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平成20年12月文化・観光特別委員会-12月08日-01号

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  1. 台東区議会 2008-12-08
    平成20年12月文化・観光特別委員会-12月08日-01号


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    平成20年12月文化・観光特別委員会-12月08日-01号平成20年12月文化・観光特別委員会 文化・観光特別委員会会議録 1 開会年月日   平成20年12月8日(月) 2 開会場所    議会第3会議室 3 出 席 者   委員長    実 川 利 隆    副委員長 君 塚 裕 史   (12人)   委員     石 塚   猛    委員   成 澤   敬           委員     東   久仁子    委員   秋 間   洋           委員     和 泉 浩 司    委員   橋 詰 高 志           委員(議長) 木 下 悦 希    委員   清 水 恒一郎           委員     杉 山 全 良    委員   田 口 治 喜 4 欠 席 者   (0人) 5 委員外議員   (0人) 6 出席理事者   区長                    吉 住   弘
              副区長                   神 子 雅 行           副区長                   山 田 哲 也           企画財政部参事               荒 川 聡一郎           企画課長            (企画財政部参事 事務取扱)           広報課長                  上 野 俊 一           文化観光部長                鈴 木 貴 徳           文化振興課長                飯 島 守 人           にぎわい誘客課長              松 尾 尚 之           観光課長                  田 中   充           都市づくり部長               高 木 満 夫           都市づくり部参事              齊 藤   充           都市計画課長         (都市づくり部参事 事務取扱)           浅草地域まちづくりビジョン担当課長     吉 田 美 生           教育委員会事務局次長            和 田 人 志           教育委員会事務局生涯学習推進担当部長                          (教育委員会事務局次長 兼務)           教育委員会事務局生涯学習課長        藤 目 裕 久           文化観光部参事芸術文化財団)    (文化観光部長 兼務)           文化観光部副参事(芸術文化財団経営課長) 岡 田 和 平 7 議会事務局   事務局長      生 沼 正 篤           事務局次長     川 崎 裕 明           議事調査係長    松 原 秀 樹           書記        近 藤 裕 二           書記        松 浦 和 子 8 案件第1 第90号議案 東京都台東区立下町風俗資料館条例の一部を改正する条例   案件第2 第91号議案 東京都台東区立一葉記念館条例の一部を改正する条例   案件第3 第92号議案 東京都台東区立東京音楽学校奏楽堂条例の一部を改正する条例   案件第4 第93号議案 東京都台東区立書道博物館条例の一部を改正する条例   案件第5 文化政策及び観光について  ◎理事者報告事項文化観光部】   1.朝倉彫塑館休館に伴う文化施設館共通入館券の発行について                      ……………………………資料1 文化振興課長   2.国際浅草学プロジェクト シンポジウムの開催について                      ……………………………資料2 文化振興課長   3.「第1回したまちコメディ映画祭in台東」の開催結果について                      ………………………資料3 にぎわい誘客課長   4.「年忘れ!にぎわい・いきいき観光ウォーク!」の実施について                      ………………………資料4 にぎわい誘客課長   5.浅草文化観光センター設計案コンペティションについて                      …………………………………資料5 観光課長           午前10時02分開会 ○委員長(実川利隆) おはようございます。  ただいまから、文化・観光特別委員会を開会いたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 初めに、区長からあいさつがあります。 ◎吉住弘 区長 おはようございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長 本日は、卓上マイクのスイッチを必ず押してからご発言をお願いいたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、傍聴についておはかりいたします。  本日提出される傍聴願については、許可いたしたいと思いますが、いかがでしょうか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 それでは、審議に入らせていただきます。 初めに、案件第1、第90号議案 東京都台東区立下町風俗資料館条例の一部を改正する条例から案件第4、第93号議案 東京都台東区立書道博物館条例の一部を改正する条例までの4議案は、関連する案件でありますので一括して議題といたしたいと思いますが、いかがでしょうか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。  また、本案は理事者報告事項文化観光部の1番、朝倉彫塑館休館に伴う文化施設館共通入館券の発行についてが関連いたしますので、説明と一括して報告を聴取し審議を行いたいと思いますが、いかがでしょうか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。  それでは、第90号議案から第93号議案までの4議案及び報告事項についての理事者の説明を求めます。  文化振興課長。 ◎飯島守人 文化振興課長 それでは説明の都合上、報告事項朝倉彫塑館休館に伴う文化施設館共通入館券の発行についてのほうから説明をさせていただきます。  資料1をごらんいただきたいと存じます。  1の概要についてでございますが、朝倉彫塑館保存修復工事につきましては、去る9月30日開催の本委員会においてご説明をさせていただいたところでございますが、朝倉彫塑館は来年4月1日から休館する予定でございます。このため、現在販売をしております1枚で区立の文化施設5館の見学ができます共通入館券に加え、新たに朝倉彫塑館を除く4館の見学ができる共通入館券を発行するものでございます。  項番2でございますが、文化施設館共通入館券の内容でございます。この1枚で下町風俗資料館を初めとする、ごらんの4つの文化施設を見学できる共通入館券でございまして、(2)のとおり料金は800円、通常の入館券では4館で1,400円かかるところでございますが、この共通入館券により約4割、43%を割り引いた料金で各館を1回ずつご見学いただけるものでございます。割引率は、これまでの共通入館券を基準にほぼ同様の率とさせていただいております。また、有効期間についても、これまでと同様1年間でございます。  項番3、販売期間は平成21年1月から平成25年3月までで、朝倉彫塑館の再オープンによりまして、これまでの5館共通入館券に戻すという予定でございます。  (2)のとおり、21年1月から3月までの期間は、購入希望者の方の利便を考慮いたしまして、朝倉彫塑館の休館の予定をご説明させていただきまして、ご了解いただいた上で、4館共通入館券と5館共通入館券のうちいずれかを選択をしていただき購入をしていただくという予定でございます。  なお、項番4のとおり、現行の共通入館券を販売する際には、券面に朝倉彫塑館は平成21年3月末で閉館するという旨を記載するとともにお客様に説明をし、ご了解いただいた上で購入していただいております。  また、(2)のとおり、同様の注意事項の5館用パンフレットへの記載、朝倉彫塑館受付での表示、区ホームページへの掲載などを通じまして、区民の皆様を初め、来館を希望されている皆様に向けて周知を図っているところでございます。  続きまして、第90号議案 東京都台東区立下町風俗資料館条例の一部を改正する条例について説明させていただきます。  新旧対照表のほうをごらんいただきたいと存じます。  現行の共通入館料に加え、4館共通入館料について条例に規定をさせていただくものでございます。  そのほか第91号議案から第93号議案まで、一葉記念館、旧東京音楽学校奏楽堂書道博物館の条例につきましても、いずれもただいま報告いたしました文化施設館共通入館券の発行に伴う改正でございます。  よろしくご審議の上、可決賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○委員長 それでは、本案についてご審議願います。  橋詰委員。 ◆橋詰高志 委員 既に5館共通入館券で買っていらっしゃる枚数といいますか、その券の普及枚数というのがわかりましたら教えてください。 ○委員長 文化振興課長。 ◎飯島守人 文化振興課長 平成19年度では747枚、平成18年度ですと906枚等でございます。 ○委員長 橋詰委員。 ◆橋詰高志 委員 その方には5館共通券の値段で買っていただいて、それで閉館期間の連絡は改めてするということなんですが、具体的に5館を回られる人が、最終的に朝倉彫塑館は休館になるという格好になりますが、そういう場合は、券の扱いについてよほど徹底して館に掲示をいただかないと、そこに来て初めてわかるみたいなあれではなくて、事前のそういう連絡というのが必要かなというふうに思うんですけれども、そこら辺についてはどうですか。 ○委員長 文化振興課長。 ◎飯島守人 文化振興課長 朝倉彫塑館が来年3月までで休館ということにつきましては、ホームページのほうに今掲載をさせていただいておりますし、またこれから、今後こういった新たな4館共通入館券というものをお認めいただければ、その段階で、また広報等に掲載をして周知を図っていきたいというふうに考えております。 ○委員長 田口委員。 ◆田口治喜 委員 これは共通券で、ちょっと話がそれてしまうかもわからないんですけれども、いずれも「めぐりん」が本当にすぐそばを通っていますよね。そういうのと、ちょっと所管が違うとやはりこれはこれだけになってしまうのか、もうちょっとうまく活用した方法がとれないものなのかなと、こう思うんです。その辺はもう既に検討されているんでしょうけれどもね。 ○委員長 文化振興課長。 ◎飯島守人 文化振興課長 文化施設を多くの方々に、また便利よくお使いいただくということの一つの方法として「めぐりん」という循環バス、コミュニティバスがあるものと考えております。できるだけそういった「めぐりん」等も活用させていただいて、皆さん方にできるだけ多く利用いただけるよう、内部の検討の中でも話をさせていただいておりますし、そういう形で進めていきたいというふうに考えております。 ○委員長 木下委員。 ◆木下悦希 委員 もうちょっと細かく言うと、例えば「めぐりん」の1日乗車券とこれをセットにして、4館の場合は別として5館に戻ったときでもいいんだけれども、それでこの案内図も何もこんな台東区以外の人が見てもわからないような案内図ではなくて、「めぐりん」のこういうところからこういうふうに乗って、こういうふうに回れますよというような書き方をすると、それでこういうところを見て回ろうとか、何かそんなような知恵も浮かぶのではないかなという例もあるので、検討してみてください。 ○委員長 今のは要望でよろしいですか。 ◆木下悦希 委員 言いっぱなしです。 ○委員長 ほかにございませんか。           (発言する者なし) ○委員長 これより採決いたします。
     第90号議案から第93号議案までの4議案について一括して採決いたします。  本案については、いずれも原案どおり決定することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、原案どおり決定いたしました。  なお、報告事項についてもご了承お願いいたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、案件第5、文化政策及び観光についてを議題といたします。  本件について理事者から説明がありますので、ご聴取願います。  初めに、国際浅草学プロジェクト シンポジウムの開催について、文化振興課長、報告願います。 ◎飯島守人 文化振興課長 それでは、国際浅草学プロジェクト シンポジウムについてご報告をさせていただきます。  資料2をごらんいただきたいと存じます。  国際浅草学プロジェクトにつきましては、前回9月30日開催の本委員会において、概要及び平成20年度の大まかなスケジュールのほうをご案内したところでございます。  今年度は2つの事業を行いますけれども、このうちの1つは「浅草オペラの世界」と題しまして、去る11月24日、お茶の水の明治大学アカデミーホールにおいて開催をいたしまして、約450名の方にご参加をいただきました。お手元のほうにパンフレットを参考としてお配りさせていただいているところでございます。  内容といたしまして、ウイーン大学リンハルト教授を初めとするご講演、また明治大学関係者による歌曲のステージなど、浅草オペラを生み育てた浅草を理解する上で大変意義のある催しとなったところでございます。  さて、もう一つの事業がこれから説明をさせていただきますシンポジウムでございます。  テーマは、項番2に記載されております「江戸と東京が溶け合う街浅草における江戸から東京への連続性」でございます。今回は、明治大学商学部山下教授の論文をベースといたしまして、浅草の商業に焦点を当てた研究となります。日時は、来年の1月31日土曜日、午後2時からでございます。会場は、台東区民会館9階特別会議室でございます。  内容と参加者についてでございますが、講演をミュンヘン大学シュルツ教授を初めとするごらんの方々に行っていただきました後、パネルディスカッションを行う予定でございます。  下の米印の部分をごらんいただきたいと存じます。  パネルディスカッションに先立ちまして、地元の若手の事業者の方々にご参加をいただき、山下教授の講義をもとに意見交換を行うワークショップを2回行い、当日のパネルディスカッションには講演を行う先生方のほか、ワークショップに参加していただいた方にもパネラーとしてご参加をしていただくという予定でございます。  なお、ここに記載されてはおりませんけれども、国際浅草学プロジェクト実行委員長明治大学井戸田教授もコーディネーターとしてご参加をいただく予定でございます。  本委員会の委員の皆様方を初め、議員の皆様方には改めてご案内をさせていただきますので、ご参加賜りますようお願い申し上げます。  簡単でございますが、国際浅草学プロジェクト シンポジウムについての報告は以上でございます。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  成澤委員。 ◆成澤敬 委員 このワークショップは、今どのくらいの町の方たちがご参加なさっているんでしょうか。 ○委員長 文化振興課長。 ◎飯島守人 文化振興課長 ワークショップのほうは、若手の事業者の方10名にご参加をしていただいております。 ○委員長 ほかにございませんか。           (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ただいまの報告についてはご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、「第1回したまちコメディ映画祭in台東」の開催結果について、にぎわい誘客課長、報告願います。 ◎松尾尚之 にぎわい誘客課長 第1回目の映画祭でございますが、本会議で区長から所信表明がありましたように、かつての映画をなつかしむ往年の方々だけでなく、若者や家族連れなど多くの方々に足を運んでいただきました。また、木下議長初め区議会議員の皆様におかれましても、オープニングセレモニーやクロージングセレモニーなどにご出席を賜り、まことにありがとうございました。  事務局といたしましては、初めての映画祭企画でもあり、準備不足は否めませんが、地元商店街観光関連団体、さらには映画祭関係者や募集したボランティアの方々からも支えられまして、浅草・上野地区を中心とする数々のコメディ映画の上映や各種イベントの実施により、台東区の魅力を国内外にアピールできたものと思っております。  それでは、お手元の資料3に基づきまして説明させていただきます。  1の上映会場における入場者数でございますが、本祭期間中に上映した東京国立博物館平成館浅草公会堂、中映劇場及び浅草パークホールの4施設合計入場者数は、前売り及び当日チケットを購入された有料入場者数が3,256名でした。これに「広報たいとう」掲載等による区民招待や新聞、雑誌へのPR記事の掲載に伴う招待、それから関係団体への招待状の送付による招待及び商店街での映画祭PR販売促進を目的にお渡しした映画チケットによって実際に来られた招待者数が4,865名で、合わせて8,121名となりました。仮に4施設で上映した23作品が満席だったと積算いたしますと、約1万2,000人となりますので、全体でならして68%が入場したことになります。  次に、2の関連イベントにおける入場者数でございますが、まず、9月に水上音楽堂で開催したプレイベントが1,450人でした。本祭期間中では、上野恩賜公園噴水広場での薩摩食彩市との連携及びヘブンアーティストのイベントに3日間で4万5,000人、東京国立博物館敷地内で実施したクラシックカーイベントに550人、雷門から浅草寺本堂までレッドカーペットを敷いて、映画祭ゲストに加えて芸者さんも参加したお練りに2万人の集客を得ました。  また、ROX3スーパーマルチコートでお笑いや音楽ライブ映画ポスター展示、福引などさまざまなイベントを3日間行ったコメコミュ広場に7,500人、ジオラマ模型及び映画祭ポスターを8日間展示した浅草公会堂1階の会場に3,500人が入場され、合わせて7万8,000人の入場者となりました。  映画祭とあわせて行うイベントは、したコメの特色として、次回も地元の皆様と共同でさまざまなイベントを展開していきたいと考えております。  次に、3の地域連携の主な取り組みでありますが、上野・浅草地区商業団体を通じまして、各店舗に映画祭の短冊大ポスター及び映画のチケットを配布し、販売促進に活用していただきました。また、浅草西地区の商店街と連携して、割引券つき得々クーポンマップ約5,000枚を作成し、入場者を対象に配布いたしました。さらに、東京メトロを通じてレッツエンジョイ東京と連携し、初の試験的事業であることで無料にしていただきまして、銀座線の上野、稲荷町、田原町、浅草の4駅及び映画祭各会場に携帯電話対応情報端末を設置し、鉄道利用者や入場者に映画祭情報及び地域のお得情報を配信いたしました。  なお、参考といたしまして、本祭期間中に800円で販売いたしました公式カタログを添付させていただきましたので、ご参照いただきたいと存じます。  説明は以上でございますが、第1回目の結果を十分検証した上で、次回はさらに磨きをかけまして地域の活性化を図るとともに、区民の皆様や映画ファンの期待に沿うようなすばらしい映画祭にしていきたいと考えておりますので、委員の皆さんにおかれましても、引き続きご理解とご指導のほどよろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 この地域連携の主な取り組みの①というところで、これはどういう商業団体だったんでしょうか。  私、新仲見世商店街に店があるんですけれども、観光連盟商店街連合会、全部月会費を払っているんですけれども、全く何も知りませんでした。 ○委員長 にぎわい誘客課長。 ◎松尾尚之 にぎわい誘客課長 浅草地区におきましては、まず浅草商店街連合会のほうに参りました。それから、個別に伝法院通り商店会や六区花道商店会ですか、それから六区ブロードウェイ商店街、それからおかみさん会等を回らせていただきました。あと仲見世商店街です。  上野地区については、上野観光連盟を通じてお願いをしたところでございます。  以上でございます。 ○委員長 和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 うちは来なかったから、すねているわけではないですよ。商店街連合会とかその辺でどう配られたかというのも、行政側からは出してしまえばそれまでよということではなくて、その辺を検証していただかないと、どういった形で招待券が配られているのか、ポスターが回っているのか、その辺をもう少しちょっと考えて、次回はやっていただきたい。  お練りのとき、両方、私は外から見せていただいていましたけれども、時ならぬ人だかりで、ライトがついて何か事件があったのかと言っている通行人の方々が異常に多かった。ということは知らない、したコメをやっているとわからないで足をとめたという人のほうが、基本的には多い。事件、事故、何だったの、ああ何か急に来たという、その程度の認識でしかないんです。  だからやっていることはすばらしいんですけれども、毎回言っているように告知が下手だなと、もったいないなと、ここまでお金を使っているんだったら、もっとポジティブにあれを見にくる人というのをつくっていただかないと、そこにいる人が足をとめただけだったら経済効果も何もないわけですから、その辺少しお考えをいただきたいなと思います。 ○委員長 要望でよろしいですか。 ◆和泉浩司 委員 はい。 ○委員長 木下委員。 ◆木下悦希 委員 ちょっとお伺いしたいんですけれども、この資料3の1番なんだけれども、21日、22日、23日、24日の浅草公会堂、これは午前、午後と2回公演ということですか。 ○委員長 にぎわい誘客課長。 ◎松尾尚之 にぎわい誘客課長 浅草公会堂につきましては、21日は前夜祭という形で使わせていただいております。22日は公演2回でございます。23日は全体で3回です。24日につきましても、クロージングあわせて3回でございます。 ○委員長 木下委員。 ◆木下悦希 委員 浅草公会堂が1,070席なのにそれ以上人数がいるので、何回公演なのかなとちょっと気になったものですから聞いたんです。  できましたら、もう少しイベントごと浅草公会堂を分けてもらうと、昼間のほうが人が集まったのか、夜のほうが人が集まったのかなというような感じがします。  それともう1個、この資料でもうちょっと親切にしてほしいなというのは、いろいろな映画館でどんな映画をやったかも入れておいていただくと、どの映画が人気があったのかなとか、そういうのもわかるような感じがするので、ちょっと我々の資料としては、もう少し――カタログと合わせればいいんだろうけれども、出していただければありがたいなということぐらいで、1回目ですから、お練りでヒートしちゃって、最後の浅草公会堂の閉会式、これはちょっと寂しい感じがしたんですけれども、1回目としてはいいのではないかな。  先ほどの宣伝でも、何か前の日と前々日ですか、テレビのたけしの何とかでレッドカーペットをやるとか、それとかその前の「朝ズバッ」で司会者がそんな話をして、結構その感じで思っていた以上に若い人が集まっていたなという感じがしています。  そういう意味でもう少しいろいろな工夫をしながら、できればそういうテレビのメディア、だれかが言ったから集まるのではなくて、浅草全体の中でもう少し盛り上がりのある宣伝の仕方をすると、浅草に来たお客さんでもその日に集まってみようかなとか、そういう雰囲気になってくるのかなというふうに感じていますので、その辺もこれからの研究課題としてやっていただきたい。  それから、最後のインドの映画は、何かちょっと幾らコメディでもふさわしくないなという感じを実は私は持っています。でもインド人の方たちは、あれを見て笑っていましたけれども、日本語に直訳すると、なかなかちょっと私たちは抵抗があったなという感じがしています。 ○委員長 ほかに。  橋詰委員。 ◆橋詰高志 委員 第1回目ということで取り組まれたわけですけれども、私も当初のコメディ発祥の浅草ということで、昔懐かしい映画を見にいったんですけれども、私は中映劇場に行ったんですが、非常にお客さんの入りが寂しくて、やはり本来コメディというと、こういうところの宣伝が十分されて、これがやはり浅草で昔上映されたコメディの原点だなというところが、いまいち宣伝の不十分さもあって、客の入りもそんな状況だったかなというふうに思います。  そういう点では、今回会場が国立博物館でもあったりとか、それから地域の関連イベントということでもかなり広域的にやられたので、なかなか分散するというか、足が散ってしまったような感じになると思うんですが、次回は、やはりもっと上映する場所ですとか、そういうのはもうちょっと限定して絞ってもいいのではないかなという感じがいたしました。  それから、今回コメディで上映された洋画も、それから邦画についても、実行委員会のほうのいとうせいこうさんとか、そこら辺でぜひこれをという、そういう選定がされたかと思うんですが、やはり今回の入場者数とかそういうのも含めて、まだこれから総括はされると思うんですけれども、本当に単純明解なコメディというところのイメージが浅草、台東区というふうになると思うので、次回はそこら辺の検討をしていただきたいなというふうに思うんですが、今回、まだ総括はこれからだと思うんですけれども、入場者数によって、これは人気があった、これはそうでもなかったというそういう分析は、今どの程度されているんですか。 ○委員長 にぎわい誘客課長。 ◎松尾尚之 にぎわい誘客課長 作品の中身については、今、検証もしております。アンケート調査もしているんですけれども、まだ毎日10通ぐらいアンケートが来ているものですから、まだ最終の取りまとめができておりません。  基本的に作品ごとの入場者数を見ますと、やはり橋詰委員のほうからご指摘がありましたとおり、小沢昭一さんの作品や渥美清さんの作品は少のうございました。ただG1もあった関係もありますが、当日券が結構意外と出たというところもいい検証かなというふうに思っております。いとうせいこうさんがプロデュースした作品は、かなり入ってございます。ですから、そういった外客誘致を進めるための一つの作品づくり及び町の人たちが半世紀前の浅草六区の30館以上あったあのころを思い出し、またなつかしんで一緒に頑張っていこうというような気持ちもそそるような作品もあわせて盛り込んでいきたいと思っております。  アンケート調査につきましては、今200検体ぐらい、正確には180検体ぐらいなんですけれども、映画祭の内容、時期、場所等については、大体70%以上の方が一応評価をしていただいているところでございます。場所につきましては、今、橋詰委員がおっしゃったとおり、上野・浅草両方というケースと、浅草だけでいいのではないかという評価も意外とありました。  以上でございます。 ○委員長 橋詰委員。 ◆橋詰高志 委員 それと、このタイムテーブルなんですが、会場がそういう格好でもうすごいあちこちでやっているということと、中のスケジュールの表が、いまいち見づらいといいますか、連休を挟んでやっていましたので、ではきょうはここへ行こうかというので見た人が、何となく見づらいので、もうちょっと表示の仕方というか、タイムテーブルのつくり方もぜひ今後は工夫をしていただきたいということを要望しておきます。 ○委員長 秋間委員。 ◆秋間洋 委員 担当課長、浅草公会堂で2日間、私も会いましたけれども、目を真っ赤にして本当にその労はねぎらいたいというふうに思います。  ただ幾つか、やはり厳しく総括しなくてはいけないかなという点があると思います。1つは、浅草文化観光センターの職員さんやあるいは全体的に、このイベントの全体像なりをどのくらい徹底したのかという問題が1つなんです。うちの茂木団長が職員さんに聞いたら、物産展物産展と聞かれたというんです。物産展というのは上野公園でやっている薩摩食彩市なのか、それとも浅草の管内であの期間に2つぐらい物産展を何かやっていたらしいですよ、沖縄と何か。どういうふうに紹介していいのかわからなくてというのがあって、だけれども、どうも映画祭の情報で来た物産展のようだとか、例えば例を挙げればそういうことです。  率直に言うと、浅草文化観光センターの方は全体像がわからないものだから、ほとんど的確に答えられなかったというふうに、うちの団長に言っていたそうで、そういう点では、まずあそこはこれからリニューアルしてやっていくので、ハードだけではなくてソフトという面もこの委員会でも大分言われているものですから、そういう点ではこの映画祭の文化観光宣伝をやっていて、何か前々日にやったということは聞いていますけれども、しかし、やはり十分ではなかったのかなというふうに思います。  あともう一つお聞きしたいのは、先ほど和泉委員からもありましたけれども、地域の商店街、周辺商店街に徹底という点でも、これはやはり何人かの方から、やはりポスターチケットを配られたようだけれどもというような話を聞いたけれども、主体的にとは言わないまでも、自分たちが参加していくという仕組みを全くそれはつくられていなかったのではないかというそこら辺のところで、お考えがあったら聞かせていただきたいと思います。 ○委員長 にぎわい誘客課長。 ◎松尾尚之 にぎわい誘客課長 2点のご指摘賜りました。ありがとうございます。  まず、浅草文化観光センターへの職員の徹底が不足ということでございますが、これにつきましては、やはり準備不足というところが否めませんで、映画作品の確定も遅かったですし、イベント内容の確定も遅かったです。それから立ち上げて職員の周知をして、外の職員までの周知にやはり時間がもうなかったというようなことで、それについては、もう大変申しわけないなと思っております。ぜひ来年はしっかりと、早い時期に内容をまとめてアナウンスをして、職員も、また地域も一緒に盛り上げていただけるような時間の余裕を持ちたいというふうに思っております。  もう1点、地域商店街への徹底不足、これもあわせてでございますが、特に浅草・上野地区で大体上映したものですから、幾つかその周りを中心に回っていきましたが、なかなか当初どういったことができますかということで話に回って、意外となかなか出てこなかった。また、新しい映画祭というのが、また地域の方もどういった形でコラボレーションしたらいいのかというのがわからない点もありまして、その辺、私ども大分イメージがとれてきましたので、次回でやらせていただけるならば、しっかりと地域の方と手を携えて進めてまいりたいと思っております。  よろしくお願いします。 ○委員長 成澤委員。 ◆成澤敬 委員 本当にお疲れさまでした。私は去年から苦言、提言を申し上げたんですけれども、何とかやるからには成功させていきたいなという思いで申し上げたということであります。  第1回としては、木下委員もおっしゃったように、私は短い準備期間の中でよくあそこまで仕立てて、問題点は多々あるとは思うんですが、頑張ってくださって、また次につなげていただきたいなと思います。  それで、細かいことをいろいろ言っていくとあれなので、2点だけすみません、伺わせてください。  1点は、「ゆめまち観音」の扱いについてなんですけれども、ほかの映画とはやはりちょっと、「ゆめまち観音」については経緯であるとか、三遊亭あほまろさんのこととか等々、上映時間の長さ等々で、あれをオープニングで1回だけというのが何かもったいないような気がしたんですが、例えば中映劇場でもどこでも二本立てにして、あれはどの映画にもついているぐらいに扱ってもいいのではないかなというふうに思ったんですが、今後もあの映画に関して何か上映の機会であるとか、そのようなことはお考えになっているかというのが1点と、もう1点は、ポスターがしりあがり寿さんで、赤塚富士夫さんが亡くなった後、今やしりあがりさんというのが、もう日本のナンセンス漫画界の一人者になりつつあって、朝日新聞の夕刊もしりあがり寿さんなんですよね。これ原画というのはあるのかどうか。もしもあるとすると、台東区に原画の権利はあるのかなと思ったんですけれども、その2点をすみません、教えてください。 ○委員長 にぎわい誘客課長。 ◎松尾尚之 にぎわい誘客課長 2点ご質問いただきました。ありがとうございます。  1つは、「ゆめまち観音」でございますけれども、確かにこれにつきましては、三遊亭あほまろさんという方が実際に1億2,000万円以上を投じてつくったものでございまして、地元の方でございます。私どもも見せていただければいただくほどすごく味わいがありまして、関東大震災前の浅草の地域の模型をそのまま再現をされていて、町の方々もこれをぜひ活用させてほしいということで、一つ模型の中で瓢箪池、それから国技館、凌雲閣がついている模型については、JRAの施設の1階に展示することになってございます。  映画作品につきましては私もそう思っておりまして、そうは言っても出されたのはご本人でございますので、もう一度区民に見せていただけないですかという交渉を今しているところでございます。  もう一つ、しりあがり寿さんの原画ということでございますが、これについては、ちょっと私も詳しくなくて、この辺の著作権等々についてどうなっているかについては、ちょっと調べさせていただきたいと思います。
    ◆成澤敬 委員 それではまた教えてください。わかりました。お疲れさまでした。 ○委員長 ほかにございませんね。           (発言する者なし) ○委員長 ただいまの報告についてはご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、「年忘れ!にぎわい・いきいき観光ウォーク!」の実施について、にぎわい誘客課長、報告願います。 ◎松尾尚之 にぎわい誘客課長 お手元の資料4に基づきましてご説明させていただきます。  まず、1の目的ですが、昨年10月の決算特別委員会でのご提案も踏まえまして、豊富に存在する文化施設や観光名所をコースの随所に取り入れた、歩きながら観光を楽しめる観光ウォークを初めて実施いたします。今回は、参加者が台東区の魅力を知っていただくことで口コミやリピーターの確保につなげてくれることを期待し、健康づくりのイベントが消費型の観光振興につながるかどうかを検証することを主眼に、試行的に実施することといたしました。  また、元気づくり課とも連携しまして、健康都市宣言を行った区として、参加者のゼッケンに健康都市台東のロゴを入れまして、ウオーキングを通して運動する楽しさや健康への意識啓発を図っていきたいと考えております。  さらに、この大会は東京都のオリンピックムーブメント共同推進事業に採択されたことから、区としてもオリンピック招致の機運を盛り上げてまいります。  次に、2の事業内容ですが、12月ですので「年忘れ!にぎわい・いきいき観光ウォーク!」と命名し、実施に当たりましては、環境庁と厚生労働省が認可する社団法人日本ウオーキング協会及び国際組織である国際市民スポーツ連盟の公認を得てございます。  開催日時ですが、12月20日土曜日で、午前9時に出発式を行います。隅田公園をスタート及びゴール会場とし、都から事業費の全額補助を得ていることから、参加費は無料となっております。外客誘致が目的でありますので、幅広く参加者を募集いたしました。  なお、1,000人を目標に参加者を募集いたしまして、先週金曜日に申し込みを締め切りまして、申し込み者は(7)のコース別ですが、20キロのいきいきウォークに691人、5キロのファミリー向けにぎわいウォークに186人の合わせて871人となりました。当日参加も可としておりますので、天気がよろしければ目標の1,000人は達成するものと考えております。  今回は区の主催で実施し、運営に当たりましては日本ウオーキング協会に募集事務や当日の受付、チェックスタッフの配置などの支援をいただき、現状ではにぎわい誘客課の職員で対応していきたいと思っております。  裏面をごらんください。  3のその他でございますが、観光ウオーキングとあわせて、参加者により深く文化観光資源を観察していただくため、フォトコンテストを実施しまして、「私が見つけた台東区のいいとこ」をテーマに、コースを歩いて撮影した写真を応募していただき、そのうちの10点程度を入賞作品として観光グッズを差し上げることにしております。  続きまして、2枚目には、表面に20キロのコースマップ、裏面には5キロのコースマップを添付させていただき、3枚目には参加者募集のチラシを添付させていただきました。コース別の具体的なスタートやゴールリミットの時間は、このチラシの裏面に記載してございます。  説明は以上でございますが、今回の実施結果を十分に検証した上で、周遊滞在型のイベントの事業展開に生かしてまいりたいと考えておりますので、ご理解とご指導のほどよろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 比較的台東区のことは知っていたつもりだったんですが、全く知らなかった。年じゅう歩いているのが好きな人たちというと怒られてしまうんですけれども、健康推進委員が月1回ウオーキングをやっていますけれども、あの辺と何か絡みはあるんですか、連携とかとっているんですか。 ○委員長 にぎわい誘客課長。 ◎松尾尚之 にぎわい誘客課長 これにつきましては、事業をやる上で元気づくり課と、どういった連携ができるのかということでいろいろなご相談はさせていただきましたけれども、具体的な連携には至りませんで、参加者のゼッケンに例のロゴマークをつけていただいて普及していくという、今回はそれだけになってございます。 ○委員長 和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 その程度でも連携になるんでしょうけれども、何かその辺がいつも忘れられているよなと、単発ですぽんとやるのではなくて、あれをやっている人たちが、議員の中でも健康推進委員の人もいらっしゃいますし、北部のほうの健康推進委員はみんな議員の奥さんばかりだし、そういうことから考えても、そちらからも何も情報がなかったし、その辺をもう少しちゃんと広めていただくと、この1,000名程度という当日参加も認めているんでしょうけれども、いつの間にかもう締め切ってしまったのねということにならなかったのかなという気がするので、そのことだけ言っておきます。 ○委員長 ほかに。  木下委員。 ◆木下悦希 委員 ちょっと基本的なところをお伺いしたいんですけれども、先ほどの説明だと、オリンピック招致委員会からお金が出ているから、参加費は無料ということですよね。こういう行事もすべてそうなんだけれども、無料にするとか無料にしないとかという判断を、予算内で賄えるから無料、賄えないから足が出た分は有料という考え方なんでしょうか。 ○委員長 にぎわい誘客課長。 ◎松尾尚之 にぎわい誘客課長 参加費につきましては、基本的に日本ウオーキング協会が年に2,500件ぐらいかかっているものでやっているんですけれども、大概有料でございます。今回は、私ども予算要求時は特にオリンピックムーブメント共同推進事業という形ではなくて、単に観光振興につながるかどうかを検証したくてやったところでございまして、当初は有料を考えておりました。オリンピックムーブメント共同推進事業に採択いただきましたので、今回は無料という扱いになってございます。 ○委員長 木下委員。 ◆木下悦希 委員 そこら辺が、基本的には私、無料というのは反対なんです。やはり無料という形になると、参加するほうだって行ったって行かなくたっていいやと、申し込めばいいんだという、例え100円でも200円でも参加費を取るということが私は必要だなと思っているんですけれども、ただその決め方が、初め有料で考えておいて、オリンピック招致委員会のほうからお金が来て、それで補えるから、では無料にしよう、区としてもうけてはまずいのかなという考え方もあるんだけれども、それならもう少しマップをつくるとか景品をつけるとか何とか考えてやったほうが、私はいいのではないかなと。  ほかの委員の方たちはいろいろ考えがあると思いますけれども、やはりそういうところは考えられて、このイベントは予算があるから無料、このイベントは予算がないから有料というのではなくて、何か基本的な、全体的な一つの何か統一的なものを考えられたらいいのではないかなと思います。やはり基本的に無料というのは、極端な話100円でも200円でも、私は取るべきではないかなという考えだけ言っておきます。 ○委員長 杉山委員。 ◆杉山全良 委員 20キロコースと5キロコースがありますけれども、20キロコースのほうで観光資源と言われているところに何カ所ぐらい回るのか、5キロコースは何カ所ぐらい回るのか教えてください。 ○委員長 にぎわい誘客課長。 ◎松尾尚之 にぎわい誘客課長 2枚目のコースマップをちょっとごらんいただきまして、いきいきウォークの20キロにつきましては、神社、仏閣以外につきましては一葉記念館、それから朝倉彫塑館下町風俗資料館等々が入ってございます。これにつきましては、当日ゼッケンを持っていけば、団体割り引きで入館できるという扱いをさせていただいております。  5キロコースにつきましては、ちょっと短いということがございまして、家族連れでわいわい写真でも撮りながらというのが趣旨でございますが、浅草寺、かっぱ橋通りとかというところでございまして、特に大きな施設についてのコースにはなってございません。 ○委員長 杉山委員。 ◆杉山全良 委員 今、説明がありましたけれども、余りその辺が観光ウォークという表題がついている割には、台東区内でも同じ台東区民の方でもこんなところにこんなところがあったというところを今回知っていただくということも含めて、その辺がきちっとできていないと、ただ単に台東区内をだらだらだらだら歩くような感じで終わってしまっては意味ないわけです。こちら側もきちっと訴えるべきところ、例えば泪橋のほうには、本当にこんなところにこんなところがあったのというのが結構あるわけですよ。そういったところをきちっと踏まえた上で、このコースを考えて、そこに何カ所か入っているとか、こちらがそういったことを考えておかなければ、ただ回るほうはただ回るだけで終わってしまう。台東区はこんな文化資源があったのかと、それこそ知っていただくためには観光ウォークという名前がついているわけですから、その辺を明確にしないと、何か本当に終わったら何か一回りして疲れた、終わったというのでは困るわけで、回ったことによって台東区内というのはこんなに観光資源があったのかと、逆に知っていただくような形をやはりとるべきではないかなと思います。  今からでも遅くありませんので、例えばこのコースに沿ったところのマップをつくって、この回っているところのここにはこういうのがありますとか、その辺をきちっと把握をした上で、知っていただきながら回っていただくということも必要ではないかなと。これから考えていらっしゃれば、それはそれで進めていただいて結構です。  それから、もう1点なんですが、せっかくこれだけ区内を回るような形であるならば、当然地元の商店街等も含めて協力をしていただいて、途中で休憩の場所とか、その辺も含めて考えていただくとか、こういったことはこれを見ると入っていませんし、特に5キロコースなんて行って帰ってきておしまいみたいな、何のためにやるのかなみたいな形がちょっと見えてこないので、やはり目玉としてこういうものがありますよというのは、特にお子さんが回るのであれば、その辺も含めて考えていかないと、町の人は全然知らなければ、何でこんなに急に人が歩いているんだろうというだけで終わってしまうのではないかなと危惧しますので、その辺もきちっと明確にした上でやっていただければいいかなと。  当然ここに書いてあるようなプラスアルファもあるわけですから、それはそれでいいとは思いますけれども、やる前からこんなことを言ってあれだけれども、今後できるところについてはその辺の準備も……、今、参加者は無料という話がありましたから、それはそれでいいんですけれども、区としても多少なりとも予算をつけて、その辺ができるところであればきちっとやっていただきたいなということを含めて、要望しておきます。 ○委員長 清水委員。 ◆清水恒一郎 委員 ちょっと関連するんですけれども、1つは、先ほど和泉委員も言っていましたけれども、こういうウォークということで、健康ということを1つは主体、観光のこと、台東区のことも知っていただきたい、こういう思いがあるのであれば、もう少し地元の健康推進委員のメンバーとの連携を――今回はこれでいきますけれども、今後はそれを図るべきではないかなと、これが1点思います。  それと、先ほどの杉山委員に関連しますが、小学生のお子さんも父兄同伴で来ますね。人数いいんですけれども、保護者と子どもさんが今回の700何十人のうちに何人ぐらい一緒に入っているのか。20キロコースと5キロコースと、わかれば教えてください。  それと、当然一番大事なのは無事故ですから、事故のないようにやっていただきたい。このパンフレットを見ますと、免責の範囲とその他ということでございますが、その辺のいわゆる誘導しながらやっていくと。暑くないですので熱中症なんかないんでしょうけれども、万が一になったときには、この中で応急処置以外の責任はとらないと。当然なんですけれども、その辺の体制はどういうふうになっているのか、もし事故等があった場合。その辺のところと、あとこれは20キロコースは昼食をとるのかな、5キロコースは短いからとらないのかな。この辺はどうなんでしょう、その辺ちょっと教えてください。 ○委員長 にぎわい誘客課長。 ◎松尾尚之 にぎわい誘客課長 清水委員からのご指摘の中で、まず地元の健康推進委員との連携ということで、これは私も存じ上げていまして、そういった連携ができないかということで、今ちょうど所管課と働きかけをしているところでございます。今回は第1回やってみようということでございます。  小学生の内訳でございますが、先ほどもご説明申し上げましたように、今、5キロコースは186人の申し込みになっていますけれども、その半分はお子さんでございます。  それから事故の対応ということでございますが、一応関係の消防署、それからAEDの設置場所等については今把握しているところでございます。  それから食事については、原則お食事を用意して歩いてくださいという形で、この3枚目のチラシには入ってございますが、休憩ポイントとして何カ所か設けてございます。上野のほうは上野公園のほうで、もう完全な給水、休憩ポイントということで、私どもが1カ所テントを張ってお待ちする形になっていますので、往復5キロコースの対応は十分できるかなと。それから20キロコースの対応についても、これから谷中の商店街等もいろいろ話に行かせていただいておりますけれども、そういった休憩ポイントのご支援は商店街等にいただきたいと思っていまして、今、お話をしているところでございます。  以上でございます。 ○委員長 清水委員。 ◆清水恒一郎 委員 20キロコースも5キロコースも休憩ポイントでそれぞれが自由に、私は食事するよとか、私はどこでやるとか、それは自由なんですか。 ○委員長 にぎわい誘客課長。 ◎松尾尚之 にぎわい誘客課長 ウオーキング大会はどこもそうなんですけれども、基本的には食事を持って、自分の好きなところで食事をすると。自分の体調に合わせて給水なり食事をとっていただくというのが原則になってございます。それに準じて、今回やってみようと思っております。 ○委員長 清水委員。 ◆清水恒一郎 委員 これは時間内の、例えば最後のゴールリミットまでは、これは十分そういった時間帯も、休憩所で食事をしながらやっても、20キロコースは16時、5キロコースは15時に終わって終了するというスパンで計画しているということですね。それだけで結構です。わかりました。 ○委員長 石塚委員。 ◆石塚猛 委員 先ほど事故の場合はという話なんですけれども、これは例えば1,000人なら1,000人、1,500人なら1,500人のイベントの保険に入るべきですよ、これは。           (「入っているんでしょう」と呼ぶ者あり) ◆石塚猛 委員 入っているんですね。どうも失礼しました。当然入っていると思いました。 ○委員長 橋詰委員。 ◆橋詰高志 委員 やはり今皆さん意見を出されているように、台東区にはいろいろな歴史文化資源があるということで、区民も改めてそれを見直すというか、地域ウォッチングをやるというねらいだったのかなと。それとあと、区外の人にもそういったものを改めて見てもらうということがスタートだったかもしれませんけれども、やはりこれ消費型の観光資源ですとか、そういう今度の新しく組織改正になるあらゆる分野でこの町をどう資源として利用し、また地域への消費も考えるかというふうになってくるかと思うんですが、やはり一番の文化資源を再発見する、そういうことがスタートであったとしたならば、やはりこれは区内の人だけではなくて区外の人も来るわけですから、こういう台東区の文化資源を回りますとかという、そういうものが多少でもあればまだあれなんですけれども、参加者にいろいろフォトコンテストや浅草ピンズが出るとかそういうあれは出ているんですけれども、何かとにかくだらだら歩いて、台東区の外周も回って中も行って、当日はもう右往左往というそういう状況になってしまうかなというふうにすごく心配をしています。  それと、歩きながら食事をとるということでしたけれども、引率ですよね。引率をする人というのはやはりのぼりですとか何かを持ってやるのか、そこら辺のところの計画について伺いたいのと、それから、恐らく参加者にゼッケンですとかいろいろなものが渡されて、これをつけてくださいというふうになると思うんですけれども、恐らく共催がオリンピック招致本部ですから、そちらのコマーシャルのほうが大きくて、台東区の文化資源を歩いて回っていますという、そういうものが逆に小さくなってしまうのではないかと、そんな心配があるんですが、その辺についてはいかがですか、どっちが主体になるのかということです。 ○委員長 にぎわい誘客課長。 ◎松尾尚之 にぎわい誘客課長 まず、大きく2点のご指摘をいただいたかと思います。  参加者に対して引率する方々ということなんですが、これについては日本ウオーキング協会にいろいろご相談をして、ご指導賜りました。引率する必要がある方も中にはちょっと、90歳の方もいらっしゃいましたので、それは例えば私が引率したいと思っていますけれども、一応基本的には先頭と後尾にスタッフ、我々の職員がついて、間のチェッカーポイントに日本ウオーキング協会の方々がつくと。総勢かなりの数でつきますので、その辺はプロですので大丈夫ではないかなというふうに、スタッフは60人ぐらい今予定されています。  それからあと、文化資源のPRがちょっと小さくなるのではないかなという件でございますが、確かにオリンピックムーブメント共同推進事業として100%補助をいただいている以上、オリンピック招致の運動はしなければいけないということでゼッケンに確かにつきます。あわせて健康都市宣言のロゴもつけて歩いていただく。また、いろいろな観光資源については、フォトコンテスト等を通じてぜひ深く見ていただいて、口コミ、リピーターにぜひなっていただきたいという思いがございまして、それについてはアンケート等も最後にやりたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○委員長 橋詰委員。 ◆橋詰高志 委員 それとフォトコンテストのことなんですが、これは賞品ですとか、そういったものは台東区で予算を出すようにはなっていないですか。 ○委員長 にぎわい誘客課長。 ◎松尾尚之 にぎわい誘客課長 フォトコンテストでの入賞者への賞品につきましては、にぎわい誘客課で観光グッズとしてもともと持っているものの中から拠出していきたいというふうに思っております。 ○委員長 橋詰委員。 ◆橋詰高志 委員 ということは、予算は特別出動はないということですね。 ○委員長 成澤委員。 ◆成澤敬 委員 申し込み方法に関してなんですけれども、往復はがきでの申し込みになっていますが、区のホームページやウオーキング協会のホームページからのインターネットでの申し込みというのは、今回はしたんでしょうか。 ○委員長 にぎわい誘客課長。 ◎松尾尚之 にぎわい誘客課長 今回は日本ウオーキング協会に募集事務についてはやっていただきまして、基本的には会報誌、それから年間通じてかなりあちこちで大会をやっていますので、そこにチラシを置いていただいて募集をいたしました。先週の金曜日に「広報たいとう」にも載せまして、当日参加は受け付けてございます。  ちょっとあわせてでございますけれども、先ほどせっかくだから観光資源とか、また商店街の振興にという話もありました。確かにオリンピックムーブメントの補助金の関係もありまして制約はありますけれども、都の補助要綱に抵触しない範囲で、大会当日等はテントも設けておりますので、観光案内とか商店街案内のマップ、リーフレットを置いて観光PR等をウオーキングの参加者に、お帰りの際、食事や買い物をしていただくような取り組みはしていきたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長 成澤委員。 ◆成澤敬 委員 往復はがきって物すごく面倒くさいというイメージが私はあると思うんです。広く参加を募るということであれば、やはり往復はがきよりもインターネットで参加できるような。往復はがきのメリットというのは返信して、参加証をというようなメリットがあると思うんですが、当日受付も可というと、何もここにこだわらないで、ネットでエントリーしてもらって、また返して、それをプリントアウトして持ってきてもらうというと、もっともっと参加者はふえると思うので、その辺も、このことに限らず今後そのように、広く参加をしていただきたい場合は、やはりそのようにしていったほうがいいと思いますので。  別にこれに限らず何でも、往復はがきというのが今もう面倒くさいので、往復はがきなら参加するのはよそうという方もいると思うんですよね。 ○委員長 木下委員。 ◆木下悦希 委員 ちょっと別にこれだけに限っているのではないんですけれども、台東区はいろいろなイベント、いろいろな行事、いろいろなのがありますよね。例えばこれもそうなんだけれども、こういうふうにウオーキングをやっているときに大商業祭も一緒にやればいいではないかというようなイメージ的なものがあるわけです。例えば映画祭のときもそうだったんだけれども、映画祭のときも映画祭をやっていて、こちらのほうでは琉球の何とかをやっていて、竜泉のほうでは一葉祭をやっていてというと、何か一つのことだけに集中している感じで、それがどうも一体化していないんですよね。  これは次回でも次々回でもいいんですけれども、台東区のイベントは大体どのぐらいやっているんだろうと、そういうものをちょっとこの委員会に資料として提出してもらって、まとめてやったほうがいいとか、そんな論議をちょっとしてみたいと私は思うんですけれども、出ますでしょうか、資料。 ○委員長 にぎわい誘客課長。 ◎松尾尚之 にぎわい誘客課長 取りまとめにつきましては、全庁を挙げていろいろなイベントをやっておりますので、まとめることはできます。ただその辺をどういうふうにふるいをかけていったりとか、どうやって生かしていくかというのは、これからの話になると思います。 ○委員長 木下委員。 ◆木下悦希 委員 出たからといって、いろいろやはり皆さん例年やっているから、この期間ではなくてはだめだとか、いろいろな問題はもちろんあるんだろうと思いますけれども、やはりそれはひとつ委員会として基本的な姿勢をやっていかないと、何か私議長になって、議長の体も大変だけれども、職員の皆さんの体も本当に大変ではないかなと実は感じを受けているので、それと、町全体がこうやっているというほうが効果的にいいのではないかなというふうに思う部分があるので、基本的にそういうことをこの文化・観光特別委員会で1回整理するというのも必要ではないかなと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長 第1回定例会で大丈夫ですか。その資料、次回。 ◎松尾尚之 にぎわい誘客課長 実績はあるわけですから、まとめればいいだけですので、進めてまいりたいと思います。 ○委員長 和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 1つは繰り返しで申しわけないんですけれども、全体的に先ほどの杉山委員の質問もそうだし、清水委員もそうだし、私もそうだったんですけれども、今の木下委員もそうなんですけれども、まとまる姿が見えないというか、主催台東区となっているんですけれども、では観光課といえば観光でもなさそうだし、所管と主催の関係というか、だれが考えて、何でこれをやるのかというのが、報告を聞いたり答弁を聞いたりしていると、なおさら見えなくなってくるんです。  普通に今、石塚委員と話していても、1時間1里歩くだろうと、まともに歩いて20キロコースは5時間かかるだろう、でも最後は6時間で切っているということは、ぶらぶらぶらぶらよそ見していてはいけないわけではないですか、基本的に。それでみんな集団登校のように、だっと頭とおしりを押さえながらぐるっと回って、観光でもなければ健康推進でもなければ、一体何のために、だれがどう考えてこれを企画したんだか、どこからこれが来てしまったのか、松尾課長の姿が見えないというか、台東区でこれをやろうとしたんだったら、当然健康推進委員ももうとっくに入っているだろうし、観光課ともっとコラボするだろうし、先ほど言ったように杉山委員でもないけれども、妙亀塚も平賀源内も、その周りは回っていくけれども、絶対こんなものがそこにあるなんてわからないし、寄り道したら時間に間に合わないし、歩きながら御飯を食べなければいけないようなタイム設定だし、何を目指しているのか見えなくなってしまう。1回こっきりでやるんだからいいでしょうという話になってしまうと、木下委員もお話しされたように、ただ何か関係者がみんな忙しいだけで、これ目的が何なのかというのが余計見えないんですけれども、主催と所管の関係とかはどうなっているんですか。この話はウオーキング協会が持ってきたんですか。 ○委員長 にぎわい誘客課長
    松尾尚之 にぎわい誘客課長 これの発端といいますと、口火といいますか、昨年の10月に決算特別委員会でご質疑の中で新しく観光地域プロデューサーをいただくに当たって、ツアー企画について――例えばサイクリングツアーとかウオーキングツアーとか、そういった形を組むというのも一つのやり方ではないかということで、そこから少し私のほうで日本ウオーキング協会に行ったりとか、各団体の事業を調査したところでございます。  今回はあくまでも試行でございますので、どこがやるかとかということではなく、ぜひ検証してみたいと。かつウオーキング人口というのは3,000万人と言われておりますので、これが使えるか使えないか検証する必要性は十分あるのではないかなというふうに思っております。 ○委員長 和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 これは実験と考えていいんですね。  うんうんとそこ余りうなづいてほしくないですね。イベントとしてやるなら、これ実験ですとか試行ですとかと言うのではなくて、基本的にいえば、都の金だろうが区の金だろうが1回目から成功させなかったら、やはり行政官としてまずいでしょう、これ実験やらせてくださいでは。実験やって、あれ大したイベントではなかったね、ああ残念だったで終わる。そういうのばかりではいけないと思いますよ、私は。だから実験ですと余り言い切らないでくださいよ。これ1回でも、これしかなくても、これはこれで成功させなかったら、そこにかかわる人間のモチベーションが下がるし、それではここにどんな方が見えているんだろうと、我々だって見にいく気だってなくなる。こんなやる前から実験させてくれと言われたら。  だからその辺もう少し考えてくれないと、したまちコメディ映画祭も1回目だから実験ですと言われたら、あの金額なわけだからとんでもない話だけれども、これはお金がかかって、区の負担でないかもしれないけれども、実験ですというものの考え方は、実施日までもう間もないけれども、切りかえてやっていただかないと、それについていく、あなたについていく職員の皆さんとか何かたまらないと思いますよ。  だからその実験というのだけは、訂正しておいてくださいよ。このイベントイベントで成功させるんだという気構えでやってくださいよ、これ一発でも。  だからそこまで去年の決算特別委員会のところからものを考えているにしては考えなさすぎだ。観光で回すなら、どのぐらい区の北部の資源とかご存じですか。平賀源内のお墓がどこにあるかわかりますか。  わからない。そういうのもわかって観光ウォークと言ってくださいよ、せめて。その辺もわからないで、ただ何か洗濯物みたいにぐるぐる外側回すだけで、観光ウォークとか言わないでくださいよ、その辺。それで実験だと言われたら、これたまらないですよ、つき合わされるほうも。その辺ちょっと意識を教えてよ。 ○委員長 決意を改めて、どうぞ。 ◎松尾尚之 にぎわい誘客課長 この観光ウォークについては、私のほうの所管というのも当時いろいろ不安もございました。健康増進の機運の高まりというのはもうひしひしと感じておりますし、環境に優しい取り組みということで観光白書にありますけれども、環境に優しい観光振興というのがこれからの時代なんだというところもございます。その辺のレールに乗っかって、今回やりたいなというふうには思っております。  推定人口3,000万人もいらっしゃるという中で、これを誘客の一つのツールとして使わない手だてはないというふうに思っておりますので、参加者がウオーキングを通して区内の豊富な観光資源を発見していただいて、再来やリピーターになっていただくと。外国人の日本文化体験もそうなんですけれども、ぜひそのときだけではなく、お帰りになった後にもいろいろと告知していただいて、多くの人をまた呼び込んでいただけるイベントにぜひしていきたいというふうに思っております。どうぞよろしくお願いします。 ○委員長 和泉委員。 ◆和泉浩司 委員 では20日までの間に、リピーターになっていただきたい、観光資源がというお話だったら、先ほどの答弁ではないけれども、平賀源内のお墓がどこにあるのか知っていますか、知りませんというような、うんうんと言っているんだったら、せめてにぎわい誘客課長として台東区の上野・浅草以外の観光資源がどこにあるのか、資源を人に知っていただく前に、自分が知らないといけないと思いますので、これまでに知っておいてくださいね。  以上です。 ○委員長 副委員長。 ◆君塚裕史 副委員長 1点だけ要望でお願いしたいんですけれども、先ほど杉山委員のほうからマップをつくってもらうような話がちょっと出たではないですか。あわせてマップみたいな簡単なもの。もしできれば、その中で――これを見ていると休憩場所はいろいろそちらでも決まっていると思うんですけれども、あわせてトイレマップ、トイレの場所、これだけの数になると、やはりかなりトイレがいろいろ必要になってくると思うんですよね。ですから今、記念館だとかいろいろなところの利用というのも当然考えられるんですけれども、それ以外のある程度のトイレマップみたいなものを当日出していただければというふうに思いますので、それだけ要望しておきます。 ○委員長 要望だそうです。  ほかに、よろしいですか。           (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長 ただいまの報告についてはご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、浅草文化観光センター設計案コンペティションについて、観光課長、報告願います。 ◎田中充 観光課長 それでは、資料5に基づきまして、浅草文化観光センター設計案コンペティションについてご報告申し上げます。  このコンペティションは、9月1日から応募を開始しておりまして、参加申し込み状況でございますが、1番にございますとおり349件の申し込みがありまして、作品は301件提出がございました。こちらを11月8日に第一次審査を行いまして、協議と投票による慎重審査の結果、7作品を選考したところでございます。  今後、3番にございますが、来る12月21日、日曜日1時半より、まず公開によるプレゼンテーションを実施させていただきたいというふうに考えてございます。会場は区役所10階でございまして、ホームページ、広報、業界誌等で周知するほか、区議会議員の皆様にも先日来ご案内をさせていただいているところでございます。ぜひお越しいただきたいというふうに考えてございます。  こちらのプレゼンテーションが終了した後――こちらは非公開になりますが、審査会を開催いたしまして、最優秀作品、優秀作品を決定したいというふうに考えてございます。結果の公表は、翌日にホームページで公表したいというふうに考えてございます。  また年明けに――1月中旬ぐらいになろうかと思いますが、二次審査を競い合った7作品につきましてはパネルと総評等をしまして、浅草文化観光センターの1階を現在考えてございますが、そちらのほうで区民の皆さん、一般の方にごらんいただけるように公開したいというふうに考えてございます。こちらは詳しく決まり次第、またご案内を申し上げたいというふうに考えてございます。  なお、こちらの最優秀作品決定後、契約手続等進める関係で、設計委託経費につきましては、本定例会の補正予算案の中に債務負担行為の補正ということで上程をさせていただいているところでございますので、よろしくお願いいたします。  説明は以上でございます。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。  東委員。 ◆東久仁子 委員 これを見て、とても残念だったんですけれども、再三地元の方の意見をくみ上げてくださいということをお願いしてきたと思います。この二次審査の公開プレゼンテーションなんですけれども、ここで公開するから透明性はあるということなんでしょうけれども、ここで聞いた人が意見を言うことが、例えばできるのか、またはそれをアンケートをとって、少しでも――審査に関係してくるかどうかわかりませんけれども、地元の意見とか、あとは一般に聞きにきてくれた、見てくれた人とかもそうですけれども、そういう方々の意見として一致しているねとかというようなところがあるのかどうなのかというのが、とても残念だなと。特にこの作品の公開については、決定した後というようなことになっていますね。地元の人たちは見たいという話が、すごく要望が出ていますよという話を再三再四私していたつもりなんですけれども、決まった時点で報告します、それを見せますというのではなくて、7作品みんながどんな感じのものだったかということをお知らせしてくださいというふうにお願いしてきたと思うんですが、そのことについては、結局どういうふうな取り扱いになったのかご説明お願いできますか。 ○委員長 観光課長。 ◎田中充 観光課長 これにつきましては、9月の委員会でもご報告をさせていただきましたけれども、応募者と審査員の間に資格といいますか、審査員のほうは審査員の関係者が応募できないというような条件、また応募者のほうは審査員等々に働きかけができない等々、コンペの厳正なルールがある関係で、結果としまして、作品を見たり審査するということが審査員に限られる中で、原則、結果が出るまで一切非公開というような進め方をするのが通常でございますが、今、ご指摘もありましたが、これだけ観光振興が盛り上がっている地域の意識の高い中で一切非公開でというようなことでは、地域の盛り上がりとかにも非常に水を差すといいますか、そういうようなこともあって、できるだけ見ていただけるようなやり方をということで考えたところでございますが、それの最終的なやり方として、二次審査会直前にごらんいただくというようなことで調整をさせていただいたところでございます。 ○委員長 東委員。 ◆東久仁子 委員 ではやはり、そこの21日の会場でアンケートをとったりする予定はないということですね。ご意見をいただくということはないということですね。 ○委員長 観光課長。 ◎田中充 観光課長 さようでございます。 ○委員長 ほかにございませんか。  観光課長。 ◎田中充 観光課長 すみません、先ほどのご質問に補足をいたします。  そのようなことがありまして、4月来審査員の体制を見直しを進めまして、区民の代表の方などを加えるなど、審査員の皆様の中に区民の意見が反映できるような体制を検討してやってきたところでございます。  以上です。 ○委員長 よろしいですか。  田口委員。 ◆田口治喜 委員 予想を超える300件以上の提出があって、当初5点選ぶという予定だったんだけれども、何か選び切れないで7点にもなったという、そういう話を漏れ聞いているんです。よくここまでやっていただいたと思っているんですが、ちょっと審査のやり方について教えていただきたいんです。  301件提出があったというんですが、当然この301件は番号かアルファベットで符丁を打つか何かして、それでどこの会社だとか、どこの設計事務所だとかということがわからない状態の中で審査会が開かれたんですね。 ○委員長 観光課長。 ◎田中充 観光課長 そのとおりでございます。 ○委員長 田口委員。 ◆田口治喜 委員 その部分をこの委員会でちょっと確認をしておきたかったんです。  当然知っているのは事務局として、これはどこがどうだと、これはいいんですが、先ほど厳正なルールをという課長の答弁の中にありましたので、決して審査員の皆さんを疑うとかそういう意味で言っているのではなくて、より厳正である、公正であるということをアピールするためにも、ちょっと確認をしたかったものですから、その辺だけ言わせていただきました。  21日楽しみにしていますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長 ほかに。  清水委員。 ◆清水恒一郎 委員 時間なんですが、21日、日曜日1時半から5時、これはこれぐらいは最低かかるものですか。 ○委員長 観光課長。 ◎田中充 観光課長 具体的には、プレゼンテーションは10分ぐらいずつというふうに考えてございます。同じぐらいの時間質疑をいただいて、入れかえに5分ということですと、1提案者につき25分、これが7提案者ということで、途中休憩等を入れますと午後5時ぐらいまでかかるのかなというふうに今考えております。 ○委員長 いいですか。           (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長 ただいまの報告についてはご了承願います。  理事者からの報告は以上であります。  案件第5、文化政策及び観光について、その他ご発言がありましたらどうぞ。           (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 おはかりいたします。  案件第5、文化政策及び観光については重要な案件でありますので、引き続き調査をすることに決定いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 以上で案件の審議を終了いたしましたので、事務局次長に委員会報告書を朗読させます。  なお、年月日、委員長名及び議長名の朗読については省略をいたします。           (川崎議会事務局次長朗読) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 これをもちまして、文化・観光特別委員会を閉会いたします。           午前11時20分閉会...