台東区議会 > 2016-06-16 >
平成28年 6月交通対策・地区整備特別委員会-06月16日-01号

  • "身体障害者用"(/)
ツイート シェア
  1. 台東区議会 2016-06-16
    平成28年 6月交通対策・地区整備特別委員会-06月16日-01号


    取得元: 台東区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-13
    平成28年 6月交通対策・地区整備特別委員会-06月16日-01号平成28年 6月交通対策・地区整備特別委員会 交通対策・地区整備特別委員会会議録 1 開会年月日   平成28年6月16日(木) 2 開会場所    議会第3会議室 3 出 席 者   委員長 鈴 木   純    副委員長 冨 永 龍 司   (13人)   委員  保 坂 真 宏    委員   伊 藤 延 子           委員  石 川 義 弘    委員   水 島 道 徳           委員  松 尾 伸 子    委員   寺 田   晃           委員  小 髙   明    委員   石 塚   猛           委員  河 野 純之佐    委員   青 柳 雅 之           議長  太 田 雅 久 4 欠 席 者   (0人) 5 委員外委員   (0人)
    6 出席理事者   区長                    服 部 征 夫           副区長                   荒 川 聡一郎           都市づくり部長               伴   宣 久           都市計画課長                望 月   昇           まちづくり推進課長             浦 里 健太郎           地区整備課長                原 島   悟           土木担当部長                髙 栁 正 治           交通対策課長                石 川 洋 二 7 議会事務局   事務局長      内 田 健 一           事務局次長     渡 邉 俊 二           議事調査係長    行 田 俊 男           議事調査係主査   森 田 孝 次           書  記      西 村 健 志 8 案件  案件第1 交通対策及び地区整備について  ◎理事者報告事項都市づくり部】   1.谷中地区まちづくりについて    ……………………………資料1 地区整備課長   2.入谷駅エレベーター及び区立入谷自転車駐車場設置工事の進捗状況について                      ……………………………資料2 地区整備課長 【土木担当】   1.東参道・二天門通りバスベイ設置等について                      ……………………………資料3 交通対策課長   2.平成27年度駐車場の利用実績について                      ……………………………資料4 交通対策課長  ◎行政視察について           午前10時00分開会 ○委員長(鈴木純) ただいまから、交通対策・地区整備特別委員会を開会いたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 初めに、区長から挨拶があります。 ◎服部征夫 区長 おはようございます。よろしくお願いします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、本委員会所属理事者に異動がありましたので、紹介があります。  都市づくり部長。 ◎伴宣久 都市づくり部長 4月1日付で本委員会の都市づくり部課長級理事者に異動がありましたので、ご紹介いたします。  まちづくり推進課長、浦里健太郎。  以上でございます。 ○委員長 お願いします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 本日は卓上マイクのスイッチを必ず押してからご発言願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、理事者の方にあらかじめ申し上げます。  所管の部の報告事項が終了した時点でご退席いただいて結構ですので、よろしくお願いいたします。  また、本日、報告事項のない部の理事者の方についてもご退席いただいて結構です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、傍聴についておはかりいたします。  本日提出される傍聴願については許可いたしたいと思いますが、いかがでしょうか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。  それでは、審議に入らせていただきます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 案件第1、交通対策及び地区整備についてを議題といたします。  本件について理事者から報告がありますので、ご聴取願います。  初めに、谷中地区まちづくりについて、地区整備課長、報告願います。 ◎原島悟 地区整備課長 谷中地区まちづくりについて、ご説明いたします。  資料1をごらんください。今回は、昨年度作成いたしました谷中地区まちづくり方針(素案)につきまして、その内容と今後の進め方についてご報告いたします。  項番1、背景及び目的でございます。谷中地区におきましては、特徴的な景観の保全と防災性向上の両立を目的として、これまで地域の皆様と区との協働によりまちづくりを進めてきたところでございます。また、昨年12月には、東京都による地区内の都市計画道路3路線の廃止の方針決定もございました。  このような状況の中、今後地区計画等の検討に当たっての方向性を示すまちづくり方針を策定していくために、今回、地域の皆様にお示しするたたき台として素案を作成いたしました。本素案につきましては、今後地域の皆様に十分ご検討いただくとともに、庁内においてもさらなる検討を進めてまいりますので、現時点では修正の余地がございますことをご理解いただきたいと考えております。  対象地域につきましては、項番2に記載のとおり、谷中地区町会連合会の範囲と同一でございます。  項番3、方針(素案)の内容でございます。お手数ですが、別添資料をごらんください。本資料がまちづくり方針(素案)の概要版でございます。  別添資料1ページをお開きください。1ページから3ページにわたりまして地域の人口や土地利用、建築物の属性、道路、公園等の公共施設、防災性の特性等、地区の区域や現況をお示ししてございます。  別添資料4ページをお開きください。こちらでは、都市計画マスタープランや景観計画、都市計画道路見直し方針防災都市づくり推進計画等上位計画や実施中の密集事業やこれまでのまちづくり活動における地域の位置づけを整理してございます。  1枚おめくりください。まちづくりの課題といたしまして、地区全体の課題を整理してございます。資料記載のとおり、1)から7)まで、道路や建築物の建てかえなどの課題を整理してございます。防災上の課題につきましては既に密集事業による取り組みを進めておりますが、今後、地区計画等でさらにルールを定め、取り組みを強化する必要性を示してございます。  6ページ目以降は、まちづくりの目標と方針でございます。まず、これまでの地域の成り立ちや課題を踏まえまして、防災性の向上を図りながら地域活力と落ちつきのある暮らしが調和したまちづくりの実現をまちづくりの目標といたします。次に、地域全体の分野別のまちづくり方針といたしまして、①から④、土地利用、道路、公園・緑等オープンスペース、建築物等の項目別に定めてございます。これらの方針につきましては、谷中地区を特性に応じてさらに区分し、それぞれの特性を十分踏まえた上で地区別まちづくり方針としてございます。  1枚おめくりください。谷中地域全体の道路整備方針図でございます。谷中地区の骨格をなす道路を黒で、予定を含む都市計画道路を薄い青で、密集事業において位置づけのある道路をグレーと青でお示ししてございます。また、まちづくり協議会の皆様と実際に現地を調査し、救急車など緊急車両が常時通行可能な道路をオレンジで、これら以外の区道を赤でお示ししてございます。今後、地区計画等の検討に当たりましては、ここにお示ししてございます道路網につながる狭隘道路等を抽出し、位置づけを行っていく必要があると考えてございます。  右ページ、8ページに谷中地区の地域特性に応じた区分をお示ししてございます。今後につきましては、今回、区がこの地区ごとに取りまとめたまちづくり方針や具体的なルールづくりの方向性を住民の皆様方に十分ご議論いただき、地区計画の検討へとつなげてまいりたいと考えてございます。地区ごとの方針や具体的なルールづくりにつきましては、黄色でお示ししてございます谷中二・三・五丁目地区につきましては、主に防災性の向上に関する事項を記載してございます。  1枚おめくりください。9ページ、2項目め、(仮称)商業・住宅地区につきましては、都が廃止の方針を決定いたしました都市計画道路沿道の区域でございます。この地区につきましては、都市計画道路廃止に向けて建てかえのルールづくりが必要と考えておりますので、その旨記載してございます。以降の(仮称)住宅地区及び(仮称)寺院・住宅地区につきましては、資料記載のとおり、比較的緩やかなルールづくりを考えております。10ページ中ほどの(仮称)商店街形成地区につきましては、谷中地区にふさわしい商店街の形成を誘導していくため、建築物の用途等のルールづくりを考えてございます。次の(仮称)言問通り沿道地区につきましては、東京都が現在の都市計画道路の整備方針の中で環状3号線を計画検討路線として位置づけておりますので、その検討状況を見据えながら必要なルールの検討を進めていくこととしてございます。  最後のページ、資料裏面をごらんください。このページ上段に記載の2地区につきましては、都道道灌山通りや既存の霊園でございますので、地区内の建築ルール等につきましては比較的必要性が低いと判断し、資料記載のとおりの内容としてございます。  大変お手数ですが、先ほどの資料1、表面にお戻りください。最後に項番4、今後のスケジュールです。本日このご報告をご了承いただいた後、6月中に開催が予定されている谷中地区まちづくり協議会総会において本素案を地域の皆様にお示ししてまいります。その後、地域の皆様からのご意見を十分伺うとともに、関係機関協議庁内関係各課による検討を進め、必要な修正を加えた後、まちづくり方針として決定してまいりたいと考えてございます。  長くなりましたが、説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  保坂委員。 ◆保坂真宏 委員 谷中地区まちづくりについて、今ご報告いただきましたこの資料なんですけれども、非常にいよいよ具体的に地区ごとにさらに谷中を細分化して、まさに一番のポイントである景観の保全と防災性の向上の両立を、何とか目指していくという方向性がはっきりと示されているということは非常にいいことだと思っております。そんな中のまずスケジュールについてなんですけれども、7月から11月中旬で協議会との意見交換、関係機関協議とのことなんですけれども、これ具体的にどのぐらいの回数を予定しておりますでしょうか。 ○委員長 地区整備課長。 ◎原島悟 地区整備課長 まちづくり協議会の皆様とのご協議に関しましては、協議会の総会が6月に一度開催されまして、その場でまずご説明をと考えてございます。その後は、今、防災対策部会は月1回程度定期的に開催されてございますし、また、今回、都市計画道路の見直しの関係もございますので、交通部会という一時活動を停止していた部会がございますが、そちらのほうも再開をお願いしたところ、今年度から再開していただけるということですので、そちらも月1回程度で、各部会の皆様と月1回程度で延べ3部会、あと環境部会もございますので、3部会掛ける4カ月ですので12回程度はご協議させていただこうかなと考えてございます。 ○委員長 保坂委員。 ◆保坂真宏 委員 ありがとうございます。この内容も大分フルフル、目いっぱい書いた感じなんですけれども、イメージ的にはさらにこれらにプラスアルファ、協議とかで必要な部分は足していくのかもしれないんですけれども、基本的にどういう、ここで結構いっぱい書かれているということでは、今までの蓄積があってこうなっているとは思うんですけれども、この後ブラッシュアップというか、そぎ落としていくというイメージなんですかね。 ○委員長 地区整備課長。 ◎原島悟 地区整備課長 8ページ目以降の各地区別の具体的なルールづくりの方向性の欄につきましては、こちら今後の地区計画等導入した際に考えられる誘導ですとか規制を現状全て記載してございます。今後地域の皆様とお話し合いをする中で、基本的にはこの中から必要なものを選び出していくというようなイメージで考えてございます。 ○委員長 保坂委員。 ◆保坂真宏 委員 わかりました。  あともう一つなんですけれども、この後、地区計画、来年度以降またこれをたたき台にして地区計画に入っていくと思うんですけれども、まだ具体的にどう進んでいくかというのはどの程度見えているのかというのをお示しいただきたいのと、特にこの間、マンションの計画でも結果的に9階から6階におさめていただいたという、施工主のほう、建築主のほうからも多大なるご理解をいただいて6階にしていただいたということもありますので、このような事案がまた出てくるという可能性も非常に高いことを考えると、地区計画のほうも早々早急に準備も進めて、地域の方々と進めていってほしいと思いますけれども、その辺のお考えはいかがでしょうか。 ○委員長 地区整備課長。 ◎原島悟 地区整備課長 地区計画策定の時期につきましては、地区計画につきましては原案、最終的な案ができてから都市計画の手続で1年ほどかかるというところがございますので、今回のまちづくり方針の検討と並行して、具体的に地区計画がどういった内容にできるのかというのも並行して進めさせていただきまして、原案の一つ手前の素案については早急に作成していただきたいと考えてございますが、具体的に地区計画として決定していくに当たりましては、特に土地の権利をお持ちの方の合意が非常に重要になってまいりますので、今後地域の皆様とご協力して、そういった皆様のご理解も幅広く得られるように取り組んでまいりたいと考えてございます。 ○委員長 保坂委員。 ◆保坂真宏 委員 隣の根津ですかね、根津地域も文京区ですけれど地区計画、まだまだ最終的に終わっていないと聞いていますけれども、非常に参考になる部分は、根津のほうは不忍通りがメーンとなっていますけれども、ちょっとその辺も含めてアンテナを張っていただいて前に進めていってほしいなと思います。要望で終わります。  以上です。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 まず、谷中地域のこのエリアの部分なんですが、ちょうどこの地図などを見ていると、藝大のところ境目になっていますよね。ある意味、これ入れていないわけなんですけれども、このエリアを一体的に見ると、あえて地域としてあれですけれども、藝大さんの部分なども含めてエリアにして、いわゆる卒業生も含めてこの辺には随分まちづくりにかかわっている方多いと思うんですけれども、そこも入れてしまったほうがいいんではないかななんていうふうに思っていたりするんですけれども、いかがでしょうか。 ○委員長 地区整備課長。 ◎原島悟 地区整備課長 エリアにつきましては、今回の谷中地区とお示しさせていただいている谷中地区町会連合会の範囲が実は約90ヘクタールございまして、これだけのエリアの地区計画というのも前例がなかなかないような状況でありまして。  また、委員ご指摘の藝大の付近につきましては、建築物ですとか防災上の課題というのがなかなか少ないところもありますので、今回一体として進めていくというところは現状では考えてございませんが、ただ、今、谷中地区まちづくり協議会には避難所を同じ避難所を使っているという関係で、池之端四丁目地区と池之端三丁目地区の町会の方々にもご参加いただいているところもありますので、エリアにつきましても、今後地域の皆様にお示しした段階で若干の縮小、拡大というのは検討の一部に入れていくべきかなと考えてございます。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 というのは、藝大を入れるというか、あそこをあえて入れて藝大の皆さんの知見といいますか、当事者として参加していただくような形がとれればいいかななんて思いました。  あともう1点、今話出ました池之端四丁目地区なんですけれども、これ言問通りの南側の池之端四丁目の一部は、これブルーのところだと思うんです。これは入っているんですか。 ○委員長 地区整備課長。 ◎原島悟 地区整備課長 こちらは町丁目の境が言問通りを越えて一部谷中一丁目が入ってございまして、このブルーのところは谷中一丁目でございます。
    ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 いろいろ町会連合会だとか町会のあれがあると思うんですけれど、池之端四丁目エリアも何となく低層の住宅が並んでいて、ああいったところもちょっと広げて、今もお話あったのですけれども、もう少し広げてもいいのかなと。今後の進展の中では、そういったところもぜひ意識してやっていただきたいなということを要望しておきます。  それともう1点は、やはり谷中エリアのどうしてもキーワードというと景観ですとか、あと高さの問題というのがあると思うんです。それで、このゾーニングを見るとちょっと1点、大規模用地転用地区というのがあって、あれと思ったら、非常に端っこの本当のごく一部のところだけだったんで、これはよし、まあしようがないのかなと思いつつも、言問通りの沿道地域もよく見ると中層主体の市街地誘導という文言がありまして、これよく見ると高さの最高限度とかいろいろあるんですけれども、これ中層というと具体的には大体何階建てぐらいイメージしているんでしょうか。 ○委員長 地区整備課長。 ◎原島悟 地区整備課長 今回のまちづくり方針の中では、具体的に高さの規制等をやっていくのかどうかというところも含めて、今後まちの皆様と議論していきたいと考えてございますので、現時点で何メートルという想定を持って作成しているものではございません。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 というのは、いわゆる中低層とかいう都市計画マスタープランとかでも使われているときに、その何かイメージするものが結構違うんです。中層というと本当3階建てぐらいだよというふうに思う方もいれば七、八階までが中層だとか、今の時代、もう10数階までが中層ではないかとか、その辺が結構幅広い受けとめ方があるので、具体的な話し合いの中でやはりそれ程高いイメージで進まないようにぜひやっていただきたいなと、これも要望しておきます。  以上です。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 目的の一つに防災性の向上というふうにうたってありまして、台東区としてもやはりこれは大きな課題だとは思うんですが、概要版見させていただきまして、具体的な目標、それについては本編ではうたっているんでしょうか。 ○委員長 地区整備課長。 ◎原島悟 地区整備課長 こちら、今回のまちづくり方針につきましては、全体の今後のまちづくりの向かっていく方向性の骨子となる方針をお示ししてございまして、委員ご指摘のような目標につきましては、このまちづくり方針に基づいて行われる事業ですとか、またそれとは別個に動いている例えば密集事業がそうですけれども、その中で、個々の事業の中で目標設定をしていくというところでご理解いただければと思います。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 わかりました。  それで、あとこれ本編あるわけですよね。           (「はい」と呼ぶ者あり) ◆寺田晃 委員 本編もちょっと見させていただいて。次のこれスケジュール見ますと、12月にこれ第4回定例会委員会で、要はその時点ではもう原案のたたき台も全部でき上がっている予定ですよね。だから、これよろしければ本編も見させていただければと思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。 ○委員長 地区整備課長。 ◎原島悟 地区整備課長 12月までに決定いたしたいと考えてございますのがこちらのまちづくり方針、今、素案でございますが、それの完成版ということで、決定したまちづくり方針をご報告させていただきたいと考えてございます。その際には、概要版ではなくて本編のほうの資料としての配付が可能かどうかは今後検討させていただきたいと考えてございます。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 改めて伺いますけれども、本日、素案の概要版いただいているんですが、素案の本編みたいなものはあるんですか。 ○委員長 地区整備課長。 ◎原島悟 地区整備課長 素案の本編もございます、もちろん。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 それ見させてください。お願いします。 ◎原島悟 地区整備課長 わかりました。 ○委員長 石川委員。 ◆石川義弘 委員 谷中地区のまちづくり、防災のときも問題になるんですが、隣の区とも非常に近いですよね。特によみせ通りなどだったらこちら側が台東区で反対側が文京区みたいになっているんですが、これまちづくりをやっていくに当たって、隣の区との認識というんですかね、これは調整はしているんですか。 ○委員長 地区整備課長。 ◎原島悟 地区整備課長 石川委員ご指摘のとおり、確かによみせ通りは西側が文京区でございまして、東側が台東区ということで、片側だけ、台東区側だけ何かまちづくりのいろいろ決めたところで、文京区側のほうが何もないということになりますといびつな形の商店街というような形になってしまいますので、そういったことがないように文京区とは、先ほど保坂委員のほうからご指摘もございましたが、根津一・二丁目で今地区計画の策定の動きというのがあると聞いてございますので、そういった面も含めて情報交換は随時してございます。 ○委員長 石川委員。 ◆石川義弘 委員 本当に荒川区も近いですし、隣、文京区、この間もあそこNTTか何かあるところは9階建てを建てられてしまって、もうこれ文京区側だということで非常に対処としては難しいということがあります。特に不忍通り自体がある程度の幹線道路で、これがメーン道路になっていると、そちら側の高さ制限というものが消えてしまう可能性ありますよね。逆言うと、その辺も含めて、あの辺は意外とそういう意味では防災も含めて難しいところだと思うんです。この辺、隣の区から燃え広がってきたら燃え広がってしまうという話もありますから、ぜひ隣の区との話し合いをうまくやっていただかないとだめなんではないのかなというふうに思っていますので、その辺強く要望しておきます。よろしくお願いします。 ○委員長 小髙明委員。 ◆小髙明 委員 地区計画というと結構いろいろなの見てきますとね、やはり人をどう集めるかとか、にぎわいをどうするかとか、観光、それから回遊性、そういったことを結構議論されているわけですけれども、谷中の場合、ある意味それが達成されているというようなね、そのような感じ持つわけです。  そういった点で、今後のそういう観光的な問題、これ以上人がふえると谷中のよさがなくなるみたいなね、そういう人もいるし、お店がいろいろたくさんできてきているけれども、そのお店のでき方もいろいろ議論があるしと。そういう点では、そういう観光的な面でのものというのが余りちょっと触れられていないような気がするんですが、その辺はどういうふうにお考えなんですか。 ○委員長 地区整備課長。 ◎原島悟 地区整備課長 今回作成しておりますまちづくり方針はハード面でのまちづくりが主体的なものとなってございまして、主に都市計画につながるようなところで取りまとめさせていただいてございます。  ただ、地域のまちづくり協議会の皆様とお話ししている中では、今委員ご指摘のような観光の問題ですとか、あとはその他のいろいろな地域の課題のお話も出てまいりますので、そういったところは関係課と連絡をとって、既存の事業ですとかそういったもので対応できるものを対応していきたいと考えてございます。 ○委員長 小髙委員。 ◆小髙明 委員 やはり谷中のよさというのは今のまちとか景観とかね、それから広い空が見えるとか、そういうやはり意味があるわけですから、そういうのを十分考慮してお願いしたいと思います。 ○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、入谷駅エレベーター及び区立入谷自転車駐車場設置工事の進捗状況について、地区整備課長、報告願います。 ◎原島悟 地区整備課長 東京メトロが実施しております入谷駅エレベーター及び区立入谷自転車駐車場設置工事の進捗状況についてご報告いたします。  資料2をごらんください。項番1、工事施工箇所につきましては、資料に記載のとおりでございます。  項番2、工事の進捗状況等でございます。お手数ですが、資料別紙1をごらんください。右下の位置図にございますとおり、東京メトロ日比谷線入谷駅におきまして、東京メトロがコンコースから地上へのエレベーター設置を実施してございます。このエレベーター設置に当たりましては、東京メトロが区立入谷自転車駐車場を復旧する前提で用地の一部使用に区が協力し、平成24年度から事業に着手してございます。東京メトロの鉄道施設の工事内容につきましては、中ほどの拡大図をごらんください。この図におきまして、薄いピンク色でお示ししておりますとおり、既存の鉄道施設を昭和通り東側の歩道方向に拡張し、改札口、一般用トイレ、多機能トイレ、通路、エレベーター等の新設を行ってございます。改札口とトイレにつきましては、上段写真のとおり現時点で完成しておりまして、既に供用開始しております。  1枚おめくりいただきまして、別紙2をごらんください。自転車駐車場設置工事につきましては既に着工しておりまして、現在、左側の写真の状況でございます。中央から右側にかけて現時点の外観イメージ図をお示ししておりますが、図の左手が昭和通りでございまして、昭和通りと区道の交差部にエレベーターの出入り口が設置されます。  恐れ入りますが、資料2、表面にお戻りください。項番3、今後のスケジュールでございます。本件につきまして、今回ご報告をご了承いただいた後、6月23日の企画総務委員会で経理課より土地の貸し付けについてご報告いたします。その後、財産価格審議会の答申を経まして、東京メトロとの地上権設定契約を行います。さらに、本年12月には東京メトロのエレベーターが、来年3月には区の自転車駐車場が供用開始いたします。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 ただいまのご報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  松尾委員。 ◆松尾伸子 委員 いよいよ入谷駅のエレベーター、本年の12月に供用開始ということで、地域の皆様、本当に待ち望んでいらっしゃいましたので、ここまでこぎつけていただきました関係各位の皆様に敬意を表するとともに喜んでいるところでございます。  この入り口、地上のエレベーターの出入り口の別紙2の図を拝見しますと、今までちょっと三ノ輪の社会教育館の入り口のところにあるエレベーターなどもちょっと見ていますと、脇の歩道や車道から自転車が急に出てきたりとか、やはり一時停止していただきたいんですけれども、なかなかちょっと、エレベーターから出てきた方たちとバッティングするようなことも少なからずありまして、危ないなとちょっと日ごろから思っているんですけれども。  この入谷のエレベーター出入り口に関しましても駐輪場との出入り口にはフェンスがありますけれども、歩道のあたりに何らかのちょっと対策をしてはいかがかと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○委員長 地区整備課長。 ◎原島悟 地区整備課長 今ご指摘の安全対策につきましては、今後東京メトロと協議してまいりたいと考えてございます。 ○委員長 松尾委員。 ◆松尾伸子 委員 やはり、本当に皆さんが安心して使っていただけますように、しっかりと対策していただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 今話があったように、この地区もね、やはり駐輪対策でいろいろとご苦労されていると思います。そういう意味では駐輪場ができるということは非常にいいことなんですが、ちなみにこれは何台なんですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 整備後につきましては350台を予定しております。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 今までが何台で、どれぐらいこう……。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 今、仮設で運営しているところにつきましては430台で、新しいところについては350台になる予定でございます。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 今の数字だけを聞いてしまうと、駐輪場の、台数が減ってしまうんですけれども、それに伴ってこの付近の駐輪対策の改善というのは図られないというか、そのようなイメージになってしまうんですけれども、いかがなんでしょうか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 今の利用率についてご説明させていただきます。今、430台に対して利用率が約3分の2ということで、今300台弱の程度の利用率ということですので、350台の今整備に当たっては足りるというふうに考えているところでございます。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 では台数的には問題ないんではないかという判断なんですけれども、今駐輪場はかなり技術的にも機能的にも進んでいるタイプがいろいろとあると思うんです。例えば利用者がね、自転車をぱっと置いて、あと自動的にね、運んでくれるだとか、そのようないろいろな新しい機能が駐輪場の中に導入されているところもあるんですけれども、今回の駐輪場というのは何か今までの駐輪場と進歩したとか、例えば経費がかからないとか、そのような何か特徴みたいなものあるんですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 今回の駐輪場につきましては、もともとあった既設の駐輪場の建てかえという形のイメージで、特段進歩したというところではないというふうに考えております。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 今の時期から何か改良する余地というのはもうないんですかね、まだあるんですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 今回の整備の駐輪場につきましては、基本自走式となっておりますので、ラック等既設のものと変わらないということですので、これからというとちょっとなかなか難しいのかなというふうに今考えております。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 では、ちょっとまず駐輪場つながりで質問させていただきたいと思いますが、このエリアはちょうど今の仮設のところに加えて三角地帯ですか、あそこが一時利用の駐輪場になっています。大分あそこは利用率が低いのかなというふうに思っていますが、その一方で、ちょうど駅前に大型スーパーがあって、あそこが基本的にはスーパーをご利用される方がメーンでとめているんだろうなというふうに思いますし、警備員の方ですとか、あるいは区のほうの整理の方が結構いらっしゃるんですけれども、ただ、そこに隠れて結構長時間あそこにとめている方も結構あるんではないかなというふうに思っていまして、その辺の整理もこの新たな自転車駐輪場開設に当たって、ちょっと整理つけたらどうかなというふうに思っているんです。  というのも、こちら側の平置きの時間貸しの部分が大分余裕があるということを考えると、決して今回の新たな駐輪場建設によって周辺に収容できる場所がないわけではないと思うんです。その辺、事業者の方とももう少し話し合いをしていただいて、あの前がちょっとすっきりすると大分入谷駅自体のイメージが変わってくると思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 今、委員ご指摘のとおり、入谷南の駐輪場につきましては、今、稼働率としましては約23.8%ということで、確かに低い数字でございます。大型スーパーの前に確かに自転車がいっぱいとまっておりますので、その近隣に今回駐輪場が設置できるということで、1日利用の部分と今回整備する駐輪場の定期利用部分、それの割合というんですかね、そういうものを少し検討させていただきたいな、そのことによって1日利用の枠を広げて、そこになるべくなら大型スーパーの利用者の方をそちらのほうに誘導するような、そのような策もとっていければというふうに考えております。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 あと、今現在使っている仮設のところありますよね、警察署の、下谷警察、あそこも新しくできたからといってすぐに使い道が決まっているわけではたしかなかったと思いますので、そこも一つのポジションというか部分と捉えて、ちょっとこの機を、捉えてですね。周辺の自転車対策、もう一歩踏み込んでいったらいい形になるんではないかなというふうに思っておりますので、研究していただければというふうに思います。  それと、もう1点が同じ駐輪場つながりということで、比較的新しくできた駐輪場として御徒町のパンダ広場の地下の駐輪場がありまして、我々の会派の議員から指摘があったんですが、当初の1年ぐらいはあの周辺、本当にきれいに違法駐輪もなかったということなんですが、ここ最近はあのパンダ広場の周りに随分自転車がとまってしまっているということで、やはり駐輪場地下なのでなかなか地べたに置いてしまう人が多いという部分もあるんですが、当初のスタート時のようにきちんともう少し手を加えたらどうかと、注意喚起をしたらどうかというふうになっているんですが、その辺の対応についてはいかがでしょうか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 今ご指摘のパンダ広場のところの駐輪対策につきましては、我々も危惧しているところでございます。今まではあらかじめ告知をして撤去をしていたというところがありましたけれども、今年度から無告知による撤去を始めて、その効果をこれから検証していきたいというふうに考えております。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 地元のエリアをよく行き来している区議会議員のほうからも、大分様子が変わってきたぞという危惧を持っている方がいらっしゃいますので、ぜひ丁寧にやっていただきたいというふうに思っています。  それと、最後に入谷の駅のほうになるんですが、これ松尾委員からもありましたが、本当に長年にわたって地域の皆さん、あるいは関連する区議会議員や各旧の議員の皆さんも含めて非常に、20年以上ですかね、かけてここまでこぎつけたなというのがありますので、ぜひこれが一定の完成に進んで供用開始が12月あたりですか、何かしらのね、ちょっとイベントではないですけれども、地域の皆さんの告知も兼ねてできればいいなというふうに思っています。  それで、その中でちょっと心配しているのが、新たにエレベーターができたとしても、そのアナウンスがなかなかきちんとしていないと、従来の階段を結構足悪い方とかが上り下りしている状況というのは変わらないんです。ですので、駅の出入り口も含めて、あそこにちょっと先にですね。エレベーターありますよと、そのきちんとしたアナウンスをどうやってできるかというところがすごい重要だと思っているんです。  都営地下鉄の浅草線についても同じような問題があって、駅の出入り口のところにチラシというのかな、何か看板、ちっちゃな看板を今つけていただいているんですけれども、なかなか目立たないんです。ですから、そこをあちらにはありますよというののアナウンスというか、案内をどのようにやっていくのかというところの課題についてはどのように東京メトロ側と協議していますか。 ○委員長 地区整備課長。 ◎原島悟 地区整備課長 委員ご指摘のとおり、せっかく整備してもなかなかわかりにくいというようなお声がある駅も確かにございまして、そういったところにつきましては、事業者と効果的なサインですとか、今回の場合は新設になりますので事前の告知方法をどうやるかということについては十分相談して進めてまいりたいと考えております。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 特にね、エレベーターの出入り口の部分がちょっと引っ込んでいますので、初めて来た方ですとかそういった方は、なかなかここを見つけづらいと思うんです。なので、その点についてはぜひ工夫をしていただきたいなというふうに思います。  それと、一番心配な点が、バリアフリー化もそうなんですけれども、風の問題というのがこの駅には一番の課題であったと思うんですが、大分駅も改良されて空間が広くなった部分もあって、あの風の問題というのはどのように緩和されているのか、実績がもう上がっているのかどうかということも含めてちょっと聞きたいんですけれども。 ○委員長 地区整備課長。 ◎原島悟 地区整備課長 東京メトロのほうでまだエレベーターのほうが完成していないというところもございまして、具体的な数値でどのくらい下がったかというような報告は現状では受けてございません。ただ、利用された、私も現地に実際確認には行っているんですが、若干低減はされているというところはございますが、やはり根本的に解決するには以前からの東京メトロの計画しております言問通りと昭和通りの交差点の部分の改良というのが必要になってくるかと考えてございます。
    ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 何というんですかね、構造的な問題がね、いろいろあるということはもう昔から言われているんですけれども、今のいろいろな技術が進化した中で、あそこまでの突風がね、吹く駅というのはもう本当に珍しくなってきていますので、そこの問題意識もぜひ持っていただいた上で協議していただきたいなというふうに思います。それも要望しときます。 ○委員長 石塚委員。 ◆石塚猛 委員 今青柳委員がおっしゃった風害の件なんですけれど、もともと我が区内の地下鉄の問題というのは風害から発しているんです。もう既に町会長連名で私どもに陳情へ来たときには、その方たちは半分以上はもういらっしゃらないでしょう。そのぐらいに、何というのか、鬼気迫る陳情だったんです。それで、いろいろな地下鉄の会社もあらゆる努力をしたんだけれども、正直言うと今の課長の答えのように解決はされていないんだよね。  だけれど、しかしそのかわりという話ではないんだけれども、エレベーターが出てきたという。全く手つかずの話がどんどん、ここ10年過ぎて20年近くなって初めてこういうふうに進んできたということは大変喜ばしいことだけれども、やはりポイントは風害なんです。そのために出入り口など、先ほど構造という話があったけれども、構造はできてしまったもんですけれども、しかし改良を加えられないと相変わらずお年寄りは急いであそこの上り下りはできない、エレベーターしか乗りおりはできないということがだんだん狭まってきているし、ともに駐輪場もワンセットで進んでいるということはいいことなんですけれども、これ忘れてならないやはり風害だと強く思い、また要望もし、また当局、会社にも言い続けなければならないことかなと思います。よろしくお願いします。 ○委員長 保坂委員。 ◆保坂真宏 委員 駐輪場、ようやく完成ということで、こんな写真も見せていただいて、ちょっと薄いんですけれども、大分立派な装いで駐輪場ここにありという存在感も出てくるのかなと思うんですけれども、皆さん先ほど委員の方々からも地域の方の強い要望というのは何度もお話の中に出てきている中で、やはりこれができてどう運営していくかということによると思うんですけれども、結局駅前スーパーの駐輪場、違法、放置自転車がなくならない限りは、これが先に進んだのかどうかというのは非常に、これは目に見えてわかるぐらいあれだけの自転車が、駅利用者も含めスーパーの利用者もいるでしょうけれども、あれが本当に改善されるのかというのはすごい地域の方々も気にされていると思います。  あそこに、たしかガードマンを雇われてるのかな、いて、何か一生懸命どんどん来る人の自転車を整列させているんです。とめてはだめです、ではないんです。自転車を置いた人に対して何も言わずに、普通に自転車を整理しているという感じなので、多分スーパー側の方が雇っている方だと思うんですけれども、これがこのまま続いていいのかという話だと思うんです。  私はもうちょっと強く、地域の要望でこの駐輪場ができるということが大前提ですので、やはりスーパー側がそれに協力していただかないとこれが目に見えて先に進んだとは言いがたいと私は思っています。ですので、ぜひ雇い主、スーパー側の方にこれまで以上に協力いただいて、せっかく人、ガードマン雇っていただけるんであればどんどん駐輪場に促していただくと、ここはとめてはけませんというぐらいのスタンスをとっていただかないと、やはり駅前が変わったというイメージがなかなか出てこないと思います。その辺どのようにお考えですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 これまでもスーパー側とは区のほうでいろいろお願い、指導もしてきたところでございます。今回委員がご指摘のとおり、新たに駐輪場が近くにできるという、それで1日利用というものも当然あるわけですから、そこをうまく使っていただきながら改善を図っていただけるよう促していきたいというふうに考えております。 ○委員長 保坂委員。 ◆保坂真宏 委員 ぜひよろしくお願いします。  以上です。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 皆さんの委員さんのご意見をお伺いしながら、私、最近自転車ではなくて交通機関を利用しながら、自分の足で動きながら地域を回らさせていただいているんですが、一番最近感じるのは、JRの職員の方は心のバリアフリーというんですかね、上野駅でも鴬谷駅でも本当にお年寄りの方がいらっしゃると一緒に階段を上がられたり、本当に心配りがしっかりしているなというふうに感じております。ですので、入谷駅、風の被害というんですかね、もし本当に改善がなかなか難しいようでしたら、階段を上がられるお年寄りの方でもエレベーターを使われてもよろしいんではないかなという。サインも大切だとは思うんですけれども、声がけも東京メトロの職員の方が間もなくエレベーターできますとか、階段がもし危険でしたらエレベーターをご利用くださいとか、そういった声がけも大切ではないかなというふうに思いましたので、その辺もあわせて東京メトロさんにお話ししていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長 冨永副委員長。 ◆冨永龍司 副委員長 駐輪場の件なんですけれども、これ3月供用開始で、今現在定期利用している方というのは、これ年間契約なんですか。そうなってくると、今契約している人がそのまま全部移れる形になるのか、これ全部契約し直しになるのか、その辺はどうなっているんでしょうか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 定期利用につきましては、今243名の方がご利用いただいておりますので、350名、そのうちの1日利用をとってもそのまま移行していただけるというふうに考えております。 ○委員長 冨永副委員長。 ◆冨永龍司 副委員長 それは優先的にその方がまず利用できるという認識でいいのかな。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 そのように考えております。 ○委員長 冨永副委員長。 ◆冨永龍司 副委員長 わかりました。今293台ぐらいだったかな、などで、でも駅地下になるんでもう少しふえるのかなという私は懸念はありますが、そこを含めて1日利用合わせてやるということですから考えていただきたい件と、先ほどあったスーパーさんのほうの誘導ということもあります。この辺は利用者がなかなか1日利用でお金を払ってとめるという話になるとなかなかハードルが上がるのかなと思うので。例えば、スーパー側に何台か定期利用を借りていただいて、そこに促すということも考え得るんではないかと思うんですけれど、その辺はどうでしょうかね。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 1日利用につきましては、最初の2時間は無料ということでなっております。ただ、今委員ご指摘のとおり、そういう案もあるのかなと今ちょっと思いましたので、ちょっとその辺も検討させていただきたいと思います。 ○委員長 冨永副委員長。 ◆冨永龍司 副委員長 その辺はぜひよろしくお願いいたします。 ○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、東参道・二天門通りバスベイ設置等について、交通対策課長、報告願います。 ◎石川洋二 交通対策課長 それでは、東参道・二天門通りバスベイ設置等について、ご報告いたします。  資料3をごらんください。初めに、項番1、目的でございます。浅草地域観光バス対策の基本方針に基づき、花川戸公園の一部にバス専用停車スペース、通称バスベイを設置するとともに、観光バスの予約システムを稼働することで東参道・二天門通りへの観光バス流入抑制を図ります。また、観光バスの乗降場所を増設し、乗車と降車を分離することにより、東参道・二天門通りにおける観光バスの一極集中による混雑の緩和と観光客の回遊性を高めます。  次に、項番2、東参道・二天門通りバスベイの設置についてでございます。(1)設置内容でございます。恐れ入ります、別紙1をごらんください。上の図は現在の状況で、緑色の部分が歩道になります。花壇のある部分まで観光客が待機しているスペースと公園広場との境界となっているラインを広場利用境界線と表記しております。下の図は計画平面図(案)になり、3台の観光バスが利用できるバスベイを整備した内容となります。赤い線は上段の平面図にある花壇の外側の広場利用境界線と同じ位置とし、今回のバスベイの設置については地域の要望を受けて公園広場を小さくせず、現在の観光客が待機しているスペース内で整備することといたしました。また、地域の要望を受けて、歩道と公園との境界には仕切りになるようなものを設置し、観光客が公園に入ってくることを制限できるよう、誘導員と連携して対応してまいります。設置に際しましては、観光地であることを意識するとともに、歩行者等の安全を確保できるよう工夫してまいります。  恐れ入ります、資料にお戻りください。(2)補正予算額(案)でございます。東参道・二天門通り及び花川戸公園を一部改修し、バスベイを設置する工事費として5,971万2,000円を予定しております。  次に、項番3、浅草地域観光バス乗降場所整備検討についてでございます。恐れ入ります、別紙2をごらんください。現在、東参道・二天門通りの区民会館前と江戸通りのEKIMISE前に乗降場所を設置しておりますが、今後については乗車と降車を分離し、二天門通りの負荷を軽減してまいります。さきの説明のとおり、二天門通りには3台分のバスベイを整備し、運用してまいります。江戸通りにつきましては、現在3台分の乗車場所として整備するために国道事務所と警視庁と協議を進めております。二天門通りと江戸通りの乗車専用とすることから、浅草寺周辺の道路において降車場所を整備する必要があります。降車場所についてはある程度歩道の幅員が必要と考え、雷門通りと国際通りに降車場所を整備してまいります。  恐れ入ります、2ページをごらんください。雷門通りに設置する降車場所の資料になります。オレンジ通りから寿司屋通りの間の雷門通りには4台分の降車場所を整備します。導入に際しましては、歩行者や自転車と観光バス利用者の動線を分離し、誘導員を設置するなど安全には十分配慮してまいります。  恐れ入ります、3ページをごらんください。国際通りに設置する降車場所の資料となります。国際通りのROXのお隣のコンビニエンスストアの前あたりで、めぐりんの乗降場所を移動して2台分の降車場所を設置する予定でございます。降車と乗車を分けることで二天門通りの負荷の軽減と新たな回遊性を創出する予定でございますが、観光バスの利用者が混乱する可能性がありますので、案内板の設置や広報活動など十分に行い、周知を行っていく予定でございます。  恐れ入ります、資料にお戻りください。最後に項番4、今後のスケジュールでございます。本委員会に報告した後、東参道・二天門通りのバスベイについては、来年1月中旬の予約システムの稼働前に工事を完成させる予定でございます。降車場所の増設につきましては、今後地域や商店街と協議を進め、10月の運用開始を目指し準備を進めてまいります。  ご説明は以上でございます。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  小髙委員。 ◆小髙明 委員 いろいろと観光バス対策、大変だと思うんです。ご苦労されていると思うんですが、乗り場所とおり場所とを区別するというのは非常にいい発想だと思うんです。その際に、今回こういう形で2カ所、2カ所というふうに提案があるわけですけれども、ここの場所を選んだ理由というか、経過というか、その辺ちょっと説明していただけますか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 まず、現在、二天門通りのところで乗降が行われていますので、そちらについては既存を利用していきたい。ただし、先ほど説明のとおり、現状のままでは交通安全上問題がありますので、ある程度改良工事を行った上で進めていきたいと。それと、江戸通りにつきましても、現在1台分の乗降の場所は設けておりますけれども、なかなか周知が徹底していないというところもあって使われていないという状況があります。そこにつきましても、今、国道、あるいは警察とも協議をさせていただきながら、枠線を引かせていただきたいというところでは、あらあらでありますけれども合意の方向で今、話が進んでおりますので、そちらのほうについては最大でありますけれども3バース程度の乗車場として整備をしていきたいと思っております。  それとあと、降車場につきましては、先ほどご説明したとおり回遊性と、それとあと、降車に際しましてやはり歩行者、自転車、それと観光バスの利用者の安全を優先しなければいけないという観点から、歩道のしっかりした道路をまず優先で選定させていただいております。  それとあと、一昨年の調査で交通量の調査を行っております。その際、周辺の都道、これは言問通りであったり国際通りであったり、都道と比較して雷門通り、区道なんですけれども、こちらのほうの交通量が約3分の1程度というところもありましたので、基本は雷門通りで行っていきたいというふうに考えておりました。ただ、雷門通りにつきましては先ほどご説明したとおり4バース程度になりますので、それでは足りないというふうに考えて、降車場のエリアを余り広げることのないような形の中で国際通りというところを選定してきたというところでございます。 ○委員長 小髙委員。 ◆小髙明 委員 どちらにしても、この場所は4カ所ともね、非常にある意味ではメーンな観光地の場所です。やはり回遊性ということを一つポイントに考えたときに、例えば馬道通りの、観音裏と言わないのか、奥浅草と言うの、ああいう言問通りのあたりとかその北側とか、多少そういう場所的に気持ち離れるかもしれないけれども、新しい観光地として今後目指している方がたくさんいらっしゃるわけですから、そういったところも含めて検討したような経過というのはあるんですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 先ほどもご説明の中で、まず歩道のしっかりした道路というところでご説明させていただきますと、今出てきている言問通り等につきましては余り広くないところでもございますので、ただ、今後ですけれども、今この4つに我々もこだわるつもりはありません。やはり回遊性とかそういう形の中で、今後、今回対策をとってみてまた新たな課題が見えてくると思っております。その課題に向けてまた広げていかなければいけないという状況も出てきますので、その際につきましてはそういう形の中で広げる意味で検討を進めていきたいというふうに考えております。 ○委員長 小髙委員。 ◆小髙明 委員 私も言問通りと言ったつもりはないんだけれど、馬道通りが、結構広くて、言問通りの北側というイメージで言ったんだけれども、やはり少し、歩く距離の問題からいくと確かに気持ち遠くなるんだけれども、やはり歩く距離の問題言ってしまったらば本当に有名な観光地からちょっと離れたところは足が向かないみたいな、そういう話にされてしまうわけだから、やはり本当に多少強制的にと言うと言葉は悪いけれども、歩かせてでもあそこの少し人の動きを変えるみたいな、そういう発想を、少し検討していただきたかったなという、そういう気持ちがあったということです。 ○委員長 石川委員。 ◆石川義弘 委員 ちょっと一つ聞きたいんですが、雷門通りのバス停の数と、それからここに入っている一般のバスの通行量というのはこれはどのぐらいあるんですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 バス停の数については、13カ所。それとあと、まずバスの運行の便数でございますけれども、隅田川方面に向かうバスにつきましては約180から200台、逆側に向かうバスについては270から300台というふうに今計算……。 ○委員長 石川委員。 ◆石川義弘 委員 今のバスの数にプラス新たに観光バスがさらに入ってくるという考え方でよろしいわけですよね。そうすると、400台から500台の数が雷門通りに入ってくると。その上に、今現在あるバス停が13か14あるんでしょうけれど、これ、13から14やるとほとんど雷門通りには全てバス停が並ぶという形になると思うんです。  私ね、これ小髙委員の言ったとおり、この地図見てもわかるのは、要は繁華街の真ん中の地図しか描いていないんです。逆言うと。この中で、逆言うと本当に交通を分散させていきたいのかと。ある意味、観光客さんを分散させることを本当に考えているのかなと実は疑問に思ってしまっているんです。どういうことかいうと、今言ったとおり、確かにおろすところを変えました。  ただ、現実問題とすると、人が歩いているところにさらにそこに歩くバスを入れてくるということです。これね、混むところにさらに人を混ませていると、そうとしか思えないんです。先ほど小髙委員が言ったみたいに、本来であればいないところにおろして、そこを歩いてもらうというのが本来の趣旨でなければいけないんではないかと思うんです。これを検討するからこそ商圏が広がるし、商圏が広がるからこそいい場所も新たに出てくるというのが考え方なのかなと、これは思っています。  これ今回初めてですから、なるにしても、雷門通りの混雑ぶりというのは非常に実は心配しています。というのは、今はバスの話だったですが、このほかに非常に問題のある人力車が並んでいるわけです。そうですよね。それで、これ国際通りのほうから雷門通りを入ってくる。オレンジ通りのところに4台並ぶ。これが今戸の駐車場に行くときに、松屋の交差点全部左折していくんです。ここの左折が相当ひどくなります、間違いなく。逆言うと、ここ入ってくるのがまた大変になってしまうわけです。それを今の一般のバスも含めてここに入ってくるということは、本当にこれでいいのかなと。  これで確かに二天門通りはすくでしょう、半減されるんですから。逆に、雷門通りが非常にひどくなる可能性があると思っています。これに関しては、相当交通量に対しての検討をしてほしい。これはしっかり要望しておきます。これ交通量対策要望してほしい。特に、実は私は右折が気になっています。江戸通りを右折していく。これ実は雷門前の右折しかないんです。吾妻橋のところ右折できないですから。だから、雷門通り右折なんですが、雷門通り右折していくと、駒形通りの信号が、あそこ乗用車2台ぐらいしか通れないんです。1つの信号の変わるんで。そうなんです。ここのところへつながってしまう可能性あるんです。こういうこともあるんで、よく本当はその辺も含めて検討してほしい。  それと、もう一つお願いしておきたいんですが、今、小髙委員が言ったみたいに、私はもう一回り外側の駐車を考えたほうがいいと思っています。例えば今、現実問題とすると、駒形橋西詰めのあたりは、実は観光バスが、はとバスも含めてもうとまっています。それから、地元の人が乗りおりするのも、観光バスこの辺乗りおりすることが実は多いです。歩道のしっかりという言葉自体も私は非常に不思議に思ったんですが、コンクリートでつくられているからしっかりしているものはしっかりしているんだと思うんですが、ある条件がそろっているというんであれば、浅草通りのほうがよっぽどしっかりしているんではないかと思うんです。ここを考えなかったというのはちょっと私には理由がよくわからない。  ただ、オレンジ通りから西側に行ってしまえば、これは確かに距離があり過ぎる。でも、駒形橋の西詰め付近であればオレンジ通りから寿司屋通りの距離とほとんど変わらないと思うんです。ということは、検討を本当にされたのかなと思っています。ちょっとこの辺の再度の検討に関して、先ほど小髙委員から話出ましたがどう考えているのか、一言お願いします。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 分散化につきましては、基本的に浅草寺を中心に、その反対側というところで今、確かに国際通り、雷門通り、あと言問通り、そういうところを支点に検討してきたところでございます。今委員ご指摘のとおり、先ほどの小髙委員のご指摘も踏まえて、一回り離れたところについての検討についても早急に行っていきたいというふうに今考えておりますのでよろしくお願いします。  それとあと、先ほど言葉足らずで大変恐縮でございました。しっかりという意味なんですけれども、幅員が約3.5メートルを基準に今考えてまいりました。やはり3.5メートルというのは大変観光バス利用者につきましては1.5メートルで、その範囲の中で利用していただく、それと歩行者、自転車の利用には約2メートル最低必要だろうというところで、歩道の幅員を3.5メートル以上という道路をしっかりという表現させて、大変申しわけございませんでした。 ○委員長 石川委員。 ◆石川義弘 委員 それぞれ観光バスが外回りでとめられることを期待している商店街の人たちもいるわけです。例えば青柳委員のほうの合羽橋の本通りの人たちだって実は期待している人たちいるわけです。こういう人たちも含めて、やはり引っ張ってこられる……           (「青鹿委員」と呼ぶ者あり) ◆石川義弘 委員 青鹿委員も。やはりそちらのほうの人たちも商店街としては可能性あるわけです。だから、もう少し商圏を拡大するということと、集中してるのをどうにかしなくてはいけないという話がたくさんあるわけですから、ぜひその辺も含めて再度検討も考えていただければなというふうに思っていますので、要望しておきます。 ○委員長 水島委員。 ◆水島道徳 委員 まさに本当、小髙委員や石川委員が言うとおり、本当にバスの動き方がね、大変心配だなというふうに思います。  私もまず最初見たときに、国際通りから右へ右へ曲がって、本当に江戸通りをまた左左と曲がって、まさにうちの清川地域にバスを誘導しているかごとくを感じ得ない。ましてやこれね、右に曲がれないんです。もう真っすぐ行くか左に曲がるしかないんです。本当に神谷バーさんの前のところは1車線になって、真っすぐ行く車と左に曲がる車がね、あと人力車がね、道路の真ん中渡っていくんです。人も、あと自転車も渡っていくんです。そういう意味では、非常に危ない交差点というふうに認識もしております。  また、降車場所と乗車場所に分けて考えるということは非常にアイデア的には私本当にいいなと思いますし、一極集中という部分では今後の予約システムと連動してどういうふうに運用していくかというのも今構築中だと思いますんで、さらに中身の充実を含めて混乱がないやり方でね、やっていただきたいなというふうに思います。  それで、今回降車場所のほうは、運用はもう10月から始まるわけです。そうなると、観光予約システムが構築されて運用されていない中、やはり先ほど言った左左で曲がっていくとうちのほうのバスのほうに回っていく。清川のほうに上がっていくというね、そういうふうに集中、逆にうちのほうにまたバスが来てしまうんではないかなという危惧をするんですけれども、その点についてはどのようにお考えでしょうか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 従前から東参道・二天門通りを出てきて区民会館のところから曲がっていくというところがありましたので、江戸通りに曲がるのか馬道に誘導するのか、そういうところも含めて降車した際、誘導するものをチラシ等である程度案内していくというふうに今考えているところでございます。 ○委員長 水島委員。 ◆水島道徳 委員 誘導していくというと、変な話、清川のバス停も今戸のバス停も満車状態であると。そういう中でバスをどちらに誘導していくんですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 基本的には予約を前提としておりますので、予約をとったバスにつきましては従前に清川あるいは今戸ということを指定しておりますので、そちらのほうに誘導していくというふうに考えております。 ○委員長 水島委員。 ◆水島道徳 委員 今現在、やはり予約システムが、稼働して、そういうバスの、何というんですか、巡回しながらおろしたり乗ったりしていただくシステムが、構築して新しいスタートできるのをすごく期待しているわけなんですけれども、実際今、今戸の駐車場のほうも、時間帯にもよるんですけれど、白髭橋から来る一方通行の車がすごく多いんです。10時ぐらいですかね、時間的にいうと朝、午前中の10時ぐらいになると、途中曲がってくるバスが駐車場に入るタイミングで交通渋滞が非常に起きているんです。下手すると信号が、2回半、3回ぐらい渡れない状態で、もう通勤の関係の車とかそういうのも大変運転手さんも、相当腹を立てて、クラクションが鳴って騒ぎになるような状態にもなるような状況なんで、今回また降車、また巡回する構造が、ちょっとなかなか見えませんけれども、うちのほうに来るバスの流れというのは。  ただ、今現在もそういう状況であるということをしっかり認識をしていただいて、これ誘導する方の、問題だけではないと思うんです。交通量の問題、全体の車の交通量がふえたという問題もありますので、そのときに一方通行曲がってバックして入れるバスの、時間がすごくかかってしまうということもあって、その点についても整理をしてやっていくことが必要なのかなと思います。近隣、病院もありますし、保育園もありますし、人の流れもね、大分変わってきたと思いますんで、そういう点をしっかり配慮していただきたいなというふうに要望をしておきます。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 私たち台東区の、これはやはり大きい課題なわけで、それに対して新たなバスベイだとか、降車、乗車、その場所を分散化させたということは、まず一歩進んでいるんではないかなというふうに評価をいたします。  それで、とはいいつつも、やはり先ほどから話が出ているように、最終的に浅草全体の、交通網に関するやはりルールだとかそういうものを再構築することが必要ではないかなというふうに私は思っております。  今回、まずバスベイのところなんですが、予約システムを確立できたときに、今現状、やはり江戸通りからとか馬道通りからこのバスベイのところにバスが今入ってきていますよね。システムが構築できた後も、予約をしていないバスが入ってくる可能性は十分私はあるんではないかなというふうに思うんですけれども、そこへの規制というのはどういうふうにできるんでしょうか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 今委員ご指摘のとおり、予約システム稼働した際、予約をしていないバスの対策、これが我々も一番重要だと思っております。当然ここだけではなくて、いろいろなところで乗降してしまうとか違法駐車をしてしまうとか、そういう懸念もございますので、ある一定の縛り、要は条例等の縛りをつくって、そういうものを規制できるものを規制していきたい。  ただ、その中身については今検討させていただいて、関係機関ともいろいろ調整させていただいて、どういうものができるかというのは今後お示しさせていただきたいというふうに今考えております。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 ぜひ警察等々、いろいろな関係機関と協力をしながら、せっかくこういうシステムをつくって、それがやはりうまく運用していかなかったら最終的な効果になっていかないので、ぜひそれは鋭意積極的に進めていっていただきたいというふうに思っております。  今回バスベイをつくることによって私一番やはり心配しているのは、浅草小学校に通う子供たちの安全性なんです。現状の小学校の前の広場から新たにバスベイをつくることによって学校側だとかPTAからの要望だとか、何かそのようなものはどのようなものがあったのか教えていただきたいんですが。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 今回のバスベイ整備につきましては、学校、教育委員会、それとあとPTAの皆様とはいろいろお話をさせていただいて、やはり通学時の状況が今あまりよくない。例えば、バスがいっぱいたまっていて、そこの間を横断歩道渡るときに視認性が悪いとか、それとあと、歩道上にバス利用者が滞留してしまう、それによって通行ができないとか、そのようなご意見をいただいております。
     今回のバスベイを整備することによって、システムもそうなんですけれども、今回乗車専用とさせていただいております。それで、今までは乗降と、乗車降車でございましたので、単純に今、降車の部分がほかの地域に行きますので、単純にバスの台数とすれば半分になるということと、それとシステムによって予約をとりますので、時間が決まった時間に何台来るかというのはある程度把握できますので、それを見据えて例えば学校の下校時につきましては予約を少なくするとか、そのような対策はとれるのかなと思っています。また、今回バスベイを整備して双方向が健全な状態になりますので、先ほど言ったバスが視認性が悪いという状況は解消するというふうに今考えております。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 そういうことで、学校側だとか、地域の要望をある程度解消しながらこれからやっていくということなんですが、今回のバスベイというのは、この図を見ると江戸通りからでも入っていけるのか、これ馬道のほうからも入っていってとめられるんですか。両方から。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 こちらにつきましては江戸通りからの利用と。馬道からではちょっとご利用できませんので、江戸通りからのご利用となります。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 より子供たちの安全性を図るために、バスの走行速度の制限みたいなものを仮にするとしたら、例えば道路を、道路の表面を凹凸にするようなものが、やり方ありますよね。特に海外などでもよくあるんですけれども、そのようなものをバスベイのそばのところを工夫するようなことというのは何か検討されているかどうか、どうでしょうか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 まずは流入を抑制することを第一に今検討してまいりましたので、大変申しわけございません、速度の部分についてはまだ検討していないという状況でございます。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 そこまでは心配しなくてもいいということですね。  あとは、スクールゾーンというふうに書いてありますよね。子供たちがやはり私、安全性を確保するために、従来の、今までの状況よりもさらにやはり安全性を図っていただきたいなというふうに思うんですけれども、それの何か具体的な対応についてはいかがなんでしょうか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 先ほどもご説明申し上げましたとおり、まず歩道上の滞留者を少なくするというところでは、この近隣にできれば待機場所をつくって、バスが来た時点でバス利用者を誘導してくる。こちらのほうの歩道に人がたまらない状況を今検討しているところでございます。  また、先ほど申し上げたとおり、視認性がよくなるとか利用時間を制限しながらバスを抑制するとか、そういう形の中で子供たちの安全を確保していきたいというふうに今考えているところでございます。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 ぜひ、何度も言いますけれど、やはり子供たちの安全、地域の人たちの、近隣の人たちの、区民の人たちの安全、その対策をこれからもやはりしっかり進めていっていただきたいというふうに要望いたします。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 まず最初に、我が会派の浅草の新しい顔である中澤議員がイの一番の一般質問で観光バスの対策質問させていただいて、具体的にこのような形でどんどん進んでいる、本当に評価させていただきたいと思います。地域の浅草の人は本当に、皆さんもご存じのように長い間苦慮されて、吉住区長の時代には歩道をつくっていただいたり、対応させていただきながら進んでいただいたんですが、また、質問させていただきたいのが、そのとき中澤区議のほうから、雷門の前のみゆき通りのところですかね、乗降場所の一つの場所としていかがかどうかという質問をさせていただいたと思うんですが、そちらのほうの現況は……           (発言する者あり) ◆寺田晃 委員 失礼いたしました。並木通り。ありがとうございます。状況はいかがでしょうか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 並木通りのはとバスのところかと思いますけれども、はとバスについても基本的には今検討している中身に上がっております。ただ、やはりはとバスと今協議をしていますけれども、なかなか協議が進まないということと、1台分というところでなかなか周知が難しいのかなというところで、今はちょっととまっている状況ではございます。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 長い間はとバスさんに使っていただいているということもありますけれども、支え合いの精神からいろいろな形で検討していただければと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。  それとあと、今回乗降場所をこのように広げていただいて、多少二天門通りの緩和はされるとは思うんですが、ちなみに新設される乗降場所の誘導についてはどのような形で検討されているんですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 こちらにつきましては、当然バスの誘導は重要だと思っているんですが、それと先ほど河野委員のご説明の中で、やはり歩道の安全も重要だと考えております。ので、歩道上の誘導員もつけながら進めていきたいというふうに考えております。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 以前、江戸通りにも、つくられたんですけれどなかなか利用されなかったということもありますし、しっかりメモでも構わないんですけれども、こちらのでしたら利用できますというものも利用しながら、活用しながら、きちんと誘導していただいて実働できればとは思うんですが、その点はいかがでしょうか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 そちらについては、基本的に事前周知が重要だと思っております。今、事前周知につきましては、バス協会、あるいは旅行業協会、あとインバウンドの関係が多うございますので、そちらのほうの協会、それと、そちらのほうが発行している雑誌等にも掲載しながら、浅草はこう変わりますんでこういうふうに使ってくださいというようなアナウンスをしていきたいというふうに今考えております。それと、当然のことながらホームページ等も利用しながら周知をかけていきたいというふうに考えております。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 スタートになりますので、しっかりいい滑り出しができるように進めていただきたいとは思うんですが、もう一つ気になるのは、降車場所についてはこれから観光が始まるのでスムーズに流れるとは思うんですが、乗車場所につきましては、やはり人が滞留するんではないかなというふうに。新しく設けたところにおいて余り人が滞留してしまうようですとまた地域の方からもいろいろな苦労かけてしまいますので、乗降場所についてはちょっと注意をふやしながら、うまくスムーズに流れるように誘導していただければと思います。その辺はいかがでしょうか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 今委員のご指摘のとおり、我々も乗車待ちのお客様の対応が一番重要だと思っております。やはり道路上で待っていろというのは余りおもてなしの精神からはよろしくないんではないかなというふうに今考えておりますので、待機所の整備というのをあわせて検討していく必要があると思っております。ただ、やはりなかなか周辺のところで待機所ができるようなスペース、あるいは施設が余り多くありませんので、その中で何が工夫できるのかというのを検討しているところでございます。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 よろしくお願いいたします。  続けて、二天門通りのバスベイなんですけれども、こちらについては乗降場所ということなんですが、地域の方から公園を利用したいということなので、あまり公園の中には踏み込めないのはわかるんですけれども、乗降場所ということですので……           (「乗車」と呼ぶ者あり) ◆寺田晃 委員 ごめんなさい、乗車場所ということですので、多少できる範囲での日陰とかベンチもふやして――公園課の仕事かもしれないんですが、あれは公園内に日陰とかベンチとかも可能な限りちょっとふやせるかなとは思うんですけれど。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 今のご質問は、公園の整備ということでよろしいんでしょうか、それとも乗車場の整備で日陰をつくるということでしょうか。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 このグリーンのところ。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 そちらにつきましては、なるべくここに滞留させたくないという気持ちがございますので、今、ひさしというか、屋根がついている待機場所があるんですけれども、そちらについては今後整備しないというふうな考えで今進めております。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 ごめんなさい、そのとおりでございます。なので、公園内についてはちょっとつくっていただければ歩道にも膨らまないかなとは思いますので、それはちょっと、今回は取り下げさせていただきますけれども。  最後に、河野委員からもお話あったんですが、二天門通りの現状です。このように乗降場所を拡散されるのは10月からになっているんですが、現状では私、先日も地域の方から、特に浅草保健相談センターの前とか医療機関の前です。特に外国人の方が滞留されていて、一般の通行者、また児童の方が車道に膨らんで通られているので、非常に危ないので何か至急対策してくださいということで、せっかく警備員の方ふやしていただいてもちょっと日本語がわからないような形で、なかなか思ったようには動いてくれなくて滞留されてしまう外国人の方も多くて、看板等も含めて対応していただければということでこの間お話しさせていただいたんですが、その後いかがでしょうか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 ご指摘のとおりで、今あそこの通りの歩道につきましては、本当にバス待ちの方が滞留しているという状況がございます。そちらにつきましては、今後看板を設置いたして、これについては多言語で当然こういうふうに滞留しないような旨の周知を図っていきたいと今考えているところでございます。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 先日も今戸でつらい事故もございましたので、できる限りのことはやっていただいて、台東区民も含めて一人一人の命を大事にしていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 一極集中をこうして分散化さすということで、大きく第一歩が進んだのかなということで、高く評価をさせていただきたいと思います。  ただ、私としても、先ほど石川委員からご指摘があったとおり、降車場所、そして乗車場所、この位置関係を見ると、例えば私がガイドだったら、コースは決まってきてしまうわけです。恐らく、逆に区としてもこういった流れを観光客の皆さん意識して、ガイドの皆さん意識してやってくださいねと、そのぐらいの意図があるぐらいの位置関係に残念ながらなってしまっているので、これぜひとも、各委員からございましたけれども、もう少し広がりを持って、特に観光バス、ルールにのっとって降車場所できちんとおろして、そして乗車場所できちんと拾っていこうというふうになってくるとおのずと決まってしまいますよね、歩かすコースが。そこをぜひとももう少し広がりを持てるような形の検討を進めていただきたいなということを強く申し上げておきます。  特に、何というんですかね、今のいろいろなガイドブック見ても、今回議会の図書費で海外のガイドブック、英語のガイドブック見たんですが、あれなどを見ても、基本的に雷門から入り、浅草寺を参拝し、その後、お買い物なんです。奥浅草に行く場合もあればそのまま西のほうに流れて、今回ですとまるごとにっぽんとかドン・キホーテがあって、さらにその奥には道具街があると。それぐらい広い範囲で浅草の案内がされているんです。そういうことを考えると、学習センターの周辺ですとか、あるいは奥浅草のほうですとか、その辺の、何というんですかね、あえて誘導するようなコースどりも含めたちょっとポジションを考えていただくと広がりを持った回遊性を確保する、意図的にできるんではないかなということがありますので、ぜひ第2弾、第3弾としてご検討いただきたいということをそれ申し上げておきます。  続きまして、2点目が人力車の問題です。これも石川委員からご指摘がありましたが、あそこの人力車の置くゾーンをつくった当初と今の直近の状況と大分変わってきていると思うんです。あそこ見ていても、ほとんどの方が業者さんが近隣に倉庫というか、人力車のスペースを持つようになっていて、お客さんが成立するとそこに連絡して、結構そこから運んできているような感じになっているんです。  ですので、もしかするとあそこの雷門通りのあの場所に何台も連ねて置くのはちょっとショーウインドー的な役割があるだけで、実質は、何ですかね、きちんと携帯等で連絡とってお客さん待たせないようにぴしっと人力車をつけるような仕組みができるんではないかなと。そうなると、あのポジションがもう少し左折レーンですか、いろいろ車線がもう少し有効に使えるようになるんではないかなと思うんで、このいろいろな問題解決する中でそこももしかしたら踏み込む部分があるのかなというふうに思っていますので、その点ご検討いただきたいと思います。  最後に、ちょっとこれもまた無理難題を押しつけてしまうことになるんですが、パラリンピック・オリンピックに向けては特にバリアフリーとかハンディキャップを持った方の対応をどうするのかという課題が出ているんです。  先日、たしかNHKだったと思うんですが、車椅子の方が都内のいろいろな観光地とか神社、仏閣行った中で、浅草寺のバリアフリーの対応、実際に参拝をするまでの経路とかがすごい高い評価を得ているんです。境内の横にエレベーターありますが、そこのデザイン一つ、あるいは周りのこういったクッションみたいなの一つとってもすごい高いというのがありまして、そうなってくると、大型バスで車椅子の団体の方が来るということはなかなかないかもしれないですけれども、それなりのハンデを背負った方たちの団体がこのポジショニングで誘導するんではなくて、そういった方に関してはどこか別のハンディキャップ専用のなるべく近い部分で乗りおりできるような、そういう対応も必要になってくるのかなというふうに思っていますので、整理いろいろする中では、ぜひそこもどこかでイメージをしていただきたいなということなんですが、今の中で何か、ちょっと今ご答弁ができるというものがありましたらちょっとお話伺いたいと思いますが。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 まず、1点目の降車場所の広がりについては、さまざまの委員からご指摘のとおり、私もそのとおりだなというふうに今感じているところ。ただ、やはり今後地域の方々といろいろお話をさせていただきながら進めていきたいと思っています。  それと、人力車の問題につきましては、これは協会がございますので、そちらのほうに申し入れをさせていただきたいと今考えているところでございます。  それとあと、浅草寺の周辺のバリアフリーの関係で、当然身体障害者用のバスというか、そういうものについての乗降の場所を別途設けるというのは、確かにそういう視点もあるなと、それは大変申しわけございません。私もちょっとそういう視点が抜けていたかなと思っておりますので、申しわけございません。それについてはちょっと改めて検討させていただきます。 ○委員長 保坂委員。 ◆保坂真宏 委員 降車場所についてちょっとお聞きしたいんですけれど、ROXのそばの国際通りのセブンイレブンの前なんですけれど、ここたしか歩道が自転車レーン、写真見る限りこれは本当に自転車レーンかというぐらいの非常にわかりづらいレーンが実はここあって、知る人ぞ知るですよね。もう。写真で見てわかるように、駐輪――駐輪場ではないです。これは放置自転車が置いてあるぐらい、この先のROXへ行くとすばらしい自転車がいっぱい置いてあるんですけれども、ぜひここ自転車が、要はROXのほうから来て、ここで自転車に乗っている人が開放されてスピードを出すような場所でもありますので、特にまたセブンイレブン、トイレが使えるということで……           (「使えない」と呼ぶ者あり) ◆保坂真宏 委員 使えないですか。ここは使えない。では大丈夫です。           (「ないから」と呼ぶ者あり) ◆保坂真宏 委員 ぜひここをちょっと、人がつくんでしょうね、きっとね。はい、お願いします。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 こちらにつきましては、やはり今委員ご指摘のとおり、自転車道という形では整備されておりますので、そこの部分については可動式の柵、あるいは誘導員をつけて、そういう形の中で安全対策をとっていきたいというふうに考えております。 ○委員長 保坂委員。 ◆保坂真宏 委員 これ写真を見る限り、めぐりんのバス停を使うような形になるんですか、またちょっとずらすんですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 めぐりんのバス停につきましては、移動を考えております。 ○委員長 保坂委員。 ◆保坂真宏 委員 どの辺に移動される、ずらすという形ですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 これから検討してまいりますけれども、多少、ちょっと街区的に1街区程度ずらそうと今考えているところでございます。 ○委員長 保坂委員。 ◆保坂真宏 委員 では、ぜひROXの前にずらすことを検討していただきたいと思います。駐輪対策、放置自転車対策も含めて、その辺を一掃する意味でも進めていただきたいなという、こちらは要望で、もう1個いいですか。 ○委員長 続けてどうぞ。 ◆保坂真宏 委員 バスの乗りおりの場所に関連して、ぜひ上野のほうもですね。これからだと思うんですけれども、とはいえ、人は世界中から来ますので、特に国立西洋美術館も決まり、この間の全整協の総会でも、やはり回遊性という意味ではバスを、バスだけではないんですけれども、上野の山に行った方はなかなか下におりてこないというデータもあからさまに出ましたので、ぜひそういった上野の回遊性も含めて、バス対策検討をお願いしたいと思います。何かお考えありましたらお聞かせください。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 今、上野の地域につきましては、今回国立西洋美術館が登録が適当というふうになっていますので、東部公園緑地事務所が今、上野公園のところで第1、第2駐車場を持っておりまして、ご存じのとおり第2駐車場については観光バス専用として使っておりますけれども、第1駐車場は平日は一部観光バスが入れますけれども、休日は観光バスが使えないという状況がございます。上野の地域については周辺に一般の駐車場も多くありますので、そちらのほうにうまく誘導していきながら、東部公園緑地事務所の中の第1駐車場をなるべく開放していただけるように今働きかけているというところではございます。 ○委員長 保坂委員。 ◆保坂真宏 委員 ぜひ山の下のほうにも回遊性含めて、できれば乗る方が山の下に集まっていただくほうが買い物を含めて、人の回遊性も含めて望ましいと思います。今後引き続き検討のほうよろしくお願いします。  以上です。 ○委員長 石塚委員。 ◆石塚猛 委員 この問題は、この委員会だけではなくて大変な会議を重ねてきて今日あると思う。やはり駐車場、バス、この対策については、一番詳しいのは担当課長の石川課長だと私は思っていますよ。そこで、私、提案があるんですけれども、どんなに考えても、少しずつは進むけれども、解決はされないと思うんです。  そこで、私、提案なんですけれど、これは、まずネック、例えば石川課長が進めるのにネックというのはね、私は想像で言います、想像で。警察です。警察の交通政策、それから、その次は、名前出していいかな、多分私のとこ通るな、バスそこおろすなと言う人が必ずいます。理事者側は言わないだけの話です。私も言うとまずいかなという。地域もそうだし、私の70近い人生考えてみるとね、どんなに進めても必ず反対する人がいる。ここの商店街通るなよ、冗談ではないよ、通るだけでと、必ずいます。  そういうものを解決するのには、ここまで来ると、全体会議で台東区長が中心、あと副区長でもいいんだけれど、台東区長、副区長中心に、警察、私の考えだとちょっと浅知恵なのかもわからないけれども、まず、地域代表です。地域、あるいは1人ではなくて。それから商店街、有識者、東京都。東京都です。それから国。やはりそういう人たちが本当に真剣に知恵を出してもらって、特に有識者。私、外国行って思うんですけれど、ワンウェイです。ワンウェイ。繁華街を一方通行、だあっといって大きな流れができているということで、私、記憶にも幾つかありますよ。日本の車というのは100%右ハンドルです。外車があっても観光バスはみんな右です。おりるのは左です。左回りしかないんです。左回りしか。  だから、逆に言うと、私一つ提案があるんですけれど、二天門の花川戸駐車場ありますでしょう。あの前道路、車が行き来できるのは、夜中だけです。夜中だけ。昼間など絶対ワンウェイです。完全に駐車場が今戸方面にあるから、あそこに誘導員が2人立っていて、それでこちら、左曲がって入るバスなど絶対いない。こう入って、駐車場入れて、こう出ていくよ。だって、ここに七、八台並んでんだもん。何でしたか、保育所のあれで。間違ってマイカーなどで入ったら、もう身動きとれないです。駐車の時間帯、観光時間帯。そんなところに、なぜ警察は一方通行にしないのかなと私は思っているんです。不思議なんだよ。あの幅でバスがやっと交差するのに、片方置いてあるんだから、七、八台、いつも。だったらもうこの現象としてはワンウェイにしなければ、一方通行にしなければ通れないんではないかな。と考えると、雷門だっていつもです。混んで混んで、駐車場が。というと、警察の大きな規制する力があって、ワンウェイにして左しか回らないということになれば、結構進むんではないかなと、私はあまりプロではないからわからないんですけれど、これらは石川課長、どうですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◆石塚猛 委員 言っていることは無謀ですか、そうでもないですか。 ◎石川洋二 交通対策課長 お答えさせていただきます。
     今、1年3カ月ここをやらせていただいて、正直申し上げて、最初のころは交通管理者については委員ご指摘のとおりな考え方があるのかなというのは正直思っていました。ただ、この問題、やはり社会問題化してきました去年の夏過ぎぐらいから、逆に交通管理者のほうからこういうことがあるんではないかという変化が見えてきて、今それに乗って我々も対策をとってきておりますので、基本的には交通管理者、あと地域の方についても、最初はやはりそういう抵抗的なところはあるかなという感じはしますけれども、やはり話をしてみると何らかの形の事情があってそういうことを言っている。ただ、それについてやはり区も応えることによって地域の方のご理解をいただいてきているのかなと今考えております。  それと、やはり先ほど言った一方通行の話についても、問題が始まってきた平成20年代、そのぐらいであれば何らかの形で対策はとれたのかなとは思うんですが、ここまで来ますと、今、一方通行というとなかなか地域の話もございますし、それにぶら下がっている道路の問題もあるので、やはり双方向としても皆さん認識されておる、その双方向をいかに健全化するかというところで私のほうとしては対策を考えさせていただいて、委員会のほうにご提出させていただいてご議論いただいているというところでございます。 ○委員長 石塚委員。 ◆石塚猛 委員 冷静な答えで結構なんだけれども、やはりこれ相当、何というのか、総合力発揮しなければ、これ進み方が実際の問題としてオリンピックのときまでに間に合わないんではないかなと強く心配します。これはやはり渋滞なんて、何というか、観光で一旦どこかがショートして、そこにバスが5台、6台でショートして動かなくなると、全くロスタイムが生まれて、第一、考え抜いて答え出ているのは予約制でしょう、バスの予約制でしょう。これは大賛成しましたけれども、予約制ということは、考えてみると規制でしょう、規制。そうすると、規制がやはり一担当、あるいは台東区の担当区でできなければ、大きなあらゆる力をかりて、一方通行というのは私は大胆であまり意味ないかもわからないですけれど、そういう規制をして誘導していかなければ進まないと私は思います。  そういうふうに大胆にやるためには、責任の分担ではないけれども、区長さんに中心になってもらって、大事な最高会議、全体会議をして、もうここで何回か議論されて答えが出たら従わなければいけないなという、その会議の重みがあったら、従いますよ。そうするとそのように流れていく。これはやはり一方通行、規制をする、例えば警視庁本部、あるいは浅草警察、蔵前警察、下谷警察で4署の専門官が集まれば、何かつかんでいるような私は気がするんです。そういう力を、規制の力をかりて誘導するというか、大きな流れができたら進歩してくるのかなというふうに思っております。  だから、そこまで進むのかどうかわからないけれども、いずれにしてもあと四、五年で、今の現状で壁があるとした、それを取っ払って少しでもスムーズに観光客を入れて、安全に進まなければ、これはいけないんではないかなと思います。  以上です。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 今、我々がお示しさせていただいているのは、前の第1回定例会でも中期、長期、短期の対策ということで、まず今、二天門通りの負荷が非常にひどい状態ということで、そちらをまずやらなければいけないということで今回お示しさせていただいているところがございます。ただ、石塚委員ご指摘のとおり、やはり中期的にはそのような形で総合的に浅草全体をどうするんだ、ひいては台東区全体をどうするんだというような駐車対策、観光バス対策を進めていかなければいけないというふうなことも考えておりますので、その中では検討させていただきたいというふうに考えております。 ○委員長 伊藤委員。 ◆伊藤延子 委員 基本的なことですけれど、今回というか、予約システムなども導入して、観光全体を安全に、そして計画的にというか、いうことですけれど、基本的な考えとして、トータル的には観光バスは来る人拒まずで、もうウエルカムでということでこれからもいくんですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 基本的には、基本理念で観光バスとの共生というところをうたっておりますのでウエルカムでいきたいと思っています。ただ、やはりそれをでは何でもかんでも受けるのかということではなくて、それはやはり台東区のルールを守っていただいた上で来てくださいというような姿勢で受け入れたいというふうに考えているところでございます。 ○委員長 伊藤委員。 ◆伊藤延子 委員 そういうことであればというか、もう一方で、今回やる中で警備というか、何でしたか、整備の方ですかね、そういう方のふやすこととか、あとはこういうシステムとかいうことで、やはり観光にかける予算がどんどんふえていっていくのかなということはある一方で、私たち北部としては何か本当に住民の立場での交通対策のところでの、何というんですか、非常に平等感ないなというか、そういう印象も――平等感というんですか、住民重視で要するにやっていただくことが本当に大事なのかなというのを今ちょっと話の中では非常に強く感じていて、本当に安全のための誘導員、あとは全体の規制の、規制というか予約システムが間接的には規制になっていくとか、ところは十分にわかりますので、そこも住民の立場でというところをより重視してやっていただきたいなということを要望しておきます。 ○委員長 冨永副委員長。 ◆冨永龍司 副委員長 乗車場所、降車場所等々、地元のほうのご説明いただきながら、おおむねご理解をいただいたと思っております。本当にご苦労さまでした。  それで、ちょっと私、ほかの委員と認識が違うんだと思っているんですけれど、観光バスは来たからすぐお客さんになると私は実は思っていなくて、やはり観光バスですからお昼ご飯食べるところはもう予約されていて、そういう店でなければ食べれない、大きいところしか入れないという問題で、降車場所になる近隣の皆さんも別に観光バスに対応した商売しているわけではないので、やはりなかなか不安に思っている方もまだまだありますんで、やはりその辺は実際とまる場所の前の方にはしっかりと説明を、もう少しゆっくりしていっていただいて、いろいろな細かい点が出てくるでしょう。11月からこれ試験運用だという認識はあるんですけれど、そうでいいのかな。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 システムにつきましては1月から稼働ということで、まずは降車場所として雷門通り、あるいは国際通り、こちらのほうにバスが来てお客様をおろしたときにどういう行動をとるのか、どういう課題が出てくるのかというのを先にわかればそういうことを把握して、システム運用までに解決できればそういうものを解決していきたいということから、11月に試行という形で進めさせていただきたいと思っております。 ○委員長 冨永副委員長。 ◆冨永龍司 副委員長 そうした中で本当に、課題等々を地元の方にも聞いていただいて、やはり解決できるところは話し合いの中で解決をしていただくということは強く要望しておきます。  あと、先ほど出ている二天門通りのほうのやはり安全対策、これは多分引き込みすると道路上にはバスはいなくなるんで、その辺は少し安全になるのかなと思いつつ、ちょっと二天門のところで一度事故がありました。その中で、たしかあれ車歩分離の信号にかえてもらったんです。そういった中で安全対策していただいていると思うんですが、その辺は。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 二天門の交差点につきましては、委員ご指摘のとおり、歩車分離型にかえております。 ○委員長 冨永副委員長。 ◆冨永龍司 副委員長 そういった中で本当に、警察と協議して、できる範囲のやはり安全というのは図っていただきたいと思っておりますので、その辺も強く要望しておきます。 ○委員長 私からも一言申し上げさせていただきます。  今まで、今回各委員からご指摘がありました。新たに観光バス対策協議会もできましたし、そういったご意見を踏まえて、新しくやることですので間違いなく課題が出ると思いますので、そういったところは失敗を恐れずどんどん進めていただいて、それに関しては各委員のご理解、ご協力を今後ともよろしくお願いいたします。  ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、平成27年度駐車場の利用実績について、交通対策課長、報告願います。 ◎石川洋二 交通対策課長 それでは、平成27年度駐車場の利用実績についてご報告いたします。  資料4をごらんください。初めに、項番1、雷門地下駐車場でございます。(1)の利用実績でございます。自動車の駐車台数は19万997台、自動二輪車は5,797台で、現金売り上げや回数券等の合計収入は1億6,872万4,914円でございます。稼働率につきましては、自動車が40.6%、自動二輪車は41.9%でございます。また、定期利用の実績は、昨年度末現在、平日のみの定期利用で30台の枠に対し26台の利用でございます。  次に、(2)の自動車の年度別推移でございます。前年度より駐車台数と平均駐車時間がともに増加したことが稼働率の2ポイント増につながっております。  次に、(3)自動二輪車の年度別推移でございます。前年度より駐車台数は若干増加しておりますが、平均駐車時間が減少したことにより稼働率が0.5ポイント減少しております。  続きまして、項番2、上野中央通り地下駐車場でございます。(1)利用実績でございます。利用台数は14万5,158台で、現金売り上げや回数券等の合計収入は1億7,489万3,894円、稼働率は17.5%でございます。定期利用の実績は、昨年度末現在、平日のみの定期利用で50台の枠に対して8台、土日も含めた全日利用の30台の枠に対して11台の利用でございます。  次に、(2)年度別推移でございます。前年度より駐車台数や平均駐車時間がともに増加したことが稼働率の2.8ポイント増につながっております。  恐れ入ります、裏面をごらんください。項番3、上野駅自動二輪駐車場でございます。(1)利用実績でございます。利用台数は1万1,082台で、現金売り上げ及び定期券の合計収入は732万8,989円、稼働率は6.1%でございます。  (2)年度別推移でございます。前年度より駐車台数や平均駐車時間がともに減少しており、稼働率は0.7ポイント減少しております。  ただいま報告しました3つの駐車場における共通の課題としましては、平日の利用が低いことが上げられます。また、上野駅自動二輪駐車場につきましては、自動二輪車需要の減少が影響しているものと推測しておりますが、区が平成24年秋に解散した財団法人駐車場整備推進機構から引き継いでから稼働率が減少しておりますので、今後も積極的にPRをしながら利用促進を図ってまいります。  説明は以上でございます。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  寺田委員。 ◆寺田晃 委員 来街者がふえ、また宿泊者もふえる中、そうは申しましても何といっても担当所管の方がさまざまなご努力をされていただいて稼働率も少しずつ上がっていただいて、本当に評価させていただきたいと思います。  そんな中でPRに力を入れていくということなんですけれども、ちなみに上野駅周辺、かなり宿泊施設もふえているんですが、その宿泊施設の旅行業者さんに対して積極的にPR、声がけしていけばもっともっとふえるような気がするんですが、その辺はいかがでしょうか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 現在もホテル、あるいは商店についてPR活動を努めているところでございますけれども、新たにできたホテル等がふえておりますので、そこについても積極的にPRをしていきたいというふうに今考えているところでございます。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 私も引き続き検討していきますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長 小髙委員。 ◆小髙明 委員 毎年言わせていただいていますけれども、やはり上野のどうしても、駐車場の稼働率が低いというのは、これはどうしても数字で出てきているわけですけれども、この1年間で何か特別に改善したとか、そういうことはございますか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 回数券の枠を今5万円と3万円をつくらせていただいて、今までは5,000円と大きなものということでしかなかったもんですから、そこの部分の間をちょっとつくらせていただいております。 ○委員長 小髙委員。 ◆小髙明 委員 例えば定期利用のところなども可能台数が50台あるけれど8台しか契約していないとか、そういったところでの、何というんですか、営業活動と言うとちょっと語弊があるのかどうかわからないけれど、そういった努力はどの程度されている。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 周辺の商店主の方について、そういうものを使っていただけないかという周知活動は行っているんですけれども、やはりそこについてはなかなかご利用いただけないというところでちょっと伸び悩んでいる。ただ、低い数字ながら昨年度に比較して約倍になっているというところは、今回はちょっとお話しさせていただきたいと思います。 ○委員長 小髙委員。 ◆小髙明 委員 いや、すごいです。倍になったというのはびっくりしました。  それはともかくとして、やはり一番問題なのは……           (「評価して、褒めやってよ」と呼ぶ者あり) ◆小髙明 委員 失礼いたしました。大変な努力をされているということで。  それで、一応毎年お願いはしているんですが、やはりどうしても入り口問題というのはあると思うんです。あとサインの問題、案内の問題という、その辺について、特に抜本的な改善策なんていうのはないんですか、これは。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 まず、サインにつきましては、今、中央通りのところのエレベーター、シースルーのエレベーターでございますけれども、そちらのほうに大きなパーキングのマークをつけさせていただいたところでございます。それとあと、進入につきましては、やはり右折での進入が今できないというところで、なお上野警察ともお話をさせていただいているんですが、あそこはやはり交通量がいかんせん多いですからなかなかオーケーをいただけないというところではございます。ただ、引き続きその事案についてはお願いをしていくというところでございます。 ○委員長 小髙委員。 ◆小髙明 委員 引き続き努力をしてください。よろしくお願いします。 ○委員長 石川委員。 ◆石川義弘 委員 ちょっとお聞きしたいんですが、雷門地下駐車場、一応営業時間が7時から23時で決まっているんですが、この時間帯に関しては、何かまちとの約束とかそういうのがあるんですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 特段約束というものはないです。ただ、やはり夜の需要がどれだけあるのかなというところで、費用対効果という形の中でこの時間を設定しているというところでございます。 ○委員長 石川委員。 ◆石川義弘 委員 ここのところ、実は浅草地区もビジネスホテルというか、観光用のホテルというか、非常にふえているんです。また宿泊客もずっとふえていますんで、少し昔とやはりちょっと違うのかなというのがあるんです。それが1つと、実は浅草も、ライトアップやっていると、雷門などのところに夜10時過ぎまで人が出てきているんです。ほとんど泊まっている人だとは思うんですが、飲酒関係の取り締まりも厳しくなっていますから、もう少し雷門駐車場の時間帯を考慮してもいいんではないかなというふうに思っているんです。  もともと上野のほうだと機械駐車ですから担当がついていないと非常に問題はあるにしても、雷門のほうは自走式ですから、それに今、支払いも全部機械支払いになっているんで、あけているから非常に金銭的なものがかかるというのは何となく理解しづらいんです。  なので、もう少し、できれば本当はホテルの人などが使うとすれば、やはり24時間あけといてあげるというほうが本来のおもてなしの精神にも当たるのかなと。やはりちょっと7時という時間帯もちょっと問題があるような気もしますし、23時というのも何となく問題があるような気がするんで、夜間宿泊の利用の仕方をもう少し考えてもいいのかなというふうに思っています。  地方に行ってビジネスホテルなどに泊まると、うちの駐車場を使うのは1泊1,000円下さいとか2,000円下さいというビジネスホテルがあるんです。やはりそういうところは2,000円とあっても自家用車で行くときは泊まるようになりますから。だから、何らかの形でチェックインからチェックアウトまでの間をある程度夜間利用を低額でできるようなものがあれば、これはこれで考えようがあるんだと思うんで、もうちょっと雷門駐車場の利用の幅を広くできればいいかなというふうに思っているんで、ちょっと検討していただければなと思うんですが、ありますか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 今現在、宿泊台数とすると1日平均10台、これについては委員ご指摘のとおり、今23時から7時までは出せないという状況の中でこういう数字が出ておりますので、今後そういう形のニーズがどのぐらいあるのかというのを少し調査させていただきながら検討を進めていきたいというふうに考えております。 ○委員長 石川委員。 ◆石川義弘 委員 ぜひよろしくお願いします。検討してみてください。 ○委員長 青柳委員。 ◆青柳雅之 委員 上野中央通り地下駐車場に関しては、課長以下、課のメンバーの皆さんの努力がこういう形で実ったということ、特に駐車時間が30分ふえているというのは、これは単なる売り上げだけではなくて、稼働率だけではなくて、やはり地域にいろいろな方の滞留時間がふえたというのは、これはすごい成果だと思いますので、何が決定打だったのかとかいうのはこれからの分析になるんだと思いますが、ぜひ自信を持ってこれからも進めていっていただきたいというふうに思います。  それで、今回多分、上野中央通り地下駐車場に関しては、来月のいわゆる世界遺産が一つの、何ですか、契機になると思うんです。それで、今いろいろな自治体で区長さんとか知事さんとかがインタビュー受けるときに、バックボードをやりますよね。そこに単に区の名前が書いてあるだけのところもあれば、あれ橋下さんだったかな、最近結構細かい政策を入れるんです。今度、大阪府ではこんなの始めましたよとか、そういうのを結構入れるんです。今回、世界遺産のときには、区長がいろいろな部分でインタビュー等受けるときに、バックボードには台東区のマークと世界遺産には上野中央通り地下駐車場を利用してくださいとか、そのぐらいの、何というんですかね、トップセールスを、やっていただくぐらいのことをちょっと考えていただく。  今回アドバイザーで電通さんですとか、いろいろなプロの皆さんとのタイアップがあるので、それをどう活用するかという部分でもあるんですが、間違いなくマスコミに露出する時間がふえる中で区として何を訴えていくかの中で、できれば地下駐車場の宣伝も入れていただくというぐらいのことをぜひ検討いただきたいと。これは要望にしておきます。  以上です。 ○委員長 保坂委員。 ◆保坂真宏 委員 基本的な質問で申しわけないんですけれど、駐車場の損益分岐は大体幾らぐらいなんでしょうか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 まず、雷門の駐車場でございますけれども、歳入が1億6,900万円、歳出につきましては約6,200万円、差し引き1億円超えの歳入が上回っているという状況でございます。続きまして、上野につきましては、すみません、歳入につきましては1億9,400万円超え、歳出につきましては1億6,000万円、差し引きますと3,000万円の歳入が上回るという状況でございます。 ○委員長 保坂委員。 ◆保坂真宏 委員 ありがとうございます。  そうすると、今皆さん言っている稼働率等、非常になかなか、徐々には上がっているということで、本当に私もすばらしいことだなと思っていますが、これ内容でもう1点、1日利用券みたいなものはあるんでしたか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 1日利用券につきましては設けていないです。 ○委員長 保坂委員。 ◆保坂真宏 委員 最近、民間ですけれども、この辺の周りもそうですけれども、結構空車が多くて、あけっ放しにしとくのもなかなか、それだけで経費かかるということで、皆さん一生懸命1日、たしか相場は2,000円ぐらいで、1日といっても多分の時間の制限はもちろんあると思うんですけれども、そういった対策も民間ではされていると思います。結構激化していますんで、その辺の検討はいかがでしょうか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 失礼いたしました。1日利用券は設けていないんですが、最大料金ということで、上野中央通り地下駐車場であれば2,000円等は設けている状況でございます。
    ○委員長 保坂委員。 ◆保坂真宏 委員 ぜひ、もっと1日利用の、言い方ですよね。最大料金、1日利用、どういった言い方がいいのかというのはわからないんですけれども、言い方一つで、2,000円は大分安いと思うんです。1時間600円、400円、コインパークで300円というところもありますけれども、2,000円は大分安いと思うんで、もうちょっと、何ですかね、自信を持ってその辺はアピールされたほうがいいと思うんです。その辺どうですか。 ○委員長 交通対策課長。 ◎石川洋二 交通対策課長 委員のご指摘のとおり、もう少し宣伝のほう、PRのほうを努めていきたいというふうに考えております。 ○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。  理事者からの報告は以上であります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、本委員会の行政視察について申し上げます。  第18期議会運営に関する申し合わせ事項により、特別委員会の宿泊を伴う視察については4年間で2回とするとされております。4特別委員会の委員長で協議を行った結果、本委員会は今年度に行政視察を実施することとなりました。つきましては、本件について議長に実施の申し入れをしたいと思いますが、いかがでしょうか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 それでは、そのように決定させていただきます。  資料はございませんが、視察日程については、諸般の行事等を勘案し、8月2日から3日までの2日間に決定させていただきたいと思います。  次に、視察都市及び視察テーマにつきましては、現在鋭意調整を図っております。委員各位には、正副委員長案が整い次第、お知らせいたしますので、よろしくお願いいたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 案件第1、交通対策及び地区整備について、その他、ご発言がありましたらどうぞ。           (「なし」と呼ぶ者あり) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 おはかりいたします。案件第1、交通対策及び地区整備については、重要な案件でありますので、引き続き調査をすることに決定いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 以上で案件の審議を終了いたしましたので、事務局次長に委員会報告書を朗読させます。           (渡邉議会事務局次長朗読) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 これをもちまして、交通対策・地区整備特別委員会を閉会いたします。           午後 0時09分閉会...