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平成29年12月交通対策・地区整備特別委員会-12月07日-01号

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  1. 台東区議会 2017-12-07
    平成29年12月交通対策・地区整備特別委員会-12月07日-01号


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    平成29年12月交通対策地区整備特別委員会-12月07日-01号平成29年12月交通対策地区整備特別委員会 交通対策地区整備特別委員会会議録 1 開会年月日   平成29年12月7日(木) 2 開会場所    議会第3会議室 3 出 席 者   委員長 鈴 木   純    副委員長 伊 藤 延 子   (13人)   委員  中 澤 史 夫    委員   青 鹿 公 男           委員  石 川 義 弘    委員   水 島 道 徳           委員  寺 田   晃    委員   冨 永 龍 司           委員  太 田 雅 久    委員   君 塚 裕 史           委員  木 下 悦 希    委員   田 中 伸 宏           議長  河 野 純之佐 4 欠 席 者   (0人) 5 委員外議員   (0人)
    6 出席理事者   区長                    服 部 征 夫           副区長                   荒 川 聡一郎           都市づくり部長               伴   宣 久           都市計画課長                原 嶋 伸 夫           まちづくり推進課長             浦 里 健太郎           地区整備課長                越 智 浩 史           都市づくり部参事             植 野   譲           都市づくり部参事             大 野 邦 仁           土木担当部長                髙 栁 正 治           交通対策課長                石 川 洋 二 7 議会事務局   事務局長      内 田 健 一           事務局次長     伊 東 孝 之           議事調査係長    行 田 俊 男           議事調査係主査   森 田 孝 次           書  記      西 村 健 志 8 案件   案件第1 陳情29-14 ライドシェア・白タク合法化反対意見書採択を求めること                についての陳情   案件第2 交通対策及び地区整備について  ◎理事者報告事項都市づくり部】   1.東上野四・五丁目地区まちづくりにおける土地交換について                      ……………………資料1 まちづくり推進課長土木担当】   1.「東西めぐりん」におけるお彼岸ダイヤ実施結果及び今後の取組みについて                      ……………………………資料2 交通対策課長           午前 9時59分開会 ○委員長鈴木純) ただいまから、交通対策地区整備特別委員会を開会いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――委員長 初めに、区長から挨拶があります。 ◎服部征夫 区長 おはようございます。よろしくお願いします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――委員長 本日は、卓上マイクのスイッチを必ず押してから、ご発言願います。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――委員長 次に、理事者の方に申し上げます。  付託案件の終了後、所管の部の報告事項が終了した時点で、ご退席いただいて結構です。  また、報告事項のない部については、付託案件が終了した時点で、ご退席いただいて結構です。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――委員長 次に、傍聴についておはかりいたします。  本日提出される傍聴願については、許可いたしたいと思いますが、いかがでしょうか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。  それでは、審議に入らせていただきます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――委員長 初めに、案件第1、陳情29-14、ライドシェア・白タク合法化反対意見書採択を求めることについての陳情議題といたします。  本件は、前回委員会継続審査となったものであります。  それでは、本件について、ご審議願います。  君塚委員。 ◆君塚裕史 委員 これにつきましては、今まさにこの陳情者の言わんとしていることはよくわかるんですけれど、この文章から見ると、意味がちょっと二通りとれるのではないかなというふうに思いまして、一つは全くのライドシェアに対するものと、もう一つ白タク反対という形のものというのが出てきているんで、その辺をちょっとやはり陳情者の方にはっきり整理していただいて、再度出し直しをしていただいてということで、私のほうは継続ということでお願いします。 ○委員長 中澤委員。 ◆中澤史夫 委員 前回継続でしたので、若干、少し経過を見ていたんですけれども、ちなみにこれ、今回こういうような意見が出て、台東区のほうに、例えばこういう事業者のほうから問い合わせとかいうのはあったかどうか、教えてもらってよろしいですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 確認ですけれど、国家戦略特区に関するということでよろしいでしょうか。 ◆中澤史夫 委員 よろしいです、はい。 ◎石川洋二 交通対策課長 そちらについては、現在のところ問い合わせはございません。 ○委員長 中澤委員。 ◆中澤史夫 委員 問い合わせがないということで、もともとこの事業に関しては、前回、私も言わせていただいたように、ライドシェアは認めないこととか、白タク行為となることを防ぐ観点から、事実上営利事業とならないよう万全の対策を講じることと、附帯決議でしっかり書かれている部分では、かなり厳しい審査を通らないとできないという事業になっております。  状況的には、あくまでもタクシーとかバス等の極端に不足している地域におけるということも書かれていますので、現状的にはタクシーバス等はかなり整備されているので、しっかりなっているという面では、なかなか介入できない部分があると思います。  やはり先ほど話があったように、この文言を読んでいくと、いろいろ捉えられる部分がありまして、少し中の文章が混同というか、いろいろまじっている部分があると思いますので、その辺をしっかりもう一度整理していただかないと、なかなか答えが出ないのではないかなと思いますので、会派としても継続でお願いしたいと思います。 ○委員長 伊藤委員長。 ◆伊藤延子 副委員長 私のほうは、前回の討議も踏まえまして、やはりお客様というんですか、あと今回、旅行客ということが中心にあるようですけれども、その安全性などを考えると、このライドシェア、まだ日本では具体的ではない、しかし京都とかいろいろなところで幾つかやっているところはあるけれども、そこでも問題点が現に出ているということもありますので、そういう意味では、この書かれている内容はしっかり受けとめられるものではないかと思うんですね。  それで、自治体としてもやはりこの辺についての旅行客安全性などを考えたら、これは採択してもいいのではないかというふうに考えます。  今、実際に何かちょっと伺ってみますと、これ国家戦略特区ということですけれども、沖縄県とか、あとは空港ですかね、そういうところなどは、ライドシェアというのではなくて白タクに準ずる、外国の会社の方、日本にいらっしゃる外国方たちが、外国のたくさんの旅行客がおいでになったときに、もう電話連絡なりなんなりをして、そこにたくさんの車が来て、それで運んでいくと、こういうことが現に今、羽田空港でも成田空港でも、大きな旅行船舶ですか、そういうところでは行われているという事実もあるようです。  だから、そういうことも含めましたら、しっかりしていくというのが大事ではないかなというふうに考えます。  あと先ほどの安全、お客様とのそれらが、要するに今、IT企業方たち中心にアプリの利用でこの事業を起こそうとしているという中では、IT企業の方、いわゆる具体的な事故や何かのときには全くそこには介入をせずに、個人、自己責任という形になってしまうと思うんですが、そうすると、実際に自分の自家用車を使っていろいろ行うという方たちと、輸送というんですかね、やった方たち自身もお客さんも、両方ともきちんとした補償がされない問題など、やはりこれには非常に大きな問題が絡んでいるんではないかというふうに考えます。  もう一つは、これについては、前回のときにも豊島区は採択していたようですけれども、葛飾区などはきちんと陳情を受けて意見書を提出しているということもあるようです。  具体的な意見書とか陳述書も、区の独自で書かれて出されているということもありますので、台東区としてこれに向けて議論していくことも必要ではないかと思います。そういうことも含めたら、採択でいいのではないか、お願いしたいと考えております。 ○委員長 木下委員。 ◆木下悦希 委員 今、伊藤委員長発言の中で、国の名前を名指ししていて、その事実関係が明確ではなくて、例えば日本人でも銀座や何かで白タク方たちとか、いろいろな方がいるんだから、その辺は訂正していただきたいと思います。 ○委員長 伊藤委員長。 ◆伊藤延子 副委員長 はい、わかりました。  外国の方ということで、訂正させていただきます。  今、木下委員が言われましたように、日本の中でもというか、それは現実に行われている状況。ただ、これを、事実関係がわからないと取り締まれないという形で、前回、私も質問したときに、実情については把握できないという答えをいただいたと思うんですけれども、それではやはり安全性などを確保できませんので、ここはしっかり私たち制度化をもっときちんとしていく。だから、そういう意味でもライドシェア白タクに準ずるものになって、ライドシェアをやると、どうしても白タクも野放しになってしまうということになりますから、そういう意味でもきちんとしたほうがいいいのではないかと思います。 ◆田中伸宏 委員 ちょっといいですか。 ○委員長 田中委員。 ◆田中伸宏 委員 ちょっと伊藤委員長にお伺いしたいんですけれどね、先ほど外国人白タクというか、迎えに行って、その自国の人たちを迎えに行って、そういう行為というのは、日本でそういう行為が行われるということは、いいと考えているのか、悪いと考えているのか、あるいはどういうふうに考えているんですか、それをちょっと、そこがよくわからない。あなたの発言は、そういう行為はいいというふうに聞こえたんだけれど。そうではないですか。 ○委員長 伊藤委員長。 ◆伊藤延子 副委員長 いえいえ、逆です。やはりきちんと道路交通法などをしっかり守る中でやればいいんですけれども、このライドシェアに関しても、普通タクシー運転手とか、いろいろなバス旅行観光バス方たちとか、それぞれ実際二種免許を持ったりされているわけですよね。そういう制度の中で行われていますけれど、この場合は全くそういう二種免許も持たずにやるわけですから、その行為に関してはしっかり取り締まるというか、または、もしそれだけの需要があるんでしたら、きちんと旅行会社というか、企業を立ててやることも必要だと思いますけれど、やはり利用者とかお客様旅行客安全性というところでの制度の担保をとるべきだと思います。 ◆田中伸宏 委員 よくわからないけれど、まあ、いいや。 ○委員長 木下委員。 ◆木下悦希 委員 今、伊藤委員長の言う意味、十分わかるんですよ。ただ、この文章、この陳情文だけを読ませていただくと、ライドシェアイコール白タクという決め打ちをしているような文章なので、もう少しそこを整理していただいて、例えば過疎地の中でも、例えばお年寄りが回れないところをフォローしているとか、そういうようなライドシェアもあるし、いろいろなライドシェアもあるんで、もう少しこの文章そのものを直して、一度出し直していただいて、それで今、伊藤委員長の言うように、趣旨採択にするか採択にするかというふうにしたいと私は思っているんで、ちょっとこの文章だと、もうライドシェアそのもの白タクとして扱って、それは反社会勢力がやっているような書き方とか、いろいろな部分のところがあるから、ちょっと委員長に、お手数ですけれど、一度これ継続して、もう一度文章を整理して出し直していただけませんかというのが君塚委員の話なんで、私も同意、賛成したことで、それでよろしいのではないですか。 ○委員長 伊藤委員長。 ◆伊藤延子 副委員長 そうですね、全体の理解をしっかり得ながら実効あるものにしていくという意味では、きちんと分けて出してもらうというんですか、そこについてはよろしいと思います。  しかし、このこと自体が、ライドシェア自体がいわゆる白タク合法化につながるというような、そういうところはしっかり押さえていく、ここを確認できればよろしいと思います。 ◆木下悦希 委員 はい、わかりました。 ○委員長 これより採決いたします。  本件については、出し直し前提の継続意見が多数でありますので、継続することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――委員長 次に、案件第2、交通対策及び地区整備についてを議題といたします。  本件について、理事者から報告がありますので、ご聴取願います。  初めに、東上野四・五丁目地区まちづくりにおける土地交換について、まちづくり推進課長報告願います。 ◎浦里健太郎 まちづくり推進課長 それでは、都市づくり部、1番、東上野四・五丁目地区まちづくりにおける土地交換についてご報告いたします。  資料1をごらんください。項番1、目的です。区役所分庁舎、第二分庁舎区有地と、旧下谷小学校跡地街区の民有地土地交換することにより、旧下谷小学校跡地街区の敷地整序化及び東上野五丁目6番街区共同化推進を図るものです。  項番2、関係権利者等協議状況です。
     まず、箇所図をごらんください。赤枠で囲まれた範囲が共同化事業区域区有地赤枠内で四角枠内を格子で示している部分です。民有地は旧下谷小学校跡地街区の北東で四角枠内をドットで示している部分となります。  (1)民有地土地所有者です。9月29日、事業者所有者とする所有権移転登記を完了しております。次に、(2)民有地土地借地権者及び建物所有者です。9月29日、事業者所有者とする所有権移転登記を完了しております。次に、(3)事業者です。事業者は、同じく民有地において台東区の権利を除き全てを取得しております。  次に、項番3、土地交換のスキームです。恐れ入りますが、別紙をごらんください。資料の上の段、左側が旧下谷小学校跡地街区でございまして、オレンジ色に塗られた部分土地所有者黄色に塗られた部分土地借地権者です。右側は分庁舎と第二分庁舎となります。次に、中段の部分ですが、旧下谷小学校跡地街区において、事業者オレンジ色部分黄色部分を既に取得し、9月29日、所有権移転登記を行っております。事業者が取得した部分は青色に塗られた部分です。今後、区有地青色部分民有地交換へと進めてまいります。  恐れ入りますが、資料にお戻りください。項番4、今後のスケジュールです。今定例会企画総務委員会で、今後、財産価格審議会売買価格評価をいただく旨、ご報告をいたします。その後、来年第1回定例会で、土地売買に要する経費の補正予算を計上させていただきます。契約は、売買により3月末に締結予定です。  ご報告は以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたら、どうぞ。  木下委員。 ◆木下悦希 委員 これは底地まで台東区のものになったという判断でよろしいですか。 ○委員長 まちづくり推進課長。 ◎浦里健太郎 まちづくり推進課長 今後、土地売買により、底地台東区になるということでございます。 ○委員長 木下委員。 ◆木下悦希 委員 これはずっと前から案件としてあった話なんですけれど、これ下谷小学校跡地を四角にするには、あと3件か何かありますよね。あちらのほうの話はどういうふうになっているんですか。 ○委員長 まちづくり推進課長。 ◎浦里健太郎 まちづくり推進課長 委員ご指摘の、旧下谷小学校の北西のほうの土地のことだと思います。これまで関係権利者の方と協議してまいりましたが、借地権者の方の一部の方と条件面で折り合いができなかったといったところでございます。  今回、この土地交換共同化を進めていくというところでございまして、現在、区のほうで地区計画策定も進めているところでございます。そういった中で、今後のまちづくりの中で、また全体のスケジュールということも頭に入れつつ、お話をしていきたいなというふうに考えております。 ○委員長 木下委員。 ◆木下悦希 委員 地区計画策定をする段階で、要するにこの今、答弁がありました3件というのが、ある程度大きな比重を占めてくるのかなと、ちょっと心配があるんですけれど、それは例えば話し合いがつかなくても、今の体系の形で決定していくという考え方になっていくんですか。 ○委員長 まちづくり推進課長。 ◎浦里健太郎 まちづくり推進課長 現在、ここの地区計画策定にあわせて、街区内の大規模地権者方々協議をさせていただいております。そういった大きな流れで、優先的にスケジュールというものを決めていきたいと思いますので、やはりある程度期限を見据えながらお話をしていかざるを得ないのかなというふうに思っております。そういったものも考えながらやっていくというふうに考えております。 ○委員長 木下委員。 ◆木下悦希 委員 地区計画決定していって、これからこの街区の話というのを進めていくのにも、やはり歯抜けという言葉がいいのかどうかわからないけれど、四角くきちんとしてやっていったほうがいいんで、ひとつ努力をしてください。 ○委員長 石川委員。 ◆石川義弘 委員 今、木下委員質問を聞こうかなと思ったんで、十分聞かせていただきました。  もう一つ東上野五丁目の共同化事業のほうですが、これある程度の高さのものが建つんですが、その内容というのは大体どんなものなのか、教えてください。 ○委員長 まちづくり推進課長。 ◎浦里健太郎 まちづくり推進課長 建築計画につきましては、現在、事業者のほうが関係権利者の方と協議をして調整中でございます。 ○委員長 石川委員。 ◆石川義弘 委員 往々にして、やはり実はマンションにしていくというケースが意外と出るんではないかと思っているんですよ。やはりこの大きさだと一遍で数百人の人が入ってくるという形になるんで、台東区内小学校が足らないとか、うんたらかんたらとかいう問題もありますんで、今、都市計画マスタープランつくっている最中ですが、こういうところの整備関係に関して、ある程度誘導していく必要があるんだと思っています。そういう意味では、今は現実としてはずっと前のあれを継いでいますから、人口をふやす方向の決まり事がきっと多いんだと、誘導になっていると思うんですが、この辺、逆言うと、私としては、これは上野地区なんで、やはり昼間人口をふやすためのオフィスや何かを誘導していくのがいいと思っている部分もあるんで、この辺をしっかり都市計画マスタープランの中でも考えていっていただきたいなというふうに思っているんで、要望だけしておきます。 ○委員長 水島委員。 ◆水島道徳 委員 私も今、石川委員と同じような話をしようかと思ったんですけれども。これ共同化事業ということで、今、石川委員からも、数百人の方が、ある意味、高層の住宅が建つ可能性もやはりあるんだと思うんですよね。そうしたときに、ここの地域ではそういう反対運動というものは起こらないとは思うんですが、ただ、やはり地域方々にとってみると、そういうことをわからないんで、特にこの台東区が土地交換した土地でもありますんで、そういう住宅が建つにしろ、事業者が決めることですから、なかなか台東区がそういう指導をしていくというか、その内容について変えていくということはなかなか難しいんだと思うんですが、ただ、いろいろな今言われている駐輪場の整備とか、いろいろなさまざまな問題点につきましてはしっかりと業者との対応をしていただきたいのと、やはり地域の方にしっかりとそういう説明を行ってやっていただきたいと思いますが、その点について、どうでしょうか。 ○委員長 まちづくり推進課長。 ◎浦里健太郎 まちづくり推進課長 この地区には従前からまちづくりガイドラインを定めて、現在、地区計画策定を今、進めているというところでございます。  このガイドライン、現在ある状況ですと、基盤整備施設整備の方針として、道路歩行空間の確保とか、あとは下町らしい風情ある町並み形成とか、そういったものも書かれております。こういったこともしっかり示しつつ、また、地元への説明をしっかり行うようにということで、きちんと申し入れをして指導していきたいというふうに考えております。 ○委員長 水島委員。 ◆水島道徳 委員 今回こういう形で共同化ができる一つの大きな事案ですので、丁寧にしっかりとやっていただきたいと要望しておきます。 ○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――委員長 次に、「東西めぐりん」におけるお彼岸ダイヤ実施結果及び今後の取組みについて、交通対策課長報告願います。 ◎石川洋二 交通対策課長 それでは、「東西めぐりん」におけるお彼岸ダイヤ実施結果及び今後の取組みについてをご報告させていただきます。  資料2をごらんください。本件は、東西めぐりんにおいて今年度実施した、お彼岸ダイヤ実施結果及び今後の取り組みについてご報告するものでございます。  項番1、お彼岸ダイヤ実施結果です。  (1)実施内容です。現行ルート上野駅・上野公園停留所浅草回り谷中回りに分割し、平成29年春と秋のお彼岸実施しました。  (2)実施結果です。運行状況は、11時ごろから17時ごろまで断続的にダイヤ乱れが発生し、最大で、谷中回りでは運行間隔が52分となった時間帯がありました。効果としては、路線全体で発生していた大幅な遅延浅草回りで改善の兆しが見られました。課題としては、谷中回りで依然として大幅な遅延が発生、あるいは上野公園通りで各駐車場への入庫待ちの車両の渋滞による遅延が発生しております。  項番2、道路環境の変化です。現在、上野周辺道路において、土休日を中心に慢性的な渋滞が発生しております。また、平成29年12月19日より、上野動物園において赤ちゃんパンダの公開が予定されております。今後、上野周辺でさらなる渋滞拡大が見込まれているところでございます。  項番3、今後の取り組みです。お彼岸ダイヤ実施結果や今後の道路環境の変化を踏まえ、めぐりんの運行見直しに向けた新たな実証実験実施します。  (1)上野周辺での迂回運行です。別紙1をごらんください。右上側、赤い実線をごらんください。通常は谷中方面から動物園通りを南下してまいりますが、土休日は京成上野駐車場が混雑することが予想されるため、赤い実線のとおり鴎外荘を右折し、不忍通りから京成上野駅のバス停に向かいます。京成上野駅を出たバスは、そのまま中央通りを通り、浅草通りから台東区役所停留所へ向かい、その後、上野駅入谷口バス停を経由し、かっぱ橋本通りから浅草へ向かい、通常ルートに戻ります。  下側、青い実線をごらんください。浅草方面から台東区役所へ来たバスは、青い点線のとおり上野駅入谷口へ向かい、その後、東京国立博物館へ向かい、通常のルートに戻ります。  運行期間は、赤ちゃんパンダ公開時から8月末を予定しております。  次に、お彼岸ダイヤの新ルート運行です。別紙2をごらんください。先ほど説明しました赤ちゃんパンダルートを基本とし、平成30年春と秋のお彼岸期間限定で実施を予定するものでございます。  左上、谷中地域をごらんください。お彼岸時期は三崎坂が混雑することから、行きは三崎坂を通りますが、帰りは三崎坂を通らず、赤い線のとおり不忍通りから言問通りを経て通常ルートに戻るものでございます。迂回時間は11時から17時までを予定してございます。  資料にお戻りください。最後に、今後の予定です。12月19日より上野周辺での迂回ルートを、平成30年春と秋のお彼岸には新お彼岸ルートの実証実験を開始したいと考えております。  説明は以上でございます。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたら、どうぞ。  中澤委員。 ◆中澤史夫 委員 今回、渋滞を避けるために、時間短縮のためにこういうコースをつくられる、通られるということなんですけれども、この運行期間、平成29年12月19日から平成30年8月末というのは、これは毎日運行されるんですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 先ほどもご説明したとおり、上野公園通りについては毎日になります。動物園通りについては土日のみの運行となります。 ○委員長 中澤委員。 ◆中澤史夫 委員 あとこの乗られる方に対する周知というのはどのような感じで行われるんでしょうか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 バスに乗っている方ということで、よろしいでしょうか。  バスに乗っている方につきましては、今回の対策によって上野駅・上野公園停留所が通りませんので、その旨を、谷中から来たバスについては京成上野駅の手前、また、浅草から見えた、乗ってきたお客様に対しては区役所前までの間に周知をして、上野公園と上野駅の利便性のよいバス停を案内していきたいというふうに考えております。 ○委員長 中澤委員。 ◆中澤史夫 委員 実施することによって使えなくなるバス停が多分できると思うんですね。通らない、今まで通っていたバス停ではなくて、そこを通らず迂回するという感じのルートもできてくると思いますので、乗った方が手前で知らないと、あれっ、通らないのということも起きると思います。手前でアナウンスしてとか、周知してもらえれば、気づいておりることはできると思うんですけれども、走ったバスがとめられないというか、とめてくれないですし、そこで時間のロスとか、あとどうしても、手前でおりれば早く着いたのに、回ったことによって遠回りになってしまうという場所もあると思いますので、委託業者がバスの専門だと思うので、その辺はしっかりいろいろ対策を組んでいただいて、乗った方が、何でとか、どうしてとかいう気持ちが起こらないような感じにしていただけたらなと思います。以上です。 ○委員長 木下委員。 ◆木下悦希 委員 実証実験は好きにやっていただければいいんで、私は全然これについては文句はないんですけれど、その前のデータとして、浅草ルートと上野ルートを分けたわけではないですか。そのときに、乗りかえが面倒くさいとかいうクレームは出ているんですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 若干ではありますけれども、谷中から直接浅草へ行けた、また、逆に浅草から直接谷中へ行けたというところではありましたけれども、やはり運行時間がおくれるというところからはご理解をいただいているというところもございます。 ○委員長 木下委員。 ◆木下悦希 委員 というのは、谷中ルートと浅草ルートと分けたわけではないですか。そうすると、浅草ルートに乗っている人たちは、まあ、いいわけ。時間どおりに来ているから。そうすると、谷中ルートだけの問題で解決していくのか、つながって解決していくのかというのは、そこの両方のクレームの出方がちょっと貴重、重要な問題だと思っているんで、そこが要するに一々谷中からおりてきて、また、今まではつながっているから便利だという方たちと、要するにその渋滞を緩和するためには別ルートにしてしまって、乗りかえがそれ程不便でなければそちらのほうがいいのかというのは、これからの一つの論点となるんですよね。その辺のデータがどのように出ているかというのが、ちょっと聞きたかったんですよ。  だけどそれほど、要するにおくれている、おくれるということに対してのクレームは多いけれど、その乗りかえということに対するクレームというのはそれほどなかったという理解でいいんですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 今、委員ご指摘のとおり、やはり運行時間がおくれると多少はありましたけれども。今回の実験で2つの点、ご提案をさせていただいた、通常はやはり8の字を継続してまいります。今回の実験でも新たに、昨年の調査でもあらあらはわかっていたんですけれども、やはり上野公園通り、あそこには民間さんの駐車場が3カ所ございます。そちらの渋滞待ちの車両がもうどうしても道路を塞いでしまうといったところで課題がございましたので、今回はそこを外して運行してみて、それで運行時間の確認をとりながら、それで改めて、お彼岸については三崎坂のほうで課題が抱えておりますので、そこについてを分割した中で、まず実験をしていきたいというふうに考えているところでございます。 ○委員長 木下委員。 ◆木下悦希 委員 確かにお彼岸とか桜の時期かな、それは浅草も同じ状況のときはたまに出るんだけれど、そういうふうな考え方をすると、今回のまた実験結果のあれによっては、乗りかえることがおっくうでなければ、分離もひとつ議会としては視野に入れて考えるべきかなというふうにちょっと感じたので、質問させていただきました。 ○委員長 ほかにございますか。  寺田委員。 ◆寺田晃 委員 時間があるんで、ちょっと気になることだけちょっとお伺いさせていただきます。  よく、めぐりんのバス停ですね、移動とか、使えなくなる場合に張り紙というか、いついつまでの間、停止になりますとか、移動になりますとか、ご案内していただいているんですけれども、毎回思うんですけれども、ちょっと字が小さいので、地図も小さいので、なるべく大き目に、わかりやすく、使えなくなるところをご案内していただきたいなというのが一つの要望と。  あと課長、たくさんデータを持っていらっしゃるので伺いたいんですけれど、公園口前のいわゆる2番、22番乗り場の公園口側のところが、この12月19日から使えなくなるとは思うんですけれども、そこからのご利用者というのは、やはりたくさんいらっしゃるんですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 上野駅前というところでは、やはり利便性が高いバス停でございますので、多いバス停ではございます。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 めぐりんというのは、そもそも福祉バスということで、高齢者、お年寄りの方もたくさんご利用していただいておりますし、また、昨日ちょっとこの2番、22番乗り場から3番乗り場まで歩いてみたんですけれども、私のスピードでも4分30秒ですので、お年寄りですとやはり6分ぐらいかかるのかなというふうに、ちょっと距離があるかなというふうには思いますので、お声を聞きながら、もし可能ならば、噴水前広場の先の3番乗り場をもう少し線路側というんですかね、移動できれば、少し、ああ、向こうに移動したんだという場合に、歩く距離も短くなって気持ちが少し楽になるかなと思うので、その辺も対応していただければお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長 青鹿委員。 ◆青鹿公男 委員 私のほうは要望なんですけれども、このいろいろなダイヤ改正等は、いろいろな実数に基づいてルートの決めとか、大変きめ細やかにやられているなと思うんで、ぜひさらに進めていただきたいというふうに思っております。  2つだけ、ちょっとあれなんですけれど。  せっかくこうやっていろいろな臨機応変にやっているところで、バスが最近、臨時のめぐりんだと思うんですけれど、日立と書いてあるやつで、これはめぐりんかどうかわからないときが結構たまにあったりするんで、もしこういうのもやって、きちんと迂回もしてルート変更もしているんだよというんだったら、例えば臨時のめぐりんバスですとわかるようなちょっと表示をしたほうがいいのではないかという点と。  あとここで最大52分待っているということになりますので、例えば全部のところではないんですけれど、52分、ご高齢の方がずっと立って待っている形になりますので、場所等にもよると思うんですが、前ちょっとお話ししたんですが、椅子を設置できないかと。椅子が設置できなければ、例えばですけれど、ちょっとつかまるような手すりをつけておくとか、何かそういうのをして、全部のところではなくてもいいんですけれど、頻度、あと乗降客数が多いところだけでもちょっと今後は設置をしていっていただければと。これは要望でございます。 ○委員長 よろしいですか。  ただいまの報告については、ご了承願います。  理事者からの報告は、以上であります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――委員長 案件第2、交通対策及び地区整備について、その他ご発言がありましたら、どうぞ。           (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 おはかりいたします。  案件第2、交通対策及び地区整備については、重要な案件でありますので、引き続き調査をすることに決定いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
    委員長 以上で案件審議を終了いたしましたので、事務局次長委員会報告書を朗読させます。  なお、年月日、委員長名、議長名及び陳情者の住所、指名の朗読については省略いたします。           (伊東議会事務局次長朗読) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――委員長 これをもちまして、交通対策地区整備特別委員会を閉会いたします。           午前10時37分閉会...