台東区議会 > 2018-06-22 >
平成30年 6月企画総務委員会−06月22日-01号

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  1. 台東区議会 2018-06-22
    平成30年 6月企画総務委員会−06月22日-01号


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    平成30年 6月企画総務委員会−06月22日-01号平成30年 6月企画総務委員会 企画総務委員会会議録 1 開会年月日   平成30年6月22日(金) 2 開会場所    議会第1会議室 3 出 席 者   委員長 木 下 悦 希    副委員長 青 鹿 公 男   (9人)    委員  小 島 智 史    委員   石 川 義 弘           委員  石 塚   猛    委員   青 柳 雅 之           委員  小 坂 義 久    委員   秋 間   洋           議長  河 野 純之佐 4 欠 席 者   (0人) 5 委員外議員   (0人) 6 出席理事者   区長                    服 部 征 夫           副区長                   荒 川 聡一郎
              企画財政部長                佐 藤 徳 久           企画課長                  前 田 幹 生           経営改革担当課長              福 田 健 一           財政課長                  酒 井 ま り           情報システム課長              飯 田 辰 徳           用地・施設活用担当部長           箱 ア 正 夫           用地・施設活用担当課長           原 島   悟           総務部長                   蛛@正 治           総務部参事                 野 村 武 治           総務部参事         (選挙管理委員会事務局長 兼務)           区長室長                  柳 川 清 一           総務課長              (総務部参事 事務取扱)           人事課長                  内 田   円           人材育成担当課長              稲 木 有 司           広報課長                  横 倉   亨           経理課長                  雨 宮 真一郎           施設課長                  寺 田   茂           人権・男女共同参画課長           清 水 良 登           東京オリンピックパラリンピック担当課長                             (総務部参事 事務取扱)           総務部副参事            (総務部参事 事務取扱)           危機管理室長                松 本 浩 一           危機・災害対策課長             川 島 俊 二           生活安全推進課長              湯 澤 憲 治           国際・都市交流推進室長          (総務部長 兼務)           都市交流課長                廣 部 正 明           国際交流担当課長              西 山 あゆみ           世界遺産担当課長         (国際交流担当課長 兼務)           文化振興課長                三 瓶 共 洋           文化産業観光部副参事            吉 田 美弥子           産業振興課長                上 野 守 代           台東保健所長                小 竹 桃 子           保健サービス課長         (台東保健所長 事務取扱)           都市づくり部参事              原 嶋 伸 夫           都市計画課長         (都市づくり部参事 事務取扱)           地区整備課長                越 智 浩 史           交通対策課長                石 川 洋 二           土木課長                  齋 藤   洋           会計管理室長                嶋 田 邦 彦           会計課長             (会計管理室長 事務取扱)           教育委員会事務局庶務課長          小 澤   隆           教育委員会事務局児童保育課長        佐々木 洋 人           教育委員会事務局放課後対策担当課長     福 田 兼 一           教育委員会事務局指導課長          小 柴 憲 一           選挙管理委員会事務局長           齊 藤   充           監査事務局長                中 沢 陽 一 7 議会事務局   事務局長      石 野 壽 一           事務局次長     伊 東 孝 之           議事調査係長    行 田 俊 男           書  記      堀 場 奈保子           書  記       保 郁 子 8 案件  ◎審議調査事項   案件第 1 第41号議案 平成30年度東京都台東区一般会計補正予算(第2回)   案件第 2 第50号議案 (仮称)浅草保健相談センター新築工事請負契約の締結につ                いて   案件第 3 第51号議案 松が谷保育園松が谷児童館及び松が谷こどもクラブ大規模                改修工事請負契約の締結について   案件第 4 第52号議案 固定系防災行政無線デジタル化整備工事請負契約の締結につ                いて   案件第 5 第53号議案 台東区循環バス「めぐりん」用小型路線バスの買入れについ                て   案件第 6 陳情29−19 東京都人権プラザ分館の閉館後の活用を求めることについ                 ての陳情   案件第 7 陳情30− 2 すべての原発の停止および再稼働を取り止める意見書の提                 出を求めることについての陳情   案件第 8 陳情30− 3 核兵器禁止条約の署名・批准を国に求める意見書を採択す                 ることについての陳情   案件第 9 陳情30− 8 旧東京北部小包集中局の跡地使用に関することについての                 陳情   案件第10 陳情30−10 同性パートナーシップの公的承認についての陳情(新付託)   案件第11 特定事件の継続調査について  ◎理事者報告事項 【総務部】   1.広告付区政情報モニター機器の変更について                      …………………………………資料1 広報課長   2.(仮称)浅草保健相談センター新築電気設備工事請負契約の締結について                      …………………………………資料2 経理課長   3.(仮称)浅草保健相談センター新築空調等設備工事請負契約の締結について                      …………………………………資料3 経理課長   4.道路改良工事(30−04)請負契約の締結について                      …………………………………資料4 経理課長   5.土地の取得について        …………………………………資料5 経理課長 【国際・都市交流推進室】   1.「特別区全国連携プロジェクト」の取組みについて                      ……………………………資料6 都市交流課長           午前 9時59分開会 ○委員長(木下悦希) ただいまから、企画総務委員会を開会いたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 初めに、区長から挨拶があります。 ◎服部征夫 区長 おはようございます。よろしくお願いいたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 本日は、卓上マイクのスイッチを必ず押してからご発言願います。  また、理事者発言席を設けましたので、よろしくお願いいたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、傍聴についておはかりいたします。
     本日提出される傍聴願については、許可いたしたいと思いますが、いかがでしょうか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。  それでは、審議に入らせていただきます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 初めに、案件第1、第41号議案、平成30年度東京都台東区一般会計補正予算(第2回)を議題といたします。  本案について、理事者の説明を求めます。  財政課長。 ◎酒井まり 財政課長 それでは、第41号議案、平成30年度東京都台東区一般会計補正予算(第2回)を説明いたします。  補正予算書の3ページをお開きください。平成30年度東京都台東区の一般会計補正予算(第2回)は、次に定めるところによります。  第1条、歳入歳出予算の総額に4,575万3,000円を追加し、1,001億3,252万円といたします。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の総額は、4ページの第1表、歳入歳出予算補正によります。  11ページをお開きください。歳入予算でございます。第12款使用料及び手数料、第1項使用料、補正額209万3,000円でございます。  12ページをお開きください。4目文化観光使用料には、旧東京音楽学校奏楽堂ホール等使用料を計上いたしました。  次のページをごらんください。第13款国庫支出金、第2項国庫補助金、補正額5,364万6,000円の減額でございます。  14ページをお開きください。4目文化観光費補助金には、上野「文化の杜」新構想推進に対する補助金の減額分を、また、7目教育費補助金には、(仮称)根岸こどもクラブ設置に対する交付金を計上いたしました。  次のページをごらんください。第14款都支出金、第2項都補助金、補正額3,645万9,000円でございます。  16ページをお開きください。7目教育費補助金には、(仮称)根岸こどもクラブ設置に対する補助金及び学校における働き方改革プラン策定に対する補助金などを計上いたしました。  次のページをごらんください。第16款寄附金、第1項寄附金、補正額100万円でございます。  18ページをお開きください。2目指定寄附金には、文化振興事業に対する指定寄附金を計上いたしました。  次のページをごらんください。第18款繰越金、第1項繰越金、補正額5,984万7,000円でございます。  20ページをお開きください。1目繰越金には、平成29年度歳計剰余金見込み額の一部を計上いたしました。  以上が歳入予算でございます。  続きまして、歳出予算を説明いたします。  21ページをお開きください。第5款文化観光費、第1項文化費、補正額6,450万円の減額でございます。  22ページをお開きください。1目文化総務費には、桑山文化振興基金への積立金を、また、次のページの2目文化行政費には、上野「文化の杜」新構想推進に要する経費の減額分を計上いたしました。  24ページをお開きください。3目芸術・歴史資料館費は、旧東京音楽学校奏楽堂ホール等使用料の計上による財源更正でございます。  次のページをごらんください。第7款土木費、第1項土木管理費、補正額1,220万5,000円、第6項都市整備費900万円でございます。  26ページをお開きください。第1項1目土木総務費には、自転車駐車場運営に要する経費の増額分及び日暮里駅西口自転車置場一部移設に要する経費を、また、次のページの第6項1目都市整備総務費には、上野駅公園口周辺整備に要する経費を計上いたしました。  29ページをお開きください。第8款教育費、第1項教育総務費、補正額410万8,000円、第6項児童保育費8,494万円でございます。  30ページをお開きください。第1項2目事務局費には、学校における働き方改革プラン策定及びスクール・サポート・スタッフの配置に要する経費を、また、次のページの第6項3目児童育成費には、(仮称)根岸こどもクラブ設置及び放課後子供教室実施準備に要する経費を計上いたしました。  以上が、平成30年度東京都台東区一般会計補正予算(第2回)でございます。  本案につきましては、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  説明は以上でございます。 ○委員長 それでは、本案について、ご審議願います。  秋間委員。 ◆秋間洋 委員 今回の補正で、長年の懸案であった根岸のこどもクラブが、これが整備されるということで、非常にこれはよかったなというふうに評価をさせていただきたいと思います。その上で、この補正に絡む幾つかの事業で、この委員会で活発な議論がなされた2つの事業について、質問したいと思います。  まず1つが、14ページ、23ページ、歳入歳出ですけれども、ここにかかわる上野「文化の杜」新構想ですけれども、この問題であります。委員会では、実行委員会への補助金、これを区が出さなければ国も出さないという、こういう答弁がありましたけれども、これはどういうことなのかというのを改めてちょっとお伺いしたいと思います。 ○委員長 文化振興課長。 ◎三瓶共洋 文化振興課長 本事業につきましては、文化庁の補助事業ということで、台東区では実行委員会を平成28年度から実施しておりますが、そちらの補助要綱というものがございまして、国の補助につきましては、地元自治体の負担額の5倍とするというところでのたてつけになっておりましたが、30年度から変更になりまして、地元自治体の10倍の額を補助するという形になりましたので、地元自治体の負担が前提になるというような形になってございます。 ○委員長 秋間委員。 ◆秋間洋 委員 補助事業の財源の構成がそういうふうに定められているということなんですよね。委員会では、これまでの事業について、区民への文化的な貢献とか、あるいは区民福祉での検証とか、こういう点での議論が会派を超えて出されたと思うんですが、そういう点で、これまで行われた事業が今度新しい事業に変わるわけですけれども、これまでの事業についての区民への文化的な貢献という点での検証というのはどうなんですか。 ○委員長 文化振興課長。 ◎三瓶共洋 文化振興課長 実行委員会におきまして、昨年度はTOKYO数寄フェス2017などの芸術イベントなどを実施してきたわけでございますが、集計等も行っていまして、一定の集客だとか、または経済効果的なところにつきましても数字としてはカウントされておりますが、委員ご指摘のとおり、区民への文化的貢献が見えづらいということ自体が課題であろうというふうには認識してございます。以上です。 ○委員長 秋間委員。 ◆秋間洋 委員 委員会の中でも、なかなか苦しい答弁だったなというふうに私、見ていました。というのは、私どもは、今までの上野「文化の杜」新構想の事業が、台東区がこの補助金を申請することによって、実行委員会にこの5倍の補助金がトータルとして来るという。これが何か台東区民とは余り、かけ離れたところで、悪い言葉で言うと台東区がトンネルに使われているという、そういうような感覚がしていたことは、この間、一貫してこれについては私どもはチェックしてきたところであります。  今後、今、課長からもありましたけれども、社会的な包摂活動として、継続的な文化的な貢献という点で9つの連携事業を展開するというふうになっていて、これはそういう点では期待するわけでありますけれども、ただ、この委員会では、内容についてはこれからブラッシュアップするんだという答弁もありました。そういう点で、事業の内容が詳細に決まらぬうちから、しかも、今度5年間継続したいという意思も委員会では表明されています。これ、1年間の総事業費が2億5,000万円ですから、総事業費ですけれどね。これは相当な金額でありまして、しかも、ここまで多額の税金を台東区、国が投入するというのは、私は、これからブラッシュアップする事業に、ここまで先に、何ですか、先行していってしまうというのは、逆立ちではないかと思うんですが、その辺はいかがですか。 ○委員長 文化振興課長。 ◎三瓶共洋 文化振興課長 まず、国といたしましては、全国で12億円という予算の中で、2020を見据えて国の文化芸術発信の拠点として効果的な取り組みを選定していくという作業を行っておりまして、実績としては、今年度については23件中11件が選定されたという状況になっておりまして、まず、上野「文化の杜」新構想実行委員会におきましては、まず実施計画を提出するということが、具体的には1月30日に提出させていただきました。そこでは5年目以降のビジョンを示すとともに、各年度の実施テーマを明示させていただいたわけなんですが、その後、3月29日でございますけれど、国の採択がありまして、内定額が9,500万円という内示がございました。補助額が変更になったわけですから、当然事業の見直しと申しましょうか、立て直しが必要になったので、そういったところの作業を行った上で5月上旬に本申請を行ったという状況でございまして、基本的には国の内容によって変更がどうしても生じざるを得ないという状況でございますので、その手続にのっとって作業を進めているという状況でございます。 ○委員長 秋間委員。 ◆秋間洋 委員 計画を申請して、国の方向で総額が決まって、そうするとこの区が申請する補助金の金額も決まるというね。ですから、本来区民との関係で、文化的な貢献がどうなんだとかいう角度とはかけ離れたところで、やはりこの予算が決まっていってしまうと。しかも、総事業費の2億5,000万円というのは、これ、すごい金額で、私、ある都議会議員の経験者の方、台東区から出られている方から聞くと、大体東京都の財政の感覚というのは1桁違うねと私が言ったら、1桁どころではないと、2桁違うんだと言っていましたよ。とにかく物すごい金をね、東京都のではなくて、これは国ですけれどもね。2億5,000万円といったら認可保育所が2つ誘致できる、2億5,000万円といったら認可保育園の私立への保育委託を、今の待機児童の3分の2の保育委託料が捻出できるぐらいの金額でしょう。  私ね、もちろん文化にお金かけるなとかそういう意味ではないんですよ。これは効果も将来的に来るんだということを言えば、それは理屈としては言えるかもしれないけれども、台東区がここで補助金申請しなければ、この事業が成り立たないという実行委員会の事業であってですね。しかも、計画そのものは国が決めて、予算の総枠組みも今答弁にあったように決まって、その10分の1を台東区が、まあ、機械的というとまた言葉が悪いけれど申請すると、何かこの辺についてはやはり見直していく必要があるんではないかなと、非常に浪費的な部分というのはやはり点検していく必要があるんではないかなと。反対はしませんけれども、これについてはこういうチェックをこれからもしていきたいと思います。  あと、続きまして、16ページと30ページの学校における働き方改革推進事業費、スクール・サポート・スタッフ配置支援事業費というこの2つの、教員の忙しさ、余りにも忙し過ぎる教員に対する働き方改革の問題ですけれども、これも相当委員会で活発な議論がなされました。これは太田区議が一般質問で先駆けて取り上げて、これに対してやはり教員の数をふやしていかなくてはいけないという、そういう答弁があって、これは本当にそのとおりだなというふうに思うわけですが、それに比して、本当に現場の小・中学校での教員の皆さんの働き方をどう改善していくのかという点で、この事業がどれだけの役割を果たせるかというのは非常に大事なチェックポイントだと思います。学校における働き方改革プラン策定の歳出費ですけれども、232万円というのはこれは何に使われるんですか。 ○委員長 指導課長。 ◎小柴憲一 指導課長 用途に関するご質問です。印刷、製本等の需用費、それから集計分析にかかわる委託料という形で使わせていただきます。 ○委員長 秋間委員。 ◆秋間洋 委員 印刷、製本にかかる費用というのは、私、一定程度かかるなと思いますけれど、232万円という金額にはならないだろうと、やはり委託費が相当な割合を占めるのかなというふうに思います。  昨日の委員会では、やはり現場の教員の声がどこまで反映されるのかということ、この学校における働き方改革プランにですね。あと、教員の働き方の現状を地域に知ってもらうということが大事だということは、これ会派を超えてほとんどの議員から出たと思うんですね。そういう点では、この学校における働き方改革プランにどれだけの現場の教員がかかわるか、あと、PTAを初めとする区民の声が反映されるかというのは、これ、決定的だというふうに私は思います。  そういう点で、ところが、この学校における働き方改革プラン策定委員会に教職員の代表や、あるいは区民代表、こういうのを加えることについては、答弁は否定的でありました。やはりこれは改めて加えるべきではないかと思うんですが、いかがでしょうか。 ○委員長 指導課長。 ◎小柴憲一 指導課長 教員の働き方の改革に関することですので、教員の勤務を管理する校園長の代表者、また教育委員会で策定していくものではございますが、委員ご指摘のように、やはり子どもを教育しているという、そういう業務からして、保護者の方の声であるとか、あるいは働いている一人一人の教員の声というのは重要であると認識しております。  現在、各学校において1回目の個々の教員のヒアリングが終わっておりまして、今回はライフ・ワーク・バランスについては必ずヒアリングをすることとなっておりますので、それらの意見については代表の校園長から吸い上げられるものと思っております。また、既存の組織の学校運営連絡協議会からも、ご意見を頂戴しながら進めてまいります。また、進捗状況につきましても、学校運営連絡協議会、あるいはPTAの役員会などで校長から報告をし、意見がある場合には集約して、それは真摯に受けとめていきたいと思っております。 ○委員長 秋間委員。 ◆秋間洋 委員 この進め方をぜひそういうふうにしていただきたいなというふうに思うわけです。例えば先ほど、コンサルタントを使うことを私は否定しているわけではありません。やはり相当データをまとめたりいうのには時間もかかりますから。しかし、例えば、では、それがまとまった時点で学校運営連絡協議会などに返していって、そこからまた意見を吸い上げるという、こういう反復したやりとりだとかですね。工夫の仕方では、やはり吸い上げる量をふやすということはできるんではないかと。できれば本当に、コンサルタントがまとめると、私たちもそうですけれど、できた資料というのはなかなか読まないんですよね。自分たちでまとめた資料というのはよく読むんですよ。  だから、そういう点では、私、本当に今、きのうも委員会でリアルな数字が出ましたよね、小学校の先生で、余り繁忙期ではないときでも週に58時間15分やっているとか、あと、中学校で60時間を超えているとかね。このリアルな数字というのを議会に初めて出されたわけで、そういう点ではこの辺を踏まえて、やはり現場の声がきちんと、地域の声もこの中に反映されるという、そういう丁寧な反復作業をお願いしたいということをお願いして、この補正予算については反対しないということにいたします。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 私も同じく16ページと30ページにまたがりますスクール・サポート・スタッフの配置、中身とかについてはきのうさんざんやりましたので、ちょっと金銭的な部分だけ伺いたいんですが、これ、要は10分の10の補助事業というふうになっているんですが、若干数値が違っています、本当に細かいんですが。この理由を伺ったら、時給単価の基準というか数値が、区の部分と東京都の部分が違うということで、10分の10といえども区の持ち出しというか負担が出ているということなんですが、何でその単価の違いが出てくるんですか。 ○委員長 指導課長。 ◎小柴憲一 指導課長 台東区におきましては、臨時職員の時間単価が1,040円というふうになっておりますので、その基準に合わせて支払いをしていくというものでございます。 ◆青柳雅之 委員 だから、何で東京都と台東区の基準単価に違いが出るような現状になっているのかなというところなんですけれども。 ○委員長 財政課長。 ◎酒井まり 財政課長 臨時職員の単価につきましてはそれぞれ自治体が決めておりまして、台東区としましては、昨今の人件費の上昇傾向とかも鑑みまして、毎年単価を精査して決めております。そこが東京都とちょっと乖離があったということかなと思いますが、東京都がなぜその額かというのは、申しわけございません、私も把握しておりません。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 わかりました。言いたいのは、台東区が周辺に比べて特段時給とかが高いというわけでもないと思いますし、もしかすると東京都は、多摩地区とか島とかも含めて平均値で出しているのかもしれないので、そうするとどうなのかなというところがあるんで、こういう微妙な数値の違いですけれども、やはり東京都さんのほうが10分の10で自分たちで負担をしていくんだぞと、しかも学校現場にかかわる問題ですから、地元の委員会から、そのぐらいは東京都のほうで現状を見て、各区の状況に合った制度設計をしていただきたいというような、そういった声が上がってきたということだけはぜひお伝えいただきたいなというふうに思います。金額的には小さいですけれども、これから全ての学校に広がっていったりとかしたときには、そういった部分も大きな数字になってくると思いますので、その点だけ申し上げて補正予算案には賛成いたします。 ○委員長 これより採決いたします。  本案については、原案どおり決定することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、原案どおり決定いたしました。  以上で補正予算に係る審議は終わりました。  本案のみに関連して出席している理事者の方は、ご退席いただいて結構です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、案件第2、第50号議案、(仮称)浅草保健相談センター新築工事請負契約の締結についてを議題といたします。  本案は、理事者報告事項、総務部の2番、(仮称)浅草保健相談センター新築電気設備工事請負契約の締結について及び総務部の3番、(仮称)浅草保健相談センター新築空調等設備工事請負契約の締結についてが関連いたしますので、説明と一括して報告を聴取し、審議を行いたいと思いますが、いかがでしょうか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。  それでは、第50号議案及び報告事項について、理事者の説明を求めます。  経理課長。 ◎雨宮真一郎 経理課長 それでは、第50号議案、(仮称)浅草保健相談センター新築工事請負契約の締結について、ご説明いたします。  本件は予定価格が1億5,000万円以上の工事請負契約であり、議会の議決をお願いするため提案させていただくものでございます。  なお、本件の工事概要につきましては、2月28日の保健福祉委員会におきまして、所管課の保健サービス課からご報告をさせていただいているところでございます。  議案を1ページ、おめくりください。項番2、契約の方法は制限付一般競争入札でございます。項番3、契約金額は消費税込み5億5,911万6,000円で、項番4、契約の相手方は新協・三ツ目特定建設工事共同企業体でございます。  次に、別紙参考資料の入札経過調書をごらんください。本件は、2企業体による入札となり、第1回目の入札で新協・三ツ目特定建設工事共同企業体が消費税抜き5億1,770万円で落札したものでございます。  裏面をごらんください。一番下段の工期につきましては、平成31年10月31日までとなっております。  工事概要につきましては、次ページの(仮称)浅草保健相談センター新築工事概要のとおりでございます。  (仮称)浅草保健相談センター新築工事請負契約の締結についてのご説明は以上でございます。よろしくご審議の上、可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、(仮称)浅草保健相談センター新築電気設備工事請負契約の締結について及び(仮称)浅草保健相談センター新築空調等設備工事請負契約の締結について、ご報告いたします。  本件は、先ほどの議案と関連するものであり、いずれも1億円以上の工事請負契約のため、本委員会でご報告させていただくものでございます。  まず初めに、(仮称)浅草保健相談センター新築電気設備工事請負契約の締結についてをご説明いたします。  資料2をごらんください。項番2、契約の方法は制限付一般競争入札でございます。項番3、契約金額は消費税込み1億530万円で、項番4、契約の相手方は鈴木・五光特定建設工事共同企業体でございます。項番5、工事概要、項番6、入札日時は記載のとおりでございます。項番7、契約日は平成30年5月21日で、項番8、工期は平成30年5月22日から平成31年10月31日までとなっております。  恐れ入りますが、裏面の入札経過調書をごらんください。本件は、4企業体による入札となり、3回目まで入札を行いましたが落札せず、最低価格を提示した鈴木・五光特定建設工事共同企業体と価格交渉をした結果、予定価格内におさまり、消費税抜き9,750万円で決定したものでございます。
     (仮称)浅草保健相談センター新築電気設備工事請負契約の締結についてのご報告は以上でございます。  次に、(仮称)浅草保健相談センター新築空調等設備工事請負契約の締結についてご説明いたします。  資料3をごらんください。項番2、契約の方法は制限付一般競争入札でございます。項番3、契約金額は消費税込み1億2,312万円で、項番4、契約の相手方は東海・浅草特定建設工事共同企業体でございます。項番5、工事概要、項番6、入札日時は記載のとおりでございます。項番7、契約日は平成30年5月25日で、項番8、工期は平成30年5月28日から平成31年10月31日までとなっております。  恐れ入りますが、裏面の入札経過調書をごらんください。本件は、3企業体による入札となり、第2回目の入札で東海・浅草特定建設工事共同企業体が消費税抜き1億1,400万円で落札したものでございます。  (仮称)浅草保健相談センター新築空調等設備工事請負契約の締結についてのご報告は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 それでは、第50号議案及び報告事項について、ご審議願います。  秋間委員。 ◆秋間洋 委員 この工事契約だけではないんですけれども、これから後にある工事契約も含めてなんですが、この間、公共工事労務単価あるいは建築資材の高騰とかで、なかなか公共事業を受けていく、特に中小企業などの資金繰りの問題が出ています。それで、例えば私、根岸小学校の、先ほどこどもクラブの整備費、一番最後にやった金竜小学校の学童の整備費と比べると数割増しですよね。やはり相当な建築資材の高騰、あと労務単価の上昇が、これがあるという中で、かねてから、特に中小工事会社を中心に、台東区の代金の支払い方法ですよね。中間払いを求める、そういう声が相当あって、私どもも二、三度議会ではその質問をしたことがあるんですが、ここについての改善みたいなもの、こういうものはないんですか。 ○委員長 経理課長。 ◎雨宮真一郎 経理課長 今年度から、契約金額が150万円以上の土木建築等の工事につきましては、当初の前払い金、これは契約金額の4割を限度としてというのをやっているんですけれども、それに加えまして、工期の半ばでさらに2割分を限度として追加で支払うという、中間前払い金という制度を今年度から導入したところでございます。 ○委員長 秋間委員。 ◆秋間洋 委員 現場の声が反映された改善ですので、これは非常に評価したいと思います。そういう点では、さらに本当に公共工事を支えていただいている中小企業の、特に地元の会社等は、やはり守っていく立場でさらなる改善をお願いしたいというふうに言って終わります。 ○委員長 これより採決いたします。  本案については、原案どおり決定することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、原案どおり決定いたしました。  なお、報告事項についてもご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、案件第3、第51号議案、松が谷保育園松が谷児童館及び松が谷こどもクラブ大規模改修工事請負契約の締結についてを議題といたします。  本案について、理事者の説明を求めます。  経理課長。 ◎雨宮真一郎 経理課長 第51号議案、松が谷保育園松が谷児童館及び松が谷こどもクラブ大規模改修工事請負契約の締結について、ご説明いたします。  本件は、予定価格が1億5,000万円以上の工事請負契約であり、議会の議決をお願いするため提案させていただくものでございます。  議案を1ページおめくりください。項番2、契約の方法は制限付一般競争入札でございます。項番3、契約金額は消費税込み1億7,172万円で、項番4、契約の相手方は株式会社大雄でございます。  次に、別紙参考資料の入札経過調書をごらんください。本件は、3社による入札となり、第1回目の入札で株式会社大雄が消費税抜き1億5,900万円で落札したものでございます。  裏面をごらんください。一番下段の工期につきましては、平成31年2月28日までとなっております。  工事概要につきましては、次ページに記載のとおりでございます。  松が谷保育園松が谷児童館及び松が谷こどもクラブ大規模改修工事請負契約の締結についてのご説明は以上でございます。よろしくご審議の上、可決賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長 それでは、本案についてご審議願います。           (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 よろしいですね。  これより採決いたします。  本案については、原案どおり決定することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、原案どおり決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、案件第4、第52号議案、固定系防災行政無線デジタル化整備工事請負契約の締結についてを議題といたします。  本案について、理事者の説明を求めます。  経理課長。 ◎雨宮真一郎 経理課長 それでは、第52号議案、固定系防災行政無線デジタル化整備工事請負契約の締結について、ご説明いたします。  本件は、予定価格が1億5,000万円以上の工事請負契約であり、議会の議決をお願いするため提案させていただくものでございます。  なお、本件の工事概要につきましては、2月22日の環境・安全安心特別委員会におきまして、所管課の危機・災害対策課からご報告をさせていただいているところでございます。  議案を1ページおめくりください。項番2、契約の方法は制限付一般競争入札でございます。項番3、契約金額は消費税込み3億7,611万円で、項番4、契約の相手方は株式会社日立国際電気でございます。  次に、別紙参考資料の入札経過調書をごらんください。本件は、14社による入札となり、第1回目の入札で株式会社日立国際電気が消費税抜き3億4,825万円で落札したものでございます。  裏面をごらんください。一番下段の工期につきましては、平成33年3月18日までとなっております。  工事概要につきましては、次ページに記載のとおりでございます。  固定系防災行政無線デジタル化整備工事請負契約の締結についてのご説明は以上でございます。よろしくご審議の上、可決賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長 それでは、本案について、ご審議願います。           (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これより採決いたします。  本案については、原案どおり決定することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、原案どおり決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、案件第5、第53号議案、台東区循環バス「めぐりん」用小型路線バスの買入れについてを議題といたします。  本案について、理事者の説明を求めます。  経理課長。 ◎雨宮真一郎 経理課長 それでは、第53号議案、台東区循環バス「めぐりん」用小型路線バスの買入れについて、ご説明いたします。  本件は、予定価格が2,000万円以上の物品の買い入れであり、議会の議決をお願いするため提案するものでございます。  なお、本件につきましては、2月26日の交通対策・地区整備特別委員会におきまして、所管課の交通対策課からご報告をさせていただいているところでございます。  それでは、議案を1ページおめくりください。項番1、買い入れの目的は「めぐりん」運行用で、経年劣化に伴う買いかえでございます。項番2、買い入れの品目は小型路線バス4台、項番3、買い入れの方法は制限付一般競争入札、項番4、買い入れ金額は消費税込み1億728万9,400円で、項番5、買い入れの相手方は東輝自動車株式会社でございます。  次に、別紙参考資料の入札経過調書をごらんください。本件は、2社による入札となり、東輝自動車株式会社が第1回目の入札で消費税込み1億728万9,400円で落札したものでございます。  裏面をごらんください。一番下段の納期につきましては、平成31年3月15日までとなっております。  台東区循環バス「めぐりん」用小型路線バスの買入れについてのご説明は以上でございます。よろしくご審議の上、可決賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長 それでは、本案について、ご審議願います。  小島委員。 ◆小島智史 委員 特に新しい問題ではないんですが、確認をさせていただきたいと思います。  実際、実質的に参加した企業が2社ということでありますけれども、潜在的な入札参加業者といいますか、入札に参加できることになっている業者というのは今どのぐらいあるのか、教えてください。 ○委員長 経理課長。 ◎雨宮真一郎 経理課長 入札参加の有資格者は16社ございました。 ○委員長 小島委員。 ◆小島智史 委員 その中でいつも目にする業者が大体この2社なんですけれども、16社あるということは、入札参加の前提となる登録制度がありますよね。その制度が、決算とか経済的な指標で厳しいというわけではなさそうだと、私は今、思いました。登録はできるけれども、今回の入札に関して何か等級があって、この等級以上が必要だという格付が厳しいのかなということも考えたんですけれども、今、答弁で16社あるということなので、そうでもなさそうなんだなという認識は持っているんですけれども、そうすると、なぜこの入札に入札参加の企業がふえないのかというのが、台東区の制度、基準とか要綱がそうさせているのか、あるいは、経理課の枠を超えて交通対策課になってしまうんですけれども、めぐりんの仕様がそのようなものになっているのか、経理課として、そのあたりのことはどうお考えになっているんでしょうか。 ◎雨宮真一郎 経理課長 私ども経理課として申し上げられるのは、このめぐりんの買い入れ、所管課が作成しました仕様書に基づいて入札をして、入札をした結果が2社であったということでございます。 ○委員長 小島委員。 ◆小島智史 委員 経理課としては、公正な入札、適正な入札をしっかりとやっていただいているということは私もよく評価をしております、それはわかっております。ただ、今の制度内ではしっかりやっていただいているのかもしれないけれども、あるべき入札制度になっていないというか、実質的に入札の趣旨というのがありますよね。入札が大切だと言われている趣旨を阻害するようなものにもしなっているんだとしたら、それは変えなくてはいけないなと思っていて、4年間ずっと企画総務委員会にいさせてもらいましたけれども、このような状況がずっと続いていて、このバスをつくっているだとかつくれるだとかいう、言い回しはちょっと忘れてしまったんですが、そのような会社が非常に少ないんだということであればですね。やはりそこはちょっと、企画総務という委員会の観点からずっと同じ説明を受けてきた私としては、この発言をせざるを得ないなということで、4年目になって初めて発言させていただいたんですけれども、やはり入札の本来の趣旨からしたら、今の2社がずっと手を挙げて、言い方あれですけれど、交互にというか、そんなような感じでなっている状況を踏まえると、何か私はちょっと疑問に思っていて、めぐりんのルートの見直しも交通対策・地区整備特別委員会で報告がありましたけれども、やはりめぐりんのそもそもの本来の目的とか、それにも絡んでくると思いますけれども、以前総括質問で私、させていただきましたけれども、めぐりんの仕様についても、それも含めて見直しが必要なんではないかという意見だけ言っておきます。この議案については了承というか、賛成します。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 私も若干気になるというか、この結果自体に何か疑問を呈すものではないんですが、周辺区も含めて、コミュニティバスを営業している区がほとんどだと思うんですが、車種が結構一緒なんですね。もしかするとここに出ているメーカーさんの車両なんではないかなと思うんですが、そういう意味では、周辺区も含めて、多少デザインでプラスアルファの部分はあるんでしょうけれども、そうした傾向とか金額の部分というのは、何か調査とかはされている部分というのはあるんですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 車両の仕様ということですので、私のほうからお答えさせていただきます。  車両につきましては、交通事情がありますので、小型を使わせていただいています。当初は三菱と日野と2社あったんですけれども、やはりメーカーのほうで小型バスについては採算が合わないということで、今、日野1社になっております。ということから、各地域で走っているコミュニティバスが同じような形になってしまっているといった状況があると考えております。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 同じなのはわかっているんですけれども、各区ごとにそれぞれこういった金額のものですから、入札だったり、随意契約のところもあるかもわかりませんが、その金額の何かベースになるような基準というのは、調査なり、お互い情報共有はされている部分はあるんですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 基本的にうちのほうでメーカーのほうに見積もりをとらせていただいて、そちらのほうで金額を選定する。また、各区でやはりデザインが違いますので、台東区の場合はレトロ調といったこだわりを持った車両をつくっております。ただ、やはり当初つくっていたフルボディーということではなくて、下位ボディーに平成21年度から変えて削減を図っているところではございますけれども、それでもやはりプラス四、五百万円かかっておりますので、他区さんとはちょっと金額が違うというところはございます。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 あと、めぐりんの、せっかくなんで伺っておきますが、例えば椅子の位置だとか、中の仕様が若干違っていたりしますよね。ああいうのはこういう新しく買いかえるときというのは、最新の車種みたいなのが大体あって、それに規定をしてオーダーかけるんですか。それとも、発注、今回メーカーさんとその間の方だと思うんですが、機種というんですか、メーカーの製造の、何ていうんですかね、新しさの指定とか、そういうのはあるんですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 基本的にはラインナップが余りあるわけではないので、ボディーのサイズの中でできることというのは限られております。やはり車椅子対応を1台にするのか、なくすのか、なくすというのはないんですけれども、中型を入れる場合は2台入れるのかとか、そういった視点はありますけれども、基本的には余りにないというふうに考えております。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 わかりました。そういったことも含めて、今後、メーカーさんに対して1地域の企業がこうして頑張っているということも、入札の健全性みたいなところもあるのかなとは思いますので、その点も含めてウオッチしていきたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長 では、よろしいですね。           (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これより採決いたします。  本案については、原案どおり決定することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、原案どおり決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、案件第6、陳情29−19、東京都人権プラザ分館の閉館後の活用を求めることについての陳情を議題といたします。  本件は、前回の委員会で継続審査となったものであります。  それでは、本件についてご審議願います。
     青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 人権プラザですよね。たしか3月の年度末で完全に閉館をされて、その後、解体等の準備が進んでいるというような話も伺っているんですが、現状どういう方向性になっているのか、あるいは地域とどのような話し合いが進んでいるのか、その点についてどなたかご説明できる方いらっしゃいますか。 ○委員長 人権・男女共同参画課長。 ◎清水良登 人権・男女共同参画課長 まず、人権プラザの管理につきましては、本年3月末の閉館後、閉鎖管理に移行しておりまして、巡回警備のほか、監視カメラによる24時間監視を既に実施してございます。それから、今後は、道路側に仮柵を立てて管理をしていくという予定であると聞いております。  また、今後の方針につきましては、建物を取り壊して更地にする予定であると聞いておりますが、その具体的なスケジュール等については現在のところ未定であると聞いております。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 あと何か地域と。 ○委員長 地域の状況。  人権・男女共同参画課長。 ◎清水良登 人権・男女共同参画課長 本年3月末の閉館後、閉館をしたということで地元の地区町会に対して東京都が説明を行っております。その際に私も同行して情報収集を行ってまいりましたが、閉館の状況につきましては了承をいただいたという状況でございます。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 閉館の状況について了承をもらったんですか。 ○委員長 人権・男女共同参画課長。 ◎清水良登 人権・男女共同参画課長 閉館についてはご了承をいただきまして、正確に申し上げますと、今後のことは区に任せたいというご発言をいただいております。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 わかりました。  では、ちょっともう1点聞いておきます。いわゆる一般的に考えると、閉館が決まり、取り壊しをするという前提で東京都さんのほうが動いているとすると、そうしたスケジュールだとか、予算も含めたそういう措置が淡々と進められていってもおかしくないなと思うんですが、そのスケジュールが未定にいまだになっているというのは、それはどういう事情があるのかご存じですか。 ○委員長 課長、先ほどの発言もそうなんだけれど、その後は区にお任せしますというと誤解が生じるような発言になるから、やはりその辺は細部にわたってちゃんと正確に話してください。でないと、区に任せますということは、その後の使用まで全部区に任せるという捉え方もできるから、やはりそこのところはちゃんと答えてください。 ◎清水良登 人権・男女共同参画課長 承知しました。 ○委員長 どうぞ、人権・男女共同参画課長。 ◎清水良登 人権・男女共同参画課長 今後のスケジュールは未定であるという点につきましては、今年度は、東京都は建物のアスベストや土壌汚染の調査を行うということを言っております。その調査結果を待たないと今後の解体に向けての設計ができないので、スケジュールについてはまだ未定であると伺っております。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 通常だと、そのアスベスト調査とかも含めて、アスベスト調査に何カ月、その後、実際取り壊しにかかるのはいついつですよとかいうのが通常の進行のプランだと思うんですが、何かアスベストですとか土壌汚染に未知数の部分があって、何かが出てしまったら延びるのがわかっていてというわけでもないんでしょう。 ○委員長 人権・男女共同参画課長。 ◎清水良登 人権・男女共同参画課長 その点については、東京都においてもまだこれから調査を行うので、把握をしていないという状況でございます。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 わかりました。ちょっとどういうご配慮があるのかわからないですけれども、通常でしたらアスベスト等の調査も含めて解体着手がいつごろと、それについての予算措置も当然されていてもおかしくないなと思うんですが、その部分が若干延びているのか、もしくは来年度に計画しているのかわからないですが、そういう状況であるということがわかりました。  それと、区にお任せするというのは、町会連合会のサイドの方たちがそういうことをおっしゃったということで、そこだけは一応確認といいますか、押さえておきます。  その上で、この陳情の取り扱いなんですが、今までもこうした今後の部分というのが、東京都なのか、あるいは台東区が請け負うのかの部分も含めて、まだまだ話し合いがきちんと方向が定まっていないということですので、陳情されている皆さんのいろいろな思いはしっかりと受けとめた上で引き続き経緯を見定めていくと。あるいは担当者の方には、東京都のほうとしっかりとした交渉を引き続き行っていくということを理由に付して、継続にしたいと思います。 ○委員長 秋間委員。 ◆秋間洋 委員 大阪の北部でああいう強い地震があり、そして、あの建物はそのまま残っているという中で、私、心配しているのは、やはり放置された状態で長く置かれることによる、老朽化と倒壊、あるいはさらなる、何ていうんですか、どんどんどんどん朽ち果てていくという、そういう状況であります。実は東京都に私も直接、担当の人権施策推進課長さんとお話ししましたけれども、台東区だったら、例えばそこの旧下谷小学校とか、あるいは旧坂本小学校とか、こういうところは法定的な点検、いわゆる建築基準法でいう最低限のお金をかけた施設の点検というのをやるんですけれど、東京都はそれもやらないというふうに言っていました。やらないということは朽ち果てるということですから、これはね。率直に言ったら、その課長さんは、もう閉鎖して誰も入らないと、先ほど監視カメラとかおっしゃっていましたけれども、そういう状況で、しかももうアスベストと土壌の調査をやっている過程であるから、法定的に公共施設は、これは特定建築物から除外されていますから、そういう点では法的に東京都は義務を果たしていないとは言わないけれども、しかし、やはり問題になる管理だなと私は思いました。  しかも、では、地元の、今まであそこを恒常的に使っていたサークルたくさんありますけれども、ちょっとその後、11グループの後追い調査をしますと、これは大体3つのところに、今まであそこを使っていたサークルさんは3つに分かれているというのがわかりました。1つは産業研修センター、もう一つは今戸社会教育館、あともう一つが民間の貸し会場ですね。この3つに大体分かれているというのがわかりました。  その中で、もういろいろな意見があります。例えば貸し出しの時間が、人権プラザの場合には1時間単位の料金で設定されたけれども、今戸社会教育館だとか産業研修センターになると、これは午後、夜間、午前という形の枠組みであって、事実上午後3時から夜7時までとなると、今までの会場費の倍以上かかってしまうというような、そういう声が出ていたり、あるいは書道サークルで子供たちが結構集まっていたサークルなどではですね。今まであそこの人権プラザでは、おやつがわりのね、こどもクラブでもおやつは出ますけれども、そういう放課後に来て、書道の教室をやるときに、先生たちが用意してお茶菓子程度を出せたのが、なかなか今度はやはり、区の区民館や社会教育施設になると、これは基本的に飲食禁止ですから、そういうところでやりにくくなっているとか、さまざまな意見が出ています。  そういう点で、目の前に建物があるのに借りられないという状況が続いているというのは、やはり私は、町会連合会の皆さんは、理解という点ではそれはそれとして見解だと思うんですけれども、実際にあそこを日常的に活用してきた方たちというのは、現実にはそういう状態に置かれているというのは、これはよく区の側も理解をしていただきたいというふうに思っています。  区は、この間も委員会では用地取得の方向というのを示しているんですね。だけれども、これについて東京都に何かしらの発信をしているのかと、これについてはどうなんですか。 ○委員長 企画課長。 ◎前田幹生 企画課長 東京都の動向がなかなかはっきりしないという状況はございますけれども、区としては非常に貴重な敷地であるということの認識をしておりまして、その点、都の総務局とは連絡をとり合いまして、引き続き情報収集に努めているというところでございます。  また、東京都におきまして何かしらの進捗が図られた際には、必ず本区のほうへご連絡をいただけるという形になって調整をしておりますので、引き続き東京都の動向についてはしっかりと注視をして、情報収集に努めてまいりたい、そのように考えているところでございます。 ○委員長 秋間委員。 ◆秋間洋 委員 東京都が活用という可能性はあるんですか、今、活用というお話があったんでちょっと気になったんだけれども。東京都が何か活用の情報があったら区に連絡するという。 ○委員長 企画課長。 ◎前田幹生 企画課長 滑舌が悪くて申しわけございません。  何か進捗があった場合にはこちらのほうにご連絡をいただけるということで、調整をしているところでございます。 ○委員長 秋間委員。 ◆秋間洋 委員 土壌の汚染だとかアスベスト含有物が建物にあるというふうな情報は、すぐにやはり区にいただくということは大事だというふうに思いますけれども、やはり区があそこをどういうふうにしていこうかという、こういう積極的な構想というのを持つという、そういう点で足りなさがやはり、両方とも見合ってしまっているという、東京都と区が見合ってしまった関係で、地元の人たちは時が流れていくのを手をこまねくしかないという、こういう状況が長く続くということはよくないと思うんですね。今、実際に活用していた人たちがそういう思いをしているわけですから、実際に建物はあそこにあって、残念ながら定期点検もしないという状態にあるわけで、これはやはり非常によくないんではないかなと。そういう点では、台東区もあそこの活用構想等を、今、たくさん活用構想があって大変ですけれども、しかし、もう少なくともあそこはあれだけ借りやすくて融通がきいて、しかも子供たちや高齢者の皆さんの元気につながっていた施設ですから、あるいは地場産業にも歴史的には寄与してきた施設ですので、そういう点ではやはりこの陳情者の意見というのは、ぜひこれからも区議会としても議論を続けていくという点で、私も継続で。 ○委員長 小坂委員。 ◆小坂義久 委員 今ちょっと意見と答弁いろいろとお伺いしたんですけれど、ちょっと東京都の今の見解といったらいいんでしょうかね、なかなかはっきりしないなということをまず感じました。その上で、こうした貴重な建物が台東区内にあるということで、やはりそういった活用とか、更地、今後のスケジュールにしても、何でそういう未定というか、まだはっきりしたものが立たないのかなと。いろいろな事情があるとは思うんですけれど、その辺のところをもっとスピード化して考えていただけるように、本区からもやはりもっと働きかけたほうがいいと思うんですよね。そういう意味においてやはり、何ていったらいいのかな、非常に今の陳情にもこのように、@、Aと陳情はありますけれど、やはりいろいろな意味で区における本当に貴重な建物、物件でありますのでね。やはり東京都の意向をまずしっかりと、本当にスケジュールをまず明確にしてもらうよう、しっかり働きかけていただきたい、働きかけていかなくてはいけないというふうに感じております。  陳情に関しては、これはもう継続でお願いします。 ○委員長 継続でよろしいですか。 ◆小坂義久 委員 はい。 ○委員長 石塚委員。 ◆石塚猛 委員 特にあれなんですけれどね。前の委員会で我々含めて全員で、もちろん東京都が売るということを明確にしていませんから、区は答えようがないんでしょうけれども、私たちはそういう状況をつくり、買おうではないかという気持ちになっているんですよね、もちろん区長を初め、区の行政のほうの考え方なんですけれども、これからそういうぐらい、積極的に区に任せるという意見も出ているわけですから、そのぐらいのこう、何ていうんですかね、ここで明言はできないんでしょうけれども、少なくとも私たちは、前回の委員会かな、前々回の委員会、この陳情が出たときに、買おうではないかという気持ちになっていることは統一だと思うんですよね。だから、そういう点、行政のほうも、もちろん東京都が曖昧だということは皆さんの意見からも出て、現実的にはわからない。しかし、見通し、あるいはそういう客観的な情勢が出てきた場合には、区が取得したいなというお気持ちはありますかね、そういう状況があるならば。 ○委員長 企画課長。 ◎前田幹生 企画課長 当然貴重な敷地だというところの認識は区としても十分持っているところでございますので、そうした東京都の動向を見据えて、そういった積極的な対応をしてまいりたい、そのように考えているところでございます。 ○委員長 石塚委員。 ◆石塚猛 委員 これね、非常にいい地形だし、場所も場所ですからね。当然そういうふうな想定も描いていただければありがたいなと思う。そして、この陳情は継続で。 ○委員長 副委員長。 ◆青鹿公男 副委員長 今、いろいろな意見も出ておりますが、私どもの会派としましても、東京都の進捗、十分見定めたいと思っております。前回から大きくは変わっておりませんので、私どもの会派も継続でお願いいたします。 ○委員長 これより採決いたします。  本件については、継続の意見が多数でありますので、継続することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、案件第7、陳情30−2、すべての原発の停止および再稼働を取り止める意見書の提出を求めることについての陳情を議題といたします。  本件は、前回の委員会で継続審査となったものであります。  それでは、本件について、ご審議願います。  小坂委員。 ◆小坂義久 委員 この陳情はね、もう前回も、伊方原発の関係も、訴訟の判決の関係とかも、やはりまだ訴訟中ということもあるということも含めて、また非常にやはり大きな問題ですよね、これは。国においてもいろいろと方向性がなかなかというか、本当に大きな問題なんで、引き続き継続でお願いします。 ○委員長 秋間委員。 ◆秋間洋 委員 この1週間だけでも大きな動きが幾つかありましたよね。玄海原発の4号機が16日に稼働すると。あと、東電は、福島の第二原発の廃炉方針を固めるというふうな、こういう大きな動きがありました。この陳情にもありますけれども、この広島高裁の伊方原発3号機の停止命令ですけれども、これを機に今非常に危惧されているのが安全神話のためのルールを変えていこうという、そういう動きが今強まっているということでありまして、そこのところはやはり私、特に地方自治体では、避難計画の問題で一番頭悩まされる同じ仲間として、地方自治体の議会は関心を持つ必要があるなと。  特に、例の原子力規制委員会の委員長の一声で評価基準、評価ガイドというものが、これが大きく変質をしつつあるという問題であります。この更田委員長が、一声で、例の広島高裁の判決があったのを受けて、今の、いわゆる火山ガイドと言われる原子力規制委員会の立地評価、この規定を逆立ちさせようとしているということを非常に危惧しているわけです。特に今、この火山評価の中で160キロメートル以内の火山、これに対する立地評価として、設計で対応が不可能な火砕流や溶岩流というのは、これはどんな対応をとっても、例えば津波の対応ですね、福島であれば。今度の場合には、これ、火山ですけれども、火砕流とか溶岩流などが原発の運用期間中に影響を及ぼす可能性が十分に小さいかどうかというのが今、立地の判断になっているわけですけれども、この十分に小さいという概念を、現在のやつで、これは十分に小さいということが言えないんだったら立地不適でできないというのが今、原子力規制委員会の基準であるのに、今後、この更田さんが口を挟んで、巨大噴火が発生する科学的に合理性のある具体的な根拠があるとは言えない場合というふうに、十分に小さいという概念を変えてしまう。これは非常に新たな原発の安全神話になりかねないと。特に今、阿蘇山の大噴火というのが9万年前ですか、これに遭って、これは明らかにもう伊方原発だとか玄海原発だとか、こういうところは160キロメートルの規制の立地不適の基準の中に入るわけですね。広島高裁は、これを問題だとして伊方原発はだめだよというふうに言ったわけで、ここがもう外されてしまうと、もうこれは司法でもなかなかまともな判断ができなくなるという、この辺のところを非常に危惧しています。  この福島第二原発は、もうオール福島の声ですね、県知事先頭に第二原発は廃炉にしてくれという、この声が実ったという点では、これはよかったなとは思うんですけれども、現在は、浪江町とか富岡町では戻ってきていいよと言われたってまだ1割しか住民が戻っていないわけですから、4万人以上の方たちがまだふるさとに帰れない状態でいるわけですから、そういう点ではこの陳情、継続でいいですけれども、しかし、やはり採択という方向にしないと、どんどん国は安全神話をまた振りまくという点での危険性だけは指摘しておきたいと。 ○委員長 継続ですね。 ◆秋間洋 委員 はい。 ○委員長 よろしいです、継続で。           (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 一応言っておきます。私も、これは会派の意見ではなくて個人の意見ということで毎回申し上げていますが、きちんとこの陳情については採択をして、台東区議会として国に意見書を上げておく、これが私の望む姿なんですが、これ、何といっても全会派の過半数以上の皆さんの賛成が必要なので、そうでなくて、継続としてこうして毎回発言の機会をいただけるのであれば、一言ずつ言っていきたいなと思っています。  今回は、ちょうど松戸市の清掃工場に視察に行ってきました。あそこには被災後3年にわたって焼却灰に放射線基準値以上の放射線が検出をされて、いまだに台東リバーサイドスポーツセンター体育館の倍ぐらいある屋内の保存場所に莫大な焼却灰が備蓄を、備蓄といいますか保存されていて、移動が禁止されていますから、今度、焼却場の改修の時期に入っているのに、そこのスペースが手をつけられないことによって、非常に負担のかかる形の焼却施設の改修計画というんですか、新築計画を進めざるを得ないということを聞いて、本当に衝撃を受けて帰ってまいりました。  そういった部分で、東京23区の清掃のほうでも一定の焼却灰が出て、あれは東京湾のほうに厳重に埋め立てや何かで保存といいますか、されていると思うんですが、まだまだ東京都においても非常に身近なところで事故の後遺症といいますか、これからも何万年にわたって背負っていかなくてはいけない負の遺産があるということです。  さらには、検査センターのほうの2階、3階だったかな。あそこでは、給食ですよね、学校給食の放射能の検査がいまだに行われているんですよ。そういうことを考えますと、そういった安全の部分を含めて担保されていないうちに、特に東電の柏崎刈羽原発を再稼働していくというのは、やはり民意としてもほとんどあり得ないという方が住民の方にも基本的に多いと思いますので、そういったことも含めて、できればぜひ皆さんにも再稼働反対ということをしっかりと申し上げていただければなと思いますが、今回はこの辺の意見開陳だけにさせていただきまして、継続でお願いします。 ○委員長 これより採決いたします。  本件については、継続の意見が多数でありますので、継続することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議がありませんので、そのように決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、案件第8、陳情30−3、核兵器禁止条約の署名・批准を国に求める意見書を採択することについての陳情を議題といたします。  本件は、前回の委員会で継続審査となったものであります。  それでは、本件について、ご審議願います。           (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 よろしいですか、これも前回、皆さん論議されているやつ。  これより採決いたします。  本件については、継続の意見が多数でありますので、継続することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議がありませんので、そのように決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、案件第9、陳情30−8、旧東京北部小包集中局の跡地使用に関することについての陳情を議題といたします。  本件は、前回の委員会で継続審査となったものであります。  それでは、本件について、ご審議願います。  これは、前回継続になって以後の何か変化があるなら、所管からちょっと説明を願います。
     用地・施設活用担当課長。 ◎原島悟 用地・施設活用担当課長 旧東京北部小包集中局跡地の活用検討につきましては、これまで本委員会にご報告してまいりましたとおり、本格活用の可能性を高めるため、まずは解体を進めていくという方向性に基づきまして、現在解体と清掃車庫等の施設整備を一体的に進めるための計画策定に向け、検討を進めているところでございます。  平成30年第1回定例会以降、地域の皆様には、本委員会への報告内容や今後の進め方などについてご説明させていただいております。さらに今月末には、施設の配置等について、地域の皆様と意見交換を行う予定でございます。以上でございます。 ○委員長 前回とそんなに変更がないようですけれど、地域にこれから説明に入るということなんで、継続でよろしいですか。           (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長 これより採決いたします。  本件については、継続の意見が多数でありますので、継続することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、案件第10、陳情30−10、同性パートナーシップの公的承認についての陳情を議題といたします。  本件は、新たに付託されたものであります。  事務局次長に陳情の趣旨を報告させます。           (伊東議会事務局次長報告) ○委員長 それでは、本件について、ご審議願います。  石川委員。 ◆石川義弘 委員 性的マイノリティーという形で出ているんですが、実はマイノリティーの人たちに関しては、自分のポジションを得るということに関しては、どの形でもある意味一定のものというのは大変だというのはあると思います。それも長年の問題の中で、権利とそれに発生する義務と、これは並行して本来は来るものだと思います。その義務が発生することによって、実はそれをどう条例に生かしていくのか、あるいは憲法制度の問題でどういうことになるのかということが本来は出てくると思います。  実は、この性的マイノリティーも含め、また障害者もそうなんですが、こういうものを憲法上どうやって扱っていくのかというのは、これ、実は非常に大きい影響を受けるものだと思います。特に上部団体である東京都がまたこれをどういうふうに考えていくのか、それを台東区がどうやってこれを受けていくのかという、実は3段階になってこないといけないと。1つずつ言えばいろいろ出るんでしょうけれども、まだまだ実は、権利の話は出ているんですが、どういうことが本来の問題点があるのかということに関して、まだまだわからないというところが実は多いのかなというふうに思っていますので、そういうことを協議するに当たって、もう少し考えなくてはいけないし、もう少しどういうものかを調べなくてはいけないなと。ただ、だから調べるといって何もしないというんではなくて、これだけいろいろ話になっていますから、皆さんがそれぞれ関心という意味では持っているんだと思います。それは関心という中でしっかり討議ができるように、さらに調べていくという必要があるのかなと思いますので、自民党としては継続したいと思います。 ○委員長 小坂委員。 ◆小坂義久 委員 この陳情、この同性パートナーシップの公的承認についてという今回陳情が出されましたが、それをちょっと包括する意味で、過日11日に行われましたね、松尾議員から一般質問をさせていただきました。その一般質問の中で、全ての区民が互いの多様性を尊重すると、また個性を生かして自分らしく生活することの重要性、誰も置き去りにしない共生社会の実現などを訴えさせていただきました。これについて区長答弁も、非常に前向きな答弁をいただいたなというふうに感じているんですけれど、多様性を尊重し合って誰もが自分らしく生活できる社会を実現することは重要であるというところの認識をしているという点とか、あと、相談体制についても、東京都において今、人権尊重の理念実現のための条例制定を検討しており、その中で相談窓口を設置する案が示されています。それを受けて、区の相談体制については、都と区の役割分担を踏まえて適切に対応してまいりますというような答弁をいただきました。  私が思うに、この性の多様性、こういうことに関するさらなる意識啓発に努めていくことは大変やはり重要であるというふうに考えております。――当然人は皆同じではないので、そうした意味で多様な生き方を受け入れることの大切さや、理解することによって互いが協調できる重要性というのは本当に必要かなというふうに思っております。  私たち、また我が会派、私の思いとしては、今回のこの陳情に関しては、性格上、私はやはり全会派が足並みそろえて、そういった賛同をしながら進めていきたいなというふうに私たちは思っております。実際3年以上前になりますけれど、ちょっとニュアンスは違うと思うんですが、台東区の男女平等推進基本条例、これが全会派一致で賛同して条例化されました、平成27年1月かな。そういうことも踏まえて、何度もこうした話し合いを重ねながら、議論を重ね合いながら、やはりそうした全会派が一致した方向で私はこれを、陳情を取り計らっていただきたいと思います。そのために今回は継続ということで、また勉強しながら、議論を重ねながらしっかりと対応してまいりたいというふうに思っております。  そこで、最後に委員長にお願いとしまして、もしできましたら、こうした対象者の方のちょっと生の声等を聞く機会、一応台東区においても、行政においても、講演会等や講座を開催するという、今後もそうしたさまざまな機会を通じて性の多様性に関する意識啓発に努めてまいるというような区長答弁をいただいたんですが、議会においてもそうした声を聞いていただけるような懇談会と言ったらいいんでしょうか、そういう機会を持っていただくようお願いしたいというふうに思います。 ○委員長 今のご提案は、議会全体としてそういう講演会をやれということなんですか、それとも、陳情者の方の意見を企画総務委員会として聞いてくれということなんですか、どちらですか。 ◆小坂義久 委員 できたら、台東区議会としまして――LGBTの対象者の声を聞く機会というか、そういう機会をできたら持っていただきたいなという提案です。 ○委員長 この陳情にかかわるんで。 ◆小坂義久 委員 はい。 ○委員長 この陳情が継続審査であるとするならば、やはりちょっとそれをやるのは時期尚早かな。 ◆小坂義久 委員 それの判断はお任せします。一応提案としてという形で。 ○委員長 ということで、よろしいですか。この陳情の結果次第で、採択されるんならそれはそれで議長にお願いして、全体として取り計らうかどうかするんですけれど、これが継続という形になると、まだどういうふうな、割り振りになっていないんで、それはちょっと委員会として今、結論を出すことができない。 ◆小坂義久 委員 いや、一応意見として言わせていただきます。 ○委員長 秋間委員。 ◆秋間洋 委員 理事者に質問を少ししますね。台東区は、この課題についてどういうふうに認識し、この間、どんな取り組みを行ってきたのかというのを教えていただきたいと思います。 ○委員長 人権・男女共同参画課長。 ◎清水良登 人権・男女共同参画課長 多様性を認め合い、誰もが自分らしく生きられる社会を実現するためには、やはり広く区民に意識啓発を行っていくこと、これが課題であると認識をしております。  これまでの取り組みにつきましては、広報たいとうやホームページなどの活用、また、性の多様性についての理解を深めるための講座を開催するなど、さまざまな機会を通じて啓発に努めてまいりました。 ○委員長 秋間委員。 ◆秋間洋 委員 昨年、10月27日に行われた台東区の講演会のこれ、パワーポイントを見て、ああ、もう非常に体系的でわかりやすくて目が開かれるというか、そういう思いで、あっ、こういう勉強をやはり全区民的にできたらいいなと、議会も含めて思いました。台東区はこういう取り組みやっているんですね。今、課長の答弁にもそういうのがありました。  ただ、台東区は既に男女平等推進基本条例があるんですね。台東区は、ここで、第2条で男女の概念、カテゴリーを規定していて、そのときに年齢にかかわらず全ての生物学的または心理的性別(性自認及び性的指向を含む)のものをいうというのがあって、既に台東区は今、先進区と言われている渋谷区だとか世田谷区だとか、これはやはり男女平等の条例の中で章立てを分けて渋谷区などやっていますし、あるいはもっと包括的な形で世田谷区などやっています。ただ、台東区も既にもう条例にあるんですよ、これは。           (「そうなんです」と呼ぶ者あり) ◆秋間洋 委員 そう。ここを私、ぜひ答弁していただきたかったなというふうに思います。というのは、台東区はね、というのはなぜかというと、先ほどの講演、台東区でやった、この先生の講演なんですけれども、ここに歴史的な問題での、地方自治体のこの間の取り組みがあるんですね。LGBT関連の国内法、自治体の動向というのが最後のほうにありまして、ここで、実は文京区は出ているんですよ、男女平等参画推進条例というね。台東区の表現と文京区の表現というのは、ちょっとニュアンスは違うけれども、ほとんど同じですよ。あれ、ここに台東区が何で出てこないのかなと逆に思ったぐらい。それは台東区も、やはりこの問題は大事な人権課題だと考えてこの間取り組んできて、議員でやった到達点があるんですよね。ここは先ほど石川委員、あるいは小坂委員もおっしゃったけれども、やはりゼロからの出発ではないし、もちろん講演会とか啓発活動というのは非常に大事であると。ただ、そのベースになっている条例も台東区にはもう既に存在しているということは、やはりこれはこの機会に大いに、私も含めてですけれども、認識を新たにしていく必要があるというふうに思います。  これまで、だから相談体制というのは、独自にこの問題だけでの相談体制はないけれども、しかし、既にここで苦情処理の問題とか規定されているわけです、条例でね。そういう点では、区に寄せられた相談というのは全然ないのかどうかということなんですね。この間、いわゆる性的マイノリティーの問題、SOGIだとかLGBTとかいろいろな言葉で言いますけれども、この問題での相談というのはどんなものがあったのか。あと、これは小・中学校、教育委員会、こういうようなところでも、一番文部科学省などもいじめの問題とのかかわりで通達を出していますけれども、そういう点では寄せられた相談ですね、こういうのがあったら示していただきたい。 ○委員長 人権・男女共同参画課長。 ◎清水良登 人権・男女共同参画課長 ご本人の特定を避けるという点や、あぶり出しを、これを避けるという点におきまして、概略でお答えをさせていただきます。こころと生きかたなんでも相談というのを人権・男女共同参画課で行っておりまして、これは電話相談でございますが、ケースといたしましては、心と性の不一致に悩まれている方が、それを周囲に打ち明けたところ、これの理解を得ることができなかったというようなご相談がございました。また、他の部署でも数件程度相談があったとは聞いております。この点については、答弁を差し控えさせていただきます。 ○委員長 秋間委員。 ◆秋間洋 委員 数件既にあったわけですよね。ですから、もちろん啓発だとか、あるいは区長答弁にもあった、そういう取り組みというのは大事なんだと思うんですね。ただ私も、何人か当事者から、区議団にも相談が昨年の年末には、例えばあったのは、台東区の、これはリアルに言ったほうがいいと思う、中核病院ですよ、中核病院で、事実上一緒に暮らしている方が緊急入院をしたと。当然ながらこれは見舞いに行って、病状とか心配で、容体を一緒に聞こうと思ったら、そこでシャットアウトされる。そして、もう何十年も連絡をとっていない弟さんと妹さんに連絡されてしまったと。不本意だという声というのがこれはあるわけで、現実に台東区の中核病院でもそういう事態があったわけですね、これはもう事実の問題ですから。  そういう相談が寄せられて、それでいたときにもちろんそういう方たち、あるいはこの問題で幾つか、いわゆる戸籍上は男性である、しかし、自分は女性と認識している。自分が好きな性というのはどうなのかと、これはまた別々の問題でしょう。そういう方と数人、私もお話を聞いてきて、この同性パートナーシップという、今いろいろな区でやられていることに対して、率直に言うと若干疑問を持っている方もいるんですよ。私は、この陳情そのものは採択されるべきだと思います。それは、協議を開始してくださいというふうなことであるから、これは私は、先ほど石川委員もおっしゃったけれども、これは合意できるんではないかなと、先ほど小坂委員も言ったし、これは合意できるんではないかな。だから、そういう点では、これは、陳情は採択すべきだなというふうに思います。  ただ、さまざまな考え方があるということだけは、つまりその方たちの多くは、同性パートナーシップというよりか、多様なパートナーシップだというふうにおっしゃいますね。同性パートナーというと、例えば心と体の、いわゆるちょっと卑俗な言い方ですけれど、心と体の違い、トランスジェンダーといいますけれど、そういうものだと同性という概念がまた非常に狭くなってしまう。むしろ多様なパートナーシップを公的承認してほしいという、それに向けた協議ということで、もっと広いんではないかなということ。  あと、この陳情でいうと、家族を形成し、社会から承認を得ることは人としての根源的な欲求ですという、ここのところが若干私はひっかかるのは、家族の中に包摂していいのかと。先ほどあったように、憲法の第13条ですからこれは。日本国民は全て個人として尊重されるという、ここにかかる問題ですから、そういう点では家族の中に包摂される、あるいは家族を形成することが根源的な欲求だという、ここはやはり議論する必要があるんだろうと。  だから、そういう点で、この陳情の趣旨はいいことだし、あと協議を開始してくださいという趣旨は、もうきょうだって採択できるんではないかなというふうに私、思いますので、この陳情については、これは採択を主張したいと思います。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 秋間委員からもございましたが、台東区議会として議員提案で男女平等推進基本条例をつくったときなんですが、あのときに実はすごい踏み込んで、性自認と性指向に関してしっかり文言に入れているんですね。私はどちらかというと進めているほうだったんですが、これ、この文言が入っているけれど皆さん大丈夫ですかということを幹事長会等でも再三確認をとったときも、これはもう若手といいますか、当時の進めている人たちがきちんとつくっているものだから大丈夫だというのは、あのとき現場に皆さんいらっしゃいましたよね。ですから、当然こうした陳情が出されたときには、台東区議会としては恐らくウエルカムで、もう即採択をして、行政に対してこうしたパートナーシップ条例、他区や他市で進んでいる部分に追いつけ追い越せというのが私は当然だなというふうに思っておりますので、今回も、即採択をしていきたいなということをまず申し上げておきます。  その上で、今、秋間委員からも、るるありましたが、細かい具体的な話とか、いろいろな他市や他区が進んでいる部分は、これもう皆さんいろいろな情報をいっぱい持っていらっしゃると思いますので、その点を繰り返して言うことは私はしません。ただ一点、今の議論の中で、権利と義務という話があったんですね。例えば今までも子供の権利の条約だったり、障害者の権利の条約だったりということがいろいろ出てきて、このジャンルに関しても急激に進んでいったと、欧米並みに見直しが進められていったということなんですが、この性的マイノリティーのお話になったときに、いろいろなパートナーシップ条例、もちろん義務規定はあると思いますが、課題になってしまうような義務規定というのは、何かあるんですか。 ○委員長 人権・男女共同参画課長。 ◎清水良登 人権・男女共同参画課長 権利や義務につきましては、婚姻制度との比較について述べられていることが多いと認識しております。一例を挙げますと、例えば相続、それから社会保障などの分野におきまして、権利や義務、それがパートナーシップ制度では生じませんので、そういった部分について課題があると言われております。 ◆青柳雅之 委員 わかりました。その部分ですね、よくわかりました。  では、もう1点なんですが、これは質問ではないんですけれども、今それで、何で東京都のほうが急いで9月に条例をつくろうとしているかということの一つの理由は、これ、オリンピックの話ですね。ソチオリンピックのときに、開会式ですよね、あのときにアメリカ大統領、そしてドイツ、フランスも開会式をボイコットしたという事件があったんですよ。これは何かというと、ロシアであったり、当時のソチ市長が極めて性的マイノリティーの人たちに対する差別といいますか、バッシングをしたと。あと、場所によってはレインボーのフラッグを掲げて、オリンピックの聖火を応援しただけでその方たちが拘束をされるという事態まで起きまして、そういった人権問題に抗議をするという意味で、正式な表明はされていないですが、オリンピックをボイコットしたということです。  ですので、今、世界基準では、自治体も含めて、こうした性的マイノリティーの皆さんが、一つの権利を持っていくことというのは当たり前に整備をされていかなくてはいけないという時代に入っていて、特に台東区は、これだけの国際観光都市であり、あるいはオリンピックに向けていろいろな外国人のインバウンドの受け入れをしようというときに、こうした地域に暮らす性的マイノリティーの皆さんのいろいろな権利だとか制度が整っていないというのは、あなたに説教しているわけではないんですが、国際基準としてはやはりちょっと大分問題があるなというふうに思いますので、こうしたものを整えていく方向性は皆さん一緒だと思いますので、この陳情を採択即することだけが近道だとは思っていませんので、逆に原発の問題と一緒で、こうして継続で残していただいて、それぞれの会派の皆さんのご意見をしっかり頂戴するという時間も必要だと思っています。  それと、最後に伺いますが、これは議会ですとか、あるいはいろいろこうした問題意識を持っている方たちだけが先行していっても、いろいろあつれきが大きいというのも大きな課題なんですね。あるいは世代間のギャップというのも非常に言われていまして、いろいろアンケートをとると、20代、30代、あるいは40代ぐらいまでは、極めて理解ですとか、あるいは差別意識もないんですが、一定の年齢以上の方になると、もう明らかに逆転をしていくというのがありまして、これ、啓発といいますか、理解を進めていくことの作業というのが、実は非常に重要だと思っていますが、その点については、今後小さな所管課で大変だとは思いますが、いかがでしょうか。何かプランはございますでしょうか。 ○委員長 小さな所管は余分だよ。  人権・男女共同参画課長。 ◎清水良登 人権・男女共同参画課長 昨年に引き続き、今年度も性の多様性についてはテーマとして取り扱っていくことを考えております。現段階の案ではございますが、区として人権の一番大きなイベントでございます人権のつどい、こちらでテーマとして取り上げていくことを考えております。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 所管課の壁にいろいろポスターが張ってありますよね。デザイン性の高いポスターが張ってあるんですが、例えば所管課のほうが主催になっていろいろと人集めをしても、なかなかそういう問題意識を持った方がどちらかというと集まって、いわゆるあまねく方々になかなか届かないと思うので、そろそろ世界遺産のときに、あの所管課がいろいろなイベントに出張っていって、のぼりを立てたりとか、チラシをまいたりとかという運動をして区民の意識を高めていったという実績がありますから、人権・男女共同参画課のほうも、できれば区内のいろいろなイベントのときにブースを出すとか、あるいは参加されている方に何かアピールの機会をいただくとか、そういう、何ていうんですか、工夫が必要なんではないかななんて思っていますが、いかがでしょうか。 ○委員長 人権・男女共同参画課長。 ◎清水良登 人権・男女共同参画課長 ただいま委員からご提案いただいた方法も含めまして、さまざまな啓発方法について考えてまいります。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 ということで、私個人としてはもうぜひ採択をして早急に進めたいと思いますが、この問題について深く掘り下げていく時間も必要だなというふうに思いますので、継続の意見の皆さんが多いようでしたら、継続で結構です。 ○委員長 青鹿副委員長。 ◆青鹿公男 副委員長 私どもの会派としましても、この問題は重要な内容と認識をしております。  ちょっとだけ数字を言いますと、LGBTの専門のシンクタンクの総合研究所が全国の20歳から59歳の個人10万人を対象に調査をしたところ、約8%がLGBTと回答しております。電通も2015年にアンケートをとったところ、13人に1人、割り戻すと7.6%ということですので、8%がほぼほぼなんだなというふうに思います。単純に台東区の人口を計算しますと、約1万6,000人が8%に当たりますので、ああ、結構な数なんだなというのを認識しております。  そんな中、台東区の基本構想の中間答申の第3章において、多様な主体と連携した区政運営の推進の4つのうちの1つ、平和と多様性の尊重の中でも、年齢、性別、そして国籍、障害の有無にかかわらず、全ての人々の人権が尊重され、生き生きと生活し、多様な人々がさまざまな場面で活躍できる地域社会を構築していくというふうに、もう既にございます。先ほどもお話ありましたが、さらに区としても性の多様性をテーマとした講座や講演会を開催するなど、意識啓発に努めていると今もお話を伺いましたし、私もミレニアムホールでやったやつにつきましては、参加をさせていただいております。  私どもの会派では大変本当に重要な内容と認識している上でお話しすると、東京都も先ほど出ましたとおり、9月に議会に条例案を出すと。その際は、LGBTだけではなくて、ヘイトスピーチについても上げるというふうに言っておりますので、この動向も会派としても見たいですし、あと、皆さんの意見で継続の意見が大変多いので、私どもの会派としましても、今回につきましては継続でやらせていただきます。 ○委員長 秋間委員。 ◆秋間洋 委員 いいですよ、継続で。 ○委員長 継続でよろしいですか。 ◆秋間洋 委員 はい。 ○委員長 先ほど小坂委員の発言のうち、一部配慮を要する部分が見受けられましたので、後日、会議録を確認し、必要な場合は委員長において善処いたしますので、よろしいでしょうか。           (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長 これより採決いたします。  本件については、継続の意見が多数でありますので、継続することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、案件第11、特定事件の継続調査についてを議題といたします。  おはかりいたします。  本委員会の特定事件については、議長に閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、本委員会の特定事件の継続調査については、そのように決定いたしました。  以上で案件の審議を終了いたしましたので、事務局次長に委員会報告書を朗読させます。  なお、年月日、委員長名、議長名及び陳情者の住所、氏名の朗読については省略いたします。           (伊東議会事務局次長朗読) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、理事者から報告がありますので、ご聴取願います。  なお、同じ所管からの報告については一括して聴取いたします。  初めに、広告付区政情報モニター機器の変更について、広報課長報告願います。 ◎横倉亨 広報課長 それでは、広告付区政情報モニター機器の変更について、ご報告申し上げます。  資料1をごらんください。項番1、機器の変更の概要でございます。広告事業などの推進に向けて、平成25年度に庁舎と生涯学習センターに広告付区政情報モニターを導入いたしました。この機器の設置期間が終了したため、機器を変更し、運用を行うことで引き続き広告事業の推進と区民への区政情報提供の充実を図っていくものでございます。  項番2、機器の設置場所でございます。初めに、(1)区役所本庁舎1階です。設置場所は庁舎1階正面玄関自動交付機撤去跡と戸籍住民サービス課待合スペースです。自動交付機撤去跡には、イメージ図にあります機器を1セット設置いたします。イメージ図左側より赤枠のモニター1と記載があります区政情報モニター、その下にフィルムでの表示の周辺地図、次に、フィルムでの表示の台東区内全域地図、最後に、広告用モニターの1セットの機器に変更されます。外形の寸法は、記載のとおりでございます。また、戸籍住民サービス課待合スペースには、赤枠モニター2と記載がある区政情報のみの放映のモニターを設置いたします。  次に、(2)生涯学習センター1階です。設置場所は生涯学習センター1階、エレベーター横、電光掲示板撤去跡とエレベーター前の壁です。電光掲示板撤去跡には、イメージ図にあります機器を1セット設置いたします。イメージ図左側より生涯学習センターの館内案内図、会議室情報モニター、赤枠モニター3と記載があります区政情報モニター、次に、フィルムでの表示の台東区内全域地図、最後に、広告用モニターの1セットの機器に変更されます。外形の寸法は、記載のとおりです。また、生涯学習センター内のエレベーター前には、赤枠モニター4と記載がある区政情報のみ放映のモニターを1台設置いたします。
     恐れ入ります。裏面をごらんくださいませ。項番3、機器の変更点でございます。大きな変更点は3点ございます。1点目は、前回のモニターは区政情報と広告を同じモニターで交互に情報提供していましたが、変更後は、それぞれの情報を別モニターで無音で情報提供いたします。2点目は、台東区主要施設と広告掲載施設を区内全域地図に掲示いたします。3点目は、生涯学習センターの設置機器において、生涯学習センターの会議室情報と館内案内地図を掲載いたします。  項番4、放映時間です。時間は、各設置場所の開庁、開館時間の予定です。  項番5、契約期間です。記載のとおり1年間で、最長5年間まで更新可能です。  項番6、設置・運用事業者です。事業者は表示灯株式会社東京支社です。今回の機器の代金や設置経費などは、全て事業者の負担となります。  項番7、広告掲載賃料です。金額は消費税込みで月額6万1,560円です。  項番8、今後のスケジュールでございます。本委員会に報告後、7月15日に設置工事を実施、生涯学習センターは16日、庁舎には17日、それぞれ運用を開始する予定です。  報告は以上です。よろしくお願い申し上げます。           (委員長退席、副委員長着席) ○副委員長(青鹿公男) ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。           (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○副委員長 次に、道路改良工事(30−04)請負契約の締結について及び土地の取得について、経理課長、報告願います。 ◎雨宮真一郎 経理課長 それでは、資料4によりまして、道路改良工事(30−04)請負契約の締結について、ご報告いたします。  本件は、1億円以上の工事請負契約のため、本委員会でご報告させていただくものでございます。  項番2、契約の方法は制限付一般競争入札でございます。項番3、契約金額は消費税込み1億1,124万円で、項番4、契約の相手方は株式会社浜工務店でございます。項番5、工事概要、項番6、入札日時は記載のとおりでございます。項番7、契約日は平成30年6月4日で、項番8、工期は平成30年6月5日から平成31年3月15日までとなっております。  恐れ入りますが、裏面の入札経過調書をごらんください。本件は、2社による入札となり、第2回目の入札で株式会社浜工務店が消費税抜き1億300万円で落札したものでございます。  道路改良工事(30−04)請負契約の締結についてのご報告は以上でございます。  続きまして、土地の取得について、ご報告いたします。  資料5をごらんください。本件は、6月19日開催の産業建設委員会におきまして、所管課の地区整備課からご報告をさせていただいているところでございます。  項番1、取得物件でございます。(1)所在地番は谷中5丁目310番10の一部、面積は約16平米、約5坪となっております。(2)所在地番は谷中5丁目310番9の一部、面積は約2平米、約0.6坪となっております。  項番2、取得目的は記載のとおりでございます。  項番3、取得物件案内図が裏面2ページとなっておりますので、後ほどご参照ください。  項番4、今後の予定でございます。7月下旬に開催予定の財産価格審議会を経まして、土地売買契約を締結してまいります。  土地の取得についてのご報告は以上でございます。  私からの報告は以上でございます。 ○副委員長 初めに、道路改良工事(30−04)請負契約の締結について、ご質問がありましたらどうぞ。           (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○副委員長 次に、土地の取得について、ご質問がございましたらどうぞ。           (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○副委員長 次に、「特別区全国連携プロジェクト」の取組みについて、都市交流課長、報告願います。 ◎廣部正明 都市交流課長 それでは、お手元の資料6に基づきまして「特別区全国連携プロジェクト」の取組みについて、ご説明申し上げます。  初めに、項番1、プロジェクトの概要でございます。本プロジェクトは特別区と全国各地域がともに発展・成長し、共存共栄を図ることを目的に、産業、文化、スポーツなどさまざまな分野で新たな連携や交流を行う取り組みとして、平成26年9月に特別区長会が立ち上げたプロジェクトで、特別区が一体となり推進しております。  項番2、プロジェクトの主要事業でございます。(1)特別区が一体となった連携事業の実施でございますが、本プロジェクトでは、特別区が一体となって地域活性化などに関するシンポジウムや講演会を開催するとともに、各区では全国各地の観光振興や物産販売などのイベントで、地域の魅力を発信し、区民の関心を高めたりしております。  また、東日本大震災の復興を願い、東北6県が実施している東北絆まつりへの協力や、区政会館などを活用した各地の情報発信、PRなどを行っております。  (2)市長会・町村会との広域連携の推進でございます。区長会は、プロジェクトの取り組みの一つとして、より効果的な連携に関する事業を実施するため、全国各地域の市長会・町村会との広域的連携を締結しております。現在、全国8道府県、11の市長会・町村会と連携協力に関する協定を締結しております。  また、区長会が本年4月に公表した「特別区全国連携プロジェクトの今後の展開について(中間のまとめ)」では、広域連携協定を締結している市長会・町村会と特別区の複数自治体による計画を共同策定し、新たな連携スタイルを確立していく方針でございます。  項番3、北海道十勝地域と台東区・墨田区との交流推進計画の策定でございます。現在、特別区長会は、北海道町村会との広域連携協定を締結しており、また、台東区は、北海道十勝地域内にあります鹿追町と連携協定を締結しております。  また、昨年、台東区と墨田区は姉妹区提携40周年を迎え、墨田区とは引き続き各分野における交流を深め、地域の活性化を図っていくことに努めております。  このようなことから、本区は、市長会が4月に公表した中間のまとめに基づき、台東区・墨田区・北海道十勝地域の3者で交流推進計画を共同策定し、新たな都市間連携を進めていくものでございます。  恐れ入りますが、資料の裏面をごらんください。項番4、今後のスケジュールでございます。本年9月を目途に、交流推進計画案を台東区・墨田区・十勝地域の3者で共同策定し、その後、第3回区議会定例会の本委員会において内容等をご報告する予定でございます。  計画の内容につきましては、台東区・墨田区・十勝地域と協議を重ねて進めてまいります。  その後、交流推進計画を国へ申請し、平成31年3月に認定を受ける予定でございます。交流推進計画に基づく3者による広域連携事業は、平成31年度から35年度までの5年間にわたり進めていく予定でございます。  また、31年度から3者による広域連携の交流推進に先立ちまして、本年10月以降、特別区長会、台東区、墨田区が十勝地域のPRを実施する予定でございます。具体的な内容につきましては、現在検討しております。  最後に、本日お手元に区長会が作成いたしました特別区全国連携プロジェクトの冊子を添付させていただきましたので、後ほどごらんいただければと存じます。  ご説明は以上でございます。           (副委員長退席、委員長着席) ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  石塚委員。 ◆石塚猛 委員 この質問に直接かかわり合いはないんですがね、ふるさと交流ショップの今の利用状況というのはどうですか。 ○委員長 都市交流課長。 ◎廣部正明 都市交流課長 ふるさと交流ショップ台東のご質問かと思いますけれども、昨年の7月にオープンしまして、現在1週間から二、三週間を単位に出店しています。出店者の自治体からの報告によりますと、予想以上の来客があると。また、リピーターの方が多くて、来週は何だろう、次は何だろうというようなお客さんが多いと思います。また、商店街の理事長さんとのお話でも、商店街のほうも協力をしていただいて、一部のお店では物の交流なども進めており、おおむね好評を得ていると認識しております。 ○委員長 石塚委員。 ◆石塚猛 委員 正直言うと、年内は全部決まっているようですね。空きがないんですよ。だから、今申し込まれてもちょっと困るなという、そのぐらい盛況です。  ただ、正直に言って、あんまり追求してはいけないんでしょうけれども、そんなに利益になっていないような気もする。やはりスタッフが、例えば鹿追町から来て、4週間。担当が1人来て、あとはアルバイトですけれど、寝泊まりなどしていても、帰りたいだろうと私が尋ねたら、いやいや、そんなことありませんと無理に言っていたけれどね。ただ、その人などとちょっと私、交流しますと、商店街の人たちと非常に交流を持つんだね。あれ、やはり大したものですよ。商店街で、もう北海道に帰って同じことなどできっこないわけですよ。私、北海道は四、五回行きましたけれども、やはりだだっ広い土地に民家がぽつんぽつん、町並みが、例えば鹿追町でいくと台東区の40倍、人口が6,000人、牛とか馬のほうがはるかに多いということですけれども、しかし、そういう人たちが台東区の千束通りのふるさと交流ショップに来て、品物を、まあ、やはりまちの心を、期待をして来て、あるいはそれを商店街のことだけではなくて、いろいろなことをニュースにして持ち帰っているんだと思う。  間違いなく私が、ふるさと交流ショップが開店してから、鹿追町が来ているときに、必ず町長は来ますね。あるいは、議会の幹部の人も来ます。その都度、私のところの携帯にかかってきて、会えれば会ったりして、食事したりして、いろいろな意見交換をするようにですね。いろいろなことを話ししているうちに、やはり北海道と台東区、遠いですよ、非常に遠い。だから、交通費や何かを考えると非常につらいところがあるだろうと思うんですけれども、例えば町長がこちらへ、台東区へ来るときには、必ず市町村会館へ寄って、あるいは議員会館へ寄って、必ず陳情に来て、手土産を持って帰っていますよね。そのぐらいの根性のある人が台東区を狙いつけていますから、防災協定などもこれから、例えば鹿追町だけのことをいうとちょっと嫌われてしまうかもわかりませんけれども、例えば30前の男性で、台東区や東京で関東で仕事がない。しかし、北海道に来て働いたら月20万円、2年間出し続けるよ。それで、仕事をして、覚えて、住むんだったら、また条件出して、住めるような条件を出すよと、町長などと2人で話ししていますけれどね。  やはり北海道へ何回か行ってみて、別荘を買えよとか何か言われていますけれども、買ってしまおうかなとも思っていますけれども、100万円ですからね。維持費がもっとかかるでしょうから考えていますけれども、やはり北海道の自然を子供たちにどうしても私は味わわせたい。あの満天の星など見ると、これは子供たちが喜びますし、雪の中に放り投げると1時間ぐらいのたうち回っていますよ。そして、そば打ちなど一緒にやらせますと、真剣にそば打ちやりますよ。北海道まで行ってそば打ちでなくても、埼玉県でもできるし千葉県でもできるんだけれど、北海道のそばもおいしいですね。  そういうふうにして、これが区長会、市長会に、特に墨田区との提携で、北海道の18もの町村とつき合いができるなんて、私など夢のようですね。と思いながら、担当としてこれからのいろいろな区長会の思いを受け継いで、これからどのようにこれを執行していくか、ざっとでいいですから、お話しいただきたい。今、一回したか。だけど、もう1回。 ○委員長 都市交流課長。 ◎廣部正明 都市交流課長 今、石塚委員のほうからご質問、今回、単独同士の都市間交流ではなくて広域的な、エリアとエリアの交流でございます。お互い、北海道のいいところや、石塚委員がおっしゃった、北海道はやはり何といっても雄大な自然、あと東京では体験できないようなこと、一方では、北海道では、十勝地域においては知名度が低いとか、人口が少ないみたいな、そういう課題もあるそうでございます。そういうところをうまくというんですか、北海道側と協議をして、東京にないもの、お互いにいいところを活用して交流推進計画などをつくっていきたいと思います。人のつながりとかにつながれば将来的にはいいとは考えておりますけれども、まずは3者においてどういうことが計画できるのかというのを確実に進めていきたいと思います。 ○委員長 石塚委員。 ◆石塚猛 委員 特に、都市間交流ということを進めておられるし、また、担当課も非常に考えていると思うんですが、これ、実は交流というのはお金がかかりますよね、正直言うと。こちらから行くのもお金がかかるし、来てくれるのも金がかかる、交通費のことなんですけれども。これらはやはりお互いさまですので、呼ぶのに予算をというのはちょっと難しいと思うんですが、交流を推進するという意味で何らかの助成を、あるいは東京都などにも求めてもいいような気がするんですけれども、これ、担当としてはどういうふうに考えていますか。 ○委員長 都市交流課長。 ◎廣部正明 都市交流課長 経費につきましては、これからの事業内容の規模によって考えております。こちらの事業につきましては、国の地方創生推進交付金の事業でございまして、国の交付金、経費を活用して進めてまいる予定でございます。また、あと特別区長会のほうの助成金とかも、今これから細かい部分については検討を進め始めたというところでございます。           (「関連」と呼ぶ者あり) ○委員長 石川委員。 ◆石川義弘 委員 連携関係をやるに当たって、向こうからこちらで、ワンウェイばかりで来ているというのはちょっとやはりいろいろ問題があるのかなと。台東区内でも、実はうまく行ったり来たりをしているところは比較的やはり長く続いているというふうに思っています。特に、村山市などだとずっと少年野球続いていますし、やはりこういう根本的なところで民間との最終的な連携がないと、実はうまくいってこないのかなと。その間は、もちろん行政の方、あるいは石塚議員みたいに議員が中心になって何回も行ったり来たりいうことをやっていかないと、逆に言うと民間まで続いていかない。それにしても、民間を連れていくというのは、やはりそれなりの予算を組まないと難しいのかなというふうに思っています。ふるさと創生資金の中では、こちらに来ることに関してはたしか出るんですが、こちらの人を向こうへ呼ぶことに関しては非常にやはり難しいんではないかなというふうに思っていますので、ぜひそういう意味では、中小企業のいいものを、台東区内にあるものを宣伝するという姿勢からも、やはり連れていける資金を若干どこかから捻出していただけるといいなというふうに思います。  特に台東区内というのは、意外と有名だと思っている商売はあるんですが、本人たちが思っているだけで、全国ネットになっているようなお店ばかりではないんですよ。うちのよく知っている亀十なんていうのは、どら焼きとしては非常に東京都内では有名なんですが、地方へ行くとまだまだ知られていないみたいなところが実はたくさんあります。そういう意味では、そういうものを持っていく、あるいは持っていって、こういうお店があるんだよという紹介をしていくというのも、企業体を一つ大きくする一つの方法ですので、ぜひその辺もあわせて検討しておいていただきたいなと。  そういう意味では、都市交流課だけではなくて産業部のほうも含めてやらないといけないと思いますので、交流というのは全体的にはそういういろいろな部がかかわらないといけないんだと思っていますので、ぜひその間をとってしっかりやっていただければなというふうに思っていますので、よろしくお願いします。 ○委員長 よろしいですね。  青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 では、ちょっと絞って伺いますが、今回十勝地方ということで、あと町村会ということなんですが、これ、いわゆる十勝市町とか十勝地域というと帯広市が入ってくるんですけれど、これ、取り扱いといいますか、どういう連携になってくるんでしょうか。 ○委員長 都市交流課長。 ◎廣部正明 都市交流課長 十勝地域の中の今は18町村なので、帯広市はこの中には入っていないんですけれど、帯広市に関しては、今、参画する予定で、区長会を通じて進めております。 ◆青柳雅之 委員 わかりました。いわゆる町村会というと入らないということなんで、今のお話聞いてわかりました。  今後、今まで鹿追町さん中心だったのが、これだけふえてくると、結構いろいろな連携、可能性もふえてきますが、大変な部分も出てくると思うんですが、その辺どうやって整理していくのかなと思って。例えば今回、企画総務委員会という枠組みでも、会派という枠組みでも、ちょっと現地まで行かなくてはなんて思っているんですが、多分これ、18町村回るだけで、数日間では多分行けないぐらいの感じなので、その点も含めるとどういう連携をとっていくのかなというのだけ、ちょっとプランがありましたら。 ○委員長 都市交流課長。 ◎廣部正明 都市交流課長 委員おっしゃるとおりで、エリアは本当に、十勝地域というのは岐阜県と同じぐらいの面積があるようなところで、本当に1日で回れるようなところではございません。策定計画をつくるに当たりましても、今は区長会を介しまして先方の十勝町村会とやっておりますけれども、どういう交流ができるか、まずはこれから検討を始めていくところでございます。書類のやりとりだけではなくて、直接十勝地域と話して、エリアエリアでやっていくのか、テーマを絞った交流というのも考えていく予定でございます。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 わかりました。これからということですね。  では、あと次なんですが、このパンフレットの中に台東区の交流が1個、文化芸術振興ということで、これは3ページですか、代表的な事例として挙げられています。長浜市の「びわ湖長浜KANNON HOUSE」ですね。ここを代表的な成果として上げられているんですが、この長浜市さんとの交流というのは今どんな展開がされているのかだけ教えてください。 ○委員長 都市交流課長。 ◎廣部正明 都市交流課長 滋賀県の長浜市とは、こちら平成29年4月から特定分野での連携協定を締結して、文化、観光、産業の分野で交流を図っております。委員がおっしゃったように、上野にあります「びわ湖長浜KANNON HOUSE」において、長浜市の観音像や文化を紹介する交流、また、東京藝術大学と共同で特別展などを開催した実績があります。今後も台東区と長浜市で文化、観光の分野でうまく連携を図っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆青柳雅之 委員 わかりました。  では、最後になりますが、このパンフレットの中で、広域で町村会とか市長会と連携をとっているのが、北海道以外に京都府とか青森県、あるいは千葉県、広島県とありますが、今後、こういう形で広域の連携同士で新たに割り当てというのかな、手挙げなのかな、ふえていくプランというのは、区長会なりそういうところでは出ているんでしょうか。 ○委員長 都市交流課長。 ◎廣部正明 都市交流課長 現在、京都府の市長会、山城地域というところ、宇治市、宇治周辺の町村を含めたところと、目黒区と渋谷区が同じように来年度から広域連携を進めていく予定でございます。その後につきましては、31年度以降も同じような複数自治体による交流を今、検討しております。具体的にどこというのは今現在ちょっと検討しているところですので、具体的なことは今はちょっと検討中でございます。 ◆青柳雅之 委員 わかりました。今までどちらかというと、姉妹・友好都市含めて、内陸部が多かったんですね、山の幸といいますか。今回、この十勝地域ということで、海岸沿いといいますか、海の幸なども交流ができるようになったので、そういった部分はいっぱい期待をしたいなというふうに思っていますし、交流大好きなんで、ぜひこれからも進めていただきたいなというふうに思います。以上です。 ○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。  理事者からの報告は以上であります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 以上で本日予定されたものは全て終了いたしました。  その他、ご発言がありましたら、どうぞ。           (「なし」と呼ぶ者あり) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 これをもちまして企画総務委員会を閉会いたします。
              午後 0時08分閉会...