• "内幸町"(/)
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  1. 港区議会 2023-07-24
    令和5年7月24日建設常任委員会-07月24日


    取得元: 港区議会公式サイト
    最終取得日: 2024-07-21
    令和5年7月24日建設常任委員会-07月24日令和5年7月24日建設常任委員会  建設常任委員会記録令和5年第14号) 日  時  令和5年7月24日(月) 午後1時30分開会 場  所  第2委員会室出席委員(9名)  委 員 長  うかい 雅 彦  副委員長  石 渡 ゆきこ  委  員  三 田 あきら       兵 藤 ゆうこ        なかね  大        根 本 ゆ う        玉 木 まこと       二 島 豊 司        風 見 利 男 〇欠席委員        な し 〇出席説明員
     副区長                    野 澤 靖 弘  芝地区総合支所長街づくり事業担当部長兼務  岩 崎 雄 一  芝地区総合支所まちづくり課長         大久保 光 正  麻布地区総合支所長街づくり支援部長兼務   冨 田 慎 二  芝浦港南地区総合支所まちづくり課長      近 江 善 仁  都市計画課長                 野 口 孝 彦  住宅課長           吉 田  誠  建築課長                   松 山 正 樹  土木課長           海老原  輔  土木管理課長                 香 月 佑 介  開発指導課長         増 田 裕 士  再開発担当課長                池 端 隼 人  品川駅周辺街づくり担当課長  冨 永  純  地域交通課長                 佐 藤 雅 紀 〇会議に付した事件  1 報告事項   (1) 内幸町駅及び虎ノ門ヒルズ駅周辺放置自転車対策について   (2) 芝浦三丁目道路整備工事について   (3) 六本木虎ノ門地区都市再生整備計画について  2 審議事項   (1) 発 案5第7号 街づくり行政の調査について                               (5.5.30付託)              午後 1時30分 開会 ○委員長うかい雅彦君) ただいまから、建設常任委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、玉木委員根本委員にお願いいたします。  この際、傍聴者の方にお伝えいたします。委員会の撮影・録音を希望される方は、あらかじめ申出書に御記入の上、御提出ください。なお、撮影・録音は、申出が許可された後にしていただきますようお願い申し上げます。  日程に入ります前に、本日の運営について御相談させていただきます。6月30日の当委員会で、風見委員から神宮外苑地区の視察について提案がありました。本日は、事前にお話しさせていただいたとおり、報告事項終了後、委員会を休憩し、神宮外苑地区に視察に参りたいと思います。  このような進め方でよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長うかい雅彦君) それでは、そのように進めさせていただきます。     ────────────────────────────────── ○委員長うかい雅彦君) それでは、報告事項に入ります。最初に、報告事項(1)「内幸町駅及び虎ノ門ヒルズ駅周辺放置自転車対策について」、理事者説明を求めます。 ○芝地区総合支所まちづくり課長大久保光正君) それでは、報告事項(1)「内幸町駅及び虎ノ門ヒルズ駅周辺放置自転車対策について」の報告をさせていただきます。本日付資料№1を御覧ください。  現在、内幸町駅及び虎ノ門ヒルズ駅周辺では、駅利用者等自転車が放置され、歩行者等の安全な交通の妨げになっております。区は、放置自転車対策としまして、港区自転車交通環境整備計画に基づき、開発事業による民設民営自転車駐車場整備に伴い、両駅周辺にそれぞれ自転車等放置禁止区域指定してまいります。  項番1、民設民営自転車駐車場についてでございます。内幸町駅周辺につきましては、新橋田村地区第一種市街地開発事業において、再開発組合が、地域貢献として105台を収容できる自転車駐車場について、令和3年6月に整備し、開設しております。現在は、日比谷フォートタワー管理組合所有管理を行っております。虎ノ門ヒルズ駅周辺につきましては、虎ノ門一・二丁目地区開発事業者である東洋海事工業株式会社が、地域貢献として50台を収容できる自転車駐車場整備し、令和5年8月の開設を予定しております。各事業者は、それぞれの自転車駐車場一般利用も可能なものとして運営いたします。区は、ホームページ等でこれを周知し、施設利用を促進してまいります。  項番2、放置禁止区域指定についてでございます。令和5年9月1日に、両駅周辺にて放置禁止区域指定し、放置自転車の即日撤去を行ってまいります。  2ページを御覧ください。民設民営自転車駐車場及び放置禁止区域指定予定箇所図でございます。上段が内幸町駅周辺、下段が虎ノ門ヒルズ駅周辺で、それぞれ赤の着色部分指定の範囲でございます。指定範囲につきましては、駅周辺放置自転車の状況や街区などを勘案しまして、設定しております。また、水色のしるし部分が、それぞれ自転車駐車場の位置をお示ししております。  1ページにお戻りいただきまして、項番3、今後のスケジュール(予定)でございます。令和5年8月中に、放置禁止区域指定告示周知板設置区ホームページ広報みなとへの掲載、放置自転車に対しての案内札の貼付により周知を行い、令和5年9月に放置禁止区域指定いたします。  大変雑駁ではございますが、説明は以上でございます。 ○委員長うかい雅彦君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次発言をお願いいたします。 ○委員二島豊司君) 民間駐輪場ということなのですけれども、料金設定については、区はどのような形で関わっているのでしょうか。 ○芝地区総合支所まちづくり課長大久保光正君) 料金設定につきましては、まず、内幸町駅の方につきましては、区の暫定自転車駐車場と合わせた形で、2時間無料、それから6時間ごとに100円という設定をしております。虎ノ門ヒルズ駅の方につきましては、現在検討中ということでございますが、区の料金設定に合わせてしていただきたいということで、お願いをしているところでございます。 ○委員風見利男君) 一応、民設民営で、区から協力を要請するということで、協定みたいなものは何か結ぶ予定なのですか。 ○芝地区総合支所まちづくり課長大久保光正君) 御指摘のとおり、協定を結びまして、運営をしていくということでございます。 ○委員風見利男君) あと、周知方法なのですけれども、区のホームページはいいのですが、それ以外の何か方法、看板を作るなど、そのようなものも考えていらっしゃるのですか。 ○芝地区総合支所まちづくり課長大久保光正君) 放置禁止区域指定されることを周知するために、放置されている自転車への貼付、それから、歩道等へ看板の設置を進めてまいります。 ○委員風見利男君) それで、内幸町駅のところは105台ということで、虎ノ門ヒルズの新駅の方が50台ということで、あの辺、放置された自転車をあまり見たことはそれほどないのですけれども、収容台数はこれで十分ということなのでしょうか。 ○芝地区総合支所まちづくり課長大久保光正君) 収容台数につきましては、内幸町駅につきましては、現在放置されている台数が約20台、自転車駐車場の現在の利用状況は、附置義務分を含めた数字でありますけれども、おおむね70台程度、合わせて90台ということでございます。放置禁止区域指定すると、乗り入れ台数は減少する傾向にございますので、民設民営駐車場105台で十分足りると考えております。  また、虎ノ門ヒルズ駅につきましては、現在の乗り入れ台数が40台ということで、減少傾向を勘案しますと、収容台数50台で充足すると考えております。 ○委員風見利男君) 虎ノ門界隈はいろいろな開発が進んでいますけれども、これ以外にもそのような自転車駐輪場を造って、そこと話合いをするなどという見通し、何か将来的な計画などはあるのですか。 ○芝地区総合支所まちづくり課長大久保光正君) 虎ノ門界隈とは少し離れるのですけれども、現在、田町TTM計画というのがほぼ完成に近づいているところでございます。こちらにつきましては同様に協議を行っておりまして、将来的には、民設民営自転車駐車場を根拠とした放置禁止区域というのを定めてまいるということでございます。  失礼いたしました。既に田町周辺につきましては放置禁止区域が定められておりますので、台数が少し足りない部分も想定されるので、それを充足するという形を取ってまいります。 ○委員長うかい雅彦君) ほかによろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長うかい雅彦君) ほかになければ、報告事項(1)「内幸町駅及び虎ノ門ヒルズ駅周辺放置自転車対策について」の報告は、これをもって終了いたします。     ────────────────────────────────── ○委員長うかい雅彦君) 次に、報告事項(2)「芝浦三丁目道路整備工事について」、理事者説明を求めます。 ○芝浦港南地区総合支所まちづくり課長近江善仁君) それでは、報告事項(2)「芝浦三丁目道路整備工事について」、御説明申し上げます。資料ナンバーは2番になります。  1ページおめくりいただきまして、第2ページを御覧ください。上段に案内図をお示ししております。特別区道第236号線は、JR田町駅の東側に位置し、東京都道316号線、通称旧海岸通りと接続する路線です。また、特別区道第237号線は、これらを結ぶ路線です。  下段の現況写真を御覧ください。特別区道第236号線になります。令和3年度から行いました電線類地中化工事により、舗装が継ぎはぎになっていることが御確認いただけるかと存じます。特別区道第236号線は、全路線にわたりこのような状況となっております。  なお、特別区道第237号線に関しましては、老朽化等により傷んでまいりましたことから、舗装の打ち換えを併せて行うものです。  1ページお戻りいただきまして、第1ページを御覧ください。項番の2、工事の概要になります。(1)から(4)は、記載のとおりでございます。(5)番の内容についてです。工事の延長は277.1メートル、車道舗装は1,853平方メートル、歩道舗装は997平方メートル、街きょ工は399.8平方メートル、街きょ用集水ますは24か所、境石工は445.2メートル、防護柵設置は267メートル、安全施設工区画線設置工がそれぞれ一式となります。  2ページお進みいただきまして、第3ページを御覧ください。平面図になります。図の中におきまして、れんが模様になっているところが歩道舗装十字模様になっているところが車道舗装、黄色い部分が街きょ工、緑色の部分が防護柵設置工になります。  以上、雑駁ではございますが、報告事項(2)「芝浦三丁目道路整備工事について」の御報告でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長うかい雅彦君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次発言をお願いいたします。 ○委員風見利男君) これは当初予算で計上されていた工事で、契約が終わっているという。契約金額が幾らか、教えてもらえますか。 ○芝浦港南地区総合支所まちづくり課長近江善仁君) おおむね1億600万円でございます。 ○委員風見利男君) 当初予算に計上されていたのですか。 ○芝浦港南地区総合支所まちづくり課長近江善仁君) 当初予算に計上してございました。 ○委員風見利男君) これから半年以上工事にかかるわけで、全面的に歩道から車道から全部直すわけで、通行止めなど、そのようなこともあり得るのではないかと思うのですけれども、その辺の地元説明なり、どのような状況で工事が進むのか、分かる範囲で教えていただきたい。 ○芝浦港南地区総合支所まちづくり課長近江善仁君) 工事でございますけれども、現在、東京電力やNTTの電柱がまだ残っておりますので、それを抜き取る作業を各企業が行ってございます。こちらがおおむね9月までかかる予定となってございますので、実際に区の行う道路整備工事につきましては、電柱が抜き終わった後、9月の中頃ないし下旬ぐらいから着工できるのではないかと考えてございます。  道路整備工事につきましての通行止めでございますけれども、極力通行止めが生じないようにということは考えてございますが、ただ、特別区道第236号線につきましては、幅員があまり広くないことから、通行止めにせざるを得ないということもございますので、通行止めによる影響を避けるために、夜間工事にするのか、または、通行止めにしてでも昼間の工事にした方がいいのか、その辺は、向こう2か月間、着工までございますので、交通管理者と協議しながら詰めてまいりたいと考えているところでございます。 ○委員風見利男君) 地元の説明は終わっているということでいいのですか。 ○芝浦港南地区総合支所まちづくり課長近江善仁君) 地元の説明でございますけれども、一般的には建設常任委員会で御報告させていただきました後に、地元の町会・自治会連合会説明させていただくということが常でございましたが、今回に関しましては、先週行われました地元の5団体協議会で、先生方から内容について御報告をしてくださったということがございますので、今回につきましては、工事の大体内容が絞られまして、工期、着工時期、夜間工事、昼間工事、または通行止めなど、そういった具体的なものが出てまいりましたところで御近所の方に説明をしていきたいと考えてございます。 ○委員玉木まこと君) 防護柵設置工についてなのですけれども、交差点のところで、図面でいうと左側の上下は緑なのですが、右側の上下は緑色のマークがないのですけれども、ここは現状は防護柵があるようなのですが、現状のものを残すからマークされていないのか。どういった感じなのでしょうか。 ○芝浦港南地区総合支所まちづくり課長近江善仁君) 第3ページの平面図で、図面を見ていただきまして、右側の上の方、何も色が塗っていないところになります。こちらにつきましては、この道路の東側におきまして建築工事が想定されていることから、今回、対象工事から抜いてございます。建築計画が定まったところで、電線を地中化するための機器の設置など、そのようなところに進んでまいりたいと思っていますので、防護柵等整備につきましては、そのときに合わせて行いたいと考えてございます。 ○委員長うかい雅彦君) ほかにございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長うかい雅彦君) ほかになければ、報告事項(2)「芝浦三丁目道路整備工事について」の報告を終了いたします。     ────────────────────────────────── ○委員長うかい雅彦君) 次に、報告事項(3)「六本木虎ノ門地区都市再生整備計画について」、理事者説明を求めます。 ○都市計画課長野口孝彦君) それでは、報告事項(3)「六本木虎ノ門地区都市再生整備計画について」、御説明させていただきます。資料№3を御覧ください。  初めに、都市再生整備計画について簡単に御説明いたします。18ページの参考資料1を御覧いただけたらと思います。都市再生整備計画とは、都市再生特別措置法に基づき、都市再生に必要な公共公益施設整備等を重点的に実施すべき一定の区域を対象に、市町村が策定する計画でございます。計画は、まちづくりの目標を達成するための公共事業や、官民連携まちづくりの取組を位置づけるものになります。計画を策定することで、市町村の取組を支援するとともに、計画への位置づけをきっかけとした民間の取組も促進することが可能となります。  1ページにお戻りください。項番1、背景、目的でございます。令和4年8月に改定しました六本木虎ノ門地区まちづくりガイドラインでは、まちの魅力を高める官民一体エリアマネジメント活動の推進をまちづくりの方針として示し、地区内の民間事業者によるエリアマネジメント活動の推進を図ってまいりました。令和5年3月には、本地区のよりよいまちづくり及びエリアマネジメント活動の推進を目的に、地区内の民間事業者で構成される大街区協議会が設立されております。  令和5年6月に、大街区協議会構成員である森ビル株式会社から、地域の魅力・価値の向上に資するエリアマネジメント活動をさらに推進するため、一体型滞在快適性等向上事業を位置づける都市再生整備計画の策定の提案がございました。区は、提案のあった計画について内容を検討したところ、ガイドラインの将来像の実現及び本地区にぎわい創出等にも寄与することから、本計画を策定したものでございます。  項番2、経緯等でございますが、今、項番1で御説明したとおりのものでございますので、説明は割愛させていただきます。御覧いただけたらと思います。  項番3、計画の概要でございます。居心地がよく歩きたくなる空間づくりを促進する滞在快適性等向上区域を本地区全域に設定し、開発により創出されたオープンスペースなどを活用・連携させることで、多様な人々が集い、交流できるまちの形成を目指してまいります。これらを実現するために、国土交通省が推進する一体型滞在快適性等向上事業として、森ビル株式会社整備する歩行者空間オープンスペース及びエリアマネジメント活動を位置づけたものでございます。  一体型滞在快適性等向上事業については、資料19ページの参考資料2を御覧ください。一体型滞在快適性等向上事業とは、土地の所有者等が、区が実施する事業に隣接または近接する場所において、区が実施する事業一体的に快適で歩きやすい歩行空間を形成するなどの、滞在空間を創出する事業でございます。  10ページを御覧ください。続きまして、本計画について御説明いたします。10ページは、虎ノ門一・二丁目地区についての御説明となります。青いハッチをかけた部分において、区の公園である公園1号に近接する場所であり、区の公園や歩行者専用道路一体的に来街者が滞在し憩える歩行者空間整備することから、国土交通省と確認の上、一体型滞在快適性等向上事業として位置づけてございます。  その他、本計画の11ページから16ページまでは、虎ノ門麻布台地区第一種市街地開発事業における一体型滞在快適性等向上事業区域が記載されているものでございますが、同様の内容であるため、説明を割愛させていただきます。  都市再生整備計画は、今後、必要に応じて、居心地のよい空間に資する事業の追加などがあれば、計画の変更を予定してございます。  以上、甚だ簡単ではございますが、報告事項(3)「六本木虎ノ門地区都市再生整備計画について」の説明は以上でございます。 ○委員長うかい雅彦君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。質問等ございましたら、順次発言をお願いいたします。 ○委員玉木まこと君) この一体型という話は今回初めてお聞きしたのですけれども、すごく民間開発であったり、良好なまちづくりというものの推進であったり、後押しする面白い制度だと思っています。  この制度は令和2年度から始まったように見たのですけれども、今回これが港区としては第1号という感じかと思うのですが、この制度というものをほかにもぜひ展開していきながら民間開発を後押ししていってほしいと思うのですけれども、区としてこの制度の活用というのが、民間任せという言い方は少しあれですけれども、どのようなスタンスでこれからこの制度の周知だったり、推進をやっていこうと思うのか、お考えをお聞かせください。 ○都市計画課長野口孝彦君) このような民間が公共的な空間をつくり、または人が集える場所の運営をしていくということについては、非常に大事なことだと考えております。そのために都市再生整備計画を策定することが、地域の活性化にぎわいづくりにつながるものであるならば、前向きに検討してまいりたいと考えてございます。 ○委員玉木まこと君) ぜひこうした事例というものを、ほかの地域であったり、事業者とも、港区の取組として、ホームページ等でまとめるなりして、推進していっていただけたらいいのかと思いますので、よろしくお願いします。  あと、効果測定というのが、ガイドラインですか、国土交通省の何かにあったのですけれども、ここを指定して、実際にここが有効なエリアですと区は考えて申請をしているということなのですけれども、何か効果測定というような文言があったのですが、これは指定して、その後、何か効果測定みたいなことは事業者の方でやっていくのかどうか、その辺りはいかがでしょうか。 ○都市計画課長野口孝彦君) 資料3ページの最下段にございます、今回の都市再生整備計画を策定するに当たっての目標を定量化する指標、これが計測するべき項目として定めたものです。公共的空間でのイベントの件数、それから地区内の複数施設が連携する取組の件数、幾つもの企業によって連携した取組、また、その他のこのようなつくられた公共的空間でのイベントの数、ここら辺を指標として、活性化を促していきたいと考えてございます。この結果については事業者から報告があり、それを検証するものになります。
    委員玉木まこと君) 分かりました。指定としては、区の関わる事業の隣接及び近接でしたか、そこが平米としての面積としてのカウントにはなったのかと思うのですけれども、地区全体を設定しているということなので、イベントの回数とかそのようなものも地区全体を通してという認識でいいのか。少し細かい話ですけれども、教えてください。 ○都市計画課長野口孝彦君) 都市再生整備計画を策定する判断に至った理由は、区で定めたまちづくりガイドラインで、エリアマネジメント活動を推進していくべき地区だと定めたこと、これを踏まえて、この地区においては、民間事業者が集まって、エリアマネジメントを検討する組織を立ち上げております。その活動の一環として、今回、森ビル整備したところについて、一体型滞在快適性等向上事業に該当するということでの提案があったので定めたものですけれども、全体としましては、エリアマネジメント活動を推進するために、都市再生整備計画を定め、その場所をつくり、イベントを促していく。そのためのものだと御理解いただけたらと思います。 ○委員風見利男君) この区域は、ほとんど市街地開発事業で、容積率も大幅にアップして、まちづくりが進んでいるという認識なのですけれども、大体そのようなことでよろしいでしょうか。 ○都市計画課長野口孝彦君) 風見委員御指摘のとおり、本地区においては、再開発事業その他の事業において建て替え等が行われてきているのが実態だと思います。 ○委員風見利男君) 今回、このような事業をやると税制の優遇があるという話を聞いたのですけれども、容積率を大幅にアップして、巨大なビルを造って、本当にみんなが通行しやすい、利用しやすいということであれば、私はやはり企業者社会還元の仕組みとしてやっても何ら不思議ではないと思うのですけれども、その辺はいかがなのでしょうか。 ○都市計画課長野口孝彦君) 本制度の適用に当たりましては、都市計画の提案、都市計画の決定のときに、造ることを前提とした空地や歩道状空地広場状空地につきましては、それは容積で評価されているので、一体型滞在快適性等向上事業の対象にならないものです。都市計画決定した後に、さらに人々が集まりやすく、交流が生まれやすい、プラスアルファの取組をした場所について計画に位置付ける、そのような制度であります。  ですので、都市計画で容積の評価を受けているではないかという御指摘につきましては、それは空間づくり、もともとの予定していた広場づくりでそこは評価されているのですけれども、今回の位置付けをする意味は、さらにそこからもう一つ踏み込んで、エリアマネジメント活動の空間をつくるという取組があるので、位置付けするものでございます。 ○委員風見利男君) 国の制度なので、港区がどうのこうのと言えない面もあるのでしょうけれども、今、みんなが憩えるということで、いつも公開空地で問題になるのは、鎖をつけて使えなくなってしまったりいろいろな、これまでありましたよね。ですから、本当に誰もが憩える公開空地を設定しているわけで、そこはやはり事業者にきちんと再度、誰が自由に使えるということを徹底すべきだと私は思うのですが、その辺はいかがでしょうか。 ○都市計画課長野口孝彦君) 都市計画で定めます広場状空地歩道状空地などについては、一般の方に使っていただくために、公共施設を補う目的で造られているものです。そのような使用上の妨げになるようなことがないように、これからも注視してまいりたいと考えております。 ○委員長うかい雅彦君) ほかにございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長うかい雅彦君) ほかになければ、報告事項(3)「六本木虎ノ門地区都市再生整備計画について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長うかい雅彦君) それでは、審議事項に入ります。審議事項(1)「発案5第7号 街づくり行政の調査について」を議題といたします。  6月30日の委員会において、行政視察の提案がありました。提案やその後いただいた御意見を基に作成した正副委員長案を皆様にお配りいたしましたので、御確認ください。  また、視察に向けた進め方ですが、提案の際にもありましたとおり、委員会で勉強会を実施したいと考えております。  では、正副委員長案について御説明いたします。  本視察の目的というのは、災害対策も含めた都市基盤の整備、維持管理、駅周辺まちづくりと駅前広場の整備計画都市再生、景観形成について調査・研究をするものであります。  では、まず、候補地として御説明をさせていただきます。岩国駅周辺地区グランドデザイン、これは山口県岩国市になります。これは、第三セクターである株式会社街づくり岩国を設立し、官民連携でこの地域の活性化を図る事業となっております。行政、商店街、事業者等が連携して岩国クラスを立ち上げて、まち活性化を目指しております。こういった取組というのは、先ほどいろいろ御報告があったエリアマネジメント、これにつながる話の中で、やはり地域活性というところの中で、地方がどれだけ頑張ってやっていくかということも一つ参考にさせていただいて、これからのまちづくりに生かしていければと考えております。  それから、次のキャナルシティ博多、福岡県福岡市。このキャナルシティ博多は、市街地開発事業により建設された博多駅前までの商店街、事業者協議会をつくって、公開空地や道路を使ってにぎわいイベントを開催しているところであります。福岡ソフトバンクホークスのドーム、たしか球場があるところです。もう20年ぐらいになると思うのですけれども、にぎわいを創出しているというところで、こちらを視察したいと思います。  それから、長崎スタジアムシティプロジェクトと出島表門橋、これは長崎県長崎市になります。長崎スタジアムシティプロジェクトというのは、皆さん御存じだと思うのですけれども、株式会社ジャパネットホールディングスが、民間が出資してスタジアムを造って、地域のにぎわいを創出しようという試みであります。恐らく民間が出資した計画としては、今までにない新たな取組だと思います。サッカーチームやバスケットチームのオーナーになって、ホームタウンをここにつくって、そして地域を盛り上げていくという、そういった取組であります。これもエリアマネジメントの中でしっかりと視察させていただいて、生かしていければと思います。  それから、出島表門橋については、2017年に整備されて、2020年に夜間景観整備を進めて、令和3年度に都市景観大賞、出島地区として選定されております。こちらも合意形成まで至ったいろいろな経緯があるのですけれども、こういった公共整備を優れたものを整備することによって、地域がいかに繁栄していくか。そういったところもしっかりと視察してまいりたいと思います。  今も六本木虎ノ門地区説明もあったように、今、港区はエリアマネジメントをしっかり取り組んでいかなければいけない時期に来ております。品川駅周辺も新たなまちづくりが始まるわけでありますので、そういったところにもしっかりと私たちの知見を生かすためにも、視察が必要であるのではないかということで御提案をさせていただきたいと思います。  では、この件について何かございますでしょうか。 ○委員風見利男君) 前も言ったように、だから、きちんと勉強して、本当に港区の行政のこれからの発展にとって必要かどうかという、そこを十分判断した上で、やはり視察先ありきで日程がどんどん来てしまって進むということがないように、そこだけはお願いしておきたいと思います。 ○委員長うかい雅彦君) 一応、日程的には10月中を予定しております。まだ日程等、決まっておりませんけれども、しっかりと勉強会を開いて、進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  では、お示しした案に沿って実施させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長うかい雅彦君) 実施日程につきましては、調整の上、お示しさせていただきます。  各委員御出席ということでよろしいですか。           (「はい」「勉強の結果」と呼ぶ者あり) ○委員長うかい雅彦君) 勉強の結果ですか。しっかりと勉強したいと思います。  それでは、引き続き準備を進めさせていただきます。  行政視察について、何かほかにございましょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長うかい雅彦君) 本発案について、何かございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり)     ────────────────────────────────── ○委員長うかい雅彦君) ほかになければ、これより視察に参りたいと思います。  議会棟前に車を準備しております。14時15分には出発したいと思いますので、よろしくお願いいたします。少し歩きますので、水分補給がしっかりできるようによろしくお願いいたします。  それでは、委員会を休憩いたします。              午後 2時05分 休憩            (休憩のまま再開に至らなかった)...