台東区議会 > 2016-06-14 >
平成28年 6月環境・安全安心特別委員会-06月14日-01号

  • 岡野裕(/)
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  1. 台東区議会 2016-06-14
    平成28年 6月環境・安全安心特別委員会-06月14日-01号


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    平成28年 6月環境・安全安心特別委員会-06月14日-01号平成28年 6月環境・安全安心特別委員会 環境・安全安心特別委員会会議録 1 開会年月日   平成28年6月14日(火) 2 開会場所    議会第3会議室 3 出 席 者   委員長 望 月 元 美    副委員長  秋 間   洋   (12人)   委員  小 島 智 史    委員    本 目 さ よ           委員  君 塚  史    委員    青 鹿 公 男           委員  早 川 太 郎    委員    水 島 道 徳           委員  松 尾 伸 子    委員    和 泉 浩 司           委員  小 坂 義 久    委員(議長) 太 田 雅 久 4 欠 席 者   (0人) 5 委員外議員   (0人) 6 出席理事者   区長                    服 部 征 夫
              副区長                   荒 川 聡一郎           総務部副参事                柴 崎 眞 一           危機管理室長                吹 澤 孝 行           危機・災害対策課長             遠 藤 成 之           生活安全推進課長              神 山 忠 義           環境清掃部長                近 藤 幸 彦           環境課長                  赤 塚 洋 一           清掃リサイクル課長             松 原 秀 樹           台東清掃事務所長              依 田 幾 雄           教育委員会事務局庶務課長          岡 田 和 平           教育委員会事務局指導課長          屋 代 弘 一           教育委員会事務局教育改革担当課長      小 柴 憲 一           教育支援館長           (教育改革担当課長 兼務) 7 議会事務局   事務局長      内 田 健 一           事務局次長     渡 邉 俊 二           議事調査係長    行 田 俊 男           議事調査係主査   森 田 孝 次           書  記      敷 村 和 也 8 案件   案件第1 第50号議案 災害に際し応急措置の業務に従事した者及び水防に従事した者               にかかる損害補償に関する条例の一部を改正する条例   案件第2 環境及び安全安心について  ◎理事者報告事項危機管理室】   1.平成28年度台東区総合防災訓練の実施について                      ……………………資料1 危機・災害対策課長   2.平成28年熊本地震への対応状況について                      ……………………資料2 危機・災害対策課長   3.台東区防犯設備設置助成事業の平成27年度の実績及び平成28年度の予定について                      ………………………資料3 生活安全推進課長環境清掃部】   1.花の心プロジェクト実施状況について                      …………………………………資料4 環境課長   2.台東区緑の基本計画中間改定について                      …………………………………資料5 環境課長           午前 9時59分開会 ○委員長(望月元美) ただいまから、環境・安全安心特別委員会を開会いたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 初めに、区長から挨拶があります。 ◎服部征夫 区長 おはようございます。よろしくお願いします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、本委員会所属理事者に異動がありましたので、紹介があります。  副区長。 ◎荒川聡一郎 副区長 4月1日付で、本委員会の部長級理事者に異動がありましたので、ご紹介いたします。  危機管理室長吹澤孝行。  以上でございます。 ○委員長 危機管理室長。 ◎吹澤孝行 危機管理室長 4月1日付で、本委員会の危機管理室及び総務部の課長級理事者に異動がありましたので、組織改正による変更も含めてご紹介いたします。  危機・災害対策課長遠藤成之生活安全推進課長神山忠義。総務部副参事、柴崎眞一。  以上でございます。 ○委員長 環境清掃部長。 ◎近藤幸彦 環境清掃部長 4月1日付で、本委員会の環境清掃部課長級理事者に異動がございましたので、ご紹介いたします。  環境課長赤塚洋一清掃リサイクル課長松原秀樹台東清掃事務所長依田幾雄。  続きまして、4月1日付で、本委員会の教育委員会事務局課長級理事者に異動がありましたので、ご紹介いたします。  庶務課長、岡田和平。  以上でございます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 本日は、卓上マイクのスイッチを必ず押してからご発言願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、傍聴についておはかりいたします。  本日提出される傍聴願については許可いたしたいと思いますが、いかがでしょうか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。  それでは、審議に入らせていただきます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 初めに、案件第1、第50号議案、災害に際し応急措置の業務に従事した者及び水防に従事した者にかかる損害補償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本案について、理事者の説明を求めます。  危機・災害対策課長。 ◎遠藤成之 危機・災害対策課長 第50号議案、災害に際し応急措置の業務に従事した者及び水防に従事した者にかかる損害補償に関する条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。新旧対照表をごらんください。  本条例は、災害時の応急措置従事者がその業務により負傷、疾病等をした場合の損害補償の受給に関することを規定するものでございます。今回の改正内容につきましては、労働者災害補償保険法施行令及び地方公務員災害補償法施行令の改正を踏まえ、附則第6条の傷病補償年金または休業補償障害補償年金等が併給される場合の調整率を改正するもので、現行の0.86から0.88に引き上げるものでございます。  施行期日につきましては、公布の日からといたしますが、平成28年4月1日を適用日とし、適用日以降に支給すべき事由の生じた傷病補償年金及び休業補償や、適用日前に支給すべき事由が生じ、適用日以降期間に係る傷病補償年金については、適用することといたします。また、適用日から条例施行日までの間において支払われた傷病補償年金または休業補償は、改正後の損害補償の内払いとみなすことといたします。改正の内容は以上でございます。よろしくご審議の上、可決賜りますようお願いいたします。 ○委員長 それでは、本案についてご審議願います。  特によろしいでしょうか。           (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これより採決いたします。  本案については、原案どおり決定することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、原案どおり決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、案件第2、環境及び安全安心についてを議題といたします。  本件について、理事者から報告がありますので、ご聴取願います。  初めに、平成28年度台東区総合防災訓練の実施について、危機・災害対策課長、報告願います。 ◎遠藤成之 危機・災害対策課長 平成28年度台東区総合防災訓練の実施についてご報告いたします。  資料1をごらんください。まず、項番1、目的でございます。地震による被害を最小限に食いとめるため、区民一人一人の防災行動力の向上と、区と防災関係機関の協力、連携体制の確立を図る目的として実施をいたします。  次に、項番2、実施内容でございます。日時につきましては、26年度より秋に実施しておりますけれども、本年度の実施日につきましては、(1)にございますとおり、11月6日、日曜日といたします。時間につきましては、従来と同様、午前9時から11時半までを予定してございます。実施地区につきましては、(2)にございますとおり、馬道地区、24町会を対象といたしまして、会場につきましては、(3)にございますとおり、隅田公園の山谷堀広場及びリバーサイドスポーツセンター少年野球場を予定しております。  次に、項番3、実施方針及び訓練想定でございます。実施方針につきましては、(1)にございますとおり、町会、区及び防災関係機関相互連携体制の確立や、防災行動力の向上を図り、防災意識の普及啓発を図るものでございます。訓練想定につきましては、(2)にございますとおり、午前9時に首都直下を震源とする大地震が起き、区内でも相当の被害が発生したという想定でございます。  項番4、参加機関でございます。本日時点で資料に記載のとおりでございますけれども、今後も関係協力機関などを回りまして、調整はしてまいりたいというふうに考えております。  恐れ入りますが、資料の裏面をごらんください。項番5、訓練項目でございます。訓練内容につきましては、資料に記載してある訓練を計画しております。今年度4月に工事が完了しております山谷堀広場防災設備も生かしながら訓練をしたいというふうに考えております。  基本的には、昨年と同様の訓練ではございますけれども、今後、町会、関係機関と詳細を詰め決定してまいりたいというふうに考えております。説明は以上でございます。よろしくお願いをいたします。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 たわいのないことをお伺いします。山谷堀広場ですから、馬道地区町連と清川地区町連のちょうど境であります。清川地区町連にはどのような告知をするんでしょう。実施地区は馬道だから馬道は徹底している。でも、清川地区の人たちが移動をするときには、あそこを見るわけです。何だ、これという話にならないように、ぜひ、報告だけでも、町会長会議やなにかのときに、こういったものを何月何日にやっていますよと、これは、今回は馬道地区の番ですからやっていますと。でも、個別にご参加いただけるならばご参加いただいてもいいんですよとか、ご参加いただけませんよとか、その辺の考え方と、だから清川地区に対する告知の方法、どういう考えを持っていますか。 ○委員長 危機・災害対策課長。 ◎遠藤成之 危機・災害対策課長 毎年、総合防災訓練の告知につきましては、6月の区町連のほうで一度ご報告をさせていただきまして、それをもちまして各町会連合会さんのほうへのお知らせとしているところでございます。ですが、委員のご提案もございましたので、清川地区町会連合会につきましては、ちょっと関係するところとご相談をさせていただいて丁寧に対応させていただきたいと思います。 ○委員長 和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 丁寧にということは、するということでの理解でいいんですか。 ○委員長 危機・災害対策課長
    遠藤成之 危機・災害対策課長 ご説明をする方向で検討させていただきます。 ○委員長 和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 町会長の皆さんは高齢だからというわけではないですけれど、6月に言ったと言われても、11月の話は忘れてしまいますので。だから、直近の10月の清川地区町会連合会の場合は月中の水曜日か何かだと思うんで、直近にもう1回言って、こういうことをやりますよと。馬道地区の人たちはみんな準備とかあるから、もっと前から準備はするでしょうけれど、清川地区の人たちは別に準備することはないんで、ただ、やっているんだなということを、やりますよということだけはしっかり告知してください。 ○委員長 君塚委員。 ◆君塚裕史 委員 ちょっと総合防災訓練に絡んで質問をさせていただきたいんですけれど。先月の、5月31日の水防訓練、ご苦労さまでした。その訓練の、例えば今回もそうですけれど、11月6日という日曜日にやっていただけるというのは非常にありがたい話なんですけれど、やはり消防団の方だとかが出てくるのは、やはり月末だとか、五・十日というのは非常に出にくい、一般の仕事をやっていらっしゃる企業の方々が出てくるというのは非常に厳しいところがありますので、その辺の日にちを何とか、もうちょっと、やはり日曜日に持ってくるとか、そういうことができるかできないかということが一つ。  それから、訓練の内容の発表について、やはりもうちょっと一般の方々が、先ほど和泉委員も言っていましたけれど、告知していただいて、皆さんが知っていただいて、参加するというのが非常に大事で、特にあれだけ大きな大規模な形のものをやっていただけるんであれば、もっともっと啓発していかなくてはいけないんではないかなということ。  それと、今の告知、やはり広報の問題をしっかりしていただいて、せっかくああいういいものをやっていただけるんであれば、ぜひとも休みだとか、そういう人が集まれる日にできないものかどうか、その辺についていかがでしょうか。今、水防訓練で。 ○委員長 危機・災害対策課長。 ◎遠藤成之 危機・災害対策課長 水防訓練につきましては、毎年1回、5月の時期に区と消防3署のほか、国土交通省東京メトロ、警察などのご協力を得て実施をしている内容でございます。日付につきまして、またあと、内容、告知等につきましては、関係機関、来年度の実施につきまして、関係機関と協議の上で、今、委員からご提案のありました内容も含めて検討してまいりたいというふうに思います。 ○委員長 君塚委員。 ◆君塚裕史 委員 全ての訓練、そういう形でぜひとも、強行に、皆さんがせっかくやっていただけるわけですから、多くの区民の方々に見ていただけるような方向をぜひとも検討いただけるように、要望していただきたいと思います。  それと、もう一つ。次に、今度はこの総合防災訓練ですけれど、いつも言っていますように、やはり参加機関については、区といろいろな業種の方々との協定を結んでいますよね、防災協定。その協定を結んでいる方々は、やはりいろいろなところでどのような形でどのように役立つかわからないというか、お手伝いできるかわからないということがありますので、その辺は、この参加予定の中に今まで入ってこない人たちも、毎回言っていますけれど、ぜひとも連絡とり合いながら、入れていただきながら、いろいろな形の訓練をしていくことも検討していただくように強く要望しておきます。これは要望で結構です。 ○委員長 和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 先ほど言い忘れてしまったんですけれど。同じ山谷堀で、今月ご尽力をいただいてありがとうございます。ボーイスカウト台東第1団、ボーイスカウトのイベントとして、あそこの広場を使って防災訓練をやりながら団員募集をすると。遊びながらボーイスカウトとして、やはりサバイバル術を含めてボーイスカウトがあそこでやるというのは大変おもしろい試みだなと思っているんですけれど。そのときに、これのシミュレーションにもなるので、今月、マンホールトイレを使いたいとか、いろいろな話がそちらに行っていると思いますけれども、あと、東京都の給水層もそのときにも見せていただきたいという旨言って、これの予行演習の規模はちいさいですけれど、あるので、そこのところもしっかりと、それもあわせて告知をしていただきたいなと思うんです。  ある意味、そちらばかりではなくて、ボーイスカウトばかり力をかしてあげますよ、人員出しますよというだけではなくて、今月の話ですけれども、こういった形でやるんですねみたいな形で、少し協力してくださいということをこの場をかりて、多分ほとんどの議員さんも知らないし、ほとんどの理事者の皆さんも知らないし、と思うんです。私もまだ区長にも言っていなくて申しわけなかったんですけれど、そんなものも台東第1団が考えていますんで、ぜひ、よろしくお願いします。今月の最後の日曜日でしたか。 ○委員長 危機・災害対策課長。 ◎遠藤成之 危機・災害対策課長 日付につきましては、6月25日の日曜日、10時から1時までということで承っております。可能な限り協力をしてまいりたいというふうに考えております。 ○委員長 秋間副委員長。 ◆秋間洋 副委員長 1点だけ伺います。参加機関(予定)の中にいろいろな団体が公益企業等あるんですが、JRというのはいつも入っていなかったんでしたか。JR、これありますか。東日本はある。           (「左側の下、書いてある。」と呼ぶ者あり) ◆秋間洋 副委員長 そうかそうか。すみません、わかりました。 ○委員長 ほかによろしいでしょうか。  ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、平成28年熊本地震への対応状況について、危機・災害対策課長、報告願います。 ◎遠藤成之 危機・災害対策課長 それでは、平成28年熊本地震への対応状況につきましてご報告をいたします。資料2をごらんください。  項番1、熊本地震の状況でございます。(1)にございますとおり、益城町などで震度7を観測する地震が4月14日と16日の2度にわたり発生しました。現在でも震度1以上を観測する余震が続いている状況でございます。人的被害及び物的被害につきましては、(2)及び(3)に記載のとおりです。避難所の開設状況につきましては、(4)にございますとおり、熊本県では現在も8,000人を超える方が避難所での生活を余儀なくされております。  次に、項番2、友好都市である豊後大野市の状況でございます。4月14日、16日にそれぞれ震度4及び震度5強の地震が発生し、16日の午前1時35分に災害対策本部が設置されました。自主避難所、主な被害状況は記載のとおりでございます。本区といたしましては、災害直後に被害状況救援物資要請の有無などについて確認を行ったところでございますが、救援物資等については必要ないということでございました。なお、豊後大野市のホームページ上で、本区に対する感謝の言葉をいただいているという状況でございます。この場をおかりして、ご報告をいたします。  次に、項番3、台東区の対応状況でございます。(1)台東区からの支援物資です。支援物資につきましては、まずは熊本市からの要請を受け、特別区長会を経由して各区で対応いたしました。本区といたしましては、4月18日に第1便、恐れ入りますが、裏面をごらんください。4月25日に第2便として出発し、それぞれ記載の物資を支援したところでございます。また、第3便として、阿蘇郡西原村からの要請を受けまして、移動式仮設風呂を7月15日までの期間で貸与しているということでございます。  次に、(2)職員派遣です。発災直後でございますけれども、被災建築物応急危険度判定と、また現地での救援物資搬入のため、4月にそれぞれ2名ずつ、また、罹災証明の発行のため、5月に3名の職員を派遣してございます。また、今後、生活困窮者生活保護受給者相談対応のため、2名を現地に派遣する予定でございます。  (3)義援金です。義援金につきましては、区職員、行政委員会及び区議会による募金を実施し、熊本県東京事務所にお届けをしているところでございます。また、町会向けの募金及び区民向けの募金につきましては、記載のとおりでございます。今後取りまとめの上、日赤等に振り込む予定となっております。ご説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  本目委員。 ◆本目さよ 委員 基本的なことですけれども、裏面の職員派遣について伺いたいと思います。この職員を派遣する目的について、改めて教えてください。 ○委員長 危機・災害対策課長。 ◎遠藤成之 危機・災害対策課長 職員を派遣する目的ということでございますけれども、一つは、被災地の自治体のほうから、職員が足りない、業務が多いということで、応援を受けてということでございますが、またそれは裏を返せば、職員が被災地に赴きまして、現地の状況を生で見てくることで、今後の災害、台東区における災害に備えるという重要な役割を担っているというふうに認識しております。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 ありがとうございます。そうですよね、2つ目的があると思っていて、一つは被災地を助けることで、もう一つは台東区の防災、今後に役立てていくことだと思うんですが、今回の派遣というのは、どのように台東区の防災に役立てそうですか。 ○委員長 危機・災害対策課長。 ◎遠藤成之 危機・災害対策課長 全体としては、今お答えを申し上げたとおりでございますが、例えばこちらに記載の職員派遣でございますけれども、派遣した職員につきましては、帰庁後に危機・災害対策課危機管理室として情報は吸い上げをして今後に生かそうという取り組みはしているところでございます。  具体的に申しますと、例えば、1番目ですけれども、被災建築物応急危険度判定でございますが、こちらは、早川委員の一般質問でもございましたけれども、事前に区内のエリアを例えば分ける、建築物を想定し、必要な人員を確認しておく、また足りないのはどのぐらいであるかというようなことも把握しておくことは必要であるというようなこと、帰庁した者が申しておりましたので、そちらについては原課と連携をしまして対応を進めてまいりたいというふうに考えております。  また、罹災証明の発行は、現在、新聞報道等でもおくれている等というふうなことがございますが、こちらにつきましても、小菅議員からご質問があった中で、システムの導入につきましても、都の動向もあるわけでございますけれども、積極的に検討を進めていかなければならないというようなところを学んだということでございます。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 ありがとうございます。何でこのようなことを聞くかというと、今回の熊本地震で、福岡市とその市長が物すごい活躍されたそうです。何か報道によると、地震直後に数時間後には福岡市から熊本県庁の災対本部に消防局の、消防局があるからですけれど、幹部をヘリで送って、翌日にもう熊本市役所危機管理担当職員、3人派遣してみたいな素早い対応をして、さらに何か100人ずつ3泊4日で交代してみたいなそういう、すごく迅速な対応ができたのは、これ東日本大震災で職員を派遣して、被災直後に何が起こったかを学んで、すぐに反映させたからだそうです。福岡市の、何が必要なのか、課題なのかというのを役所全体で学んだからということです。避難所の運営マニュアルなども、もう大幅に改良していたので、今回の熊本地震で福岡市の職員が避難所に派遣されたときにも、すぐに、避難所としては違いますけれども、福岡市ではないけれども、でもそれが生きたということです。そのあたり、ちょっと踏み込みますけれども、まだ、避難所の運営マニュアルも台東区、完璧にはできていないというふうに思っているんですけれど、そのあたりの進捗状況をもし、できれば教えてください。 ○委員長 危機・災害対策課長。 ◎遠藤成之 危機・災害対策課長 避難所運営マニュアルについてのご質問ということでお答えを申し上げます。避難所運営のマニュアルにつきましては、東日本大震災が起こった直後に、平成24年度に、一度、災害等避難所ということで、簡易なマニュアルはつくっているところではございますけれども、それをその後、個別の施設に合った形で個別のマニュアルをつくっていこうということで、避難所運営委員会さんとご協力をさせていただきながら進めているところでございますが、なかなか個別マニュアルの整備には至っていないというところはございます。  それは個別の委員会さんの自主性も重んじながら取りまとめていこうという姿勢でやってきたところでございますけれども、こういったこともございますので、少し、4月に内閣府のほうからガイドラインのようなものでアドバイスもいただいているところもございますので、少しスピード感を上げて進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 これで終わりにしますけれども、ぜひ、本当に、いつ起こるかわからない地震で避難所運営マニュアルもそれぞれ、谷中とかも進んでいるという話は聞いていて、ちょっと前に参加したときには話し合っている状況を谷中のやつで聞きはしたんですが、でもそれでもまだできていなかったんです。  なので、避難所運営マニュアル自体もそうですし、では、運営マニュアルを読み込んでそれを実際に行動に移せる人というのはそれ程多くないと思っているので、まずは避難所を立ち上げるときのファーストミッションボックスのようなもの、最初に避難所にたどり着いた人がそのふたをあけると、あなたはでは5人、人を集めてください、まずはあなたが仮のリーダーですと。何してください、これしてくださいという初動を早められるようなボックスだったりとか、そう誰でもわかるように落としていくということもその先には必要だと思いますので、ぜひ、今後早くにやっていっていただきたいと思います。この熊本市を助ける、被災地を助けるというのもそうですし、台東区に役立てるというのも同時にやっていってください。 ○委員長 要望でよろしいですか。 ◆本目さよ 委員 はい、要望でいいです。 ○委員長 和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 この前、避難所運営の桜橋中学校エリアでそのような訓練をやらせていただいて、ありがとうございます。深井戸の鍵を持っている人の確認、誰が一番最初に鍵をあけるか、それから受付訓練やったんです。さまざまなことをやって、そのとき大体100人ぐらいお集まりをいただいて、この100人が全てリードしていく、リーダーになろうというようなのもやっているところもあるということを頑張っていただいて、それ、谷中のほうはやっていないらしいので。やっているの。何か今聞いていて、やっていないのかなと思って心配になってしまったんですけれど、それをどんどん広げていっていただけばいいのかなと思っているんですけれど。  今、本目委員のほうから、人で何を学んだかというお話ありましたけれど、救援物資、これが足らないと言って、要請が来たもの、持っていったもの、そこから何か学べたことはありますか。うちでこれがきちんと潤沢に準備できていなかったかとか。簡易型の風呂というのは、こんなに重要だったんだと。自衛隊が引き揚げたら、お風呂も入れなくなってしまうから、慌てて自治体がこの簡易型の風呂の要請があったということらしいけれど、うちは例えば簡易型の風呂で言えば、常備用意しているんですか。 ○委員長 危機・災害対策課長。 ◎遠藤成之 危機・災害対策課長 救援物資に係るものにつきましてのご質問でございます。まず、移動式の仮設風呂でございますけれども、こちらの備蓄につきましては、根岸の里の防災倉庫に2組、それから谷中防災コミュニティセンターの拠点防災備蓄庫に2組備蓄をしているところでございます。そのうちの2つをちょっと今回、要請があって貸与しているという状況がございます。 ○委員長 和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 わかってしまいましたね、昭和通りから向こう側にしかないということは。旧浅草区にはないということです。郵便番号111エリアには1個もない。だからその辺もちょっと勉強してほしいです。それとあわせて、台東病院をつくるとき、あそこ、免震を私は、何が何でも進めたわけです。それであそこに大きな風呂を、ちょうど保健福祉委員会委員だったんで、大きな風呂をつくれば、あそこも免震で壊れないし、あそこの風呂がそういう万一の有事の際には使えるだろうということで、そういうこともやっているんですけれど、きのうの委員会の続きではないですけれど、区有施設で活用できるものがどうなっているのかというところを、危機・災害対策課のほうで把握していますか。  例えばだから、それでは、111の中に仮設の風呂はなくても、台東病院があるではないかとか、それで対応していこうとか。例えば清峰会の中のお風呂が使えるのかとか。そういうことがあれば、仮設の数が111になくてもいいわけです。だからそういうところまで物に対する考えが及んでいるのかなと思って心配なんですよね。 ○委員長 危機・災害対策課長。 ◎遠藤成之 危機・災害対策課長 仮設風呂についてのご質問にお答えを申し上げます。まず、備蓄の場所についてでございますけれども、あくまで、これ、移動式の仮設風呂ということでございますので、何かあるということで、配置的な遍在があるかのようなところでございますが、置き場の関係もあってのことでございます。また、既存の施設内にある風呂の活用ということでございますけれども、入所型の施設の中にあるものについては、入所者さんの衛生状況のことも優先してということもあろうかと思いますので、通所方の施設もございますことから、ちょっとそこの検討は今後してまいりたいというふうに考えます。 ○委員長 和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 やっていなかったということでいいです。これから頑張ると、それでいいんですよ。していないものをしていたと言ったり、いろいろ言いわけするから都知事みたいに、あのようになってしまうんですから。だから、していない、今までやっていなかったんなら、やっていなかったでいいんです。これから頑張りますと。震災があって今困ったわけではないんだから。だからそういうことをやってくれればいいんです。だからその辺もちょっと考えて、こういうものからも学んでいただきたいなということだけ言っておきます。 ○委員長 危機・災害対策課長。 ◎遠藤成之 危機・災害対策課長 先ほど和泉委員からのご質問、ボーイスカウトの関係での答弁の中で、私、申しわけありません、25日と申したようで、6月26日、日曜日でございます。大変失礼しました。 ○委員長 松尾委員。 ◆松尾伸子 委員 被災地からの要請を受けまして物資をお届けしてくださっているところでありますけれども、以前3.11のときですか、被災地からやはり特殊なものが足りない、これが足りないということで要請を受けて、それに対して区が区民の皆さんに募って物資を集めてお届けするというようなこともやったというふうに伺っているんですけれども、今回、そのような要請があったり、またそういう対応をさせていただくということが、今後あるのかというのをちょっと伺いたいんですけれども。 ○委員長 危機・災害対策課長。 ◎遠藤成之 危機・災害対策課長 先ほどの本目委員からのご質問にもあったわけで、福岡市の例示をいただいたところでございますが、今回の台東区としての熊本市の支援につきましては、特別区長会で取りまとめを行いまして、要請については一本化をして整理をして対応してきたということがございます。  その中で、今回につきましては、区民の皆さんからお申し出のお電話はあったんですけれども、例えば歯ブラシですとか、おむつですとか、東日本大震災のときにはやったわけなんでございますが、そういった要請を、残念ながらいただけなかったというとこもあって、動かなかったということではございます。  そちらにつきましては、東日本大震災のときにそういったことをやったという実績、記録が残ってございますので、対応する準備は整えていたということでございます。 ○委員長 松尾委員。 ◆松尾伸子 委員 やはり先ほどの仮設風呂にしても、どのように要請が来るか、これからもあるかと思いますので、またこちらからも、やはりお互いさまということで、どういうものが足りないかということもやはりリサーチしていただきながら、区民の皆さんの中にも、何かお役に立ちたいというふうに思っていらっしゃる方がたくさんいらっしゃいまして、募金だけではなくて、やはりそういう皆さんの思いをしっかりとお届けできるような形でお答えしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長 青鹿委員。 ◆青鹿公男 委員 今の松尾委員のお話にも絡むと思うんですけれども、被災地の支援のために台東区から熊本まで車で行くときに、高速道路とか有料のやつが無料になる従事車両証明書、これ、台東区のほうで多分要請何件が来ていると思うんですけれど、もし、件数がわかればと思うんですけれども。 ○委員長 危機・災害対策課長。 ◎遠藤成之 危機・災害対策課長 従事車両につきましての高速が無料になる届け出につきましてでございますが、発災後、熊本のほうから準備が整ったということで、お受け付けのほうを私どものほうでさせていただいているところでございます。  今、手元に正確な数字というわけではございませんけれども、ざっくりとで、およそ15件ぐらいで、ただ、同じ方が申請をされているところもございますので、実数としては10件程度の方がご申請に来られているというふうに認識をしてございます。 ○委員長 青鹿委員。 ◆青鹿公男 委員 私のほうも、特に地元の青年部とかそういうのが、ぜひ熊本のほうの支援に行きたいという要請をもらったりして、問い合わせとかももらっていますので、先ほど松尾委員が言われていたように、台東区民の皆さんもそういうのに力を注ぎたいという気持ちがありますので、そういうのも速やかに、速やかに発行していただいたというふうに青年部の者も言っていましたので、台東区としてもそういうのは支援しているというふうに考えております。すみません、以上でございます。 ○委員長 水島委員。 ◆水島道徳 委員 台東区から、23区とも連携しながら、救援物資また移動式仮設風呂など、阿蘇郡西原村へ届けられたというのは大変すばらしい結果を出したなというふうに私も思います。本当に被災者の皆さんが安心して暮らせる方向づけをつけるためにも弾みになるのかなというふうに思います。  そこで、ちょっと震災に絡んでですけれども、東日本大震災で、今、台東区に福島、避難者の方が来ていると思うんですが、今の現状についてちょっとお聞かせいただきたいんですけれど。 ○委員長 危機・災害対策課長遠藤成之 危機・災害対策課長 東日本大震災に伴いまして、区内へ避難されている方でございますけれども、本年の2月現在の数字でございますが、30世帯、41名ということでございます。 ○委員長 水島委員。 ◆水島道徳 委員 今、今回、東日本大震災に係る応急の仮設住宅の供与ということで、期限が限られてしまって、1年延長されたというお話も聞いているんですが、今後の対応について、今の流れを含む、状況についてちょっとお聞かせいただきたいんですけれど。 ○委員長 危機・災害対策課長。 ◎遠藤成之 危機・災害対策課長 福島県が実施をしておりますこちらの避難をされている方への応急仮設住宅の支援に関してでございますが、昨年の6月に、今年度末を持って一つの句切りをするというような通知が出されているところでございます。こちらにつきましては、対応が若干分かれておりまして、避難指示が出されている、避難指示区域内の方につきましては、さらに1年延長するということではございますが、避難指示区域外から避難されている方につきましては、来年の3月で制度について一度終了をするというようなことでございます。  しかしながら、それを受けまして、また、昨年の12月には、これ、指定区域外の方につきましては、その後も1年目であれば家賃の2分の1を、また2年目であれば家賃の3分の1を、上限はあるわけでございますけれども、支援をするというような政策を福島のほうから打ち出しているというようなこともございます。こういったことの情報収集に努めて対応ができるようにしてまいりたいというふうに考えますとともに、本日新聞等には載っていたんですけれども、昨日、東京都のほうでもこうした方への東京都への自主避難者、区域外からの自主避難者に関しまして、都営住宅の200戸を専用枠を設けて支援するというようなことも打ち出されておりますので、こういったことにもアンテナを高くして情報収集に努めてまいりたいというふうに思います。 ○委員長 水島委員。 ◆水島道徳 委員 震災からもう5年がたって、何年も台東区にお住みになって、生活環境というものがある意味構築されている部分もあったりして、私の聞いた話では、もう既にお子さんが小学校、中学校と通って、このまま地元に戻らなければいけないんだけれども、今の状況を考えれば、やはり子供が中学校を卒業するまでは、何とかこちらの地で暮らしたいなというそういう意向を持っている、個別な環境によって思っている方もいらっしゃいますので、ぜひともそういう対応を、もう来年の3月でエンドが決まっているわけですから、対応を速やかにしていただきたいな、また、そういう環境づくりをつくって、していただきたいなというふうに要望をしておきます。 ○委員長 君塚委員。 ◆君塚裕史 委員 ちょっと義援金のことについてお伺いしたいんですけれど、ここで書いてある義援金、区職員及び行政委員及び区議会議員は熊本県東京事務所に、そして町会向けの募金は中央共同募金、区民向け募金は日赤に振り込みますと。これは何でこうやって分けているんですか。  いいや、ではいい。あのね、何でこういう質問したかというのは、今やはりこの義援金が結局、最終的に熊本市の中で、全壊、半壊、その算定によって義援金が出るか出ないかとかいう問題が結構問題になっているんです。つい最近も、きのうかな、忘れたけれど、NHKでやっていましたけれど、我々区民としては、やはり直接被害に遭った人たちをいかに助けられるかということがあるんで、できればそこに直接この義援金が届けられるような形、もちろん、こういう系統をとってもいいんですけれど、その熊本市の自治体に入っていけばそれが何か、直接その人たちに回れるような話をテレビでしていたんですけれど、一応そういう形のことも、今後ちょっとしっかり、この義援金集められて、皆さん、本当に一生懸命これに対しては応援してくれているわけですから、その辺、そういうところにできるだけ届けられるような形でやってもらうようにそこはちょっと検討していただくようにお願いしたいと思います。勉強していただけるように。それは答弁要らないです。 ○委員長 ほかによろしいでしょうか。  ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、台東区防犯設備設置助成事業の平成27年度の実績及び平成28年度の予定について、生活安全推進課長、報告願います。
    神山忠義 生活安全推進課長 それでは、台東区防犯設備設置助成事業の平成27年度の実績及び平成28年度の予定についてご報告いたします。  資料3の項番1、27年度の事業実績をごらんください。26年度は、6つの地域団体が新規設置40台、更新41台の合計81台の防犯カメラを設置いたしました。各団体の内訳は、記載のとおりでございます。  総事業費は2,584万9,704円でございます。この助成事業は、町会が実施する場合は、総事業費の2分の1を東京都が、3分の1を台東区が補助いたしまして、合わせて6分の5の補助となります。また、商店街が実施する場合は、総事業費の3分の1を東京都が、3分の1を台東区が補助いたしまして、合わせて3分の2を補助するという形になっております。補助率の上限と限度額につきましては、資料の下のほうに概要として記載してありますので、参考としてごらんください。先ほどの総事業費に対する補助額は、東京都と台東区、合わせて、2,092万8,000円でございます。また、地域団体の負担は、総事業費から補助額を差し引いた492万1,704円となっております。  次に、項番2の28年度の事業予定でございます。今年度は9つの地域団体から、新規50台、交換16台の合計66台の設置の意向が示されております。現在申請を受け付けている段階でございます。今後は、東京都に申請書類を提出し、補助が決定した後の着工となります。各団体とも、10月ごろからの設置を開始する予定でございます。本区といたしましては、今後も町会や商店街に対し、当事業の周知に努めながら、防犯カメラの整備を促進し、体感治安の向上や、犯罪発生件数の減少を図り、安全安心のできるまちづくりに努めてまいりたいと考えております。報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 この更新が大分ふえてきているんですが、更新の目安、去年つけたけれど、もっといいのができてしまったからことし変えますと言ったとしても、さすがに助成はしないでしょうから、5年ぐらいでしたか。 ○委員長 生活安全推進課長。 ◎神山忠義 生活安全推進課長 これは、めどは7年となっております。  それで、平成15年から事業が始まりまして、今、対象が20年までの設置されたものとなっておりまして、大体、台数として437台が交換の対象となっております。以上でございます。 ○委員長 和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 私がちょっと知っている新仲見世商店街なども、あれ、台数多かったんですけれど、アーケードを直すときに、結局更新しなければ、1回つけたものを外してしまうとがたがたになってしまうということで、前任者の方にもいろいろご尽力いただいたんですよね。大変皆さん喜んでいるんですけれど、ちょっとお伺いしますが、最近、よく午後から時間があるときは科捜研を見ているんですけれど、2時から。あれで、沢口靖子さんがテレビの中でですけれど、鮮明化と言うと、びゅんといって人の顔がはっきりしてしまうんですけれど、今、つけているカメラはどの程度のレベルなんですかね。その辺、人物特定、認定できるぐらいに鮮明にわかるようなカメラと、ただばっと、何かこう、最初のころ私も新仲見世商店街でつけたときに、みんなで見てはいけないということがあって。  その委員会で見せてもらったとき、人はいるなという、でもこれは誰だかわからないなみたいな、名前までは特定できないぐらいの画像だったんですけれど、今はどの程度まで進歩しているんですか。 ○委員長 生活安全課長。 ◎神山忠義 生活安全推進課長 正式な画素数については、今ちょっとお話ができませんけれども、今、委員がお話しなされた自動カメラの解析度ですか、これ、今、私も警察の人間でございますので、その解析度というのはかなり向上しております。それで、当初、15年に設置しているカメラというのと、今、27年に設置するカメラというのが、画素数が倍以上違っておりますので、今、現在設置されている推進するカメラであれば、相当の画素数の鮮明度は保っていると思っております ○委員長 和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 生活安全関係畑だというお話だったんで、この辺がしっかりと、私も町会の防犯支部長をやらせていただいていて、今度、防犯支部長会議というのが浅草警察であって、どのような報告いただけるのか楽しみにして、やはり地域の防犯、安心安全まちづくりが基本ですので、ぜひ、積極的に告知をして進めていっていただきたいなと思っています。 ○委員長 ほかにございませんか。よろしいでしょうか。  ただいまの報告については、ご了承願います。  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、花の心プロジェクト実施状況について、環境課長、報告願います。 ◎赤塚洋一 環境課長 それでは、花の心プロジェクト実施状況についてご報告申し上げます。  資料4をごらんいただきます。項番1、平成28年度4月から6月上旬の主な実施状況でございます。区民、団体、企業等と区による花を守り・育てる協働の仕組みを検討するとともに、区有施設、区道等の花壇の充実を図っております。  (1)普及啓発でございます。①「花の心 たいとう宣言」でございます。去る4月3日、桜橋花祭りでお時間をいただき、「花の心 たいとう宣言」式典を実施いたしました。「花の心 たいとう宣言」は、花の心台東宣言起草委員会設置要綱により、起草委員会で起草いたしました。資料に記載なく恐縮でございますが、起草委員会の委員でございますが、岡野国際オリンピック委員会名誉委員、黒田台東区町会連合会会長、鈴木東京農業大学教授、浦井寛永寺長老、白石公益財団法人花とみどりの農芸財団理事、山口台東区グリーンリーダー幹事長の皆さん及び区から部長級の職員2名の8名の起草委員の構成でございました。また、当日は、式典にお越しの2,500人の皆様にアサガオの種の配布を行いました。  ②アサガオの種の配布でございますが、「花の心 たいとう宣言」文を記載したアサガオの種を区主催のさまざまな会議やイベントなどの機会を捉え、現在、9,500袋を配布し、広くお知らせを図っているところでございます。  ③花の心プロジェクト推進協議会と教育部会(花育推進検討会)の開催でございます。花の心プロジェクト推進協議会は、花の心プロジェクト推進協議会設置要綱により設置されたもので、6月2日に初会を開催いたしました。推進協議会は、町会、議会、商店街、観光連盟、国都公共交通機関、教育委員会、区関係部長など59名で構成され、心豊かで潤いのあるまち台東区を世界にアピールしていくための全体組織でございます。花の心プロジェクト推進協議会当日は、全体会である花の心プロジェクト推進協議会を統括いたします理事会について、理事の選任が行われました。また、花の心プロジェクト推進協議会の専門部会としまして、区立、市立の幼小、中学校のPTA等関係者、社会教育委員、教育委員会など23名から構成されました教育部会が設置されております。教育部会は、花育推進検討会として各教科、各領域等の全ての教育活動を通じて、子供たちに花の心を育むとともに、地域との連携、社会教育との連携により、花の心プロジェクトに取り組んでまいります。  ④花の講習会の開催でございます。ハンギングバスケット、大輪アサガオなどの講習会を通じ、花を守り育てるための取り組みを支援し、指導的な役割を担う人材の育成を図っております。  ⑤園芸用土の回収、各家庭で花に親しんでいただく際の受け皿といたしまして、家庭で不要となった園芸用土につきまして、毎月第4土曜日、午前9時から12時まで、旧下谷小学校校庭で回収を行っているところでございます。2回目に当たります5月は、59名の皆様から園芸用土約800キロを回収いたしました。  ⑥懸垂幕の設置でございます。5月から本庁舎正面でございますが、懸垂幕を設置し、「花の心 たいとう宣言」を広くお知らせを図っていくところでございます。  ⑦花苗の配布。5月下旬、台東区グリーンリーダーが育てましたアサガオの苗を区民の方200名にお配りをしたところでございます。  (2)区有施設、区道等の花壇、プランターの充実です。①区有施設等では、既存の花壇を充実させるとともに、本庁舎40基、区民館35基、公園、児童遊園防災広場31基、区立小・中学校等113基のプランター、計219基を新規に設置し、区民、来街者を四季折々の花でおもてなしをしてございます。  ②区道では、左衛門橋通り、オレンジ通りにて花壇の充実を図っております。左衛門橋通りの植栽帯でございますが、4月はペチュニア、8月にアサガオ、ペンタス。9月、マリーゴールド。12月、パンジーなどで彩ってまいります。オレンジ通りの花壇19基につきましても、一層の充実を図っているところでございます。  項番2、今後の主な予定でございます。8月上旬から10月下旬を予定に、国立西洋美術館の世界文化遺産登録を記念いたしまして、上野駅前ペデストリアンデッキ等を花と緑で装飾いたします。11月中旬、エコフェスタで花の心講演会の実施を、平成29年3月中旬に花とみどりのふれあい広場を実施いたします。この花とみどりのふれあい広場でございますが、平成27年度は環境ふれあい館で実施いたしました台東区グリーンリーダーによる写真展示や花による香り袋づくり、寄せ植え体験、子供による丸太切りなどを谷中区民館で実施し、区内地区ごとに花を守り育てるための取り組みを支援するものでございます。今後とも、花の心の普及を図り、区の花、アサガオを初めといたしました四季折々の花で町を彩り、おもてなしのまち台東区をアピールしてまいります。花の心プロジェクト実施状況についてのご報告は以上でございます。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  本目委員。 ◆本目さよ 委員 今、お話聞いていたら、区道の左衛門橋通りとかは、年に4種目、4回植えかえをするということですけれども、何か最初に、今、花壇をペチュニアを植えたというときですけれど、サツキを、花が咲いているときに抜いてしまったという話もちょっと又聞きですけれども、聞いていまして、それは何か、非常に花の心というところでは、咲いている花を抜いてしまうのはちょっと残念だなというところは一言言っておきますが。  あと、年に4回植えかえるということですけれども、植えかえるべきですかね。花の心は、何というんですかね、花で町を飾って心豊かで潤いのあるまち台東区を世界にアピールするということというふうに書いてあるんですけれども、でも何か、常に花咲いているのはすごいいいことですけれど、だけど、咲いていない時期があるからこそ、咲いている花が美しいんではないかというふうに私は思っていて。上野公園のハスとかもそうですよね、泥の中で一年間じっとしていて、ちょっと汚いときもありながら、でも満開になる7月のそのシーズンというのがすごくよりきれいだという話だと思うんですけれど、それ、年に4回の植えかえはいいんですかね。 ○委員長 環境課長。 ◎赤塚洋一 環境課長 四季折々の花で町を彩るということでございますので、育てる側の心、それを花や緑を見て受ける心をということですので、四季折々そのふさわしい草花を植栽するということで進めていくという事業でございます。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 これ、もう1回は植えてしまっているので、今後のちょっと提案ですけれども、もしかしたらもう業者に頼んでいるから変えられないかもしれないんですが、一遍にその四季折々のやつを植えてしまって、植えかえせずに、順々に咲いていくみたいなのではだめですか。 ○委員長 環境課長。 ◎赤塚洋一 環境課長 四季折々でございますが、その時期時期にふさわしい花を植えるということで進めていく事業でございますので、一遍に植えるということはちょっと今のところは考えていないところでございます。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 そういう事業だという話なら仕方がないのかなとは思いますけれども、ぜひ、今年度はともかく、来年度以降をどのように運営していくのか、あとは水やりとかも業者に委託するという話を聞いていますので、花の心というのは育てるというのも、ほかにも苗とか種とか配布していますけれども、ごめんなさい、その水やりについてなどは、業者に委託するでいいんですよね。それ、今後何か、区民の方々にお願いするみたいなのは考えているのか、考えているとしたらどのようにしていくのかみたいなのも教えてもらえますか。 ○委員長 環境課長赤塚洋一 環境課長 本年度は水やりも含めまして、委託ということでございますが、左衛門橋通りの周辺のお宅、事業所などにお話を聞いてみますと、マンションなども含めてですが、独自に水やりにご協力をいただいているというお声もかなりいただいていますので、将来的にはこの花の心推進協議会のほうでも一つの目的が、自主管理というのを今後視野に入れましょうということも含めてございますので、その点、自主管理の部分も含めましてそういう方向の検討はすると思いますが、当面、今年度につきましては委託という形で管理のほうはしていきたいというふうに考えてございます。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 最後にしますが、ぜひ、区民の方々も巻き込んでやっていただきたいというのと、あとこの年に4回植えかえるというのがいいのかどうかも含めて、ぜひ来年度とか検討していただきたいなというのが1点。  あともう一つが、以前にもちょっと伺いましたけれども、防災用のホースとかそういうのを使って水やりをやるみたいなのは、考えてもらっていたりしますか。 ○委員長 環境課長。 ◎赤塚洋一 環境課長 あくまで防災用の水利というふうに理解していますし、圧力の問題などもあると存じますので、今のところそちらの防災用の水利を利用するというのは、ちょっと考えてはございません。 ○委員長 本目委員。 ◆本目さよ 委員 ごめんなさい。京都のほうでは、そういうのを使ってやっているという話も聞いているので、そちらもぜひ、研究、ハリアーとかも谷中に配備されることですし、ぜひそういったところも考えて、日常的に触れておくというのが防災にも役だったりするので、京都は何でやっているのかなというのはありますので、ぜひそこも研究していただきたいと思います。要望です。 ○委員長 和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 いろいろあるんでしょうけれども、アサガオはもう、まき時期終わりですよね。結局4月3日のときも、私、もらえなかったので。ちょっと用があって並んでいられなかったのでもらえなくて残念だなとは思っているんですけれども。  それは置いておいて、環境課というのは、花育てる課ではなくて、全体を主管する課だという、プロ集団で言えば公園課があるわけではないですか。それとの連携はどのように図られているのかだけ教えていただければ。 ○委員長 環境課長。 ◎赤塚洋一 環境課長 例えば左衛門橋通りで言いますと、初期の27年度に環境美化の観点から、一部300メーターほど、実施した部分は今年度は公園課のほうに管理のほうは任せるというんでしょうか、それ以外の左衛門橋通りの部分は環境課でやらせていただいているということで、このような形で連携は常にとっているということでございます。 ○委員長 和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 その言葉が、私はひっかかるんです。これ、オール台東でやりましょうと区長の肝いりでやっているので、公園課に委託みたいな、委託は言ってまずいと思ったのかお任せしているとか、お任せではないんです。公園課もやるんです。それで、主管で心棒が課長のところですよ、部長のところです。その感覚が、ちょっと違うんです。皆さんにお願いしますとかではないんです。これ、オール台東でやるというその気概が花の心ですね、区長。きっとそうだと私は信じているんで、宣言のときに非常にそばにいたもので、そういう意気込みのある施策だなとは思っているんで、そこでまず公園課に任せるとかお願いするとかではなくて、前公園課長もそこにいますけれども、大変よくやってくれたんです。ただ、公園課も花をふやす努力してくれているんです、リバーサイド、隅田公園などは。  ただ、残念なのは、桜橋中学校の横、約30メーターぐらい、今東京都の護岸工事で一部閉鎖していますけれど、あそこにもう看板だけ残っている、桜橋中学校と国際ソロプチ……、ちょっとその団体の合同でやった立派な看板だけ残っていて、あそこの、要は、隅田公園の桜橋の塀に面したところにいろいろ花のなる木を植えたんです。それが、今、惨たんたる状態です。それは公園課にせっかく花の心をやっていて、区民から見れば、環境課だろうか公園課だろうが関係ないんです。あなた、花の心だと言っているんだったら、そういう看板、もうやれないんだったら公園課がとらなければいけないし、さらにそれを進めるんだったら、そこをちょっと植えかえるような努力をしなさいというのを環境課のほうからそういうところまで、目くばせ、聞くばせして自分が全部やるんではなくて、中心となってやってもらいたいんですけれど、その気構えはあるんですか。 ○委員長 環境課長。 ◎赤塚洋一 環境課長 オール台東でこのプロジェクトは進めていくということでございますので、庁内に部長級、あるいは課長級の検討会も作成してございますので、そこで情報共有を図りながら、オール台東で進めていく所存でございます。 ○委員長 和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 具体的な例を1点言うと、私が雷門東部町会の門のところに事務所構えていたときに、どうしても朝の通勤ラッシュで自転車置かれてしまう。自転車置かれてしまって、違法駐輪が多いと、浅草駅の都営地下鉄のすぐ裏ですから。そういったことで、桜橋花まつりというイベントをちょっとしていて、そのイベントで毎年、毎年300鉢、お花買うんです。プランターは自分でお金出して全部植えかえて、あそこの一帯を全部、今、石川議員の家の辺まで全部プランターで囲って、自転車とめにくくしたんです。こういう活用方法もあるんです。不法駐輪でガラスが倒れて割れてしまったりとかそういうことがあるんで、そこにそばに寄れないようにプランターを軒先にずっと全部並べてしまう。  だからそういうようなことをまず、花できれいだけではなくて、きれいプラスアルファのさまざまな、それは道路交通ではないですか。だからそういうところとも協力をして、変な、不粋な違法駐輪やめましょう台東区役所、浅草警察署という白い馬ではなくて、そういうところをプランターで全部やってしまうとか、そういうような考え方もあるんですよということを言っておきます。 ○委員長 君塚委員。 ◆君塚裕史 委員 先ほどの本目委員からちょっと出た話ですけれど、私のところは当然、左衛門橋通りで、今こういう形になってきて、サツキ、先ほど課長も言われたけれど、花を守るという話の中で、これから花が咲く時期の本当にいいときに、みんな抜かれてしまったわけです。それで、区民というか、うちのほうの人たちは、えっ、何でこれ抜いてしまうのと。これは、やはりそこをよく、せっかく区長が花の心プロジェクトというすばらしいことをやっているのに、何で抜いてしまったのか。そこはちょっときちんと聞いておかないとね、ここは。 ○委員長 環境課長。 ◎赤塚洋一 環境課長 先ほど周辺の声を伺った中で、聞き取りのアンケートもいたしましたが、その中では、花を植えかえることで評価のお声というのが多くございました。また、この事業を始めるに当たりまして、周辺のお声を聞いたときに、どうしてもここは残してほしいというお声があった方につきましては、もちろん残すようなこともしてございますので、また、抜いたというお話でございますが、それも枯れたものは処分等ということをいたしましたが、生きているというんですか、活用できるサツキにつきましては、区内のほかの公園に移植するとかそういう形で、決して無駄にしたということではございませんので、その辺はちょっとお知らせが不足していたかもしれませんが。決して、活用していないということではございませんし、地元のお声も聞いているところでございます。 ○委員長 君塚委員。 ◆君塚裕史 委員 活用しているとかしていないの話ではなくて、要するに、抜いたということよりも、一番大事なことは、花をこの先ほど言った4回の花、それ入れればそれがいいんですかということ。多分、区長のこの肝いりというのはそういうところではなくて、皆さんと一緒に育てて、例えばアジサイだとか、その地域によってそうやったものをいろいろなことをそこの地域で一緒にやりながらやっていきましょうというのが、私はこの花の心プロジェクトのもとで、区長がそれが肝いりでとりあえず左衛門橋通りやってみましょうという話ですよ、私が思っているのは。  だから、例えば今、一番初めに浅草橋のほうに植えているからずっとこちらに来ていますよね、左衛門橋通り、入谷のほうまで。途中の立て札の中に、何て書いてあると思いますか、花の心プロジェクトと書いていますよね。浅草橋のほうは、たばこのポイ捨てやめましょう花のプロジェクト。そのようにプラカード入っているんですね、浅草橋のほうに。そういうものが、例えばサツキがそういう汚されるとかいろいろな問題が出るかもしれない。だけれど、やはり四季折々にそういう形で育てていきながら、このプロジェクトをやっていく。では、次のアサガオ植えますよ、これ、アサガオ植えて、柱とか何か立てるの、ポールとかそういうのは。 ○委員長 環境課長。 ◎赤塚洋一 環境課長 柱を立てます。 ○委員長 君塚委員。 ◆君塚裕史 委員 そのときだって、やはりそこの、低い花壇でしょう、先ほど言った、つくっている、今やって植わっているところだよね。これ、アサガオともう1個何か植える、一緒に植えると言ったよね。2つ言ったよね。ちょっと1個書きそびれてしまったんだけれど。 ○委員長 環境課長。 ◎赤塚洋一 環境課長 ペンタスという花でございます。 ○委員長 君塚委員。 ◆君塚裕史 委員 そういう2つ物を植えたときに、その一つの柵をつくって、その辺の見ばえとかそういうのはどのようになっているのかとかあるわけです。  先ほど、和泉委員が言ったように、公園課としっかり連携とっていれば、ここはこのようにしましょう、こちらはこういう木でいきましょうとかは、街路樹も含めて、その辺もうちょっと検討していただかないと、やはりただ単純に4回だけ植えかえて、水やり、皆さんやると。花好きな人はもちろん大好きで、毎日水あげますよ。だけれど、マンション入っている人は全然関係ない人などは、何もしないで、そのまま。  そういうところもやはりしっかりやっていってもらわないと、この花の心プロジェクト、せっかく区長がこれだけやっていただいて、全区にこれから広がっていくわけですから、全区の中でその地域、町会の何というのかな、目玉ではないけれど、うちはみんなでこうやって、やっています、ヒマワリつくりました、何つくりました、もちろん、区の花は全区的に台東区の花だから、アサガオでいいですよ、それは全部。それとは別に、やはり街路樹も含めて検討していってもらって、この地域はこのようにつくっていきますよというのが、区民と一体となった花の心プロジェクトではないのかなと私は思うんです。その辺、いかがでしょうか。 ○委員長 環境課長。 ◎赤塚洋一 環境課長 委員おっしゃったように、区民の方とも十分お話をしながら、花の心プロジェクトを進めていくという視点は、今後力を入れてまいりたいと存じます。 ○委員長 君塚委員。 ◆君塚裕史 委員 区民の人と話し合うのも大事だけれど、その前に、こちらでしっかりしたプロジェクトをつくってくださいよ。ここはこのようにいくんだと。ただ花を置くだけではないんです。今言ったように、花をいかに育んでいって、育てていって、いい結果出せるか。四季折々の、先ほど言って、皆さんに出ているように、四季折々のそういう形、町会のそういうものを環境課と公園課がしっかり話し合って、あるいは土木課も含めて、しっかりこのように進むんだということをもっと出してもらわないと、ただ置けばいい、植えればいいだけだったら、これはちょっと私は区長の意に反すると思います。そこはしっかり所管で連携しながらやっていただいて、そのように台東区全体をやっていただきたい、これ、強く要望しときます。以上で終わります。 ○委員長 水島委員。 ◆水島道徳 委員 いろいろと今お話ありましたけれども、そのプロジェクトの事業概要ですか、そういうものが何か我々も少し把握ができていないのかな。まして、左衛門橋通りは、では植えていく、ほかの通りは育てていくのかとか、やはりそういう何か一定の基準が必要になってくるのかなというふうに思います。やはり大きい通りは、花の見ばえも必要だし、そういう育て方の日当たりやいろいろな環境もありますから、場所場所で変えていくことも必要だし、統一感もまた必要なのかなというふうに思いますので、まずその点の方向性というのを確立して、路線ごとに、やはり一度検証してやっていくべきなのかなというふうに、まず検討していただきたいなと思います。  それと、あときょうも私は朝来るときに左衛門橋通り通ってきて、花が植わってきれいに見えて、非常にいいなというふうに思ったんですけれども、ただ、街路樹の木が植わっていますよね。その下がきれいに、個人で植えたのかわかりませんけれど、アジサイがきれいに咲いていたりとか、ところどころにきれいなお花も咲いていたりするんですけれども、その下のところが緑の雑草みたいな葉っぱでもうもうとなっている場所もあったりして、やはり幾らきれいな花壇を整備しても、ところどころの街路樹の下の部分、土の部分ですね、ところにきれいにまたそこも花が咲いていると、もうこれは一体的に道路がきれいになっているなという印象があるんですが、それがちょっと雑な感じがするんですよね。やはりその辺の部分の整備も含めて、全体の検討をやはり我々に示していただきたいなというふうに思います。  その統一性がないと、今みたいな、では植えるのか育てるのかという話になるんで、やはり前回の委員会でも、育てるという話も多くお話が出てきたと、答えに出てきたと思うんで、花育という部分も含めて、一から育てる、また花を植わっているものをそのままきれい見せていくためのやり方、やはり住民とまさに一体となってやらなくてはならないわけですから、そういう指導のやり方も含めて、ぜひ、次の委員会のときには、我々にそういう道筋とか全てのことのやり方を、プロジェクトの概要を示せるような形として、目に見えるような形としてお示しをいただきたいなと思います。  特に、28年度は今度谷中のほうが事業のほうのものになっているというふうに聞いておりますので、そういうプロジェクトも含めて、特に今回のプロジェクト推進協議会と絡んでやはり議会がやっていかなければいけないものですから、特に今、委員長と、私は区民文教委員会の委員長なので、出席をさせていただいていますけれども、きちんとこの議会の委員会とリンクしながらしっかりとこの推進協議会に話が上がっていくような、そういう日程も含めてやっていただきたいなというふうに思います。その点についてどうでしょうか。 ○委員長 環境課長。 ◎赤塚洋一 環境課長 さまざまな検証を行いながら、この事業、プロジェクトは進めていくべきだと考えますので、委員おっしゃったところもいろいろ取り入れさせていただきながら進めていきたいと考えます。 ○委員長 環境清掃部長。 ◎近藤幸彦 環境清掃部長 花の心プロジェクトにつきましては、昨年の予算特別委員会も含めまして、大体大きなものにつきましては、ご説明申し上げたとおり、全庁一丸となって進めていこうというものでございます。  現在、そうはいいましても、一定の目標といたしまして、一つのゴールとして、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて盛り上げていこうということで、これから取りかかっていくというような認識でございます。左衛門橋通りにつきましても、もちろんいろいろな所管と協力しながらやっているということでございますが、あそこを一つのショーウインドー的な位置づけというふうに我々は考えているところでございまして、あれが全ての、例えば区道とかに広がっていくという認識ではございません。今後、どういったものが地域にふさわしいのかということも含めて、協議会の中でご意見をいただきながら進めていきたいというふうに考えているところでございます。  いずれにいたしましても、教育委員会の部会、これが最初の部会でございますが、これ以外にもどんどん関係する部会をつくっていきまして、その中で専門的に議論した上で、全体の協議会の中で決めていくという形をとっていきたいというふうに考えておりますので、まだまだでき上がったばかりの組織でございます。よちよち歩きと言ってもいいような段階でございますので、委員の皆様方のご心配いただいていること、承知しておりますので、ご意見承ったものを含めて、今後、庁内の検討会の中で十分生かしていきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。 ○委員長 太田委員。
    ◆太田雅久 委員 会長もいろいろお話ししたいこといっぱいあると思うんですけれど、まさに部長のおっしゃるとおりで、象徴される部分と、これから進めていくところ、ここに書いてあるとおり、協働の仕組みとしっかり書いてあるではないですか。ここが問題だと思うんですよ、これからは。これがキーポイントになると。中央通りへ銀座からずっと歩いていくとわかりますけれど、大手の会社がみんな門のところに名前を載っけて、あれ、管理しているはずですよね、ああやって名前が載っているということは。そういうことを企業なり、団体なり、あるいは町会、学校、そうしたところと協働して、これ、大変だと思いますよ、でもね。そういった手を挙げてくれる人にお願いをして、管理、育成もしてもらうというところ、ここをしっかりと準備立ててやっていただきたいということを要望して終わります。 ○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、台東区緑の基本計画中間改定について、環境課長、報告願います。 ◎赤塚洋一 環境課長 それでは、台東区緑の基本計画中間改定につきまして、ご報告申し上げます。  資料5をごらんいただきます。項番1、中間改定の趣旨でございます。現在の台東区緑の基本計画は、平成24年3月の策定から5年を経過し、10カ年計画の中間点を迎えました。この間、本区では、地球温暖化、ヒートアイランド対策、生物多様性の配慮など、さまざまな視点から施策的な緑化を推進してまいりましたが、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催決定、また新たに本年度より花の心プロジェクト事業が開始されるなど、現時点での修正を行う必要が生じてございます。そのため、花の心プロジェクト事業など、計画後期に実現していくべき施策として位置づけるため、計画名も緑の基本計画から、(仮称)台東区花とみどりの基本計画に改め、中間改定を実施するものでございます。  項番2、計画期間及び計画の位置づけでございます。(1)計画期間は、平成31年度に全面改定されます台東区環境基本計画に合わせ、計画期間を平成29年度から平成31年度の3年間といたします。(2)計画の位置づけは、都市緑地法及び台東区みどりの条例に基づき、区が定める緑地の保全及び緑化の推進に加え、花の心プロジェクトについての基本計画といたします。  なお、台東区みどりの条例につきましても、(仮称)台東区花とみどりの条例に改正する予定でございます。また、台東区基本構想、台東区長期総合計画を上位計画とし、台東区環境基本計画、台東区都市計画マスタープラン、台東区景観計画等の整合する計画といたします。  (3)その他といたしまして、平成31年度の台東区環境基本計画及び(仮称)台東区花とみどりの基本計画の全面改定時までに、(仮称)台東区環境基本条例を制定し、(仮称)台東区花とみどりの条例と一本化をいたします。合わせて、台東区環境基本計画と(仮称)台東区花とみどりの基本計画を一体のものとして策定する予定でございます。  なお、(仮称)台東区環境基本条例の制定につきましては、制定のスケジュールを含め、今後改めましてお示しをさせていただく予定でございます。  恐れ入ります、裏面をごらんいただきます。項番3、中間改定の主な改定内容(案)でございます。花の心プロジェクトに関する内容、東京オリンピック・パラリンピック競技大会に関する内容、改定された新計画等との整合を図ることが主な改定の内容となります。  項番4、検討組織でございます。計画の改定につきましては、台東区みどりの条例に基づき、台東区みどりの審議会に諮問するものでございます。なお、審議会委員に今回より国土交通省や、東京都環境局、東京商工会議所からも新たに委員を推薦いただき、国や東京都の計画指標に合わせるなど、連携を強化し、今後の東京都の施策に対して台東区が先導的な役割を担い得るものといたしたいと考えております。また、庁内の検討組織としまして、関係課長による庁内検討会を設置いたします。  項番5、スケジュール(案)でございます。庁内検討会による庁内調整を経て、台東区みどりの審議会で審議いただき、12月の本委員会にて中間のまとめを報告いたします。その後、12月下旬から1月にかけまして、パブリックコメントを実施し、平成29年2月の本委員会にて最終報告を行い、3月末に中間改定の計画書を発行いたします。台東区みどりの基本計画中間改定につきましての報告は以上でございます。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  早川委員。 ◆早川太郎 委員 今、ご報告いただきまして、それこそ、今まで計画時期がずれていた環境基本計画と、今回、みどりの基本計画、計画期間を合わせるようにするということ、これはいいことだと思っているんですけれど、もうちょっとだけ詳しく説明していただきたいんですが。これ、合わせると決めたことに関しては、理由があれば教えてください。 ○委員長 環境課長。 ◎赤塚洋一 環境課長 周期を合わせることにより、進捗状況の把握ですとか、進捗状況を図ることについて、より総合的に取り組めるのではないかということで、この周期を合わせるということを考えております。 ○委員長 早川委員。 ◆早川太郎 委員 本当に、今、課長からもお話ありましたけれど、環境基本計画の指標の中にも緑被率があって、前回、環境基本計画の話をしたときに、その辺の進捗管理どうするんだという話があって、そこを統合して、一緒にできるというのはすごくいいことだと思っていますし、逆に、その他のところで、今後、(仮称)台東区環境基本条例というのを制定するということもすごく台東区にとってはいいことなのではないかなとは思っています。  今回、こういったような形でみどりの基本計画の改定時期を他の計画と合わせていくというの、すごく評価しているので、逆に、国や都とかの整合性を図らなければいけない高齢者福祉計画というのは、逆に国の改定に合わせてやらざるを得ないので、そういったような計画というのはしようがないのかなとは思うんですけれど、逆に、ほかの計画、台東区すごくいろいろな計画つくっているんですけれど、そこも本来であれば、長期総合計画とか、行政計画などの改定に合わせて計画時期を合わせてもいいのかなとは、個人的には思っていまして、他の計画についても検討してほしいなとは思っていますけれど、今回は感想だけ述べさせていただきますけれど。  今、進捗管理というお話がありまして、今回、スケジュールを見ると、スケジュールに書くことでもないから書いていないのかなという気もするんですけれど、今回、中間改定に向けて、中間改定の主な改定内容というのは3つありますが、当然これのほかに、要は計画として進めていく取り組み事業が、実際5年たってどうなっているかと。それの進捗を見た上で、多分新たに事業を改善していくという話にもなってくるんだと思うんですけれど、その辺の進捗管理というのは、どうなっている感じなんでしょうか。 ○委員長 環境課長。 ◎赤塚洋一 環境課長 こちら、現行のみどりの基本計画でございますが、こちらのほうの92ページ以降に取り組み一覧というページがございまして、この取り組み一覧について直近のデータで毎年この審議会でデータのほうの報告をしているところでございますので、今回の中間改定につきましても、この基本計画に載ってございます取り組み一覧についての最新のデータをもとに評価を行っての中間改定の作業になるというふうに考えてございます。 ○委員長 早川委員。 ◆早川太郎 委員 これ、現計画の中でも、環境課の計画にみんなこれ、書いてあるんですけれど、それこそ、PDCAサイクルですか、今、課長からもお話があったとおり、毎年事業に関しては、進捗管理をやっていて、これ、多分、みどりの審議会でもはかっていますかね、毎年やっているというのはすごく評価させていただいていますが、これ、よく見ると、事業の実施状況の点検評価というのは毎年やると。区民へ公表して、事業の見直し等も行っていると書いてあるんですけれど、その下には、緑の基本計画の進捗状況の点検評価は、5年後(平成28年)とまさに今回中間改定を行うという意味でということなんで、緑被率の調査、これ目標幾つかありまして、取り組み事業のほかに。例えば緑被率だったりとか、区民の満足度だったり、そのほか4個とか5個ぐらいの計画自体の目標というのがあるんですけれど、それこそ、中間改定5年、今回3年しか次の計画つくれないというのはわかるんですが、ただやはり、目標を掲げている以上、その辺の取り組み事業だけではなくて、目標の現状認識というのはどうなっているのかというのは、やはり中間改定かけるときには大事だと思うので、その辺とかも多分やっていただけるのかとは思っているんですけれど、やはり中間のまとめを審議する。  これ、中間のまとめというのが12月ですから、多分4定に出てくる形になると思うんですけれど、その審議する前にやはり議会でも、今の進捗状況というのはしっかり把握しておかないと、中間のまとめでそれがどう生かされているのかという審議はなかなかしにくいと思うので、そこは次回、第3回定例会の環境・安全安心特別委員会でその辺、たしかほかの計画とかは中間のまとめ出る前に進捗管理の状況を委員会報告あると思うので、その辺はしっかり要望していただけると思っていますので、ここは聞かずに要望で結構です。以上です。 ○委員長 小島委員。 ◆小島智史 委員 中間改定をこれからやりますということで、報告をいただきました。改定の具体的内容は、今、早川委員がおっしゃったように第4回定例会と第1回定例会で報告があるみたいですけれども、その際の委員会審議に資するような準備的な質問をしたいと思っております。幾つかございます。  最初に、ちょっと気になっている点ですけれども、裏面のスケジュール(案)からいきたいんですけれども、審議の順番として、計画を審議してから条例というふうになっている点についてですけれども、表面2の(2)の①を見ますと、都市緑地法及び台東区みどりの条例に基づき計画とするということでありますから、当然、流れとしては条例の次に計画という審議順になるのが通常かなという思いがあるんですけれども、こういう順番になっているということは、どういう理解をしたらよろしいでしょうか。 ○委員長 環境課長。 ◎赤塚洋一 環境課長 条例に基づき規定して計画を策定いたしますので、ちょっとこの裏面の書き方は、あるいは順番が逆の表現ということでご理解を、条例の改正を審議が先に参りますということでございますね。そういうことで、進め方につきましては、条例がもちろん基本になるということでございます。 ○委員長 小島委員。 ◆小島智史 委員 もう1個ですけれども、平成31年ですか、環境基本条例を制定するという方針、私も評価をしております。これ、大変重要な条例になると思いますけれども、19期になるんだと思いますけれども、私も楽しみにしております。そのときに、一本化した条例、一本化した計画をつくる際に、審議する順番としてはやはり条例を最初にするということでよろしいですか。 ○委員長 環境課長。 ◎赤塚洋一 環境課長 条例が先に審議ということでございます。 ○委員長 小島委員。 ◆小島智史 委員 わかりました。では次の質問に移ります。今度、4の検討組織について質問をしたいと思います。  ここに書かれている新たな方向性としては、私も正しい方向性だと思っておりますけれども、確認をしておきたいと思います。国土交通省や商工会議所が加わることによって、どのような利点があるか、どのような点で新たな知見をもたらされるのかということを教えてください。 ○委員長 環境課長。 ◎赤塚洋一 環境課長 国と、あるいは商工会議所のそれぞれの意見、立場ということをこの審議会の中で、ご意見をいただく中で、新たなみどりの基本計画中間改定に資する内容になるということで、今回新たに委員の方を補充したということでございます。総合的に検討できる体制をつくったということでございます。 ○委員長 小島委員。 ◆小島智史 委員 この4の部分の記述を見ますと、裏読みをすれば、今まで国や都との連携が少し足りなかった、あるいはレジュメには書いてありませんけれども、民間事業者との連携が不十分だったと感じているからこその検討組織の改革なんだと、私は読んだんですけれども、それは、実際この前の23年にできたときから、どういった点が区の役所の中で不十分だと感じたのかという具体的なものというのはありますか。 ○委員長 環境課長。 ◎赤塚洋一 環境課長 決して今までが不十分であったということではございません。今回、花の心プロジェクトという新たな要素が加わってまいりまして、その中で、国、あるいは東京都、商工会議所等と打ち合わせをする中で、このみどりの基本計画のほうにも資する委員がいらっしゃるということで、花の心プロジェクト等々の新たな要素に対応するために委員のほうを補充したということでございます。 ○委員長 小島委員。 ◆小島智史 委員 平成23年の策定時にも、東京都建設局東部緑地公園事務所長が学識経験者枠で入っているんです。商店街連合会の方も区民事業者枠で入っているということでありますから疑問に思ったんです。  もう一つ疑問に思った点としては、環境省ではなく、なぜ国土交通省なのかと。国土交通省ももちろん関連があるということは理解をしておりますけれども、環境省を飛ばして国土交通省という、何か唐突感があったので、質問をいたしました。その点は結構でございます。  関連をして、また審議会の学識経験者について、今度は要望をしておきたいと思います。これは環境分野だけではなくて、全ての分野に共通の私の思いですけれども、何か企画総務委員会でやるといってもなかなか発言の機会を逸してしまうことも多かったので、ここでちょっと発言をさせていただきたいと思うんですけれども、みどりの条例施行規則ですか、学識経験者が4人以内となっていますけれども、実際に前回の学識経験者枠は4名の方に委員になっていただいている。その中で純粋な研究者というのは2人いらっしゃるんです。先ほどの花の心台東宣言起草委員会にも名前が出ました先生とかも含めて2名いらっしゃるんですけれども、私の要望としては、こういった研究者の方の中に、何とか学ではなくて、何とか法という法律の専門家を意識をして、区全体の審議会のメンバーに入れていただきたいというのが私の思いです。  この長期総合計画のときも、台東区の現状をよくわかっていらっしゃる先生方、かつそれぞれの分野で功績を上げられている先生方いらっしゃったんですけれども、法的な観点から研究対象を見るという方がいらっしゃらなかったんです。議論をしていても、正直私も阻害感というか、ちょっと議論のかみ合わないところもあって、私も台東区にやってきて、知識の部分では皆さんから学ぶことが多いんですけれども、なかなか法的な観点とか視点とか、リーガルマインドとかそういった観点からはちょっとなかなか、私の感覚とは違う感じをいつも思っているので。公務員の研修の文脈で英語と法的な素養の研修のことを申し上げたんですけれども、ちょっとその点も意識をして学識経験者に入れていただくと、私はちょっといいかなと思っております。その点は要望をしておきたいと思います。  最後に、表面の2の(2)の②です。基本構想、長期総合計画を上位計画とし、環境基本計画以下を整合する計画とするという点についてですけれども、環境基本計画とみどりの基本計画の関係性について、もうちょっと詳しく教えてください。 ○委員長 環境課長。 ◎赤塚洋一 環境課長 現行では、みどりの基本計画と環境基本計画、並列という位置づけでございますが、条例等を整備する中で環境基本計画がみどりの基本計画の上位計画という位置づけになるかと存じます。 ○委員長 小島委員。 ◆小島智史 委員 今は上位計画ではないということなんです。確かに環境基本計画の最初の方に、ほかの計画との整合を図るという文言で書いてありましたけれども、通常であれば、この環境基本計画という名称を使うんであれば、環境分野一般の基本計画としての位置づけなのではないかなという思いが私はあったんですけれども、どうやらちょっと違ったみたいなんです。  この環境基本計画とみどりの基本計画の何が違うんですかね。規律対象が違うのか、規律内容、事項的範囲が違うのか、規律レベル、密度が違うのか。どういった点が違うんですか。重複しているという理解でよろしいんですか。 ○委員長 環境課長。 ◎赤塚洋一 環境課長 今後、条例をする中ではっきりな位置づけになると存じますが、現在は両計画が並列の関係でございますが、将来的には、花とみどりの基本計画を包含した大きな環境全体の計画ということで、環境基本計画がみどりの基本計画の上位計画という位置づけになるということでございます。 ○委員長 小島委員。 ◆小島智史 委員 環境基本計画のときに、いろいろ、我々議員、発言したんですけれども、何々については専ら別の計画で扱っていますというご答弁なかったので、恐らく重複をしているということは理解できるんですけれども、その点に関しては同じ一つのフォーラムで話し合っているにもかかわらず、同じ内容、レベルも同じで事項も同じという内容が、ほかのところにあるということ自体、私、ちょっと、そうですね、しかも同じ環境分野というのもすっきりしないなという印象はあります。  環境ものの審議のときに私はいつも言うのは、この前は公共施設の保全計画のときにも課長さんには申し上げたんですけれども、中身よりも最初の冒頭の、論文で言えば1章に当たる部分をしっかりともうちょっと書いてくださいということを私はいつも申し上げているんですけれども、ほかの計画との体系、計画との関係とかそういった部分に関して、私は、いつも若干記述が弱いかなという印象を持っているので、その点をもうちょっと、そうですね、記述を若干厚くしていただければ、大変ありがたいなと思っております。この中間改定時の位置づけのイメージも、文字で適用関係をまず考えてから、このポンチ絵というか、イメージ図に落としたようには私は思わないんです。いきなりこのイメージ図を書き始めたような印象を持っておりまして、まず、ちょっと文字で適用関係をしっかりとみて、体系というものをちょっとはっきりさせてから書いていただければ、大変、私としてはありがたいしと思いますし、こういう環境基本計画とみどりの基本計画の関係はどうなっているのという質問は、私からは出ないと思うので、その点はちょっと要望しておきたいと思います。 ○委員長 要望でよろしいですか。 ◆小島智史 委員 はい、以上です。 ○委員長 ほかにございますか。           (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。  理事者からの報告は以上であります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 案件第2、環境及び安全安心について、その他ご発言がありましたらどうぞ。           (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 おはかりいたします。  案件第2、環境及び安全安心については、重要な案件でありますので、引き続き調査をすることに決定いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 以上で案件の審議を終了いたしましたので、事務局次長に委員会報告書を朗読させます。  なお、年月日、委員長名、議長名の朗読については省略いたします。           (渡邉議会事務局次長朗読) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 これをもちまして、環境・安全安心特別委員会を閉会いたします。           午前11時37分閉会...