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  1. 台東区議会 2016-07-25
    平成28年 7月産業建設委員会-07月25日-01号


    取得元: 台東区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-13
    平成28年 7月産業建設委員会-07月25日-01号平成28年 7月産業建設委員会 産業建設委員会会議録 1 開会年月日   平成28年7月25日(月) 2 開会場所    議会第3会議室 3 出 席 者   委員長   青 柳 雅 之    副委員長 松 尾 伸 子   (7人)    委員    鈴 木   純    委員   鈴 木   昇           委員    冨 永 龍 司    委員   小 坂 義 久           委員(議長) 太 田 雅 久 4 欠 席 者   (1人)    委  員 木 下 悦 希 5 委員外議員   (0人) 6 出席理事者   文化産業観光部長              石 野 壽 一           文化振興課長                内 田   円           観光課長                  河 井 卓 治
              産業振興担当部長              飯 島 守 人           産業振興課長                菅 谷 健 治           都市づくり部長               伴   宣 久           都市計画課長                望 月   昇           まちづくり推進課長             浦 里 健太郎           地区整備課長                原 島   悟           建築課長                  松 本 浩 一           住宅課長                  鈴 木 慎 也           都市づくり部副参事             大 野 邦 仁           土木担当部長                髙 栁 正 治           交通対策課長                石 川 洋 二           道路管理課長                飯 田 俊 行           土木課長                  齋 藤   洋           公園課長                  雨 宮 真一郎           文化産業観光部参事芸術文化財団事務局長)太 田 清 明           文化産業観光部副参事(芸術文化財団経営課長)                                 落 合   亨           文化産業観光部参事産業振興事業団事務局長)                            (産業振興担当部長 兼務)           文化産業観光部副参事(産業振興事業団経営支援課長)                                 関 井 隆 人 7 議会事務局   事務局次長     渡 邉 俊 二           議事調査係主査   森 田 孝 次           書  記      髙 保 郁 子           書  記      松 江 勇 樹 8 案件 特定事件について  ◎理事者報告事項都市づくり部】   1.都市計画マスタープランの検討に係る体制及びスケジュールについて                      ……………………………資料1 都市計画課長   2.御徒町駅周辺地区地区計画区域内における事業の進捗状況について                      ……………………資料2 まちづくり推進課長外郭団体】   1.公益財団法人台東芸術文化財団経営状況報告について                      ……………事前資料1 文化産業観光部副参事                              (芸術文化財団経営課長)   2.公益財団法人台東産業振興事業団経営状況報告について                      ……………事前資料2 文化産業観光部副参事                           (産業振興事業団経営支援課長)           午後 1時59分開会 ○委員長(青柳雅之) ただいまから、産業建設委員会を開会いたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 初めに、私から申し上げます。  木下委員は、本日欠席との届け出がありました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、本委員会所属理事者に異動がありましたので、紹介があります。  都市づくり部長。 ◎伴宣久 都市づくり部長 6月23日付で本委員会の都市づくり部課長級理事者に異動がありましたので、ご紹介いたします。  都市づくり部副参事、大野邦仁。  以上でございます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 本日は、卓上マイクのスイッチを押してからご発言願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、理事者の方にあらかじめ申し上げます。所管の部の報告事項が終了した時点でご退席いただいて結構ですので、よろしくお願いいたします。  また、本日、報告事項のない部の理事者の方についても、ご退席いただいて結構です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、傍聴についておはかりいたします。  本日提出される傍聴願については、許可いたしたいと思いますが、いかがでしょうか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。  それでは、審議に入らせていただきます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 案件、特定事件についてを議題といたします。  本件については、理事者から報告がありますので、ご聴取願います。  初めに、都市計画マスタープランの検討に係る体制及びスケジュールについて、都市計画課長、報告願います。 ◎望月昇 都市計画課長 資料1でご説明いたします。  今年度開始いたします都市計画マスタープランの策定につきまして、その検討体制及びスケジュールが固まりましたので、ご報告申し上げます。  まず、検討体制でございます。(1)でございますが、台東区都市計画マスタープラン策定委員会を設置いたしまして、現行プランの見直しによる新たな都市計画マスタープランの内容を検討するとともに、まちづくり施策の新たな展開等について検討を行いまして、その結果を区長に報告いたします。  策定委員会のメンバーは表のとおりでございます。学識経験者4名、区内まちづくり団体の代表の方5名、都市づくり部の両部長を含め、計11名で構成いたしております。  (2)の庁内の検討体制でございますが、都市づくり部長を会長といたしまして、関係部長から成る庁内検討会と、その下部組織として実務を担当する作業部会を設置し、庁内の協議・調整を行うものでございます。  次に項番2の検討スケジュールでございます。  まず、策定委員会の開催予定でございますが、8月10日に第1回を開催いたしまして、今後のまちづくりの課題整理、策定の方向性及び施策の新たな展開について、確認を行います。  恐れ入ります。資料の裏面2ページをごらんください。続けて第2回、第3回までを年内に開催いたしまして、記載の検討を経て年度内に第4回を開催し、素案を作成してまいります。来年度に入りまして、第5回を開催いたしまして、都市計画マスタープランの最終案を作成いたします。  (2)の策定までの流れでございます。ただいまご説明いたしましたように、年度内に素案を作成いたしまして、来年第1回定例会でご報告の後、台東区都市計画審議会におきまして報告いたします。なお、素案作成に当たりましては、検討途中の段階で区民懇談会を開催して、検討状況の説明、また区民との意見交換を図ってまいります。来年度にパブリックコメント及び東京都の関係部署との協議を進めまして、第5回の策定委員会を開催して最終案を作成し、第2回定例会でご報告、都市計画審議会の諮問答申を経まして8月の都市計画マスタープラン策定を目指してまいります。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  小坂委員。 ◆小坂義久 委員 本年2月にも都市計画マスタープラン策定についてということでご報告があって、その際、フォローアップ調査の実施、各整備方針について区内の現況等を取りまとめているところであると。この結果を踏まえて、新たな都市計画マスタープランを策定するというような目的のもと、2月にこのマスタープランについて発表があったんですが、確かに時間的スケジュールを見て、このフォローアップ調査の報告等ですね。この委員会報告をしないということは、それはそれでいたし方ないのかなというふうに思いますけれど、大体フォローアップ調査についての大枠、こういった結果が出たということをちょっとご説明していただきたいと思うんですけれど。 ○委員長 都市計画課長。 ◎望月昇 都市計画課長 フォローアップ調査につきましては、台東区のまちづくりの基礎的な現況調査ですとか、都市計画マスタープランの根幹でございます分野別整備方針ですとか地域別整備方針、これに対する進捗状況の調査を行ってまいりました。特に部門別の整備方針につきましては、土地利用方針のところでこれまでも都市計画マスタープランとその現況とのずれというところが指摘されてきたところでございますけれども、この調査でもうやはり業務地や複合市街地で、いわゆる土地の高度利用化というのは図られているという一方で、土地利用の変化が見られない作業所、住宅複合地といったところや、また中低層地としている街区内でも8階以上の高層建築物が見られるなどといった課題がこの調査で明らかになっております。  また、みどり・公園整備方針では、環境の視点ですとか、それから都市景観整備方針のところでは、歴史また観光といった視点からの景観形成といった課題が上げられています。  それから、地域別整備方針については、それぞれの地域の課題というのが上げられておりまして、分野別整備方針ですとか地域別整備方針で上げられた課題を整備した上で、新たな都市計画マスタープランの方向性を示していきたいというふうに考えてございます。 ○委員長 小坂委員。 ◆小坂義久 委員 これからのスケジュールで、先ほどお話があったように5回、策定委員会を開催して、今、課長がおっしゃったような形で都市計画マスタープランの策定についてということでこれから動いていくと思うんですけれど、今、さまざまな課題の指摘がございました。その課題の指摘について、この策定委員会等でやはりどのようにクリアしていくかというのが私はやはり、当然その方向性でいくと思うんですけれど、まずこの都市計画マスタープランですね。これは具体的にやはり台東区の今後20年、先ほど20年の方向性のグランドデザインということでちょっとお伺いしたんですが、そういう意味でいうと非常に今後、重要性を増す計画だというふうに私は認識しております。  そういう意味において、やはりこのマスタープランの方向性ですね。これが今回、区としてまたどういう形でこのマスタープランの方向性を持っていくのか。これは、やはり区民の考え、またいろいろな意味で高度利用に向かっていくのか、それとも、そうではなくてまちを守っていくという方向性にいくのか、さまざまなことが考えられると思うんですけれど、やはり台東区として、どのように今後20年を踏まえたグランドデザインをつくっていくのかというので私は何度も言うように、非常に大切なプランだと思いますので、そこのところをどうかしっかりと踏まえた上で、行政指導もどこまでやっていけるのかということも踏まえた上で、ちょっとですね。このマスタープランがどこまでの、今までマスタープランマスタープランといろいろな話があったんですけれど、それ程余り重要性というかあまり意味を、こういったら失礼ですけれど、あまり重きをやはり、建つものには建ってしまうしというような、そういうことで、この産業建設委員会でも過去いろいろな話題があったんですが、どこまでこのマスタープランでいろいろな意味で建築のバリアを張っていくのかどうか。ちょっとうまくまとめられなくてごめんなさい。そういうところで私は大変期待していますので、しっかりとこれ、いいプランをつくってください。要望して終わります。 ○委員長 よろしいですか。  ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、御徒町駅周辺地区地区計画区域内における事業の進捗状況について、まちづくり推進課長、報告願います。 ◎浦里健太郎 まちづくり推進課長 それでは、御徒町駅周辺地区地区計画区域内における事業の進捗状況について、ご報告させていただきます。  資料2をごらんください。御徒町駅周辺地区では、地区計画を定め、街区の一体化、商業業務機能の強化を進めてきているところでございます。  まず、項番1、御徒町駅周辺道路整備でございます。この整備につきましては、昨年6月17日の本委員会において、道路整備測量調査の実施についてご報告させていただいているところでございます。このたびは歩行者の安全に配慮した快適で魅力ある街並み形成を図るため、地区計画で位置づけられている駅前広場を中心とした道路を整備するものでございます。  (1)道路整備箇所についてでございます。図中の赤線及び青線で表示しております箇所が整備箇所でございます。  続きまして、(2)整備規模・仕様でございます。路線①においては延長191メートルで、歩道のバリアフリー化、歩車道の舗装及び街路灯等の整備を行い、路線②、路線③ではそれぞれ延長72メートル、144メートルで車道の舗装、街路灯等の整備を行うものでございます。なお、舗装につきましては、インターロッキング舗装によるカラー化を図ってまいります。  続きまして、(3)整備スケジュールでございます。路線①は本年9月から来年3月まで。また、路線②と③は来年度の整備を予定しているところでございます。  続きまして、(4)整備イメージでございます。左側の写真は整備前の道路状況で、右側の写真が整備後のイメージでございます。  恐れ入りますが、裏面をごらんください。続きまして項番2、松坂屋上野店南館建替え計画でございます。本計画は平成25年8月26日に開催されました取締役会で決議されており、27年5月から着工しております。本件につきましては、25年10月の本委員会でご報告させていただいたところでございます。
     (1)計画概要でございます。概要は記載のとおりでございまして、工事概要に変更はございません。  続きまして、(2)工事の進捗状況でございます。現在、11階までの鉄骨組み上げが進んでおります。また、6階の外壁コンクリート板の取りつけを行っているところでございます。  続きまして、(3)完成イメージでございます。左側のイメージ図は中央通りから見たイメージでございまして、右側が立面図でございます。  説明は以上でございます。今後とも地区計画に示されるまちづくりの実現に向けて、引き続き取り組んでまいります。よろしくお願いいたします。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。           (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、外郭団体経営状況について、報告を聴取いたしたいと思います。  初めに、公益財団法人台東芸術文化財団経営状況報告について、文化産業観光部副参事、報告願います。 ◎落合亨 文化産業観光部副参事 それでは、公益財団法人台東芸術文化財団経営状況について、ご報告させていただきます。  報告の内容といたしましては、平成27年度の事業報告及び収支決算となっております。事前資料1、こちらの4枚つづりの概要版をごらんください。  初めに、事業報告について、主な事業をご説明させていただきます。  Ⅰ、芸術文化に関する事業でございます。各文化施設では特性を生かした特別店、企画展などを開催してまいりました。  朝倉彫塑館でございます。①にありますとおり、竣工してから80年となることを記念して、朝倉彫塑館の空間をテーマとした特別展を開催し、朝倉文夫が建物、庭園に込めた思いやこだわり、この空間が果たした役割を通じて、朝倉彫塑館の魅力をご紹介いたしました。  2ページをごらんください。ページ冒頭一葉記念館でございます。(1)の特別展は作品発表から120年となることを記念いたしまして、「樋口一葉『たけくらべ』の世界」と題して開催いたしました。直筆原稿や挿絵のペン画、往時の吉原の様子などを展示し、「たけくらべ」が描いた世界をご紹介いたしました。例年より多い約5,900名の方にご入館いただき、好評でございました。  1枚おめくりいただき、4ページ目をごらんください。経営課が実施いたします各種事業を掲載してございます。ページの一番下、(6)のにほんの美でございます。大人の美術ワークショップを、この年度は本格的な絹本着色を学ぶとともに、定員を2倍にして実施いたしました。大変好評であり、定員を超えるご応募をいただきました。  お隣の5ページをごらんください。(7)の台東薪能では、久しぶりとなる浅草寺境内での実施を予定していたところでございますが、雨天のため、浅草公会堂での実施となってございます。本年度につきましては、さきの委員会では開催場所未定とご報告いたしましたが、浅草寺境内での実施ができるようになりました。  少し飛びまして、(9)宮中雅楽は4年に1回開催しているものでございます。宮内庁式部職楽部のみやびやかな調べと舞を多くの方にお楽しみいただきました。  ページの下のほう、Ⅱ、スポーツ文化に関する事業でございます。  自主事業といたしまして、(1)の区民スポーツ教室として①の硬式テニス教室と、恐れ入ります、6ページをお開きください。②の初心者ゴルフ教室を開催いたしました。  (2)の区民スポーツ大会として、区民ドッジボール大会を開催し、小学生のお子さん、ご父兄の方々が熱戦を繰り広げられました。なお、その下の桜橋・わんぱくトライアスロンにつきましては、隅田川護岸工事の影響等によりこの年度はやむなく中止したものでございますが、本年度は実施に向け、実行委員会を中心とした準備が大詰めを迎えているところでございます。  Ⅲ、芸術・文化・スポーツ施設の管理運営では、区から指定管理を任されております文化施設リバーサイドスポーツセンターの運営について、いずれの施設も設置した目的を踏まえ適正な管理を行ってまいりました。この年度は区において文化施設年間パスポート半券割引制度を導入していただき、この制度のPRに努めてまいりました。  次のⅣ、芸術・文化・スポーツ活動の調査・情報収集及び提供に関する事業では、2行目に記載のホームページのリニューアルを行い、新たな機能を追加するとともに、フェイスブックもあわせて開設し、積極的な情報提供を行ってございます。  以上が事業報告でございます。  続きまして、収支決算でございます。最後の7ページをごらんください。収支決算書を添付させていただいております。  まず、Ⅰ、事業活動収支の部でございます。1、事業活動収入は網かけをしております事業活動収入計の行にありますとおり、6億1,631万1,143円でございます。  次に、2、事業活動支出でございます。網かけをしております事業活動支出計の行に記載のとおり、5億4,771万5,823円でございます。対前年106万240円の増とほぼ例年並みでございました。  事業活動による収支差額はその1行下、事業活動収支差額の行にありますとおり、6,859万5,320円となっております。  次に、Ⅱ、投資活動収支の部でございます。投資活動収支差額はⅡの2の升目の一番下となりますが、101万646円でございました。全体の収支差額は下から4行目の当期収支差額の行でございますが、6,960万5,966円となります。  下から2行目にありますとおり、同額を区に返納いたしました。  最後の行、次期への繰越額が2,000万円でございます。  以上が収支決算でございます。なお、事業報告及び収支決算につきましては、5月と6月にそれぞれ開催されました芸術文化財団理事会及び評議員会でご承認をいただいたものでございます。  ご報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  小坂委員。 ◆小坂義久 委員 何点か、お伺いいたします。  まず、こちらの平成27年度公益財団法人台東芸術文化財団事業報告収支決算でちょっとお聞きしたいんですが、20ページの、これは教育委員会関係ですけれど、学びのキャンパスプランニングの出前講座、こちらをまず確認したいと思っています。これはそれぞれ朝倉彫塑館下町風俗資料館一葉記念館とか、こういう形で、学びのキャンパスプランニングということで出前講座を行っているんですけれど、この学校を決める何か、例えば朝倉彫塑館は今回谷中小学校ですよとか、そういう決め方みたいなのはどういう形で行っているのか、ちょっと教えてください。 ○委員長 文化産業観光部副参事。 ◎落合亨 文化産業観光部副参事 こちらの学びのキャンパスプランニングでございますけれども、芸術文化財団としてはこういったカリキュラムを用意できますよというものを指導課に提出いたします。それで、指導課が芸術文化財団だけではなくて、例えば環境ふれあい館であるとか、さまざまなところから取り寄せたものを学校に提示して、その中から学校が選ぶというような形になってございます。 ○委員長 小坂委員。 ◆小坂義久 委員 例えばこれは区内、小学校19校、中学校7校あるんですけれど、まあ、幼稚園も含めてね。全て行き渡るような形になるんですか。例えば谷中小学校が今度は朝倉彫塑館へ行ったら、今度は下町風俗資料館へ行くとか、そういう形にはなっていないのですか。 ○委員長 文化産業観光部副参事。 ◎落合亨 文化産業観光部副参事 全体のものをリスト化して全校に配っておりますので、例えば谷中小学校がここに行ったから来年ここに行きたいというような、そのようなものを選べるような状況になってございます。 ○委員長 小坂委員。 ◆小坂義久 委員 あくまでそれは学校サイドで決めてということですね。次、行きます。  ちょっと気になったのが、48ページ、49ページですけれど、台東リバーサイドスポーツセンター。ちょっと教えてもらいたいのは、利用可能単位利用単位面数、面数は何となく広さのあれなのかなと思うんですが、詳しく教えてください。 ○委員長 文化産業観光部副参事。 ◎落合亨 文化産業観光部副参事 利用可能単位と申しますのは、いわゆる総コマ数というか、面掛ける日数に、雨とかで使えない日を除いたものが利用可能単位となっております。例えば雨が降って野球場が水浸しになってしまうと、そこはもとから使えませんので、その分は引いていくというような形になってございます。 ◆小坂義久 委員 面数はどうですか。 ◎落合亨 文化産業観光部副参事 面数でございますが、例えば庭球場でありますと時間帯がございまして、時間帯掛けるテニスコートが5面だったら5面というような形になります。それで、野球場に関しましてここにある、細かく米書きで書いてある、2時間を1単位として1日12単位というような形で、これが面数となってございます。 ○委員長 小坂委員。 ◆小坂義久 委員 ちょっとわかったようでわからないんだけれど、それはいい。詳しく今度また机の前で聞きます。  あと、この利用人数で、前年度と比較して野球場がなぜこれだけ減ったのかなというのが、何か理由があるんですか。 ○委員長 文化産業観光部副参事。 ◎落合亨 文化産業観光部副参事 野球場の人数でございますけれども、約1割強、前年度よりも減っているところでございます。こちらですけれども、野球場は一般開放してございませんので、純粋にチームの集まる人数とか、そういったのが少なくなったというような状況でございます。申しわけございません。 ○委員長 小坂委員。 ◆小坂義久 委員 わかりました。  最後に、3ページの下に、修学旅行客誘致のため他都市教育委員会を訪問するなど、財団全体として入館者の増加に向けた取り組みを推進してきましたというふうにあるんですが、これはどういう形で生かされたのか、どういう形で他都市教育委員会を訪問してきたのか、そこのところを教えてください。 ○委員長 文化産業観光部副参事。 ◎落合亨 文化産業観光部副参事 他都市の訪問でございますけれども、芸術文化財団にPRとかを専門とする営業推進係という係がございまして、そちらで毎年方面を決めて、修学旅行に来やすいところ、例えばことしは東海道方面とか東北新幹線方面とか、北陸新幹線が開業したから北陸新幹線というように場所を決めて来ていただくように教育委員会を訪問いたしまして、パンフレットとともに、こういったものを展示しておりまして、こういったものが見られますよとかいうようなことをご紹介して、誘致をお願いしているようなところでございます。  それで、あと各館で、例えば近隣の小学校とかにはまた別途、パンフレットをお送りしたりとかして、来ていただけるようにお願いしているようなところでございます。  以上でございます。 ○委員長 小坂委員。 ◆小坂義久 委員 営業推進係がそこのエリアを決めて、例えば北陸新幹線が通ったなら、では、北陸、富山へ行こう、福井へ行こう、そこでしっかりと教育委員会を訪問して、いろいろとPRして修学旅行客をどんどん取り入れていこうということですね。その結果、どうでしたか。 ○委員長 文化産業観光部副参事。 ◎落合亨 文化産業観光部副参事 そうした結果でございますけれども、やはり行ってご紹介いたしますと、例えばうちですと一番下町風俗資料館が来ていただきやすいんですけれども、下町風俗資料館のメリットとして国立博物館よりも30分早くあいているというようなことがございまして、いわゆる朝ご飯を食べて一番最初に来てくださったりとか、あるいは班別行動でそのポイントに置いてくださったりとかいうような効果で修学旅行客の方が見えてくださっているというような状況でございます。 ○委員長 よろしいですか。           (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、公益財団法人台東産業振興事業団経営状況報告について、文化産業観光部副参事報告願います。 ◎関井隆人 文化産業観光部副参事 それでは、公益財団法人台東産業振興事業団経営状況について、お手元の資料、事前資料2に基づきご報告申し上げます。  平成27年度決算につきましては、昨年4月に個別事業者支援に係る事業が区から産業振興事業団に移管され、最初の決算となります。また、ご報告する事業報告及び収支決算につきましては、5月の理事会及び翌月の評議員会において承認されたものでございます。  それでは、項番1、各種研修会、講習会等の事業でございます。  (1)中小企業に対する技術の指導及び研修事業では、中堅技術者専門研修やCADシステム研修、工作機械等個別技術講習を、(2)の中小企業の情報化・国際化等を支援する各種研修事業では、英会話教室等を実施いたしました。  (3)の中小企業の人材育成を支援する各種セミナー事業は、区からの移管事業であり、したまちTAITO創業塾、若手経営者サポートセミナー等を実施しております。経営セミナーにつきましては、窓口等で要望の多かったマイナンバー制度に関するセミナーを開催するなど、事業者の皆様の声を反映し、開催回数を充実しております。  また、(4)は、中小企業勤労者福祉に関する各種セミナーとしてパソコンや健康セミナー等を実施いたしました。  次に項番2、調査研究、情報提供並びに普及事業でございます。  (1)の中小企業に関する情報資料の収集及び提供事業では、ファッション関係の書籍等を購入し閲覧に供しております。  恐れ入ります、2ページをお開きください。(3)の④普及・啓発では、勤労者サービスセンターの会員拡大を目的として、26年度に引き続き会員募集チラシのポスティングを5月に行い、あわせて5月から9月にかけて入会金無料キャンペーンを実施いたしました。その結果、下の表のとおり、会員数が前年度比で29人増加し、2年連続での増加となっております。  次に、項番3、勤労者福祉事業でございます。  (1)では、産業研修センターにおいて浅草ものづくり工房の入居者を講師とした手づくり教室のほか、革工芸教室等を実施いたしました。  (2)は、勤労者サービスセンター会員に対する給付事業で、668件の給付実績がございました。  (3)の健康維持増進に係る事業では、予防接種や日帰り温泉施設等の利用補助を実施し、(5)自己啓発・余暇活動に係る事業では、指定宿泊施設や遊園施設、各種観戦、観劇チケット等の利用補助等を実施しております。  勤労者福祉事業全体といたしましては、前年度より利用数が増加しているところでございます。  項番4、中小企業のための各種経営支援等の事業は、区からの移管事業でございます。  (1)の①商工相談では、661件の相談実績があり、前年度比で87件、15.2%の増となっております。  ②は27年度からの新規事業で、中小企業の皆様の経営上の諸問題に各支援機関と連携して対応するビジネス支援ネットワークの実績であり、300件のご相談がございました。また、各支援機関との連携事業として、女性経営者向けのセミナーや補助金活用の相談会などを計8回実施しております。  3ページをごらんください。③専門コーディネーター相談は、職員が企業を訪問し、経営相談や情報提供を行う事業でございますが、27年度は1,299件の実績がございました。職員を1名増員したこともあり、前年度比で401件、44.7%の増となっております。  (2)中小企業に対する各種助成事業では、新市場開拓支援など8種の助成事業を実施いたしました。延べ119件の交付実績となり、多くの事業者にご利用いただいております。それぞれの実績については、資料記載のとおりでございます。  次に、項番6、台東区立産業研修センターの管理運営及び区から受託する事業でございます。  (1)の産業研修センターの会議室の利用提供では、延べ465件、1万371人のご利用がございました。  (2)の事業者支援施設、浅草ものづくり工房の運営については、昨年5月に3度目となる施設公開を開催し、若手クリエーターのワークショップや制作実演、商品販売等を行い、延べ2,547人の方にご来場いただきました。第1回目から順調に来場者数がふえている状況でございます。また、2期生が27年5月から28年1月にかけて独立し、それぞれ区内に事業所を開設したところでございます。  続きまして、27年度の収支決算についてご報告いたします。4ページをごらんください。  Ⅰの事業活動収支の部のうち、まず1の事業活動収入でございます。①基本財産運用収入は、政府保証債、地方債等の運用益で1,017万7,169円。③会費等収入は、勤労者サービスセンターの会費、入会金で2,279万9,800円。④事業収入は、経営支援課におけるセミナー参加収入、勤労者サービスセンターにおける各種チケット等、売り上げ収入などで5,093万3,600円。⑤補助金等収入は、職員の人件費や事業に対する区からの補助金で9,023万3,000円となっております。以上の事業活動収入合計額は、1億7,659万2,554円となります。  続きまして、2の事業活動支出の決算額ですが、①経営支援費支出は、相談や助成事業に係る支出で2,422万2,417円。②勤労者サービスセンター費支出は、健康維持や自己啓発に係る各種サービス利用補助等によるもので5,105万738円。③研修センター事業費支出は、各種研修会、講習会の実施経費等によるもので678万5,622円。④区受託事業支出費支出は、産業研修センター及び事業者支援施設の管理運営等に要する経費で1,990万5,248円。⑤その他事業費支出は、勤労者サービスセンター会員に対する給付事業などで1,251万9,795円。⑥事務局費支出は、職員の人件費、法人の運営に係る経費で4,852万7,521円になり、事業活動支出の合計額は1億6,301万1,341円となります。  その結果、事業活動に係る収支差額はその下に記載のとおり1,358万1,213円となり、これにⅡ、投資活動収支、Ⅲの財務活動収支のそれぞれを合わせますと、全体の当期収支差額は下から4行目の1,572万7,129円となります。  ご報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。
              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。  理事者からの報告は以上であります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 以上で、本日予定されたものは全て終了いたしました。  その他ご発言がありましたらどうぞ。           (「なし」と呼ぶ者あり) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 これをもちまして案件、特定事件についての審議を終了し、産業建設委員会を終了いたします。           午後 2時32分閉会...