台東区議会 > 2017-06-16 >
平成29年 6月交通対策・地区整備特別委員会-06月16日-01号

  • 植野(/)
ツイート シェア
  1. 台東区議会 2017-06-16
    平成29年 6月交通対策・地区整備特別委員会-06月16日-01号


    取得元: 台東区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-13
    平成29年 6月交通対策地区整備特別委員会-06月16日-01号平成29年 6月交通対策地区整備特別委員会 交通対策地区整備特別委員会会議録 1 開会年月日   平成29年6月16日(金) 2 開会場所    議会第3会議室 3 出 席 者   委員長 鈴 木   純    副委員長 伊 藤 延 子   (13人)   委員  中 澤 史 夫    委員   青 鹿 公 男           委員  石 川 義 弘    委員   水 島 道 徳           委員  寺 田   晃    委員   冨 永 龍 司           委員  太 田 雅 久    委員   君 塚 裕 史           委員  木 下 悦 希    委員   田 中 伸 宏           議長  河 野 純之佐 4 欠 席 者   (0人) 5 委員外委員   (0人)
    6 出席理事者   区長                    服 部 征 夫           副区長                   荒 川 聡一郎           都市づくり部長               伴   宣 久           都市計画課長                原 嶋 伸 夫           まちづくり推進課長             浦 里 健太郎           地区整備課長                越 智 浩 史           都市づくり部副参事             植 野   譲           都市づくり部副参事             大 野 邦 仁           土木担当部長                髙 栁 正 治           交通対策課長                石 川 洋 二 7 議会事務局   事務局長      内 田 健 一           事務局次長     伊 東 孝 之           議事調査係長    行 田 俊 男           議事調査係主査   森 田 孝 次           書  記      西 村 健 志 8 案件  案件第1 交通対策及び地区整備について  ◎理事者報告事項都市づくり部】   1.谷中地区まちづくりについて    ……………………………資料1 地区整備課長土木担当】   1.台東区循環バス「めぐりん」用小型路線バスの買入れについて                      ……………………………資料2 交通対策課長   2.平成28年度駐車場の利用実績について                      ……………………………資料3 交通対策課長   3.観光バス待合所整備について    ……………………………資料4 交通対策課長           午前 9時59分開会 ○委員長(鈴木純) ただいまから、交通対策地区整備特別委員会を開会いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――委員長 本日は、正副委員長就任後、初の委員会ですので、一言ご挨拶を申し上げます。  引き続き、また2年間、委員長としてやらせていただくことになりました。頑張りますので、よろしくお願いします。 ○副委員長伊藤延子委員長を補佐して、頑張りますので、よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――委員長 次に、区長から挨拶があります。 ◎服部征夫 区長 おはようございます。よろしくお願いします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――委員長 次に、本委員会所属理事者に異動がありましたので、紹介があります。  都市づくり部長。 ◎伴宣久 都市づくり部長 本委員会都市づくり部課長級理事者に異動がありましたので、ご紹介いたします。  都市計画課長原嶋伸夫地区整備課長越智浩史都市づくり部副参事、植野譲。  以上でございます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――委員長 本日は、卓上マイクのスイッチを必ず押してから、ご発言願います。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――委員長 次に、理事者の方に申し上げます。  所管の部の報告事項が終了した時点で、ご退席いただいて結構です。また、報告事項のない部についても、ご退席いただいて結構です。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――委員長 次に、傍聴についておはかりいたします。  本日提出される傍聴願については許可いたしたいと思いますが、いかがでしょうか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。  それでは、審議に入らせていただきます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――委員長 案件第1、交通対策及び地区整備についてを議題といたします。  本件について、理事者から報告がありますので、ご聴取願います。  初めに、谷中地区まちづくりについて、地区整備課長、報告願います。 ◎越智浩史 地区整備課長 それでは、谷中地区まちづくりについてご報告いたします。  資料1をごらんください。項番1、谷中地区まちづくり方針についてでございます。  本年2月の本委員会にて、谷中地区まちづくり方針案についてご報告して以降、谷中地区まちづくり協議会において、方針案の検討がなされ、協議会としての提案が決議されました。その内容を受けまして、谷中地区まちづくり方針を本年3月に決定いたしております。なお、前回の報告から、表現の修正を行った以外、内容を変更している部分はございません。  内容につきまして、簡潔にご説明させていただきます。  お手元にお配りしております谷中地区まちづくり方針、冊子の26ページをお開き願います。26ページ、中段の青い囲みの中でございます。まちづくりの目標を「~暮らしと文化のまち、谷中~」とし、副題を「防災性の向上を図りながら、地域活力と落ち着きある暮らしが調和したまちづくりの実現」としております。また、防災、住環境、交通の3つの視点を持って、目標実現のための取り組みを進めることとしています。  恐れ入ります、32ページをお開きください。32ページの図の右側でございます。分野別の方針がございます。5つの分野に整理して、それぞれ方針を定めております。  まず、①土地利用の方針といたしまして、地域特性である寺院等と住宅地が調和した土地利用により、住環境の向上を図るとしています。②道路整備の方針では、安心安全な防災活動空間の確保、快適で歩きたくなる歩行空間の形成、暮らし町並みに配慮した魅力的な景観形成を図るとしています。③公園・緑等オープンスペース整備の方針では、既存の緑等の保全・維持管理沿道緑化オープンスペース確保としています。④建築物等の整備の方針では、都市機能の維持・誘導、建物の密集の抑制、広がりを感じる町並みの景観、快適な歩行空間防災活動に資する沿道空間の形成としています。最後に、⑤防災まちづくりの方針といたしましては、防災性向上による災害に強いまちづくりの推進としています。  33ページ以降では、ただいまの分野別の方針に基づきまして、地区別まちづくり方針とその方向性を取りまとめております。  恐れ入ります。資料1にお戻りください。項番2、今後のスケジュールでございます。谷中地区まちづくり方針の実現に向けて、今後2カ年で地区計画の策定に取り組んでまいります。今年度、平成29年度は、権利関係に係る基礎調査アンケートによる意向調査説明会開催等により、ご意見をいただきながら、地区計画の素案の作成を進め、平成30年度中に地区計画都市計画決定を行う予定で進めてまいります。  報告は以上でございます。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたら、どうぞ。  田中委員。 ◆田中伸宏 委員 全体的には、町並みの景観を残してと防災というのは、相入れない反するところが出てくる、どうしてもね、多分。これの中では、両方考えていくんだと、それは両方考えるのはもちろん当たり前のことなんだけれど、では、それを果たして、そういうふうにできるかどうかというと、極めて難しい問題なんですよね。わかりますよね、それは。消防署も、消防自動車が入らないわけだからね、実際には、入れられないところがたくさんあるわけだから。その点で、まちの中で、景観のほうを大事にするのか、防災のほうを大事にするのかは、どちらの傾向なんですか。 ○委員長 地区整備課長。 ◎越智浩史 地区整備課長 まちづくり協議会の議論の中でも、やはり両面、防災性の向上、これは、これまでも密集事業を進めてきたということもございます。防災性の向上はまず必要であろうというご意見もあります。ただ、一方で、委員ご指摘のとおり、町並み景観を残していくというご意見も出てきております。どちらが優勢といいますか、強いかということではなく、両方とも必要だというご意見をいただいておりますので、区としても取り組みを進めてまいりたいと思っております。 ○委員長 田中委員。 ◆田中伸宏 委員 両方必要だというと、非常に今度は、防災上のあり方というのはほかの地区とは違うんですよね、多分、このようになってくると思うんですよ。そうすると、防災上の組織の強化というか、あるいは、例えばどういうことが言えるかというと、別採用です、今スプリンクラーなどつけたりするでしょう、階高の大きいところは、そういう規則がどんどんどんどんそういうところでも強化されてくるわけですよね。そうすると、谷中のまちの中でいうと、例えば消火器置き場所を誰でもすっとわかるようにするとか、それから、初期消火が物すごく大事になってくるから、そういった方面の指導とかいうのは、非常に強化されなくてはならないと思うんですよね。その辺がどうもちょっとわかりづらいというか、そういうふうになっているのかどうかというのは極めて感じるんですよ。そのまちの特徴によって全部いろいろなことが違ってくるから、谷中のまちというのはそういうところがあるから。両方大事だ、両方大事だというのは、これは当たり前の話なんですよ、現実的には当たり前の話なんです、これは。だから、それは言うのは当たり前なんだ。だけれど、それは相入れないところがどうしてもありますよと、その中、そういうふうな対応をされているのかなと思うんですが、その点についてはどうですか。 ○委員長 地区整備課長。 ◎越智浩史 地区整備課長 ただいまご指摘の消火器、消火栓ですとか、防火水槽ですとか、そういった初期消火の部分ということにつきましては、やはり、まちづくり協議会のほうからもご意見として出ている部分でございます。そこの充実、強化を図ると、そういう必要性があるというご意見はいただいております。今回のまちづくり方針の中に、今申し上げましたことは、具体的に記載があるわけではございませんが、まちづくり協議会からご要望、ご提案という形でお話もいただいているところでございます。区といたしましても、庁内でもちろん情報も共有し、連携をした上で、そういった対応は、どういった形でできるのか、引き続き検討してまいりたいと思っております。 ○委員長 田中委員。 ◆田中伸宏 委員 そういう答弁だろうと思うんだけれど、実際の行動と言っていることが整合性がとれていないんではないかという危惧があるんで、ぜひその認識というものをきちんとされたほうがいいと思うんだ。私が余りどうこう言う――本人たちが、まちの人たちが考えているでしょうけれども、そういうことがちょっと気になるということだけちょっと申し上げておきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 先ほどご報告いただきました、29年度に地区計画の素案を作成していただきまして、30年度に地区計画都市計画を決定ということでご報告いただいたんですけれども、この中に基礎調査とかアンケート調査説明会の開催、素案の作成というふうにうたっているんですけれども、課長が構想されている、こんな感じでというふうに、もうちょっと具体的に教えていただきたいのと、最終的にどのように決定まで持っていくのかなという、改めてちょっとお伺いしたいと思うんですけれども。 ○委員長 地区整備課長。 ◎越智浩史 地区整備課長 まず、29年度の取り組みでございます。基礎調査アンケート調査ございます。やはり、まちづくり方針、今回ご報告させていただきましたまちづくり方針につきましては、まちづくり協議会の皆様、地域の皆様からご意見をいただいておりますので、まちづくり方向性ということでは、区のほうと地域の皆様と合意をした上での内容となっていると、そういう認識でおります。  ただ、今後、地区計画を定めていくとなりますと、やはり権利関係ですとか、そういったところに一定の制約がかかってくるという部分もございます。ですので、この記載の基礎調査アンケート調査、こういったところでは、権利関係地権者の方ですとか、権利関係者の方々にご意向ですとかも伺い、ご意見も伺いながら進めてまいりたい、また説明会の開催は、そういった地権者の方もそうですけれども、もちろん協議会の方を中心に住民の方にもご意見をいただきながら進めてまいりたいと、そういった形で、今年度は素案の作成に取り組んでまいりたいと思っております。  また、30年度の手続、都市計画決定についてという部分につきましては、あくまで予定ではございますけれども、都市計画法に定める公告縦覧という手続もございます。そういったところで、さらに意見も頂戴しながら、都市計画審議会にもおはかりし、年度内に都市計画決定という手続まで予定として持っていきたいというふうに考えております。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 たしか、このまちづくり方針をつくるに当たりまして、コンサルタントさんですかね、アドバイスいただきながらだと思ったんですけれども、29年度も同じようにアドバイスいただきながらという認識でいいんですか。 ○委員長 地区整備課長。 ◎越智浩史 地区整備課長 29年度につきましても、やはりコンサルタントのほうに業務委託もいたします。そこで、基礎調査等々の取り組みは進めてまいりたいというふうに思っております。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 まちづくり方針も、本当にまちの皆様のご意見をしっかり聞いていただいて、また、代々の担当所管の課長さんもしっかり取り組んでいただいて、本当にすばらしいものをつくっていただいて、また、すばらしい地区計画ができるんではないかなというふうに期待はしているんですけれども、特に、越智課長アンカー役が多くて、有終の美を飾るというんですかね、世界遺産登録もなし遂げていただいて、今回もすばらしい地区計画まで持っていっていただけるんではないかなというふうに期待しているんですけれども、その辺の決意を改めて聞かせてください。 ○委員長 地区整備課長。 ◎越智浩史 地区整備課長 今回、地区計画の策定に取り組んでまいりますけれども、谷中地区におけるまちづくりというのは、先ほども答弁をさせていただきましたけれども、まず、防災性の向上を進めていくということがございます。それとあわせて、特徴ある町並みを残していくという大きな課題もございます。こういった防災性の向上、景観の保全と、そういった両立ということをしっかり目指して、地域の皆様、特に権利関係の方のご意見もしっかりと伺いながら、今回、地区計画の策定に取り組んでまいりたいというふうに思っております。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 課題のほうも明確になってきてはおりますし、スピード感を持って立派な地区計画をつくっていただいて、新たな課題が出てこないようにやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長 田中委員。 ◆田中伸宏 委員 ちょっと言い忘れたことがあるんだけれど、こういうふうに出てくるのは、大変上っ面というと失礼なんだけれど、そういう感じがする。本音の部分は本当に捉えられているかということが非常に疑問があるんですよね。ということは、どういうことかいうと、これ建築、例えばここの地域の古い建物が残っていますよね。本当は建てかえたいんだけれどといって、私がその気持ちになって、本当は建てかえたいんだけれど、建てかえると、道路幅を広げたり、自分のうちが狭くなってしまうと、技術的に、建築基準法の問題としていろいろなことになってくると。そうすると、やってもここのところは、どうしても二の足踏んでしまうと。そういう本音の部分が残っていて、古いものがどんどんどんどん積み重なってきているんではないかという、そういう部分もあるのではないかということが、そこまでここに露呈されていないというかね、あらわされていないというか、そういったものがあると思いますよ。  そうすると、それが、ただ上っ面の、この景観が大事だ、景観だといいところの部分だけ言って、そういうふうな語られないと、本当に反映されなくなって、いざというときはこうだといろいろなことあると思うのね。そうすると、その問題として、今ここのところを見ると、何年か前には、道路整備だから議論したことがあるんですよ、この都市計画に基づいている道路を広げなくてはならないと、こうだというのは。それは今、この中では、それは必要性がないということで、この本の中で語られて、それはそれでいいんですけれども、そういった一つの中で対応というか、そういうものはあるということがあるのではないかと思うんですが、その点について、建築課のほうはいないけれど、その辺は調査というか、実際的には調べているの、それは。そういう部分を調べていないのか、調べているのか。 ○委員長 地区整備課長
    越智浩史 地区整備課長 まず、最初にお話のありました本音の部分といいますか、ということにつきましては、これまでもまちづくり協議会でご議論いただく中でさまざまなご意見もいただいております。  また、先ほどもご説明をさせていただいたところではありますけれども、今後、地区計画を策定していく上で、地権者の方、新たにアンケート調査等でご意見もいただく、また、説明会という場でもご意見をいただく場は用意したいというふうに思っております。そういうところで、しっかりご意見も賜りながら、地区計画の内容についてはしっかり議論をして定めていきたいというふうに思っております。 ○委員長 田中委員。 ◆田中伸宏 委員 答弁になっていないと思うんですけれど、あなたはまだ新しいからしようがないんだと思うんだけれど、要するに、私が聞きたいのは、その辺の中を感じ取ってきちんとやっているかどうかということなんですよ。一番大事なことは、皆さんが、その辺を引き出して、本音はどうかという姿勢で、このまちづくり協議会に出席してどうなのかなということを考えていかないと、建築との関係というか、そういうの、本音の部分で隠れているのではないかということを探るような感じでやってこないと出てかないと、本物の部分のこういうものは出てこないのではないかということを感じていると。それ、伴さんね、古くからあなたやっているから、ずっとやっているからわかるから、あなたちょっと答弁してくれるか。 ○委員長 都市づくり部長。 ◎伴宣久 都市づくり部長 今後、地区計画の策定に当たって、地区計画の仕組みというのは、地区計画整備方針と、あと地区整備計画という2本立てになっております。  今回のこのまちづくり方針というのは、一つの地区計画の方針と置きかえることができるんですけれど、田中委員ご指摘の、今後、その細かい部分については整備計画の中で、地権の状態ですとか最低限の宅地面積とかを把握しながら、個別相談を受けながら進めていくようなイメージになってまいりますので、その部分は最終形としてはきちんと対応できるというふうに考えております。 ○委員長 田中委員。 ◆田中伸宏 委員 これ極めて微妙で、私も今、共同化と前から言っているでしょう。そうすると共同化の話になってくると、この共同化というのは、今、全体的な、こことは直接関係ないんだけれど、今、家を建てたくても建てられない人がたくさんいるんですよ、台東区全体で、建てたいんだと、だけれど建てられないと。それは何かというと、お金がないということなんですよ。そのお金がないという人がどうするかというと、ディベロッパーの業者など、土地まとめてやろうとすると、そういうふうな開発が進む傾向になってきているわけだ。そういうふうにやって売ってしまったりなどして、そういうふうな傾向。それは悪いことでもいいことでもないんだけれど、大事なことなんだけれど、やはり食べられるように、自分たちがうちが建てられるようにすると、共同化の推進というのがどうしても必要になってくる。そうすると、谷中のまちは、景観を守ろうとすると、逆の立場になってくると、その整合性を今度はいろいろなってくるのかなと思ったり、いろいろな、私個人としてはいろいろ心配点があるわけね。だから、その辺は、自分たちのそういった利潤とか何とかと、建てかえしてやるというと共同化の推進が一番いいんです、谷中の地域でも、防災上で守る。ただし、景観が守れるかというと、非常にそういう疑問があるという、いろいろな多方面から、こちらがよければこちらが悪いということがあるんでね。それは十分に意識して、考えて対応していただきたいなと、大変難しいけれども、よろしくお願いいたします。 ○委員長 木下委員。 ◆木下悦希 委員 この谷中地区まちづくり方針、これが一応進んでいくと、地区計画決定という形になっているけれど、片一方で、今度提案する基本計画、企画課でやる基本……。           (「基本構想です」と呼ぶ者あり) ◆木下悦希 委員 基本構想。これ、基本構想との兼ね合いはどういうふうになってくるんですか。 ○委員長 地区整備課長。 ◎越智浩史 地区整備課長 今回策定いたしました谷中地区まちづくり方針につきましても、検討中の基本構想、そういったところに、基本構想は記述としても、内容としても大きな内容になってくる部分ではございますけれども、このまちづくり方針の主たる部分、エキスの部分といいますか、そういったところはしっかり基本構想の策定の中に反映させるように進めていきたいと思っております。 ○委員長 木下委員。 ◆木下悦希 委員 いや、進めていきたいではなくて、来年、地区計画決定にまで行ってしまうわけで。だけれど、基本構想は来年にある程度の形が見えてくるわけでしょう。例えば、大きく言うと、基本構想の中で、台東区の人口がこれからふえ続けていくけれど、これ以上人口ふやすのはよそうではないかとか、大きな話が出たときに、このまちづくり方針が地区決定している段階で直せるのかという形になるのか、まあ、どうなる、どんな話になるかわからないんだけれど、基本構想との兼ね合いのバランスはどういうふうに考えるのか。 ○委員長 地区整備課長。 ◎越智浩史 地区整備課長 まず、前提といたしまして、基本構想の策定、内容ですね、途中経過も含めまして、谷中地区まちづくり方針の内容につきまして、整合性をとっていくというのがございます。その中で、例えば地区計画を策定した以降も大きな変化があるというような場合に、地区計画は手続的には変更ということも可能でございますので、ここは、社会状況ですとか、さまざまなことを見て、今後も必要な場合には検討するということになろうかと思います。 ○委員長 木下委員。 ◆木下悦希 委員 まあ、いいですわ。いいですわ、後で。 ○委員長 都市づくり部長。 ◎伴宣久 都市づくり部長 現在、都市計画課において、都市計画マスタープランの策定作業に入っておりますが、今回、基本構想がございましたので、都市計画マスタープラン自体も策定を少し順延する方針でおります。現在のこの地区計画については、平成18年度策定した都市計画マスタープランに基づいてやっていく形になりますが、今後、新しい都市計画マスタープランの変更があるような場合は、先ほど課長が申し上げたように、つくった地区計画の変更ということも考えていけると思っております。 ○委員長 いいですか。 ◆木下悦希 委員 はい、了承。 ○委員長 君塚委員。 ◆君塚裕史 委員 今の平成18年6月の都市計画マスタープランの中には、連担建築物設計制度というのが盛り込まれていたんですけれど、ちょっと私の勉強不足だったらあれなんですけれど、今回のところでは、先ほどから言っている共用化部分なんですけれど、そこが入っていないんだけれど、その辺はどうなんですかね。 ○委員長 地区整備課長。 ◎越智浩史 地区整備課長 今回のまちづくり方針の中で、連担設計のほうでは、記述としては記載がございません。まちづくり、今後考えていく中で、先ほど来ご指摘があります共同化というのも、その地域に合っているかどうかというのは別にしても、手法としてございますので、その辺はご意見もいただきながら、広く手法としては、使うものはしっかりと使って、そういう取り組みになっていくというふうに考えております。 ○委員長 君塚委員。 ◆君塚裕史 委員 では、やるという方向で考えているということでよろしいですよね。はい、いいです。了承です。 ○委員長 伊藤副委員長。 ◆伊藤延子 副委員長 今回、このまちづくりの件では、協議会を中心に随分と丁寧に頑張ってこられたなというところで、何ですかね、評価したいというのがあります。  この中で、先ほどにちょっと戻るんですけれど、29年度の計画の中で、具体的な計画出されてきていますけれど、やはり住民への説明ということも、先ほどおっしゃいましたけれど、この具体的にアンケート調査は、対象の方がどういう方で、どれぐらいの期間で、そして、説明会の開催は、先ほど参加者はこういう方と伺いましたけれど、どれぐらいの回数とか、住民のおおよそどれぐらいの方が参加できることを目標に開催をしようとしているのかとか、その辺を教えてください。 ○委員長 地区整備課長。 ◎越智浩史 地区整備課長 まず、アンケート調査の対象者でございますけれども、これは、谷中地区で検討していく中で、土地の所有者ですとか権利者ですね、権利関係を有する方々に対して、アンケート調査で、今後、地区計画をどういった内容で定めていったらいいのかと、意向を伺っていきたいというふうに思っております。ですので、対象者については、その前の基礎調査という部分で、どういった方が、どれぐらいの数の方々が対象となるかというのは調べていくという形になります。  説明会の開催につきましては、まだ時期、回数も未定ではございます。ただ、先ほど申し上げましたように、権利関係を有する方以外にも、住民の方々も対象に説明会という形をとって、意見はしっかり頂戴していきたいというふうに思っております。 ○委員長 伊藤副委員長。 ◆伊藤延子 副委員長 やはり、本当に住民の合意というのが、一番まちづくりで大事になると思いますので、回数などもきちんと考えて、頑張っていただきたいというふうに思います。  あと、もう一つあります。前回ずっと話をされている中で、近隣区との関係が時々課題になっていたと思うんですね。特に文京区、千駄木と谷中3丁目の付近とか、防災との関係でも、非常に近いということもあってというので出されていましたけれど、その課題については、具体的にどういう形で進めているんでしょうか。 ○委員長 地区整備課長。 ◎越智浩史 地区整備課長 近隣区、隣接しています荒川区、文京区とは、今回、まちづくり方針の策定に至りましたので、もちろんこの内容について、しっかりと共有をするとともに、地区計画の策定に当たりましては、やはり接している部分、特に商店街もございます。そういったところの情報もしっかり意見としていただきながら、荒川区、文京区のほうとも今後しっかり調整をしていきたいというふうに思っております。 ○委員長 伊藤副委員長。 ◆伊藤延子 副委員長 定期協議的な状況でされるんでしょうか。それとも、こちらから、台東区から申し入れをして行うという形なんですか。 ○委員長 地区整備課長。 ◎越智浩史 地区整備課長 まずは台東区のほうからお話をさせていただく形になろうかと思います。 ○委員長 伊藤副委員長。 ◆伊藤延子 副委員長 より積極的にお願いしたいと思います。以上です。 ○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――委員長 次に、台東区循環バス「めぐりん」用小型路線バスの買入れについて、交通対策課長、報告願います。 ◎石川洋二 交通対策課長 それでは、台東区循環バス「めぐりん」用小型路線バスの買入れについてご報告いたします。  資料2をごらんください。項番1、買入理由でございます。現在、使用期間10年以上、かつ走行距離40万キロ以上の車両が6台あり、順次更新することが必要となっております。しかし、小型のめぐりんを製造しているメーカーが日野1社であり、メーカーから、今年度については1台は確保するが、それ以上の台数については難しいとのことから、平成29年度東京都台東区一般会計予算において、今年度に1台分を予算計上し、債務負担行為で、平成29年度から平成31年度までに5台の買い入れの記載をしております。その後、メーカーより、当初1台に加え、メーカーによる受注調整に伴い、新たな受注枠を確保できることとなったため、2台の車両を買い入れるものでございます。  項番2、買入台数です。東西めぐりん用1台、共用めぐりん用1台の計2台でございます。  項番3、買入車両の概要です。車種は小型ノンステップオートマチック車、定員は32名、燃料はディーゼルでございます。  項番4、補正予算額(案)でございます。小型路線バス2台の買い入れのうち、1台につきましては、今定例会で補正予算を計上しており、補正額は2,448万2,000円でございます。  項番5、今後の予定でございます。今定例会の企画総務委員会にて、補正予算及び買い入れ議案の審議を予定しております。  報告は以上でございます。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたら、どうぞ。  青鹿委員。 ◆青鹿公男 委員 こちらのほう、バスはなかなか入手ができないというのを聞いております。そこで、ちょっと1点ご質問ですが、6月10日に、東名高速で対向車が飛んできて、バスが事故にあったというのが、事件がありまして、あのようなときも、実はドライブレコーダーというのがあったので、事故の状況がよくわかったというのを聞いております。そのほかでございますが、自動ブレーキ装置とか、こういうのも今、世の中どんどん出てきている中で、めぐりんについてどのようにお考えかをちょっと教えていただければと思います。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 めぐりんにつきましては、車両買い入れの車両の金額にプラスしてオプションで、デジタルタコグラフ、こちらについては、スピードを記録する装置でございます。それと、ドライブレコーダーについてオプションでつけ加えていると。なお、自動ブレーキ装置については、私もちょっと関心がありましたので、日野のほうに確認をしましたところ、今、トラック、あるいは大型バスについて、要は高速道路を使うものについては、もう市販されていますけれども、小型車両については、申しわけないですけれど、これから研究していきますというところでご回答いただいておりますので、そちらについては、引き続き、日野とまたお話をさせていただいて、早い実現を今、お願いしているというところでございます。 ○委員長 青鹿委員。 ◆青鹿公男 委員 ありがとうございます。ぜひ、区民の足となっているめぐりんなんで、安全安心のためにいろいろな機能の追加とか配備のほうを推進よろしくお願いをいたします。以上です。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 3点お伺いいたします。最近の故障状況というんですかね、その辺の状況と、保有台数と、それとあと、交換になります2台がどうなるのかというのをちょっと教えていただきたい。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 まず、1点目の故障につきましては、先ほども申し上げたとおり、10年以上、40万キロというところに、6台、今走っております。こちらにつきましては、年に何度かやはり故障を起こしているというところで、早い買いかえが必要になっているところでございます。  台数につきましては、現在、小型めぐりんが17台で、ぐるーりめぐりんが5台を所有しております。今回買いかえた2台の、その後につきましては、こちらにつきましては、売却をしてまいります。この10年、40万キロ走ったものにつきましては、やはりもう10年以上たっているということで、部品供給がなかなかできないというところで、メーカーの一部がそういうものを買いたいというところがありますので、そちらのほうに売却をしていくというところでございます。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 そういった意味では、早目に交換がもう1台できたということで、喜ばしいことだとは思うんですけれども、あと4台あるわけなので、メンテナンスをしっかりやっていただきたいのと。最近ちょこっと感じるのは、どうしても、何ていうんですか、時刻表に合わせようと思って、たまにスピードを上げるような、あれっと思うときもありますので、安全運転だけはしっかり平行してやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。 ○委員長 水島委員。 ◆水島道徳 委員 私もちょっと今、青鹿委員のやつでお聞きしたいなと思って、用意をしてきたんで、きょうちょっとお話しさせていただきたいなと思うんですけれども、安全装置については、今本当に、大型バスもそういう車両につけて、車線逸脱とか緊急ブレーキとかさまざまな高度なやつがついて、値段的にも1台相当な金額がかかってしまうということで、これからどんどん普及をして、どんどん値段が安くなって、全ての車、そういうものにもついてくるのかなというふうに期待はしているところなんですけれども。  今ちょっと答弁の中であったんですけれども、つけられる、今でき上がっているやつに簡易型でつけられるというものが、実は、国土交通省のほうでバスのやつで出ていまして、私もタクシーに乗ったときに、それを見かけて、何ですかと言ったら、今、最近、こういう安全機能というものを実施するためにつけているんですよなんていうことで、実際に、ブレーキとかそういうものは、車自体は機能しないんですけれども、警告ですね、警告を発するもの、車線を逸脱するとか、前方の車両の追突、前方の歩行者追突警報、前方車間距離警報、これが、値段的には10万円ぐらいでつけられるというふうに国土交通省のホームページでも出ていますので、これ、値段的にも非常に安いし、また、そういう運転手の方も、運転している間に、うちのほうだと狭い道もあるし、人も飛び出してくるし、そういう一つの警報音が鳴ることによって、安全の率が高くなるのではないかと思うんですけれども、そこら辺は、もし、ぜひ研究して、調べて、今からでもつけられるようだったらつけていただきたいなと思うんですけれど、その点についてどうでしょうか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 先ほども自動ブレーキについてご説明させていただきまして、やはりメーカーとしても、大型バス、大型トラックを優先してやっているというところで、今、委員ご指摘の部分については、私のほうとしてはどうしても後手を踏んでいるという印象を否めないところでございます。ただやはり、そこの部分についても、今、公共バスふえておりますので、そういった観点から、メーカーのほうに働きかけて、一刻も早くそういうものが標準としてつくようにお願いしていくという所存でございます。 ○委員長 水島委員。 ◆水島道徳 委員 今ちょっと後づけの例をご紹介したんで、ちょっと調べていただいて、もしこれからつけられるような事項であれば、金額的にも10万円ぐらいなので、ぜひ研究をしていただきたいというのがまずお願いです。研究しておいてください。  あともう一つが、今、バスが10年以上、40万キロということで、めぐりんは特注でつくられているということなんですけれども、やはり車も今、世代が変わると、車の性能もやはり変わってくるわけで、今、部品が古いやつがもう調達ができないから売りますということなんですけれども、今、今回買い入れるバスというのは、車体的にも、エンジン的にも、性能的にもやはり新しい形のバスにはなっているんでしょうか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 今回買い入れるものについては、現在存続するものが1台しかございませんので、そちらのほうを。ただ、メーカーのほうが8月にモデルチェンジを行うというのは承知している。ただ、それを待っていると、今の現状が改善しませんので、旧型であっても今回は2台分買い入れるというところでございます。 ○委員長 水島委員。 ◆水島道徳 委員 余り古い型のやつがずっと続くと、性能的にも劣るという部分もあるんではないかなと思いながらいたんで、今、車も大分ハイブリッド化もしていますので、ハイブリッドまで行ってしまうと、大分金額も高くなってしまうのであれなんでしょうけれども、メーカー側が、今回8月から新しくなるということならば、次は新しい車両が買えるということなんで、それも含めて、まあ、それはいいです。以上です。 ○委員長 よろしいですね。  ただいまの報告については、ご了承願います。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――委員長 次に、平成28年度駐車場の利用実績について、交通対策課長、報告願います。 ◎石川洋二 交通対策課長 それでは、平成28年度駐車場の利用実績についてご報告いたします。  資料3をごらんください。項番1、雷門地下駐車場です。自動車につきましては、駐車台数は18万6,208台、平均駐車時間は2時間29分、修正回転率は6.42時間、稼働率は40.1%、定期利用は、30台の枠に対し24台の利用でございます。自動二輪車につきましては、駐車台数は5,896台、平均駐車時間は4時間52分、修正回転率は6.56時間、稼働率は41%でございます。現金売り上げや、回数券、定期利用券などの売り上げを合計した売り上げ収入は1億6,599万4,367円、昨年度より若干減少しておりますが、おおむね安定に推移しているものと考えております。  項番2、上野中央通り地下駐車場でございます。駐車台数は15万2,532台、平均駐車時間は3時間12分、修正回転率は4.46時間、稼働率は18.6%、定期利用80台の枠に対し27台の利用でございます。売り上げ収入は1億8,253万9,359円で、徐々にではございますが、年々着実に増加しているものでございます。  項番3、上野駅前自動二輪駐車場でございます。駐車台数は1万1,214台、平均駐車時間は4時間2分、修正回転率は1.08時間、稼働率は6.8%、定期利用は9台でございます。売り上げ収入は780万9,403円、ほぼ横ばいで推移しております。  なお、3つの駐車場における共通の課題としましては、平日の利用が少ないところがあります。今後は、利用者数を安定的に確保できるよう、来街者へのPRや利便性の向上に取り組んでまいります。  報告は以上でございます。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたら、どうぞ。  中澤委員。 ◆中澤史夫 委員 私からは、この上野中央通り地下駐車場に関してなんですけれども、さまざまな努力をされて、利用率アップに努めていらっしゃると思うんですけれども、入り口ですね、中に入る車のサイズがどうしても決まっているようなので、いろいろ書かれていらっしゃって、そういう車が入らないように注意をされていると思うんですけれども、ちょっとごちゃごちゃして、たくさん書かれているので、少し、私も前通ったときに、目を凝らしてずっと見て読んで、ああ、書いてあるんだという感じの確認方法がどうしても必要なのと。あと、駐車場に入れる場合に考えるのが、まずあいているのか、満車なのか、それが多分一番最初のきっかけだと思うんですね。あそこ前通ると、なかなかその表示が見えないので、本当にあいているのかな、満車なのかなというのがわからない状態だと思います。そこら辺のことを若干修正というか、改善していただいて、もう少しわかりやすく、中に誘導しやすいような表示方法とかをお願いしたいんですけれども、その点いかがでしょうか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 上野中央通りの地下駐車場につきましては、機械式ということで、車長で5.3メートル、車幅で1.8メートル、車高で2.0メートル、車重が2.3トンと、これはもう機械式ですので、これを超えるものについてはトラブルのもとになりますので厳密にお断りしているというところでございます。実際、外車も含めて、使用しようと思ったときに、実際はかってみたら入れなかったという事例があるたびに、現場のほうで入り口のほうに、この車種は入れませんという表示が、今現状につながっているというふうに認識しております。  委員ご指摘の点について、あと満空情報のわかりにくさというところも含めて、やはりそういうのをわからない、今、先ほど委員が目を凝らして、逆にそのことが事故につながるもとになりますので、早期にそこを改善すべく、今、担当と打ち合わせを進めているというところでございます。
    委員長 中澤委員。 ◆中澤史夫 委員 ぜひ進めていっていただきたいと思います。以上。 ○委員長 青鹿委員。 ◆青鹿公男 委員 過去の議事録もいろいろ見させていただきまして、何回も議論されているんですが、すみません、委員として初めてなのでご質問をさせていただきます。  今お話あった上野中央通り地下駐車場の点でございますが、28年度18.6%ということで、1.1%前年度に比べると伸びているというところになっております。この1.1%ではございますが、この1.1%について、所管としてどのような改善をされたのか、あともしくは、もし教えていただけるならば、18.6%、所管としてどのようにお考えかを教えていただけますでしょうか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 当然、こういう表で、雷門地下駐車場と上野中央通り地下駐車場が併記してありますと、雷門地下駐車場が41%、上野中央通り地下駐車場が18%というところで比較をされてしまうのかなと思っております。もともとこの雷門地下駐車場と上野中央通り地下駐車場は、営業時間が、片や16時間、片や24時間、それと、雷門地下駐車場が使用台数が200台に対して、上野中央通り地下駐車場が300台というところでの違いがございます。例えば上野中央通り地下駐車場の利用実績、例えば駐車場台数と平均駐車時間、これを掛け合わしたものを利用実績として考えた場合、雷門地下駐車場で置きかえると、約42%ぐらいの稼働率になってまいります。この数字については、24年度が、雷門地下駐車場が40%に対して、そういうのに置きかえた場合の上野中央通り地下駐車場が30%ですので、この間、上野中央通り地下駐車場が利用実績としては雷門地下駐車場を上回ったと我々は理解しております。  その中身としては、やはりうちの担当の係長を含め、職員が日々現場のほうで営業をかけていただいた。こちらのほうの、例えば定期利用の部分についても、27台のうち22台が企業のほうで借りていただいているというふうに認識している。ですから、先ほどの1.1%については、個人というよりは企業、周辺の商店等の企業が借りていただいた、そういうような営業努力の結果だというふうに認識しております。 ○委員長 青鹿委員。 ◆青鹿公男 委員 ありがとうございます。大変よくわかりました。私も、上野中央通り地下駐車場に行くと、結構混んでいるなというのがあったんで、この稼働率いかがかなとは思っていたんですが、24時間ということなので、よくわかりました。引き続き、こちらのほうも雷門地下駐車場、上野中央通り地下駐車場両方とも、稼働率上げるようにご努力のほうよろしくお願いいたします。以上です。 ○委員長 田中委員。 ◆田中伸宏 委員 雷門地下駐車場の経費、電気代とかいろいろ、人件費とかあるでしょう、稼働するための経費。それから、上野中央通り地下駐車場の経費と、かかっている経費というのはどのぐらい、それぞれ幾らぐらいですか。人件費と、それから自動的に動かす電気代とか、その他もろもろの経費があるでしょう、それは出ているのか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 雷門地下駐車場につきまして、平成28年度の決算見込みでございますけれども、歳入としましては1億6,000万円強でございます。歳出としては7,000万円弱。収支としては約1億円のプラスでございます。上野中央通り地下駐車場につきましては、現在こちらに書いてある数字プラス、東京都からの負担金がございますので、約2億円の収入がございます。歳出としましては、1億8,800万円、差し引きで収支としては1,100万円のプラスということでございます。 ○委員長 田中委員。 ◆田中伸宏 委員 東京都の負担金があるから。あそこのところは、浅草のほうからずっと来て、あそこ右折できないよね。公園のところはできるんだけれど、公園のほう、わかりますか、言っていること。役所からずっと来て、そしてすぐ信号があって、公園のほうに行くやつは右折できるよね。ちょっと先なんですよね、駐車場は。あそこを右折できるようにできないか。           (「できないです」と呼ぶ者あり) ◆田中伸宏 委員 どうしてもだめなのか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 そちらの議論につきましては、これまでも本委員会の中で、さまざまな委員からご意見をいただいておるところでございます。こちらについては、やはり信号と信号の間隔が狭い中に右折のレーンをつけることは、やはり交通上問題があるということで、上野警察さんのほうで難色を示しているところから、現在まだ実現に至っていないというところでございます。 ○委員長 田中委員。 ◆田中伸宏 委員 そうすると、あれ非常にここから行くと使いづらいんでね、例えば具体的に考えてごらんなさい。どのように行ったら行けるかと、こう回らなくてはならないよね、あれから。例えばこちらから行くと、浅草から行くと、昭和通りのほうを出て、昭和通りのほうから右折して行って、右折というのは対向車線になるから、非常に、左折の場合と右折の場合違うんだよ、日本の場合ね。正直言って使いづらいんですよね。だから、稼働率も低くなってくるんではないかと思うんですよ。  あとは、稼働率の問題でやると、値段を下げるしかないんだよ。値段下げると、今度は周りの民間駐車場を圧迫するとか何とかと言っているけれどね、そうではないと思うんだよ、これね、300台の駐車場でも300億円かかっているんですよ。常識で考えたらね1台とめるのに1億円、そうでしょう、300億円かかったでしょう、これ、違いますか、もっとかかっている、ちょっと違うの、幾らかかっているの、ちょっと。あれ300億円ぐらいかかって、300億円だって、1台につき、ほかのもあるけれど……。           (「通路も入れてだもん」「地下通路を入れて」と呼ぶ者あり) ◆田中伸宏 委員 地下通路も入る……。まあ、地下通路も相当であるけれども。だけれど、それにしても相当なお金かかっていますよ。地下通路だって、要するに、駐車場の問題として、駐車場の利便性ということからすれば、それでできてんのかなと思うし、そうではないと言えば、そうではない活用の仕方もあるのかもわからないけれど。ただ、値段はやはりそれなりに少しは下げたほうがいいですよ、下げたほうが。さもなかったら、もっと商店街に安く買わせて、お客さんに配ってもらうと、来たお客さんは、商店街のほうに来てくれた人は、サービス券つけて、その駐車場で来た人だというような何らかの工夫をすることが大事だと、そういうふうに思う。あなた、先ほどから営業努力、営業努力と、そういう営業努力はしていないでしょう。           (「やっています」と呼ぶ者あり) ◆田中伸宏 委員 やっているの、商店街の中で。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 最初の段階のときから、まずは上限額、上野であれば2,000円というところをまず利便性を上げてきた。それとあと、平成25年に料金体系を少し見直させていただいて、30分300円を、当初の30分は300円ですけれども、その後は10分100円という細切れにさせていただいたものでございます。そのような……。 ◆田中伸宏 委員 別に、営業努力については後で話ししよう、私と。私もいろいろアイデア持っているから。 ○委員長 よろしいですね。 ◆田中伸宏 委員 わかりました。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 上野中央通り地下駐車場なんですけれども、先ほど青鹿委員もおっしゃったように、定期利用台数もふえまして、駐車台数もふえまして、平均駐車時間も延びまして、修正回転率もふえまして、稼働率も上がって、売り上げも上がっていると、目標からしたらちょっとほど遠いかもしれないんですけれども、本当に担当所管の皆さんが頑張ってらっしゃるんだなというふうに評価したいと思います。私が1年生議員のときは、23年度、24年度、25年度と、たしか稼働率も14%前後ずっと必死に低空飛行というんですかね。それから比べますと、27年度、28年度と少しずつではありますけれども、本当にご努力されているんだなというふうに評価したいと思います。私自身も、定期利用とか、レンタカーの企業、事業者さんとか、旅行、旅館業さんとか、いろいろ提案をさせていただいているんですけれども、現在では、回数券もいろいろ工夫しながら使っていただけるようにご努力されているということも伺っております。今後も、石川課長らしく、ウルトラCを目指しながら、私自身も稼働率が上がるようにいろいろ考えていきたいと思うんですけれども、改めてちょっとすみません、レンタカー企業の方がどうしてだめだったのか、ちょっと教えていただけますか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 上野中央通り地下駐車場、雷門地下駐車場も同じなんですけれども、道路の附属物として駐車場を整備している。こちらについて、道路法の網がかかっておりますので、その中で、要は特定の営業、あるいは個人にサービスになることをある程度認めていないというところがございます。例えば現在、駐車場に行っていただくとわかりますけれども、自販機も置けていないという状況でございます。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 さまざまやはりいろいろ規制というんですかね、使用目的もありますし、仕方ないのかなとは思うんですけれども、常々、私自身も上野を回りながら、どんな車が路上駐車しているのかしっかり見ながら、もしかしたら、この車が利用していただけるんではないかなということを考えながら、先々いろいろ提案させていただこうかなとは思っているんですけれども。  この先、大きな流れとしましては、JR上野駅の公園口の流れも変わることもありまして、新たな流れができて、その流れの中でまた新しい方向、方法というんですかね、見えてくるのかなという部分もありますし、私自身、この稼働率を自分の点数としてどんどん上げていけるように頑張っていきたいと思いますんで、担当所管の方もよろしくお願いいたします。以上です。 ○委員長 太田委員。 ◆太田雅久 委員 私、初めての委員会で、ちょっとお聞きしたいんですが、まず修正回転率は、これはどういう数字なんですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 わかりにくいちょっと表現で大変恐縮です。こちらについては、営業時間中に駐車スペース1台分に何時間利用したかという数字でございます。当然、平均駐車時間と回転率を掛けるので、1台当たりの、この時間というのがちょっとわかりにくい表現にはなってしまうんですが、考え方とすると、1台のスペースに何時間使っていたかというものでございます。 ○委員長 太田委員。 ◆太田雅久 委員 それ、平均駐車時間と違うのか。全体の200、300台ありました。全体の車の駐車時間は何時間ですといった数が平均駐車時間でしょう。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 平均駐車時間につきましては、1台当たり何時間とまっていたか。修正回転率は1バース当たり何時間使っているかという違いでございます。 ○委員長 太田委員。 ◆太田雅久 委員 なるほどね、わかりました。  それで、もう一つは、今、営業努力の話もありました。先ほどちょっと数字がよく理解できなかったんだけれど、東京都からの負担金が来て、総合売り上げが2億円になります。経費が幾らで、利益が幾ら、だから、もう一度ちょっと言ってもらえますか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 光熱水費につきましては、区のほうではまずお支払いさせていただいて、その後、東京都のほうに、東京都の部分について請求して、それが入ってくるものですから、収支として、この駐車場料金プラス、そちらのほうの光熱水費の部分がプラスされるということでございます。           (「それで」と呼ぶ者あり) ◎石川洋二 交通対策課長 すみません。 ◆太田雅久 委員 それが2,000万円ぐらい入るんですね。 ◎石川洋二 交通対策課長 そのとおりでございます。 ◆太田雅久 委員 2億円。 ◎石川洋二 交通対策課長 はい、2億円でございます。 ◆太田雅久 委員 そして経費が、先ほど8,500万円ぐらいだった。 ◎石川洋二 交通対策課長 細かくて恐縮でございますけれども、上野中央通り、東京都負担分は約1,650万円、その他の通信基盤の強化への負担分とか、地下駐車場の部分については、上野中央通りさんの光熱水費も若干いただいていると、そういったところでは約2,000万円となっているというところでございます。  先ほど、駐車場の収入としましては、この一番上に載っている1億8,258万9,000円でございます。           (「支出」と呼ぶ者あり) ◎石川洋二 交通対策課長 失礼いたしました。支出については、1億8,853万円。 ○委員長 太田委員。 ◆太田雅久 委員 1億8,000万円か、1億円は聞こえなかった。だから1,200万円当たりのあの、私は、先ほど田中委員も安くしてどんどん稼働率上げろという話もされましたが、私は、逆にもう少し利益を追求してほしいなと思うんですね。公の仕事というのは非常に厳しい環境ではあるけれども、質問させてもらいましたけれど、やはり国税化が進むということも考えられますので、そういうところの少しでも穴を埋められるようなやはり自主財源をしっかり確保するという考えを踏襲すれば、営業しながら、利益をもっともっと生むような方法を考えてほしいなと思うんですが、その辺はどうお考えでしょうか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 この1枚目、資料1を見ていただきますと、多分、平均駐車時間が26年度から27年度、28年度に比べると、若干ながら、若干というか、私にとってみれば大幅に伸びているというところがあります。ただ、これがなぜ伸びたのかというのが、ちょっとまだ分析が終わっていないもんですから、ここを少し分析しながら、駐車台数をふやしていくというのも重要ではありますけれども、やはり平均駐車時間を延ばしていく、この観点も重要なのかなと思っておりますので、そこは少し研究させていただきたいなと思っております。 ○委員長 太田委員。 ◆太田雅久 委員 この間、春日通りのタワー駐車場が1軒、営業をやめた事実がありますよ。だから、かなりふえていることはふえていると思うんですが、あわせて一層やはりその辺の利益をしっかり上げられるように努力をしていただきたいと要望をしておきます。以上。 ◆石川義弘 委員 委員長、関連。 ○委員長 石川委員。 ◆石川義弘 委員 ちょっと先ほど聞いていて、ちょっと気になったことが1つあります。稼働率ですが、昼間と夜の稼働率で大分違ってくるということを聞きました。雷門地下駐車場は稼働時間が決まっているんで、これは雷門地下駐車場は稼働時間内のデータとして出すと、上野中央通り地下駐車場のほうは24時間稼働なので違ってくるという話は聞いたんですが、雷門地下駐車場のほうの稼働率自体と比べてみると、修正し直すと、上野中央通り地下駐車場のほうはもっと稼働率が上がってきますという話ということは、逆をとると、夜間の稼働率が非常に悪いというふうに聞こえるんですが、これでいいんですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 所管としてはそのような認識を持っております。 ○委員長 石川委員。 ◆石川義弘 委員 今、太田委員の言ったのは、私は正論だと実は思っています。その中では、雷門地下駐車場に関して、夜間の活動をしないというのも一つの考え方としてやったんだと思うんですよね。経費削減ということを考えれば、夜間の活動をするほうが得なのか、しないほうが得なのかということは、これは話したことがあるんですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 逆の立場で、雷門地下駐車場を24時間営業すべきではないかという視点では検討した経緯がございます。そのときには、やはり今の現行の経費の約倍かかってしまう、その割に、駐車台数が1日大体夜間おとまりいただいているのが7台程度ですので、収支的には合わないということで見送った経緯はございます。 ○委員長 石川委員。 ◆石川義弘 委員 今の話を逆にすると、上野中央通り地下駐車場のほうも夜間のことをやったら、どうも経費的には高くなりそうな雰囲気ですよね、当然のことながら。ところが、昼間働くより夜のほうが高いんですから、給料だって。それから、いないところで空調かけないといけないとか、こういう問題も出てきますよね。  上野に関しては、上野中央通り地下駐車場、そこら辺、ほかにもあることですし、それから、もう一つは、どうしてもそこでないと、夜間そこにとめることがいいことなんだという条件が何らかの形で出れば、これは夜間そこにとめるんでしょうが、何らかの形で、夜間を本当に必要なのか、必要ではないのか。それから、夜間に関して、この上野中央通り地下駐車場にとめさせる何らかの条件をもっと出すか、何かのことを考えないと、実は大きな形での数字の変更というのはあり得ないような気がするんですが、これ以上突っ込まないですので、よく検討しておいてください。 ○委員長 伊藤副委員長。 ◆伊藤延子 副委員長 雷門地下駐車場の駐車台数なんですけれども、27年度をピークにして28年度はちょっと減っているということと、あと稼働率は40%を超えているというような状況で、これがマックスになりそうなんでしょうか。それとも、またやり方によってはもっとふえると考えていらっしゃるんでしょうか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 先ほども少し触れさせていただきましたけれども、平成24年度から見てみますと、その過去ちょっとまだ確認、数字は持っていないんで大変恐縮ですが、ほぼほぼ18万から19万台で推移しているという状況がございます。やはり浅草の地域につきまして、昼間の稼働が多いというふうに考えておりますので、昼間につきましては、まず、先ほどご説明の中でも、平日の部分ですね、ここをどうふやしていくのかが鍵になるのかな。ただ、休日についてはもう多分、満車の状態が続いているので、これは難しいだろうというふうに考えております。  あと、やはり最近、浅草も、上野もそうなんですけれども、旅館、ホテルがふえてきておりますので、先ほどから、夜間の利用については少ないというふうなご説明をさせていただいている、ここの部分についての営業はかけていきたいというふうに考えております。 ○委員長 伊藤副委員長。 ◆伊藤延子 副委員長 今回、273万円のマイナス、昨年よりという意味ですね、ここは収支益ではプラスになっているということを聞きましたけれど、では、引き続きここの検討をお願いしたいというふうに思います。  それで、もう一つ、上野中央通り地下駐車場については、先ほども、つくるときに300億円かかったという問題がありますけれども、立体駐車場の整備とかは、時期的にはそろそろ入るんでしょうか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 こちらの機械式のメンテナンスにつきましては、これは15年間で3億5,000万円という、これは建設当初から、もう計画的保全ということで取り組んでいるところでございます。先ほどの数字の中でも、1億8,800万円支出、昨年度ですね、支出については、昨年度ぐらいから少しずつメンテナンス費用がふえてきた。その前までについては、1億5,000万円とかそういう数字で推移してきたかと思っております。そういうような形の中で、ここ四、五年ですかね、そちらの中でメンテナンスを行いながら、稼働をしながらメンテナンスを行っていくというところで進めていきたいと考えております。 ○委員長 伊藤副委員長。 ◆伊藤延子 副委員長 では、それはわかりました。  先ほど、上野中央通り地下駐車場のところで、利益率というんでしょうかね、1,100万円とおっしゃいましたよね。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 収支で1,100万円のプラスというところです。 ◆伊藤延子 副委員長 プラスですね。 ○委員長 伊藤副委員長。 ◆伊藤延子 副委員長 昨年は3,000万円ということでしたので、すごく頑張って、定期利用も27台にふやしたし、駐車台数もふえたし、ですけれども、こちらが下がっているというのは、非常に危険な予測がつくんですけれど、それはいかがでしょうか。 ○委員長 交通対策課長
    ◎石川洋二 交通対策課長 先ほどのメンテナンスのお話をさせていただきましたけれども、やはりだんだん古くなってくるとお金もかかってくるというところでは、一昨年よりは昨年のほうがかかった。今年度も同じような形でメンテナンスをかけていくというところで、おととしと去年の数字の差が出ているというところでございます。 ○委員長 伊藤副委員長。 ◆伊藤延子 副委員長 先ほど、そういうことで言うと、この数年後に逆転する懸念、赤字になってしまうんではないかという懸念があるのかなと思うんですけれど、そこまでの試算はまだしていないですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 上野中央通り地下駐車場につきましては、当初は、試算上は赤字というのもありました。ただ、そのときのこの数字につきましては、正直、この18.6%まで伸びてこないという数字の中での試算でしたので、今18.6%まで来ましたので、今現在でいけば、赤字は解消されるかなというふうな認識でおります。 ○委員長 伊藤副委員長。 ◆伊藤延子 副委員長 わかりました。引き続き、きちんと、本当に営業努力されたり、そういうのはもう重々こちらでも受けとめてというか、わかっている状況はあります。それで、やはり入り口の問題のところの整備は、もう毎回問題になっているということで、毎回、警察のほうとのやりとりもされているということなんですけれども、これから先、いつも、いろいろなときにオリンピックという問題とかも出てきますけれども、そういう意味ではふえてくる可能性はあるのかとも思うんですけれど、そういうところでの交渉をぜひ頑張っていただきたいと思います。以上です。 ◆田中伸宏 委員 ちょっともう1回。 ○委員長 田中委員。 ◆田中伸宏 委員 ちょっと先ほどから議論聞いていると、利益とかそういうのも大事なんですよ。大事なんだけれど、一番何かというと、公共の駐車場というのは、近隣の住民、台東区民の周りの商店街とかいろいろな人たちの、例えばそれを整備しないと混んで道路がしようがないとかいろいろな事情があって、それでつくられるものなんですよ、そうだと思うんですよ。  あなたが先ほどおっしゃったように、24時間やりますよ、とてもいいことなの。一番大事なことは、現実の中で姿を考えないといけないんですよ。ということは、すごく来街者多いですよね。車とめて、来街者が多くて、車とめるのに、1泊しようかと、夜間の駐車場、伸ばすなど、どういうときに使われるかというと、うちでお客さんが来たとき、泊まっていけよと言ったとしても、車で来たから、きょうは帰らなくてはならないと、飲んでいけよと言ったら、飲むこともできないわけよね。そのときに1泊して、そういうところがあるとなると、夜間の利用度がふえるんですよ。そうすると、うちへ来て、例えば泊まったり、あるいはどこか泊まって、どこかで飲んでね、うちに帰って、またとりに来るというと、夜間の利用がされるわけよ、消費されるわけよ。そういうやはり工夫をしなくてはいけないということなんですよ。  そういうときに、どういうときに使われるのかということなんですよ、夜間の出入りが、店も何もやっていないときに夜間の、夜中に出入りなどしないですよ。そういうことを考えて、近所にそうすれば、いれば、近所の中で飲み屋に行けば飲んで、どうせあそこ安いんだから、1泊しても安いんだから、あしたとりに来ればいいのではないかということになるわけですよ。それの境目をうまく見出すのは、夜間利用のふえるこつであるし、一番もったいないのは、利用度がないということ、あいているという時間が一番もったいないということ。使っていれば何らかのあれに、台東区の中に供しているということは事実な話なんでね。それを考えてやっていただきたいということだと思います。だから、利益は利益で上げるのは大事なことです。だけれどやはり、それはそういうことを、目的をきちんと考えてやっていただきたいと、こういうふうに思います。 ○委員長 木下委員。 ◆木下悦希 委員 これはインターネット放送もしているし、議事録にも残るんで、明確にしておかなくてはいけないのは、建設のときに、要するに通路と駐車場、そういうのを合併しながら、東京都からの補助金をもらったりして、努力してやったという中で、300億円というお金がひとり歩きしてはいけないので、明確にそこのところは答弁しといてください。それ程かかっている話ではない。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 300億円については、建設費としての数字でございまして、その後……。           (「通路」と呼ぶ者あり) ◎石川洋二 交通対策課長 ああ、失礼。 ◆田中伸宏 委員 通路と一緒と、あとあれだと言っているわけだよ。300億円、1台1億円ではないだろうと言っているんだよ。だから……。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 300億円につきましては、地下駐車場と通路の部分を含めての数字でございます。 ○委員長 木下委員。 ◆木下悦希 委員 こういうものは議事録にも残りますから、きちんと明確に答弁をしておいていただかないと、間違った方向で数字というのは飛びますので、しっかりやってください。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 後ほどお答えさせていただきます。 ○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――委員長 次に、観光バス待合所整備について、交通対策課長、報告願います。 ◎石川洋二 交通対策課長 それでは、観光バス待合所整備についてご報告いたします。  資料4をごらんください。項番1、背景・目的でございます。平成29年2月1日より、観光バス予約システムの運用を開始し、システムの浸透とともに乗降場の利用が増加しております。区民と観光バス利用者が共存し、安全・安心な交通環境を整備していくため、観光バス待合所を増設し、観光客の受け入れ体制の強化を図ってまいります。  項番2、(仮称)東武浅草駅乗車場前待合所整備についてです。台東区観光バス対策基本計画に基づき、江戸通りにある東武浅草駅乗車場前に待合所を設置するため、昨年春先より、東武鉄道及び松屋と交渉を重ねてまいりました。当初は、賃借について消極的でございましたが、今年度に入り、東武鉄道より前向きな回答がありましたので、さらに協議を進めてまいります。  (1)、物件の概要でございます。場所は東武浅草駅1階でございます。所有者は東武鉄道株式会社、面積は46.305平米でございます。下段の地図及び平面図をごらんください。物件は、江戸通りに直接面しており、観光バスの東武浅草駅乗車場の目の前となっております。  (2)、今後のスケジュールでございます。今後、東武鉄道と賃借の内容について交渉を行うと同時に、7月27日に財産価格審議会を開催し、交渉がまとまれば、第3回定例会に賃借料及び施設改修費の補正予算を計上する予定でございます。  説明は以上となります。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたら、どうぞ。  中澤委員。 ◆中澤史夫 委員 この江戸通り沿いのバスの乗車場を、最近、以前に比べると利用している方がふえているように、よく通るので感じます。要所の道幅が狭いので、そこに滞留してしまうと通りづらい、自転車も結構あそこのところは通る方がいらっしゃるので、非常にここのところに待合所ができると、サイズはどちらにしても、そこに入れる人がいるということは、その分だけ表に流れる人がいないので、すごくいいと思います。  今回、この待合所をつくられるということで、中に台東区のお知らせとかいうのは結構つけられたりすると思うんですけれども、ほかに掲示方法とか、何か周知方法で、待合所の中にそういうのを表示するというような考えとかはあるのでしょうか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 今回、松屋さんと東武鉄道さんと交渉するに当たっても、この松屋の商業ビルはもう浅草の顔であるというところのお話がありまして、交渉の中で、やはりただの待合所だけではなくて、顔にふさわしいような、そういうような待合所にしてほしいというようなご要望がありましたので、委員のご指摘のとおり、ただの待合所ではなく、観光PR、あるいは松屋さんのいろいろなチラシですね、そういうものをPR、あと周辺のPRもさせていただきながら運営していきたいというふうに考えております。 ○委員長 中澤委員。 ◆中澤史夫 委員 非常に、いわゆる東武鉄道で、松屋の中に入っている1スペースだと思いますので……。           (「EKIMISE」と呼ぶ者あり) ◆中澤史夫 委員 EKIMISEのスペースと思いますので、非常にそういう面では、そういうPRも中にすれば、待っている人がちょっと寄ってみようかなとか、今度また来たら、東武鉄道を使っていわゆる旅行してみようかなというふうに、いろいろなことを考えられる時間もできると思いますので、非常に有効利用すれば、お互いにいいと思います。  ちょっと若干、今回、報告にはないんですけれども、私も、委員になってから、この観光バス関係はすごく気になっていて、いろいろな周辺部分とかよく、二天門とか歩いたりとかして見ているんですけれども、二天門通りのところで安全対策として、最近、少し整備をしたという話を聞いたんですけれども、二天門通りのところで、ちょっとそこら辺若干、整備したところを教えてもらえればと思います。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 二天門通りにつきましては、やはり道路の横断が頻繁に起きるというところがございましたので、一部、地先のご了解が得られたところからガードレールを設置してきたというところでございます。  また、これは学務課ですけれども、カメラですね、監視カメラも設置してきたというところでございます。 ○委員長 中澤委員。 ◆中澤史夫 委員 非常にあそこ、どうしても意外とお客さんが横断歩道ではなくて、道路を通行して渡っていくという姿をよく見るので、そういう意味では、ガードレールがつけば、その分だけ抑止力になると思いますので、すごくいいと思います。  この待合所のほうも、きのう、実はちょっと場所を見に行ったんですね。自転車でちょっと通行して、ちょっととめてみようと思ったら、あそこに立っている誘導員、警備員の方が、目が合いまして、ちょっとだけと言ったら、いやいやいや、どけてくださいと、言われれば、すぐ帰りますからと言ったんですけれど、いや、帰るまで離れないんですね。もう非常に熱心にやっていただいているので、もう見ると、自転車1台もとまっていないんですよ。もうすばらしい方が今回つかれていますので、そういう面では安心して、私も本当、実際に駐輪場にとめてから行けばよかったんですけれども、ちょっとそういったことがありましたので、非常に心強いなと思いました。今後しっかり、私も見守りながらいろいろできることは提案しながらやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長 冨永委員。 ◆冨永龍司 委員 このバスの待機所ですか、つくるということで、ここは、前は枠線がなくて、最近枠線も打ち、しっかり整備した中で大分利用率も上がっていると。1点だけ、最初に確認したいんですが、ここもともと理容室だから、この中にはトイレの設備あるんですかね。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 こちらにはトイレの設備はございません。 ○委員長 冨永委員。 ◆冨永龍司 委員 そうすると、このEKIMISEの施設を使うということになるんでしょうか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 東武鉄道、または松屋との打ち合わせの中では、こちらのほうで開設した暁には、駅ビルのトイレを使っていただいても結構だというご意見をいただいているところでございます。 ○委員長 冨永委員。 ◆冨永龍司 委員 わかりました。ちょっと多分、あそこのガードレール側かな、あっち側にあると思ったんで、案内のほうをしっかり書いていただきたいと思います。  そして、観光バス予約システムが運用されて約4カ月ぐらいたったのかな、その中で、大分浅草全体見ていて、きちんと利用されて、乗降されている姿をよく見て、大分バスも少し整備されたかなという、私の印象ですけれども、課としては、運用4カ月で、どのように印象を受けているのか、考えているのか教えてもらえますか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 現場の利用実態としましては、大変いい状況が続いているというふうに認識しております。しかしながら、やはり予約システムという中では、まだ稼働率が半分も満たないという状況がございます。当日、浅草に来てみて、現実に今戸、あるいは清川の駐車場に行ってみて、そこで仮予約という形の中で乗車場とセットとして使っていただいておるんですけれど、その利用がまだ多いというところでは、まだ課題があるなというふうに認識しております。 ○委員長 冨永委員。 ◆冨永龍司 委員 そのことというのは、たしか観光バス対策協議会の会議によって、観光事業者さんから、やはりなかなか1週間前は厳しいという声もありました。急にコースが変わったり、急に決まったり、飛行機がおくれてしまったりといろいろなことで、なかなか1週間前にきちんとした時間をとるのは難しいという意見があったので、やはり今後、その辺でも流動的に対応していただきたいと要望しておきます。 ○委員長 田中委員。 ◆田中伸宏 委員 非常に交通対策課長、努力に感謝しますよ。いい報告だよ、すごく。こういうきめの細かいところまで考えてやってくれているんだというのは、非常にそういうことを感じるんでね、ぜひ……。いつも文句ばかり言っているのでは、しようがないからさ。よくやってくれたよ、こういう気持ちでやってもらいたいと。ただ、このつくり方というのは、何かおもしろいものを、ちょっと考えようよ。何かいいなとか、ちょっと浅草らしいなとか感じさせるものを、ちょっとつまんないものでも、そういうことをちょっと考えてみたら、私も考えるから。一応ありがとうございます、それだけ。 ○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 先ほど木下委員のご質問に大変失礼いたしまして、答弁保留させていただきました。  事業費でございますけれども、上野中央通り地下駐車場としましては156億円、上野中央通り地下歩道としまして107億円の工事費でございます。大変失礼いたしました。 ○委員長 木下委員。 ◆木下悦希 委員 このことは明確にしておかなければいけないというのは、前にいろいろこれ論議があって、その中で、いろいろな努力を、時の都議会委員の方や皆さん努力して、いろいろ東京都と交渉していただいたり、何かしてやったという経緯があるんで、金額だけで誤解が走っては困ると思いまして、明確な答弁を求めました。 ○委員長 理事者からの報告は、以上であります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――委員長 案件第1、交通対策及び地区整備について、その他ご発言がありましたら、どうぞ。           (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 おはかりいたします。  案件第1、交通対策及び地区整備については、重要な案件でありますので、引き続き調査をすることに決定いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――委員長 以上で案件の審議を終了いたしましたので、事務局次長委員会報告書を朗読させます。           (伊東議会事務局次長朗読) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――委員長 これをもちまして、交通対策地区整備特別委員会を閉会いたします。           午前11時24分閉会...