台東区議会 2019-06-20
令和 元年 6月産業建設委員会-06月20日-01号
令和 元年 6月
産業建設委員会-06月20日-01号令和 元年 6月
産業建設委員会
産業建設委員会会議録
1 開会年月日 令和元年6月20日(木)
2 開会場所 議会第1会議室
3 出 席 者 委員長 青 柳 雅 之 副委員長 和 泉 浩 司
(9人) 委員 拝 野 健 委員 松 村 智 成
委員 山 口 銀次郎 委員 中 村 謙治郎
委員 河 井 一 晃 委員 寺 田 晃
議長 石 塚 猛
4 欠 席 者
(0人)
5
委員外議員
(0人)
6
出席理事者 区長 服 部 征 夫
副区長 荒 川 聡一郎
本地区内での今後の建てかえ等の建築行為の際に、地区計画で定められている建築物の用途、壁面の位置について、
建築基準法の規定に基づき条例で制限することにより地区計画で目指す目標を実現していくものでございます。
項番2、主な制限の概要でございます。
本条例で定められた内容につきましては、
建築基準法において審査事項となります。よって、ここでお示ししております制限について内容が適合していない場合は、原則として建築することができないとしております。
まず、(1)の建築物の用途の制限でございます。恐れ入りますが、添付しております参考資料の1ページ目の
地区計画計画図1をごらんください。計画図1で示されておりますA-1、A-2、A-3地区が建築物の用途の制限がかかる地区でございます。資料1ページもあわせてごらんください。このA-1、A-2、A-3地区におきまして、①から④に示しております用途の建築物は建築してはならないとしております。これにより、業務・商業・住宅を中心としたにぎわいのある複合市街地の形成を図るとしております。
続きまして、(2)建築物の壁面の位置の制限でございます。恐れ入りますが、参考資料の2ページ目の
地区計画計画図2をごらんください。建築物の外壁または柱の面から
道路境界線までの距離を右下の凡例の下段、壁面の位置の制限の1号壁面につきましては、区画道路1号及び2号の
道路境界線から2メートル、2号壁面につきましては区道下第170号の道路境界から4メートルとするとしております。これにより、快適な歩行空間を確保するとしております。
恐れ入りますが、資料8の裏面をごらんください。項番3、建築物等の届け出から工事着手までの流れの概要でございます。
まず、区域内における新築などの行為の事前相談を地域整備第一課にて行います。その後、届け出の受理、審査を行い、地区計画の内容に適合している場合は適合通知書が交付されます。その後、建築確認を本区の建築課または
指定確認検査機関に申請し、法令、条例の規定などを審査します。なお、1万平米を超える建物につきましては、東京都などで審査となります。そして
確認済書交付後、工事着手となります。
報告事項の説明は以上でございます。
続きまして、第9号議案、東京都台東区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例についてをご説明いたします。
恐れ入りますが、新旧対照表をご覧ください。別表1の
アンダーラインで示している部分が新たに区域として追加した東上野四・五丁目地区でございます。
続きまして、別表2の
アンダーラインで示している部分が新たに追加した東上野四・五丁目地区の地区計画で定められております建物の用途の制限、壁面の位置の制限でございます。
条例の説明は以上でございます。よろしくご審議の上、可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○委員長 それでは、第9号議案及び報告事項について、ご審議願います。
中村委員。
◆
中村謙治郎 委員 ちょっとお聞きしたいんですけれども、この一番
昭和通り沿いに近いA-1地区なんですけれども、これ
国立西洋美術館の
バッファーゾーンにはかかっていないんですか。お聞きするのは、その
バッファーゾーンというのはどこまでかというのをちょっと明確にして説明していただきたいんですけれど。
○委員長
計画調整課長。
◎寺田茂
計画調整課長 A-1地区の一部は
西洋美術館の
バッファーゾーンの一部にかかってございます。昭和通りに沿って、ちょっと線が見えないですけれども道路に沿った形で
バッファーゾーンのエリアにはかかっております。
○委員長 中村委員。
◆
中村謙治郎 委員 わかりました。
地元の方でも、このA-1地区、東上野四・五丁目の開発に関してはちょっと気になっている方が多くて、
国立西洋美術館の
バッファーゾーンにかかっていないのかとか、このA-1地区も高い建物が建ってしまうのではないかとか、そういった懸念されている方がいますので、できればホームページなどで
バッファーゾーンのエリアを記していただけるとありがたいなと思うんですけれども、そういうのは可能なんでしょうか。
○委員長
計画調整課長。
◎寺田茂
計画調整課長 現在、
西洋美術館の世界遺産のサイトは確認していませんけれども、その中でそういった情報の提供というのはできるかと思いますので、今後検討させていただきたいと存じます。
○委員長 中村委員。
◆
中村謙治郎 委員 ぜひよろしくお願いいたします。ありがとうございます。
○委員長 議案の賛否についてはいかがでしょうか。
◆
中村謙治郎 委員 これは了承でお願いします。
○委員長 賛成ですか。
◆
中村謙治郎 委員 はい、賛成。
○委員長 山口委員。
◆
山口銀次郎 委員 この東上野の地区計画、今度計画に沿ってまちの開発など進んでいくと思うんですけれども、この条例の中に一応区長が居住継続のためにやむを得ないと認めた建築物についてはこの限りではないと書いてありますけれども、現在このA-1とかの定められた中にまだ居住をされている建物、方たちがいると思うんですけれども、今後ないとは思うんですけれど、計画ありきでその方たちに対する強引な追い出し等をやられることはないですよね。
○委員長 地域整備第一課長。
◎
浦里健太郎 地域整備第一課長 昨日の交通対策・
地区整備特別委員会でもお答えさせていただきましたが、今後
まちづくりの具体化に向けて地権者の方に
まちづくりの情報をしっかりお伝えすると同時に、それぞれの意向をお聞きして合意形成を図りつつ、
まちづくりを進めてまいる所存でございます。
○委員長 山口委員。
◆
山口銀次郎 委員 間違っても区が地上げ屋のようなことはやらないように、しっかりと合意形成をよろしくお願いします。
○委員長 議案については。
◆
山口銀次郎 委員 賛成です。
○委員長 議案についての賛否だけでもご発言願います。
拝野委員。
◆拝野健 委員 台東区の顔になる部分ですので、議案了承です、賛成です。
○委員長 河井委員、いかがですか。挙手してお願いします。
◆河井一晃 委員 了承でお願いします。
○委員長 議案については賛成という。
◆河井一晃 委員 賛成です。
○委員長 公明党さんは。
◆寺田晃 委員 賛成で。
○委員長 賛成。
◆松村智成 委員 つなぐプロジェクトも賛成です。
○委員長 報告事項についても、よろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長 私から、
都市計画審議会でちょっと異例なんですが附帯決議がついているはずなんですね。その辺の説明というのは昨日もしていないんですか。
(「しています」と呼ぶ者あり)
○委員長 昨日しましたか。その辺はきちんと確認したいので、一応ご説明だけお願いします。
地域整備第一課長。
◎
浦里健太郎 地域整備第一課長 昨日の交通対策・
地区整備特別委員会でも資料にてご説明させていただいたところでございます。
都市計画審議会でそういった附帯事項を受けたことを真摯に受けとめているところでございます。
震災復興小学校の校舎及び用地の有効活用に関する提言をどの部分をどの程度踏まえていくかといった必要性も含めて、課題を整理していく必要があると思っておりますので、今後も議会の皆様とご相談しつつ進めてまいりたいと考えてございます。
○委員長 よろしいですね。
これより採決いたします。
本案については、原案どおり決定することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議ありませんので、原案どおり決定いたしました。
なお、報告事項についても、ご了承願います。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、案件第2、陳情元-11、台東区における
墓地関連産業振興政策の検討に関することについての陳情を議題といたします。
本件は、新たに付託されたものであります。
事務局次長に陳情の趣旨を報告させます。
(
吉本議会事務局次長報告)
○委員長 それでは、本件について、ご審議願います。
寺田委員。
◆寺田晃 委員 この陳情なんですけれども、ご参考にちょっとお伺いしたいんですが、区が
中小企業支援として
産業振興事業団中心に支援しているんですけれども、ちなみに陳情の中にあるような葬儀社さんとか仏具店、また石材店さん、生花店さんなどそれぞれの団体さんが
産業振興事業団にご相談に来られた経歴がこれまであるのかどうかということと、それとあといろいろ支援していらっしゃるとは思うんですけれども、
産業振興事業団としてそれぞれの企業に対して経営改善や研修会等やっていらっしゃるとは、
人づくり支援とかやっていらっしゃるとは思うんですけれども、そういったものも含めてこの陳情者の方は何を望まれているのかなというところもあるんですけれども、最初にお伺いしましたそれぞれの葬儀社さんとか仏具店さん、石材店さんなどがこれまで
産業振興事業団にご相談されたような内容があったかどうか、ちょっと確認の意味で聞かせてください。
○委員長
文化産業観光部副参事、どうぞ。相談の実績ですね。
◎吉江司
文化産業観光部副参事
産業振興事業団では、経営などの相談について
さまざま相談を受け付けているところでございますが、こちらの陳情にあります寺院とか墓地に特化した部分についてのご相談というのは、正確な内訳を把握することが難しい状況でございました。ただ、当時29年度とかにはなりますが、過去に
ビジネスアドバイザーが、例えば葬儀場や斎場の紹介をする事業者さんに、法律の相談や国がやっている雇用関係の助成金の関係などをご案内した事例はございました。
あと、そのような中で先ほどのご質問にありました団体の方々がご相談に来ているかということなんですけれど、今のところ団体として
産業振興事業団にいろいろ相談に来たということはございません。という流れでございます。
○委員長 寺田委員。
◆寺田晃 委員 この陳情者の方とお話させていただく機会がありまして、この陳情者の方は今回個人での陳情ということを教えていただきました。台東区としても
産業振興事業団を中心に
さまざまメニューを設けながら支援されていらっしゃるので、今回の陳情に対してはできることとできないこと、また望まれていることと区でやっていることを団体さんなりに理解していただきながらの
検討委員会の設置ではなくて、個人の方の陳情でしたので、今回陳情は不採択ということではどうなのかなということもありまして、やりとりをさせていただいた上で
取り下げ前提の継続みたいな形で考えていただければなということなので、うちの会派としましては継続でお願いいたします。
○委員長 松村委員。
◆松村智成 委員 私もちょっとお伺いしたいのですが、今回の陳情の文面、実はご本人ともお会いしていろいろお話しさせてもらって、この文面の中にいろいろ気持ちも十分入っているのはよくわかりました。
ただ、この文面どおりいきますと、区内の
関連産業団体及び有識者から成る
検討委員会を設置することを希望するとあります。ごめんなさい、私のちょっと感覚というかうちの会派の考えですと、
検討委員会をやはり自分のところでまずつくって、そこでまず行政に相談するほうが自然の流れなのかなと思うのですが、事前にこういった
検討委員会を民間から上がってきたのを設置する、行政が主導でやるようなことというのはあることなのでしょうか。それをお伺いしたいと思いますが。
○委員長
産業振興課長。
◎上野守代
産業振興課長 私どもが把握している限りについては、こういった申し出があって委員会を設置したということはございません。
また、今回の陳情者の方に関係する団体に関しても、ご相談をいただいたものはございませんでした。
○委員長 松村委員。
◆松村智成 委員 ありがとうございます。
やはりこれ、我々もよく考えながら、気持ちは十分伝わるんですが、やはりこれまず自分から一歩踏み込んだ形、それから行政に相談して、それで何ともならないときにやはり議会に陳情を出していただくのが望ましいのかなと思いますので、これに関しては我々の会派も継続でちょっと考えて、それこそ失礼な言い方かもしれませんがまた出し直しというか
取り下げ前提の継続ということでお願いしたいと思います。
○委員長 それでは拝野委員。
◆拝野健 委員
自由民主党会派といたしましても、
台東区内寺院が大変多いことは把握しております。また、お
墓参り等経済効果があることも把握した上で、やはり今回陳情者が個人であること、また
検討委員会を設置することになっておりますので、また切り口を変えてやっていただけたらなと思います。
自民党としましては、
取り下げ前提の継続でさせていただきます。お願いいたします。
○委員長 山口委員。
◆
山口銀次郎 委員 陳情者の方から我が会派も話を聞きました。ここに書いてあるような
墓地関連産業、台東区はお寺も多く、またそれに関連するように仏具店、石材店などもございます。
台東区として、この
墓地関連産業というものはどういった認識をされているんでしょうか。結構この影響、台東区の中で一定の割合を占める産業と思うとか、どういった認識でしょうか。
○委員長
産業振興課長。
◎上野守代
産業振興課長 区内につきましては、たくさんの墓地ですとかそれに関連する産業がそこに集積しているということは理解しております。特別に何か振興策をしているかということになりますと、そういった団体からのご相談というのも先ほど申し上げたとおりございませんので、区としてはそこにいらっしゃるということを認識しているというものでございます。
○委員長 山口委員。
◆
山口銀次郎 委員 わかりました。
陳情者から話を聞いて、この役所主導でというのはそれぞれの業界単位でやると主導権争いやまた利害関係などがあるので、役所が率先してやってほしいという趣旨のことを言っていましたので、我が会派としては採択を主張いたします。
○委員長 不採択ですか。
◆
山口銀次郎 委員 採択。
○委員長 採択。
河井委員。
◆河井一晃 委員 たいとうフロンティアも同じでございます。取り下げ、継続でお願いします。
○委員長
取り下げ前提ですか。
◆河井一晃 委員 はい、
取り下げ前提の継続でお願いします。
私も知人の石材店さんからいろいろ、いつもお話を聞いていて、大変厳しい状況というのは把握しておりますが、まずその団体をまとめてからのお話し合いかなと思っております。
○委員長 中村委員。
◆
中村謙治郎 委員 我々都民ファーストの会も
取り下げ前提の継続でお願いいたします。
○委員長 和泉副委員長。
◆和泉浩司 副委員長 区長もやっておられたと思いますが、都議会自民党の公園墓地の推進議員連盟の前任は服部区長でした。私も都議会議員になったときにすぐに入らせていただいて、東京都の石商の方々と懇親会とかさまざまな意見交換をすることがありました。それは公園墓地を抱えている自治体選出の都議会議員がなったと記憶しているんですが、そのときもさまざまな課題とかはお話をされておりましたが、やはり委員の皆さんがおっしゃるようにこれはちょっと業界内で東京都の石商の組合もあるでしょうし、さまざまなところでちょっともう少し煮詰めてからいただければよかったかな、そんな思いがいたします。
ただ、
取り下げ前提という話が各委員から出ていますが、別に取り下げなくても文書の中身をもう少し精査するとか出し直しをしていただいて、我々の現状はこうなんだというのはこの委員会の中でも皆さん理解はしたと思うので、もう少しわかりやすい形で出していただければよかったかなという意見だけ言っておきます。
○委員長 それでは山口委員、継続の意見が多数ですが、どうしますか、採決しますか。
◆
山口銀次郎 委員 はい。議論を深める、また文書等を書いてまたもっと内容を精査してもらうという意味合いも含めて継続でお願いします。
○委員長 わかりました。ありがとうございます。
それでは取りまとめますが、今、各委員からそうした現状と区のいわゆる守備範囲の部分と、あとはもう少し文章なりその陳情の趣旨を明確に工夫してほしいということを陳情者の方に委員長からお伝えするということにさせていただきたいと思います。
ただ、個人であるからどうのこうのというのは若干あれなので、陳情は個人であろうが団体であろうが出せますので、その点についてはよろしくお願いいたしたいと思います。
これより採決いたします。
本件については、継続の意見が多数でありますので、継続することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、案件第3、陳情元-18、小島公園にフェンスを設置することについての陳情を議題といたします。
本件は新たに付託されたものであります。
事務局次長に陳情の趣旨を報告させます。
(
吉本議会事務局次長報告)
○委員長 それでは、本件について、ご審議願います。
それでは、山口委員からいきます。
◆
山口銀次郎 委員 小島公園、これは陳情者にお会いして現地の公園を見てきました。現在3面のフェンスが張られておりますけれども、過去には4面のフェンスがあったとお話をお伺いしていますが、その4面あったときから現在のような3面には、なぜその撤去したのでしょうか。その経緯をお聞かせいただきたいと思います。
○委員長 公園課長。
◎原島悟 公園課長 今、山口委員からご指摘のございましたとおり、平成16年度の公園の改修工事までは4面のフェンスのスポーツコーナーが設置されてございました。こちらの改修工事の実施に先立ちまして地域の町会の方からご意見をお聞きしたところ、夜間の不適切利用があり安全面に少し心配があるというご意見がございまして、かつ皆さんの意見を広くお聞きしたいということで町会内のアンケート等を実施させていただいた結果、スポーツコーナーの撤去を求める声と存続を求める声の両方がございまして、最終的に再度町会の皆さんとお話しした結果、1面をなくして3面を再整備したという状況でございます。
○委員長 山口委員。
◆
山口銀次郎 委員 ありがとうございます。
今、スポーツコーナー、区内で球技遊びができる、山伏公園のように囲まれているスポーツコーナーがある公園というのは何カ所あって、場所はどこにあるのでしょうか。
○委員長 山口委員、自分で事前に調べた部分はあえて聞かないでそこから進めてください。
どうぞ、公園課長。
◎原島悟 公園課長 区内にスポーツコーナーが設置されている公園でございますが、7公園ございまして、花川戸二丁目の花川戸公園、北上野二丁目の山伏公園、下谷三丁目の金杉公園、谷中七丁目の天王寺公園、三ノ輪一丁目の東盛公園、清川二丁目の玉姫公園、橋場二丁目の橋場公園でございます。
○委員長 山口委員。
◆
山口銀次郎 委員 ありがとうございます。
やはりそれを聞く限り区内の南部の地域にはスポーツコーナー、そういう囲われている公園がなく、私は台東であって小島公園など近いので子供のころから使っていたりしたんですけれども、あそこがなくなるとあのあたりの地域はボール遊び等しようとすると、一番近くでも感覚的に山伏公園などに行かなくてはなりません。こちらとしても小島公園を見てきて、休日だったので小さいお子さんがキャッチボールをしていたり、親子で、また子供同士ボールの蹴り合いなどをしておりました。子供が使っているものなのでボール等はやわらかくてそれ自体に危険性はないと思いますが、公園には高齢者の方がお散歩に来ていたり子連れの方なども来ております。そういうボールが飛んでいったときに驚いて転倒してしまったり、子供に万が一当たって何かあるとけがの可能性があり、ボールで遊んでいた子供、けがした方双方によくない結果が訪れると思います。なので、南部地域にもこういったスポーツコーナーができる公園が必要だと思いますので、こちらの会派としては採択でお願いいたします。
○委員長 寺田委員。
◆寺田晃 委員 今回の陳情なんですけれども、先ほどお話があったように以前はフェンスがあって利用されていたということなんですけれども、事情があって外して本日まで至っているんですが、ここ最近でトラブルというんですかね、苦情みたいなお話は区には入ってきているんでしょうか。
○委員長 公園課長。
◎原島悟 公園課長 こちらの小島公園につきましては、昨年度平成30年度1年間でご利用者からの球技をやっているという連絡が3件ございました。また、区で日中6回委託によって巡回指導を行ってございますが、そちらの巡回指導員の球技をやっていて注意したという報告は年間で40件ございました。
○委員長 寺田委員。
◆寺田晃 委員 私も時間を変えて、日にちを変えて何回か見に行かせていただきました。ボール遊びは禁止という横断幕というんですかね、ネットの内側に掲示されていまして、そうはいっても、キャッチボールにしてもサッカーにしても、やはりやりたいんだなと感じながら公園を見せていただいたんですけれども、そのフェンスがあいている口側の先にはやはり幼児用の遊具がありまして、やはり危険だなと見させていただいたんですね。幼児が多かったり人が通るような場合は遠慮されるのかなと思ってわざと近くを通ったり、その横断幕のところを写真撮らせていただいたりさせていただいたんですけれども、一生懸命キャッチボールをされていまして、私がわざと気づくように、キャッチボールの間には決して入らなかったですけれども、背中を通りながら正直言って身の危険を感じながら中を見させていただいたんですが、残念ながら気づかれなかったのか。いや、気づかれなかったことはないとは思うんですけれども、全然やはりほかの公園利用者の方を思わずにやっていらっしゃったので非常に残念な思いをしました。
そうは申しましても、先ほどお話があったように南部地域にはやはりこのような場所が少なくて、フェンスの必要性があるんだなと改めて感じさせていただきました。台東区は遊び場が少なくて、特に幼児を抱えているお母さん方からもボール遊びができる場所が欲しいとのお話は常々伺っておりますし、やはりこの小島公園につきましてはフェンスが必要なのかなというふうに改めて感じまして、トラブルというか苦情も入っているんですけれども、その辺も含めまして今回の陳情につきましては採択してもいいのかなと感じているんですけれども、そうは申しましてもフェンスを外した歴史もありますし、しっかりと地域の地元の方のお話を聞いていただいて、その上で判断したほうがいいのかなと感じております。
ですので、うちの会派としましてはこの陳情につきましては継続でお願いいたします。
○委員長 松村委員。
◆松村智成 委員 今、寺田委員もお話ありましたとおり区内でのボールで遊べるところが少ないのは確かに事実です、これは。その中で、今、公園課長からお話ありました花川戸公園、花川戸二丁目の公園の柵の部分については私が幼少のころよりありまして、この数年でその中でのボール遊びをするルールづくりを行政主導でやっていただきまして、非常に地元では評判のいいものでございます。
ただし時間外でボールを、それこそ以前は夜の夜中にボール遊びしてクレーム、苦情が入っているということも過去にはありましたが、やはりそのルールを決めてやれるという体制になってからはかなり苦情も減っているのではないのかなと思います。
この小島公園に関しましてちょっとお伺いしたいのですが、私が記憶している限りですと8月の上旬にここで盆踊りとかやっていたはずなんですね。この4面フェンスにしたときに、この盆踊り以外でも何か支障が出ることというのはあるのでしょうか。何か地元からそういった声は上がっていますでしょうか。
○委員長 公園課長。
◎原島悟 公園課長 現状では町会行事等でこちらの公園をご利用されているというお話は聞いてございますが、それ以外についてもどのような日常的な利用を現状しているのかというところをまず確認していかないと、今回のフェンスの設置によって今までと同じような利用ができなくなるという支障が出ることが考えられますので、そちらについては今後地域に入っていろいろと聞き取りをしていきたいと考えているところでございます。
○委員長 松村委員。
◆松村智成 委員 ありがとうございます。
ぜひ地域の声をよく聞いていただいて、もしかしたらなんですがこの陳情者の思いと全く逆の思いがある方もいらっしゃるかもしれません。
実はここは蔵前小学校の学区になりまして、今あそこは児童数550人ほどいるのですが、その上級生の半分ぐらいがこの公園に遊びに行くそうなんですね。およそ100人ぐらいが日々行くのではないかという、ちょっと私が見た感じではかなり多いなというのが正直ありました。だからその子たちの安全を配慮しながら、かといって遊べる環境が、例えば柵を設置したことによって減るとかいうことのないように、ぜひ地域の声もしくはその関連する子供たちの声をよく聞いていただいてやっていただければなと思います。
ですので、我々の会派としましては地域の声もぜひ聞いていただきながら取り組んでいただきたいということで趣旨採択を、気持ちはわかるのですが丸々はちょっとのめないので、採択はできないので趣旨採択でお話しさせていただければと思います。
○委員長 拝野委員。
◆拝野健 委員
自由民主党会派といたしましては、まず継続でお願いいたします。
球技そのものは確かに南部のほうはできない、また地域行事をたくさんやっているということもあるんですが、公園ですので青少年・児童及びそのほかにも皆さん使っていらっしゃることがあると思いますので、近隣の合意形成の上判断していただけたら。まず継続でお願いいたします。
○委員長 河井委員。
◆河井一晃 委員 子を持つ親としては、やはりキャッチボールとかサッカーボールとか非常にコミュニケーションがとれる親子の遊びだと思いますし、また公園で球技ができないというのも非常にせつない問題だなと思っております。でも地域の方々とかそういった安全面等、そういったものもいろいろ課題がございますので、我が会派といたしましては継続ということでお願いいたします。
○委員長 中村委員、いかがですか。
◆
中村謙治郎 委員 我々都民ファーストの会も継続でお願いいたします。
過去に4面だったものを3面にしたという経緯もありますし、それ相当の理由があって3面になったわけだと思います。
ただ、台東区内にこうやってボールで遊べる公園というのは非常に貴重なものでありますので、ボールを有意義に使って遊べる子供たちのためにも、そして遊具を使って安全に遊べる幼児のためにもしっかり地元の意見を吸い上げていただいて決めていただければと思います。お願いします。
○委員長 それではちょっと取りまとめますが、ボール遊びができる公園、スペースを設置するという思いは皆さん一緒です。さらには、南部地域にもちょっとバランス的に少ないという思いも一致していると思います。
ただ、この小島公園に具体的に4面のフェンスを覆うかどうかという部分に関しては、若干地域の皆さんのいろいろなニーズとかその思いをちょっと整理する時間が必要かなというふうに思いますので、まずはその地域に入っていただくというところまでは皆さん合意です。
ですので、その上で今回1回で採択あるいは趣旨採択するのか継続するのかという部分で、継続の意見が多いんですが、どうしますか。
松村委員。
◆松村智成 委員 地元に入って声を聞いていただけるんでしたら、一応継続でお願いします。
○委員長 継続でよろしいですか。
山口委員、いかがですか。
◆
山口銀次郎 委員 再度地元の声なども反映させていくという意味合いなので、継続で。
○委員長 わかりました。それでは陳情者の趣旨を踏まえた上で地域に入っていただいて、その結果を次回の委員会、もしくは間に合わなければその次あたりまでにご報告いただくということで、今回はその意味も踏まえて継続ということで取りまとめさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長 それでは、そのように決定いたしました。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に案件第4、特定事件の継続調査についてを議題といたします。
おはかりいたします。本委員会の特定事件については、議長に閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議ありませんので、本委員会の特定事件の継続調査については、そのように決定いたしました。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 以上で案件の審議を終了いたしましたので、
事務局次長に委員会報告書を朗読させます。
なお、年月日、委員長名、議長名、及び陳情者の住所、氏名の朗読については省略いたします。
(吉本議会
事務局次長朗読)
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、理事者から報告がありますので、ご聴取願います。
なお、同じ所管からの報告については、一括して聴取いたします。
また、補正予算については、報告を聴取するのみで質疑は行いませんので、よろしくお願いいたします。
初めに、
文化産業観光部の補正予算について、
文化振興課長、報告願います。
◎三瓶共洋
文化振興課長 それでは、ご説明いたします。資料1をごらんください。
まず、歳入の部でございます。補正額3億7,069万8,000円の増額、補正後の額は25億7,289万3,000円です。
課別、事業別の補正予算概要です。
まず、文化振興課は墨田区との連携として30万2,000円を計上いたしました。2ページをごらんください。観光課は、公益財団法人東京観光財団補助金として2,098万7,000円、産業振興課はプレミアム付商品券事業費として3億4,893万7,000円、地域産業活性化支援事業費として47万2,000円を計上いたしました。
次に、歳出の部でございます。3ページをごらんください。
補正額2億7,524万円の増額、補正後の額は41億7,656万4,000円です。
課別、事業別の補正予算概要でございますが、まず文化振興課は桑山文化振興基金積立金として100万円、講演会シリーズ「江戸から学ぶ」等に係る経費として872万6,000円、下町風俗資料館のリニューアルとして1,675万3,000円を計上いたしました。4ページをごらんください。観光課は観光振興計画の推進等に係る経費として3,424万6,000円、産業振興課は江戸創業事業所顕彰として94万4,000円、
プレミアム付商品券発行として2億1,357万1,000円を計上いたしました。
ご説明は以上です。よろしくお願いいたします。
○委員長 ただいまの報告については、聴取のみとさせていただきます。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、台東区
江戸創業事業所ガイドツアーの実施について及び
プレミアム付商品券発行について、
産業振興課長、報告願います。
◎上野守代
産業振興課長 それでは資料2、台東区
江戸創業事業所ガイドツアーの実施についてご報告いたします。
このツアーは江戸創業事業所顕彰の事業を拡充するもので、補正予算を計上しております。
まず項番1、江戸創業事業所顕彰事業の目的です。この事業は、江戸ルネサンス事業の「江戸に学び未来を拓く」とするコンセプトのもと、区に多数存在する江戸時代に創業し現在も活躍する事業所を顕彰し、本区の魅力ある地域資源として発信するとともに、区内産業のさらなる成長・発展に生かしていくこととしております。
次に項番2、ガイドツアー概要についてです。(1)江戸創業の老舗をめぐり、台東区の魅力ある地域資源として発信するものでございます。(2)内容です。それぞれの事業所でものづくり体験や見学をするとともに、周囲を紹介しながらまち歩きしていただき、事業所を中心に区内産業の魅力に触れていただきたいと考えております。(3)エリアと事業所数です。区を①上野・谷中エリア、②浅草と北部エリア、③浅草と南部エリアに区分し、各1ツアー、合計3ツアーを実施する予定です。半日で回れるよう、1ツアー当たり3事業所程度を訪問予定としております。(4)実施予定日です。実施時期については、本年11月と12月の土曜日、日曜日、祝日のうち3日間で開催し、受け入れ事業所と調整して日程を決定いたします。(5)対象と募集人員です。初回である今年度は、子供から大人までが楽しむことができる企画として小学生とその保護者を対象としており、1ツアー当たり5組から10組、10名から20名程度で実施したいと考えております。(6)参加費です。ワークショップ等に係る材料費については、参加費としてご負担いただきたいと思います。
次に項番3、補正予算額(案)です。歳出は、主に旅行代理店に対するツアー実施委託や体験に係る委託経費として総額94万4,000円を計上しております。歳入は、都補助金、地域産業活性化支援事業に対する補助金として補助率2分の1を活用し、歳入の半分となる47万2,000円を計上しております。
最後に項番4、今後のスケジュールです。補正予算成立後、7月にツアーの委託会社を選定し、9月に参加者の募集、11月から12月にかけてツアーを実施してまいります。
台東区
江戸創業事業所ガイドツアーの実施については以上でございます。
続きまして、
プレミアム付商品券発行についてご説明いたします。
前回の委員会で事業概要をご報告しておりますので、今回は補正予算についてのみ報告させていただきます。
まず項番1、補正予算を計上した目的についてです。本年2月に行われた第1回定例会において、予備費1億5,000万円を措置したものに加え今後着手する事務費及びプレミアム分の事業費と、それに係る財源を本定例会に補正予算として計上したものでございます。
項番2、補正予算額(案)です。表をごらんください。歳出は、中央の第2回補正予算の列で購入引きかえ券等を発送する費用などの事務費として1,957万1,000円、プレミアム分の事業費として1億9,400万円、合計2億1,357万1,000円となります。歳入は、事業に対する補助として国の補助率10分の10となっております。そのため、表の一番下の行にあるように第1回補正予算の予備費からシステム改修費、コールセンターや販売業務委託としての支出見込み額1億3,536万6,000円に今回の歳出額2億1,357万1,000円を加えた3億4,893万7,000円となります。
なお、商品券の販売代金につきましては区の会計には入れずに、金融機関へ入金し換金に充ててまいります。
プレミアム付商品券の発行についての報告は以上でございます。
○委員長 初めに、台東区
江戸創業事業所ガイドツアーの実施について、ご質問がありましたら、どうぞ。
寺田委員。
◆寺田晃 委員 今回のガイドツアーなんですけれども、江戸創業事業所顕彰というのをやっていただきまして、いわゆる世界に誇れる宝物の顕彰をしていただいた上で、その上でガイドツアーということで、物すごくわくわくというか、参加してみたいなと思う方は私だけではないとは思うんですけれども、今回の対象者が小学生及び保護者ということになっておりまして、その江戸から顕彰した文化や産業・技術、そういったものを台東区としては継承していく、残していく、育てていく、繁栄させていく使命があるとは思うんですね。その中で、そういうものを親御さんと一緒に小学生に見せてあげるということは物すごくいいことだなと理解はしているんですけれども、その中で例えば将来の仕事をどうしようかなと思う中高生というんですかね、その方々も見せてあげたいなという気持ちもありまして、そうはいってもツアーの許容範囲というのがある中での対象者にはなっていると思うんですけれども、その点については所管としてはいかがでしょう。
○委員長
産業振興課長。
◎上野守代
産業振興課長 今回のガイドツアーにつきましては、小学生とほかの大人の方と一緒にするということがなかなかメニュー的に難しかったので小学生とさせていただきましたが、次年度以降の事業については今回の件も含めて対象者については改めて検討したいと思います。
○委員長 寺田委員。
◆寺田晃 委員 ぜひとも前向きによろしくお願いします。以上です。
○委員長 拝野委員。
◆拝野健 委員 すばらしい事業だなと思うのとともに、私もぜひ参加したいなと思うぐらいです。
その上でなんですが、私もちょっと関連なんですが、対象が小学生と保護者で5から10組ということになっているんですけれども、これは受け入れ先の事業者の規模が大体それぐらいの人数だと受け入れやすいということでこうなっているんですか。つまり、今後もっとふやしていけるのかどうかということを含めて聞きたかったんですが。
○委員長
産業振興課長。
◎上野守代
産業振興課長 私どもとしては、できるだけ現地に行って体験していただきたい。香りですとか品物に触れていただきたいと思っております。区内の事業所は非常に狭い工場というんでしょうか、作業所等もございましたので、今回は皆様が受け入れやすい体制ということで5組から10組と想定させていただきました。これにつきましては、今後事業所と相談をさせていただきながら受け入れ可能の人数をできるだけ大きくとれるように相談していきたいと思っております。
○委員長 拝野委員。
◆拝野健 委員 ありがとうございます。
それでは、方向性としては今後は組数はそのままで回数をふやして皆さんが体験していけるような感じになっていくのかなと思うので、ぜひ前向きに検討していただければと思います。要望です。以上です。
○委員長 松村委員。
◆松村智成 委員 このガイドツアー、非常に私もいいことだと思っております。
その中で、特に上野・谷中エリア、浅草・北部エリア、浅草・南部エリアと非常にいいところに目をつけていらっしゃるなと感じております。
そこで、ちょっと一つお願いがあるのですが、恐らくこれから事業所を選定する中で、いつもやっていただけている事業所、そういった協力的なところも十分よくわかるし、ありがたいとは思うのですが、できればふだん余りそういった人目につかないというか、余り表へ出てこない事業所さんにスポットを当てたいなと我々思っておりまして、できればもし、ちょっとお手間なのは重々わかるのですが、公募をかける等々のときにこういった事業もあるんだなというのが本当に新しい発見ができるようなもの、台東区には非常に魅力的な事業所さんがたくさんあるんで、ふだんテレビに出ているところばかりでなく、余り表に出たくないとかいうところにもぜひそういうところに目を向けられるようにしていただければなと思いますので、これはちょっと要望でお願いしたいと思います。
○委員長 ほかにございますか。
中村委員。
◆
中村謙治郎 委員 私も今、拝野委員と松村委員と同じ意見でございます。
この魅力、本当に区内産業の魅力を見て体験してもらうというのは本当に子供たちにとってはいい経験になると思うので、ぜひともこの3日間だけではなくてもう少し日数をふやしたり、またこれもう一つ質問なんですけれど、移動手段はどういった移動手段をされるのか。
あとはもう一つお聞きしたいのは、その受け入れの事業所はどのように選定するのかお聞かせください。
○委員長
産業振興課長。
◎上野守代
産業振興課長 まず移動の手段でございますが、先ほど申し上げたできるだけまち歩きしながらと考えてございます。事業所同士が近ければ、ぜひ徒歩でまちを歩きながらと考えております。仮に事業所が離れてしまった場合、今回はお子さんもいらっしゃいますので安全面を考えた、例えば借り上げのバスですとか、そういったことも想定しております。まだこれから事業所を決定していく中で検討したいと思います。
また、2点目の今後の選定の状況なんですけれども、既に昨年顕彰いたしました41事業所についてはヒアリングを終えております。本年顕彰を追加する予定の事業所についても今調査して終わったところでございますので、この中から実際受け入れができる事業所にもう一度声をかけながら選定していきたいと考えてございます。
○委員長 中村委員。
◆
中村謙治郎 委員 ありがとうございます。ぜひこの事業はいい事業になって成功することを祈っています。お願いします。
○委員長 河井委員。
◆河井一晃 委員 予算の歳出で主に大まかどういったものが歳出の経費になるのか確認したいのと、あと材料費の参加費ですね、これが大体どれくらいの金額になるかというのをご確認させていただきたいと思います。
○委員長
産業振興課長。
◎上野守代
産業振興課長 まず、ガイドツアーの歳出の予算の内訳でございます。委託料といたしまして、旅行代理店ですとか顕彰事業所で受託していただくときにかかる経費ということで計上しております。それ以外には、参加賞という形で何かお土産を渡せればということで消耗品を若干計上しているところでございます。
○委員長 河井委員。
◆河井一晃 委員 暮れの12月の土日、祝日というところでちょっと行政さんもお忙しい中やってくれるんだろうなと思っているのと、あと20人という大人数が来てこの受託料がどれぐらいもらえるのかなというのはちょっと不安になっております。もちろん提示した金額で受けていただけるというのが前提ではあるとは思うんですけれども、ちょっとその辺のところが気になるかなというところでございます。
○委員長 ごめんなさい、あと材料費は大体どれぐらいか。
産業振興課長。
◎上野守代
産業振興課長 大変申しわけございません。材料費については体験の内容によって異なると思いますが、1,000円程度から高いものだと4,000円ぐらいのものもございましたので、今回はお子さんということもございますので、事業者と調整していきたいと考えてございます。
○委員長 よろしいですか。
◆河井一晃 委員 はい、頑張ってください。
○委員長 それでは、自分も参加したいという意見もありましたので、何か我々委員会として行けるのか行けないのか希望者を募って、機会をつくっていただければ希望者を募りたいなと思いますので、よろしくお願いします。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、
プレミアム付商品券発行について、ご質問がありましたら、どうぞ。
山口委員。
◆
山口銀次郎 委員 プレミアム付商品券、前回の委員会でも説明がありましたが、前回取り扱いの店舗を5月末締め切りで、あのときはたしかまだ100店舗にもいっていなかったと思うんですけれども、その後、最終的に取り扱いの店舗数何店舗になったでしょうか。
○委員長
産業振興課長。
◎上野守代
産業振興課長 6月19日時点の登録店舗につきましては、241店舗となってございます。なかなか241店舗という数がまだ想定よりも少ないということでございましたので、期間を延長して対応しているところでございます。
○委員長 山口委員。
◆
山口銀次郎 委員 ふえたのはいいんですけれども、前回実施の商品券のときは600店舗を超えていたと思うので、それから比べたらまだまだ取扱店舗数少なくなっております。商品券の利用者の利便性向上のためにも、取り扱いの店舗数できれば区内の地域のお店等で使えるように、もし可能であればまだ締め切りをもう少し延ばせるのであれば延ばすなどして、利用者の利便性向上のためにも取扱店舗のさらなる拡充のための策を講じていただきたいという意見です。
○委員長 寺田委員、どうぞ。
◆寺田晃 委員 取扱店のことでしたので、それでどんどんふやしていただきたいなとは思うんですけれども、今回特化するような取扱店がもしありましたら教えていただけますか。
○委員長
産業振興課長。
◎上野守代
産業振興課長 今回は特化したというところでは商店街に限ったものでは今回ないということもございまして、大型店舗ですとかチェーン店のようなところ、フランチャイズ店のようなところ、それに私どもからは例えばお子さんの体操着ですとか文具、こういったものを取り扱う店舗にもご参加していただきたいということでお声をかけさせていただき、お応えをいただいているところでございます。
また、今回の取り組みの中では医療機関の支払いについても商品券が使えるということになってございますので、医療機関にも医師会を通じてお願いしたところ、現在医療機関、歯科、薬局、介護サービス事業所などから27店舗が手を挙げていただいたところでございます。引き続きご案内を差し上げながら、店舗数をふやしていきたいと考えております。
○委員長 寺田委員。
◆寺田晃 委員 大変な中、いろいろご努力していただきまして高く評価させていただきます。引き続きよろしくお願いいたします。以上です。
○委員長 ほかにございますか。よろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。
――
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○委員長 次に、
都市づくり部の補正予算について、
都市計画課長、報告願います。
◎前田幹生
都市計画課長 それでは、本定例会に提出しております令和元年度一般会計補正予算(第2回)のうち、
都市づくり部に関するものについてご説明をいたします。資料4をごらんください。
まず、歳入でございます。205万6,000円を増額し、補正後の額を37億2,247万6,000円といたします。
課別の内訳ですが、一番下の表のとおり建築課にかかわるもので狭あい道路拡幅整備に対する交付金として国庫支出金を増額するものでございます。
2ページをごらんください。歳出でございます。4億6,262万7,000円を増額し、補正後の額を66億8,876万2,000円といたします。
課別の内訳ですが、主なものをご説明いたします。一番下の表をごらんください。
まず、計画調整課はバリアフリーの推進におけるバリアフリー基本構想改定検討調査に要する経費として355万8,000円などを計上しております。3ページをごらんください。地域整備第一課は、御徒町駅周辺地区整備における御徒町南口駅前広場周辺地区エリアマネジメント支援に要する経費として463万6,000円を、次の建築課は狭あい道路拡幅整備に要する経費として6,116万7,000円を、次の住宅課は
マンション施策の検討に要する経費として333万3,000円をそれぞれ計上しております。その次の交通対策課は上野中央通り地下駐車場運営に要する経費として7,926万6,000円などを、次の道路管理課はふるさと道しるべにおける道路通称名標示板補修工事に要する経費として455万4,000円をそれぞれ計上しております。
4ページをごらんください。土木課はさわやかトイレ整備における公衆トイレ改修工事に要する経費として2,882万4,000円を、橋りょう維持における入谷歩道橋・上野小学校前歩道橋撤去工事に要する経費として7,817万5,000円などを計上しております。最後に、公園課は公遊園補修工事におけるリバーサイドギャラリー空調設備改修工事等に要する経費として5,878万7,000円を、さわやかトイレ整備における公園トイレの改築・改修工事などに要する経費として8,665万3,000円などを計上しております。
簡単ですが、
都市づくり部の補正予算に関する説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長 ただいまの報告については、聴取のみとさせていただきます。
――
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○委員長 次に、良好な市街地形成の推進について、
計画調整課長、報告願います。
◎寺田茂
計画調整課長 それでは、良好な市街地形成の推進についてご報告いたします。資料5をごらんください。
項番1の目的でございます。本年3月に策定しました台東区都市計画マスタープランでは、本区の土地利用や都市構造などさまざまな方針を示した上で、20年後の
まちづくりの将来イメージを掲げてございます。今後このプランに基づきまして、道路等の基盤整備や建築物の建てかえによりまして将来イメージに沿った市街地の形成を図っていくこととしておりますが、都市計画法また
建築基準法、またそれに関連する条例などの現在の誘導・規制方策の見直しや充実など検討することが必要と考えてございます。
そこで、本区の特性を鑑みた多様な土地利用や安全・安心な
まちづくりを進めるための誘導・規制方策のあり方を検討しまして、今後の効果的な制度や仕組みづくりを構築していくことによりまして良好な市街地形成を図っていくことといたします。
項番2、取り組みの概要でございます。
まず、今年度につきましては、(1)に記載のとおり本区が所有している土地利用や
まちづくりに関するさまざまなデータに加えまして関係機関によるデータも収集・整理し、区内における市街地の現況や動向のほか市街地形成の要因となります地区計画等の都市計画制度、また建築行為に係る条例等の誘導・規制方策による効果等を把握するための調査を実施いたします。
次に、(2)次年度以降の取り組みでございますが、(1)の調査結果をもとにしまして目指す
まちづくりを実現するための誘導・規制方策について見直しや充実など、その実効性と運用方法などを検討しまして制度設計を行ってまいりたいと考えてございます。
項番3、本定例会に計上させていただいてございます補正予算額などは記載のとおりでございます。
項番4、今後のスケジュールでございます。
本定例会にて予算案をお認めいただいた後に今年度の業務委託に着手しまして作業を進め、来年の第1回定例会の本委員会におきまして調査結果を報告させていただく予定でございます。
説明は以上でございます。よろしくお願いします。
○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたら、どうぞ。
河井委員。
◆河井一晃 委員 予算が771万1,000円ということで、これ大まかにどういったもので支出されるのか、どのような方に支出されるのか、ちょっと確認させてください。
○委員長
計画調整課長。
◎寺田茂
計画調整課長 今回この調査の業務は都市計画経営のコンサルタントに業務委託する予定でございまして、そちらの771万1,000円は全て業務委託の経費を計上させていただいてございます。
◆河井一晃 委員 主に大体人件費ということですか。
○委員長
計画調整課長。
◎寺田茂
計画調整課長 調査委託なので、基本的には人件費がメーンの、あとは必要な資料をつくるそういった材料なり、そういったもので構成されてございます。
○委員長 河井委員。
◆河井一晃 委員 大体どういった経験のある方がやられるのかというのと、あとそういった業者さんが何社ぐらいございますか。
○委員長
計画調整課長。
◎寺田茂
計画調整課長 実際都市計画のそのいろいろな制度を導入する基礎調査をしているコンサルタントは全国に多数ございまして、我々としては実際この我々の目的に沿ったような実績があるところを幾つかヒアリングさせていただいてございます。数的にはコンサルタント業者はもう多数ございますのでプロポーザルを予定してございますけれども、ちょっと数が何十社とか何百社という数になると思うんですけれども、その中から今回応募される業者が幾つかあるのかなと考えてございます。
○委員長 どんな資格とか経験を持った人がそれをやるのかというところは。
計画調整課長。
◎寺田茂
計画調整課長 まずは都市計画に係るものでございますので、技術士、そういったもので都市計画の分野でそういう国家資格がある方、あとは建築士、そういった方を公募の際に条件をつけて、その方が要はどのぐらいそのチームの中で構成しているかというところを評価して業者を選定していきたいと考えてございます。
○委員長 河井委員。
◆河井一晃 委員 全く仕事の内容がよく見えなくて申しわけないんですけれど、もし決まりましたらまた教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○委員長 松村委員。
◆松村智成 委員 今回のこの良好な市街地形成の推進についてということで、先日の一般質問で私から区長にいろいろご回答いただいた件がこの形になっているのかなと。
それで今回の実はちょっとお願いがありますのが、コンサルタントの方に一方的にざっくり決めるのでなく、いかに地域に入ってその声を吸い上げていただくか。また、台東区が長く住み続けられるようなまちにしていただきたいという私の思いもあるので、ぜひ小さな声も拾っていただいて前向きに取り組んでいただければなと思いますので、よろしくお願いします。これは要望です。以上です。
○委員長 よろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。
――
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○委員長 次に、御徒町南口駅前
広場周辺地区エリアマネジメント支援方針の策定について、地域整備第一課長、報告願います。
◎
浦里健太郎 地域整備第一課長 それでは
都市づくり部、3、御徒町南口駅前
広場周辺地区エリアマネジメント支援方針の策定についてご報告いたします。資料6をごらんください。
項番1、目的です。広場周辺地区の地元商店街のエリアマネジメント活動を支援するため方針を策定し、官民連携による
まちづくりを推進するものです。
項番2、背景です。エリアマネジメントは、民間が主体となって駅前広場などの公共空間でイベントなどの収益活動と、その活動で得た利益を道路清掃などの公益活動に充て、民間が公益活動の一端を担う仕組みでございます。当地区ではまちの価値を高めていくため、地元の創意工夫を生かした
まちづくりが必要です。
項番3、経緯です。平成24年に広場がオープンして以来、地元商店街ではスケートリンクやラーメンフェスティバルなどの多彩なイベントを実施しつつ、エリアマネジメントを施行してまいりました。成果が上がっている一方、道路占用や収入面などで課題も明らかになってまいりました。
恐れ入りますが、裏面をごらんください。項番4、実施内容です。地元の活動を支えていくため当地区の方針を策定するとともに、その実現に向け道路占用許可の特例を含む実施可能な計画案も検討してまいります。こうした道路清掃など公共空間における公益活動の一端を地元に担ってもらうことで、地元の創意工夫を生かした
まちづくりを後押しし、まちの価値の向上を目指してまいります。
項番5、補正予算額(案)です。ただいまご説明させていただきました方針策定に要する委託経費として、463万6,000円をお願いしているところでございます。
項番6、今後のスケジュールです。今年度末の方針策定を目指してまいります。
ご説明は以上です。どうぞよろしくお願いします。
○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたら、どうぞ。
寺田委員。
◆寺田晃 委員 エリアマネジメントという形で支援していくということなんですけれども、具体的にエリアマネジメントならではの効果というのはどういうものがあるのかということと、それと他自治体では恐らく幾つか成功例があるとは思うんですが、その辺を幾つか紹介していただければと思います。
○委員長 地域整備第一課長。
◎
浦里健太郎 地域整備第一課長 効果といたしましては、地元の団体が道路清掃また放置自転車の、自転車の整理誘導ということを行うことによって、まちの環境が改善している。また、地元の自治体の負担が減っていく。そういったウイン・ウインの関係がございます。そういったことで、まちの価値を高めていくといった効果がございます。
また、近隣の事例ですが、新宿駅東口の新宿モア4番街といったところでかねてから違法駐輪、違法駐車といった課題があって、また地域のにぎわいを創出していこうといったことで平成17年度から道路上でオープンカフェの設置を取り組み始めまして、平成24年から常設化に至っております。そういったことで、まちのにぎわいにつながっているといった事例。
あともう1点としては、大手町や丸の内、有楽町地区の道路法の特例を活用しました公共性を踏まえた積極的な利活用によってまちのにぎわいを努めているといったところ。そこでもオープンカフェや広告事業というものを展開しまして、その収益をまちの魅力に還元させているといった仕組みがございます。
○委員長 寺田委員。
◆寺田晃 委員 さまざま効果ということを一応確認させていただきました。
御徒町ならではの課題もあると思いますし、効果があるようにしっかり進めていっていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、
北部地域活性化検討調査結果について、地域整備第二課長、報告願います。
◎
植野譲 地域整備第二課長 それでは、
北部地域活性化検討調査結果についてご報告します。資料7をごらんください。
資料の1枚目をごらんください。項番1、本調査は北部地域の活性化を図るため、今後取り組む事項を検討することを目的としております。
続いて項番2、調査結果についてです。恐れ入ります、別紙、A3、調査結果概要版、こちらの資料をごらんください。お開きいただければと思います。
まず、1枚目につきましては、都市計画マスタープランでの位置づけや地域の特性を整理しております。資料左下の図にありますとおり、本年3月に策定した都市計画マスタープランで特に旧東京北部小包集中局跡地周辺エリアを
まちづくり推進重点地区と位置づけ、今後積極的に
まちづくりに取り組んでいくエリアに指定しています。
また、資料右側の地域特性につきましては、人口、空き家や空き店舗の存在、地場産業、観光客等を積極的に受け入れる簡易宿所の増加や外国人観光客のニーズなどについて整理したところでございます。
恐れ入ります、2枚目をごらんください。資料左側にあります⑤地域を活性化させる手法についてですけれども、こちらにつきましては今後の
まちづくりの参考とするため、首都や大都市の立地にありながら類似の課題を抱える地域がどのような取り組みを行ったことで地域のイメージを変化させ、都市の発展につなげたのか。その事例を調査いたしました。
次に、資料右側⑥番につきましては、ここでの調査結果、
まちづくりを進める上ではまず既存ストックが活用されたこと、その活用によりまちが変化したことを踏まえ、北部地域での既存ストック活用型の
まちづくりの可能性について調査いたしました。
恐れ入ります、3枚目をごらんください。資料左側⑦新たな交通による地域活性化の検討につきましては、公益的な交通ネットワークや地域内外の回遊性向上に資する新たな交通の可能性について検討するため、空港連絡バスの導入の可能性などについて調査いたしました。
資料右側、⑧番、ヒアリング調査では
まちづくりを進めていく上での可能性と課題を把握することや機運醸成を図る観点から事業者などへのヒアリングを実施し、旧東京北部小包集中局跡地の活用等に関することや交通、
まちづくりの推進に必要なことについてヒアリングさせていただきました。
恐れ入ります、4枚目をごらんください。⑨番、調査結果についてです。調査結果については、今後の北部の
まちづくりを進めていく上で取り組むべき事項を主に3点にまとめさせていただいております。
まず、1点目は資料真ん中にありますとおり旧東京北部小包集中局跡地の活用について、2点目は資料の下にありますとおり交通、3点目は資料下右側にあります民間施設の既存ストック活用型の
まちづくりについてということで取りまとめさせていただきました。
まず、真ん中の旧東京北部小包集中局跡地の活用についてですけれども、真ん中の青枠に記載しておりますまず旧東京北部小包集中局跡地につきましては、
まちづくりの拠点として先導的に事業を進める必要があること。また、
まちづくりや活性化の観点から、オープンスペースだけでなく屋内空間を活用することがより効果的である。屋内空間の確保に当たっては、既存建物の活用のメリットと活用の可能性が見えてきたこと。それを踏まえまして、今後既存建物の活用の可能性を高めるためには安全の確保ですとかコスト、工期などの詳細な調査を行わせていただくとともに、そして活用を進めていくために官民連携も視野に入れた活用方針を定める必要があると考えています。
次に、交通については空港からのアクセスの実現性が向上していること。また、資料の下の右側にあります民間施設のストックを活用した
まちづくりについては、この
まちづくりに対する機運醸成が必要であると考えております。
恐れ入ります、1枚目のA4の資料にお戻りください。項番3、今後についてでございます。
まず1点目、①の旧東京北部小包集中局跡地の活用につきましては、今後も庁内各所管とも連携し既存建物の活用に必要な調査と方針策定に向けた検討を行っていきたいと考えております。また、必要な調査や方針策定に当たっては、活用については平成28年度に地域の方からご意見をいただいておりますので、その意見をベースにさせていただき必要な調査や方針策定に当たってまた地域の方にご説明し、ご理解も賜った上で早く進めていきたいと考えております。
また、②番の民間施設の既存ストック活用型、いわゆるリノベーション型の
まちづくりにつきましては、
まちづくりの機運醸成を図る観点から、まずは各自治体で行われている手法を参考に勉強会等を実施していきたいと考えております。
③番の交通につきましては、今後も事業者との調整や周辺区等とも機運醸成に向け取り組みを進めていきたいと考えております。
最後に、参考として報告書を添付しております。後ほどごらんいただければと存じます。
説明が長くなりましたが、以上でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたら、どうぞ。
松村委員。
◆松村智成 委員 今回の北部地域に関しましてですが、ちょっと私ごとで恐縮です。この数年この北部地域、特に清川の近辺にいろいろ入って勉強させていただいております。その中でやはり私が気になっておりましたのが空き家とか空き店舗というのが非常に気になっている中で、特にこの旧東京北部小包集中局跡地の大きな存在があって、このままこのまちが衰退していくのはどうしても、実は私ごとで恐縮なんですが私の母の出身の場所でもありますもので、ぜひ何とかさらに以前のようなにぎわいのあるまちになってくれればなと思ってはおりました。その中でこういった結果が出てきたことによって、私は非常に高く評価したい。特にこのリノベーション型というのが私には強く響いておりまして、その中でわかっていただけているのはありがたいというのが、資料3ページ目の機運醸成の中で行政と地域が連携してまちの価値を探し使い方を考える取り組みが必要であるというのが、これが非常に私はいつもお願いしたい課題でございます。
そして、4ページ目の右下にあります民間による既存ストックの活用型、これもまさにリノベーションですね。これというのは非常に私の中では高く評価したいなと思っております。ぜひ今の観光バス云々だけでなく、地域の方々の生活というか資産が向上するような、例えば今売ってしまうとどうしてもそのまちにちょっと沿わないような建物が建てられてしまうのでは、やはりこの地域の方々の思いとは大分逆行してしまうと思います。ぜひこの北部地域がさらに発展するように中に入って、この調査だけで終わらせるのでなく、ぜひ前向きに取り組んでいただきたいなというのが私の考えでございます。
あと、それともう1点が、この中にあります人口推移について、高齢化が進行しているという部分があるんですけれども、実際ここで例えばうまく空き店舗等々が使えれば、実は私の知り合いがここの近くで古民家カフェを経営されていらっしゃる方がいて、決して駅から近くはないのですが大分集客をされていらっしゃるのはもう聞いて確認してきました。ぜひこれ工夫次第で非常にいい事業になると思いますので、ぜひよろしくどうぞお願いしたいと思います。ぜひ住民の声を聞いて、既存ストックリノベーション型を推進していただきたいなと私は思います。以上です。
○委員長 和泉副委員長。
◆和泉浩司 副委員長 伺う前に一つだけ松村委員に言っておきます。衰退はしていません、北部は。
◆松村智成 委員 いやいや、そうは言っていません。
◆和泉浩司 副委員長 いや、先ほど議事録見たら残っているから、衰退していっているって。停滞はしているよ。衰退はしていない。
それと、一応これ質問通告してあります。これは深谷隆司先生が頑張ってこの払い下げを受けてさまざまな交渉していただいて解体費も含めた金額で取得した経緯から何から、私のちょうど議員生活と時を一にして動いているような問題ですので。あれは別に明文化されていないから解体費込みで最後に何億円か安くしてもらった部分というのは心配はないんですね、リノベーションでも。壊さないんだったら解体費用は返してくださいは言われないしね。
○委員長 地域整備第二課長。
◎
植野譲 地域整備第二課長 解体費につきましては、そこはちょっとまだ確認はさせていただくんですけれども、実際に今回購入に当たって恐らく起債は発行されるかと思いますけれども、その起債の償還ももうそろそろ終わると聞いております。今後はこのリノベーションを進めていくに当たって、どのぐらい費用がかかるかとかまず詳細な調査は必要だと思います。必要かと思いますけれども、その点については問題ないかと思っております。
○委員長 和泉副委員長。
◆和泉浩司 副委員長 リノベーションのプランが出てきたんで、今まで何回も何回も億以上のお金を使ってやってきた。日照権の調査から全ての調査がなくなったということですよね。中には大型ヘリのヘリポートつくりたいとおっしゃっていた方もいらっしゃいましたし、そういうのとか役所の中の庁内議論の中では観光バスの駐車場もあったし、全部更地にして住宅展示場の暫定活用とかそういう話があったけれど、全てこのリノベーションでそちらに向かっていくと解釈していいんですか。
そして、あわせて今まであの清川に幾ら調査費用かけてきたか。それは通告しているから。何回、幾らかけてきたか。
○委員長 地域整備第二課長。
◎
植野譲 地域整備第二課長 申し上げます。まず今回の跡地活用に関する調査につきましては、申しわけございません、ちょっと費用は今把握していないんですけれども、平成18年度に基礎調査を開始いたしまして延べ5回調査を行って、平成28年に延べ5回行っている状況でございます。今回ご報告させていただいて含めますと、6回目という形になると思います。
○委員長 和泉副委員長。
◆和泉浩司 副委員長 金額は。
○委員長 地域整備第二課長。
◎
植野譲 地域整備第二課長 申しわけございません、金額については今把握しておりません。後ほど調べてご報告させていただきたいと思います。
○委員長 和泉副委員長。
◆和泉浩司 副委員長 怒んないけれどね、きょうね。でも通告して、そういう思いを持ってリノベーションに向かってほしいの。今まで何回といっても、それは100万円単位のときもあったし1,000万円単位のときもあったし、ここの出、吉田富治町会連合会の会長がいて、あそこの活用とかはさまざまな話が出てきて、北部で
まちづくりの協議会をつくって私も入っていました。ずっとやってきて、その中で議長は言いたいでしょうから私がかわりに言っておきますが、議長のプランでもある台東区役所の遷都、あそこに役所を持っていったら清川もにぎわうだろうと。2,000人規模の企業が来るわけだからという話も議長がずっとお話をされて、その協議会の中でもそういうプランもいいよねという話もずっと出ていた。さまざまな思いを持って清川の人たちは見ていた。だけれど私は一貫して言っていたのは、1万平米という大きな土地だから清川だけのものではない。あれは台東区全体の宝だから、それをどう活用していくか。まちに入って話を聞くのもいいでしょう。だけれど清川のまちを見てください。今なくなりましたけれど東京都人権プラザもあったし産業労働会館もあったしリバーサイドスポーツセンターもあったし、地域要望を聞いて会議室だらけだった。20%ぐらいの稼働率の会議室がいっぱいできてしまった。その町会の方々に聞いたら、町会の役員会をやりたいから会議室をつくってくれと。そういうのばかりぼこぼこ出てきてしまったという経緯もある。さまざまな経緯の中で、このリノベーションで進むということは私は大変賛成していますけれども、まず調べてこいよ。金額が今まで幾らかかったか。その金額の上にこれが成り立っていくんだということをよくそこのところをしっかり心に入れてまちに入らなかったら、はじき返される。これ暫定活用を延長して2回して、もう10年ぐらい暫定、暫定で来ているわけだから、それでもリノベーションでやっていくんだという行政の方向性がしっかり見えたらそこに向かって突き進んでくださいよ。私はキッザニアを入れたいけれどね。以上です。
○委員長 寺田委員。
◆寺田晃 委員 確認ですけれども、リノベーションに決まったんですかね。それともオープン活用はまだ可能性として残っているんですか、きょうの報告というのは。
○委員長 地域整備第二課長。
◎
植野譲 地域整備第二課長 今回ご報告をさせていただきましたのは、今の建物の活用の可能性がある。建物が意外に丈夫であったということと、地域活性化の観点からも効果があるといったところで今回ご報告させていただいたところですけれども、ただ一方で建物の活用に当たっては安全確認等の必要な調査であったり正確なコストであったり工期であったり、そういったもののさまざまな検証をしていく必要があります。その上で既存建物の活用のメリットがあるということで判断されれば、その方向で方針をつくっていくという形になるかと思います。
○委員長 寺田委員。
◆寺田晃 委員 和泉副委員長もおっしゃっていましたけれどもこれまでの調査というのは、やはり一つ一つ地域の声を聞きながら丁寧に調査していただいた歴史があって今があって今後があるとは思うんですけれども、このリノベーションにつきましても松村委員がおっしゃったように地域の課題を踏まえつつ空き家・空き店舗も活用しながら進めていくのも一つの方法というのが今見えてきたわけであって、引き続き調査を続けていって、そうはいってもこれからの人たちの声もしっかり聞いていただいた上ですばらしいものをつくっていただきたいなとは思っているんですけれども、その上で一つ確認させていただきたいのが、先ほどの最初の冒頭の報告の中でちらっと地域の方の声を聞きながらということもあったんですけれども、改めて確認させていただきたいことは、平成28年に地域の方、ワークショップを10回ぐらいですかね。当時は私も何回か立ち会わせていただいて傍聴もさせていただいて、見させていただいたんですけれども、地域の若い方も含めて平日の夜でも時間を割いて集まっていただいて、1年間地域の声をまとめていただいて、その中で意見集約できたのが防災の拠点とにぎわいの拠点ということで集約していただいたと思うんですが、それにつきましては今回のこれから始める調査に当たってもそのことがベース、土台となっているのかどうか、念のため確認させていただきたいんですけれども。
○委員長 地域整備第二課長。
◎
植野譲 地域整備第二課長 委員おっしゃるとおり平成28年度に地域協議会を立ち上げまして、そこからワークショップ等々を開催させていただき、意見書という形でまとめてもらったところです。今後の活用に当たっては、当然ですけれども平成28年にいただいた地域の方皆様の意見が土台、ベースになると考えております。
○委員長 寺田委員。
◆寺田晃 委員 課長、元気出して。この旧東京北部小包集中局跡地のことについては本当に地域の方も熱い思いを持っていますし、また先ほど和泉副委員長がおっしゃったように台東区の財産でもありますし、台東区の皆さんがやはり注目しているところであって、そこをやはり課長が命をかけて、たまたま
植野さんがやっているんではなく、使命があって今やっていることを、またこれまでの必死になってやっていただいた課長さんのバトンタッチを受けて、今これから本当に皆さんが理想とする地域をつくっていくという大きな使命を持っているわけでありますので。私も熱い思いを持って、
産業建設委員会の委員の皆さんもそういう思いでやっておりますので、元気に力強く進めていっていただきたいと思うんですけれども、二つだけちょっと確認させていただきたいのが、勉強会をしていくということなんですけれども、どのように勉強会を持っていくのかということと、それとこの勉強会に参加する方をどのように集めて進めていくのかということ、大事なところなので確認させてください。
○委員長 地域整備第二課長。
◎
植野譲 地域整備第二課長 勉強会等の開催ですけれども、本地域の
まちづくりをまず進めるためには地域の既存ストックを活用した
まちづくりが有効であろうと私は考えています。
この
まちづくりを進めるための取り組みとしては、さまざまな取り組みがあるとは考えるんですけれども、例えば他の自治体でも行われております、ふだん地域の方が例えば気づいていない町なかにある資源や価値のあるものを全く外からの人と一緒に探して、そのまちの将来像であったり資源の使い方などのアイデアを出し合う、そういった取り組み。また、そのアイデアを公開して成果発表を出すといったような取り組みが行われているといったこともあります。このような取り組みを行えれば、
まちづくりに対する機運醸成ですとか、あるいは
まちづくりに興味を持ってもらう人というのはふえていくのかなと考えています。
あわせて、ではその方たちをどのように参加してもらいたいかといったところですけれども、やはり地域の方にもご協力いただかなければいけないかなと思っています。
参加方法につきましては、手段としては公募なのか、あるいはまた町会さまなど地域の団体の方からご推薦をいただくのか、その辺は今後進めていく中で意見を伺いながら検討していきたいと考えています。
○委員長 寺田委員。
◆寺田晃 委員 私も何度も質問のときにもお願いさせていただいているように、若い人も含めて進めていっていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。以上です。
○委員長 和泉副委員長。
◆和泉浩司 副委員長 先ほどのを訂正します。キッザニアではなくギャラクシティでした。台東区の幼稚園、保育園の子供たちの遠足場所でもある室内型の遊戯施設で、キッザニアほど大仰というか大げさなものでもない。経費もそれほどかからない。台東区の子供たちのみならず近隣区からも子供たちに来ていただけるような、それで子供たちの声があのまちで聞こえるようにしていただきたいなと思っているのが1点で、訂正しておきます。
ただ、今の勉強会は正直がっかりです。10年前からやっているんですよ。北部
まちづくり協議会で私ら30人、40人集まって学校の教室に附箋をぺたぺた張って、何がありますか、平賀源内のお墓とか、おばけ地蔵とか、このまちには観光資源がたくさんありますね、これをどうやって生かしていきましょうといって10年前からやっているんですよ、その手法は。10年たって、それの核になるために旧東京北部小包集中局跡地はどうするんだと常にそういう話しをしてきた。今の課長の説明でそういう勉強会をやりますといったら、10年前と一緒や。少しこれ、もう結論出さなければだめだと思うよ。今さら観光資源は何ですかと、まちの人に聞いてきます、まちの人のお話も参考にと、もうみんな言い古されたというか、もう言い疲れていると思う。
大体、北部
まちづくり協議会は、今あるの。
○委員長 地域整備第二課長。
◎
植野譲 地域整備第二課長
まちづくり協議会ですけれども、今、活動としてはもう行われていないといった状況です。組織としてはありますが、活動はもう行われていないという状況です。
○委員長 和泉副委員長。
◆和泉浩司 副委員長 発起人の一人としては、大変申しわけないと思うんですよ。結局たくさんいろいろな人が来て、あそこの通称石浜通りを招き猫バス通りに名称変更しろとかいう方もいらっしゃったり、それは橋場の石浜神社の中まで行ってしまうとそれは無理ですよみたいなのとか、それぞれがいろいろな話が出た。トカゲ山の時代の話をする人もいたし、旧大谷邸の話をする人もいたり、若い人は若い人でいろいろな話が出ている。絶対うまくいかないって。北部の
まちづくり協議会が今休眠状態になってしまったのと同じことを、同じものをつくろうとしてここに向かおうとしても無理。だからもう少し工夫してください。これは少し行政がイニシアチブをとっていかなければだめだと思う。そこだけは言っておきます。
○委員長 よろしいですか。
今までオープンスペースについて議会でずっと了承してきました。結構大きな変換ですので、議長、何かございますか。
◆石塚猛 議長 まあまあ。
○委員長 よろしいですか。
それでは、リノベーション型に大きく変わっていくということは評価したいと思います。ただ、これ資料を見ると国内外の事例調査から地域の活性化については既存ストックを活用していることがわかったと。これニューヨークもロンドンも結構昔ですよ。それを今さらわかったということというのは大分遅いんで、ほかにも区内ではリノベーション型に適した大規模校舎とかありますので、この考え方をしっかりと一課とか三課にも進めていただくようにお願いしたいと思います。
ただいまの報告については、ご了承願います。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、通学路沿道における
民間ブロック塀等の
適合性調査の結果について、建築課長、報告願います。
◎松﨑晴生 建築課長 それでは、通学路沿道における
民間ブロック塀等の
適合性調査の結果についてをご報告させていただきます。資料9をごらんください。
項番1、経緯でございます。昨年6月の大阪北部を震源とする地震におきまして、小学校のブロック塀が倒壊し登校中の児童が巻き込まれる痛ましい事故が発生したことを受けまして、区では区立小学校の通学路沿道の
民間ブロック塀等を対象に、一級建築士による
建築基準法等への適合性の調査を実施いたしました。
項番2、調査の実施概要です。(1)調査の対象としたブロック塀等ですが、区立小学校の通学路沿道にある高さ1.2メートルを超えるコンクリートブロック塀、石塀、万年塀、コンクリート造の塀で、全部で650カ所ございました。(2)調査項目ですが、塀の種類、位置、高さ、構造、規模、基礎・控え壁、鉄筋の有無、傾斜・ひび割れ等の劣化状況等を調査いたしました。(3)調査期間につきましては記載のとおりでございます。
項番3、調査結果の概要です。塀の高さ、壁の厚さ、控え壁等が
建築基準法の仕様規定に適合していないため、専門家等による詳細な調査が必要と判断されたものが453カ所、全体の約7割ございました。そのうち、傾斜、ひび割れ、破損等が比較的大きく老朽化が進んでいるため改修、撤去等の改善が必要と思われるものが85カ所ございました。
なお、小学校別の調査結果の概要につきましては裏面に記載しておりますので、後ほどご確認ください。
項番4、今後の対応ですが、現在要改善のブロック塀につきましては早期改善に向けて職員が所有者等を訪問し調査結果の説明、所有者等への意向や改善に向けた課題等の確認、改善工事に対する助成制度の再度周知を行っております。要調査のブロック塀等につきましても、順次所有者等に調査結果の通知を行っていく予定でございます。
なお、今後も継続的にブロック塀等の状況確認や所有者等への働きかけを行ってまいります。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたら、どうぞ。
寺田委員。
◆寺田晃 委員 大阪府北部地震があってこのようにしっかりと調査していただいて、85カ所あることにびっくりしたんですけれども、状況の確認ということではやはりしっかり調査していただいたなという認識なんですが、各学校へのお知らせについてはいかがでしょうか。
○委員長 建築課長。
◎松﨑晴生 建築課長 各学校につきましては、今後学校に調査結果の内容についてご報告する予定でございます。
○委員長 寺田委員。
◆寺田晃 委員 よろしくお願いいたします。
それと同時に、項番4の今後の対応の中で早期改善を促しているということなんですが、この調査が3月末ということだと思うんですけれども、その後二、三カ月たっているんですが、民間のブロック塀ということで改善していくのはなかなか難しい状況があるのかなとは思うんですけれども、念のためその状況を教えてください。
○委員長 建築課長。
◎松﨑晴生 建築課長 昨年度調査いたしましてから、今現在調査している最中なんですけれども、今、戸別訪問いたしまして訪問したことによって改善したいという意向の方もおりますので、その方が確実に改修工事をやられるように職員としては丁寧に対応していきたいと考えております。
○委員長 寺田委員。
◆寺田晃 委員 丁寧の中に、やはりブロック塀の民間での改修については助成費用がふえたということも踏まえてやっていただいているとは思うんですけれども、あとちょっと気になるのが、やはり先日も新潟で大きな地震がありまして、こちらの東京でもいつ地震というのは起こるかわからないということも踏まえながら、子供たちが通学路でいざというときに多少でも防げるように、けがをしないように、大阪府北部地震では1人の女子生徒さんが痛ましい結果になってしまったんですけれども、それを踏まえての今回の対策でもあるということですので、その危険とか、私はちょっとまだ答えは出ていないんですけれども、その注意という形で個人の所有者の方がそれを出すことをためらわないような、理解いただけるような見本のチラシというんですか張り紙というんですかね、そのようなものもつくっていただいて、注意喚起するのも大事なのかなと感じているんで、その辺についてはいかがでしょうか。
○委員長 建築課長。
◎松﨑晴生 建築課長 委員おっしゃるように注意喚起は建築課といたしましても必要だと考えておりますので、今後所有者等に確認していく中で早急に改善が進まない箇所につきましては、通行の方に周知できるような何らかの方法で検討していきたいと考えております。
○委員長 寺田委員。
◆寺田晃 委員 学校とも協力して進めていってください。以上です。
○委員長 松村委員。
◆松村智成 委員 この調査結果、これから学校別に報告が入るということなのですが、これ通学路となると、もしそれこそ先ほど寺田委員おっしゃったように新潟みたいに急に来たりすることが想定されます。もし時間がかかるような場所が、どうしてもそのおうちの事情もございますでしょうから、そういったとき用に通学路の変更等も考えなくてはならない場所もあるかもしれません。そういったのはぜひ教育委員会と情報を共有していただいて、いつまでにというのは言えないでしょうから、極力早目に進めていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。
○委員長 河井委員。
◆河井一晃 委員 塀をその所有者に促しているのはわかったんですけれども、あと小学校とその通学している通学路の小学生とか保護者にはその塀が危険ですよというのはお伝えしているんでしょうか。
○委員長 建築課長。
◎松﨑晴生 建築課長 今、調査結果につきましては所有者等に結果を報告している状況ですので、最終的にその方がやらないということになりますとその通る方に、先ほど申し上げましたとおり周知できるような方法を何らかの方法で検討していきたいと考えております。
○委員長 河井委員。
◆河井一晃 委員 そういう知らない状態が続くというのも、余りちょっと安心できないなという気がいたします。
あと、これ助成金が2分の1、50万円と聞いておりますが、もし所有者がお金がございませんということになりましたときに、ちょっともう修理できません、手持ちがありませんとなった場合に、例えば撤去費用だけでも区が負担するとか、とりあえず危険を排除するとか、そういうことは考えてございませんでしょうか。
○委員長 建築課長。
◎松﨑晴生 建築課長 今、助成額が今回大阪府北部地震を受けまして15万円から50万円に上げたような状況でございます。今後ヒアリング等を行っていく中で、適切に対応できる方法は、何かできるのであれば検討していきたいと考えております。
○委員長 河井委員。
◆河井一晃 委員 とにかく2分の1で50万円という枠がありますので、100万円で50万円ということなんでしょうけれど、50万円の予算があるのであればちょっとできない方には撤去を促進して、区で撤去してあげられたらいいなと思っております。
○委員長 山口委員。
◆
山口銀次郎 委員 要改善の85カ所、今早期対応していて所有者さんの話し合いも行っているとのことでしたけれども、民間の所有者さんがいるものなので具体的な何年の何月までということは言えないと思うんですけれども、やはり要改善するべき85カ所。おとといも地震があったりしていて、いつ地震が来るかわからない中、できる限り早目にやっていかなければならないと思います。
具体的にこれぐらいの時期までには所有者全部に当たって何とか終わらせたいとか、大まかな目安程度とかそういうのは何かあったりしますか。
○委員長 建築課長。
◎松﨑晴生 建築課長 所有者等に関しましては、早期に当たるということで今動いております。
改修につきましては、今、助成額を来年度末までが15万円から50万円に先ほど申し上げましたアップしている状況でございますので、そちらの期間内で何とか改善につなげるように建築課としても働きかけを行っていく状況でございます。
○委員長 山口委員。
◆
山口銀次郎 委員 非常に要改善のところ、いつ地震が来るかわからないものですので、早目にやっていただくよう今後も対応をよろしくお願いいたします。
○委員長 通学路ということですから、道順を変えろということはなかなかできないと思うんですよ。ですので学校側はなるべく近づかないようにとか、反対側を歩くとかいうことになると思うんですが、これ一部結構要調査も含めて数多いところがありますが、もしかして両サイドが要改善とか要調査になってしまっているところというのはあるんですか。そうすると、もうそこ通れないですよね。
建築課長。
◎松﨑晴生 建築課長 両側があるところというのが何カ所あったのかちょっと詳細にはわからないんですが、そういった箇所につきましても教育部局と連携しながら対応については考えていきたいと考えております。
○委員長 よろしくお願いします。
ただいまの報告については、ご了承願います。
――
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○委員長 次に、台東区
マンション実態調査結果及び今後の
マンション施策の推進について及び
高齢者住宅(シルバーピア)の
新規借上げ事業者の辞退について、住宅課長、報告願います。
◎飯野秀則 住宅課長 それでは、初めに台東区
マンション実態調査結果及び今後の
マンション施策の推進についてご報告いたします。
事前資料1でございます。恐れ入りますが、A4、2枚の資料をごらんください。
まず項番1、台東区
マンション実態調査の結果でございます。
(1)目的でございます。区内にある分譲マンション及び賃貸マンションを対象にその実態を把握し、今後の
マンション施策を検討するための基礎調査とするものでございます。(2)調査対象でございます。本調査におけるマンションの定義は記載のとおりでございます。(3)調査内容でございます。区内のマンションリストを作成し現地調査を行い、マンションのデータベース化を行いました。また、データをもとに分譲・賃貸マンション入居者にアンケート調査を行い、その後、個別ヒアリング調査等を実施いたしました。
(4)調査結果でございます。①データベース化ですが、表の一番下をごらんいただきたいと思います。今回判明したマンション数は4,483棟で、分譲マンションが1,861棟、賃貸マンションが2,622棟となっております。今回の調査は、これらのマンションの実態を調査いたしました。2ページをごらんください。②の調査結果についてでございますが、別添の報告書のとおりでございますが、恐れ入ります、別添の調査概要をお開きいただきたいと思います。調査結果の主な内容についてご説明申し上げます。
まず、7ページをごらんください。今回のアンケート調査の回収結果でございますが、表の一番下をごらんいただきたいと思いますが、回収率は分譲・賃貸マンション合わせまして49.3%になっております。
8ページをごらんください。調査結果でございます。(1)の立地状況です。①のマンションの建築時期別では、左側のグラフでございますが、マンションの棟数は1980年代後半のバブル期に多く供給されております。次に右側のグラフでございますが、マンションの戸数は2000年ごろからリーマンショック前の2008年ごろまでが供給戸数のピークとなっております。9ページをごらんください。②の地域別の分布では、分譲と賃貸を合わせたマンション数は棟数、戸数ともに浅草・中部地域が最も多く、賃貸マンションの棟数は北部に多く立地しております。
1枚おめくりいただきまして、10ページをごらんください。(2)のマンションの管理状況でございます。まず分譲マンションでございますが、①の管理体制につきましては管理組合がないマンションが6.7%、管理規約がないマンションが3.8%、管理組合及び管理規約がないマンションは小規模のマンションでございまして、建築時期が1990年代のマンションに多く見られる結果が出ております。恐れ入ります、12ページをごらんください。②の管理運営についてでございますが、建物の高経年とともに入居者の高齢化が進み、管理組合の運営上の課題となってございます。
少し飛びまして、21ページをごらんください。分譲マンションのコミュニティについてですが、マンション単位で町会に加入している割合は64.1%、町会に加入していない割合は10.6%でございます。また、主な間取りを見ますとワンルームまたは1Kのマンションでは加入していない割合が29.9%と高くなっております。下の図ですが、町会へ加入していない理由といたしましては、町会に加入することに意義を感じないが31.8%と最も多くなってございます。
22ページをごらんください。分譲マンションの危機管理についてでございますが、防災訓練を行っているマンションの割合は約3割でございました。下の図でございますが、災害発生時にマンションとして協力できることとして、約1割のマンションがいっとき滞在スペースとしてロビー等の開放を上げてございます。
少し飛びまして、26ページをごらんください。ここからは賃貸マンションの管理体制でございます。賃貸マンションとオーナーとの住まいの関係では、約6割のオーナーが台東区内に居住しているということがわかりました。
31ページをごらんください。④のコミュニティについてですが、町会に加入している割合は3割以上ですが、地域の活動に余りかかわっていない方も26.1%という形になってございます。同じページで⑤の危機管理についてでございますが、防災訓練を行っている賃貸マンションは9.3%と1割にも満たない状況となってございます。
34ページをごらんください。こちらは居住者アンケートでございます。居住者アンケート調査によりまして、居住者の今後もマンションに住み続けたいかという割合についてでございますが、分譲マンションでは約50%、賃貸マンションでは約28%という結果になっております。
恐れ入ります、A4、2枚の資料にお戻りいただきたいと思います。
2ページをごらんください。上の段の③の課題の整理でございます。今回の実態調査から見えてきた課題を五つの分野別で整理しております。まずアの良質なマンションストック形成のための維持管理では、建物の老朽化及び居住者の高齢化への対応や管理意識の啓発が求められております。イの居住環境の整備では、長期的視点に立った計画的な維持管理の促進が求められております。ウの防災力の向上と
まちづくりとの連携では、耐震改修の促進や防災意識、防災力の向上が求められております。エの地域コミュニティの形成と関係団体との連携では、マンション内のコミュニティの強化と町会との連携、民泊への対応が求められております。オの環境に配慮したマンションストックの整備では、光熱費負担増や災害時の停電対応を初め再生可能エネルギーの導入促進などが求められております。
項番2、今後の
マンション施策の推進についてでございます。マンションの実態調査結果を活用いたしまして地域特性の分析を行い、区内のマンションに係る問題を明確化するとともに、重点的に取り組む事項を抽出し施策の検討を行ってまいります。
(1)マンションデータベースの活用では、
まちづくりの視点を踏まえた課題の抽出を初めコミュニティや防災面などの調査における活用方法を検討してまいります。
(2)の新たな
マンション施策の検討に当たっては、今回の調査を初め新たな分析や国や都の動向を踏まえマンションの管理不全を予防し適正な管理等の促進を図るため今後の具体的事業を検討し、実効性ある
マンション施策を展開してまいりたいと考えてございます。3ページをごらんください。施策の検討に当たりましては、庁内に検討会を設置するとともに関連分野ごとの作業部会を設け、継続的に検討を進めてまいります。なお、中段には検討を想定しております施策を例示させていただいております。
(3)今後の方向性でございます。喫緊の課題に対しましては、実態調査の結果の周知によるマンション居住者への意識啓発を初め既存事業の拡充等により早急に対応してまいりたいと考えてございます。また、それとともに中長期的な取り組みについては今年度末をめどに方向性を定め、台東区住宅マスタープランの改定にあわせて継続的に検討を行い、施策を計画に反映させてまいりたいと考えてございます。
項番3、補正予算額(案)でございますが、新たな課題抽出のためのデータ分析など検討支援業務委託といたしまして333万3,000円を計上させていただいております。
項番4、今後のスケジュールでございますが、6月下旬に庁内検討会の設置、令和2年第1回定例会本委員会に検討経過を報告させていただく予定でございます。
台東区
マンション実態調査結果及び今後の
マンション施策の推進についての説明は、以上でございます。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 昼食時となりましたので、ここで休憩いたしたいと思います。午後は1時に再開いたしますので、よろしくお願いいたします。
午後 0時01分休憩
午後 1時01分再開
○委員長 ただいまから、
産業建設委員会を再開いたします。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 先ほどマンションの実態調査についての説明まで終わりましたので、
高齢者住宅(シルバーピア)の
新規借上げ事業者の辞退についての説明をお願いいたします。
住宅課長。
◎飯野秀則 住宅課長 それでは、
高齢者住宅(シルバーピア)の
新規借上げ事業者の辞退についてご報告申し上げます。
お手元の資料10をごらんください。本件は、本年第1回定例会においてご了承いただきました
高齢者住宅の新規借り上げ事業につきまして、事業者から辞退の旨の届け出がありましたので、ご報告させていただくものでございます。
項番1、これまでの経緯でございます。昨年11月に新規建築事業者を募集し、12月に応募内容の審議、選定を行いました。本年1月31日に選定結果を事業者に通知し、2月第1回定例会本委員会においてご報告申し上げたところでございます。その後、随時進捗状況の報告を受けておりましたが、5月21日付で辞退届が提出されました。
項番2、建築事業者は株式会社共栄プランニングでございます。区内で不動産業を営んでいる事業者でございます。
恐れ入ります、資料の下の囲みをごらんいただきたいと思いますが、今回の辞退物件の概要を参考に記載しております。予定所在地は松が谷三丁目1番、かっぱ橋道具街通りに面しており、
高齢者住宅として26戸の整備を予定し、来年12月の竣工を目指しておりました。
次に項番3、辞退の理由でございます。建設予定地におきましては、現況といたしましてビルが2棟建っており、賃借人3名がおりました。うち1名の賃借人から退去時期について同意が得られず、予定のスケジュールでの建設が困難になったためでございます。
項番4、今後のスケジュールでございます。本委員会ご報告後、7月を目途に新規建設事業者の再募集を行う予定でございます。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長 初めに、台東区
マンション実態調査結果及び今後の
マンション施策の推進について、ご質問がありましたら、どうぞ。
山口委員。
◆
山口銀次郎 委員 このマンションの施策の中で、1970年代のマンションで大規模修繕を実施していないマンションの割合は約3割あるともあります。今後こういったマンションはさらに古くなってきて、将来的に取り壊すところなども出てくると思うんですけれども、この古い建物の取り壊しの費用の面や、またその所有者のことなどでトラブルになるという話もここ台東ではないけれどあるということも聞いているんですけれど、取り壊しなどに対しての何か支援とかそういったものはあったりするでしょうか。
○委員長 住宅課長。
◎飯野秀則 住宅課長 現在、国でも建てかえ等に対しまして資金援助して、共同化等をした場合等には補助が出たりとかいうことがございますけれども、それでその補助金の利用率というのがなかなか進んでいないという現状も実はありまして、どういった点に問題があるのかというのも今後検討を深めていく必要があるかなと考えているところでございます。
○委員長 山口委員。
◆
山口銀次郎 委員 今後そういった取り壊しの問題は必ず出てくる問題だと思いますので、有効な支援策等をしっかりと考えていただきたいと思います。
○委員長 寺田委員。
◆寺田晃 委員 今回の実態調査の結果を見させていただきまして、回収率、分譲につきましては59%、賃貸につきましては41.4%となかなか頑張って回収していただいて、しっかりとした実態調査をしていただいたなという認識をしております。
それと同時に、やはり行政に対する思いというんですかね、やはり何がしかの支援というんですかね、できる限りの支援ということで、その思いも含めてこのような回収率になったのかなというふうに感じておりまして、検討会に対する期待をさせていただきたいんですけれども、一つ気になったのが報告書の中で61ページの民泊の状況の中で、届け出があったものは24件で民泊の標識を確認できたのは12件ということで、認識できなかったということなのかもしれないんですけれども、この実態調査の中でその民泊、旅館業についてもやはりきちんと調査はしている中で、余りゆゆしくない現状というんですかね、こちらについては関係所管の方には情報は伝えているんでしょうか。
○委員長 住宅課長。
◎飯野秀則 住宅課長 今回の実態調査の内容につきましては、民泊を担当している所管以外にも各関係部署には情報を共有しているところでございますし、今回の民泊のこの標示が出ていないようなところ、こういったところも所管は認識しておりまして、掲示するようにということを指導していると聞いてございます。
○委員長 寺田委員。
◆寺田晃 委員 しっかりとした実態調査であってさまざまな課題が確認できているので、共有しながら対応していっていただければと思います。よろしくお願いいたします。以上です。
○委員長 よろしいですね。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、
高齢者住宅(シルバーピア)の
新規借上げ事業者の辞退について、ご質問がありましたら、どうぞ。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。
――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 ここで、地域整備第二課長から発言を求められておりますので、ご聴取願います。
◎
植野譲 地域整備第二課長 先ほど
北部地域活性化検討調査結果報告の中で、和泉副委員長よりご質問ありました旧東京北部小包集中局跡地の土地の活用案検討のためにどのくらいのトータル費用がかかったかといったところですけれども、先ほど私の答弁で延べ5回と申し上げまして、延べ5回で約1,010万円の費用がかかったというところでございます。
○委員長 副委員長、よろしいですか。
◆和泉浩司 副委員長 いいですよ。それを頭にたたき込んでおいてね。
○委員長 ご報告ありがとうございました。
――
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○委員長 次に、
道路愛称名の認定等について、
道路管理課長、報告願います。
◎曲山裕通
道路管理課長 道路愛称名の認定等についてご報告いたします。資料11をごらんください。
項番1、(1)は新たに認定した道路愛称名でございます。47番目の道路愛称名としまして、朝倉彫塑館通りを認定いたします。場所は朝倉彫塑館の前の通りで、谷中五丁目1番から11番まででございます。申請者及び申請理由については、記載のとおりでございます。
(2)は路線図でございます。地図に太い点線を付した道路が朝倉彫塑館通りでございます。黒丸の箇所が朝倉彫塑館でございます。
裏面をごらんください。(3)普及啓発活動でございます。今後、区では該当の区間に愛称名標示板を設置するとともに、広報たいとうや区ホームページ等により周知してまいります。
(4)
道路愛称名についてでございます。区では、昭和63年度より区民生活の利便と区道に対する親しみ、愛着及び地域コミュニティの活性化に寄与することを目的とする、ふるさと道しるべ事業を開始いたしました。一定の要件を満たす区道について道路通称名を選定し、平成20年度までに該当する路線についてはおおむね選定を完了いたしました。その後、道路通称名の要件を満たさない小規模な区道に対しましても名称を付したいとの要望が区民の方から寄せられましたことを受けまして、平成21年度から
道路愛称名の制度を開始したところでございます。
次に、項番2をごらんください。補正予算についてご説明いたします。
道路通称名標示板の維持管理としまして、既に設置してございます道路通称名標示板の洗浄及び補修を予定してございます。補正額455万4,000円でございます。
なお、別紙1として区内47カ所の
道路愛称名の路線図、地図とそれから裏面には一覧表を載せてございます。及び別紙2には区内20カ所の道路通称名路線図を添付してございます。後ほどごらんください。
ご報告は以上でございます。
○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたら、どうぞ。
和泉副委員長。
◆和泉浩司 副委員長 こちらに清川分室通りとか余り耳なれないのもあるんですけれど、奥浅草寺町通りというのは、あれも
道路愛称名の中の1個ですか。
○委員長
道路管理課長。
◎曲山裕通
道路管理課長 ただいまありました奥浅草寺町通りは道路通称名でございまして、旧今吉柳通りと呼びましたところが名称改名になっているところでございます。
○委員長 和泉副委員長。
◆和泉浩司 副委員長 愛称と通称はどう違いますか。
○委員長
道路管理課長。
◎曲山裕通
道路管理課長 こちら、道路通称名がまず先ほどの説明と重複しますが、昭和63年にこちらの制度が始まっておりまして、このときには道路の延長が約500メートル以上、それから幅員が11メートル以上という比較的規模の大きい道路に対して通称をつけておりました。それにつきましては、おおむね20路線区内にあるんですけれども、それでこの基準を満たす道路について命名が大体済んだというところで、それ以外のところについても何かしら名称をつけることで親しみを持っていただきたいというところで、愛称名という制度が始まって現在に至るところでございます。
○委員長 和泉副委員長。
◆和泉浩司 副委員長 浅草病院の前の奥浅草寺町通りのおみくじみたいな結んであるやつね、見ました。ひどい。前の今吉柳通りの上からテプラで張ったみたいな、もう全然その色が変わってしまって、新しくくっつけてしまいましたとやっつけ仕事みたいなんですけれど、ああいうのはきちんと全部塗り直して本来ならば通称名をつくるべきだと思うんですけれど、あれは仮設ですか。
○委員長
道路管理課長。
◎曲山裕通
道路管理課長 先ほどご報告しました項番2の補正予算でこちらを見てまいりたいと考えてございます。
○委員長 和泉副委員長。
◆和泉浩司 副委員長 見てまいるというのは、見に行くということではなく直すということね。
○委員長 ほかにございますか。
河井委員。
◆河井一晃 委員 新たに朝倉彫塑館通り、掲示板ですかね、これ何個ぐらいつくって、それからその予算がどのくらいかちょっと確認したいのと、あとこれ本当にちょっとした小道でもつくれるのかどうか。あとこの町会長さんたちが認めれば、大体こういった認定ができるものなのかどうなのかというのをちょっとご確認できますでしょうか。
○委員長
道路管理課長。
◎曲山裕通
道路管理課長 愛称名の標示板については、その道路の延長ですとか幅によっても一律ではないんですけれども、こちらについてはおおむね4カ所程度を今考えているところで、予算としては13万9,000円ほど予定しているところでございます。
それから、今お申し出のありました
道路愛称名、新たな申請ということにつきましては、道の延長といった条件は愛称名の場合つけてございませんので、地元の方でもしそういった機運なりがある場合にはご相談をいただければと考えております。
○委員長 河井委員。
◆河井一晃 委員 ありがとうございます。
13万9,000円だとそんなに大きなものではなく、簡易的と見て大丈夫でしょうか。
○委員長
道路管理課長。
◎曲山裕通
道路管理課長 愛称名の場合にどうしても道路幅がやはり狭かったりということで限られますので、標示板を街路灯ですとかあるいは電柱等に取りつける場合が多いので、比較的規模の小さいものになっております。
○委員長 河井委員。
◆河井一晃 委員 ありがとうございました。わかりました。
○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。
――
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○委員長 次に、横断歩道橋の撤去について及び公衆トイレの改修について、土木課長、報告願います。
◎齋藤洋 土木課長 初めに、横断歩道橋の撤去についてご報告します。資料12をごらんください。
項番1、対象施設は入谷歩道橋及び上野小学校前歩道橋の2橋でございます。場所は下の図のとおりとなっております。
項番2、撤去理由ですが、2橋とも階段部における歩道の幅員が1メートルほどと狭く通行の支障になっていることや利用者が少ないこと、またバリアフリーへの対応ができないことなどによるものです。
項番3、補正予算額(案)につきましては記載のとおりでございます。
項番4、工事期間の予定につきましては、令和元年10月から令和2年3月まででございます。
横断歩道橋の撤去についてのご報告は以上です。
続きまして、公衆トイレの改修についてご報告します。資料13をごらんください。
項番1、改修箇所は北上野一丁目公衆トイレ、台東一丁目公衆トイレ及び西郷銅像下公衆トイレの3カ所で、場所はそれぞれ下の図のとおりでございます。
項番2、改修内容ですが、北上野一丁目公衆トイレと台東一丁目公衆トイレにつきましては、さわやかトイレ整備といたしまして記載のとおりトイレ全体の改修をします。また、西郷銅像下公衆トイレは、男女合わせて4基の和式便器を洋式便器へと改修します。
項番3、補正予算額(案)につきましては、記載のとおりでございます。
項番4、工事期間は北上野一丁目公衆トイレと台東一丁目公衆トイレは令和元年10月から12月、西郷銅像下公衆トイレは9月から12月を予定しております。
ご報告は以上です。よろしくお願いいたします。
○委員長 初めに、横断歩道橋の撤去について、ご質問がありましたら、どうぞ。
河井委員。
◆河井一晃 委員 上野小学校前の歩道橋についてなんですけれども、うちの町会でもなくしたほうがいいというのとあったほうがいいという昔議論はあったんですが、うちは一応あそこの清洲橋通りが結構車がびゅんびゅん通ってくるので、それで小学生が学校終わりに歩道橋を走って渡って事故があったというのを目撃した人もいますので、撤去した後にその辺の通勤通学時の安全対策をしっかりとしていただきたいなと思っております。以上です。
○委員長 答弁いいの。
◆河井一晃 委員 はい。
○委員長 要望でいいですか。
◆河井一晃 委員 はい。
○委員長 私から、大正小学校の前は、あそこ歩道橋の下に防災倉庫等が設置されているんですが、その辺の対応についてだけちょっとご答弁をお願いできますか。
○委員長 土木課長。
◎齋藤洋 土木課長 下の防災倉庫につきましては地元の町会で使われていたんですけれども、そちらもお話しさせていただきまして、移動していただくということでお話がついております。
――
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○委員長 次に、公衆トイレの改修について、ご質問がありましたら、どうぞ。
松村委員。
◆松村智成 委員 つなぐプロジェクトはトイレについてちょっといろいろうるさいもんで、すみません。
ちょっと順番前後しますが、西郷銅像下公衆トイレが男性、女性用と分かれて二つずつあって、それをまとめて洋式にするということではあるんですが、課長ぜひちょっと覚えておいていただきたいのが、女性のトイレはどうしても使用時間が今まで調査によると2.5倍かかるという実例と、ちょっと海外の調査結果なんですが、公衆トイレは男女比率は1対2が適切であるという結果もあるので、今後設置、これは今回改修だからもうしようがないんですけれども、設置していく際にはぜひ女性トイレが多くなるようにちょっとご配慮いただければなと思いますので、よろしくお願いします。これは要望です。以上です。
○委員長 ただいまの報告について、よろしいですか、トイレ。
中村委員。
◆
中村謙治郎 委員 トイレですね、まず北上野一丁目公衆トイレと台東一丁目公衆トイレに関しては、洋式便器に改修するだけではなくてタイルの張りかえとか外壁、ベビーチェアの手すりの設置など充実した改修工事がされると思うんですけれども、西郷銅像下公衆トイレに関してはこれを見る限りは洋式便器に改修するだけだと思うんですね。それで補正予算額が1,620万円ということなんですけれども、期間もちょっと長いなと思うんですけれども、西郷銅像下公衆トイレは1,600万円ですよね。この1,600万円に関しての内訳というのをお聞きしてよろしいでしょうか。
○委員長 土木課長。
◎齋藤洋 土木課長 西郷銅像下公衆トイレにつきましては、洋式化すると既存の和式のスペースではそのまま便器だけが改修というのはなかなか難しいもんですから、間仕切りの変更とかその他もろもろ、いろいろな工事が発生してきますので、そういったことで規模も大きいので時間がかかると認識しております。
○委員長 中村委員。
◆
中村謙治郎 委員 わかりました。ありがとうございます。
○委員長 和泉副委員長。
◆和泉浩司 副委員長 西郷銅像下公衆トイレ、あれ比較的最近というか、直しましたよね。最近というか20年30年の単位ではないよね。直したばかりのトイレなのに、たばこの吸い殻が男子の小便器に入れられていたり、とにかく利用状況が汚い。大体上野の繁華街で飲んで駅に向かう途中だからほぼ男性しか使っていないしそのようなものがあって、単に洋式にするだけではなく、トイレはプロではないんでわかりませんがメンテナンスフリーみたいな形で比較的オールステンレスでトイレを水まいてきれいにできてしまうような、そんなトイレもどこかで見たことあるんで、そのような形で考えられないですかね。あれどのくらい前に直しましたか。
○委員長 土木課長。
◎齋藤洋 土木課長 割と最近に直させていただいたのは、もともとさわやかトイレを一番最初に始めたときに無水トイレというのを提案していただいて、それはプラスチックのような材料で、そこにたばこの火を押しつけられるようなことが結構多くて、焦げたしみだらけというか、非常に汚くなってしまったりとか、非常ににおいも多くなってしまって、当初無水トイレが非常に環境に優しいという話でやらせていただいたんですが、今、陶器の形に変えさせていただいております。
○委員長 和泉副委員長。
◆和泉浩司 副委員長 私はあそこを週に5回ぐらい利用させていただいているんで。きのうも使いました。だから大変気になるんですよ。後ろから何か来ましたか、何年前にとかではないのですか。
○委員長 日程来ましたか。
◆和泉浩司 副委員長 いや、どのくらい前に改修して、今の状態ぐらいまでに何か非常に古くなってしまったという感じになってしまったけれど。
○委員長 その件ではありませんか。
○委員長 土木課長。
◎齋藤洋 土木課長 すみません、ちょっと確認させていただきまして後ほど答えさせていただきます。
○委員長 副委員長、よろしいですね。
◆和泉浩司 副委員長 もういい。
○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。
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○委員長 次に、公園施設の改修・
整備工事等について、公園課長、報告願います。
◎原島悟 公園課長 公園施設の改修・
整備工事等についてご説明いたします。資料14をごらんください。
本件は、今回定例会に補正予算として計上させていただいております公園施設の改修や
整備工事等についてご報告するものです。
項番1、隅田公園地下施設空調、消防設備の改修工事につきましては、施設の健全度調査及び長寿命化に向けた検討を実施した結果、劣化が著しく緊急性を要する空調、消防設備の改修を行うものでございます。改修のスケジュールは資料記載のとおりで、補正予算額(案)は4,890万9,000円でございます。
次に項番2、隅田公園案内所の改修工事は、東京2020大会に向けて来街者の増加が見込まれるため、外観を日本らしいデザインに変更することで台東区らしさをアピールすることなどを目的とし、案内所の外構を改修し坪庭を設置するものでございます。改修のスケジュールは8月から12月を予定しており、補正予算額(案)は987万8,000円でございます。
次に項番3、公園管理事務所の改修工事につきましては、女性職員が業務を行うために必要な施設及び設備の整備を行うものです。改修のスケジュールは10月から来年2月を予定しており、補正予算額(案)は927万9,000円でございます。
資料の裏面をごらんください。項番4、特色ある公園整備の設計でございます。今年度は竜泉一丁目の弁天院公園と寿三丁目の寿児童遊園の設計を実施してまいります。スケジュールは7月から来年3月を予定しており、補正予算額(案)は775万3,000円でございます。
最後に項番5、さわやかトイレ整備の工事及び設計でございます。今年度は清川一丁目の石浜公園はトイレの全面改築工事を、浅草橋一丁目の浅草橋公園は改修工事を実施してまいります。また、浅草橋五丁目の柳北公園と小島二丁目の小島公園につきましては、来年度以降の工事に向け設計を実施してまいります。スケジュールは7月から来年3月を予定しており、補正予算額(案)は8,665万3,000円でございます。
なお、今回ご報告した中で隅田公園案内所と石浜公園のトイレにつきましては外観が大きく変更となるため、別紙にイメージ図をお示しさせていただいております。このうち別紙下段の石浜公園トイレにつきましては、平賀源内の御所が近隣の橋場二丁目にあることや秋に地域のイベントも実施されていることから、エレキテルの箱をモチーフとしたデザインとしてございます。
ご説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたら、どうぞ。
山口委員。
◆
山口銀次郎 委員 これは地域の公園のトイレの改修で、石浜公園のトイレの外観などは例えば平賀源内の関係でこんなデザインになっているということだったんですけれど、今後改修してこの浅草橋公園、柳北公園、小島公園などの際もそうやって何か地域の特色、また地域の声などを聞いて反映させるそういったご予定等はあるんでしょうか。
○委員長 公園課長。
◎原島悟 公園課長 今後整備してまいりますさわやかトイレ整備の中での公園トイレの改修につきましては、デザインについては基本的に庁内である程度のデザインの案を絞っていき、今後地域の皆様にお示しすることも含めてデザインの決定については考えていきたいと思っております。
○委員長 山口委員。
◆
山口銀次郎 委員 地域の声を聞いて、またそういうデザインのことなどをしっかり反映させて、よりよいものをつくっていっていただければと思います。
○委員長 拝野委員。
◆拝野健 委員 隅田公園の案内所についてなんですか、案内所のイメージ図が漢字で隅田公園案内所となっているんですが、これまず漢字であることでオリンピック・パラリンピックに来られる方に対して漢字だけで十分なのか。例えばピクトグラムだとか何かを考えないのかということと、あとはやはり公園にある建物は大体お手洗いをイメージする方が多いと思うんですが、できれば4面にあるか、もしくは上に何かあればわかるのかなと思うんですが、その辺どうでしょうか。
○委員長 公園課長。
◎原島悟 公園課長 おおむね全体のデザインは今回お示しさせていただいているイメージ図のとおりなんですが、細かな標示ですとか必要なピクトグラム等につきましては今後実施までの間に必要なものを設置する方向で進めていきたいと考えてございます。
○委員長 拝野委員。
◆拝野健 委員 案内所はわからない人がもちろん使うと思いますので、わかりやすい標示をお願いいたします。
○委員長 寺田委員。
◆寺田晃 委員 リバーサイドギャラリーなんですけれども、こちら空調の改修工事ということなんですが、よく利用者さんから言われるのが南側の地下のトイレがまだ和式ということで、そちらについては改修予定とかはあるんでしょうか。
○委員長 公園課長。
◎原島悟 公園課長 リバーサイドギャラリーの南側のトイレにつきましては、今回ご報告いたしましたさわやかトイレ整備事業ではなくて公遊園の維持補修の予算として当初予算でいただいておりまして、その中で今年度和式の便器を洋式化する工事を行う予定です。
○委員長 寺田委員。
◆寺田晃 委員 了解いたしました。
それと、あと石浜公園のトイレなんですけれども、この近くには今戸橋のところに江戸情緒豊かな歌舞伎調の斬新なトイレをつくっていただきまして、当初あれと思ったんですけれども、地域の地元の方々は本当に評判もよくてなじんでご利用していただき、来街者の方も山谷堀公園を通りながら心地よくご利用いただいているんですけれども、この石浜公園の絵を見ますと青空に映えて斬新だなと思うんですけれども、そうはいってもここ2回ですか、地元の商店街さんのイベントも平賀源内の発明にちなんで、子供たちに10人20人ぐらい参加していただきながら発明を絡めて地域に少しずつ平賀源内がなじんできている流れの中での公園のトイレですので、ちょっとこの白が映え過ぎているのかなと思うんですけれども、こちらもなじむようなデザインといいますかね、調整しながら、また先ほど報告にありました橋場二丁目にお墓があるんだというその辺の説明書きもどこかにあったほうがご理解いただけるのかなと思いますので、その辺はいかがでしょうか。
○委員長 公園課長。
◎原島悟 公園課長 こちらのトイレの改修につきましては、基本的なデザインは今回お示しさせていただいたイメージ図のとおり進めさせていただきたいと考えておりますが、細かな色調等につきましては今回のご報告がご了承いただいた後に地域に入りましてご意見を伺いたいと考えてございます。
また、由来を説明するような標示板の設置につきましても、今後設置工事の中で可能な限り検討していきたいと考えてございます。
◆寺田晃 委員 いいです。よろしくお願いいたします。
○委員長 松村委員。
◆松村智成 委員 石浜公園トイレだけに限らないんですが、まずこの石浜公園でいきますと完成イメージの一番右の部分がだれでもトイレというところになろうかと思うのですが、ここでちょっとお願いがあるのですが、ここ平日午後は子供たちがたくさん遊ぶんですが、午前中は子連れのお母様たちが結構多くいらっしゃいます。できればだれでもトイレもそうですし、女性用はもちろんなんですが男性用のところにも、例えば荷物かけだとかだっこひもをかけられるようなフックとか、要はちょっと子供を連れてきて安心して遊べるといったときに、子供連れでもトイレに入れるような設備をお願いしたいのですが、ちょっとご検討いただければと思います。これは要望です。
◆松村智成 委員 和泉副委員長。
◆和泉浩司 副委員長 石浜公園のトイレで聞きますけれども、何かこの絵を見るとお祈りしたくなるような。余り言うと怒られてしまうけれど、イメージはいいですよ。いいんではないですか、明るくて。普通の公園なんですから、石浜公園は。
先ほど寺田委員が銘板と言ったけれど、よく考えてやってください。ここは平賀源内のお墓ではないんだから、平賀源内のお墓はあちらのほうにあるわけだから、だからその部分も考えて銘板つくらないと、イメージ的にはここが平賀源内のお墓みたいになってしまう。
それと、近隣にある妙亀塚公園、あそこ地元の会長がトイレをつくってほしいと言ったのを私も動いたんだけれど、よく考えないとトイレは迷惑施設で、近隣の地権者の皆さん方が尿石の問題とかさまざまな問題で反対も起こるからよく考えてくださいねと。結局あそこにはトイレがなくて、隣の共産党さんの事務所を借りるか、それかあと石浜公園でというのがイベントのときの使用方法なんだけれど、そういうことも考えれば石浜公園のトイレは非常に重要になってくるんだよね。しっかりやってください。
それと、デザインについてはそれぞれのお考えですから、すばらしいデザインだと思えばすばらしいと思うんですよ。
それと、あと最後に1点。ここのトイレの予算は幾らですか。
○委員長 公園課長。
◎原島悟 公園課長 今回こちらの石浜公園の改築工事の予算につきましては、今回補正予算全体で先ほどご報告したうちの5,404万5,000円でございます。
○委員長 和泉副委員長。
◆和泉浩司 副委員長 いや、まさかと思ったんですけれど、これも前の話だけれど少年球場整備、私がずっと言い続けてやっていただきましたけれど、あそこの前のトイレがそのときは7,500万円かかった。民間だったら五、六階建ての家建てますよ、7,000万円あったら。この平屋のトイレを5,000万円というのは一般的ではないんですよ。だけれどいろいろな建築屋さんとかに聞くと、トイレはもうからないしやりたくない仕事だという話も聞くんですよ。だから不調に終わってしまう可能性もあるから、それはそれでしようがないかなと思うんだけれど、地域の人たちにこのトイレ6,000万円するんですよと言ったら大体驚いてしまうんですけれど、どうしてもそこまでかかるもんですか。
○委員長 公園課長。
◎原島悟 公園課長 今回予算の積算に当たりまして、コストの縮減等は当然前提条件として検討していったところ、今回執行委任先の施設課等々から専門の建築業者から見積もりをとってございますが、やはり建築費の高騰等もございまして最低限の価格を積算した結果、この金額になったものでございます。
○委員長 和泉副委員長。
◆和泉浩司 副委員長 多分ここにいる委員全員思うと思いますよ。このトイレ6,000万円もするんだと。うちは幾らで建て直しただろうと考えてしまうんです。だからこのくらい乖離しているところがあるから、その辺は慎重にやってください。
◎原島悟 公園課長 わかりました。
○委員長 よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。
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○委員長 ここで、土木課長から発言を求められておりますので、ご聴取願います。
◎齋藤洋 土木課長 先ほどの西郷銅像下公衆トイレの改修の時期でございますけれども、さわやかトイレ整備として実施したのが平成16年度でございます。それからその後の小便器の改修、先ほどご説明しました改修につきましては平成27年度になります。
◆和泉浩司 副委員長 27年度とは、ついこの間だ。
○委員長 何かご意見ありますか、よろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
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○委員長 理事者からの報告は、以上であります。
以上で、本日予定されたものは、全て終了いたしました。
その他、ご発言がありましたら、どうぞ。
(「なし」と呼ぶ者あり)
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○委員長 これをもちまして、
産業建設委員会を閉会いたします。
午後 1時37分閉会...