な事務処理等に留意されたい。 <事業所> (1)口頭にて注意した事項
      @出勤簿の整理について    出勤簿の整理は、東京都台東区職員出勤記録及び出勤簿整理規程第8条第1項に基づき、管理者から出勤簿整理保管者への報告により別表に定める区分に従い表示しなければならないとされている。    しかしながら、出勤簿に表示すべき年次有給休暇、週休日の振替や夏休等の表示がない事例や表示があっても届け出の見当たらないもの、逆に届け出があって出勤簿に表示のないものが見受けられた。    出勤簿の整理については、規程に則り適正な事務処理に留意されたい。   A施設の維持管理について    消防設備点検記録や建築物定期点検(法定点検)記録の確認において、一部の施設において、非常照明や誘導灯がバッテリー不良により点灯せず緊急時の避難に支障が生じると思われる事例が見受けられた。また、エアコンの不具合が出ている施設もみられた。所管に確認したところ、不具合箇所については、その都度対応しているとの回答を得た。    しかしながら、今後は全ての設備が劣化していくので、各所不具合箇所の発見に努め、速やかに不具合部分を改善し、施設の安全確保を図り、適切な施設の維持管理をされたい。   Bその他、口頭にて注意した主なもの    ・旅行命令簿兼旅費請求内訳書の記入誤り、記入漏れ    ・服務関係書類の記入誤り、記入漏れ、押印漏れ    ・見積書の日付漏れ    ・決裁日、保存年限、公開の可否の記入漏れ <学校等> (1)口頭にて注意した事項   @服務関係書類の処理について    休暇・職免等処理簿において休暇申請しているが、出勤簿では未処理の事例や出勤簿上休暇の処理がされているが、休暇申請が漏れている事例、年次有給休暇繰越しに当たっての勤務実績欄の未記入の事例、子どもの看護休暇取得で摘要欄に対象となる子どもの年齢等未記入の事例が一部の学校等において見受けられた。    休暇・職免等処理簿は、休暇取得等の状況を記録し、出勤簿を整理する基本的な書類であるため、遺漏なく、適正な事務処理に留意されたい。   Aその他、口頭にて注意した主なもの    ・見積書の見積年月日、宛名の未記入のもの    ・旅行命令簿兼旅費請求内訳書の押印漏れ、記入漏れのもの 6 監査委員との主な質疑応答  (1)事業所 ┌──────────┬──────────────────────────────────┐ │監査対象事業所   │上野地区センター、浅草橋地区センター、台東区民会館         │ ├──────────┼──────────────────────────────────┤ │監査実施日     │令和元年10月23日(水)                       │ ├──────────┴──────────────────────────────────┤ │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:事業所)                     │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │町会活動に対して、何かサポートは行っているか。                   │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │イベント等を行う場合は、連合町会と実行委員会が主催となり、地区センターは事務局と  │ │  │して、町会のサポートを行っている。                         │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │比較的、若い世帯が多いが、流入が多いということか。                 │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │マンションの数も増加傾向となっている事と、外国人の為の専門学校の数が多く、そこへ  │ │  │通う人達の影響もあると感じている。また、マンションは、世帯用だけでなく単身用もあ  │ │  │る為、若い人が増えた要因だと感じている。                      │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │証明書の取扱件数が0ということだが、地域の方たちは、地区センターというのは、貸集  │ │  │会室の施設という認識なのか。                            │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │地区センターでは、証明書の発行事務は行っておらず、現在は、原課に連絡して、次の日  │ │  │に地区センターに取りに来る「取次業務」を行っている。                │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │発行事務ではなく取次業務になって、職員の配置についてはどうなっているのか。     │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │地区センターには、取次業務だけでなく、地域支援業務、災害時拠点、施設管理業務があ  │ │  │り、それらを含んでの人員配置となっている。                     │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │台東区民会館の会議室は、利用の傾向の様なものはあるか。               │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │基本的には、会合、講演会、講習会の利用が多く、展示会場の利用もある。産業会館は、  │ │  │スペースが広く、使用料も高いので、小規模な展示会場としては割安な区民会館を利用し  │ │  │ているようである。                                 │ ├──┴──────────────────────────────────────────┤ │ 監査委員意見                                      │ ├─────────────────────────────────────────────┤ │地区センターは、貸集会室、地域支援や災害時拠点として、区民会館は、会合や講演会、そして  │ │展示場として、区内外から期待されている施設である。今後ともサービス向上に努め、良好に運  │ │営していってほしい。                                   │ └─────────────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬──────────────────────────────────┐ │監査対象事業所   │南部区民事務所、台東地区センター、東上野地区センター        │ ├──────────┼──────────────────────────────────┤ │監査実施日     │令和元年11月15日(金)                       │ ├──────────┴──────────────────────────────────┤ │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:事業所)                     │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │災害発生時には、この3施設は拠点になるということで、職員がそこに行くという体制に  │ │  │なっているか。                                   │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │この3施設については、出張所の時から災害対策の地区本部という位置付けがあり、5q  │ │  │圏内の職員が、事前にどこの地区に行くというのを災害対策課で指定をして、災害時には  │ │  │指定された地区へ行く形になる。併せて、台東地区センターと東上野地区センターは、地  │ │  │区の避難所の指定も受けている。                           │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │事業所としては、出張所的な機能よりも、施設の管理と町会とのコンタクトみたいなこと  │ │  │がメインの仕事になるのか。                             │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │地区センターについては、地域支援と区民館の管理で、それに加えて区民事務所は、各証  │ │  │明書、住民票や印鑑証明、転入・転出の手続き、税務の収納金等の収納事務がある。    │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │各町会連合会とコンタクトするというのは、他区と比べて台東区は珍しいのか。      │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │聞いた話ですが、ここまで緊密にやっているのは、台東区が一番だと聞いている。     │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │仕事をしていて、日頃、何か問題や感じる事はあるか。                 │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │(南 部)住民が年々増してきていることに伴い、事務量も増えてきているため、スムーズ  │ │  │な窓口業務の展開が重要課題だと思っている。また、外国人住民も増加しており、町会の  │ │  │方々はゴミ出しのマナーなどをどの様に理解してもらうかに苦慮されている。       │ │  │(台 東)町会の方々の高齢化が進んでいて、区政に協力するのが大変と聞いている。複合  │ │  │施設なので、各施設間の連携をとっていきたい。                    │ │  │(東上野)台東と同様に、町会の方々の高齢化・固定化が進んでいる。若い人が町会に入ら  │ │  │ない。または入っても、運営する側に廻って頂けないということがある。また、再開発に  │ │  │伴い、地域の運動会を実施する場所がなくなるので、町会同士の繋がりが希薄になる恐れ  │ │  │がある。なお、集会室貸出しについて、現状の在り方と利用者のニーズに差があると思う  │
    │  │。                                         │ ├──┴──────────────────────────────────────────┤ │ 監査委員意見                                      │ ├─────────────────────────────────────────────┤ │それぞれの地区で、それぞれの悩みがあることが判る。区民事務所や地区センターで直ぐに解決  │ │できる問題ではないことも多い様だが、根気強く業務を続けて頂きたい。            │ └─────────────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬──────────────────────────────────┐ │監査対象事業所   │台東子ども家庭支援センター                     │ ├──────────┼──────────────────────────────────┤ │監査実施日     │令和元年10月15日(火)                       │ ├──────────┴──────────────────────────────────┤ │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:事業所)                     │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │子ども家庭支援センターは、3施設プラス1分室という形で運営しているが、それぞれの  │ │  │施設で何か役割分担の様なもの、違った色を出すとかはあるのか。            │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │それぞれのセンターで違った色を出すとかはないが、日本堤では、虐待に関する相談を関  │ │  │係機関と連携・調整する役割を担っており、谷中分室では、いっとき保育を行っている。  │ │  │どのセンターも基本的な部分は同じで、イベントをきっかけに気軽に遊びに来て頂く事を  │ │  │目的としている。なお、南部地区(寿・台東地区)は、人口が増加していて、外国人の方や  │ │  │若い年代の方が多いので、独自の事業も展開しているように、住んでいる方の様々なニー  │ │  │ズに応えられるよう取り組んでいる。                         │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │独自で実施している「はじめてのおるすばん」は、結構利用されているのか。        │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │当初は周知がうまくいかなかったのか、中々参加頂けませんでしたが、利用者の方々の口  │ │  │コミで伝わったのか、先月は6組の親子に参加頂いた。                 │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │もう一つの「クローバーズ」についてだが、1歳児から3歳児までということで、3歳以上  │ │  │になったときには、その親子交流会から抜ける形になると思うが、その後の交流というの  │ │  │は何か続いたりするのか。                              │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │3歳以上になると子育て・若者支援課で行っているイベントを、3歳の時からパンフレッ  │ │  │トを配るなどして案内している。                           │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │今までやってきて、これからの課題や企画はあるか。                  │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │一つは、切れ目のない支援という事で、センターは子どもが生まれてから来るところです  │ │  │が、妊婦さんの頃から来館して頂き、育児をしている先輩お母さんを眺め、子どもに慣れ  │ │  │てもらう事が、切れ目のない支援に繋がると考えている。もう一つは、中高生と乳児との  │ │  │交流で、核家族化が進み、少子化も進んでいるので、そういう人達に乳児に興味を持って  │ │  │頂き、自分もいつかはと思って頂ければと考えている。                 │ ├──┴──────────────────────────────────────────┤ │ 監査委員意見                                      │ ├─────────────────────────────────────────────┤ │ただでさえ多忙なのに、色々と素晴らしい企画を立てていることに敬服している。今後とも親御  │ │さん同士の繋がりを構築して、企画の効果を出せる様に努力してほしい。            │ └─────────────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬──────────────────────────────────┐ │監査対象事業所   │松が谷福祉会館                           │ ├──────────┼──────────────────────────────────┤ │監査実施日     │令和元年11月7日(木)                       │ ├──────────┴──────────────────────────────────┤ │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:事業所)                     │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │各事業の中で、既に定員が一杯で、新規に受け入れができないものはあるか。       │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │「障害者デイサービス」は、20名を定員としているが、現時点で満員である。「子ども療育」  │ │  │は、少しずつグループを増やしているが、年度上半期で一杯になってしまい、年度の途中  │ │  │からは受け入れが難しい状況である。                         │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │障害者デイサービスの定員は20名だが、30、40と簡単に増やせる訳ではないが、何とか受  │ │  │け入れられる様に調整しているのか。                         │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │努力しているが、身体であれば「つばさ福祉工房」、あとは、障害福祉施策全体で、福祉サ  │ │  │ービス提供等も含め、何とか対応していきたいと考えている。利用者は、身体の特別支援  │ │  │学校を卒業する方なので、現在の在校生の数から利用者数を類推して、新たな施設整備等  │ │  │も踏まえ、検討を進めていきたい。                          │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │職員数についてだが、再任用及び非常勤職員が半分以上を占めているが、これは松が谷福  │ │  │祉会館としての需要があって、この様な形となっているのか。              │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │特に子供養育については、非常に専門性の高い職員が必要になっている。言語聴覚士、作  │ │  │業療法士、理学療法士といった職種を即戦力として非常勤採用している。         │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │台東区以外から転入されてきて、松が谷福祉会館を利用する方で、他区との違いの様な事  │ │  │を聞いた事はあるか。                                │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │現在の障害者デイサービス利用者20名の中に、他区から転居してきた方が数名いるが、前  │ │  │と比較してという話は聞いていない。会館は、利用者1名に介護職員1名のマンツーマン  │ │  │体制をとっているので、対応としては、非常に手厚いという声を聞いている。       │ ├──┴──────────────────────────────────────────┤ │ 監査委員意見                                      │ ├─────────────────────────────────────────────┤ │色々な説明を聞いて、益々この仕事の大変さが解った。引き続き細かいところまで気を遣い、業  │ │務を推進していってもらいたい。                              │ └─────────────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬──────────────────────────────────┐ │監査対象事業所   │浅草保健相談センター                        │ ├──────────┼──────────────────────────────────┤ │監査実施日     │令和元年10月15日(火)                       │ ├──────────┴──────────────────────────────────┤ │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:事業所)                     │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │台東保健所と保健相談センターの一番の違いは何か。業務範囲とか。           │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤
    │ A │浅草保健相談センターでは、保健サービス課で行っている健康づくりの事業や子供の健診  │ │  │などにおいて、浅草地域における支所的な役割を担っている。台東保健所では、区全体の  │ │  │食品衛生や環境衛生などの許可申請関係を行っている。許可申請関係については、区全体  │ │  │を台東保健所が担っているという点が大きな違いである。                │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │新しい施設は、今のところより小さくなるようですが。                 │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │屋外の駐車場や駐輪場を除いて、現施設の1、2階面積と、新施設5階建ての延べ床面積  │ │  │を比較すると、大きくは変わらない。                         │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │母子に対する事業について、移転を機に事業の拡大は考えているのか。          │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │全数に対するアプローチとして、妊娠には「ゆりかご・たいとう面接」を、産まれてすぐ  │ │  │には「乳児家庭全戸訪問事業」を行っている。そういった事業の中で把握した、支援を要す  │ │  │る家庭に対する新規事業として、「おやこサポート・ネットワーク」を今年度から立ち上げ  │ │  │た。内容としては、3・4か月健診時に親子が交流できるように、おやこるーむで保護者  │ │  │の方との交流支援を促していく事業を12月から行っていく予定である。さらに、それを支  │ │  │える後ろ盾として、今でも医療機関などの関係機関と個別の会議は行っているが、その横  │ │  │の繋がりを強化していくために、関係機関全体を集めたネットワーク会議というものを、  │ │  │今年度は年1回実施する。                              │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │新しい施設について、地下の利用は検討していなかったのか。              │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │費用対効果の面から、地下を作らない方向で設計をした。                │ ├──┴──────────────────────────────────────────┤ │ 監査委員意見                                      │ ├─────────────────────────────────────────────┤ │12月に開設という事で、新たな施設に対して希望と情熱を持っていると思うが、新しい事業や運  │ │用について、区民の為に今後とも努力をされたい。                      │ └─────────────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬──────────────────────────────────┐ │監査対象事業所   │玉姫保育園、谷中保育園                       │ ├──────────┼──────────────────────────────────┤ │監査実施日     │令和元年10月23日(水)                       │ ├──────────┴──────────────────────────────────┤ │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:事業所)                     │ ├─────────────────────────────────────────────┤ │玉姫保育園                                        │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │昨年度に大規模改修工事が完了して、使い易くなったか。                │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │耐震補強工事があったので、柱が補強で太くなっていたり、ブレース(筋交)が入っていた  │ │  │りして、面積的に狭くなった感じはあるが、園舎の中は明るくなったし、園庭に面したと  │ │  │ころからも光が入るので、あまり窮屈であるとか、狭いという事も感じられず、快適に過  │ │  │ごしている。                                    │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │職員の居住場所はどのようなところが多いのか。                    │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │殆どが自転車通勤できる範囲に居住している。この間上陸した台風の翌日も、当園は無事  │ │  │に全員出勤でき、運営に支障は出ませんでした。                    │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │区内各所から通園していて、延長保育等で何か問題はあるか。              │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │特に問題はない。延長保育は10名が登録しているが、常時利用しているのは5〜6名なの  │ │  │で、問題は感じていない。                              │ ├──┴──────────────────────────────────────────┤ │谷中保育園                                        │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │開設が昭和42年10月1日で、恐らく園舎は改修無ということだと思う。区の計画と合わせ  │ │  │て、順番を待っているという事だったが、その後、改修の予定はどうなっているのか。   │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │区の公共施設の保全計画で対象にはなっている。具体的なスケジュールはまだ決まってい  │ │  │ない。また、今年度も計画の見直しを行っているが、現段階では、はっきりとは決まって  │ │  │いない。                                      │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │職員の居住場所はどのようなところが多いのか。                    │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │何かあった場合には対応できるように区の職員が配置されているので、非常時の対応につ  │ │  │いて問題はない。                                  │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │保護者との関係は。                                 │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │父母の会があり、保護者の方がベルマークを集めたり、着られなくなった洋服をリサイク  │ │  │ルに出したりとか、防災関連で、備蓄品を補ったりして頂いている。保護者も園も安全に  │ │  │対する意識は高い。                                 │ ├──┴──────────────────────────────────────────┤ │ 監査委員意見                                      │ ├─────────────────────────────────────────────┤ │限られた予算の中で工夫をして園児達の為に頑張っている様子が伺えた。今後とも園児達の為に  │ │、努力をお願いしたい。                                  │ └─────────────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬──────────────────────────────────┐ │監査対象事業所   │千束保育園、待乳保育園                       │ ├──────────┼──────────────────────────────────┤ │監査実施日     │令和元年11月15日(金)                       │ ├──────────┴──────────────────────────────────┤ │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:事業所)                     │ ├─────────────────────────────────────────────┤ │共通                                           │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │延長保育というのは、予めどれくらい前からお願いをしなければならないのか。      │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │入園されるときの申請もあれば、前の月に空いていれば、急遽ということもある。その園  │ │  │の定数に対する割合があって、その定数を満たしていなければ、前月の25日までに申し込  │ │  │んで頂ければ、翌月から利用できる。                         │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │それぞれの園の職員は、園の近くに住んでいる方が多いのか、それとも来るのに時間の掛  │ │  │かる方が多いのか。                                 │
    ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │千束は、近い職員の自転車通勤が多いが、数名は、千葉、埼玉から通勤している。待乳は  │ │  │、常勤の19名の内、16名が徒歩又は自転車で通勤しており、台風の時なども電車などの交  │ │  │通機関を使わないで来られる職員が多い。                       │ ├──┴──────────────────────────────────────────┤ │千束保育園                                        │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │こどもクラブ・児童館併設ということで、ある程度、連携を取りながらやっている中で、  │ │  │例えば避難訓練とかは、連携してやっているのか。                   │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │年間の予定は保育園で立てるのですが、それを渡して、避難訓練の放送であったり、指示  │ │  │は保育園の方で行っていて、全館放送で流して、集まる場所を指定したりして、一緒に行  │ │  │っています。あと、外部の消防や警察を呼んでやる場合も、消火訓練等を一緒に行ってい  │ │  │る。                                        │ ├──┴──────────────────────────────────────────┤ │待乳保育園                                        │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │場所的に隅田川の直ぐ側ということで、隅田川が氾濫するというのは、殆ど無いとは思う  │ │  │が、訓練的には、駆け上がり訓練を行っている様だが、これは、園内の1、2階で行って  │ │  │いるのか、それとも、今戸住宅の階段を使って行っているのか。             │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │今戸住宅の3階以上に避難するということで、毎年ご協力を頂いている。その際に、社会  │ │  │教育館のホールも通るので、共同訓練という形で行っている。              │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │雑巾掛けを行っているが、その目的は何か。                      │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │雑巾掛けは、「雑巾掛けを通した体力づくり」として行っている。             │ ├──┴──────────────────────────────────────────┤ │ 監査委員意見                                      │ ├─────────────────────────────────────────────┤ │施設の問題、人的な問題、教育上の問題と色々大変だと思う。引き続き子ども達の為に、宜しく  │ │お願いしたい。                                      │ └─────────────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬──────────────────────────────────┐ │監査対象事業所   │根岸図書館、石浜図書館                       │ ├──────────┼──────────────────────────────────┤ │監査実施日     │令和元年11月7日(水)                       │ ├──────────┴──────────────────────────────────┤ │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:事業所)                     │ ├─────────────────────────────────────────────┤ │共通                                           │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │それぞれの図書館で、運営のモットーとしている様な事はあるか。例えば、子ども中心で  │ │  │とか、勤め人を中心とか。                              │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │根岸図書館は、子ども室のスペースを広めにとっているので、子どもや親子で利用して頂  │ │  │ける様に務めている。                                │ │  │石浜図書館は、こども園との複合施設なので、こども園の保護者にもアプローチをして、  │ │  │なるべく図書館を利用して頂ける様に務めている。                   │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │全体の図書館の利用者は、周辺住民の方が多いのか、もう少し広い範囲なのか。      │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │根岸図書館は、登録者数の割合が、区内の方が約56%で、それ以外の方が区外となってい  │ │  │る。荒川区との区境にあるので、荒川区の方もかなり来ていると思う。          │ │  │石浜図書館は、登録者数の75%が区内在住となっている。荒川区、墨田区との区境にある  │ │  │が、意外と地元の方が利用されている現状である。                   │ ├──┴──────────────────────────────────────────┤ │根岸図書館                                        │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │開設が昭和47年10月1日で、建物も大分古くなっている。上に都営アパートがあって、難  │ │  │しい話ではあると思うが、建替えや改修とかの計画はあるのか?             │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │平成25年から27年まで2年掛けて東京都の耐震補強工事を実施したが、図書館自体も老朽  │ │  │化が進んでいる。区の施設保全計画の第2計画においても、改修を予定しており、併設  │ │  │の社会教育館との連携などを含め、今後検討していく。                 │ ├──┴──────────────────────────────────────────┤ │石浜図書館                                        │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │資料を見ると、CDなどは少しずつ減っているが、利用者があまりいないということか。  │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │古いものが多くなってきたので、見直しをして少しずつ新しいものと入れ替えているとこ  │ │  │ろである。                                     │ ├──┴──────────────────────────────────────────┤ │ 監査委員意見                                      │ ├─────────────────────────────────────────────┤ │折角の施設なのに、利用者数が減少傾向ということである。それぞれの館で工夫して、有効利用  │ │してもらいたい。                                     │ └─────────────────────────────────────────────┘  (2)小学校、中学校、幼稚園、こども園 ┌──────────┬──────────────────────────────────┐ │監査対象校(園)  │上野小学校、清島幼稚園                       │ ├──────────┼──────────────────────────────────┤ │監査実施日     │令和2年1月27日(月) 13時30分                  │ ├──────────┴──────────────────────────────────┤ │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:校長、園長)                   │ ├─────────────────────────────────────────────┤ │上野小学校                                        │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │地域に開かれた学校を目指すのか。                          │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │地域の方には、積極的に行事などへの参加をお願いしているが、不審者が侵入しないよう  │ │  │になど、安全面の配慮を大切にしている。社会教育センターとの複合施設の良さを教育に  │ │  │も活かしている。                                  │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │開校30周年を迎えて、児童の様子はどうか。                      │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │明るくて素直、校内生活も落ち着いている。                      │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │インテリジェントスクールらしいところはどんなところか。               │
    ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │複合施設として社会教育センターを活用して、プールや地域の方の教育活動への参加など  │ │  │、地域とのかかわりが濃い。                             │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │英語の学習方法で工夫していることは。                        │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │ALTのネイティブによる英語中心の授業。英語は3年生からだが、おもてなし教室で1  │ │  │年生から行っている。                                │ ├──┴──────────────────────────────────────────┤ │清島幼稚園                                        │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │夢プロジェクトとは何か。                              │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │オリンピック・パラリンピック教育で、希望を出して都合が合えば、本物のアスリートを  │ │  │招聘できるものである。                               │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │園舎が狭いということとオープンスペースの環境だが、部屋を仕切った方がいいことは何  │ │  │か。                                        │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │カーテンや工夫した仕切りを必要に応じて活用する。学級が落ち着いて、活動することも  │ │  │できる。                                      │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │特別支援教育推進園とは何か。                            │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │どこの園も、特別支援の子どもを受け入れているが、研修の企画の担当や特別支援の小・  │ │  │中学校との連携の窓口となっている。                         │ └──┴──────────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬──────────────────────────────────┐ │監査対象校(園)  │根岸小学校、根岸幼稚園                       │ ├──────────┼──────────────────────────────────┤ │監査実施日     │令和2年1月24日(金) 13時30分                  │ ├──────────┴──────────────────────────────────┤ │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:校長、園長)                   │ ├─────────────────────────────────────────────┤ │根岸小学校                                        │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │志教育の考え方について。                              │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │志を見つけることができる力を身に着けさせるために、まずは、豊かな心を育み、自分の  │ │  │心を見つめられるよう、身近な大人たちを見て未来に希望を持つことなどに取り組んでい  │ │  │る。                                        │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │根岸英語村はすばらしい取り組みだが。                        │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │魅力ある教育活動の予算を使い、一日中英語のみの日を作り、ALTの文化に触れる取り  │ │  │組みをしている。                                  │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │自己肯定感が薄くなっていると聞くが、どうか。                    │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │友達同士でよいところを見つけ合ったり、自信をもって取り組めることを増やしていった  │ │  │りしている。                                    │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │大規模改修にあたり、現場の校長や教員は、設計の段階から希望を言ったり、協議をした  │ │  │りするのか。                                    │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │すべての教員から聞き取りをし、設計にも活かしている。幼稚園も同様である。      │ ├──┴──────────────────────────────────────────┤ │根岸幼稚園                                        │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │改修工事期間中は、2フロアだったスペースが1フロアになるが、1フロアになるメリッ  │ │  │トはあるのか。                                   │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │異なる年齢の交流が盛んになり、異年齢同士個人個人の関係が深まった。         │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │子どもたちは、野菜が育っていくのを楽しみにしているようだが、農園はどこにあるのか  │ │  │。                                         │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │公園の隣にある畑や、プランターで野菜や花を育てている。               │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │親子栽培やランチデーなどの活動により、親子のつながりが強まるよう心掛けているとい  │ │  │うことだが、昔から、親子関係を重視しているのか。                  │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │従来から行っているが、近年、より役割が強くなっている。               │ └──┴──────────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬──────────────────────────────────┐ │監査対象校(園)  │忍岡小学校                             │ ├──────────┼──────────────────────────────────┤ │監査実施日     │令和2年1月21日(火) 14時45分                  │ ├──────────┴──────────────────────────────────┤ │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:校長)                      │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │オリンピック・パラリンピック教育について次年度以降どうするのか。          │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │これまでやってきた水球関係やシッティングバレー、伝統文化と国際理解教育など続けて  │ │  │いきたい。                                     │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │国立教育政策研究所教育課程指定校としてどんな研究をしているのか。          │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │上野中学校と忍岡こども園との連携を通して、就学前から義務教育修了までの資質・能力  │ │  │の育成について「提案できる子供」をキーワードに進めている。             │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │たくさんのプロジェクトがあり、区立小学校では、珍しいインターナショナル性もある。  │ │  │教員はよくやってくれているのか。                          │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │きっかけは、管理職がつくるが、教員それぞれが担当して事業が継続できるように、意欲  │ │  │的に進めてくれている。                               │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │英検受験や放課後子供教室を行うきっかけは。                     │
    ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │英検受験は、偏差値ばかりではなく、こどもの自己肯定感を高めるための場を提供してい  │ │  │る。放課後子供教室は、子供たちの放課後の居場所として好評である。          │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │筝の演奏の取り組みは。                               │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │地域の方に手伝っていただき、6年間で全員が体験できるようにしている。本校の特色あ  │ │  │る教育活動の一つである。                              │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │これからやりたいことは何か。                            │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │来年、創立145年を迎える。地域とのつながりをさらに深め、現在行っている特色ある教育  │ │  │活動をさらに活性化していきたい。                          │ ├──┴──────────────────────────────────────────┤ │ 監査委員意見・要望                                   │ ├─────────────────────────────────────────────┤ │・校庭も広くなり、様々な取り組みも行っていることで、魅力ある学校になり、児童も集まって  │ │きたように思う。                                     │ │・台東区外の児童が多く、災害時のことが心配だが、しっかりと対応してほしい。        │ └─────────────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬──────────────────────────────────┐ │監査対象校(園)  │金曾木小学校                            │ ├──────────┼──────────────────────────────────┤ │監査実施日     │令和2年1月21日(火) 13時30分                  │ ├──────────┴──────────────────────────────────┤ │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:校長)                      │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │図書の貸し出し数が大幅に伸びた要因は。                       │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │昨年度は、読むことについての校内研究を行い、読書活動の充実を図った。本を紹介した  │ │  │り、教科書の内容に関する本をそろえたことも大きいと考えられる。           │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │立ち止まりあいさつは、学校の中だけで行っているのか。                │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │まずは声を出そうということで、校門の前と校内で行った。最近は、来客があったときに  │ │  │も声が聞こえるようになった。                            │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │校長が児童を直接指導することもあるのか。                      │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │日常的に児童に多く接しているのは、担任なので、担任を通じて指導することが多い。校  │ │  │長自身は、毎日、校門に立ち、教室を回ったり、一緒に遊んで、児童の状況を見ている。  │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │基本方針に掲げる「わくわくする学校」とはどのような学校か。             │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │児童は明日も学校に来たくなる、教員も生きがいと行きがいを感じる、保護者も安心して  │ │  │子供をお願いできる、地域の方も誇りを持てる、関わる人みんなが明るくなるような学校  │ │  │である。                                      │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │児童数が増えてきているということだが、教室は足りているのか。            │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │パソコンルームを教室に変えたりして対応している。                  │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │環境漫才とは何か。                                 │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │漫才を通してリサイクルを教えるもので、台東区独自の取り組みである。         │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │町会と教員、児童の関係は。                             │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │餅つきやバザーに来て、児童の様子を見てもらっている。また、教員も地域の祭礼などに  │ │  │積極的に参加するようになっている。                         │ ├──┴──────────────────────────────────────────┤ │ 監査委員意見・要望                                   │ ├─────────────────────────────────────────────┤ │・校長室のドアがいつもオープンになっているとのことであるが、校長がフレンドリーに児童に  │ │接することはいいことだと思う。                              │ │・本を読むことは、書く力の基礎を支えるものなので、さらに児童が読書するための工夫をして  │ │ほしい。                                         │ │・あいさつは大切なので、引き続き児童に対して働きかけてほしい。              │ └─────────────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬──────────────────────────────────┐ │監査対象校(園)  │大正小学校、大正幼稚園                       │ ├──────────┼──────────────────────────────────┤ │監査実施日     │令和2年1月27日(月) 14時45分                  │ ├──────────┴──────────────────────────────────┤ │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:校長、園長)                   │ ├─────────────────────────────────────────────┤ │大正小学校                                        │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │お茶などの本物の活動体験をしているが、反響はどうか。                │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │6年間やっていて、なくてはならない事業となっている。本物と触れ合うことで何かをつ  │ │  │かんでほしい。                                   │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │児童の体力面での課題は。                              │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │投げる工夫やOJTを通して、若干上がってきているが、まだまだ改善の余地があり、取  │ │  │り組んでいきたい。                                 │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │若手教員の育成は。                                 │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │若い先生は18人中、6〜7人で、具体的に指示しないと、行えない先生が多い。水曜日の  │ │  │午後のOJTなど、グループ研究としてみんなで積み上げている。            │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │外国籍の児童のテストはどのように行っているのか。                  │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │日本語指導の先生がついたり、英語ができれば英語で対応している。           │ ├──┴──────────────────────────────────────────┤ │大正幼稚園                                        │
    ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │青空なかよしとは何か。                               │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │子育て支援に力を入れていて、更生保護女性会や町会の方が来て、大正公園で、子供や保  │ │  │護者と話をしたり、その様子を見てくれたりする。                   │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │お茶会は長く続いているが。                             │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │地域の方で学校とつながっている方がいるため、長続きしている。            │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │和太鼓をやっているが。                               │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │来年の年行事で行いたいと考え、計画的に取り組んでいる。              │ ├──┴──────────────────────────────────────────┤ │ 監査委員意見・要望                                   │ ├─────────────────────────────────────────────┤ │・わくわくチャレンジでは、苦手な野菜に挑戦するなど、いい取り組みで大事なことである。   │ └─────────────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬──────────────────────────────────┐ │監査対象校(園)  │台東育英小学校、育英幼稚園                     │ ├──────────┼──────────────────────────────────┤ │監査実施日     │令和2年2月20日(木) 13時30分                  │ ├──────────┴──────────────────────────────────┤ │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:校長、園長)                   │ ├─────────────────────────────────────────────┤ │台東育英小学校                                      │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │海外に行っていた子どもが入学してきた場合はどうしているのか。            │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │様々であるが、日本語指導を入れないと難しい子もいる。保護者が日本語が不自由な場合  │ │  │、通訳ができる友達を連れてきてもらうことが多い。                  │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │マンションが増えて児童も増加したようだが、従来と変わった子どもの特徴はあるのか。  │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │子どもの方は感じないが、保護者の意識は違う感じがする。従来は、保護者同士のつなが  │ │  │りの中で解決することが多いが、横のつながりがないため、ちょっとしたトラブルが大ご  │ │  │とになり、うまくいかないことがある。また、町会に入ってもらえないという話もあるの  │ │  │で、町会で人間関係をつくってもらえればと思う。                   │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │金管バンドは、希望者全員入れるのか。                        │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │4年生以上の希望者で、やる気があれば全員入れる。                  │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │金管バンドは、どのような活動を行っているのか。                   │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │全日本小学校バンドフェスティバルやマロニエ祭り、鯉のぼりフェスタに出ている。    │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │学力向上推進ティーチャーは何を教えているのか。                   │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │算数を教えている。一クラス40名近いところもあり、全員を一人で見ることは、厳しいと  │ │  │ころもある。                                    │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │体力面はどうか。                                  │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │傾向として、敏捷性は都の平均を超えており、柔軟性もよい。投げる力、持久力は、都の  │ │  │平均に行かないクラスが多い。低学年より高学年になると平均にいかなくなることがある  │ │  │。                                         │ ├──┴──────────────────────────────────────────┤ │育英幼稚園                                        │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │幼稚園として募集の努力は。                             │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │未就園児の会で、保護者に幼稚園の良さをアピールしている。              │ ├──┴──────────────────────────────────────────┤ │ 監査委員意見・要望                                   │ ├─────────────────────────────────────────────┤ │・幼稚園の園児が減っているということだが、幼稚園の魅力、素晴らしさを発信できればと思っ  │ │ている。                                         │ └─────────────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬──────────────────────────────────┐ │監査対象校(園)  │富士小学校、富士幼稚園                       │ ├──────────┼──────────────────────────────────┤ │監査実施日     │令和2年2月4日(火) 13時30分                  │ ├──────────┴──────────────────────────────────┤ │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:校長、園長)                   │ ├─────────────────────────────────────────────┤ │富士小学校                                        │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │「確かな学力を育む」ことを重点目標にしているが、教員は共通した認識で取り組んでい  │ │  │るのか。                                      │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │45分の授業の目的とまとめが分かるように、板書をきちんとやって、児童に書かせること  │ │  │を統一してやっている。富士スタイルと言われているが、授業の積み重ねがはっきりわか  │ │  │るようにしている。                                 │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │あいさつは大事だが、何か取り組んでいることはあるのか。               │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │各学年にあいさつ当番を置いて、一生懸命やったときは、みんなの前で披露するなど、頑  │ │  │張った児童を認めることで、それに引きずられて、みんながやるようになる。       │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │子どもたちの図書館の利用は。                            │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │司書が入って読み聞かせなどをやっているので、子どもたちはよく図書館を利用している  │ │  │。                                         │ ├──┴──────────────────────────────────────────┤ │富士幼稚園                                        │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │幼児教育無償化の影響は。                              │
    ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │保護者には長く預かってもらいたいという希望があり、他区でも、私立でも厳しいと聞い  │ │  │ている。未就園のひよこの会などで、幼稚園の良さを知らせるなど頑張っていきたい。   │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │小学校との境がアコーディオンカーテンだが、ちゃんとした垣根がなくていいのか。    │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │小学校の玄関なども幼稚園児の遊び場になっている。校庭も使わせてもらい、小学校の活  │ │  │動は刺激になっている。同じ敷地内にある良さである。                 │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │幼小連携における対応は。                              │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │来年、研究協力園を受けて、発達のプロセスをわかったうえで、段階を追ってどうすれば  │ │  │いいか研究する。交流、体験させると必ずやりたくなるので、気付きを大切にしながら、  │ │  │自分たちの学びを深める研究を、低学年の先生と連携してできたらいいなと考えている。  │ └──┴──────────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬──────────────────────────────────┐ │監査対象校(園)  │千束小学校、千束幼稚園                       │ ├──────────┼──────────────────────────────────┤ │監査実施日     │令和2年2月6日(木) 14時45分                  │ ├──────────┴──────────────────────────────────┤ │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:校長、園長(校長兼務))             │ ├─────────────────────────────────────────────┤ │千束小学校                                        │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │教職員の2/3が異動となり、年度当初は苦労があったのではないのか。           │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │単学級の経験のない教員が来ると、すべて一人で対応しなければいけないことがあるので  │ │  │、戸惑いはあった。                                 │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │重点目標に「自分ごと」として学び、とあるが、自分ごととは何か。           │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │「自分と同じように友達のことも考える」という意味である。児童には、ストンと落ちる  │ │  │言葉である。                                    │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │ベーシックドリルとは、基礎的なことをやらせているのか。               │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │基礎的・基本的な内容を繰り返し、定着度を上げている。                │ ├──┴──────────────────────────────────────────┤ │千束幼稚園                                        │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │周辺は密集しているが、外に出るとき、安全性に心配はないか。             │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │教員が見守り、安全を確保しているが、現在、工事車両が多く、心配である。通学路、特  │ │  │に下校時は安全確保に注意している。                         │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │小学校と連携すると、9年間一貫ということになるが。                 │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │一貫を意識した取り組みをしているが、5歳児全員が千束小に入学するわけではない。   │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │幼稚園も小学校も、翌年度の入園・入学者数が少ないが、具体的に確保する方策があるの  │ │  │か。                                        │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │2歳児に働きかけて、幼稚園に入ってもらえれば、そのまま小学校に入学する可能性が高  │ │  │い。児童館まわりをして、保護者に千束の良さをPRして入園児、入学児の確保に努めて  │ │  │いる。                                       │ ├──┴──────────────────────────────────────────┤ │ 監査委員意見・要望                                   │ ├─────────────────────────────────────────────┤ │トライアスロン、わんぱく相撲、ネギ栽培などユニークなプロジェクトが多く、いい取り組みだ  │ │。                                            │ └─────────────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬──────────────────────────────────┐ │監査対象校(園)  │金竜小学校、金竜幼稚園                       │ ├──────────┼──────────────────────────────────┤ │監査実施日     │令和2年2月21日(金) 13時30分                  │ ├──────────┴──────────────────────────────────┤ │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:校長、園長)                   │ ├─────────────────────────────────────────────┤ │金竜小学校                                        │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │学力はどうか。                                   │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │平均的だが、社会と理科の改善が図られてきた。下位層の児童への対応がより課題になっ  │ │  │ている。                                      │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │防災備蓄品に関し、金竜小だけがやっている取り組みがあるようだが。          │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │児童によっては、アレルギーがあって区からの備蓄品がダメというものもあり、子供たち  │ │  │の家でつくった1食分を学校で預かることもしている。                 │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │ビオトープは素晴らしいと思う。外来種を入れないということだが、入ってしまうことは  │ │  │ないのか。                                     │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │アメリカザリガニなどが入ってしまうことがあり、定期的に除去している。        │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │いじめについては。                                 │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │重篤なものは減ってきたが、友達同士の言葉やラインなどによるものが多くなってきた。  │ │  │ラインは誤解を招く言葉になりやすい。                        │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │各授業の中にプログラミング教育を取り入れるということだが。             │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │各学年別に10時間とり、操作などの時間を作った。新学習指導要領の情報活用能力の中に  │ │  │プログラミング教育があり、来年度から全校で取り組んでいく。             │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │プログラミングの研究の成果は。                           │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │プログラミング的思考は、順番を考え、図形化して形で分けたり、より簡単なものをつく  │
    │  │ることで、自分の考えやこだわりを表現しやすくなるという成果が出てきている。     │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │プログラミング的思考は、各授業の中で採用できるのか。                │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │教科、単元の内容を児童により分かりやすくするためのひとつとして、物事のプロセスを  │ │  │考えるというプログラミング的思考を試行錯誤しながら、研究している。         │ ├──┴──────────────────────────────────────────┤ │金竜幼稚園                                        │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │無償化の影響で、園児は集めづらい状況か。                      │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │幼稚園を希望する保護者も一定数いる。就学前の家庭をターゲットに幼児の教育の重要  │ │  │性、公立幼稚園の保育についてアピールしていきたい。                 │ └──┴──────────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬──────────────────────────────────┐ │監査対象校(園)  │柏葉中学校                             │ ├──────────┼──────────────────────────────────┤ │監査実施日     │令和2年2月6日(木) 13時30分                  │ ├──────────┴──────────────────────────────────┤ │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:校長)                      │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │柏葉アカデミーとは。                                │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │学びたい生徒を放課後に集めて、教員と学力向上推進ティーチャーが教えている。常時来  │ │  │ているのは、各クラスで10〜15人だが、試験前になると増える。1〜2年生は部活動が多  │ │  │く参加人数は少なめであるが、3年生になるとアカデミーが多い。英語と数学を中心に他  │ │  │教科も教えている。                                 │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │柏葉アカデミーでレベルの違う生徒への対応は。                    │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │数種類のプリントを用意し、各生徒にあったものをやることにしている。         │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │生徒はどれくらいの割合で部活動に所属しているのか。                 │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │郊外でスポーツ等をする生徒もいる。8割くらいの生徒が入部して、活動している。    │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │人権教育の内容は。                                 │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │教育活動すべてが人権教育だと捉えている。外部から人権プラザ、人権擁護員、障害者の  │ │  │方に講演や授業をしていただいている。また、革でペンケースを作るなどしている。    │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │生徒数が減っているのは。                              │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │年度によって、6年生の数も変わってくるので、特に著しく何か原因があったわけではな  │ │  │いが、選択制の影響もあるかもしれない。当校は、こういう学校で、こうありた      │ │  │いとメッセージを出していきたい。                          │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │難聴学級は何人在籍しているのか。                          │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │10人。本校所属の生徒は2人で、8人は他校から通ってきている生徒。          │ ├──┴──────────────────────────────────────────┤ │ 監査委員意見・要望                                   │ ├─────────────────────────────────────────────┤ │校訓の「堅忍不抜」は、耐えて頑張るという意味だと思うが、いい言葉だと思う。        │ └─────────────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬──────────────────────────────────┐ │監査対象校(園)  │上野中学校                             │ ├──────────┼──────────────────────────────────┤ │監査実施日     │令和2年1月24日(金) 14時45分                  │ ├──────────┴──────────────────────────────────┤ │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:校長)                      │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │上中英語村は、根岸小学校の英語村と連携しているのか。                │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │連携はない。丸二日英語漬けの生活をすることで、英語が話せる中学生を目指して、魅力  │ │  │ある教育活動の予算を使って始めた。                         │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │中学選択制をどう思うか。                              │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │安定的な学校経営を考えれば、地元の子に来てもらえればと思うが、この学校にあこがれ  │ │  │て遠くから個性豊かな子が来ることで、幅広く教育を提供できることはいいことだと思う  │ │  │。選んでもらえることはありがたいし、選べる余地があることは、保護者、生徒にもいい  │ │  │ことだ。                                      │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │学習指導の目標に「生徒指導・学習指導の組織的な実践」とあるが。           │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │各学年で指導方針が違うと学校不信になる。一年生から3年間を通して、全教員で、規律  │ │  │正しい学校になるよう生活指導をしている。一年生では、整列や身だしなみを教え、二年  │ │  │生では、主体的に取り組むようにと、3年間かけている。                │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │体力的にはどうか。                                 │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │大規模改修時には、谷中小学校や上野公園を借りたが、運動することが極めて厳しかった  │ │  │。現在は、そのようなことはないが、体力テストでは、筋力と持久力が弱いので、体育の  │ │  │授業のスタート時に、腕立て伏せとか持久走に力を入れている。             │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │水害で水が出て、帰れないときはどうするのか。                    │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │安全性を考えると、生徒は引き取りがあるまでは、学校での待機となる。また、体育館棟  │ │  │は地元の防災拠点になる。                              │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │生徒数が増えて、苦労することは何か。                        │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │区内外の24の小学校から生徒が来ていて、上野中の規律ある学校生活にいかになじませる  │ │  │かが課題。                                     │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │生徒に伸びる余力があると感じるのは、どういうときか。                │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤
    │ A │生徒を地域に連れて行き、そこで褒められると生徒はやる気を出す。初音の森での駐輪整  │ │  │理では、あいさつすることで違法駐輪を防いでいた。教えていないことまでできることが  │ │  │度々あり、伸びる余地があると感じる。                        │ └──┴──────────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬──────────────────────────────────┐ │監査対象校(園)  │浅草中学校                             │ ├──────────┼──────────────────────────────────┤ │監査実施日     │令和2年2月20日(木) 14時45分                  │ ├──────────┴──────────────────────────────────┤ │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:校長)                      │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │水曜学習に生徒は集まっているのか。                         │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │基礎のクラスが満杯の状態。発展は塾の講師が、基礎は学力向上推進ティーチャーと大学  │ │  │生が担当している。                                 │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │夏季勉強合宿と参加者の声は。                            │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │3年生の希望者が霧ヶ峰学園の合宿に参加し、学力向上推進ティーチャーと大学生が指導  │ │  │にあたっている。朝、午前、午後、夜間とやっている。アンケートでは、分からなかった  │ │  │ことが分かったり、大学生と話ができてよかった、進路のイメージにつながったなどとな  │ │  │っている。                                     │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │三味線は部活か。                                  │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │希望するやりたい生徒が三味線部に入っている。                    │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │昨年、都から、水害のマイタイムラインが配布されたと思うが。             │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │夏休み前に、保護者に配布している。                         │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │生徒が内弁慶ということだが、改善のため、どうしているのか。             │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │いいものを見つけたら、認めてほめることを大事にしている。ケーブルテレビにも取り上  │ │  │げられたが、スポーツ心理学の先生に、不機嫌よりご機嫌の方が気持ちいいという「ごき  │ │  │げん授業」を行っている。アスリートやJALの機長などに来てもらい、子どもたちをポ  │ │  │ジティブにする。                                  │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │コミュニケーション能力はどうか。                          │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │コミュニケーション不足で自信を無くしている子どもも多く、スクールカウンセラーをう  │ │  │まく活用して、アドバイスをもらっている。全員、学年朝会などでスピーチを実施してい  │ │  │る。                                        │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │蔵前工業高校との連携は。                              │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │1年生は施設や授業を見る。2年生は高校の先生に体験授業をやってもらう。3年生は進  │ │  │路を兼ねた体験授業をやっている。                          │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │不登校の生徒は、家庭が難しいのか。                         │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │家庭が不安定なケースもある。家庭には、外部関係機関と連携を取って、ストレスを少な  │ │  │くしていく事を考えて、対応している。                        │ └──┴──────────────────────────────────────────┘ ┌──────────┬──────────────────────────────────┐ │監査対象校(園)  │石浜橋場こども園                          │ ├──────────┼──────────────────────────────────┤ │監査実施日     │令和2年2月4日(火) 14時45分                  │ ├──────────┴──────────────────────────────────┤ │  主な質疑応答 (Q:監査委員  A:園長)                      │ ├──┬──────────────────────────────────────────┤ │ Q │区内で唯一の公設公営のこども園だが、苦労は。                    │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │こども園で勤務した保育士も幼稚園教諭も、異動して各保育園、幼稚園に戻ると、もとの  │ │  │保育士、幼稚園教諭という意識に戻ってしまう。また、こども園が特別視されてしまう傾  │ │  │向がある。                                     │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │アスリートとの交流はいい刺激になるが、予定していることは。             │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │4、5歳児を対象として、パラリンピックに出場した義足のランナーに講演してもらう予  │ │  │定である。                                     │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │夜間に自然の会を行うということだが、具体的には。                  │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │ナチュラリストの方に公園などを案内してもらうナイトハイク。夏の6時ころから行い、  │ │  │7時半過ぎには解散する。                              │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │基本方針の「子供のためのこども園」の文化とは。                   │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │保育士や幼稚園教諭の文化を取り払って、さまざまなニーズがある保護者にも、子供を真  │ │  │ん中に置いて、子供のためにを第一に何をするかを考えるということ。          │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │1歳児保育で入園すると、長時間児のまま卒園までいくのか。              │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │ほとんどがそうである。途中で、長時間から短時間に変わる、また逆も少ないがあり得る  │ │  │。                                         │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │卒業生の保護者から、こども園でよかったという話を聞くことはあるか。         │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │長時間児の保護者から、行事が多く、いろいろな経験ができてよかったという話は聞く。  │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ Q │園長として、今後の園について。                           │ ├──┼──────────────────────────────────────────┤ │ A │10周年が終わり、地域にもこども園が根づいている。老人ホームや町会、地域の行事など  │ │  │にも出かけ、また、いろいろな橋渡しをして、地域にあってよかったと思われるような園  │ │  │にしていきたい。                                  │ └──┴──────────────────────────────────────────┘ 7 まとめ
    (1)事業所  各事業所は、それぞれの設置目的に従い、様々な区民ニーズに沿って、役割や機能が十分に果たされるよう、限られた人員・資源の中で、区民要望を最大限満たすべく、色々な事業を企画・立案し、創意工夫しながら運営の充実に努めていた。特に保育園では、台東区幼児教育共通カリキュラムに則り、園ごとに工夫して、園児の学習習慣・生活習慣の共通化、段階化を進めていた。  また、施設の利用者はもとより、保護者や地域団体等との連携により事業効果を高める取り組みが積極的になされていた。  一方で、施設の老朽化が進んでいて、軽微な不具合のある事業所も散見される。台東区施設保全計画を考慮しつつも、利用者の安全確保を優先した環境整備に努めて頂きたい。  各事業所においては、多様化する区民ニーズや環境の変化に適切かつ迅速に対応するとともに、事業内容の見直しや事務改善の取り組みを推進していくことで、区民福祉の更なる向上が図られることを望むものである。 (2)小学校、中学校、幼稚園、こども園  各学校等においては、教育目標と経営方針に基づき、基礎学力の定着や豊かな人間性の育成、体力の向上といった様々な課題に取り組み、教育内容の充実に努めている。  小学校は令和2年度から、中学校は令和3年度から新学習指導要領が全面実施される。今回、学校等監査を行った中で、小学校でプログラミング教育や英語学習に取り組んでいる学校も見受けられた。これからの、グローバル化や情報化、人工知能などの技術革新が急速に進む時代では、予測困難な社会に対応するため、子どもたちが主体的に物事に取り組む姿勢が大切であり、自分たちを取り巻く様々な社会の課題に向き合い、解決しようとする能力が必要である。  なお、今後とも、家庭や地域等との連携を図りながら、台東区の子どもたちが、生涯にわたり学び続ける意欲とこれからの社会を生き抜く力を身に付けられるような教育環境の充実に向けて全力で取り組まれていくことを望むものである。  ──────────────────────────────────────────                                      2台監第7号                                    令和2年4月1日 東京都台東区議会議長    石 塚   猛 殿                              東京都台東区代表監査委員                                   元 田 秀 治             監査委員説明委任者の変更について(通知)  令和2年4月1日付をもって人事異動を行ったことに伴い、地方自治法(昭和22年法律第67号)第121条の規定に基づく区議会における監査委員説明委任者を下記のとおり変更したので通知します。                     記 監査事務局長   石 野 壽 一 (前 議会事務局長)【再任用】  前監査事務局長 中沢 陽一は、令和2年3月31日付をもって監査事務局事務従事を免ぜられました。  ──────────────────────────────────────────                                      2台監第13号                                    令和2年4月28日 台東区議会議長    石 塚   猛 殿                                台東区監査委員                                   元 田 秀 治                                   大 場 賢 一                                   中 澤 史 夫         令和元年度3月分例月出納検査の結果について(報告)  地方自治法第235条の2の規定による標記検査の結果は、下記のとおりです。                     記 1.検査の対象   令和2年3月末日現在における一般会計、特別会計及び基金(用品調達基金、郵便料金基金、公共料金支払基金)ならびに歳入歳出外に属する現金の出納状況 2.検査月日   令和2年4月28日(火) 3.検査の結果  (1)収支の計数について     「歳入計算表」及び「歳出計算表」のとおり相違ありません。  (2)現金出納状況及び現金保管状況     「現金受払表」及び「現金保管状況表」のとおり相違ありません。 【令和元年度】                                                     令和2年3月31日現在                 歳  入  計  算  表                                                         単位:円(収入率は百分率%) ┌────┬────────┬────────┬────────┬────────┬──────┬───────┬────────┬────────┐ │会計  │一般会計    │国民健康保険  │後期高齢者   │介護保険会計  │老人保健  │病院施設会計 │用地会計    │合計      │ │    │        │事業会計    │医療会計    │        │施設会計  │       │        │        │ ├────┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼───────┼────────┼────────┤ │予算現額│ 107,852,887,000│ 24,269,312,000│  5,066,017,000│ 16,461,741,000│ 138,500,000│  613,530,000│        │ 154,401,987,000│ ├────┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼───────┼────────┼────────┤ │調定済額│ 105,643,093,896│ 25,280,284,436│  5,098,787,451│ 16,615,546,654│ 128,582,013│  586,484,283│        │ 153,352,778,733│ ├─┬──┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼───────┼────────┼────────┤ │収│本月│ 21,630,948,514│  1,877,739,145│   814,496,131│  1,776,168,484│   23,153│  338,405,169│        │ 26,437,780,596│ │入├──┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼───────┼────────┼────────┤ │済│累計│ 102,160,371,015│ 21,695,386,542│  4,929,975,349│ 16,104,126,375│ 128,554,513│  585,748,043│        0│ 145,604,161,837│ │額│  │        │        │        │        │      │       │        │        │ ├─┴──┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼───────┼────────┼────────┤ │不 納  │    4,229,776│        0│        0│        0│      0│       0│        0│    4,229,776│ │欠損額 │        │        │        │        │      │       │        │        │ ├────┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼───────┼────────┼────────┤ │還 付  │        0│        0│        0│        0│      0│       0│        0│        0│ │未済額 │        │        │        │        │      │       │        │        │ ├────┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼───────┼────────┼────────┤ │収 入  │  3,478,493,105│  3,584,897,894│   168,812,102│   511,420,279│   27,500│    736,240│        0│  7,744,387,120│ │未済額 │        │        │        │        │      │       │        │        │ ├────┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼───────┼────────┼────────┤ │対予算 │ △5,692,515,985│ △2,573,925,458│  △136,041,651│  △357,614,625│ △9,945,487│ △27,781,957│        0│ △8,797,825,163│ │増(△)減│        │        │        │        │      │       │        │        │ ├─┬──┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼───────┼────────┼────────┤ │収│予算│      94.7│      89.4│      97.3│      97.8│    92.8│     95.5│       −│      94.3│ │入│対比│        │        │        │        │      │       │        │        │ │率├──┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼───────┼────────┼────────┤ │ │調定│      96.7│      85.8│      96.7│      96.9│    100.0│     99.9│       −│      94.9│ │ │対比│        │        │        │        │      │       │        │        │ └─┴──┴────────┴────────┴────────┴────────┴──────┴───────┴────────┴────────┘                 歳  出  計  算  表                                                         単位:円(執行率は百分率%) ┌────┬────────┬────────┬────────┬────────┬──────┬───────┬────────┬────────┐ │会計  │一般会計    │国民健康保険  │後期高齢者   │介護保険会計  │老人保健  │病院施設会計 │用地会計    │合計      │ │    │        │事業会計    │医療会計    │        │施設会計  │       │        │        │ ├────┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼───────┼────────┼────────┤ │予算現額│ 107,852,887,000│ 24,269,312,000│  5,066,017,000│ 16,461,741,000│ 138,500,000│  613,530,000│        │ 154,401,987,000│ ├─┬──┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼───────┼────────┼────────┤ │支│本月│ 15,289,616,963│  2,955,362,281│   982,002,902│  1,575,165,471│ 59,546,240│  207,847,309│        │ 21,069,541,166│ │出├──┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼───────┼────────┼────────┤ │額│累計│ 96,472,029,405│ 21,541,938,944│  4,856,649,255│ 15,009,353,277│ 126,569,320│  547,494,802│        0│ 138,554,035,003│ ├─┴──┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼───────┼────────┼────────┤ │予算残額│ 11,380,857,595│  2,727,373,056│   209,367,745│  1,452,387,723│ 11,930,680│  66,035,198│        0│ 15,847,951,997│ ├────┼────────┼────────┼────────┼────────┼──────┼───────┼────────┼────────┤ │執 行 率│      89.4│      88.8│      95.9│      91.2│    91.4│     89.2│       −│      89.7│ └────┴────────┴────────┴────────┴────────┴──────┴───────┴────────┴────────┘
                    現  金  受  払  表                                                               単位:円 ┌────┬────────┬────────┬───────┬────────┬─────┬───────┬────┬───────┐ │区分  │一般会計    │国民健康保険  │後期高齢者  │介護保険会計  │老人保健 │病院施設会計 │用地会計│雑部金    │ │    │        │事業会計    │医療会計   │        │施設会計 │       │    │       │ ├────┼────────┼────────┼───────┼────────┼─────┼───────┼────┼───────┤ │前月  │   45,128,059│  1,231,010,734│  40,787,865│   393,680,085│61,508,280│   7,695,381│    0│ 4,097,224,213│ │繰越高 │        │        │       │        │     │       │    │       │ ├────┼────────┼────────┼───────┼────────┼─────┼───────┼────┼───────┤ │受入高 │  △699,980,000│        0│  200,000,000│   500,000,000│     0│ △100,000,000│    0│  100,000,000│ │    │ 21,630,948,514│  1,877,739,145│  814,496,131│  1,776,168,484│  23,153│  338,405,169│    0│ 2,381,119,614│ ├────┼────────┼────────┼───────┼────────┼─────┼───────┼────┼───────┤ │支払高 │ 15,289,616,963│  2,955,362,281│  982,002,902│  1,575,165,471│59,546,240│  207,847,309│    0│ 3,196,495,605│ ├────┼────────┼────────┼───────┼────────┼─────┼───────┼────┼───────┤ │残高  │  5,686,479,610│   153,387,598│  73,281,094│  1,094,683,098│ 1,985,193│  38,253,241│    0│ 3,381,848,222│ ├────┼────────┼────────┼───────┼────────┼─────┴───────┴────┴───────┘ │区分  │用品調達基金  │郵便料金基金  │公共料金   │合計      │ │    │        │        │支払基金   │        │ ├────┼────────┼────────┼───────┼────────┤ │前月  │   14,179,190│    2,523,801│  98,671,763│  5,992,409,371│ │繰越高 │        │        │       │        │ ├────┼────────┼────────┼───────┼────────┤ │受入高 │        0│        0│       0│     20,000│(注) 受入高欄の上段の数字は、当月における運用金の │    │    5,615,372│   12,093,080│  84,357,970│ 28,920,966,632│収支を示す ├────┼────────┼────────┼───────┼────────┤ │支払高 │    6,289,239│   14,345,228│  74,750,664│ 24,361,421,902│ ├────┼────────┼────────┼───────┼────────┤ │残高  │   13,505,323│     271,653│  108,279,069│ 10,551,974,101│ └────┴────────┴────────┴───────┴────────┘                 現 金 保 管 状 況 表                                       単位:円 ┌────┬────────┬────────┬────────┬─────────┐ │預金内訳│当座預金    │普通預金    │大口定期預金  │定期預金     │ │    ├────────┼────────┼────────┼─────────┤ │    │     974,101│ 10,550,000,000│       −│     1,000,000│ │    ├────────┼────────┼────────┼─────────┤ │    │譲渡性預金   │通知預金    │その他     │合計       │ │    ├────────┼────────┼────────┼─────────┤ │    │       −│       −│       −│  10,551,974,101│ └────┴────────┴────────┴────────┴─────────┘...