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令和4年10月25日エレベーター等安全対策・新型コロナウイルス感染症対策特別委員会-10月25日

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  1. 港区議会 2022-10-25
    令和4年10月25日エレベーター等安全対策・新型コロナウイルス感染症対策特別委員会-10月25日


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    令和4年10月25日エレベーター等安全対策新型コロナウイルス感染症対策特別委員会-10月25日令和4年10月25日エレベーター等安全対策新型コロナウイルス感染症対策特別委員会  エレベーター等安全対策新型コロナウイルス感染症対策特別委員会記録(令和4年第8号) 日  時  令和4年10月25日(火) 午後1時30分開会 場  所  第5委員会室出席委員(9名)  委 員 長  山野井 つよし  副委員長  やなざわ 亜紀  委  員  玉 木 まこと       なかね  大        小 倉 りえこ       福 島 宏 子        杉 浦 のりお       なかまえ 由紀        ゆうき くみこ 〇委員外議員        な し 〇欠席委員
           な し 〇出席説明員  麻布地区総合支所総合支所長麻布地区総合支所管理課長兼務                              櫻 庭 靖 之  産業振興課長                                                     中 林 淳 一  観光政策担当課長             桑 原 砂 美  保健福祉支援部長新型コロナウイルスワクチン接種担当部長兼務                             湯 川 康 生  保健福祉課長みなと保健所新型コロナウイルスワクチン接種担当課長兼務                         野 上  宏   高齢者支援課長              鈴 木 雅 紀  介護保険課長                                                     白 石 直 也  障害者福祉課長              小 笹 美由紀  生活福祉調整課長                                                   大 原 裕美子  国保年金課長               後 藤 邦 正  参事・みなと保健所長兼務(保健予防課長事務取扱)                                    太 田 留 奈  生活衛生課長                                                     金 田 耕治郎  新型コロナウイルスワクチン接種担当課長  土 井 重 典  健康推進課長地域医療連携担当課長兼務                                        二 宮 博 文  子ども家庭課長                                                    白 井 隆 司  保育課長                 木 下 典 子  企画経営部長                                                     大 澤 鉄 也  新型コロナウイルス感染症対策担当課長・政策広聴担当課長兼務みなと保健所新型コロナウイルスワクチン接種担当課長兼務  多 田 伸 也  防災危機管理室長                                                   西 川 克 介  危機管理生活安全担当課長                                              原 谷 英 樹  教育長室長                                                      佐 藤 博 史  学務課長                                                       佐々木 貴 浩  教育指導担当課長             篠 崎 玲 子 〇会議に付した事件  1 報告事項   (1) 区内感染者数の推移及びみなと保健所による主な取組状況について   (2) 新型コロナウイルスワクチン接種進捗状況について   (3) 新型コロナウイルス感染症感染拡大防止や区民、事業者の生活を支えるための区の主な取組状況について  2 審議事項   (1) 発 案元第10号 安全対策及びエレベーター事故の調査について                              (元.6.20付託)   (2) 発 案2第3号 新型コロナウイルス感染症対策に関する調査について                               (2.7.3付託)              午後 1時30分 開会 ○委員長山野井つよし君) ただいまから、エレベーター等安全対策新型コロナウイルス感染症対策特別委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、なかまえ委員、ゆうき委員にお願いいたします。  なお、本日は、報告事項(3)に関連して、観光政策担当課長高齢者支援課長介護保険課長障害者福祉課長生活福祉調整課長国保年金課長及び教育長室長に後ほど出席していただく予定です。     ────────────────────────────────── ○委員長山野井つよし君) それでは、報告事項に入ります。初めに、報告事項(1)「区内感染者数の推移及びみなと保健所による主な取組状況について」、理事者の説明を求めます。 ○参事・みなと保健所長兼務保健予防課長事務取扱](太田留奈君) 資料№1、1-2、1-3を御覧ください。感染者数の推移及びみなと保健所の現在の取組について、前回から変更のあった点を御説明いたします。  まず、項番1、区内感染者数の推移ですが、発生届については、全数把握見直しがあった9月26日に、1週間の発生届が1,000人台であったものが200人くらいまで減少しました。現在は、発生届は1週間で100人台で、連日、医療機関からは、50人から100人ぐらいの総数の日次報告が上がっております。1週間で300人から700人になるので、やや高止まりしておりますが、重症リスクのある方に限定化された発生届は、区民については多くて1日15件くらいです。  療養者数は、10月24日現在で、入院中が17人、宿泊中が4人、自宅療養中が49人です。  1ページの中ほど、アスタリスクの部分を御説明いたします。令和4年9月26日から全国一律で、発生届対象者数全数届出から、高齢者重症化リスクの高い方に重点化することになりました。①から④の4類型に該当いたします。医療機関新型コロナウイルス感染症と診断されても、原則、発生届出対象者以外の方は発生届が提出されませんが、診断されたことをもって、感染症法に基づく外出自粛を求める対象となりますので、療養期間中については不要不急の外出をお控えいただくよう、診断した医療機関及び区ホームページでお願いしております。  このように、今までの新型コロナウイルス感染症の感染の蔓延を防ぐための隔離を緩やかに残しつつ、重症者対応にシフトしてきております。  9月8日の国の新型コロナウイルス感染症対策本部決定の「Withコロナに向けた政策の考え方」において、今後の新型コロナウイルス感染症の療養の在り方について方向転換していくことが示されております。  資料№1-3を御覧ください。療養について、ホームページに記載している療養のフロー図に、その考え方を示しておりますが、一番左側を御覧ください。症状が軽いなど、自宅で速やかな療養開始を希望される方は、抗原検査キットでセルフチェックし、陽性の場合、自宅療養をしていただき、体調変化時にフォローアップセンターに連絡して、医療機関を紹介してもらう。高齢や基礎疾患、子ども、妊婦等、受診を希望する場合には、診療・検査医療機関を受診していただくということになります。  フロー図の中ほど、医療機関を受診されない方については、東京都陽性者登録センターに登録していただくことになりますが、登録については2つの場合がございます。  まず1つ目、発生届の対象とならない方のうち、医療機関を受診せず、自主検査で陽性が判明した方が、検査キットの写真などでウェブ登録することで、センターの医師が診断する。もう一つが、発熱外来を受診し、陽性が確定したが、発生届の対象とならない方が、医療機関で診断を受けたことが分かる書類で、陽性者として登録する。  この2つの場合、MyHER-SYSによる健康観察宿泊療養の利用、配食サービスパルスオキシメーター貸与の支援を受けることが可能になります。体調悪化時には、診断を受けた医療機関か、うちさぽ東京については24時間相談対応をしています。  次に、療養期間は右側、最上部です。入院患者は10日間のままですが、有症状者は7日間、無症状については5日目の検査キットで陰性となれば、6日目で解除が可能です。  発生届が出された方については、今までのみなと保健所の対応は変わっておりませんが、御本人の調査は、みなと保健所が送るSMSの通知に入力してもらうことで療養先を決め、健康観察医療機関、東京都フォローアップセンターみなと保健所で行います。健康観察中に治療や入院が必要となった場合は、発生届対象外の方についても、再受診により発生届が出され、入院が必要であれば、日中はみなと保健所、夜間は東京都の夜間調整窓口入院調整を行っています。  次に、資料№1に戻りまして、2ページ、みなと保健所による主な取組状況で、前回から大きく増えた部分についてですが、みなと保健所電話相談について、内容としては、自宅療養証明書に関するお問合せと、新型コロナウイルスワクチンについてのお問合せが多いという状況です。それ以外は、患者数が増えたことにより、薬剤配送や、医療機関による健康観察などが増えている、その増加分ということになります。  以上でございます。 ○委員長山野井つよし君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言願います。 ○委員(福島宏子君) よろしくお願いします。  今の御説明の中でもあったように、9月26日から全数把握見直しがありました。①から④に該当する方に絞られるということだったのですが、①の65歳以上の方というのは分かるのですが、②入院を要する方と、③重症化リスクがあり、新型コロナウイルス感染症治療薬酸素投与が必要な方というところは、具体的にどういう症状を持っているのかというのと、どのように判断するのかということを教えてください。 ○参事・みなと保健所長兼務保健予防課長事務取扱](太田留奈君) ②の入院を要する方については、例えば酸素濃度が非常に下がってきてというような直ちに入院を要する方に限らず、医師の判断において将来的に入院、加療が必要となると思われる方については、発生届が65歳未満でも出されるということになります。  ③の重症化リスクがあり、治療薬酸素投与が必要な方については、新型コロナウイルス感染症治療薬については抗ウイルス薬ステロイド剤等、決められた新型コロナウイルス感染症治療薬を使って治療をしている、診断時に治療を開始したという方が、発生届出の対象になります。もちろん重症化リスクがあって、治療薬を使うような方です。 ○委員(福島宏子君) 65歳以上の方は、まず発熱したりしたら医療機関を受診すると思うので、その時点で医師の診断、治療が受けられると思うのですが、それよりもお若い方で、軽症だと思って自分で検査キットで判断したような方も、保健予防課長が今言ったように、途中から重症化したりというケースがあるのだと思うのですけれども、私はその辺りで、区民の皆さんにお伝えする際に、すごく迷うところなのです。それをいかに分かりやすく伝えるかというところが、すごく難しいと思っているのです。  資料№1-3にフローチャートが出ているのですが、一番左側の欄の発症があり、高齢や基礎疾患等をお持ちの方は下に流れ、それ以外の方が上に流れるという、この部分をもう少しここを丁寧にというか、分かりやすく説明していただけないかと思うのですが、そこの辺りはいかがですか。 ○参事・みなと保健所長兼務保健予防課長事務取扱](太田留奈君) 基礎疾患がある方に関しては、重症化リスクがある基礎疾患であれば、治療薬を使う可能性があるということで、受診した方がいいということは、高齢でなくても御本人もお分かりかと思いますが、それ以外の基礎疾患がない方については、新型コロナウイルス感染症ではあまり重症化しないということになっておりますので、医療機関を受診せずに、抗原検査キット等で、陽性であった場合は御自身で登録していただきます。  症状がどんどん軽快せずに悪くなってくるようであれば、フォローアップセンターに御連絡をいただくということで、その時点で重症化しているということをフォローアップセンターの看護師が判断すれば、そこで再受診を促して、オンライン診療等になると思います。ですので、御自身で判断するというよりも、フォローアップセンターなり発熱相談センターなりに御相談いただくということで、最初の該当か否かは医療従事者以外には難しいと考えられますので、そこは相談いただくということで、対応していただきたいと思います。 ○健康推進課長地域医療連携担当課長兼務二宮博文君) 今の説明に補足で、医療機関に受診された方につきましては、両面のリーフレットがございます。その中で、例えば病状が悪くなったときは、どこに電話すればいいのかという情報を網羅的に示していますので、医療機関の先生方には、それを陽性者御本人にしっかり説明しお伝えしていただくようにお願いしております。  また、ホームページ等でもこういった情報は、少し見にくいという御指摘であったと思いますので、体調悪化時にどうしたらいいのかという情報など、区民に分かりやすく提供する必要がありますので、今後も工夫してまいります。 ○委員(福島宏子君) ありがとうございます。  まず、発症というところがピンク色のところで、分からないときは相談をということを保健予防課長もおっしゃっていましたけれども、発熱相談センターなどの電話番号も、ぜひ掲載していただくようにお願いしたいです。  あと、症状が軽く医療機関の受診を希望されない方は、抗原検査キットで検査をしてもらうと保健予防課長はおっしゃったのですけれども、これはどのように手に入れるのでしょうか。 ○参事・みなと保健所長兼務保健予防課長事務取扱](太田留奈君) 東京都のホームページから登録をすると、抗原キットを無料で配付しておりますので、それで手に入れることもできますし、現在ではオンライン販売抗原検査キットを購入することもできるようになっております。 ○委員(福島宏子君) ウェブとかオンラインということで、65歳以下の方がここの欄に該当される方だと思うので、できる方が多いのかもしれないのですけれども、そういったことも、細かくなり過ぎると思われるかもしれませんが、熱が出てどうしようと思ったときに、すぐ対応できるように、例えば東京都のどこのホームページからとか、オンライン販売であればどのようにして購入できるとか、そういうことも記載していただいた方が、より親切なのではないかと思います。  それと、発症のところから下の矢印で行きますと、高齢や基礎疾患等をお持ちの方というところで、基礎疾患のお話が先ほどあったのですけれども、少し具体的にお聞きしたいのは、がんにかかっておられて、もう改善されて普通の生活をされている方もいると思いますけれども、そういった経緯のある方ですとか、アレルギーを持っていて、アナフィラキシーまで起こされた方は基礎疾患に入るのかもしれないのですけれども、アレルギー症状がある方、または心臓に症状があるとか、ペースメーカーまではいかないけれども、心臓を治療をされているとか、そういった方に関しては基礎疾患に入るのか、具体的に教えてください。 ○参事・みなと保健所長兼務保健予防課長事務取扱](太田留奈君) 基礎疾患重症化リスクというのが混在して入ってくるので、少し分かりづらいのですけれども、がんにつきましては、基礎疾患でもありますし、重症化リスクの中に含まれております。  ただ、新型コロナウイルス感染症の罹患中に、抗がん剤を使っているとか、免疫抑制の状態にあるかどうかというのが、その方が本当に重症化するかどうかという決め手になります。そこについては、抗がん剤を今使っている方が新型コロナウイルス感染症に罹患したというのと、そうではないということについては、入院の適用についてはみなと保健所で判断させていただいておりますが、最終的には、医師が入院の必要があると言った場合には、医師の判断に従わせていただいて、入院を調整したりしております。  アレルギーにつきまして、宿泊療養をされるような方は、出される食事に限りがありますので、アレルギーがあるかどうかを、かなり細かく聞いたりはしております。ただ、アレルギーは御本人にとって基礎疾患ではありますが、それが重症化リスクであるかというと、そうではございません。  心疾患については、重症化リスクに含まれます。 ○委員(福島宏子君) 細かく教えていただいて、よく分かりました。心疾患については、今よりもすごく患者数が多かった時期などは、入院の対象にはならないというお話も聞いていたので、今回改めて、確認の意味でも質問をさせていただきました。  そういったところも、先ほど二宮課長が言われていたようなリーフレットには細かく書かれているのかもしれないのですけれども、区民の皆さんが得られる情報という中にも、そういったことも細かく記載したほうがよいと思うのです。このフローチャートは今回初めて出てきたものだと思うのですが、こういったものも、広報みなとなどでも区民の皆さんにお知らせするということでよろしいのでしょうか。このフローチャートに関しては、広報みなとに載せるのですか。 ○参事・みなと保健所長兼務保健予防課長事務取扱](太田留奈君) フローチャートにつきましては、今のところホームページでの掲載ということで、今までも療養の流れについては、同様のフローチャートを用意して周知してまいりましたので、このように制度が改正されるたびに、すぐ改訂できるのはホームページであり、ホームページでの周知が一番正確でオンタイムだと思っておりますので、そちらでの掲載にさせていただきたいと思います。 ○委員(福島宏子君) なぜ広報みなとに載せないのですか。 ○参事・みなと保健所長兼務保健予防課長事務取扱](太田留奈君) 改訂のタイミングと発行のタイミングが合わないことが多いからでございます。 ○委員(福島宏子君) ホームページでこういった情報を得られる方と、広報みなとを見る方というのは、どれほどの数があるかというのを把握されているのでしょうか。広報みなとですとか、町内の掲示板といったところを見ている区民の方が非常に多いわけです。ホームページに掲載して、それで全ての方に情報が伝わっているという考え方は、間違っていると思います。  なので、せっかくこういうフロー図をつくっているのですから、タイミングが云々という問題は、広報みなとに載せるためには、多分1か月以上も前に原稿なりを提出しておく必要があるからだと思うのですけれども、区民の皆さんは、全数把握ではなくなって、このように変わってきていて、本当に戸惑っておられますし、心配に思っていらっしゃるので、そういうところは区が知らせる責任というのがあると思うのですけれども、そこはいかがですか。 ○参事・みなと保健所長兼務保健予防課長事務取扱](太田留奈君) タイミングが合うようでしたら、広報みなとの掲載についても検討いたします。 ○委員(福島宏子君) タイミングが合う、合わないではなく、掲載するということを約束していただきたいと思いますが。 ○参事・みなと保健所長兼務保健予防課長事務取扱](太田留奈君) 広く区民に周知するために、御意見を基に検討いたします。 ○委員(福島宏子君) 広報みなとにどうしても掲載できないというのであれば、チラシのような紙媒体のものも作って、そういったものをみなと保健所に置くということは、最低でもしていただきたいと思います。それ以外に、高齢者の方とかが見れるいきいきプラザですとか、そういったところでこういった資料といいますか、その際に、こういったときはどこに連絡をするという電話番号が必要なのです。ホームページを見てください、このQRコードでやってください、これでは高齢者の方は対応できないわけで、やり方が変わってきているのに何もお知らせしないというのは、あまりにも不親切だと思いますけれども、そこはいかがでしょうか。 ○参事・みなと保健所長兼務保健予防課長事務取扱](太田留奈君) 65歳以上の方に関しては、医療機関を受診いただくということになっております。医療機関では、先ほど地域医療連携担当課長が申し上げましたように、チラシ電話番号等も広報しておりますので、紙媒体での情報提供については、高齢者の方に対してできていると思っております。 ○委員(福島宏子君) 医療機関から情報が行くということなのかもしれないのですけれども、発熱外来の診療はどこの医療機関でできる、という情報は公開されているのかというのと、その情報というのはどのように区民の皆さんにはお知らせしているのか、その辺を教えてください。 ○参事・みなと保健所長兼務保健予防課長事務取扱](太田留奈君) 発熱外来については、区のホームページで公開しております。 ○委員(福島宏子君) またホームページなのですけれども、それ以外では何もないのでしょうか。 ○健康推進課長地域医療連携担当課長兼務二宮博文君) 医療機関の情報につきましては、ホームページにも掲載されておりますが、東京都の電話相談窓口でも、医療情報の提供を行っております。また、みなと保健所にお問合せいただいても、対応しております。情報の更新という意味では、ホームページは非常に有効な情報ツールではあるのですけれども、それを使えない方への配慮というところも含めて、情報がしっかり広く周知できるように、御提供できるように、引き続き努めてまいりたいと思っております。 ○委員(福島宏子君) では、今おっしゃった東京都の電話相談窓口またはみなと保健所電話番号は、どこから入手するのですか。 ○健康推進課長地域医療連携担当課長兼務二宮博文君) みなと保健所電話相談コールセンターについては、広報みなとに掲載しておりますので、しっかり御提供できていると思います。  東京都の電話相談窓口についても、併せて掲載をしております。その辺りが分かるように、今後も工夫をしてまいりますので、御協力をよろしくお願いいたします。 ○参事・みなと保健所長兼務保健予防課長事務取扱](太田留奈君) 発熱外来については、区内179か所もございますが、広報みなとにおいて、掲載スペースがあるようでしたら、載せることも検討したいと思います。 ○委員(福島宏子君) みなと保健所コールセンターですとか、そういうところは、広報みなとにも随時、毎号といいますか、掲載されているとおっしゃいました。何か分からないこと、不安なこと、疑問なこと、そういうことは、区民の皆さんは本当にみなと保健所が頼りなのです。なので、不安なことがあったらみなと保健所に連絡を下さいというような、区民の皆さんに安心していただくような、そういう情報の提供の仕方をしていただきたいと思います。  このホームページ上で見る、今出されているフローチャートにも、みなと保健所電話番号は書かれていません。これを見ても、みなと保健所に問い合わせたいときはどうすればいいかというのが分からないわけですから、ここにもみなと保健所電話番号などは記載するべきなのではないかと思います。  あと、フローチャートの中の東京都陽性者登録センターに登録ということがありますが、ここにはQRコードが掲載されています。このQRコードですけれども、先ほどの保健予防課長のお話ですと、この登録というのは自分でやると私は認識したのですが、それで間違いないでしょうか。 ○参事・みなと保健所長兼務保健予防課長事務取扱](太田留奈君) ウェブ登録については御本人、御本人が難しいようであればうちさぽ東京にお電話いただければ、そちらで登録についてサポートしていただけるということです。 ○委員(福島宏子君) 分かりました。うちさぽ東京は電話番号も書かれているので、これで大丈夫だと思います。
     あと、療養開始という右下の部分のフォローアップ機関、その下にMyHER-SYSや電話による健康観察ということになります。これは、高齢者の方や基礎疾患がある方でも入院とならなかった場合、療養が必要ということで、こういった対応が必要になってくると思うのですけれども、MyHER-SYSというのも自分自身で登録するということでよろしいのでしょうか。 ○参事・みなと保健所長兼務保健予防課長事務取扱](太田留奈君) はい。御自身で入力をしていただくことになります。 ○委員(福島宏子君) できない人は電話でもいいということですよね。そうなると、MyHER-SYSはなぜQRコードがないのでしょうか。 ○参事・みなと保健所長兼務保健予防課長事務取扱](太田留奈君) MyHER-SYSについては、御本人の携帯電話にSMSで、入力するウェブサイトが送られるという仕組みになっております。 ○委員(福島宏子君) QRコードは、だから使えないということですか。 ○参事・みなと保健所長兼務保健予防課長事務取扱](太田留奈君) 御本人だけの個別のサイトになります。 ○委員(福島宏子君) そして、フォローアップ機関にある診断を受けた医療機関は御本人で分かると思うのですけれども、東京都フォローアップセンターみなと保健所も、連絡先ですとか、そういったところも記載をしておくということが必要になると思いますが、いかがでしょうか。 ○参事・みなと保健所長兼務保健予防課長事務取扱](太田留奈君) みなと保健所電話番号も掲載いたします。 ○委員(福島宏子君) よろしくお願いします。一番大事なことは、区民の皆さんが分かりやすいように御案内していただくということだと思いますので、ぜひまた御意見など、私もありましたらお伝えしていくので、分かりやすいようにしていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○健康推進課長地域医療連携担当課長兼務二宮博文君) こちらの資料№1-3について、少し補足説明させていただきますと、これは今回の委員会向けに、9月26日以降の流れを分かりやすく示した資料でございまして、先ほど福島委員がおっしゃっていたみなと保健所電話番号であったり東京都の電話番号、また、こころのサポートダイヤルといった電話番号については、これより一回り大きな流れ図の方は、ホームページに掲載しておりますので、そちらを見ていただくと、電話番号などは過不足なく掲載させていただいております。今後も必要に応じて工夫をしていきたいと思っております。 ○委員(小倉りえこ君) 感染者数なのですけれども、先ほど、大体週に総数で300から700人ぐらい感染者がいて、うち発生届が提出される方が該当していて、大体週100人ぐらいとおっしゃったと思うのですが、届けを出される方の中で、4点の対象者というのがありますけれども、一番多い方は、やはり65歳以上の方になるとは思うのですが、何となく順番というものがお分かりでしたら教えていただけますか。 ○参事・みなと保健所長兼務保健予防課長事務取扱](太田留奈君) 少し訂正させていただきますと、発生届が出てきている方は、多いときでも1日15件ですので、このグラフは1週間分の集計で、発生届は今、1週間で100人台が出ているということになります。  順番ですが、一番多いのが65歳以上で、次が重症化リスクがあって治療が必要な方、次が入院が必要な方、最後が妊婦の方ということになります。 ○委員(小倉りえこ君) ありがとうございます。  先ほど福島委員からもいろいろあったのですけれども、最後の療養の流れのところで、今まで大枠でこういうものがあって、さらに分かりやすく出た図だと思っていますので、見やすくて私はいいかなと感じます。  これは基本的にですけれども、あまりこの流れは、発症から診断があって療養の流れというものは、これまでと変わっているというところはないと思っています。変わったところといえば、みなと保健所、行政の中の取扱いといいますか、やらなければいけないことが緩和されたというのでしょうか、そういうところなので、実際、区民を含めて我々地域の人たちというところが、問い合わせる先が大きく変わるとか、何かしなければいけないことが変わるとかという、異なる対応を取られることというのはないと思っているのです。  こういう状況の中で、今、国の政策で、旅行者の旅行緩和、入国緩和というところが解禁されてきまして、ホテルがたくさんある港区の中で、行政として担わなければいけない役割というものが特段あるのかどうか、参考のためにお聞かせ願えればと思います。 ○参事・みなと保健所長兼務保健予防課長事務取扱](太田留奈君) 療養の流れについては、区民の側からすると、あまり変わっていないと思われます。ただ、みなと保健所、行政の対応としましては、発生届が出ない方については療養証明書を発行しなくてよいということになりましたので、その部分の業務が大幅に緩和されております。  インバウンドによる外国人の入国により、行政として変わったかどうかなのですが、発生届出が出ないような元気な方たちが、ほとんど入国されているということもありますし、入国時に健康カードというものを検疫で配っておりまして、そちらに各都道府県の相談医療情報や受診相談センターの連絡先が検索できるQRコードがついておりまして、そちらから東京都発熱相談センターや、その他の支援についての相談先が出てきますので、特段、みなと保健所に御連絡があってという外国人の方は、65歳以上の方でということになりますが、ほとんどございません。 ○委員(小倉りえこ君) みなと保健所が大きく何かをしなければいけないということがないということが分かって、一安心はしています。緩和がされて、また地域の保健所が、せっかく、手間暇というのも少し言葉が変ですけれども、やらなければいけない、やるべきことに注力できるようなシステム化がされたのに、そうでないところでまた負担をするような、押しつけられるようなものであれば、これは本末転倒だなとしか思っていなかったので、今おっしゃったように、特段、旅行者だからとか、外国人対応だからというところで負担しなければいけない役割というのがないということは、改めて分かりました。  発生届を出さなければいけなくなるときと、9月26日からシステムが変わった後、旅行者による対応というのは、みなと保健所が関わることが大分異なってはきますけれども、これまでに外国人対応で、特に旅行者対応で、みなと保健所が中に挟まって困ったことという事例がありましたら、例えばどのようなことか教えていただけますか。 ○参事・みなと保健所長兼務保健予防課長事務取扱](太田留奈君) 外国人が今回のインバウンドで入ってくるようになって、今のところはそれほど困ることはないのですが、東京2020大会の頃は、大会関係者等が陽性になった場合の対応を、港区内のホテルに泊まっている場合は対応をしておりましたが、泊まっているホテルが協力的であったために、そこまで困らずに翌日まで待っていただいて、翌日、東京都の療養ホテルにお移りいただくという対応は取れておりました。  外国人に限らず、ホテルに泊まっている方が陽性になった場合については、今申し上げましたように、そのまま1泊させていただいて、翌日、東京都のホテルに移るということができればいいのですが、ホテルの方で困るということで、時間外に追い出されてしまった場合は非常に困りました。そういう場合はどうしようもないので、すごく軽症の方でも入院していただくか、あるいは、かなり無症状とか元気な方であれば、御自宅までレンタカーなどを借りてお帰りいただくという対応になることがありましたが、とにかく時間外にホテルを追い出されてしまった方というのは、非常に対応が大変でした。 ○委員(小倉りえこ君) そこは宿泊されている旅行者の方と、宿泊先のホテルとの対応というところで、どのようにされるのかというのは変わると思うのですけれども、今、ビジネスだけではなくて、これから個人の旅行者も、ビジネスの方も前々からずっと、オリンピックと関係なく、その後もありましたけれども、国によって、ゼロコロナ対策というのを取っている国がありまして、そうすると、そういう旅行者の方は、何かあると帰れないわけです。  それはいろいろなリスクを背負って、今、国を渡ってこられているから、旅行者自身が何とかしなければいけない話ではあるのでしょうけれども、そこにみなと保健所が今後も絡む必要がないということを確認できれば。自治体の保健所が、例えば旅行者と宿泊先の間に入って、何か調整しなければいけないとか、そういう対応というものが発生するのか、しないのか。する可能性があるとしたら、どういうケースを想定されるのか、それとも、それは完全に東京都もしくは国に改善を要求するケースなのか、そこを少し御説明いただければ。  皆さんが思うには、みなと保健所がそこまで、要は大変なことを抱えてまでやらなければいけないものだとは思っていないと思うのです。願わくは、そうであってほしくないというところを、少し。ごめんなさい。私の質問の仕方があまり上手ではないかもしれないですけれども。 ○参事・みなと保健所長兼務保健予防課長事務取扱](太田留奈君) 旅行者は発生届が出ないような症状で、陽性になられる方がほとんどだと思いますので、発生届が出ない限りは、みなと保健所が絡むことはないとは思っております。  ただ、65歳以上の方については、宿泊に移る場合にみなと保健所が東京都と調整しなければならないこともあります。特に、今まででしたら、全員の発生届が出ているので、御自身で東京都の宿泊療養を申し込めたところが、65歳未満に限っては、発生届が出ている方と発生届が出ていない方で分かれての対応が始まっているために、発生届が出ている限りは、宿泊療養について御自身で申し込むのではなくて、みなと保健所を通してくれという対応に今のところはなっております。 ○委員長山野井つよし君) ほかに御質問等ございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長山野井つよし君) ほかになければ、報告事項(1)「区内感染者数の推移及びみなと保健所による主な取組状況について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長山野井つよし君) 次に、報告事項(2)「新型コロナウイルスワクチン接種進捗状況について」、理事者の説明を求めます。 ○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長(土井重典君) それでは、本日付資料№2を用いまして、報告事項(2)「新型コロナウイルスワクチン接種進捗状況について」、御報告させていただきます。  まず、項番1、接種の進捗状況になります。ここについては、本日付で一番新しい昨日時点の接種率を口頭で補足させていただきたいと思います。  まず、一般の1回目の接種率です。88.3%。2回目が87.3%、3回目が67.8%となっております。  小児についてです。小児の1回目が24.4%、2回目が22.9%、3回目が4.2%となっています。  それから、60歳以上が対象者となっている4回目の接種の接種率です。66.5%となっております。  続いて、オミクロン株対応ワクチンの接種の状況についてです。接種率は昨日時点で6.0%まで上がっております。  続いて、2ページになります。項番2の予約なし・誰でも接種の状況についてです。ここについては、御覧のとおりの数字ですけれども、先週19日から始めた小児とオミクロン株対応ワクチンの誰でも接種、住所要件を問わない誰でも接種の状況について、数字を口頭で補わせていただきます。令和4年度の区民以外のところの小児接種の横バーの部分なのですが、ここが昨日までで3名受け入れているという形になっています。オミクロン株対応ワクチンについての横バーのところは、159名の区外の方を受け入れているという状況になっております。  項番3の高齢者施設入所者の接種の状況についてです。接種率84.5%と記載させていただいておりますけれども、入所者の入れ替わりの関係とか、先月末からオミクロン株対応ワクチンが始まっていることもあって、従来株を用いた4回目接種については、この数字をもって、区としては終了したものと考えており、今後、オミクロン株対応ワクチンの接種を進めていきたいと考えております。  続いて、項番4の巡回接種の進捗状況についてです。進捗状況は御覧のような数字になっておりまして、高齢者施設と同様に、オミクロン株対応ワクチンの接種を今後進めていくという状況になっております。  続いて、3ページになります。個別接種のワクチンの配布状況についてです。9月20日のオミクロン株対応ワクチン開始以降、医療機関に配布された数は御覧のとおりとなっており、順次配布をしていきたいと考えております。  続いて、項番6、みなとワクチン安心相談ダイヤルの状況についてです。これまでの入電状況は、御覧のとおりの数字となっております。そして、主な相談事例のところで、上から4つ目のポツのところなのですが、インフルエンザと新型コロナウイルスワクチンの接種間隔はどうしたらよいかといった御質問が、時期の関係もあって、多く寄せられている状況になっております。これについての答えとしては、接種間隔の規定はないと。つまり、同時の接種も可能ですし、翌日、また2週間空けてもいいですというような回答をしているという状況になっております。  最後に、項番7、みなと子どもワクチン安心相談ダイヤルの状況についてです。ここについての数字も、入電件数も御覧のとおりという形になっており、項番6と同じく、インフルエンザとの接種間隔についての問合せが多く入っているという状況になっております。  御報告については以上になります。 ○委員長山野井つよし君) 説明は終わりました。これより順次質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言を願います。 ○委員(福島宏子君) 医療従事者の方ですとか、高齢者施設、介護施設などにお勤めの職員、あと保育園などの職員というのは、この中のどの分類で、どのように接種を進めているのかお伺いします。 ○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長(土井重典君) 3回目接種までは、この接種数の中に含まれており、4回目接種については、下段にある18から59歳の、12日時点でいうと6,013人というのが、医療従事者高齢者施設の方がここに含まれています。保育園の保育士などは入ってはいないのですけれども、基礎疾患があれば入るのですが、分類としてはそのような形になっています。 ○委員(福島宏子君) 医療従事者の方や高齢者施設の方のワクチン接種というのは、ほぼ100%やられていると考えてよろしいですか。 ○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長(土井重典君) 希望されている方については、特に施設などの巡回のときに打ったりということもありますし、現状は予約が取れないとかいう状況でもないところからすると、希望される方については打ち終えている、今後オミクロン株対応ワクチンを打っていくという状況になっているとは考えています。 ○委員(福島宏子君) 医療従事者高齢者施設の職員ということで、保育園や学校等は含まれていないというお話だと思うのですが、その方々も、予約なし・誰でも接種は受けられるということでよろしいですか。 ○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長(土井重典君) 福島委員おっしゃるとおりで、オミクロン株対応ワクチンが始まってからは、特段、職種、年齢といったものではもう区切っていませんし、住所要件も問いませんので、どの職種の方、12歳以上ではありますけれども、どの年齢の方が来ていただいても、接種しているという状況になっています。 ○委員(福島宏子君) あとは、区で何かしらの形で、ぜひ御利用くださいというような、大概の保育園は今、インフルエンザの予防接種は割と義務化されているところも多いのですけれども、先ほどの話でも、別に同時に打ってもいいというぐらい、そんなに間隔を空けなければいけないというのもないということですし、区内の保育施設、または教育、子どもと接したりとか、私も今現在、子どもたちのどれほどの数がというところまでは把握できていませんけれども、保育園の先生などは、うつしてしまったら大変というのもありますし、自分自身を守るためにも、予約なし・誰でも接種の御利用ができますよ、誰でも接種できますよという案内だけでも、ぜひやっていただきたいと思うのですけれども、その辺りはいかがでしょうか。 ○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長(土井重典君) 誰でも接種については、ホームページ、ツイッターでも周知していますし、今後、広報みなと、それから区設掲示板などにも載せていきたいと思っています。  それから、今、福島委員がおっしゃったとおり、保育園であったり学校といったところにも、住所要件を問わず打っていますというところは、改めて周知していきたいと思っております。 ○委員(福島宏子君) よろしくお願いします。  あと、最後なのですけれども、先ほども言ったように、インフルエンザの予防接種をやる保育園が多いのですが、そういった場合は個別の医療機関で、先生に来ていただいて打つということも園内でやっているのですけれども、そういうときに、オミクロン株対応ワクチンではないのかもしれないのですが、新型コロナウイルスワクチンも一緒に打つということができるのかどうか、その辺りをお伺いしたいのですが。 ○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長(土井重典君) 現状では、保護者の同意、同伴が必要になりますので、その辺をどうクリアしていくかというところはあると思いますけれども、あとは新型コロナウイルスワクチンに関しては、教育とか保育施設に関して言いますと、学校・保育施設の集団接種というのは国で進めてはいなくて、というのも、同調圧力を生むとか、そういった議論もございますので、その辺については今後、いろいろな推移、各自治体、国の対応等々も注視しながら考えていきたいと思います。 ○委員(福島宏子君) すみません。私の質問が悪くて、職員に向けてなのですけれども、職員がインフルエンザ予防接種というか、ワクチンを園で義務づけて職員全員が打つように、半数以上はそのようになっていると思うのですが、そういった場合に、オミクロン株対応ワクチンと一緒に打つということができるのか、どうなのか。 ○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長(土井重典君) そういうことであれば、嘱託の先生が、そのお考え一つと言ってはあれですけれども、対応してくれるということであれば、その対応はできるかと思います。現に高齢施設などでは、やることを検討している先生もいらっしゃると聞いていますので、それは可能ではあると思います。 ○委員(小倉りえこ君) ワクチンの接種状況のところで、オミクロン株対応ワクチンの誰でも接種が港区新型コロナワクチン接種センターで始まりまして、時々用事があって、あの辺は行くのですけれども、入っていく方が続々いらっしゃるし、午前と午後の一番ぐらいの時間だと、結構な列をなしてお待ちになっている方がいらっしゃるので、やはり常設の場所があるというのは物すごくいいことで、港区はすごいアドバンテージを取れたなと頼もしく思っています。  それで、オミクロン株対応ワクチンで3回目から打てるわけではないですか。3回目、4回目、5回目と。それで、いっときほどの混雑さというのは当然港区新型コロナワクチン接種センターにはないわけですけれども、区民向けのホームページがあります。そちらは当然、予約も取れる。予約なしでも、区民も区民以外も行けるというところで、誰でもどうぞと受け付けている割には、ホームページの予約に、いっぱいですというバツ印がついている日にちが結構あったりするのです。  なので、それを取ってしまったらいかがかなと思ったりもするのですが、せめて三角にするとか、当日だったらお問い合わせくださいでも、直接行ってもいいわけですから、予約がいっぱいですという枠の表示方法というのは、少し変えてもいいのではないかと思いますが、その辺りをお聞かせください。 ○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長(土井重典君) 予約の枠については、小倉委員おっしゃるとおり、現状定めておりまして、それを取り払ったらというところに関して言うと、予約を取ってきてスムーズに打てる方と、急に来られたらという言い方はあれですけれども、そういう方で、少し差別化は必要かなと思っておりまして、予約は予約である程度の人数の枠というのを決めて、予約をあらかじめ取ってきてくれればスムーズに打てるというところは用意しておきつつ、その傍らで、可能な限り、当日来た方も受け入れていくという形で、予約については引き続き残していきたいと考えています。 ○委員(小倉りえこ君) おっしゃっていることはよく分かる。予約ページみたいなものをなくしてしまえという話ではなくて、要はバツ印がつかないように、もう少し緩和をしたらいかがかという質問のつもりだったのです。  だから、確かに予約枠を設けておく方が、差別化されるのはいいことだと思うのです。だって、お待ちになる時間が必要なくて、そのまますっと行けるわけですから。ただ、その数がどのぐらいなのか、数字は分からないですけれども、バツがつく時点で、例えば5増やす、10増やす、バイアルごとの、例えば1バイアルぐらいの人数をバツがついた時点で空けて、三角ぐらいにしておく方がいいのではないかという質問のつもりだったのですが。 ○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長(土井重典君) その努力は、過去から現在に至るまでやっておりまして、いっとき、土曜日とかでバツと一瞬出るところがあるのですけれども、そこは適宜、枠を増やすなどの対応をして、今時点ではバツが出ないような状態に保てていると考えています。 ○委員(小倉りえこ君) 基本、バツが出るほどいっぱいになることというのがレアケースだとは思うのです。積極的に呼びかけるということも、これまでもやっていただいていますし、これからも継続してやっていただきたいし、誰でも接種が始まって、区民以外の方も、オミクロン株対応ワクチンを打ちに来る方は160人近くいらっしゃるということなので、3か月に打てる期間が短縮されたにしろ、これからその期間に該当する方もいるし、あとは接種券がようやく送られてくるような方というのが、多分ちょこちょこ出てくると思うのです。  その5回目の接種券に関して、私の情報が遅かったらあれなのですけれども、早い方、港区のシニアの方は、4回目をもう従来用で打たれている方がすごくたくさんいる。その方に向けて、3か月たって、多分、間もなくぐらいだと思うのです。その発送のタイミングというのがどのぐらいか教えてください。 ○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長(土井重典君) 一般の区民の方のうち高齢の方で、4回目接種を従来株で受けた方については、その多くの方に今週木曜日、27日に発送しますので、翌金曜日、週明けの月曜日ぐらいまでに、そういった対象の方の大体に5回目という形で接種券が届くように準備を進めております。 ○委員(小倉りえこ君) 分かりました。  今日から乳幼児接種が始まっているというところで、今日は愛育病院だけだとは思うのですが、何かその辺り、情報をもしお持ちでしたら、速報ということで教えていただければと思います。 ○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長(土井重典君) 今日、乳幼児接種、生後6か月から4歳の初日ということで、愛育病院で接種を午前中やったところなのですけれども、今日は20名の枠を用意しました。それで、20名はいっぱいになって定員が満たされて、順調に接種が無事に終わったという状況になっています。 ○委員(小倉りえこ君) 今後、区内でも、ほかの小児科クリニックが愛育病院のほかに9施設でしたか、そちらでも始まるということになっていくと思うのですけれども、今の時期、クリニックに行かれる方というのは、当然何かしらの新型コロナウイルス感染症の症状がある方かもしれないけれども、インフルエンザの予防接種を希望される方が小児科にも行っている中で、そのうちの9施設では、新型コロナウイルスワクチンの予防接種も可能ですというところを、ポスターか何か作ってクリニックで掲示しておいていただける方が、ここはインフルエンザのほかにも打てるのかというお母さん方も、多分いると思うのです。  ホームページに御丁寧に、追加されるクリニックも当然あるので、情報をどこよりも早く発信するというのは、ホームページというのが一番適していると思うのですけれども、実際のクリニックにも、どちらも打てますよと。特に予防接種は、今年はインフルエンザも大切ですよという啓発も含めた内容のものを掲示される方が、接種率というところも少し上がるのかなと思いますけれども、その辺り、区と医療機関の連携といいますか、情報の共有というところで、何か考えている点があれば教えてください。 ○新型コロナウイルスワクチン接種担当課長(土井重典君) そういった対応は可能と思っています。というのも、乳幼児対象のワクチン接種が今日から始まりましたけれども、副反応アンケートの調査なども9つの各クリニックにもお願いしていますので、その流れで、当院では新型コロナウイルスワクチンも打てますというような内容のポスターも掲示していただくようにお話ししてみたいと思います。 ○委員(小倉りえこ君) ありがとうございます。  では、最後に一つ、昨日のプレスリリースで、高齢者のインフルエンザワクチンも港区新型コロナワクチン接種センターで打てるようになりますという発表があったのですが、なかなか高齢者以外に展開するというのは、当然いろいろな事情があって難しいというのはよく分かっています。分かっているのですけれども、いろいろなことを検討はぜひできるように、続けていっていただきたいと。  これは個人的な感想ですけれども、せっかく常設施設で港区新型コロナワクチン接種センターというものがあるのだから、いかようにでも予防接種というものに関して、恐らくしようと思えば、展開は港区にはできると思いますので、一番難しいところは、前もお話ししたことがありますけれども、値段設定というところが一番厳しいと思うのですが、検討というものは、ぜひ協議と続けていっていただきたいと思います。  高齢者のインフルエンザの接種も、たしか1日50人という枠だったと思うのですが、どういう方があの場所に行って打つか、当然新型コロナウイルスワクチンを打ちに行ったついでに一緒に打つというのが、今回条件であるわけですけれども、インフルエンザ単発では打ちに行けないわけですが、そこは誤解のないように、もう少し情報発信というのを65歳以上の高齢者に届くような形で、ぜひしていただきたいというのと、人数がたとえ少なかったとしても、そこに受けに行ってよかったと思う方は必ずいらっしゃるので、あまり人数が何人だったというところは気にされないように、インフルエンザの接種は続けていただきたいと思います。 ○委員長山野井つよし君) ほかに御質問等ございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長山野井つよし君) ほかになければ、報告事項(2)「新型コロナウイルスワクチン接種進捗状況について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長山野井つよし君) 次に、報告事項(3)「新型コロナウイルス感染症感染拡大防止や区民、事業者の生活を支えるための区の主な取組状況について」、理事者の説明を求めます。 ○新型コロナウイルス感染症対策担当課長新型コロナウイルスワクチン接種担当課長兼務・政策広聴担当課長兼務(多田伸也君) それでは、本日付の当委員会資料№3、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止や区民、事業者の生活を支えるための区の主な取組状況についてを御覧願います。本件は、前回9月1日に開会された当委員会以降の主な取組の進捗状況について御報告するものです。全体として、20の事業を取り上げております。また、資料№3-2として、前回と今回の実績等に関する比較一覧表を添付しておりますので、併せて御確認願います。  それでは、項番1を御覧願います。感染拡大防止のための主な取組についてです。こちらには、前回から継続している6つの取組について、10月12日現在の実績を記載しております。今年度の実績がまだ出ていないものについては、実績の欄を設けておりません。これ以降も同様の取扱いとなっております。  次に、2ページを御覧願います。項番2、区民、事業者の生活を支えるための主な取組についてです。こちらには、前回から継続している13の取組を記載しております。  続いて、4ページを御覧願います。項番3、幼稚園、小・中学校における主な取組についてです。こちらは、前回から継続している1つの取組を記載しております。  簡単ではございますが、報告は以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長山野井つよし君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言願います。 ○委員(福島宏子君) よろしくお願いします。  1ページの(2)の高齢者施設等のPCR検査支援事業です。補正予算が組まれ、件数も大幅に増えています。20事業所から35事業所に増えているというところです。延べ数ですので、何度か利用しているという施設があるということで、20事業所のうち、新規利用の施設数が11か所ということでしたが、今回増えた15か所のうち、新規で利用されたというところは何か所あるのでしょうか。 ○介護保険課長(白石直也君) 前回から今回までは、15件増えておりますけれども、そのうち新規でこのたびの申請を行ったのは、5事業所でございます。 ○委員(福島宏子君) 5事業所でも増えてきているということは、それだけまだ需要があるということだと思います。  対象になる事業所は300以上あり、前回の委員会でも周知の徹底ですとか、こういった事業が今でもやられていますので、必要な事業所は御利用いただくということを徹底していただきたいということをお願いしたのですけれども、その辺り、どのような形での周知の徹底をされたか教えてください。 ○介護保険課長(白石直也君) このたび第3回港区議会定例会において補正予算案を議決していただきましたので、改めて各事業所向けにメール等でお知らせをして、この事業が使えるということ、無料でPCR検査が利用できるということの勧奨を行ったところでございます。 ○委員(福島宏子君) メールでお知らせをということで、これは全ての事業所にされているということでよろしいでしょうか。 ○介護保険課長(白石直也君) 例えば介護保険事業所で言いますと、ケア倶楽部という介護事業所専用のサイトがございます。そちらでの配信も含めて可能な範囲で、通知等は行っておりませんけれども、そういったICTを使って周知をしているといったところでございます。
    ○委員(福島宏子君) 今、介護保険課長も通知ということをおっしゃいましたけれども、それぞれの事業所で様々な実態があると思いますし、そういったことの聞き取りもやっていただきたいくらいなのです。なので、ぜひ通知、区からのお手紙といいますか、お知らせというところで、ぜひお願いしたいと思うのですが、いかがでしょうか。 ○介護保険課長(白石直也君) このたびICTを通じてとお話をしましたけれども、必要に応じて、通知等についても工夫していきます。よろしくお願いいたします。 ○委員(福島宏子君) まだまだ必要としている事業所があるということが、今回5つ事業所が増えているということでも確実に分かっていますので、全事業所への通知、そしてまた、実態をつかんでいただく調査ですとか、全部に訪問しろとまでは言いませんけれども、そういったことも、ぜひ区としてしっかり把握するというところが大切だと思いますので、よろしくお願いします。  次に、2ページの(5)なのですが、一番上のところです。私立保育園等の保健衛生用品の購入支援についてです。2020年、21年の実績を資料で頂いていますが、金額も少し違っていて、金額的には143施設で6,000万円、2021年は126施設3,670万円ということで、支援の補助がされているということです。  小規模保育事業所において、申請の数が2020年から2021年に12園から8園に4か所減っているのですけれども、これは理由というのはつかんでいるのでしょうか。 ○保育課長(木下典子君) 対象施設とした小規模保育事業所は、令和2年度のときに12施設で、令和3年度も12施設で変わらないのですが、実際申請があったのが8施設ということになっているということで、申請していない事業所については、何らか既に衛生用品等で対応できているとか、そういった理由があるのかと思います。 ○委員(福島宏子君) マスクの利用なども、保育士は1日1枚とかではなくて、何回か取り替えたり、あとはエプロンなどもです。保育士が自ら負担しているところもあるのですが、そういったところにこの支援というのは使えますよね。いかがですか。 ○保育課長(木下典子君) 令和2年度と令和3年度の補助の内容の違いがあります。令和2年度については保育施設に対して補助するというものだったのですけれども、令和3年度は施設もさることながら、職員個人の方が利用する衛生用品、物品等も対象となっております。なので、令和2年度と令和3年度を比べると、令和3年度の方が、より個人が必要だというものも対象となっております。 ○委員(福島宏子君) 今の保育課長の答弁でも、その中身自体は、より申請しやすくなっていると思うのですが、それなのに、小規模保育事業所は運営自体も本当に大変で、衛生用品を買うというだけでもこの補助が必要だと思います。先ほど保育課長が、何らかの形でもう足りているということもおっしゃっていましたが、そうではなくて、申請漏れなのではないかとすごく思ってしまうので、今年度などはまだこれからになると思いますので、その辺りのフォローもぜひしていただければと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○保育課長(木下典子君) 令和4年度の補助内容についても、令和3年度と同様となっております。先月下旬に対象施設全園に対して、今回の補助について申請するようにということでお知らせいたしました。ですので、より多くの保育所とか事業所が申請できるように、こちらも努めてまいります。 ○委員(福島宏子君) 先ほども少し伺ったのですが、各保育所などへのマスクの配付、支給、そういったことは区として年間でどのくらい、何箱とかは分からないのですけれども、そういうのは、コロナ禍になった初めのところではかなりやられていたと記憶しているのですが、昨年度、今年度では、それは継続してやられているのでしょうか。 ○保育課長(木下典子君) 確かに新型コロナウイルス感染症が感染拡大し始めた頃は、マスク自体がなかなか購入することが難しかった時期もあったので、物品を支給するということをしておりましたけれども、購入する物品が補助対象となった頃からは、園での購入など、対応していただくようになっております。 ○委員(福島宏子君) だから、現物支給は、今は各園に何箱とかというのはされていないけれども、この補助の内容として、園からの申請で、この補助に組み込んでもいいとなっていると理解しているのですが、園によっては、保育士の個人負担ではなくて、園から衛生用品を提供していると。  私はそれが当たり前にならないとおかしいのではないかと思っているのですけれども、そういったための補助でもあると思いますので、それぞれの園でも保育士の負担というところが増えないように、それこそ園からは現物支給でもいいと思うのですけれども、そういったことでの保育士自身の、もちろん健康も守るし、職場の中で必要なところに関しては区からの補助も出るわけですから、園からもしっかりとやっていくということで、ぜひ指導いただければと思うのですが、いかがでしょうか。 ○保育課長(木下典子君) 令和3年度に引き続き令和4年度も、施設の感染拡大防止の一環として、職員個人の方にも、あと保育施設についても、両面から感染拡大防止のための補助ということで活用していただいておりますので、今回の補助金についてもそういった観点から有効に活用していただくように、保育所には指導してまいります。 ○委員(福島宏子君) よろしくお願いします。  あと、本当は保育園でマスクを取った保育というのができるといいと、私も常々思っているのですけれども、まだそうはすぐにはならないのかなと思う中で、この支援自体がまだまだ必要で、今年度、もちろん来年度も、こういった支援は必要になってくると思うのですけれども、来年度についての何か見通しみたいなものはありますでしょうか。 ○保育課長(木下典子君) 現段階ではまだ来年度をどうしていくかというのは、この通知自体も国がベースになっているのですけれども、保育所においても完全に新型コロナウイルス感染症がまだ収束しているとは言い難い状況ではありますので、令和5年度以降について、何らか対応できるように注視してまいりたいと思います。 ○委員(福島宏子君) 国が補助をやめたとしても、港区としては継続していただければと思います。  次に、3ページの一番上の(5)のチャレンジ商店街店舗応援事業についてです。申請受理件数が16件ということで、令和4年度当初見込み数というのが20件となっているのですけれども、このチャレンジ商店街店舗応援事業の対象店舗というのは、港区内に何店舗あるのでしょうか。 ○産業振興課長(中林淳一君) 商店会加盟店舗を対象としておりまして、現在加盟店舗は約2,900店舗ございますので、対象としてはそれだけございます。 ○委員(福島宏子君) 2,900店舗の中の見込みが20というのも、少し少な過ぎると思うのですけれども、申請がまだ16件ということで、なぜこんなに申請が少ないのかということが本当に疑問なのですが、相当ハードルが高いのでしょうか。 ○産業振興課長(中林淳一君) 加盟店舗への周知につきましては、港区商店街連合会を通じて丁寧に行っておりますので、情報自体は各店舗に行き渡っているものと認識しております。補助率が3分の2、補助額の上限60万円ということで、産業振興課としてはハードルが高い補助金であるとは考えておりませんので、今後も周知については工夫してまいりたいと思っております。 ○委員(福島宏子君) 20件ということで、今16件ですから、この見込み自体も、申請が増えてくれば、また少しこれも増やしていいとか、そういったことも考えていくのであると思うのですけれども、もう少し積極的に、ぜひ申請が増えるようになればいいと思います。  昨年度の実績を資料で頂いているのですが、32件ということで、その中で特に利用が多いとか、何回か利用しているという商店街、店舗としては1店舗1回ではありますけれども、商店街によって、利用が多い商店街と全く利用ができない商店街という形で、そういった差があるように感じているのですけれども、その辺りは産業振興課としてはどのように捉えていらっしゃいますか。 ○産業振興課長(中林淳一君) 昨年度から今年度にかけまして、商店街単位では、まだ利用した店舗がない商店街というのも、福島委員御指摘のとおりございますが、各商店会に同様に周知はしておりますので、この制度の利用について活発な商店街もあれば、そうでもない商店街もあると認識しております。 ○委員(福島宏子君) そういった意味でも、2,900店舗あって、港区商店街連合会を通じてとおっしゃいましたが、店舗までしっかり、2,900の店舗一つ一つにまで情報が行き届いているのかということが疑問に思うところもあるのです。港区商店街連合会とか上の方で、止まってしまうと言ったら変ですけれども、そういったことはないのかという疑問もありますので、本当にこの2,900の店舗一つ一つに、こういった補助金があるということで。  申請内容を見てみますと、自動開閉トイレにしたり、自動手洗い場を設けたり、あと換気扇の設置ですとか、あとはオーナーシステムの導入というのも補助金の対象になるということになっています。カウンター設置、それからトイレの交換、もちろん空調の交換なども含まれておりますので、飲食店など、営業とか経営自体も大変なところも多いと思いますけれども、各店舗一つ一つに、こういった補助金があるので、何か費用がなくて替えられないとか、費用がないから対応できないというところなどに手が届くような、そういったことをやってこそ、区の取組で皆さんに喜ばれると思いますので、もう少し区が積極的に動いていただければと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。 ○産業振興課長(中林淳一君) 店舗への周知につきましては、港区商店街連合会の理事会、各商店会長が集まる場で、各商店会長にチラシをお配りして、制度の説明をして、商店会内の各店舗にお知らせくださいということで周知を行っております。  今年度16件の申請で、今のところ申請額が約600万円ということで、予算計上自体は20件掛ける上限の60万円で通っておりまして、まだ予算の残はありますので、もともと20件程度という御案内はしておりますけれども、予算の範囲内で受け入れられるように、改めて周知に努めてまいります。 ○委員(福島宏子君) 商店会長とかも、一個一個の店舗を回ってなかなか全部説明し切れないとか、そういうのももちろんあると思いますし、どういう形で商店会長にチラシなどで提供しているのか分からないのですけれども、1軒でも多くの店舗の方が、区がせっかくやっている補助金など、こういう制度を利用していただくように、区としても今後も引き続き、もっと実態をつかんでいただいて、商店街に入っていって、一軒一軒の店舗にお知らせいただければと。公平に、誰も知らないということがないように、誰一人取り残されないとよく言いますけれども、そういうやり方をしなければならない。それが区の責任だと思いますので、よろしくお願いします。  この事業なのですけれども、今年度で一旦終了と伺っているのですが、来年度というところを考えたときにも、まだまだこういった補助は必要だと思うのですが、今後の何か同じような支援というところでは考えていらっしゃるのでしょうか。 ○産業振興課長(中林淳一君) チャレンジ商店街店舗応援事業の新型コロナウイルス感染症対策費につきましては、コロナ期での緊急的な支援ということで、今年度限りという考えでやっておりましたけれども、引き続き、チャレンジ商店街店舗応援事業の中の様々な補助メニューを活用しまして、商店会各店舗の規模に沿うような取組をしてまいりたいと考えております。 ○委員(福島宏子君) その際にも、全店舗に知らせが行き渡るように、こういう事業が商店街とかの活性化にもつながっていくと思いますので、ぜひよろしくお願いします。 ○委員(小倉りえこ君) 私も産業振興系の質問を幾つかさせていただきたいのですけれども、先ほど福島委員がおっしゃっていたことの続きのようなものなのですが、チャレンジ商店街店舗応援事業は、助成金はあくまでも助成なのです。要は、10分の10、100%出るわけではないので、利用する側としたら、今ではないときと考えている店舗というのも当然多くあります。  何かを直したり、購入したりというところで、店舗側のプラスアルファでは負担をしなければいけないわけですから、そこが今、出せるか出せないかというところを見極める必要というのがありまして、なので、今後、下半期に向けて、恐らくですけれども、年度終わりに向けての申請というものは、私は増えてくるのではないかと思ってはいます。ですので、見込みで数字が立てられていますけれども、もしそれより多い申請が来たら、そこはぜひ区としては臨機応変に、いろいろ対応を考えていただきたいと思っています。  あと、創業再チャレンジの実積がゼロというところが気にはなるところなのですが、今までのコロナ禍における営業と、これからインバウンドを含めてのところという、上向きといいますか、未来に向けて前向きなところというのは、全く雰囲気とやる気が違う感覚で、みんな持っていると思うのです、事業をされている方というのは。なので、今がゼロでも、ぜひ区としては落ち込まないでいただきたいと思っていて、ただ、手を挙げたところがあれば、ぜひ本当に丁寧に対応していただいて、復帰できるような手は差し伸べていただきたいと思っています。  感想ばかりになってしまったのですけれども、質問としては、チャレンジ商店街店舗応援事業のお知らせを、福島委員はもっとたくさんのところにしていただきたいという話だったわけですけれども、今、電子商品券を取り扱っている店舗があります。商品券自体が1,200ちょっとぐらいかな、そのうちで電子が800、900近くぐらいだと思うのですけれども、電子を取り扱っているところは、区からダイレクトにお知らせというすべが持てると思うのですが、そこは港区商店街連合会との情報共有の点でどのようにお考えか、今もし何かお分かりでしたら教えていただきたい。 ○産業振興課長(中林淳一君) 小倉委員御指摘のとおり、電子商品券取扱店舗につきましては、メール等でのダイレクトなお知らせというのが可能になっております。港区商店街連合会と一旦協議しまして、そうした手段も含めて、店舗に確実に情報が行き渡るような手法を検討してまいります。 ○委員(小倉りえこ君) ぜひ前向きにお願いしたいと思います。例えばメーリングリストをつくるなり、区からダイレクトに送るなり、eメールで流すにしろ、何せ費用がかからないわけです。  せっかくチラシも毎年やって、分かりやすく、デザインもよく、この1年、2年ぐらいで区役所は作ってくれているので、できることなら電子の取扱いをしているお店に対して、取っかかりの1個としても構わないと思うのです。港区商店街連合会に加盟している商店街に入っていて、そこの店舗に加盟しているところだったら、区からこんなに手厚いお知らせというものが来るのですよというところは、メリットの一つとして、もっと周知していいと思うので、ぜひ前向きに考えていただければと思います。 ○委員長山野井つよし君) ほかに御質問等ございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長山野井つよし君) ほかになければ、報告事項(3)「新型コロナウイルス感染症感染拡大防止や区民、事業者の生活を支えるための区の主な取組状況について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長山野井つよし君) それでは、審議事項に入ります。初めに、審議事項(1)「発案元第10号 安全対策及びエレベーター事故の調査について」を議題といたします。  本発案について、何かございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長山野井つよし君) なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長山野井つよし君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長山野井つよし君) 次に、審議事項(2)「発案2第3号 新型コロナウイルス感染症対策に関する調査について」を議題といたします。  本発案について、何かございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長山野井つよし君) なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長山野井つよし君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長山野井つよし君) そのほか、何かございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長山野井つよし君) なければ、本日の委員会を閉会いたします。              午後 3時04分 閉会...